2020年12月23日 23:00
40代で突然、生理痛が復活。子宮内膜症の症状が悪化した?【体験談】
そのかいあって自分の体の状況をしっかり伝えることができ、診察はスムーズに進みました。
内診の結果は「子宮腺筋症、骨盤子宮内膜症」。私は子宮内膜症の症状が悪化した事実にショックを受けました。また、初めて耳にする子宮腺筋症という名前にも戸惑いを覚えました。子宮腺筋症とはどんな病気なのかを医師に聞いてみると、子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉内に生じ、子宮内膜症と同じような症状が出る病気とのことで、経血量が増え、生理痛がひどくなるということでした。
低用量ピル「ヤーズ」の作用と副作用
受診した当時、私は間もなく40代後半。近々更年期を迎えるかもしれないということが頭をかすめ、そんな私に合った治療方法があるのか内心不安でした。
医師からすすめられたのは、低用量のピル「ヤーズ」の服用。
それまで、ピルは若い人に処方される薬だと思っていた私は、ピルと言われて最初は戸惑いましたが、ピルを服用することで排卵を抑えるため、月経量が減少し生理痛も軽くなるのだと聞き、納得しました。
また、ホルモンのバランスを一定にするので、生理前のイライラなどの不調を改善することも期待できるそうです。副作用としては、吐き気、めまい、頭痛、不正出血などがあり、特に最初の3カ月間に血栓症を発症する危険があるので注意が必要とのこと。