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「子どもの可能性を広げてあげたい」「園や学校以外の居場所を作ってあげたい」など、習い事を始めるきっかけはさまざま。でも、限られた時間とお金を使ってどんな習い事をしたらいいのか、子どもが「やめたい」と言ったらどう対応したらいいのかなど、悩みはつきません。そこで、幼児〜小学校高学年の子どもを持つ5人のママが集まって座談会を開催! 習い事をさせて良かったことや後悔していることなど、ホンネをざっくばらんに話してもらいました。座談会出席者Aさん:12歳と8歳、2人姉妹の母。「人生の幅が広がる」「仲間ができる」などの理由で、習い事には積極的。ダンス、水泳、テニス、ピアノ、バスケットボールなど、姉妹を同じ習い事に通わせている。Bさん:10歳のひとり娘を持つ。3歳から習っているバレエにはまり、バレリーナを目指して親子でハードな日々。一方で3歳から始めた絵画工作、4歳から始めたピアノも継続中。Cさん:8歳長女、4歳長男の母。長女は4歳から英語、5歳から水泳、7歳からそろばんを習っている。長男にはこれからスポーツ系の習い事をさせる予定。Dさん:10歳長女、7歳長男、3歳次女と3人の子どもがいるが、習い事に通っているのは長女のみ(6歳から絵画工作、7歳から学研)。長男は「友達と公園で遊ぶことが一番楽しい」という気持ちを尊重して、今も習い事なし。Eさん:8歳長女、 4歳長男の母。長女は3〜4歳に水泳、5〜6歳にダンス・演劇・歌、6〜7歳に水泳と1年単位で習い事を転々としている。現在は7歳から始めたアトリエ教室とテニススクールを継続中。■今も昔も変わらず、習い事の鉄板は水泳とピアノ!——私の周囲でも水泳とピアノを習っているお子さんが多いんですが、やはり人気なんですね。Aさん:うちの姉妹も両方やっていますよ。水泳は水遊びを楽しむためにも、生き抜く力をつけるためにも必要だと思い、私が強く勧めました。ピアノも自分がやっていて、「音楽は人生を豊かにする」と実感しているので、娘たちにも習わせています。Bさん:私もピアノが大好きなので、「一緒に弾けたらいいな」と娘にも習わせています。水泳はまったく興味がなかったんですが、ママ友に誘われて何となく始めたら、意外に良かった! 体が丈夫になり、病気をほとんどしなくなりました。Cさん:水泳はうちも5歳からやっていますが、きっかけは小学校の水泳授業を見学したことです。教えるスピードが遅く、「これではとても泳げるようにならない」と思ったんです。もともと海やプールが好きだった、というのもありますね。——お話を聞いていると、うちの5歳息子がまだ泳げないことが不安になってきました。体験レッスンに連れて行こうとしても「絶対いや!」と拒否されてしまう。もっと小さい頃から習わせておけばよかったと、後悔しています。Dさん:でも、習っていない子もたくさんいるのでそんなに心配はいらないですよ。うちの長男も泳ぐのが好きだからと体験レッスンに連れて行ったんですが、「教えられたり競争したりするのは嫌い!」と入会すらしませんでした。小学校に入ってから「泳げないとマズイ」と気がついて、自分から習いたいと言う子もいるみたいですし、焦らなくていいと思います。Bさん:そうそう、無理させる必要はまったくないですよね。うちも私の趣味で和太鼓の体験レッスンに連れて行ったんですが、まるで興味なし(笑)。一方で、3歳から親子で通っていたバレエには私よりも娘のほうがハマってしまい、もう大変です。週4回レッスンに通っていて、完全にバレエ中心の生活です。バレエは衣装代やワークショップなど本当にお金がかかるので、家族での旅行や遊びは諦めないといけない。娘や夫と何度も話し合いをしましたが、娘の意思が固いので、今はバレエにすべてを注ぎ込んでいます。——Bさんの娘さんはプロを目指しているんですよね。もしプロになれなかったら、これまでのお金と時間がもったいない、という気持ちはないのでしょうか?Bさん:上には上がいますから、正直プロになるのは難しいと分かっています。でも、目標に向かって必死で頑張ったことは娘の心に一生残りますよね。私自身、子どもの頃にピアノや乗馬が大好きだったんですが、その時のことを思い出すだけで幸せな気分になります。娘にもそんな思い出ができるのであれば、後悔はありません。Cさん:それだけ夢中になれるのは、すごいことですよね。うちはまだそこまでのものは見つかっていないんですが、学校以外に仲のいい友達ができるだけでも、意味があると思います。成功したり失敗したりするなかで、達成感や挫折を味わえるのも、学校では味わえない経験です。Aさん:ピアノの発表会で演奏すると度胸がつきますし、学校で伴奏を任せられると自信もつく。自分の世界が広がるし、好きな事や趣味が見つかるきっかけになると思いますね。Dさん:うちの娘は絵画工作を習っているんですが、区のコンクールで毎年入選していることが自信になっているようです。勉強が苦手な分、ほかのことで評価されるのは、親としてもありがたい。好きなことを思う存分やることができ、息抜きやストレス発散になっていると感じています。 ■学習系習い事の登竜門! くもんやそろばんで、算数の基礎が身につく?——勉強系の習い事はいかがでしょうか? 私の周囲では英語やくもん、そろばんをやっているお子さんが多い印象です。Cさん:将来、海外に出て困らない程度の英語力は身につけて欲しくて、4歳から英語を習わせています。公立小学校の低学年には、英語の時間がないところもあるので、習い事で補うしかないんですよね。そろばん教室は、数字に強くなって欲しいのはもちろん、集中力や記憶力も伸ばしたいと思い小1から習わせています。本人もすごく楽しそうですし、学校でも習っている子が多いですね。Dさん:うちは小2くらいから学校の勉強についていけない部分がでてきて、私が教えてもケンカになることが多かったんです。本人も気にしていて「勉強が苦手だから通いたい」と言ってきたので、学研教室に通い始めました。家では勉強をする環境や時間を作るのが難しいので、習わせて良かったと思っています。Bさん:うちはバレエに夢中で勉強系の習い事をさせてこなかったことを、少し後悔しています。今、中学受験を考えているんですが、算数の基礎がほとんど身についていないんですよ。うちの夫はくもんが大好きで、「計算力が付くだけではなく、短時間に物事を解決する訓練にもなるから、勉強全体に役立つ」と娘にもやらせたがっていました。あの時、意見を聞いておけば良かったかな、と今さらながら思います。Aさん:でも、うちも勉強系は何も習わせていませんが、大丈夫ですよ。確かに公立小学校の授業だけでは不安がありますが、親がフォローしてあげれば問題ない。親が忙しくて時間がない場合は、やはり習い事が必要になると思います。■続けさせる? やめさせる? 子どもの「やめたい!」の対処法——実はうちの息子が最近、ピアノの練習をまったくやらなくて時々「やりたくない」と言っているんです。自分から「やりたい」と言って始めたことなのに、やめさせることには抵抗があって…。何でも簡単にあきらめるクセがついてしまいそうで心配です。Eさん:うちは、娘が4歳で始めた体操を1年でやめさせましたよ。友達にちょっかいを出して楽しそうにはしているんですが、全然真面目に練習しないので、見ている私がイライラしてしまったんです。「身体の基礎をきたえるのに良いかな」と思って始めたんですが、娘には合わなかったようです。Cさん:娘が5歳のときに、本人の希望でバレエ教室に通い始めたんですが、たった数カ月で飽きてしまったんです。さすがにこの時は「自分でやりたいと言ったんだから、最低でも1年は頑張りなさい」と説得しました。数カ月では基礎練習ばかりでバレエの楽しさもわからないだろうし、1年経って発表会なども経験したら気持ちが変わるかな、という期待もありました。結局1年経っても意思は変わらずやめてしまいましたが、以降は安易に「やりたい」とは言わなくなった気がします。Aさん:小さな子どもの「やりたい!」は鵜呑みにできないですよね。衣装がかわいいとか、友達がやっているとか、適当な理由が多いですから、あまり真に受けないほうがいいかもしれない。うちは自分からは「やめたい」とは言わないんですが、ピアノに対して明らかにやる気がなくて、全然練習してくれません。Dさん:結局、イヤイヤやったことは身につかないんですよ。私も子どもの頃にピアノを習っていたんですが、やめたくて仕方がなかったのに親に言えなくて、ダラダラと続けてしまった。お金と時間の無駄だったと、今でも思っています。だから、親が習い事を始めるきっかけを作ったとしても、継続するかどうかは本人の意思に任せたほうがいいと思います。Bさん:私も、子どもが楽しくないものはすぐにやめていいと思います。楽しくないことに、お金や時間をつぎ込むのはもったいない。たかが習い事なんだから、そんなに真剣に捉える必要はないですよ。——「たがが習い事」というのは目からウロコです。親の気持ちよりも、子どもの意思を尊重してあげるのが大切ですね。いろいろな習い事を経験させてきた小学生ママのみなさんから、ほかにもアドバイスはありますか?Cさん:周囲で評判がいい先生や教室が、自分の子どもにとってもベストとは限りません。合う、合わないがあるので、必ず体験レッスンや見学に連れて行ったほうがいいと思います。とくにピアノなど芸術系の習い事は、いい先生との出会いが大切だと思います。Bさん:親と子は違う人間なので、興味や関心も異なります。子どもが小さい時には親が選んでもいいと思いますが、本人が好きなものじゃないと上手にならない。子どもの意思で楽しむのが基本だと思います。Aさん:とはいえ、親が関心を持たないと結局長続きはしないですよね。とくに子どもが小さいうちは親のサポートが必要ですから、ある程度は親の趣味で選んでいい気もします。Dさん:自分の好きなことを自分で判断できるのは、小学生以降ですよね。本人が「やりたい!」と言う気持ちを持つまで、じっくり構えていいと思います。子どもには、遊ぶ時間や自由な時間のほうがずっと大事。親が管理してしまうと、何をして遊ぶか、どうやって過ごすかなど、自分で考えられなくなると思うので、あまり予定を詰め込まないほうがいいと思います。——周囲に振り回されず、焦らず、子どもが楽しめる習い事をやるのが一番ですね。本日は勉強になりました!取材・文/まちとこ出版社
2017年10月22日母の願い、それは…子どもたちが健康で、幸せでいてくれれば…。 「マッサージにいきたい」このたった一言がなぜかとても言いにくい…なぜなんだろうかと考えて「母親の献身的な愛」に重きを置いてる自分に気がつきました。実際そこまで子どもに対して献身的でもないくせに、自分を甘やかすことには気が引けるというなんとも複雑な感情に支配されております。母親が健康でなければ、子どもの健康を維持することすら困難になるという事実を、自分は身にしみて感じているけれど(今年に入って気管支炎やら副鼻腔炎やら、やらかしてるので)世の中の人は認めてくれないんじゃないかとも思ってしまいます。そんなこと気にせず、ササッとマッサージ行っちゃえばいいのに…でも私のような人も少なくないのではないでしょうか。みんなで「せーの」でマッサージいきませんか。
2017年10月22日こんにちは、きたあかりです。ちょっと前、台風ほどでないにしろ嵐の日がありました。夕方から本格的に降り始めた雨は勢いを増していき…雷も落ち始めましたが、別に怖がっている風ではありませんでした。あれはカミナリといって、雷様と呼ばれるまっこと恐ろしい鬼がドンドコ太鼓を連打してはいたずらに雷を落としまくっているんだと教えても、全く怖がるそぶりを見せないムスメ。「窓光る!光るよ!」と喜んでるくらいのものでした。雷と雨の音をBGMに平和に過ごし、8時ごろ消灯。本能的にちょっとは泣くかと思いきや、案外平気なもんだなと思っていると…特大のやつが落下!がっちりホールドしてきてました。掃除機(>>第3話 「ムスメとそうじき」 参照)とか、おじいさん(>>第12話 「ムスメとたにん」 参照)相手の時もそうなんですけど、怖い時抱きついてきてくれるとニヤニヤしてしまいます。本気で怖がってるところ悪いなとは思いつつニヤニヤ。ニヤニヤ。後追いも終わって昼間も割と1人遊びの時間が増えてきて、0歳の頃よりだいぶ楽になってきてはいるんですがちょっと寂しいのもまた事実なわけで。頼ってくれているうちは、満喫させてもらおうと思います。
2017年10月22日認可保育所の4月入所申込みは、11月頃から一斉にスタートします。ただし、各自治体によってスタート時期は異なり、申込み用の資料配布の時期や場所もさまざまなため、事前にしっかりリサーチしておくことが大切です。来年度、認可保育所への入所を検討・予定している方は、申込みについての基本情報をしっかり押さえて「うっかり申込み忘れてしまった」ということがないようにしておきましょう!■認可保育所の4月入所申込みとは?認可保育所とは、国の指定する基準をクリアし、各地方自治体(市区町村)によって認められた保育園のことを指しています。入園=入所するには、各自治体に申込みをして入所を承諾されなければなりません。そのため、どんなに通いたい保育園があっても、認可保育所の場合には、自治体に申込みをしなければならないのです。自治体が管理しているため、4月スタートとなる“◯年度”というくくりで運営されています。0・1・2歳の乳児は、年度が切り替わり学年が上がると受け入れ人数も多くなるため4月入所を狙って申込が集中しやすく、また、入所もしやすい時期となっています。申込み後は、それぞれの家庭の点数をつけて優先順位が決められるため、入所が決定するまで時間がかかります。4月入所にも関わらず11月頃の受付となっているのはそのためです。■保育所申込みの基本情報保育所に申込みをするためには、各自治体が配布している申込用紙を入手しなければなりません。各自治体のWebサイトでPDFがアップされていてプリントアウトすることも可能なケースもありますが、基本的には役所の担当部署や出張所、各認可保育所の受付で配られているものを取りに行きます。どこで入手ができるか、いつから配布されるのかは、自治体に問い合わせをしましょう。申込みに必要な用紙には、勤め先で記入してもらわないとならないものもあります。自営業でない限りは、会社に提出し記載をしてもらう時間も考えて、早めに書類を手に入れておくのがおすすめです。また、自治体によっては、入所申込みのための説明会が開催されることがあります。書類の書き方などを教えてもらえるため、「どうしたらいいかわからない」という方は、説明会に参加することも検討してみましょう。<大まかな申込み用紙配布時期と申込み時期>・申込み用紙配布時期:10月中旬〜・申込み時期:(パターン1)11月1日〜15日(パターン2)11月下旬〜12月初旬、など※自治体によって異なるため、必ず申込みをする自治体に確認してください。保育所に入れないと仕事ができなくなってしまうため、共働き家庭にとって入所申込みは最重要課題です。「どうしたらいいのか」「点数制の仕組み」など気になることがあったり、相談したかったりするときには、遠慮せずに各自治体窓口へ行くようにしましょう!
2017年10月20日幼稚園の面接は、子どもが主役になるものです。でも、パパやママと離れたことがなかったり、緊張する場が初めてだったりと、子どもにとって大きな試練となることも。当日、子どもができるだけ“安心して”過ごせるよう、できるだけ事前に練習できることは、練習しておきましょう! 幼稚園面接対策・子ども編は、子どもと一緒にやっておきたい事前練習についてまとめました。■まずはパパやママと離れる練習から!多くの幼稚園で、面接の際はパパやママと離れて遊ぶ様子を見られます。面接までの待ち時間に行われることが多く、受付を済ませるとすぐに引き離されることも多いです。引き離しは、無理強いはせずにパパやママも一緒に遊んでOKなケースと、完全別室待機で泣いていても引き離されるケースとがあります。そのため、できれば、パパやママと離れて遊ぶ経験をどこかで練習しておくようにしましょう。一時保育の利用などが理想ですが、友人や子どもたちの祖父母のいる実家に預けるのも一手です。一時でもパパやママの手から離れる経験をしておくと、面接当日の子どもの不安も軽減できます。■面接の練習もしておくと安心面接では、子どもにも質問が投げかけられることがあります。内容はカンタンなものばかりですが、事前に軽く練習しておくと安心です。たとえば、お名前を言えるようにしておく、年齢を言えるようにしておく、「今日は誰と来たの?」と聞かれたら何を答えればいいのかを一緒に考える、などの練習がおすすめです。面接の場にいったら「こんにちは」と挨拶するように教えておくのもいいでしょう。子どもにとっての初めてを減らしておくと、当日ハラハラすることも少なくなるはずですよ。■本番でできなくても怒らないで子どもは本番に弱いものです。練習ではあんなにできていたのに、本番になったら急にできなくなる、ということもよく起こります。幼稚園側はそのことも十分承知しているので、本番でできないからと言って怒らないであげてください。初めての場で緊張するのはパパやママだけではありません。子どもだって緊張しています。未就園児向けイベントで幼稚園に何度も行ったことがあるとしても、面接という場は初めての経験になるので、いつもと違う雰囲気に泣いてしまうかもしれません。練習した成果が出せたら、それはとてもすごいことです。できなくて元々、「挨拶はできた」「名前は言えた」「年を指で示せた」それだけでも十分だと考えて、褒めてあげましょう。▼子どもへの質問には代わりに答えないようにする先生は子どもに接するのが上手です。たとえ、パパやママの服に顔を埋めていても、先生が子どもに話しかけているときには、代わりに答えたりせず子どもの回答を待ってあげましょう。「こうなったら絶対答えないだろう」と思っていても、先生の誘導に、思いがけず子どもが反応するかもしれません。“幼稚園面接は子どもが主役”ということを忘れずに!パパやママにとっても一大イベントとなる幼稚園面接ですが、子どもにとっても、大きなイベントです。緊張もするし、疲れもドッと出る可能性があります。面接が終わったら、「よくがんばったね」と抱きしめてあげてください。「幼稚園っていいところだな」と子どもが思って終えられるよう、事前の練習を含めて対策していきましょう!
2017年10月20日ウーマンエキサイトをご覧の皆様、こんにちは、ぺぷりです。おませな5歳娘と、イヤイヤ期真っ最中の2歳息子、単身赴任中の夫との、なんてことない日常漫画を描かせていただいています。今回は、子どもたちから言われた、ちょっとショックな言葉についてです。まずは娘編。そんな本気でショックな顔をされたら、さらにショックをうけちゃうじゃないですか。もっとも、わが子たちからはよく言われるので、最近慣れっこになりつつもありますが…。それにしても、おしりザラザラなの、本当になんでなの?!(え?! 私だけ??)お次は息子編。 息子はもう赤ちゃんじゃなかったんでは…??(第2話参照)都合のいい時だけ赤ちゃんになる息子なのでした(苦笑)。でも、赤ちゃんかどうかは置いといて、くやしいかな、本当に最近身体中のしわしわ具合がレベルアップしました。大人のようにオブラートに包んだ言い方が、まだ難しいらしい子どもたち。曇りなき眼で、純粋な疑問や質問を投げかけてこられるとタジタジしてしまいます。それがコンプレックスを刺激するようなことだと余計に…(涙)。母はまだいいけど、外で人に言っちゃダメだよと言うものの、子どもにとっては他意も悪意もなくただの疑問。言っていいことと悪いことの判断が難しい。なので、自分が相手の立場になって、「もし自分が言われたらどう思うか」を基準に判断してねと伝えました。人とコミュニケーションを取るって本当に難しいし、それを子どもたちに噛み砕いた言葉で教えていくのもまた難しい。母自身も勉強したり試行錯誤したりしながら、これからも頑張って母やっていこうと思います。
2017年10月20日赤ちゃんとの外出シーンで活躍するベビーカー。最近ではベビーカーで入れるお店や施設が増え、赤ちゃん連れにやさしい環境が整ってきてはいますが、それでも電車やバスといった公共交通機関の利用には少しためらいがあったり、実際に不便さを感じたりするママは少なくないでしょう。ここでは、ベビーカーで電車やバスを利用する機会があるママ・パパ500名を対象に行われた「ベビーカーと交通機関についてのアンケート」(アンケート期間2017年7月29日~8月7日/あすぷろ実行委員会)の結果から、一部を抜粋してご紹介します。そこに寄せられたママたちの本音とは?■たたむ? たたまない? ベビーカーでの交通機関利用事情「ベビーカーと交通機関についてのアンケート」から、まずは電車・バスの利用状況のアンケート結果をピックアップしました。Q5 最近、ベビーカーで電車・バスを利用する頻度が増えているはい 40.68%いいえ 36.47%どちらともいえない 22.85%Q6 ベビーカーで、電車・バスを利用するとき主にベビーカーに乗せたまま 35.60%主にだっこひもを活用 12.80%状況によって使い分けている 51.60%Q9 以前に比べると、電車・バス内でベビーカーをたたまなくて良くなったと思うはい 44.20%いいえ 24.40%どちらともいえない 31.40%本アンケートによれば、「最近、ベビーカーで電車・バスを利用する頻度が増えている」の問いに「はい」と回答した人は40.68%で、「いいえ(36.47%)」をわずかにリード。では、電車やバスを利用するとき、ベビーカーはどうしているかというと、51.60%とおよそ半数の人が「状況によって使い分けている」としています。「主にベビーカーに乗せたまま」との回答は35.60%でした。また、「以前に比べると、電車・バス内でベビーカーをたたまなくて良くなったと思う」の項目では、「はい」が44.20%と、「いいえ(24.40%)」「どちらともいえない(31.40%)」を上回りました。国土交通省が設置する「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」が作成したポスターに「ベビーカーは、折りたたまずに乗車できます」との記載があるなど、近年ベビーカー利用者への理解を深めようとする活動が増えつつあります。こうした動きもあってか、実際にベビーカーを利用しているママ・パパも環境の変化をほんのり実感しているのかもしれません。 ■理解は深まってきているけれど…電車・バスでの困りごと電車、バス車内でのベビーカー利用については少しずつ理解が進みつつある一方で、実際に公共交通機関を利用するときには不便さを感じる面もあるようです。Q27 ベビーカーで駅内を移動するときに、エレベーターの場所がわかりにくくて困ったことがあるはい 94.39%いいえ 4.81%どちらともいえない 0.80%Q28 ベビーカーで駅内を移動するときに、エレベーターが遠いため、移動に時間がかかって困ったことがあるはい 95.19%いいえ 3.81%どちらともいえない 1.00%Q21 バス乗車時にベビーカーを止めるバンドの使い方がわからないはい 66.20%いいえ 33.80%90%以上と大多数が困りごととして挙げたのが、駅構内のエレベーター。どこにあるのかわからなくて迷ったり、ホームの端から端まで移動しなくてはならなかったり…。ベビーカー利用者のほとんどが、そんな経験をしているようです。また、近年ベビーカーを固定できるバンドが設置されている路線バスも増えてきましたが、バンドがあることは知っていても「使い方がわからない」との声が66.20%と半数以上に。自由回答では、こんな声が挙がっていました。「ベビーカーだと電車に乗るときもエレベーターに時間がかかったり、他の乗客の方の目も気になる。またバスの場合はそもそもたたまないと乗りづらい。ベビーカーでも公共交通機関がより使いやすくなると、子連れでの外出もより楽になるのにと思います」「エレベーターがない駅で駅員さんに手伝ってもらえるのは知っているけど、声をかけにくい」「子どもがぐずるので抱っこしていて荷物をベビーカーに乗せていると『荷物は持ってベビーカーをたため』と言ってくる方がたまにいるが、子どもを抱いてベビーカーを持つのは非常に危険であることをもっと理解していただきたい」「ベビーカーのみ優先した制度を整えてほしいわけではなく、ベビーカーを利用する人が恐縮したり危険を感じないように周囲への周知など啓蒙活動に力を入れて欲しいと思います。バスなども運転手の方に負担がかかるやり方ではなく、乗客同士、子連れも高齢の方もお互い気持ちよく利用できる方法を考えて欲しいです」「バスのベビーカー利用はかなりハードルが高い。運転士の方自身のサポートやアナウンスで助かったことが数回あるが、とてもありがたかったのでこういった対応が増えてくれるといいな、と思う」「ベビーカーを持つ一部の人に謙虚さが足りない」あすぷろ実行委員会は、今回のアンケート結果を各関係機関に提言するとのことです(ここでご紹介したのは一部で、全てのアンケート結果はあすぷろ実行委員会ウェブサイトに掲載されています)。施設のバリアフリー化といったハード面から、ベビーカー利用者への理解をうながす啓蒙活動まで、少しずつではあっても子育てしやすい環境づくりは進められており、鉄道・バス会社のウェブサイトでも、ベビーカーについての取り組みや利用時のマナー、固定バンドの使い方などが掲載されています。おでかけ前に利用する交通機関のウェブサイトをチェックしておくと、より安心感が高まりそうです。誰でも利用できるのが公共交通機関ですから、乗車する人それぞれに事情があることを心の片隅において、ベビーカーを使う人も、それを見守る人も、お互いがちょっぴりのやさしさとゆとりを持てることが、みんなが心地よい乗車タイムにつながるのかもしれません。・ あすぷろ実行委員会 ・ 国土交通省「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」
2017年10月19日幼稚園の入園願書を提出すると、すぐに行われるのが面接です。受験や就活のときなどこれまで自分が面接を受けることはあっても、幼稚園の面接は“子どもがメインとなる面接”。自分のときとは違った緊張感があるものです。まずは、面接に向かうときに気になる持ち物や服装など、基本の部分を押さえておきましょう。■面接に進めた=ほぼ入園は決まっている?お受験幼稚園ではなく、地域にある私立幼稚園の場合、面接に進めていればほぼ入園は決まっていることが多いです。入園が決まるタイミングは以下のケースが多いため、入園を希望する園がどの方式を採っているかを事前にチェックしておきましょう。・願書の受付数が決められていて、願書を出せた=入園決定となる・願書の受付後、面接に進めない人or進める人にだけ連絡がきて、面接に進めた人=入園決定となる・面接後に合否の発表が行われる■持ち物は余裕をもって準備しよう願書と一緒に渡される用紙に、面接当日の持ち物が記載されているため、まずは指定されているものを忘れないように気をつけましょう。特に、子どもの上ばきや大人用のスリッパは忘れやすい物です。前日の夜に準備していて、「用意し忘れていた!」とならないよう、遅くとも直前の週末までには、持ち物を確認して準備しておくのがおすすめです。<持ち物例>・子どもの上ばき(上ばきの指定がない園であれば、入園後にも使えるバレエシューズなどがおすすめ)・保護者のスリッパ(“ザ・お受験スリッパ”のような紺や黒のヒールのあるようなものでなくてよいが、地味な柄や色味のものを選んでおくと安心)・必要書類(面接時に持ってくるように指定のあったもの)・筆記用具(大人用)・面接後に渡される書類を入れられる袋やファイル(A4サイズの書類がしっかり入る手提げ袋があると安心)■どんな服装で行けばいい?幼稚園の面接時の服装は、指定は特にないことが多いです。なかには「平服可」とされている園もありますが、カジュアルな服装ではなくきれいめな服装を意識するようにしましょう。▼パパ・ママの服装パパはスーツ、ママもスーツやそれに準じた服装でいれば、間違いありません。スーツでない場合でも、ジャケットを羽織る・ジーンズは避ける・スニーカーではなく革靴を履く、という基本を押さえておけば、浮いてしまうことはないでしょう。▼子どもの服装子どもの服装も、パパやママの服装に合わせてキレイめな格好をしておくと安心です。普段着慣れない服装に緊張してしまったり、着たくないと出掛けに駄々をこねられたりしてしまう可能性もあるため、事前に何回かキレイな服装をしてのお出かけなどをしておくのがおすすめです。<男の子>長袖シャツ(白・水色)、ズボン(膝丈・ロングは問わないが、スーツに合わせるような材質のもので、紺・黒・グレー)、ベストもしくはジャケット(紺・黒・グレー)、靴下(白・黒)、靴(黒の革靴がベスト・スニーカーの場合は新品同様にキレイなもの)<女の子>キレイなスカートとブラウス(白)/落ち着いたワンピースに靴下(白)またはタイツ(黒・白)、靴(黒・ラウンドタイプの革靴など)持ち物と服装に迷ったときには、“落ち着いた色・形”を選んでおけば問題ありません。準備ができたら、次はいよいよ面接本番の対策をしましょう!
2017年10月19日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3人の男の子の母です。子どもの勉強を見ていても、自分の子ども時代に教わったことと今の子どもたちが習っていることが違う! ってこと、時々ありませんか?例えばこの間長男に、「日本で一番古いお金はなんでしょう!?」ってクイズを出されて、自信満々に「和同開珎」って答えたんですけど、今、日本で一番古いお金とされているのは和同開珎じゃないらしいです。「富本銭」なんですって。ええええーーーー!と、これはまぁ歴史の問題なので発掘調査で明らかになったり、塗り替えられたりするのは当然のこととして…。でも、自分の受けてきた学校教育で習わなかったものを子どもが習い始めるとなると、なんとなく漠然と焦りというか不安に駆られるのは私だけでしょうか。小学生から○○が始まります! とか、はたまたセンター試験が変わります! とか、自分たちの子ども時代になかったものが組み込まれると途端に「備えさせたほうがいいんじゃないか?」って気がしてくるから不思議なもんです。今回はそんな、ママの子ども時代にはなかった「子どもが習う教科」について、驚いたことをお話したいと思います。■その1. 本格的なヒップホップダンス一昔前に「小学校でダンスが必修化する」というので「えぇ~!? 小学校でダダダ、ダンス!?」って驚きました。私(35歳)がダンスを学校の科目として習ったのは高校の時で、それもフォークダンスや、創作ダンスといった類いのものでした(そしてこれがまた嫌で嫌で…創作ダンス、苦手な人からしたら地獄です(笑)どう踊っていいやら皆目検討がつきませんでした)。今、ダンスはすでに小学校の授業に取り入れられてますが、(2011年度より)キレッキレのダンスを教えるというよりかは、体育の授業のなかで「リズムに乗って表現する」ぐらいの位置付けのようです。長男の学校の様子を見ていても、チェケラッイェェ~! 的なダンスを踊っている気配は感じられません。が、運動会での出し物のダンスはむっちゃくちゃ難しくてビックリしました(小3)。なんていうんでしょう、リズムの取り方や体の動かし方が私たちの時代と全然違うんです。裏カウントで踊る、みたいな(わかります?)。私たちの小学校の時にはなかった動き満載で、「こんなの踊れるの!?」って思うような本格的なヒップホップダンスでした!そしてうちの息子はひたすらオロロオロロしておりました(笑)。大丈夫。ママはその気持ちわかるよ!! おろろ~~。小学校ダンス襲来の次に保護者を恐れさせたのは、あの教科です。■その2. 英語は小3で必修化、小5で教科化そう、英語です。小学校でも2020年度に英語が小学3年生から必修化、小学5年生からの教科化!!!(ちなみに私の頃は小学高学年でローマ字を習う、ところで止まっていました。)ちなみに、必修化と教科化で何が違うのかわかります?私、知りませんでした。必修化も教科化も必ず教えないといけないという意味は同じなのですが、必修化は特に決まった教科書はなくて先生や学校が独自で決められるそうです。教科化は算数や国語といった教科と同じように文部省が認めた教科書を使って、その他の教科と同じようにテストをして通知表に評価がつく、ということだそうです。なるほど!この流れを受けて、英会話スクールも俄然張り切って「小学校必修科目!」をうたい文句にしていますよねぇ。身の回りでに英会話に通っている子が本当に多いです。国語や算数と同じように通知表に評価がつくとなるとなると備えようとする気持ち、よ~くわかります(もちろんそのために通っているわけじゃない方もたくさんいらっしゃると思いますが)。我が家の長男はとにかく字を書くのが大嫌いなのですが、漢字やひらがなでさえもこんなに苦労してるのに、ここに英語が加わるとなると、もう…英会話うんぬんよりもアルファベットが書けるかどうかが心配!!(初歩的ーーー!!)字が汚すぎて、CかOか見分けがつかないとか、rかVか見分けがつかないとかそんなことでつまずいていそうな気がしてなりません。ゲソッ…。そして今!!英語の次に何が必修になろうとしているかご存じですか?■その3. 多くのママにとってはハテナ? プログラミングプログラミング、らしいですよ。奥さん!!ダンスや英語はまだ自分たちも習った科目だから「習う時期が早まっただけ」ととらえられますが、プログラミングとなるともはや「は、はい? ぷろぐら…みんぐ?」なわけですよ。はい! 私と同じようにハテナ? と思ったそこのあなた!文部科学省がいうにはこういうことらしいです。「こどもたちにコンピューターに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業につくとしても、普遍的に求められる力としてプログラミング的思考などを育成するもの」(ところどころ中略しています)思い出してみてください。私たちの子ども時代。パソコンの授業があったのは…中学校でした。それも、中学校の美術の時間でした(私の場合)。パソコンの画面を使って絵を書こうというもので、ものものしい雰囲気のパソコン教室に移動して電源を押すところから懇切丁寧に教えられた記憶があります。高校の授業でやっと「インターネットの使い方」を学んだんですよ。みんなで一斉にインターネットを使って調べものをしようとするもんですから、回線が重すぎて調べたいものが一切調べられなかったという思い出があります(フリーズする画面をながめてただ終わった)。それが今やもう…使い方じゃなくて、指示のしかた、処理のしかたを学ぶようになるだなんて…。というわけで、私もまんまと焦りまして、夏休みに長男をプログラミング教室に連れていってみました!長男は理科が好きなので英会話スクールには絶対通わないでしょうが、プログラミング教室なら興味を示すんじゃないかなと思ったんです。プログラミング教室では、自分でゲームを組み立てて作っていく、という授業をしていました。一人一台パソコンが与えられて、というより生徒のほとんどは自分のノートパソコンを持っていました。私と息子は先生からパソコンをお借りしてさっそくゲームを組み立てていったのですが、まぁ~~~私も長男も機械的センスがないので、どこをどう動かしたらどういう設定になるのかが全然わかんないわけですよ!犬を動かしたいのに、全然違う動きになったり、急に消えてしまったり、一時間ずっと「あれ? あれあれ?」と消えたなにかを復元させるのに必死で終わりました。ちーーーん。教室の先生もおっしゃっていたのですが、この手の分野って、本人の興味があってこそ初めて成り立つものらしいです。分かりやすく言えば、本人の「やりたい!」という好奇心があれば放っておいてもどんどん自分であちこちいじってみてゲームを組み立てていくし、逆に好奇心がなければどんなに指示しても身に付かない。これはプログラミングに限ったことじゃなく、なんでもそうなんだとは思いますが…パソコンに詳しい人や、ゲームに詳しい人ってまさにこれを感じませんか?(ゲームは違うか(笑))パソコンに詳しい人は、自分でとにかくあちこちいじってみて、わからないことがあればそこをクリアにする方法を探して、上手な人に聞いたり、上手な人の技を見て学んだり、とにかく能動的に自分が動いて身に付けた技術のような気がします。「もうやめなさい!」って止めたとしてもやっちゃうくらい。うちの長男に「プログラミング、どう?」って聞いたら「行かない。興味ない」て言われちゃいました!(笑) 「僕が興味があるのは生き物系。そっちのほうが勉強したい」って言ったので、プログラミング教室案は白紙に戻りました! ちゃんちゃん!!いやぁ~、次は何がかわっていくんでしょうか。現在8歳の長男と3歳の三男。5歳の差でも教育現場はどんどん変わっていくでしょうね!!
2017年10月19日不妊治療を始めて、2年経とうとしていました。治療を重ねていくうちに、憂鬱になるときがありました。そのうちの一つが、『子持ちの友人との集まり』に行くときでした。子どもがいてもいなくてもどちらでもヨシ、と思っていたはずの私でした。それなのに、私より後に結婚した友人たちが次々に妊娠・出産していくのを見聞きしながら、治療を続けていると、それまで平気だった集まりが、なぜだか憂鬱になりました。大好きな友人たち、集まることが決まったら会える日をワクワクと待っていたくらいなのに。親しい友人たちは決して私に子どもがいないことを揶揄したり、デリカシーのない質問を投げかけてくるような人たちではありません。今までと変わらず私に接してくれています。それなのに私はどうしたことでしょう。なるべくなら行きたくない会いたくないと思ってしまう…落ち込むようなことを言われるのでは? なんらかの出来事で子どもがいないことを痛感させられるのでは? 勝手にネガティブな想像をして重い気持ちになっていました。しかし、行ってしまえばそれなりに楽しいのです。勝手に暗い想像をしていただけでした。ただ、友人と話が盛り上がっている最中、子どもが呼んだり泣いたりで、しょっちゅう会話を中断されてしまうとき、何とも言えない気持ちになりました。そうせざるを得ないし、母親は子ども優先なのが当たり前。そう分かってはいても、当たり前に話を中断されることにモヤっとしている自分がいて、そんな自分もイヤで、複雑な気持ちになったものでした。ある日、友人から相談されました。「それまで仲良くしていた義理のお姉さん(既婚・不妊治療中)に妊娠したとメールを送った以来、連絡がない。どうしたものか」優しい性格の友人が、珍しくムッとしている印象を受けました。初めての妊娠なのにどうして喜んでくれないんだろう、と。お義姉さんの気持ちが分かる気がしました。近しい存在の妊娠ほど衝撃を受けるものです。一番の親友からメールで妊娠の報告を受けたとき、それまでのどの妊娠報告よりもドクンと心臓が波打ちました。おめでとうの気持ちと、それ以外の気持ちが混在していました。また追い抜かれちゃった…おめでとう…自然にできる人はできるんだなぁ…なんで私はできない側だったのかなぁ…〇〇子がお母さんか、楽しみだなぁ…苦しい…おめでとう…おめでとうって言わなくちゃ……どうしてっ…私だけっ…動揺を抑えながら、心のドロドロを悟られないようにしながら、慎重に返信したのを覚えています。不妊治療を始めたら、いつのまにかもう一人の自分がいました。もう一人の私は、時々現れて、憂鬱でネガティブでドロドロしながら、自分自身の存在に傷ついていました。治療中の方が集うネット上の掲示板では、子持ちの友人と会いたくない・妊娠した友人と距離を置いてしまう・赤ちゃんの載った年賀状がイヤだと思う…、そんな意見もよく見ました。掲示板の女性たちも私と同様、傷ついていたのでしょうか。人の幸せを喜べない自分自身に。私は一体どうしてしまったんだろう。どうなってしまうんだろう。とてもとても苦しい。不妊治療のトンネルは一時的に人格さえも変えてしまうのでしょうか。私は、私たちは、ただ一つの命を育みたいだけなのに。「不妊治療していると気持ちが落ち込むことも多いの。かわいがっている義理の妹の妊娠が嬉しくないわけがないよ。時間はかかるかもしれないけれど、おめでとうって言いたいはず。だから、もう少し待ってあげて。お義姉さんから何か言ってくるまで。」自分に語りかけながら、友人にそうお願いしました。(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。)
2017年10月18日舌っ足らず感が可愛いさかりの2歳児・三男。ある日、私の所に困った様子で『たたとぅーい、なぁい。たたとぅーい、どこぉ?』と言いに来ました。『ん?たたとぅーい?たたとぅーいって何?』私が分からないでいるので、とうとう怒り出した三男。そこへスッと現れたのが長女。三男の要求を聞くなり、『ああ!アレね!』とおもちゃ箱を探って、『はい!カタツムリ!』(たたとぅーいって、カタツムリやったんか!)探していたものが見つかって嬉しそうな三男。長女、私より三男の言うことを理解しているので、分からないときは通訳をお願いしています(笑)。
2017年10月18日「今の若者は~」も「昔は良かった」もついでに「異常気象」も、全部信用しないことにしている。なぜならそこには少なからずエゴの臭いを感じるからだ。今を生きている人が「自分の生きている時代こそ特別だと思いたい」というエゴ。ボジョレーヌーボーが出る度に毎年冠される「◯◯年に1度の出来」と同じあれ。だいたい長い人類の歴史の中で1日、1分、1秒たりとも同じ時間が繰り返されたことなんてなかろうに。ここ数年の平均より何日か多く日照りが続くことくらい、氷河期に比べれば全然異常ではない。生きている限り昨日とは違う明日がやってきて、昨日まではなかった悩みや葛藤が生まれる。そんなの当たり前。だからこそ、至るところで耳にする「現在は過渡期」という表現も、そんな葛藤に理由をつけようとするだけの適当な修飾語くらいに思い、あまり信用していなかった。けれども最近、もっと小さな世界の、小さな時間の流れの中では、「過渡期」はあるのだと思うようになった。標準的とされる社会の認識が、ガラッと変わる時というのは確かにある。今起きている一つの転換は、生き方や価値観が多様であることを受け入れるまでの過渡期だ。いやそれだって、人間の価値観が日々アップデートされていくのなんて今に限った話でなく、当たり前のことだと思っていたけれど、インターネットが登場して、ネットで情報を得る人、新聞で情報を得る人、テレビで情報を得る人など、情報収集のチャンネルがこれだけ多様化している社会では、同じ地域で、同じ言語を話す人々の考え方や生き方だって、より細かく、無限に枝分かれしていく。それはやっぱりどうしたって間違いない。それに伴って起きる良いことと悪いことに、多くの人たちが初めて直面する、という意味では、やっぱり今は過渡期だ。「置かれた場所で咲きなさい」というめちゃくちゃ売れているらしい本があるが、それは実際には前時代的で、情報強者でさえあれば、置かれた場所で咲けなくても、全く別の場所を探して、そこで花咲けるというのが今の時代だ。「みにくいアヒルの子」みたいに、ちょっとしたミスで置かれる場所が間違ってることだってある。今いる場所だけが世界じゃない、ということを以前より簡単に知ることができるようになったのは今の時代の良いところ。一方で、それによって良くないことも起きる。それは、“隣の芝生が見えすぎる問題”だ。人間の暮らしなんて良いことも悪いこともあるのが当たり前なんだけど、他の世界の、他の人の生活が覗き見しやすくなってしまったことによって、自分は果たしてここに置かれるべきなのだろうか、ここで咲いていいのだろうか、ここで咲いていると言えるのだろうか、あっちの芝生の方が青いのではないだろうかというような葛藤が、私達の暮らしには延々と生まれ続けてしまうことになったのだ。好きなように生きられないことは確かに不幸だけど、持て余すほどに選択肢があることもまた不幸。後者の不幸をどう回避していくか、という答えを、今過渡期を生きる私たちは、見つけていかなくてはならない。とは言え、残念なことに、すでにいい大人である私達が取り得る施策というのはもしかしたらたかが知れているのではないかとも思う。前時代的な価値観でしっかりと土台を構築されてしまった今となっては、それらをより所に無意識に暮らしている中で直面する混乱一つ一つに、都度「ああ、これが新しい時代」と理性で答えを見出す努力をしていくほかない。過渡期を生きるものの宿命として、混乱をありのままに受け止めていくしかない。ただ、子どもたちにはまだ可能性があると思う。親のアプローチは子どもたちの育ちに微塵も影響しない、という説もあるそうで、そうなるともうお手上げだけど、思考の土台形勢に何かしら寄与できる可能性があるとしたら、今、われわれ親のやるべきことは、子どもに「今何がしたいか」「今どう考えているか」を延々と問い続けることなんじゃないかと思う。やりたいことや考え方が今日と明日で変わっても、それはそれで良い、当たり前という前提のもと、今の自分がどちらを向いているかを自覚して、言語化させる。出てきた答えに対して大人は、間違っているとも正しいとも言わない。世の中の事象はそもそも、正しいとも間違っているともつかないことばかりなのだという不安定さを、そのままに受け止められる器を作る後押しをする。自分の考えに自信を持つ、なんていうのは本来無意味で、自信がない状態に慣れるしかないのだ。そうしなければ、ゆくゆくはTwitterでごまんといる極論マンのフォロワーになり下がって自分の思考を放棄するしかなくなる(というのも極論だけど)。さまざまな価値観が嵐のように押し寄せ、隙あらば足元を救おうとしてくるこれからの時代の中では、恐らくそんな風に、自分で自分の舵を取りながら船を進める、という意識が必要なのだろうと思う。隣の芝生が見え続ける世の中からは逃れられなくても、青く見えるかどうかを冷静に判断する知性や理性は育むことができる、と信じたい。イラスト:片岡泉
2017年10月17日妻が仕事で不在の時は当然一人で家事をこなさなければならない。それでも息子はいつも通り夕食の前でも後でも「お父さん遊ぼっ!」と詰め寄ってくる。「やることがいっぱいあるから今は無理!」とストレートに断ると、息子はムキになって引き下がる。そんなある日、「今日も遅くなる」と妻から連絡が入った。息子はワンパターンの攻撃を仕掛けてくる。「お父さん遊ぼ〜!」この日の僕は「洗い物して、風呂入れて、布団敷いて、洗濯たたんでからね」とたたみかけるように全てのタスクを息子に伝えてみた。僕の反撃を浴びた息子は「おふろ…ふとん…」と情報を処理しきれない様子で寝室に消えていった。あきらめてくれたようだとホッとして、リビングで洗濯物をたたんでいるとドタドタドタッと息子が再び登場。そしてさりげなく「布団敷いたよ。これで遊べる?」と言った。僕は驚いて寝室をのぞきに行った。雑ではあるが一人分だけ布団が敷いてあった。「一個は敷いたから、もう一個はお父さんがやってね」と息子が面倒臭そうに言った。それがとても彼らしくて僕は笑いながら「ありがとう」と言って、残りの洗濯物も一緒にたたんで欲しいとお願いしてみた。「じゃあ〜、小っちゃいタオルだけね」と言って手伝ってくれた。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年10月17日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。先日、キーちゃん3歳になりました。2人目は本当にあっという間ですね。気づいたら3歳になっていたという感覚です。(笑)そんなキーちゃんは、なんでもモン太のまねをします。高いところからジャンプしたり、登っちゃいけないところに登ったり…「まねしないで~やめて~」と思うこともたくさんあるのですが…結構助かることもあるんですよね。その中の一つはお薬です。モン太はなぜか薬が好きです。(笑)変わってるな~と思うのですが、親はとても助かります…。喘息持ちのモン太は粉薬を飲む回数がとても多いのですが、いつも大きな口をあけて薬をザーっと流し込みモグモグ味わっているので「早く水で流し込んでー! 」といつもかーちゃんに怒られます。ここだけの話、かーちゃんは成人するまで粉薬が飲めず、オブラートに優しく包んで飲んでおりました…(恥)かーちゃんはモン太の薬好きが信じられないのですが、アイスにまぜたり専用のゼリーを用意する必要がないのは嬉しいことなのです。そんなモン太を見ているキーちゃん、薬は飲まなければいけない物と思っているようでいつもキーちゃんも飲む! と言います。キーちゃんはあまり薬を飲むことが少ないので、そうなるとちょっと困るんですが…風邪をひいた時なんかは待ってました! といわんばかりにお薬を飲んでくれるのでとても助かります。この数日急に寒くなり風邪の季節がいよいよ来たなと思っています。できれば風邪をひかずに過ごしたいですが、お薬の悩みがないのが我が家なのです。もう一つはご飯です。1歳半頃から好き嫌いが出始めたキーちゃん、初めて見る料理は特に口に入れようとしなかったのですが…そんな時にこそっとモン太に「モン太~おいしそうに食べて」とかーちゃん。モン太がバクバク食べていると、キーちゃんも安心するのか?食べ始めるのです。さらにモン太が「あ~おいし~! おいしいなあ! あ、キーちゃんのも食べちゃおっかな~!」と小芝居を入れ始めるとダメ~! と負けじとたくさん食べてくれるので、とっても助かります。なによりかーちゃんが頼ると、モン太も張り切ってくれるので、連携プレーはおすすめです!1人目の時はかーちゃん1人で頑張っていましたが、2人目は上の子と協力して乗り越えられることも多いので大変なことばかりじゃないと思うことばかり。しかし、モン太も好き嫌いがないわけではないので、モン太が食べていないと2人ともご飯の進みが遅くなります…それはそれで困るかーちゃんなのです。(笑) 
2017年10月16日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。モチコです。イチコは超マイペース! 何をするにも動き出すまでがとーっても遅いです。そんなイチコを動かすワザをご紹介します!まずはこちら!そう、カウントダウン!あくまで遊び風に楽しい声色で、そして子どもがぎりぎり間に合うタイミングで数えるのがコツです。間に合ったらもちろんものすごーく褒める!さてお次は…競争形式&実況!幼稚園でやっているのか、イチコがし始めたのですが、これがまぁ効く!イチコが動いている間は休めますしね。ふふふ!ということで、特にイチコに効く技2つを4コマにしてみました。このほか、「ちょうちょさんに変身してお片付けしよっか? おもちゃをひろうわパタパタ~こっちに持って行くわひらひら~」という変身作戦や、「お母さんイチコをぎゅーってしたい! 早くごはん食べて! ごはんの後ぎゅーするから!」というご褒美ぎゅー作戦を使っています。パターンを変えつつ、なるべく楽しくイチコを急かす毎日です。(毎回やってられるか! という気持ちもありますが…ごにょごにょ。)
2017年10月16日こんにちは、きたあかりです。車のない我が家ですが、時々レンタカーを借りてドライブに出かけます。そこに存在する様々な壁についてご紹介したいと思います。第1の壁:ベビーシートまずぶちあたるのは、ベビーシートの壁。個人的にはこれが一番きつかったです。走り出せばそうでもないのですが、信号待ちで止まったりする度に全身全霊で拒否。「ここに座っても置いていかれたり不遇な扱いを受ける事はない」と認識してもらうまで半年かかりました。ちなみに慣れた今ではドヤ顔で待ってくれます。第2の壁:おっぱい離乳食(完了期)をガッツリ食べるようになってもまだガッツリおっぱいを飲んでいるムスメ。よく食べよく飲むお年頃です。普段はひと泣きすればすぐもらえるおっぱいが、ドライブ中はもらえません。駐車場までお互いガマン…!第3の壁:後部座席の孤独ドライバーには頼れないので、後部座席にいる人があやし続ける覚悟が必要です。最初の頃は信号待ちで止まるたびに泣いてたので、高速に入るまで超頻回であやし続けなければならず大変でした…。第4の壁:ドライバーの気まぐれ富良野に行くと言って向かった先は積丹、なんてことがありました。なんでもウニ丼が急に食べたくなったとかで…ちなみに積丹は富良野とは逆方向です。それでも、なんだかんだで「来れて良かったね」と思えるくらいには毎回楽しいドライブなのでした。
2017年10月15日先月、NHK総合テレビで 「深夜の保護者会/発達障害 子育ての悩みSP」 をはじめ、Eテレ「ハートネットTV」では 「自閉症アバターの世界1・2」 、NHK「あさイチ」では 「シリーズ発達障害/どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」 など、続々と発達障害特集が放送された。どれも見ごたえのある内容だったが、4歳の自閉症スペクトラムの息子を持つわが身としては、やはりリアル世代である「深夜の保護者会」が一番興味深かった。話し合いにのぼったテーマは、「周囲へカミングアウトはするべきか?」「カミングアウトするとしたら、どう説明したらよいのか?」「夫や子どもの本音は?」「ありのままのわが子を受け入れるには?」など。どれも、まさに発達障害の子育てをしている親の悩み、ど真ん中の内容だったと思う。現役ママの葛藤は、私には痛いほど伝わってきて、ちょっとホロッとしてしまうほどだったし、すでにさまざまなことを乗り越えてきた先輩ママたちが、試行錯誤の上生み出した、わが子との向き合い方はとても参考になった。■わが子を嫌いになる、自分が辛いそして、現役ママの苦しい胸の内を聞いて、改めて発達障害を持つわが子の「ありのままを受け入れる」ことの難しさを思い知った。「彼らを大好きなのに、大嫌いになる時がある自分が辛い」(番組に寄せられたファックスのコメント)「比べるものではないと重々わかっているけど、どうしても下の子と比べてしまう。下の子はできが良くて、かわいくてギュッって抱きしめられるけど、上の子にはできない…。できない上の子を受け入れられない」(番組に参加した現役ママのコメント) NHK総合テレビ「深夜の保護者会/発達障害 子育ての悩みSP」より そんなママたちの悲痛な叫びに、胸が締め付けられた。■本当に、子どものこと受け入れてる?ありのままのわが子を受け入れる――それは発達障害の子育てのスタート地点のように思えるのだが、実は、親にとっては、それが一番難しいことのような気がする。私自身も、「私は周囲にもカミングアウトしてるし、もう受け入れているから大丈夫!」と、すっかり達観したつもりでいたのに、自分でもビックリするほど些細な事で傷ついてしまうことがある。そんな時は、「実は、心のどっかでは息子のことを受け入れられてないのかも…?」と心が揺れる。ブレない自分でいたい。…なのに、なかなかなりきれない! それが自分でも、すごく歯がゆくて悔しいのだ。■子どもが笑ってくれる、そのために何ができるか?これに対して、先輩ママたちや尾木ママの意見は…「試行錯誤する、という作業がすごく大事。私たちも最初はどうしたらいいのかわからない状態で、いろいろ試して、今がある。のちのちつながっていくことだから、あきらめないで少しずつでも進んでいってほしい」「高望みせずに、『一個できたらすごい!』を積み重ねていけばいい。とにかく今できることを褒めて。『褒めるは認めること』って言葉に置き換えてもいい。良いところを褒めるのではなく、できていることを認めればいい。それが丸ごとの発達障害と付き合っていく姿勢につながっていくはず」「発達障害は、息子の世界と私たち世界の交わるところにある、『壁』みたいなもの。でも、その壁は環境や周囲の考え方、関わり方で低くもなる。息子の世界も尊重しつつ、私たち側もお互い気持ちよく過ごせるエリアが広がるように、私たち側が変わっていかなければならない」 NHK総合テレビ「深夜の保護者会/発達障害 子育ての悩みSP」より 様々なアドバイスが飛び交ったが、なかでも印象に残ったのは、先輩ママの次の言葉だった。「よっちゃん(息子さんの名前)に笑ってほしい。そのために自分がどうしたらいいか? それを考えれば自ずと変わってくる。それを変えただけ」私は、障害(発達障害に限らず)を持つ子どもの親というのは、何か高尚な考え方ができるような、立派なママにならなければならないような気がしていた。でも、そうではなくて、この先輩ママが言うような、子どもの毎日の笑顔の積み重ねの先に、いつの間にか生まれてくるような、もっと自然な感情なのかもしれない。そう思うと、私はまだまだ肩の力が入ってしまっているようで、まだまだだなぁ~と苦笑してしまった。■障害は敵ではないまた、当事者である子どもの発言にも考えさせられた。「悪いのはこの子ではなく、障害のせい」と、子どもと障害を別々に考えるということで気持ちが楽になったというお母さんに対してお子さんの考えは違った。「僕は、そういう考え方はやめてほしい。障害は敵ではない。生まれてしまった以上しょうがない。しょうがないから向き合う。うまく付き合っていけたら気持ちは楽になる」 NHK総合テレビ「深夜の保護者会/発達障害 子育ての悩みSP」より この2人のやり取りを見て、発達障害の子育てを描いたコミックエッセイ『母親やめてもいいですか』に書かれていた、自閉症当事者によって書かれた「私たちのことを嘆かないで」という詩の一節のことを思い出した。自閉症は人を閉じ込める殻ではありません中に普通の子どもが隠れているわけではないのです自閉症は私が私であること、そのもの私という人格から切り離すことはできません「うちの子が自閉症でなければよかった」「この子の自閉症がよくなりますように」その嘆き、その祈りは、私にはこう聞こえます。「自閉症ではない別の子がよかった」両親が語りかける夢や希望に、私たち自閉症者は思い知るのです彼らの一番の願いは、私の人格が消えてなくなり、もっと愛せる別の子が私の顔だけ引き継いでくれることなのだと… 『母親やめてもいいですか』(山口かこ・文/文春文庫)より引用 ■何を持って「息子」なのだろう?障害を持つ子どもの親であれば、誰しも、わが子の障害がなおることを願ったことが、一度はあると思う。私自身も、息子が自閉症スペクトラムと診断された当初は何度となく、この障害を息子から取り除きたいと願った。一生治らないものだと知った時は、夜中パソコンの前で号泣した。でも、1年経った今は、こう思うのだ。例えば、息子がいきなりおしゃべりで明るい社交的な子になったとしたら…? それはそれでうれしい面もあるのかもしれないけど、果たしてそれは息子なんだろうか? と。改めて、「何を持って息子なのだろう?」と考えると、思い浮かぶのは、なぜか、やっかいで面倒なエピソードばかり(笑)。むしろ、そのやっかいなところこそが、息子が息子であるための大切な要素なのかもしれない、と。最近ではそう思うのだ。最後に、先輩ママたち全員が、声をそろえていたことがある。それは、「まずは、お母さんが元気なことが基本。自分を犠牲にしちゃダメ。お母さん自身の人生も大事にしてほしい」ということ。子どもに笑顔でいてほしいなら、そのためには、まずはお母さん自身が笑顔でいることこそが大切なのだ。まちとこ出版社N NHK 発達障害プロジェクト 【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年10月12日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。■息子がよくわからない子どもを育てるなんてもちろんはじめてのことなので、わからないことだらけ。だから結局、自分の生い立ちの中で「もっとあ~しておけばよかったな」と思うことは子どもにはやらせてみたり、「これは嫌だったな~」と思うことは子どもにはやらないでいたり。自分の過去と照らし合わせて進んでいく、みたいなところないですか?私自身も、自分の幼少期と重ね合わせながら子どもたちを育てているようなところもあるのですが、なんといいますか……性別が違うからなのかなんなのか、なんかもう、息子のことがよくわかりません!(笑) 「わが子」という感覚がいまだに希薄です。未確認生物を育てているような気分。なんだろ? どうなってんだろ? て思うこと多々。子ども時代の私がしたこともなかったような遊びをし、私なら全く興味を示さなかったようなことに興味を示し、私ならそんな行動絶対取ってないような行動を取る、そんな息子達。その中でも今回は、わが家の長男についてお話させてください。■私とは性格が違いすぎる長男現在小学3年生の長男。学校の朝時間や休み時間に何をしてるのかを聞くのですが、その答えがいつも、 「図書室に行ったり、ひとりで運動場をウロウロしたりしてる」って言うんです。え…えええ!!ひひひ、ひとりで!?ひとりで運動場ウロウロしてるとか、私の小学校時代の辞書には存在しませんでした。小学3年生の昼休みといえば、友達と一緒に教室でお絵描きをしたり、運動場でゴムだんをしたり、遊具で遊んだりしていました。むしろ休み時間にひとりでいるなんて、お友だちがいない子のような気がして、どうにかして誰かと過ごすように努めていたような気さえします。(女子の世界)だから休み時間をひとりで過ごしている長男が不思議だったんです。私:「それ、楽しいの!?」長男:「うん。楽しいよ」私:「え。お友だちいないの!?」長男:「お友だちはいるよ」私:「じゃぁなんで一緒に遊ばないの?」長男:「友達と遊ぶ日もあるけど、ひとりでウロウロしてるのも楽しい」ええええー!!私:「ひとりでウロウロして何してんの?」長男:「みんなが遊んでるのを眺めてる」私:「・・・で!?」長男:「ただ見てるだけ」私:「一緒に入れて~とか言わないの?」 長男:「うん。だって、ゲームにしても遊びにしても、みんなが遊んでるのを見てるほうが楽しいんだもん」ナニソレ!!! 私からしたら全然わからない感覚!!!私:「あなた~~~!!! 長男が、休憩時間ひとりでウロウロしてるんですって!!友達がいないんじゃないかな? 寂しい思いしたりしていないかな!?」(ゆっさゆっさゆっさ)夫:「本人、そんなことひと言も言ってないやろ。遊んでる姿をながめてるほうが楽しいって言ってんねんからそれでいいんちゃうん」私:「いやいや、そうはいっても一緒に遊んだほうが楽しいはず」夫:「勝手に決めんなよ。スポーツ観戦だって、自分はプレーせーへんけど観てて楽しいって感覚あるやん。YouTubeだって誰かがプレーしてるゲーム動画とか再生回数が多いし。それと同じような感覚ちゃう?」あ…あああ…。たしかに言われてみればそうかもしれないけれど。いや、でも、ひとり……ひひひ、ひとりて…(まだ言う)長男:「もっと長い間図書室にいたい」私:「そ…そうなの?(白目)」私と長男、興味を持ってる分野も考えてることも違いすぎて、子育てというより「この人はどういう人なの? 何考えてんの?」って知ろう知ろうとしている感覚。そんな私に夫がひと言。 ■「子どもを理解したい」を、バッサリ斬る夫のひと言夫:「別にわからんくてもいいやん。なんでそんなにわかろうわかろうとするん」ブワサァァァァ!!!(斬)だって子どものこと知りたいじゃん!夫:「親子であってもひとりひとり別々の人間。ママにはわからなくっても、長男がそれが楽しいって言うんならそれでいいじゃないか。それに長男のそういうひとりでも平気、ひとりでも楽しめるところは俺は素晴らしいと思うけどな。人は人、僕は僕っていう感覚ってなかなか持てへんで。みんなと群れずにいられるってこれから大きくなるにつれて逆に強みでもあると思う。」夫:「例えばいじめ。いじめって、『仲間はずれにされたくない~』とか「嫌われたらどうしよう~」っていう所属意識から発生することもあるけれど、もともとひとりでも平気な性格だったら集団に固執せずに済むやん。長男が中学とか思春期に入る頃にはこの性格が功を奏することもあるかもしれないと思うけど。俺は長男のこの性格が好きだけど」た…たしかに……!!ついつい、「元気はつらつ! 休み時間は運動場で、みんなでドッジボール!!」とスローガンのような小学男児像を描いてしまっていたけれど、夫の話を聞いて、「なんでも知りたい! わかりたい! わかりあいたい!」とするよりも、ありのままを認めて受け止めるほうがよっぽど有意義だと思ったのでした。
2017年10月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは! ぴよととなつきです。幼稚園の振替休日に時間を持て余した私と子どもたち…。無謀な挑戦とは思いつつも映画を観に行くことにしました。子どもたちが飽きてウロウロしても迷惑のかからないよう、観客の少ない通路側の座席に座りました。 次男は映画を観に行ったというより、ポップコーンを食べに行ったと言う方が正しいかもしれない…。
2017年10月11日お受験の必要な有名私立幼稚園ではなく、地域の私立幼稚園に通わせたいと考えるママやパパにとって、入園願書の受け取りから提出まで、幼稚園から発信される情報や周囲のママ友・パパ友から聞く情報を頼る他なかなかないのが現実です。でも、願書を書きながら「これって大丈夫?」と心配になっても、なかなかスッキリ解決できなくて困ってはいませんか?今回は、幼稚園教諭免許を持ち、現役幼稚園生ママライターである私が、願書の書き方についてポイントをご紹介します。そもそも願書っていつから配布されるの?早く取りに行ったほうがいい?私立幼稚園の願書配布は、各都道府県の私立幼稚園連合会によって決められており、東京では、例年10月15日が願書配布日として指定されています。また、幼稚園が願書を受け付けられる日も決まっていて、東京では11月1日からとなっています。この決まりは、「この日から配布・受け付けをしていいよ」という日なので、園によって日程が別途定められている可能性もあります。事前に配布日や時間を幼稚園に問い合わせておき、しっかり受け取れるようにしておきましょう。幼稚園の願書を書くときの大切な5つのポイント願書を書くときには、以下の5つのポイントを押さえて書くようにしましょう。■ポイント1:丁寧に書く当たり前のことではありますが、丁寧に読みやすい字で書くことが大切です。特に、子どもの名前、住所、電話番号は枠内に大きめに書くようにしましょう。■ポイント2:電話番号は連絡のつくものを!願書に記載する電話番号は、連絡の取りやすい番号を載せるのがポイントです。自宅と携帯電話の番号をどちらも記載できる場合には両方書きます。また、携帯電話の番号には最後に(母)または(父)と誰につながるのかを書いておくと親切です。■ポイント3:子どもの様子や教育方針を書くときには夫婦で話し合ってみよう幼稚園の願書には、普段の子どもの様子や性格、好きな遊び、教育方針などを書く欄が設けられているケースも多く見られます。子どもの好きな遊びは、室内遊びと外遊びそれぞれでの好きなことを書くと、子どもの姿が伝わりやすくなります。また、長所と短所は裏返しであることが多いので、どちらかが書けなくて困ったときには「長所は元気なところ。短所は静かな場が苦手なところ。」などのように同じことを別の面から見てみるのがおすすめです。こうした欄があるときには、ママとパパとで話をしながら書くことを決めるようにしましょう。■ポイント4:備考欄・配慮してほしいことに書くのは“要望”ではない備考欄や配慮してほしいこと、という欄があると「早生まれなので、他の子と比べてできないことも多いかもしれませんが見守ってください」「甘えん坊だから厳しくしてください」と要望を書きたくなってしまうかもしれませんが、それはNGです。あくまで備考として記載するのは、アレルギーや、医師からの指示があるような事柄のみ。要望を記載すると「子育てを幼稚園に丸投げしようとしている」と受け取られかねないので、願書には記載しないようにしましょう。ポイント5:写真選びは“誰が写っているといいのか”で考えよう添付する写真は、写っている人物が子どもだけの写真がいいのか、家族の集合写真がいいのかを事前に確認しておきましょう。願書についている写真を見て、入園前に子どもの名前と保護者の顔を一致させておく園もあります。可能な範囲で園からのお願いに対応するようにしましょう。また、剥がれてしまったときに備えて写真の裏に名前を記入しておくのもおすすめです。無事入園が決まるまではドキドキしますよね。願書提出後に行われる面接の対策は、次の記事でご紹介しているので、よかったらチェックしてみてください!
2017年10月11日その日、学校から帰ってきた娘は怒っていた。「せっかくタブレットが配られたのに、子どもに有害だからってニュースサイトが開けないの!」。娘の学校ではついこの前、生徒全員に学習用のタブレット端末が配られた。当然ながらインターネットに繋がる。最初の授業では、とりあえず慣れてみようということでフリーな検索タイムが設けられ、生徒の多くがいの一番に、親の名前を検索したらしい。この時代、ネットに実名で黒歴史を刻んでいる大人なんて決して少なくないだろうから、これを知って戦慄が走るお父さん、お母さん、案外少なくないのではないだろうか。と他人事のように語っているが、言うまでもなく、ネットに実名で黒歴史を残してきた親として、娘のクラスで筆頭に立つのは私と娘の父親である。父親と母親の名前を検索枠に入力してスペースをあけると、どちらも予測変換で自動的に「離婚」がサジェストされる。「おたくの娘こそ最も不憫じゃないか!」と言われるかもしれないが、そこは心配ご無用。わが家の娘には小1のころから“インターネットで絶対にやってはいけないこと”のひとつとして「親の名前を検索しない」をしつこく教え込んでいるのだ。だからこそ「私はみんなを止めようとしたんだよ?!」と親の名前で検索する友人達の自殺行為を嘆きとともに私に報告してくれたというわけなのである。(と言いつつ結局本人も検索してるんだけど)。話は戻って、冒頭の娘の怒りの矛先だ。新しいタブレットを使って、自分で設定したテーマについて調べ、レポートを書くという課題が出たという。娘は色々思うところがあって「区別と差別の違い」について調べることにしたとのこと。で、いざ情報を集めようと検索すると、検索結果に制限がかかり、なんとほとんどのページが閲覧できないというのだ。非表示のコンテンツにはそれぞれSNS、ブログ、趣味、ニュースなどの、閲覧できない理由が表示されるそうで、学習の場でSNSを使うなというのは百歩譲って理解できるとしても、ニュースだからだめだというのはちょっと謎だ。さらに制限がかかっている具体的な媒体名を聞くと、どこもメジャーな媒体ばかりで、「じゃあ一体どんな情報なら表示されるのだろう」とむしろ興味すら湧いてくる。NHKなら良いのだろうか?そもそも、子どものネット利用には家庭によってさまざまな意見があって、うちのように無制限に使わせる家庭もあれば、一切触れさせないポリシーの家庭もある。そこに、上から一斉にタブレットを支給するというのだから、“危険な情報に触れさせないようにこれくらい気をつけてますよ”という姿勢を示すことは、まあ必要なことだったんだろう。ある程度の大人の事情があることは想像に難くないが、ただそうは言ってもあまりに制限をかけ過ぎると、結局タブレットを使わせる意味がなくなってしまうのではないか。たとえば現実の世界で、いつ交通事故に遭うかも分からないから、子どもを一歩も家の外に出さないというわけにはいけない。ある程度分別がついたなと思ったら、親は少しだけリスクをとって、冷や冷やしながらわが子を「はじめてのおつかい」に送り出す。可愛い子には旅をさせよ、が必要だ。そしてそれと同じように、インターネットも、大人がある程度腹をくくってリスクをとる、その上で自由に使わせる、ネットの世界を旅させることが必要だろうと思う。子どもの間はガチガチにネット利用を制限し、20才になったからいきなり無制限インターネットの海に放り出すというのは、泳ぎを教わらないまま太平洋横断しろと言われるようなもんじゃないか。そもそも検索して辿り着く情報なんて、検索しようと思う段階で既に結構知りかけていることが多い。もし過去に意味はよくわからないけれど、何かすごい性的なカタカナ語について検索したことがある人は思い出して欲しい。検索しようとした時点で、そのカタカナ語が“意味はよくわからないけど何かすごそうな性的な言葉であること”に、きっと気付いていたはずだ。だからこそ好奇心を掻き立てられ、検索するに至ったのではなかったか。子どもに知って欲しい情報、知ってほしくない情報は確かにあれど、結局のところ検索キーワードに打ち込まれる言葉にはいつだって「知りたい!」という欲求が息づいている。「知りたい!」つまり、不思議に思うことというのは英語ではwonderで、「知りたい!」に満ちた世界はwonderful world、すなわち「知りたい!」が沢山ある世界は、素晴らしき世界なのである。……ちょっと全校朝礼の校長先生のようなトンチを効かせてしまったが構わず続けると、一向に叶わぬ夢を延々と持ち続けられるほどタフな人間は少ないから、「知りたい!」という衝動をコンスタントに持ち続けるためには、知りたい欲が満たされる喜びをほどほどに知っておく必要がある。その上で、ひとつ検索すれば無数の答えを提案してくれるインターネットって、基本的なことだけど、やっぱりとても便利な道具で、私達の強い味方なのだ。だから、子どもたちには便利なインターネットをどんどん使って、この素晴らしき世界の謎を、片っ端から検索して、紐解いていってほしいと思う。とはいえ、親の名前のGoogle検索はやっぱりお勧めしないけれど…。イラスト:片岡泉
2017年10月10日3歳の息子は少し前までは僕や妻よりも早く起きてすぐに僕をたたき起こしていたのに、最近はめっきり朝が弱くなった。遅く起きてきて保育園に行く支度もせず朝ご飯も食べずにブロックに夢中になってしまう。何度か呼びかけてようやく朝食を食べ始めると、今度は途中で立ち上がってブロックの手直しを始める。一分一秒を惜しんで遊び続けるのだった。そうこうしているとあっという間に出発の時間になってドタバタと着替えて飛び出すことになるのだが、遊び足りない息子はのろのろと面倒くさそうな動きで「まだお家で遊びたい〜」と嘆くのだった。ところが、保育園に着くと息子の態度は一変する。教室に入って一緒に着替えやタオルの準備を済ませるや否や「もう遊んでいい?」と今度は保育園で遊ぶことで頭がいっぱいになっているらしい。僕が「いいよ…」と言い終わる前にダッシュで立ち去ってしまった。バイバイすら無い…。夕方、お迎えに行くと息子はなかなか教室から出てこない。お茶を飲んで一服したり、今日作ったブロックを次々に披露。そしてそのブロックを一個一個パーツごとに分解してゆっくりと片付けを始めるのだった。「外が暗くなっちゃうから早く帰ろ〜」と懇願すると息子はようやく重い腰を上げる。やれやれと下駄箱で靴を履かせて外に出ようとした瞬間、息子は「オシッコ!」と叫んで履いたばかりの靴を脱ぎ捨て、トイレに駆け込んだ。また振り出しに戻ってしまったと落ち込んでいたら、トイレからは息子の陽気な鼻歌が聞こえてきた。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年10月10日前回 は、いざという時の拠り所を確保すべし! というお話をさせていただきましたが、今回は2人育児の病気対策を。■祖父母を頼るときに気をつけたいことまず、長男の時と少し状況が変わったのが、関わる人たちの環境。私は今は自宅でお仕事をしているので、ある程度時間と場所の自由がききます。また、両家の祖母も仕事から引退し、いざという時のヘルプが可能になりました。ただし! 祖父母の活用には気をつけなければならないことがあります。この時はたまたま来てくれた時にちょっと風邪っぽい次男と触れ合っただけだったんですが、気疲れや体力面での疲れもあったようで、その後何ヶ月にも渡って実母を後遺症で苦しめてしまうことになりました。もちろん子どもたちと飛んだり跳ねたりできちゃう丈夫なおじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃいますが、自分の親っていつまでも元気だと思っちゃうというか…。ついつい自分たちにとっては当たり前のことを要求してしまっていることに気づき、とても反省しました。それ以来、祖父母が来てくれる時には、手伝いというより孫の顔を見にきてくれているんだと考えを改めるように。事前の子どもたちの体調管理や、負担のかかる作業をやらせないよう配慮するなど、いつまでも自分が子ども気分で親に寄りかからないようにしよう、と気をつけています。■困ったときに身に沁みる、ご近所の繋がりさて、子どもが2人になった今。誰かが病気になった時はこうしています。4歳離れているからこそできることでもあるのですが、できれば元気な方を夫や祖父母に連れ出してもらったり、長男の習い事の送り迎えなどはお友達にお願いすることもあります。ビッグな次男を抱っこして転倒、軽い骨折をしてしまった時には、同じマンションのママ友が子どもたちをお風呂に入れてくれるという、感謝してもしきれない出来事もありました。子どもが増えると、病気が家族に蔓延(まんえん)するリスクも高まりますが、その分1人目の時に比べ周囲との繋がりも深まり、頼れる手も増えてきているなと実感しています。そのため案外、前回お勧めしたような機関にお世話になることは、1人目の時に比べ減りました。子どもだけでなく、親の方がダウンした時も気軽に頼り合えるご近所との繋がりも子どもと一緒に育てていくことが、核家族が当たり前となった現代だからこそ大切なんだな、とつくづく思っています。
2017年10月10日ある日。仲良く遊んでいた夫と三男。大好きな父ちゃんに遊んでもらってニコニコ顔の三男に、チュッとキスをした夫。なんとも微笑ましい光景だな~と見守っていたら、三男、なぜか夫からスッと離れ、『ちたないからやめて。』と笑顔で言い放ちました(笑)。突然の残酷なセリフに驚きを隠せない夫。『汚くないし!!』『ちたないよ!!』めげずにキスしようとする夫と逃げる三男。二人のやり取りが面白かったです(笑)
2017年10月10日こんにちは、きたあかりです。赤ちゃんのお洋服って楽しいですよね。大人の服のミニチュアのようなものからザ・ベビーなものまで、見てるだけで顔も財布の紐も緩みがちです。合いそうな柄があった時はなんちゃってリンクコーデにしてみたり。まあ抱っこ紐で9割型見えないんですけど…そんなムスメのコーデについてですが、ある時事件が起こりました。あれは6月に帰省した時、飛行機から降りた後最寄りの駅ビルでオムツ替えをしていた時のことです。やられました。オムツとオムツの一瞬の隙を突かれました。どうしようこれ…お尻拭きじゃ拭ききれない…とその量におののいていると、夫がひらめきの一言。オムツや! オムツを破って使うんや!なるほど! 頭いい!迅速にオムツを破り、オムツ替え台を拭くとスイスイ綺麗になっていきます。ああ良かった、キレイになった……その一枚がラストオムツだったのに気付いた時の絶望感は忘れられません。帰省の大移動中って、念入りになるんです。空港に着いた時、フライト前、飛行中…思い返せばいつもより頻繁に変えていたという…。とりあえずムスメも私も大惨事なので持って来た服に着替えることにしました。私たちが住んでいるのは雪国なのですが、帰省先はかなり暑いので着替えを全て半袖で持ってきていたのが災いしました。授乳しやすいよう普段からぴったりしたヒートテックを愛用していてその上にゆったりしたトップスを着ていたのですが、上に着れるのは半袖しかなかったのです…。しかもこの駅ビル、めっちゃ新しくてオシャレなファッションビルだったんです。行き交う人みんなオシャレで、なおさらもう… 落ち込む私に、夫がフォローを入れてくれました。結局この後オムツは夫に買いに走ってもらい、待つ間は使用済みのあまり濡れてなかったオムツを当てながら授乳してやり過ごし、(その頼りないオムツで新たなる大…おかわりを受け止め)ムスメも私もピッチャールックのまま帰省したのでした。大移動にはオムツと大人の着替えを多めに持っていくことをオススメします。
2017年10月08日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、次男・九二郎君が1歳9~10ヶ月頃の、なかなか公園から帰らない時のエピソードをご紹介します。(九二郎にしか効果のない方法です)九二郎はショベルカーが大好きです。公園から自宅までの間で、工事現場やショベルカーが置いてあるところが結構あるので、帰っている間に必ず見ることができます。 だいたいショベルカーを見る時間は5分かからないくらいで満足してくれるので、そのまま自転車で帰っています。(帰ろうと言わずに遊びの延長と思ってくれるからスムーズに移動できるのかな…と思ったり) 長男平太郎が同じくらいの年の時も、公園から帰ろうとするとすごく嫌がっていたなーと思い出しながら描きました。(この時はぜんぜんスムーズに帰れなかった)電車好きなので、「電車見に行こう!」って言ったら帰ってくれてたかもしれませんね。
2017年10月08日ウーマンエキサイトをご覧の皆様、こんにちは、ぺぷりです。おませな5歳娘と、イヤイヤ期真っ最中の2歳息子、単身赴任中の夫との、なんてことない日常漫画を描かせていただいています。この夏から夫の単身赴任が始まったのですが、内示をもらって実際に始まるまでの間、不安で押しつぶされそうでした。やっぱり家族でひとつの単位だと思っているので、そこが別々に生活することに違和感もありましたし、実家が遠方なので何かあった時(私が病気で倒れた時、災害時)に頼れる人がいないというのもすごく心配でした。そして何よりも、今の子どもたちのいちばん可愛い時期を夫婦一緒に見守れないのが心残りでなりませんでした。そんな不安を、完全ではないにしろぬぐってくれたのは、「ビデオ電話」の存在でした。メールや手紙ではすぐにレスポンスがこないので一方通行に感じてしまうこともあるし、時間的なラグがあって話がスムーズに進まなかったりということもありました。そんな中、リアルタイムで実際に目の前にいて話しているように感じられるビデオ電話は画期的でした。最近では、勤務後や土日に、ビデオ電話でゆっくりお話しすることが、日課になりつつあります。会えない分、画面上のパパに近づいて前のめりな子どもたちなのでした。そして、お仕事で海外出張に行くパパが真剣に話をしようとすると…?相手との限られた時間を大切にしようとするからか、単身赴任以前と比べるとお互いに自分のことをたくさん話すようになったし、相手の話も真剣にきくようになりました。(子どもたちは興奮して何が何だかわからなくなることも多いですが…)距離は離れているけれど、心は昔と変わらず家族皆ぴったりくっついているように感じます。単身赴任によって薄くなるかなと心配した絆が、今もしっかりと結ばれているな、と。本当に、文明の利器には感謝の言葉しかありません。現在単身赴任中の方にも、これから単身赴任をされる予定の方にも、ビデオ電話はぜひともご活用いただきたい便利ツールです。マイナスイメージの強い単身赴任ですが、悪いことばかりではないですよ。離れてみて初めて実感する相手の大切さも身にしみますし、普段会えない分、実際に会った時のうれしさもひとしお…。まだまだ始まったばかりの単身赴任ですが、任期が終わるまでいろいろなツールに助けられながら、なんとか走り抜けていきたいです。
2017年10月06日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。うちの夫は仕事上、転勤必須です。引っ越した回数は結婚10年で5ヶ所(県内移動・近距離移動含みます)。とはいえ、私たち夫婦は故郷(大阪)に強い思い入れがあるわけでもなく、全国あちこち行ってみるのも楽しいなと思うタイプなので、転勤に対するマイナスイメージは特にありませんでした。しかし夫婦2人の時には楽しく暮らせても、いざ子どもが生まれるとやはり大変なことも多くて、引っ越しそのものや、せっかくできたお友だちともお別れしなくちゃいけないなど、その苦労をあげればキリがありません。その中で今日は「(両)実家が遠い」ということを取り上げたいと思います。■近くに頼れる人がいない中での子育て実家から遠い場所で暮らしてる方は転勤族関係なくたくさんいらっしゃると思います。また、実家が近かったとしてもご両親がまだ現役で働いていらっしゃったり、事情があって頼れない状況の方もいらっしゃるでしょうから、もしかすると物理的な距離はあまり関係ないかもしれませんね。ちょっとした時に実親や、自分の兄弟たちに子どものお世話を頼めたらどんなにいいか…。特に自分が体調崩した時などは最悪で、夫の帰りも遅い、子どもは待ったなし、本当に泣きそうになりながら耐えたこともいっぱいありました。緊急時じゃなくとも、近所に暮らしているおじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんの家に、子どもたちがふら~っと立ち寄れる環境があれば、子どもたちの成長にとってもいいだろうな~と思います。ですが、ここで愚痴を言っていても何も始まりません!置かれた場所で生活していくしかないですし、物事には悪いこともあればいいこともあるんですから。というわけで、あえて「実家が遠くてよかったこと」を2つ挙げてみました!■その1. 夫ととことん向き合える簡単に帰れないという状況が、ある意味夫婦にとってはよかった気がします。あのとき、もしも実家が近くにあれば、私たち夫婦の心はとっくに離れていたんじゃないかな~と思うことがあります。長男が生まれて1年間、未熟な私たち夫婦はトゲトゲしていました。お互いに余裕がなかったんだと思います。私がインフルエンザで倒れて1日寝込み、翌日の長男の朝食を夫に頼むと、返ってきた返事が「え?」(今日も!?(怪訝)という顔)でした。そしてそのまま私と長男を残し、階段を上って寝室に戻っていってしまいました(二度寝)。あらためていま思うとひどいですね~(笑)。なんだこの父親!! 本当に悲しくてつらくて、がっくりしながら長男に朝食をあげました。いま思っても、「あんた、よく耐え忍んだな」と自分に驚きます(いまならもっと文句言いますし、夫もこのような行動は絶対に取りません)。どんなに愛し合って結婚した仲でも、やはり波はあるわけで。私たち夫婦も、いい時期もあれば、冷めたり諦めたりする時期もありました。けれど、わざわざ荷物抱えてはるばる子ども連れて帰る労力、その行為がもたらす波紋を考えると…帰れませんでした。というよりも、実家に帰ったところで根本的な解決にはならないし、私がするべきことは里帰りすることじゃなくて目の前にいる夫と話し合うことだなと思ったからです。私の性格上、もしも実家が近かったらきっとしょっちゅう帰っていたと思います。そして親、兄弟に夫の愚痴をさんざん吐いていたと思います。でも、仮にそうしていたとしたら…いまの私たちはなかったんじゃないかな~と思います。どんなに腹がたっても、どんなに顔も見たくなくても帰る場所は我が家しかない、この状況が私たち夫婦の絆を強くしました。この10年で子どもの数も増えましたし、私が仕事を始めたりと家庭環境はどんどん変わりました。けんかもたくさんしましたが、その都度、何度も何度もとことん話し合いました。なにも夫だけに頼らなくても、助けてくれる友達もいましたし、ファミリーサポートも活用していました。けれどやはり家庭を回す両輪は、夫と私であることには違いないわけです。私と夫で何度も何度も話し合い、そして10年たったいま、私は昔より随分図太くなり夫は見違えるほど協力的になりました。私たちにとっては実家が遠かったからこそ、お互いが向き合う機会を失わなくてすんだような気がします。■その2. 親にとっては帰省でも、子どもたちからしたらまるで旅行!なんじゃそりゃー! ひとつめに比べたら、とってつけたようなメリットですみません(えへ)。でも、たまに言われるんです。近くに両実家があるママたちに、「遠くのおじいちゃんおばあちゃんの家に連れていってあげるって、スペシャル感があってうらやましい」と。社交辞令かもしれませんが、たしかに夏休みとお正月、大阪に帰ることに子どもたちはスペシャル感を抱いています。旅行に行く機会が少ない我が家ですが、そのかわりに帰省が旅行がわりになっているようなところもあります。私自身の子ども時代を思い返してみても、父の故郷に帰るお盆休みはスペシャル感満載でした。ワクワクしていたのを覚えています。でも、このことからもわかるように、結局のところ無いものねだりなのかもしれないですね(笑)。実家が近い人たちからしたらスペシャル感がうらやましいと感じるし、実家が遠い私からしたら近くに実家がある人がうらやましい。私からしたら憧れの環境でも、近くに住んでいたら住んでいたで味わう苦労もまたあるんだと思いますし、またその逆も然り。愛少女ポリアンナがいいことを言っていたんです!(誰や)30代の方は覚えていませんでしょうか、日曜日のテレビアニメ『ハウス世界名作劇場』でやっていた『愛少女ポリアンナ物語』。■いまの環境をどれだけプラスに捉えられるか子ども時代にポリアンナの絵本版を読んでから、ずっと私の心の片隅に置いてあるモットーです。(かれこれ20何年前…)父親を亡くしたポリアンナは意地悪な叔母さんに引き取られて、きたな~いくら~~い部屋を与えられるのですが、そんな中でもポリアンナは、「鏡がない…私のそばかすを毎日見なくて済む!」「素敵な絵がない…窓から見える景色がいっそう美しく見える!」と、とにかくプラスプラスに捉えて頑張って生き抜いていくんです。これを子ども心に「すげぇ!!」と思い、それ以来私の人生の教訓ともなっております。脱線してしまいましたが、私がなにを言いたかったのかというと、要するにいま与えられてる環境をどれだけプラスに捉えられるかで見え方が違ってくる、ということです。考え方次第では、実家が遠いというのもいい面はあります。というわけで、皆様!体調を崩すとマイナスモードになってしまいますので、体には気をつけて今日も頑張りましょう!
2017年10月05日こんにちは!イラストレーターのコイズミチアキです。1歳すぎてからというもの、色んなものに興味がでてきたようです。ぼーっと便座に座っていて、意図せず乾いた風が吹いてくるというのはなかなかエキサイティングな経験でした。成長するにつれて怒りの表現方法も変わってきました。このマヌケな怒り方、保育園でもやるようで、先生たちが笑いながらお話ししてくれました。本人はいたって必死なんですよね! でもそんな姿に母はホッコリします…。
2017年10月05日初めまして。山本みつ湖です。月に一度、ウーマンエキサイトで連載させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。わが家は、小4長男、小2次男、年中長女、夫と5人で暮らしています。兄たちがあちこちで捕まえてきたザリガニやサワガニ、長女がお祭りですくった金魚などの小さなペットがどんどん増えて、リビングには常に水槽の水音が響くようになりました。最近は公園で捕まえたコオロギも飼い始め、虫の音も楽しめるようになりました。時々起こる小さな生き物の脱走も合わせて、家の中なのにまるで川辺にいるかのような気分を味わっています。赤ちゃん時代はとうに終わり、すっかり大きくなってきたわが家の子どもたち。昼間は皆がそれぞれの場所で過ごしています。まだまだ手がかかるとはいえ、ばたばた過ごす中でも、子どもたちの成長にしみじみする瞬間が増えてきました。いろいろ考えたり懐かしくなったり、胸がぎゅっとなったことなどを、ゆったり描いていけたらなあと思っています。どうぞよろしくお願いします。
2017年10月04日謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話
ドイツDE親バカ絵日記
yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜