英国王室や歴代大統領、数々の映画スターが愛するニューヨークの5つ星ホテルを描いたドキュメンタリー『カーライル ニューヨークが恋したホテル』が8月9日(金)より公開決定。併せてポスタービジュアルと場面写真が到着した。いまは亡きダイアナ元妃とマイケル・ジャクソン、スティーブ・ジョブズが同じエレベーターに乗り合わせた。3人は沈黙していた、ダイアナ妃が「ビート・イット」を歌うまで――。本作は、世界中のセレブたちが愛し、名だたるスターたちが幾多の逸話を残していることから、ニューヨーク・タイムズが「秘密の宮殿」と呼んだ伝説のクラシックホテル「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」を描いた、世界初の5つ星ホテルドキュメンタリー。ジョージ・クルーニーやソフィア・コッポラ監督、ウェス・アンダーソン監督、ハリソン・フォードをはじめとする総勢38名のスターたちが、カーライルに眠る歴史的な秘話やその魅力を教え、セレブたちにこよなく愛されるホテルスタッフたちからは究極のおもてなしが明らかにされる。1930年創業のニューヨーク・マンハッタンに佇む「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」は、1泊200万円もするスイートルームがある超高級ホテル。その顧客には、英国王室や歴米大統領、映画スター、アスリートにミュージシャンと極上のセレブたちが名を連ねる。『ハンナとその姉妹』(87)や『セックス・アンド・ザ・シティ』(08)のロケ地としても知られ、2年間カーライルに滞在していたこともあるウディ・アレン監督は、ホテル内のカフェ・カーライルで週に1度クラリネットを演奏している。上等なホテルは数あれど、セレブが皆カーライルを選ぶその理由は…?「お客様の秘密は必ず守ります」そう答えるのは個性的でユーモラスなホテルのスッフたち。先達からの伝統を受け継ぐスタッフたちは、溢れんばかりの笑顔でゲストを出迎える。まるで我が家のよう、とセレブたちは口をそろえるほど。なかでも名物コンシェルジュのドワイトは、吃音症を抱えながら36年間カーライルを支えてきた。彼の上品で温かい接客は宿泊客からもスタッフからも愛されている。彼らのおもてなしの心意気は、時代の中で失われつつある人間の豊かさを教えてくれるのかもしれない。また、今回解禁されたポスターは、アメリカで活躍するファッションイラストレーターのケラ・ティルが本作のために描き下ろした、繊細で愛らしいタッチの超高級ホテル・カーライルがお目見え。場面写真では、ジョージ・クルーニーやナオミ・キャンベル、ジョン・ハムらがカーライルについて語る姿や、美しく悠然と佇むカーライルの外観がうかがえる。監督は、『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』(13)、『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』(16)といったニューヨークの老舗高級ショップのドキュメンタリーを続けて製作しているマシュー・ミーレ―。過去作でもみせた超一流セレブたちの素顔を引き出す手腕は健在で、今回は4年間、自らもカーライルに通い詰め、その情熱が数々のビッグネームを本作出演へと導いたという。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』は8月9日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カーライル ニューヨークが恋したホテル 2019年8月9日よりBunkamura ル・シネマ ほか全国順次公開© 2018 DOCFILM4THECARLYLE LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月25日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。もうすぐ新入学、新学期の季節ですね。移民問題で揺れるフランスで今、大きな社会問題になっているのは、移民の子どもたちが直面する学力低下と教育の不平等ですが、日本でも教育問題は他人事ではないのではないでしょうか。【シネマの時間】第60回は、フランスの美しい四季を背景に描いたある教室の1年の物語、映画『12か月の未来図』をお送りします。もし、フランス最難関のエリート高校の教師が、パリ郊外の教育困難校に赴任したら?主人公の国語教師フランソワと劣等感の塊だった生徒たちが、教育の力で自信を取り戻し、新しい未来を自分の力でつかみ取ろうと模索するリアルな成長物語です。教育格差に直面し真の教育に目覚めるフランソワを演じるのは、フランスが誇る劇団「コメディ・フランセーズ」のベテラン俳優で演出家のドゥニ・ポダリデス。本作でプロの俳優が起用されているのは、なんと大人の役だけ。子どもたちは、オリビエ・アヤシュ=ビダル監督自身がほぼ2年に渡り、取材のために教育現場で関わった実在の子どもたちを起用。監督の真摯な仕事ぶりに感銘を受けます。教育問題という難しいテーマを扱いながらも、子どもたちと堅物なフランソワの交流と成長がユーモアたっぷりに描かれ、”誰と出会うか” 良い出会いの大切さを感じずにはいられません。また、この映画で本の力や美しいものを観ることの素晴らしさを再確認!私も中学校のときに、授業前に朝の15分読書の時間があったことを思い出し、そのおかげで本から多くを学ぶことができました。劇中、フランソワが授業で紹介していた「レ・ミゼラブル」の本も早速読んでみようと思います。インド独立の父・宗教家のマハトマ・ガンディーの言葉に「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」という名言がありますが、観たい映画、読みたい本、実現したい夢がいっぱいですね。まずは、映画館で『12か月の未来図』をお楽しみいただければ幸いです!■映画『12か月の未来図』あらすじーパリ郊外、移民・貧困・学力低下。フランスが直面する社会問題を背景に描く学ぶことの大切さ。フランスが誇る名門アンリ4世高校で国語を教えるベテラン教師、フランソワ・フーコー(ドゥニ・ポダリデス)は、父は国民的作家、妹は彫金作家として活躍する知的なブルジョア一家に育ち、家庭も職場もブルジョアばかりという環境で生きてきました。ある夜、フランソワは父の新刊サイン会でゲストに教育改革論を語ります。「パリとパリ郊外の学校における教育格差を解決するには、問題校へベテラン教師を派遣して新米教師を支援すればよい」と。偶然、その場で彼のアイデアを耳にした美女がいたことから、フランソワの未来が大きく変わっていきます。アンヌと名乗る美女は国民教育省で教育困難校に取り組む専門家でした。フランソワの話を気に入った彼女は早速、彼に教育優先地域にあるバルバラ中学校への1年間の派遣を依頼します。移民、貧困により荒廃した街並み、真っ昼間から団地の空き地にたむろする若者たち。荒れた光景に怯えながら、フランソワは郊外の赴任先へ。新しく赴任した中等学校では、教師への敬意などなく大声でしゃべり続ける生徒たち、問題児はさっさと退学させればいいと冷ややかな若手教師たちに驚かされます。初めて担当した授業で行った挨拶代わりの書き取りテストは惨憺たる結果で、初日から想像以上の問題ばかりです。なによりエリート校でいわゆる“生粋のフランス人”を相手にしてきたフランソワにとって、さまざまなルーツを持つ生徒たちの名前を正確に読み上げるのも一苦労。カルチャーショックに打ちのめされながら、フランソワはベテラン教師の意地で、まずは生徒たちの名前と顔を一晩で記憶しようと努力します。クラスの問題児は、反抗的でお調子者のセドゥ(アブドゥライエ・ディアロ)という男の子。好きな女子を追いかけ回す幼い一面もありますが、トラブルを繰り返すセドゥは教師の間では退学候補者のひとりとして目をつけられていました。実はセドゥは大好きな母親が病気のため心が不安定だったのです。もし、セドゥが中学を中退させられたら、一生社会から落ちこぼれ、這い上がることは不可能でしょう。フランソワは今までに感じたことのない使命感と父性に駆られ、彼の行動を見守るようになります。移民、貧困、保護者の無関心、不幸な環境の中で過ごしてきた彼らに、前任校と同じ指導は通用しないと悟ったフランソワは、生徒自身が自らの能力と未来を信じられるようにと意識改革を開始します。「勉強しても意味がない」と無力感の塊だった生徒たちでしたが、フランソワの熱意ある指導で知的好奇心と自信を取り戻し、『レ・ミゼラブル』の本を読み込む授業に取り組めるほど授業態度が向上します。他の教科でもクラス全体の成績が上がるなど、フランソワの指導は効果を上げ、生徒の心を掴めず悩んでいた社会教師のクロエ(ポリーヌ・ユリュゲン)は、フランソワに尊敬以上の感情を抱くようになります。すべてが順調だったある日、遠足で訪れたベルサイユ宮殿でセドゥがトラブルを起こしてしまいます。指導評議会で猶予なしの退学を宣告されてしまうセドゥ。担任であるフランソワは、ベテラン教師のプライドを懸けて、また良識ある大人として、大切な教え子の未来を守るために必死に奔走するのですが……!■映画『12か月の未来図』作品紹介映画『12か月の未来図』2019年3月30日(土)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー公式サイト:原題:Les grands esprits原案:リュドビク・デュ・クラリー脚本/監督:オリビエ・アヤシュ=ビダル製作:アラン・ベンギーギ、マチュー・ベルアーゲ、トマ・ベルアエジュ編集:アレクシス・マラールキャスティング:ジュスティーヌ・レオカディ音楽:フロリアン・コルネ、ガドゥ・ノダン製作年:2017年製作国:フランス配給:アルバトロス・フィルム上映時間:107分映倫区分:G日本語字幕:岩辺いずみ© ATELIER DE PRODUCTION – SOMBRERO FILMS -FRANCE 3 CINEMA – 2017■映画『12か月の未来図』キャストドゥニ・ポダリデス=フランソワ・フーコーアブドゥライエ・ディアロ=セドゥポリーヌ・ユリュゲン=クロエアレクシス・モンコルジェ=ギャスパールタボノ・タンディア=マヤエマニュエル・バルイエ=校長レア・ドリュッケール=キャロリーヌジネブ・トリキ=アガトフランソワ・プティ=ペランレミマリー・レモン=カミーユシャルル・タンプロン=セバスチャンジャンヌ・ロザ=生活指導専門員マグディ・ファヒーム=ランシェイク・シラ=マルヴァン【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年03月25日映画にドラマに舞台にと、出演作はゆうに300本を超える。日本を代表するバイプレーヤーとして、超多忙を極める俳優の六平直政(64)。「Vシネマだけで300本ぐらいやったから、もっと出てるんじゃない。マネージャーにも『分刻みで仕事取ってこいよ。家で休んでるのは大嫌いなんだから』って言ってて(笑)」(六平・以下同)最新作は日露合作映画『ソローキンの見た桜』(愛媛県にて先行公開中。3月22日より角川シネマ有楽町ほかにてロードショー)。日露戦争の最中、愛媛県松山市に実在したロシア兵捕虜収容所を舞台に、日本人看護師とロシア兵との許されぬ恋を描いた一大ロマン。六平が演じるのは家業存続のため、娘を資産家に嫁がせようとするヒロインの父だ。「日露関係があんまりうまくいってない今だからこそ、こういう作品を作るのはお互いの国にとってもいいと思うね。芸術というのはボーダーレスで国境がないということを一般の人にも感じてもらいたい。それに、旧態依然とした日本社会の娘が敵国の兵と恋に落ちるというストーリーもいいじゃない」これが2作目となる井上雅貴監督とは、’05年に六平が出演したロシア映画『太陽』のメイキング班監督として出会ったという。「雅貴とはロシアで一緒にご飯も食べたし、その現場で彼はロシア人通訳の女性と恋に落ちて結婚したのよ。そのころに『おまえが映画監督になったら俺が出てやるから』と約束したんだって。言ったのかな?……確かに言った(笑)」そんな言葉に、共に現場を過ごしたスタッフへの愛情を感じる。「役者は誰が出たって一緒。やっぱり、いい演出家、いい監督、いい本書きと出会うしかないよね」作品の大小を問わず、仕事を重ねてきた六平だが、俳優を続けていく自信を得たのは40代になってからだという。無名時代を共に歩んだ盟友に大杉漣がいた。「当時は、お互い役者とも知らず、バイト先で出会った20代の働く若人。夜中の横浜『そごう』で一緒に売場の吊り案内をかける仕事をやってた。類は友を呼ぶのかな」役がかぶって取り合うこともあったが、その大杉も昨年急逝した。「いまは俺とかぶる役者もいなくなって。かぶるのはお笑いの小峠。俺を縮こませたみたいな男だなと。役者じゃないから、俺の足元にも及ばないけどね(笑)」バイプレーヤーの楽しみは「メインプレーヤー(主役)の演技を間近で見られること」だと言う。大胆にして繊細、豪快にして謙虚。こわもての下の素顔が垣間見えた。
2019年03月25日映画『誰もがそれを知っている』が、2019年6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開。イランの名匠アスガー・ファルハディ監督最新作『別離』『セールスマン』で2度のアカデミー賞外国語映画賞に輝いた、イランの名匠アスガー・ファルハディ監督の最新作。アカデミー賞授賞式をボイコットしたことでも話題を呼んだ前作から2年、ついに待望の最新作が公開となる。“一枚の行方不明者写真”から着想した極上サスペンス最新作『誰もがそれを知っている』は、1枚の行方不明者の写真から着想。15年前のスペイン旅行中に目にした一枚の写真をインスピレーションに、アスガー・ファルハディ監督がずっと温めてきた物語だ。物語は、スペインの故郷で家族、幼なじみと久しぶりに再会するところからスタート。結婚式で起きた娘の失踪きっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。綿密な脚本と緊迫感溢れる語り口で、人間社会の裏に潜む普遍的なテーマを鋭く描き出す監督は、最新作で家族の秘密と嘘をめぐる新たなる極上サスペンスを作り上げる。ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫婦共演出演は、スペインを代表する女優ペネロペ・クルスと夫のハビエル・バルデム。本作では、企画段階からペネロペとハビエルが携わり、彼らに当て書きする形でキャラクターは描かれているという。脇を固めるのは、アカデミー賞外国語映画賞受賞『瞳の奥の秘密』で知られるアルゼンチンの俳優リカルド・ダリン、『マジカル・ガール』でゴヤ賞主演女優賞を受賞したバルバラ・レニーなどの実力派キャストたち。第71回カンヌ国際映画祭では華々しくオープニングを飾り、「ここ数年の中で最も力強く、価値のあるオープニング作品の1つ」と称されたほど。カンヌと同日に劇場公開を迎えたフランスでもヒットを記録している。【作品情報】映画『誰もがそれを知っている』公開日:2019年6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開監督:アスガー・ファルハディ脚本:アスガー・ファルハディ出演:ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、リカルド・ダリン英題:EVERYBODY KNOWS配給:ロングライド
2019年03月24日ヴェネチア、トロントなど数々の映画賞を獲得した巨匠フォン・シャオガン監督が自身の実体験をベースに描いた青春ラブストーリー『芳華-Youth-』。 この度、少女たちの美しいダンスシーンをとらえたエンディング曲をテーマにした本編イメージ映像と監督のインタビュー映像が公開された。激動の70年代、時代の波に翻弄されながらも真っ直ぐに逞しく生きていく軍歌劇団・文工団の若者たちの美しく切ない青春の日々を描き出した本作。本国中国では、公開から1か月で約230億円突破の大ヒットを記録した。その本作でエンディング曲「絨花」を伸びやかな高音ボイスで歌い上げるのは、2008年の北京パラリンピックでアンディ・ラウとともにデュエット曲を披露した、中国を代表する歌手・韓紅。バレエのレッスンに励む少女たち、放課後に男の子たちと一緒に戯れる姿など、どこの国でも譜見られるような“青春時代の一瞬のきらめき”が詰まった映像となっている。特に監督が特にこだわったのが、500人の中から半年以上かけて選び抜いたというキャスティング。歌や踊りの技術は当然のことながら「整形をしていないこと」が絶対条件だったそう。そんな監督の意思通り、初々しい若手キャストたちから溢れ出る“自然の美しさ”は青春の刹那をさらに色濃くし、「すべてが美しい」と監督が語る通りの映像となっている。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:芳華-Youth- 2019年4月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd
2019年03月23日『別離』『セールスマン』で2度のアカデミー外国語映画賞に輝いたアスガー・ファルハディ監督最新作『Everybody Knows』(英題)が、『誰もがそれを知っている』の邦題で6月1日(土)より日本公開が決定した。アカデミー賞授賞式へのボイコットでも話題となった前作から2年――。初となるオールスペインロケで挑んだ待望の最新作は、家族の秘密と嘘をめぐる新たなる極上サスペンス。15年前のスペイン旅行で目にした壁に貼られた行方不明の子どもの写真に着想を得て、ファルハディ監督がずっと温めてきたという本作。スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみだったが、結婚式で起きた娘の失踪きっかけに、隠していたはずの真実を巡り、家族の秘密と嘘がほころび始める…というストーリー。キャストには、監督の長年のラブコールに応え、『バニラ・スカイ』『ボルベール<帰郷>』『NINE』などに出演するペネロペ・クルスが出演。そして、『それでも恋するバルセロナ』では共演もしている夫のハビエル・バルデムも参加。企画がスタートした4年前から2人は監督への協力を惜しまず、すでにキャラクターは唯一彼らに当て書きで執筆されていたという。2人のほかにも、アカデミー賞外国語映画賞受賞『瞳の奥の秘密』で知られるリカルド・ダリン、『マジカル・ガール』でゴヤ賞主演女優賞を受賞したバルバラ・レニーらが出演している。また本作は、昨年の第71回カンヌ国際映画祭で華々しくオープニングを飾り、世界中が絶賛。さらに同日に劇場公開を迎えたフランスでも大ヒットを記録と大きな話題となった。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年03月20日今年7月、池袋に開業予定の都内最大級のシネコンに、“日本初”となる体感型シアター「4DX with ScreenX」が登場することが分かった。「グランドシネマサンシャイン」は、池袋駅東口エリア最大級の商業ビル・キュープラザ池袋の4階から13階にお目見えする、12スクリーン・2,443席からなる大型シネマコンプレックス。この度、同施設に体感型アトラクションシアターとして人気を博している「4DX」と3面マルチプロジェクション上映システム「ScreenX」が1つのスクリーンに融合した「4DX with ScreenX」が日本初上陸。前後・左右・上下に動くモーションシート、水、風、香り、フラッシュなどの革新的なスペシャルエフェクトによる「4DX」と、視野270度の3面マルチプロジェクション上映システムの「ScreenX」が融合することで、まるで映画の世界の中に自身が置かれたような、これまでにないダイナミックな映画体験が楽しめることに。また、座席の下面にモーションシートの振動を吸収するスプリングを設置。上下・左右に隣接するシアターに伝わる振動を最小限に低減することで、シネマコンプレックス全体として、快適な視聴環境を実現したという。さらに「グランドシネマサンシャイン」といえば、常設の映画館として国内最大となる高さ18.9m×幅25.8mのスクリーンを備えた「IMAX(R)レーザー/GTテクノロジー」シアターも登場することが先に発表されており、これに次ぐ大きな目玉となりそうだ。なお、館内各所には、国内の有名クリエイティブスタジオ「WOW」がプロデュースしたインスタレーションを設置。4F・エントランスロビーには球状のオブジェクトに映像を投影した万華鏡のような立体アート、12F・ホワイエ&ラウンジスペース天井には「Motion Ceiling」と名づけられた天上画アートモーショングラフィックスなどが登場する。シアターのあるホワイエやコリドーは、フロアごとに異なる国際映画祭をイメージしたインテリアで統一する予定という。「キュープラザ池袋」内「グランドシネマサンシャイン」は7月オープン予定。(text:cinemacafe.net)
2019年03月20日ジェイソン・ブラム製作、ジェシカ・ロースが主人公を演じるタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』(原題『Happy Death Day』)と『ハッピー・デス・デイ 2U』(原題『Happy Death Day 2U』)の公開日が、それぞれ6月28日(金)と7月12日(金)に決定。場面写真が到着した。本作は、自己チューでビッチな女子大学生ツリー(ジェシカ・ロース)が、誕生日に殺され目が覚めるとまた同じ誕生日の朝に戻る…ホラーにタイムループの要素が加わり、さらにそこに笑いも融合された新しいホラー作品。邦題・公開日決定と同時に到着した場面写真では、1作目『ハッピー・デス・デイ』のツリーが死んでは繰り返す誕生日の様子が写し出されている。また、不気味なマスクの殺人鬼<ベビーマスク>に襲撃され大絶叫するツリーや、何度も何度も殺される無限ループにはまったツリーが、ベビーマスクから逃げようとする様子が切り取られている。誕生日を乗り越え、“明日”を迎えられる日は来るのか?ぜひ確かめてみてほしい。また、続編の『ハッピー・デス・デイ 2U』では、再びベビーマスクに狙われるツリーの姿が…。さらに、ツリーだけでなく、タイムループの秘密を知るカーター(イズラエル・ブルサード)のルームメイト、ライアン(ファイ・ヴ)もベビーマスクに襲われてしまう様子も。なお、続編ではコメディ要素もパワーアップしており、同じ誕生日の朝を迎えたツリーの頭がなぜか大爆発している場面も公開された。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年03月19日第71回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングに公式招待され、映画祭執行委員長ティエリー・プリモから「ウェルメイドな映画、強烈ですごい映画」と称賛を受けた実話に基づく衝撃作が、『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』という邦題で7月19日(金)より公開決定。その日本オリジナルポスタービジュアルが到着した。本作は、1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が高まるなか、北への潜入捜査を命じられた実在のスパイ、黒金星(ブラック・ヴィーナス)による緊迫感溢れる工作活動と、命を賭けてまで尽くした祖国の闇に気づき苦悩する姿を描くサスペンスドラマ。昨年、日本でも大きな話題を呼んだ『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』に続く実話に基づく衝撃作として、大鐘賞や青龍映画賞など韓国映画界の賞を総なめにした。■ファン・ジョンミン、チュ・ジフンら“クセのある”実力派結集!派手なアクション、目まぐるしい追撃戦など、我々がよく知るハリウッドスパイ映画の“アクションヒーロー”とは一線を画す、徹底的に熾烈なまでの心理戦を描いた新たなスパイ映画だけあり、個性と演技力を兼ね備えた韓国を代表する俳優たちが結集!『哭声/コクソン』『アシュラ』『ベテラン』『国際市場で逢いましょう』など、韓国を代表する俳優ファン・ジョンミンが対北工作員の黒金星(ブラック・ヴィーナス)ことパク・ソギョン役に。北朝鮮の最高位層の人物リ・ミョンウン役には、映画やドラマ問わず彼が演技をした瞬間、観客がキャラクターの存在理由を信じてしまう名優イ・ソンミン。韓国の国家安全企画部(現在の国家情報院)室長として工作戦の総責任者チェ・ハクソン役は、これまでの作品とはまた一味違った姿で演技の変身をはかる『お嬢さん』のチョ・ジヌン。北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクを演じるチュ・ジフンは『アシュラ』で共演したファン・ジョンミンとは北と南という関係で再会する。そして今回、本作の日本オリジナルポスターが完成。「誰も知らなかった南と北の裏の裏の裏」「北に潜入した工作員の見た祖国の闇には、驚愕の真実が隠されていた――」というコピーと共に、実話に基づく衝撃作を引っ張っていく存在感ある4人のキャラクター全員が異なる場所を見つめており、スタイリッシュで緊張感ある本作への期待を高まらせるものとなっている。■ストーリー1992年、北朝鮮の核開発をめぐり朝鮮半島の緊張状態が高まるなか、軍人だったパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北の核開発の実態を探るため、コードネーム・黒金星(ブラック・ヴィーナス)という工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。事業家に扮したパクは3年にもおよぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにする。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを知り、パクは激しく苦悩する。果たして彼は祖国を裏切るのか、それとも国が彼を切り捨てるのか。また、北朝鮮はパクの工作に気づくのか――。『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』は7月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 2019年7月19日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C)2018 CJ ENM CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
2019年03月19日TOHOシネマズは、6月1日から映画鑑賞料金を値上げすることを18日、発表した。公式サイトの発表によると、「一般」が1,800円から1,900円、「シニア」「ファーストデイ」「レディースデイ」「TOHOシネマズデイ」が1,100円から1,200円、「夫婦50割引」が2,200円から2400円へと改定される。改定に踏み切った経緯として、「デジタル映写機や自動券売機等の導入による運営の効率化を図るとともに、映画をより多くのお客様にお届けし楽しんでいただくために新規出店や鑑賞環境の改善などに努めて参りました。しかしながら、アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断」と説明。なお、「大学・高校・中学・小学生」「幼児」「レイトショー」「障がい者割引」「12月1日 映画の日」の鑑賞料金は変更せず、今回の発表について「基本の考え方であり、劇場によって料金設定が異なる場合がございます。詳しくは後日発表する劇場ホームページでご確認下さい」と補足している。
2019年03月18日TOHOシネマズが2019年6月1日(土)より、全国66拠点の劇場で映画鑑賞料金を改定することを発表。一般料金は現行の1,800円から1,900円に、レディースデイやファーストデイ、TOHOシネマズデイは1,100円から1,200円となる。デジタル映写機や自動券売機等の導入による運営の効率化を図るとともに、新規出店や鑑賞環境の改善などに努めてきたというTOHOシネマズ。発表によれば、「アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難」との判断により、今回、鑑賞料金値上げに踏み切ったという。一般料金は1,800円から1,900円、シニア料金、およびファーストデイ、レディースデイ、TOHOシネマズデイは1,100円から1,200円に。夫婦50割引は2名で2,200円から2,400円に。なお、各料金は内税の総額料金。大学・高校・中学・小学生、幼児、レイトショーの鑑賞料金の改定はなく、毎年12月1日「映画の日」は現行料金の1,000円のまま。さらに上記は基本の考え方であり、劇場によっては料金設定が異なる場合があるとのこと。詳しくは後日劇場ホームページで発表されるという。TOHOシネマズの料金改定は6月1日(土)より、TOHOシネマズ名の全国66拠点にて実施(3月18日時点)。(text:cinemacafe.net)
2019年03月18日『最高の人生の見つけ方』などで知られるロブ・ライナー監督が、ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、トミー・リー・ジョーンズ、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジェシカ・ビールら豪華俳優とともに描いた渾身作『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』。この度、社会派ドラマとしては異例の(!?)、アパートの隣人同士で恋が始まるシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。2002年、当時の米・ブッシュ大統領はイラクが核兵器をはじめとする大量破壊兵器を開発および保持していると非難。アメリカ国内でも愛国心が強まり、イラクへの侵攻が始まろうとしていた。地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局で働く記者ジョナサン・ランデーとウォーレン・ストロベルは、政府の発する情報に疑問を持ち、証拠を探り真実を暴こうと取材を続けていくーー。そんな本作から届いたのは、ジェームズ・マースデンとジェシカ・ビールの初デートシーン。ナイト・リッダー社の記者ウォーレン・ストロベル(ジェームズ)がアパートの隣に住むリサ(ジェシカ)をディナーに誘い食事に行く。意を決して彼女の家を訪ねるが、緊張のあまり持っていた花束を放り投げてしまう、おちゃめなところも。また、レストランでは、リサが記者であるストロベルの話題に合わせようと、 用意してきたイラクに関する知識を必死に披露する様子も映し出されている。過去に、語り継がれる名作『恋人たちの予感』などのラブストーリーも生み出してきたロブ・ライナー監督は、今回のような社会派ドラマにも恋愛コメディのようなシーンを取り入れたことについて、「4人の記者たちの物語と青年がイラクに派遣されそこで起きた出来事に加え、ストロベルとリサが出会って恋に落ちる様子も描きたかったんだ」と言う。「映画のなかで登場人物を動かすときは、ユーモアの要素と人間ドラマの要素を両方とも取り込む必要がある。実在の人物の人生について描きたいなら、この2つの要素を両方使わないといけないんだよ」とコメント。監督が描きたかったロマンスのシーンも見どころの1つとなっている。『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』は3月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月18日『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優が共演する『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』。この度、“ふたりの女王”を演じた二大最旬女優シアーシャとマーゴットのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。若くして、これまでに3度もアカデミー賞にノミネートされ、 本作ではメアリー女王を演じたシアーシャ。そして、これまでの彼女からは想像できないメイクアップでエリザベスI世を演じたマーゴット。今回解禁となるインタビューで、2人は劇中の印象的な“対面”シーンについて「マーゴットが演じるエリザベスを想像してた」(シアーシャ)、「大切な意味があった」(マーゴット)とふたりの女王の関係を明かすとともに、衣装・メイクと役作りなどについて語っている。本年度アカデミー賞にノミネートされた衣装について、シアーシャは「着替えだけで気分は変わる。毎朝、服を着替えるだけで45分もかかったけど、その間に気持ちを切り替えられた」という。一方、マーゴットは「窮屈で見た目だけでなく動きも変わった。おかげで、彼女は強く見せようとして苦しんでいたとわかった。袖は縫われてなくて後から結びつけたのよ!」と、衣装の苦労とその大きな功績に触れた。また、ふたりの女王の関係についてシアーシャは「メイ首相とスタージョン首相の関係と似ている」と現・首相たちの名前を出すとともに「メアリーは現代ならバーニー・サンダースに近いかも。人としてまともそうだし、政治家としても優秀だから」と、若者世代から支持を集めながらも2016年大統領選予備選ではヒラリー・クリントンに敗れた彼に触れ、「でも、残念なことにそういう人はなかなか勝ち残れないけどね」と現代にリンクする人物像について語っている。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』はTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの女王 メアリーとエリザベス 2019年3月15日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月18日想像×創造のマジックで数々の名作を送り出すティム・バートン監督。インスピレーションを爆発させながら、多くのファンを魅了する舞台裏には「常に楽しむことを意識する」という仕事の流儀があった。最新作『ダンボ』を引っさげ、来日した鬼才に話を聞いた。ダンボに共感! その理由は、少年時代にあり「子どもの頃から絵を描くのが大好きだった。自分の思う通りに描けず、投げ出したくなるときもあったけど、そんなときこそ『じゃあ、とにかく楽しもう』って気持ちに切り替えるんだ。すると、まさに魔法が起こったように、自信が湧きあがる。ダンボのように、気持ちが羽ばたく瞬間が訪れるんだ。映画監督になったいまも、それは変わらないよ」そう語るバートン監督は、1941年に製作されたディズニー・アニメーションの古典的名作『ダンボ』の大ファンであり、いまも「共感する部分がある」のだとか。「大きな耳のせいで、奇異な目で見られ、周囲からも浮いた存在。まるで、子ども時代の僕なんだ。でも、他人から欠点だと思われるコンプレックスを、肯定することに美しさがある。空を飛ぶゾウの姿は、それだけで強いテーマ性があるし、混沌とした時代だからこそ、大いにインスピレーションを刺激されるよ」と瞳を輝かせる。ダンボは「まるで“ハート”のような存在」本作の主人公は、もちろん、大きな耳をもって生まれたゾウのダンボ。その姿は「かわいい」の枠を超えて、見る者の想像を刺激しながら、小さな体に秘めた豊かな感情を表している。「ダンボを通して、シンプルで純粋な気持ちを伝えたかったからね。現実とファンタジーのバランスを意識し、試行錯誤を重ねたんだ。変に擬人化するのは、イヤだったしね。おかげで、とても有機的な、まるで“ハート”のような存在になったと思う」本作をはじめ、『バットマン』『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など、過去にも映像化された作品を、持ち前の感性で“リイマジン”することも多いバートン監督。その重圧を問うと「確かに、みんなの心に自分なりのイメージがあるから、すべての人を満足させられないかもしれない。でも、かつての僕が『ダンボ』に勇気づけられたように、今度は僕が誰かの背中を押せるなら、それはすばらしいことだと思うよ」と胸を張った。常連キャストが多数集結! まさに“奇妙なファミリー”数々のバートン作品に出演していたダニー・デヴィート、近年の“ミューズ”であるエヴァ・グリーン、さらに『バットマン リターンズ』以来のタッグとなるマイケル・キートンら、バートン一座の常連が多数集結しており、「まさに奇妙なファミリーだよね」。彼らは物語の舞台であるサーカスで出会い、ダンボがかける魔法に魅了(ときに翻ろう)される。「正直言うと、子どもの頃はサーカスが好きじゃなかった。動物がかわいそうだったし、ピエロは怖い(笑)。でも、一方で居場所がない“異形”の者たちが、家族のように寄り添っている。もちろん、古めかしい概念だけど、彼らが人生の喜びと美しさを表現する姿は大好きなんだ。それは映画作りにも似ているかもしれないね」次回作として、キートンと再タッグを組む『ビートルジュース2』のウワサが取りざたされているが、「いまは『ダンボ』が完成したばかりで、無の状態。何も考えられない」とのこと。最後に「もし、またディズニー作品をリメイクするなら、何がいい?」と聞くと、「君は知っているかな?70年代に製作された“The Cat from Outer Space”って言う、宇宙ネコが活躍するSF映画。そろそろ、リメイクされてもいい時期じゃないかな」とおどけた表情を見せた(日本では『スペースキャット』の題名でテレビ放送された)。恐らくは、その場の思いつき(笑)だと思うが、そんな自由な発想と直感も、バートン監督のイマジネーションの源泉なのだろう。(text:Ryo Uchida)■関連作品:FASTEST 2012年10月20日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Fastest LLC 2011ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月18日カンヌ国際映画祭追放処分を受けてから7年、第71回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で待望の完全復活を果たしたラース・フォン・トリアー監督最新作『ハウス・ジャック・ビルト』。この度、本作初の映像となる日本オリジナル版予告映像と新場面写真が公開された。カンヌ国際映画祭では途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後はスタンディング・オベーションも巻き起こったという話題の本作。今回到着した映像では、建築家を夢見る主人公・ジャック(マット・ディロン)が、理想の家作りに励むシーンからスタート。しかし、ある日山道で出会った女の「あなた殺人鬼かも。私にはそう見える」という挑発的な態度で狂気に目覚め、勢いのままに襲い掛かってしまう衝撃的な場面に移り変わると、泣き叫ぶ女性や拘束された男性、親子にも狙いをつけていく、究極のサイコパスと化したジャックの姿が次々と映し出される。さらに、同時に公開された場面写真では、シリアル・キラーのジャックや第一の被害者役のユマ・サーマン、先日死去した名優ブルーノ・ガンツ演じる謎の男ヴァージの姿が切り取られている。『ハウス・ジャック・ビルト』は6月14日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハウス・ジャック・ビルト 2019年6月14日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KÖLN
2019年03月17日Netflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』が、全国77館の劇場で公開される。『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン最新作『ROMA/ローマ』は、『ゼロ・グラビティ』を手掛けたアルフォンソ・キュアロン監督の最新作。本作では、脚本と撮影までを手がけた。彼自身の幼少期の体験も交え、1970年代のメキシコ・ローマ地区を舞台に中産階級の家庭の家政婦として働く若い女性クレオ(ヤリッツア・アパリシオ)の視点から、激動の1年の出来事をモノクロの映像で描いたヒューマンドラマだ。第91回アカデミー賞3部門受賞第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門では、最高賞の金獅子賞を受賞。さらに、第76回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞と監督賞をW受賞し、第91回アカデミー賞で「監督賞(アルフォンソ・キュアロン)」、「外国語映画賞」「撮影賞(アルフォンソ・キュアロン)」の3部門で受賞した。なお、同年度のアカデミー賞では最多ノミネートも果たしている。当初Netflixのみで公開されていた本作は、人気を受けて11月21日(水)より一部の劇場で公開されており、さらに3月9日(土)より全国48館のイオンシネマにて劇場公開がスタートしていた。さらに、3月21日(木)以降はシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷など新たに全国29館で鑑賞可能となる。3月21日(木)には、イオンシネマ熊谷・守谷・常滑・豊川、3月22日(金)にはイオンシネマ茅ケ崎・近江八幡・御経塚・広島・高松東・市川妙典・多摩センター、3月29日(金)公開にはイオンシネマみなとみらいにて公開を予定している。【作品詳細】『ROMA/ローマ』公開場所:全国77館の劇場※主な劇場、イオンシネマについては下記ホームヘージ参照■その他追加劇場3月21日:青森コロナワールド、シネスイッチ銀座、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、大垣コロナワールド、半田コロナワールド、福山コロナワールド、小田原コロナワールド3月22日:フォーラム八戸、フォーラム仙台3月23日:シネマイクスピアリ3月30日:京都映画館出町座4月5日:フォーラム盛岡、フォーラム山形、フォーラム東根、フォーラム那須塩原、フォーラム福島※Netflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』独占配信中
2019年03月17日高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」が、2023年4月に新宿の歌舞伎町一丁目地区に開業する。「東急歌舞伎町タワー」映画館や劇場、ホテルがオープン新宿歌舞伎町エリアに開業する「東急歌舞伎町タワー」は、地上48階・地下5階から成る約225メートルの高層複合施設。ライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」をはじめ映画館・劇場などのエンターテインメント施設、 ホテルなどを展開し、歌舞伎町の新たな観光拠点となることを目指す。「東急歌舞伎町タワー」のコンセプトは、「“好きを極める場”の創出」。ホテルとエンターテインメントの複合施設という特性を生かして、様々な“好き”に出会う機会を生み出していく。B1~B4F ライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」地下1階から地下4階までのフロアには、新宿エリア最大級のキャパシティをもつ1,500名収容のライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」を展開。大小さまざまなライブハウスがひしめき合う新宿歌舞伎町のライブ文化を継承しつつ、東京のミュージック・カルチャーを国内外に発信するホールとして、ライブイベントなどを開催していく。コンパクトなホール空間のため、アーティストとの距離が近く感じられる点が魅力で、「Zepp Shinjuku (TOKYO)」ならではの音楽体験を提供。Zepp ホールでは初となる360度LEDビジョンも設置される。6~8F 劇場「THEATER MILANO-Za」客席数約900席で構成される劇場「THEATER MILANO-Za」は、歌舞伎町とともに発展した「新宿ミラノ座」の名前を継承する形で、6階から8階にオープン。幅広い演出に対応可能な舞台特殊設備や、可変性に優れた客席などを用意し、アーティストと観客がお互いの鼓動や息遣いを感じられるような、舞台と客席の一体感を重視した空間を創出。演劇×音楽×映画といった多彩なエンタメ文化を発信する。9~10F 映画館「109シネマズプレミアム新宿」9階・10階に8スクリーン・総席数752席を有する映画館「109シネマズプレミアム新宿」がオープン。多くの映画ファンに惜しまれながら2014年12月31日に58年の歴史に幕を閉じた「新宿ミラノ座」跡地に、映画館が装い新たにカムバックする。新宿エリア初の3面ワイドビューシアター「ScreenX」を導入する他、映画に留まらない多様なエンターテインメントコンテンツを提供する。17~47F ホテル「ホテル グルーヴ 新宿」/「ベルスター 東京」17階から47階にかけては、東急ホテルズが手がけるライフスタイルホテルとラグジュアリーホテルがオープン。18~38F ホテル グルーヴ 新宿18階から38階にオープンするライフスタイルホテル「(ホテル グルーヴ 新宿(HOTEL GROOVE SHINJUKU)」では、新宿・歌舞伎町のカルチャーを感じられる宿泊体験を用意。階下の映画館や劇場でエンタメを楽しんだあと、余韻に浸りながら宿泊するのにおすすめだ。尚、エンターテインメント施設とホテルの結節点となる17階には、テラスやパーティールームなどを備えたレストラン&バーが誕生する。39~47F ベルスター 東京39階から47階にかけてオープンする“天空のラグジュアリーホテル”「ベルスター 東京(BELLUSTAR TOKYO)」 は地上170m以上のフロアに客室が設けられており、客室内のワイド7mの大きな窓からは東京の絶景を臨むことができる。また、45階から47階にかけての上層3フロアにはペントハウスを備え、特別感のある食やリラクゼーションサービスを提供。3層吹き抜けの圧倒的な眺望を楽しめるレストラン、スパ、客室を用意する。周辺アクセスの整備&屋外イベントステージもまた、空港連絡バスの乗降場整備による歌舞伎町エリアへのアクセス性の向上や、西武新宿駅前通りのリニューアルも同時期に実施。さらに、屋外にはビジョンとステージを設置。隣接するシネシティ広場と連動し、映画イベントや地域連携音楽イベントなどを開催するなどエリア一帯のにぎわいを創り出していく。【詳細】東急歌舞伎町タワー開業予定時期:2023年4月竣工予定時期:2023年1月11日(水)所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1、3階数/高さ:地上48階・地下5階、約225メートル敷地面積:4,603.74平方メートル延べ面積:約87,400平方メートル主要用途:宿泊施設、エンターテイメント施設、店舗、駐車場など
2019年03月16日『カメラを止めるな!』のスピンオフ作品『ハリウッド大作戦!』が、2019年3月21日(木)から4月4日(木)まで池袋シネマ・ロサにて期間限定上映される。“カメ止め”初のスピンオフが映画館に!2018年、大ヒットを記録し、第42回日本アカデミー賞では最優秀編集賞『カメラを止めるな!』。そのスピンオフとなる『ハリウッド大作戦!』は、同作の監督・上田慎一郎が製作総指揮・脚本、中泉裕矢が監督を務める。出演者にも、真魚、濱津隆之、しゅはまはるみ、秋山ゆずきら“カメ止め”の出演者たちが再集結している。ネスレとのタッグから実現へ本作はインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」にて3月に放送を行い、累計視聴回数は50万視聴を記録するなど話題を呼んだ。この反響を受けて、今回の池袋シネマ・ロサでの公開が決定した。なお、制作にあたりネスレとタッグを組んでおり、期間限定上映にあたっては、オリジナルデザインの「フォトラテ」付きの「バリスタ」も限定販売されている。【詳細】『ハリウッド大作戦!』期間限定上映期間:2019年3月21日(木)~4月4日(木)場所:池袋シネマ・ロサ住所:東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館内時間:未定※18時もしくは19時台に上映スタート予定※上映時間は変更になる場合あり。詳細:入場料1,200円
2019年03月15日キーラ・ナイトレイ主演で、いまなお人々を魅了し続ける伝説の女性作家を描き出した『コレット』。愛と自分を貫いた実在の人物をキーラが熱演した予告編がお披露目された。『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド監督がメガホンをとった本作。かねてより、新時代のアイコンであったコレットに想像力をかき立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲し続けたほど、思い入れの強い作品となっている。■“新しい女性”を生んだ時代のアイコン、その知られざる私生活が垣間見える予告編1890年代のパリ、芸術文化が栄えた黄金期に、新たな女性の時代を築き上げたコレット。この度の予告編では、フランス文学界の一時代を築いた彼女の人生の移り変わりを垣間見ることができる。夫に頼まれ、学生時代の話から着想を得て書いた物語から誕生した代表作「クロディーヌ」シリーズが社会現象を巻き起こしていく様子から、自らが表現者として舞台に立つ姿など、華やかなセレブとしての姿が描かれる一方、人気作家として名を馳せる夫に「君には“校長”が必要だろ」と束縛され、ゴーストライターとしての執筆を余儀なくされるなど自由や尊厳を抑圧されてきた過去も明かされる。また、コレットが“伝説の女性”となるまでの苦悩の日々と葛藤、“男装”に身を包み、前例のない挑戦をしていく過程が明かされ、女性たちと体を重ねる姿も…。昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレットの生き様を、まずはここから確かめてみて。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年03月15日小松菜奈と門脇麦がW主演を務め、ギター・デュオ“ハルレオ”として劇中で歌唱を披露することでも話題の青春音楽ロードムービー『さよならくちびる』。この度、本作の本予告編と新カットが到着した。今回到着した予告編では、小松さん演じるレオ、門脇さん演じるハル、そして成田凌演じる付き人のシマ、互いに互いが大切でありながら想いはすれ違う…。焦れったい三角関係に、がむしゃらにもがく不器用な3人のやりとりがリアルに描かれる。映像中盤からは、優しく慰めてくれたシマにキスを迫るレオ、ハルに強引にキスするレオ、そしてステージの楽屋裏でハルに迫るシマ…と、衝撃的なキスシーンが続く。また、ハルとレオが組むギター・デュオ“ハルレオ”のライブシーンも映し出されており、秦基博が手掛けた主題歌楽曲「さよならくちびる」とあいみょんが作詞作曲した「たちまち嵐」を歌うその“ハルレオ”の歌声が、優しく胸に響く。すでに公開されている映像には、「いい曲すぎる」「キレイな声してる」「何回聞いても鳥肌立つ」「さよならくちびる~って声きいただけでやばってなった」といった声が寄せられている本作。今回の予告編公開で劇場の大スクリーンで観るのがますます楽しみになりそう。『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年03月15日キアヌ・リーブス主演のノンストップSFアクション『レプリカズ』。この度、キアヌ演じる倫理に反した暴走が加速していく科学者ウィリアムの妻を演じたアリス・イブに、驚異の身体能力があることが分かった。主人公の天才科学者ウィリアム(キアヌ)の妻モナ・フォスターを演じるのは、ケビン・コスナー主演『クリミナル 2人の記憶を持つ男』や『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『セックス・アンド・ザ・シティ2』『メン・イン・ブラック3』などに出演してきたアリス・イブ。彼女が演じるモナは、失敗続きの倫理に反した研究をやめるよう夫に迫るが、聞く耳を持たない彼に苛立ちを覚え始める。そんな中、不慮の事故で突如命を落としてしまうが、目が覚めると、そこには傷ひとつない状態の自分がいた。皮肉にも、やめさせたかった夫の研究でクローンとして生き返ったのだ。そうとは知らず、記憶や身体に違和感を覚え始めたモナは夫を問い正し、クリスマスの夜、予期せぬトラブルに巻き込まれていく――。この度到着した場面写真4点では、ベッドに横たわるモナの姿や、息子を温かな目で見つめる母としての姿が。キアヌと共に『ジョン・ウィック』の製作にも携わったスティーブン・ハメルは「アリスの持つ雰囲気はこのジャンルの世界観とよくマッチしている。この映画にとって、非常に重要な温かさと人間性をもたらしている」と絶賛。ウィリアムの妻、そして子どもたちの母を演じるアリスの表情にも注目だ。また、メガホンをとったジェフリー・ナックマノフ監督は「彼女は長い時間息を止めていることができるし、クローン生成ポッドに入るのもスポーツ選手みたいにうまい」と彼女の身体能力の高さに驚きを見せる。一体アリスは、“レプリカ”としてどのように生きるのか? クローンポッドから“生まれる”彼女も必見!スタッフも大絶賛を贈るアリスの待機作には、マーゴット・ロビー、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマンらとの共演で米FOXニューストップのセクハラスキャンダルを描く『Untitled Roger Ailes Project』(原題)などがあり、今後の彼女の活躍にも目が離せない。『レプリカズ』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
2019年03月14日探偵志望のシャーロックホームズオタクとハミ出しベテラン刑事のコンビの活躍を描いた『探偵なふたり』の続編『探偵なふたり:リターンズ』が近日、日本でも公開。この度、本作に主演するクォン・サンウが、続編への思いや、お気に入りのシーンについて語っているオフィシャルインタビューが到着した。本作は、前作で非公式ながらも探偵としてタッグを組み難事件を解決したシャーロック・ホームズオタクのカン・デマンと、ベテラン刑事のノ・テスが、ついに韓国初の探偵事務所をオープン。本作では「本当の探偵」として帰ってくる!開いたものの、なかなか依頼主が現れなかったが、ついに最初の依頼者が登場、成功報酬5千万ウォン(約500万円)だという。しかし、それがとんでもなく危険な事件に発展していく…。さらに、この探偵コンビに加え、元サイバー捜査隊のエースであったヨチ(イ・グァンス)が登場し、前作よりもさらにスケールアップしている。そんな本作で主演を務めるのが、日本でも多くのファンをもつクォン・サンウ。「野王」や『痛み』など痛々しいほど切ないラブストーリーを演じてきた彼だが、今シリーズのカン・デマンは、これまで彼が演じてきたキャラクターとは違う。前作では、嫁には怒られ子どものおむつを替えながら、事件に立ち向かっていくイクメンで“推理オタク”という新境地を切り開き話題に。いまやデマンはクォン・サンウの代名詞と言っても過言ではないのかもしれない。――続編ができると聞いたときのお気持ちはいかがでしたか?探偵チームは全スタッフが家族のようで、1作目の時も楽しく撮影しました。実はその際にも内輪ではみんなで続編を撮ろうと話していました。韓国での公開当初はすごく良い雰囲気というわけでもなかったのですが、口コミが広まってありがたいことに多くの方々に愛していただきました。そして幸いにもこのように続編を作るに至りました。――相棒の刑事ノ・テスを演じたソン・ドンイルさんと再びタッグを組んでみていかがでしたか?ソン・ドンイルさんとはカメラの中でも外でもいつも愉快で楽しいです。家族のようですね。お互いに別の現場にいても互いの現場に顔を出して差し入れしたりする仲です。俳優仲間という枠を超えて家族のような存在です。――新規参加となったイ・グァンスさんと共演してみていかがでしたか?グァンスさん演じる元サイバー捜査隊のヨチという面白いキャラクターが登場し、笑いのポイントも増えましたし、ムードメーカーになりました。そういう意味でもイ・グァンスさんが入ってきてくれて良かったなぁと思います。――お気に入りのシーンを教えてください。息子が誘拐されそうになるシーンですね。是非、劇場でご覧頂いて確認してほしいですね(笑)――撮影中の心に残っているエピソードがあれば教えてください。探偵チームはとても仲が良いので、毎日撮影が終わるとみんなでご飯を食べてお酒を飲んで、太った思い出があります。それもまたデマンらしいですよね(笑)――『探偵なふたり』シリーズ3作目も期待してよろしいでしょうか?そうですね。期待して頂いていいと思います。まずは別の作品でまた新たな姿をお見せして、機会があればパート3でもお目にかかれたら僕もとても嬉しいです。――今後の予定について教えてください。今は、多くの良い作品で皆さんにお会いすることが俳優としての僕の仕事だと思っています。そして僕の人生の中でも良い作品をすることを切望している時期です。作品に対しての欲がとてもあります。今後も多様なジャンルで多様な姿をお見せできたらと思っていますので、見守っていてください。――これから映画を観る日本の皆さんにメッセージをお願いします。日本には“探偵モノ”を扱った映画などが多くありますし、慣れ親しんでいらっしゃると思うので、きっと日本の皆さんにも楽しんでいただけるのではないかと思っています。そして、日本の皆さんが知っている僕のイメージとはまた全く違う僕の姿をお見せできるのではないかと楽しみにしています。『探偵なふたり:リターンズ』は3月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:探偵なふたり:リターンズ 2019年3月16日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, CREE PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED
2019年03月14日ジャニーズ事務所を飛び出した後も、元気な姿を見せてくれ、自身の得意なことで活躍する元ジャニーズたち。今回は渋谷すばるさんと赤西仁さんの近況をウォッチします。まず渋谷さんから。先日公開された渋谷さんのWebサイト『渋谷すばるです。』が更新されました。第2弾となる今回は、スマートフォンで撮影されたと思われる縦動画と、「いきなりの生存確認でおどろかれた方もいらっしゃるかも知れませんが、(中略)本人でやらせて頂いております。」と渋谷さん本人であることの報告から始まる、渋谷さんの思いが綴られたテキストが掲載されています。更新された動画では渋谷さんの肉声や、ギターを弾き語りする様子などが映されています。テキストでは世界中を旅していることが明かされ、中でもカンボジアを訪れた際に感じた過去の内戦の悲惨さ、またカンボジアで触れ合った方を通して感じた、幸せとは何かを問う内容となっています。渋谷さんの近況の続報に、ツイッターでは「うれしい」「安心した」という声が寄せられました。サイトが渋谷さん本人のものであること、また世界中を旅していることが明かされ、今後渋谷さんが感じたことがサイトを通してどのように表現されていくのか楽しみですね。また同じく元ジャニーズで、よく話題に上るのが赤西仁さんです。赤西さんは3月4日に変形性腰椎症(へんけいせいせきついしょう)により、予定していたツアー構成内容を変更する旨が発表されました。これに関して3月11日に続報が出ています。代替公演として、赤西仁さんの独立から5年間の軌跡を辿った約150分のドキュメンタリーシネマの上映が決定し、参加者特典として物販会場でのグッズ購入チケット4000円分、最新マキシシングルCD、人気キャラクターぐでたまとコラボしたご当地キーホルダーとステッカーが渡されることが発表されました。これに対しファンからは、赤西さんの容態を気遣いながらも「豪華すぎる」といった声が相次いでいます。それぞれの方面で得意なことを活かして活躍する元ジャニーズ。ジャニーズ時代とはまた違った表現で、ファンを楽しませてくれる彼らから目が離せません!文/エミチャンカパーナ画像/Shutterstock
2019年03月11日アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーという美しいふたりが競演することで話題の映画『シンプル・フェイバー』。本作では、本年度アカデミー賞作品賞受賞作『グリーンブック』にも出演するリンダ・カーデリーニが、全く別の顔を見せていることが分かった。華やかなふたりのキャストに目が惹かれる本作だが、脇を支えるキャストには『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディングほか、アカデミー賞にて作品賞をはじめとする3部門を受賞した『グリーンブック』に出演するリンダ・カーデリーニの姿も。『グリーンブック』ではヴィゴ・モーテンセン演じるトニーの妻・ドロレスを演じているリンダ。黒人の天才ピアニスト、ドクター・シャーリーの南部ツアーに運転手として同行する夫の身を案じながらも、純粋に愛しぬく美しき妻を演じ、観客のハートをじんわりと温かくさせている。ところが、本作ではブレイク演じるエミリーに執着し続ける売れない画家・ダイアナ役に。劇中ではナイフを取り出し、酒を瓶から直飲みするといった荒れた姿を見せ、まさにドロレス役からは想像できない様を披露する。本作について「とてもサスペンス要素に富んでいて、次に何が起きるか脚本のページをめくる手がとめられなかった」とリンダ。「これは面白いものになると思ったわ」と語っている。海外ドラマ「ER 緊急救命室」やホークアイの妻役を演じた『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などで活躍し、今後は主演を務めるホラー映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』の日本公開が5月に控えるなど、バラエティに富んだ作品で様々な顔を見せる彼女に、いまこそ注目だ。『シンプル・フェイバー』は3月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.シンプル・フェイバー 2019年3月8日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年03月10日デヴィッド・ボウイやレディー・ガガ、キャサリン妃にまでも愛されたアレキサンダー・マックイーンの人生に迫るドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』から、彼が手掛けたコレクションの舞台裏を捉えたシーン写真をシネマカフェが独占入手した。1969年ロンドン生まれ、労働者階級出身の本名:リー・アレキサンダー・マックイーンは、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、彼の名前が世に広まる。その後、1996年には弱冠27歳で「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢、2011年にはキャサリン妃が結婚式に選んだウエディングドレスとして話題をさらった。しかし、富と名声の絶頂期にいた40歳で突然、自ら命を断ってしまう。前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ“天才にしてファッション界の反逆児”アレキサンダー・マックイーン。映画では、彼のドラマティックな人生を、友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出す。今回到着したシーン写真は、「ジバンシイ」のデザイナーに大抜擢された後、1997年1月17日にエコール・ボザール・デ・パリにて初めて開いたオートクチュールのコレクションでのフィッティングの様子や、ガラスの箱の中に閉じ込められたモデルたちがランウェイを歩くという演出が評判になった「アレキサンダー・マックイーン」2001年 S/Sコレクションの舞台裏のモデルたちを収めたショットなどを含む計8点。自身のブランドのショーの過激さから、“モードの反逆児”と名付けられると同時に、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装、ビョークのMVの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなどラブコールは後を絶たず、34歳で大英帝国勲章を授与された輝かしいはずの彼の人生はなぜ終止符を打つことになってしまったのか?どんなドラマよりも劇的でエモーショナルなドキュメンタリー。ぜひ劇場で目撃してほしい。『マックイーン:モードの反逆児』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マックイーン:モードの反逆児 2019年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Salon Galahad Ltd 2018
2019年03月10日本国中国では公開から1か月で約230億円突破の大ヒットを記録、4,000万人の観客を動員した『芳華-Youth-』。この美しく切ない青春ラブストーリーから、眩しすぎる場面写真10点がいち早くシネマカフェに到着した。「シュウシュウの季節」「妻への家路」で知られるゲリン・ヤンの原作をもとに、激動の70年代に翻弄されながらも、真っ直ぐに逞しく生きていく若者たちの青春の日々を描き出した本作。今回到着したのは、そんな彼らの“青春時代”の空気感を切り取った、眩しいほどの透明感を持つ10点もの場面写真。中国激動の時代に実在した文工団で過ごす若者たちが、気の合う仲間同士で集まって戯れたり、夕暮れのプールで一緒に遊んだり、授業のノートを見せ合いっこしたり…。時代や国が違っても、“淡く儚いけれど、眩しい”普遍的な青春時代の風景を切り取っている。また、本作の重要なテーマでもある京劇とバレエを融合した美しいダンスシーンの練習風景も必見だ。自身も20歳の時に文工団に所属「多くのことを忘れ去ってもこの時代のことは私の心に永遠に刻み込まれている」「その記憶を拡大し、本作を撮るのがデビュー時以来の夢だった」と語るフォン・シャオガン監督。60代になってようやく作り上げた本作に『芳華』というタイトルを名付けた理由を、「香りや色彩を意味し、同時に可愛さと若さの魅力を伝えて、記憶の中の美しさを完璧に表現する言葉だったから」と語っている。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:芳華-Youth- 2019年4月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd
2019年03月09日サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の映画化が企画進行中のようだ。ニュー・ライン・シネマとサンリオ、フリン・ピクチャー社らは、「ハローキティ」の仲間である「ぐでたま」や「マイメロディ」、「リトルツインスターズ」なども登場する映画の製作に取り組んでいるという。サンリオの創業者である辻信太郎代表取締役社長は、こう声明を発表している。「友情のシンボル、ハローキティを始めとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々までに仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております」またニュー・ラインのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるリチャード・ブレナーと同プレジデント兼チーフ・コンテント・オフィサーのキャロリン・ブラックウッドは共同で、「私たちはサンリオとともに、この世界中で愛されてやまないキャラクターの映画化に携われることを大変嬉しく思っております。このような、時代を超える知的財産の可能性を探求できる機会を得たことは、大変な名誉で貴重なものと感じています。ハローキティと彼女の仲間たちは数十年にも渡り世界共通の文化の一部となっており、今後彼女がこの新しい冒険でどこへ向かうのか、とても楽しみにしています」とコメントしている。一方で本作では、フリン社のボー・フリン社長がプロデューサーを、同じくウェンディ・ジェイコブソンがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。フリンはこう話している。「ハローキティは過去40年以上の間、世界中で最も愛されているキャラクターの一つです。この度、史上初となるこのキャラクターのストーリーを世界中の映画館に届けるという重大な責務に対し、サンリオの辻社長が私共を信用してくださったことを大変光栄に思っております。そして、ニュー・ライン・シネマ社とワーナー・ブラザースという長年のパートナーと共に実現できるのは夢のようです。ハローキティとサンリオはポジティブで家族向けの価値観を体現する存在であり、今こそハローキティのメッセージを世界に発信するには絶好のタイミングだと思います!」(C)BANG Media International
2019年03月09日カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)ほか3冠を受賞し、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートという快挙を成し遂げたルーカス・ドンの『Girl/ガール』が7月5日(金)より公開決定。評論家や観客からは“ニュー・ドラン(第2のグザヴィエ・ドラン)”とも称される新鋭監督が描く本作の予告映像とポスターが到着した。バレリーナになるために奮闘するトランスジェンダーの少女の記事に心を動かされたルーカス・ドンが、“必ず彼女を題材にした映画を撮る”という強い思いを実現させ誕生した本作。主演のビクトール・ポルスターは、実際に「アントワープ・ロイヤル・バレエ・スクール」に通う現役のトップダンサーで、“性別を超越した美しさ”と絶賛され、500人を超える候補者の中から選ばれた逸材。初の映画出演となる。彼自身はシスジェンダー(※)であるものの、バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女・ララの繊細な表情や思春期の心の機微を見事に表現し、バレエシーンでは圧倒的なパフォーマンスを披露。その息をのむほどに美しいバレエシーンの振り付けはコンテンポラリーダンス界の旗手であり、日本でも森山未來とタッグを組んだ公演でも知られる天才振付師シディ・ラルビ・シェルカウイが担当している。今回解禁されたポスターでは、彼が演じたララのイノセントな瞳がまっすぐにこちらを見つめ、「バレリーナになる。この夢は、何があっても諦めない。」という強い決意を物語っている。また、予告編に映し出されるのは、バレリーナになるために父親と弟と共に新しい街で生活を始めた、期待と不安に揺れる15歳のララ。入学を許された難関のバレエ校では厳しい指導が待ち受け、ララは身体の変化によってうまく踊れなくなることへの焦り、クラスメイトから向けられる嫉妬などに直面する。さらに思春期の葛藤や孤独を抱えながら、いまを必死に生きるララとその娘を支える父との絆が描かれ、夢に向かって美しく踊り続けるララの姿が胸を打つ映像となっている。■ストーリー15歳のララの夢はバレリーナになること。しかしそれは簡単なことではなかった。彼女は男の体に生まれてきたから。それでも強い意志と才能、娘の夢を全力で応援してくれる父に支えられ、難関のバレエ学校への入学を認められる。夢の実現のため、毎日厳しいレッスンを受け、血のにじむような努力を重ねていくララ。だが、初めての舞台公演が迫る中、思春期の身体の変化により思い通りに動けなくなることへの焦り、ライバルから向けられる心ない嫉妬により、彼女の心と体は追い詰められていく――。『Girl/ガール』は7月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。※シスジェンダー:生まれながらの性別に違和感がない人のこと。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Girl(原題) 2019年初夏、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開予定
2019年03月08日アルフォンソ・キュアロン監督・脚本・撮影を務め、第91回アカデミー賞監督賞、外国語映画賞、撮影賞と3部門を制したNetfilxオリジナル映画『ROMA/ローマ』が3月9日(土)より全国48館のイオンシネマにて上映されることが決定した。1970年代のメキシコ・ローマ地区を舞台した本作は、キュアロン監督の幼少期の実体験を盛り込みながら、中産階級の家に家政婦として働く若い女性クレオ(ヤリツァ・アパリシオ)の目線から激動の1年の出来事を美しいモノクロ映像で描いた静謐なヒューマンドラマ。昨年の第75回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し、第76回ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞と監督賞をW受賞、先日の第91回アカデミー賞においては最多タイ10ノミネートを果たし、監督賞、外国語映画賞、撮影賞の3部門を受賞した。2018年12月よりNetflixにて世界配信されているほか、これまでに米国やメキシコ、韓国など、30か国以上で劇場公開。日本では第31回東京国際映画祭にて1日4回上映されたのみで、アカデミー賞受賞もあり劇場公開を望む声が上がっていた。Netflixでは、この劇場公開を通じて日本の多くの人々に、世界で大きな注目を集めるNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』を届けることに期待を寄せているという。『ROMA/ローマ』は3月9日(土)よりイオンシネマ全国48館にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングNetflixオリジナル映画「ROMA/ローマ」 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始
2019年03月07日第91回アカデミー賞でスパイク・リー監督が脚色賞を初受賞し、名スピーチで会場を沸かせた最新作『ブラック・クランズマン』。この度、本作でジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公の黒人新米刑事と関わる、ヒロインのパトリスを演じたローラ・ハリアーのインタビュー映像がいち早くシネマカフェに到着した。その抜群なスタイルと美しい顔立ちで、一度見たら忘れることはないローラ・ハリアー。17歳でファッションモデルとして「ELLE」や「Marie Claire」などで活躍。2017年にはトム・ホランド主演『スパイダーマン:ホームカミング』でリズ役を演じて注目を集め、最近では「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ブルガリ(Bvlgari)」の広告塔を務めている。「絶対にスパイクの作品に出たかったの」と話すローラが演じたのは、アフロヘアでレザーやベルボトムといった70年代ファッションに身を包む黒人学生自治会の会長パトリス。黒人であることに誇りを持ち、当時ブラックパワーを先導したブラック・パンサー党の女性リーダー、アンジェラ・デイヴィスがモデルとなっている。ローラはパトリスという役柄について、「自分の考えを言葉にするパトリスに感心した。たとえ危険で怖かったり反対されたりしても関係ない。パトリスは本当に勇敢で共感できたわ。彼女を演じられて誇らしい」と明かす。また、本作でついにアカデミー賞脚色賞を受賞したスパイク・リー監督については、「彼の作品を見ると自分の結論にたどり着く。だから彼の作品は特別なの。全く違う人生を歩んできた人たちに影響を与えているでしょう?素晴らしい監督だと思う。スパイクの作品は社会を映す鏡なの」とコメント、現代社会が抱える側面と映画との関連性を示し、いつの時代も世界へメッセージを発信してきた監督へのリスペクトを熱く語っている。注目女優ローラが演じるパトリスの活躍、そしてジョン・デヴィッド演じる“潜入”刑事ロン・ストールワースとの関係にもぜひ注目していて。『ブラック・クランズマン』は3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・クランズマン 2019年3月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月04日