来月に結婚1周年を迎えるジョージ&アマル・クルーニー夫妻。人権派の弁護士として活躍するアマルさんだが、母親になる準備は万端のようだ。「OK! Magazine」アメリカ版誌上で関係者は、ジョージもアマルさんも新しい家族を迎えるのにいまがちょうどいいタイミングと考えていると話している。彼女は結婚後も弁護士の仕事を続けているが、現在着手しているもの以外に新しい案件は受け付けていない。また、イギリスのバークシャーにある1,500万ドル(約18億円)の邸宅は大がかりなリフォーム中で、そこには子ども部屋もあり、クリスマスまでに工事を終える予定だという。バツイチだが、子どもはいないジョージ。長かった独身時代、父親になることには興味がないと話していたが、結婚を機に心境の変化が訪れたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月04日『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る、新たなピーターパンたちの物語を描く『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』。この度、主演を務めるリーヴァイ・ミラーが、2015年秋の「ポロ・ラルフローレン(Polo Ralph Lauren)」チルドレンズウエアの新しいブランドアンバサダーに起用されたことが明らかになった。夢と魔法のような映像美で描く、光と影が織りなす別世界“ネバーランド”。離れ離れになってしまった母を探すため、ロンドンから旅立った少年ピーター(リーヴァイ・ミラー)は、人魚、妖精、海賊たち、若き日のフック船長ら心躍る仲間たちと出会い、数々の危険を乗り越えていく。果たしてピーターは、彼の出生の秘密を知るまだ見ぬ母に、巡り合うことはできるのか…!?ヒュー・ジャックマンが熱演する冷酷無比の海賊“黒ひげ”ほかルーニー・マーラ、ギャレット・ヘドランド、アマンダ・セイフライドらと共演するのは“いま最も美しい少年”と称されるリーヴァイ・ミラー。リーヴァイがモデルに大抜擢されたのは今回の「Polo Ralph Lauren チルドレンズ」が初めて。広告、ウィンドウディスプレイ、インストアイベント、ビデオからなる2015年秋のチルドレンズの企画は、“ピーターパン”のストーリーにあふれる冒険感覚にインスパイアされたものだという。“ピーターパン”のテーマとの繋がりから、リーヴァイは8月5日(現地時間)に米ニューヨークのセントラルパーク動物園にて催される2015年の「Ralph Lauren チルドレンズ」のファッションショーに登場、ランウェイを歩く予定だ。早くも世界から注目を集めている若手注目株に今後も目が離せない。『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』は10月31日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日強烈な高発色!『レブロン ウルトラ HD リップスティック ラブミラーキット』レブロン株式会社は『レブロン ウルトラ HD リップスティック ラブミラー キット』を9月から発売する。セクシーなメイクに不可欠な、人気のある高い発色リップ4カラーによるスペシャルキットが登場する。さらに“LOVE”の文字がデザインされた、お洒落なハート型のミラーはプレゼントになっている。うるおいのある美しい唇を実現する、4タイプのモテカラーモテカラーのコレクションには【ローズ 優しさのオーラ】【マグノリア 幸せの予感】【ハイドランジア キュートな血色感】、【グラジオラス 女子度アップ】の4タイプが用意されている。唇についた瞬間にとろっとしたジェルが密着して、唇の気になる縦ジワも一塗りで目立たなく補ってくれる。また透明感の高いジェルベースを取り入れているので、印象強い透明感のある発色を実現し、さらにマンゴー種子脂やシア脂など全3種類の保温成分によって、うるおいのある唇をキープしてくれる。便利なラブミラープレゼントされるラブミラーは、レブロンのリップスティックを使うときに便利なアイテムだ。2倍&等倍のダブル鏡で、さらにコンパクトだから持ち運びも便利で使いやすいだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・レブロン株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・レブロン株式会社
2015年08月03日ジョージ・クルーニーが監督・主演を務め、“美術品救出”プロジェクトに挑む男たちを描く『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開が、このほど決定した。戦闘経験ゼロの特殊部隊「モニュメンツ・メン」は、ナチスにより強奪されていく世紀の美術品の奪還のため、ヨーロッパ各地の戦場へ飛び、自力で美術品を次々と取り戻していく。一方、戦争の敗北を悟ったヒトラーは、今度は強奪した美術品の破壊を決断する…。果たして、命がけのミッションを彼らはどのように成し遂げるのか!?レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ヤン・ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、ロダン「ダヴィデ」、ミケランジェロ「ブルージュの聖母子像」、レンブラント、ピカソ、マチス――。第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かったある特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍を描く本作。一度日本での公開中止の憂き目にあいながらも、このほど再度日本公開が決定。美術については筋金入りのプロ、しかし戦闘は全くのド素人の7人の男たちの実話に基づく本作に感銘したジョージが、監督・製作・脚本・主演を務め映画化を実現させた。ほかにも、リドリー・スコット監督作『オデッセイ』の公開を控えるマット・デイモン、『ヴィンセントが教えてくれたこと』のビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な面々がキャストに名を連ねる。“ナチスが強奪していった美術品の奪還”という、まさに史上最大最高額のトレジャー・ハンティングに挑む7人の男たちの活躍を描く本作。俳優としてはもちろん、監督としても『コンフェッション』や『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』などといった力作を生み出してきたジョージの演出にも注目だ。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日日本での公開が中止となっていたジョージ・クルーニー監督・主演『ミケランジェロ・プロジェクト』が、11月6日に日本公開されることが30日、明らかになった。本作は、70年前の第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かった特殊部隊「モニュメンツ・メン」を描いた実話。芸術という文化を後世に残すため、命をかけた無名の英雄たちがいた事実を埋もれさせるわけにはいかないという思いと、公開を楽しみにしていた映画ファンからの熱い声に後押しされ、このたび日本での公開が決定した。美術については筋金入りのプロだが、戦闘はド素人という7人の男たちによる特殊部隊「モニュメンツ・メン」のミッションは、ナチスが強奪していった美術品の奪還。彼らがいなければ、レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』、ヤン・ファン・エイク『ヘントの祭壇画』、ロダン『ダヴィデ』、レンブラント、ピカソ、マチス、そして、ミケランジェロ『ブルージュの聖母子像』といった名作名画は現存していなかったのだ。「モニュメンツ・メン」の存在に感銘を受けたジョージ・クルーニーは、自ら監督・製作・脚本・主演を務め、キャストには『オーシャンズ』シリーズのマット・デイモン、ゴールデングローブ賞ノミネート俳優ビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な顔ぶれが集結。知られざる英雄たちの活躍を娯楽性豊かに映画化した。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年07月31日ドスパラは24日、ルームミラーの機能を損なうことなく設置が可能なドライブレコーダー「DN-12865」を同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込8,999円。DN-12865は、4.3インチの防眩加工済みディスプレイを備えたドライブレコーダー。縦90mm、厚さ14mmのルームミラーに対応する。1分/3分/5分ごとのループ録画のほか静止画撮影も可能で、最大4倍のデジタルズーム機能を持つ。動画は1920×1080ドット、静止画は4032×3024ドットまでの記録に対応。記録したデータはディスプレイで確認できる。レンズの視野角は117度で、記録画角は約130度。対応する記録メディアはmicroSD/SDHCカード(最大32GBまで)。本体サイズはW286×H100×D47mmで、重量は約317gだ。
2015年07月24日ジョージ・クルーニー夫妻が7月4日のアメリカ独立記念日を、イタリアのコモ湖にある別荘で過ごした。「People.com」によると、ジョージはイタリア北部のコモ湖にある別荘で妻のアマルさんとともに、ジュリア・ロバーツ&ダニー・モダー夫妻を始め10人ほどの招待客を迎えて、独立記念日を祝ったという。夜にはみんなでボートに乗り、湖上から花火を楽しんだ。ジョージとアマルさんは先週水曜日(現地時間)にはロバート・デ・ニーロ夫妻とディナーに出かけた。デ・ニーロ夫妻も近隣に滞在中で、ジョージとロバートでランチをともにしているのも目撃されている。ジョージは2日にはミラノで行なわれた「TOTO」の公演にも出かけ、バンドがヒット曲「アフリカ」を演奏中に突然ステージに上がり、観客を大喜びさせた。9月に結婚1周年を控え、リラックスした夏休みを満喫中のようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月07日「ぴあ」調査による2015年6月19日、20日のぴあ映画初日満足度ランキングは、30年ぶりとなるシリーズ最新作『マッドマックス怒りのデス・ロード』がトップに輝いた。2位に『愛を積むひと』が、3位に『攻殻機動隊 新劇場版』が入った。その他の写真1位の『マッドマックス…』は、メル・ギブソン主演のアクションシリーズをジョージ・ミラー監督が再びメガホンを執って新生させた作品。『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディがギブソンの跡を継いで主人公マックスを演じているほか、スキンヘッドのヒロインをシャーリーズ・セロンが怪演している。劇場には10代から70代までの観客が来場しており、特に男性客から「今までのシリーズの良いところを全部足したような最高のアクション映画!ヤバ過ぎて笑うしかなかった」、「大爆発に大破壊と、もう狂気と言うしかないド派手さで、途中から涙が止まらなくなるくらいヤバかった!」、「期待通りのおもしろさ。迫力があって全体的にアクションがカッコイイ!」、「30年前にシリーズ前作を観たが、75歳まで生きていてよかった!と思えた。カーアクションも素晴らしいが、とにかくロックだ!」など熱いコメントが多く寄せられた。また、「今作は女性が強くて、現代っぽい」「女性に特に観てほしい」という声も寄せられており、女性客からも「スリル満点!爆発する度にマックス100パーセントで楽しめた。虐げられていた女性たちが脱却していく姿に励まされた」、「シャーリーズ・セロンがセクシーで、女性たちがカッコよくて勇気付けられた」など好評を集めていた。出口調査では、112人中55人が満足度100点と回答しており、口コミによる動員増が期待される。(本ランキングは、6月19日(金)、20日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年06月22日2015年6月20日、21日の全国映画動員ランキングは、劇場版アニメーション『ラブライブ!The School Idol Movie』(全国121館)が先週に引き続き首位を守った。2位はシリーズ30年ぶりとなる新作『マッドマックス怒りのデス・ロード』(全国341館)が初登場で入り、3位は『海街diary』(全国323館)になった。その他の写真『マッドマックス…』は、メル・ギブソンの出世作となったアクション・シリーズを、ジョージ・ミラー監督が再びメガホンを執って映画化。『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディがギブソンの跡を継いで主人公を熱演し、近未来の荒廃した大地を行く天才ドライバーにしてタフガイ、マックスの新たな死闘が描かれる。その他、今週は佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役で共演したヒューマンドラマ『愛を積むひと』(全国244館)が6位に、シリーズ最終章となる平愛梨主演の『呪怨 -ザ・ファイナル-』(全国144館)が7位に、『攻殻機動隊 新劇場版』(全国107館)が9位にそれぞれ初登場で入っている。『ラブライブ!The School Idol Movie』公開中
2015年06月22日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の日本版エンディングソングである、MAN WITH A MISSIONとZebraheadの日米ロックバンドが共作で書き下ろした「Out of Control」の映画版ミュージックビデオ(以下MV)が19日、公開された。本作は、『マッドマックス』シリーズの30年ぶりとなる最新作。すでに全世界で3億2,969万ドル(6月17日現在)の大ヒットを記録している。日本公開を目前にこのたび、日本版エンディングソング「Out of Control」の映画バージョンのMVが公開。同映像は、本作の名場面を使用して制作されたもので、未公開映像も盛り込まれている。今月頭に来日したジョージ・ミラー監督は「Out of Control」について、「初めて曲を聴いたときに素晴らしいと思った。映画のスピリットをよく捉えられている」と太鼓判。そのコメントを受けて、このスペシャルMVが完成した。同時に、MAN WITH A MISSIONのギター&ボーカルであるJean-Ken Johnny編のオンライン限定スポットも公開。ノイズの効いたモノトーンで、Jean-Ken Johnnyが音楽にノリながら本作を鑑賞する模様を映しており、現在テレビで放送中のマックスの吹き替え声優を務めたEXILEのAKIRAが出演するバージョンと対をなす内容となっている。AKIRA編では、AKIRAが「ヤバい」と大興奮。Jean-Ken Johnny編では、「Jesus!」と叫び映画の“MAD”な世界観に共鳴している。(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月19日全世界で3億2,969万ドル(日本円にして約406億円:6月17日時点BoxOfficeMojo調べ)の大ヒットを記録し、日本での公開が明日に迫る映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。このたび本作の公開を記念して、日本版エンディングソングとなる「MAN WITH A MISSION」と「Zebrahead」のコラボソング「Out of Control」のスペシャルミュージックビデオが解禁された。資源が尽きかけた世界で、本能だけで生きながらえてる元警察官・マックス(トム・ハーディ)は、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)が率いる一団に捕われてしまう。瀕死の重傷を負うマックスの前に現れたのは反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男・ニュークス(ニコラス・ホルト)と共にジョーに囚われていた女たち“ワイブス”を連れ、ジョーの一味に立ち向かい、自由への戦いが始まる。先日本作のプロモーションで来日を果たしたジョージ・ミラー監督は「Out of Control」について、「初めて曲を聴いたときに素晴らしいと思った。映画のスピリットをよく捉えている」と太鼓判を押していた。このコメントを受けて、今回異例の本編映像出し惜しみなしのミュージッククリップが完成!本作の名場面、これまで解禁されていない新映像を贅沢に使用して制作されており、CGを排除したリアル・アクション映像と「Out of Control」のテンションが見事にリンクしたミュージックビデオに仕上がっている。さらに、同時に「MAN WITH A MISSION」のGu&VoであるJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)編のオンライン限定スポットも「ワーナーエンタテイメントジャパン」公式You Tubeチャンネルで公開に。ノイズの効いたモノトーンで映し出されるのは、Jean-Ken Johnnyが音楽にノリながら本作を鑑賞する様子。現在テレビでオンエア中の日本語吹き替え版でマックスの声を担当したAKIRAが出演するバージョンと対をなす内容となっている。AKIRA編はAKIRAが「ヤバい」と唸り、映画への期待を高めるのに対し、Jean-Ken Johnny編は「Jesus!」と叫び、映画の“MAD”な世界観に共鳴!「ヤバい」「Jesus!」と声をあげずにはいられない『マッドマックス』の世界。「マイ ネーム イズ マックス」という台詞と共に始まるミュージックビデオは迫力あふれる映像の連続。まずはこちらのミュージックビデオからその一部を覗いてみてはいかが。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月19日『極道大戦争』の三池崇史監督が、先日、最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPRのため来日したジョージ・ミラー監督と夢の初対談を実施。オーストラリアからハリウッド映画の頂点まで昇りつめたミラー監督と、日本から世界に挑み続ける三池監督。互いにエンターテイメント性と作家性を併せ持ち、アクション映画への“原点回帰”となった2人の最新作は同日公開でもあることから、日米の“映画屋”のガチンコ対決が実現した。本年度の第56回カンヌ国際映画祭に、この最新作がそろって出品された2人。伝説のヴァイオレンス・アクションシリーズが30年ぶりに復活したミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、トム・ハーディを主演に迎え、文字通り全編にわたってノンストップでリアル・アクションが展開する超大作。一方、ヤクザ・ヴァンパイアの壮絶な戦いが繰り広げられる三池監督の『極道大戦争』は、監督デビューから4半世紀を経て原点となる“Vシネマ・スピリッツ”を、市原隼人主演で甦らせたアクション大作だ。共に超低予算アクション映画からキャリアをスタートさせた2人が、お互いの原点となるアクションにこだわり抜いた新作をメジャー大作として完成させたこの2作は、奇しくも、今週末6月20日(土)に同日公開される。「若いころにすごく影響を受けた」という『マッドマックス』シリーズ直撃世代の三池監督は、シリーズを作り上げたミラー監督に刺激を受けてきたそうで、「ミラーさんとお会いして話せるのがとても光栄。そんな繋がりが生まれるのが、映画の持つ力だと感じる」と言う。だが、対談の席に現れたミラー監督は、まず三池監督が手にしたマッドマックス仕様にカスタマイズされたカエルのぬいぐるみに興味津々。それは、『極道大戦争』に登場する“現代の怪物にして世界最強のテロリスト”と呼ばれる謎のキャラクター。ミラー監督から「なんて名前だ、コイツは?」と尋ねられた三池監督が、「“KAERUくん”です」と紹介すると、「ミスター・フロッグ!?ファンタスティック!!」と、すっかり気に入った様子。『ベイブ/都会に行く』『ハッピーフィート』などでキュートな子ブタやペンギンを主人公に映画を作ってきたミラー監督の「ミスター・フロッグのアイデアはどこから生まれたんだ?」という質問に、三池監督は「日本には“ゆるキャラ”というのがありまして…」と、KAERUくんの原点となった“ゆるキャラ”について説明を始める一幕もあった。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をすでに観たという三池監督は、「今回マックスを演じたトム・ハーディにしか出せない空気、カッコよさが出ているなと思いました。『座頭市』みたいな日本映画的美学を持っていて、それは監督やハーディの『マックスってなんだ?』という疑問への答えなんだと思います。ため息が漏れました」と絶賛を惜しまない。だが、続いて「実は僕もトム・ハーディと一緒に仕事をする予定だったんです…」と、三池監督から意外な告白が飛び出した。だが、クランクイン直前になってキャンセルになったことから、「それで、何かやろうと思って作ったのが『極道大戦争』なんです」と明かした。「そうか、どうりでミスター・フロッグがトム・ハーディに似てると思ったよ(笑)」と、ユーモアたっぷりに返して周囲を爆笑させるミラー監督。そして、アクション映画への原点回帰、同日公開という2作の共通点を聞かされると、「一緒じゃないか!」と、さらに頬を緩ませた。三池監督は、「新作の『マッドマックス』には痺れましたよ。こんなに面白い映画がキャリアを重ねても作れるものなんだなと思いました。普通は衰えていくものなんですけど、よりヤバくなってる」と興奮気味。「僕ら映画を作る人間からすると、『マッドマックス』を観てしまうと、世界中の映画人は“作れない理由”を状況のせいにできなくなったなと思いました。『作るか、作らないかだけ。それはアナタの問題だ』と、ミラーさんから突きつけられたような気がしたんです」と語った。すると、ミラー監督も「1週間前にスティーブン・スピルバーグから電話をもらって、いま、三池監督が言ったようなことを彼もすごく興奮しながら言ってたんだ。私もスピルバーグを始め、ロバート・ロドリゲスやJ・J・エイブラムスといったアメリカのフィルムメーカーからエネルギーをもらって、もっと映画を作りたいという気持ちになったからな」と明かしてくれた。『極道大戦争』の撮影では、「体は30代の頃のようにはいかない」と弱音を見せることもあった54歳の三池監督。だが、70歳で『マッドマックス』を作り上げたミラー監督を前に「言い訳できないなと思いましたね。やるか、やらないかだけですよ。言い訳を考えてるヒマがあったら、ローバジェットでもいいからもう1回、一から作れっていうことですよね。映画を作る人間に色んなことを教えてくれるのが『マッドマックス』です」と語る。映画との戦い方について熱い言葉が交わされた後、三池監督が「映画の中で、僕にもできる演出が一つだけありました」と告げる。「どこだい?」と興味深そうな顔で尋ねるミラー監督の前で、おもむろに頭の後ろに手をやり、劇中でマックスが顔に取り付けられた鉄仮面を外そうと、ヤスリで懸命に擦る仕草をやって見せる。「あのカシャカシャカシャってやつです」。「ハハハハ!!あれは最初から脚本にあった設定なんだが、マックスは自由になるために脱出しようとしているので、いつもああやってるのさ」とミラー監督。「ヤスリさえあれば、僕の映画でもできる(笑)。あれ以外は、とても自分には撮れませんが」と三池監督が謙遜すると、「三池監督ならほかのシーンも撮れるさ!」とミラー監督は力強く語った。また、それぞれが特別上映と監督週間での上映となったカンヌ映画祭では、三池監督が新作の撮影のため渡航できなかったことから、お詫びの思いをこめて着物姿で女装したカードが配られたが、それをミラー監督にもプレゼント。あ然としながらカードを見つめたミラー監督は、しばらくの沈黙の後、「とっても綺麗だよ」と優しく声をかけていた。長年のキャリアを重ねてきた映画監督同士が、映画を通じて送り合うエール。固い握手を交わして対談を終えた三池監督は、ミラー監督の印象を「KAERUくんのことを聞いてきたり、好奇心の塊みたいな人でした。そのエネルギーがすごいなと思いましたね。自然体でカッコいい人ですよ」と、さらなる刺激を受けた様子。これまでもハリウッドでの企画を検討してきた三池監督にとって、オーストラリアからハリウッドへと進出して成功をおさめ、そしていま再び新生『マッドマックス』を撮ったミラー監督の存在こそ、「狂気を感じますよ(笑)」。全く異なる土壌から生まれながら奇妙な縁を感じさせる2人の原点回帰。同日に公開される2本の映画は、世界で最もマッドなアクションが凝縮された映画の進化形となりそうだ。『極道大戦争』は6月20日(土)より全国にて公開。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月19日モデルでタレントのマギーが6月17日(水)、映画『マッドマックス怒りのデス・ロード』の試写会に登壇。女性の視点で映画の魅力について語った。ジョージ・ミラー監督×主演メル・ギブソンのコンビで世界的ヒットを記録し、のちの多くの作品に影響を与えてきた人気シリーズの新章でトム・ハーディを主演に迎えた本作。全てを失ったマックスが、強く美しい女戦士・フュリオーサたちとの出会いをきっかけに立ち上がり、砂漠の支配者・ジョーとの戦いに挑むさまを大迫力で描き出す。マギーさんは、映画の中でロージー・ハンティントン=ホワイトリーが演じるスプレンディドが着ていた布きれ1枚のシンプルな衣装をイメージした白い薄いワンピース姿で登場。映画について「(見終わって)立ち上がれないくらい、しびれました。2時間ずっとドキドキしっぱなしでずっとジェットコースターで落ちているようだった」と興奮気味に感想を口にする。特に風や振動、匂いや水を使った演出付きの「4DX」で鑑賞しており「風も来るし、イスは動くし水が飛んできたり…揺れたり震えたり、バイブみたいなのがお尻の下や背中に来るんです!」と説明し、これから「4DX」で鑑賞する観客に「風にお気を付けください!」と呼びかけた。映画の中に登場する3人の男たち――主人公・マックス、ニコラス・ホルトが演じる、かつては武装集団「ウォーボーイズ」の一員だったが、マックスの協力者となるニュークス、そしてマックスの前に立ちはだかる最強の敵・イモータン・ジョーの中で、恋人にするなら?という質問には、マギーさんは「そもそも3択にジョーが入ってるのが意味わかんない(笑)!断然マックスです。勇敢でカッコいい!寡黙であんまりしゃべんないけど、たまに見せる優しさにキュンとなる」とうっとりとした表情で語った。また、男たちだけでなく強く美しい女たちも本作の見どころ。シャーリーズ・セロンは自ら本作のために丸刈りにすることを申し出たというが、マギーさんは「もし、映画のオファーが来て、丸刈りになってくれと言われたら?」と問われると「主演ならします」と宣言。「演技は全く経験がないので怖いですが、仕事でしてほしいと言われたらしますよ、いい作品にしたいので」と語る。さらには「私は弟と顔が似てて、男顔なので大丈夫かも。人生一度きりなので、1回はしてみたい!」と以外にもノリノリで、女優業についても「中途半端な気持ちではしたくないけどチャンスがあればやってみたい」と挑戦する意欲を見せた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日今年のカンヌ国際映画祭で、世界中の映画ジャーナリストから多くの注目を集めた特別招待作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。特に人々を魅了したのが、「ディオール(Dior)」の黄色いロングドレスに身を包み、恋人ショーン・ペンのエスコートでレッドカーペットに現れたシャーリーズ・セロンだ。トム・ハーディが演じたマックスと“対等の強さ”を求められたという、彼女が演じる女戦士フュリオサにフィーチャーした特別映像が到着した。水や石油、あらゆる資源が尽きかけた世界で、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー。彼が率いる容赦なき追っ手たちが迫る中、マックスと対峙することになるのが、シャーリーズ・セロンが圧倒的な存在感で体現する“反逆の女戦士”フュリオサだ。首に刻まれたドクロの烙印、スカルをあしらったハンドルでフュリオサが乗るのは、威圧的で難攻不落、まるで要塞のような立派な戦闘車ウォー・リグ。6輪駆動の18輪車。V8エンジンを装備するこの車両には、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーに囚われた女たち(ワイブス)が密かに乗り込んでいる。届いた特別映像では、ウォー・リグに迫るジョーの追っ手の車に向かってハンドルを切って蹴散らす瞬間で幕を開ける。ジョージ・ミラー監督に求められたのは、「マックスと対等の強さ。全力で戦うことができて、生き延びられる人物」だったとシャーリーズが語り始める。マックスとフュリオサが初めて出会う格闘のシーン、車から落ちそうになるマックスの足を片手で捕まえる迫力満点のシーンがインサートされ、「フュリオサは究極の女戦士よ」という彼女の言葉通り、運転中の車から半身を乗り出してライフルを放つ場面まで続いていく。フィリオサは「幼いときに拉致され、結果的に支配者に使える身になった」と監督は説明。「彼女はそれまで壮絶な苦痛と恐怖を味わってきた」と語るのはトム・ハーディだ。だが「彼女はまだ希望を捨てていない」と監督は続け、シャーリーズも「彼女は立ち上がり、反逆者となる」と言う。「荒廃した世界を飛びだそうとする。運んでいるのは人間で、女なんだ」と監督。そして、シャーリーズは「支配者は過去に彼女を深く傷つけた。(だから)彼女は支配者の大事なものを奪った。彼から大事なものを奪われたから」と語る。「フュリオサは女たちを解放しようとして、その中で壮大な戦いを引きおこす。この最後の賭けで、生きる意味を見い出したい」のだと監督も言葉を続ける。「希望を見つけたい」と言うフュリオサに、マックスが「何のために」と問い掛けるが、フュリオサがどう応じるのかには注目。囚われた女性たちを守るため、そして何よりも自分自身のために闘うフュリオサは、男も女も惚れる“MAX”のカッコよさ。まずは、この映像から彼女の姿を確かめてみて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日早くも全世界3億ドルを越える大ヒットを記録、批評&観客たちから熱い支持を集める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。シリーズ誕生から36年を経て完成した最新作の世界的な好評価は、メル・ギブソンに代わって主役を務めた英国人俳優トム・ハーディの“マックスぶり”が熱烈に歓迎された結果ともいえるだろう。この夏、6月20日(土)日本公開の本作を皮切りに、彼の主演作が3本連続で公開される。ジョージ・ミラー監督も絶賛する“繊細な野生”俳優が演じ分ける、ニッポンの夏を熱くする3つのキャラクターに迫った。ACT-1資源が枯渇し荒廃した砂漠を彷徨う、愛する家族を失った元警官『マッドマックス』といえば、当時、全く無名だったメル・ギブソンを大スターに押し上げた、彼の代表作。そのシリーズの創始者であるオーストラリアの映画監督ジョージ・ミラーが、今回、寡黙な肉体派という「新たなマックス」として白羽の矢を立てたのが、1977年生まれで現在37歳のトム・ハーディだ。名匠リドリー・スコットの『ブラックホーク・ダウン』(’01)でハリウッド・デビュー。演技派として注目を集めた『裏切りのサーカス』(’11)では、首刈り人リッキー役で異才を放ち、『Black & White/ブラック&ホワイト』(’12)では、リース・ウィザースプーンをクリス・パインと奪い合う三角関係ラブコメ・アクションにも挑戦。また、禁酒法時代を舞台にした『欲望のバージニア』(’12)では、寡黙だが不屈の長男を演じ、強い印象を残した。何より彼の名を一躍世界に知らしめたのは、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(’10)、そして、凶悪なマスクで顔を隠し冷酷な悪役ベインを演じた『ダークナイト ライジング』(’12)での怪演ぶりだろう。先日、来日したミラー監督は、「第1作の『マッドマックス』が公開されたとき、トムは生後6週間だった」と冗談を飛ばしながら、「新たな作品のためには、自分の中にマックスを見いだせる俳優が必要だった。ナイーブな一面と、何をしでかすかわからない、内に秘めた野生を兼ね備えた俳優、それがトム・ハーディだ」と、新マックスへの起用のポイントを明かしている。一方、トムは「メル・ギブソンのマックスは伝説だ」と言う。「でも、ジョージにこのキャラクターを演じてくれと言われたとき、僕は、この『怒りのデス・ロード』のストーリーに合ったマックスを創り直すため、ジョージとのコラボレーションを始めた。これはすばらしい題材であり、この役を演じるのは大きな名誉だよ」と語っている。メルとランチを共にし、“マックス”というバトンを渡されたトムは、本作でどんな熱演を見せているのか。スクリーンで確かめてみてほしい。ACT-2建築家としてのキャリアも家族をも捨て、ハイウェイをひた走る男6月27日(土)公開の『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は、スクリーンに登場する人物は、BMWを運転して高速道路を走るトム1人だけ、という異色のワンシチュエーション・リアルタイム・サスペンス。わずか4日間のリハーサルと、8日間の撮影期間で完成されたこの作品は、大手建設会社の社員で、現場監督でもある主人公アイヴァンが、ある1本の電話を受けたことから、ロンドンへとハイウェイをひた走る姿を描いている。実はこのドライブは、彼にとって人生最大の転機となる86分間だ。車中では、ひっきりなしに電話が鳴る。部下へ指示を出し、上司からは叱咤を受け、そして家で待つ妻と息子とも話すトム。カメラは電話での会話と、刻一刻と変わる彼の表情だけをとらえていく。時に歯ぎしり、時に鼻をかみ、時に「MAD」と毒づきながら、翌日に迫った大規模な工事や家族との約束もかなぐり捨て、ただ走るだけ。トムは、本作でのミニマムな演技によって、LA批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞で「主演男優賞」を見事受賞している。ACT-3国家保安省エリートから転落するも、国家が認めぬ殺人事件に挑む7月3日(金)から公開されるのは、2009年の「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いたベストセラー小説を、リドリー・スコットがプロデュースした『チャイルド44 森に消えた子供たち』。トムが演じるのは、愛する妻と仲間との友情のために命がけの捜査に挑むことになる元・国家保安省のエリート捜査官レオだ。1953年、スターリン政権下のソ連。戦争の英雄としても一目置かれていたレオは、ある日、愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にスパイ容疑かかけられる。妻を告発しなければならぬ立場に追い込まれた彼は、迷うことなくすべてを捨てて愛する妻と生きることを選択、結果、地方都市に左遷されてしまう。そこに待っていたのは、保身ばかりを考えるネステロフ将軍(『裏切りのサーカス』でも共演のゲイリー・オールドマン)。やがて、森の中で見つかった幼い少年の死体を見て彼は愕然とする。その死因は、国家保安省時代に見た戦友の息子に刻まれたものと全く同じだった。理想国家を掲げる社会主義国家では、犯罪など存在してはならない。相次ぐ子どもの変死体にレオは事件解明を決意するが、彼の前には容赦ない独裁国家による妨害が待ち受けていた…。同作では荒々しいアクションから、繊細な演技まで、感情の振り幅が広い難役をこなしているトム。待機作には、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作でディカプリオと共演する『The Revenant』、ミステリーサスペンス『London Road』、ギャングを演じる『Legend』(いずれも原題)などがあり、今後の活躍が最も期待される俳優の1人といわれている。そんなトムが、「新たなマックス」を皮切りに“すべてを失った男”を熱演する3作品。いずれも、今年の夏を熱くしてくれそうだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は6月27日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『チャイルド44 森に消えた子供たち』は7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月16日ジョージ・ミラー監督の母国であるオーストラリアを始め、40か国以上でNo.1に輝いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。新生マックスを演じたトム・ハーディの寡黙な魅力、フュリオサ役のシャーリーズ・セロンの身体を張った熱演、ニュークス役のニコラス・ホルトの怪演とともに、大ヒットの要因に挙げられているのが、ヒュー・キース・バーン演じる悪役イモータン・ジョーだ。この邪悪な“ラスボス”にフィーチャーした特別映像が公開された。石油も、水も尽きかけたMADな世界を舞台に、息つく暇は微塵もない、ノンストップ、ハイスピードの二輪、四輪が入り乱れる驚愕のカーバトルが見る者に異常なまでの興奮を巻き起こす本作。そんな世界で、凶悪度MAX&MADな毒を放つ、強烈な悪役がジョーだ。水を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーは、人々を震え上がらせる荒野の独裁者。だが、大気汚染によって身体はダメージを受け、呼吸のためのマスクを手放せない。全身を発疹が覆い、スケルトンの鎧でプロテクトしている。自分を神と崇めるよう、短命なウォー・ボーイズを洗脳し、意のままに操る邪悪な存在だ。そんなジョーについて、「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」とキースは語る。また、ミラー監督は「荒野で最も貴重な資源を支配する」と大量の水を民に与えるシーンと共に解説。水こそが彼の権力の源であり、ほかにも「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培…、ジョーがすべて独占している」とキースが続け、人類存続のために作られたシステムが彼の手中にあることが分かる。彼の権力が顕著に現れているのは、ジョーの車だ。「ジョーの車(ギガホース)は、権力を誇示するように2台重ねなんだ。1959年式キャデラック・ドゥビルだ」と語る美術のコリン・ギブソン。砂漠の中、砂まみれで疾走するシーンは思わず声が出てしまいそうな興奮がわき上がってくる。「彼に仕えるウォー・ボーイズは、絶対の服従を示す」と手を三角にしてミラー監督が服従のポーズを取り、「ジョーは自分たちのために死から蘇った神と信じ、ウォー・ボーイズは命を捧げる」とキースがその様子を語る。そして、「老いた彼は後継者が必要なんだ。だから5人の妻がいる」と、マックスとフュリオサが救う5人の美女たちの争奪戦に言及する監督。かつて『マッドマックス』(’79)で敵役を演じ、今回再び参戦したキースも、「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる。すごいよ」とそのMADぶりに太鼓判を押す。トコトン悪役、最凶の支配者イモータン・ジョーの絶叫と容赦なき追走が、ストーリーをさらに加速させていく。MAD大全開の悪役イモータン・ジョーの、凶悪だが、どこか惹かれる映像をここから確かめてみて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月08日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)で俳優のヒュー・キース・バーンが演じる最凶ラスボス、イモータン・ジョーの狂気が伝わる特別映像が8日、公開された。本作の舞台は水も石油も枯渇し、法や秩序が崩壊した砂漠。恐怖と暴力で民衆を支配するジョーは、水を独占して人々を震え上がらせさせているが、大気汚染によって体にダメージを受け、呼吸のためのマスクを手放せず、全身をスケルトンの鎧で護っている。そして、自分を神とあがめるよう、軍団"ウォー・ボーイズ"を洗脳し、意のままに操る邪悪な存在として描かれる。今回、公開された特別映像では、ジョーの暴虐ぶりが伝わる劇中の映像に加え、ジョージ・ミラー監督やキースが、ジョーについて語っている。キースはジョーを端的に「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」と説明。監督が「荒野で最も貴重な資源を支配する。水だ」と話すと、キースも「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培…ジョーがすべて独占している」と続け、人類存続のために作られたシステムが紹介されていく。監督はまた、ジョーに仕える"ウォー・ボーイズ"は「絶対の服従を示す」と言い、手を三角にして服従ポーズを披露。「ジョーは自分たちのために死からよみがえった神と信じ、命をささげる」とキースもその様子を語る。さらに監督は「老いた彼は後継者が必要。だから5人の妻がいる」と背景を明かし、捕らわれた5人の妻たち”ワイブス”が登場。それを受け、キースが「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる」と狂気ぶりに太鼓判を押す。主人公マックスとフュリオサを追うジョーの車(ギガホース)についても、美術のコリン・ギブソンが「権力を誇示するように2台重ねなんだ。1959年式キャデラック・ドゥビルだ」と明かし、ギガホースが砂漠を疾走するシーンが連写されていく。本作は『マッドマックス』シリーズ第4弾となる最新作。5月15日に世界主要国で公開され、監督の母国・オーストラリアをはじめ、40カ国以上で大ヒットを記録。韓国では5日間で150万人以上の観客が押し寄せた。(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月08日30年ぶりとなるシリーズ最新作『マッドマックス怒りのデス・ロード』とともに来日したジョージ・ミラー監督が6月5日に、本作の公開を記念し開催された『マッドマックス』『マッドマックス2』の“轟音上映イベント”に出席した。ミラー監督は「僕らのクレイジーな作品を、世界で初めて認めてくれた。世界的な成功のきっかけを作ってもらった」と日本のファンに感謝を伝えた。轟音上映イベント”その他の写真『マッドマックスサンダードーム』以来30年ぶりのシリーズ最新作。荒廃した近未来を舞台に、愛する者を奪われた男マックスの復讐劇をダイナミックに描く。過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに『ダークナイト ライジング』『インセプション』のトム・ハーディが演じている。「第1作を撮ったのが36年前だからね。世界も変わったし、テクノロジーも進んだ。自分なりに新しい要素を盛り込んだつもりだよ。出来ばえ? まあまあかな(笑)」とミラー監督。すでにシリーズ第5~6弾の企画も浮上しているが、「まだ、この巨大なベイビーを完成させたばかりだから」と具体的なスケジュールは示さず。それでも「映画2本分を撮るだけのストーリーは、出来あがっている」と語り、ファンを大喜びさせた。この日はヴァーノン・ウェルズ、ティム・バーンズ、ジョアヌ・サミュエル、ポール・ジョンストン、ヴィンセント・ギル、デイル・ベンチら旧キャスト陣が顔を揃え、ミラー監督も「30年ぶりに会う人もいるんだ。不思議な気持ちだし、時間の重みに圧倒される。まるでタイムトラベルだね」としんみり。「思い出話を聞きたいって? いいけど、全部話すには2週間かかるよ」と笑いを誘い、かつて苦難をともにした同士たちと抱擁を交わしていた。『マッドマックス怒りのデス・ロード』6月20日(土)新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年06月06日来日中のジョージ・ミラー監督が5日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の「轟音上映会トークイベント」に登場し、続編について語った。同イベントは、第4弾となる最新作の公開を記念し、第1・2弾を大音量で上映するという企画で、上映前に"赤モヒカン"ウェズ役のヴァーノン・ウェルズやナイトライダー役のヴィンセント・ギルら旧作キャスト6人、そしてジョージ・ミラー監督が登場。当時貴重な撮影秘話などが語られた。MCを務めた同シリーズの大ファンであるお笑い芸人・玉袋筋太郎が「新作を考えているとのことですけど?」と聞くと、監督は「この作品を作るのにすごい時間がかかった。時間がたっぷりあったので、バックストーリーをたくさん書いた」と答え、「もう2話分のストーリーはある」と告白。続けて、「1カ月前にこの新作を作り終わったばかり。大きな赤ん坊を産んだ女性に『次の赤ちゃんいつ産むの?』って言うのと同じ」と例えると、玉袋も「難産でしたからね」と納得していた。監督は、同日行われた来日会見でも、「この作品を作り終えたばかりなので休養が必要」としながら、「作っている時にほかのストーリーもどんどん湧いてきた。それは脳裏にある」とコメント。また、前3作に主演したメル・ギブソンの続編への起用を聞かれると、「ダニエル・クレイグ主演の『007』にショーン・コネリーが出るような場違い的なものになるので、難しいと思う」との見解を示した。最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、荒廃した近未来を舞台に繰り広げられるカーバトルを描いたアクション大作。トム・ハーディ演じる主人公マックスが、自由と生き残りをかけた戦いに挑む。
2015年06月06日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の公開を記念し、旧作1&2を大音量で上映する"轟音上映会トークイベント"が5日、東京・新宿ピカデリーで行われ、"赤モヒカン"ウェズ役のヴァーノン・ウェルズやナイトライダー役のヴィンセント・ギルら旧作1&2のキャスト6人が集結。さらに、ジョージ・ミラー監督も登場した。イベントには、1作目『マッドマックス』で悪役ナイトライダーを演じたヴィンセント・ギル、ジョニー・ザ・ボーイ役のティム・バーンズ、カンダリーニ役のポール・ジョンストン、ジェシー役のジョアヌ・サミュエル、2作目『マッドマックス2』で"赤モヒカン"ウェズ役を演じたヴァーノン・ウェルズ、そして、スタントライダーのデイル・ベンチというキャスト6人が参加。懐かしい顔ぶれに、ファンから歓声が沸き起こった。熱気に包まれる中、「ナイトライダー!」とたくさんの声援を受けたヴィンセントは「黒澤明監督を知ってからずっと来たかった国なので、今回来られて光栄」と喜びを語り、ティムは「僕と同じような白髪交じりの方々は、公開当時にこの作品をご覧になったことでしょう。アリガトウ! 友よ! われわれはまだ生きています」と宣言。映画の中では片腕を失ったポールは、手を上げて無事を証明し、観客を沸かせた。そして、当時の思い出話で盛り上がり、デイルは橋の上をバイクに乗って転がるシーンについて「握りしめすぎて、本当に死んだと思われるような危ない転び方をしてしまった」と振り返り、「間違ってそうなったけど、実際に映画になって、みんなにそれが一番良かったって言われてうれしかった」と笑顔。ヴァーノンは「お尻が丸見えだった」という自身の衣装について語り、「寒さでお尻が紫色になって、そのたびに暖かくして、色が戻るように努力してくれた」と裏話を明かした。その後、キャスト陣にサプライズでジョージ・ミラー監督が登場。監督は「30年以上も会っていない人もいる」と感激しながら、一人一人と抱き合って再会を喜び、「不思議な感覚。タイムトラベルをした感じ」と心境を表現。「いろんな思い出がよみがえってきます」と感無量の表情を見せた。監督はまた、"お尻丸見え"のヴァーノンの衣装は「当時の衣装デザイン担当のせい」だと言い、「彼女が住んでいるすぐ近くにSMショップがあって、後ろにほとんど布がないものを彼女は見つけてきた」と説明。30年以上の歳月を経て明かされる貴重なエピソードの数々に、会場は盛り上がりを見せた。MCを務めた本作の大ファンというお笑い芸人・玉袋筋太郎も終始興奮。「たまんね~!」「うっわ~!」などと歓声を上げながら、進行を務めた。
2015年06月06日30年ぶりのシリーズ最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開を記念し6月5日(金)、東京・新宿ピカデリーで『マッドマックス』『マッドマックス2』の“轟音上映イベント”が開催された。イベントには全シリーズでメガホンをとる来日中のジョージ・ミラー監督をはじめ、ヴァーノン・ウェルズ、ティム・バーンズ、ジョアヌ・サミュエル、ポール・ジョンストン、ヴィンセント・ギル、デイル・ベンチら懐かしい顔ぶれの旧キャスト陣が勢ぞろい!30年の時空を超えた“MAD”同窓会の実現に、ミラー監督は「実際にこの場で、30年ぶりに会う仲間もいるからね。まるでタイムトラベル。不思議な感覚だし、時の流れを感じるね。思い出を語り出したら、2週間は止まらないよ」と感慨しきりだった。荒廃した近未来を舞台に、愛する者を奪われ、生きる望みさえ失った主人公マックスが、砂漠を支配する凶悪な敵イモータン・ジョーの一団相手に、ルール無用の肉弾バトルを繰り広げるアクション超大作。ミラー監督は「36年前、ここにいる仲間とクレイジーな作品を撮ったんだけど…、また撮っちゃったよ!当時と比べて、世界も変わったし、テクノロジーも進化した。満足しているかって?まあまあかな(笑)」と語る表情は、確固たる自信に満ちていた。実は30数年前、世界的な『マッドマックス』旋風のきっかけを作ったのは「僕らの作品に、普遍性を見出してくれた日本のファンなんだ。日本で注目されたおかげで、全世界で公開されたんだからね」(ミラー監督)。それだけに、30年ぶりの新作を引っさげての“凱旋”に「戻ってこられて嬉しいよ」と感謝の意。また、新たな3部作としてのシリーズ始動について、「次回作が動き出すのは、まだ先になるけど、2本分の映画を撮るストーリーはもう出来あがっているよ」とファンを喜ばせていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日来日中のジョージ・ミラー監督が5日、東京・六本木のニコファーレで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の来日会見に出席した。監督は冒頭、「世界中でいい反応を受けていてうれしい」と本作に対する反響を喜び、「忘れられない体験。カンヌ映画祭のレッドカーペットを超えるような素晴らしいジャパンプレミアだった」と前日のジャパンプレミアを興奮気味に振り返った。そして、本作では「本物にこだわった」と語り、「本物の車両を使い、本物の砂漠で、本物の人間が実際に車をぶつけたりする。大変な作業だったけど、みなさんが入り込める作品になった」と自信をのぞかせた。「日本の文化は世界の映画界に大きな影響を与えている。特に日本の美意識、ビジュアルの部分」と日本の影響についても語り、本作も「映像を通して語られる作品」とビジュアルに重きを置いていると説明。そして、黒澤明監督作品について「映像が脳裏に焼き付くイメージがある」と言い、「私の一番好きな日本の映画は『七人の侍』」と話した。今回の来日で「三鷹の森ジブリ美術館」を訪れたことも明かし、「宮崎駿さんは神」と表現。「いろんな作品が展示されている部屋を巡り、素晴らしいアーティストだと。ハートを感じるし、英知を感じる」とあらためてその魅力に引き込まれたよう。一番好きなジブリ作品を聞かれると『千と千尋の神隠し』と答え、「偉大なアーティストの作品を見ると、一生忘れないイメージが脳裏に焼き付く。この作品も一生忘れられないイメージを持った」と熱弁した。また、続編についての質問も飛び出し、監督は「この作品を作り終えたばかりなので休養が必要」としながら、「作っている時にほかのストーリーもどんどん湧いてきたので、それは脳裏にある」と期待させた。会見の最後では「初監督作品でどういう反応が起こるかわからなかった」と1作目の公開時を振り返り、「日本で本当の意味で認められた」とコメント。「最初に私の作品を受け入れてくださった日本という国に深く感謝しています」と日本への思いを語った。
2015年06月05日来日中のジョージ・ミラー監督が6月5日(金)、東京都内で新作映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPR記者会見を行った。日本滞在を満喫している様子のミラー監督は「“ジブリ・ミュージアム”に行ってきました。私にとって、宮崎駿監督は神。彼は素晴らしいアーティストだと思うし、彼の作品からはハートや正直さ、英知を感じます。皆さんもぜひ訪れて、彼の絵や作品を間近で見て」と上着のポケットからチケットを取り出して、東京・三鷹の森ジブリ美術館を猛アピール。好きなジブリ映画は『千と千尋の神隠し』と言い「偉大なアーティストの作品というのは、脳裏に焼き付いて離れず、忘れることができません」と熱弁していた。同作は、ミラー監督によるアクション映画『マッドマックス』(1979)シリーズの第4弾で、第3弾『マッドマックス/サンダードーム』(1985)以来約30年ぶりとなる待望の新作。水も油も枯渇した終末世界を舞台に、恐怖と暴力で民衆を抑え込むイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)ら狂気の軍団と死闘を繰り広げる、元警察官のマックス(トム・ハーディ)と反逆の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)の姿を描く。L.A.プレミアでは3作に主演したメル・ギブソンと本作を鑑賞したそうで「メルは、映画が始まるとクスクス笑ったり、肘鉄を喰らわしてきたり……。最後は『素晴らしかった』と褒めてくれて、トムとメルの3人でハグをしたよ」と“本家お墨付き”を紹介。更なるシリーズの続編については「撮影中に新たなエピソードも浮かんできたけれど、『怒りのデス・ロード』を作ったばかりだから、今はもう少し休みたいね」と言い、メルの出演については「ダニエル・クレイグの『007』に、初代のショーン・コネリーが出演したら場違いに映ってしまうだろう?だから難しいね」と否定した。ミラー監督は、新たにマックスを演じたトムに「動物的なカリスマ性がある」と感じたそうで「トムには、メルがオーディションの時にドアから入って来た時と同じ雰囲気を感じた。友達になりたいと思う反面、謎めいた部分があって危険性もはらんでいる。そんなところがメルと似ているし、身体能力も抜群に高い」と期待をかけていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日オオカミのかぶり物で知られる5人組ロックバンド・MAN WITH A MISSIONのジャン・ケン・ジョニーが5日、東京・六本木のニコファーレで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジョージ・ミラー監督来日会見にVTR出演し、監督に続編出演を直訴した。MAN WITH A MISSIONは、ジョージ・ミラー監督が彼らの音楽を気に入ったことがきっかけで、本作の日本版エンディングソングを担当。米ロックバンド・ゼブラヘッドと共作で「Out of Control」を書き下ろした。会見では、大型スクリーンにギター・ボーカル担当ジャン・ケン・ジョニーの映像が映し出され、「僕らの曲を起用していただき大変光栄でした。ありがとうございます」と監督に感謝。「シリーズの大ファンなので、映画に使われると聞いて感激しました」と喜びを伝えた。そして、本作には「ドゥーフ・ウォーリアーというギターを弾くキャラクターが登場している」と言い、「続編を作るとしたら、僕らも出演させてもらえますか?」と直訴。監督は「今回はギターリスト1人。1人でも十分迫力があったと思うんですけど、数人いても大丈夫かな。特に、かぶり物で出てくれたらすごいかな」と期待をもたせた。監督はまた、「映画の精神をうまく捉えている」と日本版エンディングソングを評価。そして、「MAN WITH A MISSIONの2つの曲を聞いた。最初のはけっこう抑えられていて、もう1曲が非常に強さを持っていて、まさにこの映画だと思った」と振り返り、「この映画は"視覚的なロックオペラ"。MAN WITH A MISSIONの曲は、それを象徴している」と大絶賛だった。
2015年06月05日ジョージ・クルーニーが妻のアマルさんの激やせを心配し、栄養学に通じたシェフを雇うことにしたという。先日、『トゥモローランド』のプロモーションで夫婦揃って来日したばかりだが、ジャパン・プレミアに登場したアマルさんは確かにかなりスリム。もともと細かった体型が、このところさらに痩せてしまい、身長5フィート8インチ(約172センチ)にして体重は90ポンド(約40キロ)だという。少し前から心配しつつも、国際法が専門の優秀な弁護士である妻を尊重し、口をはさまずにきたジョージ。だが、薄着になる夏を控えて、ドレスのサイズが1つダウンしてしまった妻の体調を気遣い、新しいシェフを雇うと決めたという。この計画にアマルさんは少し驚いているが、体重が増えにくいタイプということもあり、最終的にはジョージに感謝しているそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月05日約8年ぶりの来日を果たした鬼才ジョージ・ミラー監督が6月4日、TOKYO DOME CITY HALLで開催された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャパンプレミアに出席。日本語吹替版で声優を務めるEXILEのAKIRA、竹内力とともに日本のファンの前に登場した。会場を見下ろすと、作品を象徴するスカルが描かれているようにデザインされた“スカルカーペット”が用意されたこの日。ゲスト陣が会場に現れると、集まった約1500人から大歓声。ミラー監督もご満悦の表情で、ファンからのサインや握手に気さくに応えていた。本作は、元警官のマックスが、自由と生き残りを賭けた戦いに身を投じる姿を迫力のカーバトルを交えて描く物語。主人公マックス役の声優を務めたAKIRAは「『アドレナリンMAX』とチラシに書いてあるけれどその通り。ジェットコースターに乗っているような気分」と完成作に大興奮した様子。「魂ごと揺さぶられるような作品にはなかなか出会えない。感激した」と力を込めていた。マックスの最凶の敵ジョー役の声を担ったのが、竹内だ。「今51歳だから、15歳か16歳の頃に1作目を見た。そのあとの2、3作目も見た」とシリーズのファンであることを告白。「メル・ギブソンが大スターになったけど、あの上下黒の革ジャン!俺も革ジャンほしいなと思ったけど、金がねえ!だから上下、作業着を着て単車に乗っていた」とサービスたっぷりに話して会場の笑いを誘っていた。二人のトークを楽しそうに聞いていたミラー監督。完成までは苦難の道のりだったようで「何度も何度も倒れては、また起き上がるという感じの作品。障害がたくさんあった」と述懐。「でも倒れたままじゃなかった。必ず立ち上がった。完成して日本に来られてとにかく幸せ」と笑顔を見せ、「AKIRAさんと竹内さんには感謝の気持ちでいっぱい。ふたりの協力に本当に感謝しています」と感謝の言葉を送っていた。最後にはAKIRAが「素晴らしい映画が日本に上陸した。『マッドマックス』の感想をここで言ってしまいたいくらい、僕もアドレナリンが出ている」と映画をアピール。会場から大きな拍手を浴びた。また、カーペットゲストには土屋アンナ、高橋メアリージュン、叶姉妹、新日本プロレスの天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学が登場。会場を大いに盛り上げた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日『シンデレラ』が大ヒット中のディズニーが描く、創始者ウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる物語『トゥモローランド』。公開目前の本日、主演ジョージ・クルーニーのアクションシーンが満載の最新映像が解禁となった。“トゥモローランド”といえば、カリフォルニアを始め、世界中に存在する数多くのディズニーランドのテーマパークが思い浮かぶが、本作は、それだけに留まらない秘密と謎を秘めた、壮大なスケールでのストーリー展開が待っている。今回解禁された映像は、“未来を諦めない少女”ケーシー(ブリット・ロバートソン)が、謎のピンバッジに触れ、理想郷“トゥモローランド”に足を踏み入れるシーンからスタート。信じがたい体験をした彼女は、その謎を知る男・フランク(ジョージ・クルーニー)の家を訪れるが、そこにケーシーを監視していた追っ手がやってくる。追っ手集団の1人が「フランク・ウォーカー、逃亡者をかくまってはならない。1分以内に彼女を引き渡せ」と言い放つや、家の中に侵入、襲い掛かってくる。フランクとケイシーは、ハラハラドキドキの様々なトラップを駆使しながら、緑のレーザー銃を撃ってくる謎の集団と必死に戦い、攻防戦を繰り広げていく。これまで明らかにされていた映像では、秘められた計画や謎めいた登場人物など、どちらかというとミステリー要素の強かった本作だが、最新映像では激しいアクションが満載。なんと、改造された“風呂ケット”(バスタブ型脱出装置)に2人が乗り込んで見事、脱出に成功するシーンも登場する。「お楽しみはこれからだ」というフランクの言葉の後にも、怒涛のアクションシーンが展開するが、映像のラストには空中からロケットのようなものが突然現れ、その中にはフランクらしき姿が!?ケイシーに襲い掛かってくる謎の集団たちの正体は?フランクとケイシーは“トゥモローランド”の謎を解くことができるのか?そして、最後にフランクが言う「トゥモローランドに行きたいのなら、それは今だ」という言葉の意味とは…?すべてが謎に包まれた超大作『トゥモローランド』。かつてない迫力とスケールで描かれる本作の一端を、こちらの映像から確かめてみて。『トゥモローランド』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月05日モデルで女優の土屋アンナと高橋メアリージュンが4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジャパンプレミアにゲストとして登場した。土屋と高橋は、そろって会場後方の扉から登場。ともに胸元の開いたセクシーな黒ドレス姿を披露し、観客1,300人の視線をくぎ付けにした。そして、「アンナちゃーん!」「かわいい!」といった声援に笑顔を見せ、握手やサインにも応えながらゆっくりとカーペットを歩いた。2人はマスコミ陣の写真撮影にも対応。大胆に美脚をのぞかせ、背中も露出した土屋の衣装に、カメラマンから「背中見せてください!」という声が上がった。カーペットには、叶姉妹も大胆に胸元を露出したセクシードレスで登場。バストタッチのサービスも飛び出し、会場を沸かせた。その後、主人公マックス役の声優を務めるEXILEのAKIRA、マックスの最凶の敵ジョー役を担当する竹内力、ジョージ・ミラー監督が登場し、さらに会場はヒートアップ。3人はステージで熱いトークを繰り広げ、AKIRAは「魂ごと揺さぶられる作品ってなかなか出会えない。本当に感激しました」などと語った。
2015年06月05日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジャパンプレミアが4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、8年ぶりに来日を果たしたジョージ・ミラー監督、日本語吹き替え版で声優を務めるEXILEのAKIRA、俳優の竹内力が登場した。イベントは、日本版エンディングソングを担当するMAN WITH A MISSIONのメッセージ映像で幕を開け、ジョーの息子レクタス・エレクタスの声を担当する新日本プロレス所属のレスラー・真壁刀義もVTRで参加。そして、真壁の紹介で新日本プロレスの天山広吉選手らが後方の扉から現れ、続いて、ゲストの土屋アンナ、高橋メアリージュン、さらに、叶姉妹も登場し、会場の熱気は一気にヒートアップした。その後、主人公マックス役の声優を務めるEXILEのAKIRA、マックスの最凶の敵ジョー役を担当する竹内力、最後にジョージ・ミラー監督が登場すると、約1,300人の観客の興奮は最高潮に。「AKIRA~!」「ジョージ!」などと名前を呼ぶ声が飛び交う中、3人は作品をイメージした"スカル"マークが描かれたカーペットを歩き、笑顔で握手やサインに応じた。その後、ステージに監督、AKIRA、竹内が登壇。AKIRAは「タイトルにふさわしい、まさに"アドレナリンMAX"」「ジェットコースターに乗っている気分」と作品を表現し、「魂ごと揺さぶられる作品ってなかなか出会えないので感激しました」と絶賛した。竹内も、過去3作品に夢中になった若き日を振り返り、「おれも上下黒の革ジャンほしいなって。でも金がねぇ! 結局、普通の上下作業服を着て単車に乗ってました」と笑いを誘い、「それくらい思い出深い作品」と熱く語った。そして、シリーズ全作でメガホンをとった『マッドマックス』シリーズの生みの親、ジョージ・ミラー監督は「何度も何度も倒れては起き上がるという作品で、障害がたくさんあった」と苦労を明かし、「完成して日本に来れて幸せを感じています」と喜びを爆発。声優を務めた2人にも「感謝の気持ちでいっぱいです」と伝えた。シリーズ第4弾となる本作は、荒廃した近未来を舞台に繰り広げるカーバトルを描いたアクション大作。愛する家族を奪われた元警官のマックスが、自由と生き残りをかけた戦いに挑む。5月15日に全米をはじめ世界各地で公開され、3日間の全世界興行収入は1億1,000万ドルで1位に輝いた。
2015年06月04日俳優としてプロデューサーとしてハリウッドの最前線で活躍するジョージ・クルーニー。主演作は数しれず、新作ごとに注目を集めているが意外にも彼のフィルモグラフィーのなかにディズニー作品は見当たらない。「シニカルな映画や役が多いからなのか、なかなかディズニーから声がかからなくてね。だからこそ、このファミリームービーへの出演は僕にとって挑戦だったんだ」と、50代半ばにして初めて足を踏み入れ挑むのは“ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト”と銘打つ映画『トゥモローランド』。晩年のウォルト・ディズニーには実験的な未来都市を造るという壮大な夢があったが、道半ばでこの世を去ってしまう。彼の夢を引き継ぎ描かれるのがこの『トゥモローランド』だ。それはすべてが可能になる理想の世界。とあるきっかけでトゥモローランドの存在を知る主人公フランク・ウォーカー。ジョージ・クルーニーは大人になったフランクを演じることで、幼い頃の記憶が甦ったと懐かしむ。「6歳のときに初めてアナハイムのディズニーランドに行ったんだ。信じられないような夢の世界が目の前に広がっていて『これが未来なんだ!』って感動した。当時の僕は未来──2015年には、みんな空飛ぶ車に乗っていると思っていたからね。ディズニーはそんなテーマパークだけでなくアニメーション、そして映画界にも大きな功績を遺した。ストーリーがとても映画らしくて、それまでの映画の在り方を変えたわけだから。誰にもできないことだよ」。ジョージ少年は宇宙にも想いを馳せていた。「僕らが幼い頃は『宇宙に行こう!』という時代だったんだ。よく覚えているのは8歳のときの人類史上初の月面着陸だね。地球から月を眺めて、月へ行った人間たち(ニール・アームストロング船長ら)は見えるかなって、月を眺めたのをよく覚えているよ。あの頃は何でも可能だって思えた。今はすっかり年を重ねて54歳になってしまったけれど、俳優という職業に必要なのは当時のような子供らしさを持ち続けることだと思っている。だから俳優は成長しなくて、いつまでたっても中身は子供なんだ。だって、50歳半ばでも役になりすまして“○○ごっこ”をしているわけだからさ(笑)」。ジョークを交えながら会話をするのは昔も今も変わらない彼のユーモア。撮影現場で共演者に何かといたずらを仕掛けるのも有名だ。「今回は子役の多い現場だったからさすがにいたずらはしなかったけれど、ブラッド・バード監督には何か仕掛けるべきだったね!」と、茶目っ気たっぷりに残念がりながら監督の素晴らしさを語る。「『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』などブラッドの作るディズニー作品が大好きでね。彼からのオファーは断る理由がなかったからすぐに『OK!』と返事をした。一緒に仕事をしてみて思ったのは、ブラッドはとてもユニークで古風な男だということ。たとえば、バスタブが移動手段だったり、まさかあの建物から!?と驚くような場所からロケットが発射されたりするんだからね(笑)。新しいもののなかに古き良きものを残しているのが彼らしさなんだよ」。ブラッド・バード監督にとってはこれが実写長編映画として2作目になるが、1作目の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』とはまた異なる作風で観客をあっと驚かせる。そして、映画のなかでジョージ・クルーニーの演じるフランクを再びトゥモローランドへと誘うのは、不思議なピン・バッジを手に入れた少女ケイシー(ブリット・ロバートソン)と謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)。そのキャラクターにはいくつものメッセージが託されている。諦めないこと、夢を持つこと、未来は自分たちの手で変えるということ。「子供の頃、家族や周りの人たちから“自分たちの行動が未来に影響するんだ”と教えを受けて育った。世の中のために活躍しなさいってね。そうやって育ってきた世代はその教え通りに変化を起こしてきたと思う。だから僕らも次の世代に同じようにそれを伝えたい。今はニュースを見ていると暗いニュースばかりでがっかりすることも多いけれど、きっと若い世代が良い方向に導いてくれるって信じているし、それが僕の願いであり夢でもある。変えることができるという夢を持っていてほしいんだ。そのためには、ちゃんと生きてほしいとも思う。というのは、先日オバマ大統領と一緒に資金集めをしたときに1000人くらい集まったんだけれど、彼らはみな握手をするときにスマホ越しに握手をするんだよ(苦笑)。最新技術の行き渡った現代ならではの光景だったね。技術はたしかに素晴らしい。でも、それは本当の意味で人と人とが会ったと言えるのかって疑問を感じた。僕からしてみたら、会ったのではなく録画しただけ。録画したなかで生きているように見えて、ちゃんと生きているように見えなかったんだ…」。どんなにテクノロジーが進んでも、目の前にいる人、人との出会いを大切にしてほしいとジョージ・クルーニーは伝える。熱いメッセージだ。そんな彼は、俳優としての実力と名声、男の色気と格好良さを兼ね備え、プライベートではハリウッド随一の独身貴族生活にサヨナラを告げ昨年秋に結婚。すべてを手にしたかのように思えるが、今現在の個人的な夢はどんなものなのだろう。「かなり具体的な夢をいくつか持っているんだ。まずは言葉の習得。日本語を習得できたら直接自分の想いを伝えられるだろう。でも難しくてね…。実はイタリアに家があることもあって、以前イタリア語を習ったことがあるんだ。週に3回、毎回4時間もレッスンを受けたけれど、次の日になるとぜんぶ忘れてしまって、また一からやり直し(苦笑)。イタリア語の先生に呆れられたよ。もうひとつは、そのイタリアの家がある湖畔で、妻と犬と一緒に赤ワインを飲みながら過ごすことだね」。プライベートを語るその言葉と表情からは“しあわせ”感が伝わってくる。それもそのはず今回の来日は愛妻と一緒。独身時代よりもやわらかな印象なのは、やはり結婚がもたらした変化のひとつ?その変化を聞いてみると「結婚して変化はもちろんあったよ。家の収納スペースをぜんぶ妻に取られてしまったからね(笑)」とジョークまじりの返し。大スターであるのにこの愛嬌。私たちがジョージ・クルーニーという俳優を愛さずにはいられない理由はそこにもある。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月02日