トム・クルーズ主演映画で知られる軍事法廷サスペンス『ア・フュー・グッドメン』が、鈴木勝秀脚本・演出の舞台劇として新たに登場する。映画『ソーシャルネットワーク』、TVドラマ『ニュースルーム』の人気脚本家アーロン・ソーキンが手掛け、1989年にブロードウェイで上演されたオリジナル戯曲は20人以上の登場人物を要したが、鈴木はそれを7人の出演者のみで構築するドラマにブラッシュアップ。米海軍基地を舞台に奮闘する若き弁護士ダニエル役にTVドラマ『昼顔』で注目された新鋭、淵上泰史を抜擢し、紅一点の女性法務官ジョアン役を瀬奈じゅん、基地司令官のジェセップ大佐役を田口トモロヲが演じるなど、個性派による新鮮な顔合わせが実現した。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報6月19日の開幕を前に、公開舞台稽古が行われた。稽古場に入るや取材陣が見たものは、検察官ロス役の小西遼生、判事ランドルフ役の阿部丈二、被告人ドーソン役の平埜生成の3名による快活なウォーミングアップだ。海兵隊の物語よろしく、腹筋や腕立て伏せなど、顔を真っ赤にして息を弾ませるほどに入念に動く様子を、瀬奈が笑いながら見守っている。その横では初舞台にして初主演の淵上が、一心に台詞をつぶやき続けていた。演出の鈴木が所定の位置につくのに合わせて、各々もスタンバイ。演出家が自ら音響を操作して、海兵隊の訓練音を流す。それと同時に冒頭から立ち稽古がスタートした。いかにも鍛えられた海兵隊員のように、感情を見せず、声を張って堂々と事件を供述する平埜。彼の弁護人に志願するジョアンの熱意を、背筋の伸びた美しい立ち姿で表現する瀬奈。ダニエルの若さゆえの大胆不敵な勢いを、全身で軽快に見せる淵上。最小限のセットのみで展開する序盤は、各キャラクターの個性が観る側にはっきりと迫ってくる。ダニエルの友人ながら事前取引を持ちかけられても揺るがないロス役の小西は、瞬時に甘さを消す怜悧な瞳が魅力的だ。事件のカギを握るケンドリック中尉に扮した菅原永二も、少ない言葉の中に不穏なムードを漂わせ、気になる存在である。俳優の空間移動による場面転換、テンポのよい会話の応酬によって、スリリングな空気が見事に増幅していった。欠席の田口の代役を途中まで務めていた阿部が、判事として舞台中央に立つ。芯のある穏やかな声が響き、いよいよ緊迫の法廷シーンへ突入か……と思ったその時、鈴木が「じゃあここまで」とストップをかけた。取材陣に向けられた「続きは劇場にて」という微笑みまじりの言葉に、思わず脱力。たった7人による巧妙な会話劇、その濃さとスピード感にまんまとあおられてしまった。この後に控える手に汗握る法廷対決は、なんとしても劇場で確かめなければならない。映画ではジャック・ニコルソンの怪演が光ったジェセップ大佐を、田口がどう立ち上げてくるかにも期待したい。公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:上野紀子
2015年05月28日『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフが、主演最新作『ホーンズ 容疑者と告白の角』(5月9日公開)で頭に不思議な力を持つ角(ツノ)が生えてくる破天荒なキャラクターに挑戦。その角姿に本人も大満足しているという。ホラー界の貴公子と呼ばれるジョー・ヒルの長編小説『ホーンズ 角』を原作とする本作でラドクリフが演じるのは、恋人殺しの汚名を着せられ苦痛の日々を送る主人公のイグ。ある朝、だれもが真実を語り出す不思議な力を持った角が生え、この"告白の角"を使って恋人メリン(ジュノー・テンプル)殺しの真犯人を探し出す。ラドクリフは自身の角姿について「角のことを、少し見せびらかしたくなったよ! 角は僕に自信を与えてくれたんだ。つけていて本当に楽しかったよ」とコメント。「もっと愚かに見えるのかと心配だったけど、つけてみた途端に気に入ったし、かっこいいとさえ思ったよ! ずっとつけていられると思ったくらいだ。それにとても満足していたしね」と気に入っていたと明かした。メガホンをとったフランス人新鋭監督のアレクサンドル・アジャは「実は小説で描かれる角は、ハロウィンの小道具のようで、いかにも作りものだったんだけど、もっと自然でリアルなものにしたかったんだ」と言い、「『失楽園』のギュスターヴ・ドレの挿絵のように堕天使のようでもあり、動物のようでも、野獣のようでもある。流線型で、髪と溶け合って埋没するような質感のものなんだ」と語る。さらに、「観客には角のことを忘れてほしかったし、観客が角に集中し過ぎて物語を忘れてしまうのは嫌だった」とアジャ監督。「角をつけてダニエルが演じれば、最初はもっと自信がもてると思ったんだ」と話し、「そのうちに彼は角のことを忘れていったんだよ。セットでは僕たち全員も角のことを忘れていた。ダニエルが朝、ごく普通に角をつけて現れるが、角は誰の目にも入らなくなったしね!」と角と一体化していた様子を振り返った。(C)2014 The Horns Project, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月02日ダニエル・ラドクリフが、スティーヴン・キングを父に持つ“ホラー界の貴公子”による原作の映画化に挑む『ホーンズ 容疑者と告白の角』。まもなく5月9月(土)より全国公開となる本作で、ラドクリフの恋人役を務めているのが、『マレフィセント』などで注目を集める若手女優ジュノー・テンプル。このほど、彼女を絶賛するダニエルからコメントが到着した。本作でダニエルが演じる主人公イグは、恋人のメリン殺しの汚名を着せられ、苦痛の日々を送る青年。ある朝突然、彼の頭に、誰もが真実を語り出す不思議な力を持った角が生えてきたことから、イグは恋人殺しの真犯人を探し出そうとする…。原作はホラー界の貴公子、ジョー・ヒルの長編小説。『ミラーズ』『ピラニア3D』など数々のホラー作品を手がけるフランス人新鋭監督のアレクサンドル・アジャがメガホンをとり、かつてないファンタジー・サスペンスに仕立て上げた。アジャ監督が「互いに愛し合うイグとメリンの2人を描いた作品なんだ」と語っているように、ラブストーリーが物語の軸になっているという本作。その重要な役どころである恋人・メリン役を演じたのが、ジュノー・テンプルだ。イギリス出身で現在26歳の彼女は、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(’11)、『シン・シティ 復讐の女神』(’14)など話題作に相次いで出演。『マレフィセント』ではオーロラ姫の世話係となる3人の妖精のひとりを演じていた。最新作には、トマス・ヴィンターベア監督、キャリー・マリガン共演の『Far from the Madding Crowd』、「アメリカン・ホラー・ストーリー」のエヴァン・ピーターズ共演の青春ドラマ『Safelight』、リス・エヴァンス共演の『Len and Company』(原題)、さらにはマーティン・スコセッシ監督の米HBO放送のTVドラマなどが控えており、今後要注目の若手実力派だ。本作で彼女は、イグを心から愛し、彼との将来を願う女性を好演する。「スクリーンで見る2人は真実味があるし、ジュノーとダニエルはとてもリアルだよ。このカップルを僕は信じられるし、2人に同情もできる、それに2人を一緒にさせたいと願ってしまうんだ」と語るのは、アジャ監督。彼らの演技は、本物のカップルに見えるほど、ごく自然なものだったことを明かす。当のダニエルは、「ジュノーは素晴らしいよ! 念入りに作られた情感あふれるシーンを彼女と演じていると、意欲的な若い女優のあるべき姿を感じるんだ。恐れを知らず、楽しく、素晴らしい人柄で一生懸命に専念する人だよ。それに、自分が相手に対して無防備のなるべきときに、心を開いて信頼できる人と一緒にいられるのは、素晴らしいことだよ」と撮影時をふり返り、彼女を大絶賛。「同世代のキャストが多くて、みんなすごく仲が良かったんだけど、その中でもとりわけ仲良くなったのはジュノーなんだ。彼女とは緊迫したシーンもあったんだよ。あれだけ緊迫したシーンを一緒にやると、すごく仲良くなるか、または仲が悪くなるかしかないんだよね(笑)」と語り、彼女との関係は前者だったことを喜んでいる様子。ジュノー自身も、全世界で最も著名な俳優のひとりであるラドクリフについて、「彼の周りにいられるなんて大きな喜びだし、刺激を受けたわ!共演できて光栄に思う」と語っている。ラドクリフが絶大の信頼を寄せたジュノーとの“恋人”ぶりを、スクリーンでも確かめてみて。『ホーンズ 容疑者と告白の角』は5月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホーンズ容疑者と告白の角 2015年5月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2014 The Horns Project, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月27日現在シリーズ最新作『007 スペクター』を撮影中のダニエル・クレイグが、ニューヨークで膝の手術を受けたことが分かった。今作がジェームズ・ボンドを演じる4作目となるダニエルは、撮影スケジュールに自分の出番のない期間を作ってもらい、以前に傷めた膝関節の手術を行なったという。術後はイギリスに戻って、今月22日(現地時間)にはパインウッド・スタジオでの撮影に合流する予定だという。イギリスの「The Mirror」紙上では関係者が、ダニエルは万全の状態で戻ってくるので撮影に遅れが生じることはないだろうと話している。先日はメキシコ・シティで撮影が行なわれ、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンは「これまでで最も大がかりなオープニング・シーンになる」と語った。『007スペクター』は12月4日に日本公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月06日舞台『ア・フュー・グッドメン』が6月19日(金)より東京・天王洲 銀河劇場で上演される。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報同舞台は映画『ソーシャルネットワーク』『マネーボール』などを手がけた人気脚本家アーロン・ソーキンによる法廷サスペンス劇。トム・クルーズら豪華キャストによる映画化でも知られる作品だ。米軍海兵隊基地内で起こった殺人事件。被疑者の弁護人を務めるダニエルとジョアンは、事件が軍隊内の暴力的制裁「コードR」に関係していることを知る……。映画でトム・クルーズが演じたダニエル役にはTVドラマ『昼顔』で注目を集めた淵上泰史。淵上は今作が初舞台にして初主演。映画でデミ・ムーアが演じたジョアン役には瀬奈じゅん、ジャック・ニコルソンが演じたネイサン大佐役には田口トモロヲ。ほかに小西遼生、菅原永二、阿部丈二、平埜生成が出演する。上演台本・演出を手がけるのは鈴木勝秀。公演は6月19日(金)から28日(日)まで。チケットの一般発売は4月18日(土)午前10時より。チケットぴあでは一般発売に先がけてインターネット先行抽選を実施中、4月5日(日)午前11時まで受付。
2015年04月01日ダニエル・クレイグが4回目のジェームズ・ボンド役を演じる最新作『007 スペクター』。この度、全身黒づくめでまっすぐにこちらを見据えるボンドの姿が印象的なティザーポスターが公開された。『007 スカイフォール』のラストでは、ジュディ・デンチ演じるMがレイフ・ファインズにバトンタッチし、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場するなど、メンバーが刷新された『007』シリーズ。本作では、フランスを代表する女優レア・セデゥとセクシー女優モニカ・ベルッチを新ボンドガールとして迎え、イギリス、ロンドン、オーストリア、ソルデンからイタリア、ローマを飛び回る。前回、ロンドンのテムズ川でのボートシーン、ローマの街を走るアストンマーティンDB10などのアクションシーンのメイキングが公開され、世界中から注目を集めた本作。今回公開されたティザーポスターには、全身黒づくめで右手にワルサーPPKを携え、ブルー・アイでこちらを見据えるボンドが。ダニエルがこれまでボンドを演じた過去3作のポスターはタキシードかスーツのフォーマルなビジュアル。今回は一変していることから、より自信にあふれた力強いボンドへの“変化”がうかがえるビジュアルとなっている。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日『ハリー・ポッター』シリーズで全世界を席巻したダニエル・ラドクリフが、頭に不思議な力を持つ角(ツノ)が生えてくる男を演じる『ホーンズ容疑者と告白の角』。その衝撃的なビジュアルが注目を集めるファンタジーサスペンスの予告映像とポスタービジュアルが到着した。最愛の恋人メリン(ジュノー・テンプル)を失ったばかりでなく、その殺人の容疑を掛けられてしまった主人公・イグ(ダニエル・ラドクリフ)。地獄のような日々を送っていたある朝、額に突然角(ツノ)が生えてくる。その角の前では誰もが真実を語り出すという不思議な力があることに気付いたイグは、“告白の角”を使って真犯人を探そうとする。しかし手掛かりを掴むにつれ、メリンの死に隠された悲しい秘密が明らかになり…。原作は小説界の重鎮、スティーヴン・キングを父に持つジョー・ヒルの長編小説「ホーンズ角」。本作はホラー界の貴公子とも呼ばれる彼の初の映画化作品となる。メガホンを取るのは数々のホラー作品を手がけ、熱狂的ファンを持つフランス出身の新鋭監督、アレクサンドル・アジャだ。今回解禁された映像では、愛する女性を亡くして悲しみに暮れる主人公・イグが、彼女の死の真相を掴むために執念を燃やす様を目にすることができる。無精ひげを生やし、リアルなツノを生やしたラドクリフの姿は迫力満点!周囲の人々が角の魔力によりイグの前で自らの欲望や秘密をさらけ出す様子も、鬼気迫るものが感じられる。さらにラストは、イグが炎に包まれてしまうシーンまでも映し出されている。また、併せて解禁となったポスターは、森で殺されてしまったメリンを背景に、たくましい角を生やし身体にヘビを巻きつけたイグが佇む、何とも意味深長なビジュアルに。イグの真っ赤な眼からこぼれる一筋の涙が意味するものとは…ダークファンタジーとサスペンスが絶妙に融合していると評判を呼んでいる本作、まずは予告動画から堪能してみて。『ホーンズ 容疑者と告白の角』は5月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日一度きりの人生、後悔しないで生きていきたいと思いませんか?そう思うなら、起業家のダニエル・グラティーがハーバード・ビジネス・レビューに非公式に発表した、「人が死ぬまでに自分の仕事に関して最も後悔すること」をヒントにしてみませんか?ちょうど、ダニエルの調査を元に『TIME』Web版が「仕事に対しての後悔トップ5」を発表したのです。以下から5つ紹介するので、仕事漬けの毎日になっている人は将来後悔しないかどうか、ひとつひとつ深く考えながら読んでみてください。■1位:「金のために仕事を引き受けなければよかった」ほとんどの人が抱いている最大の後悔は、高給を選んだものの、結局は満足できない仕事だった、ということ。何事も、お金に目がくらんではいけません。■2位:「もっと早く辞めればよかった」自分の情熱を追求するために(これまでの)仕事を辞めた人達はみんな「もっと早く辞めればよかった」と述べています。続けることも大事ですが、時には辞めることも大事です。■3位:「もっと自分のビジネスを始めることに自信をもてばよかった」最近の調査によると、労働者の70%が「現在の仕事が将来新しいビジネスを始めるのに役立ってほしい」と望んでいることがわかっています。一方、15%の人達は「現在の仕事と違う分野に踏み出すために必要な資質はすでにもっている」と回答しています。ぜひ、新しいことに挑戦したい人は、自信を持って始めましょう。■4位:「もっと大学時代の時間を有効に使えばよかった」多くの人達が、大学時代を本当にやりがいのある仕事につくための期間として活用すべきだったと後悔しています……。今から大学生には戻れませんが、子供や周囲の学生には教えてあげてください。■5位:「自分の仕事に対する直感に従って決定を下せばよかった」中には、自分の仕事に対するチャンスについて説く人もいました。つまり、またとないチャンスが自分のもとに訪れたときに、それをつかまなかったという後悔です。タイミングは大事なのです。後悔しないように、選択していきましょう。ちなみに、長年緩和ケアに携わり、人生最後の3~12週間の患者を世話してきたブロニー・ウェアによると、人が死ぬ前に最も後悔するのは以下の5つなのだとか。(※彼の著書『死ぬ瞬間の5つの後悔』にも同じことが書かれています)(1)「誰かが望んだ人生ではなく、自分に正直に生きる勇気を持つべきだった」(2)「あんなにあくせく働かなければよかった」(3)「自分の気持ちを素直に表現する勇気を持てばよかった」(4)「友人と連絡を取り続ければよかった」(5)「自分をもっと幸せにすべきだった」こんな後悔をしたくないですよね?だとしたら、これからの人生、自分がすべきこと&すべきではないことのチェックリストを作ってみては?とくに会社員は、1日の大部分を仕事に費やしているわけです。充実した人生のためには、何かをやめることも大事。ぜひ、上記5つの後悔を参考にしてみてくださいね!(文/富士峰子)【参考】※These are the Top 5 Career Regrets-TIME
2015年02月09日ダニエル・ラドクリフが、スティーヴン・キングの息子であり“ホラー界の貴公子”と呼ばれるジョー・ヒルの同名小説の映画化に挑む『HORNS』(原題)。このほど、その邦題が『ホーンズ 容疑者と告白の角』に決定し、初となる場面写真が到着した。恋人殺しの汚名を着せられ、苦痛の日々を送るイグ(ダニエル・ラドクリフ)。ある日、目を覚ますと、彼の額から角(ツノ)が生えていた!初めは戸惑うイグだったが、その角は周囲の人間に欲望や秘密を語らせる不思議な力を持っており、イグはその<告白の角>を使い、真犯人を探し出そうとする。人々の疑惑や本音が押し寄せる中、真犯人の手掛かりを掴んだとき、彼女の死のもっとも悲しい秘密が明らかになる――。ある日突然、誰もが真実を語り出す<告白の角>が生えてきた男が、その角を使い、恋人殺しの真犯人を探し始めるファンタジー・サスペンスとなる本作。監督を務めるのは、『ピラニア3D』など数々のホラー作品で熱狂的ファンを持つ新鋭アレクサンドル・アジャ。主演は、史上最強のファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズ全8作で主人公ハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフ。今度は、頭に不思議な力を宿す角が生えてくる男という、斬新すぎるキャラクターに挑み、世界中を騒然とさせている。原作は、日本でも高い人気を誇る、ホラー界の貴公子と呼ばれるジョー・ヒルの長編小説「ホーンズ 角」(小学館文庫)。1997年、スティーヴン・キングの息子という素性を隠し、“ジョー・ヒル”というペンネームで執筆活動を開始した彼は、数々の短編作品で評価を得て、2007年2月には第1長編『ハートシェイプト・ボックス』を発表。4月1日には「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー・リストに名を連ねるほどにもなった、親譲りの才能の持ち主だ。同年には、「バラエティ」紙による暴露記事の後、自身の素性を認めている。ダニエルは、そんな本作について「はじめに脚本を読んで、出演をすぐに決めたよ。角を頭につけることについては、初めはうまくいくか心配だったけど、実際につけてみたら、とてもかっこよくて気に入ったんだ」とご機嫌。「この作品は、いままで想像もしていなかったようなシーンがたくさん存在したし、僕の演じた役も、角の不思議な力によって人々の本音が聞こえてしまうというファンタジックなキャラクターは、俳優としても挑戦しがいのある役柄だったね」とコメントを寄せている。2015年はひつじ年…とはいえ、ダニエル演じる“ツノ男”が新たなブームを巻き起こすことになるかもしれない。『ホーンズ 容疑者と告白の角』は5月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日ベルギーのフラワーアーティスト、ダニエル・オストが3月1日、インスタレーション「倉敷 ダニエル・オストの花と心」を岡山の倉敷美観地区にて開催する。4日まで。今展では初公開となる大原家本邸にて和の花を、昭和天皇がご宿泊された別邸・有隣荘(緑御殿)では華麗な西洋の花をインスタレーションする。また大原美術館工芸・東洋館中庭にはコンテンポラリーなアートガーデンを設営。オストは1955年ベルギー生まれ。ベルギー王室のロイヤルウエディングなど、世界各地の伝統的な建築物を舞台に作品を発表。日本では京都の仁和寺、東寺、金閣寺などで開催。2013年には出雲大社「平成の大遷宮」奉祝事業として展覧会が行われた。作風は大規模かつ有機的な造形が特徴。【イベント情報】倉敷 ダニエル・オストの花と心会場:大原家本邸、大原家旧別邸・有隣荘、大原美術館工芸・東洋館中庭住所:岡山県倉敷市中央1-1-15(大原美術館)会期:3月1日から4日時間:10:00から17:00料金:4,000円
2015年01月13日東京タワーは12月25日まで、「ジャック ダニエル」のウイスキー樽(Barrel)を100個積み上げたクリスマスツリー「Jack Daniel’s Barrel Tree(ジャック ダニエル バレルツリー)」を展示している。「ジャック ダニエル バレルツリー」は、2011年、アメリカ・テネシー州リンチバーグの蒸留所内で、従業員たちが実際に使用しているウイスキー樽を積み上げて作ったクリスマスツリーが発祥だという。2012年にイギリス・ロンドン、2013年にはカナダ・トロントで展示され、今年日本に初上陸した。高さは約8mとなる。ツリーの展示以外にも、オリジナルドリンクやカクテル、フードも提供する。リキュール「ジャック ダニエル テネシーハニー」に温かい牛乳を合わせたカクテル「ジャック ハニー ホットミルク」(500円)は蜂蜜の甘味とカラメル感が際立ち、女性におすすめとのこと。その他、「ジャック ダニエル」をベースにしたドリンク(全品500円)も取りそろえる。フードでは、脂身が少ないポークバックリブを「ジャック ダニエル」を使った"BRICKYARDオリジナルBBQソース味"で仕上げたスペアリブ「ベイビーバックリブ」(1,000円)を販売。自家製チリとチーズをのせた「チリチーズフライ」(800円)や、「プルドポークバーガー」(950円)も提供する。会場は東京タワー1階正面玄関。飲食販売時間は、平日で16:00~22:00、土・日曜日および祝日と12月24日・25日は12:00~22:00となる。入場無料で、バレルツリーは16:00~24:00の時間、期間中毎日点灯。※価格はすべて税込
2014年12月12日Happy Birthday to ハローキティ!今日11月1日は、なんとあのキティちゃんの40回目のお誕生日です。永遠の小学3年生でありながら、キャリアは立派なアラフォー、というかモロフォー。最近はいろーんなキャラとコラボしていることでも話題になっていますよね。日本の女の子のみならず、レディ・ガガやマライア・キャリー、ヒルトン姉妹など名立たるセレブもファンを公言するハローキティ。これだけ長い間、キティちゃんが多くの人に愛され、親しまれてきたのってなぜなのでしょうか? 彼女がモテ続ける理由について探ってみました。◆その1:良い意味でミーハー巷では「仕事を選ばない」なんて言われ方をすることもあるキティちゃん。Samantha Thavasa、KITSONといったファッションブランドから、初音ミクにガンダム、秘密結社 鷹の爪、なめこ、そして貞子まで様々なコラボ遍歴を経てきました。最近はファミリーマートの企画でふなっしーとのコラボも。過去にはくまモンともコラボしていたし…時代の波に乗るその嗅覚と行動力、さすがです!好奇心旺盛でミーハー。来るもの拒まず。でも、自分は自分と言いきれるキティ節(主にリボン)は崩さない。などなど、いくつものモテ要素が作用しあって、あの独特のキャラを作り上げているんですね。◆その2:いつでも楽しそう繰り返しになりますが、ありとあらゆるブランドやキャラとコラボレーションできるキティちゃんの魅力の一つは、その懐の深さ。博多大吉さんから公共の電波で「節操がない、誰とでも寝る猫」呼ばわりされたこともありました。でも、何と陰口をたたかれようと不快な様子を見せることなく、いつでも誰といても楽しそうに仕事をこなす彼女。そんな健気な姿にキュンとしてしまう人は多いのではないでしょうか。◆その3:変わらぬかわいさをキープ40歳になっても、若さとかわいさを保っているキティちゃん。このまま行けば、70歳近い今も変わらぬ美しさを誇る吉永小百合さんの路線を継承できるかも?どんな服(かぶりもの含め)にもチャレンジし、着こなしてしまうセンスにも脱帽です。なめことコラボした際のヌード姿には度胆を抜かれましたが…。そんな現在のキティちゃんを支えるのはサンリオの取締役キャラクター制作部長であり、第3代ハローキティデザイナーの山口裕子さん。彼女は、キティちゃんのボーイフレンド「ディアダニエル」の生みの親としても知られています。ちなみにダニエルというのは、映画『小さな恋のメロディ』の主人公の名前に由来するのだとか。なんてかわいいの!でも、『小さな恋のメロディ』のヒロインの名はメロディのはず。ってことは、元カノはマイメロディ?ダニエルくん、もしやまだそっちにも気があったりはして…?ちょっと心配になってきたところで、キティちゃんとダニエルくんの相性を占ってみました。生年月日で占うふたりの恋愛相性【無料占い】キティ・ホワイトさん(1974年11月1日生まれ)×ディアダニエルさん(1974年5月3日生まれ)『出逢ったときに、お互いに「気が合うな」と感じる相性です。ですから、知り合ってすぐに恋人関係になっても、不思議はありません。お互いに、何の迷いもなくふたりの世界を築き始めようと思えます。ただ、お互いに相手に求めるものが、重なってしまうことも多いんです。ふたりともが「ついてきてほしい」「自分に任せてほしい」と思っていたら、ぶつかってしまうでしょう?そういう、1本の綱を引っ張り合うような状況になりやすいと思います。ただ、だからといって何もできないわけではありません。1本の綱でつながっているんですから、どちらかが力を緩めればいいんです。まずはキティ・ホワイトさんが、その役を引き受けるつもりでいてください。すると、状況に応じて譲り合い、許し合うという愛情が育っていきますから。』なるほど。どこにいてもスポットライトを浴びているキティちゃんですが、愛する人(猫)と一緒にいるときは、相手を立てる必要があるんですね。彼の自尊心を満たすためにも、一歩引いて相手を立てつつ、精神的に支えてあげられる…そういう態度を取れたら、ダニエルくんが離れられない大人の女になれるってこと。女子力は十分に高いし、2人(匹)の相性も良いので、あとちょっとで彼の「最後の女」になれる可能性大!今後も仲良く年を重ねられるよう、そこはぜひ頑張ってほしいですね。なお、キティちゃんの衝撃的な各種コラボ画像は、ぜひお見せしたいのですが、諸事情により掲載できません。ご覧になりたい方は、「キティコラボ」で検索してみましょう!(文=Kawauso)あの人と結婚したら幸せになれますか?【無料占い】
2014年11月01日俳優ダニエル・ラドクリフといえば『ハリー・ポッター』シリーズの“ハリー”のイメージが強いという人も多いだろう。そんなダニエルには、実はラップという隠された音楽の才能があったようだ。今月28日(現地時間)ダニエルはテレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」にて、「Blackalicious」の「Alphabet Aerobics」というラップの曲を披露した。ダニエルはその前に番組の中で、音楽の中でもとりわけラップが好きであることを司会者に語っていた。「初めはエミネムにハマったんだ。『Real Slim Shady』の歌詞を全て習得することにとりつかれていたよ」「イギリスにはPlan Bという男(歌手)がいるんだ。複雑で難解な速い歌を覚えることに執着していた。もう病気だよ」と話し、かねてからラップに対し特別な思い入れがあったことを明らかにした。「Alphabet Aerobics」はAからZまでのアルファベットに従って歌詞が進んでいくユニークな構成のラップ曲で、ダニエルは最初は緊張気味にラップを始めた。司会者ジミー・ファロンが「僕の知る中で最も速くてやりづらい曲だよ」とも言った曲であるが、アルファベットが進むにつれて少しずつ調子を上げ、熟達したラップスキルを大いに見せつけていた。大歓声の中で歌詞を間違えることなく歌い切ったダニエルは、意外な才能を披露することに見事成功したようだ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日コロワイド東日本とダブリューピィージャパンは10月1日、「ジャックダニエル・ハロウィンキャンペーン」を開始した。○計54店舗で提供同キャンペーンでは、両社が運営する飲食店にてウイスキーを使ったカクテルメニューを多数提供。同メニューを注文した人には抽選でウイスキーブランド「ジャックダニエル」の関連グッズが当たる。実施期間は10月31日まで。実施店舗は「居酒屋NIJYU-MARU(にじゅうまる)」関東37店舗、「Foodiun Bar 一瑳」全11店舗、「ウルフギャング・パック レストラン&カフェ、EXPRESS、PIZZA BAR」全6店舗の計54店舗となる。「居酒屋NIJYU-MARU」では「ハニーナイトメア」(490円)、「ハニーミルク」(490円)、「ジャックスカッシュ」(490円)を提供。「Foodiun Bar 一瑳」および「ウルフギャング・パック レストラン&カフェ、EXPRESS、PIZZA BAR」では、「シナモンハニーショット」(500円)、「BLACKハニージャック」(590円)、「ジャックスカッシュ」(590円)を販売する。※価格は全て税別
2014年10月10日舞台で圧倒的な存在感を放つ城田優が、ミュージカル『ファントム』の主役に抜擢された。この作品に託す思いを語ってもらった。ミュージカル「ファントム」チケット情報ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』をベースに、脚本家アーサー・コピットと、作曲家モーリー・イェストンが’91年に制作したのが『ファントム』。醜い容姿に生まれ、孤独に生きるエリックという名の怪人が歌姫クリスティーヌに出会う物語だ。「以前、大沢たかおさんが演じられプレッシャーはありますが、資料になる映像はあえて見ていません。脚本を読んで、自分なりに感じたイメージを具現化していくことが僕の役づくりの方法なんです。大沢さんの怪人を見たら、そのインスピレーションで作る舞台になってしまう。今回は全く新しいファントムを作るつもりですし、城田の怪人は最高と言われたいですね」と意気込む。面白いのは、今作の演出を手掛けるダニエル・カトナーが、アンドリュー・ロイド=ウェバー版『オペラ座の怪人』の演出家ハロルド・プリンスの愛弟子であるという事実。「ダニエルがハロルドのところへ挨拶に行ったところ、“君なら、ロイド=ウェバー版とはまた違う、素晴らしい作品ができる”と喜んでくれたそうです。僕は(今作の楽曲を手がけた)モーリーとお会いしましたが、“僕らの作品には豪華なシャンデリアやビッグナンバーもない。でも、怪人の人物像を繊細に描いている”とおっしゃっていた。そこを深く掘り下げたい」。ロイド=ウェバー版とは違い、今作では、怪人の幼小期や両親との関係などが明かされる。さらに楽しみなのはイェストンの楽曲にのせる城田の歌声だ。昨年ブロードウェイのスターと共演したコンサート『4Stars』で、彼らに引けを取らない抜群の歌唱力で観客を魅了した。「『4Stars』は日本で10本のミュージカルに出ても得られないほどの貴重な経験でした。この後なら何でもできると思った」。「では、ブロードウェイを目指してほしい」とのリクエストには、「日本のミュージカル界では少しずつ評価頂けるようになりましたが、ブロードウェイはまだまだ。それに怖いです(笑)」と正直だ。それでも、城田の歌を聞いたイェストンから「君は今のままでいいよ」とお墨付きをもらっている。「モーリーの楽曲は一回聞いただけでは覚えられない深い闇のような音。エリックのねじ曲がった心と純粋さが見事に調和している」。舞台デビューから12年。「寿命を削ってでも集大成をお見せしたい」と話す彼の新しい怪人が、この秋、誕生する。公演は9月13日(土)から29日(月)まで東京・赤坂ACTシアター、10月5日(日)から15日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2014年08月05日9月に開幕するミュージカル『ファントム』へ向けて、主演の城田優が動き出した。城田の初の単独主演作として昨年から話題沸騰、その注目の舞台を前に、「まだずっと先にあると思っていた山が、いよいよ目の前に来たかな」と気を引き締める。フランスの小説家ガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』を原作とするミュージカルはアンドリュー・ロイド=ウェーバー版が著名だが、脚本家アーサー・コピットと作曲家モーリー・イエストンによる本作は、同じ原作から違った味わいを引き出して高い評価を得ている人気作だ。主人公ファントム(エリック)の人物像をより深くみつめて繊細に描いた独創的なストーリーに、城田は大きなやり甲斐と共感を抱いている。ミュージカル『ファントム』チケット情報「昨年ニューヨークで作曲のモーリーさんにお会いして、お話を伺ったんです。“僕の作品にあるのはコンプレックスと闘う男の姿だ”とおっしゃっていました。人間の哀しさ、せつなさを浮き彫りにしたドラマ性を非常に大切にしていると聞いて、僕もエリックとして一生懸命、ドラマチックなメロディや歌詞を観客の心に届けられるように演じたいと思います。コンプレックスという点では、僕自身もハーフであることから“なぜ僕だけ?”といった経験を少なからずしてきているので、その感情が何かしら役に立てばいいなと思っていますね」昨年はレア・サロンガ、ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲスといった世界のスターたちとともにコンサート『4Stars』の舞台に立ち、またミュージカル『ロミオ&ジュリエット』再演ではロミオとティボルトの二役を演じ分けて、経験値上昇の確かな手応えを得た。自らに期待して挑む今回の『ファントム』は、『4Stars』を手がけた気鋭の演出家ダニエル・カトナーとの二度目の共同作業になる。「ダニエルはニューヨークを拠点に活躍している、とても研ぎ澄まされた感覚を持っている演出家です。役者のことを第一に考えて思考、行動してくれる方なので、仕事をしていて非常に安心。背中を支えてもらえている感じがあります。またご一緒できるのは嬉しいですね」共演陣の中で、ヒロインのクリスティーヌを演じる山下リオは今回が初舞台。片や、マルシアや吉田栄作といった頼れる実力派も揃っている。その中心に立って城田が挑むのは「舞台に立つ皆が輝いている」エンターテインメントだ。「全員が同じラインに立って、同じ世界に生きないと作品が成立しませんから。それぞれが触発し合って、いい舞台を立ち上げたい」。熱き志を持った座長は、仲間とともに次なる山の高みを目指す。公演は9月13日(土)から29日(月)まで東京・赤坂ACTシアター、10月5日(日)から15日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットの一般発売は6月21日(土)午前10時より。チケットぴあでは、6月3日(火)昼12時より東京公演のプレゼント付きチケットを受付。また、スペシャルミニライブ&制作発表イベントに、チケット購入者の中から抽選でご招待。応募の詳細等はチケット情報ページにて。取材・文:上野紀子
2014年06月02日『ハリー・ポッター』以降、そのイメージ脱却を図るべく、さまざまな役柄で挑戦をし続けるダニエル・ラドクリフと、25日(金)公開の『アメイジング・スパイダーマン2』で敵役に大抜擢されたデイン・デハーンが共演する問題作『キル・ユア・ダーリン』がDVD化されることになった。1944年、コロンビア大学に合格したアレン・ギンズバーグ(ダニエル・ラドクリフ)。大学の正統過ぎる姿勢に不満を覚えたアレンは、ルシアン・カー(デイン・デハーン)、ウィリアム・S・バロウズ(ベン・フォスター)、ジャック・ケルアック(ジャック・ヒューストン)といった、従来の価値観に留まらない友人たちに引き寄せられていく。中でもルシアンへの想いが、自身の詩の創作活動の原動力になっていくのを強く感じていたアレン。しかし、彼らの創造のための欲求と選択は、やがて重大な過ちを招くことになる…。「吠える」のアレン・ギンズバーグ、「裸のランチ」のウィリアム・S・バロウズ、「路上/オン・ザ・ロード」のジャック・ケルアックと言えば、50年代のアメリカ文学界で“ビート・ジェネレーション”と呼ばれた代表格。当時の若者、特にヒッピーから熱狂的な支持を受けており、『オン・ザ・ロード』(’12)など映画化も後を絶たない、現在まで続くひとつの潮流となっている。そんな彼らの大学時代に実際に起きた、デヴィッド・カマラー殺人事件を基にした本作は、耽美な雰囲気たっぷりの学園サスペンスドラマ。ダニエルは『ハリポタ』のイメージを脱却するかのごとく、髪を伸ばしてパーマをかけ、実在の詩人アレン・ギンズバーグを熱演。また、彼の憧れの対象であり、事件の被疑者となるルシアン・カーを、『クロニクル』で注目を浴び、その容姿と卓越した演技力から“次世代のディカプリオ”と呼ばれるデイン・デハーンが演じている。デインは昨年、『クロニクル』や『欲望のバージニア』ほか5本の出演作が日本で立て続けに公開され、『アメイジング・スパイダーマン2』ではスパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)の親友ハリー・オズボーンにして敵役となるグリーン・ゴブリンに抜擢されている超・注目株。愛と友情、そして嫉妬うずまく学生生活の中では、2人の濃厚なキスシーンもあるとか!さらに2人はこの後、本作のジョン・クロキダス監督の新作『College Republicans』(原題)でも共演の話題が出ており、もしかしたら次世代の名コンビ俳優となるかもしれない。『キル・ユア・ダーリン』は5月2日(金)よりTSUTAYAにてDVDレンタル開始、6月27日(金)より発売。発売元:カルチュア・パブリッシャーズ価格:3,800円(税抜価格)(上原礼子(cinema名義))
2014年04月22日ラース・フォン・トリアー監督の話題作『Nymphomaniac』(原題)に出演しているシャイア・ラブーフが、ベルリン国際映画祭の同作のプレミア上映の際、タキシードに紙袋を頭からかぶって登場したことが、複数メディアの報道で明らかになった。紙袋には黒マジックで「I AM NOT FAMOUS ANYMORE」(僕はもう有名人じゃない)というメッセージが書かれていたと米エンタメ情報サイト「Variety.com」は報じている。またプレミア・イベントの前に行われた記者会見の際、シャイアは同作にふんだんに表現されるセックスシーンについて質問され、「カモメがトロール船を追いかけるとき、それは彼らがサーディンがたくさん海に投げ込まれると思うからです」と元マンチェスター・ユナイテッドのエリック・カントナ選手が1995年に記者会見から急に離席する前に言った言葉を引用し、同様に記者会見の場から去ったという。シャイアは、今年1月に、彼が昨年カンヌ国際映画祭のために作った「Howardcantour.com」と呼ばれている短編映画の中でグラフィック小説家ダニエル・クラウスの仕事を盗用したことが明らかになり、ネット上で大炎上をくらってから、様子がおかしくなっているように見える。シャイアは、一連の謝罪の言葉をダニエル宛てに発表したが、これらがリリーという名のユーザーによって4年前に「Yahoo!Answers」に書かれた投稿に非常に類似していることが明らかにされ、問題は悪化。その後、シャイアは「公の世界から引退する」とツイッターで発表するに至っている。今回の作品は、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『メランコリア』など問題作を続々に発表しているトリアー監督の新作で、シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー、ユマ・サーマン、クリスチャン・スレイターらが出演し、ひとりの女性ジョーの性の歴史が描かれるという。シャイアは、ステイシー・マーティンが演じる若い頃のジョーと関係を持つ男性のひとりで、会社員のジェローム役を演じている。シャイアは「これまでは、危機に直面する普通の男性の役を演じてきたけど、邪悪で冒とく的で、破壊的なキャラクターを演じられると思ったんだ」とジェローム役を演じたかった気持ちを明かしていた。2部構成の『Nymphmaniac』は、アメリカではパート1が3月に、パート2が4月に公開予定されることになっている。(text:Mieko Nakaarai)
2014年02月10日伝説として語り継がれる1976年の熾烈なF1チャンピオン争いを描いた『ラッシュ/プライドと友情』。クリス・ヘムズワースとダニエル・ブリュールが作品の魅力、さらにはライバル関係について語り合った。その他の写真ダニエルはいまなお多くのファンに崇められるニキ・ラウダという“生ける伝説”を、そしてクリスは45歳で早逝した、いまは亡きカリスマを演じたわけだが、不安やプレッシャーはなかったのか? 最初に口を開いたのはダニエル。「責任は感じたよ。伝説の男を演じるわけだからね。でもいまも健在だということは、彼が協力的か否かがこの役の大きな分かれ道になるということ。幸運にも彼は非常にオープンに自分の過去について話してくれた。それは大きな助けになったよ」。一方、クリスも「ジェームスに認めてもらえるのか? ちゃんと彼を体現できているのか? 確かに不安はあったよ」と認めつつ「彼が何のために生き、何を成し遂げたのか? 自分なりに考え、出来る限りの忠実さを心がけて臨んだよ。何より偉大な人物を演じるということにやる気を掻き立てられた」と振り返る。文字通り、自分が進む道の先に常に立ちはだかるライバルの存在が男たちの闘争心に火を点けるさまが描かれるが、ふたりが身を置く俳優の世界でもライバル関係というものは存在するのだろうか? クリスは故郷のオーストラリアから拠点をアメリカに移した頃の思い出を懐かしそうに明かす。「L.A.に来た最初の頃は、僕がハマりそうな役は、いつもチャニング・テイタムが持っていったよ。彼が第一候補で、そこからこぼれ落ちてきたものを僕らがものにするという感じで、いつも『彼のような立場になれたらな…』と思ってたものさ。それから僕も少しずつ役を選べる立場になって、ようやく他の俳優を“競争相手”ではなく互いに触発し合う存在として見られるようになってきたかな?」。ヨーロッパを拠点に活躍し、ここ数年、ハリウッドでも存在感を示しているダニエルにもライバルと呼べる俳優は存在するようだ。「名前を挙げるならジェームズ・マカヴォイあたりは似た俳優と言えるかな。でも実際のところ、彼は本当に素晴らしい俳優だから、妬んでもしようがないとも思ってるんだ。それから、この映画のおかげでいろんな賞で助演男優部門にノミネートさせてもらったけど、最終的に受賞するのはいつもジャレッド・レト(『ダラス・バイヤーズクラブ』)なんだ(苦笑)! 冷静を装ってもやっぱり受賞を逃せば悔しいよ(笑)。でも最近思うのは僕も、そしてどの俳優も努力してここにいるということ。そう考えるとやっぱり、妬んだりうらやましく思ってもどうしようもないんだよね」。最終的な順位や受賞歴だけが人々の感動を呼び起こすわけではないことは、何よりこの映画の物語が証明している。『ラッシュ/プライドと友情』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2014年02月08日真珠をはじめとした宝飾品の老舗ブランド・ミキモトでは、サンリオの人気キャラクター・ハローキティとコラボレーションしたジュエリーコレクション『MIKIMOTO×HELLO KITTY』を1月30日より発売している。2月3日、報道関係者向けに事前公開した『SANRIO EXPO 2014』では、同コレクションの注目アイテムである1億円相当のティアラ(非売品)のほか華やかなアイテム約20点が披露された。【写真】キティやリボンがモチーフ! 華やかなジュエリーが続々中央部分にオーバルカットとトリリアントカットを用いたダイヤモンドのハローキティが輝くティアラは、奥行き感のある立体的な作りが特徴。両サイドに施されたいちごは開閉式で、中にはハローキティとボーイフレンドのダニエルが隠れた遊び心たっぷりの仕上がりとなっている。1974年に誕生したハローキティは今年で40周年を迎えることから、さまざまな企業や団体とのタイアップを実施している。その一環として誕生したコレクションは、真珠をふんだんにあしらったネックレスとイヤリングのセット(2770万円)やリング(26万円)、ピアス(7万円)、バングル(5万5000円)など。いずれもハローキティやリボンなどがモチーフになっている。世界中のファンの注目を集めているこれらのアイテムは今後、国内の直営店や一部百貨店内店舗、さらには欧米、アジアにも順次展開する。
2014年02月03日KAAT神奈川芸術劇場にて上演中の人気韓国ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』(11月4日~11月30日)。初日公演に先駆け11月4日、同所にて公開舞台稽古が行われた。『ジャック・ザ・リッパー』の公演情報1888年、英ロンドンで娼婦だけを狙って発生した猟奇殺人鬼、切り裂きジャック(=ジャック・ザ・リッパー)をモチーフとしたチェコ生まれのミュージカル。韓国で2009年に初上演され、5年連続で上演されている大人気作。日本でも2012年9月に東京・青山劇場で上演され約4万人を動員した。今回が2度目の上陸となる。この日は、主人公の外科医ダニエル役をJun. K(2PM)、殺人鬼ジャック役をキム・ボムレ、ジャックを追う捜査官アンダーソン役をキム・ジュンヒョンが務めた。ジャックにより残忍な手口で繰り返される殺人事件、それを追うアンダーソン、ジャックと関わったことにより運命を狂わせていくダニエルと彼が愛したグロリア、そしてアンダーソンのかつての恋人ポリー。それぞれの愛と苦悩が、迫力のミュージカルナンバーに乗せスピーディーに展開され、とにかくステージから目が離せない。これまでも同作に出演してきたキム・ボムレ、キム・ジュンヒョンら実力派の安定感ある歌唱力と硬軟自在な演技は、緊張感あふれる重厚なストーリーをさらにダイナミックに魅せる。そして、今回の日本公演が本作初出演となるJun. Kは、朗らかで正義感にあふれるダニエルが、愛に苦悩し、愛する人のために狂気を帯び次第に自制心を失っていく難しい感情表現を、抜群の歌唱力で繊細かつパワフルに演じ切り新たなダニエルを確立した。Jun. Kは出演にあたり、「良い演技をお見せできるように頑張りたい。愛を追う者ダニエルを楽しみにしていてください」とコメントしている。本公演には、神奈川県知事の黒岩祐治氏と駐横浜大韓民国総領事のイ・スジョン氏がそろって観劇に訪れた。黒岩知事は学生時代にミュージカルの経験があり、現在も自らプロテュースを手がけるほどのミュージカル通。観劇後に「これまで国内外の数多くの作品を観てきたが、韓国ミュージカルのレベルは世界最高。今日のステージには心から感動しました」と賛辞を惜しまなかった。イ領事は、「日本と韓国の長い歴史の中でも、最近の両国民の交流のレベルは最高。さらに素晴らしい交流を深められるよう、韓国の文化を積極的に紹介していきたい」と熱く語った。ダニエル役は、Jun. Kの他、オム・ギジュン、アン・ジェウク、チ・チャンウク、ソンミン(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)がキャスティングされている。ジャック役はシン・ソンウ、キム・ボムレ、チョ・スンチャン、アンダーソン役には、イ・ゴンミョン、ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン、パク・ソンファンなど豪華実力派スターが勢ぞろい。キャストの組み合わせにより少しずつ違った雰囲気で“切り裂きジャック”の世界観を堪能する事ができる。キャストの詳細・出演日程は公式サイトまで。チケット発売中。
2013年11月06日ダニエル・ラドクリフが、ニューヨークのナイトクラブでDJと喧嘩になり、クラブを追い出されたようだ。ナイトクラブ「ビューティー・バー」にいたダニエルは、当初DJのマイケル・T.・ラドクリフと仲良くしていたようだが、レッドブルとリキュールのカクテル「イエーガー・ボム」の量が増えるにつれ、次第にマイケルとの口論がヒートアップしてしまったため、クラブから追い出されたという。ある関係者は「New York Post」紙のゴシップ欄「Page Six」に「始めはダスティ・スプリングフィールドの音楽をリクエストしたりなんかして、みんなその場を楽しんでいたんです。ただ、だんだんダニエルがイエーガー・ボムで酔っ払ってきて、結局DJと喧嘩になったんですよ。口論が始まってすぐにタクシーを拾って帰るように言われたんです」と当時の状況を説明している。そんなダニエルだが、以前にはクラブ通いは嫌いで、2010年には酒をきっぱりと止めたとも宣言していた。「多分パパラッチの連中は、僕がつまらない人間だと思ってるから、あんまり僕のことは追いかけないんだと思うよ。僕はあんまり遊ばないからね。仕事場にいって仕事をして、家に帰って寝る。それ以外には本当に何も無いんだ。これまでにクラブに行ったのなんて3回くらいだったけど、どれも酷い夜になったんだ。最悪だよ…。だからもう行かないよ。あんまりそそられないんだ。(アルコールを止めたことで)予想以上にハッピーになったし、おかげで両親や周りの人たちともかなり良好な関係を築くこともできたんだ。もう恐れを抱いて生きる必要がなくなったんだよ」と語っていたのに…。■関連作品:ウーマン・イン・ブラック亡霊の館 2012年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011,SQUID DISTRIBUTION LLC, THE BRITISH FILM INSTITUTE© 2011 Squid Distribution
2012年12月17日韓国での放送時は「JYJ」ユチョン主演の「ミス・リプリー」やユン・ウネ主演の「私に嘘をついてみて」などライバル作品を押しのけ、同時間帯放送ドラマ視聴率1位を記録した話題のドラマ「童顔美女」の日本初配信が、本日より映像配信サイト「ドラMAXアリーナ」にてスタートした。これを記念して、いま日本でも人気急上昇中の若手俳優チェ・ダニエルからのスペシャルコメントがシネマカフェに到着!34歳のソヨンは、14年間勤めた会社から突然リストラされる。見た目が“超童顔”のソヨンは、ひょんなことから奔放な妹・ソジンから彼女の代わりに“25歳のソジン”としてアパレル会社で働くことに。しかし、そこには数日前に大騒動に巻き込んでしまった男・ジヌクが働いていて…。崖っぷち34歳のヒロインが、年齢を9歳もサバ読みして憧れの会社に再就職し、仕事に恋に大奮闘を繰り広げる姿を描く。ヒロイン・ソヨンを、本作で5年ぶりにドラマ復帰を果たした正真正銘の“童顔美女”チャン・ナラが、彼女を一途に愛する青年・ジヌクを、今年9月開催した日本初単独ファンミーティングでは、あまりのファンの殺到に急遽追加席が出るほどの人気ぶりを見せた若手俳優・ダニエルが演じている。「俳優としてはジヌクと似ている部分はさほど多くはないのですが、私の中にある一部分を大きく広げて演じました」と、役柄との共通点について明かすダニエル。さらに、「20歳のときに大学でキャンパスカップルというか、付き合っていた彼女がいたのですが、ジヌクには当時の私を投影しています。彼女に対して非常に新鮮な気持ちでしたし、恥ずかしがり屋な部分も共通しています。彼女と純粋な気持ちで付き合ったのと非常に似ている部分があると思います」とも。なんとも微笑ましいエピソードだが、実体験をダニエルは見事に役へと落とし込み、ジヌクというキャラクターをより魅力あふれるものにしている。作品の見どころに話が及ぶと「ジヌクがソヨンのために献身的に尽くすところ」との回答が。「彼女が見ていないところで、彼女を助けたり、支えたりするところが見どころですね。露骨に目の前で助けるのをとても恥ずかしがるところも、ジヌクのキャラクターがよく出ているところだと思います。また、ソヨンと付き合うようになってからの2人のラブラブな部分も見どころではないでしょうか。やっぱり全部ですね(笑)」と少年っぽさの残る表情で笑うダニエルの活躍から今後も目が離せない。ドラマ「童顔美女」(全20話)は、「ドラMAXアリーナ」にて配信スタート。ドラMAXアリーナ 公式サイト:© KBS&KBS Media All rights reserved.■関連作品:童顔美女 [海外TVドラマ]Licensed by KBS Media Ltd. © 2011 KBS. All rights reserved.
2012年12月03日今年、英国が誇るナイスミドル紳士、ダニエル・クレイグのハートを見事に射止め、世界中のファンを驚かせた女優レイチェル・ワイズ。そんな2人の“恋のキューピット”となったのが、先日公開を迎えた『ドリームハウス』である。彼女が出演契約書にサインしたときには、すでにダニエルが主演を務めることは決まっていたそうだが、「最高に魅力的なパッケージだったわ!」と語るのを始め、この“恋のキューピット”の魅力を思う存分語ってもらった。心機一転を決めた夫・ウィル(ダニエル)と妻・リビー(レイチェル)、そして2人の娘たちが新居に引越してきた一家。しかし、そこはかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始める…と、あらすじだけをなぞると一見ホラー映画のようだが、実はそうではない。「サスペンスに満ちているの。多くのひねりと展開がある。その多くを詳しく説明するのは控えた方がいいと思う」とレイチェルも語るように、そのラストには思いもよならない感動が隠されている。「本当に意外だと思った。だから読んだときに完全に圧倒されたわ!それにとてもロマンチックだしユニークだと思う。恋愛、スーパーナチュラル(超常現象)、ホラーが同じトーンで混ざり合っているものを読んだことがなかった。それにラブストーリーでもあるの。でもジム・シェリダン監督は私が本当に何年も仕事をしたかった人だから、このオファーを受けるのはワクワクしたわ」。そんな大興奮の様子でオファーを受けたようだが、そのレイチェルの役どころこそ本作のキモとなる。彼女は自身が演じた妻・リビーの持つ秘密をこう語る。「(主人公となる)ウィルの妻役なの。私の夫は田舎で娘たちを育てることが幸せだと思って、私たちをここに連れてきた。でも、私は少し場違いな感じがしているの。それに実際、私のキャラクターが家の外のシーンに出ることは決してないのよ。私はいつも、夢の中にいたわ(笑)。 私は決して家を離れず、そこに閉じこもっているの」。なんとも意味深な解説だが、劇中で夫婦役を演じ、この映画に導かれるように、今年6月にプライベートでも夫となったダニエルについて、撮影当時はどのように感じていたのだろうか?「私たちのやり方はとても似ていると思う。座って物事を死ぬほど分析したいとは思わないの(笑)。物事に挑戦し続け、演じ続け、たくさんの異なるテイクをやってみる。そしてジム(・シェリダン監督)の言葉を聞いて、彼のアイディアがどういうものかを理解しようとするの。それに私たちは仕事のしやすい関係だと思ったわ。ある種、似た環境の出身なの。2人ともイギリス出身だわ。だから、どうしたいのかということについて共通の認識があるのよ」。と、役者としての関係は上々。さらに、“俳優”ダニエル・クレイグとして以上に男としての彼にもメロメロだったようだ。「彼には俳優としての深みがあるわ。魅力的で快活だけど、暗さもある。ウィルというキャラクターにはピッタリなの。それがこのキャラクターを深く掘り下げている。このキャラクターは多くの痛みを経験するし、取り憑かれたようになって追いつめられていくの。ダニエルはそれをとてもうまく表現できてたと思う。同時に、とても愛すべき父親や愛すべき夫も演じられるの。これはラブストーリーでもあるわ。だから彼は光と影をもたなくてはならない。彼には、その両方が混在していると思うわ。それに彼には、同世代の多くの俳優がもっていない何かがある。彼らにも昔あったもの、つまり、危険な香りよ(笑)」。ダニエルとレイチェルにとっては、忘れられない作品となる本作だが、最後に『ドリームハウス』に込めた思いを聞いてみた。「この映画は驚きに満ちた、とてもロマンチックで、感情的で、サスペンスあふれる、大胆な映画だと思う。それに少し幻想的かな。作っているときは幻想的だった。私たちが作っているときに感じた幻想的なものをこの映画が伝えてくれることを願っているわ」。■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月26日『007 スカイフォール』も公開間近のダニエル・クレイグを主演に、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズの豪華キャストで贈る、切なさと思いもよらむ恐怖が注目のヒューマン・スリラー『ドリームハウス』。本作の公開に先立ち、一般試写会を実施。そこでアンケート調査を行ったところ、思わぬ回答が飛び出した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。まずは、英国紳士らしくクールでミステリアスな魅力を放つナイスミドルのダニエルについての質問。「日本の芸能人に例えるなら誰?」という問いでは、仲村トオル、真田広之が同率一位で圧倒的支持を集める結果となった。次いで堤真一や渡部篤朗、佐藤浩市など日本が誇るダンディーな実力派たちが名を連ねた。「演技派で作品に応じてイメージを変えられる俳優」、「アクション・サスペンスもこなせて存在感がある」という“実力派”らしい俳優としての魅力を挙げる声が多数寄せられた。その一方で、本作での共演をきっかけにレイチェル・ワイズとゴールインを果たしたという、本作の話題に火をつけたエピソードから「家族想い」を理由に挙げる人も。続いては、続く質問もダニエルに関係するものだが、ズバリ!『007』シリーズのようなアクションと、本作のような良きパパを演じる彼、どちらが好きか?というもの。その回答を集計したところ、世界を股にかけるスパイ“ジェームズ・ボンド”よりも良き父を演じている『ドリームハウス』のダニエルに、なんと若干ではあるが53%の割合で軍配が上がった。その理由には、「やっぱりアクションが似合う!」、「紳士的でカッコいい」といった『007』シリーズで魅せる姿が広く浸透している一方で、「砕けた感じの父親役が良かった」、「新しい魅力を見せてくれた」さらに「前髪を下している姿は新鮮!」と思いがけない新たな一面にノックダウンされた人が多かったようだ。また、本作ではいわくつきの物件を購入したことから不可解な出来事が起こる…というストーリーにちなんで、引っ越し先や購入した家で不思議な体験談を聞いてみると、「家のトイレで青白い手だけを見た」、「家族全員の体の調子がおかしくなり、別の家に引っ越した」、「家を建てた後に、大きな蛇が出てきた」と本作に負けず劣らずの恐怖体験を告白する人が続出!中には「あまり話したくない…」と、まさに背筋も凍る驚愕の回答が返ってきた。ダニエルが魅せる家族思いの優しいパパの姿、驚愕の体験、思いもよらない応え、そのすべてが『ドリームハウス』では描かれている。ぜひ、この冬背筋は冷たく心は温かくなる未体験の感覚を本作で味わってみて。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月21日ジェームズ・マカヴォイが、政府や企業などの内部告発のためのサイト「ウィキリークス」の創始者ジュリアン・アサンジの伝記映画に出演するための交渉中のようだ。ジェームズは、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチがジュリアンを演じる本作で、ジュリアンの右腕として活躍したダニエル・ドムシャイト・ベルグを演じるための交渉を現在行っているという。日本でも12月28日(金)に公開予定の『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』でメガホンを取っているビル・コンドンが監督を務める本作の脚本は、「ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争」と右腕であったダニエルの著作「ウィキリークスの内幕」の両書を基にジョシュ・シンガーが手がけている。以前はリブート版『ロボコップ』で主役に起用されたジョエル・キナマンがダニエル役だと見られていたものの、今回新たにジェームズが同役の候補として急浮上したようだ。また、ジュリアン役にはジェレミー・レナーも希望を出していた。ドリームワークスが製作を担当する本作は、来年にも撮影開始を予定している。■関連作品:ロボコップ (原題) 2013年夏、全国にて公開トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ]© Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers © Hartswood Films 2010
2012年11月14日読売日本交響楽団は、2013年4月より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスターのダニエル・ゲーデ(46歳)と、べルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターの日下紗矢子(33歳)のふたりをコンサートマスターに迎えることを発表した。「読売日本交響楽団」の公演情報1966年、ドイツ・ハンブルク生まれのダニエル・ゲーデは、1994年から2001年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務めた世界的ヴァイオリニスト。現在はソリストや室内楽奏者として国際的に活躍するほか、ニュルンベルク音楽大学の教授として後進の指導にもあたっている。日本での活動も活発で、最近では軽井沢の「夏の弦楽アンサンブルアカデミー・YEK」音楽祭ほか、多くのコンサートに出演。読響コンマス就任にあたって「日本はこれまでに40回以上、およそ年3回のペースで訪れている大好きな国。(コンマス就任には)とても興奮しており、期待しています。オーケストラでの演奏活動が好きなので、日本のオーケストラで演奏できることを、とても楽しみにしています」と抱負を述べた。兵庫出身のヴァイオリニスト、日下紗矢子は、日本音楽コンクール第1位、パガニーニ国際音楽コンクール第2位など国際コンクールでの受賞歴多数。2008年より、クルト・ザンデルリンクらが歴代指揮者を務めたドイツの名門オーケストラ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして活躍中。2013年4月からは、今回発表となった読響コンマスとの兼務となるが「ベルリンと東京とふたつのオーケストラでコンサートマスターを務めることになりますが、どちらの活動も私にとって大変重要。しっかりと勉強を続けながら、大切にしていきたい」と意気込みを語った。今回新たに就任するダニエル・ゲーデと日下紗矢子は、今年3月に退任したソロ・コンサートマスターの藤原浜雄と2013年5月末に退任予定の同デヴィッド・ノーランの後任となる。2013年6月以降のコンサートマスターは小森谷巧を含めた3人体制。ふたりの今後の読響演奏会への出演は、ダニエル・ゲーデが2013年3月16日(土)、18日(月)、19日(火)にゲスト・コンサートマスターとして出演予定。コンマス就任後の初登場は8月を予定している。日下紗矢子は、11月19日(月)開催の大阪定期演奏会にソリストとして出演し、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏。2013年1月8日(火)、9日(水)にはゲスト・コンサートマスターとして出演予定のほか、就任後の初登場は7月を予定している。
2012年11月05日ダニエル・クレイグとビル・マーレイが、ジョージ・クルーニーの監督最新作『The Monuments Men』(原題)に出演することが決定した。ロバート・M・エドゼルの小説「ナチ略奪美術品を救え -特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争」の映画化作品となる本作は、第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦から連合軍が勝利を収めるまでの11か月に焦点を当てたストーリーになるという。ダニエルとビルのほかにも、ケイト・ブランシェットやジョン・グッドマンらが参加する予定で、さらに『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンも出演が決定しており、来年3月には製作開始が予定されている。さらに本作でジョージは、監督に留まらず、芸術品保護活動家のリーダーでナチス・ドイツから大量の美術品を奪還することに尽力したアメリカ軍指揮官ジョージ・スタウト役として主演も果たすほか、プロデュースや脚本も手がけるという。そんな『The Monuments Men』で4役をこなすジョージは、ベン・アフレックが監督と主演を務めた『アルゴ』でもプロデューサーとして参加しており、日本では今月26日(金)に公開されたばかりだ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月31日来年5月31日に閉館予定の「ホテル西洋 銀座」は、「花の建築家」と呼ばれるベルギー出身のアーティスト、ダニエル・オスト氏によるクリスマス期間限定の装飾をホテル内で実施する。期間は12月3日から12月25日。同ホテル最後のクリスマスを彩るこの演出は、25年分の「ありがとう」を込めて、「おもてなしの精神」が人々の心のどこかに生きつづけることを望む”HOPE”と、25年分の感謝を伝える”GIFT”をテーマに行われる。装飾を手がけるダニエル・オスト氏は、植物を素材にして造形を創り上げる独特な発想と世界観で、「花の建築家」、「花の彫刻家」とも呼ばれているフラワーアーティスト。ベルギー王室のロイヤルウェディングの装飾をはじめ、世界各地の伝統的な建築物を舞台に作品を発表。日本では、京都の重要文化財に指定された京町家・杉本家、世界文化遺産の京都・仁和寺、東寺、金閣寺などで開かれた展覧会が反響を呼んだという。なお、ホテル内の装飾は、エントランスから2階のバー&ラウンジ「プレリュード」まで。メインツリーは2階レセプション前に飾られるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日ラッセル・クロウが、離婚が発表されて以来初めてコメントした。8歳の息子・チャールズくんと6歳のテニソンくんを持つラッセルとミュージシャンのダニエル・スペンサーが今月初めに9年間の結婚生活に終止符を打ったことに関して、ラッセルはいままでコメントを控えていたが、21日(現地時間)にファンの1人であると思われるサラさんがツイートしたところ、ラッセルが返答したという。サラさんが「今日あなたが離婚したって聞いたわ。あなたと家族に神のご加護を」とツイートしたのに対し、ラッセルは「やあサラ、親切にどうもありがとう」と返答したようだ。ラッセルとダニエルは22年前、映画『ザ・クロッシング』の共演で初めて知り合い、2003年4月にオーストラリアで結婚している。ラッセルは現在、聖書の物語を映画化した『Noah』(原題)を撮影中で、主役・ノアを演じるためにヒゲをのばしたままにしているが、クリスマスまでには全てそり落としてしまうとジョークを飛ばしている。「この顎鬚は11月半ばで剃るつもりだよ。だからクリスマスショーではサンタになるつもりはないね」。
2012年10月29日