椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子と渚、そこを訪れる人々の1年間を描いた、富司純子&シム・ウンギョンW主演映画『椿の庭』。この度、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水紘治といった追加キャストが発表された。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら、日々を慈しみ生きる家族。それぞれに想いを秘め絹子の家を訪れる訪問者たち。登場人物たちの所作、佇まいなど、毎日を丁寧に生きる人々の姿を通して、観る者の心を潤す本作。今回新たに出演が発表された鈴木さんが演じるのは、絹子(富司さん)の娘で、渚(シム・ウンギョン)にとっては叔母となる陶子。映画への出演は『食べる女』以来2年ぶりとなる。鈴木さんは「私にとって、海を眺める日本家屋で富司さんと母と娘として接した時間は、何にも代えがたい貴重で幸せなことでした。美しい佇まい、優しい声、丁寧な所作…日本女性として、女優として、憧れの方です」と富司さんとの共演をふり返り、「渚は、ウンギョンさんの姿にぴったりと重なって、渚のことが大好きな叔母の気持ちに自然になれました」とコメントしている。また、カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門の審査員を務めたこともある国際派俳優チャン・チェンは、招かれざる訪問者・黄を演じる。「日本語の脚本とセリフということもあり、特に言葉への理解と練習に努めました」と語ったチャン・チェンは、「共演した富司さんについては、撮影前に多くの出演作を鑑賞しました。現場では、富司さんが座っているだけで役に注ぐありったけの感情やエネルギーが伝わってきました。ウンギョンさんは、非常に聡明かつ明敏な役者で、監督が投げかける課題を的確に解釈しています。彼女の芝居には驚かされました」と撮影をふり返っている。ほかにも、田辺さんが黄と共に絹子の家を訪れる戸倉。清水さんが絹子の亡き夫の旧友・幸三を演じる。また、W主演の2人からもコメントが到着。「絹子は夫との幸福な日々を過ごした幸せな女性で、純粋な可愛い人」と演じたキャラクターについて明かした富司さんは、「撮影をした場所の、庭の藤棚の美しさ、家の歴史ある風格、庭から見える海、時間によって変わる景色など…すべてが今も印象に残っています。共演のシムさんは可愛いし、鈴木さんは本当の娘のように思えました。そして、上田監督は演技しやすいように雰囲気作りをして下さり、カットごとにとても良い気分にさせて下さいました」ととても良い撮影だったことを伺わせるコメントを寄せる。一方、シム・ウンギョンは「私の演じた渚は優しい人で、でもどこかでずっと自分探しをしているようでした。撮影しながら彼女が成長していくことを感じ、一緒に喜んだり悲しんだりしていました」と渚として生きた日々をふり返り、「富司さんとは一番長くご一緒して、私がまだ日本に慣れていないことを気にかけて頂いたりとても心強かったです。美しい時間を皆さんにも是非観ていただきたいです」と語っている。『椿の庭』は7月、シネスイッチ銀座ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:椿の庭 2020年7月、シネスイッチ銀座ほか順次公開予定©2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2020年03月27日先月13日に授かり婚を電撃発表した韓国の人気アイドルグループ・EXOのメンバー・チェン(27)が2月19日、公式サイトを通じて謝罪した。しかし、ファンからは賛否の声が上がっている。一般女性との結婚と、相手の妊娠を発表してから約1か月間。韓国において、授かり婚は“スピード違反”といわれるほど厳しい目が向けられている。さらに人気グループのメンバーで、兵役を控えていることから、チェンの結婚発表はファンの間で物議を醸していた。一部ファンはデモ活動を行い、脱退を要求するビジョントラックを走らせるなど、チェンの進退に注目が集まっていた。この日、沈黙を破ったチェンは「僕の心をどのようにお伝えすればいいか、悩んで今やっとEXO-L(ファンの呼称)の皆さんに文を残すことになりました」と切り出し、「不慣れな言葉で皆さんを傷つけるのではないかと心配にもなりますが、まずは、今まで待ってくださった皆さんに申し訳ないという言葉を伝え、突然の発表にたくさん驚いたはずのEXO-Lの皆さんに謝罪の心を必ず伝えたいと思います」と謝罪した。今後ついて詳しい言及はないが「あまりにも遅く皆さんに謝罪の心を伝えることになり、改めて申し訳ありません。そして、これからも努力する姿をお見せします」と活動は続けるものと見られている。これにつづき所属事務所も韓国メディアに対し「EXOのメンバーに変動はない」と発表している。グループ残留が発表され、ファンの間に安堵の声が広まる一方、翌日20日の午前もTwitterの韓国エリアでは「ただ脱退」というワードがトレンド入りし、チェンに対する怒りが収まらず、いまだに脱退を要求するファンもまだまだいることがわかった。というのも、以前から一部のファンの間では、たびたびチェンの彼女について噂が出回り、“プライベート管理の甘さ”を疑問視する声があったのだ。’16年9月、元交際相手と見られる一般女性との親密なツーショットがネットで流出。さらに’17年には、当時交際していた彼女とのアメリカ旅行疑惑が浮上。飛行機内や現地での目撃情報が相次いだ。’18年にも2人で百貨店のジュエリーショップで買い物をする姿が報告されている。韓国のメディアがスキャンダルを報じることはなかったが、ファンの間では相手女性のSNSのアカウントアまで特定されており、《同じデザインの指輪をしてる》《また匂わせてる》と非難されていた。結婚相手は別の女性という情報もあるが、交際相手の匂わせを放置し、堂々とデートを満喫した過去の恋愛も相まって《今になって努力するの?》《キム・ジョンデ(本名)はいつもこういうやり方だった》《脱退なしか~よかったのか悪かったのか》と厳しい声も見受けられている。
2020年02月20日一般女性との結婚と、相手の妊娠を発表した韓国の国民的アイドルグループ・EXOのチェン(27)に、一部ファンは脱退を要求。1月19日、韓国・ソウル市内のショッピングモール前でデモが実施される騒動に発展している。チェンは、今月13日に所属事務所の公式コミュニティーを通じて一般女性との結婚と、相手女性の妊娠を電撃発表。当日はTwitterの韓国エリアのトレンドがチェンに関するワードで埋め尽くされ、ポータルサイトの急上昇ワードでも上位を占めるほど大きな衝撃が走った。EXOファンの間では、擁護する声もあるいっぽうで、“スピード違反”をしたチェンの脱退を求める動きも活発化。Twitterの韓国エリアでは、「チェン脱退しろ」「これ以上信頼はない」といったハッシュタグがトレンド入りしており、厳しい声が後を絶たない状況だ。(韓国では授かり婚をスピード違反と表現する)一部のファンは“連合”として、チェンの脱退を求める声明文を発表し、「1月18日までに要求事項に対するSMエンタテインメントの回答がない場合、直接・間接的ないかなる形態のデモも敢行する」と予告していた。期日を過ぎた19日午後、ソウル・江南区のショッピングモールCOEX(コエックス)前には、「チェン脱退しろ」と書かれたプラカードを持ったファンが集結。「私たちが描く未来にチェンはいません。グループのイメージを毀損し、ファンたちの信頼を見捨てたチェンの退出を要求します」と印刷された大きなスローガンを設置し、デモを行った。同ショッピングモールには、EXOの所属事務所SMエンタテインメントがプロデュースするエンタテインメント施設があり、ファンの聖地とされている。一部ではデモの参加者約20人~40人という情報もあり、決して多い人数ではない。しかし、アイドルの結婚がデモを引き起こすのは極めて珍しいケースだ。ネットでは《人数が少なくてほっとした》《脱退デモとか何考えてんの?》《気持ちは分からなくもないけどやめておきなー》と冷静な意見が寄せられている。
2020年01月20日カルティエ(Cartier)のアイコンである「パンテール ドゥ カルティエ」に新作ジュエリーが登場。「パンテール ドゥ カルティエ」は、パンテール(豹)をモチーフにしたジュエリー&ウォッチコレクション。1914年に初めて登場して以降、パンテールからインスパイアを受けた個性や力強さを解き放ったアイテムを多く展開している。そのコレクションは時代の変容に合わせつつも、カルティエのシンボルとして今も変わらず人気を誇っている。新作としてコレクションに加わるのは、リング、ブレスレット、ブローチの計18モデル。また、ホワイトゴールドにダイヤモンドやオニキスを施した華やかなモデルも加わり、新たなパンテールとして生まれ変わった。なお、新作のローンチを記念してスペシャルムービーも公開された。映像内に登場するのは、パンテールのアンバサダーを務めるイギリス人女優アナベル・ウォーリスや、台湾出身俳優のチャン・チェン。それぞれが、コレクションのユニークな個性を結びつけている。【詳細】「パンテール ドゥ カルティエ」 新作価格:全18モデル(リング、ネックレス、ブレスレット、ブローチ)361,900円(税込)〜※2020年1月1日(水)より発売中【問い合わせ先】カルティエ カスタマー サービスセンターTEL:0120-301-757
2020年01月18日韓国の国民的男性アイドルグループ・EXOのチェン(27)が1月13日、結婚を電撃発表した。相手の女性は一般人で、妊娠していることも同時に発表している。チェンは所属事務所の公式コミュニティーを通じて、直筆の手紙で「ファンの皆さんに申し上げることがあり、手紙を書くことになりました。とても大きな愛をくださるファンの皆さんに一番最初に正直にお話をしたくて、至らない文章ですが文章をアップします」と書き出し、「私には生涯を共にしたいガールフレンドがいます」と宣言。続けて「こうした決心によってどういう状況が起きるか心配や悩みが先立ったが、一緒にやってきたメンバーたち、会社、特に僕を誇りに思ってくださるファンの皆さんが突然の知らせに驚かないように少しでも早くお伝えしたくて、会社と話し合い、メンバーとも相談していました」と以前から発表のタイミングを協議してきたことを明かした。その段階で「僕に祝福が訪れました」と相手女性の妊娠が分かったといい、「僕も本当に当惑しましたが、この祝福でもっと力を出すことになりました。いつ、どのようにお話をするか悩みながら、これ以上時間を遅らせることができなかったため、慎重に勇気を出しました」と発表に至った経緯を説明した。最後は「常に感謝の気持ちを忘れず、変わりなく自分の場所でベストを尽くし、最善を尽くして送ってくださる愛にお応えする姿をお見せします。いつもありがとうございます」と決意をつづっていた。所属事務所は韓国メディア向けに「新婦は一般女性で、家族の意志により、結婚式、および結婚に関するすべての事項は非公開で行われる予定だ。寛容なご理解をお願いしたい」と付け加えている。第一子の出産時期については明かされていない。トップアイドルの電撃結婚にネットでは激震が走っている。韓国最大の検索ポータルサイト『NAVER』では検索語ランキングの1位と2位にチェンの結婚がランクイン。Twitterの韓国エリアではトレンドの上位20位中、14個もチェンに関するワードがトレンド入りしている。
2020年01月13日好きな人を振り向かせる愛の告白のセリフはとても大切です。恥ずかしくても伝えたもん勝ちな、男性がついOkしたくなるセリフ集をご紹介します。あなたとだから一緒にいると楽しい好きな男性に告白する際には、なんで他の人じゃだめなのかをしっかり伝えることが大切です。あなたと一緒にいると素の私でいられる。あなたと一緒にいると悲しい事も辛い事も忘れて笑顔になれる。あなただからこんなに笑う事が出来るんだ!ということをはっきり伝える事で、男性はこれからも笑顔にしてあげたい!楽しい思い出を一緒に作りたいと告白を受ける確率が上がります。ただ好きです。だけではなく、どうして好きになったかの部分もしっかりと伝える事で、他でもなくあなたの事が一番好きだという気持ちをわかってもらうことが大切です。こんな気持ちになったのは初めてただ好きと気持ちを伝えるのではなく、好きな男性と出会えた事でどう変わったかを伝える事も告白においては大切なことです。恋愛経験が豊富な人も、これまで誰ともお付き合いをした事がない人も、私こんな気持ちになったの初めてだよ。と告白の際に伝えることはとても大切です。告白された男性は、こんな自分が人の心を動かしたんだ!恋で胸が苦しくなる位自分の事を思ってくれたんだ!と相手に対しての気持ちが高まるので、付き合ったらこの子はどんな事をしてくれるんだろう?どんな毎日が待っているんだろう?と、それまでなんとも思っていなかったとしても告白を受けたくなります。好きになっちゃうから!と拒みながらの告白男性の狩猟本能を駆使した上級告白テクニックですが、男性が誘ってくれた時や、優しさを見せてくれた時に使える恋愛テクニックで、そんな事されたら好きになっちゃうから!と相手を拒みながらも好きな気持ちを伝える事は、男性の心を動かすのに持って来いのテクニックです。奥手な女性で好きな人になかなか告白できない人にもオススメのテクニックで、好きな好意を全面に伝えた拒み告白は、追いかける獲物を捕まえたくなる男性の心をくすぐるテクニックです。脈なしであればわかった、やめるよ。という風になり、脈ありの場合は好きになってもらおうとぐいぐい押す行動に変わります。
2020年01月12日チャン・グンソクが天才詐欺師と検事の2役を演じた主演最新作「スイッチ~君と世界を変える~」から、DVD-BOX2に収録されているメイキング映像が公開された。検事のペク・ジュンス(チャン・グンソク)は巨大麻薬組織の捜査中、トラックに崖から落とされて意識不明のまま病院に運び込まれる。後輩検事のオ・ハラ(ハン・イェリ)はジュンスと瓜二つの天才詐欺師サ・ドチャン(チャン・グンソク)に、ジュンスになりすまして欲しいと半ば強要する。仕方なく協力するドチャンだったが、ハラが追っている組織のボスが父親を殺した犯人だと知り…。到着した映像では、笑いが絶えない現場の様子を覗くことができる。父親を殺した犯人を追いつめ、感情を爆発させて殴りかかる迫真の演技からスタートするが、カットがかかると、ハンディ扇風機でクールダウンさせながら、「まだ4シーンも残ってる」とうなだれる撮影裏が収録。一方、ハラ(ハン・イェリ)に向かっての撮影がスタートすると、自分自身は映っていないものの、彼女のためにエア芝居をするチャン・グンソク。しかし、終盤に笑いがこみあげてきて、カットがかかればチャ・ヨプと一緒に大爆笑!そして、裁判所のシーンでも笑いをこらえる場面が。証人に向けて本番撮影中、なんと傍聴席のチャ・ヨプが居眠り。それを見つけたチャン・グンソクは、笑いをこらえながらも必死に演技。カットがかかると、こちらも爆笑する姿が映し出されている。「スイッチ~君と世界を変える~」はTSUTAYA先行でレンタル中。DVD-BOX1は発売中、DVD-BOX2は12月25日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2019年12月18日アジア最大級の音楽の祭典『Mnet Asian Music Awards』通称MAMAが、今年はナゴヤドームで開幕!華やかで豪華なステージの情報をレポートします。取材・文 尹 秀姫【ペンになってもいいですか!?】vol. 119当日はBTSのJINの誕生日ということもあり、レッドカーペット特設ステージでは誕生日ケーキを模した帽子をかぶったJINを、訪れたファンがお祝いしました。また、この日招聘されたBTS、TWICE、SEVENTEEN、MONSTA Xらパフォーミング・アーティストのほか、韓国の俳優チャ・スンウォン、台湾からチャン・チェン、日本からは坂口健太郎らがプレゼンターとして招かれ、レッドカーペットにも登壇。MAMA本編が始まる前から、イベントを豪華に彩りました。BTSTWICESEVENTEENMONSTA X坂口健太郎3年連続でホストを務めるパク・ボゴムが今年もオープニング・コメントを担当し、MAMAの幕開けを宣言しました。この日、初めての賞は「男性グループ賞」「女性グループ賞」。昨年も受賞したBTS、TWICEがともに今年も受賞となりました。パク・ボゴムパフォーマンスのトップバッターを務めたのは、新人ガールズ・グループのITZY。学校のようなセットに、赤いチェックのミニスカートとモノクロのスタジャンという全員揃いの衣装で「DALLA DALLA」と「ICY」の2曲を披露。我が身を行けというメッセージを発するITZYの力強いパフォーマンスが印象的。続いて登場したのは、新人ボーイズ・グループのTOMORROW X TOGETHER。センターステージに魔法陣が現れると、メンバーもそれに呼応するかのように群舞がはじまり…という摩訶不思議なダンスが目を引くパフォーマンスで会場を自分たちの世界に引き込んでいました。この2組は新人賞も受賞。ITZYTOMORROW X TOGETHERソロシンガーのチョンハは今年、韓国で大流行した「もう12時」のタイトルにちなんで、時計がテーマのステージを披露。ダンサー陣に持ち上げられたチョンハが俯瞰のカメラに映し出されると、まるで時計の針のように動くという大胆なダンスからスタート。普段はありえない豪華なセットと意表をついたカメラアングルもMAMAならでは。オープンカーに乗って会場に現れたMONSTA Xはそのままファンのいるフロアでラップするド派手なパフォーマンスも。最新曲「Follow」まで全力のパフォーマンスでMAMAを盛り上げます。MONSTA Xはこの日、「Worldwide Fans’ Choice Top10」と「World Performance」を受賞しました。チョンハMONSTA X特別ステージでは、今年デビューの新鋭2チームによる歴代「ベストパフォーマンス賞」をメドレーでパフォーマンス。ONEUSがSHINeeの「Sherelock」、SEVENTEENの「I don’t wanna cry」、ATEEZがBTSの「血、汗、涙」とSHINeeの「VIEW」などをマッシュアップで披露し、壇上で見守っていたBTSが後輩たちのパフォーマンスを微笑みながら見守る一幕も。ONEUSATEEZ中華圏で活躍する威神Vはこの日が日本初登場。にもかかわらず、圧倒的なパフォーマンスで場内の空気を一変。「Moon walk」と「Take Off」をメドレーで披露し、「New Asian Artist賞」を受賞。GOT7は息の合った群舞と質の高いステージが見事。この日は「Fovorite Dance Performance賞」と「Worldwide Fans’ Choice Top10」を受賞しました。白いスーツで揃えたSEVENTEENのステージは、ヴァンパイアをイメージ。ウォヌが白い薔薇を噛み砕く衝撃のシーンから「Fear」の厳かなメロディが会場に鳴り響き、それが今年の夏の大ヒット曲「HIT」に変わった瞬間、会場の温度が急上昇。「Worldwide Fans’ Choice Top10」と「Breakthrough Achievement」を受賞し、この日は出席できなかったリーダーのエスクプスにメッセージを届けていました。威神VGOT7SEVENTEENイベントも佳境に入り、ステージに登場したのは、蛍光色のレオタードの上にビニール素材のスケルトンなセットアップを着たファサ。ソロ曲「TWIT」を歌うと、同じくビニール素材のスケルトンスーツを着用したJ.Y.Parkも現れ、2人で「Don’t Leave Me」を熱唱するという“事件”が。MAMAMOOは今年一番のヒット曲「HIP」で会場を熱狂させると、J.Y.Parkが再び合流。ラストはJ.Y.Parkのソロ曲「Fever」で締めくくりました。豪華アーティストによるコラボステージも、MAMAの楽しみです。ファサとJ.Y.ParkMAMAMOOMAMAの4部に登場したのは、この日「女性グループ賞」をはじめ「Qoo10Favorite Female Artist」「女性グループベストダンスパフォーマンス」「Worldwide Fans’ Choice Top10」の4冠を達成したTWICE。華やかなゴールドの衣装に身を包んだ9人が「Feel Special」と「FANCY」をパフォーマンス。MAMAのラストを締めくくったのは、今年は9つの賞を獲得したBTS。毎年、気合の入ったステージを見せてくれる彼らのパフォーマンスは今年も揺るぎなく、「N.O」にはじまり「今年の歌」賞を受賞した「Boy With Luve」、黄金の巨大蛇が見守るステージで見せた「Dionysus」まで、最高のステージを披露してくれました。TWICEBTS「2019 Mnet Asian Music Awards (MAMA)」CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reservedinformation2019Mnet Asian Music AwardsPresented by Cellreturn2019年12月4日ナゴヤドームにて開催2016年からのMAMA関連番組を順次放送しています。2019 MAMA再放送(字幕なし版) 12月30日18:30~オンエア日本語字幕版 2020年1月21日16:00~オンエアTV放送(日本):CS放送Mnet配信(日本): 動画配信サービスMnet Smart
2019年12月10日チャン・グンソク主演最新作「スイッチ~君と世界を変える~」のDVDリリースを記念して、SHIBUYA TSUTAYAにて本作の特別展示会が開催。本日12月3日(火)より期間限定で行われる。「テバク~運命の瞬間(とき)~」以来、約2年ぶりのドラマ復帰作となり、入隊前最後の作品となった本作。チャン・グンソクは、天才詐欺師と検事という180度正反対のキャラクター2役を熱演している。開催中の展示会では、チャン・グンソクが劇中で着用した検事服、囚人服、パイロットユニフォームといった衣装3着を展示。さらに、モニターでの1話上映や、チャン・グンソク直筆サイン入りのグッズの展示も行われている。「スイッチ~君と世界を変える~」展示会は12月3日(火)~12月16日(月)、SHIBUYA TSUTAYA4F POP UPスペースにて開催。「スイッチ~君と世界を変える~」は12月4日(水)よりTSUTAYA先行でレンタル開始。DVD-BOX1は12月4日(水)、DVD-BOX2は12月25日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2019年12月03日ミュウミュウ(MIU MIU)は、アレクサ・チャン(Alexa Chung)がセレクトした「Miu Miu Select by Alexa Chung」コレクションのローンチを記念し、11月22日にミュウミュウ 青山店にてカクテルパーティーを開催した。新プロジェクト「ミュウミュウ セレクト(Miu Miu Select)」は、各界のタレントをホストに迎え、独自のセンスと視点によって選ばれたミュウミュウのアイテムを発売するスペシャルコレクション。日本では、モデルでデザイナーのアレクサ・チャンをホストとして迎え、スペシャルタグをつけたウエア、バッグ、シューズ、ジュエリー、アイウエアからなるオリジナルコレクション「Miu Miu Select by Alexa Chung」を展開している。国木田彩良、アレクサ・チャンコレクションの発売に合わせ、アレクサ・チャンがホストとなり開催されたカクテルパーティーには、マギー、谷まりあ、emma、堀田茜、佐藤晴美、高橋らら、国木田彩良、エリーローズ、宮田聡子、オードリー亜谷香、田中シェン、Yaco、BABYMARYなどが来場。アレクサ・チャンは、対象商品を購入した方のスペシャルタグに直筆サインを施したり、写真撮影にも応じ、会場は終始華やいだ。「Miu Miu Select by Alexa Chung」コレクションは、11月23日から12月1日までの期間、ミュウミュウ 青山店にて発売中。【イベント情報】Miu Miu Select by Alexa Chung会期:11月23日~12月1日会場:ミュウミュウ 青山店
2019年11月27日ミュウミュウ(MIU MIU)が、新たなプロジェクト「ミュウミュウ セレクト(Miu Miu Select)」をスタート。東京ではアレクサ・チャン(Alexa Chung)がセレクトした「Miu Miu Select by Alexa Chung」を、11月23日から12月1日まで、ミュウミュウ 青山店で限定発売する。本プロジェクトは、“ホスト”と呼ばれるタレントを迎え、彼女たちの独自のセンスと視点によって選ばれたミュウミュウのアイテムを発売するスペシャルコレクション。これまで、ロンドン、ニューヨーク、モスクワで発表され、今シーズンはミラノ、東京、ドバイ、上海、パリで様々なホストを迎えた「ミュウミュウ セレクト」を発表する。東京では、モデルでデザイナーのアレクサ・チャンをホストとして迎え、ウエア、バッグ、シューズ、ジュエリー、アイウエアからなるオリジナルコレクション「Miu Miu Select by Alexa Chung」を展開。特別なタグをあしらい、11月23日から12月1日までの期間、ミュウミュウ 青山店内のワンコーナーにて、セレクトショップのように見立てたディスプレイで限定発売する。この特別な限定コレクションの発売に際し、11月22日にはカクテルパーティーが行われた。この日のために来日したアレクサ・チャンをホストとして迎え、「Miu Miu Select by Alexa Chung」の世界観にあしらったミュウミュウ 青山店でいち早くお披露目。ゲストには、マギー、谷まりあ、emma、堀田茜、佐藤晴美、高橋らら、国木田彩良、エリーローズ、 宮田聡子、オードリー亜谷香、田中シェン、Yaco、BABYMARYらが訪れ、アレクサと2ショットを撮影したりフィンガーフードを楽しんだりと、リッチなカクテルタイムを過ごした。【イベント情報】Miu Miu Select by Alexa Chung会期:11月23日~12月1日会場:ミュウミュウ 青山店
2019年11月27日太宰治、手塚治虫など日本の文化人に影響を与えた中国・清代の作家・蒲松齢(ホ・ショウレイ)をモデルに、“レジェンド”ジャッキー・チェン主演で放つ娯楽超大作『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』が、2020年1月より全国公開。この度、ジャッキーの吹き替えといえばこの人!の石丸博也がナレーションを担当する本予告映像が解禁された。映画『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の原作でもある、中国怪異短編集の最高傑作「聊斎志異(りょうさいしい)」の原作者・蒲松齢をモデルにした“文豪妖怪ハンター”を、ジャッキーが演じる本作。エキサイティングなアクションや歌声まで惜しみなく披露し、妖怪たちとの熱闘を繰り広げる摩訶不思議な世界へと誘う。今回完成した本予告映像では、ジャッキー演じる最強の文豪妖怪ハンターが陰陽の筆を手に、“魔法拳”を駆使し、「成敗」と奇妙かつド派手なビジュアルの妖怪たちとバトルを展開する様子が描かれる。さらには、憂いと妖気を帯びた謎めいた美女も登場、映像の最後では、なぜか上半身だけになり、勝手に動き回る下半身に「戻って来て~」と呼びかけるジャッキーの姿も。エキサイティング&奇想天外なファンタジーアクションへの期待が俄然高まる内容となっている。物語妖怪の世界から人間を守っていたバリアが壊れ、多くの妖怪が人間界に押し寄せてきた。彼らを捕らえるため、学者を装った妖怪ハンターのプウ(ジャッキー・チェン)が送り込まれる。プウは「陰陽の筆」の力を使い、邪悪な妖怪たちを地獄に封印するミッションを遂行。あるとき、村の少女たちが、美しい2人の女妖怪によって次々と誘拐される事件が発生する。捜査に当たるプウ。そこへ正体不明の男チュイシャ(イーサン・ルアン)が現れ、女妖怪の1人シャオチン(エレイン・チョン)がかつては人間で、愛する者のために妖怪になったという哀しい過去を語る。難しい選択を迫られるプウ。シャオチンを捕らえるのか、それとも…。『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』は2020年1月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月14日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、ジャッキー・チェンの話題作『ザ・フォーリナー/復讐者』(Blu-ray&DVD)です。■『ザ・フォーリナー/復讐者』Blu-ray&DVD11月6日発売。初回限定生産版(Blu-ray)5,170円、通常版(DVD)4,180円(ともに税込み)5月の劇場公開時は“笑顔を封印したジャッキー・チェン”と話題になった本作。一人娘を失った60代の男が復讐に燃える、という内容なのですが、これまでの小気味いいセリフ、アクションなど彼の代名詞ともいえる部分が封印され、アクションスターじゃなく“格闘シーンもできる俳優”が前面に出た作品です。ジャッキー・チェンといえば香港映画界で大活躍し、その後ハリウッドへ進出。『ラッシュアワー』シリーズで世界的成功を収めたスーパースターですが、’12年、当時58歳で突然のアクション映画引退宣言。もっと見たいけど体力的に大変だものね……と感傷に浸ったものです。が、現在も仕事をこなし、70歳までスケジュールが決まっているというからあの宣言はなんだったの?と思っていました。でも本作を見ればわかります。足元よろめく老人が、娘の死に絶望し、怒り、覚醒していく姿。それを表情や目線で表現していくジャッキー・チェン。アクションは2番目、俳優としての自分ありきならば作品に出演するのだと!饒舌で強いだけじゃない、彼の新境地ともいえる作品。やはりジャッキー・チェンは正真正銘のエンターティナーです!(C)2017 SPARKLE ROLL MEDIA CORPORATION STX FINANCING, LLC WANDA MEDIA CO., LTD.SPARKLE ROLL CULTURE&ENTERTAINMENT DEVELOPMENT LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月11日コンバース(CONVERSE)の「オールスター」より、新作ウィメンズスニーカー「オールスター チャンキーライン ハイ(ALL STAR CHUNKYLINE HI)」が登場。2019年10月より発売される。2019年2月に発売された厚底ソールスニーカー「オールスター チャンキーライン OX」のハイカットバージョンが登場。秋冬の季節に合わせて、ソールテープやシューレースは生成りカラーにアレンジし、柔らかい雰囲気を漂わせた。ライン入りソールがボリューム感を演出しながらも、ウィメンズ向けに調節したクッション性の高いE.V.A.インソールを採用し、軽量な仕上がりに。なお、ホワイトとブラックの2カラー展開となる。【詳細】コンバース「オールスター チャンキーライン ハイ」発売日:2019年10月価格:7,500円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ:22.0~25.0cm【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217(月〜金曜日 9:00〜18:00、土日祝日除く)
2019年10月06日チャン・イーモウ監督による映画『SHADOW/影武者』が2019年9月6日(金)より全国で公開される。古代を舞台にしたノンストップアクション『SHADOW/影武者』の舞台は古代、戦国時代の中国。圧倒的な軍事力の差で敵の炎国に領土を奪われ20年が経つ沛(ペイ)国が舞台。そこには領土奪還を願う沛国の重臣・都督の影武者がいた。巨大な脅威に立ち向かう影武者。鋭い刃で作られた傘をふるい、炎国の将軍にして最強の戦士・楊蒼と対峙。領地奪還は叶うのか?彼らの戦いをアクション満載で描く。なお、物語は戦国時代の中国。三国志において、魏・呉、蜀が荊州という場所を競って取り合った「荊州争奪戦」をアレンジしたものだ。チャン・イーモウが長きにわたって構想『初恋のきた道』『LOVERS』『HERO』などで知られる巨匠・チャン・イーモウが構想から撮影開始までに3年半の月日をかけて制作。中国らしさに拘った、とにかく撮りたい物語だったそうだ。特に作品全体として、中国伝統の水墨画の世界を思わせる白と黒を基調とした表現がなされている。そして、作品全体を通じて「雨」を降らせているという。主演はダン・チャオ主演は中国を代表する俳優の1人である、ダン・チャオ。頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督(トトク)とその影武者の、1人2役を演じている。また、都督の妻は、ダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。その他、沛(ペイ)国の若き王の部下として、不義でどこか怪しげな腹心の魯(ルー)にワン・ジンチュン、同じく国王の部下でありながら境州奪還を進言し追放され、後に奪還軍の首領になる部下の田戦(ティエン・チャン)にワン・チエンユエンと、中国映画界の実力派バイプレーヤーも出演する。『SHADOW/影武者』あらすじ時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を、敵の炎国に奪われて20年が過ぎた。若くしてトップを継いだ王は、敵と休戦同盟を結び、平和であるが屈辱的な日々を過ごしていた。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)だ。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)と対峙。手合わせを申し込む。彼の勝手な行動に怒り狂う王だが、実は目の前の都督は影武者。本物の都督は自分の影に、自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王も、ある作戦を秘めていた。果たして、影武者を待つのは光か闇か、それとも?自由と引き換えに、大軍が待つ敵地に赴く影武者を待つのは自由か死か。作品詳細『SHADOW/影武者』公開日:2019年9月6日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー監督:チャン・イーモウ脚本:チャン・イーモウ、リー・ウェイ出演:ダン・チャオ、スン・リー、チェン・カイ配給:ショウゲート原題:SHADOW©2018 Perfect Village Entertainment HK Limited Le Vision Pictures(Beijing)Co.,LTD Shanghai Tencent Pictures Culture Media Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
2019年06月20日中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督の最新作『SHADOW/影武者』(原題:SHADOW)が、9月6日(金)より日本でも公開されることが決定。本作の予告編と日本版ポスタービジュアルが到着した。時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を敵の炎国に奪われて20年。若くしてトップを継いだ王は、敵と休戦同盟を結び、平和だが屈辱的な日々に甘んじていた。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に、手合わせを申し込む。彼の勝手な行動に怒り狂う王だが、実は目の前の都督は影武者で、本物の都督は自分の影に自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王も、ある作戦を秘めていた――。『HERO』(’02)、『LOVERS』(’04)以来となる歴史活劇に再び挑むチャン・イーモウ監督が描くのは、「三国志」の荊州争奪戦をダイナミックにアレンジした、武侠アクションの新時代を切り開く傑作エンターテインメント。主演を務めるのは、『戦場のレクイエム』で高い評価を得たダン・チャオ。頭脳明晰で武芸の達人でもある沛国の重臣・都督とその影武者の一人二役をに挑戦し、また都督の妻を、「宮廷の諍い女」で国際エミー賞女優部門ノミネートし、ダン・チャオとは私生活でも夫婦のスン・リーが演じる。公開決定と同時に到着した予告編では、領土奪還を願う沛国の都督の影武者が、鋭い刃で作られた傘をふるい、炎国の将軍・楊蒼と対峙する場面が登場。ダン・チャオが挑んだ筋骨隆々な影武者と、対して20kg減量して挑んだ病んだ都督、同じ人物とは思えないオーラを醸し出す2人に注目!また、作品全体を通じて降らせた“勝利のカギ”雨と、中国伝統の水墨画の世界を思わせる白と黒を基調とした映像が、一層効果的にチャン・イーモウ監督の世界観を表現している。そして本ポスタービジュアルでは、太極図が描かれる舞台で影武者と都督が武器を手に対峙。また、傘を手に佇む都督の妻の姿が収められている。監督が「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る本作は、第75回ベネチア国際映画祭にて絶賛され、Rotten Tomatoesでは95%(5月31日時点)をたたき出し、Freshと高評価を獲得。アジア版アカデミー賞「第13回ASIAN FILM AWARDS」では最多の4部門を受賞。そんな国内外から高評価を得た『SHADOW/影武者』が日本上陸する!『SHADOW/影武者』は9月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年06月10日ジャッキー・チェンが出演する最新作『ザ・フォーリナー/復讐者』が5月3日(金・祝)から公開になる。ジャッキーはこれまで数々の作品で驚異的なスタントやコミカルなキャラクターを披露してきたが、本作では笑顔を封印し、60代の男を演じるにあたり、機敏なアクションを控えることにも挑んだ。なぜ、彼は本作への出演を決めたのか? ジャッキーの最新インタビューが公開になった。ジャッキーは近年、華麗なアクションやスタントだけでなく、重厚な演技が要求される役どころにも積極的に取り組んでいるが、本作は『007/カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベル監督を、『エネミー・オブ・アメリカ』や『ダイ・ハード4.0』のデヴィッド・マルコーニが脚本を手がけた復讐劇だ。「いい脚本は必要不可欠だ。そして私が演じるキャラクターは、みなさんにジャッキー・チェンの新しい側面を見てもらえる機会になると思った。私はいつも同じジャンルの映画に出演することは好きじゃない。常に最高な監督、俳優、女優と共演できるチャンスを探しているんだ」本作でジャッキーが演じるクァンは、ロンドンでレストランのオーナーをしている平凡な男だが、愛する娘をテロで失い、復讐のために行動を開始。彼は執拗に犯人を追い、やがて北アイルランド副首相のリーアム(ピアース・ブロスナン)の存在にたどりつく。映画の冒頭では穏やかに見える主人公が復讐の鬼と化し、やがて彼の秘められた過去が明らかになっていく。そこでジャッキーは笑顔を封印して役に挑んだ。「クァンには隠された過去があり、とてもシリアスなキャラクターであることは間違いない。彼は愛娘が爆弾テロで殺された後、精神的に打ちのめされたと同時に、過去の経験から正義を追い求めるためにどうすればいいのか、答えを見つける方法を知っていた。だから、私にとって今回の役は今までとまったく違った表現の仕方だった。私は演技ができるアクション俳優でなく、アクションができる俳優になりたいと思っていた」そこで彼は劇中のアクションも華麗さや派手さではなく、役に根差したものを作り上げている。「クァンの年齢は若くはないから動きは機敏ではない。この映画はとてもシリアスだから監督も私もアクションシーンにコメディ要素は一切入れたくなかった。監督はクァンは人を傷つけたくない気持ちがあるため、戦闘スキルを攻撃ではなく防御に使っている演出にこだわったよ」本作のジャッキーは特殊メイクで役の見た目を追及し、これまでにないアクションを考案し、クァンが抱える絶望や過去を表現することに力を注いだ。「私はいつも新しいタイプの作品に挑戦したいと思っている」と語るジャッキーが本作でどんな演技と戦いを見せるのか気になるところだ。『ザ・フォーリナー/復讐者』5月3日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2019年04月30日7日にジャッキー・チェンが65歳の誕生日を迎えた。『ラッシュアワー』シリーズでジャッキーと刑事コンビを組んだクリス・タッカーが、「今日はジャッキーの誕生日なんだ。親しき友のジャッキー・チェン、誕生日おめでとう!!」とキャプションを添え、ジャッキーと肩を組んで写った2ショット写真をSNSに投稿した。同日、違う場所、違う服装の2人の2ショットをもう1枚投稿。そこに写る2人は、指で「4」のジェスチャーを取っている。写真のみでキャプションはなかったが、ファンたちは『ラッシュアワー4』を意味しているのだとして大喜び。『ラッシュアワー』は1998年の1作目が大ヒットし、その後シリーズ化して3本が製作された。『ラッシュアワー3』の公開からはまもなく12年が経つ。ファンたちはこれまで『ラッシュアワー4』を心待ちにしてきたのだ。それは一般人だけではない。チャンス・ザ・ラッパーまでもが「4」のジェスチャーを取る2人の写真に「マジで頼むよ」と期待のコメントを残し、歌手のジョーダン・スパークスも「イエススススススス」と“お願い”している。2017年10月、ジャッキーは『ラッシュアワー4』について、満足のいく脚本が仕上がっていると明かし、「お金は問題じゃないんだ。製作する時間がね…。もうぼくたちも年を取ったし、クリスに言ったんだよ。『もっと年を取る前に、早くラッシュアアワー4をやろうよって』」と語っていた。いよいよ、実現!?(Hiromi Kaku)■関連作品:ラッシュアワー3 2007年8月25日より有楽座ほか全国にて公開TM and © MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月09日シャッツィ・チェン(SHIATZY CHEN)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年3月4日(月)に発表された。テーマは「ガーディアン」。中国の少数民族・苗族の神話から着想今シーズンの始まりは、中国の少数民族・苗族(モン族)の神話から。龍の頭に魚の体を持つ伝説の生き物やフェニックス、命の花、9つの太陽、蝶など、神話上のモチーフを落とし込み、ドラマのあるデザインを完成させる。神話のストーリーは、シャッツィ・チェンが深い愛情で守ってきた刺繍の技術で表現。アウターやドレスの胸元には、職人たちの手によって命を吹き込まれたアイコニックなモチーフたちが。フーディトップには3D刺繍の蝶をオン、ジャケットにはフラワーのステッチが施されている。フェミニンドレスで可憐さプラスチャイナ服をアレンジしたドレスやマオカラーのトップスなどで、オリエンタルなムードは継続しながらも、フェミニンなムードを交えているのが印象的。レースやオーガンザで仕上げたエアリーなドレスは、ドラマティックな仕上がり。立ち襟になっていて、襟から花開くようにふわっとレースが顔を出していて、可憐な雰囲気を助長する。ダウンを“雲のように浮かせる”テープベストまた、繰り返し登場したブランドロゴ入りテープベストも、今季を象徴するピース。ドレスに重ねるとスポーティさが加わり、カジュアルダウンしたスタイルが楽しめる、優秀な小物だ。ダウンジャケットをひっかけて使い方の”お手本”も披露。ダウンジャケットは雲のようにふわふわと揺れ動き、ユニークなバックスタイルを築き上げていた。
2019年03月08日“香港アクション界の最終兵器”マックス・チャンを主演に迎え、一度武術を捨てた男が正義のために再び拳を握る『イップ・マン外伝マスターZ』。今回は、観る者の血を滾らせテンションをMAXに上げるフルキャスト登場の「メイキング・オブ・マスターZ」映像が、いち早くシネマカフェにて解禁となった。イップ・マンに敗れ、息子のためにごく普通の生活を送ろうしていた男チョン・ティンチが、愛と正義を胸に、再び最強を超える“最高の達人”の道へと向かう本作。今回解禁となったのは、激烈!メイキング特報最終版となる【メイキング・オブ・マスターZ】。巨匠ユエン・ウーピン監督の“渾身”と“心意気”のもと集結した“完全覚醒した最終兵器”マックス・チャンは、「今回はアクションも多いし、敵も毎回違った。アクションの名手たちが勢ぞろいしてる。全員素晴らしかった」と豪華なキャスト陣を絶賛。“華麗なる阿修羅”ミシェル・ヨーはそんな彼に、「マックスの動きは正確で、格闘シーンも安心だった。よい相手役がいて初めて優れたアクションはできるの」と絶大な信頼を置いていたことを明かす。そのほか、『ワイルド・スピード SKY MISSION』や実写版『モンスターハンター』のトニー・ジャーによる“謎めいた殺し屋”、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタによる“問答無用の怪物”らも続々登場!「どのセットにもこだわった。素晴らしい達人たちが揃ったアクション・シーンがより映えるようにね」と自信たっぷりに語るウーピン監督と、その演出手腕にも注目してみて。『イップ・マン外伝マスターZ』は3月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン外伝マスターZ 2019年3月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2018 Mandarin Motion Pictures Limited All Rights Reserved
2019年03月06日女優の橋本環奈とお笑いコンビ・Wエンジンのチャンカワイが出演する「アフラックの健康応援医療保険」新CM「あなたの健康を応援したい:〆ラーメン」編が、25日より公式WEBサイトで公開される。田中圭と橋本環奈が、みんなの健康を熱く応援する「健康応援団」の応援団長と応援マネージャーに扮し、あばれる君とチャンカワイの健康をそれぞれの“健康応援体操”で応援する同シリーズ。橋本とチャンが出演する「あなたの健康を応援したい:〆ラーメン」編では、チャンが同僚と飲み会の〆にラーメン屋へ入ろうとしていると、橋本が現れ「入っちゃうんですか?ふーん…」と呆れ顔。戸惑っているとラーメン店の店主が「閉店ですー」と暖簾を片付け、たたみかけるように「だからー、あなたの健康を応援したいんです!」と橋本に上目遣いで応援され、チャンは思わず「惚れてまうやろー!」と叫んでしまう。しかし、なぜか最後に橋本が「私、バリカタで!」とラーメンを頼む姿に、チャンはすかさず「食べるんかい!」と突っ込みを入れる。健康応援マネージャーを演じた橋本は、監督からのレクチャーを真剣な表情で聞き、演技開始と同時に女優スイッチが入る姿がありながらも、休憩中には共演者とコミュニケーション。スタッフと一緒に暖簾を整えるなど、20歳の可愛いらしい姿も見られた。チャンが橋本のボケに突っ込むシーンでは、2人で念入りに確認をし、本番でも息ぴったりの掛け合いを披露。撮影終了後には“健康応援体操”を真似して楽しむ2人の姿も見られた。また、田中圭とあばれる君が出演する「あなたの健康を応援したい:ジム」編も公開される。
2019年02月25日「チャンミンのインスタには、100万人以上のフォロワーがいます。そこで彼が本を紹介すると、『読みたい!』というコメントが殺到するんです」(ソウル在住の日本人記者)韓国の人気デュオ東方神起のチャンミン(30)が、自身のインスタで、エッセイ『言葉の品格』を紹介したのは、今年2月のこと。日本のファンからは、翻訳版を望む声が殺到していた。そして12月20日、その翻訳版(米津篤八訳・光文社)が緊急出版される。前出の現地記者がこう続ける。「発売決定を受けて、原書を出版した黄牛ブックス社は『チャンミンさんのおかげです。ありがとうございます』とSNSに投稿しました。ファンの間では、“彼が日本に届けてくれた”と歓喜が上がりました」チャンミンが紹介する本に注目が集まるのは、彼がスター性だけでなく、彼が大変な読書家として知られているからだ。「韓国のバラエティ番組に、相方のユンホ(32)と出演したとき、ボウリングなどを楽しむ活発なユンホに対し、チャンミンは本を読みながらワインをたしなむ“インドア派”であることを告白。兵役義務に就いていた昨年4月には、『ヘイト・スピーチという危害』(ジェレミー・ウォルドロン著)に付箋を無数につけて、熱心に読んでいる姿を目撃されています」(前出・現地記者)それほどまでに読書を愛するチャンミンが『言葉の品格』を手に取ったのは、著者のイ・ギジュさんが持つ経歴と、その功績に知的好奇心をくすぐられたからかもしれない。「イ・ギジュさんは、名門の成均館大学を卒業後、ソウル経済新聞社に記者として8年間勤務し、作家になりました。じつは、まだ無名の時代に出版した前作『言語の温度』は、大手出版社からの刊行ではなかったにもかかわらず、韓国で“’17年最も売れた本”とされ、発行部数130万部を突破したベストセラーなんです」(現地紙文化部記者)チャンミンの投稿には、“いい言葉をすぐに実践できたらどれだけいいことか”という本人からのコメントが添えられている。
2018年12月12日●総出演映画『jam』で想像以上にハマったキャストたち現在、テレビドラマや映画など様々な作品で活躍する、劇団EXILEのメンバー。青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平と、個々に活躍する彼らが総出演する映画『jam』が公開中だ。主人公となった3人の人生が交錯し、因果応報の物語を作り上げるまさに”jam”な同作。場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳)、良いことをすれば意識不明の彼女の意識が戻ると信じ善行を積むタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)と、個性豊かなキャラクターを作り上げ、物語を導いた鬼才・SABU監督に、同作について話を聞いた。○想像以上にハマったメインキャストたち――今作のメインキャストたちとは、事前に面接のように話をしてから脚本を書かれたそうですね。青柳くんは『Mr.Long ミスター・ロン』(17年)で一緒だったので、彼とはしていないんですが、町田くんと鈴木くんとは一度話をしました。――映画を拝見して、町田さんの役は真面目そうなんですが、やや狂気的というか、「いい人っぽすぎて逆に怖い」という雰囲気があるように思いました。これには、SABU監督が本人から受けた印象が反映されているんでしょうか?完全にそうです。町田くんはすごく真面目なキャラクターそのままの人なんですが、ちょっと変質者っぽいというか、行きすぎるとストーカーに通じるような怖さがあると思った。それが出た形ですね。それと、パイロットの学校に通っていた(日本航空高等学校石川出身)と聞いて「似合いそうだな」と思ったんですが、そこはまったく活かせなかったですね。車の運転になっちゃいました(笑)。――逆に鈴木さんは、どちらかというと快活なイメージがありますが、今回は一切笑顔を見せずセリフもない、これまであまり演じたことがないキャラクターでした。ご本人は別のインタビューで、「SABU監督と面接をしたとき、ほとんど自分がしゃべっていたせいで『うるさいからセリフなくそう』と思われたのかな?」と言っていましたが……。そんなにしゃべってた印象はないですけどねぇ。鈴木くんは、最初に会ったときからわりととっぽいというか、俺に対してもすごく構えているような空気があって、「若いな!」という印象でした。本人も「男っぽい役をやりたい」と言っていたし、彼はビジュアルがすごくいいので、どこか狂気的だけど物悲しく見える役にしよう、と。――ご本人は「『海猿』みたいな作品をやりたい」とSABU監督におっしゃったそうですね。だから『池猿』にしてやろうと思って、池に飛び込ませました(笑)。――あのシーンはそういうことなんですね(笑)。一方で、青柳さん演じる演歌歌手・横山田ヒロシはだいぶコミカルで、笑ってしまいました。青柳さんは「SABU監督とは2作目だから、監督が俺のことをわかっていていじりにきた」と分析していました。ヒロシはあて書きなんですよ。――そうなんですか!?もちろん。想像していた以上にハマって、すごくおもしろかったです。ファンミーティングの場面で、ファンから「きっとヒロシはこう考えている」といろいろ言われて、もともと全然考えていなかったことなのに無言で手を振ったりして考えているフリをしている。ああいうのを、思った通りに青柳くんがやってくれたので楽しかったですね。●小野塚・野替の演技に、現場で出番を足した――今作には、劇団EXILEが総出演しています。撮影を進める中で、当初と印象が変わった人はいましたか?小野塚くんはすごく芝居がうまいことが現場でわかったので、もったいないと思って少しだけですがセリフを増やしました。もっと膨らませられたらよかったな、と。――たしかに、小野塚さん演じるチンピラの滝口は、出ている時間は短いですが妙に際立って見えて「もっと観たい」と思わされました。そうですよね。俺もそう思います。小野塚くんの役は大きいことはしないんですが、その分必要なことがわかっていて、センスがあるというか信用できると思いましたね。俺も昔は役者をやっていて、そのときはいかに自分を残すかってことばっかり考えてましたけど、そういう意味で小野塚くんはすごくわかっているな、と感じました。あとは野替くんも、付き人としてのヒロシとの絡みがちょっとゲイっぽく見えてきたりして、おもしろいのでいろいろ足しましたね。あるシーンでは、野替くんに「ヒロシの歌、歌える?」と聞いたらちゃんと覚えていて歌えるというから「偉いなー!」と思って歌ってもらったんです。○オリジナル作品を優先するLDHピクチャーズ――SABU監督の作品といえば、とにかく人が走り回るのが特徴だと思います。役者を走らせることで見えてくるものがあるのでしょうか?本当にしんどそうな表情だったり、芝居以上のものが捉えられるおもしろさですね。それと、どこに行っても「今回の映画でも走ってましたね」と言われるので、期待に応えようと思って(笑)。海外でも言われますから。でも本当は、走るシーンを撮るのは毎回緊張するし、あんまり好きじゃないんですよ。撮り終わったらほっとします。路地から急に人でも猫でも出てきた日には、大怪我しますからね。――今回の『jam』でも、人や車が走っていましたね。若い男性グループがとにかく走らされるということでは、SABU監督が以前に撮られた、V6総出演の映画『ハードラック・ヒーロー』(03年)、『ホールドアップ・ダウン』(05年)を思い出したところもありました。そういえば、あの作品でも岡田(准一)くんが車から飛んでいってましたね(笑)。そちらの2作は最初から6人を均等に出すのがテーマで、今回はメインが3人だし、作り方は全然違いました。そもそも『jam』は今後シリーズ化していこうかな、という考えが前提にあるので、今後誰が出てきてもいいように作っているところがあります。極端に言えば、劇団EXILEだけじゃなくてジャニーズが入ってきても『jam』になる。むしろもっとjam(意:交錯/即興など)になってもいいんじゃないか、と思ってます。――SABU監督作品では、『Mr.Long ミスター・ロン』に続いて、2作目のLDHピクチャーズ配給です。LDHとの接点はどこだったのでしょうか?『Mr.Long ミスター・ロン』は僕が台湾でチャン・チェンと個人的に会ったときに企画ができて、その後でLDHが出資してくれることになったんです。撮り終えてベルリン映画祭のコンペに出て帰国してからLDHの方と会う機会があって、「好き勝手やっていい」という話だったので所属することになりました。――LDHピクチャーズでの映画作りには何か特徴はありますか?まず今は、原作という保険がないとなかなかやらせてもらえません。面白い面白くないにかかわらず、何万部売れているかが大事。そこに売れている人をキャスティングして「じゃあこれでいいか」みたいな感じで作ってるんじゃないかっていうくらい、プロデューサーが責任を持たずにやっている作品が多い気がしています。その中でLDHピクチャーズはオリジナル作品をすごく優先していて、それで「世界を目指してほしい」という考えなのがすごく嬉しいですね。そんな環境、なかなかないですから。――では今後も、LDH所属の俳優やアーティストたちが出るSABU監督作品が観られるわけですね。『jam』以外にももう2本撮ったんですが、意外とみんな芝居はできるので安心しています。みなさん真面目というか本気というか、アーティストの方でも片手間の仕事ではない感じでちゃんと来てくれるのが楽しいですよ。■SABU(さぶ)1964年生まれ。初監督映画『弾丸ランナー』(96年)でベルリン国際映画祭パノラマ部門出品、第18回ヨコハマ映画祭で新人監督賞を受賞。以降、『蟹工船』(09年)、『天の茶助』(15年)など作品多数。『jam』は18本目の長編作品となる。
2018年12月02日ジャッキー・チェンの娘のエッタ・ンさんが、交際相手の女性アンディ・オータムさんと結婚したことをインスタグラムで発表した。アンディさんとキスするように顔を寄せ、結婚証明書を掲げて見せるエッタさんは、幸せいっぱいに「愛と法律のもと、結婚しました」と報告。同性愛者であるゆえに蔑まれた過去などを綴り、最後に「愛は変化を起こせる。愛は勝つ!」と締めくくっている。現在19歳のエッタさんは2017年10月からアンディさんと交際しており、今年4月に「ジャッキー・チェンの娘です。同性愛を嫌悪する両親のせいで、私たちはホームレスに。橋の下で寝ています」と困窮した生活を動画で公表。その際、エッタさんの母で元香港女優のエレインさんや視聴した人たちから「お金がないなら働くべき」という批判が殺到していたが、それから半年、2人で幸せをつかんだようだ。アンディさんはカナダ出身のSNSインフルエンサー。彼女のインスタには2人が真っ白な服に身を包み、役所らしき場所で結婚式を挙げている動画が掲載されている。同性婚が合法のカナダで結婚し、「妻&妻として香港に帰ってきた」とのこと。ジャッキーはエッタさんの結婚や「同性愛嫌悪」についてコメントしていない。エッタさんはジャッキーがエレインさんとの不倫関係により誕生し、「(ジャッキーは)私の人生に存在したことがない人。これからも父とみなすことはない」と発言したことがある。(Hiromi Kaku)
2018年11月27日「うちのクロチャンが当選するなんて、最初は信じられませんでした。でも、本当にうれしいです」沖縄県那覇市在住のピアノ講師・砂川楠汀子さんは、こう感慨深げに語る。砂川さんの愛猫・クロチャン(オス・推定5歳)が見事、当選を果たしたのは、架空の猫都市「ニャハ市」の、記念すべき初代市長を決める選挙。9月16日に告知され、那覇市の猫7匹が立候補した。投票は観光客にも人気の牧志公設市場など市内10カ所で、同月24日から10月6日まで実施され、翌7日に開票された。有効得票数1,386票のうち、 “マにゃフェスト”を「クロチャンミクスの実現……ニャハ市の経済を発展させ、ぼくたち猫の幸せを実現させるニャ!」としたクロチャンは316票を獲得し、次点のぶん太郎候補(オス・推定8歳)に90票の大差で圧勝した。折しも、この秋の沖縄県は9月30日投開票の知事選を皮切りに、豊見城市長選、那覇市長選と首長選挙が続いた。そんな熱い選挙シーズンに、これまたホットなニャハ市長選を主催したのが「島猫力向上委員会」。その委員長で動物愛護団体「TSUNAGU OKINAWA」の代表・畑井モト子さんは、ニャハ市長選の目的を熱く、こう語る。「目的は猫の地位向上。日ごろ関心の薄い人にも猫の魅力に気づいてほしい。結果、野良猫が1匹でも減れば、また、まだ少なくない県内の殺処分がゼロになればと思い、選挙を実施しました」図書館の1日猫館長を務めたこともあるにゃんにゃん丸、みそ大好きな飼い猫のフジ、サロンの看板猫・おもち、デザイン事務所の看板猫・ぶん太郎、市場の猫店長・梅にゃん……今回、立候補したみんなも、かつては野良で、保護された経験がある猫たちだ。なかには、この選挙で新しい飼い主さんを探したグルー(仮名)なんて猫も。もちろんクロチャンも、元は立派な野良だった。「3年ぐらい前です。教室でピアノを弾いてると、決まって窓の外にやってくる黒い野良猫がいて」いまではクロチャンにメロメロの砂川さんだが、当時は猫が苦手だったそうだ。ところが、何度追い払ってもピアノを聴きにくるクロチャンが、いつしかかわいく思えてきて……。「『シッシ、あっちいけ!』って何回やっても、私の前に来てかわいい声で『ニャ~ン』って鳴くんです。そのうち、しばらく姿が見えないと、『あれ?クロチャン来ないね』と心配になったり(苦笑)。その後、うちの猫になって、いまではもう、片時も離れられない」それどころか砂川さん、クロチャンを家に迎え入れて以降、さらに4匹の猫を保護し、大切に育てている。今回の選挙、クロチャンのキャットフレーズ、もといキャッチフレーズは「面倒見の良さは負けません!」だったが。「本当なんです。黒ちゃんの朝は、まず後輩猫たちの全員の毛づくろいから始まるんです。また、新入りの猫が来たときには、自分が大切にしているネズミのオモチャをくわえていって、ポンとその子の前に置いたこともありました」どうしてどうして、かわいらしい顔からは想像もつかない、親分肌の初代ニャハ市長。面倒見のよさで圧倒的支持を得たようだ。
2018年11月15日チャン・ドンゴンが主演する韓国ドラマ「SUITS/スーツ」が、WOWOWプライムにて11月12日(月)より再放送がスタートすることが分かった。本ドラマは、アメリカの大ヒットドラマ「SUITS」を韓国でリメイクしたもの。6月に韓国で放送され、日本でも8月に放送。そして今回11月より再放送が決定した。現在、フジテレビ月9枠にて、アメリカの「SUITS」を原作とした織田裕二主演のドラマも放送中。こちらは、織田さん演じる“敏腕・傲慢なエリート弁護士”甲斐正午と、中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)演じる“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大貴という凸凹な2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマだ。今回再放送が決定した韓国版では、韓国最高の法律事務所を舞台に、弁護士たちの仕事と恋の行方をスタイリッシュに描くリーガル・ラブ・エンターテインメントとなっている。キャストには、人気俳優のチャン・ドンゴンが「紳士の品格」以来6年ぶりにドラマ主演し、傲慢だが完璧に仕事をするエリート弁護士チェ・ガンソクを好演、彼とタッグを組む天才的な記憶力を持つ新人弁護士コ・ヨヌを、「花郎<ファラン>」「家族なのにどうして ~ボクらの恋日記~」など、ヒット作に多数出演してきたパク・ヒョンシクが演じる。ほかにも、コ・ヨヌの恋の相手役でパラリーガルのキム・ジナをコ・ソンヒ、ガンソクの秘書ホン・ダハムをチェ・ジョンアン。監督は「グッド・ドクター」「推理の女王」のキム・ジヌが務めた。ユーモアあふれる会話や、法律を駆使した駆け引きを繰り広げるのも見どころの本作。現在放送中の日本版と比べながら見るのもおもしろいかもしれない。<「SUITS/スーツ」放送概要>●韓国リメイク「SUITS/スーツ」(11/12~WOWOWプライム・全16話)#1:11月12日(月)9時35分~#2:11月12日(月)10時40分~#3:11月13日(火)9時35分~#4:11月13日(火)10時40分~#5:11月13日(火)11時45分~#6:11月13日(火)12時50分~#7:11月14日(水)9時35分~#8:11月14日(水)10時40分~#9:11月14日(水)11時45分~#10:11月14日(水)12時50分~#11:11月15日(木)9時35分~#12:11月15日(木)10時40分~#13:11月15日(木)11時45分~#14:11月15日(木)12時50分~#15:11月16日(金)11時45分~#16:11月16日(金)12時55分~ストーリーチェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)は大手法律事務所カン&ハムを代表するエース弁護士。ある日、事務所代表のカン・ハヨン(チン・ヒギョン)はガンソクをシニアパートナーに昇進させ、その条件として、部下となるアソシエイトを雇うように命じる。一方、一度目にしたものは忘れない驚異的な記憶力を持つコ・ヨヌ(パク・ヒョンシク)は、祖母の入院費を稼ぐために麻薬の運び屋の仕事をやむなく引き受ける。しかし、これはヨヌを逆恨みした財閥御曹司による罠であり、警察に追われたヨヌは、偶然通り掛かったアソシエイト面接会場に逃げ込み、ガンソクと出会う。そして、ヨヌに興味を抱いたガンソクは、彼の経歴を詐称してアソシエイトに採用。弁護士資格を持たないヨヌと敏腕弁護士のガンソクは、パートナーとして数々の訴訟を戦い抜いていく――。●織田裕二主演「SUITS/スーツ」(毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中)第5話(11/5放送)ストーリー大輔(中島裕翔)の元に悪友の遊星(磯村勇斗)が傷害事件を起こして逮捕されたとの知らせが入る。大輔は、祖母の結衣(田島令子)が転倒して怪我をしたと嘘をつき、遊星の元へと向かおうとした。すると甲斐(織田裕二)は、自身が個人で契約している車を使うよう大輔に指示。大輔は、運転手の赤城達男(ブラザートム)に事情を打ち明け、警察署へ向かった。ところがその途中、赤城がトラックと追突事故を起こしてしまう…。(cinemacafe.net)
2018年11月04日第23回釜山国際映画祭(BIFF)が10月4日から13日まで、韓国・釜山市のリゾート地、海雲台で開催された。今年は、音楽家の坂本龍一がアジア映画人賞を受賞し、開幕式では『戦場のメリー・クリスマス』と、韓日中合作の新作アニメ『MY TYRANO:Together, Forever』のテーマ曲をピアノ演奏。坂本さんは感謝の言葉と共に「今、この朝鮮半島にとうとう平和が訪れようとしていますね。同じアジア人としてこの上ない喜びです。おめでとうございます」とスピーチし、大きな拍手を浴びた。釜山での出会いについて坂本さんに質問をしたところ、「ツァイ・ミンリャンや、(音楽を担当した)『天命の城』のチームと再会できて嬉しかったですが、大好きなキム・テリ(『お嬢さん』)さんが来なくて残念でした」と語った。また、開幕式で歩いたレッドカーペットはいままで参加したどの映画祭より長かったと驚いていた。■チャン・ドンゴンはじめスターが勢揃いそのレッドカーペットには、チャン・ドンゴンとヒョンビンをはじめ、司会を務めたキム・ナムギルとハン・ジミン、「EXO」のレイ、「少女時代」のスヨン、パク・ヘイル、ナム・ジュヒョク、開幕作『Beautiful Days』のイ・ナヨンとチャン・ドンユンら韓国のスター、香港のサミー・チェン、ジジ・リョンらに加え、日本からは『寝ても覚めても』の東出昌大と唐田えりか、『愛しのアイリーン』の安田顕、『止められるか俺たちを』の井浦新と白石和彌監督、『夜明け』の柳楽優弥、ニュー・カレント部門の審査員を務めた國村隼らが登場した。中でも初参加となる東出さんへの注目度は高く、その韓流スターばりのスタイルの良さと優雅な身のこなし、そして『寝ても覚めても』での演技を現地の記者たちは絶賛。5日に開催された「マリ・クレール・アジア・スター・アワード」では、唐田さんと共に、アジアの顔賞に選ばれた。■台風直撃も、映画祭は昨年以上の盛り上がり今年は10月6日に台風25号が釜山を直撃したため、多くの屋外イベントが中止となったり、飛行機が欠航のため『斬、』の池松壮亮、蒼井優が現地入り出来ず、塚本晋也監督が1人で舞台挨拶を行うなどアクシデントが多かったが、チュ・ジフン、ユ・アインらのイベントは会場を移して無事敢行された。2014年に、セウォル号沈没事故の政府対応を告発した『ダイビング・ベル/セウォル号の真実』の上映を巡り、映画祭側と釜山市長(当時)とが対立、イ・ヨングァン執行委員長が解任されたことから、ここ数年は映画監督らのボイコットなど混乱していたBIFF。だがムン・ジェイン大統領が映画祭の独立性を支持したことで、今年初めにイ・ヨングァン氏が理事長として復帰、多くの映画人が戻ってきた。まだ完全正常化とまでは言えなかったが、観客数は195,000人以上と、悪天候にもかかわらず昨年を上回った。2019年は名実ともにアジア最大の映画祭にふさわしいものになることを期待したい。なお最終日に発表されたニュー・カレント賞(新人監督賞)は、中国のチュウ・シーウェイ監督、チャン・チェン主演の『SAVAGE(雪暴)』と、韓国のクォン・マンギ監督の『Clean up』が受賞。また俳優賞は、イ・ジュヨン(『Maggie』)と、チェ・ヒソ(『Our Body』)の女優2人に贈られた。(text:Ayako Ishizu)
2018年10月15日国内外で常に注目され続けている鬼才・SABU監督が手掛けた、劇団EXILEの全メンバーが総出演するエンターテインメント・ムービー『jam』が12月1日(土)に公開されることが決定。併せて特報も到着した。■SABU監督が、劇団EXILEとタッグ!『蟹工船』や『うさぎドロップ』などで知られ、台湾の大スター、チャン・チェンを起用し昨年公開された『MR.LONG/ミスター・ロン』が記憶に新しいSABU監督。そんな世界でも注目される存在のSABU監督の最新作は、劇団EXILEのメンバーが総出演する『jam』。「EXILE」HIROプロデュースで完全オリジナル新作映画プロジェクトだ。■ウェブメディア限定で特報映像公開キャストには、『渾身 KON-SHIN』や『たたら侍』の青柳翔、現在大河ドラマ「西郷どん」に出演中の町田啓太、「あなたのことはそれほど」や『リベンジgirl』の鈴木伸之、特撮ドラマ「ウルトラマンジード」の小澤雄太、特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」の小野塚勇人、『恋と嘘』や「探偵が早すぎる」の佐藤寛太、『ドクムシ』の秋山真太郎、『愛の病』の八木将康、SWAYこと野替愁平ら、劇団EXILEのメンバーが初めて大集結!この度、ウェブメディア限定で公開となった特報では、劇団EXILEのメンバーたちが所々に映し出され、暴力的ながらも疾走感溢れるSABU監督らしい映像に仕上がっている。■主要メンバーからコメントが到着!本作のカギを握る3人の主人公を演じる青柳さん、町田さん、鈴木さんからコメントが到着した。青柳翔最近、劇団EXILEが全員で集まる機会が減っている中、久しぶりにみんなと一緒に仕事が出来た作品。自分自身、俳優として歌手としても成長できたかなと思える作品になっていると思います。それぞれの想いがぐちゃぐちゃのジャムのように交錯しセッションする『jam』。12月1日の公開を是非、楽しみにしてください。町田啓太SABU監督のもと劇団EXILE初の全員出演の映画『jam』が完成しました。僕は願いを叶えるためひたすら良い事をしたがる青年、タケルを演じさせていただきました。劇団EXILEメンバー全員が揃い、ひとつの作品に挑戦させていただけて本当に嬉しかったですし、メンバーならではの一体感とそれぞれの個性が詰まった映画にもなっています。登場人物たちの思惑が交差し、絡み合う映画「jam」を公開まで是非楽しみにしていてください。鈴木伸之本日改めて発表になりました!映画『jam』監督はSABU監督、劇団EXILE総出演!タイトルにある『jam』とは色々な人間模様などが交差するという意味も含まれた作品になっています!1人1人のメンバーの個性も出ている作品になっていますので公開まで楽しみにしていただけたらと思います!今回特殊な役柄にチャレンジさせてもらいました!!僕の役がどのように作品に交差するのか、そこも楽しんでもらえたらと思っています!!『jam』は12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月29日韓国初の“企画亡命者”をテーマに扱った『V.I.P. 修羅の獣たち』。監督は『新しき世界』で大ヒットを記録したパク・フンジョン。キャストには、チャン・ドンゴンのほか、パク・ヒスンやイ・ジョンソクといった豪華俳優陣を迎え、話題を呼んでいる本作から、メイキング映像&メイキング写真が到着した。今回公開されたメイキング映像では、本作への思いを語るパク・フンジョン監督のコメントから始まる。“企画亡命者”の説明のテロップが入り、パク監督は「まるで映画のような現実です」と語る。本作では、世界で唯一の分断国家である韓国と北朝鮮の政治的な要素を複雑に絡まり、物語はさらに加速していく。また、米CIA要員ポール・グレイ役を演じる、『ファーゴ』『ジョン・ウィック:チャプター2』などで強烈な印象を残すハリウッド俳優ピーター・ストーメアの出演について、決定当初、パク監督は「本当に彼が出るのか」と驚きが隠せなかったという。共演者たちのコメントとともに、ストーメア自身「パク監督の現場はとても雰囲気が良かった」と撮影現場を振り返った。撮影監督のキム・ヨンホは、それぞれのキャラクターに合う空間づくりへの苦労を明かしている。乾いたイメージの北朝鮮のシーンでは、色彩を強く意識したと語り、実際にコスモスを道端に埋めての撮影の現場も公開された。パク監督に対し、主演のチャン・ドンゴンは「どんなジャンルにも強い監督。今後どんな映画を撮るのか楽しみ」と語っている。同時に解禁となったメイキング写真では、パク監督と綿密に打ち合わせを行うチャン・ドンゴンや真剣にカメラを覗くパク・ヒスンの姿から、時にはピースサインをするイ・ジョンソンや楽しげに会話をする出演者の姿も見られる。「ストーリーもテーマもとても斬新」とチャン・ドンゴン自身も語る本作。世界情勢の中でも、いま最も注目を集める韓国×北朝鮮×米国だからこそ、ますます期待が高まる。『V.I.P. 修羅の獣たち』は6月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:V.I.P. 修羅の獣たち 2018年6月16日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2018年06月15日第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督が6月6日(水)、東京・有楽町の外国人特派員協会で行われた上映会に出席。外国人を中心とした報道陣からの質問に答えた。物語は都内の高層ビルの隙間にひっそりと建つ一軒家で、年金を目当てに祖母と同居し、足りない分を万引きによって補いながら暮らす一家の姿を描き出す。■思わぬ物議!? ブログに記したパルムドール受賞後の反応への思い是枝監督は数日前に自らのサイトに、“「invisible」という言葉を巡って――第71回カンヌ国際映画祭に参加して考えたこと――”という長文をアップ。映画祭期間中に受けた取材の中で、自ら発した言葉が外国語への翻訳を通して少しずつ異なる意味を付与されていくことや、映画が期せずして政治的、社会的なメッセージを伴って語られていくことへの自らの考えを述べている。この日の会見では「社会的、政治的問題を喚起する目的で映画を作ったわけではない」と断った上で、「2000年代に海外の映画祭に出るようになって一番言われたのが『日本映画には社会と政治がない。なぜだ?』ということ。それは、そういう作品は、興行として成立しにくいという判断を、日本の大きな興行会社をしてきたから。企画を提出しても『ちょっと重たい』とジャッジされて進まなくなる状況があった。それは日本の映画の幅を狭くしていると自覚はしていました」と語る。自身、2000年代の後半から家族を題材にした作品を撮り続けてきたが「この2作ほどでファミリードラマにピリオドを打って、社会性、現代の日本が抱えている問題の上に家族を置いてみて、その接点をどう描くか?そこで起こる摩擦にどう目を向けるか?という作品を作りました」と本作について説明し、パルムドール受賞後の様々な反応について「21年ぶりの(日本映画の)パルムドールということで、思った以上に取り上げられて、普段、映画について語らない人たちもこの映画について語る状況になって、一部で、僕と僕の映画が物議を醸している蚊のような状況になっていますが、それはこの映画が、通常の枠を超えて多くの人のところに届いているのだなと個人的には前向きに捉えています」と語った。■施設への取材で出会った「スイミー」を読んでくれた女の子との出会い本作は実際に起きた年金詐欺(※年金受給者の死亡を遺族が届け出ずに、年金を受け取っていた事件)など、家族を巡って起きた事件をモチーフに監督が脚本を手掛けたが、リサーチの中で、親から虐待を受けた子どもたちが暮らしている施設にも足を運んだという。「一番印象に残っているのが、施設でひとりの女の子に『いま、何を勉強してるの?』と聞いたら、ランドセルから国語の教科書を取り出して、『スイミー』を読み始めたんです。周りの大人が『みなさん、忙しいからやめなさい』と言うのに最後まで読み通してくれて、僕らが拍手したら、すごく嬉しそうに笑ったんです。この子はきっと、離れて暮らす親に聞かせたいんじゃないかと感じて、その朗読している顔が頭から離れず、すぐに映画の中の少年が教科書を読むシーンを書きました」と明かした。その後、別の記者から「社会問題をテーマに選んだ関係上、この作品の観衆に政治家や官僚はイメージしていたか?」と尋ねられると「ありませんでした」と即答。「TVをやっていた時代に、先輩から言われたのが『誰か一人に向かって作れ』ということ。『TVのように不特定多数に向けて作るものほど、ひとりの観客の顔を思い浮かべて作れ』と20代の頃に言われて、ずっとそうしてます。いま、わかりましたが、『スイミー』を読んでくれた女の子に向かって作っていると思います」とうなずいた。■カンヌ審査員チャン・チェンのお気に入りのシーンは…?映画では、都会の真ん中にひっそりとたたずむ「家」そのものが主人公とも言える大きな役割を果たしている。『歩いても 歩いても』『海街diary』『海よりもまだ深く』など過去の是枝作品でも家は、非常に大きな意味を持ってきたが、この点について、家族が家からは見えない花火大会の花火を見上げようとするシーンに触れ「審査員だったチャン・チェンが、『あのシーンが一番好き』と言ってました。この映画は『見えない』、『聞こえない』ものをどう想像していただくか?ということがモチーフになっています。その中であの家は、この映画の成功に大きく貢献してくれていると思います。家が主役であることは間違いないです」と語った。■秋にフランスで新作を撮影予定も情報漏洩に困惑?受賞後、次の作品を海外で外国人俳優を起用して撮ることになっている、といった推測が報じられているが、これについて「まだ正式発表をする前の段階なのに、なぜかいろんなところから情報が洩れてて、どこまでしゃべっていいのか…?秋にフランスでフランスの役者と撮ろうということになっていて、6月終わりからパリに渡る予定ですが、まだ発表してないのにキャストやギャラまで載ってて…(苦笑)」と困惑を口にした。カンヌで見た他のコンペ作の感想や評価を尋ねられると「『万引き家族』の上映後、評判がよくて連日取材が入って、全くほかの作品を見られてないです」と明かし、「なので、見た中では『万引き家族』が一番良かったです」と茶目っ気たっぷりに語り、笑いを誘った。この日は、56歳の誕生日ということで、サプライズでケーキも用意され、笑顔を見せていた。『万引き家族』は6月8日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年06月07日