さまざまなアニメに登場する、パパキャラ。ちょっと頼りないパパや、思いっきり男らしいパパなど、いろいろなパパが登場しますよね。その中で、あなたが「こんなパパが家にいたら最高かも」と思うパパはいますか? 今回は、あんふぁん読者アンケートで読者に聞いてみた「あなたの理想のパパキャラ総選挙」の結果を発表します(アンケートは2016年6月16日~6月30日実施)。アンケートは264人のママが回答。1人3票まで投票できるルールで行いました。結果を見てみると、現在のママたちが求める理想のパパ像が見えてきました。第1位は「トトロ」でおなじみのあのパパ!第1位、122票を獲得したのは、「となりのトトロ」でおなじみの草壁タツオ。サツキとメイのお父さんです。サツキとメイのお母さんが病気で入院している中、1人で2人の子どもたちを連れて引っ越しをし、自転車に2人を乗せてお母さんの看病に出かけます。家では家事も仕事もしなくてはならず、大学までバスと電車を乗り継いで通勤。大変すぎる毎日ですが、子どもたちを優しく見守り育児に奮闘しています。ママからのコメントでは「常に落ち着いていて、子どもに対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。「常に落ち着いてていて、子供に対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。(『もしかして、まっくろくろすけかな…?』とか、『どんぐり好きのネズミかな?』とか) また、メイが机でドンドンしているのに対して叱る際、怒鳴るのではなく、『メイ、やめなさい』と静かにピシッと言えるのが、理想の叱り方だと思います」(30代ひまわりの種チョコさん)という、叱り方について感心したという声や、「トトロ、子供の頃に見た時は子供の目線だったけれど、大人になってみるとお父さんが肩肘はらない素敵な子育てをしてることに気づいた。 妻が入院中で、子供2人の面倒をみているのに大変そうにもせず、周りを上手く頼っている。 穏やかに子供に接する姿もとてもいいです」(30代水さん)と、周囲に上手に頼る姿や穏やかさを評価する声が寄せられました。第2位は家族アニメの王道「クレヨンしんちゃん」のひろしがランクイン!第2位には、クレヨンしんちゃんに登場する野原ひろしがランクイン(94票)。霞が関の商社で働き、埼玉県春日部市まで毎日通勤。休日はゴロゴロしていることも多く、だらけた父親のイメージもあるひろしですが、アニメの中ではときに子どもと同じ目線で遊ぶ姿や、頭ごなしに子どもを叱るのではなく、しっかりと子どもの言い分を聞き、対話をする場面があるなど、育児の中の面倒に思われがちな部分にも向き合うイクメンぶりも見られます。ママからは「野原ひろしさんはどんなに疲れていても帰りを待っている家族と一杯のビール、そんな小さな幸せを大切にする姿がとてもカッコいいなと思います。家族への愛情が本当に深くて、特に映画で見せる本気の家族愛や言葉のひとつひとつには思わず涙があふれてしまう、まさに理想のお父さんです」(20代まなをさん)という声や「綺麗なお姉さんに目移りしても、家族に後ろめたいようなことはしないところに家族への本当の愛を感じる!多少頼りなくっても、それが1番大切だと思う」(20代Asaさん)という、家族に対する熱い愛情を貫いている男らしさが良いという声がありました。また、野原ひろしの作品中の発言について「ママが帰って来れなくなった日、パパが2人の面倒をみてクタクタになり、ママが、帰って来た時に「ママは偉いよ~」と感謝の言葉を言っていて、なかなか言えるパパはいないんじゃないかなと感心した」(30代ひなひなひなこさん)という声も。ママが不在の日に子どもの面倒を見たら「俺が大変だった」ということを主張するパパも多そうですが、普段のみさえの頑張りに気づき、それを感謝の言葉として表せるひろしは、やっぱり男前ですね!第3位は長寿アニメ「サザエさん」から抜群の人間力を持つ「マスオさん」第3位には国民的長寿アニメ、サザエさんから、タラちゃんの父であるマスオさんがランクイン(74票)。マスオさんは婿養子ではありませんが、奥さんであるサザエさんの実家、磯野家に住んでいます。家族関係として難しい立場でありながら、波平やフネ、カツオやワカメとも良い関係を築く抜群の人間力を持っています。早稲田大学卒業という、意外と高学歴な一面も。そして、サザエさんの失敗にも「それがサザエのいいところ」と言ってあげられる優しさが大きな魅力です。ママたちからは「マスオさん、嫁家族とストレスなさそうに同居してるのがすごい」(30代ゆずタイムさん)という現実的な意見や「マスオさんは、サザエを褒めまくりそして同居の義兄弟にも優しい。私も、あんなに褒めてくれる夫が欲しい! 」(30代たゆなさん)という、サザエさんを羨ましがる声まで集まりました。「妻の家族を大事にする姿を子どもに見せている」(30代もりささん)というタラちゃん視点の声も。確かに、マスオさんの姿を小さいころから見ているタラちゃんは、将来優しい夫になりそうですね。年代別ではこんなキャラのランクインも…!年代別ランキングでは、年代ごとに選ぶキャラクターに差が見られました。■20代では世代を感じるあの作品のパパがランクイン20代では1位、2位は全体と変わりませんでしたが、3位に「ライオンキング」でおなじみのムファサ(シンバの父)がランクイン。また、第4位には胸キュン作品として大人気のジブリ映画「耳をすませば」から、月島雫の父、月島靖也が選ばれました。抜群の強さと父親らしさが光るムファサは頼りがいがありますよね。「自分の考えや善悪をしっかり子に伝えていたし、命をかけて子を守る姿にグッときた。」(20代まめめがねさん)という声があるように、しっかりと育児に自分なりのビジョンを持っているところも素晴らしいですね。月島靖也は、無口で無関心にも見える父でありながら、娘が進路ややりたいことで思い悩んだときには「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」と諭(さと)しながらも、「生き方はひとつじゃない」と、最終的には背中を押してくれる強さを持った父であります。ママのコメントでは「思春期の娘との接し方はとても難しいと思うけど、自分の意見を無理強いせず見守りながら時に諭すように接してくれるお父さんは理想的。あと妻を大学に行かせてくれる寛大さも素敵」(30代potileさん)という声がありました。大人になってからこのお父さんの言葉のすごさや寛大さに気が付いたママも多いのではないでしょうか。この2人のパパに対しては「優しさと強さを兼ね揃えている。そして、見守るということで子どもたちを信じている。心配でも見守るということはなかなかできないのですごいと思います」(20代AちゃんMちゃんママさん)という意見が寄せられました。育児まっ盛りで子どもがまだ小さい家庭も多い20代ママにとっては「見守る」ということのハードルが高い場面も多いですよね。そんな中、静かに子どもの成長を見守り、子どもの考えを認めていく父親たちの姿は輝いて見えるのかもしれません。■50代には熱血&頑固な父親たちが人気!50代では「巨人の星」に登場する星飛雄馬の父、星一徹が第1位に。星飛雄馬を鬼の猛特訓で厳しく指導しながらも、飛雄馬が巨人入りを夢見たときには父親らしく励ます一面も。日本中探しても星一徹以上の熱血父はいないかもしれませんね。また、第2位には磯野波平がランクイン。40代以下のランキングで、波平がマスオさんを超えることはありませんでしたが、50代ではマスオさんを破り、波平が高順位を確保する結果になりました。磯野波平は”カミナリ親父ぶり”が目立ちますが「昔の日本のお父さんのイメージ 家族思いでいいと思う」(30代匿名さん)という声がありました。確かに、厳しくカツオやサザエを叱る姿もありながら、いつも家族に目を向け、時にはやりたいようにやらせるなど、一方通行ではない愛情を感じる存在でもありますね。厳しいといわれる2人のパパに対するコメントでは「子どもに嫌われたくないからと友だち親子を装わずに、きちんとしつけをしてくれそうだから」(50代以上あずきさん)という意見も。子どもに好かれたいあまり、甘~い対応をするパパも多い現代ですが、厳しくびしっと教育できるパパもカッコいいですね。■ランク外ながら熱狂的ファンの多い荒岩一味(クッキングパパ)ランキングでは40代のランキングのみ5位ランクインとなったクッキングパパですが、コメントを見ていくと熱狂的なファンが多いのが特徴的でした。「理想のパパと言ったら、荒岩一味しかいないでしょう!子どものために定時で帰り、ごはんを作ったり家のことをしたり。作るごはんはプロ並み!感情的に怒ることもなく、相談事にものってくれます。仕事もバリバリで課長にもなっていて部下の信頼も厚い。笑顔が苦手だという不器用なとこもあるけど、家族みんなが大好きなお父さんです!奥さんが帰ってくると、ちょうどおいしそうなごはんができてるとこが羨ましい~」(30代REさん)など、共働きでバリバリ働く妻よりも早く帰宅し、家事や料理に没頭する姿を高く評価する声が多く聞かれました。他にも「家族思いが行動に表れているから」(30代こばちん)「理想の父親はクッキングパパしか思いつかなかった」(20代ジョン)と、漫画の内容を知っているファンからは抜群に高く評価されている様子。長く放送されているテレビアニメや映画に比べて知名度が低めだったかもしれませんが、みんながクッキングパパを知っていたらもっと上位へのランクインが期待できたかもしれませんね。父親に求められるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」今回のランキングで上位にランクインしたパパたちを見てみると、共通して見えるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」でした。どのパパも子どもたちや家族、周りの人に対する優しさがあり、また、何かが起きたときには全力で家族を守る強さがありました。そして子どもだけではなく、妻に対しても愛情を持ち、優しい言葉をかけていたり、いつもはけんかをしていてもいざというときには大切にする姿勢が見られます。アニメに登場するパパキャラたちは実際には存在しませんが、その作品の中で育児をしながら、自分なりのビジョンを持って子育てしている姿がありますね。ママの陰に隠れてしまうのではなく、育児をする当事者としてがんばる姿こそが、ママたちからの人気の秘訣なのかもしれません。我が家のパパたちにも、このキャラクターたちのように「優しさ」「強さ」そして「妻への愛」を忘れずにいてほしいものですね!<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年08月25日この夏、ポケモンGOのアプリ配信が始まり、街の風景がガラリと変わったと実感した人も多いのでは。夜の公園も駅前の商店街も祭りのような人出。しかも全員スマホとにらめっこ。ある意味、異様な光景です。13歳以上を対象に作られたアプリですが、こんなおもしろそうなゲームを子ども達が指をくわえて見ているはずありません。「ママ、僕も(私も)したい」という声が各家庭で聞かれたことでしょう。でも事故や犯罪に巻き込まれては大変。大人としてどう対応するかパパママの意見を聞いてみました。Q. ポケモンGO、子どもに遊ばせる?遊ばせる 24.5%遊ばせない 56.0%わからない・どちらとも言えない 19.5%遊ばせない人が全体の半分以上に。ゲームに夢中になって事故に遭う、犯罪に巻き込まれるというニュースが日々流れるため、子どもには遊ばせたくないのが保護者心理のようです。■歩きスマホ反対! 否定派のパパママが多い?反対派の理由は「わが子が事故に遭うのを避けさせたいから」という理由が多数。さらに、勉強をせずにゲームに夢中になる。見知らぬ人に狙われる可能性がある。言葉づかいが悪くなるなどの理由があげられました。「ニュースになるほどトラブルになっているのに、子どもにやっていいよと言えません。楽しいゲームが大参事なったら遊びではすまされません」(茨城県 40代女性)「明らかに事故を起こす要因があるのに、楽しさだけを理由に子どもたちを危険にさらすのはおかしいと思う。ただでさえ歩きスマホの危険性が高いのにそれを助長するようなアプリには反対」(神奈川県40代女性)「こんなに歩きスマホが問題視されているのに…。『歩きスマホしてください』と言っているようなものですね~。子どもにどう説明したらよいか悩みます」(東京都 40代女性)「やらせたくないです。テレビなどで取り上げられているように、事故などが気になります。あまり好印象はもてないですね」(千葉県30代女性)■ルールを決めて親子でやるならOK反対に反対ではない派の意見はある一定のルールを設ければやってもいいとの声も。いくつかの声をご紹介します。「ルールを決めて親子でやってます。もちろん、私の携帯で監視の下やっています。基本ポケモンがいる時はバイブで知らせるので、歩きスマホにならないよう、それまでは画面を見ないこと、周囲を確認すること、道の端に寄って立ち止まることを前提としています。今後も続けるかは分りませんが、気をつけながら楽しんでます」(神奈川県40代女性)「公園の遊具でも、事故があったら全国の公園からその遊具がなくなるというご時世ですが、私はどんなふうにしたら安全に遊べてどんなことをしたら危ないかをちゃんと大人が教えてあげながら、子どもはいろいろなことを覚えて成長していくものだと思っています。このゲームに関しても、安全に遊べる方法を子どもと考えて楽しく遊べたらいいと思います」(三重県40代 女性)■重要なのは家族でルールを築けるかどうか否定派の意見が多い中、ルールとマナーを守れば良いという意見もあります。「親子の会話が増えた」「引きこもっていた子が外に出て遊びだした」などの例も報告されています。さらに東北・熊本の4県がポケモンGOを活用した観光集客に乗り出すことが発表され、ゲームによる復興の後押しが期待されています。ゲームやテクロノジーは良い面も悪い面もあります。最初から禁止するのではなく「我が家なりのルール」を考えるきっかけになればいいのではないでしょうか。例えば、家庭の方針や事情で禁止したいのであれば「ママもやりたいことひとつ我慢するから」と、親子で一緒に「我慢する力」を養うことも、ひとつの方法かもしれません。これを機会にポケモンGOとの向き合い方をパパとママで話し合って、各家庭のルールを築いていけるといいですね。Q. ポケモンGO、子どもに遊ばせる?集計期間:2016.07.22 ~ 2016.08.03 アンケート回答数:9643件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年08月18日ウーマンエキサイトが子どもを持つ親を対象に「現在お子さまの教育にかかる費用で、負担が大きいと感じているものは何ですか?」という質問に6625人が回答しました。負担が大きいと感じているものはお稽古・習い事の費用と学費の票が拮抗し、次いで塾・家庭教師の費用、保険・学資保険と続きます。教育は知識だけではない、子どものやる気やコミュニケーションの発達を期待お稽古・習い事と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「本人の意志を尊重しながら、常識やあるべき姿を教える」「習い事は無理やりじゃなく、楽しく習うことが一番大切だと思います」「やり甲斐」「やる気」などがあがりました。お稽古・習い事と回答した人たちの最も多い月の支出は「10,000円~15,000円」でした。次に学費と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「集中力」「やる気」「コミュニケーション」「あいさつ」などがあがりました。また学費と回答した人たちの最も多い月の支出は「20,000円以上」という結果になりました。次に塾・家庭教師の費用と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「やる気」「コミュニケーション」「継続」など上記の学費と回答した人たちと重なる回答が目立ちました。塾・家庭教師の費用と回答した人たちの最も多い月の支出は「20,000円以上」とこちらも上記の学費と回答した人たちと同じ結果になりました。最後に保険・学資保険と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「やる気」「相手の気持ちを思いやる」「家庭学習」「学校での授業」などがあがりました。保険・学資保険と回答した人たちの最も多い月の支出は「5,000円~10,000円」となりました。また、今回のアンケートでもっともボリュームゾーンとなった回答者の世帯年収は300万円~500万円。上記の結果から、不景気でもやりくりをして「子供にしっかり教育を受けさせる環境作りを」と考える人たちが多く、学費や塾・家庭教師にお金を最もかけていることがわかる結果となりました。Q.現在子どもの教育にかかる費用で、負担が大きいと感じているものは何ですか?集計期間:2016.06.20 13:00 ~ 2016.06.27 00:00アンケート回答数:6625件ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年07月11日あなたの家では、家事分担はどうしていますか?家事は分担することがママの理想ですが「パパは忙しいので分担なんてしていない」「分担したはずなのに結局ママがすべてやっている」そんな家庭が多いのではないかと思います。実際、わが家もついこの間まで分担はしていませんでした。しかし今年の春、私の仕事復帰を機に、家事について夫婦で考え直してみました。問題だらけだった、わが家の家事分担私が育児休業中は、家事分担はなく、どうしても手が回らないときだけお願いして手伝ってもらっていました。夫が積極的に家事をすることはなく、寝かしつけをしている最中に夫が帰宅し、リビングに取り込んだだけの洗濯物が積み上がっている状態でも、それを畳むことはありません。自分の食事や入浴後、一切家事をせずテレビゲームをしていました。それに対して私が文句を言うと「今できないなら明日やればいい、俺は仕事に行ってるんだから疲れてる」と一言…。言い返したいのは山々ですが、休職をしている私が家でどれだけ忙しいのかわからない夫に、これ以上言ってもムダではないかと感じてしまい、何も言えないことも。しかし、春から私が仕事復帰となると、今までの夫の理論のように「明日やれば」ということではなくなります。そこでいよいよ、家事を分担することになったのです。細かい家事も書き出し、見える化するまずは自分がしている家事を一つ一つ書き出す作業をしました。”保育園のおむつの名前書き"など、細かい作業も書き出すのは多少面倒でしたが、分担するためには必要な作業です。そして週末の夜、話し合いを行い、家事を分担しました。朝の保育園送りは、復帰後は夫が行うため、朝食の支度から見送りまではすべて夫の仕事。私は何もせず自分の支度だけをして早朝に家を出ます。夜の家事は分担。夕食の支度など、帰りの遅い夫では絶対にできないものから私の分担にしていき、どちらでもできるものだけを残します。そして残りを話し合いの上分担しました。分担は5:5が望ましいのですが、わが家の場合は夫の帰宅が遅いので、だいたい7:3で私のほうが多くなりました。そして「どちらがやってもよい」とされたものはホワイトボードに見える化し、とりあえず担当者で色分けされたマグネットで進捗がわかるようにしました。終わったらマグネットを右に移動することで、何が終わっていないかがひと目でわかります。どちらかが家事が終わらない場合は、お互いにフォローすることを約束しました。このとき夫は「こんなことしなくても楽勝」と言っていましたが、その予想は見事に外れることになるのです…。復帰直後「楽勝」とはほど遠い状況に…復帰直後は戦争のような状態が続きました。帰宅してから食事に入浴、子どもの話を聞き、遊び、寝かしつけ。子どもが起きている時間に家事を終わらせることは不可能でした。夫が帰宅すると2人で協力して家事を片付けます。主人はホワイトボードを見ては「こんなにやることがある…」とつぶやき、それが私の仕事であっても手伝うようになりました。この変化は、主人が朝の担当をしたことも大きく影響しています。子どもがいる時間、1人で面倒を見ていたら家事なんてできないことがわかったのです。また、昼間に時間があったとしても「夜しかできない」家事がとても多く(夕食の後片付け、子どものお風呂、洗濯、翌日のお弁当準備など)、昼間家にいるからといって家事がすべて片付けられないことも、日々の家事の順番を考えていく中でわかったようです。そしてホワイトボードに、山積する今まで私が1人でしていた家事の数々が「見える化」されていること。それだけの量をこなすのがどれだけ大変か、身をもって感じてくれたようでした 。気づいたことはこまめに話し合いを1度は決めた家事分担も、時間が経つにつれ「これは厳しい」「これは分担に入っていない」ということが出てくるもの。わが家では「月に一度は分担について話し合おう」と決めていましたが、結果として月に1度を待たず、気づいたことは何でも相談するようになっています。たとえばシャンプー等の詰め替えや、保育園用の書類作成など、細かい作業が増えた時は「こちらはやるので、あれはお願い!」と、細かく分担し、なるべく同時に作業を終えて休めるように工夫しています。“見える化”で家庭円満元々はほとんど何もせず、俺の方が大変、と胸を張っていた夫。それがこんなにも変わってくれたのは、やはり家事の「見える化」が大きな要因だと思います。ママがいつもどれだけのことをしているのかが見え、それを自分がやろうとするとどれだけ大変かを知ってくれたことで、夫婦喧嘩も減りました。また「見える化」することでやり忘れが減り、翌日に「あれをやっていなかった!」ということがなくなりました。夫が家事に積極的になり家事の負担が減ると、これまでは「家のことはなにもしてくれない」と、夫に対して攻撃的になりつつあった私自身の気持ちも変化し、仕事をがんばる夫を尊敬する気持ちも持てるようになりました。夫婦円満は家族にとってもいい影響があり、とても忙しい毎日ですが、家庭でみんなの笑顔が多く過ごせていると思います。みなさんも家事の「見える化」に取り組んでみませんか?<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年07月07日ウーマンエキサイトが子どもを持つ親を対象に「子どもに将来進学させる場合、勧めたい大学はありますか?」という質問を388人にしたところ、38%が具体的な大学名を記載、残りの62%が「特にない」と回答しました。また、「お子さまに将来就いてもらいたい職業はありますか?」という質問に対しては、62%が具体的な職業名をあげたのに対し、38%が「特にない」「本人の希望に任せる」と回答しました。この結果から、親は子どもに進学させたい大学よりも、将来就いてほしい職業をあげている方が24%も多いことが分かりました。子どもの将来に安定した職業を望む親がほとんど実際に職業をあげた62%の人たちの回答を見てみると、「安定しているから」という理由で、公務員、教師、公認会計士、税理士などが多く上がりました。また、「手に職を付けてほしい」「テクノ失業にならないように、プログラマーになってほしい」「海外でも通用する通訳の仕事」など、将来子どもが困らない職業についてほしいという声も。そのほかにも「人の為になる仕事だから消防隊員や研究者になってほしい」「人の痛みや気持ちをわかてもらいたいので介護職に就いてほしい」という、いつまでも子どもの成長を願う親心が現れている回答も見られました。また、具体的な職業名をあげなかった38%の人たちは、「本人が決めることだから特にない」「自分の好きな職業ならばなんでもいい」「自らやりたいことを見つけてほしい」という意見が寄せられました。金銭的な理由から国立大を希望する声もまた、進学させたい大学名をあげた38%の回答には、就職に有利という理由から東京六大学の名前が多く、「国家資格が取れる大学ならばどこでもいい」「大学の名前や偏差値よりも就職活動をしっかり指導してくれる大学にしてほしい」など、ここでも就職先を気にしていることが分かりました。また、それとは別に「一人暮らしは金銭面的にさせられないから地元の大学にしてほしい」「学費が安いので国立大学にしてほしい」など、金銭面を考慮した理由から大学名をあげている意見も。不景気が続く今、「子どもには大変な思いをさせたくない」という親世代の思いが教育事情にも現れている結果となりました。
2016年07月04日外では仕事を頑張ってくれるパパですが、家の中では散らかしっぱなし、いつでもマイペース…。そんなパパに対して、思わずキツい言葉を言ってしまうことはありませんか? でもそれでは、パパが傷つくだけでメリットはないようです。ママが自慢したくなるパパになってもらうためのヒケツを池内ひろ美さんに聞きました。お話を聞いたのは池内ひろ美さんいけうち・ひろみ夫婦・家族問題評論家。著書に「読むだけで『いい夫婦』になる本」(講談社文庫)など多数。「妻によるDV」を扱った著作のほか、離婚から結婚、恋愛、夫婦・家族・親子、教育に関わる作品を発表し続けている。6つのシーン別言いがちNGワードをチェックその一言がパパをめげさせているかも?イラッときたときこそ、言葉遣いを改める良いチャンスです!シーン1ママが忙しいのにテレビやゲームゴロゴロしていられていいよね!嫌みではなく理想の姿を言葉にしてパパをその気にさせる嫌みを言われてもパパは反省しません。「そんなに言うなら、意地でもゴロゴロしてやるさ」、これがパパの心境です。パパの頭には、自分のプライドを傷つけた「ゴロゴロしている」という言葉が残り、その姿を実現する方向にいってしまうんですね。この特性を逆手に取って、理想の姿を口にしてみましょう。例えば、「ママ友にあなたのこと、〝休日でもポロシャツ姿で、さっそうとしてるわね〞って言われちゃった!」と言えば、パパの脳内は「俺ってさっそうとしてる」モードになります(笑)。その姿を実現するため、自然と行動が伴うはずです。シーン2片付けない、服を脱ぎっぱなしだらしない! 片付けてよ!片付けは自分のためと割り切って手を抜くのも夫婦円満のヒケツパパが片付けないのは、散らかっていても平気だから。一方、ママが片付けたいのは、自分にとってきれいな部屋が快適だからですよね。「家族のために片付けてるのに、私ばかり苦労している」と思うから腹が立つので、「片付けは自分のため」と捉えてみませんか。そこまで割り切るのはなかなか…と思うかもしれませんが、これも夫婦円満のヒケツ。「自分のため」と思えば、忙しいときや疲れているときは手を抜くことができます。自分が手を抜けば、人の手抜きを許せる余裕ができます。自分にも相手にも完璧を求めず、許し合える関係でいきましょう!シーン3たまに手伝うとすごくエラそう私はいっつもやってますけど!「ありがとう」と言ってパパの承認欲求を満たせば自然に回数が増えるはずたいていの男性は、母親が家事をし、父親が仕事をする姿を見て育っています。「家事は女性の役割」と思っているパパにとっては、10回のうち、たった1回手伝っただけだとしても、これは偉業。誇らしい気持ち・褒められたい気持ちでいっぱいになっています。「私はいつもやってるのに」「それくらいで偉そうに」と言いたい気持ちはぐっと我慢して、まずはそのサービス精神にお礼を言いましょう。パパの承認欲求を何より満たしてくれるのは、ママからの「ありがとう」です。手伝うたびにいい気持ちになれば、自然と回数も、2回、3回…と増えると思いますよ。シーン4複数のことを同時にこなせないどうしてできないの!?やり方を具体的に伝えてパパに新しい行動パターンをインプットする私たち女性は、子どもを抱っこしながら電話に出て、やかんが沸いたら火を止め、宅配便が来たらハンコを押して…と、同時に複数のことをこなせます。けれど男性は一度に1つのことしか処理できません。子どもを抱いている間に宅配便が来たら、「誰か来たぞー」と、ママを呼ぶはめになってしまうんです。そんな時は、できないことを怒るのではなく、「子どもを抱っこしながら出て」と言いましょう。取るべき行動を具体的に言葉にすることで、パパの中には「抱っこしながら出ればいいんだ」という新しい行動パターンがインプットされていきます。シーン5何回教えても家事のやり方が違う何度言ったら分かるの?プライドを傷つけずにパパが自分で気付ける方法で伝える例えば、パパに食器洗いを任せたとき。終わった後の流し台がビショビショになっていたとしても、まずはお礼を言いましょう。その上で、ママの満足いくやり方をどう伝えるかですが、毎回直されるとやる気が下がってしまうので、3回のうち2回はこっそりママが拭きます。そして残りの1回は、あえてパパの見ている前で拭くことで、「俺がビショビショにしちゃったんだな」と気付けます。子どもに対するのと同じように「何もかも教える」という姿勢はパパのプライドを傷つけるだけ。頼りにされるからこそ、頼りがいのあるパパになっていくのです。シーン6子どもより自分を優先させるちょっとは子どものことも考えてよ!ママがパパのことを優先させればパパは子どもを優先させる少し厳しい言い方になりますが、これは普段、いかにママがパパを優先していないかの現れ。ママは子どもに対しては、「すごい!」「できたね!」と褒めるのに、パパのことは褒める必要がないと思っているからです。けれど、パパだって手伝ったら褒められたいし、疲れていたらいたわってもらいたいもの。けれど、誰も自分のことを褒めてくれないから、自分で自分を優先せざるを得ないんです。ママにはぜひ「おうちの中ではパパが一番」という姿勢でいてもらいたいですね。そうすれば、パパの方にも自然と子どもを優先させる余裕が生まれるはずです。Q1パパに対してキツい言動を取ることがありますか?Q2子どもの前でパパを否定する言葉を言いますか?<あんふぁん読者アンケート>※2016年3月2日~4月12日WEBアンケート、有効回答数1019人パパへの陰口と収入へのダメ出しは絶対禁句前ページで6つのNG例を紹介してきましたが、一緒に暮らしていれば、腹が立つことがあるのは当然。ダメと分かっていても、ついキツい言い方をすることもあると思います。ただ、絶対に避けてほしいのは、次の2つです。1つは、子どもの前でパパの陰口を言うこと。ママとパパはもともと他人ですが、子どもは、ママとパパから半分ずつ血を分けている存在です。例えば、「パパってうそつきね」というセリフは、子どもには「あなたの体の半分はうそつきだ」と言われているのと同じことです。このように育っては、自己評価が低くなり、自尊心も育ちません。もう1つは、パパの給料や収入にダメ出しをすること。「だらしがない」や「子どものことを考えない」という言葉はまだ、パパにとっては逃げ道のあるダメ出しです。なぜなら、「だって片付けや子育てはママの仕事でしょ」という言い訳が成り立つから。でも、給料が安い・収入が低いという指摘は、パパの本分へのダメ出しになります。あなたが働いていてもいなくても、パパの誇り・存在意義をも深く傷つけるので、決して口には出さないでください。夫婦はお互いの鏡「ありがとう」の気持ちを忘れずにここまで読んだママの中には、「私が家事も育児も頑張っていることに対しては、パパは当たり前と思っているのに、私だけパパを気遣うなんておかしい」と思う方もいるかもしれません。それでは質問ですが、ママはパパの給料日に「ありがとう」と言っているでしょうか?給料が入るのは当たり前と思っていませんか。夫婦は鏡のようなもの。「パパがお礼を言ってくれれば、私だってお礼を言うわよ」とママが思っているとしたら、パパの方も同じように思っていると考えてください。だから、「パパ、いつもお仕事ありがとう」と言えば、「ママも、家事・育児ご苦労さま」と返ってくるはず。文句や嫌みを言うのはエネルギーを使うし、眉間にシワが寄って、確実に〝ブサイク〟になっているはず(笑)。笑顔で「ありがとう」と言えば、5文字で済んで簡単だし、美容にもいい。出し惜しみしているのはもったいないですよ。結婚前は誰だってサービス精神旺盛な男性だった「うちのパパは何もやってくれない」と思っているママは、結婚前を思い出してください。パパはあなたを振り向かせるため、必死にサービスをしてくれませんでしたか?あなたはそれに対して「ありがとう」の言葉を惜しみなく言いませんでしたか?それがいつからか、ママからのお礼がなくなり、パパのサービスは空振りに終わり、結果「うちのパパは何もしてくれない」という事態になっているわけです。あなたが結婚相手に選んだ人なんですから、パパのサービス精神は隠れているだけです。その意欲を引き出すのはママ自身。やってもらったら「ありがとう」とお礼を言うこと。頼むときは「ごめんね、お願い」と添えることです。最後にもう1つ、私が夫婦円満のコツだと考えているのは「関心を持って、干渉はしない」こと。関心というのは、「仕事が大変そうだね」とねぎらったり、パパの趣味を一緒にやってみたりすることです。一方、仕事の内容にまで余計な口を挟んだりするのが干渉です。大事なのは、相手の問題と自分の問題とをきっちり分けつつ、相手への気遣いは忘れないこと。夫婦円満な家庭を築いていきましょう!監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustration/HARANIKU Tsuyako
2016年06月08日妊娠中から少しずつ親になっていくママと違い、突然目の前に現れた小さな我が子に、戸惑う「新米パパ」は多いようです。「接し方がわからないから…」と、我が子と距離を置いてしまうパパも少なくありません。しかし、そんな新米パパに対して、「もっと育児に参加してよ!」と強制したり、「何やってんの!」と失敗を責めたりするのは逆効果。かえって育児から遠ざけてしまうかもしれません。そこで今回は、ママたちの体験談をもとに、新米パパに育児参加してもらうためのコツについて考えてみたいと思います。■「見ておくよ」って言ったのに…「ショッピングモールで夫が『俺が子ども見とくよ』と言ってくれたので、私は一人で買い物へ。待ち合わせ場所のキッズコーナーに行ってみると、夫はベンチに座って携帯ゲームに夢中。子どもは隣のお店に入って商品で遊んでいました」(Kさん/32歳/不動産)ここで「全然見ていないじゃない!」と感情的になってしまっては、夫がヘソを曲げてしまう可能性も。まずは一言、「おかげで買い物できたよ、ありがとう」とお礼を言えると良いですね。ただ、これでは安心して子どもを任せられないので、「ちゃんと見ていてほしい」とも伝えておきたいところ。そんなときは、子どもの成長を夫婦で実感し、感動を分かち合う言い方が効果的です。「好奇心旺盛で、一人で動き回れるようになったんだね。もう目が離せないね」と、子どもの成長をよろこびつつ、「目を離してはいけない」ということも、しっかり伝えられるように工夫してみましょう。■わからないなら聞いて!「私がお風呂に入れた子どもの体を、夫が拭いてくれるというので任せたら、やり方がわからなかったのかオロオロしていました。結局、私がお風呂から出るまで濡れたまま放置。できないならせめて、私を呼んでくれたら良かったのに…」(Sさん/29歳/主婦)「できないなら、やるって言わないでよ!」と言いたくなりますが、ここで怒ってしまうと、パパのヤル気を削いでしまいそう。育児の経験・知識は、たいていの場合はママの方が豊富。ママにとっては当たり前でも、パパは「知らない、わからない」というケースは案外多いので、はじめてのことをお願いするときには、できるだけ具体的に、やり方や注意点を伝えるように心がけましょう。パパ一人に任せる前に、まずはママがやっているところを見てもらって、やり方を伝えておくのも良いですね。■まさかの逆ギレ?「息子が産まれたばかりのころ、夫の抱き方が少し危なっかしかったので『それじゃ危ないよ』と注意したら、『うるさい! 俺はちゃんと気をつけて抱いてる!』と夫が怒りだしました。それからしばらく、夫は息子に近寄らないようになってしまい…。私の言い方が悪かったのでしょうか?」(Tさん/28歳/公務員)パパは「自分の抱き方を否定された」と感じたのかもしれません。新米パパの慣れない手つきは見ていて心配になりますが、まずは褒めてあげることが一番です。「やっぱりパパの方が、手が大きいから安心するみたいね」と褒めてから、「もうちょっと、こうすると手が疲れにくいよ」とさりげなくコツを伝えると、パパの受ける印象は大きく変わるはず。新米パパにイラッとする瞬間もあるとは思いますが、「パパの育児参加」を促したいなら、そこはちょっとだけ我慢が必要。少しずつ育児に参加してもらえるように、言い方を工夫したり、感謝の気持ちを伝えたりしながら、まずは簡単なことからお願いしてみてはいかがでしょうか?
2016年06月02日ママが頑張っているのを知っているから、自分ができることはする。わが子の成長を間近で感じたいから、子どもとの時間を大切にする。 前回のレポート では、家事も子育ても「自分がしたいからする」、理想に近いパパたちの声を中心にご紹介しました。しかし、なかには「ママをサポートしたい気持ちはあるけれど、時間的な余裕がない」と、きまりが悪そうなパパもちらほら。実際、世の中には「平日は寝に帰るだけ」のパパは少なくないかもしれません。そんな事情は百も承知だけれど、ママだって子育てに家事、仕事をこなしている身です。だから、「もっと協力してほしい」と思うのも、自然な心の動きではないでしょうか。パパ会レポート・その2では、時間がないパパとどう折り合いをつけていくかを、パパとママ両方の声を交えながら考えてみます。■家庭での「自分の在り方」に疑問も… 悩めるパパのリアルな胸中保育園のパパ会メンバーのひとり、Eさんは、朝は保育園が開園する前に出社、帰宅は23時過ぎの毎日で、平日は子どもと顔を合わせる時間がほとんどない、と言います。「子育ても家事も、もっとやりたい気持ちはあります。妻の負担も軽くしたい。でも、時間がない。妻は理解してくれていると思いますが、それでも不満だってあるはず。家庭における自分のポジションはこれでいいのかな、という疑問は常につきまとっています」(Eさん)。また、Rさんからはこんな話も。「共働きがスタンダードになったいま、男性の育児参加や家事協力があたりまえの風潮になってきていますよね。もちろん、大切なことだし、やれる範囲でやっているつもりですが、なんでも平等は難しいのかなと。僕の場合、どうしても育児や家事は妻がメイン、僕はアシスト的な意識があって、妻ともめる火種になっています」(Rさん)。ママのことも子どものことも愛していて、自分ができることは精一杯したい。そんな思いはパパ会メンバーみんなに共通していますが、それをどのようなかたちで表せばいいのか。そのように家庭での自分の在り方を、いまなお模索しているパパも少なくないのです。■忙しいパパとどう向き合う? 先輩ママのアドバイスパパたちも、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。そんな状況は理解しつつも、ママとしては「もっとこうしてくれたら…」と期待する部分だって、あるのではないでしょうか。そこで、実際に忙しいパパと暮らすママに、共働き生活の工夫から気の持ち方まで聞いたところ、いくつかのポイントが見えてきました。 ポイント1:スケジュールを共有する一緒に暮らしていても、お互いの1日の動きが、実は見えていないことも。そこで、パパとママのスケジュールを、子育て、家事を含めて書き出し、共有します。こうすると、お互いにサポートが必要な部分が可視化でき、話し合いがスムーズになります。ポイント2:「週末パパ」もありと割り切る平日は家にいる時間が少ないパパは、できることも限られてきます。帰宅後の食器洗いなど、パーツで頼めそうなところを「引き受けてくれたらラッキー」程度に考えておきます。それも負担そうなら、いっそ「週末パパ」と割り切って、1~2時間でも子どもを外に連れ出してもらい、自分の時間を確保するのも方法です。ポイント3:「いいとこどり」もよし、やりたいことをやってもらうママがやってほしいことと、パパがやりたいことが重なるとは限りません。とりあえずお試しでやってもらい、パパが楽しそうにできることを担当してもらうと、長続きしやすくなります。ポイント4:完ぺきを求めないパパにやってもらうことも、自分のことも、完ぺきである必要はありません。1日お皿を洗わなくても病気になるわけではない、くらいの心もちでいられると、パパにも、自分にも寛容になれます。お互いに忙しすぎて、ふたりの手ではどうしても回らない部分は、週に一度ハウスキーパーを頼むなど、他の人の手を借りることも選択肢に入れておくと、気持ちが楽になりそうです。ポイント5:不満が溜まり切る前に、小出しに解消不満を口にしすぎると、お互いげんなりしてしまいますが、溜めすぎて爆発しても大ダメージに。夫婦で定期的に話し合う時間をつくり、もう少し頑張ってほしいところ、協力してほしいところをひとつずつ解消していけると、気持ちのリセットにもつながります。 育児も家事も協力的なパパの話を聞くと、ついうらやましくなるものです。しかし、父親として求められる役割が増えつつあるいま、プレッシャーを感じていたり、やりたいけれどできない自分へのジレンマを抱えていたりするパパも、少なからずいます。今回の多くのパパの話を聞くなかであらためて感じたのが、夫婦のかたちはそれぞれで、正解はない、ということ。そして、夫婦関係のベースにお互いへのリスペクトさえあれば、それぞれの家庭の「わが家流」が見つかるのではないかと強く感じました。どんなスタイルがより自分たちらしいか、時折夫婦で話し合う時間を持つことが、大切なのかもしれません。
2016年05月12日出勤前に子どもを保育園に送り、帰宅後は子どもをお風呂に入れて、夕食の後片付け。妊娠・出産後も仕事を続ける女性が珍しくないいま、家庭のなかで「パパに求められる役割」も変化しているように感じます。では実際、共働き家庭のパパたちは、どんなことをしていて、「イクメン」についてどう思っているの?そんな疑問を探るべく、未就学児を持つパパたちの会に潜入し、皆さんの本音を聞いてきました。■未知なる「パパ会」発足の経緯は、パパならではのママへの気遣い!ママ会ならぬ、「パパ会」が行われたのは、とある週末の夜。子どもが同じ保育園に通う30代前半~50代のパパ、15人が集まりました。ほとんどがママと同世代のご夫婦で、20代後半から30代のはじめに1人目のお子さんが誕生しています。このパパ会、そもそもは保育園の保護者会長を務めたパパが、忙しい時間を割いてほんの数百円の運営費をやりくりしようとがんばっているママたちの姿を目の当たりにしたことをきっかけに発足したそう。定期的にパパ会を開き、会費を多めに集め、余剰金を保護者会費に回す仕組みをつくり、ママたちの時間、精神的負担をサポートしています。年齢も職業も異なるパパ同士ですが、子どものことから日常生活の他愛のない話題まで、とてもリラックスした様子で盛り上がっていました。■「朝食づくり」担当も! 気になるパパの家事分担事情夫婦ともに仕事をし、忙しい毎日を送っている皆さんに、まずは子育て、家事においてご自身が担っていることを聞いてみると、約半数が「保育園への送り」をしているとのこと。さらに、そのうち4人のパパは朝食づくりも担当! 毎朝5時半起きで和食を用意しているパパもいました。帰宅後も、食器洗いに洗濯、子どもとお風呂、そして自分のワイシャツのアイロンがけなど、「家のことはママにまかせっきり」スタンスなパパは見当たらず、それぞれのライフスタイルのなかで、できることをしている様子でした。ここで気になるのが、育児や家事を積極的にする、その動機。 ちょっとうがった見方をすると、ママに指示されてそうなったとか、ご機嫌取りのためやむなく、とも思えそうですが…。「妻に指示されてやるようになった部分も、ないとはいえません。けれど、毎日頑張っている妻を見て、少しでも負担を軽くしてあげたい気持ちもあるんです。家族のために、自分が役立っていると思えることがうれしくもあり、やらされている感はあまりないんですよ」と、パパ会メンバーのMさん。また、Iさんは「うちは夫婦で話し合って、お互い納得できる方法を最初に決めました。面倒なときもありますが、どのみちやるのであれば、前向きに取り組みたいと思っています」と言います。基本は奥さまへの愛からくる行動であることが伝わりましたが、それでも「完璧を求められると、ちょっとキツイね」とちらっと本音をこぼす一面も。Nさんの「お皿がきれいに洗えていないと、妻に『仕事は最後まできっちりやってください』と、自分がいつも部下に言っているようなことを指摘される。そんなことがあった次の日は、部下にいつもより優しくなったりするんだよね(笑)」との発言には、周囲のパパがいっせいに「そうそう!」と賛同。「男性って単純だから、言い回しひとつでやる気になったり、逆にモチベーションが下がったりするもの。『助かるな』、『ありがとう』など、ひとことでいいので添えてくれると、よし、次も頑張ろう! と思えちゃう」というのが、パパさんたちの共通意見でした。パパにもっと協力してほしい! と思うママは、パパのやる気を引き出す上手な言い回しを心がけてみるのも、ひとつの手かもしれません。■「イクメン」と呼ばれるのはこそばゆい? パパたちの本音子育ても家事も、自分がしたいからする。そんな能動的な姿勢は、周囲から見ると「イクメン」として映りそうです。では、ご自身にはズバリ、イクメンの自覚はあるのでしょうか。 この問いを投げかけると、皆さん、うーんと考え込んでしまいました。そんななか、パパたちに「イクメン中のイクメン」と称されるSさんはこう語ってくれました。「本来、子育てって夫婦一緒にするものですよね。子どものお世話や家事の分量ではかるものではないから、どこまでやったらイクメン、ということではないのかなと。僕の場合で言えば、子どもの成長ってあっという間なので、子どもにまつわることは何でも関わっていきたいんです。自分が見ていないときに、面白いことが起こると悔しくなる(笑)。だから、保育園の保護者会にも出たいし、妻と一緒に子育てを楽しんでいきたい。もしかすると、それが世の中的にはイクメンに映るかもしれませんが、イクメンと呼ばれたくてそうしているわけではないんですよ」(Sさん)。Iさんは、「育児をしている男性は、だれでもイクメンなんじゃないかなと。一昔前の、仕事人間な父親だって、家族のために、子どものために働いていて、口に出さなくても子どもを気にかけている。それだって、イクメンだと思うんですよ。流行り言葉的にイクメンと呼ばれると、若干抵抗があったりしますね」と、ぽつり。奥さまにほめられたい、周囲にイクメンとして認められたいからそうしているのではなく、自分自身が「子育てをめいっぱい楽しみたい」のが、今回集まったパパたちの大きなモチベーション。だから、イクメンと呼ばれると、ちょっとこそばゆいような、複雑な気持ちになるようです。さて、今回は、子育てに家事に協力的なパパの声を中心にご紹介しましたが、なかには「ママを支えたい気持ちはあるけれど、時間的に難しい」と、複雑な胸の内を明かしてくれたパパもいました。次回はそんなパパにフィーチャーし、求められる役割について思うところ、そして、ママの心の持ち方について、考えてみます。
2016年05月10日カゴに「パトロール中」というプレートのようなものを付けた自転車をよく見かけます。小学校のPTAなどで防犯のために使用しているようですが、おしゃれなデザインではないし、ちょっと恥ずかしい気もします。実際にこのプレートを自転車に付けているママに本音を聞いてみました。■「紙製よりはまし」と自分を納得させて付けている小2と小5の娘がいるママは、このプレートを渡されたときに付けることをためらったそうです。「最近は物騒な事件も多いし、地域の防犯のためになるのはわかります。でも、はっきりいってダサいじゃないですか。カバーなどで隠したら意味がないし、だからといっておしゃれにデコレーションできないし、もっとかわいいデザインにしてほしいです」たしかに、目立つように「防犯パトロール中」と書かれたプレートは、お世辞にもおしゃれとはいいがたい…。このママは、「プラスチック製なので、紙製よりはまし」と自分を納得させて付けているそうです。■独身時代から拒否反応が…「このプレートは、独身時代からいやでした。自分が出産するころにはなくなっていることを期待したのに、いまでもあるんですよね。これを付けた自転車には乗りたくありません」そう言いきるのは、息子が小学校に入学したばかりのママ。仕方なく付けたものの、自分がオバサンになったような気がして、自転車には乗らなくなってしまいました。「ちょっとした移動にも車を使うから大変。でも、やっぱりあの自転車はいやなんです」とのこと。プレートを付けた自転車には乗らないけれど、声かけ運動など、ちがう形で防犯活動に協力しているそうです。■「プレートに感謝している」というママも転勤族のママは、「このおかげで地域の人と仲良くなれた」と、プレート付き自転車に感謝しているのだとか。「地域のためになっているから問題ありません。それに、このあたりには知りあいが誰もいないから寂しかったんですよ。でも、この自転車に乗ってスーパーへ行くと、同じ小学校のママに話しかけられることもあって、知りあいが少しずつ増えてきました」また、プレート付き自転車に乗っていると「見知らぬ子どもにも声をかけやすい」といいます。それまではあいさつしても無視されてしまったけれど、PTAの人とわかれば元気よくあいさつしてくれるようになったそうです。このプレートは防犯を第一に考えているので、見た目の良さはあまり意識していないのかもしれません。そのせいで付けることをためらうママもいるのは、もったいないと感じました。もっとかわいいデザインのプレートが登場することを期待します。
2016年04月16日妊娠中のママはホルモンバランスが大きく変化するため、心と体が不安定な状態です。些細なことでも不安を感じやすく、ママ自身の気持ちに関わらず、精神的に落ち着かないことがあります。その際、一番に寄り添ってほしい相手こそ、パパなのです。妊娠、出産までの期間をママと共に過ごすにあたり、パパ自身に実感が伴わないことがあります。お腹が大きくなったり、つわりで辛い思いをしたりなど体の変化を経ることで、ママは新しい命の存在を実感しますが、肉体的な変化のないパパだからこそ戸惑うこともあるでしょう。また、ママは出産について情報を集めたり、妊婦健診を受診したりすることでママの知識と実感を備えていきます。しかしパパが知識を養う場はそう多くなく、ママの得た情報と親の心構えを比べた時に、どこかおいて行かれた気分になるような、寂しいような気持ちになることもあるでしょう。だからこそ、体の変化やママの知識を積極的にシェアしてもらうよう、パパからも働きかけていきましょう。パパ自らが一緒に妊娠・出産を自分ごととして捉えて乗り越えていく意識を伝えることでママは安心し、心も安定しやすくなります。パパにとってほしい基本姿勢・妊娠や出産に関する知識を身に着ける・赤ちゃんの成長に興味を持つ・ママからのメールや電話に応える・ママの体調を気遣う・思いやりを持ってママに接する妊娠超初期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠0~3週目ごろまでの時期は妊娠超初期に該当します。とはいえ、妊娠0週0日は月経の初日で、妊娠1日目(0w1d)は生理の2日目ということになります。生理開始日以降、7日で1週、そして4週を1ヶ月としてカウントしていきます。妊娠2週に排卵が起き、卵管膨大部というところまで移動した卵子へ精子がもぐりこみ、受精します。受精し、受精卵となった卵は約6日かけて子宮へ到着し、子宮内膜に接着します(3w0d)。この通り、妊娠超初期は妊娠の準備段階でもある生理の期間が含まれるため、症状自体が現れにくい時期であります。ママの体質や体調によっては妊娠に気づかない人も多いと言われています。とは言え、ママ自身も説明がつけられないけれど、いつもと違う感覚を抱えていることも多いものです。ママのその感覚が妊娠症状によるものなのか、それとも別の体調不良なのか、言葉にできない戸惑いなのか、しっかり耳を傾けましょう。妊娠状況を調べるため妊娠検査薬も使用することもできますが、市販の妊娠検査薬は妊娠3~4週目頃からの使用が一般的であるため、この時期では妊娠しているかどうかの正確な判定をみることはできません。ホルモンバランスの変化でも陽性反応が出る可能性があり、陽性判定が出ても最終的な妊娠の判断は産婦人科での診断によります。妊娠に思い当たり、ママから可能性を伝えられたら、喜びの気持ちを伝えましょう。ママの体調の変化について十分に気遣い、適切なタイミングで産婦人科に行けるように備えておきましょう。妊娠初期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠4~6週目ごろには妊娠症状を自覚するママも多く、妊娠検査薬での妊娠判定などを経て、産婦人科で妊娠の有無を知る人が多くなります。妊娠6週~8週目頃には赤ちゃんの心拍を確認することができ、いよいよ妊娠が確定します。この時期のママはたくさんの新しいことを体験します。健診施設での妊婦健診、赤ちゃんの心拍の確認、お腹の中にいる命の実感、つわりで自分自身の体がうまくコントロールできないことなど、ママが体験したひとつひとつに耳を傾け、パパも一緒にママのはじめてを体験しましょう。ママだけではなくパパも、お腹にしっかりと目を気持ちを向ける意識が必要です。つわりについてこのころから妊娠症状の一つ、つわりが始まります。つわりには、ものが食べられなくなる吐きづわりや、空腹で嘔吐症状が出る食べづわり、においなどに敏感になるつわりなど種類がありますが、妊娠8~11週ごろのピークに向けて症状が強まる傾向があるため、ママには負担の大きな時期となります。つわりには個人差があり、経産婦であっても症状が違うケースもあります。ママのつわり症状について尋ね、家事のサポートを行ったり、家事代行サービスを利用するなど、ママへのフォローを検討しましょう。妊娠の伝え方についてつわりで体調が思わしくないときは、穏やかに過ごすほうが良い場合もあります。家族や両親に妊娠を伝えることは、ママの心と体調が安定しているときでもよいでしょう。伝えるタイミングや伝え方も、ママとしっかり話し合って決めましょう。俗説や昔の知恵に振り回されないことについて例えば、「妊娠したら二人分食べる」「妊娠は病気ではないので妊婦を甘やかさない」「小さく産んで大きく育てる」「分娩前には赤ちゃんの胎動がおさまる」など、妊娠にまつわる俗説や、数十年前の妊娠における知恵などは、現代の産婦人科医療の下では間違いであることがたくさんあります。妊娠と出産は病気ではありませんが、いつでもどんな時も安全に済むものではありません。健やかな妊娠と出産のためには、ママとパパが正しい知識を身に付けることが大切です。ハイリスク妊娠についてママが高齢である場合や、持病による合併症の可能性があるなどのハイリスク妊娠においては、赤ちゃんの発育状態やママの健康状態をきちんと把握するため、セカンドオピニオンをたて、母子の健康状況を見る専門施設や他の医療機関などで、妊娠状況に合わせて検査や通院を行います。また、羊水検査は調べるかどうかを、出生前診断に詳しい医師や医療機関に、セカンドオピニオンとして相談してもよいでしょう。そのほか、妊娠中期ごろまでの妊婦健診のみに対応するなど分娩設備の用意がない産婦人科もあり、その場合は分娩施設がある産婦人科の転院が必要となります。転院先では、事前の分娩予約がないと転院受け入れができない場合などもあるため、あらかじめ確認しましょう。バースプランについてバースプランは、希望の産み方のほか、お産時の呼吸法(ソフロロジー式呼吸法、ラマーズ法)、分娩室で希望すること(音楽をかけたい、立ち合い出産や付き添いの有無、会陰切開についての希望の有無など)などについて助産師などからアドバイスを受けながら、ママとパパが考えるお産のプランです。お産を行う施設によってはバースプランを推奨しており、医療的に安全が確保されるプランであれば希望内容に沿ったお産ができる分娩施設もあります。ママが納得するお産と産後の振り返りを行うことは、ママの心のケアにもつながります。希望のお産を迎えられなかった後悔は、産後にうつ症状が現れる産後PTSDとしてママの心に残る可能性もあるためです。産後の心のケアを視野に入れながら、夫婦で、お産の仕方について考えてみましょう。妊娠中期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠中期にさしかかると、胎盤が完成して赤ちゃんの発育状態が安定する安定期に入ります。ママ自身もマタニティライフを楽しんだり、出産後の準備に取り組んだりすることが可能になりますが、妊娠している現実に無頓着すぎてもいけません。海外旅行や無理な活動などは控え、いつ何があっても対処できるようにパパからもはたらきかけましょう。またママのつわりは収まる傾向にありますが、むくみや倦怠感、腰痛などそのほかの妊娠症状に悩まされる人もいます。外出について外出時には母子手帳と妊婦健康診査受診票(補助券)、保険証、かかりつけ医の連絡先は必ず持ち歩きましょう。遠出や旅行の計画がある際は、あらかじめかかりつけの健診医に予定を伝え、出かけることが可能かを相談しましょう。出先で万が一の妊娠トラブルが起きた際についても想定し、現地の産婦人科などの所在や、緊急時の対応が可能かを確認しておきましょう。ママの仕事について働いているママであれば、産後も職場復帰するか、辞めるか、転職するかなどについても考えなければなりません。家庭の経済的な状況や将来のビジョンについて、改めて二人で目標を定め、話し合いましょう。ママの体調についてママは健診医から、妊娠前期にかけて体重コントロール指導を受けています。体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、お産時の異常などのリスクが高まり、増えない場合はママの貧血、切迫早産、低出生体重児出産などのリスクが高まります。体重コントロールに伴う食欲の増減や、つわり以外の妊娠症状の出現で、ママの体調の変化は続きます。体調への気遣いや家事のサポートなどは引き続きパパから積極的に行い、ママの話にも耳を傾けましょう。妊婦健診の結果についてママが妊婦健診に行くたびに、赤ちゃんの成長を知ることができます。赤ちゃんの発育の様子や、どんな検査を受けたかについて話を聞きましょう。
2016年04月04日ママはお腹の中で赤ちゃんを育てながら、心身ともに、親になる準備を一足早く始めます。さらに、母親学級に参加したり育児書を読んだりと自分事としての自覚を高めていきます。ところがパパには体型や体調の変化がないため、ママの話しを聞いたり、勧められた育児書を読んでいるだけでは、なかなか親になる自覚が持ちにくいものです。パパにとって必要な自覚とは、「ママの妊娠・出産に最も身近に寄り添えるパートナーである」という意識です。パパがそのパートナーとして最低限知っておくべきことを学べるのが、両親学級なのです。両親学級は、パパが「ママの心と身体の変化」について教えてもらうことができる最大のチャンスです。ママ自身から「身体が重い」「つわりが辛い」「なんだかイライラする」などのメッセージを発信されても、意外と「大げさなんじゃないの?」「病気じゃないんだし」などと思ってしまう事もあります。ですが、両親学級を通して専門家からしっかりとママの変化を教わったり、他のご夫婦の話しを聞くことで、ママの大変さに寄り添うための知識と体験を得ることができます。同じ時期に出産を控えているパパとの出会いもあり、中には2人目、3人目の先輩パパもいます。パパ達と話しをする中で、自分の夫として、そしてパパとしての役割を自覚することができるでしょう。両親学級って?「両親学級」とは、これからパパ、ママになる人に向けて開かれている講座のことです。「母親学級」との主な違いは夫婦を対象にしていること。つまりパパが参加できると言うことです。体調が安定する妊娠5~6カ月頃から受講できるところが多く、妊娠・出産の正しい知識や新生児のお世話の仕方などを詳しく学ぶことができます。主に産院、市町村など地域の保健所、母子保健センターなどが行っており、中には育児関連企業が主催するものもあります。主催する施設によって内容や回数は異なりますが、妊娠期間中に3~4回開催されることが多く、妊娠週数に応じたプログラムが組まれています。最近では、立ち会い出産を希望しているパパに両親学級への参加を義務付けている産院もあり、普段仕事をしているパパも参加しやすいように土日に開催される場合も増えています。両親学級に参加するには両親学級のプログラムの多くは「妊娠初期」、「中期」、「後期・産後」に分かれており、妊娠中に3~4回開催されます。ママの体調が安定している妊娠中期以降からの受講がよいと言われていますが、共働きなど、夫婦のお休みが合いにくい場合は産休に入ってからでも十分間に合います。両親学級の開催場所や日時については、近隣の保健センターなどに問い合わせてみましょう。自治体の広報誌や、ホームページなどに情報が載っている場合もあります。プログラムの内容によっては、参加できる妊娠週数が決まっている場合があります。当日の持ち物は、メモをとるために筆記具があると便利です。妊婦体操の実施を行う講座の場合は、動きやすい服装で参加しましょう。パパにとっては、初めてのことだらけで戸惑うこともあるかもしれませんが、せっかくの機会です。分からないことはどんどん質問して、ママに負けないくらい、たくさんの情報を得て帰りましょう。両親学級の内容両親学級のプログラム内容、開催時期、1回あたりの時間、回数などは、主催者や開催している施設によって異なります。・妊娠中の生活助産師や保健師から妊娠中の過ごし方についての説明があります。パパもしっかり聞いて、ママ妊娠生活をサポートするすべを学びましょう。また、同じ時期に出産予定のパパ・ママが集まるので、自己紹介などパパ・ママ同士の交流の時間も設けられており、友達作りのきっかけにもなります。・妊娠中の歯と栄養について妊娠中は虫歯になりやすいため、歯科衛生士による妊娠中の歯に関する話と指導を受けます。栄養士からは妊娠中の必要な栄養や食事について、妊娠週数に合わせたメニューなどを教わることができます。パパにとっても、妊娠中の買い物をサポートする時などに、ママがどんな食事をするといいのかなどの情報はとても役立ちます。・妊婦体操/出産と産後について助産師から安産のための体操を教わったり、お産のときの呼吸法を実際に練習したりしながら、陣痛が来ても慌てずに対処できるような心構えについて学びます。教わった体操をママと一緒にやるなど、ママが「面倒くさいな」と思ってしまった時に気持ちを高めることも、大切なサポートです。・立ち会い出産/産後の育児両親学級によっては、特に立ち会いを希望するパパに参加を促す回も設定されています。妊婦ジャケットをつけて妊婦生活を疑似体験することができたり、立ち合い出産についての心構えを教わったりすることができます。また、新生児と同じ大きさの人形を使って沐浴の練習をします。産後に必要な育児用品の紹介などもあり、産前産後生活をよりイメージしやすくなります。両親学級のメリット両親学級のスタッフは主に助産師や保健師など、妊娠・出産の専門家です。プログラム内容によって栄養士、歯科衛生士からも詳しい話を聞くことができます。妊娠中や産後の細かな情報を専門家から教わる機会は貴重であり、栄養・健康指導も受けられることは大きなメリットです。初産はもちろん、第2子以降のお産の場合も、その時の一般的な妊娠・出産情報に基づいた内容を教わることができます。パパとママの、育児の予習場所として大いに活用しましょう。
2016年04月04日赤ちゃんに早く会いたい、と予定日を心待ちにする一方「親になる自覚が持てない」という想いがあるのもまた、パパの本音ではないでしょうか。親になる自覚とは、小さな有用感の積み重ねで養われていきます。妊娠中であれば、ママが無事に出産に挑めるための一番のサポーターになること。例えばじっくりとママの話しを聞くことでも、買い物のサポートをすることでも、一緒にお散歩をすることでもいいのです。ママに「この人と一緒なら妊娠生活も、産後の生活もきっと安心して過ごせる」という安心感を与えられるようになりましょう。そうやって、パパ自身が「できること」や自分の「役割」を見出していくことで徐々に親になるんだと言う自覚が芽生えてきます。妊娠中からそうした積み重ねをすることが「パパになる準備」になります。パパになる自覚を持つメリットパパになる自覚を持つということは、パパ自身の有用感を高めることにつながります。自分も「ママを支えているんだ」という実感を得ることで、どこか他人事だった「妊娠」が自分事になってきます。そうするとママの検診後の興奮した話しやお腹の変化も、生まれてくる子どもについて考えることも、より一層楽しめるようになります。その「ぼくも一緒に妊娠生活を支えているんだ」という気持ちは、必ずママにも伝わります。それがママの安心感やメンタルケアに繋がるだけでなく、夫婦の関係をより深い絆で繋いでくれます。夫婦間の関係が良好であることは、「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む」とされる“産後クライシス”の予防にもなります。・産後クライシス出産によって心身にストレスやダメージを受け、妊娠期間中から産後にかけてのホルモンバランスの変化などが起こったママの意識と、家事や育児への関わり方についてのパパの意識が大きくずれ、夫婦の関係が悪化することを指します。パパになる自覚を持つ、具体的な方法とは子育ては、赤ちゃんがママのお腹の中にいるときから始まっています。親になる自覚を持つには、ママの心と体のことや赤ちゃんの成長についてを知り、自分にできるサポートを積極的に行うことが大切です。積極的に関わっていくことが大切です。・妊娠週数について学ぶまずはママとの共通言語を持つことが重要です。ママの身体の変化や、お腹の中の赤ちゃんの様子は週数で表現されることが多いのです。パパ・ママが参加できる両親学級や講座なども「妊娠◯◯週以降のパパママ向け」という表記があったり、母子手帳などの記録も週数で記録します。妊娠初期が15週目まで、など何となく理解していると妻の身体の変化をキャッチアップしやすくなります。なにより、同じ認識で夫婦で話しができると楽しいコミュニケーションが増えていきます。・一緒に妊婦健診に行くママと一緒に妊婦健診(妊婦健康診断)に行きましょう。地域自治体にもよりますが、妊婦健診は妊娠期間中で約14回設定されており、多くの健診施設や分娩施設でパパの同伴が可能です。妊婦健診は回によって内容が異なりますが、赤ちゃんの心音を聞けたり、パパの同室が許可される超音波検査(エコー検査)室で赤ちゃんが動いている様子を見ることができたりする回は、そう多くありません。赤ちゃんの存在を実感するために、積極的に参加しましょう。・お腹の赤ちゃんに話しかける赤ちゃんは5カ月を過ぎた頃から聴覚機能が発達し、パパやママの声などお腹の外の音が分かるようになります。お腹の赤ちゃんに向かって話しかけ、コミュニケーションをとるのもよいでしょう。妊娠6カ月頃になると、赤ちゃんの動きが胎動として感じられるようになります。ママのお腹に手を当てる習慣をつけ、赤ちゃんの動きの強さや回数を日々感じてみましょう。・両親学級に参加する地域自治体の保健センターや産院などで開催される「両親学級」では、妊娠・出産に関する詳しい知識が学べ、また申請時と同サイズの人形を使い、おむつ替えや沐浴の練習などができます。パパが参加しやすい土日に開催されることも増えているので、ぜひ夫婦で参加しましょう。赤ちゃんを迎える心構えができます。
2016年04月04日【パパからのご相談】4月にパパになる予定です。育休を取ることになりました。以前、「運動不足になる」と書かれていましたが、その他体調面で気をつけたほうがよいことがあれば、教えてください。●A. 各種の体調不良に注意しましょう。相変わらず運動不足な、パパライターの矢山ユースケ@育休中です。コラム『ジム通い必須!? 育休中のパパが「運動不足」になるワケ』をお読みいただき、ありがとうございます!さて、冒頭で“相変わらず運動不足”と書きましたが、子どもが成長するに連れて、徐々に運動量も増えてはいます。娘はちょうど6か月になりますが、重さで言えば倍以上に育ったので、だいぶ重くなりました。近頃はバランスボールの揺れがお気に入りのため、“抱っこして一緒にバランスボール運動”をすることが増えました。これで体幹が鍛えられると良いのですが……。●パパママが育児で発症/悪化した不調とはさて、先輩パパママたちは、育児によってどのような不調を体験したのでしょうか。●フィジカルの不調『けんしょう炎。ひどいときは包丁を握るのも大変で、パパに晩ごはんの支度を手伝ってもらいました』(38歳・ママ)『子どもが重くなるにつれて、肩こりがひどくなって大変でした』(32歳・ママ)『もともと腰痛持ちなのですが、子どもが重くなっていくにつれて、悪化する一方です。ぎっくり腰っぽくなることも増えました』(パパ・38歳)いずれも、“子育てあるある” な症状です。それぞれ常態化しやすい症状なので、続くようならば専門機関の受診を考えましょう。運動不足による血行不良が原因の場合、運動することで改善することも。●メンタルの不調『夜泣きと夜中の授乳が続いて、うまく眠れなくなりました。子どもは最近だいぶ落ち着いたのですが、私は相変わらず眠れません。疲れやすいし、不眠症なのかなと思っています』(ママ・28歳)不眠症状は、うつ病の第一歩 です。産後うつや育児ノイローゼにつながりかねないので、改善が見られない場合は専門医などのカウンセリングを検討しましょう。また、産後うつはママのみならず、パパにも発症することがありますので、夫婦ともに注意が必要です。●内臓などの不調『子どもが生まれてから、今までみたいにゆっくりご飯を食べていられなくなり、早食いを繰り返すうちに、胃を悪くしてしまいました』(パパ・35歳)『日中ひとりで子どもを見ているため、なかなかトイレに行くタイミングがつかめずにいたところ、ある日急に高熱が出て、病院に行ったら腎盂炎と言われてしまいました』(30歳・ママ)子どもをひとりで見ているママがトイレに行けなくなり、ぼうこう炎や腎盂炎、腎盂腎炎を患ってしまうことが珍しくありません。子どもが泣いてしまっても、できるだけトイレは我慢せず行く ようにしましょう。胃腸不良は早食いのみならず、ストレスが原因の場合もありますので、こちらも続く場合は専門家へ相談しましょう。●育児はカラダが資本!なんと言っても、育児はカラダが資本 です。育休に入られるとのことなので、ママと上手に連携・分担して、お互いを労わりながら育児を楽しんでくださいね。●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年03月03日家計に役立つポイントアプリや料理のレシピアプリなど、ママ向けのアプリはたくさんありますが、パパ向けというと、なかなか見つからない気がしませんか?実は、パパに特化したキュレーションアプリがあります。その名も「パパタイムズ」! 育児にかけられる時間が少なく、子育てへの関心が低くなりがちなパパでも気軽に育児情報に触れられる、このアプリ。わが夫が使ってみた感想を、まとめてご紹介します!パパにも育児に関わる情報をアプリをインストール後に子どもの生年月日を入力することで、自分の子どもの成長にあった情報が配信されます。知りたいことに特化した記事を読みたい時には、ジャンル選択も可能!かかりやすい子どもの病気やお悩み解決の方法、パパでも取り組みやすい育児のアドバイスなど、「今知りたい」「考えたい」記事が豊富なので、通勤時間や休憩中などのすきま時間に手間なく読むことができます。このアプリを見るようになってから、夫から「今日、こんなこと書いてあったよ」なんて報告されるようになりました。「知識がないから口出しするのものな…」というパパでも、読むだけでさまざまな子育て知識が得られるので、育児に自信が持てるようになるかもしれません。「聞きたいけど聞きたくない!?」妻の知られざる本音も配信記事の中には、ママへのアンケート調査をまとめているものもあります。「宝くじが当たっても2割が夫に秘密」という記事では、その理由として「別居資金に使いたい」なんてギョッとする内容も…。妻に任せっぱなしで、何の危機感も抱いていないパパにとっては「妻には妻の本音がある」ことを意識しておくで、夫婦関係が良好に保たれる…かもしれませんね。住んでいる地域周辺のお出かけ情報も子どもが喜びそうな地域周辺のお出かけ情報がまとまっているのも非常に便利です。ヒーローショーや動物園といったメジャーなイベントだけでなく、お金のかからない複合施設の中の期間限定イベントや地域センターの小さな催しものまで、細かく知ることができます。週末のお出かけ先を選ぶ時にも、このアプリが一役買ってくれました!・パパタイムズ: iOS版 | Android版 私の夫も「妻の本音」が垣間みえるアンケート調査記事を読んで「世の妻たちは、こんなこと考えているのか…」とおびえていました(笑)。興味のある方はぜひ、パパにインストールしてもらいましょう!(すだあゆみ)
2015年10月25日キユーピーはこのほど、子どもを持つママ106名を対象とした「家族と鍋料理」に関する意識・実態調査を実施し、その結果を発表した。それによると、手軽でバランスよく食材が食べられる鍋料理に大きなメリットを感じていると同時に、味のマンネリ化や家族内で好みが合わないなど、悩みを持っていることが分かったという。はじめに、昨年(2014年)の鍋事情について調査を行ったところ、家庭で作った鍋料理としては「寄せ鍋」(90%)が最も多く、「水炊き」(59%)や「キムチ鍋」(55%)など定番も上位となった。それに続いたのは「トマト鍋」(49%)や「カレー鍋」(37%)などのいわゆる"洋風鍋"で、毎年の鍋トレンドにあわせて家庭でもさまざまな鍋料理が楽しまれているようだ。また、家族からの評判がよかった鍋料理についても同様の傾向が見られたものの、「トマト鍋」(29%)が3位にランクインしてる。そこで、今年(2015年)の秋冬シーズンに作ってみたい、食べてみたい鍋料理を聞くと、定番の「寄せ鍋」(76%)に続いて「トマト鍋」(52%)が順位を上げて2位という結果となった。「子どもにも親しみやすい味わいのためか、 ここでも洋風鍋に対する支持が垣間見える結果となりました」と同社。家庭での鍋料理のメリットや魅力についての調査では、「野菜・肉・魚などがバランスよくとれること」(86%)と、「作るのに手間・時間がかからないこと」(83%)という、"食事としてのバランスのよさ"と"時短"という2つのポイントがトップに並んだ。加えて、「子どもが喜ぶこと」(67%)も上位に挙がっており、ママたちにとって鍋料理は総合的に見て利便性が高いメニューであることがうかがえる。一方で、家族での鍋料理に対して"妥協"したことがある人は92%にものぼっている。具体的な不満や悩みは、「似たような味・具材の鍋を作りがちで、マンネリ化する」(56%)や、「大人・子どもで味・具材の好み、食べたい味・具材が合わないことがある」(53%)、「炭水化物(鍋の〆を含む)がないと満腹感に欠ける」(28%)など。同社は、「鍋料理ならではの調整のしづらさから、家族全員が満足するバランスが難しいことに、ママたちも悩まされているようです」と分析。また、「鍋の〆(に使う炭水化物)を決めるのに家族間で好みが合わないことがある」(17%)という回答もあり、家庭内で「鍋の〆問題」が起こっている様子もうかがえるとのこと。今回の調査結果に対して同社は、「手軽に野菜や肉、魚などバリエーション豊富な食材を摂(と)ることができ、調理の手間も少なく時短もかなえる鍋料理ですが、そのメリットと背中合わせで、味のマンネリ化や、家族間で好みが合わないといった悩みや不満もあることが、あらためて明らかになった結果と言えます」と考察している。同調査は、8月31日~9月6日の期間に、調査時点で小学生や中学生の子どもがおり、週に4回以上家族で食事をする30~40代の既婚女性106名を対象とし、インターネット調査によって実施された。
2015年10月19日ママ向けコミュニティーサイト「ママスタジアム」を運営するインタースペースはこのほど、「最新『ママカースト』実態調査」の結果を発表した。調査は8月28日~9月9日の期間にインターネット上で行われ、子育て中の女性390名から回答を得た。はじめに、ママ友達の間で行われる格付け制度の通称「ママカースト」という言葉を知っているか尋ねたところ、59%の人が「知っている」と答えた。また「あなたの周りに『ママカースト』はありますか」という質問に「ある」と回答した人は17%だった。一方、「ない」と言い切れる人は3割弱で「わからない」という回答が過半数を占めた。同社は「自分は気づいていないけど、もしかしたら周りにはあるかもしれないという潜在的な気持ちの表れかもしれません」と分析している。次に「ママカースト」があると回答した人を対象に、「ママカースト」が何によって格付けされているか調査した。結果は1位が「ママ本人の性格・キャラクター」(61%)となり、続いて「夫の仕事・収入・学歴」(54%)、「ママ本人の見た目・ファッション・持ち物」(46%)と答えた人が多かった。「ママカースト」の頂点にいるのはどんなママかという質問では、「交友関係が広いママ」(47%)、「お金持ちのママ」(41%)という回答がそれぞれ4割以上あった。「交友関係が広いママ」を選んだ人の回答理由としては、「顔の広いママは、敵に回したらその周りからも避けられてしまうので一番怖い」などがあがった。「お金があるとおしゃれなランチなどにも行けて、ママ友付き合いの場でみじめにならず優位に立てる」などとして、「お金持ちのママ」を選んだ人もいた。最後に、「ママカースト」に巻き込まれないためにどうするか自由回答で答えてもらった。実践的なアイデアとしては、「子どもの自慢はしない」「ママ友の人数を増やすことに固執しない」などがあがった。さらに「『類は友を呼ぶ』なので、自分の人間力を磨く」「自分と子どもの生活や時間を第一に守ること」など、心の持ちようで対処する方法も寄せられた。
2015年10月16日マザーファーストは10月13日、「マタニティーライフ 妊娠中の本音とは? 」というテーマの調査結果を発表した。調査は10月12日にインターネット上で行われ、10代~40代の妊娠生活を経験した女性118名から回答を得た。はじめに「妊娠中にこれだけはやっておくべきだった」と思うことを尋ねたところ、「歯医者・美容院へ行く」(43.2%)が1位となった。また「資格を取る・産後の仕事について考える」という女性は30.5%いた。同社は「産後は家事や育児で大変・子供がいるとなかなか外で働けない」と指摘。「妊娠しているうちにお仕事のことも考えておくべきだったという方もいるようでした」と分析している。次に妊娠中に困ったこと、つらかったことを調査した。結果は5割以上の女性が「つわりがつらかった」と回答。「マタニティーブルーになった」という人も20.3%いた。さらに妊娠中に夫にしてほしかったことをあげてもらったところ、「思いやりの言葉・行動」(58.5%)という回答が最も多かった。2位は「家事手伝い」(57.6%)、3位は「重たい物をもってもらう」(46.6%)となり、同社は「妻への思いやりの気持ちをご主人にもってほしいという、ママさんたちの『本音』のようでした」とコメントしている。最後に妊娠中のエピソードについて自由回答で答えてもらった。調査の結果、「知らない方からの『頑張りやー』などの言葉」がうれしかったという意見があった。続いて「宅配スーパー等が無料になる」「駐車場の優先枠に止められること」など、妊婦ならではの特典をラッキーと感じたり、「やっと仕事を休める」と答えたりした人もいた。
2015年10月14日イギリスで、子育て世代の親たちに向けた興味深いアンケート調査が行われました。「もっとも子育てを楽しめたのは、子どもが何歳のときか」というもの。子どもを持つママにとっては気になる調査です。はたして結果は?今回はイギリスのニュースサイト『Mirror』を参考に、子どもと過ごす時間について考えてみます。■子育てがもっとも「楽しい」のは5歳?アンケートは、異なる年齢の子どもがいる合計2,000家族を対象に行われました。それぞれの年齢ごとに、子どもと過ごす時間が楽しいか(楽しかったか)どうかを数値化してもらい、比較したのです。その結果、もっとも数値が高かった、つまり楽しい時間が過ごせたと親たちが回答したのは子どもが5歳のとき。反対にもっとも数値が低く、楽しい時間が過ごせたとはいえないのは、子どもが10~12歳のころでした。10歳ごろから、子どもの自立心が強くなりはじめ、親よりも友だちと過ごしたがったり、親をわざと「嫌い」といったり、親と一緒に歩くのを嫌がったりするようになります。思春期特有のそうした行動が、調査結果にも影響しているのかもしれません。■コミュニケーションが取れる年齢に5歳までに、子どものコミュニケーションスキルはかなり発達します。自分のしてほしいことや気持ちをきちんと伝えることができ、両親のことばもしっかりと理解します。子どもがことばをおぼえはじめる2~3歳ごろには、なんでも自分でやってみたいとがんばる「イヤイヤ期」と呼ばれる発達段階があります。その「イヤイヤ期」も卒業し、会話も楽しめるようになる5歳が、多くの親にとって子育てのゴールデンタイムとなっているようです。実際、38%が、「5歳ごろから、子どもときちんとしたコミュニケーションが取れるようになった」、3分の1は「5歳までに子どもがユーモアのセンスを見せはじめた」と回答しています。子どものコミュニケーション能力の発達は、会話に限ったものではないようです。全体のほぼ4分の1にあたる23%が「5歳までに子どもとスポーツや戸外での活動を楽しめるようになってきた」と回答し、5歳ごろからスポーツも含めた家族団らんが楽しめるようになってくると示しているのです。■家族でスポーツは「平均週3.5時間」この調査を行ったのは、スポーツを通して若者の育成や生活の質向上をめざすイギリスの独立慈善団体「ユース・スポーツ・トラスト」。同団体が展開する、家族のきずなを考えるキャンペーンの一環で行われました。アンケートでは、スポーツと家族団らんの関わりについて興味深いことも判明しました。全体の86%が「スポーツなどの活動を通して家族はより仲よくなれる」と答えていますが、実際に家族でスポーツなどアクティブな活動をして過ごす時間は、週当たりたったの平均3.5時間だったのです。週3.5時間ということは、平日も含めた7日間で考えると一日30分。乳幼児も含めた子どもを持つ親へのアンケート結果としては、やや物足りない数字です。毎日子どもと屋外でスポーツをするのは、たしかにハードルが高いこと。ですが、たとえば一日30分一緒に家の近所で散歩やサイクリングを楽しむのはどうでしょう。休日には家族でお弁当を持って広めの公園やアスレチックに出かけるのも楽しそうです。「ユース・スポーツ・トラスト」を主宰するフィル・チェンバレン氏は、家族で戸外活動を楽しむことが、子どもの成長によい影響を与えると話します。「活動的な子どもたちには、物事をよりよく、早く学ぶ力と、環境にすばやく溶け込む力があります。スポーツを通して子どもたちの活動的な面を育てることは、心身を健康に保ち、勉強もよくでき、自信にあふれ、社会でりっぱに生きていくことのできる子どもの育成につながるのです」■子育てのゴールデンタイムは伸ばせる子育ては楽しいことばかりではありません。ときにはうまくいかなくて悩んだり、思い通りにならなくてイライラしたり。でも、わが子とのちょっとした関わりで悩みやイライラが一気に吹き飛び、幸せを実感する――そんな瞬間もたびたび訪れます。そんな、ポジティブな面とネガティブな面のダイナミズムこそが子育てのだいご味ともいえます。子どもが成長し、独り立ちするまでと考えると、子育ての時間は決して短くはありません。子どもが5歳を過ぎたら子育ての楽しみが減ってしまう、なんて残念すぎます。おしゃべりはもちろんスポーツ、戸外活動もどんどん取り入れて、子どもとのコミュニケーションをしっかり取って、子育てゴールデンタイムをどんどん伸ばしていきたいものです。(文/よりみちこ)【参考】※What age are kids the best – Parents say 5-year-olds are most fun but 10 to 12 worst ages-Mirror
2015年09月26日原料価格が上がるにつれ、国内の食品や日用品などの「値上げ」を実感している人も多いのではないでしょうか。家計を担う主婦は、どの程度値上げを感じているのか、値上げによって生活はどう変化しているのか、主婦の本音をまとめたアンケート調査を紹介します。あなたは値上げを感じていますか?凸版印刷株式会社は、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」内で全国の既婚女性824名を対象に アンケートを実施 。「2015年の商品値上げ」についての実状を報告しています。アンケート結果によれば「食料品や日用品の値上げを感じたことがある?」という質問に「よくある」と感じた人は60.2%、「ときどきある」は33.1%と、合わせて全体の9割が値上げを実感していることがわかりました。特に値上げが大きいと感じる商品については、バターや牛乳、トイレットペーパーという意見が多く、「子どもの成長に」と牛乳を飲ませている家庭では節約のしようがない、という切実な声も上がっているようです。値上げ対策で「おこなっていること」とは?では、値上げに対し、各家庭ではどんな対策を講じているのでしょうか。調査によれば、値上げによる家計負担は「外食を控え、食料品の買い出しを控える」ことによって埋め合わせをしている家庭が大多数のようです。また、こうした食品や日用品の値上げに対しては、約4人に1人が「仕方がない」と回答しているものの、給料が上がらずに物価だけが上がることを不安視している人もいます。こうした心配から夫婦間でもめてしまうケースもあるようです。工夫の仕方は年齢によって違う?食費の節約法に関しては世代別による違いも見られます。調査によれば20代は節約レシピを実践している家庭が多く、30代ではまとめ買い、40~50代はチラシ・電子チラシを活用していることがわかりました。世代によって工夫の仕方に違いが見られますが、「クーポンの活用」など全世代に共通していることもあり、節約への意識の高さは世代によらないといえるのかもしれません。レストランでは高くついても、スーパーで買えば安く手に入るものもあります。たまにはスーパーで良いお肉を買い、自宅で贅沢ディナーを楽しむのもいいですね。また、たこ焼き・お好み焼きパーティーでいつもと違った食卓を演出すれば、子どもも喜ぶかもしれません。楽しく節約できる方法を見つけていきましょう!
2015年09月16日「紫外線の対策」に関連する役立つ調査結果とは?マイボイスコム株式会社は「紫外線の対策」に関連する調査を実施した。調査方法はインターネットで、調査の対象はMyVoiceアンケートモニターだ。また回答者数は10,827人である。調査によって紫外線対策が気になる人は全体の6割で、現実に紫外線の対策を行っている女性は9割弱という結果が示された。また紫外線対処を行う時期は【春~夏シーズン頃】が一番多く、次に多かったのは【季節に関係なく1年間を通して対処する】だ。紫外線対処、具体的に何をしている?続いて「紫外線への対処について、どんなことを実行しているか?」と質問したところ、6割以上の人が【日焼け止めを使う】と答えており、以下は【帽子をかぶる】【紫外線の防御効果がある、スキンケアアイテムを用いる】【UVカットの効果がある、基礎コスメを使う】などがランクインしている。女性の高い年齢層では【日傘を使う】や、【紫外線対処効果のある、スキンケアアイテムの使用】および【ストール利用】などの回答がみられた。さらに「紫外線の対策を実行する為の判断基準は?」に対して、【日差しの強さ】【屋外にいる時間】【太陽が当たる時間の長さ】などが上位に選ばれている。紫外線対処が気になる人は、このような調査結果を参考にして自身に適する紫外線への対策を考えてみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・MyVoice プレスリリース (PR TIMES)・MyVoice
2015年07月29日特技が役立つ場面は?「特技に関する意識・実態調査」調査日本アロマ環境協会は「特技に関する意識・実態調査」を実施した。調査方法はインターネット調査で、20歳代~50歳代の一般女性340人(特技を持つ女性119人、アロマテラピー検定の資格を持つ女性41人)が調査対象となった。持つ女性41人)が調査対象となった。調査の結果、特技を持っているグループは特技を持っていないグループよりも、ポジティブで活動的な様子が見られる回答が多かった。【特技を持つグループ】では、「今の自分が好きか?」という質問に対して【そう思う】と回答した人の割合が特技を持たないグループの約2倍で、「日々の生活に充実感があるか?」という質問には【そう思う】を選んだ人の割合が、特技を持たないグループの約1.7倍という結果になった。続いて「特技を持っていて良かったと思うシーンは?」という質問では、世代ごとに特技を活かしている場面に違いが見られた。30代は【仕事で役立つ】、40代は【家族や子供の為に役立つ】と答えており、具体的には【アロマが好きで資格を取り仕事にしている】や【子供の行事で手作りの衣装をつくる時に簡単にできる】などの回答が多かった。人気の「アロマテラピー検定」の資格取得のメリットは?さらに同協会はアロマテラピー検定の資格者294人を対象として別の調査を実施した。アロマテラピー検定保有者に、アロマテラピーを特技として役立ている場面を質問したところ、20代では「アロマテラピーを通して友人ができた」などのコミュニケーションに役立てているという回答、30代では「仕事によって生じるストレスを、自身でコントロールできるようになった」などの仕事に役立てているという回答が多く得られた。さらに40代では「大事な人や家族の健康管理に役立つ。正確な知識でケアも安心して実施できる」等の声もあったという。アロマテラピー検定保有者は日常の様々な場面でアロマテラピーを特技として役立てているようだ。アロマテラピー検定についてアロマテラピー検定は1999年の開始以来、38万人を超える人が受験している。公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が実施する検定試験で、アロマテラピーを安全に楽しむための正確な知識を持ってもらうことが目的だという。アロマテラピー検定は年に2回の実施があり、全国各地の会場で試験を受けることができる。また、受験資格に経験や年齢の制限はないので、誰でも受験が可能だ。アロマテラピー検定には2級と1級があり、受験料はともに税込みで6,480円。試験は毎年5月と11月に開催され、次回の「第33回:アロマテラピー検定」は2015年11月1日に実施される。(申し込み期間は8月12日から9月16日まで)検定を通してしっかりとアロマテラピーを学ぶことで、リラックスのため・香りを楽しむための【趣味】としてだけでなく、コミュニケーションや仕事・周囲の人のために役立てられる【特技】として、生活の様々な場面で活用できるという。アロマテラピーが気になる人は、資格取得を目指してみてはいかがだろうか。【参考】・アロマテラピー検定公式ページ
2015年07月14日働くママにとって、子どもの急な発熱は大ピンチ! 前回は、正社員時短ママとフリーランスで働くママに、どんなふうに対応しているか聞きました。今回はフルタイムで働く正社員ママに話を聞きました。以前、時短制度を利用していたときは何かあれば私が休んで対応していましたが、フルタイム勤務に戻してからは、極力、仕事を休まないように夫婦で協力しています。病児保育やベビーシッターさんを活用していますが、空きがない時は、子どもを看ながら私が在宅勤務するか、夫婦でフレックスや半休を活用して交代で看ます。基本的にアポなどがある日はリスケしない方向で調整します。特に困るのはインフルエンザなどの感染症ですね。休む期間が長くなるので夫婦の仕事予定とシッターさん、病児保育とフル活用です。病児保育は利用料は安いですが、医師の診断書が必要なことや予約が取りづらいこと、利用できる時間が短いのが難点。また、兄妹のどちらかが元気だと保育園と病児保育室と2カ所にお迎えに行く必要があるので、そこも夫婦で調整が必要です。実家も遠くはないですが、普段から子守りを頼んでいない親に、病気の子どもを看てもらうのはかえって面倒なこともあるのでお願いしていません。よく来てくれるシッターさんは保育士資格を持つ方でとても安心です。ただ、やはり料金が高いのでシッターさんの利用には慎重になりますね。前日夜などに予約するとプラス料金も発生してしまいますし、持ち出しが多くなるので。平日はどうしてもバタバタと慌ただしので、休日はあまり無理をさせず、よく寝かせるようにしています。シフト制の接客サービス業なので、基本的に急に休むのは難しいですね。休むと他の人に迷惑がかかってしまうので。これまでに子どもの病気が理由で休んだり、遅刻や早退をしたことはありません。夫は会社員ですが、やはり休むのが難しい環境なので、子どもが病気のときは近くに住む母に看てもらっています。私の勤務時間は日によって違いますが、夕方までにあがれることはほとんどないので、平日のお迎えは、休みのとき以外、毎日、母にお願いしています。夕飯は自宅で食べさせるので、仕事が早く終わったほうが、夕飯の買い物の支度をし、子どもを実家に迎えに行きます。だいたい夫のほうが先に終わるので、平日の夕食は夫に作ってもらうことが多いです。今回話を聞いた2人のママは共に仕事に対する強い責任感をもち、多忙な日々に全力投球している姿が印象的でした。もちろんそれは「フルタイムだから」という理由だけではないと思いますが、同じママとして刺激を受けるところも多かったです。ちなみに企業によってはベビーシッター会社と法人契約を結んでいるところもあるようです。一般的にベビーシッターの利用料は高いので、なんらかの割引があるととても助かりますね。この機会にご自身や旦那さんの会社の福利厚生を一度チェックしてみては?・ 子供が熱で保育園欠席! パパとママどちらが仕事を休む? ~正社員時短・フリーランスママの場合~
2015年07月05日恋愛図鑑2015年7月1日、株式会社オープンサイトが運営する「恋愛図鑑~男と女のリアルな本音~」において第16回恋愛アンケートの調査結果を公開した。「恋愛図鑑~男と女のリアルな本音~」は恋愛に関するサイトであり「恋愛コラム」「恋占い」「恋愛アンケート」の3つのコンテンツで構成されている。「恋愛コラム」では女性のための恋愛テクニックをコラム形式で更新。現在彼がいる人もこれから出会いを探す人も必読のコラムだ。交際相手の親に対する本音同サイトの人気コンテンツのひとつ「恋愛アンケート」。オープンサイトが運営するサイトにおいて恋愛に関する2択アンケートを行い、その結果を公開している。身近な相手だからこそ聞くことのできないリアルな本音をこのアンケートによって知ることが可能だ。今回公開されたのは「交際相手の親(親戚)が苦手ですか?」という質問に対する回答。恋愛中はお互いのことしか見えないが、結婚を意識しだすと相手の親や親戚が気になってくる。相手の親や親戚との関わり方がトラブルを招くケースは少なくない。質問に対してイエスと答えたのは男性が53%、女性が50%。ノーと答えたのは男性が47%、女性が50%という結果になった(オープンサイト・恋愛図鑑調べ)。世間では「嫁は旦那の親と仲が悪い」という風潮になっているが、アンケート結果を見る限りではそうとも言えないようだ。【参考】・株式会社オープンサイトプレスリリース(ValuePress!)・「交際相手の親(親戚)が苦手ですか?」アンケート結果・恋愛図鑑~男と女のリアルな本音~
2015年07月03日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど「育児用品の買い物でパパに期待することは?」というテーマで取得したアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2015年3月に実施した「夫の育児用品購入に関するアンケート」(回答数535件)をもとにしたもの。それによると、パパに買ってきてもらう育児用品は「おむつ」(77.8%)が最も多く、続いて「おしりふき」(43.4%)、スキンケア商品(28%)、飲料(19%)、離乳食(13.2%)だった。同社はおむつやおしりふきは緊急性が高い場合が多いため「パパが買ってきてくれてホッとした! という経験がある方も多いのでは」とコメントしている。一方で育児用品の買い物は難易度が高いと感じるパパも多いようだ。パパが間違って買ってきてしまったケースとして「サイズ・容量」(44.9%)、「メーカー・ブランド」(42.3%)が大半を占めた。育児用品はサイズやメーカー、容量など、わずかな違いで多くの種類が並んでいるため、不慣れだと購入時に違いが分からないことが買い間違いの原因のようだ。そのことから、ママたちのパパの育児用品の買い物に対する期待度は、合計で36.8%のママたちが「してもらいたい」という気持ちを持っている一方で、「どちらでもない」ママが39.4%と最も多くなっている。これを踏まえて同社は、「ママの育児サポートを積極的にして、赤ちゃんのことをもっとよく知れば、買い間違いも少なくなるはず。赤ちゃんとたくさん触れ合って、頼れるパパになってくださいね!」と締めくくっている。慣れないからといって嫌がらず、パパも積極的に育児に関わっていくことが「買い間違い」を減らす一番の方法かもしれない。
2015年04月28日マタニティブルーはママだけの症状だと思っていませんか? 実は、パパにも同じような症状が現れるということがわかってきています。アメリカの医師などによる研究チームが2010年に発表した調査結果によると、産前産後のパパの約1割がうつ病を発症しているということが明らかになりました。そこで今回は、パパのマタニティブルー=パタニティブルーにスポットを当ててみました。■ママが妊娠すると、パパにもつわりのような症状が! 男性が抱えるマタニティブルーの症状は、ママに起こる症状とほぼ同じです。・吐き気・倦怠感・めまい・食の好みが変わる・涙もろい・気分が落ち込みやすい・常に不安を感じている「奥さんが現在、妊娠中」というパパにこういった症状が見られるなら、男性版マタニティブルーだと判断することができます。■なぜパパにも、マタニティブルーと同じような症状が現れるの? 女性のマタニティブルーは、妊娠によるホルモンバランスの変化が影響しているといわれていますが、男性については、たしかな原因はわかっていないようです。しかし、ママの出産に対する心配、出産後の育児の不安などが深く関係しているのでは、と考えられています。家族が増えることでパパの責任も大きくなり、みんなを養うために仕事をより頑張らないといけない、安定した収入を得ないといけないといったことをプレッシャーに感じてしまい、マタニティブルーのような症状が発症しているのでしょう。男性の場合、マタニティブルーというよりも、いわゆる「うつ」の状態にあるというのが正式な見解。妻の出産や今後の生活への不安が募ることでホルモンのバランスが乱れてしまい、その結果、うつの症状が出てしまうという可能性もあるようです。■マタニティブルーの症状が現れやすいパパの特徴は? マタニティブルーの症状が出やすいパパの特徴として挙げられるのは、責任感が強い人、几帳面な人、完璧主義者です。そのほか、妻に対する愛情が深いがゆえに不安で仕方がないという状態に陥るケースもあるでしょう。夫婦で過ごす時間の長さや絆の深さなども、男性版マタニティブルーとの関連性があると考えられます。■パパに症状が現れた時はどうすればいい? パパにマタニティブルーの症状が現れた場合、まずはゆっくりとさせることが大切。リラックスする時間を設けるだけでも、症状は緩和されます。パパのつらさを理解してあげること、優しく接すること、そして赤ちゃんが誕生する喜びを共有することを忘れてはいけません。妊娠~出産まではマイナスのイメージが大きく膨らみやすい時期。そうした時に、いかに前向きに考えられるかどうかが、症状を大きく左右するでしょう。「今できることを1つずつやっていこう」という気持ちで、夫婦お互いに支え合いながら赤ちゃんを迎えましょうね。
2015年04月12日身だしなみを気にする?「身だしなみ」調査の結果!マイボイスコムは「身だしなみ」に関連する調査を実施した。MyVoiceのアンケートモニターが調査の対象で、調査方法はインターネット方式。そして回答者の数は12050名だった。身だしなみについて気になる人は、役立つ調査結果を参考にしてみては。「最初に身だしなみに気を使っているか?」の質問に対して、8.6%の人は【身だしなみにとても気を使う】と答えており、次いで【まあ気を使う】が53.7%で、あわせて62.3%の人が身だしなみに気を使っている。一方で【ほとんど気を使わない】と回答した人は5.2%だ。次に「身だしなみについて、意識して実践していることは?」に対して、【洗顔】がトップで、以下【寝癖や髪型を整える】【口臭の予防】【こまめに爪を切る】【歯の手入れ】がそれぞれ40%前後でランクイン!また女性の高齢層で多いのは、【爪をこまめに切る】【歯の手入れ】【ヘアを染める】【衣類の手入れ、しわや汚れのチェック】【靴の汚れチェックや手入れ】などのようだ。身だしなみの為に何を利用する?さらに「身だしなみを整える為に持ち歩いているもの、また使用しているものは?」について、使用しているのは【シャンプー】【歯磨き粉、歯間ブラシ、歯ブラシなど】【リンス、トリートメントやコンディショナー】、【洗顔料】などが上位に入った。また【タオルやハンカチなど】【ティッシュ、ウェットティッシュ】【リップクリーム】を持ち歩いている人が多い。さらに【清潔感】が、一番身だしなみで重視されていることがわかった。(画像はプレスリリースより)【参考】・マイボイスコム株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・マイボイスコム株式会社
2015年03月27日○アンケート調査では導き出せないユーザーの本音リクルートホールディングス傘下の企業として、技術やソリューションの開拓・実装・展開などITの側面からグループのサービスを支えるリクルートテクノロジーズ。その中でもUXデザイングループは、サイトの画面設計支援、ユーザビリティテスト、ユーザ調査支援などWebマーケティングの機能を担っている部署だ。このUXデザイングループ内のマーケティングリサーチチームが積極的に採用している新たなリサーチ手法「MROC(Marketing Research Online Community)」について、導入背景やメリットなどを見ていきたい。リクルートテクノロジーズ ITマネジメント統括部 サイトプランニング部 UXデザイングループの坂本千映子氏は「UXデザイングループの役割は、“ユーザーにとっての体験価値をデザインする”ことにあります」と語る。たとえば、クーポンサービス1つをとっても、ユーザーの属性や利用シーンによって、発生する課題やニーズが異なってくる。こうしたサービスをより良いものへと改善する場合、ターゲットとなるユーザー層の中から一定のニーズの塊を見出し、カスタマージャーニーを可視化・分析してから、各種機能や表示情報などを盛り込んでいく必要があるわけだ。マーケティングリサーチチームが手掛けているのは、こうしたユーザーを深く理解する取り組みの中でも、リサーチの部分に相当する。今までは先進的な機能を出せばヒットしたり、流行のサービスを模倣することでもある程度のユーザーを獲得できる時代だった。しかし現在は、機能的な価値だけではなくて、心を動かされるサービスがユーザーに選ばれていく、といった考え方が主流である。つまり、ユーザーの本当に求めるモノや心のカラクリを深く理解しなければサービスを流行させることはできないため、リサーチは必要不可欠となっているのだ。リクルートグループではこれまで、必要に応じてリサーチを社外に依頼していた。リサーチ手法の中心はアンケート調査だったが、アンケートでは決まった設問の中から選択する方式になるため、どうしても設問自体がサービス企画者の仮説の範囲内にとどまってしまいがちになる。これではユーザーの本音を導き出すことには限界があると感じていたという。また、アンケートの企画から実施まで1ヶ月程度かかり、サービス展開スピードに追いつけないという実情もあった。「リクルートグループでは、新しい価値やユーザーの声から必要とされている機能を見つけてすぐに反映するなど、ここ数年でサービスのPDCAを回すサイクルが加速しています。週次単位でリリースする場合もあるため、リサーチにもスピードとクオリティの両方が求められるようになりました」と、坂本氏は従来のリサーチ業務の課題を語る。ユーザーの本音を深く探るリサーチがサービスのスタート部分に必要不可欠という考え方は、リクルートグループ全体でも理解が深まってきている。そして2014年10月から組織的に取り組むべく、UXデザイングループ内に「マーケティングリサーチチーム」が発足したのである。○スピードとクオリティを両立する理想的なリサーチ手法「MROC」マーケティングリサーチチームでは、リクルートグループのサービス展開に最適なリサーチ手法の選択・評価を開始した。深いユーザー理解を迅速かつ低コストで集めるには、オンラインコミュニティで常時意見を聞けるような仕組みが必要になる。そこで注目したのが「MROC(Marketing Research Online Community)」だった。MROCとは、ある特定のテーマに関心のあるユーザーを集めたオンラインコミュニティを形成し、双方向コミュニケーションで意見を収集する手法だ。スピードの面では、オンライン上にユーザーがいるのでリアルタイムに意見を聞くことができる。またクオリティについても、対話型のメリットを活かした柔軟な対応が可能。数ヶ月間にわたり継続してユーザーと向き合えるため、信頼関係の高まりから本音も聞き出しやすい。さらに同じような立場、話しやすい人同士が自然に集まるので、コミュニティ内で本音が出やすいという利点もある。「ユーザーニーズの理解も期間限定ではなく、常時行っていかなければ日々変化するニーズに応えられません。そうした点でMROCは、スピードとクオリティを両立する理想的なリサーチ手法といえます。コストもアンケート調査と同程度なので、企業としても使いやすいですね」と、MROCのメリットを語る坂本氏。○オリジナルカレーで“ゲレ食”の満足度が4倍まで改善MROCを用いたリサーチは、マーケティングリサーチチームが発足する以前から坂本氏によって開始されていた。まずは、マタニティ・ベビー・キッズ用品の通販サイト「赤すぐ」に初期導入し、その後、iOS/Android向けアプリ「マジ☆部」を用いた全国170以上のゲレンデでリフト券が無料になる19歳限定キャンペーン「雪マジ!19~SNOW MAGIC~」で活用。その後も、無料POSレジアプリ「Airレジ」、求人情報サイト「タウンワーク」、各種新規サービスなどで幅広く利用されている。たとえば赤すぐでは、219名の母親と一緒に10種類ほどの新製品開発を実施。一部の製品は売上が140%にまで達したという。また「雪マジ!19では300人のユーザーコミュニティを形成し、約6ヶ月間にわたりさまざまな意見を聞いてきました。その中でゲレンデの食事、通称“ゲレ食”は高いわりにあまり美味しくないというイメージがあり、若者が満足できるようなゲレ食を開発できないかという実証実験を行ったんです」と語る坂本氏。この実証実験には、舞子スノーリゾートとじゃらんリサーチセンターが協力。特に興味度が高かったカレーについて、MROCで味/ボリューム/価格/盛り付けなど様々な観点で調査し、約200を越えるアイディアから厳選して3種類のオリジナルカレーを開発した。実際に一般のスキーヤー・スノーボーダーを含めて試食会を行った結果、食事の満足度は現地アンケートで4倍まで改善したという。「人の気持ちが入った製品開発は限られたコミュニティだけでなく、一般の方々にも受け入れられることが分かりました」と坂本氏。3種類の中でも圧倒的な支持を得た「ホワイトマジック☆カレー~白い魔法で甘くなっちゃいました~」は、舞子スノーリゾートで昨シーズンのメニューに実際に並んだ。単なる調査で終わるのではなく、製品やサービスへの反映を前提として取り組む姿勢は、リクルートグループならではの大きな強みだ。また、サービスへの反映を約束した上でのリサーチとなるため、ユーザー側から本音が出やすくなるというメリットもある。○新たな課題解決に向けたソリューション開発にも着手MROCはユーザーの意見をリアルタイムかつ幅広く集められる反面、そのテキストは膨大な量になる。そこで「マーケティングリサーチチームでは、ユーザーの皆さまから寄せられたすべての意見をチェックしています。しかし今後さらに大規模な活用を目指すには、大切な意見を漏らさず、バイアスをかけずに見られるような状態にするソリューションが必要です」と、新たな課題について語る坂本氏。こうした背景から、リクルートテクノロジーズではビッグデータ活用を含む自動集計のソリューションなど、さらなる活用方法を常に模索しているという。ユーザーに最良のサービスを提供するため、日々先進的な取り組みを続けているリクルートテクノロジーズ。その中でもMROCによるリサーチは、ユーザーとリクルートグループのサービスをつなぐ架け橋として、今後も重要な役割を担っていくだろう。
2015年03月23日2015年2月8日、足立区にて産前産後のご夫婦対象に「産前産後パパ支援学級」が行われました。今、話題の父親学級を全国で開催している アイナロハ 代表の渡辺大地さん、性の健康から夫婦関係のあり方を支援する NPO法人JASH 日本性の健康協会 代表の山口いわおさん、同じく副代表のイノマタカナコさん、同じく理事で助産師のやまがたてるえさん、ママの支援をするNPO法人子育てパレット代表の三浦りささんというメンバーで、「パパの立場から」「ママの立場から」双方の視点を交えながら、熱い授業が繰り広げられました。■産後の夫婦関係には、夫の思いと妻の状態にズレがあるまずは、事前に取ったアンケートをもとに、夫と妻、それぞれ産後の夫婦関係に変化が生じたと感じているどうかについてふれました。ここで早くも、夫婦関係に対する思いのズレが浮き彫りに。ほとんどのママたちは産後、夫婦関係に「変化が生じた」と回答。具体的には、「あまり旦那に触られたくない」「恋人のような存在でなく『パパ』という目線で見てしまう」「夫と気分の波長が合わない」「できればしたくない」など。これを聞いて、会場のパパやプレパパたちはショックを受けたようでした。そこで、パパ代表でもある渡辺さんが、奥様が第一子を出産後、そのような思いの違いに気づいた経験を話し、会場をなだめます。JASH代表の山口さんからは「産後、2人だった時のラブラブは戻りません。そうではなくて、新たな夫婦関係を築いていくスタートと考えてください」というお話がありました。女性が産後、前述のような気持ちになるのは、ごく自然なこと。ホルモンバランスや母性の目覚め、会陰切開など、さまざまな要因が関係しています。(男性の射精後の状態が長く続いているのが産後の女性だと、助産師のやまがたさんから助言が!) そのため、パパは特に落ち込む必要はないようです。■夫の育児協力で、ママが本当に望んでいることは!? 「イクメン」という言葉も当たり前になり、昔に比べて家事や育児に協力的な男性が増えています。会場のパパやプレパパたちも、夫婦でこのような場に来ているくらいですから頑張ってくれているはず。しかし、アンケート結果を見てみると、こちらも認識にズレがあることがわかりました。ママの声には、「労いの言葉が欲しい」「子どもに『ママ怖いね~』と言わないで欲しい」「家事は手伝ってくれてありがたいが、ひとつひとつ『〇〇どこ?』と聞かれてイライラした」「子どもと遊びたい気持ちはわかるが、せっかく寝たのに起こさないでほしい」などの意見が。パパの立場からすると、思いつくなりに一生懸命ママの力になろうとしているはず。しかし、ママが望むかゆいところには手が届いていないようです。たとえば、「ゴミ出しをしています!」というパパがいました。しかし、実際のところはママがゴミの分別をしてまとめて、パパはそれを家からゴミ置き場まで移動しているだけだよね? 手柄だけ取るつもり? なんていう厳しい意見も飛び出しました。「育児への協力」というと、家事を一緒にしたり、子どもの面倒を見たりというのが頭に浮かぶかもしれませんが、実はママたちは夫に「慣れない家事をやって欲しい」「子どもの面倒を100%見て」とは思っていないことが、話が進むうちにわかってきました。どうやらママたちが本当に望んでいることは、「話を聞いて欲しい」「1日子どもと向き合っていた私にひと言、労いの言葉が欲しい」というものだったのです。女性にとって「いっぱいいっぱいになった気持ちを解放し、心の余白を作る」方法は、ただひとつ。誰かに自分の話を聞いてもらうことです。たとえば奥さんが、「素敵なコートを見つけたの」と夫に話すとします。それを聞いた夫は、「良かったね。どういうところが素敵だった?」と返してあげればOK。それだけでいいのです。必ずしも「欲しい」や「買って!」という意味を含んでいるわけではないという意見には、パパ代表の渡辺さんや山口さんも納得しながらも、「具体的にどうして欲しい、という指示があった方が手伝いはしやすいので、それは伝えてあげるようお願いします」と会場のママたちに伝えていました。■夫婦で子育てをするために必要な第1歩とは。よく、子どもはママを選んで生まれてくるという話があります。言い換えれば、そんなママを手助けしてくれる人=パパとして赤ちゃんは認識しています。そのパパは、物質的な援助でなく子育てに奮闘するママの気持ちをサポートする存在であることが一番だということ、それが夫婦で子育てする第1歩だということが、このクラスを通して会場のご夫婦に伝わったのでは?と感じました。終了後、何組かのご夫婦に感想を聞いてみると「まずは、妻への声かけから変えてみたい」「妻の気持ち、夫の気持ち双方の立場からの意見が聞けてよかった」「夫を連れてきてよかった」「産後の夫婦のあり方に対するイメージが湧いた」などの声が寄せられました。同じパパという男性の立場からこういうことを夫にぜひ伝えてほしい! これからパパになる夫へ伝えたい! という方は、ぜひアイナロハの父親学級を聞きにいかれることをおすすめします。
2015年03月04日子どものためにも、そしてパパの健康のためにも、子どもができたら早い段階で禁煙するのが望ましいですよね。タバコを吸わない人にとって、タバコの匂いや煙は不快でしかありませんし、副流煙による悪影響は思っている以上に大きいものがあります。タバコを吸っているパパを説得して、この機会に家庭で禁煙活動を開始してみてはいかがでしょうか。今回は、パパの禁煙に対するモチベーションを高める秘訣とサポートの仕方についてピックアップしてみました。■夫の禁煙のために妻ができること(1)禁煙のつらさを理解する禁煙するということは、本人にとって大きな決心。過去に喫煙していたことのあるママならわかるのではないでしょうか。ニコチン中毒から抜け出すのは簡単なことではありません。ママも「禁煙に成功して当たり前」という考え方は捨て、パパの心に寄り添った言動を心がけましょう。口寂しいと、どうしてもタバコを吸いたくなってしまうので、ガムやアメを食べさせたり熱いお茶を飲ませたり、家にいるなら歯磨きをしたりして、気を紛らわせることに専念させてあげてください。■夫の禁煙のために妻ができること(2)ご褒美を用意するいきなり「今日から1本もタバコを吸わない」という目標を立てても、ほとんどが失敗に終わってしまい、タバコに対する執着心をよりかき立てることになってしまいます。まずは1日に吸う本数を減らすことから始めて、小さな目標をコツコツとクリアしていくことが大切です。設定した目標をクリアしたら、ママからパパにご褒美をプレゼントするのもいいですね。パパの好きなものをご馳走したり、お小遣いをプレゼントしたりして、禁煙に対する意識を高められる環境をつくっていきましょう。■夫の禁煙のために妻ができること(3)タバコを意識させない環境をつくるこれまでテーブルに置いていた灰皿やライターなどはすべて片付け、タバコをイメージさせない環境づくりにも徹しておきましょう。どうしても禁煙中はタバコを意識してしまうもの。少しでもタバコを吸いたいと思わせないような空間をつくることが、禁煙への近道となるはずです。■夫の禁煙のために妻ができること(4)できる限りリフレッシュさせる人は暇な時、口寂しい時、イライラした時などにタバコを吸いたいと思う傾向があります。つまり、こういう状態にさせないことが、禁煙を成功させる秘訣。体を動かしてリフレッシュさせたり、リラックスした空間を演出したりすることで、タバコを吸いたい気持ちを緩和させてあげましょう。ママの努力とサポートによって、パパの禁煙を成功へと導けるはずです。縁の下の力持ちとしてパパの禁煙を達成し、健康な体づくりに貢献しましょう!
2015年02月04日