アカデミー賞女優ジュリア・ロバーツが主演と製作総指揮を務め、高評価を得たAmazonオリジナルドラマ「ホームカミング」のシーズン2が、本日5月22日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始。新しいストーリーと主人公を迎える。ジュリア演じる主人公ハイディが、帰還兵収容施設「ホームカミング」でカウンセラーとして働いている時代と、その後、地元に戻りウェイトレスとして働いている4年後の2つの時間軸を並行して描きながら、「ホームカミング」で行われていたある陰謀が徐々に明らかとなったシーズン1。シーズン2で新たな主演を務めるのは、映画『ムーンライト』や『ドリーム』などに出演し、第92回アカデミー賞授賞式ではオープニングアクトで盛り上げ、ミュージシャンとしても活躍するジャネール・モネイ。湖を漂うボートの上で目が覚め、なぜそこにいたのか、自分が誰なのかも分からない、記憶を失った女性ジャッキー/アレックスを演じる。彼女は、自分自身が誰なのかを追求していくうちに「ホームカミング」の背後にある企業ガイストグループに辿り着くことに…。シーズン1から続投するのは、ハイディと心を通わした帰還兵ウォルター・クルーズ役を演じたステファン・ジェームズと、謎の企業ガイストのアシスタントから異例の出世を遂げた女性オードリー・テンプルを演じたホン・チャウ。さらに、新たなキャストとして、映画『アダプテーション』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリス・クーパーが、謎に包まれた会社ガイストの創設者であるレオナルド・ガイストとして登場、テレビシリーズ「シェイムレス 俺たちに恥はない」でエミー賞を受賞したジョーン・キューザックが謎めいた軍人女性であるフランシーヌ・ブンダを演じる。ショーランナーと製作総指揮を務めるのは、エリ・ホロウィッツとミカ・ブルームバーグ。シーズン2はカイル・パトリック・アルバレスが全話の監督を務め、製作総指揮も兼任している。製作はAmazon Studiosとジュリアの製作会社であるRed Om Filmsなど。「ホームカミング」シーズン2は5月22日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始(全7エピソード)。(text:cinemacafe.net)
2020年05月22日徳島県・鳴門市の大塚国際美術館では、“イタリア”をテーマとしたイベント第1弾「イタリア 花の都・フィレンツェ」を開催する。なお、当初は2020年4月1日(水)から5月31日(日)までの予定だったが、当面の間、臨時休館のため会期延期。“イタリア・フィレンツェ”テーマのイベント特殊技術により陶板に原寸大で再現した、1,000点を超える世界の名画に出会える大塚国際美術館では、2020年4月1日(水)から2021年3月31日(水)までの1年間、“イタリア”をテーマにさまざまなイベントを展開。その第1弾ではフィレンツェに焦点をあて、“花”をキーワードに名画の楽しみ方を紹介する。「花の都」とも呼ばれ、その町並みは世界遺産にも登録されているフィレンツェは、ルネサンス文化発祥の地であり、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエッロら多彩な芸術家を輩出。美術や建築の数々の傑作を育んだ。ボッティチェッリ《春》にちなんだ花壇やアートウォールまた、ウェヌス(ヴィーナス)や花の女神フローラなどの神々を優美に描いたボッティチェッリの《春(ラ・プリマヴェーラ)》にちなんだ企画も。画中に描かれる約40種の花々から、カーネーションやアネモネなど約25種が彩る花壇が登場するほか、ウェヌスを象徴するバラを使ったフラワーウォールも設置する。限定メニューもそのほか、館内のカフェやレストランでは、特製シロップを注ぐと色が変わる、《春》をイメージしたティーソーダや、フィレンツェ風のステーキなどの期間限定メニューも用意する。詳細大塚国際美術館イベント 第1弾「イタリア 花の都・フィレンツェ」期間:未定〜2020年5月31日(日)※2020年3月4日(水)より当面の間、臨時休館のため会期延期。場所:大塚国際美術館住所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内TEL:088-687-3737開館時間:9:30〜17:00(入場券の販売は16:00まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、その他特別休館あり※4月28日(火)〜5月10日(日)の期間は無休入館料:一般 3,300円、大学生 2,200円、小中高生 550円※20名以上の団体は10%割引〈前売券〉一般 3,160円、大学生 2,140円、小中高生 530円※公式ホームページ、全国各コンビニにて取り扱い■4月〜5月期間限定メニュー・アートランチ 1,300円(税込)場所:1階 レストラン ガーデン時間:11:00~15:30(L.O. 15:00)・魔法にかかった フローラのティーソーダ 700円(税込)場所:地下2階 カフェ・ド・ジヴェルニー時間:10:30~16:00(フードメニュー 14:30まで)
2020年03月19日メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)から、歴史的な名画を落とし込んだパーカー&スウェットが登場。2020年3月14日(土)よりメゾンスペシャル 青山店、メゾンスペシャル メンズ 新宿店で先行販売された後、順次発売される。ゴッホ「ひまわり」やクリムト「接吻」をプリント名画を配したパーカー&スウェットはメゾンスペシャルのブランド設立1周年を記念して発売されるもの。それぞれの名画を保管する西洋の美術館とのコラボレーションアイテムとなっている。ウェアに採用した絵画は、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」や、クロード・モネ「睡蓮」、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」、ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」、グスタフ・クリムト「接吻」など不朽の名作。作品部分は下地の上にプリントをしているため、鮮やかできめ細やかな仕上がりだ。アイテムはゆったりとしたシルエットのパーカーとスウェットの2型を用意。ボディのカラーは作品によって異なり、ベーシックなブラック、オフホワイトをはじめ、ベージュ、カーキ、ラベンダーなどを取り揃える。パーカー1.レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」カラー:ブラック/ラベンダー/ブラウン2.クロード・モネ「睡蓮」カラー:ブラック/ベージュ/ピンク3.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「夜のカフェテラス」カラー:オフホワイト/ブルー/カーキ4.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星降る夜、アルル」カラー:オフホワイト/ラベンダー/ブラウン5.ヴァシリー・カンディンスキー「いくつかの円」カラー:オフホワイト/ブルー/ピンク6.ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」カラー:ブラック/ベージュ/ブルー7.グスタフ・クリムト「生命の樹」カラー:ブラック/ベージュ/ピンク8.André Kertész「Melancholic Tulip, New York」カラー:ブラック/カーキ/ピンクスウェット1.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星月夜」カラー:オフホワイト/ベージュ/ラベンダー2.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」カラー:ブラック/ブルー/カーキ3.クロード・モネ「印象、日の出」カラー:オフホワイト/ピンク/ブラウン4.ヴァシリー・カンディンスキー「白の上にⅡ」カラー:ブラック/ブルー/カーキ5.ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「執筆する聖ヒエロニムス」カラー:ブラック/ベージュ/ラベンダー6.レオナルド・ダ・ヴィンチ「ウィトルウィウス的人体図」カラー:ブラック/ピンク/ブラウン7.グスタフ・クリムト「接吻」カラー:オフホワイト/ラベンダー/カーキ8.André Kertész「Les lunettes et la pipe de Mondrian」カラー:オフホワイト/ブルー/ブラウン【詳細】メゾンスペシャル 西洋美術館コラボレーションアイテム発売日:2020年3月14日(土)より店舗先行販売、その後順次発売販売店舗:メゾンスペシャル 青山店、メゾンスペシャル メンズ 新宿店、メゾンスペシャル オンラインストア価格:パーカー、スウェット 各8,800円+税サイズ:42/44/46/48【問い合わせ先】メゾンスペシャル 青山店TEL:03-6451-1660メゾンスペシャル メンズ 新宿店TEL:03-6304-5022
2020年03月14日矢島弘一率いる「東京マハロ」の新作『彼の名はレオナルド』に、劇団参加は2度目となる中島早貴と、初となる大崎捺希が参加する。そこでふたりに、本作への想い、稽古の感触などを聞いた。【チケット情報はこちら】『最後の晩餐』などで知られるイタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチと、彼を取り巻く多彩な人間模様を描き出す本作。中島は「わりと重いシーンもありますが、矢島さん特有のクスッと笑える部分もあって。人間ってちっぽけだよな、アホだよなってことが会話だけで展開されていく、とても面白い作品だと思います」と、脚本の印象を語る。また稽古を重ねる中でも日々脚本に変更は加えられているようで、大崎は「次はどうなるのか、毎日ワクワクしています」と期待を寄せる。ふたりが演じるのは、レオナルドの妹ベアトリーチェと、1番弟子のサライ。自らの役づくりについて「レオナルドの一家ってすごく不思議な家族なんですよね。ベアトリーチェはそこで育ったからこそ、どこかませている部分があって…。いわゆるイマドキ女子を演じられたらいいのかなと。だから歴史的背景よりも、最近の高校生はなにをしているのかってことを調べています(笑)」と中島。大崎は「サライも実在した人物で、1番気に入られていた弟子ではあるんですが、レオナルドに対して結構悪いこともしている。でも彼はサライを手放さなかったわけで、そこにちゃんと説得力を持たせられるような人物にしたいと思います」と明かす。稽古開始から数日のある日、中島はひとつの問題に直面したようで…。「家族それぞれの年齢を決めないままお稽古を始めたんですけど、どうしてもつじつまが合わなくなってしまったんです。それで1時間くらい、それこそ家族会議をしたら(笑)、すごくすっきりして。こういうディスカッションが出来るのが、マハロさんのよさだなと思います」。また大崎は、当初考えていたサライ像に対し、矢島からあるダメ出しを受けたという。「最初僕は女性寄りのサライをつくっていったんですが、矢島さんから“だったらレオナルドは普通に女の子を好きになるはずだから、それは違うと思う”と言われてしまって。確かにその通りですし、今はまたゼロに戻ってつくり直しですね」。なお本作は、『最後の晩餐』に登場するイエス・キリストと12使徒をモチーフにした、『あるいは真ん中に座るのが俺』(再演)との同時上演。また違う視点でレオナルドの世界を楽しむことが出来そうだ。取材・文:野上瑠美子
2020年03月02日『コウノドリ』などのドラマ脚本も手がける、矢島弘一が主宰を務める劇団「東京マハロ」。その最新作で、3年ぶりの再演となる『あるいは真ん中に座るのが俺』に、三津谷亮が出演する。マハロへの参加は初となる三津谷に、本作にかける思いを聞いた。【チケット情報はこちら】作品の題材となっているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』。そこに登場するイエス・キリストと12人の使徒を巡る群像劇だ。「登場するのは聖人ばかりですが、みんなすごく人間っぽいんですよね。今に通じる“あるある”が詰まっていますし、笑えるシーンもたくさんある。さらにキャストの皆さんが役に魂を吹き込んで、立体的になった時がやばいくらい面白くて!僕がものすごくゲラなので、今、感情を押し殺すことに必死です(笑)」三津谷演じる大ヤコブは、血気盛んで荒々しい男。「怒りっぽいキャラクターではありますけど、やっぱり恩を大事にする、熱い男だと思うんですよね。その怒りにしても、本当に大事な人であるイエスが明日処刑されてしまう。その根底があるからこその怒りだっていうのは、大ヤコブの核として置いておきたいなと。怒るって下手をすると単調な表現にもなりがちですけど、そういう核があることで、いろんな怒りのグラデーションが出せるのではないかと思います」稽古開始から数日とのことだが、すでにコミュニケーションはばっちりだという。「本当に笑いが絶えない現場ですね。初参加ということもあり、最初はまったく整備されていない道を進むようなものなので、すごく不安だったんです。でも演出の矢島さんのダメ出しが本当に的確で!すべてがストンと、すんなり入ってくる。そこはいい意味で乗っかって、でもチャンスがあれば自分からどんどん広げていけたらなと。あとお酒が好きなので、『飲みに行きましょう』って言いやすい現場なのも嬉しいです(笑)」13年の役者人生の中で、初めての取り組みにも挑戦したいと語る。「今まで僕は“音”で芝居をしてこなかったと思うんです。例えば、なにか立てたいところでゆっくり音を上げていくとか。でもそれってセリフという言葉を伝えるのではなく、セリフの技術力を伝える方向に行きがち。でも今回はかぶせて笑いにしていくところがあったり、同じ音を出さないとやっぱり面白くなくて。そこはいい挑戦になると思いますし、それによってどんなグルーヴを生み出していけるのか。自分自身、すごく楽しみです!」取材・文:野上瑠美子
2020年02月27日開館65周年を記念した神奈川県立音楽堂の室内オペラ・プロジェクト公演、ヘンデルのオペラ『シッラ』が開催される。全く耳慣れないこのタイトルにもかかわらず、おそらく多くのオペラファンが興味津々である理由は、このオペラを手掛ける団体が、ファビオ・ビオンディとエウローパ・ガランテだからではないだろうか。“世界最高峰のバロック・バンド”とでも言うべき彼らの演奏は鮮烈の極み。過去に体験した圧倒的な名演奏を思えば、今回の公演への期待感も当然。どんな刺激を与えてくれるのか楽しみでならない。一方、『シッラ』とは一体どんな作品なのかといえば「ヘンデルの美しい音楽がぎっしりつまったオペラ」という言葉がピッタリの誰にでも楽しめる作品だ。日本初演となる今回の公演によって、バロック・オペラの新た魅力に出会えることを期待したい。●公演概要2月29日(土)、3月1日(日)神奈川県立音楽堂ヘンデル『シッラ』全3幕ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ●ファビオ・ビオンディFabio Biondi(音楽監督:指揮・ヴァイオリン)イタリア、パレルモ出身。1990年、イタリア・バロック音楽アンサンブル「エウローパ・ガランテ」を結成。ソリスト、指揮者としても数多くのオーケストラと共演。ノルウェー・スタヴァンゲル交響楽団のバロック音楽のための芸術監督。サンタ・チェチーリア音楽院学芸員。バレンシアのパラ・ド・ラ・アルテオーケストラ音楽監督。2015年、フランス文化省から芸術と文学の国家学術員に指名されるなど、世界の古楽界を牽引し続けている。●エウローパ・ガランテEuropa Glante(管弦楽)1990年、音楽監督であるファビオ・ビオンディによって設立された古楽アンサンブル。パルマのドゥーエ劇場を活動拠点として、バロック、古典の作品を当時の楽器で演奏しイタリア国内のみならず世界中に招かれている。バロックの器楽曲のほか、ヴィヴァルディ作曲『バヤゼット』『テルモドンテ川のエルコレ(ヘラクレス)』『メッセニアの神託』ほか、ヘンデル作曲『アグリッピーナ』『イメネオ』等、バロック・オペラやオラトリオもレパートリーとしている。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院とは共同で、アントニオ・カルダーラ『キリストの受難』、レオナルド・レーオ『カルヴァリオの丘の聖エレナ』等、18世紀以前のイタリア・オペラの再発掘や復元に尽力し、CDのリリース、受賞歴も多い。
2020年02月21日展覧会「ドローイングの可能性」が、清澄白河の東京都現代美術館にて、2020年6月2日(火)から6月21日(日)まで開催される。なお、当初は2020年3月14日(土)から開催予定だった。“線”の秘める可能性「ドローイングの可能性」は、“線”をめぐる多彩な表現を現代におけるドローイングと捉え、その可能性を探る展覧会だ。“言葉とイメージ”の関係、空間へと注ぐ“まなざし”、そして想像力を刺激してきた“水”の3つを軸に、デジタル化の進む今日におけるドローイングの意義を再考する。言葉とイメージドローイングと耳にすれば、何らかのイメージを紙の上に描き起こすことを思い浮かべるだろう。しかし手がきの“言葉”もまた、線で構成されるドローイングだと捉えられる。本展では、手がきの言葉と切り絵で構想されたアンリ・マティスの挿絵本『ジャズ』や、自ら書き下ろした詩文を書の作品へと昇華させる石川九楊の新作などを通して、ドローイングの観点からイメージと言葉の関係を探る。空間へのまなざし紙の上でのドローイングは刻明にかたちを捉えるものの、ときにその線は震え、また途絶え、思考や感覚の展開を写しだす。すると、芸術家が自らの立つ空間をまなざすとは、その視線が空間の捉え方を反映する点で、やはり1種のドローイングではなかろうか。そうした観点から会場では、空間内で複数の視線の交わりが織りなすかたちを表現した戸谷成雄《視線体 ─ 散》や、水玉や網目が画面を埋めつくす草間彌生の初期作品などを展示。まなざしがドローイングとして展開することで、空間を捉える作品へと結実する実践を紹介する。水をめぐってドローイングとは、脳裏に浮かんだイメージを瞬時に視覚化する手立てでもある。そのなかで、絶えずかたちを変え、留まることなく流れる“水”のイメージは、ドローイングの主題として画家を魅了し続けてきた。本展ではその現代の例として、将来の河川や海の水をめぐる想像的イメージをドローイングで表現する磯辺行久の作品や、レオナルド・ダ・ヴィンチへの関心のもと、水が木々の間を埋めつくすさまを単色の線描により描いた山部泰司《横断流水図》などを紹介する。展覧会概要展覧会「ドローイングの可能性」会期:2020年6月2日(火)~6月21日(日)※当初は2020年3月14日(土)〜6月14日(日)の開催を予定していたが、延期しての開催会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)休館日:月曜日開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,200円、大学生・専門学校生・65歳以上 800円、中高生 600円、小学生以下 無料※各種プログラムは開催中止※来館に際しての注意事項は、公式サイトを参照※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】ハローダイヤル:03-5777-8600 ※年中無休 8:00~22:00TEL:03-5245-4111(代表)※平日 9:30~18:00
2020年02月16日アニメーション映画『アングリーバード2』が、2020年1月31日(金)より、ユナイテッド・シネマ、シネプレックスにて公開される。映画『アングリーバード』再び!全世界40億ダウンロードの人気ゲームアプリから始まった映画『アングリーバード』シリーズ。2016年に初公開された第1作目では、怒りんぼうで仲間のバードたちと打ち解けられないレッドが、ピッグたちに奪われた仲間のタマゴを取り戻す奮闘劇を描き、アメリカで初登場1位を獲得した。続く今回の2作目は、タマゴを守り、トリ達の暮らすバードアイランドの人気者となった主人公・レッドの“その後”を描いた物語。平和な島に、ある日天敵・ピッグ軍団のリーダー・レオナルドが突如休戦を申し込んできたことからストーリーはスタート。新たなる天敵・イーグルたちの陰謀を知り、トリ×ブタが力を合わせて互いの島を守り抜くー⁈キャラクターをおさらい!前作に続き、主人公・レッドの声を務めるのは坂上忍。他にも勝杏里、乃村健次、岩崎ひろし、山寺宏一ら、実力派キャストが集結する。チャックの妹 シルヴァー、レオナルドのアシスタント・コートニーなど、本作から登場する新キャラクターにも注目だ。レッド(CV:坂上忍):かつてバードアイランドを救った、トリ達のヒーロー。レオナルド(CV:岩崎ひろし):トリ達の天敵であり、ピッグ軍団のリーダー。自分が大好き。ボム(乃村健次):小心者でびっくりすると爆発する。チャック(勝杏里):スピード自慢で常にハイテンション。マイティ・イーグル(山寺宏一):大きな翼を持ち、バード・アイランドで唯一空を飛べるイーグル。シルヴァー(竹澤彩奈):チャックの妹。とても頭がいいがたまに皮肉を言う。コートニー(青木玲菜):レオナルドの小生意気だがキュートなアシスタント。ゼータ(くじら):イーグル・アイランドの女王。氷の球で他の島を狙っている。『アングリーバード2』ストーリーピギー・アイランドとの“戦い”から数年。怒りんぼうのレッドは、あの日以来バード・アイランドのヒーローとして、親友のチャック、ボムと ⼀緒に、島の平和を守ってきた。ところがある日、ピッグ軍団のリーダーであるレオナルドが休戦を申し出る。ブタたちを素直に信用 できないレッドだったが、レオナルドによると、第3の島「イーグル・アイランド」に住むイーグルたちが、スーパー兵器を使って2つの島を 滅ぼそうとしているという︕これまで敵同⼠だったレッドとレオナルドは、⼒を合わせてお互いの島を守ることができるのか︕︖作品詳細『アングリーバード2』 (上映は日本語吹替版のみ)公開日:2020年1月31日(⾦)よりユナイテッド・シネマ、シネプレックスにて限定公開(※一部劇場を除く)監督:サーオップ・バン・オーマン、ジョン・ライス製作:ジョン・コーエン吹替えキャスト:坂上忍、竹澤彩奈、勝杏里、乃村健次、岩崎ひろし、山寺宏一ほか配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2020年01月30日ブラッドリー・クーパーが監督と主演を兼任するレオナルド・バーンスタインについての映画を、Netflixが世界配信することになった。当初はパラマウントが配給する予定だった。プロデューサーには、『アイリッシュマン』でNetflixと組んだばかりのマーティン・スコセッシも名を連ねる。映画は、バーンスタインと妻の関係に焦点を当てるものらしい。脚本はクーパーと、『スポットライト 世紀のスクープ』のジョシュ・シンガーが共同執筆した。撮影は来年開始の予定。今作は『アリー/スター誕生』に続く、クーパーの監督作第二弾。『アリー』は8部門でオスカーにノミネートされた。文=猿渡由紀
2020年01月22日アルモドバル監督による映画『ペイン・アンド・グローリー』が、2020年6月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー。ペドロ・アルモドバル監督の自伝的なエッセンスも込めて『ボルベール<帰郷>』『 トゥーク・トゥ・ハー』などで知られるスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督による映画『ペイン・ アンド ・ グローリー』。物語自体はフィクションではあるが、過去の記憶を辿ったものであり、監督の自叙伝的なも要素も含まれているという。アルモドバル作品の特徴である、情熱的な赤や、原色を基調とする色彩美は健在だ。サルバドール・マロ(アントニオ・バンデラス)生きがいを見出せなくなってしまった世界的映画監督。引退同然の生活を送っている。子供時代、過去の恋人のことなど自身の過去を回想する。そんな時、自身の過去の作品の上映依頼が届き、それを機に、閉ざしていたものが開かれていく。演じるアントニオ・バンデラスはデビュー当時から長年ペドロ・アルモドバル監督とタッグを組んでいた。カンヌ国際映画祭では、『ペイン・アンド・グローリー』の演技で初めて主演男優賞を受賞。第92回アカデミー賞では、主演男優賞にノミネートされている。マロの母親ジャシンタ(ペネロペ・クルス)スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親。演じるペネロペ・クルスはアルモドバル監督の『ボルベール<帰郷>』では、セクシーでたくましい母親を演じた。『ペイン・アンド・グローリー』ではそれとは異なった母親像を表現する。“自然と出来上がった”3部作なお監督を務めたアルモドバル監督からのコメントも到着。「意図したことではなかったが、この作品は3部作の第3章にあたります。『欲望の法則』(87)、『バッド・エデュケーション』(04)、そし て『ペイン・アンド・グローリー』です。自然と出来上がったこの3部作は完成 するまでに32年を要しました。すべて主人公は男性で映画監督。そして、 どれも〝欲望と映画“を題材としたフィクションが物語の柱となっていて、そ のフィクションにはそれぞれの作品によって異なる現実が垣間見えてきます。 フィクションと人生は表裏一体。人生には常に痛みと欲望が伴うのです。」 と、作品制作における興味深い経緯について明かしている。『ペイン・アンド・グローリー』あらすじ脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった映画監督のサルバドール。身も心も疲れ、引退同然の生活を送っていた。そして、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代、母親のこと、当時移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは今なお残っていた。そんなある日、32年前に撮影した作品の上映依頼が届く。そこでの思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へと翻らせる。そして記憶のたどり着いた先には何があるのか。作品詳細『ペイン・アンド・グローリー』公開日:2020年6月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー原題:Dolor y Gloria監督・脚本:ペドロ・アルモドバル出演:アントニオ・バンデラス、アシエル・エチェアンディア、レオナルド・スバラーニャ、ノラ・ナバス、フリエタ・セラーノ、ペネロペ・クルス字幕翻訳:松浦美奈配給:キノフィルムズ/木下グループレーディング:R15+
2020年01月20日文化交流の小さな窓口に東京都品川区にある駐日コロンビア共和国大使館。同じ敷地内にある公邸に暮らしているのは駐日コロンビア特命全権大使のサンティアゴ・パルド氏だ。元々、コロンビアコーヒー生産者連合会のアジア事務局長(東京駐在)として2011年8月から日本で暮らしていたパルド大使。駐日大使に着任した2019年4月よりこの公邸での生活が始まった。「訪れた人にコロンビアのことを知ってもらえるように、大使としてはこの家をコロンビアの小さな窓口にしていきたいと考えています。コロンビアの文化と日本の文化の融合を目指したいですね」と語るパルド大使。その言葉どおり、公邸ではイベントやパーティが頻繁に開かれ、多くの人が訪れる。「直近では、日本コロンビア友好協会の会員をお招きしてカクテルパーティーを予定しています。ビュッフェスタイルでの食事や歓談を通じて、両国の親睦を図るイベントです。国の代表として、こうしたイベントを開催し、プロモーションを行えることは非常に楽しいですし、光栄に思っています」(パルド大使)。1984年の竣工より、代々引き継がれてきた趣きのある洋風建築の公邸。開放感あふれる吹き抜けのエントランスホール。窓から差し込む光が空間を心地よい明るさに。公邸1階の応接間を兼ねたリビングルーム。主にこの場所でイベントやパーティが開かれる。コロンビアの名産品であるコーヒーと、本物の牛の角をあしらったコロンビアの伝統工芸品。黄金伝説(エルドラド)を生んだ先コロンブス期の先住民による金細工のレプリカ。コロンビアの太平洋沿岸にあるチョコという地域に伝わる工芸品。乾燥したヤシの葉で編まれている。主にフォーマルな食事会に使用されるダイニングルーム。家族と過ごす時間が増えたパルド大使は、奥さまと10歳のご長男、7歳のご長女の4人家族。駐日大使となり、職場と家が同じ敷地内となったことは、パルド大使にとっては大きなメリットだという。「家族は非常に大切な存在なので、一緒に過ごせる時間が増えたのはとてもうれしいですね。子どもが学校へ行くときも、バス停まで送ることができますし、スケジュールの都合が合えば、大使館から家に戻って子どもたちと一緒に食事することもできます。そういう意味では恵まれた環境と言えますね」(パルド大使)。家族で使用するダイニングルーム。ガラステーブルはコロンビアから持ってきたという15年前からの愛用品。飾られているのは、コロンビアの若いアーティスト、レオナルド・ピネダの作品。コロンビア料理を盛り付ける伝統的な食器。パルド大使が結婚祝いでもらったという銀細工のティーセット。パーティなどの催しに対応できる広いキッチン。専属シェフがいるが、大使自身も週末はキッチンに立ち、料理をするという。2階は家族の居住空間1階部分は靴を履いたまま過ごすが、2階に上がる階段からは靴を脱いで過ごす日本式に。2階はフォーマルな雰囲気の1階部分とは違い、暮らしぶりを感じさせる家族の居住空間となっている。「私も妻もアートが好きで、大使としてもコロンビアのアートを広めていきたいという気持ちがあります」と話すパルド大使。代々の大使によって集められてきたコロンビアの絵画や工芸品が飾られている1階に対して、2階にはパルド大使の私物のアート作品が各所に飾られている。2階にある書斎。絵本作家の奥さまと共同の仕事場となっている。パルド大使が気に入っているという吹き抜けの窓。季節によって変わっていく木の葉の色づきを眺めるのが特に好きだという。最近東京でも展覧会が行われたコロンビアの現代アーティストの作品。2階の家族用のリビング。ソファーは20年以上前にアルゼンチンで買った牛革を使って、コロンビアで作ったもの。奥さまが描いた絵本『EQUIS(エキス)』。リスのキャラクターが各国を調査するというシリーズ物。光がたっぷりと入る寝室。私物のベッドは、コロンビアから持ってくるのに苦労したそう。飾られている絵はコロンビアのロレンザ・パネロというアーティストの作品。ご長男の部屋。大好きなスターウォーズのポスターが貼られている。パステルグリーンを基調としたゲストルーム。普段は子どもたちが楽器の習い事をするときに使用しているという。日本とコロンビアの関係をより深める来日以前、パルド大使は日本についてまったく知らなかったという。「以前一度だけ日本に来たことがあったのですが、その後、自分が駐日大使になるとは想像もしていませんでした。来日してからは日本の文化も食事もすぐに好きになりました。治安も良く、住み心地も良いので、子どもたちにとっても、非常に良い環境だと感じています」(パルド大使)。家族とのプライベートの時間と国の代表であるコロンビア大使としての時間をこの家で両立させているパルド大使。最後に今後の展望について伺った。「古い伝統と最先端を走る現代的な側面、日本はその2つが融合する国だと思っています。そんな日本とコロンビアの関係を、大使として、政治や経済をはじめ、科学技術や貿易の面で、より深めていきたいと考えています。プライベートでは旅行が好きなので、日本のまだ行ったことのない地域に家族で行ってみたいですね」(パルド大使)。公邸と同じ敷地内にある日本家屋。コロンビアからの来客の際はゲストハウスとしても使われている。和室から日本庭園を眺める。「コロンビアから来るお客様に日本の畳を体験していただけるのはうれしいです」とパルド大使。
2020年01月13日インクを使わないインクレスペン「スペース(SPACE)」が、イタリアのカロッツェリア・ピニンファリーナから登場。阪急メンズ東京、TSUTAYA代官山、京急百貨店ほかで発売される。宇宙で使うために開発された「インクレスペン」「スペース(SPACE)」は、一般的なボールペンとは異なる“インクを使わない”画期的な筆記具だ。無重力の宇宙空間では、一般的なボールペンはインクが出なくなり、鉛筆も芯の破片が機材に入り込むと危険なため、宇宙船内には持ち込めない。宇宙で使える筆記具はないか…と開発されたのが「スペース(SPACE)」だ。ルネサンス時代の技術から着想「スペース」は、特殊合金「イーサーグラフ」のペン先が紙との摩擦によって筆跡を残すため、芯もインクも不要だ。開発のヒントとなったのは、レオナルド・ダヴィンチやラファエロなどの芸術家たちも愛用していた「シルバーポイント」と呼ばれる、鉛筆が発明されるより前のルネサンス時代に使われていた技術。メモ・デッサンにぴったりな硬めの書き味インクレスペンは、インク切れの心配がなく、手や服を汚すこともない。また、鉛筆ともボールペンとも違う独特の硬めの書き味で、メモやデッサンを描くのに最適だ。惑星の軌道をイメージしたペンスタンドチタンやアルミよりもさらに軽い金属のマグネシウムでできているため、重さはわずか15グラム。まるでアート作品のような左右対称の美しいシルエットも、大人の心をくすぐる。惑星の軌道をイメージしたリング型のペンスタンドが付属するので、デスク用の筆記具にぴったり。カラーはシルバーのスペースに加えて、黒色仕上げのスペースエックスもラインナップする。なお2017年には、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在する宇宙飛行士が実際に使用していた。【詳細】「スペース(SPACE)/スペースエックス(SPACE X)」各17,000円+税発売日:2019年11月25日(月)取り扱い店舗:阪急メンズ東京B1F(TEL:03-6252-5333)、TSUTAYA代官山(TEL:03-3770-2525)、京急百貨店7F(TEL:045-848-1111<代表>)、ペレペンナ なんばCITY店(TEL:06-6644-2861)、NAGASAWA PenStyle DEN(TEL:078-321-3333)
2019年12月20日東京・六本木のグランド ハイアット 東京では、館内のレストランで、旬の苺をつかうデザートや苺づくしのアフタヌーンティー、スイーツ、カクテルなどが登場する「ストロベリーコレクション2020」を開催する。2階のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」では、国内外で活躍するペストリーシェフが厳選した苺でつくるピンクなストロベリー アフタヌーンティー ブッフェを、2020年1月6日から3月15日まで開催。イタリア・シチリア島で生産されたマルサラワインとマスカルポーネでつくったティラミスのムースに自家製のフレッシュなストロベリージュレを何層にも重ねたティラミスや、苺のパート・ド・フリュイが入ったパウンドケーキ、バニラブリュレをストロベリームースで包んだシャルロットフレーズブリュレに加え、ルビーチョコレートのファウンテンなど、苺づくしのスイーツブッフェとなっている。また、シェフが目の前でクレープをグランマニエでフランベするパフォーマンスを今回も実施。ベリーソースやバニラアイスとともに楽しめる。セイボリーは、スモークサーモン、ビーツなどをトッピングしたブリオッシュや、トマト、バジル、フレッシュな苺をオリーブオイルでマリネしたブルスケッタなど計5種類をプレートで提供。世界中から厳選された高品質な有機素材にこだわるロサンゼルス発のプレミアムオーガニックティーブランド「ART OF TEA」社の紅茶とともに楽しめる。フィオレンティーナ ペストリーブティック「ストロベリーチョコレート」(6個入り 1,800円)世界の洋菓子大会での優勝、受賞歴を持つパティシエたちのペストリーチームによるワールドクラスのスイーツを取りそろえた1階の「フィオレンティーナ ペストリーブティック」にも、厳選したフレッシュな国産苺をつかった新作苺スイーツが1月中旬から3月31日まで続々登場。フィオレンティーナ ペストリーブティック「グランド プレミアム ショートケーキ」(1,800円)その時々に状態の良い3種類の苺を厳選し、6種類のチョコレートとともに苺の食べ比べが楽しめる「ストロベリーチョコレート」(6個入 1,800円)や、フレッシュな苺の鮮やかな色が映える、「フラゴーラ プティ ベリーヌ トライフル」(750円)、「フラゴーラ プティ ベリーヌ ムース」(750円)、「フラゴーラ プティ ベリーヌ ゼリー」(750円)の3種類のグラススイーツを新たに用意。ホテルの名を冠したシグネチャーケーキ「グランド プレミアム ショートケーキ」(1,800円)もストロベリーバージョンになって登場する。ベーカリーには、ほんのりピンクの色味が春らしいイチゴのクッキー生地をつかった「いちごメロンパン」(280円)も並ぶ。春の訪れを告げる甘酸っぱい苺の魅力を存分に引き出したスイーツの数々をお見逃しなく。フィオレンティーナ「ストロベリーカルツォーネ」(2,000円)オーセンティックかつ旬の素材を生かしたイタリア各地のお料理を楽しめるモダンな1階のイタリアン カフェ「フィオレンティーナ」では、1月14日から2月29日まで苺をつかった温かい「ストロベリーカルツォーネ」(2,000円)が登場。苺、マスカルポーネストロベリーガナッシュを、もっちりとした自家製のピザ生地で包んで焼いたカルツォーネは、ナイフを入れると熱々のストロベリーソースが“とろっと”溢れ出す、目にも舌にも楽しい一品。お皿に添えられた自家製ピスタチオアイスを合わせて、“あったかつめたい”スイーツとしても楽しめる。マデュロ左から:「スカイベリー サングリア」(2,300円)、「スカイベリー モヒート」(2,300円)、「レオナルド」(2,500円)贅沢な時間が流れる大人のためのシックな4階のバー アンド ジャズラウンジ「マデュロ」では、この時期に旬を迎える粒が大きな“スカイベリー”をつかった色鮮やかなストロベリーカクテル「スカイベリー サングリア」(2,300円)、「スカイベリー モヒート」(2,300円)、「レオナルド」(2,500円)の3種類が、12月1日から翌1月31日までラインアップ。栃木県産のスカイベリーをマデュロにてブレンダーにかけてピューレ状にする、自家製のピューレでつくるカクテルは、フレッシュな苺を食べているような甘酸っぱさで毎年女性にも人気のアイテム。甘酸っぱく瑞々しい、この時期に旬を迎える苺を惜しみなくつかった見た目にも愛らしいメニューの数々をぜひ味わって。【イベント情報】ストロベリー アフタヌーンティー ブッフェ会期:2020年1月6日~3月15日会場:2階オールデイ ダイニング フレンチ キッチン時間:15:00~17:00(L.O.16:00) ※90分制、ブッフェ提供時間15:00〜17:00料金:平日3,800円、土日祝日4,200円
2019年12月16日展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」が、兵庫県立美術館にて、2021年9月11日(土)から11月7日(日)まで開催。その後、2021年12月18日(土)から2022年3月27日(日)まで東京ステーションギャラリーに巡回する。イギリス・大英図書館史上最大の成功を収めた展覧会が日本上陸展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」は、2017年にイギリス・大英図書館史上最大の成功を収めた「Harry Potter: A History of Magic」の国際巡回展。世界的大ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの記念すべき1作目である『ハリー・ポッターと賢者の石』の日本での出版20周年を記念して、2018年のニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティに続き、日本に巡回する。魔法にまつわる貴重な歴史的資料を紹介現代のファンタジー文学として、20年にわたり世界的な人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズだが、その物語の背景には、イギリスをはじめとする世界各国に古くから伝わる魔法や呪文、占いといった文化が重要な要素として存在している。科学が発達していなかった時代、薬草による治療や占星術による占いは魔法のように考えられており、かつての書物をひも解いてゆくと、そこには当時の人々が信じた魔法や魔術の記録が残されている。展示はホグワーツ魔法学校のカリキュラムに沿って本展では、大英図書館が誇るコレクションの中から、物語の主人公・ハリーが通ったホグワーツ魔法学校のカリキュラムに沿って、薬学、錬金術、天文学、フェニックスやドラゴンといった想像上の動物などにまつわる資料を厳選して展示。J.K.ローリング自身が所有する直筆原稿やスケッチも合わせて、シリーズに欠かせない“魔法”にまつわる様々な資料を紹介する。もっとも美麗な錬金術の書籍が来日全10章で構成される展覧会の中でも特に注目したいのが、「錬金術」の展示コーナー。同コーナーには、記念すべきシリーズ第1巻のタイトルであり、中世ヨーロッパの錬金術師たちがその獲得に奮闘したという「賢者の石」の作り方が記された、世界で16点のみが知られる数メートルの巻物『リプリー・スクロール』や、錬金術に関して書かれた書籍でもっとも美麗と言われる『太陽の輝き』が展示される。古今東西の薬草書や「天文学」に関するダ・ヴィンチの手稿もそのほか、「ハリー・ポッター」シリーズにも魔法薬の材料として登場する「マンドレイク」や「ヘレボルス」「ハナハッカ」といった薬草について書かれた古今東西の薬草書、ホグワーツの必修科目でもある「天文学」について、レオナルド・ダ・ヴィンチが40年に渡って取り組んできた科学的考察を書き綴った「アランデル手稿」、誰もが知る呪文「アブラカダブラ」に初めて言及したとされる13世紀の書物など、貴重な歴史的資料の数々が用意されている。■大英図書館についてイギリスの国立図書館である大英図書館(British Library)は、世界で最も優れた研究図書館の一つ。その所蔵品は、学術やビジネス、科学など幅広い分野を包括的に網羅し、世界最大規模の資料へのアクセスを提供している。250年以上をかけて収集されてきたコレクションは1億5000万点に上り、いずれも有史以来のさまざまな時代の文明を代表する資料だ。書籍のみならず、地図や写真、音声データに至るまでが、記録媒体の形態を問わずコレクションとして収蔵・保存されている。開催概要展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」■兵庫展会期:2021年9月11日(土)~11月7日(日)※当初の会期2020年9月5日(土)〜11月8日(日)から変更会場:兵庫県立美術館住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1■東京展会期:2021年12月18日(土)~2022年3月27日(日)※当初の会期2020年11月21日(土)〜2021年2月7日(日)から変更会場:東京ステーションギャラリー住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1※最新情報は展覧会公式サイトにて告知
2019年10月04日赤いきょうだいの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』をはじめ、ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、数々の名作で知られる絵本作家レオ・レオーニ。日本では「スイミー」が教科書にも掲載されファンが多い。そんな彼の人生とともに、作品を紹介する大回顧展『みんなのレオ・レオーニ展』が始まった。レオーニは本名レオナルド・リオンニといい、1910年オランダ・アムステルダムの裕福なユダヤ人家庭に生まれた。家にはシャガールの油絵があり、デッサンは叔父さんから教わるなど芸術に囲まれて育った。学生時代は両親の仕事の関係で欧米を転々としながら過ごし、多彩な文化に触れながら成長する一方で、「自分とは何者なのだろう」という疑問を常に抱き続けた。その疑問こそが、彼の創作の原点となる。20代後半にはイタリアでグラフィック・デザイナーとして活躍するも、第二次世界大戦中にユダヤ人への迫害を逃れアメリカに亡命。雑誌のアート・ディレクターや編集長を務め、NYでも成功を収める。けれど心には葛藤があった。「本当に自分がやりたいことは何だろう」と。そんな折、孫のために描いた絵本『あおくんときいろちゃん』が出版され、49歳で絵本作家としての人生を歩み始める。他人のための仕事を引退し、「おのれとは何者かを知ることは、子供にとって大切なこと」と仕事に邁進したレオーニ。研ぎすまされた色彩感覚の絵と、人には個性と役割があるというメッセージ。それらが集結した絵本は、世代を超えて今も私たちを惹きつける。「スイミー」1963年スロバキア国立美術館Swimmy©1963 by Leo Lionni, renewed 1991/Pantheon On Loan By The Slovak National Gallery「平行植物」シリーズ:《向月葵》1971年Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family「アレクサンダとぜんまいねずみ」1969年Alexander and the Wind-up Mouse©1969, renewed 1997 by Leo Lionni/Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family「ザ・ファミリー・オブ・マン(人間家族)」表紙1955年Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family『みんなのレオ・レオーニ展』東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館東京都新宿区西新宿1‐26‐1損保ジャパン日本興亜本社ビル42F開催中~9月29日(日)10時~18時(入館は17時30分まで)月曜休(8/12、9/16、9/23は開館)一般1300円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2019年7月31日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年07月30日かつてドイツが東西に分断されていた時代に、東ベルリン郊外の高校生たちに起きた実話を基にした『僕たちは希望という名の列車に乗った』。本作には、ドイツ映画界期待のイケメン俳優たちが勢ぞろい。優等生ヒーロー系、やんちゃヒーロー系など、それぞれの個性が分かる特別映像が、いち早くシネマカフェに到着した。著者のディートリッヒ・ガルスカが自身の体験を記したノンフィクションに基づく本作は、高校生たちが行ったわずか2分間の黙祷が国家機関の目に留まり、政治的な弾圧へと発展していく衝撃的な物語。少年少女が人生の全てを懸けて下した決断、 そして大人たちに抗う彼らが成し遂げた“小さな革命”とは――?『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』(’16)でドイツ映画賞6部門を制した気鋭ラース・クラウメ監督が、旧東ドイツで起こった知られざる史実に触発され、メガホンをとった。西ドイツの映画館へ忍び込む高校生たち…登場するのは、クラスのリーダー的存在で、労働者階級の出身ながら一族で初めて大学へ進む予定のテオ、テオの親友で市議会議員の父を持つ正義感あふれるクルト、戦争の英雄だった亡き父に憧れている真面目なエリック、映画監督になるのが夢でお調子者のパウル。ほんの数週間前までは卒業を控え、未来への希望に満ち溢れていた彼らが、政府に追い詰められていく様子が分かる映像となっている。祖父の墓参りを口実に西ベルリンを訪れた(※)テオとクルト。街を駆け抜け、ウィンドウに飾られた商品に感嘆し、高校生らしい好奇心で映画館に忍び込み、『ジャングルの裸女』という当時ヒットしていたアドベンチャー・コメディを見ようとする(※当時はまだベルリンの壁の建設前で、検問はあるものの行き来ができていた)。地元に帰り、同級生のエリック、パウルに「トップレス映画を見た!」と自慢し、「ぼくも見たいな」「堕落するぞ」など無邪気に言い合う彼ら。ちょっとやんちゃな面もある、どこにでもいる生き生きとした高校生の姿が映し出される。さらに、この映画館で見たニュース映像をきっかけに、授業中に2分間の黙祷を行ったことから政府に反革命を疑われ、精神的に追い詰められたエリックが「お前を裏切った。申し訳ない」と涙でクルトに告白する教会でのシーンが続く。政府に目をつけられ鋭い追及を受け続けるエリックを演じたヨナス・ダスラーは、1996年生まれのドイツ映画界注目の若手俳優。今年のベルリン国際映画祭コンペ部門に出品されたファティ・アキン監督の新作『Der goldene Handschuh』(英題:The Golden Glove)では主演に抜擢、実在の連続猟奇殺人鬼フリッツ・ホンカを演じている。また、ヨナスと、テオ役のレオナルド・シャイヒャー、クルト役のトム・グラメンツの3人はドイツの名門エルンスト・ブッシュ演劇大学で演技を学んでいる。レオナルドはオスカー・レーラー監督『生きる源』(’13/未)でモーリッツ・ブライブトロイの息子役を演じたことがあり、学生映画やTVで活躍していたトムは本作が初めての大役。劇中ではあまり社会問題に興味がない陽気なパウルを演じたイザイア・ミカルスキだが、実際の彼はハーバード大学に在学中。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(’11)や『もうひとりのシェイクスピア』(’11)などへの出演経験があり、ドイツ映画は今回が初めて。映像は、青春映画らしいみずみずしいきらめきに満ちあふれ、政治的タブーを犯してしまった若者たちが、仲間との友情や恋を育みながら、あるときはまっすぐに主張をぶつけ合い、「人間として正しきこと」とは何かをひたむきに模索していく姿をドラマティックに映し出す。新進俳優たちのフレッシュな演技に、ぜひ注目してほしい。『僕たちは希望という名の列車に乗った』は5月17日(金)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕たちは希望という名の列車に乗った 2019年5月17日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©2018 ZDF/ Logos: akzente, zero one, Studiocanal und Wunderwerk
2019年05月05日レオナルド・ディカプリオがフォックス・サーチライト・ピクチャーズ製作、ギレルモ・デル・トロ監督最新作となる『Nightmare Alley』(原題)の主演として、出演交渉に入っているという。「Variety」誌などが報じた。デル・トロ監督は『シェイプ・オブ・ウォーター』でプロデューサーを共に務めたJ・マイルズ・デイルと今作も一緒に製作し、キム・モーガンと脚本も執筆する。作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名小説を原作とした『Nightmare Alley』は、1947年にも映画化されたことがある。日本では『悪魔の往く町』のタイトルでDVD販売中だ。『悪魔の往く町』はある町の見世物小屋で働くことになった野心的な詐欺師のスタンが、読心術師のジーナとその夫でアルコール依存症のピートと組み、一儲けしようとたくらむ物語。デル・トロ版はより原作に近い話になるとのこと。ディカプリオが出演するとすれば、スタンを演じるとみられる。ディカプリオは念願のアカデミー主演男優賞受賞を果たした『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)以来スクリーンに姿を見せていなかったが、7月26日にアメリカで公開となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で4年ぶりに復帰する。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年04月24日舞台『イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑THE STAGE ~Epsode.0~』の公開ゲネプロが12日に東京・EX THEATER ROPPONGIで行われ、MADE/ジャニーズJr.の秋山大河、稲葉光、冨岡健翔、福士申樹の4人、荒一陽、横尾瑠尉、松本ひなた(Candy Boy)、釣本南(Candy Boy)、東将司(Grab"A")、竹石悟朗、瑛(あきら)、長谷川慎也が登場した。同作は女性向け人気恋愛ゲームを舞台化。ナポレオンなど、ヴァンパイアとして蘇った偉人たちと禁断の恋を繰り広げる同作の前日譚を描く。秋山は「12人の偉人がどういうキャラクターなのか、個性を1番に伝えたいと稽古をしてきました。カツラや衣装着た状態で出演させていただいて、めちゃくちゃ緊張したけど、『これが俺らだぞ』みたいなのができたかなと思ってます」と自信を見せる。最年少の瑛は、「まだ22歳なのに、スーパー年上の役をやらせていただいて」と恐縮し、冨岡は「ツンデレでもないし、潔癖症でもない」と、役とは別の部分も。バック宙を披露する冨岡は「僕ももちろんゲームをやって、これはおそらくアクションをしないなと思ったんです。でも台本をよくよく見たら、すごいやるじゃん、と思って」と驚きを表した。今までになかったという扮装にも、冨岡は「飛び込むのは勇気がいって不安でしたね」と苦笑し、秋山も「最初は気づかれなかった」と振り返る。長谷川は「人生で初めてコンタクトを目に入れたから、片方入れるのに30分以上かかりました」と苦労を明かした。ゲネプロ前には「俺たちは、イケメンだ!」 と円陣を組んで暗示をかけていたというキャスト陣だが、自分だったら誰を選びたいか聞かれると、稲葉は「僕は、レオナルド(・ダ・ヴィンチ)を選びます」と自分で演じた役と回答。「設定上では一番年上なので、みんなのリーダー的な立場。自分推しです」と理由を説明する。また、人気を集めたアーサー・コナン・ドイル役の福士は「キャラクターでいうと一番人気というのはきいてて、プレッシャーに押しつぶされます。女たらしだけど女性がいないので、とりあえずみんなに触りました。たぶん全員触ってます」と告白。「一応、みんなの肌を知ってる。こういうところから女たらしが始まるのかな?」と役作りの裏側を見せた。さらに秋山が「おれフィンセント(・ファン・ゴッホ)かな」と選ぶと、松本が「でも、フィンセントは夜、めっちゃ激しいんですよ」と言い出し、周囲は騒然。原作の設定について語っていたという松本に、「びっくりした」「何のカミングアウトかと思った」とキャスト陣も驚いていた。ジャニーズ事務所だけでなく、様々なイケメンが揃った同作に、冨岡は「ある種新しい時代というか、切り拓くきっかけになれればという思いで。平成が終わるというのもあって、平成最後の大仕事。平成最後にこの作品に巡り会えてよかったなと思いますし、このチームで駆け抜けられるのは幸せなんだなと思います」と思いを表す。秋山が「ぜひ、またやりたいよね」と意欲を見せると、稲葉も「令和一発目!」と受け、秋山が再度「このイケメンたちで勢揃いします」と目標を宣言した。
2019年04月12日アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)の2019年秋冬コレクションが、2019年3月21日(木)に発表された。ランウェイには、EXILEのネスミス、元KAT-TUNの田口淳之介、俳優ノ・ミヌらが登場した。"偽物をぶち壊す"力強さシーズンテーマは「KNOCK OUT YOUR FAKES」。フェイクニュース、コピー、偽造、詐欺...現代はさまざまな"フェイク"で溢れている。今季はそんな「偽物をぶち壊す」強さを持ったハードなコレクションを展開。偽物が永遠に追い付けない「本物」を目指して、ブランドが本当に作りたいものを生み出していく。ショーは、ダンサーのKTRらによる、激しいクランプダンスからスタート。会場が暗転すると、EXILEのネスミスがファーストルックを飾った。メタリックカラーのダウンジャケットは、アイコニックなジップが、バックスタイルやアームを縦横無尽に走っている。続々と現れるモデルたちは、ブラックを主流としたレザーのライダースジャケットや、ミリタリージャケットなどを纏っており、力強い意志が感じられるエネルギッシュなムードを放つ。そして、ブランドのアイデンティティであるジップのディテールが、そのハードな印象を一層加速させる。模倣から生まれる"新しい価値""フェイク"はネガティブなものであるが、アクオド バイ チャヌのベースにあるヒップホップカルチャーのサンプリングやリミックス、現代アートのコラージュなど、既存の模倣から新たな価値が生まれるという事実もまた確か。では本物と偽物、ただのコピーと創造の違いはどこにあるのか?今季はその境界を探ったシーズンでもある。デザイナー・李燦雨の答えは明解。「元ネタへのリスペクトがあるか」「違う文脈の物を繋ぎ合わせて新たな価値が付加されているか」もしくは「価値の転換が起こっているか」だ。『モナ・リザ』をサンプリングしたカモフラージュ柄この哲学を象徴するのが、ヒロ杉山を中心とするクリエイティブユニット・ENLIGHTENMENTとのコラボレーションによって生み出されたグラフィカルプリント。レオナルド・ダ・ヴィンチによる名画『モナ・リザ』をサンプリングしたカモフラージュ柄だ。『モナ・リザ』と言えば、コピー品が数多く出回るほど、誰もが知っているアート作品。カモフラージュ柄は、元来、敵の目を欺き身を隠すための模様であるが、現代のファッションでは個性を主張するパターンとして価値転換が起こっている柄だ。この2つを組み合わせ、この世に一つしか存在しないまさに「本物」のグラフィックを創造した。アートの額縁から着想したポケットアート作品から着想を得た額縁のディテールも、今季の特徴の1つ。額縁は、この作品を自分のオリジナルとして世に送り出す、という強い意志を表明するモチーフとして取り入れている。クリア素材を黒いパーツで縁取り、機能的なポケットに仕立て、アウターやトップスに散りばめた。モデルたちのヘアは、フェイクニュースから想像を膨らませ、世界各国の新聞紙から制作した。アクセサリーは、昨シーズンから引き続き、レディー・ガガやリアーナが愛用していることでも知られるCHRISHABANAとコラボレーション。足元にはアディダス(adidas)のスニーカーを合わせた。
2019年03月24日友人のデザイナーが今回パッケージのデザインをしたという新感覚チョコラスク。もちろんパッケージも可愛いのだけれど、驚いたのがその食感と上品なチョコレートの甘み!元々、福島県会津の代表的なお菓子といえば「みそぱん」。堅めの生地に会津味噌とはちみつを使っていて、直径は4センチ程度のほんのりと味噌の香りと塩気が感じられる昔ながらの素朴な甘いお菓子。パンと名乗っているものの実態はソフトクッキーといった感じのもの。冬の寒さが厳しい会津の保存食としても親しまれてきたそう。 なんとこの新感覚チョコラスク、「みそぱん」を焼いた後に厚めにスライスし、更に焼いた後でしっかりとチョコを染み込ませさらに焼く!という3度の手間がかけられているそう。この工程がエアー感を感じさせる絶妙な新食感のサクサクにつながっているんです!このラスクを作っているのは会津若松市にあるオノギ食品。食べだしたら止まらない、新発売の新感覚チョコラスクはこの春に会津若松周辺のスーパーマーケット、サービスエリア、道の駅などで発売予定です。見つけたらすぐに試していただきたい逸品です。もちろんお土産にもおすすめです。 そんな会津若松に、ぜひ立ち寄っていただきたい不思議な仏堂があるのをご存じでしょうか。その名も「さざえ堂」。もうすぐ春かなと思う時期にも会津若松では大雪が降ることがあります。たまたま訪れた日が雪で、神秘的な「さざえ堂」を見ることができました。 通称「さざえ堂」は、飯盛山「戸ノ口堰洞門」の近くにある1796年に建立された高さ16.5m、六角三層の仏堂です。正式名称は「旧正宗寺円通三匝(さんそう)堂」。この「さざえ堂」、名前の通り中が貝のようになっていて木造建築にも関わらず内部通路がDNAと同様の「2重螺旋」のスロープ構造になっており、摩訶不思議な空間を体感することができるのです。 正面から入ると右廻りにスロープが螺旋状に登っていきます。しかし頂上で橋を渡ると、下りの左回りのスロープに変わり、最後は建物の後ろ側に出ます。螺旋構造な上に一方通行で、登りの人とすれ違うことはないのです。登り降りの坂はやや急で、雪が足の裏に付いていると滑って転びそうになります。大きくはないものの、この不思議な構造は世界中を見渡しても階段状のものは存在するけどスロープ状のものは他にないといいます。16世紀初頭に築城されたフランスの「シャンボール城(世界遺産)」には、レオナルド・ダ・ヴィンチ設計と伝わる「2重螺旋階段」があり、この構想が海を渡って日本に伝わったという説もあるそう。 200年以上前から存在し、世界的にも珍しいと言われている「さざえ堂」。江戸時代にこれだけの木造建築を完成させた職人の技術力が想像を超えていて、ただただ驚くばかりでした。世界中から有名な建築家やデザイナーも訪れるほどだとか。ここには会津の街を見下ろせる展望スポットもあります。なかなか写真と言葉では伝えることができない錯覚のような感覚と、不思議な魅力を春になったらぜひ体感していただきたい。
2019年03月07日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、2019年2月24日(日)、イタリア・ミラノで発表された。テーマは「フェミニン エレガンス」今シーズン、クリエーションのテーマに掲げたのは「フェミニン エレガンス」。2019年秋冬メンズコレクション同様、「エレガンス」をテーマに、1930年代から60年代までの様々な要素をミックスしたピースで、ドルチェ&ガッバーナ流「エレガンス」を確立していく。また、イタリアンアートもキーワードの1つ。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロといったイタリアの巨匠たちによる絵画から、アントネッロ・ダ・メッシーナが残した傑作「受胎告知の聖母」、ミケランジェロによる歴史的絵画などにみられる女性のエレガンス、女性らしい美しさにオマージュを捧げている。マスキュリンなスーツルックレッドカーペットにまずはじめに足を踏み入れたのは、マスキュリンなピースたち。スーツにローファー、ロングマント、ハットを組み合わせたルックや、純白の燕尾服といった男性的なピースは、ウェアを纏う女性のフェミニティを引き出し、露わにする。ロマンティックなドレス続いて現れたのは、歩くたびに軽やかに揺れるシフォンのドレスや、上品な輝きを放つサテンのケープ。ナイトウェアをモチーフにしており、1940年代のハリウッド女優をイメージしたシルエットを描いた。裾にはふわふわとした贅沢なファーや繊細なレースを施し、より一層フェミニンなエッセンスを加えて。ペールピンクやライトブルーといったパステルカラーも、ロマンティックなムードを盛り上げる。アイコニックな花柄も優雅にドルチェ&ガッバーナが得意とする豪華絢爛なパターン遣いも、今季はエレガンスに繋がるもの。ジャケットはワイルドなレオパードに煌びやかなゴールドボタンを合わせてグラマラスに。フラワーモチーフは上品なブラックやベージュのドレスの上で咲き乱れる。モダンアートのようなモチーフビビットカラーを取り入れたアイテムも、どこか優雅な面持ちで。エメラルドグリーンやサファイヤブルー、アメジストパープル、ルビーレッドなどジュエリーカラーに染まったイブニングドレスがランウェイを進む。写真家マン・レイや画家ジョルジョ・デ・キリコ、ダダイズムにインスパイアされたピースも登場。針や糸、ハサミにメジャー、トルソーといった洋服作りに欠かせない道具も、ドルチェ&ガッバーナの魔法にかかれば、シュルレアリスムなアートに変身し、洋服の上に流れるように描かれる。ショー終盤には、ピュアでイノセントな純白のウェディングドレスも。しかし、ラストを飾るのはやはり、ブランドのDNAであるブラックのピース。可憐なプリンセスラインのチュールドレスで、ファッションショーを締めくくった。
2019年02月28日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)が、2019-20年秋冬ウィメンズコレクションショーを開催。©DOLCE&GABBANAコレクションのテーマは「フェミニン エレガンス」。2019年1月に発表された、2019-20秋冬メンズ同様、1930年代から60年代までの様々な要素をミックスし、エレガンスへの回帰を図った。また、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、 サンドロ・ボッティチェッリ、ティツィアーノ・ヴェチェッリオといった巨匠たちによる絵画から、ミケランジェロやカノーヴァの彫刻など、イタリアンアートの傑作にみられる女性のエレガンス、女性の美しさのオマージュによる圧巻の全127ルックをみせた。©DOLCE&GABBANA©DOLCE&GABBANA
2019年02月25日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)の2019-20年秋冬メンズコレクションが1月12日、ミラノで発表された。これまで同様、会場はミラノ・メトロポール。開演前、下りていた暗幕が上がると、舞台上にはメゾンの職人たちの日常の風景が現れる。パターンを起こし、縫製、フィッティングするそのアトリエの背景をバックにショーが始まった。そのスタートもまずタキシード姿のMC(司会者)が登場し、舞台からオートクチュールのコレクションを解説するように、モデルたちのルックが説明される。テーマは1940年代の“イタリアン・エレガンス”。全127体の圧巻のコレクション。MCの口からレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニなどとともに、ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリ、パレルモカプリ、ポルトフィーノとイタリアを賛美するフレーズが流れ出す。大きなショルダー、ワイドなラペルのダブルのジャケット、大きなチェストにタイトなヒップライン、ワイドパンツが描く見事にシェイプされたシルエットとイタリアン・クラシックのDNAをアーカイブするかのようなスタイルが次々に登場する。美しいドレープを描くブラックカシミアのコート、輝くようなホワイトカシミア、白のスリーピース、鮮やかな発色のヴェルベット、総スパンコールのジャケットやプルオーバー、ヘリンボーンやハウンドトゥースといった伝統的なパターンのエンブロイダリー、ゴールドのブロケードのタキシードと彼らでしか表現しえないクラフツマンシップをベースとしたテクニックは、モードのイタリア復権を叫ぶかのようだ。Text by Tatsuya Noda
2019年02月16日映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』が、2019年5月17日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。東西冷戦下の東ドイツ、意図せず国家を敵に回してしまった18歳の若者たち舞台は1956年、東西冷戦下の東ドイツ。列車に乗って西ベルリンの映画館に訪れた主人公のテオとクルトは、ハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を偶然目の当たりにする。クラスの中心的な存在である2人は、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行。それは、自由を求めるハンガリー市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。エリートへの階段を上がるか、労働者として生きる道を選ぶかやがて当局が調査に乗り出し、人民教育相から1週間以内に首謀者を告げるよう宣告されてしまう生徒たちは、人生そのものに関わる重大な選択を迫られる。それは、大切な仲間を密告してエリートへの階段を上がるのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶのかという、究極の二択。仲間との友情や恋を育みながら、そしてあるときは主張をぶつけ合いながら、人間としての正しき事を模索する若者たち。無意識のうちに政治的タブーを犯してしまった彼らの、人生のすべてを懸けた決断を描く。『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』のラース・クラウメが監督監督を務めるのは、映画『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』のラース・クラウメ監督。同作でもドイツ歴史の暗部に切り込んだクラウメ監督が、ベルリンの壁建設前夜、東西冷戦下の東ドイツで起こった高校生たちの衝撃の実話を実写化した。作品情報映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』公開日:2019年5月17日(金)監督:ラース・クラウメ原作:ディートリッヒ・ガーストカ「沈黙する教室」※アルファベータブックスより4月発刊予定出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラ―、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナー
2018年12月31日アイドルグループ・Sexy Zoneのマリウス葉が3日、都内で行われた大塚国際美術館「Holiday at the Museum2018」のアンバサダー就任発表会に登場した。同美術館は大塚グループ創立75周年記念事業として、創業の地である徳島県鳴門市に設立された「陶板名画美術館」。世界の名画を、特殊な技術により、陶板で原寸大に再現している。11月3日から2019年5月2日まで、休日を美術館で楽しく過ごすキャンペーン「Holiday at the Museum2018」を開催するため、マリウスがアンバサダーに就任した。「非常に美術に造詣が深いということで、選出された」というマリウス。ポスターとショートムービーの撮影で同美術館を訪れたが、飛行機最終便のギリギリまで美術を見て回り、常任理事 田中秋筰氏も「キュレーターと話が合っていたようで、歴史的な背景まで知っていた」と驚いていた。マリウスは「アートを勉強するのがとても好きで、より多くの方々にアートに触れ合っていただきたいなと思いますので、アンバサダーとして、頑張りマリウス」と決め台詞で意気込む。さらに3日から公開されるという、陶板で再現されたゴッホの「タラスコンへの道を行く画家」を紹介した。戦争で失われてしまったというこの絵について、マリウスは「ゴッホの全体が描かれているのはこの絵だけなのが、まずすごい。黄色もキレイだし、不思議に思うのは、影がなぜゴッホだけなのか。周りの木を見るとあまり強い影がなくて」と考えを巡らせる。「このゴッホは止まってるのかな? 僕も遠足がすごい好きで、家族と自然を見るときに、止まって一回空気を吸って自然に感謝する、そういう姿勢なのかな」と、語った。さらに「美術館の方に聞いたら、ゴッホと僕が同じ誕生日だったんですよ。僕は3月30日生まれで(『タラスコンへの道を行く画家』の陶板画の1枚が収蔵される)ドイツ生まれですし、今回運命的な出会いだなと思いました」と明かし、美術館について「歴史的なコンテクストを知らなくても、本物のサイズで見られるので、より実感が湧く。教科書で感じない感情があるので、ぜひみなさんにも体験してもらいたいと思います」とアピール。「この絵にはこういうメッセージがあって、自分とのコネクションはなんだろう? この絵から何を学べるんだろう? と思いながらじっくりと見れました」と、同美術館を訪れた時のことを振り返った。美術については「特にルネサンスが好きなんですけど、最近は、モダンアートもたくさん表現があって好き」と語るマリウス。「レオナルド・ダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』について、高2の時にアートヒストリーで論文を書いたんですよ」と明かすと、会場も驚きに包まれる。「洗礼者のヨハネと、子供の時のイエス・キリストと、聖母と、天使が、ピラミッド形状だったり、三角のポジションがルネサンスで多く見られるので、その絵と他の絵を見比べたりできるのもできる。(美術館では)本物のサイズで見られるとは夢にも思っていなかったので、先生も喜ぶと思います」と語った。
2018年11月03日レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が、デヴィッド・グランのベストセラー小説「Killers of the Flower Moon」(原題)を映画化するにあたり、再びタッグを組むことになった。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)、『アビエイター』(2004)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター アイランド』(2010)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)と、コンスタントに仕事を共にしてきた2人。今回挑むのはノンフィクション小説で、舞台は1920年代のアメリカ・オクラホマ州。地下資源が豊富にある土地で暮らすインディアンのオセージ族が次々と殺害され、FBIの前身だったBOIが捜査に乗り出すという物語だ。「The Wrap」によれば、スコセッシ監督は「この本を読んだとき、すぐに人々や撮影現場、演じている姿が見えてきたんだ。これは、映画にしなきゃと思ったよ。エリック・ロスと働けるのはうれしいね。レオナルド・ディカプリオと再び組めるのも。解決しきっていないアメリカの物語をスクリーン上で描くのが楽しみだ」と語っているという。製作は2016年に「Killers of the Flower Moon」の映画化権を獲得した「Imperative Entertainment」社。スコセッシ監督もプロデューサーを兼任する。脚本は『アリー/スター誕生』(共同脚本)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロス。(Hiromi Kaku)
2018年10月25日イケア(ikea)から、ヴァージル・アブローとのコラボレーションによる限定コレクション「MARKERAD/マルケラッド」が登場。2019年11月1日(金)より、イケアストア各店にて発売される。イケア×ヴァージル・アブロー自身のブランドであるオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)のデザイナーや、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズ・アーティスティック・ディレクターとして活躍するヴァージル・アブロー。イケアとのコラボレーションコレクションのコンセプトとなったのは、”ミレニアル世代が家にどのようなものを求めているか”という現代的なテーマだ。機能的でありながらも、まるでアート作品のように革新的で遊び心のあるアイテムを展開する。ラグや時計など全15種類2017年にスタートしたというイケアとヴァージルによるコラボレーションからは、2018年12月の「MARKERAD/マルケラッド」プレローンチイベントや2019年6月の「イケア アート イベント」にてラグが発売されていたが、「MARKERAD/マルケラッド」コレクションにラインナップするアイテムが公開されるのは今回が初めてとなる。コレクションで展開されるアイテムは全15種類。ヴァージルが好んで起用する引用符のモチーフを取り入れたキャリーバッグやウォールクロックをはじめ、レオナルド・ダ・ヴィンチの名作「モナ・リザ」にオマージュを捧げたバックライト付きアートや、イケアのレシートを落とし込んだ遊び心溢れるラグなど、アーティスティックなインテリアが揃う。ミニマルな家具にも、ヴァージルらしいユーモアをプラス。19世紀の木工職人が製作したスウェーデンの木製チェア「pinnstol」へのトリビュートとしてデザインされたチェアには、脚先にドアストッパーを配して。一見するとシンプルなミラーには、上部と左側に小さいミラーを加えることにより、フラットな鏡面に歪みをもたらした。【詳細】イケア×ヴァ―ジル・アブロー「MARKERAD/マルケラッド」販売開始:2019年11月1日(金)世界一斉発売 ※なくなり次第終了販売店舗:イケアストア ※イケアオンラインサイトでの販売は無し。販売方法:店舗により販売方法が異なる。各イケアストアのウェブサイトにて確認。商品数:全15種類※商品価格はイケア公式サイト(にて10月30日(水)に公開予定。アイテム例:・キャリーバッグ・ウォールクロック・チェア・テーブル・ラグ パイル長・ラグ パイル短・バックライト付きアート・ミラー・コレクションケース・掛け布団カバー&枕カバー
2018年10月18日トップスター・真風涼帆(まかぜ・すずほ)率いる宝塚歌劇宙組公演-本朝妖綺譚-『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』、ミュージカル・プレイ『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』が10月5日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。宝塚歌劇宙組『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』/『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』チケット情報第一幕の『白鷺の城』は、ストーリー仕立ての日本物レヴューで、陰陽師・安倍泰成と妖狐・玉藻前が1000年にわたり転生を繰り返しながら、争い、魅かれ合う様を綴る。平安時代、古代中国など、時や場所が移ってもめぐり合いや別れを繰り返す陰陽師と玉藻前との宿縁。トップスターの真風は陰陽師をはじめさまざまな役に扮するが、どの場面も艶やかで美しい。しっとりと優美に舞い踊る様に目を奪われる。狐の化身である玉藻前に扮するトップ娘役・星風(ほしかぜ)まどかは、愛らしくも妖艶に魅せる。もちろん日本物ならではの、色とりどりの衣装や舞台美術も見どころで、壮大なストーリーと絢爛豪華な世界観に酔いしれられる。第二幕の『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』は、15世紀のイタリア・フィレンツェが舞台。時の統治者ロレンツォ・デ・メディチに創作を依頼されながらも、従うことを拒み続けてきたレオナルド・ダ・ヴィンチ。しかし、ロレンツォの愛人カテリーナが、かつて寂しさを分け合った幼なじみであることを知り…。彼の創作の源が、ひとりの女性への愛であったと仮定し、若き日のダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎がドラマチックに描かれている。真風が演じるダ・ヴィンチは、一見爽やかな好青年だが、幼い頃に孤独に生きた過去を持つ。そんな陰の空気をもまといながら繊細に表現している。また、権力に屈しない信念と芸術への高いプライドを持ち、カテリーナへの一途な愛を貫く。一方、星風が演じるカテリーナは、ロレンツォ、ダ・ヴィンチだけでなくロレンツォの弟・ジュリアーノからも愛されるほど、美しく魅力あふれる女性。心を閉ざしていたカテリーナが、ダ・ヴィンチによって次第に心を開いていく様を丁寧に表している。また、ロレンツォ役の芹香斗亜(せりか・とあ)、ロレンツォを陥れようと画策するフィレンツェ司教グイド役の愛月(あいづき)ひかる、ジュリアーノ役の桜木みなとらも好演。ダ・ヴィンチとカテリーナとの愛はもとより、それぞれの陰謀や確執などが絡み合う物語に引き込まれる。公演は11月5日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場にて。東京公演は11月23日(金)から12月24日(月)まで東京宝塚劇場にて開催。東京公演のチケットは10月21日(日)発売開始。取材・文:黒石悦子
2018年10月12日昨年11月、宝塚歌劇団宙組トップスターに就任した真風涼帆。今年『WEST SIDE STORY』、少女漫画が原作の『天(そら)は赤い河のほとり』で抜群の安定感とオーラを見せた。そして今回トップとして初のオリジナル作品2本立てで、2018年を締めくくる。【チケット情報はこちら】-本朝妖綺譚-『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』は、真風扮する陰陽師・安倍泰成と、トップ娘役・星風まどか扮する妖狐・玉藻前が、1000年にわたり転生し争い惹かれ合う、芝居仕立ての日本物レヴュー。真風は泰成の先祖・安倍晴明の映画も参考に、陰陽師の世界観に迫った。「舞台では 式神(陰陽師の命令で動く霊的存在)の存在が私の周りにいて舞で表現するので、そういうのも面白いです」。平安の都では優雅に、戦国時代では立ち回り風に勇ましくと、人格はそのままに玉藻前との宿縁を見せ、目が離せないだろう。ミュージカル・プレイ『異人たちのルネサンス -ダ・ヴィンチが描いた記憶-』は、若きレオナルド・ダ・ヴィンチ(真風)が、メディチ家を取り巻く権力闘争に巻き込まれながら、幼なじみのカテリーナ(星風)に引き込まれていく。「先生(作・演出の田渕大輔)は、私にぴったりだとおっしゃるのですが、最初にダ・ヴィンチ役と伺ったときは衝撃でした(笑)。彼は左利きかつ両利きだったとのことで、ポスター撮影では左利きの田渕先生を見ながら、ペンの角度も考えました」と明るく話す。ダ・ヴィンチの膨大な資料を調べるのも、「色々な歴史や価値観を知ることができ勉強になります」と前向きな真風。「こんな偉大な芸術家を私がどう演じたら…と思ったのですが、稽古をするうちにそのあくなき探究心や尽きることない想像力に、少しずつ共感していきました。彼は絵を描くために生物学を学び、解剖をし、色んなことに励んでいた。いきなりすごい絵が描けたわけではなく、才能と同じだけの努力をされてこられたのだなと感じました」。真風自身が本気で努力したのは、「宝塚音楽学校の受験を決めてからです。コンプレックスだらけですし、毎公演壁だらけ(笑)。でもこうやって作品を通して色々学ぶことができる」と謙虚だ。今年20周年の宙組を頼もしくリードしてきた真風。「宙組の歴史を考える機会が多く、改めて“宙組愛”を感じる年になりました。トップお披露目公演も気が引き締まりましたが、大劇場公演2作目でもっともっと自分自身成長していけたらと思います」公演は10月5日(金)から11月5日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、11月23日(金・祝)から12月24日(月・祝)まで、東京・東京宝塚劇場にて上演。取材・文:小野寺亜紀
2018年09月27日バーバリー(BURBERRY)と、デザイナー ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)がコラボレーション。限定コレクションが、2018年12月6日(木)に発売。ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)との2018年春夏、秋冬シーズンでのコラボレーションが話題を呼んだバーバリー。3月にリカルド・ティッシ(RICCARDO TISCI)をチーフ・クリエイティブ・オフィサーに迎えての初コラボレーションの相手は、ヴィヴィアン・ウエストウッドだ。限定コレクションでは、英国スタイルと伝統を称え、ヴィヴィアン・ウエストウッドのアイコニックなスタイルを再解釈したピースが、ユニセックスなアイテムを中心に展開される。ヴィンテージチェックを施した、大きな襟のシルクシャツやダブルブレストジャケット、アルパカウール ハガージャケットやパンツが揃う他、スローガンプリントをフィーチャーしたオーバーサイズTシャツやタイツなども展開される。また、キャンペーンビジュアルには、ケイト・モス、モデルのクラウディア・ラベンダー、レオナルド・エマニュエルをはじめとした男⼥が起用された。リカルド・ティッシは今回のコラボレーションについて「ヴィヴィアン・ウエストウッドは私がデザイナーを夢見るきっかけとなったデザイナーの1人。反骨精神を持ったパンクな女性で、彼女のユニークで比類ない英国スタイルの表現方法は、私を含め、多くのデザイナーに影響を与えてきました。そんな彼女とものづくりができることをとても光栄に思います」とコメントしている。【詳細】バーバリー ヴィヴィアン・ウエストウッド コラボレーション 限定コレクション発売時期:2018年12月6日(木)~ ※数量限定取扱場所:バーバリー 表参道店(東京都渋⾕区神宮前5-2-29)、心斎橋店(⼤阪府⼤阪市中央区⼼斎橋筋2-8-21北棟)、公式サイト■アイテム例・オーバーサイズカラー シルクツイル シャツ 140,400円・ヴィンテージチェック ウール ダブルブレスト ジャケット 216,000円・ヴィンテージチェック ウール ハイウエスト トラウザー 108,000円・スローガンプリント コットン オーバーサイズ Tシャツ 54,000円【問い合わせ先】バーバリー・ジャパンTEL:0066-33-812819
2018年07月12日