V6の三宅健が、25日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)で、歌舞伎俳優の市川海老蔵と共演している歌舞伎について語った。現在公演中の六本木歌舞伎第三弾『羅生門』で、歌舞伎に初挑戦している三宅は、「恐ろしいですよ。私はもう気が気じゃないです。気もそぞろ。眠れない」と心境を吐露。稽古をするにつれて、歌舞伎のセリフが増えていったそうで、「歌舞伎俳優のみなさんのセリフを聞きながら真似をするんですけど難しいんですよ」と明かした。また、20日間ほどの稽古について、「こんなに目まぐるしく台本が変わることは経験したことがない。作っては壊し、作っては壊しという現場に常々対応されている方ばかりなので、みなさんの対応力にビックリ。素晴らしいなと思うけど、それについていくのがやっと」と苦労を語り、「ダンスをやってきたって、何の役にも立たないの。今は自分のできる限りのことをやるしかないんですど、本当に難しい」と話した。共演している海老蔵については、「海老蔵さんはすぐに覚えちゃうし、すぐに出来ちゃう人だから、稽古初日に『明後日から本番でもいいよ』なんておっしゃってましたけど、私はそうはいきませんって感じで」と尊敬の念を込めて話しつつ、「海老蔵さんが良いものを求める人だから、殺陣の型も新たなものになったりする。私の頭の中はキャパオーバーです」とポツリ。最後は、「僕のファンの中には、歌舞伎を初めて見る方もいらっしゃると思うけど、この六本木歌舞伎は歌舞伎を見たことがない方にも優しく作られている。歌舞伎ってこんなにすごいんだ、海老蔵さんをはじめとする歌舞伎俳優さんってこんなにすごいんだということを知っていただきたい」とアピールしていた。
2019年02月28日歌舞伎俳優の市川海老蔵とV6の三宅健が出演する六本木歌舞伎第三弾『羅生門』の公開舞台稽古が22日、東京・EXシアター六本木で行われた。初めて歌舞伎を見る人でも楽しめる仕掛けが散りばめられた舞台に、報道陣からも何度も笑いが起こった。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。相次ぐ天変地異で人々は飢え、生きるためには手段を選ばぬ世の中。ある日、行き場をなくした下人(三宅)が羅生門の楼上に登る。そこで下人が目にしたものは、折り重なる死体の中、死人の髪を抜く老婆(海老蔵)の姿であった。聞けば、髪を抜いて金にするという。下人もまた生きるために、老婆の衣を剥いで駆け出すが、そこに鬼=茨城童子(市川右團次)が現れ、切り捨てられてしまう。その後、海老蔵が本人役で登場し、下人に声をかける。「市川海老蔵です。歌舞伎俳優です」などと話しかけて下人を混乱させるユニークな掛け合いの中、海老蔵は下人に、渡辺綱(海老蔵)の家臣・宇源太として別の人生を生きてみることを提案。舞台上に消し幕が現れ、三宅は下人から宇源太となり見得を切り、花道も使って渡辺綱の行方を追っていく…といった展開だ。海老蔵は渡辺綱、老婆、市川海老蔵(本人役)、三升屋兵庫之助三久の4役、三宅は下人、宇源太の2役に挑戦し、それぞれの役になりきって迫真の演技を披露。海老蔵は、全く異なるキャラクターを見事な演じ分け、三宅は習得した見得のほか、宇源太を演じている場面では、茨城童子らとの刀を使った立ち回りの見せ場も。六本木歌舞伎ではお馴染みになりつつある海老蔵の本人役の登場シーンでは、三宅とのユーモアあふれる掛け合いに報道陣からも笑いが。海老蔵に促されて三宅がモノマネを披露する場面もあり、毎回違ったやりとりが繰り広げられそうだ。そのほかにも、出演者が役を演じながらわかりやすく解説するシーンや、三宅のキャラクターを生かしたシーンなどもあり、歌舞伎初心者や三宅のファンが楽しめる工夫が施されている。六本木歌舞伎第三弾『羅生門』は、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。
2019年02月22日歌舞伎俳優の市川海老蔵、V6の三宅健が22日、東京・EXシアター六本木で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』の公開舞台稽古に参加した。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。ついにこの日、新たな『羅生門』がお披露目された。海老蔵は渡辺綱、老婆、市川海老蔵、三升屋兵庫之助三久の4役、三宅は下人、宇源太の2役を演じ、それぞれの役になりきって迫真の演技を披露。海老蔵は、見事な演じ分けで魅了し、三宅は力強い見得のほか、宇源太を演じている場面では、茨城童子らとの刀を使った立ち回りの見せ場も。また、海老蔵が本人役で登場し、下人役と宇源太役の三宅に話しかけるシーンでは、2人のユーモアあふれる掛け合いに会場から笑いが起こった。歌舞伎初挑戦の三宅は「海老蔵さんをはじめとする歌舞伎の世界の方々とご一緒させていただき身の引き締ます思いです。みなさんとお芝居をさせていただく中で、時代も空間も飛び越えた真に迫る表現力のすごさを目の当たりにしています。来る日も来る日も修練を積み重ね、歌舞伎俳優という人生を生きて来た人のすごさを今この眼で見届けられることに感動しています」と心境を告白。「そんな方々とご一緒させていただけることに日々感謝と敬意を払い、ひと公演ひと公演を噛み締めながら大切に演じていきたいと思います。そんな厳しい荒波の中で揉まれて、この公演が終わった時には一皮も二皮もむけたタフな漢になれるように精一杯努めたいと思います。そして、強面な見た目とは裏腹にとっても優しい人柄の三池さん。三池さんの描く独創的な羅生門の世界にこの1カ月どっぷりと浸かり私の身も心も捧げたいと思います」と意気込んでいる。なお、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。
2019年02月22日2月14日、『ダウンタウンDX』(日本テレビ、夜10時~)に三宅健さんが出演しました。三宅さんは「アイドル人生最大の危機」として、2016年の滝沢歌舞伎で右足の親指を骨折したエピソードを語りました。その際、観劇に来た森田剛さんから、「お前の踊りを見にきたんだよ、踊れよ」と言われ、その後の公演はすべて出演したと語り、視聴者からは“剛健” コンビの絆を感じたというツイートが多く寄せられました。さらに、ジャニーズ事務所入社秘話も披露。履歴書を送った2日後にジャニー喜多川社長から電話があり、SMAPのコンサートで中居正広さんの後ろにいきなり出演したエピソードには、スタジオの共演者からも驚きの声が。視聴者からは「SMAP」という単語を出した三宅さんに感謝する声が多く見られました。さらに、復興支援の際に木村拓哉さんとLINEを交換したというエピソードでは、木村さんのモノマネも披露し、話題になりました。ジャニーズ事務所のアイドル同士の仲睦まじい関係性は、聞いてる方もほっこりと幸せな気持ちになりますね。文/エミチャンカパーナ画像/Shutterstock
2019年02月15日歌舞伎俳優の市川海老蔵、V6の三宅健が4日、都内で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』製作発表会見に出席した。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。歌舞伎初挑戦の三宅は「人生の中でまさか歌舞伎に出演させていただくことになるとは考えもしなかった」と言い、海老蔵との共演について「同じ舞台に立たせていただけることは生涯のうちで一度あるかないかのことだと思っているので、これが最初で最後のつもりで、そのくらい捨て身で、無我夢中の境地で挑みたいと思います」と引き締まった表情でコメント。「これをきっかけに、ジャニーズファンの方が本物の歌舞伎に触れてもらえるというのはすごく素敵なことだと思っているので、いろんな方に見ていただきたいです」と期待し、和装姿についても「なかなかこういった正装をすることはないので、紋付き袴を着られてうれしいです。まだ現実を受け入れがたいです」と感想を述べた。三宅はまた、「テレビでやっている海老蔵さんのドキュメントを毎年欠かさず見ている」と明かし、「テレビの中の歌舞伎役者の方という印象。体も常に鍛えていてストイックな方という印象」と海老蔵の印象を告白。「そんな方とご一緒できることをうれしく思っています」と喜んだ。一方の海老蔵は、「V6でデビューされたときに誰が一番かっこいいかなと思ったときに、この人一番かっこいいなと思ったのは三宅さんでした。この人はモテるんだろうなという第一印象です」と明かし、三宅は「大変恐縮です。ありがとうございます」「うれしかったです」と照れ笑い。さらに、海老蔵が初めて歌舞伎を見る三宅のファンへの鑑賞のアドバイスを求められ、「基本的に三宅さんを見ていればいいんじゃないでしょうか。その中で歌舞伎に興味をもっていただければ」と話すと、三宅は「ダメですよ。海老蔵さんを見なきゃ」と笑っていた。なお、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。この日の会見には、海老蔵、三宅のほか、演出の三池崇史監督、松竹副社長/演劇本部長の安孫子正氏も登壇した。
2019年02月04日V6の三宅健が4日、都内で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』製作発表会見に出席し、2020年いっぱいでの活動休止を発表した嵐についてコメントした。囲み取材で嵐について聞かれ、三宅は「僕も会見を拝見させていただいたんですけど、非常に残念なことをお伝えしないといけない会見ではあったんですが、嵐が嵐らしく、ファンのみなさまへ誠心誠意、みんなが思っていることを伝えたい一心だったということがすごく伝わってきましたね」と会見の感想を述べた。また、「僕は衣装もすごくいいなと思って見ていた」と言い、「それぞれお互いの色を使い合ったスタイリングで、嵐それぞれがそれぞれを思い合っているような、そういうメッセージが込められているような気がして、ファンのみなさんへの彼らの思いが、言葉だけではなく衣装にも込められている気がしてすごく素敵だなと思いました」と語った。六本木歌舞伎は、歌舞伎俳優・市川海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。会見には、三宅のほか、市川海老蔵、演出の三池崇史監督、松竹副社長/演劇本部長の安孫子正氏も登壇した。
2019年02月04日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」の1月31日(木)放送回に、「V6」の三宅健がゲスト出演。三宅さんはプラスワンゲストとして「嵐」とともに、吉田沙保里率いるチームチャンピオン軍団と対戦する。今回「嵐」チームと対戦するのは元女子レスリングオリンピックメダリストの吉田さんをはじめ岡田圭右、陣内智則、小島瑠璃子、そして今回が本番組初登場となる「霜降り明星」で構成された「チームチャンピオン」。これまで世界の舞台で勝利してきただけに「ずっと勝ち続けなきゃいけないので、負けられないです」と意気込みを見せる吉田さん。吉田さんは「霜降り明星」粗品とともに、ロッククライミングのように壁をのぼりながらボタンを押して得点を稼いでいく「クリフクライム」に挑戦、吉田さんの自慢の腕力と粗品さんの長い手足を生かしたプレイで攻めていく。また今回はとある人物の、とある顔のパーツからそれが誰かを予想する対決「顔パーツ嵐」が登場するほか、吉田さんが「やりたいゲーム」だという「スライダースマッシュ」も新登場、こちらでも大熱戦を繰り広げる。今回プラスワンゲストとして参戦した三宅さんは2月22日(金)から上演される“六本木歌舞伎 -第三弾- 「羅生門」”に出演する。2015年よりEXシアター六本木で上演されてきた「六本木歌舞伎」の第三弾作品となり、今回は芥川龍之介の代表作「羅生門」を上演する。演出を第一弾から手掛けてきた三池崇史が務め、市川海老蔵と三宅さんの共演で、人間のエゴイズムを克明に描いた文学作品を新たに描き出す。“六本木歌舞伎 -第三弾- 「羅生門」”は2月22日(金)~3月10日(日)の期間、EXシアター六本木で上演された後、3月13日(水)~17(日)まで大坂・オリックス劇場で、21日(木・祝)~24(日)まで札幌・わくわくホリデーホールでそれぞれ上演。「VS嵐」は1月31日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年01月31日松尾スズキ率いる超人気集団「大人計画」の特番、『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』が3月31日(日)に放送されることが決定した。1988年に松尾さん作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げされ、30周年を迎えた「大人計画」。放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で脚本を務める宮藤官九郎をはじめ、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、平岩紙、三宅弘城、星野源など、映画や舞台、CMで活躍する多くの才能が所属している。今回放送決定した6時間10分の特番では、そんな超豪華メンバー全員が大集結!「大人計画」の歴史と魅力を、貴重な映像とトークを交えて放送。「大人計画」が愛されるワケがきっと分かる、そんな内容になっている。『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』は3月31日(日)22時50分~NHKBSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月25日矢部浩之、マツコ・デラックスの司会でゲストが“アウト”なトークを展開する「アウト×デラックス」の1月17日(木)今夜の放送回に「V6」三宅健が出演、6年ぶり3度目の出演となる三宅さんは何を語る?独特の世界観を持って生きているこだわりの人たちをゲストに迎える本番組。三宅さんは2013年7月“やることが小学生レベルのジャニーズアイドル”として番組初登場、“小学生レベル”の行動をとってしまうことを明かし、「テレビに出てる人なんてみんな虚像」と発言したことも話題に。続く同年9月の放送では“やり残したことがあるのでまたやってきたジャニーズアイドル”として再登場。自作コントキャラ「陳さん」ネタなどを披露、自由奔放ぶりを再び発揮。今回は“「ジャニーズカウントダウン」に不満がある現役ジャニーズ”として3度目の登場を果たす。ジャニーズアイドルが集結する年末の一大イベントであり、フジテレビでも生中継され、昨年の放送では15%の高視聴率をたたき出した「ジャニーズカウントダウン」だが、三宅さんには不満があるのだという。「King & Prince」や「Sexy Zone」ら若手世代が登場したことで「V6」の出番が少なくなってきたという三宅さんは「公の場で言ったことが無かったんですけど、本音はもっと(V6の出番の)尺がほしいです」と本心を吐露、若手の台頭によって生まれた“ファンのうちわ”にまつわる切ないエピソードを告白。アウト軍団として出演中の塚田僚一が所属する「A.B.C-Z」のアイドル戦略に“苦言”を呈するシーンも。また「ジャニーズカウントダウン」の演出にも異議があると語り、懐かしい過去の映像とともにふり返っていく。また「M-1グランプリ」を目指していたという自作コントキャラ「中国人の陳さん」も復活。舞台俳優・福島カツシゲ扮する「劉(りゅう)さん」とともにコントも披露。矢部さんとマツコさんも絶賛、MCの「南海キャンディーズ」山里亮太も思わず見とれたそのコントもお見逃しなく。そして「V6」メンバーの誰とでもとキスできるという三宅さんが番組メンバーとキスをするという無茶ぶりに「強いていうなら…唇が一番ぷるぷるしているので」と選んだ相手とは?胸キュン必至、三宅さんの自由奔放ぶりをお楽しみに。今夜のゲスト、三宅さんがメンバーの「V6」が主題歌を担当するアニメ「ワンピース」が放送20周年を記念して1月13日(日)と1月20日(日)の2週にわたり番組史上初の副音声を放送。三宅さんは副音声に参加するほか声優として本編に出演するのでこちらもお楽しみに。「ワンピース」副音声は1月20日(日)9時30分~よりフジテレビ系にて放送。「アウト×デラックス」は1月17日(木)23時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年01月17日2019年3月から2020年4月まで全国各地で上演される2019年劇団☆新感線39(サンキュー)興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の製作発表記者会見が行われ、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのり、主演の生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、橋本じゅん(大阪・石川・長野公演に出演)、三宅弘城(東京・福岡公演に出演)、橋本さとしが登壇した。2019年 劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』チケット情報本作は劇団☆新感線の3年ぶり本公演となり、旗揚げ39周年を記念した「39興行」の第一弾。“いのうえ歌舞伎”としては『乱鶯』(’16年)以来の新作で、中島かずきによるゼロベースからの完全新作は『蒼の乱』(’14年)以来になるという。会見では中島が「いつもの新感線らしい賑やかな芝居になります。生田くんは普段は抑えた役や受けの芝居をすることが多いので、今回は図抜けた明るさを持つキャラクターを演じてもらえたら」と語り、いのうえも「内容はザ・新感線です。斗真はいのうえ歌舞伎には初登場なので思いっきり暴れてもらいたい。“チャンバラ版アベンジャーズ”というような怒涛の展開です」と本作について紹介した。新感線は4度目の参加となる生田は「2年前に『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(’16年)に出演したときに、いのうえさんから『次は斗真で歌舞伎をやりたい。斗真のために考えている企画があるから一緒にやらないか』とお話しいただきました。今回は39興行ということなので、皆さんにたくさんのサンキューを届けます!」と笑顔。新感線は昨年から二度目の参加のりょうは「新感線さんの作品は楽しくて、また出演したいとアピールしていました。その夢がこんなに早く実現してうれしいです。いのうえ歌舞伎は殺陣とアクション満載で役者にとっては体力勝負ですが、最後まで楽しんで面白い作品を届けられたら」、中山は「斗真くんの弟役を演じさせていただきます。今回、出させていただくと決まったときは緊張のほうが大きかったですが、精一杯楽しみながら自分の役をまっとうしたいと思います」、今作が初舞台となる藤原は「新感線の舞台はずっとお客さんとして観ていたので、そこに立てることを幸せに思います」とそれぞれ語った。橋本さとしは「新感線を退団した頃、占い師からあなたの人生のピークは53・54歳って言われたんですよ。来年、僕53歳なので。僕ひとりの男の人生のピークをぜひ見届けていただきたい!」と明かし会見を盛り上げた。公演は、2019年3月8日(金)に大阪・フェスティバルホールで開幕後、石川、長野を巡演。夏秋公演を挟み、2020年2月から再び東京、福岡で上演される。大阪・石川・長野公演のチケットは1月27日(日)一般発売。12月12日(水)23:59まで石川・長野公演の抽選先行を受付中。取材・文:中川實穗
2018年11月27日広島城を舞台にしたアート展「チームラボ 広島城 光の祭」が、2019年2月8日(金)から4月7日(日)までの期間限定で開催される。本展は、デジタルテクノロジーを駆使し、街を物質的に変えることなく“街を街のままアートにする”というチームラボのアートプロジェクト「Digitized City」の新作。初代広島藩主浅野長晟が広島城に入城して400年を迎える2019年に、街の象徴である広島城を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変える。注目作品は、旧天守閣に使われていた礎石に置かれた立物体が光り輝く「忘却の礎石にたちつづけるものたち」。それぞれ自立した物体は、強く輝いたり消えたりと、まるでゆっくりと呼吸しているかのように光り輝く。人に押されて倒れかけると、それぞれ光の色が変化。各色特有の音色が響くと、近隣の物体も呼応して同じ光の色に変化し、音色を響かせながら連鎖していく、というコンセプチュアルな作品となっている。広島にゆかりのある歴史上の武将らが登場する作品「お絵かき武将たち」も必見。毛利元就、毛利輝元、浅野長政、浅野長晟、ねねなどを紙に描くと、描いた絵がスクリーン上で動き出し、触れるとその人物の名言が吹き出しで現れる。そのほかにも、様々な“光”を表現した作品の数々を展示。人々が作品に触れることで反応したり、作品同士が共鳴したりと、参加者の介入があって初めて成立するチームラボならではのインタラクティブアートが楽しめる。【開催概要】RCCテレビ60年「チームラボ 広島城 光の祭」開催期間:2019年2月8日(金)~4月7日(日)時間:18:30〜21:30(最終入場 21:00)会場:広島・広島城(広島県広島市中区基町21−1)入場料:■通常チケット大人(16歳以上) 前売り800円、当日1,000円小人(小学生以上、中学生以下) 前売り500円、当日700円※6歳以下無料※障がい者手帳の所持者は本人のみ無料■前売りペアチケット(枚数限定のお得な前売りペアチケット)大人ペア券 1,000円(限定2,000枚)※1枚で2名入場可。※12月15日(土)~2月7日(木)予定 ※売切れ次第終了※使用期限は2月8日(金)~2月22日(金)※RCCオンラインチケット、セブンチケットのみで販売チケット販売場所:RCCオンラインチケット、セブンチケット、ローソンチケット、ぴあほか※前売り券は12月15日(土)より販売開始※当日券のみ広島城の会場にて販売
2018年11月24日俳優の生田斗真が、劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』に主演することが29日、明らかになった。同作は、劇団☆新感線3年ぶりの本公演で、かつ劇団旗揚げ39周年の"サンキュー公演"第1弾。奥州・奥華一族の元にかくまわれていた遮那王牛若を死なせてしまったために、牛若の代わりとなり"源九郎義経"として生きることになった奥華玄九郎国衡(生田)が、偽りの身分を盾にしつつ、常にポジティブシンキングと機転とで数々の苦難を軽々と乗り越えていく。2017年春から2018年大晦日まで約2年間、客席が360°回転するというアジア初の劇場・IHIステージアラウンド東京(豊洲)でのロングラン公演を行っていた同劇団だが、今回は久しぶりに「回転しなくなる」公演に。いのうえ歌舞伎は2016年の『乱鶯』以来、劇団の座付き作家・中島かずきによるゼロベースからの完全新作は2014年の『蒼の乱』以来となる。"奥州三代"と"義経黄金伝説"をベースにしながら、冥界というファンタジー要素も盛り込み、笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメントとなる同作。奥華の巫女長で義経(玄九郎)の義理の母・黄泉津の方役にりょう、義経(玄九郎)の弟・奥華次郎泰衡役に、新感線初参加となる中山優馬、現世と冥界を繋ぐ不思議な力を持つ大陸渡りの歌歌い・静歌役に初舞台となるシンガーソングライター・藤原さくらが決定した。さらに常陸坊海尊役は、5回目の新感線出演となる"準劇団員"山内圭哉、遮那王牛若役は『蒼の乱』以来2度目の参加となる早乙女友貴、武蔵坊弁慶役はダブルキャストで橋本じゅん(大阪・金沢・松本公演)、三宅弘城(東京・福岡公演)が演じる。『メタルマクベス』disc1(2018年)で退団以来21年ぶりに劇団公演に参加した橋本さとしも、生田・中山の父親約である奥華秀衡役で出演。源頼朝役の粟根まことを始めとする、劇団員らが舞台を彩る。大阪公演はフェスティバルホールにて2019年3月8日~21日、金沢公演は金沢歌劇座4月2日~7日、松本公演はまつもと市民芸術館にて4月18日~21日。さらに2020年2月の東京公演(TBS赤坂ACTシアター)、2020年4月の福岡公演(博多座)を予定している。○中島かずき コメントいのうえ歌舞伎の完全新作、ゼロベースからの書き下ろしという意味では『蒼の乱』以来、そして鎌倉時代の物語を書くのはこれが初めてになります。今回モチーフに使ったのは、奥州藤原三代と源義経との関わりです、この物語では"奥州奥華(おうが)"と書き換えていますが。奥州の人たちは蝦夷の末裔なので、今回は僕が長年書き続けている北関東から東北を舞台にしている作品群『阿弖流為』『蒼の乱』『髑髏城の七人』『吉原御免状』の間を埋める作品だったりもします。義経が藤原秀衡を頼って奥州に逃げ込んでいた史実をもとにしていて、加えて義経にはもともと替え玉説もありますからね。生田斗真くんで"偽義経"というところがミソで、考えついた時には「これだ、イケる!」と思いました。基本的にキャラクターは全部あてがきですが、斗真くんにあてがきするのはこれが初めて。振り切っちゃったほうがそれゆえの悲しさ、健気さが出るはずなので、彼が新感線に対して想ってくれている気持ちに応えたくて、腕によりをかけました。ここまで書いて怒られないか? と思いつつも(笑)、僕なりに斗真くんの良さを活かして書いたつもりです。○いのうえひでのり コメント回はまず斗真くんありきで、初めてのいのうえ歌舞伎の主役でと考えた時に、これまではチャラいキャラクターのほうが多かったので、もうちょっと真面目にというかがっつりと時代劇に取り組んでもらおうと思ったんです。彼の場合は芝居の基本をウチの劇団で身につけたようなところがあって、"準劇団員"いわゆる"新感線TRIBE"の中ではメイン役者のひとりでもありますから(笑)。脱ステージアラウンド第1弾の主役としても、とても力強い存在。どちらかというと"受け"の芝居をすることが多いようですが、今回は珍しくその逆、ツッコミまたはボケの芝居を楽しんでもらえることと思います。そして僕としてはとにかく観客席を回すことを考えなくていいので、そういった意味では久しぶりに通常業務に戻る感覚もありますね。とはいえ、今回の台本もこれまた大変で、ある意味"義経伝説"であり、『リメンバー・ミー』でもあり、主役を張れるくらいの個性派たちがゾロゾロ出てくるので『アベンジャーズ』でもあり(笑)。『偽義経』のはずなのに? と思われるでしょうが、観ればきっと「ああ~、そういうことか!」と納得していただけるのではないかと思います。○生田斗真 コメント劇団☆新感線には『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』以来、3年ぶり4回目の参加になります。実は、いのうえ歌舞伎に主演という形で出させていただくのも、中島さんの書き下ろしに出させていただくのも初めてなんです。源義経の偽物の役どころになりますが、歴史上の人物を描きながらも僕が属するチームのパートは意外と自由にやれそうだとも思っていて。あまり型にハマり過ぎず、舞台上で縦横無尽に飛び回りたいですね。それにしても、基本的に新感線のみなさんとご一緒するときはちょっと頭の弱いキャラクターになることが非常に多くて(笑)。今回もどうやら正義感に溢れた、憎めないおバカちゃん的な役になりそうです。そしてたっぷりと立ち回りがあり、歌があって、ほんの少しのラブがある、いかにも新感線らしい作品になるんじゃないかと予想します。本格的な時代劇なので着ているものが重かったり暑かったりしますが、お客様にはこちらが苦労すれば苦労する分、楽しんでいただけるはずですからね。今回も大いに苦労をして、大いにヒイヒイ言いながら、がんばりたいと思っています。
2018年10月29日筆がのっているとは、まさにいまのKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんのことをいうのだと思う。ここ数年、発表する作品がことごとく面白い。しかもその作品ときたら、最高にくだらなくてバカバカしいコメディから、ラブストーリー、シニカルな不条理劇、そして翻訳劇の演出と、驚くほど多彩。そのうえ、演劇活動の合間を縫うようにミュージシャンとしても活動していたりするのだからすごい。――主宰されている劇団、ナイロン100℃(以下、ナイロン)が、今年結成25周年と銘打って公演をおこなっていますけれど、長く活動してきて、作家と劇団員の信頼関係が築かれているからこそ出せる面白さを実感しました。KERA:いつもギリギリですよ。いまに始まったことじゃないですけれど、ここまでギリギリで稽古しているのかっていうくらい(苦笑)。ただ、その時どきの自分や集団の調子があって、いまは互いに調子がいい状態ではある。あと、僕も周りも場数を踏んで、ナイロンとしてこだわる部分、さして重視しなくていい部分のさじ加減がわかってきたというのはあると思います。――犬山イヌコさん、峯村リエさん、三宅弘城さん、大倉孝二さんなど、劇団員の方々の多くが、いまや映像作品でも活躍されています。劇団を25年続けられた理由はなんだと思われますか?KERA:やめ損ねた(笑)。10周年の頃はもう解散も遠くないと感じていました。だけど劇団じゃないと作れないものがやっぱりあって、いざ創作に入っちゃうと楽しくて、その魅力に抗えなかったんでしょう。あと、僕らの場合、早くからへんに騒がれすぎなかったのがよかったんだと思います。スキルが伴わないうちに持ち上げられるとそこで終わってしまうから。…まあ、演劇とは違うところで嫌な騒がれ方はしましたけどね。その頃はたいてい、松尾スズキさんの大人計画とペアで、演劇界の異端児みたいなサブカルの括りで扱われた。おかげで演劇に興味のある方々からは敬遠され、新聞の劇評も出ないし、こうした取材だって一切来てくれませんでしたから。―――それがいまや、岸田國士戯曲賞の選考委員をされるなど、気づけば演劇界の中心に身を置いていることをどう思われますか。KERA:居心地は良くないですよ(笑)。隅っこにいた方がずっと楽ではあるけれど、やらせてもらえること、やれと背中を押してもらえてることには、素直にありがたいと思っています。やりたくてもやれない状態の人だっていっぱいいますからね。震災の時に、創作を続けられる環境を用意してもらえているのは当たり前じゃないってことを痛感しましたから。―――他の若い劇団の公演にも頻繁に足を運ばれていますよね。やはり今後の演劇界を担っていかなければ、という思いはありますか。KERA:演劇界の未来を考える余裕はまったくないのですが、ある部分は担わなきゃいけないのかなとは思っています。…でも、若い人は面白いですよ。というか、僕は基本的に“若い世代がつねに正しい”と思っています。僕が正しく彼らの意図を汲み取れているかはわからないけれど、すでに出来上がっちゃっているベテランたちより面白い若者はたくさんいます。技術が追いついていないためにいまひとつ表現できていないものが多いんですけど、やろうとしているビジョンを汲み取ることはできる。―――新しいものに出合った時の焦りみたいなものはありませんか?KERA:ないですね、もはや焦りは。ただ、ウチは代々早世の家系なこともあり、自分は50代までしか仕事ができないと思って、このままではいろんなことをやり残すぞと、そういう意味で焦った時期はありました。でもいま55歳…アラ還(還暦)にもなると、焦っても仕方ないという方向に気持ちも変わってきています。ケラリーノ・サンドロヴィッチ劇作家、演出家、映画監督、音楽家1963年1月3日生まれ、東京都出身。’80年代にニューウェイブバンド・有頂天として活躍すると同時に、インディーズレーベル・ナゴムレコードを運営。’85年に演劇活動を開始し、’93年にナイロン100℃を旗揚げ。’99年に岸田國士戯曲賞を受賞し、以降、さまざまな演劇賞を受賞。映像作品にはドラマ『怪奇恋愛作戦』などがある。作・演出を手掛ける新作、KERA・MAP#008『修道女たち』は、10月20日~11月15日まで下北沢・本多劇場にて上演。その後、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、北九州芸術劇場 中劇場でも公演。出演に、鈴木杏、緒川たまき、鈴木浩介、高橋ひとみほか。キューブTEL:03・5485・2252(月~金曜12:00~18:00)※『anan』2018年10月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年10月18日モデルの高橋ユウ(27)が14日、自身のブログを更新し、K-1ファイターの卜部弘嵩選手(29)と結婚したことを報告した。高橋は「いつも応援して下さっている皆さま、いつも支えて下さっている皆様へ」と書き出し、「先日、婚約していたK-1選手の卜部弘嵩さんと入籍しました」と報告。「強くて優しくて、世界一かっこよくて不可能を可能にするいつも前向きな彼と過ごせる日々がとても幸せです」と喜びをつづった。そして、「人生は何が起こるか分からない。その中で今世で彼と出逢わせてくれたこの世に感謝です!」と記し、「彼と共にたくさん笑い合え、高め合える家庭を築いていきたいと思います。今後とも温かく見守っていただけたら幸いです」とメッセージ。2ショット写真もアップした。また、今夜放送の日本テレビ系バラエティバラエティ番組『行列のできる法律相談所SP』に、夫の卜部、姉で女優の高橋メアリージュンと共に出演することも告知。「彼も出演し夫婦になって初共演、姉も一緒なのである意味家族共演させていただきます!さんまさんと皆さんと楽しい時間でした」と伝えた。
2018年10月14日アイドルグループ・V6の三宅健が3日、東京グローブ座で行われた主演舞台『二十日鼠と人間』の公開ゲネプロに登場し、共演の花乃まりあ、章平、藤木孝、山路和弘と共に取材に応じた。同作は『怒りの葡萄』や『エデンの東』などで知られるアメリカのノーベル賞作家ジョン・スタインベックが1937年に発表した小説を原作とし、スタインベック自身が戯曲化した作品。1930年代の世界大恐慌下のアメリカを舞台に、主人公のジョージに待ち受ける厳しい現実と相棒への想い、そしてその想いゆえの葛藤と苦悩を描く。「休憩でもこの芝居の話ばっかりしている」という三宅は、「すごく面白い戯曲なんですけど、追究して行けば行くほど奥が深いというか、いろんなところにスタインベックがギミックを仕掛けている」と明かす。ゲネプロでは最後に小道具が出てこないというハプニングもあったが、「いろいろ事件もあったので」と苦笑しつつ、「ゲネはそのためにある。お金を取ってないので!」と胸を張った。共演する藤木は「頼もしい主役です。頼りにしてます」、山路は「よくセリフ忘れてもフォローしてくれます。今日は私が、ストーブを『コタツ』と言ってしまった」と座長・三宅を絶賛。花乃も「どの瞬間を切り取っても、いつも美しくかっこよく、あたたかく優しく、感謝の気持ちでいっぱいです」と気持ちを表した。これまでにあまりない役に挑戦し、「疲れます。この作品に感情がひっかき回されてる気がします」と心境を吐露し、終わった後は「どんよりします」と語る。V6のメンバーについては「腐れ縁なので、来たり来なかったり、いちいち確認もしない」というが、「リーダー(坂本昌行)に関しては絶対に観に来ますね。いの一番来る。だいたいいつも一番最初に、各メンバーの舞台を必ず。観にこない時はないんじゃないかと思います」と関係性をのぞかせた。相棒・レニー役の章平とは同じシーンが多く、三宅は「初めてご一緒するんですけど、2人の密な関係が重要なので、いろいろね? 自主練とか一緒にしちゃったりして」と明かす。「集まってセリフ合わせをして。人生で一度もやったことなくて」と前置きしつつ、経緯を説明。立ち稽古に入る前に、互いに「読み合わせをしたい」と思いながら言い出せず、共演の瀧川英次が仲を取り持ってくれたという。章平は「本当によく気にかけてくださるんで、安心してずっと頼ってられる」と改めて印象を語り、「『優しいんだろうな』とずっと思ってたんです。だからイメージが変わったという感じはなく、そのまま」と明かすと、三宅もまんざらでもない表情を見せていた。また、後輩であるタッキー&翼が解散を発表し、滝沢秀明は引退、今井翼はジャニーズ事務所を退社するが、三宅は「滝沢も翼も本人たちの意思なので、そこは応援していきたいなと思います」と思いを表す。「思い入れはすごくありますけど、何よりもファンの皆さんがすごくびっくりしているでしょうし、まだ心の整理もつかないと思いますけど、そこが一番心配かなと思います」2人のファンを気遣った。「僕もニュースで見てびっくりしました。連絡はとりましたけど……」という三宅だが、レポーターから内容を求められると「それは、言うわけないだろ」とつっこみ、その日一番の爆笑をさらう。「それぞれの道なので、とにかく二人ともに、僕は幸せになってほしいなと思います」とエールを贈った。東京公演は東京グローブ座にて10月3日~10月28日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて11月8日~11月11日。
2018年10月03日六本木歌舞伎第三弾「羅生門」が、来年2月22日(金)のEXシアター六本木を皮切りに、大阪、札幌にて上演されることが決定。市川海老蔵と「V6」三宅健が共演する。「六本木歌舞伎」は、2015年2月、脚本:宮藤官九郎×演出:三池崇史、海老蔵さんと中村獅童共演で「地球投五郎宇宙荒事」がスタート。昨年はリリー・フランキーが新解釈で描き出した「座頭市」を三池氏演出で第二弾が上演。海老蔵さんに加え、寺島しのぶが参戦したことも話題に。そして来年上演される第三弾は、芥川龍之介の代表作「羅生門」。引き続き三池氏が演出を担当し、出演は海老蔵さんと、歌舞伎初出演となる三宅さんに決定。海老蔵さんは「人間のエゴイズムを描いた名作を、歌舞伎という舞台でいかに表現するのか。今からとても楽しみにしています」と期待を寄せ、三宅さんは「海老蔵さん、三池監督、憧れのお二人とお仕事をご一緒させていただけることを大変光栄に思います。悪と正義の存在理由。三池監督が描く羅生門の世界を追求できる喜びを噛み締めています」と心境を明かす。一方、演出を手掛ける三池氏は「芥川龍之介も驚嘆!歓喜!やっぱ歌舞伎は面白い!が私のテーマです」と言い、「芥川龍之介×市川海老蔵×三宅健!何かが起きぬワケが無い。六本木歌舞伎、ここに極まる!」と熱いコメントを寄せている。なお、本公演のチケットは、11月17日(土)10時より一般発売がスタートする。六本木歌舞伎 第三弾「羅生門」は2019年2月22日(金)~3月10日(日)EXシアター六本木、3月13日(水)~3月17日(日)オリックス劇場、3月21日(木・祝)~3月24日(日)わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて上演。(cinemacafe.net)
2018年09月19日プロレスラー、棚橋弘至さんは美しい。言葉を変えると、色気がある。鍛え上げられた肉体もそう感じさせる理由のひとつだが、艶っぽい表情にぐっとくるのは、私だけではないだろう。戦いの最中、相手の膝を集中攻撃するとき、棚橋さんは鬼になって、サディスティックな表情を浮かべる。相手の技を受け続けて、ボロボロになっているとき、棚橋さんの表情は切なくて、それでもなんとか希望をつかむんだといった、諦めない感情がにじみ出ている。一方、メディア出演で見せる、爽やかな笑顔。何十本もの取材対応後に行った『DRESS』での取材中にも、「ちょっと飴食べてもいいですか?血糖値を上げたくて(笑)」と、癒やし系の笑顔を見せてくれた。■棚橋弘至さん演じる悪役レスラー「ゴキブリマスク」あの独特のやわらかく、温かい微笑みは、棚橋さんがデビューして約20年、背負ってきたものや戦ってきたものの重さを現していると思う。幾多のつらい経験を乗り越え、自分自身と闘ってきた人の笑みなのだ。膝や肩、首、腕……棚橋さんは体中に爆弾を抱えている。年間150試合を超える戦いを20年近くも続けてくれば、満身創痍の状態になるのも無理はない。それでも戦い続け、夏の祭典「G1 CLIMAX 28」では今年、3度目の優勝を果たした。この戦いを見て涙した人は数多くいるだろう。優勝おめでとうございますと伝えると、「がんばったでしょ?」とにっこり微笑んだ棚橋さんは、9月21日公開の映画『パパはわるものチャンピオン』に主演する。演じるのは、10年前まで団体のトップレスラーだった大村孝志。彼は今、悪役レスラー「ゴキブリマスク」として戦っている。■「かつてのエース」に自分を重ねて「映画の仕事が来ました、と言われたときは『映画?マジすか!?』で1回目、『主演です』と言われて2回目、『パパはわるものチャンピオン』の主演ですと言われて3回目。3回びっくりしましたね」目を細めて優しく微笑んだ。お子さんの学校での読み聞かせ行事で、原作の絵本を読んだことがあり、そこで描かれている白タイツのコスチューム、金髪にメッシュ、筋骨隆々のプロレスラー、ドラゴン・ジョージは棚橋さんそのもの(※)だったことから、驚くのも無理はない。※岩崎書店の『パパはわるものチャンピオン』特設サイトでも、絵本の作者・板橋雅弘さんが「ドラゴン・ジョージは棚橋さんをイメージして描いた」と言及している。ただ、棚橋さんが演じたのは現在のエース、ドラゴン・ジョージ役ではなく、かつてのエースだった大村ことゴキブリマスク。オカダ・カズチカさんという強すぎる次世代の出現や度重なる怪我による欠場で、2015年頃から棚橋さんは自身が望むような結果を出せずにもがいていた。それは大村という、かつてのエースに重なる部分があったのではないか。■好きな仕事を理解してもらえない苦しみ「大村は僕に近かった、というのもあって、大村を演じる意識はあまりなかったです。むしろ、怪我の苦しみを誰よりもわかっているぶん、無理なく大村になれたというか。自分がエースだったという過去の栄光に引っ張られて、悪役のゴキブリマスクとして戦うことに誇りを持てない感覚は出せるかな、と感じていました」自分の役割を当の自分が受け入れられない、という状態はしんどい。正義のヒーローから悪役へという流れは、見る人によっては「落ちぶれた」と感じるかもしれないし、悪役の必要性を知らない子どもからすると、「正義のヒーローのほうがカッコいい」となるのも無理はない。実際、息子の祥太(寺田心)から「悪者のパパなんて大嫌いだ」「(悪者の)仕事なんてやめてほしい」など、純粋な気持ちをぶつけられるつらいシーンもある。プロレスが好きだから戦っていて、それを仕事にできているから、家族と生きていける。にもかかわらず、仕事を理解してもらえない苦悩を抱える大村の姿を見るのは悲しかった。■仕事に誇りを持ち始める……心境の変化も見てほしい「家を出る前に、家族から『危ないことしないでね』と言われることがあります。いやいや、これから危ないことしに行くんですよ、って思うんですけど(笑)、どんな試合をしてもいいけど、自分の脚で歩いて帰ってきてね、というメッセージだと捉えています」棚橋さんには、ふたりのお子さんがいる。彼らは幼いころから「お父さんはプロレスラー」だと理解していて、大きな試合はときどき見にきていたという。そんな棚橋家とは違い、大村家では祥太に自身がプロレスラーであること、加えて悪役をしていることを隠していたが、ひょんなことから大村=ゴキブリマスクだと、祥太にバレてしまう。劇中で、祥太から否定の言葉を投げかけられ、祥太の部屋の前に立ち尽くす大村の背中は、とても大きいはずなのに妙に小さく見えて、やりきれない気持ちになった。ただ、タッグパートナーのギンバエマスク(田口隆祐)や祥太、彼の友達とのやりとりのなかで、少しずつではあるけれど、大村は悪役の仕事に誇りを持ち始める。「(大村の)そんな心境の変化が伝わればいいなと思います」と話す棚橋さんに、どのシーンがそれを象徴しているのか尋ねると、少し間があった。棚橋さんは言葉を一つひとつ、丁寧に選ぶ。厳選した技を一つひとつ、見る者にわかりやすく繰り出す棚橋さんの態度は、リング外でもリング内でも変わらない。とても真摯な人なのだ。「あぁ、治療院でのシーンですね。担当医から『先のことを考えて』と言われたとき、食い気味に『先なんてない!』と返したら、監督からOKが出たんですよね。本当は静かな声で『先なんてない』でも良かったんですけど。アドリブだったので、やるじゃん、俺!って思いました」あははと朗らかに笑う。目尻にできる笑いジワが、やっぱり温かくて、太陽みたいで眩しい。■過去の栄光に引っ張られない先なんてない!は棚橋さんの心の奥底にある感情が、無意識に流れ出たものかもしれない。来年にはデビュー20周年、11月に42歳を迎える棚橋さんにとって、一つひとつの試合はもちろん、一瞬一瞬が貴重だ。プロレスが他の競技と比べて、“現役”でいられる期間が長いとはいえ、10年後もリングに立っていられるのか。ファンはデビュー30周年目の棚橋さんも見たいと望むけれど、未来のことは誰にもわからない。「20年近くプロレスをしてきて変わってきたのは、今の自分を受け入れるというか、今持っているハイフライフロー、ドラゴン・スクリューなどの得意技を活かしてどう戦うか、ということ。あれもこれもできたのに……という過去の自分に引っ張られるんじゃなくて、これだけ使えばいいとわかっていたら戦略を立てられる。G1もそういう感覚で戦ってきました」プロレスの話になると、表情がきりりと引き締まる。棚橋さんはプロレス界の今のトレンドを「足し算、掛け算みたいなプロレス」と表現する。たしかに、いろいろな技を繰り出し、「えっ、こんな技もあるの!?」と観客を沸かせるレスラーは少なくない。引き出しの多さに圧倒されることもある。■チャンピオンはみんなに“次”を見せる立場一方で、棚橋さんが目指すのは「引き算、割り算みたいなプロレス」だ。自身を「反骨心がすごい。それは昔から」と話す。時代に逆行したそのプロレスはシンプルで、わかりやすい。いろいろなものを削ぎ落とし、一つひとつ磨き抜かれ、高められた技を見せているとも言える。「G1でチャンピオンになった僕は、“次”を見せないといけない。周りはトップをとった後は何をしてくれるんだ?と期待していますから。一番になるのはゴールじゃなくてスタート。一番になった者はそこから波風を立てないといけないんです」取材中、『パパはわるものチャンピオン』の劇場が75館になった(2018年8月22日時点)と聞いて、「えーっ!そんなに増えたんですか!嬉しい!」と無邪気な表情を見せた棚橋さん。映画でも“トップ”をとったら、第二弾、第三弾を期待してもいいですか?編集後記棚橋さんは映画初主演について「日々、プレッシャーとの闘いでした」と振り返った。監督がOKと言うまで気が抜けないのは当然だが、自分のなかに「演技の正解」がなく、何が正解なのかわからない状態で演じるのは、暗い夜道を明かりなしで歩くようなものだろう。「めちゃくちゃ不安でしたよ」と強調した。それでも座長だからこそ、演技力では引っ張れなくても、現場を盛り上げて良い空気づくりに注力し、できることを全力でやりきったという。正解は見えてきましたかと問うと、「正解は見えてこなかったです。たぶん見つからない」。演技にもプロレスにも人生にも、正解なんてものはないのかもしれない。無我夢中で走っているとき、正解なんて見えてこないのかもしれない。それでも力を出し切って向き合うことで、自分がしてきたことを正解にしていけばいいのだ。そう思わせてくれたひとときでした。Text・Photo/池田園子■作品情報映画『パパはわるものチャンピオン』2018年9月21日(金)より全国公開出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、他原作:『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』(作:板橋雅弘、絵:吉田尚令)監督・脚本:藤村享平主題歌:高橋優『ありがとう』(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)配給:ショウゲート(C)2018『パパはわるものチャンピオン』製作委員会
2018年09月18日モデルの高橋ユウと婚約者であるK-1ファイターの卜部弘嵩選手が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」に出演し、2人でランウェイを歩いた。7月22日に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で、卜部選手が公開プロポーズし、高橋が号泣して快諾した2人。今回、卜部選手がシークレットゲストとして登場し、高橋と2人並んで仲良くランウェイを歩いた。先端では、高橋が卜部選手の頬にキスし、2人とも照れ笑い。幸せオーラを漂わせた。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、観客3万3,300人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2018年09月16日モデルとしてデビューし、若手実力派女優として今、注目度No.1の森川葵さん。初挑戦となる舞台では、なんと主演に抜擢!変化し続ける23歳の“未来予想図”とは?ふわりとした独特の空気をまとって、カメラの前に立った森川葵さん。抜群の演技力に定評があり、“カメレオン女優”と呼ばれるほど、今やドラマや映画に引っ張りだこ。そんな彼女が、宮藤官九郎さん演出の舞台『ロミオとジュリエット』でヒロイン役を務めることに。舞台への出演はこれが初めて。女優として、次のステップを踏み出そうとしている23歳に、今の率直な心境を伺います。――もともと、舞台女優への憧れはあったのでしょうか?森川:今まで、友だちが出演している舞台を観に行くことはあったのですが、すごく馴染みがあるかというと、そうではなくて…。なので今、「やっと自分の生活の中に舞台というものが入り込んでくるんだ」といった感じです。――初舞台にしてヒロイン、というプレッシャーは相当大きいのではないかと思いますが。森川:本当に、考えるだけで胃が痛くなりますね…。役者としては17歳から活動しているので、ドラマや映画ならまだなんとなく手順もわかっているつもりなのですが、舞台は本当に今回が初めてなので、まず何をすればいいかもわからなくて。今までにない感覚です。――誰かに相談はされましたか?森川:蒼井優さんに、「稽古ってどういう格好でしているんですか?」というところから聞きました(笑)。「Tシャツにジャージーっぽい人もいるけど、ジュリエット役ならふわっとしたスカートがいいんじゃない?」とか「ここのシューズがおすすめだよ」とか、いろいろ教えていただきました。――心構え的なアドバイスは?森川:あ、稽古着以外のことはまだ聞いていないです。本当はそこを最初に聞くべきですよね…(笑)。でも、城田優さんからは、「お芝居をする時にスイッチが入るタイプの人は、きっと楽しいと思うよ。だから、葵ちゃんは好きなんじゃない?」と言っていただきました。確かに、物語の順序とは関係なくシーンごとに撮影していくドラマや映画と違って、舞台は一連の流れでお芝居ができるので、気持ちを入れやすいのかなって。はたして自分がその境地に行けるのかどうかは、まだ未知数なのですが。――演出の宮藤官九郎さんとは、過去にドラマ『ごめんね青春!』や映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などでご一緒されていると思いますが、どんなお話をされましたか?森川:宮藤さんにはポスター撮影の現場で久々にお会いしました。その時に、「私、本当にわからないのでどうしたらいいんでしょう…」と聞いてみたんです。そうしたら、拳を握りしめてただひとこと「うん!がんばって!」って(笑)。――なるほど(笑)。森川:でも結局、帰り際に「僕、初めての人得意だから安心して」と優しく声を掛けてくれました。その言葉が何より心強かったですね。――森川さんにとって宮藤さんはどんな存在ですか?森川:うーん……うまく言えないんですが、“ほんのちょっとだけ扉を開けてくれる人”ですね。全部をばっと開けてくれるわけではなくて、「ここに扉があるんだよ」ということに気づかせてくれて、それをスッと開いてくれる。『ごめんね青春!』で“あまりん”という役をやらせていただいた時もそうでしたけど、まだみんなが知らない私の一面を発見してくれる、そんな方です。だから、今回のジュリエット役も宮藤さんの演出でどうなるか、自分自身楽しみですし、このキャストで挑めば絶対に面白くないわけがない!と思うんです。とにかく最後まで走り続けたいと思います。もりかわ・あおい1995年6月17日生まれ、愛知県出身。2010年デビュー。10代の頃から数々のドラマや映画に出演し、女優として活躍。‘18年は映画『リバーズ・エッジ』や『OVER DRIVE』などに出演。ヒロインを演じるドラマ『文学処女』(MBS・TBS系)が9/9(日)よりスタートする(TBSの放送は9/11より)。ワンピース 参考商品スカート¥200,000(共にzaziquo靴¥19,000(Dhyana.TEL:03・3407・7755)その他はスタイリスト私物許されぬ恋に身を焦がした末、悲劇的結末を迎える男女の恋愛劇『ロミオとジュリエット』。W・シェイクスピア原作による、あまりにも有名な古典劇が宮藤官九郎さんの演出によって生まれ変わる。ロミオ役を務めるのは三宅弘城さん。共演は勝地涼さん、皆川猿時さんほか。11/20(火)の東京・本多劇場を皮切りに、全国4か所で公演。※『anan』2018年9月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・武久真理江ヘア&メイク・石川奈緒記インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年09月06日結成25周年を迎えた「ナイロン100℃」が、今年、2本の記念公演を上演している。その第2弾となる『睾丸』に客演している坂井真紀。これが4度目のナイロン100℃出演となる彼女が、改めて感じるこの劇団の力とは何なのか。そしてそのなかで演じる面白さはどこにあるのか。稽古が始まったばかりの坂井に聞いた。【チケット情報はこちら】ナイロン100℃の主宰、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)による新作『睾丸』は、かつて学生運動にかかわっていたふたりの男を巡る話だ。坂井が演じるのは、そのひとり健三(三宅弘城)の妻で、学生運動の仲間だった亜子。その夫婦のもとを、もうひとりの男・伸高(みのすけ)が、夜中に突然訪ねて来るところから物語はスタートする。「コメディにも気持ちの悪いイヤーな話にも(笑)、どんなふうにでもできちゃいそうな始まりなんですよね。お稽古も始まったばかりなのでいろいろ試せる。KERAさんの新作はわからない面白さがあるんです」さらには、その役者の試行錯誤を、「最終的にはKERAさんらしいところに着地させてくれる安心感がある」のだという。「私はそのKERAさん独自のセンスにも惹かれているんですけど、演出家や監督は傲慢に自分の作りたいものを作ってくれることが、女優としてはうれしいので。音楽や照明にこだわり、お芝居も、幕が開いてからも、台詞や関係性が常にぶれないよう細かく追求して作られるKERAさんのお芝居はとてもやりがいがあります」ただ、だからこそ、そのなかに入るのは緊張もする。ナイロンには演技巧者も多い。「KERAさんの作品には、今回もそうですけど、ちょっと変わった人がよく登場しますよね(笑)。でも、それもみんな、表面的な見え方じゃなく気持ちから作っていくんです。だから、ナンセンスと呼ばれる作品も、上辺だけじゃない地に足の着いたものになるんだなと。私もちゃんとそこに存在しなければと思いますね」。この『睾丸』も独特な世界になりそうだ。ナイロン未体験のお客様には、「今まで感じたことのない気持ちのいいところ、不思議なところに連れて行ってもらえると思うので、ちょっとドアを開けてみてほしい」とアピール。坂井自身にもきっと、ドラマや映画では見たことのない魅力が現れるはずだ。公演は7月6日(金)に東京・東京芸術劇場シアターウエストにて開幕。その後、新潟、宮城など各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:大内弓子ヘアメイク:ナライユミスタイリスト:梅山弘子衣装:Setsuko Todoroki × THE FACTORY
2018年07月02日書籍『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』(HeHe刊)の発売記念展が7月1日まで、東京・銀座の森岡書店で開催されている。『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』は2016年にドイツの出版社タッシェン(TASCHEN)より出版された三宅一生の“集大成”ともいえる大型本『Issey Miyake 三宅一生』に収録された小池一子のエッセイ8章に、書き下ろしの第9章を加え、新たな読み物として昨年末に刊行されたもの。今回の発売記念展では、同書にも収録されている日本を代表するアーティスト・横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状の中から厳選した11種類・15点(表裏別デザインの場合は上下に2枚のパネルを用いて)を展示。関係者のみへ送られる非常に貴重な招待状の巧みなグラフィックや紙のテイスト、印刷技術へのこだわり、圧倒的な美しさを体感できる。また、横尾が初めて手掛けた1977年の招待状から、デジタル技術を駆使した99年の招待状まで、時代と横尾の作風の変化も感じることができる。会場を訪れた著者の小池は、「まだ、若いデザイナーだった三宅一生さんが同じく若いアーティストだった横尾さんと出会って生まれた招待状は、コンテンポラリー感覚のキャッチボールのようなもので、同時代感覚を表現したとても貴重なもの。それをもっとたくさんの人たちに知らせたいと思った」と話した。【イベント情報】『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』発売記念展期間:6月26日~7月1日会場:森岡書店住所:東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル時間:13:00〜20:00
2018年06月30日アイドルグループ・V6の三宅健が、舞台『二十日鼠と人間』に主演することが21日、わかった。同作は『怒りの葡萄』や『エデンの東』などで知られるアメリカのノーベル賞作家ジョン・スタインベックが1937年に発表した小説を原作とし、スタインベック自身が戯曲化した作品。1930年代の世界大恐慌下のアメリカを舞台に、主人公のジョージに待ち受ける厳しい現実と相棒への想い、そしてその想いゆえの葛藤と苦悩を描く。近年でも、映画俳優のジェームズ・フランコとアイルランド出身の個性派俳優クリス・オダウドが、同作でブロードウェイデビューを果たして大ヒットを記録。クリス・オダウドは、第68回トニー賞演劇男優賞にノミネートされた。またこのブロードウェイ版は、ロイヤル・ナショナル・シアターの劇場中継である「ナショナル・シアター・ライブ」のラインナップとして上映され、2015年に日本でも上映、大きな話題を呼んだ。今回は主演の三宅が、演出の鈴木裕美と、2008年の『第17捕虜収容所』以来10年ぶりにタッグを組む。さらに、花乃まりあ、中山祐一朗、姜暢雄、池下重大、瀧川英次、駒木根隆介、章平といった実力派俳優に加え、藤木孝、山路和弘というベテラン俳優が顔をそろえた。東京公演は東京グローブ座にて10月3日~10月28日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて11月8日~11月11日。○三宅健新しい作品との出会いは、新しい役者さんたちとの出会いでもあるので楽しみです。ノーベル文学賞受賞者のジョン・スタインベックの優しさ、ユーモア、現実的で想像力のある世界観を共演者の方たちと力を合わせて精一杯演じたいと思います。そして、演出家の鈴木裕美さんとは、10年振りにご一緒させて頂くので、鈴木さんの演出によって、また新たな自分に出会えることに期待を膨らませ今からドキドキワクワクしています。○鈴木裕美『二十日鼠と人間』は以前から、その世界の空気の中へ行ってみたいと思っていた戯曲です。全ての優れた戯曲は孤独をテーマにしていると言われますが、登場人物が全員が孤独に喘ぐ様は、俳優にとって、とても演じがいのある戯曲だと思います。三宅さんとは2008年の『第17捕虜収容所』以来10年ぶり、ご一緒するのは3回目になります。この10年、お互いがどのように成長できているのか、試される稽古場になると思います。緊張もしますが、とても稽古が楽しみです。
2018年06月21日宮藤官九郎がシェイクスピア作品初演出を手掛ける舞台「ロミオとジュリエット」に、女優・森川葵の出演が決定。本作が初舞台となる森川さんは、ジュリエット役に挑戦する。あのあまりに有名なW・シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」を、来年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で脚本を手掛けることでも話題の宮藤さん脚色・演出で、11月より東京公演が上演される予定の本舞台。今回、ロミオ役には連続テレビ小説「あさが来た」の出演が話題となった三宅弘城、ジュリエット役には、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』「賭ケグルイ」などに出演する若手新進女優・森川葵が決定。いままで誰も見たことのない、斬新で、しかし普遍的な喜悲劇を目指していくという。宮藤さんは「『三宅さん主演でロミオとジュリエットをやりませんか?』というイカれた企画が舞い込んだ」と今回の舞台企画時をふり返り、「しかもジュリエット役の森川さんは初舞台。これは演劇人として初心に帰れということか…。というわけで、現段階で決めていることは『なるべくまんまやる!』」と話している。また、ロミオ役を演じる三宅さんは当初「きっとウソだと思っていました」と言い、「この名作が宮藤官九郎氏の演出でどう料理されるのか…まあロミジュリ史上、最珍傑作になることは間違いないと思われます。でもボクはまだちょっとウソだと思っています」とコメント。一方、今回初舞台で大役を務めることになった森川さんは、「とても不安で考えるだけで胃が痛くなる思いなのですが」と心境を明かしつつ、「映画等でお世話になった宮藤さんの元でこの初めてを経験させて頂けることは本当に嬉しく有難い機会を頂けたと感謝しています」と喜び、「皆様に近い距離で素敵な時間をお届けできるよう精一杯、やれることをやりきりたいと思います」と意気込みを語っている。2人のほかにも、マキューシオ役には宮藤作品の常連の勝地涼、ティボルト役に「大人計画」の皆川猿時。そして、小柳友、阿部力、今野浩喜、よーかいくん、篠原悠伸、安藤玉恵、池津祥子、大堀こういち、田口トモロヲと個性派キャストたちが揃った。あらすじ昔々、ベローナの街にキャピュレット家とモンタギュー家という2つの旧家があり、この両家は代々お互いを仇だと思っていがみあっていた。 キャピュレット家にはジュリエットという一人娘がおり、モンタギュー家にはロミオという一人息子がいたが、この2人は舞踏会で出会い、恋に落ちてしまった。お互いが仇の家の出身だとわかっても2人の想いは変わらず、両家の仲直りを願うロレンス神父に秘密の結婚式を挙げてもらい、夫婦となった。しかし、ジュリエットの従兄弟ティボルトにケンカをふっかけられたロミオは、自分の代わりにケンカを買った親友マキューシオを殺され、理性を失ってティボルトを殺してしまい、ベローナから追放される…。M&Oplaysプロデュース「ロミオとジュリエット」は11月~12月、本多劇場にて上演。東京公演後、新潟、大阪、愛知にて上演予定。(cinemacafe.net)
2018年06月08日デザイナー、クリエイティブディレクターの柳原照弘の個展「Layerscape」が、7月4日から8月7日まで、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。1616/ arita japan TY “Standard” Photo:Kenta Hasegawa柳原照弘は、家具やプロダクトのデザイン提供やインテリアの設計など中心に活動してきた。佐賀県とオランダ共同の有田焼プロジェクト、佐賀県有田焼創業400年事業「2016/」のディレクターを務め、ミラノサローネへの参加など、有田焼の伝統と革新的なデザインを融合させ、広く世界にアピール。また、海外ブランドへのデザイン提供や、家具・革小物・陶磁器などの分野で国内ブランドの設立に携わるなど、国境やジャンルを横断したプロジェクトを多数手がけている。常にベースにあるのは“デザインする状況をデザインする”という考え方。“どうデザインしたいか”ではなく、関わるひとと一緒に、求められているものは何か、本当に必要とされているものは何か、“だれが、何のために、どう使いたいか”ということに徹底的に向き合い、共に考え、その状況をデザインし、発信していく。そこからは、クライアントワークだけでない協同者との信頼関係の構築がうかがえる。Bijuu Photo:Takumi Otaひととものと空間が結びつき、どのような状況が生まれるか、それらの状況をまるごとデザインしたい、という柳原の考え方は、本展で、布を使用したインスタレーションによりアプローチされる。普段あたりまえにある光や風の揺らぎ。布によって作り出されたレイヤー。そこにひとが入ったとき、どのような表情の変化をみせるのか。来場者が存在することではじめて成立する、またその状況によって空間が刻々と変化する、実験に満ちた展覧会だ。会期中には柳原とゲストとのトークショーも開催。7月20日の19:10からは服部滋樹と原田祐馬、8月3日の19:10からは三木健を招く。入場無料、要予約で、予約はギャラリーのウェブサイト()にて受付けている。【展覧会情報】柳原照弘展「Layerscape」会期:7月4日〜8月7日会場:クリエイションギャラリーG8住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F時間:11:00〜19:00休館日:日曜・祝日入場料:無料
2018年06月07日Photo: Estelle Hanania for Diorディオール(Dior)の2019年クルーズ コレクションが5月25日(現地時間)、パリ近郊にあるシャンティイ城で発表された。シャンティイ市は、伝統的なレース編みに加えフランス馬術の伝統に縁深い地としても知られている。16世紀から19世紀に建てられたルネサンス様式のシャンティイ城には世界的に有名なシャンティイ競馬場が隣接し、城の大厩舎は馬の博物館として開放されている。ショーは女性騎手たちが白馬に乗って駆け巡るパフォーマンスで幕を開けた。ディオール ウィメンズ コレクションアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の2019年クルーズ コレクションのインスピレーション源となったは、メキシコの伝統的な女性騎手“エスカラムサ(escaramuzas)”。彼女たちが纏うフェミニンなコスチュームと、団結した“女性たちの強さ”や、“女性同士の友愛”。これらの要素をレースやチュールをあしらったボリュームのあるフリルスカートに、タイトなジャケットやハイベルトを合わせ、ウエストを強調したスタイルや、フランスの伝統的なテキスタイルである「トワルド ジュイ」を新たに解釈し、モダンなデザインへと昇華させたアイテムなどで表現した。団結した“女性たちの強さ”や、“女性同士の友愛”をギリシャ神話に登場する女性の部族アマゾネスからも着想を得ており、日本産コットンのジャケットに合わせたパンツスタイルや、キュロットスカート、クリスチャン・ディオールが1948年春夏 オートクチュール コレクションで発表したアフタヌーンドレス「Drags」を彷彿させる、プリーツスカートなどのアイテムに落とし込んだ。それらのアイテムに、マリア・グラツィア・キウリの再解釈により生まれ変わったディオールのアイコニックなサドルバッグやメンズシャツ、洗練されたブラックタイを合わせ、ジェンダーレスなスタイリングへと仕上げる。そこにはさらにマリアがイメージしたチリの女性作家イサベル・アジェンデのデビュー作『精霊たちの家』で描かれた、“自立した女性”のスピリットも垣間見える。スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)のデザインしたつば広のストローハットと、伝統的なメキシカンエンブロイダリーが施されされたホワイトドレスのルックも今シーズンのアイコン。今回、エンブロイダリーが施されるドレスのアトリエでの制作風景も公開となった。メキシカンエンブロイダリーを施したルックのアトリエでの制作風景また、ショー当日の会場には、ナタリア・ダイアー(Natalia Dyer)、メラニー・ティエリー(Melanie Thierry)、アレクサ・チャン(Alexa Chung)、キアラ・フェラーニ(CHIARA FERRAGNI)、パリス・ジャクソン(Paris Jackson)を始めとする世界中のセレブリティが来場し、日本からは女優の新木優子も出席した。
2018年06月05日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナーである三宅一生の仕事と人となりを記した書籍『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』(HeHe刊)の発売記念展が6月26日から7月1日まで開催される。同書は、2016年にドイツの出版社タッシェン(TASCHEN)より出版された三宅一生の“集大成”ともいえる大型本『Issey Miyake 三宅一生』に収録された小池一子のエッセイ8章に、書き下ろしの第9章を加え、新たな読み物として昨年末に刊行されたもの。長年にわたり日本のクリエイティブ業界を支え続けている著者の小池一子は、学生時代からの三宅一生を知る人物でもある。同書では、三宅の服づくりはもちろん、これまでに開催されたコレクションや展覧会、出版等、多岐にわたる仕事の数々を紹介。常に独自の観点で、衣服の概念を変えるものづくりを一貫して行ってきた三宅の目覚ましい活躍や作業を、特別な距離で見守り、関わってきた著者だからこその含蓄に富む文章は、三宅を中心にその時代感覚も巧妙に描き出し、ドキュメンタリーとしても興味深い作品となっている。『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』今回の発売記念展では、同書にも収録されている日本を代表するグラフィックデザイナー・横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状の現品を厳選して展示。この招待状は関係者のみへ送られる非常に貴重なものであり、その巧みなグラフィックや紙のテイスト、印刷技術へのこだわりは、実物ならではの迫力。大判で圧倒的な美しさを体感できる、またとない機会をお見逃しなく。【イベント情報】『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』発売記念展期間:6月26日~7月1日会場:森岡書店住所:東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル時間:13:00〜20:00【書籍情報】『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』出版社:HeHeB5判/ハードカバー/206ぺージ表紙:紙クロス貼り(箔押し)和英・両面表紙テキスト :和英完全バイリンガル(和文:活版印刷)扉絵点数:21点(表裏合計:29図版)価格:3,200円
2018年06月02日アイドルグループ・V6の三宅健と、タッキー&翼の滝沢秀明のユニットKEN☆Tackeyの出演する、ケンタッキーフライドチキンの定番ボックスメニュー「カーネルボックス」のTVCM放送されることが29日、わかった。新CM「PRESENTATION」篇は、31日から7月4日まで全国でOAされる。滝沢が座長を務め、新橋演舞場にて上演されている『滝沢歌舞伎2018』に、三宅が3年連続出演していることから同ユニットのCDデビューが決定。舞台で披露していた楽曲「逆転ラバーズ」が7月18日にシングルCDとして発売される。また、『滝沢歌舞伎』共演中の2016年にも、2人で「ケン」「タッキー」と呼び合う同社のCMがOAされていた。CMでは、KEN☆Tackeyが歌う「逆転ラバーズ」をBGMに、三宅が「カーネルボックス」をフリップで紹介し、同時に滝沢が「チキンフィレサンド」「カーネリングポテト」「骨なしケンタッキー」「ドリンク」をおいしそうに次々と食べていく。自分が食べられずに不機嫌そうにしていた三宅に滝沢が気づき、デザートの「ミニアップルパイ」を一口おすそわけ。2人の笑顔でCMが終わる。撮影は、4月5日から開演された『滝沢歌舞伎2018』公演中の合間をぬって行われた。滝沢が1人でおいしそうに次々と「カーネルボックス」を食べ続ける姿に、三宅だけでなく、スタッフも羨ましそうな様子に。撮影後も揚げたてのチキンをおいしそうにいくつもほおばり、大満足な2人だった。
2018年05月29日「小田原城あじさい花菖蒲まつり」が、神奈川 小田原城本丸東堀・花菖蒲園にて、2019年6月1日(土)から6月16日(日)まで開催される。入場は無料。「日本100名城」として知られる小田原城は、冬には梅、春には桜など、四季折々の花が咲き誇る観光名所としても知られており、5月下旬から6月中旬には約10,000株の花菖蒲を、6月上旬から7月上旬には約2,500株のあじさいを楽しむことができる。花菖蒲とあじさいを同時に楽しむことができる時期に開催される「小田原城あじさい花菖蒲まつり」。会場にはテーブルやベンチが設置され、屋台の軽食を楽しむこともできる。さらに、週末には和太鼓の演奏イベントなども開催される。夜には常盤木橋周辺のあじさいと花菖蒲がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。6月8日(土)には、陶器で作られた灯篭をライトアップするイベント「AKARI NIGHT」も実施される。なお、「小田原城あじさい花菖蒲まつり」開催期間中の土・日曜日は、小田原城天守閣の開館時間を19時まで延長。通常は見ることができない小田原市街と相模湾の美しい夕景を眺めることができる。【詳細】「小田原城あじさい花菖蒲まつり」期間:2019年6月1日(土)~6月16日(日)会場:小田原城本丸東堀・花菖蒲園(神奈川県小田原市城内6番1号)開花時期:あじさい 6月上旬~7月上旬/花菖蒲 5月下旬~6月中旬※天候等により開花時期は変わる。※ライトアップは19:00~21:00。※小田原城天守閣の開館時間を19:00(最終入場は18:30)まで延長。入場料:無料(天守閣入場は有料)【問い合わせ先】小田原市観光協会TEL:0465-22-5002
2018年05月14日書籍『ヨーロッパの美しい城』が2018年4月23日(月)より発売される。切り立った岩山の上に建つ白亜の城塞、湖のほとりに佇む瀟洒な城館。ヨーロッパ地域には、童話やファンタジーの世界から飛び出してきたような美しい城が数多く存在する。書籍『ヨーロッパの美しい城』では、ドイツ、フランス、イギリス、ラトビアなど、ヨーロッパエリアに存在する城にフォーカス。豊かな自然に囲まれた外観だけでなく、色とりどりのインテリアでデコレーションされた内観にも焦点を当てる。中でも注目は、ディズニー作品のモデルとなったとも言われる、ドイツのノイシュバンシュタイン城。ドイツ南部のバイエルン州バイエルにある白亜の城は、観るものを魅了する存在感がある。その他、フランスのピエールフォン城、イギリスのバルモラル城などを含めた城、宮殿を100点以上の写真で紹介される。【詳細】書籍『ヨーロッパの美しい城』1,800円+税発売日:2018年4月23日(月)仕様:A5判変型(175mm×146mm)、ソフトカバー、192ページ(フルカラー)発売元:パイ インターナショナル【問い合わせ先】パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2018年04月21日滝沢秀明(36)と三宅健(38)が、新ユニットを結成。ユニット名をKEN★Tackey(ケンタッキー)としCDデビューすることが4月5日、滝沢の主演舞台「滝沢歌舞伎」の初日公演で発表された。KEN★Tackeyは、公演内で初披露された新曲「逆転ラバーズ」を今夏にリリースするという。 三宅は16年から3年連続で同舞台にゲスト出演しているが、「まさか(KEN★Tackeyとして)CDデビューするようになるとは思いませんでした」と驚きが隠せない様子。滝沢は「ファンの方からの声もいただいていましたし、お待たせしましたという感じ。先輩と一緒にできるなんて、すごくうれしいです」と喜んだ。 16年4月には、名前の通り「ケンタッキーフライドチキン」のCMに出演していたKEN★Tackey。待望のデビューに、ファンからは歓喜の声が上がっている。 《な、なんて!?KEN★Tackey??!楽しみすぎるだろ!!!!》《KEN★Tackey CDデビューにあたって音楽番組やバラエティにも2人で出てくれたりするんでしょうか!?めっちゃ高まるっっっ!!》《嬉しすぎる朗報 ずっとずっと思ってたCDを出してくれるなんてもう胸がいっぱいです ありがとう、滝沢歌舞伎》 これからの目標について訊かれた三宅は「全然考えてないんですよ。趣味の一環なので」とジョークを飛ばしたが――。新ユニットでも、羽ばたいてほしい!
2018年04月06日