現在、上野の音楽ホール・美術館などを会場に、国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2017-」が開催中。その音楽祭の特別企画として、2017年3月31日(金)~4月2日(日)までの3日間、上野恩賜公園の噴水前広場にて、「指揮者はあなた!Conduct Us in 上野公園」が行われます。誰もが憧れてしまう「指揮者」になって、本物のオーケストラを奏でてみませんか?本物のオーケストラの指揮者に!「指揮者はあなた!Conduct Us in 上野公園」が開催今年も、上野恩賜公園の噴水前広場で「指揮者はあなた!Conduct Us in 上野公園」が開催されます。期間は、2017年3月31日(金)~4月2日(日)までの3日間です。この企画は、クラシック音楽の祭典として知られる「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2017-」の一環として毎年開催されている特別プログラム。音楽祭では、有料の公演だけでなく、多くの人にクラシック音楽の魅力を伝える様々な無料イベントも実施しており、中でも、「指揮者はあなた!ConductUs in 上野公園」は、子供から年配の方まで楽しめると、多くの参加者から好評を得ています。●本物のオーケストラを指揮!気軽に指揮者体験このイベントは、一般参加者が本物のオーケストラの式をする参加型イベントです。参加料もややこしい事前申込も必要なし。希望者は、開始時間前に噴水前に集合してください。誰もが本物のオーケストラを指揮するという普段は滅多にできない体験を楽しめます。演奏するのは、 40名の音楽家たちで構成された「東京春祭 桜の街のオーケストラ」。ベートーヴェンの「交響曲第 5 番《運命》」や、J. シュトラウス II 世:ワルツ《春の声》など、誰もが一度は耳にしたことのある名曲を美しい音色で奏でます。なお、本年の東京都心の桜満開は、日本気象協会発表によると、2017年4月1日。桜と音楽で春の訪れを祝ってみてはいかがでしょうか。「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2017-」をご紹介2005年にスタートし、2017年で13回目を迎える「東京・春・音楽祭」。桜の季節、1ヶ月にわたり上野公園の各施設を中心に約150公演行われる国内最大級のクラシック音楽の祭典として知られています。今年の開催期間は、2017年3月16日(木)~2017年4月16日(日)まで。今年も国内外一流アーティストによるオペラ、オーケストラ、室内楽など幅広いジャンルが楽しめます。中でも注目は、4年にわたって公演されていた「ニーベルングの指環」の最終章。ワーグナーの指揮者としても実績を積み重ねた名匠マレク・ヤノフスキ指揮のもと、世界的ワーグナー歌手たち、日本が誇る NHK 交響楽団と合唱が集結します。そのほかにも、ドイツ音楽の正統な継承者、ウルフ・シルマー、東京都交響楽団、東京オペラシンガーズが奏でるシューベルトの最後のミサ曲や、女性指揮者スペランツァ・スカップッチの来日公演なども開催されます。興味がある方は、こちらもぜひチェックしてくださいね。イベント詳細名称:指揮者はあなた!Conduct Us in 上野公園会場:上野恩賜公園 噴水前広場開催日:2017年3月31日(金)~4月2日(日)※荒天中止開催時間:①11:00 ②13:30 (各回 1 時間)演奏:東京春祭 桜の街のオーケストラ楽曲(予定):ベートーヴェン:交響曲第 5 番《運命》、 J. シュトラウス II 世:ワルツ《春の声》「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2017-」詳細名称:東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2017-会場:上野恩賜公園の各施設開催期間:2017年3月16日(木)~2017年4月16日公式サイト:
2017年03月31日東京国立博物館、国立西洋美術館、上野動物園など、東京・上野地区にある10施設を1回ずつ利用できる共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」の販売が、2017年4月1日(土)からスタートします。利用期間は2017年9月30日(土)まで。さらに、今回は、「特別展チケット」が1枚付いたタイプも新たに登場します。文化の街・上野をお得に楽しみたい方にぴったりですよ。「UENO WELCOME PASSPORT」が今年も販売!2015年に始まった「UENO WELCOME PASSPORT」は、上野地区の文化施設を1回ずつ利用できる共通入場券。4度目の発行となる今回は、これまでの常設展・動物園などに入場できるパスポート型の入場券に加えて、対象施設で開催される指定の特別展から1つを選び観覧できる「特別展チケット」が1枚付いたタイプも新たに登場します。なお、利用期間は2017年9月30日(土)まで。春から夏休みまでの期間にわたり、より便利に、お得に上野地区の観光を満喫できます「UENO WELCOME PASSPORT」とは?「UENO WELCOME PASSPORT」は、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、上野動物園、旧岩崎邸庭園、東京都美術館、上野の森美術館、下町風俗資料館、朝倉彫塑館、書道博物館の10施設の常設展などに、利用期間中、各1回入場できるお得なパスポート型の共通入場券です。また、今回新たに発行する「特別展チケット」付きは通常の内容に加え、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、東京藝術大学大学美術館の5館において、指定の特別展のうち1つを選んで、観覧することができます。今回はスタンプラリーマップつき!上野の知識を深めようパスポートには案内地図として、「上野双六名所図絵 すごろくスタンプラリーマップ」が付属しています。さらに、各名所ごとの解説が載っており、散策しながら上野とその周辺の知識を深めることができますよ。このスタンプラリーマップで、施設を回り、7個以上スタンプを集めた方には、オリジナル・クリアファイルをプレゼントします。また、東京藝術大学大学美術館、東京文化会館、国立国会図書館国際子ども図書館、国立近現代建築資料館の4館では、パスポート持参した方にポストカードを配布します。「UENO WELCOME PASSPORT -上野地区文化施設共通入場券-」詳細販売・利用期間:2017年4月1日(土)~2017年9月30日(土)※ 東京都美術館は2017年10月9日(月・祝)まで有効。販売価格:2,000円(税込、常設展等入場券)、3,000円(税込、常設展等入場券+特別展チケット)※常設展等入場券+特別展チケットは3,000部限定販売販売場所:(1) 各施設チケット窓口東京国立博物館/国立科学博物館/国立西洋美術館/上野動物園/東京藝術大学大学美術館/上野の森美術館/下町風俗資料館/朝倉彫塑館/書道博物館※ 旧岩崎邸庭園、東京文化会館、国際子ども図書館、国立近現代建築資料館での販売はありません。(2) 店舗等での販売東京都美術館ミュージアムショップ/東京藝術大学大学美術館ミュージアムショップ/エキュート上野/松坂屋上野店/上野マルイ/浅草文化観光センター/東京観光情報センター(都庁第一本庁舎1階)/京成インフォメーションセンター(成田空港内)等(3) インターネット販売上野「文化の杜」公式ウェブサイト内 利用対象施設①常設展および総合文化展への入場(各施設1回)東京国立博物館/国立科学博物館/国立西洋美術館②入館および入園(各施設1回)上野動物園/旧岩崎邸庭園/下町風俗資料館/朝倉彫塑館/書道博物館③指定の展覧会に入場(各施設1回)東京都美術館「杉戸洋展」/上野の森美術館④指定の特別展に100円引きで各1回入場国立西洋美術館/東京都美術館⑤持参者にポストカードをプレゼント東京藝術大学大学美術館/東京文化会館/国際子ども図書館/国立近現代建築資料館「特別展チケット」対象施設(指定の特別展1つに限り1回観覧できます)東京国立博物館/国立科学博物館/国立西洋美術館/東京都美術館/東京藝術大学大学美術館「特別展チケット」指定の特別展①東京国立博物館特別展「茶の湯」/日タイ修好130周年記念特別展「タイ 〜仏の国の輝き〜」/フランス人間国宝展/興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」②国立科学博物館特別展「大英自然史博物館展」/特別展「深海2017」③国立西洋美術館シャセリオー展/アルチンボルド展④東京都美術館ブリューゲル「バベルの塔」展/ボストン美術館の至宝展⑤東京藝術大学大学美術館特別展「雪村-奇想の誕生-」/ 藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!イベント詳細URL:
2017年03月29日国際フォトフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が上野公園、東京藝術大学、上野桜木、谷中エリアにて開催される。会期は2017年5月19日(金)から28日(日)まで。「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」では、歴史ある建造物や昔ながらの面影を残す上野の街なみを歩きながら、展示されている写真作品と出会える。写真の新しい鑑賞体験ができる、東京初の屋外型国際フォトフェスティバルだ。フェスティバルの見どころは、世界的写真家たちの野外展示。鈴木理策の水鏡の作品を噴水の水辺に浮かべたり、巨大な作品が公園の入り口に掲げられたりと、美術館とは趣の異なるダイナミックな写真展示が行われる。建築家が展示設計を担当し、今までにない写真の見せ方を提案する。他にも、国際コンペティションで選ばれた注目の写真家の作品も展示。 アメリカ、ベルギー、イタリア、カナダなど、様々な国の若手写真家の作品を楽しむことができる。上野に立ち寄った際は是非足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO会期:2017年5月19日(金)〜28日(日)開催地:上野公園、東京藝術大学(シンポジウム)、上野桜木、谷中エリア入場料:無料出展作家:・「Invisible Stratum-見えない地層-」 タイヨ・オノラト & ニコ・クレブス、エヴァ・ ステンラム、サルバトーレ・ヴィターレ、マイヤ・タンミ、鈴木理策、米田知子、山本 渉、武田慎 平、宇佐美雅浩・「-ORIGIN-」 東京国際写真コンペティション 受賞者展ベネディクテ・ヴァンダレート、エリザ・タモー、アンドレア・フォリーニ、長谷良樹、ヴィッキ ー・リード、カイ・ケンマー、マグダレーナ・ソール、ナオミ・ハリス
2017年03月27日上野の国立西洋美術館では2017年6月20日(火)〜9月24日(日)の期間中、アルチンボルド展が開催されます!世界各地から集めたアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点の出品作品により、ユーモラスでシュールな世界に迫ります。アルチンボルドの芸術を本格的に日本で紹介するのは今回がはじめてということで、注目度の高い展覧会です。ジュゼッペ・アルチンボルド《秋》 1572年 油彩/カンヴァス デンバー美術館蔵©Denver Art Museum Collection: Gift of John Hardy Jones, 2009.729Photo courtesy of the Denver Art Museumアルチンボルドってどんな人?ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせ、寓意的な肖像画を描くことで知られています。逆さにすると何がみえる?魅惑の絵画が集結アルチンボルドの絵画は、遊び心に富んだ仕掛けがたくさん。たとえばこちらの絵画、何に見えますか?お皿に盛られているのは子豚のよう。そしてフタをそっと開けているようにみえますが…。ジュゼッペ・アルチンボルド《コック/肉》 1570年頃 油彩/板 ストックホルム国立美術館蔵©Photo:Bodil Karlsson/Nationalmuseum画像を逆さにして見ると、こちらを向いてにやりと笑う人の顔が浮かび上がってきます!顔が生き物で表現されているという、なんともユーモラスでシュールな作品ですね。このように、一見しただけでは分からない、じわじわくるおもしろさがあるのがアルチンボルド絵画の特徴といえます。ジュゼッペ・アルチンボルド《庭師/野菜》1590年頃油彩/板クレモナ市立美術館蔵Sistema Museale della Città di Cremona - Museo Civico"Ala Ponzone"/ Museo Civico "Ala Ponzone" - Cremona, Italyこれらの逆さ絵はアルチンボルドがミラノに戻った後の作品ですが、彼は同じような絵をウィーン時代にも描いていたそう。肉や野菜の静物画として見た場合、これらはイタリアにおける最初の独立した静物画となります。イタリアの静物画の展開にも画期的な役割を担っていたといえそうですね。見どころをご紹介!ジュゼッペ・アルチンボルド《春》1563年油彩/板マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー美術館蔵© Museo de la Real Academia de Bellas Artes de San Fernando. Madrid今回の展覧会では、《春》《夏》《秋》《冬》が集結して展示され、四季と人間のうつろいを比較して見られる貴重な機会となります。4つの絵画はそれぞれの季節の植物によって上半身が構成され、年若い《春》から老人の《冬》まで、季節が各世代に対応しています。ジュゼッペ・アルチンボルド《夏》1572年油彩/カンヴァスデンバー美術館蔵©Denver Art Museum Collection: Funds from Helen Dill bequest, 1961.56Photo courtesy of the Denver Art Museum《春》には80種もの花々が描き込まれており、生命力があふれるような印象です。主に野菜や果物から構成される《夏》には、大航海時代を経てメキシコからもたらされたばかりのトウモロコシや、アフリカ、アラビア、インドが原産のナスなどの野菜が数多く登場します。ジュゼッペ・アルチンボルド《冬》1563年油彩/板ウィーン美術史美術館蔵©Kunsthistorisches Museum, Wien年代によって変わりゆく植物の構成や、人間の表情にも注目してみてくださいね。ジュゼッペ・アルチンボルド《自画像(紙の男)》1587年鉛筆、ペン/紙ジェノヴァ、ストラーダ・ヌオーヴァ美術館ロッソ宮蔵Genova, Musei di Strada Nuova - Palazzo Rossoまた、アルチンボルドは画業のかたわら、宮廷の祝祭行事の企画演出でも才能を発揮しました。今でいうアートディレクターとしてのセンスをうかがえる素描も展示されます。騎馬試合の企画など、当時のイベントがどのようなものだったかを知るのもおもしろそうですね。レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《グロテスクな3つの頭部のカリカチュア》ペン、褐色インク/紙大英博物館蔵©The Trustees of the British Museumさらに、独特な世界感をもつアルチンボルド芸術の成り立ちの鍵となるレオナルド派の素描も公開されます。ユニークな芸術がどのように成立していったのか、美術品とともに辿りましょう。見れば見るほど引き込まれる、魅惑的なアルチンボルドの世界をぜひ一度体感してみてくださいね!■開催概要開催期間2017年6月20日(火)〜9月24日(日)会場国立西洋美術館〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7アクセスJR上野駅下車(公園口)徒歩1分休館日月曜日、7月18日(火)※ただし、7月17日(月)、8月14日(月)、9月18日(月)は開館開催時間午前9時30分〜午後5時30分(金・土曜日は午後8時まで) ※入館は閉館の30分前まで料金【当日】一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円【前売り】一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円※前売券は2017年3月21日(火)〜6月19日(月)まで販売。国立西洋美術館では6月18日(日)まで販売※中学生以下は無料※団体は20名以上※心身に障がいのある方とその付き添い者1名は無料(入館の際に障がい者手帳を提示)お問合せ03-5777-8600(ハローダイヤル)公式HP
2017年03月15日上野で買いたい!コッペパン専門店なら「イアコッペ」「イアコッペ」は、西日暮里にある人気ブーランジェリーでもある「イアナック」の2号店です。自家製酵母を使った、しっとり感ともっちり感を味わえるコッペパンを使用しています。長さは13cmほどで小ぶりで食べやすく、スイーツ系から惣菜系まで種類豊富に揃っていることも魅力の一つです。コッペパンの中に入れる具材は、毎朝店内で手作りしており、安心して食べられます。毎月発見! 行くたび変わる限定メニューを楽しもう「イアコッペ」のコッペパンは常時4種類揃っています。プレーン、ブリオッシュ、カカオ、全粒粉など好きなものを選べるのも魅力の一つです。お店のメニューは月替わりになっているので、次に来たときに同じサンドがないことも。毎月限定メニューがあると、何回でも通いたくなるでしょう。平日は15種類くらい店頭に並んでおり、休日になると限定メニューが3種類ほど増えるのも見逃せません。手土産にも最適!みんな大好きな名物のフルーツサンド「イアコッペ」では、みかんやいちごなど新鮮なフルーツと独自のクリームをはさんだフルーツサンドも人気です。カスタードクリームは爽やかな甘みが特徴で、お店で丁寧に作られています。ちょっとした手土産にも最適で、おしゃれな紙袋やギフトボックスに入れてくれるので安心です。値段もお手頃価格で購入できるので、手土産に迷ったときにはぜひ利用してみてください。ただのシンプルなコッペパンとは違って、新しい発見のある「イアコッペ」。種類も豊富で、具材の組み合わせはどれも絶品の味です。毎月変わる新しい発見も楽しみながら、「イアコッペ」の魅力を堪能してみましょう。スポット情報スポット名:イアコッペ住所:東京都台東区上野公園1-54上野の森さくらテラス 3F電話番号:03-5812-4880
2017年03月09日夜のアートイベント・シリーズ『上野夜公園』第3弾となる、「江戸写し絵上演会」と「夜の音めぐり 桜の街の音楽会スペシャル」の2つのイベントが開催決定!会場は上野恩賜公園、日程は2017年3月10日(金)です。気になるアートイベントの詳細をチェックしてみましょう。上野夜公園って?2016年12月から、上野公園内の美術館・博物館の夜間開館に合わせ開催されているイベントです。上野公園の新たな魅力を発見してもらうべく、公園各所で様々なプログラムが展開されています。昼間のイメージが定着している上野公園を新たな楽しみ方で満喫しましょう!●上野夜公園 第02夜-1「江戸写し絵上演会」写し絵とは、木製のプロジェクターによって絵を動かして投影する、江戸時代のアニメーションといえる芸能です。だるまや勧進帳などの物語が、色とりどりの絵によって和紙のスクリーン上を動き回り、音曲や鳴り物入りで、ときには語りとともに演じられます。不忍池のほとりに建つ水上音楽堂にて、レトロな舞台を鑑賞しましょう。【開催概要】上野夜公園 第02夜-1「江戸写し絵上演会」日時:2017年3月10日(金) 開場17:30、開演18:00、終演19:00会場:上野恩賜公園・水上音楽堂出演:劇団みんわ座( )演目:「三番叟」、「だるま夜話」、「江戸の四季」、「あたま山」入場料:無料※申込不要、雨天決行●上野夜公園 第02夜-2「夜の音めぐり 桜の街の音楽会スペシャル」上野公園文化施設の夜間延長開館にともない、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館を会場として金曜日の夜の音楽会が開催されます。東京・春・音楽祭と共催し、多彩な出演者による公演が実現。それぞれの会場の特性がきわ立つ、特別な“夜の音めぐり”を堪能しましょう。内容は変更になる場合があるので、最新情報はウェブサイトを確認してください。【開催概要】上野夜公園 第02夜-2「夜の音めぐり 桜の街の音楽会スペシャル」日時:2017年3月10日(金)会場:東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館共催:東京・春・音楽祭実行委員会、東京文化会館、東京国立博物館、東京都美術館入場料:無料(ただし東京国立博物館は当日の入館料が必要)※申込不要、屋外の演奏では荒天中止●東京文化会館(エントランス前)サックス四重奏によるウェルカム演奏が行われます。時間:17:00~17:15●東京国立博物館館内各所が、ヴァイオリン&チェロ、サックス四重奏などの音色で彩られます。時間:16:00~16:20/正門内池前、17:30~17:50/本館大階段、18:30~18:50/東洋館1室、19:10~19:30/平成館ラウンジ●東京都美術館(ロビー階「ティツィアーノとヴェネツィア派展」会場入口前)特別展「ティツィアーノとヴェネツィア派展」にちなみ、ルネサンスを代表する作曲家モンテヴェルディの作品を、声楽アンサンブルとピアノで楽しみましょう。時間:17:30~17:45、19:00~19:15【開催概要】上野夜公園(うえのよるこうえん、英語名称:UENO PARK NIGHT EVENT SERIES)期間:2016年12月~2017年3月 随時開催会場:上野恩賜公園 各所公式ウェブサイトURL:
2017年02月25日洗練された空間で「世界のアート」を体験するスイスの建築家マリオ・ボッタによって設計された、洗練された佇まいが印象的なこの美術館。展示会を作るにあたり世界的な専門家を招き、国際的にアートに貢献しているアーティストの参加も実現するという極めてクオリティの高い美術館。渋谷という街に居を構えながらも、内向きな地域主義に陥ることなく活動をしており、世界に向けてアートを発信しています。スリリングなパフォーマンスが圧巻! 「コンタクトゴンゾ展 Physicatopia」「コンタクトゴンゾ(contact Gonzo)」とは、2006年に垣尾優と塚原悠也によって結成された、セゾン文化財財団助成対象アーティスト(2011年〜)。現在のメンバーは塚原悠也、三ヶ尻敬悟、松見拓也、NAZEの4名で、肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、即興的なパフォーマンス作品や、映像、写真作品の制作、マガジンの編集などを行っています。「フィジカトピア(Physicatopia)」では、サッカースタジアム用のパフォーマンス作品『xapaxnannan』発表後に発見された文章に基づいた彫刻の他、未発表のものを含む過去のパフォーマンス作品記録映像を見ることができます。世界的なアーティストや専門家たちによって作り上げられる展示会は一見の価値あり。圧倒的なパワーを持ったコンテンポラリーアートは、静かに鑑賞するだけでなく、没入して体感できるのも魅力のひとつ。新しい閃きを感じたい人は、ぜひ訪れてみて。取材・文/西尾 宇宙スポット情報スポット名:ワタリウム美術館住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6電話番号:03-3402-3001
2017年02月24日歌川国芳の絵が、手触りふんわり「浮世絵手ぬぐい」奇抜で独特な世界観で国内外に数多くのファンを持つ歌川国芳。巨大な骸骨の妖怪が有名な『相馬の古内裏』や可愛い猫が描かれた『ねこ尽くし』など、そんな彼の有名な代表作があしらわれた手ぬぐいシリーズです。ふんわりとした肌触りも心地良く、歌川国芳好きにとってはたまらないグッズではないでしょうか。歌川国芳 浮世絵手ぬぐい(税込 648円)コレクションしたくなる美しさ! 「浮世絵絵はがき」お手頃な価格と豊富なバリエーションが魅力的なポストカード。家族、友人へのお土産としても、自分の思い出や記録を残すための記念品としてもピッタリ。気に入った絵や印象深かった絵のポストカードを是非見つけてみてください。浮世絵 絵はがき(税込 100円)真の浮世絵好きなら手に入れたい「複製浮世絵版画」忠実な製法で造り上げられた素晴らしい木版画。誰もが一度が目にしたことがあるであろう喜多川歌麿の『ビードロを吹く女』や葛飾北斎の『富嶽三十六景』など日本を代表する名作の数々が、江戸の技法を受け継ぐ職人技によって、最高のクオリティーで、時を超えて現代に蘇ります。複製浮世絵版画 (税込 14,040円)どれもこれもついつい欲しくなってしまうグッズばかり。素敵な思い出や記憶は、形として残しておきたいもの。お気に入りのグッズを探してみてください。取材・文/西尾 宇宙スポット情報スポット名:太田記念美術館住所:東京都渋谷区神宮前1-10-10電話番号:03-5777-8600
2017年02月24日六本木の森アーツセンターギャラリーでは、2017年3月18日(土)~6月18日(日)の期間中、「大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」が開催されます。サンクトペテルブルクからやってくる美しい展示品をチェックしましょう。トマス・ゲインズバラ 《青い服を着た婦人の肖像》 1770年代末-1780年代初め©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18エルミタージュ美術館とはウィギリウス・エリクセン 《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》 1760年代©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-181712年からロシア革命後にモスクワへ首都機能が移るまでの約200年間、帝政ロシアの都として栄えたサンクトペテルブルク。この街でひときわ優雅で壮麗な姿を誇るのが、エルミタージュ美術館です。ヤーコプ・ヨルダーンス 《クレオパトラの饗宴》 1653年©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-181764年にエカテリーナ2世(在位1762-1796)が取得し、美術館の基礎となったコレクションから、歴代皇帝が国家の威信をかけて収集した美術品、個人蒐集家のコレクションまで、エルミタージュ美術館の所蔵品はおよそ310万点。そのうち絵画作品だけでも1万7千点に及びます。ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》 1780年代末©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18エカテリーナ2世は、親しい人々にこれらの美術品を見せる場所を作り、そこを“エルミタージュ(フランス語で「隠れ家」の意)”と呼びました。名画の裏に秘めた想いとは…見どころをご紹介ルカス・クラーナハ 《林檎の木の下の聖母子》 1530年頃©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18エカテリーナ2世が34年の治世の間に収集した絵画作品は、約2,500点ともいわれています。彼女は、強大な財力と絵画への深い理解に加え、フランスの啓蒙思想家ヴォルテールや、美術評論家など、国内外の目利きの助言を参考に精力的に収集を続けました。ポンペオ・ジローラモ・バトーニ 《聖家族》 1777年©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18本展には、エカテリーナ2世の最初のコレクションに含まれていたフランス・ハルスの《手袋を持つ男の肖像》、息子パーヴェル1世(在位1796-1801)が母のために購入したポンペオ・ジローラモ・バトーニの《聖家族》、さらに美術館の形成に多大な貢献をしたパーヴェル1世の息子アレクサンドル1世(在位1801-1825)やニコライ1世(在位1825-1855)が収集した作品も出展されます。絵画収集の歴史や、名画の裏側に隠された想い、皇帝の嗜好などを知ることも、鑑賞の楽しみの一つとなりそうです。魅惑的なアートの世界を堪能しましょう。イベント概要展覧会名大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち会期2017年3月18日(土)~6月18日(日)休館日5月15日(月)開館時間午前10時~午後8時(火曜日は午後5時まで、但し5/2は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで会場森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)所在地〒106-6150東京都港区六本木6-10-1お問い合わせ03-5777-8600(ハローダイヤル)巡回情報名古屋展:会期2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)会場愛知県美術館神戸展:会期2017年10月3日(火)-2018年1月14日(日)会場兵庫県立美術館
2017年02月16日世代を超えて愛され続けられる、ジブリ作品に会いに家族で三鷹の森美術館に行ってきました。ジブリ作品の中でも特に「となりのトトロ」と「崖の上のポニョ」が大好きな、我が家の3歳の息子と1歳の娘。そんな2人に「ネコバスに乗せてあげたい!!」と勝手なママ心(笑)今回は大人も子どもも楽しめる、「三鷹の森 ジブリ美術館」の魅力をご紹介致します。ジブリに行く前の準備!!①チケット・ジブリ美術館は、日時指定の予約制となっています。・毎月10日午前10時から、翌1ヵ月分を販売してますので、購入は早めに!・チケット(入場引換券)は、全国のローソンで購入できます。※入れ替え制ではないので、ゆっくり楽しむことができます。②ジブリ作品を予習我が家は事前に「となりのトトロ」を予習してから行きましたが、「ラピュタ」も観せておけばと少し後悔。というのも、美術館には大きなロボット兵のモニュメントが!小さなお子様は、少し怖がってしまうかもしれませんが、「ラピュタ」に出てくるロボット兵を少し知ってたら、もっと楽しめたかなぁと思いました。赤ちゃん連れのママ向け情報、まとめました!・ベビーカー→✖︎ジブリ美術館は地下1階~2階、屋上庭園のある施設で、エレベーターもありますが、基本階段での移動となっています。その為、館内はベビーカーの使用はできず、ベビーカーは全て入場の際、入り口で預けるのがルール。ですので、小さなお子さまがいる場合は、だっこ紐は必須です!・コインロッカー→◯地下1階にありますので、荷物が多いママも安心。・授乳室→◯授乳室は完備されています。・おむつ替え台→◯1階の女子トイレの入り口前に専用ベッドがあります。子どもが喜ぶ、ジブリ美術館ポイントは…・大空間の中央ホール地下1階から地上2階まで、吹き抜けの大空間の中央ホール。螺旋階段や空中廊下、張り出したテラスはまるで迷路のようで、息子もテンション上がってました。・ふわふわ、ボヨーン! ネコバス2階にある、ネコバスルームは小学校6年生以下の子どもを対象としたプレイルームです。子どもたちは靴を脱いで、真ん中にある「ネコバス」の大きいなぬいぐるみの中に入ったり、上に登ったりして遊べます。・動きはじめの部屋地下1階の常設展示室「動きはじめの部屋」では、「絵を動かす」ことの楽しさをさまざまな展示物で紹介しています。我が家の子どもたちは、ストロボが点滅する展示物は「まわった!まわった!」と大興奮していました。・小さな映画館「土星座」地下1階にある映像展示室「土星座」では、ここでしか見ることのできない、ジブリオリジナル短編のアニメーションを上映しています。「土星座」前の待ち広場は少しぼこっと盛り上がったりしていて、息子はそこを登ったり滑ったりして開演時間まで遊んでました。・ロボット兵屋上庭園には、ラピュタに登場する巨大な「ロボット兵」がいます。このロボット兵、実はジブリ美術館の守り神だそうです。ラピュタを知らない息子も、あまりの巨大なロボット兵に、少しビックリしてました。屋上庭園に行くまでの螺旋階段後の屋上庭園では解放されたようで、息子も楽んでました。さらに、一年ごとに変わる企画展示室では、今なら大人もネコバスに乗れちゃいます♪(2016年7月16日~2017年5月予定)子どもはもちろん、パパも楽しそうでした!週末、家族のお出かけにいかがですか?
2017年02月12日上野公園で開催されている、夜のアートイベント・シリーズ『上野夜公園』。その第2弾となる、第01夜「照明探偵団 上野公園に現る」の詳細が決定しました。日程は、2017年1月28日(土)と2月3日(金)の2日間です。上野夜公園って?『上野夜公園』は、2017年3月まで開催されているアートイベントです。公園内の美術館・博物館の夜間開館に合わせ、公園各所で様々なプログラムを展開。昼間のイメージが定着している上野公園の、新たな夜の楽しみ方を提案しています。照明探偵団が上野公園に現る!1月と2月の週末の夕刻、面出 薫(めんで かおる)団長率いる「照明探偵団」企画として、上野公園での照明探偵が実施されます。2020年に向け芸術文化立国を目指す日本の中で、上野公園が週末・夜を楽しめるエリアとして、いかなる整備が必要か。美術館・博物館のライトアップのあり方や未来形などを一緒に考える貴重な機会とするべく「我らが照明探偵団」は上野に集結し、様々な「探偵ノウハウ」を駆使して、夜の上野公園を探ります。●照明探偵団って一体何者!?光環境調査を軸とした実践的フィールドワークを行なっている非営利の照明文化研究会です。あかり、照明に関わるあらゆる事象を文化として捉え、より良い光と人間の未来を語り合っています。照明探偵団公式ウェブサイト 夜の上野公園の魅力に出会える「上野夜公園」。最新情報は随時更新されるので、お出かけ前に公式HPをチェックしてみましょう!【開催概要】上野夜公園 第01夜「照明探偵団 上野公園に現る」日程:①2017年1月28日(土) ガイダンス+上野公園歩き②2017年2月3日(金) 検討会、ワークショップ時間:15:00~19:00定員:先着40名条件:2夜とも参加すること、大学生・専門学校生以上申込方法:「上野夜公園」公式ウェブサイトにて受付。公式HP: ※照明探偵団ページにて申込受付参加費:無料
2017年01月16日スタジオジブリのアニメーション世界を体験できる「三鷹の森ジブリ美術館」の来場者数が1,000万人を突破したことを記念し、1月14日(土)、同美術館にてセレモニーが行われた。1,000万人目となった永田さん一家は大阪から来館となり、「美術館は初めてで、ずっと行ってみたいと思っていたので、大雪警報でしたけど頑張って出てきました(笑)。まったく気にしてもいなかったのでラッキーです」と満面の笑みでコメントを寄せた。「三鷹の森ジブリ美術館」は、2001年のオープン以来、入館チケットは常に完売状態の人気を誇り、昨年には15周年を迎えていた。日本のみならず世界でも評価されている理由のひとつに、細部にまでこだわりを見せた展示が挙げられる。短編作品を上映する映像展示室「土星座」や、大人も乗れるネコバスの展示ではフカフカの毛触りも体感できる。今回の来場者イベントは、2003年に続いて2回目となる。中島清文館長は、歳月をふり返り、「奇跡的なことだなと思います。スタジオジブリ作品とジブリ美術館を愛してくれている方々に感謝しかないです。いつも宮崎駿からは、光がかげらないように、常に光を指し続けるようにと言われ、努力をしてきました」と、万感の思いを込めた。ちなみに、宮崎監督からは、「『うれしいです。どうもありがとうございます』とコメントしていました。そのほかは言えないことばかり言っていたので(笑)」とのこと。入館チケットの販売も独自の方法を採用しており、1回600人を4回に区切り、最大でも1日2,400人の入館となる。入館数を伸ばすことが目的ではなく、あくまでも人数を保つことで見やすくすることを念頭に置いているという清原慶子三鷹市長は、「とにかく子どもたちを中心に、皆さんが安心に安全にしていけるようにと定数を決めています。入館数を増やすことは一切せず快適にということでやってきましたので、本当に尊い数だと思います、ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。さらに、リピーターが多いことについて清原市長は、「毎年オリジナルで考えてくださった企画力が大きいと思います。リピーターの方がまた新しい魅力を発見できるので。何気なく宮崎駿さんが訪れて“ここをこうしよう、書きたそう”と言い、変わっています」と、たゆまぬ努力が続けられた賜物だと言及した。「三鷹の森ジブリ美術館」の入場は、日時指定の予約制。毎月10日より翌1か月分を全国のローソンチケットで販売中。(cinamacafe.net)
2017年01月14日「アルチンボルド展」が、2017年6月20日(火)から9月24日(日)まで、東京・上野の国立⻄洋美術館で開催される。ジュゼッペ・アルチンボルド(1527-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家。自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、そして稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチンボルドは、歴史上でもひときわ異彩を放つ、宮廷の演出家であった。「アルチンボルド」の名は何よりも、果物や野菜、魚や書物といったモチーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く知られている。奇想と知、驚異と論理とが交錯するそれらの絵画は、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな影響を与えている。そんなアルチンボルドを日本で初めて本格的に紹介する本展。代表作《春》《夏》《秋》《冬》など、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点を中心に、アルチンボルドのイメージ世界の生成の秘密に迫る展覧会となっている。さらに、本展開催を記念して日本のデザイナー達がグッズを開発。青山の複合路面ショップ、ミツカルストアと国立西洋美術館で販売される。参加ブランドはアンリアレイジ(ANREALAGE)、ストフ(STOF)、アクビ、モーコ コバヤシ。森永邦彦が手掛けるアンリアレイジは、アルチンボルド作品で多用される花や植物を埋め込んだ樹脂アクセサリーを制作。紫外線を浴びてアルチンボルドの絵画が浮かび上がるTシャツや、絵画を低解像度のジュエルで表現したトートバッグなども展開する。ストフから名作四季シリーズを大胆に編み込んだニットストール、アクビからはモチーフアクセサリー、モーコ コバヤシからはビーズ刺繍アクセサリーが販売される。期間限定ショップのグッズで、世界的な作品を日々のファッションに取り入れてみてはいかがだろうか。【開催概要】「アルチンボルド展」開催期間:2017年6月20日(火)〜9月24日(日)会場:国立西洋美術館[東京・上野公園]住所:東京都台東区上野公園7−7休館日:月曜日、7月18日(火)※ただし、7月17日(月)、8月14日(月)、9月18日(月)は開館。時間:9:30〜17:30(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで。※2016年12月27日(火)現在、入場料未定。■期間限定ショップ・ミツカルストア青山店住所:東京都港区南青山5-2-15 BY PARCO B1F期間:7月11日(火)~7月19日(水)※一部商品先行販売中。・国立西洋美術館期間:7月11日(火)~9月24日(日)・オンラインショップ公開日:7月14日(金)18:00<参加ブランド>アンリアレイジ、ストフ、アクビ、モーコ コバヤシ※ミツカルストア青山店ではzaziquo、CILANDSIA、nooca、VAROの各作家の商品も展開。【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年12月30日和菓子の老舗とコラボ! 個包装だからお土産にもぴったり◎江戸時代から続く老舗の和菓子店「榮太樓總本鋪」とのコラボ商品「ひとくち羊羹」(800円)。北海道産小豆の風味を活かした食べ切りサイズの羊羹は1つずつ小分けにされているから配りやすく、お土産におすすめ。パッケージはモネの「グラジオラス」とゴッホの「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」の2種類です。ヨーロッパ絵画×えびせん!?ヨーロッパ絵画×海老せんべいという意外なマッチングが目を引く「海老せんべい」(800円)は、もちろん日本での展覧会ならでは。マヨネーズ風味の海老せんべいは老若男女問わず人気の一品です。こちらも個包装されていて日持ちがするので、ちょっとしたお土産にも◎。集めて飾りたい 名作モチーフのマグカップルノワールとモネの作品をそれぞれあしらった「マグカップ」(各1890円)は内側が鮮やかなピンクやブルーになっていて、両方揃えたくなる可愛さです。マグを使うたびに憧れの名画を鑑賞したら、センスアップも期待できるかも?! 他にも、ゴッホのマグカップもあるのでじっくり選んでみて。取材・文/藤井ちひろ店舗情報店名:デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~TEL・予約:03-5777-8600(ハローダイヤル)住所:東京都台東区上野公園1-2上野の森美術館アクセス:JR上野駅公園口より徒歩3分営業時間:9:30~16:30(但し、毎週金曜日9:30-20:00)※入館は閉館の30分前まで)2016年10月7日(金)~1月21日(土)
2016年12月30日日本初上陸の作品15点を含んだ選りすぐりの作品たち1885年に創立されたデトロイト美術館はアメリカの公共美術館として初めてゴッホ、マティスの作品を取り入れた美術館で、コレクションは約6万5千点、年間の70万人以上の来訪客を誇る、アメリカを代表する美術館の1つです。今回はその中から選び抜かれた52点が展示されています。また、今回の展覧会の大きな特徴がカメラ撮影OKということ(月曜火曜のみ。フラッシュは禁止、一部SNS投稿禁止作品もあります)。美術展は撮影禁止のことが多いので、この機会に巨匠の名作をカメラに収めちゃいましょう!目玉作品のゴッホの「自画像」は一生に一度は見ておきたい!麦わら帽子をかぶり明るい色彩で描かれたゴッホの自画像は一番人気の作品だけあって撮影可能日と週末は特に混雑するそう。それもそのはず、この「自画像」はなんと100億円の価値があると言われている作品! 並んででも間近で写真をおきたくなります。他にも息子をモデルにしたルノワールの「白い服の道化師」やモネが妻カミーユを描いた「グラジオラス」など、有名作品が目白押しです。ヨーロッパ近代絵画の顔とも言える珠玉の作品を間近で見られて、カメラ撮影までできちゃう今回の展覧会。年末年始も開館しているのでお休み中にぜひ立ち寄って「奇跡のコレクション」に触れてみては?取材・文/藤井ちひろ店舗情報店名:デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~TEL・予約:03-5777-8600(ハローダイヤル)住所:東京都台東区上野公園1-2上野の森美術館アクセス:JR上野駅公園口より徒歩3分営業時間:9:30~16:30(但し、毎週金曜日9:30-20:00)※入館は閉館の30分前まで)2016年10月7日(金)~1月21日(土)
2016年12月29日夜のアートイベント・シリーズ『上野夜公園』が、2016年12月24日~2017年3月の期間で随時開催されます。上野公園の新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか。『上野夜公園』が上野公園で開催決定!『上野夜公園』は公園内の博物館・美術館の夜間開館に合わせ、上野公園の新たな魅力を発見するべく開催されるイベントです。現在は昼のお出かけスポットとして賑わっている上野公園。日本初の公園として開園した明治時代には、夜の盛り場としても様々な人が集ったといいます。2016年12月24日~2017年3月の期間で、さまざまなアート・イベントが随時開催。いつもとは違う、上野公園の魅力を堪能しましょう。第一弾は「ミナモミラー」第1弾は不忍池一帯をライトアップして好評を博した「ミナモミラー」が再演されます。不忍池をキャンバスにたとえ、光を不忍池に投影。風の流れによって時間とともに変化する、水面にたゆたう反射光を楽しむ作品です。不忍池のボート池全周、池に浮遊するオブジェを淡く柔らかい光が囲みます。現実の世界と水面に映し出された世界の結界がなくなりひとつになる不思議な空間です。冬の澄んだ空気と夜空の下、幻想的な世界を楽しみましょう!この他にもミュージアムコンサート、公園散策ツアーなど、2017年3月まで多彩なプログラムが開催予定。最新情報は随時公式ウェブサイトに更新されるので、気になる方はぜひチェックしてください。【イベント概要】上野夜公園開催期間:2016年12月24日~2017年3月 随時開催会場:上野恩賜公園 各所公式ウェブサイトURL:
2016年12月18日10月7日より東京・上野の森美術館で開催されている「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」。同展のクリスマス・ナイトミュージアム開催セレモニーが12月11日に行われ、女優の吉岡里帆が出席した。【チケット情報はこちら】同展ではアメリカを代表する美術館のひとつ、デトロイト美術館から、ゴッホの『自画像』やマティスの『窓』など、近代絵画における巨匠の作品52点を展示。52点のうち15点が日本初公開作品となる。セレモニーに先立ち、同展を鑑賞した吉岡。絵画が好きで美術館にも足を運ぶという彼女は、お気に入りの作品にドガの『楽屋の踊り子たち』を挙げ、「華やかな作品が多い中で、少女たちがガニ股になりながら衣装を着たり、ストレッチをしていたりしている風景を描いたドガの気持ちが素直にいいなと思いました」とコメント。また、クリスマス限定の企画ということもあり、報道陣からクリスマスの思い出について問われると、「サンタさんは小学校6年生まで信じていました。両親が徹底してくれていたんだと思います」と幼少期を振り返った。特に嬉しかったプレゼントは、との質問には「一輪車がすごく嬉しくて、タイヤがパンクするまで乗りました」と懐かしそうに話した。今年1年を振り返ってという質問には、自身の女優業について「実りがあったと言い合える年になりました」と語った。デトロイト美術館展のクリスマス・ナイトミュージアムは、12月17日(土)、24日(土)、25日(日)の3日間に限り、100組200名限定で開催。夜間にクリスマス装飾の施された館内で、同展の展示物を鑑賞できる。作品をカメラで撮影することも可能(諸注意事項あり)。現在、ペアチケットが販売中。「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」は2017年1月21日(土)まで上野の森美術館で開催。■デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~日程:2016年10月7日~2017年1月21日(土)会場:上野の森美術館(東京都)料金:一般 1,600円 / 高校・大学生 1,200円 / 小・中学生 600円<クリスマス・ナイトミュージアム>会期:12月17日(土)・24日(土)・25日(日)開館時間:17:30~19:00料金:ペア3,000円 ※予定枚数に達し次第終了
2016年12月12日女優の吉岡里帆が11日、東京・上野の森美術館で開催中の「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」の夜間特別開館『クリスマス・ナイトミュージアム』(12月17日、24日、25日の3日間限定)のオープニングセレモニーに出席した。『クリスマス・ナイトミュージアム』は、展示室内に特設クリスマスツリーを設置し、通路に色鮮やかな電飾を飾り、音楽を展示室内に流すなど、クリスマス仕様にイメージチェンジした空間を楽しむことができる。オープニングセレモニー前に少し館内を見学したという吉岡は、気に入った作品を聞かれると、エドガー・ドガの『楽屋の踊り子たち』を挙げ「綺麗なものや印象的なものや目に入った瞬間に華やかなものが絵画になることが多いと思うんですけど、絵画を見てみると少女たちが少しガニ股になりながら衣装を着たり、ストレッチをしていて、こういう裏側の風景を見てエドガー・ドガがこれを絵にしたいなと思った気持ちに、素直にいいなって思いました」と吐露し、さらに「私は、ピカソの青の時代を両親が好きだったこともあってよく見ていたので、青の時代からばら色の時代に移り変わったその年に描いた『アルルカンの頭部』もすごくよかったです。子どものときに見ていた記憶とか、素敵だなって思ったものが今でも頭の中で続いているのかなって思いました」と笑顔を見せた。また、特設クリスマスツリーにリースを飾って完成させた吉岡は、クリスマスの思い出を聞かれると「モミの木を生で買ってくる両親で、それが枯れていくのを1年間お庭で見るんですけど、またクリスマスがくると新しいモミの木が家に来て、プレゼントとかサンタさんとか素敵なことはたくさんあるんですけど、その素朴なモミの木が私にとってはクリスマスの象徴です」と懐かしみ、さらに「祖母が初めて大きな七面鳥を焼いてくれたときがあって、それがクリスマスっぽいですし、いい思い出ですね」とニッコリ。小学校6年生までサンタを信じていたそうで、思い出に残っているプレゼントを聞かれると「一輪車がすごく嬉しくて、パンクしてタイヤがベコベコになるまで乗りました」と打ち明けた。今年は、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)や現在放送中のドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)などに出演するなど、女優として大活躍だった吉岡は、そんな1年の感想を聞かれると「とにかく新しいことをやった年、そして一緒に頑張ってきた人たちと『実りがあったね』って言い合える年になりました」と感慨深げに語っていた。
2016年12月12日「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」が六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催。会期は、2017年3月18日(土)から6月18日(日)まで。その後は2会場を巡回する。名古屋展・愛知県美術館では2017年7月1日(土)から2017年9月18日(月・祝)まで、神戸展・兵庫県立美術館では2017年10月3日(火)から2018年1月14日(日)まで開催。帝政ロシアの首都として栄えた街、サンクトペテルブルク。この伝統ある文化の街でひと際優雅な佇まいを誇るエルミタージュ美術館は、1万7千点以上もの絵画作品を所蔵する。本展では、その膨大なコレクションの中から特に充実している「オールドマスター」、16世紀ルネサンスから17・18世紀バロック時代に活躍した偉大な巨匠たちの傑作85点が一挙に集まる。16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハなどから17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァンダイフなどを経て、18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなどに至る、誰もが名前を一度は聞いたことがあるような各時代の大巨匠たちの傑作を国・地域ごとに分けて6章で紹介する。本展では、イタリア・ルネサンス画家、ティツィアーノの《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》も出展。今作は、じわりと広がっていくような穏やかな色彩やふくよかな肉体美、また作品全体を支配する調和が感じられるイタリア・ルネサンスらしい一点だ。さらに、ドイツ・ルネサンスを代表するクラーナハの作品も。ティツィアーノと同じルネサンス画家でも北方、ドイツを拠点とするクラーナハの絵には、大らかなイタリアとは全く違ったピリッとした空気感を感じる。その他にも、オランダのバロック画家、レンブラントや17世紀フランドルのルーベンス、ブリューゲルも登場。イタリア、オランダ、フランドル、スペイン、フランス、ドイツ・イギリスの各章にわたり、エルミタージュ美術館の顔ともいうべき作品群を観ることができる。また、「大エルミタージュ美術館展」の開催を記念して、会場と隣接するミュージアムカフェ「THE SUN」では、ロシア発の人気キャラクター、チェブラーシカをイメージしたデザート「チェブラーシカのオレンジパフェ」が登場する。柚子の香りのシャーベットをグラスに詰め、トップにかわいらしいチェブラーシカの形のクッキーが飾られている。提供されるのは2017年3月18日(土)から31日(金)までの期間限定だ。【詳細】大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち会期:2017年3月18日(土)〜6月18日(日)会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52階休館日:5月15日(月)開館時間:10:00〜20:00 (火曜日は17:00まで。ただし5月2日(火)は20:00まで)※入館は閉館の30分前までチケット:一般 1,600円(1,400円) / 大学生 1,300円(1,100円) / 中高生 800円(600円)※( )内は前売り、団体料金※小学生以下は入館無料※団体料金は15名以上で適用。添乗員は1名まで無料※障害者手帳の提示で、介助者1名まで含め、当日料金の半額前売券販売期間:2017年1月16日(月)~3月17日(金)■ミュージアムカフェ「THE SUN」の限定メニュー「チェブラーシカのオレンジパフェ」価格:1,000円(税込)提供期間:2017年3月18日(土)~31日(金)提供時間:11:00~21:00(L.O.)場所:Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON Cafe Area 「THE SUN」(森タワー52F)【巡回】■名古屋展会期:2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)会場:愛知県美術館■神戸展会期:2017年10月3日(火)~2018年1月14日(日)会場:兵庫県立美術館【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年11月25日「シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才」展が上野・国立西洋美術館にて開催。会期は2017年2月28日(火)から5月28日(日)まで。19世紀フランスのロマン主義画家テオドール・シャセリオー(Théodore Chassériau)。新古典主義を代表する画家アングルを師に持った彼は、「この子はやがて絵画界のナポレオンになる」と言わしめるほどの才能の持ち主であった。この画家の作品の魅力を際立たせるのは、彼の生い立ちや画家人生における様々な葛藤や孤独感であろう。スペインの旧植民地に生まれ、父親は不在。そして、師アングルから学んだものとは矛盾する方向へと進んで行く自分の芸術観。複雑なバックグラウンドを持つ彼から生み出される作品は、独特のメランコリックな情熱を持ち、観るものの心を揺さぶる。そんな彼は画家人生を通じて、様々な様式や主題に取り組んだ。初期のアングルを唸らせた、細かく精密な筆致と調和のとれた美しさを持った作品。そして、それとは相反する、荒いタッチで溢れる怒りや嘆きなどの感情を描きだしたドラマチックなロマン主義的作品。そして、ユダヤやアラブの人々を描いた東方主題や、晩年の主教主題まで。本展で紹介される、彼の初期から晩年までの作品約110点を見れば、彼の芸術観の変化が見て取れるだろう。さらに会場では、写真や資料などによってシャセリオーの画業全体を紹介するとともに、師や仲間、そして彼から影響を受けた画家たちの作品を展示。彼の作品だけでなく、その時代の美術の動きまで見て取れるだろう。【詳細】シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才会期:2017年2月28日(火)〜5月28日(日)会場:国立西洋美術館住所:東京都台東区上野公園7-7開館時間:9:30〜17:30 / 毎週金曜日 9:30〜20:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 (ただし、3月20日(月)、3月27日(月)、5月1日(月)は開館)、3月21日(火)観覧料:・当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円・前売 / 団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円※上記前売券は2016年10月14日(金)~2017年2月27日(月)まで販売。ただし、国立西洋美術館では2016年10月15日(土)~2017年2月26日(日)まで販売。※団体料金は20名以上。※中学生以下は無料。※入館の際に障害者手帳の提示で、付添者1名を含め無料。
2016年11月21日2016年11月18日(金)・19日(土)・20日(日)の3日間、上野恩賜公園竹の台広場(噴水前広場)で「伊賀上野NINJAフェスタ in 上野恩賜公園」が開催されます。忍者体験やショーなど楽しいイベントがたくさん用意されているので、チェックしてみましょう!「忍者」をテーマにした大人気イベント!2013年から始まったこのイベントは、伊賀の知名度・観光地としての認知度アップを目的としています。2015年度は3日間の開催で18万人もの参加者を集める大きなイベントとなりました。今回も、忍者をテーマにしたステージイベントやアトラクションが用意されており、ご当地物産品の販売や飲食ブースも登場します!見逃せない多彩なコンテンツステージには、ご当地キャラのいが☆グリオくんが登場します。なんともいえない姿が魅力的…いっしょに写真を撮って、SNSにぜひアップしたいですね。また、本格的な手裏剣打ちも体験できます。普段なかなか触れられないものなので、この機会にぜひ!忍者衣装レンタルでは、キッズがかわいい忍者に変身!これはパパ&ママにはたまらないですね。お子さまも普段できない格好で大はしゃぎしてしまいそう!吹き矢体験では、実際に矢を吹いて的を狙います。意外と距離もあって難しいのですが、チャレンジしてみたいですね。そのほか伊賀酒カクテルの販売や、伊賀上野NINJAフェスタ〇×クイズなどたのしいコンテンツが盛りだくさん!秋の上野恩賜公園で、すてきな忍者タイムを過ごしましょう!■イベント詳細名称:伊賀上野NINJAフェスタ in 上野恩賜公園会期:2016年11月18日・19日・20日時間:10:00~18:00※最終日のみ16:00まで会場:上野恩賜公園竹の台広場(噴水前広場)主催:三重県伊賀市・伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会公式ホームページ
2016年11月17日ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵する絵画85点を展示する美術館展「大エルミタージュ美術館展オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」が2017年3月18日(土)より開幕。同展のテーマソングに宇多田ヒカルの『人魚』が決定した。【チケット情報はこちら】フランスのルーヴル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館とともに、世界三大美術館のひとつと言われているエルミタージュ美術館。同展では、美術館の絵画コレクションの中でも、質・量ともに群を抜く、16世紀ルネサンスから17世紀、18世紀のバロック、ロココの “オールドマスター”に焦点を当てて展示。ティツィアーノ、クラーナハ、レンブラント、スルバラン、ブーシェ、フラゴナールなどの作品から、油彩画のみ85点を国・地域別に紹介する。今回、テーマソングに決定した宇多田ヒカルの『人魚』は、9月にリリースした8年半ぶりとなるニューアルバム『Fantome』に収録。同作はオリコン週間CDランキング4週連続1位を獲得し、話題を呼んでいる。「大エルミタージュ美術館展オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」は6月18日(日)まで、東京・森アーツセンターギャラリーで開催。その後、愛知、兵庫へ巡回する。現在、チケットぴあでは、東京展の早割チケットを販売中。■『大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』【東京展】森アーツセンターギャラリー(東京都)2017年3月18日(土)~6月18日(日)【名古屋展】愛知県美術館(愛知県)2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)【神戸展】兵庫県立美術館(兵庫県)2017年10月3日(火)~2018年1月14日(日)※『Fantome』の「o」はサーカムフレックス付きが正式表記。
2016年11月04日特別展「茶の湯」が上野・東京国立博物館で開催される。期間は2017年4月11日(火)から6月4日(日)まで。本展覧会は、主に室町時代から近代まで「茶の湯」の変遷を展示するもの。各時代を象徴する名品が一堂に会する展覧会は、1980年に東京国立博物館で開催された「茶の美術」展以来、37年ぶりとなる。中国で学んだ禅僧によってもたらされた宋時代の新しい喫茶法は、次第に禅宗寺院や武家など、日本の高貴な人々の間に浸透していった。彼らは茶を喫すること、また唐物で室内を飾ることでステータスを示す。その後、安土桃山時代になると、日常に使われている物の中から自分の好みに合った道具をとりあわせる「侘茶」が千利休により完成され、天下人から大名、町衆へ広く普及していった。会場には、かつて足利義政、織田信長、千利休など名だたる武将や茶人に愛され、時代を超えて人々の心をとらえてきた名碗が集結。重要文化財でもある中国製の青磁茶碗やまだら模様が美しい「油滴天目」、また朝鮮半島で作られた国宝の高麗茶碗などが登場。さらに、古美術を愛した大実業家たちの新しい視点の「茶の湯」も。藤田香雪、益田鈍翁、平瀬露香などの眼を通して、創造力にあふれた茶の湯の新たな魅力が紹介される。 各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡と次代に伝えるべき日本の美の粋を堪能できそうだ。【詳細】特別展「茶の湯」開催期間:2017年4月11日(火)〜6月4日(日)時間:9:30〜17:00 ※金曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで。場所:東京国立博物館 平成館住所:東京都台東区上野公園13-9休館日:月曜日 ※ただし5/1(月)は開館。観覧料:・一般 1,600円(1,400円 / 1,300円)・大学生 1,200円(1,000円 / 900円)・高校生 900円(700円 / 600円)※中学生以下無料※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などを提示)※( )内は前売 / 20名以上の団体料金※前売券は、2016年12/5(月)〜2017年4/10(月)まで販売※早割りペアチケット(一般2,000円)は、2016年11/7日(月)〜12/4(日)まで販売※チケット取り扱い:東京国立博物館 正門チケット売場(窓口、開館日、前売・当日券のみ)、展覧会公式サイト、主要プレイガイドほか【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年10月27日アメリカを代表する美術館のひとつ、デトロイト美術館の名作を集めた「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」の東京展が、10月7日より上野の森美術館にて開催中。【チケット情報はこちら】1885年の創立以来、デトロイト市の財政破綻などの危機にも見舞われながら、自動車業界の資金援助もあり、世界屈指のコレクション数を誇る美術館として知られているデトロイト美術館。今回の巡回展では同美術館から、ゴッホの『自画像』やマティスの『窓』など、近代絵画における巨匠の作品52点を展示、うち15点が日本初公開作品となる。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソなどが描いた名画を存分に堪能することができる。開幕前日の10月6日に行われたプレス向け内覧会には、本展の音声ガイドナビゲーターを務めた女優の鈴木京香が出席。「何度観ても面白い展覧会です。私も何回も来たいと思いますので、ぜひ皆さんも足を運んで、名画との対話を楽しんで」とコメント。また、月・火曜日に限り、来場者が自由に絵画を撮影することができるという同展の特徴に触れ、「通常の展覧会ではあまり撮影ができない展示会が多いですが、デトロイト美術館展は自分のカメラで撮影できる点がとてもいいです。私もカメラが好きですので、来場した時にはぜひ撮影したいです」とアピールした。「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」は、2017年1月21日(土)まで東京・上野の森美術館で開催。チケットは発売中。
2016年10月27日10月も下旬に入ってようやく秋の気配が感じられる東京だが、一足飛びに早くも春の話題を。東京・上野に、音楽で春の訪れを告げる風物詩「東京・春・音楽祭─東京のオペラの森─」。その来季、第13回の開催概要が決まり、発表会見が行なわれた(10月24日)。東京春祭ワーグナー・シリーズ チケット情報オペラ・ファンにとっての目玉は、なんと言っても、2010年から続く「ワーグナー・シリーズ」だ。名匠マレク・ヤノフスキが年1作ずつ進めてきた『ニーベルングの指環』4部作が《神々の黄昏》でいよいよ完結する(4/1、4)。会見には、ウィーン国立歌劇場とともに来日中のヤノフスキも出席、特に共演のNHK交響楽団の実力を賞賛しながら、過去3年を「芸術性の高い成功した公演」と振り返った。今夏のバイロイト音楽祭の『指環』で久しぶりにピットに復帰したヤノフスキだが、「春祭リング」の特色である映像による演出(田尾下哲)を高く評価。「演出が音楽を邪魔しない、とても良い解決策」と、音楽よりも演出重視の傾向が優勢なオペラ界の姿勢に、90年代から長く背を向けていた彼らしい視点で、演奏会形式上演の音楽的な利点に満足気な様子をうかがわせた。コンサートも、さまざまな角度から趣向を凝らした公演ばかり。4年目の「合唱の芸術シリーズ」は、シューベルトの《ミサ曲第6番》をウルフ・シルマー指揮東京都交響楽団と東京オペラシンガーズで(4/9)。大作合唱曲をプロ合唱団で聴ける機会は意外に少ない。音楽祭のレジデント・オーケストラである「東京春祭チェンバー・オーケストラ」は、6年目を迎えて若手精鋭中心の編成に衣替え。フレッシュなエネルギーが充溢しそうだ(3/20)。他にも、上述の『指環』の関連プログラムによる室内楽や、新たに始まる5年がかりのブリテン特集など、気になる公演が目白押しで困る。「春祭」らしいお楽しみが、上野の各博物館や美術館での「ミュージアム・コンサート」だ。コンサートホールとは異なる雰囲気の中で音楽を聴く体験は実に新鮮で、世界遺産に登録されたばかりの国立西洋美術館や、国の重要文化財の国立科学博物館日本館など、歴史的な建築物での公演も超貴重。さらには、上野駅や飲食店、オフィスビル、花見会場まで、人が集まるところならどこでも音楽の場にしてしまうのが「春祭」流。3月16日(木)から4月16日(日)まで1か月にわたって繰り広げられる有料・無料約150の公演を、桜とともに心待ちにしよう!取材・文:宮本明
2016年10月26日斬新な組み合わせ「うさ志る古フロマージュ」日系ブラジル人が編み出した “羊羹×チーズ”の食べ方をヒントに開発されたメニュー。「うさぎや」自慢の北海道十勝産の小豆を使った餡の甘さと、オホーツク海沿岸の牧場で有機農法によって育てられた牛の良質なチーズの旨味と塩味がマッチ。お汁粉とチーズのコラボは、斬新な組み合わせながらもどこか懐かしい美味しさに出会える逸品です。クセになりそうな新食感の「うさどらフレンチ焼き」オーナーがハワイに住む知人から「どら焼きをそのままフレンチトーストにしてみたら?」とアイデアをもらったことから商品化された「うさどらフレンチ焼き」。もちろんそのままで美味しいどら焼きを、牛乳と卵に浸してバターで焼いた新食感の和スイーツです。普通のパンで焼いたフレンチトーストにくらべるとよりしっとりとしていて、木のスプーンですくって口にいれると、どら焼きの甘さとフレンチトーストの風味が広がります。行列必至の看板メニュー「うさパンケーキ」オーナーの子供時代、「どら焼き」の甘い香りに誘われて、自宅から工場に行くと、職人さんが朝ご飯にとくれたどら焼きの皮に、バターをつけて食べたところその美味しさの虜に。その出来立ての熱くて柔らかな皮とバターの相性が忘れられず、満を持して思い出の味をメニューにしたそう。カフェからすぐの工場から出来立ての皮を木箱にいれて持ってきてくれるため、朝9時から10分限定でしか販売できないそう。発酵バターと少し柔らかい餡を自分で好きなだけはさんでいただきます。しっとりきめ細やかなとした皮とバターのハーモニーは「うさぎやCAFÉ」でしか味わえない美味しさです。取材・文/末吉陽子店舗情報店名:うさぎやCAFÉTEL・予約:03-6240-15619:00~18:00(水曜日定休)住所:東京都台東区上野1-17-5 1階営業時間:9:00~18:00(水曜日定休)※「うさ志る古フロマージュ」「うさどらフレンチ焼き」は、「うさパンケーキ」販売後より提供定休日:水曜日
2016年10月13日木のおもちゃ、いいですよね!5月に行われた「 森のおもちゃ美術館」があまりにも楽しかったため、その運営母体でもある日本グッド・トイ選考委員会が運営する「東京おもちゃ美術館」へ行ってきました。子どもはもちろん、かつて子どもだったパパママ、おじいちゃんおばあちゃんまで、一緒になって遊べる素敵な施設ですよ!曙橋から10分、四谷三丁目から8分「おもちゃがいっぱいある所に行くよ~」と伝えていたことで、良い子でお支度をしてくれた娘。友達親子と待ち合わせをし、いざ目的地へ!おもちゃ美術館の最寄り駅は2箇所。丸ノ内線の四谷三丁目か、都営新宿線の曙橋駅になります。パンフレットには、四谷三丁目からは徒歩7分、曙橋からは徒歩8分が目安とのこと。はやる子どもたちをおさえつつ、駅からは徒歩で。私たちが行った折には曙橋駅からのルートでしたが、子連れなうえ坂道が多くて、予定時間を5分以上プラスして到着するに至りました。四谷三丁目からだと街中を行くので、平坦な道のりで行くことができます。曙橋からの方は、体力と心の余裕の準備を。めくるめくおもちゃの世界!電柱の広告や通りすがりの方のアシストに助けられつつ、目的地に到着。おもちゃ美術館は、廃校になった小学校をリノベーションして、四谷4丁目界隈のコミュニティーセンターとなっている「四谷ひろば」の一角にあります。四谷ひろばの門を入ってすぐ右手は、元校庭を利用して未就学児向けの公園となっていて、小型の滑り台やシーソーなどがあり、お天気が良ければお外遊びでエネルギー発散もできそうです。おもちゃ美術館の受付は2階。チケットを購入すると入退場が1日自由になります。美術館は3つのフロアで構成されています。1階は、2歳までの小さい子向けの「赤ちゃん木育ひろば」。2階は、グッド・トイに選ばれたおもちゃが実際に遊べる「グッド・トイてんじしつ」、おもちゃにまつわる期間限定の企画展示がされている「きかくてんじしつ」(このときはアジアのおもちゃ)、全身で木のおもちゃを遊びつくせる「おもちゃのもり」。3階は、ワークショップができる「おもちゃこうぼう」、世界各国のゲームおもちゃが遊べる「ゲームのへや」、日本の伝統的なおもちゃが集められた「おもちゃのまちあか」、ごっこ遊びと世界の木製楽器やおもちゃが遊べる「おもちゃのまちきいろ」。パンフレットを見るだけで、盛りだくさんで楽しそう!さっそく奥へと進んでみます。2階・選りすぐりのおもちゃで遊んじゃおう!受付を過ぎてすぐのところにあるのが「グッド・トイてんじしつ」。手始めに入ってみたところ、さすがのグッド・トイ。シンプルながら、子どもたちの心をぐっと掴んで離さないおもちゃばかりで、繰り返し繰り返し遊んでなかなか先に進めません(笑)。ですが、おもちゃ学芸員と呼ばれるスタッフの方が常駐していて、遊び方を教えてくださったり、子どもの遊び相手になってくれたりするので、子どもが没頭する間に大人もそれぞれ展示されたおもちゃで遊んでいました。小さなカラーブロック「クリックス」や、ジャンプ台を叩いて人形を上にくっつける木のおもちゃ「飛んでキャッチ」なんかは、子どもより熱中しちゃうほど面白かったですよ。「てんじしつ」を出て右、廊下の突き当りに行くと本日のメイン(とそれまで思っていた)「おもちゃのもり」があります。靴を脱いで中に足を踏み入れると、そこは木のおもちゃだらけ。卵型をした木製のボールプール、そろばんの玉が10万個も入った小屋、木のドールハウス、さまざまな動物の形をしたマグネット式のつみき……など、どれから遊んでいいか迷ってしまうほど。部屋の中央は2階建てになっており、子どもが全身で遊べる空間になっています。3階で、楽しいワークショップ!階段をのぼって3階の右手にある「おもちゃこうぼう」では、ほぼ毎日午前と午後の2回、無料の工作ワークショップが開催されています。ワークショップは整理券制なので、参加したい方は先に整理券を入手してから遊ぶようにするとベターです。今回体験したのは、ストローで手をパタパタさせるおもちゃ。こどもの想像力と大人の集中力で、楽しい合作が作れます。また、部屋の壁側がレンタルショーケースのようになっていて、有料で不定期開催されるワークショップの講師の方々の作品が展示されています。もちろんこれらも手に触れて遊ぶことができ、手作りのぬくもりと創意工夫がなされたおもちゃの数々に、子どもたちはまたも没頭していました。3階・さらに楽しい木のおもちゃの世界は?「ゲームのへや」では、世界各国のアナログゲームが楽しめます。立ったまま遊ぶテーブルサッカーゲームをはじめとした比較的大きなものが陳列されている隙間に、対面で座って自由に遊べる机と椅子が配置されています。幼稚園くらいのお兄ちゃんとそのお父さんが、腕を組みながら真剣にボードゲームに興じている様子が印象的でした。思わず本気になっちゃうんでしょうね。日本の伝統的なおもちゃが集められた「おもちゃのまちあか」。赤で統一された室内には、お手玉やけん玉、花札といった昔ながらのおもちゃがいっぱいです。その中でも一番目を引いて子どもたちがひっきりなしに集まっていたのが、お茶室。本格的な和建築のお茶室が再現されていて、あまりの出来栄えに感嘆するほど。ただ、子どもたちからすると小さな秘密基地のような感じなのでしょう、出たり入ったり、中ではしゃいだりしていました。そのさらに奥の部屋「おもちゃのまちきいろ」では、ごっこ遊びと世界の木製楽器やおもちゃが遊べます。子どもサイズの木製の野菜を収穫できる畑があったり、昭和のドラマのセットのような居間と台所が一緒になったおままごと遊びの場があったりと、スケールの大きなごっこ遊びを、民族楽器のエキゾチックな音色をBGMに体験することができます。ランチはどうしよう?ひとしきり遊んでおなかがすいてきたところで、ランチタイムに。館内は飲食禁止のため、近隣の飲食店に出向く必要があります。四谷ひろば周辺には素敵なレストランがちらほら。美術館の来場者を視野に入れてなのか、お子様連れOKと謳ったところもあります。ただ、美術館周辺のレストランは月曜日定休のところが多いのでお気をつけあれ。ちょっと歩いて靖国通りや新宿通りに出れば、お店の数も種類もぐっと増えます。とはいえ、界隈はビジネス街。12時になると近隣の飲食店は混雑を極めるので、早めがおすすめです。年に1度の大型イベントが今年も10月に開催!東京おもちゃ美術館の年に1度の大型イベント「東京おもちゃまつり」が今年も開催されます。日本中の遊びのプロが集結し、100組以上の出店者によるワークショップや実演販売が楽しめるんだとか。また、屋内にて木のプロフェッショナルたちと交流できる「森のめぐみの子ども博」と、屋外で木のおもちゃを遊び尽くせる「木育キャラバンIN東京おもちゃまつり」が同時開催されます。☆ 東京おもちゃまつり2016開催日:2016年10月15日(土)16日(日)午前10時~午後4時入場料:子ども700円、大人1000円(おもちゃ美術館の入館料含む)大人も子どももまるっと1日楽しめるおもちゃマイスターさんの話では、美術館のコンセプトの1つに「0歳から99歳まで楽しめる場所」というのがあるんだそうです。確かに、子どもが夢中になるように、自分も目の前のおもちゃに集中して、手先を動かし、小さな達成感や驚きに心踊ることができました。おもちゃを通じて、大人も子どもも、みんな笑顔になってしまう、そんなひとときが体験できるスポット。ぜひ、お出かけしてみてください。東京おもちゃ美術館〒160-0004東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内・開館時間10:00~16:00(入館は15:30まで)・休館日毎週木曜日(祝日を除く)特別休館日(2月・9月の年2回・次回は2017年2月6日(月)~ 10日(金))年末年始(2016年12月26日(月)~ 2017年1月5日(木))入館料こども(6ヶ月~小学生※6カ月未満は無料)500円おとな(中学生以上)800円おとなこどもペア券1,200円
2016年10月12日日本を代表する女性監督のひとり、タナダユキ監督のもと、上野樹里、リリー・フランキー、さらに藤竜也という注目のキャストで贈る『お父さんと伊藤さん』。本作で上野さん演じる彩をはじめ、『百万円と苦虫女』での蒼井優演じる“鈴子”、『ロマンス』での大島優子演じる“鉢子”など、タナダ監督が描くヒロイン像には実は共通点がある、という。本作は、息子夫婦の家を追い出された父親(藤竜也)が、娘の彩(上野さん)と20歳年上の彼氏・伊藤さん(リリー・フランキー)が同棲するアパートに突然やってきて、3人のまるで嵐のような奇妙な共同生活が始まる物語。居場所を見つけられない不器用で頑固な父親と、そんな父親との接し方が分からない娘、そんな2人の様子をマイペースながらも優しく見守る彼氏の交流を、ユーモアを交えながら温かな視点で描き出す。タナダ作品において、例えば、『百万円と苦虫女』で蒼井さんが演じた主人公の“鈴子”は、就職に失敗し、仕方なくウェイトレスでアルバイトをしていたが、とある事件に巻き込まれて警察の厄介に。家族の非難を受けた鈴子は「100万円貯まったら出ていきます!」と宣言し、さまざまな職を転々としながら100万円を貯め、次の場所に引っ越して物語は展開していく。一方、本作の主人公・彩は、34歳のイマドキな独身女子。20歳年上で給食センターに勤める彼氏・伊藤さんと同棲中。そんなイマドキのカップルに突然転がり込んできた父は戸惑いを隠せないが、当の本人たちはいまのままの関係を続けていくことに疑問はない。タナダ監督は、自身の作品のヒロイン像の共通点について「一生懸命、自分で自分の人生に折り合いをつけようとしている、というところでしょうか。他人に認められるとかではなく、結局自分の人生って自分でどうにかしなきゃいけないだよねっていうことを、大なり小なり気づけるひとたちを描いてきていると思います」と分析する。「笑っていればかわいいのに、愛想笑いができないタイプも多いですよね(笑)。楽な道を選びとれる容姿を持っているのに、それを活かそうとしない。周りに合わせて無理に笑って、疲れちゃうことってよくあると思うんですが、彩の場合は就職していたこともあるので、無理していた時期もあったんだと思います。きっとすごく頑張ってきたんだけれど、あるとき、もう無理するのをやめたわけですよね。それはきっと、何かを諦めたり、自分の限界を知ったり、なんらか傷ついてきた人だと思います」と、上野さんが演じた本作の彩というキャラクターの背景を明かした。そして、もう一つ大きな共通点は、タナダ監督の作品のヒロインはみな、“自分の足で一歩踏み出す”ということ。『百万円と苦虫女』でも鈴子は、ロードムービー的な物語の末に、新たな道を切り開いていった。本作『お父さんと伊藤さん』の彩についても、タナダ監督は、「これは彩が揺れ動きながらも最後にも一歩踏み出す物語。伊藤さんという他者がいたからこそ、お父さんがずっと苦手で反発してきた彩が一歩踏み出すことができたのだと思います。困難が待っているとわかっていても、駆け出すことができた彩のことを私はすごく尊敬しているんです」と語っている。それでも、ちゃんと“自分の足で一歩踏み出す”ことを決断する彼女たちの姿は、戸惑い、悩み生きる現代の女性の背中を優しく押してくれるに違いない。『お父さんと伊藤さん』は10月8日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月07日映画『お父さんと伊藤さん』のトークショーが10月5日(水)、都内で行われ、主演を務める上野樹里とタナダユキ監督が出席。劇中の料理シーンについて、タナダ監督は「いつも料理している手際の良さ。安心して見ていられる」と上野さんの料理の腕前をほめていた。今年5月にロックバンド「TRICERATOPS」の和田唱と結婚した上野さん。先日行われた完成披露試写会の席では、「最近は料理するのも楽しいですよ。昨日もありあわせの食材でパスタを作りました」と和田さんの母で料理愛好家・平野レミの影響を明かしたほか、レミさんプロデュースの大ヒット商品“レミパン”愛用も告白していた。そんな上野さんにとって、『陽だまりの彼女』以来3年ぶりの主演映画。自分のペースで、日々の暮らしを大切に生きる主人公の彩が、20歳年上の恋人で給食センターに勤める伊藤さん(リリー・フランキー)、頑固ながらも愛くるしいお父さん(藤竜也)とともに奇妙でハートウォーミングな共同生活を繰り広げる。これまでキラキラしたヒロイン像を演じてきた上野さんが、本作では30代独身女性のリアルを表現し、本人も「とても楽しかった。ありのまま、シンプルを貫くところは私に似ている」と新境地に手応え。タナダ監督は、「撮影が始まる前から、役柄について生真面目に考えてくれていて、感動しました。それでいて、相手次第で違う芝居ができる。ときには自分を捨てる勇気をもっているのだから、女優として最強ですよね」と上野さんの女優魂を絶賛していた。『お父さんと伊藤さん』は10月8日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日女優の上野樹里が5日、主演映画『お父さんと伊藤さん』(10月8日公開)の都内で行われた公開直前試写イベントに出席した。中澤日菜子の同名小説を『百万円の苦虫女』(2008年公開)や『ふがいない僕は空を見た』(2012年公開)のタナダユキ監督が映画化した本作。2013年公開の映画『陽だまりの彼女』以来、3年ぶりの主演映画となる上野樹里を主演に迎え、30代独身女性の彩(上野樹里)と20歳年上の彼氏・伊藤さん(リリー・フランキー)、そして息子夫婦に追い出された彩の父(藤竜也)の奇妙な共同生活を描く。公開を間近に控えたこの日は、800人の応募者から選ばれた45人の一般客を招いての試写会を実施。上映後、上野とタナダユキ監督が登壇して舞台あいさつが行われた。完成した作品の感想を求められた上野は「試写っていうと緊張したりナーバスになったりしますが、今回は楽しかったですね。一歩引いて見ると、喜劇だったりして家族のイザコザを描いていて。渦の中に入っているときは大変な気持ちで演じてましたが、作品としては楽しんで気楽に見ることができました」と手ごたえを感じている様子。お気に入りのシーンについては「彩と伊藤さん、お父さんの3人でボウリングに行くシーンがあるんですけど、その1日の流れが好きで、最後にお父さんが植木鉢を買うシーンは泣きそうで(笑)。カットが終わったらボロボロと泣いていました。泣くっていうシーンでもないんですけど、何気ない日常のある場面でグッときましたね」と振り返った。さらに「お父さんの背中を見ていると反省させられました。父親の愛も深いもんだなと感じたし、結構ぐさっと来る場面がありましたね」と話していた。そんな上野についてタナダ監督は「全くキラキラしていない主人公をどう演じるか興味深かったんです。上野さんは役作りもきちんとするんですけど、現場では頭が固くならずに考えていたものを相手の芝居を見て簡単に捨ててましたね。役者としては最強だと思いますよ」と賞賛していた。映画『お父さんと伊藤さん』は、10月8日より全国公開。
2016年10月06日