私は自分が公立中学だったため、中学受験は考えてなかったのですが、夫・和也の「息子を母校に入れたい」という言葉をきっかけに、ゲーム漬けだった息子・輝が、私立中学を目指すことになりました。小学4年生から、夫と相談して決めた中学受験塾の「桜咲アカデミー」に入塾。今は小学5年生になり、週に3回、お弁当持参で塾通いをしています。夫が率先して始めることになった中学受験。私も賛成したのですが、まさか夜お弁当を持ってまで塾通いするとは思ってもおらず…。小学生が家庭で夕飯を食べられず、遅くまで塾で勉強するなんて、私にはまったく未知の世界でした。そんな、ある日の朝…。結局、その日は輝はコンビニでお弁当を買うことに。私は塾で勉強を頑張る息子にお弁当を作れなかったことに罪悪感がいっぱいだったのですが…。料理が好きで我が家でも料理担当でもある私は、栄養バランスのある食事を子どもには摂らせてあげたい。家族一緒で楽しく食事したい。そんな風に思っていました。だからこそ「塾でのお弁当はかわいそう」と思いこんでいました。でも夫や息子の話を聞くと、どうやら楽しみの時間のようで、勝手な思い込みを反省しました。ただ家族みんなでご飯を食べられないのは寂しいことには変わりなく、これまで以上に家族一緒の食事時間は楽しみの時間となりました。そして、夏期講習の料金が予想以上の高さに衝撃を受けてしまい…!次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月13日■前回のあらすじひとりで抱え込んでいた中学受験の問題を夫と相談することに。そして私は、悩んだ末に出した結論「中学受験を辞めようと思っている」と夫に伝えたのですが…。 >>1話目を見る それまで私は、夫が小学校から私立に通っていたものだと思い込んでいました。そして、このタイミングでようやく、夫は高校までは公立で、大学から私立であるOK大学に入学したという事実を知ったのです。つまり、私の勝手な思い込みと義母の独りよがりの結果が、樹を私立中学受験へと駆り立ててしまったことに…。「だったらもっと早く教えてよ!」と夫をうらむ気持ちと、夫と話し合うことを避け続けた自分の変なプライドの高さにげんなりしました。何より息子のことなのに夫婦できちんとコミュニケーションが取れていなかった私たちが、結果的に息子を苦しめてしまったという事実に二人とも反省しました。そして、一番大事な樹との話し合いでは…。私は樹の笑顔を久しぶりに見た気がしました。中学受験については、夫が樹と話し、正式に辞めることに。こうして我が家は中学受験のレールから外れることを選びました。受験のための勉強より、今は樹のワクワクを大事にすることに決めたのです。正直、「これまでの頑張りは何だったんだろう」という気持ちはあります。でも、息子にとって、そして私自身にとっても、今、大切にすべきことに気づけてよかったと思っています。最近では、夫がノリノリで樹に海外の昆虫の図鑑を渡したり、2人で昆虫博物館に行ったりしています。義母のプレッシャーの理由は、夫が子どもだった頃、お金がなく学校でもトップクラスの成績だったのに満足な勉強をさせてあげられなかったことを悔やんだ経験から「孫だけはそんな思いをさせたくない」と思ったことが原因だったそう。私と義母はどちらも自分の悔いを子どもに託そうとしていた…。これこそあの公園で知り合った彼女に言われた「私の問題」だったんです。義母については、夫から話したことで、多少プレッシャーは減ると思っています(それでも孫に期待をかける気持ちは止められないかもしれませんが…)。今後は義母の件は、全面的に夫にお任せ。そして私自身がもし今後また方向性にグラグラと悩んだ時には、夫や息子に相談しながら決めていきたいと思います。中学受験はここで区切りとなりましたが、私たちが今の息子の笑顔を失わないことを選んだことは後悔しないと思います。次回は、中学受験のお金についてのお話です。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月05日■前回のあらすじ「子どもの人生は子どものもの」と話す見ず知らずの女性。不安を漏らす私に「好きなものに熱中できる息子を育てたから自信もっていい」と言ってくれて…。 >>1話目を見る 中学受験塾に通っても成績が上がらないどころか、勉強にまったく興味を示さない息子。そんな状況にずっとイライラしていた私。でも偶然公園で立ち話をした初対面の先輩ママと話をしたことで、気持ちが落ち着き、私が考えなければいけないことが見えてきました。樹を傷つける発言をしてしまった私。何度も塾の宿題やテスト勉強をさせようと、衝突を繰り返してきました。その度に、うまく樹を導けない自分に落ち込み、そしてまったく勉強にやる気をもってくれない息子にガッカリしていました。自分が息子の教育に失敗したかのような気持ちになっていて夫にも相談できなかったのですが、ようやくこの抱えきれない問題を夫と話し合おうと決意しました。もともとは私から「樹を私立中学に行かせたい」と言って始めた中学受験でした。その時も夫は反対はせずに、「ムリするな」と言いました。しかし私は、「大丈夫!絶対、樹を合格させてみせるし、樹にも受験してよかったと思えるように頑張る」と宣言してしまっていました。その後も夫は「『勉強って楽しい』と思えれば伸びていくから」と、樹があまり宿題しないことも気にしている風はなく、そんな姿に私はどちらかというと「あなたが協力的じゃないから樹がやる気を出さない!」と憤慨してしました。私たち、家族が出す結論は…!?次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月04日■前回のあらすじ塾の宿題をやらない息子・樹に「これ以上落ちこぼれてもいいの!?」と言ってしまった母。すると樹からは「どうせ僕は落ちこぼれだよ、中学受験なんてしたくない!」と言われてしまい…。 >>1話目を見る 樹に言ってはいけない言葉を浴びせてしまった私。出て行ってしまった樹を探しに外に出たのですが…。小さい頃から昆虫が大好きで、この公園には毎日のように散歩に来ていました。そしていつも私がそばにいるのも忘れるぐらい昆虫に魅入られて、何時間でもみている樹。そんな幼い頃を思い出しながら、樹のそばにあるベンチに座っていると…。これまで誰にも相談したことがなかった中学受験。塾とのかかわり方、家庭学習の方法、何より子どもたちを親はどうフォローすればいいのか…書籍やネットからの情報収集を日々行っていました。役に立つ情報もあったし、自分の行動に反省する面もありました。でも、だからといって樹に「これぞ!」という有効なものがなく、私もまたイライラして怒ってしまうの繰り返し…。まったく見も知らぬ人に声をかけられた瞬間、私は不安や弱音を吐露する相手がいなかったのだと気がつきました。誰でもいいから話を聞いてほしいと私はずっと渇望していたのだと…。そして思わず本音がこぼれていき…。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月02日私は、小学5年生の息子・樹を育てる華。夫は一流大学を卒業し、現在は大学の准教授をしていますが、私は短大出身。夫とは、夫が務める大学に事務職で働いていた時に、出会いました。そんな夫は、息子の進学について何も言いません。でも、義母や友人からは、樹が赤ちゃんの頃から何かとプレッシャーをかけられ続けてきました。夫の大翔はOK出身。だからか義母からはOK小学校入学を薦められました。あまり勉強が得意ではなく、学歴コンプレックスを抱えていた私は、「男の子は母親似」とよくいわれる言葉が気にかかっていました。「あの頃もっと勉強しておけばよかった…」と就職活動では何度も悔やみ苦労した経験は、樹にはさせたくない。でも、もし私に似ていたら…。その不安から、私は、小学校受験について夫に相談することに。私立小学校への受験は、義母の勧めもあり受験に強いという教室に通わせましたが、合格とはなりませんでした。義母から嫌味を言われましたが、樹自身はあまり落ち込むことがなく、深い傷を負わせなくて本当によかったと思っていました。しかし、樹が小学生になると、またも義母から「中学はOK中学受けるんでしょ?」とプレッシャーをかけられるように…。ただ、私自身が短大出身で就職に苦労した経験があることから、息子には同じ思いをさせたくないという気持ちが強くありました。だからこそ私立中学でリベンジを果たしたいと私も思っていたのです。しかし小さな頃から昆虫が大好きな樹は、蟻がエサを運ぶ様子を1日中眺めていたり、蝉の羽化する瞬間を見るために夏休み中早起きしたり…。自分の好きなことに集中する力はすごいのですが、興味のないことにはまったく意識が向かないので、教科によって成績の差が激しくて…。もちろん、昆虫に興味があるのは悪いことではないとはわかっています。ですが、受験のことを思うと、そうも言っていられませんでした。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年07月30日■前回のあらすじ娘の中学受験のために家族一丸となってサポート!…となるはずでしたが、家庭での学習はまったく進まず…。>> 1話を読む 家族でサポートして中学受験に挑んだのですが、すぐに娘にイライラする毎日がしんどくなってしまいました。そこでやはり中学受験塾に通わせようと思い、偏りのある娘のようなタイプを受け入れてくれる塾を探すことから始めることに…。中学受験塾は大手・中小の集団塾、そして個別指導の塾があります。御三家や難関校に多くの生徒を合格させる塾、ある難関校への進学に顕著な実績を出す塾、中堅校に強い塾と特色があります。さらに家庭との付き合いについても、子どもが自習をどれくらいできるかが肝となる塾、面倒見がよく塾のフォローが行き届いた塾と親の負担にも違いが…。集団塾は、カリキュラムが整っているし、これまでの実績から過去の入試データや情報が豊富にあり、やはり親としては安心。そしていろいろと情報を集めた結果、もっとも惹かれたのは、発達に偏りのある子どもにも寄り添ってくれると評判の集団塾でした。そこは1週間の体験入学があり、さっそく娘も通ってみることにしたのですが…。多くの子が熱心に授業を受けるなか、ひとりだけ集中できていない優。すでにお子さんが通っているママさんには、つい「子どもが楽しく通えれば…」なんて理解ある親のような言葉を言ってしまいましたが、心の中では「どうしよう…」と思っていました。面倒見が良い集団塾ではありましたが、生徒の数も多く、ひとりひとりにまで目が行き届くのは難しそう。娘もストレスを感じるのか、勉強への理解度を深めることが難しかったようです。個別指導塾に切り替えると、以前と比べて楽しそうに勉強するようになりました。けれども、肝心の成績がまったく伸びません。そして、その原因は意外なところにあったのです。次回に続く(全5話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月18日5月になるとオープンキャンパスがめじろ押し…のはずが今年はコロナの影響で、公立の高校はオープンキャンパスや学校説明会が軒並み延期に。一応7月に開催される予定になっていますが、それも延期や中止になる可能性があるとか。土日の数は限られているので、見たい学校の説明会の日が被る可能性もあり、スケジュール取りが難しくなることが考えられます。私立の学校は独自に説明会を実施しているところもそんな中でも、いくつかの私立の学校では、人数制限を行いながら説明会を実施しているようです。いっちゃんも中学校から高校、専修学校の説明会の日程のプリントをもらってきました。とりあえず、練習も兼ねてどこか行ってみる?と聞いてみたところ、「興味があるところがある」と言うではありませんか。ネットの年上の友人と高校進学について話していところ「いっちゃんにはこういうところが合ってるかもね」と話題に出たのだそう。それは、芸大の附属の通信制高校でした。いっちゃんは、普段からイラストをよく描いているので、絵の技法について学べたり、美術に興味のある生徒さんが集まってくるところだと良いな、行ってみたいなと思ったようです。通信制の高校ってどういうもの?早速、その高校のホームページから説明会と体験入学の申し込み。申し込みフォームに書き込んで送信すると、すぐ折り返しのメールで予約確定。便利な時代になったものです。当日は20人ぐらいの体験入学生とその付き添いで総勢30人ちょっとの人数が集まっていました。中学新卒で高校を目指す人ばかりではなく、少しシニアな年齢の方も友達同士で参加しているよう。まずは、通信高校とはどんなものかという説明から。Upload By 寺島ヒロお話を伺って、自宅で継続的に勉強してレポートを出さなければいけないので、なかなか卒業に必要な単位を取得するのが難しい場合もあるということや、この学校ではスクーリング(登校する日)が週に3日程度と、ほかの通信の高校と比べてかなり多いことが分かりました。それから、学校の施設や教育内容の特色などの説明があり、その後、体験入学生は美術鑑賞の模擬授業を受けます。美術というところがさすが芸大附属。わたしはその間外に出て休んでいてもいいのですが、付き添いの人だけで、いま体験中学生がやっている授業と同じ授業が受けられるプログラムがあるとのこと。面白い!と思ったので受けてきました。内容については「内緒」なのですが…。先生方の話す様子や説明がとても丁寧で、ディスカッションでも発言しやすい雰囲気をつくってくれているな、発言したことをちゃんと受けとめてくれているなという印象でした。授業はほぼ同時に終わり、いっちゃんと合流してアンケートを書いて、その日は終了。学校を訪れてからの所要時間は概ね3時間ほどでした。気になるいっちゃんの反応は…?Upload By 寺島ヒロ学校の授業や雰囲気は気に入ったようですが、やはり登校日のことが気になるようです。受験先の候補には入れつつ、またほかのところも見てみようと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年06月16日私は楓。娘の優は、小学校では普通学級に通っていますが発達面で偏りがあり、医師からも「特性の強さはあるけど確定診断はできない」と説明されました。勉強面では同じミスを繰り返したり、体育が苦手で積極的に取り組まないこともあります。また相手の状況を察して行動することが苦手で、自分の話したいことだけを話してしまうので最近では友だち関係でも気になることが増えてきました。優は自分の好きな話に没頭するあまり、友だちとうまくコミュニケーションがとれないことも多くありました。学習面では、得意教科と苦手教科の差がどんどん開くばかり。そんな中、行われた小学校での二者面談で、先生からも中学での内申の扱いについて説明がありました。先生からはまだ時間があるから、今から少しずつ家庭でもフォローができれば…とアドバイスをいただいたのですが、じつはこれこそ私が危惧していたことだったのです…。というのも…。小学校の面談で指摘された中学の内申。そのとき現在高校生の息子・毅が中学の時のことが思い出されました。現在高校生の息子・毅は勉強が得意で、テストも常に90点以上。ところが内申点が足りず、内申を重視しない私立高校への受験に切り替えた過去があったのです。このときから優も内申が高校受験の時の足枷になってしまうのではないか…とずっと気がかりだったのです。次回に続く(全5話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月15日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。入園、入学した娘たちを見ていて思うのですが、そろそろ学校や園に慣れてきている反面、疲れもたまってきているなぁと感じます。そしてそれは親も同じ! はい! ちょっと私も疲れてきました。なんていうか、毎日新しいことへの対応力を求められるというか。特に小学校は30年以上ぶり、親としては初めてなので戸惑うことばかりです。今日はそんな話。ではどうぞ。普段は極力ムスメを信じて送り出しますが、ちょっと大ごとになりそうな時は本当に焦る。(そんな時には頼れるママ友~!)この時はやっぱり、ムスメの勘違いでした。そして帰ってきたムスメはもちろん…仲間がいたー!(もしこのママ友が私に「明日ってジョーロ、いるの?」って連絡くれていたらもう危なかったですね。完全に私もボロッボロのゾウさんジョーロをムスメに持たせてました)連絡帳の大切さを自覚してくれたムスメ。その後連絡帳がちゃんと書けて、読めるようになってくるとともに、思い込みも減ってはきましたが…まだまだ油断はできないので気を引き締めておきたいと思います。
2021年05月29日■前回のあらすじ「息子には俺と同じ私立中学を受験させたい」と突然宣言した夫。しかし毎日ゲーム漬けの息子には、「俺に向いてない」と一刀両断されてしまい…。夫の和也から「息子を俺の母校の私立中学へ」という突然の宣言からまだ日も経っていないある日のこと、私の職場で思いがけず中学受験が話題に…。2月に入ってすぐにお休みを取っていた同じ部署で働く美咲さんが久しぶりに出社しました。1月頃からかなりプライベートが忙しそうなことには気づいていましたが、これまで連続で休みを取ることが少なかったので、退社直前に声をかけてみると…。美咲さんの息子さんが中学受験していることを知らなかった私。そして受験するのは子どもなのに、「親に戦略が必要」という意味すらもよく理解できないし、さらに「全落ち」というあまりに怖ろしすぎる言葉が出てくることにも驚きました。まだたった12歳の子どもが受験するだけでも驚きなのに、不合格という経験まで受け止めなければいけないという事実。いつも明るい美咲さんがこれほど深刻な表情をする中学受験の世界が、私には衝撃的すぎました。しかし…。美咲さんに聞いた中学受験の情報は私の知らないことばかりでした。東京では2月1日から受験が開始されること、本命校やチャレンジ校は2月1日に受ける子が多く、また複数回受験できる学校もあること、合格発表は受けた当日にネットで発表され、不合格だった場合にはすぐ他の学校に受験出願ができることなど。そして志望校に合格できなかった子、また1校も合格できなかった子は、2月1日から3日間、4日間と連続で受験するという事実。高校受験からしか経験がない私にとって聞いたことがないほどの過酷な挑戦。「合格できなかったらどうしよう…」という不安を親も子も抱えたまま挑む日にちを想像するだけで、胃が痛くなりそうでした。さらに受験会場に付き添うために親が休むということも中学受験の特徴のひとつの気がします。今の上司は美咲さんが言うとおり理解あるけれど、働く親にとっての難題のひとつになりそう。というよりも中学受験って親の出番はどれぐらい必要なんだろう…どうしてそこまで大変な想いをして中学受験をさせるのだろう。そう思っていた私に美咲さんが言ったのは…。中学受験の成功失敗は第一志望校に合格すること、そう単純に思ってきましたが、美咲さんの話から家族にとっての成功は別のものなのかもしれないと思いました。小学生に不合格という体験を味わわせることは、正直させたくないと思ってしまう私。でも美咲さんの話す「濃い時間」という言葉が、なぜだか心の中に刺さったままでした。子どもの時期は大切と思いながらも、実際にはだらだらとした時間を過ごす輝を見て見ぬふりしてきただけなのかも。もしかしたら中学受験を考えることも、1つのきっかけになるのかもしれない。こうして美咲さんとの会話によって、私たち家族の未来も大きく変わっていくことになるのです。次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年05月19日私は遥、会社勤めしながら夫・和也と小学3年生の息子・輝の3人で暮らしています。最近の悩みは、輝の放課後の過ごし方。ひとりで留守番する時間が長いのをいいことに、ゲーム漬けの毎日を送っているんです。そして今日も…。去年まで通っていた学童は、「みんなやめるから」という理由で退所。長く続けていたサッカーも、高学年が受験で次々抜けてしまい、試合でもスキルアップでも盛り上がりに欠け、次第に足が遠のくように…。「このまま、放課後はゲームばかりの毎日で大丈夫なのか?」と思いつつ、自分も小学校時代はピアノを習っていたくらいで、「大して変わらなかったのかな」と思ったり。そんなときに言われた私立中学出身の夫・和也の言葉。和也は御三家と呼ばれる私立中高一貫校出身ですが、これまで自分の母校に息子を入れたいなんて聞いたことがなく、和也がそんなことを思っていたとは私には青天の霹靂でした。中学受験なんて我が家には無縁の話。そう思っていた私にとって和也の発言はかなりの衝撃でした。ただ輝の毎日を見ていると、さすがに心配にもなります。しかし輝は、私の話を聞くなり「自分には向いてない」「これ以上勉強するなんてありえない」と中学受験を断固拒否。さすがにいきなり中学受験の話をしても受け入れられないのも納得だし、私自身も公立中学でしたが特に不満もなく、積極的に受験に賛成の立場を取ることができませんでした。息子のことをよく知りもせずに勝手に中学受験を言い出した和也に正直ムッときたのですが、そんな時、会社である出来事が起きたのです。次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年05月18日2021年4月16日、人気漫画『名探偵コナン』の映画作品『異次元の狙撃手(スナイパー)』が地上波で放送されました。凄腕のスナイパーによる連続狙撃事件が起こり、主人公である『江戸川コナン』が真相を追い求めるというストーリー。臨場感あふれる作品を見て、ワクワクした人もいたのではないでしょうか。映画を見た息子さんに『変化』が…大福プリン(@_o_love_o)さんが育てる、小学1年生の息子さんも同日、放送を見た1人。作品を食い入るように見ていた息子さんは、それ以降、ずっと同じ遊びに夢中だといいます。大福プリンさんが撮影した、息子さんの様子がこちらです。金曜日にコナン見てから、小1息子がずっとこうなってる pic.twitter.com/9uXpkzGF1E — 大福プリン (@_o_love_o) April 18, 2021 息子さんが夢中になったのは…スナイパーごっこ!!映画に登場する、スナイパーのキャラクターに魅了されたのでしょう。段ボールの中に身を隠し、くり抜いた場所から銃口を出して何かを狙う様子は、まるで本物のスナイパーです。静かにターゲットを待つ息子さんの姿を、大福プリンさんはTwitterに投稿。15万件以上の『いいね』と、「かわいすぎる」「映画を見てみたくなった」との声や、テレビゲーム『メタルギアソリッド』に登場する「スネークに似ている!」というコメントまで集まりました。息子さんが何を狙っていたかはわかりませんが、人々のハートは見事に撃ち抜いたようですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月20日2人の娘さんを育てている、ぐでちち(@gude_chichi)さん。小学1年生の長女は、学校で『生活文』を書く作文の授業があったようです。そこで、娘さんはある傑作を生みだしていました。『どうしよう』と題名が付けられた3枚にもおよぶ作文。その内容をお読みください。クリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大します長女小1の作文、長いけど読んでやってほしい。親の僕は爆笑した。 pic.twitter.com/oT34BckFFJ — ぐでちちwith7y♀2y♀ (@gude_chichi) March 23, 2021 ほかのクラスメイトは作文を書いているのに、内容が思いつかなくて焦る娘さん。授業の終了時間が迫ってきます。悩んでいるところに先生がやってきて、書いていないことを注意されると、より焦りが増してしまいました。友達に相談した娘さんは、「どうしようって考えているなら、題名は『どうしよう』でいいんじゃないかな」とアドバイスをもらいます。そのため、この作文は『どうしよう』がタイトルになっているのでしょう。先生は、娘さんのこの傑作に花マルをくれました。時折、先生から「想像ね」というコメントが入っているため、この作文の一部は娘さんが想像をして書いたようです。「まるで本当のお話みたいです」と、先生からも絶賛のコメントが記入されていました。【ネットの声】・面白かった!表現がとてもうまい。・小1で起承転結ができている。大人の自分より作文がうまいのではと思う。・最後の一文で、題名の伏線を回収しているのがすごすぎる。・この作文を肯定した先生も素晴らしいし、読んで爆笑したというお父さんのコメントもいい!題名のところをよく見ると、『だいめいなににしよう?』という文字が消された跡がありました。きっと、娘さんは頭の中でいろいろと考えていたのでしょう。小学1年生とは思えない素晴らしい作品に、驚きますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月25日■前回のあらすじ娘には自分の「好き」を追求して深堀できる学校に行ってほしい。費用面などもクリアでき、はたして夫の出す結論とは…!?私が中学受験を意識し出してから一貫として「反対」という立場を通してきた夫。私がいろいろな情報をシェアしても、相談しようとしてもずっと逃げ回ってきました。でも私は夫が反対のまま進めるわけにもいかず…。今回の話し合いでも反対されたら、どうしようかなと…と不安になっていたのですが…。小学3年の9月から考え始めた中学受験。夫と意見交換ができたのは、もうすぐ12月になろうとする頃でした。共働きの私たちがどう中学受験に挑めばいいのかはまだまだ手探りの状態です。まずは塾選びから。これから娘が勉強でぶち当たるだろう壁、子どもの成績で一喜一憂するであろう私たち、そして塾の送り迎えなどのスケジュール。いろんなハードルがこの先に待ち構えているのだろうと思います。それでも中学受験が終わったときに「やってよかったね」と家族で笑えるといいなと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月12日■前回のあらすじ娘と話をして中学受験についてあらためて考えた結果、私が私立中学に惹かれる理由は、「学校を選べる」ということに思い当たり…。何度か娘の葵の進学や今後について夫婦で話し合いたかったのですが、いつも「話し合いするぞ!」という私の気迫を恐れをなすのか逃げてしまう夫の健太。普通に話しかけたことで、そのまま会話に参加してくれました。私と夫は小遣い制にして、家計は私が管理していました。健太には貯金額は都度伝えていたのですが、大雑把な夫はあまり貯金額を意識していなかった模様。葵の学費については、葵が産まれてからすぐに娘用の口座を作って、毎月定額を貯金し続けていました。また児童手当もすべて貯金してきたので、特別贅沢をしなければ塾の費用や私立中高の学費はなんとかなることを説明しました。そして何より私が私立中高を調べていて、一番驚いたのが授業内容の面白さ! 最近の公立小学校の授業でもディベートを取り入れたり、企業に手紙を送って研究を深めたりと、私たちの子どもの頃とは大きく変化してきています。公立の中学も私たちの時代とは大きく違ってきているのかもしれません。それでもまだ画一的な授業が多いのも事実。葵には「知らないことを知ることは楽しい」と思って欲しい。だから葵に合った教育環境を選べるのであれば…「学校」を選んであげたいと思ったのです。はたして夫の出す結論とは…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月11日■前回のあらすじ中学受験に失敗した話を聞いて、改めて覚悟が必要だなと思った私は…。私はいろんな体験談を読むようになりました。体験談には、親子喧嘩が増えたり、受験することを途中で辞めたり、さらに離婚した家庭もあるなどいろいろな親子の姿がありました。もちろん親子の絆が深まった話や、受験をして良かったという意見もたくさんありました。そして文化祭シーズンとなり学校見学に行く季節となった頃、我が家はいまだに夫とは中学受験の話はできないでいました。そこでまずは娘と話しをしてみることに…。まだまだ子どもだと思っていたけれど、結構いろんなことを考えていることにビックリ。そして中学受験は誰が主役なのか、その原点に立ち返ることに…。どうして私立中学に魅力を感じるのか。公立にないメリットとは何なのか。ずっと考え続けてきてようやく自分の気持ちが見えてきました。中学受験をするのか、しないのか? 私たち家族の決断とは…!?次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月10日■前回のあらすじ塾に行かせてダメなら公立中学に行けばいい…そんな考えを持っていた私に先輩の紘子さんから「中受するならどこかの学校には入れてあげて」と言われて…。同じ大学で会社でも頼もしい先輩である紘子さん。息子さんも私立中学に通っているので、「中学受験のアドバイスは紘子さんにお願いしよう」と安易に考えていました。そんな紘子さんが「私の過去の話…聞いてくれる?」と言って話し出したのは、ご自身の体験談でした…。紘子さんの話は、親子の壮絶な中学受験の闘いの記録でした。そして紘子さんが「地獄だった」と語るのは…。紘子さんの話は、私にはとても重くのしかかってきました。大学時代、紘子さんの実家に遊びに行ったことがあり、紘子さんのお母さんにも会ったことがあります。紘子さんに似てとても柔らかな笑顔をするステキな方でした。紘子さんの辛かった体験談を聞いて、中学受験の怖さを垣間見たような気がしました。私も葵を傷つけてしまうことがあるんだろうか…。そして安易に流されて取り組むことではないなとあらためて思いました。そして私がしたことは…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月09日■前回のあらすじ夫は「中学受験は親のエゴだ」というけれど…。友だち付き合いが苦手で本が好きな娘に親としてできることを考え始めて…。夫の健太の言葉に「何も調べたりしないで反対するのもエゴなのでは?」と思ってみたものの私自身も知らない世界。そう思った私は出社前に本屋に寄ったのですが…。中学受験の本を読んでいたら先輩の紘子さんから声をかけられました。そして私は、自分の考えがとても浅いことを痛感することに…!中学受験についてはまだ考え始めたばかりの私。受からなければ「公立中学」でいいじゃんと思っていました。落ちたらどこにも行くところがない高校や大学と違って、公立に進むという手がある中学受験はそこまで覚悟をする必要があるという印象がなかったのです。しかし紘子さんのツラい過去の話を聞いて…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月08日■前回のあらすじ中学受験の状況を夢中で調べていると、夫から「小学生に受験はかわいそう」と言われて…。中学受験について調べ始めたばかりの私。思っていたよりも多くの私立中高が存在し、さらに今の中学受験を取り囲む厳しい状況も少しずつ理解してきたところに夫から言われた「中学受験はかわいそう」という言葉に違和感を持ち…。娘の放課後の過ごし方を理解していなかった夫。共働きの子どもの放課後の過ごし方は…。私は体育や音楽が苦手で、算数や国語などの授業は楽しかったのです。葵と同じように休み時間も本ばかり読んでいた私は、友だちと呼べる人もほとんどいませんでした。だから、夫の「勉強漬けにするのはかわいそう」という考え方にも違和感がありました。そして当時、私は友だちがいなかったことをとても気にしていたのですが、娘の葵は結構あっけらかんとしていて、「ひとりでいる方が空想できて楽しいよ」と笑っています。そんな葵に親として何ができるんだろう…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月07日■前回のあらすじ子どもの中学受験に興味をもった恵。夫に話すと、「小学校から塾なんて必要ない。ママ友に振り回されるな」と言われてしまい…。周りに塾に通う子が増え始め、中学受験を意識し始めた私。夫の「うちは中学受験は必要ない」という発言に納得できなかった私は、私と夫の共通の知り合いで、会社の先輩でもある紘子さんに話をしてみると…。中学高校時代の6年間…その響きがどうしてだかすごく気になってしまい…。そこで私は自宅から通えそうな中学や高校の状況を調べてみることに…。中学受験について調べていると、校風、学費、制服、大学進学実績…見始めると、あまりにたくさんの項目や要素があって、検索魔の私は夢中になっていました。まさか夫が帰ってきて、それを見ているとは気づかずに…。そして夫が私に吐いて捨てるように言ったのは「受験はかわいそう」と思っても見なかった言葉でした。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月06日私は恵。小学3年生になる娘・葵と夫・健太の3人暮らしです。地方出身で私立中学というものがほとんど存在しない地域で育った私と夫。二人とも同じ東京の大学を卒業しそのまま就職、結婚しました。子どもを授かり保育園に通うようになって初めて「私立中高一貫校」「中学受験」という話題に触れるようになりました。そして小学生になると…。中学受験については、これまでも度々ママ友の会話のなかで出てきていました。ただ我が家は関係ないと、あまり深く考えたことはなかったのです。美佳さんはすでに上の子で中学受験を経験済みとのことで話を聞いていましたが、麻美さんのところも受験するのか…私は驚きと共に、焦りにもにた感覚に襲われました。そして夏休みが過ぎると、美佳さんも塾を決め、さらにほかの仲良しママ友たちの子どもも一斉に塾へと入り、中学受験の話題が一気に増えていきました。こうして次第に私も中学受験に興味を持ち始めていったのですが、夫は…。私自身、「中学受験をしよう」とまでは言い切れない状態。それに健太の言うとおり、ママ友の情報を聞いたからと言って我が家が受験をしようと決めたり、焦ったりする必要がないことはわかっています。私は大学に通わせてくれた両親に本当に感謝しています。だから私も娘の教育環境はできるだけ良いと思えるものを用意してあげたいと思っていたのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月05日テレビ東京ドラマ25枠「直ちゃんは小学三年生」が2月12日深夜の放送で最終回を迎えた。放送後には終了を惜しむ声と、続編を希望する声がSNSに続々と投稿。主演の杉野遥亮には感謝の言葉が、竹原ピストルには1話に続きその演技を讃える声が多数送られている。本作は杉野さんが主演、渡邊圭祐、前原滉、竹原さんがその友人役で出演。この4人がリアルな小学三年生役を演じ、彼らの「今」を一生懸命生きる姿を描いてきた作品。杉野さんが純粋で真っ直ぐな直ちゃんを、渡邊さんがお金持ちで頭のいい少年のきんべを、前原さんが貧乏でガサツな少年のてつちんを、竹原さんが心優しい泣き虫な少年の山ちょを演じるほか、クラスのいじめっ子だったタケモンに平埜生成、タケモンの子分的存在のジュンヤにやついいちろう(エレキコミック)、男子たちに嫌われているしっかり者で気が強い女子の鎌田に堀田茜、その親友の塩山に水嶋凜、てつちんの兄、はずちんに岡山天音といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。直ちゃんたち4人がいつものように秘密基地で遊んでいると、てつちんが家の用事があると言って先に帰ってしまう。そこにジュンヤが現れ、てつちんが福島に“留学”すると話す。ジュンヤのことだから嘘だろうと信じない3人だが、その後公園でてつちんと出会った直ちゃんは、てつちんから「留学はしないけど転校はする」と告白される。翌日、きんべと山ちょもてつちんの転校を知ることに。納得のいかない山ちょは「僕は絶対認めないよそんなの!」と怒り出す…というのが最終回のおはなし。その後、4人は夜の公園に集まっててつちんのお別れパーティーを開く。泣きながら別れの言葉を伝え合う4人。そしててつちんを見送った直ちゃん、きんべ、山ちょは以前拾ったICカード「NORUMO」を思い出し、夏休みにNORUMOでてつちんに会いに行こうとNORUMOを隠した缶を開けると、そこには「これあげる」という紙とともにてつちんからの“餞別”が…というラストだった。SNSには「出演者全員良かった。嗚呼、来週はもう会えないのか……」「毎日の暮らしの中で何度も思い出してしまいそう」「大人が忘れた何かを、平らな気持ちを取り戻せた」など終了を惜しむ声とともに、「大人の俳優さんを小学3年生役にするとは。テレ東イズムだね。続編、あるといいなぁ」「続きが見たい出来れば成長せずずーっと3年生のまんまで」「次は直ちゃんは中学ニ年生、高校一年生、大学三年生、社会人一年生とかでまた観たい」など続編希望の声も多数。主演の杉野さんにも「杉野くん、素敵な作品を届けてくれて本当にありがとう」「また帰ってきてね素敵な時間をありがとう…」など数多くの感謝の言葉が送られているほか、てつちんの転校にこれまで見せたことのない激しい感情をみせた山ちょ。「竹原ピストルさんのお芝居、もっと見ていたかった」「ピストルさん可愛かったなぁ」など、1話放送時に話題となった竹原さんの演技に改めて言及したツイートも多数寄せられている。(笠緒)
2021年02月13日ドラマ『直ちゃんは小学三年生』のタイトルそのものズバリ、小学3年生の“直ちゃん”を演じる杉野遥亮さん。衣装合わせで自身の小学生姿を見て「かわいかったです」と微笑む。ちなみに写真で手に持つキャップも、衣装のひとつ。純粋だった子供時代を思い出すほんわかヒューマンドラマ。「小学生姿には全然抵抗はなかったです。むしろ着てみたことで、早く台詞を言いたくなりました。台本を初めて読んだ時は、ピュアな心がたくさん詰まっていると感じたんです。もし僕に子供がいたら読み聞かせしたい!そんな温かさのあるお話です。台本の時点では『ここの台詞はこんなふうに肉付けしたらいいかな』とかも考えました。だけど、監督とお話をして、衣装も着てみて、大人が小学生を演じる意味も踏まえ、役を構築するというより、心から台詞を言えるように、自分の心をきれいにしておかなきゃなと思いましたね。秘密基地を作ったり、鬼ごっこしたことも思い出したなあ。“チヨコレイト”って大人になってもやりたいのに、やろうとすると『今さら?』みたいな空気が流れるじゃないですか。絶対に楽しいのに~!」“大人が小学生を演じる意味”を、どんなふうに捉えているのだろう。「たとえば、日常的に見て見ぬふりをしていることってたくさんあると思うんです。僕、そういうことに対して日頃から『なんでだろう?』ってすごく考えるんですよね。このドラマでは、子供らしい『なんでだろう?』が、人や物事の本質に迫る問いとして投げかけられている。そこに、100%大人の見た目の僕らが子供を演じる意味があるんじゃないかと思います」演じる直ちゃんは、純粋で真っすぐな性格。この役にキャスティングされた心境は?「プロデューサーさんに、あて書きしたつもりとおっしゃってもらい、そう思われていることが嬉しかったです。わりとまっとうに生きてきたつもりではありますけど(笑)」ユニークな良作が次々に生まれているテレビ東京の深夜ドラマ枠。「やっぱり視点が尖ってますよね。見る側としても心から『コレ、すっごい好き!』って思える発想の作品が多いし、演じる側としてもワクワクします。『バイプレイヤーズ』の新作にも出演させていただいたことも含めて、学びがちりばめられたテレ東ドラマに出合えて幸せです」実は『直ちゃん~』は6話で完結し、同じ枠で新ドラマが始まる。1クール内2作品連続で主演を務めるのは、杉野さんが初めて。続けて見ると面白さが増すこと間違いなし!ドラマ25『直ちゃんは小学三年生』直ちゃんと、金持ちで賢いきんべ(渡邊圭祐)、貧乏でガサツなてつちん(前原滉)、心優しく泣き虫な山ちょ(竹原ピストル)の4人を、ブラックさを交えて描く。1/8より、テレビ東京ほかで毎週金曜深夜0時52分~放送。©「直ちゃんは小学三年生」製作委員会すぎの・ようすけ1995年9月18日生まれ。千葉県出身。2017年、映画『キセキ-あの日のソビト-』で俳優デビュー。現在、『FINEBOYS』にて「主演・杉野遥亮。」を連載中。公開待機作に『東京リベンジャーズ』。パーカ¥48,000(ファッチーズ)シャツ¥33,000(ダイリク) 共にシック TEL:03・5464・9321ブーツ¥45,000(ニードルズ/ネペンテス TEL:03・3400・7227)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年1月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・速水昭仁インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年01月12日テレビ東京ドラマ25枠の「直ちゃんは小学三年生」が1月8日深夜放送開始。竹原ピストル演じる“小学三年生”に「完全に子ども」「可愛い」などの声が殺到。前枠「バイプレイヤーズ」のED曲を渋く歌う姿とのギャップにも驚きの声が広がっている。杉野遥亮、渡邊圭祐、前原滉、竹原さんの4人がリアルな小学三年生役を演じ、彼らが見慣れないものを拾って大騒ぎしたり、些細なことで喧嘩したりと「今」を一生懸命生きる姿を描き、彼らの日常にクスッとなりつつ、少しブラック味のあるヒューマンコメディドラマにもなっている本作。杉野さんが純粋で真っ直ぐな直ちゃんを、渡邊さんがお金持ちで頭のいい少年のきんべを、前原さんが貧乏でガサツな少年のてつちんを、竹原さんが心優しい泣き虫な少年の山ちょを演じるほか、平埜生成、やついいちろう(エレキコミック)、堀田茜、水嶋凜、岡山天音らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はある日の放課後、公園で見慣れないカードで遊ぶ直ちゃん、てつちん、山ちょのもとに後から駆けつけたきんべが、そのカードがICカード「NORUMO」だと教える。もしかしたら大金が入ってるかもしれない“すごいモノ”を手に入れてしまったと4人は、緊張しつつもNORUMOで買い物を試みるが、駄菓子屋では使えない。残高を確認しようと自販機に向かうが、タッチすることを知らない直ちゃんは、紙幣の返却口にNORUMOを入れようとするなど上手くいかない。いったんNORUMOを宝箱に隠す4人だが、友達のさのっちの親が給食費を払ってないことを立ち聞きした直ちゃんが、他の3人にそのことを報告したことで、4人の持ち合わせちNORUMOの残高で代わりに給食費を払おうということになり…というストーリーが展開。1話を見ていた視聴者の視線は、4人のなかでいじられキャラ的な立ち位置の山ちょをオーバーオール姿で演じる竹原さんに集中。「もう完全に子どもにしか見えない。頭おかしくなりそう」「竹原ピストルさんのビジュアルで、ちょっと気弱な小学生役にしたキャスティングの人、個人的MVP」などの声が殺到。また「竹原ピストルのさっきのエンディングとのギャップ…」など、本作の前の時間帯に放送されているドラマ24「バイプレイヤーズ」ではエンディングテーマ「今宵もかろうじて歌い切る」を担当する竹原さんが、弾き語りで歌うエンドタイトルバックの直後に小学三年生姿で登場するそのギャップも大きな反響を呼んでいる模様だ。(笠緒)
2021年01月09日■ 前回 のあらすじ子どもたちに続々と異変が…。教育委員会もあてにならないし、何かに気付いても泣き寝入りするしかない状況。しかし、体育の授業中にある事件が…小学4~5年でおこなうハードルの授業を、1年生に強いてきた先生。あつぼね先生に促され、焦って走り出したクラスメイトでしたが…!次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >>
2021年01月08日2021年がスタートしましたね!新年あけましておめでとうございます。Upload By SAKURA昨年は、世界的に大変な1年でしたね。子どもたちの学校の休校・休園も多く、いつもよりたくさん子どもたちと向き合った1年でした。自宅で過ごすことも多く、イベントもほとんどない年でしたが、例年より1年が過ぎるのがとても早かったです。気がつけば、広汎性発達障害の娘は、あと数か月で小学5年生になります。Upload By SAKURA小学1年・・・2年・・・3年・・・4年・・・と、ちゃんと経験してきているのに、何年生かを、飛ばしたんじゃないかと思うくらいあっという間でした。春には5年生になる娘。目標を聞いてみると...また一つ学年が上がる娘に、今年(5年生)の目標を聞いてみました。Upload By SAKURA心理テストの本で「真面目じゃない」と出てしまったことが、ショックだったようでした。しかし、娘は昔から超がつくほど真面目。その特性上、ルールはきちんと守るし、妥協や変更もなかなか受け入れられないタイプです。私は、逆にもっと融通の利くようになってくれたら、本人的にも楽なのに・・・と思っていました。Upload By SAKURA優しくなりたいなんて...私があーさんを見習って、優しくなりたいと思っているぐらい、もう十分優しい!!Upload By SAKURA特に思いつかなかった娘。しばらく考えてみるというので、私は5年生になってから聞いてみようとそのまま保留にすることにしました。そして数日後...娘が決めた目標は!?Upload By SAKURA小学校生活も残り2年。中学生になる日も近づいてきました。5年生、6年生は、中学に目標を置いた学校生活になってくるでしょう。今まで難しかったことにも少しずつチャレンジして慣れてもらいたいし、自分でできることも増えていってほしい!娘が5年生になったら新しいことにチャレンジできるように、私も受け入れ態勢を整えて、サポートしていきたいと思います。Upload By SAKURAちなみに私の目標は、引き続き現状維持!健康面に気をつけつつ、コラムを通して、娘の成長や試練、私の思いなど、皆さまにお届けできたらいいなと思っています。今年も引き続きよろしくお願いいたします。Upload By SAKURALITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年01月06日放課後等デイサービス歴3年目。広汎性発達障害の娘は、小学4年生。小学2年生から、放課後等デイサービスに通っています。通い始めた当初は、娘と同じように特性のある子たちとの間で、トラブルもありました。しかし娘も、もう通い始めて3年目。お友達それぞれの特性も理解し、にぎやかな教室にも慣れて、楽しく過ごせるようになりました。Upload By SAKURA仲良くする方法がわからない子に対して、理解を示せるようになった娘。放課後等デイサービス通う子の中に、娘のことを好きでいてくれる男の子がいます。その子は、娘と仲良くしたい!という気持ちがあるのですが、その方法がわからず、娘を風船でポンポンと(軽く)叩いたり、大きい声で驚かせたりしています。Upload By SAKURA最初のころは嫌がっていた娘ですが…Upload By SAKURA先生から何度も説明され、その子の苦手をしっかり理解できるようになったのでした。そのとき私は、自分が中学生のときのことを思い出しました。中学時代、特別支援学級にいた男の子のこと。当時、私が通っていた中学校には、特別支援学級があり、さまざまな事情を抱えている子が在籍していました。その中に、すれ違う子すれ違う子にじゃんけんを求める、中学2年生の男の子がいました。Upload By SAKURAある日、男の子が投げかける「じゃんけんぽん!」に偶然当たった私。Upload By SAKURA男の子のじゃんけんに応じると、男の子は大笑いして喜んでいました。それからというもの、私を見かけると、その子はじゃんけんを求めてくるようになりました。Upload By SAKURAじゃんけんから始まったことが…「じゃんけんぐらい、なんでもない」と思った私は、毎回応じていました。しかし…だんだん男の子が距離をつめてくるようになり、私の髪の毛を引っ張るようになりました。「痛い!やめて!」と言ったのですが、なかなか伝わらず、最終的にはじゃんけん自体がなくなり、私を見かけると走ってきて、ただ髪を引っ張ったり、頭を叩いたりしてくるようになりました。Upload By SAKURA私が原因かもしれない。どんどんエスカレートしていく行動・・・。当時いつも一緒に行動していた友達に、先生に相談することを勧められましたが、私は迷いました。そもそも私がじゃんけんに反応してしまったことがいけなかったんじゃないかと、思っていたからです。当時の私の感覚としては、「目をつけられてしまった…」という感情が近かったと思います。Upload By SAKURAしばらくは我慢していたのですが、一緒にいた友達とも揉めるようになってしまったため、結局、特別支援学級の先生に相談することにしました。Upload By SAKURAそれから、先生はその男の子に付き添うようになり、私に向かって走ってこようとする男の子を制止してくれるようになりました。Upload By SAKURAそれからしばらくすると、男の子は私を見かけてもそばに来なくなり、そのまま私は卒業しました。あのとき、私がすべきだった行動。もしかしたら…娘の放課後等デイサービスの子と同じように、あの男の子も、私と仲良くしたいという気持ちがあったんじゃないだろうか…。じゃんけんを返してもらえて嬉しかったから、もっと仲良くしたいと思ってくれていて…でも仲良くする方法がわからなくて、髪を引っ張ったり、頭を叩いたりしてしまったのではないだろうか。そう思うと、私が特別支援学級の先生に相談して、急に私との接点がなくなってしまった男の子は、ショックな気持ちでいたのではないか。Upload By SAKURA当時の私には、そこまでの知識はなく、なんで急にこんなことをしてくるようになったのか…と思っていました。娘が、放課後等デイサービスの子にしたように理解してあげて、放課後等デイサービスの先生が説明したようにちゃんと話せばよかったのか…今でも後悔している出来事です。あのときの男の子に、謝ることはできませんが、あのときできなかった行動を、今はしていきたいと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2020年12月30日俳優の桐谷健太が、15日から放送される小学館「児童学習誌『小学一年生』」の新CM「ピッカピカの一年生」のCMソングを歌う。“ピッカピカの 一年生♪”というおなじみのフレーズ。昨年、このフレーズが使われたCMが約25年の時を経て復活すると、Twitterで960万回以上、YouTubeで360万回以上再生されるなど大反響を呼んだ。今回は、来年春に小学一年生となる子どもたちをカメラに収めた2021年度版を公開。CMだけでなく、YouTubeやTwitter、Instagramの「小学一年生 編集部公式アカウント」からも見ることができる。このメロディを歌うのは、来年春に子どもが小学一年生になる桐谷。「僕もこのCMは子どもの頃から見ていたので、まさか自分がこうやってCMソングを歌わせていただくことになるとは夢にも思いませんでした」と驚きつつも、「とっても嬉しいです」と喜びをあらわに。さらに今年を振り返り「2020年は大変なことがたくさんありましたが、そんな時でも変わらずピッカピカに輝く小学一年生たち。お父さんやお母さんだけでなく、日本中もきっと彼らの輝きで元気になってくれるはずです。ピッカピカの一年生がいる限り、未来は絶対に明るいと思います」と、力強いコメントを寄せた。
2020年12月15日アメリカの歴代大統領であるバラク・オバマさんのモノマネで大ブレイクした、お笑いコンビ『デンジャラス』のノッチさんが、2020年11月11日にブログを更新しました。タレントとしてだけでなく、2児の父親としても日々奮闘しているノッチさん。12歳になる長女は、中学受験に向けて勉強中だといいます。ノッチが受験生の娘からもらった手紙高校受験を経験したノッチさんは、陸上部推薦として特待生で入学をしたため、従来の受験を経験したことがないのだとか。受験に関する具体的なサポートはできないと思い、ひたすら娘さんにエールを送っているそうです。そんなある日、ノッチさんは娘さんから手紙をもらいました。それでも、じゅくに通わせてくれて本当にありがとう。感謝でいっぱいです。私が、お父さんに出来る事は、来年の春、受験に合格して、お父さんに喜んでもらう事!!そして、私の夢である化粧品開発の研究員になって、新商品を作り、いっぱいかせげるようになったら、お父さんと、たくさん外国へ旅行へ行きたいです。その夢を叶えるために、勉強がんばります。「何かつらい事はないか?大丈夫か?いつでも聞くからな。」デンジャラス ノッチオフィシャルブログーより引用最後のセリフは、きっと普段からノッチさんが娘さんにかけていた言葉なのでしょう。我が子を想う、ノッチさんの父親としての温かさが伝わってきます。娘さんからの熱意と愛の手紙を受け取り、ノッチさんはこのように想いをつづりました。お受験は、お父さんの為ではなく自分の為にチャレンジするんだよ。そう言ってアドバイスしました。正解か?不正解か?まだ良くわからないですねお父さんになったのは初めてだから。一緒に頑張ります。感謝します。デンジャラス ノッチオフィシャルブログーより引用子供を育てる誰もが『親初心者』であり、子育てに正解はありません。愛する我が子に寄り添い、試行錯誤をしながらともに歩んで行くノッチさんは立派な父親といえるでしょう。親子の二人三脚によって、娘さんが夢をかなえられるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月12日塾を運営するカイマサヒロ(@ilm_owl)さんは、中学1年生の男子生徒がある発見をしたとしてTwitterに投稿。反響を呼んでいます。おやつに『柿の種』を食べていた時、男子生徒が偶然に見つけたのは…。中1男子がおうちでおやつに柿の種を食べていたら、通常の3倍の長さの「超柿の種」が出てきたと写真を撮ってきてくれました。「先生!ついったーにあげてバズらせてください!」と言われています。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/2YK73hzJmS — カイマサヒロ | LIFE, inc. (@ilm_owl) October 14, 2020 通常の3倍サイズ、超ロングな柿の種!男子生徒も相当嬉しかったのでしょう。「Twitterでバズらせてください」と投稿者さんにお願いしてきたそうです。ネット上では驚きの声や「自分も見つけた」といったコメントも多数寄せられました。・私も先日、2倍サイズの柿の種に出会いました。・すごい!大当たりですね。・こんなの初めて見ました!長年食べているので、いつか当たってみたい。・ちょっと長めのものは見たことがあるけど、このサイズはレア。超ロングな柿の種を当てた男子生徒には、何か『いいこと』があるかもしれないですね![文・構成/grape編集部]
2020年10月16日