6月8日(金)今夜の「ミュージックステーション」に「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(三代目JSB)」が出演、新アルバムから「恋と愛」をパフォーマンスする。またジャニーズJr.「HiHi Jets」と「東京B少年」が初登場、さらに山崎育三郎と生田絵梨花が出演中のミュージカルから楽曲を披露する。「VOCAL BATTLE AUDITION 2」から今市隆二と登坂広臣をボーカルとして選出し「EXILE」「劇団EXILE風組」メンバーと共に結成された「三代目JSB」。2014年リリースの「R.Y.U.S.E.I.」が100万ダウンロードを突破するなど日本の音楽シーンを代表するグループへと成長を遂げた。今回「三代目JSB」は6月6日(水)にリリースするニューアルバム「FUTURE」から、約2年半ぶりに届いた彼らの王道ともいえる珠玉のバラードソング「恋と愛」をスタジオ生ライブしてくれる。メンバー・ELLYの弟、LIKIYAが振り付けを担当したダンスも見どころだ。また今年の「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION」応援サポーターを務めることが発表された「ジャニーズJr.」の人気グループ、「HiHi Jets」と「東京B少年」が「Mステ」初出演。同イベントを象徴する楽曲である「サマー・ステーション」と最新曲「みなみなサマー」の2曲を披露。「HiHi Jets」の橋本涼は「しっかり頑張りたいと思うのでファンのみんなに見て欲しいです」、「東京B少年」の那須雄登は「破壊的なフレッシュさでMステを盛り上げて、キラキラに光っていきたいと思います」と、それぞれ熱い意気込みのコメントを発表。若さあふれるメンバーたちの「Mステ」初パフォーマンスに期待だ。一方、帝国劇場で現在公演中のミュージカル「モーツァルト!」に出演中の山崎さんと生田さんは、同ミュージカルのワンシーンをそのまま「Mステ」で“生再現”。山崎さん演じる主人公・ヴォルフガング・モーツァルトと、その妻・コンスタンツェを演じる生田さんが、2人がのちに結婚するきっかけとなる場面を描いた「愛していれば分かり合える」を生歌唱。セリフあり歌あり、「モーツァルト!」のなかでも感動必至な名シーンをスタジオで再現する。臨場感たっぷりな2人の歌に注目。その他「Superfly」が中谷美紀主演のドラマ「あなたには帰る家がある」の主題歌「Fall」を、「MAN WITH A MISSION」は「Take Me Under」をそれぞれ披露する。「ミュージックステーション」は6月8日(金)今夜20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2018年06月08日「実は今日が上京した日なんです。あれから20年ですが、あっという間という印象ですね」 4月某日、そう話してくれた玉木宏(39)。’98年デビュー以来、ドラマ、映画と、ずっと最前線で活躍を続け、今年で芸能生活20周年。 「生まれた子が成人になる年月ですから。それを考えると恐ろしいと思いますが(笑)。でも、まだまだ知らなければならないこと、吸収しなければならないことがたくさんありますから」(玉木・以下同) この5月には『ラプラスの魔女』(公開中)、『ラブ×ドック』(11月公開)の2本の出演映画が公開。 そして放送中のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系・金曜22時〜)では、主人公・真弓(中谷美紀)の夫・秀明を演じている。結婚生活13年目を迎えた夫婦に訪れた危機を、ハラハラドキドキの展開に、ときにユーモアを交え描く。秀明の不倫がバレた今後の展開は!? 「夫婦の“あるある”が詰まったドラマ。女性は中谷美紀さん演じる妻に共感しやすいのではないかと思います。逆に夫は、夫婦で一緒に見るのは苦しい作品かもしれませんね。奥さんの目が気になる旦那さんは別の場所で見ていただければ(笑)」 “夫婦”が題材のドラマということで、やっぱり気になってしまうのは、玉木自身の結婚観。 「なんだかんだで、まだ一人でいるのが楽しいのかもしれません。そろそろ結婚しないのか?まあ、それは自分のペースで考えたいと思います(笑)」
2018年05月11日小耳沢はさ美(以下、耳)「さ、バルサミコさん、まずは頭をつるっと丸めて謝罪を」バルサミコ瞬(以下、バ)「痛み入ります」耳「いやいや、全然褒めてないんですけど。どうしたんですか、急にかしこまった口調で」バ「痛み入ります。そのろくにアイロンもかけていないシャツのシミ、お取りして差し上げましょうか?」耳「いやあなた、『家政夫のミタゾノ』にハマりすぎですよ。ミタゾノの決め台詞『痛み入ります』の使い方も思いっきり間違ってますし。それにこれはシミじゃなくて、こういう柄なんです、柄!」バ「これは失敬。単なるダサい柄でございましたか。まあ、ないほうがいいことに変わりはありませんが。家政夫のバルサミコでございます」耳「いつもより口調が丁寧なぶん、よりムカツキますね……いや話戻しますけど、ここで謝罪してもらいたいのは、先日『2018春に見たいドラマ3選』の記事で推したドラマがどれも、わたし的に消化不良だってことなんですよ」バ「おっしゃる通りでございます」耳「あ、そこはあっさり認めるんだ……。1推しの長澤まさみ主演『コンフィデンスマンJP』は1話で予算使いすぎたのか、3話あたりから一気にセット代節約し始めたし、2推しの坂口健太郎『シグナル』は過去と未来にタイムリープしすぎて話がわかんなくなってきたし。3推しの中谷美紀主演『あなたには帰る家がある』もね、中谷美紀、結婚とくれば思い出す名作がちょっと前にあるわけで、ついアレと比べちゃって……」バ「『正義のセ』の吉高由里子様や『花のち晴れ』の杉咲花様あたりも含めて、たしかに今クールは俳優陣を活かしきれてない感が否めません。脚本家も力のある方が揃っているわりには、どうも本領発揮できていない感じがございます」耳「でしょ~?GWでたっぷり時間もあることだし、彼らが輝いていた名作ドラマ、一気に観直したくなっちゃう」バ「それではせっかくですので、本日は今クールの出演者様や脚本家様と関係のある作品に絞って、過去の名作ドラマをご紹介いたしましょう。そうすることで、今期ドラマの何が物足りないのかという問題点が、シャツについたシミのようにクッキリと浮かび上がってくること請け合いでございます」耳「さすが、安定の意地悪目線ですね。今日はミタゾノ口調のせいで感じ悪さも倍増で」バ「痛み入ります」耳「だから褒めてませんってば!じゃ、いきますよ。小耳沢はさ美とバルサミコ瞬がおすすめする、GWにまとめ見したい名作ドラマ、ベスト5!」1位『結婚できない男』阿部寛、夏川結衣、国中涼子、塚本高史ほか今期の『シグナル 長期未解決事件捜査班』と同じく、「脚本家・尾崎将也×カンテレ」という黄金タッグが生み出した名作。こういうコメディでこそ本領が発揮されるのでは。2位『夜行観覧車』鈴木京香、石田ゆり子、杉崎花、宮迫博之ほか『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』では、いまいちパッとしない杉崎花。しかしこの『夜行観覧車』で演じる娘役の狂気こそ彼女の真骨頂。「ツンデレ」の範囲には収まらない迫力。3位『東京タラレバ娘』吉高由里子、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎ほか『正義のセ』の吉高由里子と『シグナル』の坂口健太郎という両主演俳優が共演。検事や刑事といった骨太な役柄よりも、ラブコメが似合うふたり。4位『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』中谷美紀、藤木直人、徳井義実ほか『あなたには帰る家がある』も悪くないが、原作のせいか、ややおとなしくも感じられる中谷美紀。そんな彼女が全力でハジけていた「役に立つラブコメ」作品。藤木直人のドSっぷりも見物。5位『王様のレストラン』山口智子、九代目松本幸四郎、鈴木京香、筒井道隆ほか三谷幸喜臭マンマンの『崖っぷちホテル!』を観ていると、やはり本家はこちらかなと。歌舞伎俳優をポップな連ドラにキャスティングした最初の作品はこれかもしれない。耳「Huluやアマゾンプライム、TSUTAYAとか、探せばどこかで過去作品も見つけられる。いい時代になりましたよね」バ「まことに便利な時代でございます。ゴールデンウィークはどこへ行っても混んでいますし、やはりお家でのんびりドラマでも観ているのが一番かと存じます」耳「家政夫が言うとなんか説得力ありますね。いやあなた家政夫でもなんでもないですけど。でもたしかに、映画なら1本2時間程度でしょ?一方でドラマなら50分×10回分とか、見ごたえがすごいですからね」バ「婚活迷子でGWも予定ゼロの小耳沢様なら、本日ご紹介したドラマ1位から5位まで、洗いざらいご覧になる時間が十二分におありになるのではございませんか?」耳「まさに絵に描いたような慇懃無礼!でも『んなわけないっしょ』って言えない自分が怖いわ~。はは!」バ「痛み入ります」耳「神様、どうかこのエセ家政夫を痛い目に!」小耳沢はさ美/よろず文案作成家。バルサミコ氏は『家政婦のミタゾノ』にハマッているようですが、同じ深夜枠で以前わたしがハマッたのはバカリズム作『架空OL日記』。しれっとフツーにバカリが信金のOLを演じる怪作。淡々、リアル、じわっとくる。おすすめです。バルサミコ瞬/ライター兼放送作家。今期イチ推しは勿論『家政夫のミタゾノ』。パロディものと侮るなかれ。キャラ、設定、展開、台詞のすべてが一級品。遊び心と完成度の両立。『半沢直樹』の脚本家がオリジナルを書くと『家政夫のミタゾノ』になる、という振れ幅も規格外。
2018年04月28日夫婦のすれ違いをリアルに描く『あなたには帰る家がある』。4月20日に放送された第2話で、中谷美紀演じる真弓が茄子田(ユースケ・サンタマリア)にぶちまけた「妻なんて、何にもいいことない」から始まる長ゼリフには、女性たちの本音がギュギュッと集約されていた。気づけば毎日必死で、一人何役も担っている女性。にもかかわらず、夫に“女”と思われなくなってしまう妻…そんな不条理に、立ち向かう術はあるのだろうか。■夫は妻にいくつの役割を押し付けるのか!第1話でも「パパは楽だよね」と、夫妻の役割分担への不満をもらしていた真弓だが、勤務時間外にスナックに呼び出され、男が惹かれる女性の順について「一盗二婢三妾四妓五妻(いっとう にひ さんしょう しぎ ごさい)」、つまり「妻は5番目」と言いたい放題の顧客・茄子田を相手に、とうとうブチ切れてしまった。「妻なんて、何にもいいことない。ふざけるな! 毎日毎日、家事と仕事に駆けずり回って24時間休みなしでお母さんやって、それでも疲れた顔するな? 手を抜くな? 料理をやれ? それでいて旦那に浮気されないように、若い女に負けないようにキレイでいろ? 笑顔を絶やさず女でいろ? そんなことできるか、できるわけないだろ! 女に一体いくつの役割押しつけるんだ? できるもんなら、そっちがやってみろっ!」。共働きであれば、夫婦で立場は同じはずなのに、なぜこんなにも女性の役割が多いのか。それは、「結婚したら、妻が食事を作って夫の帰りを待つもの」といった幻想を多くの人が抱いているからかもしれない。結婚生活は、やってみないとわからないことばかり。それなのに、凝り固まった概念が邪魔をして、あらためて家事分担のルールを作ったとしても「夫が手伝う」といったパワーバランスに陥りがちなのだろう。実際、子どもの保育参観や授業参観に来る父親はいても、懇談会に出席している父親はほとんどみかけない。小児科に、父親が一人で子どもを連れてきている姿もあまり目にしない。たとえ共働きでも、妻は子ども優先、夫は仕事優先。話し合ったわけではないのに、そんな暗黙のルールが、多くの家庭に根付いてしまっているように思えてならない。「あんたら男が仕事もして、家事もやって、それで子どもの面倒も都合のいいときだけじゃなくて全部みて、他の女によそ見せず妻に優しくしろ!」。真弓の魂の叫びには、ワーママの本音が詰まっていた。夫と妻の役割を足して2で割ることができれば簡単だが、そうはいかない。ならば夫に、妻の役割から少しでも引き算できるよう協力してほしい…そう願う女性は、間違いなくおおぜいいるはずだ。■「夫婦=子育てユニット」では夫は満足しない?同年代でありながら、“現役”の由紀(笛木優子)が、夫目線で真弓に語った「若い女の子にはモテるのに、自分の妻はガミガミ、ノーメイクにスエットかパジャマ。どこから見ても立派なおばさん」という言葉にもグサッときた。ついでに、中谷美紀がおばさんなら、私は一体どうすりゃいいんだと嘆きたくなってしまう。だが、「もはや男と女じゃなくて、子育てのためのユニットって感じか」というセリフには、言い得て妙と納得してしまった。当然好き合って結婚するのだが、子どもが生まれれば呼び名も「パパ・ママ」になり、お出かけするのも子どもが楽しめることが前提。子どもが小さなうちはデートなんて行けないし、何もかもが子ども中心の生活に一変する。まさに“子育てのためのユニット”の誕生だ。けれどもそれは、けっして悪いことではない。子どもの成長をともに喜び、ともに悩むことができる相手は、かけがえのないパートナー。たとえ“男女の関係”でなくても、絶対的な“信頼関係”で結ばれていれば、なんら問題ないのである。そう高らかに宣言したいのだが、どうやら“男”はそれでは満足できないらしい…というのが、このドラマの恐ろしさ。やはり妻自身、“女”でいる努力も必要ということだろうか。いや、それなら妻が“女”でいられるよう、夫も尽力すべきではないか…。この堂々巡り、妻が一人でもんもんとしているうちは、答えが出ることはなさそうだ。■夫が浮気したかも!? 気になるチェックリスト結婚記念日以来、夫・秀明(玉木宏)の態度がおかしいことを気にかけていた真弓だが、由紀に浮気を疑われたことから、スマホで“夫の浮気”について検索する。そこで見つけた『夫の浮気10のチェックリスト』に書かれていたのは、「不自然に優しくなった」「身だしなみのケアをするようになった」「口数が減った もしくは増えた もしくは上の空」など、秀明の行動に合致することばかり。一方、真弓との久々のデートを綾子(木村多江)からの呼び出しですっぽかしてしまった秀明は、娘の麗奈(桜田ひより)の言葉を機に心を入れ替える。行けないと言っていた麗奈の陸上大会にも仕事を抜け出して応援に駆けつけ、「これからちゃんとするわ、家のこと」と真弓に告げて一件落着と思いきや、そううまくはいかない。真弓が見つけたのは、クレジットカード明細に記されたホテルの利用履歴。秀明のツメの甘さには笑えるが、ホテルの明細となれば女の勘もクソもない。「一度でも浮気をしたら離婚する」「浮気されても絶対に別れない」など考え方は人それぞれだが、はたして真弓はどんな選択をするのだろうか。それにしても、ホテル代に4万8000円支払っているのに、妻のバッグ3万5000円を「高い」とぼやく夫…その理不尽さに、当人は気づいているのか、いないのか。『あなたには帰る家がある』第3話は、4月27日夜10時から放送。金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』ドラマ公式サイト:
2018年04月26日中谷美紀主演ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)第1話が4月13日に放送された。“あなたには帰る家がある”というのは、いっけん自分の存在を肯定してくれる温かい言葉だが、夫・秀明(玉木宏)から出たのは「帰りたくないんですよ、あの家には」という言葉。もしやこれ、相当恐ろしいタイトルなのかも…。“夫婦あるある”を詰め込んだ、共感ばかりのストーリー。そこから浮かび上がった、“一生懸命がんばっている妻”への課題とは?■浦島状態の社会復帰に社会の反応は?佐藤真弓(中谷)は、住宅メーカー勤務の夫・秀明と、娘の麗奈(桜田ひより)と暮らす専業主婦。娘が第一志望の私立中学に合格したのを機に「自分の幸せ」について考えはじめ、久しぶりに再会した元同期・愛川由紀(笛木優子)からの誘いに乗って職場復帰を果たすことになる。ところが10年のブランクがある真弓は、“浦島太郎状態”でうまくいかないことばかり。しまいには課長となった由紀から「おばさんのミスは、笑ってももらえない」とクギを刺されてしまう。一方家では、夫が先に帰宅しているにもかかわらず洗濯物はベランダに干したまま。夕飯を作る時間がないためテイクアウトしたカレーを「俺はいいわ」と一蹴されたことから、ここぞとばかりに日頃の不満をぶちまけるも、夫は「あはは」と笑うだけ…。真弓は自分自身を慰めるように「なんだこれ、バカバカしい」と目を潤ませる。だが、娘からの「なんでパパと結婚したの?」という問いをきっかけに、真弓は秀明と出会った当時を思い出して心機一転。思い出のカフェ前に現れた夫も同じ気持ちでいるように思えたが、迎えた13年目の結婚記念日、秀明は顧客である茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)の妻・綾子(木村多江)と、ホテルに向かってしまうのだった。■働くだけの夫は楽!? リアルすぎる“夫婦あるある”ドラマ制作にあたり、100名以上の女性にリサーチしたというだけあって、真弓の言葉やナレーションには現実味があふれていた。たとえば、賞味期限が一日過ぎたハムに納得できない夫。しかも、言葉で「賞味期限切れてない?」と聞くのではなく、黙って冷蔵庫をチェックするというのが一層リアル。無言で責められるというのは、妻のイライラをかき立てるものだ。そして、真弓が「パパは楽だよね。帰ってきたらご飯はできてるし、掃除も洗濯もされてるし、ただ仕事だけしてればいいんだから」と話していたように、“夫=会社で働くだけだから楽”というのは、ワーママのだれもが考えることかもしれない。とくに子どもが小さいと、朝から母親業をこなしながら出勤準備、出勤後は時間内に仕事を終わらせるために必死で働き、急いで子どもを迎えに行って夕飯の準備、お風呂、寝かしつけ…。さらにはそこからたまっている家事をこなす生活は、とにかくパッツパツ。そこに「ただいま」と夫が帰ってくるのだから、「少しは手伝って」と声を上げたくなるのも必然だ。時間に余裕がなくなると、比例するように「どうして自分だけ」と、心にも余裕がなくなっていくもの。「幸せです。でも、さみしい」という綾子の名ゼリフは、おそらく真弓にも言えること。それどころか、多くの既婚女性の言葉を代弁しているように思えてならなかった。■玉木宏の言い分…夫の目に映るわが家とは一方で、秀明目線で映し出された“畳まれていない洗濯物”は、思わず「あとでちゃんと畳むから!」と口出ししたくなってしまうほどリアルだった。そして、そのリアリティは夫の立場から見ても同様なのかと思うと、ふだん夫の目には“片付いていない部屋”がこんな風に映っているのかとゾッとする。だが、ここであらためて言わせてもらおう。働く主婦は本当に忙しいのだ!けれどもドラマを観ていると、夫にも言い分はあることもよくわかる。酒に酔った秀明が「(家族のことが)人ごとだったら、アホな上司と嫌な客に毎日毎日ペコペコしてまで仕事するかっていうんだよ」と嘆いている姿には「そりゃそうだよな」と、なんだか胸が苦しくなってしまった。互いに家族を思ってがんばっているのに、すれ違いばかりとはやるせない。夫婦は、しょせん他人同士。その絆は儚いものだが、果たして佐藤夫婦は絆を再構築することができるだろうのか。■「子どもの幸せ」と「母の幸せ」は同じ?さらに、娘の受験合格を自分の達成感のように感じてしまった真弓のように、育児を通じた追体験も“母親あるある”。これが育児のおもしろさでもあるのだが、生活のすべてを子育てに注いできた真弓が、今後どのような「自分の幸せ」を見つけていくのかも、子育て世代には気になるところだ。客観的にドラマを観ていると、真弓に対して「そこまでヒステリックにならなくても」と思えてくるが、そんな真弓に共感できるということは、自分自身にもその片鱗(へんりん)があるということ。夫にとって、わが家は“帰りたい家”だろうか…? ちょっぴりの反省を胸に、次回の放送を待ちたいと思う。『あなたには帰る家がある』第2話は、4月20日夜10時から放送。金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』ドラマ公式サイト:
2018年04月19日4月13日に中谷美紀さん主演のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)がスタートしました。中谷さんと玉木宏さんが、結婚13年目を迎えてお互いの不満が爆発する、そんな佐藤夫婦を演じています。一方、木村多江さんとユースケ・サンタマリアさんが演じるのは、秘密を抱えながら不思議な結び付きを見せる茄子田夫婦。両者は仕事を通じて知り合い、偶然が偶然を呼び、やがて佐藤家は茄子田家が抱える闇に捉われていくのです。■すれ違いが生み出す不満佐藤夫婦の日常の歯車は、完全に噛み合っていない状態でした。夫の秀明(玉木さん)は、専業主婦である真弓(中谷さん)の家事が、自分の望むレベルでないことに不満を募らせる日々。真弓は真弓で、秀明の要求の高さや細かさに辟易していました。そんな二人にある日、転機が訪れます。真弓がかつての同期と再会し、勧められるままに職場復帰します。また秀明も、住宅販売の仕事を通して茄子田夫婦と知り合い、粗暴な夫に黙ってつき従い、自分に対しても気を遣ってくれる綾子(木村さん)に心奪われるという事態に。そうして佐藤夫婦は、大きな混乱の中に転落していくことになるのです。夫婦といえども違う人間ですから、いつも気持ちがぴったり一緒というわけにはいきません。そのため、どんなカップルにもボタンのかけ違えは生まれます。ただ、最初は小さなすれ違いでも、時間の経過と一緒に「不満」に成長するんですね。この「不満」は、2種類あります。自然に消滅するものと、どれだけ時間が経過しても消えることなく、やがて大きな「溝」に発展するものです。後者の場合、自然に修復されることはありません。時が経つにつれ、愛情や誠実意識が薄れてしまい、浮気を招いたり関係が壊れたりといった事態を呼び込んでしまうのです。■すれ違いの根源にあるものではなぜ、すれ違いが生まれてしまうのでしょう。それは男性と女性とで、結婚における認識に違いがあるからです。男性は、結婚において「現状キープ」を求めがち。多くの男性には、好きな女性を確実に手に入れる=結婚という「所有原理」の発想があります。そのため、結婚した時点で「喜び」がひとつのピークを迎え、このピークを継続したいという思いから、伴侶に対して結婚当時のままの外見や性格でいてほしいと願うんですね。一方、女性は、結婚に「高次元なパートナーシップ」を探求します。女性の多くは「関係原理」で考え、結婚=新しい関係性のスタートとして捉えるんです。そのため伴侶に経済力・高い貢献度・コミュニケーション能力を期待し、しかも日々、自ら躍進していくことを求めます。所有原理と関係原理、この違いが顕著であればあるほど、すれ違いが生まれやすくなるのです。■幸せの分析重要なのは、そのような原理の違いがあると知り、その上で、改めて「幸せの在りかた」を二人でじっくり模索する姿勢です。女性にありがちなのですが、「目標水準」が高すぎるとマイナス要素ばかりに目がいってしまい、現状を正確に把握できなくなります。“理想”と結婚するわけではないのですから、「自分が望むレベル」への固着を捨てるべきです。男性においては、何の努力もなしに「愛情レベルをキープ」することは不可能と悟るべきでしょう。関係継続のために必要な努力と変化の許容を理解し、受け入れる必要があります。ここまでできて、ようやくスタートラインです。ここから「最低限、これを満たしておけば大丈夫」というラインを、二人で見つけ出します。その上で「ないものねだり」ではなく、「あるもの感謝」を日々、行っていく癖をつけましょう。■まとめすれ違うことなく幸せになるために必要なこと、ご理解いただけましたでしょうか。要求の押し付け合いではなく、双方が考える方向性の修正に意識を集中すること。常にその点に注意して、相手と向き合うようにしましょう。このような実績の積み重ねが、「帰りたくなる家」を創り出すのです。
2018年04月14日4月13日、元SKE48の矢方美紀(25)が自身のブログで2017年12月に乳がんが発覚したと告白。手術で左乳房全摘出とリンパ節切除を行ったと報告した。 『*お知らせ*』と題したブログを更新した矢方。3月から療養のため、約1カ月間休んでいたことを伝え「SNSでは、私が通院している事をちらっと書いていましたが、『体調悪いのかなぁ?』と、ファンの方や関係者の皆様を驚かせてしまったり、心配をおかけしてごめんなさい」と謝罪。 「去年の12月、私の身体にずっと気になる箇所があり、周りの方にも色々と相談をして…病院に行ってみたところ、『改めて詳しく検査を受けてください!』と言われ、その検査の結果で、乳がんだと判明しました」と病名を明かした。 「その後、他にも異常はないか色々な検査を受けて先日手術を受け、左乳房全摘出とリンパ節切除を行いました」と告白。 「手術後の私は意外と元気でした!今は、術後の痛みは少しありますが、なんとか無事に退院も出来ました」と現在は無事に退院したことを報告した。 「リンパ節切除という事で、左手が今は肩から上に上げるのが少し難しい感じです。でも、リハビリを自分でもすれば、また以前と変わらずになるそうなので、1日でも早く治したいと思います」と明るく前向きな気持ちをつづっている。 これに対しファンから「びっくりしました…無事でよかった」「休んでください!」「身体を大切にしながらがんばってください」「まずは退院おめでとうございます!無理せずに!ずっと応援しています」など励ましのメッセージが寄せられている。 また、ネットで矢方の病状を知ったという同じ病を患っているファンからのコメントもみられ「お互い病気で辛い思いをした分、絶対に幸せになりましょうね」「長い道のりですが、一緒にがんばりましょうね」など一緒に頑張ろうというメッセージも送らせている。
2018年04月13日元SKE48の矢方美紀(25)が13日、乳がんの手術を受けていたことを自身のブログで報告した。16日に行われるZIP-FMのラジオ番組『サブカルキングダムZ』(毎週土曜深夜1:00~)の収録で仕事復帰する。元SKE48の矢方美紀=入院時の写真矢方は、ブログの冒頭で「今年の1月からお世話になっている所属事務所 株式会社TYK Promotionより皆様にお知らせがあった通り、3月から療養の為、約1ヶ月間お休みをいただいておりました」「SNSでは、私が通院している事をちらっと書いていましたが、『体調悪いのかなぁ?』と、ファンの方や関係者の皆様を驚かせてしまったり、心配をおかけしてごめんなさい。又、お仕事を休んでしまい色々な方にご迷惑を掛けてしまったこと、申し訳ございませんでした」と謝罪。そして、療養の経緯について、「今回改めて、こちらでお話しさせてください。」とした上で、「去年の12月、私の身体にずっと気になる箇所があり、周りの方にも色々と相談をして・・・病院に行ってみたところ、「改めて詳しく検査を受けてください!」と言われその検査の結果で、乳がんだと判明しました。その後、他にも異常はないか色々な検査を受けて 先日手術を受け、左乳房全摘出とリンパ節切除を行いました」と説明した。手術後の体調については「私は意外と元気でした!今は、術後の痛みは少しありますが、なんとか無事に退院も出来ました。リンパ節切除という事で、左手が今は肩から上に上げるのが少し難しい感じです。でも、リハビリを自分でもすれば、また以前と変わらずになるそうなので、1日でも早く治したいと思います」と心境を紹介。さらに、「仕事復帰は来週月曜日の、ZIP-FM『サブカルキングダムZ』です!4月からは収録放送という事で、月曜日の夜からになりました!Twitterのツイキャスライブにて、夜20時頃から生配信予定ですっ よろしくお願いします!」と、療養前から番組アシスタントを務めたラジオ番組から仕事を再開することも報告している。最後に「これからも沢山乗り越える事はあるかと思いますが、それ以上にやりたい事が沢山あります!今までのように前向きに進んで行きますので今後もよろしくお願い致します。矢方美紀」と前向きな言葉で結んだ。
2018年04月13日小耳沢はさ美(以下、耳)「あれ?そま?」(書類をガン見しつつ)バルサミコ瞬(以下、バ)「『そま』=『それマジ』っていうネットスラングを嬉々として使ってみせるあたりに、『ご勝手予報』をサボッていた間の小耳沢さんの加齢っぷりがあらわでいっそ涙を誘われますが」耳「ふん。バルサミコさんの減らず口がご健在のようでなによりですわ。さ、ムダ口叩いていないでとっとと始めますか」耳&バ「小耳沢はさ美とバルサミコ瞬の、今クール推しドラマBEST3!」■1推し『コンフィデンスマンJP』フジテレビ/月曜21時/長澤まさみ主演/4月9日スタート『リーガルハイ』の脚本家・古沢良太が、奇抜なアイデアで汚れた成金から大金を巻き上げる詐欺師トリオ(長澤まさみ、東出昌大、小日向文世)の活躍を描く。騙しあいにより二転三転する息もつかせぬ展開と小気味よい会話劇、そしてシチュエーションごと大胆不敵にでっち上げる策謀のスケール感が見物。■2推し『シグナル 長期未解決事件捜査班』フジテレビ/火曜21時/坂口健太郎主演/4月10日スタート坂口健太郎の連続ドラマ初主演作。ある日、廃棄予定の無線機から聞こえる謎の声を耳にした警察官・三枝健人(坂口健太郎)が、無線の声の主である「過去の刑事」からもたらされる情報を手がかりに、時効目前の長期未解決事件に挑む。原作は韓国の大ヒットドラマ。■3推し『あなたには帰る家がある』TBSテレビ/金曜22時/中谷美紀主演/4月13日スタート一見したところ平穏に見える二組の夫婦(中谷美紀×玉木宏、木村多江×ユースケ・サンタマリア)。その結婚生活に潜む不満、すれ違い、禁断の恋、そして夫婦の絆を描く大人の群像劇。100人超の女性からリサーチしたリアルな夫婦生活のあるあるネタを折り込みつつ、現代における夫婦像をドラマチックに見せる。耳「ほんとこれ、驚きですよね。3作のうち2作がフジテレビ作品」バ「視聴率低迷にあえぐフジテレビですが、ここへきて生き残りをかけた大ナタふるってますからね。30年続いた『みなさんのおかげです』、22年続いた『めちゃ×2イケてるッ!』と、看板バラエティー2本を終了させるという大勝負に打って出ましたし」耳「ここ数年惨敗続きの看板ドラマ枠『月9』を立て直して、フジテレビ復権ののろしをということで、『コンフィデンスマンJP』は、いや~力入ってます。長澤まさみを起用して描く壮大なコンゲーム。初回は20分延長だったこともあって、映画1本観たくらいの濃度があったなぁ」バ「『コンゲーム』っていうのは、いわゆる信用詐欺や取り込み詐欺、つまり相手を信用させて詐欺を働くことによって、だましだまされ二転三転するストーリーのジャンルを意味するんですよね。『スティング』、『ミッション:インポッシブル』、『オーシャンズ11』といった映画がこれにあたります」耳「第1話『ゴッドファーザー編』ではゲストの江口洋介演じる日本のゴッドファーザー・赤星が海外へ持ち出そうとする莫大な現金資産を、長澤ら詐欺師トリオが壮大なスケールで騙して奪っちゃう。なにせアレをまるごと作……」バ「おっとネタバレはそこまで。これから観る読者も多いかもしれませんしね。ともあれ、ファーストシーンではカジノの賭場でもろ肌脱いだ長澤演じるダー子が壺振りやってるかと思えば、わずか3カ月の猛勉強でCAに」耳「セットもロケも壮大なら、ダー子のコスプレもバリエ豊富なんですよね」バ「ただ欲をいえばそのダー子の撮り方。『極道の妻たち』ばりの艶姿ならもう気持ち色香ただようカットがあってもいいし、CAもね……」耳「たしかに。この設定ならこういう絵が観たいっていう視聴者の思いは、あまり汲めていない気も」バ「そこですよ。視聴者ならこう観る、こう思うっていう視聴者目線を見失ったところから……。もともと視聴者感覚を番組内に取り込むことで人気を博したフジテレビが、何をどう見せれば視聴者の期待に応えられるのか、そこを粘り強く詰め切れるかどうかにかかっているかもしれないですね」耳「壮大なスケールで描くコメディーを精緻に詰めた視聴者目線で作りあげる。うん。そこを貫徹できたら『コンフィデンスマンJP』、月9復活、フジテレビ復権の起爆剤になれるんじゃないでしょうか」バ「2推しの『シグナル 長期未解決事件捜査班』も坂口健太郎初主演の注目作ですしね。今クールはとりあえずフジテレビを観てみる、で正解かもしれません」耳「わたしはTBSの『あなたには帰る家がある』も激推しですけどね。TBSで中谷が主演したヒット作『私 結婚できないんじゃなくてしないんです』はほんと秀作でしたし、その続編ではないけどもって、え?なんですか?そのシニカルなスマイリング……」バ「いやいや皆までおっしゃらずとも。さりげなく『私 結婚できないんじゃなくて……』なんてタイトルを盛りこんで匂わせなくても、ねぇ。小耳沢さんのほうの『長期未解決事件』も、まだまだまだ解決の兆しはないんでしょう?婚活。お気の毒です」耳「は?そんな失礼な忖度いりませんわ。それ、忖度ハラスメント。忖ハラですよ!」バ「こうなったらもう『そま』しかないですね、小耳沢さん」耳「なんですかそれ?そっちこそ急に若者ぶっちゃって」バ「いや『ソロ人生まっしぐら』の略ですよ。ひとりで堂々と歩けばいいんです。下駄でも鳴らしてね」耳「失敬な。貴乃花親方やレスリング協会にならって、とりあえず内閣府にでも訴えてやろうかしら」バ「まあ、僕には帰る家がありますからね。もうすべてを手に入れましたから」耳「な、なんという上から目線!神様、このいけ好かない『コンフィデンスマン』が、どうか詐欺師にこっぴどく騙されますように!」小耳沢はさ美/よろず文案作成家。テレ東『孤独のグルメ』の大ファンです。松重豊演じる井の頭がB級グルメを味わい尽くす人気シリーズ。ささやかに生きる日々のぬくもりが胸深く沁みてきて、心満たされる名作。バルサミコ瞬/ライター兼放送作家。今さら観た『結婚できない男』の圧倒的面白さに衝撃を受ける。笑いの奥から滲み出る人情の機微。『青い鳥』で見せた儚さとの振れ幅により、夏川結衣最強説に拍車が掛かる。
2018年04月11日日に日に暖かさが増していくこの季節。いよいよ4月の春ドラマがスタート!今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が、気になる作品をピックアップしてご紹介していきますよ~。視聴選びの参考にしてみてくださいね。■パワフルな女性主人公が大活躍原作ブーム再熱!? “あの名作”の新章も登場少女漫画実写化の火付け役としても知られる“あの名作”――ついに新章が登場です。火曜22時放送の「花のち晴れ~花男 Next Season~」を要チェック! 前作「花より男子」で、平均視聴率20%越えという快挙を達成。新章となる本作では、同学園を舞台に時が流れ、主人公の隠れ庶民こと江戸川音(杉咲花)を中心に物語が展開していくと言います。道明寺率いるF4の卒業後、彼らに陶酔する新セレブ集団・C5が誕生したようで…細かな設定など、前作と比較しながら視聴しても面白いでしょう。4月17日(火)22時よりTBS系にて放送開始。また春クールには、小説原作の作品も続々実写化が決定しています。金曜22時放送「あなたには帰る家がある」は、山本文緒さんの著作。夫婦という普遍的なテーマをリアルかつドラマチックに展開していくと言います。中谷美紀さん×玉木宏さん、ユースケ・サンタマリアさん×木村多江さん演じる2組の夫婦――その日常に潜む不満やすれ違いを描いた大人の群像劇ということで、SNSを賑わす“夫婦あるある”に注目が集まりますね。4月13日(金)22時よりTBS系にて放送開始。さらに火曜22時放送「正義のセ」は、阿川佐和子さんの小説を映像化。吉高由里子さんを主演に迎え、チーム「タラレバ」スタッフが再結成!駆け出しの検事として奔走する主人公・凜々子の懸命な背中に、パワーをもらえるお仕事ドラマとなっています。4月11日(水)22時より日本テレビ系にて放送開始。(初回10分拡大)■豪華キャスト×豪華脚本家のコラボオリジナルコメディの“笑い”に期待大一方今期のオリジナル作品はというと…長澤まさみさんが実に11年ぶりに月9主演をつとめることでも話題「コンフィデンスマンJP」の脚本を、あの古沢良太さんが務めるとあって、大きな注目を集めています。「リーガル・ハイ」のような超ロング台詞は飛び出すのか!?東出昌大さん演じるボクちゃん&小日向文世さん演じるリチャード――個性派キャラクターとのコラボレーションがいまから楽しみですね。4月9日(月)21時よりフジテレビ系にて放送開始。(初回30分拡大)個性派と言えば、日曜22時30分放送・岩田剛典さん主演の「崖っぷちホテル!」もお忘れなく。かつては知る人ぞ知る、栄華を誇ったクラシカルな高級ホテル――いまとなってはその影も無く、ヤル気・実力共にゼロの超問題児スタッフが集う破産寸前ド底辺ホテルに…。空気の読めない新人パティシエ、競艇狂いの総料理長、アメニティ泥棒の清掃員など、クセの強~いスタッフたちの痛快・豪快なやり取りが見どころということで、演技派キャストの細かな動きをお見逃しなく!ご覧くださいませ。4月15日(日)22時30分より日本テレビ系にて放送開始。■実績のある話題作で、“初挑戦”するイケメン陣にも注目さらに日曜21時放送の「ブラックペアン」では、嵐の二宮和也さんが自身初となる外科医役に挑戦!海堂尊さんの同名小説を映像化し、竹内涼真さん、葵わかなさん、倍賞美津子さん、小泉孝太郎さん、内野聖陽さんら豪華キャストとの共演で、“オペ室の悪魔”と呼ばれる天才医師を演じます。外科医の腕を全く必要としない手術用最新医療器具導入の裏に潜む大きな闇――その真実に迫る本格的医療ミステリーとなっていますよ。4月22日(日)21時よりTBS系にて放送開始。(初回25分拡大)そして火曜21時放送の「シグナル 長期未解決事件捜査班」では、若手イケメン俳優・坂口健太郎さんがテレビドラマ初主演。韓国では、すでに権威ある百想芸術大賞をはじめ数々の賞を受賞していることでも知られる本作――現在を生きる刑事×過去を生きる刑事が、謎の無線機を通じて未解決事件を解き明かすことで、現実に生じた矛盾がひとつひとつ紐解かれ…。予想不可能な極上ヒューマンサスペンスに期待が高まりますね。4月10日(火)21時よりカンテレ・フジテレビにて放送開始。(初回15分拡大)以上、いかがでしたか?もうまもなくスタートする春クール。あなたも、お気に入りの一作を探してみてください。(text:Yuki Watanabe)
2018年04月03日木村文乃と松田翔太が、「ケイゾク」「SPEC」シリーズ最新作「『SICK’S恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」でコンビを組むことが決定した。「ケイゾク」の柴田(中谷美紀)&真山(渡部篤郎)、「SPEC」の当麻(戸田恵梨香)&瀬文(加瀬亮)に続くコンビは、「内閣情報調査室」の中にあるスペックホルダー対策の特務事項専従係、通称「特務」に所属する御厨静琉と高座宏世。■キャスト発表木村さん演じる御厨は、IQ230、ハーバード大学卒業の天才だが、精神的に不安定で自傷癖があり入院している。右目には眼帯をしていて、この眼帯を外さないよう医師から注意をされているというキャラクター。また松田さん演じる高座は、警視庁公安部の刑事だったが、スペックホルダーが絡む事件がきっかけで公安部を追われることに。正義感が強いがゆえに愚直すぎる一面もあり、周囲や組織になじめないときも。物語の舞台は、前シリーズ「SPEC」の「未詳」があった警視庁から国家機関である「特務」に移ることになり、スペックホルダーを巡る争いは日本を始めとする国家間の争いや宗教団体、自衛隊まで巻き込む権力闘争に発展。スペックホルダーを支配しようとする思惑の狭間で御厨と高座は、野々村とともに戦いを挑んでいくことに。そこに現れたのは謎の存在、一一十(ニノマエイト/黒島結菜)。真っ黒のセーラー服を纏っているニノマエと、「SPEC」の一十一(ニノマエジュウイチ)との関係は謎に包まれている…。■コメント到着木村さんは、「私で務まるのかと不安でした。それでも様々な作品でご一緒させて頂いている堤幸彦監督、植田プロデューサー、そして松田翔太さんと言う信じられることが前提にある布陣に、後はどれだけこの世界の中でリアルに生きられるかだなと腹をくくりました」と今回のオファーを受けた経緯を語る。しかし、様々な側面がある御厨を演じることに迷うときもあったという木村さん。「そのときは尊敬する先輩方、礎と結果を築かれてきたキャスト、スタッフの皆様を思いだし、作品を見返し、リスペクトと力を頂きながら挑み続けた日々でした」とふり返っている。また松田さんは、「楽しんで高座を演じさせて頂きました。これからの展開が待ち遠しくて仕方がないです。初めて堤監督とプロデューサー植田さんと、この作品の打ち合わせをしていたときからクランクアップまで、絶対的な安心感の中、自由に現場に立てました。木村さんとも、素敵な堤組を一緒に暮らせて大いに楽しめた作品になりました」とコメントしている。■新しい視聴スタイル「ピンチョス配信」なお本作は、「ピンチョス配信」という1分~2分ほどのシーンを毎日配信、1話が1か月で完結し、完全パッケージは月末という編成方針のもと配信。しかし、ピンチョスのひとつひとつは笑いの落ちの部分やシーンの肝の部分がカット。毎日展開する物語を追いつつも、完全パッケージを見たときの変化も楽しめるという仕組みになっている。さらに、物語の中に登場するピーチ医者・植田もも子役は、TBSアナウンサー・宇垣美里が好演。ピーチ医者が毎週月~水の深夜3時「カイモノラボ」枠内で「ピーチ医者植田もも子のSICK’S大好き」というミニコーナーを担当し、ピンチョス配信されたシーンの裏側や物語のみどころなどを紹介する。SPECサーガ完結篇「『SICK’S恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」は4月1日(日)よりParaviにて配信開始。(cinemacafe.net)
2018年03月20日女優としてだけでなく舞台演出家としても活躍する水野美紀が3月12日(月)今夜オンエアされる日本テレビ系「しゃべくり007」にゲスト出演。母親になった現在の生活などをトークする。また親子芸人の「完熟フレッシュ」もゲストとして登場する。本番組は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当、毎回登場するゲストとトークや企画を展開するバラエティ。「踊る大捜査線」シリーズをはじめ、「女子アナ。」「恋人はスナイパー」シリーズなど数々のドラマで注目を浴び、本格アクションをこなせる女優として独自の地位を確立した水野さん。最近では月9ドラマ「ラヴソング」や、バカリズムの脚本も話題となった「黒い十人の女」、ドロキュンドラマの代表的なものとなった「奪い愛、冬」、映画では福田雄一監督作の『俺はまだ本気出してないだけ』などで活躍。さらに演劇ユニット「プロペラ犬」を主宰、えのもとぐりむ、宮下貴浩、福澤重文らと「かくたすのいるところ」を立ち上げるなど“作り手”としても熱い視線を浴びている。そんな水野さんだが昨年7月、第1子を出産、母親となった。今回は母となり生活が激変した水野さんが現在のプライベートを全告白。エネルギッシュに活躍する水野さんの私生活は必見だ。またもう1組のゲストとして親子芸人の「完熟フレッシュ」も登場。仕事から私生活まで頼りない父に娘レイラが強烈ダメ出しする。今回のゲスト、水野さんは4月7日(土)から上演が始まる舞台「ヘッダ・ガブラー」に出演。シス・カンパニープロデュースによる本公演は「近代演劇の父」ヘンリック・イプセンの戯曲を栗山民也を演出に迎え、寺島しのぶを主演に、小日向文世、池田成志、水野さん、佐藤直子、福井裕子、段田安則、徐賀世子らが出演。高名な将軍の娘で美貌と才気に恵まれた女性ヘッダの、現状への不満や不安、言いようのない焦燥感を描く。舞台「ヘッダ・ガブラー」は4月7日(土)からBunkamuraシアターコクーンで上演。「しゃべくり007」は3月12日(月)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年03月12日4月期のTBS金曜ドラマ枠では、中谷美紀主演で山本文緒の「あなたには帰る家がある」をドラマ化することが決定。中谷さんのほかにも、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、木村多江と豪華俳優陣を迎え、“落ちてはいけない恋”によって2組の夫婦が翻弄されていく、大人の群像劇を描くという。■ストーリー主人公・佐藤真弓(中谷美紀)は、結婚13年目の夫・秀明(玉木宏)と一人娘・麗奈との3人家族。子育てはひと段落したものの、私立中学に入学した娘の学費やら諸経費やらが家計を圧迫。生活を守るため、結婚以来、十数年ぶりに仕事を始める決意をする真弓。しかし、秀明は危機感を持つことはなく、真弓の仕事にも家事にも非協力的だ。家事に対してとばっちりのようにしか思っていない秀明と、そんな彼に不満を抱えるばかりの真弓。そんな中、秀明が働く住宅会社のモデルハウスに、茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)と妻の綾子(木村多江)が客としてやってくる。真弓とは対照的な女性である綾子に、衝動的に惹かれはじめる秀明。綾子も秀明との出会いに、運命的なものを感じていたのだった。家族のために頑張ろうと決めた真弓の決断がもとで、夫婦の溝が深まってしまう矛盾。それでも家族の平穏を守るため一人で頑張ろうとする真弓だったが、真弓がそうすればそうするほど、秀明はますます窮屈さを感じ、綾子との“落ちてはいけない禁断の恋”に奔ってしまうのだった…。■原作は直木賞作家・山本文緒の人気作原作は、直木賞作家の山本氏が1994年に発表した同名長編小説。「夫婦」という普遍的なテーマをリアルかつドラマチックに描き、多くの反響を呼んだ人気作だ。ドラマでは、忘れかけていた感情、燃え上がる想いと裏切りの罪悪感に、ハラハラドキドキの展開が繰り広げられる中、物語のラストには、温かな奇跡が用意される予定だという。さらに今回ドラマの制作にあたり、“夫について、子育てについて、仕事と家事の両立について”、スタッフが実際に100人以上の女性に「オンナの本音」を徹底調査。妻たちの赤裸々なエピソードを盛り込んだユーモラスな「夫婦のあるあるネタ」に共感すること間違いなしだ。■中谷美紀×玉木宏、ユースケ・サンタマリア×木村多江が夫婦役主演の中谷さんが演じる主婦・佐藤真弓は、面倒見の良い長女タイプにして、だいぶ強めの妻で家事は苦手。そして真弓の夫で住宅販売会社勤務の秀明を演じるのが玉木さん。家族の平穏を守るため真弓が頑張るほど秀明は窮屈さを感じてしまう。またユースケさんが演じるのは、物語のキーパーソンとなる茄子田太郎。家庭的で美しい妻を持つが、時代錯誤といえるほどの亭主関白でいわゆるモラハラ夫。そんな彼の家庭的で美しい妻・綾子を演じるのが木村さん。家事と育児に没頭することで「幸せだ」と納得してきた綾子だったが、秀明と出会い、強く惹かれていくのだ。■豪華キャスト陣からコメント到着中谷さんは、「平凡に暮らす主婦が、夫がある人妻に恋をしてしまうことで、初めて夫婦の危機に陥り右往左往するような物語です。夫婦の絆という、とても身近ではありますけれども、深く大きなテーマが含まれたドラマです」と本作について語り、「是非ご夫婦の方々もこれからご夫婦になろうとしている方も、夫婦の絆、あるいは愛について楽しみながら、一緒に考えていただけたらと思います」とコメント。中谷さん曰く、「ちょっと駄目なちょっと抜けた旦那様」を演じる玉木さんは、「結婚とはこういうものかなと、若い世代の方に想像してもらったり、実際に結婚されている方々には共感していただけるようなあるあるが詰め込まれています。大人の方や結婚されている方はもちろん、若い世代の方にも楽しんでいただける作品になると思います」と世代問わず楽しめるドラマだと語る。また「新しい、2018年最新型の夫婦のドラマになると思います」と予想するユースケさん。自身の役柄については、「一見、好かれる人間ではないと思いますが、僕は好感を持ちました。わざと嫌われる役や、いやな奴を演じようとは思っていませんし、茄子田太郎としても自分が信じてることを言動に起こしたら、世間的にはちょっと間違っている。そういう人いますよね。きっと、皆さんのまわりにもたくさんいるような人間だと思います」と言い、「どんどん登場人物の見え方と関係性が変わってくるところを楽しんでいただきたいです」と見どころを説明した。そして「心の穴を埋めたくて、自分の居場所を探している人たちの話」と本作について語った木村さん。「(中谷)美紀ちゃんとユースケさんは何度も共演し、信頼できる楽しみな方々です。玉木さんは2度目ですが、真摯にお芝居される方。皆さんと化学反応し合いながら、心がチクチクするようなドラマを作れたらと思います」と意気込みを述べている。金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」は4月期毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月07日初代『リング』公開から20年。国内外で数々の続編、リメイクが制作され、軒並み大ヒットを記録してきた傑作シリーズの最新作『ザ・リング/リバース』が1月26日(金)、日本に上陸する。主演を務めるマチルダ・ルッツは、なんと本作がハリウッドデビュー。これまでシリーズに出演してきた人気女優たちに続く、新ヒロインに注目した。鈴木光司によるベストセラー小説を原作に、1998年に公開された映画『リング』(監督:中田秀夫、脚本:高橋洋)。観た者を必ず死に至らしめる“呪いのビデオ”という斬新な設定と、TV画面から這い出る“貞子”の姿は世界中に衝撃を与え、ジャパニーズ・ホラーの代名詞として不動の地位を獲得した。その後、日本はもちろんハリウッドでも続編やリメイクが製作され、軒並み大ヒットを記録してきたシリーズが20年の節目に放つ最新作が本作。“呪いのビデオ”を見てしまった主人公ジュリアが、ビデオの呪いを解き明かすべく奔走するという原作に忠実なストーリー構成に加え、現代ならではの要素も取り入れつつ、バージョンアップを遂げた恐怖シーンの数々は、原作者である鈴木氏もハリウッドで作られた『リング』シリーズ史上「もっとも怖い。驚いた」と絶賛するほど。■本作がハリウッドデビューの新鋭!「まるで夢を見ているような感覚」その本作で主人公ジュリアを演じるのが、イタリア出身の若手女優マチルダ・ルッツだ。「ミュウミュウ(MiuMiu)」のキャンペーンでミューズを務めるなどファッションモデルとしての顔も持ち、母国語のほかにも英語とフランス語の3か国語を操る多才ぶり。美貌と知性を兼ね備える彼女だが、女優としてはほぼ無名に近い。本作で主演を務めるにあたって、「まるで夢を見ているような感覚だった。子どもの頃に何か怖いものを見て、今度はさらに新しい世代にそれを伝えていくことは、“呪いのビデオ”をコピーして誰かに見せることに、ちょっと似ているのよね」と語っている。■『リング』シリーズ主演は人気女優への登竜門実は、この『リング』シリーズで主演を務めた歴代女優たちには、ある共通点が存在する。“主演女優はその後、必ず売れる”のだ!初代映画版『リング』主演の松嶋奈々子しかり、ハリウッドリメイク第1弾『ザ・リング』のナオミ・ワッツしかり、両者ともに出演をきっかけに大ブレイクを果たしている。そのほかにも、『リング』の後日談にあたる『らせん』の中谷美紀、『リング0バースデイ』仲間由紀恵、『リング2』深田恭子、『貞子3D』石原さとみ、『貞子3D2』瀧本美織、『貞子vs伽椰子』山本美月など、錚々たる面々が主演を飾ってきた同シリーズ。彼女たちの美しい顔が恐怖に歪む姿が『リング』の恐怖を倍増させてきたことは言うまでもなく、その点においてはマチルダ・ルッツも負けていない。恋人を救うためとはいえ、自ら呪いのビデオを引き受けてしまったジュリアに次々と襲い掛かる呪いの恐怖。彼女の熱演が、我々観客を恐怖に突き落としていく。マチルダは、主演を務めるフランス発アクション・スリラー『Revenge』(原題)がサンダンス映画祭で上映されたばかり、リチャード・マッデン主演のTVミニシリーズ「Medici: Masters of Florence」(原題)にも出演するなど、間違いなく今後も目が離せない存在となりそうだ。『ザ・リング/リバース』は1月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日江戸川乱歩×三島由紀夫が織りなす戯曲『黒蜥蜴』に出演する井上芳雄さんに、作品の見どころを伺いました。美貌の女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の攻防を描いた江戸川乱歩の探偵小説を、三島由紀夫が妖艶で耽美な世界へと昇華させた戯曲『黒蜥蜴』。かねてより三島作品に強い憧れを抱く世界的演出家のデヴィッド・ルヴォーの演出で上演される。「ルヴォーは、世界の第一線で活躍する演出家でありながら、日本文化にとても造詣が深い方。そのルヴォーの感性を通した三島さんの作品は、シンプルな美しさを感じさせて、それがとても胸にくるんです。作中に、ピアノの音を聞き外を見るというシーンがあるんですが、ルヴォーは方向を指し示すのではなく『太陽が昇る方を見てください』と言うんです。登場人物それぞれが思い描く太陽の位置も色も形も違うはずですが、それでいいんですよね。具体的に説明しようとしないのに、彼が思い描いた世界が無限の広がりをもって舞台の上に立ち上がる。それがまるで魔法みたいに思えて」これまでの稽古を反芻し、じっくりと噛みしめるように語る井上芳雄さん。演じるのは明智小五郎だ。「三島作品というと美しく重厚なイメージがありますが、それだけじゃなく、時に滑稽だったりグロテスクだったり…。黒蜥蜴は、完璧な美を追い求めて犯罪に手を染め、正当な立場であるはずの明智自身も、犯罪に焦がれて探偵をしているという歪んだ部分をもっている。でも、歪(いびつ)だったりグロテスクだったりするからこそ、彼らの根底にある純粋さが際立つような気がするんですよね」黒蜥蜴に扮するのは中谷美紀さん。「お綺麗なのはもちろんですが、セリフは完璧、周りへの気遣いも素晴らしく、英語もできて…隙が一切ない。まさに黒蜥蜴みたいです(笑)」井上さん自身も、音大生の時に歌の才能を見出され、ミュージカル界のプリンスとして第一線を走ってきた人。しかし「自分は努力して完璧になろうとしてきた人」なのだそう。「生まれながらに音楽と共にある、みたいな人に昔から羨望をもっていました。でも、上手くなりたいと渇望するから走り続けてこられたとも思うんです。そこは犯罪に焦がれる明智と似ているのかもしれません」いのうえ・よしお1979年生まれ、福岡県出身。『エリザベート』などのミュージカルを中心に、近年はストレートプレイや映像作品などでも活躍。4月からは舞台『1984』も控える。ジャケット¥90,000カットソー¥18,000(共にランバン コレクション TEL:03・3486・1573)女盗賊の黒蜥蜴(中谷)から、宝石商の娘・早苗の誘拐予告が届いた。犯罪を阻止するために雇われた名探偵の明智(井上)は、一度は奪われた早苗を見事に奪還するが…。上演中~1月28日(日)日比谷・日生劇場原作/江戸川乱歩脚本/三島由紀夫演出/デヴィッド・ルヴォー出演/中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、成河ほかS席1万2500円A席9000円(共に税込み)梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039(10:00~18:00)2月1日~5日に大阪公演あり。※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・吉田ナオキヘア&メイク・川端富生インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年01月15日デヴィッド・ルヴォー演出の『黒蜥蜴』が1月9日、東京・日生劇場で開幕した。原作・江戸川乱歩、脚本・三島由紀夫で描かれた物語は舞台にどう立ち上がったのか。女賊・黒蜥蜴を演じる中谷美紀、探偵・明智小五郎を演じる井上芳雄をはじめとするキャストが見せたのは、そここに“美”が宿る世界だった。舞台『黒蜥蜴』チケット情報観客を待っているのは、すりガラスが半分残った天井だけが用意された舞台。ほかには何もない薄暗闇の中に生演奏の音楽が流れ始めると、いくつものドアが現れた。人々が追い追われるように行き交うなか、いつしかそこはホテルの一室となる。のちの場面には、すりガラスの天井が東京タワーの窓になったりもする。魔法のような、しかし演劇だからこそできるこの仕掛けが想像力を掻き立て、瞬く間に物語に入り込ませてくれる。物語は、宝石商・岩瀬(たかお鷹)の娘・早苗(相楽樹)を誘拐するという脅迫状が届いたことから始まる。探偵の明智(井上芳雄)を見張りに雇い、見合いのために大阪のホテルにやって来た岩瀬父娘。そこには上客である緑川夫人(中谷美紀)がいたが、彼女こそ、誘拐予告をした女賊・黒蜥蜴だった。しかし、美しいものを盗み、その美しさを永遠に留めるという自分の美学と信念のみに生きてきた黒蜥蜴が、明智と出会うことで初めて恋というものを知る。やがて早苗をさらうことに成功するも、明智への思いに自らが苦しめられることとなる黒蜥蜴。扮する中谷は、その揺らぎを生々しく見せた。妖艶に佇み、大胆に冷酷に犯罪を決行しながらも、狂おしく惑う姿には、心寄せずにはいられない。対する明智を演じる井上。探偵であるにもかかわらず犯罪への憧れを口にするその危うさに色気が漂う。自信たっぷりに黒蜥蜴を追い詰める様、そして黒蜥蜴の悲しみを受け止める姿に、持ち味である気品が存分に活かされる。家政婦のひなを演じた朝海ひかるの黒蜥蜴への妄信的な献身、黒蜥蜴を慕う雨宮役の成河が見せた嫉妬や葛藤も、この物語の深度を増した。黒蜥蜴に仕える妖しげなダンサーたちも意味深だ。さらには、岩瀬の傲慢、早苗の無邪気が、黒蜥蜴という存在の純粋さと尊さをあぶり出す。中谷が早替えで見せる黒蜥蜴の衣裳も必見。本当に美しく生きるというのはどういうことなのか。ルヴォーとキャストが相反する様々な感情と世界を提示しながら、美しき愛を残酷なまでに突きつける。東京公演は1月28日(日)まで。その後、2月1日(木)から5日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。取材・文:大内弓子
2018年01月11日目を奪われるほどの美人なのに長年彼氏がいないというケース、意外と多いと思いませんか?見た目だけで得をしていそうな彼女たちが、なぜ恋愛市場で苦戦を強いられているのでしょうか。そこには、恵まれた容姿の持ち主だからこそぶつかる数々のハードルがあるようです。男性の意見を参考に、ある種の美人がモテない理由を探ってみましょう。■「美人」は何を基準に判断する?まず、男性に「この女性は美しい」と感じるポイントを聞いてみました。◎顔のつくりわかりやすく、顔のつくりで判断する人が多数派のようです。パッチリ目にスッとした鼻筋。このふたつは、整形してまで手に入れようとする人もいるほど。ただ、それぞれが整っていても、バランスが崩れるだけで美しいと感じないこともあるでしょう。◎スタイルの良さ手足が短かったりお腹がポッコリ出ていたりすると、「顔はキレイなんだけど」と残念に思うこともある様子。ぽっちゃり派の男性もいますが、それはたいていの場合、巨乳の人という意味であって、本気で、女性が考えるぽっちゃり体型を好む人はそうそういないみたいです。モデルのようにスラッとしていると、美人だなと感じる人が多いようですね。◎ファッション・髪型・しぐさファッションやヘアスタイルも見た目を左右する大切な要素です。また、ふわりといい香りが漂う女性も好印象。そして、上品なしぐさも美人度を高めるためには欠かせません。■美人なのにモテない理由はコレ次に、美しい女性が身近にいながら、アタックを諦めた経験のある男性意見を参考にしてみましょう。◎美しすぎて近寄りがたい「俺なんて相手にされるわけない!」(26歳/動物飼育員)内面まで深く知る前に、尻込みされるパターン。よっぽど惚れ込んだ相手でない限り、玉砕覚悟で挑む男性は少ないみたいです。勝手に彼氏持ちだと思い込まれることもありえます。そんな人は自分のことをまわりに話すよう意識をしてみては?美人が見た目で損することもあるんですね。◎しゃべり方がNG「留学経験があるとかで、会話にちょくちょく英語を入れてくる。しかも発音が微妙。ルー大柴かよ!って突っ込みたくなったよ」(28歳/MR)他にも、言葉遣いが汚い人は嫌だという意見がありました。キレイだからこそ、マイナスのギャップは普通の人より大きなダメージとなるようです。大人として恥ずかしくないしゃべり方を心がけましょう。◎世間知らずのお嬢様すぎる「家まで送って行ったときに豪邸すぎてドン引きした。確かに、食事中も少しズレてるところがあったような。なんか彼氏がいないのも納得」(27歳/美容師)お嬢様は品があってさぞかしモテるのかと思いきや、感覚が合わなさそうだと思う男性が結構な数、いました。また、「交友関係が狭い人は自分に執着されそうで怖い」という意見も。周りの友人と価値観のズレを感じることが多い人は、自身の感覚を疑ってみたほうがいいかもしれません。◎お金がかかりそう「素材がいいのに、なんでわざわざ金をかけて着飾るの?」(28歳/教師)「バッグや時計など、持っているものがほとんど高級ブランド。会う度に違うファッションと派手なネイル」(28歳/会社員)浪費家に見える女性は、外見がどうであれあまりモテません。ブランドもの好きな人は、全身のコーデに取り入れるのではなく、1アイテムのみポイントで使うのがベター。◎悪い噂がある「プロジェクトリーダーが美人で仕事もできて憧れるけど、上司と不倫してるって噂を聞いた。枕営業してたら引くな」(25歳/営業)真偽のほどは不明ですが、悪い噂がある女性にわざわざ近づく人はそういません。女性目線で考えると、同性の妬みでデマを流されているのでは?とも思いますけどね。◎食べ物のこだわりが強すぎ「外見を保つために、食事制限がすごい。一緒に牛丼を食えるぐらいリラックスできる子のほうがいいや」(26歳/音響関係)美しくいるための努力やダイエットをするのもいいですが、やりすぎは禁物。食事やお酒を共に楽しめる女性のほうが男性ウケはよさそうです。◎単にタイプでない「かわいい系がタイプだから」(29歳/新聞記者)愛嬌のあるかわいい女性が好きで、そもそも美人系に興味がないという人もいました。単に需要と供給がマッチしていないだけの場合もあるようです。■なぜ独身?美人な芸能人よく考えてみると、芸能界にも「とびきり美人なのになぜか独身」という女性がたくさんいますよね。彼女たちは結婚しないのか、それともできないのか、果たしてどちらなのでしょう。◎深津絵里さん「奇跡の40代」と言われるほど美しさに定評のある、深津絵里さん。親しみやすいキャラクターだし、どうして世の男性たちが放っておくのか理解に苦しむところです。彼女と過去に熱愛を噂されたお相手は大物ばかりなので、理想が高そうだと思われているのかも。◎中谷美紀さんドラマ『私、結婚できないんじゃなくてしないんです』(TBS系)のヒロインがハマり役だった中谷美紀さん。知的な美女で茶道や生け花を得意とし、フランス語まで話せる…という彼女は完璧すぎて、男性たちが「自分はこんな美人には釣り合わない」と引いてしまうのではないでしょうか。◎深田恭子さん気づけば30代半ばになっていた深田恭子さん。かわいさに加えて大人っぽさを身につけ、メリハリのあるボディがとてもセクシーですよね。男性ファンが多く、熱愛の噂もあるのに独身なのは、生真面目な性格ゆえでしょうか。それとも、結婚するのが難しい相手を好きになってしまったから…?■終わりにどんなに美人でも、引く手あまたというわけではないのですね。同じ女性としては少し身近に感じてしまいます。外見に自信がある人もそうでない人も、内面を磨くのは当然ですが、いわゆる「スキ」と言われる部分を見せたほうが男性は一緒にいてほっとするのかもしれません。モテない理由がわからない人は、普段はちゃんとしているけれど、疲れたときやお酒が入ったときだけ、ちょっぴりポンコツになる、など、ふとした瞬間にスキを見せることをオススメします。ライタープロフィールちーたこ30代ママライター。出会いの数だけは多かった、20代。失敗した苦い経験も、傷ついて泣いた経験も数知れず。まんまと騙されてくれた夫と愛する息子のために、日々家事に育児に奮闘中です。夜が明けるまで友達と語り明かした恋バナや実体験をもとに、恋愛応援記事を執筆します!
2018年01月09日舞台『黒蜥蜴』の公開ゲネプロが8日、東京・日生劇場で行われ、中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、朝海ひかる、たかお鷹、成河が登場した。同作は、江戸川乱歩の探偵小説を三島由紀夫が1961年に戯曲化し、以来様々な俳優によって上演されている。稀代の女盗賊・黒蜥蜴と、名探偵・明智小五郎の勝負と愛の行方を描く。今回はデヴィット・ルヴォーが演出を務めた。体の線に沿った数々のドレスを身にまとった中谷の黒蜥蜴は、妖艶でありながらどこか可憐な佇まい。清廉さと大人の男性の色気を併せ持つ井上の明智小五郎、神経質で美しい部下・雨宮を演じた成河とともに『黒蜥蜴』の世界を創り上げた。「ルヴォーさん主催の演劇学校に、出演料を頂戴して通わせていただいたような、充実したお稽古」と振り返る中谷は、9日の初日を前に「少々緊張している」という。「井上芳雄さんをはじめとする共演者の皆さんの言葉に耳を傾け、表情を見逃さず、心と心の対話を最も大切に演じたいと思います」と意気込んだ。さらに中谷は「高尚なものと低俗なもの、喜劇と悲劇、美しいものと醜いもの、愛と憎しみ、エロスとタナトス、相反する2つの世界が混じり合い、拮抗し合う三島ワールドをぜひご覧いただきたいです」と語った。井上は「悲しいほどに美しい美紀さんの黒蜥蜴とご一緒できるのも光栄です」と喜びを表す。「きっと今まで見たことのない、でも、心の奥ではどこか知っていた愛の世界がそこにあるはずです!」とアピールした。「不思議と緊張もなく穏やかな気持ちです」という成河は、「想像力を刺激するシンプルで力強い演出」が見所と明かす。「デヴィット・ルヴォーの美意識が行き届いた、演劇ならではの『空間の使い方』に是非注目して欲しいと思います」とコメントを寄せた。東京公演は日生劇場にて9日〜28日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて2月1日〜5日。
2018年01月08日Foggy Forest | 1992 | Showa Kinen Park, Tachikawa, Japan (Permanent Installation) Photo: Shigeo Ogawa銀座メゾンエルメス フォーラムにて12月22日から、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展が開催される。アーティストの中谷芙二子は1933年札幌生まれ。初期の絵画制作を経て、1966年にニューヨークで結成された芸術と科学の協働を理念とした実験グループ「E.A.T.(Experiments in Art and Technology)」に参加。1970年の大阪万博にて人工霧による『霧の彫刻』を発表して以降、“霧のアーティスト”として名を馳せ、世界各地で人工霧を用いた環境彫刻、公園、インスタレーション、パフォーマンスなどを手掛けている。父の中谷宇吉郎は、雪氷学の基礎を築いた日本を代表する実験物理学者。1932年から雪の結晶の研究を開始し、1936年に世界で初めて人工的に雪の結晶をつくることに成功した。「雪は天から送られた手紙である」「氷のことは氷に聞かないと分からない」といった言葉でも知られており、科学の真理を大自然との協働作業の中に見出した彼の姿勢は、霧を媒体とした芸術表現を試みる娘・芙二子に強く影響を与え続けている。今回の展覧会では、晩年の宇吉郎が雪氷研究に打ち込んだ地「グリーンランド」をタイトルに掲げ、銀座メゾンエルメスのガラスブロックを氷の大地に見立てた室内での“霧の実験”に挑む。会場では中谷芙二子の新作『Glacial Fogfall』を始め、時を隔てて撮影されたグリーンランドや日本各地での写真など、二つの才能と好奇心あふれるチャレンジ精神が交錯した作品の数々を展示。常に変化していく自然や環境を観察・記録し、再生する過程そのものを大きな営みとして捉えた2人による、世代を跨ぐ対話を楽しむことができるはずだ。【展覧会情報】「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展会期:12月22日〜2018年3月4日会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座 5-4-1 8F時間:月〜土曜 11:00〜20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00〜19:00 (最終入場18:30)不定休 ※エルメス銀座店の営業時間に準ずる入場無料
2017年12月01日「事前に行われたワークショップでも流暢な英語を話して、出演者でただ1人、通訳を使わずに演出家へ自分の意見を伝えていました。演技力の高さは当然ですが、周囲への気づかい、引き込まれそうになるその美貌も相まって、“完璧”という言葉がしっくりくる女優さんです」(舞台関係者) 来年1月9日から日生劇場で開幕する舞台『黒蜥蜴』に主演する中谷美紀(41)。演出を手がけるデビッド・ルヴォー(59)は、親日家としても有名な英国人の世界的演出家。その稽古場で、中谷は英語でルヴォー氏と丁々発止のやりとりを繰り広げているという。 2年前、15年間も交際した渡部篤郎(49)との破局が報じられた彼女。10月29日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、“生涯独身宣言”も口にして話題になった。 「渡部さんとの破局で、もう結婚は考えられなくなったようです。WOWOWで放送中の主演ドラマ『片思い』では性同一性障害という難役のため、髪を15センチばっさり切り、毎日ヒレステーキを食べてジム通い。プロテインも摂取して、“男らしさ”を作りあげました。見上げたものですよ」(ドラマスタッフ) 演技に取り組む姿勢が評価され、来年の連ドラでもオファーが殺到しているという中谷。渡部と別れたのは大正解かもーー。
2017年11月20日そろそろ一年を振り返る時期ですね。今年も結婚できなかった…来年こそは!と思っている人も多いのでは?結婚の意志があってもなかなかご縁がない、付き合えても結婚に至らないのってなぜなんでしょう?今回は恋愛経験豊富な既婚男性に「結婚できない女」「結婚しない女」について、お話を聞いてみました。協力してくれたのは、Uさん(30歳/マスコミ)、Kさん(34歳/メーカー)、Oさん(32歳/美容師)の3人です。■「結婚できない女」とは?――まず、「結婚できない女」ってどんな人だと思いますか?Uさん「自分がない人、じゃないかな」Kさん「わかります。友達が結婚したから私も結婚したい!友達に子どもが生まれたらから私も…って感じの子」Oさん「人をうらやましがるタイプか。多いですね」Uさん「自分に自信がないことへの裏返しなんだろうけど、見てて、この人結婚できないだろうなと思う」Oさん「あと、思い込みが激しい人とか、新しいことに挑戦しない人。お客さんでいるんですよ。ボブくらいの髪型が似合いそうなのにずっとロングで、いつも1cmくらい切ってくださいってオーダーする人。髪が傷んでるから、もうちょっと切りません?と言っても、大丈夫です!って」Kさん「会社にもいるわ。腰くらいまでのロングヘアが自慢って子。ロングは好きだけど、長くて真っ黒だから、キレイっていうより貞子っぽいんですよね…」Uさん「そういう子って恋愛も下手そう。こうじゃなきゃ、とか私はこういう人間だからって決めつけて、人の話を聞かないから」Oさん「そうそう。さっき話したお客さんも、イメージを変えたいと言いつつ、長さは変えたくないって言うから、こっちはどうしたらいいんだ?っていう」Kさん「頑固なんでしょうね。職場のそのロングの子もだけど、変なこだわりがある女子って、ルックスはわりといいのに中身が残念って場合が多い気がします」Oさん「本当にね。もったいない!」Uさん「あと、私はこんなに頑張ってるのに認められない!とか言ったりする。被害妄想っぽいの」Kさん「いるいる。愚痴が多い子、苦手です」Oさん「僕は仕事柄、多少の愚痴は聞くけど、たいていの男性はダメって言いますよね」Uさん「僕はムリです。愚痴っぽい子には初めから近づかない」――心当たりのある人もいるのでは?「人の意見に耳を傾ける」「愚痴を言わない」…ご縁を作るうえでこの2つ、かなり大事なようですよ。■「結婚しない女」とは?――逆に「結婚しない女」ってどんなイメージですか?Uさん「それはうちの経理のお局さん。美人で仕事ができて、プライベートも充実してるんですよね。休みのたびに海外に行ったり、習い事をしたり。一人で楽しくやってるなって感じ」Oさん「ある意味、清々しいですね。結婚にこだわってない雰囲気なんでしょうね」Kさん「理想が高いのかなとも思います。生活レベルを落とすくらいなら、おひとり様でOK!みたいな」Oさん「リア充っぽいですね。男女問わず友達が多そう」Uさん「そうそう。彼氏や旦那がいなくても楽しそうに見えます。心に余裕があるんだろうなと」Oさん「そういう人って、ある日、急にいい男がポッと現れたりするでしょ?」Kさん「それはあります。タイミングかもしれない。実際、一緒にいて楽しいと感じる男は多いだろうしね」Uさん「飲むと楽しいんですよね。結婚の話題とか出ても、ちょっと自虐を入れつつ笑いに変えたりして」Oさん「自分に自信がある人って基本、明るいですよね。好奇心旺盛だし。わりと美容師のオススメとかも聞いてチャレンジしてくれます。いくつになっても気が若いっていうか」Kさん「痛い感じがないのがいいですね。“どうせ私なんて”とか“結婚できないし”とか思ってると、それが顔にも出るから」Uさん「確かに。結婚のことを考えすぎてない女子が“結婚しない女”かな。芸能人でいうと石田ゆり子的な」Oさん「中谷美紀もそんな感じ。あとは吉田羊」――凛とした美女の名前が並んで…ちょっとつらくなってきたところで座談会は終了。結局は「結婚、結婚」と言ってる女性より、自然体で楽しく生きている女性のほうが好感度が高いようです。まあ、周りの人に「いい人いたら紹介してね」くらいは言っておいたほうがいいと思いますが。■終わりに男性の辛口目線、いかがでしたか?これを機に、ちょっと我が身を振り返ってみるのもいいかもしれません。よかったら来年の抱負を掲げる際の参考にしてくださいね。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2017年11月15日演劇、ミュージカル、伝統芸能など、舞台に関する最新情報やインタビューをお届けするフリーマガジン「ステージぴあ関西版」。11月1日発行の最新号で表紙を飾るのは、舞台『黒蜥蜴』で主演を務める中谷美紀。インタビューでは、『黒蜥蜴』の魅力や公演にかける思いを聞いた。「ステージぴあ関西版」発刊情報はこちらほかにも、年末恒例の極上落語会『夢の三競演2017~三枚看板・大看板・金看板~』に挑む桂文珍、桂南光、笑福亭鶴瓶に落語への思いを聞いたり、宝塚歌劇花組トップスター・明日海りおの『ポーの一族』にかける意気込みを聞くなど、今号もミュージカルから伝統芸能まで多彩なインタビューを掲載。さらに、板谷由夏が初舞台で初主演を務める舞台『PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ51)』や、映画『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』などを手がける鬼才・福田雄一が演出し、浦井健治、城田優が主演するミュージカル『ブロードウェイと銃弾』など、注目公演の読者先行予約も実施!この機会にぜひチケット入手を。「ステージぴあ関西版」11+12月号はチケットぴあカウンター、劇場などで配布中。WEB上でも全ページ無料でご覧いただけます。
2017年11月02日女優の稲森いずみ(45)が14日、自身のブログを更新。女優の水野美紀(43)との自撮り2ショットを披露し、話題を呼んでいる。俳優の浅野忠信(43)と神木隆之介(24)が凸凹刑事コンビを演じるフジテレビ系ドラマ『刑事ゆがみ』(毎週木曜22:00~)に出演している稲森。このたび、「水野美紀ちゃん」と題して更新したブログで「『刑事ゆがみ』1話、見て頂けましたか?刑事ゆがみの世界観をお楽しみ頂けていたら嬉しいな~2話もお楽しみに!」と視聴者に向けてメッセージを送った。続けて、「2話は、斎藤工さん、水野美紀ちゃんがゲストで出演してくれます。2人共 久しぶりに再会できて嬉しかったなぁ」と第2話にゲスト出演する俳優の斎藤工(36)と水野との共演に喜び。さらに、「現場で美紀ちゃんと2ショット撮りました~セルカ棒大活躍」と水野との自撮り2ショットを披露した。ファンからは「美女2人のツーショット最高」「素敵なツーショットのアップありがとうございます」「豪華すぎますー!!!」「二人とも可愛い」「二人のツーショットも最高です」「お二人ともお美しい」「いいわねー、美女のツーショット絵になるわー」「美しい2ショット」「ワオ!ええ女!惚れるわぁ~」などと称賛の声が寄せられている。
2017年10月15日左から、井上芳雄、成河撮影:源 賀津己ヘアメイク:高橋幸子スタイリング:吉田ナオキ、市川みどり(ルミナス)江戸川乱歩の原作を三島由紀夫が戯曲化、これまで何度も映像化・舞台化されてきた『黒蜥蜴』。その世界観に惹かれ続けてきた英国人演出家のデヴィッド・ルヴォーが、長年の演出プランをもって、ついに舞台化に着手する。黒蜥蜴を演じるのは、舞台活動でも高い評価を得ている中谷美紀、また彼女と対峙する名探偵・明智小五郎に井上芳雄、緑川夫人の部下・雨宮には成河と、華も実力も兼ね備えたキャスティングが実現した。本作への想いを井上と成河に聞いた。舞台『黒蜥蜴』 チケット情報大阪の宝石商・岩瀬(たかお鷹)は、娘の早苗(相楽樹)を誘拐するという脅迫状に怯え、私立探偵の明智小五郎(井上)を呼び寄せる。宿泊中のホテルには岩瀬の上得意である緑川夫人(中谷)もいたが、実は彼女こそ脅迫状を送った女賊の黒蜥蜴その人であった。互いに尋常ならざるものを感じとる明智と緑川夫人。そんな中、緑川夫人は早苗に、部下の美青年・雨宮(成河)を紹介し……。2012年の舞台『ルドルフ ザ・ラスト・キス』でルヴォーの演出を受けている井上は、「ルヴォーさんは、とにかく人たらし。スタッフ一人ひとりにまで声をかけてくださるから、誰もが彼のファンになってしまうんです(笑)。僕もルヴォーさんの作品にまた出たかったので、こんな素晴らしい作品でご一緒できるなんて二重の喜びですね」と語る。一方、今回が“ルヴォー組”初参加となる成河からは「当初、もっとフレッシュな俳優さんが雨宮役に相応しいのではと思っていたので、そうルヴォーさんにお伝えしたんですよ」と驚きの発言が。「でも実際に彼と演劇について話しているうちに、段々と考えが変わってきて。『成河が蓄えてきた、フィジカルな部分も引き出して舞台を作りたい』と言っていただいたことが、出演の決め手となりました」と、絶妙な配役に至る一端を明かしてくれた。インタビュー中も互いに茶々を入れるなど、仲の良い様子がうかがえるふたり。井上は成河について、「オン・オフ含めて『いま何を考えてるの?』と、つい聞きたくなる人。自然と本音を漏らしてしまう相手でもありますね」と話す。成河はそれを「井上くんはミュージカル出身で、僕は泥臭い小劇場演劇から始めた人間。守備範囲が微妙に異なるから、他では言えない話もできるんじゃないかな」と分析する。「それでも、根本的なところで話が合うのは事実。僕は彼のことを、輸入品である“ミュージカル”を日本に浸透させることができる人だと思ってますから」と盟友への言葉は止まらず、思わず井上が笑いだすひと幕も。信頼で結ばれた井上と成河が響き合い、共に作り出す『黒蜥蜴』の世界。それがどんな様相を示してくれるのか、本番が楽しみだ。舞台『黒蜥蜴』は2018年1月9日(火)から28日(日)まで東京・日生劇場、2月1日(木)から5日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。取材・文佐藤さくら
2017年10月13日デヴィッド・ルヴォー演出の舞台『黒蜥蜴』製作発表が、東京モード学園にて開かれた。学園の生徒たちも集まった会場には、主演の中谷美紀、井上芳雄をはじめ、キャストが役をイメージした衣裳で登場。ランウェイを活かしたパフォーマンスからスタートして、『黒蜥蜴』の世界の一端を見せた。舞台『黒蜥蜴』チケット情報江戸川乱歩の小説を三島由紀夫が戯曲化し、これまで何度も様々な座組で上演されてきた『黒蜥蜴』。レザーで仕上げられた美しいドレスに身を包んだ中谷美紀を中心に、ダンスを盛り込んだ妖艶な世界を表現した冒頭のパフォーマンスは、美貌の女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が繰り広げるこの物語が、これまでと違う様相をまとうことを予感させる。続いて質疑応答では、黒蜥蜴を演じる中谷が、「黒蜥蜴は美に執着し、美のためなら手段も問わないという人物。その執着ぶりをおぞましく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私も、朽ちていく美も含め美しいものが大好きなので、共感がありました。黒蜥蜴と明智小五郎、犯罪に取り憑かれたふたりのロマンチックなラブストーリーでもあります。ワークショップをしていても、追いかけているのか追われているのかわからなくなる瞬間がありました。美しく残酷な物語です」と語れば、明智小五郎を演じる井上芳雄が、「犯罪に恋をしてる、犯罪からも愛されているというような不思議な役。真逆の立場にいる黒蜥蜴に惹かれ、ワークショップを通して、見たことのないような愛の形が生まれるのではないかという予感がしました」と意気込む。「素敵なキャストの皆さんに刺激を受けて、たくさんへこたれて、たくさん立ち上がって、本番までに精度を上げたい」というのは、黒蜥蜴に誘拐される早苗役の相楽樹だ。早苗の家の家政婦に扮する朝海ひかるは、「今までに演じたことのない役をいただけたことをうれしく思います。自分がどうなってしまうのか、楽しみです」と話す。そして、黒蜥蜴を慕う雨宮役の成河が、「若くてフレッシュな役なので、最初はお断りしようとしたんですが、ルヴォーさんのこの作品にかける思いに胸を打たれ出演を決めました。誰も見たことのない三島由紀夫の世界を作るその一助になればと思います」と力強く語った。演出のルヴォーは、「まるで夢のように、不思議な人物や光景、シチュエーションが突如浮かび上がる」イメージを目論んでいるという。想像力を刺激する新たな『黒蜥蜴』の誕生である。舞台『黒蜥蜴』は2018年1月9日(火)から28日(日)まで東京・日生劇場、2月1日(木)から5日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。取材・文:大内弓子
2017年10月04日女優の中谷美紀(41)が多忙を極めている。 今月21日から放送される連続ドラマ「片想い」(WOWOW)で主演を務める中谷。直木賞作家・東野圭吾氏(59)のベストセラーをドラマ化したもので早くも期待の声が上がっている。また今後は年明け1月9日に初日を迎える主演舞台「黒蜥蜴」の稽古も。東京と大阪で2月初めまで公演をこなす予定だ。 「『片想い』で性同一性障害の役柄を演じる中谷さんは、髪を15センチカット。少しでも“男らしさ”を際立たせようと、これまであまり取り組まなかった筋トレにも挑戦しています。また徹底的な食事制限で体を鍛え上げるなど、相変わらずのプロ意識の高さです。うちのドラマは初主演でしたが、みんなに気を遣ってくれて。スタッフからの人気も高いですね」(WOWOW関係者) 中谷は15年7月いっぱいで大手芸能プロを退社。その後は個人事務所で活動をスタートさせ、16年4月クールには連続ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)で主演を務めた。同月からは主演舞台「猟銃」の公演を約2カ月間。同年10月クールの連続ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)にも出演し話題を呼んだ。 まったく仕事が途切れることがなく、“業界人気”の高さをうかがわせる中谷。報道陣の評判も上々のようだ。 「実はいつも中谷の会見に行くと、本人からの“おもてし”が用意されているんです。今月1日に都内で行われた『片想い』の会見では中谷さんがCMに出演するメーカーのペットボトルのお茶、それに羽田空港のおみやげとして有名な『焼肉チャンピオンロール』が配られました。そのほかわざわざ会社にまで贈り物を届けてくることも。その気配りに、報道陣からも『凄すぎる』と絶賛の声があがっています」(会見を取材したカメラマン) 人気の陰にはその演技力に加えて、細やかな気配りもあるようだ。
2017年10月04日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:星野源、睡眠わずか1時間で、恩人プロデュースのドラマに挑む『女性自身』が俳優・歌手・文筆家すべて絶好調の星野源(36)にクローズアップ。9月20日、千葉県内の病院でドラマ『コウノドリ』の撮影が行われていた。一年前の出世作『逃げるは恥だが役に立つ』へ抜てきしてくれたプロデューサーの作品だけに、産科医の本を読みあさるなど、星野の気合いは相当なものがあるという。しかし、星野は直前までアリーナツアーで全国を飛び回り、この日も深夜3時までラジオ『オールナイトニッポン』に生出演。ということは、1時間しか寝ていないのだ。疲れた表情の星野は、「さすがにもう限界。少しは眠りたい」と弱音を吐いていたらしい。星野は2012年にくも膜下出血で手術。さらに2013年にも再手術した過去があるだけに、ファンの心配は募るばかり……。3つの活動がどれも実を結び、仕事のオファーは増える一方だけに、どの芸能人よりもマネージメントが難しくなっているのではないか。■4位:城主から社長へ。柴咲コウが資本金1億7千万円のIT企業を設立大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演中の柴咲コウ(36)が、何と「IT企業の代表取締役社長CEOを務めている」ことが発覚した。『週刊文春』は、昨年11月に設立された「レトロワグラース社」の事業計画書を入手。そこには柴咲コウ名義で、「ネットメディアエンターテインメントを通じて、よりたしかな未来を構築すべく、LES TROIS GRACESを立ち上げました。個々の特性を最大限活かし、真実の未来を奏でます」というメッセージが書かれていた。さらに、「今年9月末までに資本金を1億6千9百万円に積み上げ、株式上場を目指す」ことが書かれていたほか、今年3月に柴咲の所属事務所「スターダストプロモーション」からファンクラブ事業を引き継いだという。気になるのは、8月に同社の取締役に藪考樹氏(46)が就任したこと。藪氏は携帯用ゲームアプリで知られる「モブキャスト」の社長を務めているだけに、今後の展開に影響を及ぼしそうだ。ただ、柴咲が所属する芸能事務所・スターダストプロモーションは、「女優・CM業のマネージメントをレトロワグラース社が引き継ぐことはない」と答えているだけに、女優業とCM出演はこれまで通りなのだろう。ファンクラブのほかには、ショッピングサイト、音楽活動などの事業が予定されているようだが、大河ドラマの撮影は10月に終わるだけに、しばらくは同社の事業に力を注ぐのかもしれない。■3位:国仲涼子が第2子妊娠! 向井理が料理も掃除も……さらなるイクメンに9月25日、国仲涼子(38)が第2子妊娠中であることを公式サイトで発表。夫の向井理(35)とともに、「私達に新たな家族ができることがわかりました」「現在は安定期に入ったばかりで、体調は良好ですが大切な時期でもあり、静かに見守っていただければ幸いです」とコメントした。その翌日に発売された『女性自身』には、妊娠のスクープが掲載されている。つまり、向井夫妻は「発売前に自分たちから発表しよう」と思ったのだろう。同誌によると妊娠5カ月で、来年2月に出産予定。さらに、向井が子育てや家事を積極的にこなしていると書かれていた。手先が器用な上に、料理上手で知られるだけに、国仲も安心して出産ギリギリの来年1月まで女優の仕事を続けるらしい。2人は2014年12月に結婚し、翌年に長男(1)が誕生。国仲は早くも「3人目もほしい」と口にしているとか……。絵に描いたような幸せ夫婦だけに、同誌が「うらやましすぎ」なんて書いてしまう気持ちもわかる。■2位:NEW SMAP3人の革命。10日間で動画完成の嘘、あの女優が合流?『女性セブン』のトップネタは、「NEW SMAP3人の革命!『動画制作10日間の嘘』『あの女優が合流』」。9月22日に、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の新たなファンサイト「新しい地図」がアップされてから一週間あまり。その間、AbemaTVで11月2日から3日間72時間の生放送を行うことが発表され、多くの芸能人が名乗りをあげるなど、大きな反響を呼んでいる。ファンクラブの会員も、開始3日間で約10万人に達し、これだけで5億5千万円の売上に。当面の活動資金として、ライブなどのイベントや、歌のリリース費用などに使われるのではないかと言われている。サイトの動画は「企画から完成までわずか10日で制作した」と発表されているが、ドメインを取得したのが5月末だったことから、数カ月以上かかっていたのは明白。わざわざ10日と言い切ったのは、ファンやジャニーズの心証を害さないためなのだろうか。ともあれ、3人の芸能活動に協力的な人は多い。すでに以前SMAPと仕事をしていたスタッフが約30人ほど集まり、前述したAbemaTVとサイバーエージェントの社長である藤田晋氏(44)をはじめ、ネット業界の大物たちも協力するという。実際、生番組のスタートと同時に、香取がインスタグラム、稲垣がブログ、草なぎがユーチューブをはじめることが決まっている。これらの動きを民放各局は指をくわえて見ているしかないのか……。さらに同誌は、「ソフトバンクの新CMに3人を起用する」「3人の事務所に水川あさみ(34)や中谷美紀(41)ら有名女優が続々参加する」などの説も掲載。ただ、中谷はすぐに否定のコメントを発表した。「後輩の今井翼も合流か」なんて報道も出るなど、ますますヒートアップする3人の動向。少なからず彼らが、芸能界やテレビ業界の地図を塗り替える可能性を秘めているのは間違いない。■1位:EXILE・ATSUSHIと美人教師の3年愛。結婚も申し込んでいた『FRIDAY』が「渡米から1年、武者修行中のトップスターには『結婚』を申し込んだ最愛の人がいた! 『EXILE』ATSUSHIと3年愛の美人教師」という見出しでスクープを報じた。同誌は3年前に高級レストランで撮られた2ショットを掲載。夜景を臨むロマンティックな店内で、顔を寄せ合った2人はほほ笑んでいる。ATSUSHIの相手は、都内の公立小学校に教師として勤務する20代の一般女性。ワイルドな風ぼうのアーティストと教師……何とも意外性ある組み合わせだ。2人の出会いは4年前の冬。女性は当時、国立大学の教育学部に通いながら、バーでアルバイトをしていたが、店のイベントにATSUSHIが訪れたことがきっかけとなった。ATSUSHIが女性にアプローチし、食事デートなどで距離を縮めたあと、3年前のクリスマスに、前述した高級レストランでカップルに。その後、半同棲状態となり、ATSUSHIが女性に「仕事をしないで家庭に入ってほしい」と伝えたこともあったという。女性は大学卒業後、なりたかった教師になったが、ATSUSHIも昨年8月にさらなる成長を求めてアメリカ武者修行へ。女性は来年に予定されているATSUSHIの帰国を心待ちにしているのではないか。しかし、所属事務所は「もう彼女とは会っていません。すでに別々の道を歩んでいる」とコメント。遠距離恋愛で別れたのか。それとも彼女と別れて、あるいは彼女を捨ててのアメリカ行きだったのか。ただ、今回はホレっぽくて、まじめな人柄が伝わる記事だっただけに、ATSUSHIのイメージダウンにはならない。□おまけの1本「倖田來未の“長男ファースト”4億円豪邸新生活」『女性自身』が倖田來未(34)のゴージャスな新生活を報じた。9月中旬のある朝、倖田は豪邸が建ち並ぶ都内の高級住宅地を高級外車で走り抜けていった。長男(5)を幼稚園に送り届けていたのだが、写真を見ると倖田はすっぴん。高級外車とのギャップを気にしないのがこの人らしい。倖田が帰った先は、まるで美術館のようなデザインの一戸建てだった。同誌によると、倖田は「2年前に土地を買い、じっくりとプランを練った末に建築し、今年2月に完成した」とのこと。約228平米の敷地に、地下1階地上3階建ての鉄骨造。坪単価約400万円のため、土地だけで2億8千万円、建物も約320平米の広さだけに、安くても1億2千万円というから、計4億円超の大豪邸だ。倖田は5年前にも、神奈川県内の海沿いにある高級別荘地に時価3億円といわれる別荘をローンなしで建てていた。今回の家も、倖田名義で一部ローンを組んでいるが、「2億円以上を現金で支払ったのでは」とされている。家には、「愛する息子がのびのびと遊べるように」、陽光が降りそそぐ広い庭もあるとのこと。倖田はこれまでも子育てに奮闘する姿を発信していたが、そもそも長男のために新築を決意したというから、何とも幸せなお坊ちゃまである。■プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年10月01日WOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」の完成披露試写会が1日(日)都内で行われ、主演の中谷美紀、共演の桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、永田琴監督が出席。国仲さんは第2子妊娠発表後初の公の場となる。夫で俳優の向井理との間に第2子を宿したことを先月25日に発表した国仲さんは、イベント終了時に集まった報道陣から妊娠についての声がけを受けるも、特に語ることなく幸せそうな笑みを浮かべて会釈し、会場を後にした。同ドラマは、作家・東野圭吾のジェンダーを題材にした小説を原作に、性同一性障害の主人公・美月(中谷)と、美月が引き起こした事件をきっかけに再びフォーメーションを組む元アメリカンフットボール部の同窓生たちの苦悩を描く。中谷さんと濃厚キスシーンに挑んだ国仲さんは「台本を読んだときからドキドキして、どうやって撮影をするのか、受け身なのか、それともこっちからいくのか、当日までそのことが頭にあった」と自身初の同性キスに緊張。中谷さんとのキスの感想を聞かれると「すごいなんか、優しさに包み込まれるような…いまふり返ってもドキドキ」と顔を赤くしていた。一方の中谷さんは、女性とのキスシーンはこれで3度目といい「最終的な目標は国仲さんを惚れさせること。旦那様の向井理さんから奪い取ることが目標だった」と慣れたもので「キスシーンは無我夢中。必死で歯磨きをしてミントやフレグランスを使って涼子に嫌われないように…。でも最も長いキスシーンを国仲さんと演じられて光栄だった」と嬉しそうだった。WOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」は、10月21日(土)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月01日NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』小橋鞠子役も記憶に新しい注目の若手女優、相楽樹。2018年は江戸川乱歩と三島由紀夫、ふたりの文豪が手掛けた名作『黒蜥蜴』でスタートを切る。演出は三島作品を敬愛する英国人演出家、デヴィッド・ルヴォー。美貌の女盗賊・黒蜥蜴を中谷美紀、好敵手にして運命の恋人、探偵の明智小五郎を井上芳雄が演じる究極のエンターテインメント作品だ。本作で相楽は、黒蜥蜴の標的となった宝石商・岩瀬の娘、早苗を演じる。「物語の鍵を握る大事な役」と意気込んでいる。「黒蜥蜴」チケット情報出演が決まる直前、偶然にも美輪明宏が手掛けた同戯曲の舞台『黒蜥蜴』を観劇していたという。「不思議な巡り合わせを感じました。早苗はお金持ちで育ちがいい本物のお嬢さん。じつは物語の後半で明かされる、ちょっとした秘密がある役です」。今回の脚本では緑川夫人(黒蜥蜴)と早苗との掛け合いが多く、美輪の舞台よりも早苗の存在が増した印象だと話す。「演出のルヴォーさんがどこまで早苗の役割を私に任せてくれるかによりますが、最後には『早苗って、実はこうだったの!?』となると思います」。また、セット案についてルヴォーは古き良き時代のハリウッドの撮影スタジオを構想しているとか。「今は生バンドの演奏も想定中と仰っていました。そこに中谷美紀さん、井上芳雄さんの芝居が加わったら相当すごい舞台になるんじゃないかなと。美輪さんの舞台ではゴージャスさに目を奪われたので、ルヴォーさんがセットを含めどう演出されるのか楽しみです」主演の中谷美紀の印象は「唯一無二の魅力があり、女性としても憧れの存在です。中谷さんとご一緒するシーンでは圧倒されることなく、負けずに舞台に立っていなくては」と気合い十分。井上芳雄は舞台『陥没』での演技が衝撃的だったという。「コメディ要素もある役柄で、歌だけじゃなくストレートプレイでもこんなに表情豊かで振り幅のある方なんだと知って、なおさら緊張してきました(笑)」。最後に「同世代にも楽しんで欲しい」と、本作の見所について語ってくれた。「緑川夫人と明智小五郎の恋愛は、物凄く情熱がある。誰かを愛することは年齢に関係なく誰にでも共通することですし、男性は中谷美紀さんの妖艶さにクラクラし、女性は井上芳雄さんのカッコよさにメロメロになると思います。ここまで大きな劇場で古典の名作を演じることは、私にとって初めての挑戦なので、みなさんも一緒に作品世界にどっぷりと浸り、早苗がどういう方法で“いなくなった”のか、推理しながら楽しんで頂ければと思います」。『黒蜥蜴』は2018年1月9日(火)から28日(日)まで東京・日生劇場、2月1日(木)から5日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。一般発売日は9月30日(土)10:00より。一般発売に先駆け、9月28日(木)23:59まで東京公演の2次プリセールを、9月29日(金)9:30まで大阪公演の一般発売直前プリセールを受付中。取材・文:石橋法子
2017年09月28日国仲涼子が、向井理との間に第2子を妊娠したことを発表。両名ともに事務所の公式サイト&SNSを通じて「静かに見守っていただければ幸いです」とコメントを寄せた。向井さんと国仲さんは、2014年12月に入籍。その後2015年4月には第1子を授かったことを報告し大きな話題となっていた。この度、向井さんと国仲さんはそれぞれの事務所の公式サイトやSNSを通じて「この度、私達に新たな家族ができることがわかりました」と報告。「現在は安定期に入ったばかりで、体調は良好ですが大切な時期でもあり、静かに見守っていただければ幸いです。これからも温かなご指導、応援を賜りますよう宜しくお願い致します」と、同じコメントを発表した。国仲さんは、2015年9月に第一子を出産したのち、2016年4月期放送ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」にて産後初のドラマ出演を果たし、その後は「視覚探偵 日暮旅人」「嘘の戦争」などにゲスト出演。また、中谷美紀、桐谷健太、大谷亮平、鈴木浩介らと共演したWOWOWの「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」が10月21日(土)より放送される。向井さんは、自身の祖母・芦村朋子さんの半生記を原作にして映画化した『いつまた、君と~何日君再来~』のヒットが記憶に新しい。また、現在は、舞台 劇団☆新感線「髑髏城の七人 season風」にて無界屋蘭兵衛役を熱演中だ。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日