「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」で上映された映画『怪物の木こり』から、主演の亀梨和也と監督の三池崇史がスペインに上陸。映画祭を楽しむ2人のスチールが公開された。現地時間の10月13日、オービタ部門のクロージング作品として上映された本作のプレミアイベントには、約1,200人の観客が集まり、大熱狂。亀梨さんと三池監督は、レッドカーペットを歩いた。「スペインに着いた当日のホテルのロビーや取材の合間でも、温かく出迎えてくれている感じがして、三池監督の作品を愛してやまない方たちの熱量の高さはもちろんですが、自分のことを知って来てくれる方たちもいてくださって、すごくありがたいですね」と確かな手応えを感じていた様子。その夜に控えるワールドプレミアを前に、取材の合間を縫って亀梨さんと三池監督はシッチェスの街中を訪れ、スペインの空気を存分に堪能、そして映画祭オフィシャルフォトコール&記者会見にも参加した。12日、ホテルを出て、映画祭の会場ともほど近い旧市街や海岸沿いを散策。過ごしやすい気候に恵まれ、雲一つない空と海、絶好の環境の中で迎える映画祭に2人のテンションも自然と上昇し、今回が人生初のスペインとなった亀梨さんは、「僕はバルセロナに到着して、衣装がロストバゲージになるというところからはじまりまして(笑)」と到着早々に起こったまさかのトラブルを告白。またこの日の取材では、街を歩きながら「どこを見ても絵になりますね。ワクワクします!」と終始笑顔だった。そして翌日のワールドプレミアを前に、映画祭主催のフォトコールと記者会見に臨んだ2人。ロストバゲージとなった衣装が無事見つかり、亀梨さんはフォトコールと記者会見にはそれぞれ事前に準備した衣装で、ワールドプレミアにはスペインで用意した衣装で参加。フォトコールは海をバックにした絶好のロケーションで写真撮影が行われ、撮影後にはサインや記念撮影を求める現地の映画ファンが殺到。2人とも終始笑顔で応じ、ファンとの交流を楽しんだ。その後の記者会見では、「初めての三池監督との仕事はいかがでしたか」という記者からの問いに、「今回の作品にはもちろん血もたくさん出てきますし、壮絶な現場になるのかなと思いきや、非常に穏やかな現場でした。笑顔が素敵な監督でいらして、現場は作風とはまったく逆で、非常に楽しく過ごさせていただきました。作品についても、絵の強さはもちろんのこと、人間ドラマがしっかりと描かれていて僕も大好きな映画の1本になりました。次回またご一緒させていただける機会があるのであれば、さらに激しい、このシッチェスの皆さんが好きなものを存分に詰め込んだ作品でまた戻ってこられたら光栄です」と亀梨さん。続いて、「サイコパス役をどのように自分の中に注入していったか」という、役へのアプローチ方法についての質問には、「派手にサイコパスというころを意識しないということを心がけていました」とした上で、「二宮というキャラクターの変化という点では、目の使い方、首の動かし方、目線の送り方というのは、僕なりに細かくこだわって演じました」とこだわりを明かした。夕刻より行われたワールドプレミアでは、血しぶきの出る描写や衝撃的なシーンでは拍手や歓声が何度も起こるなど、観客は熱狂。上映後、三池監督は思わず「血に飢えているんですかね。スペインの人って(笑)」と笑い、亀梨さんも「皆さんから満足だというようなリアクションがいただけたので、すごく安心しましたね」と安堵の表情を見せた。なお本作は、「第36回東京国際映画祭」ガラ・セレクション部門(Gala Selection)での特別招待上映も決定している。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月19日映画『怪物の木こり』(12月1日公開)が「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」でワールドプレミアを迎え、亀梨和也、三池崇史監督が登場した。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。10月5日~10月15日にスペイン・シッチェスで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」。同作は、スリラー・サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされる ÒRBITA(オービタ)部門と、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門の2部門に出品された。この度、現地時間の10月13日19時より、ÒRBITA部門を締め括るクロージングイベントが開催され、ワールドプレミアに主演の亀梨和也と三池崇史監督が登場。現地からオフィシャルレポートが届いた。○亀梨和也、スペイン語で挨拶シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭は、ベルギー・ブリュッセル、ポルトガル・ポルトと並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の一つとして知られ、毎年10月に開催を続け、今回で56回目の開催となる歴史ある映画祭。過去には『十三人の刺客』 (10)がヴェネチア国際映画祭、『一命』(11)、『藁の楯 わらのたて』 (13)、『無限の住人』 (17)がカンヌ国際映画祭に出品されるなど世界にその名を轟かせる三池監督の最新作というだけあり、本作の上映のチケットは事前の発売後、即完売!上映会場には1,200人の観客が集結。期待に胸を高鳴らせ、2人が登場する前から会場周辺は熱気に包まれ大きな盛り上がりを見せていた。ワールドプレミア前には現地メディアによるフォトセッションと記者会見に臨んだ亀梨と三池監督。取材前にはシッチェスの街並みを散策するなど、街の空気を感じた亀梨は「この滞在期間、シッチェス映画祭の空気感を存分に感じたいと思います。自分としても、この『怪物の木こり』という作品と三池監督にせっかく連れてきていただいた舞台なので、しっかりとたくさんの方たちの印象に残れるように過ごしていきたいです。ここ最近、結構激しめのスケジュールの中で生きているので、そんな刺激的な時間の中で、ときにはこうやって街の空気を感じられる時間がすごくご褒美だと思っているので、贅沢に楽しみたいなと思います。いま細胞、うずいています。しっかり目覚めましたから。」と意気込みをコメント。初めてのシッチェス映画祭への参加に期待を高鳴らせていた。そしていよいよレッドカーペットの時間となり、亀梨は光沢のある鮮やかな黒いスーツで三池崇史監督とともに登場。実は今回、事前に用意していた亀梨の衣装が空港にてロストバゲージとなり、映画祭前に衣装を急遽現地で用意することになるハプニングも発生。スペインの地で、自身で選んだ衣装に身を包み、レッドカーペットに登場した亀梨は、拍手と歓声を受け、「日本は12月1日に公開なので、ひと足先にワールドプレミアという形で、初めて関係者以外の方たち、それも世界の方のリアクションを感じられるというのは本当に貴重ですね。ドキドキしますし、ちょっとそわそわもします。」とコメントし、詰め掛けたファンとの交流を楽しんだ。三池監督も「映画ファンが集まる映画祭だからハードルは高いんですけど、でもエンターテイメントですから。みんな『これはどういうもんだ』っていう点数つけに来てるわけじゃないので。どうやってこの映画を見て楽しもうかという、そういう人たちなので、きっとそういう人たちに楽しんでもらえる映画だと思います。」と、久々のシッチェスの地を噛みしめるように、映画祭の魅力を語った。その後、亀梨と三池監督は上映前のステージに大歓声を受けながら登壇、亀梨が笑顔で、「Buenos días! Mucho gusto. Me llamo Kazuya Kamenashi(こんにちは!はじめまして。私は亀梨和也です。)」とスペイン語で挨拶すると会場からは歓声があがった。亀梨は「今回三池監督と共に、『怪物の木こり』という作品でこのシッチェス映画祭に来られたこと、本当に光栄に思っています。」と満員の会場を見渡し、シッチェスのファンを前に喜びを噛みしめた。三池監督は、「シッチェスでは毎年のように僕の映画を上映していただいて本当に感謝しています。自分の最新作をここでワールドプレミア、世界で一番最初にシッチェスの観客の皆さんに観てもらえることを本当に幸せに感じています。楽しんでいただけるように願っています。」と挨拶。それぞれの挨拶で会場はさらなる熱気に包まれた。亀梨は「監督が作り上げてくださった素敵で豊かな映像の中に、それぞれのキャラクターの心情の変化、生きるとは何か、人とは何か、自分とは何か、観ていただいた後に、皆さんに何かを持って帰っていただける映画になっていると思います。こうしてワールドプレミアで、この場に立たせていただいていることを本当に光栄に思います。皆さんぜひ楽しんでください!Gracias!(ありがとう!)」と上映を心待ちにする多くの観客に対してコメントし、上映がスタート。血しぶきが飛ぶシーンでは歓声があがるなど、世界最大のファンタスティック映画祭にふさわしい盛り上がりを見せる上映となり、終了後は拍手喝采となった。上映終了後、観客と一緒に本編を鑑賞していた亀梨と三池監督は、シッチェス映画祭の圧巻の景色に「すごく緊張しましたね。上映中に一つ一つリアクションがあり、この作品は物語の展開をしっかり集中して観ていただくことによって、さらに楽しめる作品だと思うので、みなさん本当に集中して観てくださっていたのかなと思います。」と興奮冷めやらぬ中コメント。さらに上映中の観客のリアクションに対して亀梨は「最後の方は本当にネタバレなので言えないですけれど、一番最後、この物語がずっと積んできたもののクライマックスのようなところは、ぶわっと沸いてくれていたので。あそこは鳥肌が立ちました。」と感無量。三池監督も「シッチェスのお客さんってお祭りみたいに、ストーリーとかそんなことよりも楽しめるところでワイワイやるっていう感じなんだけれど、今回は真剣に見ていて。こんなにスペインの人も真剣に映画を見てくれるんだっていう感じがあって(笑)。最後に起こった拍手も、楽しんだというより、いい物語を観た、いい映画を観たっていう、あったかい拍手で。普段とは違うリアクションだったんですよね。」と確かな手応えを感じていた。最後に、日本での公開を待つファンに向けて、三池監督は「ちゃんと作品を届けられて、受け取ってくれる人たちもいたので、自分の仕事としてはこれで半分は終わって。12月1日から皆さんに日本の皆さんにできるだけたくさんの方に観ていただきたいです。これはビジネス的なところではなくて、いい物語なので。良い芝居もしているし、みんな素晴らしいので。物語もいいし。是非それは心から味わっていただきたい、と心から思っています。」とコメント。亀梨は「とにかく本当に劇場でぜひ楽しんでいただきたい作品になっております。映画を観終わった後に、観た方同士でお話をしてもらえるような作品になっていると思いますし、何か感じ取ってもらえることもたくさんある作品に仕上がっております。ぜひご覧ください。お願いします。」と力強くコメントし、スペイン・シッチェス・カタロニア国際映画ファンタスティック映画祭でのワールドプレミアは大熱狂の中、幕を閉じた。ワールドプレミア後には、本作を鑑賞した批評家や観客から、「三池崇史は『怪物の木こり』で私たちに新しいスリラーを見せてくれる。」「最高のスリラー! テンポもよくあらゆるタイプの観客に強くお勧めします!」「機敏な脚本のひねりでサイコパスを探求しており、全編を通じて私たちを魅了します。とてもクールでキャスト全員が大好きです!」といった絶賛の声が早くもXに溢れている!(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月16日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の場面写真が11日、公開された。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○亀梨和也について三池崇史監督、菜々緒、吉岡里帆がコメントこの度公開されたのは、亀梨が演じる二宮彰の二面性が垣間見えるカットや、恋人の映美とにこやかにすごすカットなど新たな場面写真。金を基調とした仕事道具が整然と置かれ、綺麗に整理された重厚感あふれるデスクに座る弁護士然とした”表の顔”と、ラフな服装で何かを睨みつけるようだが、前髪がかかり表情が読み取れない”裏の顔”が切り取られ、連続猟奇殺人事件の捜査の過程で二宮と知り合った戸城は、次第に二宮に”何か”を感じ取り始める。今作のメガホンを取った三池崇史監督は「二宮役は演じる本人の中にも二面性が求められるが、彼はいくつもの顔を持っています。経験豊富なアーティストであり、俳優であり、そしてイメージを売るアイドルという仕事をしていて、外に出れば街を歩いていても買い物をしていても“亀梨くん”でいないといけない。実際にそうやって生きてきた彼の強さが、今回の役柄に自然に発揮されている」と、二宮という役と亀梨の親和性を語る。そして警視庁のプロファイラーとして事件を追う戸城嵐子を演じた菜々緒は、亀梨と度々の共演となるが、本作の撮影では初日から”ゾクゾクしたものを感じた”という。「亀梨さん(演じる二宮)のサイコパスな雰囲気が私の中でのイメージにぴったりハマって鳥肌が立つような感覚がしたのを覚えていて、『亀梨さんとこういう風にお芝居が出来て嬉しいな』と思いながらクランクインの撮影を終えました」とスタートを振り返る。一方で「お話しさせていただくとチャーミングでかわいらしい一面もある」という印象も持つといい、「そのような人柄を知っているからこそ、安心してお芝居でぶつかっていける、安心して委ねられる、という部分もありました。今回このような作品で、お芝居でぶつかっていける、サイコパスの役が亀梨さんで本当に良かったなと思います」と、亀梨の人柄にも芝居にも絶対的な信頼を寄せている。戸城と同じく二宮を取り巻くキャラクターの1人で、二宮の本性を知らずに彼を愛する婚約者・荷見映美を演じた吉岡里帆も「亀梨さんは本当に難しい役をされていたと思います。ただ、亀梨さんが座長であったおかげで和やかな現場でした。いつもフラットにコミュニケーションを取ってくださっていたので、楽しい会話をしながら、変に肩に力を入れすぎずに正しい場所に集中して力を入れていくことができました。そういう現場になったのは亀梨さんが座長だったからこそだと感じています」と現場での亀梨の存在感を絶賛している。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月11日三池崇史監督×主演・亀梨和也(KAT-TUN)のタッグで贈る超刺激サスペンス『怪物の木こり』の主題歌を「SEKAI NO OWARI」が担当することが決定。本予告映像&本ビジュアルも完成した。「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」のÒRBITA(オービタ)部門とFocus Asia部門の2部門で出品され、「第36回東京国際映画祭」では「ガラ・セレクション部門(Gala Selection)」での特別招待上映も決定し、世界で注目の作品となっている本作。今回、「SEKAI NO OWARI」が本作のために手掛けたのは、独特の旋律とあくの強いワードが印象的な書き下ろし新曲「深海魚」。「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」と、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞が印象的だ。楽曲について亀梨さんは「初めて聴いた時、怪しさ満点で、この映画の複雑さとリンクしているような印象を受けました。この楽曲が映画と合わさるとどのようになるのか、とても楽しみです」とコメントを寄せ、三池監督も「天才だね。物語や登場人物の心と共鳴し増幅、心地よく深海へと導いてくれた」と絶賛している。本予告編では、助けを求める男性に「大丈夫?」と声を掛けながらも、男性の首をかっ切るという、冒頭から主人公・二宮のサイコパスな人物像が露わに。そして二宮の前に現れたのは、不気味な顔と獣のような容姿をしたシリアルキラー「怪物の木こり」。突如、襲われた二宮は、「絶対に殺してやる」と強い怒りをぶつける。また、絵本の怪物のマスクを被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件を追う心理捜査官・戸城嵐子(菜々緒)を中心に、警視庁の刑事たちも本格的に捜査へと乗り出していく。また、婚約者・荷見映美(吉岡里帆)、協力者であり死を弄ぶサイコパス外科医・杉谷九朗(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者である剣持武士(中村獅童)、刑事・乾登人(渋川清彦)など、様々な人物が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へと進んでいく。ラストには、二宮が映美の首元にナイフを突き付ける衝撃のシーンも見られる。なお、10月6日(金)よりムビチケカードが上映予定劇場にて発売(※一部除く)。Loppiでは、@Loppi限定〈マルチポーチ〉付ムビチケコンビニ券も取扱いも決定し、10月13日(金)10時以降に詳細が発表される。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月29日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の60秒予告と場面写真が12日、公開された。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○映画『怪物の木こり』衝撃場面今回公開された映像は、山道で激しく横転し大破する車を映し出す大迫力のカーアクションシーンから始まる。大破した車に追われていた二宮は、救急車を呼んでほしいと懇願する運転手に冷たい目で歩み寄ると、一瞬の躊躇もなく割れたガラスの破片を運転手の首元へ。また“絵本「怪物の木こり」”の面を被り、凶器の斧で人を襲い脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生する中、二宮は突然現れた犯人に襲われる。犯人の新たなターゲットとなった二宮は、謎に包まれたシリアルキラー”怪物の木こり”に復讐を強く誓い、二宮をマークする警視庁の天才プロファイラー戸城(菜々緒)をはじめ、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)らの思惑が複雑に絡み合っていく。映像の最後には、二宮が婚約者である映美にナイフを突き立て「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか」と言い放つ場面が収められた。この度、本作のサイコパス監修を務めた脳科学者の中野信子からのコメントも到着。さらに大破した車を背に狂気に満ちた表情を浮かべる二宮を捉えた場面写真も公開された。○中野信子 コメント・サイコパスの特徴とは?共感性を持たず自他問わず痛みに対する感受性が低く、時にはそれが恐れ知らずの勇敢さと受け取められる。自分をよく見せる術に長けていることと併せて、一見、大変魅力的な人物に映ることも。・亀梨和也さんの演技をご覧になっていかがでしたか?亀梨さんご本人は非常に温かみのある快活なキャラクターをお持ちだと思いますが、いわば真逆といえる主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました。・本作の見どころは?サイコパスは身近にいれば実に危険で不都合な存在ですが、スクリーンを通してみるとこれほど魅力的に見えるものかというマジックをぜひ体感してください。これは映画の魔力でもありますが、遠くにいて直接的な実害さえなければ、私たちはサイコパスを本能的に支持してしまうのだという、消し去ることのできない人間の業でもあります。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月12日亀梨和也の最新シングル「Cross」が、25日発表の「オリコン週間合算シングルランキング」にて、週間10.1万PT(10万1,483PT)で1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間8月14日~8月20日)。亀梨は今作で2018年12月24日付よりスタートした「週間合算シングルランキング」 において通算2作目の1位獲得となった。また、同作は同日付「オリコン週間シングルランキング」でも初週売上9.9万枚で初登場1位を獲得。このCD売上枚数のポイントが大きく牽引し、合算シングルでも1位となった。
2023年08月25日ローソンから「からあげクン」のブランドブックが登場。「からあげクン お部屋ライト BOOK」と「からあげクン ×チャオパニックティピー(CIAOPANIC TYPY) ショルダーバッグ BOOK」を東北・関東・中部・近畿・四国の店舗にて8月1日(火)から、北海道・中国地方・九州の店舗にて8月2日(水)から発売する。人気の「からあげクン」がルームライト&ショルダーバッグに累計販売数40億食を突破する、ローソンの人気ホットスナックの「からあげクン」がブランドブックに。「からあげクン お部屋ライト BOOK」のライトは、手のひらサイズの“からあげクン”がキュート。約1時間で消灯するタイマー機能付きで、ベッドサイドやインテリアとして活躍してくれる。電池またはUSBの2WAY給電なので、日常はもちろん、災害時にも役立ちそう。一方「チャオパニックティピー」との初のコラボレーションによるショルダーバッグは、どんなコーディネートにも合わせやすいブラックカラー。“からあげクン”のワンポイント刺繍や引き手、総柄の裏地がデザインのポイントだ。また、取り外し可能なショルダーストラップや、小物を入れられる内ポケット、スマートフォンなどを出し入れしやすいオープンポケットを備えており、機能面でも優れている。【詳細】「からあげクン ×CIAOPANIC TYPYショルダーバッグ BOOK」2,497円※バッグサイズ:高さ19×幅14.5×マチ4.5cm「からあげクン お部屋ライト BOOK」2,849円発売日:2023年8月1日(火) 東北・関東・中部・近畿・四国2023年8月2日(水) 北海道・中国地方・九州調整中 沖縄
2023年07月29日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の主演を務めることが7日、明らかになった。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。主演の亀梨が演じるのは、連続殺人鬼に狙われる弁護士・二宮彰。目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない狂気のサイコパス役に挑戦した。監督は世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史が務める。また本作の登場人物は全員が闇と狂気を抱えるサイコパスで、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子を菜々緒、父親の不審死にふさぎ込む二宮の婚約者・荷見映美を吉岡里帆が演じる。さらに二宮の協力者のサイコパス医師・杉谷九郎役の染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役の中村獅童、そして柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦と豪華キャスト陣が集結した。撮影は2021年春に行われ、現在完成に向けて製作中となっている。○亀梨和也 コメント・役作りについて撮影前に監督・プロデューサーさん・スタッフの皆さんと台本についてお話をさせていただく機会があり、今までに無いような表現・キャラクターの特徴をどう出していくか相談させていただき、演じる方向性を決めさせていただきました。実際に演じる時には、細かい表情や目の使い方を意識しました。サイコパスの二宮のキャラクターを作るうえで、表情や目の表現は重要なのではないかと考えて。「サイコパス」というワードは印象が強いのですが、過度に強い表現をしてしまわないよう、欲望を抑えながら演じました。・三池監督との初タッグについて三池監督のお写真や作品を拝見させていただいている中で、僕自身の勝手なイメージですが、ものすごくストイックで硬派な方なのではという印象を持っていました。顔合わせで初めてお会いする時はものすごく緊張していたのですが、実際にお会いしてお話をさせていただくと、すごく笑顔が素敵な方で、物腰も柔らかく、ふわっとした淡い優しいオーラを監督から感じました。撮影現場は、もちろんシーンによってはストイックに突き詰めていくところもあるのですが、監督をはじめ、スタッフの皆さんの作ってくださった温かみに溢れた愛情ある現場にすごく感動しました。・菜々緒、吉岡との共演について菜々緒さんとは以前も共演させていただいていたので撮影にはすごく入りやすかったです。役柄の関係性としては、緊張感のある設定だったのですが、撮影を楽しみながらあうんの呼吸で素敵な撮影が出来たと思います。吉岡さんとご一緒するのは今回が初めてでした。吉岡さんとは共演初日から凄くヘビーなシーンの撮影だったのですが、本当に全身全霊で作品やキャラクターにエネルギーを向けてくださる方だったので、僕自身も彼女のエネルギーを感じながら、うまく融合して撮影させていただくことができたと思います。・映画『怪物の木こり』はどんな作品に?それぞれのキャラクターを通して、人間の心の美しい部分と、そうではない部分をどちらも映像としても切り取ってもらえていると思います。また、音楽を含めて、三池監督がこの作品をどういう風に仕上げてくださるのか非常に楽しみです。作品のテーマを、映画を見てくださった皆さんに考えていただきつつ、何かを感じてもらいながら、最後にはハッとしていただける結末でもあるので、存分に楽しめる作品になるだろうと、非常に期待しております。○菜々緒 コメント・役作りについて三池監督からはプロファイラー捜査員として、サイコパスな要素も取り入れて欲しいという要望があったので、現場検証や捜査シーンの時など、事件や証拠に執着する様子を意識しながら演じさせていただきました。原作とは少し違った戸城嵐子になっていると思います。・亀梨との共演について亀梨さんの持つ目力と役に入った時の雰囲気が、私が原作を読んだ時の彰そのもので、対面で芝居した時に体が震える感覚があったのを今でも覚えています。セットチェンジなどの待ちの時などには優しく声をかけてくださり、役に入っている時とのギャップに少し怖さも感じたほどでした。・映画『怪物の木こり』はどんな作品に?サイコパス対サイコパスのサイコスリラーというだけではなく、人間とは、人の心とはなんなのかということを考えせられる作品だと感じました。○吉岡里帆 コメント・役作りについて私が演じた映見という女性は、ピュアな想いと、影を背負いながらも前向きに生きていく精神力を持っている善良な人間です。そんな彼女ですが、亀梨さん演じる狂気を孕む男性に恋をしてそれが少しずつ歪んでいく…どんなに美しい精神を持った人でも彼の前では脆く無惨に散っていく、そんな様を意識して演じました。・亀梨和也さんとの初共演について亀梨さんの演じるサイコパスな二宮は色っぽく、儚さもあり、ただ単に憎むことのできない不思議な魅力があるように感じました。皆様もきっと二宮に翻弄されることかと思います。・映画『怪物の木こり』はどんな作品に?人を狂わせていく二宮の危うさと翻弄されていく人達の切なさが三池さんの手によって激しくロマンチックに描かれていくところが見どころの作品になるのかなと思います。ドキドキしながら見て頂けると嬉しいです。○三池崇史監督 コメント法では裁けぬ男と女の物語。あなたはすべての登場人物を赦し、愛することでしょう。これは暴力と癒しの映画です。・この異色の原作を映画化するにあたって、どのようなお気持ちでしたか?リスペクト。原作を愛し、スタッフ、キャストの才能を愛する。そこから生まれるバイオレンスを、心の底から楽しんでいただきたい。そんな思いで撮影に臨みました。・亀梨和也との初タッグについて「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」と伝えました。無垢で繊細な剥き出しの亀梨和也をご賞味ください。きっと、夢に出ますよ。(C)2023『怪物の木こり』製作委員会
2023年06月07日亀梨和也主演「正義の天秤 Season2」のキャラクタービジュアルが解禁された。本作は、亀梨和也演じる元医師の天才弁護士・鷹野和也が自身も冤罪の悲劇に苦しみながらも、数々の難事件の真相を暴く本格法廷ミステリー。この度解禁されたキャラクタービジュアルでは、「ルーム1」のメンバーである、鷹野(亀梨和也)や佐伯芽依(奈緒)、杉村徹平(北山宏光)ら一人一人が大きく映し出されており、「何が正義で何が悪か、悩むほど強くなれる」など、キャラクターに沿ったコピーが添えられている。さらに、6日の放送を前に、Season1の再放送も決定した。「正義の天秤 season2」は5月6日(土)22時~NHK総合テレビにて放送(連続5回)。「正義の天秤 season2」は5月4日(木)午前1時25分~3夜連続で放送。5月4日(木)午前1時25分~(1話)、午前2時15分~(2話)5月5日(金)午前1時30分~(3話)、午前2時20分~(4話)5月6日(土)午前0時45分~(5話)(text:cinemacafe.net)
2023年04月24日亀梨和也が元外科医の肩書きを持ち、人々の魂を“治療”する弁護士に扮するNHK土曜ドラマ「正義の天秤 season2」初回放送日が5月6日(土)に決定、さらにキービジュアルとキャスト陣の扮装写真が解禁となった。前作で、恋人である雨宮久美子を襲った犯人・南野一翔の弁護を担い、葛藤の末、「一生をかけて被告人の心を治療していきたい…」と訴え無期懲役を勝ち取った弁護士・鷹野和也(亀梨和也)。しかしその後、彼は師団坂法律事務所から姿を消した――。それから3か月。事務所創設者の娘・佐伯芽依(奈緒)が彼を呼び戻すが、鷹野は一向に姿を見せない。その頃、刑事部門を担当する「ルーム1」所属で元判事の桐生実雪(大政絢)の元に、判事時代に無期懲役の判決を下した被告人から再審請求の依頼が舞い込む。自身の下した判決を覆すことになる上、「開かずの門」と呼ばれるほどに高い再審請求の壁に立ち向かおうとする桐生。彼女の「正義を見たい」と手を貸す鷹野。果たして、開かずの扉は開くのか…?一方、元ニートの弁護士・杉村徹平(北山宏光)は、ある日趣味であるゲームのオフ会に参加。そこで、謎の女性と出会うこととなるのだが、その女性の背後には…。その後も、鷹野と「ルーム1」の元には、チームの結束を試すかのごとく、次々と難解な事件が舞い込んでくる。今作では「ルーム1」のメンバーそれぞれにもスポットをあてて展開。事件に邁進する彼らの抱えている知られざる過去とともに、鷹野は彼らとどのように向き合っていくのかも描かれる。さらに、鷹野が掲げる「治療的弁護」の原点も描く。解禁となったキービジュアルでは、亀梨さん演じる鷹野がまっすぐこちらを見据え、「正義を貫いた先に愛がある」というコピーが添えられている。シーズン1に続き再集結した山口智子、中村雅俊、竹中直人、佐戸井けん太らの名前も記載され、season2の追加キャストとして大原櫻子も決定している。鷹野やルーム1のメンバーら、キャラクター紹介主人公・鷹野和也役/亀梨和也「元外科医」の肩書を持つ弁護士。徹底した合理主義者で、天才的な思考力と推理力を持っている。事務所創業者のカリスマ弁護士・佐伯真樹夫(中村雅俊)が急逝した名門・師団坂法律事務所を立て直すべく、創業者の娘で弁護士の芽依(奈緒)に招へいされ、刑事部門を担当するクセ者弁護士揃いの「ルーム1」を率いてきた。鷹野自身もクセは強いが、次第にリーダーとしての信頼を得ていく。そんな中、自身の恋人・雨宮久美子(大島優子)を襲った男・南野一翔(千葉雄大)の弁護に挑み、無期懲役を勝ち取る。だが、その後、師団坂法律事務所から姿を消した。<師団坂法律事務所「ルーム1」>佐伯芽依役/奈緒師団坂法律事務所の創設者・佐伯真樹夫のひとり娘。真っ直ぐな性格で天真爛漫な3年目の新米弁護士。誰よりも他人の感情に寄り添えるのが長所だが、時には感情移入し過ぎることも。鷹野に振り回されてばかりだが、徐々にコンビネーションを発揮し始め、「ポンコツ」と言われながらも逞しく成長していく。とある事件をきっかけに、自身の知らなかった過去と向き合うことになる。杉村徹平役/北山宏光コンプレックスの塊だが、運と要領の良さがとりえの元ニートの弁護士。人生の一発逆転を狙って猛勉強し、弁護士資格を取得。アニメやゲームが好きなオタク気質で、ハマるととことんのめり込む。誰にも会わず孤独に過ごした経験から、人の心の隙間に入り込むことが得意。鷹野に感化され、自身の「正義」を追い求め奔走するように。ニートを卒業したいまもゲーム好きは変わらず、一番好きなゲーム「ブレイブパーティ」のオフ会で謎の女性と運命的に出会ってしまう。しかし、その背後にはある男性の存在があって…。桐生実雪役/大政絢元裁判官のエリート弁護士。容姿端麗で頭脳明晰。裁判官時代の経験と人間関係を駆使しての弁護が得意。記憶力、暗記力は飛び抜けているが融通が効かない面がある。感情を顔に出すことを嫌うが、面倒見の良い一面も。判事時代に、自身が殺人罪で無期懲役の判決を下した受刑者からの再審請求依頼のための弁護を依頼される。梅津清十郎役/佐戸井けん太元刑事。刑事時代の人脈を生かし、刑事事件を得意としている。相手の警戒心を解く柔らかさが売りで、人の痛みが分かる苦労人の人情派。妻に先立たれ、ひとり娘は中学の時に家出。どこで何をしているか分からない娘の存在はずっと気になっているが、探すことはしていない。最近、健康診断の結果が芳しくなくないようで…。<師団坂法律事務所「ルーム1」>西園寺咲良役/大原櫻子自分の世界観に入り込みがちな中華料理店のウェイトレス。ゲームが大好きな元ニート。妄想で脳内世界に飛び込みがち。自分の興味のあることは早口で捲し立ててしまう傾向があり、特に、大好きな「恐竜」の話になると止まらない。憧れているのは、最強の肉食恐竜・ティラノサウルス。中華料亭店でウェイトレスをしているが、社会経験が少ないこともあり、ミスする度に落ち込みがち。雨宮久美子役/大島優子快活で明るく正義感の強い弁護士。鷹野の恋人。療養中。どんな時でも自分のことよりも他人のことを考える性格。幼い頃、師団坂法律事務所の創始者・佐伯真樹夫に父親の冤罪を晴らしてもらったことから、真樹夫に憧れ弁護士を目指した。念願の弁護士になった後、とある冤罪事件に興味を持ち独自に調査を行なった結果、真犯人である南野一翔に襲撃され、意識はあるものの自分の意思で動くことも喋ることもできない状態に。徐々に回復が見られたかに思われたが…。西園寺清隆役/竹中直人師団坂法律事務所で企業法務を担当する弁護士。シニアパートナー。抜群の人脈と交渉術で常に師団坂法律事務所の収入を支える存在。真樹夫亡きいま、事務所のトップ。大規模法律事務所の使命は企業の円滑な活動を支え国益に貢献することと考え、刑事事件専門の「ルーム1」の廃止を検討していた折に、真樹夫から全権委任された鷹野が登場し、面白くないと思っていた。しかしながら、鷹野の独特のやり方を認めつつ、羨ましくも感じるように。私生活では、妻を亡くした後、ひとりで娘を育てる良き父親ではあるが、誰もそうした彼の一面を知らない。佐伯真樹夫役/中村雅俊師団坂法律事務所の創設者でありカリスマ弁護士。芽依の父親。多くの有能な弁護士たちや依頼者から絶大な信頼を得て募われている人徳者だった。久美子を通じて久美子の恋人・鷹野と面識があり、亡くなる前から自分にもしものことがあったら事務所に鷹野を招へいしようと声をかけていた。刑事事件において、人を治療するような弁護・裁判を行うことを理想と唱え実践していた、鷹野の弁護士としての師のような存在。冨野静子役/山口智子包容力たっぷりに鷹野、芽依、久美子を見守る、師団坂教会の女性牧師。キリスト教徒だった佐伯真樹夫とは旧知の仲であり、彼の提唱する治療的弁護の相談役でもあった。幼い頃に母親を亡くした真樹夫の娘・芽依のことを、母親のように公私にわたり気にかけている。同じく幼いころから教会の日曜学校に通っていた雨宮久美子のことも可愛がっていた。鷹野とは雨宮を通じて知り合った。真樹夫亡き後、鷹野と雨宮、芽依のことを時に励ましながら、優しく見守っている。「正義の天秤 season2」は5月6日(土)22時よりNHK総合テレビにて放送(連続5回)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月05日お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおさんは、2023年1月20日のPCR検査で、新型コロナウイルス感染症の陽性と診断されたのち、休養して同月27日に復帰しました。相方の富澤たけしさんも、同月21日に陽性が判明したため休養に。同月29日に無事復帰したことをブログで公表するとともに、魚類学者であり、タレントとしても活躍する、さかなクンに向けた感謝の言葉をつづりました。すギョい行動力!さかなクンらしい贈り物富澤さんの休養中、お見舞いに直接は行けないものの気持ちを届けたかった、さかなクン。魚をさばく時に使える包丁などの5点セットのほか、みりん干しやワカメ、おすすめの魚も送っていました。富澤さんが、さかなクンから届いたメールを見ると、そこにはこんなメッセージが…。『おはようギョざいますギョ体調良くなられて嬉しいです・富澤さまのお魚探しに、今漁船です明日ギョ発送して…』いや、メールでも『ギョ』の数!!さかなくんの優しさに感謝です!富澤たけしオフィシャルブログーより引用魚は、雨の日にもかかわらず、さかなクンが自ら漁船に乗り込み、捕ってきたものだったのです!相手のためを想うからこそ、自分の手で捕ってくるとは、さすがさかなクンですね!さかなクンの行動力と優しさに、このような反響が上がっています。・お魚も包丁も立派!・さかなクンの優しさたるや…。真っ直ぐな方ですね。・あちこち走り回って集めた、文字通りの『御馳走(ごちそう)』だなぁ。健康のためには栄養のある食事が大事。さかなクンから届いた魚は、病み上がりの身体を完全復活させる一助となったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月31日戸塚純貴主演ドラマ「かりあげクン」のポップに遊び心のあるキービジュアルが公開された。本作は、「コボちゃん」「フリテンくん」などの大人気4コマ漫画で知られ、今年で画業51年を迎えた植田まさしの代表作「かりあげクン」のドラマ化。1話に複数のショート作品を組み合わせ、本作ならではのテンポの良い痛快ドタバタコメディードラマとなっている。今回公開されたビジュアルは、オフィスを背景に戸塚さんのかりあげヘアーが大きく映るインパクトのある一枚に。手の上には、笑顔で愛嬌たっぷりに注意するほんにゃら産業の社員・清水(樋口日奈)、必死にかりあげクンの指にしがみつく課長(岩井ジョニ男)、優雅にコーヒーを飲んでいる社長(温水洋一)といった個性的なキャラクターが乗り、本作で織りなすオフィスのドタバタ感を表現。“媚びない、ブレない、仕事しない。”というキャッチコピーも添えられ、上司の顔色など気にしない、どんなことがあっても無表情で、マイペースにイタズラばかりしているかりあげクンを象徴している。土曜ドラマ「かりあげクン」は2023年1月7日より毎週土曜日23時~BS松竹東急にて放送(全12話)。(cinemacafe.net)
2022年11月30日「KAT-TUN」の亀梨和也が主演するドラマ「正義の天秤 season2」の放送が決定した。2021年に放送された、亀梨さん扮する元医師の天才弁護士・鷹野和也が、自身も冤罪の悲劇に苦しみながらも、数々の難事件の真相を暴く本格法廷ミステリー「正義の天秤」。前作の最終回で、恋人・雨宮久美子を襲った犯人の弁護を担い、葛藤の末、「一生をかけて被告人の心を治療していきたい…」と無期懲役を勝ち取った鷹野。しかしその後、師団倒法律事務所から姿を消した。それから3か月後。事務所創設者の娘・佐伯芽依(奈緒)が彼を呼び戻すも、一向に姿を見せない。その頃、刑事部門を担当する「ルーム1」所属で元判事の桐生実雪(大政絢)の元に、判事時代に無期懲役の判決を下した被告人から再審請求の依頼が舞い込む。自身の下した判決を覆すことになる上、高い再審請求の壁に立ち向かおうとする。そして鷹野は、彼女の「正義を見たい」と手を貸す。一方、元ニートの弁護士・杉村徹平(北山宏光)は、ゲームのオフ会で、謎の女性と出会う。その後も、鷹野と「ルーム1」の元には、チームの結束を試すかのごとく、次々と難解な事件が舞い込んでくる――。今作では、「ルーム1」メンバーそれぞれにもスポットをあてて展開。鷹野が掲げる「治療的弁護」の原点も描く。また、シーズン1に引き続き、山口智子、中村雅俊、竹中直人、佐戸井けん太が再集結することも分かった。「ラストシーンの撮影の際には、『またぜひお会いしましょう』という言葉を交わして、撮影を終えたので、今回こうしてseason2を実現できて、大変嬉しく感じます」と今回の放送決定を喜んだ亀梨さんは、「ルーム1のメンバーの活躍というのが、season2では深みを増していけるところだと思いますし、僕自身もどのような形で皆さんと絡んでいくのか、監督やスタッフの皆さんと打ち合わせをさせてもらいながら、撮影に向けて準備をしています」とコメント。そして「一筋縄ではいかない、そんな作品を皆さんに届けていければと思います。season2もワクワクしながら楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。「正義の天秤 season2」は2023年春期、NHKにて放送開始予定(連続5回)。(cinemacafe.net)
2022年11月24日さかなクンは『お魚タレント』としてだけでなく、魚類学者、そして母校である東京海洋大学では客員教授としても活躍しています。2022年9月には、さかなクンの半生を描いた映画『さかなのこ』が公開。魚好きの少年が『さかなクン』になる経緯は、多くの人の胸を打ちました。さかなクンに母親がかけた言葉に「涙が出た」2022年10月、さかなクンのYouTubeチャンネル『さかなクンチャンネル』で、『子どもの“好き”を伸ばす子育て術』と題した前後編の動画が公開されました。同月28日に公開された後編では、映画に入りきらなかった母親とのエピソードを中心に紹介。さかなクンは、こうして『魚のプロフェッショナル』になることができた理由として、母親の教育方針が大きかったといいます。自分が学校の授業もなかなか頭に入らなくて、テストの答案用紙にさえもタコちゃんとかお魚ちゃんまで描いて、学校の先生にも、すギョく(すごく)注意されたりしても、(母親は)「もっともっと勉強しなさい!何やってんの!」っていうことはなく、むしろ『タコ好き』『お魚好き』を本当に応援してくれまして。学校の先生が「もっと授業にもっと集中してもらいたいです」っていう言葉を母に伝えても、母は「いや、うちの子は魚が好きで、絵を描くのが大好きなので、それでいいんです。みんながみんな勉強ができて、みんながみんな同じように育ったら、そうなったらロボットみたいじゃないですか」っていう、お返事をしたっていうことを聞いたんですけど。さかなクンチャンネルーより引用魚のことが好きなあまり、時には学校の勉強がおろそかになってしまうこともあったという、子供時代のさかなクン。そんな時も母親は優しく、温かく見守ってくれたのだとか。さかなクンは、母親についてこのように想いを明かしました。10年ぐらい前だったような気がするんですけど、「自由に泳がせたら、本当にお魚になったね」っていう言葉をもらったんですけど、本当にのびのびと自由に泳がせてくれまして。で、本当に自由に泳いで『さかなクン』になれたなって。そんなふうに思います。さかなクンチャンネルーより引用もちろん、ここでいう『自由に泳がせる』という言葉は、決して『放置をする』『やりたい放題させる』という意味ではありません。子供の持つ『好き』という感情や熱意を、そばで見守りながらしっかりと伸ばし、我が子の想いを尊重した母親のやり方が、魚のプロである『さかなクン』を生み出したのでしょう。もし、さかなクンの母親が違う行動をとっていたら、こんなにも多くの人から愛される『さかなクン』は存在していなかったかもしれません。我が子の個性を伸ばす教育方針をとった母親と、そんな母親を尊敬するさかなクン。2人の美しい親子関係に、多くの人から反響が上がっています。・エピソードに感動した。お母様の考えを見習いたい!・素晴らしい教育方針。さかなクンの人柄は、親譲りのものだったんですね。・好きなことを伸ばすって、本当に大事だよね。動画から、いろいろな学びがあった。魚に限らず、誰しも1つは好きなものや、夢中になれるものがあるでしょう。子供を育てる多くの人が、動画を見て「我が子も『好き』を伸ばして、さかなクンのような愛される人になってほしい」と思ったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年10月29日永野芽郁を主演、奈緒らを共演に迎え、タナダユキ監督がメガホンをとった映画『マイ・ブロークン・マリコ』。この度、永野さん、奈緒さんが作品への想いを語る貴重なインタビューが盛り込まれた特別映像が解禁となった。主人公シイノを演じた永野さん、そしてマリコを演じた奈緒さんが「オファーを受けた時の心境」「それぞれとの共演について」「印象に残っているエピソード」「印象に残っているセリフ」が、初解禁となる本編映像とあわせて明らかになる本映像。隣にいるお互いを想いながら、言葉を紡ぎ出す永野さんと奈緒さん。作品への参加の経緯を話す中、奈緒さんがマリコ役を演じる可能性が出て来た段階で「奈緒ちゃんがやるならできるかも」とふり返る永野さん。さらに、「ずっと芽郁ちゃんが隣にいてくれた」ことが大きかったという奈緒さんも、元々の信頼関係だからこそできた役づくりだったことを明かす。二人とも難しい役どころだったのにもかかわらず、「友達としても、奈緒ちゃんのこの瞬間を、今、私しか見ていないって幸せだなって思う」という気持ちがあったと話しながら、『マイ・ブロークン・マリコ』が「二人の絆を確かなものにしてくれた作品」であると断言する永野さん。さらには「印象に残っているセリフ」を語る中では、公開後だからこそ明らかにできる作品の細部に渡るまで、それぞれの想いが語られる。最後には「明日に寄り添える作品ができた」と奈緒さん、「魂からの叫びをスクリーンを通して体感していただけるようになっていると思います。日常に彩りが出たら良いなと思っています」と永野さんはそれぞれメッセージを送っている。「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁主催メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した平庫ワカのコミックを映画化した本作。カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞している。『マイ・ブロークン・マリコ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年10月02日先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した永野芽郁主演、タナダユキ監督による『マイ・ブロークン・マリコ』。本日9月24日の主人公シイノトモヨを演じた永野さんの誕生日に合わせ、シイノの新たな場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、シイノがラーメンやビールを前に中華料理屋でひとり飲みする姿、マリコの遺骨を隣に牛丼をかきこむ姿などを捉えた場面写真。多くの原作ファンの心を掴み、何より演じた永野さん本人も“魅力的“と語る主人公・シイノ。感情剥き出しで破天荒でありつつも、どこか弱さや脆さも持ったキャラクターを、永野さんは全身全霊で演じている。だが、原作への想いが強すぎるあまり、自身のパブリックイメージと役とのギャップを感じ“めっちゃやりたいけど、やりたくなかった”と、出演することには葛藤があったそう。とはいえ、不安を抱えながらも、本作への出演を“大きな挑戦”と捉え、走り切った永野さん。映画公開前に行われた試写会でひと足先に本作を観た原作ファンからは、その熱演ぶりを絶賛する声が相次いでおり、大きな話題を集めている。これまで多くの作品で主演を務めてきた永野さんだが、新境地に挑んだ本作が23歳になって初の公開作となる。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月24日永野芽郁が新境地を切り開いた映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、クランクアップ時の映像と写真が到着した。公開された映像では、永野さんが本編の撮影を終え、監督のタナダユキから花束を受け取ると、サプライズで親友・マリコ役の奈緒が登場。驚きと共に大粒の涙を流し、劇中では亡き親友という設定のため、「生きてる~!」と言い、現場を和ませる。そして、コメントを求められると「人生で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので無事に終われてよかった」と安堵しながらも涙する。続けて、「この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の人生で大きな転機になると思った」とふり返り、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった」とメッセージを送っている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月19日主演を務める永野芽郁の圧倒的新境地『マイ・ブロークン・マリコ』より、マリコ役の奈緒が自筆した手紙と場面写真が公開された。先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、ますます公開に期待が高まる本作。この度解禁されたのは、奈緒さん演じるマリコを写した数枚の場面写真。そのうちの1枚は、屈託のない笑顔を見せているが、頬には殴られた痣が痛々しく写っている。また、本作にとって重要なアイテムとなるのは、永野さん演じるシイノが旅をする中で、マリコの回想と共に出てくる“手紙”。時代を感じさせ、回想での出演となるマリコというキャラクターを表すためにも重要な手紙は、マリコを演じた奈緒さんが全て自筆した。最初にタナダユキ監督と会った際に「美術部さんが用意されるかもしれませんが、手紙を書いてもいいですか」と相談したという奈緒さん。タナダ監督からも「書いてほしい」とリクエストがあり、書き始めたが、その時期にシイノを演じた永野さんも役作りの一環でドクターマーチンを履き始めており、示し合わせたわけではないのにも関わらず、ふたりは同時期に『マイ・ブロークン・マリコ』の旅をスタートさせていた。原作を読み、心を強く動かされた奈緒さんは「この作品のために最大限、思いつく限りのことは全部やりたいと思っていました」と話しており、そのひとつとして作品のキーアイテムとなる“手紙“を書いている。今年もすでに3本の出演作が公開されており、日本テレビ10月クールドラマ「ファーストペンギン!」で待望の初主演を務めるなど、引っ張りだこの奈緒さんの演技に注目だ。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月16日カナダ・モントリオールで行われた「ファンタジア国際映画祭」で最優秀脚本賞を受賞した映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、5年ぶりの共演となった永野芽郁と窪田正孝の出演シーンが公開された。親友・マリコ(奈緒)の遺骨を奪い、最初で最後の旅に出る、永野さん演じるシイノ。向かったのは、マリコが生前行きたがっていた岬だった。今回到着した本編映像では、遺骨を抱えバスで岬に向かい、到着早々にひったくりに遭ってしまう。そこに現れたのは、窪田さん演じる釣り道具を持ったマキオ。シイノを心配をする優しさを持ち、どこか飄々として掴みどころのないマキオに、シイノも思わずあきれ顔。そして、マリコからもらった手紙の束も一緒に奪われてしまったことに気付き、大事な遺骨を置いたまま、ひったくり犯を追いかける。辛い経験をした過去を持つマキオ。場面写真でも優しい視線を投げかけている様子が切り取られ、どこか哀愁を感じさせる背中は、孤高の旅人・スナフキンを感じさせる。窪田さんはマキオについて「過去を背負っていて、岬を来る人たちを監視している」ようだと分析し、「人と違う時空に住んでいるような感じを出したくて演じていましたね」と役作りを明かす。また、「僕たちがやりました」以来、5年ぶりの共演となる永野さんについては「大人の女性になっていてびっくりした。シイノ役はプレッシャーだったと思うが、また新しい永野芽郁が見れた」とマキオ同様、あたたかな視点で永野さんとの共演をふり返っている。そして、マキオが作品の中でも特にお気に入りのキャラクターだと語るタナダユキ監督は「ちゃんと傷つき、それでも生きてきた人だからこそ言える言葉を、マキオとして確かに紡げる人、それが窪田正孝さんでした。そんな彼だからこそ、放つ言葉に真実味と優しさが溢れたんだと思います」とコメントした。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月09日映画『さかなのこ』(9月1日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に都内で行われ、のん、井川遥、磯村勇斗、岡山天音、さかなクン、沖田修一監督が登壇した。同作はさかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』を映画化した沖田修一監督の最新作。お魚が大好きな“ミー坊”(のん)が一つの道にまっすぐに飛び込んで行く姿と、それを見守る周囲の人たちを描く。|photo_ right|I@002.jpgお魚大好きな主人公・ミー坊を演じ、鮮やかなイエローの衣装で登壇したのんは「皆さんお越しくださりありがとうございます。今日はお魚を意識した衣装を着て来ました! 今日はよろしくお願いします」と挨拶。「このお話をいただいた時に、さかなクンって老若男女のヒーローだし、ミー坊もめちゃくちゃヒーローでかっこいいと思いました。好きを追い求めて、好きを原動力に動くという部分にシンパシーを感じました。一方的に同志のような気持ちです」と話し、ミー坊の役柄は自身ともリンクする部分があったそう。また、海へ飛び込むシーンなどはスタントなしで自力で飛び込んでいたことも明かすと、観客からは驚きの声も上がった。自身の人生が映画になったさかなクンは周りの反応について聞かれると「映画にも出てくる母やヒヨ、鈴木先生も試写へ呼ばせていただきまして、みんなめちゃくちゃ感動していました。すギョいね~映画になるってすギョいことだね~って言ってくれまして、これは夢か!? 幻か!?(頬を叩きながら)いや本物だ!となりました」と驚きと喜びを表した。イベントでは、さかなクンからのんへプレゼントも。運ばれてきたワゴンに乗せられた銀の蓋を開けると、なんとさかなクンの代名詞でありチャームポイントのハコフグ帽が現れる。さかなクンのハコフグは角ばっているものの、今回のんへプレゼントされたハコフグは丸みを帯びたかわいらしいスタイルをチョイスしたそうで、その場で実際にのんが被ると、拍手が起こる。のんも「かわいい~~! うれしい!ありがとうございます! ギョギョー!」と大喜びする。さらに、さかなクンからは本日の登壇者全員へもうひとつサプライズということで、驚く一同の前に登場したのは、それぞれイメージして描かれたさかなクン直筆のおさかなイラスト。のん演じるミー坊は目がとってもキラキラしているという理由でイットウダイ、井川演じる母・ミチコは海の中でも色んなお魚を治す力を持つ大らかなマンボウ、磯村演じる総長はギョじゅっキロ(50kg)という巨大な身体を持つ“磯”の王者クエ、岡山演じるカミソリ籾は大きいお魚を誘導するというブリモドキ、沖田監督は見た目が似ているとずっと思っていたというコロコロして可愛いショウキハゼ、と、一人ひとりにぴったりなイラストが贈られた。最後に作品を代表してのんが「この映画は見た人全員が多幸感(タコう感)を感じる幸せな映画だと思います。みんなが自分の好きを持っていると思うので、ミー坊を見て自分の好きを大事にしてください。あなたの映画になりますように!ギョギョギョー!」と力強いメッセージを語った。
2022年09月03日お魚への大きな愛とユーモラスなキャラクターで人気のさかなクン。彼の半生を描く映画『さかなのこ』が9月1日に公開。原作はさかなクン初の自伝的エッセイ。さかなクンの分身であり、大好きな絵とお魚の力で未来を切り開く主人公・ミー坊をのん(29)が演じた。取材日、おなじみのスタイルで「ギョんにちは!」と登場したさかなクン。のんとは、過去にも共演経験があり、互いにリスペクトする仲。30分にわたった対談では終始ハイテンションで、撮影中の思い出や作品に込めた思いを語ってくれたーー。さかなクン:映画を拝見して、ものすギョく感激しました!ミー坊が熱帯魚屋さんで働いているシーンでは、「こんなこともあったなあ」と昔を思い出したり、笑ったり切なくなったり、いろんな感情があふれ出ました。映画を見て、涙がダーッと大ギョーキュウ(号泣)になるなんて初めて。とにかく!!のんちゃんさまの演技が素晴らしかったでギョざいます!のん:正直、最初は私でいいんだろうか?ってドキドキしていたんです。ところが本読みのとき、ホワイトボードに〈男か女かは、どっちでもいい〉と監督の手書きの紙が貼られているのを見て、「あ!どっちでもいいんだ!」という気づきがあって。私にこの役がきたことに、自分自身、すごくしっくりきたというか、ジェンダーうんぬんじゃなくて、お魚が大好きなミー坊という人間を演じればいいんだなあと思いました。役作りにあたっては、さかなクンさんが昔、『TVチャンピオン』に出ていたころの動画を拝見して研究しました。さかなクン:ギョエ〜!!お恥ずかしい!『TVチャンピオン』さまのころを見ると、自分でも進化したんだなあって(笑)。当時は引っ込み思案で、人前では全くしゃべれなかったんです。それが、難しいクイズに正解して、あまりのうれしさに拳を突き上げたり、跳びはねたりしていたら、周りの皆さまが拍手をして褒めてくださいました。もともと褒められるとめちゃくちゃうれしく元気になるため、だんだん今のようになってきました(笑)。のん:さかなクンさんには一緒にいる人を幸せにする力があるし、そういう明るいパワーは、自分にもあるような気がするんです。脇目も振らずに好きなことに突き進むところとか、自分と似ているなあって。さかなクン:突き進むといえば、以前、映画『海月姫』さまで共演したとき、のんちゃんさまに「タコクラゲに負けた!」と言われたことが(笑)。のん:あの日のことは忘れないです!熱帯魚屋さんでの撮影中、2人で雑談しているとき、「タコクラゲ、出すよ!」という声が聞こえたら、さかなクンさんが一目散にタコクラゲのほうに飛んでいってしまったんですよね(笑)。さかなクン:お話の最中だったのに、本当にギョめんなさい!!のん:でも、そのときのさかなクンさんの姿がすごく清々しくて。だから今回、さかなクンさんの本を読んだとき、この主人公はヒーローだ!と思いました。さかなクンさんが演じたギョギョおじさんとの出会いで、ミー坊が覚醒していく姿がめっちゃカッコいいんですよ。さかなクン:のんちゃんさまに褒められて、ものすギョくうれしゅうギョざいます♪ギョギョおじさんは、監督さまから「本人に近い感じで演じて」とギョ指導を受けて、なるべく自然体でやろう、と。のん:ずっと変わらずお魚だけが好きなミー坊を中心に、周りの人たちが変わっていく。私自身、自分はそういうヒーローポジションにいると信じてこの仕事をしているので、この作品でヒーロー役ができてうれしかったです。さかなクン:ギョギョッ!カッコいい!!さかなクンもお魚をずっと好きでいることを貫けたのは、多くの人たちに支えていただけたからこそです。そして、お魚にはとにかく!いっぱい魅力があります。たとえば、アユちゃんは〈香魚〉とも書くように、スイカのようないい香りがするんです。お魚はそれぞれに見た目の美しさ、鱗やひれなどの質感、香り、発する音、そして味わいがあります。人の“ギョ感(五感)”全てに感動を届けてくれるんです。のん:私にとっては、それが演技なんだと思います。中学生のときに俳優を目指して上京して、まだ演技も何もできないうちから、「いい俳優になるんだ!」という根拠ない自信があったなぁと。さかなクン:それにしても、映画でギョ披露されていた、のんちゃんさまのナイフさばき。一つの迷いもなくて、ギョギョびっくり!!しかも、包丁ではなくナイフであの手さばきに心が打たれました!のん:相当練習しました。お魚さんたちとたくさん“ギョミュニケーション”ができて楽しかったです。
2022年09月02日永野芽郁が主演を務め、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した『マイ・ブロークン・マリコ』より、永野芽郁と奈緒が写る場面写真が解禁された。今回解禁となったのは、永野さん演じるシイノと奈緒さん演じるマリコが2人っきりで線香花火をする様子を切り取ったもの。劇中で、花火は中学生の頃のシイノとマリコにとって忘れられない、2人の関係をまた特別なものにするキーワード。大人になり、広い屋上で肩を寄せ合いながら静かに線香花火をする2人の姿は映画の中でも象徴的に描かれる。原作者、平庫ワカのイラストにインスパイアを受けた本シーンは、線香花火の着火時間が予想できないこともあり、本作の中でも撮影に最も時間を要したという。花火をしながらの2人の会話は、長回しで撮影され、撮影当日に急遽足された台詞も多くあったそう。秋を感じさせる気候が続く夏の終わりにぴったりな1枚で、柔らかい表情のシイノとマリコがどのような会話を交わしているのか、本作の公開にますます期待が膨らむ写真となっている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月01日そのおさかな愛で老若男女に愛されるさかなクンの自伝的エッセイがこのたび映画『さかなのこ』になった。さかなクンの分身的存在の主人公・ミー坊を演じるのは、のんさん。「いろんな作品を観て私が興味を持つ役って、たいてい男の子の役なんです。そんな私にミー坊を、と言ってもらえたのがうれしかった!」物語では学ラン姿がまぶしい学生時代から、大人になり社会の荒波に翻弄されていく姿を力強く演じきった。一方で「性別は重要ではない」という難しくも斬新な設定。「演技は最初に何パターンか持っていって、監督と相談しながら決めました。結果、男の子と女の子の真ん中くらいのトーンになったなと」同級生・ヒヨ役の柳楽優弥さん、夜の街で働く幼馴染み・モモコ役の夏帆さん。豪華キャストによる名場面の数々も作品の密度を高める。なかでもモモコと幼い娘がミー坊の部屋で暮らすひと夏の光景は鮮烈だ。「ふつうじゃないよね」とつぶやくモモコを「ふつうってなに?」と見つめ返すミー坊。そのまなざしと問いかけはスクリーンを越えて、観る人の心にまっすぐに投げかけられる。「ふつうって…なんだろう。私もミー坊の言葉にうなずきました。でも人に喜んでもらう表現をするためには、多くの人がどんなことに興味を持っているかを理解することも大事だと思ってます。その上で面白いか、明るいか、楽しいか、私に合うか。それが選択の基準になってます」そしていきいきとしたミー坊の表情や動きも本作の魅力の一つ。「さかなクンとして、とにかく軽やかであることを大切にしました。特に研究したのは、さかなクンが世に出るきっかけになった番組『TVチャンピオン』で優勝した時の映像。学ラン姿で跳びはねて…すでに“らしさ”が出ていて素敵でした。それをご本人に話したら、問題に正解した喜びが凄まじくて跳びはねたんだとか(笑)。その時『こんな自分を見て楽しんでもらえるんだ』って思ったら跳びはねてる自分のことも好きになった!って…。私も人を喜ばせるのが好きだから、わかるなあ」「好き」を大事に生きていくことの大切さを、この作品であらためて感じたというのんさん。「演技はほんとに好きで、一生の仕事だと思ってます。それに音楽と絵と…。そう思うといま好きなこといっぱいできてます!だからこそ大変な時もあるけど、ミー坊のようにみずみずしい気持ちを持ち続けたい。この映画を観たら、きっとわかるはず。ミー坊のように生きられたらどんなに素晴らしいだろうって。そしてミー坊から刺激を受けて、周りの人も自分の幸せを見つけていく…。その明るいパワーをぜひ映画館で受け取ってもらいたいです!」『さかなのこ』おさかなに夢中なミー坊が周りの人に見守られながら育ち、社会の荒波に揉まれつつ、大人になっていく姿を描く。さかなクン自身も地元の不思議な大人「ギョギョおじさん」として登場!沖田修一監督作品。9月1日全国公開。©2022「さかなのこ」製作委員会のん女優、創作あーちすと。アニメ映画『この世界の片隅に』で主人公すずの声を担当し、注目を集める。主人公・ミー坊役で出演する映画『さかなのこ』では、その確かな演技と天性のイノセントな存在感でさらなる注目を集めている。イヤリング¥19,800(FUMIE TANAKA/DO‐LE co ltd. TEL:03・4361・8240)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年9月7日号より。写真・嶌原祐矢スタイリスト・町野泉美ヘア&メイク・菅野史絵(クララシステム)インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2022年08月31日文藝春秋 電子書籍編集部/コミック編集部は、高世えり子さんの人気シリーズ「理系クン」の最新刊『理系クンの日々ステイホーム育児2』を、電子コミックで8月26日(金)より配信いたします。本書は「cakes」での連載「理系クンの日々アップデート育児」のエピソードをまとめたもので、約550ページの大ボリュームでお届けします。■ あらすじ新型コロナウイルスによって、在宅ワークが定着した理系夫・N島クン。コロナ前から元々在宅ワークだった高世さん。マスク登校が定着して、時にはオンライン授業にもチャレンジする子どもたち。『理系クンの日々ステイホーム育児』の発売から1年半が経ち、感染対策をとりながら徐々に元の生活に……。N島クンのエピソードを集めた「理系クン篇」、ウィズコロナな日常を描いた「ステイホームあるある篇」、高世さんが子どもたちの幼少期の思い出を振り返る「過去の育児篇」、子どもたちのエピソードたっぷりの「かぞく篇」の4章構成です。「マスクあるある」「オンライン旅行」などのウィズコロナなエピソードが盛り沢山。そのほか、家族とのほっこりエピソードも。「cakes」に掲載された82話+描き下ろしのあとがきを収録した、大ボリュームでお届けします。■ 「文春オンライン」でも一部を無料公開!『理系クンの日々ステイホーム育児2』の収録エピソードの一部を、「文春オンライン」で8月26日より、毎日更新で連載します。第1話はこちらから。 ※8/26(金)朝6時より公開予定■ 「理系クン」シリーズ、既刊も好評発売中『理系クン』『理系クン 結婚できるかな?』『理系クン 夫婦できるかな?』『理系クン イクメンできるかな?』『理系クンの日々アップデート育児』『理系クンの日々ステイホーム育児』も好評発売中です。※『理系クンの日々アップデート育児』『理系クンの日々ステイホーム育児』は電子書籍のみでの発売になっています。【書誌情報】書名:『理系クンの日々ステイホーム育児2』著者:高世えり子価格:1100円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、コミックシーモア他、電子書籍を販売している主要書店商品URL(コミックシーモア): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日ファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞したタナダユキ監督映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、主演を務めた永野芽郁が作品への想いを語る特別映像が到着した。タバコをふかし、荒々しい口調や態度で泥臭く人間味溢れるシイノを全身で表現し、これまでのイメージを覆す、永野さんの新境地が垣間見える作品となっている本作。映像では、原作を読み、惚れ込んだ永野さんがオファーを受け「めっちゃやりたいけど、めっちゃやりたくない」と思いを吐露するシーンからスタート。「クランクインする3、4ヶ月前から喫煙者になった」「(原作でシイノが履き潰しているという)マーチンを常に履いて過ごした」など、撮影前の役作りを明かし、撮影に入ってからも「これが“違う人になる“ってことなんだと体感した」「やってるときから永野芽郁としてここにいない」とシイノが憑依していた経験を語った。また、完成した映画をマリコ役の奈緒と観たそうで「マリコなのか奈緒ちゃんなのか、観ている最中から真横で泣いているのが分かっていた」と、鑑賞中は堪えていたようだが、鑑賞後、涙でグシャグシャな奈緒さんの顔を見て、「涙腺崩壊した」とふり返る。そして「最後にはパワーをもらえて、気づけば前向きに背中を押してくれるような、気づいたら救ってくれるような映画」と作品を語っている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年08月21日ローソンの大人気シリーズからあげクンが、話題のアウトドアスパイス「ほりにし」とコラボしました! ジューシーなからあげと爽やかなスパイスが絶品なんですよ!新フレーバーは人気のほりにしとコラボ!出典:lamire2022年8月2日にローソンから発売された「からあげクンほりにし」です。価格は238円(税込)で5個入りです。万能なアウトドアスパイスで人気のある「ほりにし」とコラボしたからあげクンの味わいが気になり購入しました!パッケージに描かれている、からあげクンがほりにしスパイスを振りかけてる姿がとってもかわいい♡柔らかくてジューシー!出典:lamire薄い衣はこんがりきつね色をしています。ひと口食べると、お肉がしっとり柔らかくてとってもジューシー!小さめサイズなので、外出先でもパクっと手軽に食べられますよ!スパイスの味わいが絶妙!出典:lamire半分に割ってみると、ほりにしスパイスがまんべんなく入っています。噛むほどにペッパーのピリっとする刺激やハーブなどのスパイスがとっても合う!ジューシーなからあげとスパイスが絶妙なおいしさですよ!気になるカロリーは?出典:lamireカロリーは1個あたり43.2kcal。たんぱく質2.7g、脂質2.5g、炭水化物2.6gです。ごはんの時間に食べるのはもちろん、小腹がすいたときにおやつ感覚でも食べられますよ!絶品な味わいを楽しめます!出典:lamireローソンの「からあげクンほりにし」は、ジューシーなからあげと爽やかなスパイスが絶品!とってもおいしいので、ぜひ試してみて下さいね!記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年08月16日女優ののんが10日、都内で行われた映画『さかなのこ』(9月1日公開)の完成報告上映会に、共演の夏帆、磯村勇斗、さかなクン、鈴木拓(ドランクドラゴン)、メガホンをとった沖田修一監督とともに登壇した。子どもの頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた原作『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』(講談社)を、劇作家や映画監督でもある前田司郎がフィクションも織り交ぜながら沖田監督とともにシナリオとして大胆にアレンジした本作。主人公でさかなクンの分身でもあるミー坊役を演じたのんは、オファーがあった際の心境を尋ねられると「びっくりしました。最初は“私がさかなクンをやっていいの?”って驚いたんですけど、腑に落ちたというか、“もしかしてのんなのかも”って。“のんがいいのかも”ってすごく腑に落ちて、めちゃくちゃ嬉しかったですね」と吐露。さかなクンと共演しての感想については「さかなクンがいるとその場が幸せになるっていうか、そのときは撮影も後半で、みんなで“頑張りどきだぞ”って感じだったんですけど、さかなクンが現場にいるとみんなの目がピカピカするというか、そういうエネルギーを持った方だなと思っていました」と打ち明けた。また、ミー坊役を演じて感じたことを聞かれたのんは「好きなものに真っ直ぐ突き進んで、自分がうまくっていないなと思うときでも、お魚が好きということが揺るがなくて、突き通すから人生がいい方向に向かっていくという希望に満ち溢れたストーリーだし役柄だから、とっても楽しかったです」と声を弾ませ、「キャストのみなさんが素晴らしかったので、夏帆さんとも磯村さんともご一緒できて幸せでしたね。めっちゃ楽しかったです」と目を輝かせた。さらに、原作者で“ギョギョおじさん”として映画初出演を果たしたさかなクンは、自身の原作が映画化されると聞いた際の心境を聞かれ「これは夢か幻か本物かって。沖田監督さまに初めてお会いさせていただいて、『一魚一会』の本を映画にしてくださるって知ったのがぎょ年(4年)前なんですよね。ぎょ年の月日が早く巡って……でした。長いようで早くて、早いようで長くて……」と感慨深げに語り、自身の役をのんが演じることについては「ギョギョギョッ!!! こんなに嬉しいことはないです。超憧れていますので、元気をいただきました」と飛び跳ねて喜んだ。イベントでは、ミー坊の恩師役を演じ、実生活でもさかなクンと中学高校の同級生であった鈴木がサプライズゲストとして登場し、最近、誕生日を迎えたさかなクンをお祝いする一幕も。登壇者からの直筆メッセージ入り横断幕を受け取ったさかなクンは「こんな嬉しいサプライズがあったとは」と大喜びして倒れ込み、鈴木から「なんで倒れたのかわからないよ」とツッコミが飛ぶと、さかなクンは「失神しそうになって」と感無量。全員のメッセージを音読したさかなクンは「感激です。さかなクンをやってきてよかったー!!」としみじみと語り、鈴木から「さかなクンをやっているって感覚なの?」と手厳しいツッコミが飛ぶと、さかなクンは「突っ込まないでくれ、拓くん」と嬉しそうに返すなど、仲睦まじいやりとりで会場を和ませた。
2022年08月10日永野芽郁の圧倒的新境地として話題の映画『マイ・ブロークン・マリコ』から、本予告映像と場面写真が解禁となった。解禁となった本予告映像では、シイノ(永野芽郁)の鋭い視線の先に、親友マリコ(奈緒)の遺骨が…。マリコを学生時代から虐待し続けた父親(尾美としのり)から遺骨を強奪し大絶叫、包丁を突きつける怒涛の展開からはじまる。「シイちゃんとずっと一緒にいる」と笑顔ながらも、顔の傷跡が痛々しいマリコとの思い出を胸に、「今度こそ私が助ける」とマリコの遺骨を抱え、シイノは走り出す。マリコの「私ぶっ壊れてるの」の言葉をはじめ、2人の過去が次々思い出され、ひとり取り残されたシイノが押し潰されそうになる中、思い出したのは「ねぇねぇ、シイちゃん、行ってみたいね」と“まりがおか岬”のポスターを笑顔で指差すマリコの姿だった。牛丼をたいらげ、「だから行こう、ふたりで」と優しく笑いかけるシイノ。シイノにとって“たったひとりの友”であるマリコのための道中は前途多難で、ひったくりに遭い、さらにマキオ(窪田正孝)に怒鳴る姿も。「アタシ、何度もあの子のことめんどくせぇって」と思いながらも、「私には正直あんたしかいなかった」と語りかけるシイノの思いとは――。「あんたがいない世界で、どうやって生きようか」。マリコという魂の片割れを突然失ったシイノが喪失感、怒り、悔しさ、様々な感情を抱え、マリコに投げかける「死んでちゃ分かんないだろ」という言葉。シイノの旅はどんな結末を迎えるのか。また、今回、永野さん演じるシイノほかキャラクターの表情を切り取った場面写真も解禁。本作は先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞しており、公開が期待されている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年08月10日“さかなクン”の半生を主演・のん、監督・沖田修一で描く映画『さかなのこ』が9月1日(木)より公開となる。この度、本作のメイキング映像が解禁された。原作はさかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』(講談社刊)。子どもの頃から魚が好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた作品だ。それを劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。なお『横道世之介』以来のタッグとなる。主演を務めるのは、のん。天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公・ミー坊を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じた。彼は自身初の自叙伝を原作に、自分の半生が映画化されるとあって、“ギョギョおじさん”としての出演のほか、魚類の監修、題字の執筆、さらに劇伴ではバスクラリネットの演奏まで参加するなど全面協力でこの作品に臨んだ。クランクイン初日には、普段のフィールドとは違う映画の撮影現場の雰囲気にさすがに緊張したのか、第1声目のセリフ「ギョギョ!?」をトチって早速NGを出してしまうという実にお茶目な伝説も残したという。今回公開されたメイキング映像は、快晴の漁港で行われている撮影の現場をさかなクンが激励に訪れた日のもの。自身がモデルとなった主人公・ミー坊を演じる学ラン姿ののんや、メガホンを取り現場をリードする沖田監督たちとハイテンションで言葉を交わすと、懐から取り出したのは、この日のために自作した特製の横断幕だった。満面の笑みを見せるハコフグのイラストを中心に、めでタイ!と鯛が跳ね「心より ありがとうギョざいます」と感謝の想いをしたためた素敵な逸品に現場は大盛り上がり。さらに本作に出演している、さかなクンの実際の同級生・ドランクドラゴンの鈴木拓から「もうちょっと綺麗に畳めなかったの?」と鋭いツッコミに、さかなクンが「アイロンかければよかった~!」と笑うと、和やかな現場がよりいっそう笑顔であふれた。そして、さかなクンは「とっても尊敬いたします沖田監督さまと素晴らしいチームの皆さまが、こんなにかわいくてステキなミー坊とお魚とファミリーや仲間の皆さまとの素晴らしい世界の映画を誕生させてくださり、夢のようです。さかなクンも参加させていただき、光栄でギョざいます」とコメントを寄せた。『さかなのこ』9月1日(木)公開
2022年08月05日大好きなお魚を探究し、その魅力を発信することでお魚とも人ともつながる。そんなさかなクンに聞いた、いまの時代を楽しく泳ぐ“ギョミュニケーション”術!お魚に出会ってギョギョギョな人生が幕を開けた。「好き」を極めて、みんなとつながる。それを体現しているのが、みんなのお魚博士・さかなクン。海の生き物への愛と探究心で、たくさんの人をお魚ワールドにいざなっている。さらにこの秋、自伝的映画『さかなのこ』が公開に。ますますその活躍に注目が集まるさかなクンだけど、お魚人生の始まりは、何気ないけど衝撃的な出来事がきっかけだった。「実はお魚に夢中になったきっかけは…タコちゃんだったのでギョざいます!小学2年生のとき、クラスの友だちが描いたタコちゃんの絵を見て『うぁぁぁ~!?なに、この生き物!』とひっくり返るくらいの衝撃を受けて、図書館の図鑑で調べて『わぁ、タコっていうんだ~!』って。家に帰るなり『ただいま~。お母さん、今日タコ食べたいんだけど~!』と頼んでタコちゃんを見にお魚屋さんに連れてってもらいました。ところがお母さんが連れてってくれたのはスーパーさんで、すでに切り身になったタコちゃんしかいなかったのでギョざいます…!店内を探してようやく見つけたまるまる一匹のタコちゃんは、おでん用のかわいいイイダコちゃん!母に買ってもらい、その日はずっと吸盤の数を数えたり、絵を描いたり…。最後はありがたくいただきました。それからタコちゃんが食卓に上る日が1か月くらい続きました!!」そのときの衝撃と感動を真正面から受け止めて、探究心を全開にして…。どんどんお魚の世界にのめり込んでいったさかなクン。そのお魚愛と探究心は、いまも変わることがない。「マイワシちゃん、マダイちゃん、ヒラメちゃん…一口にお魚といっても、い~っぱいの仲間がいるからでギョざいますどのお魚も知れば知るほどかわいくてすっギョい存在なんです!そして夜明け前から海に出る漁師さんや新鮮なお魚を売ってくださるお魚屋さん。いろんな人のギョ尽力で、ようやく食卓に届くんでギョざいます。それを思うと『ああ、お刺し身一切れ一切れがありがたい!』って。そしてそのおいしさといったら…!まさにお魚は身をもって感動と栄養を届けてくれる素晴らしい存在なのでギョざいます!」お魚の魅力を発信してたくさんの人とギョミュニケーション!「お魚の感動をギョ一緒に!!」。「好き」を自分の中だけに収めず、みんなとシェアすることが、さかなクンの最大の喜び。「ちっちゃいときからいまに至るまで周りの人に助けていただいたり、映画も含めて貴重なギョ機会をいただいたり。それに対してさかなクンもお魚を通してみなさまに恩返しさせていただくことが増えてきて…。お魚を通して、みなさまとの関係にいい循環が生まれているのがすっギョくありがたくて幸せです」まだまだ広がる“ギョミュニケーション”の輪。それでも夢のお魚博士になるまでには、たくさんの試行錯誤もあったそう。「映画の中でも表現していただいていますが、お寿司屋さんや熱帯魚屋さんのお仕事などいろんな職業にチャレンジしたのですが、どれも違うような気がして…。というのも『もっといろんなお魚に出会いたい、出会ったらもっと知って、それをみんなに伝えたい!』という思いがちっちゃい頃からあったので。そんなとき、お寿司屋さんの壁に絵を描いてる姿をテレビで放送していただき…そこからのギョ縁で、さかなクンという道を歩むことができたんです」いまもギョッとするような逆境に遭遇することもあるけれど、そこはお魚目線でピンチを脱出。「お魚たちは油断するとすぐ食べられちゃう厳しい世界に生きているのでギョざいます。だから心が折れそうになったときは『お魚の世界に比べたら自分の悩みなんてまだまだ~っ!落ち込んでいられないぞ~!』と、お魚に元気をもらえるのです」合わないモノだってある。自分の直感に正直に、レッツ・ギョー!さかなクンのように夢が明確じゃなくても、いまの環境や人間関係にモヤモヤを抱えている人はたくさんいるはず。そんなときは思いきってその環境から離れてみても…!とさかなクンは言う。「お魚同士も、相性が良くないときは別の水槽に分けます。自然界のお魚は『このお魚にやられそう!』と思ったら遠くに逃げたり岩の隙間や砂にもぐったりして危険を回避できるのですが、水槽のなかでは逃げられずに弱ってしまうのです。人の場合も合わないときは環境を変えてみるのもいいかもしれないです」つらいときは環境を変えて、外の世界と交流してみるのもいい。いまはSNSなど交流の形もいろいろだけど、さかなクンの一押しは「会って話すこと」。「人は言葉を使い、表情や声から感情をも読み取る生き物なので、顔と顔を合わせてお話しするのが一番かなと!メールは便利ですが思ったことを素直に伝えようとすると難しいこともあります。会うのが難しければ電話でもいいですね。直接話せばきっと『話してよかった!』って思えるはず。誰とも話したくない気分?そんなときはお外にレッツ・ギョー!!海や山でいい空気を吸う、それだけで心が晴れると思います!」好きなものって、生きていくためのすっギョい力です!お魚はもちろん、別の分野でも。さかなクンは「好き」を介して、職業や年齢の垣根を越えた人とのつながりを育んでいる。「漁師さんやお魚屋さんともすっギョく話が盛り上がるとそこから友だちになれることも多いです。あと立川志の輔お師匠さまの落ギョ(落語)に夢中になって、その後、奇跡のような出会いがあり、お師匠さまと親しくさせていただくようになりました」でもあの~さかなクン。大人になってから友だちを作るのって難しかったりしませんか?「“大人のプライド”とかはナシでギョざいますよ。こどものような純粋な気持ちで『私はこれが好き!』と素直に言ってみるんです。すると同じ思いの人が集まってきます」何にも負けない「好き」がある。だからその素晴らしさをみんなとシェアしたい!それがさかなクン流ギョミュニケーションの源。「今回の映画の主題歌はCHAIさまが書いてくださいました。そのなかに『私の好きに何が勝てるというの』というフレーズがあるんです。そのフレーズを聴いたときに涙があふれました。心折れそうなときも、好きなものを思い出せば強くなれるんです。好きというのは、生きるためのすっギョいパワーなんでギョざいます!」映画『さかなのこ』さかなクンの自叙伝を原作にした映画が誕生。さかなクンが「さかなクン」になるまでを沖田修一監督が描く。主人公「ミー坊」をのんさん。共演に柳楽優弥さん、井川遥さんと豪華キャストも話題。9月1日全国公開予定。さかなクン東京海洋大学名誉博士・客員教授。近年では海やお魚を通しての食育や環境問題にも取り組む。自叙伝『さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~』がこのたび映画化。※『anan』2022年7月27日号より。写真・Nae Jay取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2022年07月24日