1月10日、現役ゴミ清掃員としても働くお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一(47)が自身のXを更新。多くの人が悩む、ゴミ出しの疑問に答えた。芸人の仕事のみでは食っていけず、36歳でゴミ清掃員となった滝沢。仕事を続けていくうちにゴミの世界の面白さに目覚め、正しいゴミの捨て方などをXで発信している。今回滝沢が取り上げたのは、総菜のパックなどに貼られているシール。プラごみとして捨てる際に、剥がすべきかどうか迷う人も多いだろう。滝沢は、総菜カップの写真とともに《お惣菜のシールはこのくらいで大丈夫です。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です》と投稿。カップには剥がせなかったラベルシールが残っている。さらに、《よく質問されますが、きちんと剥がそうと思うとなかなか難しいです。リサイクルする時に熱処理でシールは無くなりますが、みんなが全く取らないと機械が詰まるとのことで、できる範囲で協力してくれると嬉しいです》と説明した。”ざっくり剥がす”程度で問題ないということだ。この解説は多くの人の疑問をスッキリさせたよう。《これ、めちゃくちゃ気になってたのでありがたい情報です》《ほんとどこまではがせばとか全部剥がしたほうがいいのかとかいろいろ思っていました。有難うございます》《完全に取らなくていいんだ!情報助かります》と感謝の声が寄せられている。
2024年01月10日●コント作りと小説は完全に地続きお笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおが、デビュー小説『説教男と不倫女と今日、旦那を殺すことにした女』を出版した。相方である池田直人から「お前の性格、思想、正義、タイプ……すべてが出ている」と断言されたというほど、自らをさらけ出した。そこには、ジャンボならではの芸人としての思いが詰まっているという――。2016年に結成されたお笑いコンビ・レインボー。リアルな人物描写を得意としたコントは人気を博し、2023年にはYouTubeの「レインボーコントチャンネル」の登録者数は100万人を超えた。そんななか、コントを元に物語を紡いだものが、1冊の小説として発売された。「noteに小説の真似事みたいなものを書いていたのですが、特別小説を出したいとか、そういう考えは全くなかったんです。だから『小説を出版しませんか?』という話をいただいたときは、『俺みたいなものにそんなこと言ってくれるなんて、ありがたいな』という気持ちでいっぱいでした」“物書き”という職業には「1ミリも憧れたことはなかった」というジャンボ。幼少期から本を読む習慣があったわけでもなく、特別作文が得意ということもなかった。どこかにルーツがあるのか……じっくり考えてみると、唯一思い当たる節があるのが、ドラマ好きということ。「『王様のレストラン』や『やまとなでしこ』、『お金がない』あたりが大好きでした。なんとなく『こんな物語は面白いのかな』なんて話を頭で想像することはありました。あとは、俺は大学時代アナウンス研究会というサークルに入っていたんです。そこで番組発表会という出し物があって、ラジオドラマや15分のDJ番組を作るんです。そのとき映像とかミニドラマを作っていたのですが、物語を考えるという癖みたいなものがついたかもしれません」○「小説もレインボーの単独ライブを作ったみたいなイメージ」頭のなかで想像したストーリーを文字にすることにはあまり抵抗がなかった。思ったよりもスラスラと書くことができた。コントを考えるときも、文章に困ったことはなかったという。しかし、出版物として出すということは、ジャンボが思っていた以上に、ハードルが高かった。「楽しく書いていたのですが、本来俺はとてもだらしない性格。昭和の文豪みたいで生意気ですが、いろいろな理由をつけて締め切りを延ばしてしまい、結局1年半ぐらいかかってしまいました。ついサボって先輩とパチンコ打ちに行ったりして迷惑をかけてしまいました」。お笑い芸人という軸を持ちながらの執筆。小説はコントのネタが元になっているところもあったというが、コントのネタを書くのと、小説を書くのは相容れるものなのだろうか――。「俺の場合はめちゃくちゃ同じでしたね。ほぼコントっぽく書いていたので。あまりコントを書く、小説を書く……という境目はなかったです。まあ多少表現的に小説っぽい言い回しみたいなものは意識しましたが。でもコントを書いていたので、すんなり小説も書けたと思います。普通にコントを作っていくうちに、いろいろ蓄積されていったのだと思います」さらにジャンボは、今回書き上げた小説について、完全にコントと地続きであることを力説する。「この小説って、言ってみればお笑いの単独ライブなんです。お笑いの単独ライブって芸人にとっては、非常に大切なもので。俺らは単独ライブをやるとき、一つの作品として終わりたいというか、観に来た方が『作品を観た』という気持ちになってもらいたいと思ってやっているんです。だからこの小説も、レインボーの単独ライブを作ったみたいなイメージなんです」●処女作で「すべてさらけ出した」小説もコントも、登場するキャラクターのリアルさには舌を巻く。人間観察力はどのように養われていったのか――。「あまり意識して人間を観察しよう……という気持ちではいないですね。自然と人の面白いところを探していることはありますが。でも芸人はみんなそういうことは得意なんじゃないですかね」あくまでも自然に人の特徴的なところが意識のなかに入ってくるという。そんななか、相方の池田が、取材で話していた言葉が気になったという。「以前の取材で同じような質問をされたんですよ。そのとき池田が『俺、人間観察ほんま趣味で、カフェからずっと人を観察することもあります。街で面白い人を見つけたらボイスレコーダー用意して、人のしゃべり方とか真似しますね』って話していたんです。もう『絶対嘘じゃん!』って(笑)。100パー嘘! しょーもないところで嘘つくんですよあいつは(笑)」ツッコみどころ満載の池田だというが、基本的に「優しいヤツなんですよ」と笑顔を見せるジャンボ。そんな池田は、ジャンボの小説をどう思っているのだろうか。「池田は俺の性格をすべて知っている。親よりも分かっていると思うんです。その池ちゃんが、俺の全部が出ている小説だねってって言っていました。俺の性格、思想、正義、嫌な部分、嫌いな奴、俺のタイプ……すべてが出ているって言っていました」○「さらけ出すことで笑ってもらえて、寄り添えるって素敵」小説で恥ずかしいところを含め、自分の全てをさらけ出したというジャンボ。芸人という仕事をするうえで、自らを“さらけ出す”という行為は、果たしてプラスなのか。「どうなんですかね。例えばミステリアスな部分を売りにする芸人もいると思うんです。ケンコバさんなんか、普段何をしているのか、一切想像つかないですからね。だけど俺はさらけ出したいと思っています。この本も俺は身体でぶつかったので、俺みたいなおじさんに刺さってくれたらめっちゃうれしいですよね」さらにジャンボは、恥ずかしくて隠したくなるようなことを、さらけ出すことが、誰かの救いになることも、芸人という仕事の魅力だという。「芸人になって、唯一ありがたいなと思ったのは、自分のめっちゃつらかった部分、例えばいじめられていたことや、バレーボール好きじゃないのに部活に入って毎日楽しくない地獄の日々を送ったこととか、そういうことをさらけ出すことで、共感して救われる人がいる。自分の恥部、小説で言えば、どれだけセックスすることに執着し、リビドーの爆発があったか……とか、いま童貞でつらい人には刺さると思うし、笑ってもらえるかもしれない。多分200人とセックスしている芸人より、俺の方が童貞で悩んでいるヤツを抱きしめられると思うんです。さらけ出すことで笑ってもらえて、寄り添えるって素敵ですよね」こうした考えは、相方の池田とも共通の認識だという。「池田の何がいいかって、彼もコンプレックスまみれな部分があるんですよね。池田にも悲しい面がたくさんある。そこがあいつの好きなところなんです。つらい部分によって人を救えることもあるんじゃないですかね。俺らは正直にさらけ出していきたいと思っています」出版後、大好評となった『説教男と不倫女と今日、旦那を殺すことにした女』。さらに続編も……という野望はあるのか。「続編は100パーセントないです。すべてさらけ出したので。この終わり方も好きなんですよね。でも映像化はしてほしい。主人公はキングオブコントで準優勝したカゲヤマの益田康平さんで。益田さんもめっちゃ面白くて、皆から愛されているのに、信じられないぐらいモテない。絶対益田さんでお願いしたいです(笑)」今後の目標は「キングオブコント優勝」と語ったジャンボ。プライベートでは「ベトナムでパチスロ打ちたい。いま日本で打てなくなった台がベトナムで打てるんですよ。5日間ぐらい休みとって、打ちまくりたいです」と笑っていた。■ジャンボたかお1989年6月25日生まれ、千葉県出身。2016年2月に池田直人とお笑いコンビ・レインボーを結成。2018年1月1日放送の『ぐるナイ おもしろ荘』(日本テレビ)で優勝し話題に。『千鳥のクセスゴ!』(フジテレビ)では常連として活躍している。毎日ネタをアップしているYouTubeチャンネル「レインボーコントチャンネル」も人気。個人のYouTubeチャンネル「レインボー ジャンボたかおの食うチャンネル」も開設している。
2023年12月25日映画『MEG ザ・モンスターズ2』4K UHD、ブルーレイ、DVDが12月20日(水) に発売。それを記念したイベントにお笑い芸人のやす子が登壇した。本作は全世界で5億ドルを稼ぎ、『JAWS/ジョーズ』を超えてサメ映画史上最高の世界興収を記録したパニックアクション『MEG ザ・モンスター』の続編。人類未踏の地である10キロの深海で発見された巨大ザメ“MEG”と巨大生物に立ち向かう人々の姿が描かれる。本作で主演を務めた“人類最強の男”ジェイソン・ステイサムにちなみ、“人類最強の女性芸人”として登場したやす子は「やす子です!はい~ち~!」と元気に挨拶。やす子のおなじみの口癖「はい~」と、巨大ザメ“MEG”の名前が「ハイチ」であることに掛け、サメのパペットと一緒に「はい~ち!」と笑顔を見せた。中高生時代は水泳の選手で、優勝経験もあるというやす子。ステイサムは俳優になる前は高跳びのトップ選手だったこともあり、優勝した当時のことについて話が及ぶと「出場者が私ひとりだけだったので(笑)バタフライの方はひとり、400mの方は60歳のおじいさんとふたりで泳ぎました。手応えはなかったですね。はい~」と取材陣の笑いを誘った。加えて「最近はもう全然泳いでない。(当時の)水着が入らない。MEGになっちゃいました~。わたしはモンスターです~。はい~」と、自虐を交えたエピソードを披露した。また、銛を使ってMEGと死闘を繰り広げたステイサムと同じく、“銛付き”も特技とのこと。MEGは全長23mでT-REXの6倍以上のサイズだが、やす子が仕留めた魚で一番大きかったサイズを聞かれると「15cmの“たい~(鯛)”。大きい獲物を獲りたいんですけど難しいんです」と答え、「自分も(銛付きを)やっていたので、興奮して映画を見ました」と、本作の迫力をアピール。「前作も見たんですけど、よりパワーアップして大満足していただけるんじゃないかと思います!音楽も壮大!そこにサメがいるような感じ」と語った。続いてやす子が恐いと思うモンスターをイラストにしてもらうと、「コウメ太夫さんです……!」と、事務所の先輩芸人の名前を挙げ「コウメ会に入らないかと誘われて……。“はい~。”と答えるべきところ、すいませんちょっと時間をくださいと答えました」と話す。1日1回勧誘を受け続けているようで、困惑気味の表情を浮かべたやす子は「コウメ会に入った人は、100パーセントで芸人を辞めちゃうんですよね。あと、コウメさんは白塗りを麦茶で溶いて塗っていることがあって……香ばしい匂いがする時がある。あと、滑ったときに限って“チクショー!”って言わないし(笑)」とコウメ太夫を恐いと思う理由が止まらない様子だった。来年の抱負を聞かれたやす子は「『MEG ザ・モンスターズ』のようにでっかい人間になりたいと思います!」と宣言。「面白さがメガ級で、観たら“サメザメ”するかと思います!“上手~!!(ジョーズ)”」と独特の表現で作品をPRした。最後にクリスマスが間近ということで、“やす子ツリー”となって再登場したやす子。「みなさんメリークリスマス!」と、頭に乗せたツリーのカチューシャを自ら点灯し、「(頭に乗せたツリーが光っているので)敵に見つかっちゃう~!」と大慌ての素振りを見せた。改めて、これから本作を視聴する人に向けて、恐怖に打ち勝つ方法に触れ「チャレンジしてみないとわからないと思うので、攻撃は最大の防御!とりあえず向かってみるのは大事かなと思います。逃げるも良いと思います(笑)」とアドバイス。また、やす子がもしMEGと死闘を繰り広げるとしたら「戦車で轢きます。はい~」と会場の笑いを誘ったが、「銛付きって答えればよかった~」と後悔する様子をみせ、最後までやす子らしさ全開でイベントを締めくくった。<リリース情報>『MEG ザ・モンスターズ2』発売中【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>ジャケット【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(2枚組/ブックレット付):8,580円(税込)映像特典内容:メイキング/深海からの新たな恐怖【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット(2枚組/ブックレット付):6,380円(税込)映像特典内容:メイキング/深海からの新たな恐怖MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット(2枚組):5,280円(税込)映像特典は「【初回仕様】MEG ザ・モンスターズ2 ブルーレイ&DVDセット」と同一公式サイト: Warner Bros. Entertainment Inc., Shanghai CMC Pictures Co., Ltd. and Gravity Pictures International Limited. All rights reserved.
2023年12月21日2021年に『キングオブコント』で優勝し、テレビや劇場などで大活躍のお笑いコンビ・空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)。12月6日に単独公演「無修正」のDVDを発売した2人が取材に応じ、DVDへの思いを語るとともに、来年3月末で解散することを発表した和牛について言及した。○DVDは出し続けたい「目標だったので」今年5月16日から全国8都市を巡り、延べ2万人が来場した全国ツアー「第6回単独公演『無修正』」。DVDには、8月31日に行われた千秋楽となる東京公演が収録され、特典映像として『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)記録映像集も収められている。DVDの発売は3回目。もぐらは「DVDプレーヤーが家にないという方もいらっしゃると思いますが、僕らはDVD世代というか、家に好きな人のDVDを置いていた世代だったので、ぎりぎりまで抗って、会社が出していいと言ってくれているうちは出したい」とDVDへの思いを述べ、かたまりも「いちいちDVDを入れて再生してという作業が身近なものではなくなってきていると思いますが、自分らのDVDを出すというのは一個目標だったので、会社から『お金にならないからやめてくれ』と言われるまでは出そうかなと思っています」と語った。○鈴木もぐら、21キロ減で「寝起きが良くなった」もドラマ現場に遅刻11月13日に行われたTBSラジオ『空気階段の踊り場』のイベント『空気階段の大踊り場』では、もぐらが2カ月で体重を119.4kgから100kg以下にすることを目標に行っていたダイエットの結果報告が行われ、最終結果は98.5kgと見事目標を達成。2カ月のダイエット期間が設けられていたが、実際にダイエットを始めたのは10月13日とのことで、1カ月で21kgの減量を成し遂げた。結果報告から1カ月、この日の取材会ではだいぶ戻ったような印象に。もぐらは「98kgまで痩せましたが、今は107kg」と9kgリバウンドしたことを明かすも、「1回109kgまでいきましたが、なぜか2、3kgぐらい落ちて、106~107kgあたりでずっといる」と安定しているようだ。ダイエットしたことで「寝起きが格段に良くなりました」と言い、遅刻癖もやや改善されたという。だが、かたまりが「ドラマの現場で何度かあったと聞いています。昼ごはんの叙々苑弁当をおごらされるはめになったと……」と暴露すると、もぐらは「差し入れしました。痩せて話ごとに見た目も違うし、1回髪を切って編集でつながらなかったこともあるし、そのすべての禊というか、これでリセットさてくださいということで。70人分ぐらいで20万円。現金が足りなかったのでプロデューサーさんにお願いして天引きという形になったんですが」と説明した。○コンビの仲の悪さは「わからない」 話さないのが「普通」かたまりは、もぐらの遅刻のせいで嫌いになって解散を考えたことは? との質問に「あります。3月末に解散します」と、来年3月末に解散すると衝撃発表した和牛を思わせる回答をし、もぐらが「しませんよ」とすぐに否定。和牛の解散に2人とも衝撃を受けたそうで、かたまりは「ニュースを見てびっくりしました」と言い、もぐらも「全く知らなかったです。そんなわけないだろと。びっくりです」と話した。和牛を見て仲が悪いという雰囲気は「なかった」と口をそろえる2人。もぐらは「そもそも劇場でコンビ同士でしゃべっている人って、鬼越さん(鬼越トマホーク)とトレンディエンジェルさんだけです。それ以外は、顔も視界に入らない位置にいてそれが通常。仲が悪いとかではなくそれが普通なので、仲が悪いとか悪くないとかわからない」と言い、「トレンディエンジェルさんは地方で『斎藤さん飯行く?』ってたかしさんが誘って、その逆もあったり。鬼越さんは『金ちゃん飯行くか』とか言って、来なかったら『俺の飯より大事なものがあるのかよ』ってキレるみたいな。仲の良さは目立つけど、(仲の悪さは)わからないです」と2組の仲の良さを明かした。空気階段は2人だけで食事は行かないという。もぐらは「誰か1人いれば行きますよ」と言い、かたまりは「2人で行くコンビが異常ですよ」と話していた。
2023年12月15日2023年12月12日、お笑いコンビ『和牛』が、2024年3月末で解散することが分かりました。所属事務所である吉本興業株式会社によると、水田信二さんと川西賢志郎さんは、今後も同事務所に所属のまま、それぞれの道を歩んでいくとのこと。水田さんは解散の理由について、自らの反省点と、漫才への取り組み方の違いに触れています。きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました。自分にとって漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です。和牛を応援して下さっていた皆様、会社やスタッフさん、関係者の方々にはお笑いで応えていきます。川西のことは、絶対に大丈夫な人なので心配してません。僕自身のことはすごく心配だらけなのでこれまで以上に応援してください。吉本興業株式会社ーより引用川西さんも同じ解散理由を挙げつつ、前向きに漫才と向き合っていく意気込みをコメントしました。3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという想いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました。自分がなりたかった漫才師像を、実現している姿を楽しみにしながら応援して下さっていた皆様には、心苦しい報告となりましたが、どうがご理解ください。また、関係者各位へ最大限にご迷惑をお掛けしない形を模索し、会社と相談を重ねておりましたが、急なご報告となってしまいました。そのため、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。漫才師としての自分を育ててくれた会社やスタッフの皆様、仲間やお客様に、改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。今後も芸人活動は続けてまいります。新たに情熱を捧げられるものを探し、見つけ、挑戦していけたらと思っています。具体的な活動に関して、皆様へお伝えできる日が来るよう、日々を精一杯に。吉本興業株式会社ーより引用『和牛』の2人は、2006年12月にコンビを結成。関西の若手お笑いタレントの登竜門『2014年 第44回NHK上方漫才コンテスト』で優勝し、漫才日本一決定戦の『M-1グランプリ』では3年連続で準優勝をしている実力派です。テレビ番組やラジオ番組にもコンビで出演し、多くのファンに支えられてきました。解散を知った人たちはショックを受けつつも、応援のコメントをしています。・衝撃的すぎる。解散がネタならどんなによかったか…。・2人そろっての漫才が見られなくなるのはさびしいです。・つらい決断だったのではと思います。解散は残念ですが、これからもお2人のことを応援します!・大好きなコンビでした。2人でたくさん笑わせてくださり、ありがとうございました!新たな道を選び、歩んでいく2人。その前途が明るいものであることを、多くの人々が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月13日女性、児島気奈さん。気奈さんの作る“芸人ファースト”な舞台で、昨年のM−1王者ウエストランドも腕を磨いてきた。しかし、その陰には、芸人たちには見せない、気奈さんの地道な努力がある――。■「今まで生きてきた中で一番うれしい」’20年、ウエストランドがM-1決勝へお笑いライブをビジネスとして軌道に乗せる――。そのためにはライブの黒字化が必須だが、実現は簡単ではなかった。というのも、芸人ファーストのこだわりがあったからだ。「一般的なライブは芸人さんから会場費をもらうのですが、うちでは逆に、交通費を含めて3千円以上のギャラを支払っていました」10組の芸人が出演したら、1組3千円でも3万円の経費がかかる。80席の会場を借りるには5万円。1人1千円のチケットが完売しても収支はトントンだ。「いえいえ、満員でも赤字。スタッフたちのバイト代もかかるので、とても、とても」しかも、K-PRO名物のケータリングにもお金がかかる。「普通のお笑いライブは、先輩芸人が差し入れをすることが多かったんですが、それは運営側がしっかりやらないといけないと思って、おにぎりやパンを差し入れるように。パンがあると、今度は『牛乳も欲しいわ』となる。そうなるうちにエスカレートして(笑)。売り上げが減ってしまうけど、おなかをすかしている芸人が喜んでくれるとうれしいし、ライブのランクによって高価なお弁当にしていくと、モチベーションも上がります」毎回のように出る赤字は、自腹で賄うしかない。朝マックの店員やクレーム処理のコールセンター、栄養ドリンクの実演販売などのバイトをかけもちしていたという。当時から気奈さんを知る、お笑いコンビのアルコ&ピース・平子祐希(45)が振り返る。「気奈ちゃんって“私”を見せない。でも、ギャラもケータリングも出るのだから、どう考えても赤字で身を削っているはずなんです。だから芸人の間では“気奈ちゃんのためにウケよう”っていう気概がありました」平子もほかの芸人同様、下積み時代は将来への不安が募り、毎日のように“いつまで続けられるのか”と気持ちも揺れ動いていた。「ボクが芸人として食べられるようになったのは33歳。長い下積み生活で、唯一、プロとして扱ってもらえたのは、ギャラが発生したK−PROライブでした。自信を失いそうなとき、なんとか耐えることができた場所。ボクの芸人人生の生命線だったんですね」独自の劇場を所有する吉本興業の芸人とは違い、“非吉本系芸人”はネタを披露する機会が少ない。ネタ見せの機会がどれほどあるかは、M-1など賞レースの結果にも如実に関わってくる。K-PROライブは、舞台を求める芸人の受け皿となっていたのだ。もちろん、精神面のフォローも怠らなかった。ウケずに落ち込んでいる芸人がいれば「うちのお客さんはネタの中身を見てくれるから、いつかきっとウケるようになるよ」と励まし、お客さんが少なければ、知り合いに頼んで来場してもらい、客席を埋めていた。ライブの主催を始めたころは「どうせ女だから、すぐにやめる」「芸人目当て」と陰口もたたかれた。けれど、気奈さんの“愛”を浴び、K-PROライブに出演する芸人はメキメキと成長。テレビでも活躍していった。さらに、1日の公演回数を増やすことでお客さんの数も増加し、徐々に黒字化も達成。’18年には、他事務所から芸人を集めてライブを主催するだけではなく、若手芸人を育てようと芸能プロダクションを立ち上げることに。「立ち上げ当時は、挨拶の仕方から教えていたので、所属芸人につきっきりでした」そんな気奈さんを複雑な思いで見ていたのは、K-PROライブ常連で、’22年、M−1王者に輝いたタイタン所属のウエストランド・井口浩之(40)と河本太(39)だ。「児島さんは苦楽を共にしてきた戦友だと思っているけど、こう言っては失礼なんですが、母親のような存在。だからK−PROに所属している芸人ばかり世話をしているのを見て、母を取られたような感覚になったんですよ」(井口)「たしかに、母みたいな存在。ボクが大きなホールで、別の舞台の緊急ブザーを鳴らしてしまったときも、かわりに児島さんが謝ってくれたんです」(河本)「“お笑いの母”としての話じゃなくて、たんなる迷惑かけた話じゃねーか」(井口)「いや、お笑いのアドバイスとしては『太くんは、井口くんがオチを言う前に笑ったりして邪魔していたけど、だいぶマシになったよね』って、10年目くらいにほめてくれたんです」(河本)「そんなの、1年目で気づけよ。しかも、厳密に言うと、今でも邪魔しているからな」(井口)そんなウエストランドは’20年12月、K-PROライブ出身芸人として初めてM−1決勝に進出。結果は10組中9位だったが、気奈さんは「今まで生きてきた中で、一番うれしい」とわがことのように喜んだ。その笑顔は、井口の心に残っていた。だからこそ、再び勝ち進んだ’22年のM−1決勝戦前日には、「やってやりますよ!」と気合を入れたメッセージを送ったのだ。そんな思いを受け止めた気奈さんは、事務所でスタッフたちとテレビ越しに応援した。「優勝が決まった瞬間は、スタッフも涙を流して喜んでいましたが、私はうれしくてテレビに映る2人を見て笑いながら拍手してました。井口くんはK-PROの楽屋番長で、後輩の面倒もよく見てくれたから、優勝してさらに忙しくなったらどうしようと、ふと不安になってしまってました(笑)」だが、ウエストランドは義理堅く、M-1優勝直後の超多忙な時期であっても、K-PROの年末ライブにサプライズゲストとして、駆けつけてくれた。舞台袖から客前へ飛び出そうとするとき、ウエストランドの2人は気奈さんと顔を合わせた。「いつものように、ドライな感じで『おめでとう、よかったね』と祝ってくれて……、泣いちゃいましたね。M-1で優勝したときは自分のために泣いて、このときは児島さんに恩返しができたうれしさで泣いたんですよ」(河本)気奈さんもよく覚えている。「すごくキレイな涙を流していて、太くんっぽいなって(笑)」舞台裏での一瞬の出来事で、言葉を交わすことはなかったが、気奈さんは心の中でこう叫んだ。「すごい、スターになったよ。年に1組しかなれないチャンピオンになるなんて、ヒーローにしかできないこと。それをK−PRO出身の芸人が成し遂げてくれたんだね!」■芸人の人生のターニングポイントとなる舞台を、これからも作り続ける!「最近、児島さんが、かわいい犬を飼い始めて、抱いて喜んでいたんです。児島さんがお笑い以外に興味を示しているのを初めて見ました」(ウエストランド・河本)飼い犬をかわいがるだけで奇異に思われるほど、気奈さんは一日中、お笑い漬けだ。朝、起床するなり、録画しているお笑い番組を見て、11時にはオフィスで事務仕事。15時からは劇場入りして、公演を取り仕切る。「ライブが終わるのは22時くらいで、それから事務所に戻って2時間くらいご飯を食べつつ事務作業をしています。いつも寝るのは深夜の3時、4時ですね。空き時間には、芸人さんには失礼なんですが、左右のイヤホンで違う漫才を聴きながら、スマホの画面でコントを見たりしています」今は、東京だけでなく、全国各地でライブを開催している。「行った先が芸人の出身地だと、家族が見に来てくれるんです。『この子、しっかりやっているようで安心しました』なんて言われると、涙が出るほどうれしくなります。自分の舞台を、親が応援してくれるなんて素晴らしいことじゃないですか。今後も、芸人さんの人生のターニングポイントとなる舞台を作っていきたいですね」芸人がお笑いだけで食べていけるようにと、粉骨砕身する気奈さんは“お笑いの母”と慕われているのだが――。「正直言って、抵抗はあるんです。“お笑いのお姉さん”くらいの立ち位置でいいですよ。ライブ会場では『気奈さんは代表なんだから、雑用はしなくてもいいですよ』ってスタッフに言われますが、いまだにこの世界に飛び込んだ17歳のときと同じ気持ちのままで、みんなで一緒に舞台を作っていきたいんです」気奈さんが情熱を注いだ劇場が、心温まる笑いに包まれる――。(取材・文:小野建史)
2023年12月10日栄枯盛衰激しい芸能界、チャンスをつかみ取り一気にスターダムを駆け上がる人もいれば、勢いに押されて徐々に目にしなくなっていく人も。それはお笑い界でも同じ。ダウンタウン、明石家さんまや今年紅白の司会にも選ばれた有吉弘行(49)といったトップを走り続ける人がいるいっぽう、未来の一翼を担うことを期待されている世代が「お笑い第7世代」だ。霜降り明星のせいや(31)が提唱したとされており、定義は諸説あるが、2010年代後半に台頭した、霜降り明星が「M-1グランプリ2018」で優勝した以降にブレイクした、四千頭身、宮下草薙、EXITといった若手芸人らを指すとされている。一時は第七世代の芸人らを集めたレギュラー番組が多数作られるなど栄華を極めたが、新たな芸人の台頭もあり、勢いは落ち着きを見せている。そこで本誌は、男女500人を対象に「将来も生き残ると思う/消えそうそうだと思う『お笑い第七世代』」についてのアンケートを実施。今回は「生き残りそうな」ランキングを発表する。3位に選ばれたのは、58票を獲得したゆりやんレトリィバァ(33)。女性のピン芸人として、’17年の「THE W」と’21年の「R-1グランプリ」で優勝するなど、実力は折り紙つき。また、’19年にはアメリカの人気オーディション番組に出場し、来年10月には米・ロサンゼルスを拠点にした海外進出することも公言するなど、世界を股にかけた活躍が期待されているだけに、圧倒的なオリジナリティを支持する声が。「独特の世界観を持っている」「唯一無二の存在だから」「キャラクターが独自だから」「海外でも頑張っているから」お笑いの実力もさることながら、ドラマやMCバトルにも進出していることから、「色々出来る人だから」「才能のかたまりだから」「別のジャンルでも活躍できそうだから」と、その多彩さを評価する声も多かった。24年に公開予定の『極悪女王』(Netflix)では、女子プロレスラーのダンプ松本役を務めることが発表され、話題を集めている。続いて2位に選ばれたのはEXIT。78票を獲得した。おなじみの“チャラ男キャラ”が好感をもたれていることに加え、りんたろー。(37)は美容家、兼近大樹(32)は小説家としてデビューするなど、マルチな活動をしていることが評価されたようだ。「2人共に将来生がある」「キャラが被らないから」「独創性があるから」「現状、二人ともに。またはそれぞれに、需要有に見える」また、「コメントも良く、知性を感じるから」「最初は物珍しさだったが、現状として真面目で頭の回転もはやいと感じるので」と番組でのコメント力を評価した人も多かった。センシティブな社会問題を扱う番組『アベプラ』(ABEMA)にコメンテーターとして起用されているのも、そのコメント力が買われてのことだろう。そんな2位のEXITから2倍近くの139票を獲得し、1位に輝いたのは霜降り明星。「M-1グランプリ」優勝をはじめ、翌年に粗品(30)が「R-1グランプリ」でも優勝している若手屈指の実力派コンビ。第七世代ブームが終わったあとも、途切れずにバラエティ番組に出演し続けている印象を持つ人が多いようで、漫才やトーク力を高く評価されていた。「話しで人を笑わす実力がある」「一発屋感がないから」「人気に実力が伴っている感じがするから」「他の第七世代とは実力が抜きん出ている」バラエティのほかにも、昭和歌謡が好きと公言しているせいやは、ものまねや歌を武器にカラオケ番組にもたびたび出演。粗品はアニメ・ゲーム・ギャンブル・作曲など多趣味を仕事に繋げ、最近は毒舌キャラとしても名高い。この二人の際立った個性を「せいや、粗品ともに個人でも活躍できる」「1人ずつでも面白いし、2人揃ったときの安定感がベテラン芸人の雰囲気に近いから」と評価する人も多かった。また、霜降り明星は個人チャンネルも合わせると4つのYouTubeチャンネルがあり、のべ450万人の登録者がいる。テレビを見なくなった人も増えたなか、YouTubeでも支持されていることに将来性を感じている人も多いようだ。厳しい芸能界を生き残っていくためには、漫才やバラエティだけの一枚岩ではなく、多方面の活躍が必須なのかもしれない。【将来も生き残ると思う『お笑い第七世代』芸人ランキング】1位 霜降り明星…139票2位 EXIT…78票3位 ゆりやんレトリィバァ…58票4位 ミキ…47票5位 ハナコ…46票6位 ぺこぱ…36票7位 四千頭身…25票8位 宮下草薙…22票【調査概要】実施期間:23年12月1日から23年12月2日調査対象:20歳以上の男女500人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』などを使用)
2023年12月09日吉本興業の元社員で、お笑いコンビのとろサーモンや、かまいたちを担当する“美人マネージャー”として話題になった樺澤まどか氏(29)。8月をもって同社を退社し、現在はオーストラリア移住に挑戦している。そんな樺澤氏が、移住後3本目となるYouTube動画「【焦燥】英語力ゼロで海外移住したアラサー女のはじめての家探し・前編」を12月6日に公開。海外移住の厳しさを明かした。オーストラリアでシェアハウスを探しているという樺澤氏は渡豪8日目で、初めて内見をすることに。樺澤氏の部屋探しの条件は(1)英語を話す住人がいること、(2)ビーチから近い事、(3)バス停から近い事の3つ。語学学校のコロンビア人の友達の紹介で内見することになった今回の物件は、(2)と(3)の条件はクリアしていたという。さらに、家賃は週260オーストラリアドル(約2万5000円)で、相場よりも安かった。しかしーー。「一緒に住む方が英語を喋れなくて、ずっとスペイン語で話されてて、私もカタコトの英語でしゃべるけどそれも伝わらなくて。ひたすら二人でGoogle翻訳でしゃべっているっていう感じで……。すごいいい方だし、会話ができたら楽しいんだろうなって感じなんですけど、シェアハウスしたい目的が英語を使いたいというところなので、その第一目的が果たせなそうなので、素敵なおうちだし素敵な方だったのですがまた別の家を探そうと思います」■WEBサイトで内見依頼を送っても、ほとんど返事が来ない現実次に樺澤氏はFlatmateというウェブサイトを利用してシェアハウスを探すことに。気に入った部屋があったらメッセージで内見を申し込むが、競争率が高く返信はほとんどこないという。20件メッセージを送り、1件だけ返信があった部屋に内見にいくことに。部屋もきれいなうえ、ビーチとバス停に近く条件としては完璧。樺澤氏は事前に質問事項を英文にしてまとめるなど準備も万端だ。内見先では、家主が明るく迎えてくれ、英語を勉強中で上手に喋れないことを伝えると、「心配しなくていいよ」とゆっくり話してくれたという。家賃は週330オーストリアドル(約3万2000円)だった。ここに住みたいと思った樺澤氏だが家主からは「ほかにもインスぺ(内見)来る人いるから、その人たち全員にあった後に連絡するね」といわれたという。樺澤氏には今回の内見で気づいたことが。「家主もインスペ(内見)に来てもらって、実際に住みたいって言ってる人に会って、どういう人なのかを見てるという。この人が合うなと思った人と住むって最終的に決めるっていうことで。私たちも選ばれてる立場なんだなってことを知りましたね」また、家主からも外出時間や、仕事内容、学校に行く時間などを聞かれたという。自分から家主への質問は準備をしていったが、家主から自身への質問は想定しておらず、うまく話すことができなかったと後悔した様子だった。■「今日中に連絡くれたらおさえるから」と連絡も……翌日、別の部屋のオーナーから連絡があり、新たな物件を見に行くことに。そこでは、「もしあなたがこの部屋を気に入ったらぜひ住んでほしいから、今日中に連絡くれたらおさえるから」といわれたという。「2軒目の結果が来てから、返事をしようかなという感じでいます。どちらにせよ、どっちかには決まりそうな状況になったので一安心ですね」と安堵を見せた樺澤氏。しかし、当日夕方にその3軒目のオーナーから部屋が埋まってしまったと連絡が。さらにその直後、2軒目のオーナーからも別の人に決めたとのメッセージが。樺澤氏はショックでヤケ酒をしながら”また振り出しに戻ってしまった。今泊まってるホステル安くないし早く決めたい!でもメッセージ送ってもほとんど返ってこないし……”と不安に襲われていたようだ。だが、またしても急展開が。その翌日、2軒目のオーナーから、決めた人にキャンセルが出たと連絡が。すぐに住みたいと連絡し、前払金などの手続きを行った。オーナーからも「僕と一緒に英語の勉強ができるよ」と温かいメッセージをもらい、喜んでいたという。しかしこの1週間後、悲劇が。オーナー自体が、アパートの大家から退去を命じられてしまったのだ。家探しが振出しに戻り、樺澤氏はビールも飲めなくなるほど落ち込んだという。絶望する樺澤氏に対し、視聴者からは《知らない土地に飛び込んでがんばる姿から勇気をもらっています。後編待っています!》《急がず焦らずマイペースに頑張ってください!応援してます!!》《ここまでひとりでできるって凄いことよ》と応援の声が相次いでいる。部屋探しについては後編の動画をアップする予定だというが、果たして家が決まるのかーー。
2023年12月07日2023年12月1日、俳優の井川瑠音さんが、同年11月18日に31歳で亡くなっていたことが分かりました。所属事務所によると、井川さんは以前より体調不良で療養中でしたが、同日早朝に息を引き取ったといいます。突然の訃報に、悲しむ声が上がっていました。ダイアン津田「バカな僕を優しくわかりやすく…」井川さんの訃報が報じられた日、お笑いコンビ『ダイアン』の津田篤宏さんは自身のX(Twitter)を更新。津田さんは、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の、『犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説』で、井川さんと共演していました。通称『名探偵津田』として親しまれている同企画は、偽のロケ番組に参加していた津田さんが、突然殺人事件に巻き込まれ、事件を解決するまで収録が終わらないという仕掛け。井川さんは、探偵役の津田さんを導く仕掛け人のテレビディレクターを演じており、2人の『探偵コンビ』のファンも多かったといいます。津田さんは、こうメッセージをつづっていました。バカな僕を優しくわかりやすくリードしていただきありがとうございました心よりご冥福をお祈りします— ダイアン津田 (@daiantsuda) December 1, 2023 名前は出ていないものの、「心よりご冥福をお祈りします」という言葉はきっと亡くなった井川さんに向けられたものなのでしょう。突然名探偵を演じなければならない状況の津田さんを、井川さんが優しくサポートしていたのかもしれません。現場で支えてくれた井川さんの急逝は、津田さんにとって大きなショックだったことでしょう。投稿に対しファンからは、「最高の探偵コンビでした」「あのやりとりをもう見られないのが悲しすぎます」「津田さんとの演技、面白かったのに」といった声が寄せられています。また、「『名探偵津田』、ずっと続けてください」と、継続を望む声も多数上がりました。多くの人を爆笑の渦に巻き込んだ、津田さんと井川さんの『探偵コンビ』。これからも難事件を解決していく津田さんの姿を、天国の井川さんは笑顔で見守っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月02日先月21日に行われた“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2023』で準優勝し、強烈なインパクトを残したお笑いコンビ・カゲヤマ(タバやん。、益田康平)にインタビュー。コンビ名の由来について話を聞いた。また、12月20日に東京・ルミネtheよしもとで開催するイベント「カゲヤマ見本市 知ることからはじめよう」への意気込みも聞いた。結成15年目にして『キングオブコント』決勝初進出を果たしたカゲヤマは、ファーストステージで、会社の後輩の失敗を先輩が下半身裸になって土下座して謝るというネタを披露し、469点という高得点を記録。ファイナルステージは、部下が起こした“事件”について上司が問い詰めるも、どんどん違う方向に話が広がっていくというネタで476点を獲得し、合計945点に。優勝したサルゴリラの964点には届かなかったものの見事準優勝し、強烈なネタで存在感を放った。その後、仕事のオファーが殺到。仕事量は3~4倍になり、年内はもう埋まっていて休みがない状態だという。○■影山ヒロノブ出演ライブに招待してもらったことも――コンビ名は歌手の影山ヒロノブさんに由来するそうですね?タバやん。:そうなんです。2人とも影山ヒロノブさんが好きで「カゲヤマ」にしようって。益田:カラオケでよく『ドラゴンボール』の曲を歌ったりしていて。タバやん。:影山ヒロノブさんのことがめちゃくちゃ好きなんですけど、僕がたまたまテレビを見ていて、スペインで有名な日本人8位が影山ヒロノブさんだったんです。海外の人が「カゲヤ~マ!」と言っていて、めっちゃ響きいいと思って、益田に言ったら「めっちゃいいね」って。だから「カゲヤ~マ!」が正しい発音なんです(笑)。ライブとかで「カゲヤ~マ!」と言ってほしいです。――影山さんからお墨付きももらっているんですよね?タバやん。:知ってくださっていて、一度影山ヒロノブさんが出るライブに招待していただいて、楽屋でご挨拶しました。益田:あのときは誰なんだみたいな感じだったと思いますが、『キングオブコント』で少し認知度が上がったと思うので、もう1回会いたいです。タバやん。:またお会いしたいですね。○■ルミネでのライブに喜び「吉本芸人の夢なので」――12月20日にはルミネtheよしもとでイベント「カゲヤマ見本市 知ることからはじめよう」が開催されますが、決まったときはどう思いましたか?益田:めっちゃうれしかったです。ルミネでイベントできるって吉本芸人の夢なので。タバやん。:東京No.1劇場なので。タバやん。:決勝進出が決まったときに、ルミネと吉本の社員さんが、カゲヤマでイベントをやりたいと言ってくださってうれしかったです。益田:絶対決勝で跳ねるからと言ってくださってうれしかったです。――同期の山添寛さん、ダイタクさん、ネルソンズさんがゲスト出演し、ジャングルポケットの太田博久さんがMCを務められるそうですが、どんなイベントにしたいと思っていますか?タバやん。:僕らのことを皆さんに全部知ってほしいなと。同期の3組と、めちゃくちゃよくしてもらっているジャンポケの太田さんという、僕らの使い方をわかっている方が出てくれるので、ネタももちろんありますが、僕らの面白いところを全部引き出してくれるのではないかなと期待しています。益田:僕たちのことをよく知ってくれている人たちが話すカゲヤマのエピソードによって、自分たちの視点とはまた違った僕らを見ていただけるんじゃないかなと、そこが見どころだと思います。タバやん。:カゲヤマのことが気になっている方にもっと良さが伝わるライブになると思いますし、カゲヤマ初めてという方にもファンになってもらいたいです。■カゲヤマタバやん。(1985年7月15日生まれ、東京都出身)と益田康平(1985年8月19日生まれ、東京都出身)によるお笑いコンビ。中学の同級生で2人ともサッカー部に所属。2008年、タバやん。が益田を誘う形で2人そろってNSC東京校(14期)に入学し、2009年にコンビを結成。コンビ名の由来は、2人とも好きだという歌手の影山ヒロノブに由来。結成15年目にして『キングオブコント2023』で決勝に初進出し、準優勝を果たした。
2023年11月25日2023年11月8日、お笑いタレントの、なかやまきんに君さんはX(Twitter)を更新。俳優のケイン・コスギさんとコンビを組み、漫才日本一決定戦として知られる『M-1グランプリ2023(以下、M-1)』の3回戦に出場したことを報告しました。本日は、M-1グランプリ2023の3回戦でした。ケイン・コスギさんとパーフェクトパワーズで出場しております。かなり仕上げて行きました、、、体の方をね。(大爆笑)パワーなかやまきんに君 pic.twitter.com/uOUcT83R59 — なかやまきんに君 (@kinnikun0917) November 8, 2023 高い身体能力の持ち主と知られるケイン・コスギさんと、数々のボディビル大会に出場し、筋肉ネタを披露している、なかやまきんに君さん。芸能界で随一の肉体派でもある2人が『パーフェクトパワーズ』の名でコンビを組んだことに、注目が高まっています。【ネットの声】・すごい!めっちゃ仕上がっていますね。パワー!・楽しみ。応援しています!ヤー!パワー!・2人の笑顔は元気がでる。ぜひ勝ちあがってほしいです。パワー!そして同月9日に公開された、M-1の結果発表を見てみると…。 #M1グランプリ 2023東京での3回戦が終了しました❗️\準々決勝進出者はこの86組/準々決勝は11/20(月)@大阪・なんばグランド花月11/21(火)@ルミネtheよしもと11/22(水)@ルミネtheよしもとで開催します❗️ #m1 #M1グランプリ2023 pic.twitter.com/oCFvRgPiAN — M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) November 9, 2023 リストの最後に『パーフェクトパワーズ』の名前が!『オズワルド』など名だたる大会の常連とともに、見事準々決勝進出を果たしました。M-1の決勝戦は同年12月24日に、テレビ朝日系で生放送されるとのこと。決勝の舞台で、仕上がった2人の完璧なボディ…だけでなく漫才を見られることを、多くの人が期待しているでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月10日2023年11月6日、芸能事務所の株式会社グレープカンパニーがウェブサイトとSNSアカウントを更新。本日付けで、同社に所属するお笑いコンビ『ゾフィー』が解散することを発表しました。ツッコミ担当のサイトウナオキさんは退所し、芸能活動を休止。ボケ担当の上田航平さんは引き続き同社に所属し、タレント業に加えて、作家業など幅を広げて活動していくそうです。なお、開催予定だった『ゾフィー単独ライブ2024』は急きょ中止とのこと。同社は、ファンに向けて「楽しみにしていただいたみな様には、心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べました。【ご報告】本日11月6日を持ちましてゾフィーが解散する事となりました。今まで沢山の応援ありがとうございました!これからの2人も応援して頂ければと思います! pic.twitter.com/edHstgFS32 — グレープカンパニー (@grapecom) November 6, 2023 2014年に結成されて以来、およそ10年もの間、2人でお笑いコンビとして活躍してきた、サイトウさんと上田さん。お笑いタレントのコンテスト『キングオブコント』では、2017年と2019年にファイナリストとして輝きました。あまりにも突然の解散発表に、衝撃を受けた人は少なくない模様。全国の『ゾフィー』ファンが、悲しむ声や感謝のメッセージを寄せています。・あまりにも急な発表でショック。面白いコンビだったので、残念です。・今まで本当に楽しかったです。たくさんの笑いをありがとうございました!・驚きすぎて「えっ!」って声が出た。実力派として注目していたのに…。今日をもってゾフィーは解散します。山あり谷あり怒涛の9年間でした。今まで本当にありがとうざいました。解散の理由は色々とありますが一生懸命考えて出した結論です。今後については色々とやってみたいことがあるのでまっすぐ挑戦していきたいと思います。なにとぞ応援よろしくお願いします。— ゾフィー上田航平 Kohei Ueda (@zoffy_ueda) November 6, 2023 上田さんはX(Twitter)を更新し、自身の想いをつづっています。2人で話し合って導き出した結論なのでしょう。きっと、すべての『ゾフィー』ファンが、2人の新たな人生が笑顔にあふれたものあるよう、祈っているはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月06日お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎とリリー、お笑い芸人の岡野陽一、椿鬼奴が3日、ベルサール高田馬場で行われた「みんなのパチンコフェス 2023」プレス発表会に登場した。「みんなのパチンコフェス 2023」は、パチンコメーカー38社で構成される日本遊技機工業組合およびKIBUN PACHI-PACHI委員会が、パチンコの楽しさ、パチンコの価値を多くの人に届けることと、パチンコ未経験者が遊戯体験できる場所の創出を行い、新規ファンの獲得を目的として開催される年に一度のパチンコの祭典。コロナ禍の影響もあって、およそ4年半ぶりのリアルイベントとして、11月3日・4日の2日間、ベルサール高田馬場にて開催される。なお、プレス発表会のゲストとして招かれた見取り図の2人は1日目、岡野陽一は2日目にステージイベントの総合司会を担当する。イベントへの意気込みを聞かれ、「パチンコの楽しさやエンタメ性をお伝えたしたい」と答える盛山。「(パチンコについて)めちゃくちゃ詳しいわけではないので、今日はいかにパチンコ業界の偉い人にハマるかを考えて……」というリリーに、「それしか考えてない」と突っ込む。一方、「僕は『パチンコフェス 2023』に出るために芸人になった」という岡野の発言はスルー。「見取り図と奴さんで盛り上げていきたい」と追い打ちをかける盛山に、「吉本ってそういう事務所だったの?」と岡野は不満を漏らす。また、椿鬼奴は、これまで『イッテQ!』を見ましたと声を掛けられることが多かったのに対し、今年に入って、『スロパチTV』を見ましたという声が同じくらいになってきたというエピソードを明かし、「業界が盛り上がっている体感があるので、これがどんどん皆さんにも浸透すれば」と、さらなる盛り上がりに期待を寄せた。パチンコの魅力について聞かれ、「パチンコには人生が詰まっている」という盛山は、「腹立つこともあれば、嬉しいこともある。人生の縮図のように、自分と向き合っているような気持ちになれる」と回答。一方のリリーが「ちょっとややこしい言い方になるので、伝わらないかもしれないですけど……」と前置きしつつ、一言「楽しい」と答えると、「伝わるわ!」と即座に突っ込み、コンビの息のあったところを見せた。そして、「リーチが外れた後など、画面が黒くなった時に映る姿が本当の自分の姿」という岡野に、椿鬼奴も「怖いよね~」と深く同意していた。パチンコの魅力を語った後に、MCから「皆さんのパチンコ愛を、パチンコのラッキーナンバーである7にちなんで、7秒に縮めて語ってください」と言われ、「何で同じことを7秒でやるんですか」と激昂する盛山だったが、「盛山さんのお得意のラップが聞きたい」との無茶振りにも応え、自身のパチンコ愛を即興ラップで披露。「何やらせてんねん!」と声を荒げる盛山に、会場からは大きな拍手が送られた。そして、「この仕事が決まったとき、生まれてきて一番うれしかった」というリリーは、「M-1決勝より?」と盛山に突っ込まれつつ、「皆さんと一緒に僕の喜びを共有して、盛り上がっていきましょう」とのメッセージを送り、イベントを締めくくった。「みんなのパチンコフェス 2023」は、11月3日(金・祝)、4日(土)の2日間、ベルサール高田馬場にて開催。入場無料で、オンラインでの配信も実施される。
2023年11月03日吉本興業がお笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史(52)の当て逃げ事故を公表してから1週間。これまで沈黙を守っていた相方の原西孝幸(52)が10月17日にX(旧Twitter)を更新し、藤本の不祥事を謝罪した。原西は《相方の件について》と切り出し、次のように言葉を続けた。《今回、藤本がご迷惑をおかけしました。相方には被害にあわれた方への謝罪と、捜査への協力を最優先し、そしてしっかり反省するようにと伝えました。なによりも被害にあわれた方、ご関係者の方々には本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません》吉本興業が11日夜に発表したコメントによれば、藤本の当て逃げ事故が発生したのは10月4日。乗用車を運転中に東京・渋谷区の交差点で接触物損事故を起こしたといい、現在は捜査中だという。「今回の事故は、被害者が警視庁に相談したことで発覚したといいます。明石家さんまさん(68)は14日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、フジモンさんから謝罪の連絡があったと明かしています。フジモンさんは“パニック状態で自分が弱かった”と話していたそうです。いっぽう事故当時に、フジモンさんが接触に気付いていたかどうかなどは判明していません。そのため、様々な憶測が広がっている状況です」(テレビ局関係者)事故によって当面の間、芸能活動を自粛することになった藤本だが、その影響は相方・原西にも及んでいるようだ。13日深夜放送の『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)では、東野幸治(56)が藤本の活動自粛に言及。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇(43)と共演するYouTubeチャンネル「東野・吉村のVTuberはじめました!」でFUJIWARAをゲストに迎えて撮影したと明かすも、「その時の原西がめちゃくちゃ面白くて、それがもう使えないのよ。それが残念でさぁ……」と吐露。原西と藤本の“ろうそくの炎を食べる”というリアクションに大爆笑したといい、「やっぱFUJIWARAってめちゃめちゃおもろいな~と思ったらこの有様ですよ(笑)お蔵入りですよ」と語っていた。また毎週火曜・金曜に更新されるコンビのYouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」も、10月6日の投稿を最後に更新がストップしている。「原西さんも藤本さん同様にレギュラー番組はほぼありません。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)など不定期で出演する番組はありますが、YouTube番組とはいえ数少ないコンビ揃っての収録がお蔵入りになるのは相当な痛手でしょう。また藤本さんの事故が発覚して以降、原西さんのSNSには相方としての責任を問う書き込みも寄せられていました。これまで不祥事を起こした芸人の相方と同じように、原西さんも関係各所に謝罪行脚しているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)藤本の“尻拭い”をさせられている形の原西に、ネット上では同情の声が広がっている。《原西さんお辛いですよね。歯痒いでしょうし。藤本さんがきちんとケジメをつけて、たっぷりお説教して、お二人が元気に戻ることをいつまでも待ちますよ》《ハラニシさんにも迷惑かかってるっていうのに…》《原西さんがお気の毒で・・・》《相方想いやなぁ。原西さん、頑張ってほしい!》
2023年10月17日お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(52)が乗用車を運転中に当て逃げ事故を起こしたことが判明したが、藤本を知る人たちからは困惑の声が上がっている。藤本は10月4日の正午ごろ東京・渋谷区の交差点で接触事故を起こしたものの、対応せずに、運転を続けて現場を立ち去り、当て逃げの疑いで捜査中だという。報道によると、接触された乗用車の運転手が警視庁に通報し、事故が発覚。運転手にケガはなかったという。藤本は所属する吉本興業の公式サイトを通じて《この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです》と謝罪コメントを発表し、当面の間は活動を自粛することとなった。しかし、藤本をよく知る芸能人から次々と“当て逃げ”を疑問視する声が上がった。12日放送の『ゴゴスマ~GOGO! Smile!~』(TBS系)では、藤本と長年の付き合いのある放送作家の野々村友紀子(49)は「すごく不思議」と発言。同じく付き合いの長いカンニングの竹山隆範(52)も「そういう感じの人じゃない」として気がつかなかった可能性に言及した。また、おぎやはぎの小木博明(52)も12日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で「ちゃんとした人じゃん、常識人だし」とし、「考えられない。一番逃げない人」と断言。矢作兼(52)も「あとビビリだし。だから逃げるなんて考えられない。ありえない」と同調した。さらに、一般的に事故の際に逃走する理由として「飲酒」などがあげられるとしながら、藤本については「あの人は酒飲まないし、昼間だからまずないだろう」とし、意図的な逃走ではなく気がつかなかった可能性を指摘した。藤本と仕事をしたことのある、あるテレビ局のディレクターも首を傾げる。「何回も一緒にロケに行きましたが、すごく真面目で仕事も一生懸命な人です。カメラが回っていないところでは、怖かったり、空気がピリつく芸人さんも多い中、藤本さんは本当にいい印象しかない。スタッフ、演者含めて盛り上げてくれるタイプで、いつも自然体で本質的にいい人です」また、おぎやはぎの発言と同様に、飲酒運転を隠蔽しようとして逃走した可能性も低いという。「藤本さんは、飲み会自体は好きでよくやってます。フジモン飲み会グループ『軍団マハロ』というのがあって、メンバーはナダルさんやライスの関町さん、とにかく明るい安村さんなど。でも、藤本さんは飲まないんです。だから、軽い接触事故なら逃走する必要がないと思うのですが……」(前出・ディレクター)芸人仲間、スタッフが口を揃えて違和感を覚えるフジモンの当て逃げ。“逃げた”理由について本人の口から語られ日はくるのか――。
2023年10月13日お笑いコンビのダイアン(津田篤宏、ユースケ)が12日、都内で開催された「釣りマナー向上大使就任式2023」に登場した。○■ダイアンが「釣りマナー向上大使」に就任一般社団法人日本釣用品工業会は、「LOVE BLUE事業」を通じて、持続可能な釣り環境を構築できるよう取り組み、マナーを守って釣りをより楽しめるように、釣りマナー啓発活動を進めている。そして今回、全国に向けて釣りマナーの認知向上を図るため、ダイアンが「釣りマナー向上大使」に就任。芸能界屈指の釣り好きで知られている津田が、就任を機に釣りの魅力やマナーを伝えていき、釣り初心者であるユースケはビギナー代表として、正しくマナーを理解しこれから発信していく。就任式冒頭、司会から一言を求められ、津田は「よろしくお願いします!」と元気に挨拶するが、すぐさま、ユースケにバトンを渡す。続いて、ユースケは「あのー、はじめまして。ダイアン・ユースケと申します。本日はお忙しい中、お集まりいただいて、ありがとうございます」と丁寧にお礼を伝え、「身が引き締まる思いです。よろしくお願いします!」と津田に負けないくらい元気いっぱいに大声で挨拶を締めた。○■ユースケ、自分の身長くらいの魚を釣る日頃から釣りをしている津田は、最近の釣果として「番組なんですけど、70センチくらいの鯛を釣りました」とニンマリ。コツを聞かれると、「コツは釣ろうという強い気持ちと、感謝の気持ちでいることです」と答えた。一方、“釣りビギナー”のユースケは「ロケで何度か経験させていただきまして、その時はすごく釣れました。本当に僕の身長くらいのものすごい大きい魚を釣りまして」と明かした。また、番組のロケで先輩芸人と一緒に釣りをした時の別エピソードを津田が披露。「僕と先輩は途中で疲れちゃって動けなくなったんですけど、ユースケは実直に2時間ずっとしゃくり続けて。もう本当に真面目! ユースケのこと誤解してる人もいるかもしれないですけど、本当に真面目なんです! 今回は本当に申し訳ございませんでした!」と謝罪すると、ユースケは「違う人……」と戸惑いつつ、「僕は真っ白な男ですし、釣りにだけはウソをつくことなく、裸の心のままでいたい。裸の心のままでぶつかっていきたいと思います。でも、僕はちゃんと止まります」と津田に乗っかり、渦中の問題を匂わせて、笑いを誘った。○■津田「お笑い界からマナーを見せたい」その後、日本釣用品工業会の大村一仁会長、釣りマナー啓発の応援サポーターである「未来から来た釣り人」が登壇し、ダイアンの2人に特注のネーム入りライフジャケットを贈呈。改めて、大使就任の気持ちを聞かれ、津田は「釣りの番組をすることもありますし、お笑い界からマナーを見せていけるようにしたいです。マナーを啓発していきたいと思います」と力強く語る。ユースケも「僕は初心者ですけど、釣りをする時はマナーをしっかり守って、いい釣りを心がけていきたいと今、心に誓いました」と意気込み、「みなさん、今日は楽しんでいってください」と少々イベントの趣旨とズレる呼びかけで、会場を笑わせた。さらに、就任後初の仕事として、10月10日「釣りの日」から全国で募集を開始している 「釣りマナー川柳」のお手本となる一句を、津田と「未来から来た釣り人」が詠むことに。ユースケによる厳正な審査の結果、一旦は引き分けになったが、最終的に「未来から来た釣り人」の勝利で幕を閉じた。なお、「釣りマナー川柳」は、応募作品の中から最優秀賞、優秀賞、釣りマナー向上大使賞が選定され、2024年1月19日〜21日開催の「釣りフェスティバル2024」にて発表される。
2023年10月12日数々の伝説を残してきたお笑い芸人・江頭2:50(58)。現在X上で、インフルエンサーの元に寄せられた“タレコミ”が注目を集めている。13万人以上のフォロワーを抱える「プロ奢ラレヤー」は、4日にXを更新。《【悲報】江頭2:50さん、ありえないタレコミがリークしてしまう。これはさすがに終了か?》と投稿し、3枚のスクリーンショットを公開した。スクリーンショットには、とあるユーザーから寄せられた江頭に関するタレコミが。この投稿はすでに、1,600万件以上のインプレッションを集めている。遡ること約10年前、愛知県の住宅展示場の営業に訪れていたという江頭。出演していたイベントの中盤で、自らのDVDを来場者にプレゼントする流れに。会場の端から「DVD欲しいやついるか~?」と呼びかけるなか、母親とはぐれた少年の存在に気付いたそう。少年にDVDをプレゼントすることを決めた江頭は、「こいつの母親でてこいや~!」と会場全体にわかるようにパフォーマンス。そのおかげで迷子になった少年は、母親と再会できたという。江頭に関するタレコミは、さらに続く。とあるパチンコ店の営業では階段を上る高齢者に、「足元に気をつけろよ」と声かけ。出待ちをしている人々にグッズを渡す時も、江頭は「そこの子供にあげて」と気遣いを見せていたという。’20年2月にYouTubeチャンネルを開設し、わずか9日でチャンネル登録者数が100万人を突破するなど驚異的な記録を叩き出した江頭。同年11月に投稿した動画では、’11年に発生した東日本大震災で被災した福島県に自ら運転する2tトラックで救援物資を届けたことを振り返っていた。当時、江頭は消費者金融で20万円を借り、会員制倉庫型スーパー「コストコ」で救援物資を調達したという。だが思い描いていたシナリオ通りにはいかなかったようで、「そこ(コストコ)で働いていた娘がTwitterで『エガちゃん来たみたい』って流して、それで情報が広まって……営業妨害だよ!」と嘆いていた。過去にはトルコで全裸になり身柄を拘束されるなど、破天荒なエピソードも多い。2日に更新したYouTube動画では、’13年5月に発生した“タワーレコード全裸ダイブ事件”の全貌を告白。長時間に及ぶ警察の事情聴取を受け、略式起訴で20万円の罰金を支払ったというのだ。だが、近年広まりつつある“実は真面目で優しい素顔”。先のタレコミに、改めて江頭を讃える声が上がっている。《営業妨害すぎる笑》《エガちゃんの「や~めろって、営業妨害だろ~」という声が聞こえてきた(笑)》《これは江頭さん胴上げしなきゃ》《終わったのは俺らの涙腺だよ》
2023年10月06日お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんのモノマネをする、お笑いタレントの松本一人さん。コンビニエンスストア(以下、コンビニ)で特殊詐欺を未然に防いだとして、2023年10月4日に警視庁四谷警察署から感謝状が贈られました。松本人志のそっくりタレントに感謝状FNNプライムオンラインによると、松本一人さんは同年9月に、コンビニのレジ前で架空請求に騙され、10万円ぶんの電子マネーを買おうとしている80代の男性を発見。声をかけて、被害を未然に防いだといいます。コンビニで高額の電子マネーカードを購入しようとしていた高齢男性に声かけをして、特殊詐欺未然防止をしてくださった、そっくりタレントの #松本一人 さんに感謝状の贈呈を行いました。松本さんは「悪いことしたら、あかんでー!」と呼びかけました。 #特殊詐欺 #全国地域安全運動 #四谷警察署 pic.twitter.com/hp4ndood0l — 警視庁生活安全部 (@MPD_yokushi) October 5, 2023 感謝状を受け取った松本一人さんは、「悪いことしたらあかんで」「小さな違和感を見逃さないでほしい」と呼びかけました。ネットでは、松本一人さんの行動を称賛する声が上がっています。・未然に防げてよかった!素晴らしい行動です。・松本人志さんかと思ったら、松本一人さんでした!でも、グッジョブですね!・よく気付いて声をかけたな。すごい。なかなかできることではない。近年、コンビニなどで電子マネーカードを購入させ、番号を要求し、金銭を騙し取る詐欺が増えているとのこと。突然、電子マネーの番号を要求されるようなことがあったら、安易に購入しないように注意したいですね。また、周囲の人が高額の電子マネーを購入しようとしていたら、松本一人さんのように声をかけることで、被害を減らすことができるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年10月05日●賞レース無冠で抱いていた劣等感と焦り今年6月に結成20周年を迎えたお笑いコンビのプラス・マイナス(岩橋良昌、兼光タカシ)。劇場で大いに笑いを取るも、賞レースを制したことがなく“無冠の帝王”と呼ばれていた2人が、5月に「上方漫才大賞」に輝き、ついに称号を手に入れた。受賞と20周年を祝うお笑いライブ「W祝!! 上方漫才大賞受賞&結成20周年 プラマイ寄席」を10月7日に開催する2人にインタビュー。すると、「大賞をもらってなかったら解散していたかもしれない」と口をそろえ、受賞直前の解散危機が明らかに。「上方漫才大賞」がもたらした変化や今後について話を聞いた。○■結成20周年! 給与明細を見て「芸人になってよかった」と実感――20周年を迎えた心境からお聞かせください。岩橋:「もう20年も経ったんだ」という感じです。3年目ぐらいからバイトもせず、お笑いで食ってこられたんだなと。振り返ると長いようであっという間でした。兼光:今年45歳なので、人生の半分近く一緒に漫才をやってきたと考えたら、ほんまにすごいなと思います。――高校の同級生ということで、出会ってからだともっと長いですね。兼光:出会ってからだと30年。岩橋:ネタは大学生のときからやっていて、そこを芸歴スタートとすると20年以上です。――兼光さんはバーミヤンの内定をもらっていたそうですね。兼光:内定式にも出ましたが、相方が声かけてくれて、悩んだ挙げ句、NSCに入りました。――別の人生もあった中、漫才師になってよかったなって感じる瞬間を教えてください。兼光:サラリーマンの方たちより給料をもらっているなと思うときです。「サラリーマンの平均給料」みたいな記事を見て、「よし、超えてる!」って(笑)岩橋:僕が誘ったので、バーミヤンに入ったらもらっていたであろう収入を超えていると思ってもらえているのは、ほっとします。――岩橋さんはどんなときにお笑いをやっていてよかったなと感じますか?岩橋:やっぱり給与明細ですね(笑)。給与明細を見ると、「この道で正解だったんだよ」と言われているような気がします。○■初戴冠で得た自信と心の余裕 「ずっと漫才を続けよう」と決意新た――お金の話になりましたが、もちろんお笑い自体のやりがいも?岩橋:そうですね。ただ、同期のジャルジャルは『キングオブコント』で優勝し、銀シャリも『M-1』で優勝しましたが、僕たちは賞レースの決勝すら行ったことがなく、「上方漫才大賞」をいただくまでは劣等感や焦りがありました。俺たちは一体なんなんやろうと属性がわかりませんでしたが、大賞をいただいて寄席芸人というのがはっきりわかったので、テレビは出られたらラッキーぐらいで、健康である限りずっと漫才をやっていこうと思うようになりました。――漫才師として決意を新たに。岩橋:定年ないですし。年を重ねれば重ねるほど、いただくお金も増えていくと思うので、最終的にお金を使いきれないおじいちゃんになってやろうと(笑)――兼光さんも大賞をとったことによる変化は大きかったですか?兼光:むちゃくちゃ大きかったです。人生変わったと言っても過言ではない。漫才師の中ではかなり大きい賞で、本当にうれしかったですし、自信と心の余裕が得られました。岩橋:前回はM-1王者のミルクボーイ、前々回はキングオブコント王者のかまいたちで、その2組がもらう意味合いと、無冠でテレビにもそんなに出ていない僕たちがもらう意味合い……「お前らの受賞は値打ちがある」と師匠や社員さんたちから言ってもらい、実際にグリーン車になったり、大賞の恩恵をすごく浴びたコンビだと思います。――いろいろな賞レースがある中で、「上方漫才大賞」への思いは特に強かったですか?岩橋:強かったです。関西では一番歴史があって権威のある賞なので、50歳ぐらいまでにもらえればいいかなと思っていました。そうしたら、マネージャーから受賞の連絡があって、「嘘つくな!」ってちょっと怒ったら、「本当です」って(笑)。『M-1』で優勝した人がテレビで活躍し、劇場にお客さんを呼び、そのご褒美でもらえる大賞だと思っていましたが、このパターンあるんやと。――ちゃんと劇場での活躍を見てくれていたわけですね。兼光:それはすごく思いました。――きっと劇場を中心に頑張っている後輩芸人にも勇気を与える受賞に。岩橋:賞レースの結果を受けて辞めるコンビがたくさんいるので、賞レースだけじゃないというのを後輩に伝えられたら。無責任に「諦めないで」とは言えませんが、いろんな上り方があるということを少し伝えられたかなと思います。●岩橋は6月いっぱいで引退すると宣言していた――大賞受賞後、仕事面はどう変わりましたか?岩橋:関西ローカルの仕事が入ったり、オーディションに受からないと出られなかった漫才番組にノーオーディションで出られたり。東京でも感じますが特に関西で感じます。出番が後ろになったり、周りからの見え方が変わったのかなと思います。兼光:NGK(なんばグランド花月)だと「『上方漫才大賞』大賞」と出るので、それがうれしいです。お客さんの反応も今までと少し違って、ざわついてもらっているなと感じます。――今後ずっとつけられる称号を手に。岩橋:そうなんですよ! 関西の師匠方やNGKの支配人から「いずれNGKのトリを取らないとダメな芸人だから頑張れ」と激励していただいていますが、その上で必要な賞だったみたいで、「値打ちあります」と言ってもらえてうれしかったです。兼光:大阪のいろんな知り合いから「ほんますごいな」と言ってもらい、「すごい賞なんや」と、そこでも感じました。○■岩橋、自分のボケの理想像を兼光に押し付けていたことを反省――ここにたどり着くまでに、岩橋さんは解散を考えたこともあったそうですね。岩橋:そうなんです。僕は子供の頃から人を笑かすのが大好きな人間でしたが、ボケとツッコミをどうするかというときに彼が「俺はツッコまれへん」と言ったので、僕がツッコミに。でも、自分のボケの理想像があるから、それを彼に落とし込もうとしてうまくいかず「もう無理やな」と解散を考えた時期がありました。喧嘩もけっこうしていましたし。最近になって、僕を兼光にコピーするのは間違いだと気づき、彼の弱点だと思っていたところが武器だと思えるようになりました。――兼光さんの武器であるモノマネを生かしたり、兼光さんらしさを大切にするように?岩橋:そうです。得意のモノマネをどんどんやってもらって、それ以外は別にいいなと。そして、僕がツッコミで笑いを取ってもいいし、型にハマる必要は一切ないと気づき、変えてからよりウケるようになりましたし、大賞もいただけて、間違ってなかったなと思いました。――そういう風に変わってから兼光さんもやりやすさや楽しさは増しましたか?兼光:「そのままでいい」と言ってくれたので、気が楽になりましたし、やりやすくなりました。昔に比べたらのびのびと。岩橋:以前は、単独ライブの直前まで「あそこはこう!」「なんでできへんのや!」とか言っていて、その単独めっちゃスベッたんです。(兼光の)表情もカチコチで、ほわっとした良さを全部殺してしまって。その当時の僕は気づかなくて、反省しています。○■「大賞をもらってなかったら解散していたかもしれない」――喧嘩も多かったということですが、コンビの関係性もよくなってきたのでは?岩橋:そうですね。喧嘩も減りましたし、お互いがいなかったら大賞はいただけていないですし、大事なパートナーという感じに変わっていった気がします。しゃべり方も丸くなって、世間話もするようになるし、大賞が落ち着かしてくれました。兼光:お互いリスペクトし合って、いい方向に向かっているなと思います。でも、大賞をもらってなかったら、ほんまに解散していたかもしれないです。岩橋:ほんまにそうですね。悪い空気感がそう遠くない昔もあったので。周りはどんどん活躍して自分たちは何の賞ももらえないというのが続いていたら、フラストレーションがさらに溜まって、解散していた可能性はほんまにあります。大賞がつなぎ止めてくれました。大賞をもらう直前に、俺本気で「芸人辞める」って言っていたよね?兼光:そうだよ。大賞が決まる数日前まで。岩橋:芸人辞めて大阪に帰って自分の好きなことをして生きていくと決めて、「6月いっぱいで引退する。それ以上はスケジュール入れないでください」というところまで話していました。いろんな人が止めてくれたというのもありますが、信号待ちをしているときに「辞めたらあかん」というのがふわっと感覚として来て、やっぱ続けようと。そうしたら、大賞受賞の電話がかかってきて号泣しました。食い止めようとしてくれていた先輩のテンダラー・浜本(広晃)も涙ぐんでくれて、「漫才の神様がおんねんな」と言ってくれました。――兼光さんは、辞めると言われたときにどう思いましたか?兼光:「ほんまに辞めるわ」って本気の感じだったので、何を言っても響かないだろうし、そっとしておこうと。ピンでローンをどうやって返そうかなとか、いろいろ考えました。――そこから一転、続けると言われたときは?兼光:「ふざけるな」と思いましたけど(笑)、ほっとしました。よかったです。岩橋:昔からいろんな人を振り回して申し訳ないなと。でも、そこから大賞をいただくは、グリーン車になるわ、相方にも先輩にも吉本にも、もう感謝しかないです。「テレビに出たい」という思いがずっと強かったですが、漫才で地肩・地盤を固めていく大事さを感じました。もう大丈夫です。――今後はもう、辞めるという選択肢はなさそうですか?岩橋:ないですね。こんなおいしい仕事、辞めたらあきまへん! ここまで来られたんだから、辞めたらあかんなと。漫才を中心にずっと続けていきたいと思います。――兼光さんも安心ですね。兼光:いや、わかんないです。いきなり「俺辞めるわ」って言いだすかもわからない(笑)岩橋:いやいや、グリーン車のあの寝心地を味わったらやめられへん(笑)●劇場に重き目標は「NGKの看板芸人」――今後はどうなっていきたいと思い描いていますか?岩橋:今まではテレビに重きを置いて、漫才はテレビに出るためのツールやと思っていましたが、それがひっくり返り、劇場でしっかり目の前のお客さんを笑かすことに重きを置き、テレビは出られたらラッキーで、もしテレビで知名度が上がったら劇場に見に来てほしいという感じになりました。あと、NGKの入り口の看板に自分たちの名前も載せたいです。そして、いずれNGKのトリを任されるようになって、NGKの看板芸人になるのが目標です。兼光:相方が言ったのに加え、「上方漫才大賞」は何回も取れる賞で、最多がオール阪神・巨人師匠の4回なので、5回を目指したいなと。そして、オール阪神・巨人師匠は紫綬褒章を取られているので、僕たちは人間国宝を目指そうと思います(笑)岩橋:人間国宝!?(笑)――今年初開催された「THE SECOND」に出場されましたが、今後も出場するのでしょうか。兼光:次どうするのかはまだ決まっていないです。岩橋:大賞をいただいて心が落ち着いた時に、またバトルはどうやろうという思いはありますが、前回早めに負けて用意していたネタはまだあるので、次ぐらいは出てみようかなと今のところは思っています。ただ、「絶対優勝や!」みたいなギラギラした感じではないです。1回目は優勝を狙っていましたが、そのあと「上方漫才大賞」をいただき、落ち着いて楽しく漫才をやっていくのもいい道かなと。やる気がないわけではないですが、「絶対優勝するぞ!」と力むと今までいい結果が出なかったので、もし出たとしても、楽しむことを大切にして身の丈にあったパフォーマンスをやるだけです。――10月7日には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて「W祝!! 上方漫才大賞受賞&結成20周年 プラマイ寄席」を開催されます。どんなライブにしたいですか?岩橋:僕たちはファンの方が少ないですが、深い人はすごく深く応援してくれているので、わざわざ足を運んできてくれるコアなファンの方と素敵なゲストの方たちと、楽しいお祭りみたいなライブにできたら。この日だけは自分たちが主役にならせてもらって、お祝いムードのイベントにしたいです。兼光:お祝いライブという感じなので、とにかく楽しく、普段通りの僕らを見てもらいたいです。ゲストも気心の知れたメンバーたちで、今年の「上方漫才大賞」で新人賞を取ったカベポスター、奨励賞の吉田たちも来てくれるので、みんなで楽しく分かち合いたいです。○■コンビのギスギス感がなくなり漫才の掛け合いもより楽しく――コンビの関係性がよくなってギスギス感もなくなり、漫才の掛け合いがより楽しいものになっていきそうですね。岩橋:そういうのも漫才に絶対出ると思います。相方はアドリブしない人でしたが、アドリブするようになってきているし、ネタの尺10分が今まではちょっと長いなと思っていたんですけど、楽しくなって普段言わないことを言うようになって、10分でちょうどいい、なんなら足りないときもあるので、いいゾーンに入ったなと思います。――兼光さんも楽しくなってきてアドリブを?兼光:そうですね。自信と心の余裕も出てきて、より楽しめるようになっている気がします。岩橋:コンビを組むときに、僕は「1回きりの人生やからチャレンジしたい」と言ったんですけど、彼は「1回きりの人生やから堅くいきたい」と。そういう本質は変わってないので、大賞をいただいたことによって安定したんだと思います。公務員みたいなハートに(笑)兼光:確かに安心感が生まれました(笑)岩橋:これからはとにかく2人で楽しんで漫才をするというのが一番やなと。大賞という形で認めてもらえたことで、いい関係性で漫才を楽しめるようになり、すごく大きなターニングポイントになりました。――素敵な関係性になったお二人ですが、最後にお互いにメッセージを送り合っていただきたいです。岩橋:これからはモノマネを中心にのびのびとやっていただきたいです。モノマネは天才なので、そこをしっかり伸ばして、モノマネ以外は深く考えないで気楽に。大賞もいただきましたし、これが正解なので。以前は僕がガミガミ言い過ぎてすみませんでした。これからはのびのびとやっていきましょう!兼光:今後、解散っていうのだけはやめてください。以上です(笑)岩橋:ハハハ! わかりました。僕がいろいろ言いすぎて「解散や」と言われたこともあったので、その人に「解散しないでください」と言ってもらえるのはありがたいことです。■プラス・マイナス岩橋良昌(1978年8月12日生まれ、大阪府出身)と兼光タカシ(1978年11月10日生まれ、大阪府出身)によるお笑いコンビ。高校の同級生で、2002年にNSC大阪校に入学し、2003年6月に結成。劇場を中心に活躍し、2007年に「ABCお笑い新人グランプリ」優秀新人賞、「NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞、2012年に「上方漫才大賞」新人賞、2021年に「上方漫才大賞」奨励賞、2022年に「上方漫才協会大賞」特別賞を受賞。そして、結成20周年の節目の年である2023年に、「上方漫才大賞」大賞を受賞した。
2023年09月28日“ネオ渋谷系漫才師”としてブレイクし、いまや幅広い世代に支持されているお笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹。今年12月に結成6周年を迎える2人は、お笑いはもちろん、それ以外のフィールドでも様々なチャレンジをしてきた。“本丸”の漫才では、怒涛の47都道府県ツアーを開催中の2人を直撃し、公私ともに気になるトピックについて話を聞いた。○■MCは“あうんすん”の呼吸!?9月2日にさいたまスーパーアリーナで開催された「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」で、6度目のMCを務めステージを盛り上げた2人。会場の熱気を受けて、りんたろー。が「ここいちの盛り上がりじゃないかなと」と喜ぶと、兼近も「でも結局、来年になったら、またここを超えてくるのかなとか思っちゃいます」と頷く。また、りんたろー。は「前回は声出しOKと言われても、やっぱり世間の空気がまだコロナ禍で、なかなか声を出しづらい雰囲気がありました。今回はやっと心の底から声を出せるという感じに戻ってきたなと思います」と手応えを語った。6度目のMCということで、すっかり板についている印象を受ける2人だが、MCとして心がけていることについて兼近が「なるべく噛まないようにすること。ただ、台本を見て、文字を追うということを意識してします」としれっとボケると、りんたろー。は「いや、それよくないでしょ、MCとして」とすかさず合いの手を入れる。「もはや阿吽の呼吸ですね」と振ると、りんたろー。は「そうですね。兼近くんが『あ』と言った時は、俺が『うん』って言うふうに決めています」とふざけ、兼近も「りんたろー。が『うん』と言ったら、俺は『すん』って言います。“あうんすん”の呼吸です」と笑いを誘う。○■まもなく父親になるりんたろー。「価値観が変わることが多い」プライベートでは、りんたろー。の妻でタレントの本郷杏奈が、6月に第1子を妊娠中であることを発表。まもなく父親になるりんたろー。は「もうこの時点で価値観が変わることがすごく多くて。僕の親もこれを経験して今の僕がいるんだなとか考えたら、親にもすごく感謝するし、これからのことも感慨深いです。また、自分がまだ経験してないことを経験できるは楽しみです」と心境を語る。すると、兼近が「子供の名前は僕が決めたんです」と切り出し「まだ、名前、言ってないんでしたっけ? 名前は“揺れる”に“甘い”と書いて“ゼリー”と読ませる。ほっぺたがぷるぷるしている感じです」と言うと、りんたろー。は「嫌です(笑)。やめてください」と間髪入れずにツッコむ。とはいえ、りんたろー。によると「けっこう2人の間で、『これどう?』みたいことは言い合っています。第1候補、第2候補は決まっていて、今ガチで2人で決めています。パートナーは『私も入れて』と怒るかもしれないけど」と、名前について兼近と話しているのは本当らしい。さらに兼近が「“米”に“香辛料”と書いて“カレー”。これなら『かわいいのよ。うちの“カレー”がさあ』とか言って盛り上がれる」と言うと、りんたろー。は「意味わかんない(笑)。カレーって、何か関係ありますか?」とバッサリ却下した。続いて、最近の活動のなかで特に印象に残っている仕事について聞くと、兼近は「そうですね。“喋る”に“歌う”と書いて“漫才”」と名前ネタを引っ張り、りんたろー。が「やめてください。“漫才”って漢字はすでにあるので」とツッコんだ。そしてりんたろー。は「今年は、やっぱり47都道府県ツアーで、全国47カ所を回れたことですね。お客さんに会う機会も多かったですし、楽しくてタフな経験でした」とコメント。兼近が「12月10日には単独ライブを、1000人キャパの東京ガーデンシアターでやります」と気合十分に言うと、りんたろー。も「SS席が5万円台で、1番安いのがワンコイン100円なんです。100円の席ばかり買われちゃうと赤字になるので、そこはあんまり買わないでほしいなと」と紹介した。○■俳優業でも活躍『Gメン』にそろって出演お笑い以外の仕事では、俳優業での活躍も印象的だった2人。そろって出演した岸優太主演映画『Gメン』が公開中だ。本作でりんたろー。は主要キャラクターの1人である薙竜二役を、兼近はナンパなチャラ男・ノボル役を演じた。薙役のりんたろー。は、足を痛めつけられる壮絶なシーンがあったが「僕は実際にサッカーで、靭帯断絶を2回やってるので、その経験が生きたなと。めちゃくちゃリアルに演じられたので、そこは褒められました。でも、撮影で1シーンだけ怪我しているほうの足を間違えていたんです。そこは映画を観て探してほしいなと」と告白。兼近も「僕も出ているんですよ。楽しくやらせていただきました」と笑顔を見せた。兼近は今年、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『ホスト相続しちゃいました』やWOWOW『アオハライド Season1』(9月22日より放送)にも出演。俳優業について「ちょくちょくいろんなものに出させてもらっているので、これからもいろいろと楽しませていただこうと思っています」と前向きに語っていた。■EXITりんたろー。と兼近大樹によるお笑いコンビ。2017年12月22日結成。吉本興業所属。テレビやYouTubeなどで活動するほか、アーティスト、コメンテーター、俳優など幅広く活躍。アパレルブランド「EXIEEE(イグジー)」のプロデュースも手掛ける。『EXITのモータースポーツ応援宣言』、『EXITのベルギー行ったらモテるやつ』などの冠番組をはじめ、さまざまな番組にレギュラー出演中。12月10日に東京ガーデンシアターで過去最大規模となる単独ライブ「チャランの園 1億年と2千年たっても笑わせる~カネチ&リンと林檎かじり散らかしてアチャーな新人類創生計画ブッカマ!!~」を開催する。
2023年09月27日9月21日に更新されたお笑いコンビ・鬼越トマホークのYouTubeチャンネルに、お笑い芸人の天竺鼠・瀬下豊(44)が登場。度重なるスキャンダルによる謹慎明けの生活の様子について語った。‘22年3月、週刊文春に20代女性と不倫関係にあったことを報じられ、さらに4月には別の2人女性と不倫関係にあり、一人には中絶の要求をしていたとことも報じられてしまうことに。その後、謝罪し、当面の芸能活動自粛を発表した。同年6月に自身の公式Twitterにて活動の再開を発表したものの、‘23年1月に、’21年12月に起こしていた交通事故で執行猶予つきの有罪判決を受けたことが報じられ、実質活動休止状態だった。今回、鬼越のYouTubeに出演した背景には、瀬下が金ちゃん(38)と同じ草野球チームで連絡をとりあっていたことがきっかけだという。瀬下は冒頭で「気合いと根性天竺鼠瀬下です」とお馴染みのあいさつを繰り出したが、その声のトーンの低さに思わず鬼越の二人も「悲壮感漂いすぎちゃって、ちょっと」と戸惑う様子。それに対し、瀬下は「最近仕事ないから。大声出してないから出ないねん」と仕事が激減したことをネタにしていた。近況について聞かれると「家族とかは全然普通に戻って」としつつも、外出時には中学生の息子にサングラスを着用するように言われるという。さらに鬼越の二人は、グレーのハットに深緑色のポロシャツ、紺のハーフパンツという地味な姿で登場した瀬下に「芸人がいくらプライベートでもする姿じゃない」とツッコミをいれたが、瀬下は「なんかスカしてるやん。そういうのって」と人目を忍ぶように生活を送っていることを明かした。そんな瀬下の現在の収入源はというと、メインの仕事として、ゴルフ教室のインストラクターをしているという。半年間の研修を経たのち正式なインストラクターとして採用され、日々生徒にゴルフを教えており「今からちょっと資格とかも取っていく」と今後の展望についても語っていた。「他のインストラクターと違うのは、36歳からゴルフを始めたので、他の(小さいころよりゴルフをやっている)人よりかは教えるのが上手いかなと」とインストラクターとしての腕に自信がある様子ものぞかせていた。そして話題は、瀬下が選ぶ「スキャンダルを起こしそうにない芸人ランキング」に。3位にかまいたち・濱家隆一(39)、2位にNON STYLE・石田明(43)と、順当な人選に鬼越の二人も納得していたが、瀬下は1位にあえての”自分自身”と、先日不倫が続けて報じられたジャングルポケット・斉藤慎二(40)をチョイス。理由として、謹慎後の今はめっきり女性関係が落ち着いたことを挙げた。スキャンダルが報道された当時は「遊んでないと落ち着かなくなる」ような感覚だったが、謹慎後は「そういうのが何もなくなって、そっからなんも、やりたいとも思わへん。その感覚なくなる、女の子を見なくなる」と意識が大きく変わった心中を吐露していた。最後に坂下に「お笑いをでもやりたいですよね」と問われると、瀬下は「やりたい」と断言。「神様がそうやってね与えてくれたんやと思うわ。チャンス!をね」と意気込みを語り、動画を締めくくった。
2023年09月22日9月21日、お笑いファンの間に激震が走った――。あの“レッドカーペット芸人”が逮捕されたことが報じられたのだ。逮捕されたのは正村綱良容疑者(41)。今年4月30日から5月2日までの間に、警察官になりすまして高齢女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、9月20日に詐欺未遂の疑いで逮捕された。宮城県警は特殊詐欺グループの「受け子」とみて調べを進めているという。この正村容疑者、実は吉本興業のお笑いコンビ「タカダ・コーポレーション」の「おやきくん」として活動していた過去がある。「SMショートコント」や、「タカダ・コ~ポレ~ショ~ン♪」と歌いながら体を左右に揺らす持ちネタが有名で、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)や、『エンタの神様』(日本テレビ系)などの人気番組にも出演。また、正村容疑者の相方であった大貫さんが、’80年に起こった「一億円拾得事件」で1億円を拾ったトラック運転手・大貫久男氏の孫であることでも話題に。コンビは、正村容疑者が’15年に吉本興業を自主退社するにあたって解散している。数々のバラエティ番組に出演したかつての人気芸人が詐欺未遂の疑いで逮捕――。その“笑えない”末路には、ネット上では驚きの声が相次いだ。《タカダ・コーポレーションのおやきまじか…世代すぎてタカダコーポレーション♪ってなるのに》《元タカダ・コーポレーションのおやきさんって坂上忍さんの番組で『借金踏み倒し芸人』として取り上げられて怒られてなかったっけ?レッドカーペットとかで見てた世代から、なんか切ないね。》《久しぶりに、「#タカダ・コーポレーション」の名を見たと思ったら、ツナTheインおやき逮捕・・・。悲しいな・・・。(´;ω;`)》《タカダ・コーポレーション好きだったのに…やっぱり世の中金かぁ…》
2023年09月22日テレビ番組のMCやレギュラーへの抜擢、動画配信サービスなど、活躍の場が広がり続けているお笑い芸人。しかしそのいっぽうで、注目を集める中での問題発言やスキャンダルが、たびたびネット上などで炎上することも。果たして、過去に問題発言やスキャンダルが報じられたお笑い芸人の中で、視聴者が特に「もう応援できない」と感じているのは、いったい誰なのか。今回は’22年9月以降、過去1年のうちに世間を騒がせたお笑い芸人を対象にアンケート調査。その結果を紹介する。まず、第3位に選ばれたのは、ハーバード大学卒のインテリ芸人として情報番組に出演することの多い、“パックン”ことパトリック・ハーラン(52)。パックンについては、昨年8月に起きた安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を受けて、連日ワイドショーで取り上げられた「旧統一教会問題」への発言が物議を醸した。特に、9月4日に放送された『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)での「僕は正直、統一教会問題はもういいんじゃないかなって思うんですよ」などの発言が、“擁護している”とされ、ネット上で批判が殺到する事態に。以降、『Abema Prime』(ABEMA)や自身がコラムを寄稿している「Newsweek日本版」などでも、同問題への言及を続けていたが、あまり共感の声は多くなかったようだ。《もともと応援などしてないけれど、発言したタイミングが悪すぎる》《一般的解釈からの乖離》《的を得た発言をしていない》続いて、第2位に選ばれたのは、オリエンタルラジオ・中田敦彦(40)。現在はシンガポールを拠点として、相方の藤森慎吾(40)や宮迫博之(53)らと、YouTubeチャンネルなどの配信コンテンツに注力している。そんな中田は、今年5月29日に自身のYouTubeチャンネルで公開した動画「松本人志氏への提言」が大炎上。ダウンタウン・松本人志(60)が、数多くのお笑い賞レースで審査員を務めることを「業界のタメにならない」などと痛烈に批判したことで、同じ芸人界隈からも否定的な声が相次いだ。また、中田の提言した内容以外にも、対談企画や直接的なコンタクトではなく、YouTube動画による一方的な発信だったことも含めて、”共感できない”という人が多かった。《言うのは自由だと思うが言い過ぎだから》《自分は正しいと信じて疑わず人を傷つける発言をするところ》《発言のしかたが共感できない》《炎上を狙っているのかわからないが、奇抜な発言ばかりで考えが理解できないから》そして、第1位に選ばれてしまったのが、ジャングルポケット・斉藤慎二(40)。「FRIDAYデジタル」が8月17日と9月1日の2度にわたって、複数女性との不倫を報じたばかりだ。斉藤といえば、’17年にタレントの瀬戸サオリ(35)と結婚。夫婦はSNS上で、息子との微笑ましい家族ショットを披露するなどして、たびたび注目を集めていた。さらに斉藤は、今年7月に朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で、水曜日パーソナリティに大抜擢されたばかり。過去にはNHKの子ども向け教育番組『できた できた できた』で、6年にわたって「ガッツ王子」を務めていたこともあり、長年にわたって築き上げられていた好印象が、大きく崩れたと感じた人も多かったようだ。《朝番組に出だしたり、印象がよかったから》《ニュースで知り信じられないくらいだったからです》《昔、子供向け番組、ガッツ王子を子どもと見ていて、大好きだったのでショック》また、繰り返し不倫報道が出たにもかかわらず、『ZIP!』を始めとしたテレビ番組などで降板させられていないことに、不信感を抱くという人も少なくない。《平気な顔してジップにでてた》《問題が出ているのにテレビに普通に出ている》果たして今後、彼らの評価が覆ることはあるのだろうかーー。【「もう応援できない」やらかし芸人】1位:ジャングルポケット・斉藤2位:オリエンタルラジオ・中田3位:パックン4位:超新塾・アイクぬわら5位:バッドボーイズ・佐田6位:爆笑問題・太田光7位:ダウンタウン・浜田8位:天竺鼠・瀬下9位:相席スタート・山添10位:アンタッチャブル・柴田11位:オードリー・春日12位:極楽とんぼ・加藤浩次13位:ハライチ・岩井14位:千鳥・大悟調査対象:15歳以上~60代の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年09月16日ウクライナ発のアニメーション映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』(9月22日公開)で吹き替え声優を務めたお笑いコンビ・NON STYLE(石田明、井上裕介)のコメント動画がこのほど公開された。ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本初の映画館での上映作品となる本作は、騎士に憧れている俳優ルスランと王女ミラの身分違いの恋、そして2人が悪の魔法使いに立ち向かう姿を描くファンタジー・ラブストーリー。全国規模の劇場公開と日本語吹替版の制作を目指して開始したクラウドファンディングでは、約700人もの人々の賛同を得ることができ約950万円の資金が集まった。そして「少しでも日本の映画業界から出来ることを」という想いを共にし、日本語吹替版で主人公・ルスラン役に抜擢されたのは、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したグローバルボーイズグループ・INIのメンバー高塚大夢。声優初挑戦でありながら、愛するミラを救うために不器用でも困難に立ち向かう主人公・ルスランを等身大に演じている。また、ヒロインである王女ミラを演じるのは、『推しの子』で主要キャストのひとり・星野アイ役を演じて現在話題沸騰中の高橋李依。悪の魔法使い・チェルノモールに攫われてしまうも、ただ助けを待つだけではない強さを兼ね備えたヒロインに相応しい、力強くイキイキとした声を吹き込んでいる。また、主演の2人を取り巻く個性豊かなキャラクターの吹替を、岡本信彦、多田野曜平、森久保祥太郎、NON STYLE、別所哲也などが担当している。本作で、冒険したい一心で城を飛び出したヒロイン・ミラを襲う街の悪党コンビの声を担当したNON STYLEの2人。キラリと光る金歯が自慢の金歯男を井上、頭の上の大きな兜で威嚇する兜男を石田が演じている。コンビでアニメーション作品の吹き替えを担当するのは本作が初挑戦となる。このたび公開された動画では、2人が揃って登場。吹き替えに挑戦した感想を語るかと思いきや、なぜか井上と対談できることを「光栄です」と石田がコメント。すかさず井上が「ちょっと何を言うてんの?」と突っ込むものの、「声優業界で大活躍されている井上先生」と、井上を讃えあげ、大御所声優と新人声優のようなやり取りが交わされている。吹き替えについては、石田が、井上が演じた金歯男が蹴られて自慢の金歯が飛んでいくシーンについて「あのシーンは井上先生じゃないと表現できないですよね」と絶賛(?)。一方で、自身の演技については「僕の演じ方が甘いせいで、兜が見えないんじゃないか」と悔しがっており、そんな石田を、井上が「大丈夫や、映像から消えることはないから」とフォロー。まるで漫才のネタのような掛け合いをしながら、「一生懸命声を当てさせていただきました」と井上が締め括った。また、動画の最後には、“井上先生”を気遣っているかと思いきや、突如“素”の態度に戻る、撮影後の石田の姿も収められている。普段から阿吽の呼吸でボケとツッコミを交わしているNON STYLEの2人だからこその、劇中での息ぴったりな“悪党コンビ”の演技に注目だ。(C)2018, SSVG EAST FUND INVESTMENT LIMITED (C)2018, “ANIMAGRAD” LTD (C)2018, Ukrainian State Film Agency (C)『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』製作委員会
2023年09月05日お笑い芸人・やす子が27日、ABEMAのバラエティ番組『チャンスの時間』(毎週日曜23:00~)に出演し、先輩芸人への不満を打ち明けた。番組ではスタジオゲストに安斉かれんを迎え、“最強のブチギレ軍団”がベストなキレ方をアドバイスする企画「行列のできるブチギレ相談所」を実施。千鳥の大悟が“相談所所長”としてMCを務め、ノブ、安斉のほか、Aマッソ・村上、さや香が出演し、“最強のブチギレ軍団”の永野、スリムクラブ・真栄田賢、そいつどいつ・市川刺身、キンタロー。らが集結した。やす子は相談者としてVTR出演し、「ある先輩にキレたいんですけどキレられない」と切り出し、その人物は事務所の先輩でもあるピン芸人・野田ちゃんと告白。野田ちゃんとユニットコンビとして『M-1』や『キングオブコント』に挑戦しているといい、ファミレスなどでネタ合わせをした際の出来事を、「急に野田ちゃんさんがいなくなって先に帰っちゃうんです。最終的に私が2人分の会計をすることになった」と振り返った。さらにコンビニでも迷惑行為に悩まされているようで、「自分が持ってるカゴにビールとかおやつとか関係ないものまで入れて私が支払いさせられていたりとか……」とも暴露。「毎度会計した後に、『これエピソードにしていいからね』って言ってくださるんですけど、誰も野田ちゃんさんのことを知らないから一度も使われたことがない。ずっと赤字が続いている」「先輩だから怒るに怒れない」と胸の内を明かした。これを聞いたノブは「あいつすごいな」、大悟も「キレてええんちゃうか」とドン引き。感想を求められた安斉は、「芸能界とかじゃない先輩がいるじゃないですか。そういう先輩とかはめちゃくちゃたかられたりしました」とメディアに出始めた頃の実体験に触れ、“ブチギレ軍団”からも様々なアドバイスが寄せられた。やす子を頼りながら、「これエピソードにしていいからね」と許可していたという野田ちゃん。29日更新のX(Twitter)に同番組のURLを貼り、「野田ちゃんの話してくれてまっすわ!!やす子ちゃん~またご馳走してね~!!」と投稿している。
2023年08月30日2023年8月25日、お笑いコンビ『おかけんた・ゆうた』の、おかゆうたさんが亡くなったことが分かりました。所属事務所の吉本興業株式会社によると、同月22日に脳内出血のため、大阪府大阪市内で逝去したとのことです。『おかけんた・ゆうた』おかゆうたさん、亡くなる鹿児島県出身のゆうたさんは、1981年に吉本新喜劇の座員だった岡八朗さんのもとに弟子入り。1983年にNSC(吉本総合芸能学院)を1期生として卒業した後に、同じく岡八朗さんのもとに弟子入りしていた、おかけんたさんとコンビを結成しました。以降、さまざまな漫才コンテストで賞を受賞。1987年に放送が開始されたバラエティ番組『4時ですよーだ』(毎日放送)にレギュラー出演したことでも知られ、人気を博していました。2020年頃には、体調を崩してコンビでの活動は休止状態になっていましたが、2023年8月15日に開催された『よしもとお笑いライブ』に出演。コンビ結成40周年のプロローグとして漫才を披露し、これが最後の舞台になったといいます。公演終了後、ゆうたさんは「40年は、ほんまにあっちゅうまでした」「1日でも長くやりたい」などと話していたそうです。相方の、けんたさんは、ゆうたさんの訃報に際し、以下のコメントを寄せています。週3で透析を受けていた、ゆうたくん。私が劇場にいると、「おっ、相方どやねん」「ゆうた、元気してんの?」と皆さんが声をかけてくださいました。私の知る限り、こんなに皆さんに愛されてる芸人はいません。そんな時、相方からポツンときたメール、「漫才やりたいです。」 涙が止まりませんでした。それが実現した、台風の最中での3年半ぶりの漫才。舞台で私の肩を持って重心をとる相方が、愛おしくて愛おしくてたまりませんでした。漫才が終わって、取材を受けた時のゆうたくんの言葉「1日でも長くやりたいというのがあるからね。」ほんま、長く漫才やりたかった。旧暦の七夕の日に、天に召されたゆうたくん。この日だけでかまへんから、一年にいっぺん会って♪えぇ~漫才♪しょーな。今までありがとう。最高の相方、おかゆうたくん。また、ゆうたさんの訃報を受け、ネットからは悲しみの声が相次いでいます。・61歳ってまだ若いのに…。若い頃から軽快な漫才で楽しませてくれました。お悔やみ申し上げます。・『おかけんた・ゆうた』の漫才と人柄が好きだったなぁ。・信じられません。けんたさんのコメントにも涙が出てくる。多くの人から愛されていたという、ゆうたさん。ゆうたさんを偲ぶ温かい想いは、きっと雲の上にいるご本人に届いていることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年08月25日8月16日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、お笑い芸人のやす子(24)が出演。「ロケ中ミスをしたスタッフが次々とボウズになって戻ってくるとんでもないパワハラ現場テンションの作り方難しい説」のターゲットとなった。ロケでミスをしたスタッフがその責任を取ってボウズにさせられる現場でのターゲットの反応を見るという企画だ。お笑いコンビ・エルフの荒川と共に、陶芸教室でロケに臨んだやす子。しかしここで仕掛け人の男性ADが、荒川が作った皿を落として割ってしまう。ディレクターが激怒するなか、やす子は「また作ります」などと必死にフォローするが、ディレクターの怒りは収まらない。男性ADはディレクターに「やってこい」と命じられ、ボウズ姿に。その姿を見てやす子は「ええええええ」と絶句していた。その後、車内でやす子と荒川は休憩に。ADにボウズを命じるほどのディレクターの怒りについて、やす子は「1回だけあれぐらい怒ってる現場に遭遇したことがあって」と、過去の経験を語り出した。「手出してるところ見たことがあります。まぁ肩パンのちょっと強いバージョンみたいな感じなんですけども、できない子に『おい』みたいな。めっちゃ怖っって思いました」と激白。さらに「自分も言われたことあります」と発言。「『言ってたネタと違うじゃねえか』とか、カンペを覚えられなかったときに『ほんと記憶力悪ぃな』とか言われたことあります。めっちゃ悲しかったです」と吐露した。「それがあるから今の見て、あの怒られた人のめっちゃわかる気持ちって。やめろー、もうやめてしまえって」とも続けたやす子。やす子の口からは具体的な番組名も出たというが、番組側が割愛。さらに“聞いたことのない番組ほど厳しい”とも語ったという。衝撃的な“テレビの裏側”を告白したやす子。やす子は2020年ごろからテレビに出始めていることを考えると、決して昔の話ではないようだ。旧態依然としたテレビ業界のパワハラ体質に対し、SNS上で批判が続出している。《パワハラドッキリは物凄く面白かったけどやす子がそういう現場に出くわしたことがあるっていってたのはホントに嫌だったな~》《やす子が見てるって事は近年でもパワハラはあると。》《流石にここまで露骨なものはないにしろ 怒鳴る蹴るなどのパワハラは今も横行してるテレビ業界 本当に体質だなぁ・・・》
2023年08月17日8月9日より発売が開始された、コーヒーチェーン・スターバックスの新作商品「GABURI スイカ フラペチーノ」。この商品を購入する際の、お笑いコンビすゑひろがりず・南條庄助(41)の支払方法が話題になっている。過去に自身のYouTubeチャンネルで新作商品・メロンフラペチーノを飲みながら撮影した動画をアップしたり、富山県にあるという“世界一美しいスタバ”に興味を持つなど、スターバックス好きとみられる南篠。この夏の限定商品、スイカフラペチーノも発売日当日に味わったよう。8月9日に自身のX(元Twitter)を更新し以下のような投稿をしたのだ。《スタバにてスイカのフラペチーノ頼んで支払いSuicaでって言った時一瞬店員さんの目が光った気がした》この投稿にファンは大興奮。”面白い”と絶賛するコメントが相次ぎ、7.7万件のいいねがつく“バズ”状態に。《コレばかりはSuicaで支払おうかな》《おーいヤマダくん座布団1枚》《Suica使いがうらやましい関西人(これやりたい)》《これは … 天才 現る》《これはやってみたい》この盛り上がりに、南篠も《ばずりて候う!!!ばずりて候う!!!!!》と喜びを見せていた。
2023年08月10日お笑い芸人・蛍原徹(55)のYouTubeチャンネル「ホトゴルフ」で、8月1日に公開された動画が物議を醸している。動画ではお笑いコンビ・千鳥のノブ(43)をゲストに迎え、千葉県「ヌーヴェルゴルフ倶楽部」でハーフ対決を実施。ネット上で問題視されているのは、蛍原とノブがカートに乗って移動するシーン。炎天下にもかかわらず、サポートについた女性キャディーをカートに乗せずに走らせていたのだ。「撮影当日の気温は34度でした。蛍原さんとノブさんがカートで移動する際に、サポートについたキャディーがカートと並走するシーンが映りこんでいたのです。ハーフラウンドとなれば、約2時間は要すると言われています。キャディーは長袖・長ズボンだったこともあり、熱中症などを心配する声が視聴者から相次いだのです」(WEBメディア記者)動画のコメント欄には、蛍原に対して厳しい声が続々。《蛍原、、、、、こわっ》《これは酷い。熱中症で倒れたらどうするのか》《蛍原さん、これからもこの番組でゴルフ続けたいなら、自分自身できちんと説明してくださいね.そうでなければ、宮迫以下です》数々の批判の声を受けて、動画コメント欄の最上位にはスタッフによる次のような謝罪コメントが固定された。《皆さんからのキャディーさんへのコメント拝見致しました。後部座席での2ショットシーンの撮影と、メインカメラが熱で使用できない事態を防ぐため日陰に撮影時以外は置くことを優先するがあまり、カート前列を2席潰してしまい、猛暑日の撮影であるにも関わらず、制作スタッフのキャディーさんへの配慮が行き届かず、お詫びいたします。申し訳ございませんでした》だがいっぽうで、“我関せず”の様子だったノブにも飛び火しているのだ。《氷嚢で自分だけ!?びっくりです。楽しくできるのはキャディさんのおかげですよ》《千鳥のノブ好きやったのに、こんなに配慮ない人なんや……。炎天下で走ってる人いて、それを解決する方法があるんだから普通声かけるよねなんかショック》《ノブもこんな動画に出るなよ。好感度下がったわ》「動画前半でノブさんはカートに乗るなり、水分補給をしていました。蛍原さんとゴルフ談義で盛り上がっていましたが、キャディーに気を配る素振りは見受けられませんでした。動画後半でもノブさんが座っている斜め後ろをキャディーが走ってついていくなか、ノブさんは氷嚢で頭の後ろや首回りを冷やしていました。蛍原さんに注意しないだけでなく、自らもキャディーに配慮のない態度をとっていたため“非情すぎる”と受け取った人もいたようです」(前出・WEBメディア記者)動画は現在もまだ視聴は可能となっており(7日16時現在)、批判的なコメントにも運営側による「いいね」のスタンプが押されている。はたしてカートに乗った2人は、どのように受け止めているのだろうか。
2023年08月07日お笑い芸人の出川哲朗が出演する、SUPER STUDIO「ecforce」の新CM「落とし穴有識者 出川哲朗(『初耳編』『心の中ではありがとう編』)」が24日より、放送される。新CMのストーリーのメインテーマは「ECの売上の落とし穴は、ECカートシステムに」。“落とし穴の有識者”である出川がインタビュー形式で、思い出深い落とし穴のエピソードや見事に落とし穴に落ちた瞬間の感情など、有識者ならではの目線でこれまでを振り返る。しかし、落とし穴については流暢に語るも、ECの落とし穴については「EC」というワード自体が「初耳である」という結果に。ドッキリの落し穴とECの落し穴というテーマの絶妙なミスマッチさに注目だ。○■出川哲朗インタビュー――CM撮影を終えての率直な感想を教えてください。正直、CMを撮ったという感じが1ミリもないんです。インタビュー形式でやらせてもらった上に、内容は「落とし穴」についてだったので本当にCMを撮っている感じではなかったです。――今回のCMの見どころや撮影のエピソードを教えてください。正直、見どころと言われても何1つわかりませんね。本当にいつものテレビの感じでインタビューされてる感じなんで、見どころもエピソードもないですよ(笑)。このCMは監督の編集の腕にかかっていますよ。――CMの完成が楽しみですね。いいCMを撮りたいという熱気がすごくて、一瞬でもドッキリかと疑った自分を恥じるほどです。仕上がりが楽しみです。――有識者はこれまで何回くらい「落とし穴」に落ちてきましたか?落とし穴って大小があるんで、いくつぐらいだろう……。数で言ったら20回以上くらいですかね、細かいのも入れるとそれではきかないかも。――思い出に残っている「落とし穴」について教えてください。絶対忘れられない落とし穴があって。あるバラエティ番組でロシアで落とし穴に落とされたんです。今までに色々仕掛けられてきましたが、その落とし穴だけは忘れられないですね。ロシア人の元彼女が仕掛け人だったんです。一般の方ですよ。番組のスタッフが、僕の元彼女に頼んで仕掛け人になってもらって落とされたんですけど、まあそれは気づけないですよね。――ロシアの「落とし穴」に落ちた時どう思いましたか?ドッキリにかかった悔しさよりも、感動ですよ。よくぞここまで私をだましきってくれたなと。感動しちゃいました。――有識者目線で、落ちてみたい落とし穴はありますか?以前、テレビで見た他の芸人がかけられていて面白いなと思ったのは、落とし穴に落ちるとそのままスロープを滑っていって、先にプールがあって仕掛け人のみんなが待っているというものがありましたね。あのドッキリは一回やってみたいですね。オンエアを見て、あれは正直ジェラ(ジェラシー)でしたね。――その落とし穴に落ちてみたいですか?バラエティー番組の各局の皆さん、ぜひ! ……って何を言わせているんですか! 営業妨害も甚だしいですよ(笑)。――ECサイトの売り上げの「落とし穴」についてはどう思いますか?普段の僕だったら正直答えられないですよ、超アナログ人間ですから僕。“ETサイト”の意味がわからない。――ECサイトですね。え、ECサイトってなんですか?――エレクトロニック・コマースのことです。いや、違う違う違う、「俺さ、この間エレクトロニックパレードやったんだよ」っていう人、あなたの周りにいますか(笑)? 聞いたことないですよ。ってこれECサイトのCMだ。聞いたことないとか言っちゃだめだ(笑)。ECは聞いたことありますよ、でも正直何なのかは理解できてないです……。ECのことをわかってない僕を良くぞ使ってくれた! と言いたいです。なんの質問でしたっけ(笑)?――普段ECでお買い物はされますか?正直ネットショッピングはやらないです。最近はみんなコンビニとかでもケータイで物を買うんですよ。僕は信じられないんですよ。――ECでお買い物をされないのは難しいからですか?いい質問ですね。そうなんですよ、まさに難しいと思っちゃうんです。手続きとか色々しないといけないのが。煩わしいし使い方がわかんないから、いまだにケータイで買い物できないんです。老若男女が使いやすいサービスということで、あえて自分のようなECがわからないタレントを起用してくれたんだと思います。
2023年07月24日