劇団EXILEの佐藤寛太が出演する、セイコー ルキア WEB限定ムービー「時計をする。物語が生まれる。」前編が13日より公開される。動画は、佐藤演じる後輩男子が、主人公である先輩女性と時計をきっかけに距離が近づいていく“時めき”の詰まった全7話のストーリー仕立てで、アラサー女性の理想の胸キュンシーンを様々なシチュエーションで描いている。今回は前編となる3話が公開された。第1話「Elevator」では2人きりのエレベーターで佐藤が「きれいですね」と話しかける。第2話「Taxi」では、2人きりのタクシーの中、佐藤が「腕グイ」で時計を確認するというどきっとする展開も。第3話「After Party」では、職場の式典に2人で出席したという設定で、佐藤が先輩女性に話しかける。気になる後編の4話は、10月からの公開を予定している。○佐藤寛太 コメント・今回のための役作り髪が長かったのですが、襟足がカラーにかかるとあまり清潔感が出ず、社会人っぽくないかなと思って切ってきました。・普段女性の手は気になるかコンビニの店員さんの手が気になりますね! 手渡しするじゃないですか、こっちも相手も。綺麗な手だと、綺麗だなぁって思います。・積極的な男性役を演じるのは僕自身、何事に対してもわりと積極的な方なので、演じやすく、気持ちがわかるなぁって思います。・一言メッセージこのたび、全7話配信のセイコー ルキアのWEBムービー、前半3話分が完成しました。皆さんぜひ見てください、よろしくお願いします!
2019年06月13日ファッション誌「ar」7月号は、坂口健太郎をはじめ福士蒼汰、佐藤寛太らが登場と、いつにも増してイケメンたちが大渋滞!今回同号の発売に先駆け、その一部が覗けるカット写真が到着した。坂口さんは1991年7月11日東京生まれ、19歳で「メンズノンノ」モデルオーディションに合格してキャリアをスタートさせ、『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』でスクリーンデビュー。その後も榮倉奈々の弟役で出演した『娚の一生』や、学校イチのモテ男に扮した『ヒロイン失格』、『ナラタージュ』「コウノドリ」「イノセンス~冤罪弁護士~」など様々な作品に出演。もうすぐ公開を迎える主演最新作『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の吉田鋼太郎との“親子”共演にも注目が集まっている。そんな坂口さんが「ar」7月号に登場。“坂口さんと過ごすある夏の一日”…的な妄想膨らむ、笑顔いっぱいの4ページは見逃せない。また、浴衣男子特集も必見!『カイジ ファイナルゲーム』への参戦が決定した福士蒼汰や、夏ドラマ「偽装不倫」の放送を控える瀬戸利樹、「劇団EXILE」佐藤寛太、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」での演技が光った神尾楓珠と、いまをときめく若手俳優4名が、麗しの和装を披露。イケメン尽くしにときめきが止まらない!さらに、セクシー号となっている同号のカバーは、「ar」レギュラーモデルの「乃木坂46」堀未央奈が待望の初登場。初主演映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の裏話や、「乃木坂46」のメンバー間で流行っているもの、意外な口癖も飛び出すインタビューも掲載。ほかにも、今号からレギュラーモデルとなった「日向坂46」齊藤京子が、ロングヘアを生かしたヘアアレンジ企画に登場し、佐野ひなこは凛としてオンナ度満点の着こなし&メイク術を提案。指原莉乃の浴衣姿、森絵梨佳の”カジュエロ”なファッション企画と”胸ギュン”なメイク企画などなど、セクシー度アップ間違いなしの企画が満載だ。「ar」7月号は6月12日(水)発売。(cinemacafe.net)
2019年06月09日EXILEのAKIRA(37)が6日、所属事務所の公式サイトを通じ、台湾の女優リン・チーリン(44)と同日に結婚したことを発表した。AKIRAは、「私事ではございますが、以前から交友のあった女優の林 志玲(リン・チーリン)さんと、6月6日に結婚しましたことをご報告させていただきます」に続き、「8年前に共演した舞台『レッドクリフ ~愛~』をきっかけに、長い間、親しい友人としてお付き合いしていくなかでお互いに惹かれ合い、人生のパートナーとして共に歩んでいきたいと強く思い、昨年から交際に至り、これまで2人の仲を深め、向き合ってきました」と出会いのきっかけから交際に発展した経緯を説明。また、「多忙な日々の中、志玲さんはいつも自分のことよりも家族や仲間を大切にし、それ以上に、自分の活動を通してファンの皆様やアジアの多くの方々を大切にし、沢山の愛情や勇気を届けている姿を近くで見てきて、その責任感の強さと、愛に溢れる人柄に心惹かれました」とその魅力を伝え、「そして、どんな時も、ありのままの僕を笑顔で受け入れてくれる大きな優しさに、感謝の気持ちと共に、志玲さんを心から幸せにしたいと真摯に思いました」と胸の内を明かす。「まだまだ未熟者ではございますが、これからは志玲さんと家族を大切にしながら、これまで皆様が与えてくださった全てに感謝し、表現者としてこれまで以上に自覚と責任を持って、芸道に精進してまいります」と抱負を記し、「そして、エンタテインメントの世界で今以上に初心を忘れず、日頃から応援してくださっている皆様に恩返し出来ますよう精進していきたいと思っておりますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけている。
2019年06月06日EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹と、声優の増田俊樹が、W主演を務める舞台『「錆色のアーマ」 -繋ぐ-』の公開ゲネプロに登場し、演出の元吉庸泰とともに取材に応じた。2年ぶりの続編となり、キャラクターのバックボーンが掘り下げられたという同作。増田は「孫一がずっと走り続けている。僕も出ていない時に、『がんばれ大樹、倒れるな。お前が走れば、全員がきっとその背中を追いかけてくれるから、後ろを振り向かずに、大丈夫だ!』と思って臨んだ」と語った。上演台本・演出の元吉は、「前回からまったくこしらえを変えており、前作を見た方は驚かれるんじゃないかな。演劇として走っていけるような形になったと信じております」と変化を明かした。2年の間の変化を聞かれた佐藤は、「僕は、堂々と舞台に立てるようになりました」と胸を張る。「2年前は、EXILE最年少で後ろにいることが多かったんですけど、主題歌も担当させてもらってるFANTASTICSというグループのリーダーをやらせていただいて、自分のグループとしても出会いや別れ、いろいろな経験があった上で、2年ぶりのステージだった」と振り返った。さらに「EXILEがあって、FANTASTICSがあって、雑賀衆というもう一つの居場所ができて、居心地がすごくいいですし、本当に支えてもらっているので、孫一としての居方が変わったかなと思います」という佐藤。増田は「いいね、僕1人になっちゃったんですよ」と作中の信長の立場を寂しがりつつ、「僕もだいぶ現場で堂々とできるようになりました」と前作からの変化を告白する。増田は、「前は信長という役をやるにあたって、孫一になめられちゃいけないなと思って、現場でも頑なに信長モードで関わっていたんですけど、初演の中盤くらいでどんどん僕の化けの皮がはがれて」と苦笑。「『悪ノリがすぎる増田』とバレてるんで、今回は稽古1日目の休憩から好き放題、自由にさせてもらっていました」と稽古の様子を語った。同作にはほか、荒木健太朗、永田崇人、平田裕一郎、章平、神里優希、佐藤永典、石渡真修、田中しげ美、丘山晴己、玉城裕規らが出演。東京公演は天王洲 銀河劇場にて6月6日~16日、愛知公演は岡崎市民会館 あおいホールにて6月22日~6月23日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて6月27日~6月30日。
2019年06月06日5月下旬、東京・渋谷センター街の夜9時前の雑踏。キャップ姿の女性がスマホ片手にキョロキョロとビルを見渡している。黒木華(29)だ。探していたジャズバーを見つけると、そのまま中へ。朝の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)で主演・広瀬すず(20)の兄を演じる岡田将生(29)も時間差で続いた。この日、黒木は舞台『ハムレット』終演後、出演者らと“打ち上げ”をしていたのだ。「店内には主演の岡田さんのほか、黒木さん、劇団EXILEの青柳翔さん(34)ら出演者やスタッフ計10人程度が来ていて、店は貸し切りでした。約1カ月の舞台が中盤を迎え、結束を深める飲み会だったようです」(演劇関係者)黒木は昨秋の『週刊朝日』のインタビューでこう語っている。《人見知りです。(略)今でこそ慣れましたけど、最初は人と目も合わせられなくて、「誰も話しかけてこないで。何も話せないし、ごめんなさい」みたいな感じでした。今でも打ち上げは苦手です》(18年10月26日号)気心の知れたメンバーだったからだろう。笑顔の彼らが店から出てきたのは、夜中の0時過ぎ。先に出てきた岡田はガードレールに腰かけ、黒木が出てくるのを待っていた。黒木は、ほかのメンバーより先に歩きだすと、近くのカラオケ店へ。手続きをし、男たちが追いつくのを待つ気働きだった。「黒木さんは3年前のドラマ『重版出来!』(TBS系)で主役を演じてから周囲を見回す余裕が出てきました。もともとお酒好きなので意気投合した共演者やスタッフと飲みに行くようになりましたね。実はひとりでも歌いに行くほどのカラオケ好き。はやりの曲も歌えますが、山口百恵さんの曲をよく歌っています」(仕事関係者)艶声を披露したカラオケを終えたのは深夜2時過ぎ。一行は歩きながら大通りへ。皆、ほろ酔いで赤ら顔だ。よほど楽しかったのだろう。千鳥足なのに帰りたがらない岡田がタクシーに乗り込むのを見届けてから、帰途に就いた。7月からは連ドラ『凪のお暇』(TBS系)の主演も決まっている黒木。演技派“カメレオン”女優は、打ち上げのカラオケを今から楽しみにしてるのかも!?
2019年05月30日EXILE、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍するNAOTOがクリエティブディレクションを務めるファッションブランド、スタジオ セブン(STUDIO SEVEN)が、アーティストのスケッチブックスリー(sKetChboOok3)とのコラボレーションアイテムの第2弾を発表。2019年5月22日より、STUDIO SEVEN NAKAMEGUROとオフィシャルオンラインストア()にて展開される。2019年元旦に発売した第1弾目となるコラボレーション商品は即完売し、今回、満を持してコラボレーション第2弾が決定。スケッチブックスリーは、自身がリスペクトするファッションや音楽、映画の世界で生きる人物を描いている。その作風は、誰からも愛されるチャーミングなタッチが特徴で、描かれた当人もその作品を見るとファンになってしまうという。国内はもちろん、海外のアーティストからの支持も厚いことでも有名なアーティストだ。今回は、ヴィンテージのアイテムからインスパイアされたフィットとデザインのTシャツやショートスリーブスウェットに加え、クッションや時計などのインテリア雑貨も登場。さらに、前回好評だった額装されたイラストも直営店限定にて、2種各10枚の数量限定で販売する。ロングスリーブTシャツ 税込1万2,960円キャップ 税込7,560円クッション 税込7,560円また、オンラインストアで商品を購入すると、ノベルティステッカーのプレゼントも。アイテムの価格は、スウェット1万6,200円、Tシャツ1万800円、ロングスリーブTシャツ1万2,960円、キャップ7,560円、クッション7,560円、グラス2,700円、クロック9,720円、トレー4,860円、額装されたアートワーク(店舗限定販売)5,400円。すべて税込価格。【店舗情報】スタジオ セブン 中目黒住所:東京都目黒区青葉台1-22-3TEL: 03-6303-2383時間:12:00~20:00
2019年05月22日全世界累計発行部数4,400万部を誇る超人気コミックス『東京喰種 トーキョーグール』の実写映画の第2作目『東京喰種 トーキョーグール【S】』が、2019年7月19日(金)に全国ロードショーとなります。喰種VS喰種、互いの生と正義を賭けたバトルアクションエンタテインメントをぜひチェックしてみてくださいね。『東京喰種 トーキョーグール』とは東京を舞台に、人の姿をしながら人を喰らう“喰種(グール)”をテーマとしたダーク・ファンタジー。不慮の事故により喰種と人間のハーフになってしまった主人公・金木研(カネキ)が、悩み葛藤しながらも、喰種と人間の“共存”に向けて戦う姿を描いた、石田スイ氏原作の人気漫画作品です。週刊ヤングジャンプにて、2011年に連載開始。2014年には、新章となる『東京喰種:re』が連載され、2018年7月に連載終了した今でも、アニメ・舞台・ゲームなど、さまざまなコンテンツで人気を博しています。TVアニメ放送『東京喰種トーキョーグール:re』/出典:PR TIMES(■2014年7月~9月 TVアニメ『東京喰種 トーキョーグール』放送■2015年1月~3月 TVアニメ(第2期)『東京喰種 トーキョーグール√A(ルートエー)』放送※原作者・石田スイ氏によるアニメオリジナルストーリーを展開■2018年4月~6月 『東京喰種 トーキョーグール:re』放送■2018年10月~12月 『東京喰種 トーキョーグール:re』終章(第2期)放送舞台上演出典:PR TIMES(年7月に『東京喰種』初の舞台を東京と京都にて上演。2017年6月~7月まで『東京喰種トーキョーグール 〜或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録〜』が、東京と大阪にて上演されました。前作の実写映画『東京喰種 トーキョーグール』カネキとトーカの出会いや喰種化したカネキの苦悩、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの戦いが描かれた『東京喰種 トーキョーグール』の実写映画第1作。2017年7月29日に世界29カ国で公開され、その人気は今もなお拡大しており、世界的な大ヒットを記録しています。映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』のストーリー“不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない【喰種】と人間のハーフになってしまったカネキ(窪田正孝)。葛藤を抱えながらも、トーカ(山本舞香)や喰種たちが集う喫茶店あんていくの仲間たちと、ささやかながらも幸せな毎日を送っていた。そんなある日突然現れた男・月山習(松田翔太)により、【喰種レストラン】に招待されるのだが、彼は美食家〈グルメ〉と呼ばれる、史上最悪の喰種だった――。”出典:キャラクター&出演者紹介金木研(カネキ)主人公。不慮の事故をきっかけに喰種と人間のハーフである“半喰種”になってしまい、現在は喫茶店「あんていく」に身を寄せている。■演:窪田正孝2006年4月、深夜ドラマ『チェケラッチョ!!in TOKYO』で初主演を務め俳優デビュー。主な出演作品は、ドラマ版『デスノート』や『アンナチュラル』、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』など。月山習“美食家(グルメ)”と呼ばれる史上最悪の喰種。半分人間で隻眼の喰種であるカネキに執着し、喰らおうと企んでいる。■演:松田翔太俳優・松田優作と女優・松田美由紀の次男として生まれ、2005年のスペシャルドラマ『ヤンキー母校に帰る~旅立ちの時 不良少年の夢~』でデビュー。同年『花より男子』に出演し一気に人気俳優に。霧嶋董香(トーカ)本作のヒロイン。元人間のカネキを警戒していたが、次第に打ち解け現在は仲間として受け入れている。■演:山本舞香『鳥取美少女図鑑』Vol2に登場したことがきっかけで現事務所にスカウトされる。主な出演作品は『桜ノ雨』や『暗殺教室』、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』など。西尾錦(ニシキ)カネキの大学の先輩。喰種でありながら、人間の恋人がいる。■演:白石隼也2007年、「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞。映画・テレビドラマ出演のほか、バラエティ番組レギュラーなどでも活動している。主な出演作品に『仮面ライダーウィザード』や『真田丸』、『グッドモーニング・コール』などがある。亜門鋼太朗20区を担当するCCGの捜査官。■演:鈴木伸之劇団EXILEのメンバー。主な出演作品は『HiGH&LOW』シリーズや『PRINCE OF LEGEND』、『今日から俺は!!』など多数。映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』概要公開日2019年7月19日(金)全国ロードショー※年齢制限:R15+原作石田スイ『東京喰種トーキョーグール』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)スタッフ監督:川崎拓也/平牧和彦脚本:御笠ノ忠次キャスト窪田正孝/松田翔太/山本舞香/鈴木伸之/小笠原海/白石隼也/木竜麻生/森七菜/桜田ひより/村井國夫/知英/マギー/ダンカン/柳俊太郎/坂東巳之助/???©石田スイ/集英社 ©2019「東京喰種【S】」製作委員会
2019年05月17日堤幸彦のリーディングステージ最新作、Reading Stage「百合と薔薇」の上演決定。映画やTVドラマ、アニメ、舞台など様々なフィールドで活躍するキャストが勢揃いする。「百合と薔薇」は、同性同士の恋をテーマに、誰しもが共感し、応援したくなるようなピュアな恋心を描いたオリジナル作品。 脚本は「乃木坂46」の舞台「じょしらく」や体内活劇「はたらく細胞」、構成作家などマルチに活躍する川尻恵太が担当する。公演期間前半は、オール女性キャストによる“百合”公演を、後半ではオール男性キャストによる“薔薇”公演を上演。梶裕貴、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生、三森すずこら人気声優をはじめ、崎山つばさ、本郷奏多、小野塚勇人(劇団EXILE)、猪野広樹ら舞台などで活躍する俳優陣、「乃木坂46」「日向坂46」「欅坂46」らアイドルなどと、各界で活躍するメンバーが鬼才・堤幸彦のリーディングステージに挑む。また、1公演4名が出演し、1名以外(百合公演は野口かおる、薔薇公演はなだぎ武)は日替わり出演。総勢38名が出演する。なお、本公演のチケット一般発売は5月25日(土)10時からスタートする。Reading Stage「百合と薔薇」は6月5日(水)~品川プリンスホテル クラブ eXにて上演。(cinemacafe.net)
2019年05月16日EXILEとしての活動にとどまらず、ソロアーティストとしても精力的に音楽制作を行っているSHOKICHIさん。間もなくリリースされる2ndアルバム『1114(イレブンフォーティーン)』に込めた想いと、意外な日常生活についても教えていただきました。――アルバム『1114』の中で、アンアン読者にオススメの一曲は?「君に会うために僕は生まれてきたんだ」ですね。2ndソロシングルの「The One」が僕の代表曲みたいになっているんですけど、それを超えるバラードができたらいいなと思ってトライした曲です。比喩も使っていなければ韻も踏んでない、僕史上、一番シンプルなラブソング。これまで100曲以上の曲を書いてきて、作詞の技量も上がった今だからこそ作れた曲でもあるんです。なのでアンアン読者の皆さんにも、聴かず嫌いしないでぜひ一度聴いていただけたらなと(笑)。――もうすぐ、ツアーも始まります。ツアーを目標にしてここまでやってきたので、念願であり、満を持してという感じなので、自分のミュージックキャリアをすべて詰め込んだツアーにできたならいいなと思っています。実は今回のアルバムも、ソロツアーをやるとしたら、あとどんな曲が必要かとか、ライブを前提に作っていたんです。なので曲作りの段階から、これをライブでやるとしたらどんな演出で、どんな衣装で…というのがなんとなく固まっていて。例えば、さっき言った「君に会うために僕は生まれてきたんだ」は、絶対ピアノでやりたいなとか。――ピアノも弾けるんですよね。ピアノは20歳過ぎてから始めました。我流ですけどね。だから指の使い方とかも全然間違ってますし。でもコツを掴めば、意外と簡単で。――自宅にもピアノが?あるんですよ。楽器が一番のインテリアかもしれないですね。エレキギターが2本置いてあって、ベランダですぐ弾けるように、ソファの横にはアコギが1本。暖炉の前にはグランドピアノを置いてます。――暖炉!?家に暖炉!?あるんです(笑)。僕、マンションの雰囲気があまり好きじゃなくて、それよりは広いベランダがあって、暖炉があって、天井が高くて…みたいなアメリカンハウスが好きなんです。バスタブもゆっくり浸かれるタイプじゃなくて、海外のホテルみたいな感じで(笑)。だから家ではあんまりお風呂に入らないんですよね。銭湯が大好きなんで、僕、週5銭湯なんですよ。時間ができたら温泉にもよく行きます。――お風呂が、趣味?うーん、そうですね…。でも正直、ここ1年半くらいの趣味がアルバム作りだったんですよ。もうめちゃくちゃ楽しくて。レコーディングが終わったら、楽しみがなくなっちゃってどうしようと思っているくらいです。――インスタグラムなどを拝見していても、SHOKICHIさんのプライベートは謎に包まれている部分が多いですよね…。僕、インスタ下手なんですよ。何をどう見せたらいいか、いまいちよくわからなくて。でも、全然ミステリアスな人間じゃないですよ(笑)。――銭湯以外、お休みの日は何を?家で映画を観たりもしますし、友達や後輩を呼んでバーベキューをすることもあります。もともと焼き肉屋で働いていたので、バーベキューするとなったら、めちゃくちゃでかい肉の塊を仕入れて、それを捌くところから始めますけど(笑)。人が来た時に料理をするのは結構好きで、ピザを焼いたりもします。――まさか自宅に窯まで…?さすがに窯はないです(笑)。オーブンでサクッと。でも、自分のために料理はしません。一人の時はウーバーイーツエブリデーです(笑)。エグザイル ショウキチ1985年10月3日生まれ、北海道出身。EXILE兼EXILE THE SECONDボーカル&パフォーマー。5月15日に2ndソロアルバム『1114』をリリース。ジャケット¥320,000スラックス¥102,000(共にVERSACE/VERSACE JAPAN TEL:03・3569・1611)※『anan』2019年5月15日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・JUMBO(SPEEDWHEELS)ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年05月12日EXILE兼EXILE THE SECONDのボーカル&パフォーマーとして活動する傍ら、ソロアーティストとしても多彩な才能を発揮しているSHOKICHIさん。1stソロアルバム『THE FUTURE』の発売から1114日。待望の2ndソロアルバム『1114(イレブンフォーティーン)』がリリースされる。――『1114』では、全曲の作詞、作曲を手掛けられたそうですね。そうなんです。1年半かけて、渾身の一枚が出来上がりました!――昔から曲を作っていたんですか?中学生の時にロックバンドを組んでいたので、その頃からギターで曲作りはしていました。当時は詞の重要性がまったく理解できなくて、メロディさえかっこよければいいと思っていたんですけど。でもこの世界に入ってから、ファンの方に「この歌詞に救われました」みたいなことを言っていただけるようになって、メロディよりも詞に重点を置くようになってきました。――作詞におけるこだわりは?ノールールです。ただ素敵な詞になれば最高だなと。いいなと思った言葉やフレーズを携帯にメモしておいて、さぁ書くぞってなった時に、それを引っ張り出してくることもありますし。ただ、高いキーが出しやすい母音、逆に苦手な母音とかもあるので、ここは“ア”の音じゃないとだめだとか、ここは“イ”の音のほうがいいなとか、意外とロジカルな作り方をしています。――作曲はどうですか?最近はアドリブが多いですね。トラックを先に作っていただいて、それにその場で思いついたメロディをそのまま乗せて歌っちゃう、みたいな。今回のアルバムに入っている「Ooo!」という曲は、始まりから終わりまでアドリブ一発。15分でできた曲です。――15分!?そんなに早くできてしまうと、時間をかければもっといいものができるかも…と思ったりしません?確かに昔はそういうこともありました。でも今は決断力が上がりましたし、“これは絶対こっち”みたいな感覚は研ぎ澄まされてきたと思います。それが経験、ということなのかなと。――“1114日”の間で、変わったこと、逆に変わらないことは?この間に、EXILE THE SECONDでアルバムを2枚リリースして、ツアーを2回。EXILEでもアルバムを1枚と、ツアーを1回やらせていただき、毎日のように音楽と向き合っていたことで、曲作りは確実にレベルアップしたなと思います。でも、音楽に対してもっとこういうものがやりたい!みたいな好奇心はずっと変わらず持ち続けていますね。――SHOKICHIさんはグループでも活動されていますが、モチベーションや役割の違いなどはありますか?それが、そこまで変わらないんですよね。EXILE THE SECONDでも曲を書いて、EXILEでもそんなに数は多くないですけど、曲を作って、ライブの時はアレンジもさせていただけるようになって。グループで培ったものをソロで生かし、ソロで培ったものをまたグループに還元して…というふうに全部が繋がっているんです。ただグループだと、喜びをみんなで分かち合って何倍にもできたり、悔しいこともみんなで分け合って半分にできるんですけど、ソロだとネガティブなことも全部一人で背負うことになるので、めちゃくちゃ体力使います。でもそのぶん、自分の音楽を具現化しやすい部分はあるんですけど。ソロとグループの両方をやることで、いいバランスを保てているような気がします。エグザイル ショウキチ1985年10月3日生まれ、北海道出身。EXILE兼EXILE THE SECONDボーカル&パフォーマー。5月15日に2ndソロアルバム『1114』をリリース。ジャケット¥320,000スラックス¥102,000(共にVERSACE/VERSACE JAPAN TEL:03・3569・1611)※『anan』2019年5月15日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・JUMBO(SPEEDWHEELS)ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年05月11日ダンス&ボーカルグループ・EXILEのメインボーカルTAKAHIROが11日、主演映画『僕に、会いたかった』(5月10日公開)の公開記念舞台挨拶に、松坂慶子、山口まゆ、柴田杏花、秋山真太郎、錦織良成監督と共に登場した。同作は、島で一二を争う凄腕の漁師の主人公・池田徹(TAKAHIRO)が、とある事故をきっかけに記憶を失い、島の人々の優しさに触れるうちに、新しい自分を見つけ出す家族の絆と再生を描く感動の物語。島根県隠岐の島を舞台にした作品を多く手がける錦織良成監督がメガホンを取り、劇団EXILE所属の秋山真太郎が、プロデューサー兼共同脚本を務める。TAKAHIROは、母親役の松坂に手を伸ばし、エスコートしてステージへ。「ジェントルマンなんで!」と胸を張った。松坂は「こんな素敵な息子の母ということで、どきどきしちゃうんですけど、隠岐島に入り、日に焼けて無精髭もはやして、精悍な漁師さんになられてて、びっくりしました」と撮影を振り返った。また「誰とこの作品を見たいか」と聞かれた山口に、「彼氏?」とジョークを飛ばすTAKAHIROだが、山口が「彼氏ですかね」と乗っかると、「お父さん、許さないぞ!」とご立腹。さらに柴田の衣装には「島にはここまで背中の空いてる子いないですね」とつっこみ、「風邪ひかないでね」と心配する。TAKAHIROは、島留学生役の2人に「心配なんですよ、布は。これから夏ですし、あんまり布が少なくなってくると、露出が増えるので、できるだけ布は使って欲しい」と渋い顔。「全体の舞台挨拶の時は背中に思いっきり穴が空いていたので、洋服買ってあげないとなと思って。親心がすごくあふれ出します」と愛を見せていた。さらに、イベントの翌日が「母の日」のため、TAKAHIROから松坂へサプライズでカーネーションの花束をプレゼント。「これからも息子でいさせて欲しいという一心で!」というTAKAHIROは、松坂と熱いハグを交わす。松坂は「すごい! ありがとうございます。感激です」と喜び、降壇時もTAKAHIROからのエスコートを受けていた。
2019年05月11日人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ初の舞台化作品『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』が、現在上演されている。人々の精神が数値化される近未来を舞台に、刑事たちのドラマを描く同作だが、今回はスピンオフとして公安局刑事課三係の物語が書き下ろされた。劇団EXILEの小澤雄太が演じるのは、三係の監察官・九泉晴人(鈴木拡樹)のもとで動く相田康生。犯罪係数が高いために犯罪を予測できる、実働部隊の執行官として、テロ組織と対峙していく。すでに東京・大阪公演のチケットは完売という人気を見せ、5月6日の大千秋楽は全国62か所の映画館にて生中継されるという同作について、小澤にインタビューし、作品の魅力について聞いた。○■人間のあり方を考えていく作品――『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズは、取材をしていてもよく若い方、たとえば小澤さんが共演されてた高杉真宙さんなども好きだとおっしゃってて。小澤さんも舞台に入る前にシリーズを通して観たということですが、ぜひ魅力を教えてください。真宙が好きだって言ってたんですか! このシリーズは、人工知能のようなものにどんどん頼っていく世の中で、人間というものは何なのか、を解いていくお話なんです。アニメシリーズの最初は、何も知らない女の子が入ってきて右往左往していく成長物語に見えるんですが、最終的に、人間がどうしていけばいいのかという課題が見えていく。普段何気なく考えていることを、重点的に考えることができるし、自分たちの行いが未来に繋がっていくんだということが、作品を通して見つかるのかなと思いました。――舞台版でもその根本的なところは…?一緒ですね。人間のありかたを、問うていく。世の中には、いろんな人がいて、いろんなやり方があって、結果が全部違うんです。でもそれが、機械的に数値で一緒になってしまうとき、人間がどうあがくのか。自分はこうだ、という答えを一人一人が苦悩して考えながら乗り越えていく作品なので、ふだんの僕たちに近いことがあるのかな、と思いました。――小澤さんご自身は、アニメを観ることもあるんですか?けっこう観てます。好きです!――意外でした! もともとヒップホップやブレイクダンスが好きで…という感じなのかと。中学生のときは、『(新世紀)エヴァンゲリオン』を観ていましたよ。テレビで観て録画して、映画館では初めて休憩のあるアニメを観ました(『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』)。『ワンピース』や『進撃の巨人』も、アニメから入って、好きになりました。――今回は、鈴木拡樹さんや和田琢磨さんなど、2.5次元ミュージカル界のEXLIEのようなメンバーと共演されているかと思いましたが、どういった印象でしたか?そうそうたるメンバーと一緒にやらせていただいてますね。体さばきも慣れている感じで、僕なんかは体当たりでやってきているんですけど、彼らは段取りをして、稽古をして、マイクがついて……という流れを熟知している。『刀剣乱舞』や『テニミュ』は歌が入るし、(鈴木)拡樹くんは刀持たせたら素晴らしいですが、今回は素手でやるアクションの見え方など、超男らしいスタイルなんですよ。スマートでスタイリッシュに見えるんですけど、一際目立つような、「絶対この人から出ないだろ」ってアクションがあって、すごくかっこいいなと思いました。――小澤さんも、いろんな作品で観るたびにイメージが違うのかな、と思いました。今回も全然違う感じの役をいただきました。ある意味図太く、ある意味繊細に演じられたらと思っています。――小澤さん演じる相田は執行官側でしたが、共感するところはありましたか?共感するところしかないです! 自分は「ダンサーで食べていくんだ」と思ったけど許してもらえなくて、「社会人になって、お金を稼いだら文句を言われないだろう」というところから、今の人生が始まりました。今回演じた相田は元から潜在犯として扱われていたけど、例えばもっと昔の時代にも、形は違えど通ずるものはあると思うんですよ。だから、今の時代に生まれて良かったなと思いますし、ちょっと時代が違ったら、自分自身もどうなっていたかわからない、というところを慎重につきつめたのが、今回の役なのかなと思います。――そうやって考えられる点が、やはり『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの魅力なんですね。少し話は変わりますが、いま劇団EXILEさんの取材をしていると、いつも小澤さんの話が出てくると、ライターなどの間で話題になっています。「出てないのに、小澤さんの話題ばかり」と言われることはあります。「何それ、むしろ俺が気になる!」と思いますよ(笑)。――映画『jam』で青柳さん、町田さん、鈴木さんを取材した時は、「小澤さんがイケメンだ」とずいぶん話題になりました。適当にもほどがありますよ、やつらは! 祭り上げやすいだけだと思いますよ!(笑)――いや、本当に!僕は、(佐藤)寛太がイケメンだなと思います。寛太が次の劇団EXILEを担うようになっていってほしい。もちろん、みんながみんな一生懸命自分の立場を考えて、それぞれがイケメンになってったらいいなと思います。部門が違えど、いろんなところで輝けたら嬉しいです。――小澤さんは"何イケメン"を極めていきますか?僕は、料理ですね。料理とお芝居って通じる部分があって、すごく繊細なところが好きなんです。楽しませようと思ったことが、相手の顔に出る。お芝居も、相手が楽しいと思ってるときの顔は全然違うし、料理も口で「おいしい」と言っていても、本当に「おいしい」と思っている時の顔は違う。人の感受性を刺激するという意味で、両方を追求していきたいと思います。――またLDH Kitchenさんともコラボされるんですよね。今年は「居酒屋えぐざいる」で。みなさんぜひ来てください!■小澤雄太1985年10月8日生まれ、東京都出身。2009年、「第1回劇団EXILEオーディション」に合格し、俳優として活動を開始。近年は2017年の『ウルトラマンジード』 伊賀栗レイト役で注目を受け、ドラマ・映画『HiGH&LOW』シリーズ、舞台『暁の帝 〜壬申の乱編〜』『八王子ゾンビーズ』(18)等に出演している。
2019年05月03日ダンス&ヴォーカルグループ・EXILE、EXILE THE SECONDのNESMITHが、青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーターパン』で22代目フック船長/ダーリング氏役で、本格ミュージカルに初挑戦する。初演から39年目を迎え、榊原郁恵(※榊は正しくは木ヘンに神)、笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうかなど多くのスターを生み出してきた同作。2017年から3年連続で主演を務める、15歳の吉柳咲良による10代目ピーターパンを、NESMITHが追い詰めていくこととなる。もともとミュージカルが好きだというNESMITHにとっては、待望の初出演。意外な人選は発表時にも大きな話題を呼び、キャストビジュアルが明らかになると「かっこよすぎる」「似合いすぎる」「悪そう!」とSNSでも驚きの声が上がった。今回は、初本格ミュージカルに燃えるNESMITHにインタビュー。熱い思いを聞いた。○■ずっとミュージカルに出演したかった――今回、NESMITHさんがフック船長役ということで、反響がすごかったです。いえいえ、そんなおこがましいです。――謙虚ですね! 周囲から何か反応はありましたか?やっぱり地元の同級生から「子供と見に行きたいから、頑張ってね」と言われるようなことが多かったです。また僕自身、以前からミュージカルに興味があり、よく観劇もしていて、俳優さんから「いつか一緒にやろうね」という話をしていただくことも多かったので、連絡をいただくこともありました。――たとえば、どんな方から連絡があったんですか?中川晃教さんは「やるんでしょ! めっちゃ楽しみにしてるから絶対に行くね!」と言ってくれました。今回のことを本当に喜んでいただけて、いずれ中川さんとも共演できるようなことがあれば嬉しいです。今まで自分の中でなかなか実績を積んで来れなかったので、今回勉強させてもらって、自分の新しい道をこの作品からつくっていけたらと思います。――たとえば今後『ジャージー・ボーイズ』に出演されたり…いやあ、あそこはなあ~!!(叫ぶ) 僕、すごく『ジャージー・ボーイズ』が好きで、ブロードウェイに行って、映画も観て、中川さんが主演されてた日本版も観てるんです。観るたびに、自分がステージに立ったらどうなるんだろうって、イメージしていました。でもまずは、こうして『ピーターパン』に出演する機会をいただけたので、次にしっかりつなげていけるように、頑張りたいと思います。――NESMITHさんは優しい方というイメージがあって、フック船長は真逆なのかなと思いましたが、ご自身ではどう感じられているんですか?本当ですか!? でも、ビジュアル撮影では、普段の自分では出せないような動きや表情を発見できました。自分のなかに少しでもフックを落とし込んで撮影できたと思います。すごくニヒルなんだけど、ちょっと妖艶さもあって、紳士的で気障っぽい……というイメージがあったので、表現できたと思います。これが第一形態で、ここから稽古やキャストの皆さんとのディスカッションのなかで、第二形態、第三形態、最終形態みたいになっていくんだろうと思っています。ビジュアルで具現化されたことで、自分の中にフックが生まれて、「こうしたい」というアイディアも出てきたので、今後いろいろ演出の藤田さんやみなさんと作りあげていけたらと思います。――新元号もむかえることになって、気持ちも新たに……という感じもあるのかな? と思いましたが、いかがですか?作品も39年前に生まれたので、元号も3つめなんですよね。改めて、歴史を感じます。小さい時に、相原勇さんの出ているCMがすごく記憶にあるし、大人になってからは高畑充希ちゃんがやっていたり、自分の人生の中にも情報がはいってきた作品に、新元号1発目のフックというのは、すごく名誉でありがたいことですね。『ピーターパン』の歴史の中でも、新時代でやらせていただくということですから。――「新時代のフック」ですね。ぜひ書いておいてください(笑)。今までやらせていただいた舞台ともまた違うスケールだと思うので、たぶん小屋入りしたあとに、「まじか」ってなると思います。想像したのをはるかに上回るスケールなんじゃないかな。――ドームでライブを行っていても、そういう感覚なんですか?歌のパフォーマンスだと、1曲ごとに演じることができるんですけど、舞台は全体を通してキャラクターですから、ずっと気持ちを継続させていかないといけないんです。今回は二役やらせていただきますが、自分じゃない人を演じるときの集中力や緊張感は、ライブとはまた違う感覚で、終わったあとの達成感も体にくるものがあると思います。稽古でたくさん失敗しつつ、自分の中でフックというキャラクターを作り上げたいです。――いままでとちがうNESMITHさんが見られそうですね。まったく知らない僕が見られると思います。ビジュアル撮影でも発見があったので、誰かと対峙してやっていたら、もっと発見がありそうだなと思って。自分の殻を破れそうな気がします。――実は今度、SHOKICHIさんの取材もする予定で、何かメッセージなどいただければ…「『ピーターパン』、観にきてくれますか?」って聞いてください(笑)。二代目J Soul Brothers、EXILE、EXILE THE SECONDとずっと相方でいるSHOKICHIと僕は、いい意味で逆というか。僕は歌の表現として、お芝居やミュージカルでもいろいろ演じていきたい。一方、SHOKICHIは音楽愛に溢れた人で、自分のフィルターを通して、音楽を表現していきたいという人で、同じグループで歌っているボーカリスト同士がこんなに個性が違うグループも、なかなかないと思うんです。今後、SECONDや2人で表現する時に、すごく武器になると思うので、僕は今回のミュージカルで、たくさんのものを吸収して得て、いずれEXILE、SECONDでの表現に持って帰りたいと思います。もしできたら、SHOKICHIのツアーにフックで出たい……というのは冗談ですけど(笑)。それぞれの表現方法で音楽に携わっているのは素敵なことです。だから、ぜひ観にきてください!!■EXILE NESMITH1983年8月1日生まれ、熊本県出身。2001年から歌手として活動し、2006年にシングル「追伸」でソロデビュー。2007年にJ Soul Brothersとして活動を始め、2009年EXILEに加入。2012年からはEXILE THE SECONDとしても活動を開始した。舞台出演としては、劇団EXILE 第四回公演『DANCE EARTH〜願い〜』(10)、『DANCE EARTH 〜生命の鼓動〜』(13)に続く3度目となる。
2019年05月01日劇団EXILEのメンバーが総出演した、SABU監督の映画『jam』が25日(現地時間)、モスクワ国際映画祭でロシア批評家協会賞を受賞した。同作は、EXILE HIROプロデュースによる、鬼才・SABU監督の最新作で、劇団EXILEが総出演する。ファンの一人・雅子(筒井真理子)に付きまとわれている場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳)、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい“善いこと”貯金をすれば彼女の意識が戻るのではないかと信じるタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)、3人の人生が交錯する。世界四大映画祭(カンヌ、ベルリン、 ヴェネチア、モスクワ)の1つ、モスクワ国際映画祭の正式コンペティション部門に正式出品された同作。ロシア批評家協会賞の受賞は日本人監督初であり、世界各国からの問い合わせが一気に増えているという。日本の公開(2018年12月1日)以降も、台湾、イタリア、中国、北米などの映画祭から熱烈オファーにより、今後も映画祭巡業していく予定。現在開催中の ヨーロッパ最大のアジア映画祭であるウディネ・ファーイースト映画祭では、1,200人の観衆が集まりスタンディング・オベーションの中、映画祭ディレクターであるサブリナ・バラチェッティが 「”SABU”というジャンルでしかくくれない本作、次に何が起こるか わからないサプライズが最後まで続き、世界共通でエキサイトする作品」とコメントを残した。世界最古のエンタメ業界紙ハリウッド・ レポーターも「何が起こるかわからない、ストーリー展開。こんな自由で緻密なオリジナル映画が作られる日本映画界、まだまだ今後が楽しみ」とコメントするなど、注目を受けている。6月19日に、Blu-ray&DVDが発売予定。
2019年04月30日今年で上演39年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。中でも特に人気の高いキャラクターであるフック船長役(ダーリング氏との2役)に、EXILEのヴォーカル&パフォーマーのEXILE NESMITHが抜擢された。22代目フック船長にかける想いとは?現在の心境を聞いた。【チケット情報はこちら】EXILEでの活動を続けながらも、「いつか本格的なミュージカルに挑戦してみたい」との夢を長年抱いてきたというNESMITH。それだけに今回のオファーは、「まさかでした!」と驚きつつも喜びを隠せないようす。「以前劇団EXILEの舞台に出させていただいたことがあるんですが、それがすごく楽しかったんです。生ものだけに同じステージは2度とないですし、そこでしか生まれないものがたくさんあって。しかも幕が上がってからも常に新しくなっていく、あの快感をまた味わいたいと思ったんです」取材当日はポスター撮影日。初めてフック船長の衣裳を身にまとったEXILE NESMITHは、その感想を興奮気味に語る。「今までイメージだけだったフックが、衣裳を着たことで、何パーセントか自分の中に入ってきたような気がします。ちょっとニヒルで紳士的でもあり、かつ妖艶な動きも出せるんじゃないか。そんなことがいろいろ想像出来て。ここで初めて生まれたフックを、次は稽古場で皆さんとやり取りをしていく中で膨らませていきたいですね。ちなみにフックの扮装をした自分を見た時に、“これが自分か!?”って思ったんです(笑)。だからお客さまにも“EXILE NESMITH”という先入観を捨てて、純粋に『ピーターパン』という作品を観に来ていただいた方が、より楽しんでもらえるのではないかと思います」子供はもちろん、かつて子供だった大人をも夢中にさせるファンタジーの傑作『ピーターパン』。そのキーワードは“光と闇”にあるようだ。「子供は子供で、このワクワクのファンタジーの世界に自分も一緒になって飛び込んで楽しめるでしょうし、大人は大人で、子供の時とはまた違った視点から観ることで新しい発見があると思うんです。あと演出の藤田(俊太郎)さんは、『ピーターパン』という作品には“光と闇”が描かれているとおっしゃっていて。しかもそれぞれがとても純粋で、それぞれ自分なりの正義をもって行動している。いわば光も闇も、善も悪も、表裏一体というか。だからフックの中にある純粋な闇、さらにそれは光と背中合わせなんだっていうのを意識することで、単なるヒールではない、自分らしいフックを表現出来るのではないかと思います」公演は7月21日(日)から28日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、8月2日(金)から5日(月)まで神奈川・カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化センター)ホールにて上演。名古屋・大阪・富山公演も。チケットは現在発売中。取材・文:野上瑠美子
2019年04月26日人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』が舞台化され4月30日まで東京公演として日本青年館ホール、5月3日~5月6日まで大阪公演として森ノ宮ピロティホールにて上演される。本作はアニメシリーズの脚本家・深見真氏が舞台用に書き下ろした完全オリジナルのスピンオフストーリーで、公安局刑事課三係を舞台に、キャストがストレートプレイを展開。主人公役の鈴木拡樹を筆頭に、和田琢磨、中村靖日など舞台界において欠かすことのできない、豪華メンバーが集結した。そのなかで劇団EXILEの小澤雄太は軽めなノリでメンバーを盛り上げる刑事・相田厚生を演じ、「人生で初めてやった舞台が刑事役で、今回はそのときの反省を活かしたリベンジみたいな気持ちもあって、とにかく熱を注いだ」と話す。4月17日のゲネプロ終了後に行われた今回の取材。小澤の顔を見ると額にうっすらと汗が残る。興奮が冷めやらぬなか、舞台を終えたばかりの小澤に率直な感想を聞いた。「舞台はこれまでに何度かやらせていただいていますが、本作は“新しいことに挑戦しているな”という感覚が強かったです。アニメ原作のストレートプレイだけど、豪華なセットや最新の技術を駆使したホログラムで、近未来的な世界観を忠実に再現しているし、そこで展開されるドラマは、観る側に“人間とはどうあるべきか?”という問いかけをしてくれる。ゲネプロを通して多くの人に“届けたい”という気持ちを強く感じました」とし、「手応えのほうは?」と尋ねると「ばっちりです!」と力強く答え、首を縦に振った。冒頭でも触れたが、本作は人気アニメの舞台化で原作ファンも多い。今回の舞台の話が来た当初はプレッシャーを感じていた小澤だが、与えられた1カ月の稽古期間中にその重圧をあえて楽しむことで不安を乗り越えた。「不安だと思うと気持ちもどんどん小さくなっちゃうし、それならもう開き直るくらいの勢いで、とことんプレッシャーを楽しもうと気持ちを切り替えました。でも、これって今回の舞台に限らず、役者という仕事すべてに通じることだと思っています。お客さんに辛いことがあっても、僕の作品を観ればその悩みも吹き飛んでしまう、役者ならそういう存在を目指さなくてはいけない。こっちが楽しい気持ちでやらないと、観ている側にもポジティブな気持ちを届けられないじゃないですか?そんな考えが常に根底にあったので今回のプレッシャーも乗り越えらました」。本作の出演者は全員男性!大変にぎやかだったという現場での様子について、笑顔でこう振り返る。「稽古中の様子をたとえるなら部活。それぞれが自分のポジションの技を磨いて、仲間と和気あいあいと過ごしながらも、やるときはちゃんとやる!みたいな。しかも、メンバーがみんなノリのいい人ばかりなので、誰も意識せずとも勝手に現場が盛り上がる。やっぱり、女性がいるとはっちゃけたノリを出しきれない部分もあるので、そういう意味で今回はとんでもないところまで自分のキャラクターを出しきれたと思います(笑)。誰もがかしこまらずに限界まで素を見せられる空気感は、こういう男性だけの現場の特権じゃないですかね?」。今回初めて一緒に仕事をした本広監督は映画『踊る大捜査線』シリーズや『幕が上がる』など手がけており、映像へのこだわりも強い。だからこそ、2次元と3次元の世界が融合した、本作の圧倒的な世界観を美しく紡ぎだすことができた。小澤は稽古中に「舞台では舞台役者にしかできないことがある」と本広監督から声をかけられたのが印象に残っていると話す。本広監督は役者の可能性を信用し、彼らの意見を作品に多く取り入れた。「本広監督はどんな意見でも一度ちゃんと聞いてくれる方なので、僕からもたくさん提案させていただきましたし、出した案に対して“ここはもっとこうすると良いんじゃないか”と親身になって考えてくれるんです。自分の提案が活かされたシーンは、気合いもいっそう入りました」。小澤はどんなアイディアを提案したのだろうか?「井口(中村靖日)を手当てしなきゃいけないシーンで何かしらのドラマを作りたかった。そこでハンカチを使ってみようと考えたんです。それを本広監督に提案したら“いーねー!”と笑顔で言ってくれて。今回の舞台はそうやって作っていく過程が本当に楽しかったですね」と嬉々とした表情を浮かべながら回顧。小澤が提案したこのハンカチのシーンの詳細はぜひ劇場で。『八王子ゾンビーズ』『暁の帝 ~壬申の乱編~』『里見八犬伝』など、これまでに多くの舞台に立ってきた小澤。2009年のデビューから今年で10年。「演出家に毎日怒られながらも、“頑張ります!”という熱意だけを買ってもらい、何とかやってこれました」と笑いを交えて話す。ちょうど10年前のデビュー作も舞台の刑事役で、小澤は今作には運命的なものを感じた。そんな劇団EXILEきっての“生の芝居”を得意とする小澤が、舞台の仕事でもっとも楽しさを感じる瞬間とは?そう問うと目を輝かせてこう答えた。「“難しさ”と対面した瞬間です。人って経験を重ねていくほど、難易度が高いものに面白味を見出すじゃないですか?それは舞台も一緒で最初は簡単なことから始めるけど、ずっとそればかりだと成長していく過程で得られる達成感や自信を味わうことができない。ちゃんとお芝居の難しさを理解したうえで、自分なりの楽しさも混ぜて、その思いを直接お客さんに届けるのが舞台に立つ醍醐味。今回も難しかったです!」。1カ月間、小澤が難しさと向き合いながら届けたかった思いを、目の前で感じ取ってほしい。取材・文:近藤加奈子撮影:稲澤朝博『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』東京:4月30日(火・祝)まで日本青年館ホールで上演中大阪:5月3日(金・祝)~5月6日(月・祝)まで森ノ宮ピロティホール公式サイト()
2019年04月25日EXILE、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍するNAOTOがクリエティブディレクションを務めるファッションブランド、スタジオ セブン(STUDIO SEVEN)が発表したカプセルコレクション「エレメンツ(ELEMENTS)」を販売するポップアップが、阪急メンズ大阪にて開催される。会期は4月12日から14日まで。なお、会期中は、スタジオ セブン 中目黒でも同コレクションの販売を行う。今回発表されたカプセルコレクション「エレメンツ」では、火、水、雷、 石、花のイメージをファッショナブルに落とし込んだアイテムを提案。これら5つの要素が集合体となった時の大きなエナジーを感じ取ることのできる、力強く活気に溢れたコレクションとなっている。 大胆なグラフィック使いや、計算し尽されたフィット感など、スタジオ セブンならではのこだわりが詰まった、遊び心のあるユニセックスなアイテムをそろえており、スポーティーでラグジュアリーなムードが漂うセットアップや、ユニークなドゥーラグ風スウェット、“君のライフを巻き起こそう”という粋なメッセージが掲げられたTシャツなどを展開する。また、期間中、スタジオ セブンの商品を税込1万5,000円以上購入すると、先着でノベルティのプレゼントも。ノベルティのスカーフアイテムの価格帯は、スウェット2万3,000円から、Tシャツ1万円から、ロングスリーブシャツ1万5,000円から、シャツ2万3,000円から、スウェット万3,000円から、ボトムス2万3,000円から、キャップ・バッグなどの小物類7,800円から。なお、このポップアップイベントは、今回の阪急メンズ大阪、スタジオ セブン 中目黒での開催を皮切りに、他所にて順次開催を予定している。【イベント情報】スタジオ セブン カプセルコレクション「ELEMENTS」ポップアップ:阪急メンズ大阪会期:4月12日〜14日会場:阪急メンズ大阪 2F GARAGE D.EDIT住所:大阪府大阪市北区角田町7-10時間:12日 11:00~21:00、13日 10:00~21:00、14日 10:00〜20:00スタジオ セブン カプセルコレクション「ELEMENTS」ポップアップ:スタジオ セブン 中目黒会期:4月12日〜14日会場:スタジオ セブン 中目黒住所:東京都目黒区青葉台1-22-3TEL: 03-6303-2383時間:12:00~20:00
2019年04月10日ダンス&ボーカルグループ・EXILEのメインボーカルのTAKAHIROが9日、主演映画『僕に、会いたかった』(5月10日公開)の舞台となった島根県隠岐の島・島前高校に、松坂慶子、秋山真太郎、錦織良成監督とともに登場した。同作は、島で一二を争う凄腕の漁師の主人公・池田徹(TAKAHIRO)が、とある事故をきっかけに記憶を失い、島の人々の優しさに触れるうちに、新しい自分を見つけ出す家族の絆と再生を描く感動の物語。島根県隠岐の島を舞台にした作品を多く手がける錦織良成監督がメガホンを取り、劇団EXILE所属の秋山真太郎が、プロデューサー兼共同脚本を務める。メインキャストが高校を訪れた当日は入学式でもあり、新入生や在校生、学校関係者や保護者らが参加。映画の上映前に錦織監督から映画撮影の多大なる協力への感謝と、映画が完成したことの報告が述べられ、続けて「じつは、みんなもお礼が言いたいと来てくれました!」と TAKAHIRO、松坂、秋山が登壇し、場内は大歓声に包まれた。TAKAHIROは「忘れもしない、クランクインがこの島前高校だったんです。戻ってくることができ、うれしく思います」と笑顔で挨拶。 錦織監督から「脚本を書いた時に思い浮かべたのが松坂さん」というラブコールを受け、出演が決まった松坂も「今日は入学式だったんですって? おめでとうございます。隠岐の島は本当に美しいところで、わたしにとっては神秘的で世界とのつながりを感じる場所です。こういう場所だから、みんなが素直な優しい人に育つのかな。良いところに住まれて、いいですね」と目の前の新入生たちに優しく語りかけた。秋山は「島前高校の桜並木で、僕が坂道の上から自転車で駆け下りてくるという松坂さんとの共演シーンがクランクインでした」と語り、松坂から 「すごい運動神経で、毎回ぴったりの位置に止まるのよね」と言われると、場内からは笑いも起こる。松坂は撮影以外でも島を散策していたために、TAKAHIROは「ロケ中、車で移動するときに道で松坂さんをお見掛けするんですよ。『すごい! 松坂さん、1人でお散歩されてる!』と驚きました!」と明かす。また「運動場も広いし、鉄棒を使ってロケの空き時間などに 筋トレしたりしていたんです。あと(島留学の生徒が住む)寮の食堂でカレーを食べたりしましたね」と語ると、生徒たちからは大きな驚きの声が上がった。さらに、急きょ生徒からの質問に答えるQ&Aが開催されると、男子生徒から「TAKAHIROさんはなぜそんなにかっこいいんですか?」と問われたTAKAHIROは「俺にもわかんないんだよね〜(笑)」とニヤリ。「男っていうのは、生き様が出るのかなと。生き様が男をかっこよくすると思う。そしてこれからたくさん恋をすると思うけど……彼女はいるの?」と逆質問すると、男子生徒が「(同じ学校に)彼女いまーす!」と元気よく答え、TAKAHIROも「早いな!」と焦り気味で、秋山とともに「俺たちが同じ年ごろのころは恥ずかしくて言えなかったな……」としみじみと語っていた。
2019年04月10日ダンス&ボーカルグループ・EXILEのメインボーカルTAKAHIROが3日、主演映画『僕に、会いたかった』(5月10日公開)の完成披露試写会に、山口まゆ、柴田杏花、板垣瑞生、秋山真太郎、小市慢太郎、錦織良成監督と共に登場した。同作は、島で一二を争う凄腕の漁師の主人公・池田徹(TAKAHIRO)が、とある事故をきっかけに記憶を失い、島の人々の優しさに触れるうちに、新しい自分を見つけ出す家族の絆と再生を描く感動の物語。島根県隠岐の島を舞台にした作品を多く手がける錦織良成監督がメガホンを取り、劇団EXILE所属の秋山真太郎が、プロデューサー兼共同脚本を務める。キャストの山口が言葉に詰まってしまうと、背中を支えるTAKAHIRO。板垣から「イケメンじゃないですか!」とつっこまれると、「うるせえ!」と照れる。普段とは違う寡黙な役に「僕が寡黙な役を演じるのはとてもみなさん予想だにつかないと思いますけど」と苦笑しつつ、「自分が主演として立たせていただいたんですけど、自分の映画を観ていない感覚というか。錦織監督の好きな作風をお客さんとして観れた気がして、それが1番の収穫かなと思います」と自信を見せた。板垣とはかなり仲を深めたようで、TAKAHIROが「島で女の子の話ばっかりしてたもんね」といじると、板垣は「してないよ!! しないでしょだって、島行って女の子の話!」と真っ赤になりながら反論する。一緒に釣りも行ったというが、TAKAHIROが「(板垣が)『女釣りてえな〜』って」とボケると、板垣は「えぐいわ、そのボケ!」と焦っていた。さらに板垣が「TAKAHIROさんが、本当に釣りがお上手で。すごい大きな魚を釣ったという話をしてて、そのときのTAKAHIROさんの顔が子供のようで、忘れられない。僕もこういうご年齢になっても……」とエピソードを語るが、その表現の仕方に今度はTAKAHIROが撃沈。板垣は「そういうことで楽しめる大人になりたいって、リスペクトさせていただいた、素敵なお話ですよ!」とフォローした。一方、プロデューサーを務めた秋山は「今日で本当に一安心」と胸をなでおろす。しかしTAKAHIROから「秋山は演じつつもプロデューサーとして現場に来てくれてたので、日中ずっと太陽の下にいるんですよ。誰よりも日焼けしちゃって、最初とシーンが繋がらないくらいどんどん焼けてって、初めてプロデューサーが記録さんに怒られる姿を見ましたね」と暴露されていた。錦織監督は「HIROさんとずっと話してて、『TAKAHIROくんでいきたいね』いったときに色々観てて。すごく男らしくてさっぱりした方だったので、役者としてもかなりイケるんじゃないかと思って臨みました」と振り返る。「感極まって、まだ芝居してないのに泣いてしまうんですよ。『まだ早い、本番で泣いてくれ』というくらい、感情が豊かな方でしたので、これからが本当に楽しみで。トップアーティストですけど、俳優としてもこれから大きくなってほしい」と称賛し、期待を寄せた。
2019年04月03日“美人すぎる劇団員”として話題の劇団4ドル50セントの糸原美波(22)が28日、都内で行われた「リラクゼーションスペース ラフィネ採用新CM発表会」に出席した。リラクゼーションスペース「ラフィネ」はこのたび、大勢の人にセラピストという職業や働き方を知ってもらいたいという思いから、新たに採用CMを制作。糸原はセラピスト役として同CMに出演し、楽曲にあわせたキャッチーなダンスを披露している。自身初のCM撮影を振り返り、糸原は「すごい緊張したんですけど、セラピストさんは素敵な笑顔でお客様を癒やしている印象で、それを意識して演じたのでとても楽しく撮影することができました」と笑顔で語った。また、CMで披露しているダンスについて「日常の細かいところまで振りになっていて、そこは難しくて大変でした」と打ち明け、「でも楽しく踊れました」とにっこり。「幼稚園からずっとダンスをしていて、なので楽しくて」とうれしそうに話した。なお、同発表会には、タレントの鈴木奈々、元AKB48でタレントの西野未姫も出席。「ラフィネ」のトップセラピストから疲れた身体を癒やす方法を伝授され、芸能界でキャラクターが被っていると言われている2人が癒やしキャラの座をかけて接客勝負を繰り広げた。
2019年03月29日映画『PRINCE OF LEGEND』で“先生王子”を演じている 町田啓太さん。同作の見どころから自分を王子に例えるなら何王子か、などまで語っていただきました。町田啓太 as 先生王子/結城理一(ゆうきりいち)普段の自分に王子らしいところなんてないのかも。僕が演じている結城理一は、「三代目伝説の王子」の座を巡る舞台となる、聖ブリリアント学園の英語教師。先生界の絶対的エースで、生徒にまぎれて自分も伝説の王子を目指しますが、バトルを繰り広げる王子たちがこぞって成瀬果音というひとりの女生徒に夢中になる中、自分は1ミリも興味ないっていうところに自問自答するんです。結城は美に対する執着が人一倍強く、他の王子も美意識は高いはずなのに、どうして自分だけ成瀬果音に惹かれないんだ、と。台本をいただいた時は、その執着が行きすぎているように感じて、どう表現すればいいのかと正直迷いました。でも、それが滑稽で、笑ってもらえるようなキャラクターになればいいのかな、と思うようになって。自問自答するシーンは、あえて子どものように感情的になり、思い切り演じました。基本的にはひとりで演技をしているシーンが多かったんですけど、TEAM 3Bの3人との絡みも、実はわりとありました。彼らは卒業生の役で、実際の年齢も僕と近かったから、すっかり意気投合して、4人でしょっちゅうごはんや飲みに行く仲に。大人同士、本当に楽しかったですね。それと3Bには、1回ターンしてから「彼氏にしてはいけない3B」と言ってポージングを決めるシーンがあるのですが、こだまたいちくんは、そこで毎回ヨレヨレッとフラつくんです。それが面白すぎて、なんだかキュンとしました(笑)。他にも、この王子はモテそうだと思ったのは、川村壱馬くん。選手権内で一人の女生徒に対して、王子一人ひとりが壁ドンをするという対決があったんですけど、撮影後、「誰の壁ドンが一番キュンとした?」って、みんなで女生徒役の方に聞いたら、「壱馬くん」と。それを言われた瞬間、普段は硬派な壱馬くんが、「よっしゃ!」って跳びはねて。あんなかわいらしい一面を見たら女子はキュンとするでしょうね。僕がキュンとされるような王子らしいところですか?どうなんでしょう…。プライベートの僕は、「しみったれた王子」ですからね。いや本当に、田舎育ちで、静か~なところが好きなんです。きちんとしている役柄が多いせいか、人からは「公務員みたい」って言われることがありますが、本人まったくきちんとしていないですし(笑)。そんな普段はさておき、この映画では“王子”を全うしています。とにかく僕のシーンは、箸休め的な感じで楽しんでもらえたら。全編を通しては、友達や恋人と、映画館で笑いながら観ていただけると嬉しいですね。あとは、奏役の涼太にしかできない素敵なシーンもあったりするので、それをぜひ楽しみにしてもらえたらなって思います。まちだ・けいた1990年7月4日生まれ、群馬県出身。俳優。劇団EXILEのメンバー。今年1月公開の映画『二階堂家物語』に出演。また、出演映画『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』が3月21日公開。ジャケット¥64,000シャツ¥28,000パンツ¥36,000(以上ウィーウィル/ウィーウィル ギンザTEL:03・6264・4447)その他はスタイリスト私物映画『PRINCE OF LEGEND』監督/守屋健太郎脚本/松田裕子出演/片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於、清原翔、町田啓太ほか3月21日より全国東宝系にて公開。©2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会※『anan』2019年3月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・KOHEY取材、文・菅野綾子保手濱奈美(by anan編集部)
2019年03月23日「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太、佐野玲於や「劇団EXILE」鈴木伸之、町田啓太らが“王子”として大集結する映画『PRINCE OF LEGEND』。3月18日(月)、本作に出演する関口メンディーが「読売ジャイアンツ×シアトル・マリナーズ戦」の始球式に登場。さらに13人の王子も応援に駆け付け、芸能人最速記録に挑戦する関口さんの投球をマウンド上で見守った。この日、「読売ジャイアンツ×シアトル・マリナーズ戦」に関口さんがユニフォーム姿で登場するや、東京ドームは大歓声に包まれ、続いて王子たちが入場すると会場のボルテージは一気にヒートアップ。まさに“マウンドに王子が大渋滞”となった。関口さんが始球式に登板するのは、2018年6月5日の巨人対楽天戦に続き2度目。その際の記録は133kmだったが、今回、米メジャーリーグのシアトル・マリナーズの猛者たち、そして原監督が指揮する新制巨人軍が見守る中、記録は…127km!自己記録更新とはならなかったものの、関口さんの勇姿に王子たちは大感激の様子だった。始球式後に関口さんは、「あまり悔しくはありません!」と吐露。ブルペンでは読売巨人軍の菅野智之投手にアドバイスをもらったそうで、「外角低めを狙うといい、というアドバイスをいただきました。ちょっと狙いすぎてしまったかな」と反省ポイントも。「ただマウンドに上がる前に、原監督から『135kmいけるか?』と声をかけていただいて、嬉しくて『140いきます!』と答えたのですが、それでさらに緊張してしまって…」と関口さん。とにかく今回は、「メジャーのチームがいる」ということで球場の空気感が違ったと言う。また、マウンドで見守った片寄さんは「前回、僕は外から見ているだけだったのですが、今回はマウンドに立って間近でメンディーさんの勇姿を見ることができて、うれしかったです!」とコメント。鈴木さんは「メンディーさんの背中がいつもの15倍以上大きく見えました!!」と激励し、佐野さんも「マウンドに向かう前に原監督とメンディーくんが会話をしていて、その会話が選手のようだった」と頼もしい姿をみせた関口さんを労った。さらに、大学で関口さんと同級生だった町田さんは「同級生の時はまさか、メンディーが始球式に登板して、その横で自分が応援するという絵は、思い浮かびもしませんでした。本当に誇らしいです」とひと際感動を隠せない様子。最後に関口さんは「140kmに挑戦したい!」と次回への決意を述べたうえで、今回の結果に対し、「ごメンディー!!!!」と叫び、始球式を締めくくっていた。映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PRINCE OF LEGEND 2019年3月21日より全国東宝系にて公開©「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 © HI-AX All Rights Reserved.
2019年03月19日日テレの月曜バラエティ「人生を変える1分間の深イイ話」「しゃべくり007」の合体2時間SPが、3月18日(月)今夜放送。「深イイ」パートには鈴木伸之、関口メンディーらが、「しゃべくり」パートには高畑充希、片寄涼太らがそれぞれ登場する。「劇団EXILEオーディション」から俳優の道に進み「あなたのことはそれほど」や『リベンジgirl』などで注目されると昨年秋放送の「今日から俺は!!」で演じた強烈にケンカの強い番長・片桐智司役も話題となった鈴木さん。少年時代に野球に打ち込み、大学からダンスを始めると2012年「GENERATIONS」のメンバーに抜擢、バラエティでのキャラクター性が大きな話題となり人気に。最近では「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」への出演でキッズにも愛される関口さん。2人が出演する「深イイ」パートは今回「大恋愛で結ばれた夫婦は本当に幸せなのか?」SPと題し、元競泳女子日本代表・田中雅美、芸人・パッション屋良の2組の“大恋愛で結ばれた夫婦”に密着する。そして「しゃべくり」パートには10代の頃からミュージカルで活躍、連続テレビ小説「ごちそうさん」などでブレイクすると最近では「過保護のカホコ」や「メゾン・ド・ポリス」など数々のドラマで主演、『DESTINY 鎌倉ものがたり』などの映画でも知られる高畑さん。関口さんと同じく「GENERATIONS」のメンバーであり音楽活動とともに「兄に愛されすぎて困ってます」や「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で話題沸騰の片寄さんがゲスト出演する。今夜のゲスト、片寄さん、鈴木さん、関口さんらが出演する映画『PRINCE OF LEGEND』は「伝説の王子選手権」に集結した14人の“王子たち”を描く作品。“王子が大渋滞”のフレーズが話題を呼んだ昨秋のドラマ版の興奮がパワーアップして劇場に帰ってくる。高畑さんはこれまで2度にわたり主演した舞台「奇跡の人」をこの春再演。これまで演じたヘレン・ケラーから今回はアニー・サリヴァン役に初挑戦する。舞台女優としての高畑さんの代表作でもある同作、映画ともドラマとも違うその魅力を味わって。映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開。舞台「奇跡の人」は4月13日(土)から東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後各地で公演予定。「深イイ話」「しゃべくり007」合体2時間SPは3月18日(月)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月18日出演者たちが“常識力”対決を繰り広げるクイズ番組「ネプリーグ」の3月18日(月)放送回は「世界選抜チーム」と「日本選抜チーム」による対戦をお届け。女優の上白石萌音と俳優・杉野遥亮の『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』コンビの活躍やいかに!?今回は「世界選抜チーム」としてスウェーデン出身、現在は日本国籍を取得しNHK「みんなで筋肉体操」の出演がきっかけで人気急上昇中のイケメン庭師・村雨辰剛をはじめ、フローラン・ダバディ、フィフィら外国人タレントが登場。対する「日本選抜チーム」には上白石さん、杉野さんのほかお笑いコンビ「和牛」水田信二、川西賢志郎らが参戦する。穴埋めクイズに挑戦する1stステージの「ネプレール」では杉野さんが前回出演時の間違いを「恥だと親に言われた」と明かし不安な様子をみせる。一方の和牛の2人は漫才で培った日本語力で勝負を挑む。次の「日本語ツアーズバギー」では番組初登場の上白石さんが女優史上最高の才女を発揮、林修も驚く漢字力に注目だ。3rdステージの「ハイパーボンバー」は10個以上解答がある常識問題を制限時間内に答えるというもの。「(<世界選抜チーム>へプレッシャーを)かけてやります!!見といてください!」と勝気な様子で最終ステージに挑む上白石さん。日本に詳しすぎる世界選抜との勝負の行方は!?日本に詳しすぎる世界選抜と人気者勢ぞろいの日本選抜!常識国際マッチを制するのは果たして?『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は漫画家・渡辺あゆによる人気コミックの実写化作。2014年に続く今回の実写化では原作コミックの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」を映像化。上白石さん演じる西森葵と杉野さん演じる久我山柊聖が恋人同士となり、ふたりきりのラブ同居をはじめるものの、突然、柊聖のいとこ・玲苑がやってきて同居の秘密がばれてしまい、ふたりを引き離そうとする玲苑とまさかの3人同居がスタートする…というのが今回の物語。久我山玲苑役には放送中の「初めて恋をした日に読む話」で人気爆発の若手俳優・横浜流星を迎えるほか、柊聖の兄でカメラマンの久我山草樹役で「中学聖日記」『PRINCE OF LEGEND』などの「劇団EXILE」町田啓太も出演。『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は3月21日(木・祝)より全国にて公開。「ネプリーグ」は3月18日(月)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月18日●『PRINCE OF LEGEND』での深い役作りドラマ、ゲーム、ライブ、イベントなど様々にメディア展開する『PRINCE OF LEGEND』プロジェクトの映画が、3月21日より公開される。片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於など旬の俳優たちが王子となり、伝説の王子選手権で伝説の王子を目指す……という同作は、胸キュン要素を多分に含んでいながら、少年漫画のような展開でもあり、どこまで本気なのか、ツッコミどころ満載!? な面白さが話題に。中でも、座禅を組んで「王子! 王子! 王子!」と叫ぶ様がインパクトを残し、映画館で流れる予告編でも異様な空気を放っているのが、劇団EXILEの町田啓太演じる“先生王子”結城理一だ。様々なチームが入り乱れる中、なぜか1人で“Team 先生”を名乗り、自分の美しさを愛する先生王子は、登場するたびに画面を支配する。今回は、そんな先生王子を怪演した町田にインタビュー。深い役作りについて、話を聞いた。○■カメラマンも思わず揺れるほどの迫力――他媒体の方と『PRINCE OF LEGEND』の話をしているときにも、「先生王子がすごすぎる」と話題になっていたんです。ぜひ、お話を伺っていければ。本当ですか? ありがたいですね(笑)。――勝手に、楽しそうに演じられてるのかな? と思っていたのですが、町田さんとしてはどうだったんですか?難しかったです(笑)。――難しかったんですか!そうなんです。もちろん、見て楽しんでいただけるのが一番なので、キャラクターが生き生きするようにとは思っていました。ただ、美に対する執着がすごいキャラクターだったので、どういう人間なんだろう? と考えてしまいました。結局、多分中身と外見が伴ってないやつなんだろうな、と。結城理一は、いわゆる王子的な振る舞いや仕草はできるんでしょうけど、外面を塗り固めてるだけで、中身は子供のまま。きっと本当は逆で、本心から出た優しさこそが、美しさや王子と言われる部分に繋がるんだと思います。だからこそ、それがない人間にしたら、面白く見ていただけるかなと思って、掘っていくようにしました。――そんなに深い役作りをされていたとは……。やっていることは、全く深くはないんですけども(笑)。軽いように見せるというのも、一つの手かなと思っていました。きっと、本人は大真面目にやってるけど、周りの人がくすっとなってしまう状態が面白いんだと思うんです。なので、本気でやればいいんじゃないかな、と思いました。――その本気が伝わって、我々が気になってしまっていたし、予告編でも毎回使われていたんですね。「王子! 王子! 王子! 王子!」というシーンを使っていただいてるんですけど、あれもあそこまでやる予定はなかったんです(笑)。一つの面白みになればいいなと思ってやってみたら、気に入ってくださったので、ありがたかったですね。――最初は、どれくらいのテンションだったんですか?台本の状態では、ト書きで「結城理一、精神統一している。『王子王子、僕は王子だ』」くらいでした。何か面白くできないかな? と思ったので、精神統一だから、やっぱり座禅というポーズに。それと、先生王子はふだん1人なんですけど、その時は他の方がいてくださったので、他の2人を指導している感じで、血管切れるくらいまでやりました。やっぱり「伝説の王子を目指す」という気合を本気で乗せないと、と思っていたんですけど、「王子! 王子!」と言っていたら、カメラマンさんも寄って来てくださって、なぜか目の前でカメラが揺れていたんですよ。カットがかかったらみんな爆笑していて、「なんで揺らしたんですか!?」と聞いたら、カメラマンさんが「圧がすごかったから、揺れそうだなと思って」と(笑)。そういうセッションが面白かったです。映画でも、よく見たら地鳴りのように音も増やしていくださっているし、めっちゃ震えてるんですよ。この作品ならではの自由さで楽しかったですね。●美しい王子たちに嬉しくなってしまう結城理一――役の方向性はどのへんから定まったんですか? ドラマ版でもすごかったですよね。床にへばりついて叫ぶシーンが、最初だったのかもしれません。彼は“美”が好きなので、美しい王子たちが来て、テンションが上がってるんですね。みんなライバルなんですけど、見ていると嬉しくなっちゃう。美しいものが周りにあふれていて、花に囲まれてる、みたいな感覚なんです。ただ、伝説の王子を目指す人はみんな、成瀬果音という女の子を好きになっている。でも自分は気にもならないから、「もしかして僕は王子じゃないのか」「どうなんだ」という気持ちがうわーっとフラストレーションになって、結果、1人で「僕も成瀬を好きになりたあい!」と叫んでしまう……。それも子供っぽいところで、「なんで? どうして? どうして!?」と、いう気持ちを高めていったら、ああなっちゃう。枕に頭を埋めて、「うわー!」と言うようなイメージでした。――いや、名シーンでした。僕も、一発目からああいうテイストで行こうと思ってなかったので、ちょっと……やってしまいましたね。あそこが基準になってしまったので、「次は、何やってくれるんだろうね」という現場の目線も苦しくて(笑)。面白いことが思い浮かぶ人間でもないので、きつかったです。○■"EXILE系"発想の転換に「すごい」――HIROさんのインタビューも拝読したのですが、「EXILE系というイメージが固定されてたところに、楽しみながら新しいイメージを」とおっしゃってて、そういう試みについて、町田さんはどう感じられたんですか?今まで避けてた部分だと思いますし、挑戦的だなと思いました。やんちゃな感じや男っぽいイメージがあるとは思うんですけど、真逆をやってみたら面白いんじゃないかという、発想の転換ですよね。しかもそれを、こんなに大きなプロジェクトとして実現できちゃうところも本当に挑戦だな、と。やったことのないことを本気でやるのがすごいと思うし、そこに参加させてもらっているので、思い切りできたらいいなと思いました。――「王子だよ」と言われた時はどういう心境だったんですか?脚本の松田さんとお話する機会があって「町田くん、やるとしたら先生かな」と言われて、気づいたら先生王子になっていて、「俺、王子、大丈夫かな?」と思いました。――でもパブリックイメージとしては、町田さんこそ王子ぽいのかな? と思いました。良かったです!(笑)。でも、普段、王子感ないです。1mmも!――“EXILE系ぽくない”というイメージも、あるのかなと。それは、すごく言われますね。最初は「大丈夫なのかな?」と思っていたけど、最近は逆に「そういう奴がいる」ということで楽しんでもらえるのかな? と思っています。別にイメージ戦略などをしているわけでもないので、しょうがない(笑)。だったら、自分らしく頑張って、楽しんでもらえるようにできれば。――作中にも、デート対決などの話題が出てきますが、町田さんの考える先生王子だったら、どういう風にデートをプロデュースすると思いますか?こいつ(理一)がやるとしたら! いや〜、なんだろう? 劇中ではデートする相手は未成年ですから、お酒の場には連れていけないですね。でも、レストランを貸し切って、バラを敷き詰めて、ハートの花火を打ち上げさせたり……ベッタベタなの、やるんだろうな。あとはお城みたいなところに連れていって、相手にお姫様の格好をさせて、自分は白馬に乗って登場するかもしれないですね。王冠をつけて、マントをバサーッ、レオタードを着て「さあ! 迎えに来たよ!」みたいなことをやると思います(笑)。――それはぜひ見てみたいです。では、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。遊びに来てもらう感覚で、劇場に来てもらえれば嬉しいです。ドラマを観ていない方でも映画から観れるのは間違いありませんし、女性はもちろん、男性の方も笑えるポイントたくさんあるので。男同士で遊びに来てもいいですし、カップルでデートできてもいいですし、家族でもいいですし、アトラクションを楽しんだみたいな感じで映画館を出てもらえる作品になっていると思います。プロジェクトとして動いているので、今後も楽しみにしていてください。■町田啓太1990年7月4日生まれ、群馬県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(14)、『人は見た目が100パーセント』(17)、『女子的生活』『中学聖日記』(18)、大河ドラマ『西郷どん』(18)、映画『OVER DRIVE』(18)などに出演。映画公開待機作に『L DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(3月21日公開)がある。
2019年03月17日「ダウンタウン」浜田雅功、松本人志が司会を務めるバラエティー「ダウンタウンDX」の3月14日(木)今夜放送回は、上白石萌音、小手伸也、「EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE」関口メンディー、「劇団EXILE」町田啓太らが学生時代の思い出や青春エピソードを語っていく。今回は平成最後の卒業シーズンを記念しゲストたちの卒業アルバムを大公開するほか、学生時代の思い出や(秘)青春エピソードも紹介。先日公開の『アリータ:バトル・エンジェル』では吹き替えにも挑戦、今回が本番組初登場となる上白石さんは中学まで鹿児島で過ごし芸能界デビューのため高校に上がると同時に上京。その際に1番ビックリしたのが“男子から下の名前で呼ばれたこと”だったとか。当時をふり返るエピソードにくわえ記録的大ヒット作『君の名は。』でヒロインを演じた後の大反響ぶりもふり返る。こちらも本番組初登場の小手さんは演劇部、コンピューター同好会、山岳部と部活を3つも掛け持ちしていた高校時代をふり返るほか、月9「SUITS/スーツ」で共演した織田裕二、鈴木保奈美の撮影秘話や織田さんが打ち上げで“アノ曲”を熱唱したエピソードなどを語ってくれる。町田さんは“1学年1クラス”という群馬・吾妻で過ごした中学時代などをふり返るほか、町田さんと日本体育大学で同級生だったという関口さんが「女子みんなが振り向くくらい」だったという当時の町田さんのモテモテぶりを明かす。番組スタッフが2人の母校を取材したVTRも公開され、ダンスサークルで語り継がれる2人の“伝説”も紹介。さらに関口さんが新作映画『PRINCE OF LEGEND』で被っていた金髪ズラを浜田さんが着けてスタジオ大爆笑…その姿はオンエアを見てのお楽しみ。さらに元「欅坂46」今泉佑唯は中学時代の“魔性の女”ぶりを告白、筋肉体操で話題の庭師・村雨辰剛と関口さんが“筋肉バトル”。松本さん絶賛の両者の肉体美にも注目。そのほか平野ノラ、椿鬼奴、レイザーラモンRGらの青春エピソードに、「QUEEN」ブームの火付け役のひとり東郷かおる子が45年前、「QUEEN」と出会った時の貴重なエピソードを披露、RGさん&椿さん「QUEENあるある」も見逃せない!上白石さんが主演、杉野遥亮、横浜流星とともに新たに描き上げた『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は3月21日(木)より全国にて公開。小手さんの出世作となったドラマの劇場版となる『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)に全国公開。町田さん、関口さんらが多彩な“王子様”となる映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開。「ダウンタウンDX」は3月14日(木)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月14日主演・東出昌大、瀬々敬久監督で薬丸岳の「悪党」をドラマ化する連続ドラマW「悪党 ~加害者追跡調査~」。この度、板谷由夏、青柳翔、山口紗弥加、柄本明ら本作のフルキャストが発表された。加害者側からの贖罪や葛藤を描いた『友罪』とは逆に、被害者遺族側の姿を描く本作。すでに、探偵でありながら被害者遺族としてのトラウマも抱える主人公・佐伯修一役を東出さん、探偵事務所所長の木暮正人役を松重豊、佐伯と次第に惹かれあうようになるキャバクラ嬢を新川優愛が演じることが決定しているが、このほどホープ探偵事務所を訪ねる<依頼人と調査対象者>たちが新たに決定。第1話11年前に息子を殺され、加害者の現在について調査を依頼する細谷博文を、放送中の「刑事ゼロ」にも出演する渡辺いっけい。その息子を死なせた犯人で、現在は振り込め詐欺のリーダー・坂上洋一を「劇団EXILE」青柳翔。坂上の恋人・遠藤りさを、連続テレビ小説「べっぴんさん」にてヒロインの姉役が記憶に新しい蓮佛美沙子。第2話16年前に2人の息子を部屋に閉じ込め、1歳児を放置死させた過去を持つ前畑紀子を、春の月9ドラマ「ラジエーションハウス」への出演が決定している山口紗弥加。弟を死なせた母・紀子の行方を探す早見剛を、佐藤浩市の息子・寛一郎。第3話15年前、強盗殺人の罪を犯した弟を探す松原弥生を、『共喰い』の篠原ゆき子。姉を恨み、出所後は家族との連絡を絶っている弟・松原文彦を、連続テレビ小説「花子とアン」の中島歩。第4話少年犯罪を得意とする弁護士・鈴本茂樹を名優・柄本明。かつて担当した男の現在を調べたいと、ホープ探偵事務所を訪れる。ほかにも、佐伯と共にホープ探偵事務所で働くクールな事務員・染谷久美子役に板谷由夏。佐伯の姉を殺害した“3悪党”を三浦誠己、山中崇、波岡一喜(田所健二役、寺田正志役、榎木和也役)。佐伯を見守る父・佐伯敏夫役を益岡徹が演じる。また、薬丸氏と瀬々監督がタッグを組んだWOWOW FILMS『友罪』が、WOWOWシネマにて5月5日(日)21時より放送。こちらも要チェックだ。連続ドラマW「悪党 ~加害者追跡調査~」は5月12日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2019年03月14日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」の2月28日(木)今夜放送回は片寄涼太、鈴木伸之、関口メンディーらが女子たちをメロメロにする“モニタリング”を仕掛ける。ドラマ、映画へと展開した「兄に愛されすぎて困ってます」や放送中の「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も好評の片寄さん。「劇団EXILE」としてW不倫ドラマとして話題を呼んだ「あなたのことはそれほど」や「今日から俺は!!」で話題の鈴木さん。「GENERATIONS」「EXILE」のメンバーとしてみせるダンスのセンスと、バラエティでのキャラクター性で老若男女に愛されるメンディーさん。今回3人は“女子たちに「母親が来るので彼女のフリしてくれませんか」とお願いしたら?”というモニタリングに登場。女子たちのメロメロぶりは必見。そのほかにもモデルの滝沢カレンが「ADに恋愛相談されたら?」「偉いプロデューサーのカツラがずれていたら?」「経済番組でコメントを求められたら?」と速水もこみちの“地産地消モニタリング”。また大反響だった「スーパーで平成を映像で振り返るクイズ割引サービスがあったら?」企画の第2弾もオンエアされる。今夜のゲスト、片寄さん、鈴木さん、メンディーさんらがはじめLDH所属の若手イケメンたちや豪華俳優陣が共演する映画版『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開。同作は昨秋から放送、配信されたドラマ「PRINCE OF LEGEND」の続きとクライマックスが描かれるものとなり、聖ブリリアント学園で3年に一度開催される「伝説の王子選手権」で優勝し、「三代目伝説の王子」の座を手に入れるため14人の王子たちがかつてない聖戦を繰り広げる…というストーリー。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は2月28日(木)今夜20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年02月28日2月28日(木)今夜放送の「VS嵐」は、舞台「偽義経冥界歌」から生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、早乙女友貴が参戦。人気のコンビ「チョコレートプラネット」をプラスワンゲストに加えた「嵐」チームと熱戦を繰り広げる。今回舞台「偽義経冥界歌」チームとして参戦するのは『彼らが本気で編むときは、』や『先生!、、、好きになってもいいですか?』など多彩な作品で演技力を発揮、放送中の大河ドラマ「いだてん」も好評の生田さん。「コード・ブルー」シリーズや朝ドラ「まれ」などのドラマから『GOEMON』や『さや侍』といった映画まで幅広く出演するりょうさん。「Endless SHOCK」や「DREAM BOYS」などの舞台を中心に活躍、「ぴんとこな」や『曇天に笑う』など映像作品でも知られる中山さん。2015年にメジャーデビュー、アーティストとしての活動とともに、月9「ラヴソング」での演技で女優としても注目された藤原さん。「劇団☆新感線」出身、「髑髏城の七人」などの舞台だけでなく『シン・ゴジラ』などの映画にも出演する粟根さん。兄・早乙女太一の舞台で経験を積み劇団EXILEの「刀舞鬼 -KABUKI-」やつかこうへい作の「新・幕末純情伝」などで知られる早乙女さんといった面々。この舞台「偽義経冥界歌」チームがいま話題の「チョコレートプラネット」の2人が加勢した「嵐」チームと今夜対戦。今回は対戦チームにちなんで流れてくる的をアーチェリーで射抜く特別対決「矢の嵐」を実施する。豪華なセットを前に「こんなセットまで作っていただいて結果を残さないわけにはいかない」と意気込む生田さんだが、「嵐」チームの二宮和也が驚異のプレーを披露する展開に…果たして結果はいかに!?今回ゲストで登場する生田さんらが出演する舞台「偽義経冥界歌」は、源義経の新たな伝説を描く「劇団☆新感線」3年ぶりの完全新作。源義経(みなもとのよしつね)を生田さんが演じるほか、黄泉津(よもつ)の方にりょうさん、奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)に中山さん、静歌(しずか)に藤原さん、源頼朝(みなもとのよりとも)に粟根さん、遮那王牛若(しゃなおううしわか)に早乙女さん、さらに山内圭哉、三宅弘城、橋本さとしらも共演する。舞台「偽義経冥界歌」は3月8日(金)から大坂・フェスティバルホールで開演、その後金沢、長野、東京、福岡を1年以上かけて巡る。「VS嵐」は2月28日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月28日●舞台『妖怪!百鬼夜高等学校』京都公演で共演BS日テレにて2018年10月より放送されていた、ドラマ『妖怪!百鬼夜高等学校』が、2月27日より東京・新宿FACE、京都・京都劇場にて上演される。劇団EXILEの小野塚勇人、現在ヒット中の『映画 刀剣乱舞』に出演する北村諒など、今注目の俳優陣が集結した同作は、妖怪たちが通う「百鬼夜高等学校」で妖怪たちの青春が繰り広げられる。今回は、主演の小野塚と、ドラマ版に友情出演し、舞台の京都公演にもゲスト出演する八木将康にインタビュー。劇団EXILEとして気心の知れた2人に、舞台への意気込みや裏話を聞いていく。○■普段と違うメイクで妖怪に扮するーードラマ『妖怪!百鬼夜高等学校』で、小野塚さんは天狗役、八木さんは鎌鼬(かまいたち)役を演じられていました。小野塚さんはめちゃくちゃ鼻が長くなっていたり、ほかの方もかなり外見がしっかり妖怪になっていたりしましたが、特殊メイクは大変でしたか?小野塚:2時間くらいかかりました。カラコンも入れて、普段の自分じゃないメイクだったので、そういうのも含めて新鮮でした。八木:みんな、メイク取ったら「誰?」って思うくらい変わるんですよ。僕は10分くらいしかかからなくてあんまり変わらないので、妖怪になった気持ちになれてないのかもしれない……。小野塚:知らねぇ(笑)。今さらそんなこと言われても。八木:あ、でも僕もカラコンは入れて、キツかったです。普段もコンタクトしてるんですけど、カラコンは初めてで、乾き方が全然違うから大変でした。小野塚:俺は普段裸眼だからコンタクトを入れるの自体怖くて、メイクさんにやってもらってました。八木:マジで!? 人に入れてもらうほうが怖いでしょ!小野塚:自分だと躊躇しちゃうから。八木:そういうのって、眼科の方がやったらめっちゃうまいのかな。小野塚:でも、いちいち現場に眼科の方呼べないじゃないですか。八木:そっか……いや、「眼科の方」ってなんだよ。医者だよ。小野塚:自分で言ったんでしょ。ーー見た目はみんな妖怪なのに、内容自体は学園ギャグ的な要素が強くて、その2つが実写で両立しているのがおもしろかったです。小野塚:「妖怪も変わらないんだよ」っていうことかもしれないですね。恋愛してバカして青春を謳歌してる。そこに妖怪ならではの家庭の事情だったり悩みがあったりするのが、面白くて笑えるのかなと思います。ーー最終回の終わり方はちょっとびっくりしました。いい話になるのかと思いきや……。小野塚:担任役の豊本さん(東京03)が「よーし、お前ら、人食うぞー!」って言って終わる(笑)。でも、あれでいいんですよ。感動ものにならないところで引いてるのが『百鬼夜高校』のいいところです。ーー同世代のキャストが多かったと思いますが、現場の雰囲気はどうでしたか?八木:僕はドラマ版ではあんまり他の人たちと絡みがなかったので、舞台で少しでも絡めたらなって思ってます。小野塚:でも、ゲスト出演といいつつ準レギュラーくらい出てましたよね? かまいたち達、2週間に1回くらい出てる気がした。八木:そうかな? だいたいかまいたち達でかたまってたから、ほかの人たちと一緒になる機会は少なかったよ。基本的にかまいたち達の3人でセリフの練習してたし。結構長いセリフがあったから「ここ、どういう感じでいきます?」ってかまいたち達で話してました。小野塚:うるさいな、「かまいたち達」。「かまいたち」でいいよ。八木:3人のことを言いたいから! かまいたち達3人はなかなかチームワークもよかったです。でも、ずっと練習してたし撮影期間も短かったから、プライベートな話はあんまりできなかったですね。舞台でまた一緒だから、もうちょっとかまいたち達で仲良くなれたら。小野塚:もう「かまいたち達」って言いたいだけでしょ。天狗達は……八木:いや、一人じゃん。小野塚:(笑)。僕も控え室では掛け合いの練習をずっとしてたし、本番でもお互いに「こういうふうにやったらどんな反応するかな」っていうのを楽しみながらやってましたね。間でちょっとふざけてみたら、誰がどうやって拾ってくれるんだろう、って。本番なのに、笑いを堪えるのに必死だった場面もありました。「たたいてかぶってジャンケンポン」の河童パージョン、じゃんけんで負けたらバケツの水を頭からかけられる「河童じゃんけん」っていうゲームをやるシーンがあったんですよ。教室でやるから床にブルーシートが敷いてあるんですけど、バシャーン! って水をかけた後、服の端から水が垂れる音が「ポタポタポタポタポタポタポタ……」ってずーっと聞こえてて。無音の、研ぎ澄まされた空間でそれが聞こえるわけじゃないですか。シュール過ぎてこらえきれなかった。八木:それはやばいね。小野塚:ツボに入って、普通に笑ってるところが使われてました。●八木の言動に、小野塚「刺激もらいすぎ」ーー小野塚さんはそういう"妖怪ゲーム"をやってるシーンが多かったですね。小野塚:難しかったですね。「泣き砂化けゲーム」っていうのがあって、すごい速さで「泣き!」「砂!」「泣き!」「砂!」とか言いながら順番が回っていくんですけど、決め打ちだから言うことが決まってるんですよ。だから自分も含めて誰かがつっかえると「あっ……」って。また最初からやり直しになるたびに「おいおいおい~!」ってなってました。ーーそれは大変そうですが、観ている分には面白そうでした。実際、こういう遊びって、学生時代に教室で流行ってましたよね。小野塚:『学校へ行こう!』(TBS)のゲームとか流行ってましたね。(机叩いて)こういうやつ(リズム4)。八木:あったねー! あれ、『学校へ行こう!』からだったっけ。小野塚:たぶんそうですよ。よくやってましたね、昼休みに。八木:昼休みにはやらないだろ。小野塚:え、そこひっかかる? 昼休みにやってましたよ。八木:ほんとに?小野塚:「昼休みにはやらないだろ」って、どういう決めつけですか(笑)。ーーそのへんは千葉と北海道の違いということで……。2月27日からは舞台が始まります。ドラマ版からはどう変わってくるんでしょうか?小野塚:言葉の掛け合いで進んでいくところは変わらないんですけど、ドラマは1話で短編3本くらいが流れる構成だったのが、今回は修学旅行編ということで一貫したストーリーがあるのは大きな違いですね。八木:今回の舞台も僕は京都だけのゲストなんですけど、ゲストパートが1公演に2回あるので、楽しんでほかの人とも絡みたいです。小野塚:アドリブの部分もありますからね。ゲストパートではゲームをやって、結果次第で罰ゲームがあるんですけど、毎公演ガチでやるので、誰がやることになるのかわからない。公演によって全く違いますから、リピートするお客さんにも楽しんでもらえるひとつの要素だと思います。○■マシュマロキャッチで世界一にーー話は変わりますが、八木さん、「1分間に最も多く箸でキャッチしたマシュマロの数」ギネス世界記録更新おめでとうございます。八木:ありがとうございます。小野塚:世界の八木です。八木:でも実は記録更新よりも、40個という目標を自分で設定していたので、それを超えたのが一番嬉しかったです。もともとの世界記録が35個だったんですけど、以前に記録がかかってないときにやったら39個はいけたんですよ。だから更新はできると思ってたんですけど、結果43個までいって。ここ何年かで一番興奮したかもしれない。ーー横浜アリーナのステージよりもですか?(アーティスト「CRAZY四角形」としてシングル「WANAWANA」でデビューを果たし、昨年11月24日に三代目 J SOUL BROTHERS登坂広臣のソロツアー「HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 "FULL MOON"」横浜アリーナ公演にゲスト出演した)八木:あっ、そうだ、それがありました(笑)。どっちも嬉しいですけど、やっぱり世界一のほうが嬉しいじゃないですか。小野塚:刺激もらいすぎてバカになっちゃってる。八木:それに昨日のギネスは、自分ひとりじゃなくてパートナーがいて応援してくれる仲間がいたから。デイリー1位になっても横浜アリーナに立っても、結局ひとりなので。あと、ギネスの公式認定員さんを呼ぶのにお金がかかるんですよね。そのせいでLDH TVのスタッフさんたちが、「お願いしますよ!」っていう目をしてた。小野塚:撮影中からすでに花束がスタンバイしてましたもんね。八木:最後はスタッフさんも「よっしゃー!」ってなってたから、よかったなって。小野塚:ただのいい人だ(笑)。ーー劇団EXILEは、みなさん仲が良さそうですよね。昨年、映画『jam』公開時に青柳さん、町田さん、鈴木さんに取材をさせてもらった際、劇団のことを「帰宅部っぽい」と言っていたのが印象的でした。小野塚:帰宅部っていうかサークル……?八木:何サークル?小野塚:演劇サークル……?八木:怒られるよ(笑)。小野塚:仕事はもちろんちゃんとやっていますけど、関係性は確かに部活みたいな感じではないですね。個人個人全然違うから、変にまとまらないし。八木:全員、個性がすごいよね。小野塚:会議とかやっても、話が脱線しすぎて何も決まらないまま終わるじゃないですか(笑)。秋山さんがリーダーだから「こういう企画があるけど、どうする?」って話をし始めるんですけど、途中で誰かがふざけはじめて、そこからそっちが広がっていって、大元の話は「で、なんでしたっけ?」ってことが多々あります。ーーちなみにそのとき、3人からメンバーそれぞれの素顔についてうかがったんですけど、小野塚さんは「欲しがり」だ、と。小野塚:あー、わざとボケてずっと欲しがってる的なところはあります。視線を送って。八木:でも、最近そうでもなくない? けっこうツッコミ側じゃない?小野塚:そうなんですよ、だから本当はボケたいんですよ。八木:ツッコミできるやつが勇人しかいないから。小野塚:ツッコミながら「ボケてぇ~~~!」って歯ぎしりしてる。たまにボケると「……はい、じゃあ次いこう」ってスルーされちゃうし……。八木:そんなにボケたいの!?■小野塚勇人1993年6月29日生まれ。千葉県出身。2012年、舞台『あたっくNo.1』出演をきっかけに劇団EXILEに加入。『仮面ライダー エグゼイド』(16)で演じた監察医・九条貴利矢が人気を博し、一度劇中で死亡するも異例の復活を果たした。その他、映画『恋のしずく』などに出演。■八木将康1987年8月28日生まれ。北海道出身。2012年、劇団EXILEに加入。ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(16)、映画『愛の病』(18)、配信ドラマ『Love or Not』(17〜18)、舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』などに出演。地元・北海道で放送中の『EXILE TRIBE 男旅』(uhb)にも出演している。2018年にはCRAZY四角形として配信シングル「WANAWANA」でアーティストデビューを果たした。メイク:鵜飼雄輔(TRON)、Yusuke Ukai(TRON)
2019年02月22日