俳優のディーン・フジオカが、長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが17日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。ディーンが演じるのは、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太。赤松からの再調査要求を疎ましく思いながらも、調べていくうちにリコール隠しに気づいてしまう。自分の正義と、サラリーマンとしての立場に揺れる役どころで、原作にはない赤松との対峙シーンも描かれていく。矢島孝プロデューサーは、ディーンの起用理由を「表面のクールさと内に秘めた熱さ、繊細さと大胆さ、組織の理論と個人の価値観、そんな二面性を持つ沢田を演じられるのはディーン・フジオカさん以外にいないと確信し、オファーいたしました」と説明。また、本木克英監督も「男から見ても溜息が出るほど美しい容姿と、鍛え抜かれた肉体から発するキレの良い所作に、往年の日本映画の二枚目俳優が彷彿とさせられました」と絶賛した。主演の長瀬は、ディーンについて以前から「音楽好きなんだという印象があった」と明かし、「クランクインした日からずっと音楽の話をして盛り上がっています」と撮影中の様子を語る。「感覚的に自分に近いものを感じています!」と印象を話した。一方ディーンは長瀬について「本当に気持ちの良くて楽しい方です。スカっと晴れた日のカリフォルニアみたいなイメージ」とコメント。初共演となるが、2人が絡むシーンはあまりなく、長瀬は「お互いのお芝居を想像しながら…ということが多かったのですが、その分対面するシーンにエネルギーを溜めて挑むことができました」と撮影を振り返った。またディーンも「もっと一緒にお芝居をしたかったです」と残念がりつつ、「こういう人たちがいたら世の中いい方向に行くんじゃないかなと、希望を感じながら演じることができました。きっといい画が撮れていると思います」と自信を見せた。
2017年05月17日歌手で女優の神田沙也加さんと、俳優の村田充さんの結婚が報じられ話題となっています。1980年代を代表するアイドル歌手であった松田聖子さんと、俳優の神田正輝さんとのあいだに生まれた神田さんですが、大ヒット映画『アナと雪の女王』でアナ役の日本語吹替えを演じるなど、 女優としても高く評価されています。「松田聖子の娘」という肩書きがなくとも、十分に芸能界で活躍できていると言えるでしょう。二世タレントというと、親の七光りでテレビに出ているという見方をされることもありますが、芸能界には自分の実力で売れている人も少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?・1位:宇多田ヒカル……58%(119人)・2位:香川照之……9%(18人)・3位:ワンオクTaka……8%(17人)・4位:杏……7%(15人)・同率5位:神田沙也加……3%(7人)・同率5位:松たか子……3%(7人)・同率5位:松田翔太……3%(7人)・8位:佐藤浩市……3%(6人)・9位:森山直太朗……2%(5人)・10位:すみれ……1%(2人)※11位以下は省略※有効回答者数:206人/集計期間:2017年5月1日〜2017年5月3日(パピマミ調べ)●第1位:宇多田ヒカル最も多くの票を獲得したのは『宇多田ヒカル』さんで、58%(119人)でした。『間違いなく実力で売れた人!親を完全に超えてると言えるのはこの人ぐらいじゃないですか?』(30代女性/アパレル)『まず二世タレントだということを知らなかった。日本を代表するアーティストだと思います!』(20代女性/大学生)2016年は8年ぶりとなるアルバムが爆発的なヒットを記録し、紅白歌合戦にも初出場を果たした宇多田ヒカルさん。15歳のときに発売した『Automatic』 は社会現象にもなり、一気に人気アーティストとなりました。母親は同じく日本を代表する演歌歌手であった藤圭子さんですが、宇多田さんが二世タレントということを知らなかったという人も少なくないでしょう。音楽プロデューサーの小室哲哉さんが「引退を考えた」というほどの才能を持ち、その自由奔放な言動から世間に衝撃を与え続けています。まぎれもなく“親の名前を出さなくても売れた人”だと言えるのではないでしょうか。●第2位:香川照之2位にランクインしたのは『香川照之』さんで、9%(18人)でした。『もう立派な俳優さんですよね。大御所と言ってもいいぐらい。この人が出ている作品は見たいと思うものが多いですね』(40代女性/主婦)『大好きな俳優さんです!歌舞伎俳優をやるってなるまでは二世だと知りませんでした』(30代女性/事務)歌舞伎役者・二代目市川猿翁さんと元宝塚の主演娘役で女優の浜木綿子さんを両親に持つ香川照之さん。デビュー当時は両親の名前が注目されることに良い思いをしなかったこともあったようですが、今では数えきれないほどの賞を受賞し、日本を代表する俳優 として活躍しています。大ヒットしたドラマ『半沢直樹』にも出演し、土下座シーンを覚えている人も多いでしょう。また、熱狂的なボクシングファン でもあり、熱い解説を見せることもあるなどマルチなところも。歌舞伎の世界でも新たな姿を見せてほしいものですね。●第3位:ワンオクTaka3位にランクインしたのは、ロックバンドONE OK ROCKの『Taka』さんで、8%(17人)でした。『今一番ノってるバンドでしょう。世界をまたにかけて活躍できるということは、親の七光りがあってもできることじゃありませんよね』(30代男性/営業)『大好きです!確かに両親はスゴい人だと思うけど、別のジャンルで結果を残してるわけですからね。実力はあると思いますよ』(30代女性/自営業)歌手の森進一さん、森昌子さん夫妻の長男としてうまれたTakaさん。世界的な人気を誇るロックバンド『ONE OK ROCK』でボーカルを務め活躍するTakaさんですが、実はジャニーズ事務所に所属していたことがあり、『NEWS』結成時のメンバー9人のうちの1人 でもありました。その後NEWSは脱退してしまいますが、今では多くの楽曲で作詞・作曲を手掛けるなどその実力は疑うところがありません。ONE OK ROCKへは、猛烈な勧誘を受けての加入だったということですが、もしアイドルとして活動を続けていたら今のバンドの活躍はなかったと言えるでしょう。これからの活動が注目されるアーティストのひとりです。----------いかがでしたか?ランキングの中には、デビュー当時は親の人気にあやかっていた人もいるかもしれませんが、今ではしっかりと結果を残している人ばかりです。「親よりも活躍してやる!」というのが、良い意味でモチベーションとなることもあるはず。今後も親子一緒に注目していきたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/SAYA
2017年05月04日向井理と斎藤工がW主演を務め、人気ベストセラー作家・池井戸潤の“幻の長編”をWOWOWがドラマ化する「アキラとあきら」。その放送日が7月9日(日)に決定し、小泉孝太郎、石丸幹二、松重豊、田中麗奈ら、本作を彩る豪華なキャスト陣が明らかとなった。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどうあきら)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざきあきら)。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折…。人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、「アキラとあきら」の“宿命”のドラマを描き出す。WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは、連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」(’09/全5話)、「下町ロケット」(’11/全5話)、「株価暴落」(’14/全5話)に次いで4作目。全9話で制作する本作は、スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できる。エリートの王道を歩んできた御曹司・彬役には、6月に自らが企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の公開も控える向井さん。苦難の道を歩んできた天才・瑛役には映画版『昼顔』が控え、監督や情報番組「映画工房」の司会など幅広く活躍する斎藤さん。2人は連続ドラマW初登場で、W主演を務める。そして今回、池井戸作品を彩る豪華キャスト陣が解禁。彬と瑛が入行するメガバンク産業中央銀行の人事部・安堂章二役に小泉さん。彬の父であり東海郵船・社長の階堂一磨役に石丸さん、瑛の父・山崎孝造役に松重さん、瑛の同級生・北村亜衣役に田中さん。さらに、彬の弟・階堂龍馬役には連続ドラマW初登場となる賀来賢人、一磨の弟で彬の叔父となる東海旭商会・社長の階堂晋役に木下ほうか、東海旭観光・社長の階堂崇役には堀部圭亮。産業中央銀行の彬の同僚・水島カンナ役に連続ドラマW初登場の瀧本美織、同・融資部長の羽根田一雄役に永島敏行、亜衣の父・北村利夫役に尾美としのりと実力派がずらり。エリート家系の階堂家の面々、苦難の道を歩む瑛を取り巻く人々、産業中央銀行に勤める者など、物語の重要な人物が明らかとなっている。安堂章二役を演じる小泉さんは、「向井君、斎藤君が演じる2人のアキラの理解ある上司役として、安堂という役をいただいたことに大きなやりがいを感じています。大きな組織の中で悩み、葛藤しながら生きていく前向きな2人のアキラを支えたい!という一心で撮影に臨んでいます」と意気込みを明かし、「池井戸さんの爽快で人が持っているエネルギーを感じられる世界観が素晴らしい」と作品について語っている。また、北村亜衣役の田中さんは、WOWOW連続ドラマは「LINK」(’13)以来。「この出演がきっかけでWOWOWに加入し撮影が終わってからも、一視聴者として親しんできました。いつでも媚びない独特の世界観を発信しながらも視聴者を魅了していく作品作りは、演者側からとしても、とても魅力的です」とコメント。「銀行員としてではなく2人のあきらのそれぞれの違った人間性を、視聴者の皆様により分かりやすく伝えるために亜衣が存在できればと思います」と期待を込めている。さらに、斎藤さん演じる瑛の父・孝造役の松重さんは「僕がになっているのは、昭和パートなので、その空気をうまくだせるよう心掛けています」と語る。一方、向井さん演じる彬の父・一磨役の石丸さんは「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」と池井戸作品には欠かせない存在だが、「今度はどんな役だろうか?またもや強烈な悪役か、それとも身を投げ打ってでも会社を守ろうと奔走する熱血漢か」と「大きな期待と小さな不安を抱いて配役を聞いた」そうで、「どちらかといえば後者であった。少し安堵し、『彼なりの正義を持って、この作品に向かおう』と思った」と語っている。なお、原作は連載時の原稿に大幅な加筆修正を加え、当初5月31日(水)に刊行予定だったが、問い合わせや予約が相次いだため、急きょ5月17日(水)より徳間文庫から前倒し刊行されることが決定。池井戸潤・原作を最速でドラマ化する異例の作品には、期待が高まるばかりだ。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月9日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送(全9話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日本日4月16日(日)よりスタートする、TBS日曜劇場「小さな巨人」。主演の長谷川博己、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之ら豪華キャストの共演で話題を呼んでいる本ドラマの第2話のゲストとして、実力派女優・吉田羊の出演が決定した。警視庁捜査一課強行班1係長の刑事・香坂(長谷川博己)は、今年3度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていたが、あるミスにより、所轄の芝署への異動を命じられてしまう。日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)が誘拐される事件が発生するも、これまで部下であった警視庁捜査一課長付運転担当・山田(岡田将生)から「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺される香坂。彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか!?本作は、これまでの警察ドラマとは一線を画した“リアルな警察の姿”、そして“人”を写し出し、警視庁と所轄の確執や組織の理不尽さといった、警察内部の戦いを克明に描く、いままでにない警察エンターテインメント。4月23日(日)放送の第2話で、吉田さんが演じるのは、とある会社の開発部に勤務する池沢菜穂役。事件を解決しようとする刑事の香坂、山田、渡部(安田顕)が、最高精度の監視カメラを開発している菜穂のもとを訪れる…というストーリーとなるが、吉田さん演じる菜穂は第2話の重要人物になるという。本作を「今期のドラマで一番注目して楽しみにしていたドラマ」と話す吉田さんは、「今回出演のお話をいただいて大変うれしく思いますし、自分の役割をきちんと果たしたいと思います」と真摯にコメント。「メインキャストの大半が男性ということで、現場の雰囲気はとても重厚で、むしろ怖いくらいです(笑)。その一方で、落語家さんも出演されていますので、落語家さんの俳優としての側面も楽しみにしています」と、撮影現場の様子を語る。「私自身、この先の展開がとても楽しみ」という吉田さん。4年前の日曜劇場「半沢直樹」の再来かと大きな注目を集める本作で、どんな役柄を演じているのか、見逃せない。日曜劇場「小さな巨人」は4月16日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送。※初回25分拡大(text:cinemacafe.net)
2017年04月16日TBSの日曜劇場の新ドラマ「小さな巨人」の第1話の完成披露試写会が4月10日(月)に開催。主演の長谷川博己、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之が揃って舞台挨拶に登壇した。警視庁のノンキャリアの最高峰・捜査一課長を目指し、エリート街道を突き進むも、あるミスにより、花の捜査一課から所轄へと左遷された刑事・香坂が、組織内の理不尽に憤りつつも己の道を突き進み、正義を胸に戦うさまを描く。長谷川さんは、観客と共に第1話を鑑賞し「このまま突き進んでいいんだと確信しました」と手応えを口にする。撮影はかなりハードなようで、この日も朝の3時まで撮影があったと明かされ「怒涛の日々です」と苦笑交じり。岡田さんが、疲労のせいか、突如、壇上で大声で笑い出し、香川さんが慌てて「岡田は寝てないんです(笑)!」とフォローするなど、その過酷さをうかがわせたが、その苦労が報われる、予想を超えた出来栄えだったようで、キャスト陣は一様に充実した表情を浮かべていた。同局の日曜劇場と言えば、2013年の「半沢直樹」の大ヒットが印象深いが、今回の「小さな巨人」で香坂の人生を大きく変える捜査一課長の小野田を演じ、4年前の「半沢直樹」でも、主人公・半沢の前に立ちはだかる専務を演じた香川さんは、2作品に同じ匂いを感じているよう?4年前に行われた同様の試写会をふり返り「おそらく、会場で見たみなさんの口コミから(ヒットが)始まったのではないかと思います。日曜9時らしいドラマになっています」と4年前の旋風の再来への期待を口にする。男だらけの刑事ドラマだが、キャスト陣から高い評価を得ているのが、紅一点にして最年少10代の芳根さん。警察犬のブリーダーに憧れて入庁するも、人事に配属された祐里を演じており、まさにその“人事情報”が男たちの人生を大きく左右することになるが、長谷川さんが「芳根さんにはピュアな素晴らしさがあり、グッときました」と称賛すれば、安田さんも「お芝居よりも先にバラエティー番組で会ってて、この子はちょっとした“不思議ちゃん”かと思ってんですが、“怪物”香川さんが、彼女とのシーンでだけ、芳根さんに寄り添う演技をしてる。ほかの人は引っ張っていくのに。この人はすごいと思いました」と驚嘆。その香川さんは、芳根さんの存在を「『ウルトラセブン』でいう、アンヌ隊員」とジェネレーションギャップたっぷりのたとえで評し、会場は笑いに包まれていた。日曜劇場「小さな巨人」は4月16日(日)21時よりTBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年04月10日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が沖縄・宮古島の魅力を味わう旅番組『これが無いなら来なかった~又吉直樹の宮古島~』(全2話、各約30分)が、動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオにて31日、独占配信開始となった。同番組は、又吉が宮古島を訪れ、自然や人の温かさ、地元ならではの食など、地域の魅力を再発見する旅番組。約3年ぶりの旅ロケで、又吉ならではの感性で小説を観るように日本を味わう。又吉は「宮古島は、自然もきれいで人も温かく、ご飯もおいしかったです。旅行にも最高ですけど、帰りたくなくなって、いつかここで本を読みながら暮らしたいと思いました。海を見たときに圧倒的すぎて、あらゆることがどうでもよくなりました」とすっかり宮古島に魅了されたようで、「また来たいです!」と熱望。「(なにかを)しながらでも、宮古島の景色が楽しめる番組です」とアピールした。番組内で登場した地元の名産品の4商品、あぶらみそ、ジェラート、泡盛、地ビールは、Amazonで購入可能。又吉は「面白い試みとして、番組に登場した商品を買うことができます。観る前に商品を買って、観ながら食べるのも面白いかもしれません」と提案している。なお、同企画は、映像作品や物産を通して視聴者に地域の魅力を日本全国に届けることで、地方創生を目的にしたプロジェクトとなっている。
2017年03月31日東野圭吾デビュー30周年の記念作品『ラプラスの魔女』の映画化が決定。2018年5月4日(金)に全国東宝系にて公開される。三池崇史監督・八津弘幸脚本による衝撃のミステリー東野本人が「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と語る野心的な作品『ラプラスの魔女』は、まさに衝撃のミステリー。世界的に高い評価を受ける三池崇史監督、『半沢直樹』など人気作を次々と手がける八津弘幸脚本によって描かれる。物語の鍵となるのは、タイトルにもなっている“ラプラスの魔女”だ。これは、かつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した、全てを知り、未来を予見する者の存在を指す。物語の中で起きた2つの連続不審死は、まさに“ラプラスの魔女”にしか実行しえないものであった。櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰が初共演事件の真相に迫る生真面目な大学教授・地球化学の専門家には、嵐の櫻井翔が抜擢。三池とは『ヤッターマン』以来、実に約9年ぶりのタッグとなる。そして、映画『先生!』など2017年も活躍が期待される広瀬すずが、自然現象を次々と言い当て、青江を翻弄する謎の女として出演。さらに、『ちょっと今から仕事やめてくる』や『無限の住人』などの出演が決定している福士蒼汰が、羽原円華が探している失踪中の青年を演じる。そのほか、豊川悦司、玉木宏、志田未来、佐藤江梨子といった主役級の豪華俳優陣も揃う。主題歌はアラン・ウォーカーの「フェイデッド」主題歌はノルウェー出身、20歳の音楽プロデューサー、アラン・ウォーカーの代表曲「フェイデッド」。15歳で音楽プロデュースを始めたアラン・ウォーカーは、2015年にリリースした同曲でドイツ、スウェーデン、スイス、オーストリアの年間チャート1位を獲得。2017年には“英国のグラミー賞”とされる「BRIT AWARDS」にて最優秀ブリティッシュ・シングルにノミネートされた。2018年5月に千葉で開催される「EDC Japan 2018」への参加も決定している注目のアーティストだ。アラン・ウォーカーが映画へ楽曲を提供するのは、『ラプラスの魔女』が世界初となる。特製クリアファイル付き前売り券が発売開始映画の公開に先立ち、3月10日(土)より、全国の劇場にて本作の劇場前売券が発売開始。劇場で前売券を購入すると、全国合計5万名に『ラプラスの魔女』特製クリアファイルがプレゼントされる。クリアファイル片面には、難事件に挑む青江を演じる櫻井翔が。もう一方の面には、広瀬すず、福士蒼汰が加わった豪華3ショットの特別仕様だ。ストーリーかつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスは言った。ある瞬間の全物質の力学的状態とエネルギーを知り、計算できる知性が存在するならば、その知性には未来が全て見えているはずであると。全てを知り、未来を予見する者…神にも等しいその存在を、のちの学者は“ラプラスの悪魔”と呼んだ。連続して起きた2つの不審死。それぞれの事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での<硫化水素中毒死>…そして、驚くべきことに、死亡した二人は知人同士であった。警察はこの不可解な事件の調査を、地球化学の研究者である大学教授・青江修介に依頼する。もし一連の事件が事故ではなく、他殺と仮定するならば、犯人は「完全無風状態になる一瞬」をあらかじめ知っていて、「その瞬間、致死量の硫化水素が発生する場所」へと「ピンポイントで被害者を誘導した」ことになる。“ラプラスの悪魔”でもない限りそんなことは絶対に不可能…。青江は、自然科学的見地から事件性を否定。封鎖された事件現場の地形や地質、気象などを念入りに検証していく。そこに、1人の女・円華が現れた。青江の目の前で、その場所で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めた。そして、ついに第三の事件が発生する…。作品詳細【作品詳細】『ラプラスの魔女』公開時期:2018年5月4日(金) 全国東宝系にて出演:櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、高嶋政伸、檀れい、リリー・フランキー、豊川悦司監督:三池崇史脚本:八津弘幸原作:東野圭吾「ラプラスの魔女」(KADOKAWA 刊)配給:東宝(株)Ⓒ2018 映画「ラプラスの魔女」製作委員会■オリジナルクリアファイル付き劇場前売り券発売開始日:2018年3月10日(土)発売場所:全国の劇場内容:劇場前売り券1枚につき、クリアファイル1部プレゼント※数量限定のため、数に達し次第終了。※前売特典は、1名1会計につき、2枚まで。※劇場限定の特典。※特典は非売品のため、転売目的での購入は不可。※詳細は劇場スタッフに問い合わせ。※前売券販売劇場は、映画『ラプラスの魔女』公式サイトに記載。
2017年03月23日大人気作家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品「ラプラスの魔女」が映画化決定。主演には「嵐」の櫻井翔、共演に広瀬すずと福士蒼汰を迎え、世界でも高い評価を受ける異端の監督・三池崇史がメガホンをとる。連続して起きた2つの不審死。それぞれの事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での“硫化水素中毒死”…そして、驚くべきことに、死亡した2人は知人同士であった。警察はこの不可解な事件の調査を、地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井翔)に依頼する。もし一連の事件が事故ではなく、他殺と仮定するならば。犯人は「完全無風状態になる一瞬」をあらかじめ知っていて、「その瞬間、致死量の硫化水素が発生する場所」へと「ピンポイントで被害者を誘導した」ことになる。そんなことは絶対に不可能だ。“ラプラスの悪魔”でもない限り…。青江は、自然科学的見地から事件性を否定。封鎖された事件現場の地形や地質、気象などを念入りに検証していく。そこに、1人の女・円華(広瀬すず)が現れた。青江の目の前でその場所で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。それは奇跡か、偶然か。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕(福士蒼汰)という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めた。そして、ついに第三の事件が発生する――。原作は、「白夜行」「流星の絆」「容疑者Xの献身」「疾風ロンド」と様々な作品が映画化・ドラマ化されている東野氏の同名小説。2015年の発売前から話題沸騰となっていた原作は、すでに28万部を突破。また、原作権の獲得には12社が競合した超人気作だ。今回映画化にあたり、監督を務めるのは、『クローズ ZERO』『土竜の唄』シリーズなど数々のヒット作を手掛け、今後も『無限の住人』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など話題作の公開を多数控えている三池監督。また、社会現象となったドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」、『神さまの言うとおり』などを手掛ける八津弘幸が脚本を担当する。主演の櫻井さんが演じるのは、「自然科学的に絶対に不可能な事件」の調査を警察から依頼され、事件の真相に迫る生真面目な大学教授・地球化学の専門家の青江修介。今回、映画単独主演としては『神様のカルテ2』以来約4年ぶり、三池監督とは『ヤッターマン』以来、実に約9年ぶりのタッグ、そして東野作品への出演は約14年ぶりとなる櫻井さんは、「たくさんの“久しぶり”に胸が高鳴ります。事件に、そして円華に翻弄される青江ですが、監督、そして共演の皆さまとの大きな化学反応を現場で起こして行きたいと思います」と意気込み。また自然現象を次々と言い当て、青江を翻弄する謎の女・羽原円華役を、『ちはやふる』『四月は君の嘘』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』と主演作が続く大人気若手女優の広瀬さん。そんな円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人役を、『曇天に笑う』『BLEACH』など今後も出演作の公開が続々と控える福士さんが演じる。東野作品の映画に出てみたいと以前から思っていたと言う広瀬さんは、「念願叶って凄く嬉しいです」と喜び、「円華という女の子も、何回台本を読んでも中々掴めなくて苦戦してます。でも、その何か掴めないけど、円華のひとつの思いを強く抱きながら、少しでもリアリティある中で生きていけたらなと思います」とコメント。また共演の2人とは初共演となり、「お2人と現場でどんな化学反応が起きるのか凄く楽しみ」と期待を寄せている。同じく櫻井さん、広瀬さんと初共演となる福士さんは、「知的なイメージなので、研究者である青江のキャラクターがスッと頭に入ってきました。広瀬さんは10代とは思えないエネルギーがある印象で、ピュアさ・真っ直ぐさが円華とイメージがとても近いなと思いました。お2人との共演もいまから楽しみです」と話している。「ポップでラジカルな映画」と本作を説明する三池監督は、「原作はあの『東野圭吾』。だから面白くならぬワケがない。そして“誰も知らない『櫻井翔』の正体”と“知っているよりヤバい『広瀬すず』”が激突し、“剥き出しの『福士蒼汰』が人類の明日を憂う”のだから…凄すぎる!」とコメントを寄せている。なお現在撮影中の本作は、4月下旬のクランクアップを予定としている。『ラプラスの魔女』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月21日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が、映画『ラプラスの魔女』(2018年公開)に主演することが20日、わかった。女優の広瀬すず、俳優の福士蒼汰が出演し、三池崇史監督がメガホンを取る。同作は小説家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品で、2015年に発売されると発行部数は28万部を突破し、原作権の獲得には12社が競合したという。連続しておきた不審死の調査を担当することになった地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井)は、謎の女・円華(広瀬)とともに行動をともにする。映画単独主演が4年ぶりとなる櫻井は「三池監督とご一緒させて頂くのは9年ぶり。東野先生の作品に出させて頂くのは14年ぶり。沢山の"久しぶり"に胸が高鳴ります」と作品への期待を語る。「事件に、そして円華に翻弄される青江ですが、監督、そして共演の皆さまとの"大きな化学反応"を現場で起こして行きたいと思います」と意気込んだ。「念願の東野作品」という広瀬は「円華という女の子も、何回台本を読んでも中々掴めなくて苦戦してます」と現状を明かしながら、「何か掴めないけど、円華のひとつの思いを強く抱きながら、少しでもリアリティある中で生きていけたらなと思います」と希望を述べた。また、周りを男性陣に囲まれ「男性だらけの現場なので、監督を1番の頼りにさせていただきます」と笑顔でコメントした。失踪中の青年・甘粕謙人を演じる福士は、原作について「登場人物の裏の顔がとても興味深くて本の進みが止まらず、真相を知った後もそれぞれの心が気になって、その後を想像してみたくなりました」と面白さを語る。「演じる甘粕謙人の経歴は複雑ですが彼の気持ちは1つで、その気持ちに従っている」と役を説明し、「謙人の家族から見える家族関係、それに考えさせられることになると思います」と予告した。三池監督は「これはポップでラジカルな映画。原作はあの『東野圭吾』。だから面白くならぬワケがない」とすでに自信を見せる。「『誰も知らない”櫻井翔”の正体』と『知っているよりヤバい”広瀬すず”』が激突し『剥き出しの”福士蒼汰”が人類の明日を憂う』のだから……凄すぎる!」と興奮の様子。一方、大ヒットドラマ『半沢直樹』でも知られる脚本の八津弘幸は「大変苦しみました」と心情を吐露した。八津が、映像化には「大きな勇気が求められると思います」としながらも、「素晴らしい作品になることを祈っております」と希望を寄せる同作。撮影は16日から始まっており、4月下旬までを予定している。
2017年03月20日映画『空飛ぶタイヤ』が、2018年6月15日(金)に全国の劇場で公開される。監督は『超高速!参勤交代』シリーズなどで知られる本木克英が務める。中小企業社長vs巨大企業の闇、池井戸潤作品初の映画化原作は、池井戸潤による同名のベストセラー小説。主人公で運送会社社長・赤松と、自社製品のリコール隠しを行う大手自動車会社との闘いを描く作品だ。「下町ロケット」「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」等、数多くの小説がドラマ化、その全てが高視聴率・話題となっている池井戸本人にとって本作は「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」という程に思い入れがある作品で、池井戸作品初の映画化となる。主演に長瀬智也主演は、TOKIOのメンバーとして活躍する一方、映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』や、ドラマ「フラジャイル」等、数々の話題作に主演し続ける長瀬智也。巨大企業に潜む闇と戦う、運送会社の社長・赤松徳郎を、熱く演じる。ディーン・フジオカ、高橋一生ら豪華キャスト集結そして、大手自動車会社のカスタマー戦略課課長・沢田悠太を演じるのはディーン・フジオカ。赤松からの再三の再調査要求を疎ましく思いながらも、自らも調査内容を疑問に思い調べていく内に、会社がひた隠す重大な事実に気づく。自らの心の内の正義と、大企業のサラリーマンとしての自分の立場に揺れる難しい役どころだ。さらに、大手ホープ銀行の本店営業本部ホープ自動車担当・井崎一亮役として高橋一生の出演も決定。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、自らも調査を開始する、正義感の強く芯のある男を演じる。赤松・沢田と直接対決することはないものの、物語の重要な軸の一つとなる役どころだ。そのほか、赤松徳郎(長瀬智也)の妻/赤松史絵役に深田恭子、ホープ自動車常務取締役/狩野威役に岸部一徳、 赤松運送専務/宮代直吉役に笹野高史、港北中央署刑事/高幡真治役に寺脇康文、週刊潮流記者/ 榎本優子役に小池栄子、赤松運送整備士/門田駿一役に阿部顕嵐(あべ あらん)など、人気実力を兼ね備えた豪華キャストが集結している。原作者・池井戸潤コメント原作者の池井戸潤は本作について次のようにコメント。「もし、人を死に至らしめる欠陥を知りつつそれを隠蔽していたなら、それは社会に対する重大な罪。それでも大企業なら許されるのかー。問われているのは、我々の見識と勇気。それは事故か事件かー。正義とはなにか、守るべきはなにか。」「空飛ぶタイヤは私にとって初の映画化作品となりました。人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――。巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。頑張れ、赤松!そう心から応援できる映画になることを期待しています」『空飛ぶタイヤ』あらすじよく晴れた日の午後に、1台のトレーラーが起こした脱輪事故。事故を起こした運送会社の社長・赤松徳郎(長瀬智也)は警察で信じられないことを聞く。突然タイヤが外れた、と。整備不良を疑われてしまい、世間やマスコミからはバッシングをされる日々。彼は車両の構造そのものに欠陥があるのではないか?と考え、製造元のホープ自動車へ再調査を要求する。ホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は、赤松の要求を疎ましく思いながらも、真実を突き止めるために、また同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自のリサーチをそれぞれ始める。突き止めた先にあった真実は大企業のリコール隠し。過去にも行われていたそれは、二度とあってはならないことだった。果たしてそれは事故なのか事件なのか。男たちは大企業にどう立ち向かっていくのかー正義とはなにか、守るべきものはなにか?赤松は親から引き継いだ会社や社員、家族を守るため、何よりも自らの正義のため、巨大な企業に戦いを挑む。作品情報映画『空飛ぶタイヤ』公開時期:2018年6月15日(金)原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」 (講談社文庫、実業之日本社刊)主演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼ほか監督:本木克英(c) 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年03月17日俳優・吉田鋼太郎が、3月12日(日)今夜放送の「情熱大陸」に登場。蜷川幸雄作品を始めとした数多くの舞台に出演し、近年はドラマや映画でも活躍中の吉田さんに番組のカメラが半年に渡り密着、その横顔を追うなかで見えてきた“素敵過ぎる”58歳の実像に迫る。同番組はエンターテインメントからスポーツ、学問まで、様々な分野の第一線を張る人物の魅力に迫るドキュメンタリー番組。今回番組が密着した吉田さんは1959年生まれの58歳。高校生のときにシェイクスピア喜劇を観て役者を志し、上智大学在学中、シェイクスピア研究会公演で初舞台を踏むと、大学中退後、劇団四季などを経て1997年に劇団AUNを結成。シェイクスピアやギリシャ悲劇を筆頭として活躍。俳優だけでなく演出も手がけるようになる。また2007年の「オセロー」をはじめ「ヘンリー四世」「ジュリアス・シーザー」など蜷川幸雄演出作品の常連でもあり、それもあって藤原竜也や小栗旬らとの親交も深い。50代に入って本格的にドラマや映画へも活躍の場を広げ、ドラマ「半沢直樹」で半沢の理解ある上司を演じたと思えば、「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」ではキレッキレの悪役を演じるなど、舞台で鍛えられた確かな演技力でブレイク。「花子とアン」で演じた無教養で不器用だが情の深い成金の炭鉱王・嘉納伝助役が中高年女性から熱い支持を得て“伝助萌え”と呼ばれたのは記憶に新しい。長年の功績が評価され2015年には芸術選奨演劇部門文部科学大臣賞も受賞している。そんな吉田さんは去年亡くなった蜷川氏の遺志を引き継いで、さいたま芸術劇場主催の「彩の国シェイクスピアシリーズ」二代目芸術監督に就任。密着するカメラに対し吉田さんは、稀代の演出家と言われ文化勲章も受章している蜷川氏に対してリスペクトだけではない複雑な思いを抱いていたことを告白。去年4度目の結婚を果たすなど、プライベートもシェイクスピア作品のような人生を送る吉田さんだが、周囲からすると「役者としての圧倒的な才能に対しプライベートではちょっぴり隙があって、お酒は入ると放送できないような話が飛び出すのも日常茶飯事。だけどそんなところが“放っておけない”」のだという。58歳にして「ようやく世間が俺に気づいてくれた」とうそぶく吉田さんの“真の魅力”が詰まった30分をお楽しみに。「情熱大陸」は3月12日(日)23時10分~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年03月12日向井理が実の祖母の半生記を企画から立ち上げ映画化する『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』。本作で、女優の高畑充希が邦画実写の主題歌に初挑戦し、彼女が歌う昭和のヒット曲「何日君再来」にのせた予告編とともに本ポスター、追加キャストが解禁となった。本作は、向井さんが大学生のときに祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版した「何日君再来」が原作。卒寿(90歳)をむかえた祖母にお祝いとしてプレゼントしたものを、向井さん自身が7年前から映画化を熱望して実現させた渾身作だ。主人公の芦村朋子役を務めるのは、実力派女優・尾野真千子。どんな困難な状況でも常に明るく夫を支える妻を、強さと儚さを絶妙に共存させながら、向井さんの祖母を熱演。また、度重なる不運に見舞われながらも、妻・朋子や子どもたちにとって大黒柱であり続けた夫・芦村吾郎、つまり祖父役を、向井さん自身がこれまでにない多彩な表情を見せながら魅力的に演じている。そして今回、実力派ぞろいの追加キャストが解禁。81歳となる現代の芦村朋子役には、NHKアナウンサーとして活動後、1963年にドラマ「赤いダイヤ」で女優デビューを果たして以降、数々のドラマ・映画など第一線で活躍し続ける日本を代表する女優・野際陽子。朋子の娘で、理の母親である真美役には、これまで数々の名作ドラマに出演、映画ではヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞の『HANAーBI』をはじめ、『菊次郎の夏』『DOLLS』など北野武監督作品でも知られる岸本加世子。朋子の父・忠役には、一人芝居のスタイルを確立し、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞やゴールデン・アロー賞演劇芸術賞等を受賞、映画『沈黙-サイレンス-』の演技が国内外で絶賛を受けているイッセー尾形。さらに、朋子の孫・理(向井さん)役は、現役の大学生で本作が本格的な俳優デビューとなる新人の成田偉心が抜擢。向井さん演じる吾郎の先輩で、夫妻の恩人となる高杉幹夫を、NHK連続テレビ小説「カーネーション」やドラマ「半沢直樹」などでの演技が大きな話題を集め、数多くの映画・ドラマ・舞台で活躍する駿河太郎が演じている。また、その美声でも知られる高畑さんが、日本曲名「いつの日君帰る」として知られる昭和の大ヒット歌謡曲「何日君再来」を、現代版アレンジで歌うことが決定。この曲は朋子と吾郎の初デートの際に流れていた曲で、朋子と吾郎を結ぶ、いわば“運命の愛の歌”。向井さんと高畑さんといえば、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロイン・小橋常子とその叔父・鉄郎を演じた間柄。猪突猛進の常子を温かく(?)見守ってきた鉄郎という立場から、今回は向井さんの企画・出演作品に高畑さんが応じる形で、温かく澄んだ歌声で詩情豊かに歌い上げている。主題歌の決定は「とても嬉しかった」という高畑さん。「映画の最後に流れる曲なので、映画の余韻をこわさないように歌いたいという気持ちが強かったです」と明かし、「この映画は、向井さんの祖母の手記を向井さんご自身が書き起こして、それをさらに映画にされたということで、純粋にすごいなぁと感じました。私のイメージの向井さんは、すごく熱くて真面目な方です。そんな熱いチャレンジに関われることをとても幸せに思います」とコメント。向井さんは、「決して簡単な曲ではない『何日君再来』を、ここまで豊かに、そして作品や登場人物を包み込むように歌唱できるのは高畑さんくらいだろう、と試写室の真ん中で思い知らされました。映画の最後に流れるこの歌の素晴らしさで全てが決まる。それくらい映画と歌が調和し、高め合う。余韻に浸るのではなく、映画の一部であると思う程心に残る歌声でした」と手放しで絶賛を贈っている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年03月09日映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』やドラマ「フラジャイル」など数々の話題作に主演する「TOKIO」の長瀬智也が、池井戸潤・原作の初の映画化作品『空飛ぶタイヤ』に主演。自らの正義を信じる“アツい”主人公を演じることになった。ある日、突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は、トラックの欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求。遅々として進まない調査に苛立った赤松は、自らの足で調査を開始するが、そこには大企業がひた隠しにするリコール隠しがあった。時に挫折しそうになりがらも、自分の正義や家族や会社を守るため、赤松は大企業に立ち向かっていく――。第145回直木賞を受賞した「下町ロケット」をはじめ、「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」など、世相や現代社会の歪みを反映させた数多くの作品がドラマ化され、そのたびに高視聴率を記録、社会現象化する池井戸潤作品。その累計120万部突破の大ベストセラー「空飛ぶタイヤ」が、満を持しての初映画化。2006年に実業之日本社から単行本が、2009年に講談社から文庫が刊行され、第136回直木賞候補作にもなった本作は、池井戸さん本人にとって「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」というほどに思い入れのある1作。2009年には、WOWOW連続ドラマWにて仲村トオル主演で映像化され、「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」最優秀賞を受賞した。主演を務めるのは、「TOKIO」のメンバーとして多岐に活躍する一方、俳優としても一目置かれる存在の長瀬さん。どんな困難にも、あきらめず、負けず、そして終わらせない。自らの信念や正義のため何度でも立ち上がる、巨大企業と戦う運送会社の社長・赤松徳郎を、熱く演じてくれるはずだ。監督は『超高速!参勤交代』シリーズの本木克英。『超高速!参勤交代』(’14)では第57回ブルーリボン賞作品賞、第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、本作が16本目の長編映画で、池井戸作品・主演の長瀬さんともに初タッグが実現。この3月にクランクイン、4月にクランクアップを予定している。<キャスト・監督コメント>■長瀬智也(赤松徳郎役)池井戸さんの小説が映画化されるのは初めてと聞きました。役の年齢と近いこともあり、共感できる部分がたくさんありました。社会へ勇敢に立ち向かう役をいただき、とても光栄に思います。そして、僕はいつも通り本気でやるだけです。■池井戸潤(原作)『空飛ぶタイヤ』は私にとって初の映画化作品となりました。人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――巨大企業の腐りきった内情と、“会社の常識は世間の非常識”を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。頑張れ、赤松!そう心から応援できる映画になることを期待しています。■本木克英(監督)池井戸作品の最高傑作と言われる本作を映画化する機会を得られて、とても興奮しています。一つの事故をめぐって描き出される、日本の企業社会の体質と病理。いまだ改善されないのはなぜか。ひとり果敢に闘う中小企業の赤松社長に寄り添って考えていきたいと思います。主演の長瀬智也さんは、情熱や男気を発散するだけでなく、内に秘める表現もできる稀有な俳優です。彼の深みのある演技に大いに期待しています。『空飛ぶタイヤ』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年03月06日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が、映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが6日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。池井戸作品が映画化されるのは、今回が初となる。『ゲゲゲの鬼太郎』『超高速!参勤交代』シリーズの本木克英がメガホンを取り、3月にクランクイン、4月のクランクアップを予定している。赤松を演じる長瀬は、「役の年齢と近いこともあり、共感できる部分がたくさんありました。社会へ勇敢に立ち向かう役をいただき、とても光栄に思います」と喜びを語る。「そして、僕はいつも通り本気でやるだけです」と、熱い思いを表した。池井戸は「人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です」と作品を説明。2006年に発売された同作には、「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」というほどの思い入れを持っているが「主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです」と期待を寄せた。本木監督は「池井戸作品の最高傑作と言われる本作を映画化する機会を得られて、とても興奮しています」と喜びのコメント。「主演の長瀬智也さんは、情熱や男気を発散するだけでなく、内に秘める表現もできる稀有な俳優です」と称賛し、「彼の深みのある演技に大いに期待しています」と撮影への思いを語った。(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年03月06日3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」。いよいよ開催間近となった本映画祭において、恒例となった「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」の受賞者が発表。男優部門には駿河太郎、女優部門には足立梨花、クリエイター部門にはアニメーション監督・映像演出家の静野孔文が決定した。同賞は、輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対し「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰するものとして設立され、今年で4回目の開催を迎える。過去には東出昌大や勝地涼、松岡茉優や杉咲花、クリエイター部門では宮藤官九郎や土井裕泰らヒットメーカーが受賞。若手もベテランも新たな魅力・才能を見出される貴重な機会として、業界内外から熱い注目を集めている。男優部門で受賞した駿河さんは、シンガーソングライターtaroとしてメジャーデビューし、音楽活動を経て俳優活動もスタート。連続テレビ小説「カーネーション」や「半沢直樹」などへの出演で注目を集め、最近では『湯を沸かすほどの熱い愛』など話題作にも出演。バイプレーヤーから主演までオファーが絶えない俳優ながら、新しい挑戦を続けていることからさらなる活躍を期待して本賞が贈られることとなった。受賞決定に対し駿河さんは、「39歳にもなろうという私にこの賞を贈ってくれるなんて、なんと有難いことでしょうか。これもゆうばり映画祭のチャレンジ精神の現れなのでしょうか」と喜びのコメントを寄せ、「この賞に恥じぬよう常に挑戦し続ける役者でいれるように、改めて気を引き締め役者道に精進したい」と決意を新たにした。女優部門で受賞した足立さんは、「営業部長 吉良奈津子」「地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子」や『好きっていいなよ』『劇場霊』などに出演し、主演映画『傷だらけの悪魔』ではいじめに立ち向かう女子高生役を熱演。女優としても様々な役に挑戦し着実に幅を広げつつあることから、この度本賞の受賞が決定。足立さんは「こんな私が!?というのがこの賞をいただけると聞いたときのリアクションです」と驚き、「こうなったからには、みなさんに認めていただけるよう日々精進してまいります!ライバルや嫌われ役もどんとこいです!あ…たまには普通の役もやらせてください(笑)」とコメントしている。また、クリエイター部門の受賞者は、最新作『名探偵コナン から紅の恋歌』を始め、数々の劇場版「名探偵コナン」シリーズの監督を手掛ける静野さん。今回は、特にアニメーション分野での活躍を評価され受賞が決定。静野さんは、これまで海外向けタイトルをメインに活動してきたが、「受賞を機に国内作品にも力を入れ、映像演出家としてニューウェーブを巻き起こせるように努力していきたい」と新たな意気込みを語っている。なお、今回の受賞者3名は3月2日(木)映画祭オープニングセレモニー内で行われる表彰式に参加予定となっている。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」は3月2日(木)~6日(月)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2017年02月27日芸人で作家の又吉直樹に密着したNHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」が2月26日(日)今夜21時~NHK総合で放送され、続く23時からは同じくNHK総合で又吉さん初の長編小説をドラマ化した「火花」も放送開始となる。お笑いコンビ「ピース」として活躍しながら、小説家として発表した初の長編「火花」が第153回芥川賞を受賞。大きな話題を呼んだ又吉さん。その後ニュースキャスターなど活動の場を広げてきたが、ついに待望の小説第2作「劇場」が3月7日(火)発売の文芸誌「新潮」4月号(新潮社)に掲載&発表されることになった。単行本253万部、文庫30万部で累計283万部の大ベストセラーとなった「火花」に続く第2作ということで、各界から大きな注目を集める「劇場」だが、本作は原稿用紙300枚という規模の作品となり、内容も恋愛小説になるという。今回NHKでは売れっ子芸人として多忙なスケジュールのなか、限られた執筆時間で魂を削りながら「劇場」を執筆する又吉さんの姿に密着。普段見ることのできない作家としての又吉さんの姿を追うことで、ひとつの作品が生まれるまでの苦闘を映像に記録した。そんな「又吉直樹第二作への苦闘」のオンエア後には、又吉さんの処女作をドラマ化、昨年6月から「NETFLIX」で配信された「火花」が地上波初放送される(全10回)。売れない芸人の徳永は、営業で行った熱海の花火大会で先輩芸人の神谷と電撃的に出会い、強く惹かれ、弟子入りを申し出る。神谷は天才肌であり、かつ人間味に富んだ人物。神谷は自分の伝記を書くことを条件に、徳永を受け入れるのだった。以降、徳永と神谷は頻繁に会っては酒を酌み交わし、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を彷徨いながら、さまざまな人々と触れ合い、なんでもない、でもキラキラと輝く時間を共有する2人。だが、それぞれの歩みは次第に、そして決定的に異なっていく…。キャストには主人公の若手芸人・徳永役に林遣都、その先輩芸人・神谷役に波岡一喜、同棲相手・真樹役を門脇麦、そのほか好井まさお、村田秀亮、菜葉菜、徳永えり、高橋メアリージュンといった顔ぶれがそろった。NHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」は2月26日(日)今夜21時~、ドラマ「火花」は23時~、NHK総合にて放送。(笠緒)
2017年02月26日滝藤賢一が主演を務める、テレビ東京のスペシャルドラマ「ハノイ発夜行バス、南下してベトナム1800キロ縦断旅」が、2月26日(日)16時から放送される。このほど、滝藤さんの奮闘ぶりがよく分かる劇中写真とともに、本人からコメントが到着した。勤続17年のサラリーマン・鈴木広太(滝藤賢一)が、40歳にしてもらった10日間の有給休暇。家族で旅行しようと思ったら、妻は仕事、子どもはお稽古ごとで忙しい。「あなた1人でいってらっしゃい」「僕1人で大丈夫か…」。そこで出かけた初めての海外1人旅。ベトナムの首都ハノイからホーチミンまで、長距離バスと鉄道を使い1,800キロを縦断する。訪れた時期は旧正月“テト”。休みの少ないベトナムの人にとって家族と過ごせる一番幸せな時間。日本と違う金銭感覚に頭を抱え、ベトナム戦争の傷跡を知り、昔ながらの漁村で南シナ海の海の幸を食べる…。40男のサラリーマンがベトナムからもらったものとは…。ベトナムで暮らすリアルな人々が出演し、現在のベトナムをとらえる虚実ないまぜの不思議な本ドラマ。主演を務めるのは、堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」での熱演で一躍注目を浴び、『るろうに剣心』『テラフォーマーズ』と話題作に立て続けて出演、2017年は4月期フジテレビ月9ドラマ「貴族探偵」出演や岡田准一主演『関ヶ原』で豊臣秀吉を演じるなど、いまもっとも注目を集める実力派俳優・滝藤さんが、現地の人々を巻き込みながらリアルにベトナムを縦断する。「“ベトナム縦断?絶対やります!”」と「1秒で返事しました」という滝藤さん。「主役は無条件で受けさせていただく私ですが、ベトナムを縦断できるなんて…まるでご褒美をいただいた気分。仕事という意識が皆無な自分が恐ろしいです(笑) 危ない危ない…」と出演決定時をふり返る。「ベトナムならではのトラブルがありながらも(出演者のドタキャン、予定どおりに出発しない、到着しないなど)全てがいい方向に向くという奇跡の連続!最小限の人数で巡ったベトナム縦断は、とても素敵なチームで、ドラマかドキュメンタリーか、ただのプライベートな旅なのか錯覚するほどでした。楽し過ぎて未だに、ベトナムの余韻が抜けません」と語り、「今後も、主人公の鈴木公太が世界中を旅することを切に切に願っています!」と続編を希望するほど気に入った様子。プロデューサーを務めた瀧川治水(テレビ東京制作局制作番組部)は「素顔なのか、芝居なのか、わからない微妙な表現をしてくださる滝藤賢一さんの鈴木広太という40男の本音が全編にほとばしっています」と自信たっぷりにコメントを寄せている。「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン-ベトナム1800キロ縦断旅」は2月26日(日)16時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日2014年3月に2夜連続で放送された、佐藤浩市主演ドラマの続編となる「LEADERSII」。日本の技術力で自動車を生産、販売する夢を追い求めた男たちの熱いドラマに、歌舞伎界を担うスター、尾上菊之助の出演が明らかになった。前作の「LEADERS」は、第二次世界大戦前後、日本の未来のために仲間を信じ、モノづくりに人生を賭けた人間たちの生き様を、史実に基づいて描いたオリジナルドラマ。トヨタ自動車が全面協力を行った。その続編となる本作は、ストーリーの主軸を国産自動車開発の世界から販売の世界へと展開。国産自動車の開発に邁進する主人公・愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支え続けた男たちの物語に。自動車販売店・日の出モータース支配人の山崎亘と佐一郎との交流を軸に、“自動車の品質”向上に徹底的にこだわった製造チームと“販売の品質”向上を目指した販売チームたちが、時に反目しながらも、「国産自動車を世界中に走らせる」という同じ夢のためにアイチ自動車をひとつにまとめ上げ、支えるようになっていく。自分たちの技術力で、国産自動車の生産を目指すアイチ自動車に対し、アメリカから技術を買って自動車を生産する若草自動車。太平洋戦争をきっかけに、考え方が異なる2つの会社がそれぞれの販売部門を1つに統合し、自動車配給会社として国の管理下に置かれることとなる。同じ会社となったことで、若草の販売部門の面々も愛知佐一郎の熱い志に影響を受け、アイチ自動車に移籍を希望することに。そこで、菊之助さんが演じるのは、アイチ自動車のライバル会社・若草自動車の若き常務の浅田。アイチ自動車への移籍を希望する若草の販売部門の面々と対峙するシーンでは、緊張感と切なさがあふれる演技が見どころとなっている。主人公・愛知佐一郎は前作に引き続き佐藤さんが演じ、アイチ自動車の販売店第1号となった日の出モータース支配人の山崎亘には内野聖陽、その山崎の人柄や考え方に惹かれ、彼とともに苦楽を共にする「日の出モータース」の若き営業マンには東出昌大が参加。山崎がたびたび訪れる割烹料亭・成田亭の若き女将、飯田キヨには菅野美穂、そのほか吉田栄作、萩原聖人、前田敦子、山口智子、橋爪功、山崎努らが出演する。菊之助さんは、本作への出演に「今回初めて参加させていただきましたが、福澤(克雄)組独特の、一つの作品に懸ける皆さんの非常に熱い思いをひしひしと感じることができる現場でした。もっと長くいたいと思える、素敵な現場でした」と語り、前作をはじめ「半沢直樹」「下町ロケット」を生み出してきた撮影チームとのタッグに充実感をにじませている。大型スペシャルドラマ「LEADERSII」は3月、TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月19日ここ最近、物騒な事件が連日報道されています。 若手ブレイク女優の清水富美加さん(22)が宗教団体「幸福の科学」で出家を決めたと報じられました。その裏側に何があったのか、私たち一般人では知り得ない情報が錯綜しています。 時を同じくして、“北朝鮮の自由人”こと金正男氏がマレーシアで暗殺されたと報じられました。ご冥福をお祈りするばかりですが、暗殺のシナリオや彼の生前の日本に対するエピソードが呼び起こされ、普段の北朝鮮報道とは異なる悲しみを残しております。 昨年は毎週のように起きていた不倫報道から一転するこの空気。驚くばかりですが、このような大きなニュースの裏側で小さく“ほっこり感”を感じさせる恋愛ニュースもいくつか流れてきております。いや、ほっこりというより“ニュースになり損”ともいえる今週の恋愛ニュース。少しおさらいしてみましょう。 ■鋼のメンタルが新妻の怒りで崩れ去る? 「半沢直樹」や「ドクターX」で存在感を見せつける個性派俳優の吉田鋼太郎(58)さんが先日、22歳年下の新妻と行きつけの小料理屋で痴話喧嘩。警察が出動するという騒動をおこしました。 吉田さんといえば、昨年結婚したばかり。現在の奥様と結婚するまでに3回の離婚を繰り返している経緯があり「早速、離婚の危機か!?」とリアクションを集めています。 一般的に結婚離婚を繰り返す男性というのは、女性に優しく情にモロい傾向があります。情にモロくなければ、わざわざ複数回の結婚をする理由がありませんからね。吉田さんもお酒が入っていたとはいえ、公共の場で喧嘩を繰り広げるとは、やはり感情的に激しいタイプなのでしょうか……。ぜひ新婚に襲った災難も、鋼のメンタルで乗り越えていただきたいものです。 ■見向きもされないアモーレの新しい門出 結婚前にさんざんな天然発言で世間をザワつかせた平愛梨さん(32)。ついにイタリアへと飛び立ち、二人で仲睦まじいバレンタインデートをしたことが長友さんのTwitterに報告されました。手には「LOVE」と書かれたバラの贈り物を平さんが持ち、新婚ラブラブっぷりが止まらないようすです。 人間というのは、満腹なところへさらに情報を追加されると「もういらない!」と拒否反応を示すもの。彼らの交際から結婚までを見ているとそれを痛感したのですが、満腹感で「もういらない!」と思った次はどうやら見向きもしないという現象がおきるようですね。 当人としては周りのリアクションなんてどうでも良いのかもしれませんが、せっかく築き上げたこのアモーレ夫婦コンビ。ぜひ熱々芸を定期的に発信して、新たなポジションを築いていただきたいですね。 ■ウエディングドレスにもえもえ! 仕事なのに叩かれる新婚モデル 「不憫だな~」とつぶやいてしまったのが、新婚モデルの押切もえさん(37)がプロデュースする新ウエディングドレスの発表会での一コマです。 彼女が着用していたドレスは昨年自身のハワイ挙式でも着用したもの。今日はその衣装の発表会ということで着ているわけですが、ネットでは「何回着るんですか?」という厳しい発言も。モデルという職業柄なのになんとも可哀想になるリアクションですが、肌艶はすこぶる良いのにどこか寂しそうな雰囲気を感じるのは夫が現在キャンプ中で不在だからでしょうか……。それとも新婚疲れがあるのでしょうか。 真相はわかりませんが、念願の勝ち組妻になったもえちゃん。今年は内助の功がうまくいくかは見ものですが、自分の結婚もしっかりビシネスの1つとして活用するあたり、まずはしっかり者といえそうです。 ドロッとしたニュースの裏に隠れてしまった今週の“ほっこり感”を感じるニュース。一時は批判や応援を集めていたニュースだっただけに、人の関心は本当に移ろいやすいなというのが今週みていて感じたことです。 昨年は「裏表」がスクープの鍵で、分かりやすい例が不倫でした。それが今年は「裏表」というキーワードがさらに進化し、まずは宗教というテーマで加熱しているように感じます。 ぶっそうな世の中になったもんだ……。そう思いながら、筆者は熱愛や不倫で平和に騒いでいたときが、恋しくてならないのでした。
2017年02月17日西岸良平の「鎌倉ものがたり」を原作とした映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』が12月より公開されることが決定。主演には堺雅人、ヒロインには高畑充希を迎え、新婚夫婦役を演じる。鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに、年若い亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。しかしこの鎌倉という土地、何やらおかしい。そこここに人ならざる者がいるようなのだ。道を歩く正和と亜紀子の前を貉か河童か通り過ぎて心底驚く亜紀子に、正和は「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まって、いろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる」と言ってのけるのだが…。一色先生は犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には鎌倉警察に協力している。何しろ魔物や幽霊も事件に関係するのだから、鎌倉の事件解決は一筋縄ではいかない。心霊捜査にも精通する一色先生は名探偵でもあった。ある日、大金持ちの殺人事件の捜査を依頼される一色先生。どうやら人間の仕業ではないようだ。古都鎌倉――。ここは、人間だけでなく幽霊、物の怪、魔物に妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神も住んでいる。魔界や黄泉の国のはざまで、生者と死者の様々な思いが交錯する都。鎌倉ビギナー・亜紀子の嫁入りで静かだった正和の生活が大きく変わってくのだった…。原作は、ロングセラーコミック「三丁目の夕日」で知られる、西岸氏の累計発行部数900万部(既刊33巻)のベストセラー「鎌倉ものがたり」。監督・脚本・VFXは、西岸氏原作の『ALWAYS三丁目の夕日』も手掛けた山崎貴が務める。主人公のミステリー小説作家・一色正和役を演じるのは、「半沢直樹」大河ドラマ「真田丸」など舞台、ドラマ、映画と幅広い分野で活躍する堺さん。ヒロインで正和の年離れた妻・亜紀子を演じるのが、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、『植物図鑑運命の恋、ひろいました』など話題作への出演が続く、いま注目の女優・高畑さん。そのほかにも堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和といった実力派、今回山崎組初出演となる安藤サクラ、中村玉緒ら超豪華キャストが集結する。大河ドラマ「真田丸」後、初の撮影作品だと言う堺さんは、「今日は新鮮な気持ちで臨みました。いただいた台本を読んだとき、作品世界のあまりの豊かさに、なかなか全貌がつかめませんでした。現場で監督の指示をよく聞いて、完成した映像を楽しみにしたいと思います」と撮影初日の感想を語る。また演じた正和役は、「佇まい、熱中するところ、物腰の柔らかいところ、でも頑固なところなど、山崎監督によく似ているなと思いました。これからの演技の参考にします」とコメント。高畑さんは、「原作の中で、亜紀子が小学生に間違われるというエピソードがあるのですが、私自身も20歳を越えてから小学生みたいだとからかわれたことがあり、亜紀子さんと通づるものを感じています」と思わぬ共通点を明かし、「テンポのよい掛け合いが多いので、先輩の役者さんたちとお芝居が出来ることにワクワクし、とても楽しみです」とこれからの撮影に期待を寄せている。また山崎監督は、「この作品にはたくさんの魔物や幻想的な風景を登場させるつもりです。そんな世界をまるで原作から抜け出して来たような堺さん、高畑さんの2人と一緒に心ゆくまで旅をしてこようと思っています。そしてその中で“本当に大切なもの”についての物語を紡いでいこうと思っています。乞うご期待!」と意気込みを語っている。なお撮影は、すでに1月よりクランクインしており、4月中旬にはクランクアップ予定となっている。『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月01日世界をフィールドに活躍する写真家の石川直樹による初の大規模個展石川直樹「この星の光の地図を写す」が、17年2月26日まで茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催されている。石川直樹は、日本写真協会新人賞や、講談社出版文化賞などの受賞歴を持つ写真家。22歳で北極点から南極点までを人力で蹴破し、23歳では七大陸最高峰の登頂も達成しており、各地を旅しながら人類学や民俗学などの観点を取り入れた独自のスタイルによる写真作品を発表している。同展では、北極、南極、ヒマラヤ8,000m峰などの極地を撮影した各シリーズを中心に、初期作から最新作までの作品を総合的に紹介。ニュージーランドの原生林を撮影した「THE VOID」や、ポリネシア地域に浮かぶ島々を写した「CORONA」、世界各地の洞窟壁画を巡った「NEW DIMENSION」、日本列島の南北に広がる島々を探索した「ARCHIPELAGO」などの作品が展示される。その他、石川が遠征で使用した装備や、旅先で収集した道具や品物なども展示。初の海外一人旅で訪ねたインドを撮った高校生時代の写真や、熱気球による太平洋横断の挑戦の映像までが展開され、石川の全貌に迫ることのできる機会となっている。さらに、空間構成の一部は、16年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で特別表彰を受賞した日本館出品建築家の一組であるドット・アーキテクツ(dot architects)が担当している。また、17年2月12日には水戸芸術館ACM劇場にて、石川とサウンドデザイナーの森永泰弘が世界各地でそれぞれ撮影・録音した写真と音源を使った初のビジュアル&ディスクジョッキーイベントも行われる予定だ。【イベント情報】石川直樹「この星の光の地図を写す」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:12月17日~17年2月26日時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)料金:一般800円、団体600円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳保持者は無料休館日:月曜日
2017年01月12日『半沢直樹』『下町ロケット』で知られる池井戸潤の最新作『陸王』が、俳優の役所広司主演で2017年10月期にTBSの日曜劇場枠でドラマ化されることがこのほど、明らかになった。1997年7月期の『オトナの男』以来、20年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる役所が演じる主人公は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一。足袋の需要減により資金繰りに苦しむ老舗が、会社存続のためランニングシューズ開発という新規事業に挑む。原作者の池井戸は「主演の役所広司さんはじめ、役者のみなさんの演技と、駅伝シーンなど、ドラマならではの演出を楽しみにしています」と期待している。主演の役所は「原作の中で『私は"陸王"というシューズを企画して、試行錯誤しながらここまで来た。その過程でいろんなことを学ばせてもらったけど、中でも特に教えられたのは人の結びつきだ』と言った宮沢社長は、決して経営者として才能ある人物ではないけれど、彼には人を惹きつける不思議な魅力があります」とコメント。「その魅力を試行錯誤しながら、見つけていこうと思います。たくさんのユニークで魅力的な登場人物たちとドラマの中で会える日を楽しみにしています」と語る。制作陣も、ドラマ化にあたって原作のイメージを膨らませ、臨場感のあるドラマにするため、埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティング、原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、細部までこだわり抜いた準備を進める予定だという。さらに、原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子をドラマに盛り込むため、年明け1月1日に行われる実業団日本一を決める「ニューイヤー駅伝2017」(第61回全日本実業団駅伝)で早くも撮影を行う予定とのことだ。
2016年12月29日女優の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が、あす20日(22:00~23:09)にいよいよ最終回を迎える。視聴率は初回から右肩上がりで推移しており、TBSテレビの菊野浩樹編成部長も「とても期待感の高かったドラマですが、ここまでブームになるとは正直、思っていませんでした(笑)」と、想定以上の結果にほくほく顔だ。『逃げ恥』の愛称でブームを巻き起こしている同作は、彼氏なしの森山みくり(新垣)と、恋愛経験なしの津崎平匡(星野源)が、妻=従業員・夫=雇用主となる"就職"という意味での結婚生活を描くラブコメディ。星野が歌うエンディングテーマの「恋」に乗せてキャストが踊りを披露する"恋ダンス"は、安住紳一郎アナや系列局のアナウンサーも参加し、視聴者が動画サイトに次々に投稿。見逃し配信の再生数は7話分で1,000万回を突破。そして、視聴率は、第2話で早くも同局火曜ドラマ枠の歴代最高を更新してグングン伸び、13日放送の第10話は17.1%とうなぎ上りだ。また同局では、自前で視聴満足度を調査しているが、やはり『逃げ恥』はここまで91%という極めて高い数値を記録しているといい、武田信二社長も11月の定例会見で「ブームと言ってもいい」と胸を張る。菊野部長は、このヒットの背景について、新垣が出演していた『パパとムスメの7日間』(07年)を手掛けた那須田淳プロデューサーと、星野が出演していた『コウノドリ』(15年)を手がけた峠田浩プロデューサーが、「2人を中心としたキャストの魅力を存分に生かせる脚本、中身、設定を作った結果だと思います」と分析。「できれば3月までやってほしいくらい(笑)」と冗談を飛ばしながら、「"逃げ恥"効果で、社内もJNN系列もたいへん盛り上がっている」と喜ぶ。一方で、火曜22時という時間帯は、これまでフジテレビ系(関西テレビ制作)で連続ドラマが真裏に編成されていたが、フジ系は10月から21時台に繰り上がった。この裏環境が変わったことも、数字を押し上げる要因の1つと見ているようだ。10月から測定が開始されたタイムシフト(録画)視聴率は、リアルタイム視聴の数字を上回る回もあるほどで、この2つを加味した総合視聴率は、11月29日放送分で28.2%を記録。大人気シリーズのテレビ朝日系『ドクターX~外科医・大門未知子~』の同週(12月1日)放送分に、初めて追いついた。この翌週の12月6日放送分の『逃げ恥』総合視聴率は、30.0%と大台に乗せている。近年、視聴率が右肩上がりのメガヒットドラマは、同局の『半沢直樹』(13年)の最終回が前回から6.3ポイント上昇、日本テレビ系『家政婦のミタ』(11年)が11.4ポイント上昇と、クライマックスで一気に数字を伸ばしており、『逃げ恥』もどこまで伸ばしていくのか、期待が高まる。この10月スタートの秋ドラマに関して、TBSのプライム帯連続ドラマの3作品は、『逃げ恥』を筆頭に視聴率が好調。金曜22時枠の菅野美穂主演『砂の塔~知りすぎた隣人』は、16日の最終回で自己最高の13.2%に達し、日曜21時枠の織田裕二主演『IQ246~華麗なる事件簿~』も概ね2ケタをキープして、全話平均は10.5%となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年12月19日女優として幅広い役柄を演じ、プライベートでは妻・母としての顔を持つ、可愛さと色っぽさと強さと…様々な魅力を兼ね備えた女性・上戸彩が、「ar」1月号の表紙に登場。本誌史上初の“「オンナ」号”にて、自らの恋愛観や素敵なオンナの条件について語った。上戸さんは、2000年ドラマ「涙をふいて」で女優活動を開始し、以降「3年B組金八先生」(2001年)「高校教師」(2003年)「半沢直樹」や、映画『あずみ』『テルマエ・ロマエ』、2017年に映画化が決定した「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」など数々のドラマや映画に出演。2015年には夫・HIROとの間に第一子を出産し母親に。今年は大ヒットを記録したディズニー作品『ズートピア』ジュディ役の吹き替えで大きく注目を浴びた。そして、「ar」1月号のカバーガールに登場。今号は、本誌初の「オンナ」号と銘打ち、ただの可愛い女の子を目指すのではなく、大人であることを意識しながらも色っぽさや可愛らしさ、儚げさを兼ね備える「オンナ」を目指すべき、という想いを込められているという。まさに、女優として、妻として、母として…様々な顔を持つことでチャーミングな笑顔に大人のフェロモンを兼ね備えた、魅力的な女性・上戸さんにぴったりな特集だ。今回インタビューページでは、「仕事第一&恋愛は二の次に見られがちだけど、実は恋愛体質。愛がダントツ一番です」「私が愛しいと感じるのは、尊敬の気持ちが持てて、お互いの存在意義をわかり合える人。昔から友だちのような何でも話せてあったかい気持ちになれる人が好きです」と自らの恋愛体質について赤裸々に告白。また、「柔らかい笑顔も素敵だけど、大事なのはやっぱり目!目を見ると、その人のことがわかるし、自分自身も仕事をしているときと家にいるときでは、まったく違う目をしていると思う。仕事中は戦闘モードだし、家で子どもを見ているときはひたすらふにゃ~ん(笑)」と、“ON・OFF”の使い分けについて明かした。そして最後に素敵なオンナの条件について、「誰かのために生きている人。家族でも友だちでもいい、自分自身のためじゃなくて誰かのために生活している人って素敵だなーって」と締めくくった。そのほか、鈴木えみと比瑠川游の「ふんわり柔らかいオンナっぽ服・身体のラインが出る色気ありなオンナっぽ服で着こなすファッション特集」や、岸本セシルにフィーチャーした、相手をぎゅっと包み込むような“ハグ顔”を特集したコーナー。「乃木坂46」の二期生エース・堀未央奈の「おもてなし達人への道」では、日本の文化を学ぶ新連載がスタート。「ar」1月号で、寒い冬に愛される女性を目指してみては。「ar」1月号は12月12日(月)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年12月11日データニュース社は29日、同社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、10月スタートの秋の連続ドラマの満足度について、中間レポートを発表。今月14日週の放送分で、新垣結衣主演のTBS系『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~22:54)が満足度トップだった。○秋ドラマ直近回(11月14日週)満足度ランクングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『逃げ恥』は11月15日放送の第6話で、それを大きく上回る4.43を記録した。初回も3.74と高い数値だったが、2話で4.16に急上昇。その後も高い満足度をキープし、昨年の最高値だった『下町ロケット』(TBS系)の4.37を超えて、今年の最高を更新した。同調査の2012年4月以降の民放プライム帯ドラマの最高値は、こちらもTBS系『半沢直樹』の4.48(2013年7月クール、第5・8話)で、今後これを超えることも期待される。2位には、石原さとみ主演の日本テレビ系『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(毎週水曜22:00~23:00)が、4.03でランクイン。自由記述の感想では、「石原さんの高いテンションとテンポの良さ、編集力の高さで楽しく一気に見られて面白い」(59歳男性)といった声が寄せられている。3位には、吉田羊主演の関西テレビ・フジテレビ系『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(毎週火曜21:00~21:54)の4.00。テレビ朝日系の人気シリーズ『ドクターX』と比較されるなどし、初回満足度は3.63と高くはなかったが、回を追うごとに上昇。「病気の原因究明が緻密」(69歳女性)など、推理を楽しむ医療ドラマとして楽しむ視聴者を満足させているようだ。なお、ビデオリサーチが発表した10月のタイムシフト視聴率は、全番組の1位が『逃げ恥』(10月25日放送、13.7%)で、2位は『地味スゴ』(10月26日放送、10.8%)。満足度の高い作品が、録画での視聴も多い傾向となっている。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年11月29日俳優・堺雅人が、三井住友銀行のイメージキャラクターに起用されることが25日、わかった。新CM「まるごと話せる人(夫婦の夢)」編、「まるごと話せる人(親の本音)」編は25日より全国で放送される。CMでは、堺が銀行員役となり、老婦人、老紳士のお金の相談に乗る。堺は「はい」という頷きと笑顔だけで、客の相談を引き出していくという役どころ。「ちょっとした聞く仕草だったり、相槌の打ち方だったり、ほんの少しのニュアンスで変わってくるので、セリフが少ないのも、楽しめました」と撮影を振り返った。2013年放送の大ヒットドラマ『半沢直樹』以来の銀行員役となるが、堺は「以前銀行員の役をやらせていただいた時は、また全然違う銀行員だったんですが、今回の役を通して、銀行員の役って本当にいろいろあるんだなぁと思いました」と違いを語る。自身もお金の相談をするようなフロアには行っていなかったため「銀行の業務はこういうところもあるんだなぁと改めて勉強になりました」と業務の多彩さに驚いていた。また、2016年はNHK大河ドラマ『真田丸』(毎週日曜20:00~)で活躍した堺。1年も残り2カ月となったが「現実世界とそんなに交渉していなかったので、新聞を読んで、日本で何が起きているかをもう1回勉強したいと思います」と謙虚な様子を見せた。
2016年10月25日フォトグラファーの半沢健による写真展「104」が、11月1日から23日まで東京・池尻大橋の104GALERIEにて開催される。フォトグラファーやムービーカメラマンとして、東京を拠点に幅広い活動を行う半沢健。アーティストやファッション業界、広告業界からの評価も高く、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)やリミフゥ(LIMI feu)などの広告写真の他、YUKI、きゃりーぱみゅぱみゅ、CHARAをはじめとする数多くのアーティストのポートレート撮影も手掛けてきた。また、世界中を旅しながら撮った風景写真も国内外の展覧会にて発表している。14年に行った「HI-LITE」展以来2年振りの写真展となる同展では、半沢がかねてより試みてきた実験的な写真シリーズから同展のために厳選した4シリーズを展開。大小様々な新作計20点が発表される。【イベント情報】半沢健「104」会場:104GALERIE住所:東京都目黒区青葉台3-22-1 目黒ハイツ 104会期:11月1日~23日時間:12:00~20:00休廊日:11月9日、11月16日
2016年10月19日写真週刊誌で、芸能&事件班とグラビア班を取り仕切る副編集長にして、次の編集長の座を狙うライバル同士。吉田羊と滝藤賢一がこの役を演じると聞いただけで、よく知りもしない写真週刊誌の編集部の様子がなぜかリアルにイメージできてしまう。校了前の“戦場”と化した編集部で、大声を張り上げ、互いのやり方を認めずに丁々発止の激論をぶつけ合う。実は若いときからなぜか対抗意識を持っていて…そんな、時間を超えたドラマ性まで妙にリアリティをもって想像させてしまうのは、この2人の演技力の高さ、絶妙な存在感ゆえである。この数年、次々と話題の作品に出演して注目を浴び、いまや日本映画界に欠かせない引っ張りだこの人気俳優となったという点でも共通している2人が、映画『SCOOP!』および、お互いについて、知られざる、とっておきの特ダネも…?――普段は、パパラッチに狙われる側であるお二人が本作では狙う側の写真週刊誌の副編集長を演じられていますね。滝藤:僕なんて狙われたことないよ!――いやいや、きっと虎視眈々とパパラッチが狙ってますよ(笑)。滝藤:そうなの(笑)?吉田:演じてみて「こういう風に(スクープの撮影を)やっているのか!」と興味深かったですね。実際、本物の張り込みの現場の様子の映像なども見せていただいたんですけど「こんなに手の内を見せていいのかな?」となぜか心配までしつつ(笑)。――写真週刊誌に対してイメージは変わりましたか?吉田:最初は二階堂ふみちゃんが演じた野火と一緒で「こんな仕事…」とか思ってたんですけど、演じる中で「なにがなんでもスクープ撮ってやるぞ!」って気持ちになってくるし、世間の反応を見て「自分は世の役に立っているんだ」なんて正義感まで芽生えてくる。それが原動力であり、大義名分にさえなってくるんですよね。映画の撮影が終わる頃には、私自身の感覚がちょっとすり替わっているのに気づいて怖くなりましたね。――お金とか部数増加のためではなく…吉田:お金に関係なく、自分がやったことが世の中を動かしたり、世間をあっと言わせたりする快感や興奮があるんでしょうね。理解したくないけど、ちょっと理解をしてしまったり…(苦笑)。滝藤:そりゃ、撮られるよりも撮る側の方がいいですよね。吉田:世間の「知りたい」という欲って底知れないもので、どんなに撮っても「その次が見たい!」ってなるんですよね。滝藤:僕はそこまで図太くないから無理だなと思いました。本人を前に直撃したりなんてできない!繊細ですから(笑)。だから僕は、グラビア班でよかった…。――グラビアといえば、映画の中でも“袋とじ”グラビアが出てきますね。滝藤:夢があっていいのかなぁ…(笑)?僕は破らずに、こうやって(隙間からのぞくように)見ます。吉田:そこで袋とじを破るか?破らないかの差、一線を超えるかどうかの基準って何?好きなタレントかどうか?――さすが芸能・事件班担当の副編集長!切り込みますね(笑)。滝藤:いや、破ったら見たってわかっちゃうでしょ?跡を残したくないんですよ。奥さんに知られるのはいいけど、僕の楽屋に置いてあった週刊誌の袋とじが破れていたら「滝藤賢一が袋とじを見た」ってなるわけでしょ。吉田:滝藤さん的には見たい欲求はあるけど、周りにどう見られるかを意識して…(笑)?滝藤:そう。僕は他人に対する壁が高いというか、シャットアウトしようとする気持ちが強いんでしょうね。――週刊誌の繰り出す芸能ネタに熱狂する人々の気持ちは理解できますか? 「見たい人がいるから、撮る人がいる」という論理もありますが…。滝藤:欲求はあるでしょうね。ただ、僕は常に「逆を問う」ことを大事にしています。「こういうニュアンスで書かれているけど、本当なのか?もしかしたら逆だったり、都合よく切り取られたりしてるだけなんじゃないか?」と。全てを鵜呑みにするんじゃなくて。――もしご自分に関する記事が出たら、どう受け止めますか?滝藤:僕の記事ですか?もし真実ならば、しょうがないですよね。でもそうじゃないなら…反論したくなるなぁ。吉田:しますか?滝藤:しないでしょうね。反論したらしたで、それがまたニュースになって…。そうならないように努力するしかないのかな?だいたい、そんな努力する必要あるのかな?僕の場合、そんなこと意識したのは「半沢直樹」直後だけでしたよ。――いまでは、もしも何かあれば一斉に飛びつきますよ(笑)!滝藤:何かあればね。何もないもん。吉田:うまくやっているから(笑)?滝藤:違う(笑)!家族がいるし、仕事しかないから!結局、そこでリスクを冒してまで、仕事の運気を変えたくないんです。僕は自分のことが大好き人間だから(笑)。――今回、お二人が演じたのは、同じ雑誌内でライバル関係にある定子と馬場という副編集長でした。お互い、これまで共演経験も多くて互いをよく知っていらっしゃるとは思いますが…。吉田:実は、そんなに以前から何回も共演経験があるわけではないんですよね。しっかりとお芝居で絡めたのはこの映画とWOWOWの「コールドケース」くらい?ただ、もともと、舞台出身ということで、似たようなスタンスでこの世界を生きている仲間意識、同じニオイのする同族意識があるのかな?滝藤:嬉しいですね。僕は勝手に“ライバル”だと思っているから(笑)。吉田:そうなの?滝藤:同じようにずっとやってきて「なんで売れないんだ?」って思ってた。自分のことも、羊さんのことも。だから『HERO』で羊さんがガツンと来たときは「ほら来た!」って(笑)。僕だけでなく、周りで見てきた俳優さんはみんなそう思ってたと思いますよ。――お互いを「似ている」「同族」と思うのはどういった部分で…?吉田:何でしょうね…どこかで「自分は何かを成し遂げられるかもしれない」って根拠のない自信を持っているところ…ありません?滝藤:あります(笑)。あとは、ひたすら現場で腕を磨いてきたっていうところ。小さな役でもひとつひとつ、積み重ねてきた自負がある。一作一作が勝負なんです。映画『八日目の蝉』でも、羊さんはラストだけだったでしょ?でもあれ見て「やっぱりすげーな!」って思ったもん。吉田:そういえば「傍聴マニア」もありましたね!滝藤:検事と被告人の関係でしたね。吉田:この時点で、私の中では『クライマーズ・ハイ』の印象があったんですよね。滝藤さんといえば、出る作品ごとに存在感を示していて、しかもいい作品ばっかり出てる!この人みたいになりたいなって憧れていました。「傍聴マニア」で共演したとき、私のアドリブにこれ以上ないっていうくらいのベストな返しをしてくださって、これだけ柔軟で、対応力があるからこそ求められているんだなって肌で感じました。――お二人とも様々な作品に出てこられましたが、世間的な意味で“全国区”の知名度を得たのはこの数年ですね。お話を伺っていると、売れる以前と以降でやっていること自体は変わってないように思えますが、売れる・売れないの差はどこにあるんでしょうか?滝藤:(指でこちらを指しながら)運!そうじゃないかなぁ?だって、うまくても埋もれている人もいっぱいいますし。発見してもらえなければ、世間に出てこられない。努力はしていて当たり前だし、才能がある人なんてゴロゴロいる。あとは運とか巡り合わせじゃないかしら?吉田:タイミングとか巡り合わせはあるよね。滝藤:自分がタイミング合わずにお断りした役で、別の俳優さんが助演男優賞を獲ったこともありますし(苦笑)。いつ何があるかわからないから、常に準備をしておく――結局、一作ずつを大切にしていくしかないんですよ。全てをチャンスと思ってやっておかないと、誰が何を見てくれているかわからない。積み重ねがなければチャンスすら来ないですしね。(無名塾時代の恩師の)仲代達矢さんは「チャンスは人生で3度来る」っておっしゃっていました。――そんなお二人から見て、今回の主演の福山雅治さんの存在は…?滝藤:僕とは見てきた世界が全く違う。持って生まれたもの、運命もあるんだろうし…カッコいいですよ。こちらが真似のしようのないお芝居をされますよね。吉田:でも、いい意味で変わらない方ですよねオンもオフも。「俺は福山だから」ってところがないんですよ。今回、特にカッコ悪い役ですけど、そこでカッコよく見せようって意識や欲が全くないのがカッコいい。私が見てきた、第一線で走ってきた人たちに共通することでもあります。自分ならカッコよく見せようとしちゃう気がします(笑)。滝藤:福山さんは気さくに話しかけてくださるんですけど、こっちは緊張しますよ、どこかでやはり…。吉田:わかる!わかる(笑)!やっぱりみんな、福山雅治のファンなんだもん!――お二人の中で福山雅治といえば…吉田&滝藤:チイ兄ちゃん(「ひとつ屋根の下」)!滝藤:「何なら、店ごと買い占めるか」ってしびれましたよ!(※妹の小梅がキャバクラに乗り込んでのセリフ)。吉田:あった!あった(笑)!!テレビ見ながら叫んでました。滝藤:あの福山雅治さんと共演しているって…いまだに不思議な気分です(笑)。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年09月30日こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。筆者が小さな健康食品販売会社を経営していたころに面識のあった中小企業の社長さんが、「俺の健康の秘訣は、俺を出し抜いてうまくやりやがった同業者が潰れたニュースや傾いた噂を聞くことさ」 と言っていました。ずいぶん下品なお話だとは思いますが、そういう筆者も、当時さんざん買いたたかれてろくに儲けさせてくれなかった大手のチェーンストアを運営する企業に、公取の指導が入って懲らしめられたという記事を新聞で読んだときには、なぜかスカッとした記憶があります。都内でメンタルクリニックを開業する心療内科医のM先生(50代男性)は、『あまり感心できる方法ではありませんが、恨みや怒りの感情をこういった“代替仕返し”とでも言うべき方法を用いて溜め込まないようにすることは、直接報復のようなとんでもない発想に向かうよりは遥かにマシなことですし、心と体の健康にも良いことです』と言います。●蓄積した恨み・怒りの感情は、鬱症状ばかりか高血圧のような身体症状を引き起こす怖れもM先生はこのようにも言っています。『怒り、恨み、焦り、落ち込みといった精神的ストレスは、鬱を引き起こす原因になると同時に、高血圧に代表されるような身体症状の誘発に影響することが医学的に証明されています。ストレスを受けると交感神経が活性化するためアドレナリンが分泌されて興奮状態になり、循環する血液の量が増えて血管に負担がかかり、血圧が上昇するようになるのです』つまり、あまり大きな声では言えないような俗っぽい方法であっても、恨みや怒りなどの強いストレスは、社会に迷惑をかけない何らかの方法 で解消しておかないと、心や体の健康に悪い影響を与えかねないということなのです。●圧倒的に力の強い者やアンフェアを繰り返す者の失敗なら喜んでもいい?(『水戸黄門』や『半沢直樹』の効用)脳科学者で医学博士の中野信子さんは、心理学者の澤田匡人さんとの共著『正しい恨みの晴らし方』の中で、『シャーデンフロイデ』 という概念について触れています。『シャーデンフロイデ』とは、ドイツ語で“他人の不幸(失敗)を喜ぶ気持ち”を意味し、『水戸黄門』や『半沢直樹』のようなシャーデンフロイデを利用したドラマは、視聴者が普段から持っている恨みや妬みの感情をドラマの中の悪人に対して“代替仕返し”させてくれる効用があるためヒットしやすいことを指摘しています。ただし、代替仕返しをしてスカッとするにしても、そこには最低限のルールはあると思います。それは、失敗する(不幸になる)者が、普通の庶民よりもずっと強い力や権力を持っている者であること。あるいは、ずるい方法やアンフェアな手段を用いて自分だけが金儲けや出世を手に入れるといったことを繰り返しているような者 であることです。●“仕返し”よりは“見返し”の方が建設的だが、一番いいのは“寛容”であること『正しい恨みの晴らし方』では、“仕返し”よりは“見返し”の方が建設的であると述べています。たとえば、サラリーマンとしては要領が悪いために会社を追われるような形で退職し、独立開業するしか食べていく道がなかった人が、自分で起こした会社を抜群のアイデアと行動力で大きくし、世間から「偉大な経営者」と呼ばれて古巣の会社を見返すといったようなケースがこれに当たります。しかし筆者は、“見返し”よりも良い“恨みつらみを溜め込まずに心身ともに健康でいつづける方法”は、“寛容”になること ではないかと思うのです。自分の年齢になるとだんだん分かってくるのですが、人生に勝ち負けなんてありません。恨むなら“一所懸命になり切れなかった自分”を恨めばいいのであって、他者にはすべからく寛容であればいいのです。『鬱も高血圧も呼び込まず心身ともに健康でいつづけるために一番良い心の持ち方は、“許す”ことです』心と体の問題の専門家であるM先生もこうおっしゃっています。肝に銘じたいものですね。【参考文献】・『正しい恨みの晴らし方』中野信子、澤田匡人(共著)●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)
2016年08月30日アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏が、テレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(10月スタート 毎週金曜23:15~24:15)に主演することが25日、わかった。脚本は『半沢直樹』『下町ロケット』『刑事7人』を手がける八津弘幸。松岡は家政婦紹介所に所属する家政夫・三田園薫を演じる。掃除・洗濯・料理などの家事だけでなく、派遣された家庭を崩壊させ、再生へと導くダークヒーローという設定で、その家に潜む”根深い汚れ”を取り去っていく。また、劇中では毎回三田園が家事のHOW TOを披露。第1話では、「とっさの染み抜き方法」「洗濯物が早く乾く干し方」が登場する。松岡は、自身が演じる三田園について「実際こんな人間がいたら嫌だなー、と思いますが、そういう人物を演じられるというのがこの仕事の面白さ・醍醐味なのかもしれませんね」と語り、「昔から、日本人は“嫌われ者”が好きな傾向がある気がします。『いじわるばあさん』なんかもそのひとつですよね」と持論を展開した。松岡は「うちは犬を飼っているので、スリッパの裏にから拭きのクリーナーシートを貼り付けながら歩いてこまめに毛を掃除したり、使い終わった歯ブラシをコンロの焦げ付きを取るのに使ったり」と役同様に、家事も工夫している様子。料理上手としても有名な松岡は、「カポナータを常備菜として作っておいて、それにチーズや麺つゆをかけてみたり、カレー粉を混ぜてみたり」と、最近の家事事情を明かした。また、秘密を暴くなら「イチロー選手のタフな身体の仕組みか、うち(TOKIO)のリーダー(城島茂)の私生活ですかね(笑)」と、メンバー愛を見せた松岡は、「テレビ朝日にはこれまで、市原悦子さん、そして米倉涼子さんという“2大家政婦”がいます」とテレビ朝日の”家政婦”ドラマの歴史を振り返る。そして「あくまで僕はダークな家政夫・三田園でいければいいかな、と思っています」と自身の役作りへの抱負を語った。
2016年08月25日