新築で家を建てたものの、時が経つにつれて悩みの種になるのが外壁の痛みです。「色が剥げた」「ひび割れが増えた」など、目につくと気になって仕方ないですよね。そんな時に有効なのが、外壁塗装です。しかし、「外壁塗装をしたいけれど気候的に大丈夫なのだろうか……」と不安に思う人もいるでしょう。ここでは、冬に外壁塗装を行う際の注意点をまとめました。冬に外壁塗装はできるの?「そもそも、冬に外壁塗装をしてもいいの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。結論から言いますと、オールシーズン、外壁塗装を行うことは可能です。寒さが厳しく積雪が気になる冬はもちろん、雨足が強まる梅雨の時季でも注意点を守りさえすればできます。まずは、外壁塗装にベターな時季と条件について説明します。【外壁塗装に適した条件】一般的に塗装工事に適した気候条件は以下のように言われています。・気温15〜30℃・湿度75%以下この条件の中であれば、塗料の硬化・乾燥がスムーズに進むと考えられています。また、作業中は汚れを防ぐために窓やエアコンの室外機も養生しなくてはならないので、家の中も密閉状態になります。そのため、窓を閉め切っていても過ごしやすく、エアコンでの温度調節をしなくても問題ない季節を選ぶのが好ましいと言えます。【外壁塗装に適さない条件】逆に、どうしても外壁塗装をできない条件もあります。・気温5℃以下・湿度85%以上・雨や雪などが降っている・外壁に霜が降りている、結露が発生しているこのような状況ですと、塗料を塗っても乾かない、塗料そのものが雨や雪で落ちてしまうなどのトラブルが起こりやすく、塗装することが難しくなります。はじめに、「オールシーズン、外壁塗装をすることはできる」と説明しましたが、冬場に外壁塗装を行うには、上記の条件をクリアにする必要があります。外壁塗装の費用を無料で比較冬の外壁塗装が大変な理由冬場の外壁塗装の状況について、もう少し詳しく説明します。【気温について】水性塗料の場合、気温5℃未満になると乾きづらくなり、さらに凍結してしまう可能性も出てきます。そのため、せっかく塗料を塗ってもきれいに形成されずに密着不良を起こし、剥がれる原因になることがあるので、気温5℃以下の日は外壁塗装を避けた方が良いと考えられます。【湿度について】湿度が85%以上になると、湿気の影響で塗料に雨水や結露などの不純物が混ざる可能性が高くなります。加えて、寒くなると霜が発生することも……。余計なものが混じってしまうと、変色や塗膜の形成不良を起こす原因となってしまいます。高湿を避けた方が良いと言われるのは、このような理由があるためです。【日照時間について】冬は日が短く、他の季節に比べると塗装作業に携わることのできる時間が限られてしまいます。1日の作業時間が短くなる分、外壁塗装にかかる日数も長くなり、寒いのにエアコンが使えない、窓を開けて空気を入れ替えることができないなど、不便な生活を過ごす期間が長くなることも考えられます。これらの条件に加え、冬場は寒いので手がかじかんでしまい、作業効率が下がってしまうこともあるでしょう。空気が冷たい中、屋外で作業するのは厳しいものがあり、体調を崩すことにもなりかねません。冬に外壁塗装をやる上で注意すべきことデメリットばかりが目立つように感じられるかもしれませんが、最初にお伝えした通り、注意点さえ守れば冬でも外壁塗装をすることは十分できます。また、塗装の品質を落とすこともありません。ここでは、冬に外壁塗装を行う際の注意点についてまとめました。【乾燥時間について】冬に外壁塗装を行う際の重要なポイントは「乾燥時間」です。気温が低く日照時間も少ない冬場は、他の季節に比べると、どうしても塗膜の乾燥に時間がかかってしまいます。しかし、夏場に比べて湿度が低いので、気温さえ気をつければ乾きやすいというメリットもあります。また、乾燥中に気温が5℃以下になってしまうと、凍結の心配も出てきます。そのため、事前に作業日の日没の時間を確認しておき、逆算して作業時間を決めると良いでしょう。【塗装する面の事前確認】天気が良く、一見、作業に問題がなさそうでも、冬場は夜露などで外壁が濡れてしまっていることもあります。その場合、壁面を乾燥させてから塗料を塗らないと、余計な水分が混ざって形成不良を起こしてしまう可能性があります。また、屋根などで作業する場合、足場が濡れていたり、凍っていたりしたら、事故の原因にもなりかねません。安全性を高めるためにも、この時期は事前に壁面の状態を確認し、作業が可能かどうかを判断することをおすすめします。積雪の多い地方だと厳しいかもしれませんが、そうでなければ、上記のポイントを意識することで冬場の外壁塗装が可能になります。今では油性の塗料もあるので、凍結のリスクを減らすこともできると考えられます。まとめ作業に制限はあるものの、ポイントさえ押さえれば冬でも外壁塗装ができます。季節を問わずに塗装したいタイミングで施工してもらえるのはありがたいですよね。これから年末に向けて外壁をメンテナンスしておけば、きれいなお家で気持ちよく年越しを迎えられるかもしれません。季節を問わず、外壁の痛みが気になったその時は、外壁塗装を行ってみてくださいね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日外壁塗装は、思い立ったときにするのではなく、施工する季節を考慮しておきたいものです。外壁塗装は屋外で行われるため、気候の影響を大きく受けます。地域にもよりますが、年中いつでもできるわけではありません。四季の中でおすすめしたいのは”秋”です。なぜ秋にすべきなのか、その理由と、知っておきたい注意点をお伝えします。秋の外壁塗装がおすすめの理由外壁塗装を行う季節として、秋は非常に条件が良いと言えます。それは、秋の穏やかな気候が大きな理由です。塗料は、湿度85%以上かつ気温が5度を下回る環境での使用は推奨されていません。これは、塗料の乾燥に必要な環境の条件を満たさないためです。十分に乾燥させないまま次のステップに進むと、仕上がりが悪くなったり、後々はがれやひびなどのトラブルにつながったりするので、条件を守ることは非常に重要なのです。湿度85%以上かつ気温5度以下は最低条件ですが、気温10〜30度、湿度45〜80%が塗料の乾燥に適した気候条件と言われています。20度前後の気温、60%前後の湿度という秋の気候は、この条件にぴったり合致するため、工程が順調に進みやすい傾向にあります。台風や秋雨前線で工程が延びるおそれも秋の気候は外壁塗装に非常に適していますが、台風のリスクがあることを忘れてはいけません。夏に日本列島を覆っていた太平洋高気圧の弱まる9月ごろは、台風が上陸しやすい季節となります。雨は塗料にとって大敵です。雨が塗料に混ざると、塗料が薄まって効果が下がる、流れ落ちてなかったことにしてしまうなどの不具合があります。完全に乾燥するまで時間がかかってしまい、工程が延びるおそれがあります。また、台風接近などで風が強まるときも、砂などが舞うため、作業には向きません。また、9月中旬から10月中旬にかけて、秋雨前線が発生しやすい時期でもあります。「秋の長雨」なんて言葉もありますよね。2017年には九州で豪雨災害が起き、多くの被害が発生したことも記憶に新しいと思います。長期にわたり雨が続くと、施工はどんどん遅れていきます。工事中は、洗濯物を干せない、窓を開けることができないなど、生活への支障が少なからずありますから、早く終わるに越したことはありません。晩秋になり、気温が下がると、露や霜にも注意が必要です。壁面に水分が付着していると、雨が降ったとき同様不具合が出ます。気温が下がり、日照時間が短くなると作業ペースは落ちますので、工期が長引く可能性があります。外壁塗装の費用を無料で比較秋の外壁塗装で気をつけるべきポイント【秋の外壁塗装は計画的に】台風や秋雨前線というリスクはありますが、1年を通してみれば秋は外壁塗装に適した季節ですから、当然需要は増えます。また、「お正月までに家をきれいにしたい」といった駆け込みの需要も多くなります。そのため、業者にとっては繁忙期になります。他の季節よりも予約を確保しづらくなるおそれがあるので、早めに計画を立て、予約をしておく必要があります。特に寒冷地では、雪や低温のため冬に外壁塗装を行えませんので、本格的に寒くなるまでに施工を終わらせるような計画を立てることも大切です。【お住まいの地域の気候条件に精通した業者選びを】寒冷地、山間部などの雨の多い地域、台風が上陸しやすい地域など、一口に秋と言っても地域によってさまざまな気候の特徴があります。地域密着で長く信頼を得ている塗装業者なら、地域の天候や条件に合う塗料を知り尽くしているはずです。見積もりを依頼すると同時に、不安な点を確認し、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。【工期が遅れた場合追加料金は?】秋雨前線などで工期が長引いた場合、追加料金が発生するのか気になりますよね。基本的には追加料金がかからない業者がほとんどですが、念のため事前に確認しておきましょう。まとめ台風、秋雨前線など、工程が遅れるリスクもありますが、基本的には秋の気温や湿度は外壁塗装に向いています。需要が増え、予約が混み合うことが予想されるため、早めに計画を立てることをおすすめします。生まれ変わったきれいなお家で、気持ち良く新年を迎えられることをお祈りしています!外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日気温の高い夏に外壁塗装を行う場合、どのようなことに注意する必要があるのでしょうか。暑い中作業を行う職人さんにとって厳しい季節であることは間違いありませんが、施主にとってもさまざまなデメリットがあります。この記事では、夏の外壁塗装のメリットとデメリットに加えて、注意したいポイントもお伝えします。夏に外壁塗装をするメリットとは?1年でもっとも気温の高い夏に外壁塗装をするメリットとして、塗料の乾きの早さが挙げられます。塗料は、高温になるほど早く乾くという特徴があるためです。外壁塗装は、塗料を1回塗ったら完了ではありません。下塗り・中塗り・上塗りと重ね塗りをするため、それぞれの段階で十分に乾かす時間を確保しなければならないのです。乾いていない上にさらに塗料を重ねても、塗料本来の性能が発揮されず、後々不具合が発生する可能性が高まるため、しっかり乾燥させることは非常に重要です。それぞれの塗料が十分に乾いていないと、次のステップに進めないので、工期に遅れが発生してしまいます。日照時間が長く、塗料の乾燥が早い夏は、スムーズに施工を進めることができるという点で、メリットがあると言えるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較夏に外壁塗装を行うデメリット夏の外壁塗装には、いくつかのデメリットがあることも事実です。順番に確認していきましょう。【窓を開けられない】家一軒の外壁塗装を行うときは、あらゆるものに養生をします。養生とは、塗装面以外に塗料がつかないよう、シートや養生素材などで覆うことです。大切な車やタイルに汚れがついてしまっては残念ですよね。窓やエアコンの室外機も例外ではありません。そのため、夏だけに限りませんが、外壁塗装中は窓や網戸を開けることができません。特に夏の蒸し暑い中では、換気ができないことに息苦しさを感じられるかもしれません。また、たとえ窓を開けることができても、塗料の匂いが家の中に充満してしまうので、十分な換気は難しくなります。【エアコンが点けられないことも】エアコンの室外機にも養生する場合、エアコンを点けることができません。日中在宅の方・小さなお子さまやお年寄り・室内飼いのペットがいるご家庭は、真夏に外壁塗装を行う特別な理由がない限り、避けたほうがよいかもしれません。ただ、中にはエアコンが使えるよう配慮する塗装業者もあるので、しっかりと確認しておきましょう。【高温時には作業できない可能性が】施主というより、職人さんにとってのデメリットですが、暑さの中の作業は大変です。足場も焼けるように熱くなるため、作業がしにくく、体力を奪われてしまうというデメリットがあります。また、塗料は35度以上の高温下で使用するのに適していません。塗膜に泡ができるおそれがあるためです。直射日光が当たらないよう日よけ養生を行い、それでも高温であれば作業を延期することもあります。【お盆中は作業がストップするかも】8月中旬は、お盆休みに入る塗装業者もあります。外壁塗装をする期間がお盆を挟む場合、お盆中の作業予定を確認しておきましょう。夏に外壁塗装をする際の注意点【エアコンの使用の可否を確認しておく】前述したように、夏の外壁塗装においてエアコンの使用可否は死活問題です。室外機に養生している間はエアコンを使うことができません。真夏の暑さの中、エアコンなしでの生活は、心身ともにストレスになりますし、室内でも熱中症になるおそれがあるのでとても危険です。エアコンは使用できるのか、使用できないのであればその時間帯を確認し、生活リズムなどを踏まえて夏の外壁塗装を検討しましょう。くれぐれも暑さを我慢して体調を崩さないよう注意してください。【洗濯物を干せるかどうかを確認しておく】夏は洗濯物が増える季節ですが、外壁塗装中はベランダに干すことができないかもしれません。泥水や塗料がついてしまう可能性があるためです。塗装期間中は、室内干しをするか乾燥機を使用することをおすすめします。塗料を吹きつけるのではなく、ローラーで塗装を行う場合は洗濯物を干してよい可能性もあります。また、工程によっては限られた時間で洗濯物を干してもいいと言われるかもしれませんので、塗装業者にしっかり確認しておきましょう。【業者選びは慎重に】夏の外壁塗装はデメリットが多いですが、しっかりとした配慮をしてくれる塗装業者なら生活への支障を最低限に抑えられるため、業者選びは非常に大切です。疑問点や不安な点は事前に相談し、信頼できる業者に依頼しましょう。まとめ夏の外壁塗装にはデメリットが多くありますが、塗料の乾きが早いおかげで工期が短く済めば、デメリットを我慢する期間も短くて済みます。エアコンや洗濯物など、生活に関わる問題はしっかりと事前に塗装業者に確認しておき、夏の外壁塗装を乗り切りましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日外壁塗装と天候には、密接な関係があります。地域や業者にもよりますが、梅雨はもっとも避けたい季節だと言われます。その理由はどのようなところにあるのでしょうか。梅雨の外壁塗装を避ける理由、もし梅雨に行うのであればどのような点に注意すべきかをまとめました。梅雨に外壁塗装を避ける理由一般に、梅雨には外壁塗装を避けることが多いです。理由は、塗料の性質が梅雨の気候条件に合わないため、というのが大きなものです。雨は塗装の大敵です。塗料が乾かないうちに雨が降ると、塗料が雨で薄まり、水玉模様のようなまだらになってしまったり、後々塗装が剥がれる、ひび割れ、クレーター、白化などのトラブルの原因になってしまいます。せっかくお家をきれいにするために行う外壁塗装が家を薄汚くしてしまっては悲しいですよね。それだけでなく、梅雨の湿度の高さも塗料の大敵です。一般的な塗料は、気温5℃以上かつ湿度85%以下の条件のもと使用するように定められており、これらの条件を考慮せず塗装すれば不具合が起きる可能性があると、メーカーは喚起しています。気象庁によると、1981年から2010年までの6月の全国平均湿度は78%、7月は80%。1年でもっとも湿度が高いのが、この梅雨の時期です。地域にもよりますが、湿度が85%を超える日も少なくなく、そのような日は作業を行うことができません。このように、多雨・多湿という梅雨の気候は、外壁塗装にとってはあまり良い条件とは言えないのです。そもそも梅雨に外壁塗装はできるの?しかし、梅雨の外壁塗装がまったく不可能であるわけではありません。雨の日でも使える下地材もありますし、梅雨の晴れ間を利用すれば塗装を進めること自体は可能です。足場を組む、養生シートを貼るなどの作業は、雨が降っていてもできるので、天候の様子を見ながら計画的に行えば作業は可能です。また、ほとんどの方が避ける時期だからこそ割引キャンペーンを行っていたり、施工の予約を取りやすかったりというメリットもあるのです。「安く済ませられる」「塗装してほしいと思ったときにすぐ対応してもらえる」というのは嬉しい点ですよね。しかし、やはり工期の遅れは覚悟しなければなりません。湿気が高いと塗料がなかなか乾かないので、工程を進めることができません。また、雨が降った場合はその日は作業できなくなります。降水確率が20〜30%と比較的低くても、塗装を行わないという業者が多いです。急に雨が降ってしまえば、その日の作業は無駄になってしまうので当然ですね。そのため、雨が高確率で降らない日、湿度が比較的低い時間にのみ作業を行うため、スケジュールが後ろにずれてしまいがちになるのです。外壁塗装の費用を無料で比較梅雨に外壁塗装する場合の注意点梅雨でも外壁塗装が可能であることは先ほど述べましたが、キャンペーンなどに飛びつき、結局は後悔する結果にならないよう、注意点を抑えた上で検討してください。まず、梅雨以外にも当然言えることですが、業者選びには注意を払いましょう。同じ料金でも工期が長くなれば、1日あたりの利益は少なくなってしまうので、雨でも無理に塗装を進めようとする不誠実な業者も中にはいます。たとえ短期で完了してくれたとそのときは満足できても、後々ひび割れや塗装剥離などの不具合が起こってしまっては残念ですよね。お住まいの地域で多くの信頼を得ている業者を探してみてください。施工を始めてからも、気になる点や不安な点は確認しながら進めましょう。天気予報は外れることもあります。塗装後に雨が降ったら、業者任せではなくご自身の目でも異常がないか確かめるようにしてください。もう1点知っておいていただきたいのが、部屋の換気についてです。塗装中は、窓に養生シートを貼るため、窓を開けることができません。梅雨のじめじめした毎日の中、たまの晴れ間さえ換気を行うことができないのはストレスに感じるかもしれません。工期が長くなれば、窓を開けられない期間も長くなることを認識しておきましょう。まとめ梅雨の外壁塗装に関するさまざまなことを解説しました。梅雨の外壁塗装は確かに難しい点が多いですが、メリットもあります。デメリットを許容できる方は、梅雨に外壁塗装を検討するのもひとつの手でしょう。良い業者に依頼し、大切なお家をキレイに生まれ変わらせてくださいね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日大切なお家を長持ちさせ、快適に住み続けるために、外壁塗装は欠かせません。施工は年中どの時期でも可能ではありますが、各季節の気候条件によって工期は左右されます。1年のうちでもっとも穏やかな気候となる春は、外壁塗装にも非常に良い季節です。春の外壁塗装が良い理由と、デメリットや注意点をお伝えさせていただきます。春の外壁塗装がおすすめできる理由【気温・湿度ともに安定している】春の外壁塗装がおすすめできる理由は、ずばりその天候にあります。塗料メーカーは、気温が5度以下かつ湿度が85%以上のときは、塗装をしないように注意しています。これらの条件を満たさない環境下では、塗料が乾燥しにくいためです。塗料は、見た目を良くするだけでなく、耐候性・遮熱性・防水性・防汚性などを強化する役割があります。塗料の乾燥が不十分であれば、これらの性能が十分に発揮されません。気温が高いほど塗料が乾燥するのは早くなるため、春の気候は、塗装に適していると言えるのです。乾燥が早ければ、工程が順調に進みますので、工事を短期で済ませることができます。【雨が少ない】春は日照時間が長く、雨が少ないこともおすすめする理由のひとつです。塗料が乾燥する前に雨が降ってしまうと、塗料が流れ落ちてせっかくの作業が無に帰したり、仕上がりに悪影響を及ぼしたりします。そのため、雨が降る確率が少しでもあればその日の作業を取りやめる業者がほとんどです。天候がすぐれない日が続くと、その分工期が延びてしまうおそれがあるのです。春の安定した気候なら、予定通りに作業を進めることができる可能性が高いと言えるでしょう。【窓を閉め切っていても過ごしやすい】外壁塗装中は、窓にも養生シートを貼るため、窓を開けることができません。塗装業者が開けられるように配慮してくれる場合もありますが、塗料の匂いがお家の中に侵入してくるので、開けずに過ごせるに越したことはありません。春の過ごしやすい気温なら、閉め切った部屋でも大きなストレスになることはないでしょう。また、エアコンの室外機にも養生をするため、工事中はエアコンを使用できません。エアコンがなくても快適に過ごせるという点も、春が外壁塗装に適している理由のひとつです。工期が短く済めば、窓を開けられない・エアコンを使用できない期間も短くて済みますから、総合的に見て春の外壁塗装はおすすめと言えるのです。外壁塗装の費用を無料で比較春に外壁塗装する際のデメリット基本的には、春の外壁塗装はおすすめですが、いくつかのデメリットがあることも知っておきましょう。【予約の確保が難しい、料金が高くつく可能性も?!】春は外壁塗装に適した季節であるということは、他にも春に外壁塗装を行いたい人が多くいるということです。冬に外壁塗装を行えないような寒冷地ならなおさら、春に塗装を行いたい人は多いでしょう。すると、塗装業者にとっては繁忙期となるので、予約の確保が難しい可能性があります。中には、料金を高く設定している業者もあります。そのため、少しでも節約したい方は、春を避けるのも一案です。費用を上乗せしてでも春に行いたいという方は、計画的に早めに予約をすることをおすすめします。【黄砂や花粉が飛び散るおそれも】地域にもよりますが、春は花粉や砂埃、黄砂が飛びやすい季節です。せっかく塗装した壁に、これらが付着する可能性も考えられます。飛散防止用のメッシュシートがあれば、ある程度付着するのを防止してくれますが、気になる方は春を避けたほうが良いでしょう。春に外壁塗装をする際に気をつけたいことここまで述べた通り、外壁塗装は屋外で行うため、天候や地域の特性の影響を大きく受けます。春の外壁塗装がおすすめと言っても、春ならではのデメリットもあり、四季のある日本においてまったくデメリットのない季節などないのも事実です。そのため、季節選びよりも業者選びが重要だと言えます。地域密着でその地域の気候や特徴に精通している業者に依頼することはとても大切です。春は塗装業者にとってもかきいれどきですから、宣伝活動も激しくなりますが、冷静に信頼できる業者を選びましょう。大切なのは値段だけではありません。・外壁塗装の経験が豊富・質問や疑問に対して、丁寧に回答をしてくれる・評判がいい・アフターサービスが充実しているなど上記のようなポイントをチェックしながら、大切なお家の塗装を任せる業者を見極めてください。また、少しの雨なら構わず作業を行う業者は、長い目で見てお家のことを考えていないかもしれませんので、注意が必要です。数年に1度のことですから、失敗しないよう慎重に見極めてください。まとめ春に外壁塗装をおすすめする理由、デメリット、そして注意点をお伝えしました。春は黄砂や花粉の心配がありますが、飛散防止メッシュシートもありますし、基本的にはデメリットの少ない季節です。ただし、塗装業者は繁忙期ですから、春の外壁塗装を検討する方は、早めに計画を立てることをおすすめします。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日外壁塗装は、10年に1度は行ったほうがいいと言われています。理由はさまざまで、美観はもちろん、防水や断熱などの面から外壁塗装をするメリットは多くあります。しかし、コストがかかるのが難点です。そこで、できる限り費用を抑えたいという方は、DIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。外壁塗装のDIYについて解説します。外壁塗装をDIYするメリットとは?外壁塗装を自分で行うことで、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。【費用を抑えられる】外壁塗装をDIYする最大のメリットは、やはりコストを抑えられる点でしょう。塗装業者に依頼した場合、塗料や道具などの費用に、人件費や利益などが上乗せされた金額が請求されます。DIYした場合、材料費だけで済むのでその差は歴然です。場合によっては、2倍ほど費用の差が現れることがあります。【DIYの過程が楽しく、愛着を持てる】DIYをする工程が楽しいというメリットもあります。お子さまのいるご家庭なら、お子さまの手も借りて一緒にDIYすれば、素敵な思い出になりますよね。好きな色を選べたり、オリジナリティを出せたりするのもDIYならではのメリットです。「自分で塗った!」という達成感は、お家への愛着をより深めてくれるでしょう。【敷地内に知らない人が立ち入らないで済む】塗装業者に依頼すると、工事中は複数の人が毎日のように敷地内に出入りします。生活スペースに他人が立ち入ることに抵抗がない方なら問題ありませんが、やはり人の目が気になってしまう方もいるかもしれません。DIYならそのような心配をしなくて済みます。【小さな補修を手軽に行える】「全面を塗装し直すまでもないけれど、小さなひび割れが気になる…」というケースもあります。これを放っておくと、雨水がたまり、肝心のお家を傷めてしまう原因にもなります。しかし、小さな補修のために業者に依頼するのは「もったいない」と考えてしまう人も多いものです。DIYならちょっとした補修も、手軽に直すことができます。外壁塗装をDIYすることで負うリスクDIYするときにはデメリットも考えてみましょう。DIYにはメリットもありますが、それを台無しにしてしまうリスクがあることも事実です。【怪我のリスクがあるなど、危険を伴う】まず何より、危険を伴うということを知っておかなければいけません。2階建てのお家の高さは、7〜9mと意外に高く、落下すれば大怪我を負うおそれがあります。いくら安全に気を配っていても、強い塗料の匂いを吸い続けることで、気分が悪くなったり、失神したりといったおそれもあるので、くれぐれも注意が必要です。【失敗するとコストが余計にかかる】失敗してしまうと、もともとかかった材料費にさらに業者へ依頼したときの通常費用がかかるので、節約どころか無駄なお金を払う羽目にもなりかねません。失敗の度合いによっては、塗った塗料を落とすコストもかかってしまうこともあり得ます。【時間がかかる】プロに依頼した場合は集中して施工をしてもらえるので短期間で済みますが、DIYの場合はかなりの時間を要します。30坪程度の住宅なら、業者が外壁塗装を行うと14〜20日ほどで完了するのに対し、DIYの場合2ヶ月近くかかることもあります。【長持ちしない】DIYする際はホームセンターなどで塗料を調達すると思いますが、こうした市販の塗料はプロが使用している塗料と比較して耐久性が劣るとも言われています。汚れが残っていたり、下処理が不十分だったりすると長持ちしないおそれもあります。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装DIYをする際の注意点外壁塗装をDIYしたい方は、リスクを知り、対策を講じた上でDIYすることが大切です。DIYする場合は以下の点に気をつけてください。【準備を怠らない】すべてのDIYに言えることですが、準備はとても大切です。外壁塗装においては、「洗浄→養生→下地処理→コーキング充填→下塗り」といったステップを踏む必要があり、いずれかを怠ると失敗したり、長持ちしなかったりという結果を招いてしまいます。特に既存壁の洗浄は必ずしっかりと行いましょう。スポンジやブラシ、洗剤などを使ってコツコツと洗浄する方法も良いですし、家庭用高圧洗浄機を使って洗浄するのも一案です。【足場を設置する】外壁塗装は危険であると先ほども述べました。特に危ないのが、固定をしっかりしていないはしごに乗って作業を進めようとするケースです。危険であるだけでなく、塗りづらい箇所にムラができてしまう可能性もあります。準備は大変ですが、必ず足場をかけるようにしてください。足場の専門業者や塗装業者から借りることができ、費用は100,000円ほどかかりますが、必要経費のひとつとして考えておきましょう。【塗料選びは慎重に】塗料と一口に言っても、さまざまな種類のものがあります。素材によって耐久性は大きく変わりますし、耐久性が高いほど値段も上がります。値段が安いものに飛びつき、結局すぐに塗り直しが必要になった…、という失敗を避けるためにも慎重に選ぶようにしてください。まとめ外壁塗装のDIYについてお伝えしました。素人がDIYするには難しい面や危険なこともありますが、成功すればあなただけの外壁ができあがります。しかし、単に節約したいから、という理由で安易にDIYを選択すると、後悔する結果になるかもしれません。十分な検討と準備が必要であることを覚えておきましょう!外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日自分の家の外壁をじっくり見たり、触ってみたりしたことはありますか?砂をまいたような凹凸とザラザラとした感触があったら、それは「リシン仕上げ」の外壁かもしれません。外壁塗装は、大切な家を守るバリアのような存在です。もし外壁がはがれたら、雨水が染み込み、木造住宅なら腐り始めてしまうでしょう。そんな外壁塗装の仕上げ材の代表格「リシン」の特徴とメンテナンス時の注意点を解説します。”リシン”とは?リシンとは、主にモルタル塗装の外壁に用いる、仕上げ材の一種です。下塗りの後、骨材(粉砕した石や砂)を含んだ塗装材を吹き付けることで、凹凸のある仕上がりになります。このザラザラした質感がリシン仕上げの特徴です。薄付きのリシン仕上げは、砂壁のような風合いもあり、和風の住宅に似合います。しかしその薄さのため、耐久性が落ちてしまうのが難点です。一般にリシンの耐久年数は8年程度といわれています。しかしリシンも進化していて、最近はヒビに強い伸びる素材を配合した弾性リシンも登場しています。外壁塗装でリシン仕上げをするメリットとは?リシンは1960~1980年代にかけて日本中に広まった仕上げ材です。現在も新築を中心に使用されています。1つのものが長い間親しまれ、広く使われるのには理由があります。外壁塗装において、リシン仕上げを使用するメリットとは何なのでしょうか?【1:手頃な価格】厚ぼったく塗るスタッコ仕上げと比べて薄付きのリシンは、塗料を使う量を抑えられます。そのため他の仕上げ方法より、価格を抑えられることは大きな魅力です。【2:透湿性と通気性が優れている】リシンは透湿性と通気性が優れているため、湿気に弱い木材を腐食から守ることができます。日本に多い木材住宅にぴったりです。新築住宅に使用されるのも、この特性があるためです。【3:落ち着いた高級感のある仕上がり】建物を覆う外壁は、機能性だけでなく見た目の良さも求められます。リシン仕上げは骨材として加えた砂が立体感と独特の風合いを生みます。それでいて派手すぎず落ち着いた印象を与えるのがリシン仕上げの面白さです。腕のある職人ならば高級感をもたらすことも可能でしょう。外壁塗装の費用を無料で比較リシンのメンテナンス時の注意点つい怠りがちですが、外壁塗装は定期的にメンテナンスを施さなければなりません。リシン仕上げの場合は、どのような注意が必要になってくるのでしょうか?劣化を遅らせる手立てはあるのでしょうか?【1:リシンの弱点は「汚れ」と「劣化」】厚ぼったくない繊細な仕上がりが、リシン仕上げの魅力です。しかし薄付きであるために、ひび割れを起こしやすいのも事実です。さらに標準的なリシンは、防カビ性と防藻性は乏しい作りになっています。耐久年数は8年ほどで、これは同種のスタッコ仕上げに比べて短いです。また、凹凸のある表面は、どうしても汚れが付きやすくなります。特に淡い色の外壁では、汚れが目立ってしまうことになります。【2:年に1~2回、外壁を掃除しよう!】新築の家も、時間を経ると汚れてしまいます。汚れは外壁の劣化を早めるので見逃せません。外壁を年に1~2回掃除することは、劣化の速度を緩めることにつながります。一般の家庭でも可能ですが、無理のない範囲内で行いましょう。安全に行うためポイントを覚えておきましょう。・手荒れを防ぐため、洗剤を使うときはゴム手袋を着用する・水を使う場合、室内への水漏れや、隣家への水の飛散に注意する・転落の可能性があるため、高所作業は無理に行わない外壁の汚れを落とすときは、あまり強い力でこすると、塗膜をはがしてしまう可能性があります。ブラシやモップは柔らかいものを使用しましょう。また、水で洗い流した後すぐ乾くように、晴れた日に行うことをおすすめします。【3:劣化が進んでいる場合は、塗り替えが必要!】外壁には寿命があり、環境によっては劣化が早まる場合もあります。リシン仕上げの外壁に以下のような症状が見られたら、塗り替えを検討しましょう。・前回の塗装から7年以上経過している・外壁にひび割れが発生している・塗料が剥がれている・塗装したところが膨れている・外壁を触ると手に白い粉のようなものが付く・外壁にサビ、カビ、藻が発生している・目地のコーキングが割れている・外壁が変色している【4:業者選びは慎重に】塗り替えをすることになったら、最初に決めることは施工業者ですね。複数の業者を比較検討することから始めましょう。インターネットの一括見積もりを活用すると便利です。残念ながら、詐欺まがいの業者も0ではありません。慎重に検討して、経験が豊富で、適切な価格で応じてくれる業者を選択しましょう。まとめ外壁塗装、そしてリシン仕上げについて理解していただけたでしょうか?普段、意識することは少ないけど、外壁塗装は実は重要な存在なんです。家を建て直すときやリフォームするときの参考にしてください。そして生まれ変わった大切な我が家と長く付き合うために、定期的なメンテナンスをおすすめします。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日リフォームで外壁を塗りなおすとき、迷うのはどんな塗料を使うかということではないでしょうか。意識して見てみると、身のまわりにある住宅やビルの外壁は、いろいろな種類の塗料で塗装されていることに気づきます。今回はその中で、近年注目を集めるセラミック塗料の性質と、使用する場合に注意点すべき点をご紹介します。セラミック塗料の特徴とは?セラミック塗料とは、原料にセラミックを配合した塗料を指す言葉です。「セラミック」は、よく耳にする言葉だと思います。なんだか頑丈そう、清潔そうというプラスのイメージが強いのではないでしょうか。そもそもセラミックとは陶磁器全般を指す言葉でした簡単に言えば「焼き物」という意味で、陶磁器、ガラス、セメントなどがその仲間になります。セラミックには「耐熱性が高い」「硬度が高い」「汚れにくい」「紫外線に強い」といった特徴があります。セラミック塗料は、この特徴を受け継いだ耐久性や耐熱性に優れた塗料です。費用はリシンなどと比べると少し高くなりますが、その分、耐久年数は約10年と長くなります。このように優れた機能を持つセラミック塗料ですが、実はすべての製品を手放しでおすすめできない塗料でもあります。なぜなら、ひとくちにセラミック塗料といっても様々な性質のものがあるからです。セラミックの量や質、混ぜ合わせる主成分との組み合わせによって、機能が変わってくるのです。ところが「○%以上セラミック成分が配合されていれば、セラミック塗料と認める」といったような、数値による明確な基準は存在しません。極端に言えば1%でもセラミック成分が入っていれば、セラミック塗料と名乗れてしまえるのが現状なのです。セラミック塗料の種類それでは、具体的にどのようなセラミック塗料があるのでしょうか?主成分とセラミックの割合や質で機能は変わります。明確な基準はありませんが、それぞれの製品の得意分野によって種類分けすることはできます。【1:汚れにくい塗料】1つ目は、低汚染機能があるセラミックを配合した塗料です。親水性(水と結びつきやすい性質)を生かし、水とともに汚れを外壁から洗い流してくれます。ただし、セラミックの成分配合量によっては、親水性の強さに違いがあり、低汚染機能の強度も変わってきます。塗料を選ぶときはメ-カ-のホ-ムペ-ジやカタログで確認しましょう。原料にセラミックと書いてあるからといって、必ず低汚染性に優れていると決めつけないことが大事です。【2:熱に強い塗料】熱を遮断させる効果を持つセラミックを配合した塗料です。断熱塗料や遮熱塗料と呼ばれるタイプになります。これを使用すると室内は、夏は涼しく冬は暖かくなり快適に過ごすことができます。エコな塗料という言い方もできるでしょう。【3:意匠性が高い塗料】砂や小石程度の小さな固形のセラミックを加えた、外壁に表情を付けるために使う塗料です。立体感を生み出し建物の印象を変えることが可能になります。ゴツゴツした質感を出して、石材のように見せることもできます。外壁塗装の費用を無料で比較セラミック塗料を使う場合の注意点新築でもリフォームでも、実作業は専門業者に依頼することになります。依頼者自身がセラミック塗料を希望することもあるでしょうし、業者から進められることもあるでしょう。いずれにしても、このとき注意して頂きたいことがあります。【1:値段もピンからキリまであるセラミック塗料!選ぶ基準は?】先に書いたように、セラミック塗料には様々なタイプがありますが、ランク付けするような基準はありません。セラミック塗料を使用するときは、そのことを理解した上で、用途によって使い分ける必要があるでしょう。また値段の幅も広く迷ってしまいます。たとえば耐久性が高い製品は、その分値段も上がり、耐久性が低い製品は値段も安くなります。できるだけ安い方を選びたくなるのは当然です。しかし耐久年数の高いものは、塗り替えの回数が少なくて済むという利点があります。これも用途によって、うまく使い分ける必要があります。ただし、あまりに高額な場合は、悪徳業者の可能性を疑った方がいいでしょう。【2:セラミック塗料は万能ではない!詐欺まがいの業者に気をつけよう!】多彩な機能を持つセラミック塗料は魅力的です。とはいえ万能な塗料というわけでないことは認識しておきましょう。それというのも、「何十年も保つ!」など調子のいい謳い文句で売りつけようとする、詐欺まがいの業者も存在するのです。実際に業者を決める際は、いくつかの会社に見積もりをしてから慎重に選びましょう。まとめセラミック塗料は優れた塗料ですから、外壁塗装の選択肢に加える価値はあります。しかし基準が定まっていないため、よく言えば選択の幅を広げることになりますが、悪徳業者に利用される恐れもあります。より良い選択をするには、正しい知識を身に付けることが何より大切です。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日「スタッコ」と言われても、何のことかわからない方は多いと思います。しかし表面に不規則な凹凸のある、ザラザラした感触の外壁のことだと聞けば、ピンとくるのではないでしょうか。そうです、あの外壁です。住宅やマンションによく使われていますね。街中で誰もが目にしているのに、言われみればどんなものかよく知らない……。そんなスタッコ仕上げの外壁塗装の基本情報と、メリットデメリットを解説します。スタッコとはスタッコとは、外壁塗装の仕上げ法の一種です。特徴は凹凸のあるザラザラした質感。同種のリシン仕上げという塗装に似ていますが、リシンは薄付きであることが特徴で、スタッコ仕上げは5~10mmの厚みがあります。スタッコは、その重厚感のある風合いが好まれ、一般の住宅や店舗の外壁によく使われています。そもそも外壁塗装の役割とは何でしょうか。雨風の侵入を防ぎ建物を保護することであり、住人の暮らしを守ることです。また、建物の見た目の印象を決める役割も担っています。いわば外壁は建築物の顔であり、塗装はお化粧のようなものです。そしてスタッコは、外壁の化粧法のひとつといえるでしょう。木材やコンクリートの風合いをそのまま活かした外壁もありますが、塗装によって模様を施す外壁も多く見られます。その代表的なものが、工場で製造したパネルを貼るサイディングボードと、職人がコテやローラーで塗料を塗り上げるモルタル工法(塗り壁)の2種類です。スタッコ仕上げは、モルタル工法のひとつということになります。もともとスタッコは古代のヨーロッパで生まれた塗装技術でした。石灰に大理石粉・粘土・砂などを混ぜた材料で建築物に装飾を施したものです。化粧漆喰(しっくい)とも呼ばれ、ヨーロッパでは今もその技法が受け継がれています。日本においては、モルタルの上に粗面と呼ばれるザラザラした面を作る外壁塗装の仕上げのことを、スタッコと呼んで使用しています。作業手順としては、外壁にモルタルや合成樹脂を塗り付けた後に、砂や砂利などの骨材を混ぜた仕上げ材を5~10mmの厚さで吹き付けます。このまま乾かすのが「吹き放し仕上げ」で、吹き付けをした後に表面をローラーで抑えるのが「凸部処理仕上げ」です。職人がコテで塗り伸ばし、模様を付けることも可能です。仕上げ材をより厚く吹き付け、凹凸面を強調する方法もあります。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装でスタッコ仕上げをするメリット外壁塗装にスタッコ仕上げを選ぶメリットは大きく分けて2つあります。【1:費用は安く、耐久性は高い】数ある外壁塗装のなかで、スタッコ仕上げは費用を比較的安く抑えることができます。それでいながら耐久性は高く、およそ10年は大きく劣化せず使用できます。これは塗料を5~10mmと厚めに吹き付けるためです。壁自体の継ぎ目をカバーすることもできます。一方で、下地となるモルタルの塗り壁は、ひび割れを起こしやすいという弱点があります。その点を補強するためにも、進化したスタッコ材が登場しています。ひび割れを防ぐ伸縮機能があるものです。他にもホコリを寄せ付けない光触媒機能、暑さや寒さから住人を守る高断熱機能など、様々な機能を強化した建材が現れています。【2:意匠性が高く、高級感を演出できる】壁を補強するだけではなく、意匠性も高いことがスタッコ仕上げの魅力です。厚みのある凹凸が豊かな表情を生み、重厚感や高級感を醸し出します。コテで職人が仕上げる手法であれば、いっそう独創性のある外壁になるでしょう。石造りの建物風に見せることもできます。外壁塗装でスタッコ仕上げをするデメリットコストパフォーマンスもデザイン性も高いスタッコ仕上げにも、弱点はあります。一番のデメリットは汚れが目立ちやすいことです。特徴である凹凸の激しい模様は、どうしても汚れが残りやすい形状でもあります。特に窓枠の下など雨水が落ちる場所には、黒や茶色っぽい汚れが付いてしまうのです。これからスタッコ仕上げで外壁を塗り直すなら、汚れを目立たせない対策法があります。塗装の色を決定するとき、明るい色や薄い色は避けることです。スタッコはカラーバリエーションも豊富です。ダーク系など汚れの目立ちにくい色を選べば、最大のデメリットをある程度回避できるでしょう。デメリットを知りつつ真っ白なスタッコ仕上げにしたいという方もいるかもしれません。そうした場合は、年に1~2度壁の洗浄を行うと美しさをキープできます。これはメンテナンスにもなり、劣化を遅らせることもできるメリットがあります。まとめスタッコ仕上げはリーズナブルな価格、耐久性、意匠性の三拍子そろった外壁塗装です。汚れやすいという難点はあるものの、色や素材の選び方によって、汚れの目立ち具合を軽減することは可能です。外壁塗装をスタッコ仕上げにすることを検討している方は、メリットとデメリットの両面を理解した上で、専門業者に相談することをおすすめします。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁と屋根の性能を十分に発揮するためには、メンテナンスが欠かせません。表面の塗装が剥がれているなら、補修が必要です。そんな外壁と屋根ですが、実は一緒に塗装することで費用を節約することが可能なのです。今回は、外壁と屋根の塗装について解説しましょう。外壁と屋根は同時に塗装した方が安い?!外壁と屋根は別物ですから、塗装などのメンテナンスも別々に考えてしまうことが多いですよね。この2つには、実は共通する部分が存在します。それが、どちらも作業中に使用することになる「足場」です。【一緒に塗装作業を行うと…】屋根を塗装するためには、屋根に登る必要があります。また、外壁も上の方は足場がないと届きません。そのため、どちらも基本的には足場を用意する必要があります。つまり、外壁の塗装と屋根を塗装と一緒にすれば、足場の設置と撤去の作業が一度で済むということです。【足場設置の費用】「足場だけでそんなに費用が違うの?」と思われる方も多いでしょう。足場の費用は、一般的な住宅(30坪)で20万円ほどかかります。もっと広い住宅や、足場の設置が難しい環境などの場合、費用はさらに上がるでしょう。塗装を同時に行うだけで20万円以上を節約できるのです。屋根と外壁、両方とも塗装を行う予定があるなら、同時にやった方が賢い選択だと言えるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁と屋根の塗料の耐用年数は?家の四方を囲む外壁と、家の上部に位置する屋根は、置かれている環境が違います。一般的に、外壁よりも屋根の方が厳しい環境にあるので、同じ塗料を塗っても屋根の方が早く劣化すると考えられています。ただし、塗料については、種類によって耐用年数が大きく異なります。塗料の種類と耐用年数についてご紹介しましょう。【アクリル系塗料】耐用年数は4~7年。他の塗料に比べ、汚れやすく耐久性が低いので、あまり使用される機会はありません。【ウレタン系塗料】耐用年数は6~10年。まずまずの耐久性や施工性を備え、コストパフォーマンスに優れていますが、使われる頻度は比較的低い塗料です。【シリコン系塗料】耐用年数は8~15年。汚れや色落ちに強く、防カビ・防藻性に優れた塗料。人気が高く、屋根や外壁にも多く使用されている塗料です。【ラジカル系塗料】耐用年数は8~15年。シリコン系に並ぶコストパフォーマンスを持つ塗料です。ただ塗料の中では新しい部類に入るので、まだまだ実績が少ないのが実情。【光触媒塗料】耐用年数は10~15年。この塗料の特徴は、太陽の光や雨などの自然の力が汚れを洗ってくれる点です。「ハイドロテクト」とも呼ばれる技術で、こちらも比較的新しい塗料です。【ピュアアクリル塗料】耐用年数は12年~15年。劣化しやすいイメージのアクリル樹脂ですが、不純物を取り除いた「ピュアアクリル樹脂」なら高い耐候性と防水性、遮熱性を持つ高性能な塗料を作ることが可能。ただその分、価格も高くなってしまいます。【フッ素系塗料】耐用年数は15年~20年。高い耐久力に加え、汚れに強く光沢感があって美しい塗料なので、商業施設やビルなどにも使われています。コストは高いですが、一般の住宅にも使用される機会が多くなってきました。【遮熱系塗料】耐用年数は15年~20年。「遮熱」というだけあって、熱を反射することにより室内の快適性を高めます。環境にも優しく、自治体によっては補助を受けることが可能なので、ぜひチェックしてみてください。外壁と屋根を同時に行う際に注意すべきポイント外壁と屋根の同時塗装は費用の節約になりますが、注意すべきポイントもあります。【工期が長引く】足場の設置と撤去は一度で済みますが、塗装作業は2回分行うことになります。従って、どちらか一方の工事に比べると、工期が長引くことになることを覚えておきましょう。ただ、別々に行った場合に比べるとトータルの工期は短くなります。【どちらかが不要なこともある】外壁と屋根では、さらされている状況から耐用年数が異なることは先ほど説明しました。また、塗料によっても耐用年数は違います。以上のことから、メンテナンスが必要な時期がずれてしまうケースがあるというわけです。同時に塗装するのは、どちらかがまだ塗装するレベルではないのに塗装することになる可能性も否めません。メンテナンス時期は、慎重に決める必要があるでしょう。【業者選びに注意】同じ塗装作業とはいえ、屋根と外壁では塗装場所が異なります。業者によっては、どちらか一方が専門外ということもあり得るでしょう。そうなると、片方しか対応できないと言われることもあります。また業者の中には、手抜き工事を行う悪徳業者が存在することも残念ながら事実です。もし両方とも手抜き工事をされてしまったら目も当てられません。業者選びは慎重に行いましょう。まとめ家は家族を守り、快適な生活を送るためのものですよね。しかしどんなに丈夫な住宅でも、風雨や紫外線からのダメージを受け続けると、耐久力は落ちてきます。しっかりメンテナンスをすることが大切ですが、その分費用がかかります。どうすればお得に利用できるかを知り、賢くメンテナンスを行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁がひび割れているのを放置するのは危険です。自分で補修するにしても、業者へ依頼するにしても、早めに対策を講じることが望ましいと言えます。そんな外壁補修コーキングについて、自分でできる補修方法やポイント、費用の目安などをご紹介します。コーキング(シーリング)とは?外壁を自分で補修するときによく「コーキング」や「シーリング」といった言葉を目にしますね。そもそもこれらはどういう意味なのでしょうか。【コーキング(シーリング)の意味】コーキング(caulking)は、「詰め物をする」といった意味です。一方シーリング(sealing)には、「密閉する」や「蓋をする」といった意味があります。本来の言葉としての意味は異なりますが、工事現場においてはどちらも「隙間を埋める」や「補修する」という意味で使われます。【コーキングとシーリングの違い】DIYにおいては、基本的にどちらも同じだと捉えていて構いません。業者や商品によっては、あえて使い分けをしているところもありますが、両者の定義がひとつに決められていないのが現状です。場合によっては混乱を招く恐れもありますので、どう違うのかは気にしない方が良いでしょう。コーキング補修のDIYポイントコーキング補修は、ある程度自分でも行うことができます。それでは、コーキング補修のDIY方法をご紹介しましょう。【1:補修材を入手する】まずは、外壁のひび割れ補修に使用するコーキング材(シーリング材)を入手しましょう。これらは構造物の隙間に充填することにより、防水性や気密性を保持できるものです。コーキング材(シーリング材)は「湿気硬化型」や「反応硬化型」など、種類によってさまざまで、特性も異なります。外壁に合った補修材を見つけることが第一関門だと言えるでしょう。【2:補修部分を掃除する】補修材を手に入れたら、次はいよいよ補修作業に入ります。補修材の天敵はゴミや油分、そして水分です。まずはひび割れの部分を掃除し、埃などのゴミを取り除きましょう。油分が含まれる汚れは、アルコールやベンジンなどを含ませた布で拭き取ってください。天気が悪い日は作業ができません。よく晴れた日を狙い、作業前には補修部分がしっかり乾燥しているかどうかも確認しましょう。【3:マスキングテープを貼る】ひび割れ部分以外に補修材が広がると、見た目が汚くなってしまいます。きれいに仕上げるためには、ひび割れの両側をマスキングテープで覆いましょう。【4:補修材を充填する】隙間ができないように注意しながら、少し盛り上がる程度まで補修材を充填していきましょう。【5:ヘラで成型する】充填が終わったら、補修材を押し込むようにヘラで表面を整えます。【6:清掃する】成型が終わったらマスキングテープを剥がします。もし補修箇所以外にシーリング材が飛んでしまったら、アルコールなどを含ませた布で拭き取ってください。作業はこれで終わりです。完全に乾くまでゆっくり待ちましょう。【DIYの費用】コーキング材を打ち出すためには「コーキングガン」と呼ばれる器具が必要です。コーキングガンは安いものだと200円ほどで売っていますが、中には10,000円ほどする高価なものもあります。ヘラやマスキングテープ、コーキング材はそれぞれ1つ500円程度から入手可能です。ただし、コーキング材は1本で約3m、マスキングテープは1つで約18m分しか使用できません。補修箇所が多いと費用はかさばります。仮に補修箇所が180mだとすると、50,000円~70,000円ほどかかってしまうこともあるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較コーキング補修を業者に依頼する場合の費用と注意点DIYが可能とはいえ、作業には手間と時間がかかりますし、失敗するリスクもあります。少し高くつきますが、プロにお任せする方が確実でしょう。次は、外壁の補修を業者に依頼する場合の費用や注意点などを解説します。【業者が補修する方法】コーキング補修の方法としては、コーキング材を補修箇所に充填するだけの「打ち増し」と、既存のコーキング材を撤去してから補修を行う「打ち替え」があります。打ち増しよりも打ち替えの方が費用は高くなると考えてください。それぞれの参考単価としては、打ち増し1mでおよそ500円~900円、打ち替え1mではおよそ700円~1,200円となります。【足場費用】外壁補修作業では、足場を用意する必要があることも多いでしょう。足場の単価も業者や地域などにより異なりますが、一般的な費用は1㎡で700円~900円が目安です。【業者依頼の費用】このように業者へ依頼する場合でも、補修箇所の長さや足場の有無、補修方法などによって費用が異なります。仮に2階建てで30坪の住宅では、補修箇所は200mほどになるでしょう。この場合、打ち増しなら100,000~180,000円、打ち替えなら140,000~240,000円となり、そこへ足場の費用として120,000円~160,000円ほどプラスされます。合計すると、業者依頼の費用は220,000円~400,000円となりますね。あくまで目安ですが、参考にしてください。まとめ業者の中には無料相談を行っているところも多くあります。まずは、無料の見積もり相談を行い、じっくり検討してみましょう。場合によっては、コーキング補修と一緒に外壁塗装も兼ねた方が足場代の削減につながります。住宅の状況と予算を考慮し、どのような方法が最善かを見極めることが大切です。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日「比較的新しい住宅なのに、外壁にひび割れを発見してしまった……」なんてことはありませんか?頑張って建てた我が家に傷がつくのはとてもショックですよね。そんな外壁のひび割れにお困りの方のために、ひび割れの原因から自分でできる補修方法までをご紹介しましょう。外壁にひび割れができる6つの原因そもそも外壁にひび割れができる原因は何でしょうか。考えられる主な原因は以下の6つです。【塗膜の劣化】基本的に外壁の表面には、塗料が塗られています。その塗料を乾燥させた状態を「塗膜」と呼び、表面をコーティングして雨や紫外線から家を守っているのです。そんな塗膜は、経年によりどうしても劣化してしまうもの。劣化すると耐久性能が落ちるので、素地の膨張や収縮に耐えられなくなり、ついにはひび割れが生じてしまうのです。【不適切な塗装作業】「吹き付けタイル」と呼ばれる仕上げ材でよく見られる原因がこちらです。この仕上げ材の塗装作業工程は、下塗材・主材・上塗り材の3工程で行われますが、問題となるのが主材から上塗り材に至るまでの時間です。主材を塗った後、通常は16時間程度の間隔を開ける必要があります。しかし現場では、日程や工賃の関係から、十分に乾燥させないまま上塗り工程へと移ってしまうケースも見られます。主材が乾燥していないにもかかわらず上塗り材を塗ってしまうと、上塗り材が硬化した後に主材が硬化し、結果的に上塗り材がひび割れを起こしてしまうのです。また、モルタルなど湿式工法の外壁材は、一度に一面を仕上げなければいけませんが、途中で作業を中断すると塗り継ぎ面にひび割れが生じます。【塗料の選定ミス】外壁の塗料は、何でも良いわけではありません。例えば、弾性のある素地や塗膜の上に、硬質の上塗り材を塗ってしまうと、下地の動きに上塗り材が耐えられずひび割れてしまいます。素地との相性を考えた塗料の選定が必要なのです。【外壁材の乾燥】「モルタル」をはじめとする「湿式工法」の宿命とも言える原因がこちらです。モルタルとは、セメントと砂を水で練ったもので、広く使われている外壁の仕上げ材です。湿式工法では材料が完全に乾燥するまで一定の時間がかかることが特徴で、モルタルでおよそ2年と言われています。乾燥すると水分が蒸発し、素材は収縮するのでひび割れの原因となるのです。このようなひび割れのことを「乾燥クラック」と呼びます。【建物の構造的欠陥】柱の間に取り付ける補強部材である「筋交い」の不足など、構造的に欠陥があると、十分な耐久力を発揮できずに外壁がひび割れてしまうこともあります。【地震や地盤沈下】地震や地盤沈下が起きると、外壁に大きなエネルギーがかかりますから、これらが原因でひび割れが発生する可能性もあります。外壁塗装の費用を無料で比較外壁にひび割れができると危険?!「ひび割れができてしまうと、一体どうなるの?」と気になっている方も多いと思います。「ヘアークラック」とも呼ばれる幅0.3mm以下の小さなひび割れレベルなら、すぐにどうにかなるわけではありません。しかし、小さなひび割れでも放置していると確実にダメージは蓄積していきます。ひび割れが徐々に大きくなり、外壁内部にまで及んでしまうとさまざまな不具合が生じてしまうので注意です。もしそうなったら、何が起こるのかをご紹介しましょう。【外壁内部の腐食】ひびが外壁内部へと到達しているなら、そこから入り込んだ湿気が外壁内部を腐食させていきます。腐食が進むと内部がどんどん脆くなっていきますから、いずれ崩れ落ちてしまうでしょう。【断熱性能の低下】外壁は外の熱を遮断するという役割も担っています。外壁が劣化すると、この断熱性能の低下は免れません。そうなると、冷暖房の効きが悪くなってしまいます。【雨漏り】外壁は、雨風などから家を守るという大切な役割があるのです。しかし外壁がダメージを受けると、十分な性能を発揮できません。雨の侵入を防げなくなれば、水が住居へと入って雨漏りするようになってしまいます。【家が傾く】外壁内部の柱になっている部分にまでひび割れが進行すると、家を支えることが困難になります。家が傾いてしまう原因になる可能性があります。外壁にひび割れができた場合の対策法ひび割れを放置すると、取り返しのつかないことになりかねません。対処が遅れれば遅れるほど、修繕にかかる費用も高くなってしまいます。そうならないように、早めに対策しておくことが肝心です。ひび割れができたときに自分でできる対策をご紹介します。【応急処置として自分で補修できる】ヘアークラック程度なら自分で補修することも可能です。ホームセンターなどで市販されている「シーリング材(コーキング材)」をひび割れに充填する方法が採れます。【専門家に依頼する方が確実】自分で補修することはできますが、これはあくまで応急処置です。特に、幅1mmを超えるひび割れについては素人が手を出すと失敗しかねません。シーリング材が飛び散って外壁が汚れてしまう可能性も高いでしょう。それだけならまだ見た目の問題ですが、相性の悪いシーリング材を選定してしまったり、上手く補修できなかったりすると、状況が悪化しかねません。後々業者に依頼するときに余計な手間がかかり、工賃の方も高くなってしまう可能性だってあります。やはり、外壁の補修は基本的に専門家に依頼する方が確実です。まとめ外壁のひび割れは見た目が悪くなるばかりか、放置すると家が傾いてしまう可能性だってあります。やろうと思えば自分で応急処置はできるものの、時間も手間もかかって結構大変ですよね。比較的大きめのひび割れを発見したら、自分で判断せずプロに相談する方が無難だと言えます。大切な家を守るためにも、適切な対処を行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁塗装は内装リフォームと違って屋外で行う工事です。雨風などの天候をはじめとした「気温や湿度などの気候条件が塗装にどれくらい影響するのか?」は誰しも気になるポイントです。また、塗装に適した季節があるのなら、可能な限りスケジュールを合わせて工事を行いたいものですよね。今回は、塗装と季節の関係についてご紹介します。季節を問わず外壁塗装はいつでも出来る?!外で行う作業である以上、外壁塗装の良し悪しは職人の腕だけでなく、環境にも大きく左右されます。例えば塗料は気温が高いほど早く乾燥しますが、あまりに高温だと針でつついたような小穴(ピンホール)が生じてしまうことも。その他にも高湿度な場合は表面に水分が付着してしまったり、結露が発生したりといった不具合が起きる可能性が高くなります。人間が不愉快に感じるような極端な気候は、塗料にとってもよくない条件となると考えましょう。では、塗装に適した気温や湿度はどのくらいなのでしょうか?一般的には以下が適正範囲と言われます。・気温…10~30℃・湿度…45~80%寒冷地をはじめとした地域差はあるものの、日本の環境を考えると上記の条件を外れることはさほど多くはありません。基本的に一年中塗装工事を行うことが出来ます。塗装をやってはいけない条件も?塗装は1年中できるとはいえ、あまりに環境が悪い場合は工事を中断してスケジュールを延ばすなどの対応が必要になることもあります。【塗装作業に影響を及ぼす気候条件】・湿度…85%以上・気温…35℃以上または5℃以下近年は真夏日で35℃を超える日も少なくないため、あまりにも暑い日は工事を中断せざるを得ません。また北海道などの寒冷地で氷点下になるほどの気温の場合は、塗装工事の実施自体を避けるのが無難でしょう。さらに、以下の条件でも塗装を行うのは不適切とされています。【早朝、または夜間】昼間よりも気温が低くなり、金属部分には霜や露が付着する可能性もあるため、注意が必要になります。【強風時】風で飛散しているチリやホコリが付着しやすいだけでなく、塗料自体も飛び散ってしまいます。【降雨時】水は塗装の大敵!雨水で塗料が薄まってしまったり、塗装中の部分に雨水が触れたりするとまだら模様になってしまいます。当然乾燥させることも出来ないため、たとえ小雨であっても湿度が上昇しそうであれば塗装は延期されます。上記はあくまで塗装に関してのみ影響を与えるものなので、例えば足場を組み立てたり養生シートを張ったりなどの作業は、天候の程度によっては進められる場合もあります。外壁塗装の費用を無料で比較塗装をするのにオススメの季節は?では、いつ頃依頼をすれば工事を中断することなく、スムーズに塗装を終えられるのでしょうか。これまで見てきた条件の通り、極端な高温と低温、多湿、雨風は工事を妨げる原因になります。しかし、春夏秋冬ごとの特徴を考えると、実はどの季節にもメリットとデメリットがあり、「この季節が絶対にいい!」という時期はないことがわかるでしょう。【春】気温…ちょうど良い湿度…高い雨…多い※6月は梅雨に注意【夏】気温…暑すぎる可能性がある湿度…高い雨…少ない【秋】気温…ちょうど良い湿度…高い雨…多い※台風や長雨に注意【冬】気温…寒すぎる可能性がある湿度…低い雨…少ない日本がもともと多湿な気候であることに加え、気温が落ち着いている春や秋であっても長雨に見舞われる可能性があるため、一概にどの季節が一番良いとは言えないのが実情です。そんな中でもあえて最も塗装しやすい時期を挙げるとすれば、春の長雨が落ち着く5月頃や台風の上陸が少なくなる10月以降の晩秋~冬にかけて。逆に、真夏や真冬、梅雨など、気候が極端な季節は避けるに越したことはありません。とはいえ、塗装に適さないタイミングで依頼をしたとしても、心配しすぎることはありません。業者もできるだけ晴天の日が続く期間を選んで工期を決定し、さらに日々の天候を見ながら慎重に作業を進めます。塗装自体も一般的な戸建てであれば数日で完了するものなので、例えば「雨のせいで下塗りから何日も間が空いて、塗装に不具合が起きた」ということはほとんど無いと考えて良いでしょう。ただし、悪天候でも業者が作業を続ける場合は、後々のトラブルの原因になる可能性があります。「大丈夫かな」と思ったら業者と相談するか、塗装面の様子を注意深く観察しておくことが必要です。「工期が遅れると追加料金が発生するのでは?」と心配になるかもしれませんが、そのようなことは基本的にありません。焦らずしっかりとした塗装工事をしてもらいましょう。まとめ外壁の劣化は日を追うごとに増していくもの。「絶対にこの季節に工事したい」とスケジュールを優先したために依頼のタイミングが遅れると、劣化が進み余計な費用がかかってしまう可能性もあります。まずは塗り直しを考え始めた時点で早め早めに業者を探して現状を見てもらってから、実際の工期について相談すると良いでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日マンションの第一印象を決める外壁。塗装が色褪せていたりひび割れていたりしたら、早い段階で塗り替えをすることが入居率の維持にもつながります。とはいえ、一般住宅に比べてマンションの外壁塗装は大掛かりな工事になります。まずは手順やかかる時間、費用の相場などを知って検討してみましょう。マンションの外壁塗装の手順マンションの外壁塗装の場合であっても、基本的に一般住宅と手順に大きな違いはありません。ですが、中には階数のあるマンションならではの工法や塗装の特徴もあるので、それぞれの要点を押さえておくと安心です。【手順1】足場の組み立て塗装作業をするための足場を足場材やパイプなどで組み立てていき、マンションを覆います。マンションは高さがあるため、工事費の大半を足場代が占める場合も。必ず予算として考えておきましょう。なるべく低予算で押さえたい場合は、足場を組まずに「ブランコ作業」と呼ばれる無足場工法で塗装を行ってくれる業者もあります。ブランコ作業は建物の屋上からロープでぶら下がって作業を行うため、低コストで施工を行うことができるのが最大の特徴です。足場が組めない狭小地でも作業ができたり、スケジュールに余裕がない場合に工期を短縮できたりするメリットもあるので、まずはブランコ作業ができるかどうか業者に確認すると良いでしょう。【手順2】高圧洗浄壁にはカビやホコリ、苔、藻、水垢、そして劣化した塗膜や塗料の粉など様々な汚れが付着しているので、高圧水を利用して、外壁についた汚れを根こそぎ落とします。ここでしっかりと洗浄しておくことで、塗装時の塗膜欠落などの不具合を防ぎます。【手順3】養生塗料が外壁以外に付着しないよう、窓や付帯設備などに養生シートを取り付けて保護します。また、塗料が近隣の住宅などマンション周辺に飛び散ってしまわないように、足場とともに飛散防止シートも設置します。【手順4】下地処理・調整塗装前に外壁をならしていく作業です。器具を使って古い塗膜を落としていくだけでなく、クラック(ひび割れ)や亀裂、凹凸などの傷も改修してならしていきます。下地処理・調整がしっかり行われていないとうまく塗装ができず、失敗の原因となる場合があります。【手順5】下塗り中塗り、上塗りの塗料を下地となる壁に定着させるための塗料を塗ります。接着剤のような役割を果たすと考えると良いでしょう。この工程で塗膜をしっかり平らかにできるかどうかが、中塗り・上塗りの出来栄えを左右します。【手順6】中塗り・上塗り仕上げ用の塗料を塗っていきます。同じ塗料で中塗り1回、上塗り1回の計2回重ね塗りすることで、美しい仕上がりになります。中には1回しか塗らない業者もありますが、上塗りのみだと必ず塗りムラができてしまうので、下塗りも含めて確実に3回塗ってくれる業者を選ぶのが大切です。外壁塗装の費用を無料で比較マンションの外壁塗装はどのくらい時間がかかる?一般的な住宅の場合は7日~10日程度で完了する外壁塗装工事ですが、マンションでは、50戸未満の規模であれば2~3ヶ月程度、それ以上であれば3ヶ月以上かかることが想定されます。外壁塗装は当然屋外で行われるため、天候によっては工事が中断される場合もあります。雨や雪、台風の季節などは工期が伸びる可能性も高くなるため、考慮しておきましょう。マンションの外壁塗装にかかる費用はどれくらい?外壁塗装の費用は塗装面積と塗料のグレードによって数百万単位で大きく変動します。下記が足場代や人件費なども含めた階数別の費用目安です。・3階建て…約2,700,000円~4,100,000円・4階建て…約3,600,000円~5,400,000円・5階建て…約4,400,000円~6,600,000円・6階建て…約5,400,000円~8,200,000円・7階建て…約6,300,000円~9,400,000円複数社で相見積もりを取った時に費用に大きな差がある場合は、まず塗装面積と塗料の内容をチェックするようにしましょう。塗料のグレードは耐用年数に比例しているため、例えば最も安価なアクリル系の塗料の耐用年数は6年ほどですが、高価な光触媒塗料であれば約20年もの耐用年数を誇り、汚れもつきにくいメリットがあります。そのため、「見積もりが安かったから」という理由だけで安価な塗料を提案した業者を選んでしまうと、ものの数年で再度塗装工事を検討しなくてはならず、かえって費用がかさんでしまうことがあります。外壁塗装の塗料は大きく「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素・断熱」「光触媒」の5つに分けることができるので、それぞれの塗料の費用相場や耐用年数、メリット・デメリットを事前に学んでおけば、費用対効果の高い外壁塗装が行えるでしょう。まとめマンションの外壁塗装は実際の工事以外にも、着工前に仮設事務所やトイレの設置、関係官庁への届け出、住民への説明など、規模や条件によって様々な工程が発生します。外壁だけでなく、他の部位の修繕が必要になる場合もあるので、施工計画は入念に行って、入居者も満足する素敵な外観のマンションへと改修しましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁塗装は要望通り綺麗に塗装してもらっても、後になってから何らかの原因でひび割れや剥がれ、変色などの不具合が起きる場合があります。そんな時に頼もしいのが保証の存在です。でも、どんな不具合でも必ず対応してもらえるとは限りません。いざという時に焦らないよう、保証外になってしまう事例とともに保証の基礎知識を学んでみましょう。外壁塗装業者によって異なる保証外壁塗装の保証の種類は「自社保証」「団体・組合保証」「メーカー保証」の3つに分類できます。まずは、適用されるのがどの保証なのかを確認しましょう。【保証1】自社保証外壁塗装の業者ごとに設けられた独自の保証のこと。塗料の種類や状態によって保証年数や対応してもらえる範囲が異なるなど、内容は業者によって様々です。施工してくれた業者の保証のため、お家の外壁や塗装した内容について詳しく知っているという安心感があります。一方で、自社保証の充実をアピールしていても、実際の不具合に適用できない無意味な内容になっているケースもあるので注意が必要です。【保証2】団体・組合保証業者が加盟している団体や組合の保証制度で、第三者保証とも呼ばれます。第三者による厳正な審査を行った上で保証書が発行されるため、自社保証よりも低リスクで受けられる保証制度と言えます。【保証3】メーカー保証塗料メーカーの一部が行っている保証です。以前はメーカー保証は付かないのが一般的でしたが、現在は中には認定施工店で契約をすれば、手厚い保証を行ってくれるメーカーも存在します。外壁塗装で認められる保証の範囲とは?例えば、保証範囲となるのは以下のような内容が一般的です。・対象部分…外壁、木部、鉄部・状態…塗膜の剥がれや変色、膨れなど・保証期間…1~20年【免責によって保証される範囲は違う!】外壁塗装の保証内容に関して明確なルールや規定は設けられていないため、「A社では保証範囲となるものが、B社では無効だった…」という場合も多々あります。特に注目しなければならないのが免責事項。どんなケースだと保証してもらえないのか、あらかじめしっかり目を通しておきましょう。ほとんどの場合、天災や火災、使用者の不適切な管理による不具合などは適用外になります。変色についても、直射日光による変色は避けられないため、保証対象外となる場合多くなります。【保証期間が長すぎる場合は注意が必要】一般的に保証年数はメーカーが提示している塗料の耐用年数よりもやや短く設定されています。長くてもフッ素樹脂塗料で10年程度なので、20年~30年保証は本来謳うことができないはずです。それでも、長期保証を掲げている場合は、保証を受けられるハードルが非常に高いか、業者の存続自体が安泰でない可能性も十分考えられるので、気をつけましょう。【保証はアフターフォローと合わせて考えよう】また、保証の仕方については、定期メンテナンスに来てくれるパターンもあれば、何かあった場合だけ問い合わせするタイプまで業者によって差があります。手厚く見てもらう方が良いという場合は、定期的にメンテナンスに来てくれるアフターフォローの手厚い業者を選ぶのが良いでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装で保証外となってしまう事例【事例1】保証書がない保証書を渡さないのは悪徳業者の常套手段です。口約束のみの契約だと、いざ保証が必要になった時に「言った」「言わない」の論争になり、契約不履行にされてしまうことがあります。見積もり書や契約書をはじめ、外壁塗装工事には書面での取り交わしが欠かせません。保証に関しても、必ず証書を受け取っておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。【事例2】ひび割れ塗膜の剥がれなどは塗装業者の施工不良が原因のため、多くの業者で保証対象とされています。一方、ひび割れは台風などの自然災害でも起こる現象で、必ずしも業者の不備であると判断できないことが多く、保証対象外となってしまう場合があります。業者によってはひび割れをはじめ、剥がれ以外の状態にも対応してもらえるケースがあるので、やはり事前の確認がポイントになります。【事例3】業者が倒産してしまった保証の対応は塗装業者が行うため、会社自体がなくなってしまった場合は保証を行うことができなくなります。中には悪徳業者がわざと短期間のうちに自社を倒産させて、保証を受けられないようにする、といった事例もあります。たとえ優良な業者であっても、突然の倒産は十分ありえることです。その際、業者が団体や組合に加入していた場合は、団体・組合保証を受けられる可能性があります。悪徳業者を避ける意味合いでも、あらかじめ団体・組合保証があるかどうかを確認しておくとより安心です。まとめ保証は本来、工事をした後も安心して住むことができるように存在しているものです。「保証してもらえると思ったのにできなかった」「思っていた保証内容と違った」といったトラブルが後々になって起きないよう、わからない点はしっかりと業者に事前確認し、納得して契約するようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁塗装は内装リフォームとは違い、仕上がりだけを見ても手抜きがわかりにくい工事です。高額なため安易に塗り直しもできないからこそ、見積もり段階でしっかりと業者を見極めることが大切になります。まずは、外壁塗装の見積もりの取り方など、基礎知識から学んで備えることからはじめてみましょう。外壁塗装の見積もり手順下記は依頼先別の一般的な見積もりを依頼するときの手順例です。【自分で業者を探して見積もりを依頼する場合】1.業者を探す2.1社ごとに見積もりを依頼3.現場調査4.見積もり提出【一括見積もりサイトから依頼する場合】1一括見積もりサイトへ見積もりを依頼2.サイトのサービススタッフが業者へ連絡3.業者からお客様に現場調査日決定に関する相談を連絡4.現場調査5.見積もり提出【相談サイトなどから依頼する場合】1.相談サイトへ見積もりを依頼2.サイトのサービススタッフが外壁の状況やお客様の希望をヒアリング3.サイトのサービススタッフが業者を選定4.簡易見積もりを提出自分だけで業者を探すのは大変な場合は、まずはネット上の一括見積もりサイトなどを利用して厳選してみるのも1つの方法です。いきなり業者にコンタクトを取るのは断りにくくなりそうで不安…という場合も、無料の相談サービスなどを行っているサイトであれば、相談内容に合った業者を選んで紹介してくれます。外壁塗装の見積もりで注意すべき3つのポイント【ポイント1】必ず複数社へ見積もり依頼すること初めから業者を1社に絞ってしまうと「追加工事になってしまった」「予算を大幅にオーバーしてしまった」「手抜き工事だった」などのトラブルが発生する可能性があります。外壁塗装業者の種類は、地元の塗装業者をはじめ、リフォーム会社や工務店など多様です。業者によって提案内容も異なるので、「現場調査」と「見積もり」を通して自分の要望に添った工事をしてくれる業者をしっかり選ぶことがスムーズな外壁塗装の近道になります。現場調査で時間を取られることを考えると、3~5社程度に絞って依頼するのが適切でしょう。【ポイント2】現場調査での見方をしっかりと見ておくこと現場調査は、外壁の痛み具合はもちろん必要な塗料面積、その他に必要な修繕箇所などあらゆる点をチェックするものです。適切な見積もりを出してもらうために最も大切な要素なので、以下の点をきちんとクリアしているかどうかを確認しましょう。・工事に詳しい専門の職人が行っているか・傷やヒビ、汚れなどを細かく確認しているか・外壁以外の雨どいや室外機のホース、パイプなどの痛み具合も確認しているか現場調査を行わずに本見積もりを出す業者もありますが、よほどの理由がない限りは選ばない方が良いでしょう。【ポイント3】金額ではなく見積もり内容で判断すること実際に複数の業者から見積もりを出してもらうと、どうしても費用の安い業者に頼みたくなります。もちろん費用は大切な判断基準の1つですが、納得のいく工事をしてもらうためには、費用だけでなく下記のような総合的な内容によって判断することをオススメします。・見積もり項目は工程ごとに必要面積や単価、内訳が記載されているか・塗料などのメーカー名や商品名が記載されているか・塗装箇所が細かく記載されているか使用する塗料によっても費用は大きく変わります。「なぜその塗料なのか」「どのような見た目になるのか」しっかりと説明してもらい、吟味した上で判断をしましょう。また、家の劣化状況を正確に把握するために「調査診断書」「仕様書」をもらっておくことも大切です。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装の見積もりの失敗例初めて外壁塗装を依頼する方が陥りやすい失敗例をご紹介します。中には良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうこともあるため注意が必要です。【case1】知り合いの紹介の業者に依頼して断りづらくなる家によって必要な塗装の条件は異なるため、「知り合いの紹介だから大丈夫そう」と見積もりを依頼しても、納得のいかない内容になるケースは多々あります。知り合いの手前断りづらい状況になってしまうことがあるので、できれば避けるようにしましょう。【case2】あらかじめ予算を伝えてしまった見積もり前に最初に安すぎる予算を伝えてしまうと、予算内でできることしか提案してもらえない場合があります。まずは要望を伝えて適切な提案をしてもらい、そこから改めて予算を相談するのが妥当です。【case3】工事費を大幅に値切ってしまう相見積もりを取ると、当然「A社とB社ではA社の方が安い」という状況が出てきます。かと言って、家電購入時に値切り交渉をするような感覚でB社に「A社と同じくらい安くしてほしい」と頼むと、B社にとっての相場以下で工事をお願いすることになるので、注意が必要です。優良業者であればあるほど値切ることができる部分は少なくなるので、人件費を削ったり工期を短縮したり、工程ごとの細かな部分で手抜き工事を行ってしまうなど、トラブルを招く可能性が高くなってしまいます。値段交渉をしたい場合は、見積もり内の必要のない部分を業者に確認しながら行いましょう。まとめ外壁は家の外観を決める最も大きな要素となる部分です。外壁塗装は安くはない買い物です。だからこそ、納得のいく予算と内容で工事してもらいたいものです。そのためには、事前に知識を学んでおくことも大切。見積もりは無料でできるので、学んだ知識と照らし合わせながら、ある程度時間をかけてもじっくりと吟味したいものですね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日外壁塗料の中でも最高クラスのフッ素塗料は、その抜群の耐候性から航空宇宙機器や、大型建築物に用いられている他、一般家庭でも普及してきています。そこで、今回は気になるフッ素塗料の特徴と、知っておくべきデメリット、使う際の注意点についてご紹介します。フッ素塗料の特徴・メリット【抜群の耐候性】フッ素塗料は、どのメーカーでも外壁塗料の最高クラスに位置づけている塗料です。その特徴は、長期間にわたって美観を保つことができる抜群の耐候性にあります。馴染み深いところでは、フライパンのフッ素加工がありますが、焦げ付かずお手入れも簡単なフライパンのフッ素加工と同じように、フッ素塗料による塗膜は紫外線や風雨の影響を防ぐ機能を持っているのです。耐用年数は約15~20年と長いことから、ビルやマンション、立体駐車場や橋脚といった大型の建築物に用いられています。その性能の高さは航空宇宙機器に使われているほどです。【熱や紫外線に強く、耐摩耗性に優れている】フッ素塗料は分子同士が強く結合する性質を持ち、塗装が外壁に密着してはがれにくいのが特徴です。このため、太陽光の熱や紫外線の影響から壁面素材を守り、劣化を防ぎます。また耐摩耗性にも優れており、塗装面の光沢を長期にわたって保持することができるのも大きな特徴です。光沢の減少率を比較すると、5年でアクリルやウレタン塗料がおよそ20%、シリコン塗料は10年で20%ほどの減少であるのに対し、フッ素塗料は20年で減少率が約10%と、優れた対摩耗性を備えています。【防汚染性が高い】外壁塗装で気になるのが雨染みによる汚れですが、フッ素塗料は親水性も高く、塗膜に汚れが付きにくくなっています。雨や水洗いで簡単に汚れが落ち、美しい外観を保つことができるのもフッ素塗料の大きな特徴です。塗装面を清潔に保ちやすいため、カビ・藻が付きにくいというメリットもあります。外壁塗装でフッ素塗料を使うデメリット【高機能であるだけに価格も高い】フッ素塗料は優れた機能を持つだけに、他の塗料に比べて価格が高いのが難点です。1平米当たりの平均的な価格を比較すると、最も安いアクリル塗料が約1,000円~1,200円、ウレタン塗料が約1,800~2,000円、シリコン塗料が約2,500~3,500円であるのに対し、フッ素塗料は約3,500~4,500円となっています。高品質ですが一般家庭で行う外壁塗装用には、なかなか手が出しにくいというのが現状です。【ツヤなしのフッ素塗料がない】分子同士の密着度が高いフッ素塗料は、光沢感のある仕上がりが特徴です。このツヤがフッ素塗料の親水性という特徴を生みだしています。ツヤのない落ち着いた外壁を好む方には向かない塗料です。【建物自体の劣化に弱い】高度な耐久性を持つフッ素塗料ですが、建物本体の劣化の影響を受けやすいというデメリットがあります。フッ素塗料は塗装面が非常に硬いことで耐候性や耐摩耗性を実現している一方、壁面本体にヒビ割れや水漏れなどが生じると、塗装面にヒビが入りやすくなります。本体の補修が必要な場合は、きちんと行ってから塗らないと、折角のフッ素塗装が台なしになる可能性もあるため、注意しましょう。外壁塗装の費用を無料で比較一般家庭の外壁塗装でフッ素塗料を使う際の注意点高性能ですが高価なフッ素塗料は、一般家庭には少し高価すぎるイメージがありますが、15年以上という耐候性や耐摩耗性を考えると、メンテナンスコストを抑えることも可能です。一般家庭用の外壁塗装ではどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?【フッ素の含有量を確認しよう】フッ素塗料の中にどの程度のフッ素が含まれているかは、塗料によって異なります。含有量の規定もなく、一般人にはまだ馴染みがないのをいいことに、フッ素の成分が低い物を高価に売りつけるようないわゆる悪徳業者も存在します。もともと高価な塗料でもありますから、フッ素の含有量や、フッ素塗料についての分かりやすい説明を求め、製品のカタログサンプルなどを見せてもらうことで、価格に見合った性能の塗料を選ぶようにしましょう。【フッ素の塗装には腕のいい職人さんを】フッ素塗料を使った外壁塗装では、下処理や下塗りの処置が大変重要です。また塗り替えの場合には、もとの下地の塗料によっても対応が異なります。高度な機能を発揮するには、専門的で丁寧な仕事をしてもらえる職人さんに依頼しなければなりません。フッ素塗料の施工には、信頼できる腕のいい職人さんにお願いしましょう。まとめ樹脂塗料の中で最高レベルの耐久性を持つフッ素塗料は、耐摩耗性や、防汚染性などの機能的なメリットが多く、信頼性の高い塗料です。長期的なメンテナンスサイクルを実現できるため、一般家庭の屋根などを中心に需要も少しずつ広まっています。しかし、塗装する本体の劣化の影響を受けやすいため、施工には下地や補修点検などの塗装業者の入念なチェックも必要であることを覚えておきましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日シリコン塗料は外壁塗装で最もスタンダードな塗料です。その理由は、機能・性能面の品質の良さに加えて、コストパフォーマンスにも優れたシリコン塗料の特徴にあります。一方、デメリットや使う際の注意点も見逃せません。そこで、平均的な1平米当たりの価格も含めて、知っておきたい外壁塗装のシリコン塗料についてご紹介します。外壁塗装ではシリコン塗料が一般的外壁塗装の塗料は、大きく分けて「アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素」の4種類があります。一般的な品質のランクは「アクリル塗料<ウレタン塗料<シリコン塗料<フッ素塗料」の順となっており、値段もランクが高いほど高額になります。この中で最も広く使われているのが上から2番目のランクにあるシリコン塗料です。人気の理由は何といっても機能と価格のバランスの良さにあります。【シリコン塗料は高水準の耐候機能】外壁に用いた場合の耐久年数を比較すると、アクリル塗料が4~7年、ウレタン塗料が6~10年であるのに対し、シリコン塗料は8~15年。高機能のフッ素塗料は15~20年と、高価格のフッ素塗料に次ぐ耐候性をもつのが特徴です。また、セラミック配合や、低汚染機能などの付加機能が充実しているものが多いのもシリコン塗料の特徴です。汚れにくく美観が保ちやすいため、塗り直しの費用が軽減されるという点もシリコン塗料が広く支持される理由となっています。【コストパフォーマンスは随一!】シリコン塗料は性能でいえばフッ素塗料にかないませんが、外壁塗料としては十分な高性能を誇りながら、手ごろな価格であることも大きな魅力です。シリコン塗料の1平米当たりの平均的な相場価格は、2,500~3,500円ほどです。フッ素塗料だと1平米当たり3,500~4,500円ほどになりますから、塗装面が広くなる外壁で機能に見合った価格となると、シリコン塗料は最も機能とコストのバランスのいい塗料だといえるでしょう。外壁塗装でシリコン塗料を使うデメリット【塗装の用途・希望によっては割高に】広く普及しているシリコン塗料ですが、デメリットもあります。まず価格面では、アクリル塗料やウレタン塗料に比べて高くなります。1平米当たりのおおよその相場は、最も安いアクリル塗料が1,000~1,200円程、ウレタン塗料がおよそ1,800~2,000円ですから、価格的には割高になります。ただ、長期的なメンテナンスの頻度を考えると、耐久年数から塗り替え頻度が少なくて済むシリコン素材の方が割安になります。店舗などで、耐久年数に関わらず、定期的な塗り替えを予定している場合は、塗り替えの頻度や用途の希望に合った塗料を選びましょう。【塗料の種類や特徴によって機能に差がある】シリコン塗料は、「水性/油性」「1液型/2液型」があり、それぞれ塗料の性質や耐用年数が異なります。価格も内容によって異なるため、シリコン塗装を行う際に、目的に合う塗料を事前に確認しておく必要があります。・水性塗料:水を溶剤とする塗料・油性塗料:シンナーなどを溶剤とする塗料・1液型:塗料液のみ・2液型:塗料液に硬化剤を加えたもの油性と水性では油性の方が耐久性が高く、価格は油分の配合率によって高くなります。硬化剤を使うと塗膜が硬く頑丈になり、紫外線にも強いです。油性・水性塗料それぞれに1液/2液があり、特徴や価格が異なりますから、選ぶときにそれぞれの特徴や価格を専門業者とよく相談して選びましょう。【扱いづらい塗料のためDIYには向かない】シリコン塗料は、顔料が沈殿しにくい低粘土の塗料です。このため、塗装に使う際にはその都度よく混ぜる必要があります。また、ウレタン塗料に比べて塗膜が硬いため塗装壁に付きにくい塗料でもあります。きちんと付着させるためには、適切な下塗りの技術も必要ですから、DIYでの塗装にはあまり向いていません。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装でシリコン塗料を使う際の注意点シリコン塗料にはさまざまな種類があり、性能も高品質な優良塗料ですが、「シリコンだから大丈夫!」と過信しすぎるのは危険です。気をつけたいのはメーカーによって耐久年数などの機能や、硬度など塗料の性能が違う点です。これは塗料に含まれるシリコンの含有率の違いで生じてきます。シリコン塗料は、アクリルをベースにしてシリコンを加えて作るのですが、含まれるシリコン含有率の規定はないのが現状です。余りにも安い価格のシリコン塗料の場合はもちろん、標準的な価格のものでも「水性、油性、1液、2液」といった塗料の種類や、シリコンの含有率をよく確認する必要があります。水性シリコンの2液型などでは、ものによってはウレタン塗料の方が性能が高い場合もあるため、価格と特徴に加えて、その塗料が自分のイメージに合うかどうかを塗装業者と相談することも大切です。壁ごとに塗ったサンプル見本などもありますから、塗装前に確認しておくこともおすすめします。まとめシリコン塗料は、高品質な機能・性能に加えてコストパフォーマンスに優れていますが、含まれるシリコンの量が規定されていないため、メーカーによって品質にさまざまな違いがあります。シリコンという名前や価格だけでなく、塗料の内容や外壁塗装の仕上がりイメージに合うかどうかをよく検討して、納得できるシリコン塗料を選びましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日自宅の外壁塗装を検討する際、業者選びや費用相場など知りたい情報はいろいろあると思います。その中でも注意しなければならないのが、「外壁塗装トラブル」です。ここでは、事前にトラブルを回避するため、具体的な事例と対処法をご紹介します。外壁塗装中に車などに塗料が飛ぶ危険性外壁塗装で多く見られるトラブルの1つが、駐車している車などに塗料が付着するケース。しっかり養生シートを設置しても、思わぬところから塗料が飛散して汚れることがあります。【事例】自家用車、他者の車に塗料が付着風の影響で養生シートの隙間から塗料が車に付着することがあります。自家用車、近所の車、有料駐車場の車に付着してトラブルに発展するケースがあります。【対策法】予防策1つと対処策4つ塗料が飛散しそうなものは避難させます。車も移動した方が安心です。動かせないものは、業者に車専用の養生シートをかぶせてもらい、気になる場所は自分でブルーシートにマスキングテープを貼って隙間がなくなるよう工夫しましょう。万が一塗料が付着したら、早めの対処が大切です。「剥離剤を使う」、「削る」、「高圧洗浄を使う」、「請負業者賠償責任保険を適用する」ことで対処します。剥離剤は素材や用途によってさまざまな種類があるため、業者に依頼するか小さい範囲なら自分で行うことも可能です。木部を分解除去するタイプ、ウレタン除去用中性タイプ、建築塗装の剥離用の中性厚膜タイプなどがあります。サンダーで塗料を削り落とす方法もあります。多少傷ついてもよい場合にしか使えませんが、目の細かいものがおすすめです。塗料が乾く前なら、高圧洗浄も有効ですが、傷つく可能性があります。他者に何らかの被害が及んだ場合に補償する「請負業者賠償責任保険」も有効です。強風で保護フェンスが倒れたり、足場が崩れて隣の家屋を壊したりした場合にも適用できます。一番気をつけたいご近所トラブル外壁塗装でご近所トラブルになるケースはとても多いです。工事後も付き合いがあるため、事前にトラブル回避し、迷惑をかけた場合は事態が悪化する前に対処しましょう。【事例】騒音、塗料のニオイ、足場の問題トラックの出入りや足場の組立・解体、電動工具を使った作業では音が出ます。特に足場を組む際は半日~1日かかるため、トラブルになりやすいです。塗料のシンナーのニオイがトラブルになることもあります。窓を開ける機会が増える季節は要注意です。隣家との距離が近い場合、足場が敷地内に入る、建物の一部に触れて破損させるなどのトラブルも起きます。【対策法】外壁塗装工事前にご近所へあいさつを工事前に近隣へあいさつを済ませておくとトラブルを未然に防げます。あいさつで伝えておくべき内容は、主に以下の5つになります。・業者の名前、住所、連絡先・自分の名前、住所、連絡先・工事の期間と時間帯・外壁塗装の工事内容・車や従業員の出入がある旨あいさつは、直接会ってするのが基本。チラシ投函だけだと、見ずに捨てられる可能性があります。あいさつが重なると迷惑をかけるため、業者がするか、自分がするかも事前に打ち合わせておきましょう。あいさつの範囲は一般的には両隣、向こう3軒、裏3軒の計8軒。粗品は、洗剤、タオルなど500円~1,000円を目安に、最低でも7~3日前まで行いましょう。そのとき、お願い事も伝えます。飛散防止シートをかけさせてもらう、一時的に洗濯物が外に干せなくなるなど、ご迷惑をかけることへのお詫びをしておきます。外壁塗装の費用を無料で比較施工業者とのやりとりでトラブル【事例と対策法1】イメージしていた色と違うイメージと実際の色が違うと感じるトラブルがありますが、試し塗りでミスマッチを防げます。ベニヤ板に使用する塗料を塗り、乾燥させて太陽の下や日陰でチェックすると、リアルな色が分かります。【事例と対策法2】塗り残し、ムラがある工事完了後に塗り残しやムラに気付くことがあります。素人だと見分けるのが難しいですが、塗り作業の間に乾燥時間が入るため、何回塗ったか記録しておくとよいでしょう。「下塗り→乾燥→中塗り→乾燥→上塗り→乾燥」という工程を覚えておくと役立ちます。【事例と対策法3】費用トラブル追加費用を請求されるトラブルは多いです。安い金額だったものが最終的に多額の追加請求をされる事例があります。契約後に追加工事が発生することはなく、必要な場合は追加工事前に必ず相談されます。無断で行った場合は、支払拒否できるため、はっきり断りましょう。業者とのトラブルに対処するには、足場解体前に仕上がりチェックし、余計な費用をかけないようにすることが大切ですが、自力で解決できないケースは多いです。その場合は、以下の対策法を検討しましょう。まず、トラブル発生後に保証事業の塗装保証制度を利用する方法があります。主な団体は次の3つです。・建築産業専門団体連合会「長期性能保証制度」・日本塗装工業会「ペインテナンス」・全国マスチック事業協同組合連合会「長期性能保証」また、以下のような公的機関を利用する手もあります。・住宅リフォーム・紛争処理支援センター・国民生活センター・弁護士まとめ外壁塗装で生じやすいトラブルの事例と対策方法をお伝えしてきました。不測のトラブルを避けるためには、外壁塗装の知識を身につけるとともに信頼できる業者を選ぶことが大切です。正しく、有益な情報・知識を身に着けて、満足の行く外壁塗装を行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日外壁塗装に失敗してしまう例は多く、どうすれば成功するか分からない方もいらっしゃるでしょう。今回は、何に気をつければ外壁塗装に失敗せず済むかについて、そのポイントをご紹介していきます。これから外壁塗装をする予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。外壁塗装で失敗しやすい理由・タイミングを間違える劣化が進行する前に外壁塗装をすれば費用を抑えられますが、一気にリフォームしようと外壁の劣化がひどくなってしまってからリフォームを行い、予算オーバーする失敗例は多いです。外壁塗装のベストタイミングを知っておけば、失敗を防げます。タイミングを見極めるポイントは、光沢低下、チョーキング、塗膜の浮き、塗膜の剥離、外壁基材の露出、外壁基材の劣化の6つです。外壁の近くを通って白い粉が服に付着するチョーク現象が分かりやすい塗膜劣化のサイン。兆候があったら、外壁塗装の準備を始めましょう。・値段の安さだけで業者を選ぶ訪問業者の言い値を信用して契約し、追加費用を請求され、最終的に高い費用を支払う失敗例です。営業マンが親切で人柄が良かったとしても、実際に工事をするのは塗装職人。その点を理解していないと失敗します。金額の安さは魅力的ですが、単に値段だけで決めてしまうことは失敗するリスクを高めてしまいます。外壁塗装で失敗しないようにするには、優良業者かを確認し、少し高値になったとしても安心できる工事を選びましょう。・自分でDIYするDIYで外壁塗装をして失敗する例は多いです。外壁塗装はヒビ割れなどの傷みがある場合、修繕したうえで塗装する必要があります。塗装も、ムラができたり剥がれてしまったりしやすく難しい作業です。外壁塗装を失敗しないためには、プロに任せることをおすすめします。外壁塗装業者が多すぎる!と困ったら選んだ業者が悪徳業者でトラブルになることを防ぐため、きちんと見極めることが大切です。業者の良し悪しを見極めるポイントは、大きく分けて4つあります。【ポイント1】営業担当の信頼性施工するのは職人ですが、やりとりは営業担当者が行います。信頼できるかどうかは、いくつかの質問をして判断しましょう。・施工職人について・塗装が持つ期間・塗装の工法・保証内容・過去の施工実績などこのような質問に回答してくれる営業担当者なら安心ですが、誤魔化したり即答できなかったりしたら、怪しんだ方がいいかもしれません。【ポイント2】有資格者の有無「塗装技能士」や「建設業の許可票」などは必須ではありませんが、持っていれば技能や経験値があると判断できます。【ポイント3】保険や保証内容外壁塗装業者が保険や保証にしっかり加入しているかを確認しておくと安心です。優良業者は必ずリスク管理しているため加入しています。業者のHPで確認しましょう。【ポイント4】見積と相場の比較外壁塗装の正確な相場を知るのは難しいですが、複数の業者へ相見積をとれば大体の相場価格が分かります。見積依頼で、極端に相場より安い場合、怪しいと思った方がよいでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較素人でも外壁塗装工事がうまくいくよう見極めるには?外壁塗装の素人でも、工事が順調かそうでないかを見極める簡単な方法があります。3つのポイントを押さえて失敗を未然に防ぎましょう。【ポイント1】外壁塗装の流れを把握する工事の流れを把握しておけば、疑問が生じたときに現場で質問できます。外壁塗装の一般的な流れは以下のとおりです。1日目:工事着工前のあいさつ、足場工事とシートの設置2日目:高圧洗浄3~4日目:乾燥5日目:下地調整、養生、外壁塗装6日目:外壁下塗7日目:外壁中塗8日目:外壁上塗、付帯部塗装9日目:点検および手直し10日目:片付け依頼した業者が10日間より短い工事期間で計画している場合は危険です。丁寧な仕事をすれば最短でも10日間はかかります。外壁塗装の工程、期間に注意すれば外壁塗装に失敗しないはずです。【ポイント2】見積内訳を詳しく説明してもらう業者へ外壁塗装の見積依頼をすると、費用の内訳を見せてもらうことができます。サービス内容の詳細を必ずチェックしましょう。金額しか載せていない、内訳説明がない業者は、悪徳である可能性があります。一般的に内訳として記載されている内容には、大別すると以下のような項目があります。・営業経費・人件費・塗料、養生資材費・足場費用など平均的な費用の割合比率は、営業経費と人件費が約30%ずつ。塗料・養生資材費、足場費用が約20%ずつです。【ポイント3】しつこいくらい現場をチェック外壁塗装を業者に任せっきりにすると、手抜き工事を見抜けません。何度も現場に足を運べば、業者側も気を抜かず作業してくれます。工程表をもらい、進捗状況も尋ねましょう。作業のズレがないか確認します。休憩中や作業終わりのタイミングなら、嫌な顔をされることも少ないです。現場確認する時間帯は明るい昼間が理想的。休憩時間にじっくり眺めて、写真撮影しておく手も有効です。まとめ知識が不足していると、失敗を招く原因にもなります。今回ご紹介した外壁塗装を依頼する際の注意点を参考にしながら、信頼できる外壁塗装業者を選んで依頼してみてください。正しく、有益な情報・知識を身に着けて、満足の行く外壁塗装を行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日外装塗装の工事を依頼したことがある方は、まず見積もりの金額にびっくりしたかもしれません。確かに値引きをしてもらいたいのは山々ですが、あまり無理を言うのも作業に支障が出るかも……など、不安に思ってしまうかもしれませんね。しかし、外壁塗装の塗り直しで補助金を受給できるケースがあることをご存じでしょうか。補助金制度を知っておけば、思ったよりお得に外壁の塗り替えができることがあります。さっそく外壁工事の補助金について、チェックしてみましょう。外壁塗装の補助金を受けられる地域は?外壁塗装の工事で補助金を受けられるかどうかは、お住まいの都道府県や市区町村など自治体によって異なります。中には、補助金制度を実施していない自治体もありますので気をつけましょう。ここでは、平成29年度に外壁塗装にかかわる補助金制度が導入されている自治体の一部を例としてご紹介します。【東京都世田谷区の場合】工事内容:外壁などの断熱を目的とした改修(外壁・屋根・天井・床のリフォーム)補助金額:工事経費の10%および最大20万円まで【京都市の場合】工事内容:外壁面の遮熱工事(遮熱塗装)補助金額:施工面積50㎡以上の場合、工事一式につき30,000円/施工面積25㎡以上50㎡未満の場合、工事一式につき15,000円【福岡県田川市の場合】工事内容:耐久性能改修工事(屋根・外壁の塗装、壁や床、天井などの改修)補助金額:工事費(税抜)の10分の1相当(1,000円未満切り捨て)【山形県山形市の場合】工事内容:総額5万円以上の工事で、外壁・軒天井の塗装および修繕工事補助金額:工事に要する経費(消費税込み)の50%(最大20万円・1,000円未満は切り捨て)ちなみに、補助金対象となる工事が断熱・遮熱に関するものとされている場合は、外壁を塗り替える塗料が断熱性能を高めるものであることが条件となるケースもあります。いずれにせよ、工事の概要や評価基準などによって補助金受給の対象や可否は異なってきます。詳しくは、お住まいの自治体のWebサイトや広報誌を参照のうえ詳細を調べてみてください。外壁塗装の費用を無料で比較補助金を受けられる条件とは?ここでは、外壁塗装工事で補助金を受給できる主な条件についてご紹介します。【条件その1:省エネリフォームをする人】住宅のリフォームで、補助金が受給できる優遇制度は主に3種類となります。1.耐震リフォーム2.バリアフリーリフォーム3.省エネリフォーム以上となりますが、外壁塗装に関係がある工事といえば「省エネリフォーム」でしょう。省エネリフォームに関する補助金は、該当する自治体に居住しており省エネルギーを目的とした住宅の改修を行った際に受給できます。省エネリフォームとは、主に一般断熱改修工事・太陽光発電設備設置工事などを指しています。【条件その2:税金をきちんと納付している人】市県民税、保険、年金などを滞納している方は、補助金を受けることはできません。補助金にもこれまでに収納した税金が充てられているわけですから、当然のことといえます。【条件その3:申請者が自ら所有し、居住する住宅であること】工事を行う住宅の所在する自治体に住民登録があり、本人所有で普段から暮らしている住宅でなければ申請が行えません。【条件その4:過去に同一の補助金を受けていないこと】補助金の2重取りはできません。複数の工事を行った場合に、そのうち1つが断熱工事だったため補助金対象となり受給の申請を行ったとします。その場合、別の工事が同じく補助金の対象であったとしても受給申請はできません。補助金を受ける場合の注意点とは?ここでは、外壁塗装の工事で補助金を受給する際に注意するポイントをご紹介します。【1.工事に取り掛かる前に、自治体に申請を!】事後であっても承認してくれる自治体があるかもしれませんが、大抵の場合は工事を行う前に申請が必要になります。着工前といっても外壁塗装の工事そのものに限らず、事前の架設工事(足場工事等)を始めてしまっていれば対象外とされてしまうケースもあります。あるいは、工事の契約日が市町村からの交付決定通知書の記載よりも前の日付であれば、対象外になるところもあります。申請が少し遅れただけで補助金を受給できなくなるケースも少なくありませんから、手続きはなるべく早めに行いましょう。【2.施工業者が決められている場合も】どこの施工業者や工務店に依頼しても受給対象となる自治体はもちろんありますが、補助金制度への申請を行っていない業者の工事は補助金制度対象外になる自治体もあります。また業者ごとに補助金の枠が決められていて、その上限を上回った場合には補助金の受給対象外になってしまうこともあります。その場合は、申請を済ませてから対象となる施工業者や工務店への依頼を検討しても良いでしょう。【3.申請期間が限られている場合も】自治体によっては、補助金の受給申請期間を「平成○年○月○日から平成△年△月△日まで」と定めている場合があります。また、申請期間内であっても定められた予算を超えた場合には受付を終了することもあり得ます。気づいたら申請期間が終了していたということもありますから、外壁塗装の塗り替えを検討し始めた時点ですぐ自治体に確認しましょう。まとめ同じような補助金制度であっても、適用される条件や申請の時期・方法、必要書類など、各自治体によってまったく異なる場合もあります。お住まいの地域に関する情報収集が肝心ですね。また、補助金制度は毎年のように改訂されています。これまではなかった補助金制度が新たに設けられていることもありますから、日々のチェックも忘れずに。外壁塗装は大きな工事ですから、お得になる制度があるならぜひ積極的に活用してみると良いでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日新築で家を建てて10年くらい経つと、外壁や屋根が傷んできます。壁の色が剥げてきた、目地が割れてきたなどということも出てくるかもしれません。家の見栄えをよくするだけでなく、耐久性を高め、家の寿命を延ばすためにも外壁塗装は欠かすことができません。外壁塗装を検討するにあたって、まず気になるのは費用でしょう。そこで、ここでは30坪の家を外壁塗装した場合の相場について、ご説明します。30坪の家の広さはどれくらい?人が1人住むのに必要な広さは、およそ9畳といわれています。1坪は約2畳ですので、30坪の家というのは約60畳の広さとなり、これは6人家族が住むことのできる広さということになります。不動産の広告などを見ると、多くの注文住宅がおよそ30坪の間取りで建てられています。6畳の部屋が3つ、リビング、ダイニング、キッチン、お風呂、トイレ...と必要な部屋をそろえると、だいたい30坪になることが分かります。各々の部屋の大きさについては、住む人のライフスタイルによって変わってきますが、間取りで考えると一般的に3LDKから5LDKくらいの家になると考えれば分かりやすいのではないでしょうか。30坪の家の外壁塗装にかかる費用の相場は?いざ外壁塗装をしようということになると、まず、業者に見積を依頼することになるでしょう。外壁塗装の費用は「塗料のグレード×塗装面積×足場の設置料、職人の工費、諸経費」で決められます。業者で見積をとると、多くの場合、まず塗装面積で金額が算出されます。家の外壁面積を計算する場合、家の各階の床面積の合計である「延べ床面積」がわかればだいたいの値が算出できます。平均的な一戸建ての家の場合、延べ床面積×1.2(係数1.1~1.4で計算する場合が多い)で外壁面積が算出できます。窓の大きさやバルコニーの有無など、家の形状によってはこの値から前後しますので、詳しくは専門の業者に確認するとよいでしょう。平均的な30坪の家の場合、外壁は150㎡、屋根は80㎡くらいになります。この面積で計算すると、かかる費用はおよそ700,000~1,000,000円になります。塗料をシリコン製のものにするのか、フッ素塗料のものにするのか、または断熱性能があるものにするのかなどで単価が変わってきますので、それに伴い合計金額は変わってきます。また、ヒビ割れや剥がれなど、壁や屋根の劣化が激しい場合は下地の補修作業に手間がかかるため、見積金額は上がります。さらに、屋根の葺き替えや外壁の張り替えが必要なほど痛んでいる場合は、外壁塗装だけでなく、リフォーム業者が入ることになりますので、金額は大幅にアップします。高級塗料を使い、何度も重ね塗りをする場合にも値段が上がります。塗料の代金のほかに、作業の足場の設置代金や、塗料の飛散防止のためのシートの代金が必ずかかります。隣家との距離の問題で、足場を組むのが難しい場合には、足場設置の料金が上がる場合もあります。また、多くの業者では足場の設置を外注していますので、この作業を自前でできる業者を見つけることができれば、この費用は安くあげることができるでしょう。いずれにしても、妥当な金額で工事をしてもらうためには、外壁塗装をする場合には複数の業者から見積を取るようにするのがよいといえるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較坪の外壁塗装で、気を付けるべきポイント外壁塗装の費用は、一般的な戸建てで1,000,000円前後と決して安いものではありません。高額な費用をかけておこなう以上、その価格に見合った仕上がりを望むのは言うまでもありません。では、実際に行う上で気を付けるべきポイントはどのようなところになるでしょうか。【塗料について】費用を安くしたいという理由だけで、単価の安いアクリルやウレタンといった塗料を選択することは避けたほうがいいかもしれません。これらのような単価の安い塗料は耐久性が低く、最近ではほとんどの業者が使っていないのが現状です。ならば、単価の高い塗料であれば安心かといえばそうとも限りません。たとえば、冷暖房の効率を高める機能のある塗料もありますし、セルフクリーニング機能があり、付いた汚れを太陽と雨を利用して清掃なしできれいにしてしまう性質の塗料といったものもあるのです。また、塗料によっては耐用年数に10年ほどの差が出てきます。塗料を選ぶ際には、値段だけでなく、自分の家が抱える課題に応じた性能を持った塗料や、耐用年数を考えて選ぶことが大切になります。【塗装業者について】「そろそろ家の外壁を塗り直さなくては」と思う時に限って、どこから聞きつけたか「外壁塗装をしませんか」という訪問営業がやってくるものです。その営業の人が優良な塗装会社の人であれば問題はありませんが、大幅値引きをうたった訪問業者が来る場合が少なからずあります。これらの業者では塗装を外注しているため、中間費用の分だけ価格も高く設定されています。外壁塗装をする場合には、訪問業者に作業を依頼することは避けたほうがよいでしょう。必ず複数業者から見積を取り、適正な価格で請け負ってくれる信頼できる業者を選びましょう。最近では、インターネットで一括見積を申し込むことができます。ご自宅の外壁塗装を検討する場合には、それらのサービスを利用するなどして複数の業者から見積をとることが大前提でしょう。まとめこの記事では、平均的な30坪の家の外壁塗装について見てきました。新築で購入した家も、10年、15年と経つと外壁を塗りなおす必要が出てきます。見た目を美しく保つためだけでなく、お気に入りの家を長持ちさせ、快適に住み続けるためにも、自分の家にとって最適な外壁塗装を選ぶようにしてくださいね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日一軒家にお住まいの方なら、「外壁塗装」をやり直すタイミングが必ずやってきます。しかし、いざ業者に工事を依頼しようと思っても依頼の仕方が分からないし、費用がいくらかかるかも見当がつかない…などとお悩みではありませんか?そこで今回は20坪の一戸建てを例にとり、外壁塗装にかかる費用の相場について紹介していきます。20坪の広さはどれくらい?「1坪」は、おおむね3.3㎡で計算されます。そのため、20坪の場合は3.3×20坪=66㎡と考えるとよいでしょう。といっても、66㎡がどのくらいの広さなのかすぐ見当がつく人は珍しいかと思います。そこで、畳の面積から坪数を割り出す方法があります。「中京間」という畳をご存じですか?東海地方などでよく利用されています。中京間は、1畳が1.6562㎡となりますから、2畳分を1坪の広さと考えることができます。したがって、中京間40畳分で20坪、という計算ができます。少し想像しやすくなったのではないでしょうか。ただし、畳には他の種類もいくつかあります。中京間以外の畳の面積は、以下の通りです。・江戸間…約1.54㎡・京間…約1.82㎡・団地間…約1.44㎡中京間と同様に、20坪の面積をこれらの畳で換算すると以下のようになります。・江戸間…43畳分・京間…37畳分・団地間…46畳分あくまで目安ですが、ある程度は分かりやすくなったのではないでしょうか。20坪の住宅の外壁を塗装する工事費用の相場は?一般的な20坪の一戸建てにおける外壁面積は「延床面積×3.3×1.2」の式で求められます。20坪の住宅の外壁面積をこの式で算出すると、「20(坪)×3.3×1.2=79.2㎡」となります。これで大体の面積が分かりましたから、次は工事の工程ごとにかかる費用の目安をご紹介します。なおここでは、いま最もポピュラーな外壁塗料といわれる「シリコン塗料」を用いたケースで計算しています。【足場工事の費用】・足場の設置作業作業者の安全を守るため、高い所での作業時に設置します。作業する人の怪我や事故を防ぐためにも、必須の装備です。費用:1㎡あたり800円×79.2㎡=63,360円・塗料飛散防止ネットの設置塗料が周囲に飛散することを防ぐ目的で、建物全体に設置されます。費用:1㎡あたり180円×79.2㎡=14,256円・養生作業工具や金物などが、万一外部へ飛び出すと大変危険ですし、塗料や埃が飛散すればトラブルを招くかもしれません。それらの事態を防ぐため、足場を設置するときは一緒に養生シートも張ることが一般的です。費用:1㎡あたり500円×79.2㎡=39,600円【外装塗装工事】・下地調整塗装をより密着させるために、下地処理を行います。具体的には、元の塗装や汚れなどを綺麗に落とす作業を指します。外装塗装工事の中でも、最も大事な工程の1つといえます。ここを中途半端にすると、新しい塗装をしても不具合が出やすくなってしまいます。まず、高圧の洗浄水で外壁に付着した汚れ・埃・カビなどを洗い流す「高圧洗浄」を行います。費用の目安は以下の通りです。費用:1㎡あたり250円×79.2㎡=19,800円・ケレンヤスリや電気工具を使用し、雨戸など鉄部の汚れやサビ・古い塗膜を落とし、塗装面を滑らかにする作業です。ここには、表面をわざと傷つけて塗料の密着を高める「目粗し」という作業も含まれています。サビの程度がひどい場合は、費用も上がることが一般的です。費用:1㎡あたり1,200円×79.2㎡=95,040円・下塗り下地処理を終えた後、最初に塗料を塗る作業です。後で塗る塗料をしっかり密着させる役割があります。この上から塗る「中塗り」と「上塗り」の出来栄えは、この下塗りがしっかりされているかどうかに左右されるといってもよいでしょう。費用:1㎡あたり600円×79.2㎡=47,520円・中塗り・上塗り下塗り作業後、乾燥させた状態で色塗装を上から塗る、仕上げの作業です。刷毛やローラーを用いて、ムラや凸凹のない状態に仕上げます。費用:1㎡あたり3,500円×79.2㎡=277,200円・廃棄物処理・ゴミ処理、雑費費用:一式で約20,000円総工程の合計:576,776円外壁塗装にかかる金額の目安を、20坪の住宅を例に算出してみました。ここではシリコン塗料を使った場合で計算しましたが、塗料の種類はさまざまです。他の塗料でも総工程でかかる費用の合計について、目安の金額をご紹介します。・アクリル塗装…400,000円・ウレタン塗装…480,000円・シリコン塗装…600,000円・フッ素塗装…760,000円・断熱塗装…8,000,000円遮熱や防汚などの機能が付加された塗料は価格が高いため、塗装費用も比較的高額になることが分かります。外壁塗装の費用を無料で比較見積書で気をつけるべきポイント【1.塗装の工程は3度塗りになっていますか?】下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りは、美しい仕上がりに欠かせない大切な工程です。たとえ費用が安くても、見積の段階でこれらの工程を省略している業者さんは避けた方が無難でしょう。【2.ケレンは工程に入っていますか?】ケレンは手作業で行うため、時間短縮や人員削減のために作業を省いてしまう業者さんも残念ですがあります。しかし古い塗装を綺麗に落とさなければ、上から新しい塗装を塗ってもきちんと定着せずすぐ剥がれてしまう危険があります。見積書に、ケレンの工程が含まれていることを必ず確認しましょう。【3.塗装面積のチェックを忘れずに】外壁面積は、「延床面積×3.3×1.2」の式から求められます。ご自分でも計算し、見積書に記載してある面積と合っているか確かめましょう。業者によって坪数などの計算の違いもあるため、必ず一致するとは限りませんが、大体の数字は合っているはずです。自分で計算した面積で算出した金額よりも、大幅に高い金額を提示してくる業者さんもいないとは限りませんから、言い値を鵜呑みにせずご自分でも確認しましょう。【4.塗装箇所はきちんと書かれていますか?】見積書には書いていなかったのに、いざ工事が始まると塗装箇所を勝手にどんどん追加された結果高額な請求をされるような事態を避けるため、ご自分の家の部位と照らし合わせて見積書を必ずチェックしてください。他の業者にも見積依頼をして、何社か見比べてみると違いがわかりやすいでしょう。ちなみに、このケースでは外壁面積に統一して費用の計算をしましたが、業者からの見積書では、足場と外壁の面積が一致するケースはめったにありません。実際には、足場の面積より外壁面積の方が大きくなりますから、今回ご紹介した相場はあくまで目安として参考にしてください。まとめこの記事では、20坪の住宅を例にとって外壁塗装の工事にかかる費用の相場をご紹介しました。外壁を塗り替えるには塗装する作業に限らず、足場の設置や塗料の飛散防止作業も必要となりますから、それらの費用も考慮しておくことが大切です。1度塗装すれば何年、何十年と維持していかなければなりませんから、ご予算も含めて納得のいく工事となるよう、しっかり計画を立てましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日「外壁の塗装を塗り替えたい。でも金額はどのくらいかかるの?」「見積をとってみたけど、これが一般的な相場なのかどうか分からない。本当に頼んでしまっていい?」など、ご自宅の外壁塗装についてお悩みをお持ちではありませんか?外壁塗装は、それなりにお金がかかるもの。費用の相場が分かっていないと、予定を立てることも難しくなりがちです。そこで今回は、一般的な住宅2階建ての場合での、坪数別にかかる外壁塗装費用の目安についてご紹介します。まず「坪数」とは何かを知っておこう不動産の営業マンと話しているときなどによく耳にするのが「坪」という単位です。住宅関連のチラシや広告などでも「坪」はよく使われています。坪数とは、「坪」を単位としてはかった、土地や建物などの面積のことで、建築面積のことを「建坪」と呼ぶ場合もあります。1坪は、約3.30578㎡(平方メートル)と言われています。不動産業界ではもっとざっくりと、「3.3㎡」で換算されることも多くなります。どちらの寸法で計算しているか不明な場合は、不動産屋さんに問い合わせてみるとよいでしょう。大体の目安としては、・1坪=約3.3㎡(3.30578㎡)・1㎡=約0.3坪(0.3025坪)となります。よく「畳2畳分が1坪の大きさ」と言われていますが、これは「1畳=1.6562㎡」の「中京間」という畳を基準とした寸法になります。中京間のちょうど2畳分が、1坪の大きさとなるのです。とはいっても、地域によって畳の種類が異なることもあります。当然寸法も変わってきますから、自宅の畳が中京間でなければあまり参考にならない場合もあるでしょう。外壁塗装の坪数別にかかる費用の相場は?ひとくちに外壁塗装といっても、用いる塗料の種類はさまざまです。塗料の選択によって、塗装にかかる費用も左右されてきます。まずは、住宅の外壁塗装に用いられる代表的な塗料の種類をみていきましょう。・アクリル塗料…価格が安い。色つやがいい。耐用年数は数年。・ウレタン塗料…樹脂が柔らかいため、密着度が高い。色の種類が豊富。耐用年数は6~10年。・シリコン塗料…近年人気が高まっている塗料。光沢感があり、色あせしにくい。汚れが付着しにくく、お手入れも簡単。透湿性によって湿気を通すため、塗装が剥がれるのを防ぎ、建物内部の結露も防ぐ。カビや藻に強い。効果耐用年数は8~15年。・フッ素塗料…汚れが落ちやすく、カビや藻に強い。太陽光や紫外線に強い。防水性にも優れている。耐用年数は12~15年。・断熱塗料…熱を伝わりにくくするので、夏は涼しく、冬は暖かい。耐用年数は15~20年。次は以下に、塗料の種類によって異なる外壁塗装にかかる費用の目安を外壁の坪数ごとにご紹介します。【25坪の場合】アクリル…約500,000円ウレタン…約600,000円シリコン…約750,000円フッ素…約950,000円断熱…約1,000,000円【30坪の場合】アクリル…約600,000円ウレタン…約750,000円シリコン…約900,000円フッ素…約1,200,000円断熱…約1,300,000円【35坪の場合】アクリル…約700,000円ウレタン…約850,000円シリコン…約1050,000円フッ素…約1,300,000円断熱…約1,400,000円【45坪の場合】アクリル…約900,000円ウレタン…約1,100,000円シリコン…約1,350,000円フッ素…約1,700,000円断熱…約1,800,000円上記の価格は外壁塗装作業の他、足場の設置・洗浄・養生などの費用も含んだ金額となっています。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装の予算を検討する際のポイント【1.家の形状に注意!】正方形の家もあれば長方形の家もありますし、壁面の一部に凹んだ箇所がある家もあります。家の形状は1軒1軒異なるものですから、建坪が同じであっても外周の塗装面積には当然違いが出てくるでしょう。また、1階建てと2階建てなど、家の階層によっても塗装面積が異なります。この場合、階層が多くなればかかる費用も高くなると考えましょう。単純に「塗装面積が広くなるほど、かかる金額は高くなる」と考えれば分かりやすいでしょう。【2.複数の業者から見積をとるのがおすすめ】「どこの塗装業者に依頼するか迷ってしまう」「見積で具体的に何を聞けばいいのか分からない」このようなお悩みをお持ちであれば、複数の業者に一括見積を依頼すると業者選択がしやすくなります。見積の詳細を見比べれば、作業内容や金額の違いが一目瞭然です。「ある業者は塗料のメーカー名を記載しているけれど、別の業者は記載していない」「塗料の缶数を明記している業者もあれば、記載していない業者もある」「この業者は下地調整に関する記載があるけれど、もう一方の業者は記載していない」などなど…。このように、詳細が記載された見積書があれば気づきにくい部分にも気づくことができ、業者に実際に相談する際にも具体的な質問がしやすくなります。質問する前に具体的な項目を書き出してまとめておけば、聞き逃しもなく安心でしょう。疑問に思ったところはどんどん事前に問い合わせておけば安心ですし、各業者さんの対応の良し悪しもそのとき確かめられます。【3.アフターサービスや保証は必ず確認を】多くの施工業者では、施工完了後にもアフターサービスを設けているものです。年ごとに状態を点検してくれるなど、さまざまなアフターサービスがありますので、施工を依頼する前にそれらも必ず確認しておきましょう。保証が付いている場合も、業者さんによってその期間や内容はさまざまです。塗料の種類によっても保証の内容が異なる場合がありますので、あらかじめ確かめておくことが大切です。きちんとした保証が付いていれば、「塗ったばかりなのに塗装が剥がれてきた」などのトラブルが発生しても、追加費用がかからずに済みます。安いからとサービス体制が整っていない業者へ工事を依頼してしまい、施工後トラブルになったり余計に費用がかかったりするケースも少なくありません。費用とサービスのバランスを見極め、施工業者は慎重に検討しましょう。まとめご自宅の外壁が傷んでいれば、安く早く直したいと考えるものです。でも、家とはこの先何年、何十年と付き合っていかなければなりません。早計な判断で後悔を招くことがないよう、慎重に計画を立てましょう。特に塗装にかかる予算は、ご家族のライフスタイルとよく照らし合わせて考えることが大切です。塗料の種類や見積の内容、保証内容などを考慮しながら、納得のいく選択ができるまでじっくり検討してください。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日外壁塗装は家の寿命を左右する大切なもの。しっかりとメンテナンスを行わなければ外壁がひび割れ、家はどんどん劣化してしまいます。実は外壁塗装には耐用年数が決められており、選ぶ塗料や外壁の材質によって塗装するタイミングが異なります。そこで今回は、外壁塗装の耐用年数や塗料による違い、塗替えするタイミングなどについてご紹介します。外壁塗装の耐用年数とは?耐用年数とは、「建物や機器などが使用に耐える年数」のこと。法律ではさまざまな建物や機器に法定耐用年数が設定されていますが、塗料の場合は設定されていません。外壁塗装の耐用年数は、各メーカーが発表している塗料の耐用年数を目安にすることになります。外壁塗装の耐用年数は短くて3年~4年、長くて10年~20年とされています。耐用年数を把握していなければ適切な塗替えを行えず、外壁はどんどんダメージを受けてしまいます。ダメージが深刻化してしまうと当然リフォーム代金も高額になってしまうため、耐用年数はしっかりと把握しておく必要があるのです。外壁塗装の耐用年数は塗料によって大まかに決まっているため、まずは各塗料の耐用年数を知ることで目安にできます。塗料による耐用年数の違い外壁塗装において主に使用されている塗料は、「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」の4種類。また、最近では「ラジカル」や「光触媒」、「遮熱塗料」なども使用されています。塗料の種類ごとの耐用年数と特徴は、以下の通りです。・アクリル系塗料耐用年数は4年~7年と比較的に短め。透明で変色しにくく軽量ですが、他の塗料に比べると汚れやすく、耐久性が高いとはいえません。しかし、コストパフォーマンスに優れているため、家の模様替えなどで頻繁に外壁塗装をしたいという方にはおすすめです。・ウレタン系塗料耐用年数は6年~10年と中間的。安定した耐久性と優れたコストパフォーマンスが特徴です。汚れや色あせに強いだけでなく施工性にも優れており、バランス力は◎!・シリコン系塗料耐用年数は8年~15年と比較的長め。耐久性があり、住宅の屋根や外壁の塗替えで最も多く使用されています。汚れや色落ちに強く、防カビ性・防藻性に優れているのが特徴です。・フッ素系塗料耐用年数は15年~20年と長め。耐久性はトップクラスで、主に商業施設や高層ビルなどで使用されています。変色や変形が起こりにくい他、光沢感があり汚れにくいため外観をきれいなまま保てるのが特徴です。しかし、コストパフォーマンスが低いことから住宅の外壁塗装ではあまり使用されていません。・ピュアアクリル塗料耐用年数は12年~15年と長め。防水性に優れており、耐久性は抜群です。一方で値段が高価なため、塗装面積によってはコストがかかることも。また冬場は乾燥しにくいことから、工期が長期化する可能性があります。・ラジカル系塗料耐用年数は8年~15年と比較的長め。2015年に発売された新しい塗料であり、優れた耐久性が特徴です。・光触媒塗料耐用年数は10年~15年と長め。耐久性に定評があり、雨や太陽光といった自然の力できれいに保つ効果があります。工事のコストがかかる一方、外壁のメンテナンス力に優れているため注目されています。・遮熱系塗料耐用年数は15~20年と長め。トップクラスの耐久性を誇り、熱を反射する効果があることから室内環境を快適に保ちます。省エネやエコなど環境問題にも配慮された、次世代の塗料です。なお、自治体によっては補助が受けられることもあります。これらの塗料の耐用年数は、メーカーによっても異なります。各メーカーが発表している塗料の耐用年数は新築時の塗装を想定して決められているため、10年~20年後の外壁塗装工事での耐用年数とズレが生じると理解しておくことが大切です。これらの耐用年数はあくまでも目安として覚えておきましょう。外壁塗装の費用を無料で比較塗替えをするタイミングはいつがいい?雨風にさらされた外壁は、毎日劣化を繰り返しています。そのため、目に見えてわからなくても数年から十数年経過すればダメージが表面化し、耐久性や美観を損ねてしまうかもしれません。こうした問題を未然に防ぐためにも、定期的に塗替えを行う必要があります。新築の家は10年が塗替えの目安だとされていますが、それより早めに塗替えの検討をするのがおすすめです。実は、家は建てたばかりだと温度や湿度、気圧などのさまざまな影響により少しずつ変形してしまいます。これにより、外壁にひび割れが起こる可能性が高いのです。建築時には耐用年数が短くて安い塗料を使うケースが多いのですが、これは早期のひび割れの可能性を考慮しているため。家の変形が安定してから次に良質な塗料で外壁塗装を行う、という流れが一般的なのです。塗替えを行ったことがある家なら、10年ごとに行うのが一般的です。しかし、前に使用した塗料の耐用年数や業者の技術、天候にも左右されるため、外壁の色が褪せてきたなどのサインを目安にしましょう。なお、近年では耐久性の長さをアピールする悪徳業者もいるとのこと。仮に、「私たちの塗料なら30年は保てます」などとセールスする業者がいたら注意しましょう。耐久性に優れた塗料が多数開発されてはいますが、法的に最も長いとされている耐用年数は20年。これもしっかりと覚えておくことをおすすめします。まとめ外壁を長持ちさせるには、塗装の耐用年数を知って適切なタイミングで塗替えを行うことが大切です。また、どの種類の塗料を使うのか、そもそも塗料が住宅の建材にあっているのかなどさまざまな点から比較することも外壁の長期間保護につながります。外壁塗装をお考えの方はもちろん、これから住宅を建てるという方もぜひ参考にしてみてください。外壁塗装を成功させて、長く快適に住める我が家にしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日「最初はキラキラ輝いていた一軒家も、いつしか外壁の劣化が目立つようになってきた」。そう感じてきたら、外壁塗装を検討する時期です。外壁の劣化を抑制・防止できる他、耐久性や防水性を高めたり、きれいな外観を取り戻したりすることができます。そこで今回は、一軒家における外壁塗装の相場から施工のタイミングや注意点についてご紹介します。これらのポイントを押さえて、家をより長持ちさせましょう。一軒家の外壁塗装の相場一軒家における外壁塗装の相場は一概にいくらと算出することはできず、使用する塗料や建坪などによって大きく異なります。例えば15坪~30坪の一軒家の場合、一般的に広く使用されているシリコン系塗料で外壁塗装すると約30万~50万円。遮熱効果と防汚効果に優れた光触媒塗料を使用した場合は、約30万~80万円となります。使用する塗料の質が高くなればなるほど、その分外壁塗装にかかる費用も高くなるのです。そのため、各塗料の特徴と費用をきちんと把握し、自身の一軒家に合っているものを選ぶことが大切です。坪数で比較するとどうなるでしょうか。46坪~60坪の一軒家の場合、シリコン系塗料だと約80万~110万円、フッ素系塗料だと約100万~130万円、光触媒塗料だと約100万~150万円となります。15坪~30坪の一軒家の相場と比較すると、同じ塗料でも費用が高くなったことがわかります。つまり、建坪の大きさと外壁塗装にかかる費用は比例関係にあるということ。そのため、外壁塗装の相場を確認する際は、まず自身の一軒家の建坪を明確にすることが大切です。上述した相場はあくまでも目安です。施工を依頼する業者によっては、相場の半額以下で外壁塗装を行える場合もあります。ただ、費用があまりにも安い場合は施工の質があまり期待できないこともあります。業者を選ぶ際は数カ所比較して、費用や施工技術、施工期間、保証などすべてにおいて納得できるところを選ぶようにしましょう。外壁塗装を行うタイミング外壁塗装のタイミングを見極めるポイントはさまざま。以下にて、代表的なポイントを2つご紹介します。1つ目は「築年数」です。新築時に使用されている外壁材の防水性能は5年~7年で衰えてしまうことが多いため、この時期になったら一度診断してみるのがおすすめ。適切な時期に外壁塗装を行うことで、防水性能を復活させられる他、色あせや汚れ・劣化などを修復し、雨風や紫外線からの保護機能を高めることができます。2つ目は「外壁の劣化」。築年数が10年もたたないうちに劣化が目立ってきた場合は、そのときに外壁塗装を施すことが大切です。例えば、外壁の色褪せや触ったときに粉が手につく「チョーキング」は、塗膜劣化が始まっているサイン。見栄えをよくするためにも、そしてこれ以上劣化を進行させないためにも、気がついたらすぐにメンテナンスを行うことが大切です。この他、塗膜やシーリング材の膨れ・剥離も注意すべき劣化のひとつ。進行すると、雨水が侵入したりクラック(ひび割れ)を起こしたりする可能性があります。こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、外壁の劣化が目立ってきたら早急に外壁塗装を施すよう心掛けましょう。外壁塗装を行うタイミングを把握しておけば最適な時期に施工を始めることができ、一軒家を長持ちさせられます。一軒家の外壁塗装をお考えの方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。外壁塗装の費用を無料で比較一軒家の外壁塗装で注意すべき3つのこと外壁塗装を行うにあたり、注意すべきポイントがいくつかあります。以下では、特に押さえてほしい3つのポイントを解説します。1.保証内容を必ず確認する外壁塗装が完了した後、すぐに塗膜が剥がれたり、サビが目立ったりする可能性があるのも外壁塗装の特徴。施工が完了したら終わりではなく、何らかのトラブルが起こることを想定して業者と保証を結ぶことが大切です。ただ、場合によっては保証を適用して修繕をお願いしたいタイミングで連絡が取れなかったり、不具合そのものが保証対象じゃなかったりすることも。そのため、保証を結ぶ際は必ず内容が書かれた書面を受け取り、かつ納得のいく説明してもらうようにしましょう。2.塗装工事の期間は14日を目安に考える一軒家の場合、外壁塗装にかかる期間は10日程度が最短。ただし、天候の悪化や自身・施工業者の都合により予定がずれることが想定されるため、14日を目安にしておくのをおすすめします。3.ご近所への同行挨拶を必ず行う外壁塗装を行うにあたり、ご近所さんの協力は必要不可欠です。「足場の音が気になる」「業者の車が道を塞いでいる」など、外壁塗装がきっかけでご近所付き合いにヒビが入ってしまうことのないよう、業者と一緒に挨拶へ出向く“同行挨拶”を必ず行いましょう。どの程度の騒音が出るか、埃が飛ぶことはあるかなど外壁塗装の説明をしっかりと行い、必ずご近所さんの理解を得ることが大切です。まとめ一軒家の外壁塗装の相場は、自身の一軒家の建坪を明確にし、希望の塗料を選択することで大まかに計算することができます。最適なタイミングで外壁塗装を行うには、築年数や外壁の劣化具合を考慮することが大切です。保証や工事期間、ご近所への同好挨拶などの注意点も把握して外壁塗装を効率よく進め、一軒家の耐久性・美しさをよみがえらせましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日年月による劣化で外壁にヒビ割れが生じてしまったり、雨水の影響で色褪せてしまったり。このような悩みは「外壁塗装」で解決できます。外壁塗装とは、外観の美しさや安全性を高めるのに有効な方法のひとつ。塗装を行えば、経年劣化が進行した建物でも新築のような真新しさを感じられます。今回は、外壁塗装のメリットとデメリット、塗装が必要となる劣化のサインについてご紹介します。外壁塗装をするメリット4つ建物を長持ちさせる方法として非常に有効な外壁塗装。具体的なメリットとしてあげられるのが、以下の4つです。・建物の耐久性が高くなる最大のメリットは、建物の耐久性が増すことです。直射日光や雨水の影響で建物が劣化していくと、やがて内部の木材や鉄骨にまで悪影響が及びます。内部が劣化すると、建物の耐久性は徐々に低下。しかし外壁塗装により外観をコーティングすれば、内部の劣化を防ぐことができるのです。使用する塗料にはさまざまな種類があり、中でもフッ素系やシリコン系は耐久性に優れています。・外観が美しくなる色褪せや剥がれなどで劣化した外壁に塗装を行うと、新築時のような美しさを取り戻すことができます。また、元の色と違う色の塗料を選べば簡単にイメージチェンジできるのもメリットのひとつです。・建物の防水性が高くなる撥水性の高い塗料で仕上げることで、建物の内部への雨水の侵入を防げます。雨水や湿気は、建物を傷める主な原因のひとつ。内部の老朽化が進む前に、外壁塗装で防水性を高めておきましょう。・遮音効果・断熱効果が得られる塗料の中には、遮音効果や断熱効果などの特殊効果を持つものがあります。これらを利用すれば、外部からの騒音を効果的にシャットアウトしたり直射日光による室内の温度上昇を抑制できたりといったメリットが得られます。外部との温度差を軽減させることは、節電にも有効です。このように、外壁塗装にはさまざまなメリットがあります。塗装するかどうかを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。外壁塗装のデメリットは、ない!サービスを利用するときに重視すべきポイントのひとつが“デメリット”ですが、外壁塗装には特にデメリットはありません。塗装後は数年の間隔で塗り替えが必要になり、そのたびに費用が発生するものの、劣化した建物を保護するためには必要ともいえる方法です。塗装しないことで劣化が進み大規模なリフォームが必要になると、より多額の費用が発生してしまいます。あらかじめ各業者の相場を確認し計画を立てておき、トータルで発生する費用の削減に努めましょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装をやるかやらないか判断はどうする?外観の美しさと建物の機能性を高めるには、定期的な外壁塗装がカギとなります。しかし、ベストな塗装のタイミングを見極めるのはなかなか難しいもの。「気付いたら建物の状態が悪化していた」「リフォームを一緒に行ったため予定より費用が高くなった」とならないよう、外壁の劣化のサインを把握しておくことが大切です。・色褪せ外壁の色褪せは、劣化の初期段階にみられるサイン。主に直射日光の影響を受けて起こるもので、「他の部分と比べて色がくすんできた」と感じた場合は早めにメンテナンスを行うことが望ましいといえます。・チョーキング劣化が進むと、チョーキング現象がみられるようになります。チョーキング現象とは、外壁に触れたときに手に塗料の粉が付いてしまう状態のこと。直射日光や雨水の影響による塗料の劣化が原因です。・塗膜の剥離さらに劣化が進むと、外壁の塗膜に剥離が発生します。剥離を放置していると雨水が内部へ侵入しやすくなり、建物の耐久性を下げてしまう恐れが。原因は直射日光や雨水と考えられており、塗膜の剥離を発見したら早急にメンテナンスを行う必要があります。また、剥離を起こす一歩手前の“塗膜の膨れ”にも要注意です。・ヒビ割れ外壁のヒビ割れは、劣化の中でもかなり重度のサイン。やがてカビの発生や建物の耐久性の低下を招いてしまうため、こちらも早急なメンテナンスが必要です。・シーリング材の剥離シーリング材の剥離も、重度な劣化のサインのひとつ。シーリングは窓のサッシ周りや外壁の接合部に施されるもので、建物の防水性や気密性を高める働きを担っています。劣化することで建物の機能性が低下する他、内部に雨水が侵入しやすくなります。これらの中でも、塗膜・シーリング材の剥離やヒビ割れは劣化がかなり進んだサイン。劣化が進む前に外壁塗装を行えば、塗料に含まれる耐久効果などの性能が効率よく発揮される他、密着度も高まり仕上がりが美しくなります。定期的に建物の外観をチェックし、早めのメンテナンスを心掛けましょう。いつまでも快適な我が家をキープするために建物の機能性が高まるのに加え、外観の審美性も高まる外壁塗装。大切な我が家で快適に暮らしていくためには、定期的に施工を行うことが大切です。費用対効果が高く、長期的に考えると建物のリフォームを行うよりも安く済みます。外壁塗装を行うタイミングとしては、外壁の色褪せを目安にしましょう。色褪せは劣化のサインの中でも進行度が低く、外壁の状態がよければ塗料の効果も発揮しやすくなるため結果的に費用の抑制にもつながります。定期的な外壁塗装で、大切な我が家を長持ちさせましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月28日建物の外壁は、家を雨や風、紫外線などから守ってくれるという役目がありますが、時間が経つにつれて少しずつ傷んでしまいます。少しでも建物を長持ちさせるためにも、外壁のメンテナンスは欠かせません。万が一、メンテナンスを怠ってしまうと、建物の寿命を縮めてしまうことも考えられます。そうは言っても、「いつメンテナンスを行えばいいか分からない」「方法は何があるの?」と、疑問に思う人もいるでしょう。ここでは、外壁のメンテナンスのタイミングや、やり方について紹介したいと思います。外壁のメンテナンスを行う必要性とは?外壁のメンテナンスを行う理由は、主に以下の2点が挙げられます1:家の美観を保つ2:建物の寿命を延ばす建物は、新築した時から10年も経つと、どうしても紫外線や雨風の影響で外壁の汚れが目立つようになり、徐々に色も褪せてしまいます。しかし、外壁を塗り替えることで、建てたばかりのような鮮やかさを取り戻すことができます。思い切って色を変えてしまえば、イメージチェンジを図ることも可能です。また、外壁塗膜が劣化してくると防水性が弱くなってしまい、外壁が雨水や湿気を吸収しやすくなるので傷みが進む原因になります。ここまでくると外壁を塗り替えるだけでは解決せず、外壁自体を張り替える必要が出てきます。外壁のメンテナンスは、経年劣化による傷みを修繕するだけではありません。エアコンの利用を減らすために断熱性をアップする、地震対策のため耐震性を上げるというように、時代のニーズに合わせた機能を付けることもできるのです。外壁塗装の費用を無料で比較外壁のメンテナンスを行うタイミングとチェックポイント外壁のメンテナンスは、どのタイミングで行うと良いのでしょうか。一般的には、以下のタイミングでメンテナンスを行うと良いとされています。1:外壁の寿命が来た2:外壁にひびやめくれが発生した3:雨漏りしている4:汚れやシミが目立つこのような状況でメンテナンスを行わないと、家の美観が損なわれたり、雨水が入り込んで柱や壁が腐食して強度が下がったりするなどのトラブルにつながる可能性が高まります。メンテナンスのタイミングを見誤らないためにも、自身で家の状態を確認しておくと良いでしょう。以下に、チェックポイントをまとめました。【外壁チェックポイント】・外壁が色褪せてくすんでいる……紫外線により、外壁の塗膜が劣化しています。・壁に手を擦り付けると粉がつく……塗料の劣化が原因で、「チョーキング」という現象が起きています。・壁と壁のつなぎ目を押してみる……弾力性が落ちているようであれば、防水性が弱まっている可能性があります。・苔や藻が付いている……外壁が汚れる原因の大半は、増殖してしまった苔や藻です。・ひび割れや塗装のはがれがある……この状態で放置してしまうと外壁の劣化が速くなり、塗装だけでは間に合わず、大掛かりな補修が必要になります。壁材の種類ごとのチェックポイントもまとめました。【外壁がモルタルの場合】・外壁のひびが黒ずんでいる・小さな割れが増えた・壁を触ると手が白くなる窓周辺も見落とさずにチェックするのがポイントです。【外壁がサイディングの場合】・ボードをつなぐコーキング目地が割れている・ボードを留めている釘付近が割れている・継ぎ目部分が反ってしまい、隙間ができているサイディングは、ボードの目地の割れだけでなく、塗装の劣化も注意して見ましょう。【木部の場合】・板のつなぎ目に隙間がある・塗装がはがれている・腐食している場所がある木材は腐食が進むと強度が弱くなるので、塗膜が剥がれている、艶がなくなるといった状態を見つけたら、早めにメンテナンスを行いましょう。外壁のメンテナンスをするときのポイント外壁の状態をチェックして劣化が進んでいると判断したら、メンテナンスを行いましょう。メンテナンスには、自分でできるものと業者に依頼した方が良いものがあります。費用を抑える目的でセルフメンテナンスをした場合、不十分な仕上がりになってしまうこともあるので注意が必要です。無理せず、業者に依頼した方が、結果的に予算を抑えられることもあります。自分でメンテナンスをするなら、雨上がりに汚れを水で流す、先に述べたような外壁のチェックを日常的に行うことをおすすめします。DIYが得意な人なら、ホームセンターなどで塗料を購入して外壁塗装に挑戦するのも良いでしょう。その際は、いきなり塗料を塗るのではなく、きちんと下地処理を行うことがポイントです。セルフチェックだけでなく、定期的に業者のメンテナンスを受けることも大事です。プロの目で見てもらうことで、自分では気づかないような不具合を見つけてくれることもあります。ダメージが小さいうちに補修できれば予算も安く済むので、こまめに業者のメンテナンスを受けてくださいね。まとめせっかく家を建てても、外壁の劣化を放置したことが原因で建物の寿命を縮めてしまっては、もったいないですよね。普段から外壁をチェックして定期的にメンテナンスを行っておけば、きれいな状態を保てますし、何より安心・安全です。快適な暮らしを送るためにも、外壁のメンテナンスをしっかりと行うようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月27日塗料の種類や手法によって耐用年数は異なりますが、外壁の劣化は経年によって必ずやってくるものです。外壁の塗り替えを検討して業者に見積をとってみると「ケレン」という単語を初めて目にし「何のこと?」と思う方もいらっしゃると思います。しかし、外壁塗装においてはこの「ケレン」がとても大事な工程なのです。この作業をきちんと行うか否かで、塗装の仕上がりがだんぜん違ってくるからです。ここでは「ケレン」の作業の特徴や、かかる費用のおおまかな目安についてご紹介していきます。ケレン作業の内容と、その目的は?ケレン作業とは外壁・屋根など、住居の木や金属部分の汚れ・サビを落とす作業のことです。外壁塗装を行うにあたり、ケレン作業を省略するということはあり得ません。以下、ケレン作業を行うことによる住宅への良い影響をご紹介します。【1.外壁塗装の密着を強める】塗装の最も外側の層は「塗膜」と呼ばれ、塗装の表面を保護する機能を持っています。ケレン作業をすることにより、あらかじめ古い塗膜の汚れを綺麗に落としておかなければ、新しい塗料の塗膜がうまく定着しません。その上から無理に塗ったとしても、剥がれやすくなってしまいます。ケレンで汚れを除去しておけば、新しい塗料がしっかり定着して剥がれにくくなり、塗装の寿命を長くしてくれるのです。【2.外壁塗装の仕上がりを美しくしてくれる】外壁は長年、雨、風、紫外線などにさらされて、傷んだり汚れたりしてしまいます。ある程度の劣化や汚れは仕方ないことですが、新たに塗り直すとなれば汚れやサビをしっかり落としておく必要があります。特に木造住宅の場合は、剥がれや毛羽立ちが発生していることが多くなります。それらをそのままにして、上から新しい塗料を塗り重ねることは禁物です。新しい塗膜が元の塗装の毛羽立ちなどを引っ張ってしまい、結局剥がれる原因になってしまいます。新しく塗装を塗り直す前には必ずケレンで表面の凸凹を平らにならすことで、外壁塗装の出来栄えがより美しく丈夫になります。ケレン作業の種類と、かかる平均費用ここでは、ケレン作業のいくつかの方法と、それらにかかる大体の平均費用をご紹介します。【1種ケレン作業】「ブラスト工法」とも呼ばれ、白けい砂、銅粒、銅砕粒などの研削材を空気による圧力などを利用して吹き付けることで、サビを落として表面を綺麗にする作業です。あるいは「化学処理工法」により、化学薬品でサビや異物等を除去する方法もあります。しかし、1種ケレン作業には化学物質を用いることや粉塵や騒音の発生が避けられないという欠点もあります。また、この作業は主として塗装する表面の腐食や劣化が激しい場合に行われます。文化財や古民家などを除く一般の住宅では、この作業が必要な状況にまでなれば部材そのものを交換するケースが多くなります。・平均費用…部材そのものを交換するので、作業内容によって費用は異なる【2種ケレン作業】塗装する箇所にサビや腐食が比較的大きく発生している際に行われる作業です。(主に発サビ面積が全体の30パーセント以上である場合)1種と同じ作業のように感じられますが、2種では化学物質を使用しない点が1種と異なります。ワイヤーホイル、ディスクサンダー、パワーブラシ、ニューマチックハンマーなどの電動工具や、ハンマー、スクレーパーなどの手工具を用いて、入念に表面のサビと古い塗膜を取り除きます。主に、鉄骨構造の建物を対象とした作業となります。・平均費用…1㎡あたり約1,400~2,500円【3種ケレン作業】私たちが暮らす、一般的な住宅の外壁に使われる最もポピュラーな作業が3種ケレンです。1種や2種とは異なり、電動工具などを用いた大掛かりな作業は行いません。部分的なサビや剥がれ、劣化した古い塗膜部分などを、ワイヤーブラシ、スクレーパー、やすりなどの手工具を用いて落としていきます。劣化していない元の塗膜は剥がさず、あえて残しておくケースが一般的です。・平均費用…1㎡あたり約500~1,500円【4種ケレン作業】元の塗装面にサビや汚れがほとんどない場合に行われます。ワイヤーブラシ、ほうき、サンドペーパーなどで表面を磨いて綺麗に整えます。もしサビなどがほとんどなければ、表面を洗浄するだけで完了する場合もあります。・平均費用…1㎡あたり約200~500円外壁塗装の費用を無料で比較ケレン作業をするタイミングの目安は?明らかに外壁が大きく傷んでもう手が付けられない場合は、1種ケレン作業が必要になります。外壁そのものを交換するとなれば、費用もかなり高額になることが予想できます。費用だけで判断するなら4種ケレンが安上がりに思えますが、劣化していない塗装をわざわざ塗り直そうと考えることはあまりないでしょう。劣化の有無にかかわらず、どうしても外壁を塗り替える事情があればその限りではないでしょうが、通常はある程度塗装に傷みが感じられた時点で塗り替えを検討するはずです。古い塗装の状態を見て、3種ケレン作業が必要と思われる段階までには塗り直しを検討することがおすすめです。目で見てそろそろ劣化が分かってきたという程度の状態になったら、新しい塗装に塗り替えることを考えると良いでしょう。壁塗装の劣化を判断する目安としては、以下の状態が挙げられます。【チョーキング】外壁に白いチョーク状の粉がついているように見える状態です。防水性が損なわれるぐらい塗装が劣化していて、指で触れば粉が付着しますから簡単にわかります。【クラック】ひび割れた状態を指し、チョーキングと同様に防水性が損なわれるほど塗装が劣化しています。小さなひび割れ1つでも雨漏りなどの原因になりますから、放置すると建物自体の深刻なダメージにつながってしまいます。【カビ・コケ・藻】壁面のカビやコケなどは、湿度が高く風通しや日当たりの良くない場所に発生しやすくなります。発生すると外壁塗装は劣化して変色が見られるようになり、防水性も低下してしまいます。【剥がれ】外壁が劣化すると壁面のモルタルなどに雨水が染み込み、内部の鉄筋が膨張することによって外壁の剥がれが生じます。放っておけば建物自体の強度を低下させてしまいますから、注意が必要です。外壁塗装の傷みによって住宅そのものの寿命を縮めないためにも、劣化が進まないうちに塗装の塗り直しを検討するなど早めの処置が肝心です。日頃から外壁の状態に気を配り、経年や劣化の度合いで最適な塗り替えのタイミングを判断しましょう。まとめ今回は、外壁塗装の塗り替えに欠かせない「ケレン」と呼ばれる作業と、それにかかる費用などについてご紹介しました。一般の方には耳なじみの薄い言葉ですが、ケレンの作業内容や作業の目的をある程度理解しておけば、塗装作業を業者さんに依頼するときも事前の打ち合わせがスムーズになるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月27日普段あまり使わないサービスは、そのサービスの金額が高いのか安いのかの判断がしにくい……。その一例が、「リフォーム」だと思います。自分の家の状況と全く同じ事例を探すのは難しいし、リフォームの専門家である業者さんに言われるがまま……ということもしばしば。そこで今回は、リフォームの相場を確かめる“ある裏技”をご紹介していきます。「リフォーム」といっても、いろいろな種類があるんです「リフォーム」と聞くと、『大改造!!劇的ビフォーアフター』のような、壁をぶち抜いて天井も……みたいなことを思ってしまうかもしれませんが、あれは大規模なリフォームです。もちろん、その規模のリフォームも存在しますし、トイレの便器を交換するような1日で終了するリフォームもあります。10日間ほどでサンルームを設置するようなリフォームもあるでしょう。だから、一概に「リフォーム」といっても規模やそれに伴う金額が、バラバラなんです。リフォームの価格ってどうやって決まるの?基本的には、リフォーム価格は「材料費」「人件費」「諸経費」の3つに分けることができます。【①材料費】一番想像しやすいのが、この材料費でしょう。例えば、トイレのリフォームであれば、便器や水道管などといった、実際の工事で使う際の材料になるものです。【②人件費】工事をしてくれるスタッフや材料を運搬する人など、リフォームにはさまざまな人が関わっています。つまり、人件費が発生するということです。大きな工事であればあるほど工数がかかるため、人件費は増えていきます。【③諸経費】材料を送付する経費など、上記2つ以外でかかる費用です。すでに設置してあった物品の処理代なども含まれます。ちなみに、どのような質の材料を使うのか、何が得意な工事なのかによって見積額が大きく変わることを覚えておいてください。リフォームの金額の相場って、どんな感じ?このように、リフォームの内容やお願いするリフォーム会社によって金額は大きく変わるのですが、例えばトイレや洗面所であれば20万円~、屋根塗装であれば50万円~が相場だそうです。しかしながら、「この部分のリフォームはどれくらいが相場なの……?」と迷ってしまいますよね。「サンルーム設置を200万円でやります!」と言われても、それが高いのか安いのか、瞬時に判断できないのが現状なのではないでしょうか?だからこそ、リフォームの見積もりは複数社からもらうのがおすすめです。複数社からの見積もりであれば、判断しやすいですよね♪とはいっても、一から全部さまざまな会社のHPを調べて、同様の内容のフォームを送って、返事を待って、やり取りをして……という手続きも、正直、手間です。そんなあなたにおすすめしたいのが、今回ご紹介する《リショップナビ》。最大5社同時に見積もりを依頼できる、画期的なサービスなんです!無料見積もりを依頼してみる♪《リショップナビ》がおすすめできる、3つの理由《リショップナビ》が多くのお客さまから選ばれている3つの理由があります。■理由その①「まとめて“最大5社”のご紹介!安心して見積もりができる!」《リショップナビ》の一括見積もりサービスは、専門スタッフが800社の中からあなたに合った会社を最大5社選び、見積もりがもらえる仕組み。専門スタッフがあなたのお悩みや気になることを丁寧にヒアリングしてくれるので、「こうしたい!」という明確な希望がなくても、大丈夫。リフォームってそんなに身近なものでもないからこそ、その道のプロである専門スタッフがしっかりサポートしてくれるのが、うれしいポイントですよね◎【無料】わが家のリフォーム見積もりはこちらから♪■理由その②「紹介企業は“厳しい審査”を通過した優良会社のみ!」「理由その①」にもある通り、最大で5社に見積もりをまとめて依頼できますが、「数」に重きを置いたサービスではありません。どういうことかというと、《リショップナビ》から紹介される企業は全て、過去の実績や保証内容など、《リショップナビ》独自の「厳しい基準を通過した会社のみ」。あなたの要望をかなえるリフォームを実現させるために、自信と責任を持ってリフォーム会社さんを紹介してくれます。■理由その③「補償制度があるので、安心してリフォームを依頼できる!」《リショップナビ》の紹介するリフォーム会社は全て「安心リフォーム保証制度」のある会社のみ。いくら腕が良くても「100%」ということはありえません。だからこそ、再工事費用もカバーしてくれる「安心リフォーム保証制度」のある会社のみをご紹介する《リショップナビ》がおすすめなんです!まずは無料で見積もり依頼をしてみよう♪リフォームに興味はあったけど良い機会がなかった方、この記事を読んで少しでもリフォームに興味を持った方、一括見積りを活用して”お得に”リフォームしてみてくださいね!【無料】最大5社からあなたに合ったリフォーム会社をご紹介
2017年09月01日