女優の木村文乃(32)が今年4月ごろに一般男性と離婚していたと、12月25日に『週刊文春デジタル』が報じた。記事によると、多忙を極める中で夫婦間にすれ違いが生じたのだという。だが、その余波は限定的かもしれない。ネットでは木村について、「結婚していたと知らなかった」という声が上がっているのだ。《木村文乃様が結婚してる事を知らずに離婚の情報でびっくりした》《#木村文乃 離婚したんだ、、結婚してたのすら知らなかった》《結婚していたことも、知りませんでした》木村といえば、14年8月ごろからインスタグラムに手作り料理「#ふみ飯」をアップしてきた。離婚が報道された同日も、手作り弁当を投稿していた。「木村さんは16年11月18日に、インスタグラムで結婚を報告。ライフワークとしている『ふみ飯』も“通常通り”。鍋物も1人前しか公開しないなど、結婚している雰囲気も感じませんでした。そのため、結婚していると気づかれにくかったのでしょう」(芸能関係者)いっぽう、仕事面では活躍ぶりが目覚ましい木村。18年に出演した『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(TBS系)では、演技力が評価され「週刊ザテレビジョン 第96回ドラマアカデミー賞」で最優秀助演女優賞を受賞。また8月に放送された『サギデカ』(NHK総合)では、NHKドラマの初主演に抜擢。さらに20年1月からスタートするNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にも出演する。木村が演じるのは、明智光秀の正室・ 煕子(ひろこ)という重要な役どころだ。18年1月23日付の『婦人公論』で、木村はこう語っていた。「私が大切にしているのは、『今日よりも明日のほうが、もっといい自分でありますように』という気持ちです」自分のペースを大切に、これからも女優業に邁進していきそうだ。
2019年12月26日女優の木村文乃(32)が16年11月に結婚を発表した一般男性とすでに離婚していたと、25日に「週刊文春デジタル」が報じた。記事によると木村は事務所社長に対し、離婚の理由について「性格の不一致です」と説明。2人の時間を取ることができず、すれ違いが続いたことが原因だったようだ。記事を受け、各スポーツ紙も報道。所属事務所によると、今夏に離婚届を提出。結婚生活は約2年半だったという。木村は来年1月19日スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に、長谷川博己(42)演じる主人公・明智光秀の正室・煕子役で出演すると決まっている。「大河出演にあたり、NHKは『スキャンダルがないように』と各事務所に伝えています。木村さんの場合は事件ではなく離婚でしたが、最近の大河はスキャンダル続き。制作サイドもピリピリムードのため、『始まってから報じられなくて良かった』との声もあがっていますが……」(NHK関係者)そこで気になるのが、主演をつとめる長谷川の今後だという。「長谷川さんといえば、鈴木京香さん(51)とのゴールインが何度も噂されてきました。しかし、ただでさえ現場はバタバている状況。NHKとしては作品作りに専念してほしいところです。『長谷川さんは大丈夫?』と心配する人もいますね」(芸能記者)撮影期間が長期に渡るだけに、現場の緊張はしばらく続きそうだ。
2019年12月26日『いだてん』のピエール瀧(52)やチュートリアルの徳井義実(44)に続き、『麒麟がくる』の沢尻エリカ被告(33)もーー。異例の逮捕劇による「撮り直し地獄」にハマっているNHK大河ドラマ。代役には川口春奈(24)が抜擢されたものの、放送延期も決定した。「現場はまさに大混乱。セットも組み直さないといけないし、撮り直しや編集作業まで入れると膨大なロスです。現場からは『もう再撮は嫌だ』と悲鳴があがっていますよ……」(テレビ局関係者)そんななか、局内では2021年の大河『青天を衝け』で主演を務める吉沢亮(25)の株が急騰しているという。発表当初は局内でもどよめきの声も聞かれるほどの大抜擢だったが、その清廉潔白さに注目が集まっているのだ。「若手売れっ子の菅田将暉さん(26)よりも先に抜擢されたのは異例中の異例。以前とは大河のキャスティングのテイストも変わってきた印象です。というのも、ピエールさんや沢尻さんの二の舞を避けたいという現場サイドの声がとにかく強いのです。薬物は言うまでもありませんが、吉沢さんの場合は女性関係の危うい噂も聞こえてきません。そのため安心して起用できるとして、人気が高まっています」(芸能関係者)吉沢の真面目さは、どの現場でも定評のようだ。「現場では、空いた時間にいつもひとりで本を読んで勉強していることが多いです。まだ大河は早いという声もあるのかもしれませんが、彼は本当に驚くほど努力しています。『吉沢なら心配いらない』という上層部の判断もあったのではないでしょうか」(ドラマ関係者)これまでの大河主演俳優たちと比べると“実績”という面では乏しいかもしれないが、そこも大きな問題にはならないとNHK関係者は話す。「朝ドラ『なつぞら』での天陽役でもブレイクし、大河のメインターゲットとなる60代以上の男女にも認知度が広がっています。なにより大河の空白層と言われる20代女性からの人気が絶大。裾野が広がる可能性もあります。大河ドラマは拘束時間の割にギャラが安いのですが、吉沢は今まさに売り出し中の俳優。制作サイドと事務所の思惑が一致したのでしょう」(前出・芸能関係者)NHKが今いちばん欲しい”真っ白さ”と、若い女性からの人気。それが、吉沢の大抜擢につながったようだ。
2019年12月26日演劇製作会社る・ひまわりと老舗劇場の明治座がタッグを組み、2011年から続けている「年末“祭”シリーズ」が今年も開催される。毎回なんらかの歴史上の人物や事件を取り上げ、「もしもあの時こんなことがあったら……」という視点で面白おかしいエンタテインメント時代劇を作ってきた人気シリーズの、今年のテーマは、本能寺の変。明智光秀を描く来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にちなんでか、『明治座の変 麒麟にの・る』と題し、日本史最大のミステリーとも言われる事件を、「今まで見たことがないトンデモ設定の新たな物語として」描く。舞台は二部構成で、例年は第一部が芝居、第二部がショーという形だったが、今年の第二部は“番外編”。今までの同シリーズのキャラクター(3次元)が登場し、0.5次元上乗せして新たなコンテンツに挑戦する「3.5次元舞台」になるという。出演は、平野良や安西慎太郎といった若手から、粟根まことや加藤啓ら舞台巧者、お笑い界から椿鬼奴、さらには元宝塚トップスターの凰稀かなめまで、幅広いジャンルから集ったツワモノたち。12月28日(土)から31日(土)まで、彼らが年末の明治座で“異種格闘技”を繰り広げる!文:町田麻子
2019年12月26日女優の深田恭子(37)が12月24日にインスタグラムを更新。同じ事務所「ホリプロ」に所属する女優の綾瀬はるか(34)と、サンタ帽を被った2ショットを公開した。「Christmas Eveになる瞬間をあやちゃん(綾瀬はるかたんをそうよんでいます)と過ごせました」と切り出した深田。続けて、「もう20年近くのお付き合いだからお喋りがつきなくて思い出話と近況と気がついたらイブを迎えていましたそして可愛くてちゅるちゅるあやちゃんに癒されっぱなしでした」と報告した。この投稿は3時間で22万件以上の「いいね!」を記録し、大きな反響を呼んでいる。《今年最高最強のツーショット最高最強のクリスマスプレゼント》《かわいい2人、なかなか見れないから、ビックリした》《広告かと思ってスルーしてました!最高すぎるー大好きな二人です》また深田といえば、7月に『ルパンの娘』(フジテレビ系)で主演を熱演したことも記憶に新しい。綾瀬もNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演。各方面で活躍する深田と綾瀬。そんな2人に共演を望む声も上がっている。《大好きなお二人ドラマや映画で共演されるところが見たいです》《はるかちゃんも深キョンも大好きですー!これから共演ドラマあったらみたいな》
2019年12月24日ヴァイオリンの川久保賜紀、チェロの遠藤真理、ピアノの三浦友理枝という、素敵な3人のソリストによるトリオが結成10周年を迎える。プログラムには坂本龍一とショスタコーヴィチが並ぶ理由として、「坂本龍一こそが、ショスタコーヴィチ以来、最も重要なピアノ・トリオの作曲家だから」という彼女たちの言葉が新鮮だ。時代もスタイルも異なる日本とロシアの作曲家2人の作品を続けて聴くことによって見えてくるものとはいったいなんだろう。その答えがクリスマスに紀尾井ホールで開催される「10周年記念コンサート」の中にある。結成から10年を経て、深化に進化を重ねた3人組は、見ても聴いても楽しいこと請け合い。さらにはコンサートに合わせて制作されたアルバムも要チェック!●公演概要12月25日(水)紀尾井ホール<曲目>坂本龍一:ラストエンペラー、レイン、美貌の青空、シェルタリング・スカイ、M.A.Y. in The Backyard、メリークリスマス・ミスター・ローレンスショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8、ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67●CD情報『ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』2019年12月18日発売AVCL-84101定価:¥3,000(本体価格)+税『ピアノ三重奏 坂本龍一曲集』2019年12月18日発売AVCL-84102定価:¥2,000(本体価格)+税●川久保賜紀(ヴァイオリン)2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外の様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮。2018年より桐朋学園大学院大学(富山校)教授に就任。●遠藤真理(チェロ)第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。ジャン=ピエール・ヴァレーズ、山田和樹など国際的に活躍する指揮者やウィーン室内管、プラハ響と共演するなど国内外で高い評価を得ている。ソリストとしてだけでなく読売日響のソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の龍馬伝紀行Ⅲの演奏、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)ではパーソナリティを務めるなど幅広く活躍している。●三浦友理枝(ピアノ)東京生まれ。2005年、英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。2007年、同音楽院・修士課程を首席で修了。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞受賞。2006年「第15回リーズ国際ピアノ・コンクール」特別賞受賞。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。2018年、6枚目のソロアルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリース、「レコード芸術」特選盤に選ばれる。2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞。
2019年12月20日《多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております》麻薬取締法違反で起訴され12月6日に保釈された女優・沢尻エリカ被告(33)。所属事務所を通じてコメントを発表したが、東京湾岸署の裏口から車で出てきて、報道陣の前に姿を現すことはなかった。沢尻被告は来年1月からNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に主要キャストの1人として出演予定だった。4社のCMにも出演しており、そのすべてがお蔵入りに……。「賠償金が5億円や10億円との報道がありますが、大河ドラマの撮り直しやCM降板、そのほか細かい仕事の補填などの費用がかさんでしまい、社内では20億円まで膨らんでしまったといわれています」(所属事務所関係者)ベッキー(35)が不倫報道でCMを降板した際の違約金は、芸能界史上最高クラスの約5億円といわれた。沢尻被告は、その4倍!「大河は10話まで撮影が進んでいましたが、初回から撮り直し。代役には川口春奈さんを立て、今月3日から急ピッチで撮影していますが、NHKは初回放送を2週間遅らせる大河史上初の変更を余儀なくされました。ロケができずセットの一部を壊してしまったため、スタジオ撮影で対応していますが、これまで以上にCGを駆使するなど、時間と人件費がかかりすぎています」(NHK関係者)大河の制作費は通常、1話約6千万~7千万円だという。「大河の賠償額は10話分の制作費だけでなく、撮り直し費用も請求の対象になります。ポスターの回収や新ポスター作り、新たな宣伝費、グッズなど物販回収なども含めると、10億円は超えてしまうでしょう」(前出・NHK関係者)広告代理店関係者は、彼女のCM賠償金についてこう語る。「逮捕直前の沢尻さんのCM出演料は4~5千万円。賠償額は残りの契約期間で日割り計算して出します。撮り直しが必要になった場合はその費用も補償が必要です。また、一部の外資系企業は“商品のイメージを損なった”として違約金請求するケースもあります。そのため、今回のCMの賠償額は合計5億円に達することまで考えられます」さらに沢尻被告は映画『人間失格太宰治と3人の女たち』に出演し、その公開中の逮捕だった。「このままではDVDが発売できなくなる可能性があります。見込み収入分まで請求されることもあるでしょう」(映画関係者)沢尻は6日の保釈後、《今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します》とコメント。沢尻被告の所属事務所は今後の処分について《裁判の結果を踏まえて決定》するというが、沢尻被告が背負った十字架は、あまりに重い。
2019年12月10日松尾スズキさん作・演出の舞台『キレイ―神様と待ち合わせした女―』に出演する皆川猿時さんに、作品のみどころを伺いました!松尾スズキさん初のミュージカルにして、傑作との呼び声も高い舞台『キレイ』が4度目の上演を迎える。「ミュージカルですから、歌と踊りが盛りだくさん。しかも、松尾さん独特の笑いもあって贅沢です。戦争に翻弄される人々を描いたシリアスな話ではありますが、主人公のケガレが挫けずに自分の力で再生していこうとする姿は、とっても切ないけど勇気づけられます。普遍的な作品だと思います」そう話すのは、初演から全作に出演している皆川猿時さん。前回から引き続き演じるのはカネコキネコ役。息子たちとともに、大豆で作られた兵士・ダイズ兵の死体を回収し生計を立てるカネコ組を率いる女性だ。「子供や仲間たちへの愛情や生きていくことへの気持ちは強いけれど、あまり悩まずに進んでいけちゃう人だろうと思うんです。深く考えないところは共通していますが、キネコさんが持っている心に深く熱いものは僕にはないんですよね(笑)」しかし、前回は幕が開く直前までこのキネコ役に苦しんだようで…。「宮藤(官九郎)さんの作品やコントでも女性役はやってますし、グループ魂のライブで女子高生の格好で出たり、わりと馴染みはあったんですけど、一本通して女の人っていうのは初めてだったんです。ずっとふざけていられたらいいんですけど、そうもいかないし(笑)。ちゃんとやるのがものすごく恥ずかしくて…。吹っ切れたのは、ある舞台で水川あさみさんのハジけた演技を観た時に、“これじゃん!面白くやればいいんだ”って気づきまして。助けられましたぁ。その後、宮藤さんの映画で女子高生役をやりましたが、たぶんこの作品をやってなかったらできなかったんじゃないかな」皆川さんといえば、一風変わったユニークな役を演じることが多いけれど、一昨年の舞台『流山ブルーバード』では、地方都市に暮らす冴えない中年男を、笑いを封印した芝居で好演した。「赤堀雅秋さんの演出も刺激的でしたし、とにかく評判がよかったんです(笑)。でも僕、大声出してふざけるのも大好きなんですよ。今回の稽古が始まる前に松尾さんからメールで“前回のあなた、全部のセリフ叫んでるな。そこ気をつけてな”といきなり注意されたんですが、すり抜けながら騒ぎたいです(笑)」『キレイ―神様と待ち合わせした女―』民族紛争が続く“日本”。民族解放軍を名乗る連中に10年間監禁されていた少女・ケガレ(生田)が外の世界に脱出し、さまざまな人と出会い…。12月4日(水)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子ほかS席1万2000円A席9000円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~19:00)福岡、大阪公演あり。みながわ・さるとき1971年2月1日生まれ。福島県出身。大人計画のメンバーで、グループ魂では港カヲル名義で活躍。現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』などに出演。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年12月08日麻薬取締法違反の罪で起訴され、12月6日に勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された女優・沢尻エリカ被告(33)。連日のようにその続報を、各スポーツ紙が報じている。各紙によると保証金は所属事務所のエイベックス・マネジメントと家族が工面し、身元引受人は母・リラさんに。同署で迎えの車に乗り込んだ沢尻被告は集まった報道陣に姿を見せることなく、薬物依存治療のため都内の大学病院へ入院したという。また沢尻は所属事務所を通じて《今後、違法薬物と決して関わりの持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します》とコメントを発表した。「入院したのは、多くのVIPも受け入れる病院。治療に専念できることはもちろんのこと、報道陣からの取材攻勢を気にすることもありません。今後、報道陣の前に姿を見せるのは初公判になりそうです」(芸能デスク)沢尻被告の逮捕を受け、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は川口春奈(24)が代役に決定。そのほかKaoruAmane名義で発売したCDの出荷停止、音源のデジタル配信停止を所属レコード会社が発表した。またWOWOWは放送予定だった出演作「食べる女」を別の映画に差し替えた。「ただ動画配信サービス『Amazonプライムビデオ』で『沢尻エリカ』と検索すると、主演映画『ヘルタースケルター』やヒロインをつとめたTBS系ドラマ『タイヨウのうた』など、22本の作品が視聴可能となっています。ほかの動画配信サービスなどでも、沢尻被告の作品はそのまま残されているようです」(芸能関係者)そこには芸能人の逮捕後の規制に対する視聴者の反応も影響しているようだ。「まず有料で視聴するコンテンツはスポンサーに配慮する必要がありませんし、何よりも見るかどうかがユーザーの選択に委ねられています。また最近では有名人の逮捕による作品の規制に対し、『作品に罪はない』などの声が上がることも増えてきました。そうした世論を考慮して、様子を見ている状況なのでしょう」(前出・芸能関係者)一部では逮捕による損害賠償額が10億円にのぼる可能性も指摘されている沢尻被告。その余波はどこまで広がるのか、今後も注目を集めそうだ。
2019年12月07日「来年公開予定の映画『燃えよ剣』で、主人公・土方歳三と運命的な恋に落ちるヒロイン・お雪を演じる柴咲コウさん(38)ですが、いっぽうで事業家としての躍進も目指しているようです。最近、“彼女の会社”の資本金が大幅にアップしたのです」と語るのは、経済ジャーナリスト。柴咲が自ら会社「レトロワグラース」(以下・レ社)を立ち上げたことが報じられたのは’17年9月。NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』のストーリーが佳境に差し掛かったころだった。前出の経済ジャーナリストが続ける。「会社を設立したのは3年前の’16年11月です。当初は“IT企業”と報じられましたが、のちに彼女自身が否定しました。レ社の業務の3本柱はアパレル事業・食品事業・エンタテインメント事業だそうで、エンタテインメント事業は、彼女の音楽活動やファンクラブの運営ですね。着目すべきは、その成長スピードです。会社登記簿謄本によれば、設立時は資本金が10万円だったのが、その1年後には約8,500万円、そして今年10月には約1億6千万円に増加しました。資本金が増えれば増えるほど大きい会社とはいちがいには言えませんが、事業を拡大し続けているのは間違いないところです」そもそも女優や歌手として忙しい日々を送っていた彼女が、会社を設立した陰には、亡き母への思いがあったという。’18年にインターネット上で公開されたインタビューでは、彼女は次のように語っている。《また、19歳の時に乳がんが原因で母親を亡くしたことも一つの大きなきっかけになっています。「何が原因だったのか」「何が悪かったのか」と考えて、行きついたのが「衣・食・住」。先月は化学調味料不使用のレトルト食品ブランドをリリースしたので……》“母にとって何が悪かったのか”、そのことを追求し続けたことにより、彼女は自分自身の食生活にも気をつかうようになったという。《自分の体の構造を知ることが当たり前になると、もっと美しく、健康でいられると思います。食生活は、健康的な食事として信頼できるエビデンスがある地中海食がメインです。オリーブ油、豆類、魚、野菜、全粒粉や玄米をよく食べるようにしています》(『美ST』’19年4月号)今年10月の大幅な増資(資本を増やすこと)により、柴咲は何を目指しているのか?ベンチャー起業などに詳しい坪井司法書士事務所の坪井宏太さんは次のように語る。「企業情報などを見る限り、株も値上がりしていますし、かなり“優良な企業”だと思います。株式を計算すると、会社の価値としては13.4億円ほどになります。株式の発行などの状態からは、IPO(株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすること)を目指していることが読み取れます」ちなみに10月の増資は、株式会社モブキャストホールディングスの出資によるもの。モブキャストホールディングスは、ゲームの開発や配信などにより成長した会社だが、柴咲社長が率いるレ社は、具体的にどんな事業展開を計画しているのだろうか。レ社に質問したところ、担当者からは、次のような回答が送られてきた。〈増資したことは事実です。現在今後の新たな展開を企画しています〉だが柴咲の古くからの知人はこのように語る。「途中の事業展開については不透明ですが、会社設立当初から、柴咲さんは『ゆくゆくはカフェチェーンも経営していきたい』と、熱く語っていました。彼女は“環境にも優しく、人間の体にも優しく”ということを理想としています。自分自身でプロデュースした複数の店舗で、自然食品を提供していくことにより、彼女の抱いている理想を広めていきたいと考えているのでしょう」“おんな城主”卒業からすでに2年、“おんな社長”の野望は、どんどん広がっているようだ。
2019年12月06日東京・国立劇場の12月歌舞伎公演が12月4日(水)に開幕する。演目は松本白鸚主演で骨太の義太夫狂言『近江源氏先陣館』より『盛綱陣屋』と、松本幸四郎主演の『蝙蝠の安さん』だ。『蝙蝠の安さん』は劇作家の木村錦花がチャップリンの代表作『街の灯』の主人公のキャラクターに、「お富さん」で有名な歌舞伎『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』に出てくるごろつき・蝙蝠の安五郎を当てはめて翻案した異色作。今年がチャップリン生誕130年で、12月25日がチャップリンの命日に当たることに因み、1931(昭和6)年の初演以来88年ぶりの上演が決まった。実は日本では、映画『街の灯』の公開より、そのパロディである本作の上演の方が先だったというから、歌舞伎ならではの進取の気性が窺われる。ボクシングは相撲に置き換わるが、トレードマークの山高帽とステッキは残り、遊び心も満載。今回の上演に際し、歌舞伎の台本を一度英語に翻訳してチャップリン家に読んでもらい許諾を得たとういう。毎週金曜日と12月24日(火)・25日(水)の夜は"Chaplin KABUKI NIGHT"と銘打ち、19時より『蝙蝠の安さん』のみを単独で上演。24日と25日の終演後には、チャップリンの命日に因み、記念イベントも開催する。もうひとつの演目『盛綱陣屋』の主人公は、NHK大河ドラマ『真田丸』でも話題になった真田信之・幸村兄弟とその家族たち。大坂の陣で豊臣方・徳川方に分かれて戦うことになった史実を題材にしている。時代背景を鎌倉時代に移し、真田兄弟を、源平合戦で活躍した佐々木盛綱・高綱(たかつな)兄弟に置き換えての物語だ。兄・盛綱の陣屋には、弟・高綱の一子・小四郎が人質として捕えられている。幼い小四郎を案じて高綱の戦意を挫くのが目的だが、盛綱は敵方ながら高綱の思うままに戦わせたいと考えていた。そこに高綱の死の知らせが入り、時政が高綱の首級を持って陣屋に到着。それは確かに弟の首なのか?首実検に臨む盛綱の前で、小四郎が思いもよらぬ行動に出る。敵味方に分かれた一族の悲劇を綴った骨太の義太夫狂言。クライマックスはセリフもなく義太夫の太棹の音と、盛綱らの表情だけで心情の揺らぎが描写される。白鸚が28年ぶりに盛綱を勤める。12月26日(木)まで。文:仲野マリ
2019年12月02日11月16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。家宅捜索で合成麻薬のMDMAが発見され、「私のものに間違いありません」と容疑を認めていたという沢尻。来年1月スタート予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』やCM各社など、関係各所が対応に追われている状態だ。いったい、沢尻はこれからどうなってしまうのか。一部では、彼女が不起訴になる可能性もささやかれ始めているという。「所持は認めたものの、その量はわずか。さらに過去の違法薬物使用を認めたものの、尿検査では陰性という結果でした。沢尻さんは所持していたMDMAについて、『知人からもらった』と供述しています。ただこれも“違法薬物と認識して所持していた”という証拠が明らかにならないと、不起訴になる可能性もあります。逮捕した警視庁組織犯罪対策部5課は証拠集めに奔走しています」(警視庁関係者)しかしたとえ不起訴になったとしても、彼女は賠償責任を免れられないようだ。「大河はもちろんのこと、スポンサー各社にも多額の被害が出ています。そのため、損害賠償の総額は10億円超に上るともいわれています。しかも今回の賠償金は事務所ではなく、沢尻さん自身が負担することになりそうだとも聞きました。話し合いはこれからになるでしょうが、悪質性を考えると十分に考えられます。しかし彼女がいくら売れっ子だといっても、10億円もの大金を払うのは決して容易ではないはず。’17年に未成年女性との飲酒問題が発覚した小出恵介さん(35)は、5億円超の損害賠償請求を受けて個人事務所倒産へと追い込まれました。沢尻さんもこれから女優業のオファーがくるとは思えませんし、このままだと破産してしまう可能性もあるのではないでしょうか」(芸能関係者)これから待ち受ける地獄に、沢尻は向き合うことができるのだろうか――。
2019年11月27日11月16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。それから1週間がたった今も、余波は広がり続けている。家宅捜索で自宅からMDMAが発見され、「私のものに間違いありません」と容疑を認めていたという沢尻。夜な夜なクラブへ足を運び、酒と薬におぼれる生活。しかし、その代償はあまりにも大きかった。来年1月スタート予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で織田信長の正室・濃姫役に抜擢されていた沢尻。代役は川口春奈(24)に決定したが、キャスティングは難航を極めたという。「演技力があって、撮影終了まで長期間スケジュールが空いている女優なんていませんからね。出演女優さんにはほかの仕事を断るなど、調整してもらうことになってしまいます。貫地谷しほりさん(33)や広末涼子さん(39)という噂もありましたが、のんさん(26)の名前も候補に浮上していました。しかし、いずれも実現には至りませんでした。1月の放送開始まで時間がないこともあり、スタッフは頭を抱えていました」(ドラマ関係者)さらに役者変更に伴い、これまでの撮影分はお蔵入り。代役決定後も、予断を許さない状況が続いているようだ。「6月から撮影がスタートし、すでに10話分まで撮影済みでした。沢尻さんは初回から出演していたので、ほぼ全話で撮り直しが発生することになります。また共演者のスケジュール調整なども必要になってくるため、すぐ撮影開始とはいきません。番宣活動も満足にできないため、初回放送の延期も検討され始めています。そんななか、出演者たちは一丸となって危機を乗り越えようとしています。沢尻さん逮捕後の18日に、主演の長谷川博己さん(42)ら主要キャストが集まりました。制作サイドから事情説明と撮り直しのお願いが伝えられると、やはり終始重々しい空気が流れていました。それでも長谷川さんは『いちばん大変なのは、代役を務める方。みんなで盛り上げてフォローしていきましょう!』と言って、団結を呼びかけていました」(前出・ドラマ関係者)
2019年11月27日女優・沢尻エリカ容疑者(33)逮捕により揺れる20年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。その収録済み回を放映するよう望む署名が、11月18日に「change.org」で始まった。18年の映画「孤狼の血」などを手掛ける白石和彌監督(44)を筆頭に、すでに3万人以上の賛同者が。これからさらに注目を集めそうだ。その署名は沢尻の出演回の放送を求める理由として、こう説明している。「薬物事件を起こした芸能人に対し刑罰以上の私的制裁を加え、吊るし上げや辱めを与えることは、薬物問題に苦しむ一般の当事者や家族にも多大なる悪影響を与えており、社会からの孤立や私的制裁恐れ、支援や相談に繋がることを困難にさせています。また、薬物依存の回復施設への排除運動などが各地で加速しています」また欧米では薬物事件を“メンタルヘルスの問題”として扱っているとして、「薬物事件を起こした人は、なんらかの生きづらさや依存症の問題を抱えており、これは刑罰では解決せず治療が必要です」としている。さらに依存症問題を抱える当事者や家族について「『回復すれば再び輝くことができる』というロールモデルがいることで、回復への希望を見いだすことができ、辛い治療を乗り越えることができます」と騒動を必要以上に大きくしないよう求めている。Twitterでは《芸能人じゃなくても社会復帰はできる。それに始まりは、自分の意思で薬に手を出したんじゃないの?子供がいる親からしたら、薬物の罪は重いと言うことを教えたいし、賛同できない》《薬物は今回だけではなく10年間もなんでしょ?治す意志そのものがあったんかいな?》と厳しい声も上がっている。いっぽうで、署名を支持するこんな声が上がっている。《私的制裁や必要以上の自粛は、一般人をビビらせて遠ざけることはできるかもだけど、回復したい助け求めたい人も怖くて声を出せない。回復を阻害するよね》《芸能人が不祥事を起こすと、収録した番組を放送しないとか編集して外すとか、それで損害出たから賠償しろとか、私的制裁以外の何物でもないと思う。悪い部分は法が裁くのだから。特に薬物の場合、偏見を助長することにもマスコミは気付いてほしい》各メディアによると20日に開催された定例会見でNHK・木田幸紀放送総局長は「麒麟がくる」について、すでに10話分を撮り終えていると明かしたという。さらに沢尻容疑者の出演シーンが多いために、カットできるレベルではないとしながらも「警察の捜査も進んでおり、対応は検討しているところです」と言葉を濁したという。しかしNHKは民放と違い、スポンサーがついていない。そのため、「一体何のために放映をためらっているのか」といった意見も存在する。例えばこんな声だ。《民放なら百歩譲ってスポンサーのお顔を伺わなきゃいけないから取り下げるのは許す。NHKは集金なんだからもう流せよ》《途中で役が変わるの嫌とか、不快感持つ人には、『見ない』という選択肢がある。NHKならスポンサーもいない》《民放はスポンサー配慮で致し方ないが、NHKが受信者ファーストで考えれば問題ないのでは?》いっぽうで《逮捕者が出ているドラマを流すなと反発して、受信契約を解除する世帯が出てこないとも限らない》《NHKなら公共料金 つまり視聴者のお金 そしてそのお金が反社勢力に渡っている》といった反論も上がっている。3月に開かれた同作の会見で「沢尻エリカの集大成をここで」と誓っていた沢尻。今のところその集大成は10話分だが、日の目を見ることはあるのだろうか。
2019年11月20日11月16日、沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。警視庁が自宅を捜索したところ、合成麻薬のMDMAが見つかったという。沢尻は「私のものに間違いありません」と容疑を認めている。沢尻は来年1月のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、織田信長の正室・濃姫役に抜てき。今年3月の会見では涙を流し、「この20年間で培ってきたものや築き上げてきたものを、この作品にささげたいと思っています。沢尻エリカの集大成を、ここで」と決意を語っていた。そんな彼女が、なぜクスリに手を染めてしまったのだろうか。「MDMAは、中枢神経刺激作用と幻覚誘発作用を持つ合成麻薬です。毒性や依存性の強さは、一説によると覚醒剤以上ともいわれています。沢尻さんには、これまでも薬物の疑惑報道が浮上したことがありました。今回の大河出演が女優人生においてどれほど重要なのかは、彼女が誰よりもよく知っていたはずです。にもかかわらずクスリに手を出してしまったのは、“やめたくてもやめられない精神状態”まできていたのかもしれません」(前出・芸能関係者)だが、その“代償”は思った以上に大きかった。沢尻にはこれから、数多くの苦難が待ち受けているという。「大河は降板決定でしょう。撮影はすでに進行していますし、ちょうど先日ポスター撮影も終えたところでした。彼女は主要キャストなので、撮り直すとなると影響は計り知れません。例年だと12月に第1回の試写会が行われるのですが、とても間に合うとは思えない。現場は今から悲鳴を上げています。当然、損害賠償も請求することになると思います。撮り直しなどの範囲の大きさも考えると、ピエール瀧さん(52)が3月に逮捕されたときとは比べものにならないほどの巨額になりそうです」(NHK関係者)また沢尻は、多数のCM契約を結んでいる。その影響は、さらに深刻そうだ。「広告は年間契約が基本で、途中で不祥事を起こした場合は残りの月数の契約金を返金することになります。求人検索エンジン『Indeed』のCMは逮捕前日に始まったばかりでしたが、そのまま放送できなくなりそう。すでに取り直しの話が進み始めています。これだけで、損害額は1億円になるともいわれていますね。また店頭POPやポスター、HPなどは変更作業などが発生することになるでしょう。その場合の費用も、請求されることになります。さらに沢尻さんは外資系のクライアントとも契約を結んでいます。外資系はそうした実質的な損害額に加えて、“企業にマイナスイメージを与えたことへの損害”も請求することが多い。すべてのことを踏まえると、損害賠償額5億円はくだらないはず。下手すれば10億円になる可能性もありそうです」(広告代理店関係者)’12年に公開された映画『ヘルタースケルター』で沢尻は、トップスターに上りつめながらも薬物におぼれて崩壊していく主人公を熱演していた。果たして沢尻は『ヘルタースケルター』と同じように、このまま薬物によって転落してしまうのだろうか。
2019年11月19日「2日前、都内のヨガスタジオで沢尻さんをお見かけしました。周囲に満面の笑みで挨拶して、かなりのハイテンションだったんです。イメージと全然違って、おしゃべりだなと感じました。沢尻さんは常連のようで、この日以外も毎週のように通っていたそうです。特に岩盤ヨガでお見かけすることが多くて、いつも熱心に汗を流していましたね。でもいま思えば、クスリを抜こうとしていたのでしょうか……」(居合わせた客)11月16日、沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。警視庁が都内の自宅を捜索したところ、合成麻薬のMDMAが見つかったという。沢尻は「私のものに間違いありません」と容疑を認めている。「同居していた母親のリラさんは、娘が逮捕されたとき泣き叫んで大変だったそうです」(全国紙記者)沢尻といえば’07年の「別に」発言で女優業を休止していたが、近年は目覚ましい復活ぶりを見せていた。さらに、来年1月スタートのNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で織田信長の正室・濃姫役に抜てき。3月の会見では涙を流し、こう決意を語っていた。「たくさん失敗もしたし、挫折もして。学んで、ここまで成長してやってくることができました。この20年間で培ってきたものや築き上げてきたものを、この作品にささげたいと思っています。沢尻エリカの集大成を、ここで。自分の集大成だと思っています」決意の陰で、私生活も一新していた。本誌は9月24日号で、沢尻が’11年から交際してきたアパレルブランドのデザイナー・A氏と破局していたことをスクープ。1年にわたる大河の撮影に全力を尽くすため、自ら別れを切り出したという。そんな彼女が麻薬で逮捕――。実は、本誌は彼女の不審な行動を目撃していた。今年9月4日の午前10時ごろ、中央自動車道を使って長野方面へと車で向かった沢尻。途中、双葉SAで休憩することに。トイレや買い物をする場所も勝手知ったる様子で、何度も来たことがあるような印象だった。そして休憩を終えた沢尻は、車に乗り込むと急発進!そのスピードが、常軌を逸していた。法定速度ギリギリの時速80kmで走る記者の車が、あっという間に置き去りにされてしまったのだ。明らかに時速150km以上は出ているであろう暴走ぶりだった。「違法薬物の売人と接触する場合は、地方のパーキングエリアやサービスエリア付近で落ち合うケースが少なくありません。警察からの監視を逃れるためです。近年も同様の手法で覚醒剤を入手していたとして、逮捕された有名人もいました」(芸能関係者)そして翌日の夜、自宅マンションに1人でひっそりと戻ってきた沢尻。服装はインナーのTシャツが変わっていただけで、手提げ袋が数点増えていた――。
2019年11月19日先日、ドラマ化発表直後からTwitterで日本のトレンド入り、LINEニュースでも1位を獲得するなど話題騒然のテレビ東京“ドラマホリック!”枠新ドラマ「僕はどこから」。この度、ドラマオリジナルキャラクターのヒロインに上白石萌歌が決定した。今年10月より新設された“ドラマホリック!”にて、松岡昌宏主演「死役所」に続き、2020年1月クールで放送される「僕はどこから」、略して「僕どこ」。主演の中島裕翔(Hey! Say! JUMP)と、5年ぶりの共演となる間宮祥太朗を迎える中、ドラマ完全オリジナルキャラクターであり、七変化するビジュアルも見どころのキャラクターで、間宮さん演じる智美の妹・藤原千佳役を演じるのが上白石萌歌。NTV「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」やNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」など数々の話題作に出演、TBS「義母と娘のブルース」の新年スペシャルも控え、また「adieu(アデュー)」名義で映画『ナラタージュ』主題歌を歌唱していたことを発表、アーティスト活動も本格化した上白石さん。本作のテーマにもなっている「ファミラブ(家族愛)」のキーマンとして(!?)、智美に心酔する二つ違いの妹で、天真爛漫な明るさの中に時折冷めた影が見え隠れする千佳役を演じる。間宮さんとの初共演に、「トーク番組で『いつか共演できるように頑張ります』と言ったことがこんなにも早く実現するなんて、夢のよう」と上白石さん。「はじめましてではない安心感が、兄弟を演じる上でしっかりと生きたのではないかなと思います。お芝居をしているときも目に嘘がない方で、盗みたいものばかりでした。共演できて幸せです」と語る。強烈すぎる兄妹愛とエキセントリックで狂気を秘めたキャラクターとなるが、「千佳は一見明るく見えるけれど、苦しみや寂しさを若くして知っている、たった1人の心の支えであるお兄ちゃんを愛することに自分のアイデンティティを見出している子だと感じました。彼女が試練を越えていく中でどう成長していくのか。くるくると変わる、個性的で可愛いお洋服にも注目してみてください!」と自信を覗かせた。また、主演の中島さんとも初共演。「歌って踊る、とても華やかで眩しいイメージがありましたが、カメラが回ると一転し、薫そのものになってらっしゃったことに驚きました。現場でもスタッフさん方といつもコミュニケーションを取っていらっしゃったことも印象的で、とても素敵な座長」と安心感を寄せ、「薫と智美の美しい友情に注目して」とアピールした。さらに、今回は中島さん、間宮さん演じる「僕どこ」コンビ、竹内薫&藤原智美の場面写真も初公開。また、驚きの追加キャストは12月上旬ごろ発表予定となっている。ドラマホリック!「僕はどこから」は2020年1月8日より毎週水曜日深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。動画配信サービスParavi&ひかり TVにて配信予定。(text:cinemacafe.net)
2019年11月18日11月16日に合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)が、警視庁の調べに対して「以前にも使用していた。ほかの違法薬物を使ったこともある」と供述していたという。17日、各テレビ局のニュース番組が報じた。このところ、仕事が順調だった沢尻容疑者。今年6月からはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影がスタートしていた。「沢尻容疑者は、以前から薬物使用の疑惑がささやかれていました。実は彼女、若いころは極度の人見知りだったそうです。当時から撮影のストレスを薬物で紛らわせていたのでしょうか」(全国紙社会部記者)沢尻容疑者といえば、07年9月の「別に」騒動が有名。他にも出演したテレビの生番組で仏頂面を決め込むなど、気性の激しさで知られていた。それが原因で、トラブルに発展したこともあったようだ。「『ヘルタースケルター』の現場でも寺島しのぶさん(46)や桃井かおりさん(68)との衝突が報じられていました。今回の大河ドラマでも、門脇麦さん(27)と一触即発だと言われていました。そうした話が次々と出てくるのは、彼女の作品に対する思いが強いからこそ。いいものを作るためには、妥協しない。その分、重圧も大きかったのではないでしょうか」(放送担当記者)
2019年11月17日歌手で女優の小柳ルミ子が17日、オフィシャルブログを更新し、合成麻薬MDMAを所持したとして16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優・沢尻エリカへの思いをつづった。小柳は「沢尻エリカちゃん何故!?」と題した記事で、「仕事も最近は順風満帆に行っていたのに」「様々な色を持つ魅力的な女優なのに何故」と驚きを表現。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影も進んでいたことから、「気の毒でならない」と関係者や共演者に同情した。その上で、「女優としての成長より先ず人として成長して欲しい」と願い、「人は皆弱いものだ」「私も何度も何度も地獄を見た」「心折れ辞める事も考えた」「だが頑張って頑張って」「頑張って頑張って這い上がって来た」と自身の芸能人生とも重ね合わせる小柳。「まだ33才と若い」「どうか何故こうなってしまったか何故こんな事をしたのか」「自分と真剣に向き合い悪い所は素直に直し人の言う事に耳を傾け人として社会人として成長して欲しい」と自省や再起に期待を寄せ、「もうこれ以上のお騒がせは許されない」「世間はそんなに甘くない」「人として成長した沢尻エリカちゃんを期待してます」「頑張るんですよ!!!!!!」と厳しい言葉と共に励ましのメッセージを送っている。
2019年11月17日東京都内の自宅で合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課が11月16日に沢尻エリカ容疑者(33)を麻薬取締法違反容疑で逮捕した。同日夕方、各メディアが一斉に報じた。逮捕容疑は、東京都都内の自宅で同日朝にMDMAの粉末を所持した疑い。「私のものに間違いありません」と容疑を認めているという。沢尻容疑者といえば、来年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」への出演が決定していた。主人公・明智光秀の主君である斎藤道三の娘で、後に織田信長の妻となる帰蝶(濃姫)役。撮影はすでにスタートしていた。「逮捕の一報を真っ先に報じたのはNHKでした。大河の制作サイドとしては、ハンマーで頭をたたき割られたような衝撃だったでしょう」(放送担当記者)それもそのはず。NHKといえば、今年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」でも出演中だったピエール瀧(52)が3月に逮捕。麻薬取締法違反の罪に問われ、懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けた。瀧の降板を受け、NHKは三宅弘城(51)を代役起用。必死に撮り直し、放送にこぎつけていた。そして今回も、沢尻容疑者が逮捕されることに。大河降板を迫られることになりそうだが、その影響範囲は瀧とは比べものにならないほど大きそうだという。「初回放送まで2カ月を切り、今が一番忙しい時期。しかし沢尻容疑者が逮捕されたことで、今後は代役を立てて撮り直さなければなりません。瀧さんは脇役だったのでなんとかなりましたが、沢尻容疑者は主要キャスト。そう簡単な話では済まないレベルです。損害賠償額も同様です。瀧さんでさえ与えた影響が大きすぎて、まだ金額面での調整がつかない状態。沢尻容疑者は今後、さらに巨額の損害賠償を求められることになりそうです」(NHK関係者)悲願の大河出演とあって、今年3月の会見では涙を流していた沢尻容疑者。薬物の誘惑は、その感動に勝ってしまったようだ。
2019年11月16日女優の沢尻エリカが16日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと報じられ、ネット上で大きな話題を呼んでいる。ツイッター上では、「沢尻エリカまじか!!!!!!」「沢尻エリカまじかよショックや」「かなしい~好きだったのに~」「あー、残念やな」などと驚きや悲しみの声が続出。国内トレンドワード1位に「沢尻エリカ」が入り、関連ワードが続いている。沢尻は、2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に、光秀の主君・斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役で出演が決まっており、すでに撮影も進んでいた。「大河どうなるん…」「沢尻エリカの麒麟がくる、楽しみだったのにな、、」「来年の大河がどうなるのか心配」「大河制作スタッフが大変そうで可哀想」「沢尻エリカ逮捕って来年の大河どうすんのよ、また撮り直し??長谷川博己かわいそう」と、同ドラマを心配する声も多数上がっている。
2019年11月16日申告漏れと所得隠しが発覚した、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)が活動自粛を発表。これを受け、徳井が出演予定のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の対応について、同局が苦慮していることを、一部スポーツ紙が報じた。徳井は1964年の東京五輪バレーボール女子日本代表を率いた大松博文監督役で、11月3日放送の第41話から出演予定。27日に放送された予告編では、バレーボールの練習シーンで、「死んでも立て!」と選手らに檄を飛ばす徳井の声だけが流れ、姿は映らなかった。スポーツ紙の報道によると、ドラマはすでにクランクアップ。そのため、同じシーンの撮影は容易ではなく、共演者もすでにほかの仕事に入っていてスケジュール調整が困難。そのため代役は立てず、徳井の出演シーンを極力カットする方向で対応することになりそうだというのだ。「国民が受信料を支払っているNHKだけに、問題を起こした出演者を起用した場合、クレームの電話が入ることを最も危惧している。そのため、3月に逮捕されたピエール瀧には代役を立てるなど速やかに対応できたが、盛大に打ち上げまでやった後だけに、わざわざ撮り直しする気にはならないだろう」(放送担当記者)それ以上に、『いだてん』が置かれた厳し過ぎる状況も対応に影響しているようだ。「もし高視聴率で最終回に向かって盛り上がっているならば、金と手間暇をかけての撮り直しもあったでしょう。ところが、『いだてん』に関しては視聴率が1ケタ続きで回を重ねるごとに大河史上最低視聴率を更新し続け、ラグビーW杯の日本戦の裏番組になった今月13日には3.7%でワーストを記録。そんな状態だけに、もう予算を割くわけにはいかないようだ」(前出・放送担当記者)徳井の出演シーンをどう“いだてん”で処理するのか、まさに番組技術スタッフの腕の見せ所のようだ。
2019年10月28日10月15日、波瑠(28)の主演ドラマ「G線上のあなたと私」(TBS系)第1話が放送された。いくえみ綾の同名漫画を実写化したドラマ。寿退社直前に婚約破棄された小暮也映子(波瑠)は、ショッピングセンターで見た「G線上のアリア」のバイオリン演奏に心を打たれる。そして大学生・加瀬理人(中川大志)と主婦の北河幸恵(松下由樹)と共に、大人のバイオリン教室に通い始めることに。そんな年齢や立場の異なる3人の思いや人間模様を描いたストーリーとなっている。放送終了後、Twitterでも《期待を裏切らない面白さ》《3人が奏でていくハーモニーが楽しみです》といった感想が続々と上がっていた。そんななか、加瀬を演じる中川大志(21)の“こじらせ”ぶりがネットで反響を呼んでいる。加瀬は、兄の元婚約者でバイオリン教室の講師・久住眞於(桜井ユキ)に想いを寄せる19歳の大学生。その秘めた想いを上手く表せず、不器用にふるまってしまうのだ。《大志くん、素直になれない19歳の演技とっても素敵言いすぎちゃった後の後悔の感じとか、恋に必死でどうしようもないところとか、すごくすごく伝わってくる》《中川大志さん…ありがとう、とてもとても癒されました ツンデレ属性の年下イケメンなんて、好きが渋滞して心が追い付きません…》《いやぁ、影のある中川大志くんの眼差しイイね》中川といえば11年の「家政婦のミタ」(日本テレビ系)や16年のNHK大河ドラマ「真田丸」で俳優として頭角を現し、今や演技力に定評がある実力派だ。連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合)でもヒロインの夫役を好演したのも記憶に新しい。そんな中川は17年4月、スポーツニッポンのインタビューで演技への意欲についてこう語っていた。「この役者なら見てみたいと思われたい。見終わった後には、中川大志以外、想像がつかなかったと言ってもらいたい」本作で中川の演技はどう変化していくのか。その行方を見守りたい――。
2019年10月16日東京・豊島区池袋エリアを中心に展開する国際舞台芸術祭として、2016年に開始した東京芸術祭。4回目となる今年は9月21日よりスタートしており、国内外を問わずさまざまな団体のプログラムが今後も予定されている。中でも、この東京芸術祭ならではの演目と言えるのが東京芸術劇場の前に広がる池袋西口公園で行われる「野外劇」。今年の野外劇『吾輩は猫である』が、10月19日(土)から29日(火)まで上演される。タイトルから想像できるように、下敷きとなるのは夏目漱石のかの代表作。しかしただの“舞台化”にはならないようだ。まず出演者の数は、およそ500人の応募者から選ばれた約80人。そして脚本・演出を手がけるのは、近年活躍目覚ましいノゾエ征爾。今年活動20周年を迎えた劇団「はえぎわ」主宰として公演もコンスタントに行うだけでなく、近年はさまざまなプロデュース公演の演出家としてもまさに引っ張りだこの状態。それでいて、個性派俳優として舞台やドラマなどへの出演も多い。最近でもNHK大河ドラマ『いだてん』にアナウンサー役で出演しており、その神出鬼没ぶりには驚かされる。そんな彼が今回手がけるのは、大人数が出演する野外劇という、いわゆる一般の公演とは少し毛色が違うもの。しかし、心配は無用といえるだろう。なぜなら彼は2016年に故・蜷川幸雄の後を引き継ぐ形とはいえ、なんと出演者1600人あまりというかつてない大作『1万人のゴールド・シアター2016』の脚本・演出を手がけた経験がある。もともと、強烈な個性を持つ人物たちが群像劇的に交叉してゆく作風が印象的なノゾエ作品。シニカルさとユーモア、そして毒がほどよくまぶされた彼の作風が、池袋というどこか猥雑な雰囲気も持つ街中という特殊なシチュエーションで、どう花開くのか。オーディションで集められた俳優たちも年齢・出自ともにバラバラとのこと、通常の劇場では観られないまさに“一期一会”の公演となりそうだ。少雨決行・荒天中止。前売りチケットは完売しているが、各ステージで当日券が発売されるほか、無料で観劇できる立ち見スペースも用意される。文:川口有紀
2019年10月16日佐藤健、松岡茉優、田中裕子ら日本を代表する豪華キャストが集結する『ひとよ』。とりわけ、白石和彌監督と初タッグとなる鈴木亮平は、“西郷どん”をはじめとするこれまでの精悍なイメージとは対極にある、内向的で頼りないキャラクターに挑戦している。鈴木さんといえば、昨年主演したNHK大河ドラマ「西郷どん」では主人公・西郷隆盛を演じ切り、来年は映画『燃えよ剣』に新選組局長・近藤勇役での出演が決まっているなど、頼りがいのある役柄のイメージが強い実力派俳優。一方、本作で演じる稲村家の長男・大樹は、メガネ姿で地味な作業服に身を包んでおり、これまでの役柄とは打って変わって全く覇気がない様子。また、幼い頃から吃音が原因でコミュニケーションに苦手意識を持つという難役だ。周りとのコミュニケーションを積極的に取る鈴木さん本人とは全く異なる役柄となった。以前に佐藤さんの兄役を演じたドラマ「天皇の料理番」では20kg減量、映画『俺物語!!』では30kg増量するなど、ストイックな役作りでも知られる鈴木さんだが、本作でも吃音の演技のために、様々な試みをしていたという。自主的に吃音の指導を受けるだけでなく、大樹の子ども時代を演じる子役と違いが出過ぎないよう、一緒に指導を受けて調整したほか、子役たちだけの撮影日にも関わらず、多忙な仕事の合間を縫って茨城県神栖市の撮影現場まで見学に行くなど、万全の準備で本作に臨んだ。先日行われたジャパンプレミアで鈴木さんは、「普段は活発な役をやることが多いですが、今回は全く異なる役柄を『鈴木にやらせてみよう』と思っていただいたことが嬉しいです」と、白石組初参加の喜びを明かしていた。また大樹は、子ども時代に「お母さんのような人と結婚したい」と話すほど、母・こはる(田中裕子)に深い愛情を持っているキャラクター。しかし、事件から15年経った現在、3兄妹では唯一家庭を持っているものの、妻の二三子(MEGUMI)との夫婦関係は上手くいっておらず、帰ってきた母にも素直に接することができない。そんな大樹役について鈴木さんは、「意外と難しくはなかったですね。『自分を見ないでくれ』と大樹は思っていたんじゃないかと思います」と分析。コミュニケーションへの苦手意識が家庭にまで影響してしまっているという不器用さや、思い通りにやり取りができないもどかしさを見事に表現し、鈴木さんの新たな一面が見えるキャラクターとなっている。稲村家の家族を演じる佐藤さんや松岡さん、そして「共演を熱望していた」と語る田中さんらそれぞれとの、思わず画面に見入ってしまうほどの演技合戦にも注目だ。『ひとよ』は11月8日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2019年10月08日「例年だと会の参加費は1人5千円、高くても6千円でした。それが今年は地味に値上げされて、7千円になっていたんです。2次会も5千円なので、合計1万2千円。『やっぱり視聴率が悪かったからかな……』なんて声も上がっていましたね」(芸能関係者)10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。「キャストだけでなく、撮影にもかなりお金と手間をかけていました。なんと、舞台セットを250回も作り直したんです。さらに、エキストラの数はのべ1万5千人。宮藤さんとの打ち合わせも1年間で150回あまり行っていました。おかげで、スタッフと出演者の団結も固まっていました。あとは数字さえついてきてくれればよかったのですが……」(ドラマスタッフ)それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。「メイン会場だけでなく、その隣のフロアも控室として貸し切っていました。とにかく人だらけで、こんなに人が集まった打ち上げは見たことがありませんでした。映像を流すためのスクリーンも超巨大。ビュッフェ形式で料理もズラリと並んでいて、とても史上最低視聴率を記録した大河とは思えないほどの豪華さでした」(前出・ドラマスタッフ)これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。「豪華共演陣が集結したとあって、大盛り上がり。綾瀬はるかさんや大竹しのぶさんは挨拶まわりに奔走していて、星野源さんと松坂桃李さんと生田斗真さんの3人はずっと楽しそうに話し込んでいました。近くに妊婦さんがいたのですが、生田さんがおなかをさすりながら『元気に生まれてくるんだぞ!』と話しかけていました。参加できなかったのはごく一部で、あとは麻薬取締法違反で逮捕されて降板となったピエール瀧さん(52)くらいでしょうか。瀧さんの話はさすがにNGとなっていて、誰もそのことに触れようとはしませんでした」(前出・ドラマスタッフ)会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続いた。「宮藤さんは冒頭から『早朝ジョギングをしていたら、一般の人に“いだてんに出演するんですか?”と聞かれました』と言って、会場を笑わせていました。乾杯の音頭をとったのは、ビートたけしさん。『NHKにはカンペを用意するなら志ん生の役をやると言ったんだけど、落語は基本的に上下を見てやるでしょ。だからカンペの意味がなくて。珍しく落語を全部覚えたよ』と“北野節”が飛び出すと、会場は爆笑。でも、こういう場が恥ずかしいのでしょうか。その後は1次会が終わる前に、いつの間にか姿を消していましたね」(前出・ドラマスタッフ)
2019年10月08日10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続く。その後は歓談タイムとなったが、すぐに第1部主演の中村勘九郎が挨拶を始めた。「勘九郎さんは『やっぱり1年間は長かったです。個性的な演出陣も多くて、たいへん苦労しました』と語っていました。というのも彼は宮藤さんの作品に出るのが初めてで、当初はかなり不安だったそうです。撮影が始まってからも、阿部さんに相談していました。ほかにも主演として現場を切り盛りしようと考えて、スタッフや出演者に必ず挨拶することを心がけていました。でも人数が多すぎて『挨拶するだけで疲れます』と漏らしていたこともありました」(芸能関係者)それだけ頑張っていても、視聴率はいっこうに振るわない。“史上最低視聴率の大河”といわれるなど、プレッシャーも大きかったようだ。そんな彼を支えていたのが、妻の存在だった。「勘九郎さんは続けて『やっぱり、家族の支えがいちばんでした』と一言。そして『実は、今日は妻の誕生日なんです!』と明かしたんです。前田愛さん(36)は梨園妻として、慣れない大河の現場で奮闘する夫のことを献身的に支えてくれたといいます。勘九郎さんはそのことに感謝していました。最初はガヤガヤしていた会場の人たちも、次第に彼の言葉に耳を傾けるように。そして彼が『愛ちゃん、おめでとう!そして、ありがとう!』と涙ながらに叫んで挨拶を締めくくると、会場からはこの日いちばんの拍手が湧き起こっていました」(前出・芸能関係者)その後も挨拶は続いたが、出演者が多いこともあって持ち時間は1人1分ほど。あっという間に1次会はお開きとなった。だが、多くの出演者はそのまま近くのイタリアンレストランで行われた2次会に参加。最後まで、“いだてんの絆”の固さを見せていた。「今回の作品は宮藤さんの持ち込み企画だったそうで、かなりの重圧を感じていたといいます。実際、彼は今年だけで2回も胃カメラの検査を受けていたそうです。数字だけを見ると惨憺たる結果だったでしょう。でも彼の作品は後になって評価されることも多い。再放送やDVD販売など、まだ期待できるはず。スタッフも一丸となって、巻き返しを図ろうとしています」(ドラマスタッフ)いだてんの奮闘は終わらない!
2019年10月08日吉沢亮さんが自らオーディションを受けて役を掴んだ劇場アニメ『空の青さを知る人よ』が、まもなく公開される。’21年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演に大抜擢されるなど、出演オファーが絶えない中、今なぜ声優に初挑戦しようと思ったのか。「基本的に、ただ大きな作品だから、ただ原作が有名だから、という理由で作品を選んではいません。それより、やったことがないことをやってみたいという気持ちのほうが大きい。この作品においては、“あの花(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)”とか、“ここさけ(『心が叫びたがってるんだ。』)”とか、もともと長井龍雪監督の作品が好きだったということもあり、オーディションがあるという話を聞いて、単純に受けてみたいと思ったんです」吉沢さんが演じたのは、31歳の売れないギタリスト・金室(かなむろ)慎之介と、13年前から時空を超えてやってきた18歳の金室慎之介、通称“しんの”。「同じ人間だということをいったん忘れて、別人だと思ってやっていた」と言うように、同一人物だが同じ時代に別々に存在する二人を、声優初挑戦とは思えないほど見事に演じ分けている。「本当ですか?嬉しいです。でもやっぱり、苦労はしました。普段はセリフの言い回しよりも表情や仕草で表現している部分が大きいので、そういうものが全く使えないとなると、全然感情が伝わらなくて。だから普段の5倍くらいのテンションで演じていました」31歳の慎之介には、共感できる部分も多かったという。「精神年齢でいうと、18歳の“しんの”より慎之介のほうがよっぽどガキ。でもなんていうか、自分は何もしないくせに、周りにめちゃくちゃイラついているダッサい感じは、“わかるよ~”と思いながら見てました(笑)」よしざわ・りょう1994年2月1日生まれ、東京都出身。劇場アニメ『空の青さを知る人よ』は10月11日公開。来年公開の待機作に『一度死んでみた(仮)』『さくら』などがある。’21年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』主演。カットソー¥43,000カーディガン¥235,000パンツ¥60,000ベルト¥45,000靴¥65,000(以上Saint Laurent/サンローラン クライアントサービス TEL:0120・95・2746)※『anan』2019年10月9日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・小林正憲(SHIMA)取材、文・菅野綾子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2019年10月06日9月22日に報じられた、窪田正孝(31)と水川あさみ(36)の結婚。17年7月期放送のフジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」での共演をきっかけに、交際に発展。同年12月に交際が発覚していた。各紙によると、2人は21日に婚姻届を提出。連名のファクスで「共演をきっかけに、互いに人としても役者としても尊敬する気持ちが強くなり、共に手をとり生きていきたいと、約2年の交際期間を経て結婚に至りました」と説明。すでに同居して新婚生活をスタートさせており、挙式・披露宴は未定。水川は妊娠しておらず、今後も仕事を続けるという。「窪田さんは来春スタートのNHK連続テレビ小説『エール』で主演をつとめることが決定しています。通常、大河ドラマや朝ドラ期間中は、プライベートの動きを抑える傾向にあります。撮影も長期にわたるため、スタート前に身辺整理したり重大発表を行う人もいるのです。今回も、その法則にのっとった形となりました」(芸能記者)かつては12年のNHK大河ドラマ「平清盛」への主演が決定していた松山ケンイチ(34)は、前年から交際していた女優の小雪(42)との結婚を決断していた。最近では今月から始まる朝ドラ「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香(31)、来年の大河「麒麟がくる」に出演する沢尻エリカ(33)などの破局が報じられていた。歴史ある朝ドラや大河に抜てきされた役者たちの心構えは特別なようだ。
2019年09月22日松重豊主演の人気シリーズ「孤独のグルメ Season8」が、10月4日(金)より放送スタート。その第1話の舞台が横浜中華街に決定し、物語に味を添える豪華ゲストも発表された。松重さん演じる、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。累計発行部数97万部突破、原作・久住昌之、画・谷口ジローによる同名人気コミックが基となっている。前シーズンは東京・八丁堀の中華料理店で幕を閉じたが、新シーズン第1話は横浜中華街が舞台に。香港、上海、台湾、北京…大小様々な店がひしめき合う中華街を歩き回り、やっとたどり着いた店で五郎が出会った絶品料理とは?また、松重さん演じる井之頭五郎の商談相手である占い師ワン役に俳優、バラエティの司会、声優などマルチで活躍する八嶋智人、占い館の店員役には日本でも人気の台湾の俳優フィガロ・ツェン、店のお母さん役には1977年のデビュー以来、舞台やドラマ、バラエティで幅広く活躍中の榊原郁恵(*)、そして店の常連客役には、横浜を本拠地とする横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)で投手として活躍し、“ハマの大魔神”の愛称で親しまれた佐々木主浩。佐々木さんのドラマ出演は2003年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」以来、なんと16年ぶり、テレビ東京ドラマは初出演となる。さらに、松重さんがぽつりと「それにしても腹が減った。」とつぶやく、原作漫画の世界に入り込んだかのようなポスタービジュアルが完成している。第1話あらすじ井之頭五郎(松重豊)は、横浜中華街の山下町公園のベンチで肉まんをほおばりながら、ムチャぶりされた案件の対応をしていた。どうにかパソコン作業を終え、商談先の占い師・ワン(八嶋智人)のもとへ向かった。自宅リビングのインテリアの相談だったのだが、自身のキャラに迷いがあるワンは、なぜか五郎に進路相談をし始め…。何とか商談を終え、腹が減り出した五郎は、ひとりでも入れる店はと小さな店が軒を連ねる路地を攻めていく。だが香港、上海、台湾、北京…バリエーションのあまりの多さに店が決められない。まさに“中華大迷宮”――。めげそうになっていたその時、偶然“釜飯”なるものが目に飛び込んでくる。「中華で釜飯」と気になった五郎は、この釜飯に賭けようと店内へ。出迎えてくれた店のお母さん(榊原郁恵)が先客に出した料理も、意外な組み合わせで、五郎の興味はどんどん加速していく。ドラマ24「孤独のグルメ Season8」10月4日(金)より毎週金曜 深夜0時12分~テレビ東京ほか(※テレビ大阪のみ翌週月曜)にて放送。(*)榊=正しくは“木へんに神”と表記する。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日