毎日意識しているのに、なかなか片付かないリビング。ついつい買いすぎてしまう日々の食材買い出し。なぜかモノであふれかえってしまうクローゼット…。家事をしていると、「こんなはずではなかった…」と、理想と現実のギャップに頭を抱えるシーンが少なくありません。でも、がっかりしないで! 悩みはみんな同じです。実は、ちょっとしたコツさえつかめば、不思議と家事がスムーズに動き出し、ムダな労力を使わなくても心地よい暮らしを送ることができるのをご存じですか?今回は、そんな“がんばりすぎない”家事のコツを一冊にまとめた書籍 『すっきり暮らすための家事の仕組みづくり』(主婦の友社) をご紹介します。仕事や育児に忙しいワーキングママでもすぐ実践できる、手軽な家事ルールが網羅(もうら)されています。 『すっきり暮らすための家事の仕組みづくり』 1,404円(税込) 主婦の友社人気のインスタグラマーさんやブロガーさんが登場する「すっきり暮らす」シリーズの第4弾。今回は“家事の仕組みづくり”をテーマに、暮らしがラクにまわりだす家事のルールを特集。ルーティン家事をストレスなく習慣にする方法や無駄のない食材の買い出し法、家族のクローゼット管理法など、どれも実用的ですぐ実践できるものばかり。クリスマスやお正月、桃の節句といった季節行事の楽しみ方も紹介しています。■がんばりすぎない29人の実例集「家族の数だけ、家事のルールがある」これまですっきり暮らすためのコツや習慣、収納法などを紹介してきた「すっきり暮らす」シリーズ。4作目となる同書は、衣食住についての家事ルールがテーマです。掃除の回数や収納方法など、家事のルールは家庭によって異なります。夫婦共働きの家なら、休日に集中して掃除をするかもしれませんし、子どもがまだ幼い家庭なら、おもちゃなどよく使うものはリビングにざっくり収納しているかもしれません。そのくらい、家事のルールに決まりはなく、またライフスタイルの変化によっても変わってきます。同書では29人のインスタグラマー&ブロガーの家事にまつわるルールを実際の写真とともに紹介。ペットを飼っていたり、食べ盛りの子どもがいたり、なかにはすでに子どもたちが独立して夫婦2人で暮らしていたりと、家族構成やライフスタイルも千差万別!だからこそ、一つのルールに縛られることなく、さまざまな実例のなかから、自分にぴったりの家事のヒントを探すことができます。ただ一つ共通していえるのが、同書に登場してくる方々の自宅はシンプルでセンスがよいのに、とても自然体であるということ。そんな理想の空間をつくる秘訣は、日々のがんばりすぎない家事にあるようです。実際にどんなルールを設けているのでしょう? さっそくご紹介です。■「あえて完璧を目指さない?」ゆる~く続ける“すっきり空間”家の中でも、家族が集まるリビングはとくに散らかりやすい場所です。「自分のものは自分の部屋に持っていって!」と家族に声を荒げても、効果のほどは…あまり期待できそうにありません。 maさん (Instagramアカウント:______________.ma)は、リビングに一時収納場所を設けて散らかりを防止しています。帰宅後、そこへバッグやコートなどを一時かけておけば、2階にわざわざいく手間が省け、リビングもすっきり。収納場所を特定するのではなく、一時的に収納するという考え方が柔軟で、これなら家族もストレスなく片付けができそうですね。家事といえば掃除も外せません。仕事や育児に追われていると、なかなか掃除をする時間を確保できませんが、できればきれいな住まいをキープしたいところです。 leafさん (Instagramアカウント:leaf_asch)の掃除は“ちょこちょこ派”。とくにキッチンは、排水口やレンジフードなどを使った後のついで掃除を欠かさないそう。どれも30秒ほどで終わる簡単な掃除ですが、続けることでぴかぴか空間を保つことができるそうです。そのほか、月曜日に週末の汚れを一気に掃除する家庭や、家族の汚れが落ち着く夕方〜夜にかけて拭き掃除をする家庭など、さまざまな実例が紹介されています。みなさん、無理なくできる範囲の掃除を楽しくされていて、本書の写真を眺めているだけで、なんだか掃除がしたくなってきます!■園・学校のプリントは〇〇の裏側にまとめて隠す子育て世代のリビングは、意識していないとすぐに子どものものであふれかえってしまいます。すっきりとした空間を保つために、みなさんどんなルールを設けているのでしょう? ka_nagoさん (Instagramアカウント:ka_nago)は、リビングにお子さん4人分の個人ロッカーを設けて対処しています。「娘たちの持ち物はカラフル。個人ロッカーに大切なものをしまうようにしたらすっきりした空間に」。おかげでリビングはいつでもモデルルームのような美しさです。保育園や小学校の予定表など、子ども関係の書類の保管場所に困ったことはありませんか? 書類は目につく場所に貼っておきたいけれどインテリアの邪魔になってしまうし、かといってしまい込んでしまうと、重要なことを見落としがち。前述のmaさんは、キッチンの裏にあるパントリーが書類の定位置。パントリー近辺で作業をすることが多いため、ここならよく目につくうえに、扉を閉めてしまえば見えません。ほかにも、子どもひとりずつクリアファイルに分けて、収納扉の内側に貼って管理したり、ダイニングテーブルの引き出しにまとめて整理するなど、みなさん、インテリアに配慮したうえで、実用的な保管をされています。■子ども部屋「片づけの仕組み・ルール」は子ども目線でつくる子どもの成長とともに活躍し始めるのが子ども部屋です。子どもの独立心や自主性を尊重してなるべく自分で管理させようとしても…散らかっている部屋を目の前にしたら、つい片付けに入ってしまうのが母心というもの。子ども部屋の散らかりをできるだけ食い止めるにはどうしたらいいか? __kayo__さん (Instagramアカウント:muno_home)のお宅では、ベッド下の収納ケースを活用。習字道具や鍵盤ハーモニカなど、学用品はすべてケースに収納することで散らかることがなく、「あれどこ?」と子どもに聞かれることもありません。子ども部屋以外の実例も参考になります。例えば、ロフト下に専用クローゼットを設けて自分たちで洋服を管理させたり、おもちゃはキッズスペースに、文具はリビングにと、種類と使用頻度に合わせて収納場所を分散させるなど、子どもも把握・管理できる収納法が印象的でした。忙しくて家事がスムーズに回らないと思っていたら、もしかしたらやり方が間違っていたのかもしれません。固定観念にとらわれず、一度頭の中をまっさらにして、ぜひ本書を一読してみてください。ページをめくっているうちに、「これだっ!」と思えるルールやヒントに出会えるかもしれませんよ。文/長谷部美佐
2018年12月06日モチベーションを高める音楽が家事を楽しくする 仕事や家事に追われて毎日忙しい日々を送る世代のために、家電に家事をシェアしてゆとりを作る“家事シェア”を提案するパナソニック。実は、30代~40代に向けたアンケートによると、家事の悩みは「やる気」や「気分」などのモチベーション低下に関するものが一番多かったそう。その解消のためには、「音楽をかけながら家事を行う」という意見が男女ともに集まったことから、今回の“家事がはかどる音楽”の構想が生まれ、CHAIとのコラボレーションが誕生しました。 環境音楽家・小松正史さんのアドバイスとともに完成した「GREAT JOB」は、面倒だったりしんどかったりというネガティブなイメージのある家事を、ポジティブに変えるためのオリジナル楽曲。毎日当たり前にこなしているすべての家事に向けて、「GREAT JOB=よくやった!」というエールがタイトルに込められています。自分自身のコンプレックスをアートに変換してきたCHAIのエネルギーは、まさにこのコンセプトにぴったり。MVでは、「家事を楽しく!」をテーマに、ゴーストバスターズのようなコスチュームを着たCHAIが歌とダンスで楽しませてくれます。 「家事お助け隊」に扮したCHAIのメンバーが、さまざまな家事を特徴的な振付とともに表現苦労の末に習得した圧巻のダンスパフォーマンスと、息ぴったりのチームワーク “家事シェア”を実現する現代の三種の神器って? 「家事からの解放」を叶えてくれる現代の「新・三種の神器」として支持されているのは、「洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、ロボット掃除機」の3つ。パナソニックのおすすめ商品をご紹介します! ロボット掃除機 RULO MC-RS810 ※オープン価格 さらに進化したおまかせロボット掃除機 パナソニック独自の三角形状&集塵性能とAIを取り入れた学習機能で部屋の隅々までしっかり掃除できるロボット掃除機「RULO(ルーロ)」。3種類の障害物検知センサーで、家具にぶつからずにキワまで丁寧にゴミを取り除いてくれます。スマートフォン専用アプリの「RULOナビ」を使えば、外出先から掃除結果を確認したり、掃除したくないエリアやスケジュール設定も自由自在。家にいない時間も、“家事シェア”を進めてくれる頼れる一台なんです。在宅時は音をひかえめに設定できるので、ゆっくりと過ごしながら掃除を進めてくれるのも嬉しいポイント。 ななめドラム洗濯乾燥機 Cubel NA-VG2300 ※オープン価格 自動で洗剤投入までしてくれる洗濯乾燥機 洗濯から乾燥までを自動で行ってくれる「ななめドラム洗濯乾燥機」がさらに使いやすくアップデート。洗剤と柔軟剤を事前にタンクに入れておけば、「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能で、衣類のボリュームやコースに応じてベストな量を使用してくれるのです。さらに、「スマホで洗濯」アプリと連携して、帰宅時間に合わせて効率よく洗濯をすませられるので、天候やスケジュールを気にせず衣類を洗えるのが嬉しい。タンクの洗剤などが減ってきたら、スマホにプッシュ通知で知らせてくれます。温水泡洗浄のコースを使えば、黄ばみや汚れ、臭いまで洗い落として大切な衣類をしっかりケア。忙しい人にぴったりなので、一度体験すればもう他の洗濯機は使えないかも? 食器洗い乾燥機 NP-TZ100 ※オープン価格 手洗いを超えた食器洗い乾燥機 「高い水温」「高圧の水流」「強力な洗剤」を使い、手洗い以上にしっかりと洗浄してくれるうえ、使用する水の量は手洗いに比べて約1/6まで軽減してくれるというエコな食器洗い乾燥機。疲れて帰ってきた夜、買い物と料理をすませて夕食を終えたあとに、食器まで洗うのはかなりのストレス。これがなくなるだけで、家事はかなり楽になるのではないでしょうか?新搭載の「ナノイーX」でまとめ洗い時の気になる臭いや菌を抑え、洗浄後の食器を清潔に保管。寝る前の大切な時間にゆとりを生んでくれる一台です。 「音楽」と「家電」のパワーで、毎日の家事を少しでも楽に、少しでも楽しく。パナソニックの“家事シェア”が提案するテクノロジーとカルチャーの融合は、私たちの毎日をより豊かなものにしてくれるはず。まずはCHAIのミュージックビデオをチェックしてみてください! パナソニック0120-878-691panasonic.jp/wash/kajishare text:坂崎麻結
2018年12月01日自分の分身がほしい。家事と育児、家事と育児と仕事…1日は24時間です。すべてで満足のいく結果を得るのはむずかしいでしょう。そこで提案したいのが、家事の割合を極限まで減らすことです。育児や仕事はともかく、本当に家事を自分でやらなければいけないのでしょうか?パピマミ編集部と一緒に考えていきましょう。家事をやりすぎてる問題夫婦のコミュニケーションに関するアンケート9歳以下の子どもを持つ父親と母親の合計243人にアンケートしたFJパートナーシップ・プロジェクトの「夫婦のコミュニケーションに関するアンケート」によると、妻の家事負担が7割だとわかっています。そして、夫が家事を担当している内容とその頻度がこちら。夫婦のコミュニケーションに関するアンケート注目してほしいのが、夫の家事参加率の低さではなく、家事の多さです。まだまだ細かい「名もなき家事」もあると思いますが、これだけの数の家事をこなすのは大変です。ただ、ここで1つ疑問が浮かびます。本当に、自分でやらないといけないのでしょうか?例えば、洗濯機を回したり洗濯物を干したりするのは、乾燥機付き洗濯機を買えば不要になります。朝食や夕食後の後片付けも、食器洗濯機を買えば楽になりますよね。「家事は外注しよう!ムダを省いて時間を有効に使う方法」にも書いたように、トイレ掃除やお風呂掃除も家事代行サービスを頼めば外注できます。代替できる「やらなくてもいい家事」に、時間を費やしていませんか?家事を減らして時間を増やす3つの方法家事を効率的に行うのではなく、その家事自体を無くしてしまった方が、自由に使える時間が増えていいですよね。ピータードラッカー氏も、「もともとやらなくていいことを効率的にやることほど無駄なことはない」とおっしゃっています。では、家事を減らして時間を増やす3つの方法を紹介します。●1、家事を項目に分ける「30分でできる!家事を重要度と期間で分けて賢くやる方法」でも説明した家事を重要度と期間に分けて分担する方法をご紹介します。「名もなき家事」という言葉があるように、明文化されていない家事はたくさんありますよね。その名もなき家事をなくすために、まずはすべてのタスクを洗い出し、自分が何をするべきなのかを把握しましょう。この作業だけでも、家事をグンと減らせます。あとは、重要度と期間に分けて家事を夫婦で割り振るだけです。●2、時間の使い方を決める家事を減らす上で見落とされがちなのが、時間配分が明確になっていないこと。お財布に1000円入っていれば、1000円以上の買い物はしませんよね。なぜなら、1000円しか使えないことが明確だからです。しかし家事はどうでしょうか。どれに何分使っているか明確になっていますか?自分たちが何にどれだけの時間とコストを使うかどうかは、しっかりと吟味しましょう。●3、家事を外注する先ほどもお伝えしたように、家事のほとんどは外注できます。料理は自分で行ったとしても、そのあとの食器洗いまで自分でやる必要はありません。床の掃除も同じです。ルンバのような自動掃除機があるのであれば、使ってしまいましょう。最初にかかる費用よりも、長期的に考えれば必ず元が取れます。家事代行サービスも同じです。あなたの時間を時給換算したときに、家事代行サービスの時給よりも高いのであればすぐにでも検討を考えてみてください。家事自体は、マイナスを0にする行為です。しかし仕事や趣味の時間は、0を1にする行為。どちらに時間を使いたいと思いますか?家事は適度に減らして時間を最大化する家事を効率的に行ったり、楽しく家事を行ったりするもの大切です。しかしそもそも、家事をやる必要があるのかも考えていきましょう。洗濯物を毎日干す時間があれば、夫婦で話し合う時間を設けられますよね。夕食を食べ終わったあとの片付けを最小限にできれば、家族で笑い合う時間にしたいと思いませんか。「もしこの時間を自由に使えるとしたら?」と考えて、家事を行ってみてください。やらなくてもいい家事は、すぐにでも代替したくなるはずです。そして奇遇にも、9割の家事は代替可能なのです。まとめ家事を減らして時間を最大化するためのコツは以下の3つです。・家事を項目に分ける・時間の使い方を決める・家事を外注するぜひ、試してみてください。生活の質が一変するはずです。
2018年11月16日今どの主婦の家事事情は、どうなっているのでしょうか。主婦の方がパピマミで書かれた「家事」の記事をまとめたのでご紹介します。あなたの家事事情と比べるなり参考にするなり、ぜひ使ってみてください。家事の大惨事毎日家事を行っていれば、失敗の1つや2つありますよね。パピマミに寄せられた主婦からの投稿でも、失敗談を多くいただきます。例えば「共感率120%! ママたちがやらかした“家事の失敗”あるある16選」のような頻繁にやってしまう失敗について書かれているので、同じ失敗をしないためにも読んでおいてください。失敗から学べることはたくさんありますが、失敗は最小限で抑えたい。先人からの知恵を拝借するのは大切なことです。家事の大惨事と言っても、「ありがた〜い「家事休みの日」に起きた、わが家の事件簿 」のような少しほっこりするような記事も。人の振り見て我が振り直せと言いますが、他人の失敗を見ると引き締まる思いがしますよね。ただ、失敗だらけを経験しているとストレスを感じてしまいます。そんなときは、「家事に育児に介護まで?現代ストレスを解消する5分の技」を活用してください。イライラしていては、失敗も楽しめません。夫婦で家事をこなす方法共働き夫婦で家事を両立するのは至難の技。とくにフルタイムで働いてくれている夫の家事参加率を上げる方法が気になりますよね。そんなときは、「共働き夫婦の我が家が家事分担ができていなかった理由とは?」で夫と家事分担ができない理由を考えてみましょう。理由がわかり傾向がつかめてきたら、「共働きでも大丈夫!旦那さんと仲良く家事分担する方法」や「あなたは知っている? 夫婦で上手に家事育児を分担する方法とは」を読んで、夫への家事参加率をあげる試みを試してみてください。ただ、どうしても夫がやる気を出してくれない…と思ったりしますよね。であれば、「家の隅に”あれ”を置くことが効果的?旦那に家事をやる気にさせるコツ体験談 」に書かれているコツを実践してみましょう。参考になるはずです。家事あるある恋愛あるあるがあるように、家事にもあるあるがあります。例えば、「意外とシェアしない方が楽?夫婦のリアルな家事シェア事情」のような夫婦のリアルな現状など、それって当たり前だったの?という話が意外と多いもの。他にも、「お金で解決もアリ! 共働きママが家事を上手に“手抜き”するコツ 」や「家事を時短でラクに! 共働き世帯が「買ってよかった」と思う家電4選」もあります。この2つの記事の特徴は、「やっぱり手抜き大事だよねー」という主婦の声が多大に漏れていること。最初は一生懸命で完璧にこなそうとしているのですが、やはり惰性が働いてしまいます。ただ、それもあるあるなのです。家事テクニック家事はスピードが命です。毎日の反復作業になるからこそ、時短は心がけなければいけません。「面倒な家事を少しでも時短したい人向け! ユニクロ式綺麗なシャツのたたみ方 」や「毎日キレイ! “予防家事”で掃除の手間を減らすためのコツ」のような細かいテクニックもあれば、「「できた!」を育ててあげたい…ちいさな”お手伝い上手さん”におすすめの家事 」のように子どもをお手伝いさんに変身させてしまう方法なども紹介されています。テクニックとは少し外れますが、「明日も明後日も…やってみたい「ノー家事デー」のメリットデメリット」や「時短家事の究極形?私がいくつかの家事をやめた日 」なども、家事を減らすという意味では役に立ちます。家事をいかに楽しんで終わらせるのか、その点を踏まえて一読してみてください。まとめ主婦が家事に対して抱えそう問題とその解決策をご紹介しました。今の自分に合った解決策を参考にしてみてください。あなたの生活がより良くなることを願っています。
2018年11月14日みなさんの家では、家事の負担割合はそれぞれどのくらいですか?そもそも家事とはどのような作業のことと考えていますか?私たち夫婦は高校時代から付き合っていることもあり、大学時代の課題への取り組む姿勢や、就職活動、仕事をがんばっている様子を互いにずっと見てきた仲。そんな私たちだから「2人で働くから、2人で家事をするの当たり前」の認識はぶれていない。それなのに息子が産まれてから、なんとなく私の家事負担が大きく感じてしまうことがしばしば。そんなモヤモヤが続く日々に嫌気がさし、改めて夫婦で家事について話し合ってみました。話し合ってわかった衝撃の事実改めて話し合うことで、夫と私の間で『家事』のとららえ方が違うことを知りました。なんと夫は育児も家事の一部ととらえていたのです。つまり私が夕飯の洗い物をせっせとやっている横で、ゴロゴロしながら息子と遊んでいる時間も、夫からすれば家事をしているという考え。私のモヤモヤの原因がわかったできごとでした。それを踏まえ、お互いが「家事」と思っていることを抽出し、タスクボードを作って見える化することにしました。タスクボード制作費は800円!私たち夫婦がタスクボードを作成するにあたって大切にしたことは、お互いの仕事の忙しさやライフスタイルの変化に合わせて柔軟に家事分担を変更できること。そこで思いついたのが、マグネットにタスクを記載し、マグネットのつくボードに夫エリアと私エリアを作って、自身のタスクをそれぞれのエリアにくっつけるという方法。この方法だと柔軟に家事分担を変更することができ、マグネットの数で家事の負担割合が一目瞭然に。タスクボードは100円ショップの木製マグネットとマグネットボードを少しアレンジして作成。タスク分のマグネットを用意して、油性ペンでタスクを書込み、マグネットボードは「朝タスク」「夜タスク」「休みの日タスク」分の3枚を準備して、エリア分けすれば完成!タスクボード作成後の夫婦の変化タスクボード作成後、夫が頻繁にタスクボード前に立つように。何をしているのかと思い聞いてみると「手があいたから、何かしようと思って」とのこと。タスクを見える化することで、夫も何をすればよいかがわかりやすく、手伝いやすくなったとのこと。私自身の大きな変化は、「ありがとう」と素直に言葉で伝えられるようになったこと。タスクボードがなかったころは、洗い物をやってもらっても「いつも私ばかりに負担がきているのだから、それくらいやってくれて当たり前」という気持ちが多かったのでお礼を言うことなんてありませんでした。タスクボードを作成することで、夫が担っている家事がはっきり分かり、感謝の気持ちが生まれるように。家族での時間がより有意義なものになったと感じています。いずれは息子エリアを作って、息子への家事の完全委託を目論んでいます(笑)。<文・写真:フリーランス記者かつき>
2018年11月13日家事を項目にすると、家事の負担が減ります。しかし項目にしただけで家事負担のバランスが取れるほど甘くありません。家事を項目化するのはいいですが、「あること」もプラスしなければ項目化の効果は薄いでしょう。そこでパピマミ編集部が、家事を項目化して家事負担を減らせる「あること」についてご説明します。家事を項目にしていれば、この作業は30分もあればできるので、ぜひ試してみてくだい。家事を項目にすると生産性が上がるそもそも、なぜ家事を項目にするのでしょうか。理由は3つあります。●タスクの可視化でやるべきことを理解できる1つ目が、タスクの可視化です。自分が何をすればいいかわからないと、どんな有能な人でも行動に移せません。車の知識がない人に、「車を組み立てて」とだけ言っても、組み立てられないのと同じです。抽象的な話をするのではなく、手を動かせるまでの具体案に落とし込まなければいけません。これは、家事でも同じです。● 可視化したタスクから全体を把握できる2つ目が、タスクの全体像の把握です。家事を細かく要素分解したタスクを確認すると、今まで見えてこなかった視点で家事を俯瞰できます。例えば、「ゴミ捨て」と「ゴミ箱掃除」というタスクがあるとしましょう。この2つのタスクを別々にこなしてもいいのですが、ゴミ捨てをすると同時にゴミ箱も掃除してしまおう、という考え方もできますよね。家事を具体的なタスクにまで落とし込めると、それだけで効率は上がっていきます。●タスクを上手に分別できる3つ目が、タスクの分別です。家事のタスクを可視化して俯瞰できれば、あとは振り分けるだけ。「あなたも家事やってよ!」と頭ごなしに要求するのではなく、「あなたはゴミ箱掃除とゴミ捨てをお願い」と言った要求ができるようになります。さらに言えば、全体を把握している分、自分が何のためにしているかも理解できるでしょう。頼まれた方も、「このタスクはコレのためだな」と自分で考えられるため、自主的に行動しやすくなります。項目の家事は「重要度」と「期間」で分別するタスクを項目にして振り分けるのは、賢い夫婦なら当然やっていますよね。しかし、振り分け方に問題のあるケースが多いと言えます。なぜなら、そのタスクの重要度と期間が明確になっていないからです。そのタスクに、どれだけのコストと労力と時間がかかるのか、すべて把握しているでしょうか?20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査大和ハウス工業株式会社による20代から40代までの共働き夫婦の男女100人に聞いた「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」の調査結果です。ここに記されているのは、家事を要素分解したものです。ただ、コレだけでは重要度と期間がわかりませんよね。家庭によってルールはあれど、玄関の靴を揃えるのは毎日だとしても、郵便物を毎日チェックする必要はないかもしれません。たとえば、毎日のタスクで、しかもそのタスクが最低でも30分かかるものを5個お願いされた夫は、そのタスクをつねに達成できるでしょうか。まずムリです。このように、そのタスクの標準時間を理解し期間を明確にしなければ、家事を項目にしても負担は減りません。「このタスクは重いしめんどうだから外注しよう。その分の時間を他に当てた方がいい」のような考え方もできないのです。●家事の期間と重要度を見極める家事の分け方はざっくり分けると4つになります。・毎日やる家事×重要度・週一でやる家事×重要度・隔週でやる家事×重要度・月一でやる家事×重要度週に2.3回や月に2.3回などでもOKです。あなたがお持ちの家事項目を期間と重要度で分けていきましょう。できれば、所要時間も記録すると、家事がしやすくなるはずです。新宿から東京駅まで行きたいときに、何分で着くかを調べない人はいませんよね。同じように、所要時間の把握は大切です。重要度と期間を分別したら後は振り分けるだけ重要度と期間を分別できましたか?分別できたら、あとは正しく振り分けるだけです。共働きの夫婦であれば、妻の働いている時間と夫の働いている時間から逆算し、労力と時間に見合った家事を振り分ければいいのです。たとえば、「毎日ゴミ捨てに行くのがめんどう。そうだ、夫は朝早くから家を出るからついでに捨ててもらおう」というように。もしそれでも妻の負担が大きいのであれば、その分お小遣いを増やしたり家事を外注したりすることもできますよね。なぜなら、タスクの重さを夫婦共々がキッチリ理解しているからです。大変なのがわかっているのに、「それでもがんばれ!」とは言いづらいはず。相手に自分の意見を要求するのも、楽チンになるのです。まとめ1、家事を項目にする2、項目の家事を「重要度」と「期間」で分別する3、分別した家事を正しく振り分ける今回お話した内容は、この3ステップです。1をクリアしていれば、2と3は30分もあれば形になるはずです。ぜひ試してみてください。
2018年11月12日本日、10月19日は2011年から「イクメンの日」と制定されていますが、まだまだ家事・育児に参加する男性が少ないと言われる日本。共働き世帯が増えている中、実際のところ男性の家事・育児への参加度はどのくらいなのでしょうか。■ 男性が毎日行う家事・育児の頻度は女性の半分以下出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行う出前総研が行った調査では、家事・育児の頻度で「毎日」と回答した女性が93.3%だったのに対して男性は40.2%と半分にも満たないことがわかりました。さらに家事・育児に参加している時について問うと男性の25.4%が「休日のみ」、15.6%が「気が向いた時」と回答。改めて女性の家事・育児の負担が大きいことが浮き彫りになっています。2017年12月に出前総研が行った調査によると、子どものいる既婚女性が普段行っていて「負担に感じている家事」は、1位が「掃除(60.9%)」、2位が「料理(47.9%)」、3位が「食器洗い(46.0%)」でした。また「時短したい家事」は、1位が「料理(60.9%)」で、負担に感じている家事の回答率を大きく上回っており、食事関係の家事に関して負担を感じている人が多いようです。■ 手抜きしたいのにしていない食事関係の家事xiaosan / PIXTA(ピクスタ)しかし、料理の代行となる出前の利用頻度を調べると、出前を「月に1回以上」利用する割合は子どものいる既婚女性が独身女性や子どものいない既婚女性と比べて10ポイントも低い上に、「半年に1回程度」という回答が最も多いという結果に。食事回りの家事負担を減らしたいと考えてはいるものの、実際には出前の利用頻度が他の属性の女性と比べても少ない傾向があることがわかりました。こうした結果の要因にあるのは、子どものいる既婚女性は「料理は手作りしなくてはいけない」といった固定観念や手抜きをする後ろめたさを感じやすいことだと考えられます。west / PIXTA(ピクスタ)そしてそこには、「女性は料理ができて当たり前」「自分の母親のように毎食温かい食事を用意して欲しい」といった男性の価値観も内包されていると筆者は思います。共働きをしながら子どもを育てる家庭では、夫婦が協力して家事や育児をサポートすることは必要不可欠。特に育児と違って家事は、出前や家事代行などのサービスや便利な家電をうまく利用してやりくりすることで解決できることがたくさんあります。そして「女性が家事をすべき」「料理は必ず手作りを食べる」といった凝り固まった価値観も夫婦で早々になくしていくことも必要でしょう。プラナ / PIXTA(ピクスタ)夫婦で家事の負担を押し付け合ったり無理をしたりするのではなく、「たまには休んで」と労い合うことでお互いがストレスなく仕事も家庭もうまく回すことができるのではないでしょうか。【参考】※10月19日は「イクメン」の日!男性の家事・育児の参加は?男性の家事・育児参加時間は女性の6分の1
2018年10月19日やらなきゃいけないことはたくさんあるけれど、「月曜日の朝を知らせる目覚ましが憎くてたまらない」「私のやる気スイッチはどこ!?」なんてこと、ありませんか?そんな時に、あなたのやる気をUPにさせる術を5つ、ご紹介。 やる気を出す方法5つ。 ■1:憧れの人、好きな人を思い出す 「あんな風になれたらいいな」と常日頃思っている素敵な先輩女性、友人女性はいませんか?もちろん芸能人でもOK!その人の真似をして、彼女たちに一歩でも近づいた未来の自分を想像してみましょう。気付いたら俄然とやる気がUPしているかもしれません。 ■2:ライバルの顔を思い出す 憧れの人、好きな人を思い出してみてもやる気が出ないときは、同僚や後輩、ママ友など、何かと「気になる」あの人の顔や行動を思い浮かべてみましょう。あなたの一瞬の気の緩みがライバルの追い風になってしまう可能性も。「絶対に負けられない戦いが…!」という気持ちが、あなたを奮い立たせてくれるはず。 ■3:自分とは違う境遇の人の話を聞く やる気が出ないのは、もしかしたら…刺激のない毎日が原因かも?たまには、自分とは違う仕事をしている人、自分とは違う境遇の人の話を聞くのもためになります。思わぬ発見や、自分を違う角度から見つめ直すきっかけをもらえたら、次は何をするべきなのか目標も見えてくるかもしれません。目標が見えてきたら、やる気も湧いてくるはず! ■4:身の回りの整理整頓 やる気が出ないのは、その環境に原因がある場合も…。昔の書類、古い雑誌、またはあまり着なくなった洋服など、要らなくなったモノを捨てるだけでも視界が変わり、気分が晴れること間違いなし。ちなみに、お部屋やオフィスを片付けると、風水的にも良い気が流れるようになるのだとか。キレイな環境で心機一転してしまいましょう。 ■5:貯金通帳を見る なんだか「金の亡者」みたいですが、でもお金がモチベーションUPにつながるのは周知の事実!たまっていく通帳の残高を見ていたら、ウキウキ、ワクワクしてきませんか?「次の長期休暇はこれを使って、旅に出よう」「長年の夢だった習い事やお仕事を始めよう」といった計画を立ててみるのもオススメ。 気持ちを盛り上げて楽しまないともったいない! いかがでしたでしょうか。目の前で過ぎていく日々も自分の楽しみ方次第で見える景色も大きく変わってくるはず。やる気UPして、実りのある毎日にしていきましょう! wellfyより
2018年10月07日総務省の調べによると、日本国内で男性が最も家事を負担している都道府県は「島根県」だという。しかし、家事の分担率はそれでも20%程度。共働き世帯が圧倒的多数を占めているにも関わらず、家事全体の85%以上を女性が行っているのが現状だ。ちなみに海外では、30%~40%程度の家事を男性が担うのはごく当たり前のこととなっていて、日本男性の家事分担率は「世界最低」レベルをマークしている。なぜ、日本男児は家事ができないのか上に挙げた調査によると、最も男性が家事をしない都道府県ワースト3は、「大阪府・和歌山県・福岡県」だという。中でも抜きんでて家事をしないのが大阪府で、分担率はわずかに6.7%。手伝い程度の家事しかしていないという結果が出ている。なぜ、日本では男性の家事分担が少ないのだろうか? その理由のひとつは、「家事のやり方を習ってきていない」ことにあるだろう。現在でこそ、中学・高校で習う「家庭科」の授業は男女共修であるが、1993~94年までは、男女別の履修科目とされ、これ以前に中等教育を受けてきた人は、小学校でごく簡単な調理を習う程度。つまり、そもそものスキルが無い・または低いのである。中には「掃除や炊事、洗濯は、女がやるもの」などと、理想の妻論を展開する、「古き良き時代」を啓蒙する男性もいまだちらほら存在する。これでは、家のことに手を出されたところで即戦力とはならず、帰って妻に手間をかけさせてしまうことも……。家事とは何を意味するものなのかそもそも「家事」とは何なのだろうか。それはずばり「快適な生活を送るにあたり、必要な用事」だ。毎日の暮らしのために必要な栄養素を”食べやすく消化しやすい”状態にする「料理」。生活を営む上で生成されるホコリや紙くず、抜け毛、排泄物による汚れなどを排除する「掃除」。身体を清潔に保つために着替える衣服を洗う「洗濯」。夫婦の間に生まれた生命を、独り立ちするまで責任をもって養育する「育児」。この基本の4つの「家事」に付帯し「ごみの収集・排出」「生活品や食品の購入」「裁縫」「家計の切り盛り」なども家事に含まれる。細分化すればさらに細かく様々な家事が存在するわけで、人々が快適に住まうために、道路を造ったり家を建てたりお金を稼いだりすることも大切だが、それと同様に、”家事”を行うことも必要なのだ。どこまでやれば家事になる?では、どこまでが「お手伝い」の範囲で、どこからが「家事」になるのか。これは、会社での役割分担と重ねてみれば自ずとわかることだろう。例えば、「あの書類まとめておいて」「これコピーしておいて」と、誰かに指示されて行う業務は「お手伝い」の範疇であり、自分の「仕事」ではない。つまり、誰かに「言われないとしない・できない」のであれば、それは「家事」ではなく、ただの「お手伝い」なのだ。妻やほかの誰かに言われることなく、掃除、炊事、洗濯、育児、それらに付帯したことを行って初めて「家事をしている」と胸を張って言えるのである。むろん、妻のサポートが無いと出来ない「家事」もまた「手伝い」の範疇でしかない。「洗濯しようとしたけど、洗剤がなかったからできなかった!」……そんな無能な言い訳が、会社で通るか否か、一度会社での業務に置き換えてみると分かりやすいだろう。いかがだろうか。これまで家事をしているつもりで、ただの「手伝い」しかしてきていないようであれば、今すぐにでも「家事」に昇格させることをおすすめする。でなければ、孤独な老後が待っているかも……。PHOTO/Fotolia
2018年09月12日「ワンオペ育児でも家事を完璧にやらないといけない」と思っていませんか。アフリカには「1人の子どもを育てるには村中みんなの力が必要である」ということわざがあります。子どもを大人1人で育てるだけでも大変なのに、家事まで完璧にしようと思うと、疲れ切ってしまいますよね。日中、主に育児を担うママが疲れてしまうと、心に余裕を持って子どもに触れ合ってくれる大人がいなくなってしまいます。特に子どもから目が離せず家事が思うようにできない乳幼児期は、家事を取捨選択することがお勧め。具体的にご紹介します。好きな家事に時間をかける主に家事をやるのがママの場合、家事の主導権を握っているのもママですよね。365日行う家事ですから、メインにやる人がやりやすいように家事を取捨選択しましょう。まずは自分の好きな家事を選び、その家事をメインに行うようにしましょう。料理好き、掃除好き、整理整頓好きなど、家事の好みは分かれるものですよね。ワンオペ育児中の家事は気分転換にもなるので、好きな家事に時間をかけると良いでしょう。一方で、苦手な家事は、ワンオペ育児中にやるのは難しいものです。なかなか家事も進まないので、子どもに怒ってしまうこともあるでしょう。たとえば回数を減らす(毎日から2〜3日、2〜3日から1週間へ)、量を減らす(服、物、食事の品数などを必要なだけに減らす)、家電を導入する、お惣菜や冷凍食品を活用するなどして、なるべく時間と手間をかけない選択を取りましょう。「自分でやる必要があると思える家事」を選ぼう家事を取捨選択する際のもう一つの選び方が、「自分でやる必要があると思える家事」を選ぶことです。たとえば料理の場合、自炊をすれば健康のためになったり、家族の好きな料理を作れば喜ばれたりするでしょう。一方で料理が好きではないママや共働き家庭にとっては苦痛にもなるので、お惣菜やレトルトを活用したり、外注するという方法もあります。他にも食器洗いは服を洗う洗濯機と似たような作業で、食器洗いが好きな人以外、ワンオペ育児中に時間を取られることを考えれば食洗機に任せてしまうのも有りです。掃除機、洗濯物を干す、洗濯物を畳むといった家事についても、人によってやる必要性が左右されるでしょう。自分でやる必要を感じられない家事は家電を購入したり、便利グッズを導入し、極力時間や手間をかけない方法を考えましょう。家族のために家事分担を夫や子どもへの家事分担も、真剣に考えましょう。家事は家族全員のためのものですから、家族全員で分かち合ってやるものです。また、妻だけが家事をできても、自分に何かあれば夫が、自立して一人暮らしをするようになれば子どもが困ってしまいます。生きるためには、お金が必要なだけではありません。家事ができなければ、日々生活していけません。やった方が家族のためになると考え、夫や子どもにも家事をしてもらいましょう。はじめは抵抗があるかもしれませんが、実際にやってみると、今までこだわっていた自分の価値観も徐々に変わっていきますよ。子どもが乳幼児期を過ぎれば仕事を再開する人も増えると思いますが、今の時期に家事の取捨選択をしておくと、仕事復帰後も楽になるでしょう。試行錯誤しながら、自分なりの家事の取捨選択をしてみてくださいね。PHOTO/Fotolia
2018年08月28日ママにとって、家族を養うことも、生活する場所を綺麗に保つことも、子どもの成長を見守ることも、どれも大切にしたいものですよね。でも、家事・育児と仕事を両立するのはとても大変。そんなママを応援するべく、3つのコツと両立するための考えかたを挙げてみました。家事・育児と仕事を両立させるコツ生活の仕方を変えるまずは、今の生活の中で「できていること」「できていないこと」をしっかり把握しましょう。仕事のある日と休日の一日の過ごしかたを書き出してみると、改善できるところが見つかるかもしれません。効率的にこなすすきま時間を使っての掃除や休日のまとめ家事などで、仕事のある日の家事を少しでも減らしてみましょう。家事を効率的にこなし、家事にかける時間を減らすことでママの気持ちにもゆとりができるはず。夫に協力してもらう家事や育児に関して、パパにもできることはたくさんあります。夕食の片付けや子どもの歯磨きやお風呂など、手伝ってほしいことを伝えてみましょう。 育児が苦手というパパには、ママが育児に集中できるように家事を手伝う「間接育児」をすすめてみましょう。平日と休日のタイムスケジュールを書き出し、何に時間がかかっているかを把握すると、改善できる項目が見えてくるはず。家計簿をつけるのと同様、まずは知ることが大切です。そこからすきま時間にできる家事やパパにお願いできる部分など、変えられる点を見つけて改善していきましょう。積極的にパパにもお願いして、どんどん試してみてくださいね。 家事・育児と仕事を両立させる考えかた家事について仕事と子育てはどちらもおろそかにはしたくないもの。家事も全力で……といきたいところですが、全て頑張っていると疲れてしまいますよね。手を抜いて「頑張りすぎない」ことが両立のカギです。例えば、乾いた洗濯物をたたんでクローゼットにしまうところはパパに協力してもらう、仕事に行っている間に自動の掃除機で部屋を掃除する……など、家電や家族に頼ることも「頑張りすぎない」には必要なこと。トイレに入ったついでにトイレ掃除をしたり、目についたときにフローリングシートでささっと掃除したりと、平日は「すきま家事」で済ませて、休日はちょっと頑張るという方法もあります。買い物時間の短縮にはネットスーパーや宅配も役立ちますし、休日のまとめ買いで、おかずの作り置きをするとご飯の準備が短時間で済みます。家事はたくさんありますが、全てを完璧にやるのは難しいですし、何より疲れたママの顔を見て喜ぶ子どもはいないでしょう。抜けるところは手を抜いて、家族に助けてもらいながらこなすことが、両立のコツではないでしょうか。育児について育児をスムーズにするために必要なのは、やはり人手。積極的に、パパも育児に巻き込んでいきましょう。お風呂の時間はパパにお願いしてみたり、手が離せない間の抱っこやおむつ替えをしてもらうだけで、ママの負担は減ってパパは子どもとのスキンシップの時間が増えます。子どもが大きくなってきたら、着替えやタオルをたたむなど、できることが増えていきます。ママだけのワンオペ育児ではなく、家族として育っていくことが育児を両立させるためには必要ではないでしょうか。育児がどうしても苦手というパパには、ママが育児に専念できるように家事のサポートをする「間接育児」もあります。夕食後の後片付けや洗濯ものをたたむなど、意外とできることは多いはず。できることからはじめていきましょう。仕事について仕事といっても、職種や勤務時間は様々です。夫婦でフルタイム勤務していたら、休日があっても家事・育児との両立は難しいということも多いでしょう。子どもが小さいうちだけ、夫婦のどちらかがパートタイムや短時間勤務制度を利用する、働く部署をかえてもらう、思い切って転職するなど、仕事を調整することも選択肢のひとつです。仕事を変えるのは難しいことですが、両立のための解決策を見つけるために、考えかたとして持っておいても良いと思います。 地域の制度も積極的に活用しよう2015年度の「子ども・子育て支援新制度」によって、幼稚園、保育園、認定こども園の施設以外に、地域型保育事業が公的給付の対象とされました。地域型保育事業とは、保育園よりも少人数で待機児童の多い0~2歳の子どもを対象に保育する事業のことです。例えば東京都大田区では、保護者が就労のため昼間、家庭での保育が困難な場合に保護者に代わって保育する、保育ママ制度を取り入れています。育児経験や保育経験のある保育士、教員、看護師、助産師、保健師などいずれかの資格を持っていて、市が認定した健康なかたが、保育ママとして従事しています。利用は、大田区に住んでいることや、保護者が月に48時間以上の就労があることなど、いくつかの条件に当てはまる場合に可能。午前8時から午後5時までのなかで8時間保育を基本としていて、月額は23,000円。残業などで利用時間が時間外に及ぶ際は、時間外料金が発生します。地域によって内容や条件は変わりますが、働くママにとって助かる制度であることに違いはありません。こういった事業や制度が住んでいる地域にあるか、利用できるかなど、ぜひ調べてみてくださいね。 家事・育児と仕事の両立は「夫婦で」女性は家で、男性は外で頑張るという考えは、時代とともに変化してきています。家族にとって家事・育児と仕事の両立は、どちらか1人が背負って成り立つものではありません。普段とは少し違う行動をするだけでも、視点や意識は変わってきます。夫婦で協力して家事・育児と仕事の両立を目指すことで、お互いを尊重して支えあっていける家族になれるのではないでしょうか。 参考:大田区保育ママ
2018年08月23日仕事と家事、育児の両立を目指した結果、疲れや精神的負担から、うつ病になってしまう危険があります。常に気分が落ち込んだ状態になったり、何もしたくなくなってしまったり。うつ病の症状やなりやすい性格のタイプなどを調べて見ました。「自分はならない」と思っていても、いつの間にかうつになってしまっているかも。ぜひセルフチェックの参考にしてみてください。女性のうつ病が増加中WHOは、世界的にうつ病の疾患者数は3億2200万人ほどおり、人口の4%に及ぶとの調査結果を発表しています。日本には予備軍も含め506万人の疾患者がいるとされています。男女の比率では女性のほうに多く見られ、疾患者の若年化も進んでいるそうです。育児と仕事に追われうつ病に……Yahoo知恵袋や発言小町にも育児と仕事の両立に悩みうつ状態になってしまったという相談が多く挙げられています。疲労や無力感、孤独感、努力が報われない、旦那の協力を得られないなど内容は様々。うつになってしまった自分を責めているかたも見られます。うつ病の症状うつ病には本格的に疾患する前に気分の状況などの兆候があります。以下の症状が続くようならうつの可能性を疑いましょう。気分が常に沈む物事に興味が湧かない疲れやすい、元気が出ない食欲が出ない人に会いたくない朝に具合が悪くなるうつ病になりやすい性格うつ病、うつになりやすい状態としてMSDの「うつ病、うつ状態」には以下のように記されています。生真面目で仕事熱心責任感が強く、完璧主義者社交的で明るく活発的な面と、寂しがり屋の面の両面をもつMSDうつ病、うつ状態より引用何事も完璧に、仕事と家事も両立させようと思っているママは、自分を追い込みすぎないように注意が必要ですね。 うつ病になるきっかけうつ病になる主なきっかけについてもMSD「うつ病になる主なきっかけ」に以下のように記されています。・妊娠、出産、月経・家庭内葛藤・近親者の病気、死・精神的打撃・身体疾患MSDうつ病、うつ状態より引用出産や家庭内の葛藤がやはり理由に含まれています。 育児と仕事の両立を阻むストレス多くのママが以下のようなストレスに晒されているのではないでしょうか。仕事のストレス本来であれば短時間勤務で切り上げたくても、社内や部署の仕事量や人手不足からなかなか認めてもらえず、多くの業務を担当しなければならない……そんな常に追い込まれた状況はストレスでしょう。職場のストレス結婚や出産に対して周囲から理解が得られない、産休や育休から復帰したら周囲の対応がガラッと変わっていたなど職場環境、人間関係もストレスの要因になるでしょう。育児のストレス仕事にも追われ限られた時間の中で育児を行おうとしても子どもが言うことを聞いてくれない、旦那のサポートを受けられないワンオペ育児になっているなどの負担やイライラが募りストレスに。家事のストレス旦那、子どもになるべく栄養を考えた手作りのものを食べさせたい思いから食事を頑張って作っても感想がなかったり、労いの言葉もかけられない。後片付けも手伝ってもらえない。掃除も洗濯も全部自分がやっていて、終わりが見えない。など家事から感じるストレスも大きいのではないでしょうか 「うつ病かも?」と思ったら専門医へストレスを感じる理由やうつになりやすい性格、状態などに多くあてはまるママは注意が必要です。また今、うつの症状に当てはまっているようでしたらすぐに専門医に相談しましょう。自分一人でストレスを溜め込まずに家族、旦那と話す時間を作るなど、少しでもストレスを緩和できるようにしてくださいね。参考:地域におけるうつ対策検討会報告書MSDうつ病、うつ状態とは
2018年08月19日多くの働くママが悩むのが、「仕事と家事・育児の両立」ではないでしょうか。時間的な厳しさもあり、心身ともに負担が大きいため、ストレスを溜めやすく、体を壊してしまうこともあるでしょう。仕事と家事・育児を両立するために、どのようなことができるのか、考えてみました。会社を辞めるべきか……働くママの悩みインターネット上では、こんな悩みが多く見られます。仕事と家事・育児の両立に疲れてしまった夫が家事・育児に協力的でない家事を全て一人でこなさなければならないのが辛い仕事を辞めたいけれど、生活が苦しくなるから辞められない育児と仕事との両立は難しく、疲れも溜まっていきがち。疲労から体調を崩したり、うつになってしまうこともあるようです。また、相談する相手がいなかったり、自分の両親のようにいざというとき子どもを任せられる人がいないことも、深刻な悩みに繋がるようです。 仕事と家事・育児を両立するためにできること多くの働くママが悩みを抱えながら取り組む育児と仕事の両立。心身ともに疲れきってしまわないように、どのような対策を取ればいいのか考えてみました。夫に協力してもらう家事と育児を両立するために必要不可欠なのが、やはり夫の協力でしょう。家事の分担や育児のサポートなど、夫婦で半分こ……とまでは行かなくても、夫が協力する割合が少しでも多くなることで、妻の負担はかなり軽減するはず。掃除や洗濯、子どもの送迎など、夫にもできるものを分担し、夫婦で話し合って協力しあえる体制を作りたいですね。ストレス解消法を見つけるただでさえ時間がない中で難しいとは思いますが、少しでもストレスを解消できる趣味や時間を確保し、発散しながら心身のバランスを整えることも必要です。ヨガやストレッチなど、自宅でも簡単にできる軽い運動は自律神経を整え、リラックスする効果が期待できます。本やネットなどで調べて、取り入れてみてはいかがでしょうか。家事・育児の負担を減らす全てをきちんとやろうとすると、心身ともに追い込まれてしまいます。そうならないためには、多少の手抜きも必要。全自動洗濯機や食洗機、乾燥機などを使って、できるところから楽にしていきましょう。惣菜や冷凍食品を夕飯に取り入れたり、休みの日に1週間分の夕飯の下ごしらえや作り置きをしておき、毎日の家事負担を減らすのも良いでしょう。育児や教育に対しても、夫婦間で価値観や意見の相違があると難しいかもしれませんが、思い切って夫に任せてしまうことも時には必要なのではないでしょうか。時短勤務をするできれば仕事の内容や役割の調整もしたいところ。厚生労働省のアンケート調査によると、仕事と家事の両立のために適切だと思う勤務時間は「5〜6時間」という回答があります。通常の勤務より1割程度時短するだけでも、仕事と家事との両立がしやすくなるそう。収入などの問題もありますが、フルタイムで働いているかたは一度検討してみても良いかもしれません。転職を検討する勤務時間と同じく、負担になるのが通勤時間。自宅から会社までが遠い場合は、近隣の職場に転職することで1日の中で有効に使える時間も変わります。勤務時間、通勤時間、やりがいや内容など全てが理想的な職場を見つけるのは難しいと思いますが、自分の優先順位と照らし合わせながら、良い職場を探してみてはいかがでしょうか。育児と仕事が両立しやすい職種は?求人サイトanによると、仕事と家事を両立しやすい仕事のランキングは以下のとおりだそう。1位レストラン・カフェ(ホール・キッチン)2位軽作業・製造スタッフ3位一般事務・受付レストランや軽作業といった仕事はシフト制を導入しているところが多いため、短時間勤務ができたり、代わりの人員を見つけるなどすれば子どもの都合で休みを取るといったこともしやすいのかもしれません。 まとめ仕事と家事、育児の両立は働くママたちの共通の課題。これを解決するには自分で全てやろうとするのではなく、夫婦での協力や多少の手抜きなども必要です。自分に甘くする心の余裕も持ちながら、無理をせず、自分を追い込まないように取り組んでいきたいですね。 参考:Yahoo!知恵袋厚生労働省両立支援に係る諸問題に関する総合的調査研究an 子育てと両立できたシゴト総合ランキング
2018年08月17日ピクサー・アニメーション・スタジオ記念すべき20作品目は、『Mr.インクレディブル』の最新作『インクレディブル・ファミリー』です。正義のために戦うスーパーヒーロー一家の活躍を描く本作ですが、今回はヒーローとして怪力を誇るパパが、子育てに大奮闘するという物語になっています。ママ1人が日々踏ん張る“ワンオペ育児”の話題が絶えない昨今。外面だけではなく中身もともなった“イクメン”は、ママが切望する存在。そんな世相を反映してか、本作では「パパも子育てしましょう」キャンペーンが推奨されている気がします。■家事がこんなにも重労働とは…パパの子守大変あるある人々を守るために、体を張って戦ってきたMr.インクレディブルことボブたち一家ですが、戦いでビルなどを破壊してしまったことから、活動を禁止させられます。仕方がないと、すぐに気持ちを切り替えて職探しを始める妻ヘレン。このあたりは、現実を見すえたママらしいなと。そんななか、ヒーロー復活をかけた任務が入りますが、任されたのはボブではなくヘレンでした。そのことに心からがっかりしながらも、やせ我慢して弱みを見せようとしないボブの表情がたまりません。良き夫で良きパパであろうとするボブは、ヘレンに代わって、末っ子の赤ちゃんジャック・ジャックや子どもたちの面倒を見ることになりますが、いきなりやってみた家事の大変さに大わらわ。ヘレンがなんなくこなしていた家事業が、こんなにも手間のかかる重労働だったことを実感していきます。前作の終盤で特殊能力を覚醒したジャック・ジャック。本作では家族の前でも無邪気にそのスーパーパワーを放ち、まさに目が離せない状態に。子守でヒゲをそる時間もなく、睡眠不足でボブの目にはクマが。また、ティーンエイジャーの娘・ヴァイオレットとコミュニケーションを図ろうとするも、繊細な思春期の乙女心をまったく理解できないボブは反感を買ってしまう始末。ヒーローとしてはじつに頼もしいMr.インクレディブルにとって、子育てというミッションは、かなり手ごわいものだったようです。イクメン映画が登場した社会背景を考える本作を監督したのは、『Mr.インクレディブル』と『レミーのおいしいレストラン』でアカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞したブラッド・バード。本作には、実生活においてもボブと同じ家長であるブラッド・バード監督の実体験がエピソードとして入っているそうです。自分自身の子ども時代はもちろんのこと、家庭をもってから、妻とぶつかっては自分が非を認めたり、妻とともに子どもの成長を見てきたりした、子育ての体験談のほか、本作に関わっているスタッフ陣のエピソードも盛り込まれ、より生き生きとした家族のドラマに仕上がりました。本作は、ピクサー・スタジオの記念すべき20本目の映画でもありますが、すばらしいファミリー映画を作ってきたピクサー・スタジオには「家庭を大切にする」という社風が息づいています。常に時代を映し出す作品を作ってきたスタジオですから、女性の活躍が増え、共働きの家庭も多くなった昨今の家庭事情も反映された作品になった気がします。■イクメン奮闘をファミリー映画で描く意義折しも大ヒット中の『未来のミライ』の細田守監督も、ブラッド・バード監督と同じように、自身のイクメン奮闘体験を作品に織り込んでいます。2作に共通するのは、パパ目線で語られる子育ての苦労ですが、ともに理想論や美談を提示するのではなく、ごくありふれた家族の日常を描くことに徹しています。さらにこの2作が秀でている点は、赤ちゃんや子どもの描写のリアルさを追求することで、「親だった自分も昔は子どもだった」ということを、あらためて思い出させてくれる点です。それをファミリー映画、しかもメガヒット級の娯楽作で描いていること自体、とても意味があると感じています。いわば客層としての守備範囲が広い。だからこそ、子育て中の親は、親だけではなく、子ども目線にもなれて「昔はこういうことに悩んでいたな」とか「親はこんなふうに子どもを見ていたのか」と若き日の自分に思いをはせることもできる。誰もが映画を観れば、家族へのいつくしみを感じるとともに、親に対する感謝の思いもこみ上げてきます。折しも夏休みが始まり、家族で観られる娯楽映画もたくさん封切られてきました。『インクレディブル・ファミリー』は、いよいよ8月1日(水)の公開となるので、猛暑が続く夏、ぜひ家族を連れて映画館へ行ってみてはいかがですか?『インクレディブル・ファミリー』8月1日(水)公開パパもママも 3 人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族のMr.インクレディブル一家。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える!日本版声優は三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、山崎智史ら。
2018年08月01日こんにちは、猫ライターの乙美亜十です。今回は夫婦で上手に家事育児を分担する方法 について私たち夫婦の経験を元にご説明させていただきたいと思います。お互いの隙間時間を使い協力して家事と育児をすれば、効率的に終わらせることができます。早く家事と育児が終われば自由な時間を確保できますし、夫婦の時間を楽しむこともできます。ぜひパパ、ママ問わずご覧ください。分担図を制作する男性は視覚化されることで物事を認識しやすく なります。そのため、家事育児を分担するときには分担図を制作するのがおすすめです。パパが気付いていない小さな家事や、パパの見ていないところでおこなっている家事も事細かに書き出してお互いがわかりやすい形にしていきましょう。我が家の例であげると「ベランダの掃除」「トイレ掃除」「保育園のお手紙チェック」「皮膚科や歯医者など子供の通院」「寝る前の絵本読み」など、隙間時間におこなっている家事や育児も事細かに書きました。視覚化することで、私がどのような家事をおこなっているかをわかってもらえました。逆にパパも私の気付かないところで、さまざまな家事をしてくれていることにも気づかされました。分担図を制作することで、お互いの知らないところで頑張っているというのがわかったほか、お互いに無理に家事や育児をおこないストレスを抱えている事実も浮き彫り になりました。苦にならない家事や育児を任せる分担図を見ながら、家事や育児を実際に分担していくときに注意をしたのが「パパにとって苦にならない家事や育児を任せる」 ということです。我が家のパパはもともと家事や育児を手伝ってくれようとはしていましたが、仕事が忙しいのと掃除が大の苦手で掃除をお願いしても、長続きしないのがわかっていました。せっかく分担したのに、途中で面倒になり結局私がやるようになっては意味がありません。そこで、嫌いな掃除は一挙に私が引き受けることにしました。代わりに、パパが好きな子供のお世話は任せることにしました。帰宅後の子供の相手はもちろん、休日にたまった掃除を私がおこなう間は子供を公園に連れて行ってもらうなど、とにかく子供と遊んでもらうようにお願いしました。その他にも、ゴミ出しや日用品の買い出しもお願いしました。基本的に子供が大好きなパパで、休日は子供と片時も離れたくないタイプだったので子供と一緒に楽しんでできる家事も時々お願いするようにしました。我が家の場合は、パパが子供好きなためこのような分担になりましたが、料理が好きなパパなら土日に一週間分の夕食を作り置きして冷凍してもらうなどして、料理全般を任せる分担にしてもいいでしょう。買い物が好きなパパなら買い出しはパパに全て任せるようにすれば、その分自分は他の家事ができるため結果的に時短に繫がります。家事を分担するときは、パパが苦にならない家事をチョイスして分担してあげることが長く家事シェアを継続させるコツ なのです。お互いに愚痴を言わない家事を分担する中でもっとも大切なのが、お互いに家事に対しての愚痴を言わない ことです。一度分担を決めた家事ならば、どれだけ疲れていてもどれだけ邪魔くさいと思っても愚痴を言わずに黙々とこなすと最初から決めましょう。何なら、分担を決めるときに紙に「お互いに愚痴を言わない」という言葉を書いて目につくところに貼りだしていいでしょう。疲れているのに家事や育児をするのは誰だっていやですし、代わってもらえるならばぜひ代わってもらいたいと思うのが当然です。それはパパだろうとママだろうと気持ちは同じです。だからこそ、お互いに愚痴をいい合い雰囲気が悪くなるのを避けることが肝心です。愚痴を言いたくなる気持ちもわかりますが、それは相手も一緒だと思ってグッと我慢し他の楽しい話題をいうようにしましょう。さらに、パパの帰りが遅かったり、どちらかが体調不良だった場合に、代わりに家事をすることについても愚痴を言わないように心掛けましょう。どちらかが代わりに家事をやってあげた、やってあげなかった、と嫌味のように言い出したら喧嘩の原因となることもあります。そのかわり、家事を代わりにやってもらったら何かを言われる前に先にお礼を言うようにし、何も言わなくても相手の家事を一つ代わってあげるというルールを決めました。例えば、パパの帰りが遅くて子供の寝かしつけを代わってあげた場合、パパは帰宅後に私がやるべきだった家事を手伝うという具合です。お互いがお互いを気遣う心をルールとして取り入れることで、気持ちよく家事と育児を行えますし夫婦間の雰囲気も悪くなりません。もし、その日に家事を代わってもらえかなったとしても、違う日に自分の家事が代わってもらえると思えば、少々家事と育児に追われて自分の時間が持てなくても心に余裕が生まれます。家事の担当を決めたとしても、忙しい現代人ですから思うようにできないこともあるでしょう。そんなときでも、家事を代わりにやってもらったら自分も代わりに相手の家事をやってあげる気持ちを忘れなければ 円滑に家事をすすめられますよ。----------いかがでしたか?我が家は家事の分担を決めてはいますが、パパの仕事が忙しい時期や、私の体調が悪いときによって家事が分担図通りにおこなえないこともよくあります。そんなときは、相手を気遣い代わりに家事をやってあげるだけではなく、やってもらった方もそのままにするのではなく、後日に家事を代わってあげることを実践しています。そうすることで、片方ばかりが家事や育児をするということは回避できますし、何よりも「今日は家事も育児も一人でやったけど、後日家事をやってもらえるから自分の時間を持てる」という目標を持てます。家事や育児をしていてつらくなるのは、終わりが見えず立ち止まる暇が持てないことです。せっかく家事の分担を決めるなら、お互いに嫌いで長続きしなさそうな家事は避けるようにするのと、代わりに家事をやってもらったときの行動についてもしっかりと決めるようにしましょう。●ライター/乙美亜十●モデル/藤沢リキヤ,福永桃子
2018年07月18日家事や育児はいくら頑張っても誰からも賃金が支払われませんから、せめて夫からは「いつも頑張ってくれて有難う」とねぎらいの言葉をかけてもらいたいものです。ただ、家事・育児の頑張りは「して当然」と無意識に思い込んでいる男性も多いため、女性の中には「頑張っているのに認められなくてモヤモヤする」という人も多いようです。今回は、家事・育児の頑張りが認められなくてモヤモヤしている場合の対処法を紹介します。家事や育児を頑張っているのに認めてもらえない時の対処法1.大変さを理解させる家事・育児を頑張っているのに夫から理解や尊敬を得られない最大の理由が、「その大変さが理解されていないから」です。「自分がやらないと家庭がぐちゃぐちゃになってしまう」と家事・育児を完璧にこなそうとするのではなく、ときには夫に全てを任せてしまいましょう。全てを自分でしなくてはならなくなったとき、夫は初めて家事・育児が重労働であることに気がつき、あなたに感謝の念を抱くようになるでしょう。家事や育児を頑張っているのに認めてもらえない時の対処法2.家庭の外に目を向ける家事・育児の頑張りが認められずモヤモヤしているとき、「誰かに認めて欲しい」という気持ちが強くなっている場合があります。家庭内で承認が得られない場合には、外で承認欲求を満たす、というのも一案です。パートやアルバイトとして外で働いてみることで、感謝されたり、頑張りの対価としてお金を受け取ったりすることができます。家事・育児で行き詰まりを感じている場合は、何らかの形で社会貢献できないかを考え、家庭以外のコミュニティに足を踏み入れてみるという方法も有効です。さいごに今回は、専業主婦が抱きがちな「頑張りを認めてもらえない」という気持ちのモヤモヤを解消する方法について解説してきました。頑張りを認めて欲しいと思うなら、まずは夫に家事・育児の大変さを認識させましょう。また、家庭の外に目を向け、家庭の外で承認欲求を満たせる場所を開拓する、というのも一案です。行動することで、モヤモヤは晴らすことができます。勇気を出して新しい一歩を踏み出しましょう。
2018年07月18日毎日やらなくてはいけない家事って、本当に面倒ですね。時間に追われているときはさらにイライラが高まり、ときには家事分担をめぐって夫婦間で火花が飛び散ることも。夫婦の“家事シェア”の実態を追うと、意外なことが明らかになりました!家事シェアのバランスを左右する「名もなき家事」の正体とは?■ 「妻が7割以上の家事負担」という家庭は83.7%!夫婦間で協力体制を築き、うまく家事を回すことができると、上手に家事の負担を減らすことができます。しかし、家事を夫婦でバランスよく分担できている家庭は少なそうです。大和ハウス工業株式会社が30代~40代の既婚男女9,700人に行ったアンケート調査をみてみましょう。「妻が7割以上の家事を負担している家庭」は、全体で83.7%にものぼりました。これを男女別に見ると、夫側は76.1%、妻側は91.3%という結果に……。全体の数値と男女別の数値を比較すると、家事の負担をめぐり、夫婦間で認識に大きなズレが生じているのが分かります。どうして、このようなズレが生じてしまったのでしょうか。そもそも家事は「炊事」「洗濯」「掃除」などだけではありません。saki / PIXTA(ピクスタ)このほかに、「献立を考える」「なくなった消耗品をチェックして購入する」「製氷機に水を入れる」「クリーニング店に服を出し(取り)に行く」など、「名もなき家事」がたくさんあるのです。ふじよ / PIXTA(ピクスタ)夫婦間の家事負担についての認識のズレは、こうした「名もなき家事」への認識不足が、理由のひとつなのかもしれません。■ 夫婦間の家事問題は夫が「1割の家事シェア率」を増やせば解決!?現状は妻側に家事の負担が重くのしかかっているようですが、「理想」はどうなのでしょうか。「理想の家事負担率」について尋ねると、「夫4割:妻6割」と「夫5割:妻5割」の割り合いの合計が、夫側で44.1%、妻側で31.1%という結果に。「もっと家事シェアをしければいけない」という気持ちは、妻よりも夫の方が強いようです。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)家事シェアをできていない現状に、もしかすると夫側は後ろめたさを感じているのかも……!?ここで、「現状」と「理想」の家事負担率の割合を、平均で割り出し、改めて整理してみましょう。すると、夫側からみた家事シェア比率平均は 、現実が「夫 2.5割:妻 7.5割」、理想が「夫 3.3割:妻 6.7割」でした。妻側の方は現実が「夫 1.4割:妻 8.6割」、理想が「夫 3.0割:妻 7.0割」となっています。理想に近づくには、夫側の家事負担の割合を「プラス1割」にするのが目安になりそうです。■ 家事シェアに満足している家庭は幸福度も高い!調査では、家事シェアができている夫婦(家事シェア夫婦)は、家事シェアができていない夫婦(非家事シェア夫婦)より、夫婦関係や子育てに対する満足度が高いことも分かりました。nonpii / PIXTA(ピクスタ)家事シェア夫婦は、相手のことを「何でも分かち合う存在」「人生を一緒に楽しむ存在」「家族を支えてくれる存在」と認識する数値が高く、互いの存在を尊重している傾向がみられます。また、家事シェア夫婦が語った「家事シェアする理由」は、「共働きだから当然」「相手任せという考え方は嫌」「支え合うことで夫婦円満になる」というものでした。photomai / PIXTA(ピクスタ)一方、非家事シェア夫婦は、妻から見て「子どものためだけにいる存在」や「配偶者はいなくてもいい」というスコアが高くなる傾向に。また、非家事シェア夫婦に聞いた「家事シェアできない理由」では、「自分でやった方が早い」「夫の家事スキルが低い」「夫婦で家事のやり方が違う」などの意見が出ていました。いかがでしたか?家事は生活のベースになるものです。「家事を押し付け合う」「家事シェアの協力体制を築く」のどちらを選択するかで、家族の形や夫婦の信頼関係が大きく変わるのかもしれませんね。【参考】※あと1割の家事シェアで、家族の絆が深まる!?“名もなき家事”はこれで解決?!30代~40代の既婚者9700人に調査
2018年07月05日家事や育児で、タブレットにルンバ……子育てにもハイテクアイテムは大活躍中です。数あるハイテクアイテムの中でも、私が「買ってよかった!」と思うのが“AppleWatch3”。元々時計を付けるタイプではなかったので、子育てがなければ絶対に手に入れてない代物。でもとにかく買って良かった〜。なんならもっと早く欲しかった…、今回は、AppleWatchで激変した、我が家の育児体験をお伝えします。AppleWatchって、なに?その名もAppleの時計。iPhoneと同期して使うことの出来るスマートウォッチです。現在発売されているのはAppleWatch3で、セルラータイプとGPSタイプがあり、セルラータイプは通信会社と契約すればiPhoneを持ち歩かなくてもAppleWatchだけで通信できるというもの。ランニングなどスポーツで荷物を持ちたくない人向けです。一方、GPSタイプは携帯を一緒に持ち歩くことが前提となります。私は、娘の写真を良く撮るのでGPSタイプにしました。Apple payで外出時のストレスが激減!実はこの機能の為にAppleWatch3を手に入れたといっても過言ではありません。これまでお出かけのとき起こる、改札での出来事はかなりのストレスでした。とにかく「ピッ」とやりたい盛りの娘は、改札でSuicaを貸さないと大暴れ(笑)。Suicaを渡した後もゆっくりとカバンにしまう余裕も無く、ポケットやベビーカーの物入れにポンといれたまま、何かの拍子に無くなること数回…。その度に焦り落胆し、面倒な手続きに追われ泣きそうになる母でした。しかも落としてしまうのが怖くて小額入金しか出来ず、何度もチャージをしなくてはならないので、便利なはずの電子マネーもなんだか本末転倒な状況に。AppleWatch3を手に入れてからは、なんともスムーズ!子どもが気付かない間に「ピッ」。子どもが暴れる間もなく改札を「スルリ」。取り出すというワンアクションが無いだけとっても楽チンなのです。さらにチャージもAppleWatch3内ですぐに出来てしまうので、残額不足の心配もないし、なんなら財布を忘れてしまっても大丈夫! Suicaやクイックペイなど、電子マネーを使えるところなら財布を出さずにお会計も出来て荷物が多いママにはぴったり。コンビニや自動販売機だけでなく、スーパーや娯楽施設など意外と使えるところも増えてきて重宝しています。電話もLINEも、腕の中で完結AppleWatch3のセルラータイプは、iPhoneを持っていなくても電話が出来ます。そしてGPSタイプもiPhoneを9m以内に持っていれば大丈夫。子どもと手を繋いでいても、ベビーカーを押していてもさっと電話に出られるのはとっても便利。LINEもアプリを入れれば見ることも出来るし、定型文などで返信することも出来ます。いちいち携帯を出すのも面倒だし、何より、iPhoneを取り出すと、子どもに「携帯を見せろ〜」を騒がれることもないので、これもとっても便利!さらにiPhoneのマップで行き先を入力(音声や近くの公園などAppleWatch内で簡潔することも出来ますがやっぱりiPhoneで入力してからの方が簡単かも)すればあとはカバンにしまって、表示される経路を見ながら進むだけ。抱っこやベビーカーを押しながら片手でスマホを持ちながら進むのは危険だし、大変なのでこれまた便利な機能です。子育てには絶対必須な防水機能付き何とAppleWatchは、水深50mまでOK!付けたまま水泳まで出来ちゃいます。公園などで水遊びをしたり、手を洗ったりするときにいちいち外さなくていいのはとっても助かります。時計を気にすることなく思いっきり子どもと遊べるのはまさに子育てにぴったりです。他にも嬉しい、こんな機能が♪カスタマイズできる、ファッション性も抜群♡文字盤のバリエーションが多く、ミッキーやトイストーリーなどのキャラクターや写真なども選べるし、文字盤の色や針の色、表示するアプリも自由にカスタマイズ可能。バンドも色々な種類が出ているので、ファッションや好みに合わせて付け替えることができます。選ぶものによってスポーティーにもエレガントにもなるので持つ人を選びません。自分らしい時計にカスタマイズでき、どんなシチュエーションにも対応できるのも魅力のひとつです。モチベーションアップのヘルス機能iPhoneのヘルスケアアプリと連動して、歩数やバイタルも記録する機能がついています。一日の終わりに「今日はこんなに歩いたのか〜」と自分を褒めてあげるのがたまらない!1万歩越えると「今日はがんばって遊んだな〜」と、モチベーションにも繋がります。さらに、マインドフルネス機能もおすすめ。日々の生活の中でちょっと落ち着く時間を半強制的に作ってくれるのは、家事に仕事に子育てにと忙しいママパパたちに落ち着く時間を与えてくれます。付けているだけで健康にも気をつかえるなんて、体力勝負の子育てにはもってこい!ほんのちょっとのストレスを回避するだけで、子育てはもっと自由になる!子育てをはじめてまだ2年ですがとにかく思い通りにならないことが多いし、一人の時には簡単に出来たことも難しくなったりするな〜と感じる毎日。その色々なストレスが積もり、余裕が無くなってしまうこともあります。でも、逆にちょっとしたことが改善されるだけでも心にゆとりができることも分かりました。ハイテクアイテムはそんなちょっとしたゆとりをくれる強い味方です!改札やお買い物をちょっと楽にしたいとき、忙しい毎日で自分を褒めてあげたいとき、是非AppleWatch3を試してみてください。今ではAppleWatch3は私の強い味方です!
2018年07月03日「ワンオペ」や「家事シェア」など、育児や家事における夫婦の役割分担が話題になることが多い昨今。夫婦間の家事への認識の違いがよくわかる(?)調査を発見しました。妻も夫も「やりたい家事」はほぼ一緒!?その調査は、ライオン株式会社が6月21日に発表した「夫婦の家事に関する調査」(対象:全国の、結婚して共働きしている30代~40代の男女各250名、計500名)というもの。まずは、妻が夫にしてほしい家事について見ていきましょう。【夫にしてほしい家事ランキング】(N=250)1位:ゴミ捨て…69.6%2位:風呂掃除…64.8%3位:食器洗い…40.8%一方、夫がしたい家事は?【夫がしたい家事ランキング】(N=250)1位:ゴミ捨て…56.4%2位:洗濯…45.2%3位:日用品などの買い出し…40.0%「ゴミ捨て」は、両ランキングで1位を獲得し、共通しているのですが、そのほかはズレがあるよう…。むしろ、「妻が自分でやりたい」と感じている家事とかぶってしまっているようなのです。【妻が自分でやりたい家事ランキング】(N=250)1位:日用品などの買い出し…46.0%2位:洗濯…41.2%3位:料理…37.6%妻は節約しながらなるべく安いものを買うなどしますが、夫はそれをしてくれないという理由で、「日用品などの買い出し」は、妻がもっとも自分でやりたい家事だと感じているよう。にもかかわらず、そんな妻の想いを知ってか知らずか多くの夫たちもやりたいと思っている様子。「洗濯」でも同様の現象が生じていて、夫婦間での家事への認識はやはり少々ズレがあるのかもしれません。夫の家事に「不満」を抱く妻は多いまた、夫の家事に不満を抱く妻もかなり多く、78.8%の妻は「不満がある」と回答しています。そうした気持ちが夫にも伝わっているのか、「Q.家事をしたくもないのに、『やろうか』などと、妻を気遣うフリをしたことがありますか」という問いに、51.6%が「ある」と回答。夫の家事に不満を抱いている妻が多いから、断られることをわかっていて言っているのでしょうか…?いずれにせよ、たしかに「やろうか」と一声かければ「家事に協力的である」ということは妻に伝えられそうですが…。自分でやりたいと思っている家事を夫もやりたいと思っていることに、マイナスの感情を抱くのも理解はできます。しかし、きっと夫もそれをわかっていながら「やろうか」と申し出てくれているはず。一度夫婦で家事分担についてお互いの意見をぶつけ合ってみれば、その認識のズレが解消されるかもしれませんよ。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年06月25日夫婦の家事分担、ワンオペ家事、家事の偏り……。ここ数年で、家事のあり方について話題にのぼることが増えてきましたね。筆者は整理収納アドバイザーとして活動しつつ、3児を育てる母でもあります。そして夫は単身赴任中なので、「ワンオペ育児&家事」でてんてこ舞いになる日も。今回は、一人でてんてこ舞い暮らしを経験してきた筆者が、家族を自然と家事に参加させてしまうポイントを3つお伝えします。■ 1.家族がスムーズに参加できるような仕組みは必須!家事に家族を巻きこむのなら、家事に参加できる仕組みを整えておくのは必須!例えば掃除道具。筆者の家では、わかりやすい場所にDIYでポールを取り付け家族全員がいつでも掃除道具を取り出せるようにしています。特に、子どもの手が届く場所に設置するのが大事。せっかくやる気があっても、「掃除道具どこ?」と探しながらウロウロすると、やる気がしぼんでしまうのは大人も一緒ですよね。道具を取り出しやすくすることで、家事へのハードルは確実に下がるので、まずは仕組みづくりを確実にしましょう。■ 2.家族への声掛けは「お願い」ではなく「決定事項」で!家族に家事をしてもらいたいとき、お願いをしていませんか?お願いをすると、本来なら自分がやるべきことを他の人にやってもらう……というニュアンスになり、自然と”家事はお母さんがやるべきこと”という認識になってしまいます。家事をするときは、「今から掃除するよ!」とか「次は洗濯物をたたもうか」というふうに決定事項のように伝えてみましょう。特に子どもには効果てきめんで、小さいうちからこのような声掛けをしていくと家事をすることが自然と身につくのでオススメです。■ 3.感謝の気持ちより「結果への評価」を!家族が何か家事をしたあと、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えているという方は多いと思います。でもちょっと待ってください!確かに感謝の気持ちは大事だし、「ありがとう」を言われて悪い気のする人はいませんよね。しかし、その「ありがとう」を時々は評価の言葉に変えてみませんか?感謝の気持ちだけを伝えると、伝えられた方は嬉しくなるとともに、「本来は他の人がやるべきことを自分がやってあげた」と解釈してしまいます。筆者の家では、家族が何かしら家事をしたときは、感謝の気持ちより家事の結果について評価し、とにかく褒めて褒めて褒めまくります!評価されると自信が湧くのと同時に、「これは自分がやろう!」という次へのやる気にもつながります。せっかく芽生えたやる気を消してしまうのはもったいないので、間違っても、自分とやり方が違うからといって低い評価をしないようにしてくださいね。■ 家事は手伝うものではなく、分担するものだという意識を高めよう!家事における家族への声掛けポイントについて、筆者の家で効果のあったものについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?声かけひとつで、家事とは手伝うものではなく、分担するものだという意識を育めます。家事に対して家族全員が当事者意識を持てば、あとは全員でとりかかるだけ。テクニックも費用もかからない方法なので、ぜひご家庭でチャレンジし、孤独な家事から脱出しましょうね。
2018年05月30日単身赴任で夫がそばにいない、家事・育児・仕事をすべてひとりでこなしている…。一度は、「ワンオペ育児」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?そもそも、「ワンオペ育児」とはどういう状態のことを指すのか、「ワンオペ育児」になりやすい夫婦の傾向など、これまでママテナでは、さまざまな側面から「ワンオペ育児」というものを掘り下げてきました。そこで今回は、なかでも反響のあった「ワンオペ育児」関連記事を6つピックアップ。「ワンオペ育児」と聞いて心当たりがあるなら、ぜひ読んでみてください。その1●「ワンオペ育児」が増えている理由は?そもそも「ワンオペ」とは、「ワンオペレーション」のこと。もともとは、飲食店などの店舗をひとりでまわしている状態などを指して使われていた言葉です。「男性の育児参加時間は増えている」というデータもありながら、「ワンオペ育児」が増えている理由は?どうやら「共働き」が関係していそうです。▼続きはこちら▼その2●「ワンオペ育児」にならないための3つのコツ夫の単身赴任や病気などの特別な事情で、ママがひとりで育児をしなければいけないことを「ワンオペ育児」といいますが、夫婦共働きであることが理由になることもあるそう。共働きでも、「ワンオペ育児」にならないようにするコツはないもの?心理カウンセラーの霜丘麻依さんが、3つのコツを伝授!▼続きはこちら▼その3●夫婦で「ワンオペ育児」のつらさを共有する方法おもに、母親が育児や家事を一手に引き受けざるを得ない状況を意味する「ワンオペ育児」。問題のひとつに挙げられているのが、「パートナーにつらさを理解してもらえないこと」だそう。「どうせわかってもらえない」と諦めるのは、早合点。夫婦で「ワンオペ育児」のつらさを共有するための2つのポイントを紹介します。▼続きはこちら▼その4●完璧主義なママは危険!?「パラレル家事」で「ワンオペ」を回避完璧主義なママほど、夫や子どもに頼らず、ひとりで何でもしようとする傾向があるといいますが、それでは「ワンオペ家事」や「ワンオペ育児」になりかねません。もし、ママが病気になったら…?そんな状況を作らないためには、「パラレル家事」がおすすめとのこと。「パラレル家事」の特徴をまとめています。▼続きはこちら▼その5●専業主婦とワーママでは「ワンオペ育児」のつらさが違う?おもに、ママが家事や育児、そして仕事をひとりでこなす状況のことを「ワンオペ」と言いますが、専業主婦と働くママでは、そのつらさが異なるそう。それぞれの「つらさ」について、解説しています。▼続きはこちら▼その6●「ワンオペ育児」になりがちな夫婦の性格「ワンオペ育児」になってしまう原因はさまざま考えられますが、“イクメン”の理想と現実のギャップもそのひとつなのだとか。また、夫婦の性格も影響しているケースも…。「ワンオペ育児」になりがちなママ・パパの性格は?▼続きはこちら▼
2018年05月26日「もっと働きたい!」という意欲を持ちながらも日々の家事育児雑務の負担が大きく、なかなか思うように仕事を進められない私が、 ある日突然夫にその思いをぶつけたときの記事 の続きです。妻(私)側の現状と夫側の認識にズレが生じています。夫:「忙しいって言ったって、そんなの今だけでしょ? 平日は時間があるんじゃないの?」私:「いやいやいや、あなたが思ってるよりもそんなに余裕ないよ!?(ほらっ! そうやって主婦は暇でしょみたいに思ってる~~!!)なんだかんだ1年の半分ぐらいは長期休みや短縮授業で思うように時間が取れないんだけど!!」夫:「そしたら、その限られた時間の中でもっと効率あげて集中して仕事すればいいんじゃないの?」私:「いや…だからそうじゃなくて…ちょっと待って? そうだ!!! どうしたらいいのか分かった!!!」夫:「…なに。」私:「今の家事分担率を見直そう!!」夫:「はああ?」私:「だいたい、今までどうして平日の家事分担はしてなかったんだろう。週末は、あなたが食器を洗って台所を片付けてくれているけれど、よく考えたらあなたの仕事それだけだよね!?」夫:「…」私:「昔は家事を一切しない人だったから、週末に食器を洗ってくれるようになっただけでもすごく感謝してたけれどよくよく考えたらいつまで昔を引きずってんだって話だよね。私はもう毎日仕事もしているし、気が付いたらわが家、とっくのとうに共働きだったわ。家庭環境はどんどん変わって行ってるのになんでいつまでも夫だけ平日の家事全面免除にしてたのか意味わかんないよね。はい! というわけで、今日から平日も食器を洗ってくださーーーーい!!」夫:「えええええ~~~~!!!? 嫌だぁぁぁぁ~~!!」私:「じゃぁ、他のことやってもらってもいいけど? 洗濯回して干して畳んでくれる? それとも料理がいい? トイレ掃除もあるよ」夫:「ええええ~~~~…オレ、帰ってくるの遅いんだけど」私:「そんなの関係ないし。遅くても洗えばいいじゃん」夫:「えええええーーー!!」私:「だいたいね、あなた食器洗うだけでしょ? 私、掃除も洗濯も料理もやってるよね? しかも、それをずっっと12年やってきたんですけど!! 平日毎日食器洗ったとしても全家事中で言えばまだ10パーセントだし!! なんなら食器洗うだけじゃなくって、三男の幼稚園の送迎とかも全然してくれていいんだけど!?」夫:「わかったわかった…! 食器洗います」私:「イェェェェイ!!」夫:「ただし、オレが洗いやすいように置いとけよ」私:「なんでよ」夫:「洗う人の気持ちになって洗いやすいように重ねておくことなんて当たり前やろ。洗ってやってもいいなって思うように並べておいて」私:(なんかハラタツ!!! ハラタツけどここは我慢)「はいはい」夫:「キレイに重なってなかったら洗わないから」私:(あああん!?)「はいはい」夫:「じゃぁ、いいよ」私:「イエェェェェェイ!!!」はい、というわけで、この春から平日の食器洗いも夫に担当してもらうことになりました!!(パンパカパーーン!)現在、夫は仕事から帰ってきたあとにせっせと食器を洗っております。ほほほ。私もバタバタする夜に子どもたちの宿題見て、食器も片付けて…っていうストレスがなくなった分、随分と気が楽になりました。一方、夫側の世界ではというと、職場でボヤいているそうです(笑)夫:「はぁぁ、僕、仕事が終わってから食器洗わないといけなくなったんすよ~~」先輩:「マジか~~」夫:「嫁が強くなって困りますわぁ~~」先輩:「ほんとだな~」夫:「やっぱあれっすよ。金は自信につながるんすよ。自分で稼ぎ始めてから一気に強くなったっす…」先輩:「金は自信に…それは間違いない」ふぅぅう…(遠くの空を見つめるパターン)ちょっと!!!(笑)まるで私が酷い嫁のようじゃないですか!!!まぁ、いいですよ。私を使って会話が盛り上がるのであればどうぞどうぞ。きちんと皿を洗ってくれればそれでよし。夫:「仕事終わってから食器洗わないといけなくなったんすよ~~」A:「あぁ~…それな。うちも」同士いた!!((笑)A:「オレもな、最初は一生懸命食器洗ってたんだけど、よく考えたら食洗器買えばいいんじゃね?と思って食洗器買ったら、もう今では食洗器なしでは考えられない。君も食洗器を買いたまえ」夫:「マジっすか~~」食洗器について語る夫陣。数年前の夫なら考えられなかったでしょうね。夫が自力で食洗器を買って帰ってくる日も近いかもしれません。わが家の場合は専業主婦→共働きという変化を遂げて数年経ち、ようやくこの春家事分担を見直し少しは私側の負担を減らせるように改善しました。しかし、専業主婦家庭であったとしても、小さな子どもがいると共働きであるのと変わらないほど忙しいですので、自信を持って家事分担を申し出てみてもよいと思います。また、今既に家事分担をしているご家庭でも、定期的に見直してみるのもアリだな、と今回身を持って思いましたので、わが家も定期的に会議してより平等に分担できるようにしていきたいと思っておりますっ!! キリリッ!【お知らせ】第70話 「心配性は女の子に多い? 怖がりな子どもが安心する接し方」 の記事下アンケート「Q.子どもが心配し過ぎているな(心配性だな)と思ったことはありますか?」の結果はこちら↓
2018年05月10日共働き夫婦が揉める原因のひとつ、家事分担。お互いが不満なく分担することは、なかなか難しいものですよね。実際、共働きの夫は専業に比べて積極的に家事に参加しているのでしょうか。夫婦の働きかたによる家事分担の割合や、家事をうまく分担するコツについてお話します。 家事の負担は妻に偏っている「家事分担」と聞いて、多くの人がイメージする分担方法は、家事ごとに役割を決めることではないでしょうか。ゼクシィが191人の新婚夫婦を対象に行った調査でも、実際に家事分担を項目で行っている夫婦が多いそう。また、分担になった経緯は「自然とそうなった」が約8割を占めています。家事項目ごとに、夫と妻どちらが主な担当になっているのかを調べた結果、夫が妻よりも担っている割合が多い家事は、以下のとおり。ゴミ出し夫61%妻25%両方12%家具家電の修理や検討夫59%妻9%両方31%反面、毎日の家事の中で「頻度が高く時間がかかるもの」に関しては、ほとんど妻が担っている様子。炊事夫6%妻86%両方7%掃除夫10%妻73%両方17%洗濯夫12%妻67%両方20%上記は共働きと専業が合わさった数字ですが、この「夫の担っている家事」と「両方が担っている家事」の合算を夫婦の働きかた別に見てみると、以下のとおりになります。専業と比べて分担の割合は増えるものの、トイレ掃除・洗濯・掃除・食材などの買い物・炊事といった頻度が多く発生する家事は、やはり妻に偏りがちです。これでは、家事分担に不満を持つ妻がいても仕方がないのではないでしょうか。 共働き夫婦が家事をうまく分担するには?共働きでも、つい妻に偏りがちになってしまう家事分担。夫婦喧嘩の原因にもなってしまう分担をうまく決めるにはどうしたら良いのでしょうか。得意不得意で分担を決める家事分担を簡単に進める方法のひとつが、夫婦それぞれの得意不得意で決めること。得意な家事や好きな家事は、イヤイヤやらないで済むので効率が良くなります。得意・好きな家事が夫婦で異なるなら、平和的に分担が進められそうですね。夫婦によってはあえて担当を決めずに、好きな家事をこなすというパターンがうまくいく場合もあります。お互いが気づいたときに動けるタイプであれば、こうした方法も良いでしょう。家事の分担表を作ってみる口約束を防止し一目瞭然にするために、家事の分担表を作ってみてもいいでしょう。注意したいのは、夫と妻で家事に対する認識が異なるケースがあるということ。たとえば「炊事」。妻は「料理のついでに減っている調味料を足しておく」「後片付けがしやすいように考えながら調理をする」という項目も含んで考えていることに対し、夫側は「料理する」だけになっていることも多いです。こうしたこまごました家事は、「名もなき家事」として話題にもなっています。分担表を作る場合は、夫婦で認識を揃えていくことも大切です。名もなき家事がチェックできるアプリもご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。> アプリで名もなき家事が一目瞭然!夫婦のリアルな感想1日のタイムスケジュールを作ってみる食事後、シンクに食器が放置されたままなのに、食器洗い担当のはずの夫はスマホでゲームばかり。不満に思いながら結局妻がやってしまう。ただ、夫は実はあとでやろうと思っていた……なんていうことも、お互いの意思疎通ができていないと起こりがちです。時間割のようにギチギチしたものでなくていいので、夫婦がそれぞれタイムスケジュールを組んで開示しておくこともひとつの方法ではないでしょうか。ただし、スケジュールはあくまでも目安。ルールに縛られすぎて夫婦間がギスギスしてしまわないようにしてくださいね。便利家電に頼ってみるお互いが仕事で忙しいのなら、便利家電を取り入れてみることもおすすめです。また、時間だけではなく、お互い苦手であったりやりたくない家事があれば、家電で代用しても良いかもしれません。食洗機やお掃除ロボット、ドラム式洗濯機など、便利なものがたくさんあります。> 賃貸OK!据え置き型食洗機を比較して我が家の一台を選ぼう> どれがいいの?ロボット掃除機を徹底比較家事をアウトソーシングしてみるもっと家事負担を軽くしたい!という共働き夫婦は、家事のアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。家に来て掃除や洗濯、作り置きおかずを作ってくれる家事代行サービスのほか、ごはんを宅配してくれる宅食サービスなど、現在では多種多様なサービスが利用できます。>家事代行サービス初心者向けに代表的な3社を比較してみた>忙しいときに利用したい!食事宅配サービス3つを比較 家事分担においてもっとも不満が溜まる原因は、「やってもらって当然」という態度を相手にとられている、と家事を主に担っている側が感じてしまうことではないでしょうか。ゼクシィの調査データには、「わたしの方が家事はやっているけれど、いつも“ありがとう”を言ってくれるから不満はない」というコメントも。「ありがとう」の一言があるだけで、「やってもらって当たり前だとは思ってないよ」という気持ちを伝えることができますよ。お互いに「いつもありがとう」の気持ちを忘れずに、助け合って生活していきたいですね。参考:ゼクシィカップルのホンネ通信
2018年04月30日何かと忙しい共働き夫婦。家事がままならない毎日に疲れていませんか?そんなときは、自分たちだけで解決しようとしないで、家事代行サービスなど家事のアウトソースをしてみてはいかがでしょうか。とはいっても、他人に任せることは不安だったり、どのくらいの金額がかかるか気になりますよね。せっかく共働きで稼いだお金は、信頼できるサービスに使いたいもの。今回はそんな家事代行サービスの活用術をご紹介します。 家事代行サービスは共働きにおすすめ家事代行サービスというのは、依頼者の要望や生活スタイルに合わせて、定期的に家事(掃除・洗濯・料理など)を行ってくれるサービスです。掃除道具などは基本的に、家庭で現在使用しているものを使うそうです。料金体系は会社によっても異なりますが、ほとんどが「時間単価×時間」となります。「家政婦サービス」とどう違うのかというと、家事代行サービスは会社との契約ですが、家政婦の場合は個人との契約となります。そのためトラブルがあったとき、家政婦サービスの場合は家政婦さんに直接言う必要がありますが、家事代行サービスは会社に連絡すれば済みます。最近では、家事代行を利用する夫婦をよく見かけるようになりました。共働き世帯が増加し、「家事とは妻がやるもの」「自分たちでやるもの」といった考えかたが変わりつつあるのかもしれません。共働きの中で家事をする時間を捻出するのは大変ですし、せっかくの休日が家事で終わってしまったということもあります。そんなときに家事代行サービスを活用することで、自分の時間や夫婦の時間も、ゆっくり取れるのかもしれませんね。 家事代行サービスの種類一言で「家事代行」と言っても様々な種類があります。「そんなことまで頼めるの!?」と驚くこともあるかもしれません。ここでは、主要な家事代行サービスをご紹介します。なお、料金は会社によって異なります。キッズ・ベビーシッターサービス親に代わって子どものお世話をしてくれるサービス。会社によっても異なりますが、冠婚葬祭などで急に預ける場合や子どもの病気の看病、保育園のお迎え、その後のお世話(遊び・食事・入浴・寝かしつけなど)などを行ってくれます。もちろん夫婦のリフレッシュとしてお願いすることも可能です。予算は早朝・夜間などの時間や子どもの人数によっても変わるそうです。ただ1時間1,500円前後のところが多いんだとか。掃除 / ハウスクリーニングお掃除代行は、リビング・キッチン・トイレ・お風呂などの掃除を頼むことができます。料金は「時間単価×時間」となっているところが多いです。ハウスクリーニングとは、専門的な技術をもったスタッフによる清掃のこと。専用機材や洗剤を用いて清掃してくれるので、普段の掃除では落ちない汚れもきれいにしてくれます。ただし、掃除してくれる箇所や製品(エアコンなど)はある程度決められています。料金体系は、基本的には作業規模に比例して料金が加算される仕組みのようです。食事・料理料理代行サービスでは、好き嫌いやアレルギー・家族構成に合わせた食事を作ってくれます。サービス内容によっては、買い物や後片付けまで行ってくれることも。下ごしらえや作り置きなども頼めるそうですよ。料金は「時間単価×時間+食材費」が一般的。多くの会社が「定期プラン」を設けていて、その場合は時間単価が安くなるそう。 共働き夫婦で家事代行を利用するならおすすめの家事代行サービスベアーズ掃除・料理・買い物・洗濯・アイロン掛けなどの家事全般を、要望にあわせてオーダーメイドで行ってくれる家事代行サービス。家事以外にも、郵便受け取りや役所手続きやペットのお世話など、平日なかなかできないことを行ってくれます。また、家事代行以外にも、「ハウスクリーニング」・「料理代行」・「キッズ・ベビーシッター」なども充実しています。CaSy(カジー)他の家事代行サービスに比べて、良心的な価格が特徴。「お掃除代行」・「お料理代行」・「ハウスクリーニング」を行ってくれます。CaSyの専用アプリでスマホから簡単に予約できるので、忙しい共働き夫婦の味方になってくれます。家事代行の利用頻度多くの家事代行サービスが、「定期プラン」というものを設けています。「週に1回」「隔週に1回」「月に1回」などから選べるようになっています。お試しとして「スポット」で1度体験して、良かったら定期的に利用する……というのも良さそうですね。 共働き夫婦にとって悩みの種である「家事」のこと。「外で働いて、家でも働きたくない」「休みの日はゆっくりしたい」という思いがありますよね。家事を外注することには抵抗もあるかもしれませんが、毎日頑張っている自分の身体を労わる気持ちで、一度試してみてはいかがでしょうか。 参考:家事代行サービスとはベビーシッターの上手な利用法Q&Aで詳しく教えて?
2018年04月25日既婚の働く女性199人から集まった家事分担についてのアンケート。今回は家事分担の割合を聞いてみました。(前回のアンケート結果はこちら現在の分担に満足してますか?)妻と夫の家事分担の割合は?妻90%、夫10%26%妻70%、夫30%17%妻80%、夫20%16%妻60%、夫40%13%妻100%11%妻50%、夫50%10%夫60%、妻40%3%※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/2/21〜3/13有効回答数:199人1位は「妻90%、夫10%」という結果に。では、満足度の違いと境界線は?「妻90%、夫10%」がトップとなった今回のアンケート。子どもの有り無し別に見ても結果は変わらず、ほとんどを妻側である働く女性が担当している家庭が多いみたい。また、上位は全て妻側の分担が多く、6位で半々に。ちなみに、夫100%を選択した人は0人。「家事=女性がやること」という概念が強いことを再確認する結果となりました。家事分担の満足度との関係を見て見ると、「とても不満がある」と答えた人の80%以上が妻が家事を最低80%以上やっていると回答。「まあ満足している」人は「妻60%、夫40%」、「とても満足している人」は「妻50%、夫50%」が1位となりました。どうやら満足の境界線は、60%程度のようです。この結果、どう思いますか?稼ぎの金額が6:4なら家事は4:6。家事をやりたくなければ稼ぐ。 仕事を辞めたければ旦那に出世してもらい倍以上稼いでもらうよう家事をやりサポートする。ただ子育てだけは子どもがママじゃないとダメなことが多く、なかなかうまく分担できないのが不満(ゆっち/29歳)お互いフルタイムですが、家に帰ってバタバタしてるのは私だけ。旦那はテレビ見て携帯ゲームをしているのにイライラ。子どもと遊ぶとか、お風呂掃除して沸かすとか、洗濯物をたたむとかしてほしいです(コロママ/40歳)主人が入社3年目で私より給料が少なかったから、私が仕事を辞めることが前提になかった分、家事は積極的にやってくれました。今もそのまま変わらず大変満足しています(tamasuke/49歳)夫は毎日残業してくるからか家事免除だと思っていてほとんどしない。言わないとしてくれない。仕事は自ら動いているであろうにもかかわらず家事はなぜそういうふうにできないかとても不思議。家事は妻の仕事なんだろうかと常にモヤモヤしています(つちのこ/38歳)通勤時間が私が1時間、夫が30分なので、同じ時間に起きて、私が顔を洗って化粧をしている間に、夫がご飯を作る。一緒に食べ始めて、私が先に仕事に出て、夫が片付けて、仕事に出掛ける。私は通勤時間が違うから、当然と思ってるけど、人に話すと異常にうらやましがられるか、引かれる。母にはあなたが30分早く起きなさいよ。と言われるが、睡眠も仕事を続ける上で大事だと思う(ゆら/31歳)私の性格上、結局早くことを済ませたいので気付いたら全部自分でやってしまっていると後悔してます。 お互い疲れて帰ってきて、さらに食事作り、皿洗い、片づけ…。子どもがいたら、どうなってしまうのだろうと感じます。一度、家出してみて、どれだけ大変なことか理解させてみるのもいいかもしれません。あとは、マメな男性を探すことに尽きるかもしれません。人は基本的に変わらない生き物(どるねーど/36歳)結婚当初から言い続けて、ここ1年でようやく自らやるようになった。それまで7年かかった。本人はちゃんとやってる、と思ってるようだけど、全体的な家事の2割程度しかやってないんですけど?それ以外私がやってる現状に、不満がないはずがない。これで子どもができたら、妊娠〜出産〜子育てがプラスされるかと思うと、女性の負担が多すぎて不安しかない(むむっ。/39歳)わが家の場合は、旦那さんのほうが気が付いて手伝ってくれます。夕食は私が作ることが多いですが、帰り際に電話で必要な買い物がないか、夕食をどうしようか聞いてくれたり、作っている間に自然と洗濯物を取り込んでたたんでしまってくれたり。私が残業で遅めの帰宅の時は魚を焼いたりワインを準備して待っていてくれます。週末は朝ごはんとコーヒーを作って起こしてくれたりします。食器を洗ったりしまったりで夫婦で違う方法があっても感謝はしますが、文句は一切言いません(南国♪/45歳)共働き(フルタイム)でも夫のほうが断然帰りが遅いので、負担割合が多くても当たり前だと思っている。うまくいく秘訣は、例えば洗濯物を干すのを手伝ってくれたとき、干し方が気に入らなくてもその場では文句は言わず、時間をずらして黙ってやり直す(ひなりんこ/42歳)新婚なんですが、結婚前のほうが掃除や料理など手伝ってくれましたが、今は全くです。初めは頑張ろうと思ってやってますが、いつまで続くか不安(みぃ太郎/34歳)旦那さんがフルタイム、自分はアルバイトなので自分ができる限り頑張ってます。旦那さんが風呂掃除やトイレ掃除をやってくれたときは褒めたり、好物を用意してあげるとまたやってくれるようになりました(ももんが/35歳)編集部VOICE共働き夫婦で家事が半々と知ると「旦那さん、すごいなー」と言うのは既婚男性が多い気が…。気のせい?
2018年04月12日以前に比べて、夫婦間での家事分担が進んでいる今日この頃。そして、夫婦の家事分担が進むとともに、なかなか表に出ず認識されにくい「名もなき家事」が注目されるようになりました。名もなき家事といっても内容はさまざまですが、今回のテーマはただ手を動かすだけの家事ではなく、頭を使って行う「考える家事」。考える家事の実態と、考える家事の負担を夫婦で共有するコツをご紹介します。 1. 「考える家事」とは?考える家事というとまず「毎日の献立決め」が思い浮かびますが、ほかにも考える家事はたくさんあります。毎日の家事はそのときの状況に大きく左右されるので、その都度柔軟に対応しなければなりません。洗濯の場合洗濯なら、洗濯機を回す・洗濯物を干す・取り込む・畳む・片付けるという一連の作業にかかる時間を前もって予測する必要があります。そして、家族の予定や他の家事に支障が出ないようスケジュールを組んで行動しなければなりません。洗濯のスケジュールは、そのときの天気・気候や洗濯物の量・種類に大きく左右されます。天気が悪い日などは部屋干ししなければなりませんし、洗濯物の量が多ければ洗濯機を回す回数も増えるでしょう。掃除の場合掃除にも、考えるべき要素はたくさんあります。たとえ家の間取りが同じでも、生活スタイルや家族の価値観によって掃除のやりかたは変わります。毎日使う場所・汚れやすい場所はこまめに掃除する必要がありますし、普段あまり使わない部屋は掃除の頻度を減らしてもよいでしょう。掃除を始める前に、まず掃除する順番を考えなければなりません。たとえば台所のコンロを掃除した後にコンロの上の換気扇を掃除してしまうと、せっかく掃除したコンロに換気扇の汚れが落ちてしまう恐れがあります。掃除する場所や汚れの種類に合わせて、道具・洗剤を使い分けることも大切です。また、家計のやりくりも考える家事のひとつです。家族の収入やライフプランに応じて、毎月の支出(食費・光熱費・おこづかいなど)や貯金額の配分を考えなければなりません。 2. 考える家事に対する夫婦間のズレ共働き夫婦の増加によって、妻だけでなく夫も積極的に家事をする家庭が増えてきました。また家電・家事代行サービスの発展によって、手を動かす家事(あまり頭を使わずにできる家事)の負担は以前より少なくなっています。しかし、フルタイム共働き世帯をターゲットとした調査では7割近くが「家事負担は妻メイン」と回答。そして、考える家事の負担も妻に偏っているのが現状です。考える家事にかかる時間既婚男女をターゲットとした別の調査では、妻の平均家事労働時間は1日あたり約150分という結果が出ています。また、1日の家事時間の43%を考える家事が占めています。つまり、1日あたり約1時間を考える家事に費やしている計算になります。考える家事に関する夫婦間の認識妻の44%は、「夫は考える家事の存在を認識していない」と感じています。一方、夫の83%は「妻は考える家事をしている」と回答しています。考える家事について、夫婦間の認識に大きなズレが生じているんです。 3. 考える家事の具体的な負担内容と、夫婦で共有するコツここでは、考える家事の中で最もウエイトが大きい「毎日の献立決め」にスポットを当ててみましょう。食事は毎日しなければならないものであり、家族の健康にも直結します。そのため、献立決めは考える家事の中でも特に手を抜けないものです。なぜ献立決めが苦手な人が多いのか?責任重大な毎日の献立決めですが、夕飯の献立決めが苦手な人は男性で40.6%、女性では61.6%にものぼります。その理由は単なるレパートリーの少なさだけでなく、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。食材の旬・値段や賞味期限多くの生鮮食品には旬があり、そのときの気候や作物の出来具合などによって価格も変動します。ムダな食費を減らすためには、なるべく安い食材を使って献立を決めることが重要。すでに家に食材があるなら、古くなって食べられなくなる前に使い切りたいものです。家族構成・家族の好みに合うかどうか家族に子ども・高齢者・食物アレルギー持ちの人などがいると、その人に合わせた献立を作らなければなりません。家族の好みがバラバラな場合、不公平にならないようおかずの種類を増やすかローテーションを組んで献立を決める必要があります。栄養バランス家族が好きだから・作りやすいからといって似たような献立が続くと、栄養バランスが偏ってしまいます。しっかり栄養を摂るためには、さまざまな食材をまんべんなく使う必要があります。そのとき料理に割ける時間仕事が忙しい人や小さい子どもがいる人にとって、手の込んだ料理を作るのは難しいでしょう。そのような場合は、いかに短時間で作れるかも重要です。時間が経っても美味しく食べられるかどうか帰りが遅い家族がいるなら、時間が経っても美味しく食べられる献立が便利。お弁当を作る場合は、前日のおかずの残りを活用すればお弁当作りの手間を省くことができます。 4. 考える家事をひとりで抱え込まないために家事をメインで行ったことがない人にとって、考える家事の負担は実感しにくいもの。また、パートナーの家事の負担を理解できている「つもり」の人もたくさんいます。考える家事の大変さをパートナーと共有するためには、まず考えるべきことは何か・何がどのように大変かなどをはっきりさせ、相手に伝わるように説明しましょう。口だけで説明しにくければ、箇条書きやイラストにするのも有効です。自身が置かれた現状を見つめ直し整理することで、無意識に感じていたストレスや不満にも気づきやすくなるでしょう。パートナーに意見を聞くときは、尋ねかたを工夫する献立決めにおいてありがちな不満に「パートナーに何を食べたいか聞いても『何でもいい』としか言われず、料理にやりがいを感じられない」があります。しかし、聞かれたほうの立場になって考えてみると、いきなり「今日は何食べたい?」とだけ言われてもなかなかアイデアが浮かばないと思いませんか?「今日は○○か××にしようと思うけど、どっちがいい?」と選択肢を提示したり、「買っておいた魚を早めに食べてしまいたいから、今日は魚料理にしたい」というように献立決めの理由を付け加えたりすると、パートナーも意見を出しやすくなるでしょう。考える家事自体の負担を減らす工夫定番の献立を組み合わせる家族の好みに合わせて定番の献立をいくつか決めておき、大まかにローテーションを組んでおきます。同じような食材でも、調理法や味付けを変えるだけでずいぶん印象が変わるでしょう。食材宅配を使う食材宅配サービスの中には、あらかじめ決まった献立に合わせて食材を届けてくれるものがあります。毎日利用しても飽きないよう工夫されており、その日使う分だけの食材が届くので食材ロスの心配も減らせます。 家事をメインでやった経験がない人にとって、「考える家事」の負担は想像しにくいものです。考える家事を夫婦間で共有するためには、家事を進めるために考えることは何か・考える家事がなぜ大変なのかをわかりやすく整理してパートナーに伝えましょう。現状を整理することは、あなた自身のためにも大いに有効。考える家事がなぜ大変なのかわかれば、負担を減らす工夫もしやすくなるはずですよ。参考:【家事シェアの新課題】家事時間1日平均150分のうち、43%もの時間を占めるのは、パートナーに理解されづらい「考える家事」夫と妻の料理に関する意識調査手抜き”許せない家事1位「料理」も、7割が「レシピ検索すら面倒」「夕飯何食べたい?」が持つ理不尽さと、ベストな返答の考察「考える家事」と「行動する家事」がヒント! 「夕飯づくり」で考えるモヤモヤしない家事分担法共働き夫婦の家事分担調査(2017年)。夫の家事分担率は平均30%
2018年04月09日仕事をしているママは、専業主婦よりも家庭のストレスが少ないといった話も聞きます。家事・育児からいったん離れることで、気持ちをリセットできたりすることが、ストレス軽減につながるひとつの理由のようですが、専業主婦ではそういったことはできず…。もしも、育児に行き詰ってしまったら、どう気持ちを切り替えればいいのでしょうか?ストレスがたまりすぎて子どもと向き合えない泣いたり、ぐずったりしてしまう子どもと、1日中2人だけで過ごす生活がずっと続くと、ストレスもたまってしまうもの。ときには育児に行き詰りを感じ、我が子と接することが困難になってしまう…。そんな悩みを抱える専業ママも少なくないようで、ネット上には「気持ちを切り替える方法を教えてほしい」といった悩みもちらほら。ママ友に「最近つらくてさ~」と愚痴をこぼせば、多少リフレッシュはできるかもしれませんが、問題が解決されるわけでもなく、疲労が軽減されるわけでもなく…。一人で抱え込まずに誰かに頼ってみるネット上で、前述のような悩みを吐露しているママに対して、先輩ママから「共感の声」が集まると同時に、いろんなアドバイスも見受けられます。抱えている問題によって、気持ちの切り替え方は異なるとは思いますが、たとえば、“ずっと子どもと2人だけで過ごすことによってストレスを感じている”なら、一人になる時間をつくってみるのがいいのだとか。もし、近所に自分の親や義両親が住んでいるなら、思い切って「1時間だけ子どもと遊んでほしい」とお願いしてみるのもアリ。近所に親がいないようであれば、もっと身近な存在である夫にお願いしてみましょう。とはいえ、「1人でのんびりしたいから子どもと一緒に公園に行ってきて」では、夫もモヤモヤしてしまう可能性があるので、「クローゼットの整理をしたいから、1時間だけ子どもと公園で遊んできれくれない?」と、何かしら理由を付けるのがテクニックのようです。他には、「一人で育児をすると行き詰ってしまうから、育児サークルに入って、いろんな人たちといろんな場所へおでかけすることで、気が紛れた」と自身の体験談を寄せるママもいます。育児に行き詰ると、「自分はダメなママだ」と思い込んでしまいがち。でもそれは、真剣に育児に取り組んでいるからこそ、感じてしまうことかもしれません。ときには周りの人たちに頼って、ママではない“自分だけの時間”を楽しんで、気持ちを切り替えてみませんか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年03月01日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「『名前のない家事』からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術」 で実施したアンケートで、多くのママが家事の分担について夫にモヤモヤしていることが浮き彫りになりました。■家事を家族で分担できている?ウーマンエキサイトで実施したアンケート「家事を家族で上手に分担できていますか?」から、64%の家族で家事の分担ができていないという意見が集まりました。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?できている 7%ややできている 29%全然できていない 64%専業ママの家庭、共働きの家庭ではこの割合はもしかしたら変わってくるかもしれません。でも多くのママが家事の分担ができないことにイライラしていることがわかってきました。どうして家事の分担ができないのか。どうすればママたちの不満は解消できるのか考えていきます。■ママしか気づいていない「名前のない家事」最近メディアでも取り上げられる「名前のない家事」。夕食作り、お風呂洗い、洗濯といった名前のある家事ではなく、日常に確実に存在し、少しずつ時間がかかるけど、その作業をだれも「家事」だと認識していないようなもの。これらを「名前のない家事」といいます。ちゅいママさんは、「妻の私は毎日の家事が『やってもやっても終わらない』イメージなのに対して、夫はそうじゃない。」といいます。その正体こそが名前のない家事。しかもこの家事のやっかいなことは、「やっている本人(ママ)しか気づいていない」という未確認生物なみの存在にあります。名もなき家事、わかります!醤油(しょうゆ)は、勝手に増えないし。ゴミ捨ても、捨てるまでの道のりがあるのです! ゴミを捨てる日の把握もありますし。お互い働いていたり、専業主婦だとしても育児があるならば、家事は絶対に分担しないと、いつか大爆発してしまうと思います。基本的に、「快適な生活」というモノを営むためには「名前のない家事」って本当に必須ですよね。でも、それに気づいて、みずからやってくれるような子どもや夫って、ほんとにわずか。「ゴミ捨ては、集積所に持っていくだけじゃないのよ~。家中のゴミを集めて、汚れたゴミ箱拭いて、新しい袋かぶせて、集めたゴミ袋の口を結んで、やっと集積所に持っていけるのよ~。」って先日娘に説教したばっかり。「名前のない家事」っていうか、「気づかれない家事」…多いですよね、本当に。気が向いたときだけ食器を洗ったり、浴槽だけを洗ったりして、旦那は家事を半分以上やってるつもりになっています。日々の片付け、カビ取り、加湿器の洗浄、枕カバーや寝具の洗濯なんて 知りもしないんだと思います。シャンプーの入れ替え、トイレットペーパーの交換、ゴミ袋のセット、回覧板をまわす…。普段あまり認識していない地味な作業ですが、意外にこれらの作業がじわじわとボディーブローのように家事の量を増やし、ママたちのストレスとなっていくのかもしれません。■夫は気がつかないという生き物だった!?妻が「家事が大変!」と訴えても、「毎日、家事に追いまくられて自分の時間がないの」と嘆いても、気がついてくれないのが夫という生き物なのでしょうか。おそらく会社では上司の空気を読み、クライアントの要求をヒアリングしているはずなのに、家ではなぜかその能力は発揮されないようです。「気がついた人がやる」と旦那は言いましたが、旦那は気がつかない生き物です。空き缶がたまろうが、トイレが汚れようが、ポストに郵便物がたまろうが、まったく気がつかない。結局私がやりますが、やったことに気がつくはずもなく…。たまに申告しますが、「で? 褒められないと家事もできんの?」と地獄に突き落とされます。こちらがやったことにはまず気づきもしないが、自分がやったことには気づいて一言欲しいと言う。「やって欲しいなら、『やって欲しい』と言えば?」と、基準が常に二番手なのがムカつく。あなたも、子どもも、この家にいてこの家を汚し、散らかす一員でしょう? ちょっとくらい手伝うのは間違いじゃないでしょうよ! なんで、母であり妻であり、専業主婦だからとすべてのあと片付けを私1人がやならければならないのか!!でも夫が「気がつかない」のは、夫だけの責任ではないと答える人も。そもそも、育てられた環境がダメ!男の子跡取りだからと、何もしなくてもご飯が出てきて、洗濯物は、あたり前のように畳まれタンスに片付けられている。一方、女の子は、兄弟の分まで母のお手伝いを小さい頃からするのがあたり前で育った年代は、いくら言っても無理! 共働きだろうが「なんで俺がしないとダメなの?」と。そうやって育てた親の責任だ! と旦那を見て思います(笑)。■専業主婦は家事分担は言ってはいけないのか?「家事を分担しよう」とは、ただでさえ言い出しづらいセリフ。とくに専業ママは、「一日中家にいるんだから時間あるでしょ?」という伝家の宝刀を夫に抜かれたら、返す言葉を失いがちです。「専業主婦は、片付け含めすべてするのがあたり前」これが夫含め周りの身内の考えです。この記事にある「名前のない家事」をやってくれなんて、そんなハードル高いことだれも期待してない! でもせめて、『使ったタオルは洗濯カゴにいれるとか、そったヒゲが散らばってたら流すとか、それくらいしろよ!』と夫に言いたくなります。夫はもう死ぬまで家事ができないと思うが、息子には家事分担の意義を伝え続けたい。私自身、専業主婦。主人は朝早くから夜遅くまで働き、休みは日曜日だけ。主人には感謝していますが、主人が忙しい分、家事は100%私の仕事になっています。先日、子どもたちに「ママ忙しいからこれやってくれたら助かるんだけど~」と言うと、「ママはずっと家にいるんだから忙しくないでしょ。本当に忙しいのはパパだよ! 私も幼稚園行って疲れてるんだから!」と言われ…。私ってなんなんだろう…何も報われず感謝もされず…虚しくなりました。夫ならずも子どもにまで「家事はママがやるのが当たり前」と言われてしまったら、そのショックはかなり大きかっただろうと思います。ママは「家族のため」と思ってがんばったとしても、その分の見返りはないし、家族のだれからも評価されないことが、よりママたちを暗たんたる気持ちにさせるのかもしれません。またなかには「専業主婦だから何も言えない」と、ママみずからが家事分担を放棄していることもあるようです。■こんな工夫で夫に家事してもらっているママたちママたちが「名前のない家事」にモヤモヤしているなか、ちゅいママさんは「ついでに何かを手に持つ」作戦を実行しました。これは家の中を移動するとき、必ず何かを持つ(たとえば転がっているおもちゃを持って片づける、玄関に落ちているゴミを拾う)ことで、所定の位置にモノを戻させるというものです。アンケートでも、家事分担が「できている」「ややできている」と答えた人は、36%。世の中には、家事をしていない夫ばかりではないのです。ちゅいママさんのように、作戦を実行しているママからの意見もありました。わが家は、夜洗濯物を干すのを夫とやるようにしました。リビングにいると夫はスマホいじりを止めないので、私が必死に何か話していても上の空なのです。洗濯物を干しながらスマホはいじれないので、大事な話は洗濯物を干しながらするようにしています。5.3.1歳のお母さんです。私は旦那に食器洗いだけはすべてやってもらっています、平日も。これだけ絶対してもらうだけで、負担が少し軽くなりますし、旦那がどんなに飲み会が多かろうが少しは目をつぶることができます。なかには「死ぬほど洗濯物が嫌い」というママは、夫に洗濯物だけやってもらえればOKという人もいました。このように「キッチリ分担」ではなく、「お互いが得意とする家事を行う」という方が、真似しやすいかもしれません。いっそのこと「名前のない家事」で、だれも気がつかないんだったら、やることを止めてみちゃうというのもひとつの手かも。ただ、結局耐え切れなくなってやってしまうママが多そうなのですが…。■正しい夫婦のカタチはなんですか?ただ「家事を夫婦で分担する」というのは、正しい夫婦のカタチなのでしょうか? 「家事の分担を明確化すると、相手がやらないことに余計イライラするのでは?」という意見もありました。分担というのは、お願いしなくても進んでやることだと思うのですが、夫はお願いしないとやってくれません。お願いすれば、文句言わずやってくれるだけマシなのかもしれませんが、これはお手伝いであって分担ではないし、いちいちお願いするのも気が引けてきて、結局自分でやってしまいます。分担したいけれど、旦那が休みなく働いていると思うと頼みにくい。それに、「あーその干しかたじゃだめ」と、気になって仕方ないので、結果自分でやる方が気が楽だったり。夫が仕事で忙しく家にいる時間が少ない場合、「家事の分担」というのは現実的に難しいという家庭も多いことでしょう。ママのモヤモヤの正体は、家事の分担なのでしょうか。家事は「やってもストレス」「やらなくてもストレス」というところがあります。そこには「家事」を毎日こなしているにも関わらず、感謝されないことにあるのではないでしょうか? ましてや「名前のない家事」はやっていることすら気づいてもらえていない状態…。だとしたら解決方法は、「家事の分担をキッチリすること」ではなく、「その家庭ごとのスタイルづくり」なのかも。どんなに「夫が家事に非協力的だ!」と訴えても、現実に時間がなく、家にいることが少ない夫の場合には、ソレは難しいのですから。この家庭ごとのスタイルづくりをするうえで最重要となってくるのは、夫婦の話し合い。なぜなら「夫が『家事は女の仕事だ』って言う」「妻が『小遣いは1万』と命令する」…。不満で爆発寸前だとしても、相手はその不満にすら気がついてないのかもしれません。だとしたら、まず自分が何を不満に思っていて、どういう形で解決できるのかを言葉にして、相手に伝えることが必要。ただ、そもそもコミュニケーション不足の夫婦がいきなり「話しあいましょう」というのは、難しいと思います。まずは信頼関係を取り戻すために、相手の状況を気にかけること「最近、どう?」と、感謝することをこころがけてみるというのは、いかがでしょうか? 「仕事がんばってくれてありがとう」「夕食作ってくれてありがとう」。お互いいたわりあうことができれば、まずはモヤモヤが少しだけ解消して、次の一歩が踏み出せるのではないかと思います。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?アンケート回答数:642Q.家事分担についてご意見をお聞かせくださいアンケート回答数:78(アンケート集計期間:2018/2/22~2018/2/26)
2018年03月01日今は共働き家庭が一般的になり、仕事や育児に日々奮闘されている方が多いと思います。そうなると、どうしても家事は後回しになりがち。思うように家事をこなせられない方が多いのではないでしょうか?今回は、家事の負担を減らすアイデアをいくつかご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。パスタは、1~2人分ならパスタパンを使わず「フライパン」で!パスタパンは、お湯を沸かすだけでもかなり時間がかかります。1~2人分くらいなら、フライパンで十分です。お湯も少量で済みますし、あっという間にパスタが茹で上がるのでオススメ。また、電子レンジでパスタが茹でられるグッズが100円ショップにもあるので、活用してみるのもよいですね。アク取りと落しぶたは「アルミホイル」で代用落しぶたは「アルミホイル」で代用が可能です。しかも、アルミホイルを軽く丸めてから広げて乗せておくと、「しわしわ」「凹凸(でこぼこ)」になった部分でアクをキャッチ。洗い物を減らしたいときや、「ながら調理」の際は便利です。「皮ごと調理」で皮むきを省こう!来客用の料理でなければ、皮むきはせず、キレイに洗って「皮ごと調理」を。そうすれば「時短」だけでなく、エコにもなるうえ、栄養も捨てずに済みます。実は、皮の付近が一番栄養があるため、捨てるのはもったいないのです。皮ごと調理は、野菜ならニンジンやカブ、ダイコンがオススメ。果物なら、リンゴが特にオススメです。1週間の献立を「まとめて」考える「今日は夕飯何にしよう~」と、毎日悩みませんか?毎日の献立を考え、お買い物をするのは大変ですよね。そこで、あらかじめ1週間のメイン料理だけでも決めておくと、とても楽になります。例えば、冬なら「今週はカレーライスともつ鍋にしよう!」とか。メイン料理さえ決まれば、後は副菜を考えるだけ。買い物も週1~2回でまとめ買いをすれば、余分な物まで買わずに済みます。また、1品でたくさんの食材を使用する酢豚や八宝菜などもオススメです。主菜が具だくさんなら、副菜は簡単なもので十分です。翌日に使う食材を「ついでカット」しておく当日の食事の支度をしている「ついで」に、翌日に使用する食材もカットしましょう。そうすれば、翌日は仕事から帰っても、一から準備をしなくて済みます。また、お休みの日に常備菜などを作り置きしておけば、大変便利です。他に、購入した日にまとめて温野菜やゆで卵などを作っておくのも1つの方法ですね。キッチンの排水口の掃除には「重曹」と「酢」排水口の掃除には、重曹と酢(またはクエン酸)を使えば簡単です。やり方は簡単!まず、重曹を「たっぷり」排水口にまきます。次に、酢(またはクエン酸)を重曹の上にかかるようにまきます。このとき、重曹「2」に対して酢(またはクエン酸)「1」の割合がポイントです。化学変化して泡立つので、換気をし、そのまま5~30分くらい放置。最後に、お湯で流します(蛇口のお湯でOK)。ただし、熱湯はNGなので注意してください。週2くらいのペースで行えば、基本の排水口掃除(排水トラップを分解し、洗剤とスポンジで洗う作業)の頻度を減らせます。「使い捨て雑巾」として、タオルや台ふきんは捨てずにとっておく変色した、ボロボロになったタオルや台ふきんは、そのまま捨てず、いったん雑巾としてとっておきましょう。また、靴下や綿の下着なども、ミニ雑巾として使用できます。例えば、洗濯物を干す際に物干し竿を拭くなど、ちょっとしたときに重宝します。使用した後は、そのまま捨てればOK。「使い捨て雑巾」として使用すれば、洗う手間が省けます。台所のスポンジも同様です。くたびれてきたら排水口の掃除用に使用し、そのままゴミ箱へ。普段は、「ついでにミニ掃除」をしておく「ちゃんと掃除」はお休みの日にするとして、普段は「ついでにミニ掃除」をすれば、そんなに汚れずに済みます。例えば、洗面所や台所を使用した後に軽く掃除をする、玄関の出入りの際に簡単に掃除をするといった具合です。ミニ掃除をすることで、かなり違います。「ちゃんと掃除」を楽にするには、日々の「ついでのミニ掃除」が重要なのです。「大まかな家計簿」をつけてみる購入した物を、全て家計簿に明記するのは大変。そこで、カテゴリーのみの「大まかな家計簿(ざっくり家計簿)」をつけてみるのはいかがですか?例えば、食費や教育費、住居費、水道・光熱費、通信費、保険料、慶弔費、税金……などに区分けするだけで十分です。また、最近では無料アプリで家計簿を付ける方も多いようです。レシートをカメラで撮って家計簿にする方法も、「時短」になりますね。いかがでしたか?できることから少しづつでいいので、実践してみてください。
2018年02月27日働き方改革や女性の社会進出が注目を集める昨今。パパがもっと早く帰宅して、家事や育児に協力できたり、ママが仕事をしやすい環境を整えたりなど、パパ・ママと社会の関わり方が重要視されています。企業がどのような制度を設けているのかも気になるポイントですが、他にももっと身近なところでは、家庭の家事の分担も気になる存在。最近の調査では、家事を分担している夫婦ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることもわかっているんです。日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークで調査その調査とは、リンナイ株式会社が2018年2月8日に発表した『【熱と暮らし通信】世界5カ国の「共働き」に関する意識調査』です。同調査は、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークの共働き夫婦の既婚者の男女500名を対象に実施したもの。そのなかで、家事分担をしている人としていない人それぞれに、「あなたは、配偶者(パートナー)のことが好きですか?」と質問しており、結果は以下の通りに。【家事分担別 配偶者が好き集計】(左:分担している、右:分担していない)・日本…67.9%40.9%・韓国…72.4%30.8%・アメリカ…95.7%71.4%・ドイツ…85.7%82.6%・デンマーク…97.6%81.3%結果を見ると、家事分担をしている人ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることがわかります。ということは、夫婦円満のためには、家事分担が有効である可能性があります。しかし、同調査では、ちょっと残念な結果もでているんです…。家事分担の割合 5カ国中、最下位は日本パートナーのことを「好き」と思えるためには、家事分担が重要そうですが、実際に家事分担をしている夫婦は、日本が最下位という状況です。Q.あなたは、配偶者(パートナー)と家事を分担していますか?・アメリカ…93.0%・韓国…87.0%・デンマーク…84.0%・ドイツ…77.0%・日本…56.0&もっとも家事分担をしているのは、アメリカで93.0%。一方で最下位の日本は56.0%と、大きな差が生まれています。そんなアメリカと日本の家事効率化を比べると、アメリカでは75.0%の人が「機能性の高い家電を使っている」のに対し、日本では38.0%と少なめ…。ロボット掃除機や食洗器、乾燥機付き洗濯機など、現在は家事負担を軽減できる家電製品が販売されていますよね。家事分担をして、夫婦円満度を高めるためには、これらを上手に使ってみるのもひとつの方法なのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月16日