女優の早見あかりが主演を務めるフジテレビ系ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』が、12月29日(24:35~25:35)に復活することが24日、明らかになった。このドラマは、早見演じる謎の美人女子高生・小泉さんが、ラーメンをひたるら食べまくるというもので、今回は、海外で大行列の逆輸入ラーメン、そして家系ラーメンを解剖。実在の名店である「厚木家」(神奈川県厚木市)、「べんてん」(東京都練馬区)が登場し、神奈川・新横浜ラーメン博物館でも取材を敢行する。今年の新春SP以来となる今作に、早見は「再び小泉さんを演じる機会がこんなに早く来るとは!!!」と驚き、「今回もたくさんのラーメンをおいしくいただきたいと思います!!!」と興奮。編成企画のフジテレビ・赤池洋文氏は「(早見の)美しくも豪快なラーメンの食べっぷり、食後に浮かべる恍惚(こうこつ)の表情、やりすぎなくらい満ちあふれているラーメンへの愛…。前作をはるかに上回る"小泉さん"の姿をお届けいたします!」と見どころを語っている。
2016年11月24日早見あかり演じるラーメン大好きな謎の美人女子高生“小泉さん”が、ラーメンをひたすら食べまくる前代未聞のドラマ「ラーメン大好き小泉さん」。この度、「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」と銘打ち、12月29日(木)に放送されることが分かった。鳴見なるによる同名コミックを原作とする本作は、昨年6月より「土ドラ」枠にて放送され、今年1月には新春スペシャルドラマが放送し、大反響を集めた。そんな本作が、またさらにパワーアップして年の瀬にカムバック。今回の年末スペシャルでは、全国のラーメンフリークを納得させる名店中の名店が登場。神奈川県厚木市にある、家系ラーメンの総本家である「吉村家」の数少ない直系の一つ「厚木家」や、一度は閉店したものの、今年待望の復活を遂げた東京都練馬区にある「べんてん」。そのほかにも、新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)でも撮影を敢行。近年、有名ラーメン店が精力的に海外進出を図ったこともあり、いまや世界中で本格的なラーメンを食べられるようになってきている。そんな舌の肥えた外国人たちが、日本に本場のラーメンを食べるために続々来日しているという現状があり、ラーメン博物館にはそのような外国人観光客が多数集まっている。そんな「ラーメンの国際化」の象徴とも言えるラーメン博物館で、いま大人気となっているドイツからの「逆輸入ラーメン」を紹介する。主演の早見さんは「2016年新春SPに始まり、まさかまさかの年末SP。再び小泉さんを演じる機会がこんなに早く来るとは!!びっくりしています」喜び、「今回もたくさんのラーメンをおいしくいただきたいと思います!!期待していてください」とコメントを寄せた。また早見さんのほかにも、美山加恋、古畑星夏といったお馴染みのキャスト、そして新春スペシャルに登場した田中美麗(SUPER☆GiRLS)らも登場する。「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」は12月29日(木)深夜24時35分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月24日麻見和史原作の人気推理小説をドラマ化した『石の繭』が好評を博し、続編『水晶の鼓動殺人分析班』でも主演を務める木村文乃さん。作品についてお話をうかがいました。今回のドラマで木村さんが演じるのは、警視庁捜査一課十一係「殺人分析班」の刑事・如月塔子。「前作では刑事になりたてで、自信のなさばかりが目立っていた塔子も、1年経って、少し成長しています。ただ、突発的に単独行動をとる『あなた刑事だよね!?』とツッコみたくなるところは相変わらずで。私、刑事ものでは『ダイ・ハード』が好きなんです。あのヒーローって、ほんとにダメダメでいろんなことに首を突っ込んでは騒動を起こすのに、憎めなくて応援したくなります。塔子も、ひとり突き進んじゃってやりすぎるけど、その姿が清々しいんです。でも塔子の猪突猛進なところ、私にもあって。このシリーズの間にやった『サイレーン』での役も似ていますね。刑事役が続くのは、私のそうした部分への需要なのかな(笑)」リアリティを追求した現場は「3作品掛け持ちしてたような」過酷さを極めた。それでも、作品のことを話すのが楽しくてたまらないようで、嬉々として質問に答える木村さん。「各部のこだわりタイムがすごいんです。俳優部としては待ち時間が長いと『感情を途切れさせちゃいけない』と意識するような時もあるんですけど、モニターに映し出される映像が素晴らしいので、まったく苦ではありませんでした。大変な状況で現場の全員が考えていたのは、どうしたらもっと完成度を高められるかということだけ。時間に追われ撮り進めるだけのドラマじゃないんです。早く映画になったらいいのに!」バディを組むのは青木崇高さん演じる鷹野主任。普段ブスッとして冷たく塔子を突き放すくせに、教育係として実は優しく見守ってくれて…。「ツンデレ系男子が好きな人には、美味しいキャラクターです(笑)。青木さんとは同じAB型。理屈っぽいところがあるので、現場では演技とは関係ない討論をして楽しんでいました。キリスト教について、とか(笑)。とはいえ、お互い、ちゃんとは知らないので、結局憶測話になっていくという(笑)。『石の繭』と『水晶の鼓動』の間に結婚されて、男性陣は『結婚すると変わるな~』と言っていました。男同士の友情に変化があったようです(笑)」本作では、新キャラで上司の手代木管理官(勝村政信さん)が登場。塔子に変な気の使い方をして、「男ってわかってない」と思わせる言動多数。塔子の障壁になる場面も。きっとアンアン読者も、職場などで遭遇している事態。最後にその対処法を聞いてみると…。「若い女性は、おじさん世代の方々に厄介な先入観を持ってしまいがちですよね。でも、人は絶対にいい部分だけでできてなくて、大好きな彼氏にも友達にも嫌な部分はあるし、そこを見たほうがきちんとした仲になれると思うんです。苦手な上司に対しては、『ジュースの飲み方が不思議』とか『タバコの吸い方はカッコいい』だとか、いいところや面白いところを探しては。嫌いだからこそ、いいところを見つけて」◇きむら・ふみの1987年、東京都生まれ。NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で全国区の人気を獲得。手料理のインスタが話題。「塔子に差し入れるなら、温かい具だくさんのお味噌汁」◇深紅に染まった部屋で、猟奇殺人事件が発生。さらにその捜査中に爆発事件が。「内片監督はエキストラにもしっかりお芝居をつける方。濃い爆破シーンです」。WOWOWにて、11/13より日曜22:00~放送。第1話無料放送。※『anan』2016年11月16日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子
2016年11月15日日本でライブハウスや路上でのライブを行うこと100回超。地道な活動を経て、日韓で人気バンドとなったCNBLUE。メジャーデビューから5年という節目に新アルバム『EUPHORIA』をリリースし、アリーナツアーもスタート目前と絶好調の4人に、それぞれが思い描くバンドの未来についてお聞きました!***――バンドが描く未来は?ミンヒョク:ずっと続けること。ヨンファ:東京ドームライブ!ジョンシン:ふたつを足して、ドームツアーをしながら、音楽を続けるということですね。――長く続けるには、メンバー間の関係性も大事ですよね。ジョンヒョン:僕たち、本当に仲がいいんですよ。ジョンシン:それは僕がいるから。僕がいなければ、今のCNBLUEはないと言っても過言じゃないです!ヨンファ:ジョンシンさんがいて、(わざと棒読みで)し~あ~わ~せ~。ジョンシンくんはバンドの雰囲気を良くしてくれる大事な人。これは本気で。――個人的に描く未来像は?ジョンシン:個人活動も長くできたらいいですね。ジョンヒョン:僕は、心配事なく暮らすこと。ミンヒョク:できないよ。生きてる限り心配事が出てくるし…。ジョンシン:できるって。ミンヒョクくんは現実的すぎるから(笑)。で、自分はどうなの?ミンヒョク:特にないです。普通に暮らしていければそれで。ヨンファ:相変わらずだね(笑)。僕はいつか自分の子供に「尊敬している」と言ってほしい。ジョンシン:ヨンファくんはいいパパになると思う。ヨンファ:本当に!?ジョンシン:あ、冗談(笑)。他の2人はどんなパパになるか想像がつくんですが、ヨンファくんは…。だからずっと近くにいて、どんなパパになるか見守ります。――ヨンファさんの息子になりたい?ジョンシン:嫌です!間違いなく大変です(笑)。ヨンファ:僕の息子になったら逞しく育ててあげるのに!――5周年ということで、これまでバンドを支えてきたものを5個挙げてください。全員:(即答で)ファン!ミンヒョク:ファンがいなければ、何をするにも力が出ません。ヨンファ:同感。あとはメンバー、路上ライブ、過去のツアー、そして天才ヨンファ(笑)。――大事ですよね(笑)。路上ライブを挙げた理由は?ヨンファ:あの頃があったからこそ、大きな会場でのライブで大きな幸せを感じられるんです。――ジョンシンさんとミンヒョクさんは、韓国で歌番組のMCをされていますよね。新人歌手を見ると新人時代を思い出す?ミンヒョク:そうですね。伸びるなと思う子たちからは不思議と自信が感じられるんです。僕らもそうだったなって。ヨンファ:自信はあの頃の方があったくらい。ブルドーザーみたいに突進してた(笑)。――そうした時代を経て、辿り着いたアルバム『EUPHORIA』。最後に、タイトルに込めた意味を教えてください。ジョンシン:意味は幸福です。僕らを幸せにしてくれるファンへの感謝の気持ちを込めました。ヨンファ:5周年以降も共に、もっと幸せになりましょう!◇シーエヌブルー'10年、韓国でデビューするや音楽チャート1位を獲得。日本デビューは、'11年のシングル『In My Head』。11月2日からは、全国5か所を巡るアリーナツアー「CNBLUE 5th ANNIVERSARY ARENA TOUR 2016‐Our Glory Days‐」がスタート。◇右からKANG MIN HYUKカン・ミンヒョク1991年6月28日生まれ。ドラム担当。『棚ぼたのあなた』『相続者たち』をはじめ、大人気ドラマに次々と出演。JUNG YONG HWAジョン・ヨンファ1989年6月22日生まれ。ボーカル&ギター担当。'15年、ソロアルバムを発表。現在、主演ドラマ『三銃士』が放送中。LEE JONG HYUNイ・ジョンヒョン1990年5月15日生まれ。ボーカル&ギター担当。8月、初となるソロアルバム『SPARKLING NIGHT』を発表。LEE JUNG SHINイ・ジョンシン1991年9月15日生まれ。ベース担当。国民的ドラマ『私の娘 ソヨン』での好演で“国民の弟”と呼ばれるまでに。◇日本通算5作目となるアルバム『EUPHORIA』。10月19日発売。通常盤¥3,000(ワーナー・ミュージック)※『anan』2016年10月19日号より。写真・三浦太輔(go relax E more)インタビュー、文・小泉咲子
2016年10月12日年内に結果を出したいというanan女子に、「芸能界最強の占い師」こと、ゲッターズ飯田さんが金運指南!何かと物入りの年末もすぐそこです。金運のない人に多い口癖が「お金がない」。「絶対に禁句。そんなことを言う人がお金に好かれるわけがありません。『お金はある』と言い続けて!」。一攫千金を狙うのもNG。「気配り上手になったり、上品な言葉遣いやマナーで好感度を上げたり、地道なことの積み重ねが最終的に金運を引き寄せるのです」。では、どんなことをすれば金運が上向くのでしょうか?■一気に捨てる。一気に買う。モノが溢れた家は、無駄を溜め込んでいる状態。運気はどんどん下がっていく。「無駄なモノを処分すると、お金が貯まるようになります。年末が近いですし、大掃除の際、不用品は一気に捨てて」。新たな無駄を背負い込まないためには?「年に4回、“買い物をする日”を設定するのです。食品などの生活必需品以外は、この日にしか買わないと決めます。すると一日の間に全てを買わなくてはいけないので、必要なものしか買えません。もし壊れても、次の買い物日までは買えないので、モノを丁寧に扱うようにも」■いいことがあった日にお財布を新調。金運に関わるものとして、象徴的なアイテムであるお財布。年末年始に財布を買い替えるという人も多いけれど…。「暦の区切りは自分の運気と無関係。新年に合わせて買い替えるのはナンセンス」。一日に何度も見て触れる財布は、その度に買ったときの記憶が甦るもの。「だからこそ、いいことがあった日に買うようにして。財布がそのときの良運をキープしてくれるし、見るたび自信が湧き、さらなる運気を呼び寄せられます」■観葉植物を育てる。お金が貯まる色は、ズバリ緑。財布も緑がオススメで、部屋にも緑を置くのがおすすめ。「植物には、まっすぐ目的に向かって突き進むという意味が。植物を育てることで、貯金という目的が加速しますよ」。植物を育てるには、少なからず手間がかかる。その手間こそが金運UPの肝。「状態を見て、水や肥料を与え、手間をかけて育てる間に、気配りが身につきます。すると仕事力がUPし、やがて収入も上がるいい運気の循環に」■クリスマスに一流を味わう。お金持ちになるには、節約ばかりではなく本物を知ることも必要。「クリスマスや誕生日は、ホテルのレストランで食事するなど思い切った投資を。一流の味やサービスを知ると、またその感動を味わいたくて、仕事を頑張り、お金を貯めるモチベーションに」。お金持ちとの出会いが期待できるのも一流店に行くメリット。「普段から一流、は無理でも、粗悪なものを口にしないこと。お金が貯まる体質になるためには大切です」■忘年会の幹事をする。飲み会の幹事は面倒だけれど、金運のためには引き受けたほうが断然いいそう。「美味しい店をリサーチしたり、みんな楽しんでいるか気を配ったり、場を盛り上げたり。これらは全てお金持ちになるには大事なスキル。年末は幹事をやりまくって」。さらにテッパンの宴会芸があれば心強い。「人を喜ばせられる人間の周りには人が集まり、人が集まるところには情報があります。人脈と情報は、お金持ちになるのに絶対必要条件!」◇ゲッターズ飯田さんお笑いコンビを経て、放送作家・タレント・占い師と多方面で活躍中。独自に編み出した五星三心占いをまとめた『開運ブック 2017年度版』(講談社)が発売中。※『anan』2016年10月12日号より。イラスト・杉﨑貴史文・小泉咲子
2016年10月08日「芸能界最強の占い師」との呼び声も高いゲッターズ飯田さん。独自の占いと、蓄積されたデータで、あなたの恋を指南!「クリスマスまでには恋人が欲しい」という悩める女子にアドバイスをくれました。「‘16年、特に後半はオリジナルよりコピーがもてはやされる“モノマネ”の時代」とゲッターズさん。この運気の流れを利用して、モテる人がどんなメイクやふるまいをしているのか観察して、真似るのが恋愛運向上の近道!「モテる女性には共通して愛嬌があります。愛嬌の振りまき方もしっかりコピーを」。では、具体的に何をすればよいか、ゲッターズ飯田さんに聞きました!■ハロウィンで本気を出す。合コンなど男女の出会いを目的に場を設定すると、お互いに選別する感覚になってしまうため、アラばかりが目立ち実りが少ないもの。「バーベキューや鍋パーティなど、何かの目的で集まって交流するほうが、相手のいい部分に目が行き、距離が縮まりやすい。この時期なら、絶対ハロウィン!しかも今年は、真似をすると開運するという運勢なので、それも追い風。仮装にも真剣に臨んだほうが恋愛運が大きく開けますよ」。10月末のハロウィンで出会えば、クリスマスまで約2か月。愛を育むのにもちょうどいい期間。■キッチンを掃除する。「部屋が汚いのに恋愛運を求めるのは論外」とバッサリ。特に清潔にしておきたいのが、恋愛運に直結する水回り。「朝、汚れた食器を放置して出掛ければ、その日中恋愛運が下がり続けると思ってください」。また、恋愛の鍵となる方位は、北。「北側にあるカーテンやマットを暖色に変えると、人間関係が活性化され、出会いが期待できます。恋愛運的にNGのアイドルのポスターも、北に貼れば理想の人との出会いに繋がる可能性が」■ボーダーのアイテムを処分する。「ボーダーはモテません。服もタオルも今すぐ焼き捨ててほしいくらい(笑)」。ボーダー=非モテは動物学的にも説明できるそう。「蜂、トラ、ヘビなど、“ヨコシマ”の動物は危険なものが多い。つまり、ボーダーは潜在的に危険を知らせるサインなんです。女性が着れば男性を遠ざけるだけ。実際、ボーダー着用の子に『彼氏いないでしょう?』と聞くと9割以上の確率で当たります」。そんな非モテアイテムとはきっぱり決別!■ガチの格闘技を習う。「モテを語るとき、忘れてはいけないのが男女比です。ライバルが少ない工業高校の女子がモテるのと同じ理屈です」。なるほど!では具体的にどうすれば?「男性が多い格闘技を習うことですね。ただ、ボクササイズなどソフトなものは女性も多いので、空手、柔道、剣道、テコンドーといった硬派なものを。'16年は伝統あるものが運気を持っているので一石二鳥」。格闘技場には、ガタイがよくて、礼儀正しい男性がわんさか♪■おでこを出して、セミロングにする。おでこは人脈と情報を集めるといわれるパーツ。ここを前髪で隠していては、男性を紹介してもらえる貴重な人材やチャンスを自ら遠ざけてしまうことに…。「閉鎖性を表す前髪パッツンは言語道断。おでこ全開にどうしても抵抗があるなら、前髪を横に流して隙間を作るだけでも、だいぶ違いがあります」。さらに、運気的にショートの時代は終了。髪を伸ばす方向にシフトチェンジを。メイクでは、目元と眉は強調しすぎないほうが吉。◇ゲッターズ飯田さんお笑いコンビを経て、放送作家・タレント・占い師と多方面で活躍中。独自に編み出した五星三心占いをまとめた『開運ブック 2017年度版』(講談社)が発売中。※『anan』2016年10月12日号より。イラスト・杉﨑貴史文・小泉咲子
2016年10月08日俳優の小泉孝太郎が7日、東京・台場のシネマメディアージュで行われたフジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00~22:54 ※初回は22:15~23:24)の舞台あいさつに登場。リオ五輪のキャスターを務めた際、中継先の照英の声が聞こえないというトラブルにあったことを明かした。このドラマは、主演の天海祐希演じる三つ星レストランの天才女性シェフ・星野光子が、店のオーナー(小泉孝太郎)とトラブルでクビになってしまったことから、多くの壁にぶつかりながら学校給食作りに挑む姿を描くもの。今作が、光子が人生最大の壁に立ち向かっていくストーリーであることから、小泉も大ピンチを告白した。東京のスタジオでキャスターとして出演していた小泉は、現地リオの競技会場にいる照英を呼び出したが、ワイプに照英が映っているものの、声が聞こえてこないというトラブルが発生。もちろん生放送で、このピンチを抜け出すために小泉がとった行動は「必死にくちびるの動きを見て、読唇術しかないと思って、(東京の)スタジオに引き取りました」という。しかし、「照英さんは勢いでしゃべるので、『勢いがありますね』と僕が表現すれば、どうにかなりました」と、結局は読唇術を駆使しなくても問題なかったそう。「ある意味、照英さんに助けられました」と、熱意先行型のレポーターのおかげでピンチを乗り越えられたそうだ。今作での小泉の役柄は、光子をピンチに陥れていく"悪役"。「1年前にも(『下町ロケット』で)悪役と言われる役をもらって、あのときの気持ちを思い出しますし、撮影現場でも少し疎外感を感じています」と、ため息混じりに紹介した。また、この日登壇したのは小泉のほか、天海、給食栄養士役の遠藤憲一、給食調理師補助役の川口春奈、そしてテレビ局プロデューサー役の友近で、この中で小泉が唯一給食室の撮影現場に入った経験がないと判明すると、あらためて疎外感を噛み締めていた。
2016年10月07日合コンの鉄板質問「趣味は?」。回答によっては、場の空気を凍らしかねない。本当の自分を隠して当たり障りのない答えで乗り切り、カップル成立となっても、いつ打ち明けたらいいのやら…。付き合ってから「俺と○○、どっちが大事なんだよ!?」と詰め寄られたら、うっかり○○と答えてしまい、即別れなんてことも。そう、趣味とは厄介なもの。熱中度が高ければ高いほどハードルは上がる。恋愛と両立させるのが難しいけれど、恋愛バラエティ『オタ恋』では、そもそも共通の対象を愛する男女が集い合コンをするので、そうした心配は皆無!「共通の趣味を持った男女間では、恋愛が生まれやすいのではないかというのが企画の出発点。実際、収録をすると、肩書や年齢、見た目も関係なく、オタク度が大きな武器となり、勝ち組になれてしまうのが『オタ恋』です」と、プロデューサーの品川朋彦さん。これまで鉄道、「モー娘。」を放送してカップル成立率は50%!好きなことについて話す時、人はイキイキした表情になるもの。いわば、いちばんいい状態で異性と出会えるのだから、勝率がいいのも当然かも。「モー娘。」の回では、推しメンの名前が書かれたピンクのTシャツを着た46歳が、かわいい20代をゲットする奇跡が。毎回、男女3名ずつ参加。メンバーは、スタッフが地道に探し出してくる。「鉄道の回のときは、鉄オタが集まる居酒屋に行って声掛けをしました。モー娘。の時は、居酒屋プラス、ライブ会場の外でプラカードを掲げたりも。テレビで合コンとなるとなかなか難しくて、苦労していますね」数ある恋愛番組との差別化には、情報性が必要と品川さん。「今は、地上波、BS、CS、ネットに無数のチャンネルが存在し、どうしても似た番組になってしまうのと、恋愛は若い人たち、とくに男性ウケしづらいジャンルなので、どんな情報を番組の特色として出すかが勝負。『オタ恋』の場合は、オタクのみなさんが持っているディープな知識が情報であり、付加価値です。鉄道の回だったら、ふだん視聴者が乗っている電車についての蘊蓄だったり、モー娘。だったら、イベントに行かない応援方法を“在宅”と呼ぶことなど、“明日語れる情報”を盛り込むようにしています」とはいえ情報が間違っていたり、的外れな取り上げ方をしては、そのテーマを愛する視聴者から反感が…。「オタクの人にも楽しんでもらえるコンテンツにするために、毎テーマ、スタッフは必死に勉強しています」偶然にも品川さんと同じく飛行機オタの渡辺直美さんがMCを務める。「直美さんは素人さんをいじり倒さず、ゲストが辛辣なことを言ってもさりげなくフォローできるプロ!」◇AbemaTVで、未公開を含む2時間分の合コン映像が見られる。1テーマにつき合コン編とデート編を2週にわたり放送。直近の8月26 日は新日本プロレスオタクの合コン編。毎週金曜24:00 ~、BS朝日にて放送中。※『anan』2016年8月31日号より。インタビュー、文・小泉咲子
2016年08月28日人気バンド「クリープハイプ」のフロントマン、尾崎世界観さんに小説家の肩書が加わりました。本名をタイトルにした小説『祐介』作中の赤裸々な記述のように、言いたいことをめいっぱいぶちまけてもらいました。――メジャーデビューして第一線で活躍中の“尾崎世界観”は、苦しみの中で悶々としていた当時の祐介とは変わりましたか?尾崎:変わってないですね。むしろ、今の方がキツいです。ライブハウスが満員になったり、メジャーデビューが決まったりのタイミングで、自分が分裂していって選んだのが、今の道だと思っていて。一方で、まだ同じような生活を続けている、分裂して残してきた自分もいるような気がするんです。――クリープハイプファンの反応は、意識しましたか?尾崎:ちゃんと歌詞を書いているのに、伝わってない悔しさがずっとあるんですよ。だから、言葉しかない小説で考えを示したかった。僕の歌詞、“メンヘラ”で片づけられちゃいますからね。ほんとうに腹が立つ。解釈が間違っているのは全然構わないんです。ただ、もっと踏み込んで、どういう意味なのか、考えてほしい。わからないから“メンヘラ”って言葉で逃げるんでしょうね。“世界観”という曖昧な言葉でまとめちゃうことと同じように、納得できないというか、わからないなりに迷ってほしい。もちろん、僕が至らないのが悪いからなんですけど。――クリープハイプのファンは、音楽で尾崎さんの世界観に触れているから、あ、“世界観”という言葉を使ってしまいました…。尾崎:使っていいの、あと2回までですからね(笑)。――はい…。ファンは尾崎さんの生々しい描写には免疫があるでしょうが、それにしても、文字で読むとショックを受けないかと思ったんです。尾崎:クリープハイプを好きでいてくれている人でも、歌詞を考えてくれない人はそもそも読まないんじゃないですか。そういう人たちにこそ読んでほしいですけどね。――バンドのメンバーは、すでに読んだんですか?尾崎:(取材の時点では)読んでないです。本を渡してもいないです。わざわざ「読んで」って渡すのは恥ずかしいし、本屋で買ってもらおうと思って(笑)。僕がスカパラとコラボさせてもらったときも、メンバーはCDを買ってくれたので、今回も買ってくれるはず!――メンバー愛ですね。どんな感想なのか気になりませんか?尾崎:聞きたくない!(笑)でも、メンバーには、小説を書く時間を取らせてもらったので申し訳なく思っています。でも、書いたからこそ、音楽が大事で、もっとしっかり向き合っていきたいと確かめられました。音楽活動へのいいプレッシャーになっています。――プレッシャーがある?尾崎:音楽を頑張らないといけない、というプレッシャーとか、ライブで上手くいかなかったらどうしようというプレッシャーとか、いつもあります。こんな高い声で歌うのって苦しいし、歌うこと自体は楽しくはないです。たまに、歌えるだけで幸せという人がいるけど、絶対に嘘だと思います。発表して、人に何かを感じてもらわなきゃ意味がない。作品の向こうに誰かがいて、受け取ってくれたり、受け取ってくれなかったり。そうしたことがあるから、また作品が作れるし。僕、音楽も小説も、創作自体にはそんなに興味がないんです。――人と人との気持ちのやり取りこそが、尾崎さんを動かすと。尾崎:結局、人が好きなんでしょうね。人と繋がりたい。そう言うと、ちょっと胡散くさいけど。――最近、人との繋がりを感じたことは?尾崎:小説の発売を知った昔のバンドの先輩から電話がかかってきて、「心配だから、100冊買う」って言ってくれたんです。「1冊で十分です」と返したんですけど、あの気持ちが嬉しかったなあ。製本会社で働いていたときの上司で、今回の本を担当してくれた人も、すごく喜んでくれましたね。その会社での仕事は好きだったけど、バンドをしてるとどうしても当日欠勤が増えちゃって、気まずくて辞めたんですよ。その後何年かして、別のバイトの面接からの帰り道、その面接はダメだったから履歴書がもったいなくて取りに戻ったんです。そしたら、同期と道で出くわして。その時、僕、隠れちゃったんですよ…。これを機に、ちゃんと会いたいなあ。――小説で繋がり直した縁ですね。次回作を書いたら、新たな繋がりが生まれるかも?尾崎:まだ、次のことはまったく考えてないです。今回の作品で出し切ったので。――では、小説を発表して、シングル『鬼』がドラマの主題歌に決まるなど順調な感じですが、次なる夢は?尾崎:もっとデカいところでやりたいですね。いや、う~ん…。勝負し続けたい。何かするというのはリスクがあるし、下がっていくのは怖いけど、賭けていきたいですね。その先に、もっと大きな目標が出てくるんだと思います――「下がる」というのは、人気ですか?尾崎:そうですね。僕にとって何がいちばん怖いかって、音楽をすることなんです。でもその恐怖心は、愛着があるから出てくる。だからこそ、音楽をもっと頑張らないと。――ところで、“anan”“クリープハイプ”でネット検索すると、尾崎さんがアンアンのことを歌詞で揶揄してるとか、嫌ってるらしいとか出てくるんですけど…。尾崎:(笑)。「中吊り広告を見ると、セックス特集なんて書いてあるけど、アンアンってそういう意味のアンアンなのかな」という趣旨の歌詞があって、ことあるごとに「アンアンは、絶対に怒ってるから、載せてくれないだろう」って喋ってたんです。でも、本心ではセックス特集で書かせてほしいんですよ。これもちゃんと伝わってなくて悔しい!アンアンのセックス特集は、僕の最終目標なのに(笑)。◇おざき・せかいかん1984年11月9日、東京都生まれ。‘01年、クリープハイプ結成。'09年より、現メンバーで本格的に活動をスタートさせ、‘12年メジャーデビュー。映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』『私たちのハァハァ』では音楽を担当。本人役で出演もしている。※『anan』2016年8月10日号より。写真・熊谷直子インタビュー、文・小泉咲子
2016年08月04日不埒な男の欲望を、一度聴いたら忘れられないハイトーンボイスで歌い上げるロックバンド「クリープハイプ」の顔、尾崎世界観さん。インタビューでの語り口は、音楽からだけでは想像できない真面目さが覗きます。思いを伝えたいから言葉を尽くすし、時に毒づく。とにかく誠実な人です。そんな尾崎さんに、小説家の肩書が加わりました。作中の赤裸々な記述のように、言いたいことをめいっぱいぶちまけてもらいました。――本名をタイトルにした小説『祐介』は半自伝の小説ですが、すぐに書き出せましたか?尾崎:全然ダメでした。自分のことを書こうと決めてからも、何回も止まりましたし。それで、編集の方と、毎週月曜日に書いた分だけ送る約束をしたんです。締め切りがあればとりあえず書くだろうと。確かにその通りだったけど、読み返すと、送った分ごとに完結しちゃってたんですよ。ここで月曜日が来たんだってわかっちゃう(笑)。なので、ずいぶん直しました。――最後まで書き終わってからも大変だったのでは。尾崎:むしろ、一度書いた後の方が大変でしたね。歌詞なら抽象的でも成立するのに、小説は丁寧に書いたつもりでも、描写が足りなかったりして。――歌詞を書くのとは違うと。尾崎:いかに歌詞がメロディに助けられていたか実感しました。音楽だったら、曲調やテンポで感情を表現できるけど、小説は勢いではごまかせない。アイデアが浮かんだら、音楽だとすぐに曲にできるんですけど、小説は具現化するのにここまで苦労するのかと…。思いついてから鮮度がどんどん落ちて、自分の熱も冷めていく中で、果たして、ここまでしてこの気持ちを伝えたいのか、試されるところがありました。書いているうちに、書くべきか書かなくてもいいのか、わかってしまうのが、いいところだし、怖くもありました。――執筆と作詞を並行してやっていた時期があったんですよね?尾崎:そうですね。去年は、喉の調子は最悪だし、音楽が上手くいかなくて、「クソッ…」と言いたくなるようなことや悲しいことだとか、全部小説にぶつけていました。なのであの小説はある種、僕のゲロ袋みたいなものです(笑)。――それで、小説発表の公式コメントが「この小説を書いて救われた」になったわけですね。尾崎:そうです、そうです。悔しさを日記に書き留めていく感じでした。――『祐介』は情景描写が大半ですが、突然、膨大な分量の語りが現れます。尾崎:そこに言いたいことを全部入れました。他はスーツを着ているけど、あそこは裸で書いた感じです。――音楽業界やリスナーへの違和感とか、ここまで書いて大丈夫なのかと不安になったんですけど…。尾崎:編集の方に「悪口を書かせたら敵う人はいない」って言われました。原稿用紙1枚あったら、そうとう相手を凹ませる自信ありますよ(笑)。――でも、こうして話していると、バンドマンにありがちなとっつきにくさはゼロで、尾崎さんからは礼儀正しささえも感じてるのに、腹の中は真っ黒なんですね(笑)。尾崎:僕の中にはずっと怒りがあるんです。怒りがないと動けない。飲み会でも、嫌いな人とか、認めたくないヤツの話してますよ。僕、人の悪口言わない人は、好きじゃないです。嘘くさく思っちゃうので。――差し支えなかったら、嫌いな人って…?尾崎:さすがにこの場では、差し支えます(笑)。でも、嫌いなだけなら名前すら出さないですよ。話題にするのは、何かしら気になってるから。小説にも嫌な人が出てくるけど、誇張してるにせよ、ほとんど実在する人なんです。愛しいから作品に出すんです。――たとえば?尾崎:初めてのピンサロで相手をしてくれた人とか。東北の出身で、窓の外を見ながらずっと椎名林檎を聴いてたって話をしてくれました。あと、入店したとき、店長に騙されたとか。――重たすぎるんですが…。尾崎:ハハハ。当時はお金はないし、バンドも全然上手くいかなくて、ヒモみたいな生活だったけど、振り返ると幸せなこともたくさんありましたよ。どうしようもない境遇に置かれても、人って幸せや気持ちいいことを見つけるんだなって、書きながら思いました。人間は、やっぱり強いです。◇おざき・せかいかん1984年11月9日、東京都生まれ。‘01年、クリープハイプ結成。'09年より、現メンバーで本格的に活動をスタートさせ、‘12年メジャーデビュー。映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』『私たちのハァハァ』では音楽を担当。本人役で出演もしている。※『anan』2016年8月10日号より。写真・熊谷直子インタビュー、文・小泉咲子
2016年08月04日かわいい一方で、“懐かない”“猫同士が険悪”など、猫の気まぐれな行動に悩む人は多い。そんな飼い主たちのリアルなお悩み相談をお届けします。回答してくれたのは獣医の先生方です!その前に、猫の特性を教えてもらいました。「猫は縄張り意識が強くてデリケートな生き物。特に成猫になると性格や行動パターンを変えることは難しく、思いどおりにならない場合もしばしばです。だからといって、行動を制限するのはストレスになるのでNG。彼らの性質を理解したうえで、寄り添いながら気長に解決を待つことが大事です」(服部幸先生)「また、様子が変だと気づいたら、自己判断せず病院へ連れていくことも大切。急変に備えて24時間の病院を調べておくなど、飼い主としてできる準備はしておきましょう」(山本宗伸先生)では、猫にまつわる、よくある3つのお悩みに、服部先生と山本先生が回答。参考にしてみて。Q:猫が夜中になると元気になり、走り回って遊びます。うるさくて、私が寝不足に…。夜、きちんと寝るようにさせるには、どうすればいいですか?A:「もともと猫は明け方や夕方に活動する動物で、飼い猫にとっては電気が消えたタイミング=夕暮れ。そのため、“電気を消してしばらくしたら騒ぎだす”と悩む飼い主の方は多いんですね。部屋の電気を早く消すなどして、夕暮れタイムを早めておくことが、問題を解決するひとつの手」(服部先生)「猫は犬と違ってバテやすいので、思い切り遊ばせてみるのも大切。10分ほどでも違います。ボールを投げてショートダッシュさせたり、猫じゃらしを使って高くジャンプさせると、より多く体力を消耗します。あとは、日中に運動させておくことも大事。電動おもちゃや、転がすと中からおやつが出るエッグフィーダーなどを使い、適度に疲れさせて」(山本先生)Q:引っ越し先の家に馴れてくれず、ずっと落ち着きがないんです。馴れさせる方法はありますか?A:「縄張り意識が強い猫にとって、引っ越しは大きなストレスとなるイベント。なかには、2週間経っても全く馴れないという子もいます。大事なのは、気長に待つこと。縮こまっている猫のそばに寝転がるなどして、安心させるところから始めてください」(山本先生)「前の家の匂いがついた家具や敷物、タオルなどを猫がいる場所においてみるといいでしょう。また、家具の配置をできる限り以前と同じにすることもポイントです。もし、早く馴れさせる必要がある場合は、フェリウェイという猫フェイシャルホルモン剤が効果的」(服部先生)Q:これからの季節、猫が熱中症でバテないか心配です。A:温多湿下に長時間さらされると、急激な脱水症状と循環不全に陥って熱中症になることがあります。ぐったりしている、嘔吐、舌や口腔粘膜が異常に赤いなど、急激な全身状態の悪化が見られた場合は命に関わることがほとんどなので、すぐに動物病院へ連れていってください」(服部先生)「トイレなど、エアコンのない気温の高い個室に閉じ込められないように注意してあげることも大切です」(山本先生)◇服部 幸先生東京猫医療センター院長。近著に、愛猫との幸せなお別れの仕方を提案する『猫とわたしの終活手帳』(トランスワールドジャパン)。◇山本宗伸先生マンハッタン猫専門病院で研修を積み、8月1日、猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」開院予定。『ネコペディア』(秀明出版会)著。※『anan』2016年7月27日号より。イラスト・福家聡子取材、文・小泉咲子重信 綾
2016年07月24日猫は、さまざまな表現方法を持った動物。飼い主がその意味を理解しておけば、猫とのコミュニケーションが深まり、より素敵な関係に。ここでは、しっぽや仕草からわかる猫の感情について、獣医の山本宗伸先生と服部幸先生に分析していただきました!【しっぽ】■前脚に巻きつけている=リラックスしてるニャすぐ動きだせない体勢をとっているのは、くつろいでいる証。どっしり腰を下ろして休んでいるので、そのままそっとしてあげて。■ぴんと立っている=ご機嫌だニャ♪毛を逆立てずにしっぽが立っていたら、かなりご機嫌。しっぽを垂直にさせて近づいてきたら、猫に受け入れられたと思って大丈夫。■パタパタふる=イライラするニャ!しっぽを大きく左右に振るのは、イライラが募っている時。貧乏ゆすりに近い。しっぽを振って喜びを表す犬とは逆なので、注意を。■股の間に挟む=緊張するニャ…雷や掃除機の音などに怯えると、恐怖や緊張から後ろ脚の間に挟んでしまう。この状態で、無理に近づくと、本気噛みされる恐れが…。【仕草】■甘噛みしてくる=構ってほしいニャ嫌われているかもと心配になるけど、家族間で甘噛みし合いながら育つ猫にとっては、悪気ゼロ。構ってほしいだけなので安心を。■前足をモミモミする=甘えたいニャ猫には、母猫の乳の出をよくしようとする行動の名残で、柔らかいものを揉むクセがある。甘えたくてたまらないので、母心で接して。■舐めてくる=あなたのこと好きだニャ舐める行為は、猫にとって愛情表現。お気に入りの存在と認めてもらったら、撫でるなど、こちらも愛を返して、より絆を深めよう。■急にバタンと倒れてこちらを見る=撫でてほしいニャ倒れてお腹を見せるのは、信頼できる人にだけ。視線を送るということは「撫でて」「遊んで」とアピールしている証。スルー厳禁!◇山本宗伸先生マンハッタン猫専門病院で研修を積み、8月1日、猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」開院予定。『ネコペディア』(秀明出版会)著。◇服部 幸先生東京猫医療センター院長。近著に、愛猫との幸せなお別れの仕方を提案する『猫とわたしの終活手帳』(トランスワールドジャパン)。※『anan』2016年7月27日号より。イラスト・福家聡子取材、文・小泉咲子重信 綾
2016年07月24日「ミァーォウ」。さて、この猫ちゃんは何と言っているかわかりますか?獣医の山本宗伸先生と服部幸先生に、猫の鳴き声“猫語”を翻訳していただきました。もっと気持ちを通わせ合いたいから、知っておきたい猫の鳴き声を大解説です。■「ニャ」「ムワ」=こんにちは「やあ」といった感じで発する。名前を呼ばれたり、飼い主を見つけた時に使うので、この声を聞けるようになるのが友好への第一歩。■「ミァーォウ」=お願いがあるニャー~「ミァ」の強弱に、要求の度合いが比例。かわいくおねだりされたら、何でもしてあげたくなるけれど、度を越さないのも飼い主の愛。■「アーーエーー」「ウニャウニャ」=ごはんが欲しいニャ餌が欲しいなど強い要求をしてくる時の声は太く、語尾が強くなる。あげたばかりなのに鳴いてきたら、ココロを鬼にして無視を!■「ゴロゴロゴロ」=ふんふんふん♪声帯を振動させて出す特徴的な猫語。人間の笑顔に似て、リラックスしてご機嫌な時によく出す。一緒に遊ぶなら、このタイミングで。■「アオーン」=恋がしたいニャ発情期の雌が雄を呼ぶ時や、その求愛に雄が応える時に使う。自分以外に好きな子ができて納得いかずとも、恋路を邪魔するのは野暮。■「マォーウ?」=困ったニャ…語尾が上がって、疑問形のように聞こえたら困惑中のサイン。何に戸惑っているのかじっくり観察して、原因を取り除いてあげて。■「ウーーーウゥゥゥゥ…」=ケガしても知らないニャ息を吐きながらゆっくり唸るのは、警告の意。喧嘩の時に使う猫語で、唸っているのに手を出すのは絶対にNG。落ち着くまで見守るべし。■「アーーーオーーー」=やめておいたほうがいいニャ雄同士の喧嘩で威嚇する時に使う。トーンが低く、とても大きい。マジ切れしているので、人に言ってきたら、すかさず身を引くように。■「シャーーーッ!」= やったるニャ!強烈に威嚇しているが、その裏には恐怖や緊張が。パニックに陥ってる場合もあるので、売られた喧嘩は買わず、近寄らない方が無難。■「ギャ!」=痛いニャ!しっぽを踏まれた時など、痛みを感じるととっさに声が出るのは、猫も人も同じ。怪我していないか確認を。雌が交尾を終えた時にも。◇山本宗伸先生マンハッタン猫専門病院で研修を積み、8月1日、猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」開院予定。『ネコペディア』(秀明出版会)著。◇服部 幸先生東京猫医療センター院長。近著に、愛猫との幸せなお別れの仕方を提案する『猫とわたしの終活手帳』(トランスワールドジャパン)。※『anan』2016年7月27日号より。イラスト・福家聡子取材、文・小泉咲子重信 綾
2016年07月24日夏目文学の名作『坊っちゃん』をモチーフにしたドラマ『“くたばれ”坊っちゃん』が放送間近。勝地涼さんの役は、坊っちゃんに成敗された“赤シャツ”の孫というレッテルに苦しみ、故郷を離れる矢崎純平。彼に、成長のきっかけを与えたのが、山崎努さん演じる謎の老人だ。「僕自身は東京出身で、故郷への思いはあまりないですが、自分の祖父が後ろ指さされる人だったら滅入るし、故郷も嫌いになる純平の心境はわかります。今回は、そうした深い部分で演じるために、あえて“何も足さない”ことをテーマにしました。でも、同じシンプルさでも山崎さんは何十年もいろんな挑戦をして培ってきたものからそぎ落とすので、立っているだけで成立するすごさがあるんです。たかだか15年の僕とは、厚みがまるで違う。震えましたね」山崎さんとの共演を嬉々として語る姿からは、大先輩への尊敬や愛が溢れて止まらない。「とにかく役や作品のことをずっと考えているんです。移動中、急に次のシーンの台詞を言ってきて『純平、どうする?』と話し合いが始まったり、現場でもギリギリまで話し掛けてくれたり。監督の『よーい!』がかかっているのに『ちょっと待て!』と(笑)。今回は、NHKの地方局の制作で、監督をはじめ、ほとんどのスタッフにとって初ドラマだったこともあって、上手くいかなかったこともあったんです。それでも、山崎さんのように役に向き合い、ぶつかっていけば、出来上がったときによかったと思えると教わりましたね。作品を愛し続ければ、生みの苦しみは、喜びに変わるんだなと」“赤シャツの孫”の呪縛に苦しみ続けた純平。実は勝地さんも、似たような経験をしてきた。「10代では『さとうきび畑の唄』の印象が強くて“ざわわ”と呼ばれました。10代の演技が通じなくなって壁を感じていた頃に宮藤(官九郎)さんや劇団☆新感線に出会って、それまでとは逆方向のコメディをやるようになって救われたんです。そうしたら次は“(『あまちゃん』の)前髪クネ男”と言われるように…。言われ続けるのは、怖いですよ。同じ時期に月9にも出ていたのに、1話だけの出演で言われましたから。『役者の仕事って何だろう?』とさえ思いました。前向きに考えれば、イメージって、ついたぶん、逆に振り切りやすくはなるんですけどね」だからこそ、勝地さんの奥底に、強く響いた台詞があった。「老人の『全部捨てて、やり直せばいい。それが人間だ』という台詞に共感しました。とくに、『捨てる』の部分。年を重ねるほどプライドが邪魔するし、積み重ねたものを捨てる作業は大変。悩むけれど、形に囚われず、自分を疑い、壊していきたい。いつも、まっさらな気持ちで進めたら素敵ですよね。きっと多くの方にも共感してもらえる台詞です」◇かつぢ・りょう1986年、東京都生まれ。'00年のデビュー以来、映像、舞台で大活躍。OA待機作に、バカリズム脚本のドラマ『桜坂近辺物語~近辺2~』(フジテレビ系)が。◇ジャージージャケット¥30,000チェックプリントTシャツ¥12,000(共にBLACK LABEL CRESTBRIDGE/SANYO SHOKAI TEL:0120・340・460)◇“赤シャツの孫”矢崎純平が、10年ぶりに帰郷。電車で因縁をつけてきた謎の老人は、あの“坊っちゃん”なのか!?オールロケを敢行した松山は「海鮮が美味!」と勝地さん。6/22、22:00~NHK BSプレミアムにて放送。※『anan』2016年6月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・SHIBAインタビュー、文・小泉咲子
2016年06月16日6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開される『ふきげんな過去』でW主演を務める小泉今日子と二階堂ふみが、6月13日(月)今夜放送される「SMAP×SMAP」のビストロSMAPにゲスト出演。映画の撮影秘話などを語る。本作『ふきげんな過去』が初共演となる小泉さんと二階堂さん。番組では映画にまつわるトークのほか、クイズコーナーも用意。「どっちがキョンキョン?どっちがふみふみ?」では2人に好きなもの、歌、本などについて事前にアンケートを行いその結果をもとにクイズを作成。「カラオケで絶対に歌う歌は?」「大好きな漫画は?」などモニターに出されるお題について、小泉さんと二階堂さんのどちらが好きなものなのかをSMAPメンバーが解答する。2人の世代などを考えて答えを推測するSMAPメンバーだが、小泉さん、二階堂さん、どちらの可能性もありそうな作品も登場し頭を悩ませる。さらに意外な結果が明らかになることも。2人の個性が浮き彫りになるクイズは必見だ。そして「ホンモノはどっち?クイズ」では二階堂さんが「思い入れがあるもの」をひとつスタジオに持参。番組が用意したものと比べてもらい、どちらが本物かを小泉さんとSMAPが当てていく。説明する二階堂さんの演技を小泉さんとSMAPは見抜けるのか?こちらもお楽しみに。ちなみに今回小泉さんと二階堂さんがオーダーしたのは「ビストロ風ラザニア」だそう。木村さん&稲垣さん、草なぎさん&香取さんの両ペアが各々工夫をこらして挑んだラザニアの出来栄えも注目だ。今回ゲストで登場した小泉さんと二階堂さんがW主演する『ふきげんな過去』は、劇団「五反田団」を主宰する前田司郎がオリジナル脚本を手がけ自らメガホンをとって映像化。北品川の食堂「蓮月庵」で暮らす果子(二階堂さん)は、退屈でつまらない毎日に辟易としつつ、かといってどこに行くこともできず、今年も夏を迎えていた。そんなある日、果子たち家族の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉さん)が、突然戻ってきて告げる。「あたし生きてたの」。前科持ちで、すでに戸籍も消滅している未来子。そのうえ「自分が果子の本当の母親だ」という衝撃的な告白をするが…というストーリー。『毎日かあさん』以来5年ぶりに映画主演を務める小泉さんと、今年に入って『蜜のあわれ』『オオカミ少女と黒王子』と主演作を連発している二階堂さんとの“親子役”での初共演も期待がふくらむ。「SMAP×SMAP」は6月13日(月)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月13日又吉直樹さんの大ベストセラー作品『火花』の映像作品が、Netflixで配信スタート。売れない芸人の徳永を林遣都さん、徳永が憧れる先輩・神谷を波岡一喜さんが演じます。林さんと神谷さんにお話しを伺いました。――おふたりの出会いは?林:17歳の頃に共演して、初めてごはんに連れていってくれた先輩です。波岡:遣都は、ダメな子なんですよ(笑)。仕事はちゃんとしてるんですけどねぇ…。林:私生活はちゃんとしてない?波岡:周りに流されやすい!林:(笑)。こうして釘をさしてくれる数少ない先輩が、波岡さん。徳永が好きで憧れている神谷を演じたのが波岡さんだったので、僕は自然にできました。――原作の感想は?林:先輩と後輩の素敵なストーリーで、「やりたい!」と思いました。波岡:神谷のガンガンいくところは、かなり僕に近かったですね。ただ、神谷の台詞が2ページくらい続くとこは「どんだけ喋んねん!このウンチクを覚えなあかんのか」と(笑)。――漫才のシーンが見事です。どんな準備を?林:僕の相方を演じた(井下好井の)好井さんは又吉さんと親しくて、薦められた漫才のDVDを全部観ました。タカトシさん、チュートリアルさん、ピースさん、又吉さんが前に組んでいた線香花火…ボケが引っ張るタイプの漫才からヒントをもらって膨らませる作業でした。波岡:神谷は天才肌で、練習しすぎると段取りになってしまう。なので練習は5回くらいでストップ。あとは脚本の「すごくウケた」みたいな1行のト書きを構成作家さんが漫才にして、本番前に1回だけ合わせて、アドリブを入れていく感じでしたね。――全10話を一気見できるのは、配信のよさですね。林:気持ちを途切らせず見てもらえるのは、ありがたいことです。波岡:世界配信ってことで、『火花』を見た外国人から海外で「Oh, KAMIYA!」と話しかけられる可能性も(笑)。じゃ最後に、林さんにとって、ずばり『火花』とは?大事なとこやで!林:ちょっ…(笑)。キャストもスタッフも自信をもって届けられる作品です。4か月の撮影期間、芸人として生きたと誇れます。波岡:よし!◇はやし・けんと1990年、滋賀県生まれ。’07年、映画『バッテリー』で主演デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。現在、ドラマ『精霊の守り人』に出演中。9月には舞台『家族の基礎』出演を控える。林さん/ジャケット¥39,000(ラッピンノット/HEMT PRTEL:03・6427・1030 )Tシャツ¥12,000(リヴォラ/スタジオ ファブワークTEL:03・6438・9575)パンツ¥26,000(ワイアット/スタジオ ファブワーク)なみおか・かずき1978年、大阪府生まれ。’05年、映画『パッチギ!』で注目を浴びる。現在BS時代劇『立花登青春手控え』に出演中。私生活では、2児の父。◇芸人の徳永は、熱海の営業で神谷と出会い、弟子入りを志願。神谷の伝記を書き始める。神谷の相方役に、とろサーモンの村田秀亮さん。門脇麦さん、田口トモロヲさん、染谷将太さんらも出演。6/3より全10話配信開始。※『anan』2016年6月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・菊池陽之助(林さん)インタビュー、文・小泉咲子
2016年06月03日小泉今日子の5年ぶりの映画主演作『ふきげんな過去』の完成披露試写会が5月31日(火)に行われ、小泉さんをはじめ、共演の二階堂ふみ、高良健吾、板尾創路、前田司郎監督が舞台挨拶に登壇した。劇団「五反田団」主宰の気鋭の劇作家・前田司郎のオリジナル脚本による、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に続く映画第2作。毎日が退屈で不機嫌な果子の家に、かつて爆死したはずの伯母の未来子がひょっこりと現れ、奇妙な同居生活が始まる。しかも、未来子は果子にただならぬ事実を告白するのだが…。壇上に姿を現した小泉さんに客席からは「キョンキョン!」と歓声がわき起こる。小泉さんにとっては2013年の『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』以来の映画出演であり、主演は『毎日かあさん』以来となる。「台本をいただき、これは私にしかできない役かもしれない…という気持ちにちょっとなった」と明かし「監督は芝居の世界の人で、普通の映画監督とは全然違う発想がある。小っちゃな石を一緒に投げられると思いました。自信は…あります!」と充実の表情で語る。二階堂さんは、小泉さんとの共演を熱望してきたそうで、念願かなって現場で対峙し「ドキドキしました。優しくて、かっこよくて、生き様が現場で感じられました」と嬉しそうにふり返る。ちなみに、二階堂さんの父親役を演じたのが板尾さんだが、板尾さんは二階堂さんについて「(自身と)雰囲気が似てる。僕にもこんな子がおってもおかしくない。養女にでも来てくれたら」と語り「あとで電話番号聞きます」とニッコリ。二階堂さんは「目もとが似てるかも…と思うカットがありました。ぜひ養女に行けたら(笑)。お世話になります!」と返し、会場は笑いに包まれた。帽子の謎の男を演じた高良さんも、小泉さんとの共演を「ドキドキしました」と述懐。さらにこの日も「バスで『月9見てたよ』とおっしゃってくださり、メチャクチャ嬉しかったです!何も言えず『あ、あざーず…』とか言ってましたが(苦笑)、本当はすごく嬉しいです」と感激を口にする。小泉さんは、高良さん出演の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」について「メチャクチャ、ハマってました!」と明かした。前田監督は本作について、自身の家に近い北品川を舞台に「同じ時間に過去(=果子)と未来(=未来子)が同居していたら面白いと思った」と着想のきっかけを語る。また、前田監督に初めて映画作りを勧めた故・市川準監督の存在に触れ「一緒に映画を作ろうとして、もうすぐクランクインというところで市川監督は亡くなった」と説明。前作で監督デビューを果たすも「まだ市川監督に見てもらえるものができてない」と本作に取り掛かったと市川監督への強い思いを明かした。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日日本でソロシングルをリリースしたSUPER JUNIORのKYUHYUN(キュヒョン)さん。仕事への姿勢を真剣に語ってくれた一方で、冗談も連発。真面目なのにユーモラス。このギャップ、好きにならずにはいられない!インタビューをお送りします。***日本ソロシングル『Celebration~君に架ける橋~』をリリースしたSUPER JUNIOR(以下、SJ)のKYUHYUNさん。好きな人との出会いへの感謝を綴る表題曲の他、失恋ソングの「Lost My way」、復縁を願う「Beautiful」と、異なる恋の形をソフトな声で表現する。「僕がとくに愛着があるのは『Beautiful』。実はこの曲、もともとSJの韓国でのアルバム用に作られたんです。でも、メロディを聴いてすぐ、日本語に合うと直感して、僕用にキープしちゃいました」「Lost My way」の世界観のように、自分を見失った経験を尋ねると、「過去の恋愛」との答え。「僕は、別れを引きずるタイプ。でも、悲しみを経験しておくと、歌で表現するときに役立つんですよ。だから、どん底まで落ち込みます」元AKB48の川栄李奈さんとカップル役で共演した『Celebration』のMVは、幸せな結婚を匂わす、女性の理想ともいえるストーリー。しかし、「あのふたりが結婚?しないかもしれませんよ」としたり顔でニヤリ。「僕が、花を飾った大きな木をサプライズで贈って終わりますよね。でも出来上がりを見た彼女がガッカリして去っちゃうかもしれない(笑)」物語の思いがけない“その後”に、周囲も思わず噴き出してしまう。タイトルにちなみ、お祝いしたいことを聞いても、発売日前の取材にもかかわらず「『Celebration』がオリコンチャートで1か月間も1位なこと」と涼しい顔。そんな抜群の笑いのセンスを、韓国のバラエティ番組でもいかんなく発揮。「普段からふざけ合って楽しい雰囲気を作るのは好きです。韓国には、超生真面目な人を指す“シリアス虫”という言葉があるんですけど、そういう人はちょっと苦手…。まあ、ご存じの通りSJに“シリアス虫”はひとりもいませんね(笑)」現在、日本でソロツアー中。SJのコンサートといえば、ときに通訳さんも巻き込んでの爆笑MC。それがたったひとりでのコンサートになっても、会場では笑いが絶えない。「コンサートでは、歌やダンスと同じくらいMCが大事だと思います。僕自身、いろんな公演を見て、MCによってその公演全体が楽しい記憶になったり、退屈に感じたりするんだなと学んで。どうしたらもっと楽しんでもらえるか考えてコメントを準備します。だからといって、面白い日本語はないかなって無理に探すわけではなく、日本で過ごす日々の生活で感じたことを盛り込むかな」生存競争が厳しいといわれる韓国芸能界で活動を始めて10年。長く続けてこられた秘訣は?「チャンスが来たら、ベストを尽くすこと。巡ってきたチャンスを活かすのが、与えられた人の責任ですから。デビューから5年は、正直、周りを窺っていたところも。年を重ねて、皆さんにもっと僕を知ってほしくて焦りが出てきた頃、運よくいろんなお仕事をさせてもらえたんです。その時どきで、小さな成功を積み重ねてこられたから、今があるのかもしれません。これからも長く愛されていきたい。これが僕の願いです」◇キュヒョン1988年2月3日生まれ。’06年、SUPER JUNIORに加入。ユニットK.R.Y.のメンバーでもある。韓国ソロデビュー曲「光化門で」がロングランヒット。5月25日、『Celebration ~君に架ける橋~』(avex)で、日本ソロデビュー。6月5日、幕張メッセで初ソロツアーのファイナルを迎える。◇ニット¥58,000(MAISON FLANEUR/インターナショナルギャラリー ビームスTEL:03・3470・3948)その他はスタイリスト私物※『anan』2016年6月1日号より。写真・五十嵐隆裕(SIGNO)スタイリスト・野友健二(takahashi office)ヘア&メイク・松本 順(辻事務所)インタビュー、文・小泉咲子
2016年05月30日この度BS プレミアムでは、7月より「受験のシンデレラ」を放送することを決定。主演にはNHKドラマ初主演の小泉孝太郎、共演には同じくNHKドラマ初出演の川口春奈が登場し、熱く、そして笑える、感動的な青春受験ドラマを描くことが分かった。五十嵐透(小泉孝太郎)は東大合格率No.1を誇る名門予備校のカリスマ講師だが、近ごろ急に酒びたりになり、生活が荒んでいた。遠藤真紀(川口春奈)は定時制に通う高校生で、昼夜複数のアルバイトをしながら生活費を稼ぐ毎日に疲れきっていた。そんな2人がある日偶然に出会う。定職につくため高校を卒業したい真紀が、「追試の勉強を教えて欲しい」と五十嵐に頼み込んできたのだ。予備校を辞め、教師のプライドも教える情熱も失った五十嵐はひらめいた。デキの悪い真紀を東大に合格させて、世間を見返してやる!実はこのとき、五十嵐は余命1年の宣告を受けていたのだ…。こうして元日本一のカリスマ講師・五十嵐と、落ちこぼれ生徒・真紀の一年後の東大合格に向けての猛烈な受験勉強が始まる――。原作は、寺島咲、豊原功補らを迎え、2008年に公開された同名映画。精神科医・和田秀樹の初監督作品で、「第5回モナコ国際映画祭」にて、作品賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞の4冠に輝いた話題作だ。今回主人公・五十嵐を演じるのは「アテンションプリーズ」 「ハケンの品格」「夜行観覧車」など数々の作品に出演する小泉さん。そして、へこたれない強い意志の女子高生・真紀役には、「GTO」『好きっていいなよ。』などに出演し、今後も『にがくてあまい』 『一週間フレンズ。』と主演作が続く川口さんが好演する。お互いの印象について小泉さんは「春奈ちゃんはとてもキラキラ輝いた、純粋な心を持っている魅力的な女優さん」と語り、一方の川口さんは「穏やかでとっても安心感を与えてくれます。ふたりのテンポのいい会話劇もシリアスなシーンもこれから一緒に出来ることがとても楽しみです」と期待を寄せていた。さらに「とにかく脚本が素晴らしい」と語る小泉さんは、「この作品と出会えた幸せを感じます!おそらく僕が経験したことのない作品のテイスト、ラストシーンになると思うので五十嵐を大切に演じていきます!」と意気込み。また川口さんも「苦悩しながら葛藤しながらも真っ直ぐで全力に成長していく真紀を大事に大事に演じていきたいと思います」とコメントした。そのほか、真紀への愛情をうまく表現できないダメ母親・千枝子役に富田靖子が出演し、山口紗弥加、山田裕貴、松尾諭、川原一馬、遠藤新菜、原田佳奈、児嶋一哉、袴田吉彦らバラエティ豊かなキャストが揃っている。「受験のシンデレラ」は7月10日(日)より毎週日曜日22時~BS プレミアムにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年05月20日元AKB48の松井咲子が、6月1日に埼玉・西武プリンスドームで開催されるプロ野球・埼玉西武ライオンズ×横浜DeNAベイスターズ戦で、初めての始球式を務めることになった。この日は、テレビ埼玉(テレ玉)の冠試合「テレ玉スペシャルナイター」と題して開催。松井は同局夕方の情報番組『マチコミ』(毎週月曜16:30~18:00)の月曜コーナー「おとな散歩」にレギュラー出演しており、今回の始球式に登板することになった。松井は「初めての始球式で緊張しますが、すてきな機会をいただけてうれしく思います。しっかりと盛り上げられるように頑張ります!」と意気込みを示している。始球式当日は、テレ玉のオリジナルグッズや番組関連商品を扱うオンラインストア「テレ玉家」が球場に出店するほか、さまざまなイベントが企画されている。
2016年05月02日テレビ女優第一号として、テレビの草創期から現在に至るまで活躍を続ける黒柳徹子さん。その人生を描くドラマ『トットてれび』で日本中から愛される超大物を演じるのは、満島ひかりさん。演技力を非常に高く評価されている満島さんでさえ、出演依頼を2回断ったほど、プレッシャーを感じていたそう。しかし、プロデューサーの加賀田透さんは、「満島さんは黒柳さんに通じる無垢で正直な方。黒柳さんの精神に近いものを感じる」と太鼓判を押す。「黒柳さんは、ルールにとらわれずテレビの新しい形を作ってこられました。『徹子の部屋』は収録番組ですが、ゲストの集中を切らさないために編集なし。『ザ・ベストテン』も、ランクインした歌手が出演できなくても順位に嘘をつかないことを条件に司会の仕事を受けたそうです。満島さんにも、枠組みから解き放たれた自由さを感じます」ふたりにそうした共通点はあるものの「ただのそっくりショーや再現ドラマにはしたくない」と言う。「全7回の前半では、ドラマも生放送、にっちもさっちもいかなくなったら“終”と札を出して無理矢理番組を終わらせるという、ある種のカオスの中でテレビが作られていた時代を描きます。何もないところから新しいものを生み出してきた当時のパイオニアたちに負けない、今だからこそできる表現に挑みます」毎回エンディングでは、出演者がミュージカル風に歌い踊ったりと、映像上の遊びにも満ちている。脚本を読んだ黒柳さんの感想は「これまで見たことのない世界」。約束事に縛られず、どんな新しいドラマを見せてくれるのか期待がふくらむ!◇見どころのひとつ、歌のシーンは、「黒柳さんの中では、たくさんの音楽が奏でられていそう」(満島さん)と各話で異なるアプローチを試している。◇黒柳徹子さんのエッセイを映像化した“ドラマ・バラエティ”。向田邦子さんなど錚々たる面々との友情や玉ねぎヘア誕生の瞬間などを描く。語りは小泉今日子さん。NHK総合にて、4/30より毎週土曜20:15~放送。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。インタビュー、文・小泉咲子
2016年04月30日俳優・小泉孝太郎がこのほど、27日スタートのフジテレビ系バラエティ番組『モシモノふたり~タレントが"おためし同居生活"してみました~』(毎週水曜22:00~22:54)の初収録後の会見で、ホラン千秋へ強い共感を示し、会場を沸かせた。小泉にとって初の全国放送レギュラーの司会となるこの番組では毎回、芸能人の未婚男女1組が一つ屋根の下で同居し、その模様を捉えたVTRをスタジオで見ながらトークを展開。お笑いコンビ・バナナマンが共に司会を務め、初回は俳優・加藤諒とホランが2泊3日の同居生活を送る。会見で小泉は、バナナマンに「温かなコンビ愛が好きだった。一緒にMCを務められて幸せ」とラブコール。一方の設楽統も、小泉を「品がいい」とし、「全体を見る目やトークの入り方に天性のものを感じた」との称賛を返した。しかし、「同居相手にこれだけはやってほしくないことは?」との質問に、設楽が「鼻毛を抜くなど、女性のぶざまな姿は見たくない」と回答すると、小泉は「僕は許せます」と反論。VTRでホランが着用していた、意外なパジャマ姿について触れ「あのパジャマについても…!」と力を込めて擁護した。一方、設楽は「(同居で明らかになるタレントのプライベート次第では)今後、好きになる人が増えていくね」とニヤリ。小泉は一瞬、ハッとした表情を見せるも、ホランを「好きになっちゃったのかな…(笑)」と言葉を濁し、「ホランさんの生活のこだわりは、僕がそうであってほしい女性像そのもの」と打ち明けながら、VTRの見どころとした。さらに小泉は、親友の俳優・ムロツヨシについても言及。「僕は就寝時に明かりもテレビも消すタイプ」と前置きした上で、「ムロさんは深夜もダラダラと起きている」という。テレビをザッピングして、独り言をつぶやいて夜を過ごし、朝起きると「疲れた」と漏らすというムロの姿を伝えながら「そりゃそうです」と笑うも、そんなムロと似た日常を送る日村が「男同士、夜をダラダラ過ごすのが青春なんじゃないですか!?」と必死に食い下がり、会場は笑いの渦に包まれた。初回のゲストには、木下ほうか、ダレノガレ明美、アジアン・馬場園梓、平子理沙、松嶋尚美が出演。なお、翌週の第2回では、スピードワゴン・井戸田潤と滝沢カレンの同居生活の様子が放送される。
2016年04月20日春本番となり、社会人にとっては会社の上司などとお酒の席が増える時期。そんなときに失敗しないように、食の総合マナー塾「食輝塾」を主宰する小倉朋子さんに、お酒をつぐ時、つがれる時のマナーを教えていただきました。Q.<お酒をつぐとき、こころがけるべきことは?>A.<気持ちを伝えるお酌は、最上級のマナーで臨め!>お酌は、互いにねぎらったり、感謝の意を伝えたり、気持ちを通い合わせる大切な場。かしこまった相手以外でも、きっちりマナーを守りたい。「ビールやワインは、ラベルを上に向け見えるように持ちます。本来は片手でもいいですが、ぞんざいに見えるので両手がいいでしょう。日本酒は両手でつぎます。お燗が熱いときは、おしぼりを巻きましょう」Q.<お酒をつがれるとき、グラスやおちょこはどうするべき?>A.<ワイングラスは持たない。他は両手で受ける>ワインの場合、グラスを持たないのが正式。「不作法に思われそうなら、グラスの台に指を添えて」。ちなみに、フォーマルな店ではワインは店の人がつぐ。ビールや日本酒の場合は、両手で受ける。「グラスやおちょこはあまり高くかかげないこと」。もう飲めないときは、グラスやおちょこの上に軽く手をかざし「十分いただきました」と言って断る。◇おぐら・ともこ食のトータルプロデューサー。マナー指導から飲食店のコンサルまで行う。主な著書に『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)。www.totalfood.jp※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・竹田嘉文取材、文・小泉咲子
2016年04月09日ちょっとしたミスで相手に不快感を与えかねないけど、全部覚えるとなると大変な食のマナー。今回はエッグベネディクトの食べ方をお教えします。レクチャーしてくれるのは、食のトータルプロデューサー・小倉朋子さん。トーストしたイングリッシュマフィンの上に、ポーチドエッグやベーコンをのせたエッグベネディクト。半熟卵をカットすると、あふれ出た黄身で、お皿を汚してしまう。でも、卵が半熟であることこそが、この料理の命。半熟卵だけ、一気に食べるべき?食べ方に迷っているうちに、卵が固まることは避けたい。(1)半熟卵に熱が通りすぎないうちに、出てきたらためらわず、真ん中からザクザクと上から下まで半分にカットする。あとは、食べやすい大きさにカットしていただく。(2)付け合わせのポテトなどに、お皿に残った半熟卵の黄身とソースと絡めながらディップ。イングリッシュマフィンを残しておき、ポテトと同じようにつけても美味。◇おぐら・ともこ食のトータルプロデューサー。マナー指導から飲食店のコンサルまで行う。主な著書に『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)。※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・竹田嘉文取材、文・小泉咲子
2016年04月09日外食は、誰かと席を共にしていなくても、人から見られる場。「だからこそ、食事でのマナーが大切なのです。マナーは、対自分のために身につけるものではありません。食事を共にする方やお店の方などへの配慮を映し出したものなのです」そう話すのは、食の総合マナー塾「食輝塾」を主宰する小倉朋子さん。たとえば、同席者を尊重しようとすれば、相手の顔を見て食べようと自然と思う。そうすればおのずと、器に口を近づけて食べる“犬食い”は目線が下がってしまうからやらなくなる。また、待っている人やお店の人に迷惑にならないよう配慮すれば、食べ終わったらすぐ店を出るようになる。そうした誰かを思いやる気持ちの表れが、食マナーというわけ。「人はマナー違反をなかなか指摘してくれません。自らが意識するしかないのです。周りへの配慮が行き届いた食べ方ができるようになると、自信がつき、生活習慣さえも変わりますよ」Q.<口に持っていくときにこぼしそう。手を添えてもいい?>A.<手皿が上品というのは、完全なる勘違い!>マナー違反とは知らず、ついやってしまいがちなのが、箸を口にもっていくときに手を添える“手皿”。マナー違反どころか、上品だと勘違いしている人も少なくないのでは。「添えていいのは、自分の手ではなく、あくまで取り皿です」。こぼしたものを添えた手で受け止めて、おしぼりなどで拭くのは、見た目にも美しくない。ましてや、そのまま食べたり舐めるなんてことは、論外!◇おぐら・ともこ食のトータルプロデューサー。マナー指導から飲食店のコンサルまで行う。主な著書に『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)。※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・竹田嘉文取材、文・小泉咲子
2016年04月09日アルターは、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』より、"小泉花陽"を1/7スケールのPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年10月の予定で、価格は13,800円(税別)となる。おとなしい性格ながら、アイドル研究へは人一倍情熱を注ぐ彼女をゲームのカード「潮干狩り編」の衣装で立体化。楽しそうにフラッグを振る姿が可愛らしい仕上がりで、ベルトや帽子の装飾も細密に再現されており、ふわりと広がるリボンの造形が躍動感を演出する。クリアパーツにパール塗装を施した袖や裾のフリルの質感表現にも注目。帽子は着脱可能となっているので、シチュエーションにあわせて楽しんでみよう。原型製作は稲垣洋氏が担当。(C) 2013 プロジェクトラブライブ!(C) KLabGames(C) bushiroad All Rights Reserved.
2016年03月30日人気アニメ『ラブライブ!』に登場する小泉花陽が、マックスファクトリーのアクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され、2016年9月に発売されることが決定した。現在「GOODSMILE ONLINE SHOP」にて予約受付中で、価格は5,800円(税込)。小泉花陽は、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」の最年少メンバーで、声が小さくおとなしい性格だが、昔からアイドルへの憧れが強かった。実際のフィギュアでは、表情パーツに「笑顔」や「泣き顔」、「驚き顔」を用意しており、「通学かばん」や「携帯電話」、劇中にも登場した大きな「おにぎり」のほかメガネ姿にもできる「交換用前髪」が付属。「figma 高坂穂乃果」同様、豊富な手首とイメージカラーの「ペンライト」2本も同梱される。商品価格は5,800円(税込)で、「GOODSMILE ONLINE SHOP」の予約締め切りは2016年4月27日21時。商品の発売および発送は2016年9月を予定している。なお、「GOODSMILE ONLINE SHOP」予約特典として「ごはん顔」をプレゼント。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2016年03月29日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日漫画家の創作現場に密着し、作品が生まれる貴重な瞬間を見せてくれるテレビ番組『漫勉』。超人気漫画家たちの創作過程のVTRを見ながら、漫画家自身が浦沢直樹さんと共にオーディオコメンタリーのように語り合う。企画の発案者である浦沢さんに話を聞いた。「漫画の本当の凄みを伝えたい」という長年の思いを形にした。「日本は、週刊の漫画雑誌がある、他に類を見ない国。膨大なページ数の連載漫画が、毎週滞りなく読者の手元に届けられる。あまりに身近だからか、漫画ってどこか軽んじられていて、パラパラ見られてはポイッと捨てられる存在。そういうふうに消費されてありがたいんだけど、一方で『みんな、漫画のこと本当にわかってるのかな?』という気持ちもずっとあったんです。僕は、子供の頃から漫画を描いてきたから、漫画家の目の前で起きていることを想像して、作品を深いところで味わって楽しめてきた。みなさんにも創作の瞬間を映像で見てもらえば、どれだけ芳醇な文化に浸かっていたのか知ってもらえて、漫画の楽しみ方が増えるんじゃないかと思ったんです」浦沢さんは連載を抱えながらもキャスティングに始まり、撮影、台本チェック、ナレーション録り、音楽、編集など―すべてに力を注ぐ。「これまでの漫画に関するテレビ出演では、0から一生懸命伝えようとしても、1にも届かず終わっていたんです。その体験から、番組をつくるには制作から携わらないとダメだということがわかった。でも、民放各局に企画を提案したけどダメだったらしいです。地でエンタメとして成立しないと。だけど、漫画が立ち上がる過程の面白さがいざ放映されたら『ウチでやりたかった』と皆さん言っていたそうです」一連の番組作りでいちばんネックなのは人選だ。「漫画家は顔出しNGの人が多いんです。なので、顔をその漫画家さんの作品のキャラクターで隠したりして顔を出さなくても成立する回を実現させてみたいですね。登場した方々のあまりに凄い仕事ぶりに心折れる人もいたそうですが、一方で、漫画家に限らず多くの人から『漫勉を見るとやる気になる』『自分も頑張ろう』という声があがったのがうれしかったですね」番組を見るほど伝わる、画家の試行錯誤と創造力、情熱。しかし創作過程をつまびらかにすることへの怖さはないのだろうか?「僕も、他の漫画家さんの技に驚いてますし、影響もうけます。いいところはどんどん参考にしてほしい。でもね、本当に大事なところは、盗もうとしてもなかなか盗めるものじゃないですからね」◇東村アキコさんは、ペンが速いといわれる浦沢さんも驚く執筆スピード。下描きなしでペンを走らせることも。納得いくまで描き直す妥協しない姿勢は、職種を問わず学びたい。◇デジタル処理した写真をベースに、手で細かく背景を描き込む浅野いにおさん。アナログ的作業を加えることで「読者が入ってくる隙を作っている」と浦沢さんは鋭く指摘。◇うらさわ・なおき1960年、東京都生まれ。代表作に『YAWARA!』『20世紀少年』など。現在『BILLYBAT 』(ストーリー共同制作・長崎尚志)を『モーニング』にて連載中。世田谷文学館で初の個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」を開催中(~3/31)。ミュージシャンとしての顔も持ち、アルバム『漫音』を2月に発表したばかり。※『anan』2016年3月9日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子
2016年03月08日フジテレビにて4月よりスタートする「モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~」のMCが小泉孝太郎と「バナナマン」に決定。小泉さんにとって、全国レギュラーバラエティー初のMCとなる。芸能人の未婚男女一組が一つ屋根の下で“おためし同居生活”をし、その模様をスタジオでMCたちが見守りながらトークを繰り広げていく本番組。芸能人たちのありのままの人間性、そして本人すら意識していなかった隠された魅力が、同居生活を通して視聴者に赤裸々に明かされる究極の同居バラエティーだ。今回初めて全国レギュラーバラエティ番組のMCとして抜擢された小泉さんは、これまで様々なドラマ、映画に出演し、去年は6本ものドラマに出演。今年も早速「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(テレビ東京系)で主演を務めるなど、俳優としてますます活躍の場を広げている。今回の出演決定に関して小泉さんは「僕自身は女性の方との同居経験が無いため、その分、ひとりの未婚男性として、女性の視聴者の方々を敵に回さない程度に、男性陣をかばいたいと、ひそかに意気込んでいます。僕自身含め、参考になるところ、目からウロコなところ、そして笑えるところが満載な番組になると思いますので、バナナマンさんと共に楽しんで、またバナナマンさんのトーク術も勉強させていただきながら、番組を盛り上げていきたいです」と気合い十分な様子。さらに、小泉さんと同じくMCを務める「バナナマン」の設楽統と日村勇紀のふたりは、『ペット』の主役声優への抜擢や、コンビとして8本もの地上波レギュラー番組を抱え、いまやテレビで見ない日がないほどの人気ぶりだ。そんなバナナマンの日村さんは、過去に数々の若手芸人と同居していたことがあり、布団から唐揚げが出てきたり、タンスからふやけて固まったカップ麺が出てくるなど、圧倒的な部屋の汚さが語り草に…。果たして日村さんが同居に関してどのようなコメントを述べるのかが気になるところだ。「モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~」は4月より毎週水曜午後10時~10時54分フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月04日