葉月抹茶の人気漫画を原作に、川口春奈と山崎賢人がW主演を務める映画『一週間フレンズ。』。今回は、主人公の2人を温かく見守る“大人たち”に注目していきたい。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて――。本作は“友達の記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織と、初めて彼女に会った日から心惹かれ、「友達になってください」と想いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹が織り成す真っ直ぐで特別な恋物語。そんな主人公の2人を温かく見守る“大人たち”には、ベテラン勢が集結している。まず、香織と祐樹の担任の井上先生役には、演劇ユニット「TEAM NACKS」のメンバーであり、役者としてだけでなくバラエティー番組でも活躍する戸次重幸。井上先生は、香織の事情を知り、祐樹を温かく見守る人物で、香織に友達になろうと声をかける祐樹の姿を見て、香織が抱える記憶障害を祐樹に打ち明ける人物。初めは2人を心配しながらも、ひたむきに想いを伝え続ける祐樹を見て次第に応援するようになるのだ。そして、香織の母・志穂役を女優・国生さゆり、父・隆之役として実力派俳優の甲本雅裕が出演。特殊な記憶障害を抱える香織を想い、父親・母親、それぞれの優しさで香織のことを見守り、支えていく…。脇を固めるベテラン勢が、恋愛に関してだけではなく“登場人物全員が大切な誰かを想う”、そんな温かさ溢れる優しさと深みを作品へもたらしてくれる。高校生たちの青春を、影ながら応援する大人たちの姿は、香織と祐樹の恋を見守る観客たちともきっとリンクするはず。あなたの大切な誰かを思い出すかも?『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年01月27日累計発行部数170万部超えの原作を基に、川口春奈と山崎賢人のW主演で映画化する『一週間フレンズ。』。この度、本作のWEBスポットが2本到着した。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて――。本作は“友達の記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ香織と、初めて彼女に会った日から心惹かれ、「友達になってください」と想いを伝え続けるクラスメイト・祐樹が織り成す真っ直ぐで特別な恋物語。川口さんと山崎さんの主演の2人が香織と祐樹をそれぞれ演じるほか、キャストには「超特急」のタカシこと松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、伊藤沙莉、岡田圭右(ますだおかだ)、岩瀬亮らが出演する。このほど到着したのは、“香織編”“祐樹編”と題された2つのWEBスポット。“香織編”では、川口さん演じる香織が「私、何度も忘れるかもしれない。でも、絶対に思い出すから」と祐樹へ想いを伝えるシーンからスタート。祐樹と友達になったことで高校生活が充実し始めた香織と祐樹のドキドキな毎日と、大切な気持ちを忘れてしまう香織の切なさが描かれる。そして“祐樹編”では、「毎週月曜日、必ず言うから。友達になってくださいって」と、笑顔で香織に語り掛ける祐樹のまっすぐな表情を皮切りに、諦めずにアプローチしつづけ、香織を想う祐樹のひたむきな気持ちが込められた仕上がりに。一方で、「毎週、俺のこと覚えてなくてもそれで良かった」という祐樹の切なすぎる心情も挿入されるなど、強い想いの先に2人の未来を信じたくなる名場面が満載。記憶障害を持ちながらも、懸命に祐樹と向き合おうとする切ない想いが詰まった香織編と、何度忘れられても一途に彼女を想い続ける祐樹の愛情が込められた祐樹編。見れば見るほど、切なさ溢れる映像となっている。『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月20日いま人気急上昇中の山崎賢人と飯豊まりえが出演する、モバイル製品の世界的リーディングブランド「Galaxy」のドラマCM第1弾が、本日1月16日(月)よりテレビ&ウェブにて公開されている。30秒と2分バージョンが制作された今回のドラマCM。第1弾のCMでは、「#どんな君も逃さない」をキーメッセージに、東京に上京する幼馴染みへ気持ちを伝える山崎さんと、その気持ちを受け止める飯豊さんのリアルな恋愛を描き、その2人にはスマートフォン「Galaxy S7 edge」がそっと寄り添う…という形になっている。昨年12月、秋田県仙北市で2日にわたって撮影されてという今回のCM。映像では、息を切らせてホームに入ってきた山崎さんが、飯豊さんを後ろから抱きしめ「お前が好きだ」と告白するシーンや、「私もずっと好きだったよ」と言う飯豊さんのセリフなど、終始キュンキュンしてしまう仕上がりとなっている。CM『Galaxy S7 edge「どんな君も、逃さない。告白」篇』は全国にて放映中。(cinemacafe.net)
2017年01月16日2月18日公開の映画『一週間フレンズ。』の完成披露試写会が12日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、川口春奈、山崎賢人、松尾太陽(超特急)、上杉柊平、高橋春織、戸次重幸、古畑星夏、村上正典監督が出席した。シリーズ累計170万部を突破し、アニメ化、舞台化もされた葉月抹茶の同名コミックを映画化した本作。毎週月曜日になると友達のことを忘れてしまう少女・藤宮香織(川口春奈)と、その彼女に会った日から惹かれ、何度忘れられても思いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹(山崎賢人)が織りなす切なくも淡い恋物語を描く。1周間で友だちの記憶を忘れてしまう藤宮香織役の川口は「今日やっと皆さんにお披露目ができるということで、皆さんがどんな風に思ってくれるのか楽しみにしていました。楽しんで帰ってくださればうれしいです」とあいさつ。演じた藤宮香織というキャラクターについては「難しかったですね。ちょっとした表情だったり日常の中の成長だったりと、変わっていく姿を丁寧に繊細にやることが香織にとっては大事だと思いましたので気をつけて演じました」と回顧。その相手役の山崎は「毎週月曜日に新鮮な気持ちで藤宮さんと会って友だちになりたいという気持ちを全力で出し、とにかく走り回りながらやらせていただきました」と振り返った。その2人は意外にも本作で初共演。山崎の印象ついて川口が「優しくて格好良くてちょっと面白くてちょっと抜けていて、そりゃ~モテるなと思いました。とにかく真面目で真摯に役に向き合っていて、すごく刺激的で素敵な方でした」と絶賛。川口から褒め言葉をもらった山崎は照れ笑いを浮かべながらも「春奈ちゃんは藤宮さんという難しい役をやりながらオンオフの切り替えがプロでした。すごく繊細なお芝居をされたんですけど、カットがかかった瞬間に変顔をしてくれた時、仲良くなれると思いましたね」と明かすと、川口は「それぐらいみんなは気を許せる仲間だったし、すごい和やかな雰囲気だったからみんなに甘えた感じはあります」と同世代の共演者が多かったせいか、撮影中は気を許した様子だった。映画『一週間フレンズ。』は、2月18日より全国公開。
2017年01月13日葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した『一週間フレンズ。』の完成披露試写会が1月12日(木)、都内で行われ、ダブル主演の川口春奈と山崎賢人が出席。初共演を果たした感想、お互いの印象などを語り合った。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹(山崎さん)のピュアで切ない青春ストーリー。川口さんは「優しくて、カッコ良くて、面白くてちょっと抜けている部分もあり、かわいいし、そりゃ、モテるなと」と山崎さんに惚れ惚れした様子。さらに「とにかく役に対して真面目で、同世代として刺激を受けた」と話していた。一方の山崎さんも、「春奈ちゃんは難しい役なのに、オンとオフの切り替えがプロ。カットがかかった瞬間に変顔してくれたこともあった」と敬意を込めて、ふり返った。主人公の香織は、過去のトラウマや病気と闘う役どころで、「難しかったです。少しずつしか成長しない女の子なので、ちょっとした表情や変化を丁寧に、繊細に演じることを大切にした」と川口さん。ひたむきで天真爛漫な等身大の高校生役に挑んだ山崎さんは、「毎週毎週、新鮮な気持ちで『友だちになりたい』という思いを全力で表現した」と新境地を語った。完成披露試写会には川口さんと山崎さんに加えて、祐樹の親友・将吾を演じる「超特急」のタカシこと松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、クラスの担任教師を演じる戸次重幸、村上正典監督が駆けつけた。『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月12日俳優・山崎賢人主演で実写化される映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年8月4日公開)の特別ビジュアルが1日、公開された。同作は荒木飛呂彦原作、1987年に連載を開始した人気コミックで、現在はPart8(第8部)を集英社「ウルトラジャンプ」(集英社)で展開している。今回実写化されるのはPart4(第4部)「ダイヤモンドは砕けない」で、山崎賢人演じる主人公・東方仗助が杜王町に潜むスタンド使いと戦いを繰り広げる。仗助は「グレート」という口癖、不良っぽい喋り方というキャラクターで、普段は温厚な性格で女子からもモテているが、自慢の髪型をけなされると激昂する一面も持ち合わせている。山﨑は、「仗助自身髪型と服装にすごくこだわりを持っているので、この髪型をセットして衣装を着ると、仗助として気合が入る」とビジュアルへの気合いを語った。山崎は「仗助を演じるのに見た目から入るというのはかなり重要なことでした」とこだわりの様子。今回はスペイン・シッチェスでロケを行っているが「この髪型と衣装はシッチェスの街にものすごく馴染み、杜王町そのものだと思いました」と自信を見せた。山崎のほか、広瀬康一を神木隆之介、山岸由花子を小松菜奈、虹村形兆を岡田将生、虹村億泰を真剣佑、片桐安十郎を山田孝之、空条承太郎を伊勢谷友介、仗助の祖父・東方良平を國村隼、仗助の母・東方朋子を観月ありさが演じる。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年01月01日累計150万部を突破の大人気コミックを、川口春奈・山崎賢人の主演で映画化した『一週間フレンズ。』。このほど、初解禁となる本編映像に「スキマスイッチ」の歌う主題歌「奏(かなで)」スペシャル・バージョンを重ねた、主題歌版トレーラーが到着した。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて――。主題歌は、ラブソングの名作として人気の高い「スキマスイッチ」の「奏」。「一週間フレンズ。」TVアニメ化(’14)の際は、ヒロインの藤宮香織(雨宮天)がカバー、物語のエンディングを彩り、原作ファン・アニメファンから熱烈な支持を受けたが、本作では、オリジナルバージョンの「スキマスイッチ」大橋卓弥の歌声と、2016年新たにアレンジ・レコーディングされた楽器演奏をセルフ・コラボレーションさせたスペシャル・バージョンへと生まれ変わった。大橋さんと、常田真太郎の2人で楽曲アレンジを行い、オリジナルバージョンでは打ち込みだったストリングスやドラム等の楽器を生楽器での演奏に変更するだけでなく、序盤はオリジナルバージョンのアレンジに寄せ、中盤からはより壮大に、且つドラマチックに…と、映画のイメージをふまえて、また新たにアレンジされている。今回解禁となったトレーラーは、その楽曲「奏 for 一週間フレンズ。」の一部と、初解禁となる本編映像がコラボした特別映像。香織と祐樹が初めて出会った日、帰り道の電車のシーンでは、優しいピアノのイントロとともに2人の日々が始まる予感に、ドキドキしながら見守ってしまう。「俺と、友達になってください!」とアプローチするも、香織に断られてしまう祐樹。それでも諦めず、何度でも香織に会いにいき、2人にとって大切な場所となる屋上でまっすぐな想いを伝える。「俺は絶対に、嫌になったり、面倒になったりしない。毎週月曜日、いつも言うから。何度でも言い続けるから。友達になってくださいって」と笑顔で伝える、山崎さん演じる祐樹のひたむきさには、誰もが心をつかまれること間違いなし。さらに今回の映像では、交換日記を始めた2人が下駄箱の影に隠れて笑顔を交わすシーンや、学園祭の夜、思わず手を取って駆けだす2人、ドキドキのバックハグなど、初解禁となる貴重な映像も満載!香織と祐樹が綴り、辿っていく日々をあらわしているような「君が僕の前に現れた日から何もかもが違く見えたんだ」という「奏」の歌詞に、思わず胸が熱くなってしまう。笑顔の先にある香織の涙の理由は、そして2人の先に待つ未来は…?もはやトレーラーの域を超えた完成度の特別映像で、ひと足早く『一週間フレンズ。』の世界に浸ってみて。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月27日川口春奈、山崎賢人をW主演に、累計発行部数150万部超の人気原作コミックをアニメ、舞台に続いて映画化した『一週間フレンズ。』。このほど、昨年11月14日にクランクインした本作が、12月16日に無事、撮影終了。川口さん、山崎さんを中心に明るく和気あいあいとなった撮影現場のレポートとメイキング写真が到着した。本作は、“友達の記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織(川口さん)と、そんな彼女に会った初めて日から心惹かれ、「友達になってください」と想いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹(山崎さん)が織り成す真っ直ぐで特別なピュア・ラブストーリー。川口さんと山崎さんは本作が初共演ながらも、すぐに意気投合し、明るい主演の2人が中心となって、終始笑いと温かさがあふれる撮影になったという。まず、初日は香織と祐樹が挨拶を交わしたり、交換日記を受け取ったりとやり取りを重ねていく“学校の玄関”での撮影が行われ、まだお互いに距離感を測っている様子でほどよい緊張感が漂っていた。その後、クラスメートに見つからないよう隠れながら渡す交換日記を場面の撮影では、照れ笑いしながら見つめ合う姿に、監督やプロデューサー陣が“香織と祐樹がいる!”と、思わず息を飲むほどのケミストリーが!「孤独な香織といつも前向きな祐樹という、魅力的なキャラクターを誰が演じることができるのか、プロデューサー陣で真剣に悩み、考え抜きました」と石塚慶生プロデューサーが語る主演2人のキャスティングは、見事に功を奏した。「山崎さんは、初日の段階ですごく祐樹にハマっていて、イメージにぴったりだと思いました」と川口さん。山崎さんの無邪気で真っ直ぐな笑顔が、“笑っているのに切ない”といった絶妙な長谷祐樹の表情に重なり、川口さん自身も影響されたという。一方、山崎さんは、「香織はすごく難しい役で大変だったと思いますが、川口さん自身はとてもいたずら好きの面白い人。初日から打ち解けられました。藤宮さんは自分からは話さない役だけど、川口さんはカットがかかった瞬間に変顔していたり(笑)、とにかく切り替えがすごいなと。役とのギャップも印象的でした」と語り、それぞれにリスペクトしあっていた様子だ。また、本作はクランクインの場所となった都内の高校と、足利の廃校や、原作アニメと同様に聖蹟桜ヶ丘周辺エリアを舞台にオールロケで撮影され、祐樹の親友役・将吾を演じる「超特急」のタカシこと松尾太陽、祐樹の幼なじみ・沙希役の高橋春織、九条役の上杉柊平、教師役の戸次重幸、「ますだおかだ」の岡田圭右らが集結。高校生のころからすでに女優の仕事をしていた川口さんは、学校行事にあまり参加できず、浴衣を着てお祭りに行ったり、文化祭で盛り上がったりと、本作では自身が経験してみたかったことが満載だったとか。「男女関係なくワクワク話せて、そこがすごくいいなと思いました」と楽しそうに撮影をふり返り、ほかキャストからも“充実した撮影期間だった”という声が多数寄せられている。和気あいあいとした雰囲気の中、育まれたキャストたちの仲の良さは、高校生たちが放つキラキラとした眩しさ、原作の世界観そのものとしてスクリーンにも投影されていることだろう。特に、初日からお互いに大きな信頼感をもって撮影に臨めたという主演の川口さん、山崎さんは、撮影の日々を重ねながら、少しずつ変化していく香織と祐樹の友達以上恋人未満という絶妙な2人の関係性をこまやかな演技で表現。誰かを大切に思う気持ち、それを伝えるほんの少しの勇気、相手に向き合う純粋なひたむきさ、そして、初めて知る恋の痛みなどを体現した、切なくも淡くキラキラした青春ラブストーリーを作り上げている。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日山崎育三郎が主演するミュージカル『プリシラ』が、12月8日、東京・日生劇場で開幕した。初日公演に先駆け同日、山崎をはじめ出演するユナク、古屋敬多、陣内孝則、演出の宮本亜門が取材に応じ意気込みと見どころをアピールした。ミュージカル『プリシラ』チケット情報1994年に公開されたオーストラリア映画をもとにしたミュージカル。ロンドン、NYでも大ヒットした作品が日本に初登場する。物語はティック(山崎)、アダム(ユナクと古屋のWキャスト)、バーナデット(陣内)という3人のドラァグクィーンによるドタバタ珍道中を描くものだが、ゴージャスでユニークな衣裳の数々、マドンナやシンディ・ローパーなど往年のヒットソング満載の音楽も必見の作品となっている。ドラァグクィーン役……ということで、この日も山崎、ユナク、古屋はド派手かつ露出度の高い衣裳で登場。現場が一気に花が咲いたかのような華やかさになったが、演出の宮本曰く「(本番は)派手さも露出度もこんなものじゃない。本当にお客さんは観て驚くと思います!」とのこと。山崎も「僕の役は、男なのか女性なのかというところでわりと迷っているのですが、こういう衣裳を着ると、ふたり(アダムとバーナデット)に負けないくらい華やかに演じます。この格好をすると、自然とそういう気持ちになりますね」とノリノリの様子。一方でエレガンスなマダム風衣裳に身を包んだ陣内は「出来るだけエレガントにと宮本先生に言われています」と楚々と話すも、途中から「私なんか毎日Tバックよ~! きっと渡辺謙だったらやらないと思うわ!」等々、次々と裏側事情もぶちまけ、記者たちから爆笑を誘っていた。「一生分の女装したんじゃないかってくらいです。ダンスも普段のヒップホップ系のものとは違って、ボディラインを見せる感じのもので、楽しいです」(古屋)、「アダムの登場シーンが派手で良いです。『Material Girl』(マドンナ)という曲で、エロいダンスがあります、頑張ります!」(ユナク)とアダム役のふたりもそれぞれアピール。終始、笑いに溢れた楽しい会見だったが、宮本からは「本当にこれは覚悟しないと出来ない役。みなさんの覚悟がすごいんです。実はだいぶ厳しい稽古で、限界を超える挑戦で、皆さん苦しんでました。でもよくここまでやった…」と、キャスト陣へリスペクトの言葉が語られていた。公演は12月29日(木)まで同劇場にて。チケットは発売中。
2016年12月09日川口春奈と山崎賢人がW主演で、“一週間で友達の記憶をなくしてしまう彼女”と“そんな彼女と友達になると決めた僕”の恋を描く『一週間フレンズ。』。先日、主題歌に「スキマスイッチ」のリアレンジVer.の「奏(かなで)」も決定したピュア・ラブストーリーから、キーアイテムとなる“交換日記”をめぐる場面写真が一挙に解禁となった。高校1年の3学期に転入してきた藤宮香織(川口さん)は、人と関わろうとせず、いつも1人。香織を初めて見かけた日から心惹かれるようになった長谷祐樹(山崎さん)は、勇気を出して「友達になってください」と手を差し出すも、あえなく玉砕。その後、何度も屋上で昼食を1人で食べる彼女のもとを訪れるが、返事は「無理」のひと言。そんな2人の姿を見かけた担任の井上(戸次重幸)は、交通事故をきっかけに“一週間で友達に関する記憶が消える”という記憶障害を香織が抱えていることを祐樹に話す。家族の記憶や学校、勉強のことは消えないのに、なぜか友達との記憶だけ保てない香織。だからこそ、誰かを傷つけてしまうのが怖く、あえて友達を作らないように過ごしていたのだ。記憶障害を抱えていることを聞いても、祐樹は“彼女の側にいたい”“友達になりたい”と願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに香織のもとへ。そして、「いいことを思いついた!」と、祐樹は香織に「交換日記をしませんか?」と再び手を差し出す――。今回解禁となった場面写真は、祐樹が香織に何度断られても友達になろうとアプローチを続ける屋上のシーンや、香織のために交換日記を選ぶ祐樹の姿、香織が交換日記を手にする姿、そして、交換日記をしないかと祐樹が香織に話しかけるシーンを切り取った4点。特に2人にとって屋上は、原作漫画・アニメでも印象的な、思い出を紡ぐ場所となっているだけに、川口さん&山崎さんの姿に思わずキュンとしてしまう。山崎さん演じる“長谷くん”の恋が動き出す瞬間を、まずはこちらから確かめてみて。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月25日コミックシリーズ累計150万部を突破した葉月抹茶のコミックを原作に、川口春奈×山崎賢人で贈る映画『一週間フレンズ。』。この度、本作の主題歌が「スキマスイッチ」の「奏(かなで) for 一週間フレンズ。」に決定したことが分かった。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかけるが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れ…。実写映画化にあたり、「何度忘れられても、君が好き」と、記憶障害を持つ香織を想い続ける祐樹の一途な想いやその切ないストーリー展開と本楽曲との高い親和性から、「主題歌には、やはりこの曲しかない!」という製作サイドの熱いラブコールに応え、今回「スキマスイッチ」が本作のために2004年に発表した「奏(かなで)」をリアレンジすることが決定。そんな主題歌は、映画のイメージをふまえて2004年に「奏(かなで)」オリジナルバージョンをレコーディングした当時の大橋卓弥の歌声と、新たにアレンジ・レコーディングされた楽器演奏をセルフ・コラボレーションさせたスペシャル・バージョンで生まれ変わっているという。また、楽曲アレンジは大橋さんと常田真太郎の2人で行い、オリジナルバージョンでは打ち込みだったストリングスやドラムなどの楽器を生楽器での演奏に変更するだけでなく、序盤はオリジナルバージョンのアレンジに寄せ、中盤からはより壮大に、かつドラマチックとなるアレンジで当時のオリジナルボーカルとの時を超えたコラボレーションを施し、映画のエンディングに花を添える。大橋さんと常田さんは、「13年前に制作した楽曲にこんなにも素敵な未来が待ってるとはいったい誰が予想したでしょうか。それくらい、今回のオファーには驚きましたし、本当に感謝しています」と語り、「自分たちにとって懐かしいような、でもやっぱりいままでにない新しい『一週間フレンズ。』のための『奏(かなで)』が誕生したのです。いままでたくさんの場面で僕たちを助けてくれた『奏(かなで)』ですが、願わくばこの楽曲が、映画を観て帰る皆様の背景にも流れていれば、こんなに嬉しいことはありません」と思いを述べた。今回の主題歌決定にあたり、主演の川口さんは「大好き過ぎる、一言一句間違えずに歌えるこの曲が自分の作品の主題歌になるなんて夢にも思ってなかったです。ちょっぴり切ない、儚い感じやその中にもどこか温かさがあるこの作品にピッタリだなと思い、本当に本当に嬉しいです」と喜びをコメント。また、原曲がもともと好きだったという山崎さんも「本当に嬉しかったです。改めて曲を聴き返すと、僕が演じている長谷祐樹の気持ちと歌詞がリンクして、胸が熱くなりました」と絶賛。さらに今回の解禁にあたり、「スキマスイッチ」自らが本作のロケ地となった東京都日野の都立南平高校を訪問し、アーティスト写真を撮り下ろし!下駄箱前や屋上といった映画の重要シーンとリンクしたさらに深いコラボレーションが実現している。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月21日川口春奈が記憶障害をもったヒロインを演じ、山崎賢人とW主演で累計発行部150万部超の大人気コミックを実写化する『一週間フレンズ。』このほど、“いま一番泣けるピュアラブストーリー”と注目を集める本作から、山崎さんと「超特急」タカシこと松尾太陽の、まるで等身大の高校生のような姿を収めた“友情”場面写真が解禁された。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかけるが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れ…。このたび、解禁となった場面写真は山崎さん演じる主人公の祐樹と、松尾さん演じる親友・将吾のふたりが肩を並べるシーン。友達を作らず、いつも1人で過ごす香織の姿を見て、自分は無力だと落ちこむ祐樹の言葉に耳を傾ける将吾、という青春のひと幕が収められている。山崎さんと松尾さんは、所属する事務所の先輩・後輩同士。撮影にあたり緊張が解けない松尾さんを、川口さん、山崎さんらが温かく迎え、待ち時間の間もさまざまな雑談を交わしながら交流を深め、撮影が進むにつれて本物の“友達”のような関係になっていったそう。香織に思いを寄せる“片想い男子”の祐樹は、茶目っ気と純粋さを持ち合わせた憎めないキャラクター。一方の将吾は頭が良くクールでありながらも、実はいつも祐樹のことを思いやる友達思いで優しい心を持った人物と、キャラが異なる2人が築くあたたかな友情も、本作の見どころとして要注目。川口さん、山崎さん、松尾さんのメインキャストをはじめ、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、伊藤沙莉、岡田圭右(ますだおかだ)、岩瀬亮らフレッシュなキャスト・個性派俳優が集結し、幅広い世代から注目を集める本作。誰もが経験するかけがえのない友情と甘ずっぱい青春を、まずはこちらの写真から感じてみて。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日TVドラマ「Chef~三ツ星の給食~」や映画『にがくてあまい』の川口春奈と、先の月9ドラマ「好きな人がいること」や映画『四月は君の嘘』の山崎賢人という、人気若手俳優2人が初共演にしてW主演を果たす『一週間フレンズ。』。このほど、2人がそれぞれ演じる藤宮香織と長谷祐樹の“圧倒的純真さ”が炸裂する場面写真3点が解禁となった。原作コミック・シリーズ累計150万部、アニメ化、舞台化もされ、今世紀もっとも泣ける純愛(ピュアラブ)ストーリーとして、早くも話題の本作。今回解禁となったのは、川口さん演じる藤宮香織と、山崎さん演じるクラスメイト・長谷祐樹の場面写真3点。それぞれのピュアな表情を正面からとらえたものと、屋上での「友だちになってください」シーンを切りとったものとなっている。香織は、友だちを作らず、いつも1人でいる女子高校生。“友だちのことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害を持つことから、誰とも必要以上の会話をせず、人と関わることを極力避けてきた。家族や先生のことは忘れず、なぜか、彼女がなくしてしまう記憶は“友だちのこと”のみ。昼休みは屋上に行き、1人でお弁当を食べている。そんな香織役について、川口さんは「本当に難しくて、過去のトラウマや病気と闘いながらも人の温かさにふれて、不安の中、前向きに生きている女の子だと思いました」と語り、 “一週間ごとの記憶喪失”という気持ちを作ることが非常に難しい役どころに全身で挑んだことを明かす。一方の祐樹は、少女コミックの“実写化王子”代表・山崎さんがこれまで演じてきた役柄にはない、どこか少し抜けていて憎めない、天真爛漫な男子高校生。初めて会った日から香織に惹かれ、同じクラスになった彼女に「友だちになってください」と声もかけるも、「無理」のひと言であっけなく玉砕。それでも、ひたむきに声をかけ続けるという、明るくて健気なキャラクターだ。何度も何度も、思いを伝え続ける祐樹。ある日、香織から「私は友だちになっちゃいけないの」と告げられ、彼女が記憶障害を持つことを知った祐樹は…。すでに公式Twitterのフォロワー数が8万を突破した本作。2人が紡ぐ、切なくもキラキラした青春ラブストーリーは、女子中高生にとどまらず、幅広い世代からの注目を集めている。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日川口春奈と山崎賢人がW主演を務める映画『一週間フレンズ。』(2017年2月18日公開)の場面画像が13日、公開された。原作は、葉月抹茶が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。今回公開されたのは、川口演じる香織、山崎演じる祐樹の写真と、祐樹が香織に手を差し伸べ、握手を求める場面写真。廊下を背に佇む香織は複雑な表情をたたえており、川口は「本当に難しくて、過去のトラウマや病気と闘いながらも人の温かさにふれて不安の中、前向きに生きている女の子だと思いました」と、役柄の難しさを語った。(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2016年10月13日“フランスのヒッチコック”と呼ばれ、映画『8人の女たち』の原作戯曲でも知られる劇作家・脚本家のロベール・トマ。推理劇のようなスリリングな物語と小粋な会話、散りばめられた笑いに、あっと驚くどんでん返し。そんな彼の作風をたっぷりと味わえる舞台『一人二役』が、東京・北千住のシアター1010で幕を開けた(以降、全国で巡演中)。主人公の女性資産家フランソワーズに扮する大地真央と家政婦ルイーズ役の森公美子は、言わずとしれたミュージカル界のスター。だがストレートプレイである本作では、コメディの才能を存分に発揮、息の合ったコンビぶりを見せている。舞台『一人二役』チケット情報1960年代、パリ郊外の屋敷。膨大な遺産を相続して暮らすフランソワーズ(大地)は、半年ほど前に知り合ったリシャール(益岡徹)と結婚したばかりだ。しかし彼が酒と賭博に明け暮れる浪費家と知り、今では穏便に離婚する方法を探っていた。そんなある日、気のいい家政婦のルイーズ(森)の元に、恋人のミシェルから手紙が届く。ミシェルがリシャールに瓜ふたつの弟で、彼の罪を背負わされて投獄されていることを知ったフランソワーズは、ある計画を思いつき……。洗練された物腰の、有産階級の女性が主人公であることが多いトマの作品。本作でもその設定は同様で、古き良き時代の女優のような装いが大地にピタリとはまり、まずは目を楽しませてくれる。だがルイーズと結託してからが、本作での大地の真骨頂。小気味いい会話の応酬と芝居の妙とで、観客を笑いの渦に巻き込んでゆく。一方の森も、女主人にちゃっかりと報酬を要求する憎めない家政婦役がまさに適役。キャラクターの異なる大地とのやりとりも楽しく、終盤まで目が離せない存在だ。また、最初からリシャールとミシェルの“一人二役”の益岡は、早い役替わりもこなし大健闘。同じ長髪のまま、野性味あふれるラテン男と内気な文学青年のようなたたずまいとを演じ分けてみせた。リシャールの賭博仲間サルトーニ役の山崎一、警察署長役のおかやまはじめら、手練のキャスト陣も舞台を盛り上げる。初日前の囲み会見では、大地と森、益岡が登場。「ハラハラしながら笑って、途中に何度も謎解きがあり、最後はさらに大どんでん返し。説明できるのはここまでなので(笑)、ぜひ実際に観ていただきたいですね」と大地が語れば、益岡も「劇場でお客様に助けて(観て)いただいて、完成する作品」と同意。森も「騙して騙して、騙されて……ですね。一度観た方はネットには結末を書かないでください(笑)」と語り、大地と益岡の笑いを誘っていた。なお東京・シアタークリエでの公演中は、アフタートークショーも決定。肩の力を抜いて楽しめる、上質な娯楽作。世知辛い昨今だからこそ楽しみたい、貴重な1本である。公演は10月22日(土)から11月8日(火)まで東京・シアタークリエにて。その後、大阪・新歌舞伎座ほか、全国を巡演。取材・文佐藤さくら
2016年10月12日井上芳雄×ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が初タッグを組み、ヒロインには小池栄子を迎える舞台「陥没」。この度、本作のビジュアルが到着した。本作は、読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続くKERAが描く“昭和3部作”の完結編。2009年の第1弾「東京月光魔曲」は、経済的な発達が始まり、庶民の生活にもモダンと呼ばれる西洋趣味が入り込んで、独自の文化を生み出した昭和初期が舞台。その翌年発表された第2弾「黴菌」は、恐慌と戦争で価値観の転換を迫られる昭和中期を舞台に描いた。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフに作品を発表した昭和3部作。今回7年という時間を経て舞台とするのは、第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京だ。キャストには、ミュージカル界のプリンス・井上さんと、女優・小池さんの発表に続き、瀬戸康史、松岡茉優といったいま最も旬な若手俳優。そして、昭和3部作全作品に出演し、KERAの絶対的な信頼を得る山崎一、「黴菌」にも出演した高橋惠子、「黴菌」ほか、KERA作品には4作目の出演となる生瀬勝久らベテラン勢もキャスティングされている。今回到着したのは、クラシカルな装いのキャスト13名が写し出されたビジュアル。さらに、タイトルの“陥没”に寄りかかったり座ったりしているキャストたちが描かれ、下には当時を思い出させる東京タワーや車などが入ったビジュアルも公開された。またこのビジュアルには、KERAのコメントも入っており、「東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ。建設されたはよいが、オープンにこぎつけられそうにない、あるレクリエーション施設。高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になるでしょう」と本作について話し、「シリーズのラストを飾るに相応しい…と気持ちよくいい放てるような分かり易い派手さには欠ける舞台かもしれません。明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ 、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な 、デリケートな会話劇を作るつもり」と意気込んでいる(チラシコメントより)。シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017「陥没」は2017年2月4日(土)~26日(日)Bunkamuraシアターコクーン(東京)、3月3日(金)~6日(月)森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年10月03日昨年放送された「下町ロケット」や「お義父さんと呼ばせて」など、近年ドラマでも存在感ある演技を見せるミュージカル俳優・山崎育三郎。この度、彼がリリースしたカバーアルバム「1936 ~your songs~」を引っ提げ、来年1月に一夜限りのコンサートを開催することが決定した。8月にカバーアルバム「1936 ~your songs~」リリースした山崎さん。直後、TBS系「Good Time Music」や日本テレビ系「スッキリ!!」、フジテレビ系「MUSIC FAIR」、そして先日放送されたテレビ朝日系「ミュージックステーション ウルトラFES 2016」ではJUJU、ミッキーマウスとディズニーの仲間たちでジャズメドレーを披露するなど、歌唱コーナーや音楽番組からもひっぱりだこ。そんな山崎さんが今回開催するコンサートは、フルバンドでの熱いライブはもちろん、山崎さん本人考案でサビの振り付けが話題の「君は薔薇より美しい」で披露したダンスを始め、これまでミュージカルで培ってきた歌・ダンスをサポートダンサーたちと魅せる華やかなパフォーマンスがステージで繰り広げられる。また、これまで出演してきた日本を代表する4大ミュージカル「レ・ミゼラブル」「モーツァルト!」「ミス・サイゴン」「エリザベート」からも楽曲が披露されるようだ。山崎さんは「アーティスト山崎育三郎としての生歌を届けたいという想いからコンサート開催に至りました」と今回の開催の経緯を語り、「これまで出演してきたミュージカル作品の楽曲もライブアレンジで披露したいと思います。ほかにはない新しい育三郎エンターテイメントをお届けします」と普段とは一味違うコンサートになると話している。さらに、ミュージカル一筋だった頃とは一転、近年連続ドラマやバラエティー、歌手活動などを積極的に行っている山崎さんの全てを凝縮したのが今回のコンサートだそうで、「歌、ダンス、トーク、ピアノ。山崎育三郎ワールド全開の一夜になります。ぜひ体感しに来て下さい!!」とメッセージを寄せた。チケットは、10月1日(土)16時~ファンクラブにて先行受付、10月26日(水)18時~ツイッター先行受付、一般発売は11月19日(土)からとなっている。詳しくは公式ウェブサイトで確認してみて欲しい。「山崎育三郎 コンサート ~1936 your songs~」は2017年1月15日(日)豊洲PIT(東京)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年09月21日葉月抹茶の大ヒットコミックを、川口春奈と山崎賢人のダブル主演で映画化する『一週間フレンズ。』の特報映像が公開された。本作は、1週間で友達の記憶が消えてしまうヒロイン・藤宮香織(川口)と、彼女に思いを寄せる長谷祐樹(山崎)の恋模様が描かれる。『一週間フレンズ。』/特報高校2年の主人公・祐樹は、初めて会った日から惹かれていたクラスメイトの香織に「友達になってください」と声をかける。しかし香織には記憶障がいがあり、友達になることを拒まれてしまう。それでも香織のそばにいたいと願う祐樹は、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに香織に会いに行く。公開された特報映像には、祐樹が香織と“友達”になろうとする一生懸命な姿が映し出される。事情を知っても香織に無邪気な笑顔を見せる祐樹に、香織は少しずつ心を開いていくようにも見える。しかし記憶をなくした香織に「あなたは?」と尋ねられ、ふと祐樹の表情は曇る。それでも祐樹は「何度忘れられても、君が好き」と力強く語っており、何度拒まれ、たとえ忘れられても真っ直ぐに思いを貫く祐樹の姿に胸が熱くなる。特報は「俺が藤宮さんを守るから」という祐樹の言葉で終わっているが、1週間しか持たない記憶に祐樹はどのように立ち向かっていくのか?今後の展開が気になる映像になっている。『一週間フレンズ。』2017年2月18日(土)全国ロードショー
2016年08月03日シリーズ累計発行部数150万部超の大人気コミックが、川口春奈&山崎賢人を迎え、満を持して映画化されることで注目を集める『一週間フレンズ。』。先日のビジュアル解禁に続き、原作でも有名な胸キュンシーンを交えた、淡く切ない恋を描く特報映像が解禁された。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に思い切って声をかけるが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には、“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。やがて2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて…。今回の特報映像は、山崎さん演じる長谷祐樹が、川口さん演じるヒロイン・藤宮香織に、思い切って「俺と友達になってください!」と声をかける、原作・アニメ、そしてもちろん本作においても、とても大切な意味を持つ名シーンからスタート。一週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つことから、友達を作らずいつも一人で行動する香織。何度声をかけても必死に拒み続ける彼女を、「毎週月曜日、いつも言うから。“友達になってください”って」と諭し、優しく包み込もうとする祐樹の言葉とともに、2人が距離を縮めていく姿は胸キュン必至!その一方、記憶を失くしてしまった香織から「あなたは?」と尋ねられてしまう祐樹の切ない姿も。そして最後は「俺が藤宮さんを守るから――」と祐樹が香織を強く抱きしめるシーンで映像は結ばれ…。2人の純恋の行方はどうなってしまうのか、気にならずにはいられない特報となっている。川口さんと山崎さんという最旬俳優の2人が、初共演にしてW主演で紡ぐ、純愛(ピュアラブ)ストーリーとなる本作。最高に淡くて、切ない、こちらの映像で、“2人が重ねる、7日間の恋”の始まりを感じてみて。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日百田尚樹著の大ベストセラー小説を、岡田准一主演で『永遠の0』などで知られる山崎貴がメガホンを取り映画化する『海賊とよばれた男』から、待望の本編映像が公開された。明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく主人公・国岡鐡造の姿を描いた本作。2013年に第10回本屋大賞を受賞し、現在までに上下巻累計発行部数380万部を超える大ベストセラーとなっている。本作の映像化にあたり、2014年年間邦画興行収入ランキング第1位に輝いた国民的大ヒット映画『永遠の0』のチームが再結集。監督は『永遠の0』をはじめ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『STAND BY MEドラえもん』など、これまでに多くの感動作を世に生み出してきた稀代のヒットメーカー・山崎さん。主演の国岡鐡造役には、第38回日本アカデミー賞にて、史上初となる最優秀主演男優賞(『永遠の0』)、最優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)のW受賞の快挙を成し遂げた岡田さん。まさに『永遠の0』の感動を再び感じられるであろうタッグが再び実現した。さらに、これまでの山崎監督作品を彩ってきた吉岡秀隆、染谷将太、堤真一や、本作で初参加となる綾瀬はるか、鈴木亮平、小林薫など、まさに日本映画界を代表する豪華キャストの競演が実現している。そんな注目すべき本作から、主人公・国岡の人生が垣間見える本編映像が映画公式サイトにて解禁された。30秒という長さながら、豪華キャストの面々や、雄大な海の姿に圧倒される映像となっている。『海賊とよばれた男』は12月10日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日昨年12月に俳優の山崎育三郎(30)と結婚した元モーニング娘。でタレントの安倍なつみ(34)が27日、自身のブログを更新。26日に第1子となる男児を出産したことを報告した。安倍は「7月26日 私達夫婦の元に、元気な男の子が誕生しました」と報告。「子供が生まれてきた瞬間、夫婦そろって感動し涙しそして感謝しました」と幸せいっぱいにつづった。そして、「かけがえのない我が子を、2人で大切に育てていきます」と決意を示し、「まだまだ未熟な私たちですが、これからもよろしくお願い致します」と呼びかけた。安倍と山崎は、2011年の舞台『嵐が丘』での共演をきっかけに交際に発展し、昨年12月29日に結婚。今年2月に第1子妊娠を発表していた。
2016年07月28日川口春奈と山崎賢人が初共演にしてW主演を務める、葉月抹茶による純愛コミックの映画化『一週間フレンズ。』。このほど、ゆるふわパーマ+制服姿がまた新鮮な山崎さんが、物語のキーアイテム“交換日記”を手に川口さんと見つめ合うティザービジュアルが解禁となった。3月に川口さん&山崎さんの初共演で映画化が発表されるや、映画タイトルとキャスト名がリアルタイム検索の1位~3位を独占し、公式Twitterのフォロワーが瞬く間に3万人を超えたという本作。今回解禁となったティザービジュアルは、川口さん演じる藤宮香織と、山崎さん演じる長谷祐樹が教室の中で見つめ合う、キラキラ純度200%の印象的なもの。祐樹が手にするのは、物語のキーとなる“交換日記”。過去のとある出来事をきっかけに、1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ香織と、そんな香織にひたむきに思いを伝え続ける祐樹との距離を縮め、絆を結んでいく重要アイテムがお目見えする。添えられたキャッチコピーは、「7日間しか記憶がもたない君を僕は好きになった」。“7日間を終えるたびに、香織の記憶はリセットされ、自分のことも忘れてしまう。それでも僕は、ずっと君のことが好きなんだ……”という、切なくもまっすぐな祐樹の心情を表すものとなっている。その言葉の下で、向かい合ってお互いの瞳をまっすぐ見つめ合う表情や距離感からは、これから“好き”を重ねていくであろう2人の、淡くも切ない日々の予感がドキドキとともに伝わってくる。また、川口さん&山崎さんと、すでに発表されている人気急上昇中の「超特急」松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸ら豪華出演者に加えて、須賀健太との共演作『獣道』などが控える最注目の若手女優・伊藤沙莉、お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右、さらに『ひと夏のファンタジア』で韓国で大ブレイク中の岩瀬亮と、個性的なキャストが新たに参加していることも判明。この冬いちばんの純愛ストーリーを彩ってくれそうだ。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開決定。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日女優・川口春奈と俳優・山崎賢人がW主演を務め、人気漫画を実写化する映画『一週間フレンズ。』(2017年2月18日公開)のティザービジュアルが27日、公開された。原作は、葉月抹茶氏が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。公開されたティザービジュアルは、香織と長谷が教室の中、至近距離で見つめ合うキラキラした仕上がりが印象的な1枚。長谷が持っているのは、記憶障害を持つ香織と自身の絆を深める、劇中で重要なアイテムの"交換日記"だ。上部には、「7日間しか記憶がもたない君を僕は好きになった」とのキャッチコピーが躍っており、切なくもまっすぐな長谷の心情が表れている。さらに、新たなキャストとして、伊藤沙莉、ますだおかだ・岡田圭右、岩瀬亮の出演も決定。なお、8月6日からは、全国の上映劇場にてチラシやポスターが登場し、スクリーンでは特報が流れる予定となっている。(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2016年07月27日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が新作書下ろし、演出も手掛ける「昭和三部作・完結編」のタイトルが『陥没』に決定、2017年2月、3月に東京と大阪で上演される。あわせて、すでに出演が発表されていた井上芳雄と小池栄子以外の出演キャストも発表になった。今回の『陥没』は、2009年上演の『東京月光魔曲』、2010年上演の『黴菌』に続く昭和三部作の完結編。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフとした前2作に続いて、『陥没』では第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京が舞台となる。敗戦から、わずかな年月で復活を遂げた日本が、その輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台となった東京オリンピック。その開催にむけて、さまざまな向上心、野心、情熱、欲望が工事の音とともに渦巻く中、一方で、その時代、その場所に居合わせながらも時流に乗り遅れた人々もいたであろう。本作は、オリンピックとの因縁に翻弄されるその時代に生きた人々の群像劇となる。出演はミュージカル界のプリンスこと井上芳雄、2016年の読売演劇大賞・最優秀女優賞を獲得した小池栄子のほか、テレビ・映画・舞台と様々なメディアで活躍する瀬戸康史や、現在放送中のドラマ『水族館ガール』の主演など今注目を集める松岡茉優の出演も決定。山西惇、犬山イヌコ、山内圭哉、近藤公園、趣里、緒川たまきといった、その実力と個性の共演が楽しみな顔あわせに加え、昭和三部作に全作品出演している山崎一、『黴菌』に続く昭和三部作の出演となる高橋惠子、『黴菌』他KERA作品は4作目となる生瀬勝久も出演する。公演は2017年2月に東京・シアターコクーン、3月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。チケットは11月26日(土)より一般発売開始。
2016年07月25日2017年2月の東京公演を皮切りに上演される舞台、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)作・演出、“昭和3部作・完結編”のタイトルが「陥没」に決定。瀬戸康史、松岡茉優、生瀬勝久ら注目の豪華全キャストも明らかになった。本作は、読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続く、KERAの待望の新作書き下ろし作品。「東京月光魔曲」(’09)、 「黴菌」(’10)と、昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフとした前2作に続き、第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京を舞台とした“昭和3部作・完結編”。わずかな年月で敗戦から復活を遂げたこの国が、輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台となった東京オリンピック。道路の拡張と舗装、さまざまな向上心、野心、情熱、欲望が、工事の音ともに東京に渦巻き、一方その時代、その場所に居合わせながら、なぜか時流に乗り遅れた人々もいただろう。本作は、それでも捨て切れないオリンピックとの因縁に翻弄される人々の群像劇。2020年には第2回東京オリンピックが開催される東京。「あったかもしれないオリンピックの物語」を通して、昭和と東京、さらには、平成の東京オリンピックまでも照らし出していくようだ。すでにキャストには、“ミュージカル界のプリンス”こと井上芳雄と、2016年の読売演劇大賞・最優秀女優賞を獲得し話題となった小池栄子が発表されていたが、今回この2人に加えて本作の全キャストが明らかに! 「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」や現在放送中の「HOPE~期待ゼロの新入社員~」など立て続けにドラマに出演する瀬戸さん、『ちはやふる』や現在放送中の「水族館ガール」では主演に抜擢され、いまノリに乗ってる松岡さんといったいま最も旬な若手俳優を始め、昭和3部作に全作品出演、KERAの絶対的な信頼を得る山崎一、「黴菌」に続く昭和3部作の出演となり、品のある佇まいと確かな演技で観客を魅了する高橋惠子、「黴菌」ほか、KERA作品には4作目の出演となる生瀬さんが出演する。そのほか、KERA主宰の劇団「ナイロン100度」の犬山イヌコや、山西惇、山内圭哉、近藤公園、趣里、緒川たまきらの出演も決定。なお、チケットは11月26日(土)から発売開始の予定だ。舞台「陥没」は2017年2月、Bunkamuraシアターコクーン(東京)、2017年3月、森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演予定。(cinemacafe.net)
2016年07月25日劇作家・別役実の新作舞台『月・こうこう, 風・そうそう』が7月13日、新国立劇場小劇場にて開幕する。別役が、最古の物語と伝えられている竹取物語をモチーフに書き下ろした、新たな“かぐや姫”の物語だ。満を持して別役戯曲に着手する宮田慶子の演出のもと、主人公の“姫”役の和音美桜、老夫婦役の花王おさむと松金よね子、姫の兄と名乗る謎の男役の山崎一、盲目の女役の竹下景子のほか、増子倭文江、橋本淳、瑳川哲朗といった実力伯仲の個性派俳優陣が集結。静謐な時空間の中に非日常のスリルが渦巻く、別役独自の劇世界を構築する。【チケット情報はこちら】稽古場には、奥側に弧を描いた半円形の舞台が設置されていた。別役戯曲となればどうしても電信柱を探してしまうが、木切れの組み合わせで全体を覆う美術が示すのは、うっそうとした竹林である。そこに風の音が鳴り、竹取物語の翁と媼よろしく花王と松金が静かに登場して、通し稽古が始まった。老夫婦の間延びしたのんきなやりとりに可笑しさがこみあげるが、ふたりがみつめる先にあるのは“死”だ。淡々と流れゆく空気のなか、ふたりの前に「追われている」と助けを求める姫が現れて、物語にさざ波が起こる。そこから展開するのは、想像していた童話の趣きとは違う、幻想とサスペンスの混合した世界だった。“月読みのゴゼ”と称する盲目の女(竹下)、弓を構えて荒々しく乗り込んでくる男(山崎)、徐々にその正体が明らかとなる謎めいた女(増子)、姫と心を交わす“風魔の三郎”と名乗る男(橋本)、蓮台に乗って仰々しく登場するミカド(瑳川)、そして忍者のような鋭い身のこなしで妖しく舞台を駆け巡るミカドの手下たち。色彩豊かなキャラクターが次々と行方知れずの物語の扉を開いていく。“近親相姦”や“人身御供”といった不穏なキーワードが飛び交い、時に冒険活劇のような勢いあふれるひと幕も現れる。日本画を眺めて心静まり、騙し絵にかく乱されて胸躍る、といった感覚か。緩急際立つ劇空間に心地良く揺さぶられていった。和音の透明感あふれる美しいたたずまいと、軽妙と深淵の両方を伝えてくる花王&松金の手だれコンビが、観る者を一気に寓話の世界へと誘う。そこに緊張をもたらし、後にコミカルな味わいを広めていくのは山崎だ。山崎扮する謎の男に老夫婦が調子を狂わされる場面には、稽古をずっと凝視していた演出席の宮田も思わず失笑。また月の形をした弦楽器、月琴をかき鳴らし、予言のようにつぶやく竹下が、すべてを知る神のような存在感を醸して深い印象を残す。世の不条理を見つめ続ける日本を代表する劇作家が、齢79にして仕掛ける実験劇。無限に広がる意味を思い思いに探っていく、そんな楽しさが詰まった演劇体験になりそうだ。公演は7月13日(水)から31日(日)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。チケット発売中。取材・文上野紀子
2016年07月08日俳優・上杉柊平、女優・高橋春織らが、川口春奈と山崎賢人がW主演を務める映画『一週間フレンズ。』(2017年2月公開)に出演することが31日、発表された。原作は、葉月抹茶氏が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。そんな香織や祐樹の友人として物語の重要な役を担うキャラクターを演じるキャストとして新たに発表されたのは、上杉と高橋のほか、ファッション誌『Seventeen』の専属モデルで今年4月から日本テレビ系『Going!』のお天気キャスターに起用された古畑星夏も。上杉は香織の過去を知る転入生・九条一役を、高橋は祐樹の幼なじみ・山岸沙希役を、古畑は香織の中学時代の友人・近藤まゆ役を、それぞれ務める。なお、まゆは原作に登場しない映画のオリジナルキャラクターだ。上杉は、「九条を演じるにあたり、香織を純粋に思う気持ちだけを一貫して持ち続けていました」と役の裏側を告白。続けて「互いのその気持ちだけでいい、でも、気付けば周りの人たちが見てくれていて、支えてくれている。そんな事も九条を通して感じていただけたら」と思いを口にする。現場では「終始、川口春奈さんや山崎賢人くんにいじられていた」そうだが、「そんな主演2人の明るさが、現場全体の、そして僕にとっても支えに」と和気あいあいとした撮影を振り返っている。一方、高橋は「山岸沙希としてきちんと生きられるよう役と向き合い、演じきることができました」と真摯にコメント。緊張もあったと言うが、「主演のお2人含め共演者の皆さんとも次第に打ち解けることができて、本当に楽しかった」と報告しながら、「純粋な気持ちがよみがえるすてきな作品です! ぜひ好きな人や友達と一緒に」と呼びかけた。そのほか戸次重幸、国生さゆり、甲本雅裕の出演も決定。戸次は香織と祐樹の担任教師・井上役を、国生は香織の母・志穂役を、甲本は父・隆之役を、それぞれ担当する。(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2016年06月01日川口春奈と山崎賢人のW主演で贈る来年2月公開予定の映画『一週間フレンズ。』。先月、「超特急」の7号車・タカシこと松尾太陽の初・単独映画出演も発表となり、ますます注目を集めているが、今回新たに上杉柊平、戸次重幸ら主要キャストが一斉に解禁された。本作は、1週間で友達の記憶を失くしてしまう高校生・藤宮香織(川口春奈)と、そんな彼女をひたむきに想い続ける同級生・長谷祐樹(山崎賢人)の2人が織りなす、切ないピュア・ラブストーリー。原作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)にて連載された同名漫画。シリーズ累計は130万部を突破し、TVアニメ化、 舞台化もされるなど、大人気を博している。そして、すでに明らかにされた祐樹の親友・桐生将吾役の松尾さんに続き、今回発表されたのは、香織・祐樹の友人と、物語の重要な展開を担うキャラクターたち。まず、香織の過去を知る転入生・九条一役には、「ホテルコンシェルジュ」 や現在公開中の話題の映画『シマウマ』などに出演し、いま大注目のイケメン俳優・上杉さん。そして、祐樹の幼なじみ・山岸沙希役には、映画『俺物語!!』などに出演する高橋春織。原作でも非常に人気が高い両キャラクターに、フレッシュな2人が大抜擢された。2人は、「撮影現場では、終始、川口春奈さんや山崎賢人くんにいじられていた気がします。でも、そんな主演2人の明るさが、現場全体の、そして僕にとっても支えになっていました」(上杉さん)、「撮影の初めは緊張していましたが、主演のお2人含め共演者のみなさんとも次第に打ち解けることができて、本当に楽しかったです」(高橋さん)と、充実した撮影期間だったと明かしている。さらに、雑誌「Seventeen」の専属モデルで、4月からは「Going!Sports&News」のお天気キャスターとしても活動する古畑星夏が、香織の中学時代の友人・近藤まゆ役として登場。原作コミックには登場しないまゆ。映画オリジナルのキャラクターに挑戦する古畑さんは、「一緒に共演した山崎くんと、はるなちゃんの2人の掛け合いがとっても面白くて、現場はいつも明るくてとっても楽しかったです。夏祭りのシーンは極寒の冬で撮影したので、それもいい思い出です(笑)。色んな人に見てもらえたら嬉しいです!」と撮影をふり返っていた。また、そんなフレッシュなメンバーたちに加え、香織と祐樹の担任教師・井上役として戸次さん、香織の母・藤宮志穂役に国生さゆり、香織の父親・隆之役に甲本雅裕が出演し、実力派が脇を固めている。『一週間フレンズ。』は2017年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月31日ももいろクローバーを辞めて丸5年、女優の道を邁進中の早見あかりさん。自身初となる舞台を前に、不安と期待入り混じる胸中を語ってくれました。***「このお仕事をしていると、初の悪役とか、初の何時枠ドラマとか、いろんな“初”を取り上げられます。でも、今回の“初舞台”に関しては、本当に本当の初。事務所に入ったばかりの中学生の頃みたいな気分」実感がこもる力強い口調。その早見あかりさんの記念すべき初舞台とは、白井晃さん演出の『夢の劇』だ。「舞台って自分とは無縁だと思っていたので、自分が出るとは考えたことがなかったんです。だから、なぜ今回、自分がやるって言っちゃったのかわからなくて。でも、気づけば、ももクロを辞めて丸5年で、今年21歳。ちょうど新しいことに踏み出す節目なんだなと思います」原作の戯曲は百年以上前のもので、書かれた当時は上演を目的としていなかったそう。神の娘・アグネスが地上に降り、さまざまなことを経験していく。時空の違う場面が繫ぎ合わされた不思議な手触りの作品だ。「難解と言われるホンですが、白井さんからすべてが夢だと思えば説明がつくと言っていただいて、スルッと理解できたんです。夢ってなんの脈絡もなく進んでいって、現実では知り合いじゃない友人同士が仲良くしていたりしますよね。どの場面でも、そこにいる人々はいかにも知り合いのように私が演じるアグネスに接するんですが、その理由を追求するよりも、自然にそこにいられたらいいのかな、と思っています」上演が決まった時、白井さんがアグネス役にと熱望したのが早見さん。「白井さんは、アグネスは幼い子供と同じで好奇心が強く、何でも思ったことは口にしてしまうようなところがある子じゃないかと思うと説明してくださったんです。その時、早見さんもそういうところがあると思うんだよね、とおっしゃられたんです。お会いしたのは、この作品が決まってからのはずなのに、何で私のこと知ってるんだろうって(笑)」大人っぽい見た目ゆえクールな印象を持たれがち。でも、「私をよく知る人からは、子供みたいだって言われる」そうで、「近寄りがたいのかと思ったら、じつは話しやすいっていうのは、いいほうのギャップだと思うので」とニッコリ。屈託のない話しっぷりにその片鱗が窺える。「怖くても、不安でも、楽しいと思っても、どっちにしろ初日にはお客様の前に立っているわけですし、最後は開き直ってやるしかないです」しかし、それでもやはり「怖い」。「基本的に自分は腹を括ったら強いタイプだと思っているんですけれど、いまだ括れていない。こんなことって、いままでにないんです。ただ先日、白井さんから、もしダメだったとしても『選んだのは白井さんなんだから、私は悪くないです』って言ってくれていいよ、と言っていただいてから随分楽になりました」アイドルを辞めて女優の道に専念して5年。いま大きな岐路に立つ。「稽古だけで1か月という期間ずっとひとつの作品のことを考え続けるって、これまでにはやったことのない経験です。飽き性の私がどうなっていくのか興味ありますよね」◇はやみ・あかり1995年生まれ、東京都出身。’11年までももいろクローバーで活躍。女優転身後のおもな出演作に、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』『ちかえもん』など。◇父である神インドラに送り出され、地上に降りたアグネス(早見)は、恋人を待ち続ける士官や楽屋番の女など、さまざまな人間たちと出会い、人間の世の無常を目にしてゆく。4 月12日(火)~30日(土)横浜・KATT神奈川芸術劇場<ホール内特設ステージ>原作/ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ構成・演出・出演/白井晃台本・出演/長塚圭史振付・出演/森山開次出演/早見あかり、田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、山崎一ほか一般8500円U−24チケット(24歳以下)4250円(12日、13日はプレビュー公演、一般7500円、U−24チケット3750円)すべて税込みチケットかながわTEL:0570・015・415(10:00~18:00)www.yumenogeki.jp※ 『anan』2016年4月13日号より。写真・内田紘倫インタビュー、文・望月リサ
2016年04月07日白井晃が演出、長塚圭史が台本、早見あかりが主演を務める『夢の劇-ドリーム・プレイ-』の公開稽古が行われた。同舞台は4月12日(火)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で開幕する。『夢の劇-ドリーム・プレイ-』チケット情報本作は、19世紀後半から20世紀初期に活躍し、日本では『令嬢ジュリー』『死の舞踏』などで知られるヨハン・アウグスト・ストリンドベリの作品。夜にみる夢の世界を戯曲化したとされ、唐突に場所が変わったり登場人物が入れ替わるなど、精神世界の迷宮のような混沌とした“夢”の世界が描かれている。物語は、神インドラの娘アグネスが人間界に降り立つところから始まる。人間たちと共に過ごす中で人間界の不条理を経験し、成長していくアグネスの姿を描く。そのアグネスを演じる早見は、本格的な舞台初出演。共演者には田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、森山開次、山崎一ら魅力的な面々が揃う。さらに、舞台『星の王子さま』やテレビ番組『からだであそぼ』などでもおなじみの森山開次が振り付けを担当。白井、長塚、森山は演者としても出演する。mama!milkの生駒祐子と清水恒輔、阿部海太郎、トウヤマタケオが演奏する音楽の中で始まった公開稽古。披露したのは、結婚生活を経験したインドラの娘(早見)が「こんなの嫌だ」と飛び出し、公平と平等と安息の港町に連れて行ってもらうはずが、病人だらけの町にたどり着いてしまうシーン。アグネスは誰もが悲しみを隠し意気消沈する世界を静かに見つめ、「お父様!人生は残酷!人間ってあわれだわ!」と叫ぶ。ダンスシーンでは、バレエ界でも活躍する高瀬瑶子のダンスや、圧倒的な存在感を放つポールダンスなど、森山ならではの独創的な世界に取り込まれる。また、森山らと共に早見もダンスを披露。軽やかに踊ってみせた。シーンの合間には小道具を触ったり、ダンスの確認をしたり、雑談をしたりとキャストはコミュニケーションを取りながらも、常に目線は舞台を向いていたのが印象的。江口がピアノの演奏を披露するシーンでは、アドリブで演奏を延ばされたのか、キャスト達が笑い合う場面も見られた。白井の言葉に耳を傾け、ときに笑顔を見せる早見。1月の制作発表で涙とともに吐露した不安は取り払われているようにも見え、本番への期待が高まる。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『夢の劇-ドリーム・プレイ-』は、4月12日(火)から30日(土)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて上演。その後、長野、兵庫を巡回。撮影・文:中川實穗
2016年04月04日