お笑いコンビ『たんぽぽ』でツッコミを担当する白鳥久美子さんが、2021年4月2日にブログを更新。第1子をお腹に宿し、妊娠6か月目であることを明かしました。『たんぽぽ』白鳥久美子、第1子の妊娠を発表投稿によると、順調にいけば今夏に出産予定とのこと。つわりの多い時期を乗り越え、元気な状態だといいます。同年4月現在、39歳の白鳥さん。世間一般では高齢出産に含まれる年齢のため、このように想いを明かしています。39歳の高齢出産で不安なことも多いですが、我が家にやってきてくれた命に感謝しながら、日々楽しんで過ごしていこうと思っています。チェリーさんは、妊娠発覚した時からずーっと慌てふためいて、噛み噛みの鼻息荒めですが、少しずつ勉強もしているようで、頑張ってくれています。まだまだ未熟者の私たちですが、たくさんの方々に、お力をお借りしながら、出産に向けて頑張っていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします!たんぽぽ白鳥久美子オフィシャルブログーより引用夫であり、同じくお笑いタレントとして活動するチェリー吉武さんとは、お腹の中にいる新たな家族のために協力し合っているそうです。2018年にプロポーズをした際、白鳥さんに「まだまだ未熟だけど、絶対に久美ちゃんを幸せにしてみせます」と誓ったチェリーさん。その熱い想いを胸に抱き、赤ちゃんが無事に産まれるよう、白鳥さんのことを支え続けてくれることでしょう。また、白鳥さんの相方である川村エミコさんも同日にブログを更新。「嬉しいニュース!」と題し、このように祝福の言葉をかけています。白鳥さんとチェリーさんに赤ちゃんができました!!夏頃予定との事です。おめでとうございます!人から人が産まれるって本当すごいです!!元気な赤ちゃんが産まれますように。です。私は安産の御守りをかき集めるね!!たんぽぽ川村エミコオフィシャルブログーより引用文面からは白鳥さんへの親愛や、「母子ともに元気な状態で、赤ちゃんが産まれてきますように」という願いが伝わってきます。白鳥さんのブログには、ファンからも祝福の声が寄せられていました。また、多くの人が『たんぽぽ』のコンビ愛に心打たれたようです。たくさんのエールが白鳥さんに届き、元気な赤ちゃんが産まれるといいですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月02日死ぬときに後悔はないほうがいい……というのが通説だが、下重さんは「後悔が残る生き方もいい」と語る。一体なぜ?その思いと、悔いを残して死ぬコツを聞いたーー。「それまで元気だった友人を、このところ立て続けに亡くしました。ライターの女性は、最後のメールのやり取りから4日後に突然、パートナーから連絡があって『永眠しました』と。旅仲間の男性は、血液のがんにより入院後わずか1週間で亡くなった。『人間は、いつ死んでも不思議ではない』とつくづく痛感させられる出来事でした」こうかみしめるように話すのは、ベストセラー作家の下重暁子さん(84)。志村けんさんや岡江久美子さんの訃報に触れ「コロナ禍で多くの人が、死を自分ごととして感じるようになったのでは」と投げかける。そんな下重さんは、新著『明日死んでもいいための44のレッスン』(幻冬舎新書)のなかで《明日死んでもいいためには、今日しっかり生きておかなければならない》と語る。そのうえで、私たちが元気なうちにしておくべき44項を示しつつ、こんなことも綴っている。《後悔はあった方がいい……いつ死んでも後悔する生き方がしたいというのも、アリだと思う》一見、《明日死んでもいい》と《いつ死んでも後悔する》とは、相反する思いのようだが、その真意はどこにあるのだろうか。「満足して死んだなんて嘘っぽいでしょう。思いを残して道半ばで死ぬ、一緒にいたい人と死に別れる。後悔する生き方とは、死ぬときまで、なにかに情熱を持ち続けている生き方だと思うのです。『今日』に情熱を傾けて生きるからこそ、死んだら後悔が残る。けれど、それもいい死に方ではないでしょうか」’59年、NHKに入局し、アナウンサーに(故・野際陽子さんは1期先輩にあたる)。’68年、31歳でフリーとなり、以後もともとの夢であった文筆業も並行して行い始めた。そして50代に入る前から「後半生をどう生きるか」を考えるようになったという。「幸い仕事に恵まれた私でしたが、『好きなことをなにもしてこなかったなあ』と強く思ったんです。大好きな音楽も“見る”専門で。そこで48歳のとき、子どものころから好きだった『クラシックで踊るバレエ』を思い立ったように始めました」最初は友人が通っていた近所のバレエ教室に連れて行ってもらい、1年間のレッスンを受けて、発表会に出場。その経験で自信をつけると、かの松山バレエ団のビギナーズ・クラスに入団した。「私のモットーは、『仕事は楽しく、趣味は真剣に』。バレエは、運動というより音楽なんですね。運動神経がいいことよりも、音を体で表現することができるかが大事。好きこそものの上手なれで、発表会の舞台には10年間出て、踊りました」このように、本業でオファーが舞い込む傍らで、趣味にも「真剣に」打ち込んできた下重さん。しかしながら、これは多芸多才な彼女だからこそ、できたことなのでは?と誰もが思うのではないだろうか?「いえ、本当に好きで、やってみたいことだったら、誰にでもできるはず。好きなことなのに、トライもしないで『明日死んでもいい』とは思えないはずですから」確かに、そう言われればそんな気がするけれど、私たちにとってなかなかつかめそうもないのは、その“やってみたいことは何か”を見つけることなのである……。そこへ下重さんが、とっておきの“発想のヒント”をくれた。「中学、高校生のころに戻ってみることですよ。あのとき何に感動し、何が大好きだったのか。特に、好きだったのに大人に反対され、あきらめてしまった淡い夢ーーそれが『後悔の原体験』のはずです。私の場合はオペラ。じつは若いころは音大に進んでオペラ歌手になりたかったんです。けれど、習っていた声楽の先生に『あなたの小柄な体では、オペラ歌手は無理』と言われ、諦めた。みんな忘れているだけで、そういう体験が『ない人はいない』はず」下重さんにとってバレエであり、オペラであったように、ある人には、それが料理や絵画、ファッションであってもいいのだ。その際に心がけたいのは「トライすること」と同時に「考えていたことをアウトプット(=表現)すること」だという。「中高生のころの気持ちを忘れてしまっていたように、いまやりたいことを『思っている』だけでは、必ずいつか忘れてしまいます。私だって忘れる。けれど、文章を書くというアウトプットがあるから、やりたいことを思い出すことができるんです」何かに挑戦するための大きな示唆をくれる下重さんだが、前述のように、「明日死んだら後悔は残るだろう」とも話している。「これまで100冊以上の本を書いてきましたが、私自身が『自由になれた』と思えるようになったのは最近のことです。80代になってやっと『本当に書きたいことを書ける』と思えるし、依然『書きたいことが書けていない』とも思う。ある種後悔とともに生きているし、それでいいんだと思います」死に方を考える、というのは日々の生き方を考えるということ。コロナ禍は“自分と向き合い、やりたいことを見つける”いい機会になるかもしれない。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月14日「それまで元気だった友人を、このところ立て続けに亡くしました。ライターの女性は、最後のメールのやり取りから4日後に突然、パートナーから連絡があって『永眠しました』と。旅仲間の男性は、血液のがんにより入院後わずか1週間で亡くなった。『人間は、いつ死んでも不思議ではない』とつくづく痛感させられる出来事でした」こうかみしめるように話すのは、ベストセラー作家の下重暁子さん(84)。志村けんさんや岡江久美子さんの訃報に触れ「コロナ禍で多くの人が、死を自分ごととして感じるようになったのでは」と投げかける。そんな下重さんは、新著『明日死んでもいいための44のレッスン』(幻冬舎新書)のなかで《明日死んでもいいためには、今日しっかり生きておかなければならない》と語る。そのうえで、私たちが元気なうちにしておくべき44項を示しつつ、こんなことも綴っている。《後悔はあった方がいい……いつ死んでも後悔する生き方がしたいというのも、アリだと思う》一見、《明日死んでもいい》と《いつ死んでも後悔する》とは、相反する思いのようだが、その真意はどこにあるのだろうか。「満足して死んだなんて嘘っぽいでしょう。思いを残して道半ばで死ぬ、一緒にいたい人と死に別れる。後悔する生き方とは、死ぬときまで、なにかに情熱を持ち続けている生き方だと思うのです。『今日』に情熱を傾けて生きるからこそ、死んだら後悔が残る。けれど、それもいい死に方ではないでしょうか」下重さんに半生を振り返ってもらうと、現在の境地に至ったゆえんが見えてきた。「私は小学校2年生と3年生の2年間で、たった1日しか登校できませんでした。結核で隔離療養を強いられたんです」“感染症による闘病”を丸2年、少女期に経験していた下重さん。「1日4度検温し記録をつけて、寝ているだけの生活。何もすることがないものだから、父の本棚から抜き出した本をながめては、想像を膨らませるのが日課でした。そこで『自分と向き合う』習慣が身についたんだと思います」当時は致死率が高く“死の病い”とされていた結核。部屋で一人思いを巡らせるなか、否が応でも「死」を意識することになった。’59年、NHKに入局し、アナウンサーに(故・野際陽子さんは1期先輩にあたる)。’68年、31歳でフリーとなり、以後もともとの夢であった文筆業も並行して行い始めた。そして50代に入る前から「後半生をどう生きるか」を考えるようになったという。「幸い仕事に恵まれた私でしたが、『好きなことをなにもしてこなかったなあ』と強く思ったんです。大好きな音楽も“見る”専門で。そこで48歳のとき、子どものころから好きだった『クラシックで踊るバレエ』を思い立ったように始めました」最初は友人が通っていた近所のバレエ教室に連れて行ってもらい、1年間のレッスンを受けて、発表会に出場。その経験で自信をつけると、かの松山バレエ団のビギナーズ・クラスに入団した。「私のモットーは、『仕事は楽しく、趣味は真剣に』。バレエは、運動というより音楽なんですね。運動神経がいいことよりも、音を体で表現することができるかが大事。好きこそものの上手なれで、発表会の舞台には10年間出て、踊りました」さらにこの時期から、少女時代に習っていた歌唱を、再び専門家について指導を受けるようになったという。60歳のときにはフランス料理店を自腹で借り切ってリサイタルを敢行した。「フルコースをご馳走して、その後で私が歌う。食べた後では逃げられないだろうと思って(笑)。アナウンサー時代から、どんな大舞台でも、しゃべりでは緊張しなかったのに、歌ではアガりましたね」下重さんが伝えたいのは「やらないで後悔して死ぬ」より「やって道半ばで後悔して死ぬ」のを選ぶべきだということ。「過ぎ去った時間は取り戻せないけど、前にある時間は、手に入れられる。後半生が残り少ないと思うなら、前を見つめて生きる!そうすればきっと『後悔を残して死ぬ日を迎えられる』はずです」「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月14日《娘に勧められて、古希を迎えてからインスタグラムを始めました!それから、長期入院している子どもたちに向けて歌などを配信しているボランティア団体に娘と参加して朗読をしました》2月18日付のインタビューでこう語ったのは、俳優の大和田獏(70)だ。昨年4月、愛妻・岡江久美子さん(享年63)を亡くした彼だが、現在放送中のドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ系)に第7話から出演することが発表された。岡江さんが亡くなってから初めての連ドラ出演となる。「大和田さんは昨年10月に古希を迎えましたが、そのタイミングで虫垂炎に見舞われました。俳優業は拘束時間が長いので、今年になってからようやく体力的に再開できるようになったそうです」(テレビ局関係者)大和田は『その女、ジルバ』番組公式HPのインタビューで、冒頭のように「ボランティアを始めた」と明かしたのだ。彼が参加したのは“小児がんと闘う子供に寄り添い、不安を軽減する”という役割を担う「ファシリティドッグ」とともに音楽を楽しむというイベントだった。愛娘・大和田美帆(37)とともに昨年11月と12月、2月連続で出演。美帆は楽しく歌い、大和田は絵本『にじいろのさかな』を朗読するなどしている。「実は美帆さんは’17年から『MI HOP STEP JUMP!!(通称・ミホステ)』という音楽会を不定期で開催しているんです。『子育て中の親御さんが、子供連れで音楽を楽しめる場所が作りたい』と思い、企画したそうです」(大和田家の知人)■ボランティアには亡き岡江さんへの思いも…今回のチャリティイベント主催団体『シャイン・オン!キッズ』の広報担当者は2人が関わることとなった経緯についてこう明かす。「私どもはコロナ禍のなか、オンラインのプログラムやワークショップを積極的に行っています。美帆さんは『ミホステ』を主宰されているだけでなく、ボランティアにも積極的です。お子さまもいらっしゃるし、病気のこともよく理解されています。そこで美帆さんに出演をオファーしました。当初は獏さんの出演は予定されていませんでしたが、美帆さんが誘ってくださったのだと思います。どちらの回も好評なので、これからもまた大和田さん親子とご一緒できればと思います」美帆は2月15日の「国際小児がんデー」にちなんで、ブログでボランティアを始めた理由について記している。1児のシングルマザーである彼女は、小児がんの子供たちの闘病生活を学んでいくなかで、「わが子もいつなるかわからない」と人ごとではないことを痛感したという。《母親のことでさえ辛かったですから。それが自分の子どものこととなると、どんな気持ちか、、、》(本人ブログより)そんな美帆に賛同したのが、父である大和田だった。「美帆さんからボランティアに誘われた獏さんは『子供たちの力になれるなら』と取り組むことにしました。子供たちに寄り添いたいという気持ちはもちろんのこと、そこには亡き岡江さんへの思いも原動力だといいます。岡江さんは新型コロナによる肺炎で突然亡くなりましたが、乳がんも患っていました。ですから獏さんは、小児がんの子供をサポートすることで、少しでも大病と闘う家族の励みになれればと願っているそうです」(前出・大和田家の知人)大和田は冒頭のインタビューで、《僕は朗読が好きで、いつか様々な場所に出向いて家族や子どもたちに物語を聞いてもらうような『お話おじさん』になりたいと思っていたんです》とも明かしている。「獏さんはボランティアで朗読したことが想像以上に楽しかったそうで、『これからも続けていきたいな』と意気込んでいました。天国の岡江さんに語りかけるように、心のこもった、“魂の朗読”を聞かせてくれることでしょう」(前出・大和田家の知人)■「今の父には“人のぬくもり”が大事だ」美帆が父をボランティアに誘ったのには、実はある考えがあったようだ。「獏さんは本来、岡江さんと一緒に古希という人生の大切な節目をお祝いするはずでした。そのため岡江さんを亡くして以降、物思いにふける時間も増えたといいます。ですが、美帆さんが勧めたインスタグラムでファンとの交流を重ねるにつれ、獏さんは次第に笑顔を取り戻していったそうです。そうして『今の父には“人のぬくもり”が大事だ』と感じた美帆さんは、『もっと外に出ようよ!』とボランティアに連れ出したようです」(前出・大和田家の知人)大和田親子のように、夫が妻を亡くしたショックから立ち直るため、子供が働きかけることは大切なことだという。心理カウンセラーの横山真香さんはこう話す。「妻に先立たれた男性は心にぽっかり穴があきます。その空洞を埋めるため、子供と時間を共有するのは有意義なこと。“悲しみに暮れる父を一人にさせない”という点においてもメリットがあります。お一人でもボランティアをしていた美帆さんが、獏さんを誘ったということも大事なポイントです。娘さんの優しさのおかげで『自分は一人じゃないんだ』と獏さんのなかで安心感が生まれたはずです」さらに横山さんは「新たなアクションを起こすことは心のケアにつながる」と強調する。「美帆さんはきっと、獏さんが憔悴し切っている姿を見ていられなかったのではないでしょうか。ボランティアに連れ出し、前向きになる過程を共有することでさらに親子の距離も縮まることでしょう。岡江さんのお葬式やお別れ会はまだ済んでいないとお聞きします。ですから、ボランティアを通して故人への思いを行動に移すことで、“いなくなった”事実を受け入れることができるかもしれません。そうすることで獏さんの気持ちも整理され、一区切りつけることもできるのではないでしょうか」大和田の新たな一歩を天国の岡江さんも見守っていることだろう。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月05日’19年の取材時に「2020年は破綻と崩壊の年になる」と、コロナ禍による混沌を予言するかのように警鐘を鳴らした江原啓之さん。その混迷の先にたどり着いた’21年はどんな年になるのか。どう生きれば、幸せをつかめるのか。気になる問いに、優しくほほ笑みながら答え始めた江原さん。迷えるいま、必要な言葉がここにありますーー。苦難の連続だった’20年を振り返ると、数々の悲しいニュースが思い浮かぶ。なかでも、新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)や岡江久美子さん(享年63)ら有名人の訃報は日本中に悲しみをもたらした。「確かに、あまりにやるせない出来事でした。ただ、それでも悲しむだけではなく、そこから何を学ぶかが大切。病気の残酷さを前に、私たちはウイルスとどう向き合うべきか明らかになりました。まずは医療崩壊を防ぐために、個々ができることをする。感染しない、させないためにマスクをつける。その際、『自分と家族さえ守ればそれでよい』という利他愛のない尺度は最も恥ずべきもの。『誰かの大切な人を守る』という、共感力と利他愛を尺度とした行動を選択することが大切です」また、昨年は東出昌大(32)、渡部建(48)、瀬戸大也選手(26)といった有名人の不倫が次々と報じられ、そのたびにネットを中心に激しいバッシングが巻き起こった。「彼らの行動に問題があることは明白ですが、私が憂うのは“一億総モラハラ時代”とでもいうべき世間の風潮です。自分のことは棚に上げ、正義を振りかざし、相手が立ち上がれないほど叩くネットの世界の住人は、想像力が欠如した不幸な人たち。もし、そんなバッシングにより自死を考えるほど悩んでいる人がいるとしたら、“放念”することの大切さを伝えたい。だって、幸せな人は意地悪しませんから。ネットにそんな書き込みをするような不幸せな人には関わらなくていいのです」そして、三浦春馬さん(享年30)、竹内結子さん(享年40)らの命を絶ったニュースも、世間に大きな衝撃を与えた。このことについて問うと、江原さんはひと呼吸置き、静かに語り始めた。「『彼らはなぜ死を選んだのか』と釈然としない思いを抱え、自らのたましいを悪いほうへ向けてしまう人もいると思います。そうした方々のためにあえて言いますが、私は『お2人はつらくて追い詰められて死を選んだのではない』と思うのです。何が原因とか誰が悪いとかではない。一生懸命に生きている人ほど、魔が差すことがあるものなのです。くたくたに疲れ、自分を見失い、“もういいかな”とふと思った瞬間に思ってもみない行動に出てしまう。他人や社会に対して常に誠実であろうとするあまりに起きてしまった不幸であり、逆に言えば、お2人の誠実なお人柄が私には強く印象に残りました。いずれにせよ、混沌のなかでは“もういいかな”は連鎖しやすい。責任感が強く、ひとりで抱え込んでしまいがちな方は、特に深刻な状況に陥りやすい。アメリカのようにもっと気楽にカウンセリングを受けられる環境づくりも必要だと思います」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月16日俳優の綿引勝彦さんが、すい臓がんで亡くなった。75歳だった。各メディアによると綿引さんは3年にわたる闘病生活を終え、’20年12月30日に息を引き取ったという。綿引さんは、昨年4月に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった岡江久美子さん(享年63)とドラマ「天までとどけ」シリーズ(TBS系)で8年にもわたり夫婦役を務めてきた。綿引さんも岡江さんも共に’20年に亡くなったため、ネットではこんな声が上がっている。《綿引勝彦さん、亡くなられてたのか、奇しくも『天までとどけ』でお母さん役の岡江久美子さんと同じ年に。まだ75歳。悪役もだし、優しいお父さん役もまだまだ見たかった》《綿引さんも去年亡くなってたのか……岡江さんと同じ年に逝くなんて天までとどけのご夫婦役好きでした》《天までのお父さんとお母さんが同じ年に亡くなってしまったのかと切なくなってしまった……。お二人とも憧れのお父さんとお母さんでした》91年から99年まで、8シリーズにわたって放送された「天までとどけ」。劇中で、綿引さんと岡江さんは13人の子供を持つ夫婦を演じている。「綿引さんはそれまで強面を活かした役柄が多く、ヤクザ映画にも多数出演していました。そのため『天までとどけ』でお父さん役が決まったとき、周囲は驚いたといいます。しかし昼の時間帯での放映にも関わらず、最高視聴率19.1%を記録するなど大ヒット。以降、綿引さんはテレビゲーム『ポケットモンスター』のCMに出演するなど、活躍の幅を広げることとなりました」(スポーツ紙記者)「週刊新潮」’20年8月13・20日号で、綿引さんは「天までとどけ」の撮影に際して岡江さんと約束を交わしたと明かしている。それは「NGを出すと子どもたちに示しがつかないから、セリフだけはきちんと覚えてスタジオ入りしよう」というもの。俳優同士のルールのはずだが、“親心”がうかがえる。「お2人は子役たちを実の子供のように可愛がり、年に1度の撮影シーズンを心から楽しみにしていました。綿引さんは本番中、おしゃべりの止まらない子供を注意することもありました。ですが『こういう子供もいる』と思い、次第に自由を尊重しようという“子育て観”になっていきました。すると、子供たちが自主的に注意し合うようになったそうです。綿貫さんは、そんな成長を目の当たりにすることも喜んでいたそうです」(制作関係者)ドラマの終了後も、“家族の交流”はあったという。「08年、三男役の金杉太朗さんが亡くなりました。それから1年に1回のペースで、綿引さんと岡江さんは“子供たち”と一緒に集まっていました。ですがお父さんもお母さんも亡くなり、次回からはお子さんたちで集まることになりそうですね……」(前出・制作関係者)“国民的夫婦”だった綿引さんと岡江さん。今頃、天国で夫婦水入らずのひと時を楽しんでいるだろう。
2021年01月14日2021年1月13日、俳優の綿引勝彦さんが亡くなっていたことが分かりました。75歳でした。綿引さんは膵臓がんにより、2020年12月30日に息を引き取ったといいます。綿引さんといえば、定評のある演技力で、多数の映画やドラマ作品に出演。大家族をテーマにしたホームドラマ『天までとどけ』(TBS系)では、2020年4月に逝去した俳優・岡江久美子さんと夫婦役を演じて話題となりました。産経ニュースによると、綿引さんが闘病中だったことは、本人の意向により伏せられていたといいます。妻で俳優の樫山文枝さんは、綿引さんが眠るように息を引き取ったことを明かしました。妻の樫山さんによると、病気のことは言わないでほしいと語っていたという。樫山さんは報道各社へのファックスで、「夢うつつの中で、将棋を指していたのでしょうか。『投了すると伝えてくれ』とつぶやいたのですが、これで人生を投了するということでもあったのでしょうか。最期は眠るように逝きました」と記している。産経ニュースーより引用綿引さんの姿は、多くの作品の中で生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年01月13日偉大なスターたちの訃報に、日本中に衝撃が走った2020年。思い出されるのは、決して色あせない数々の功績と、人々に元気を与えてくれた笑顔。そんな故人と親交が深かった方々から届いた、愛あふれるメッセージを紹介。題して、「盟友がスターへ贈る、最後のラブレター」ーー在りし日の姿に、心からの哀悼の意を表して。■岡江久美子さん(享年63・女優・4月23日没)へ。真矢ミキ(56・俳優)その日、岡江さんの笑顔が一番輝いた。10年以上前、岡江さんと手塚理美さん、そして、理美さんの息子さんと私は食事を済ませ、カラオケ屋さんに行こうと移動手段を考えていた。「タクシーも来ないし、どうする!?」チャキチャキの江戸っ子を絵に描いたような岡江さんは言った。そんなとき、カ、カンカンカンと素朴な東急大井町線の踏み切りが私たちの前で閉まりホームに電車が入っていくのが見えた。プシューと音を立て電車の扉は開く。“さすがに反対側の踏み切り待ちだし、次なる電車……”と思っていた矢先、「みんな!PASMOとか出して!イケる、行くよ!」と言い放つと、猛ダッシュで岡江さんはホームに向かっていった。“学生時代の放課後ですか!?”ってくらいのダッシュで岡江さんの後に続く勇ましい女優陣。ピィィ〜とホームに鳴り響く警告音と共にドアは閉まり、気づけば無事、私たちは乗車していた。岡江さんのあの日の笑顔ほど忘れられないものはない。「良いね〜、全員あそこでパッとパス出して乗れるって!格好いい女優たちだね〜」とご満悦の岡江さんだった。“自分の友に間違いはなかった”と言わんばかりに。以前ケビン・コスナーをセントラルパークで見かけた人が、“Are you Kevin Costner?”と声をかけたら“Sometimes!”と言われたと聞いたが、岡江久美子さんも然り。普通の人として存在することを誇る、視点の格好いい女優だった。本格的な冬を迎え、そろそろ貴方のあんな笑顔に会いたい。「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月29日2020年4月23日、俳優の岡江久美子さんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の肺炎により亡くなりました。岡江さんの娘である俳優の大和田美帆さんは、同年12月8日、「母親を亡くした実感がない」と、現在の心境をTwitterに投稿しました。私にとっても世間の皆様にとっても元気で明るく楽しい母のイメージのままって。すごいなぁ。苦しんでるところも亡くなった顔も棺の中の姿も見てない。そりゃ半年以上経って、いないのは分かってるけど実感がないのも仕方ないですよね。まだ辛いけどただ母の死やコロナから何か学びたくて必死です。— 大和田美帆 (@miho_ohwada) December 8, 2020 指定感染症で亡くなった場合、感染者の遺体は厚生労働省の指導のもと袋に包まれて速やかに火葬されます。そのため、岡江さんの家族は、火葬に立ち会うことができませんでした。岡江さんの闘病中の姿や、棺の中で眠る姿を見られなかった大和田さん。岡江さんのことを思い出すたびに、明るく元気な姿ばかりが目に浮かぶため、どうしても『亡くなった』という実感がわかないといいます。大和田さんの率直な気持ちに、さまざまな声が上がりました。・岡江さんの元気な声が今でも聞こえてくる気がします。・コロナウイルスで、家族の死を遠くから見守るしかなかった人はたくさんいるのだろうと思うと、本当にやるせない。・家族を亡くした時、しばらく実感がわきませんでした。最期の姿に会えなかった大和田さんは、それ以上につらいだろうな…。ご自愛ください。大切な家族との最期の時間をも奪うコロナウイルス。大和田さんのように、コロナウイルスによって大切な人を亡くし、「実感がわかない」と苦しんでいる人は多いのかもしれません。大和田さんの切実な言葉から、改めて一人ひとりが感染対策を徹底すべきだという気持ちになりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月09日1995年にデビューし、同年に出演した『マクドナルド』のCMをきっかけに、一躍人気女優の仲間入りを果たした遠藤久美子さん。1996年には、堂本剛さん主演のドラマ『金田一少年の事件簿2』(日本テレビ系)をはじめ、さまざまなドラマや映画作品に出演しています。デビュー当時、初々しい笑顔をふりまき、アイドル女優として高い人気を誇った遠藤久美子さんも、今や40代を迎えすっかり大人の女性に。しかし、現在の遠藤久美子さんはデビュー当時と変わらない若々しさを保っていると話題になっています!遠藤久美子の現在に「変わらない」「美しい」の声2020年現在、インスタグラムやツイッターなど、公式のSNSアカウントは開設していない遠藤久美子さん。しかし、2016年に結婚した、映画監督の横尾初喜(よこお・はつき)さんのインスタグラムで現在の遠藤久美子さんの姿を見ることができます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 横尾初喜 (@hatsukiyokoo) on Jul 23, 2020 at 1:08am PDT View this post on Instagram 10月末〜11月上旬あたりで撮影予定の映画。 タイトルは「達人・ザマスター」。 何の達人だったのか忘れてしまった達人と 命の恩人の女の子のお話。 10年前から温めていたオリジナル作品。 キャストも今後、ご紹介していきます! この作品をきっかけにYouTubeも始めようかなと 模索中。 #映画 #達人 #ザマスター #家族 #ママ髪切りました #エンクミ #遠藤久美子 A post shared by 横尾初喜 (@hatsukiyokoo) on Sep 12, 2020 at 4:26am PDT View this post on Instagram はな子に会いに。 #家族時間 #エンクミ #遠藤久美子 A post shared by 横尾初喜 (@hatsukiyokoo) on Jun 28, 2020 at 5:31am PDT View this post on Instagram コカコーラ、飲んでるところそんな見たことないです。 息子はお気に入りのフォーラムTシャツ! #休日 #家族 #エンクミ #遠藤久美子 A post shared by 横尾初喜 (@hatsukiyokoo) on Aug 29, 2020 at 7:53am PDT2016年に、横尾初喜さんとの結婚を発表した遠藤久美子さん。2017年には長男、2019年には次男が誕生しています。2児の母親となった現在も、遠藤久美子さんは芸能活動を継続しており、2020年には吉高由里子さん主演のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)の第8話に出演。また、2019年には夫である横尾初喜さんが監督を務めた映画『こはく』に出演し、夫婦で活躍しています。遠藤久美子の旦那は何者?夫の横尾初喜さんは、映画監督、映像作家として活躍しているかたわら、映像制作会社『FOOLENLARGE』の取締役も務めています。遠藤久美子さんとも仕事を通して知り合い、横尾初喜さんが監督補佐を務めた『田沼旅館の奇跡』の現場だったといいます。なお、横尾初喜さんが監督を務め、遠藤久美子さんも出演している映画『こはく』には、ほかに俳優の井浦新さんや、お笑いタレントのアキラ100%さんも出演。横尾初喜さんが携わる作品に遠藤久美子さんが女優として出演するなど、夫婦の共演作も目立つ2人。夫婦仲がいいことでも知られ、過去に出演したバラエティ番組では、遠藤久美子さんが横尾初喜さんへの愛を語ったこともありました。遠藤久美子の『今』は?旦那・横尾初喜との結婚生活について「おはようって言うだけで…」今も昔と変わらない美しさで、女優として精力的に活躍する遠藤久美子さん。40代を迎え、さらに女優としての深みが増した遠藤久美子さんの今後の活躍からも、目が離せません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月21日岡江久美子さん(享年63)が亡くなってから、はや半年。しかし、所属していた「スタッフ・アップ」代表取締役である戸張立美氏によれば、コロナ禍のため、いまだお別れの会のめどは立っていないという。「お別れの会は来年の4月、岡江の命日にできればいいなと考えています。とはいえ、状況次第では、それ以降になるかもしれません。岡江は演劇を見るのが好きで、演技の勉強もよくしていました。ですから、新型コロナがいったん落ち着いたころ、本当は彼女の誕生日であり月命日でもある8月23日に『劇場でお別れの会をしよう』と考えていたんです。劇場だと照明や、大きいプロジェクターも使えますから“劇場ならでは”の演出ができますし、『本人も喜ぶんじゃないかな』と思ったのですが……」“劇場お別れの会”開催に向け、戸張氏は新型コロナに詳しい学者や医師に相談したという。「どうしたらリスクを避けて実施できるか、実際に劇場で検証したんです。残念ながら、学者の方やお医者さんから『完全なリスクゼロにはできない』と言われました。現状では新型コロナがいつ収束するかもわかりません。開催できるとなってもホテルのコンベンションルームなど、従来どおりの形になってしまいそうですが……」まだお別れの会もできず、岡江さんとの結婚生活の思い出を胸に秘めたままの大和田獏(70)。そんな彼を支えるのは、娘の美帆(37)だという。「獏さんは9月からインスタを始めました。それはあるとき、美帆さんから『やってみたら?』と勧められたからだといいます。『SNSでファンとつながれば、父の気が紛れるかも……』と美帆さんは考えたみたいです。獏さんは『#ばくめし』と題して、数々の自作料理をアップするように。今や投稿につく“いいね!”が、日々の励みになっているそうです」(大和田家の知人)また大和田にとって、仕事が“日々の糧”となっているようだ。「獏さんと美帆さんは12月に、舞台で共演します。2月に東京で行われた歌劇の再演で、2人の朗読でストーリーが展開していくものです。会場は宮崎県。岡江さんのお母さんの故郷でもあります。生前の岡江さんも公演を楽しみにしていたそうで、2人とも気合が入っていると聞きます。また獏さんは新型コロナの影響で上映が延びた映画『ブルーヘブンを君に』の公開も控えています。名古屋の情報番組のレギュラーに加え、役者業に打ち込むことで、少しでも前向きな気持ちになることを願うばかりです」(前出・大和田家の知人)少しずつ“家族再生”の道を歩み始めた父娘の姿に、天国の岡江さんも目を細めていることだろう。「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月21日10月15日、都内の閑静な住宅街。そこに大和田獏(70)の姿があった。ネイビーのパーカを着て、黒のパンツをはいた大和田。その手には、地域で親しまれている洋菓子店のケーキがあった。「あのお店はこの辺りでいちばんおいしいと評判なんです。大和田さんもここのケーキが好きみたいで、昔からご夫婦でいらしてました」(常連客)その日、大和田は自身のインスタにこうつづっている。《10月13日は70回目の誕生日でした。しかし古希のこの日を病室で迎えてしまいました!》《何と10日に盲腸炎(虫垂炎)になり入院!人生初の入院がこの時期に!何と間の悪い事か!!》古希のタイミングで虫垂炎になったと嘆く大和田。思わぬアクシデントに見舞われてしまったが、こんなとき亡き妻・岡江久美子さん(享年63)なら彼にどんな言葉をかけるだろうか――。今年4月23日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった岡江さん。実は生前、大和田のために“古希のサプライズ”を計画していたという。「岡江さんは昨年『獏ちゃんの70歳の誕生日は盛大にやろう!』と張り切っていました。家族で海外か、国内で温泉か。はたまた獏さんの実家のある名古屋で、お義母さんを交えて祝おうか……。獏さんの喜ぶ顔を思い描くように楽しそうに話していました。獏さんにも『楽しみにしといてね!』と伝えていたのですが……」(大和田家の知人)本来なら岡江さんの“プレゼント”を受け取っていたはずの大和田。彼の入院生活について、大和田夫妻の所属事務所「スタッフ・アップ」代表取締役である戸張立美氏はこう語る。「誕生日当日は、病院食です。本当に間が悪いというか(笑)。3日間くらい入院していたみたいです。手術はしないで、クスリで散らして。点滴打っている間は絶食していたと聞きました」戸張氏は「獏ちゃんは健康に気をつけていたんですけどね……」と苦笑いしながら、こう続ける。「いま彼はウォーキングが日課なんです。これは岡江が『歩くのは健康にいいから!』と助言していたからです。獏ちゃんは岡江の影響でウォーキングしているわけで、いわば“言いつけを守ってる”といえるかもしれませんね。獏ちゃんは37年も連れ添った岡江を亡くして、立ち直るにはまだまだ時間がかかりそうです。彼には、岡江との大切な思い出があります。ですから、『いつかは語らなきゃいけない』と考えている様子。でも『今はまだしゃべれないなぁ』って。お別れの会もしてませんしね……」大和田夫妻の娘・美帆(37)も、15日の件をSNSで、《今夜は実家で父の退院祝いディナー》と明かしていた。前出の大和田家の知人は言う。「古希という人生の大切な節目を盛大にお祝いするはずだったのに、岡江さんが亡くなって。その傷心癒えぬまま、入院もして……。獏さんは岡江さんの写真を今も大事に飾っています。ですからこの日は快気祝いも兼ね、美帆さんやお孫さんと一緒に食事をして、思い出のたくさん詰まったケーキを写真の前に供えたのでしょう」「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月21日秋吉久美子に注目が集まっているー。『赤ちょうちん』『妹』などの青春映画で1970年代に、鮮烈なデビューをした秋吉も、ことしで女優生活45年。その初めての自伝的著書が出版される。さらに10月には、主要作品を集めた特集上映も企画されている。著書はタイトルが『秋吉久美子 調書』、9月18日に筑摩書房から刊行される。映画評論家で映画監督でもある樋口尚文さんが共著者。あまり受けることのない貴重なロングインタビューと、膨大な秘蔵写真が収録されている。著書について、秋吉は「今回の『調書』という本は、新しい人生の境地が見えてきた自分だからこそ言えることもあるし、そもそも私が年齢を重ねたというエクスキューズがあるからこそ「ああ、こんなふうだったんですね」と素直に読者に受け入れてもらえる部分も大きいのでは。たとえばかつて一緒に仕事をして亡くなった監督たちのことについてもたくさんお話ししていますが、今は私のほうが年上になっていたりするので、語ってもいいかもしれないと考えたんですね。こうしてふりかえってみると、自分の映画人生って、もちろんこまごまと感情的な愛憎などはあったと思うんですけど、とてもみずみずしい時代でした。平成ってちょっとモノトーンな、くすんだ感じでしたが、昭和の映画の現場は鈴木清順さんの映画みたいにカラフルな記憶として残ってますね。だから、『調書』ではオブラートにくるみながらも、なるべく本当のことを言おうと思ったんです。なにしろ『調書』という書名ですから、映画の現場について当たり障りなくボカしたり美化したりするのは許されない、ちゃんと受けて立とうと思った。そろそろしらばっくれるのもほどほどに、というタイミングだったかな(笑)。」と語っている。この著書刊行にあわせて企画されたのが、シネマヴェーラ渋谷の特集上映「ありのままの久美子」(10.17〜30) 。主演第一作の『十六歳の戦争』(監督松本俊夫)、藤田敏八監督の青春三部作『赤ちょうちん』『妹』(1974)/『バージンブルース』、大林宣彦監督の『異人たちの夏』『可愛い悪魔』(TVムービー)など。『調書』の共著者、樋口尚文監督の『インターミッション』も上映される。ぴあアプリでも、9月18日から「秋吉の成分」と題し、ロングインタビュー企画「クリエイター人生」の連載が開始される。秋吉久美子が愛する映画、文学、音楽、旅行など、そのユニークな感性をつくった「成分」を掘り下げる。(文中のコメントは、その連載から転載)
2020年09月18日こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。コロナ報道の漢字とカタカナ新型コロナウイルスが、社会経済活動や日常生活を脅かし、世界の感染者も減るどころか増え続け、各国の感染者数や死亡者数が毎日報道されています。テレビやラジオでは、アナウンサーの音声でその報道を耳目にするので余り気になりませんが、新聞や週刊誌などでは、漢字やカタカナの文字数によって、かなり紙面の表情が違って見えます。新型コロナウイルスが主役になってから、それは当然のことなのでしょうが、漢字やカタカナの文字が、先ず目に飛び込んで来るのです。志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなられてから『感染』という文字が俄然増えました。新聞、雑誌のみならず、メールやツイートの漢字にもその影響が見られます。※ 写真はイメージ思いつくままに、それらの『漢字』を拾ってみますと、中国、武漢、新型肺炎、感染、病院、入院、免疫、不安、心配、恐怖、蔓延、逼迫、看護、医療従事者、三密、倒産、閉店、厚生労働省、西村経済再生大臣、小池東京都知事… 毎日目にしない日はありません。一方、カタカナですが、ウイルス、マスク、パンデミック、ロックダウン、アラート、カラオケ、クラスター、キャンセル、ソーシャルディスタンス、フェイスシールド、オンライン、テレワーク、リモート、ワクチン、それに、アメリカ、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカなど感染者の多い国です。※ 写真はイメージ毎日の報道紙面のみならず、日頃のメールやツイートにも恐怖、心配、不安などの目が疲れ 肩の凝る漢字やカタカナが減少し、新型コロナウイルスが現れなかった頃の穏やかな表現に早く戻って欲しいと、老アナウンサーは願っております。<2020年9月>フリーアナウンサー押阪 忍1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2020年現在、アナウンサー生活62年。日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
2020年09月18日「8月23日は岡江の誕生日であり、月命日でもあります。少し前、新型コロナウイルスが一時収まったとき、この日にお別れ会をしようという話になっていました。でも、再び東京で感染が広まったので無理になってしまって……」そう語るのは、岡江久美子さん(享年63)が所属していた事務所「スタッフ・アップ」の代表取締役・戸張立美氏だ。4月23日、新型コロナウイルスによる肺炎のため岡江さんはこの世を去った。あれから4カ月、実は彼女の誕生日にお別れ会が計画されていたという。お別れ会は誰よりも夫・大和田獏(69)のためになるのではないか――。夫婦の知人はこう語る。「獏さんは友人や仕事仲間に『お別れ会ができないのは悔しい』と言っています。彼自身も、お別れ会をすることで気持ちに区切りをつけたいのかもしれません。今でも『なんで亡くなったんだろうね……』とつぶやくときがあり、岡江さんの死を受け入れられないようです。彼女の写真を見ては涙を流すこともあるといいます」娘の大和田美帆(37)の誕生日は、岡江さんと1日違いの8月22日。例年はこの時期、家族で“合同誕生会”をしていたという。「毎年、2人の誕生日をいっしょにお祝いするため、家族で近所のレストランに繰り出し、カラオケに出かけることもありました。そんな家族の楽しみがコロナのせいで突然なくなるなんて……。岡江さんは飲みだすと、好きな映画や、おいしいお店、孫の話など、話しだしたら止まらない方でした。獏さんが彼女の話をうっかり聞きもらすと、『ねぇ、聞いてる?』とよく怒られたとか。今はそれすら懐かしい思い出だそうです」(前出・知人)「来年の一周忌には皆で送り出したい」 そんな大和田は悲しみを紛らすため、仕事に打ち込む日々だという。彼は6月、レギュラー出演中の東海地方の情報番組『くすぐる』(テレビ愛知)で仕事に復帰した。「実は彼の高齢のお母さんが名古屋在住なので、様子を見に行くこともあるそうです。各メディアから、獏さんにコロナについての取材オファーが殺到しているそうです。でも、すべてお断りしている状況だといいます。ただ舞台の仕事は楽しみにしているそうです。別人を演じている間は、悲しみが和らぐのかもしれません」(前出・知人)新型コロナウイルスの影響で断念された岡江さんのお別れ会。しかし冒頭の戸張氏は「まだ諦めていない」と力強く語る。「コロナで今回、ダメになってしまったのは正直残念です。でも、来年の一周忌にはできたらいいなと今は思っています。もちろんこんな状況ですから、見通しはついていません。それでも、皆で岡江を送り出してあげたいんです」いまだに癒えない夫の痛哭――。お別れ会開催で、彼の心の整理がつくことを願うばかりだ。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月24日女優の武田久美子(たけだ・くみこ)さんが、2020年8月11日にインスタグラムを更新。胸元がチラリとのぞいた自撮りショットを投稿し、多くの反響を呼んでいます。武田久美子、マスク姿でも「色気ダダ漏れ…」武田久美子さんは新型コロナウイルス感染症対策のため、『stay home』のハッシュタグとともに、マスク姿の写真を公開しました。 View this post on Instagram #stay home #mask A post shared by 武田久美子 (@kumikotakedaofficial) on Aug 10, 2020 at 9:01pm PDTおしゃれなマスクに合わせ、トップスも赤色で統一。Vネックからのぞく胸の谷間が、たまらなくセクシーです!武田久美子さんの投稿を、ファンは「色気がやばい!」「マスク越しでも伝わる美人感…」と絶賛。また、しばらくインスタグラムの更新がなかったことから「元気そうで何より」と、近況報告を喜ぶ声も多数寄せています。・色気がムンムン…。めっちゃおしゃれです!・久しぶりの投稿をありがとう!マスクをつけていても美人…。・とっても美しいです。思わず、ため息が出ちゃう。その美しさがたびたび話題になる武田久美子さん。これからも魅力的な写真を見せてほしいですね。武田久美子の現在に「マジかよ…」の声旦那と離婚した理由を赤裸々に語る[文・構成/grape編集部]
2020年08月12日【今週の悩めるマダム】三浦春馬さんが急逝されたことが、まだどこか信じられません。熱心なファンだったわけではないのですが、いつもテレビで見ていた人がいきなり亡くなられて、しかも自死と報じられ、やるせない気持ちになっています。コロナのこともあって、ずっと気持ちがめいります。心にぽっかり空いた穴がふさがりません。 (大阪府在住・40代女性)テレビで大活躍されていたからこそ、そして、まだお若く、輝かしい未来があったからこそ、あまりに悲しい出来事でしたね。どういう理由があったにせよ、予期せぬ不意なお別れのせいで、残された多くの人たちの心にぽっかりと穴が空きました。志村けんさんや岡江久美子さんの訃報を知ったときも、僕はやはり同じような気持ちになってしまいました。熱心なファンだったわけではないということですが、たぶん、同じ時代に同じ星の上に存在していたというだけで、お互い自然と励まし合えていたのでしょう。その連帯感に穴が空くから心が痛いのです。輝いていた人が忽然と消えるから、寂しいという感情を通り越して、得体の知れない心の不安を覚えるのだと思います。病気や事故ならば仕方ないと言い聞かせることもできるのかもしれませんが、そうじゃなかった場合、なんとかできなかったのか、という無力感が人々の心に巣食うのでしょう。1万km近く離れた国にいる僕でさえ、暗く重たい気持ちに引き込まれてしまいました。亡くなられた春馬さんのことはまったく知らなかったのですが、生前の輝いた笑顔の写真を見て、残念でならない気持ちがこみ上げてきました。そういうときにできることは、残された者たちが寄り添い合うこと。家族や友人など、身近な人をいつも以上に大事に労るのがいいでしょう。いまのあなたには、人の温もりが必要です。僕はいつも、自分に言い聞かせる言葉があります。厭世的な気持ちに支配されたときに、この言葉を自分に呟くようにしています。「死にたいと思ってもいいから、生きなさい」そして、僕の場合は、息子の部屋に行き、「なにも問題はない?」と話しかけたりします。「大丈夫だよ」と息子は答えます。「でも、もし、なにかつらいことがあっても、心配するな。パパがいるからね」“パパがいる”という言葉は自分が生きる使命感を意味します。そういう励ましは、ときに意外な連帯感を生むことがあります。息子のほうは「自分は守られている」という安心感を得られ、同時に、僕のほうは生きる糧を得られるのです。それにしても、亡くなられた春馬さんのことを思うと胸が痛みます。見ず知らずの人だけど、僕は手を合わせ、「ごめんね」と呟きます。この「ごめんね」は謝罪ではありません。フランスでは、誰かが亡くなったときに、「ごめんね」と言います。それは、故人に寄り添う気持ちなのです。いっぽうでその「ごめんね」は、いまを生きる自分へ向けたエールの言葉でもあります。死にたくなるときはだれにでもあります。そういうときに、「死にたいと思ってもいいから、生きなさい」と呟いてみてください。きっとその言葉が、寂しさや生きづらさからあなたを守ってくれるでしょう。【JINSEIの格言】そういうときにできることは、残された者たちが寄り添い合うこと。家族や友人など、身近な人をいつも以上に大事に労るのがいいでしょう。いまのあなたには、人の温もりが必要です。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】(@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2020年08月11日2020年4月に、俳優の岡江久美子さんが新型コロナウイルス感染症による肺炎でこの世を去りました。岡江さんの逝去後、世間では一部で「岡江さんは喫煙していたのではないか」というウワサが出回っていたといいます。同年8月4日、岡江さんの娘であるタレントの大和田美帆さんは、母親に関する根も葉もないウワサを否定しました。故・岡江久美子のウワサに「悔しい」娘の大和田美帆が苦しい胸中を告白薬丸裕英「喫煙しているところを1回も見たことない」同月6日に放送された情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、岡江さんのウワサを、大和田さんが否定した件が話題に。岡江さんと長年情報番組で共演し、深い親交のあったタレントの薬丸裕英さんは、一連の出来事についてコメントしています。薬丸さんは、大和田さんの胸中に思いをめぐらせ「つらいですよね」といい、こう続けました。さらにつらいですよね。誰がこういう誤情報を流しているのか知らないですけど。僕は、だって長年番組をやらせていただいて、喫煙してるところ1回も見たことないですからね。でも、やっぱりこういうことがSNSなのか雑誌の記事なのか僕も分からないですけど、どっかからこういうウワサとして広まっていっているっていうことが、ものすごく悲しいですね。バイキングーより引用薬丸さんは、番組を通して「自分は岡江さんが喫煙しているところを見たことがない」と、キッパリ否定。視聴者からはさまざまな反応が寄せられています。・誰がそんなウワサを流すんだろう…。・薬丸さんが否定してくれてよかった。岡江さんのためにも、事実と反するウワサが流れるのは嫌なので。・どれが正しいのか分からないから、自分も事実かどうか確認した上で情報は発信したいと思った。岡江さんの親族はもちろん、薬丸さんのように親交のあった立場の人にとって、誤情報を流されるのは不本意なことに違いありません。故人の尊厳や関係者の心情をくむとともに、改めて情報の取捨選択を見誤らいように意識したいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月07日「悔しいなぁ。否定したいなぁ」2020年8月4日、大和田美帆さんが、亡くなった実の母であり俳優の岡江久美子さんに関する根も葉もないウワサに対して、苦しい胸の内を明かしました。同年4月23日に、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による肺炎で亡くなった岡江久美子さん。突然の訃報は日本中を駆け巡り、早すぎる別れを惜しむ声が相次いで寄せられました。しかし、岡江さん亡き後、あるウワサが出回っているといいます。母はヘビースモーカーどころか、喫煙者じゃなかったのになぁ。。近くにいるおばさま二人が、「岡江さんはヘビースモーカーだったから仕方なかったねー」って話してた。そういえば4月もそんな情報が回ってたなぁ。悔しいなぁ。否定したいなぁ。 と思いつつ抑えて移動。UAを聴く。— 大和田美帆 (@miho_ohwada) August 4, 2020 岡江さんが亡くなった直後にも、喫煙歴を疑うウワサが出回っていたといいますが、娘の美帆さんは事実無根であるときっぱり否定。「真実は私が知っていればいい」とつづった美帆さんではあるものの、実の母に関するネガティブなウワサを耳にするのは、やはりつらいものがあるといいます。そんなん言い出したら、なぜか違う情報だらけなので全てを訂正するパワーは私たちにはないのです。笑ってしまうくらいです。知人って誰だ!!ってね。真実は私が知っていればいい。でも今日みたいに直接聞いちゃうと辛いなぁ。ということで思わずつぶやいちゃいました(^◇^;)— 大和田美帆 (@miho_ohwada) August 4, 2020 美帆さんの投稿に対し、「ひどい話」「無責任すぎる」と、残された遺族を気遣うコメントが多数寄せられています。・心中お察し致します。本当に酷い話ですね…。・誤った情報をSNSで流すことは、人の心に、深い傷を残しかねない。・正しいかどうかをチェックするのが難しいくらい、誰でも情報が発信できるから恐ろしい世の中です。故人のことを勝手な憶測で語ることも不快ですよね。周囲が根拠のないウワサを信じ、さらに、いいふらすような行為は故人を冒涜しているようなものであり、本来、あってはならないことです。ましてや、肉親を失って悲しみに暮れる遺族をさらに追い詰めるようなことは控えてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日女優の武田久美子(たけだ・くみこ)さんが、2020年7月27日にブログを更新。娘・ソフィアさんとのツーショットを公開しました。武田久美子、娘とおそろいコーデ現在、アメリカ・サンディエゴを生活の拠点にしている武田久美子さん。この日、娘のソフィアさんと夕食を食べに出かけようとしたところ、偶然おそろいのコーディネートになったことを報告しています。着用している服はお互いに渋谷で購入したものだと説明し、趣味が合うことをアピール。アップのツーショットも掲載し、本当に仲のよい親子だということが伝わってきます。この投稿を見たファンは「親子じゃなくて、姉妹みたい!」とその関係性を絶賛。「ほっこりしました」という声も多数寄せられています。・親子に見えない…。もはや姉妹。・2人ともスタイルよすぎ!本当に仲がいいんですね。・こんなお母さん、欲しかった!以前にはソフィアさんとショッピングモールに出かけ、カレーランチを楽しんだことを報告していた武田久美子さん。武田久美子美女すぎる17歳の娘の写真を公開!母親譲りの美貌に「顔面強すぎ…」美人親子のこれからにも注目です!武田久美子の現在に「マジかよ…」の声旦那と離婚した理由を赤裸々に語る[文・構成/grape編集部]
2020年07月29日7月22日、上沼恵美子(65)が司会を務める『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が24日で終了すると報じられた。95年から放送開始された長寿番組が、幕を閉じることとなった。各メディアによると、関西テレビは「番組として一定の役割を果たすことができたと考え、番組を終了いたします」と発表。新型コロナウイルス影響で、視聴者をスタジオに招いて収録する“トークショー”のスタイルを維持するのが難しくなったという。また上沼は、「1,000回を超えて続けることができたのは、支えてくださった視聴者の皆さまのおかげです」とコメントしたという。いっぽうスポニチは同日、レギュラー出演者だったキングコング・梶原雄太(39)に対する上沼の“パワハラ発言”が発端と報じている。「梶原さんは6月いっぱいで、上沼さんとレギュラーで共演していた『えみちゃんねる』と『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)を降板。上沼さんが収録中に、梶原さんを厳しく批判したことが原因だと報じられました。上沼さんはラジオでその理由を、『(梶原が)東京と大阪を行き来するのが大変だから』と説明するも、梶原さんはTwitterで否定。自身の毒舌キャラについて上沼さんは『収録中は営業時間だから演じている』と語っていましたが、舞台裏でも“毒舌”ぶりは変わらなかったようです」(テレビ局関係者)記事によると、上沼は梶原の降板後に「番組を良くしたい」と局側に相談。現場スタッフ達の意見を聞いた上沼は、「そこまで言われるなら辞める」と啖呵を切ったという。また長年共にしたマネージャーが、5月末に辞めていたとも報じられている。“強気な素顔”が報じられる上沼だが、4月13日以降、局側の配慮で『こころ晴天』の出演を6月1日まで見合わせていた。そして復帰後は、情緒不安定を思わせるような発言が相次いでいた。6月8日放送の『こころ晴天』で、コロナ禍でのリモート収録が「やりづらい」と苦言。もしバラエティ番組で定着したら、「私は引退する、絶対」と断言した。6月13日放送の『コロナとラジオ~今こそ、“いつも”を守るために』(ABCラジオ)では、「あの時こんなことあったなぁと、思えるよう本当になりたい。けど、終わりのベルがならない」と憤りを見せていた。また7月20日の『こころ晴天』でも、「いやな世の中になったな、改めて。何にもできないじゃない。コロナ鬱ってあるけど、ちょっと私もそうやな。今」と暗いトーンで語るなど、ネットでは、そんな上沼を心配する声が上がっている。《上沼恵美子、ラジオ面白いからラジオは続けて欲しい。 最近、もう引退しないととか、コロナ鬱気味とかよく言ってるから心配》《上沼恵美子大丈夫かな?心配になる》《上沼さんちょっと心のバランスを崩してる状態なのかな》「上沼さんは、旧知の仲である岡江久美子さん(享年63)が亡くなったことに意気消沈。直後に予定されていた、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)の収録を取り止めました。上沼さんはテレビとラジオを生きがいとしており、今後も第一線で健闘する気でいました。それだけに収束を願う気持ちは強く、大阪府に1,000万円寄付するほど。ですが、『第2波が恐ろしい』ともこぼしていました。再び感染拡大しつつある今、精神的ダメージを受けているのかもしれません」(芸能界関係者)
2020年07月22日「寂しいお別れですけど、やっぱり立派な方って背負っていくんだなって。お別れしないほうが本当はいいけど。コロナっていうことがあって、みんなに『気を引き締めて!こういうふうになんなないように!』ってやってねって。最後まで立派な方だったなって……」3月に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)を、こう悼むのは今年で芸能生活40周年を迎える山田邦子(60)だ。2月に開始したYouTubeチャンネル「山田邦子クニチャンネル」でのぶっちゃけトークが好評を集めている山田。次々と暴露動画を公開するいっぽうで、一切広告をつけずに先に旅立った“先輩”をしのぶことも。志村さんが亡くなると、追悼動画を公開し、冒頭のように思い出を振り返っていた。今年4月に新型コロナウイルスでこの世を去った岡江久美子さん(享年63)には特別な思いを抱いているようだ。「私が当時やっていた番組のスタッフと『はなまるマーケット』(TBS系)のスタッフが一緒だったので、第1回のゲストに呼ばれたんです。ドラマでもご一緒しましたし、すごくさばさばしていてスカッとした先輩。乳がんを患ったことも私と一緒です。今は女性の平均寿命も延びて岡江さんなんてまだまだバリバリの現役世代。子育ても終わって、これから仕事に、プライベートに、とエンジョイできる。そんないちばんいい時期だったのに……。本当にコロナが憎いです」最後に今後の目標について聞くと、交友関係を生かした豪華ゲストの登場を企画しているようだ。「親友でイケメン演歌歌手の山内惠介くん(37)は第一候補ですね。惠ちゃんはプリンが大好きなので、一緒にプリンを作って食べてみたい。あとは大先輩・倍賞千恵子さん(78)。倍賞さんには渥美清さん(享年68)や高倉健さん(享年83)の話を聞いてみたいですね」40周年を迎えても、衰えを見せない山田。令和の“邦ちゃんブーム”はすぐそこまで来ている。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月28日女優の武田久美子(たけだ・くみこ)さんが、2020年6月25日にブログを更新。娘・ソフィアさんの写真を公開しています。武田久美子の長女の姿に「さすが美形遺伝子!」この日、武田久美子さんはソフィアさんとショッピングモールに出かけ、カレーランチに舌鼓。その様子を、娘のピンショットとともに報告しています。久しぶりにショッピングモールのフードコーナーで娘とインドカレーランチをしました〜!広くって外でも食べれるからいいかなって。両方ともチキンのカレーですが、クリーミーとスパイシーで味はまったく違います。武田久美子オフィシャルブログーより引用17歳にも関わらず、とても大人っぽい雰囲気のソフィアさん。母親の武田久美子さんも「何だか、ふと娘が大人びて見えました」と我が子の成長を感慨深そうにつづっています。何だかふと娘が大人びて見えました。。まだ17ですが、自分がある子です!!!武田久美子オフィシャルブログーより引用投稿を見たファンは「美人すぎる!」「素晴らしいお顔」と絶賛。多くの人が母親譲りの美貌に驚きの声を上げています。・仲よしで素敵な美人親子。うらやましい…。・若い頃の武田さんにそっくり!ますます美しくなっていますね。・顔面が最強すぎる!ソフィアちゃんの将来が楽しみです。武田久美子さんは2020年5月25日のブログで『4世代の写真』と題し、自身とソフィアさん、母、祖母と一緒に撮影した写真を公開したことも。武田久美子が『娘、母、祖母』との4世代ショットを公開!「遺伝子が違う…」の声美人親子のこれからに注目です!武田久美子の現在に「マジかよ…」の声旦那と離婚した理由を赤裸々に語る[文・構成/grape編集部]
2020年06月26日女優の武田久美子(たけだ・くみこ)さんが、2020年6月16日にブログを更新。減量が成功したことを報告し、その秘訣を明かしています。武田久美子、「ハマっている料理」でマイナス2キロ!『2キロ痩せた習慣』と題し、ブログを更新した武田久美子さん。ある料理にハマり、ダイエットに成功したことを明かしました。この1ヶ月くらい好きでハマってほぼ毎日の様に食べ続けていたカブの浅漬けサラダ取りあえずコレを食べるとお腹がいっぱいになっていたせいか?2キロほど体重が落ちていました〜!ちょっと嬉しいです。武田久美子オフィシャルブログーより引用続けて、『カブの浅漬けサラダ』の気になるレシピも詳しく紹介。最近の定着した作り方は、カブ2株を葉の半分くらいも混ぜて武田久美子オフィシャルブログーより引用多目の塩で揉んで塩気を切りたいので水気を絞ってからオリーブオイルと粗挽き胡椒武田久美子オフィシャルブログーより引用コレらを足してビニールで軽く揉んで出来上がりです!武田久美子オフィシャルブログーより引用材料や工程も少なく、手軽に真似できそうですね。武田久美子さんの投稿を見たファンは「早速、作ってみます!」「おいしそう」と反応。パパッとできて、なおかつ痩せられるというレシピに興味津々のようです。・簡単なのにおしゃれ!早速、作ってみようっと!・このサラダを食べれば、健康的に痩せられそうですね。・ダイエットの参考にさせていただきます!ヘルシーなレシピをもっと公開してほしい!別の日の『今夜の夕食』という投稿では、食卓に並ぶ『カブの浅漬けサラダ』の写真を公開。今や武田久美子さんにとって、日々の食事に欠かせないひと品になっているようです。その美しさがたびたび話題になる武田久美子さん。これからも美の秘訣を発信し続けてほしいですね。武田久美子の現在に「マジかよ…」の声旦那と離婚した理由を赤裸々に語る[文・構成/grape編集部]
2020年06月19日「撮影中の岡江久美子さんは、エネルギッシュで元気そのものでした。お弁当もおいしそうに食べていてね。出番を終えると『お疲れ様でした。また明日ね。今日は友達とご飯に行くんだ~』なんて言って、帰っていく……、そんな姿が強く印象に残っています。だから亡くなったことがあまりに唐突でいまだに信じられないんです」そうしみじみと話すのは、俳優・村上弘明(63)だ。岡江久美子さん(享年63)が新型コロナウイルス感染による肺炎のために4月に逝去してから、もうすぐ2カ月になる。女優、そしてタレントとして多くの作品で活躍した岡江さんだが、実はまだ“公開されていない”映画がある。それが『車線変更―キューポラを見上げて』(赤羽博監督)だ。「川口市のオートレース場や鋳物工場などが舞台で、岡江さんは障害を負ったオートレーサーの母親役を演じています。この作品は、もともと今年の春頃に公開の予定でしたが、新型コロナ感染拡大のために上映できず、いまも公開日が決まっていない状況です」(映画制作関係者)撮影は昨年1~2月に行われた。1月に行われた製作発表記者会見で、岡江さんは主演で息子役の平田雄也(26)を「おしゃべりがうまくて躍動感がある。今回の映画の主役で良かった」などと、絶賛していた。この遺作映画で夫婦役を演じた村上は岡江さんとは同い年で、もともとは夫・大和田獏(69)とはかつてドラマで共演したこともあり旧知の仲だという。「獏さんとは30年前に共演した連続ドラマ『月影兵庫あばれ旅』でご一緒になり、よく食事に行っていたんです。岡江さんが出ていたNHK銀河小説『友情』(’77年)を見ていたので、獏さんに『友情の岡江さん、きれいでしたよね』と言うと、照れながら『ありがとう』なんて言って夫婦の仲の良さがうかがえるようでした。そういえば3年前に僕が京都で行きつけのイタリア料理店のパーティーで、獏さん夫婦、そして娘さん(大和田美帆・36)も一緒になったことがありました。そこで岡江さんは次々と出てくるワインと料理をただひたすら飲んで食べるその健啖家ぶりには驚かされました」岡江さんが司会を務めていた情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)では、ゲストがオススメの“おめざ”を紹介するコーナーがあった。村上がゲスト出演したときに紹介したイタリア発祥のケーキ『ズコット』は、その年の人気ランキング1位を獲得した。「岡江さんとは映画撮影の待ち時間は、ほとんど仕事の話はしませんでした。だいたいは食べ物、そしてお酒の話ですね(笑)。獏さんの話?そうそう、『月影』のときの獏さんとの思い出話をしたら、笑いながら『そんなことやってたの?ホントしょうがないわねえ』なんて笑ってました。お互いの好きな映画や音楽、小説など、とにかく話が尽きなくて、楽しかったですね」撮影終了後は、「今度お互い夫婦で食事に行きましょう」と、村上から誘っていたという。しかし、コロナ禍もあったため計画は延び延びになり、岡江さんの訃報を聞くことになってしまった。「私の妻がネットの速報を見て、岡江さんが亡くなったことを教えてくれたのです。私もすぐにテレビで見て茫然としました。信じられませんでしたね……。獏さんには後日、お悔やみのメールを送りました。その後まもなくして、《ありがとうございます。頑張ります》という返信をいただきましたが、取材の対応などで忙しい最中だったかと思います。実は僕がお連れしようとしていたのが『はなまる』で披露したズコットのあるイタリアンレストランだったんです。隠れ家的な名店なので、ぜひ、あのズコットを食べて欲しかった。『岡江さん、年間1位に輝いたスイーツはこれだったんだよ』って言いたかったですね」最後に村上は公開未定の映画『車線変更』についてこう語った。「この映画が早く世に出ることを願っています。私の妻役を悠々と熱演してくれた岡江さんもそう願ってくれていると思います。あらためて岡江久美子さんのご冥福をお祈りしたいと思います」
2020年06月16日大和田美帆(36)が5月29日、Instagramにブルーインパルスの動画をアップ。医療従事者への感謝の言葉をつづった。母である岡江久美子さん(享年63)を亡くして早1カ月。大和田のもとには温かいエールが寄せられている。Instagramにブルーインパルスが空を駆け抜けていく姿をアップした大和田。そこには彼女が父・獏(69)とともに「ありがとう!」と口にする様子も収められている。そして大和田は《母がお世話になった病院の皆様 世界中の医療従事者の皆様 本当に本当に有り難うございます》とつづり、こう記した。《先程空を見上げたように 楽しみにする気持ち 何かがきっとくると待ちわびる気持ち そして何より感謝の気持ちを持って これからも上を向いて生きていこう!!》先月23日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった岡江さん。その死後、大和田はブログを通して岡江さんを亡くした苦しみを吐露してきた。今月28日には「どんな亡くなり方でも 母親を亡くすのは辛いですね」「私は恥ずかしげもなく言います。辛い!辛すぎる!まるで乗り越えられる気がしない不安感」「会いたい。会いたいよ」と明かし反響を呼んでいた。そんな大和田のもとには、彼女を気遣った声援がーー。Instagramのコメント欄には、こんな声が相次いでいる。《太陽の様に明るくて心優しい岡江久美子さん。目には見えなくなったけれど、ずっとみほさんの側で見守ってくれていると思います》《美帆さんの今のお気持ちは誰にも分からないかも知れないけれど、お母様を好きだったたくさんの方々がお嬢様の美帆さんを気に掛けていますよ》《今日の青空をみあげれる日が来て良かったですね。お父様、お子さんと共に頑張って下さい。応援しています》
2020年05月31日女優の武田久美子(たけだ・くみこ)さんが、2020年5月25日に自身のブログを更新。娘、母、祖母と撮影した『4世代ショット』を公開し、話題になっています。武田久美子の4世代ショットに「みんな、美形…」2000年に、アメリカに住む一般男性と結婚した武田久美子さん。結婚を機にアメリカのサンディエゴに移住し、娘であるソフィアさんを出産しました。その後、武田久美子さんは離婚し、現在はソフィアさんと2人で暮らしています。武田久美子の現在に「マジかよ…」の声旦那と離婚した理由を赤裸々に語るそんな武田久美子さんが、2020年5月25日に『4世代の写真』と題してブログを更新。自身とソフィアさん、母、祖母と一緒に撮影した写真を公開しました。娘のソフィアをみせに私のおばあちゃんに会いに行った時に撮った写真が出て来ました~!武田久美子オフィシャルブログーより引用ちなみにソフィアさんには、祖母とそっくりな部分があるとか…。ソフィアの額は私のおばあちゃんにそっくり!遺伝子は凄いですね。武田久美子オフィシャルブログーより引用祖母は103歳まで元気に生きたそうで、武田久美子さんは長生き家系であることを誇らしげにつづっています。ブログを見たファンは「みなさん、きれい!」「品がある」と絶賛!「そんな遺伝子を持って生まれたかった」とうらやむコメントがたくさん寄せられています。・長生きはいいですね!!全員、きれいです。・貴重な写真をありがとうございます。とても幸せそうです。・おばあさまの品のあるお顔が、素晴らしいです。美人の遺伝子は代々受け継がれていくものなのですね。武田久美子さんの美しさの秘密が、垣間見えた気がします。[文・構成/grape編集部]
2020年05月29日TBSの情報バラエティ番組「爆報!THE フライデー」の明日5月22日(金)放送回は、新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した女優・岡江久美子さんを偲び、彼女の魅力をふり返る。岡江さんの急逝は4月23日、突然報じられた。新型コロナウイルスによるものという事実に日本中が衝撃を受け、多くの人たちがその恐ろしさをより一層認識させられた。1975年、昼ドラマ「お美津」で主演に抜擢され芸能界デビューした岡江さんは、清純派の美人女優として多くのドラマ、バラエティ番組に出演。そんな岡江さんの代表作として知られるのが、1991年に放送スタート、8年にわたり全8シリーズが放送された「天までとどけ」だ。岡江さんは8男5女、13人の子どもを持つ大家族の母・丸山定子役として出演、日本中から愛される存在となった。番組ではかつて、丸山家の子どもを演じた子役たちがどのように成長しているかを取材。2017年5月の放送で18年ぶりの再会をした様子を紹介した。今回そんな丸山家の子どもたちが番組の呼びかけに応じ、再び集結。岡江さんが亡くなったいま、どうしても伝えたいこと、亡くなる21日前、岡江さんが彼らに送ったメッセージとは…。そして視聴者、出演者、監督が選ぶ「天までとどけ」の名場面を放送。実はTBSでの再放送は一度もなく、DVD化もされていない本シリーズの名場面を、丸山家の子どもたちが岡江さんとの思い出と共にふり返る。さらに、岡江さんがMCを務めた「はなまるマーケット」の共演者やスタッフが知られざる素顔も明かす。「爆報!THE フライデー」は5月22日(金)19時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月21日2020年5月現在も、世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。日本政府が39県を対象に緊急事態宣言を解除したことを明かし、収束の兆しが見えてきたように思えますが、コロナウイルスが消滅したわけでも薬ができたわけでもありません。引き続き一人ひとりが気をゆるめず、感染拡大に努める必要があるでしょう。大和田伸也、人形劇で感染拡大防止を呼びかけ同月14日、俳優の大和田伸也さんがTwitterに1本の動画を投稿。持ち前の美声と演技力を活かし、トラとライオンのパペットを使った人形劇を披露しました。 #新型コロナウィルス これからが大事!気を緩めることなく、責任を持って、共に戦いましょう。 #大和田伸也 pic.twitter.com/VemDJQdqAU — 大和田 伸也 (@oowadashinya) May 14, 2020 同年4月23日にコロナウイルスによる肺炎で亡くなった俳優の岡江久美子さんは、大和田さんの弟である大和田獏さんの妻です。岡江さんの訃報に対し、「残念です。悔しいです。若い頃からの思い出は尽きません」と胸の内を明かした大和田さん。血がつながっていないとはいえ、義理の妹を若くして亡くした悲しみは想像を絶するものでしょう。これ以上、悲しい思いをする人を増やさないよう、こうして感染拡大防止のために「ともに戦いましょう」と呼びかけたのかもしれません。【ネットの声】・本当に同意です!今は気がゆるみがちなので、引き続き警戒しようと思いました。・声がかっこよすぎて、かわいいライオンのパペットなのに貫禄がすごい!・大和田さん、呼びかけありがとうございます!見た目のギャップにときめきました。大和田さんはデイズニーのアニメ作品『ライオン・キング』で、シンバの父親であるムファサの声優を務めています。動画を見て、多くのディズニーファンが『本物のムファサ』に大興奮したようです!子供から大人まで、多くの人を楽しませてくれる大和田さんの動画。きっと、動画を見た人は気を引き締めたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月15日4月23日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった岡江久美子さん(享年63)。愛する妻を失って2週間がたつが、大和田獏(69)の悲しみに暮れる日々は続いていた。そんな獏を支えているのが、娘の大和田美帆(36)だった。岡江さんが所属していた「スタッフ・アップ」代表取締役の戸張立美氏(70)はこう語る。「美帆ちゃんは実家と離れた場所に住んでいるのですが、生活の品とか食材を買って届けてくれているんです。ただ玄関先に置くだけで、直接会ってはいないそうです。互いに新型コロナの兆候はないのですが、万が一を考えて慎重になっているようです。獏ちゃんは遺品もまだ整理できていないし、仕事も『まだ積極的にやろうとは思えない……』と言っていたそうです。亡くなってからは、ほとんど自宅にこもっていました。それでも美帆ちゃんのおかげで、最近は犬の散歩をするようになったみたいです」そうして支え合っているうちに、父娘関係に変化が見られるようになったという。「これまでの2人は、毎日親しく話すような親子ではありませんでした。これは決して仲が悪かったとかではなくて、芸能人一家の宿命みたいなもの。美帆ちゃんにとって獏ちゃんは、父親であると同時に“仕事上での大先輩”でもあったわけですから。しかし最近はLINEでやり取りをしたり、テレビ電話で頻繁に話すようになったそうです。物理的に住んでいる距離は遠いですけど、気持ちは今まで以上に近くなっている気がしますね」美帆は5月4日、自身のブログで現在の心境についてこう明かしていた。《やっと、最近になって夜、一人になった時、母を想って泣くことができるようになりました。苦しいけれど母と向き合う大切な時間なのだと思います》少しずつ悲しみを乗り越えようとする娘の姿に、獏もまた励まされているようだ。近所に住む主婦はこう語る。「奥さまがお亡くなりになられてから獏さんはずっと家にこもっていたのか、お見かけすることもなくなっていました。でも2日ほど前に、ワンちゃんを連れてお散歩していたんです。『ああ、やっと少しお元気になられたのね。本当によかった』と思いました」そんな獏の散歩姿を、本誌も目撃していた。5月7日のお昼過ぎ、獏は都内の自宅近くに姿を見せた。傍らには、愛犬の姿もあった。道で行き会えば、笑顔で挨拶をしてくれる気さくな人物と評判だった獏。だが、この日は遠くから会釈するのみだ。妻の遺骨が戻ってきたとき、彼は「どうか皆さんも、くれぐれもお気をつけください。それが、残された家族の願いです」と語っていた。自分のみならず、周囲にも新型コロナの感染者を出さないように努めているのだろう。結局、獏は1時間ほどで散歩を切り上げて帰宅。だが、愛犬と散歩するその姿からは「いつまでも塞ぎ込んでいられない」という決心が感じられた。「女性自身」2020年5月26日号 掲載
2020年05月13日