アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!九二郎君が1歳のときの、好きな動作の話をご紹介します。■押したいボタン絶対押してはいけないであろうボタンを押そうとしたのでかなり狼狽しました。 ボタンと見ればだいたい何でも押したがる時期のようです。 信号の押しボタンは毎日おなじ道を通っていたら場所を覚えたようで、離れた場所からでも押したいポーズをとりますし、バスのボタンも発見すると押したがります。 スーパーでの一件では、ちょうど手を伸ばした位置にズボンの後ろポケットのボタンがあったようです。(その時は私の近くにいた平太郎の動向をチェックしていて発見がギリギリに…) 間に合ってよかった…。(あっぶなかった…) (気をつけよう)<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年09月06日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、平太郎君が2歳の時のバラエティ豊かな起こし方をご紹介します。■2歳児の起こし方季節の変わり目になると凄く眠くなりますが、平太郎がすぐに起こしてくれるので助かります。平太郎ありがとう!<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年08月30日飲みの席で、「Tさん、その世代では珍しいくらいの子煩悩パパですね!」と称された知人が言う。「そりゃあさ、離婚してるからだと思うよ。子どもたちと一緒に住んでないからこそ、子どもや別れた妻のためにできることを考えられるようになったの」50代のTさんの語るこの状況、属性でいえば別れた妻側である私にも身に覚えがある。離婚してからようやく、私と元夫は子育てのパートナーになれたと思う。ラッキーなことに、そうしょっちゅうは出くわさない程度に近くに住んでいるし、お互いの職場も近いので、どうしても夜や休日の外出ごとが続くときには「お願い!」と頼み込めば父親の方が食事などの面倒を見てくれる。決して暇な人ではないけれど、どうしようもないときには自身の打ち合わせや会食に子どもを同席させたり、職場に呼んだりして、かなり柔軟に対応してくれる。思えばまだ結婚していた頃、同じように「お願い!」を言っても「無理だよ」「仕事だから」で協力してもらえないことが圧倒的に多かった。もちろん、必ずしも元夫にばかり非があったわけではなく、私の方にだって少なからず甘えがあったのも事実だ。必ずしも緊急性がない協力要請だって出していた。日ごろから私の方が圧倒的に我慢させられているんだから、少しくらい助けてくれて当然、と思っていたし、そんな風に蓄積された鬱憤が色々な場面で災いして、最後のほうでは、肝心なときの助け合いすらままならなかった。離婚してからというもの、そういうものが全てリセットされて、途端に親同士の歯車がうまく噛み合うようになった。彼は金銭的な面から子どもたちの養育を支え、私は一緒に暮らして生活の世話をする。役割が明確になると、元夫の父親としての貢献に、心から感謝できるようにもなった。おそらく元夫の方も同じように、母親である私の貢献を当たり前のものと思わず、感謝してくれていると思う。だからこその今があるのだろう。誤解を恐れずに言えば、父親と母親という役割を維持しながら、夫婦ではない状態となる、つまり親の離婚は、子どもにとっても必ずしも悪いことばかりじゃないようにも思える。というのも、親が家の中と外にいる、という状況は、子どもにとっては、家の中と外、2箇所に、自分の強力な味方となってくれる大人がいるということなのだ。先日、元夫の提案で、夏休み中の娘、夢見を沖縄のサマーキャンプに参加させることになった。急に決まって慌てる私をよそに、細やかにサポートしてくれたのは元夫の友人A氏であった。自分の子どもを参加させるついでだからと、申し込みから飛行機の予約、空港までの送迎にいたるまでほとんど全部やってくれた。 A氏と私は面識もあったが、結婚していたころに元夫との関係がこじれ、彼の周りにいる人全員に不信感を持って以来、完全に交流を断っていたので、今回のことでは、“元夫の友人というだけでうさんくさいと思って本当に申し訳ない”という気持ちになった。「パパの友達って聞いて、正直どんな友達が不安だったけど、Aさんはびっくりするくらいいい人だね」というのは今回のサマーキャンプ申し込みに至るまでの大人たちの一連のやりとりを見ていた娘・夢見談である。娘も同じ気持ちのようであった。そして、満を持して出発という日の朝。お迎えの車の到着まで残すところ30分あまりという段になって、「パンツが足りない!」と言い出す夢見。なんで今言うの!なんで前もって準備してないの!とお決まりのセリフを口に出したところで(まあ、私の娘だから仕方がない)とつい自分の心の中で突っ込み不可避。今から買いに走ろうにも、娘にも私にも他にもいろいろとやるべきことがあり、これはいよいよ積んだか……と思った矢先、救世主が登場した。私の友人がたまたま近所のカフェでコーヒーを飲んでいたのだ。そのカフェのお隣にはコンビニが……!「お願いだから、何も聞かずにコンビニで女性もののパンツを買ってきてくれない?」と頼むと、「了解、急ぐ」と一瞬で全ての事情を察し、疾風の如くパンツを届けてくれる友人。男らしさを絵に描いたようないかつい見た目で、女性もののMサイズのパンツを2枚も買うのはなかなかに恥ずかしかっただろうに……。感謝とともにパンツを受けとると、直後にお迎えが到着。夢見は無事、替えのパンツを欠くこともなく、沖縄に飛び立ったのであった。私と元夫は、もはや夫婦でなく、全く別の場所で全く別の人々に囲まれて生きている。子育てを除けば連携はほぼ皆無だ。けれども、だからこそ、今も昔も変わらず、私と元夫の間にいる子どもたちは、別々に暮らす大人、二人分の世界の恩恵に授かることができるようになった。私と元夫との二つの生活圏、それぞれの世界の良さに触れることができるし、そこにいるさまざまな大人たちのサポートを得ることができる。両親の所在が分散することで、ある意味では以前より広範囲で、より盤石な体制で、子どもたちを支えることができるようになったのだ。極端な例だが、今もし私が死んだとしても、それが同時に、子どもたちの父親が最愛の人を失うことを意味“しない”からこそ、元夫がしっかり子どもを支えて、育ててくれるだろうと思う。そんな安心感があるし、逆もまたしかり。決して離婚を綺麗事にしようというつもりはないが、こうやって身の上話を書く仕事をしている以上、離婚によって得られるメリットが皆無ではないこともまた、きちんと書き記していかなくてはいけないなと思うのだ。イラスト:片岡泉
2017年08月29日怒涛のサバイバル・アクション『新感染ファイナル・エクスプレス』(9月1日公開)が話題のヨン・サンホ監督が、2013年に手がけた長編アニメ第2作『我は神なり』の日本公開が決定。その衝撃の予告編がお披露目された。本作は、“信仰”という根源的かつデリケートなテーマを、驚くべき視点で追及した衝撃の社会告発アニメーション。ダム建設にともなう立ち退き補償金に目をつけたインチキ教団と、不安や弱みにつけ込まれ、盲目的に信仰に身を委ねる村人たち、教団に単身立ち向かう荒くれ中年男の人間模様を、壮絶な筆致で描き出す。監督を務めるのは、初めての実写映画『新感染ファイナル・エクスプレス』が全世界で大ヒットとなり、さらにその前日譚にあたる長編アニメ『ソウル・ステーション/パンデミック』(9月30日公開)も日本に上陸、先日来日を果たして注目を集めるヨン・サンホ。このたび公開された予告編は、ダム建設によって水没予定地となった田舎の村で、若きカリスマ牧師ソンが熱狂的な信奉を集める様子が映し出されていく。久しぶりに村へ帰ってきた粗暴な性格のトラブルメーカー、ミンチョルは、実はそれはインチキ教団を率いる詐欺師ギョンソクの陰謀であると人々に警告。だが、村人たちは頑なに信仰心を曲げようとせず、かえってミンチョルが四面楚歌に陥っていく…。“善良な顔をし、うそで庶民を惑わす牧師”ד真実をまくし立てる悪魔のような男”という対立構造、そして「あなたの信じていることは本当なのか?」という挑戦的な問いかけが、強烈なインパクトを残す映像だ。サンホ監督は、この異様なストーリーを通して真実の曖昧な本質を暴くとともに、人間の価値観を根底から揺さぶる。『息もできない』『あゝ荒野』の個性派俳優ヤン・イクチュンが、ニセ教団の悪行を阻止しようと奮闘するも、逆に“悪魔に憑りつかれた男”の烙印を押されてしまう主人公ミンチョルの声を担当、迫真の熱演を披露している。『我は神なり』は10月21日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日こんにちは。ママライターのamuです。娘も高学年になり、交換日記をしたり子どもたちだけで遊びに行ったりすることも多くなりました。幸い、大きなトラブルに巻き込まれることなく平穏な毎日を送れているようですが、女子同士の喧嘩を目の当たりにし、 他のグループの子と遊びづらい、キツい言い方をする子がいるなど困惑する瞬間もあるとのこと。ちらほら仲間はずれの噂を耳にすることもあります。もし、わが子が友達と喧嘩したり嫌なことをされたりしたら、どうしたらいいのでしょうか?そこで、ママ友や5年生女子に話を聞いて、どんな対応をしたらいいのか考えてみることにしました。●(1)楽しい気持ちに変えてほしい『そのことを考えると嫌な気持ちになるから、あれこれ聞かれるより楽しい話をしてほしい』(小学5年生の女の子)話を変え、気分を変えさせてほしいとのことです。根掘り葉掘り聞いて、さらに怒られたりするともう話したくなくなるようです。母親としては心配だから、取り調べのように聞いてしまいたくなりますよね。でも、せっかく話してくれたことを尊重して、聞き役に徹し、最後は笑顔になれるように導けたらいいな と思います。夕飯のメニューを一緒に考える、今夜一緒に見れそうなテレビ番組を探す、おもしろ動画を見る、休みの娯楽の予定を立てる、などもいいかもしれません。●(2)一緒に怒ってほしい『娘が友達からひどいことを言われて怒っていたときに、娘以上に怒ってその子のことを悪く言ってしまった。そしたら、「でもあの子もこういういいところがあってね」とかばい始めて、結果それで溜飲が下がったみたい。時には共感して一緒に怒ることで、冷静になれることもあると思う』(30代/小5女の子のママ)大変だったねと優しい共感も大切ですが、自分の気持ちを代弁して怒る姿を見ることですっきりできるなら、それもいいですよね。ただ、やってはいけないのは、相手の親子に対してその怒りをぶつける こと。よっぽどのときはもちろん言うべきですが、ちょっとしたことならやんわりだとしても言わないのがベター。気まずいのは、登校する子どもたちです。それよりも、親はいつでもそばにいて、戦い、味方でいてくれるということをきちんとわかってもらえることが大切だと思います。●(3)具体的なアドバイスがほしい『なんで嫌なことを言うのか、なんで喧嘩になってしまったのか、どうすればよかったのか、さっぱりわからないときがある。そういうときにどうしたらいいのか教えてくれるママだったら頼れると思う』(小学5年生の女の子)大人から見れば単純で簡単なことでも、子どもからしたら、なんと言えばいいのか、どう行動すればいいのかわからないという場面ってたくさんあると思います。たとえば、正しいことを言っているのに「違うよ」「バカなの?」と言われたとき、「違わないよ」「バカっていう人がバカだし」などと言い返したら言い合い必至ですよね。でも、もしそこで“そーなんだと言ってその場を去る”というスキルを身につければ、言い返すよりも相手に「まずかったかな?」と思ってもらえるかもしれません。こちら側も、そばにいるとイライラするので離れるほうが賢明 。嫌なことを言われたとき「あ、トイレ行ってくるねー」と逃げるのも手。逃げるは役に立つんです!もしくは、「あーバカかもね」というセリフもいいと思います。相手がそれ以上、絶対何も言えないセリフなので。そういうのを、マニュアルのように機械的に言って流すほうが大人なんだよと言っておけば、ストレスをそこまで感じることなくやり過ごせるのではないでしょうか?また、小学生のときの人間関係やキャラクター、立ち位置なんて永遠ではないし、全くアテにならないこと。小さなことで悩むのはもったいないし、それより気の合う友達との関係を大切にしようと伝えたいですよね。そして、いよいよガマンならないことがあったとき、親のことは気にせず、はっきりズバッと言い返して喧嘩したっていいからね、尻拭いはしてあげると伝えていきたいと思います。●ライター/amu(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年08月19日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、平太郎君が3歳のときのエピソードをご紹介します。■目のこすり回避3歳の平太郎はお風呂があまり好きではなく特にシャンプーをするのが苦手です。流すときに目にお湯や泡が入るのが嫌なようで、よく目をこすったりしていました。ネットで口コミよさげなシャンプーハットも購入しましたが、(シャンプーハット自体は目に水が入らない点においてすぐれているのに)一度としてきちんとつけてくれませんでした。(いまのところ…)しかしある日ふとやってみたことがキッカケで、徐々に形勢は変わりつつあります。↑シャンプーを頭につけるまでは嫌がるものの、流す段階で「まだまだ」と声掛けしている間においては大人しく下を向いてじっとしている流し終わるまで息ができません! ちょっとでも「まだまだ」の間があくと起き上がろうとするので実際は超高速「まだまだ」です。しかしこの方法だと流し中はじっとしていて終わったあと目をこすらず、そのうえ痛くないからなのか、笑ってたりします。 今までは下を向いてくれない事も多々あるし、まず絶対座ることはないし、起きた体勢だと目をこすることは分かっていたので、傍に絞ったタオルを用意して素早く顔を拭いたりして、こすりを回避していましたが、それよりはずっと楽になりました。 平太郎自身も今までより楽そうな感じになってきているので ここからシャンプー好きになれば…!と淡い期待を抱いております。<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年08月09日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介します!はじめまして、園田・花・ヨウです。二人の兄弟の話を中心に、子育て知識が少なめの母が失敗したり色々考えたりしたことや、子どもたちそのまんまの姿などを、漫画にしてつづっております。それでは、我が家の家族を紹介します。■平太郎(へいたろう)君2013年5月生まれの長男乗り物、プラレール、キュウレンジャー、シンカリオンが好きよくにこにこしている(※ただいま4歳2ヶ月 よくしゃべる、よく動く、よく寝る)■九二郎(きゅうじろう)君2015年7月生まれの次男兄の真似が好き、踊ることが好き、外遊びが好きショベルカー、電車が好き(2歳0ヶ月現在 毎日ショベルカーを見にいきたがる)■夫(兄弟の父)息子たち大好き綺麗好き掃除好き(ルンバ好き)、運動好き、アウトドア好き、ガンプラ好き、ゲーム好きDIYも好き(※とても働き者、仕事がいつも忙しい様子)■園田花ヨウ(ブログの管理人、兄弟の母)産後鬱になってから健康に気をつけるようにひじきがブーム(家族で楽しく生きていきたい)参考になるようなことはほとんどないかもしれませんが、気楽に見て読んでゆっくりしていただけたら嬉しいです!今回は、長男の平太郎が3歳半くらいのときに、「胎内記憶」を聞いたときのエピソードをご紹介します。お腹の中にイスに座ったおじさんがいたら、怖いですね。 寝る前の暗い部屋で話されたのでより一層怖かったです。…胎内記憶を話してくれたと言うよりは、何か物語でも考えていたのかもしれません。(平太郎は寝る前は、よく一人で物語を考えてセリフみたいなのをしゃべっていたりするので)そっちのほうが嬉しい…。<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年08月02日私のバイト先にはやたら東大卒の人がいる。かつて、地元福岡の小さな世界から東京に出てきたばかりの頃は、“東大卒”なんて経歴の持ち主と出会えばそれだけで地面にひざまずいて靴を舐めなければいけないような気持ちになっていたものだが、いつしか東京にも慣れ、東大卒にも慣れた。所詮我々は同じ人間だし、東大差別などはせずフラットに受け入れていけるようになった。ところが、最近になって、やっぱり奴らは只者ではないのだと思わされる一件があった。女子の御三家の一つとして知られる有名女子私立中・高から、東大法学部に進んだ才女に、「やっぱり塾の模試では当たり前にいい成績とってたの?」と何気なく訪ねたときのこと。なんと彼女は小学生時代、大手進学塾日能研で全国1位の常連だったというのだ。私は東大を受けたことはないけれど、小学校時代に塾の模試なら受けたことがあるので、この1位がどれほどの偉業かということはわかる。受験者に配られる成績上位者の順位表、その一番先頭に載っていた人が目の前にいるのだ。めったにお目にかかれない芸能人にでも出会ったような感動を覚え、気を良くした私はその日、別の東大卒男子(公立中→開成高→東大教養学部卒)に同じ質問をした。するとその彼もやっぱり中学時代、栄光ゼミナールの全国1位だったという。全国1位ビンゴがあればもう少しで上がれそう、と勢いづいた私はこれまた別の東大卒男子(開成中高→東大教養学部)にも同じ質問を投げたところ、案の定その彼は、小学校時代、四谷大塚の全国1位だったという。「朝ごはん食べました」と言うのと同じくらいこともなげに「全国1位でした」と言う彼ら。やっぱ東大ってすごいところだな……と思った。そして、すごいところだな……という凡庸な感想しか出てこない高卒の私はやはり凡庸に「めちゃくちゃ勉強したの?」と聞いたわけだが、意外にも彼らの答えは一様にノーなのである。誰からも“勉強し過ぎて死にかけた”というような苦労話が出てこない。やはり全国1位ともなると天賦の才がものを言うのか、勉強せずとも勉強ができるのかと思ったものの、よくよく話を聞いてみると、実はここに、彼らが秀才たる秘密が隠されているらしいことがわかった。というのも彼らは、そんなに勉強していない、と言ったあとで決まって「自分の集中力は◯分しかもたないので」と、自分の集中力の限界値について話し出すのだ。例えばある子はこんなことを教えてくれた。「自分の集中力は15分しかもたないので、好きな30分アニメも最後まで集中して観られない。だから受験前は、15分勉強したらご褒美として5分間アニメを観る、というサイクルを作りました。これで勉強もできるしアニメも最後まで観ることができる。それでも最大6時間が限界ですけどね」かなり特殊な勉強法だけど、おそらく全国模試で1位を取るような人達というのは皆、大なり小なりこんな風に、他人には適用できないが、自分にとってベストな勉強法を早いうちから発見して、いたずらに時間をかけたりせず、効率的に勉強するのだろう。その証拠に、全国模試1位という華々しい過去について、ある子は「完全に時間の無駄だった」と語る。「98点を100点にして1位をとらなくても、きっと受験の合否は変わらなかった。本当に頭のいい人は、模試で1位を取ろうなんて無駄な努力はしませんよ」とのこと。秀才が勉強における効率を突き詰めると、全国模試1位はもはや非効率なのだ!彼は続けてこんな風にも言った。「1位を取るためにたった2点を上げる努力をしていた当時は、自分の価値判断を他人任せにしていた。今はそのことを後悔している」私たち、学業における天才というとつい、理解力や暗記力が突出して秀でている人をイメージするけれど、天才が天才たる真の所以は、自分の特性を正確に把握し、目的に添ってコントロールする能力が突出しているから、なのかもしれない。まあどっちにしても、すごいよ(凡庸)。イラスト:片岡泉
2017年08月01日そこのあなたにロックオン!キメつけ炸裂、偏見連発、ゴメンなさいっ!!横澤夏子が鋭い観察眼でチェックする「週刊ヨコナツ砲」 【ネバーエンディング!? 交換日記ストーリー】 私史上いちばんかわいい話してもいいですか? 実は私、小学校の同級生といまだに交換日記続けてるんです。はい、かわいいー!ま、怖いと思った方もいらっしゃることでしょう。何度かやめたり、やめられたりしているのですが「この一冊だけは終わらせよう」と決めたノートがあるんです。それが案外分厚くて、高校に進学しても、上京しても終わらず、1カ月に1度会う日に交換しているのです。 今月は私が書く番なのですが、読み返すと恥ずかしい内容ばかり。恋愛相手とのことを自慢していたり、失恋して人生クソつまんないと嘆いていたり、親友に向けてなもんだから、心丸裸。と思えば「今日は課題終わらせまーす!」とか張り切ってたくせに「起きたら夕方でした……立ち直れません」。などと友達でさえ興味のない休日の時間の経過を書いたり、いろいろ恥ずかしい。だいたい渡す前の日に書くんですよね。だから会ったときに伝えたいことをトップニュースとして記します。でも直接会ったときにもしゃべります。そして友達は家に帰って、また同じことを読むという回りくどさ。でも心地よいんです。っていうのと、かわいく見えるんじゃないかと思ってやめられないんです。
2017年07月28日夜、眠る前にすることは、翌朝のきれいにつながること。明日からのきれいを作ること。美しく生きる人に、「きれいのために夜していること」を聞きました。JUMII TOKYO代表・前島ゆみさんがきれいのために朝していること■ていねいにクレンジングするクレンジングにはメイクやスキンケアよりも時間をかけています。クレンジング後に洗顔をしないので、落とすべきものを一度に落とし切る必要があります。そのため、クレンジング剤はケチらず、たっぷり使うのがこだわりです。目元のメイクをしっかりめにしたときや、毛穴の詰まりが気になるときなどはジェルタイプ、軽いメイクのときはミルクタイプ、とクレンジング剤と使い分けています。マッサージしている感覚で顔にしっかりなじませて。秋冬の時期は、ピュアヴァージンココナッツオイルを使ってクレンジングすることもあります。肌が乾燥しやすい季節に、余計なものを落としつつも、肌に潤いを与えてくれます。■お風呂でもオイルが大活躍湯船には毎晩必ず浸かります。アロマオイルを数滴垂らし、リラックスした状態で、ストレッチをするのが日課です。アロマオイル以外にも、オイルはいろいろと使います。たとえば、ボディウォッシュも、オイルで泡立たないタイプのものを使用。体を洗い上げながらマッサージもできて、かつ保湿もできる、という風に1本で大活躍してくれます。お風呂からあがった後のボディケアは、まずミスト状の化粧水で保湿した後、オイルを塗るのが基本。どうしても時間がないときは、お風呂から出る前にオイルをさっと塗って、タオルで水気を軽くオフする時短ケアをします。■保湿重視でスキンケア途中までは、オイル→化粧水、というように、朝のスキンケアと同じ行程ですが、その後は美容液→クリームとしっかりしたものを重ねます。美容液はヘレナ・ルビンスタインの「フォース C. 3」が優秀で、何本もリピートしています。■アロマを焚くせっかちな性格のためか、いつも脳が興奮状態にあって、夜になっても休まらなくて、睡眠をとっても疲れたまま……という状態に悩んだことがあります。それに関連し、呼吸も浅くなりがちで、なんとかしたいなあと思っていました。そんななか、出会ったのがアロマ。焚いてみると、とても心地よくて、その後NARD JAPAN認定メディカルアロマテラピストの資格を取得したほど、アロマに魅了されました。香りは脳に直接働きかけ、日中しっかり働いてくれた脳をリラックスさせてくれます。その日の状況や気持ちによってアロマを選んだり、数種類をブレンドしたりして、頭を休めています。アロマではないのですが、日中に自宅で仕事をするときなどは、お気に入りの香りのルームフレグランスを室内にシュシュッとします。気持ちのスイッチは香りで切り替わるので、香りをうまく活用するのはおすすめです。■夕食後にヘーゼルナッツオイルを飲む抗酸化作用があるヘーゼルナッツオイルを夕食後、スプーン1杯飲んでいます。顔やボディに塗って体の表面をケアするだけではなく、体の内側からも良質なオイルを摂取するよう心がけています。■寝る前はバランスボールでストレッチ直径60cmほどの大きなバランスボールを自宅に置いていて、息子と遊ぶのも兼ねてストレッチをしています。「どちらが長い間乗っていられるか」みたいな勝負をして、盛り上がることも(笑)。自分の時間は、息子が眠った21時半くらいから2時間ほど。その間は本を読んだり、仕事が残っていれば仕事をしたりしています。ひとりの時間はあまり取れないのが正直なところ。それでも何らかの運動や体を動かすことをしたいな、と思ったとき、息子と一緒にするなら、息子としっかりコミュニケーションできますし、私も体をケアできますし、一石二鳥なんですよね。■良質な睡眠をとるために、頭の中を空にするインドネシア・バリ島、中でもウブドが大好きで、定期的に行っています。そこで出会った方から、「ゆみさんは常に仕事のことなど、いろいろと目まぐるしく考えているタイプなので、メディテーション(瞑想)をしたほうがいい」とアドバイスされ(笑)、さらに「仏像」までいただきました。今自宅にその仏像を置いています。けっこう大きくどっしりした仏像の前で、眠りにつく前に「何も考えない時間」を設けます。「あのメール返さなきゃ」「あれ、まだ手をつけてないな」など、とくに仕事に関する雑念があふれてきて、頭を空っぽにする、無にする練習って難しいな……と感じます。でも、「今はその時間じゃない。一回置いておこう!」と、意識を切り替えて、雑念を頭の外に追い出すんです。そうやってできるだけ、脳内を空っぽにしようとしていると、気づくとクールダウンできています。今では、落ち着いて眠るために欠かせない時間になっています。■最低6時間、質の良い睡眠をとるしっかり寝ないと頭が働かないので、「絶対に6時間は眠る」と決めています。基本的に毎朝5時半に起きて、息子と朝の運動をするため、23時半までには就寝。平均的には23〜23時半にはベッドに入っています。良質な睡眠を最低6時間とって、翌日も元気に過ごすために大事にしているのは、睡眠環境を完ぺきな状態に整えること。半年に一度のペースで、シーツや枕カバー、タオルケット、バスタオルなどを一式、西川で買い替えます。アロマを焚いたり、ストレッチをしたり、瞑想をしたり……そういった睡眠への準備行動も効いているのか、ベッドに入ると1〜2分で寝付けて、翌朝はすっきりした目覚めなので、質の良い眠りになっているのかなあと思います。前島ゆみさんプロフィールJUMII TOKYO代表。ビューティプロダクトプランナー。20代で益若つばさプロデュースブランド「CandyDoll」や、モデル愛用率NO.1のカラーコンタクトブランド「AngelColor」のコスメブランドの立ち上げ及びディレクションを行う。30代に入りオーガニックコスメに興味を持ったことから、ミランダ・カーやジゼル・ブンチェンなど多くのセレブリティーも愛用するNY発ナチュラルコスメブランド「rms beauty」の日本上陸立ち上げに参画し、その後フリーに。現在は、美容製品を中心にジュエリーなど女性向け製品のブランドのコンセプターや製品企画・イベントのプランニング・ディレクションを手掛ける。7月25日、JUMII TOKYOから新作を発売。プライベートでは小1の男の子のママ。/池田園子
2017年07月25日朝、起きてすることは、その日のきれいにつながること。今日からのきれいを作ること。美しく生きる人に、「きれいのために朝していること」を聞きました。■早起きして、息子とサッカー&ランニング毎朝5時半に起きて、小1になる息子と近所の公園に行って、サッカーとランニングをするのが習慣です。自宅から5分ほど歩く間に、上半身のストレッチをして、ウォームアップ。起き抜けに作った水素水を持参し、水分補給もしっかり行います。朝から体を思いっきり動かすことで、心身ともにシャキッとしますし、テンションが上がる良い効果も。■フラワーエッセンスを入れた常温水を飲む花から抽出したエッセンスを用いた、無添加・無香料の水「フラワーエッセンス」を水素水やミネラルウォーターに2〜3滴垂らして飲みます。フラワーエッセンスの種類は豊富で、改善したい感情や気持ち、そのときの心の状態に合ったものを選べるんです。せっかちで、常にくるくると動き回るタイプの私は、気持ちをトーンダウンさせてくれる効果が期待できるエッセンスをチョイス。3週間ほど飲み続けると、気持ちが安定してきたのを感じています。■朝食に豆乳バナナジュースを飲む朝食はいつも同じで、豆乳とバナナだけで作る、シンプルな豆乳バナナジュースと決めています。朝からたくさん食べないのは、私の場合、お腹がいっぱいになると、頭の回転が鈍くなってしまうからです。代わりに夜はしっかり食べます。■洗顔は「水」だけ石けんや洗顔フォームは使わず、水で50回くらい洗顔します。ぬるま湯ではなく、冷たい水が私の肌には合っているみたいです。昔は石けんなどを使っていましたが、洗いすぎて必要な成分まで落としてしまったせいか、肌が乾燥し、肌荒れがひどくなったり、フェイスラインににきびが出たりと、悩んだ時期もあります。思いきって、石けんをやめて水だけで洗顔するようにしてみると、肌荒れに悩むことがなくなり、メイクのりも良くなったんです。以降はずっと水洗顔。ただ、肌の調子が悪いかもとときどき感じたら、自作の水素水を使って洗顔します。気になる毛穴がきゅっと締まるのを実感しますね。■顔の水気はティッシュでとる洗顔後、顔の水気をとるのは、タオルではなくティッシュ。タオルだとつい肌を擦ってしまい、変に刺激を与えて、肌荒れにつながることも……。そこで大判のティッシュに変えたところ、刺激も少なく、気持ちよくて大正解。加えて、自宅のタオルは家族と兼用なので、息子がきちんと洗った手を拭いているかも正直怪しい(笑)。一方、新しいティッシュなら確実に清潔な状態ですから安心です(笑)。■スキンケアではオイルを最初に使うオイルが大好きで、そのときどきの肌状態に応じて、3種類を使い分けています。肌がしぼんできたときは「一発逆転オイル」と呼んでいるヘレナ・ルビンスタインの「プロディジー セイクリッドオイル」。ヘアワックスが有名なブランド、ザ・プロダクトの「REHX 美容オイル」は、さっぱりしているので、朝の肌に使いやすいのが気に入っています。バナナエキスを用いたオーガニックエイジングケアブランド、カダリスの「プレジール&ソワン プレシャス ニュートリティブオイル」も、軽めな質感が夏にぴったりです。洗顔後にオイル→化粧水の順にケアするのが基本パターン。その後、乳液をつけることもあります。肌の調子が良くないときは、化粧水の後にオイルで再度、蓋をすることも。オイルは本当に優秀なアイテムで、冬はリキッドファンデーションに混ぜたり、ツヤ肌っぽくしたいときには、クリームチークに混ぜたりします。■アイテムを厳選し、「5分できちんと」ナチュラルメイクメイクは5分ほどで完了します。早いですか(笑)?スキンケアの後、下地やリキットを手でばーっと塗り、眉は眉ティント(眉の色・形を1週間ほどキープできる、眉の肌部分を染めるコスメ)を使っているので、眉尻だけ描き足します。アイライナーは上まぶたにペンシルライナーを引いた後、リキッドライナーを目尻だけ引きます。リップとチークはリップチークひとつで対応。使うアイテムを厳選しているので、5分という短時間で済むのだと思います。■朝のスキマ時間にネイル息子に洋服を着替えさせている時間など、朝のスキマ時間にネイルを塗ることが多いです。私が起ち上げたネイルポリッシュブランド「JUMII TOKYO」のネイルは、一度塗りだと約1分、二度塗りだと約3分で仕上がる速乾性にこだわって作っています。さっと塗れて、さっと乾くため、仕事や育児などで忙しい女性にも使ってもらいやすいネイルだと思います。一度塗りでしっかり発色させるネイルが多いなか、あえてそうしなかったのには理由があります。一度塗りだと薄塗りの上品な質感、二度塗りだとパッケージ通りのカラーを楽しめる、というように、そのときどきの状況によって、使い方を調整できるようにしたかったんです。7月25日には新作も登場するので、サイトをご覧いただけたら嬉しいです。JUMII TOKYO代表・前島ゆみさんがきれいのために夜していること前島ゆみさんプロフィールJUMII TOKYO代表。ビューティプロダクトプランナー。20代で益若つばさプロデュースブランド「CandyDoll」や、モデル愛用率NO.1のカラーコンタクトブランド「AngelColor」のコスメブランドの立ち上げ及びディレクションを行う。30代に入りオーガニックコスメに興味を持ったことから、ミランダ・カーやジゼル・ブンチェンなど多くのセレブリティーも愛用するNY発ナチュラルコスメブランド「rms beauty」の日本上陸立ち上げに参画し、その後フリーに。現在は、美容製品を中心にジュエリーなど女性向け製品のブランドのコンセプターや製品企画・イベントのプランニング・ディレクションを手掛ける。プライベートでは小1の男の子のママ。/池田園子
2017年07月24日最近難しさを感じるのは、どうやら娘は私のことを“エロくてキモい”と思ってそうなことだ。なんでそう思うのよ、と言うと「だってママの原稿をたまに見ると、セックスってやたら出てくるし」と言われて意気消沈。たしかに私は仕事で夫婦関係、男女関係を書くことがあり、そういう話をしたりもする。原稿には当然「セックス」という単語が出てくることもある。ただ、基本的は別に子どもたちが読んでもかまわないものを書くことにしていて、これまで私の書いたものを割と読んでいる夢見も、その辺はわかってくれている風ではあった。ところが最近、なんとなく反応がいつもと違うのだ。つい先日、こんなこともあった。友達親子と夕飯を食べていたときのことだ。「もう◯◯は私より胸が大きいんだよー」。友達親子のお母さんの方がそう自虐的に言って、娘の◯◯ちゃんの方は、ちょっと自慢げな顔をする。「えっ、そうなの?!」と私が驚いたその様子に、夢見はどうも不快感を抱いたようなのだ。「ママ、エロい!◯◯ちゃんの胸をじっと見てたでしょ!」いきなりそんな風に言われ、えーーっ、と動揺。そんなつもりは全くなかったし、ましてやあったとしても、さっきまさにその話をしてたんだから、無意識に視線を送ってしまったとしてもそれは不可抗力では。母と娘。同性だし、親子だしと思っても、特に自分の心身が大人のものに成長していく過程では、何となく気持ち悪かったり、自分でも自分をもてあますような気がしたりするものだ。デリケートな話題だからと、必要なことを話すときにも極力さらりと、ドライに伝えるように気をつけてきた。ところが、最近の夢見はどうも、私の中に、男性目線を見出していて、そこにキモさを感じているようなのである。これに気づいたとき真っ先に連想したのは、思春期の女子が典型的に陥りがちなあれ、つまり「パパくさい」である。うちには普段、お父さんがいない(オッサンのような風貌をした息子はいるが)ので、一般に異性の親に向けられる嫌悪の矛先が、私に向かっているんじゃないかと思ったのだ。だけど、この話以外にも最近夢見はよく私に苦言を呈す。ちょっとしたリアクション一つ取り上げて、は~っと、わざとらしいため息とともに、マジでこいつはどうしようもないなという顔をされたり、「ママうるさい」「ママキモい」なんて言われたりするともう泣きたくなる。夢見は学校の勉強が特別できるというタイプではないけれど、物事の分析力は並みの大人顔負けに高い。すくなくとも私の目にはそのように映っているし、彼女のそういった能力には絶大な信頼を置いている。だからこそ、そんな娘に人間性を全否定されると、結構ストレートに凹む。自分では気付いてない大きな欠陥を、とうとう娘に見つけられてしまったかもしれない……。もしくは親の離婚や何やら、彼女に強いてきたこれまでの体験が、やっぱり彼女の心を傷つけていたのかもしれない……。夢見が私にムカつきたくなる、思いつく限りの可能性を次々と拾い上げては、どっぷり落ち込んでしまうのだ。ところが、そんな悩みをぽろっと打ち明けた、同じく子を持つ友人からの一言で、私はあっと膝を打った。「それ反抗期じゃないの?」そうか……これが反抗期!?考えてみれば長男にはそいう時期があまりなかったので、すっかりその可能性を度外視していた。だけど、考えてみれば私にだってあった。冷静に考えると親には何の落ち度もないのに、親が急に自分より賢くない存在に思え始めた時期。親の言うことをどうしてか薄っぺらく感じる時期。親の何気ない一言が無性に気に触る時期。世に言う「反抗期」なるものが。友人はさらにこんなことを言った。「親っていうのは、壁にならないといけないんだと思う。子どもが反抗できる、わかりやすい対象に。子どもだって自信がないんだから、親がぐにゃぐにゃしてどっちつかずだと、結局子どもが迷う」……仰るとおりです。親子とはいえ、一緒に生活を共にする同居人であり、できればいつだってお互い、いい気分でいたい。けれども、子どもというのは日々急速に成長していて、その過程では、ときとして調和より、ヒリヒリとした摩擦を必要とすることだってあるのだろう。そうやって、何かしら打てば響く相手がいることが、後々よく働くことだってあるのだろう。……壁だ。頑丈な壁にならねば。ちょっと打たれてすぐ凹む脆弱な壁だった自分を、悔い改めたのであった。イラスト:片岡泉
2017年06月27日束縛って、適度なものなら「愛されてるー」と実感できて心地いいけど、過度なものだと、そんな悠長なこと言ってられません。「窒息するー!」というくらいにカレを縛ってしまっていませんか?そこで今回は、20代男子30人に、彼女の束縛の限界ラインについて聞いてみましたので、ご報告申し上げますので、ぜひご高覧下さいませ。■1.LINE見られる「スマホの中身は見られたくないかな。やましいことがなくなって、それとこれとは別の話だよね。日記を見られるようなもので、完全にプライバシーの侵害だと思う」(大学生/21歳)これは文句なく、アウトですね。見ていいのは、カレが「どうぞご自由に」と見せてくれたときだけ。それに、見てしまうと、ただの女友達との明らかになんの心配もいらないようなやりとりまで気になってしまうことがありますので、やはり見るのはおすすめできません。あなたのためにも。■2.一方的「束縛が、一方通行だったら嫌かも。『え、なんで俺だけなの? 自分はいいの?』みたいなね」(営業/24歳)カレのことはがっちがちに縛るのに、自分は他の男子と出かけたり、合コンに行ったり。こんなふうに、束縛レベルに差があるのもいけません。なんかまるで、カレだけが「怪しい人間」で、あなたは「誠実な人」という前提があるような気がして、そこも気分が悪いと思うんです。なので、仮に束縛するとしても、あなたも同じ縛りを受ける覚悟があることしかやっちゃダメです。■3.明らかに無理「女子と二人きりになるなとか、女子と話すなとか、女子とLINEするなとかは無理です。社会生活が送れないので」(ウェブ系/25歳)カレにも基本的人権がありますから、それを奪うことは憲法をもってしても不可能。このレベルの束縛をどうしても課したいのなら、カレをひもニートにしてあげるだけの財力を持ってからにしてくださいね。■4.破るとキレる「束縛のルールを破ったら、めちゃめちゃおこるとかはすごく怖いので、萎縮しちゃって嫌だな。もちろんこっちも破りたいわけじゃないけど、もしうっかり・・・ってときも、『もー! かなしい・・・・・・』って落ち込んだりすると、今度は気をつけよう、やめようって思うのにね」(公務員/26歳)ルール違反に対する彼女のリアクションとしては、怒るではなく、悲しむが絶対に正解です。「怒らせたくない」よりも「悲しませたくない」の方がポジティブなモチベーションになりますからね。男子は、「悲しませたくないな」と思う子のわがままの方が、たくさん聞いてあげたくなるものなのです。■おわりに束縛は度を超えると「不信感の表明」につながることだけは常に覚えておいてくださいね。「俺のことを信用してくれてないんだ」と感じてしまう彼女の束縛なんて、そもそも守る気にもなりません。それに、信じて何もしないで自由にさせてあげることこそが、一番の「束縛」であることも。人は、どんなに厳しいルールよりも、大切な人の信頼を裏切るのが一番嫌なんです。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年06月15日昨年、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ3作目となる『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が、前作より12年ぶりに公開された。それから9か月後の今月初め、3作に渡ってブリジットを演じてきたレニー・ゼルウィガーが「私としては4作目もやりたい!」「ブリジットって、おもしろいんだもの」とさらなる続編への出演願望を語った。一方、原作者で映画の脚本にも携わったヘレン・フィールディングは、続編映画ではなく、ミュージカルに力を入れたいようだ。『ブリジット・ジョーンズの日記』は2009年からミュージカル化への動きが出ているものの、いまに至るまで実現していない。当初はリリー・アレンがミュージカル楽曲を手掛けることになっていたが、「最初とストーリーが変わってしまって、作った曲も使えなくなった」ことを2014年に告白している。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』公開時に、テレビ番組「This Morning」に出演したヘレンは、ミュージカルの脚本はほとんど書き終え、そのほかの準備についても順調であることを明かした。「もう、本当に楽しみ! あとは劇場を押さえられるかによってだけど、数年内には…」とミュージカルの実現に期待を寄せた。(Hiromi Kaku)
2017年06月09日楽しかったなあ。大満足のお花見ピクニックUpload By ラム*カナ楽しいお花見をして、家に帰ってきました(たぶん息子は花なんぞ見ていませんが)。育ち盛りの子どもたちは、到着してすぐさま、手作りのおにぎりやお花見弁当をぱくぱくかき込みました。お弁当箱は空っぽです。桜をのんびり眺めなどしない息子たちの目の前に広がるのは野原、そして小川…。花見に行ったはずが、ばしゃばしゃ川遊びまで楽しみました。そして、ハヤ弁したお弁当だけではみごと足りませんでした…。そのあとでコンビニでおにぎりや空揚げも買い足してパクつき、子どもたちは大満足の様子でした。全力で外遊びを楽しんだ息子。さあ、日記を書こう!「日記の宿題やったの?」と息子にうながしました。毎週末に出る恒例の宿題です。すると息子は、Upload By ラム*カナちょいまて。ていねいに一日を振り返ってみると…まるで日記に書くようなこと全然してないー!というような口ぶり。いや、ちょっと待てよ。今、思いっきり楽しいお出かけしてきたじゃないか。Upload By ラム*カナどうやら記憶の引き出しから思い出してくれたようです。良かった良かった。さて、なんて書くのかな。まぁ君は桜なんて見てなかったから、小川で遊んだことでも書いたらいいんじゃないかな。すると息子、「あ!」と何かいいアイデアを思い付いたよう。うんうん、何書く?本日のハイライトそれですか!!母さん、君が大好きだょ…Upload By ラム*カナあー…なんかデジャブ!(夏休みの宿題、一行日記もこんな感じでした)母が用意していった手作りおにぎり弁当のこと、水遊びで楽しんだこと。それらの上を行く「コンビニのおにぎり」…。うん。母さん、君の着眼点が大好きだ!
2017年05月21日私のお腹から生まれてきた瞬間の夢見は「え……もう? もう出なきゃいけないんですか?」という戸惑いの表情を浮かべていた。というのも、大人の事情で彼女には、そもそもの予定日より2週間ほど早く、人工的に陣痛を起こして出てきてもらったのだ。私の母は、二人目の孫となった夢見の顔を見るなり「なんとまあ、控えめな顔ねえ」と言った。控えめな顔って表現もどうかと思うけど、言いたいことは分かった。この子は私の子どもの頃のように、ホウキをもって男子を追いかけたり、殴り合いの喧嘩をしたり、そういうことはしないんだろうなと感じた。新生児ながらに、遠慮深そうな顔をしていたのだ。そして、現実にそんな風に育っていった。幼稚園に迎えにいくと「今日は滑り台の上に座ってニコニコしながら空を見てましたよ〜」とか「部屋で絵を描いてましたよ〜」とか、とにかくやたら、単独行動の報告ばかり受けるのだ。何となく心配になって「娘には友達がいないんでしょうか?」と尋ねると「友達がいないわけではなくて、一人が好きみたいです」と言われ、なるほど、と思う。一人が好きならまあいいか……とはいえやっぱり少し気にかかる。何しろ夢見は、自分が楽しくおもちゃで遊んでいるところに友達がやってきて「それ貸して」と言われれば「いや、見ての通り今これで遊んでるでしょ、だから待ってて」とか言わずに、すぐにホイホイと手渡してしまうのである。いくら一人が好きでも、幼い頃に「貸して」「貸さない!」とかの痛々しいやりとりを経験していかなければ、大人になって、この世知辛い東京砂漠を生き抜く強さは身につかないんじゃないか?人の輪の中で、必要以上に我慢したり、飲み込んだりせずに、やりたいことを、やりたいようにやる。そんな強さを、この子はちゃんと身につけていけるのだろうか。親として、備えさせてやれるのだろうか……?ところがそれから10年近く経ち、気がつけば夢見は、私が何を指導するまでもなく自分自身の力で、いつの間にやら相当なタフネスを身につけていたのだ。「私、靖国神社に行ってみたいな〜」夢見がウキウキでそう言い出したのは、2週間ほど前の土曜日のことだった。最近は歴史好きが高じて東京裁判を題材にした小説を書いている夢見。「私は決してネトウヨじゃないからね!」と言い添えつつ、取材をかねて、どうしても靖国神社に訪れたいと言う。ところがその日の私には別件があり、連れていけないよと言うと、「オッケー。じゃ、一人で行ってくる」と即断。塾が始まるまでの時間を利用し、地下鉄を乗り継ぎ、一人で意気揚々と靖国神社へ向かったのであった。 なんでも境内を散策したり、たまたま開催されていた第一次世界大戦展を鑑賞したりして、それはそれは充実した時間を過ごしたらしい夢見。帰宅してから「お昼ご飯はどうしたの?」と尋ねると、「境内の売店で焼きそばを食べた。途中から、外で徴兵制復活を訴えていた作業服のおじさんたちがわらわらと入ってきて私の隣でご飯を食べて始めた。完全に異世界ですっごく面白かった」とのこと。かつて中野のまんだらけに初めて行った際に「ディズニーランドみたい!!」と言ったときと同じ目をしていたこと、母は見逃さなかった。いつかの心配もどこへやら、気づけば思いがけず、強く、たくましく育っていた夢見。幼い頃から随分変わったように感じられるけれど、でもその実、案外何も変わっていないのかもしれない、とも思う。幼い頃の夢見は、やっぱり先生の言う通り一人が好きだったのかも。あるいは、どうしても滑り台の上に登っていたくて、その意志をただ思うままに貫いていただけなのかも。誰が何を教えなくとも、彼女はやりたいことを、やりたいようにやってきていたのだ。結局、大人が気にかける子どもの心配事なんて、その大半が、大人の方が幸福のバリエーションをちょっとしか知らないことで生じるのかも、なんて思うのである。イラスト:片岡泉
2017年05月16日夫が成功者となって、夫婦関係が破綻する。世の中的にはあるあるだし私の個人史的にもあるあるだが、一説によるとこの原因のひとつに、妻の“嫉妬”があるらしい。(……嫉妬?)初めて聞いたときには全然ピンと来なかった。何しろ夫婦というのは二人で一組。お互いの成功を自分のことのように喜び合うことができて、そしてときに相手の成功を自分の成功と勘違いして鬱陶しく思われることもあるような二人である。成功に伴い大金を手にした夫が夜の繁華街に入り浸り家に帰って来なくなる、成功に伴いモテだした夫がヤリチンになる、成功に伴い自信をつけた夫の言動が次第に俺様化していく、というようなステップを経て、妻の側に寂しさや憤りが生まれたとしても、それは決して嫉妬ではないんじゃないだろうか。もし妻が夫と同じ仕事をしていれば起こり得るだろうが、私の場合は専業主婦だったこともあり、自分の中に嫉妬の感情があると感じたことはなかった。ところが自分が仕事をするようになって、仕事での成功が、単にお金と名声だけを運んでくれるものではない、ということを知ると考えが一変した。かつての私には、無自覚な嫉妬があったのかもしれないと思うようになった。知らなかったから、それが嫉妬だと気がつかなかっただけなのかもしれない、と。というのも、夫の成功に伴い嫉妬の対象となるのは、資産や名声やキャリアではないのだ。そうではなく、それらを持っているものだけに開かれる扉。家庭の外の、心地よい居場所の数なのだ。成功して社会的評価を上げた者は、社会のいろいろな場所(銀行や証券会社やキャバクラや女性宅など)で歓迎される。ここにずっといていいよ、と無条件に受け入れられる居場所が複数できる。一方で妻の方はというと、成功者の妻という肩書きで暖かく迎えられる機会もなきにしもあらずだが、実際のところ生活はそう変わらない。ましてや専業主婦ならば、どんなに夫が成功しようと、自分が安心して滞在できる居場所は家庭だけ、という場合も決して少なくない。安心して滞在できる場所というのは、言ってみれば、自分という存在を支える屋台骨だ。複数あればそれだけ安心だが、一本しかなければ当然心細く、その一本が折れてしまえば自分が沈む。ひとつの家庭の中で、家庭の中にしか居場所がない者と、家庭の外にも複数居場所がある者が暮らせば、その環境への依存度の違いから、自然と温度差が生じる。複数の強固な屋台骨に支えられた方の強さや、余裕が、それがないものには、ただただ羨ましく思え、それを持たない自分が孤独に感じられるのだ。そしてこれ、必ずしも夫婦関係に限らず、親子間でも起こり得る。子どもは大人に比べて自由が利かず、たいていの場合は住んでいる場所から自動的に定められた、自分が選んだわけでもない学校に毎日通わされている。彼らを支える屋台骨は、ある時期まではどうしても、家庭だけ、ということが多い。そんな中で、親が家庭の外に、家庭と同じくらい心地良く過ごせる、歓迎される場所を持っているというのは、子ども心にも嫉妬の対象になり得るだろうと思う。たとえばひとり親の恋愛を子どもがすぐに受け入れられないのだって、理由のひとつは、それが家庭の外で育まれる、親だけの屋台骨に見えるからだろう。仕事仕事で親が家を空けがち、という場合にも、寂しさとともに、心のどこかに、家庭の外に屋台骨があることへの嫉妬が生まれている可能性がある。私自身、離婚して、働き出してから、個人としての私を心から歓迎してくれる居場所を、以前よりたくさん持つようになった。だから生きやすくなったし、明るい気持ちで過ごす時間が増えた。だけど一方で、子どもに対して、たまに少し罪悪感を持つことがある。自由のない子どもを、足場の不安定な場所に残して、自分の足元だけを強固にしているようで、後ろめたいと感じることがある。けれども先日、ある友人がこんなことを言ったのだ。「大切な仲間なら一緒に連れていけばいいんだよ」家庭に限らず、今自分が心地よいと思える居場所には必ず、その場を一緒になって作り上げてくれている大切な仲間がいる。ふとしたきっかけで、自分がそこから一歩、足を踏み出そうとしたとき、跡に残される仲間の心にはどうしたって影が落ちる。ずるいな、と思うかもしれないし、羨ましいな、寂しいな、と思うかもしれない。でも、だからって足を引っ込めちゃいけない。大切な人たちを守りるためには、ちょっとやそっとじゃ折れて沈まない強い自分が必要で、そのために屋台骨を強化するのだ。自分を支えを、意図して増やすのだ。それによって大切な誰かが傷つくというのは本末転倒だから、一緒に連れていくしかない。……とはいえ、当然ながら、私が私の仕事や友人関係から得られる屋台骨は私だけのものであって、親子というだけで自動的に子どもたちにとっても居心地の良い場所になるとも限らない。けれども、少なくとも足場にはなり得るんじゃないだろうか。ここじゃない、何か違う、と思っていていい。そうした違和感を持ち続けながら、子どもたちがいつか、自分の力で、自分だけの屋台骨を見つけられるようになれば。そうなるように、そうなる日まで、子どもたちを一緒に連れて行こうと思うのだ。イラスト:片岡泉
2017年05月02日バカリズムが原作×脚本、そしてなんと“OL役”として主演を務め、夏帆、臼田あさ美、山田真歩、佐藤玲ら個性派女優陣も参加するドラマ「架空OL日記」が4月15日(土)深夜3時20分~日本テレビで放送開始となる。原作はバカリズムさんが2006年から3年にわたって銀行に勤めるOLのふりをして、ネット上に綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」(小学館文庫)。銀行で働く女性行員たちのロッカールームや仕事の後の飲み会でのアフタートークなど、女性なら思わず「わかる!」とうなずいてしまうようなエピソードが散りばめられたブログは更新されていた当時、読んでいた誰もが“本物のOL”だと騙されたほど。なんと今回のドラマ化にあたっては本人自ら“OL”として主演し連続ドラマ化、同じくバカリズムさん脚本・主演で1月から放送された「住住」の住田崇監督が今回もメガホンを取って、バカリズムさんならではの独特の世界観を演出する。アフターファイブは、化粧品売り場をチェック、“しめラーメン”に後悔してジムに行くけど、お腹はぽっこりのまま…そんなちょっとズボラなOL・升野英知(バカリズムさん)。そんな升野を取り巻く、4人のOL仲間は大の仲良し。ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同期のマキちゃん、天然すぎる後輩・サエちゃん、細かすぎる酒木法子先輩、そして姉御肌の先輩・小峰様。更衣室&休憩室で繰り広げられる上司への愚痴、美容・恋愛などの爆笑トークや、OLの日常にありがちなプチ事件を描いていく。升野の同期で親友、彼氏あり実家住まいというマキちゃんこと藤川真紀を夏帆さんが、升野と一緒にジムに行って筋トレにハマり、気がつけば“シックスパック”にならんばかりの勢いでジムに通っている升野の先輩OL、小峰智子を臼田さんが、彼氏募集中で実家住まいという酒木法子(29)には山田さんが、升野の後輩であり、彼氏なし実家住まいの漫画好き天然妹キャラ、五十嵐紗英(22)を佐藤さんがそれぞれ演じてバカリズムさんと共演する。昨年放送のドラマ「黒い十人の女」でも脚本を務めるなど、脚本家としてもここ最近注目を集めているバカリズムさんが送る新たな“女子の世界”をお楽しみに。ドラマ「架空OL日記」は読売テレビでは毎週木曜深夜1時29分~、日本テレビでは2話以降が毎週土曜深夜1時55分~放送。読売テレビ放送終了後からはHuluでも先行独占配信開始(初回は第1話、第2話同時配信)。(笠緒)
2017年04月15日バカリズムが原作×脚本×主演を務める連続ドラマ「架空OL日記」の撮影現場にて取材会か行われ、バカリズムをはじめ、その“同僚”役を演じる夏帆、臼田あさ美、山田真歩、佐藤玲が現場の様子や作品の魅力について語った。バカリズムが2006年から3年にわたり、銀行に勤めるOLのふりをして、ネット上に綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」(小学館文庫)を原作に、銀行で働く女性行員たちの、ロッカールームや仕事の後の飲みの場での女性ならではの会話が展開し、女性なら思わず「わかる!」とうなずいてしまうようなエピソードが散りばめられている。バカリズムはここまでの撮影をふり返り「楽しいです!本当に会社に出勤してるような気持ちで、更衣室も居心地がいい」とニッコリ。夏帆さんも「OLを疑似体験しているよう」とうなずき、臼田さんも「OLといい職業だけでなく、その生活そのものを体験してるようで、ほかの作品でOLの役を演じるのとはまた違う」とうなずく。佐藤さんは「楽しい」と笑いつつも「役の中ではいじられることが多いんですが、升野さん(バカリズム)のあたりが強くていじめられてます(苦笑)」と訴え、山田さんは「雑談で成り立ってます。たわいもない話ばかりなのに絶妙に面白い。不思議なバランスです」とこの作品ならではの空気感を明かす。バカリズムは、主人公で、ちょっぴりズボラな社会人5年目のOL・升野を演じており、山田さんからは「たまにすね毛が見える(笑)」という指摘も。このすね毛について「邪魔にならない程度に剃った」というバカリズムだが、そこには“女装”で笑いをとろうとしているわけではないという、確固たる哲学が!そもそも、女優に演じさせるのではなく、自身が主人公を演じるという決断について「普通の女優が演じたら、ただのOLのドラマになる。面白がるところはそこじゃない。ブログで綴った変な世界観を映像化する上で、僕が演じないともともとの狙いが表現できないと思った」と説明。だからこそ「極力女の人を演じない。意識すると気持ち悪くなる」と語り、すね毛を剃ったり、スカートの中が見えないようにしたりするのも、物語そのものに集中してもらうために「変な不快感を与えたくないから」と語った。昨年、「黒い十人の女」でも脚本を務め、「女性ならでは気持ちがよくわかっている」「男性なのに女性あるあるを理解している」と言われるが、当人は「去年くらいからそう言われ始めたけど、女性に言いたい!みなさん、そこまで女性の気持ちをうまく隠せてないですから(笑)。別に女性だけが秘密にしてきたことを掘り起こして書いているわけじゃなく、男女においてはありがちなことを書いているだけ」と苦笑交じりに語っていた。「架空OL日記」は4月13日(木)深夜1時29分~(初回は深夜1時34分~)読売テレビにて、15日(土)深夜1時55分~(初回は深夜3時20分~)日本テレビにて放送開始。※読売テレビ放送終了後より、Huluにて先行独占配信開始(初回は第1話、第2話同時配信)。(text:cinemacafe.net)
2017年04月01日自分の“崖っぷちぶり”を、自虐とユーモアを込めて日記にしたためてきた等身大ヒロイン、ブリジット・ジョーンズの恋と人生を描く人気シリーズ第3弾『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』。そのブルーレイ&DVDが4月12日(水)よりリリースされることが決定した。43歳になったブリジット、まだ独身。彼女が過去に愛した男といえば、ダニエル(ヒュー・グラント)は事故で亡くなり、弁護士マークは別の女性と結婚。そんなブリジットに、ハンサムでリッチ、性格も申し分ないIT系実業家ジャックとの出会いが訪れる。彼と急接近する一方で、元カレのマークとも再会。またしてもブリジットは、2人の男性の間で揺れ動くことに!まさかの妊娠という新たな波乱を含んだ三角関係が幕を開けて――。ブリジットを演じるのはもちろん、シリーズ1作目『ブリジット・ジョーンズの日記』でアカデミー賞候補にもなったレニー・ゼルウィガー。また、引き続きブリジットの“腐れ縁”ともいえる元カレ、有能弁護士マークを演じるのはコリン・ファース。そして、新たに登場する“ハイスペック男”ジャックを、海外ドラマ「グレイズ・アナトミー」で人気を博したパトリック・デンプシーが務める。前作から11年ぶりとなった本作では、ロンドンの街はすっかり様変わりし、いままでブリジットのトレードマークとなっていた紙の“日記帳”は “iPad”に。恋はイマイチでも、仕事では成功を収めており、彼女の日常も変わっている。しかし、変わらないのは、彼女の魅力。天然でドジだけど、常に自分に正直で飾らない、落ち込んでも立ち直り方をよく知っている。そんなブリジットが幸せをつかむために奮闘する姿は、今回も年齢・性別を超え幅広い層の心をわしづかみ。時には「わかる!」と共感を呼び、時には背中を押してくれる。一緒に笑って、一緒に泣いて…。観ると元気になるポジティブ・ムービーの決定版が、ついにリリースされる。『ブリジット・ジョーンズの日記ダメな私の最後のモテ期』は4月12日(水)よりブルーレイ&DVD発売、同日レンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日年末に向け忙しい季節ですが、疲れている時は、ビールやシャンパンなどのシュワっとしたのど越しが気分をリフレッシュしてくれますね。炭酸は、浸透力が高く、血行を促すなどの健康、美容効果だけでなく、お掃除にも活用できます。忙しくても心身と共にお部屋も美しくありたいですね。この時期におススメな炭酸の活用法をご紹介します。炭酸水(砂糖などの入っていないもの)クリスマス会や忘年会などで、飲食する機会が増えて、体重のコントロールが難しい時期です。過度に食べた後は、胃腸を少し休ませましょう。食前に炭酸水を飲むと、食べ過ぎを防ぐ事ができ、食事中に炭酸水を飲むと、ミネラルの吸収を良くする作用があります。ダイエット中の方は、空腹時に飲むとお腹が満たされるので、気を紛らわす事が出来ます。天然の炭酸水は、ミネラルを含み、飲み応えがあるのでさらにおススメです。*炭酸は、酸性で飲み過ぎると身体に支障を与える事があります。適量を心がけましょう。炭酸バス疲れている時こそ、お風呂につかって、身体を温め心身共にリフレッシュしましょう。美容院などでは、炭酸泉を取り入れている所が増えていますが、毛穴の汚れをしっかり落とし、血行が良くなるので髪の毛がサラサラになり、美容効果を実感できます。炭酸を作る器械などもありますが、炭酸は、重曹とクエン酸で簡単に出来るんですよ。炭酸バスで身体を温めリフレッシュし、乾燥した肌を美肌に導きましょう。炭酸バスの作り方重曹大さじ1.5杯、クエン酸大さじ1.5杯を加え良く混ぜるだけ。お好みで、塩、クレイ、ハーブ、アロマオイル(最大5滴まで)を加えても良いでしょう。(水をスプレーで少しずつ加減しながら加え、丸めればバスボムになります。)出来たものをお風呂に入れ、入浴します。おすすめのハーブ&アロマオイルリラックスしたい時や夜の入浴⇒ぬるめのお湯でラベンダー、サンダルウッド、オレンジなどリフレッシュしたい時や朝の入浴⇒熱めのお湯でローズマリー、ペパーミント、レモンなど*アロマは、乳幼児は避けた方が良いでしょう。お肌が弱い方は、刺激の強いものや、柑橘系のエッセンシャルオイルを控えた方が良いでしょう。妊娠中やアレルギーの方は、配慮が必要なエッセンシャルオイルがあります。メーカーによって香りや質が異なるので、専門化に聞きながら使用されると良いでしょう。*持病のある方は、医師にご相談しましょう。*重曹やクエン酸は、食用グレードのものを使用しましょう。*クレイは金属を腐食させる働きがあります。金属の道具や容器、ペースメーカ―などを使用している方、アクセサリーを着用しての入浴、自動循環式の浴槽での使用は避けましょう。掃除や消臭に・ 窓ふきに炭酸水をスプレー容器に入れ、窓にスプレーをしてクロスで拭き取れば、洗剤なしても綺麗になります。炭酸が抜けていても使用出来ます。・ 排水溝の掃除重曹を排水溝に振り入れ、50度ぐらいに温めたクエン酸水か酢を流し込みます。重曹が泡立ってきたら栓があれば、栓をしめて30分ほど放置し、熱湯で洗い流します。配水管の汚れと臭いを防ぐナチュラルクリーニングです。
2016年12月16日やせることはきれいになることではない「やせてきれいになりたい」、ダイエットを始める人は誰もが思うことではないだろうか。また「太ってるのでやせなきゃいけない」「おなかが出てきたのは太ったせいだ」と思うことはないだろうか。実はそれらは全て40代以降の女性にとって間違った考え方である、という驚きの本が株式会社オレンジページから12月2日に出版される。その本とは、『40代からはやせてもきれいになれません!』。テレビメディアにも多く出演し話題の整形外科医中村格子(なかむらかくこ)氏の著者によるもの。同書は先ほどのダイエットの考え方や、たくさん歩いてるから運動は必要ないなどの運動について、やせるために炭水化物はほとんどとらないなどの食事についての思い込みを見直し、正しい知識を得てやせずにきれいになれるボディメイク術を紹介している。体を引き締めて美ボディに40代以降の女性では、体重をキープしていても出るところが変わり太ったと感じることがある。中村格子(なかむらかくこ)氏によれば、この体型の変化は「太る」よりも「たるんでいる」ことが大半だという。「太った」場合の対策と「たるんでいる」場合の対策とでは、気をつける点や行うエクササイズも変わってくる。間違った対策をしても期待した効果を得るのは難しい。最も美しく見えるのは脂肪が少なく筋肉が多い人で、脂肪だけ落としても筋肉がついていないと老けて見えると脂肪と筋肉のバランスマップで示している。同書は、40代から習慣にしたいエクササイズや体型の変化が気になっている部分のパーツ別エクササイズなど、40歳を過ぎてもしなやかで力強い美ボディを目指せる指南書となっている。40代からは、正しい考え方やエクササイズを身に着けて若い頃とは違った美しさを手に入れたい。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社オレンジページプレスリリース(@Press)
2016年12月06日女優の岡本玲が、29日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『今夜くらべてみました』(毎週火曜23:59~)で日記を公開。その内容に「怖すぎる」と驚きの声が上がっている。今回、「トリオ THE いいね!を押せない女」と題して、SNSで「いいね!」を押せないという岡本玲、横澤夏子、伊藤ゆみ(ICONIQから改名)が出演。「いいね!」を押す気になれない不満を打ち明けた。岡本は、高校2年生の頃から書いているという、心にたまった憤りを吐き出す日記を公開。チュートリアルの徳井義実が「仕上がりはデスノート」と紹介したその日記には、「抹殺」「消えなされ」「死」「地獄」「滅亡」「生への渇望」「南無阿弥陀仏」といった言葉がつづられており、共演者から「怖い怖い」という声が上がった。岡本は「浮かんでくる感じのイメージをただひたすら家で書いていて、自分の中の暗かったり怖かったりする部分を自分で気付く時間」と説明。「安定剤みたいな感じ?」と聞かれると、「うん」とうなずいた。「DEAD or DEAD」という言葉も公開され、「生き死にのことを考えていて、でも生きるって死への道じゃないですか。"生きる=死"だしな…"DEAD"ってなりました」と説明。また、テレビでは公開できないレベルのページを見せられた横澤は、「えっ怖い…。目を合わせてお話しできなくなるくらい」とおびえていた。ツイッターでも、「岡本玲こわいわ」「岡本玲ヤバイやろ」「可愛いのにデスノート怖すぎ」「見た目と違って闇深すぎ」と驚きの声が続出。また、「岡本玲ちゃんおもろすぎ」「岡本玲の言ってることよくわかる」「生きることは死への道って岡本玲の考え方ピッタリ同じすぎて心震える」という声も上がっている。
2016年11月30日あなたは結婚を意識していた彼から別れを告げられた経験はありますか?そのとき、どんな風に対応したでしょうか。多くの女性は、「どうして?」「悪かったところは直すから」「絶対に別れたくない!」と彼にすがってしまいがちです。しかし、これはまさに「悪あがき」です。別れたいという男性には、素直に「わかった」と別れてあげるようにしましょう。内心、納得がいなかなったり、悔しかったり、怒りの気持ちを持っていたとしても。そうすることが、いかにあなたにメリットがあるのかを今からお伝えしたいと思います。「追いすがられなかった」ことが、彼のあなたへの嫌なイメージを払拭する男性が女性を振るとき、多い理由が「重い」ということ。「いつ結婚してくれるの?」「今週末は会えるの?」「浮気しているんじゃない?」などと詮索や束縛をくり返してしまう女性は、男性からすると息苦しくてつまらない存在に見えてきます。そんな彼女に嫌気がさして、別れを告げる男性としては、「きっと別れると言ったら、泣いたり、すがったり、怒ったりされて、面倒くさい別れになるのだろうな」と憂鬱な気持ちでいるでしょうね。そんなとき、女性が「別れたいの?いいわよ。分かりました。今までありがとう!」と笑顔でさっと離れていってくれたら、男性はどう思うでしょうか。「よかった~。案外楽に別れられた!」と安堵するとともに、「思ったよりも、面倒な女じゃなかったな」「付き合いが長くなって彼女の悪い面ばかり鼻についていたけれど、良いところもあるな」と彼女を見直すかもしれません。しかし、ここで、「だめ!絶対別れない」「ずっと一緒って言ったでしょう。」「こんな歳になってから別れるなんて無理!責任とりなさいよ!」などと感情的になって追いすがってしまうと、彼は「やっぱりこんな女とは別れて正解だ!」と思うだけでしょう。彼との復縁の可能性が高くなる彼は彼女との交際に満足していないから別れを選ぶわけですが、次の恋が上手くいかなかったり、ふと独り身が寂しくなったときには、元の彼女のことをふと思い出したりするものです。でも、もし彼女が別れ際に泣いたりわめいたりして、みっともなく彼に追いすがっていたとしたらどうでしょうか。そんな彼女のことを、懐かしく思い出したりするでしょうか。万が一、思い出したとしても、「やっぱり別れてよかった~」と思われるのが関の山でしょう。しかし、彼が別れたいときに、すっとそれを受け入れてくれ、「今までありがとう!どうか幸せになってね!」とあたたかい言葉と笑顔で別れてくれた彼女のことはどうでしょうか。きっと「あの子はいい子だったな。」「まだ独りでいるかな」「連絡してみようかな」となるのです。男性は、追われると嫌になる生き物ですから、別れ際にさっといなくなった彼女は、再び恋愛のターゲットとなりうるはず。ぜひ彼といつの日か復縁したいと願うなら、どんなに辛くても別れはなるべく早く受け入れてあげることが賢明ですよ。新しい恋のチャンスも広がる失恋はやっぱり辛いものですよね。とくに振られた場合は、「こんなに好きなのにどうして?」「誰か好きな人ができたのかしら」「あのとき、結婚の話もしたのにひどい」と悲しみや、疑念、怒りなどのさまざまな感情が次から次へとわきあがってきて、しばらくは心がやすまらないでしょう。ですが、彼からの別れ話に対して「ちょっと時間をちょうだい。考えてみる」などと言わずに、即了承してしまえば、良い意味で割り切れるものです。「私だって即OKしたのだから、一方的に振られたわけじゃない!」と自分を励ますこともできます。それに、なによりも彼にすがった末に、やっぱり振られるよりも、潔く別れを受け入れたほうが自分自身がみじめにならずにすみます。いつまでも宙ぶらりんで、彼との関係にすがるより、さっさと新しい一歩を踏み出してしまいましょう。次の恋が始まれば、元彼のことなんてきれいさっぱり忘れられるかもしれません。そして他の誰かのものになったあなたを見て、彼が「逃した魚は大きいかも!」と復縁を望むようにもなるかもしれません。終わった恋にすがるのは百害あって一利なし!恋愛というのは、残念ながら男女どちらかの気持ちがさめてしまった段階で終わりなのです。それを正面から受け止めて、相手の望むようにしてあげることが、最終的にはあなたのためになるということを頭に入れておきましょうね。
2016年11月16日映画『ブリジット・ジョーンズの日記ダメな私の最後のモテ期』がアラサー・アラフォー女子に大人気。恋に不器用なブリジットが40代になって二人の男から求愛されて、なおかつ妊娠するという人生最高のモテ期大騒動を描いたラブコメディです。実は仕事でも、テレビ局の敏腕プロデューサーとして成功しているブリジット。仕事と恋愛のバランスがなにげにウマイのですよ。恋愛に超不器用なはずの彼女は、どうやってバランスをとっているのか。映画を通して検証していきましょう!つかの間の恋を仕事の息抜きにしてみるブリジットはテレビ局のプロデューサーとしてキャリアを確立していますが、仕事というのはいいことばかりじゃありません。彼女は年下の新しいボスに上から目線でやりこめられたりして、職場でブルーな気分になります。そこで、同僚の女性とともに出会いを求めて野外フェスへ行くのです。気が合わない上司や同僚がいるとユウウツになるものですが、もやもやした気持ちをライトな恋愛で一蹴するのも手です。「アラサーは遊びの恋とかしていられないんですけど」という人もいるかもしれませんが、「恋愛=結婚」と自分で自分に縛りを作ってしまっては、どこで息抜きするのでしょう。パッと遊んで、相手を深追いはしない。ブリジットの場合、酔っていたというのもありますが、こんなつかの間の恋も大人女性の気分転換にはありなのです。職場の仲間を味方につけるボスとブリジットは気が合わないけれど、同僚や後輩など気の置けない仲間がいるのは強み。彼らはなんと、彼女の恋愛トラブルの助っ人もしてくれます。なぜ彼女のために職場の人たちが協力的かというと、彼女が同僚や後輩を仲間として大切にしているからです。新ボスは上下関係を重要視するタイプですが、彼女は肩書に胡坐をかきません。ダメな自分も隠しません。恋愛相談だってしちゃうし、職場の空気をギスギスしたものにしない、ゆるやかな明るいオーラがあるのです。だから彼女が妊娠し、フェスで出会った男の子か元カレの子かわからないと悩んだとき「彼女のためならひと肌脱ぐか~」という気持ちになれるのですね。職場に味方がいると公私ともに助け合えるから、大きな強みなのです。家族との時間もきちんと作るブリジットの母はかなり風変りですが、彼女は母からの電話を「ちょっとうるさい」と思いつつも邪険にはせず、家族にも会いに行き、自分の基本に立ち返ることを忘れません。「実家には帰らない」「過去を振り返らずに生きるわ!」という人もいるかもしれませんが、ときどき足元を見るべきであり、それが家族との時間。「仕事がうまくいかないな~、恋愛もイマイチだな~」、そんなとき実家に帰ると自分の基本に立ち返ることができる場合があります。そこで気持ちの軌道修正をして明日を迎えるのです。ブリジットの映画は、過去作にも家族がよく出てきます。かなりヘンテコな家族ではあるのですが、彼女は自分の基本がそこにあることがわかっているのです。仕事に振り回されないブリジットは、新作でもあいかわらずやることなすことダメダメですが、仕事と私生活のバランスだけは取れています。それは元カレのマークと付き合っていたとき、どんなときでも仕事最優先の彼と折り合いが悪くなり、別れることになったから。そんな苦い恋愛を体験したからこそ、彼女は職場で明るく振舞い、私生活でも遊びを楽しみ、仕事に私生活を乗っ取られないようにしたのです。仕事も私生活も同じように楽しむ!ひとりぼっちの誕生日でさえ、イベントのように楽しむ姿勢が、ブリジットのハッピーライフの鍵かもしれません。 『ブリジット・ジョーンズの日記ダメな私の最後のモテ期』出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、エマ・トンプソン、ダン・メイザー監督:シャロン・マグワイア脚本:ヘレン・フィールディング、エマ・トンプソン、ダン・メイザー原作:ヘレン・フィールディング配給:東宝東和(C) Universal Pictures.製作国・製作年:UK・2015年●公式サイト:●Facebook:映画『ブリジット・ジョーンズの日記』●Twitter:@BridgetJ_Movie月29日(土)全国ロードショー!公開中
2016年11月13日『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が、イギリスでこれまでに4627万ポンドを売り上げ、今年最大のヒット作となった。これまでの1位は『ジャングル・ブック』だった。その他の画像『ブリジット~』3作目は、すでに1作目を抜いて、ロマンチックコメディのジャンルで、イギリス史上最高のヒット作となっている。オーストラリア、フランス、オランダなどでも好調で、世界興収は現在までに1億9300万ドル。製作予算は3500万ドル程度で、大きな利益を上げた形だ。しかし北米ではなぜか不調。批評家受けは良かったのだが、北米興収はわずか2400万ドルだった。イギリスの記録的ヒットとアメリカでの大コケという結果は、さらなる続編ができるかどうかの決定に、どんな影響を与えるのだろうか。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』公開中文:猿渡由紀
2016年11月02日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、満を持して帰ってきた『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』です。***全ワーキングウーマンのバイブルっていえば、『Sex and the City』シリーズか『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズかよね。SATCはもうほぼ完結しちゃったもんだから、あたしを含めてこのジャンルのファンとしては拠り所が…。そしたらキター!満を持しての“ブリジット”11年ぶりのカムバック!!ブリジットが恋心に揺れたマークは別の女性と結婚し、ダニエルは事故死(葬式のシーンに注目)。結局彼女は独り身で、TVニュースのプロデューサーとしてお仕事ガールを貫いているの。そんなある日、友人の誘いで参加したロックフェスで出会ったジャックと一夜の関係に。その数日後に、親友の子どもの洗礼式で再会したマークからも、じつは離婚協議中でブリジットに未練があることを伝えられてベッドイン。しばしの後、太った太った!と大騒ぎのブリジットに、まさかの妊娠発覚!?でも同時期に関係したジャックとマーク、どっちが子どもの父親なの!?と、相変わらず懲りないブリジットの騒動を描いたラブコメ第3弾。なんといっても素晴らしいのは、こんなしっちゃかめっちゃかなあらすじだっていうのに、どこにも破綻がないのよ!たいがいシリーズも3作続くと、とってつけたようなストーリーで物語が破綻していたりするもんだけど、これは完璧。オリジナルのキャラクターたちが全員、年を重ねてそれなりに成長しているし、イマドキなお仕事環境の苦悩なんかも描かれているから真実味があるのよね。だって、あんなに悩める女子だったブリジットが敏腕TVプロデューサーよ!それだけでも応援したくなるじゃない!!で、赤ちゃんのパパは誰問題。コムスメじゃあるまいし…というよりも、成熟したシングル女性だからこその油断ってヤツよ。アラフォーでそれなりに気をつけていて起きたまさかの事態だもん。それにどっちかの男に責任をとらせようっていう話じゃなくて、シングルマザー覚悟だけど、どちらかハッキリさせないと、っていう思いだけ、というブリジットを観ていたら、さらに応援したい気持ちフツフツしちゃうの。40過ぎても変わらないドジっぷりもご愛敬ってヤツよね~。◇前作から11年ぶりのシリーズ第3作は、第1作の監督が復帰。監督/シャロン・マグワイア出演/レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシーほか10月29日より全国ロードショー。(C)Universal Pictures※『anan』2016年11月2日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年10月28日恋に夢中でキャリアも大事という“崖っぷち”女子ブリジット・ジョーンズが、アラフォーになって帰ってくる『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』。先日、本作のプロモーションのために来日したレニー・ゼルウィガーとパトリック・デンプシーを迎えたジャパンプレミアでは約500人の観客と盛り上がりを見せた本作から、特別映像がシネマカフェに到着。キャリアウーマンとなったブリジットの部屋の様子が明らかになった。アラフォーになったブリジット(レニー・ゼルウィガー)は、なぜか未だ独身。なんとダニエル(ヒュー・グラント)は事故で死去、マーク(コリン・ファース)は別の女性と結婚…。そんなブリジットに、ハンサムでリッチ、性格もナイスな新進IT企業家、ジャック(パトリック・デンプシー)とのドラマチックな出会いが訪れる。いつもの天然っぷりから彼と急接近する一方、離婚調停中というマークとも再会を果たすブリジット。またしても、2人の男性を揺れ動くことに…。ジャパン・プレミアではジャック役を務めたパトリックと息の合ったところを見せていた、3度目のブリジット役を演じたレニー。彼女のハマリ役であるブリジットは、いまやテレビ局の敏腕プロデューサーとなり、仕事をバリバリこなすキャリアウーマンに成長。本映像には、そんなブリジットのロンドンでの暮らしぶりが収められている。ブリジットの生活の拠点となる部屋は、相変わらず、これまでも幾多のドラマが繰り広げられてきたあのフラットではあるものの、経済的に安定した彼女の成功を象徴している様子。シャロン・マグワイア監督は、「彼女が自分の部屋をどんなふうに改装したか、どんな物を買ったか考えたわ」と、ブリジットの現在の環境が彼女の部屋にも大きな変化をもたらしたことを明かす。しかし、その一方で、床に脱ぎ捨てられた下着、ドアにかけられたままのコート、本や手紙がゴチャゴチャに押し込んである本棚などは、前作から約10年たっても変わらないまま。欠点だらけのブリジットらしさを映し出している。シリーズを通じて舞台となるロンドンは、超高層ビルが立ち並ぶ現代的な街並みだけでなく、古くからの美しい石畳や歴史的建造物が数多く残っており、製作のエリック・フェルナーは「ロンドンは美しくてロマンティックな街だと思う。あらゆる文化が活気に満ちてブリジットの物語にふさわしい」と語る。そして、レニー自身も「ロンドンの話でよかった。故郷に帰る気分になるの」と思い入れを語っており、古き良き時代の風景と最先端の大都会、という2つの顔を持つロンドンを背景に繰り広げられる、ブリジットとマーク、ジャックの恋模様に期待が高まる!『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日11年ぶりにファン待望の復活を果たすシリーズ最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のジャパンプレミアが10月20日(木)都内で行われ、主演のレニー・ゼルウィガー、共演するパトリック・デンプシーが出席した。世界中の女性たちを笑いと共感に包んだ『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの最新作。大酒飲みで、体重は常にオーバー気味。ドジで自分に甘いが、立ち直りも早い彼女がいまや貫録たっぷりのアラフォーとなり、三角関係に妊娠発覚と、再び大騒動を巻き起こす。レニーの来日は『シンデレラマン』(2005年)以来、実に11年ぶり4回目。一方、新たな恋のお相手となるIT社長のジャック・クワントを演じるパトリックは『魔法にかけられて』(2008年)以来、8年ぶり2度目のプロモーション来日を果たし、「今日は一緒に楽しい時間を共有しましょう」(レニー)、「コンニチハ!日本はとても美しく、人々も暖かいから大好きだよ」(パトリック)と日本のファンとの久しぶりの再会に感激しきり。レニーが「一番楽しみなのは、やっぱり日本食。食べたいものリストがたくさんあるの」と語れば、パトリックは「何かオススメはあるかな?」と客席に問いかけ。あるファンが「もんじゃ焼き!」と答えると、「えっ、初めて聞くわ。どんな味かぜひ試してみたい」(レニー)、「もんじゃ?まるでイタリア語で食べるを意味する“mangiare”に似ているね」(パトリック)と2人とも江戸の味に興味津々だった。前作から11年の歳月が流れたが、レニーは「確かに大人になった部分もあるけど、ブリジットは相変わらず欠点だらけで不完全。楽観主義でロマンチストが過ぎるところも変わっていないわ」と役柄を分析。「とても久しぶりの作品だから、作る価値があるものにしたかったし、実際にそうなった。いまはとても誇らしいの」と胸を張った。片や本作でシリーズ初参戦を果たしたパトリックは、「緊張している僕を、レニーをはじめ現場のみんなが暖かく迎え入れてくれたんだ。おかげで楽しい撮影だった。とにかく心から楽しめる作品に仕上がった」と思わずニッコリ。女性ファンの声援を受けて、「もっと大きな声じゃないと聞こえないよ!」と盛り上げていた。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月21日10月29日公開の映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の公開記念イベントが18日、都内で行われ、タレントの高橋真麻、お笑いコンビ、ピースの綾部祐二が出席した。本作は、仕事も恋愛も常に全力投球の主人公ブリジット(レネー・ゼルウィガー)の姿を描いた『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの第3作。アラフォーとなったブリジッドが、アプローチされた2人の男性の間で揺れ動く、というストーリーだ。本作の公開を記念して行われた同イベントに、同シリーズの大ファンだという高橋真麻と綾部祐二が登壇。同シリーズでお馴染みの名曲「オール・バイ・マイセルフ」を熱唱しながら登場した高橋は「今日はブリジットを意識した衣装にしてみました。ちょっと痛い感じが上手く再現出来ていると思います」とファッション解説。レネー・ゼルウィガーが演じた主人公のブリジットについて「ブリジットは32歳の時からチャーミングで可愛らしキャラクターでしたが、43歳になったブリジットは30代の時より大人になっていて、見た目も細くて歳をいい感じに重ねていました」と絶賛し、熟女好きという綾部も「たまらない熟女になっていましたよ。40代半ばに向けて色んな人生がぎゅっとお顔や表情に詰まっていて、1作目や2作目とは違うブリジットが見られました」と話していた。タイトルにちなみ、自分のモテ期を問われた高橋は「本当にないですよ。だって同業者の方に1回も電話番号を聞かれたり食事に誘われたことがないんですもの。女性として見てもらえないんだと思いますよ。今回の映画のように三角関係がバレたら父親に斬られてしまいます(笑)」と苦笑いも「強いて言うなら27歳のときですかね。その時は好きな人がいたので、周りを見られませんでした」と告白。また、来年4月からアメリカ・ニューヨークに活動の拠点を移すことを発表した綾部だが、それについては一言も語らなかった。映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は、10月29日より全国公開。
2016年10月19日