「ベター・コール・ソウル」のセットで撮影中に倒れ、救急搬送されたボブ・オデンカークについて、ボブの代理人が「容体は安定している」と報告し、倒れてしまった原因は「心臓に関連している」と明かした。「The Hollywood Reporter」に掲載された声明文には、「彼と彼の家族は、治療に当たっている素晴らしい医師と看護師たち、そばにいてくれる(ドラマの)スタッフやプロデューサーに感謝を表明しています。オデンカーク家は、みなさんから届いたあふれんばかりの励ましのメッセージにも感謝を伝えたいとのことです。また、現在回復に取り組んでいるボブのために、プライバシーを求めています」とつづられている。ボブが「倒れた」と報じられてから、ファンは「彼の無事が確認できるまで眠れない」「心配で仕方ない」「どうか回復しますように」など不安の声を上げていた。また、「ブレイキング・バッド」で共演したブライアン・クランストンやアーロン・ポールら仕事仲間も「彼のことを想ってポジティブな気持ちや祈りを送ってほしい」(ブライアン)、「大好きだよ」(アーロン)とお見舞いメッセージを送っていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2021年07月29日犬は飼い主に対する忠誠心が強い動物として知られていますが、このほどトルコで人々を感動させた出来事がありました。愛犬を連れて歩いていた女性の具合が悪くなり、救急車で病院へ搬送されたのです。幸い女性は意識もあり、自力で救急車に乗り込むことができました。そこで犬は女性と一緒に救急車に乗ろうとしますが、関係者に止められてしまいます。飼い主が乗った救急車を追いかけた犬犬をその場所に置いたまま、救急車は病院に向かって走り出しました。すると犬は、救急車を追いかけて走り出します。そしてそのまま途中であきらめることなく、病院まで走ってついて行ったのです。Vefalı köpek, fenalaşan ve ambulansa alınan sahibini hastaneye kadar koşarak takip etti. Görüntüler, İstanbul Büyükada...Posted by TRT Haber on Wednesday, June 9, 2021Vefalı köpek, fenalaşan ve ambulansa alınan sahibini hastaneye kadar koşarak takip etti. Görüntüler, İstanbul Büyükada...Posted by TRT Haber on Wednesday, June 9, 2021救急車に乗っていた人が撮影したこの動画は拡散され、犬の健気な行動に称賛と同情の声が上がりました。・だから犬が好きなんだ。彼らは僕たちに多くのことを教えてくれる。・これを見て感動しないほうが無理。涙が出た。・動物は私たちの真の友達だよね。犬は病院に到着すると、車いすに乗って病院内に入っていく飼い主を見送った後、入り口でじっと待っていました。ウェブメディア『The Dodo』によると、飼い主の女性が診察を受けている間、病院の職員が犬を建物の中に入れてあげたそうです。女性が乗った救急車を必死で追いかける犬の姿は、何度見ても胸が熱くなります。飼い主がピンチの時に決してそばを離れようとしなかった犬は、きっと普段からとてもかわいがられているのでしょう。犬の忠誠心と無償の愛には本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年06月20日生後9カ月の息子はハイハイするのが大好きで、好奇心いっぱい。ケガをしないように寝室には何も置かず、動きまわるスペースを確保して安心していました。しかしある日曜日の夜、お気に入りのぬいぐるみと遊んでいるときに手が滑り肘を脱臼。初めて救急外来に駆け込むことになりました。 安全対策は万全のはずが…低月齢のころから動きたがりで、ハイハイができるようになると家中の物に触っていたずらし放題だったワンパクな息子。そのため、寝室はまっさらな畳と息子のおもちゃ以外は何も置かれていない状態で、安全対策は万全のつもりでいました。 ぬいぐるみが原因でケガをするなんて大好きなぬいぐるみでごきげんに遊んでいた息子。そばには私も夫もいて、2人のうちどちらかは常に息子を見守っている状態でした。 時刻は18時過ぎ。そろそろ3人でお風呂に入ってごはんにしようか……と話しているときでした。私はお風呂を沸かすために立ち上がり、その場を離れました。すると息子はぬいぐるみを乗り越えてパパのもとへ行こうと手を掛け、その瞬間、そのままズリっと体を捻り、腕があらぬ方向に。いつもと違う息子の泣き方に、どこか痛めたのだと直感しました。 どこに相談する?息子を病院に連れて行くべきかすぐには判断が付かず、出産時に自治体から渡されたパンフレットに記載してあった小児救急相談#8000へ電話しました。息子の状態をお話しすると、患部を冷やしつつ様子を見て、痛みが続くようなら病院に連れて行ってはどうかとのこと。 しかしその時点で18時半。夜遅くに症状が悪化しては手遅れになってしまうのではと不安に思った私は、相談員の方に教えてもらった救急相談#7119へ連絡し、受付可能な病院を紹介してもらいました。 整形外科の救急外来へ電話で紹介された病院のうち、自宅から最も近い病院に連絡を入れ、息子を連れてタクシーで病院へ。整形外科を受診すると、肘の関節が亜脱臼しているとのことでした。先生が息子の腕をぐりぐりと動かすと関節はもとに戻り、痛みがなくなったのか息子は泣き止みました。 そして、脱臼は人によって癖になることがあるということ、無理に素人が治そうとすると悪化することがあるので病院を受診することなどの注意事項を受け、帰宅しました。 どんなに部屋の安全対策に気をつかっていても、目を離さずそばにいても、赤ちゃんは思わぬ物が原因でケガをするということを学びました。また、いざケガをしたときや様子がおかしいと思ったときにすぐに連絡できる機関を覚えておくと、スムーズに対応ができると実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2021年06月12日お風呂を洗っていた私のところにやってきた2歳の娘が、濡れた足で滑って転倒! お風呂場のあがり段に後頭部を強打してしまいました。急いで救急車を呼んで病院へ。救急車騒ぎから病院で手当てをしてもらうまでの体験を紹介します。 待って! 足が濡れてるから!平日の夕方、お風呂を洗っていた私のところへ娘がやってきました。聞いてほしいことがあったようで、浴室の中まで入ってきたのです。ひと通り私に話をして、満足そうに部屋へ戻ろうと、濡れた足でそのまま駆け出しました。「待って! 足が濡れてるから!」。私がそう思って止めようとしたのですが、一歩遅かった! 浴室前にバスマットを敷いていなかったので、娘は浴室から出たところで滑って転び、石のあがり段に後頭部をぶつけてしまったのです。「あちゃー! 遅かった……」。娘の後頭部には大きなたんこぶができてしまいました。 人生初の救急要請たんこぶができたので、冷してあげようと保冷剤を用意。保育士をしている私は、転倒時の処置は慣れていたのでここまでは慌てずに対応できました。しかし保冷剤を当て始めると、たんこぶだけでなく傷ができていたようで、少量ですが血が出てきたのです。「後頭部から出血! 大丈夫かな!?」。 突然怖くなってきた私は、冷すのも危ないような気がして、急いで救急車を呼びました。救急要請をするのは人生初。そばでは娘が大泣きしているけど特段処置をしてあげることもできず、救急隊が到着するまで心臓がバクバクしていました。 離れた地域の病院へ救急隊が到着すると、娘は怖がってさらに泣いてしまいました。私もどうしたら良いのかわからずオロオロ。救急隊の人が、「お母さん、落ち着いて」と声をかけてくれました。 怪我の状況を聞かれたので説明すると、幸い、娘は意識がしっかりしていたので緊急性は高くなかったようです。とりあえず病院で詳しく診て処置をしてもらうことに。搬送できる病院が近くになかったので、少し離れた地域の病院まで行くことになりました。 大事に至らずひと安心救急車に乗ると、最初は回転灯の光を怖がって泣いていた娘も、次第に冷静になってきて落ち着いた状態で病院に到着。病院では、レントゲン撮影をして頭部に異常がないか診てもらいました。結果、特に異常は見られず。 出血していたところもすでに止血していたので、消毒だけしてもらって帰宅しました。頭を打っているので、念のため24時間は安静にして様子を見るようにと医師から指示があり、翌日の保育園は休んだのですが、娘は何事もなかったかのように元気いっぱい。大事に至らずひと安心でした。 人生で初めて救急車を呼んで対応した体験は、ハラハラしてとても怖かったのですが、私にとって良い教訓になりました。子どもは突然の予測できない動きをすることもあるので、常に注意を払って安全に配慮しなければならないなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラスト/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。
2021年06月05日ケガ人や急病の人を助けるため、1分1秒を争う速さで駆け付ける救急隊員たち。混んでいる道路でも救急車は優先的に通行できますが、道路の状況によっては立ち往生してしまうこともあるようです。渋滞で救急車が通れない!イギリスで救急隊員をしているTikTokユーザーのKi(littleki_x)さんは、ある日の緊急出動の様子を撮影した動画を投稿しました。映っているのは、工事か何かのために車線が閉鎖されている道路。左の車線にはたくさんの車が赤信号で止まっています。本来なら渋滞していても救急車は右側の車線を開けてもらえるはず。しかし、そこには車が通れないようにロードコーンが置かれていたのです。急いでいるのに前に進めない救急車。するとそれに気付いた人たちは…何が起きたのかはこちらをご覧ください。@littleki_x##999 ##ambulance ##frontline ##emergencyservices ##tiktok ##foryoupage ##foryou ##ambulance_tiktok ##humality ##blowthisup ##foryourpage ##makethemfamous♬ Home - Edith Whiskers止まっている車から次々と降りてくる人たち。そして彼らはロードコーンをどかし始めます。目の前で起きた出来事に感動したKiさんは思わずカメラを回したのでしょう。この動画には400万件を超える『いいね』が集まり、多くのコメントが寄せられています。・なんだか泣けてきた。この世界はそんなに悪くはないのかも。・この動画に映っている人たちを心から称賛するよ。・鳥肌が立った。世の中にはまだまだいい人がいるんだな。Kiさんはこの時、緊急通報を受けて現場へ向かっている途中でした。サイレンの音で近くに救急車がいると分かった人たちは、ロードコーンのせいで通れないことに気付いたのでしょう。助けを必要としている人のため、救急車が通れるようにすぐさま行動を起こした人たちに拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月23日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんが、くも膜下出血と脳梗塞で救急搬送されました。その後、大事を取って1か月間、休養していた田中さん。同年2月21日に、『爆笑問題』がMCを務める情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、元気な姿を見せました。田中裕二、元気な姿で1か月ぶりの復帰頭の痛みについて聞かれると、「相方である太田光のツッコミのほうが痛い時があった」と笑いを誘う場面も。救急搬送までの状況や、頭の痛みについて明かしました。たまに頭痛いことあるじゃないですか。僕もたまに偏頭痛じゃないですけど、頭痛いんですけどそういう経験値とは違う種類だと分かったんですよ。言葉にすると難しいんですけど、急にぐにゃんと痛くなった。殴られたようではなく、グインって引っ張られるように来たんですよ。これってなんか変だな。あんまり経験した痛みじゃないなと。いろんな人の話を思い出すじゃない。それで、「痛い痛い」ってなって痛み止め飲もうかなと思ったんですけど、「これそのレベルじゃなさそうだな」と。この辺(頭の右側)が痛くなって「どうしよう、俗にいう脳の病気とかのたまに聞くやつかな」と。その時夜中2時なので、今から家族起こして救急車だなんだってどうかと思ったんですけど、(痛みで)寝られるわけないなと思ったんですよ。大事を取っていったほうがいいと思って。サンデー・ジャポンーより引用その後、救急車で運ばれた田中さん。しかし、ところどころの記憶しかないといいます。幸い、緊急手術などの処置には至らず、出血した量が少なく、脳梗塞も後遺症になるような場所ではなかったそうです。しかし、脳梗塞の影響で、麻痺が起きた瞬間があったのだとか。一瞬だけ、ちょっとね左の手と足が動かなくなる瞬間があった。「動かしてください」っていわれたんだけど、ちょっとどうしたらいいの分からないみたいな時は一瞬なりました。そのあと気が付いたら元に戻っていた。サンデー・ジャポンーより引用田中さんの復帰に際し、妻でタレントの山口もえさんは番組に手紙を寄せ、山本里菜アナウンサーが代読しました。療養中はの夫はというと、毎日ボーっとしておりました。特に何をするわけでもなくボーっとしておりました。けれどお仕事復帰の日が決まってからは、目がキラキラしてずいぶんと明るく元気な夫に戻ったように感じました。食欲もしっかり1日3食残さず食べております。お医者様からも血圧を上げなければ特に日常生活に問題はないとおっしゃっていただきましたので、今後も家族みんなで見守っていきたいと思います。サンデー・ジャポンーより引用ネット上では、田中さんの復帰を喜ぶ声や、体調を心配する声が寄せられています。・元気そうで何よりです。でもちょっと痩せてるのが心配。・もえさんからの手紙に感動しました。無理しすぎないでくださいね。・田中さんお帰りなさい!改めて脳の病気は怖いと思いました。同月27日に開催される『タイタンライブ』で舞台に復帰する田中さん。再び、『爆笑問題』の漫才で多くの人を楽しませてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月21日2020年は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行し、年末になっても感染者数は減少していません。同年12月現在、重症者数も増えており、医療体制がひっ迫している地域が出てきました。そんな中迎える、新年。東京消防庁によると、毎年12~1月にかけて餅などによる窒息事故が増加しているといいます。ロックバンド『打首獄門同好会』の大澤敦史さんは、Twitterである呼びかけをしたところ多くの人から共感の声が寄せられました。その投稿がこちらです。あと10日で新年だけど今年はこういう呼びかけをしておいた方が良い気がする pic.twitter.com/Vz7po3ePyd — 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 今年の正月はさ、お餅はやめとこっか!東京消防庁が公開しているデータによると、餅などによる窒息で救急搬送される約9割は、65歳以上の高齢者が占めているといいます。過去5年間で、救急搬送がもっとも多い時期は1月、次いで12月が多いのです。さらに2021年の新年は、コロナウイルスで医療はひっ迫しているでしょう。大澤さんは続けて、お餅を控えるよう呼びかけた理由を説明しました。毎年この時期だけで1,000人超の窒息死を誘発しているとも言われるお年寄りキラーそれは餅こわいぞ餅今年はリアルに医療期間も余裕無いだろうしじいちゃんばあちゃん気をつけた方がいいと思うぞ餅に— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 まあ真面目に話を付け加えると実際3日で死者1,000人級の勢いで救急車出動増えたら今の医療機関には相当キツいだろうし担当もきっと呼吸器官診られる医師になるでしょコロナと負荷がかぶりそうだで結果、迅速な措置が難しくなると患者側もリスク増えるわけで「今年だけは」とは思うよ〜— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 また、「せめて日程は妥協したほうがいいと思うのよな。三が日の飯時に同時多発、しかも1分1秒を争う『窒息』って、今の疲弊した医療機関には無理すぎると思う」と持論を展開。投稿には「確かにマジでやめてほしい」「ちょうど高齢者に忠告したところだった」「しっかりいい聞かせてくる」「本当にその通り」などの声が寄せられていました。自身の命を守るためにも「自分は大丈夫」と過信せずに、餅を食べるのを控えたり、細かく切ってノドに詰まらせないよう対策をしたりしてもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月24日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 検査を終えて処置室に戻ってきた長女N子。検査で異常はなかったものの、まだまだ脳がお疲れだったようで、またウトウトと眠りにつきました。保育園からずっと付き添ってくれた担任の先生とここでお別れして、私は、引き続きN子が目覚めるのをベッドの横に座って待ちました。 N子の両隣りも子どもだったようで、左からも右からもカーテン越しにお母さんたちの声が聞こえてきました。右隣りのお母さんは眠る子どもに歌を歌っているのが聞こえてきました。きっと、お子さんが大好きで普段からお母さんと一緒に歌ったりしてるんだろうなとか、そんなことを考えると、こみ上げてくるものがありました。 N子は大丈夫だったのですが、その右隣りの子は入院しないといけない状態だったようで旦那さんに電話で経緯を説明しているのが聞こえてきました。 今日、N子以外にも救急車で運ばれた子どもがいたんだ……。ドキドキしながら一緒に救急車に乗り込んだお母さんがいたんだ……。救急病院では、毎日毎日こんなことが起こっているんだ……。 N子が目覚めるまでの間、N子の顔を見ながら、両隣りのお母さんたちの声を聴きながら、色んなことを考えました。 子どもが病気とか……子どもが救急車とか……(←救急車を呼ばなければいけない事態に陥ることのつもり)世の中からなくなればいいっ!!!!!!!!と心の底から思いました。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2020年12月23日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 救急車がやっと近くの救急病院に到着すると、N子はストレッチャーではなく救急隊員さんに抱っこされて検査に行きました。 付き添いの私たちは救急診察用の待合室に案内され、そこで待機することに。 保育園で何があったのかバクッと説明はしてもらってたものの、私はびっくりしすぎて「頭を打って救急車」くらいしか理解していなかったので、再度、担任の先生から何があったのか、救急隊員の人とどんな会話をしたのかを、その待合室で説明してもらいました。 そこでやっと分かったのですが、救急車を呼んだのは「頭を打った」からではなく「けいれんを起こした」からだったことが分かりました。 そして、けいれんの時間が短かったことやその他諸々の症状から「命に別条はないらしい」ということも分かりました。 よかった〜 よかった〜〜 超よかった〜〜〜〜 とりあえずひと安心♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2020年12月09日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 保育園から救急車に乗り込み近くの救急病院へ。 救急車といえば、都会だけなのか日本全国そうなのかは不明ですが、受け入れてくれる病院がなく病院探しで1時間とかかかるイメージだったのですが、ラッキーなことに長女N子は保育園から車で5分かからないくらいの近くの救急病院で生まれたので、割とすんなりその病院が受け入れてくれました。 ラッキーと思ったのは束の間……やはり交通量の多い大阪市内。救急車の中から見た景色は、私が思っていたほどは超マッハで病院へ直行!という感じではなく、自転車でその道を通ってる時とあまり大差がないように感じました。 そういえば…… 近年、救急車が病院に到着するまでの時間が年々増加傾向にあるという記事を思い出しました。※救急車が病院に到着するまでの時間が増加傾向にあるのは、主に救急車の出動件数の増加に伴っているらしいとも聞いたので、交通量は関係ないとは思いますが、そのときは気が動転していて、その記事のことを思い出してしまったんです。 まだN子の状態がよく分からなかったので、私の気が急いて、長く感じただけなのかもしれません。 Nちゃん、私の可愛いNちゃん、頑張れ〜〜〜! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2020年11月18日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 前回378話で、保育園の長女N子がけいれんを起こして、倒れて頭を打って救急車を呼んだ、との連絡を受けた私。 ドキドキしながら保育園に向かい、担任の先生に誘導されて救急車に乗り込みました。 そこには、真っ赤な顔で吐いている小さなN子が救急隊員のおじさんと2人で私の到着を待っていました。 Nちゃん…… 映画を見終った時みたいな浮遊感はすごかったけど、すごく冷静で澄み切った気持ちでその光景を見た気がします。 何よりも、けいれんだか、頭を打っただかよく知らんけど、そんなことより、超超超人見知りで他人(特に男の人)との接触を激しく嫌うN子が、最悪な体調のときに、あの狭い空間に見知らぬ男の人と2人っきりでいたことに、大丈夫なのか!?という気持ちになりました。 大丈夫よNちゃん、マミーが来たよ♡ 救急車よ!早く、早く、病院へ〜〜〜!!! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2020年11月11日市の子宮がん検診をきっかけに、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、子宮腺筋症、子宮筋腫が判明した、山奈カコさん。その診断後、彼女を襲った激しい生理痛! その様子をマンガでまとめられています。 山奈かこです。20代のころにストレスで生理が止まった経験がある私。でも、それが治ってからは、婦人科系の受診を放置していました。そこに、30歳になると送られてくる、市の「無料子宮がん検診」のお知らせ。余裕をかまして行ったこの検査で、婦人科系の病がたくさん見つかったのです……。 その診断から、しばらくしてのことです。 ひとまずお手洗いへ。そして…… もう何というか、大きなドリルでおなかをぐりぐりえぐられ続けているような、目も開けられないほど、重みのある激痛なのです。 夫は驚いて、おなかを温めようと、電子レンジでチンしたホットタオルをひたすら当ててくれました。 ※低温やけどにご注意ください。 激痛とかのレベルを超えて、耐えながら息をすることしかできないレベル!呼吸も浅く、もういっそひと思いにやっちまってください~という苦しみ……。 冷や汗びっしょりで全身が冷た~くなって、痛いし寒いし吐き気はするし、手は震えるし、意識が遠のきそうで、もう私ダメかも……と。 だって、これ普通じゃない! 私にいったい何が起こってるの!? 虫の息のところ、これは何だ? これは何だ?と考えあぐねていたところ、たまたま少し前に雑誌やネットの記事を見ていた、ある病名がふと浮かんだのです。 そ、それに違いない! 破裂して救急搬送された人もとんでもない激痛だったというし、急がないと!と思ったのです。 今までこんなことがなかったので、戸惑う夫……。意を決し、「卵巣が破裂したかもしれないって、本人が言うんですが……」と初めて救急車を呼びました。 やっときた~!!! と思ったら…… ……早とちりか! どうやら生理痛は長くても1時間くらいで治まるみたいです。もう数分我慢していれば、救急車を呼ばなくてもよかったのにな。 でも、とてもじゃないけど我慢できる痛みじゃなくて、三大激痛と言われる尿管結石は我慢できた私でも、それよりもずっと痛かったです……! 次回、きまずいまま搬送されます! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター 山奈カコ
2020年11月06日2020年10月30日、行政改革・規制改革担当相を務める河野太郎大臣が、救急車の高速道路利用を完全無料化することを記者会見で明かしました。産経新聞では、今回の河野大臣の発表について、このように報じています。救急車の高速道路利用完全無料化をめぐっては、山本一太群馬県知事が河野氏に実施を要請。河野氏が22日に赤羽一嘉国土交通相や平井卓也デジタル改革担当相と開いた閣僚同士の協議「2+1(ツー・プラス・ワン)で議題に上がり、搬送から戻る際の高速利用料は徴収しないことが決まった。産経新聞ーより引用以前から、救急車が緊急搬送時に高速道路を利用する際は無料だったものの、搬送終了後に消防本部に戻る際での利用に対しては、対応が統一されていませんでした。しかし今回、高速道路会社と各消防本部との間の取り決めを統一することで、「救急車が往復高速道路を使って速やかに出動して戻ることができれば、人命救助にも資することになる」と、河野大臣は強調。今回の発表はネット上でも注目を集め、さまざまなコメントが寄せられています。・むしろ今まで無料じゃなかったことに驚き。・自衛隊が地方に出動したり、訓練で向かったり利用したりする時も無料にしてください!・完全無料化に対応してもらいありがたい。今後、全国の消防本部や高速道路会社に周知をしていくとのこと。救急車の高速道路完全無料化を受け、救急隊員の業務がよりスムーズになること、そして1人でも多くの命が救われることが望まれます。[文・構成/grape編集部]
2020年10月30日「5歳で熱性けいれんになった話」第3話。長女あーちゃん(当時5歳3カ月)が、ある日急に発熱。その後、突然白目をむいて意識を失ってしまった! 急いで救急要請!5歳で熱性けいれんになった話 #3 「救急車をお願いします!!!」 顔色は真っ青、ひどい歯ぎしり、普段ならありえないような奇行…… 絶対に様子がおかしいと思い、119番に電話をかけて、救急車を呼んだママ。 果たして、あーちゃんは無事なのでしょうか……。 ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2020年10月30日「5歳で熱性けいれんになった話」第1話。息子の首が椅子にハマってしまい、救急要請したときに「もう一生かけたくないな」と思った119番。その3カ月後に、再び電話することになってしまうなんて……! 5歳で熱性けいれんになった話 #1 苦しそうな呼吸が聞こえて振り返ると、そこには白目をむいて意識がないあーちゃんがっ……! #8000に電話したほうがいい?!それよりも、救急車を呼んだほうがいいの!? 初めての出来事に、頭がパニックに……! 果たして、あーちゃんの容態は……? ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。参照/関東労災病院慌てず様子の観察を~熱性けいれん~監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2020年10月26日3人の子供を育てながら、保育士として働いている、たぷりく(taprikoo)さん。現在勤めている保育園で、10年以上前にあったゾッとする出来事を注意喚起として漫画に描きました。たぷりくさんがその保育園に勤める前、ある女の子が命の危機に陥りました。『保育園で起きたトラブル 救急車編』なんの予兆もなく、赤ちゃんが眠っている間に亡くなる『乳幼児突然死症候群(SIDS)』だったのか、突然呼吸が止まってしまった女の子。幸い保育士が異変に気付き、適切な処置によって命を救うことができました。子育て中にそのような危険があることを知らねば、親でも対処が難しい事態。保育士の人々は、いつもこのような危険から子供たちを守っていると思うと、頭が下がります。たぷりくさんによると、「今は昔に比べて、どの保育園もお昼寝中の呼吸チェックなど、こまめに行うようになってきたと思います」とのこと。子供の命を預かる仕事には、細心の注意が必要であることを改めて認識できるエピソードですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月14日2020年10月2日、東京消防庁がYouTubeを更新。『#7119』に関するある動画を公開しました。『#7119』の解説動画が分かりやすいと話題に『#7119』とは、2007年に開設された『東京消防庁救急相談センター』の電話番号のことです。東京都民が急な病気やケガをした場合の相談窓口として設けられていますが、2016年に行われた『消防に関する世論調査』の結果、救急相談センターの認知率は53.8%だったとか。「特に若い世代に知ってほしい」と、認知度を向上するべく、東京消防庁が制作した広報動画がこちらです。119番通報をしようとする母親を、赤ちゃんが「ちょっと待った!」と深みのある声で静止しました!赤ちゃんが母親に伝えた内容を書き出してみると…。救急出動が増加するほど、救急車の到着が遅れて緊急性の高い人の救命効果低下に繋がる恐れがある。搬送された人の半数以上が入院を必要としない軽症なんだ。救急車を呼ぶべきか迷ったときは、その症状の緊急性を知ることが大切だと思わない?そんなときに#7119東京消防庁救急相談センターで相談できるんだよ。24時間年中無休で対応してくれて、症状に基づく緊急性のアドバイスを受けることができたり、受診の必要性に関するアドバイスを受けることができるんだ。どこの病院にいったらいいかわからない場合に医療機関案内も受けられる…♯7119と救急車の適正利用「るいちゃん」ーより引用キリッとした表情で、「搬送された半数以上が入院を必要としない軽症である」と語る赤ちゃん。正当な判断をせず救急車を呼ぶと、緊急性が高いほかの人の救命が遅れる可能性を指摘しました。さらに、『#7119』は24時間対応してくれるといいます。どんな時間でも対応してくれるため安心です。全国16地域が『#7119』に対応2019年12月時点で、『#7119』の実施団体は全国で16地域とのこと。自分の地域が『#7119』に対応しているか、また、相談窓口に通じる違う番号が設けられていないかを予め確認しておくのがおすすめです。[文・構成/grape編集部]
2020年10月02日ブラジルに住むアンダーソン・バヒさんが偶然目撃した光景が話題になっています。アンダーソンさんは通りかかった道路に救急車が止まっているのを目にして、思わず写真を撮りました。なぜなら救急車の後ろのステップに、犬が乗っていたからです。ウェブメディア『The Dodo』によると、アンダーソンさんがその場所を通る少し前に、歩道を歩いていた男性が突然具合が悪くなって倒れたのだそう。その後、救急車がやってきて、男性はすぐに車に乗せられたのですが、そこには彼の愛犬がいたのです。救急車のドアを閉められてしまった犬は「私も連れて行って!」というようにステップに飛び乗ったといいます。Posted by Anderson Fechner Bahi on Sunday, August 30, 2020Posted by Anderson Fechner Bahi on Sunday, August 30, 2020幸いなことに車が発車する前に救急隊員が犬の存在に気付き、再びドアを開けて犬を車内に入れてあげました。Posted by Anderson Fechner Bahi on Sunday, August 30, 2020Posted by Anderson Fechner Bahi on Sunday, August 30, 2020Posted by Anderson Fechner Bahi on Sunday, August 30, 2020Posted by Anderson Fechner Bahi on Sunday, August 30, 2020その様子を見ていたアンダーソンさんは「あの犬の飼い主への愛情はとても特別なものなんだろうと感じた」といいます。彼はこれらの写真と動画をFacebookに投稿。するとその犬を病院前で見かけた女性が別の写真をシェアしました。Posted by Amal Saker on Sunday, August 30, 2020Posted by Amal Saker on Sunday, August 30, 2020犬は病院の入り口で飼い主の男性のことをじっと待ち続けていたそうです。男性は大事には至らず、45分後には家族が迎えに来て、犬と一緒に帰って行きました。男性のことが心配で必死で追いかけようとした犬の愛情が伝わります。この犬はきっと、飼い主の男性にとてもかわいがられているのでしょう。救急車の中で男性は、愛犬がそばにいてくれたおかげで安心できたのではないでしょうか。1匹の犬が見せた飼い主への忠誠心と無償の愛は多くの人の心を温かくしてくれました。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日2019年の夏に熱中症で救急搬送された、桃とまとだコレ(@MOMOmop_6927)さんが体験談をTwitterに投稿し、反響が上がっています。友人と映画館で映画を見た後、ランチをした投稿者さん。その後ショッピングをしていると、徐々に異変が出てきて…。去年熱中症になって救急搬送された時のレポ漫画(2/2) pic.twitter.com/LrnC26Dw2u — 桃とまとだコレ (@MOMOmop_6927) August 13, 2020 異常なノドの渇きや激しい動悸に襲われた投稿者さん。その場で動けなくなり、救急搬送されることとなってしまいました。その後も体調が戻らず、いまだに熱中症の後遺症が残っているといいます。以前よりも疲れやすくなった上に、食事をすると気持ち悪くなることもあるそうです。投稿には、熱中症や後遺症の怖さを実感する人たちからもコメントが寄せられていました。・本当に急に来るんですよね。寒気がしたときは怖かったです。・ずっと炎天下にいたわけではないのに熱中症になるんですね。気を付けたいと思います。・熱中症になったらその後、長期戦になるから本当に対策をした方がいい。熱中症の原因としてさまざまな点が挙げられますが、十分に熱中症対策をするに越したことはないでしょう。投稿者さんは、水筒に飲み物を入れて持ち歩くようにしているといいますが、「ステンレスボトルに塩分濃度の高い飲料を入れるのは、推奨されていないようです」と注意をうながしています。2020年の夏は、外出中はマスクをしているため、いつもの夏よりも余計暑さを感じやすくなっているでしょう。熱中症の怖さを知り、しっかりと対策をしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月14日お笑いコンビ『ぺんとはうす』のヤマトさんが、2020年7月25日にブログを更新。後輩とサウナに行った際のエピソードをつづりました。サウナ内で倒れていた高齢男性サウナと水風呂を往復していた、ヤマトさんと後輩。「もう1回転しますか?帰りますか?」と後輩に聞かれ、ラスト1回だけサウナと水風呂に入ることにしました。すると、サウナの扉を開けた後輩が「大丈夫ですか!?」と叫んだのです。サウナの中を見ると、なんと高齢男性が倒れているではありませんか!このままサウナの中にいては、命の危険につながります。2人は協力して高齢男性をサウナの外に出そうとしましたが、体感的に相手の体重は703オーバー。とても持ち上げられませんでした。すると、洗い場にいる男性から次のような助言が飛んできます。「下にマット敷いて、滑らすんや!」ヤマトさんたちは、サウナ近くのマットを地面に敷いて高齢男性を乗せ、滑らせてサウナを脱することができました。水をかけたり水分補給をさせたりすると、高齢男性はだいぶ意識を回復。「大丈夫!つまずいて右足を痛めただけで、意識はあるし心配せんといて!」というのですが、立ち上がろうとしても立てません。すると、騒ぎを聞いた店員が駆けつけてきました。ヤマトさんは状況を説明するのですが、店員は初めての事態のよう。「どうしましょうか?」というばかりだったので、ヤマトさんが救急車を呼ぶよう指示することになりました。謎に強がる高齢男性救急車を待つ間、なんとか立ち上がれるようになった高齢男性。水風呂に入っているのを、ヤマトさんと後輩は一緒になって見張っていました。するとおもむろに、高齢男性は再びサウナに入ろうとします!もちろん、ヤマトさんは全力で止めたのですが、「ワシは高校野球をしていて体力には自信がある!大丈夫!」と、高齢男性。さすがに説教をしたくなったヤマトさんは、その時の思いをこうつづります。おい!頑固親父!若者に助けられてお前の中のプライドが許さなかったのか知らないが、俺たちがあと1回転しなければお前は死んでいたんだぞ!現に今1人では立ち上がれず、サウナの利用も俺たちだけで、今、九死に一生を得たんだぞ!しかも高校野球って50年前のことを出してくるな!もう、今日はサウナに入るな!黙って俺たちの指示に従えクソジジイ!!!また、助言をするだけして身体を洗い続けた男性や、すぐに動かなかった店員にも怒りが込み上げましたが、なんとか感情を押しとどめたとのこと。「今日は疲れてるんで一緒に出ましょう!」といって、高齢男性を無理やり外に連れ出しました。そして到着した救急隊員に状況を説明して帰宅。激動の1日を終え、ヤマトさんはブログにこのようにつづっています。オジサンは何度説明しても、ことの重大さが分かっていなかった。まあいい。生きててよかった。また、「みなさん!サウナは自分の限界を知って無理せず入ってくださいね!」とも呼び掛けています。サウナや風呂場、脱衣所などは、室温などの変化にともなう血流などの変化によって急に体調を崩すことが多い場所です。特に高齢者は要注意。人によっては「他人の手をわずらわせることを避けたい」と思うかもしれませんが、自身の体調を決して軽視せず、適切な処置を受けてほしいものですね。ヤマトさんたちの対応に、いつか高齢男性も感謝することでしょう。ヤマトさんは、ブログのほかにTwitterやnoteも更新しています。気になる人は、チェックしてみてくださいね!ブログ:ぺんとはうす ヤマト オフィシャルブログTwitter:ぺんとはうす ヤマト(@yamato_2918)note:ぺんとはうすヤマト[文・構成/grape編集部]
2020年07月28日お風呂を洗っていた私のところにやってきた2歳の娘が、濡れた足で滑って転倒! お風呂場のあがり段に後頭部を強打してしまいました。急いで救急車を呼んで病院へ。救急車騒ぎから病院で手当てをしてもらうまでの体験を紹介します。 待って! 足が濡れてるから!平日の夕方、お風呂を洗っていた私のところへ娘がやってきました。聞いてほしいことがあったようで、浴室の中まで入ってきたのです。ひと通り私に話をして、満足そうに部屋へ戻ろうと、濡れた足でそのまま駆け出しました。「待って! 足が濡れてるから!」。私がそう思って止めようとしたのですが、一歩遅かった! 浴室前にバスマットを敷いていなかったので、娘は浴室から出たところで滑って転び、石のあがり段に後頭部をぶつけてしまったのです。「あちゃー! 遅かった……」。娘の後頭部には大きなたんこぶができてしまいました。 人生初の救急要請たんこぶができたので、冷してあげようと保冷剤を用意。保育士をしている私は、転倒時の処置は慣れていたのでここまでは慌てずに対応できました。しかし保冷剤を当て始めると、たんこぶだけでなく傷ができていたようで、少量ですが血が出てきたのです。「後頭部から出血! 大丈夫かな!?」。 突然怖くなってきた私は、冷すのも危ないような気がして、急いで救急車を呼びました。救急要請をするのは人生初。そばでは娘が大泣きしているけど特段処置をしてあげることもできず、救急隊が到着するまで心臓がバクバクしていました。 離れた地域の病院へ救急隊が到着すると、娘は怖がってさらに泣いてしまいました。私もどうしたら良いのかわからずオロオロ。救急隊の人が、「お母さん、落ち着いて」と声をかけてくれました。 怪我の状況を聞かれたので説明すると、幸い、娘は意識がしっかりしていたので緊急性は高くなかったようです。とりあえず病院で詳しく診て処置をしてもらうことに。搬送できる病院が近くになかったので、少し離れた地域の病院まで行くことになりました。 大事に至らずひと安心救急車に乗ると、最初は回転灯の光を怖がって泣いていた娘も、次第に冷静になってきて落ち着いた状態で病院に到着。病院では、レントゲン撮影をして頭部に異常がないか診てもらいました。結果、特に異常は見られず。 出血していたところもすでに止血していたので、消毒だけしてもらって帰宅しました。頭を打っているので、念のため24時間は安静にして様子を見るようにと医師から指示があり、翌日の保育園は休んだのですが、娘は何事もなかったかのように元気いっぱい。大事に至らずひと安心でした。 人生で初めて救急車を呼んで対応した体験は、ハラハラしてとても怖かったのですが、私にとって良い教訓になりました。子どもは突然の予測できない動きをすることもあるので、常に注意を払って安全に配慮しなければならないなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。 著者・イラスト制作者:イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2020年07月20日生後9カ月の息子はハイハイするのが大好きで、好奇心いっぱい。ケガをしないように寝室には何も置かず、動きまわるスペースを確保して安心していました。しかしある日曜日の夜、お気に入りのぬいぐるみと遊んでいるときに手が滑り肘を脱臼。初めて救急外来に駆け込むことになりました。 安全対策は万全のはずが…低月齢のころから動きたがりで、ハイハイができるようになると家中の物に触っていたずらし放題だったワンパクな息子。そのため、寝室はまっさらな畳と息子のおもちゃ以外は何も置かれていない状態で、安全対策は万全のつもりでいました。 ぬいぐるみが原因でケガをするなんて大好きなぬいぐるみでごきげんに遊んでいた息子。そばには私も夫もいて、2人のうちどちらかは常に息子を見守っている状態でした。 時刻は18時過ぎ。そろそろ3人でお風呂に入ってごはんにしようか……と話しているときでした。私はお風呂を沸かすために立ち上がり、その場を離れました。すると息子はぬいぐるみを乗り越えてパパのもとへ行こうと手を掛け、その瞬間、そのままズリっと体を捻り、腕があらぬ方向に。いつもと違う息子の泣き方に、どこか痛めたのだと直感しました。 どこに相談する?息子を病院に連れて行くべきかすぐには判断が付かず、出産時に自治体から渡されたパンフレットに記載してあった小児救急相談#8000へ電話しました。息子の状態をお話しすると、患部を冷やしつつ様子を見て、痛みが続くようなら病院に連れて行ってはどうかとのこと。 しかしその時点で18時半。夜遅くに症状が悪化しては手遅れになってしまうのではと不安に思った私は、相談員の方に教えてもらった救急相談#7119へ連絡し、受付可能な病院を紹介してもらいました。 整形外科の救急外来へ電話で紹介された病院のうち、自宅から最も近い病院に連絡を入れ、息子を連れてタクシーで病院へ。整形外科を受診すると、肘の関節が亜脱臼しているとのことでした。先生が息子の腕をぐりぐりと動かすと関節はもとに戻り、痛みがなくなったのか息子は泣き止みました。 そして、脱臼は人によって癖になることがあるということ、無理に素人が治そうとすると悪化することがあるので病院を受診することなどの注意事項を受け、帰宅しました。 どんなに部屋の安全対策に気をつかっていても、目を離さずそばにいても、赤ちゃんは思わぬ物が原因でケガをするということを学びました。また、いざケガをしたときや様子がおかしいと思ったときにすぐに連絡できる機関を覚えておくと、スムーズに対応ができると実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:ののぱ監修/助産師REIKO著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2020年06月23日■ 前回 のあらすじ一昨年の冬のお話。以前から気管支が弱かった私は喘息と診断され、吸入器が処方。そして夫が単身赴任で家には子ども2人と私だけのある夜に、喘息の発作が! そのとき、当時6歳の娘は救急車を呼んでしまい…!救急車を呼ぶというのは初めての出来事でしたが、こんなことで呼んでしまったという申し訳なさと、もうひとつ一大事にしたくない理由(じつは噂好きのご近所さんがいるのです…)があり、キャンセルしたかったのです。しかし…「吸入後しばらくたっても発作が落ち着く気配がないこと」「頼れる大人が周りにいないことから、大事になった時に対応できないこと」という理由で、結局来ていただくことになりました。それでも往生際の悪い私。「住所を言わなければ来れないだろう」などと不謹慎にも思ってしまったのですが、どうやら今はスマホから自動的に住所が取得されるらしくGPS情報からあっさり住所が判明してしまいました。「こんな症状で救急車呼んでしまって…」「周りの目が気になる…」そんなことをグルグル考えながら、最後までパニック状態で「大丈夫です」を突き通す私。そんな私を落ち着かせるように、優しい声でなだめてくれた救急隊員の方の頼もしかったこと。じつは最初は「娘、なんで救急車呼んだんーーー?(怒りとパニック)」の気持ちが強くあったのです。でも、冷静になると、「娘もとっても怖かっただろうなぁ…」と娘の気持ちに想いを馳せられるようになりました。周りにだれも大人がいない状態。唯一頼れる大人(私)が喘息発作と過呼吸でパニック状態。そして私の状態を見て大泣きする息子。こんな状態の中で、娘は「自分がなんとかするしかない!」と勇気ふりしぼって行動してくれたんですよね。本当にありがとう。ちなみに翌日、案の定例のご近所さんには「昨日救急車止まっていたけれど…」とつっこまれてしまいました。\感動の実話が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月17日一昨年の冬のお話です。当時、娘は6歳、息子は4歳になったばかりでした。私は、あまりに酷い息切れのため病院に行き、喘息と診断されました。これまでも、風邪をひくと、咳が酷く夜眠れなくなり、この症状は風邪自体がおさまっても1ヶ月ほど続くことがよくありました。さらに声が枯れて出なくなることもしょっちゅうあり、私は気管支が弱いんだとずっと思いこんでいたのです。息が苦しくて、自分自身でも怖くなることもあったのですが、たびたび訪れてしまうその症状によって、「そんなもんなんだろうな」と少し諦めの気持ちでいました。そう、「ただ風邪をこじらせただけ」だと…。しかし!風邪薬をもらおうと行った病院で、まさかの「喘息診断」。毎日決まった時間に使用する吸入器と、発作が出たときに使用する吸入器が処方され、「これがあれば、もう苦しい思いをしなくてもいいんだ」と、このときは長い悩みから解放されたような気分だったのです。そんなある夜のこと――その日は年末で、夫は友人と飲み会に出かけ、私は家で子どもとのんびりごはん。先に食事を終えた私は毎日の定期吸入をし、おしゃべりしすぎてなかなか食べ終わらない子どもたちをどやしながら、歯磨きを開始。その時…もがくように、とにかく息をして、息をして……何かあったときのために…と娘には「救急車の呼び方、警察の呼び方」を教えてありました。なぜなら、当時、夫は単身赴任中。もしも私が対応できないときには、家族がどうにもこうにもいかなくなるから。「でも、救急車を呼ぶほどのことではない」「かつて経験したことない息苦しさではあるけれど、酷い発作はこれまで何度も乗り越えてきた」「過呼吸だって数年前に一度なったことがある」「落ち着いてくればそのうち収まるはず」こんな風に自分の症状を必死に分析していました。そして何より、緊急連絡方法について娘に教えたのは半年以上も前のこと。そのとき5歳だった娘が、いまも覚えてはいないだろう…。そう、思っていたのですが――次回(6/17UP!)、まさかの!人生初めての救急車の巻(涙)\感動の実話が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月16日フローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、毎年5月12日は『看護の日』。2020年の『看護の日』には、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行もあり、多くの人が看護師たちへ感謝の気持ちを表明しました。かつて自分や家族、友人などがお世話になった看護師たちに感謝する人が多いようですが、中には別の視点からの感謝もありました。医師から看護師への感謝の気持ち「看護師さんには感謝しかありません。身近では、救命センターでも、ICU(集中治療室)・病棟でも、ドクターヘリでも、看護師さんなくして我々医師は仕事ができません」医師の松村圭祐(keisuke828)さんが、そんな言葉とともに1本の動画をInstagramに投稿。兵庫県にある、北近畿エリア唯一の救命救急センター『公立豊岡病院 但馬救命救急センター(以下、但馬救命救急センター)』に勤務している松村さんは、日々の感謝の気持ちを込めてピアノを演奏しました。その時の演奏がこちらです! View this post on Instagram A post shared by Keisuke Matsumura (@keisuke828) on May 12, 2020 at 1:25am PDTドラマ『コウノドリ』(TBS系)のメインテーマ曲『Baby, God Bless You』を弾く松村さん。しっとりとした曲が大勢の人々の心にしみました。・素敵な曲に元気をもらいました!・医療関係の人たちには、尊敬と感謝しかありません。・松村さん、『コウノドリ』の産婦人科医・鴻鳥サクラみたい!・人命を助け、そのうえピアノも弾けるなんてすごいです!・どうか医療従事者のみなさまが感染することなく、どうか健やかでありますように。毎日途切れることなく重症対応が続いている、但馬救命救急センター。現在、ドクターヘリも感染に注意を払いながら、コロナウイルス対応だけでなく、いつも通り地域の救急需要にも対応しているそうです。患者を助けることができるのは、医師だけでなく看護師がいてこそ…医療従事者の間でも感謝をし合っていることが分かる投稿に、胸が熱くなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月20日子どもを産む前、車を動かすのは週末のスーパーに行くときくらいだったわが家。しかも、「車、全然動かしてないね」という理由で、歩いて15分もしないスーパーに車に乗ってでかけていただけでした。子育て中は車が必須だと思っていたのですが、家族会議をひらき、いったん車を手放してみることに。そこで多くのメリットに気づきました。意外とあっさりだった家族会議「車、いる?」車検を目前としている時期に、唐突に夫が言い出しました。「車検でタイヤ交換も必要そうだし、10年近く乗ったし、最近、全然車使ってないよね?」。私も同じように感じていました。というのも、私は車の免許を持っていないため、わが家で車の運転をするのは夫のみ。夫は出張が多く、会社にも電車通勤をしていたので、車を使うのは月1回程度でした。「子どもが生まれたら車の使用頻度も増えるかも」とも考えましたが、夫婦ともに、「必要になったらまた買おう」ということで意見がまとまりました。結果、断捨離好きなわが家は、あっさりと車を手放すことになりました。年間50万以上の大幅な節約がうれしい!屋根なしの駐車場に月2万5000円、その他に保険代が月2万円、車を動かせばガソリン代、定期的に必要な車検やタイヤ交換…。レンタカーを借りる回数、電車やバス移動をする回数をふまえても、大幅な節約になっています。その額は年間50万円以上!その額を他にまわせるとしたら、とても大きいです。もちろんこれは車本体の価格を抜いた額なので、車を買ったと考えると、さらに額が変わってきます。たまに借りるレンタカーに、夫は大喜び乗ってみたかった高級車やスポーツカー、アウトドアのときは大きなファミリーカーというように、用途に合わせて車を借りることができるので、夫も息子もいつもワクワクしています。息子はチャイルドシートも毎回違うタイプを利用。もし買うならこのメーカーかな?と、実際に試して使い勝手を見ることができるので、私も興味深いです。子どもが電車やバスでのマナーを身につけることができる電車やバスで移動していると、さまざまな人と出会います。そこで、息子に挨拶をすることや席を譲ることなど、公共の場所での振る舞いを教えることができています。また、子どもに話しかけてくださる人もたくさん。子どもがほめられたり、親が元気をもらったり、ステキな機会もたくさんありました。やっぱり不便に感じるところ天気が悪かったとき、体調が悪くなってしまったとき、急に予定を変えたいときなどは、やはり自家用車だったらなぁと思うことはあります。先日も、レンタカーを借りてミカン狩りに行く予定でしたが、天気が悪く、ミカン農家も臨時休業とのこと。かといって、レンタカーを前日キャンセルするにもお金が発生するし、結局コースを変更してのおでかけとなりました。でも雨の中のドライブは、外の景色も風も感じられず、せっかくの外出がイマイチとなってしまいました。その点、自家用車であれば翌週に変更することができるのがいいですよね。とはいえ、車を手放したことで感じるのは、メリットの方が圧倒的に多いです。車は必須!と思っていても、わが家はそうでもありませんでした。車の買い替えを迷っているパパママは、いったん手放してみるという選択もアリかもしれません。<文・写真:ライターゆかダコ>
2020年01月18日熱中症が頻発する時期。外で救急車のサイレンが聞こえると、我が子が心配になるのが母の常。ぐっちぃさんもハラハラしながら娘さんの帰宅を待っていたところ…。■暑い時期はお互いに心配 お母さん、倒れるような場所にいなかったわ。屋内でも熱中症に注意と言われてるので今年は遠慮なくクーラーつけてます。27度と28度のたった1度設定の違いでクーラーの動き方が全然違うよね? うちだけかな?
2019年07月27日生後9カ月の息子はハイハイするのが大好きで、好奇心いっぱい。ケガをしないように寝室には何も置かず、動きまわるスペースを確保して安心していました。しかしある日曜日の夜、お気に入りのぬいぐるみと遊んでいるときに手が滑り肘を脱臼。初めて救急外来に駆け込むことになりました。 安全対策は万全のはずが…低月齢のころから動きたがりで、ハイハイができるようになると家中の物に触っていたずらし放題だったワンパクな息子。そのため、寝室はまっさらな畳と息子のおもちゃ以外は何も置かれていない状態でした。これで安全対策は万全のつもりでいました。 ぬいぐるみが原因でケガをするなんて大好きなぬいぐるみでごきげんに遊んでいた息子。そばには私も夫もいて、2人のうちどちらかは常に息子を見守っている状態でした。 時刻は18時過ぎ。そろそろ3人でお風呂に入ってごはんにしようか、と話しているときでした。私はお風呂を沸かすために立ち上がりその場を離れました。すると息子はぬいぐるみを乗り越えてパパのもとへ行こうと手を掛け、その瞬間、そのままズリっと体を捻り、腕があらぬ方向に。いつもと違う息子の泣き方に、どこか痛めたのだと直感しました。 どこに相談する?息子を病院に連れて行くべきかすぐには判断が付かず、出産時に自治体から渡されたパンフレットに記載してあった小児救急相談#8000へ電話しました。息子の状態をお話しすると、患部を冷やしつつ様子を見て、痛みが続くようなら病院に連れて行ってはどうかとのこと。 しかしその時点で18時半。夜遅くに症状が悪化しては手遅れになってしまうのではと不安に思った私は、相談員の方に教えてもらった救急相談#7119へ連絡し、受付可能な病院を紹介してもらいました。 整形外科の救急外来へ電話で紹介された病院のうち自宅から最も近い病院に連絡を入れ、息子を連れてタクシーで病院へ。整形外科を受診すると、肘の関節が亜脱臼しているとのことでした。先生が息子の腕をぐりぐりと動かすと関節はもとに戻り、痛みがなくなったのか息子は泣き止みました。 脱臼は人によって癖になることがあるということ、無理に素人が治そうとすると悪化することがあるので病院を受診すること、などの注意事項を受け帰宅しました。 どんなに部屋の安全対策に気をつかっていても、目を離さずそばにいても、赤ちゃんは思わぬものが原因でケガをするということを学びました。また、いざケガをしたときや様子がおかしいと思ったときにすぐに連絡できる機関を覚えておくと、スムーズに対応ができると実感しました。著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月08日子どもが自宅で急にじんまじんを発症し、救急車で運ばれたのは2歳10か月のときのこと。初めてのことに、ママの私がパニックに。今回はその時の反省点と、知っておきたい相談窓口をまとめました。いきなりのじんましん発症、ママがパニックに!子どもが幼稚園に入園する少し前、自宅でお昼ご飯を食べさせているときでした。食べながら少し咳をしはじめたので、「昨日の夜、寒かったかな?」なんて思っていたら、みるみるうちに子どもの顔色が急変。「かゆい!かゆい!」と泣き叫びながら腕やのどをかきむしり、じんまんしんの症状が出始めました。今まで何度かじんましんの症状が出たことはあったものの、ごく軽いもので、ここまでひどい症状は初めて。尋常ではない子どもの様子でしたが、それでも救急車を呼んでいいのか判断ができず、まず、救急車を呼ぶかどうか相談ができる、「#7119」の救急相談に電話してみることにしました。泣き叫ぶ息子を抱っこしながら、窓口の人の質問に答え、子どもの症状、お昼ご飯を食べていた途中だったこと、咳が出て息がぜーぜー言っていることなどを告げると、「救急対応の症状ですので、救急車をすぐ手配します」とのこと。電話を切り、母子手帳と保険証、医療証、現金を準備していると、幸いにも10分足らずで救急車が到着。救急隊の人がパニックになっている私に、「お母さん、大丈夫ですから」と何度も話しかけてくれました。その後、近くの小児科がある総合病院が受け入れをしてくれ、すぐに診察してもらうことができました。入院も視野に入れて、持ち物を準備以前からアレルギー体質だった息子。かかりつけの小児科から、「初めて食べるものや食べ慣れないものは、アレルギー症状が出た時に診察がスムーズに受けらるよう、平日の昼間に食べさせなさい」と言われていました。じんましんが出た途中に食べていたものは、まさに食べ慣れていないものだったので、これが休日で受け入れ病院がなかなか見つからなかったとしたら…とゾッとしました。また、この日は症状がおさまり、入院することなく帰宅できたのですが、子どもが高熱を出して救急搬送されたママ友は、そのまま入院となり3日間自宅に帰れなかったそう。万が一の場合を考えて、子どもの着替えだけでも数枚用意して救急車に乗るべきでした。緊急時の連絡先は常に掲示しておく今回電話した救急相談。存在は知っていたものの、いざ電話するとなると番号が思い出せず、インターネットで検索して番号を調べました。一刻を争うような状態でなかったのでこれで済みましたが、子どもが小さい間は電話の近くに番号を貼っておくなどしておけばよかったと反省しました。また、この出来事のあと知ったのですが、休日や夜間に小児科医師・看護師に電話で相談できる「こども電話医療相談(#8800)」という窓口もあります。子どもはこの時のことを、5歳になった今でも恐怖体験として鮮明に覚えています。不安にさせないためには、まず私がもっと落ち着いて行動すべきだったと反省しています。子どもが病気になった時や事故や災害に遭った時のことを、常日頃からシミュレーションしていたつもりですが、実際に救急車を呼ぶことになって、準備不足や認識の甘さに気づかされました。5歳になった今、じんましんはまったく出なくなりましたが、今後も何かのトラブルが起こった時の心づもりは、常にしておかなければと思っています。救急相談センター(#7119)こども電話医療相談(#8800)<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2019年04月28日つい先日、突然、救急車で運ばれるほど体調を崩してしまったというグラハム子さん。でも夫は仕事中で、実家も遠く頼れないという状況でした。そんなとき、頭に浮かんだ人とは? 人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。こんにちは。4歳息子、3歳娘の母、グラハム子です。ここ最近、一気に冷え込んできましたね。体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。私はといいますと、じつはつい先日、救急車で運ばれる事態が起きました。それは日中、1人で家で仕事をしていたときのことです。 何もしていないのに、突然鼻血が出てきました。「まぁ鼻血なんてすぐ止まるだろう」と思い、しばらく鼻をティッシュで押さえていました。しかし、30分以上たってもまったく止まる気配がなく…。血の出方も「タラー…」とかではなく、「ドバドバ」と言う感じ。気づけばティッシュ1箱を使い切ってしまいました。 とりあえず、まずは救急電話相談(救急車を呼んだ方がいいか相談にのってくれるところ)に電話をしてみました。すると「それは今すぐ救急車を呼んでください」とのこと。思ったよりも深刻な事態だったようです。まず夫に電話をしてみましたが、出ません。わかってはいましたが、夫は仕事中は電話に出られません。また、うちは両方の実家も遠いので頼ることもできません。そんなことを考えているうちに、だんだん貧血になってきたのか、体に力が入らなくなってきてしまい…。「いよいよマズイ」、そう思った私は、少し勇気を出して近所のママ友に電話をしました。 するとすぐにママ友が来てくれました。 さすが同じ主婦なので、私が何もしなくても要望をすべてわかってくれて。救急車に乗るまでずっと付き添ってくれました。病院に着くとまずは鼻血を止める処置をしてもらって(これがすごく痛かった)、少し休んだ後に止血剤をもらいました。くわしい検査は後日で、今日はもう帰っていいということになりました。ひと安心し、先ほどのママ友に連絡しました。こうして結局、車で迎えに来てもらってしまい、この日ママ友には、もう何から何までお世話になりっぱなしでした。本当は家族に頼れればそれが良いのかもしれません。だけど、旦那さんが忙しい、実家が遠い…など、さまざまな理由で家族に頼れない人もたくさんいると思います。そんなとき、側に手を差し伸べてくれる人がいるって、すごくありがたいことです。 結婚して、家を建てて、この地域に住み始めてそろそろ5年。子どもも近所の幼稚園に通い始め、私にもママ友ができてきて…。この環境にも少しずつなじんできた気がします。こうしてだんだんと、第2の地元になっていくのでしょう。
2018年11月30日