中学受験の実態をリアルに描いた漫画を柳楽優弥主演で実写化する「二月の勝者-絶対合格の教室-」。この度、井上真央が新人講師役で出演することが分かった。中学受験生のうち、約7割が第一志望に受からないといわれる昨今。東京都は特に激戦区。舞台となる「桜花ゼミナール」は、難関校合格者を数名出してはいるものの、合格実績はあまりふるわない中堅中学受験塾。一方、都内トップ校合格者の6割を輩出しているという隣接する業界最大手の名門中学受験塾は好実績を叩き出している。そんな桜花ゼミナールのテコ入れのために新たな塾長黒木蔵人がやってくる。黒木は業界最大手の名門中学受験塾の元カリスマ講師。着任早々「塾は“子どもの将来”を売る場所。生徒は“金脈”、その親たちは“スポンサー”だ」と、とんでもないことを言い放つ黒木。しかし、黒木は生徒たちの前で堂々と「ここにいる全員を、絶対に第一志望校に合格させる」と宣言するのだった――。日本テレビ系連続ドラマは8年ぶりの出演となる井上さん。今回演じるのは、桜花ゼミナール吉祥寺校に採用された新人講師・佐倉麻衣。中学教員経験のある佐倉は、冷徹な黒木(柳楽さん)の発言や指示に何かと反発。教師に憬れていた彼女は、黒木との出会い、この塾での経験を通し、成長していく。原作を読み「これまでの受験に抱いていたイメージは変わり、時代の変化を感じると共に、知らない世界へとすっかり引き込まれました」と感想を述べた井上さんは、「プロデューサーの熱意に後押しされ、飛び込んでみようと思いました。原作のような現代のリアリティーを大切にしながらも、ドラマだからこそ描ける部分も大事にしていきたいです」と意気込み。主演の柳楽さんについては「このドラマに挑んでみようと思えたのは、柳楽優弥さんの存在も大きかったように思います。どの作品でも存在感があり、真っ直ぐなお芝居をされる方という印象です」と言い、「受験を経験された方、これから迎える方がご自身と重ねながら共感し、皆さんで楽しんで頂ける作品になればと思っています」とコメントしている。「二月の勝者-絶対合格の教室-」は7月、日本テレビ土曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月01日メイク崩れを防ぐ方法は簡単だった!2020年2月15日(土)、メイク講師の福井美余は「劇的に化粧崩れしなくなる方法」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。顔のテカリや化粧崩れを防ぐための簡単テクニックを紹介している。福井美余が推奨する化粧崩れ防止テクニックとは、スキンケアが終わってから30分後にメイクをすること。化粧水や乳液を肌にしっかり浸透させ、肌の余分なヌルッと感がなくなってからメイクをすることで、テカリや化粧崩れが劇的に改善するとしている。忙しい朝に30分も時間をあける余裕がない人は5分でもOK。メイクをするまでの時間を少しあけるだけでも、テカリや化粧崩れはかなり減らせるという。6,000人以上の美容指導の実績を持つ福井美余福井美余は大阪府出身。一般社団法人日本パーソナルメイク協会 代表理事、株式会社Excess Beauty 代表取締役社長を務め、メイク講師として活躍。一般女性向けのメイク講座を開催する他、美容アドバイザーとしてモデル育成も行っている。2017 ミス・ユニバース・ジャパン ビューティキャンプ講師を務めた実績も持つ。オフィシャルブログのフォロワー数は13,000人以上。著書には『身につけるべきは、"年相応"のメイク 』『今あるコスメで上品で洗練された美人になれる』などがある。(画像は福井美余オフィシャルブログ「毎日1分読むだけでメイク美人になるブログ」より)【参考】※福井美余オフィシャルブログ「毎日1分読むだけでメイク美人になるブログ」※福井美余オフィシャルサイト
2020年02月20日アイシャドウで美しいグラデーションをつくるには、多少のテクニックが必要です。ただ、そのテクニックは誰もがすぐに取り入れられる簡単なもの!今回は、現役メイク講師の筆者が、アイシャドウの綺麗なグラデーションのつくり方を伝授します。アイシャドウで目元の印象がガラリと変わる出典:byBirthアイシャドウ、結局何で塗るのがいいの?出典:byBirth手っ取り早くぼかせ、色加減の調節がしやすいのは「指」筆者がもっともよく使うツールは「指」です。力加減が直接伝わるので、濃く塗りすぎたり薄くなりすぎたりすることがほとんどありません。また、境目をボカす際にも便利です。何もついていない指でぼかせば、自然にグラデーションができますし、何より何も用意するものがないので手軽です。指に取る量も調節すれば濃さを調節できるので、手っ取り早くグラデーションを作りたい方は指をまず使ってみましょう。ふんわり柔らかく、自然な陰影をつけるなら「ブラシ」もっと丁寧にグラデーションを作るなら、ブラシを駆使しましょう。ブラシの大きさで色の濃さや塗る範囲も変わってきますので、サイズもいくつか用意しておきましょう。広い範囲に伸ばしたり、薄く伸ばしたい時には大きめのブラシを。狭い範囲や濃く伸ばしたい時には小さめのブラシを使いましょう。指よりブラシの方がふんわりとアイシャドウがのり、ナチュラルな仕上がりになります。作り込みすぎない自然な立体感を出したいなら、ブラシを用意しておきましょう。その色を主役にしたい、とにかく濃く発色させたいなら「チップ」アイシャドウに使うツールの中で、一番濃く発色するのがチップです。アイラインのようにくっきりとアイシャドウを伸ばしたり、目のキワにインパクトのある色を伸ばしたい時にとても便利です。色が一度で濃くのるので、ややぼかしにくいです。その際は、力加減を調節して薄くのせ、徐々に濃くのせていく方が失敗がありませんよ。目元の印象がグッとアップ!美しいグラデーションの作り方出典:byBirth1. ハイライトカラーで目元全体を明るくするまずは、ホワイトやベージュなどの明るいカラーをまぶた全体に伸ばしましょう。後からのせるアイシャドウの色が綺麗に発色し、これだけで目元が生き生きとしてみえます。あまり塗りすぎると厚ぼったくなったり、白浮きしてみえてしまうので、ほんのり明るくなるぐらいでとどめておきましょう。2. やや明るめのニュアンスカラーをアイホール全体に馴染ませるブラウンベージュやコーラル系カラーなど、肌の色よりワントーン濃いぐらいのニュアンスで色が出るようなナチュラルカラーを、アイホール全体、もしくはアイホールの内側に伸ばします。目元に立体感を与える効果があります。明るいカラーなので、あまりハイライトカラーとの境目はみえませんが、もし境目がパキッと出てしまった際には、指で軽く馴染ませましょう。3. アクセントカラーを二重幅、もしくは目を開けた時にうっすら見える範囲まで伸ばすアイシャドウの主役になるような、濃いカラーを二重幅に伸ばします。一重さん、奥二重さんは、目を開けた時にうっすら見える範囲まで伸ばしましょう。必ず、目のキワ(まつ毛の生え際)から上に向かって伸ばしていきます。キワが塗れていないと、アイシャドウが浮いて不自然な印象になります。4. ニュアンスカラーを使って、ニュアンスカラーとアクセントカラーの境目を細いブラシでぼかすニュアンスカラーとアクセントカラーの境目はくっきり出やすいので、しっかりぼかす必要があります。指でボカすのもいいですが、綺麗にぼかせなかったりムラになってしまうことがあります。そうならないために、ニュアンスカラーをもう一度ブラシにとり、境目に馴染ませましょう。大きめのブラシでのせてしまうとアクセントカラーが薄くなってしまうので、境目だけがぼかせる細いブラシを用意しましょう!これだけで美しいグラデーションが完成しますよ。初心者さんでも簡単にグラデーションが作れる!優秀プチプラアイシャドウ3選ユーアーグラムブルーミングアイカラーパレット01出典:byBirthコスメマニアさんの間で知らない人はいないほど、今では有名なアイシャドウパレットとなっている、ユーアーグラムの9色パレット。発色もよく、キメが細かいパウダーなのでしっかりまぶたに密着します。ラメやパール感も申し分ないのに、100円という価格に驚きです!もともとしっかり発色する色ばかりなので、色の濃さは力加減やブラシの大きさで調節がしやすいです。ニュアンスカラーとアクセントカラーがいくつか入っており、このパレット1つでバリエーション豊かなメイクを楽しめますよ。リンメルショコラスウィート アイズ ソフトマット003出典:byBirth一見マットに見えるアイシャドウですが、超微細なパールが入っているので「粉っぽくなりたくないけどマットな質感を楽しみたい!」という方にぴったりです。1色ラメ入りカラーも入っているので、質感も自由に楽しめますよ。ソフトで柔らかい発色なので、境目ができにくくとてもぼかしやすいです。特に003番は、ベーシックカラーかつ、くすみにくいブラウンなので、初心者さんでも使いやすいと思います。ほんのり感じるチョコレートの香りにも癒されますよ。ヴィセ リシェマイヌーディ アイズBE-4出典:byBirth微細なラメがとても美しく、上品なツヤのでるアイシャドウです。ラメの入ったアイシャドウは、とてもグラデーションに向いています。なぜなら、ラメの効果で境目をぼかした時にムラが目立ちにくく、光が当たると自然に境目がぼやけて見えるので、少し気をつけるだけであっという間に美しいグラデーションが完成します。ラメの効果だけでなく、粉質が柔らかいのでムラなく綺麗に伸ばすことができますよ。BE-4はお仕事でもプライベートでも使えるナチュラルカラーで、どんなシーンでも活躍させることができる万能カラーです!ぼかし上手になって、アイシャドウ上級者テクニックを手に入れよう!グラデーションを作る際に欠かせないテクニックを、最後にまとめます!薄く境目ができてしまったなら、何もついていない指で優しくボカすニュアンスカラーとアクセントカラーの境目は、ニュアンスカラーを細いブラシにとってしっかりボカすあとは、好みの色の濃さにするために、指やブラシなどのツールをうまく使いまわすことで綺麗なグラデーションが仕上がります。ぜひこの記事を参考に、美しいグラデーションメイクを楽しんでくださいね!
2020年02月03日大手予備校・東進ハイスクール講師の板野博行氏(56)が交際女性に中絶を迫ったとして、強要未遂容疑で8日に逮捕されていたと発表された。同校で現代文と古文を担当していただけでなく、数々の受験生たちから愛されてきた参考書「古文単語ゴロゴ」シリーズの作者でもある板野容疑者。センター試験を目前に控える受験生たちに衝撃が走っている。14日の読売新聞オンラインによると板野容疑者は交際相手の30代の女性に中絶を迫り「子を産むなら、わいせつな動画をインターネット上に拡散する」などと脅迫。しかし女性は手術を受けず、警視庁に被害を相談。板野容疑者は容疑を認めているという。板野容疑者には妻がおり、女性はかつての教え子だった。「ゴロゴ」シリーズで多くの受験生たちを支えてきたため、東進の学生たち以外にもその名が知れ渡っていた板野容疑者。その卑劣な行動は大きなニュースとなり、Twitterでは「板野先生」「東進ハイスクール」といった関連ワードがトレンド入り。さらにネットでは怒りの声が上がっている。《当事者同士がどんな関係性だったとしても、リベンジポルノをチラつかせて中絶を迫るとか》《『産むんだったらリベンジポルノ』とか有り得ない!子供の命を何だと思っているのか?》《板野先生のおかげで現代文克服できたから、残念です》また今月18日と19日には、センター試験が行われる。それを目前に控えての逮捕発表に、受験生たちからは《板野先生捕まったの~俺の授業はどうなるん》《みんなが1番気になるのはセンター同日前の公開授業どうするん?って問題》と今後を心配する声が。そのいっぽうで、受験生たちにエールがこう上がっている。《驚いた。センター直前のこの時期に…。この講師と予備校を信じて教わっていた受験生はショックかもしれないが、負けずに頑張ってほしいな》《今年の受験生、センター最後だし直前に変な話が出ちゃって動揺しないといいけどな…》《受験生の皆さん どうか不安にならず最後のセンター試験頑張ってくださいね》
2020年01月15日先日、某ホテルが主催する料理教室に参加しました。そのメニューの中にはキッシュもあり、”キッシュは家でなかなか作らないな”と思いながらデモンストレーションに参加をすると、講師のシェフの方から衝撃的な一言が。「キッシュを家で作って欲しいから、あえて言います。キッシュを作るときは、タルト生地は買うべきです。生地作りが面倒だから、皆キッシュを家で作らないんです」と。言われてみると、たしかにそう!私もレストランで食べるか、デパ地下で買って食べるかのどちらかがほとんど。家で作るときは、気合を入れるホームパーティ時くらいで、日常の食事では作ったことがありません。でも、中身だけなら切って混ぜるだけなので、本当に簡単。市販の生地を使うと断然時短になるし、具材にも凝れるし、それでいて見栄えも十分。クリスマスであれば気軽に作れる分、他のメニューに力を入れられるなと納得して帰ってきました。ということで、それ以後は市販の生地を使って、家でキッシュを作っています。何度か作って今お気に入りなのが、アボカドを入れるキッシュ。まったり濃厚に仕上がるのが、冬にぴったりだと思っています。■お手軽キッシュレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 (直径74mm(底60mm)×高さ27mmのパイタルト6個分)>市販のパイタルト生地 6個分<具材>アボカド 60g(約1/2個分)スモークサーモン 40gブロッコリー 30gピザ用チーズ 30g<アパレイユ>卵 1個生クリーム、牛乳 各60g塩 適量<作り方>1、アボカド、スモークサーモン、茹でたブロッコリーは1-2cm角に切る。アボカドにはレモン汁(分量外/適量)を混ぜ合わせておく。2、アパレイユの材料を混ぜ合わせる。3、タルト生地に(1)の具材を分け入れ、(2)を型いっぱいまで流し入れる。4、180℃で予熱をしたオーブンで20分焼く。アボカドは女子ウケが良いので、来週のクリスマスメニューにいかがですか?
2019年12月19日自宅で本格ヨガ講座日本トップクラスのヨガ講師陣のレッスンを、自宅で受講できるオンラインヨガ講座「YogaMasters(ヨガマスターズ)」がサービスを開始した。ヨガの神髄を体系的に学ぼう究極のオンラインヨガ講座として注目される「YogaMasters」。同講座では単なるフィットネスの一環としてではなく、ヨガのアーサナ(ポーズ)から方法論、その背景に至るまで、奥深いヨガの神髄を学ぶことができる。また全国で活躍する日本最高峰のインストラクターの講座を、自宅で受けられるというメリットも大きい。これまで時間や場所の問題で受講できなかった憧れの講座を体験できるチャンスだ。講座の内容講座は1タームが6回から12回のセッションで構成されている。1回のセッションはおよそ60分から90分で、座学と実演の両方を学ぶことができる。1タームを通して体系的に人気講師のメソッドを習得できる仕組みだ。講座は基本的に週に1回、ライブ配信で行われる。チャット機能を利用して質問も可能。また動画は一定期間保存されるため、後から見直して不明点を解消することができる。「YogaMasters」の第1弾として、人気講師浅野佑介氏による、『浅野佑介メソッドインナーシェイプヨガ 完全マスター講座(基礎)-安定と快適のプラットフォーム-』が、2019年10月28日(月)よりスタート。また今後も続々と新しい講座が開講される予定だ。(画像は「YogaMasters」公式サイトより)【参考】※「YogaMasters」公式サイト
2019年10月20日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまこんにちは、ぴなぱと申します。現在5歳と1歳の姉妹を育てている私ですが、長女を妊娠するまでは絵画教室で講師として働いており、幼児、小学生、美大受験生のクラスを受け持っていました。今回はそんな私が親になって子どもの制作にどういう姿勢でいるかというお話です。あくまで個人的な意見ではありますが、そのつもりで読んでいただければ幸いです。まず、幼児の場合の褒めポイント。言葉にしてあげることで、子どもも「私〇〇が描けるようになったんだ!」と認識し、自信が持てます。子どもは思うがまま、あるいは自分に見えたままに絵を描いているので、例えば手を描くようになっても「人間には手があるのが当たり前だから描かなくちゃ」と思って描いているわけじゃないことがあります。娘の場合手を描き始めた時に話を聞いたら「妹と手を繋いでるところを描きたかったから、手がないと繋げないと思って描いた」と言っていました。私が気を付けているのは、子どもが自発的に描くようになるまで〇〇が足りないよ?とか、〇〇はこうじゃないでしょ?とかは言わないこと。あくまで自発的に描いたら褒めるのスタンスでいます。事実は事実として知る時が来るし、子どもには子どもにしか見えない世界があり、それを一般的な先入観を与えることで潰してしまうのはもったいないと思うからです。先入観についてこんなことも。星型がダメということではありません。でも星型じゃないからって間違いではありません。だって本物の星は星型じゃないし。太陽だって実際見たら形なんてわからないんだから、どんな風に描いてもいいんです。知識もなにもない状態でよく知らないものを描くこと自体がすごい!幼児期に限らず、自分で考えた物の描き方は絶対にその子の肥やしになります。色彩についても、口出しはしません。今より小さい頃、長女はいつもありったけの色を使って絵を描いていました。だけどそれはあくまで家での話。幼稚園や保育園に通うようになると、自然とそれは変わっていきます。周りが段々と「正しい色」を知っていくと、いつの間にかそれにならっていくんですよね。もちろんそれは悪いことではないんですが、少し残念ではあります。「正しい色」はあくまで子どもの絵としてのもので、必要な知識ではあるしどこかでそれにならうタイミングはくるものの、もし絵を続けていくとしたらいずれ邪魔になることもあると思うからです。どんな色も本物は写実的に描こうとしたら一色では表せないし、その先の独創性となると髪は黒、空は青なんて決まりごとは一切ありません。ここまで結局特に親は何もしないで子どもの好きにやらせてるだけじゃん!という感じなんですが、その通りで、結局は幼児期は好きにやらせるのが一番だと私は思っています。ただ、唯一それっぽいことを挙げるなら、我が家では絵の具を早くからやらせていました。自分で色を作るということ、色は無限に作れるということ、手の動かし方、道具の使い方、道具を大切に扱うということ、塗りたくるだけじゃなく時には引き算も必要なこと。絵の具から学べることはとても多いです。特に道具は絵を描く上で相棒とも言える大切な存在だと思っているので、準備から片付けまで初めにしっかり教えました。元々の性格もあるとは思いますが、初めは力を入れすぎて筆をボサボサにしてしまっていた長女も現在は道具の扱いがとても丁寧で、園で使う画材などでもクレヨン一本折らずに使っています。それから絵の具を使うときは、できるだけ大きい紙を用意してそれがいっぱいになるまで描かせるようにしています。子どもの絵って、年齢があがるにつれて段々とこじんまりしてくることがあるんです。細かいというのとは違って、画面に対して被写体が小さくて余白ができてしまうんですね。一度小さく描く癖が付くとなかなか抜けないので、腕を大きく動かして描く癖や余白を埋める癖をつけるためにも大きな紙で描く機会は大切だと思っています。最後に、褒めるだけなら私が勤めていたような幼児期の絵画教室には意味がないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはもちろんありません。その子の伸ばすポイント、直した方がいいポイントを的確に指導してもらえるでしょうし、今回の話は家庭での姿勢のことなので教室となるとまた少し話は違ってきます。私は個人的には今のところ自分の子どもに本格的な絵をやらせようとは思っていないですが、もし将来やりたいと言った時のために、今持っている感性は潰さないでおきたいなと思っています。
2019年09月07日「食育」への関心が高まるなか、「親元を離れたときに困らないように……」と考えて、子どもを料理教室に通わせている親が増えています。でも、調理経験によって子どもが得るのは、調理の知識や技術だけではない――。そう語るのは、食育、家族社会学を専門とするお茶の水女子大学生活科学部非常勤講師の松島悦子先生。では、松島先生が考える「調理経験によって子どもが得られるもの」とはどんなものでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)料理は子どもの自己肯定感と自己効力感を高める「食育」とひとことでいってもその中身は幅広いもので、「実際に調理をする」ということも含まれます。いま各地で子ども向けの料理教室やイベントが開かれていることを見ても、食育の重要性を親が強く意識していることがうかがえます。また、子ども向けの料理教室やイベントのニーズの高まりの背景にはジェンダーに関する価値観の変化もあるように思います。いまは男女問わずに料理ができる人が尊敬されるようになってきて、古くからある「料理は女性の役割」という偏見がなくなってきました。だからこそ、男の子であれ女の子であれ、子どもに料理を学ばせようとする親が増えているのではないでしょうか。もちろん、調理経験は子どもにさまざまなものをもたらしてくれます。多くの手順がある調理は「小さな成功体験」を積み重ねる作業ですから、自己肯定感を高めることになる。そして、「目標を達成できる!」という「自己効力感」も高めることになります。以前、わたしが中高生を対象に行った調査では、「普段、料理をする」という子どもは、料理をしない子どもに比べてチャレンジ精神や達成感、工夫する楽しさ、人に食べてもらうよろこび、褒められるよろこびなどを強く感じていて、自分の性格を肯定的にとらえるだけでなく、将来の夢を持つといった生きるうえでの積極性が強いことがわかりました。日本人の子どもたちは、外国の子どもたちと比べ自己肯定感が顕著に低いことが問題とされています。でも、料理をして小さな成功体験を積めば、自己肯定感と自己効力感を高められると推測できるのです。調理は成功体験を積み重ねるプロセスそれから、調理経験が子どもにもたらすもっとも重要なものとしては、問題解決能力が挙げられます。変動が激しいこれからの時代は、さまざまな問題が次々に立ち現れるでしょう。いままでのように知識と技能を習得するだけでは、それらの問題を乗り越えることはなかなか難しいはずです。そこで求められるものこそ、問題解決能力です。その力は、実際に問題を解決して成功体験を重ねることで得られます。調理というのは、わずかな時間でその一連のプロセスを完結できる素晴らしいものなのです。どんな料理をつくるかという課題を決めて、レシピや調理の手順という計画を立てる。その計画を実行してつくった料理を食べれば、美味しかったかどうかという評価、振り返りもできる。仮に失敗や反省すべきことがあれば、それは「次」への課題になります。しかも、その「次」は、それこそ翌日にだって試せるものです。成功体験を重ねるというプロセスを、どんなことよりも手っ取り早く家庭でもできるものが調理なのです。小学生くらいの子どもなら、それこそ目玉焼きをつくるという簡単なものでいいでしょう。子どもが一生懸命に目玉焼きをつくってくれたなら、つくってくれたことを褒めてあげてください。そして、「ありがとう」と感謝し、「美味しい」と褒めて、もし改善すべきところがあれば「今度はこうしようね!」とアドバイスしてあげましょう。目玉焼きのような簡単な料理をつくることであっても、先にお伝えしたプロセスを子どもはしっかり経験することになります。「興味を示したとき」が子どもに料理をさせるチャンス!子どもの発達はそれぞれ個人差がありますから、調理を経験させるべき適正年齢というものはありません。「子どもが調理に興味を示したとき」が、そのチャンスだと思ってほしいのです。料理をしている親の姿をじっと見つめたり、「やらせて」といってきたりする子どももいます。そのタイミングは、早い子どもなら2、3歳くらい。ピークは5歳頃です。もちろん、いくらそのタイミングがきたからといって、調理をするには多少の危険も伴いますから、親が忙しい平日に無理をして調理をさせる必要はありません。週末にでも時間をつくって、親自身がゆったりした気分でいられるときに子どもに調理をさせてみるのがいいでしょう。最初にやらせるのは、本当にちょっとしたもので構いません。調理器具を使ってなにかをかき混ぜるといったことでも、小さな子にはハードルが高いことなのです。最初は手を使ってレタスをちぎるとか、クッキーのうえにレーズンやアーモンドを乗せる、ハンバーグの種をこねるといったことがいいでしょうね。そのときのポイントは、あれやこれやと口出しをしないこと。危ないことをしようとした場合は別ですが、しっかり手順を教えたらあとは極力見守ってほしい。そうでないと、調理への興味を失いかねないからです。小学校に上がる頃になって危険性が理解できるようになったら、包丁やコンロを使った調理にも挑戦させてあげてください。大切なのは、子どもの成長を親がしっかり観察すること。ひとつできるようになったら、次は「ちょっとだけ難しそうなこと」をさせてあげることで、得られる達成感や次へのモチベーションも高まっていくはずです。ただ、そうした調理経験が子どもにもたらす「効果」に親が期待するのもわかりますが、わたしとしては別の視点も持ってほしいと思います。親子で料理をつくるときには、相対するのではなく基本的に横に並びますよね?狩りをして生きていた時代の名残なのでしょう。相対する相手に対しては、人間は本能的に「敵」だとみなします。一方、横に並ぶ相手は「味方」、大事な存在だとみなすのです。つまり、親子が同じ方向を見て並び、おしゃべりをしながら料理をつくることは、親子の絆を深めることになる。きっと、親子の関係をより良くしてくれるはずです。『白熱教室 食生活を考える』松島悦子 他 著/アイ・ケイコーポレーション(2016)■ お茶の水女子大学生活科学部・松島悦子先生 インタビュー一覧第1回:「食育=食生活の教育」ではない!?常識を超えた、食育の“真のねらい”第2回:「家族で食べたい」と素直に言えない子どもたちに、親がすべき“食事の場”づくり第3回:子どもに「調理」をさせるメリット。料理をする子・しない子の“内面”の大きな違い第4回:「父親のかかわり」で食は2倍豊かになる!料理が苦手でもできる食育の方法とは?(※近日公開)【プロフィール】松島悦子(まつしま・えつこ)お茶の水女子大学生活科学部非常勤講師。専門は食育、家族社会学、消費者科学。お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業、同大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了、博士(社会科学)。東京ガス都市生活研究所勤務、お茶の水女子大学食育プロジェクト講師、和洋女子大学家政学群准教授を経て現職。著書に『子育て期女性の「共食」と友人関係』(風間書房)、『白熱教室 食生活を考える』(アイ・ケイコーポレーション)、『食物学概論』(光生館)、『消費者科学入門』(光生館)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年06月19日人気ヨガ講師とコラボした宿泊プラン人気ヨガインストラクター野沢和香氏とコラボした、3泊5日のスペシャル宿泊プラン「WAKA×PRINCE WAIKIKI YOGA RETREAT PLAN」が、ハワイ州ホノルルのオーシャンビューホテル「プリンス ワイキキ」にて提供されます。今最も旬なヨガ講師同宿泊プランでは、人気インストラクターによるヨガレッスンを5回楽しむ事ができます。講師を務めるのは雑誌モデルとしても活躍する野沢和香氏。日本最大のヨガイベント「YOGA FEST」では、毎回申し込みが殺到する人気講師です。充実のアクティビティ今回アクティビティの一環として、野沢和香氏とダイアモンドヘッドで日の出を楽しむハイキングも用意。またヨガクラスでは、地元ロコとの交流も体験できます。日程は2019年7月12日(金)から7月16日(火)までの5日間。今年の夏はハワイの大自然の下、ヨガで心身ともにリラックスしてみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※Prince Resorts Hawaii, Inc.のプレスリリース※「WAKA×PRINCE WAIKIKI YOGA RETREAT PLAN」
2019年03月20日男性と出会う機会が少ない女性でもカルチャースクールに通えば、男性と知り合いになれるチャンスが生まれます。ワインが好きな人はワイン教室で出会いを見つけるのもおすすめです。ワイン教室で出会いを探すお酒が好きな男性と知り合いになれる方法として、ワイン教室に通う方法があります。ワインに関する知識を深めながら、同時に同じ趣味を持っている男性とも知り合いになれるので一石二鳥です。毎回同じ教室に通いながらワインに関する知識を学ぶことで、互いのことを少しずつ知り合うことができます。このような場合に大切になるのが、相手との距離の縮め方です。気になる相手が見つかった場合には、自然にアプローチすることが必要です。ワイン教室で気になる相手を見つけた場合ワイン教室で意中の男性に話しかけるきっかけ作りとしては、ワインに関する知識を質問する方法があります。共通の趣味であるワインについて話しながら、会話をスムーズに弾ませることができます。この際、あまり難しいことを聞いても相手が答えられなくなってしまう場合もあるので、相手が答えやすいような簡単な質問を用意しておくことが最適です。質問をされたことに答えられたことで、相手の役に立てたという感情が転じて相手に好意が生まれる場合もあります。ワイン教室で知り合った相手とより親密になる方法話しかけて互いに知り合いになれたら、さらに親しい関係になっていくことが重要です。教室に参加するごとに積極的に話しかけることで、より相手に自分の気持ちを伝えることができます。ワイン教室に通う男性ならばワインに興味を持っている場合も多いので、どのような銘柄のワインが好きなのかを聞いたりすることもおすすめです。ワイン以外のことも会話の話題にすることで、相手の趣味もよりよくわかるようになります。相手も自分に好意を持っているようなら、ワインを飲みながら食事ができるお店にさりげなく誘うことで、恋愛を本格的に発展させるチャンスが生まれます。
2019年02月06日恋人をつくるためには出会いの場が大切です。料理教室もそのひとつですよね。ここでは、料理教室が恋人と出会うきっかけになるかどうかについてお話します。料理教室に通う目的にもよる料理教室に通う目的は人それぞれです。料理のイロハから学びたい人もいれば、料理の腕前をグレードアップしたい人もいるでしょう。日本料理やイタリア料理など、料理のジャンルから教室を選ぶ人もいます。もちろん、独身者もいれば既婚者もいます。専業主婦(主夫)や会社員など仕事もいろいろ、そのうえで年齢層に幅があることも知っておきたいですね。独身男性が何人いるかも関係する料理教室で恋人探しをするのなら、教室のなかに独身男性が何人含まれているかが大きなポイントになります。料理を学びたいのは男性も同じですよね。しかし、既婚男性が多い教室では、恋愛対象になる男性との出会いは難しいかもしれません。もちろん、その男性と親しくなることで、独身男性を紹介してもらうケースもでてきます。そのためには、料理教室内で明るく振る舞うことが大切です。婚活イベントの料理教室なら脈ありこのように、料理教室で異性と出会い、親しくなるためにはハードルが高いことがわかりました。そんななかでも、婚活イベントの料理教室なら恋人候補の男性との出会いが期待されます。こちらに参加する人は、いずれも婚活目的の人ばかりだからです。もし、料理教室情報を目にしたときは、主催者をはじめ参加条件の確認をおすすめします。料理教室のメリットを活用しよう料理教室では、料理をつくるという共通の目的があります。慣れない手つきで作業をすることも多く、料理づくりの課程には思わぬハプニングがあるかもしれませんね。しかし、貴重な経験を共有することで、理想的な男性との出会いが期待されます。そのためには知ったかぶりは厳禁です。料理教室に参加するときは、肩肘張らずに自然体を心掛けるとよいでしょう。
2019年01月10日育児をしながら仕事も楽しむママを紹介するシリーズ。今回は、ニューヨーク在住の筆者が、ニューヨークで料理教室を開催するHatsuneさんをご紹介。Hatsuneさんの教室「Five or under」は、スタート直後から口コミだけで満席が続いている人気の教室です。そのヒケツを取材してきました。4人の子どもを育てながら開催した料理教室が人気講座にニューヨークで人気の料理教室「Five or under」ですが、講師のHatsuneさんは、「半年前は、まさか私が料理教室を開催するなんて、想像もしなかった」というから驚きです。料理を教えるようになったきっかけは、SNSに投稿していた料理写真。日本人ママ向けに講座を提供している『ニューヨーク・ママサロン』の主宰者の目に止まり、「子育てをしながら、そんな華やかな料理が作れるなら、ぜひ教えてほしい」と声をかけられます。Hatsuneさんは、2人の男の子、双子の女の子の4児のママとして育児に専念中でしたが、チャレンジすることを決意。『ママサロン』で初めての料理教室を開催したところ、その後のリピーター率は9割で、満席続きとなっています。人気の理由は、「手に入れやすい素材、シンプルな調理法、おもてなしにも使える見栄え」(Hatsuneさん談)。特に、買い物に行けない忙しいママのことを思い、素材はすべて、オンラインでも購入できることを確認しているそうです。ちなみに、教室名「Five or under」は、「ひとつのメニューについて、素材は5つまで」というコンセプトを表しています。リラックスして食事を楽しむ、デモンストレーション型この日は、特別にニュージャージーの住宅の一室にて取材をさせてもらいました。今回のテーマは、ホームパーティーが多い季節に向けた「HOLIDAYサバイバルレシピ」。ドアを開けて部屋に入ると、ゴールドと赤を基調とした華やかなテーブルセッティングに迎えられ、テンションが上がります。「Five or under」は、デモンストレーション型で、参加者はウエルカムドリンクを片手に、Hatsuneさんが手際よく料理するのを見学しながら、素材の選び方や、おすすめの調理器具などについてのレクチャーを受けます。参加者同士で、子育て情報の交換なども楽しんでいる間に、スープ、メイン、サイド、デザートまでが、次々に完成しました。「日本人のママたちは、異国で仕事に育児にとがんばって疲れています。ここではリラックスして、食事を楽しんでほしい」とHatsuneさん。仏のホストマザーから基本を学び、NYでおもてなしのノウハウをマスターレシピのベースとなっているのは、高校2年生の時に留学したフランス・トゥールーズのホストマザーが作る家庭料理の味。仕事から帰宅したホストマザーが、あっという間においしい料理を作ることに感動したHatsuneさんは、ホストマザーに弟子入り。一緒にマルシェに買い出しに行き、毎日キッチンで料理の基本を教えてもらったといいます。日本に帰国後も、外国人に出会うチャンスがあれば、「家庭料理を教えて」と頼み込み、イタリア、トルコ、イスラエル、中国など、各国のママ達の秘伝レシピを習得していきます。さらに、30か国以上を旅して、世界の味を探求しました。とはいえ、料理はあくまで趣味として楽しみ、大学・大学院時代は、司法試験を目指して勉強に明け暮れていたとか。そんなHatsuneさんが、日本に留学中のアメリカ人男性との結婚を機に、ニューヨークに移住したのは2012年。今度は義母から、「アメリカの家庭の味」と「大家族をまとめるママの技」を伝授されました。さらに、ニューヨークで活躍するおもてなし料理家ひでこ・コルトンさんとの出会いによって、料理の腕はさらに磨かれ、洗練されていきます。ニューヨーク流の華やかなおもてなしのエッセンスは、すべてコルトンさんの「NY*おもてなし料理教室」で学んだとか。マスターコースまで進んだHatsuneさんは、ワインの知識からテーブルコーディネート、教室開催のノウハウにいたるまでをコルトンさんから教わり、現在の「Five or under」の教室スタイルのベースを確立します。家族のサポート体制も強力で、「お料理教室で提供するレシピは、夫、長男、次男の3人が揃って『おいしい』と言うまで、改良を重ねています」とのこと。まさに、究極の家庭料理ですね。料理を通じて、伝えたいメッセージがあるHatsuneさんには、料理教室を通して、日本人ママたちに伝えたいメッセージがあるそうです。「日本のママは、がんばりすぎる傾向があるので、うまく手を抜くことを覚えてくださいね。本当は、家族でリラックスする時間をお客様とシェアすることこそ、究極のおもてなしなのです。ホストがおもてなしで疲れてしまったら、本末転倒ですから」「Five or under」のレシピは、普段の食事にも活用できるものばかり。「まずは、ここで習ったレシピで、ママがハッピーになってほしい。ママのハッピーこそが、家族のハッピーですから」。Hatsuneさんが伝えたいのは、料理の先にある、ママと家族の幸せでした。<文:フリーランス記者鯰美紀>
2019年01月04日リトミック教室は音楽に合わせて身体を動かしたり、遊びながら英語を使ったりすることで表現力や感受性、集中力や協調性を育むレッスン教室です。赤ちゃんの頃から通えて、人格形成に影響を与えることから、興味をもっている方は多いのではないでしょうか。しかし、いろいろありすぎて選び方がわからない……というパパママのために、東京都内のおすすめのリトミック教室をまとめてご紹介します。リトミック教室ってどんなことするの?リトミック教室は、パパママや同世代のお友達と一緒に音楽やリズムに合わせて身体を動かしたりする教室です。年代ごとに分かれてグループレッスンをするので、年齢に合った心、脳、身体の発育が促され、実生活に活かされていきます。音楽でリズム感や音感を育てるリトミック教室では音楽の学習ではなく、音楽やリズムで遊ぶことが主体になっています。そのため、リズム感や音感が自然に身に付きやすいのです。譜面にそって上手に歌ったり演奏したりするのではなく、音楽を見る、触るといった身体で感じる工夫が凝らされたレッスン内容になっているのがリトミックの特徴です。言葉や数で遊んで語学力や知力を高めるリトミック教室では、お子さんに言葉や数の勉強をさせるのではなく、まずは音楽遊びの中で興味を持たせることからはじめます。小さなお子さんの興味を引きやすい楽しい絵やパズルなどの教材も織り交ぜながら、言葉や数の読み書きの基礎を育むのが基本の考え方。そうすることで遊びの中で言葉や数の概念を理解していき、自然と語学力や知力を高める効果が期待できるのです。身体を使って創造力や判断力を育てる「リトミック教室とお遊戯や体操とはどう違うの?」これは、リトミック教室によく寄せられる質問のひとつです。身体を動かすという点では体操と同じですが、違うのは五感を使って自分で考えて動くという点です。筋肉や身体だけでなく、より脳に刺激を与えることができるのです。お遊戯と違う点は、発表会に向けて何度も決められた台詞や動きを練習するのではなく、感じたまま、考えたままにストレートに表現するということ。このように感じて、考えて、工夫して身体を動かすことで、指・手・腕などの感覚が発達して、心と身体が連動していくのです。これは、創造力や理解力、判断力の成長につながります。 音楽教室が開くリトミック教室リトミック教室は音楽が主体になっているため、音楽教室が開設しているケースが多く見受けられます。まずは東京都内の音楽教室が開くリトミック教室を4つご紹介します。カワイ音楽教室有名なピアノ教室の「カワイ」が開設するリトミック教室です。ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器の本格的なレッスンがスムーズに受けられるような内容になっているので、音楽学習の導入としてもおすすめです。>公式サイトおすすめのポイントカワイ音楽教室のリトミックは、年齢に応じたコースを取り揃えており、子どもたちの個性を伸ばすことを大切にしています。3歳児以降は、2歳までのリトミックを活かしたピアノやオルガンの鍵盤グループレッスンもあります。レッスン内容1歳は親子のふれあいを大切にする親子リトミック、2歳ではたくさんのお友達と音楽に触れながら自己表現をしていく内容に移行していきます。3〜4歳には、リトミックの流れを活かしつつ、実際に鍵盤楽器を演奏できるようになるクラスが用意されています。レッスンの対象年齢1〜4歳レッスンの時間・頻度◎1歳児グループレッスン(保護者同伴)1回40分、月2〜3回春開講:1年間 / 秋開講:半年間◎2歳児グループレッスン(保護者同伴)1回60分、月3回(年間36回)春開講:1年間 / 秋開講:半年間◎3〜4歳児グループレッスン1回60分、週1回(年間40回)、1年間レッスン費入会金:5,400〜10,800円※料金は教室によって異なります。◎1歳児グループレッスン月謝:3,780〜5,400円/月(税込)運営管理費:216〜1,836円/月(税込)◎2歳児グループレッスン月謝:5,940円/月(税込)運営管理費:1,512~1,836円/月(税込)◎3〜4歳児グループレッスン月謝:7,020円/月(税込)運営管理費:1676~1,836円/月(税込)体験レッスン無料体験レッスン有教室の場所都内複数あり※場所によってリトミック教室の有無や対象年齢が異なるので、こちらから検索してください。>カワイ音楽教室「教室を探す」AnNAリトミック教室駒込と巣鴨の中間にある「AnNAリトミック教室」は、回数制で年間費も月謝もなくレッスン料のみで受けられるのが特徴です。「音楽を通して感じる心と考える力を伸ばす」「お子さんの個性を大切にする」「親子の絆を深める」の3つの信念とする、定員いっぱいのクラスもあるほど好評のリトミック教室です。>公式サイトおすすめのポイントAnNAリトミック教室は、お子さんの「今」を大事にするリトミック教室。人が最も成長する0〜6歳の間を、年齢別のグループレッスンでその年代に最適なレッスンプログラムを構成しています。音大卒の講師がそろっており、質の高いレッスンが望めます。レッスン内容AnNAリトミック教室では、年代ごとにクラス分けして、その年頃に「今」必要な刺激を脳と心身に与えていきます。季節を感じさせる歌や創作を通じて四季を感じる心や、音楽を通して数や言葉に馴染む知力といった教育にも入れている教室です。ベビークラスではパパママと一緒にスキンシップを楽しみながら音の体験を増やしていき、1〜2歳のクラスでは打楽器や手遊び歌などを使ってリズム感を培います。3〜4歳のクラスでは、パパママだけでなくお友達と一緒に音の高さやニュアンスを感じていき思考力や判断力を培う内容へと移行。さらに4〜5歳では「動」だけでなく、音あてやドリルなどの聴く、書くといった「静」も取り入れることで、集中力や観察力、記憶力を高めていきます。レッスンの対象年齢6ヶ月〜5歳レッスンの時間・頻度1回45分火曜日クラス・水曜日クラス/月2回、日曜日クラス/月1回※開催時間はクラスによって異なります。レッスン費1レッスン2,500円体験レッスン無料体験レッスン有教室の場所駒込駅より徒歩8分/巣鴨駅より徒歩9分東京都文京区本駒込6-22-28リトピュア東京都内に25カ所(2018年11月現在)あるリトピュアは、2ヶ月〜3歳のお子さんを対象とした親子リトミック教室です。お子さんの成長だけでなく、パパママのお子さんとのコミュニケーションを学ぶ場としてもとても有効なカリキュラムが魅力です。>公式サイトおすすめのポイントリトピュアは、生後2ヶ月から通える親子のふれあいを大切にしたリトミック教室です。パパママが楽しみながらお子さんの「できた!」を感じられることを優先することで、子どもの意欲や才能を引き出すリトミック教室になっています。レッスン内容リトピュアでは、「才能を引き出す基礎づくり」「子どもを伸ばす言葉がけ」「未来の選択肢を増やす環境」を教育法として掲げています。親子レッスンを通して、パパママも一緒にお子さんの教育を学べる内容になっています。さらに、乳幼児期に絶対音感(音や人の話を聴ける力)、絶対拍(運動や語学にも役立つリズム感)、絶対感性(人と違っていい一人ひとりの持つ感性)を身につけることを目的としています。ベビークラスではパパママの歌声やリズムに反応するところからはじまり、1〜2歳ではお返事をする、好きなキャラクターを選ぶなどのお子さんの感性をパパママが受け止める内容になっていきます。2〜3歳では、パパママから少し離れて、鍵盤やプリント教材を取り入れたレッスンに移行していき、お子さんの著しい成長を感じられます。レッスンの対象年齢生後2ヶ月〜3歳レッスンの時間・頻度月2〜3回※レッスンの回数や曜日は教室によって異なります。レッスン費入会金:0〜5,000円月謝:3,000〜5,400円(月2回)、3,900〜6,480円(月3回)教具代:3,000〜3,780円(入会時)※料金は教室によって異なります。体験レッスン体験レッスン500〜2,500円※料金は教室によって異なります。教室の場所東京都内25箇所あり※こちらから検索してください。>リトピュア 「教室を探す」sheer Kids リトミック教室sheer Kids (シアーキッズ)リトミック教室は、月額2,700円(税込)とコスパの高いリトミック教室 です。東京都内では新宿、渋谷、池袋、吉祥寺の4箇所で、どこもアクセスのいい所に教室を構えているので通いやすのも嬉しいですよね。>公式サイトおすすめのポイントsheer Kidsリトミック教室のおすすめポイントは、リーズナブルな価格設定ながらも、お子さんの可能性を広げるしっかりとしたプログラムを提供しているところです。さらに、アットホームな雰囲気を作り出すことで、パパママもお子さんもリラックスして取り組める環境を整えています。レッスン内容sheer Kidsリトミック教室では、1クラス5〜7組の親子に限定することで、細やかな対応を徹底しています。一人ひとりに向き合えるので、密度の濃いレッスンが望めます。首のすわった赤ちゃん〜1歳のクラスは、音楽に合わせたベビーマッサージや歌、リズム遊びなどでお子さんとパパママとの絆を深めることが中心。1〜2歳のクラスでは絵本の読み聞かせや歌遊びや楽器も取り入れたカリキュラムに移行し、親子創作などをしながら脳を刺激して感性を育てていきます。2〜3歳のクラスになると、ごっこ遊びで想像力を高めたり、お友達と一緒に取り組む活動をしたりすることで社会性を育みます。レッスンの対象年齢首がすわったお子さん〜3歳レッスンの時間・頻度1回30分、年間24回レッスン費入会費:5,400円(税込)月謝:2,700円(税込)体験レッスン無料体験レッスンあり教室の場所◎新宿教室シアーミュージック新宿校東京都新宿区西新宿7-9-9 万寿金ビル3FJR新宿駅より徒歩8分、西武新宿駅より徒歩6分、都営大江戸線新宿駅 より徒歩5分◎渋谷教室シアーミュージック渋谷校東京都渋谷区神南1-20-15和田ビル4階401号室JR渋谷駅より5分◎池袋教室シアーミュージック池袋校東京都豊島区南池袋2-12-8 岡芹ビル4FJP池袋駅より徒歩6分◎吉祥寺教室シアーミュージック吉祥寺校東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7 雪ビル5FJR線吉祥寺駅より徒歩1分、京王線吉祥寺駅より徒歩1分 ネイティブな英語も学べるリトミック教室リトミック教室には、音楽だけでなく英語も取り入れることで語学力を自然に身につけられるクラスもあります。今後、英語がより身近なものになっていく社会で生きてく子どもたちのために、ネイティブな英語講師が行うリトミック教室に通うのはいかがでしょうか。EYS音楽教室 EYS英語リトミック教室EYS音楽教室は、Enjoy Your Soundというミュージックスクールで、子どもから大人まで本格的な楽器やヴォーカルのレッスンが受けられます。その音楽教室が、音感だけでなく英語力も自然に身に付く親子リトミック教室を開設しています。>公式サイトおすすめのポイントEYS英語リトミック教室では、ネイティブ英語講師による英語リトミックが親子で受けられます。英語に自信のないパパママもお子さんと一緒に学べるのが嬉しいですよね。幼いお子さんを持つ親御さんに嬉しいサービスとして、急な発熱などでお休みになった場合の、別の日への無料振替サービスがあります。さらに、お子さんがぐずってしまったり馴染めなかったりして楽しめなかった際も、無料で振替レッスンを提供してくれるのです。せっかくの月謝が無駄に……なんてことになりません!レッスン内容EYS英語リトミック教室は、6ヶ月〜1歳未満、1〜2歳未満、2〜3歳未満のクラスに分かれており、全て保護者同伴のグループレッスンです。1歳未満の赤ちゃんは、心地よい音楽の中でパパママと触れ合いながらネイティブな英語を聞くことで、自然に音感と英語を感じることを中心にしたレッスン内容になっています。1歳以上はインプットの時期になるので、質のいい英語の発音や音楽のリズムを歌や動きを交えて身体で覚えていきます。2歳になると感じるだけでなく考える力も育ちはじめるので、音を聞き分ける、アルファベットを理解するなど、ピアノや楽器を楽しみながら脳にも刺激を与えていきます。レッスンの対象年齢6ヶ月〜2歳レッスンの時間・頻度6ヶ月からのクラス1回30分、1歳、2歳からのクラス1回40分全クラス月2回、火曜日6ヶ月からのクラス10:00〜10:30/1歳からのクラス10:40〜11:20/2歳からのクラス11:30〜12:10レッスン費6ヶ月からのクラス 6,000円/月(2回)1歳、2歳からのクラス 8,000円/月(2回)体験レッスン無料体験レッスンあり教室の場所EYS音楽教室 銀座スタジオ東京都中央区銀座2丁目2−2銀座一丁目駅より徒歩3分、銀座駅より徒歩5分、有楽町駅より徒歩5分ジェイコブ音楽教室 JIMS英語リトミッククラスジェイコブ音楽教室のJIMS英語リトミッククラスでは、外国人教師のネイティブ英語でリトミックが学べます。英語だけでなく、もちろん音楽も楽しめるので、小さなお子さんでも自然に英語に親しんでいくことができます。>公式サイトおすすめのポイントジェイコブ音楽教室は、子どもだけでなく大人向けのピアノ教室や発表会も行う蒲田の音楽教室です。そのため、リトミックのクラスでも生のピアノに合わせた動きを楽しんだり、楽器を使ったセッションを取り入れたりしています。英語は、お子さんが興味を持ちやすい動物や色などから練習していくので、お友達やパパママ、先生と遊びながら学べます。レッスン内容ジェイコブ音楽教室のJIMS英語リトミッククラスは、6人までの定員にすることで、より子ども達との距離を縮めることを目指しています。さらに、ネイティブな英語とプロピアニストによるリトミックで、質が高い音やリズム、発音の中で伸び伸びと学べるのが特徴です。パパママと一緒に生のピアノのリズムやメロディーに合わせて自由に動いたり、英語の歌を歌ったり、打楽器でリズムをとったり、その全ての行程をわかりやすい英語で講師が説明するので、お子さんが英語に親しめるだけでなくパパママの英語の勉強にもなるのです。レッスンの対象年齢0〜3歳レッスンの時間・頻度1回40分、月3回火曜日 10:00/14:00、木曜日 15:00、土曜日 9:45 、日曜日 9:00/10:00※曜日によって講師が異なります。レッスン費入会金:5,500円月謝:8,000円(月3回)体験レッスン無料体験レッスンあり教室の場所JR 蒲田駅より徒歩3分、京急蒲田駅より徒歩6分東京都大田区蒲田5丁目30−11 東京学生会館2階と8階 こだわり派のためのリトミック教室リトミック教室に通うなら、より上質で本格的なクラスに通いたい!そんなパパママにおすすめなのが、個人レッスンが受けられる音楽教室と、リトミック研究センターの教員育成学校付属の教室です。いろいろ見てどれが良いか迷ったら、こちらも体験してみてはいかがでしょうか。ミナト・リトミックミナト・リトミックは、自宅での個人レッスンが受けられる出張リトミック教室です。保育園などの出張サービスを行っている教室は多数ありますが、自宅で受けられるリトミックは珍しいですよね。マンツーマンレッスンを受けたいけれど、音や環境が気になるという方は、グランドピアノがあるお部屋に行って受けることもできます。>公式サイトおすすめのポイント大人の脳の80%は、実は3歳までにできあがるといわれており、ミナト・リトミックでは、その時期を人格形成に最も大切で人生の可能性を決定するものと考えています。そのため、0歳からはもちろん、まだお腹にいる赤ちゃんにもリトミックで音楽の基礎づくりをはじめられるのです。ミナトリトミックは、通常のリトミックに芸術性をプラスしており、将来お子さんに楽器や声楽を学ばせたいと考えるご家庭にもおすすめです。音感だけでなく集中力や判断力、記憶力、さらには時間や空間の認識能力などを培うことができるので、人間が生きていく全てのことに活かすことができます。レッスン内容ミナト・リトミックは、完全マンツーマンレッスンのみにこだわったリトミック教室。人生で一度しかない0〜3歳の時期に、経験豊富な講師のもと贅沢なレッスンを受けることで、お子さんを“教育すること”を徹底しています。年齢に合わせたカリキュラムで身体の感覚や音感をしっかり育み、スムーズに楽器のレッスンに移行するための内容も組み込まれています。お友達同士、兄弟、親戚などを集って最大3人までのグループレッスンにすることも可能です。レッスンの対象年齢胎教・0(一ヶ月)〜3歳レッスンの時間・頻度1回30or60分、月3〜4回※60分コースの半分は、パパママへのリトミックについて学ぶ時間です。レッスン費◎教室でのレッスンの月謝はじめてコース月4回30分レッスン 13,333円(税別)、月3回30分レッスン 10,000円(税別)月4回60分レッスン 24,000円(税別)、月3回60分レッスン 18,000円(税別)グランドコース※グランドピアノのお部屋でのレッスン月4回30分レッスン 14,666円(税別)、月3回30分レッスン 11,000円(税別)月4回60分レッスン 26,400円(税別)、月3回60分レッスン 19,800円(税別)◎ご自宅(港区付近のみ)でのレッスンの月謝マンツーマン40分レッスン 12,000円(税別)、集中60分レッスン 18,000円(税別)生徒2名40分レッスン 10,000円(税別)、集中60分レッスン 15,300円(税別)生徒3名(MAX)40分レッスン 8,500円(税別)、集中60分レッスン 13,500円(税別)※別途 出張費1,000円〜体験レッスン1,080円の体験レッスンあり教室の場所三田駅より徒歩5分、田町駅より徒歩4分東京都港区芝浦3丁目6−10興国ビル6F ミナトミュージックサロン内リトミック研究センター教員養成東京校付属リトミック教室リトミック教員育成学校付属のリトミック教室は、オーソドックスで上質なレッスンが受けられるリトミック教室です。年齢別のクラスで、パパママの愛情や季節、楽しい音楽にたっぷり触れ合えます。>公式サイトおすすめのポイントリトミック研究センターのリトミック教室は、集団の中で協調性や社会性を培うだけでなく、一人ひとりの自己表現も大切にしています。身の回りのものへの好奇心を活かした言葉の発育や、リズムや音楽遊びの中で身につける数字の概念、身体を使って表現する創造力や判断力など、脳、心、身体の全ての成長を助ける、しっかりとしたカリキュラムを用意しています。レッスン内容音楽に合わせて身体を動かすだけでなく、独自の教材を使った絵本の読み聞かせや貼り絵、色塗りなども取り入れています。クラスだけでなく教材も年齢別に分かれているので、カード当てや音当て譜面などの勉強もできます。1歳児のクラスでは、パパママや先生と一緒にリズムや音を感じながらたくさん語りかけて愛情をたっぷり注ぎます。真似っこ上手の2歳児のクラスでは、周りのお友達や先生、パパママの真似をしたり自由に動き回りながら音楽を聴いたりして反応する力を養っていきます。3歳時になると考える力が付いてくるので、形を描く、言葉や数字をリズムで覚えるなどにステップアップしていき、4〜5歳では読み書きやお友達と協力することを学ぶほか、人前で発表することで協調性や集中力なども育んでいきます。レッスンの対象年齢1〜5歳別途0歳児(6ヶ月から)の親子リトミックも定期的に開催※日程はサイトにてご確認ください。>0歳「ママとベビーのリトミック」レッスンの時間・頻度1回60分、週1回(年間40回)レッスン費入会金:5,400円月謝:7,020円※ご兄弟で通われる場合、2人以降は毎月1,000円割引ありチャイルド会費(保険代): 648円設備費 :540円教材費(1年間使用): 1歳児クラス 3,996円、2歳児クラス 6,318円、3歳児クラス 6,426円、4〜5歳児クラス 6,966円0歳「ママとベビーのリトミック」:事前予約制 2,000円(税込)体験レッスン2,000円(税込)で、1〜3歳のクラスは1回のみ体験レッスンあり※4〜5歳のクラスはお問い合わせが必要になります。教室の場所JR・京王・小田急線新宿駅「南口」より徒歩3分、都営新宿線・大江戸線新宿駅「地下通路出口2番・4番」より徒歩1分、東京メトロ丸の内線新宿駅より徒歩7分東京都渋谷区代々木2-7-8東京南新宿ビルディング2F 東京都内のリトミック教室を体験してみよう!リトミック教室は各施設によってレッスン内容が異なるので、お子さんと一緒に体験レッスンに参加しながら合うものを選ぶのがおすすめです。親御さんの意向はもちろんですが、お子さんが楽しく通えることが個性や才能を伸ばすことにつながることでしょう。東京都内のリトミック教室探しの参考にしてみてくださいね。
2018年12月17日早いものでもうすぐクリスマス。今年は、見た目もかわいいクリスマス料理を子どもと一緒に作ってみませんか? 2歳から通える料理教室「リトルシェフクッキング」を主宰する武田昌美さんに、簡単にできるリースポテトサラダとカップケーキのデコアレンジと、子どもでも失敗せずにできるポイントを伺いました。筆者が3歳の息子と一緒に作ってみた様子とともにご紹介します。武田昌美さん子ども料理研究家。フランスで料理の修業をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに、料理の楽しさや食の大切さを伝えていきたいと思い、2歳児から始められる料理教室「リトルシェフクッキング」を主宰する。HP: ブログ: クリスマス料理のポイントは、簡単で見栄えがすること。カップケーキのデコレーションは、海外でもお菓子を使ったものが流行っていることから、日本のスーパーで買えるお菓子でのデコレーションを考えたのだそう。「わざわざ製菓用のデコレーションを買わなくても、身近なお菓子を使えば、誰でも簡単に作れるんですよね。カップケーキは、売っているものを使ってもいい。子どもと楽しみながらデコレーションをするだけでも十分だと思います」難しいところはお母さんが担当し、できるところは子どもに任せる。そうして、子どもが「自分で作った」という気持ちになれることが大切、と語る武田さん。早速「リースポテトサラダ」作りから教えていただきます。■見た目も華やかな、「リースポテトサラダ」のレシピ<材料>じゃがいも 4個(400g)きゅうり 1/2本コーン(缶詰) 30gマヨネーズ 40g(大さじ2)塩 少々砂糖 小さじ1/2ハム(型を抜く) 1枚ベビーリーフ 適量ミニトマト 5粒<下準備>(大人)・じゃがいもをよく洗い、包丁でぐるりと2周、十字になるように、3mmほどの切り込みを入れる。ひたひたの水に、酢小さじ1/2(分量外)を入れて強火にかけ、沸騰後、蓋をして弱火で30分ほど茹でる(竹串がスッと入るまで)。じゃがいもをザルにあげ、粗熱をとる。・きゅうりは薄く切り、塩小さじ1/4(分量外)を振り、数分置いてから水気を手でぎゅっと絞る。<作り方>1) じゃがいもの皮を剥く。「十字に切り込みを入れておくと、茹でて粗熱をとったときにすでに皮がめくれているので、子どもでも簡単につるんと剥くことができます」2) 厚手のビニール袋に1のじゃがいもと砂糖を入れ、手や肘でつぶす。マヨネーズ、塩を加え、全体になじむまでもみこむ。「子どもがマッシャーを使ってじゃがいもを潰すと、飛び散ってしまうため、ビニール袋を使うのがポイント。どんどん具材を入れていっても、キッチンも手も汚れず、きれいに仕上がります。つぶすのは、お子さんに自由にやらせてください」3) きゅうりとコーンを加えて、全体を混ぜる。「柔らかくしたにんじんやツナでもOK。好きな具材を入れて、子どもに手でもんでもらって、最後にビニール袋を切り開きます」4) お皿にリースのように丸く盛り付ける。周りに型抜きしたハムやベビーリーフ、ミニトマトで、リースのようにデコレーションする。「ベビーリーフを使うと、簡単にリースっぽく仕上がるのでおすすめです」完成! 武田さんのレシピ通りに作り、完成したのがこちら。下準備や材料などのサポートをしつつ、じゃがいもの皮むきから、ほぼ一人で完成できました。息子はベビーリーフが苦手なため、ブロッコリーに変更し、飾り付けも一人でやると大張り切り。緑と赤がクリスマス感を増し、とてもかわいくできて息子も大満足! デコレーションっぽく盛り付けるだけで、いつものポテトサラダがとてもかわいくなり、筆者も驚きでした。クリスマス当日にもぜひ作りたいと思います。■インスタ映えする、カップケーキの簡単デコレーション続いてはカップケーキ。ココアを使った黒いカップケーキに、かわいらしいデコレーションが映えます。デコレーションは「トナカイ」と「クリスマスツリー」の2種類。まずは土台となるカップケーキ作りから。「オーソドックスなカップケーキの作り方です。卵を2個使うレシピが多いですが、今回は小さなカップケーキをたくさん作るレシピなので、1個で十分。しっかりしたカップケーキの作り方ではありますが、年中さんくらいからできるレシピにしています」●ココアカップケーキのレシピ<材料> ※直径5cmマフィン型カップ(12個分)バター(室温に戻す) 50g砂糖 40g卵 (室温に戻す) 1個牛乳 大さじ1A薄力粉 50gAココア(無糖) 5g(小さじ1)Aベーキングパウダー 2g★粉類を量るときのコツ★粉類は量るとき、計量器の上にお皿とざるを置いた状態で計量すると洗い物が少なくなります。<作り方>1) ボウルに室温に戻したバターを入れ、泡だて器でクリーム状になるまで混ぜる。砂糖を加えたら白くふんわりするまですり混ぜる。「バターは無塩バターじゃなくても大丈夫です。室温に戻しておいてほしいのですが、もし忘れてしまったときは、レンジを500wにして20秒加熱すればOK! 砂糖はジャリジャリとした音がなくなって、白くふんわりしてくるまで、がんばって混ぜてください」 2) 溶いた卵を3回に分けて加え、混ぜる。卵がなくなってから、次の卵を加えるようにする。「卵は別のボウルに割り入れ、よく混ぜてから入れてください。一度に入れてしまうと、卵の温度が低かった場合、分離して全然混ざらなくなってしまいます。最初は少量、一回ずつ全部混ざりきってから次を入れてください。料理教室では、子どもも1人で3回に分けて入れられるのですが、ご家庭ではお母さんが見本で1つ作って、子どもにやらせてあげるのもいいかもしれないですね。最初だけお母さんが入れて、あとの2回は『こんな感じで入れてごらん』と声がけしてあげると、子どももわかってできると思います」 3) 牛乳を加え混ぜ合わせる。 「牛乳は冷たいままでも大丈夫です。牛乳は粉類の後に入れるレシピが多いのですが、子どもと一緒に作る場合、粉類の後に入れて混ぜすぎるとグルテンが出て、もちもちになりすぎてしまうので、あえてここで入れるのがポイントです」4) ふるった粉類(A)を2に入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせる。「粉類はふるった状態で用意しておきます。もし大変ならそのままでも、泡立て器で混ぜるだけで、ダマが取れます。混ぜすぎるとグルテンが出て、生地がふわっとしないので、混ぜすぎないように注意! 粉がなくなったら混ぜるのをやめることがポイントです」5) 生地を焼く。型に生地を8分目ほどまで流し入れる。180度に予熱したオーブンで、約15分焼く。中央を竹串で刺して生地がつかなければ完成。「お弁当に使うシリコンカップを使うと、カップケーキ型が必要ではなくなり、型から外すのもスルッと外せるので、見栄えのいいカップケーキができます」時間がないときなどは、買ったカップケーキでももちろんOK!次はいよいよデコレーションです!●トナカイのデコレーション<材料>クリームチーズ(KIRI) 2個砂糖 小さじ2ココア(無糖) 小さじ1/2<トナカイの顔>ジューC(白→目、赤→鼻)チョコ(黒目)ラングドシャ(口の部分)ミニプレッツェル(耳)<作り方>1)クリームチーズを耐熱ボウルに入れ、電子レンジ500wで20秒加熱する。砂糖、ココアを入れて、泡立て器で混ぜ合わせる。「もともとは生クリームを使ったレシピですが、クリームチーズの方がより簡単。生クリームを泡立てる時は、低速でゆっくりと混ぜて。生クリームは余ることが多いですが、余ったら半量のヨーグルトとジャムを入れ、混ぜ合わせ、冷凍庫に入れたらおいしいアイスにもなります。1時間冷やした時点でガシャガシャと混ぜるのがポイントです」2)白いジューCにチョコペンやチョコを溶かしたもので、目を描く。ラングドシャに赤いジューCを1のクリームでつけ、プレッツェルに目をつける。「目は爪楊枝でちょんと描くだけ。チョコペンのチョコは固いので、少量溶かしたチョコの方が簡単です。ダークチョコを使うと、色がきれいに仕上がります」3)カップケーキにナイフで1のクリームを乗せ、2の目と口を乗せたら完成!トナカイのできあがり!次はクリスマスツリーのデコレーションです。●クリスマスツリーのデコレーション<材料>ホワイトチョコ 1枚ポッキー(半分に折る) 4本粉砂糖 少々 トッピング お好みで<作り方>1)ホワイトチョコを小さな耐熱ボウルに入れ、割り入れる。鍋にお湯を3cmほど張り、その上にホワイトチョコが入ったボウルを置き、弱火にかける。ホワイトチョコが滑らかになるまで、ゴムベラで混ぜながら溶かしたら、生クリームの絞り袋に溶けたホワイトチョコを入れ、口を4mmほどカットする。「ホワイトチョコをしっかり溶かさないと、ぽこぽこした表面になってしまいます。絞り袋に入れる時は、コップに立てて作業するとこぼれないのでおすすめです。絞り袋に入れた後、スケッパーなどで先に押し出すと、きれいに集められます。絞り袋だけを使用し、口金は使いません」2)クッキングペーパーの上にポッキーを並べる。1を絞り出し、ツリーの形にする。チョコレートが冷めないうちにトッピングをする。「チョコレートは熱いので、タオルなどを巻いて絞り出してください。ここはお母さんがやってあげて、トッピングを子どもにしてもらってください。すぐにチョコが固まってしまうので、スピード勝負です」3)冷凍庫で20分ほど冷やし固める。カップケーキに粉糖を振り、ツリーをさしたら完成。トナカイ&ツリーの完成!こちらが、わが家で作ったもの。カップケーキの型が少し大きかったため、高さが少し出なかったり、うまくいかなかったところもありますが、なかなか家で作らない華やかな出来栄えに、息子は大喜び。「また作りたい!」と言ってくれたので、筆者も嬉しかったです。最後に武田さんからのメッセージです。「クリスマスに温かな思い出を作ってもらえたら。家族で料理をするだけで、子どもたちにとって素敵な思い出になると思います。もしパパと一緒に作れなくても、食べてもらって『おいしい!』と言ってもらえることも大切。料理で人を喜ばせること、料理で楽しい気分になるということを掛け合わせて、子どもたちにとって最高の思い出になってくれたらなと思います。みなさんもぜひ、お子さんと一緒に作ってみてくださいね」武田さんのレシピなら、スーパーで買える食材でデコレーションができるので簡単。きっと、想像以上の子どもたちの笑顔が見られます。ぜひお試しください。レシピ提供: Little Chef Cooking(リトルシェフクッキング)武田昌美 【子どもに料理を教えたい!】
2018年12月07日日本に暮らす外国人の先生に、現地そのままの調理法を教わることができると人気の料理教室「tadaku」。なかでも評判というスリランカ料理の教室を、ライターKが初体験。いざ、スリランカの食卓へショートトリップ。にっこりと迎えてくれたガマゲ・モハンさんのお宅は料理教室用に改装した落ち着く空間。まずはスリランカという国とアーユルヴェーダについて1時間、お茶を飲みながらじっくり学ぶ。「料理を作るだけでなく、その国の歴史や文化について聞いたり、資料を読んだりして、スリランカのことをより深く理解していただきたいのです」と、モハンさん。料理は先生による実演を見て学ぶスタイル。自宅のキッチンなので、秘蔵の調味料を見せてもらって味見できたり、ホームステイ気分で4時間満喫。食と料理の枠を超えた異文化体験が楽しめました。次はどの国のレッスンに行こうかな!料理の前に、まずは現地を知る。先生が自己紹介をした後、スリランカの国の歴史や現地でのアーユルヴェーダ(伝統医療)の考え方について教わる。現地のお米の種類や味の要になるスパイスのことなど、興味がおもむくままに質問する。材料についてレクチャー。野菜は事前に切って用意されている。スパイスがいい香り!ターメリック、フェネグリーク、クローブなど、すべてのレシピにスパイスは欠かせない。「クローブやカルダモンは消化をよくし、腸を整えます」など、効能を解説してくれる。まずはお米の準備から。まずはお米をしっかり洗う。「スリランカのアーユルヴェーダでは、食材はしっかり洗うことで細胞が生き返る、と考えられています」。洗い米にカレーリーフ、クローグ、カルダモン、シナモンスティックなどスパイスを入れて炊きはじめる。野菜と豆、2種類のカレーを作る。『野菜カレー』スリランカでは煮込み料理全般を、すべて「カレー」と呼ぶのだそう。みじん切りにしたにんじん、じゃがいも、スパイス、少量の水を鍋に入れ煮込む。「スパイスが野菜の味を引き出してくれます。でも、一番のスパイスは愛情ですよ」『ダールカレー』たっぷりのレンズ豆をよく洗い、玉ねぎ、ニンニク、カレーリーフ、シナモン、ココナッツパウダーなどと一緒に煮る。「カレーを作るときは、水っぽくならないように気をつけてください」。しばらく煮込んだら味見タイム…おいしい!ポルサンポールと三つ葉のサラダが完成。スリランカ料理に欠かせない「ポルサンポール」は、ココナッツファイン(粗びきの粉末)にトマトや青唐辛子を混ぜたもの。三つ葉のサラダは、三つ葉が細かく切ってあり、日本のおかずとはだいぶ見た目が違う。テーブルに並べたら、現地流の食べ方のレクチャーも開始。お皿の上で少しずつおかずを混ぜながらいただく。消化がよくなる効果があるそう。『tadaku』イタリア、スペイン、フランス、タイなど約80か国の料理や文化を学べる。HPから行きたい料理教室を予約しホストの家へ。レッスン料は平均5000円。日本各地、約300か所で開催中。スリランカ料理教室 with Mohan東京・西荻窪で開催。アーユルヴェーダのお医者さんでもあるモハンさん。丁寧なレクチャーと料理のおいしさにリピーター多数。日本語OKなので英語ができなくても大丈夫。※『anan』2018年12月5日号より。写真・内山めぐみ取材、文・神武春菜(by anan編集部)
2018年11月30日ヘルシー料理教室「フジッコ商品で簡単おせち」2018年11月9日(金)、フジッコ東京FFセンター 7階パーティーキッチンにおいて、フジッコが主催するヘルシー料理教室が開催される。11月は「フジッコ商品で簡単おせち」をテーマに、「おまめさん 丹波黒黒豆」などを使ったメニューを紹介。おせち作りのコツを学べるだけでなく、栄養に関する知識も得ることができる。講師は、管理栄養士の中津川かおりが務める。開催時間は11:00から14:00まで。定員は20名。参加費は1,000円(税込み)。持ち物は、エプロン、三角巾、ハンドタオル、筆記用具。フジッコのウェブサイトにて、申し込みを受け付け中。申し込みの締め切り日時は、10月9日(火)午前10:00となっている。フジッコの「おまめさん 丹波黒黒豆」「おまめさん 丹波黒黒豆」は、国産の丹波黒を100%使用。ふっくら大粒の黒豆を、甘さ控えめに仕上げた。100g当たりのエネルギーは203kcal、タンパク質は10.4g、糖質は28.6g、食物繊維は4.8g。フジッコのウェブサイトでは、「おまめさん 丹波黒黒豆」を使用した「黒豆ブラウニー」、「黒豆ときんとんの茶巾」、「れんこん・黒豆・菊花和え」などのレシピを紹介している。(画像はフジッコより)【参考】※フジッコ
2018年09月17日「一日をきげんよく過ごすためには、ライフスタイルでの工夫も役立ちます」とヨガ講師・サントーシマ香さん。食べることや肌に触れることなど、五感を整えることもその一つだそう。ここではサントーシマさんが日頃実践している、心と体の滋養となる4つのTIPSをピックアップ。1:洟をかむ「アーユルヴェーダでは、目、耳、肌、舌、鼻は世界と出合う窓のようなもの。一日をはじめる朝に、これらの知覚器官をクリアな心地のいい状態に整えることが大事です。特にケアをすることで生活の質が改善するのが、鼻の詰まり。マグカップに熱々のお湯を注いだら、頭に大きめのタオルをかぶり、熱くないところまで顔を近づけて目を閉じます。数分間鼻から蒸気を吸い込み、口から吐いた後、やさしく洟をかみましょう」2:舌を掃除する「朝食の前、歯を磨くと同時にケアしてほしいのが“舌”。舌の粘膜の上皮に細菌や食べカスが付着し、白い苔のようになったものを“舌苔(ぜったい)”と呼びます。放置すると口臭などさまざまなトラブルを招くこともあるので、きれいに掃除してあげることが肝心です。方法は、大きめのスプーンを横向きにして、舌の奥から手前に向かって真ん中、右、左とやさしくこするだけ。専用のタングスクレーパーを使うのもおすすめです」3:オイルでうがいする「口の中をきれいにするもうひとつの方法が、“オイルプリング”。ココナッツオイルや白ごま油など、植物性のオイルを口に含みうがいをするのですが、のどや口内の乾燥を防ぐとともに、歯周病、歯肉炎などの予防や、顔の筋肉を動かすことで、ほうれい線やしわ予防にも効果が期待できます。さらにオイルの有効成分が口の粘膜から浸透するので、体にもいいことずくめ。必ず朝一の歯磨き、舌磨きの後、何かを口にする前に行いましょう」4:朝食にタンパク質をプラス「朝食は体を温め、活動モードに切り替えてくれます。やや軽めの量で、タンパク質や良質の脂質を含むものを摂るよう心がけて。我が家ではシリアル&ヨーグルトや、ナッツバターを塗ったパンに野菜、雑穀入りのスープ、和食なら具だくさんの味噌汁に納豆ご飯が定番です。血糖値が安定し、午前中から元気に過ごせます」サントーシマ香さんヨガ講師、アーユルヴェーダ・セラピスト。NY生まれ。日本各地でのワークショップ、テレビやラジオなど幅広く活躍。近著は『一日の体調を整える 朝のヨガ』(大和書房)。※『anan』2018年7月11日号より。取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年07月10日「食べてキレイになる教室」開催概要2018年7月24日(火)、チェリーテラス・代官山において、「食べてキレイになる教室」が開催される。講師は、ベジ活アドバイザーの生井理恵が務める。「食べてキレイになる教室」の7月のテーマは「食べて代謝UP!簡単中華料理」。ダイエット中の人や、太りにくい料理を学びたい人などにオススメだ。開催時間は、11:30から13:30まで。参加費は5,400円(税込み)。定員は12名。メニューは、一口エビ飲茶、3種のベジチャイニーズチヂミ、パプリカ、レタス、ピーマンのサラダ、シンプルチャーシュー、マンゴープリンを予定している。申し込み方法などの詳細は、チェリーテラスのWEBサイトを確認。チェリーテラス・代官山の住所は、東京都渋谷区猿楽町29-9 ヒルサイドテラスD棟1階。電話番号は03-3770-8728。次回は9月26日(水)に実施予定。ベジ活アドバイザー 生井理恵のプロフィール生井理恵は、父の糖尿病をきっかけに野菜と果物の魅力に着目。ベジ活アドバイザー、食育マイスター、ジュニア野菜ソムリエなど様々な肩書きをもち、企業へのメニュー提案や食育活動などを行う。「やさい美人」「朝のベジ活」プロジェクトを主宰。講演やセミナー講師、コラム執筆、料理教室など幅広い分野で活躍している。(画像はベジ活アドバイザー生井理恵オフィシャルブログより)【参考】※チェリーテラス※ベジ活アドバイザー生井理恵オフィシャルブログ
2018年06月25日子どもたちに習わせたい人気の習い事ごとのひとつに「バレエ」があります。でも、少し調べてみるとさまざまな種類のお教室があり、ママたちは「どのお教室がうちの子に合うの?」と頭を悩ませることも…。子どもから大人まで、長くバレエを指導しているクラシック・バレエ講師の四家恵先生に、お教室選びのコツを聞きました!そもそも、バレエを習い始めるのに適した年齢とは?よく話題になるのが「バレエって何歳から習わせたらいいの?」ということ。3歳だと早すぎる気もするし、でも小学生からだと上達するには遅いのかもしれないし…。四家先生、バレエを始めるのに適した年齢はありますか?「3歳か4歳からクラスを開講しているお教室が多いです。でも、始めるのが早ければ早いほどよい、というわけではありません。たとえば、有名なダンサーの吉田都さんや熊川哲也さんは小学校中学年から始めた方々です。上達には本人のモチベーションが関わってきますので、急ぐ必要はありません。ただ、本気で取り組みたい場合はとくに、10歳くらいには始めておいたほうがよいでしょう」(四家先生、以下同)幼稚園生から始める場合、子どもを通わせられるかどうかは、次の基準をクリアできているとよいと四家先生は言います。「まず『立つ』『座る』など、簡単な日本語が伝わるかどうか。おしめが取れているかどうか。そして、40分ほどのレッスン中、ママやパパと離れていられるかどうか。この3つの基準がクリアできていれば、お子さんも苦痛なく、レッスンを受けられると思います。もちろん、講師としても子どもたちが飽きないように、さまざまな工夫をこらしますが、親御さんと離れて泣き通しの場合は『もう少し、大きくなってからのほうがよいかもしれません』と、お話する場合もあります」子どもに慣れていて、スムーズに会話できる先生を選ぶ!上記の基準をクリアしている場合、お教室を選ぶときは、どんな注意点があるのでしょうか?たくさんあるお教室から、子どもに合う先生を見つけるのは難しく、悩んでしまうママやパパも多そうです。「まず大切なのが、先生との相性。これは『子どもと先生の相性』もそうですが、実はそれ以上に『親と先生の相性』も大切なポイントとなります。幼いころのバレエは、普段のクラス中の態度など、教師から親へ伝えることも多いもの。また、その日の子どものコンディションを、親から教師へ伝える機会も多いです。さらに、発表会を開催するお教室の場合、発表会の練習が始まると普段よりも練習量が増え、さらに衣装の準備や本番当日の役割分担など、親と先生との間のコミュニケーションは密になります。そんなとき、会話の波長が合う先生だとお互いのストレスが減ります」つい「子どもが先生になじめるか」を気にしてしまいますが、見学や体験レッスンに行ったときには、親が先生と会話をしてみることも重要なようです。「あと、子どもに慣れている先生を選ぶとよいでしょう。子どものころのバレエは、情操教育の面があります。音楽を聴いて、楽しく踊りながら、正しい姿勢を身につけるとともに、マナーや礼儀作法を学びます。そんなとき、子どもの喜ぶツボを知っている先生だと、子どもも継続しやすいと思います。たとえば、私は右と左の区別がついていない子には、片方のシューズにキラキラ光るシールを貼ったり、姿勢をよくするために頭にリボンを結んで『引き上げる』感覚を養ったりします。子どもにとって、ひとつの場所で長い時間を過ごすのは大変なことなので、飽きずに楽しみながら学べる工夫をします」どんな規模のお教室に通わせたいかを見極めるほかに「入会前に確認したほうがいいポイント」は、どんなものがありますか?「バレエのお教室には、さまざまな種類があります。大きなバレエ団付属の学校のこともあれば、代表の先生の下に何人もの教師がついて構成している大中規模のお教室もあり、また基本的には先生ひとりで運営している個人教室もあります。大きなスクールだと、先生と親の間に事務局が入ることが多くなりますが、事務局があるからこそ、システムがきちんと成立しているメリットも。規模が大きめの個人教室の場合、親だけで構成するPTAのような『母の会』がある場合も。発表会のときだけ集まることもあれば、普段から季節ごとに催しをして、まさに学校のようなお母さん付き合いが発生します。先生ひとりの個人教室では、先生と直接会話をする機会が増えます」どの種類を選ぶかは、親次第。「母の会」で集うことが安心感につながる親もいれば、事務局に間に入ってもらうことで安心する親もいます。また、先生と直にやり取りをしたい親もいるので、どんなタイプのお教室だと安心して子どもを通わせられるか、じっくり見極めたいところです。「ほかにも、通いやすい場所にあるか?どのくらい細かくクラス分けしているか?先生が持っているスタジオか、またはレンタルスタジオか?週のレッスン回数と月謝はいくらか?発表会の有無と費用は?お試し期間を経てから入会できるか?など、確認したいポイントはたくさんあります。そのためには、事前に『子どもに、どんな先生のもとで、どんなふうにバレエを楽しんでほしいか?』を考えておくとよいですよ。かつて、名プリマのマーゴ・フォンテーンが『よい先生選びは親の責任』と語っているのを読んだことがあります。子ども自身が先生を選ぶことはできないので、代わりにしっかりと見学をしたり、先生と話したり、評判をリサーチしたりしてから決めましょう」一度お教室に入会したら、基本的にはほかの教室との「かけもち」はご法度の世界!またほかの教室への移籍もしにくいのが現実なので、最初が肝心です。選ぶポイントを決めて、じっくりとお教室選びをおこないましょう。(取材・文:富永明子)
2018年05月28日日常にあふれる「おいしい」を、改めて見つめる教室スープ専門店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」が開催する「おいしい教室」は、自由が丘と中目黒で開催されています。"食"を起点においしいを考えるワークショップはグルメな大人たちに人気です。ファストフード型の店舗である「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」は、お客さんと接する時間は長くなく、これまで、その商品づくりのこだわりや美味しさの秘密をお伝えする場は多くありませんでしたが、実はスープを始めとする料理へのこだわりは、目を見張るものがあります。店舗では伝えきれない魅力をユーザーに届けるための接点となるのが、この「おいしい教室」です。フードプランナー桑折敦子さんが生み出す魅力的なレシピ「スープストックトーキョー」を語る上で、フードプランナー桑折敦子さんの存在は外せません。2004年に同社に入社して以来、数々のレシピを作り出してきたスープの生みの親です。常に新しいスープを生み出し続ける彼女にとって、アイデアのインスピレーションの元となっているのが旅行。世界中を訪れ、その地で体感したことをスープで表現しています。今では、同社のほぼすべてのメニュー開発に関わる彼女。ワークショップでは桑折さんご本人から、食にまつわる秘話を聞くこともできます。型にはまらない自由な教室。多彩なゲストも魅力的「おいしい教室」のワークショップでは料理を作る時も、オリジナリティを重視。レシピ通りでなくてもOKという考え方で進められます。そして、毎回多彩なゲストを講師として迎えているのも魅力のひとつ。これまでのワークショップでは、落語家の柳家花緑さんや、料理家の細川亜衣さん、写真家の在本彌生さんなどの豪華ゲストを講師に迎えてきました。他では出会うことのないオリジナルな視点から「おいしい」を追求し続けています。毎回、大人の心を惹きつけるワークショップテーマその時々の旬の素材を活かした料理を学べる「おいしい教室」。今回のワークショップテーマは「夏のエスニック料理に合うワインとは? 」でした。暑い日が続き、食欲も落ち気味の季節でもおいしい食事を楽しめる教室。ワインについて詳しい説明を聞きつつ、試飲していきます。旬の野菜にあわせるドレッシングも、自分たちでオイルを混ぜ合わせて手作り。ほろ酔い気分で、心にも体にも嬉しい大人のワークショップです。意外と合う、タイ料理とワインの合わせ方も学べます教室は、1つのテーブルをみんなで囲んでスタートします。テーブルを彩るのはタイ料理。大きな鍋の蓋を開けると、ココナッツミルクの甘い香りが食欲をそそるタイカレーと、ガイヤーンと呼ばれる手羽先がテーブルを彩ります。タイ料理は甘い味付けが特徴。ワインも甘めのものを合わせます。参加した人たちは思い思いに写真を撮ったり、ワインを楽しんだり。自由に楽しみながら、充実したひとときを過ごします。今回ワークショップが開かれた「also Soup Stock Tokyo」は、東急東横線、大井町線の自由が丘駅の正面口改札から徒歩5分ほどの場所にあります。何気ない毎日の食事が、もっと楽しくなるようなテーマが満載のワークショップです。スポット情報スポット名:also Soup Stock Tokyo住所:東京都目黒区自由が丘1-26-13 POOL電話番号:03-6421-4391
2018年05月11日子どもに料理をさせてみようとキッチンに立たせたけど、具体的に何をやらせたらいいのかわからない。そんな相談を多く受けるという、2歳から通える料理教室「Little Chef Cooking」(リトルシェフクッキング)を主宰する武田昌美さんが開発したのが、「絶対に失敗しないレシピ」です。武田昌美さん子供料理研究家。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2歳児から始められる料理教室を主催する。保有資格は、フードコーディネーター、スパイスマイスター、食品衛生責任者。HP: instagram: @littlechefcooking , @masamis__kitchen ブログ: 「子どもたちがこぼしながら作っても、しっかり形になるようにレシピを作っています。こぼすと分量が変わってしまいますが、こぼしてもこぼさなくても成功する “ポイント” があって、それを探り当てて作っています。例えば、うどんは大人でも足で踏んでこねるくらい弾力がありますが、油と砂糖を入れて、グルテンを吸収させてからレンジで温めると、子どもでもこねられる柔らかさになるんです。そんなふうに “小さな子どもでも作れるコツ” を織り交ぜて、レシピを開発しています」(武田さん)教室の生徒さんのために作ったレシピブック。これは武田さんの娘のももかちゃんのもの。リング綴じになっていて見やすい。そんなふうに、「親と子どもが、分業して作るレシピ」や、「小さな子どもが1人で作れるレシピ」を開発している武田さんに、お子さんと一緒に作れる「わくわく親子ちらし寿司」のレシピを教えていただきました。武田さんの親子レシピは、親子の作業工程を分けてご紹介しています。子どもに伝えたいポイントなどもあわせて伺いました。■「結局お母さんがほとんど作ってしまう」ではダメこれが「ちらし寿司」のレシピカード。武田さんのレシピは、イラストで一目瞭然。絵で見ると簡単にできそうな気がしてきます。「大人向けのレシピを見ながら一緒に作ると工程が難しく、結局お母さんがほとんど作り上げてしまうことも。料理を完成させることにこだわって、子どもを制しながら作ると、子どもはまったく手が出せずつまらなくなり、『やっぱりまだできない』という気持ちになってしまいます。子どもがレシピを見て理解できて、失敗しづらい簡単なレシピなら、子どもが1人で最初から最後まで作り上げることができます。子どもに料理を教える際、お母さんがイライラしてしまう原因は、どんどん時間がかかってしまうこと。例えば、今回ご紹介するちらし寿司ならば、炊き込んでしまえばすぐにできあがり、あとは盛り付けるだけなんです。子どもと料理をするときは、あっという間にできて形になり、かつ子どもも一緒に楽しめるという点が大事だと思います」と武田さん。武田さんが考えた「わくわく親子ちらし寿司」のレシピには、お米を研いだり、卵を切ったり、お母さんの工程ごとに子どもの遊び場が作られています。そうすると、最初から最後まで子どもたちは飽きることなく、一緒にやってくれるのだそう。「作るのも遊びのひとつ。役割分担を明確にすると同時進行ができるから、お母さんの負担も軽くなるし、お子さんも料理が上手になる。料理の時間がいい思い出にもなります。子どもとの料理は、楽しみながらできたらそれだけでOK!」(武田さん)そして何よりも大事なのは、子どもと料理をするときはとにかく「怒らないこと」だと言います。「お母さんはとにかく“忍”の一文字。我慢して怒らない、口を出さないで、見守るのが一番大事です。包丁を使うときなど、危ないところだけ側についてあげる。ずっと子どもの作業を見ていると、時間もかかるしストレスにもなります。私の親子レシピは、ところどころ、子どもには好きなようにやらせて、親は別の作業をするように組み立てています。私自身もよく粗相をするのですが、そういうときに『大丈夫だよ』って言われると嬉しいなと思うので、子どももそう言ってもらいたいんだと思うんです。子どもに怒った途端、自分も失敗したりすると気まずい気持ちになるから、お互い様という感じでいます(笑)」(武田さん)<料理を教えるママの心構えとポイント> ▼2歳からでも料理はできる! 教える前に知っておきたい、母親の心構え【子どもに料理を教えたい! Vol.1】 ■2歳からOK! 親と分担して作る「わくわく親子ちらし寿司」のレシピでは、親子の分担ごとに作り方をご紹介していきましょう。今回取材にご協力してくれた生徒は、ももかちゃん(4歳)と温くん(3歳)。まずは材料をご紹介。「わくわく親子ちらし寿司」【材料】(4人分)<酢飯(炊き込みごはん)>・米…3合・A 塩……小さじ1 昆布だしの素……小さじ1 水……2と1/2カップ・人参(3mmにいちょう切り)……1/2本(90g)・れんこん(3mmにいちょう切り、水につける)……1/2節(100g)・油揚げ……2枚・B 酢……80g 砂糖……大さじ4 塩……小さじ1/2 白ごま……小さじ1<錦糸卵>・卵……4個・サラダ油…小さじ1/2・C 砂糖……大さじ2 塩……小さじ1/4<盛り付け>・絹さや……6個・れんこん(2mm幅に輪切り、水につける)……6枚・いくら、スモークサーモン……お好みの量・海苔……1/2枚 ※お好みで【作り方】まずは米とぎから。米をとぐのは、子どもの担当です。1)(大人)炊き込みごはんの下準備をする。油揚げを油抜きしたら、ざるにあげて粗熱を取ったあと、水分を軽く絞る。人参とれんこんを切る。(子ども)米を洗い、ざるにあげる。「お米をひたすら洗ってもらっている間に、お母さんは炊き込みごはん用の人参とれんこんを切ります。米とぎは、ボウルより大きめのざるを使うとやりやすいです。道具も子どもが失敗しないようなものを選ぶといいですね。お米は何回といでもいいので、子どもにはずっとやってもらいます。別々に作業を進行できることで、お母さんのストレスも軽減されます」(武田さん)次はいよいよ包丁。子どもたちに、手でもちぎれるくらい柔らかな油揚げを切ってもらいます。2)(大人)子どもが油揚げを包丁で切るのをフォローする。(子ども)油揚げを1枚ずつ包丁で切る。「危険がない範囲で、完全に任せてあげてください。切る大きさも気にせずに。子どもたちなりに考えた大きさだと思うので、それを尊重できたらと思います。包丁が心配な小さいお子さんには、プラスチック製の包丁を使っても。その子に合わせた、危なくない道具を使って、一人でやらせるというのが大事」(武田さん)3)(大人)米を炊飯器に入れる。 A を計量し、子どもに手渡す。(子ども)炊飯器に切った具材をすべて入れ、A を加えて混ぜる。(大人)子どもが具材を入れ終わったら、早炊きモードで炊く。「本来のちらし寿司は、具材をそれぞれ煮て味付けし、ごはんと合わせて仕上げますが、今回は炊飯器で炊き込みごはんに。子どもに切った具材と調味料を炊飯器に入れてもらったら、そのまま早炊きモードで炊きます。早炊きにすることで米がもちっとせず、一粒一粒がしっかりしたごはんに炊き上がります。また、炊きこみごはんにすることで、時短調理にもつながります」(武田さん)4)(大人)B を計量し、ボウルに入れる。(子ども)B が入ったボウルをよくかき混ぜる。ごはんを炊いている間に、錦糸卵を作ります。卵を割るのも、もちろん子どもたちの担当。5)(大人)錦糸卵の準備をする。C を計量し、子どもに手渡す。(子ども)卵をボウルに割り入れ、泡立て器でよくかき混ぜる。C を入れ、さらに混ぜる。「卵の殻が入ってしまい、ツルツル滑って取りづらいときは、手を濡らしてから取るとスルッと取れます。料理教室では、卵は1パック余分に用意して『うまく割れなくてもこれだけあるから大丈夫だよ』と見せるようにしています。そうすると、安心して勢いよく割ってくれるんです。おままごともいいですけど、実物を触ったり割ると、『黄身の色が違うね』と感想を言ってくれたり。子どもの発見力ってすごいなと思います」(武田さん)次は、絹さやの筋取りと海苔を小さくをちぎってもらいます。6)(大人)錦糸卵を作る。フライパンにサラダ油を入れてキッチンペーパーで全体にならしたら中火にかけ、5 の卵液の半分を入れてフライパン全体に広げて蓋をする。弱火にして表面が乾くまで3~4分ほど蒸し焼きにする。そのまま皿に重ならないように取り出し、粗熱を取る。もう一枚も同様に焼いておく。(子ども)絹さやの筋を取る。海苔を小さくちぎる。「子どもが海苔をちぎっている間に、お母さんは錦糸卵を作り、絹さやを軽く茹でます。卵は弱火で蓋をして、放置するだけで簡単にきれいにできます。焼くのは表だけ。焼きあがったら、皿や牛乳パックのまな板にポンと出してできあがりです」(武田さん)飾りつけは、まずは子どもたち。サーモンをくるくると巻いて、お花の形に。最後はお母さんが仕上げます。7)(大人)盛り付け具材の準備をする。子どもが筋を取った絹さやと輪切りにしたれんこんをさっと湯に通し、ザルにあげる。サーモンを3cm幅に切り、子どもと一緒にサーモンの花を作る。(子ども)サーモンの花を作る。8)(大人)錦糸卵を切る子どもの包丁をフォロー。子どもと半分ずつの量を切る。(子ども)錦糸卵を包丁で細かく切る。「錦糸卵を切るのを子どもの自由にさせてしまうと、大きさのばらつきが気になってしまいます。そこで、子どもと半分こして切り、混ぜずに分けておくのも重要なポイント。盛り付けの際に、子どもが切った卵の上から大人が切ったものをのせれば、なんとなくアラが隠れるんです」(武田さん)9)(大人)酢飯を作る。3 が炊き上がったら、4 を全体に回し入れ、ヘラで切るように混ぜる。(子ども)うちわなどで、ごはんを仰ぐ。ごはんを混ぜる。10)(大人)盛り付けをする。酢飯の上に、卵、れんこんなど、そのほかの具材を乗せて完成。海苔はお好みで。(子ども)自分で切った錦糸卵をのせて、盛り付けをする。「子どもが切った錦糸卵はそのままのせて、最後に大人が切った卵をのせてアラを隠します。その後、サーモンといくら、絹さや、れんこんを飾ったら完成。最後はお母さんが満足できるよう、きれいに仕上げてください。お母さんの達成感も大切です」(武田さん)完成!ももかちゃんと温くんが一緒に作って盛り付けたちらし寿司です。小さな子どもと一緒に作っても、こんなふうにきれいに仕上がります。失敗しなければ、お母さんも怒る必要がない。それが子どもたちの自信に繋がると武田さんはいいます。子どもたちの思い出にもなる、親子で作る簡単ちらし寿司、ぜひチャレンジしてみてくださいね。次回は、お母さんがまったく手伝わない、子どもがひとりで作れる「ブルーベリーカップケーキ」のレシピをご紹介します。小さな子どもが作っても、ちゃんと膨らむコツがあるのです! どうぞお楽しみに。レシピ提供: Little Chef Cooking(リトルシェフクッキング)武田昌美 【子どもに料理を教えたい!】
2018年05月05日食育のためにも、子どもに料理のお手伝いをさせたいけど、具体的に何をどうさせたらいいかわからない、というお母さんは多いのではないでしょうか? 私も3歳の息子にときどきお手伝いをしてもらいますが、ついつい口や手を出してしまうことが多く、悩んでいる一人です。そこで、2歳の子どもから通える料理教室「Little Chef Cooking」を主宰する武田昌美さんに、子どもが自分で料理を作れるようになるために、お母さんが気をつけるポイントと、一緒に楽しみながら作れるレシピを伺いました。武田昌美さん子供料理研究家。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2歳児から始められる料理教室を主催する。保有資格は、フードコーディネーター、スパイスマイスター、食品衛生責任者。HP: instagram: @littlechefcooking , @masamis__kitchen ブログ: ■「入れる順番を間違えても、ケーキはできる」4歳と1歳、2人のお子さんを持つ武田さん。子どもの頃からフランス料理の修行していたお父さまに、やさしく教えてもらったことが料理好きの原点なのだとか。「両親は怒らない人だったので、楽しんで料理をすることができたんだと思います。私も子どもと一緒に楽しめることを、と考えて子どもが通える料理教室をはじめました。そこで、『野菜洗いと葉物ちぎりをさせてみたものの、危ない気がしてその先には進めない…』と、悩みを抱えているお母さんが多いことを知りました。しかし、それではお子さんは料理らしいことをできず、不完全燃焼となってしまいます」料理教室で一番伝えたいのは、「失敗しても大丈夫」ということだと言います。「『なんでもできるよ、失敗しても大丈夫だよ』と伝えて、子どもたちには自信を養ってほしいです。料理は失敗しても、いくらでもリカバーできるのがいいところ。入れる順番を間違えてもケーキはちゃんとできるし、卵を割り損ねちゃっても、まだたくさんあるし、割ってしまった卵でもう一品何かできるよねって。プラスの発想ができるように、いつも考えています。失敗してしまっても、それが生かせるということを、実体験を通して感じてほしいと思っています。もし卵を床に落としてしまったら、もちろん捨てるしかないですが、『大丈夫。今回はテーブルと離れていたから落としちゃったんだね。じゃあ今度はもっと近づいてやってみようか』と声をかけて、失敗とはみなさないようにしています。『なんで割っちゃったの?』と言ってしまうとそこで終わり。“成功へ一歩、また近づいたね”というスタンスでいてあげることが一番大事です。教室はいつもと違う環境なので、お母さんもそう言ってあげようと思ってくださったら嬉しいです」■料理を始める前に、最初に伝えたい3つのことそんな武田さんの料理教室では、最初に3つのことを必ず伝えるのだと言います。「料理で怖いのは、怪我をしてしまうこと。真剣にやらないで、ふざけてしまったために起こる事故が一番危険です。包丁を振り回したり、大やけどをしてしまったり、手洗いを徹底せずにバイキンの温床を作ってしまったり…。料理を始める前に、まずお母さんが、火・刃物・ばい菌の3つのことを説明して、危険なものを理解させることが大切です」●火について「最初に、火の近くでちょっと手をかざして“熱い”を体感してもらったり、必要に応じて火事の画像を見せて、“火は怖いもの”だから、火を扱うときは真剣に取り組むこと、大人がいないときは絶対に火はつかってはいけないことを伝えます。その代わり、火を使うといろいろなことができて便利だから、実際に使うときは「思い切ってやってみよう」と、危険性を伝えた後に信頼させる。『危ないからダメ』と遠ざけず、多少の怪我は覚悟で、小さいうちからどんどん慣れていってもらいます。『怖いから嫌』という子は、もしかしたらまだ時期ではないのかもしれないので、やりたくなるまでその子の時期を待ってあげてください」●刃物について人気の「包丁レッスン」では、手作りの包丁を使って、しっかり教えるのだそう。「まずこのダンボールで作った包丁で、“簡単に人を傷つけてしまう危険なもの”、“慎重に扱わなければいけない”ことを伝えます。『こんなに危ないんだよ』『こうしたら手を切っちゃうよね」『人に向けちゃダメだよ』『置き方はこうだよ』とルールを説明するんです。包丁は鉛筆やお箸と一緒で、持ち方が大切。まずは、切りやすい“押し切り”(包丁を前に押し出すように切る)の練習をします。練習のときからひとりでやってみて、もし間違っていたら『それもいいけど、こっちにしてみようか』と否定はせずに、やりやすいやり方を教えます。子どもも考えてそうやっているので、小さな大人だと思って接することがポイントです」火と刃物は、小さな怪我をしたとしても、そこから学んで大きな怪我を防ぐ、というおおらかな気持ちが大切なのだそう。「いくら『触ったらダメ』だと言っても、触りたいものは触りたいんですよね。触ってみて、痛かったら『痛いね』って感じてもらう。大きな怪我になる前に危ないことに気づくためにも、自分で体験することが大切ですね」●ばい菌について調理は食材を直接手で扱うので、手を洗うこと「子どもはばい菌という概念もよくわからないと思うのですが、『汚い手で作った料理を出されたら嫌だよね』と伝えて、作り手として成長してほしいなと思います。小麦粉をばい菌に例えて、手につけて物を触ってもらい、どのように移っていくのかを実際に体験してもらうと、一目瞭然で子どもにもわかりやすいですよ」「しっかり説明をすると、料理をするときだけは『お母さんの言うことを聞かなきゃいけない』という、子どもなりの緊張感が生まれます。きっとすぐ忘れてしまうので、その都度、100回でも200回でも言えばいいと思います。何度も言うのはイライラしてしまうと思うのですが、子どもに『この間言ったでしょ?』は通用しないので、大事なことだから何度でも言う。そのうちに身についていきますよ」と武田さん。説明が終わったらいよいよ料理スタート! 次回は子どもにきちんと役割を作った、大人も子どもも大満足のレシピをご紹介します。【子どもに料理を教えたい!】
2018年05月02日ロックバンドのSHISHAMOが、4月からTOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』(月曜~金曜 22:00~)の新“講師”となることが決定した。SHISHAMOのレギュラーコーナー『SHISHAMO LOCKS!』(22:15~)は、4月6日から毎週金曜日に放送される。ヴォーカルの宮崎朝子は「由緒正しき『SCHOOL OF LOCK!』で、コーナーを持たせて頂き嬉しいです!」とコメント。さらにベースの松岡彩も「高校生の時に、 よく聴いていた『SCHOOL OF LOCK!』に、先生として出ることになるなんて、思ってもみなかったので、とても嬉しいです!」と喜びを語った。『SCHOOL OF LOCK!』はこれまでゆず、木村カエラ、BUMP OF CHICKENなど豪華アーティスト陣が"講師"となり、様々なトークを展開してきた。
2018年03月22日JR中央線沿いの3ヵ所に展開する、由緒ある陶芸教室〔つきじ窯〕。そのうちの高円寺教室は、夜間の女性受講者も多いんです。クラフト的ではない伝統工芸の魅力について、女性講師や外国人受講者に聞いてきました!クラフトでは味わえない魅力が陶芸にはある!物作りが好きな人でも、なかなかハードルが高いと感じてしまう「陶芸」。最近では、オーブンや石塑(せきそ)ねんどで簡単に作れる、「クラフト」的な焼き物も流行っていますね。でも、昔ながらの技法を用いる陶芸には、ほかの物作りでは味わえない特徴があることも確かなんです。JR中央線沿い3ヵ所に教室を展開!今回ご紹介する〔つきじ窯〕は、日野・小金井・高円寺とJR中央線沿いに3つの教室を展開していて、陶芸財団の正会員である本島幸雄氏が25年前に始めた由緒ある陶芸教室です。取材した高円寺教室は、女性の受講者が多く、曜日によって夜間も開講しているので、仕事帰りや家事から開放される深夜に通うのもアリです。作るのは焼き物ではなく“ゆとり”!?高円寺教室で講師を務めている、陶芸歴13年の鷹野さん。「陶芸は、心にゆとりがないとできないんです。だから、作り始めると無心になれて、リラックスできます。それが楽しくて、続けられる方が多いです」つきじ窯では、自分のペースで好きな焼き物を作ることもできますが、通常約1年かけて学ぶ全31回のカリキュラム(基礎コース)も用意されています。そして、自分の指定した時間帯(クラス)以外でも空いている時は、月謝の他にお金を払わなくても作陶できるという、大変お得なシステム♪酸化焼成の焼き物の場合は、教室にあるこちらの窯で本焼きまで行うことができるそうです。山梨県秋山村にある穴窯での本焼き以外の工程は、すべて教室内で行えるため、作陶の満足感も十分に得られます!受講者が作った焼き物。鷹野さんによると、仕事のストレスが溜まっていて、「ここで(陶芸を)やるために生きてます」なんて言って、頻繁に通っている受講者もいるのだとか。陶芸の魔力、恐るべし。外国人受講者にお話を聞いてみた!こちらの男性、たまたま取材時にいらっしゃった受講者で、フランス人のランデリさん。日本の伝統工芸を実際に体験するのが好きだと言います。つきじ窯には2年近く通っており、「みんな優しく、固くない雰囲気」が気に入っているそうです。意外な物が作れるかも!?こちらは、服飾店からのオーダーで作陶したという、ボタンです。ほかにも、人形やお地蔵さんを作陶する受講者もいるといいます。焼き物ならではの質感で、自分の好きなものを作ってみるのも面白いかもしれませんよ♪体験コースで一歩踏み出してみよう!〔つきじ窯高円寺教室〕の入会金は10,000円で、月謝は8,740〜10,280円。粘土代と焼成代以外に料金は発生しませんので、非常に良心的な価格帯です(必要最低限の道具は教室にあります)。とはいえ、入会には勇気がいるものです。迷ったときは、体験レッスンの受講がオススメです!2,500円で、お茶碗を作陶できます(1回、3時間程度、要事前予約)。アットホームな雰囲気、そして、陶芸の奥深さを味わいに、ぜひとも一度〔つきじ窯〕に寄ってみてはいかがでしょうか。<店舗情報>●店舗名:つきじ窯高円寺教室●住所:東京都杉並区高円寺南3-21-19●営業時間:10:00〜22:30(曜日によって異なります。夜間は火曜と水曜のみ。)●定休日:月、金〔つきじ窯〕HP
2018年02月14日「ことばの教室」を知っていますか?出典 : こんにちは、髙川康と申します。北海道の小学校で、「ことばの教室」を20年以上担当し、子どもたちのことばの育ちに向き合ってきました。「ことばの教室」とは、週1~8時間程度、特設の場で個別、または少人数で、その子の自立のために必要な指導を受ける場のことです。それ以外の時間は、籍のある通常学級でみんなと共に学びます。「ことばの教室」は「通級指導教室」の一種です。(地域によっては、言語障害特別支援学級を含める場合もあります)「ことばの教室」の対象となる児童、生徒は、「言語障害」があることが主ですが、一定の条件が整っていれば、他の障害も対象とすることができます。たとえば「自閉症」「情緒障害」「LD」「ADHD」などです。ただ、「ことばの教室」というネーミングゆえ、世間一般に誤解されやすい部分があります。担当になったばかりの私自身の経験も振り返りながら、この記事では「ことばの教室」の役割や利用法についてお伝えできればと思います。「ことばの教室」は、”正しい日本語”を学ぶための場所ではない。新任担当だった私の焦りと気づき出典 : 「ことば」というと、話し言葉、特に発音というイメージがあります。しかし「ことば」はまず、理解力が大切です。「話し方」についての相談があった場合でも、まずはことばの理解力やコミュニケーションの様子、どのような育ちの背景があるのかを私たちは丁寧に見ようとします。私が「ことばの教室」を初めて担当した数年間は、「ことばが正しく言えるようにするにはどうしたらよいか」ばかりを考えていました。絵カードを呼称させて、語彙を増やそうとしたり、正しい助詞を穴埋めする教材を作ったりしていました。しかし、何度繰り返しても、なかなか成果の上がらない子がいました。そのうち、プリントや絵カードを見たとたん、拒否するようになってしまったのです。私は「ことばの教室」担当として、訓練を嫌がる子どもの姿と、成果を上げなければというプレッシャーとの間で板挟みになっていました。しかし今振り返ると、その子にはそもそも、「正しい日本語」を使うことへの関心があったのだろうか、人と気持ちを通い合わせる、共感するといったコミュニケーションへの意欲があったのだろうかと思います。つまり、「ことばの学習」が子どもにとって「必然的」であるかどうかという点を見逃していたわけです。「言語」の前に、「非言語」のコミュニケーションも含めて、まず子ども自身が何を感じていて、何に困っていたり、望んでいたりするのかを見極めることが大切なのだと気づきました。今では、「会話」と「遊び」の両方を大切にしながら、「ことばの教室」に来る子どもと向き合っています。「会話」によって、子どもから見て世の中はどう映っているのか、世の中に対して子どもはどう対峙しようとしているのかなどを感じ取ることができます。「遊び」によって、情緒の育ち、人との共感、他者の心情や立場への気づきなど、話しことばの土台となる力の育ちにお付き合いすることが大事だと考えています。「ことばの教室」という名の場所ではありますが、そこで扱うのは決して「話し言葉」だけではないのです。あくまで選択肢のひとつ、でも困ったときはいつでも気軽に出典 : 次に、「ことばの教室」への相談や利用に関して、保護者の方からよく寄せられる不安や誤解にお応えしながら、この場所をどんなふうに活用してほしいかをお伝えしたいと思います。私の勤務する「ことばの教室」には、毎年たくさんの方が相談に見えます。ですがそのうち、「ことばの教室」の利用が妥当だと判断するケースは一部です。教育相談では、子どもの多面的な理解と、必要な支援を様々な角度から検討します。その選択肢に通級も含まれますが、あくまでも選択肢の一つにすぎず、通常学級での指導の工夫等に委ねることも多いのです。通級指導は、週のわずかな時間にすぎません。通わせているという事実だけで満足してしまいがちですが、これだけでは教育的な効果を十分に上げることはできません。関係者、ご家族を含めて、支援の役割分担が大切です。多くの「ことばの教室」には「マジックミラー」が設置されています。ご家族には、マジックミラー越しに指導を参観してもらい、指導後に担当者と情報交換することで、教育的な効果を高めようとしています。「愛情不足だったから」「声をかけてあげなかったから」「親がなんでも手を貸したから」など、親を責めても意味がありません。子どもについての多面的、総合的な理解に基づいて、ご家族と一緒に、子育ての悩みを共有し、解決の手立てを共に考えます。「ことばの教室」が「駆け込み寺」と言われてきた所以です。はじめは「むりやり人事」、気づけば20年。私が「ことばの教室」で子どもと向き合い続ける理由出典 : 私は「ことばの教室」を20年間担当してきましたが、実を言うと最初から「ことばの教室」の担当を希望していたわけではありません。いわば「むりやり人事」で、経験も自信もないなか、上から言われて仕方なく引き受けたことがはじまりでした。全国的な傾向としては担当者の経験年数が年々短くなっているといいます。それではなぜ、私は「ことばの教室」をこんなにも長く担当してきたのでしょうか。「先生。3年でも、5年でもいい。「ことばの教室」を1年でも長く担当して欲しい。通常学級のように1年で替わっていいような場所ではないんです」経験19年の同僚の先生は、私にこの言葉を残して、定年退職しました。先生の周りには、たくさんの教え子が花束を持って、涙ながらに集まっていました。地域のどれだけの人が彼に救われたのだろう。思い返せば、先生に教育相談をした親子は、来室時は暗い表情だったのに、部屋から出るときはみんな笑顔でした。教職員人生の中で、彼は私が最も尊敬する先生です。「むりやり人事」で「ことばの教室」担当に「させられた」私は、その後、「通常学級に戻らないか」というお誘いもお断りしました。この先輩の先生の姿を見て、引き継ぐ使命を感じたからです。通常学級では、教える内容や方法が細かに決められており、一定の到達目標を目指すことが求められます。もちろん、個々の違いに合わせた目標設定もできますが、集団の中での個別の配慮には限界があります。「ことばの教室」などの通級指導教室では、一人一人の教育的ニーズに合わせた指導、支援ができます。指導方法は、どこかの本に書いてあるのでなく、その子自身が教えてくれます。指導方法は「子ども理解」の中にあります。「ことばの教室」では、「環境調整」も重要な業務の一つです。「環境調整」とは、子どもの実態に基づいて、学級担任や保護者と、子育て環境について話し合い、調整することです。たとえば「吃音」のある子には、「タイムプレッシャーを与えない」「『慌てないで言いなさい』などの指示は一切せず、話し終わるまで黙って聞いてあげる」などといったかかわり方の工夫があります。これが通級以外の場面でも一貫して行われるよう、通常学級の担任や、その子の保護者さんに共有していきます。他にも、学習の困難がある子には、行動観察や検査、生育歴などの情報から、苦手さの原因と手立てを検討し、宿題や課題の量の調整、制限時間の配慮等をお願いすることもあります。ただ、通常学級にはまた別の制約や困りごともあるなかで、学級担任に全てを強制することはできませんから、いくつかのアイデアを用意して、実現できそうなものを選んでもらうようにしています。ますます増える通級利用のニーズに、どう対応する?出典 : これまで、私自身の「ことばの教室」での実践を重ねながら考えてきたことをお話しました。次に少し視野を広げて、「ことばの教室」を含めた通級指導教室を利用する児童、生徒が全国的に急増している現状にどのように対応しておくべきかについても、私の考えをお伝えしたいと思います。通級指導教室は、小学校への設置が圧倒的に多いですが、中学校への設置も徐々に増えています。ただ、各種統計を見ると、小学6年生まで通級していた子どもの数が、中学校に入学した途端、激減しています。設置のペースが子どもの必要数に追いついていない様子がうかがえます。ただ、中学生ともなると、「通う」ことへの抵抗感や、部活動などで時間がとれないなどの事情により、設置しても通わないという例もあるようです。ところが、平成30年度から、高校の通級指導も正式に制度化することになりました。小学校、高校には設置されるのに、中学校はどうなっているのか、という声も聞かれつつあります。学校の「ことばの教室」には、中学生からの通級の希望も寄せられます。必要とする学校の全てに教室が設置され、小学校、中学校、高校、大学と、切れ目のない一貫した支援体制が整うことを願います。「ことばの教室」を担当する教員の経験年数が全国的に短くなってきています。地域差はありますが、「1~数年担当したあと、通常学級の担任に戻ってしまう」「転勤先に『ことばの教室』がない」などの話が尽きません。北海道にはかつて大学に「言語障害教育専攻課程」が存在し、その卒業生が道内各地の「ことばの教室」を牽引してきました。しかし、今はその課程自体が存在せず、何の研修も受ける機会がなかった先生がいきなり担当する、ということになってきています。そこでベテランの先生を中心に、経験の浅い先生を対象とした研修会を手弁当で行っている地域もあります。しかし、勤務時間中の手弁当での研修には、管理職の理解が得られにくく、開催しても集まりにくいという事態も生じています。先生たちの手弁当の勉強会だけでは、継続性や広がりに不安が残ります。その限界をカバーするネットワークとして、「ことばの教室」に通わせる保護者を中心とした組織「ことばを育てる親の会」があります。親、教育行政、教員らが手をつなぎ、諸問題の解決に当たろうとしています。担当する先生の人事や研修などについて、教育行政に要望し続けた結果、「ことばの教室」の人事を安定して行って下さっている地域があります。また、親の会が主催して、経験の浅い先生向けの研修会を開催している地域もあります。北海道でも、新しい先生への研修支援を現場の先生が中心となって進めています。昨今、親の会への加入率が低下しているようですが、保護者同士が直接顔を合わせて、子育ての悩みを共有することで、元気になる方も多く見てきています。子育ての先輩からのお話では、子どもの育ちを長い目で見ていくことの大切さを感じたという方も多く見えます。子どもの育ちに先回りしない。「近所のおじさん」としての距離感で昨今、特別支援教育と言えば、目先の成果を追い求める傾向が強まっていると感じます。子どもの育ちを長い目でみること。「訓練」によって、苦手なところを克服するという視点だけでなく、「今、ここ」「子どもの気持ちの内側からの理解」も大切にしていきたいと考えています。そのためには、専門的知識の吸収だけではなく、「近所のおじさん」つまり、一人の人間として、その子とどう向き合うのかを常に考えてありたいと思っています。
2018年02月04日日本に暮らす外国人が自宅で家庭料理を教えてくれる料理教室〔Tadaku(タダク)〕。異文化交流を楽しめ、ふだん食べられない家庭料理を味わえ、さらに外国語にも挑戦できる“新しい料理教室”が人気を集めています。今回、その〔Tadaku〕の全国約200カ所ある教室のなかから、SUPRIYAさんのインド料理教室に参加してきました。まずはレッスン選びから。気になる料理を探そう!〔Tadaku〕のWEBサイトでは料理教室を「日程」「国の料理」「開催地域」「言語」「開始時間」「値段」「レッスンの種類」で検索することができます。○月○日が空いているから、その日に参加したいということであれば「日程」をクリック。参加できる日の教室がずらっと出てくるので、そのなかから興味のある国の料理をチョイスします。「言語」というのは、料理を教えてくれるかた(ホスト)が何語でレッスンをするかという分類です。言語は英語、スペイン語、日本語、ドイツ語、フランス語、韓国語、中国語、イタリア語、ロシア語、トルコ語があります。〔Tadaku〕の魅力のひとつが、外国語での会話にチャレンジすることができること。料理を介して取るコミュニケーションのなかで、外国語を自然に使います。「英語を学ぶぞ」という肩肘を張らず、自然と英語でホストとやりとりできるというおもしろさがあります。英語が得意ではないという方でも、ホストは日本に住んでいて、外国語を勉強する大変さを知っているので、わかろうとしてくれます。また、日本語が流暢なホストもたくさんいます。今回はインドの家庭料理を体験してみたいという思いがあったので「国の料理」→「アジア」→「インド料理」で検索しました。国で検索をかけるとアジア、ヨーロッパ、南アメリカ、オーストラリア、アフリカにわかれており、全部で90以上の国と地域の料理がラインナップしています。検索は「○月○日」に「インド料理教室」というふうに、参加したい日にちと料理の種類など、検索条件は組み合わせて検索することができます。「インド料理」で検索をかけたらインド人のホストが教えてくれる料理教室がたくさん出てきました。あれも、これも、どれもとても興味深いメニューが並んでいます。なかには見たことも聞いたこともない名前の料理も。そのなかからひとつ、SUPRIYAさんが教えてくれる「北インドのランチの鉄板:チキンカレーとビリヤニ!」(4,700円)にすることにしました。決め手になったのは、料理数が8種類と多く、言語が英語、そして「野菜ビリヤニ」という料理が気になったから。どんな料理を作るのかは各教室の紹介ページで見ることができます。SUPRIYAさんの自宅でインド料理教室がスタート!〔Tadaku〕のサイトで申し込みを済ませ、レッスン料の支払いを終えると予約が完了です。開催の2日前にメールで最終案内が来ます。メールには、教室の住所と最寄り駅から徒歩何分かなど詳細が書かれています。持ち物についても記載があり、今回参加する教室ではエプロン、お手拭き、筆記用具、持ち帰り用のタッパー(※)と書かれていました。※持ち帰りはホストに可否を確認した上で、自己責任で食事後に残った料理を持ち帰ることができます。ホストの家に到着しました。ピンポンを押すと、鮮やかなオレンジ色のパンジャビドレス(インドの女性の衣装)をまとったSUPRIYAさんが笑顔で登場。「ようこそいらっしゃいました。今日はいっしょにインド料理を楽しみましょう」と、家のなかへと招き入れてくれます。まずはリビングへ。家の中に入った瞬間、スパイスの香りが漂って来て、インド感が一気に高まります。そして「とりあえず座ってください」と、お水を一杯だしてくれました。ひとくち飲むと、ミントのいい香りが鼻にぬけていき、すっきり爽やか。自己紹介をお互いにしながら、しばしおしゃべりタイム。続いてインドのミルクティー「チャイ」を出してくれました。チャイは少量の水で生姜、シナモン、カルダモン、クローブ、紅茶を煮出し、ミルクでさらに煮出し、砂糖をたっぷり加えます。作り方も教えてくれました。とっても甘いのがインド式。初めて訪れるドキドキ感は、ミント水と甘いチャイのおかげで、いつしかなくなっていました。SUPRIYAさんお手製のスナックもチャイといっしょに出してくれました。こちらは、ひよこ豆の粉や小麦粉、じゃがいもを原料にした塩味のスナック菓子です。ポリポリと、食べはじめたら止まらなくなりました。お料理もたくさん食べたいので、伸びてしまいそうな手をグッと戻して、エプロンをつけて準備に入ります。エプロンをつけてSUPRIYAさんといっしょにキッチンへキッチンへ移動し、料理のスタートです。まず、今日つくる料理の説明を受けます。インドスパイスチキン、野菜ビリヤニ、ほうれん草のからあげ、平たいインドのパン、バターミルク、サラダ、ライスプディングのレシピ(英語)をもらいます。玉ねぎ、ニンジン、カリフラワー、などなどたっぷりのお野菜をカットして「野菜ビリヤニ」の具を用意します。ビリヤニとはインド式の炊き込みごはんのことで、細長い米(バスマティライス)と具を、生姜、にんにく、コリアンダー、などなどさまざまなスパイスと一緒に鍋で炊き込みます。炊き込んでいるあいだに、スパイスチキンを作ります。前日からSUPRIYAさんがチキンの胸肉と手羽をスパイスなどで下ごしらえしていただいたものをフライパンで炒めます。「これはインド料理の必需品です」と、にんにくと生姜、青唐辛子をペーストにしたものを見せてくれました。その隣にあるのは、カップが7個セットになったスパイスケース。ひとつひとつフタをあける手間がなく、スプーンでささっとスパイスを鍋に入れていくことができる便利グッズ。インドの家庭には必ずあるのだそうです。チキンに火が通って来たところで、各スパイスを入れていきます。それぞれ、ティースプーンに何杯いれるのか、説明しながら、手元を見せてくれます。奥の鍋ではビリヤニを炊いています。お米の炊ける香ばしいかおりや、にんにく、生姜、スパイスの香りがキッチンに広がり、食欲を刺激します。SUPRIYAさんがキッチンの戸棚を開け、ときおり、調味料や香辛料などを取り出すのですが、その中がとてもきれいに整理されているのに驚きました。「整理整頓の参考に他の棚も見せていただいてもいいですか?」と聞くと、あちこち戸棚を開けて見せてくれました。いろんな種類のスパイスもタッパーにきれいに入れられ、インドでよく使う豆も、ご覧の通り、ビシッときれいに整理されています。こんなふうに台所を見せてもらえるのもすごくおもしろいですね。次は、ほうれん草のからあげを作ります。ほうれん草とじゃがいも、玉ねぎをカットしていきます。ここでふと気づいたのですが、SUPRIYAさんはほとんどカッティングボードを使いません。じゃがいもを手に持って切り込みを入れ、ナイフを手前に引いて小さく刻んでいきます。お鍋の上で玉ねぎを切って、そのまま鍋へ落とし、炒めるという、とても合理的な方法で切っていることもありました。聞けば、大きな包丁もほとんど使わないそうです。カットしたほうれん草、ジャガイモ、玉ねぎにスパイスで香りづけし、卵と水でひよこ豆の粉をとき、からめて揚げていきます。途中でSUPIRIYAさんが「ハーブをとってくるから、揚げていて」と、揚げ物係をバトンタッチ。日本のかき揚げとよく似たパラクパコラ(ほうれん草のからあげ)を次々と揚げていきます。SUPIRIYAさんのあとを追ってベランダへ行くと、そこには鉢がいくつか置いてありました。ミントやコリアンダーなどをこの「自家菜園」で育てているのだそうです。玉ねぎやハーブ類も、外で乾燥させていました。ほうれん草のからあげが揚がったので、次は平たいインドのパンを作ります。小麦粉の全粒粉「アタ」に塩、油、水を入れて混ぜ合わせ、練りながら生地をまとめていきます。そのまま30分ほどおき、生地をなじませます。生地がなじんだら、生地を1個ずつの大きさに分け、丸めていきます。SUPRIYAさんの隣に立って、見よう見まねで手のひらを使ってコロコロし、丸く丸くまとめます。丸くした生地を綿棒で平らに伸ばします。丸く丸く伸ばしていき、折りたたんで油を塗り、たたみ、伸ばして丸く丸く、伸ばしていきます。「タワ」という平べったいフライパンで焼いていきます。焦げ目が全体的についたらお皿にあげます。このあと、トマト、きゅうり、たまねぎ、ニンジンなどを塩と青唐辛子、レモンで和えたサラダ、デザート用にお米と牛乳、砂糖で煮込んだライスプディング、ヨーグルトにミントと青唐辛子、コリアンダー、クミンなどを加えたバターミルクを作り、全7品が完成しました。作った料理をみんなで試食タイム♪SUPRIYAさんが、できあがったほうれん草のからあげ、スパイシーチキン、野菜ビリヤニ、平たいパン、サラダ、バターミルク、ライスプディングをリビングのテーブルに並べてくれました。ここまで約2時間。レッスンは3時間半なので食事の時間はたっぷりあります。みんなでテーブルを囲んで、いただきます♪ほうれん草のからあげ平なパンサラダスパイシーチキン野菜ビリヤニライスプディングバターミルク料理レッスン後の食事の時間は、SUPRIYAさんにインドの話を聞いたり、日本について話したりしながら料理を食べました。料理はどれもおいしく「おいしい!」「これもおいしい!」と大絶賛でしたが、なかでも人気だったのは、ほうれん草のからあげでした。ひよこ豆の粉で揚げているので、豆の香ばしさが後を引き、思わず「ビールが飲みたくなる」なんて言葉が出て来てしまいました。おしゃべりしながら、楽しい食事を終え、残った料理は持参したタッパーに入れて持ち帰ります。どれもとてもおいしかったので、家に帰ってまたゆっくりと味わうのもいいし、家族に味見してもらうのも良いですね。キッチンにみんなで立って、英語でおしゃべりしながら、ワイワイ料理をし、またおしゃべりしながらおいしいお料理に舌鼓。さらにたっぷりのお持ち帰り付きで、とても満足度の高い充実のレッスンでした。今回、いっしょにレッスンを受けた方が、インドに住んでいたことがあったり、インド料理店でアルバイト経験があったりと、インドについて知識のある方でした。ホストの出身国について、少し調べて情報を仕入れておくと、会話がさらにはずんでおもしろいレッスンになるのではないかと思います。英会話に自信がなくても、料理なので、見ることでおおよそ理解することはできるし、料理に関する英単語、「おいしい」や「いい香り」「私はこれが好きです」などを覚えて行くだけでも、ホストとコミュニケーションをとることができます。「英語ができないから……」とあきらめてしまうのはもったいない。レッスンを楽しもう!という気持ちを持って、ぜひ飛び込んでみてください。おいしい料理と楽しいひとときが待っているにちがいありません。【Tadaku】料理教室の検索と申し込みはTadakuサイトへ●ライター忍章子
2018年01月29日今や海外にも16店舗を展開している日本最大級の料理教室〔ABCCookingStudio〕。料理初心者からプロを目指す方まで幅広いニーズに応えるレッスンコースが用意されています。実は〔ABCCookingStudio〕で500円体験レッスンが行われていることをみなさんご存知でしたか?今回はそんな〔ABCCookingStudio〕の500円体験レッスンをご紹介します♪選べるレッスンメニュー!バレンタインザッハトルテ〔ABCCookingStudio〕では和・洋・中などが学べる「クッキングコース」やパンが学べる「ブレッドコース」、本格的なケーキが学べる「ケーキコース」など多彩なコースが用意されていますが、はじめて利用する方へ向け、通常4,000円相当のレッスンが500円で体験できる「500円体験レッスン」(税込¥500)というものがあります。さらに体験レッスンのなかでもメニューを選べるんです。作れるメニューは定番の「肉じゃが&おみそ汁」と「煮込みハンバーグ」を中心にそのときどきのシーズンメニューが用意されています!ワンちゃんの干支パン今シーズンは「バレンタインザッハトルテ」、「ワンちゃんの干支パン」といったとってもかわいいメニューが選べます。作った料理は調理後にいただいたり、お持ち帰りもできるので体験レッスンで作ったケーキを自分へのご褒美やバレンタインで渡すという人も多いそうです。もちろん1人での参加もお友達と一緒の参加も可能です。初心者でも安心の少人数制レッスンでは1テーブルに先生が1人ついて、生徒は最大で5人または2人1組の少人数制です。全く料理をした事が無い方でも、包丁の持ち方から丁寧に教えてくれるので、置いて行かれることはなく安心してレッスンを受けられます。先生からのアドバイスも入会後のレッスン、体験レッスンを問わず、レッスン終了後には好みに応じたアレンジレシピでの作り方やお家で余っている食材の使い方などの質問にも先生がアドバイスをくれるので、全くの初心者だけでなく、中級者の方もとっても勉強になりますよ!楽しい料理の世界へ!体験レッスンに参加された方の中には料理を作る楽しさと、料理を食べてもらう楽しさを感じて、より本格的なコースに挑戦する人も多くいらっしゃるようです。みなさんも今年は〔ABCCookingStudio〕の体験レッスンを通して素敵な、バレンタインケーキを作ってみてはいかでしょうか。■1、2月限定体験レッスン開催期間:2018年1月4日(木)~2018年2月28日(水)※期間限定のレッスンがあります。開催日はご希望のスタジオにご確認ください。■参加費:500円(材料費・税込)※ABCはじめてご来店の方■持ち物:エプロン・ハンドタオル■ご予約方法:スタジオまたはお電話、WEBにて受付中!※身長130㎝以上、かつ小学4年生以上の方がご参加できます。※体験レッスンは入会説明があるため、18歳未満および高校生以下の方は保護者同伴での参加となります。WEB予約ページ【取材協力】●株式会社ABCCookingStudioABC Cooking Studio HP
2018年01月27日振袖の着せ付けを無料で学べる日本和装ホールディングスは、2018年2月より、振袖の着せ付けを無料で学べる教室を開く。「優しい振袖着せ付け教室」では、無料で振袖の知識や着せ付け方法を学ぶことができ、業者に任せずとも自力で振袖を着付けるための手助けとなる。着慣れていないだけに、業者に任せきりの人は多いだろうが、この機会に着せ付け方法を身につけてみてはいかがだろうか。いざという時の安心を日本和装ホールディングスは、1986年に設立されて以来、受講料無料のきもの着付け教室を開催してきた。そうした活動で培われたノウハウを活かし、今回の振袖無料着せ付け教室の開始に至ったわけだが、きっかけは今年の成人式に起きた、成人式当日に業者と連絡がとれなくなったというトラブルである。いざという時、自力で着せ付けができることで最悪の事態を逃れることができる。どうしても業者に任せきりになりがちな晴れ着は、特別なものだからこそ、着せ付け方法を身につけ、自分で家族に着せ付けられる重要性は高い。あってはならないこととは言え、いざという時に安心できるという観点で、無料着せ付け教室を受講することは、非常に有意義だと言えそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※日本和装ホールディングスのプレスリリース
2018年01月16日自然と心が解放されるナチュラルな雰囲気のお店福岡・大名にある「陶芸教室 ゆう工房 福岡天神教室」は、陶芸のワークショップなどを開催しているハンドメイド教室です。家族や友人同士、あるいはカップルで訪れて、一緒にクラフトを楽しめます。店内は2フロアあり、1階はゆう工房プロデュースのうつわカフェ。実際に作業する2階アトリエにもカフェが併設されていて、作業の合間にも休憩ができ、和気あいあいとした雰囲気で過ごせます。心をしっかり落ち着かせて陶芸に打ち込む空間手作りに挑戦したい気持ちをしっかりとサポートしてくれるのが、こちらのお店の特徴です。1日体験コース、みっちり学ぶことのできる専門コースなど、様々な利用の仕方があります。体験レッスンは1時間30分からなので、気軽に参加してみましょう。専科コースでは、初心者、作家志望など、レベルに合わせた指導を受けることができます。会員展への出品も、楽しみのひとつです。ここでしか作れないイチオシの陶芸作品工房オリジナルの記念カップである、クマとネコをかたどった「たいmon君」と「めるmonちゃん」は、多くの人が制作体験している日帰りコースです。色合いや顔のデザインなどは、好みに合わせて自由に選んだり描いたりすることができます。陶芸初心者でも、きっとかわいらしく愛嬌のある作品を生み出すことができるでしょう。作品を完成させる際に、先生お手製のデコレーションアイテムを使用することができます。「これが作りたい」という気持ちを大切にできる、アイテム別の1日体験コースも用意されているため、多くの人の要望に応えてくれるのも、こちらのお店の見逃せないポイントです。じっくりレクチャーを受けてより深く学べば、陶芸の魅力と面白さに目覚めるかもしれません。ものづくりの時間をたっぷり楽しめる陶芸教室また、陶芸以外のさまざまな工芸も体験できます。アクセサリー、ガラス工芸、銀アクセサリー、染織、照明クラフト、レザーなど、幅広くトライアル体験を受け付けているそう。どれも、先生が親切に教えてくれる体制が整っているため安心です。会員コースでは、さまざまな組み合わせも可能。振替え受講などのサービスも充実しています。「陶芸教室 ゆう工房 福岡天神教室」は、福岡市地下鉄空港線「赤坂駅」より徒歩5分です。ほかに、東京、大阪、名古屋にも教室があります。通販陶芸ショップでは、陶芸作品だけでなく手作り雑貨を手に入れられるため、ぜひ覗いてみましょう。スポット情報スポット名:陶芸教室ゆう公房 福岡天神教室住所:福岡県福岡市中央区大名 1-2-38 1F・2F電話番号:092-725-7777
2017年12月24日活きた英語を学びながら世界の料理も学べる……。そんな教室があったら楽しいと思いませんか?〔ニキズキッチン〕は日本に住む外国人のお宅に伺って、その国の家庭料理を習うというユニークなスタイルの料理教室です。そこで今回は、オーストリア人のクリスタ先生のご自宅におじゃまをして、クリスマスのアドベンドクッキー作りにチャレンジ!その模様をレポートします。旅する料理教室〔ニキズキッチン〕ってどんなところ?〔ニキズキッチン〕とは、外国人のご自宅で習う、趣味と実益を兼ねた料理教室です。教えてもらう料理はその国の家庭料理ばかり!家族のために作る料理にこめられる愛情は正解共通。料理を学びながら語学やその国の文化にまで触れることができます。現在、〔ニキズキッチン〕にはアメリカ、フランス、イタリア、スペイン、デンマーク、トルコ、セルビア、台湾、香港、インドなど40か国以上の先生が在籍。好きなときに、好きな場所へ、ふらりと旅するように通うことができますよ。レッスン料金はつど払い。入会金は不要というのも嬉しいポイント。これなら忙しい人でも通うことができますね。クリスタ先生に学ぶ、アドベントクッキーの作り方今回おじゃましたのは、オーストリア人のクリスタ先生のご自宅。やさしい笑顔で出迎えてくれた先生を前に緊張の糸がほぐれます。クリスタ先生は日本語が堪能。基本としてレッスンは日本語で行われますが、先生によっては英語のみというクラスも。料理をしながら活きた会話が学べると、どちらも大人気なのだとか。イギリス人のご主人をもつクリスタ先生。ご自宅はすっかりクリスマスムード。センスの良い飾り付けはインテリアの参考にもなりますね。今日の生徒さんは8名。はじめましての方がほとんどですが、クリスタ先生がつくりだす明るい雰囲気にすぐに打ち解けた様子。エプロンをつけていよいよレッスンスタート!料理だけじゃない!その国の文化も学べるのは外国人の先生ならではレッスンで使用するレシピは英語。とは言ってもご安心を。クリスタ先生が日本語でていねいに解説しながら進めていきます。料理を学びながら語学も学べるなんて、まさに一石二鳥!さらに、料理にまつわる国の文化も知ることができ、プチホームステイをしているような気分になれるのもうれしいですね。今回はクリスマスにちなんだアドベントクッキーのほか、シュトーレンの原型ともいわれる「クリスマスストリーゼル」「ホットワイン(グリューワイン)」、そしてランチ用にクッキー作りの合間に簡単にできるシチュー「ポークとザワークラウトのシチュー(クラウトフライシュ)」を作ります。盛りだくさんのメニューにワクワク!レッスンでは先生のサポートをしながらみんなで料理を作っていきます。おしゃべりをしながら進むレッスンは、本当に楽しくてあっという間に時間が過ぎていきます。料理もさることながら、クリスタ先生愛用の外国製のキッチンツールも魅力的!おしゃれで機能的なオーブンやグラインダーなどを実際に使うことができるのも〔ニキズキッチン〕ならではですね。続けられるから楽しい。〔ニキズキッチン〕の旅する料理教室料理がすべて完成したら、クリスマスムードにデコレーションされた空間で食事を楽しみます。オーストリアのすてきなアドベントの習慣をクリスタ先生に聞いたり、反対に日本の習慣を紹介したりと、それはまるでママ会のような楽しいひと時。〔ニキズキッチン〕は月謝制ではないため、ホームページで興味があるレッスンにつど申し込みます。手軽に参加できるから、子どもが幼稚園や学校に行っている合間の時間を利用するのもおすすめです。気軽に誰でも本格的に料理を学べる〔ニキズキッチン〕で、世界を旅してみませんか?【ニキズキッチン】申し込み予約専用フォーム:●ライター・写真ねこりょうこ
2017年11月30日