残すところあと少しとなった19年。元号も「平成」から「令和」へと変わった激動の1年だったが、芸能界も大きく変化した1年だった。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。山本耕史(43)との電撃結婚&妊娠した2年後に、芸能界引退を発表し日本中を驚かせた堀北真希(31)。引退以降、全く人前に姿を見せないなか、密かに彼女は第2子を出産していた。そして、将来を見据えた“ある計画”を描いていた。(以下、2019年5月14日・21日合併号掲載記事)「夫の山本耕史さん(42)は先日、主演映画の舞台挨拶で第2子妊娠について聞かれると笑顔を見せましたが、実は3月に無事出産していたそうなんです。4人家族になり、結婚当初から住んでいたマンションが手狭になってきたそうで、引っ越しを検討中だといいます」(夫妻の知人)12年に放送された朝ドラ『梅ちゃん先生』でヒロインを務めた、堀北真希(30)。彼女は15年8月に山本と結婚し、16年6月に第一子妊娠を発表。17年2月には活動休止を発表し、以降は子育てに専念している。そして今年3月、本誌が第2子妊娠を報じたのだ。「2人が共通して持っている子育てのモットーは“親が芸能人ということに関係なく、普通の子どもとして育てること”。そんななか、京都移住という選択肢が出てきたそうです」(前出・知人)プロポーズが京都に向かう新幹線の中だった、というエピソードは山本も公表しており、ファンの間では有名な話。京都には、ほかにも2人の思い出がたくさん詰まっているという。「堀北さんが独身時代最後に出演したドラマ『妻と飛んだ特攻兵』(テレビ朝日系)は、京都で撮影があったそうです。つまり、結婚という人生の大決断をしたのが京都だったんですね。また昨年、山本さんが出演したドラマ『琥珀の夢』(テレビ東京系)も京都での撮影があり、オフの日には収録現場のウィスキー工場に家族3人で訪れたんだとか。京都には夫婦共通の知り合いも多く、2人とも川床のお店がお気に入りなんだそうです」(テレビ局関係者)例年、川床が開かれるのは5月1日から。物件探しを兼ねてお気に入りの店に行くのかも!?
2019年12月31日自分の人生のシナリオが見られる占いがついにリリースされたのをご存知ですか?朝ドラ、大河、月9などの人気ドラマの脚本を手がけた中園ミホ先生の占いサイトで、ドラマ制作の現場でもスタッフや出演者を占い、本業の裏で『中園ミホの占いが当たる!』と心酔する人が続出しているんです。今回は、そんな中園ミホ先生の占いサイト「女の絶対運命」を体験した結果や感想などをレポートします。すごい経歴の持ち主!中園ミホ先生ってどんな人?中園ミホ先生、実はすごい経歴の持ち主です。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店勤務、コピーライターを経て、14歳より師事していた今村宇太子氏のもと、占い師として活動を開始。政治家や大企業の社長らを日々占う。その後、88年に脚本家としてデビュー。テレビドラマを中心に数多くの作品を執筆し活躍。NHK連続小説「花子とアン」、NHK大河ドラマ「西郷どん」、ドラマ「Doctor-X 外科医・大門未知子」や「やまとなでしこ」などの脚本を担当。自分の占いを信じて、人生を歩んで、成功を掴み取った方です。中園先生が考える独自の「幸運の掴み方」を目当てに、占って欲しいという人が後を絶たないそうです。今までは、ドラマ制作の現場スタッフや出演者、一部の関係者のみしか占わなかったと言われる占いをはじめて解禁したんです! そんな中園ミホ先生の占いサイト「女の絶対運命」、こちらとしてはとても期待感も高まります!あなたの恋愛傾向が丸裸に先生が監修している占いサイトでも、サイトに登録するのってなんだかちょっと・・・と考えた私は、登録しなくても無料でできる体験占いをしてみる事にしました。自分の名前(ニックネームでもOK)と生年月日を入れてボタンを押すだけで、「あなたの生まれ持つ本質」「あなたの恋愛のタイプ」が無料で見ることができます。占ってみてビックリ・・・女友達にも暴露していないような周りに隠している本当の自分をピタリと言い当てられてしまいました。なんだか、見透かされているようで恥ずかしいくらいでした。ここでもう、心をがっちり掴まれてしまった私は、本登録に進むことを決意!月額330円であなたの未来の全てが見えてくる会員登録すると(月額330円)、色々なコンテンツを見られるようになりました!① 自分の運勢(12年に3度訪れる幸運期【福寿縁】がわかる)② お相手との相性診断③ 人生のシナリオ大きく分けるとこの3つが軸になっています。① 12年に3度訪れる幸運期「福寿縁」が占える中園ミホ先生の占いは、運勢を12に分類し細かく見ていくもの。その日の運勢や、その月の運勢、その年の運勢の組み合わせでも運命は少しずつ違っていきます。その少しの運命の動きも細かく教えてもらえるので、本当に大切な異性を見つけやすくなったり、恋愛に苦しい時期を乗り越えやすくなったりと恋愛の大きな手助けになること間違いなしです。直近で訪れる幸運な日を日付け指定で教えてくれるのもこの占いのすごい所だと思います。直近の出会いがある日や、意中の相手との相性が良い日、悪い日なども「何月何日」と明確に教えてくれるので、相性が良い日にデートの約束をすれば、恋愛が今よりずっとスムーズに進んでいきそうですね。② お相手との相性診断相性診断は、相性が何%という解りやすい図解説明と詳しい解説付きです!「うわぁ・・・当たりすぎてる」と時間を忘れて解説を読むことに没頭してしまいました。総合相性だけではなく、結婚、恋愛、仕事、家庭とカテゴリーごとにそれぞれ丁寧な解説があって、どうしたら彼ともっと上手くいくのか、失敗しやすいポイントなどもしっかり教えてくれます。正直、相性診断を読んだだけでも月額の「モト」を取ったような気持ちでお得感を感じてしまいました。③ あなただけの「人生のシナリオ」私の一番のオススメは「人生のシナリオ」。自分が生まれてきてからの今までと、未来がシナリオ形式になっていて、運命の出会いがあった時期や、これから出会うタイミングなどが年表に細かく書かれています。実は私、恥ずかしながら結婚をしてから1度とても好きな人ができた事がありました。その人と一緒になれたらいいなと本気で考え、悩んだ時期があったんです。その人と出会った時期に「1人目の運命の人」と記されていて、ここだけの話、彼を思い出して涙してしまいました。人生のシナリオが分かっていれば、運命の出会いを逃さないように意識できたり、これから先の恋愛タイミングに向けて色々準備することができたりと、とても活用できると思います。プレミアム鑑定で特別な占いもできる「復縁の可能性が何%あるか」「別れたほうが良いのか、今は我慢の時期なのか」「彼が奥さんと別れると言うのは本当なのか」という彼の本音を知りたい、もっと踏み込んだ占いがしたいという方には、プレミアム鑑定がオススメ。別途料金はかかりますが、定額料金だけでは占いきれない彼の本当の持ちを占ってもらうことが出来ます。相手の男性のことを真剣に思えば思うほど、自分の気持ちが冷静ではいられなくなり、彼の本音や気持ちは見えにくくなってしまうものです。でも、中園ミホ先生に占ってもらえば、自分がアレコレ行動して、彼の本音を探るまでもなく、答えがスグにわかります。恋愛の決断で迷ってしまった時には、深いことまで占えるプレミアム鑑定を試してみるのもアリだと思います!中園ミホ先生の占いサイト「女の絶対運命」を使ってみてのレポートをお届けしました。自分の本質や、恋愛傾向などもピシャリと言い当てられ、こんなに色々なコンテンツを読めるのにたった330円というのは、正直安すぎると感じます。私は占いが好きで、街の占い師さんに占ってもらう事もありますが、当たり障りのない事を言われて3,000円なんてことがよくあります。家でゆっくりくつろぎながらでも、自分の好きなタイミングに占いが出来るので、忙しい大人女子世代の方にオススメだと思います。あなたの人生、そして恋愛にも必ずプラスになると思います。占いを有効活用できるかどうかはその人次第です。気になる方はチェックしてみてくださいね。サービス名: 「中園ミホ女の絶対運命」URL:
2019年12月29日最後は窪田正孝(31)との2年におよぶ交際を実らせた水川あさみ(36)。4月から夫・窪田は朝ドラ『エール』(NHK総合)で主演を務めるが、こんな懸念もあるという。「窪田さんは来年の8月ごろまでびっしりと朝ドラの撮影が入っているということもあって、水川さんは周囲から『夫婦の時間はあるの?』と心配されているそうです。でも、水川さんは『全然大丈夫!』と気にしていないと聞いています」(映画関係者)水川も多忙さでは負けていない。「水川さんも映画や舞台の仕事が立て続けに決まっているようです。また主人公の妻役として出演した映画『喜劇 愛妻物語』が19年の東京国際映画祭で高く評価されました。数々の賞を受賞している窪田さんからも刺激を受けて、今後はこれまで以上に役者業へ力を入れていくでしょう」(前出・映画関係者)互いに“エール”を送り合い、2人はより輝きを増していくことだろうーー。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月27日『いだてん』のピエール瀧(52)やチュートリアルの徳井義実(44)に続き、『麒麟がくる』の沢尻エリカ被告(33)もーー。異例の逮捕劇による「撮り直し地獄」にハマっているNHK大河ドラマ。代役には川口春奈(24)が抜擢されたものの、放送延期も決定した。「現場はまさに大混乱。セットも組み直さないといけないし、撮り直しや編集作業まで入れると膨大なロスです。現場からは『もう再撮は嫌だ』と悲鳴があがっていますよ……」(テレビ局関係者)そんななか、局内では2021年の大河『青天を衝け』で主演を務める吉沢亮(25)の株が急騰しているという。発表当初は局内でもどよめきの声も聞かれるほどの大抜擢だったが、その清廉潔白さに注目が集まっているのだ。「若手売れっ子の菅田将暉さん(26)よりも先に抜擢されたのは異例中の異例。以前とは大河のキャスティングのテイストも変わってきた印象です。というのも、ピエールさんや沢尻さんの二の舞を避けたいという現場サイドの声がとにかく強いのです。薬物は言うまでもありませんが、吉沢さんの場合は女性関係の危うい噂も聞こえてきません。そのため安心して起用できるとして、人気が高まっています」(芸能関係者)吉沢の真面目さは、どの現場でも定評のようだ。「現場では、空いた時間にいつもひとりで本を読んで勉強していることが多いです。まだ大河は早いという声もあるのかもしれませんが、彼は本当に驚くほど努力しています。『吉沢なら心配いらない』という上層部の判断もあったのではないでしょうか」(ドラマ関係者)これまでの大河主演俳優たちと比べると“実績”という面では乏しいかもしれないが、そこも大きな問題にはならないとNHK関係者は話す。「朝ドラ『なつぞら』での天陽役でもブレイクし、大河のメインターゲットとなる60代以上の男女にも認知度が広がっています。なにより大河の空白層と言われる20代女性からの人気が絶大。裾野が広がる可能性もあります。大河ドラマは拘束時間の割にギャラが安いのですが、吉沢は今まさに売り出し中の俳優。制作サイドと事務所の思惑が一致したのでしょう」(前出・芸能関係者)NHKが今いちばん欲しい”真っ白さ”と、若い女性からの人気。それが、吉沢の大抜擢につながったようだ。
2019年12月26日「『スカーレット』の舞台である滋賀県は、僕の出身地。僕は滋賀県のふるさと観光大使も務めているので、出演がオファーされたときには、“喜んで!”と」そう語るのは、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(朝8時~)に出演中の西川貴教(49)。金髪の芸術家・ジョージ富士川を演じている。ミュージシャン、声優、俳優と幅広く活動し、近年、積極的に舞台に出ていた西川。ドラマは10年ぶり、しかも朝ドラは初めての出演という。「喜美ちゃん(戸田恵梨香)がジョージ富士川のサイン会を訪れるシーン(第5週)の撮影をしたのは今年の夏。タートルネックにジャケットという役衣装だったのでとてつもなく暑かったのを覚えています。ジョージはそのシーン以来登場しておらず、家族からも『兄ちゃん、いつでるの?』と言われているんですよ(苦笑)」そんなジョージ富士川は、第13週(12月23日~)からようやく再登場。故郷の滋賀県をこよなく愛している西川だが、楽しみにしている信楽ロケには行けていない、と笑って話す。「僕の出演場面は、大阪のスタジオで撮っています。第13週では劇中の時代もぐっと進んで、川原家のセットも障子からガラス戸に変わっていれば、演者さんも変わっていて。再登場シーンのはじめの撮影では、“えっ、このセリフ、誰に向かって投げかければいいんだろう”と困惑することから始まりましたね(笑)。みなさん、僕がどんな芝居をするのかキョーミがあるのか、リハーサル中はずーっと残って見てくださってるんですが……これがとっても恥ずかしいんです!」西川は筋肉質な体形の持ち主としても知られるが、スポーツジムでの時間も、セリフの練習にあてていると話す。「ジョージは、喜美ちゃんの人生に光を与える太陽な存在。セリフに少しでも言いよどみやためらいがあると、その言葉にも説得力がなくなってしまう。セリフを体の中にしみこませて、反射的に出てくるように心がけています。練習の場として、いちばん好きなのはサウナ。ものすごい熱気なので、集中力も高まる。人がいないサウナに入っては、身ぶりもつけてセリフを口に出しています。人が入ってくると、急に黙るんですけどね(笑)」ヒロインの戸田恵梨香とは、同じジムに通うトレーニング仲間なのだとか。「どんなサプリを飲んでいるとか、どんなトレーニングをしているか、という話で盛り上がっています。大阪暮らしでジムに行けない戸田さん自身、『体を動かさなきゃ』と自己流のトレーニングに励んでいたようですが、僕は『そんな量じゃ足りないんとちゃうか?』と(笑)。そこで、僕がトレーナーと戸田さんの橋渡し役になって、彼女にトレーニングメニューを伝達しているわけです。僕はジムを何カ所かかけもちしているんですが、そのひとつには、喜美ちゃんの父・常治役である北村一輝さんも通っているんですよ。同じ“ジョージ”が生んだ縁なのかも……」ジョージ富士川との再会を機に、貴美子は陶芸家への道を突き進んでいく。「ジョージの言葉は、喜美ちゃんだけじゃなく、演じている僕自身も元気づけられます。きっと、皆さんの人生を開くヒントにもなるはず。注目してほしいのは、ジョージの大阪ことば。『琵琶湖』という単語ひとつとっても、十代田八郎(松下洸平)さんのソフトな大阪ことばと、ジョージ富士川の昔ながらのコテコテの大阪ことばと、喜美ちゃんの滋賀ことばでは、イントネーションが違うんです。その“聞き分け”も、ドラマを楽しむポイントになるかもしれません」物語のキーパーソンであるジョージ富士川。ひと言ひと言に耳を傾けてみよう。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月23日「喜美ちゃん(戸田恵梨香)がジョージ富士川のサイン会を訪れるシーン(第5週)の撮影をしたのは今年の夏。タートルネックにジャケットという役衣装だったのでとてつもなく暑かったのを覚えています。ジョージはそのシーン以来登場しておらず、家族からも『兄ちゃん、いつでるの?』と言われているんですよ(苦笑)」そう語るのは、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(朝8時~)に出演中の西川貴教(49)。金髪の芸術家・ジョージ富士川を演じている。ミュージシャン、声優、俳優と幅広く活動し、近年、積極的に舞台に出ていた西川。ドラマは10年ぶり、しかも朝ドラは初めての出演という。「『スカーレット』の舞台である滋賀県は、僕の出身地。僕は滋賀県のふるさと観光大使も務めているので、出演がオファーされたときには、“喜んで!”と」西川はふるさと観光大使として、11月28日、京都御所にて天皇陛下が催されたお茶会にも参加している。他県の観光大使が「西川さんほどはできない」と嘆くほど、西川は滋賀県のPRに力を入れているのだ。「サイン会のシーンは、大阪での撮影だったにもかかわらず、滋賀県の観光課の方たちが現場までやってきてくれて。出演者とスタッフのために、地産地消のお弁当を差し入れしてくれて、現場は大にぎわいでした」「自由は不自由やでェ~」を決めゼリフに、世界的に活躍する芸術家であるジョージ富士川。金髪に真っ赤なタートルネックというド派手な姿は、視聴者に大きなインパクトを与えた。「僕も初めは“この金髪、NHK的に大丈夫なのだろうか”という気持ちでした。でも制作陣と話し合っていくうちに、『当時の信楽には、絶対いないような人物がいても面白いよね』と。派手な服装や決めゼリフには、そういう意図もあります。いまでは、喜美ちゃん含め、信楽の人たちが『自由は不自由やでェ~』と口にしていますよね。本人のいないところで(笑)」そんなジョージ富士川は、第13週(12月23日~)からようやく再登場。突然貴美子の目の前に現れるというが、これからどんな役割を果たしていくのだろうか。「ジョージはふらっと信楽にやってきては、喜美ちゃんの隠れた才能や魅力を開花させるような言葉を投げかけ続けます。“これは○○しろ”、“これはこうあるべきだ”というお説教ではなく、あくまで軽いノリではあるのですが、心の片隅に残るような言葉を置いていく。ジョージの再登場以降、喜美ちゃんの人生のあらゆる場面で、彼の言葉が生きてくるのです」「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月23日NHK連続テレビ小説「スカーレット」で戸田恵梨香(31)の交際相手役を演じる松下洸平(32)が12月14日、滋賀・甲賀市内でトークショーを行った。各スポーツ紙によると、約600人の観客に対して松下は「朝ドラの効果は自分でもビックリするくらい」と告白。ドラマの舞台である同市について「甲賀市全体が盛り上がっていると聞いています。1人でも多くの方が信楽を訪れてくれることを願っています」と期待を寄せたという。「何度もオーディションに落選し、『縁がない』と諦めかけていたところで合格したそうです。演じている陶芸家志望の青年・八郎は素朴で男らしい好青年とあって、女性ファンが急増中。ツイッターでは、その人やモノにハマっている意味の『沼』を使って、『#八郎沼』というハッシュタグが発生。ファンが日々、その魅力をつぶやいているほどです」(テレビ誌記者)もともとシンガー・ソングライターとして活動し、08年にメジャーデビュー。09年までに3枚のシングルをリリースしていた。その後、音楽活動を休止して俳優業に専念。「文化庁芸術祭」の演劇部門での新人賞や「第26回読売演劇大賞」で優秀男優賞と杉村春子賞を受賞するなど、俳優としての実力も折り紙つきだ。「15年の朝ドラ『あさが来た』でブレークしたディーン・フジオカさん(39)のように、再び社会現象となりそうな気配です。朝ドラ後に、ものすごい数のオファーが舞い込みそうです。またアーティストとしての実力もありますから、歌番組からもオファーがありそうです」(テレビ局関係者)来年にかけて、大ブレイクを果たしそうだ。
2019年12月15日女優の広瀬すずが、美容雑誌『VOCE』(講談社刊)が表彰する「2019年“最も美しい顔”」に選出され13日、都内で行われた「VOCE BEST COSMETICS AWARDS 2019」に出席。ヒロインを演じた2019年度前期連続テレビ小説『なつぞら』を振り返った。1年間を通してビューティー界でたくさん話題を呼び、大きな影響を与えた著名人を表彰する“最も美しい顔”。広瀬は「私なんかでよろしいのか、と思うくらい光栄な賞をいただいたなと思います」と恐縮気味に受賞の喜びを語った。今年は、朝ドラ『なつぞら』でヒロインを演じて注目を集めたが、「長丁場の現場が多かったので、新鮮な一年だった。辛抱強くなりました」と振り返り、「朝ドラだったり、初舞台もやらせていただいて公演回数が多かったので、踏ん張る瞬間が多かった。新しい出会いや、今まで出会ったことない景色を見たり、そういったことが多かった一年でした」と充実した表情を見せた。『なつぞら』のヒロインとして母親役にも初挑戦。「娘ちゃんがいました。すごい新鮮でした。お母さんって大変だなと思いましたが、可愛かったです」と笑顔で話し、「精神年齢が近いんじゃないかなって思えてくるくらいずっと一緒に遊んで、特別な存在にもなりましたし、お母さん役ってこんな感じなんだなって、すごい楽しかったですけど難しかったです」と感想を語った。
2019年12月13日10月末の深夜1時過ぎ、大阪市内の大衆的な居酒屋から笑顔で出てきた戸田恵梨香(31)。黒の帽子に黒のジャケット、ジーンズというリラックスした格好だ。戸田の後から店を出てきたイケメン男性がひときわ、目を引いた。戸田は現在、NHK連続テレビ小説『スカーレット』でヒロイン・川原喜美子を演じている。「スタートから1カ月が過ぎ、11月13日放送の第39話は視聴率20.3%と絶好調です。戸田さんは、戦後の男性ばかりの陶芸界に飛び込み、信楽焼の陶芸家として歩み始める力強い女性を熱演中です。秋スタートの朝ドラは大阪制作のため、戸田さんは今春から生活の拠点を大阪に移してるんです」(テレビ誌記者)戸田と楽しげに話していたイケメン男性は、『スカーレット』に今週から登場する十代田八郎役の松下洸平(32)だ。戸田演じる喜美子が働いている丸熊陶業で出会う陶工という役柄だ。「戸田さんとは初共演になります。松下さんはもともとシンガー・ソングライターとして’08年にデビュー。翌年から役者としても舞台やドラマに出ていますが、今回の朝ドラが彼の出世作になりそうです」(NHK関係者)この夜、戸田と松下以外に3人の男性スタッフがいた。朝ドラの撮影を終えて楽しく松下らと食卓を囲んだ戸田は終始、にこやかな表情を浮かべていた。最後のスタッフが出てきても、名残り惜しそうに路上で談笑が続く。やがて、迎えの車に乗り込んだ戸田は、みんなに手を振って去っていった。戸田を見送った4人の男性陣は、歩きだす。途中で3人と別れた松下は、1人で宿泊先のホテルへ帰っていった。撮影後に共演者やスタッフと食事に行くことはよくあるが、戸田と松下は収録現場でもかなり親密だという。「芸歴こそ戸田さんのほうが長いですが、2人は同世代。休憩中も一緒にいることが多いですね。スタジオの前の役者さんの待機場所は、出演者やスタッフの暗黙の了解で、一部が主演の方のみのスペースになっているんです。そこにはスタッフやほかのキャストも気を使って立ち入りません。ですが、松下さんだけはそこに入り、戸田さんの隣で談笑して、肩をもんであげたりしています。それだけ戸田さんも心を許している証拠だと思いますが、周りは驚いていましたね」(番組関係者)まだ『スカーレット』に登場したばかりの松下だが、公式ガイドブック『スカーレットPart1』(NHK出版)のインタビューで《喜美子役の戸田恵梨香さんは非常に聡明な方で、芝居への取り組み方もすごく勉強になります。物事を理論立てて整理しつつも、感情を軸として演じている。僕も刺激を受けながら、楽しく共演しています》と語っている。「8月の戸田さんの誕生日には、松下さんが作品にちなみ粘土で作ったカラフルな花で飾ったケーキをプレゼント。松下さんはSNSにその写真をアップし、《焼いて絵付けしたら食べれるかもしれない。僕と陶芸指導の先生で作りました》とつづっていましたね」(前出・番組関係者)『スカーレット』での共演者との関係について戸田は「モデルプレス」の取材でこう語っている。《撮影の中でも出会いと別れがあって、嬉しい瞬間、寂しい瞬間がある。「この人がずっと現場にいてくれたらいいのに」と思うくらい、楽しいコミュニケーションが生まれる瞬間もあります》「これまで綾野剛さん、成田凌さんなど、共演者との交際報道が出た戸田さんですが、なぜかお相手はその後ブレークするといったイメージがあります。ムロツヨシさんとも昨秋の『大恋愛』の現場では本当に仲がよかったですね。収録本番以外でも、ムロさんを愛する役になりきっているんですよ。戸田さんの女優魂が突出している証しだと思います」(ドラマ関係者)今作の『スカーレット』の撮影現場でも戸田と松下にまつわる“ハプニング”があったという。「10月上旬に、戸田さんに顔の炎症が発生し、撮影が休みになるアクシデントが発生したんです。実は、その2日ほど前に、松下さんも同じ症状になって収録を休んでいたんです。ほかの出演者もスタッフもその症状は出ず、タイミングがほぼ一緒だっただけに『2人に何があったの?』なんて噂が出たほどです。NHK大阪制作の6年前の朝ドラ『ごちそうさん』で共演した杏さん(33)と東出昌大さん(31)は共演から約2年で結婚しました。ですから、スタッフもお2人のことがつい気になってしまうんです」(前出・番組関係者)ドラマでも私生活でも今後の戸田と松下の関係から目が離せない。
2019年11月20日メンズノンノモデルで俳優の清原翔が18日、都内で行われた「第34回新メンズノンノモデル発表式」と「メンズノンノカフェ」お披露目会に出席し、今年を振り返った。広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で柴田照男役を演じ、注目を集めた清原。今年一年を振り返って「朝ドラも出させていただいて、多くの方に知ってもらえるきっかけがすごいたくさんあった年。これからがスタートだなと思う一年でした」と語った。『メンズノンノ』は、1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された野村大貴、水沢林太郎、豊田裕大がお披露目された。発表会には、清原のほか、成田凌、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。さらに、同所にて11月18日~24日に開催される読者参加型イベント「メンズノンノ カフェ」のお披露目会では、清原、宮沢、鈴木がカフェ店員姿でイベントの魅力をPR。清原は「僕たちが考えたコラボメニューもたくさんありますし、1日店長として現役モデルが立つので注目していただきたい。メンズノンノ一色になっているので、写真を撮って拡散していただけたらと思います」と語った。
2019年11月18日NHKの定例会見が11月7日に行われ、来年春にスタートする窪田正孝(31)主演の連続テレビ小説「エール」の脚本家・林宏司氏が途中交代した事態について説明があったという。各スポーツ紙が報じた。同ドラマは高校野球全国大会の行進曲「栄冠は君に輝く」や阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる作曲家・古関裕而氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の物語が描かれる。林氏はNHKドラマ「ハゲタカ」のほか、フジテレビ系「医龍」シリーズや「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」シリーズなど数々の人気ドラマを手掛けた人気脚本家。林氏の脚本で9月にクランクインしていたが、異例の途中交代となった。「一部によると、制作サイドの方針の違いが原因で降板したとされています。林氏は来年1月期の日本テレビ系ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』を担当することが決定しています。『さすがに朝ドラと時期がかぶったのはまずかったのでは』と指摘する声もあります」(放送担当記者)各紙によるとNHKは降板の理由について「回答を控える」として、詳細は明かさず。損害賠償については「今のところ検討していない」としたという。「NHKが推し進める働き方改革の影響で、『エール』から月曜日から金曜日までの週5回放送に短縮されています。単純計算で放送回が50回ほど減ってしまうだけに、内容や展開を濃厚にしなければなりません。そうした事情もあって、制作サイドの要求がこれまで以上に厳しいものになっています。林氏の降板を受けて清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏、そして番組スタッフが担当することになりました。負担を分散しないと、他の脚本家にも負荷がかかり過ぎるのではないでしょうか」(前出・放送担当記者)放送回減で今後、さまざまな改善点や問題点が浮き彫りになりそうだ。
2019年11月08日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを上白石萌歌が担当し、ゲストの素顔に迫っていくトーク番組「A-Studio」の11月8日(金)今夜オンエア回に、女優の松本穂香がゲスト出演。その意外な素顔と恋愛、女優観が語られていく。高校時代にオーディションで現在の事務所に所属すると、月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演や、朝ドラ「ひよっこ」の青天目澄子役で注目を集め、昨年放送の日曜劇場「この世界の片隅に」で主人公のすず役に抜擢。『おいしい家族』では長編映画初主演を務め、放送中のauのCMも話題の松本さん。そんな松本さんだがお笑いが好きということで、大ファンと公言する「ジャルジャル」の撮影現場を女優の“職権乱用”で見学。尊敬する俳優の岡山天音とバッタリ遭遇して感動するなど、ドラマや映画では見られない松本さんの姿が明かされていく。今回も番組では松本さんの同級生や家族に極秘取材。演じてきた役柄もあってかほんわかしたイメージの松本さんだが、好きなアーティストはロック系でカラオケではハイテンション、友達に電話をかけてきて一方通行にしゃべり倒すなど、イメージとは違う素顔の数々を小学校や高校時代からの親友たちが明かすほか、家族への取材では母と兄、そして溺愛している愛犬にも極秘取材。共に上京し一緒に住んでいるという母が家での松本さんの姿を明かすほか、大好きなおばあちゃんも登場。またトーク中、突然はじまった恋愛経験の告白に、鶴瓶さんの方が「これテレビやからな!?」とドギマギ。熱しやすく冷めやすく、実は“惚れっぽい”松本さんの恋愛観にも注目。さらに「無個性」で「地味な子」だった松本さんが女優を目指したきっかけとなった高校時代の演劇部のライバルの存在など、女優としての松本さんの内面、矜持にも話が広がっていく。今夜のゲスト、松本さんが主演を務める映画『わたしは光をにぎっている』は11月15日(金)から全国公開。両親を亡くし、祖母と長野で民宿を切り盛りしている20歳の宮川澪を松本さんが演じ、民宿をたたみ都内の銭湯の仕事を手伝うようになった澪が、そんな暮らしに慣れてきたなかで区画整理のため銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知り、ある決断をする――という物語。来年1月のTBS金曜ドラマへの出演も決定し、今後さらなる飛躍が期待される女優、松本さんをゲストに迎える「A-Studio」は11月8日(金)今夜23時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年11月08日残すところあと2カ月となった、令和初のNHK紅白歌合戦。超厳戒態勢で行われる出場者選考会議の様子を総力取材!11月下旬の出場者発表に先駆けて、どこよりも早い内定者リストを公開する。平成を代表する“復活組”も今年の大きな目玉だという。「今年デビュー25周年を迎えたGLAYは8月のライブで『今年こそ紅白』とアピールするなどやる気まんまん。『HOWEVER』や『誘惑』といった過去の代表曲を披露するそうです。また、朝ドラ『まんぷく』で主題歌を担当するも昨年は欠場したDREAMS COME TRUEの6年ぶりとなる出場も噂されています」(NHK関係者)豪華出演陣のなかでトリ候補と目されるのが、紅組は来年デビュー40周年の松田聖子(57)。白組は“おげんさん”や『いだてん』で同局の貢献度も高い星野源(38)が有力視されているという。19年を振り返るうえで忘れてはならないのが、7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)。SMAPや嵐など日本を代表するアイドルを見出してきた“ジャニーさん”を悼む、特別企画が計画されているという。ある芸能レポーターはこう語る。「ジャニーズ事務所の副社長にも就任した滝沢秀明さん(37)主導で追悼企画が進められていると聞いています。ジャニーさんが生前可愛がっていた来年1月に同時デビューするSix TONESとSnowManの2組もそこでパフォーマンスするはず。『紅白』当日にはカウントダウンコンサートもあるので、前半の山場に持ってくるのではないでしょうか」SNSで大きな反響を呼んだドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で主演を務めた田中圭(35)も特別枠での出場が噂されている。「昨年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレイクし、“あな番”の劇中歌で歌手デビューした田中さんに熱烈オファーしているようです」(日本テレビ関係者)田中圭の快進撃は、一体どこまで続くのか――。
2019年11月08日若手俳優の黒島結菜と伊藤健太郎が、現在放送中の連続テレビ小説「スカーレット」に出演することが決定。2人は来年2020年から登場予定となっており、後半の物語を彩る。戸田恵梨香がヒロインを務める連続テレビ小説第101作目「スカーレット」は、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な人生を描いた物語。『サクラダリセット』「時をかける少女」「SICK’S」シリーズなどに出演する黒島さんが演じるのは、喜美子(戸田さん)が結婚ののちにかまえた陶芸の工房に弟子入りする松永三津。東京の美術大学を卒業後、全国の焼き物の産地を訪ね歩いてきた女性で、ものおじしないまっすぐな性格だ。しかし、三津の登場が川原家に波乱を巻き起こすことに…。「4年ぶり(連続テレビ小説『マッサン』)に“朝ドラ”の現場に立つことになり、うれしい気持ちでいっぱいです」と今回の出演を喜んだ黒島さんは、「突然現れて、多くの影響を与えていく重要な役どころなので、気を引き締めてやらねばと思っています。楽しみにしていただけるとうれしいです」とキーマンになることを明かしている。一方、「今日から俺は!!」『惡の華』などで話題となり、本作が連続テレビ小説初出演となる伊藤さんが演じるのは、喜美子の長男。母を心の中で尊敬しており、常に陶芸が身近にあったが、将来進む道については迷っているという役柄。伊藤さんは「今回初めて“朝ドラ”に参加させていただける事になりとてもうれしいです。“朝ドラ”は自分の中でも目標の一つとしてありました」と思いを語り、「自分の中でも大きな存在である『アシガール』のチームが作る作品という事で皆さんの期待を裏切らないようにしっかりと努めたいと思います」と意気込んでいる。なお、黒島さん演じる松永三津は1月の上旬から、伊藤さん演じる武志は2月上旬から登場予定となっている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年11月07日清野菜名と横浜流星が、日本テレビ系の2020年1月期日曜ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」にてW主演をつとめることになった。本ドラマは、驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダと彼女を操る男・飼育員さんが、“Mr.ノーコンプライアンス”からの依頼を受け、巷に溢れる悪質なセクハラ・パワハラ、組織の不正、権力者への忖度などなどに切り込み、世の中のグレーな事件にシロクロつける物語。警察やマスコミが触れない“隠れた真相”を大胆に暴く、最凶バディが活躍する!その最凶バディを演じるのは、日曜ドラマ「今日から俺は!!」では聖子ちゃんカットの赤坂理子を演じて話題を呼び、朝ドラ「半分、青い。」や昼ドラ「トットちゃん!」「やすらぎの刻~道」などの出演で、全世代から高い支持を得ている清野菜名。「『今日から俺は!!』以来、約1年ぶりにまた、この時間帯に戻ってこられて嬉しい」と語る清野さんは、「オリジナルドラマなので枠にとらわれず、皆さんとこれまでにないようなドラマを作っていけたらいいな」とコメント、「今回も、アクションがみれるかも…」と期待を煽る。そして2019年、「東京ドラマアウォード」で助演男優賞を獲得、先日は日経トレンディの発表会にて“今年の顔”に選ばれ、日曜ドラマ「あなたの番です‐反撃編‐」では若い世代からの熱い支持を受けた横浜流星。現在放送中のTBS「4分間のマリーゴールド」に出演中の彼が、2020年は満を持して、連ドラ初主演に挑む。「『あなたの番です』に引き続き、SNSが発達して様々な噂などがすぐに回り、何が真実かわからないグレーな世の中に"白黒"つけるという、今の時代だからこそ共感してもらえる挑戦的な作品に出演できることを嬉しく思います」と、真摯にコメントする横浜さん。「登場人物皆がそれぞれ抱えているものがあり、表と裏の顔が深く描かれているので、しっかりと掘り下げて直輝として生きていきたい」と役作りを語り、「視聴者の皆さまが毎週スカッとして、ハラハラドキドキするような作品を創りたい」と意気込みを語っている。さらに、プロデューサーの福田浩之氏は、「お二人と共に日曜ドラマ初の“動物ドラマ”に挑めることに今からとにかく興奮しております」と気になるコメント。「噂やデマにまみれた世の中に蔓延る様々なグレーゾーン。そんなグレーゾーンに躊躇なく踏み込み、驚異的身体能力&頭脳を駆使して驚愕の真相を大々的に白黒つける、パンダと飼育員さん。そして徐々に明らかになっていく一頭と一人の心の中に潜む、白と黒…こんなエキセントリックでスタイリッシュで謎めいたバディを今をときめく清野菜名さんと横浜流星さんに演じて頂けるなんて…今までにないものすごいドラマになる期待感しかない」と明かしている。日曜ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」は2020年1月、毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年11月06日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」の11月3日(日)今夜放送回に、映画『ひとよ』で主演を務める俳優の佐藤健が登場。5年ぶりの番組登場となる佐藤さんの素顔を神木隆之介、山田孝之ら俳優仲間たちが明かす。「仮面ライダー電王」主演で大きな注目を集め、「ROOKIES」「龍馬伝」に出演後、主演作『るろうに剣心』シリーズが大ヒット。「天皇の料理番」では料理シーンを代役なしで演じ話題を振りまくと、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。朝ドラ「半分、青い。」と「義母と娘のブルース」では同時期に出演、対照的な役柄を演じて多くの人を魅了した佐藤さん。今回が本番組5年ぶりの登場となる佐藤さんは、スケジュールに沿って休日の過ごし方を大公開するほか、『るろうに剣心』シリーズでの共演に『バクマン。』ではW主演も務めるなど共演経験も多い神木さんが佐藤さんの意外な素顔を明かす。また「ハード・コア」のほか映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』では声優としても共演している山田さんからも爆笑エピソードが語られる。俳優としての先輩、後輩たちが明かす佐藤さんのエピソードにも注目。さらに祖母からサプライズで生電話。おしゃべり大好きな佐藤さんの祖母から次々と語られる赤面エピソードも必見。ロケパートではいまが旬の秋刀魚、松茸、栗ご飯など秋の味覚をBBQで堪能する。佐藤さんが主演、白石和彌監督がメガホンを取った映画『ひとよ』は、どしゃ降りの雨降る夜、ある家族に起きたひとつの事件。それは、母親とその子どもたち3兄妹の運命を激変させた。その夜から、心の傷を抱えたまま別々の人生を歩んだ家族は、15年後に再会する――という物語。佐藤さん演じる雄二の兄・大樹を大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛を演じた鈴木亮平、妹・園子を『蜜蜂と遠雷』で主演を務めた松岡茉優、母・こはるを『深夜食堂』などの田中裕子がそれぞれ演じ、音尾琢真、筒井真理子、佐々木蔵之介らも出演する。映画『ひとよ』は11月8日(金)より全国にて公開。「おしゃれイズム」は11月3日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月03日●ドラマに多数出演も「軸は完全に芸人」単独ライブは大盛況で、地方での冠番組も持ち、俳優顔負けの芝居でお茶の間の心まで掴んでいるお笑いコンビ・シソンヌ(じろう/長谷川忍)。先輩・後輩を問わず芸人仲間からも羨まれる大活躍を見せている彼らは、果たして自分たちの「今」をどう捉えているのだろうか? 単独ライブシリーズ「シソンヌライブ」の第8弾「huit(ユイット)」のDVD発売を記念してインタビューを行い、俳優業への本音、「キングオブコント」優勝後の変化、現在の活動に対する思い、芸人として掲げる野望などについて話を聞いた。――お二人のコントは、お笑いとしてはもちろん、お芝居としても引き込まれます。実際に、お二人は俳優業にも進出されていますよね。お笑い芸人と俳優という二面性を持つことが、どんな相乗効果を生んでいると感じていますか?じろう:ドラマもちょこちょこ呼んでもらってますけど、未だにどう居ていいかわかんないです(笑)。やっぱり、軸は完全に芸人にあるので、芸人として行っているという感じですね。長谷川:やっぱり、笑いを取ったほうがいいのかなあって思うんですよ。じろう:お芝居に関しては、やり方が全然つかめていないですね。長谷川:ドキドキしますよ。正直。じろう:普通でいいのかな? みたいな。これはたぶん、一生解決しないと思うんですけど、笑い・コントをやっている限りは(笑)。長谷川:ただ、コントに戻ってきたときは、僕なんかは普通の人の役をやることが多いので、ドラマで普通の人の役をやったことで、ボケとか関係ない振りの部分を丁寧にやることに、どんどん抵抗がなくなっていくといいますか。そういった意味では、ドラマからもらってくるものは多いですけど、こっちからドラマに与えているものは一個もないんじゃないかな(笑)。――お芝居の現場だと、あくまでお笑い芸人が芝居をしに来ているという意識?長谷川:そうですね。やっぱり、役者さんではないですからね。――馴染まずに、「浮いておこう」くらいの感覚なんでしょうか?長谷川:浮いていいのかなあと思うときもありますし、そういうことをしたら嫌がる方もいるだろうなと。監督さんによるよね?そっち(芸人)のスイッチでやってって言う監督さんもいますし「普通に演じていただけるだけで大丈夫です」って言う方もいるので。でも、そこまでガチガチなやつって、じろうが出た朝ドラと大河くらいでしょ?それ以外はけっこう、くだけたやつも多いもんね。じろう:う~ん、割とそうですね。――福田雄一さん演出のもと、お二人そろって出演されていた『今日から俺は!!』では、芸人さんらしさが多分に感じられました。長谷川:あれは半分、コントのテンションでやっているので。キャラをガチガチに入れてますから(笑)。じろう:自分の眼鏡かけてましたからね(笑)。マイ小道具の眼鏡をかけて、普通にドラマにレギュラーで出てたので(笑)。長谷川:コントの小道具を使って出てました(笑)。あれはもう、コントなんで(笑)。ムロツヨシさんも変なカツラ被ってますし。俺もけっこうツッコミのトーンでいっているので。福田さんは、そうやって言ってくれるんです。じろう:福田さんは「あの眼鏡かけろ」って(笑)。長谷川:「じろう、ある?」って(笑)。●全国行脚への周囲の声に「やっててよかった」――ライブだけでなく、俳優業、そして地方での冠番組もお持ちです。現在のお二人は、他の芸人さんたちからすれば、とても羨ましいポジションにいらっしゃるような気がします。じろう:後輩に限らず、先輩にもライブのことをすごく聞かれますね。「どういう風にしてやってるの?」って。最近、ジャルジャルさんとかに会うと、ネタのことよりも、ライブのパッケージの話を、後藤さんも福徳さんもされます。全部ってことはないと思いますけど、テレビでっていうよりも、自分たちのネタでいろいろ回って、見てもらいたいっていうのは、みんな思っているんだなあって感じました。長谷川:銀シャリさんも「全国やりたい」と言って、始めているみたいですし。けっこういろいろな方が「あ、やれるんだ!」みたいな感じになっているんですよね。――芸人さんから言ってもらえるのはうれしいですよね。ご自身たちの活動に対する充実感はありますか?長谷川:だいぶ出てきましたね。前よりは。じろう:やっぱり、自分たちだけでやってると、地方を回るのって、日帰りとかで九州とかに行くと、すごく疲れるんですよ。でも、たまに劇場で会って、先輩にそうやって言われると「ああ、いいことやっているんだな」「間違ってないんだな」って。そういうのは、周りのおかげで気づかせてもらってる感じですね。長谷川:自分らで言い合ってもしょうがないので(笑)。「頑張ってんなあ、お前」「まあなあ」なんて言ったって、2人でやっていますから、当然のことですよね(笑)。千原ジュニアさんとかにも「単独ライブ、1カ月終わって、また全国回るって、お前、頭おかしいんか!」って言われたもんな。誉め言葉じゃないですか。「先輩方も見てくれているんだよなあ」って。フットボールアワーの後藤さんにも、ルミネの時にエレベーターで一緒になって「(ライブ)回ってるんやろ? 大変やなあ。偉いなあ」みたいなことを言っていただいて。「やっててよかったなあ」って思えるのは大きいですね。●今後の野望は「コントの日常化」――そんなお二人にとって、芸人としての転機と言える出来事が、2014年のキングオブコント優勝だと思うのですが、改めて振り返ると、その後のお二人にどんな変化をもたらしたのでしょう?じろう:単純に、優勝したことで解放されました。ネタを自由に作れるようになったっていうのは、すごくプラスですね。やっぱり若手のネタを見ると、コンテストっぽいネタの作りが多いんです。4、5分の短い設定でエッジを効かせて、その展開でどうボケていくかというネタの作りを、皆どうしてもしちゃうと思うんです。そこから解放されて、本当に2人で自由に、別にすべっても「ああ、優勝してるから別に…いいもん…」みたいな(笑)。その一個のバックボーンみたいなものはできましたね(笑)。長谷川:紹介されるときに何もなかったのが、一つの優勝、「2014年のチャンピオンです」というものがついて。そうすると皆さんたちも「この人たち、チャンピオンだ」という感じで接してくれるので、そういった意味では、一個の印がついたといいますか、ちゃんと名刺に書けることが付いたって感じで(笑)。非常にありがたいですね。――キングオブコント優勝、単独ライブ、冠番組と、様々なものを積み上げてきたお二人が、お笑い芸人として掲げる今後の野望も教えてください。長谷川:単独ライブは、もっと大きいところでやっても大丈夫になれたら、やっぱり嬉しいですね。全国でできれば。じろう:うん、そうですね。長谷川:関東だとありがたいことに完売で。関西も、なんだかんだで、たくさん入ってくれましたけども、すぐ完売というわけにはいかなかったので。その辺が、東京以外のところでも、東京と同じくらいの熱量になっていってくれたら嬉しいというのが、一個ありますね。あと、何だ?じろう:(ライブで)ずっと回っているので、地域の文化として「コントを見る」っていう文化が根付いてくれたらいいなと思います。小学校の時、謎の演劇とか見せられたりしていたので(笑)、ああいうのに僕らが呼ばれて、小学生にコントを見てもらう時間とか、そういうのができたら(笑)。その土壌がもうちょっとできたら、ほかの芸人も色々と行きやすくなりますし。「コントの日常化」というか。――「コントの日常化」、素敵ですね。ちなみに、じろうさんではなく、作家さんが書いたコントをやってみたいという思いもあるんですか?じろう:じろうじゃないコントを、2人で、しかも自分たちのライブでやるっていうのは、やってみたいですね。どんな感じになるのか…。そこは、次のチャレンジであってもいいのかな。どうなるかわかんないですけど、そういうのもいいのかなとは思います。――これまでの方向からずれることで、何か良い効果が生まれるかもしれませんね。じろう:はい。長谷川:そうですね。そうなってくれたらいいなと思います。■プロフィールシソンヌじろう(1978年7月14日生まれ。青森県弘前市出身。NSC東京校11期生)と長谷川忍(1978年8月6日生まれ。静岡県浜松市出身。NSC東京校11期生)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。作りこまれたコントを得意とする。2006年4月に結成し、2009年・2013年に「キングオブコント」準決勝進出。2014年に悲願の優勝を果たす。2013年より単独ライブ「シソンヌライブ」シリーズを毎年開催しているほか、2015年には広島ホームテレビで初の冠レギュラー番組となった『ぶちぶちシソンヌ』がスタート。NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』などにも出演。役者業も評価を得ており、じろうは『いだてん~東京オリムピック噺』『俺のスカート、どこ行った?』など、長谷川は『凪のお暇』『ブラックペアン』などに出演。『今日から俺は!!』にはコンビそろって教師役で出演した。
2019年11月01日女優の杉咲花(22)が10月30日、20年度後期の連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合)のヒロインを務めると発表された。女優・浪花千栄子さん(享年66)をモデルとする同ドラマ。脚本を「半沢直樹」「下町ロケット」(ともにTBS系)などで知られる八津弘幸氏が務めることもあり、ネットで大きな話題を呼んでいる。各メディアによると杉咲は所属事務所から突然「朝ドラが決まりました」と知らされたため、「理解できずにパニックに。「こんな日が来たんだと嬉しくて泣きました」と明かした。また大阪弁のイントネーションの猛勉強もしているとのこと。「見てくださる皆さんの大事な15分を、明るくてパワーをもらえるようなひとときにできるように、波瀾万丈な人生を前向きに乗り越えていく千代さんを一生懸命演じられるように頑張ります」と意気込んだという。ネットでは杉咲のヒロイン役に期待する声が上がっている。《花ちゃん!こんどは浪花千栄子さんになるのね。毎日お顔を観られるのね~。ワクワク》《『おちょやん』は脚本が『半沢直樹』『下町ロケット』の八津弘幸さんだって!もうおもしろいの確定じゃないですか》《杉咲花さんに朝ドラ主演キター!八津弘幸さんは脚本?名作の予感》杉咲は16年度前期の「とと姉ちゃん」(NHK総合)にも出演を果たしており、2度目の朝ドラとなる。「『とと姉ちゃん』出演は杉咲さんの女優人生にとって大きな出来事だったようです。当初は不安で緊張していましたが、高畑充希さん(27)が積極的に話しかけてくれたことで打ち解けるように。その座長ぶりに感銘を受けたそうです。また唐沢寿明さん(56)のアドリブ力に驚いたといいます。それまでの杉咲さんは考え込んで演技をするタイプでした。しかし唐沢さんはアドリブを交え、その場を楽しみながら演じていた。そのため、『こういう役作りもあるんだ』と勉強になったと言っていました」(テレビ局関係者)並外れた演技力が評判の杉咲。前回の出演を活かした朝ドラ女優ぶりに期待できそうだ。
2019年10月30日「ここに展示してるんは、ぜ〜んぶ穴窯で焼いたもの。でも、同じ土、窯で焼いてても、それぞれたき方が違うから……、ほら、見て。色も光沢もみな、全然違うやろ」記者に向かって解説を続けるうちに、口調はどんどん熱を帯びていった。粛然とした会場に、まくし立てるように話す神山清子さん(83)の関西弁が、響き渡っていたーー。8月末。滋賀県草津市の「草津クレアホール」では陶芸家の神山清子さんと長男・賢一さんによる親子展が開催されていた。御年83歳の神山さんは、女性陶芸家の草分け。日本六古窯に数えられる“焼き物の郷”信楽で本格的に作陶を始めたのは、もう半世紀以上も前のことだ。自宅に「穴窯」と呼ばれる半地上式の窯を築き、釉薬を使うことなく光沢ある陶器を焼き上げる古の製法『信楽自然釉』を復活させた。現在放送中のNHK連続テレビ小説『スカーレット』も、信楽を舞台に、男性中心の焼き物の世界で、女性陶芸家が自らの道を切り開いていく物語。戸田恵梨香演じる主人公・川原喜美子の人物像、そのヒントになったといわれているのが、神山さんだ。神山さんは’36年、長崎県佐世保市に生まれた。3人きょうだいの長姉だった。小学校に通うようになってすぐ、大きな転機が訪れた。「父親は炭鉱の現場監督やった。一方では、あの時代に戦争反対っていう人。常々、一緒に働いてた朝鮮の人たちをかばってた。しまいには重労働に耐えかねて脱走を図った朝鮮の人を助けようとして、警察に目をつけられてしまって。父は、私らを連れて逃げ出した」同胞をかばってくれた恩人を、朝鮮の人たちは大切に扱った。逃亡先の村々で、彼らに助けられながら、神山さんたち家族は、遠く滋賀県にまでたどり着いた。それは終戦の前年、’44年9月だった。「最初は県内の日野、次いで信楽に住むようになったんやけど。どこでも朝鮮の人たちにはようしてもらった。私らが生き延びてこられたんは、あの人らがご飯に呼んでくれて、布団やら何やら、みんなそろえてくれたおかげや」幼いころから絵を描くのが好きだった。そして、信楽には焼き物に絵を描く「絵付け」という仕事があった。神山さんは中学卒業後、ある絵付け師のもとで、基礎を学び、’54年、陶器製造会社に「絵付け工」として就職した。「当時の焼き物業界は、完全な男社会。絵付け工にも女なんていてへん。就職はしたものの、はなから『あかん、できるわけない』と決めつけられ、いじめられもした」1年ほどが過ぎ、社内でもやっと腕前が正当に評価されるようになったころ、絵を褒めてくれる男性が現れた。1つ上の先輩だった。2人は交際を始め、やがて結婚。神山さん21歳のときだ。ほどなく1男1女の子宝にも恵まれる。貧乏暇なしの暮らしぶり、それでも十分幸せだった。神山さんが就職した当時、信楽の陶器産業は隆盛を極めていた。戦争で鉄や金物が不足した影響もあって、陶器はさまざまな場面で重宝された。とくに暖房器具の火鉢は飛ぶように売れ、最盛期、信楽は全国シェア8割を占めた。「ところがや、石油ストーブや、家電製品が普及し始めると、火鉢の売れ行きは急にストップや」火鉢の絵付けが主な仕事だった神山さんは、およそ10年勤めた会社をあっさりと辞めた。そして、次に自分が何をすべきか、必死になって考えた。いま、信楽焼にないものは何かを。「食器やと思った。焼き物の町なのに皆、九谷焼の食器を使ったりしてた。それであるとき、子どもが泥だんご作って遊んでるのを見てて『これや!』と思いついてん」土のだんごをいくつも並べるようにして、大皿に仕立てた。できあがったのは素朴な味わいの「小紋様皿」。陶芸家・神山清子のオリジナル作品、第1号だ。その後も神山さんは、子どもの泥遊びのように、心の赴くまま、手の動くまま、従前の信楽焼の枠におさまることのないユニークな作品を生み続けた。知人に勧められ、公募展に出品すると、思いがけず入選を果たす。当時、まだ珍しかった女性陶芸家として、彼女の名は全国に知れ渡った。仕事ぶりを見てみたいと、たくさんの人が訪ねてくるようにもなった。神山さん、ちょうど30歳。華々しく陶芸家の道を歩み始めた神山さんを、疎ましい思いで眺めている人たちもいた。「“女性が窯に入ると汚れる”って、よく言われててん。火に近づくことさえ、許されへんって。信楽で自分の窯を持った女性はそれまでいてへんと思う。だから私のこと、女のくせに生意気や、そう思ってた人も少なくないでしょ」男たちの“アレルギー反応”をよそに、神山さんは陶芸家として大きな夢を抱いていた。それは、効率重視の「登り窯」ではなく、古代の陶工のように、山の斜面をくりぬいた「穴窯」で、本物の信楽を作ってみたいーー。神山さんは自宅の庭に、夫とともにレンガを重ね、その上に土をかぶせた半地上式の穴窯を築いた。夢に向かって邁進するが、夫とはすれ違いの日々が増えていく。少し前に会社を辞め、陶芸家として独り立ちした夫は、芸の肥やしとばかりに、女遊びにうつつを抜かすようになった。「急にな、旦那が穴窯の周りに結界みたいな縄を張って、『生理のある女は入るな』やて。ほんで、私が展覧会に出そう思うて作ってたもの、みんな外に放り出されてた」真冬にバケツで冷水を頭からかけられたことや、鉄の棒を振り回し「殺す!」と脅されたことも。思うに、夫に巣食っていたのは嫉妬心だったのかもしれない。間もなく2人は離婚。神山さんは38歳になっていた。「結婚は失敗に終わってしまったけど、私にはまだ穴窯がある、そう思って、改めて焼き物に向き合うことにした」ある日、長男・賢一さんが古代の窯跡で陶器の破片を拾ってきた。美しい深い緑色の光沢を放つそのかけらに、釉薬は使われていなかった。「これこそが、私が作りたかった本物の信楽焼、自然釉やーー」確信した神山さんは、自然釉の研究に没頭。離婚後でお金がなくて弟子からお金を借り、子どものお年玉を使い込み、パンの耳を食べ、すべてを研究と実験につぎ込んだ。しかし、失敗続きで、何度焼いても、思うような色は出ない。「次、あかんかったら、しばらく休業して出稼ぎに行くしかない」残った全財産をはたいて薪を買い、通常なら3〜4日のところを、16日間もたき続けた。やけっぱちな気持ちもあった。一方で、重ねた失敗から、一定の温度で長期間、たき続けることが必要なのでは、そんな仮説を立ててもいた。そして迎えた窯出しの日。神山さんが目を凝らして見ると、窯の奥にキラッと光るものが見えた。「花入れに水差し、つぼ、どれもが緋色の肌に、深い光沢のある彩りが重なり宝石のように輝いてた。やっと思い描いた色、古代の信楽の色が出せた、そう思った」こうして神山さんは、誰もが認める陶芸家になったーー。朝ドラの放送開始目前ということもあってか、展覧会には多くのファンや来場者が詰めかけていた。「信楽の焼き物の代表的な色はこの緋色、炎の色や。ほんでな、この光沢のとこ、この色を出すんが、なかなか難しいねん。この色、見て。この四角いの、何色に見える?そう、光ってるやろ。それも、ただ光ってるだけ違うでしょ。いろんな色に見えるでしょ」スカーレット=緋色、炎の色。神山さんの魂の炎で、陶器は焼き上がるのだ。「夢は、本当に焼き物が好きな人に私の技を芯から教えてあげたい。あとは……そうやね、静かに、ゆっくりしたいわ」
2019年10月28日「雑誌のインタビューでも『テンションの上がる食べ物はお肉のカルパッチョ』と答えるなど、米倉さんは大の生肉好き。特に大好物なのが馬刺しで、熊本から取り寄せて冷蔵庫に常備しているそうです」(テレビ局関係者)平均視聴率20%超えを連発した超人気シリーズ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)で主演を務める米倉涼子(44)。視聴率女王を支えているのが、馬刺しなどの「生肉」だ。美容ライターの梅野利奈さんは、その効果をこう解説する。「赤身肉は生肉で食べることで、消化しやすく高い栄養素を摂ることができます。さらに、低カロリーかつダイエットに有効なたんぱく質やLカルニチンといった栄養素も含まれているので、美容効果も非常に高いです」米倉とともに高視聴率を期待されているのが、朝ドラ『スカーレット』(NHK総合)主演の戸田恵梨香(31)だ。長期間にわたる撮影の力となっているのが「豆腐」だという。「デビュー当初はハードなダイエットに燃えていた戸田さんですが、30代になってからは胡麻豆腐や生麩といった大豆食品を積極的に食べているといいます。最近は沖縄のジーマーミー豆腐にハマっていて、楽屋では『黒蜜かけるとデザートになるよね!』とスタッフに話しているそうです」(NHK関係者)戸田に負けない注目を集めているのが、『グランメゾン東京』(TBS系)で12年ぶりに木村拓哉(46)と共演を果たす鈴木京香(51)。以前、テレビ番組で「全てのご飯は南部鉄器で炊く」と明かしていた鈴木だが、思わぬ効果があるという。「鉄分は髪や肌のツヤといった健康的な顔色をつくるうえで欠かせませんが、多くの女性が鉄分不足に悩まされています。鉄が含まれる調理器具から鉄分を摂ることができるので、南部鉄器でご飯を炊くのはいい選択だと思います」(梅野さん)キレイになるヒントは身近なところにあるのかも!?
2019年10月26日濱田岳、水川あさみ、新津ちせが家族を演じる『喜劇 愛妻物語』。この度、新ビジュアルとともに、新たに夏帆、大久保佳代子、ふせえり、光石研の出演が明らかになった。安藤サクラ主演の『百円の恋』で日本アカデミー賞をはじめ数々の脚本賞を受賞した足立紳が、自身初の自伝的小説を原作に自らメガホンをとって映画化した本作。うだつのあがらない脚本家の夫と、その夫を罵倒し続けながら家計をささえる妻を通して描かれる、笑い泣き必至の人情派夫婦活劇となっている。そんな本作で、豪太(濱田さん)とチカ(水川さん)の大学時代の共通の友人である由美役に、『海街diary』や『ブルーアワーにぶっ飛ばす』など、その透明感のある演技で数々の映画賞を受賞してきた夏帆。豪太が働いていたスーパーマーケットの同僚・吾妻役には、お笑いコンビ「オアシズ」としてだけでなく、ドラマや映画にも出演し活躍の幅を広げる大久保佳代子。豪太とチカが取材に訪れる“ものすごい速さでうどんを打つ女子高生”の母親役には、朝ドラ「半分、青い。」「時効警察はじめました」など話題作には欠かせない女優・ふせえり。その夫役には様々な役柄をこなす名バイプレイヤー・光石研が扮し、作品に厚みを加えている。なお、本作は10月28日(月)~11月5日(火)に開催される第32回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、注目を集めている。『喜劇 愛妻物語』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜劇 愛妻物語 2020年全国にて公開予定©2019『喜劇 愛妻物語』製作委員会
2019年10月25日俳優の吉沢亮が24日、都内で行われた高橋書店の「第23回手帳大賞」発表表彰式に登場した。吉沢が出演するTV CM「足跡」編は、24日より放映される。同賞では「思わず手帳にメモしたくなる名言」を募集し、松浦弥太郎、東直子、金原ひとみが審査員を務めた。「優しさって、体力だよな。」が大賞となり、受賞者へはプレゼンターの吉沢からトロフィーが贈られた。新CMは冒険者となった吉沢が雪山を一歩一歩踏み締める壮大な映像となっているが、吉沢が「すごいですね、セットで撮ったとは思えない」と暴露すると、会場からは驚きの声が。「全然暑かった。都内のセットで撮ったんです」と明かす吉沢は、「特殊な素材の何かを使ってましたよ、雪。なんなのかよくわからないけど雪なんですよね。面白かったです」とさらに裏側を説明し、周囲を笑わせていた。2019年を振り返った吉沢は、「朝ドラの『なつぞら』、映画『キングダム』と、大きな作品、代表作と言ってもおかしくないくらいの大きな作品が公開する年で、僕の中でも勝負の年だったんですけど、そういうのがうまくいって、たくさんの方に愛される作品になったというのが、嬉しいなと思います」と喜ぶ。残り2カ月となるが「"グランピング"はやってみたいなと思ってるんです。本当にインドアで、外で何もやらない人間なので、グランピングとかだったら、詳しい人を呼んで一緒に行けば楽しめるかな」と意欲を見せた。さらに「2020年の手帳にスケジュールを書き込んでほしい」と頼まれた吉沢は、2月1日に「誕生日」と書き込む。「この仕事していると、先に何が入るかわからない。そういった中で、誕生日は確実に入れられるので、誕生日を書いてみました」と語った。
2019年10月24日連続テレビ小説第101作「スカーレット」の明日10月22日(火・祝)第20話放送は、特別編成に伴い、放送時間が7時45分に変更されることが分かった。9月30日からスタートした朝ドラ第101作目「スカーレット」は、水橋文美江が脚本を手掛ける、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語が描かれる。この度、明日のドラマ放送時間がニュース「即位の礼」の編成に伴い、変更が決定。通常は8時からスタートするが、今回は7時45分からとなる。関東地区と関西地区の総合テレビで朝ドラの本放送を7時45分から放送するのは、2016年8月6日(土)「とと姉ちゃん」以来となる。連続テレビ小説「スカーレット」は8時~総合ほかにて放送中(全150回)。※10月22日(火・祝)は7時45分~、再放送は12時30分~。(cinemacafe.net)
2019年10月21日中山美穂&木村多江&大島優子が初競演を果たすWOWOWの「連続ドラマW彼らを見ればわかること」が、2020年1月に放送スタートすることになった。日本における離婚率は30%とおよそ2分間に1組の夫婦が離婚している。反面、離婚経験者の約80%は再婚を望み、実際の再婚率は64%に達していて“セカンド・マリッジ”や、血縁関係のない親子や兄弟姉妹関係を内包している家族“ステップ・ファミリー”が増加。さらに核家族、大家族、単親家族、DINKs(ディンクス)など多様な家族のあり方が生まれ、いまや“家族”という言葉の持つ意味も変化してきている。そんな現代社会の家族像をリアルに投影していくのが本作。オリジナル脚本を、丁寧かつ大胆な女性心理の描写に定評のある小説家・沢木まひろ(『二十歳の君がいた世界』ほか)が書き下ろした。監督には映画『神様のカルテ』やドラマ「偽装の夫婦」の深川栄洋を迎え、新しい“結婚観、夫婦観、そして、家族観”を問いかける大人のドラマに挑む。主演を務めるのは、松尾スズキ監督・脚本・主演『108~海馬五郎の復讐と冒険~』が公開される中山美穂。再婚相手との家庭の“妻”で“母”であり、官能作品で絶大な人気を誇るレディコミ漫画家としての顔も持つ内田百々子役を演じる。また、百々子と同じマンションに住む友人で、夫に家事全般を任せるキャリアウーマンの富澤瑞希役には、「あなたの番です」も記憶に新しい木村多江。そして、百々子が別れた夫の“イマ妻”で、百々子と同じマンションに引越してくる看護師の鴨居流美役には、朝ドラ「スカーレット」で好演を見せる大島優子。三者三様の事情を抱えた現代女性を演じる3人の女優の初顔合わせは必見。なお、3人の家族や関わる登場人物たちを演じるキャストは追って発表されるという。中山さんは「家族の形は様々ですが、いくつかの家庭を描いたドラマは、久しぶりなのではないかと思ったのですがどうでしょう?昭和の時代には確かよくあったような」とコメント。演じる主人公・百々子役について、「子供の頃からの夢を仕事に持ち、ただひたすらに作品に向き合い苦悩している彼女。そして仕事を離れるとキッパリ妻と母になる。それは当たり前のことかもしれませんが、そんな二面性を面白がれたらいいな」と語り、「瑞希や流美との女性同士の会話が、リアルなやりとりに見えるようになったらいいですね」と期待を込めている。また、木村さんは瑞希という役柄に、「とても魅力的な女性なので、どうしたらチャーミングに見えるか悩み続けています。瑞希を見ると苦笑しつつ、人間くさくて、応援したくなる、そんな女性になれば、と思っています」とコメント。「登場人物たちの滑稽で愛おしい日常を、動物園を見るように楽しんでいただけたら」と、意味深なメッセージを送る。大島さんは、「現代の結婚や家庭を築くことがリアルに表現されていて、それを重く捉えるのではなく、新しい視点で受け止め発信できる作品」と語り、「家族って一人一人が創り上げ育み、できあがるものだと思うので、この作品を通じて共演者の方々と一緒にどのような家族の形を創れるのか楽しみ」と明かす。「(演じる)流美の心の強さと柔軟さには感服します。夫との関係、中山美穂さん演じる百々子との関係、他キャストの潤滑油として、ストーリーの展開に存在できるように演じたい」と意気込みを寄せている。「連続ドラマW彼らを見ればわかること」は2020年1月、毎週土曜22時~WOWOWプライムにてスタート(全8話)※第1話無料放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月19日昨年4月期のフジテレビ系ドラマ「コンフィデンスマンJP」でブレイクを果たした俳優の小手伸也(45)にスキャンダルが――。先週発売の「週刊文春」(文芸春秋)で“独身偽装不倫”を報じられたのだ。同誌によると小手は17年1月、自身のSNSでファンの女性と接触。独身と偽り男女の関係になったとのこと。そしてブレイクした昨年5月に突如、女性へ別れを告げていたというのだ。報道を受け、小手は10日に公式サイトに謝罪文を掲載した。小手は17日スタートのフジ系ドラマ「モトカレマニア」に出演。11月16日からWOWOWプライムで放送される「連続ドラマW引き抜き屋~ヘッドハンターの流儀~」に主要キャストで出演する。そして、11月24日放送の国民的アニメ「サザエさん」の実写版ドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」では穴子役をつとめることが発表されていた。だが報道後、3本のドラマへの影響は伝えられていない。「影響が限定的なのは、まだ主演級ではないということもあるのでしょう。またNHK朝ドラ『なつぞら』の登場が残っている段階で発覚していたら、シーン差し替えなどでかなりのダメージを受けていたはずです。とはいえ過去の話ではあるものの、女性に対してあまりにも不誠実。今後、さらにステップアップしていくためには襟を正す必要があるでしょう」(芸能記者)
2019年10月17日「好きな給食はカレーです。元気な小学5年生です(笑)」そう話すのは、今週スタートしたNHK連続テレビ小説『スカーレット』でヒロイン・川原喜美子の幼少時代を演じる川島夕空ちゃん(11)。彼女自身も元気はつらつで、喜美子そのまま!3歳から子役として活動し、“朝ドラ”出演経験もあるけれど、ヒロインという大役は今回が初めて。「お母さんから『朝ドラのオーディション、受かったみたいだよ』って言われて、一緒にやったぁやったぁと言いました。あとから涙が出てきました」ドラマでの大阪ことばは方言指導によるもので夕空ちゃんは埼玉県出身。「慣れていないので難しかったです」とは語るものの、上手に大阪ことばを操るところにはびっくり。「演出さんが、喜美ちゃんのこのときの気持ちはこうなんだよって、すっごく細かいところまで丁寧に教えてくださったので、しっかり喜美ちゃんを演じられました」夕空ちゃんが『スカーレット』共演者の素顔を明かしてくれた。■戸田恵梨香(喜美子役)「最初はオーラがすごいと思ったんですけど、ずっと笑顔で話しかけてくれて。喜美ちゃんが小さいころからしている癖を2人で決めました」(夕空ちゃん・以下同)■北村一輝(父・常治役)「お父ちゃんはすっごく面白くて。私はTWICEが好きなので、TWICEのダンスを一緒に踊ったり、お題を出してイケメンボイスで答えてもらったりしました」■富田靖子(母・マツ役)「撮影で少し遅くなった日はパンを買ってきてくれてすごく優しい人でした。お父ちゃんとお母ちゃんと3人でいろいろ話せてとても楽しかったです!」そんな夕空ちゃんの夢は?「レッドカーペットを歩いてみたいって思います。日本のレッドカーペットを歩いてから、外国のレッドカーペットを目指します(笑)」来週の放送では、練習が楽しくて思い出に残ったという「柔道」のシーンが登場するそうなので、お楽しみに。「喜美ちゃんは持ち前の明るさと元気で、いろいろな困難をどんどん乗り越えていく女の子。そういう喜美ちゃんを、ぜひ皆さん、見てください!」
2019年10月06日「10月スタートのNHKドラマ『少年寅次郎』では寅さんの育ての母を見事に演じていますし、12月13日公開の周防監督作品『カツベン』の試写会では主演の成田凌さんやヒロインの黒島結菜さんを凌ぐ高評価でした」(芸能事務所関係者)2016年に所属事務所を移籍した井上真央(32)。移籍直後は地上波の露出がめっきり減ったことから、SNS上では心配の声が多数挙がっていた。だがそこには理由があったという。「地上波の露出を制限していたのはキャスティング側の事情ではなくて、本人の意向が大きかったからです。子役出身の彼女は昔からどんな役でも体当たりでこなしてきたのですが、大人になって芸歴も長くなったことで一度ゆっくりと作品に向き合う必要性を感じたそうです。事務所を移籍したこともきっかけで、移籍先の『アン・ヌフ』所属の先輩俳優・岸辺一徳さんにも今後の方向性を相談していました」(芸能関係者)そんな井上は地上波の露出を絞ったことで“希少性”が増し、逆に役者としての価値が増したようだ。「井上さんは明治大学卒の才女だから飲み込みも早いし、何より性格がいい。過酷な現場でもストレスを表には出さず、いつも笑顔。だから、スタッフからも好感を持たれているんです。女優で朝ドラと大河ドラマの主役をやりきったのは、井上真央さんと宮崎あおいさんしかいませんからね。実は主演映画も決定していて、来年公開予定です。井上さんの意気込みは相当なもののようなので、さらに成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
2019年10月05日吉高由里子と横浜流星のW主演で、ソ・ジソプとハン・ヒョジュによる大ヒット純愛映画『ただ君だけ』を『きみの瞳が問いかけている』として日本でリメイク。盲目の女性とキックボクサーによる最高純度の“純愛”映画に挑む。吉高さんが演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながら、小さな楽しみを糧に明るく健気に懸命に生きようと奮闘する女性・明香里。横浜さんは、かつては将来を有望視されていたキックボクサーだったものの、過去の事件によって心を閉ざし、今は日雇いバイトで食いつなぐ毎日を送る無口な青年・篠崎塁を演じる。ひょんな勘違いから出逢った2人は、次第に惹かれあっていくことに。青年の頑なな心は彼女の天真爛漫な性格によって解きほぐされていき、目の見えない彼女にとって、彼の寡黙ながら実直な声と言葉は、天涯孤独の寂しさを埋めてくれ、安心をもたらしてくれるものだった。やがて一緒に暮らし始めた2人。彼女が新しい仕事を始めようと踏み出す一方で、彼の方は再びキックボクシングの道を目指そうとトレーニングを始めたが、あるとき、自分の過去の事件と彼女の失明した事故の間にある因果を知ってしまう。彼女の目の手術代を稼ぐため、また自身の過去と決着をつけるため、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合のリングに再び立つことを決意する――。チャップリンの名作にインスパイアされた韓国映画をリメイク本作は、釜山国際映画祭のオープニング作品として上映され、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』が原作。「ごめん、愛してる」のソ・ジソプと『ビューティー・インサイド』のハン・ヒョジュが共演した同作のモチーフとなったのは、喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』。盲目の女性に、報われることのない無償の愛を捧げ続ける男の想いと生き様が、世界中の涙を誘い、いまもなお純愛映画の金字塔として名前が上がる不朽の名作だ。吉高由里子は『僕等がいた』以来の恋愛映画そんな物語を日本版として生まれ変わらせるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など話題の恋愛映画を続々手掛ける三木孝浩監督。運命に拒まれ、すれ違うがゆえに想いを募らせていく切ないラブストーリーの世界に観客を誘う。いまや同世代女性を代表するアイコン的存在として圧倒的な人気を誇る吉高さん。朝ドラ「花子とアン」や「東京タラレバ娘」「わたし、定時で帰ります。」などドラマでの活躍で知られるが、意外にも恋愛を主軸としたラブストーリーへの出演は少なく、8年前に出演した『僕等がいた』以来。そのメガホンをとったのが三木監督で、前後篇で42億円を越える大ヒットを記録した黄金タッグが、再び実現した。また、横浜さんといえば、今年「初めて恋をした日に読む話」と「あなたの番です‐反撃編‐」という2本の大ヒットドラマと主演映画3本という活躍ぶりで、2019年上半期ブレイク俳優ランキング1位となった、いま最も旬な俳優。極真空手世界選手権の優勝経験者という異例の肩書を持つ彼にとっては、キックボクサー役という身体能力の高さもこれ以上なく発揮できる役柄に挑む。なお、タイトルは戯曲「ロミオとジュリエット」の中に登場するロミオのセリフ。「彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ」と続く言葉で、主人公・明香里が「ロミオとジュリエット」を好きで、このセリフの点字シールを自分のPCに貼っている。吉高由里子「2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみに」今回、私が演じさせていただく「明香里」という役は、ある事故により視力を失ってしまった女性です。脚本を読ませていただいたとき、目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました。また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さと儚い部分を表現できればと思います。難しい役への挑戦となりますが、今回三木監督とまたご一緒できることがとても心強いです。そして横浜さんと一緒にこの2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみにしながら、撮影を心待ちにしたいと思います。横浜流星「今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造も」台本を読んで、愛についてすごく考えさせられました。孤児な男が1人の女性に出会い、惹かれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現出来たらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事が出来れば良いなと思います。個人的には、今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が身体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ないです。三木監督とはお会いした時にこの役は横浜くんしかいない。という有難いお言葉を頂きました。その言葉を胸に、全力で撮影に臨みたいと思いますし、今回本格的にご一緒することができてうれしいです。吉高さんとご一緒するのは初めてですが、今回ご一緒することができてとても光栄に思います。吉高さん演じる明香里を心の底から愛し、支えられるように全力で篠崎塁として生きたいと思います!三木孝浩監督「吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在」自分にとってターニングポイントとなった作品『僕等がいた』でご一緒した吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在であり、またこうしてタッグを組めることを本当に嬉しく思います! 彼女の溢れる優しさとひたむきさがこの愛の物語に新たな輝きをもたらしてくれると確信しています。そして、今もっとも勢いがあり、ほとばしる熱量を内に秘めた俳優・横浜流星くん。この二人がどう化学反応を起こすのか? 今から本当に楽しみです!!『きみの瞳が問いかけている』は2020年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月01日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の鳴海 唯さんです。「休日はひとりでステーキ食べたりカラオケに(笑)」と話す鳴海さんの素顔に迫りました。女優デビューと朝ドラ出演、2つの夢を叶えて躍進!女優になりたいと思い始めたのは小学生の頃。「映画『のだめカンタービレ』を観たのがきっかけでした。でも恥ずかしくて人に言えず、パン屋になりたいとか嘘をついてきて(笑)。18歳の時にエキストラとして映画の撮影に参加し、ついに秘めていた思いが爆発。その日に役者になる決意をしました」。今夏『なつぞら』(NHK)で主人公・なつの北海道の妹・明美を演じ、朝ドラデビューを果たした。「次の目標はコメディ作品の主役。“画面の中の面白い人になる”という小学生からの夢を叶えたいんです」人生で一番高い買い物をしました!『トーガ プルラ』のブーツです。朝ドラに出演できたご褒美に。コンテンポラリーなデザインに惹かれます。3 年前から集めている『minami』のアクセサリー。合わせやすくて重宝。とんかつ大好き!お気に入りのお店にて。高田馬場『とん太』のヒレカツが大好物。衣が黄金色でサクサクで最高!なるみ・ゆい1998年生まれ。森永乳業「ピノ ストロベリームーン味」のWebCMやドラマ『びしょ濡れ探偵』(テレビ東京)などに出演。インスタグラム(@narumi_05)もチェック!※『anan』2019年10月2日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年09月30日本日9月30日(月)より、連続テレビ小説第101作「スカーレット」がついに放送スタート。この度、第1話の撮影裏の模様や、“スカーレット窯”の誕生秘話が公開された。初回放送のプロローグでは、戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子が、自身の作業場で土と向き合う姿や窯から吹き出す炎と対峙する姿が描かれた。このシーンの撮影を迎えるまで、戸田さんは多忙の合間をぬって陶芸の稽古に取り組み、また制作チームは本作のために番組オリジナルの焼き物窯を造った。冒頭で陶芸に打ち込んでいたのは、物語の先に待つ女性陶芸家として独立した30代の喜美子。戸田さんはクランクインまでに約3か月間陶芸の稽古を行い、土練りの作業にはじまり、ロクロを使い小さなカップや茶碗を作る練習、絵付け、釉薬のかけ方も学び、陶芸に関する多くの工程を習得。作陶指導の担当者は、高い集中力で着実に技術を習得していく戸田さんの姿に感動する毎日だったという。戸田さんは土を練る作業について「力がなかなかついていかなくって…」「陶芸が“男の世界”と言われるのがわかりました」と実際体験してみて、実感した苦労を明かす。また、土練りの中でも粘土を片方の手で押し、もう片方の手でねじりながら回転させていく“菊練り”と呼ばれる技法には特に苦戦したそう。「男性でも菊練りの後には息切れするぐらい力がいるんですよね」と話すと、「元々の私の体重では十分ではなかったので、陶芸家としての説得力を持たせるために、体重を増やしました」と明かしている。また、プロローグにも登場した大きな焼き物窯は、今回のドラマのために制作チームが造り、番組関係者の間で“スカーレット窯”と呼ばれている。ファーストシーンでヒロインが対峙することになる窯とその中で焚かれる1200度の炎。当初は、特殊効果で再現することも考えられたが、リアリティを演出し、ヒロインのキャラクターに深みを持たせるために、本物の窯を造り、そこで火を焚くことを制作陣が決断したのだそう。ドラマの美術チームの総指揮のもと、1月から窯のデザイン案の制作がスタートし、手作り感や素朴さが伝わる形と質感を重要視し、デザインが仕上がるとそこから約2週間で完成。スカーレット窯は今後、中盤以降の重要なモチーフとして再びドラマに登場するという。そして、今回放送された第1話の撮影は、5月にスカーレット窯が造られた滋賀県某所で行われた。夜の撮影に備えて、昼から窯の中に薪をくべ火が焚かれ、陽が落ちた19時ごろ撮影がスタート。窯から炎が噴き出すシーンや、臆することなく喜美子が窯の中に薪をくべるシーンを撮影。窯の中の炎の温度は1200度となっており、本物の窯と炎と向き合った戸田さんは「窯の温度を1200度まで上げるということは聞いていましたが、実際、そこに立ってみると、もう熱すぎて。距離があっても火傷しそうになるくらい」とその熱さを説明。また一方で「窯の中を見つめていると、炎の勇ましさだったり、自分の神経が研ぎ澄まされていくのも感じて」「こんなのCGじゃ絶対に出せない、本物には勝てないなと思いました」とコメント。さらに「“ここから喜美子の世界が広がっていって、作品が飛び立っていくんだな”という未来のことも想像させてくれて、とても感慨深かったです」と窯のすごさを実感したそうだ。連続テレビ小説「スカーレット」は9月30日(月)8時~NHK総合ほかにて放送開始(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年09月30日