「おっと?」深夜にニュースアプリを見ていて、思わず小さく叫んでしまいました。今度は貫地谷しほりさんが結婚したなんて…!おめでたいけど、本当におめでたいけど、芸能人の令和婚ラッシュがすごすぎて頭が追いつきません!!幸せの連鎖って感じがして、うれしいのはもちろんですが。末永くお幸せに!■貫地谷しほりは2019年に結婚する運命!?貫地谷さんの名前を見て、最初に思い出すのは『スウィングガールズ』。恋に一生懸命な女子高生役が印象的で。その後、ヒロインを務めた朝ドラ『ちりとてちん』(NHK)をはじめ、数多くの映画・ドラマに出演していますが、どの作品を観ても一貫して言えるのは「演技力、高っ」ということ。『ちりとてちん』で共演した渡瀬恒彦さんに「女優になるために生まれたような子」「私のライバル」と言わしめたそうですから、まさに「しほり、恐ろしい子」ですね。そんな貫地谷さん、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(フジテレビ系)で共演した親友の北川景子さんが結婚したときは「売れ残り感が出てきました」と自虐発言をしたとか。30歳かそこらで“売れ残り”って「ぅおい!」と言いたくなりますが、実際、その頃はあまり結婚に縁がなかったのかもしれません。なぜなら彼女は33歳の今、結婚する運命だったから。というのも、女性誌で“当たる”と話題の0学会本部が監修した占いサイト『開祖0学占術』によると、2019年は貫地谷さんにとって「決定期」なんです。「決定期」とは“これまで抱えていた迷いや悩みから解放され、人生の進行方向が定まることになる1年間”のこと。何らかの決断を迫られ、次のステップに進む時期ですね。『開祖0学占術』で2019年の「結婚の予兆」を占ったところ、「お付き合いをしている人がいる場合、結婚の話が持ち上がる」との結果が出ていました。■貫地谷しほりの夫=運命の人!せっかくなので、貫地谷さんの「結婚傾向」や「運命の異性像」も占ってみました。◎結婚傾向「精神的にも経済的にも安定できるものを目指すことでしょう。そのためにはいいかげんな生き方をしている人は選ばないようです」「自分の一生をささげても悔いはないというパートナーと、添い遂げるための結婚をするはず」◎運命の異性像「幸福を与えてくれて、きちんと話を聞いてくれる穏やかな人こそが貫地谷しほりさんの運命の相手」「なかなか素直になれないあなたの気持ちを敏感に感じとってくれる相手」お相手は一般人なので、はっきりどんな方かまではわからないけど、所属事務所を通じて発表した直筆コメントには以下のような記載が。「どんな時でも私の味方でいてくれる、そんな安心感を与えてくれる人」「素朴で優しく、どんな時も冷静に判断ができる」「彼と自然な時間を重ねていく中で、これからの人生に対して更なる夢を持てるように」これ、ほとんどドンピシャと言ってもいいのではないでしょうか。彼女は、世間の人に軽く心配されるレベルの占い好きとのこと。もしかしたら占いをして、自分が結婚すべき相手や結婚に適した時期を知っていたのかも?なんて思ってしまいます。運命の人と結ばれ、これまで以上に輝きを増すであろう貫地谷さん。演技にもますます磨きがかかりそうですね。■あなたの結婚も占えるちなみに。ちょっとびっくりすることに、6月に結婚した蒼井優さんも2019年が「決定期」でした。やっぱり、決めるべきときにビシッと決めると幸せになれるよう。ここはみなさんも、自分が“そういう運気”の時期を狙って行動したほうがいいかもしれませんよ。きっと“そうじゃない運気”のときにジタバタするよりも、すんなり運命の人に出会えたり、幸せな結婚ができたりする可能性が高いので。今回用いた「0学占術」とは、運命の流れを読み解き、人生の転機をズバッと的中させる日本発祥の運命分析学。過去には山口もえさんの再婚の時期、澤穂希さんや菅野美穂さんの結婚の時期を的中させたことでも話題になりました。そんなにも的中率が高いなら、占いを試さないと損!?みなさんも、気軽に始められる占いサイト『開祖0学占術』でご自身の運気の流れや運命の人などをチェックしてみてはいかがでしょう。気になる彼の生年月日がわかるなら、2人の相性も占えます。監修者古今東西の占いの集大成「0学占術」を継承する正式本部0学会本部その生涯にわたって運命及び生命に関する膨大な研究論文を書き残した0学開祖御射山宇彦(みさやま うひこ)師により確立された運命分析学である0学を正式継承する学会。
2019年09月25日女優の広瀬すずが20日、都内で行われたソフトバンクのスマートフォン「iPhone 11 Pro」「iPhone 11」発売セレモニーに出席した。最新のiPhoneを手にした広瀬は、気になるポイントを尋ねられると「(手にしている)パープルもそうですけど、6色くらいあるのでカラフルで、持っているだけでオシャレなので、そこが今までのiPhoneとは違うなって印象ですね」と声を弾ませ、「あとはバッテリーの持ちがいいと聞いたんですけど、私は動画を見たりするので、そういう部分は気持ち良く、何も気にせず見られるなというのが大きいですね」とニッコリ。そんな同iPhoneの新CMでは、広瀬がハシゴを登って月へ行く姿が描かれているが、撮影でもハシゴに登ったそうで「けっこう高くて"はあ、これを登るんだ…"って(笑)。けっこう長いハシゴをずっと登っていました」と打ち明け、「インナーマッスルを使う撮影でした。(CM自体は)しっとりしたものになっているんですけど、意外と私だけひんやり汗をかきながらって感じでした」と苦労を明かした。また、同CMでパジャマ姿を披露している広瀬だが、とある作品でパジャマ姿で撮影するシーンが多かったことがきっかけで、プライベートでもパジャマにハマったそうで「小学校のときは毎日着ていたのに、なんで着なくなったんだろうと思って、ちょうどその機会に着たら“これだ!”みたいな(笑)。睡眠の質も上がるような気がして、パジャマを着て寝ることが増えました」と打ち明け、どんなタイプのパジャマが好きか追求されると「パジャマといえば正直なんでもいいですけど(笑)、やっぱり柔らかい生地のもののほうがいいなと思います」と笑顔を見せた。スマホにどんな機能があったらいいなと思うかとの問いに、広瀬は「やっぱり私は動画をすごい見たりするので、充電がずっと持てばいいなって(笑)」といい、「動画を見たり、バッテリーが減るものって寝る前だったり、家にいるときにしようかなって考えたりしちゃうんですけど、(電池残量を)気にしなくていいのが1番嬉しいですかね」とコメント。また、プライベートでもApple Watchを使用し、1日に何歩歩いたか確認するそうで、普段は何歩くらい歩いているのか聞かれると「ちょっと前の休みの日に登山をしたんですけど、何歩か忘れちゃったんですけど、見たことのない数字を見て、スクリーンショットをしてお母さんに送りました。『ヤバくないっですか!』って敬語で送りました(笑)」とエピソードを明かした。さらに、現在放送中の朝ドラ『なつぞら』の撮影を終えた広瀬は、もしどこかに出かけるなら、どこに誰と行きたいか質問されると「朝ドラ中は人と外に出ることは多くなかったので、改めてキャストの皆さんと、景色が見えるところで集まって、ご飯したいなって思います」と目を輝かせ、「"朝ドラは家族になる"って入る前から聞いていて、確かに未だに終わってからも皆さんと連絡を取ったりして、ご飯に行ったりすることが多いので、いつもとは違う場所で景色を見ながら、鍋とか囲みたいなって思いますね。憧れというか理想で勝手に思っているだけですけど(笑)」と願望を吐露した。
2019年09月20日広瀬すずがコメディに初挑戦し、堤真一、吉沢亮と共演する最新映画『一度死んでみた』が2020年3月20日(金)に公開決定。朝ドラ「なつぞら」のヒロインから一転、広瀬さんが髪を半分ピンクに染め、デスメタル女子となった特報映像と第1弾ポスターがお披露目された。本作は、ソフトバンク「白戸家」シリーズなどを手掛けるCMプランナー/クリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光が脚本、au「三太郎」シリーズなどを手掛けるCMディレクターの浜崎慎治が映画初監督という、CM界の気鋭クリエイターがタッグを組んだオリジナルコメディ。この度解禁された本作の特報と第1弾ポスターでは、広瀬さん演じる、売れないデスメタルバンドのボーカル・七瀬のビジュアルも初公開。髪を半分ピンクに染め全身デスメタルの衣装に身を包み、「なつぞら」で演じた真っすぐなヒロインとは180度違う、新たな魅力を開花させている。映像では、人差し指を上に突き出したデスポーズを繰り出し、キレのあるハイキックも披露するなど、そのハジけたコメディエンヌぶりが明らかに。七瀬の父・計を演じる堤さんも、ペッタリした七三分け、とぼけた表情で“クソオヤジ“ぶりを披露。そして計の部下・松岡を演じる吉沢さんは、端正な顔だちが隠れそうなほどの長い前髪とメガネ姿で、かつてなく“存在感がなさすぎる”キャラに!豪華キャスト3人の、ひと癖もふた癖もある個性的なキャラクターが伺える映像となっている。また、第1弾ポスタービジュアルでは、「生き返れ!クソオヤジ!!」とのキャッチコピーとともに、背後から吉沢さんにつかみかかる広瀬さんと、完全に困り顔の吉沢さん、そんな2人の後ろで怪しげな笑みを浮かべ幽霊のごとく佇む堤さん…と、三者三様、これから巻き起こる大騒動を予感させる仕上がりに。その裏ビジュアルでは、鋭い視線でデスポーズを決める広瀬さんの激変ぶりも目の当たりにできる。『一度死んでみた』は2020年3月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一度死んでみた 2020年3月20日より全国にて公開©2020 松竹 フジテレビジョン
2019年09月20日女優の広瀬すずが主演を務める映画『一度死んでみた』(2020年3月20日公開)の特報と第1弾ポスターが20日、公開された。同作は、ソフトバンク「ホワイト家族」シリーズなどを手がけ数々の賞を受賞、映画『ジャッジ!』で脚本も務めた澤本のオリジナル作。大学4年生の野畑七瀬(広瀬)は、製薬会社の社長である父親の計(堤)と二人暮らしだが、ある日「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲み、会社乗っ取り計画の犯人を炙り出そうとする計が七瀬の前におばけとなって現れる。七瀬は計、そして計の会社の社員で、”ゴースト”と呼ばれている存在感の薄い松岡(吉沢)とともに事態の解決に乗り出し、思いもよらぬ展開になってしまう。広瀬演じるヒロイン・七瀬は髪を半分ピンクに染め全身デスメタルの衣装に身を包み、NHK連続テレビ小説『なつぞら』で演じたまっすぐでピュアなヒロインとは180度違う、インパクト大な姿に。特報では、広瀬が「今死んだらぶっ殺すわよ!」と叫び、人差し指を上に突き出したデスポーズやキレのあるハイキックも披露するなど、はじけた演技が満載。七瀬の父・計を演じる堤も、ペッタリした七三分けととぼけた表情で変人度たっぷり の“クソオヤジ“ぶりを披露し、吉沢も端正な顔が隠れそうなほどの長い前髪とメガネ姿で、かつてなく存在感がなさすぎるキャラとなった。第1弾ポスタービジュアルでは、「生き返れ! クソオヤジ!!」とのキャッチコピーとともに、背後から吉沢につかみかかりながら前に乗り出す広瀬、困り顔の吉沢、そんな2人の後ろで怪しげな笑みを浮かべ幽霊のごとく佇む堤と、これから巻き起こる大騒動を予感させる仕上がりとなっている。また、広瀬が睨むような目線でデスポーズを 決めているチラシ裏ビジュアルも公開された。
2019年09月20日連続テレビ小説のヒロインのバトンタッチセレモニーが本日9月17日(火)NHK大阪放送局にて行われ、「なつぞら」の広瀬すず、「スカーレット」の戸田恵梨香が顔を合わせた。NHK連続テレビ小説は、戦後、北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台にした大森寿美男によるオリジナル作品で第100作目となる「なつぞら」が現在放送中。今月末からは、第101作目「スカーレット」が放送開始。水橋文美江が脚本を手掛ける、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語が描かれる。そんな2作品でそれぞれヒロインを務める広瀬さんと戸田さんが、今回セレモニーに参加。まず、長い撮影を終えた広瀬さんへ戸田さんが「お疲れ様でした。私は撮影が始まって半年くらい経ったところで、広瀬さん、ヒロインとして本当に大変だっただろうなということが想像できました。本当に長い間お疲れ様でした、ゆっくり休んでください」とねぎらいの言葉をかける。一方、広瀬さんは「長い撮影期間の中で、私でもわりと大丈夫だったので、戸田さんもきっと大丈夫と思う部分もあるんですが、前回のバトンタッチで安藤サクラさんから『ヒロインにしか分からない気持ちがある』と言われて、それは私も痛感したので」と明かし、続けて「戸田さんにも吐き出せる場所があったらいいなと。私は共演者の方々が一番だったので、みなさんが支えてくださると思います。ずっと演じるって難しいことだと思うので、ぜひ頑張ってください。オンエアを楽しみにしています」と激励した。またこの日は、それぞれの作品にちなんだ品をプレゼントする場面も。広瀬さんからは、アニメ製作・指導を担当している刈谷仁美が手掛けた「スカーレット」喜美子の陶芸に打ち込む姿を描いたオリジナル人物画を。そして、戸田さんからは役作りで陶芸稽古も行った戸田さんが手作りした信楽焼きのマグカップが贈られた。ドラマにも登場する愛らしいタヌキもあしらわれた人物画を受け取った戸田さんは「本当にうれしいです。あたたかな『なつぞら』の世界に喜美子が入れたと思うと、感極まります。ありがとうございます」と喜び、一息ついてもらい、疲れを癒やしてほしいという思いが込められているというマグカップを受け取った広瀬さんも「すごくうれしいです。撮影がある中でお忙しいのに。大切にします」とコメントした。連続テレビ小説「なつぞら」は9月28日(土)まで放送中。連続テレビ小説「スカーレット」は9月30日(月)8時~総合ほかにて放送開始(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年09月17日9月20日公開の映画『アイネクライネナハトムジーク』の学生お悩み相談イベントが11日、東京・西新宿の東放学園映画専門学校で行われ、三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬が出席した。人気作家・伊坂幸太郎の恋愛小説集で、51万部を売り上げたベストセラー『アイネクライネナ ハトムジーク』を実写映画化した本作。三浦春馬と多部未華子の恋を軸に、不器用ながらも愛すべき人々の思いがけないめぐり合いの連鎖を10年にわたって描く。この日は、エンタメ業界を志す東放学園映画専門学校の学生を前に、役者として輝く人生の先輩、三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬が学生の質問に答えるというイベントを開催。三浦が「誠意を込めて僕たちが答えようと思っています」と約束しながら、「全力で聞いて回答してくれるかな?」と他の2人に問うと、矢本が「全力で回答します!」と力を込めた。多部は「そうですね」と冷静に返答しつつ、「10年前の悩みは?」という質問に「朝ドラの時は何に悩んでいたんだろう。一人暮らしを始めようとか就活どうしようとかどんな恋愛をしようとか、普通の女の子が悩んでいた悩みを抱えてました。それ以外はボーっとしてましたね」と丁寧に回答し、「芸能の仕事で大切にしていることは?」という問いにも「自分を見失わないことですかね。やりたいこと、やりたくないこと、興味が湧いてワクワクすること。全部自分次第なので、自分自身を見失わないことが一番大事だと思います」とはっきりとした口調で答えた。三浦は、多部とは今回で3度目の共演。「いつも凛としているんですよ」と変わらぬ多部の姿勢を称賛しつつ、「この映画で教わったことがあるんです。(多部との)シーンで最後に思いを告げるんですが、特別なシーンだし気持ちをたくさん作って演じたいと思ったんですけど、今泉力哉監督から『多部さんの表情を使ってください』と言われました。自分の気持ちだけにフォーカスを当ててしまって、相手の表情や息遣いに意識が行ってなかったみたいなんです」と多部との最後のシーンに反省の弁も。続けて「それから後の仕事も、監督の言葉を忘れないように大切にしていきたいと思いました。初心に戻してくれましたね」と話していた。映画『アイネクライネナハトムジーク』は、9月20日より全国公開。
2019年09月12日今月末より放送スタートとなる連続テレビ小説「スカーレット」。この度、ヒロインを演じる戸田恵梨香のビジュアルとポスタービジュアルが到着。公式サイトも開設された。101作目となる2019年後期連続テレビ小説は、「ホタルノヒカリ」などの水橋文美江が脚本を手掛ける、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語。戸田さん演じる川原喜美子(15歳)の登場は第2週の後半からとなっているが、初回放送の冒頭で、陶芸家・川原喜美子(30代前半)が登場するという。女性陶芸家役を演じるにあたり、撮影開始まで約3か月におよぶ本格的な陶芸稽古に励んできた戸田さん。初回の作陶は吹き替えなし、戸田さん自身によって行われている。作陶に励む戸田さんのビジュアルと同時にポスタービジュアルも公開。「スカーレットの本質をシンプルに、クリアに見せること」にこだわったという戸田さんのみが写るメインポスター。そして、戸田さんを中心に彼女をとりまく登場人物たちが写し出されたキャストポスターも完成した。連続テレビ小説「スカーレット」は9月30日(月)8時~NHK総合ほかにて放送(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年09月05日広瀬すず(21)がヒロインをつとめたNHK朝ドラ『なつぞら』。その打ち上げが8月27日、都内のホテルで行われた。開場時間の17時30分に姿を見せた広瀬は、全身黒のドレスで決めたシックないでたち。集まったスタッフらと笑顔で挨拶を交わしていた――。朝ドラといえば、これまで多くのヒロインたちがその重圧と闘ってきた。常に高視聴率であることを求められる精神的なプレッシャー、そして撮影が半年間に及び体力的にもハードなことで知られている。今回も例外ではなかった。「ラストシーンの撮影は7月初旬に行われる予定でしたが、ことごとく天候に恵まれず断念。ディレクターに雨男と呼ばれる人がいて『このまま撮影できなかったら……』と不安の声も上がっていました。結局、スケジュールが決まったのは8月中旬。そのシーンだけのために北海道へと渡り、なんとか事なきを得たんです。またクランクアップの日にはNHK放送センターが停電になり、2時間近くも撮影がストップ。撮影が終わったのは日付が変わってからでした。座長の広瀬さんも気が気ではなかったでしょうね」(NHK関係者)今作は歴代ヒロインたちが多数出演していたが、そうした豪華共演陣も姿を見せ始めた。『ひまわり』(96年度前期)の松嶋菜々子(45)に『純ちゃんの応援歌』(88年度後期)の山口智子(54)、『どんど晴れ』(07年度前期)の比嘉愛未(33)などの顔ぶれがズラリ。だがいっぽう、広瀬の父親役をつとめた内村光良(55)の姿は最後まで見られなかった。「内村さんは仕事のため、残念ながら欠席でした。ただ、代わりにサプライズのビデオメッセージを寄せてくれたんです。『翌日にお笑いライブがあって。そのゲネプロ真っ最中なので、打ち上げに参加できませんでした』と挨拶。続けて『打ち上げ、朝まで続けてよ!』と開会宣言すると、会場は一気に沸きました。内村さんは1次会の最後にもVTR出演。娘役の広瀬さんに『長い間、本当にお疲れ様でした』とねぎらうと、会場はしんみりムードに。父からの言葉に、広瀬さんは感極まっているようでした」(前出・NHK関係者)『なつぞら』といえば、内村の「なつよ、」というナレーションが有名だった。打ち上げで最後に届いた父からの言葉に、広瀬も感無量だっただろう。20時半ごろに会場から出演者たちが出てくると、そのまま近くのホテルで行われた2次会へと移った。「2次会では激辛シュークリームを当てる“ロシアンシュークリーム”や、『なつぞら』をお題とした“お絵描き対決”などのゲームが行われました。終盤になると、再び広瀬さんが登壇。彼女の指名で夫役の中川大志さん(21)や育ての母役の松嶋さんも壇上に上がると、会場が拍手に包まれていました」(前出・NHK関係者)そんな熱気に満ちた2次会も23時すぎに終了。だが内村の「朝まで続けて!」というメッセージどおり、宴はまだまだ終わらない。一行は3次会会場であるカラオケ店へ。「深夜にもかかわらず広瀬さんや山口さん、松嶋さんも顔を出していました。それだけ、ドラマに対する思い入れが強かったということでしょうね。カラオケでは、広瀬さんが『欅坂46』の曲を熱唱していました。驚いたのは、山口さんが歌に合わせてノリノリで踊っていたことです。ドラマのなかでもダンスを披露していた山口さんですが、キレのある踊りは健在!会場は最後まで活気にあふれていました」(前出・NHK関係者)ドラマでは、なつの兄の育ての親として関係の深い役柄を演じていた山口。彼女の“応援ダンス”を受けながら、広瀬たちの熱唱は続いた。夜も深まり続々と共演者たち帰宅するなか、広瀬は名残り惜しかったのだろうか。結局、午前3時過ぎまで会場に残っていた。
2019年09月04日福山雅治が企画・プロデュース・主題歌を手掛け、バカリズムが脚本を担当する“日テレの朝ドラ”「生田家の朝」が、10月から再びスタートすることが分かった。昨年12月に放送された「生田家の朝」。お茶の間とテレビの中がまるで合わせ鏡のように、同じ時間軸で進むドラマで、毎朝「ZIP!」内で約7分間という短い時間の中、“どの家族にでも起こりうるような朝の風景”を描いた。そんな生田家が、前回から何も変わらずに再び帰ってくる!ごくごく普通のサラリーマン・生田浩介役をユースケ・サンタマリア、サバサバ母さん早苗役を尾野真千子、中二の娘・美菜と小二の息子・悟役を関谷瑠紀と鳥越壮真が引き続き続投。そして再びバカリズムさんが手掛ける脚本も、「何も起きない朝をドラマにする」という方向性は変わらず、どんな家庭にも起こりうる出来事やモノを題材にしていく。また、放送の前日夜となる30日(月)24時19分からは、福山雅治×バカリズムの“朝ドラマ制作プロジェクト”を追う不定期特番「ご参考までに。5」が放送される。<出演者コメント>ユースケ・サンタマリア(生田浩介役)第2弾が決まったことで、「あ、前回は評判よかったんだ」と知りました(笑)前回もなかなか楽しい生田家でしたけど、今回はさらにパワーアップして、もっともっと楽しい生田家になります。ぜひともご覧ください。尾野真千子(生田早苗役)毎朝、視聴者の皆さんが朝一番に楽しい気持ちになってくださるように、現場も楽しんで撮影ができたらいいなと思っています!関谷瑠紀(生田美菜役)ドラマが面白すぎて、演技をしている途中に思わず笑ってしまうことがあるんです。だから撮影はすごく大変です(笑)鳥越壮真(生田悟役)撮影を頑張っていきたいと思います!よろしくお願いします!「生田家の朝」は10月1日(火)スタート。月曜~金曜毎7時50分頃~日本テレビ系「ZIP!」内にて放送、全20話(予定)。(cinemacafe.net)
2019年09月03日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の9月1日(日)の放送回に、映画『引っ越し大名!』に主演する星野源と共演の高畑充希をはじめ、落語家の立川志らく、女優のソニンらがゲスト出演する。今回はMCを東野幸治と市來玲奈アナウンサーが担当。小峠英二、後藤輝基、渡部建、磯野貴理子らお馴染みのパネラー陣も出演し「私が癒される瞬間」をテーマにお届け。2015年から4年連続「紅白」出場を果たし、東京ドーム2DAYS公演も実現させるなどトップアーティストとしての一面のほか、『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』『聖☆おにいさん』といった映画から「コウノドリ」「逃げるは恥だが役に立つ」、大河ドラマ「真田丸」などのドラマまで俳優としても大活躍の星野さん。星野さんは今回、憧れの所ジョージと初対面。所さんの秘密基地・世田谷ベースでもらったエアガンにテンションが上がりまくる星野さんは必見。また所さんに救われたという大ヒットアルバム制作の苦悩も告白する。ミュージカル「ピーターパン」や舞台「奇跡の人」「美男ですね」などに主演。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『DESTINY 鎌倉ものがたり』『町田くんの世界』などの映画から、ヒロイン役を務めた朝ドラ「とと姉ちゃん」や「過保護のカホコ」「忘却のサチコ」といったドラマまでこちらも幅広い作品で人気を誇る高畑さん。そんな高畑さんが「癒される」という絶品ラム肉とは!?また辛口ぶりが話題の立川さんも癒される謎の楽器を紹介してくれるほか、歌手活動から現在では舞台を中心に女優として活躍、「ボイス 110緊急指令室」でみせた恐怖のママぶりも話題となったソニンさんは幻のスイカに大興奮。芸能人たちの「癒される」モノが続々登場する。今回のゲスト、星野さんが主演を務め、高畑さんも出演する映画『引っ越し大名!』は現在絶賛公開中。「引っ越し大名」と呼ばれた実在の大名・松平直矩のエピソードを基に、星野さんが“引っ越し担当”を命じられる侍・姫路藩書庫番の片桐春之介を、その前任者の娘、於蘭(おらん)を高畑さんがそれぞれ演じる。またソニンさん出演のミュージカル「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」は9月25日(水)からTBS赤坂ACTシアターで上演、その後10月25日(金)からは梅田芸術劇場メインホールでも公演。柚希礼音が主演して19世紀半ばのアメリカ・ローウェルで自由を夢見る女性たちの姿を描く。「行列のできる法律相談所」は9月1日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月01日“おしん”役として10歳で飛び込んだ「朝ドラ」の現場は過酷だった。厳冬の山形の最上川でいかだに乗るシーン。胸まで積雪がある雪道を山の上まで登るシーン。命がけの現場でプロ意識をたたきこまれた。小林綾子のけなげな演技は感動を呼び、最高視聴率62.9%。海外でもイランで視聴率90%を記録するなど大ブームに。その後、留学や離婚を経て役者を続け、今年、100作目の『なつぞら』で朝ドラに戻ってきた――。「『なつぞら』の収録で、初めて山田家のセットに入った瞬間、開拓移民で貧しい生活なんですが、あれ、この場所、どこかで見たことあると思ったんです。囲炉裏があって、むしろが敷いてあって、土間があって……『あ、おしんの家だ!』って。雰囲気が似ていたんですね。また朝ドラの現場に帰ってきたんだなぁと、ひとり、懐かしさに浸っていました」女優の小林綾子さん(47)は、現在、放送中のNHKの連続テレビ小説『なつぞら』に出演中。広瀬すず演じるヒロイン・なつの初恋の相手である天陽(吉沢亮)の母親・山田タミ役を演じている。節目となる朝ドラの100作目で、かつてのヒロインたちが出演していることも話題だが、10歳にして『おしん』で主演をつとめた小林さんにとっては、36年ぶりの朝ドラ復帰作となった。くしくも現在、NHK BSプレミアムでは毎朝、『おしん』と『なつぞら』が続けて放送されている。「再放送で初めて『おしん』を見たという方からも、『おしんちゃん、どうなるの』といった感想をたくさんいただいています」『おしん』人気再来を裏付けるように、再放送にして総集編も何度も放送されているのに加え、8月13日には『アナザーストーリーズ』(NHK BSプレミアム)でおしん特集が組まれたばかりだ。『おしん』は、’83年に放送された朝ドラ31作目。橋田壽賀子さん(94)のオリジナル脚本で、ヒロインは明治、大正、昭和を幾多の困難を乗り越えながら生き抜いた山形の貧しい小作農の娘・谷村しん。小林綾子、田中裕子、乙羽信子の3人がリレー形式でヒロインを演じ、少女時代が小林さんだった。平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%は、いまだ破られていないドラマ史上最高視聴率の金字塔だ。「おしんドローム」なる流行語を生み出した番組は国内で社会現象となっただけでなく、世界73の国と地域で放送され、イランでは最高視聴率90%を超えた。「いつか、朝ドラで母親役を演じてみたい」映像作品や舞台で活躍しながら、40歳を超えたころから、そう語っていた小林さん。「いつか朝ドラの現場に帰りたいという思いは、正直、ずっとありました。私自身、ファンで見続けてもいましたから。きっと、そう願う女優さんは多いと思います。でも、私の場合、たしかに、おしんのイメージが強いですから、使う側も使いにくいだろうなとも思っていたり。ですから、昨年2月に『なつぞら』のオファーをいただいたときは、ああ、やっと朝ドラに帰れるんだ、という思いでした」36年ぶりの朝ドラの現場。出演者の出番が書き込まれた香盤表を見たときには、当時の記憶がよみがえった。「『おしん』では、私は出ずっぱりで、常に自分のところに◯印が付いていました。収録が終わったとき、母が『最初からこんな大変とわかっていたら、お受けしなかったかもしれない』とポロっと言ったのを思い出したり。『なつぞら』では、すずちゃんがその立場。身をもって体験した私としてはやっぱり心配で、『体調、大丈夫?』と聞くと、笑顔で『なんだか私、平気みたいです』って。若さっていいですよね」『おしん』のときとは逆に、若手俳優らを気遣う自分がいる。迷いもあったが、役者を続けてきて、かつての子役がいま、母親を演じるようになっていた。「つくづく、時間がたったんだなぁと思いますね。実生活では母親ではありませんから、その意味でも、芝居の中で子供ができるというのはうれしくて。まして、あんな美しい息子なんて(笑)」小林さんは、子役のとき以来、ずっと大切にしていることがある。「母に、子役時代からずっと言われ続けたのは、『初心を忘れちゃダメよ』ということ。初心とは、私と母にとっては『おしん』での体験です。あの大変な現場を乗り越えて、これから何が起きても、ちょっとやそっとのことじゃ負けないという自信も持てました。今後も、その初心を忘れず、見た人が元気になったり、笑顔になったりするような、心に残る作品に出ていけたらと思います」
2019年08月31日「8月で28歳になり、デビューして8年目。ようやくいろいろなことがわかってきた時期で、だからこそ大事な時期でもあるのかなあと感じています」趣味のキックボクシングで鍛えたたくましい体に、うっすらと茶色の瞳。「こういう撮影は久しぶり」とはにかんだ笑顔が実に初々しい工藤阿須加(28)。現在、NHK朝ドラ『なつぞら』でヒロインの幼なじみ・佐々岡信哉を演じるほか、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の水曜メインパーソナリティーを担当している。「毎朝、起きるとすぐに、“今日1日、絶対、最高の日にしよう!”と声に出して言い、自分に気合を入れます。3年くらい前から始めたのですが、物事の捉え方が以前よりも柔軟になったような気がします」どこまでもさわやかで、真っすぐ。そんな彼の夢とは?「お父さん役を演じてみたいという目標はありますが、夢というのはとくにないんです。ただ、僕の周りの人がみんな幸せでいてくれればそれでいい。僕自身も彼らを見てエネルギーをもらえますから」なつの幸せをいちばんに考えるノブさんに負けず劣らずの優しさに、終始癒された撮影だった。
2019年08月24日恒例となった美輪明宏の秋のコンサート。今年は『美輪明宏の世界~愛の話とシャンソンと~』と題して開催される。シャンソンの名曲の数々に、そしておしゃべりに、何を込めるのか。美輪の思いをたっぷり聞いた。【チケット情報はこちら】「私のコンサートに来られたお客様は、よく、“映画を何本も観たような気持ちになる”とおっしゃいます。なかでもシャンソンは、いろんな人生のドラマが歌われていますから、そこから生きることを楽しむ方法を学べたりもするんです。たとえば恋愛に関しても、尽くして尽くして裏切られるという歌が多いのですが、そんな歌を聴けば、失恋してつらい思いをしてらっしゃる方も、きっと歌のヒロインのようにいい女になったつもりで生きていけるでしょうし(笑)、お仲間がいるとホッとして、ひとりでひがんだり妬んだり嫉んだりしなくてすむと思うんです」。そんなふうにシャンソンが描く世界は私たちの人生に励ましや安らぎを与えるのだと、詞の魅力を語る美輪。さらには、そのドラマチックで詩的な詞を乗せるメロディの美しさも格別だと言う。「デジタル化が進んだ今の人工的な音と違って、メロディに色彩があるんです。歌い手たちも豊潤な声で歌っていました。そういった美しい叙情にぜひ触れてほしいんです」。そこには、「芸術こそが今の荒れた世の中を落ち着かせてくれると思うんです」という美輪の強い信念がある。かつてシャンソン歌手として「銀巴里」で歌っていた頃には、文化人が集い芸術を語り合う時間があった。「フランス映画やドイツ映画も人気で、日本映画も小津安二郎監督や成瀬巳喜男監督の叙情的な素敵な作品がたくさんありました。もしかしたら今の若い方には、却ってレトロなものが新しく感じられるかもしれませんし、スマホやゲームから離れてそうした芸術に触れることで豊かな情操が育まれると思います。ですから、シャンソンもそんな芸術のひとつとして復活させたいと思い、今回のコンサートはオールシャンソンでいくことにしたんです」。朝ドラ『花子とアン』や紅白歌合戦で話題になった美輪の訳詞による『愛の讃歌』も歌われる。『バラ色の人生』『枯葉』といった珠玉の名曲は原曲のままフランス語で。曲の合間の語りには、歌にまつわる話はもちろん、少しでも幸せな世の中になるようにという美輪の愛があふれることだろう。美輪明宏が届けてくれるものは、やはり特別である。公演は9月7日 (土)から東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケット好評発売中。取材・文:大内弓子
2019年08月09日いま若手といわれる女優のなかで、活躍に期待が寄せられる1人に清原果耶(17)がいる。彼女を表現する代表的なワードは“透明感”。NHK連続テレビ小説『なつぞら』ではヒロインなつ(広瀬すず)の妹・千遥役として登場。事前のキャスト発表がなく、衝撃的な登場となったのは記憶に新しい。「オンエアを見た人から『びっくりした。果耶ちゃんだったんだね』というコメントをもらったりしました」(清原・以下同)そして放送中の『螢草菜々の剣』(NHK-BSプレミアム・毎週金曜20時~)では時代劇初主演を務める。武士の娘で、奉公先で献身的に勤める女中・菜々役だ。「菜々も私も目標に向かって少しずつでも前へ進もうとする部分が似ているかもしれません。姫か武士かと聞かれたら私は武士タイプかなと思います。全力を尽くして、嘘のない芝居をしたいという思いは強くあるので、そういう真っすぐな部分に通じるものがありました」デビューは13歳で出演した“朝ドラ”(『あさが来た』)。初々しい存在感で覚えている人も多いだろう。「あれから4年。あっという間でした。楽しいという感覚を失わずにずっとここまできているので、引き続き楽しみながら新しいことに挑戦して、いろんな景色が見られたらいいなと思います」『螢草菜々の剣』のエンディングでは歌声も披露している彼女。「歌うことは好きなので、また機会があれば挑戦したいです」目まぐるしく成長していく姿はまぶしいほど透き通っていた。
2019年08月04日「朝ドラ後も絶好調です。今クールも『向いのバズる家族』(日テレ系)に出演するなど、今や事務所の看板を背負っている若手女優ですよ」(テレビ局関係者)平均視聴率21.4%を叩き出し、平成最後の朝ドラとして大ヒットした『まんぷく』。安藤サクラ(33)の娘役を演じ、「あの子は誰!?」と注目を集めたのが小川紗良(23)だ。業界関係者の間でも「次世代女優のトップランナー」との呼び声も高い小川。宮崎あおいの移籍問題で揺れた芸能事務所『ヒラタオフィス』の秘蔵っ子だという。「ヒラタオフィスといえば去年に宮崎あおいさん、多部未華子さん、松岡茉優さんらトップクラスの女優が一斉離脱したことでも話題になりました。そうしたなかで“ポスト宮崎あおい”として事務所を支えているのが、22歳の若き小川なのです」(芸能事務所関係者)小川紗良は早稲田大学出身の才女で、映画監督と女優を両輪で目指している“二刀流”の若手実力派。2018年の主演映画『聖なるもの』はプチョン国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞し、国内外からも高い評価を受けている。「小川は早稲田大学時代、教授を務めていた是枝裕和監督のところで監督のイロハを学んでいました。彼女が監督した『最期の星』はぴあフィルムフェスティバルにも入選した評価作で、『インディーズ映画の若き女王』なんて呼ばれているんです。もちろん本人は監督も続けたいようですが、今は女優としていろんな演出家や監督から学んでいくつもりです。その経験を将来的に監督業にも活かすつもりと言ってました。事務所も『ポスト宮崎は小川に!』と期待をかけているそうです」(映画関係者)
2019年07月10日7月7日は七夕だ。さらに今年は乳酸菌飲料「カルピス」が日本で発売されて100年目を迎えた日でもある。CMに起用された永野芽郁(19)は、3日に「#気づけばもう七夕」とハッシュタグをつけてインスタグラムを更新した。同日に開催された「カルピス(R)100th 七夕に会おう展プレス内覧会」に浴衣で出席した様子を投稿した永野。その浴衣姿に《浴衣すごい似合ってる!!》《浴衣姿めっちゃ可愛いです!》《爽やかで素敵》と絶賛の声が続々。そのいっぽうで、こんな声もあがった。《半分、青い。の季節や》《七夕といえば、鈴愛と律ですね》《7月7日は、鈴愛と律の誕生日ですね》というのも七夕は、永野が昨年出演したNHK朝ドラ「半分、青い。」の登場人物「楡野鈴愛(にれの すずめ)」と「萩尾律(はぎお りつ)」の誕生日でもあるのだ。永野は主人公である鈴愛、佐藤健(30)が幼なじみの相手役の律をそれぞれ演じた。鈴愛は片耳の失聴や離婚など波乱万丈な人生を経験。紆余曲折を経て、鈴愛と律が40歳になった七夕の日に結ばれるストーリーだ。そんな永野に《めいちゃんにとって七夕は大切な日だね》《七夕は芽郁ちゃんにとって縁のある日だものね》という声がよせられた。ほかにも《一年前に半分青い見て、感動していた自分がとても懐かしいです》《鈴愛と律と七夕じゃないけど、年1回でもいいから会いたい。また、SPやってほしい》と“再ロス”の声もあがった。
2019年07月07日現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で注目の福地桃子さん。オーディションの舞台裏や役作りについて話してくれました。連続テレビ小説『なつぞら』で注目の的に!「5人きょうだいの末っ子として育ち、私はいつも姉や兄から刺激を受ける存在で、自分から何かを発信することがあまりなかったんです。そんな自分を変えたくて、きっかけを探していました。そんな時、女優さんだったら人の言葉を借りて、自分を表現できるようになるんじゃないかと思ったんです」こうして女優の道を歩み始めた福地桃子さん。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』では、ヒロインと姉妹のように育つ柴田夕見子を演じて、一気に脚光を浴びた。「朝ドラのオーディションに挑戦したのは、実はこれが3回目。初めてオーディションを受けた時、お芝居だけじゃなくて、その人の人間性まで見られている…というか、知ろうとしてくださるような作り手の熱量や、朝ドラ独特の緊張感を肌で感じて。その時に、私はこのハードルをクリアしたいと思うようになりました。『なつぞら』は、私自身の母方の祖母が北海道に住んでいることもあって、最初から少し運命的なものを感じていたんです」念願叶ってオーディションに合格。しかし、自分自身とまるで共通点のない夕見子というキャラクターを理解するのに、最初は時間がかかったそう。「でも、夕見子の本当の優しさに気がついた時、今までの自分とは違う考え方をもらえたような気がしたんです。台本を読んでいても、夕見子の言葉が自分に一番突き刺さって(笑)。昔の自分にも、夕見子みたいにもっと主張すればいいのにって言ってあげたいくらいお手本のような人です。自分にない要素をたくさん持っている役を演じることって、本当に刺激的…。この感覚を忘れてはいけないなと思いました。自分とかけ離れた役はまだ他にもいっぱいあると思うので、今後もこんなふうに自分の視野を広げてくれるような役に出会いたい。そして、常にその役に対して好奇心を持ち続けたいです」Q 特技は?肩もみ。ドラマ『チアダン』の撮影中、体育大卒で体に関して詳しい(土屋)太鳳ちゃんにも褒めてもらいました。Q 好きな作品は?映画『おおかみこどもの雨と雪』。子供ってかわいい、家族っていいなとピュアな気持ちで観られます。サントラも好き。Q 休日の過ごし方は?自分で車を運転して遠出をします。兄が住んでる葉山のほうまで行ったり、この間は友達と箱根に日帰り旅行をしました。Q 今ハマっていることは?料理が好きです。自分で真鯛を釣って、母に捌き方を教えてもらいながら、カルパッチョを作ったこともあります。ふくち・ももこ1997年10月26日生まれ、東京都出身。過去の出演作は映画『あの日のオルガン』など。現在は連続テレビ小説『なつぞら』に出演中。ワンピース¥57,000(プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ/イッセイ ミヤケ TEL:03・5454・1705)トップス¥20,000(ラインヴァンド/エムエイティティ)リング¥7,000(ノーカ TEL:03・5948・6841)ピアス¥82,500(ヤム)※『anan』2019年7月3日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武久真理江ヘア&メイク・ヒラガフミコ取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年06月25日朝ドラ『なつぞら』で、ヒロインの幸せを願う照男役で脚光を浴びる俳優・清原翔さん。「最近、居酒屋の店員さんから、おしぼり出しながら『朝ドラ見てますよ』と声掛けてもらって、知ってくれてる人が増えている実感はあります。嬉しいですね」朝ドラの現場では、愛されキャラの先輩との出会いもあったそう。「岡田将生さんから、愛嬌がにじみ出てましたね。ずっと手を嗅いでるんですよ。毎朝、ぬか床をかき混ぜてて、匂いが残ってるから嗅いでしまうって(笑)。影響されて、令和一発目の買い物としてぬか床を調べたんですけど、選びきれなかったんで、岡田さんからアドバイスもらってからにします」もちろんご本人も愛されキャラ。清原さんから漂う“彼氏感”に惹かれる女性が続出中!「浮世離れした感じがないから、みなさんに身近に感じてもらえるんじゃないかと思います。映画で共演した神宮寺(勇太)は、“国民的彼氏”ですよねえ。僕もなれるものならなりたい、かな(笑)」役者として大きく飛躍しようとする今、相反する思いが交錯する。「強みがないのが僕の強みだと思ってて。役者としては、色がないほうがいいと思う一方で、清原翔といえばコレというものが一個、欲しくもあるんです。いろんな役をやらせてもらった先に、代表作に巡り合えたらいいですね。やってみたい役ですか?女性誌の企画で彼氏役をかなりやってきたので、映像でも彼氏感のある役を演じてみたいですね」【対談インタビュー】清原 翔さん×フォトグラファー・樽木優美子さん樽木:今回がはじめましてですよね。『MEN’S NON‐NO』を見てクールな印象は持ってたんですけど、今日は互いをよく知らない者同士、“探り探り感”が出てもいいかなって。清原:モデルとしての撮影なら、服がカッコよく写っていればいいじゃないですか。それがある種の逃げ道にもなるんですけど、今回のようなパーソナルな撮影はすごく照れくさいですね。まだ慣れなくて。どういう顔をしたらいいのかわからないんです。樽木:自然体で佇んでらっしゃって、とても素敵でした。清原:ありがとうございます。いいのか悪いのかわからないですけど、カメラの前では何も考えてませんでしたね。「お任せします!」という心境で臨みました。普段からよく「何考えてるかわからない」って言われるんですけど、実際、何も考えてないんです(笑)。樽木:(笑)。特に惹かれたパーツは喉ですね。思わず寄りのカットを撮りたくなりました。清原:ファッション誌じゃないと、こんなにもカメラが近づくのかと(笑)。樽木:あまりにも魅力的だったので。遠目で見るとフェミニンなんだけど、喉に近づくと、急に男らしさが出ますよね。清原:喉仏がすごく出てて、ゴツゴツしてるから。樽木:そう!その喉仏から出てくる低音ボイスを誌面から流せないのが本当に残念(笑)。切れ長な口も素敵なので、お花を合わせたくなったんですよね。色っぽいんだけど、けっしてバラではなくて。ユリなら、憂いのある可憐さが清原さんと合いそうだと思って選びました。清原:普段、花と一緒に撮られることはないから、どう写ってるのかまったく想像がつかなかったですけど、少し見せてもらったらオシャレでした。樽木:清原さんご自身がナチュラルだから、お花を持っても全然いやらしくならない。笑顔もクールな表情とのギャップがあって、すごくよかった。清原:笑顔はコンプレックスだったんです。笑うと目がなくなるし、頬にシワが寄るんで…。樽木:すごくチャーミングな笑顔なのに!清原:こうして褒めてもらうことが増えて、受け入れ態勢が整ってきました(笑)。今日は、樽木さんにお任せして、変にカッコつけることもなかったので、写真には“僕”がそのまま写ってるんじゃないかって思います。きよはら・しょう1993年2月2日生まれ、神奈川県出身。明治大学理工学部4年生時に、『MEN’S NON‐NO』専属モデルに。今年5月、『清原翔Visual Book in「なつぞら」』を発表。シャツ¥21,000(KAIKO/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)タンクトップ¥12,000(O project)シューズ¥18,000(Nelson) 共にTHREE TEL:03・5431・3832パンツ¥35,000(Marvine Pontiak/OVERRIVER TEL:03・6434・9496)たるき・ゆみこ1980年生まれ、東京都出身。TRON所属。伊藤彰紀氏に師事したのち、’09年に独立。雑誌や広告、カタログで活躍中。人気アイドルのDVDパッケージなども担当。※『anan』2019年6月26日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・李 靖華ヘア&メイク・NOBUKIYO取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年06月22日女優の広瀬すずが出演するアサヒ飲料「三ツ矢サイダー」の新テレビCM「やりきろうぜっ KICKBOXING」編が、23日より全国で放送される。さらに、19日に21歳の誕生日を迎えた広瀬が、バースデーケーキの上に立てられた21本のロウソクの火を、高速右ストレートで消す挑戦を描いた WEBムービー「広瀬すず 誕生日チャレンジ」が公開された。新CMでは、「やりきろうぜっ、ジブンらしく。」を体現する若者たちの代表として、広瀬がキックボクシングを披露。広瀬は真剣な表情でキレのあるキックや力強いパンチを連続するミット打ちに取り組み、「誰かにじゃなくてジブンに対して負けたくないって思う。」というメッセージを投げかける。キックボクシング歴約2年となる広瀬が自分の限界までハードなトレーニングをやりきる姿に注目だ。トレーニングウエアに身を包んだ広瀬は、リラックスした表情で撮影に臨んだ。撮影が始まるやいなや、真剣な表情で高さのある強烈なキックやパンチの連打を披露し、ジム内に快音を響かせ、スタッフからは驚きの声が。力強いミット打ちを受けたトレーナーからも称賛の声が上がった。ハードなトレーニングに疲れをみせつつも、最後までさわやかな雰囲気のなかで撮影が進んだ。広瀬は「ここまで1日中キックボクシングをやり続けることがなかったので、ある意味気分転換になりました。体力的には、やっぱりキックボクシングって疲れるなと思いました。2分3分が長く感じるのですが、モニターチェックするとあっという間に終わるので、今日一日がいい意味で長く感じています」と撮影の感想をコメント。キックボクシングにハマった理由を「アクション映画です。私の兄がアクション映画好きで、その影響で強くなりたい、戦えるようになりたいと思うようになりました。そうしたらたまたま事務所の先輩が行っていたので、ついていきました」と説明し、「セリフ覚えがすごくよくなりました。1日しか休みがないときでも午前中に必ずキックボクシングに行ってから、午後セリフを覚えるのですが、キックボクシングをすることでリセットされます。脳が活性化するのかもしれないですね」と変化も明かした。また、今までで一番印象的な誕生日を聞かれると「やっぱり20歳です。朝ドラの現場、北海道でお祝いしていただきました。ハタチの誕生日なのに一人でホテルにいたのですが(笑)、逆にリセットされていろんなことを考えられる時間になったので、ハタチも頑張ろうと思えました。現場では北海道の酪農をイメージしたケーキをつくってくださって、すごくうれしかったです」と答えた。
2019年06月19日6月15日、要潤(38)がTwitterを更新。ドラマ「ストロベリーナイト・サーガー」(フジテレビ系)の撮影が終了したことを報告した。ドラマは20日に最終回を迎える。要は役作りのために「2週間で8キロ減量した」と明かし、ファンから《役者魂凄い》と驚嘆の声があがった。要は以前にも、5日に「5キロ減量」とTwitterにトレーニング経過を報告。映画「キングダム」撮影時に比べ、「マイナス16キロ」とつづっていた。要といえば、2001年に「仮面ライダーアギト」のライダー役で“イケメン俳優”としてブレイク。そのいっぽうでコメディ映画「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」の主演や「カンナさーん!」(TBS系)でダメ夫役など、これまでに多種多様な役を演じてきた。今回のドラマで要は「ブルーマーダー」というシリアスな殺人鬼を演じている。そんな要の登場は16日放送の最終章からだった。ラスト2回の出演のために8キロも減量した要。その並々ならぬ熱意に対して《まんぷくの忠彦さんを演じた人と同一人物とはとてもおもえない》《アクションびっくりしてます。この前まで絵筆持ってたから》との声も。NHK朝ドラ「まんぷく」で演じた役とのギャップに驚く声が上がっていた。そのいっぽうで《お身体を壊されませんように》《体調大丈夫ですか?》と要を気遣う声もあがっている。
2019年06月18日6月14日、戸田恵梨香(30)がインスタグラムを更新。その姿が「可愛すぎる」と話題を呼んでいる。現在、9月30日から放送予定のNHK朝ドラ「スカーレット」の撮影に挑んでいる戸田。その撮影現場での様子を投稿したが、更新は実に1カ月ぶりだ。戸田は30歳を迎えたきっかけに、過去のインスタグラムを削除するなど“断捨離”していた。そんな戸田だが、この日は3枚の撮影現場写真を投稿。映画「あの日のオルガン」の平松恵美子監督が遊びに来てくれたことを伝え、撮影衣装で満面の笑みを浮かべている。朝ドラに並々ならぬ思いを込めるのには、理由がある。戸田のデビュー作は2000年に放送された朝ドラ「オードリー」。つまり、彼女にとって「スカーレット」は2回目の朝ドラ出演なのだ。ドラマは滋賀県甲賀市の信楽町を舞台にしたオリジナルストーリー。ヒロインの川原喜美子役を演じる戸田は、15歳から50代までの幅広い年代を演じる。当然、難しい演技が要求されることになる。だが、ファンは早くも大きな期待を寄せているようだ。投稿には《久しぶりの投稿嬉しいです》《投稿待ってました!》《可愛すぎる》《安定にかわいすぎ》など、歓喜の声が殺到。また《撮影頑張ってください!》《楽しみにしてます!》《応援しています!》と応援する声も続々とあがっている。
2019年06月17日「ドラマを見た人から、『尾野ちゃん怖い!気持ち悪い』って感想をたくさんいただきます。ふだんはなかなか言われない言葉なのですごく新鮮ですね(笑)」そう語るのは、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系・日曜22時30分~)に出演する奈緒(24)。田中圭が扮する新婚の隣人・手塚翔太を執拗に追い回すストーカー女、尾野幹葉を演じ、注目されている。「台本を読んでゲラゲラ笑っちゃいました。自分の発想では出てこないセリフを言えるのがすごく楽しくて。撮影中、田中さんが笑ってくださるとホッとします。大丈夫だったかなあって」女優を目指し単身上京したのは20歳のとき。故郷・福岡ですでに芸能活動をしていたが、母親は東京行きに反対したという。「初めて親に反抗しました。でも、それだけのやりたいことを見つけられたことがうれしくて。というのも私、もともとすごくおとなしい子どもだったんです。それが演技レッスンになると大きな声が出せて、こんなに楽しい気分になれるんだ!って感じられたんですね。絶対、手放したくないって思いました」転機は、脚本家の野島伸司との出会い。彼が監修するアクターズスクールの特待生となった。「野島さん自ら役者を育てたいと考えていると知って門をたたきました。とても愛があり、なおかつ厳しく接していただいたことが自分の成長につながったんじゃないかと思います」恩師から得たものは?「自信を持つことです。あるとき、野島さんに言われた言葉がとても大きく心に響いて。『奈緒にとっての華は自信だから、常に自信を持って立ちなさい』と。それまでは役に対して、『私なんかが、ムリ……』って思いが常にありました。でも、どんなに不安でも『この役、私に合ってる!』と思い込むようにしたんです。そう考えて取り組み始めて、がらりと変わりました」そのかいあって、朝ドラ『半分、青い。』のヒロインの親友、菜生役に抜擢された。「同じ名前ということもあって、みなさんに“ナオちゃん”と呼んでもらえるようになりました」続く、『サバイバル・ウェディング』では恋敵を出しぬくあざとい女。その変幻自在のカメレオンぶりには舌を巻く。今回の取材中も、リクエストに応えてさまざまな表情を見せてくれた。「ある人から、『奈緒ちゃんは笑っている顔が印象的だから、それを怖いほうに使った演技をしたら面白そう』と言われたことがありました。そう思うと、今回の尾野ちゃんは、キターッ!って感じ(笑)。これからも、『これを奈緒にやらせたらどうなる?』っていうような面白い役をもらい続けられる女優を目指していきたいと思います」
2019年06月17日広瀬すず(20)がNODA・MAP公演「Q-A Night At The Kabuki」で舞台に初挑戦することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると同舞台は、英ロックバンド・クイーンが1975年に発表したアルバム「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」を表現したもの。名作「ロミオとジュリエット」の後日譚で、悲劇の死を遂げたロミオとジュリエットが生きていたら……という大胆な脚色で描かれたストーリーだという。広瀬は若きジュリエットを演じ、その後を松たか子(41)が担当。ロミオを俳優の志尊淳(24)と上川隆也(54)が演じ、2組のロミオとジュリエットが交錯していくという。作・演出は野田秀樹氏(63)で、10月から上演される。「広瀬さんはこれまで映画・テレビの仕事が大忙しで、舞台に進出できていませんでした。しかし今回は野田氏の作品とあって、ワークショップに参加してまで出演を実現させたそうです。野田氏の演出はかなり厳しいことで知られていますが、その分女優としてもさらに成長できるはず。ある意味、初舞台の作品としてはこれ以上ない“好条件”。乗り切れば、舞台方面でのオファーも殺到するでしょう」(舞台担当記者)日本を代表する演出家の野田氏、そして若いころから舞台経験豊富な松とのタッグ。初舞台にもかかわらずかなりの豪華ステージとなりそうだ。「朝ドラ終了後の初作品ということもあり、注目されることは確実です。朝ドラは作品としての影響力が大きい分、その後に『何をやってもヒロインのイメージがぬぐえない』と“脱・朝ドラ”に悩む人も少なくありません。そういった意味でも、今回の舞台は正念場になりそうです」(テレビ局関係者)
2019年06月14日「アラジンに決まったとき、僕のようなプリンス感のない男で本当にいいのか?と信じられませんでした(笑)」そう語るのは、話題の実写映画『アラジン』(6月7日全国公開)のプレミアム吹替版でアラジンの声を担当した中村倫也(32)。本作出演はオーディションで決まったという。「ふだんの役者の仕事とは別ものでした。人の芝居に声を当てるというのは、自分の芝居のリズムと違いますし、外国語に日本語を乗せるのも本当に難しかったです」吹き替えに初挑戦した感想は?「とても刺激になりました。30歳を過ぎると、初体験できることがだんだん減っていく。今回は一つひとつが勉強でしたし、楽しかったです。チャンスがあれば、ぜひ、またやりたいと思います。始まる前はワクワクした気持ちと同じくらいの不安がありました。でも、どんな仕事でも同じで、背負うものが大きくなれば、そのぶんワクワクも大きくなりますね」劇中、名曲『ホール・ニュー・ワールド』を歌唱する場面も。「歌う前からワクワクしましたし、自然とニヤニヤしながら歌っていました(笑)。楽曲に乗りながら、シーンの意味合いをしっかり作れるように意識していました」昨年放送された朝ドラ『半分、青い。』でブレーク後、出演作が急増。中村が表紙を飾った雑誌は、増刷されるという社会現象に。「ブレークしたのかな?僕自身はなにも変わらないんですよ。でも、1年目の僕だったら『アラジン』に受かってないとは思います。そういう意味では、注目していただけるようになって、すごくありがたいです。変わったところがあるとしたら、人から変わったように思われることに慣れた、ってことかな。どう思われても、それは人が見て判断することだから仕方ないと抗わなくなりました。この先、旬じゃなくなったと言われないためにも、“中村倫也がきてる!”って推し続けてください(笑)」
2019年06月07日アイドルグループ「GANG PARADE」(以下ギャンパレ)を主演に、彼女たちの楽曲でミュージカルを!劇団旗揚げ10周年を迎えた根本宗子が、そんな熱い企画でパルコ・プロデュースの舞台に初登場する。もともとギャンパレのファンで彼女たちを知り尽くした根本はどんな世界を生み出そうとしているのか。次世代の演劇界を担う作・演出家に聞いた。【チケット情報はこちら】「みんなの遊び場 」をキャッチフレーズにし、ファンを「遊び人」と呼んでいるギャンパレ。その精神を魅力に感じた根本は、そこから発想を膨らませて、今回の『プレイハウス』を作ろうとしている。始まりは、「ギャンパレで遊び場を表現しようと思ったときに、こんなにたくさんの人数がいるグループとお芝居が作れる機会もないので、バーレスクっぽいものがやってみたいなと思った」ことだったと語る根本。そこから、近未来の新宿歌舞伎町を舞台にした、“歌舞伎町プレイハウス”にいる10人の謎めいた風俗嬢の物語が立ち上がっていった。そこで描くのは、「普通の作家はここまで書かないだろうというところまで書くのが、自分の芝居の色だと思っている」という根本だから見せられる「それぞれの女の子の切実な思い」だ。しかもそれが、ギャンパレの楽曲のカッコよさを活かしながら歌って踊って描かれる。「私の芝居は基本的に、何を思っているかっていうことを全員がものすごくしゃべるんですけど、歌ったほうが伝わることも大いにあって、音楽は自分の演劇を広げてくれるなと思っているんです」。また、もともとある楽曲を使いながらも、「無理やりストーリーにした感がまったくないように(笑)、かなり考えていますし、そうならないような楽曲をギャンパレは歌っているので。ストーリーと自然につながっていくのをぜひ楽しみにしていただければ」と強調する。ギャンパレが作り出す世界でうごめく人物には、男性主演として、朝ドラ『ひよっこ』で一躍注目を集めた磯村勇斗が登場。磯村を取り囲むギャンパレの姿はまたカッコよさを増すだろう。「彼女たちはパフォーマーとしての意識が高いので一緒に作っていくことが楽しみですし。今回は彼女たちにエモーショナルなものを求めていて、そこは役者が本業じゃない彼女たちだからこそ、技術ではなく熱量で出せるものがあると期待しています」。根本とギャンパレの魅力がふんだんに盛り込まれるミュージカル。面白いことになりそうだ。公演は8月25日(日)から9月1日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2019年06月05日小説家・東野圭吾によるベストセラー小説『パラレルワールド・ラブストーリー』が、実写映画化され、現在公開中だ。最新技術の研究を行う会社で働く崇史(玉森)を主人公に、愛する女性・麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの智彦(染谷将太)と恋人である世界と、崇史が麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。1995年に刊行された同作は累計150万部のヒットを飛ばしながら、これまで実写化されたことはなかった。なぜ今同作を実写映画化することになったのか、そしてメインキャストにプロデューサーが感じた魅力とは。松竹 石田聡子プロデューサーに話を聞いた。○■常に誰かが映像化に挑んでいた――どうして今、『パラレルワールド・ラブストーリー』を実写化されたのですか?20年くらい前の原作ですが、常に誰かが映像化に挑んでいた作品です。それでも誰も完成に至らなかったのは、2つの世界をどのように絶え間なく行き来させながら映像として見せていくか、その中に3人のメインキャラクターの感情をどのように入れ込んでいくか、という根本的な部分がとても複雑でバランスが難しい作品だったためではないかと思います。一方で、映像で見せたときに、本を読んで感じるものとは別の、心の中や肌で感じる”ざわざわ”とした感覚を作り出して、原作の世界を広げられると思いました。2つの世界の描き分けには工夫が必要で、どこまで何を見せるのか、やってみないとわからないところがありました。脚本制作の段階だけでなく、仕上げに至るまで森監督や各部署のスタッフ達と何回もスクラップ&ビルドを重ね、最終的には余計なものは削ぎ落としきった形で作品を仕上げました。あえて混乱を残した部分もありますが、最後は画から放たれる空気感と役者の表情や演技に委ねるつもりで、世界観を作り上げることに注力しました。本当に挫折しそうな時も何度かあったのですが、最後は意地みたいなところもあったのかもしれません(笑)。――挫折しそうなのは、どの段階だったのでしょうか?特に脚本は大変でした。色々な方法でのアプローチを試し、話し合いを重ねました。原作がいかに素晴らしくても、脚本がうまくいかなかったらやめよう、という覚悟ではありましたが、さらにその先に映像となった時にどう見えるだろうか、という不安もありました。ただ、その大きなチャレンジがあったからこそ、キャストやスタッフも含め、全員で同じ方向に進んでいけたと思います。――ほとんどが玉森さん、吉岡さん、染谷さんでまわっていく物語だと思うのですが、どういう意図でキャスティングされたんですか?玉森さんは森監督が一度お仕事されたことがあって、「アイドルという仕事をしながらも、どこか憂いや影を感じる佇まいが気になる」と。笑顔の時にも、その裏にいる彼をもう少し覗いてみたくなる、そんな求心力のある姿が崇史に重なりました。森監督からも、玉森さんを中心においた三角関係を作り上げる中で「あえてアンバランスな方が面白いんじゃないか」という話がありました。特に親友の智彦は「玉森さんと接点がなさそうに見える人がいいね」と。染谷さんは同じ芸能界にいながらも、玉森さんと全然違う畑で自分の足跡を残してきた方で、2人が並んだ時の「どっちにどう転ぶかわからない」という関係性が面白いのではないかと、お願いすることになりました。ヒロインは「できれば、色のついてない女優さんがいい」という話から、吉岡さんの名前があがりました。朝ドラ『あさが来た』や『カルテット』で活躍はされていたし、その後も主役が続く時期ではありましたが、今までにないような役の中で、かなり自分をさらけ出していただいたと思います。3人のキャスティングがはまったところから、ようやく作品のカラーが定まったように思いました。――2つの世界を行き来するということで、キャストのみなさんの演じ分けも大変だったのではないでしょうか。監督は「崇史の表情で、どっちの世界かわかるというところまでもっていきたい」とおっしゃっていましたが、皆さん本当に大変な作業だったと思います。玉森さんも約4年ぶりの映画でしたが、「監督に全て捧げます」という姿勢がすばらしかったです。一見「嫌なやつ」に見えてもおかしくない役について、玉森さん自身は「純粋」と捉えていましたが、実は脚本でも崇史の麻由子への思いを一番重要視していました。どちらの世界でも、唯一崩れないのが、崇史から麻由子への思いなんです。麻由子が撮影に合流した日の夜に、玉森さんとも「やっぱり、麻由子への気持ちが、崇史をつないでいる鍵だね」という話をしました。ご自身も、その気持ちをすごく大切にして演じられてたのではないかなと思いました。――崇史と麻由子のラブシーンも熱がこもっていて、すごかったですよね。唯一はっきりとお互いが自分の気持ちを開くシーンですから、「情熱的にやろう」ということで、2人ともがんばってくれました。麻由子は全編を通して、自分の気持ちに鍵をかけているような役でしたし、気持ちを発散できるシーンが少なかった中で、吉岡さんも辛い現場だったと思います。2回目に観るときは、ぜひ麻由子の視点から彼女の愛を感じて観ていただきたいですね。○■まさかの鼻血に現場は驚き――玉森さんは、染谷さんと対峙するシーンで鼻血を出してしまった、という話も話題になっていました。そうなんですよ! きっと、テンションが高ぶってしまったのだと思います。智彦とのとても重要なシーンでしたし、染谷さんの迫真の演技に応えようとされていたのかな。本当に、「えっ」と思った瞬間に、血が……という感じでした。染谷さんも驚かれて、監督は一瞬そのまま撮り続けようと迷ったそうですが、さすがにカットをかけました(笑)。玉森さんと染谷さんは、2人ともあまり多くを語らないのですが、気持ちの上では通じ合っていたのではないかと、現場中に何度も感じる瞬間がありました。染谷さんが撮影に入る前日の夜、森監督から「本読みをしよう」と提案があったんです。ただ、すぐに本読みに入るのではなく、そこで、森監督が「親友ってなんだと思う?」と2人に聞かれていて、互いに「友達とはどういう存在か」「親友はいる?」と、それぞれの「友達」観を共有できたことが、後の撮影にもいきていた気がして。とても穏やかないい時間でした。現場では、2人ともマイペースなのか、黙って何をするでもなくその場にいる感じが印象的でした。そこはかとなく、信頼している感じも漂って。玉森さん本人は、「ふだん(Kis-My-Ft2の)メンバーが賑やかだから、自分がしゃべらなくてもいい」と言う話をされていましたが、染谷さんとの間にも、何かそのような気負いのない、いい空気が流れていました。――今回は、鑑賞後の方を対象にしたシークレットサイトも公開されるんですよね。キーワード制のサイトを作っています。今回の映画は2回目の鑑賞でも、より楽しめるのではないか、ということを打ち出していますが、複数回見ていただく際の注目ポイントや、謎の解明に役立つヒントなどを載せています。宣伝の際には、ネタバレに気を使っていまして、キャストの方々や監督にも「これは言わないでください」といういくつかのワードをお伝えしていましたが、シークレットサイトではそれらを全面開放しつつ、映画の中の疑問が少しでも解消できたらと思っています。映画をご覧になる皆さまも、ぜひ作品のなかで、崇史という主人公が迷い込む世界を共に体験していただきたいですし、見るたびに印象が変わる作品だと思いますので、何度でもこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。■石田聡子 プロデューサー映画プロデューサー。主なプロデュース作品として、『リトル・フォレスト夏・秋/冬・春』『紙の月』『植物図鑑運命の恋、ひろいました』『クリーピー偽りの隣人』『PとJK』『空飛ぶタイヤ』『虹色デイズ』など。(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」 製作委員会(C)東野圭吾/講談社
2019年06月05日現在放送中の「ストロベリーナイト・サーガ」で主演を務める二階堂ふみが、来年放送の連続テレビ小説「エール」でヒロインを務めることが決定。窪田さん演じる主人公の妻を演じる。連続テレビ小説第102作目となる「エール」は、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而と妻で歌手としても活躍した金子をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の物語を、大胆に再構成し描く。今回出演が決定した二階堂さんは、『ヒミズ』『渇き。』『オオカミ少女と黒王子』などに出演。近年では『翔んで埼玉』や「この世界の片隅に」、放送中の「ストロベリーナイト・サーガ」が話題。これまで、大河ドラマ「平清盛」「軍師官兵衛」「西郷どん」には出演しているものの、連続テレビ小説は今回が初出演だ。演じるのは、豊橋市内で馬具の製造販売を行う関内家の三姉妹の次女、プロの歌手を夢見る関内音。ある日、福島に住む青年の古山裕一(窪田さん)が英国の作曲コンクールに入賞したことを新聞で知り、手紙を送り文通を始め、のちに結婚。音は本格的に歌を学ぶために音楽大学に入学、夫の才能を誰よりも信じて叱咤激励し、時代の流れのなかで様々な困難に遭遇しながら、自らも歌手になる夢を追い続けるという役どころだ。この役は、金子さんをモデルにしたキャラクター。オーディションで決定したそうで、全国から2802名の応募があり、数回にわたる面接やカメラテストを経て、今回二階堂さんが選ばれたという。制作統括は「難しいシーンをオーディション課題として演じていただきましたが、二階堂さんの真に迫る演技に鳥肌がたち、震えるほどの感動を覚えました。自分の意志を持って力強く生きたヒロイン・音がそこにいるような感覚が、スタッフの中に広がりました。窪田正孝さんと二階堂ふみさんの共演で、山あり谷ありの古山家はとんでもなくおもしろいことになるのでは、とワクワクが止まりません」とコメントしている。2020年度前期連続テレビ小説「エール」は2020年春よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月03日ほっこりする風貌に油断させられるが、抜群の演技力を備え、近年人気急上昇の俳優・岡山天音(24)。ラブコメドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』のオタク男子や、朝ドラ『ひよっこ』の貧乏な漫画家など、主演でも脇役でも、観る者を惹きつけずにはいられない。そんな岡山が、第55回岸田國士戯曲賞を受賞した作家で演出家の松井周による舞台『ビビを見た!』(神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ、7月4日~15日)で舞台初主演を務める。本作は、大海赫による伝説の同名絵本を舞台化する野心作。岡山が演じる盲目の少年・ホタルは、なぜか7時間だけ目が見えるようになるが、逆に彼以外の町の人々が全員盲目となってしまい、大パニックになる。そんな中、ホタルは母を連れて避難中に、全身緑色の少女・ビビ(石橋静河)と出会うが、町では、ビビを探す巨人のワカオが大暴れしていた。――舞台初主演となりますが、座長を務める今の心境を聞かせてください。主演に決まった時は、期待感や高揚感など、ポジティブな感情が一斉にあふれてきましたが、その後、原作を読ませていただいたら、だんだん実感が湧いてきて怖くなっていきました。僕は舞台が好きで、よく観に行きますが、舞台はお客さんに委ねられる部分が大きく、映像のようにアングルで切り取られないし、操作されることもない。そこに自分が立つのは怖いけど、だからこそ楽しめるというドキドキ感があります。――舞台は『袴垂れはどこだ』以来、2度目の出演となりましたが、今回、どんな思いで臨みましたか?当時16~17歳で、稽古でこてんぱんにされましたが、その時の舞台はめちゃくちゃ印象に残っています。やはりお客さんに生で芝居を観てもらえたことで、いい作用が働いた気がします。でも今回は、映像作品で培ったものが少なからずあるので、その分、怖さがあります。10代の時は、自分自身が一番変わる時期でもあったので、それと横並びにして比べることはできないのですが、前回とは全然違うので、初舞台に臨むような感覚がすごくあります。――プレッシャーには強いタイプですか?めっちゃ弱いタイプというか、非常に緊張しやすいです(苦笑)。現場で「本当に緊張しているの?」と、よく言われますが、それは周りの人が気を遣って言ってくれているのか、本当にそう見えているのか、定かではないです。――大海赫さんの原作絵本は、1974年に出版された児童書で、よしもとばななさんら根強いファンの声を受けて2004年に復刊されました。実際に読まれて、どんな印象を受けましたか?いまだに愛されている作品で、読んでトラウマになる人もたくさんいると聞きましたが、僕としては、出会ったことのないタイプの絵本でした。とにかく五感にどんどん入ってくる内容で、言葉が追いつかないようなインパクトを感じました。僕は子どものころ、すごい心配症で、もしも親が死んだらどうしよう、戦争が起きたらどうしようとか、心配してはぶるぶる震えていたような感じでしたが、その感覚に引き戻されたような気がしました。すごく怖かったけど、すごく惹かれました。――演出の松井周さんからは、なにか役についてのリクエストはありましたか?柔軟でいてほしいと言われました。舞台の経験は浅いけど、映像ではいろんな現場に行かせてもらってきたので、役を固めすぎず、稽古場で柔軟に対応していってほしいと。だから僕も、素直に飛び込もうと思いました。――盲目なのに、突如7時間だけ目が見えるようになるというホタル役には、どのようにアプローチされますか?盲目だったり、少年だったり、異世界だったりと、振り切ったキーワードがたくさん詰まった舞台なので、いろんなことを試してみようとは思っています。自分なりに丁寧に模索しながら、答えを見つけていきたいです。――ヒロイン・ビビ役の石橋静河さんの印象について聞かせてください。石橋さんは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)など、映画での印象がすごく強いのですが、石橋さんにしかできないお芝居をされる方ではないかと。今回も石橋さんだけが演じられるビビを見せてくれると思うので、今から非常に楽しみです。僕も石橋さんとお芝居でちゃんと会話できるよう、しっかりと自分のホタルを見つけていきたいです。――最後に、『ビビを見た!』をこれから観る方に、舞台の見どころを教えてください。これまで映像作品で僕のことを観てくれていた方も、新鮮な気持ちで楽しんでもらえる舞台になるのではないかと思います。それは松井さんの演出や、大海さんの原作のパワー、今まで踏み込む機会がなかった舞台という環境など、いろんな作用を自分の力にしたいと、僕自身が思っているからです。人生の選択肢が増えるようなポテンシャルを秘めた題材で、僕は絵本を読んだ時もゾクゾクしました。舞台は舞台ならではの仕掛けがたくさんあるので、絵本の世界がより立体的になり、また新しい形で『ビビを見た!』のメッセージや世界観が伝えられたらと思っています。■プロフィール岡山天音(おかやま・あまね)1994年6月17日生まれ、東京都出身。2009年にNHK教育『中学生日記 』で俳優デビュー。2017年公開の『ポエトリーエンジェル』で第32回高崎映画祭新進男優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17)では売れない漫画家役を好演。2019年は、スカパー『I”s』、MBS『ゆうべはお楽しみでしたね』、テレビ東京『デザイナー渋井直人の休日』、NHK『週休4日でお願いします』、メーテレ『ヴィレヴァン!』、WOWOW『東京二十三区女』などに出演。映画『新聞記者』、『王様になれ』、『踊ってミタ』が公開を控える。ヘアメイク:森下奈央子スタイリスト:岡村春輝
2019年06月03日岡田准一、北村匠海が出演するソフトバンクの新テレビCMシリーズ「ギガ国物語」の新CM「ギガ姫」編が、6月1日より全国で放送される。岡田、北村、土屋太鳳、白石麻衣が「ギガ国」のさまざまな場所を旅しながら、国民達の深刻な問題に直面するという同シリーズ。新CMでは、オカダとタクミが、国民達の「ギガ」を制限している「ギガ姫」に出会い、「月1ギガ法」を改正して欲しいと迫るが、ギガ姫から「動物のモノマネをしてくれたら法を改正してもいいよ」と要求され、タクミがネコのモノマネや、ニワトリのモノマネをするも、ギガ姫は笑わない。「甘い……」とつぶやいたオカダが急に宙を舞い「ムササビーー!!!」と叫びながらムササビのモノマネをすると、ギガ姫は大喜びで「ギガ使い放題法」を定める。朝ドラ『なつぞら』で主人公・なつの幼少期を演じ、話題を呼んだ粟野咲莉がギガ姫を演じた。撮影では、宙吊りになってムササビのマネを披露した岡田。慣れた様子で、長時間吊るされた状態でも「全然大丈夫です! このままいきましょう!」と笑顔を見せる。打ち合わせの際には「すごく楽しみ! タクミんの“コケッ”! にかかってるよ!」と北村に笑いかけたり、ギガ姫役の粟野に「姫、おはようございます。よろしくお願いします!」と声をかけたりと、リーダーらしく周囲を気遣っていた。一方、初のモノマネに挑戦したという北村は、カメラが回ると全力でネコになりきってモノマネを披露。しかしカットがかかると「ああー!! 恥ずかしい……」と倒れこみ、スタジオも笑い声に包まれていた。撮影後のインタビューでは、岡田が「今回はタクミんのニワトリがメインだったからね!」と嬉しそうに語りかけ、北村は「岡田さんの華麗なムササビもすごかったですよ! 僕はモノマネをやった事が無かったので、最初のネコのモノマネでもう(恥ずかしさで)メンタルをやられてしまって……」と振り返る。岡田は「あのムササビを華麗って言わないでよ(笑)! 僕も久しぶりにこんな演技をしたから、出来上がりが楽しみですね!」と楽しそうに語った。
2019年05月30日ムロツヨシと古田新太のW主演で贈るドラマ24「Iターン」に、田中圭の出演が決定。バイオレンスとコメディと哀愁がたっぷり詰まったジェットコースタードラマで、古田さん演じる岩切組組長と対立するインテリヤクザを演じることになった。現在放送中の「きのう何食べた?」が反響を呼んでいるテレビ東京「ドラマ24」枠で、7月クールで放送される本作。原作は、「侠飯」「すじぼり」などの作品が多数映像化されている人気小説家・福澤徹三の同名小説。冴えないサラリーマン・狛江光雄に突如訪れた、ヤクザたちとのジェットコースターのような地獄の日々を描く。田中圭、意外にも初共演「“ムロ節”を生で体感できておもしろかった」そして今回、狛江(ムロツヨシ)を利用し、岩切(古田新太)率いる岩切組をつぶそうと企む竜崎組の組長・竜崎剣司役を田中さんが演じることに!「あなたの番です」「おっさんずラブ」など話題の作品で主演を務めドラマ・映画やCMに引っ張りだこの田中さん。テレビ東京のドラマ出演は、2016年放送のドラマスペシャル湊かなえサスペンス「望郷」以来3年ぶり。演じるのは、“冷徹で計算高い頭脳派ヤクザ”。サラ金「ドラゴンファイナンス」の社長であり、昔気質の岩切とは全く違う新しいやり方でのし上がってきた男で、バチバチと火花を散らす。そんな2つの組が対立する街にやって来た崖っぷちサラリーマン・狛江は、赴任早々まさかのトラブルによって、竜崎には目を付けられ、岩切には“舎弟”にされてしまう…。トラブル続きの狛江をアメとムチを使い分け、言葉巧みに利用する冷徹な竜崎と、昔気質の人情派な岩切に睨まれた狛江。岩切組舎弟とサラリーマンの二重生活に加え、次々と仕掛けられる竜崎の罠。狛江はどうやってピンチを切り抜けていくのか!?ムロさん演じる狛江と古田さん演じる岩切、そして田中さん演じる竜崎との絶妙な掛け合いは必見となりそうだ。田中さんは「僕が演じる竜崎は、わかりやすい言葉で言うとインテリヤクザ。こういう役は久々」と言い、初共演となったムロさんの「“ムロ節”を生で体感できておもしろかったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います」とコメント。「作品自体はコメディ要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)」と明かし、「ムロさんがきっとすごく愛せるようなキャラクターにしているので、みなさんで愛していただければ」とアピール。また、古田さんについては「こういう役を相当数やられているので、そんな新太さんに同じヤクザ役としてなんとか対峙できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました」と語った。ムロツヨシコメント田中圭くんと 初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚があり、嬉しかったです。僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います。間だったり、面構えだったり…。今回は、そんな彼にガンガンすごまれて“やられる”という役なので、この関係性ならではの「会話」というものを成立させたし、それをしてくれる役者さんだということは間違いないです。古田新太コメント圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして2人でぶっ飛ぶというシーンがありました。今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです。さらに今回、古田さん率いる岩切組の個性的な組員の顔ぶれも明らかに。岩切組で狛江の教育係的な存在となる桜井勇一役を務める、朝ドラ「まんぷく」で“塩軍団”のひとりとして話題を呼んだ毎熊克哉をはじめ、塚原大助、菊池均也、森羅万象らが名を連ねている。ドラマ24「Iターン」は7月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年05月21日