お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が出演する、大阪ガス・さすガねっとの新WEB動画「リモートワークおじさん」編が、27日から公開される。WEB動画では、松尾がリモートワークおじさんに扮して登場。昨今、当たり前になったオンライン会議で起きる、あるあるネタを15パターン披露する。ミュートに気づかず話している様子や、急に立ち上がった際に、上だけスーツを着ているのがバレてしまう姿などやってしまいがちな行動をリアルに表現している。また、6月1日から、松尾と吉岡里帆が夫婦役で出演しているCMシリーズ「さきどり夫婦」の新CMが関西エリアで放送開始。新しいもの好きな愛する妻に、影響されてしまう夫を演じる。
2022年05月27日“21世紀の不幸を科学する”と銘打ち、松尾スズキが立ち上げたプロデュース公演「日本総合悲劇協会」。その第1作として1996年に初演、2004年に再演された『ドライブイン カリフォルニア』がキャストを一新して18年ぶりに再々演される。ドライブインの店長アキオに扮する阿部サダヲに、稽古前の心境を尋ねた。僕も大人っぽい役をやるような年齢になったんだな──過去の上演版を、阿部さんは客席でご覧になっていたそうですね。これまで別のキャストが演じてきた役に挑戦する楽しさ・難しさをどんなところに見出していらっしゃいますか?僕の演じるアキオって、初演で徳井(優)さん・再演で小日向(文世)さんが演じた少し落ち着いた大人っぽい役なんですよね。松尾(スズキ)さんが書いているけど、「若い頃の阿部サダヲなら出ないだろうな」って感じの作品だったから……話が来て驚きました。「僕もこういう役をやる年齢になったんだな」って。──阿部さんは、松尾作品だと『ニンゲン御破算』(2018年)、『ふくすけ』(2012年)、『マシーン日記』(2001年)など再演ものに登板することが多いですよね。いずれも初演に別の俳優がキャスティングされていて。最初は「イヤだな、再演もの」と思っていました。過去にやった人の印象がどうしても強いから「初演やった人が続投すればいいのに」って。でも最近は直近の上演版から年数が経っていることも多く、僕も年齢を重ねて変わってきたこともあって……「ここまで来たら楽しんじゃえ」っていう気持ちになってきました。──そう考えるきっかけがあったのでしょうか?『ニンゲン御破算』で僕の演じた役が、(中村)勘三郎さんに当て書きされたものだったんです。芝居のタイプも普段の人間性も、明らかに僕と異なるので……そこから気にならなくなって、初演の映像を見返して意識するようなことはなくなりました。松尾さんが僕に当て書きしなさそうなセリフがいっぱいあったんですよね。『ドライブイン カリフォルニア』のアキオも、まさしく僕らしくない役。これまで経験したことがなかったぶん挑戦したくなった一方で……冒頭で麻生久美子さんと繰り広げる回想シーンの気恥ずかしさを、どうやって乗り越えようかって新たな課題も見つかって(笑)──阿部さん演じるアキオは、“兄妹愛”と呼ぶにはあまりにも純粋すぎる想いを妹マリエに抱いています。その気持ちを一身に受けるマリエには、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)で阿部さんと夫婦役に扮した麻生さんがキャスティングされました。麻生さんって「まずやってみる」タイプの役者で、松尾さんにフィットするのかここ数年でよく起用されていらっしゃいますよね。わからないことがあっても、演出の意図を聞いたりしないんです。理屈で説明できない松尾さんの作品に「どうしてそうなるの?」と質問していたら進まないので。麻生さん、今回はどう出てくるんでしょうね。恥ずかしさ、一緒に超えられるかなぁ(苦笑)シリアスな方向へハンドル切っても成立するのでは──松尾さんは本作の告知コメント動画で「一人一役を最後まで貫く中で、心境の変化を細かい演技で立ち上げる必要がある」「キャストの年齢に合ったリアルな芝居を求める」とおっしゃっていて、「僕“以外”のもとで培った経験を存分に活かして欲しい」と期待を寄せています。これを受けて、阿部さんは大人計画の外で携わったどんなお仕事がアキオに活かせると感じていらっしゃいますか?大人計画や松尾さんの作品じゃないところだと……連続殺人鬼を演じた映画『死刑にいたる病』(2022年)をはじめ、野田秀樹さんが演出された『THE BEE』(2021年)などでシリアスな役が増えてきた感がありますね。──たしかに。松尾さん、これまでのキャリアを活かしつつ『ドライブイン カリフォルニア』のアキオで阿部さんの大人っぽい顔を見せようとしてくださっているような。どうなんだろう、ご本人に確認したわけじゃないのでわからないですね。ただ松尾さん、今回の上演にあたって大筋は変えずに時事ネタを調整するらしくて。それ聞いて「今回はネタが減ったとしても成立しそう」と感じました。1996年の戯曲で、執筆当時の松尾さんは笑いを貪欲に求めていたというか……「お客さんを笑わせてナンボ」みたく考えて、けっこう意識的に笑いを盛り込んでいた感覚があったんです。一方でいまの松尾さんはもう、(Bunkamura)シアターコクーンの芸術監督にまでなられてね。──松尾さんも“大人”になった、と?はい(笑)。この前、改めて過去の上演版を映像で観た時に……思い切ってもっと大人っぽくシリアスな方向へハンドル切っても成立するし、おもしろいんじゃないかなって。キャストの顔ぶれを拝見しても、そういうことができそうな人たちが揃っていると思います。──『ドライブイン カリフォルニア』のどんなところに、もともとの大人っぽさは見受けられますか? 松尾さんは本作の告知コメント動画で「場面転換が豊富な他作品に比べて、『ドライブイン カリフォルニア』は固定セットの中で繰り広げられる濃密な人間関係を描いている」とおっしゃっています。劇団公演じゃないから、大人っぽく感じるのかもしれませんね。初演・再演もプロデュース公演で大人計画の劇団員じゃない人がたくさん出ていたから、そういうキャストについていらっしゃるファンの方が観てもおもしろく感じてもらえるように、物語の骨格がしっかりしている気がします。扱っているテーマも時代を超えた上演に耐えうる普遍性があるんじゃないかな。だから松尾さんや大人計画の作品を知らなくても、観やすいと思いますね。──反対に、松尾作品にどっぷり浸かってきた方には新鮮に映るかもしれませんね。本作の「観やすさ」はどんなところに感じていらっしゃいますか?それぞれに想いを抱えた登場人物を見渡すと……この作品は特定のキャラクターが主人公ではない“群像劇”だということがわかってきます。イコール、誰かにフォーカスを絞らず俯瞰しやすい。田舎のドライブインに集った人たちの、おかしくも切ない悲喜こもごもを見届けてもらえたら嬉しいです。取材・文=岡山朋代撮影=荒川潤<公演情報>『ドライブイン カリフォルニア』【東京公演】2022年5月27日(金) ~6月26日(日) 本多劇場【大阪公演】2022年6月29日(水) ~7月10日(日) サンケイホールブリーゼチケット情報はこちら:
2022年05月20日2022年2月24日にロシアのプーチン大統領がウクライナへの軍事作戦を宣言してから、約2か月が経とうとしています。ウクライナのゼレンスキー大統領の発表によると、国内の死者数は把握できているだけでも2千500~3千人。また、1万人もの負傷兵が出ているといいます。世界中から批判の声が寄せられ、また、各国が厳しい制裁を打ち出すも、いまだなお侵攻を止めないロシア。同年4月19日放送の情報番組『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)では、プーチン大統領がロシア軍の部隊に名誉称号を授与したニュースを報じました。テレ朝・松尾由美子アナが悔し涙プーチン大統領は、ウクライナのキーウ州にあるブチャで活動したロシア軍の部隊に対し、「偉大な英雄的行動」と称え、名誉称号を授与しました。ブチャでは、多数の民間人の遺体が見つかっており、集団殺害を意味する『ジェノサイド』とする動きが世界で強まっています。また、同番組の松尾由美子アナウンサーは、ウクライナの状況を伝える際、途中涙で言葉をつまらせる一幕も。その後、すぐにニュースに戻ろうとするも、声はふるえ、謝罪の言葉を述べました。ごめんなさい、さっきの…授与のニュースが悔しい思いで読んでしまいました。すみません、冷静さを保ちます。スーパーJチャンネルーより引用冷静さが求められるアナウンサーにとって、ロシアの軍事侵攻に対し感情を表に出した松尾アナの行動は、異例と受け取られかねないものかもしれません。しかし、視聴者からは松尾アナの涙に共感する声が目立ち「みんな同じ思い」「自分ももらい泣きをしてしまった」などのコメントが寄せられています。・罪のない犠牲者の人たちや、彼らの家族のことを考えると、悲しいし悔しい。・松尾アナが、ニュースの途中で涙してしまったけれど、それが人間の感情として普通だと思う。・松尾アナの涙によって、ウクライナの悲惨な状況がより伝わってきた。いまだ終結の兆しが見えない今回の戦争。命を犠牲にしてまで得るものとは、一体なんなのかと疑問を抱かずにはいられません。先の見えない戦争に多くの人が心を痛め、また、1日も早い終結を願っています。[文・構成/grape編集部]
2022年04月20日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿と美容家のIKKOが出演する、ニベア花王・ニベア クリームケア ボディウォッシュの新WEBCM「洗うだけ〜!」編が、20日より公開される。新WEBCMでは、IKKOに扮した松尾とIKKOの“W(ダブル)IKKO”が泡の妖精として登場。2人がおそろいの純白ドレスに身を包み、ステップを踏みながらリズミカルに「洗うだけ~!」と連呼する。■IKKOインタビュー――今回は「精霊役」という一風変わった役どころでしたが、演じるにあたって意識したポイントは?衣装にこだわりました。松尾ちゃんにモノマネをしていただく時はいつも姉妹のようにさせていただいていて。今回精霊役ということで、近くにくると泡と泡が一緒にひっついていくようなイメージで、泡と泡の絆を表現できるような衣装にさせていただきました。――撮影の手応えをお聞かせください。松尾ちゃん、チョコプラさんは本当にお笑いの才能がある方です。いつも呼吸を合わせてくれる。そしていい方向に上手く持って行ってくれるから、いつもご一緒させていただくときは楽しくやらせていただいています。かんぺき~!!――企業モノでの“W(ダブル) IKKO”共演は約4年ぶりとのことでしたが、改めてその感想をお聞かせください。松尾ちゃんと共演できるときはいつも楽しくやらせていただいています。いつもいつもリードしてもらえるので、自分自身新鮮にできる。だからとても感謝しています。――長い間、松尾さんはモノマネを続けてこられていますが、初めて松尾さんによるIKKOさんのモノマネを見たときの印象は?リビングで掃除していた時にテレビから私の声が聞こえて。“この番組出させてもらったっけ?”というのが最初の印象なくらい、似ていたんですよね。語尾のあげ方とか母音が、自分でも錯覚するくらいでした。――モノマネのクオリティに変化はありましたか?クオリティとかそういうレベルではなくて、愛・思い・優しさを感じる。私を思ってくれている気持ちをすごく感じます。私の良いところを、一瞬一瞬、ちょっとしたスキマでも見逃さずにやっていただいているのかなと思って感謝しています。――IKKOさんから見た、今日の松尾さんのIKKOさんぶりは何点?160点!いつも凄いなと感動します。いつもご一緒させていただいた時は、その時その時の私を表現してくれて新鮮だなと思います。――「濃厚」にちなみ、最近「濃厚だな」「濃いな」と感じたエピソードは?松尾ちゃんへの感謝の気持ちが濃厚だと感じます。4年もの間、松尾ちゃんが色々なことをやるときに、どこか私のスパイスを出してくれてたり、表現してくれたりするんです。それがとてもありがたくて。ありがたさの濃厚です。とある番組で、松尾ちゃんが「お姉さんに」と言って、私に帯を買ってくれました。色々な番組で私のことをちょくちょく話題にしてくれるというのはありがたいですね。その番組に自分が出演させてもらえた時は、その帯を締めて出演しました。思い続けていただいているというその思いが濃厚で嬉しいです。――最近「心が潤ったな」という瞬間は?家に帰ったときに4匹のワンちゃんたちが出迎えてくれていることがすごく嬉しいなと思います。一緒に寝ているのですが、4匹それぞれのポジションがあって、ベッドの周りにいてくれて、それぞれ違う角度から私を見守ってくれてる感じ。至福の時です。――洗う「だけ」にちなんで、IKKOさんのこれ「だけ」は譲れないことは?番組に出演させてもらう際、番組の雰囲気などに合わせて前日に着物を5枚くらい決めておくようにしています。ですが、どんなに前日に衣装を準備しても、自分にしか分からない、微妙な顔色の変化やむくみ具合によって、当日に衣装を変更してしまうこと。これだけは譲れません(笑)。――「ニベア クリームケア ボディウォッシュ」の印象は?「W濃厚保湿」がとてもポイントだと思っていて。実際に使ってみると、テクスチャが独特で大好きでした。――ニベアのイメージを教えてください。私たちの青春時代から人気が続いていて、凄いなと思います。わたしたちの青春時代も支えてくれ、なおかつ今もこうやって人気があるというところが素晴らしいなと思います保湿に愛を込めてIKKO~!■チョコレートプラネット・松尾駿インタビュー――今回は「精霊役」という一風変わった役どころでしたが、演じるにあたって意識したポイントは?色々IKKOさんのモノマネさせてもらって、お着物とか、色んな服を着させてもらってきたのですが、まさか、IKKOさんと一緒に精霊をやれるとは思っていなかったですね。ただもう、この衣装を着れば精霊っぽさは出てると思うのでそれだけで大丈夫だなと思いました。僕自体がもうIKKOさんの精霊みたいなものなので。IKKOさんも精霊で、僕は精霊の精霊みたいな。そんな感じだと思います。――撮影の手応えをお聞かせください。完璧だと思います。コンビでも、「こうやって言おうか」など打ち合わせをしてから撮影に臨むことがあるのですが、IKKOさんとはそういうやりとりは一切なしでもバッチリ合うので、永遠にできるんじゃないかなって思います。「どんだけ~」や、「洗うだけ~」の伸ばす部分とか、ずっと終わらないんじゃないかってくらい伸ばせるので。本当に息が合うなって思いますね。やっぱり久しぶりだったんで、合うかな~? と少し不安でしたが、バッチリでしたね。――企業モノでの“W(ダブル) IKKO”共演は約4年ぶり、とのことでしたが、改めてその感想をお聞かせください。4年前にCMで共演させてもらった時に、「もう多分これが最後かな」なんて思ったのですが、まさかまたやらせていただけるなんてと感じました。IKKOさんのモノマネを本格的にやらせていただくようになったのが2017年とかだったのですが、そこから4年ほど経って、またIKKOさんとこうやってお仕事できる、というのは本当に嬉しいですね。――仕上げの髪の毛のセットもIKKOさんにやっていただいていましたね。そうなんです。全部やっていただいて。本物が偽物のセットしてる、っていうよく分からない状況ですよね(笑)。――かなり長くIKKOさんのモノマネをやられていると思いますが、随時、モノマネはアップデートしているのでしょうか? 最新のアップデートポイントなどありましたら、お聞かせください。最初は本当に「テレビに出てるIKKOさん」のモノマネだったんです。それが、色々とご一緒させていただく中で、「裏のIKKOさん」のモノマネもできるようになりました。(裏のモノマネは)IKKOさんがメイクを直してもらってる時の、「早くして、早くして! 早くして! 皆さん待ってるから早くして!」っていうモノマネ。4年前はできなかったのですが、今はできるようになった部分ですね。これに関してはIKKOさんのマネージャーさんのみにしか笑っていただけないですけれども(笑)。――松尾さんの今日の「IKKOさんぶり」を自己採点で何点?今日はもう100点だと思いますよ……いやそれか……153点です。――153点?「IKKOさん」ですね。数字はもうこの「イチ・ゴ・サン」と言っておけば大丈夫なんです(笑)。153点、IKKOさんで!――逆に100点に届かないような日もあるのでしょうか?あります。喉の調子が悪い日や、声が出ない時は本当もう最悪ですね。でもそんなときでもIKKOさんと会うと、声のチューニングが自分の中で合って、また上手くなったりするので、一緒の撮影だと全然違いますね。――音程とかもあるんですね……。はい。あと、ここ1年~2年くらいIKKOさんがこちらに寄せてきてくれてるというのもあると思います。なので2人一緒だとバチっと合って、喋っていて気持ちが良いですね。――今後IKKOさんとやりたいお仕事などありますか?バディものの警察の映画とかやりたいですね。IKKOさんとバディもののアクション映画を(笑)。たぶんみんな観たいと思うので。――バラエティ番組で会うIKKOさんと、CM撮影現場で会うIKKOさん、何か違いはありますか?台詞とかも、ちゃんとしっかり全部覚えて来られていて、凄いなと思います。バラエティの時は本当にただただ面白いIKKOさんなのですが、今回の企画のような、美に関するモノに関しては、やっぱりプロなんだなと思いました。――「濃厚」にちなんで、最近「濃厚だな」「濃いな」と感じたエピソードは?やっぱりIKKOさんに敵う濃い人はいないですよね。IKKOさんからは濃厚な、愛を頂いてるというか。会うたびに、「使ってください」とプレゼントとお手紙を頂いていて。そこから、誕生日プレゼントも毎年頂くようになって、相方の長田にも誕生日に必ずプレゼントを頂いていて。さらにそれにプラスして、自分の子どもが生まれてからは子供へのプレゼントも、誕生日のみならず色々なタイミングで頂けるんですよ。そういうのを思い返すと、やっぱりIKKOさんから濃厚な愛を頂いてるなと思います。――IKKOさんから貰ったプレゼントの中で印象的なものは?毎年バカラの高級グラスを頂いていて。特別な時だけそのグラスを使うようにしています。――最近「心が潤ったな」という瞬間は?IKKOさんのモノマネをするようになって、仕事が増えて、だいぶ経済的にも潤ったなというのはありますね。今回もこういった、“潤う”お仕事を頂けたのはやっぱりIKKOさんのお陰だなと思います。本当に、IKKOさんのモノマネをさせていただくようになってから、生活できるようになったので。そこら辺はIKKOさんに潤わせてもらってますね。――IKKOさんのモノマネをされてきたからこそ、例えば美容にも気を使うようになりましたか?ちゃんと気を使うようになりました。IKKOさんのモノマネする時に必ず、今日もそうなのですが、足の毛は絶対剃っています。こういうところからすごく気遣うようになりました。――洗う「だけ」にちなんで、松尾さんのこれ「だけ」は譲れないことは?去年、相方の長田が車を買ったんです。仕事から仕事の合間に移動するとき、どちらかが車を持っていたらその人だけ車で、持ってない人はタクシーで、みたいにバラバラでの移動が普通だと思うのですが、僕らはそこだけはちゃんと一緒に移動するようにしています。――移動の時間を大切にされているということでしょうか?結局楽なんですよね。座れば勝手に次の場所に行ってくれるっていう(笑)。相方兼運転手みたいな感じになっていますね。――長田さんはそれに対してどういった反応をされていますか?ちょっと嫌な顔はします(笑)。マネージャーやスタイリストなどみんなで一緒に移動するのですが、やっぱり楽しい時間なので、そこだけは譲れないですね。――「ニベア クリームケア ボディウォッシュ」の印象は?僕は元々乾燥肌なので、ボディケアやスキンケアって大変だなと思っていて。こういう商品があると本当に楽ですね。帰ってお風呂に入って、その後に何か塗ったりするのは、時間ももったいないし面倒くさいなって思っちゃうのですが、この商品なら毎日使っていきたいです。――ニベアのイメージを教えてください。昔からお世話になっていますし、「スキンケアとかお肌のことだったらニベアさん」っていうイメージがあります。そこのWEBCMに、IKKOさんと出られるなんてやっぱり嬉しいです。
2022年04月20日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が出演する、LINE MUSICの新CM「君のスマホでLINE MUSIC 前⼝上」編が、18日より放送される。新CMでは、松尾がタンクトップ姿の個性的なアーティスト、長田が破天荒な司会者に扮して登場。歌番組風のスタジオで、同サービスの喜びを表現した楽曲「君のスマホでLINE MUSIC」をダンスとともに披露する。撮影で、ミラーボールやTOP10ボードなど本格的な歌番組風のセットに「おぉ! すごい」と驚く2人。CM内のダンスについて松尾は「実は、17年前から地道にやっていた“レゲエダンス”がまさかCMで披露できることになるなんてすごく感慨深いです」と嬉しそうに話し、毎カット異なる表情やキレの良い動きを次々と繰り出す。そのバリエーションの多さにスタジオは笑いに包まれていたが、踊りながらセリフを言うシーンではNGを連発。長田がすかさず「何を言ってるの?! さっきから様⼦が変なのよ!」と鋭くツッコミを入れ、これには松尾も「鬼監督だな……」とタジタジの様子だった。■チョコレートプラネット インタビュー――撮影を終えての感想をお願いします。長田:昔見ていたような往年の(歌番組の)MCをやらせていただいてめちゃくちゃ面白かったです!松尾:吉本の養成所の時からやっていたレゲエダンスがまさかCMでできるなんて! とすごく感慨深かったですね。いつ辞めてもいいです(笑)。――聞き放題・対象のLINEスタンプ使い放題がテーマのCMでしたが、お忙しいお2人が1日「使い放題」な時間があったら何をしたいですか?長田:大型のホームセンターで1日ブラブラしたいですね。工具が大好きなので。松尾:LINE MUSICで音楽聞きまくりながらお酒「飲み放題」したいですね。――LINE MUSICはプロフィールにBGMを設定することができますがご自身のテーマソングを教えてください。長田:氷室京介さんの「KISS ME」。これでネタもやらせていただきましたし、すごいテンションも上がるし……これしかないですね!松尾:「レゲエ」。僕もレゲエ好きですし、レゲエも僕のこと好きなんで……。――入学・新生活がはじまりますが、お二人が新しく挑戦したいことはありますか?長田:僕は登山ですね。今初めて言いましたけど……。全く頭になかったんですがフッと降りてきましたね。松尾:じゃあ僕も登山で!長田:登山って、できないより出来た方がいいので。絶対に登山ですね。――お笑いの賞レースにもたくさん出場されているチョコプラさんですが、人を笑顔にするために心がけていることなどがあれば教えて下さい。長田:自分が楽しむっていうのは大事です。音楽を聴いたりして気持ちをあげてお客さんの前に⽴つ。松尾:全く同じですね。自分が楽しんでいるときに、お客さんも面白いと言ってくださることが多いです。そのためにも、仕事に行くときには音楽を聴いて、バイブス上げていくのがいいんじゃないかと思います。長田:あとはちょっとした山に登ってから行くとかですかね。――新生活を楽しく過ごせるおすすめの曲を教えてください。長田:美炎-BIEN-(2人がメンバーの4人組鼻詰まり系ビジュアルバンド)の「鼻吹雪」って曲があるんですけど……めちゃくちゃテンション上がりますよ。皆さんに聞いてほしいです。松尾:レゲエから派生した「ソカ」。トリニダードトバゴの音楽「ソカ」を聞いてもらいたいですね。――視聴者の皆様に⼀⾔お願いします!長田:今回のLINE MUSICのCMはいかがでしたか?松尾:ついつい踊り出しちゃうような“使い放題”が満載のLINEMUSICの魅力が伝わるよう、僕たちも頑張りました!長田:ぜひLINEMUSICを試してみてください!
2022年04月18日映画『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開)の大爆笑! 御礼舞台挨拶が1日に都内で行われ、伊藤英明、上白石萌歌、小澤征悦、平野隆監督、スギちゃんが登場した。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてのピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心と遅すぎた青春を知っていく。この日はエイプリルフールということで、作中の伊藤が着ている衣装と似たGジャンを着ているスギちゃんが伊藤の代わりに登場し、「本当に難しい役だったんですけれども、上手にできました」とコメント。また小澤が「英明が本当に芝居を真剣にぶつかってくれたんで、僕も本当にそれに応えて……」とそのまま舞台挨拶を進行していると、本物の伊藤が「退屈だったから出てきてやったぜ。話の途中で出てきてやったぜ。ワイルドだろぉ」と登場し、「コーラ飲まないのにキャップ捨ててやったぜ」とコーラを見せる。作中のGジャンを着て登場した伊藤が「衣装も用意してもらったんですけど、たった30分のためにスギちゃんが来てくれたんで、僕もスギちゃんになりきろうかなと思って。昨日からYouTubeでスギちゃんを研究してきたんです。コーラも急に用意してもらって、領収書もらって来なかったぜ」と言うと、スギちゃんは「ワイルドじゃないぜ」とツッコミ。上白石は「どっちを向いても勝平くんなので……」と混乱を見せていた。伊藤は「せっかくなので、この衣装をスギちゃんにプレゼントしようという感じだったんですけど、着て来ちゃったんで、試合後のサッカー選手交換したい」と提案し、スギちゃんは「俺も渡すんですか? そんなに俺、何着もないんですけど」と喜びながらも戸惑う。2人はその場で上半身裸になりGジャンを交換。伊藤が「その時計も交換してもいいんだぜ」と言うと、スギちゃんは「いくらすると思ってるんですよ。648万円ですよ」と断ったが、最後のフォトセッションでは伊藤がスギちゃんの時計を身につけて登場し、会場を驚かせていた。
2022年04月01日映画『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開)の女性限定試写会が6日に都内で行われ、伊藤英明、上白石萌歌、西川貴教(主題歌)、平野隆監督が登場した。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてのピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心と遅すぎた青春を知っていく。「筋肉系男子」「文化系男子」どちらが好きか聞かれた上白石は「断然、文化系男子ですね」と即答。作中でも筋肉を披露していた伊藤だが「僕、文化系ですよね。本気で文化系だと思ってるんです。こだわりを追求するタイプだし、本も読むし」とアピールする。さらに西川に「今、トレーニング毎日されてますよね?」と"筋肉男子"枠を押し付けようとするも、「ここは分けない方がいい。同じ方向いていると思います」とたしなめられた。上白石は改めて「私も文化、カルチャーが好きで、本を読んだり美術館に行ったりすることが好きなので、それを共有したいなという気持ちはあります」と理由を説明する。さらに会場の女性たちにパネルでアンケートを取ると、若干文化系男子派の方が多い結果に。すると伊藤は「今、バックヤードで筋肉系の人たちがいますから! これもう、出てこれないです」とこの後の展開のネタバレ。さらに「何でこの質問したんですか? 朝から電車に乗って来ているわけですよ! ずっと支度して!」と筋肉男子たちの気持ちを慮って抗議する。「僕も撮影でふんどしをしたのでわかるんですけど、やっぱりお腹を下したらどうしようもないので、食べるものにも気をつけるわけです。多分みんなの前で見せるから、昨日もジムに行ってると思うんですよね。プロテイン飲んで、ちょっとふくらますために、ジャガイモを食べてるかもしれないです。それがもう出て来れない!」と嘆き、司会から「後ほどフォトセッションがありますので」と止められていた。フォトセッションでは実際にふんどし姿の筋肉男子たちが登場し、伊藤、上白石、西川と共に写真に収まる。最後には伊藤が自身の携帯電話を取り出し、全員で仲良く自撮りをしていた。
2022年03月06日第2弾がもうすぐ放送となる「松尾スズキと30分の女優」。この度、前作より吉田羊が出演した「吉田羊の乱」がYouTubeにて無料配信スタートした。松尾スズキが毎回ひとりの女優とがっぷり四つに組んで繰り広げる至極のWOWOWオリジナルオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。第1弾には吉田さん 、多部未華子 、麻生久美子、黒木華が出演、観た人をやみつきにさせた。現在、WOWOWオンデマンドにて配信中の第1弾。全4話の中から今回、「吉田羊の乱」をYouTubeで期間限定配信。そして、3月放送の第2弾は、生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希の4名が出演(放送順)。どんなコントを繰り広げるのか、注目だ。松尾スズキと30分の女優「吉田羊の乱」は4月4日(月)23時59分までWOWOWオフィシャルYouTubeチャンネルにて配信。「松尾スズキと30分の女優2」は3月13日(日)23時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※WOWOWオンデマンドでは全4話を一挙配信(cinemacafe.net)
2022年02月27日映画『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開)のカッペイ披露試写会が16日に都内で行われ、伊藤英明、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦、平野隆監督が登場した。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心と遅すぎた青春を知っていく。小澤が「くそ真面目にバカをやっている」と表した同作について、オファーを受けた時の感想を聞かれると、伊藤は3分間にわたって1人でぼやくことに。「平野さんもいろんな映画を製作されていて、その中で僕も『クロスファイア』『陰陽師』、最後にやらせてもらったのは15年くらい前の『この胸いっぱいの愛を』という作品で。僕も俳優をやらせてもらってキャリアを積み重ねてきて、満を辞して『伊藤英明にやってもらいたい役があるんだ』と言うので、お話をいただいて実際にお会いして作品はなんだといったら『KAPPEI』。平野さんと作品をやるのは15年ぶりですし、40代中盤にもさしかかり、自分としてはアクション満載のスパイ映画なのか、賞レースにも参加するような時代劇なのかという期待があったんですけど、作品を否定してるわけじゃなくて、いざビジュアル見せられた時、ものすごく『これじゃないよ感』がしたんですよ」と真面目に語り客席の笑いを誘う。さらに伊藤は「衣装合わせも、作品によっては20パターン着て2〜3時間かけて合わせることもあるんですけど、今回の映画の衣装はワンパターンなので、15分ぐらいで終わるだろうと思ってたら、3時間ぐらいかかって。いろんな素材のジージャンを着せられたり、丈がどうのこうのとか、ポケットはそのままあった方が面白いとか、これを毎回やるんだったらこのベルトだとを持たないよねとか、自分も熱を帯びてきていろいろ話したんですけど、その決まった衣装を見ても、やっぱりものすごいがっかりして」とまさかの展開。「今から降りるといろいろ詮索されて大変なことになるから、今さら降りられないし、どうしようかなと思って。衣装合わせの時に山本耕史くんに会って、山本耕史くんの衣装も過激だなぁと思ってて『よくこの作品受けたね』と聞いたんですよ。 そしたらもう自信を持って『楽しんでやります』という心強い言葉を聞いて、腹くくろうとしたんですけど、この格好で大学のロケとかもあるの? 渋谷の街中もこれで出るの? っていう。何とか、また降りられないかなと」と、迷いは深かった様子。伊藤は「今日も(上白石)萌歌ちゃんがここにはいなくて、やっぱりこの映画がイヤで今回舞台に来てなかったのかなと。タイトルみたら『男祭り』と書いてあったんで、ちょっと安心したんですけど」と言いながら、「すみません。長くなって」と謝る。「迷惑じゃないかなっていう、単純に。マスコミの皆さんもこのご時世で忙しいのに、本当にこの映画のために来て。自分だけの作品じゃないんで語弊がありますけど、よくこのために時間を割いていただいたという感謝しかありません。ちょっとネガティブな発言してました。本当に申し訳ありません」と語った。撮影について、山本は「街中で、手を振っていただくこともあるんですけど、覚悟決めないと精神的にけっこう危なかったです。これほど気付かれたくないと思ったことないくらい」と苦笑。伊藤の発言については「初めて会った時に『山本くん、よくこれ引き受けたね』と言われて、あのとき僕も降りられないかなと思ってました」と告白し、会場を笑わせていた。
2022年02月16日映画『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開)のレッドカッペイトセレモニーが16日に都内で行われ、伊藤英明、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦、平野隆監督が登場した。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心と遅すぎた青春を知っていく。伊藤は「いいんですか、この映画のためにたくさんお集まりいただいて。やることが他にあったんじゃないですか?」と笑わせ「今日他に、3月5日に放送される『津田梅子』の制作発表もあったみたいですけどいいんですか?」と尋ねる。「短い時間でこの映画の良さをお伝えするのは難しいんですがただ言えることは、俳優のキャリアを重ねてきた同世代の俳優が一生懸命作品と役に向き合って作った映画です。と言ってるんですけど、この映画なのでね」と苦笑。「どの世代の方見ても楽しんでいただける映画だと思います」とアピールした。西畑は「今日は皆さんタキシードでびっちり決めてるんですけど、後ろのパネルを見ていただいたらわかるように、ほんまに抱腹絶倒コメディとなってまして、ギャップが素敵だと思ってます」と作品の魅力を表す。「このレッドカーペットみたいに熱く、笑いで心が燃えるような、あったまるような映画になっておりますので、沢山の方に観ていただけたらと思います」とメッセージを送った。また戦士達の師匠役を務めた古田は「実は、僕は彼ら戦士達が子供のころから修行を積んでたので、ぶっちゃけ子役としか相手してないんです。でもまあ西畑くんが出るからお客さんは入るだろうと思います」と裏話も。「あとは、見どころは小澤くんです」と語った。
2022年02月16日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が8日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)の大ヒットバレンタインデーイベントに、女優の上白石萌歌とともに出席し、バレンタインの思い出を語った。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の正統続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。チョコプラは「ゴーストバスターズ」の大ファンだという。松尾はNo Ghostマークのゴーストに扮し、「いろいろモノマネさせてもらったんですけど、まさかこのロゴをモノマネさせてもらえるとは思わなかった。ちゃんと認められてモノマネしている。オフィシャルでやっている。こんなうれしいことはない」と喜び、長田は「ぽっちゃり感もかなり再現度が高い」と太鼓判を押した。バレンタインの思い出を聞かれると、長田は「チョコレートプラネットっていう名前でやらせてもらっているので、バレンタインデーめっちゃ仕事していると思いきや、全くなかった。毎年2月14日はスケジュール空いていて、何も仕事入らないから単独ライブをやるっていうのをやっていた」と話した。松尾は、若手時代のバレンタインのエピソードを披露。「ライブ終わって打ち合わせしたときに、長田がご飯を買いに外に出て戻ってきたら、袋いっぱい、両手にいっぱいチョコを持っていた」と明かすと、長田は「ちょっとそのときは人気がありまして」と話した。そして、長田に「まだ待っている子がいたぞ。たぶん松尾を待っているから行ってあげたほうがいい」と言われて松尾も外に。だが、「誰からも声かけられなかった」と松尾は振り返り、長田も「こいつコンビニで缶コーヒー買って帰ってきました。ビターな思い出ですね」といじって笑いを誘った。
2022年02月08日女優の上白石萌歌、お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が8日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)の大ヒットバレンタインデーイベントに出席した。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の正統続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。本作の日本語吹替版で主人公フィービー役の声優を務めた上白石は、本作で実写の吹き替えに初挑戦。「新鮮でした。体や表情を使ってお芝居しているのとは全く異なるアプローチで、普段とは違う筋肉を使ってお芝居をしている感じがしました」と話した。チョコプラは「ゴーストバスターズ」の大ファンだという。松尾はNo Ghostマークのゴーストに扮し、「いろいろモノマネさせてもらったんですけど、まさかこのロゴをモノマネさせてもらえるとは思わなかった。ちゃんと認められてモノマネしている。オフィシャルでやっている。こんなうれしいことはない」と喜び、長田は「ぽっちゃり感もかなり再現度が高い」と評価した。そして、長田は本作について「ゴーストバスターズファンならかなり感動します。泣きました。前作ファンなら確実に感動できる」と絶賛。松尾も「本当に面白い。笑えるところもあるし、泣けるところもあったり」と感想を述べ、「表情で言うと…」とNo Ghostマークの表情を真似して笑いを誘う。2人の感想を聞き、上白石は「初代ファンの方に絶賛していただけるのは本当にうれしいです」と笑顔を見せた。また、長田はおなじみのMr.パーカーJr.のものまねで、レイ・パーカーJr.が歌う「ゴーストバスターズ」シリーズのテーマ曲を熱唱し、「影響というか、レイ・パーカーJr.の弟子みたいな感じ」と得意げにコメント。松尾は「ちゃんと言ったらパクリましたよね」と言い、本作のイベントとのコラボに「こんなことになるとは思わなかった」と2人とも喜んでいた。
2022年02月08日オムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優2」より、ビジュアルと場面写真が公開された。本作は、松尾スズキが毎回ひとりの女優とがっぷり四つに組んで繰り広げる至極のコントドラマ第2弾。今回、松尾ワールドに誘われる女優は、生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希の4名(放送順)。公開された番組ビジュアルにも、松尾さんと共に写し出されている。そして、この4名がそれぞれ切り取られた、独特な世界観が覗ける場面写真も到着した。また女優陣に加え、オクイシュージ、伊勢志摩、近藤公園、皆川猿時、村杉蝉之介、町田水城ら個性豊かな面々もゲストとして出演する。なお、吉田羊、多部未華子、麻生久美子、黒木華の豪華女優陣が笑いと真っ向勝負する姿や、松尾さんの独特な笑いの世界観が、観た人をやみつきにさせ、唯一無二な番組となった第1弾は、WOWOWオンデマンドにて配信中だ。「松尾スズキと30分の女優2」は3月13日(日)23時~WOWOWにて放送・配信。(cinemacafe.net)
2022年02月07日松岡英明が、3月14日にリリースするデビュー35周年記念ベストアルバム第2弾『REMIND -35th Anniversary Box-』の全収録曲を発表した。1986年11月に同時リリースされたシングル&アルバム『Visions of Boys』でデビューした松岡は、PATi PATiをはじめとした人気音楽雑誌の表紙を飾ったほか、NHK総合『JUST POP UP』のメインパーソナリティーに抜擢されるなど、音楽活動と並行して多くのラジオ・テレビのレギュラー番組の司会も担当。現在も配信ライブを中心に精力的に音楽活動を続けている。Sony Music Shop限定で発売される今作には、自身がこだわり抜いて選曲した楽曲に加え、初CD化となるTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDとのコラボ曲「メトロポリス」「Visions of Boys -Do the boys vision of techno?-」を含む全31曲を収録。さらにCLAMP描き下ろしアクリルスタンドとフォトブック、直筆サイン&直筆シリアルナンバー入りを含むアナザージャケット3枚を収めた特製ボックス仕様となっている。併せて選曲にあたってのコンセプトや「想い」について、松岡からコメントが到着した。■松岡英明 コメントデビュー35周年記念のベスト盤は、実はもう1枚(もうひと組)あるんです。タイトルは第1弾が「REWIND」今度の第2弾が「REMIND」。しかも「REWIND」を作った時に、タイトルもジャケットデザインも選曲も同時に決めていました!ありきたりじゃない、今までと違う、松岡英明らしい、オールタイムな「ベスト盤」をコンプリートさせるため、あえて第1弾には入れない選択をした「ビジュアル」「言葉」「曲」たちを、このBOXの中に詰め込んであります。このBOXには、これまでのベスト盤に入っていなかった「CATCH」も、新録の「メトロポリス」も、今までのどのバージョンとも異なる最新の「デビュー曲」も、更なる「アナザージャケット」も、CLAMP先生描き下ろし「アクリルスタンド」も、書き下ろしの詩が入っている「フォトブック」…も、入っています。最近では日常的に「リマインダー」を使っている人も多いんじゃないでしょうか?リマインダーとは言わばTo Doリスト。やるべきことを見える化して「思い出させてくれる」もの。このベスト盤には、あなたの中の「そっと胸の奥にしまった大切な想い」「キラキラ輝いていた日々」「探しもの」「忘れかけていたもの」…を、いつでも必要な時に思い出せるように!という願いが詰まっているんです。ホワイトデーに35年分の感謝を込めて、このBOXをすべてのファンのみなさんに贈りたい気持ちでイッパイです!<リリース情報>松岡英明『REMIND -35th Anniversary Box-』2022年3月14日(月) リリース価格:8,800円(税込)※特製BOX仕様※Sony Music Shop限定商品 / 完全生産限定盤【セット内容】・CD『REMIND -35th Anniversary Best-』(2枚組)・CLAMP描き下ろしアクリルスタンド・フォトブック(全52ページ)・直筆サイン&直筆シリアルナンバー入りアナザージャケット(3枚組)※サイン入りは内1枚松岡英明『REMIND -35th Anniversary Box-』展開画像松岡英明『REMIND -35th Anniversary Box-』CLAMP描き下ろしアクリルスタンド【CD収録内容】■Disc11. あたらしいシンパシー2. Young Pirates3. Catch4. I LOVE ROCK’N ROLL5. キミは完璧6. シェリーと夏と僕7. レッド・ムーン8. I Wanna Know Because I don’t Know9. A Sweet Little Bitter Love10. SHAKE YOUR FIST11. STAR12. Let Me Alone13. again again again14. Happy Birthday15. NEXT SENSATION16. SHADE AND DARKNESS■Disc21. メトロポリス(※初CD化)2. Future Toy3. Cherry Parade4. VANILLA5. LOOK@ME6. FLY SKY-HIGH7. 未来8. Ondine9. Mysterious Stranger from Mars10. HEAVEN’S UNDERWEAR11. 甘い生活12. 夜と星の列車~Night with Her Train of Stars~13. 天使14. BELIEVE IN YOUR EYES15. Visions of Boys -Do the boys vision of techno?-(※初CD化)大川七瀬(CLAMP)×松岡英明 オンライン対談予約リンク:松岡英明 35th Anniversary 特設サイト:
2022年02月02日株式会社文藝春秋コミック編集部は、マンガ『拾われた男』(原作・松尾諭、漫画・勝田文)を1月25日(火)より文春オンラインで連載開始いたします。本作は、俳優・松尾諭さんの自伝風エッセイを『風太郎不戦日記』『マリーマリーマリー』などを手がける漫画家の勝田文さんによってコミカライズしたものです。■ あらすじ俳優を志して上京した兵庫県尼崎生まれのマツオ(24)。自動販売機の下に落ちていた1枚の航空券を拾ったことから、彼の環境はめまぐるしく変わり始めーー。借金あり、貯金なし。崖っぷち俳優(志望)の行先は? 俳優・松尾諭さんによる自伝風エッセイが待望のコミカライズ。第1話は1月25日(火)に公開。毎月第2・4火曜日に更新します。第1話を読むにはこちらから: ■ 松尾諭さん、勝田文さんからのコメント松尾諭さんマンガ化の話をいただいた時は驚きました…いや、実は薄らと期待はしていたのです。でちょうどその頃『風太郎不戦日記』を読んでいて、勝田文先生に描いていただけたら最高だなと、ダメ元でお願いしてもらったところ、まさかのご快諾!しかも出来上がりが期待の斜め上を行く面白さで、僕自身一刻も早く続きが読みたいです。勝田文さん原作の軽妙な雰囲気をそのままマンガにできたら嬉しいです!■ 2022年初夏に「ディズニープラス」で実写ドラマを配信開始『拾われた男』は2022年初夏、実写ドラマ化します。監督は井上剛さん。主演に仲野太賀さん、他にも伊藤沙莉さん、草彅剛さんの出演が決まっています。■ 原作エッセイも好評発売中原作単行本は紙・電子書籍で好評発売中です。商品URL(単行本): 商品URL(電子書籍): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月25日伊藤英明が、最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る感情に翻弄されるピュアな男を演じる映画『KAPPEI カッペイ』。この度、本作の主題歌が西川貴教×「ももいろクローバーZ」に決定。予告映像と本ビジュアルも公開された。今回の主題歌は、西川さんが「映画の突き抜けた世界観を一緒に表現できるのは彼女たちしかいない!」と、「ももいろクローバーZ」へオファー。本作のために書き下ろされた疾走感あふれる新曲「鉄血†Gravity」を共に歌う。お互いが主催する音楽イベントや、TV番組での共演歴も多く、元々親交の深い両者の絶妙な掛け合いは必聴だ。西川さんは「これまで西川貴教の楽曲の中で一番のヘヴィメタル色が出ていて、本当に最近のJ-POP・JROCKではないぐらいの暑苦しさがいい感じで『KAPPEI』の世界観を表現できていると思いますので、映画と合わせて是非『鉄血†Gravity』も楽しんで聴いていただけたら嬉しいです!」と楽曲について語り、「ももいろクローバーZ」は「西川さんから直々のオファーをいただけてすごく嬉しかったです!今までフェスなどでご一緒することは多かったけど、こういう形でご一緒させていただくのは初めてでやっと同じ作品に携わることができて嬉しく思います!」とコメントしている。そして、合わせて到着した最新予告映像では、師範から解散を告げられ大都会に解き放たれた終末の戦士たちをはじめ豪華キャストたちが登場。吊られ踊る英雄、尻を叩く正義、勝平に「片想い」を諭す守、涙する女子にデニムを差し出す勝平と、突っ込みどころ満載の映像に、西川さんと「ももいろクローバーZ」の歌声が乗り、テンションと笑いが爆上げの映像が完成した。また、特報映像にに引き続き、ナレーションは声優・山口勝平が担当している。『KAPPEI カッペイ』予告編▼コメント・西川貴教このたび「映画KAPPEI カッペイ」の主題歌を担当させていただくことになりました、西川貴教です。まず、オファーをいただけて大変光栄です。今回是非コラボで、という依頼をいただいて「KAPPEI」の雰囲気や良さを一緒に引き上げられる相手、この突き抜けた世界観を一緒に表現できるとしたら彼女たちしかいないということで、ももいろクローバーZの4人にオファーをさせていただきました。イベントなどで何度もご一緒させていただいていて気心知れた仲間という感じなんですが、こういう形で一緒に楽曲を作り上げていくというのは今回が初めてなのでとても新鮮でした。「鉄血†Gravity」はこれまで西川貴教の楽曲の中で一番のヘヴィメタル色が出ていて、本当に最近のJ-POP・JROCKではないぐらいの暑苦しさがいい感じで「KAPPEI」の世界観を表現できていると思いますので、映画と合わせて是非「鉄血†Gravity」も楽しんで聴いていただけたら嬉しいです!・ももいろクローバーZ映画『KAPPEI カッペイ』の主題歌「鉄血†Gravity」歌唱に参加させていただきありがとうございます。楽曲を一緒に歌うにあたって騒がしいやつらがいた方がいいんじゃないかということで、西川さんの頭の中に一番に浮かんだのが私たちだったと聞きました。笑。西川さんから直々のオファーをいただけてすごく嬉しかったです!今までフェスなどでご一緒することは多かったけど、こういう形でご一緒させていただくのは初めてでやっと同じ作品に携わることができて嬉しく思います!「鉄血†Gravity」は、西川節が満載だったなと感じました。騒がしいやつらがいたらと思われたわりにはすごくクールで、今までに歌ったことないような楽曲でした。私たちがレコーディングするときにはもう西川さんのお声が入っていて、兄さんについていくのみ、かつ楽曲を壊さないようにと、私たちも精一杯クールにカッコつけて歌わせていただきました。是非映画と合わせて「鉄血†Gravity」も聴いていただけると嬉しいです!映画も楽しみにしています!!・伊藤英明こんな映画の主題歌を歌ってくれるのは誰になるんだろうと思っていたところ、西川さんだと聞いてすごく腑に落ちたと言いますか・・・この作品の個性と、西川さんの歌声やメディアで拝見する生き様がぴったりだなと感じました。なんだったら勝平役も自分より西川さんが良かったんじゃないか、と思う程です。笑ももいろクローバーZのみなさんも暑苦しい我々に花を添えて頂いてありがとうございます。映画もこの曲の熱さに負けず劣らず、暑苦しさ全開の非日常な世界観になっていますので、まだまだ窮屈な日々が続いていますが、しばしの時間現実逃避を楽しんでもらいたいと思っています!・上白石萌歌「鉄血†Gravity」最初の1音目から、あまりの熱気に吹き飛ばされそうになりました!(笑)西川貴教さんの滾るようなエネルギーと、ももいろクローバーZさんのラブリーさとひたむきさ。この上なく最強な化学反応です!!この作品の魅力を何倍にも増幅させてくれる曲だなと感じました。エンドロールでこの曲を大音量で浴びたら、誰もが戦士になれるはずです!素敵な曲をありがとうございます!・平野隆(監督)西川様、いろいろと注文が多く申し訳ありませんでした。しかし結果として、ビックリするくらい素晴らしい楽曲に仕上げて頂き、罪の意識が薄れました笑。西川さんに本作で役者として出演依頼をしようと考えていましたが、しなくて良かったです。していたらこの楽曲は生まれなかったかもしれませんから。この曲はまさに今の人達の心をえぐるOLD &NEWロックだと思います。特にサビは、勝平と終末の戦士達の切ない心の響きを見事に表してくれました。曲を聴きながら、僕には西川さんとロバート・プラントの姿がダブって見えていました。そしてももクロさん!とてもキュートで力強く、上白石萌歌さん演じるハルが勝平に向き合っているカオスを感じさせてくれました。年越しはもちろん「ももいろ歌合戦」で締めくくり、勝平&ハルVS西川&ももクロ、の初夢を見ました。良い年になりそうです。『KAPPEI カッペイ』は3月18日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:KAPPEI カッペイ 2022年3月18日より全国東宝系にて公開(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)
2022年01月07日伊藤英明が前代未聞のニューヒーローを演じる、ギャグ漫画を原作とした映画『KAPPEI カッペイ』。この度、本作に出演する超個性派キャスト10名が発表された。女子大生・ハル(上白石萌歌)の親友で、突如現れた勝平(伊藤さん)の存在にも理解を示す、姉御肌な久美子役に、『かぐや様は告らせたい』シリーズの浅川梨奈。勝平の奇想天外な行動に笑いながらツッコみ、ペイ呼びするウェイ系男子・矢木役に、連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインの弟役に抜擢された倉悠貴。ハルが想いを寄せる高校時代の先輩・堀田役に、シンガーソングライターの岡崎体育。東京に出てきた終末の戦士が、必殺技【無戒殺風拳】を繰り出すとき、なぜか現場に居合わせ、圧倒的な武術への造詣とコメント力で殺風の脅威を解説するベテラン警察官・柳田を橋本じゅん。柳田と共に行動し、ツッコみ役となる若き警官・テルオを森永悠希。そして、正義(山本耕史)の舎弟として行動を共にする中学生・武智を鈴木福が演じ、リーゼントヘアーに特攻服でメンチを切るヤンキーとして、新境地を切り開く。さらに、守(大貫勇輔)が一目惚れするダンサー・美麗を「3時のヒロイン」のかなで。美麗の憧れの存在で、守がライバル視するカリスマダンサー・和也を「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の関口メンディー。啓太(西畑大吾)をカツアゲしようとする街の不良役で、「マテンロウ」のアントニーと大トニーが勝平と啓太が出会う重要なシーンにスパイスを加える。『KAPPEI カッペイ』は2022年3月18日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:KAPPEI カッペイ 2022年3月18日より全国東宝系にて公開(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)
2021年12月28日若杉公徳の漫画『KAPPEI』が実写映画化。映画『KAPPEI カッペイ』として、2022年3月18日(金)より公開される。主演は伊藤英明。『デトロイト・メタル・シティ』若杉公徳のギャグマンガを実写映画化『KAPPEI』は、2008年に松山ケンイチ主演で映画化した『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳による人気コミック。ノストラダムスの予言を信じ、幼い頃から人類の救世主になるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」を主人公とするギャグ漫画だ。世界を救わない?!最強戦士の恋と友情ノストラダムスの予言を信じるも、粘っても粘っても世界は一向に滅亡せず…活躍の場を与えられなかった彼らがたどり着いたのは、その能力を全く必要としない現代の東京だった…。“最強”なのに需要もなく社会常識もない戦士たちが、平和な大都会で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春を描く。主人公・勝平に伊藤英明主人公・勝平役...伊藤英明人類の救世主になるため無戒殺風拳の修行に人生の全てを費やしてきた終末の戦士。獅闘流(しとうりゅう)の使い手。突然師範から解散を告げられ平和な現代の東京へ流れ着く。『KAPPEI カッペイ』の主人公を演じるのは、『THE LAST MESSAGE 海猿』『BRAVE HEARTS 海猿』など『海猿』シリーズで座長を務めた伊藤英明。『燃えよ剣』でも存在感を示している伊藤英明が、『22年目の告白-私が殺人犯です-』以来5年ぶりとなる主演を務める。山瀬ハル役...上白石萌歌東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生で、勝平の初恋の相手。誰に対しても平等に接するやさしさと純真さを持つ。演じるのは、映画『羊と鋼の森』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2022年には初めての連続テレビ小説への出演も控える上白石萌歌。入間啓太役...なにわ男子・西畑大吾助けてもらった縁で行き場のない勝平を部屋に招くも、それ以降居候されてしまう大学生。気弱だが心優しく、勝平に振り回され続ける。担当するのは、「なにわ男子」としてデビューを果たした西畑大吾。守役...大貫勇輔勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた終末の戦士。蛇戦流(じゃせんりゅう)の使い手。正義役...山本耕史勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた終末の戦士。最も体得が困難と言われる馬跳流(ばちょうりゅう)の使い手。英雄役...小澤征悦終末の戦士の中でも最強と言われた勝平の兄弟子。龍咆流(りゅうほうりゅう)の使い手。師範役...古田新太1999年7の月に世界が滅亡するという予言を信じ、終末の戦士たちに無戒殺風拳を教えた老人。2022 年まで待ったが一向に世界が滅亡しないため、勝平らに解散を命じた。久美子...浅川梨奈姉御肌なハルの親友。突如現れた勝平の存在にも理解を示すクールビューティーな大学生。矢木...倉悠貴勝平の奇想天外な行動に笑いながらツッコみ、明らかに年上である勝平を「ペイ」呼びするなど、怖いもの知らずの天真爛漫ウェイ系男子。堀田...岡崎体育ハルが想いを寄せる高校時代の爽やかな先輩。勝平の前に恋のライバルとして立ちはだかる。柳田...橋本じゅん東京に出てきた終末の戦士が、必殺技【無戒殺風拳】を繰り出す時、なぜか現場に居合わせ、圧倒的な武術への造詣とコメント力で殺風の脅威を解説するベテラン警察官。テルオ...森永悠希柳田と共に行動し、 柳田のコメントにツッコむ若き警官。武智...鈴木福正義の舎弟として行動を共にする中学生。リーゼントヘアーに特攻服でメンチを切るヤンキー。美麗...3時のヒロイン・かなで守が一目惚れするダンサー。和也...GENERATIONS from EXILE TRIBE・関口メンディー麗の憧れの存在で、守がライバル視するキレッキレのカリスマダンサー。啓太をカツアゲしようとする街の不良役...マテンロウ・アントニーと大トニー平野隆が初監督&脚本は徳永友一実写映画版『KAPPEI カッペイ』は、『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編/後編』などのヒット作をプロデュースしてきた平野隆の初監督作品。『翔んで埼玉』など、ギャグ漫画の実写化に定評のある脚本家・徳永友一とタッグを組む。主題歌は西川貴教×ももいろクローバー Zの新曲『KAPPEI カッペイ』の主題歌は 、西川貴教とももいろクローバー Zの疾走感あふれる新曲「 鉄血† Gravity 」。西川貴教が「 映画の突き抜けた世界観を一緒に表現できるのは彼女たちしかいない 」 と 、ももいろクローバー Zにオファーしたことから、コラボレーションが実現した。<映画『KAPPEI カッペイ』あらすじ>1999年7の月。ノストラダムスが予言したこの時、世界は荒廃し、秩序は乱れ、暴力が支配する恐怖の世界が訪れる。そんな来るべき世紀末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き漢(オトコ)たちがいた。しかし、時は2022年…。世界滅亡の時は一向に訪れない中、厳しい修行に耐え、強力無比な殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)を会得した弟子たちを集め、師範は気まずそうに言い放った。「解散っ」これは、時代に全く必要とされず、世界の救世主になれなかった強く優しき漢(オトコ)の青春物語である。作品詳細映画『KAPPEI カッペイ』公開日:2022年3月18日(金)原作:若杉公徳(「KAPPEI」白泉社・ヤングアニマルコミックス)監督:平野隆脚本:徳永友一(『翔んで埼玉』、『かぐや様は告らせたい』シリーズ)音楽:遠藤浩二出演:伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、森永悠希、浅川梨奈、倉悠貴、橋本じゅん、関口メンディー、鈴木福、かなで、岡崎体育、山本耕史、小澤征悦制作プロダクション:ダブ製作:映画「KAPPEI」製作委員会配給:東宝
2021年11月20日伊藤英明を主演に迎え、2008年の大ヒット作『デトロイト・メタル・シティ』の原作漫画家・若杉公徳によるギャグ漫画を映画化する『KAPPEIカッペイ』。この度、伊藤さんや上白石萌歌、西畑大吾ら豪華キャストがド派手に集結したチラシビジュアルが解禁された。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、来たるべき終末の世に備えて幼い頃から人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たち。だが、粘っても粘っても世界は一向に滅亡せず…活躍の場を与えられなかった彼らがたどり着いたのは、その能力を全く必要としない現代の東京だった。そんな、最強だが需要もなく社会常識もない戦士たちが、平和な大都会で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春…。チラシビジュアルのオモテ面では、大爆発をバックに最強戦士たちが並び立つ。素肌にデニムベストの勝平(伊藤さん)を筆頭に、特攻服にリーゼントの正義(山本耕史)、裸にサスペンダーの守(大貫勇輔)、色々とインパクトの強い英雄(小澤征悦)ら「終末の戦士」たちと師範(古田新太)が、鬼気迫る表情で立ち並ぶ姿が…。右下の大学生の山瀬(上白石さん)、啓太(西畑さん)の普通さに反して、それぞれがかつてないような姿を披露している。またウラ面には、荒廃した世紀末感あふれる街を堂々と歩く勝平を筆頭に、山瀬、啓太、そして終末の戦士たちが!まさに「前代未聞の救世主」像という言葉に期待が高まるインパクト大のビジュアル。本日11月19日(金)より、全国の劇場で掲出される。『KAPPEIカッペイ』は2022年3月18日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:KAPPEI カッペイ 2022年春、公開予定
2021年11月19日俳優の伊藤英明が、映画『KAPPEIカッペイ』(2022年3月18日公開)の主演を務めることが17日、明らかになった。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春を知っていく。『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編/後編』(16年)など数多くの大ヒット作をプロデュースし、今作では初めて監督を務める平野隆と、『翔んで埼玉』(19年)などギャグ漫画の実写化に定評のある脚本家・徳永友一がタッグを組んで、最強なのにやることがなくなってしまった救世主たちの奇想天外な青春物語をド派手に描く。撮影は2021年5月~6月に行われた。終末の戦士の一人である本作の主人公・勝平役の伊藤は、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17年・藤原竜也とのW主演)以来5年ぶりとなる映画主演作にまさかの本作を選んだ。最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る様々な感情に翻弄されるピュアな男・勝平というニューヒーローに全力で挑む。また、東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルを上白石萌歌、勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を西畑大吾(なにわ男子)が演じる。さらに勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士・守に大貫勇輔、正義に山本耕史、英雄に小澤征悦、そしてその師範に古田新太と、実力派俳優たちが揃う。この度特報映像も公開。突如師範から「解散」を告げられた終末の戦士・勝平が、スマホに向かって「山瀬に彼氏はいるのか!?」と絶叫したかと思えば、温泉に潜水、最強の戦士同士の本格的なバトルシーンも盛り込まれる。特報ナレーションは声優の山口勝平が担当し、「カッペイにはカッペイを!」という勢いのオーダーを快諾し、今回のナレーションに挑んだ。○伊藤英明 コメントオファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。○上白石萌歌 コメント山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!○西畑大吾 コメント映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。撮影が始まると毎日が刺激的でした。超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!○大貫勇輔 コメントまさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に"守"はいたのだと気づきました(笑)。とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!○山本耕史 コメントKAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。全く同じ質問を突き返したかった…。お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。そう…あの姿を…○小澤征悦 コメント「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ笑○古田新太 コメントおいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子が一人もいない。おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。(芝居では)ずっと怒ってるし。伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。見所は小澤です。(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会(C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)
2021年11月17日宣伝ポスターはキュートなヒグチユウコさんのイラスト。松尾スズキさんの次なる舞台『パ・ラパパンパン』はファンタジー!?藤本有紀作ミステリー・コメディ。緻密な演出に挑戦中。「ホンがあがったときに、19世紀のイギリスが舞台になっていて、僕にはなじみがなくて少し戸惑いました。日本でいえば江戸時代。当時の風俗などをいま調べたりしています」新作『パ・ラパパンパン』は、ドラマ『花より男子』や連続テレビ小説『ちりとてちん』などを手がけた藤本有紀さんが脚本を担当。松尾さんとは5年前にNHKの時代劇『ちかえもん』で主演と脚本家という形でタッグを組んだ。甘えた声でスランプを嘆く中年作家・近松門左衛門を“劇作家・松尾スズキ”が演じる妙味が評判を呼んだ。「藤本さんはすごくいいセリフを書かれるし、コメディセンスもある。『ちかえもん』のあとにも『みをつくし料理帖』で僕がこれまでやったことのない役を書いてくれたりして、藤本さんのホンだったらやってみたいと舞台の脚本をお願いしました」『パ・ラパパンパン』も作家が主人公。流れで不慣れなミステリーに手を出してしまったティーン向けの小説家が、編集者と共に「クリスマス・キャロル」を舞台にした殺人事件を書く。やがて現実と物語が交差していくというファンタジックなミステリー・コメディ。松尾さんは、これまでも野田秀樹作の『農業少女』やミュージカル『キャバレー』など、他の作家の戯曲を演出してきたが、新作を演出するのは初めて。「一から構築する大変さを感じています。現実と物語の世界が不思議に絡み合っていく複雑なお話なんですよね。そこをうまく表現できたら面白いと思うんですが…。自分が書くときは、俳優の立ち位置や着替えの時間などを考慮しながら書き進めますけど、そういうこと一切おまかせになってるから(笑)、挑戦を受けているんだと思って頑張ってます」藤本さんには「ミステリーであり、コメディ。ゴージャス感のあるエンターテインメントを」とオーダーしたのだそうだ。「いつもの大人計画のように、細かいふざけを入れていったら、犯人の動機もわからなくなってしまうので、きちんとセリフを置いていかないといけないんです。テレビドラマのイメージで、藤本さんだからもう少し整理されたお話を書いてくださるのかと思ったら、思い切りはっちゃけていて、最後のほうはカオス。だいぶ僕の演出に寄せてきた感じ(笑)」主人公の作家を演じるのは松たか子さん。松尾さんの監督作品『ジヌよさらば~かむろば村へ~』に出演しているが、初めて舞台で松尾演出を受ける。「松さんは表現が的確。本読みのあとに稽古場に立った、その瞬間から完成されています。大胆でいて、やりすぎず品がいい。一流の女優というのはこういう人のことを言うんだろうと毎度思います。松さんにはぜひ歌っていただきたいねと、藤本さんと早い段階から話していました」松さん演じる小説家にはどんな編集者がいいだろう?と白羽の矢が立ったのが神木隆之介さん。松尾さん作・演出の『キレイ-神様と待ち合わせした女-』で2年前に初舞台を踏んだばかりだ。「『キレイ』ではずっとボケ続けている役だったので、今回はガラリと変えて知的な役をやっていただいて、松さんに延々突っ込み続ける(笑)。神木くんも松さん同様、特別な俳優だと思います。人前に立つことが特別じゃない人たちの居方でいるというか、構えがない。歌もうまい!」確かな演技、笑いのできる俳優を集めて本物のエンターテインメントを作りたいと松尾さんは考えている。「ベタを恐れないというか、きちんと感動させたいし、きちんと笑わせたい。小ざかしくふざけることにもう興味がなくなってきたんですよね。やればやるほど、エンターテインメントを作る難しさがわかってきました。でも、難しいことにチャレンジしていきたくなるんです。やんちゃな子なのでね(笑)」COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』勢いでミステリーを書くことになったティーン向けの小説家。19世紀イギリスを舞台にミステリーを書き上げるが、真犯人が違うことに気づいてしまう。現実と物語が交差するなか、作家は真相究明に走る。11月3日(水)~28日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン演出/松尾スズキ作/藤本有紀出演/松たか子、神木隆之介、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀、小日向文世S席1万1000円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~18:00)大阪公演あり。最新刊『人生の謎について』で新境地に。深淵なるものが詰め込まれた渾身エッセイ。「書くことの興味の対象が移り変わってきたんですよね」と松尾さん。以前は文章で笑わせることを核としていたが、最新エッセイは肚にずしりとくる内容。夢破れた青春時代から劇団創世記、家族に対する複雑な思い、コロナ禍の閉塞感など、ヘビーな事象も物語のような、独特の抒情を醸し出している。「自分の見た目が津川雅彦みたいになっちゃったので、ふざけた文章が似合わないと思ったんです」。人生の味わい深さが沁みる一冊。『人生の謎について』重厚感ある自身のポートレートがカバーの、哲学書のような装丁。縦長でペーパーバックのような軽さもある。坂本千明さんの挿画が利いている。小社刊1760円まつお・すずき1962年12月15日生まれ、福岡県出身。’88年に「大人計画」を旗揚げ、多数の作・演出を務める。2019年『命、ギガ長ス』で読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。’20年よりBunkamura シアターコクーン芸術監督に。スーツ¥95,700(ビームスエフ)ネクタイ¥17,600(フランコバッシ)シャツ¥41,800(ルイジボレッリ)チーフ¥8,800(ロワドゥラック) 以上ビームス 六本木ヒルズ TEL:03・5775・1623※『anan』2021年11月10日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・安野ともこヘア&メイク・鹿島結花(APREA)インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年11月08日大人計画の主宰であり、Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督でもある松尾スズキ。そんな松尾は今回COCOON PRODUCTION2021+大人計画『パ・ラパパンパン』では演出に専念するという。では作品を書くのは…!?「パ・ラパパンパン」チケット情報タッグを組むのはNHKの時代劇『ちかえもん』で出会った藤本有紀。コメディセンスと洗練されたストーリーテリング、そしてセリフの面白さに松尾をして「これは勝てない」と思った作家が脚本を担当する。「精密なミステリー劇というか、一幕ものを想像していましたが、(脚本を読むと)現実世界と小説の世界を登場人物が行きつ戻りつ展開する混沌とした作品。そこには演劇的な自由さを感じます。その上トリックと伏線が最後には、見事に回収されていく。演劇とドラマが合わさった不思議な魅力に満ちた作品です」(松尾)泣かず飛ばずのティーン向け小説家が、つい雰囲気に流され「本格ミステリーを書く!」と宣言したことから物語は始まる。作家が無理矢理ひねり出したのはディケンズの『クリスマス・キャロル』を模した19世紀イギリスが舞台の物語。このままでは……と編集者が諌める中、傑作が書けたと安堵する作家。しかしあることに気づき慌てて編集者に連絡をとろうとする。そこから現実と小説の世界がないまぜになり…。作家・てまりを松たか子、そして“相方”となる編集者に神木隆之介。『クリスマス・キャロル』の登場人物でもあるスクルージを小日向文世らが演じる。「てまりという作家の頭の中の登場人物たちが実際の舞台で動く。演じるのは大変かと思いますが、遊びと楽しさが詰まった舞台になると思います」(松)。「歌や声に注目が集まりがちですが、松さんは動きに無駄がない。笑いは間と動きで決まります。無駄な動きが入ると間が崩れるんです。「笑い」ができる役者ですね、松さんは」(松尾)。果たして本作はどんな笑いの先に感動を与えてくれるのか。「クリスマスの魔法が奇跡のように思わぬ広がりを見せる、舞台上の二日間を楽しんでいただければと」(松)。「わずか二日間の物語ですが“作家が作った小説の世界観”と“作家のいる現実”。そのふたつの間で起こる出来事を解決していく推理ドラマは、私がうまく演出できたら楽しい作品になるはずです(笑)!」(松尾)。ファンタジックなミステリーコメディをぜひ劇場で。公演は11月3日(水・祝)から28日(日)まで東京・シアターコクーン、12月4日(土)から12日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。大阪公演のチケットは11月7日(日)一般発売。取材・文:安藤善隆
2021年11月04日女優の小芝風花が1日、都内で行われた警備ロボット「ugo TSシリーズ」事業戦略・新CM発表会に、お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)とともに出席した。小芝と同社の社員が挨拶をする様子が描かれた「ugo TSシリーズ」の新CMに出演する小芝は、キャラクターに就任した心境を求められると「"カタい社名で、じゆうな発想。"というユニークな名前(キャッチフレーズ)がついているのもすごく素敵だなと思いましたし、いろんなものに縛られずに挑戦している大成さんに起用していただけて嬉しく思っております」と喜びを口にし、完成したCMを見ての感想については「固さとユニークさが融合された、すごく楽しいCMになっているなと思いましたし、ugo君がエレベーターをボタンを押すという起用さなど、いいところがギュッと詰まったCMになっていて、すごく嬉しいです」と満足げな表情を浮かべた。また、CM内で注目してほしいポイントを聞かれた小芝は「やっぱり(ugoが)エレベーターを押すところですかね。撮影中に、ロボットが正確に階を押せることに感動して、表情が豊かでかわいくて親しみやすさもあるので、ぜひugo君に注目していただきたいです」とアピール。さらに、小芝にはサプライズで、世界で1台しかない小芝の声を発するロボットが登場し、小芝の声で『こんにちは。みなさんの安心安全を守ります』と発すると、小芝は「嬉しいー!事前に声の収録はさせていただいていたんですけど、こうやってugo君から発せられると、嬉しいのと気恥ずかしいのと…(笑)」と照れ笑いを浮かべ、「自分の声と掛け合いできることはないので不思議な感覚なんですけど、世界に1台しかない特別なugo君なので本当にうれしいです」と声を弾ませた。イベントでは、"大成兄弟"としてゲスト出演したチョコレートプラネットと小芝が、同ロボットのボイスキャストをかけたクイズ大会が行われ、小芝が全問正解し見事勝利を収めた。そして、締めのコメントを求められると、松尾は「4年前に、家に泥棒が入りそうになったことがありますので、ぜひ(ugoに)家にきてほしいです」と告白し、詳細を追求されると「ベランダから男が入ろうとしていたところを2階から見るという。Ugo君がいれば大丈夫なので早く出会いたかったです」とコメント。これに小芝は「えっ…こわーい!!」と震え上がっていた。イベント後の代表質問に応じた3人は、2021年を振り返っての感想を聞かれると、長田は「もう2カ月しかないんですね。あっという間で体感では20日くらいな感じでした。でもいろんな体験をさせていただいて、駆け抜けた感じですね」と充実した表情を浮かべ、松尾は「あと2ヶ月ということで、2021年はまだまだここからだと思っています。年末に向けてもっと頑張って、もっと売れたいと思います。ジャスティン・ビーバーと同じくらい(売れたい)」と闘志を燃やしたが、長田から「こいつはネタも何も考えてないんですけど、よくこんなこと言えるな」と突っ込まれて笑いを誘った。同じ質問に、小芝は「ドタバタでしたね。オリンピックもありましたし、本当にあっという間で、オリンピックでずっと2020だったので、2021年感がまだなくて、ずっと2020年にいたんじゃないかって(笑)。だから、あと2ヶ月で2021年を満喫したいです(笑)。巻き返します」と力を込め、2022年の抱負を尋ねられると「大成さんの"カタい社名で、じゆうな発想。"というキャッチフレーズがすごく好きなので、私もいろいろ縛られる中で自由な発想を忘れないで、伸び伸びと楽しくお仕事ができたらいいなと思いました」と目を輝かせた。
2021年11月01日舞台・COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』のオンライン取材会が15日に行われ、松たか子、松尾スズキが登場した。演出を松尾、脚本を藤本有紀氏が担当する同作。鳴かず飛ばずのティーン向け小説家(松)が、雰囲気に流されて、書き方も分からない「本格ミステリーを書く!」と宣言。担当編集者(神木隆之介)は呆れながらも構想を尋ねると、どれも見事にアガサ・クリスティーの超有名なミステリーのパクリや犯人が一瞬で分かる設定で、あれこれ修正すると逆ギレする始末だ。仕方なく編集者は構想を手伝うことにする。小説家は壮大なイメージだけは描いており、世間はクリスマスシーズンという思いつきから『クリスマス・キャロル』の世界を舞台にし、そこに登場する極悪非道の貸金業者・スクルージ(小日向文世)が殺されるというミステリーを考え始める。やっと書き終えたと安心して寝ようとした瞬間、「彼は犯人じゃない!」と気づいてしまう。書き直しをしようと慌てて編集者に連絡を取ろうとしたその時、現実でも事件が起きる――。同作について、松は「推理、トリック、アリバイ、色々な情報が出てくるし、一つの場面に出る人物も多くなったり、ギュッと少なくなったり、すごく激しいので、なかなかパワーがいるなっていうのが印象」と述べる。続けて「ふと自分がうるさすぎないか不安になった時は、皆川(猿時)さんに『大丈夫ですかね?』って聞いてます(笑)」と明かすと、松尾から「一番うるさい人に(聞いてる)」とツッコミを入れられていた。また、自身が演じる小説家を通し「(スクルージが殺されるというミステリーは)彼女の容量を上回った想像力で作った物語なのかもしれないけど、基本的に彼女は自分の身の丈と向き合いながら生きてきたように感じて。でも、物語が思わぬ奇跡の広がりを見せる。どんな人にでも細やかな奇跡は起こるのかなっていう彼女の2日間だと思う」と作品の魅力を伝えると、松尾は「すごい。うまいね」と感心した。松尾が手掛ける舞台には今回が初出演となる松。舞台で共演する大人計画のメンバーの印象を聞かれると、「皆川さんとはこれまでにも共演したことがあって、すごく信頼している」と言い、他のメンバーに関しても「すごく素敵です。松尾さんにまっすぐ向いている皆さんの姿を見ていると、本当に勉強になる。なんであんなに純粋なんだろう?って思う。どうにか(芝居を)収めようというのがない。本当に気持ちがいい」と語っていた。舞台『パ・ラパパンパン』の東京公演はBunkamura シアターコクーンにて11月3日〜28日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて12月4日〜12日に上演。公演は11月10日(18:00〜)の回にてライブ配信も実施される。撮影:引地信彦
2021年10月15日舞台・COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』のオンライン取材会が15日に行われ、松たか子、松尾スズキが登場した。演出を松尾、脚本を藤本有紀氏が担当し、松、神木隆之介、小日向文世らが出演する同作。藤本氏は『ちりとてちん』に続き、2021年後期放送予定の『カムカムエヴリバディ』で2度目のNHK連続テレビ小説の脚本を手掛けるなど、テレビドラマを中心に活躍する脚本家である。そのため、松尾は「ドラマの脚本家の方なので、精密なミステリー劇が上がってくるのかなと思っていたら、すごく混沌としていて」と驚きつつ、「でも伏線、トリックがちゃんとあって、最終的に回収されていくという演劇とドラマが合わさった不思議な作品になっています」と感想を述べた。また、松と神木が掛け合いを見せる舞台冒頭のシーンについて「二人のメジャー感、ポップさは、今まで自分が作ってきた芝居と180度違う感じで新鮮」と伝え、「そのシーンばかり稽古してますね」と笑いを誘う松尾。「元々、松さんとご一緒したくて、以前から何度もオファーをしていたのですが、断られ続けて(笑)。今回、僕以外の人が書いた脚本でやると(オファーを受けてもらった)」「たまたま今回は松さんのバイブスが合致したんでしょうね」などと冗談めかして打ち明けると、松は「違います(笑)!」「そんなことないです!」と首を何度も横に振った。さらに松尾は「松さんの動きが面白いんですよね。無駄がないって言うか。笑いの間って言うのは動きによって決まるのですが、止まるところは止まる、動くところは動くっていうのができている人は笑いができていると思う」と言い、「(稽古の段階で)期待はもう上回っている」と絶賛。また今回、松の歌唱シーンがあることについても「僕は松さんの歌声が大好きで、初めからそれありきということでお願いさせていただきました」と話していた。舞台『パ・ラパパンパン』の東京公演はBunkamura シアターコクーンにて11月3日〜28日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて12月4日〜12日に上演。公演は11月10日(18:00〜)の回にてライブ配信も実施される。撮影:引地信彦
2021年10月15日メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のボーカリストであるタカシが、自身の本名・松尾太陽名義で初のフルアルバム『ものがたり』をリリースした。松尾は超特急で唯一のボーカル・タカシとして様々な挑戦を続けている一方、個人名義の松尾太陽として2019年からはソロアーティストとしても活動し、ワンマンライブ・ミニアルバム発売・YouTuberでのカバー曲発表などを行っている。パワフルに多様なフィールドで精力的に活動を続けている松尾がソロデビュー1周年を迎えるにあたり発売するアルバムは、松尾の音楽への想いやこだわり、ストイックなアーティストとしての気質が凝縮された1枚となっている。今回は松尾にインタビューし、「アルバムを通しで聴く事」にこだわった理由から、アルバム内に散りばめられたギミックやメッセージ、そうした話から派生して出てきた松尾の持つ「音楽」への愛情とこだわり、アーティストとしてのストイックな姿勢など、アーティスト・松尾太陽の“今”について話を聞いた。○■アーティスト自身を表現する「作品」として、「アルバム」を大切にしたい。——今回どういったアルバムになっているのかお聞かせください。今回のアルバムは、CD1枚ではなく、作品として作り上げたいという想いがありました。コンセプトは「1つ1つの曲が点となって、全てが揃った時に線となり、様々なものがたりを紡いでいく」というものです。音楽が大好きで、様々な年代の作品を聴いていますが、アルバムのジャケットなどアートワークにこだわりがあるものや、ブックレットや小説が同梱されているものなど、コンセプトをしっかり作り込んだ“作品”に近いアルバムは、どれもすごく素敵だなと思っていたので、自分もアルバムを出せる時が来たら、そういったものを作りたいと考えていました。最近はアルバムというパッケージ自体を手に取ってもらいづらい状況もあります。ただそうした中でも、様々な角度から作り込まれているアルバムもあって、そこにはアーティストさんの自分らしさやこだわり、サービス精神を感じ取れて、とても素敵だなと思ったんです。僕個人の考えですが、パッケージを作ることは、アーティストにとって“儀式”だと思っています。とても大切な節目のイベントでもあるので、アルバムを出す際には、こだわって作り込もうと思っていました。○■自分の主戦場ではない世界観を敢えて用意し、その中へ没入していく。——今回コラボしたアーティストについてについてお伺いします。OHTORA、カメレオン・ライム・ウーピーパイ、THREE1989、BIALYSTOCKS、macicoら多彩なアーティストと組んでいますが、一緒に音楽作りに取り組んだ感想をお聞かせください。今回コラボさせていただいたアーティストの方々とのレコーディングは、刺激しかないものでした。まず楽曲自体にアーティストさんの個性や要素がふんだんに盛り込まれています。これは敢えて、僕に寄せていただくのではなく、皆さんらしさを出していただきたいと最初にお願いをさせていただいたからです。皆さんには惜しげもなくご自身の世界観を楽曲に出していただけたことに、とても感謝をしています。——アーティスト側からしたら自分の主戦場ではない楽曲や世界観も出てくると思います。なぜ敢えてこうした楽曲提供の方向性を選んだのでしょうか。高いハードルがあることはすごく嬉しいことでもあるんです。自分をこれまで以上にジャンプアップできる機会でもありますし、今の自分がやりやすいものだけで固めてしまうのは、自分にとって良くないことだなと思っています。その高いハードルを跳び超えることができるか、乗り越えられないかは、自分次第。何事も物怖じせずに挑みたいと常に考えていますが、今回もそうした気持ちで取り組ませていただいています。提供いただいたどの曲も、これまで経験したことがないような世界観や楽曲ばかりで、入り込めば入り込むほど、味わえば味わうほど、新たな魅力や面白さにどんどん気が付いて、それらが濃くなっていくんです。用意していただいた楽曲の世界観が50%だとしたら、残り半分は僕が色を付けて100%の楽曲へと完成をさせていく。今回いただいた曲は、そうした作業を行いながら作り上げていきました。どの楽曲も自分らしさをベースにしつつも、アーティストさんの世界観と僕自身をどこまで出して融合させるかは、色々と試行錯誤をしています。例えば「Time Machine」のように、自分の色を出すか、THREEさん(THREE1989)のテイストで行くか迷って、結局どちらにも寄せないという折衷案をとった楽曲もありました。——今回コラボした曲を聴いていると、歌っているのは松尾さん自身なのですが、楽曲中の世界観に合わせて色々なキャラクターを鮮やかに行き来しているような印象がありました。表現する上で大切にしていることは色々とあるのですが、声や歌い方の中でアクティング(演技)をして、曲の世界観やその歌詞の人物に没入していくという方法を採ることもあります。あと先ほど「楽曲に深く入り込んで魅力を知る」と話しましたが、元々僕自身が楽曲や作品の世界観や人物に没入していく作業が好きなので、そうした面も出ているのかもしれません。——今回のアルバムは各曲を楽しむほか、「通しで聴く事を楽しむ」という聴き方も1つの特徴となっていますが、そうした手法を取った理由はあるのでしょうか。僕は、アルバムは料理に例えるなら「コース料理」だと思うんです。コース料理は料理人が全体の流れやバランスを考えつつ、それぞれの料理を味わう。アルバムも同じだと思っていて、今回のアルバムも「この流れで聴いて欲しい」という想いをもって、セットリストやストーリー性などの組み立てを行いました。例えば1日の始まりから、昼・夜・深夜を経て、また朝に繋がる……というような、通しで聴く事で気付ける時間の流れや、想い、メッセージなども織り込まれています。○■ジャンルレスな楽曲を敢えて集める事で表現した、松尾の「これまでの道のり」——今お話をいただいた「メッセージ」や「想い」がどういうものなのか、お聞かせください。今回のアルバム制作には色々な想いをもって取り組みましたが、曲の組み合わせもこれまで自分が「音楽」と共に歩んできた道のりを表しています。例えば全く異なるジャンル曲を1つのアルバムに敢えて不規則に集めているのも「決して真っすぐで平坦なものばかりではなかった」ことを表しています。最後の曲「起承転々」の歌詞の通り、つまずいたり転んだり、たまには立ち止まってみたりして、順調な毎日じゃなかったかもしれないけど、そうした日々があったからこそ今があるし、これからもタイトルにある「ものがたり」は続いていく。自分の「ものがたり」は誰かに作られるものではなくて、自分で作っていくんだという歌詞があるんですが、これは僕自身がそのように考えていることでもあります。あと音楽的にも色々なジャンルを織り交ぜることで、通しで聴いた時に飽きずに聴き続けられる、という側面もあります。コーヒーを飲んで、チョコレート食べて、またコーヒーを飲んで……を続けるみたいな(笑)今回のアルバムの中には、綺麗に洗練された美しい「ものがたり」ばかりではなく、リアルな現実や、風刺、社会的要素など人生におけるビターな要素も織り込まれています。聴いていただいた方には良い意味で、何か心に引っかかるものがあると嬉しいなと思っています。今後もそうしたビターな要素のあるクリエイティブも、ポジティブなメッセージと併せて発信していきたいと思っていますし、色々な側面を出していけたら良いなと思っています。——最後に、松尾太陽として目指したいアーティスト像をお聞かせください。実はアーティストの方のルーツを分解するというか、「何でこういう曲が好きなんだろう」「こういう曲を作っているんだろう」という事を妄想しながら音楽を聴くことが好きなんです。そうして聴いている中で、親しみやすいけど、唯一無二の世界観を持った楽曲を数多く生み出す星野源さんの音楽の向き合い方は、僕の中で目標としていることの1つです。僕個人の見解ですが、影響を受けたであろう色々な音楽カルチャーを、ものすごい「我流」で星野さん流に噛み砕いて、音楽や世界観に反映しているように見えるんです。そうした音楽の咀嚼の仕方が、ものすごいカッコ良いな、と思っています。あとは、色々なことができて、色々な楽曲を送り出せるようにはなりたいと思いつつ、最終的にグループ(超特急)に得てきたものを還元できるようにしたい、という想いはデビュー当初から今も変わりはありません。
2021年09月14日松尾太陽がファーストアルバム「ものがたり」を9月8日(水)にリリースする。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のボーカル・タカシとして活躍する一方で2020年9月にはミニアルバム「うたうたい」でソロデビューを果たした。2021年1月には全編英詞のR&Bダンスチューン「Magic」、3人組ピアノバンド・Omoinotake提供曲のラブバラード「体温」、自身が作詞作曲を手掛けた「ハルの花」を3ヶ月連続配信リリースし、改めてその音楽性の豊かさを示した。そんな松尾の「今」が詰め込まれた「ものがたり」。より深く、より真摯に、成長を続ける彼の歌と音楽への向き合い方について聞いた。音楽に触れる機会が増えたことで生まれた歌への貪欲さ――まずは、アルバム「ものがたり」発売にあたって今のお気持ちをお聞かせください。初めてのフルアルバムなので、こうやって無事にリリースできてよかったです。今回、タイトルが「ものがたり」ということもあるので、いろんな曲を踏まえた上で、自分のこれまで描いてきた人生だったり、これからの明るい未来につながるような、そんな1枚になっているんじゃないかと思います。――アルバムの制作の過程で、歌への意識が変わったということはありましたか?歌に対しての姿勢がまた変わってきましたね。「もっとこんなふうにやってみたい」という気持ちが強く出てきたかな、と思っています。――具体的にどういったことにチャレンジしたいと……?レコーディングでとにかくいろんな手数を多く出してみるとかもそうですし、あと、定期的にボイストレーニングに通っているんですけど、何かしら歌だったり、音楽だったりに触れる機会は増えてきています。歌に対して貪欲になってきているのかな、と思うと、ちょっと嬉しい気持ちではありますね。さまざまな世界観が編み出す「ものがたり」――アルバムのタイトルが「ものがたり」ということで、歌詞や曲を聴いていても、ひとつひとつが短編小説のような雰囲気があるように感じたんですが、歌に出てくる人物像で自分に近いな、と思う曲はありますか?ほとんど僕自身の歌の表現でやらせてもらっている感じはありますね。ただ「マンションA棟」は歌詞が女性目線なので、そこはわりとキャラクターになりきって歌っています。――なるほど。自分に価値観が近いな、という部分だとどの曲になるんでしょうか。THREE1989さんが作ってくださった「Time Machine」です。ご本人からお聞きした話なんですけど、この曲はボーカルのShoheyさんの実体験が生かされていて、今の自分と過去の自分に問いかけるという歌詞の世界観なんです。学生のころからアーティストになりたいと思っていたそうなんですけど、周りからは「なれるわけないでしょ」って言われたり。歌詞の「チームメイトの笑い声恋した子の視線さえも」とか、そこにいるみんなは笑っているけど、俺は笑えてないよ、というときもあったけれど、「大丈夫、今の自分はしっかりその夢に向けて走っていけてるし、その夢を実現できているから、今持っている気持ちをどうか諦めずに進んでいいんだよ、自分らしくあっていいんだよ」ということを語り掛けているんですよね。そういったところで、どのアーティストさんもたくさんの葛藤があった中で今の時代を生きていらっしゃるんだな、というところに勝手ながら親近感が湧きました。――逆に、理解するのに時間がかかった、という曲はありますか?「マンションA棟」ですね。探れば探るほどギミックがおもしろいんです。マンションで始まってマンションで終わる曲なんですけど、例えば、「上の階ではしゃいでる子供たちは世界のリズム刻んで革命起こす前」って普通に考えたら上の部屋の子どもがはしゃいでるな、となります。でも、このマンションが地球だとしたら、世界だとしたら、「上の階って国の偉い人?」とか「世界のリズム刻むって、リズム作っているのは誰なんだ?」と。いろいろ考えたり、推測したりすることに特化している曲なのかな、と思います。普段の生活がそのまま歌につながっている――ご自身も作詞をされるということで、作詞をされる環境とか、制作過程についてもお聞きしたいです。基本的に家でやることが多いんですけど、ヒントを得るのは外が多いです。仕事の前に少し早く家を出て散歩してその時に感じた風や景色をメモして、帰ってきてから文章にして。おかしいところがあれば組み替えて、また組み替えて……って少しずつ自分の求めている詞に近づけていきます。――「ものがたり」に収録されている「ハルの花」も言葉のチョイスが優しいものが多かったり、歌い方も寄り添う優しさだったり包み込む優しさだったり……とご本人の人柄が出ているように感じられますが、松尾さんが感じる優しさってなんだと思われますか?うーん……。いろんな優しさがあると思うんですけど、どれだけ周りに視線を向けられているかということと、何事も労をねぎらうこと、でしょうか。自分のことばっかり考えていると、周りが見えなくなる。そういうときに見落としている部分ってすごくたくさんあると思うんです。で、周りを見て、自分がその人に対してどういうアクションが取れるのか、って考えるのが優しさなのかな。だからあえて何も触れないっていう場合もある。別に触れるのが全てじゃないから。やっぱり、自分自身のことで精いっぱいになっている人ってそういうのが出てこない。僕がそうなんですよね、余裕がない。――そういうふうに考えるようになったきっかけってあるんですか?今、通っているボイストレーニングの先生に注意されたことですかね。――へえ!自分のことしか考えていなくて、すぐに視界が狭くなるんですよね、僕の場合。もっと全方位を見なさい、労をねぎらいなさい、って言われて。――ボイトレでそういうことも指摘されるんですね。その先生が「心技体」をすごく大切にしていらっしゃる方なので、心の余裕がどれだけあるかが歌声にも響く、って。僕自身、それはすごく分かるんです。昔、地方のライブで寝坊して新幹線を乗り過ごしてしまったことがあるんですけど、本当に気持ちがブルーになってしまって。怒られるのもそうだし、とにかくもう申し訳なくって。その日のライブの歌は上手くいきませんでした。そういう経験があったので先生の話には「そうだな」と思って。立ち位置や歌詞を間違えるのって、絶対に余裕がないときなんですよね。どれだけ余裕がある状態にしておくかもそうなんですけど、自分のことを考えすぎるのもよくないですね。――余裕が持てるように、気をつけていることってあるんですか?歌う前に気をつけているのは、とにかく焦らないこと。レコーディングの日は、そのあとに仕事は特に入れないので、とにかくいいものを作ろうという一心ですね。あと、私生活においては、締め切りとか、迫ってくるようなものはなるべく早く片付けるようにしています。例えば公共料金の支払いとか(笑)――そういうのって地味にストレスになりますよね(笑)そう、期限がギリギリになると、結局行けなかったってときに大変じゃないですか。「どうしよ、出る予定ないわ、今からコンビニ行くんか、めんどくさ」ってなるから、だから極力早くやってくとか。別にそれに限らずなんですけど(笑)、思い立ったときにやるようにしています。あとはものがめっちゃ増えるので定期的に断捨離しています。――何が増えるんですか?服ですね。上京したてのころが一番散らかってました。服をクローゼットに入れずに置いたままにしちゃったり、ということがあったので。今はがんばって保っているほうなんですけど、収拾がつかなくなってきたら、断捨離をするとか、入れ替えを定期的にやっていますね。――頭の中の整理にもなりそうですよね。そうなんですよ。これがボイトレの話にもつながってきて。部屋のきれいさは心のきれいさってよく言われてて、部屋が汚ければ汚いほど、心が汚くなる。だから余裕がないときなんですよね。部屋を片付けると、「あ、自分の部屋ってこんなにいい部屋やったっけ」って感じて、達成感も解放感もあるし、心も浄化される。だから、歌をよくするには部屋を片付けなさいとも言われて。――すごい先生ですね。「いま部屋汚い?」とか聞かれます。ああ、たしかに今リビングがちょっと……って(笑)新しい挑戦がしんどいのは当然のこと――ご自身で気をつけていらっしゃることはたくさんあると思うんですけど、人に対してしないように、と心がけていらっしゃることはありますか?人の意見を絶対に拒否しない、ですね。どんなことも一回飲み込む。飲み込んで考えてみたときに「これはよくないかも」って思ったら一回提示をしてみます。「いま考えてみたんやけど」って。――アルバム制作の現場もいろんな方が関わって作っていくと思うんですけど、意見が合わなかったときはどういう提案をされたんですか?そういうときは実際に自分が思うものをやってみて、「提案があるんですけど、今のやってみたテイクと今から歌うテイクで聴き比べてみてください」と伝えます。それでも元のほうがいいという場合は、その世界観のほうがしっかり構築されているからこそなんだ、と思うので、納得できます。とりあえず、出すだけ出してみるっていう。あと少し考える時間をいただくこともありますね。――そういう意味で苦戦された曲ってあります?そうですね……「デジャヴの夜」、「Smile Game」あたりは苦戦しましたね。でも新しい挑戦でもあったから、その苦戦がしんどいというものではなく、当然だな、と思っていました。そういうのもありきで、たくさんのアーティストの方に楽曲をお願いしたいので、むしろぶつかっていきたかったです。――いろんなアーティストの方の曲をひとつにまとめるってすごく大変そうだな、と。大変ですね、やっぱり。アルバム自体は7月末ぐらいにできたんですけど、ちょうどグループ活動のほうもいろいろ平行してやっていて。――大変そう……そうですね、今考えるとどういうスケジューリングで考えてたんだろう、と思うんですけど、そのときはあんまり考えないんですよね、そういうこと。――意識して超特急とソロを切り替えたりとかもなく?例えば、「コント超特急」のリハのあとにレコーディングというスケジュールのときもあって、差がすごかったんですけど、移動している時間で勝手に切り替えられていました。基本的に超特急の現場に松尾太陽を持っていくことはないし、松尾太陽の現場に超特急を持ってくることはまずないんです。最初は「松尾太陽」と「超特急のタカシ」でキャラクターを変えようかな、って思ったんですけど、演技みたいになるのが嫌で。だからそのまんまでいこうと思ってやってみたら、無理なくできるようになりましたね。「ものがたり」で「松尾太陽」を深掘りしてほしい――お話をお聞きしていると、今の松尾さんがギュッとアルバムに詰まっている感じがしますよね。そうですね。前回のアルバムの「うたうたい」が僕の好きなものに特化したものだったんですけど、今回は割と松尾太陽の中身に触れてもらえる1枚かな、と思います。――松尾さんの中身って自分でアルバムを作って見えてきたものってあるんですか?自分ってこういう人間だったのかなあ、って。シティポップスも好きなんですけど、ジャズやR&Bとかそういったものがルーツになっている部分があるし、得意なわけじゃないんですけどラップも好きなんです。そういったものも「デジャヴの夜」に入っていたりだとか。「デジャヴの夜」は実は好きなものがふんだんに入っているんです。ラップもそうだし、オートチューンも初めてのことでやってみたかったし、曲のベースはジャズなんですよ。ハイハットの感じとか。あと、小説ではミステリーが好きなんですけど、そういう面では「マンションA棟」が当てはまったり、「起承転々」や「ハルの花」は自分らしさをけっこう押し出してもらえてるし、「Time Machine」も暗いところから明るいところにあがっていくっていう感情の起伏もすごい人間らしくていいな、って思ったり。――松尾さんが私の中であんまり感情のアップダウンがあるイメージではないので、歌で聴けるっていうのは新鮮ですね。深掘りしていくと僕という人間の奥の方まで理解できるような、そんな1枚ですかね。――最後に、アルバムを聞いてくださる方へのメッセージをお願いします。いまは1曲1曲を手軽に聴ける便利な世の中ですけど、アルバムやシングルって決められた曲の順番があるじゃないですか。一度、このアルバムの曲順のままで通して聴いてみてほしいですね。ひとつの点と点が線でつながっていって、ひとつのものがたりになっていく、点と点を線にするときのつなぎ目が今回は特に重要だと思うんです。たぶん、聞いてすぐに線が繋がるというわけではないと思うので、聴けば聴くほど理解が深まる曲がたくさんあると思います。あとはいろんなシーンに合わせて好きな曲を見つけてもらって聴いてもらえると嬉しいです。これだけ、いろんな曲があるから、何かしらハマる曲があると思うので、ぜひ何度でも聴いてみてください!ファーストアルバム「ものがたり」は9月8日(水)発売松尾太陽さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント松尾太陽さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/鬼澤礼門、取材・文/ふくだりょうこ
2021年09月07日心が和むキッチンアイテム!松尾ミユキのかやふきん部屋に飾る一枚の絵を選ぶように、暮らしの中にプラスして、心が華やぎ楽しくなるインテリア雑貨をご紹介しています。今回は、松尾ミユキのかやふきんをご紹介します。ぜひチェックしてみてください♪松尾ミユキ かやふきんinstagram(@kakko_kakko)キッチンにお気に入りのアイテムがあるだけでテンション上がりますよね。instagram(@kakko_kakko)ごはんの仕込みにお皿洗い、ちょっとコーヒーを淹れたり。キッチンに立つ時間は意外と長いのかもしれません。instagram(@kakko_kakko)そんなとき、松尾ミユキさんのイラストが目に入ると心が和みます。instagram(@kakko_kakko)かやふきんは吸水性・速乾性に優れており、汚れも落ちやすいので使い勝手も◎です。
2021年09月02日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が7日、YouTube公式チャンネル『チョコレートプラネット チャンネル』に出演。16年間で8回も引っ越したワケを明かした。この日公開された動画「チョコプラのラ#192『松尾が引っ越ししすぎなのか』」で、長田庄平に「すごい引っ越すよね?」とツッコまれた松尾。「もう次の引っ越しも考えてる。本当にボケなしでマジで考えてる」と言い、上京してから16年で8回も引っ越す状況について、「なんか、“ここで良いのかな?”って常に思ってる」という心境を吐露した。松尾は、約2年に1回引っ越している計算になるが、「色々とやむなく。泥棒パターンもあるし、家賃滞納パターンもあるし。あと、収納なくなってきたパターンとか」とその理由を説明。最近引っ越した新しい家も、「結構収納あると思ったんだけど、引っ越した時点で全然足りてない。もういっぱいだった」そうで、「俺も奥さんもモノを捨てられない人だから。これ以上は無理ってくらい捨ててもまだ……」と、モノを捨てられない性分を告白。特に、松尾の妻は、コレクション癖があるようで、「めちゃくちゃおもちゃ持ってる。前の家なんて、壁に棚をくっつけて、めちゃくちゃおもちゃ飾ってたもん。トイレとかすごかったよ。マジでおもちゃ屋みたいだった。だから、子供が来るとずっとトイレにいたがるの」と苦笑い。見かねた長田が、「マジで捨てた方がいいよ」と助言するも、「何かない限り無理だね。法律で取り締まってもらわないと。“荷物持ちすぎ法案”みたいな(笑)」と、諦めモードだった。
2021年07月10日Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督・松尾スズキ演出による、COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』が、2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)、シアターコクーンにて上演されることが決定した。この度、キャスト、スタッフのコメントが発表された。『パ・ラパパンパン』は、現実と物語が交錯する、ファンタジックなミステリーコメディ。鳴かず飛ばずのティーン向け小説家が無理やりひねり出した19世紀イギリスのクリスマス・イブを舞台にした欠陥だらけのミステリー小説と現実の世界が交差していくという物語だ。主演のティーン向け小説家役を演じるのは、最終回を迎えたばかりのドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』でコミカルな演技が注目を浴びた松たか子。松尾の舞台への出演は初となる。その小説家に振り回される担当編集者役には神木隆之介。物語の中に登場する極悪非道の守銭奴と名高い貸金業者・スクルージ役には小日向文世、さらに、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀と総勢16名の俳優陣が集結した。2000年上演のミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに登場し、『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』『ニンゲン御破算』など、オリジナル作・演出作品を発表し続けてきた松尾。自作以外の戯曲演出を、シアターコクーンで初めて手がける。2016年に松尾が主演を務めたNHK木曜時代劇『ちかえもん』で第34回向田邦子賞を受賞した藤本有紀が脚本を担当する。キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。■松たか子コメント「松尾スズキさんの舞台に、初めて出演させていただくことになりました。横文字の登場人物達、有名なクリスマスソング、二重構造の物語……。その中に自分がいることが許されるのか、まだドキドキしています。『リトル・ドラマー・ボーイ』を頭の中で鳴らしながら、ただただ稽古、本番に向けて、突き進んでいきたいと思います。どんな芝居になるのかまだ誰も、松尾さん以外?わかりません。でも、きっと、必ずや……。頑張ります」■神木隆之介コメント「人生2回目の舞台です。そして、松尾さんの作る作品にまた携われることが、この上なく光栄です。前回参加させてもらった『キレイ-神様と待ち合わせした女-』では、とんでもなく緊張していましたが、松尾さんがリードしてくださり、やり切ることができました。今回2回目。やはり今から緊張しています。松尾さん、そしてキャストの皆様の胸をお借りする思いで、全力で挑みたいと思います。ひたすら頑張ります」■小日向文世コメント「初めて松尾君の作・演出の舞台に参加してから17年が経ちました。50歳の時でした。人生経験を重ねればすこしは楽になるのかなと期待してたけど、舞台の厳しさと大変さは今も変わらない……。不安はますます膨らみます。でもとにかく楽しみたい。ワクワクしながらシアターコクーンの舞台に立てますように。松尾君、藤本さん早く台本ください!!」■松尾スズキコメント「数年前に藤本さんと初めてテレビで仕事をさせていただき、そのコメディセンスと洗練されたストーリーテリングに、これは勝てないと感動し、お友達になっていただきました。それ以来、俳優として出演ばかりしている関係でしたが、このたび、初めて藤本さんの戯曲を演出するという長年の夢がかなうのです。出演者も松さん、神木くん、小日向さんを初め、盤石とも言えるつわ者が一同に介し、僕がこれまで作ってきたものとは趣を変えた、一大エンターテインメント作品が立ち上がる予感、それしかしていません。コロナの時代だからこそ、困難に明るく立ち向かいたいものです」■藤本有紀コメント「松尾さんから与えられた最初のキーワードは“ゴージャス”でした。ゴージャスなミステリーをつくりたい。極上のエンターテインメントにしたい。でも一番大事なことは、それがコメディであること。エンターテインメント精神に満ちた、ゴージャスなミステリーコメディ……なんですかそれ。そんな芝居があったら観たいです。でも、そんな芝居を書けたなら幸せです。いえ、私はとっくに、この上なく幸せです。松尾スズキにコメディの脚本を依頼されたのですから。キャストをご覧いただければおわかりのように、すでにゴージャスです。絢爛豪華なエンターテイナーがそろっています。目標の半分は達成されたも同然です。残りの半分“ミステリーコメディ”に“ファンタジー”をつけ加えて書いてみました。クリスマスの近づくころ、みなさまに楽しんでいただけましたら幸いです」COCOON PRODUCTION 2021+大人計画『パ・ラパパンパン』東京公演:2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)Bunkamuraシアターコクーンチケット一般発売: 2021年9月12日(日)大阪公演:2021年12月4日(土)~12日(日)森ノ宮ピロティホールチケット一般発売: 2021年11月7日(日)
2021年07月05日