虫歯が痛み出すと、何をするにも集中できないので、早めに治療したいですよね。しかし歯医者に着いてほっとしたのもつかの間、どれだけ待っても治療が始まらなかったら……。今回は、登録者数84万人超えの大人気Youtubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」で配信された『虫歯の治療中に乱入して来た謎の女性』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!緊急で歯医者へ行き……仕事中、歯が痛くなり急遽歯医者へ向かったユズリハ。しかし麻酔を打っても全く治療が始まらず……。ここでクイズです!麻酔を打ってから放置されているユズリハ。一体どのくらいの時間待っているでしょうか?ヒントは、とっくに麻酔は効いているころです……。待たされている時間は……正解は、30分!やっと治療が始まろうとしたとき、浮気を疑う歯科医の妻が乱入し修羅場と化す治療室。歯科医は誤解だと言って話を終わらせようとしますが、ユズリハの証言によって浮気がバレてしまうのでした。こんなときどうする?歯が痛くて急いできているのに、30分も放置されたらたまったもんじゃないですよね。今回のユズリハは、自分が見た浮気の証拠や不審な点を挙げ、歯科医の浮気を証明しました。患者を30分も放置して浮気する歯科医……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月21日見た目や口臭などのエチケットとして欠かせない「歯磨き」。マスクを外す機会に向けて、きちんと口周りのケアをしておきたいと感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、エステティシャンの筆者が取り入れている口腔ケアをご紹介します。口腔ケアはエチケットの意味でも重要毎日の歯磨きは、年齢を重ねたときに健康な状態で歯や歯茎を残しておくためだけでなく、見た目や口臭予防などのエチケットとしても大切なこと。マスクを外したときの口元の印象や口臭が気にならないように、日頃からケアをしておくのがおすすめです。歯科医院を訪れてわかったトラブル筆者はしばらく歯のトラブルとは無縁だったため、歯科医院に行く習慣がありませんでした。しかし、詰め物が取れたことがきっかけで、久しぶりに歯科医院を訪れることに。口腔内をチェックしてもらったところ、3つのことがわかりました。1.虫歯はなかった2.しかし、昔の治療の手直しが必要(見えない部分が将来虫歯になってしまうと大変なことに)3.歯茎にトラブルがある(放置すると将来歯周病となり、治療ができない状態になってしまうことも)筆者のように、痛みや違和感がないので歯科医院に行っていないという人もいるでしょう。しかし、症状が進行すると治療の規模が大きくなったり、通院期間が長引いて費用がかかることも。なるべく自分の歯を維持するためには、定期的に歯科医院に行って口腔内の状態を知ることと、毎日の歯磨きに加えて歯垢・歯石汚れの除去といった定期的なケアが大切だということに改めて気づきました。トラブル予防に! 無理なく続けられる口腔ケア口腔ケアには、以下のような目的や役割があります。・歯の表面や周辺、歯茎に汚れを溜めない・虫歯、口内炎、歯肉炎、歯周病といったトラブルを防ぐ・見た目をきれいに保つ・口臭を予防する筆者はこれまでなんとなく歯ブラシを選び、歯を磨いてきました。しかし、ヘッドの大きさやブラシの硬さが合っていなかったり、間違った磨き方をしていたりすると、磨き残しや歯・歯茎を傷つける原因になりうることを改めて知りました。筆者は、歯科医院ですすめられた『ライオン』の「DENT.MAXIMA(デント マキシマ)」を愛用。磨くときは手の力を抜いて、歯と歯茎の間を斜め45度の角度で磨くようにしています。なお、歯ブラシは汚れが溜まりやすいので月に1回は交換しましょう。歯ブラシだけでは汚れが落としきれていないこともあります。筆者は歯ブラシで“予洗い”した後にデンタルフロスで歯間を磨き、歯ブラシで本洗いという3手順で行っています。デンタルフロスには様々な種類がありますが、筆者は『ライオン』の「DENT.EX ウルトラフロス」(写真左側の2本)と、『マツモトキヨシ』で購入した「フロス&ピック」(写真右側の2本)を使用。Y字タイプのフロスは奥歯にしっかりと引っかかるので安定感があります。一方、U字タイプのものはスリムな形状で口の中に入れやすいのが特徴です。フロスによっては糸が太くて丈夫なもの、細くてバサバサになりやすいものなどがあるので、自分好みのものを見つけてください。歯以外で人から見えている部分といえば「舌の汚れ」。舌の汚れも口臭の原因になりうるため、きちんとケアすることが大切です。舌の表面には細かな突起があるので、舌専用のブラシを使うのがおすすめです。筆者は『NONIO』の「舌クリーナー」を使用。奥から手前に汚れを掻き出すと、舌の汚れが取れて口の中がすっきりすると感じます。舌クリーナーも歯ブラシと同様に、月に1回交換するとよいでしょう。歯の見た目に関わる黄ばみ汚れ、口臭の予防として、口腔ケアは大切といえます。歯磨きの仕方やアイテム選びを見直して、毎日のケアに取り組みましょう。また、気付かないうちにトラブルが潜んでいることがあるので、歯の痛みや違和感がなくても、定期的に歯科医院でチェックしてもらうことが重要といえます。ぜひ参考にしてみてくださいね。【参考】『ライオン』公式サイト『マツモトキヨシ』公式サイト『NONIO』公式サイト©︎shu/PIXTA(ピクスタ)寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年04月07日歯を磨いた後、ふと歯ブラシを見たら血まみれになった、すすいだときに血が混じっていた、なんて経験はありませんか。また、歯磨き後でなくても歯ぐきから出血することがある……という人もいるでしょう。歯ぐきから出血してしまうのはどうしてなのでしょうか。主な原因と対策について、歯科医の川田悟司先生に教えていただきました。教えてくれたのは…監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。★関連記事:「口臭くない? 歯磨きしてる?」息子の指摘に衝撃!口臭は歯周病が原因だった!【体験談】基本的には歯周病が出血の原因歯ぐきからの出血は、まず歯周病が疑われます。歯周病になった歯ぐきは赤く腫れていますが、それは炎症を起こしており、血液がたまっているからです。炎症箇所は歯磨きなどの刺激に弱く、すぐに出血してしまいます。出血以外にも、冷たいものを食べると歯がしみる(知覚過敏)、慢性的な口臭があるといった症状がある場合は歯周病の可能性が高いです。歯周病以外の原因としては、ホルモンバランスも考えられます。更年期はホルモンバランスが乱れがちで歯ぐきの組織も弱くなります。そこに強い力でブラッシングしたり、硬すぎる歯ブラシで磨いたりすることで出血することがあります。その他、血液凝固剤の服用や血液の病気、糖尿病なども考えられます。歯周病の原因は“細菌”と“力”歯周病の原因は“細菌”と“力”です。まず“細菌”ですが、口の中にはおよそ400~700種類の細菌が住んでいます。ブラッシングが十分でなかったり、糖分を過剰に摂取したりすると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク)と言い、歯垢1mgの中には約10億個の細菌が住みつき、歯周病を引き起こす細菌が多く存在していると言われています。この細菌により、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)まで炎症を引き起こしている状態が歯周病です。何も対策をしないでおくと、やがては歯を支えている骨を溶かして結果的に歯を失う原因になります。次に“力”ですが、これはかみ合わせの不良のことです。過去の歯科治療で合っていない詰め物やかぶせ物があると、歯が均等にかみ合わずに歯ぐきや周囲の骨に過度な力がかかり、歯や歯周組織を損傷します。細菌に蝕まれた歯周組織が、かみ合わせが悪いとさらに悪化してしまうのです。出血したらすぐに受診したほうがいい?歯ぐきから出血したからといって重症とは限りません。歯周病には段階があり、歯肉炎から軽度の歯周病、重度の歯周病へと進行していきます。歯肉炎は歯周病の初期段階で、細菌感染が歯ぐきの外側だけの状態です。痛みや腫れも軽度です。歯肉炎であれば自宅での正しいブラッシングケアで改善することもあります。歯周病は、細菌感染が歯周ポケットまで進行している状態です。歯ぐきからの出血以外にも腫れや痛みが現れたら早めに受診しましょう。軽度であれば歯科医院によるブラッシング指導、クリーニングなどで改善されることも多いです。ただ、重度になると歯槽骨から膿が出て歯を抜くしかないというところまで悪化することもあります。受診するとどんな治療を受けられる?まずはレントゲンや歯周ポケットの検査をして歯周病かどうか、歯周病がどこまで進行しているかを調べます。軽度の場合は歯磨き指導とクリーニングで終了します。その後、定期的にクリーニングをしていきます。日々のブラッシングがしっかりできていればクリーニングは必要ないのでは、と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。どれだけしっかりブラッシングをしても、完全に汚れは取り切れないのです。歯科医院のクリーニングもセットで、歯周病悪化予防に努めてほしいと思います。まとめ歯周病は完治が難しい病気です。どれだけ歯科医院でクリーニングをしても、日々のブラッシングがしっかりできていないと歯周ポケットには歯垢がたまります。これは、高血圧症や糖尿病と似ています。前日に味の濃いものを食べてもすぐに高血圧症になるわけでないですよね。スイーツの食べ放題に1回行っただけで糖尿病にはなりませんよね。日々の積み重ねが大切なのです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/川田 悟司 先生川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
2023年04月06日私の自治体は妊娠中に無料で歯科検診を受けることができ、その際に歯科医から「妊娠中は虫歯になりやすいから、忙しいときほど磨いてね」というアドバイスがありました。その後出産・育児で忙しく、自分の歯への関心が薄れていきました。そして、産後1年を過ぎたころに本当に虫歯になってしまったのです。虫歯になってしまったからこそ伝えたいことをお話しします。 減っていく歯磨きの回数私は小学校のときに虫歯が2本でき、すでに治療を済ませています。歯磨きの回数は、学生時代は朝と寝る前の2回、社会人になってからは朝・昼・寝る前と3回でした。 しかし、出産後は子育てや家事に追われ、いつの間にか日中の歯磨きをすることが少なくなりました。1日2回が基本になり、バタバタしているときは寝る前だけということもありました。 他にもたくさんある虫歯のリスク子どものスケジュールに合わせて活動するため、朝昼の食事を食べる時間はまちまち、子どもが離乳食を開始してからは、味見や食べ残しを食べることも度々ありました。忙しいときに簡単につまめるお菓子や、疲れたときの癒やしのスイーツにも手が伸びます。 また、働いているときは昼食後に必ず歯磨きをする習慣がありましたが、出産後はすっかりなしに。さらに感染症予防のために自宅にいることが多く、常に間食ができる環境にありました。 虫歯になってから後悔そのような生活を続け、ある日歯の痛みが。慌てて歯科に行くと、2つの虫歯ができていることが判明。1つは保険内で治療がおこなえましたが、1つは虫歯が重度だったため、私の場合は自費治療をおこなうことになりました。2つの虫歯の治療で合計4万円ほどの出費に……。 また、歯科までの通院時間は30分~1時間ほどかかり4回の通院でしたが、その間は子どもを見てもらうため、夫に仕事を調節して早めに帰ってきてもらう必要がありました。歯科通院の間、子どもと離れて過ごすことも気がかりでした。 虫歯治療のために時間とお金がかかってしまったことをとても後悔しました。それからは意識して歯磨きをしています。時間がないと思っていても、虫歯になったことを思い出すと何とか時間を作って歯磨きをすることができています。妊娠中の歯科検診時の医師の助言をしっかり受け止めなかった自分に、「忙しいときほど磨いてね!」ともう一度言いたいです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/大福著者:大村じゅんこ急性期病院の看護師として働いており、現在は育休中。ファロー四徴症をもつ娘と在宅療養中。趣味は地元のJリーグ観戦。特技は字をきれいに書くこと。
2023年03月30日これからご紹介するのは、身の毛もよだつ怖い話。ただし、主役は幽霊でも人間でもありません…。物語の語り手は、Instagramに娘と夫との3人で暮らす日常を投稿する、梅(koumesuke)さん。時はさかのぼり、去年の夏の日、いつものように歯磨きをしてペッと吐き出すと、世にも恐ろしい事件が起きていたことに気付くのです。歯ブラシにはさまっていた黒い物体の正体は虫!想像するだけで鳥肌がたってしまいますよね。クモかゴキブリ(以下、G)かはよく分からなかったそう。もちろんクモでもイヤですが、人類の宿敵ともいえる「G」であれば確実に失神レベルです。聞くだけでもショッキングな出来事に、コメント欄は阿鼻叫喚(あびきょうかん)の状態でした。「ちょっ!ちょーーー!」「ダメージ100!怖すぎる!」「やだーーー!!」なかには「Gが歯ブラシすら食べるヤツだと聞いたことがあり、私は外に置いておけなくなりました…」「歯磨きの後に歯ブラシを拭いてから扉裏にしまっています」「コップはひっくり返して置いている」と、G対策の情報もありました。残念ながら地球で生活をしている以上、虫との共存はなかなか避けられません。みなさんも歯磨きの際は十分に気をつけてくださいね…。[文・構成/grape編集部]
2023年02月25日ある日、突然襲った謎の口腔内の痛み。最初は虫歯かと思って歯医者を受診したけれど、歯には何も異常はないと言われホッとひと安心。けれど日を追うごとに痛みが増して、1カ月後くらいには笑ったり、ごはんを食べたりするのも苦労する状態になりました。原因不明の痛みの原因を知り、痛みから解放された体験談をお伝えします。★関連記事:え、歯ぎしりが原因だった!?歯ぎしりを軽視していたことで起こった体調不良とはある朝、起きたら口腔内に謎の痛みが!いつものように朝起きて軽く伸びをしながらあくびをしたら、あれ? なんだか口の奥に痛み。きちんと歯を磨いてケアしてきたのに、まさか虫歯!と思ってがっかりしました。けれど放っておいても悪化するばかりと思って、早速歯医者さんに予約を入れて受診しました。ところが私の予想に反して歯は健康そのもの、虫歯はまったくないという診断でした。では、この痛みはなんだろうとちょっと気になりましたが、寝違いのようなものなのかなと思い、まずは虫歯でなかったことに安心しました。けれど、何日たってもその痛みは取れるどころか日に日に痛くなり、1カ月後くらいには笑ったり、口を開けて食事をしたりするときに、口を開けるだけでも痛みを感じてつらい状態になってしまったのです。痛みの原因は歯ではなく、顎にあった!?ただただ我慢して痛みをやり過ごしながらもなんとか日常生活を送っていたのですが、ある日朝ごはんを食べていたら向かいに座っていた夫が「あれ? 今日顔がおかしくない?」と言ってきました。顔がおかしいとは何事? 失礼ね……と憤慨しつつも鏡を見てみたら、たしかに痛むほうをかばっていたせいか、顔がゆがんでいるというか、左右均等でなくなっていました。うわあ、これはもう痛みを放っておいたらまずいな……。この痛みはなんだろう、そしてどこを受診したらいいのかなと考えて、ネット検索をしてみることに。そうしたら意外にも同じような口腔内の痛みを感じる女性たちが増えていることがわかりました。そしてネットを見た感じでは、痛みの原因は歯ではなく顎にあり、いわゆる顎関節症かもしれないと見当をつけました。顎関節症専門治療院で痛みを克服いくつかネットサーフィンをする中で気になった顎関節症専門治療院を訪れることにしました。初診では顔の正面、横顔のレントゲンを撮られました。レントゲンを目の前にした診察では、鼻の位置と耳のラインが左右でズレていることがわかりました。そして、鎖骨の位置も左右でズレがあって、これらのバランスのズレを全体で補っていたことがわかり、これらのズレの調整をしていくことで顎関節の痛みが消えるという診断でした。先生のお話によると、顎関節症は歯のかみ合わせが原因になることもあるそうで、歯ぎしりが癖になっている人は長年の歯ぎしりで歯が磨耗して、骨格のバランスが崩れ、全体的な体のバランスが崩れやすいのだそうです。崩れた状態のバランスを保とうとして、年齢を重ねるごとに肩凝りや首凝りにまでつながってしまい、バランスの崩れが体で支え切れなくなると、ついに顎にまで影響が出てくるのだそうです。私の場合はまさにこれに当たるだろうということでした。実際の治療は正直何をどうされているのかわからないのですが、先生が軽く手を当てて特殊な器具で体のあらゆるツボを刺激していくことで、骨格の調整をおこなっていきました。治療自体に痛みもなく1回の受診で痛みは和らぎました。その後1週間に1度、20分程度の治療を2カ月ほどおこなったことで、うまく開かなくなっていた私の口は改善し、以前のように明るく笑えるようになりました。まとめある日口腔内を襲った謎の痛みの正体は、まさかの顎関節症でした。そして、専門治療院で顎関節症のための適切な治療を受けることで痛みを克服。以前と同じように笑ったり、おしゃべりを楽しんだりすることができるようになりよかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/きびのあやとら著者/春山サチコ(44歳)小学2年生と年長の男児がいる銀行内勤ママ。ちょっと遅めの出産だったので、周りより高齢。年齢を隠して若作りを心がけているけれど肉体年齢はごまかせないのか、とにかく体の凝りがひどい。
2023年01月03日歯磨きが大嫌いな娘。仕上げ磨きを嫌がって毎日大変だったのですが、あることをきっかけに自ら口を開けてくれるようになり、歯磨きがとてもラクになりました。今回は娘が歯磨きを嫌がらなくなったきっかけについてお話ししたいと思います。子どもの歯を磨くのが大変娘がイヤイヤ期に差し掛かった1歳7カ月ぐらいのころから、毎日の歯磨きを嫌がるようになりました。毎回嫌がって逃げ回るので、歯磨きには手を焼いていました。 どうして歯を磨かないといけないかを理解してもらおうと思い、「歯を磨かないと虫歯になって大変」と教えてくれる絵本を読み聞かせていましたが、その効果はイマイチでした。 黒ゴマが歯についていたある日のこと。いつも通り夕飯のあとに歯磨きをしようとしたら、ふりかけに入っていた黒ごまが前歯に挟まっていました。そこで私はひらめいたのです! 「◯◯ちゃん、大変! お口の中にバイキンがいる!」と真剣な顔で伝え、歯ブラシでとってあげました。歯ブラシについた黒いゴマを見た娘は神妙な顔。 私は続けて、「他にもいないか見てあげる。いたら歯ブラシでまたやっつけるから大丈夫だよ」と言いました。すると、あんなに口を開けようとしなかった娘が進んで口を開け、歯磨きをさせてくれるではないですか! 自ら進んで口を開けるように毎回うまい具合にゴマが歯に挟まっているわけではないので、次の日は黒ゴマをスタンバイして歯磨きを開始。最初にバイキンがいるからやっつけてあげると言って歯を磨き、最後に用意していた黒ゴマを見せました。 「バイキンが上に逃げた! あ、下にいるから歯ブラシでやっつけるね」と、私もノリノリ。2回黒ゴマを使ったら、バイキンの存在が脳にインプットされたのか、その後は「バイキンやっつけるよ」と声をかけるだけで口を大きく開けてくれるようになりました! 仕上げ歯磨きは毎日しなくてはならないこと。歯磨きを無理やりするのではなく、子どもが納得して口を開けてくれると親はラクですし、子どもも嫌な思いをしなくてすみます。この方法が見つかって本当によかったです。それにしても、黒ゴマをバイキンだと信じて、歯磨きをさせてくれるようになった娘の心は純粋でかわいいなと思いました。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2022年12月28日歯医者さんでの歯の基本的な予防・治療方法歯医者さんの主な役割としては「検診、予防」「虫歯治療」「歯周病治療」などがあります。そもそも口は食べ物から栄養を取るための入り口です。食べたものをかみ砕き、だ液と混ぜてさらにその奥の消化器官へと送り込むのが口の役割となります。ここで消化活動はすでに始まっているのです。また、食べる飲むだけでなく、おしゃべりするためにも歯と口はとても大切な器官です。また、発達障害がある子どもの歯科治療についての悩みを抱える保護者の方は多くいます。パニックになったり暴れてしまい安全に治療が難しい場合もあるのではないでしょうか。このコラムでは、歯科治療で行う内容から、子どもが治療を受ける際にできる工夫、発達障害がある子どもの歯科治療についてまで解説していきます。まずは定期検診で、虫歯になりそうな部分はないかをチェックして予防します。虫歯ができてしまうと、自然治癒が難しくなるため、できるだけ虫歯にならないようなケアをすることが大事です。それでも完璧にできない場合があるので、3ヶ月おきくらいのペースで検診に通うことができれば、虫歯を早期に発見でき、深く削るほど治療せずにすませることができます。検診だけでなく、積極的な予防をすることもできます。それがシーラントやフッ化物の塗布です。生えたばかりの歯は、歯の表面のエナメル質が未熟で、虫歯になりやすいものです。そこで、特に奥歯のような溝が深く、複雑な形の歯では、汚れがたまりやすい溝をシーラントで埋めるという予防方法があります。また、フッ化物を歯の表面全体に塗ることで、弱い歯の表面を強化することができます。また、歯磨きの方法も教えてくれます。日常の口腔ケアはとても大切です。歯並びや虫歯や歯肉炎の程度など、口の中の状態は個々に異なります。個人にあった歯ブラシや歯磨き剤、洗口剤などを適切にアドバイスしてくれます。虫歯ができてしまった場合は、もちろん治療をします。虫歯は口の中にいる虫歯菌によって浸食された部分なので、それ以上浸食が広がらないために削り、削ったところに詰め物をする、という治療をします。シーラントと違うのは、削れた歯の部分に合うように調整した詰め物をとれないようにかぶせるということです。表面が少し浸食された程度ならまだ治療は容易ですが、奥深いところまで浸食が達してしまった場合は、神経に触れてしまうことも。こうなると神経を抜いて被せ物をするという治療になります。さらに歯が根元まで崩壊するほどに虫歯が進行してしまった場合は、抜歯することもあります。ただ、特に乳歯の場合は永久歯が生えてくるスペースをなくしてしまうことになるので、抜歯は歯列の状態にも大きく影響します。抜歯は「最後の手段」なのです。口の中のトラブルは歯だけが問題なのではありません。歯茎が炎症を起こす歯肉炎や歯を支える骨(歯槽骨)が壊されてしまう歯周病なども治療します。歯医者さんを怖がる子どもを歯医者に連れて行くときにできること歯医者さんでの治療を、なぜ子どもは怖がるのでしょうか。それは、見たこともない道具を口の中に入れられて、大きな音がして、麻酔の注射もチクッと痛くて、麻酔をしたとしても振動は伝わるからでしょう。体の中でも敏感な口の中を触られること自体、怖いことなのです。ではどうしたら、嫌がる子どもを歯医者さんに連れて行くことができるでしょうか。まずは、歯医者さんは「痛くない、嫌なことをされない」場所だということを、子どもに覚えてもらいましょう。そのためには、虫歯になってから歯医者さんに連れて行くのではなく、予防として検診を受けることから始めることです。検診を受けるだけなら実際痛いことはしないので、「歯医者さんに行くのは痛くない」ということを経験できます。最初に「歯医者さんは怖いところではない」という安心感を子どもが覚えることが第一歩です。乳歯が生え始めてから2歳ころまでに、痛くない検診からスタートしましょう。このころはまだ、保護者のそばが何よりも安心できる安全地帯です。歯医者さんと相談して、おすわりができる子どもでも、一人で診察台に乗せるのではなく、保護者が抱っこして一緒に座るなどの配慮や工夫をしましょう。ママやパパがついていれば安心、ということが大事なので、このときに保護者自身が緊張した表情にならないように気をつけましょう。だんだんに自分の周りの状況が分かる3歳ごろからは、歯医者は怖い場所という印象付けをしないことがまず大切です。嫌がりそうだからと、「公園に行こう」など嘘をついて連れて行くと、不信感につながります。嘘は言わないようにしましょう。行く前には、歯医者さんは楽しいところだと伝えている絵本や動画を見せて、心の準備をしてあげましょう。また、タイミングも大切です。午前中の機嫌のいい時間帯や、お昼寝から目が覚めて落ち着いたときなど、子ども自身のコンディションを優先しましょう。空腹時や眠いときなどは避けましょう。ここで大切なのは、連れて行く大人の態度と表情です。保護者自身も歯医者に苦手意識がある場合、緊張感が伝わってしまいますし、無意識に少し怖い顔になってしまうこともあります。子どもを公園や児童館に連れて行くときのような気分で対応したいところです。そして、検診や治療が終わったら、「頑張ってお口を開けられたね!」「歯みがきしていたから虫歯がなかったのね。すごいなぁ、さすが!」など、たくさん褒めてあげましょう。もし、行くまでぐずって泣いていたとしても、歯医者さんに行けた、ということだけでも褒めてあげてください。次も頑張ろうという気持ちにつながるはずです。発達障害のある子どもは、感覚過敏があることで歯磨きを受け入れにくいことがある発達障害のある子どもの場合は、さまざまな特性から歯を磨くのを嫌がる傾向があるために、虫歯になりやすく歯医者さんに通う頻度も高くなりやすいということがあります。こだわりの強さから歯磨きすることを拒否したり、動き回って安全に歯磨きすることが難しかったりします。また、感覚過敏があるために口の中に歯ブラシが入ることを拒んだり、歯を磨くことが健康のために必要であることがうまく理解できなかったりする場合もあります。甘いものなど虫歯になりやすい食べ物ばかり食べるなどの偏食や、食事時間以外にもだらだらと食べてしまうことも虫歯の原因になります。発達障害のある子どもの場合は、一時的に何かをがまんさせる代わりにご褒美として子どもの好物を与えるということもあるかもしれません。こうしたことから常に食べ物のカスがお口の中に残っている状態が虫歯になりやすい口腔環境にしてしまうことがあります。発達障害のある子どもが歯医者に行くときに気をつけたいこと発達障害のある子どもの場合、歯医者さんに行くことを受け入れられるようにするには、行く前からの準備が必要な場合があります。発達障害のある子どもの場合、何が起こるのか分からない、何をされるのかが分からないという状況はとても不安になります。まずは、歯医者さんは怖いところではないことを伝えてあげましょう。好きなキャラクターが歯医者さんに行く話や、歯医者さんは楽しいと伝える絵本を読んであげるのが分かりやすいと思います。また、歯医者さんにはたくさんの道具があるので、どんなものがあるのかを説明することも良い方法です。子どもを診てくれる歯医者さんは、内装なども楽しげな雰囲気にしつらえているところもあるので、怖い場所じゃないよ、ということをよく話して伝えましょう。子どもが歯医者さんについて知っておくようにする一方で、歯医者さんにも患者となる子どもについて、情報を伝えておきましょう。診察室に入るときだけでなく、予約したときにも話しておくと安心です。どのような方法でコミュニケーションをとると良いのか、どういうことをいやがるのか、どうすると落ち着くのか、保護者がそばにいてできることなども伝えます。発達障害のある子どもの場合、見通しが立たないことでとても不安になることも多いです。何時ごろにどこに行くのか、何時ごろに終わるのか、ということと同時に、歯医者さんに行ってどんなことをするのか、そうすると歯や口の中がどんな風にきれいになって元気になるのか、ということを分かりやすく伝えてあげましょう。大切なのは、歯医者さんは怖いところという先入観を保護者自身がもっていると、子どもへの伝え方も変わってきてしまいます。健康のために大切なことをしてくれる場所というイメージに気持ちを切り替えて、説明できるといいですね。障害者歯科(スペシャルニーズ歯科)ってどんな治療をしてくれるの?一般的な小児歯科では、どうしても治療が難しい場合もあります。そんなときは障害のある子どもについて、よく分かっている障害者歯科が味方となります。障害者歯科は、次のような患者さんを診てくれる場所です。・待合室や診療室で待てない・知的な遅れや発語が難しいために、歯の痛みを自分で訴えられない・身体の不自由さや、身体のこわばり・緊張から、治療を受ける姿勢に制限がある・病気や、内服している薬のため、医学的管理が必要である・口に治療器具などが入ると、吐きそうになったり、実際に吐いてしまったりする・歯医者さんに対して極度の恐怖感がある・歯磨きが自分で上手にできない・心身の発達の遅れや病気によって、食べ物を口から安全に食べたり飲み込んだりすることが難しいこうした子どもについての知識があり、どう対処したらいいかについての情報をもっているのが障害者歯科です。実際に障害者歯科で行われる検診や治療は、一般的な小児歯科とはどんなことが違うのでしょうか。一番特徴的なこととしては、障害についての専門的な知識をもち、理解がある人が治療してくれるということです。患者さんの障害について保護者からの情報を聞き、どう接したらいいかの情報をもって、相互理解を基本にして治療にあたってくれます。たとえば知的な遅れがある場合には、ことばで説明するだけでなく、絵や写真、絵カードなどを使って説明をしたり、予想がつかないことを嫌う場合には、治療に使う器具や部屋についての説明を丁寧にしてくれたりします。感覚過敏のある子どもで顔に触られること自体をいやがる場合には、いきなり治療を始めるのではなく、少しずつ体に触れるようにして慣れていくような方法(脱感作)をとるといった、ノウハウも障害者歯科にはあります。また、イヤーマフの準備があったり、患者さんの敏感さがどこにあるのかを、保護者からも聞き取ったりして治療に進みます。いつもと異なる状況や周囲の大きな音などが苦手な子どもには、個室を使用するなどいつも同じ環境になるような配慮があったり、歯科衛生士も同じ人が立ち会うなど、できる限る同じ環境での治療ができるような配慮があります。治療のときの姿勢に制限がある場合には、補助器具を使うことのほか、暴れてしまうなどで十分な協力が得られない場合には鎮静剤などを使用することや、場合によっては全身麻酔で治療を行うこともあります。歯と口の中の健康ケアは、悪いところができてしまったら取り除く、ということではなく、普段の生活の中で虫歯や歯周病にならないようにケアしていくために、家庭での予防が大切です。ただ、発達障害がある場合などには、こだわりが強いことや、食習慣の問題から、家庭での対策をどうしていいかが分からないこともあるでしょう。障害者歯科では、治療をする際に必要な障害についての知識や情報だけでなく、普段の生活についても障害のある患者さんに特化した口腔ケアの指導もします。それは歯磨き以外にも、虫歯になりにくい食べ物の形状、食べさせ方、食事のリズムについて、食べるときの姿勢についてなど、さまざまな視点から歯の健康を守る日常ケアについてと多岐にわたります。こうしてケアをしていても、家族だけではケアしきれない部分、みがききれない歯のクリーニングや口腔のケアを行うのが障害者歯科です。まとめ障害のある子どもが歯医者さんに通うときには、「歯医者さんは怖くない」ということを印象付けてあげてください。家庭でのケアだけで歯と口腔の健康は保ちきれない場合、安心して頼れる障害者歯科をかかりつけ医にして、二人三脚でケアしていくようにしましょう。
2022年12月24日少女漫画と家族が大好きなフリーイラストレーターのeriつぃんさんが描く、長男あいトン&次男とーリンと、クールだけど溺愛系♡な旦那さんとの日常をお届け! 歯磨きを嫌がるとーリンとあいトン。旦那さんが何やら秘策を考えたようです!第2のオカン、次男を味方につけた!歯磨きを嫌がるとーリンとあいトン。毎日嫌がられると、困ってしまいますよね。 そこで旦那さんが考えた作戦は……!? これは旦那さんの「2歳児の母性を目覚めさせる」作戦勝ち! 弟に弱くやさしいあいトンを連れてきてくれました♡ eriつぃんさんは「ナイス作戦だ! 旦那よ!! 次男は『兄の面倒を見ないと』となると、母力(ははぢから)が発動するのだ!!」とのこと。 SNSのコメント欄でも、 「あーー、かわいい兄弟♡」 「癒やされていくー。浄化されてくー」 「あいトンくんの『うらぎりもの』っていうんだよっていうツッコミも良き(笑)。ちゃんと連れてきてくれる良い子だ! みんな、かわいい!!」といった声が集まり、癒やし効果抜群の様子! 誰も怒らず、ケンカもない、とても平和な解決策。きょうだい育児をされている方、母性を目覚めさせる作戦をぜひ覚えておいてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター eriつぃん2児の男の子ママ。主にInstagram&ブログで活動しているフリーイラストレーター。育児マンガや恋愛マンガなどを掲載中。年上のクールな溺愛系旦那さまとかわいい息子たちが大好き♡
2022年12月14日娘が生後7カ月を迎えたある日、私が歯磨きをしていると、口内に突然耐えられないほどの激痛が。重度の虫歯を疑い、重たい気持ちで歯科医を受診したところ、痛みの原因はまさかの添い寝!? 育児と歯痛の衝撃的な関連性をお話しします。 突然襲った歯の痛み、診察結果はいつも通り娘と一緒にお風呂に入り自分の歯を磨いていると、口内の右上あたりに突然耐えられないほどの激痛が走りました。虫歯を疑ったのですが、妊娠中に受けた歯科健診では特に異常が見られなかったため、たった1年でここまでの激痛を伴うはずはないと思いました。 お茶を飲んだり歯を磨いたりしたときにその都度激痛が走るため、一度歯医者で見てもらうことに。すると診察の結果は「知覚過敏(象牙質知覚過敏症)」とのこと。驚くことに、医師は続けて「お子さんと添い寝していますか?」と言うのでした。 知覚過敏の原因が添い寝?どうして知覚過敏と添い寝が関係するのか理解できませんでしたが、うつぶせ寝や横向き寝で顔や歯に大きな力がかかると、歯のエナメル質が壊れて象牙質がむき出しになってしまい、冷たい物やちょっとした刺激が歯の神経にしみて知覚過敏になりやすいとのことでした。 特に子どもが小さいころは、母親が子どものほうを向く形で横を向いて眠るため、歯に圧力がかかりやすく知覚過敏になりやすいそうです。話に聞いたことはあった知覚過敏でしたが、まさか横向き寝に原因があると思わず驚きました。 さらに私の場合はもともと歯ぎしりがひどかったこともあり、特に知覚過敏になりやすかったそうです。 知覚過敏の治療とその後これまで私は市販の歯磨き粉を使っていましたが、医師のすすめで知覚過敏専用の歯磨き粉(アース製薬「シュミテクト」)を使うことにしました。驚くことに、歯ブラシの先が触れるだけでも痛かった箇所は、歯磨き粉を変えるだけでほとんど痛みを感じないほどに。 ところが、このまま歯磨き粉を変えれば解決するかと思った痛みでしたが、初診から半月後の再診ではやはり痛みは完全に消えておらず、夜間のみ装着するマウスピースを作成しました。夜の添い寝でかかる歯への負担を減らし、歯のエナメル質の破壊を防ぐためです。 完全に痛みを感じなくなるまでに早くて3カ月、遅くて半年ほどかかるとのことでしたが、知覚過敏を治療できるということだけでもありがたく、根気よく治療をしています。 医師によると、一度壊れてしまった歯のエナメル質はもう元に戻ることはないそうですが、露出した象牙質が次第になめらかになることで痛みを感じなくなるとのことでした。他の歯で再び知覚過敏が起こることがないよう、添い寝の姿勢に気を付けている私です。知覚過敏の原因が添い寝だと知り驚きましたが、ある意味貴重な体験になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年12月12日歯磨きが大嫌いなわが子。特に1歳のころはいつも大泣き&大暴れし、私にとって毎日が憂うつになるほど地獄のような時間でした。そんななか、1歳半健診で虫歯の一歩手前であることが判明。1歳で虫歯になってしまうという危機感から、私の歯磨きに対する覚悟が変わりました。嫌がって暴れる子どもでも磨ける方法と、早めに指摘されたことで虫歯ゼロを達成した経緯をご紹介します。嫌がる子どもに負けて甘かった歯磨きわが子は歯磨きが大嫌い。大暴れで泣き叫ぶわが子の歯を磨くことは、心身ともにつらい作業です。あまりに暴れるので歯ブラシを口に入れることも難しく、どう磨いていいのかわからない状態が続きました。 そのときはまだ歯が少ない1歳。「唾液の自浄作用は虫歯菌を抑える働きがある」ということを聞き、きちんと磨きたい気持ちはありつつも、少しくらい磨けていなくても大丈夫と自分を肯定する理由にしていました。 早めに気付けてよかった虫歯予備軍そんななか受けた1歳半健診で、わが子は歯石が溜まり虫歯の一歩手前であることがわかりました。自分の磨き方は十分ではないという現実を突きつけられ、大きなショックを受けました。 そのとき心の支えになったのが、「今からしっかり歯磨きをしていけば、3歳児健診で虫歯ゼロになりますよ」という保健師さんの言葉。早く気が付けたからこそ、予防ができます。これからはしっかり磨き、わが子を絶対に虫歯にさせないと言う強い覚悟が私のなかで生まれました。 嫌がる子どもの歯の磨き方それまで嫌がるわが子に遠慮してうまく磨けなかったのですが、虫歯になるくらいなら押さえつけてでも磨くという方針に変更。健診時に保健師さんから教わったのは、暴れる子どもの歯の磨き方は、「子どもをあお向けに寝かせ、子どもの腕を親の太ももで固定する」と言う方法です。 それでもわが子の足がビュンビュン飛んでくるので、わが子の足は誰かに押さえてもらうか、ひとりのときは自分の足先でなんとか押さえこみ磨きました。 その後は成長とともに、歯を磨く理由を理解するようになっていきました。そして努力の末、3歳児健診での虫歯はゼロ! 保健師さんに言われたことを達成できました。もしあのとき指摘されていなかったら、十分に磨けていないまま虫歯になっていたと思います。指摘されることはショックではありますが、早くに気付き対策を講じられることは大きなプラス。その重要性を身をもって学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:村上 素子3歳の男女双子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。
2022年11月29日自閉スペクトラム症のある息子にとって虫歯予防は困難ばかり!Upload By みん幼いころのPはおやつなどの間食も多く、一日中冷蔵庫の前やお菓子を置いている戸棚の前で、自分が食べたい物を私に要求していました。私は毎日24時間Pへの対応に疲れ果てていたころだったので、少しでも癇癪を防ぐため、大人しくしてもらいたいがために、おやつを欲しがるだけ与えてしまっていた時期もありました。そんな食生活を続けていたので、いつしかPに虫歯ができてしまいました。Pの虫歯に悩んだ私は、保健センターに問い合わせて障害児の治療も可能な近所の歯科医院を教えてもらい、通院することにしました。そこでは「治療をするにはまだ危険で難しい」という話になり、まずは場所や人に慣れることから始めることになりました。何回か通っていくうちにPも少しずつ慣れて、やっと診察台に乗れるようになったのですが、仰向けになって口を開けて先生に歯磨きをしてもらう段階になると拒否して暴れるので、身体を抑えつけて先生に進行止めの薬を塗ってもらったり歯磨きをしてもらったりしていました。そんなことを繰り返しているうちに、Pは歯科医院への道を通るだけでパニックを起こすようになり、最後は歯科医院の中へ入ることすらできなくなってしまいました。Upload By みんせっかく慣れた歯医者がトラウマになってしまい困った私は…慣れるために時間をかけて1年以上も通っていたはずだったのに、力ずくで抑えつけるという間違った対応の仕方のせいで、歯科医院に慣れるどころか結局はトラウマだけが残ってしまい、虫歯もどんどん進行してしまいました。こうして近所の歯科医院へはこれ以上通院することができなくなり、先生に紹介状を書いてもらって「障害歯科」を予約し、全身麻酔での治療に進むことを決意しました。障害歯科は1日に4組までしか予約を取っていないので、すぐには診てもらえず、予約をしてから3〜4ヶ月ほど待ちました。全身麻酔での治療になるので、事前に麻酔についての説明があり、前日から私もPもしっかりと準備をして、障害歯科へと向かいました。初めて行った障害歯科の雰囲気は、待合室にはPのほかには1人しか来ていないので、とても静かでほかの人に迷惑がかかることもなく周りを気にすることもなく、落ち着いて過ごすことができました。そして対応してくださる先生たちも、障害のある人に対して知識や経験のある先生ばかりで、親子ともにとても安心できました。治療のために全身麻酔をしてPを眠らせるときに、私はとても後悔をしていました。こうなってしまったのもPに虫歯を作った私の責任だ…と、眠ったPの顔を見ながら申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。それから約2時間後、無事に虫歯治療は終了し、Pが麻酔から目覚めると帰宅することができました。私は治療が済んだ安心感と、とりあえずはこれで虫歯の悩みから解放されるのでホッとしていました。1年以上も治療ができない歯科医院へ苦労しながら通って悩んできたけど、もっと早くに障害歯科で治療をする決断を私がしていれば良かったなと思いました。Upload By みんわが子にとって「今」何をどう選択するべきなのか?を親が見極める必要性。思えば長男は虫歯を作ったことがありません。歯磨きをするのも歯科医院へ行くのも親子ともに全く苦労をしたことがなかったのです。でも障害のあるPの虫歯予防と虫歯治療は、どれだけ大変でどれだけ苦労をしたか…と思い返しながら難しさを痛感していました。まずは歯磨きや歯科医院に慣れてほしいと思う私の願いよりも先に、Pの場合はとにかく治療をして、慣れるのはあとから時間をかけてゆっくり始めても良かったのかもしれません。実際、あんなに難しかった歯磨きも、Pが療育を受けながら成長すると、徐々にスムーズにできるようになり、今では自分から「歯磨き」と私に伝えにくるほどになりました。Upload By みん何をするにも、何を選択するにも、その子その子のタイミングがあるのだと思います。Pの発達や状況をしっかりと観察し、今のPの発達段階では何が可能なのか?何が難しいのか?を考え、親の希望するタイミングではなく、P自身のタイミングを見極めながらさまざまな選択をしていけるようになりたいです。執筆/みん(監修:藤井先生より)歯磨きができないならせめてうがいだけでも、とPさんには負担をかけたくないけれど、虫歯予防もしなくてはと、頑張ってこられたみんさん、後悔しながらも、諦めずに向き合われて、今があるのだと思います。Pさんの成長とともに、今では自ら歯磨きをするようになったとのこと、この体験談を通じて、歯磨きを嫌がるお子さんを育て中の親御さんに励ましとなりますね。
2022年10月17日女性の心とからだに寄り添い続ける花王株式会社の生理用品ブランド「ロリエ」は、10月の「乳がん」予防啓発月間と11月の「子宮頸(けい)がん」予防啓発月間中の、2022年10月3日(月)から11月30日(水)まで、婦人科検診の啓発キャンペーンを実施する。メッセージ「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」に込められた想い「ロリエ」は、女性の心とからだに寄り添い続ける活動の一環として、乳がん啓発を行う「ピンクリボン活動」、子宮頸がん啓発を行う「ティール&ホワイトリボン活動」を支援している。2022年秋、生理のときこそ自分をいたわり心も体も大事にしてほしいという想いから、10月の「乳がん」予防啓発月間、11月の「子宮頸がん」予防啓発月間を機に、「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」をメッセージとして特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」から、婦人科検診の受診に関心を持ち、その意義を理解してもらえるような情報発信活動を展開。「ロリエ」ブランドアンバサダーである二階堂ふみさんのインタビューなどのコンテンツなどにより、女性自身の受診や、家族や友人、パートナーに受診を勧めることが、早期発見と治療につながることを発信する。特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」<概要>・開設期間:2022年10月3日(月)~11月30日(水)・URL:記事下部参照<内容>・二階堂ふみさん×対馬ルリ子先生対談コンテンツ二階堂ふみさんと、産婦人科医・対馬ルリ子先生との対談記事。二階堂さんが定期的に検診を受けるようになったきっかけや、受診の体験談などとともに、子宮頸がん患者は20代・30代で増加しているなど婦人科医による知見を伝える。・アーティスト嶌村 吉祥丸さんコメント二階堂ふみさんのキービジュアル撮影のメイキングショットとともに、撮影したアーティスト 嶌村 吉祥丸さんのコメントも掲載。・Q&Aコンテンツ「ロリエのカラダテスト」子宮頸がんは20代・30代女性に急増していることや、子宮頸がん検診は補助が受けられること、乳がんを早期発見できた場合の治癒率など、知ってほしい情報をQ&A形式で提供している。リツイートでがん予防・啓発団体への寄付に参加できるTwitter募金ロリエ公式Twitterアカウント(@laurier_jp)をフォローし、対象となる投稿をリツイート投稿すると、1投稿当たり5円を認定NPO法人 乳房健康研究会および特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会の2団体に案分して、最大200万円まで寄付。・募金実施期間:10月3日(月)11時~11月30日(水)23時59分10月は「乳がん」予防啓発月間、11月は「子宮頸がん」予防啓発月間で、それぞれピンクリボン、ティール&ホワイトリボンがイメージシンボルとなっている。早期発見・早期治療のためにも、この10月と11月を検診期間として意識してみてはいかがだろうか。【参考】※特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」
2022年10月03日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。編集部に寄せられたダメ旦那エピソードをご紹介します。とにかく歯磨きが嫌いな人っていますよね。でも一緒に暮らしている側としては、歯の健康も意識してもらいたいもの。朝晩の歯磨きは大切ですよ!作画:おむ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部presented by愛カツ ()
2022年10月02日私には5歳の娘がいます。娘がまだ2歳だったころ、歯磨きが大嫌いで、毎晩の仕上げ磨きに本当に苦労していました。でも夏休みに帰省したタイミングで、偶然聞いたおじいちゃんのあるエピソードを反面教師にし、虫歯予防に成功した体験談をご紹介します。 歯の詰め物が取れちゃった夏休みに家族で夫の実家へ帰省したときのことです。普段離れて暮らしているので、久しぶりのおじいちゃんとおばあちゃんとの再会に娘は大喜び。いつものイヤイヤもこのときばかりは封印してくれて、私もひと安心でした。 お昼ごはんを外でごちそうになって、お店でお会計のときにお口直しにともらったガムを噛んでいたおじいちゃん。「あれ? 何か硬いな」と言って確認してみると……歯の詰め物が取れてしまっていたのです。 帰ってきても落ち込んでいるおじいちゃん慌てて歯医者さんにその日のうちに診てもらって、夕方帰宅したおじいちゃん。きちんと治療してもらったはずなのに、なぜか浮かない顔をしていました。おばあちゃんが「どうだった?」と聞いても、のらりくらりとかわすような答えしかしませんでした。 娘が心配して「じいじ、歯まだ痛いの?」と何度も聞くので、おじいちゃんも孫の言葉は無視できずに「痛くはないんだけどね、虫歯が8本も見つかってしまったんだ」とポツリ……。 虫歯8本の衝撃おじいちゃんからの虫歯8本の告白は、娘にとってかなりの衝撃だったようで、「ママ! じいじ虫歯! 8本! 8本よ! ギギギギーいっぱい!」と歯を削られるジェスチャーも付けてものすごい勢いで私にリポートしてきました。 その晩から「虫歯イヤ! 歯磨きちゃんとする!」と、嫌がることなく歯磨き中もずっとじっとしてくれるようになった娘。毎晩あんなに抵抗して泣き叫んでいた子とは、まるで別人のような姿にびっくり。丁寧に仕上げ磨きができるようになり、本当に助かりました。 どんな言葉で言い聞かせるよりも、おじいちゃんの虫歯8本のエピソードが娘の虫歯予防には一番効果的でした。反面教師にさせてもらって少し申し訳ないなと思いながらも、素直に歯磨きさせてくれるようになったので、本当に助かりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:近藤あいこ5歳女児と0歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年09月30日創設75年を迎える医療法人財団興学会(所在地:東京都千代田区、理事長:白井 清士)が運営する「新橋歯科医科診療所」「赤坂歯科診療所」「青山歯科診療所」は、「虫歯を蒸発させる!痛くない削らない虫歯の最新レーザー治療」を開始いたしました。新橋歯科医科診療所URL: 赤坂歯科診療所URL : 青山歯科診療所URL : 虫歯を蒸発させる!痛くない削らない虫歯の最新レーザー治療新橋歯科医科診療所・赤坂歯科診療所・青山歯科診療所では、虫歯の最新レーザー治療として、レーザー オブ ザ イヤー受賞のFotonaライトウォーカーを導入開始いたしました。新橋歯科医科診療所・赤坂歯科診療所・青山歯科診療所では、「できるだけ痛くない、削らない、抜かない」を診療の最も重要な基本方針とし、知識と経験と最新技術を駆使して適切な治療方法の選択を心がけています。当院導入のFotonaライトウォーカーは、痛みの発生がほとんどないレーザーとして評価され、治療時は虫歯の部分だけを蒸発させ取り除くことができるため、健全な天然歯を削ることはありません。<動画 Fotonaライトウォーカーでの治療の様子> ■Fotonaライトウォーカー治療の特長<歯をドリルで削らない>ドリルで虫歯を削ると虫歯では無い健康な歯が削られてしまいます。熱エネルギーにより、水分を含んだ虫歯の部分だけを蒸散させ細かな患部も除去します。虫歯の病巣をピンポイントで殺菌、治療が可能なのがFotonaのレーザー治療です。今までの治療に比べて、歯を削る量を最小限に抑えることができ、健康な歯ぐきや歯への影響がほとんどない処置ができます。「虫歯を削らず、歯を残すミニマム(低侵襲)治療」に最適な選択肢です。<歯の神経を残せる>削らないレーザー治療により、歯の寿命を伸ばす事が出来ます。削らないレーザー治療は神経を残すことがポイントになります。神経を抜いてしまうと歯は弱く割れやすくなってしまうからです。進行した深い虫歯の場合、今までだと神経を抜かないと治療ができないケースにおいても、レーザー治療で神経を残せる確率が高まりました。<殺菌消毒効果>虫歯治療では虫歯の殺菌が肝心です。当院では治療中にお口に入る水はすべて除菌水を採用し、治療中の菌血症予防を実施しています。レーザー治療は熱エネルギーにより患部をピンポイントで殺菌消毒できるため、お口の中をより安全な状態に保ちながら治療を進められます。全身疾患リスクを軽減させる手段として、虫歯の細菌が口腔内で広がらないため虫歯治療に絶大な効果があります。<痛くない 麻酔ができない体質、妊婦さんに>レーザー治療では、ほとんど痛みを感じない無痛治療を目指すことが出来ます。痛みが苦手な方や麻酔ができない妊婦さんや高齢の方、体質的に麻酔を避けたい方、心拍数が気になる高血圧の方、抗精神薬を服用されている方に有効です。<歯質強化で虫歯予防>歯は酸化によって表面のエナメル質が溶け出す「脱灰(だっかい)」と、唾液で歯のミネラルを補給する「再石灰化」が繰り返しています。このサイクルが乱れて脱灰が進むと、虫歯になり放っておくと、どんどん進行してしまいます。レーザー照射によって歯を構成しているエナメル質や象牙質の耐酸性を高め、脱灰しにくい歯へと強化することができます。<知覚過敏にも効果>歯の象牙質には目に見えない無数の穴が開いています。知覚過敏は、本来エナメル質の中にある象牙質が加齢、歯周病、間違った歯みがきで歯の根が歯ぐきからむき出しになってしまい、刺激が神経まで到達した状態。熱エネルギーは、歯の再石灰化を助けるので、食事をするときや冷たいものを飲んだときに歯が痛む、歯の根っこの露出が原因の知覚過敏にも効果的です。Fotonaライトウォーカー■最前線のレーザー治療Fotonaライトウォーカー虫歯の治療は、虫歯の進行度合いにより最適な治療を選択することが重要です。レーザー治療は虫歯治療の新しい方法として注目されています。一言でレーザーと言っても種類がいくつもあり、厚生労働省によって使用可能な治療が定められています。専門の歯科医師が治療内容に適したレーザーを選択できないと最善の結果は得られません。その中で唯一、虫歯を治療することが認可されているのが「Fotonaライトウォーカー」です。虫歯だけを蒸発させるという最新のレーザー治療法です。色々なレーザーがある中で、歯を治療することができるレーザーとして開発されました。水を併用するので痛みの発生がほとんどないレーザーとして評価され、生体組織の水分に対する反応が高く、発熱が少ないため、表面が黒く焦げるなど周囲の組織への影響がほとんどなく、安全性の高いレーザー装置です。治療時は虫歯の部分だけを取り除くことができるため、健全な天然歯を削ることはありません。また、歯だけでなく歯周病などの歯科治療をはじめ、フォトナ社のレーザーは最新の機能として口腔内からのシワ・ほうれい線治療、いびき・無呼吸症候群治療など多くの治療に用いられています。<動画 Fotona Lightwalker> ■治療の流れ1. 治療中は目の保護の為に、サングラスを着用します。2. 痛みをほとんど感じないので麻酔の必要はありません。3. レーザーを少しずつ動かし、虫歯全体に照射します。4. 虫歯は水分と共に蒸発し、黒くなっていた虫歯がなくなり、殺菌・除去され、無菌状態になります。5. 最後に虫歯を取り除いた箇所に詰め物をします。成人の9割以上が経験しているという虫歯。多くの人が一度は経験していると思いますが、なんと歯を失う原因の4割は虫歯によるものです。さらに虫歯は、放っておくと細菌が血液中に流れ出し、重い心臓病を引き起こすことや様々な全身疾患の原因となる事が明らかになっています。現在、国内の虫歯の患者数は約180万人にのぼります。実は恐ろしい虫歯ですが、治療方法は近年大きく変化しています。従来のドリルで虫歯を削るという虫歯治療は、痛みを伴い、音や振動など不快に感じる方も多いかと思います。また、削る治療で悩ましいのは、不十分だと虫歯菌が残り、削りすぎると健康な天然歯まで失ってしまうことでした。年々進化している歯科治療。虫歯治療にレーザーを選択することで少ない負担で虫歯治療を行うことが可能になりました。進んでしまった虫歯には、歯科用レーザー治療以外にも薬品で虫歯を溶かして除去する「カリソルブ」や虫歯を除去しないで無菌化する「ドックベストセメント」などの治療法もあり、虫歯治療のトレンドは削らない・痛くない歯科治療です。医療法人財団興学会の新橋歯科医科診療所・赤坂歯科診療所・青山歯科診療所では、患者さまお一人お一人に最適な治療方法をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。■診療所概要診療所名: 新橋歯科医科診療所所在地 : 〒105-0004 東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル2階アクセス: JR線「新橋」駅 徒歩3分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 祝日URL : JR新橋駅 徒歩3分 新橋プラザビル2F診療所名: 赤坂歯科診療所所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂5-5-18 オービス赤坂1Fアクセス: 東京メトロ「赤坂」駅 徒歩3分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 日曜・祝日URL : 診療所名: 青山歯科診療所所在地 : 〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 青山OM-SQUARE B1アクセス: 東京メトロ「外苑前」駅直結 徒歩1分診療時間: 9:30~13:00/14:00~18:30定休日 : 日曜・祝日URL : ■法人概要法人名 : 医療法人財団興学会代表者 : 理事長 白井 清士所在地 : 〒101-0031 東京都千代田区東神田2-6-5 東神田ビル8階設立 : 1947年(昭和22年)6月事業内容: 最先端歯科医療、美容医療URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】医療法人財団興学会TEL:03-3526-3031 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月07日追いかければ追いかけるほど“歯磨き”を嫌がり逃げ惑う絶賛イヤイヤ期のわが子。そんな毎日の戦いに打ち勝つべく母が編み出した攻略法とは……。Instagramなどで育児漫画を公開中の2歳女の子ママ・たきもとキウイさんが描く、子どもの“歯磨きイヤイヤ”に対抗するエピソードを紹介します!歯磨き攻防戦もはや「歯磨きするよ」という言葉だけで逃げ惑うわが子。いつまで経っても素直に歯を磨かせてくれず、仕方なくパパからママへとタッチしたところ……。 ぬいぐるみを駆使した小芝居でなんとか乗り切った今日の歯磨き。しかし、明日も同じ手が使えるはずもなく……。戦う相手はわが子ではなく、自分のメンタルだったという話でした。毎日毎日あの手この手で子どものご機嫌をとるのは大変ですよね。心が折れそうになりますが、己がメンタルを鍛えて攻防戦を打ち勝っていきましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター たきもとキウイ
2022年09月03日歯を失うと認知症になりやすくなる。80歳時点で20本の健康な歯を残すため、ぜひ取り入れてほしい習慣があると、歯の専門家。それはなんとチーズを食べることだという。自分がもっともなりたくない病気は認知症……。日本認知症予防学会などの調査で、約5割の人が認知症を選び第1位だった(2021年)。だが、2017年・内閣府の発表によると、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるという予測もある。認知症を防ぐには、歯の健康を守るのも一手だ。80歳で20本以上の歯がある人は、歯を失って入れ歯も使わない人と比べて、認知症発症リスクが半減するという調査結果もある(2012年・神奈川歯科大学)。高齢でも自分の歯が多いと、何でも食べられるうえ、認知症も予防できるのだ。とはいえ、一生懸命歯磨きしているつもりでも虫歯ができてしまうことがある。■チーズが再石灰化を進める「虫歯を防ぎたいなら、チーズを食べればいいんです」そう断言するのは歯学博士の稲葉大輔先生だ。チーズが虫歯を抑えるとは驚きだが、そもそも虫歯はどうしてできるのだろう。「虫歯は、虫歯原因菌が食品中の糖類をエサにして酸を作り、その影響で歯の表面が溶ける『脱灰』によって起こります。ただし、食事が終わり糖類がなくなると脱灰は止まり、唾液中のミネラルイオンが浸透して歯の表面が修復される『再石灰化』が始まります。本来歯は、脱灰と再石灰化を自然に繰り返して、虫歯にはならないものです」(稲葉先生・以下同)それならば、なぜ人間は虫歯になるのだろうか?「しょっちゅう間食するなど糖類をとりすぎると、脱灰が続いてしまいます。また、もともと唾液中のミネラルイオンが少ない人や、加齢により唾液の量が減った人は再石灰化が進まず、虫歯になりやすくなります。虫歯予防は、いかに脱灰を抑えて再石灰化を促進するか。それには食後のチーズが有効です」チーズが虫歯を防ぐ仕組みは、次のとおりだ。まず、チーズをかむことで唾液が多く分泌される。唾液は歯を溶かす酸性環境を改善するので、脱灰を抑える効果がある。次に、チーズからカルシウムやリン酸イオンが溶け出し、唾液のミネラルイオン濃度を上昇させ、再石灰化を進める。さらに、チーズに含まれる油分やカゼインタンパクが歯に細菌が付きづらい状態を作り、歯石の形成を抑えるのだ。「チーズの虫歯予防効果は、ヨーロッパでは古くから知られていて、私がオランダに留学した1990年ごろにはすでに常識でした。WHO(世界保健機関)も2003年に、虫歯リスクを低減するものとして食品では一番にチーズをあげ、キシリトールよりも効果が高いと発表しています」■食後にお茶とベビーチーズを1つそれでは、どのように食べるのが正解なのだろうか?「食事や間食の最後に、お茶などを飲んでから、10グラム程度食べればOKです」10グラムというとキャンディ状のチーズなら2個、ベビーチーズなど個包装タイプなら1個で十分だ。「チーズの種類は、ナチュラルチーズでもプロセスチーズでもかまいませんが、甘味料や果物などが混ざっているものはNGです。再石灰化の促進には、食事の最後にチーズを食べるのがおすすめです。ただし、チーズで歯周病は防げません。歯科での定期チェックもお忘れなく」チーズにはタンパク質やカルシウムなども豊富に含まれる。栄養たっぷりなチーズを毎食後に食べて、虫歯を予防し、認知症知らずの人生を歩むのだ!【PROFILE】稲葉大輔歯科医師・歯学博士。オランダ留学中にチーズ文化に触れ、虫歯予防効果を知る。著書に『チーズは虫歯予防の最強食品』(ネクステージ)
2022年08月24日2022年8月21日現在、『#小児科はいいぞ』というハッシュタグがTwitter上で流行。同ハッシュタグ付きの投稿では、小児科に勤める医師や看護師などが、これまで経験した素敵なエピソードを紹介しています。小児科で働いている、ガガ(@12345678910GAGA)さんも『#小児科はいいぞ』のハッシュタグを付けて、勤めている病院でのエピソードを投稿しました。ある赤ちゃんの予防接種を行っていた時のこと。注射の痛みに泣く赤ちゃんに対し、このような声を掛ける人がいました。痛いねー!パパだよー!パパが悪い!パパが悪いよー!痛いのは全部、パパのせいだよー!この声をかけていたのは、父親自身だったのです。赤ちゃんの予防接種中に『痛いねー!パパだよー!パパが悪い!パパが悪いよー!〇ちゃん痛いの全部パパのせいだよー!』絶叫して全部の罪をかぶろうとするパパを見てわたしたちは笑いをこらえている。 #小児科はいいぞ — ガガさん。 (@12345678910GAGA) August 18, 2022 赤ちゃんが泣いている痛みの原因を、すべて自分のせいにしながらあやしていた父親。ガガさんたちは笑いをこらえながら、父親の一風変わったかけ声を聞いていたといいます。この投稿には、さまざまな声が上がりました。・かわいい…。なんて優しいパパなんだ。・あえて嫌われ役を買って出るパパ、かっこいい!・その場にいたら吹き出してしまいそう…!ちなみに、ガガさんによると診察時に「パパのせいだよ」と、我が子に声をかける父親はたくさんいるそうです。心優しい父親たちの姿を想像すると、ほほ笑ましい気持ちになりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月21日小さい子供がいる家庭では、寝る前の『歯の仕上げ磨き』が日課となっていることも多いでしょう。虫歯を作らないためにも、歯磨きは親として妥協できない部分ですが、年齢が低いと嫌がる子供も多く、特にイヤイヤ期の拒絶には心が折れそうになることも…。筆者も、絵本やオモチャなどを駆使して、あの手この手で息子と格闘したことを思い出します。2歳の息子さんとの日々を描いた育児日記が人気の豆さん(mame_azaz)さんのInstagramにも、こんな歯磨きエピソードが投稿されていました。ある日、息子さんの歯磨きを終え、うがいをうながそうとすると「じゃあ、つぎママのばんね」と息子さんがいい始めます。子供には、母親と同じことをしたい年頃があるものです。その気持ちは尊重してあげたいものの、「まだ2歳の子供に歯磨きをしてもらう」という怖さ…。想像してみてください。豆さんも次のように、コメントをつづっています。なんでママはしないでいいのかを説明できなくて、「明日から僕もしない」とかいわれると困ると思ったので、受け入れたけど。めちゃくちゃ怖かった。突っ込んでくるのよ、歯ブラシを…直角に…。全力で断りたい気持ちと、翌日からの歯磨きへの影響を考慮して、むげに断れない母親の心の葛藤が伝わってくるようです。腕をつかむ豆さんに、「手をはなしてほしい」と訴える息子さんですが、絶対に離すわけにはいきませんよね。自分の口に直角に入ってくる歯ブラシを想像して、思わず手に力が入ってしまったエピソードでした。豆さんのInstagramには、ほかにもかわいい子育てエピソードが満載です。気になる人は、ぜひ見てみてください。mame_azaz[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年08月10日認知症を予防するためには、食生活などのほか、適度な運動や、人とのコミュニケーションが大切です。近年、あるスポーツが認知症予防や、健康の維持に効果的だとして注目を集めています。そのスポーツとは…ビリヤード。※写真はイメージプロスポーツとして競技化されている一方、バーやアミューズメント施設などでレジャーとして楽しむ人も多いビリヤードですが、認知症予防とどのようにつながるのでしょうか。ビリヤードを2時間遊ぶだけで…?一般社団法人日本コーチングプロビリヤード協会によると、同協会が開発した『ウォーキングビリヤード』は認知症予防と健康維持を同時に行うことが可能とのことです。人が1日に歩いている歩数の平均は、約6千歩といわれています。ビリヤードを2時間遊ぶと、その半分である3千歩相当の運動量を得ることができるとのこと。これだけでも、高齢化に伴うさまざまな症状の予防や改善につながる可能性があります。さらに、チームに分かれて対戦をすることで、チームメイトや対戦相手とのコミュニケーションが自然に発生。また、ボールを落とすための角度など緻密な計算をする必要があり、『手を動かしキューを振りながら、目でボールを狙う』という動作も併せて、脳のトレーニングにもよいとされています。そしてボールを落とした時に生まれる達成感は、体験してみるとすぐに実感できることでしょう。年齢や性別などに関わらず、気軽に参加ができることから『生涯スポーツ』ともいわれているビリヤード。ウォーキングと同等の運動をしながら、人とのつながりや、達成感も味わえることが分かりました。何より『楽しみながら健康になれる』という点が、素晴らしいですね。高齢者施設などにビリヤード台が常設される日も、近いかもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年08月01日歯が生える時期と、虫歯ケアの関係は?歯が生える時期や順番は個人差が大きいですが、平均的には生後5~6ヶ月ごろに、下の前歯(下顎乳中切歯)から生え始めます。20本の子どもの歯(乳歯)が生えそろうのはだいたい3歳ごろです。永久歯は、歯を支える骨の中に、お母さんのおなかにいるときから存在しています。乳歯から永久歯の生え変わりのときは、乳歯の下にある永久歯から押し出されるようにして乳歯が抜けるのです。5~6歳、ちょうど小学校の入学前後ごろになると、下顎乳中切歯(かがくにゅうちゅうせつし)が抜けて、下から大人の歯(永久歯)が生えてきます。これとほぼ同じ時期に乳歯のいちばん奥の歯のさらに奥に、6歳臼歯といわれる下顎第一大臼歯がゆっくりと生えます。その後、乳歯は永久歯へと生え変わり、13歳ころまでに永久歯列となります。ですから乳歯が最後まで虫歯にならず、しっかり生えていないと、狭い口の中で永久歯が生えてくるスペースを確保できず、それでもなんとか歯ぐきから顔を出そうとするために、まっすぐ生えてこないことがあります。乳歯はそのうち生え変わるから、虫歯になっても問題ないのでは…と思っている方も多くいるのではないでしょうか。ですが、乳歯をケアして虫歯にしないことは、永久歯を守ることにつながるといわれています。子どもの虫歯の原因・特徴について子どもの歯を磨いていたつもりでも、虫歯になってしまう場合にはどんな原因が考えられるでしょうか。歯磨きだけでなく、普段の食生活も虫歯には関係します。そもそも虫歯は、虫歯菌による感染症。虫歯菌は歯の表面や隙間に残った食べカスに含まれる糖質を食べて、ネバネバしたグルカンという物質をつくり、そこに多くの虫歯菌がくっついてプラークという固まりをつくります。このプラークの中で、酸性物質をつくり、歯を表面から溶かしてしまい、歯に穴があいてしまうのです。だ液の働き方によっても、虫歯ができやすいかどうかが変わります。だ液がたくさんでると、だ液で口の中を洗い流すことができます。だ液には虫歯菌を殺す成分も含まれています。だ液をたくさんだすためには、よくかんで食事を楽しみましょう。食事をするたびに口内は酸性になりますが、間食などをせずに、食事と食事の間が数時間空いていれば、だ液は中性(おおよそpH6.8)で、緩衝作用があるので酸性の状態の口内を元の状態に戻そうとします(人の口の中の、pH(ペーハー)変化をグラフで表したものを「ステファンカーブ」と言います)。それでは、子どもの虫歯にはどんな原因や特徴があるのでしょうか。乳歯は永久歯に比べて小さく、エナメル質も薄く弱いので、虫歯から守るためにも歯磨きは必須です。歯が1本でも生えたときから始めましょう。歯が生えそろってから歯磨きスタート、では遅いと言われています。食事、おやつのあとに毎回歯磨きをするのは大変そうに思われますが、歯の本数も少ないうちなら、簡単に歯を拭いたり、歯ブラシでさっと数秒こすったりするだけでも構いません。小さいうちから習慣化してしまえば、歯磨きを嫌がらなくなるかもしれません。ミルク(人工乳)やジュースをほ乳瓶で与えると、糖分が口の中に残ってしまい、虫歯の原因になってしまうこともあります。そのため、歯が生えてからも、一定期間授乳が続きますが、卒乳していない場合、寝る前などに授乳してそのまま寝てしまうことも虫歯の原因につながってしまいます。母乳の場合は、糖分が歯に残ることはあまりないといわれています。ただし、日中の歯磨きができていなければ、残った食べカスにさらに糖分が付着して残ってしまいます。虫歯菌のエサとなる砂糖はさまざまな食品に含まれますが、特に多いのはお菓子類、そしてジュースやスポーツ飲料のような清涼飲料水です。時間を決めずにだらだら摂っていると、歯についた砂糖をだ液によって洗い流す時間がとれず、口の中は虫歯ができやすい環境になってしまいます。離乳食の段階が終ったら、おやつも含めて決まった時間に食事をする習慣をつけましょう。鼻が詰まっていることなどが原因で、口呼吸をしていると口の中が乾きます。虫歯を予防するためにはだ液がたくさん出ることが大事ですが、だ液の出る量が少ないと口の中がすぐに乾燥して虫歯ができやすくなってしまいます。ほかの感染症予防と同様に、虫歯対策にも鼻呼吸は大切です。鼻が詰まっているようだったら、耳鼻科を受診しましょう。小学校に上がるころになると、トイレや着替えなど身の回りのことを自分でできるようになってきます。ですが、歯磨きはまだ十分にできないことが多くあり、どうしても磨き残しができてしまい、そこから虫歯になることも。「もう自分でできるでしょう」と思わず、必ず大人が仕上げ磨きをしましょう。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。虫歯菌をもっている親や家族が一度口に含んだ食べ物を与えることで、虫歯菌が子どもに移行して虫歯の原因となります。虫歯菌だけでなく、ほかの感染症のことを考えても、口移しで食べ物を与えることはやめましょう。虫歯を予防する3つのポイント虫歯を予防するには、1.歯磨き 2.糖分を含む食べ物・飲み物をだらだら摂らない、3.エナメル質を強化するフッ化物を利用する、という大きく3つの予防法があります。3つのうちどれか1つではなく、それぞれを続けることが重要です。歯が生える前から、口腔用ガーゼなどで口内(歯茎と頬の間や上あご、舌など)を拭うと口内もさっぱりして、適度な刺激になります。口内の過敏もなくなり、歯が生えてからの歯磨きへの受け入れがスムーズになることもあります。歯が生えたら歯磨きをスタートします。はじめは、さっと歯を拭くだけでもOKです。やがて、棒状のものを握ってコントロールできるようになったら、自分で歯ブラシを持つ練習をスタートします。こうして遊びやおしゃぶりの延長で、敏感な口の中に歯ブラシを入れる練習を始めます。このときに、のどつき防止機能がついた歯ブラシを選びましょう。ただ、この「自分磨き」では歯の汚れを完全にとることができません。自分磨きをさせたあとに、必ず大人が歯ブラシを使って仕上げ磨きをしてあげることが大切です。歯ブラシは、子どもの口のサイズに合った、ヘッドが小さいものを選ぶようにしましょう。だ液は、よくかむことでたくさん出るようになります。だ液がしっかり口の中に行きわたることで、歯に付着した砂糖を流し、だ液に含まれる虫歯菌を殺す成分の働きで虫歯を予防します。お菓子やジュースをだらだらと食べ続けると、虫歯菌が活動しやすくなってしまうので、おやつは決めた時間にとるようにしましょう。特にキャラメルなどは歯にくっつきやすいので注意が必要です。ジュースや甘い清涼飲料水を少しずつ飲み続けるのもやめましょう。うがいがまだできないころは、歯磨きのときに歯磨き剤を使わなくても大丈夫です。「ぶくぶくぺー」と自分で口がゆすげるようになったら、フッ化物が配合されているものをつけて磨くのもよいでしょう。研磨成分を含まないジェル状、泡状、液体などであれば、「ぶくぶくぺー」ができない低年齢児でも使用できるものもあります。歯を強化してくれるのがフッ化物です。ただし、たくさんとると骨への影響があるため、使用には制限があります。厚生労働省では、フッ化物の含有量を6~14歳までの子どもには1000ppm、3~5歳までは500ppmの歯磨き剤の使用を推奨しています。参考:フッ化物配合歯磨剤|e-ヘルスネット 厚生労働省発達障害がある子どもの場合の口腔ケア歯のケアが必要なことは分かっているけれど、どうしてもうまく歯磨きができない、という場合があります。発達障害のある子どもの場合、特性などにより、食生活が乱れたり、歯磨きがうまくできなかったりして、虫歯になってしまうこともあります。自閉スペクトラム症の特性から、こだわりが強いために極端な食べ物の好き嫌い(偏食)があったり、パニックをなだめるためにお菓子やジュースなどを頻繁に与えてしまったりという場合もあるのではないでしょうか。ADHDがある場合は、歯磨きの間じっとしていられなかったり、歯磨きをすること自体を忘れてしまったり。手先の不器用さやボディイメージの弱さがあると、自分ではうまく磨けないということもあります。また、感覚過敏があると、口や顔を触られることを嫌がって歯磨きするのが難しいということもあります。歯磨きの時間がバトルになってしまい、そのことを考えるだけで憂うつ、という保護者の方も少なくありません。こうした特性がある場合は、後述する脱感作(だつかんさ)などの方法をはじめ、子どもがいやがらない歯磨きの工夫を試してみてください。また、かかりつけの歯科医ともよく相談してみることも大切です。基礎疾患がある子どもの場合の口腔ケア低出生体重児や先天性の心疾患、脳性麻痺、重症心身障害などがある子どもの場合には、体質や特性、生活環境によって虫歯ができやすいことを知っておきましょう。上記のような虫歯予防を守っても虫歯ができてしまう、あるいは歯磨きをしようと思ってもできない、という場合があります。低出生体重児や先天性の心疾患、脳性麻痺、重症心身障害などがある子どもの場合、歯の表面のエナメル質など歯の質が弱い場合があります。また、基礎疾患などで服薬をしていると薬剤の影響で歯肉増殖や唾液分泌低下などが起こることで虫歯になりやすいともいわれています。重度の障害などによって、よくかんで食べることや飲み込みがうまくできず、食形態がペースト食に限られている場合は、歯に食べ物が付着しやすくなります。また、反芻癖があって口の中にいつも食べ物が残っている状態や酸性の状態が長く続くといったことによっても、虫歯予防がしづらくなります。歯周病になると歯肉に炎症がおきますが、この炎症の原因は細菌によるものです。歯茎から細菌が血管に侵入し、血流にのって心臓に到達して心臓の損傷がある部分に付着し、感染性心内膜炎などを起こすことがあります。毎日の歯磨きのための工夫って?毎日の歯磨きで大変なのは、何よりも子どもがいやがること。歯磨きが親子ともにストレスとなっているということもあるでしょう。子どもがいやがる原因を考えてみると、少し解決の糸口が見えるかもしれません。毎日の歯磨きを続けるためには、次のようなことが大切です。仕上げ磨きをされるときに、どこかに痛みを感じている場合があります。ゴシゴシと強く磨こうとして歯ブラシがあたって痛いことも、子どもが歯磨きをいやがる原因になります。歯ブラシは鉛筆を持つようにしてやさしく握り、こまかく震わせるようにして歯に当てましょう。特に、上唇小帯(じょうしんしょうたい)という上唇の真ん中で、唇と歯茎をつないでいる「すじ」が長く伸びていることがあります。この部分に歯ブラシが当たると、とても痛いです。歯ブラシを持っていない手指で上唇をしっかり排除して、確認しながら磨いてあげましょう。感覚過敏がある子どもの場合は、口の中を触られること自体がいやで暴れてしまう、という場合があります。その場合は、脱感作を試してみましょう。脱感作とは、触っても大丈夫な体の部分から、手のひらを動かさないようにしっかり触れて、声をかけながら少しずつ慣れさせていくことで、歯磨きなら口周りを触ることができるようにしていく方法です。肩→首→頬→口の周り→口の中の順序で触れていき、慣らしていきます。口の中に指を入れる時は指の腹でしっかり歯茎に触れて、いやがらなくなるまで動かさないようにするのがポイントです。そのようなアプローチをすることで、歯ブラシのような刺激が強いものも受け入れられるようになります。歯磨きができてもできなくても、ブクブクうがいで食べカスを口の中から減らすことができます。でも、いきなり「ブクブクうがい」と言っても、やり方が分かりません。プロセスを分解して、少しずつトライしてみましょう。ブクブクうがいには、①水を口に含む →②口の中に水をためておく →③口の中で頬を膨らませて、水を左右に移動させる →④吐き出す、という動作のプロセスがあります。このプロセスを1つひとつ確認しながらやってみましょう。最初の①水を口に含む では、口を閉じないと水がこぼれてしまうので、そこから挑戦します。ぶくぶくうがいのやり方の動画などもあるので活用してみましょう。水を含まずに、1つひとつ動きを模倣しながら練習するのも良いでしょう。大人になるまでに、歯磨きが自分でできるようになることが最終的な目標ですが、まずは歯磨き習慣の定着が大切です。口の中が過敏な子どもの場合は、前述のように、歯が生える前からミルクを飲んだ後に口腔用ガーゼや柔らかいガーゼなどで口内を拭くことで、過敏を防ぐことにつなげていきます。また、歯磨きの前に、指で過敏を和らげるなどを行うことで、仕上げ磨きの歯ブラシをいやがらないで受け入れられるようになり、仕上げ磨きもしやすくなります。歯磨きする部分を絵カードなどで示して、時間の長さを決めて、「10まで数えるよ。1、2…10、はいOK」というようにカウントします。終わったらほめてあげましょう。このようにして、終わりを提示することで、最終的には歯磨きを受け入れてもらいます。一見、歯磨きができているようでも、特に小学校中学年くらいまでは、細かいところまで自分で歯ブラシを当てることが難しいので、大人が仕上げ磨きしてあげることが必要です。磨き残し部分が赤く染まる液なども市販されていますから、親子でときどき磨き残しをチェックして、残っているところをうまく磨く方法を研究したり教えたりしましょう。家庭で口腔ケアをするときに、正しいやり方が分からないことがあるでしょう。歯磨きの習慣づけも、歯ブラシのじょうずな使い方も、専門家の指導を一度受けてみてください。歯医者さんは、虫歯の治療や歯科検診だけでなく、気軽に口の健康についての相談ができる場所です。最初の乳歯が生え始める頃から、ぜひかかりつけの歯科医を通いやすい場所で見つけてください。もし、子どもに障害がある方で、どこに相談していいか分からないという場合は、各地域に障害のある子どもを専門にみている口腔保健センターなどがありますので、利用してみてください。日本障害者歯科学会のホームページにも、口腔保健センターや障害者歯科学会の認定医の案内があります。かかりつけの歯医者に、気になることは気軽に相談して、定期的に健診を受けることで、虫歯を予防することもできます。まずは、子どもが安心していやがらずに通える歯医者さんを探しましょう。まとめ歯の大切さは分かっていても、実際にケアしていくことが難しい場合や、障害の特性によっては特別なケアが必要なこともあります。虫歯予防は毎日のことなので、毎回完璧にできなくても少しずつ続けていくことが大切です。口は体の中でも特に敏感なパーツに触れるケアだからこそ、子どもとの信頼関係がとても大切です。ひどく嫌がるときには、かかりつけの歯科医ともよく相談しながら続けていきましょう。
2022年07月26日マイナス1歳からの虫歯予防・マタニティ歯科とは?虫歯の原因となるミュータンス連鎖球菌(れんさきゅうきん)は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在していません。ところが、赤ちゃんに触れるママやパパが保菌していると、食器や箸などを介して赤ちゃんにうつる可能性があるのです。そこで生まれた考え方が、マイナス1歳からの虫歯予防です。妊娠中のママの口腔をケアすることでお腹の中にいる赤ちゃんの虫歯を予防しようというもので、生まれる前から赤ちゃんのお口の健康を視野に入れているのが新しい視点といえるでしょう。この考え方をもとにしたマタニティ歯科も広がりをみせています。妊娠中はホルモンバランスやつわりの影響で口腔環境が変化し、細菌が繁殖しやすい状況です。マタニティ歯科では、妊娠前と比べて口腔内のトラブルが起こりやすい時期に、妊婦さんに配慮した歯科治療を行っています。マタニティ歯科のメリットは?流産・早産の予防になる妊娠中に分泌が増えるエストロゲンやプロゲステロンは、歯周病の原因となる細菌を活発化させると考えられています。これが妊婦さんは妊娠性歯肉炎や歯周病になりやすいといわれる理由のひとつです。歯周病による炎症が広がると、口腔内で炎症性物質であるサイトカインやプロスタグランジンが産生されます。これらの物質は子宮を収縮させる作用があり、胎児の発育不良や胎盤機能の低下につながることが示唆されています。流産・早産や低体重児を予防するためにも、マタニティ歯科で歯周病を予防することが重要なのです。赤ちゃんの虫歯リスクを減らせるマタニティ歯科によるお口のケアには、ママの口内環境を健康に保つだけではなく虫歯の原因菌が赤ちゃんへ運ばれるのを防ぐという目的もあります。マタニティ歯科でケアすることで、虫歯の治療や原因菌が繁殖しやすい環境を改善するばかりではなく、赤ちゃんの虫歯予防に対する意識も高まることでしょう。マタニティ歯科治療はいつから始める?マタニティ歯科による治療や検診を受ける時期は、安定期となる妊娠16週~27週頃が目安です。妊娠初期はつわりの影響が出やすく、妊娠後期は大きくなったお腹にかかる負担が大きくなるため、控えたほうが良いでしょう。虫歯が痛む、歯肉が腫れて出血している、詰め物が取れたなどの至急な処置が必要な場合は、かかりつけの産婦人科医に相談してから歯科医を受診するようにすると安心です。レントゲンや麻酔による胎児への影響は?レントゲン(エックス線撮影)レントゲンを用いた診断は放射線による影響が気になりますね。一般的に100mSv(ミリシーベルト)以上の高い線量を浴びると胎児の発達遅延などのリスクが高まるといわれています。(※1)しかし、通常の医療用レントゲンでも1回の撮影で受ける線量は腹部で0.1~1mSv(ミリシーベルト)であり、歯科治療で用いられるレントゲンはそれよりも低い0.01mSv以下です。防護エプロンも着用して撮影するため、赤ちゃんや健康への影響を心配することはないでしょう(※2)。放射線というと原子力発電所など特殊な場所に用いられているイメージですが、実は宇宙や大地、鉱物・食物にも存在しています。普通に生活していても日本では自然放射線を年間平均約2.1mSv浴びていることから、妊婦さんでも安心して歯科治療を受けられますね。※Sv(シーベルト)…人体が受けた放射線による影響の度合いを表す単位麻酔歯科治療で用いるのは赤ちゃんに影響がない局所麻酔です。無痛分娩でも用いられている成分なので、通常量でも問題がないとされています。心配なときは歯科医や産婦人科医による説明を受け、納得したうえで治療を受けましょう。マタニティ歯科でマイナス1歳からの虫歯予防虫歯は治療するのではなく、予防するもの。健やかに成長し、いつまでもおいしいものを食べられる歯を保つためには、虫歯をつくらないことが大切です。子どもが虫歯になるリスクは、原因菌に感染する時期が早いほど高くなることも示唆されています。ていねいな口腔ケアを心がけ、赤ちゃんが生まれる前から歯の健康を守る環境を整えていきましょう。※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年07月26日二太郎、年長になり…最近2回ありました。そうそれは…。もちろん二太郎は注射大嫌い。嫌いではありますが、過去そこまで暴れたり泣いたり逃げたりはしなかったんです。ということで、2回あるうちの予防接種の1回目のとき、事前にとくに隠すことなく伝えてしまったのですが…。今までこんなに泣くことはなかったのに…!しかもそこから予防接種当日まで、毎日毎日「注射いやや」と泣かれてしまいました。嘘でしょ。大きくなっていろいろとわかってきたのかな…。今さら感ある気はするけれども。ただそれでも予防接種当日は、「いやや」と言いつつおとなしく受けました。えらいぞ二太郎!それにしても、予防接種の予告ってどうするのがベストなんでしょうか…。病院に入るまで隠せる気もしないし(「病院行く=予防接種」ってバレる気がする)、事前に伝えた方がいいともどこかで見た気もします。と思ったところでひらめいた私。本人に聞けばいいのでは!?その日の朝なのね!前もって知っておきたいけど、すごく前から告知はして欲しくないということらしい。ということで2回目の予防接種日。こんな感じで2回目の予防接種、1回目より事前に泣くことなく終了!打つときも泣いたり暴れたりしませんでした。まあこれは毎回なのですが…。二太郎えらい…。ちなみにイチコに予防接種の予告はいつがいいか質問したところ、「何日か前に言ってほしい」とのことでした。きょうだいで違うんですね…。そしてイチコの方が当日泣いて拒否したりします。そしてこの「予告して欲しいのはいつなのか?」というのは、予防接種だけじゃなくても応用できそうだなと思いました。たとえば、入学式だったり、久しぶりに会う子と遊ぶ日だったり。「子どもとしては緊張しちゃう日」についても、いつ伝えてあげるのがベストなのかわかると、子どもの不安な気持ちが減るんじゃないかなという気がします。その子の特性に合わせて、数日前から言うか、その日の朝に言うか…。程よいタイミングで告知して、なるべく親子でストレス軽く過ごせたらと思っています!
2022年07月25日2歳の娘はイヤイヤ期の真っ盛り。特に娘が嫌がることの1つが、歯磨きです。娘は前から歯磨きが嫌いでしたが、イヤイヤ期になるとますます歯磨きを嫌がるように。歯磨きの時間になるとおもちゃで遊びだしたり、「絵本読んで」などと言って私の気をそらそうとしたりし、歯磨きから逃れようとする娘。甘いフルーツやジュースが好きな娘の歯の健康が心配な私は、さまざまな手を使って娘の歯磨きをし、虫歯予防に努めています。 お気に入りの歯磨きグッズで楽しく歯磨き娘があまりにも歯磨きを嫌がるので、娘の手を抑え、無理やり歯磨きをさせた時期もありました。しかし、娘はあきらめるどころかますます反発して歯磨きから逃げ回るように。まったくの逆効果でした。そこで、歯磨きの時間が楽しくなるよう、私は2つのことを工夫しています。 1つ目は、娘が好きなキャラクターの歯ブラシを使うこと。娘は自分で選んで買った歯ブラシが気に入ったようで、歯磨きの時間になると「〇〇(キャラクターの名前)の歯ブラシがいい」と言うように。2つ目は、フルーツ味の歯磨き用ジェルを使うこと。3種類の製品を試し、娘が気に入った物を使っています。2つの工夫により、娘は歯ブラシを口に入れさせてくれるように。 遊びの中で歯磨きの大切さを伝える私は歯磨きをテーマにした絵本を毎晩娘に読み聞かせ、歯磨きをしないと虫歯になって痛い思いをしてしまうことを繰り返し娘に伝えています。歯磨きの大切さを遊びの中で楽しく娘に伝えるために、歯医者さんごっこも一緒にしています。 虫歯で苦しむ患者さん役を私が演じ、「甘いお菓子をたくさん食べたのに、毎晩歯を磨かないで寝ていたら、歯が痛くなっちゃったの」と嘆くと、歯医者さん役の娘がブラシの形をしたおもちゃで私の歯を磨くまねをするように。娘は歯磨きの必要性を理解してくれているようで、とても有効だと私は感じています。 歯の検診で専門家に診てもらう私は、娘が1歳7カ月のころから4カ月ごとに歯の定期検診に娘を連れていき、娘の歯にフッ素を塗ってもらっています。自治体が開催する歯科検診にも必ず参加するなど、機会があれば専門家に娘の歯を診てもらうように。家では歯磨きを嫌がる娘も、歯医者さんの前ではおとなしく大きな口を開き、歯を磨かせてくれます。 検診では、歯医者さんから歯磨きの指導やアドバイスを受けることもできます。「歯ブラシだけでは取り除きづらい歯と歯の間の汚れには歯間ブラシを使うと良い」「歯磨きのあとでお菓子を食べたがったときはキシリトールのタブレットを与えるのも手だ」など、検診で歯医者さんからいただいたアドバイスを日常生活で取り入れています。 まだまだ歯磨きを嫌がる娘ですが、30秒~1分くらいは歯磨きをさせてくれるように。歯は一生もの。娘がどんなに歯磨きを嫌がっても、私は娘のためだと思って心を鬼にし、娘の歯磨きをしています。私自身、5年前に虫歯になり、4カ月におよぶ治療に苦労した経験が。娘には同じ経験をしてほしくないと私は思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/山口がたこ著者:武田 ゆうか2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。
2022年05月28日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!虫歯予防のためなのに…虫歯予防のために、大人が口をつけた箸やお皿などは子どもと一緒にしないように気をつけていたのですが、義父母から「昔は冷ますためにフーフーしたり口の中で噛んで子どもにあげてたのにそんな大変なことするの?すぐにめんどくさくなってやめると思うよ!」と言われてしまいました。予防のためにやっているのに、受け入れてもらえない時期はイライラしました。(専業主婦)コロナへの危機意識コロナのため保育園入園をやめ、子どもの世話をするために退職をしたら、義母に「子どものためには預けた方がいいよ。お友だちができるか心配。行かせた方が経験できるから」と言われました。まだ1歳児クラスなので、「コロナの様子をみながら来年はどうするか決めます。」と伝えると、「途中からでも行かせた方がいい」とのこと。経済的には共働きの方がいいですか、このご時世なのに体調より友だちができるかできないかの心配を考える義母に不信感しか感じませんでした。(専業主婦)いかがでしたか?子どものためにも義実家とはいい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月01日歯の健康を守る上で欠かせない、歯磨き。人によって頻度は異なるものの、健康な生活を送るために欠かせないものです。歯磨きをしていると、猫が?「人が歯磨きするのを理解できない猫」そんなひと言とともに、Twitterに1本の動画を公開したのは、はとき(@hatoki_genmai)さんです。ある日、はときさんは、愛猫のおかかくんの前で歯磨きをしていました。多くの人をクスッとさせた、実際の動画がこちらです。ヒトが歯磨きするのを理解できないネコ pic.twitter.com/7kAoEwn1fB — はとき (@hatoki_genmai) April 5, 2022 テーブルに乗り、目の前ではときさんの歯磨きを真剣な眼差しで見つめる、おかかくん。歯ブラシを動かす動作や音などが不思議だったのか、大きく左に首をかしげたではありませんか…!「それ、なんの意味があるの?」といわんばかりに、目を細める表情にも、頬がゆるみますね。動画はまたたく間に拡散され、16万件以上の『いいね』と、数々のコメントが集まりました。・めっちゃ見てる。尊い…。・一緒に首をかしげてしまったのは、私だけじゃないはず!・かわいい。猫ってこんなに不思議そうな表情をするんだ。諸説ありますが、猫が首をかしげるのは、不思議なものを見た時や、対象をしっかり見聞きするべく、集中している時だといわれています。大好きなペットからこんな目で見つめられたら、毎日の歯磨きが楽しみになりそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月07日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか?大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「子どもの虫歯」と「子どもが泣き止まないとき」をご紹介します!「子どもの虫歯」義両親とご飯に出かけた際に、今は子どもの虫歯を気にする時代なので、親の使った箸などでは共有しない、同じカップを使わないと当たり前に思っていました。しかし、ご飯中自分が食べていた箸で子どもに与えようとしていた義母…。それを指摘したところ、「いいじゃーん。そんな細かいこといわなくても、昔は普通に食べてたよ息子も」と言われ、今は考え方も時代も違うんですけど…と思った出来事でした。(30歳/会社員)「子どもが泣き止まないとき」子どもが泣いてあやしても泣き止まないとき、義母に「自分の子どもも泣き止ませられないの?」と言われたことがあります。(45歳/主婦)「風邪をひくと…」子どもが風邪をひくと、義母は毎回「どうして風邪ひいちゃったのかな~。」と母親である私の管理が悪いと言わんばかりに聞いてきます。どうしてって聞かれても…。(33歳/主婦)こんな姑と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月20日2歳の娘さんを育てる、サチコ(@sachicomayuyu)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。ある日、サチコさんは娘さんの歯磨きをしようとしました。サチコさんが「歯磨きしよー」と、娘さんに話しかけると…。ころころの気分。 #育児漫画 #育児絵日記 pic.twitter.com/xobnm8e9iF — サチコ@マユユ2y (@sachicomayuyu) March 15, 2022 娘さんは、その場に仰向けで寝転んだのもつかの間、コロコロと転がり、離れていってしまいました!サチコさんいわく、娘さんはいつも素直に寝転び、歯を磨かせてくれるのだそうです。娘さんのまさかの行動に困惑したサチコさんですが、「まあ、そんな日もあるよね」と、心の中で思ったといいます。「かわいい」「笑った」と、多くの人を笑顔にした娘さんの行動。こんなに気まぐれな我が子の行動が見られるのも、幼い子供を育てる、親の醍醐味といえそうです![文・構成/grape編集部]
2022年03月16日義父母に「育児に関する指摘」をされ、モヤっとしたことはありませんか?家庭の教育方針や子どもの成長速度は人それぞれなのに…今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!家庭のルールを否定し…我が家は虫歯菌を気にして、同じお箸やスプーンを使わないようにしています。しかし、義理の実家に行った際、「そんな菌があるなんでありえない。愛情が足りない子に育つからすぐにやめなさい。」と言われました。(34歳/主婦)古い価値観を押しつけてくる義父母子どもの幼稚園の布カバンや、上靴入れを市販品で買おうとしていた時、「私の時代はそんなの買ってる人はいなかった。いたらそれは愛情不足でみんなに同情されてた子だ。」と言われました。(34歳/主婦)ほっときなさいと言うけれど…義実家に遊びに行った時のことです。子どもが初めて遊ぶプラレールに取り掛かっていたので、私も一緒に遊んでいたところ、義母に「子どもはほったらかしにしても勝手に育つから、そんなに細かく付き添わなくていいの。勉強も何も言わなくても自らやるからほっといていいのよ」と言われました。しかし、私が夫から聞いた話では義母は昔、超過干渉で、友達と遊ばせる時間を削り塾に通わせていた教育ママ。子どもにレールを敷きまくっていたはずです。大体、子どもが初めて遊ぶ玩具に親が寄り添うのは普通じゃない?とツッコミたくなり、とてもモヤモヤしました。(44歳/専業主婦)いかがでしたか?義父母に過剰に干渉されると、モヤっとしてしまいますよね…自分を信じて、子どもに合った育児ができるといいですね。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月13日