ナナズグリーンティー(nana’s green tea)から、秋の限定メニューが登場。2022年9月1日(木)より販売される。かぼちゃパフェや紫いものスイーツドリンク「かぼちゃのモンブランパフェ」は、かぼちゃ本来の甘味と滑らかな食感が際立つ「かぼちゃ餡」の入ったパフェ。トッピングの蜜漬けかぼちゃをはじめ、ほうじ茶ゼリーやミルキーなソフトクリームなど、様々な味覚を一度に楽しめるスイーツだ。「紫いもラテ」は、宮崎県産紫芋と、上品な甘さの白あんをベースとしたドリンク。底に入った紫いもソースを混ぜることで、より濃厚な味わいも楽しめる。【詳細】ナナズグリーンティー 秋限定メニュー販売期間:2022年9月1日(木)~10月31日(月)販売店舗:ナナズグリーンティー各店価格:・「かぼちゃのモンブランパフェ」1,200円・「紫いもラテ」M 650円/L 750円
2022年08月26日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が出演する、コーセーの新CM「会いたくなる肌へ。」編が、22日より放送される。新CMには、「コーセー敏感肌ケア」キャンペーンに起用された平野が登場。「肌荒れしてるから会いたくない……なんて言うなよ」と優しく語りかけ、笑顔を見せる。そして、待ち合わせをした平野がこちらに気づき、満面の笑みで手を振る。最後の手を振るシーンの撮影では、大型送風機で木の葉を巻き上げて爽やかな雰囲気を演出。カットがかかりスタッフが木の葉を回収していると、休憩中の平野がスタッフに交ざって拾い集める場面も。「すみません」と恐縮するスタッフにも「いえいえ、とんでもないです!」と返し、木の葉を拾い続けていた。また、同キャンペーンCMの出演が決定したときの心境を、「すごく嬉しかったのと、僕自身敏感肌なので、(CM出演をきっかけに)改めて自分の肌ともう一度向き合ってみようという気持ちになりました」と振り返り、「セリフでもありましたが、“肌荒れしてるから会いたくない”という気持ちはすごくよく分かります」と共感を示した平野。「僕も実際、肌荒れしている時は、やっぱり気持ちが上がらない部分があったりとか、ちょっと(人の)近くに行くのに抵抗があったりするので、そういう気持ちをもっている方って(自分以外にも)たくさんいらっしゃるのではないかと思います」と自身とも重ね合わせ、「そういう方にポジティブな気持ちになっていただきたい、前向きになってもらいたいという意味も込めて、皆さんの背中を押してあげられたらいいなという気持ちで撮影に臨みました」とCMに込めた思いを明かした。さらに、待ち合わせのシーンで終わる同CMの続きがあったら、どういう1日を過ごすかと聞かれると、「デートですよね~」と恥ずかしそうな表情に。「ドライブして……温泉行きたい」と具体的なデートプランに触れ、「やっぱり、この商品があるおかげで、汗をかくのも怖くないし、温泉に入った後の保湿もちゃんとできるので、(肌荒れを気にせず)存分に遊べるデートをしたいなぁと思いました」と楽しげに話していた。
2022年08月19日グランド ハイアット 東京は、秋のスイーツ&ブレッドを2022年9月中旬から10月下旬まで「フィオレンティーナ ペストリーブティック」にて順次販売する。栗や紫芋を使用した秋スイーツ&ブレッドグランド ハイアット 東京は、栗・紫芋・かぼちゃ・りんごといった旬の食材を贅沢に使用したスイーツ&ブレッドを幅広く展開。紫芋のモンブランスイーツの注目は、今回初登場する「モンテビアンコ ヴィオーラ」。ヘーゼルナッツ風味のメレンゲの上に、紫芋のペーストとホイップクリームをたっぷりと絞ったモンブランだ。トップにはコウモリ型のチョコレートを添え、ハロウィンらしいムードを演出した。モンブラン食べ比べセットまた、一口サイズのモンブランを詰め合わせたアソートボックス「ピッコロ ガット」も用意。新作の「モンテビアンコ ヴィオーラ」をはじめ、生栗やパンプキンが主役のモンブランの“食べ比べ”を楽しめる。洋梨&ブリュレをサンドしたケーキ上質な素材を使用した“ワンランク上”のケーキシリーズ「グランド プレミアム」からは、洋梨を使用した新作が登場。しっとり焼き上げたスポンジ生地の間に、ブリュレや洋梨をサンドし、奥行きのある味わいに仕上げた。その他、花びらのように広げたりんごが目を引く「ガレット アップル」や、貝のような見た目が特徴のナポリの伝統菓子「スフォリアテッレ ペア」などの新作スイーツの他、渋皮付きの和栗をトッピングしたデニッシュ「カンネーラ カスターニャ」なども取り揃える。【詳細】グランド ハイアット 東京の秋スイーツ&ブレッド販売期間:2022年9月中旬~10月下旬場所:フィオレンティーナ ペストリーブティック住所:東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 1階ロビーフロア時間:10:00~22:00メニュー例:・モンテビアンコ ヴィオーラ 750円・秋限定プティフールBOX 「ピッコロ ガット」 2,000円・グランド プレミアム ショートケーキ ペア 2,200円・ガレット アップル 700円・カンネーラ カスターニャ 400円※営業時間などの最新情報は公式WEBサイトを要確認※写真はイメージ【問い合わせ先】TEL:03-4333-8713 (直通)
2022年08月12日推しカラーが紫色の人におすすめの紫色スイーツを4つ集めました。どれも可愛らしくておいしいものばかり。紫芋をふんだんに使ったスイーツや和菓子や洋菓子です。推しカラーが紫色の人におすすめの紫色スイーツを4つ集めました。どれも可愛らしくておいしいものばかり。紫芋をふんだんに使ったスイーツや和菓子や洋菓子です。夏の冷んやりパープル!「沖縄産紅芋」のチョコモンブラン紫いもの編み込みがカワイイ!モンブランケーキ。ふわふわのチョコレートスポンジの上にチョコクリームをサンド。その上にのせている、カットされたさつま芋が食感のアクセントになっています。紅芋のモンブランクリームのカゴ編みのような模様に、仕上げにはむらさき芋のクリームをお花のように可愛くデコレーションがされています。個包装なので取り分けがしやすく、お皿が不要で、手土産やギフトとしてもおすすめの商品です。冷凍商品なので、お好きな時に解凍して召し上がり頂けます。日本全国の厳選したさつま芋を使用し、見た目もかわいいお芋のスイーツです。【お取り寄せ可】沖縄産紅芋のチョコレートモンブランケーキ3個セット1,900円(税込)|フランダースフリッツ/FLANDERSFRITESポリフェノールが多く含まれている紫薩摩芋を使った、一口クッキーの博多こいしポリフェノールが多く含まれている紫薩摩芋を使用し自然な甘さに仕上げました。一口クッキーの博多こいしは、職人がひとつひとつ手作りで作りました。ほろほろとした不思議な食感が人気の秘密です。緑茶にもコーヒーにもどちらとも相性抜群です。夏は冷やして食べるのもオススメです。【お取り寄せ可】博多こいし紫芋734円(税込)|ルセット・マリナ上品で可愛らしい金平糖と、らくがんの和のコンビネーション葛の中でも特に高級品として広く知られている吉野葛の本場、奈良県吉野の地で創業より50余年間、昔ながらの寒晒し製法を守り、吉野葛を作り続けてきた「亀久堂」。老舗が自家製の上質な吉野葛を使用して作り上げた昔ながらの伝統菓子、吉野葛らくがん「よしのがし」と、吉野葛こんぺい糖の詰め合わせです。よしのがしは、口の中でゆっくりと溶け、小豆・きな粉・抹茶の風味が広がっていく干菓子。こんぺい糖は、見た目にも可愛い3色の彩りとやさしい甘味、吉野葛の風味が特徴の和菓子。お茶請けや贈り物として、老若男女問わず楽しめる一品です。【お取り寄せ可】亀久堂・吉野葛御干菓子詰合せ2段重2,600円(税込)|亀久堂華緑園本舗お気に入りの色と味が見つかる!一口サイズのカラフルなバターサンド小さな最中。大きな可能性。和と洋の融合のすばらしさを伝えるため、心のこもったお菓子作りを目指す「十み果(とみか)」。最中バターサンドは、国産のバター・あんこ・果物を組み合わせたバター餡を最中の皮で挟んだ、新感覚のバターサンドです。コクのあるバターの味わいと、爽やかなフルーツの果肉の相性は抜群。食べる直前に最中でバター餡を挟んで作り上げるため、最中のパリパリとした食感を楽しむことができます。味覚だけではなく、鮮やかな色や可愛らしい形で、目でも楽しめる一品。一口サイズなので、ちょっとしたおやつにも最適です。【お取り寄せ可】最中バターサンド3,240円(税込)|フルーツ最中十み果(とみか)おすすめの特集お得なセール商品も!新店特集おすすめの特集ぐるなびふるさと納税
2022年07月23日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が、ボシュロム・ジャパン「ボシュロム アクアロックス ワンデー UV シン」のイメージキャラクターに決定した。今回の発表に合わせて、キービジュアルを公開。「16時間後も⽔分の96%を維持する持続保湿⼒」という特徴にちなみ、水が降り注ぐ中で凛々しい眼差しを向ける平野の姿を通して“潤い”を表現している。コメントは以下の通り。■平野紫耀⾃分の中で⽬は好きなパーツなんです、なので純粋に嬉しかったです。僕⾃⾝もコンタクトユーザーなので、“滴るレンズ”の良さを伝えられるように頑張りたいと思いました。⽔が滴ってる状態で撮影することは、あまり経験がなかったので少し緊張しました。実際に撮影してみると、⽔が滴る状態は意外に気持ちが⼊りやすく、いい表情を撮ってもらえたと思ってます。
2022年06月01日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が出演する、キッコーマン食品・わが家は焼肉屋さんの新CM「わが家は」編が、29日より放送される。新CMでは、新たにイメージキャラクターに選ばれた平野が登場。平野演じる実家暮らしの息子が、両親と姉夫婦、その子供と食卓を囲み、「なんでこんなにうまいんだ⁉」と焼肉を楽しむ。撮影は、平野が「かぼちゃ焼いたやつなら食べられる?」と子役に話しかけるなど、終始和気あいあいとした雰囲気で進行。食事シーンでは、大きな焼肉を頬張り、演技とは思えない幸せそうな表情を浮かべていた。■平野紫耀インタビュー――撮影の感想を聞かせてください。本当に楽しい現場で、家族の皆さん……キャストの皆さんも和気あいあいとしながら、おいしい焼肉を食べられたので個人的にはご褒美な感じでした。本当に明日からがんばれるような、楽しい撮影でした。――焼肉のこだわりを教えて下さい。たれ派か塩派か聞かれたら、たれ派ですね。牛タンとかもレモンをつけないでたれで食べるくらいたれ派です。家でも圧倒的にたれです。わが家はたれです。――自分の性格を“たれ”に例えると?甘口ですかね。めちゃくちゃ自分に甘いんです。休みの日とかほぼ動かないんですよ。ベッドの周りに次の日必要なものを置いておいて、いかに動かずに過ごすかを実践するくらい甘い。ただ理想を言ったら「超焼肉のたれ」のようにインパクトある存在感を残せたらなと思います。――料理はしますか?たまにします。趣味で釣りもするので魚を釣ってきたときは料理しますね。釣った魚をさばいて、煮つけであったりお味噌汁であったり。昔はホイコーローとか作ってましたね。おばあちゃんと一緒に料理をしていたときは、野菜炒めに焼肉のたれをかけて作っていたこともあります。――視聴者にメッセージをお願いします。本当にただただおいしくいただいている僕の満足そうな顔も見どころとなっています。おうちでご飯を食べることが増えた今、「わが家は焼肉屋さん」で「ぜひ家族やお友達と楽しく、そしておいしく焼肉を食べてください。
2022年04月26日値上がりラッシュで、ますます重要になる節約。芸能界屈指の倹約家・松本明子さんが日々行っているという、明るく楽しい節約ワザを聞きましたーー!「財布には、衝動買い対策のために5,000円ほどしか現金を入れません。それを超える値段のときは、まず一晩、二晩、“本当に必要なのか?”って、じっくり考えるんです。あ、それじゃあ、もはや“衝動買い”とは言いませんよね。ギャハハハハ。そうそう、感熱紙のレシートは、文字が印刷された面で爪を磨くとツルツルになるので、ネイルサロンいらずなんですよ!」カバンから取り出した長財布の中身を見せながら、節約トークが止まらないのは、タレントの松本明子さん(56)。節約が楽しくてたまらないという松本さんには「日々もったいないと、モノを大切にして、小さな得を喜ぶ」節約スピリッツが、親子3代で脈々と受け継がれているという。「祖母から、代々ですね。もはや家風。小学校、中学校のときもお小遣いは月々まとまった額をもらうのではなくて、必要に応じて支払われるシステムでした。ノートを買いたいと申告して100円、百恵ちゃんのレコードが買いたいと申告して600円をもらって、領収書を書かされましたね」モノの価値を実感するための、英才教育が施されていたのだ。そんな松本さんを、さらなる節約道に邁まい進しんさせたのは、デビュー当時のある出来事がきっかけ。「83年デビューなんですが、1年先輩に明菜ちゃんやキョンキョンなど“花の82年組”がいて、全然ヒットが出せなかったんです。どうやって売り出していったらいいのか試行錯誤していたとき、(笑福亭)鶴光さんと(片岡)鶴太郎さんの生放送番組で、2人に乗せられるように4文字の放送禁止用語を言ってしまったんです」その瞬間からスケジュールが真っ白になり、約2年、芸能界から干されてしまった。■先輩アイドルの海パンをフリマみたいに販売!当時、所属事務所の寮に住んでいた松本さん。ほとんどのタレントが売れて退寮するのに、21歳になって寮が取り壊されるまで、雑種犬のロンと居座っていたという。「ようやく家賃5万円の中野のアパートに引っ越すとき、寮長さんが不憫に思ったのか『プレハブの物置に、先輩たちが置いていった私物があるから、必要なものを持っていきなさい』とプレゼントしてくれたんです」そこには、ザ・リリーズが撮影などで使用したテニスウエアやラケット、あいざき進也がはいた海水パンツまであったとか。「アイドルグッズは売れるんじゃないかと思って、それを全部いただき、フリーマーケットみたいにして売ったんですね。結局そんなに高くは売れませんでした(笑)」芸能界の浮き沈みの激しさを実感することで、モノを無駄にしない精神はさらに磨かれることに。その後の人生では、まるで呼吸をするように節約しているという。「水を出しっぱなしにする感覚がないので、お風呂では湯船のお湯で体を洗います。夫、息子に続いて入ると、水深20センチほどに減ってしまうので、寝転ぶようにしてつかってるんですよ(笑)」■アクリルセーターは台所スポンジに転用!消耗品をしっかり使い切るのは大前提。そうでないものも、使い古したら、別の用途に転用する。どうしたら再利用できるのかを考えるのも、楽しいという。「伝線したストッキングは拭き掃除に使うばかりではありません。クシャクシャにした古新聞を筒状にして先っぽをL字になるように折り曲げ、仕上げに伝線したストッキングをかぶせれば、とてもいい具合いのブーツキーパーになります。しかも新聞紙が湿気を吸い取ってくれるんです。着なくなった、アクリル糸が入った手編みのセーターは、一回全部ほどいてからざっくり編み直して、台所用スポンジに。油汚れを取ってくれるので、もうバッチグーですね!」一度の買い物で、二度楽しむ節約術は、野菜でも実践。「かいわれ大根とか豆苗は、1回使っても、根元のスポンジに水を浸しておくと、1週間とか10日くらいでニョキニョキ伸びてきます。まあ、おいしく食べられるのは2回くらい。3回目はもう弱くなってなかなか伸びないですけど」日々、1円単位の節約を積み重ねているが、必要な出費は躊躇しない。「共演者の方の誕生日のプレゼントとか、スタッフの皆さんに差し入れするお菓子とかには心を込めたいので、出し惜しみしないっていうのがモットーですね」カネは天下の回りものとばかりに、それが次の仕事につながり、好循環を生み出しているのだ。「だから自分の身の回りのことにおいては、身の丈に合ったことで十分だと感じられるんです。毎日健康で、毎日笑顔で、毎日楽しく仕事していられるから、ストレス買いとは無縁なんでしょうね」
2022年04月23日ロックバンド・紫のドキュメンタリー映画『紫』が17日、「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」でワールドプレミア上映され、舞台挨拶に紫のジョージ紫、宮永英一、JJ、Chris、野田孝則監督、LOUDNESSの二井原実が登壇した。1970年、日本復帰前にジョージ紫を筆頭に沖縄にて結成された紫。1976年に1stアルバム『MURASAKI』を発表し日本のロック史に風穴を開け、当時の音楽シーンをリードする存在となる。2007年、全盛期メンバーにJJとChrisを迎え再結成。2020年に結成50年を迎えたが、コロナ禍で記念ライブはキャンセルを余儀なくされバンドは休止状態に。その中でも歩き続ける事を決意したメンバーは、ニューアルバム制作、1年越しの記念ライブに挑む。本作では、紫メンバーが結成からこれまでの活動、ベトナム戦争景気、沖縄本土復帰当時の熱気を語り、本土デビューを直接見ていたLOUDNESSや影山ヒロノブ、紫に影響を受けた聖飢魔IIやXJAPAN、石垣島で紫をコピーしていたBEGIN等、多くのミュージシャンがそれぞれ紫への思いを語る。舞台挨拶で野田監督は「スクリーンで見ると、ああすればよかった、こうすればよかったばっかり。スクリーンで見るとちょっと感覚が違う。もうちょっと改良しようかなと思いました」と公開までに調整すると宣言。ジョージ紫も「こうすればよかった、ああすればよかったというのが僕もありました」と言い、演奏シーンについてもっとしっかり聞かせてほしいと気になる点を挙げると、監督は「この場で!?」と笑っていた。方言を連発した宮永も「反省点が多いですね」とコメント。ドキュメンタリーが好きでよく見るというChrisは「自分が被写体になるってかゆいですね。『自分がいる』って不思議な感じでした」と照れ、JJは「紫のヒストリーの映画を作ってくださってありがとうございます」と感謝した。二井原は「紫があるから今、僕がここに立って話をしている。感慨深い。呼んでいただいてありがとうございます」としみじみと話した。また、ジョージ紫は「紫ができたのは50年以上前なので、若い人たちは知らない人がいっぱいいると思う。このドキュメンタリー映画を通して、こういうバンドが沖縄に今もいるんだということをぜひ認識してほしい」と述べ、プロデューサーや監督、紫のメンバーなど、本作に関わった人たちに感謝の思いを伝えた。Chrisから「この映画に間に合うかわからないですけど、アルバムを出そうと思っています。それがうまくいけば、来年メンバーで全国を回りたいなと考えています」とアルバム制作とライブについて発表も。「応援もそうですが、先輩方が元気なのを祈っていてください」と話して笑いを誘った。ドキュメンタリー映画『紫』は、2022年秋頃に沖縄・スターシアターズで先行上映、全国順次公開予定。
2022年04月18日今年3月、にわかに信じがたいことに、息子がなんと20歳になった。成人の仲間入りを果たしてしまった。「新成人を祝う会のご案内」住んでいる区から息子宛にハガキが届いたのは、昨年末のことだった。私が20歳のころは、絶賛生まれたばかりの息子を育てていた真っ最中だったし、地元に友達も少なかったので、成人式には迷うまでもなく欠席した。けれどもそんな私と違って息子はいまだに地元の友人たちといい距離で連絡を取り合っているらしく、輪をかけてまだ親になってもいないので、成人式のお知らせを前に「俺もついに成人かぁ」と、親そっちのけで感慨に耽る。息子もついに成人かぁ。私も同じことを思う。わが子がついに大人として社会に認められるのだ。ことの重大さを噛み締めるべく、息子と過ごした20年間を思い返してみる。幼稚園の運動会、かけっこで一人だけスキップしちゃったな。園児さえなかなか落ちない園庭の池に、小学生になってから落ちたな。同級生のスマホのペアレンタルロックを闇で次々と解除していたな……。今後もし息子に恋人や家族ができたら語り継ぎたい一件ばかりが脳裏をよぎり、つい笑いながらも、ふと重大なことに気づく。とても大事なことを、思い出せない。薄れていく、息を呑むほど美しいと感じた一瞬の記憶毎日の何気ない生活の中で、寝たり、食べたり、喋ったり、ぼーっとしたりする息子。他の人にとってみればきっとなんともない日常の風景の中に、息を呑むほど美しいと感じる一瞬が確かにあった。これから先もずっと覚えているだろうと思っていた。なのに、いざ思い出そうとしてみると、そういうことが全然思い出せないのだ。思い出せないことを思うと、少しだけ後悔しそうになる。二度と取り返せない時間を私は十分に大切にできなかったんじゃないか。すべすべで柔らかな幼い息子の肌の感触を絶対に忘れることがないくらい、十分に抱きしめられていなかったんじゃないか。見るべきものを、見落としてばかりいたんじゃないか。けれども冷静に考えれば、きっと私は私なりによくやってきた。今の息子と同じ19歳で、大人が何たるかを何ひとつ知らないままに親になり、精一杯やった。完璧ではなかったけれど、そもそも完璧な育児なんてない。一つ屋根の下で暮らす息子の記憶は日々新しい記憶に上書きされていく。忘れてしまうのはいつも側にいるからで、いつも息子を見てきたからだ。子どもとの生活の中で根拠のない罪悪感に飲み込まれてしまいそうなことはこれまでに何度もあったけれど、子育てを20年続けた今、親である自分を許すこともようやく少し上手くなった。そして迎えた、成人式前日「袴まではいいかな」と言っていた息子は、例によって成人式の前日夕方になって、スーツを買う、ついでに髪も切ると言う。計画性がない性分は間違いなく親譲りなので偉そうなことも言えず、わが家では最後の最後になんとか帳尻を合わせられればそれで良いということになっている。この日のための軍資金を渡し、行ってこい!と送り出した数時間後、息子は両サイドの髪の毛をさっぱりと刈り上げ、新宿で買ったスリーピースの入った大きな袋を手に満足気に帰ってきた。大人らしい装いがよほど嬉しかったのか、早速着替えて披露してくれる。うん、なかなか似合ってるな、頼もしくなったなと思うし、同時にどこかちょっと、自分のことのように照れくさくなる。明日は成人式。当日の朝、わが家のインターホンが鳴りドアを開けると、私はつい「ええっ、ほんと?!」と突拍子もない声をあげてしまった。玄関先に立っていたのは私よりはるかに背の高いスーツ姿の二人の青年。これから成人式に向かう息子の、幼稚園のころからの友人たちだった。二人は「あきちゃん、久しぶり!」と言いながら、きらきらした目でこちらを見つめてくる。会うのは何年ぶりだろう。当時から彼らの母親が私のことを「あきちゃん」と呼んでいて、だから彼らもまた自然と私のことを「あきちゃん」と呼んでくれるようになった。20歳になった今、二人の声は以前よりずっと低く、太くなったけれど、それでも以前と同じように「あきちゃん」と呼ぶ。すっかり大人へと変貌した二人に歓喜する私を見て、青年達は満足そうな笑みを浮かべる。記憶の中の二人と、今、目の前にいる二人と。混乱しながら現実を認識しようとする私に、あたかもサービスタイムを提供してくれるかのように、二人は堂々と立っている。そのときふと、ああこの子たちは……そしてきっと昨日の息子は、私が見違えるような自分達を見て驚き、歓喜することをまったく疑っていなかったんだなと思った。こんなに幸せなことってない。無性に泣きそうになった。あの頃と何一つ変わらない子どもたちの存在彼らが幼い頃と何一つ変わらず、自分が大人に愛される存在であることを疑わないまま育つことができて、本当によかった。本当に、本当によかった。彼らの姿形はまるっきり大人そのもので、道ですれ違う人はみんな彼らを見て大人だと思うだろうけれど、私の目に映る彼らを一番的確に表す形容詞は、どう考えたって「可愛い」以外には思いつかない。わが家の伝統を忠実に守り土壇場で帳尻を合わせるタイプの息子は、友人たちが迎えにきてくれたときにもやっぱり用意が済んでいなかったので、とりいそぎ二人を我が家の居間に迎え入れ、息子を待ってもらうことになった。二人はこたつに座り込むやいなや、彼女ができたこと、近くのパン屋でアルバイトをしていること、趣味の合う新しい友達ができたこと、それから彼らと私の友情のためにもちょっとここには書けないようなことなんかを、たくさん話して聞かせてくれた。思えば小学校の頃も、二人は毎日のようにうちに遊びに来ていた。当時私は会社に勤めていて、仕事から早く帰った日なんかには、子どもたちとここで今みたいにたくさんお喋りをした。先生がこんなことを言った、誰々がこんなことをした。今でこそ170センチ以上ある彼らが、130センチ台のときも、140センチ台だったときにも、同じように話した。記憶の中のいろんな時代の二人の姿と、今目の前にある姿が重なったり、重ならなかったりを繰り返す中で、引きずられるようにして自然と、かつてここにいた、すっかり忘れてしまったと思っていた幼い息子の日常の姿もまた、少しずつ浮かび上がってくる。息子の支度が整い三人が揃うと、私はつい嬉しくなって、成人式の前に三人の母校で写真を撮ろうと提案した。うちを出てすぐ近くにある小学校に向かう。かつて三人が校帽にランドセルを背負って歩いていた通学路を、数年後の今、スーツを着込んで歩いている。私はそのちょっと後ろから3人を追いかける。もうランドセルを背負ってはいないけれど、それぞれの歩き方の癖は何一つ変わっていない。6年間通った小学校の校門前で、まんざらでもない顔でポーズを決める新成人達を、何枚も写真に撮った。数年前、小学校の卒業式の日にもやっぱり同じ場所で、同じように、何枚も写真を撮った。今の姿とかつての姿が、ここでもしきりにオーバーラップする。うっかり夢中になっていると「あきちゃんやばい、もう時間ない!」と子どもたちに言われはっとした。成人式に遅刻させてしまう! 帳尻を合わせるべく、慌てて通りかかったタクシーに3人を乗せ、1000円を握らせて会場へと送り出した。見送った後には自分がいつの、どこにいるのかよくわからない、不思議な感覚に襲われた。そんな中でふと今この瞬間、きっと私と同じような状態でいるに違いない人のことを思い出し、その人に伝えなければいけないことがあると思った。子どもたちが成長する中で、気づけばすっかり疎遠になっていたママ友に、LINEでさっき撮ったばかりの写真とメッセージを送る。久しぶりに会ったよ!大きくなって、かっこよくなってた!でも、可愛いまんまだった!幼稚園、小学校、中学校と本当にいろんなことが起きて、そのたびに何時間も話して、食べて、飲んで、支え合ってきた家族のような、戦友のようなママ友。すぐに既読がついて、返事が届く。ほんとだ!みんな大きくなってるねえ!赤ちゃんみたいだったのに本当に赤ちゃんだった頃。赤ちゃんみたいだった頃。すっかり大きくなって、でもやっぱり可愛いままの今。彼女もきっと今、すっかり通り過ぎてしまったはずの過去と今との間を、私と同じようにふわふわと旅している。そんな中で、私はどうしても彼女に伝えたかった。おめでとう。あなたは本当に立派なお母さんだよ。あのときはあんなに不安だったけど、本当によく頑張ったね。私たち、よく頑張ったよね。撮ったばかりの子どもたちの後ろ姿の写真と、数年前に同じ場所で撮った、ランドセルを背負う後ろ姿の写真を2枚Facebookに投稿した。程なくしてたくさんの人がお祝いのコメントを寄せてくれた。中にはコロナ禍もあいまって長らく会えていない人たちも多くいたけれど、一人一人が今日まで息子と私の人生に折に触れて関わってきてくれた人たちだ。息子はこの人にこんな風に遊んでもらったな。こんなことを教えてもらったな。コメント欄に懐かしい名前を見るたびに、懐かしい顔と、その人と同じ時間を過ごしたかつての息子の姿が記憶の中に鮮明に蘇る。これまで息子が出会ってきた全ての大人達が、彼の目に映る世界を、信頼に足るものにし続けてくれたのだと思った。20年経って子育てを振り返ってみる正直なところ子育てはもう、本当にずっと大変だった。幼児期には幼児期の大変さがあり、思春期になったらなったで、幼児期には考えられなかった爆弾が次々と目の前に落とされる。赤ちゃん期に終えたとばかり思っていた「なんで?」が難易度をエクストラハードにまでぶち上げて戻ってきて、ついには親の覚悟を、人生哲学を試し始める。息子は「ここにはやりたいことがない」と高校を中退し、一年ほど国内を放浪したのちクラブDJになった。なにしろ夜の世界である。当初は悪いことに手を染めてしまうんじゃないか、怖い目に遭うんじゃないかとひやひやしながら見ていたけれど、2年経った今では、チームのマネジメントをやったり、大きな箱のそれなりにいい時間を任されるようになったりもしているらしい。DJなんてちゃらちゃらしていると思われるかもしれないが、彼の働きぶりは側から見ていてもなかなか勤勉だ。とはいえ、なんとかかんとか一山越えて、もう大丈夫だろうと思ってもやっぱり大丈夫じゃなかったと急に手のひらを返され、いまだにやきもきすることも少なくない。子どもが年齢を重ねるにつれて、親にできることはどんどん少なくなっていく。子どもの目の前に立ちはだかる扉を代わりに開けてやることもできず、ただ機が熟し、彼らが自分でドアを開けられるようになる日まで、子どもの側で辛抱強く待つことしかできなくなる。あるときは子どもを先導して、あるときは並んで、あるときは後方から、ずっと一緒に走ってきた。今の息子の年齢と同じ19歳、大人の世界のルールを何一つ知らないまま親になって、子育てにようやく少し慣れたかと思ったころにひとり親になって、「これだから」と何かにつけて言われないために、全部ちゃんとやろうとした。でも当然ながら全部ちゃんとやれるなんてはずもなく、不安を抱え、何度も途方に暮れ、いよいよもうだめだというときに、幸運にも必ず誰かが助けてくれた。私たち親子は今日までそんな風に、たくさんの人に支えられてきた。家の中で幼い子どもたちと過ごしていると、自分たちは社会から隔絶され、すっかり忘れられてしまったのではないかと思うことがあった。公共の場所で泣き出した子どもを必死に泣き止ませようとしているとき、私と子どもは社会に迷惑をかけるだけのお荷物なのかと思うこともあった。20年の間、私も息子もちょっとずつ手痛い試練に遭遇しながら、ついにそんな社会から大人として「おめでとう」と歓迎される日を迎えた。おめでとう、息子。そしてこれまでの私、お疲れ様。本当に、よく頑張ったね。人生にはたくさんの困難がつきもので、歯を食いしばって耐え抜かなくてはならないときもあれば、それでもどうしようもないこともある。けれどせめて子どものうちは、自分が大切にされるべき存在であることを、世界が信じられるものであることを、疑わずに過ごせたらいい。私自身の体験をもとにウーマンエキサイト編集部の皆さんと始めた WEラブ赤ちゃんプロジェクト 「泣いてもいいよ!」ステッカーの活動も、そんな思いがベースにある。ありがたいことにこのプロジェクトは全国各地に広がっていて、現在は京都の市営バスや地下鉄の中に“泣いてもかましまへん!”と書かれたポスターが掲示されている。撮影:藤田二朗(photopicnic) 撮影場所:京都府 烏丸御池駅・京都駅赤ちゃんを温かく見守る眼差しが社会の中にあること、それを親子が実感できることは、不安ばかりの育児の中で、ともすれば親子の命をも救う大きな希望になる。また本来このメッセージは赤ちゃんとその親御さんへ向けたものであったけれど、特にこの2年、不安やストレスを抱えながら毎日を生きる大人達にも、同じように伝えたいと思うことが増えた。“泣いてもいいよ!”子どもも大人も、ときには泣いたって今日も生き続けていること、ただそれだけを祝福されていい。撮影:藤田二朗(photopicnic)私が子育てをする中で、これまでに受け取ったたくさんの温かい眼差しをできるだけ多く、次の子育て世代に向けていくこと。これをもって、お世話になった多くの皆さんへのお返しとさせていただければと思う。文:紫原明子
2022年03月31日1年の延期を経て、ついに「松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ 〜うれしなつかし胸キュンコンサート〜」が開催された。(出演/松本明子、布川敏和、森尾由美、浅香唯、西村知美)日本各地から「映像でこのコンサートを見たい」という熱い期待に応えて、配信が開始された。このコンサートは、松本明子が発起人となり、同時代に活躍したスーパーアイドルたちと華々しい時代の名曲の数々をトークとともにお届けするスペシャルなコンサート。バラエティタレントのイメージが強い松本だが、83年デビューのアイドル。その前年デビューの「花の82年組」に隠れ、不遇の時代を過ごしたといい、「アイドル時代、コンサートをしたことなかったので40年目の初のコンサート」と大喜びだった。デビュー当時の衣装で登場し、デビュー曲『×♀×Kiss』をはじめ往年の名曲を披露した松本は「ワクワクして眠れなかった。アイドル時代は一度もコンサートをしたことがなかったので、うれしい」と喜びを語った。MCで当時の裏話を織り交ぜた布川はシブがき隊の『100%・・・SOかもね!』『スシ食いねェ!』の他、『ジュリアに傷心』(チェッカーズ)などを披露し、「80年代にタイムスリップしたみたいで楽しい。」と会場を沸かせた。森尾由美は『お・ね・が・い』、浅香唯は『セシル』と『C-Girl』をメドレーで歌い、西村知美は『サクラが咲いた』『眠り姫』とそれぞれ自身のヒット曲をはじめ、黄金の80年代の曲で盛り上げた。最後は全員で『なんてったってアイドル』(小泉今日子)を歌い、惜しまれつつも幕を閉じた。懐かしくもあり、当時のパワーをそのまま凝縮したようなコンサートの模様は2月3日(木)までの期間限定なので、会場で楽しんだ方も、会場にいけなかった方も、自宅やお好きな場所でぜひお楽しみいただきたい。【視聴チケット】イープラスにて販売中 【視聴料金】3,000円(税込)【視聴時間】今すぐ〜2月3日(木)23:59まで【公演概要】公演名:松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ ~うれしなつかし胸キュンコンサート~出演者:松本明子(‘83年)、布川敏和(‘82年)、森尾由美(‘83年)、浅香唯(‘85年)、西村知美(‘86年)※括弧内はデビュー年 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日2022年1月23日(日)、「松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ 〜うれしなつかし胸キュンコンサート〜」(出演/松本明子、布川敏和、森尾由美、浅香唯、西村知美)が東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催される。昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となったコンサートが約1年後に開催される!さらに、アーカイブ配信も決定した。公演は1983年にアイドルとしてデビューした松本明子が発起人となり、同時代に活躍したスーパーアイドルたちと華々しい時代の名曲たちをトークとともにお届けするスペシャルなコンサート企画。 発端となったのは、松本明子がTwitterにアップした動画だった。 松本は昨年の緊急事態宣言が発表された際に『これからどうなっちゃうんだろう?』と不安になり、自分と同じ気持ちの人が元気になれる何かができないかな?と考え、『気分を晴らすには歌しかない!』とデビュー曲のサビをアカペラで歌った。これをSNS上でバトンリレーのように繋げたいと、 “不作の83年組”と言われている同期と森口博子に連絡し、同じようにデビュー曲で『#アイドルうたつなぎ』を付けてどんどん繋いでいった。そして、スタートして半年後には、そのバトンは昭和のアイドルだけでなく、平成・令和の現役アイドルへと繋がっていった。松本明子の様々な想いの詰まったコンサート企画は、いよいよ開催される。様々な制限が強いられる世の中、そんな時だからこそ、パワー溢れる「80年代」アイドルの歌声をぜひ聴いてほしい。そして、今回、日本全国どこからでもコンサートに参加できるように、アーカイブ配信が決定!会場で楽しんだ方も、会場にいけない方も、自宅やお好きな場所でぜひお楽しみいただきたい。アーカイブ配信について【視聴チケット】イープラスにて販売中 【視聴料金】3,000円(税込)【視聴時間】2022年1月28日(金)17:00〜2月3日(木)23:59【公演概要】公演名:松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ ~うれしなつかし胸キュンコンサート~出演者:松本明子(‘83年)、布川敏和(‘82年)、森尾由美(‘83年)、浅香唯(‘85年)、西村知美(‘86年)※括弧内はデビュー年公演日時:2022年1月23日(日)【昼公演】13:30開演【夜公演】18:00開演会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール東京都葛飾区立石6-33-1チケット料金:全席指定8,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月14日広瀬アリス主演、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などの大九明子監督が演出を手掛けたドラマ「失恋めし」が、Amazonプライム・ビデオにて2022年1月14日(金)から全10話一挙独占配信スタート。この度、ポスタービジュアルと各話ゲスト出演となる“失恋人”キャストが一挙に解禁された。木丸みさきのコミックエッセイ「失恋めし」(KADOKAWA刊)を原案にした本作。主人公でイラストレーター・キミマルミキを演じるのは広瀬アリス。地元紙に“失恋めし”というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探している。その本作に、各話ゲストとして出演するのは、<第一話>彼氏からプロポーズされると勘違いしてしまった“サバ子”に門脇麦。門脇麦<第二話>結婚式でスピーチをお願いしていた上司に婚約解消を告げる部下に前野朋哉。<第三話>失恋を少しの間だけでも忘れられるようにと会社の先輩にランチに誘われる後輩に小西桜子。<第四話>高校時代失恋したミキが、路上ライブで元気をもらった歌手HARUに三浦透子、<第五話>失恋して元気がないことを気遣う父親と二人でごはんを食べにきている娘に大友花恋、<第六話>長い間想い人だった男性の結婚発表に肩を落とし、女子同士で慰め合うヒトミに紺野ぶるま、<第八話>高校時代の秘めた想いを打ち明けるミキの同級生エイコに深川麻衣。深川麻衣そして、物語の展開のキーを握る、ある人物に林遣都という豪華なキャストが顔を揃える。「ある重要な役を演じています。どんな役かは秘密です」とコメントする林さんの役どころも楽しみだ。林遣都門脇さんが「悲しいことがあっても失恋しても、美味しいものに救われる、そんな瞬間が誰の人生にもある」とコメントするように、失恋とそのときに元気をくれた美味しい食べ物を思い出しながら自分とも重ね合わせることになりそう。そして、レギュラーキャストは、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を井之脇海、ミキが連載する地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという苗字の社員ばかりが集う)の面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが個性豊かでチャーミングなキャラクターとなって集結、近所のお弁当屋の佐藤さんを若林拓也が演じ、本作のスパイスに。第七話、第九話、第十話では、この面々の失恋エピソードが織り込まれていく。各話キャストコメントサバ子/門脇麦(第一話)私自身食べることが大好きなのですが、やっぱり美味しいものにはパワーがあると思います。悲しいことがあっても失恋しても、美味しいものに救われる、そんな瞬間が誰の人生にもある。日常のかけがえのない時間が詰まった作品になっていると思います。こんなご時世だからこそ美味しいもの食べて元気を出しましょう!部下/前野朋哉(第二話)第二話で少し気の弱いサラリーマン役で出演しております。あるお店の、ある食べ物とある人物(お楽しみに!)が彼の失恋ハートを楽にしてくれます。大九組特有のなごみある現場の雰囲気は『失恋めし』というほのぼのとした、でも確実に背中を押してくれる作品と相性抜群です。ぜひご覧ください!後輩/小西桜子(第三話)失恋した後輩女子を演じさせていただきました。大九監督の作品が好きで拝見していたので、今回参加させていただきとても嬉しかったです。失恋した役どころでしたが、撮影では美味しいものを食べて、先輩に素敵な励ましをいただいて、とにかく心がほっこりゆるんだ思い出が強く残っています。失恋した方もしてない方も、美味しいもの食べたい!という前向きな気持ちになっていただけると嬉しいです。HARU/三浦透子(第四話)ハルというシンガーの役を演じました。キャラクターもストーリーも、歌詞もメロディも、愛らしくてあったかくて、のびのびと演じることができました。ミキとハルの思い出の味、とっても美味しかったです!是非お楽しみに!娘/大友花恋(第五話)美味しいものを食べることで、お腹だけではなく心も満たされ温まる経験は、多くの方が持っていると思います。私が演じた“娘”も、失恋の空洞を、食と父からの愛情で満たしていきます。素敵なスタッフ・キャストの皆様との撮影。それだけでも心地よいのに、美味しいご飯をたくさん食べることができて幸せでした(笑)。あの幸せな時間を、完成した映像を見ることで再び味わえるのが、私自身も楽しみです。ヒトミ/紺野ぶるま(第六話)めちゃくちゃ楽しい撮影でした!少しセオリーとは違う失恋の形でしたが、誰しも共感する所があるんではないかと思いました。失恋とは時におっぱいを見られるより恥ずかしいですが、それを話す友達と美味しいご飯とお酒があるだけでいつか絶対いい思い出になる!恋って素晴らしいです!エイコ/深川麻衣(第八話)今回、ミキの高校時代の親友、エイコ役を演じさせていただきました。生きることと食べることは切っても切り離せないもので、人の数だけいろいろな「思い出の味」の記憶があると思います。それはどこで、誰と、どんな気持ちで食べるかによってきっと全然味が変わってくるのだろうと思います。8話は過去と現在を、思い出の味がつないでくれる少し切なくあたたかいお話です。ぜひお楽しみにしていてください!???/林遣都また大九組に参加できたことが本当に嬉しかったです。今回も前回同様、大九監督のワクワクする演出を体感し、楽しい時間を過ごさせていただきました。僕は物語のある重要な役を演じています。どんな役かは秘密です。ぜひ楽しんで観ていただきたいです。「失恋めし」は2022年1月14日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて一挙独占配信(全10話)。2022年7月、読売テレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年12月04日テレビ東京系ドラマ24枠では、来年1月より山口紗弥加主演、大九明子監督がタッグを組んだ「シジュウカラ」を放送することが決定した。本作は、「JOUR すてきな主婦たち」(双葉社)で連載中の坂井恵理による同名漫画。結婚15年目の夫と中学生の息子がおり、幸せな家庭のはずなのにどこか満足できない日々を送る、売れない漫画家・綿貫忍は、引っ越しを機に筆を折る決意を固めた。しかし、ずいぶん前に描いて人気薄だった自作が、知らないうちに電子書籍で大ヒットとなり、新作を描くことに。そこでアシスタントを募集し、22歳の青年・橘千秋に出会う。次第に千秋に心惹かれていく中で、自分自身の虚ろで不確かな人生観と向き合うことに…というあらすじ。山口さんが演じるのは、そんな恋と仕事、同時に訪れたセカンドチャンスに向き合う主人公・忍。「不倫 × サスペンスと聞き、まずはタイトルの『シジュウカラ』を漢字と平仮名に変換しました。『四十からの不倫は、サスペンス』。いただいたお話を有難いなと思いながら、一方で、血に塗れたドロドロの愛憎劇を想像し後退りする自分がいたのも事実です(笑)」とオファーを受けた心境を明かした山口さんは、「若くはなくとも気力・体力ともに充実した40代で不意に訪れた”人生のセカンドチャンス”に戸惑い、悦び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります。だからこそ、原作キャラクターを追いすぎず、私自身のリアリティで演じたい」と意気込む。そして「『ある属性からの、自立』私はこの作品をこのように捉えています。もしかしたら、描かれることの大半が拒絶されるかもしれません。それでも挑戦したいと思うのは、この作品が、どこかの誰かの”突破口”になればと願うから。そしてそれは、私自身かもしれないからです。この作品が、ひとりでも多くの方に届きますように……願いを込めて演じます」とコメントした。さらに、これまで『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで多種多様な女性を描いてきた大九監督は、山口さんについて「初めてお会いした日は雨でしたが、山口さんはいつも太陽があたってるみたいに眩しそうな目で、ずっとニコニコしていました。40歳から人生を獲得し直す、忍という主人公を一緒に作ってゆくのが楽しみです」と印象を話し、「結婚している人の恋愛をはじめて描きます。忍とどこまで突っ走れるのか。お見届けいただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。▼「シジュウカラ」第1話あらすじ結婚15年目。夫・洋平からの夜の営みの誘いを冗談めかして断ると、洋平はため息と共に背を向けて寝始めた。倦怠感、というよりも嫌悪感を覚えてからどれくらいになるだろう。だがこの“幸福な人生”こそが何者かになりたかった私の最終地点…そのはずだった。アシスタント歴20年を超えて夢を諦めた売れない漫画家・綿貫忍は、たくさんの思いを東京に残し地元に戻って筆を置いた。だが皮肉にもその直後、昔描いた人気薄だった自作が電子書籍でバカ売れする。そして「これが最後」だと、再度本気で漫画と向き合うことに。そんな中出会ったアシスタント・橘千秋は、自分を一人の女性として、何より漫画家として敬意を持って接してくれ、忘れていたときめきを感じ始める。ところが“不自然にも”、千秋も忍へ妙なアプローチをかけてくる…。ドラマ24「シジュウカラ」は2022年1月、毎週金曜深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年10月25日カフェコムサ(Cafe comme ca)から、「ハロウィン限定ケーキ ~かぼちゃと紫芋クリームのケーキ~」が登場。2021年10月11日(月)から10月31日(日)まで期間限定販売される。“ほくほく”かぼちゃ&紫芋のケーキカフェコムサの「ハロウィン限定ケーキ ~かぼちゃと紫芋クリームのケーキ~」は、ハロウィンカラーであるオレンジ&パープルを、秋の味覚であるかぼちゃと紫芋で表現した色鮮やかなケーキ。なめらかなかぼちゃクリームと紫芋クリームを美しく絞り、ほくほくのカボチャをたっぷりと並べて、華やかなビジュアルに仕上げた。素材の良さを生かしたやさしい味わいもポイント。カラフルなビジュアルでありながら、着色料不使用の自然な色味となっている。【詳細】【詳細】カフェコムサ「ハロウィン限定ケーキ ~かぼちゃと紫芋クリームのケーキ~」販売期間:2021年10月11日(月)~10月31日(日)販売店舗:全国のカフェコムサ ※銀座店では展開なし。※フルーツの入荷状況により、 展開期間が変更になる場合がある。価格:900円/1ピース
2021年10月11日「ジャニーズに入ってから、夏はコンサートの記憶しかないけど、たまにメンバーとドライブに行ったりしていました」と、夏の思い出を語る、King&Princeの平野紫耀(24)。その横顔は日の光を浴びて、爽やかな色気が漂う。そんな彼の最新主演作や恋愛観について話を聞いた――。公開中の映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』で平野が演じているのは、エリートばかりが通う名門校のなかで、常に成績が学年1位という天才高校生、白銀御行(しろがねみゆき)。大ヒットした前作から2年ぶりの続投となるが、“天才役”を演じることにはもう慣れたのか。「ぜんぜん慣れません(笑)。でも、実際の僕とは真逆なので、しっかり役作りできるのが楽しいです。ふだんは猫背なのですが、白銀を演じているときは、姿勢を伸ばすように意識していたので、少し改善されたような気がします」ちなみに、自分自身を天才だと感じる瞬間は?「自分を天才だと思ったことはないです。何事も満足することがないというか、たぶん欲張りなんだと思います。歌もダンスもお芝居も、すべてをもっと向上させたい。メンバーの岸(優太)くんのことは、いろいろな意味で天才だなって感じますけどね(笑)」劇中では、「恋愛は告白したほうが負け」というプライドから、相手に思いを告げさせようと必死に頭脳戦を繰り広げているが、平野自身は好きな人には自分から告白したいほうなのだとか。「海辺の堤防までドライブして、そのまま車の中で『付き合ってください』って告白するのが理想のシチュエーションです。シンプルなほうがいいので、車内に音楽はナシ。もし、ラブソングが流れてるときに振られたりしたら、あまりに恥ずかしすぎますしね(笑)」
2021年08月30日平野紫耀(King&Prince)が8月9日、都内で行われた主演作『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』の公開直前イベントに、ヒロインを演じる橋本環奈とともに出席した。赤坂アカによる同名ラブコメ漫画を実写映画化し、2019年に観客動員180万人を記録した『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』の続編。エリートたちが通う私立学園を舞台に、生徒会長の白銀御幸(平野)、副会長の四宮かぐや(橋本)が互いに惹かれ合いながらも、「自分から告白したほうが負けである」と思い込み、新たな恋愛バトルを繰り広げる。シリーズ完結編の公開が近づく心境について、平野は「前作とスタッフさんが一緒でしたし、キャストのみんなともせっかく絆を深めることができたので、離れ離れになるさみしさはある」と語り、「でも、これからも頑張って、違う現場でご一緒できればと思うので、精進していきたい」と決意表明。橋本は「同世代の共演者が多く、現場は和気あいあい。以前はプライベートでも集まっていましたが、この時期は会えないのがさみしいです。皆さんとの打ち上げも難しいですし」とシリーズとは別れを惜しんでいた。イベントでは、オンラインで現役高校生92人とつながる“オンライン生徒会”も実施され、平野と橋本が高校生たちの悩みに耳を傾けた。将来外交官になりたいという女子高生が「思うように成績が伸びず、勉強に集中できない」と悩みを打ち明けると、平野は「うーん、それは俺が答える悩みじゃない気がする......。まず、外交官って何ですか?」と苦悶の表情。それでも「遠回りが一番の近道。自分の理想を想像しながら頑張って」とアドバイスを送り、自身も「週一で英会話を習っている。将来、King&Princeで英語の歌を出してみたい」と夢を明かした。また、片思いする女子に話しかけたいという男子高校生の悩みに対して、橋本が「一緒に『かぐや様は告らせたい』見に行こうって誘ってみては。ぜひ楽しい映画デートをしてほしいです」と提案すると、平野も「そう!それで誘っちゃっていいんじゃないですか?『この前、橋本環奈と平野紫耀としゃべって、そう言われた』って誘えばいい」と背中を押していた。取材・文・写真=内田涼『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』8月20日(金)公開
2021年08月09日振付家・北村明子演出によるダンス公演『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』が、KAATキッズ・プログラムとして、KAAT神奈川芸術劇場で7月12日に開幕。この度、北村の開幕コメントとゲネプロ舞台写真が公開された。本公演は、「夏休み」をテーマに、コンテンポラリーダンスの新たな表現に挑戦し続ける北村と、現代美術家の大小島真木がタッグを組んだダンス作品。北村は2018年に、KAAT DANCE SERIES『土の脈』を上演。インドの作曲家や、カンボジア・インドネシアのダンサーなど文化の異なるアーティストとの作品創作を通じ、人間の根底にある言語以前の記憶を呼び起こす表現に挑戦した。本公演では、子どもたちに向けて言語を超えた身体表現を披露する。また大小島は、自然と生き物をモチーフに、身体や生命について訴えかける作品を数多く手がけてきた若手の美術家。子どもたちに様々なイメージを沸き起こさせる舞台美術を作り上げている。ゲネプロ舞台写真では、そんな個性的なステージの上で、ダンサーたちが躍動する瞬間が切り取られた。北村のコメントは、以下の通り。北村明子(振付・演出)コメント私にとっては初めてのキッズプログラムへの挑戦。今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした。今回は、ご来場いただく皆さんと一緒に踊る時間も私にとっては最大の楽しみとなっています。ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います!ぜひ私たちと一緒に踊りに来てください!」KAATキッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』2021年7月12日(月)~19日(月)KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>振付・演出:北村明子美術:大小島真木音楽:横山裕章照明:高田政義音響:星野大輔衣裳:池田木綿子演出助手:福岡聡舞台監督:川口眞人出演:柴一平清家悠圭岡村樹黒須育海井田亜彩実永井直也企画製作・主催:KAAT 神奈川芸術劇場チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード: 506-128)
2021年07月14日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日日本舞踊家で女優の藤間爽子が28日、都内で行われた「3代目藤間紫継承式 及び初代藤間翔襲名式」に兄で舞踊家の藤間貴彦とともに出席。その後に行われた報道陣向けの会見に登場した。初代藤間紫の孫である藤間爽子が、3代目藤間紫の名跡を相続して紫派藤間流の家元を継承することに。舞踊家としては"3代目藤間紫"、女優の時は"藤間爽子"と使い分けるという。また、爽子の兄、藤間貴彦が初代藤間翔を名乗ることになり、兄妹揃って継承式と改名式を執り行った。舞踊だけでなくドラマや舞台にも出演するなど初代と同じく二足のわらじで活躍中の藤間爽子。初代の遺言に従い、若くして3代目の名前を継いだ藤間は「コロナ禍で緊急事態宣言中ではございますが、継承の儀を執り行うことができてホッと一安心という気持ちと、私には大きすぎる名前を継承したのでこれから頑張らなくてはいけないなと思いました。名前を継いだからと言って急に踊りが上手になるということもありませんが、これから日々精進したいと思います」と決意新たにした。兄の貴彦は2代目市川猿翁より授かった藤間翔に改名。「まだ名前を頂いたばかりで実感は湧いていませんが、とにかく前進して行こうと思っています。名前に相応しい舞踊家になっていきたいと思います」と意欲を見せた。この日は兄妹揃って式を執り行ったが、藤間が「兄弟の中で新しい風が吹き込んだような感覚です。普段は淡白な関係で良い距離感なんですが、一番支えてくれる存在だし一番信頼している存在。そういう関係をずっと続けていけたらと思っています」と兄の目を見つめると、貴彦は「3代目になるのでしっかり後押しして私も精進していきたいと思います」と藤間のサポートを約束するなど、仲の良さをアピールした。初代藤間紫とは6歳の時に初共演したという藤間。初めての共演が最後の共演となったが、「祖母が亡くなるのが早すぎました。もっと色んな祖母の姿を見たかったし、踊っている姿も見たかったですね」と残念がるも「祖母に負けません!祖母に負けぬよう頑張ります!」と初代超えに意欲満々。続けて「祖母が作ってきた紫という色を壊すことなく、さらに私の色を加えていけたらと思います」と3代目としての自覚を示していた。
2021年03月01日今年1月からHuluのイメージキャラクターに就任した平野紫耀(24)と杉咲花(23)。キュートなうさぎに変身した2人がHuluとの出合いに興奮してぴょんぴょん跳ねるCM「フールーうさぎ登場篇」が放送されると、たちまち「かわいすぎる」と注目された。15日から放送の新CM「ダウンロード篇」では、旅行の準備をするフー(平野)とルー(杉咲)が、カバンの中にHuluを入れたかどうかでひと悶着。カバンに好物の濡れおかきを大量に入れ、うれしそうにニンマリする平野の表情に「愛おしい」と胸キュンする女子たちが急増中。撮影現場も、花ちゃんが平野から「ずっと笑っているよね」とツッコまれるほど楽しい雰囲気だったそう。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月20日自分の性癖を、あなたはご存知ですか?紫から連想するものを答えるだけで、あなたの性癖が分かります。紫といえば?A:シソB:ぶどうC:夕暮れD:紫陽花診断できること:『紫から連想するものでわかるあなたの性癖』匂い立つような鮮やかな紫色は、あなたの持つフェチズム意味します。この心理テストでは、色で炙り出したフェチズムから、あなたの性癖を診断します。A:「いじめられたい」M気質食用としても愛されているシソを選んだあなたの性癖は、ズバリ「いじめられたい」M気質。シソは食べられてしまうものですから、あなた自身も強い男性からの支配を期待しているのかもしれません。また、ややM気質なあなたですが、怖がりな一面もありそうです。お互いを信頼し愛情をわかちあえる相手がいれば、怖がらず自分の性癖を解放することができそうです。B:「オトコを手玉にとりたい」小悪魔願望多くの実からなるぶどうを選んだあなたの性癖は、「オトコを手玉にとりたい」小悪魔願望です。ぶどうのように多くの男性を自分のものにすることで、女性としての優越感が満たされるという一面を隠し持っています。一人ひとりの男性を尊重することができるようになると、愛され度もUP。多くの男性と一人ひとり深い愛情や信頼を結ぶことで、さらに素敵な女性になれそうです。C:「落ち着き加減が好き」オジサンフェチ一日の活動の終わりを告げる夕暮れを選んだあなたの性癖は、なんと「落ち着き加減が好き」なオジサンフェチ!若い男性と健康的な恋愛をすることよりも、落ち着いた男性と燃えるような恋愛をする方がお好きなのではないでしょうか?もしかしたら、男性に対して理想が高すぎるという側面もあるかもしれません。かなり歳の離れた男性とであれば、自分の年齢と同じくらいの男性よりも深い愛を経験することができそうです。D:「守ってほしい」お姫様願望家族を意味する花言葉を持つ紫陽花を選んだあなたは、「守ってほしい」お姫様願望がありそうです。過激な性癖という訳ではなくても、男性には何よりも優先されたいという気持ちを強く持っているのではないでしょうか?過保護なぐらいに甘やかされたり、守られたりということに憧れのあるタイプです。やや年上の男性であれば、あなたをお姫様のように愛し抜いてくれるでしょう。いかがでしたか?自分の性癖を知ることで、自分の求める恋愛の形がわかるのではないでしょうか?性癖を隠さず愛しあえる男性との出会いがあることを、陰ながら応援しております。(恋愛jp編集部)
2020年12月29日東京国際映画祭で観客賞に輝き、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の原作・綿矢りさと監督&脚本・大九明子のゴールデンコンビが、今度はのんを主演に迎えて贈る映画『私をくいとめて』。大九監督といえば、大抵どこかこじらせている女性を主人公にした共感度の高い作品を次々と発表し、いま映画ファンから熱い視線が注がれる監督のひとり。先日閉幕した第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」にて観客賞に選ばれた最新作『私をくいとめて』の公開を控え、ますます注目度が高まる大九監督のオススメ作品をピックアップ。新垣結衣『恋するマドリ』新しい部屋、新しいわたし、新しい恋…大九監督にとって劇場長編デビューとなる本作。生まれて初めての一人暮らしをする美大生のユイ(新垣結衣)は、引っ越しをきっかけに大人のカッコイイ女性・アツコ(菊地凛子)と運命的な出会いを果たす。一方バイト先では、自分の部屋の真上の階に住む男性・タカシ(松田龍平)と出会い、ぶっきらぼうだけれど真面目なタカシの人柄に次第に惹かれていく。しかし、あることがきっかけでアツコとタカシが元恋人同士だったことを知り…。好きな人と憧れの女性の間で揺れ動き、出会いと別れの中で成長していくユイの姿を描く。切なくも温かいラブストーリーに、見終えたあとはきっと“初恋”を思い出してしまうかも。松岡茉優『勝手にふるえてろ』“脳内彼氏”と“リアル彼氏”…2つの恋に揺れる、こじらせ妄想女子第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞を受賞した『勝手にふるえてろ』。主人公・ヨシカ(松岡茉優)は、趣味である絶滅した動物について徹夜で調べたり、博物館からアンモナイトの化石を手配したりと毎日あわただしい24歳のOL。そんなヨシカは中学の同級生“イチ”(北村匠海)に10年間片思い中。昔のイチとの思い出を召喚し、日々妄想を楽しんでいたヨシカだったが、ある日会社の同期の“二”(渡辺大知)から告白をされる。「人生初告られた!」と大喜びするも、いまいち“二”との恋に乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに“イチ”にもう一度会おう!と同窓会を計画し…。ヨシカのこじらせ思考や妄想癖、恋愛や人間関係に不器用なさまが描かれる本作は、共感の声が続出!コミカルに描かれたヨシカの暴走を、最新作『私をくいとめて』を見る前の予習としてもぴったり。黒川芽以『美人が婚活してみたら』婚活の現実を突きつけられた、“婚活女子”のリアルと本音婚活女子たちのリアルなエピソードをもとに曝け出し、大ヒットを記録した同名コミックを実写映画化した本作。気づけば不倫ばかりの恋愛をしてきた30代の美人デザイナーの主人公・タカコ(黒川芽以)。不毛な恋に疲れ果てたタカコは、自分を変えるべく婚活を決意!やがてマッチングアプリで出会った真剣に婚活に励む非モテの商社マン・園木(中村倫也)と、結婚願望ゼロのバツイチ歯科医・矢田部(田中圭)とデートを重ねる間柄に。ふたりの男性の間で揺れ動くタカコの悩みや愚痴を聞いていた親友・ケイコ(臼田あさ美)だったが、中途半端なタカコの姿に怒りをつのらせ、ついには大喧嘩に発展してしまい…。“婚活の現実”を描いた本作は、誰しも共感せざるを得ない“恋愛事情あるある”のオンパレード。毒っ気の中にもシュールな笑いが散りばめられた本作は、女友達同士で自由に感想を言い合いながら観ても楽しめること間違いなし。松雪泰子『甘いお酒でうがい』40代独身OL・川嶋佳子が織りなす、ほのぼのとした日常と恋に癒されるお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうによる小説を映画化した『甘いお酒でうがい』(現在公開中)。主人公は、とある会社でベテラン派遣社員として働く、40代独身OLの川嶋佳子(松雪泰子)。日常に転がっている“ちいさな幸せ”を見つけては日記につづる佳子。そんな彼女の幸せは、会社の同僚・若林ちゃん(黒木華)と過ごす時間が一番の幸せだったが、ある日ふた回り年下の岡本くん(清水尋也)と出会い、佳子の日常に少しずつ変化が訪れる…。佳子の何気ない日常の中を通して、ちいさな喜びや悲哀を時には切なく、ときにはユーモアたっぷりに描く本作。不思議な心地よさを味わえる“佳子ワールド”を堪能して、心癒されてみては?のん『私をくいとめて』崖っぷちの恋に挑む…みつ子&脳内相談役“A”を愛せずにはいられない『勝手にふるえてろ』ファン待望の“最強コンビ”が再タッグ。綿矢りさの同名小説を実写映画化した『私をくいとめて』が12月18日(金)より公開される。脳内に相談役=「A」を持ち、充実した“おひとりさまライフ”を楽しむ、31歳・みつ子(のん)。Aと一緒に過ごす、快適なおひとりさま生活に慣れ切っていたみつ子だったが、たまに会社へ営業にやって来る年下男子・多田くん(林遣都)に“予期せず”恋に落ちる。実は家がご近所さんと判明してからは、サシ飯に行くわけでもなく、ときどき多田くんに手料理を作っておすそわけするだけ、という奇妙な間柄に。失恋すれば巨大なダメージをくらう31歳“崖っぷちの恋”に、なかなか前に進めなかったみつ子。きっと両思いだと信じ、「A」と共に勇気を出して一歩踏み出していくが…。みつ子に扮するのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』で主人公・すず役の声優を演じ、活動の幅を広げる女優・創作あーちすと・のん。みつ子が想いを寄せる腹ペコ年下男子・多田くん役を演じるのは、現在放送中の「姉ちゃんの恋人」で好演を見せるほか、映画も公開待機作を多数控え、熱視線が注がれる実力派俳優・林遣都。結婚しイタリアで暮らすみつ子の親友=皐月には、のんとは朝ドラ「あまちゃん」以来の待望の共演となる橋本愛。さらに臼田あさ美、片桐はいりといった実力派役者陣や、本作で映画初出演となる若林拓也も存在感を発揮。女性たちに容赦なく突き刺さる、わかりみが深すぎる崖っぷちのロマンスを彩る。そんな本作の最大の魅力といえるのは、のんさん独特の空気感がハマる主人公・みつ子のどこか憎めないキュートなキャラクターと、年下男子・多田くんとのもどかしい恋模様。すでに本作を観たファンのSNSでは「く、くるしい…。感情が忙しく、心えぐられました(笑)」「こういう感情めっちゃ分かるよ、とみつ子に声をかけたくなった…」「表には出せない感情をAに必死に訴えるみつ子に共感しかなかった!」「登場人物みんなキャラが立っていて、大九監督作品の真骨頂ですね!」など早くも絶賛の声が続出。新たな“愛されヒロイン”を誕生させている。『私をくいとめて』が12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋するマドリ 2007年8月18日より渋谷シネクイントほか全国にて公開©『恋するマドリ』パートナーズ勝手にふるえてろ 2017年12月23日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会美人が婚活してみたら 2019年3月23日より全国にて公開Ⓒ2018吉本興業甘いお酒でうがい 2020年9月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開©2019 吉本興業私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年11月16日のん主演、綿矢りさの小説を大九明子監督が映画化した『私をくいとめて』が、「第33回東京国際映画祭」TOKYOプレミア2020部門にて観客賞を受賞したことが分かった。従来の「日本映画スプラッシュ」、「アジアの未来」、「コンペティション部門」が統合された今年限定の部門となる「TOKYOプレミア2020」。32作品(欧米10、アジア12本、日本10本)が上映され、同部門の全作品を対象とした観客賞が設けられている。授賞式には、今回が史上初の2度目の受賞を果たした大九監督とのんさんが登壇。大九監督は「素晴らしい賞を頂戴させていただき、本当にありがとうございます。観客賞を頂戴するのは嬉しいことに、私とスタッフは(『勝手にふるえてろ』に続き)2度目になりますが、その三年前と世界はまったく違っていて、映画祭もそのころとはまったく違う形となりました。さまざまな映画祭がリモート配信だけで行う中、東京国際映画祭は実際にお客さまをお入れして、一緒にスクリーンで見るという体験を実現させたことは、本当に素晴らしいことだと思います」と特別な思いを述べる。また、劇中で脳内に相談役を持つみつ子を演じたのんさんも「観客の皆さんに応援いただいた作品ということで、嬉しく思っています。私ごとではありますが、この作品で何年振りかに主役として大九監督に呼んでいただき、この映画に参加させていただけたことに心から喜びでいっぱいです」と思いを明かす。本作は12月公開予定と、観られるのはまだ少し先。のんさんは「観ていただいた皆さんと一緒にこの映画を一緒に盛り上げていけたらと思いますので、面白いと思っていただいた方には、ぜひ、SNSでの口コミや周りのお友達にオススメしていただけたら嬉しいなと思います。たくさんの方に観ていただけるよう、一緒に頑張りましょう!ありがとうございました」と呼びかけた。さらに今回の受賞を受けて、本作に出演している林遣都と橋本愛からもコメントが到着。みつ子が恋する腹ペコ年下男子・多田くん役の林さんは「この度は観客賞受賞の連絡を聞きとても驚いております。劇場に足を運んで投票してくださった皆様、この度は心より感謝申し上げます。ありがとうございます。そして大九監督おめでとうございます!この作品の細部に散りばめられた監督やスタッフの皆さんの強いこだわり、そして情熱が多くの人に届いたんだなと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです」と心境を語る。みつ子の親友・皐月を演じた橋本さんは「見てくださった皆様のお力添えに感謝します。この映画も、自分にとっても、映画界全体も、良き未来を作り上げていくために、大きな一歩になったと思っています。何より楽しんでいただけたことが、心から嬉しいです」と感謝と喜びのコメントを寄せている。『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年11月10日井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』が11月6日より公開される。ヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)を映画化した同作は、長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、お弁当を作り続けた日々を描いた心温まる作品だ。井ノ原と、後輩である道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が親子役を務めたことでも注目を集めている同作。今回は井ノ原にインタビューし、作品の思い出や後輩の道枝についても話を聞いた。○■息子役・道枝駿佑17歳の叫びに感銘――原作者の渡辺俊美さんから、直接音楽やお弁当作りの指導をしてもらったり、息子さんのお話を聞いたりといったことはあったんですか?ギターの練習はスタジオで「一緒にやろう」という感じでした。全て俊美さんが作った曲なので、「ここはこうやって弾いた方がいいよ」といったアドバイスをいただき、そこからまた家で練習しました。お弁当作りに関しては、料理のアドバイスと言うよりも、俊美さんがどうやって作っていたのかというお話を聞きました。ちょうど僕がやっていた舞台を観に来てくださって、楽屋で話し込んだら長くなってしまって(笑)。でも、そこで息子さんとの関係についてのお話も聞けました。道枝くんと歌った「Lookin’4」という曲も、一緒にゲームをしていた時のことが元になってるんだ、とか(笑)。――息子役の道枝さんは18歳ですが、ご自身が同じくらいの時と比べたりすると、印象はいかがでしたか?会った時は17歳になったばかりだったんですが、とても礼儀正しかったです。KREVAくんとやついくんとバンド用のポスター撮影をしていたところに来てくれて、「東京に出てきたので……」と言って、「なにわ男子 道枝」と熨斗のついたお菓子をくれたんですよ。去年、舞台をやっていた時も、大阪公演に誘ったら熨斗をつけた差し入れを持ってきてくれて……お菓子屋さんに頼むのかな? ご両親もしっかりした方なんだなと思いました。僕は地元のゆるキャラのサブレしか持っていなかったから、恥ずかしくて(笑)。よく「最近の若いもんは……」と言うけど、いいことしか言えません!――井ノ原さんの青春時代は、けっこう破天荒だったんですか?バブル時代ですからね(笑)。周りに変わった方が多かったから、「そういうものなのかな」と思っていたら、だんだん時代が許さなくなってきて、今の若い子はそういうところで生まれた子たちなんだろうなと思うんです。道枝くんは東日本大震災も経験しているし、阪神大震災の話もずっと聞かされてるだろうし、それでコロナ禍もあり、色々と考えるだろうな、と。この作品についても、「当たり前の日常なのに、今では当たり前じゃないことばかりが詰まってる」と言ってて、本当によく考えてると思うし、その通りだと思います。――道枝さんとのセッションもすごく印象的でした。彼はハモったことがなかったみたいなんです。俊美さんにレコーディングについていただいたんですが、その前に何回か合わせたのに、なかなかうまくつかめなかったので、合間で一緒に練習しました。そうしたら飲み込みが早いから、僕がちょっと歌い出すだけで、彼のハモが途中から入ってくるようになって。ゲームみたいにチョコチョコと練習していました。――親子のシーンでは、どのようなところが心に残っていますか?一樹のいろいろな行動について、虹輝から「なんで?」と聞かれるシーンが多いんです。その度に一樹は「説明しなきゃダメ?」と返すんだけど、本人にとっては大きなことではなくて、単に「好きだから」とか、そういう理由。でもそれが虹輝にとってはすごく大きな問題で、そういう眼差しを受けた時に、一樹の気持ちで「あ、すいません」と思ってしまいました(笑)。「父さんがうまくいくのは、周りに甘えてるからだよ」と言われるシーンも、「ごもっともです」と思うし、息子の虹輝から強い眼差しを受けて、グッとくるところはたくさんありました。あとは、撮影が始まる時に「自分の中で大事にしてるシーンってどこなの?」と聞いたら、道枝くんが「浜辺で叫ぶシーン」と言っていたことが印象に残っています。初々しいのが、「あのシーンが大事だと思ってるんですよね」とかじゃなくて、「あのシーンが難しいと思ってる」「頑張りたいと思ってる」と言っていたところ。だから、「僕も見れたらいいな」と言っていたら、たまたま自分も撮影のあった日だったんです。道枝くんのそのシーンが見れて、「17歳の叫びって、すごいな」と思いました。そんな声はもう出ないと思ったし、感情の揺らぎもあって、彼の人間性が出るんだな、考えていることもいっぱいあるんだろうな……と思って。いいものを見せてもらったような気持ちになりました。最後のお弁当までの流れも、「人がものを食べている瞬間って泣けるな」と思ってグッときました。――KREVAさん、やついさんとは作中のバンド・Ten 4 The Sunsを演じられていましたが、ライブシーンもかっこよかったですし、結成20年という設定で、インタビューシーンなんかもすごくリアルでした。初対面だけど、2人とも最初からすごい話すから、ずっと会話していました。インタビューだと、テレビとまた違うところがあって、ちょっと素が出る感じ。でも20周年を迎えたバンドという設定だったので、ちゃんと話すことは話すという気遣いもあったり。やついさんもKREVAさんも、”お芝居”にならずに普通に話すから、「この人たち、すごいな」と思いました。本業だからこそ、リアルだなと思うところはあるでしょうね。同年代だし、それぞれいろんな形で音楽に携わってきたから、そういう部分が出ていてよかったと思っています。――今までのお話を伺っていても、テレビなどで拝見していても、井ノ原さんの意見や考え方がすごくフラットだなと思うんですが、どう培われてきたんでしょうか?徐々にだと思いますが、グループ活動して来たのは大きいかもしれないです。あとは、俳優というお仕事でも、例えば僕は今回母親役の倍賞千恵子さんのことをすごくリスペクトしていますが、それが演技に表れてしまったら元も子もないので、フラットにならないといけない。演技が終わった時に、きちんと人として尊敬しているという気持ちが出ればいいと思います。僕らの事務所の先輩や、役者としての先輩たちも「カットがかかるまでは関係ないから」と言ってくださっていたから、それが1番良い方法だとわかっていたんでしょうね。そういった先輩方から教わったことが、自分にも生きているんだと思います。■井ノ原快彦1976年5月17日生まれ、東京都出身。1995年にV6としてCDデビュー。以降、グループでの活動の見ならず、ドラマ、映画、舞台で俳優として、TVではMCとしても活躍の幅を広げ、老若男女問わず愛されている。主なドラマ出演作は、カンテレ開局60周年特別ドラマ『僕が笑うと』(19年)や、前シリーズを含めると15年にわたって出演している『特捜9』シリーズ(18〜20年)など。主な映画出演作は『天国は待ってくれる』(07年)、『FLOWERS』(10年)。昨年話題となった劇場版アニメーション『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』ではナレーションを務めた。
2020年11月06日お笑いコンビ・ロザンの菅広文と宇治原史規が先月25日、YouTube公式チャンネル「ロザンの楽屋」で、夢を持つことについて自身の考えを語った。「【夢があるかないか】で人の優劣を決めてはいけない」と題した動画内で、「夢を追うことって、そんなに素晴らしいことなのか。普通に淡々と暮らしていければええやん」と疑問をぶつけた菅。そのきっかけは、コンビニでの出来事だったそうで、「音楽やってるような感じの子おるやんか。『ここは俺の居場所じゃねーんだ』みたいな接客するやつおれへん? あれは夢の影響やと思うねん」「すごいふてくされてやってる子おるやんか。それがすごい嫌で」というエピソードを語った。芸人はもちろん、ミュージシャンもコンビニの店員も、「お客さんを楽しませる仕事」だという菅は、「本質としては一緒。お客さんに不快な思いをさせない。不快な思いをさせてしまってる段階で、音楽で成功するか? って」という辛らつな意見も。「そこまでの行程をサボるなよ! って思う。置かれてる状況を無視するなよって思う。自分の置かれてる状況をナシにするやん」と強い口調で諭した。そんな菅の考え方に、宇治原も、「『俺は夢があるから、これは腰掛なんだ。こんなことしてる人間じゃないんだ』っていうのが、一番間違えてる」と共感した様子。夢を持っている人が称賛されがちな世間の風潮についても、「色んな夢があるけども、一般的に語りがちな夢を、いいね! って言い過ぎやってことでしょ? 夢を持とうが持つまいが、持ってる人と持ってない人の間に優劣の差なんてない」と苦言を呈していた。
2020年11月02日大九明子監督が綿矢りさの小説を映画化した『私をくいとめて』が、「第33回東京国際映画祭」に出品されることが決定した。来月10月31日(土)より開催される今年の東京国際映画祭は、コロナ禍でありつつも、映画作品を劇場の視聴環境で体験してもらうことにこだわり、コロナ感染症対策を徹底しながらリアルな場での実施が決定。本作が招待された部門は、「TOKYOプレミア2020」と銘打たれたショーケースの部門。従来の「日本映画スプラッシュ」「アジアの未来」「コンペティション部門」が統合された今年限定の部門だ。同部門では、32作品(欧米10、アジア12本、日本10本)の上映を予定しており、同部門の全作品を対象とした「観客賞」が設けられている。なお、同じく大九監督×綿矢さんによる『勝手にふるえてろ』では、第30回東京国際映画祭の「コンペティション部門」で一般観客の投票で選ばれる観客賞を受賞しており、本作での2度目の受賞に期待がかかっている。今回観客賞は、11月9日(月)に行われるクロージングセレモニーにて発表予定となっている。大九監督は、今回の映画祭参加に関して「特別な一年の特別な映画祭に選んでいただき、大変光栄です。『私をくいとめて』は、撮影中断を経てようやく生み出されました。私は、人に怯え、人との距離感を計りながら生きる人間を好んで描いて来たけれど、ウィルスに距離を取らされるのは不本意です。ステイだのゴーだの指図を受けるのも。映画作りや、劇場で映画を観る体験が、命を脅かすことになるなんて辛い。私の人生にはそれらが欠かせないのです。部屋から一歩踏み出して、東京国際映画祭に参加することが、心底楽しみです!」と喜ぶ。また、本作で31歳のおひとりさま、みつ子を演じたのんは「東京国際映画祭への出品、とても嬉しく思います。そして、今年も映画祭が開催されるんだという喜びを大きく感じています」と語り、「この作品でみつ子を演じたのは、私の中でとても大切なものとなりました。みつ子さんや多田君やAが、ちょっとでも観てくださる方の人生に関われたら嬉しいなと、今から楽しみにしています」とコメントを寄せている。そして今回、2人が撮影中にコミュニケーションを取っている場面を収めたメイキング写真も到着した。「第33回東京国際映画祭」は10月31日(土)~11月9日(月)六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)ほかにて開催。『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年09月29日コンバース(CONVERSE)のスニーカー「オールスター フードテキスタイル HI(ALL STAR FOOD TEXTILE HI)」に、“ハーブ”と“紫キャベツ”で染色した新色が仲間入り。2020年8月より発売される。「オールスター フードテキスタイル HI」は、廃棄予定の食材等を“染料”として再活用する、エコフレンドリーなテキスタイルをアッパーに採用したハイカットスニーカー。天然染料を90%以上使用しているため、ナチュラルな風合いを残した、温かみのある優しい色彩に染まっているのが特徴だ。今回はそんな「オールスター フードテキスタイル HI」に、“ハーブ”を使用してグレー系に染め上げた「ジュニパー」と、“紫キャベツ”の鮮やかな色彩を残した「パープルキャベッジ」が新色としてラインナップ。いずれもお馴染みの「オールスター」のアンクルパッチがアクセントになるデザインに仕上がっている。「オールスター フードテキスタイル」パープルキャベッジ 9,000円+税なお「オールスター フードテキスタイル HI」は、コンバースの環境に配慮した新シリーズ「コンバース イーシーラボ(converse e.c.lab)」のモデルとして展開されている。アッパーの他にも、“エコ”を意識したこだわりの「Ortholite Ecoインソール」やリサイクルラバー入りのアウトソールが採用されている。【詳細】コンバース「オールスター フードテキスタイル HI」9,000円+税発売時期:2020年8月カラー:ジュニパー、パープルキャベッジサイズ:22,0~28,0、29,0、30,0cm【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217 月~金曜日(土日・祝日除く) 9:00~18:00
2020年07月04日もう何年も使っている生理日記録アプリに、「パートナー共有機能」なるものがあると知ったのはつい数カ月前のことだ。妊娠しやすい日とそうでない日をパートナーに通知する、それだけなら避妊にはそもそも事足りないし、逆に妊活をしているわけでもない今の私にはまったくいらない機能。……なんだけど、実は単に生理日や妊娠の可能性だけじゃなく、今は少しイライラしやすい時期だとか、今は調子がいいので仕事がどんどんできるとか、生理周期から推測される私のその日の体や心の調子を、パートナーに毎日メールで知らせてくれるのだ。私はPMSによる感情のアップダウンが激しい方で、生理前には決まって世界に絶望し、パートナーにその旨、聞いてもらうことになるのだけど、あいにく自分ではぐっと入り込んでしまっているのでそれがPMSだなんて気づく余裕がまるでない。一方で聞かされる彼の方としては、突然わけもわからない落ち込みに付き合わされるより「今日のパートナーは気分が落ち込みやすい日です」なんて事前に通知が届いていることで、ホルモンバランスのせいだな、と心の準備ができるし、私の方も「生理前じゃない?」と指摘されることで、はっと我に返ったりもできる。■生理直前になると阿修羅と化す私私は普段は比較的穏やかに生きている。その証拠にかつて、実の娘から「お母さんはいいお母さんだけど、物書きとしては非常識な親だった方が売れてたのかな……」と申し訳なさそうに言われたことがあり、「バカ!私はそんなことネタにしなくたって売れてやる!」と娘には言ったけど、その言い方も穏やかだったので残念ながら説得力は皆無だっただろう。とはいえそんな私でも当然ながら心乱すことはあって、それはえてして生理直前の数日間だ。この時期にタイミング悪く肉体疲労や低気圧などの条件が重なったりすると途端にどっぷりと落ちる。フリーランスの物書きという仕事柄、自分がいつまでこの仕事をやっていけるのかとか、果たして今誰かが自分の書いたものを必要としてくれているのだろうかとか、中身スッカスカの文章しか必要とされない腐った世の中だとか、日頃から小さくくすぶらせている不安や鬱憤や逆恨みがすべて何十倍にも膨れ上がり、無視できなくなってしまう。目に入るすべての生きとし生ける同業者への憎しみ、妬み、そねみの業火に焼かれ、阿修羅となってしまうのである。20代の頃の私は、この荒波にはいつなんどきもひとりで立ち向かわなければならないものだと信じて疑わなかった。自分の悩みや葛藤、情緒の不安定さというのは紛れもなく自分の問題で、それを自分で処理できる者こそ大人、他人に頼るのは迷惑をかけることで、未熟な子どものやることだと思っていた。ところが私生活でも仕事でも、至るところでパートナーシップを組んでは失敗し、また組んではまた失敗し、というようなことを繰り返すうちに、ふと、自分だけでどうにかできる自分でい続けることが、無性に寂しく感じられるようになってきた。「しっかりしてるね」と褒められることも、「頼りになる人間だ」と評価されることも、子どもの頃にはたしかにうれしいことだったのに、大人になってからというもの、そんな風に言われれば言われるほど、大切な人たちが自分から遠ざかっていくような気持ちになっていくのだ。■オチもヤマもない話をする“実験”を始めた人に迷惑をかけない、自分のことは自分でなんとかする。よかれと思ってやってきたこういうこと、本当はどれも間違っていたんじゃないの? と疑いだして以来、私は毎日の中で少しずつ、実験を試みるようになった。家族やパートナー、友人など、信頼できる人たち、そばにいてほしい人たちにあえて、未完結な、オチもヤマもない自分の話を聞いてもらうようにしたのだ。もちろん、だからって無遠慮に感情をむき出しにして相手をサンドバッグにしたりはしない。ただ、たとえば「こんなに苦しいことがあった。でもそれを乗り越えた今こんな風にポジティブ」というように、ちゃんとした物語なら往々にしてあるはずの後半の展開が一切ない状態のままで話す。出口が見えない途中の状態を、ありのままに話すのだ。半信半疑ながらもこういうことを数年かけて少しずつ(臆病なので本当に少しずつ)、親しい人たちとやっていく中で、次第にいい効果が生まれていると感じた。そのうちのひとつは、他人への信頼が増したこと、以前より信頼できると思える他人が増えたことだ。なにしろエンタメ性も、サービス精神も皆無の完全なる私事を許容してくれる相手が少なくともこの世に何人かいるというのはすごいことだ。絶望しかけたとき、その何人かの姿をたしかに想像できることで、自分が生きているこの世の中そのものをも以前よりも多めに信頼できるようになった。まだ途中の自分を受け入れられることによって、自己完結させなければ、というプレッシャーからずいぶん解放され、心に余裕ができた。その結果、自ずと他人にイライラすることも少なくなった。■不完全な私たちの集まりが社会だもっと言うとこの実験では、アプリを使って私の心身の調子を把握してくれているパートナー(男性・50代)にも、じわじわといい相乗効果が生まれている気がする。というのも驚くことに彼はこれまで、自分の体調に耳を傾けるということをほとんどしてこなかったというのだ。事実、付き合いはじめて1年ほど、彼が「疲れた」と口にするのを聞いたことがなかった。「疲れたと言うと余計疲れたと感じるから、言わないようにしている」とさえ言っていた。そんな彼に、数年にわたって私の心身の調子を報告し続けているうちに、いつしか彼もまた「今日は調子悪いな」とか「さすがに疲れたよ」とか、自然と口に出すようになってきた。大人の社会には「体調管理も仕事のうち」なんて恐るべき言葉があって、特に私のパートナーが20代の頃の日本はいわゆるバブルの真っ只中、「24時間戦えますか」というCMソングが流行語になったりもしていた時代だ。不調や疲れを露呈するのは今以上に社会人失格の行為とみなされていたんだろう。だけど、至極当たり前のことだが私たちがどう頑張ったところで、病気にかかるときにはかかる。最上級の管理下で守られていたであろうイギリスの首相だって新型コロナウイルスに罹患したくらいで、自分のことを全部自分でコントロールできるほど人間は完全体じゃないのだ。私たちは不完全で、不完全な私たちの集まりが社会なのだ。にもかかわらずそれを頑として認めず、あたかも完全であるかのように装って生きるべし、それができなければ大人失格と、よく考えれば私たちの社会はいつもそうやって、無理難題ばかり押しつけてきている。果たして、こんなやせ我慢大会を一体誰が望んでいるというのだろう。一枚ベールを剥げば、本当はみんなうんざりしているんじゃないか。多くの人は、ただ慣習になっているというだけの理由で疑いもせず、無抵抗に従っているだけなんじゃないだろうか。体の不調は誰にだってある。何も私たちのPMSや生理痛のみならず、睡眠不足や疲れ、風邪や腹痛など、生きているのだから日常的に何かしらある。私たちはそんな風に、最初から脆弱性を持って生まれてきているのだから、むしろそれを、不完全な者同士が繋がり合い、助け合いながら生きていくためのフックと捉え、他人同士で許容しながら生きていく形を探るほうが、ないことにするよりはるかに自然なことではないだろうか。生理のこと、あるいは精神状態のこと、あるいはそれ以外の体調のこと。極めて私的で、大人として他人に共有すべきでないと思っているあれこれを、勇気をもってまずは自分から他人に打ち明けてみる。一見迷惑をかけるようで気が引けるその行為が、案外それを受け止める誰かの肩の荷を下ろすことにも、つながるかもしれない。
2020年05月30日グラビアアイドルの草川紫音が、最新イメージDVD『君にガチ恋。』(発売中 4,180円税込 発売元:竹書房)をリリースした。地元・北海道でアイドル活動を続けている草川紫音。昨年からグラビア界に進出し、9月に発表した1stDVD『First date』で透明感溢れる肌とEカップのバストを露わにしてグラドルファンの視線を釘付けにした。そんな草川が早くも2枚目となるDVDをリリース。前作以上に引き締まったスレンダーボディーとEカップのバストをあますところなく披露している。今作ではブルマに体操着やスクール水着といった学生をイメージさせるシーンもあるが、草川は現在22歳。女子高生に間違えてしまうほどの清純さを併せ持っており、可愛い仕草で視聴者を魅了する。しかし、やっていることはベテラングラドル顔負けのシーンが多い。着用していたスクール水着をずらしたり体操着とブルマを着用しながら誘惑の目線でアイス舐め。教室ではいやらしく制服を脱ぎ捨てるなどセクシーだ。見どころは草川のキャラクターにマッチした看護師のシーンか。白衣から水着へと展開し、Eカップバストの膨らみはもちろん、四つん這いになってバックスタイルでクビレを強調。草川の豊満バストと引き締まったボディーが堪能できるシーンだ。
2020年03月28日私の美容に関する意識は基本的にはかなり低く、昔は低いことに罪悪感を持っていた。けれども年齢とともにその罪悪感はどんどん薄まり、最近はようやく絶好調になってきた。「私は美ではないところでパフォーマンスを発揮しているから、一般的な美の追求は誰かに任せよう」と思うようになった。特に女が物を書いたり、たまに人前で話すような仕事をしていると、どうしても当然のように本業の能力とは別に、若さや外見の美しさを求められる傾向にあり、これはとにかくめちゃくちゃ鬱陶しいなと思う。運動能力とか、歌のうまさとか、体の柔らかさとか、そういった能力については万人に強いることのない一方で、美しさだけは全員が備えるべき、という風潮はまったくどうかしてる。何かができたって美が落第点なら人間失格、そんなことあるか。私は美のプロではないから、美を極める時間で私の仕事をする。自分が楽しく、健やかでいられなくなるような過剰な美を自分に要求しないことに決めている。本業でもないのに過剰に美容まで頑張ろうとすると人に優しくする余裕を失ってしまうから、世の中のためにもならない。一方で、自分が気持ちよくなり、健やかになり、卑屈になることを防ぎ、他者に笑顔を向けるための一助となる美容とは、仲良くし続けたいと思う。何せ人生長いし、いつまでも変わらない自分でいると、やっぱりいつか「飽き」がくる。■化粧は「別人に変わるための道具」だったけれど思えば私なんて随分早いうちに自分に“飽き”を感じていた。10歳を過ぎた頃には、いつまでも自分でいなければならないことにほとほと嫌気がさしていた。けれどもそれから数年が経ったある日。忘れもしない、実家から電車で30分ほどの街にあるTHE BODY SHOPで、優しい店員のお姉さんが初めて私に一から、化粧のいろはを教えてくれたのだ。ファンデーションはこう塗って、チークはこう塗って、眉毛はこう描く。お姉さんに化粧を施された私の顔は、それまでの私とはまったく別の人の顔のように思えた。化粧をして、生まれ変わったような気にさえなった。気分が高まり、可能性を感じ、それ以来化粧は、私がもうひとつの顔を手にし、別人に変わるための魔法の道具となった。ところが、30代も半ばを過ぎた頃から再び事情が変わったのである。次第に、どんなに化粧をしても今ひとつパッとしない、謎のスランプに陥った。旬の化粧品を使ったり、眉毛の形を流行りのものに変えたりもしてみた。しかしやはり、なんとなく思っているのと違う。そこで昨年、同じような悩みを抱えた友人らと、プロのヘアメイクをやっている知人のTさんにお願いして、パーソナルメイクレッスンを受けた。するとこれが本当に画期的だった。このときのTさんの教えによって、私は大きな気づきを得たのだ。Tさんの基本的な考え方は、“歳を重ねれば重ねるほど、化粧は極力シンプルにしていくべき”というものだった。シミやクマといった肌の粗を、カバー力の高い下地やファンデーションで塗り隠そうとしてはいけない。なぜなら老けて見えるからだという。……この「老ける」という言葉もまたざっくりしすぎで語弊を招く。私達はこの言葉を無自覚に使うことによって、自動的に「加齢は悪」という印象の強化を後押ししてしまっているけれど、厳密に言うと私達は年齢より上に見えることが怖いのではないのだ。元気がないように見えたり、古いものに固執しているように見えるのが嫌なのだ。だからくすんで見えない肌を作るし、血色の良く見えるチークを入れる。化粧によって作られた自分によって自分が鼓舞されるためにも、元気に、健やかに見える自分でいたい。そんな私たちの本音を知り尽くしたTさんは、あえて下地も、カバー力の高いファンデーションも使わない。その代わり、アルガンオイルとハイライトを仕込んで地肌をピカッと光らせ、その上に薄付きのリキッドファンデを顔の中心部分にだけ塗るのである。中心以外の部分には少しだけ粉をはたいて、それで終わり。透けるファンデーションの下にはたしかにシミやクマの粗が存在している。ところが光によってパワフルさを増した地肌が、「シミやクマはありますが、だから何?」と言わんばかりの威風堂々を全力で演出してくれているのである。■美人に見えなくても、若く見えなくてもいいこれこれ、今私が求めているものはこれだったんだよな! と思った瞬間に、はたと気付く。年齢とともに変わったのは化粧ノリや顔の形でもない。何より私の意識だったのだ。Tさんによって仕上げられた新しい私の顔は、決して「別人」ではない。元気に見えて、しかし上品さもあって、「別人」というよりむしろ、バージョンアップした私。“私2.0”くらいの私。今日日何にでも2.0をつけるのはダサいのかもしれないが、それでもたしかに少しだけパワーアップした私だったのである。自分でも気づかないうちに私は、化粧によって別の人になりたいとは思わなくなっていた。代わりに、私は別に私のままでも割といいなと思っていたのだ。私でいたい! と断言できるほどの自信があるわけでもない。しかし37年も私のままでいると、そこにもはや妙な愛着が湧いてきて、私でいることを否定はしたくないな、という気持ちが、たしかに芽生え始めているのである。だからこそ、私が今、本当に化粧に求めているものは、美人に見えることでも、若く見えることでもない。私のままでいようとする私を「それでよし!」と強力に肯定してくれる力なのだ。もしも向かいから自分と同じ顔の人が歩いてきたとして、私は果たして「あの人、私と同じ顔!」と気付くことができるんだろうか。そんなことをたまにふと考える。顔って不思議なもので、鏡を使わなければ自分では見ることができない。私の顔を長く見るのは、本来私ではなく、家族や仕事相手、友人など、周りの人のはずなのだ。にも関わらず自分の顔というのは、他ならぬ自分の意識や意欲を左右する、強い力を持っている。そこに踊らされるのでなく、うまく利用し、味方につけたい。自分の外見を磨く美容という行為は、他ならぬ自分自身を勇敢にする、そのためにこそあると私は思う。
2020年01月30日