『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督最新作『Poor Things』(原題)のティザー動画が公開された。同作の脚本を手掛けたのはトニー・マクナマラ、主演はエマ・ストーンと『女王陛下のお気に入り』の面々が再タッグを組んだ作品となっている。原作はアラスター・グレイの小説「哀れなるものたち」。エマは、才能豊かで型破りな科学者(ウィレム・デフォー)の手によって生き返ったベラ・バクスターというキャラクターを演じており、共演はウィレムのほか、マーガレット・クアリー、マーク・ラファロ、キャサリン・ハンター、ラミー・ユセフらがいる。ティザー動画は摩訶不思議な雰囲気を放っている映像で、「いろんな面で混乱させられる。そしてそれがすごくイイ!」「この作品を好きになりそうということはわかっている。それに、トラウマになりそうだということも」「ティム・バートンとウェス・アンダーソンの世界観をミックスさせた感じ」といった感想が寄せられている。また、「ハルク(マーク)、グウェン・ステイシー(エマ)、グリーンゴブリン(ウィレム)が一つの作品で共演しているなんて!これは観るしかない!」とアメコミの代表作を持つ3人の共演を喜ぶ声も。『Poor Things』は2023年9月8日に全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年05月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「脚本家」です。3月まで放送されていた、バカリズムさん脚本の日テレ系列のドラマ『ブラッシュアップライフ』が面白くて、どっぷりハマっていました。きっかけは、マネージャーの松下に「第5話にドラマの衣装合わせで自己紹介するシーンがあり、それが業界あるあるでめっちゃ面白いから見てほしい」と言われたんです。衣装合わせでスタッフ陣が俳優を取り囲んで一人ずつ「照明のです」などと順番に自己紹介していくんですが、それをちょっと面白く皮肉っています。これ、本当にドラマの現場で行われていて、「そんないっぺんに言われて…覚えられる人いる?」と個人的にやや疑問に思っていた慣習だったので、めちゃくちゃ共感してしまいました。わざわざ集まって名乗っていただくより、例えば初回の撮影時だけ全員名札をつけてくれた方がよっぽど覚えられるのにな…とかこっそり思っていたので、このシーンめちゃくちゃわかるわーと思いましたし、そういう場面に目をつけてドラマで描こうと思う視点がバカリズムさんらしくて感動しました。ドラマは1話まで遡って最終話まで拝見しました。安藤サクラさん演じる主人公の近藤麻美は僕と同じ1989年生まれ。なので、当時流行っていたものとか、ドラマで使用される流行ソングなどをリアルに感じられたのも見ていて面白かったです。でも、やっぱりすごいと思ったのは、バカリズムさん独特の着眼点。さきほどの自己紹介のシーンのように普通だったら見過ごしがちな、日常や社会のひとコマの中に潜む可笑しみや情感を捉えて、心がハッとするシーンを描くのが天才的だと思います。もう一つ印象的だったのは、幼稚園児たちがカゴに入れられて散歩に行くシーン。僕もあのカゴに入った園児たちの無力な可愛さに思うところがあったので、あぁこれをこんなシーンとして描くことができるなんて、ドラマって面白いなと感じました。僕も日々の感想をツイッターでつぶやいたりしていますが、そういうものをノートにまとめておいて、一つの脚本に落とし込んで描けたらいいなと思いました。ただ、僕はやはり自分の視点以外で描けないので脚本は難しいかもしれません。バカリズムさんは女性目線もしっかり描き切る。あのアングルの広さこそが人気の秘訣なのではないかと思います。僕も40代くらいになったら視野が広がって、もっと女友達同士の会話とか理解できるようになるのでしょうか。おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.3、4を7/5・6に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、Vol.5、6を7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。※『anan』2023年4月12日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年04月08日株式会社センチュリー21・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:園田陽一、以下「センチュリー21」)は、今注目の脚本家岩島朋未さんが脚本を担当したショートドラマ「家はドラマにあふれている 売却編」を2023年3月24日正午より特設サイト内( )にて公開いたします。タイトルロゴ■ストーリー大切に暮らしてきた家の売却を決意した中野夫妻。しかし、夫の雅彦さんは、家や置いて行く家具が気がかりに。そのまま大事にしてもらうことを条件に、買い手を募集した。購入を希望したのは2組の家族。1組目は、日本文化が好きな外国人家族。2組目は、都会から移住してきた芸術家夫婦。どちらに売るべきか?この選択が、残された家だけでなく、中野夫妻の人生も大きく変えることに──。■プロローグプロローグ1プロローグ2■売却・外国人編売却・外国人編1売却・外国人編2売却・芸術家編1■売却・芸術家編売却・芸術家編2売却・芸術家編3■作品概要タイトル : 家はドラマにあふれている 売却編配信日 : 2023年3月24日(金)正午から脚本 : 岩島朋未家はドラマにあふれている特設サイト: ■「家はドラマにあふれている」コンセプト人生の節目で家を探すとき、不動産屋さんで様々な物件情報を見ていると、どの家もいいところや足りないところが見えてきて、悩んでしまいがちです。しかし、そんな悩む時間こそ、これから始まる新生活に思いを馳せる素晴らしい時間であると、私達センチュリー21は考えています。「家はドラマにあふれている」は、不動産の「購入」や「売却」「賃貸」といったシチュエーションの中で、部屋決めや売却先に悩む主人公の選択を通して、家選びがその人の未来を変えていく様子をちょっぴりハートウォーミングに描いていくショートドラマシリーズです。■脚本家プロフィール岩島朋未岩島朋未さん大学在学時より日本脚本家連盟スクールにて脚本を学ぶ。「テイクオーバーゾーン」で第2回ジュブナイル脚本大賞を受賞。この作品は映画化され、東京国際映画祭で好評を博した。漫画原作にもその力を発揮し、実力急上昇中の作家。【主な脚本執筆歴】映画『テイクオーバーゾーン』、NHK-BSプレミアム『アナタの悩みを名画が解決!? ドラマチック美術館 第4話』、フジテレビ『逃走中~大みそかSPお台場大決戦!~』ドラマパート、漫画原作『セイサイのシナリオ』■動画公開予定・「購入編」(脚本:綿種アヤ) …2023年2月28日正午公開・「売却編」(脚本:岩島朋未) …2023年3月24日正午公開・「賃貸編」(脚本:ロングコートダディ堂前透)…2023年4月21日公開予定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月24日広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演、『花束みたいな恋をした』脚本家・坂元裕二が書き下ろしたオリジナル脚本を土井裕泰監督で映画化する『片思い世界』が製作決定。2024年に公開される。ドラマ「それでも、生きてゆく」や「anone」「大豆田とわ子と三人の元夫」「初恋の悪魔」など連続ドラマの金字塔を数多く手掛ける一方、『花束みたいな恋をした』以降、『怪物』(23年6月2日公開予定)、『クレイジークルーズ』(23年Netflixにて配信予定)など映画でも精力的にオリジナル作品を発表し続ける坂元裕二が、新たに書き下ろした新作映画。監督を担うのは、坂元氏による「カルテット」でも演出を手掛け、2021年に異例のロングランを記録した大ヒット映画『花束みたいな恋をした』から2年ぶりの最タッグとなる土井裕泰。主演の広瀬すずは「なつぞら」(’19)、杉咲花は「おちょやん」(’20)、清原果耶は「おかえりモネ」(’21)と、それぞれNHK連続テレビ小説で主演をつとめているほか、ドラマや映画でも多数の主演作を持ち、実力のある国民的女優としてトップを牽引する3人。そんな3人が奇跡のトリプル主演として、坂元脚本に集った。現代のリアリティを反映した瑞々しい会話や切実なテーマを描いてきた坂元氏が、今回、いま最も期待される3人を主演に迎えて新たに描くのは、悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿。現代の東京を舞台に、物語が紡がれる。広瀬すず×杉咲花×清原果耶、共演への思い語る「坂元さんが紡いでいく世界が大好きで、また今回参加させていただけること、ずっと前から本当に、本当に楽しみでした。土井さんとは初めてご一緒させて頂きますが、初めてお会いした時に、既に安心感があるほど、すごく柔らかい印象でした。一緒に作品を作っていけること、心強いです」と意気込む広瀬さん。「花ちゃんと清原ちゃんとご一緒出来るなんて、嬉しい限りです。贅沢だあと思います。尊敬しているお2人に頑張ってついていきたいと思います。大きく包み込んでくれるようなお2人です」と2人との共演に期待を寄せる。広瀬すずまた、杉咲さんも「羨望や悔しさ、尊敬を抱いてきた特別なお二人との本作における出会いは、私にとってかけがえのないものになるのではないかという静かな興奮に包まれております」と期待を口にする。坂元脚本×土井監督とのタッグには「小さな頃から夢中になって拝見してきたお二人の作りだす物語の中に存在できるだなんて。何もかもが夢のような座組に参加させていただけること、光栄に思います」と喜びを語った。杉咲花そして清原さんは「『花束みたいな恋をした』のクランクアップ時に『また一緒にやりたいね』と声を掛けてくださった」土井監督と「今回ご一緒出来ることを幸せに思います」と語り、「坂元さんが紡ぐ言葉の力をお借りして皆さんと素敵な時間を過ごせたら」とコメント。「すずちゃんや花ちゃんと三人で現場に立てる日が来るなんて夢にも思わなかったです。お二人の側で自分に出来ることを懸命に探しながら、その贅沢な空間を楽しもうと思います」と期待を込めて語っている。清原果耶『花束みたいな恋をした』脚本&監督コンビが再タッグ「広瀬すずさん。杉咲花さん。清原果耶さん。お三方のお名前を書くだけで、緊張して手が震えます。世界一高い山に三回登れと言われている気分です」と語る坂元さん。「正直、逃げ出したいです。でも、がんばります。このキャストとこのチームと共にどうしても作りたい映画があるんです。これだけは残しておきたいお話があるんです」と思いを吐露し、「心を込めて、人が人を思う時の美しさを描きたいと思います。まぶしすぎて目を逸らしたくなるけど、やさしい風に包まれたような、そんな映画にしたい」とコメント。土井監督は「坂元さんの脚本が描く世界への新しい旅に、いま眩しいほどに輝やいている3人の女優たちが同行してくれるという奇跡に、静かに興奮し、緊張しています。『片思い世界』というストレートでシンプルなタイトルこそが、もしかしたら最大のミステリーなのかもしれません」と意味深に語っている。『片思い世界』は2024年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:片思い世界 2024年全国にて公開予定(C)2024『片思い世界』製作委員会
2023年03月15日ミュージカル『太平洋序曲』の公開ゲネプロが7日に東京・日生劇場で行われ、海宝直人、廣瀬友祐、ウエンツ瑛士、立石俊樹、ジョン・ワイドマン(脚本)が取材に応じた。※山本耕史、松下優也はスケジュールの都合により会見欠席同作は近代日本の夜明けを題材に、スティーヴン・ソンドハイムの作詞・作曲により1976年のブロードウェイで初演された『太平洋序曲』を、梅田芸術劇場と英国メニエールチョコレートファクトリー劇場との初の共同制作で創り上げられるミュージカル。物語全体を俯瞰しながら進行する狂言回し(山本耕史・松下優也)、浦賀奉行としてペリーとの交渉に臨み、次第に西洋文化に傾倒していく香山弥左衛門(海宝直人・廣瀬友祐)、流れ着いた米国から帰国し、日本が開国に向かう中で武士道に目覚めるジョン万次郎(ウエンツ瑛士・立石俊樹)らの姿を描いていく。同作にはほか朝海ひかるらが出演し、この日のゲネプロには山本、海宝、ウエンツが登場した。脚本のジョン・ワイドマンは今作のために日本に駆けつけ「作品の上演にあたり、東京に来れていることとても嬉しく思っています。本当に美しい劇場で皆さんが素晴らしい作品を作ってくださり、稽古を拝見してとてもすばらしかったです」と絶賛。「唯一残念に思ってることは、偉大な友人でありコラボレーターである(故)スティーヴン・ソンドハイムさんが一緒にいられないこと。彼も来ていたら本当に喜んでいたと思います」と発言する。また「スティーヴンがお気に入りの作品は何だと尋ねられることがあり、その時の彼の答えは『1つお気に入りがあるわけではなく、それそれ違う理由で好きなんだ』と。ですが『今まで書いた曲の中で何が1番お気に入りですか?』と聞かれると、いつもこの『太平洋序曲』の中の1曲でした。後ほど、それは何ですかというのを聞いていただければ教えます」と茶目っ気たっぷりに語った。海宝は「とても光栄ですし、身が引き締まる思いですよね」としみじみ。キャストそれぞれが好きな曲を聞かれると「『The Advantages of Floating in the Middle of the Sea』は物語の1853年の日本を最初に説明する曲で、世界に入り込む最初の曲なので好きです」(廣瀬)、「黒船が来航することによって大騒ぎになるのですが、その時の混乱を描いた『Four Black Dragons』は、船を4匹の龍に喩えたスペクタクルな曲」(海宝)と答える。さらにウエンツは「『Poems 』という、万次郎と香山が歌う曲。いわゆる俳句が歌になってるということの衝撃と、歌詞も俳句として成立させる綺麗さもあるんですけど、音楽ですよね。日本をリスペクトしている楽曲でもありつつ、どこか西洋の感じもある。僕らが今まで俳句を詠んでた音のつながり、綺麗さに楽曲が乗って、元々英語で書かれたものを日本語に俳句として戻しているといういろんな面白い仕掛けがあるので、今までになかったミュージカルになる1曲」と熱弁する。立石は「香山とたまての『There Is No Other Way』です。2人が引き裂かれていく構図で、行くしかない香山、それを見守るたまての気持ちを察すると、稽古場から涙ぐんで見ていたんです。そのくらい好きな楽曲です」と明かした。満を持しての「ソンドハイムが好きな楽曲は?」という質問に、ワイドマンは「『Someone in a Tree』という曲がとても好きだとおっしゃると思う」と改めて回答する。「彼の頭の中にあるパズルを解いていく曲で、頭脳的な問題と感情の問題のパズルを解き明かしていくような曲」と表した。今回日本で上演されるのはは2017年にブラッシュアップされたバージョンということで、ワイドマンは「スティーヴンと私と演出のジョン・ドイルとで改めて見返してみて、作品にとって必要なものをきちんと抽出して、エッセンシャルじゃないものを取り除いていったもの。そうすることによって、お客さまがよりしっかりとしたストーリーの核心に触れられるようなものを目指しました」と説明する。「そのためにカットしたのが『Chrysanthemum Tea』というたった1曲なんです。とってもいい歌でたくさんの方が大好きだとおっしゃってくださってるんですけど、その曲を取り除くことによって、この物語が香山と万次郎の物語であり、彼らとともに前に進めていくということにフォーカスすることになりました」と意図を明かす。また自身は「『Poems』を選ぶかな。シンプルな形の中で2人の男たちがともに歩んでいく、初めは旅をするのが難しい状態から歌いながら旅をすることによってペアに行き着くということを美しく描いている曲だと思います」と語った。東京公演は日生劇場にて8日〜29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて4月6日〜16日。
2023年03月07日韓国で大ブームを巻き起こしたドラマ「ペントハウス」のイ・ジアと脚本家キム・スノクが再タッグを組んだ復讐愛憎劇「パンドラ 偽りの楽園」が、3月11日(土)よりディズニープラス「スター」にて配信決定。予告編とポスタービジュアルが解禁となった。主人公のホン・テラは、富も地位も手に入れた夫と、愛する娘と暮らす誰もが羨む完璧な人生を送っているかに見えた。ところが、実は彼女には“失った記憶”があった。徐々に記憶を取り戻していくと、自分の歩んできた人生は他人から操作されて歩むことになった道だったことを知る…。彼女の人生を操り人形のように操作してきた黒幕への復讐を誓い、宣戦布告したテラは、次々と降り注ぐ悲惨な出来事から家族を守るために、ドレスを脱ぎ捨て、銃を手に取って華々しい暮らしの裏にあった残酷な真実と戦う。熾烈な復讐劇の末、暴かれた真実とは――?本作は、「愛の不時着」など数々の大ヒットドラマを手掛けたスタジオドラゴン制作。ドロドロとした上流階級の世界で、完璧だった幸せな生活は全て操作された偽りの人生であったことを知った主人公が、全てを仕組んだ黒幕たちに対して反逆していく様を描く復讐スリラー。主演は、韓国で最高視聴率31.1%を記録したドラマ「ペントハウス」で、品格のある女性から復讐を誓う姿へ見事に豹変するシム・スリョン役を演じ話題となったイ・ジア。今回も復讐愛憎劇で強烈な主人公ホン・テラを熱演する。また、テラの夫ピョ・ジェヒョン役にイ・サンユン、放送局YBCのトップキャスター、コ・ヘス役にチャン・ヒジン、クムジョグループの次男チャン・ドジン役にパク・ギウン、そして夫の職場の研究所長ク・ソンチャン役を「ペントハウス」にも出演していたボン・テギュがつとめる。本作は「ペントハウス」を手掛けたクリエイター、キム・スノクが制作。数々の復讐劇や上流階級を舞台に痛快な物語を描いてきたチェ・ヨンフンが監督を担当する。予告編では、楽園のような家で、華々しい幸せな暮らしを送るテラとその家族が映し出されるが、その映像は徐々にぼやけていき、「私たちは幸せだった」という声をきっかけに転落していく不穏な映像に移り変わっていく。「もう卑怯なことはさせない」とこちらを睨むテラの、復讐を誓った鬼気迫る形相から復讐劇の壮絶さや、激動のストーリーを想像させている。ポスタービジュアルでは、主人公ホン・テラと、その夫のジェヒョン、ジェヒョンの友人であるソンチャンとドジン、その妻であるヘスの5人が、黒一色のファッションに身を包み、シャンパングラスを片手に冷たい表情でこちらを見据えている。もう1枚は、テラの横顔にヒビが入り、完璧な人生か崩れ、剥がれていく様子を表現したものが公開された。「パンドラ 偽りの楽園」は3月11日(土)より毎週土曜・日曜、ディズニープラス「スター」にて配信開始(全16話/毎週2話配信)。Disney+公式サイトはこちら(text:cinemacafe.net)
2023年02月28日株式会社センチュリー21・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:園田陽一、以下「センチュリー21」)は、今注目の脚本家綿種アヤさんが脚本を担当したショートドラマ「家はドラマにあふれている 購入編」を2023年2月28日正午より特設サイト内( )にて公開いたします。タイトルロゴ■ストーリー家の購入を決意した櫻井夫妻。夫の裕治は料理好き。今のキッチンを手狭に感じている。妻の真理子はお風呂好き。今のお風呂が狭くて不満を感じている。そんな二人が、遂に家の購入を決意!紹介されたのは2つの物件。1つ目は料理好きな裕治が憧れる、スパイスなどもたくさん置ける広いキッチンのある家。2つ目は、お風呂好きの真理子が憧れるゆっくり足を伸ばせる浴槽に、夜景まで楽しめるお風呂のある家。「広いキッチンの家VS広いお風呂の家」この選択が二人の人生を大きく変えることに──。購入編1購入編2購入編3購入編4購入編5購入編6購入編7購入編8購入編9購入編10■作品概要タイトル:家はドラマにあふれている 購入編配信日 :2023年2月28日(火)正午から脚本 :綿種アヤ家はドラマにあふれている 特設サイト: ■「家はドラマにあふれている」コンセプト人生の節目で家を探すとき、不動産屋さんで様々な物件情報を見ていると、どの家もいいところや足りないところが見えてきて、悩んでしまいがちです。しかし、そんな悩む時間こそこれから始まる新生活に思いを馳せる素晴らしい時間であると、私達センチュリー21は考えています。「家はドラマにあふれている」は、不動産の「購入」や「売却」「賃貸」といったシチュエーションの中で、部屋決めや売却先に悩む主人公の選択を通して、家選びがその人の未来を変えていく様子をちょっぴりハートウォーミングに描いていくショートドラマシリーズです。コンセプト■脚本家プロフィール綿種アヤ金融機関勤務を経て、心を癒すのはエンターテインメントだと感じ脚本家を志し、趣味の合唱で詩を繰り返し考え抜くことで鍛えた言語感覚を活かして文章を書く。脚本デビュー作である「妖怪シェアハウス」などアイディア力に定評がある脚本家。【主な脚本執筆歴】テレビ朝日『ドラえもん』『正しい恋の始めかた』『妖怪シェアハウス』、TOKYO MX『デブとラブと過ちと!』■動画公開予定・「購入編」(脚本:綿種アヤ)・・・2023年2月28日正午公開・「売却編」(脚本:岩島朋未)・・・2023年3月24日公開予定・「賃貸編」(脚本:ロングコートダディ 堂前透)・・・2023年4月21日公開予定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月28日脚本家組合賞(WGA)のノミネーションが発表された。脚本部門に候補入りしたのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『フェイブルマンズ』、『ザ・メニュー』、『NOPE/ノープ』、『TAR/ター』。脚色部門に候補入りしたのは、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』、『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』、『トップガン マーヴェリック』、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』。WGAは、独自の規定により、高く評価されながら資格を得られず候補入りできない作品が必ずあるが、今年も『イニシェリン島の精霊』、『生きる LIVING』、『西部戦線異状なし』、『Aftersun』などが対象外となった。受賞発表は3月5日。文=猿渡由紀
2023年01月26日2023年1月から放送が開始された、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)。俳優の広瀬すずさん、アイドルグループ『King&Prince』の永瀬廉さんが出演している、恋愛物語です。同作品の脚本を手掛けたのは、脚本家の北川悦吏子(きたがわ・えりこ)さん。過去には、『オレンジデイズ』(TBS系)や『半分、青い。』(NHK)といった話題作品を作り出してきました。そんな北川さんについて、ある意見が上がっていたのです。『夕暮れに、手をつなぐ』脚本家が視聴者意見に反応それは、Twitterで投稿されていた、『夕暮れに、手をつなぐ』のタイトルに関する意見。『夕暮れに、手をつなぐ』の中に、句読点の『、』が入っているため、ハッシュタグを使って感想などをTwitterに投稿できないというものでした。検索をしやすくなり、多くの人の目にとまるといったメリットがあるハッシュタグの機能。Twitterでは、ハッシュタグを使う際、スペースや句読点を含めて投稿することができません。各ドラマが放送されている間、作品の正式名称をハッシュタグで入力して、感想などを書き込む人がいます。そのためハッシュタグで入力された投稿が多くあると、ドラマがSNSで話題になることも少なくありません。意見をつづった人は、ハッシュタグに入力できないタイトルを作ったことが「SNSが栄えている時代に合っていない」と考えたのです。この意見を知った北川さんは、「SNSで話題になるためにシナリオを書いているわけではない」とし、次のように反応しました。私は、SNSで話題になるために、シナリオを書いているわけでも、タイトルをつけているわけでもありません。しかし、あなたの言っている事もわかります。こういうことがわかっていて、このタイトルを通してくれた、作品ファーストのTBSとプロデューサーに感謝しています。ドラマのTBSの矜持です。@halu1224ーより引用きっと、句読点が入っているとハッシュタグを使った投稿がしづらくなることは、TBS側も分かっていたはず。それでもTBS側は、北川さんが句読点に込めた想いを、理解していたのでしょう。「TBSの矜持です」と、番組制作側の誇りを感じたと、北川さんはつづっています。北川さんの意見に対し、多くの人が共感の声を寄せました。・SNSでのトレンドに流されることなく、プライドを貫くからこそ、長く愛される作品になるはず。・『半分、青い』も句読点が入っているけど話題になったので、結局は面白さが大切だと思います。・自分はこのタイトルが大好きです!北川さんが手がけてきた作品は、多くが大ヒットしています。SNSでハッシュタグを使った投稿が多かったからではなく、作品が面白いからこそ、世間で話題を呼んだのでしょう。今回の『夕暮れに、手をつなぐ』も含めて、今後の作品が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月26日清野菜名が主演する新ドラマ「日曜の夜ぐらいは...」がこの春、放送されることが決定。脚本家・岡田惠和が、いまを生きる女性たちを描く。古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこには様々な事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との二人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに、運命的な出会いを果たす。そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き…。この春、ABCテレビでは、日曜よる10時に全国ネットの連続ドラマを新たにスタートさせる。いまを懸命に生きる全ての人たちへのエールを込め、週末の夜、明日から始まる1週間を前向きに迎えられるようなドラマを放送していくという。同枠の第1弾として、「にじいろカルテ」「ファイトソング」などを手掛けた岡田さんのオリジナル作品、“人生とは、家族とは、愛とは”をテーマにしたハートフルなドラマを放送。主演の清野さんは、今回初めて岡田脚本に取り組む。派手な身体表現を封印し、やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まっていく暮らしに身を置き、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいる、等身大の女性像と向き合う。清野さんは、今回の役どころについて「演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友達もいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子」と説明し、「そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています」とコメント。また、脚本について「友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています」と話す。そして岡田さんは「日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています」と本作について説明した。「日曜の夜ぐらいは...」は4月、毎週日曜日22時~ABCテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年01月20日安藤サクラ主演、バカリズム脚本の日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」の小田玲奈プロデューサーが、放送開始から大反響を巻き起こしているドラマの見どころを同局の番組「イントロ」で語った。「家売るオンナ」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「知らなくていいコト」など数々のドラマを担当してきた小田プロデューサーがバカリズムさんと組んで描く本作は、平凡な女性がひょんなことから人生をゼロからやり直すことになる地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。脚本を手掛けるバカリズムさんと小田プロデューサーは以前から一緒に作品を作ってきたが、意外なことに、バカリズムさん本人は今回の企画が通って驚いていたという。そんなバカリズムさんの脚本家としてのスゴさを聞くと「書くスピードが速いんですよ。とにかく1話書いてみます、みたいな感じでパッと書き上げる。しかも、いま台本は8話ぐらいまで出来上がっているんですけど、8話に出てくる事を既に第1話で言ってたよね、というのが山ほどある。最後どうなるかは決めてなかったのに、全て計算していたみたいに。スゴい方だなって改めて思いました」と明かす。“みんな必ず一度は思ったよね”をドラマにする天才さらに小田プロデューサーは、バカリズムさんの脚本家としての視点に驚かされるという。「今まで誰もそこを描いてなかったけど、みんな必ず一度は思ったよね、みたいなことをドラマにする天才。『人生をやり直す女性の話』というと一見壮大な感じだけど、実際に書いていることは日常にも程がある(笑)」。まるで日常をそのまま切り取ったかのような自然な会話劇は、バカリズム脚本の魅力の1つ。「たぶんこのドラマを見た方は、一体どこまでが脚本でどこからがアドリブ? と分からなくなるぐらい、その場で思ったことをしゃべっているように見えるかもしれないですが、意外と一語一句台本」と小田プロデューサー。「台本で10ページのシーンなどがあるので、台本を渡された女優さんたちは“ウワーッ”ってなりそうに思うんですが、実は皆さん、説明ゼリフを1個覚えることのほうがよっぽど大変で、こういうセリフは割とスムーズに覚えられるって言う。それを書ける脚本家はなかなかいないと思います」と語る。安藤サクラ&夏帆&木南晴夏の幼なじみが「いとおしい」人生をゼロからやり直す主人公・近藤麻美役を演じる安藤さんについては、「ほんとに近藤麻美を生きているように自然」とそのナチュラルな演技を絶賛。さらに、あーちん(安藤サクラ)、なっち(夏帆)、みーぽん(木南晴夏)の幼なじみ3人娘の距離感や緩さも絶妙で「3人のあだ名も幼なじみ感があるし、ナチュラルで、ずっと会話を聞いていたい、いとおしい」と、まるで本当の幼なじみのような3人のやりとりを小田プロデューサーも楽しんでいるそう。そんな主人公・麻美が33年前に戻って人生を0歳からやり直すため、劇中に映り込む小道具にも随所にこだわりが。「分厚いテレビの上にVHSが置いてあって、手書きで『家なき子』とか『古畑任三郎』とか書いてある。昔はそうだったよなぁって」と小田プロデューサー。ほかにも、たまごっち、光る携帯アンテナ、プロフィール帳、ゲームボーイアドバンスなど、子どもに戻った麻美が手にするアイテムは、当時実際に流行ったものばかり。「あっという間に通り過ぎちゃうシーンだけど、本当にあった物のほうが懐かしい気持ちになれるから」と言う。第1話から「何げないシーンにも全部意味がある!」そして、バカリズムさんが考えたというドラマのキャッチフレーズ「地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー」にも、ある意味が込められているとか。「例えば、染谷将太さんが演じる福ちゃんは、今はラウンドワンで働いている設定で、本物のラウンドワンの制服を着て演じている。ほんとにラウンドワンに許可を得てやっているから、すごく説得力があるし、応援したくなるし、私たちが呼吸している世界と地続きになっていると感じる」と、ドラマを見る人の世界とドラマの世界とがつながっている、これぞ“地元系”だという。最後に、小田プロデューサーにドラマ「ブラッシュアップライフ」をさらに楽しむためのポイントを聞くと「何げないシーンにも全部意味がある! 第1話でびっくり仰天の伏線の張り方をしている。冒頭で妹の遥(志田未来)が何げなく言ったり、途中で3人娘たちがカラオケで何げなく話していたことが、信じられないぐらい何げない伏線になっている」という。第1話のラストで訪れる怒涛の伏線回収劇は、まさにバカリワールドそのもの。しかも、「1話の中で回収されるだけじゃなくて、全話を通しても何げない伏線を張っている。来週の第3話では、第1話で映っていた“あのこと”が2周目の人生で違う動きを始める、びっくりする展開が待っています」と明かしている。「なんだか楽しい、ゆるゆるなドラマだなって思っていた方、ゴメンナサイ!とんでもないことになってきます。でもゆるゆるの日常があったからこそ、とんでもないことが引き立ってくる。ただ、そんなことは考えずに第3話から見ていただいても普通に笑える。それがスゴいところだと思うので、ぜひ楽しんでください」と小田プロデューサー。第3話は、さらにとんでもない展開が待ち受けていそうだ。「ブラッシュアップライフ」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。小田玲奈プロデューサーのトーク完全版はYouTubeにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2023年01月16日現在放送中の人気ドラマ『silent』(フジテレビ系)。その脚本を務める生方美久氏(29)が12月18日放送の『ボクらの時代』(同局系)に登場し、作品に対する熱い思いを語ったが、その内容が物議を醸している。『silent』は川口春奈(27)演じる青羽紬と、目黒蓮(25)演じる聴力をほとんど失った佐倉想が、手話を通じて思いを通わせる切なくも温かいラブストーリー。10月6日に放送が始まると、第1話の見逃し配信再生数(TVerやFOD、GYAO!の合計値)が531万回。続いて第2話567万回、第3話564万回と3話連続で500万回超えを記録し、さらに第4話では688万回を達成するなど、今クール1番の注目作という呼び声も高い。そして12月22日に迎える最終回を前に、脚本家の生方氏は18日の『ボクらの時代』に『silent』の演出・風間太樹氏(31)やプロデューサーの村瀬健氏(49)とともに出演。自身の来歴や同作について語った。番組終盤で海外ドラマについての話題になり、生方氏は「韓国ドラマとか洋画がそんなにハマらない理由って、私、日本語が好きだからなんですよ」とコメント。そして「silentとかまさにそうですけど、日本語じゃないと繋がらないものってあるじゃないですか。同じ言葉だけど、違う意味で使う、シーンで違う意味とか。人によって違う意味で捉えられる言葉とか。あれって日本語じゃないと意味がない。(そういう)ものを私はすごい使ってて」といい、こう続けた。「これって、もし海外で翻訳されて出たら、この意味って海外の人には伝わらないんだ、っていう悲しさがちょっとあるくらいで。私は日本のドラマとして、日本語の良さ、日本語の面白さ、ある意味残酷さみたいなものを書きたいから、ぶっちゃけ海外って興味ない」「海外で配信とかされても、『すごいんだ、おめでとう』って思うだけで、すごい嬉しいとかぶっちゃけない。日本人に観てほしい。日本人っていうか、日本語がわかる人に観てほしい」■「日本人でよかった」「残念すぎる」と発言が賛否『silent』は、登場人物の心の機微を繊細な会話のやり取りで描いていることも人気の理由となっている。「日本語が好き」「日本語がわかる人に観てほしい」とこだわりを語った生方氏に、ネットでは共感する声がこう上がっている。《脚本家の生方美久さん、自分が韓ドラにハマれないのは日本語が好きだから、日本語じゃないと伝わらないものがある、私の作品は日本人に見てほしい、っておっしゃってて大信頼してしまった》《生方さんの「日本語が好きで、日本人に見て欲しい。日本語じゃなきゃ伝わらない。」を聞いて、はっとした。言葉を大事にしてるのはシナリオじゃなくて書き手本人の想いだった。こんな素晴らしい作品に出逢えて日本人でよかった》しかし、生方氏の発言に、“視聴者を限定してる”と捉えた人もいるようで、こんな異論も噴出している。《脚本の生方さん日本語が好きで日本語のニュアンスで伝わって欲しいから海外の人に字幕で伝わるよりかは日本人に見て欲しい的なこと言ってたんだけど、手話と口語というある意味違う言語を使いながら築く二人のつながりを書く人がそれ言うか?になっちゃった》《英語と韓国語と中国語を学んだ身からすると、例えば韓国語では日本語の寂しいという意味にあたる単語がいくつもあったり、どの言語にもそれぞれの繊細さがある。生方氏の発言は同じ日本人として誇らしいというより、この人海外コンプでもあるのか?とむしろ恥ずかしかった。silent最終回前に残念すぎる》賛否が分かれる裏では、発言の意図を斟酌する人も。《生方さん、本当に日本語がすきで、海外の人に見てほしくないとかそういう意味じゃなくて、本当に単純に日本語の美しさとか、日本人でしかわかり得ない日本語の表現がすきって話をしてただけだと思う。。。(批判されてしまってるのを知って悲しくなったので)》《「日本人…というか日本語がわかる人」って言い換えてるんですよ、生方さん。切り捨てる言葉ではないと思う》思わぬ形で注目を集めてしまった生方氏。それほど最終回に対する期待が高まっているのかもしれない。
2022年12月19日株式会社ピタ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:杉浦 理史)は、現役で活躍する脚本家、放送作家が講師になり、「アニメ脚本」「Youtubeアニメシナリオ」がわかりやすく学べる講座を無料で、2022年11月27日に渋谷で開催いたします。【スペシャル講座アニメシナリオの基本・YouTubeアニメとキャラの魅力】14:00~15:30 講座概要脚本家・放送作家を育成するオンラインスクール「Writer’s Door」はオンライン講座を無料で体験できる特別講座を開催します。 ◆無料講座現役最前線の脚本家から学ぶ脚本基礎講座【開催日時】11月27日(日) 14:00〜15:30【場所】ZOOMオンライン開催【講師】市川十億衞門・比企能博【内容】アニメ脚本の基本Youtubeアニメ脚本の基本こんな方に向いています・アニメ脚本家になりたい方・Youtubeアニメの基本的な書き方を知りたい方・脚本を書いたことがない方・脚本を書いたけど、途中で書けなくなってしまった方・魅力的なキャラクターを描けない方・脚本家として伸び悩んでいる方開催日時開催日 :11月27日(日)【脚本づくりの基本講座】14:00~15:30会場 :オンライン(ZOOM)参加費 :500円定員 :30名お申し込み: (Writer’s Doorサイト) ※筆記用具をご持参ください。会社概要商号 : 株式会社ピタ代表者 : 代表取締役 杉浦 理史所在地 : 〒150-6138 東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア38F設立 : 2014年12月事業内容 : 脚本家・放送作家マネジメント、映像制作、スクール運営URL : 本セミナーに関するお客様からのお問い合わせ先株式会社ピタTel:080-5097-3964(Pita inc.) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月12日「アンナチュラル」「MIU404」、映画『罪の声』などを手掛けてきた脚本家・野木亜紀子による待望の新作オリジナルドラマとなる連続ドラマW「フェンス」が、WOWOWにて2023年春に放送・配信。松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持つ宮本エリアナがW主演する。今回、野木さんが描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、いまも世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。W主演を、映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同・優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つWOWOW初主演の松岡茉優、そして2015年にミックスルーツとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見をなくすための活動を続けるWOWOW初登場にして初主演の宮本エリアナが務める。松岡さん演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本さん演じる沖縄で生まれ育った“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う。ジェンダーや人種、世代間、沖縄と本土、日本とアメリカなど様々なフェンスを乗り越えていく人と人との物語を、日本を代表するヒットメーカー・野木さんが描き出す。野木亜紀子「たくさんの闘う女性たちに励まされた」2020年の夏に初めて本作の企画を打診されたという野木さんは、「とてもじゃないけど背負えない」と一度断ったそう。「翌年に普天間出身の高江洲(義貴)Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、『こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか』と幾度も挫けました」と言う。「この『複雑で重い荷物』 は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェン スに挑む話です」と語り、「今、多くの人に見てもらいたい」とコメントする。小松綺絵役:松岡茉優「もれなく私も野木さんの作品のファンです」「いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました」と語る松岡さんは、「今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたい」と力強く語る。そして、「もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプ レッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています」と明かし、「相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたら」と意気込みを語った。大嶺桜役:宮本エリアナ「自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山ある」「松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います」と語る宮本さん。「野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です」と本作を語る。そして視聴者に向け、「SNSが当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか? どんな現実があるのか? 何が正しくて何が間違いなのか? そして、私達には何が出来るのか? 様々な視点から考えさせられる作品になっている」とアピールした。連続ドラマW「フェンス」は2023年春、WOWOWプライム・WOWOW 4Kにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(全5話/第1話無料放送・無料トライアル実施中)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月24日ドラマ『アンナチュラル』、『フェイクニュース』、『MIU404』、映画『罪の声』等、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子の待望の新作オリジナルドラマ『連続ドラマ W フェンス』が、WOWOWにて2023年春に放送・配信されることが決定した。今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。東京から来た雑誌ライター“キー”と沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディがダブル主人公の連続ドラマだ。W主演を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同賞の優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つ、WOWOW 初主演の松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見を無くすための活動を続ける、WOWOW 初登場にして初主演の宮本エリアナ。雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。一方でキーは、都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”に辿り着く。キーが見つけた事件の真相とは……?さらに、比嘉奈菜子、佐久本宝、志ぃさー、吉田妙子らの出演も決定。地元・沖縄出身のキャストが集結し、本作のリアリティを高めていく。撮影は物語の舞台となる沖縄で10月上旬よりスタートしている。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、様々なフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を、日本を代表するヒットメーカーである野木がエンターテインメント・クライムサスペンスとして描き出していく。<コメント全文>脚本:野木亜紀子かつて報道記者として沖縄に住んでいたという北野Pから「沖縄が舞台のクライムサスペンスを作りませんか」と言われたのが2020年の夏。そのときは「とてもじゃないけど背負えない」と断りました。翌年に普天間出身の高江洲Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、「こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか」と幾度も挫けました。この『複雑で重い荷物』は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話です。今、多くの人に見てもらいたいです。WOWOWの無料トライアルをぜひご活用ください。小松綺絵役:松岡茉優【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】難しいテーマや描きにくいことにチャレンジさせていただけるイメージがあり、いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました。今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたいと思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプレッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています。野木さんからの俳優に対しての信頼が、ぎりぎりと音を立て詰まっていました。努めて、務め上げたいです。【視聴者の皆様へメッセージ】この度、WOWOW『連続ドラマ W フェンス』にて小松綺絵ことキーを演じさせて頂きます。松岡茉優です。相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたらと思っています。見守って頂けたら嬉しいです。大嶺桜役:宮本エリアナ【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】WOWOWの作品に出演できる事が決まり、凄く嬉しい気持ちと共に、今回は松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です。【視聴者の皆様へメッセージ】SNS が当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか?どんな現実があるのか?何が正しくて何が間違いなのか?そして、私達には何が出来るのか?様々な視点から考えさせられる作品になっていると思います。是非皆様に見て頂きたいです!『連続ドラマW フェンス』2023年春放送・配信スタート脚本:野木亜紀子(「アンナチュラル」「MIU404」『罪の声(塩田武士原作)』)出演:松岡茉優 宮本エリアナ / 比嘉奈菜子 佐久本宝 志ぃさー 吉田妙子 ほか監督:松本佳奈(『きょうの猫村さん』『パンとスープとネコ日和』『マザーウォーター』)音楽プロデューサー:岩崎太整プロデューサー:高江洲義貴 北野拓製作:WOWOW NHK エンタープライズ番組特設サイト:
2022年10月24日Netflixが新たに製作するライブアクションシリーズ『デスノート』の脚本家がハリア・アブデル=メギッドに決まった。アブデル=メギッドは東京に住んでいたことがあり、日本語を流暢に話す。原作漫画やアニメ版のファンでもある彼女は。エグゼクティブプロデューサーも兼任するとのこと。製作は『ストレンジャー・シングス』のダファー兄弟。『デスノート』は、2017年にもNetflixによってライブアクション映画化されたが、今回はまったく新しいアプローチで挑むものになるという。キャスティング、監督は未定。文=猿渡由紀
2022年10月21日株式会社ピタ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:杉浦 理史)は、現役で活躍する脚本家、放送作家が講師になり、「脚本づくりの基本」「Youtube等の企画構成」がわかりやすく学べる講座を無料で、2022年10月30日に渋谷で開催いたします。【脚本づくりの基本講座】10:00~11:30 【Youtube等企画構成講座】14:00~15:30 講座概要脚本家・放送作家を育成するオンラインスクール「Writer’s Door」はオンライン講座を無料で体験できる特別講座を開催します。 ◆無料講座現役最前線の脚本家から学ぶ脚本基礎講座【開催日時】10月30日(日) 10:00〜11:30【場所】渋谷スクランブルスクエア会議室【講師】杉浦理史・白坂 英晃【内容】脚本づくりの基本、ログライン制作について魅力的なキャラクターを作る方法についてこんな方に向いています・脚本家になりたい方・脚本、ストーリーの基本的な書き方を知りたい方・脚本を書いたことがない方・脚本を書いたけど、途中で書けなくなってしまった方・魅力的なキャラクターを描けない方・脚本家として伸び悩んでいる方◆無料講座現役最前線のYouTube作家・TV放送作家によるスペシャル講座【開催日時】10月30日(日) 14:00〜15:30【場所】渋谷スクランブルスクエア会議室【講師】宮地ケンスケ・ハシモトコーキ【内容】TV番組など映像作品の構成の基本、YouTubeの企画/構成こんな方に向いています・YouTubeをお仕事にしている方、したい方・動画業界に携わっている方・放送作家になりたい方・YouTube作家になりたい方・動画クリエイターの方・企画や脚本で悩まれている方開催日時開催日 :10月30日(日)【脚本づくりの基本講座】10:00~11:30(受付開始:9:45)【Youtube等企画構成講座】14:00~15:30(受付開始:13:45)会場 :渋谷スクランブルスクエア(東京都渋谷区渋谷2-24-12)参加費 :無料定員 :30名お申し込み:(脚本) (企画構成) (Writer’s Doorサイト) ※筆記用具をご持参ください。会社概要商号 : 株式会社ピタ代表者 : 代表取締役 杉浦 理史所在地 : 〒150-6138 東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア38F設立 : 2014年12月事業内容 : 脚本家・放送作家マネジメント、映像制作、スクール運営URL : 本セミナーに関するお客様からのお問い合わせ先株式会社ピタTel:080-5097-3964(Pita inc.) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月16日展覧会「脚本家 黒澤明」が、東京・京橋の国立映画アーカイブにて2022年8月2日(火)から11月27日(日)まで開催される。黒澤明の“シナリオ術”にフォーカス「脚本家 黒澤明」は、映画監督・黒澤明のシナリオ術に焦点を当てた展覧会。幾多の名脚本家たちとともに次々傑作映画を生み出した黒澤明は、自身もシナリオを執筆することで映画監督としての成長を遂げてきたのだった。「脚本家 黒澤明」では、黒澤明の“シナリオ作家”としての側面から、『七人の侍』(1954年)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、他の監督たちに提供した脚本や、新たに発見された未映像化脚本について解析。黒澤明にインスピレーションを与えてきた文学作品など、“書く人”黒澤明の修業時代から後期作品までを紐解いていく。会場には、国立映画アーカイブの所蔵品に加え、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された資料が一堂に集結。新発見の脚本『ガラスの靴』をはじめ、映画化が実現しなかった幻の脚本や、黒澤自身で監督をせず、他の監督に提供した執筆脚本の数々も目にすることができる。『七人の侍』ストーリーはいかに構築されたのか?世界映画史において最高峰の1つである映画『七人の侍』のシナリオは、黒澤と橋本忍、小國英雄の3名による合作だった。侍たちそれぞれのキャラクターはどのように構想され、肉付けされていったのか、また、ストーリーの構造はいかに構築されたのかを、資料を通して解明。アイデアの源泉として注目されるソビエトの文学者ファジェーエフの小説にも触れながら、解説する。ドストエフスキーやシェイクスピアなど影響を与えた文豪たちまた、『白痴』のドストエフスキーや、『蜘蛛巣城』『乱』のシェイクスピア、『椿三十郎』『赤ひげ』『どですかでん』の山本周五郎など、黒澤の映画世界に大きな影響を与えた文学者たちの存在にも注目だ。文豪たちが生み出した物語や人間観は、黒澤映画の中にどのような影響をもたらしていたのかを考えるとともに、彼らと並び強い影響を与えたバルザックの小説についても、新たな考察を加える。【詳細】脚本家 黒澤明会期:2022年8月2日(火)~11月27日(日)会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6休室日:月曜日および9月6日(火)~9日(金)、9月27日(火)~10月2日(日)は休室。開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)※毎月末の金曜日のみ開室時間を20:00まで延長。※入室は19:30まで■チケット料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)※65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料。※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズ対象者は入室の際、証明できるものの提示が必要。※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。※2022年11月3日(木)「文化の日」は、無料で観覧可能。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月15日「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦が手掛ける日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」の放送が決定。地上波民放連続ドラマ初主演の橋本愛が、合格率100%の伝説の家庭教師・トラコを演じる。脚本・遊川和彦×プロデューサー・大平太という「家政婦のミタ」コンビが贈る本作は、謎の家庭教師・トラコが、3人の母親と3人の子どもを救う、個別指導式ヒューマンドラマ。子どもの将来が不安でならないワーキングママ、超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ、実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママという、世代も生活レベルも違う3人の母親。しかし、“自分の子どもを志望校に合格させたい!”という切実な願いが共通点。一方で、その子どもたちも親には言えない“深刻な問題”を抱えていた。そんな彼らにトラコは、世の中にある現実を見せる。子どもたちは、いつの間にか正しいお金の使い方を知ることになり、ほんの少しだけ自分の進む道が分かってくるように。橋本さん演じる家庭教師トラコは、それぞれの家族の生徒に合わせ、風貌を変えて登場。生徒には対等だが、母親にはなぜか異常に厳しい。また、無駄なお金の使い方を嫌というほど見てきた彼女には、大いなる野望が。そのために街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めていく。「トラコ自身も成長しつつ、触れ合う人たちの心や環境が変わっていくというストーリーは、誰かにとっての小さな希望になるかもしれないと思ったので、この作品で力を尽くしたいなと思いました」と出演にあたってコメントした橋本さんは、「トラコは、3つの家庭の生徒に合わせて風貌は変わりますが、根っこの部分は変わりません。プライベートな部分は序盤、謎に包まれたまま進んでいくと思いますので、視聴者のみなさまには、いろんなキャラクターに変身するトラコ自身の本心、本性の部分を、想像しながら見て頂きたいなと思います」とメッセージを寄せている。日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」は7月期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月26日林遣都と仲野太賀がW主演、「Mother」「Woman」や映画『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二が送る小洒落てこじれたミステリアスコメディ「初恋の悪魔」が、日本テレビ系新土曜ドラマとして7月にスタートすることが分かった。警察署に勤めていても、捜査権のない“俺たち”。ヘマをして現在停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)のもとに、総務課・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課・摘木星砂、会計課・小鳥琉夏という部署もバラバラで、それぞれ訳ありの4人が集まった。正義感も出世欲もない、ひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する彼ら。いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていくことに…。仲野太賀「遣都くんって何回売れるんだよ!」林さんと仲野さんの出会いは、2007年の林さんのデビュー映画『バッテリー』という。お互いの印象について、まず林さんは「とにかくお芝居愛の強い男という印象があります。それに太賀は本当にみんなに愛される人だと思います」とコメント。一方で「同世代の俳優たちで、よく話題になるんですが、『遣都くんって何回売れるんだよ!』っていうのがあって」と仲野さん。「今回の林遣都って僕の中で第4章くらいになるんです(笑)。『バッテリー』から始まって、そのあと『火花』『おっさんずラブ』があって、『いつまで売れ続けるんだろうな、この人』っていう感じですごいなと思っています」と言う。それを聞いた林さんは、「今の話を、太賀が僕の家に来た時に言ってくれて…。僕の中では全然自覚もないですし、ずっと悔しい思いもありながら、なにくそ!と思ってやってきたところがあるので、太賀がそんな風に見ていてくれていたんだと知って、彼が帰った後、ひとり部屋でじんわりしちゃいましたね」と明かした。林遣都「喜びと共に身の引き締まる思い」今回共演する本作については、「率直にうれしかったです」と林さん。「坂元裕二さんオリジナルの書き下ろしドラマで、水田(伸生)監督、次屋(尚)プロデューサーとお仕事が出来る。デビューの頃から知っている太賀と一緒。うれしいことがたくさん重なり、喜びと共に身の引き締まる思いがあります。大事な時間にしなければなと思っています」とコメント。仲野さんは「僕も嬉しかったですね」と言い、「坂元さん、水田さん、次屋さんの作るドラマは憧れでもあったので、このチームに参加できる喜びと、林遣都くんと一緒に主演でやれるっていうことは個人的にとても感慨深く、光栄だなと思いました」と語る。また、役柄について、林さんは「とても個性の強い役で、あて書きと伺ったので、『坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう』と思いました(笑)。1年前くらいに朗読劇で初めて坂元さんの作品に関わらせていただいたのですが、普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)」と打ち明ける。仲野さんも「僕は警察署の総務課職員の役らしいんですけど、自分の中でこの役をどう体現していくかはまだ答えが出ていません。ただ、坂元さんのドラマで、坂元さんの書いたセリフを自分の体を通して言えるのは役者としてとても喜びがありますね」と胸中を明かすと、林さんは「僕も坂元作品がどんどん進化しながら出来上がっていく過程を実際に体験できる喜びでいっぱい」と応じる。さらに仲野さんは、「この先、全話を通してこの役の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみです」と期待を込めて語っている。土曜ドラマ「初恋の悪魔」は7月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年05月23日映画『コンビニエンス・ストーリー』が、2022年8月5日(金)より公開される。主演は成田凌、共演に前田敦子、監督・脚本は三木聡。三木聡の最新作“コンビニが入口”の異世界アドベンチャー映画『コンビニエンス・ストーリー』は、ドラマ「時効警察」シリーズや『インスタント沼』、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』、『大怪獣のあとしまつ』などを手掛けてきた三木聡監督・脚本による最新作。悩める脚本家と、妖艶な人妻を軸に、“コンビニが入口”の異世界アドベンチャーを描く。映画『コンビニエンス・ストーリー』あらすじスランプ中の売れない脚本家、加藤は、ある日、恋人ジグザグの飼い犬“ケルベロス”に執筆中の脚本を消され、腹立ちまぎれに山奥に捨ててしまう。後味の悪さから探しに戻るが、レンタカーが突然故障して立ち往生。霧の中のたたずむコンビニ「リソーマート」で働く妖艶な人妻・惠子に助けられ、彼女の夫でコンビニオーナー南雲の家に泊めてもらう。しかし、惠子の誘惑、消えたトラック、鳴り響くクラシック音楽、凄惨な殺人事件、死者の魂が集う温泉町……加藤はすでに現世から切り離された異世界にはまり込んだことに気づいていなかった。成田凌×前田敦子、悩める脚本家と妖艶な人妻に主演は成田凌、共演は前田敦子。『くれなずめ』で初共演し、息ぴったりの演技を見せた2人が、異世界で出会い、恋をする不思議な距離感のキャラクターで再共演を果たす。■主人公・加藤役...成田凌スランプ中の若手脚本家。とあることから異世界を彷徨うことになった青年。主演は、『ビブリア古書堂の事件手帖』『スマホを落としただけなのに』の演技で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、『窮鼠はチーズの夢を見る』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、日本映画界に欠かせない存在となっている成田凌が務める。■惠子...前田敦子不思議なコンビニ・リソーマートで働く妖艶な人妻。『もらとりあむタマ子』で第23回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞、『イニシエーション・ラブ』『旅のおわり世界のはじまり』など、作品ごとに演技の幅を広げ続けている前田敦子が演じる。■南雲...六角精児コンビニエンス・ストア「リソーマート」で働く店員・惠子の夫。惠子と加藤との奇妙な三角関係を繰り広げる、束縛系変人夫。■ジグザグ...片山友希加藤の恋人。オーディションに体当たりで挑む女優。■国木田役...ふせえり加藤が脚本を持ち込む映画会社の社員。■榊役...岩松了ジグザグが出演する作品のプロデューサー。■沼津...渋川清彦ジグザグが出演する作品の監督。そのほか松浦祐也、BIGZAM、藤間爽子、小田ゆりえ、影山徹、シャラ ラジマなどが出演する。企画はマーク・シリング企画は、ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーのマーク・シリング。イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭にて日本映画のコンサルタントも務めるマークが、三木聡の才能にほれ込みオファーした。【詳細】映画『コンビニエンス・ストーリー』公開日:2022年8月5日(金)テアトル新宿他全国公開出演:成田凌、前田敦子、六角精児、片山友希、岩松了、渋川清彦、ふせえり、松浦祐也、BIGZAM、藤間爽子、小田ゆりえ、影山徹、シャララジマ監督・脚本:三木聡企画:マーク・シリング
2022年04月16日ゲームの映画化作品『Ghost of Tsushima』の脚本家がタケシ・ドッシャーに決まった。ドッシャーはアトランタ生まれ。2018年のファンタジー映画『Still』で長編映画デビューを果たした。長編2作目のSF映画『Only』には、フリーダ・ピントとレスリー・オドム・Jr.が出演している。監督は『ジョン・ウィック』のチャド・スタエルスキ。プレイステーションのゲーム「Ghost of Tsushima」は、これまでに800万を売り上げた大ベストセラー。今作は、『アンチャーテッド』に続く、ソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションの共同製作映画となる。文=猿渡由紀
2022年04月13日3月19日、河出書房新社より好評発売中!連続ドラマも多数手掛ける脚本家の小説デビュー作第23回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞にて、審査員の荒俣宏氏(作家)・大森一樹氏(映画監督)・河井信哉氏(プロデューサー)に高い評価を得てグランプリを受賞した作品『副音声』が小説化され、3月19日に河出書房新社より出版されました。『副声音』は、視覚障がい者を声で補助する「副音声」のアルバイトを始めたフリーターの「僕」が、光を失った「彼女」と、東京と函館で、心を通わせていく恋愛小説です。脚本家として多数の映像作品のシナリオを手がけてきた著者にとって、本作は小説家としてのデビュー作となります。小説ではヒロインの視点を大幅加筆。「僕」と「彼女」ふたりの物語として、「彼女」の心理描写なども細部に至るまでこだわりました。SNSで簡単につながり、別れられる現代だからこそ、「副音声」制度というたった一つの接点でだんだんと心を通わせるふたりの愛と再生の物語が読者の心に響きます。心を閉ざし、人との交流を避けていたふたりが紡いだ感動のラストでは落涙必至!「どうか、あなたが今、この瞬間も、笑っていますように――」【あらすじ】東京で司法試験連敗中のフリーター・山里陽介(やまさとようすけ)は、視覚障害者の歩行をリモートで補助する「副音声」のバイトにスカウトされます。故郷に住む依頼人のサングラスについた小型カメラの映像に、淡々と一方的に「状況説明」をしていく陽介。しかし一つの視界を共有するうちに「副音声」に変化が生まれます。職場と家の行き来をするだけだった依頼人の世界は広がり、陽介も「状況説明」の範疇を越えて景色の美しさを伝え、時には人に騙された依頼人を熱く励まし……。顔を見たことも話したこともない男女がピュアに想いを寄せ合う、もっとも純粋な恋愛小説です。副音声 | 大林利江子 |本 | 通販 | Amazon : 函館港イルミナシオン映画祭 : 【著者プロフィール】大林利江子(おおばやしりえこ)愛知県出身。広告コピーライター、CMプランナーを経て、シナリオセンターで脚本の基礎を学ぶ。第2回「TBS連ドラ・シナリオ大賞」グランプリ受賞を機に、脚本家デビュー。『江戸モアゼル』『ラブコメの掟』『グッドモーニング・コール』をはじめ、テレビやネットフリックスでの脚本担当作品は多数。『副音声』で第23回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリを受賞し、本作が作家デビュー作。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月05日チャニング・テイタムの長年の製作パートナーで、『マジック・マイク』『マジック・マイクXXL』の脚本を担当したリード・カロリンが、再び脚本を手掛ける同シリーズ第3弾『Magic Mike’s Last Dance』(原題)について「SlashFilm」に語った。「そうですね、この言い方をチャニングも気に入っているんですけど、『ストリップのスーパーボウル』みたいになります。過剰に期待させたくはありませんが、私はすごく楽しみにしています。前2作とは全く違った作品になりますね」と自信をのぞかせるカロリン。「それぞれの映画にジャンルとテーマがありましたが、第3弾は『プリティ・ウーマン』に『オール・ザット・ジャズ』、それかフレッド・アステアの映画とか、そういうものをあわせたような映画になります」と具体的な映画を例として挙げ、第3弾について説明した。「3本目はトーンが違うんですよ。中心にいるのは女性。とてもクールな女性のキャラクターで、マイクと一緒に映画の推力になる。舞台はロンドンです」と語った。撮影は、2週間後にスタートするという。「撮影が始まったら、もっとお伝えできることが増えるんじゃないかなと思います」と、今後のさらなる情報提供も約束した。ワクワクしている様子のカロリンとは対照的に、主演のチャニングは主人公のストリッパーらしい身体つきを取り戻すために、苦労している様子。ケリー・クラークソンのトーク番組で、「若い頃は14キロくらいの増減は簡単にできたのに、いまじゃ7キロくらいが精いっぱい」「ひもじい思いをしなきゃならない」「不健康なほど身体を締めている」と役作りについて語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2022年02月22日『モータルコンバット』(2021)の続編が製作されることが分かった。ニュー・ライン・シネマとワーナー・ブラザースは、脚本家にDisney+でまもなく配信予定の「ムーンナイト」やNetflixの人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」のジェレミー・スレイターを起用したという。「Variety」誌などが報じた。内容や前作のキャストが再出演するのか、サイモン・マッコイドが再びメガホンを取るのかなどの詳細は不明。前作にはルイス・タン、ジェシカ・マクナミー、浅野忠信、真田広之らが出演していた。また、マッコイド監督と共に『ソウ』シリーズや『アクアマン』シリーズで知られるジェームズ・ワンらが製作を務めた。『モータルコンバット』は同名ゲームを原作とした実写映画。1995年にポール・W・S・アンダーソン監督も『モータル・コンバット』、1997年にジョン・R・レオネッティ監督が続編『モータルコンバット2』として実写映画化しており、2021年の『モータルコンバット』はこれらのリブート映画にあたる。映画ファンは、前作には登場しなかった人気キャラクター、ジョニー・ケイジを「続編でぜひ登場させてほしい!」と声を上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:モータルコンバット 2021年6月18日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年01月27日『ハウ』プロジェクトが発表となった。映画版は犬童一心が監督を務めて2022年夏に上映、脚本家・斉藤ひろしによる小説版は2月7日(月)に発売となる。またティザービジュアル、超特報映像も公開された。本プロジェクトでは、私たちの最良のパートナーである犬と人との関係をひとつの物語として、小説・映画として展開していく。小説版を担当する斉藤ひろしは『キセキ-あの日のソビト-』や『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、『余命1ヶ月の花嫁』とこれまで人と人との温かい繋がりや大切な人への想いを、丁寧に描き続けてきた。今回は自身が生涯、温存してきた愛犬と過ごした大切な思い出をエッセンスに執筆に挑む。映画版の監督を務めるのは『ジョゼと虎と魚たち』や『最高の人生の見つけ方』など数々の作品で数々のヒューマンドラマを描いてきた犬童一心。原作の斉藤ひろしが描きたかった、神秘的で不思議と癒やされる犬の存在が表現された『ハウ』のメッセージ性が、小池賢太郎プロデューサーの心に連鎖し映画化に至った。自身でも愛猫の記事を書くなど動物愛に溢れる犬童監督が原作者・斉藤ひろしと共同脚本としてもタッグ。小説とは少し違った魅力的な世界感で描かれる「犬と人との絆」に期待したい。解禁されたティザービジュアル中央に描かれている温かく存在感のある仔犬がこの物語の主人公・ハウ。ハウは、私たちに大きな愛を与えてくれるすべての犬の象徴として天使のように表現されている。コピーは飼い主を匂わせる人物から、声を失ったハウへの問いかけが描かれ、これから始まる「ハウと私」の物語へ想像を膨らませるものだ。なお映画『ハウ』の公式Twitter、Instagramも開設。ハウの可愛い姿を更新する予定となっている。<原作 / 脚本:斉藤ひろし・コメント>子供のころ、我が家に一匹の野良犬が迷い込み、そのまま家族の一員となりました。 犬は友であり、私の庇護者でもありました。締め切りに追われ、筆も進まぬまま、愛犬と過ごした日々を思い出していたある夜、 この物語が降りてきました。 犬が私たちに示してくれる愛と友情の深さは理解不能なまでに無限大です。きみ、いったい、何者なの?わたしはずっとこの不思議な存在を小説にしたいと思っていました。 人間の都合で声を失った犬が、傷ついた人々に生きる勇気を与えてくれるお話。そんな物語に小池賢太郎プロデューサーが共感してくださり、犬童一心監督の手で映像化されることとなりました。犬童監督は作家として無闇に妥協迎合しない厳しさで創作にのぞみ、 なおかつそれが自然と良質なエンタテインメントを生み出してしまうという、 映画に愛された人です。みなさんに、この作品を観て陽だまりのような温かさを感じていただけたら幸いです。<監督 / 脚本:犬童一心・コメント>『ハウ』は神さまからの贈り物。その旅の中でいくつもの傷ついた心を見つけ寄り添っていく。どんな時も人を信じきる在り方、そのイノセントな魂に心揺さぶられます。毎日撮影をしながら、その瞳の輝きに何度もグッときてしまいました。「ハウ」は、今こそ必要な、他人を思いやる想像力が姿を現したかのようです。きっと、今一番望まれているものがそこに見えて来ます。<プロデュース:小池賢太郎・コメント>2016年春、脚本家、斉藤ひろしさんと、ある映画の脚本の打ち合わせをしている最中に、偶然にもこのハウの物語をお聞きして、深く感銘を受けたことを今でも覚えております。あれから、月日が経ちましたが、今の時代に、映画化が決定して、皆様に、この物語をスクリーンで見て頂けることを本当に嬉しく思っております。犬童一心監督の思いや、斉藤ひろしさんの思いを一身に受け、躍動するハウの勇姿を是非、楽しみにして頂けたらと思います。ハウという一匹の白い犬の存在感。その大きすぎる魅力に、皆様の驚く顔を想像すると、今からわくわくします。『ハウ』2022年夏公開■リリース情報小説『ハウ』2月7日(月)発売
2022年01月14日大ヒットシリーズの最新作である、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(1月14日公開)。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回様々な世界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる同作だが、最新作ではマルタ島を舞台に3人がまさかの勝負を行い、最大の危機も待ち受ける展開となっている。今回はドラマシリーズから脚本を手がけ、同シリーズの生みの親である脚本家・古沢良太氏にインタビュー。作品を長く続けることや、今作への思いについて話を聞いた。○■「また集まって作りたい」という思い――古沢さんの中でも、「コンフィデンスマンJP」のように、これだけ同じキャラクターを何年も続けて描くというのはないことかと思いますが、続けてきてどんな心境ですか?キャラクターに対しての愛着は深まっていきますよね。話を考えるのはいつも大変なんですけど、本当にいいチームワークで、大好きなメンバーなので、また集まって作りたいなと、その思いで頑張ってやってます。――毎回、『プリンセス編』とか『英雄編』というテーマを決定されるのはご自身のアイデアなんですか?そうですね。「今度はこれでいきましょう」ってことはなくて、もう本当に何もないところから、新作を作るんだということだけが決まっていて、それに向けて自分を追い込んで作っています。――今回、『英雄編』であり、舞台をマルタにしたのは?今までけっこうアジアが多かったので、絵として見たときに感じの違うヨーロッパがいいんじゃないかということがありました。マルタに決めたあとに『英雄編』でいくということが決まりましたかね。――古沢さんは普段、脚本を書くときに、こんなシーンをしたら予算的に難しいかな? と思いながら書いたりするんですか?大変そうなシーンは少な目にしておこうということは考えますけど、このシリーズでは割とそういうことを考えることは少ないですね。いつもできあがってくる映像が自分の予想を超えるものになっているし、今回も自分の書いたキャラクターをここまでの人物にしてくれたんだという感動がありました。現場のスタッフに対する信頼というと聞こえがいいですが、まあ早いところが丸投げという感じです(笑)――今回、できあがったものをみても感動がありましたか。今回は特にどんなものができあがるのか予想ができなかったんですけど、こういう厳しい状況の中でここまでの作品にしてもらったことに感謝ですね。ホテルでの捕り物のシーンがあるんですけど、アクションもかっこよくて迫力がありました。――シリーズを追うごとに、キャラクターがどんどん増えてきて、その人たちが次は仲間として出てきたりするわけですよね。たくさんのキャラを愛情を持って、そして矛盾なく登場させるのも大変なのでは。毎回、1回こっきりと思って新しいキャラクターを出してるんですけど、魅力的なキャラクターにできあがってくるので、俳優さんの魅力も含めて、また出したいというか「また会いたい」という気持ちになってしまうんです。こじつけかもしれないけれど、作品全体も華やかになるんじゃないかと思って登場してもらっています。――その中でも、赤星(江口洋介)の出方というのもどんどん変わってきて。過去作をちゃんと見ている人にとっては同じ出方だと退屈かなと思いますけど、初めて見る人のためにも、あんまりひねりすぎてもいけないと思って、その辺のバランスも考えています。まあ今回はちょっとひねってますね。とはいえ、いつでも変わらない人が、そこにいる方がいいと思っているので、本来の魅力を忘れないようにしたいとは思っています。○■俳優に引っ張られることも…――古沢さんは、キャラクターの履歴書をあまり書かないそうですが、このシリーズに関しても書いていないそうですね。書かないのは、何が本当かわからないようにしたいということがあるんです。今回は、ちょっと彼らの過去というものが垣間見えますけど、その過去もいずれひっくり返せたらいいなと思っています。――今回、瀬戸康史さんの役が印象的でした。瀬戸さんというと、『ルパンの娘』にも出られているので、こういうフィクションにすごく馴染む感じがあったんですが、意識はされましたか?キャストは決めずに書いたんです。最終的に瀬戸さんがやってくれることになって、あ、ぴったりだなって思いました。当初はもう少し年齢を上の設定で書いてたんです。でも、若くて才能があって鼻持ちならないキャラクターというのもいいなと思い直して、台詞のニュアンスとかも多少変えたんです。そこをまた瀬戸さんが魅力的にやってくださってぴったりでした。――シリーズが進むと、ご自身が書かれたキャラクターが、勝手に動き出すというか、俳優さんを通してまた変化していきますよね。なるべく意識しないように、俳優さんに引っ張られないように、最初に描いたイメージを維持して書くようにはしてるんですけど、五十嵐とかね、どんどん最初のイメージと変わってきちゃったんで、小手(伸也)さんのせいで(笑)。リチャードも、当初は超一流で、悪事にも手を染めるキャラクターというのがあったんですけど、今回、本来の姿に近づいたというか、渋くはなったかな。ボクちゃんなんかは、今回はちゃんとボクちゃんっぽさが表現できたのかと思います。――今回も見ている方としては、気持ちよく驚かされました。でも、そこにあんまり重きを置きたくないということがあって。お客さんを騙せるかどうかのゲームになるように一応は頑張ってやっているけれど、騙すか騙されないかって構造的な面白さなので、そこもありつつ、そうじゃないところにちゃんとテーマを持たせられたらいいな、と。そういうものを感じ取ってもらえたら嬉しいですね。だからこそ、書くのが難しいんでしょうね。○■大河ドラマ執筆とも違いはない――現在は2023年の大河ドラマ『どうする家康』の執筆中かと思います。こうした「コンフィデンスマンJP」のシリーズと大河ドラマというものは、やっぱり違うものですか?別のものですね。まあ作品は全部違うから、大河が特別ってことではなくて、気持ちとしてはいつも通りでやっています。でも、量に関しては大変ですよね。気が遠くなるときもあります。作品によって、すぐに書けちゃうこともあるし、この映画みたいにすごく時間がかかるときもあります。「コンフィデンスマンJP」シリーズに関しては、毎回、書き直しをたくさん重ねてできあがっています。たくさんの人が関わっていて、みんなが納得するものが目標なので、そういう台本を作るためにねばるのは当然のことだと思っています。――ちなみに、脚本家さん同士って連絡をとりあったりするんですか?こう、書く大変さを分かち合ったりとか…。たまにメールするくらいですね。「あれを見ました。面白かったです」ということを送ったりとか。この作品に関しては、プロデューサーの成河(広明)さんと、田中亮監督と相談しながら作っているという感じが大きいです。自分でなんとかしなきゃいけないところもあるんですけど……。――最後に、この映画を見られる方に、今回の見どころについて教えてください。今回は今までにやっていない新しい形にチャレンジしています。ちょっと乱暴なくらいに“はてな”がいっぱいあって、話がどんどん進んでいくんだけど、見ていくと、その“はてな”のひとつひとつが解消されていって、また新たに“はてな”が出てくるような構造になっています。混乱するかもしれないけれど、そこを楽しんでしてもらいたいですね。こういう暗いことも多い時代だからこそ、明るい気持ちになってもらいたいと思います。■古沢良太1973年8月6日生まれ、神奈川県出身。『アシ!』(02年)で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)で第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、『探偵はBARにいる』(11)年で第35回アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。近年の主な作品に「コンフィデンスマンJP」シリーズ(18年~)、『大河ドラマ どうする家康』(23年)など。
2022年01月11日23日(現地時間)、ジャーナリスト、小説家、脚本家などの様々な肩書を持ち、「ニュー・ジャーナリスト」の書き手の一人と呼ばれたジョーン・ディディオンが、マンハッタンの自宅で亡くなった。87歳だった。「ニューヨーク・タイムズ」紙によると、死因はパーキンソン病に伴う合併症。1934年、カリフォルニア州サクラメント生まれ。ジョーンはカリフォルニア大学バークレー校在学中に、雑誌のエッセイコンテストで優勝し、卒業後に「VOGUE」誌でコラムを書くきっかけをつかんだ。小説家としては1963年に処女作「Run, River」を出版。2作目の「Play It As It Lays」は映画化され、脚本を夫のジョン・グレゴリー・ダンと共に担当した。夫は「TIME」誌のライターで、ジョーンが「VOGUE」に勤めていたときに出会い、結婚した。『スター誕生』や『告白』などの脚本も共同で執筆。2003年12月30日、40年連れ添った夫が心不全で亡くなった。その5日前に娘のクィンターナが肺炎の合併症により意識不明となっていた。その後、夫を亡くした後の一年間をつづったノンフィクション「悲しみにある者」を発表し、ベストセラーに。全米図書賞を受賞した。この作品はヴァネッサ・レッドグレイヴ主演で舞台化&ブロードウェイで上演。脚本はやはりジョーンが手がけた。(なお、クィンターナは肺炎から回復するも、2005年に急性膵炎で死去)。日本に翻訳されているジョーンの著書には「悲しみにある者」のほか、「さよなら、私のクィンターナ」「日々の祈りの書」「ラテンアメリカの小さな国」などがある。(Hiromi Kaku)
2021年12月24日2022年1月期のテレビ朝日木曜ドラマ「となりのチカラ」に松本潤が主演を務めることが決定。「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦とタッグを組む。思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男、“中腰の”中越チカラ――。「人を救いたい」「周囲を平和にしたい」という思いが、すべての行動原理であるチカラだが、いつも中途半端に他人の問題に関わってしまい…簡単に解決できない問題だとわかると、いつもオロオロと中腰になりながら悩んでしまうのであった。そんなチカラが、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションはひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていくことに…。現代人の心に癒しと少しの勇気を与えてくれる、社会派ホームコメディーとなる本作。脚本を手掛けるのは、2011年に放送された「家政婦のミタ」で社会現象を巻き起こした脚本家・遊川和彦。「過保護のカホコ」「35歳の少女」など独創的な主人公とそれを取り巻く家族の姿を深く描き出すことで定評のある遊川氏が、今回も“中腰ヒーロー”という新たなキャラクターを誕生させた。妻と二人の子を持つ父親で、普段はゴーストライターとして著名人のエッセイなどを代筆している自称小説家・中越チカラを演じるのは、今冬に公開を控える『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』や、2023年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」で主人公・徳川家康役を演じることも発表されている松本さん。テレビ朝日のドラマでは初主演となる。松本潤(中越チカラ役)コメント失敗しないドクターの次に、失敗だらけの中途半端な男を演じることになりました 笑。松本潤です。テレビ朝日で初めてドラマに出演させて頂くことになりました!しかも脚本、監督は気鋭・遊川和彦さん。今まで見たことのないドラマになると思います。僕自身、どんな作品になるのかまだ想像できていません。遊川さんに怒られないようにしながら 笑、ガッチリ組み合って作っていきたいと思います。現代社会の様々な問題に、中腰の中途半端な男がオロオロと立ち向かい「ほんの少しでも世界が良くなること」を願うドラマです。大変な状況が続く日々ですが、見てくださった方が心が軽くなり、少しだけ勇気がもてる。そんな作品にしたいと思いますので、楽しみにしていてください。「となりのチカラ」は2022年1月より、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年09月20日芸人・タレント、脚本家として活躍する鬼才バカリズムが脚本を担当する映画『ウェディング・ハイ』が2022年3月12日(土)に公開されることが決定した。向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムと、『勝手にふるえてろ』や『私をくいとめて』の⼤九明⼦がタッグを組む本作。新郎新婦にとって人生最大のイベントである結婚式を舞台に繰り広げられる、抱腹絶倒の群像コメディとなっている。主演はシリアスな役からコミカルなキャラクターまで、幅広い役柄を演じる篠原涼子。3年ぶりの映画主演作となる本作では、新郎新婦のために知恵と工夫で難題を解決していく“絶対にNOと言わない敏腕ウェディングプランナー”中越真帆(なかごし・まほ)を演じる。穏やかだが、若干流されやすい性格の新郎・石川彰人(いしかわ・あきひと)には中村倫也。結婚式を⼼待ちにする天真爛漫な新婦・新田遥(にった・はるか)役には、関⽔渚。花嫁を奪いに式に乱⼊しようとする元カレ・⼋代裕也(やしろ・ゆうや)役は、パフォーマー、俳優として幅広いフィールドで活躍する岩田剛典(EXILE / 三代⽬ J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)。突然、披露宴会場に姿を現す謎の男・澤⽥紀昭(さわだ・のりあき)を演じるのは向井理。主賓挨拶に人生を懸ける新郎の上司・財津俊彦(ざいつ・としひこ)役を高橋克実が演じる新郎新婦にとって人生最大のイベントである結婚式。しかし、結婚式に命を懸けていたのは2人だけではなく、新郎新婦の同僚や友人、そして親族が、なぜか並々ならぬ情熱を胸に披露宴に集結する。主賓挨拶に人生を懸ける新郎の上司・財津(高橋克実)を筆頭に、彼らの熱すぎる想いが暴走し、式はとんでもない方向へ。担当ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のSOSを受け、披露宴スタッフと共に数々の問題を解決しようと奔走する。しかし、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れて……。“絶対にNOと言わない敏腕プランナー”は、全ての難題をクリアし、2人に最高の結婚式を贈ることができるのか。撮影は2021年3〜4⽉にかけて⾏われたとのこと。この度、映画化情報とともに公開されたビジュアルは、難題に頭を抱えるウェディングプランナーを中⼼に、幸せな微笑みを浮かべる新郎新婦、花嫁を迎えに来たとばかりに⼿を差し伸べる者、意味深な笑みを浮かべる者が並ぶ、個性的な各キャラクターを表現したものとなっている。また特報映像も到着。新郎新婦にとって⼈⽣最⾼の⽇のはずが、「緊急事態です!」というプランナー中越の台詞で⼀転、前代未聞の⼤騒動が勃発する様⼦がコミカルに描かれ、個性豊かなキャラが織りなす群像コメディに、期待が膨らむ映像となった。随所に散りばめられたユーモアに腹を抱えて笑い、先の読めない展開にハラハラドキドキ、最後には最⾼にハッピーな気持ちになる、愛と笑いと感動のウェディング・パーティーをぜひ劇場で見届けてほしい。映画『ウェディング・ハイ』特報映像<キャスト・監督コメント>■篠原涼⼦バカリズムさんの脚本は、テンポが良くて⾯⽩く、スラスラ読めてしまいました。私が演じさせて頂いた中越は、プランナーとして新郎新婦や、式に参列する皆さんを⽀えるという⽴ち位置だったので、あまり出過ぎないよう、キャラクターを守ってやらせて頂きました。周りの皆さんが本当に個性的で⾯⽩い演技をされていて、撮影中でも笑いそうになってしまうくらいに楽しいシーンがたくさんあるので、ぜひ期待して頂きたいなと思います。■中村倫也まず何よりバカリズムさんの脚本が⾯⽩くて。⾃分の役については「新郎あるある」が多分に含まれているのかなあと、そんな感覚を⼤切に少しずつ⼿繰り寄せました。結婚は墓場だ、なんて悲劇的な⾔葉もありますが、この作品は間違いなく喜劇です。きっと新郎新婦のことも、また⼆⼈の式に関わった全ての⼈の未来も、「幸あれ!」と願っていただけると思います。是⾮ご期待ください。■関⽔渚私は⼤九監督の「勝⼿にふるえてろ」の⼤ファンであり、バカリズムさん脚本の作品に出演することが⼀つの夢でした。こんなラッキーなことがあるのかとびっくりしましたし、とても嬉しかったです。登場⼈物全員が⽣きることを楽しんでいる、とてもハッピーな映画です。バカリズムさんの脚本が本当に⾯⽩くて、これは絶対素敵な映画になるなと思いました!両親に⼤切に育てられた箱⼊り娘です。周りの⼈に愛を持って接することのできる素敵な⼥性です。先輩⽅やスタッフさんが皆様とても優しくて和やかな現場でした。特に同級⽣役の皆んなとは撮影中に本物の同級⽣くらい仲良くなり、とても居⼼地が良かったです。撮影の時に感じた、とびきり楽しい気持ちが全部映像に映し出されているハッピーな映画に仕上がっています!どんな年齢の⽅でも、どんな気分の⽅でも楽しんでいただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください!■岩⽥剛典企画書やバカリズムさんの脚本を読んで、⾯⽩い作品になりそうだと思いましたし、役どころもちょっとぶっ⾶んでいて是⾮チャレンジしたいと感じました。共演者の⽅々とも久しぶりにまたご⼀緒出来るのも嬉しかったです。脚本がバカリズムさんならではのコメディ要素が満載で、ニヤニヤしながら脚本を読ませて頂きました。結婚式を舞台に、それぞれのキャラクターの視点で、それぞれの⽴場での結婚式あるある的な描写や、⾏動の裏側の⼼理やプロセスについて掘り下げているところが、とても⼈間らしくて好きです。僕の役は新婦の元カレという役どころでした。元カノにまだ未練があって、元カノの結婚式当⽇に周りの親友に乗せられて勢いのままに会場に花嫁を奪いに⾏くというとんでもない設定です。⾊んな意味で我慢しているキャラクターでした。最後はスッキリできて本当によかったです。撮影は、ベースから⼤九監督の笑い声が絶えない、とても明るく楽しい現場でした。今のご時世にぴったりな、明るいコメディ作品になっているかと思います。僕は初号で⼀⾜先に拝⾒させて戴きましたが、マスクの下で何回か吹き出しました。⽇常を忘れて、少しでも皆様の笑顔になれるひと時になればと思います。■向井理あまり演じたことのないパターンの役柄だったので、新鮮で楽しみでした。バカリズムさんの繊細な台本は、幾つもの伏線が張り巡らされ、読後感としてはなるほど!と唸るような気持ちでした。ドタバタな展開の中にもしっかりとドラマやキャラクター描写が散りばめられ、読みやすく且つ濃い内容になっていると思いました。役柄上あまり多くの共演者と絡むことはなかったのですが、監督はじめスタッフの皆さんもとにかく⾯⽩いものを作ろうという気概を感じました。こんな時代だからこそ、思い切り笑ってもらえる映画になったと思います。沢⼭のキャラクターそれぞれが粒⽴ち、愛着のある群像劇です。是⾮、劇場でご覧ください。■⾼橋克実冒頭からラストまで本当に、抱腹絶倒です。なんといってもバカリズム君が脚本を書いているから、⾮常に⾯⽩いです。私の役は新郎の上司・財津という、あることがきっかけで主賓挨拶で笑いを取る、ということに没⼊していく役柄です。基本真⾯⽬なキャラクターなので、スピーチの時もとにかく冷静に話そうとするのだけど、傍から⾒ていると⾯⽩い・・・となるように気を付けました。現場で他の⽅の撮影も⾒ていましたが、どのシーンもとても⾯⽩かったので、ぜひご覧いただきたいと思います。■⼤九明⼦監督只今ご紹介にあずかりました⼤九明⼦です。結婚ってなんぞや。ある⽇突然⼿元にこの映画企画が降ってきて真剣に考えました。結婚するもしないも⼈それぞれ好きなようにすればいいけれど、たった1⽇だけのために存在する、結婚式場という夢の国のエネルギーに魅せられ、脚本、俳優、スタッフ、全ての輝かしい才能に酔わされながら撮りました。皆様にかわいがっていただけると嬉しいです、乾杯!映画『ウェディング・ハイ』2022年3⽉12⽇(⼟)より公開
2021年09月01日