新しい「ユーカリ」の効果を半額で!貴女は知っていましたか?コアラの大好物というイメージが定着している「ユーカリ」に含まれるポリフェノールや特有のアロマが花粉症に効果のあることを。またクロロフィルによるデトックス効果で便秘の解消にも役立つことを。国産ユーカリにこだわってユーカリサプリを販売している株式会社ユーカリは、公式サイトリニューアル記念キャンペーンとして、この度、写真の『純国産ユーカリサプリメント』を楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonにて半額セールしている。オーストラリアや欧州では薬草として移民が始まる以前のオーストラリア。先住民族であるアボリジニたちはユーカリを解毒薬として用い、珍重してきた。その後ヨーロッパでも風邪の症状を軽減するために、ユーカリエキスを民間薬として用いている。このキャンペーン商品は、沖縄県の振興と、安心・安全を目指し沖縄県産の”ロブスターユーカリ”を原料に生産されている。(画像はプレスリリースより)【参考サイト】・プレスリリース・株式会社ユーカリ
2016年04月15日俳優のディーン・フジオカが、13日放送のフジテレビ系バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』スペシャル(21:00~22:48)で、日本を出たきっかけは花粉症だったと明かした。「ホンマでっか!?人生相談」に登場したディーンは、「自分を抑えられない体をなんとかしたい」と相談し、「花粉症がひどい」という悩みを告白。高校卒業後にシアトルの大学へ留学したディーンだが、そのきっかけも花粉症だったと語った。さらに、大好物のフォーについて、「なぜフォーかと言うとグルテンアレルギーなんです」と説明。物件を探す時はいつも、お気に入りのフォーを見つけて、その店に近い家に住むと明かすと、「物件の条件がフォー!?」と驚きの声が上がった。番組では、ディーンのプロフィールを詳しく紹介。シアトルの大学卒業後に香港のクラブでスカウトされてモデルデビューし、俳優デビューも果たす。その後、台湾で出演した作品で人気を得て、昨年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で母国日本でもブレイクしたと説明されると、明石家さんまは「ケチのつけようがない」とコメントしていた。
2016年04月13日暖かくなると、花見に行楽にと楽しいことが目白押しですよね。でも、一方で厄介なものが空気中に飛び散っています。そう、花粉です。みなさんは花粉症に苦しんでいませんか? 花粉症になると、鼻呼吸ができず、口呼吸になり、それが原因で不眠になってしまうこともあるのだとか。花粉症のせいで口呼吸にまだまだ続く花粉の猛威。花粉症の厄介なところは、植物の種類によって飛散するピークが異なるため、じつは1年中何かしらの花粉が飛んで体がそれに反応してしまうことがあるというところ。具体的にみると、地域差はあるもののスギのピークは2~4月、ヒノキのピークは3~4月、イチョウは4~5月となっています。ちなみに、スギやイネの花粉はほとんど1年中飛んでいます。花粉症に苦しむ人の悩みの定番といえば、大量に出てくる鼻水。かんでも、かんでも出てくるので、この時期はティッシュの消費量が跳ね上がるという人も多いのではないでしょうか。鼻水が出ているときに困るのが、呼吸です。普段は鼻呼吸をしている人も、この時期ばかりは口呼吸になってしまいます。口呼吸が及ぼす悪影響鼻がダメなら口で呼吸ができる――代替方法があるというのは素晴らしいことですが、口で呼吸することには“ある弊害”があると言われています。・心が不安定になり不眠症に口呼吸が続くと、イライラしやすくなる、不安になるなどの症状が現れると言われています。その理由は、口呼吸によって自律神経が乱れるから。一般に、口呼吸をしているときは活動系の交感神経が優位になり、鼻呼吸をしているときはリラックス系の副交感神経が優位になると言われています。つまり、口呼吸ばかりしていると活動系の交感神経が働き続け、脳と体がリラックスできず、精神的に不安定な状態になってしまうのです。その結果、不眠症になるということもありえます。・口臭の原因にも私たちの口内には細菌が数百億~数千億もいると言われています。この細菌は鼻呼吸をして口を閉じていると、殺菌作用のある唾液が口のなかに溜まるため繁殖が抑えられます。ところが、口呼吸で口を開けている状態だと、唾液が溜まらず、口のなかが乾燥し、細菌が増えていってしまうそうです。そのときに発生するのが嫌な口臭です。さらに、細菌が定着した状態が続くと、虫歯や歯周病の原因にもなるそうです。・風邪を引きやすくなる私たちの鼻には鼻毛が生えています。美容を気にする人にとっては厄介な存在と捉えられていますが、鼻毛は無駄に生えているわけではありません。鼻呼吸をしていると、外にいるウイルスや雑菌が鼻を通って体内に侵入しようとします。それを防ぐ役割を担うのが鼻毛なのです。口呼吸ではウイルスがダイレクトに体内に入りやすくなり、その結果、風邪を引く可能性が高まります。鼻づまりを解消して、不眠症とおさらば!ここでは、鼻づまりを解消する方法をご紹介します。まず、鼻づまりは左右どちらかの鼻の穴が詰まっている場合が多いかと思います。そこで用意するのが500mlのペットボトル。中身は入ったままのものを使います。方法は簡単。右の鼻が詰まっている人は左の脇に、左の鼻が詰まっている人は右の脇にペットボトルをギュッと挟むだけ。こうすると、ペットボトルを挟んだ側とは反対の交感神経(活動系)が刺激され、鼻づまりが解消されることがあるそうです。脇に圧迫を加えればいいので、ペットボトルの代わりに手のひらや本などでもできるかもしれません。簡単でいつでもできる方法なので、「ものは試し」とトライしてみてください。photo by oldtakasu
2016年04月01日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「花粉症対策がダイエットにも! 症状の悪化を防いで脂肪の蓄積も防ぐ」を公開した。スギなどの花粉が飛散する2月~5月頃にかけては、花粉症の人にとってつらいシーズン。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、肌荒れ、頭痛といった花粉症の諸症状に苦しむ人は日本国民の20%以上にものぼると言われている。対策として、マスクやメガネで物理的に花粉をガードするほか、ヨーグルトや甜茶(てんちゃ)を取り入れ、内側から症状を緩和させるなどの方法を取り入れる人も多い。しかし、食べ物の中には、症状を悪化させてしまうものもあるとのこと。同サイトでは、油の摂取量が多いことがアレルギーを助長しているという説を紹介している。油といっても種類はさまざまだが、一般的なサラダ油の主成分である「オメガ6脂肪酸」を必要以上に摂取していると、アレルギーなど体内の炎症を促進させてしまうリスクが高まると言われているという。「オメガ6脂肪酸」の代表的なものは、キャノーラ油、コーン油、綿実油、ゴマ油、紅花油など、日常的によく利用されている油。そのほか、市販のドレッシング、マヨネーズ、カレーやシチューのルーなどにもこれらの油が使用されている。オメガ6は体内で作ることができず、食品から摂らなければならない必須脂肪酸であるが、現代では摂取過多の人が多いとのこと。成人病が増えているのもオメガ6の摂取量が増えてきていることが一因とされているという。現代的な食生活を送っていれば必要量は十分過ぎるほどに摂取できるため、控えるぐらいがちょうどいいとのこと。そのほか注意すべき油として、「トランス脂肪酸」を挙げている。インスタント食品、ファストフード、マーガリン、市販の菓子など加工食品に多い油で、オメガ6以上に炎症性が高いことが示唆されている。そのため、花粉症でなくてもなるべく摂取を避けたほうがいいという。反対に、油の中でもアレルギーを緩和する作用を持つものがある。「オメガ3脂肪酸」と呼ばれるものがそれで、青魚のほか、アマニ油、えごま油、しそ油などに含まれている。熱や光により酸化しやすい性質を持っているため、冷暗所で保管し、非加熱で使用することが大事だという。同サイトでは、オメガ6の摂取量を減らすために行うこととして「洋風メニューよりも和食を選ぶ」「揚げ物は控える」「加工食品や市販のお菓子を控える」「ドレッシングは市販のものではなく、オリーブオイルやアマニ油を使って手作りをする」「油を使う調理は、オリーブオイルかココナッツオイルを使用する」ことを挙げている。いずれも花粉症対策だけではなく、ダイエットにも通じることだという。また、他にも花粉症を増長させる可能性がある食べ物として「牛乳」「小麦製品」「白砂糖」を挙げている。小麦とアレルギーの関係は密接で、花粉症の人が小麦製品を食べると症状が悪化しやすい傾向にあるとのこと。砂糖は体内のヒスタミン放出量を上げ、アレルギー症状を悪化させる可能性があるという。詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「花粉症対策がダイエットにも! 症状の悪化を防いで脂肪の蓄積も防ぐ」で公開している。
2016年03月23日スギ花粉が本格的に飛散するシーズンとなり、そこかしこで花粉症患者のくしゃみが聞こえていないだろうか。本来ならば、飛散開始前に内服薬や点眼薬を使用しておくのがベストだが、今からでもまだ遅くはない。医師からの処方薬によって、症状が緩和できる可能性があるからだ。ただ、アレルギー症状に悩んでいても、生来の医者嫌いだったり、多忙で受診時間がつくれなかったりなど、医師に診察してもらった経験がない人もいる。この人たちは、花粉症にまつわる診察についてどのように考えているのだろうか。このほど、花粉症に悩むマイナビニュース会員300名に「花粉症に関する受診歴の有無」とその理由を聞いてみたので、本稿では受診歴がない人の意見を紹介しよう。>>受診歴ありの回答も見るQ.花粉症の症状を診てもらおうと、これまでに受診した経験はありますかはい(40.0%)いいえ(60.0%)Q.「いいえ」と回答した人にお聞きします。なぜ、医師に診察してもらおうと思わないのか教えてください(複数回答可)1位: そこまでひどい症状ではないと感じているので(28.9%)2位: 市販薬で対応できているので(27.2%)3位: マスクやサプリメントなどの対策アイテムで間に合っているので(22.2%)4位: 医療機関に行くのが面倒に感じるので(17.8%)5位: 病院に行っても根本的な治療や解決につながらないと考えているので(15.0%)■そこまでひどい症状ではないと感じているので・「その時期は病院が混んでいるので、そんなにひどくないしいいやと思う」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「なるべく薬などには頼りたくないし、何とか我慢できる症状だから」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「どこかが痛いとかではないので、時間がとれないとやめてしまう」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)■市販薬で対応できているので・「色々な治療法があるらしいが、何度も病院へ行かなければいけないらしく、出費が心配。保険が使えるのかどうかもよくわからないから」(24歳女性/食品・飲料/専門職)・「市販薬が効かなくなったら病院に行こうと考えている」(32歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「忙しくて時間がないし、医者に行く間にも外に出て花粉にさらされたくない」(27歳女性/金融・証券/営業職)■マスクやサプリメントなどの対策アイテムで間に合っているので・「あまり花粉症でお金をかけたくないからです」(23歳女性/その他/専門職)・「あまり症状が酷くないのと、何科を受診すれば良いのか分かりません」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)・「対応マスクをする」(46歳女性/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)■医療機関に行くのが面倒に感じるので・「医療費もバカにならない」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「実際に時間がないし、効果に疑問が残る。これにつきるから」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)・「会社を欠勤して病院に行くほどではなく、市販の鼻炎薬でおさまるため」(32歳女性/小売店/事務系専門職)■病院に行っても根本的な治療や解決につながらないと考えているので・「抜本的解決をしないだろうから」(28歳男性/建設・土木/技術職)・「病院が苦手なので」(42歳女性/小売店/営業職)・「結局お金をかけても完治するものではないと思うから」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■総評「今までに花粉症で受診した経験がない」と回答した割合は6割という結果となった。最も多く選ばれた理由は「そこまでひどい症状ではないと感じているので」(28.9%)。目のかゆみやくしゃみ、鼻づまりなどに悩まされているものの、お金と時間を投資して受診をするまでの症状ではない人が多いようだ。僅差の2位には「市販薬で対応できているので」(27.2%)が入った。こちらも1位同様、アレルギー症状がそこまでひどくない人からの支持を集めていたほか、「病院だと大げさに感じる」(36歳男性/小売店/販売職・サービス系)といった声も少なからずみられた。22.2%の3位は、「マスクやサプリメントなどの対策アイテムで間に合っているので」だった。マスクなどの比較的廉価な対策アイテムで、つらいシーズンを乗り切ってきた人も多いようだ。全体的にみても出費面を気にする声が目立ち、毎年症状が出るだけに、少しでも金銭面の負担を少なくしたいと考えている人が多かった。ちなみに、15.0%の人が「病院に行っても根本的な治療や解決につながらないと考えているので」と回答しているが、近年は「舌下免疫療法」と呼ばれる根治療法が注目を浴びている。スギ花粉エキスを体内に投下し、徐々に体のアレルギー反応を軽減させることを目指す治療法で、スギ花粉による症状が緩和できたという臨床試験例も報告されている。自分でできるというメリットもあるため、根本から花粉症を何とかしたいという人は、一度医療機関に相談してみるといいだろう。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年11月5日~11月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性116名 女性184名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年03月22日今年も花粉の季節がやってきて、つらい症状にお悩みの方も多いのでは?新宿の「ハイアット リージェンシー 東京」のスパ&ウェルネス「ジュール」では、昨年から登場した花粉症の不快感を軽減する「花粉症対策 デトックス スパ パッケージ」が、春先から6月30日(木)までの期間で提供中だ。花粉症は、目のかゆみ、鼻づまりといった典型的な症状から、花粉症に由来する肌荒れ、頭痛まであらゆる不調を招いてしまう。「花粉症対策 デトックス スパ パッケージ」では、フレッシュな香りとリラックス効果が期待できるペパーミント入りのエッセンシャルオイルを使いながら、花粉症の不快感を軽減しながらリフレッシュ。同時に肌やボディの悩みにもアプローチするパッケージだ。フェイシャルとアロマバックトリートメントを組み合わせた105分(35,640円)と、ボディにヘッドトリートメントをプラスした75分(24,840円)の2コースを用意。フェイシャルでは、世界のセレブリティ達から絶大な信頼を集めるフランスのラグジュアリースキンケアブランドの「ビオロジック ルシェルシュ」を使用。花粉症で敏感になった肌をいたわりながら、むくみを和らげるようにやさしくマッサージ。ペパーミント入りのアロマ バックトリートメントで気分もすっきり。75分のコースでは、力強いストロークとプレッシャー、ペパーミントの爽やかな香りに包まれながら、ダイナミックなストレッチで体のコリを和らげるディープボディワークと頭皮を刺激するヘッドマッサージで、ボディと顔周辺の不快感を軽減していく。トリートメント当日は、ホテルスパならではのズィッツ・バス(腰湯)やミストサウナ(※どちらも女性限定)で体をあたためたり、プールやジムも無料で利用可能なので、一日たっぷり使ってボディメンテナンスすることができる。デトックスの春に、贅沢なスパ トリートメントを投入してがんばる自分のご褒美にしてみてはいかがだろうか。(text:cinemacafe.net)
2016年03月20日待ちに待った春到来!重いコートを脱いでオシャレを思いっきり楽しむことができるので、気分も上がりますよね。しかし、春は花粉症の季節でもあります。かくいう私も花粉症で悩んでいるうちの一人。鼻をかみすぎて肌がボロボロ。気付けば目や小鼻のまわり、口元などの皮が剥けているなんてことは日常茶飯事です。こんな状態では、スキンケアもメイクも楽しめないですよね。今回は、そんなひどい肌荒れを引き起こす花粉症肌対策についてお話しします。花粉症で肌が荒れるときの症状まとめ症状1、鼻の周りの皮がむける 朝晩の日中の気温差や急に強くなった紫外線の影響で、春のお肌はバリア機能が低下しているため乾燥しがち。最近では、春先のこのような乾燥した肌のことを花粉症乾燥肌と呼ぶそうです。そう、花粉症は肌のバリア機能を低下させてしまうため、乾燥をも引き起こしてしまいます。スポンジにたとえるなら、水分が抜けてカサカサの状態。そのような肌に、鼻をかむため何度もティッシュの摩擦が加われば皮がむけてしまうのも当然です。症状2、メイクのノリが悪い&すぐに崩れる 乾燥に肌荒れ、皮めくれなど、肌トラブルのてんこ盛り状態。そのため、ファンデーションがうまくのらなくなってしまいます。また、乾燥により皮脂分泌がいつも以上に活発になるため、テカリや崩れもひどくなってしまうのです。症状3、ピリピリしていつも使っている化粧品がしみる バリア機能が低下して敏感になっている肌に、有害物質である花粉が付着すると、アレルギー反応が起こってしまうことも……。ゆえに、ピリピリしたり、いつも使っている化粧品がしみるなどの症状が出てくる人もいます。症状4、赤みや湿疹が出る 1~3の症状がさらに悪化すると、赤みや湿疹が出てくることもあります。こんなときは通常のスキンケアはちょっとお休みして、なるべく早めに皮膚科を受診するようにしましょう。花粉症で肌がボロボロになったときのメイク注意点1、花粉が付きやすい油性のファンデは使わない 敏感になっているときこそファンデーションで肌の上に一枚膜を作ることで、花粉の刺激を直接受けずに済みます。ファンデーションは必ず塗るようにしましょう。ただし油分が多く含まれているクリームタイプは花粉が付着しやすくなるので、パウダーファンデーションがオススメ。乾燥がひどいときや皮がむけてうまくのらないときは、下地に乳液を混ぜると肌がしっとりしてファンデーションのノリも良くなります。メイク直しの際も、乳液を塗ってからファンデで抑えるようにすると崩れ防止になりますよ。2、目元や頬、唇などのポイントメイクは必要な部分だけ 例えばマスクをするのであればチークやリップはお休みしたり、アイメイクはミネラルタイプのアイシャドウを選ぶなど、ポイントメイクは肌と相談しながらするのが良いでしょう。さらに症状がひどい場合は、アイラインやマスカラのみにして肌の負担を減らすように。ただし、あまりまつ毛を上げると花粉が目に入りやすくなるので注意が必要です。3、マスクをうまく活用する メイクが落ちるのでマスクはしたくないという人もいると思います。しかし、私はマスクこそ肌の保湿ケアに最適と考えています。マスクをする際は、薬用のリップや口周りにワセリンなどをたっぷり塗りましょう。呼吸によるスチーム効果が加わり、肌がしっとりしてきますよ。花粉症で肌荒れしているときのスキンケア注意点STEP1、帰宅したらすぐにクレンジング&洗顔 何より、顔についたほこりや花粉を落とすことが大切。帰宅したらすぐにクレンジング&洗顔を行うようにしましょう。その際使うアイテムは無添加や低刺激の弱酸性のものがオススメ。肌の刺激を抑えるためクレンジングはケチらず適量を守り、洗顔はたっぷりの泡で素早く洗うというのも忘れずに。STEP2、たっぷり保湿 汚れを落としたら、間髪入れずに潤い補給をしてあげましょう。特に敏感になっている肌はセラミドが不足している状態なので、セラミド配合の化粧水がオススメです。刺激や摩擦を抑えるためにコットンではなく、手でつけるようにしましょう。STEP3、油分で蓋をする 化粧水で保湿をしたら、その潤いを逃がさないように乳液やクリームなど油分を含んだもので蓋をしてあげましょう。保湿力の高いワセリンなら、肌にも優しく安心です。また、トラブルを起こしている肌に過剰なスキンケアは負担。化粧水+乳液もしくはクリームで完了するシンプルケアを心がけましょう。肌が敏感になっていると気分も下がりがち。だからといってスキンケアもメイクも手を抜いていると、さらに症状が悪化するなど負のスパイラルに陥ってしまうことも……。そんなときこそいつも以上に優しくケアして、私と一緒に美肌キープを目指しましょう!
2016年03月18日decenciaはこのほど、「花粉症時期の肌荒れに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2月23日~28日、30~40代の花粉症と自覚している女性72名を対象にインターネット上で実施した。花粉症の時期に肌荒れを起こすか尋ねたところ、96%が「ある」と回答した。「ある」と回答した69名を対象に、マスクを着用することで肌荒れを起こした経験があるか聞くと、100%が「ある」と答えている。花粉をブロックするためにマスクをすると、逆に肌荒れを起こしてしまうことがわかった。マスク着用による肌荒れの原因は、花粉による外部刺激でアレルギー反応が起こり、バリアー機能が低下した肌が、マスクの摩擦による物理的な刺激でさらに傷付けられることと考えられるという。さらに炎症からコラーゲン破壊・シミ生成のリスクが高まり、トラブルが多い肌になることも考えられるとのこと。同社は花粉症シーズンの肌荒れを防ぐには、3つのポイントがあると提言。1つ目は「花粉をシャットアウトするメイクで美しい肌づくり」。外部刺激ブロック、保湿効果、トラブルカバー機能があるクリームやファンデーションで、日中の花粉から肌表面を守ることが大切とのこと。2つ目は「肌本来の力を引き出すために、バリアー機能の復活を意識すること」。さまざまな刺激によって弱った肌を内部から保湿し、バリアー機能を復活させて元の状態への再生を促すことが必要だという。3つ目は「正しいマスクのつけかたを守ること」。自分の顔にフィットしたマスクを選び、使い捨てタイプでいつも清潔なものをつけることが重要としている。
2016年03月17日皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。「普段はあんまり肌荒れしないのに花粉の季節だけ肌が荒れるんだよね」と感じたことありませんか?花粉症の方は特に辛そうなこの季節の肌荒れ。目も痒いし鼻もぐずぐずなのに、肌までガサガサになってしまって絶不調この上ない状態、避けたいですよね。この季節、肌が荒れる理由は様々。でも、ちょっとしたことで肌荒れを防ぐこともできるのです。花粉症が辛すぎてうっかりしてたら肌荒れがひどくなってしまった・・・なんてことがないように気を付けたい、ちょっとしたポイントをお伝えします。■べたつかないメイクを鼻もぐずぐず目も痒い。とりあえず、いつも通り何とかメイクして外に出よう。体調が悪いとメイクのことまでちゃんと考えるのも億劫になってしまいますよね。でも、春のメイクって実は色々と厄介なのです。気温も上がって崩れやすくなったり、乾燥で脂も出やすかったり、紫外線が強くて更に乾燥肌になったりとトラブル原因は多めな季節。冬仕様のべったりメイクや、皮脂が出やすい乾燥肌のままだと、外を舞う花粉もメイクにべったりと付着しがち。花粉で痒い!なんて肌をこすってしまったらカサカサ度がUPしてしまいます。しっかり保湿して、乾燥によって分泌される皮脂を減らすことや、サラサラの仕上がりで花粉をなるべく付着させないようなメイクを心がけておきましょう。アイメイクもチークも潤い重視でクリームタイプを選んでいる方は、この季節にパウダーに変えるだけでも肌の痒みが減る場合もあります。■手はちゃんと洗おうそんなに汚れてないし!と花粉がついたままの手であちこち触ってませんか?花粉は目には見えませんが、あちらこちらについています。花粉の季節は手洗いうがいを特にしっかりしたい季節です。■鼻をかむならワセリンを一番みんなを悩ませているのが、鼻の周りのカサカサと言っても過言ではないこの季節。何を塗っても鼻カサカサ(涙)と諦めてしまいがちになりますよね。カサカサになってしまってから治すのはちょっと大変。大切なのは、鼻をかむ前に保湿することです。鼻をかむ回数も多くて大変な季節ですが、毎回ではなくても鼻をかむ前にワセリンやハンドクリームなどの油分を鼻周りに塗ってから鼻をかむだけでカサカサ回避ができます。■バカにできない潤いマスク安価なものから高価なものまで多種多様にあるマスクですが「潤い系」マスク使ってみたことはありますか?肌への刺激の少ない繊維でできたマスクは、花粉で敏感肌に傾いている肌にぴったり。ただ、口元を覆うだけと思いがちですが、自分が吐く息さえも蒸気代わりにできる潤い系マスク、試さないのはもったいない代物なのです。風邪の時も花粉対策にも潤い系マスクを選んでカサカサを防ぎたいですね。■おわりにこの季節は、お客様の手荒れも増えがち。ひどい花粉症の方は手もカピカピになってしまっています。ジェルネイルを施術する際も、手をしっかり潤い洗浄してから行うようにして、施術後も潤いプラスで肌の抵抗力をUPさせるようにしています。キメの整った肌は花粉が入り込めません。ちょっとしたことなのですが、いつもよりも肌の水分量を気にするだけで「肌が痒い」を防げるかもしれませんよ。(川上あいこ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年03月12日ビューティーナビ最新のランキングヘアスタイルは毎週更新。ついに花粉症の方はツライ季節が来てしまいましたね。花粉が一番付着しやすい場所って実は髪の毛だって知っていましたか?髪が長い方は、髪自体の露出を減らし、花粉の付着を防ぐまとめ髪が断然オススメ!少しでも辛い花粉症症状が和らぎますように…。集計期間:2016年02月29日 ~ 2016年03月06日■1位:つるっと綺麗めアップ■2位:10分で出来る、ねじりアレンジ■3位:リボンが可愛いハーフアップ■4位:ふわっとロングアレンジ■5位:リボンアレンジ ・美容室検索サイト「ビューティーナビ」 毎週月曜更新:週間ヘアスタイルランキング ※掲載協力:ビューティーナビ
2016年03月08日春の訪れとともに気になるのが、花粉や黄砂。空気中のPM2.5濃度は年間を通して話題となっていますが、例年3月から5月にかけて濃度が上昇する傾向にあるといわれています。花粉症や呼吸器系の疾患をお持ちの方にとっては、つらいシーズンがやってきます。外出時にがっちりガードで身を守るのはもちろん、少しでも快適に暮らせるよう家のお掃除方法にも一工夫してみませんか?花粉、黄砂、PM2.5を意識したお掃除は、一般的はお掃除と少し押さえどころが違います。ライフスタイル系のメディアで数多くの読者宅の家事テクニックを取材し、自らも整理収納掃除について学んできた筆者の経験を通して紹介します。■掃除機の前に拭き掃除を花粉も黄砂もPM2.5も、ホコリと一緒に床の上にたまります。そこへいきなり掃除機をかけると、排気の勢いでそれらが舞い上がってしまいます。掃除機をかける前に、フロアモップや硬く絞った雑巾で拭き掃除をしましょう。おすすめのタイミングは、朝起きてすぐ。家族が寝静まっている夜中は人の動きもなく、空気中の浮遊物が床へ降りてくるからです。朝一の床掃除で確実に取り除くことができます。■着てはいけないアウターとは?ウールやフリースなどの静電気を帯びやすいものは、花粉などを吸い寄せてしまいます。生地に凹凸があるものは付着した花粉などを落としにくいので、ツルツルした素材も良いのだとか。静電気の起きにくいコットン・シルク、表面が平らなナイロン・ポリエステルといった素材の服を選びましょう。帰宅時は玄関を開ける前に表面を軽く手で払います。アウターは粘着ローラーなどでお手入れするとベターです。■洗濯物の外干し&布団の天日干しはNG洗濯物も布団も、外に干すと外気中の花粉・黄砂・PM2.5が思いっきり付着してしまいます。洗濯乾燥機を使ったり、除湿器をつけて部屋干しをして乗り切りましょう。布団も、布団乾燥機と布団用アタッチメントを付けた掃除機でお手入れします。肌に触れる機会が多いものほど気を配ることが大切です。■電化製品の静電気に注意テレビ・パソコン・ルーター・調理家電など、家にある電化製品は静電気を帯びていてホコリとともに花粉なども吸い寄せます。ホコリをためないようまめに取り除きましょう。一般的にはハタキをかけて掃除機をかけるのが掃除のセオリーですが、この時季は特に「そっと取り除く」を心がけてください。■換気は時間帯を厳守窓は開け放たない方が安全ですが、どうしても喚起をしたい場合は時間帯に気を付けます。花粉の飛散が多いのは、正午前後と夕方。黄砂やPM2.5は時間帯による差より、日ごとの違いの方が大きいようです。総合すると、黄砂やPM2.5の予報を見て環境基準値を超えない日の朝早くに、短時間の換気を行うのが良いでしょう。換気後は空気清浄機のスイッチオン!■カーテンや畳の目地も気をつけてエアコンの吐き出し口、空気清浄機や掃除機のフィルター、カーテンは、思っている以上に花粉などがついているのでこまめにお手入れしてください。カーテンを洗濯する際は、静電気防止効果のある柔軟剤を使うのもひとつの手。脱水後は外には干さず、そのままカーテンレールに取り付ければOK。また、見落としがちなのが畳の目地。すき間に花粉などが入り込んでいるので、掃除機をかけるときはすき間を狙って丁寧にヘッドを動かしましょう。花粉や黄砂、PM2.5を「家に持ち込まない」「室内から取り除く」方法に焦点を当ててピックアップしました。一般的なお掃除動線は上から下へが基本ですが、この時季は下を中心に攻めるのがポイント。ちょっとした心がけですが、効果は大! ぜひ試してみてください。(間下奏愛 OFFICE-SANGA)
2016年03月06日今や国民病とも言われる花粉症。2016年は例年よりも早くから飛散が開始し、東京では3月上旬頃にピークを迎えると予測されている。花粉シーズンは目のかゆみや鼻水といった症状が出るため、「見た目」のコンディションも悪くなりがち。この時期、「顔面偏差値」の低下に悩む女性も多いのではないだろうか。そこで今回、「女性」をテーマにした調査分析やトレンド発信などをおこなう「womedia Labo*(ウーメディア ラボ)」では、花粉症の症状がある20~40代の働く女性500名対象に、花粉シーズンにおける『見た目力』(=顔を中心とした外見・見た目のレベル感)にフォーカスした調査を実施した。『見た目力』が低下しやすい部位は「目元」がトップまずは、花粉シーズンは通常時と比べて『見た目力』が低下すると感じているのかをリサーチ。すると、実に84%もの女性が「そう感じる」と回答。具体的には、平均して見た目力が「4割減」と感じているという結果になった。中でも花粉の時期、見た目力が低下しやすい部位は、「鼻」(82%)「口元」(36%)などを大きく上回り、「目元」が91%でトップに。「かゆくなるのでアイメイクがほとんどできず、通常時とのギャップを感じる」「花粉の影響で目が開けづらくなるので、目が普段以上に小さく見えていそう」などの声があがった。さらに、花粉による“ボロボロ目元”は「ストレスにつながることがあるか」を聞くと、約8割もの女性が「ある」と回答している。「急な残業」や「部下のミス」を上回ると回答する女性も多く、「満員電車」以上のストレスと回答した人も約3人に1人にのぼった。花粉シーズンは、女性たちは常に強いストレスにさらされているようだ。85%が目に対する花粉症対策に「目薬」をセレクト「目」に関する花粉症対策法としては、「目薬」(85%)が最も多く、「飲み薬」(54%)「空気清浄機」(25%)「食品」(21%)「カップ型洗眼剤」(20%)「花粉対策用メガネ・ゴーグル」(17%)などを大きく上回る結果となった。「花粉シーズンには、多い時で1日に何回くらい目薬をさすか」を聞いたところ、平均回答は5.9回という結果に。また、2ケタ以上の数を回答する人も目立った。気軽に持ち歩いて使える目薬は、花粉症対策の心強いアイテムとして女性たちに認識されていることがわかった。花粉対策用の目薬は<防腐剤無添加>の<人工涙液>を「目の花粉症対策」におけるポイントや注意点について、いなげ眼科院長の稲毛佐知子先生は、「花粉シーズンがスタートしたら、目の表面になるべく花粉が触れないようにして、もし付着した場合は適切に洗い流してあげることが大切です。その際には、目を傷つけることのないよう<防腐剤無添加>かつ<人工涙液>タイプの目薬を使用するようにしましょう。」と述べている。<人工涙液>とは、自然の涙液に近い成分になるように作られた点眼薬。目薬の点眼回数が多すぎるとドライアイの要因になる場合があるため、1日の点眼回数が多い方は特に、この<人工涙液>の目薬を選ぶことがおすすめだという。また、「一般的な目薬には防腐剤が入っており、さし過ぎると角膜を傷つけてしまう場合があるため、防腐剤の有無をチェックすることも重要です。」とのこと。なお、目薬については使用期限にも注意が必要。目薬は食品と同じで開封後は保存がきかなくなるため、一度開封したらなるべく早く買い替えるのがベター。よい目薬を味方につけて、花粉症シーズンのストレスをできる限り軽減したいものだ。
2016年03月04日「womedia Labo(ウーメディア ラボ)」はこのほど、働く女性の「花粉症事情」をテーマとした意識・実態調査の結果を発表した。同調査は2月5日~8日、花粉症の症状がある20~40代の有職者女性500名を対象にインターネットで実施した。まず、花粉シーズン時の「見た目力」(=顔を中心とした外見・見た目のレベル感)について調査した。「花粉シーズンは、通常時と比べて自分の『見た目力』が低下すると感じますか? 」と聞いたところ、84%が「そう感じる」と回答。具体的にどれくらい低下すると思うか聞くと、平均は「4割減」という結果になった。「花粉の時期、『見た目力』が低下しやすいと思う部位」を聞いたところ、「鼻」(82%)、「口元」(36%)、「頬(ほお)」(30%)などを大きく上回り、「目元」(91%)が1位だった。「花粉の時期と、そうでない時で「見た目」のギャップが大きいと思う部位」の回答としても「目元」(71%)が最多となっている。具体的な「花粉シーズンにおける目元の状態」は、「目が赤くなる」(55%)、「涙が出やすくなる」(46%)、「目の周囲が腫れぼったくなる」(45%)、「目の周囲が荒れる」(39%)などが上位に並んだ。さらに、「アイメイクが崩れやすくなる」(37%)、「いつものアイメイクができなくなる」(31%)など、メイクに関連する回答も目立つ。花粉によるボロボロの目元が「ストレスにつながることがあるか」を聞くと、76%が「ある」と回答した。具体的なストレス度合いを、職場における他のストレスと比較してもらったところ、「急な残業」や「部下のミス」を上回るストレスであることが明らかになった。花粉シーズンの「目」に関する症状を具体的に聞いたところ、「目のかゆみ」(92%)、「目の充血」(60%)、「涙目」(49%)などが上位になった。また、「目」に関する花粉症の症状の対策法としては、「目薬」(85%)が最も多く、「飲み薬」(54%)、「空気清浄機」(25%)、「食品」(21%)、「カップ型洗眼剤」(20%)、「花粉対策用メガネ・ゴーグル」(17%)などを大きく上回った。いなげ眼科の稲毛佐知子院長によると、花粉シーズンがスタートしたら、目の表面に花粉が付着した場合は適切に洗い流すことが大切とのこと。その際には、「防腐剤無添加」かつ「人工涙液」タイプの目薬が適しているという。「人工涙液」とは、自然の涙液に近い成分になるように作られた点眼薬。さし過ぎると角膜を傷つけてる可能性があるため、「防腐剤」の有無のチェックも重要とのこと。こうした目薬で花粉を洗い流した上で花粉対策用の抗ヒスタミン薬などを使用すると、より効果的だという。また、目薬については食品と同様、使用期限にも注意が必要とのこと。「一度開封したらなるべく早く買い替えましょう。花粉の時期もシーズンを通じて同じ目薬を使い続けるのではなく、意識的に交換することが重要です」と稲毛院長。さらに、花粉対策としても挙げられている市販のカップ型洗眼剤について、「洗眼剤が目を保護している成分を洗い流し、目が傷つきやすくなる原因になる可能性があります」と、使用に慎重な考えを示した。まつ毛やまぶたに付着した細菌や花粉が液体を通じて目の表面に付着し、かえって逆効果になる場合もあるという。
2016年03月02日代表的なスギだけではなく、ヒノキやイネ科などの種類もあり、ほぼオールシーズンで私たちを苦しめる花粉。花粉症に悩むマイナビニュース会員300名に、この厄介な存在の対策を聞いたところ、8割以上がマスク着用を支持した。ただそれとは別に、寄せられた回答の中には、マイノリティーながらも一風変わった対策も散見された。本稿では、「番外編・これまでに試したことがある花粉症対策」を紹介する。Q.これまでに試したことがある花粉症対策を教えてください■食品・飲料編・「乳酸菌飲料を飲み続けたら、いつもより症状が軽かった気がする」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「ヨーグルトを食べるようになってからは、以前より症状が軽くなった感じがします」(32歳男性/その他/その他)・「症状が出る前から毎日、甜茶を飲んでいたら、鼻の症状が少し軽くなった」(33歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「甜茶のサプリを飲むようになってから症状が軽くなった」(38歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「ビタミンCのサプリメントを摂ると肌荒れが減りました」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)・「しそのサプリは効くような気がする」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「毎日ヨーグルトを400~500g食べていたことで、体質が変化して徐々に花粉症の症状が弱まってきたように思う」(32歳女性/小売店/事務系専門職)■機器・テクノロジー編・「空気清浄機を使うようになってからくしゃみの頻度が減った」(26歳男性/農林・水産/技術職)・「空気清浄機のおかげで、自宅ではほとんど症状を感じなくなった」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「レーザー治療は1年目はだいぶ症状が軽くなったが、2年目はほとんど効かなかった。1万円もしたのに」(33歳女性/その他/クリエイティブ職)・「花粉用メガネで風の強い日も楽になった」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「花粉ゴーグルは効果があった」(27歳男性/建設・土木/事務系専門職)■洗浄・塗布編・「鼻うがいは最初つらかったけど、慣れるとスッキリして効果があった」(44歳男性/情報・IT/技術職)・「鼻クリームとマスクとサングラスで少しは良かった」(28歳女性/通信/販売職・サービス系)・「鼻にメントール入りのリップクリーム塗ってた」(24歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「お風呂に入っている間は症状が出ないので、入浴時間を長めにとるようになった」(28歳女性/自動車関連/技術職)・「帰宅したらすぐに顔を洗ったり、シャワーを浴びたりすると少しはましになった気がする」(35歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■総評「食品・飲料編」では、ヨーグルトと甜茶が良かったとする意見が最多となった。「機器・テクノロジー編」では空気清浄機の機能をプッシュするコメントが目立ち、室内にいる時間帯がだいぶ楽になっている様子がうかがえた。アレルギーに苦しむ人たちは、これまで何種類も「花粉症によい」と言われている対策にトライしてきたことだろう。だがもしも、本稿で紹介したものの中に未経験の対策があれば、2016年シーズンにトライしてみるのもいいかもしれない。※写真と本文は関係ありません※今回紹介した対策は、症状の改善を保証するものではありません調査時期: 2015年11月5日~11月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性116名 女性184名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年03月02日3月に入り、スギ花粉シーズンの真っただ中になったと言っていいだろう。毎年のように目のかゆみや鼻水に苦しむ人たちにとっては、その症状を緩和させるための対策をしっかりと講じることが大切となってくる。その際、同じく花粉症で困っている人たちがこれまでに実践してきた"体験談"は、何よりも参考になると言えるだろう。このほど、花粉症に悩むマイナビニュース会員300名に「これまでに試したことがある花粉症対策」とその理由を聞いてみたので紹介しよう。Q.これまでに試したことがある花粉症対策を教えてください(複数回答可)1位: マスクを着用する(81.7%)2位: 市販の点眼薬・点鼻薬を使用する(30.3%)3位: 外出をなるべく控える(27.3%)4位: 市販の内服薬を使用する(25.0%)5位: 病院で処方された内服薬を使用する(23.7%)■マスクを着用する・「立体式のマスクを試したら、例年よりもひどい症状が出なかった」(36歳男性/金融・証券/事務系専門職)・「お茶や目薬は効果を感じられなかった。毎年風邪を併発するので、ガーゼマスクの内側にティッシュを重ねて鼻水を吸収させつつ、のどが乾かないように気を付けている」(46歳男性/ソフトウェア/技術職)・「気分的なものもあると思うが、マスクは顔も隠せるし安心する」(42歳女性/マスコミ・広告/営業職)・「立体マスクは耳が痛くならないし、フィットしててくしゃみが断然減った」(41歳女性/情報・IT/技術職)・「マスクは常にする。あと、病院で毎年注射してもらい、症状を抑えている」(25歳男性/情報・IT/技術職)■市販の点眼薬・点鼻薬を使用する・「点鼻薬や目薬は、即効性があるから便利」(29歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「目がゴロゴロすることもあるので市販の目薬を使っている。劇的に効くというわけではないが、ちょっとは視界がクリアになる感じ」(24歳女性/食品・飲料/専門職)・「点眼薬をさして、メガネをつけるだけでもかなり違います」(31歳女性/その他/その他)■外出をなるべく控える・「外に出ない日は体調が良かった」(27歳女性/食品・飲料/営業職)・「外出を減らすことで花粉症はあまりでなくなった」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「育休中であまり外出しなかったら無事だった」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)■市販の内服薬を使用する・「花粉症を治す薬はないので優先的に止めたい症状を薬剤師と一緒に検討し、それに合った薬を服用するようになった」(33歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)・「何種類かの市販薬を試して、一番自分に合うものを使っている」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)・「新しい成分の市販の内服薬を試したら、眠気がほとんど出ず驚きました」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)■病院で処方された内服薬を使用する・「病院で処方された内服薬を使用すれば寝れる」(44歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「市販の薬よりも、お医者さんに処方してもらった薬のほうが、効き目がある。しかし、副作用もものすごくある」(42歳男性/自動車関連/技術職)・「病院で漢方を処方してもらったら、外出はできるようになった」(30歳女性/その他/その他)■総評8割以上が支持した1位は「マスクを着用する」だった。安価かつ手軽にできるという点が人気の理由で、「とりあえずマスク」というようにマスクは最低限やるべき対策と考えている人が多数見られた。2位は「市販の点眼薬・点鼻薬を使用する」となった。クリティカルに症状が緩和されるわけではないが、看過できないほどの効き目を感じている人も少なくなかった。また、手軽に購入できるのも人気要因の一つだろう。3位には「外出をなるべく控える」が入った。2014年4月からの増税が家計を圧迫する中、外出を控えるのはある意味、「最もエコノミーな対策」と呼べるかもしれない。「目がかゆい時に眼科へ行ったら、いい目薬をくれた。てきめんに効いたがヒリヒリ痛くなって副作用が出た」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)、「病院で処方してもらった内服薬は、はじめは効果があるが、後々効果が薄くなる」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)などに見られるように、薬の効果や、どの薬が自分に最適かは人によって異なる。副作用の問題もあるため、服用・使用する際は十分に注意してほしい。※今回紹介した対策は、症状の改善を保証するものではありません※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年11月5日~11月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性116名 女性184名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年03月01日今年はすでに飛散が始まっているスギ・ヒノキ花粉。地域によっては、昨年よりもはるかに多い花粉が飛ぶと予測されています。敏感な人はもう、ムズムズどころか、ティシュが手放せなくなっているかもしれませんね。毎年だいたいこの時期だとわかっているとはいえ、年によって早かったり遅かったりもします。花粉症に悩まされている人は、果たしていつごろから飛び始めるのか、前もってわかったらいいなと思ったことはありませんか?じつは、毎日の天気予報さえチェックしていれば、簡単にわかる方法があるそうなのです。■2月の気温が低くても飛散が早いことがあるその方法を教えてくれたのは、首都圏にある、とある気象情報会社に勤務している春風さん。「スギ・ヒノキ花粉は、少し暖かくなってから飛びはじめるというイメージがありますよね。それは大まかにいって間違いではないのですが、今年のように、2月の冷え込みが厳しくても、花粉が飛びはじめるのが早くなることがあります」(春風さん)たしかに、気温の高い日には花粉が飛びやすくなるのは間違いありませんが、その年のいつごろに初めて花粉が飛ぶのか、ということに関しては、直接の影響は大きくなさそうです。■1月1日からの「積算最高気温」がポイントでは、気温はまったく関係ないのでしょうか?「いいえ。やはりカギになるのは気温です。目安となる数値としては、その年の1月1日からの積算最高気温が挙げられます」(春風さん)この「積算最高気温」とは、毎日の最高気温の数字をひとつひとつ足していった数字のこと。つまり、2016年の東京でいうと、1月1日の最高気温が12.1℃。1月2日が13.4℃、1月3日が16.2℃。この3日間の積算最高気温は41.7℃、ということになります。1年前の2015年の東京の場合、1月1日が6.6℃、1月2日が7.9℃、1月日が8.9℃で、3日間の積算最高気温は23.4℃。去年にくらべて今年は、新年早々に積算最高気温が大きく積みあがっていたことがわかります。■東日本では300~350が花粉の飛ぶ目安「そうやって毎日の最高気温を積み重ねていって、ある数値に達したころに、まるでコップに注いだ水があふれだすかのようにスギやヒノキの花粉が飛びはじめるのです。その数値は、東日本で300~350、西日本では400~500が目安とされています」(春風さん)ちなみに、今年の東京の場合、積算最高気温が300に達したのは、なんと1月28日。例年は2月10日ごろとされていますから、今年は随分ハイペースで数値が増えていったことがよくわかりますね。思い返してみれば、1月末から寒波がやってきて2月も寒さが続いていました。そのため今年の冬はとても寒かったイメージがありますが、寒波がやってくる前の1月は、春を思わせるような暖冬でした。そのため積算最高気温は例年よりも早く、飛散の基準とされる数値に達してしまっていたんですね。*飛散量そのものは、春風さんによると「前の年の夏の気候に左右される」のだとか。全国的に見ると多少の地域差はありますが、多くのところで、今年は例年より多くのスギ・ヒノキ花粉が飛散することが予想されています。毎年この時期を憂鬱に迎えている花粉症のかたはもちろんのこと、まだ花粉症の症状が出ていないというかたも、外出先から戻るときには衣類や持ち物についた花粉を軽く落としてから室内に入るなどして、悩ましいこの時期を穏やかに乗り切りましょう。(文/宮本ゆみ子)
2016年02月27日【男性からのご相談】この季節になると、ものすごく憂鬱です。憂鬱の原因は、『花粉症』です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが止まらず、とても苦しいです。周りにも花粉症を患っている人が結構多いのですが、結局どれくらいの人が花粉症なんでしょうか?また、花粉症になる人とならない人にはどんな違いがあるのでしょうか?●A. 花粉症になる人は6人に1人!こんにちは、ライフライターの鍋谷萌子です。花粉症、とてもつらいものですよね。私自身も花粉症を患っており、そのつらさはよくわかります。さて、花粉症ですが、日本アレルギー協会会長の奥田氏がまとめたところによれば、全国平均で、15.6%の人が花粉症を患っている、ということでした。約6人に1人 、ということですね。ちなみに一番多い地方は、東海地方だそうです。●花粉症はなぜ起こる?花粉症は、「体内に花粉を吸いこむことによって起こる」というのは、誰もが知っていることでしょう。しかし、同じ量の花粉を吸っても、花粉症になる人とならない人がいます。これはなぜなのでしょうか。これには、『抗体』 が関わっています。花粉に触れることによって作られる『IgE抗体』というものがあるのですが、これによって花粉症が起こる、と言われているのです。わずかな量では反応しないこの抗体ですが、一定量に達すると、初めて発症します。このため、花粉症になっていないというのは、「吸い込んでいる花粉が少ないから」という意見が出てくるのです。ただし、この抗体を持っていても、花粉症になる人は全体の3割~5割程度 だと言われています。●免疫かアレルギーか? 花粉症の対策とは“外側から入ってきたものを異物だと捉え、反応する”という意味では、体を守る防衛機能である『免疫』も、花粉症などを引き起こす『アレルギー』も一緒です。そう、アレルギーも、基本的には体を守るため のものなのです。とはいっても、花粉症がとてもつらいのは事実です。花粉症の対策としては、・眼鏡やマスクを使う・家の前で花粉を落とす・そもそも外にあまり出ない・病院で薬などを処方してもらうという方法があります。また、“自分のアレルギーが、本当に花粉によるものなのかどうか”ということも、事前にしっかり確かめておくことをオススメします。しっかり対策を講じて、つらい季節を乗り切りたいですよね。【参考リンク】・花粉症の疫学と治療そしてセルフケア | 厚生労働省()●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)
2016年02月26日資生堂はこのほど、「敏感肌と花粉に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2015年12月18日~21日、全国の20~50代女性を対象にインターネットで実施し、2,351名から有効回答を得た。自身の肌についてどの程度敏感だと感じるかを尋ねたところ、「常に敏感である」(19.8%)、「ときどき敏感である」(62.9%)をあわせ、82.7%が敏感肌意識を持っていることがわかった。「敏感ではない」と回答した人は17.3%にとどまっている。敏感肌意識を世代別で見ると、20代は86.5%、30代は86.0%で、40代の80.2%、50代の77.9%と比べて、20~30代ほど「自分の肌は敏感である」と認識していることがわかった。同社によると、化粧品に敏感な肌の女性はごく一部とのこと。一方で、睡眠不足やストレス、食事など生活環境の変化に敏感に反応し、肌トラブルが繰り返し起こり、なかなかいい肌が続かないと実感する「生活敏感肌」が増加傾向にあるという。続いて、肌あれになりやすい時期と症状について尋ねたところ、最も多くあがったのは「春のかゆみ」(39.2%)で、次いで「冬の粉ふき」(33.8%)となっている。春の肌あれ症状として多くあげられたのは、「かゆみ」に次いで「ヒリつき」(15.5%)、「赤くなる」(11.3%)で、いわゆる「皮膚炎」の状態であることがわかった。また、春に「かゆみ」を感じている人のうち、「花粉症である」と回答した人は41.5%だった。半数以上の人は花粉症を発症していないにもかかわらず、花粉の季節には肌あれ症状を感じているということが明らかとなった。季節ごとの肌あれはどの部位に現れるか尋ねると、一年を通して「ほお」に回答が集まった。春先の肌あれでは「目まわり」(41.1%)、「鼻」(31.2%)も多くなっており、花粉が多い時期にこすってしまいがちなこれらの部位は、他の時期よりも特に敏感な状態になっていることがわかる。同調査を受けて東松原皮フ科の水野惇子院長は、「近年、春になると肌あれで皮膚科の受診患者数が増加し、混み合う傾向があります。その要因の1つが『花粉皮膚炎』です」と指摘。花粉皮膚炎とは、スギ花粉が飛ぶ春先やブタクサなどが飛ぶ秋口に肌が乾燥したり、ほのかな赤みやチリチリとくすぐったいようなかゆみが出たりする症状のこと。あまり重い症状はなく、上まぶた、ほお骨、あご、首など露出が多い部分に発症するという。原因は、肌のバリア機能が低下すること。春先の肌は、バリア機能が低下して外からの刺激を受けるため、安定した肌に比べて角層の水分量、油分のバランスが乱れた状態になるという。また、バリア機能が低下する要因として「生活環境」をあげる。具体的には、睡眠不足、体調の不調、不規則な食事、便秘、ストレスのほか、生理周期や外界環境(気温・湿度の低下など)も肌ダメージの原因になりうるとしている。水野院長は、花粉皮膚炎の予防策の1つ目に「肌のバリア機能をくずさないこと」をあげ、「そのためにも、日頃からスキンケアは保湿を重点的に行いましょう」とアドバイス。2つ目は「花粉に肌が触れないこと」とし、「外出から帰宅したら肌に付いた花粉を洗い流したり、外出中でも花粉が肌に触れないようにメガネやマスクで肌を覆うと効果があります」と解説している。
2016年02月24日花粉症の季節がやってきました。今年もマスク着用の方々が街に溢れています。そんな折、いち早く花粉症から脱した人の話をきくと、今年は特に「ビタミンDのサプリメントで改善してきた」という人が目立っています。ビタミンDがどうして花粉症を改善するのでしょうか? ビタミンDと花粉症の関連を解いた本「サーファーに花粉症はいない」(小学館)の著者、斎藤糧三先生にお話を伺いました。「ビタミンD」と「アレルギー症状」の密接な関係が明らかに「何はともあれ、花粉症のみなさんが知りたいのは『ビタミンDが本当に花粉症を改善するのか否か?』でしょう。いろいろな対症療法がありますが、ビタミンDは花粉アレルギーを根本から改善してくれるもの。どんな対症療法にも勝るはずです。なぜならビタミンDは『免疫調整ホルモン』だからですよ」(斎藤先生)斎藤先生は、そのスベスベの肌からは想像がつかないほど、子どもの頃からずっとアトピー性皮膚炎。大人になってからは慢性的な鼻づまり、春にはご多分にもれず花粉症に悩まされてきたタイプです。ただ、幼少の頃から、海に行けばアトピーも鼻づまりもなぜかマシになる… 大人になってからも、ビーチリゾートに行くと必ず鼻がすーっと通る経験をしていました。でもそれは単純に、空気がきれいな場所はアレルギーの原因が少ないからだろうと思っていたのです。ところが、あるとき「一時的に改善するのは、ビタミンDが体内に増えるからだ!」と気がついたのです。そのきっかけを斎藤先生が説明してくれます。「私の専門は『機能性医学』です。これは1990年代にアメリカで誕生した新しい医学で、日常的に人が抱えている不調や病気を対症療法に走らず、その発症原因に着目して根本から改善しようというのがコンセプト。あるとき、アメリカで開催された機能性医学の学会で、ビタミンDがテーマになっていました。ビタミンDのパイオニア的医師が、体内のビタミンDを増やすのに “日焼け” をあえて推奨していた。それで、ハタと気付いたわけです。紫外線を浴びることによって体内ではビタミンDが合成される。だから、紫外線の強い場所に居続けると、ビタミンDがいつもより多く合成されてアレルギー症状が治まるのではないかと」ビタミンDは、以前から『骨の材料となるカルシウムを体内に取り込みやすくする』と言われていました。日光を浴びると皮膚でコレステロールを原料として合成されます。紫外線に当たらないと合成できず、骨形成に異常が起こる『くる病』を招くことは有名です。さらに、機能性医学ではビタミンDを『免疫系を正常に働かせるために必要な栄養素』ととらえていることがわかりました。ビタミンDが不足すると免疫系に異常が起き、それがアレルギーを発症させる一因になる、というのです。そして、斎藤先生はビタミンDのサプリメントを購入して実験をします。1日に100μg(4000IU)ずつ摂取すると、アレルギー症状の明らかな軽減がみられました。摂取して1時間もしないうちに、ビーチで日光浴をしたときのように鼻がスーッと通ってくるのです。ビタミンDは通常、体内では脂肪に備蓄されていて、必要な時に使われます。欠乏しているときは備蓄も少なくなり、大量に摂っても、摂取後6時間ほどで血中濃度が下がります。それと共に鼻の通り具合も徐々に微妙になり、やがてまた鼻づまりが戻ってきてしまいました。 「さらに、花粉症の症状のある10名に同じ量のビタミンDを試してもらったところ、10名全員が症状の改善を認めていました。しかも、ビタミンDが完全に代謝される数時間後には、私と同じように症状が戻ってきたんですよ。ビタミンDとアレルギー症状の関係を認めないわけにはいられない出来事でしたね」(斎藤先生)そもそも「ビタミンD」にはどんな役割がある?過去にわかっていたビタミンDの生理機能は、次の3つがありました。1)腸管でのカルシウム、マグネシウム、リン吸収の促進2)腎臓からのカルシウム喪失抑制と、副甲状腺を介した血中カルシウム濃度の維持3)骨形成や骨のカルシウム、マグネシウム吸収の円滑化斎藤先生によれば、新たに注目されているビタミンDの機能は、さらに3つ挙げられると言います。1)細胞分化誘導ビタミンDは他のステロイドホルモン同様に、細胞の核にあるビタミンD受容体(レセプター)に働きかけ、正常な細胞への分化を誘導します。つまりビタミンDが不足すると、適切に細胞の分化誘導が行われないため、がんなどの疾病が増加すると言われています。2)免疫担当細胞の調整リンパ球などの免疫担当細胞にもビタミンDのレセプター(受容体)があり、ビタミンDが欠乏すると免疫バランスが崩れて花粉症のような異常な免疫反応を生じてしまいます。リウマチ、一型糖尿病などの自己免疫疾患、アトピー性皮膚炎、喘息などの花粉症以外のアレルギーの発症にも関与。3)血圧上昇ホルモンの分泌を調整血圧上昇の原因となる腎臓で作られるホルモン「レニン」の分泌上昇を、ビタミンDが抑制。斎藤先生の書かれた本「サーファーに花粉症はいない」のタイトルの意味は、太陽の下でスポーツを楽しむ習慣のある人達は、ビタミンD不足にはなりにくい。だから花粉症の症状も出にくいということ。そう、紫外線を浴びることでビタミンDは自然と作られます。「紫外線は人にとって悪だと考えがちですが、害だけではないのです。UV対策が世界一進んだ日本女性は、ほとんどビタミンD欠乏症に罹っているとも言われています。これほど重要なビタミンD生成のために、紫外線も少しは必要であること、忘れないようにしましょう。太陽光線を浴びる目安としては、週2回程度、顔や手足に日焼け止めを塗らず、5分~30分程度浴びれば十分なんです」(斎藤先生)「ビタミンD」を多く含む食材とは?もちろん、ビタミンDは食材からも摂ることができます。ビタミンDは主にきのこ類や魚類に多く含まれ、含有量の多い食材は…【100gあたりの「ビタミンD」含有量】・白きくらげ(乾燥) 970μg・きくらげ(乾燥) 435μg・かつおの塩辛 120μg・あんこうの肝 110μg・しらす干し(半乾燥) 61μg ・いわし(丸干し) 50μg・たたみいわし 50μg・身欠きニシン 50μg・すじこ 47μg・いくら 44μg・紅鮭 33μg・スモークサーモン 28μgこうしてみると、あまり日常的に摂りやすい食材ではありません。そこで斎藤先生がオススメしているのがビタミンDのサプリメント。日光浴や食事で気を使わなくても、確実に摂取できるので、積極的に症状を改善したい人にはうってつけです。では、ずばり、花粉症を治したい人がビタミンDをサプリメントでどれくらい摂ればよいのかを教えていただきましょう。サプリメントの選び方、花粉症に効果的な摂り方と量は?ビタミンDの量を表す単位で覚えておきたいのは、μg(マイクログラム:1gの10万分の1)と、IU(アイユー:1IU=0.025μg)。斎藤先生によれば、ビタミンDに関する世界の研究者の意見を総合すると「成人で1日50~100μg(2000~4000IU)」が妥当な摂取量と言われているのだそうです。「ビタミンDの血中濃度が目標値で安定するための肝臓や脂肪内の備蓄には、約3カ月かかると考えてください。患者さんに処方する際には、1日100μg(4000IU)を摂取→3カ月後に血中濃度の再検査→目標値に達した時点で1日50μg(2000IU)を維持する、という指導をしています。花粉症の方がご自分で改善したい場合は、まず毎朝100μg(4000IU)のビタミンDを摂ります。もしそれで症状が緩和されず、午後にまた症状が出てくるなら、もう一回100μg(4000IU)を摂取しましょう。カラダにビタミンDが備蓄されてくれば、午後になっても血中濃度が下がって症状がぶり返すことはなくなります。この飲み方を試して、花粉症が全く改善されなかった人はほとんどいません。ただ、粘膜が正常でないと改善効果は見られない人もいるので、可能性がある場合はタンパク質、ビタミンC、鉄、ビタミンAの摂取を心がけてくださいね」(斎藤先生)「ビタミンD」の過剰摂取は大丈夫?『免疫調整ホルモン』である「ビタミンD」不足を、食事やサプリメントで積極的に解消することが大切だとわかりました。とはいえ、過剰症は大丈夫なのでしょうか? 実は1日250μg(10000IU)以内なら、副作用は心配しなくてよいのですが、長く飲み続けるなら医師のアドバイスを受けるべき。また、安全なサプリメントを選ぶ目を持つことも大事です。「サプリメントは大きく分けて2つ。一般用と医師処方用(医療用サプリメント)です。後者は栄養療法などを行うクリニックで扱っているものですが、日本ではこれがまだまだ少ないのが現状ですね。2つの大きな違いは、配合量の保証。一般用の中には、表示してある量が、あくまで『工場の製造段階で入れましたよ〜』という意味の製品もあります。製造中や保存中に目減りしていくものもあるのですが、その分を計算していないタイプもあるのです。ビタミンDは、1カプセルあたり含有量25μg(1000IU)のものが理想です。輸入のものには錠剤も多く、これには日本人が馴染みのない混合物が多く含まれていたり、錠剤は栄養成分が減衰する傾向にあるので、日本製のカプセルのほうが安心だと思います」(斎藤先生)知っているようで知らなかった「ビタミンD」のチカラ。季節の変わり目のアレルギーや花粉症で悩んでいる方は、食事やサプリメントで意識的に「ビタミンD」を摂取してみてください。長期間摂取する場合は、ドクターにも相談してみましょう。斎藤糧三先生 プロフィール1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般財団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、サーモセルクリニック院長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長。機能性医学をいち早く日本に紹介し、日本人として初めての機能性医学認定医に。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエットの啓蒙・指導、更年期症候群の治療、アスリートの栄養管理など、得意分野は多岐に渡る。著書に『慢性病を根本から治す「機能性医学」の考え方』(光文社新書)。『スーパーフード事典 BEST50―栄養素、効能、おいしい食べ方がわかる』(監修/主婦の友社)。そして話題の新刊『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』(講談社)が2月24日発売に。
2016年02月23日花粉の影響は肌にもこれから気になる花粉の季節。花粉による、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が心配だが、実は花粉は肌にも影響を及ぼす。新生活や寒暖差、紫外線などの肌ストレスを感じやすい春先に、花粉によるアレルギー反応が起きることで皮膚炎が起こりやすくなるという。花粉の季節に肌トラブルが多くなるという人は、もしかしたら「花粉肌」かもしれない。その名も「花粉の季節のうるおい美肌セット」日東電化工業株式会社は、同社が展開するスキンケアブランド「ihoa(以下、イホア)」から2016年2月23日(火)より、花粉による肌荒れから肌を守るスキンケアセット「花粉の季節のうるおい美肌セット」を発売する。「皮膚にストレスを与えない」「皮膚への栄養補給」「皮膚の善玉菌を育てる」ことをブランドテーマにしているイホアは今回、花粉に負けない肌バリアを機能させるセットを発売する。化粧水・保湿ゲル・オイル・洗顔のスキンケアアイテム一式が素肌のバリア機能をサポートし、保湿膜が花粉から肌を守る。同セットは5,070円(税抜)。イホアオンラインショップのみでの販売となる。(画像はプレスリリースより)【参考】・日東電化工業株式会社 プレスリリース/@Press
2016年02月22日花粉が飛び始めるこの時期。天気予防でも花粉飛散情が流れますよね。鼻水に鼻づまり、目はかゆいし、のどもイガイガ・・・。マスクをしててもメイクは落ちるし、花粉のせいでお肌も荒れちゃう!そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?■花粉症はなんで起こるの?スギやヒノキ、ブタクサのような植物の花粉が原因となって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、様々な症状が起こります。他にも肌荒れや、頭痛といった症状も出てくるやっかいなもの。花粉症は、その花粉に対してアレルギーがあると出てくるので、例えばスギに対してアレルギーがある人は2~4月にピークに、ヒノキに対してアレルギーがある人は3月~4月に、ブタクサに対してアレルギーがある人は8~9月にピークを迎える、というように時期が異なってきます。病院では、そのアレルギー症状を抑える薬が処方されたり、最近では花粉症そのものを治すための治療もありますが、なかなか病院に行けないとか、もっと自然な方法で対処したいという人は次の方法を試してみてはいかがでしょうか。■1.ハーブティーを飲むハーブも色々な種類がありますが、比較的身近なハーブで花粉症の症状を緩和してくれるといわれているものを紹介します。カモミール:抗アレルギー、抗炎症作用があるとされ、鼻やのどといった粘膜のかゆみを緩和してくれるといわれています。ただ、ブタクサやヨモギに対する花粉症は、逆に悪化させてしまうので注意が必要です。ネトル:鼻づまりや目のかゆみを和らげてくれるといわれています。またアレルギー症状を抑える作用の他に、血液をきれいにしたり、利尿作用によって身体の中の老廃物を排泄してくれたりするので、デトックス作用もあるといわれています。ローズヒップ:ローズヒップにはビタミンP、ビタミンC、ビタミンAが含まれており、このビタミンPの一種であるヘスペリジンという成分がアレルギー症状を緩和してくれます。また、ビタミンCやビタミンAは身体の免疫力を高めてくれるので、花粉症の症状を緩和したり、症状が出にくくする効果も。そして、ビタミンPはビタミンCの働きを1.5倍増強させるので、ローズヒップを飲むだけで、アレルギー症状プラス免疫力向上に役に立ちますね。ペパーミント:あのスーっとした刺激が鼻づまりを緩和してくれます。さらにこの刺激によって頭もスッキリして気分転換になりますよ。また、風邪の時などには、せきを鎮めてくれる作用もあります。ハーブティーにして毎日飲むことで花粉症のツライ症状が緩和できたら嬉しいですね。特に薬が飲めない妊娠中・授乳中のママには嬉しいもの。でも妊娠の時期によっては飲めないハーブもあるので、それは注意してくださいね。■2.甜茶(てんちゃ)この時期ドラックストアなどでよく見かける甜茶。甜茶は「甘いお茶」の総称で中国では「幸せを呼ぶお茶」と呼ばれているのだとか。「幸せを呼ぶお茶」で花粉症も緩和できるなんて、なんだか嬉しいですね。ただ、甜茶にはいくつか種類があり、抗アレルギー作用、抗炎症作用といった花粉症やアレルギー性鼻炎にいいのは、「甜葉懸鈎子(てんよう けんこうし)」という種類の甜茶だけなのだとか。甜茶を購入するときは、ぜひ種類もチェックしてみてくださいね。■3.バナナバナナが花粉症に効果があるなんて初耳の人も多いのではないでしょうか。筑波大学の研究チームが、バナナに含まれる成分がスギ花粉の症状の悪化や、くしゃみ、鼻水を抑えるという研究結果を出したというお墨付き。バナナは抗アレルギー作用、抗炎症作用をはじめ、オイゲノールという成分が免疫反応を調整してくれたり、ポリフェノールを含んでアンチエイジングに作用してくれたりと、花粉症以外にも嬉しい作用があるのもいいですよね。毎日バナナを2本食べると効果が期待できるそうです。■おわりに今回紹介したものは、花粉が飛び始める2ケ月くらい前から毎日摂ることで花粉症の症状を和らげてくれるようですが、どれも身近なもので薬が飲めない人、ナチュラル志向の人には嬉しいものですよね。免疫力を高めてお肌を健康に、そして抗アレルギー作用で花粉症の症状から脱出しましょう。(桃助/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月20日内閣府政府広報室はこのほど、花粉症対策の基本情報について、政府広報オンラインで発表した。花粉症の原因となるスギ・ヒノキ花粉は、地域などにもよるが、例年2月から3月にかけて飛散のピークを迎える。今回は、すでに症状が出ている人だけではなく、まだ症状が出ていない人のための予防策についても紹介している。すでに症状が出ている人に向けては、悪化を防ぐ「つけない」「持ち込まない」「こまめに掃除」の3つのポイントを紹介。花粉を「つけない」ために、外出時は、マスク、メガネを着用するほか、綿、ポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選ぶことも大切だという。帽子をかぶると、頭や顔への花粉の付着を減らすことができる。また、外出先から帰ったら、衣類や髪の毛などに付着した花粉をよく落として、家に「持ち込まない」ように心がけることも重要。うがいや洗顔などをすると、顔やのどに付着した花粉も洗い落とすことができる。室内にもたくさんの花粉があるため、こまめに掃除機をかけ、室内の花粉を減らすことも大事だという。まだ症状が出ていない人のための予防策としては、「規則正しい生活習慣」を挙げている。花粉症の発症や症状の悪化には、生活習慣の乱れによる免疫機能の異常が影響すると言われている。そのため、十分な睡眠や適度な運動など規則正しい生活習慣を心がけ、正常な免疫機能を保つことが大切。また、鼻などの粘膜を正常に保つためには、風邪をひかない、たばこを吸わない、過度の飲酒をしないこともポイントとしている。一方で、毎年花粉症の症状が現れている人は、悪化する前に「初期療法」を行うことも効果的とのこと。初期療法とは、花粉が飛び始める前から予防的に抗ヒスタミン薬などを服用するというもの。症状が出てから治療を始めるよりも症状を軽減し、治療期間が短くなるなどの効果が期待できるという。環境省によると、今シーズンのスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、前年と比べて一部地域に「やや少ない」があるものの、全国的には「並」「かなり多い」と予測されている。花粉の飛散時期、飛散量などについては、環境省のホームページでも情報を公開している。
2016年02月19日ヤフーは2月19日、「Yahoo!地図」アプリ(iOS、Android)において、全国102カ所の観測点の花粉飛散量予報を5段階の花粉アイコンで地図上に表示する「花粉情報」の提供を開始したと発表した。「Yahoo!地図」アプリでは、“外出先の花粉飛散量は?”“洗濯物を屋外に干してもいい?”などの花粉症対策の参考として活用してもらうことを目的に、5月中旬まで「花粉情報」を提供する。「花粉情報」は、毎日朝・夕2回更新され、当日・翌日・翌々日の3日分の情報が確認できる。「花粉情報」の利用には、検索窓横のメニューをタップして「花粉情報」を選択する。また、指定地点の翌日の花粉飛散量予報が“非常に多い”場合には、前日19時頃に通知を受け取ることも可能だという。
2016年02月19日子どもがよく目をこするので病院を受診してみたら「花粉症だった」なんて人はいませんか? 子どもを花粉症だと思う親の割合は年々増加傾向だといいます。大人と同じようにくしゃみや鼻水、鼻づまりなどを引き起こす花粉症。目のかゆみを我慢しきれず、子どもは必要以上に手でこすったり、かいたりしてしまい、目が充血してしまうことも。そんなときは目薬の使用が効果的なようです。「子どもの花粉症」にまつわる調査結果をもとに、子どもの目のかゆみ対策についてご紹介しましょう。子どもの花粉症は増加中、発症は低年齢化へロート製薬株式会社が行った<0~16歳までの子ども2,452人の親に聞いた「子どもの花粉症」 調査結果>では、 「子どもが花粉症だと思う」人は、2012年の25.7%から年々増加し、2014年には32.7%となっています。また、「わが子は花粉症だ」と実感している親に対して、その発症年齢について聞いたところ、0~5歳までが43.8%、0~10歳までが80.4%という結果に。過去3年の調査と比較すると、花粉症の発症年齢が低年齢化していることが判明しました。目の充血やかゆみがあっても、5人に1人の子どもが「目薬を使っていない」花粉症の症状のひとつである目のかゆみについては「充血やかゆみがあり、目をかいている」は21.3%、「充血はなく、目の周りの皮膚をかいている」が9.2%、「上記の両方ある」3.5%となり、子どもの目元に何らかの違和感を覚えている人が24.8%という結果に。大阪府済生会中津病院小児科の末廣豊 (すえひろ ゆたか) 医師によれば「目のかゆみは手でかいたり、こすったりしても良くならず、粘膜が傷ついたり炎症が悪化する恐れがあるため、目薬でかゆみを抑えることが有効です」とのこと。「かいちゃだめ!」といっても我慢できない子どもには、かゆみそのものをやわらげる目薬を使用することが効果的なようですね。「嫌がってなかなかさせない」親の苦労とはしかし、小さな子どもほど目薬をさすのを嫌がるもの。暴れてしまうので目薬がきちんとさせず、あおむけにして両腕をおさえ無理やりさしていた、という人もたくさんいるようです。子どもが目薬を嫌がらないように「目薬の容器の先端が怖いらしく、正面からさすのではなく横からスッと素早く近づけて先端が見えないよう工夫していました」「ぬいぐるみに目薬をさす真似をして、恐怖心をなくさせた」「キャラクターの指人形をつけて興味を引きながらさしていました」なんて意見も。一方、大きくなってくると「スイミングに通うようになったら自然に自分でできるようになった」「学校に持っていったらみんなからすごい! といわれてできるようになった」など、きっかけがあれば1人でさせるようにもなるようですね。目薬の正しいさし方って?目薬の正しいさし方についてご紹介します。正しい方法を知って、効果的に目薬を使いましょうね。1.手を洗って清潔にする2.顔を真上に向け、目薬を持っていないほうの片手で「あかんべえ」をする3.目薬の先がまつげやまぶたに触れないように点眼する4.1分ほど軽く目頭をおさえ、目を閉じる目薬を上手にさせるようになるには慣れも必要です。親が点眼する場合も最初はあせらず、落ち着いて行いましょう。花粉症には鼻に関するものや目のかゆみ以外にも「ぼーっとしている」など、わかりづらい症状もあります。子どもがいつもと違う様子を見せたら「どうしたんだろう?」とサインに気づいてあげることも大切なようですね。・ 0~16歳までの子ども2,452人の親に聞いた「子どもの花粉症」調査結果発表 | ロート製薬株式会社 (すだあゆみ)
2016年02月19日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2016年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)」を発表した。各地で花粉シーズンが始まっており、福岡では2月下旬にピークを迎えるという。現在、九州から関東地方の多くの所で花粉シーズンに突入した。2月13日は四国で、14日には、中国、北陸、東海、関東で「春一番」(立春から春分までの間に初めて吹く暖かい南よりの強い風)を観測。東京都練馬区では24度8分と夏日目前まで気温が上がり、記録的な暖かさとなった。この強い南風と気温の高さで、九州から関東にかけて花粉が一気に飛散した。1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日のことを「飛散開始」としているが、同協会の観測では、東京都千代田区(大手町)で2月13日に飛散開始を確認した。春一番が吹いた14日はやや多く飛散したという。今後、2月下旬にかけての気温は、変動があるものの平年並みか、平年より高くなる所が多い見込みとのこと。このため、九州から関東地方にかけてスギ花粉の飛散数が増加し、北陸や東北地方の一部も飛散開始となると予想している。北海道では4月の気温が平年並みか高い予想のため、シラカバ花粉は例年よりやや早い4月下旬から飛散が始まる見込みだという。スギ花粉のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬から中旬と予想している。金沢と仙台は3月中旬から下旬にピークを迎える見込み。スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するが、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないとのこと。前シーズンと比べ、飛散数は九州・四国・東海・関東甲信地方では多いかやや多く飛び、場所によっては非常に多く飛散する所もある見込みだという。中国地方では前シーズン並み、近畿・北陸・東北地方と北海道ではやや少ないと見ている。例年と飛散数を比較すると、東北地方では例年並みの見込み。そのほかの地域では、花粉の飛散数は例年より少ない所が多いという。特に九州・四国・近畿地方と北海道では非常に少なく、例年の半分以下となると予想している。同協会のホームページでは、花粉情報を随時更新している。
2016年02月18日●症状を抑制するための投薬タイミング「花粉症」と聞くと、一部の人は非常に辟易とした気持ちになるだろう。特に有名なスギ花粉が一般的に飛散する2~4月は、目がかゆかったり充血したりと、どこに行くにしてもおっくうになる。実はこれらのアレルギー症状は、花粉飛散開始前から薬を投与する「初期療法」を行うことでシーズン中のつらさを緩和できるのだ。本稿では、あまきクリニック院長の味木幸医師の解説をもとに、花粉症における初期療法の重要性について紹介する。○ベストな投薬タイミングは花粉症の症状が悪化してから治療を始めると、それだけ効果が強い薬を使用する必要があるし、症状が緩和されるまでの時間もかかる。近年では、花粉飛散開始の2週間ほど前から薬を使い始めると、シーズン中の症状が軽くなることがわかってきている。これが初期療法だ。「飛散開始の2週間ぐらい前から、抗アレルギー薬を内服と外用で両方とも使用します。シーズン前に薬を投与することで、飛散時期に向けて体の"準備"を整えるという意味合いがあります」。目のための投薬というと外用の点眼のイメージが強く、内服薬はあまり意味をなさないのではと考えている人もいるだろう。それでも、やはり体の内と外から防御した方が効き目は高いと味木医師は指摘する。○治療薬の種類目薬による治療は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬、場合によってはステロイドを用いる。■抗アレルギー剤かゆみの原因であるヒスタミンの発生を予防する。症状が軽度ならばすぐに作用するが、通常は使用を開始してから徐々に効果が高まり、約2週間で効果が安定する。■抗ヒスタミン剤その名の通り、ヒスタミンの活動を抑制する。一般的に抗アレルギー剤よりも即効性に優れる反面、効果の持続性が乏しいとされる。■ステロイド剤抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤で症状が緩和しない場合や、症状がひどい場合に使用する。「ステロイドは副作用が怖がられていますが、医者の管理下ではないと使えないですし、うまく使えばひどいアレルギー症状を改善できます」。●飛散開始後でもまだ間に合う!○コンタクト装用時でも使える点眼薬特に今シーズンは、抗アレルギー点眼薬の一部製品がコンタクトの上から使用できるようになったという。コンタクト装用時の点眼は、点眼剤に含まれる主薬がレンズに何らかの影響をおよぼす可能性が指摘されている。そのため、花粉症患者は点眼の度にレンズを外す必要があった。場合によっては、レンズを外した際に花粉が目の中に入り込み、点眼後も結局かゆみに悩まされるというケースもあった。そんな「憂き目」にもう遭遇しないですむというのだ。「医者からの処方となりますが、そういう新しい点眼薬もあります。その点眼薬は花粉症予防にもなるし、対策にもなります。私のクリニックで治療をしていても、その点眼薬だけで初期療法がすむ人がいます。初期段階でそのような効き目のある薬を使うと、1種類でもかなりの予防になります」。○飛散開始後でも症状を緩和できる地域によっては、既に「1平方cmあたりの花粉が連続して1個になった最初の日」と定義されている飛散開始日を迎えているだろう。「じゃあもう、今から治療しても遅いじゃないか」と感じるかもしれないが、花粉が飛散しだしてからでもシーズン序盤に治療を始めておけば、ピーク時の症状を緩和できるという。まだ決して遅くないのだ。「患者さんは症状がひどくなってから来院されますが、皆さん同じく症状がひどいため、病院で2~3時間待ちという状況に遭遇することもあるかと思います。初期療法のときにくると病院もすいていますので、早めの診察をお勧めしますよ」。※写真と本文は関係ありません○記事監修: 味木幸(あまき さち)あまきクリニック院長、慶緑会理事長。広島ノートルダム清心高校在学中に米国へ1年の留学。米国高校卒業後に母校に戻り、母校も卒業。現役で慶應義塾大学医学部入学。同大学卒業後、同大学眼科学教室医局入局。2年間の同大学病院研修の後、国家公務員共済組合連合会 立川病院、亀田総合病院、川崎市立川崎病院・眼科勤務。博士(医学)・眼科専門医取得。医師として痩身や美肌作り、メイクアップまでを医療としてアプローチする。著書も多数あり。
2016年02月17日今年の冬は、暖冬かと思えば猛烈な寒気で沖縄や奄美大島でも雪が降るなど、変化の激しい気候ですね。どのような気候になるか、まだまだわかりませんが、仮に暖冬だった場合にやっかいなのが、花粉が多く飛ぶ可能性が高いことです。関東地方を中心に罹患者の多い花粉症、毎年さまざまな対策をしている方が多いのではないでしょうか? 花粉症対策におすすめのハーブが、エルダーフラワーです。ハーブは薬とは違いますが、古代から利用されてきた人類の知恵であり、私たちの体をサポートしてくれることもあります。早いうちから飲み始めて、体質改善を試みるのもいいかもしれませんね。エルダーフラワーとは和名は「セイヨウニワトコ」。レンプクソウ科の植物で、かわいらしい白い小さな花を咲かせます。フラボノイドという成分が多く、ヨーロッパでは古くから風邪やアレルギーの症状を緩和すると言われ親しまれてきたハーブです。マスカットのような甘い香りがし、ハーブティーでも比較的飲みやすいですが、さらにひと手間かけてハーブコーディアル(シロップ)にすると、とってもおいしくいただけますよ。ハーブコーディアル作りにおすすめの書籍ハーブコーディアルの作り方はいろいろなところで紹介されていますが、おすすめの本を1冊紹介しましょう。「エビちゃん」の愛称で知られるモデル・蛯原友里さんは、有資格者がわずか5,000人という超難関資格、「ハーバルセラピスト」という資格を持っています。そんな蛯原さんが書いた本、『きれいになるハーブ おしゃれに暮らす幸せレシピ』(小学館)には、女性の体調や悩みに合わせたハーブの取り入れ方や、毎日の生活をより美しく、快適にするハーブとのつきあい方が書かれています。たくさんのハーブブレンドレシピやハーブたっぷりのお料理レシピが紹介されていて、毎日の生活に彩りを添えるような、おしゃれでナチュラルなハーブの活用が盛りだくさん。見ているだけでウキウキしたり、真似したくなったりするだけでなく、ちゃんとハーブの知識も学べる本です。ハーブは決して生活になくてはならないものではないですが、子育てや仕事で余裕がないときこそ、この本に出ている簡単なレシピやハーブブレンドを試して、自分の心にゆとりを持ちたいと考えています。また、この本の中で紹介されている、ハーブコーディアルのレシピは、とてもおいしいのでおすすめです。用意する材料はこちら。◎エルダーフラワーのハーブコーディアル(出来上がり・約200ml)<材料>・ドライハーブ(エルダーフラワー) 20g・ブラウンシュガー 100g・レモン(薄くスライスしたもの) 1個・水 200ml出典:『きれいになるハーブ おしゃれに暮らす幸せレシピ』(小学館)より用意したエルダーフラワーを鍋で濃いハーブティーを煮出し、ハーブを取り出して砂糖を加えて少し煮てからレモンを入れれば、エルダーフラワーのハーブコーディアルの出来上がりです。詳しい作り方は書籍を参考にしてください。お湯や水・炭酸で6~10倍に割って飲んだり、ヨーグルトにかけたり紅茶に加えてもおいしいですよ。市販のハーブコーディアルで手軽においしくいただくのもいいですが、ぜひ手作りしてみてください。 『きれいになるハーブ おしゃれに暮らす幸せレシピ』 (中山真澄)
2016年02月14日花粉症患者は、花粉症ではない人には決してわからないつらさや苦しみと戦っている。そして、それらのつらさは、日常に現れている目や鼻への症状のほかにも多数ある。今回は、花粉症に悩むマイナビニュース会員300名に「花粉症で困ること」を聞いてみたので、理由とあわせて紹介しよう。Q.花粉症によって困ることを教えてください(複数回答可)1位: 目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない(67.3%)2位: 倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる(35.7%)3位: 診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる(20.7%)4位: 夜に眠れずに寝不足になる(20.3%)5位: 洗濯物や布団が外に干せない(17.7%)■目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない・「仕事中に泣いてしまい、仕事の上司に心配されたことです」(23歳女性/その他/専門職)・「鼻をかむ度に化粧が取れてしまう」(36歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「目のかすみによって、小さい字やPCの画面が見えづらくなる。仕事の能率も落ちると思う」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「常に不快な状態なので機嫌も悪くなってしまう」(33歳男性/食品・飲料/営業職)・「くしゃみを続けて三回以上すると尿漏れをおこすので、下着を取り換える必要が出てくる。忙しいときにさらに忙しくなる」(46歳女性/その他/その他)■倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる・「目がかゆくてかゆくて、何もする気が起きない」(27歳女性/金融・証券/営業職)・「頭が重くなって考えられなくなるので、薬は欠かせません」(50歳以上男性/電機/技術職)・「無菌室に1日いたいくらい」(28歳女性/通信/販売職・サービス系)・「黄砂が加わると生きるのがつらいほどのだるさと頭痛に見舞われます」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)・「一日ぼーっとしていることもある」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる・「抗ヒスタミン剤を処方してもらうので、お金がかかる」(50歳以上男性/情報・IT/事務系専門職)・「お金がかかるし、コンタクトできない」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「お金・外出など、生活に支障が出る」(33歳女性/医療・福祉/専門職)・「アレルギー用の市販薬を買ったり目薬を買ったり出費がかさむ。息がしにくいので夜寝るときがつらい」(31歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)■夜に眠れずに寝不足になる・「寝ても鼻が詰まって熟睡できない」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「鼻の中が腫れる感じが一番嫌ですね。寝ているときに息苦しくてつらいです」(32歳男性/その他/その他)・「鼻がつまって苦しいためなかなか寝付けず、朝起きるのがつらく、その日1日やる気が出ず、引きこもる」(31歳女性/その他/その他)■洗濯物や布団が外に干せない・「布団や洗濯物を外干ししたいが、取り込んでから室内で症状が出てしまうので干せない」(38歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「洗濯物を外に干して取り込む前に激しくばさばさやると、黄色いものがぼやんと舞い上がる。『やべ…花粉だ』と思った瞬間、くしゃみ連発、鼻水濁流」(24歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「外で洗濯した服を着るとくしゃみが止まらなくなる」(28歳女性/情報・IT/技術職)■総評圧倒的大差をつけての1位は、「目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない」だった。大半は止まらない目のかゆみや、自然にあふれだす鼻水によって何にも手が付かないというもので、「薬の副作用で眠くなり、仕事にならない」という回答者も少なくなかった。2位には、およそ3名に1名が回答した「倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる」が入った。「一日つらくてだるくてやる気を失ってしまう」「集中力がなくなり、やる気も出ない」などのように、「無気力状態」に陥っている患者が多数みられた。3位は「診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる」。毎年のように引き起こされるアレルギー症状緩和のために必ず一定額を出費するのは、頭では「大切」とわかっていても、気持ちの面では納得がいかない人もいることだろう。ちなみに、6位以下は「症状がひどくなって、外出するのをためらうようになってしまう」(17.0%)、「化粧ができない」(14.0%)などがランクインしていた。アレルギー症状がひどい人にとっては、花粉症のシーズンは毎日が地獄のように感じられるもの。花粉症に悩む恋人や友人などが、あなたといるときに眠たそうにしていたり、けだるそうにしていたりしていても、多少は大目にみてあげてほしい。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年11月5日~11月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性116名 女性184名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年02月12日日本調剤はこのほど、「2016花粉症の実態と対策」調査の結果を発表した。同調査は1月14日~15日、花粉症と自覚・診断されたことがある花粉症経験者で、全国の20~70歳以上の男女1,053人を対象にインターネットで実施したもの。一番花粉症の症状がひどい季節を聞いたところ、圧倒的に多かった回答は「春」(90.4%)だった。次いで「秋」(5.9%)、「冬」(2.4%)、「夏」(1.3%)となっている。花粉症の症状について聞くと、1位は「鼻水・鼻づまり」(87.1%)、2位は「目のかゆみ」(81.9%)、3位は「くしゃみ・咳(せき)」(56.4%)だった。「鼻のかゆみ」(40.5%)、「目の充血・涙目」(34.8%)という回答も多い。花粉症の治療に病院に行くか尋ねると、6割近い人が病院に行く(「必ず行く」「行く場合もある」の合計)と回答した。女性70代以上は最も病院に行く割合が高かった(72.1%)。一方、男性30代の5割以上は病院に「行かない」という結果になっている。花粉症でも病院に行かないと答えた人に、その理由について聞くと「我慢できる程度だから」(49.9%)と約半数が答えた。次いで「市販薬で十分だと思うから」(29.2%)、「面倒だから」(25.5%)という回答が続く。男性30代の最も多い理由は、「面倒だから」(44.4%)だった。治療薬以外に行っている花粉症対策について尋ねたところ、1位は「マスクをする」(68.5%)、2位は「うがい・手洗いをする」(48.3%)だった。基本的な対策が圧倒的に多いことがわかる。同社の薬剤師によると、花粉症の症状のいくつかは、かぜや他の病気の症状と重なるものがあるという。鼻水やくしゃみが出るため、花粉症初期には風邪ではないかと戸惑う人も多いとのこと。自分ではわかりにくいものなので、思い当たる症状があれば、早めに医師の診察を受けることがいいという。花粉症とわかったら、「マスク」「うがい・手洗い」などで、できるだけ花粉を吸い込まないよう心掛けることも必要となる。酒や喫煙を控え、食事や運動に気を配るなどして日頃の生活習慣を改善し、体の免疫力を高めることも大切といわれている。
2016年02月10日毎年、春の訪れの足音が聞こえてくると、花粉に悩む多くの人が頭を抱え始める。花粉症の症状は「くしゃみ」「目のかゆみ」などさまざまだが、どの症状に悩んでいる人が最も多いのだろうか。今回は花粉症に悩むマイナビニュース会員300名に「花粉症の具体的な症状とその程度」について聞いてみたので紹介しよう。Q.花粉症の具体的な症状を教えてください(複数回答可)1位: 目がかゆくなる(73.0%)2位: 鼻水が出る(72.0%)3位: くしゃみが出る(57.0%)4位: 鼻がつまる(39.7%)5位: 目が充血する(21.3%)■目がかゆくなる・「鼻と目がかゆくなり、体中がチクチクそわそわする」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「涙が止まらないし、目がしょぼしょぼするしで仕事にもプライベートにも支障がありすぎる」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「薬を飲まないとぜんそくレベルと医者から言われた。鼻水が止まらずに脱水症状になりそうになる。目は角膜が傷つく」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「目をこすりすぎて毛細血管が切れてしまい、白目部分が真っ赤になってしまった」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)・「どの症状もひどいが、特に涙と目の腫れがひどく、何かあったのかと周りに心配されるレベル」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)■鼻水が出る・「とにかく鼻水がひどく、ちょっと油断するとすぐ口元まで流れ出ていた」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「鼻水が水のようになってティッシュを詰めてもびしょびしょになる」(40歳男性/その他/その他)・「目と鼻から水分が一日中流れ落ちる感じ」(33歳女性/その他/クリエイティブ職)・「毎回鼻をかんでいたらきりがないので、ティッシュを丸めて鼻に詰めたりマスクの内側にティッシュを重ねたりしているが、それでもごみ箱がすぐにいっぱいになる」(46歳男性/ソフトウェア/技術職)・「鼻をかみすぎで酸欠になりクラっとくるくらい」(24歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)■くしゃみが出る・「15回くらい連続でくしゃみが出る」(37歳男性/機械・精密機器/販売職・サービス系)・「花粉症のありとあらゆる症状がでて、なにもやる気がおきなくなる」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)・「鼻水が出まくり、くしゃみが止まらなくなる。鼻をかみすぎて、鼻がつまる。最終的に風邪を引くというパターンにはまる」(24歳男性/電機/営業職)■鼻がつまる・「鼻づまりがひどく、耳まで聞こえにくくなる」(36歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「鼻水がひどくて鼻を触るので鼻先が痛くて触れなくなる。また全身の皮膚も敏感になりツラい」(42歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「とにかく鼻水が出て鼻で息ができない。くしゃみ前のむずむず感のようなのがずーーっとあって涙が出てくる」(31歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)■目が充血する・「いつも泣いているような目になる」(25歳女性/自動車関連/技術職)・「花粉によってアレルギー性結膜炎になり、コンタクトを着用できなくなる」(31歳女性/その他/その他)■その他・「アレルギー科の先生からも『あなたはほんとにひどくて大変だね』と言われるほどひどいので、軽度の人に『私も同じ。つらいよね』と言われると複雑な気分になります」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「くしゃみや鼻水は大したことないが、肌が赤くガサガサになりかゆくなる」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「血液検査で重症度が一番上だった」(31歳女性/電機/事務系専門職)■総評わずかの差ながら「目がかゆくなる」が73.0%の支持率を集めてトップとなった。「かゆくて死にそう」「かゆみが止まらない」などの切実な意見が多く、パソコン画面が全く見られないという人や、ひどくなると目が開けられないという人もいた。このレベルまで来ると、もはや仕事をしても仕事にならないだろう。1ポイント差の2位は「鼻水が出る」。マスクをしたうえで、周囲にばれないように「ティッシュ鼻栓」をしたり、オフィスや家では必ずティッシュと一緒に移動したりすることで、アレルギー症状に対抗している回答者も散見された。3位は「くしゃみが出る」で、およそ5名に3名が回答した。連続くしゃみに苦しむ人や、夜間のくしゃみで熟睡できない人たちからの訴えが目立った。また、6位以下は「目から涙が出る」(20.0%)、「肌がかゆくなる(荒れる)」(16.7%)、「のどが痛くなる」(16.0%)、が並んだ。花粉によるアレルギー症状を和らげるには、とにかく花粉を吸い込まないことが大切。周囲の人たちの協力を得るなどして、少しでもつらくない日々を送るように工夫してほしい。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年11月5日~11月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性116名 女性184名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年02月05日