旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさんはリアムちゃんの言動に少し違和感を覚えていました。家に遊びにきたのに娘ではなくライコミさんにずっと一人語りをしてきたり、自宅まで送り届けると「ライコのママもうちで遊ぼう」と強引に誘ってきたり……。 翌日もリアムちゃんが遊びに来たのですが、娘の様子がなんだか変で……。 2人きりの空間で一体何が? 学校から帰宅したライコちゃんの隣には、リアムちゃんの姿がありました。この日もリアムちゃんはライコミさんに一人語りをしていたのですが、娘ライコちゃんの提案で2人は部屋で遊ぶことになりました。 その間にライコミさんは家事を済ませ、ひと段落したあと娘の部屋へおやつを持って行くと、なぜかライコちゃんは曇った表情をしていました。 心配になったライコミさんは「体調が悪いの?」と娘に聞きますが、彼女は慌てた様子で「大丈夫!」と返答。 その後、帰宅の時間になり「そろそろおうちに帰ろうか」とリアムちゃんに声をかけ帰宅準備をしていると、玄関前でリアムちゃんがあるお願いごとをしてきたのです。 「ライコのママ、今日もおうちまで送って。ライコも一緒に送ってほしい」ライコミさんは「いいよ」と答えリアムちゃんを家まで送り届けることにしました。 初めてリアムちゃんが遊びに来たときはなかなか帰宅しようとせず、ライコミさんは戸惑っていましたが、この日は素直に応じてくれて安心したライコミさん。ですが、部屋で過ごしてから明らかに様子がおかしいライコちゃんの様子が気ががりですね。こういったときは皆さんだったらどんな対応をしますか?著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月06日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさん宅に遊びにきたリアムちゃんは、娘のライコちゃんと遊ぶどころかライコミさんに一人語りするばかり。 お友だちを傷つけないようライコミさんはやさしく対応していましたが、気づけば時間は17時……! ライコミさんはリアムちゃんを家まで送り届けることにしました。 リアムちゃん宅に到着し、ライコミさんたちが自宅へ戻ろうとしたとき「家に入って」と、リアムちゃんが強引に引き留めてきました。 初めての友だち……だけど、なんだか不思議で リアムちゃんに引き止められるという予想外の展開に慌てふためくライコミさんは、「今からお夕食を作ったり、おうちの仕事があるから遊べないの」とやさしく説得しました。するとリアムちゃんは、「うちで作ったらいいじゃん」と摩訶不思議な返答をしてきたのです。 ライコミさんは「ごめんね、ライコのお父さんの分も作らないといけないから、帰って作るよ」と再度説得し、ようやくリアムちゃんから解放されました。 それから娘と帰宅している途中、ふとリアムちゃんのアパートを振り返ると、そこには家に入ることなく、踊り場にポツンと立つリアムちゃんの姿が……。 その夜、今日の出来事を夫に報告したライコミさん。「今小学2年生だし、今から相手との距離を学んでいくんじゃない?」という夫の見解に納得したのでした。 リアムちゃんの言動は少し強引で怖さを感じてしまう部分もありますが、自宅に誰もいない状況を考えると寂しくてかまってほしいのかもしれないですね。大事なわが子の大事なお友だちなので、大人がしっかり目を配ってあげたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月05日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。スクールカウンセラーの花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが判明。そして、タクくんが過ごしやすい環境を整えるためにも、特別支援クラスへ移ることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事がトラウマになってしまったものの、夫や花雲先生、市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していったもっつんさん。タクくんの未来のために再び病院へ行こうと決心し、花雲先生に別の病院を紹介してもらうことになりました。 しかしそんな中、花雲先生が3月に別の学校へ異動するというショックなニュースが!もっつんさんは仕事だけでなく不妊治療のための通院もあり、忙しく過ごしているうちにあっという間に3月になって……。 通常学級での授業参観はこれで最後? タクくんの落ち着きのない様子に、申し訳なさ・虚しさ・怒りなどの感情が入り混じる授業参観。しかし、通常学級での授業参観はこれで最後かもしれないと思うと、寂しいような苦しいような、複雑な感情になったそうです。 そして懇親会のあと、親身になってくれた担任の成田先生と久しぶりに話せたもっつんさん。成田先生から「赴任先の学校でも、引き続き花雲先生のカウンセリングが受けられるように手配されるそうです」と、うれしいニュースを教えてもらいました。 この1年間、悩むことやショックを受けることもたくさんありましたが、花雲先生や成田先生など、味方になってくれる方々とも出会うことができました。タクくんももうすぐ2年生。これからも、もっつんさん一家に素敵な出会いがあるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月05日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事を夫に話すと、「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と激怒。夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していきました。 そして、タクくんの未来のために再び病院へ行こうと決心し、花雲先生に別の病院を紹介してもらえることに。 しかし、花雲先生から3月に別の学校への異動が決まったと聞かされて……。 急にまた不安が…! ※訂正:(誤)花雲→(正)花雲先生 あまりのショックに、また不安な気持ちになってしまうもっつんさん。花雲先生ご自身も、急に赴任先が変わることは望ましくないと思っているようです。 この時期もっつんさんは不妊治療をしており、体外受精のために毎日通院をしていました。仕事をしながらのカウンセリングや通院で、とてもハードな日々を送っていたそう。花雲先生が異動してしまう事実にもっつんさんがショックを受ける中、タクくんが泣いたり落ち込んだりせず、穏やかに受け入れてくれたことは救いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月04日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事を夫に話すと、「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と激怒。夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していきました。 そして、タクくんの未来のために、再び病院へ行こうと決心したのです。 信頼していた先生が…! ※訂正:(誤)移動→(正)異動※訂正:(誤)移動→(正)異動 1年生の2月のカウンセリング時のこと。花雲先生から残念なお知らせが2つあると言われました。 1つ目は、次の病院の予約が最短で3月末になってしまったこと。そして2つ目は、3月に別の学校への異動が決まったこと……! これまで親身になって話を聞いてくれ、サポートし続けてくれた花雲先生の異動の話は、もっつんさんにとって非常にショックなニュースでした。もっつんさんは「聞いた当時は、残念で不安な気持ちになってしまいました」と振り返ります。 頭の中では「異動は仕方がない」とわかっていても、急なことに動揺してしまいますよね。人生には出会いと別れはつきものです。異動が残念でならないと思えるほどの花雲先生と出会えたことは、もっつんさん親子にとってターニングポイントだったのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月03日お友だちとのおもちゃの貸し借りでの子どものトラブル、経験したことがあるという方も多いのでは……!? 今回は保育士の中田馨さんが、お友だちとのおもちゃトラブルを招く、実はNGな声かけについて教えてくれました。こんにちは。保育士の中田馨です。私は0~2歳児が対象の保育園を運営しています。日々、子どもたちと過ごしていてよくあるのが「お友だちとのおもちゃトラブル」です。おもちゃをとられてしまった時や、逆に相手のおもちゃをとってしまった時に「どう声かけをするべきか?」と悩むところだと思います。今回は、低年齢児の子どもたちの「お友だちとのおもちゃトラブル」についてお話しします。 お友だちにおもちゃを取られた場合はどうすればいい?公園や児童館で遊んでいて、同じくらいの年齢のお友だちにおもちゃを取られる場面があると思います。相手の親御さんは見ているのに何も言ってこない。さて、こんなときどうすればいいか? このような場合、まず大切にしたいのがご自身のお子さんの「遊びを保証」することです。きっとその遊びを楽しんでいたと思います。ですので「今、遊んでいるからおもちゃ返して欲しいな」と伝えましょう。そしてお子さんには「お友だちも遊びたいみたいだから、終わったら渡そうね」と伝えます。 お友だちも返そうとはしないかもしれません。そんなときは、相手の親御さんにも協力してもらえるとベストですが「うちの子も使いたいのに、なんで貸してくれないのよ」と思っているかもしれません。そうなると、なかなか難しいですよね。 でも、私は「すぐに貸せることがえらい」とは思いません。子どもがその遊びに満足し「もう、貸せるよ!」という気持ちになるまで周りの大人が待つことも大切だと思います。まずは「この子の遊びが終わるまで、待ってもらえますか?」とお願いしてみましょう。 お友だちのおもちゃを取ったときはどうすればいい?逆に、ご自身のお子さんがお友だちのおもちゃを取ったときはどうしましょう? この場合まずは、返さなければいけませんね。「このおもちゃで遊びたかったの?」と遊びたかったことに共感し、「でも、これはお友だちのだから返そうね」と伝えます。 低年齢児は、自分から返すことがなかなかできませんので「返しなさい」と何度も言うのではなく「ママと一緒に返そうね」と一緒に返すといいでしょう。このとき、お子さんが泣いても返します。そして「あのおもちゃで遊びたかったんだね」と遊びたかった気持ちに共感します。 また、こんな場面は「貸して」と伝えることを学ぶ機会でもあります。「貸してもらえるかママと聞いてみよう!」と一緒に聞いてみましょう。「いいよ」と言われれば「やった!!」ですし、もし「イヤ」と言われても「今、お友だち、楽しく遊んでいるみたい。じゃあ、あっちでママと遊ぼうか!」と気持ちを切り替えることも大切な経験です。 「お友だちと仲良く遊ぶ」ことはとても大切なこと。しかし、実は「お友だちとモノの取り合いやケンカする」ことも大切なんです。「こうしたら友だちは嫌がる」「こうなったら悲しい」「これをされたら嬉しい」なんて喜怒哀楽の感情を沸き立たせる経験は、友だち関係だからこそできること。今、子どもたちは親以外の人間関係を学んでいる時です。むやみに止めるのではなく、安心して友だちと過ごせる場を提供することも、私たち大人の役目なのですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月03日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。その後、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まったもっつんさんは、「ここならタクも授業に集中できそう」と思えるように。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。すると、待ち受けていたのはとんでもない医師でした。 その男性医師は、「発達障害なんて昔はなかった。先進国にだけあることで、甘え」「この子はIQがあるから、怒られても許してもらえるとわかっているんだ」などと心無い発言を連発。さらに、子どもの叱り方の例と称して、何度ももっつんさんの肩を叩き、怒鳴り、これまでの接し方を否定したのです。 この出来事を夫に話すと、「そんな診察ありえない! 絶対に行っちゃダメだ!!」「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と、病院に行かない決断を下してくれました。 そんな中、1年生の3学期が始まり……。 人の言葉に傷つき、人のやさしさに癒やされ ※訂正:(誤)速く→(正)早く 夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談。トラウマになるほどのつらい経験だったものの、多方面からのサポートでなんとかまた前向きに動こうという気持ちになっていったそうです。 そして、「頑張っている自分を褒めてください」という花雲先生からの言葉に救われたもっつんさん。育児で悩んでいることそのものが、子どもへの愛情だと認識できたのでした。 夫や花雲先生だけでなく、市役所の方など、自分とわが子を気遣ってくれる人がいることを実感できたおかげで、もっつんさんも安心できたのでしょうね。 こうして、少しずつ元気を取り戻したもっつんさんは、タクくんの未来のために、また病院へ行こうと決心しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月02日すぐに物をなくしてしまう小学2年生の息子。買ってあげたばかりのサッカーボールもなくしては見つけることを繰り返すので、私は度々気をつけるように注意していました。しかし、何度も続くため、だんだん不自然さを感じるようになり、息子とじっくり話すことに。すると、息子がボールをなくしていたのは、あるトラブルが理由だと訴えてきたのです。 息子のボールが何度も行方不明に…なぜ!? 物をなくす癖がなかなか直らない小学2年生の息子。毎日のように文房具やハンカチなど、学校でなくして帰ってきます。そんな息子は最近、放課後に学校へ行って友だちとサッカーをすることにハマり中。ある日、息子からサッカーボールをねだられたので、買ってあげることに。息子は、学校から帰るとすぐに新品のサッカーボールを持って遊びに出かけるのですが、そのうちボールをなくしては見つけてくることを繰り返すようになりました。 私は一緒にボールを探してくれる友だちへも申し訳なかったので、息子へ「なんでちゃんと持っておかないの!」と注意を繰り返すように。息子も落ち込んでいる様子だったのですが、その後もなぜか息子のボールだけが行方不明になっては見つかることが続きます。 最初は、「いつもの癖でなくしたんだろう」としか思っていませんでした。しかし同じことが続き、だんだん不自然さを感じ始めていた矢先、息子が「学校へ遊びに行かない! 家でゲームする」と言うのです。理由を聞くと、どうやら友だちがボールを蹴って遠くに飛ばすイタズラをしている事実が判明。私から叱られたせいで本当のことをなかなか言い出せなかったようなのです。その後、息子に何度も謝り「相手の子にママが注意しようか?」と聞くと、「僕からやめてって言えるように頑張る」と言うので見守ることにしました。 とはいえ心配なので、しばらくはグラウンドで遊ぶ息子を迎えに行くことにします。息子の友達は、さすがに親の目が気になるようでイタズラをやめるように。その後、息子が勇気を振り絞って「もう校庭にボールを持っていかない」と友達に伝えた結果、ボールが行方不明になることはなくなったのです。 私が間違っていたのは、感情的になりすぎて息子の話を聞いてあげなかったこと。そして息子自身が物をなくさないように頑張っていることを理解してあげなかったことです。息子のことを信じて、まずは話を聞いてみようと意識するきっかけとなった出来事でした。 作画/Pappayappa著者:水野あや
2023年11月02日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。その後、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まったもっつんさんは、「ここならタクも授業に集中できそう」と思えるように。夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれ、適切な支援を受けるために病院で発達障害の診断を受けることを決意しました。 花雲先生の紹介状を持って、診断を受けるためにタクくんと一緒に大きい病院へ。すると、待ち受けていたのはとんでもない医師でした。 その男性医師は、「発達障害なんて昔はなかった。先進国にだけあることで、甘え」「この子はIQがあるから、怒られても許してもらえるとわかっているんだ」などと心無い発言を連発。さらに、子どもの叱り方の例と称して、何度ももっつんさんの肩を叩き、怒鳴り、これまでの接し方を否定したのです。 この経験はもっつんさんのトラウマになってしまいました。そのことを夫に話すと……。 ありえない!絶対に行っちゃダメだ!! もっつんさんから話を聞いた夫は激怒!「そんな診察ありえない! 絶対に行っちゃダメだ!!」「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と、病院に行かない決断を下してくれました。 いろいろな人に相談し、花雲先生のサポートがあってここまで来られたからこそ、もっつんさんは「人に迷惑をかけるから……」と抱え込んでしまったのかもしれません。 妻の話を聞いて本気で怒り、妻と子どもを守ってくれる頼もしい夫がいて本当によかったです。ショックなことがあったとき、何でも相談できる家族の存在は、とても大きなものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月01日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさん宅に、ランドセルを背負ったまま遊びに来てしまったリアムちゃん。ライコミさんは自宅へ戻り、保護者に行き先を伝えるよう言いました。 それから15分後。リアムちゃんは「家に誰もいなかった」と再びライコミ宅に戻ってきたのです。 保護者の了解なしで家に入れていいものか……悩みつつ、そのまま追い返すわけにもいかず、ライコミさんは家に迎え入ることにしました。 小2の女の子を置き去りにするわけには……。 まともな挨拶を交わすことなく、家に上がり込んできたリアムちゃん。保護者の了解なしで遊びに来ているという不安要素と、そもそも今日ここにいなかったら1人で留守番しなくてはいけなかったリアムちゃんのことを思うと、ライコミさんはやるせない気持ちになり、そのまま遊ばせることにしました。 ……が!娘と遊ぶと思いきや、なぜかライコミさんに一人語りを始めるリアムちゃん。家の仕事が手につかず時間は刻々と経過していき、気づけば17時……。 ライコミさんは「家まで送ってあげる」と帰そうとしますが、「まだここにいたい」とリアムちゃんは帰りたがりません。「暗くなると危ないから」と伝えて、なんとか彼女を送り届けることに。 しかし、チャイムを鳴らしてもまったく応答がありません。リアムちゃんによると「この時間、ママは帰ってないことが多い」とのこと。しかし、誰もいない家に小2の女の子を置き去りにするのはとても不安……でも、買い物にも行かないといけないし……。 そう迷っていた矢先、リアムちゃんは「ライコのママもうちで遊ぼう」とまさかの提案をしてきたのです。 まだ小2の子どもが遅い時間まで毎日家にひとりきりになってしまう状況は、気になってしまいますね。親と面識もなく、連絡先も知らない……自宅に招き入れて何かトラブルがあったらと思うと、安易に毎日家に招き入れるのも躊躇してしまいます。 さらに、家に入れるとずっと話しかけられ、家のこともろくにできないばかりか、夕方を過ぎても帰ろうとしてくれないため、ライコミさんは困ってしまっています。小2の子どもは、友だちとの付き合い方についてまだ自分でしっかり判断ができないもの。親もしっかり把握・管理したほうが安心かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年10月30日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさんは、リアムちゃんに挨拶をしました。「ライコの家に遊びに行きたい」と急に言われ、面を食らいながらも承諾したライコミさん。リアムちゃんの独特な雰囲気と、予期せぬ発言にライコミさんは少し違和感を感じていました。 突然の訪問の話を承諾したものの、いろんな考えごとや心配が頭を駆け巡ります。 その日の下校時間、リアムちゃんは一度も家に帰らず家に来てしまって……!? ランドセルを背負ったまま?! その日の学校終わり、ライコちゃんは何食わぬ顔でリアンちゃんを家に連れてきました。 「ただいま! リアムちゃんがライコの家で遊びたいって一緒に帰ってきたの!」 挨拶もなくそのまま家に上がり込むリアムちゃん。彼女がランドセルを背負ったまま直接来てしまったことがどうしても気になり、「今日は一旦帰って、おうちの人が『遊びに行ってもいいよ』って言ってくれたら、またここにおいで」と、連絡先を記したメモをリアムちゃんに渡し送り出しました。 すると、わずか15分後。「うち、誰もいなかった」と彼女は戻って来てしまい、追い返すこともできず、家に招き入れることになったのでした。 家族の了承を得られたわけではないですが、子どもたちの遊びにもちゃんと筋を通そうとしたライコミさん。こういった些細な思いやりは、ゆくゆく家族間トラブルを防ぐ行為にもなりますね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年10月29日「あの子とは遊ばないで」第1話。旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに初めてのお友だちができました。ライコちゃんが2年生に進級したころに、お友だちができました。ライコミさんは夫に報告し、喜んでいたのですが……。 うれしくも寂しい、子どもの“親離れ” ライコミさんの娘・ライコちゃんは、人見知りで引っ込み思案な性格。これまで何をするのにもママの元から離れることはなかったのですが、小学2年生に進級したころ、そんな彼女に「リアムちゃん」という初めての友だちができました。 「ママ、明日リアムちゃんが一緒に学校行こうって誘ってくれたの」 ある日、友だちと2人で学校に行くことを約束してきたライコちゃん。どこへ行くにもパパやママの後ろに隠れるほどの内気な性格だった娘の成長を、両親は喜びます。 期待に胸を膨らませながら、ライコミさんは2人の登校についていくことにしました。「初めましてかな? ライコのお母さんです」 ライコミさんが挨拶すると、リアムちゃんは突然「ライコの家に遊びに行きたい」とぶっきらぼうに言ってきました。無表情で家に行きたいと言われ、驚いたライコミさん。「変わった雰囲気の子……」と不思議に思ったのでした。 子どもの交友関係を把握しておくのは親の責務。子どもからしてみれば要らぬお節介かもしれませんが、わが子だけでなく、子どもの友だちとも適度な距離を保ちつつ見守っていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年10月28日みなさんは、日常生活で思わぬトラブルが起きてしまったことはありますか?今回は子どもを車に乗せたときに起こったエピソードについて紹介します。後部座席から子どもの悲鳴!ドアで指を挟んでしまった!骨には異常なしでホッとひと安心骨が折れてなくてよかった乗り慣れた車でも注意が必要乗り慣れているはずの車で子どもの指をドアで挟んでしまったアクシデント。大ケガにならなくて本当によかったです。子どもと行動するときは、慎重に行動しなくてはいけませんね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年10月22日今回は、不可解な出来事に思わずゾッとしたエピソードを紹介します。ある日、友だちと飲み物を買いに出かけた主人公。数分後に部屋へ戻ってくると、思いがけない事態に遭遇してしまいます…。友だちと数分の外出!しかし部屋に戻ると…隣の部屋から自宅へ気になる部屋の中は…鍵をかけずに数分間の外出をしていましたが、戻ってくると鍵が閉まっていたのです…。思わぬ出来事に、焦ってしまいますね。果たして、部屋の中はどうなっているのでしょうか。作画:ささきさやーん原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月19日「自然の中でのびのびと子育てがしたい」という思いを持っていた私たち夫婦。息子が1歳半になったころ、思い切って都会から地方への移住を決めました。引っ越してすぐに、近所の児童館へ遊びに行くように。そこで1歳のAくんとお母さんに出会います。私とお母さんは趣味が似ていたので、すぐに仲良くなり、児童館以外でも遊ぶ仲になったのですが……。 新しい友だちは息子と正反対? Aくんは力ずくでおもちゃを奪ったり、自分の気に入らないことがあるとすぐに怒ったりするタイプです。一方、息子は温厚で、やり返すことはしません。新しい土地に引っ越してきたばかりの私にとって、Aくんのお母さんは貴重な知り合いなので、Aくんの行動には目をつぶっていました。 しばらくして、息子はAくんと同じ幼稚園へ通うことに。Aくんと息子のクラスは別でしたが、自由時間のたびに「園庭で遊ぼう」と頻繁に息子を誘うようになったそうです。 そんな中、事件が発生。Aくんが「一緒に遊ぼう!」と声をかけてきたタイミングで三輪車に乗っていた息子。「今、三輪車で遊んでる!」と息子が断ると、Aくんは遊んでくれなかったことに腹を立てて三輪車を蹴飛ばしたのです。お迎えのときに先生からこの話を聞き、ショックを隠しきれなかった私。Aくんと息子の関係を改善するために、幼稚園の先生に協力してもらうことにしました。 この一件以来、先生は息子がAくんから遊びの誘いを受けると「どうしたい?」と毎回聞いて、助けてくれるように。次第にAくんから誘われることは減っていきました。子ども同士の距離を取るため、私自身もAくんのお母さんと子ども連れで会うのをやめることに決めます。 その後、第2子の出産を機に息子を転園させたことでAくんとの関わりほぼなくなりました。これからも人付き合いで悩んだときには、周りの人に相談しながら最善策を考えていこうと思います。 作画/Pappayappa著者:山本楓馨
2023年10月14日皆さんは、子どもがトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は、非常識なママさんのエピソードを漫画で紹介します。イラスト:noico子どもがケガをしたとき男の子のママさんに連絡をすると…謝る筋合いはないわ!!1人のママさんが猛反撃!子どもがしてしまった言動に謝る気がないママさん。理由はどうであれ、ケガを負わせたことにはちゃんと謝罪をしてほしいものです。どんなときも冷静に対応できるよう心がけておきたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月13日ある日、長男がダウン症候群のお友だちと仲良さそうにしているのを目にした私。私は2人がどのようにしてコミュニケーションをとっているのか気になり、長男に聞いてみることに……。すると、長男の思わぬやさしさに気付き、大人の私が長男から大切なことを学びました。今回はそのときの体験談をご紹介します。 ダウン症候群の子と仲良さそうな長男長男が6歳になったころの話です。その日は降園のとき、長男がおそらくダウン症候群と思われるお子さんと手を繋いで帰ろうとしていました。長男は私に「いつも一緒に遊んでるんだよ」と言います。 私はその言葉を聞いて「家では次男とよく喧嘩しているのに、きっとまだ話せないであろうダウン症候群のお子さんとうまく遊べているのかな、何か失礼なことはしていないかな」と少し不安になりました。 2人のコミュニケーション方法は…次の日、登園する車中で前日のことが気になり、私は「◯◯ちゃん(長男)、昨日帰るときに手を繋いでいたお友だちは何ていうお名前なの?」と聞いてみました。すると長男は「わかんない。あの子喋れないから」と言います。私はやはりそうか、と思い「そっか、喋れないお友だちもいるよね。どうやって一緒に遊んでるの?」と聞きました。 すると長男は「一緒にサッカーとかしてる! あの子喋れないけどサッカーできるんだよ!」と言ったのです。私は「……そうだよね、喋れなくても一緒にいろんなことできるよね」と言いながらも、何だか胸に込み上げてくるものがあり、運転中にもかかわらず泣きそうになってしまいました。 長男の純粋な気持ち恥ずかしい話、私はそのお子さんが喋れなければ2人はうまくコミュニケーションを取れないだろうと、勝手に思い込んでいました。しかし長男はただ「一緒に遊びたい」という純粋な気持ちでそのお子さんに接していたのです。私は長男のこの気持ちがうれしく、その日の連絡帳に一連の出来事を記入しました。 すると先生曰く、そのダウン症候群のお子さんはよく長男のクラスに遊びにきて、一緒に相撲をしているとのことでした。その際長男はそのお子さんが倒れたりけがをしたりしないよう、力加減を工夫して相撲をしているというのです。そしてそのお子さんもまた、長男のことを慕っているとのことでした。 長男はダウン症候群のお子さんに対して「人と違う」 ではなく、「こんなところが素敵だよね」という気持ちで、分け隔てなく接することができていたのです。たとえ2人の間に言葉はなくたって、2人は大切な友だちなのです。長男にはこれからも思いやりの気持ちを持ったまま、みんなと力を合わせてあらゆる差別のない社会を築いていってほしいなと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/CHIHIRO著者:今岡めい
2023年10月12日小学3年生の娘は、ルールを忠実に守るしっかり者。幼稚園に入ったころから、ルールを守らない子に厳しく注意する場面がありました。母としては言い方のきつい娘を心配することもありましたが、先生からはお友だちとうまくやっているとのこと。そんなある日、学校からの帰り道で娘が元気のない様子で話し始めたのです。 「何かあった?」娘に起きたトラブルとは…? ある日、娘が給食の献立をチェックしていると同じクラスのKくんが急に割り込んできたそうです。「見てるのに邪魔だよ!」と娘が注意すると、腕を引っかいて髪の毛を引っ張られたと私に話してきました。私は、娘の言い方がKくんの気にさわったのかもと思い、「娘ちゃんの言い方がきつかったんじゃない?」と返答。すると急に娘が泣き始めたのです。 娘は「どうして私が悪いっていうの!? 血だって出たのに!」と号泣します。たしかに娘の右手には6~7mmぐらいの傷がありました。反省した私は、詳しく話を聞いてみるとKくんは気に入らないことがあると相手をたたいたり髪の毛を引っ張ったりすることが日常茶飯事だそう。「先生には言わなかったの?」と聞くと、「よくあることだから、今回は先生には言わなかった。」と娘。「痛かったね。ちゃんと確認せずにごめんね。」と落ち込む娘の手を握り謝りました。 翌日、先生には私から報告し、娘には「けがをするようなトラブルが起こったときには先生にも報告してね」と伝えることに。数日後、娘が実家で祖母に一連の話を話すと、祖母は「それは痛かったね。かわいそうに」と娘の頭をなで、娘の気持ちに寄り添ってくれたのです。娘の様子を見て、共感することの大切さを痛感し、娘の気持ちを一番に考えてあげられなかったことを反省しました。これからは娘に寄り添って声をかけ対応していきたいと思った出来事です。 作画/yacco著者:有河藍
2023年10月12日保育士の中田馨さんが、子どものお友だちとの関わり方について詳しく教えてくれました。「お友だちのおもちゃを取ってしまう」「なかなかおもちゃを貸せない……」などお友だちとの関わり方に悩んでいるというパパやママも多いことでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。お友だちとの関わり方については、色々と悩んでしまうママも多いですよね。 今回は、以前から何度か書かせていただいているテーマでもある『お友だちとの関わり方』について、おさらいをしたいと思います。 お友だちにおもちゃを貸せない場合お友だちが「かして」と言ってきたのに、「イヤだ」と言っておもちゃが貸せない。うちの子、やさしさがないのではないか? 意地悪にならないかしら? なんて心配しないでください。特に1~2歳ごろのお子さんは、お友だちにおもちゃを簡単に貸すことはできません。だって、自分のおもちゃなんですから。それがたとえ、今使っていないものだったとしてもそうです。 大人だって、読みかけの本を、「それおもしろそうだね。今すぐ貸してよ」と言われても貸せないですよね。それと一緒です。 おもちゃを貸したくなくて、「イヤだ」と自分の気持ちを言えたことがまず素晴らしい!「そう、イヤなのね。わかったわ。〇〇ちゃん貸して欲しいみたいだから、遊び終わったら貸そうね」と伝えてみましょう。そして、あそび終わったかな? という頃合いを見計らって「〇〇ちゃんに貸してもいい?」と聞いてもよいですし、そんな場面を何度も経験していくうちに、子どもから自然に「どうぞ」と渡してくれるようにもなります。 お友だちのおもちゃを取ってしまう場合お友だちのおもちゃを何も言わずにとってしまう場合。これも親としては困ってしまいますよね。しかし、人の気持ちが分からない子にならないかしら? なんて心配しなくて大丈夫です。特に低年齢の子どもは、目の前にある興味を持った物に、ただ手を伸ばしているだけなのです。なので、その場で大人がサッとサポートしてあげるとよいでしょう。「おもちゃが欲しかったのね。でも、急に取ったから〇〇ちゃんがビックリしてるわ。返そうね」と。きっと、返すとなると泣くこともあるでしょうが、必ず返します。 そして、「“貸して”って聞いてみよう」と一緒に「かして」と聞いてみましょう。お友だちが「いいよ」と言ってくれたら「ありがとう! よかったね。うれしいね」と一緒に喜び、「イヤだ」と言われても「おもちゃで遊んでいるから、今は無理みたい。(別のあそびを提示して)ママとこれであそぼうか」など提案してみましょう。「イヤだ」と言われたら、やっぱり泣くでしょうが、「我慢できたね」と我慢できたことを認める言葉かけをします。 家族以外の人との関わりを持つこの時期は、社会生活への第一歩でもあります。大人の思うような言動をしないでしょうが「それが当たり前」と、周りの大人があたたかく見守れるとよいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年10月10日皆さんは、ママ友とトラブルを起こしてしまった経験はありますか?今回は、ママ友との金銭トラブルエピソードを紹介します。お金を貸してほしいというママ友近所に住んでいるママ友の話です。そのママ友は「今回の貯金使い果たしちゃった。お金を持っているならちょうだい」と言うらしく…。とくに旦那さんが経営者などの裕福なママ友に対して、お金を要求してくることが多いとのこと。それは私が引っ越してくる前から続いているようです。貸したら返ってこない!実際にお金を貸した被害者であるママ友に話を聞くと…。「年収の高い旦那持ちの家庭はターゲットにしやすいらしくて…それを知らずにお金を貸したら、全然返してくれないんだ」と一言。いくら信頼できる友達のためとはいえ、お金を貸してはいけないなとつくづく思いました。(20代/女性)お金はトラブルになりがち近所で顔見知りのママ友から突然「お金を貸してほしい」と言われると、びっくりしますよね。やはりお金は簡単に貸しづらいですし、貸してしまった場合「返してほしい」とも言いづらいもの。こういったトラブル回避のためにも、お金の貸し借りは慎重に考えたほうがよさそうですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月08日「ただの友だちだから」と言われても…夫と女友だちが仲良すぎて心配する妻。夫は妻にも女友だちと仲良くしてほしいと思っているようですが…。無神経すぎる夫の行動に読者の怒りが爆発しました。女友達が多い夫。突然女性が抱きついてきた和美の夫の洋介は社交的で、人付き合いがうまく、女友だちもたくさん。友人たちとの距離が近すぎる洋介に和美はずっとモヤモヤしていました。そしてある日の出来事…。飲みに行って夜中に電話で長話、そして…莉子に嫉妬してしまう自分の気持ちにとまどう和美。思い切って夫に伝えるのですが…全く意に介さない様子。夫に気持ちをないがしろにされ、莉子にもますます腹が立つ和美。既婚男性と毎日連絡を取り、週末も遊び、夜も長電話をするなんて普通なのでしょうか。そしてある日…。なんと、和美に必要なのはひとりの時間だと勘違いした洋介は子どもたちを連れて莉子と遊園地に行ってしまうのです! 女友だちと仲良くしすぎて不安だという妻の気持ちがまったく理解できないらしい夫。この夫婦はどうなるのでしょうか。このお話は2023年5月16日からウーマンエキサイトで公開された、読者の選択で結末が変わるストーリーです。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。同じことをやり返してわからせるしかない!?なんて無神経な夫! 読者から怒りの声がたくさん届いていました。・コレは普通に旦那が悪い以外ないね。はっきり何が嫌かしっかり伝えなきゃいけない。親友だから、幼馴染だから、女と思ってない、そんな言葉はいくらでも言える。奥さんは全く別の考えをしてた時点で相手に配慮するもの。 奥さんに配慮できない時点でこの旦那の考えが知れる。・洋介、違うんだよ。これまでの女友だちと莉子は。普通、異性の友だちに抱きつく? 高校生の時は当たり前と思うかもしれないけど、その時はまだ未成年で学生で許される年齢なんだけど、今はどう? 成人してる大人で仕事もしてて家庭もある。1枚の書類で交わされた結婚という名の契約書にサインしてる間柄でしかも子どもまでいるんだよ? 仲がいいからっていつまでも学生の時のような付き合いが出来ると思う? 和美さんはきっと莉子が洋介の男としての部分を欲してるのではないかって思ってるよ、だからモヤモヤしてるんだよ。早く気づいてー大事になる前にー!・あ~もうこういうのって… 私自身も嫌だなあと思うタイプなんで、奥様サイドが嫌悪感を抱く理由よくわかります。 ちなみに私も男友だちはほぼいませんし、普通、既婚の身にもなれば 友だちであっても異性であれば 独身の頃と同じようにするわけには、いかないと思うんですが。それが、結婚相手に対するマナーというか気遣いです。それがわからないまま、すり合わせもしないまま(ご主人サイドがすり合わせした気になっただけで全くできていない)なら奥様は絶望で離婚一択になることも充分にありえますね。私ならそういう選択肢を選ぶような気がします。・相手が嫌だと言っているのに対処しないのは、愛情がないと思われても仕方ないですね。・夫、お人好しすぎるというか…悪い女はいないと思っているのか…危機感がなさすぎるというか…心配になります。妻の気持ちが理解できず女友だちと遊ぶ旦那。妻の気持ちをわかってもらうには…?・これって逆の立場だったら?って想像してみたら良い。 妻がいつも同じ男性と仲良く飲みに行っている。シングルファーザーで大変だから、家事や育児をお手伝いする。何かある度に妻に連絡を寄こす。夫よりも妻のことを知っている。そんな異性が家にまで子連れでやってくる。夫の友だちでもあるから良いでしょ? と言われる。何か嫌でしょ?・奥さんも実は昔から仲良くしている親友がいるってことにして、同じことをしてやればわかるんじゃない?・私なら、男友だちを作って全く同じことをする。寸分違わず同じことをしたいから協力してほしいと、金を出して頼む。同じ立場にならないと、どれだけ言葉を尽くしても価値観の違いは埋まらない。ところで、結婚したあとでも男女の友情は成立するものなのでしょうか。そもそも既婚者に異性の友だちは必要?・異性の友達は要らなくないですか? てか女性の場合、普通に奥さんの居る人には気を使い近付かないと思いますよ。この旦那、鈍臭い! 奥さんが嫌がるならやめるべき! 自分だって嫌がることされたら気分悪い筈。自分に置き換えて考えるべき。・男女の友情が成立するのは本当にお互いが当たり障りなくいい距離感で関われる場合だと思います。逆に男友だちと一緒に親密そうに遊ぶ姿を見ても普通にいられるのでしょうか? 大抵は嫌がると思うのです。要は考え方が甘い。自分本位でしか物ごとを考えられないんだなと。 本末転倒ですがそんな方は結婚しない方がいいと思うのです。自由に生きればいいのでは。・独身のときは男女の友情は成立すると思うけど、結婚したなら引かないとだめ。・結婚したら、異性の友人との交流は、ほどほどにした方が良いように思います。 たとえ気遣いであっても、妻抜きで女友だちとその子どもと一緒に遊びに行くのは良くないと思います。・30年以上の付き合いの、男友だちがいます。子ども同士もほぼ同い年なので、家族ぐるみで仲良くしています。正直、お互い結婚する前は、そのへんでゴロゴロと雑魚寝しても平気。それこそ冗談半分で、風呂に一緒に入っても平気かも、くらいに言ってましたが、お互いにパートナーがいる今は、お互いが昔とは違う、というのを暗黙の了解で、ある種の線引をした感じがあります。 まさに親しき仲にも礼儀ありです。 仲が良いからこそ、お互いのパートナーのことも、とても大切な存在だと思っています。友だち付き合いも大切だけど、一番に考えてほしいのはパートナーの気持ち。結婚したら異性の友人との付き合いはほどほどにしてほしいですね。▼漫画「夫の親友は女性でした」
2023年10月03日■勝手に来て部屋を汚す息子の友だちが迷惑!幼稚園までは子どものお友だちのママも知り合いだったのですが、小学校に入ってから親同士の知り合いもまだなく、遊びに来ている蒼葉くんのお母さんとは面識がなかったのです。■保護者会で初対面の親は全く知らなかった!?その夜、ママ友でしっかり者の和子に相談をした亜紗子。和子さんとは幼稚園で知り合った先輩ママで、小学3年生の子どもがいます。そして、保護者会の日が来たのです。蒼葉くんのお母さんは毎日遅くまで仕事をしていて、蒼葉くんが毎日のように遊びに来ていることを全く知らなかったようです。その日は連絡先を交換して終わりましたが、この状況を読者はどう考えたのでしょうか。こちらは投稿されたエピソードを元に2020年11月25日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■小学生になったらルール決めが大事!まずは、小学生になって直面する「お友だちとのルール」や「家で遊ぶときのルール」などについて、読者の意見を聞いてみました。保育園や幼稚園のときと違って、親よりも子どもが先に仲良くなることが多い小学生。親の連絡先を知らないこともあるので、困っている人も多いようです。・家で遊ぶなら我が家のルールは守らせる。それが出来ないなら追い出すし、我が子には「家で遊ぶのは禁止」と言い渡す。 ダメなことをダメと言えない大人じゃ話にならない。子どもはその場でダメと言わなきゃ! 今までそれで揉めたことはなかったです。・子どもが仲良しだからといって親も気が合うとは限らない。ママ友じゃなく、友だちとして付き合える人、お互いのレベルが同じ人としか深く付き合わないことにしたら、子ども同士のトラブルもなくなった。・プライバシーの問題もわかるが、学校から全員分の連絡先をもらえなくなったことも、トラブルの原因だと思う。コロナ禍は、保護者会などもないので、こういうことがあっても連絡の取りようがない。・子どもと友だちや家で遊ぶときのルールを作ることはすごく大切だと思います。将来、子どもが友だちを作り始めた際に実践したいと思います。次に、ご紹介するのはママ友との付き合いで困ったり悩んだりした体験談についてです。しつこく干渉したり、貸したモノが返ってこなかったり、ケンカに介入して自分の子どもを贔屓するママなど‥。・二年生の娘のクリスマスプレゼントをしつこく聞いてくる同級生のママ友がいます。そのママ友の子どもはSwitchが欲しいようで、その子はその子、うちはうちなので関係ないと思っているのですが、なぜかしつこく聞かれます。 娘は「Switchがほしい」と言っているものの、私はゲームをなるべくさせたくない派なので、Switchは避けたいと思っていて、うまく他に誘導しようと試行錯誤している最中でした。 それなのに何度も何度もしつこく「プレゼントなに? Switchにするの?どうするの?」と聞いてきます。 同じにさせたいのでしょうか? それとも、教育方針上自分がどう思われるか、相手がどう思っているのかの探りをしているのでしょうか? ・家に手ぶらで来て、赤ちゃんのお着替えからオムツからおもちゃまで、貸してくれと言われそのまま盗まれました。1つも返って来ない。・「子ども同士のトラブルには親は出ない方がいいよね〜」と言っていたママ友ほど、実は一番口を出してくる。自分の娘が泣くと、お友だちに対して「なんで泣かせるようなことをするの?」と責めます。おもちゃの順番待ちがうまくいかなかったり、やりたい遊びが違うことで意見の通らなかった側がすねているだけなのに。一方的に自分の子の意見だけ鵜呑みにするママ友に限って、綺麗事を言いがちです。最後にご紹介するのは、外国人のお母さんとのお付き合いのエピソード。文化やルールの違いも分かり合う努力をすれば乗り越えられそうですね。・私には小3の娘がいます。ある日、娘が親友と遊んだときにジュースをおごってもらったと言いました。いくら100円ぐらいの物とはいえ「学校で禁止されているためダメ」と言ったら、娘は次から断るようになりました。しかし2週間後、親友の家に娘が遊びに行くと、親友のお母さんがコンビニの物を買ってくれたといいます。断ったがしつこくて断れなかったそう。親友のお母さんはフランス人で7年前に日本に来たばかりだから、まだ日本語もそんなにわからないとのことで私と娘で、そのお子さんに事情を話してお母さんに伝えてもらうようにしました。その後は問題はなくなり、たまに私がお菓子を渡すと「メルシー」と言ってくれるようになりました。小学生になると、保育園や幼稚園時代とはまた違った悩みが出るようです。親と無事会えて連絡先も交換できた亜紗子。これからうまく解決の道が開けるのでしょうか。▼漫画「放課後遊びに来て家を汚す子どもに限界…! その解決方法とは?(前編)」
2023年09月30日今回は、ママ友トラブルのエピソードを紹介します。幼稚園が休園ある日…子どもを預かることにその頃ママ友は…ママ友に聞くと用事があるからと子どもを預けて美容院に行っていたママ友。訳を聞くと、悪びれる様子はなく…?※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。作画:梅星なみね編集:愛カツ編集部
2023年09月25日毎日家族のためにお弁当を作るのは大変なことです。今回は、お弁当がきっかけに起こったトラブルエピソードを紹介します。夫と子どものお弁当を用意子どもが幼稚園に入ってから、夫だけでなく、子どものお弁当も作るようになりました。しかし、夫用と子ども用のお弁当を作るのが大変で、子どものお弁当に合わせて作ることが多くなってしまいました。お弁当にケチをつけられ…出典:愛カツすると夫から「子どもと同じお弁当は嫌だ。俺用にちゃんと作ってくれよ」と言われて、ショックを受けました。「お弁当を作る時間は、朝ご飯の準備や、子どもの世話で忙しいのに文句言わないでよ」と言うと、夫が「俺は仕事をしているのに、子どもと同じお弁当じゃがんばれないだろ」と言ってきたのです。「朝は子どもの面倒見て、幼稚園の準備を手伝うか、お弁当なしにするか選んでよ」と選択肢を与えると…お弁当を持っていかないことを選んだ夫は、1週間で謝ってきました。「子どもの面倒を見るからお弁当を作ってほしい」と言ってきたのです。私は夫に勝てたような気分になり、スカッとしました。(36歳/女性/会社員)ありがたさを実感…夫はお弁当を持たなくなってから、そのありがたさを実感したのかもしれませんね。最終的に解決したようでよかったですね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年09月24日今回は、ママ友トラブルエピソードを紹介します。仲良しなママ友親子とファミレスにママ友の子どもが…シェアすることにみんなで仲良く食べていたけど…お会計時に…楽しい食事会のはずがお会計でトラブルに。支払いはどうなるのでしょうか…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。作画:梅星なみね編集:愛カツ編集部
2023年09月21日私には、同年代で同じように更年期に悩む友だちがいます。そして、その友だちからいつもサポートしてもらっていて、更年期によって育まれる絆は最高だと感じています。 私も仲間と一緒に更年期を迎えて、本当に助けられてると感じていることについてお話しします。ひとりじゃないと実感職場やプライベートで更年期の友だちがいると、すごく心強いです。その理由はみんなで集まって日々の悩みを相談し合うと、自分だけがつらい思いをしているわけじゃないと思え、共感し合えるからです。私だけではなくみんなも同じようにホットフラッシュに悩まされてたり、イライラしているんだ……。そう思うと孤独感がなくなって、精神的にもラクになります。同じ悩みを共有し合える更年期の友だちは私にとって心強い存在となりました。励ましてくれる人がいることで前向きな気持ちに更年期の友だちが励ましてくれることは、すごくありがたいと感じました。それぞれ、仕事や家庭がある中、お互いの体調を気づかい、一緒に泣いたり笑ったりすることで、更年期を前向きに乗り越えようという気持ちになれます。友だちと一緒に泣いたり笑ったりすることは、まるで青春時代が戻ったような感覚になり、ネガティブな感情が吹き飛んで元気になれます。更年期での友人関係は私の心身に素晴らしい影響を与えてくれました。有益な情報交換もできる!更年期の友だちとの情報交換は楽しくもあり有益なものです。更年期症状や更年期への対策だけではなく、健康的な食事の話などで盛り上がったりして、新しいことをたくさん学べます。友だちが試した方法や経験からのアドバイスも参考になりますし、更年期の悩みに対する解決の糸口を見つけられます。みんなで知恵を出し合って、女性にとって困難だと感じる時期を一緒に乗り越えられそうです。ネット上の情報では得られない、対話をするからこそ生まれるポジティブな気持ちも得られました。まとめ更年期を迎えた友だちはお互いサポートし合うことで強くなる絆があって、今では最高な存在となっています。時々みんなでランチをするなどして、共感し合って、励まし合って、一緒に更年期を乗り越える仲間がいるって最高に幸せだと感じました。友だちだけでなく更年期を経験した職場の先輩も、非常に心強い存在となっています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2023年09月18日■小学校で喧嘩が頻発!これって学校に言うべき?ある日、主人公の息子・悠真の服が破れ、手にも傷を負って学校から帰ってきました。話を聞くと、友だちの太一くんがコンパスを振り回してきたとのこと。不安になりながらも、まだこのときには「学校に連絡するほどではない」と心に押しとどめていました。今度は顔に一生残る傷が!先生も親も無責任すぎる!そんなある日、また悠真が怪我をしたと学校から電話がありました。顔に一生残る傷を負ってしまったにも関わらず、先生も相手親も謝罪の言葉もなく、反省している様子もうかがえません。子どもが傷つけられても学校で起こったことは、「喧嘩両成敗」で終わってしまうのでしょうか?読者のみんなの意見をご紹介します。こちらは投稿されたエピソードを元に2020年10月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■絶対許さない!子どもが被害にあった親たちが告白まずは、自分の子どもが被害にあったという読者たちからの体験談をご紹介します。どれもリアルなエピソードで、被害を受けた親の気持ちは察するに余りあります。傷が残ったり、その後の学校生活に影響が出ている場合もあり、「許せない」という気持ちが正直なところかもしれません。・小学校4年のことです。ある男の子はキレやすくて突然ハサミを出して追いかけて、近くにいた息子の坊主から少し延びた髪を切りました。担任の先生は「遊んでいてのことだった」と校長にも教育委員会にも報告したみたいです。実際はその場所にいた他の子どもたちも恐怖だったらしく、泣いてた子どももいたそうです。相手のママから「先生から言われて…」とうわべだけの電話が入りました。その男の子と息子は、中学でも同じクラスにされ、息子がかわいそうでした。・うちの息子はとても大人しく、女の子のお友だちが多いタイプです。小学校2年生のある日、公園で遊んでいるとき、3年生の女の子とお友だちになりました。 仲よく遊んでいたのですが、その子が入ってきちゃだめと言った場所に一歩入ったら、「100回土下座して謝りなさい!」と…。気の弱い息子は、10回土下座して許してもらえたそうです。・同じことがありました。うちの子はやられる一方でしたが、加害者側は「男の子だし、お互いさまでしょ」という態度でした。・ある日、息子が「公園で遊んでいたら、上の学年の人に殴る蹴るをされた」と突然言いました。詳しく聞くと、泥警で息子が警察役のときに、年上の泥棒役の子をタッチしたら、殴る蹴るをしてきたそうです。 相手の名前と詳細を書いて、学校側に対応をお願いしました。すぐに対応して下さり、翌日の夕方に学校より連絡があり、「先方に話をしたところ、謝罪の連絡をしたいとの事で連絡先を教えても大丈夫ですか?」とのこと。 その日の遅くにかかってきたのですが、表面上の謝罪でした。「下の学年の子にタッチをされて悔しかったみたいで…叩いてすみません」と。呆れて「何度も殴る蹴るをされたとうちの子は言ってますが、聞かれてますか?」の問いには「そうなんですか?」と回答。それ以上は無言…。しまいには「どうすればいいですかね?」と…。親になりきれていない親でびっくりしました。・うちは双子ですが、クラスメートのY君に、2人とも怪我をさせられたことがあります。最初は次男でした。体育の授業中、バレーボールネットを張る支柱に指を挟まれ、危うく骨折するところでした。Y君が支柱を支えていた手を急に放したため、次男が指を挟まれ、そら豆程の大きさの血腫が出来てしまいました。すぐに学校から呼ばれ、病院に行きましたが、溜まった血を抜く為にメスで切開し、1週間毎日消毒に通いました。その通院が終わりに差しかかるころ、今度は長男が被害にあいました。 昼休みにサッカーをしていて、Y君に指を蹴られ、怪我をしました。わざとでは無かったそうですが、またも学校から呼び出され、病院に行く羽目に。骨折はしなかったものの、完治までまた一週間病院通いすることになってしまいました。次男の時も、長男の時も、先生からの謝罪はありましたが、Y君母からの謝罪はなし。 モヤモヤしたまま病院通いを続けていました。病院は遠かったので、学校は早退させないとならないし、仕事の時間や家事の時間を削られ、2週間本当に大変でした。長男の通院が終わる頃、学年担任の先生に連絡をして、Y君母からの謝罪が何にもないことを伝えると、担任は「次男君の時に謝罪の電話をするように言ってあります」と。でもY君母からは、何の連絡も無かったので、連絡先を聞き、私から電話しました。Y母の言い分は「たかだか血豆と突き指。そんなのはうちの子もしょっちゅうやってる。大した怪我ではない」とのこと。 呆れてしまいました。怪我自体は、大したことじゃないとしても、それにより、私の時間が奪われていること、悪意はなくても、子どもたちは痛い思いをしていることを言いました。 とりあえずの謝罪はありました。ですが、私から促しての謝罪です。納得はいきません。損害賠償請求すればよかったと思っています。・同じようなことがありました。傷は残っています。相手からの謝罪は求めないよう学校から言われました。「おたくのお子さんも悪いのでお互い様です」と副校長も来て言われました。・幼稚園の時、クラスで1番身体の大きな男の子に、目の周りを引っ掻かれ腫れ上がり、数年経っても傷跡が消えていません。目の前に、加害園児の祖父母がいたにも関わらず、先生は、園のルールで名前は教えられないの一点張り。保護者からは謝罪なし。園長先生に言っても、解決していただけませんでした。数日後、加害園児の母親は、ニコニコ笑って、「何かあったら遠慮なく言って下さいねー」と近づいてきました。それに唖然としてしまい、とっさには何も言えず…。その後も、加害園児の暴力が収まらず、危険だと感じて転園しました。月20万近い学費をとるバイリンガル幼稚園でしたが、園児たちのトラブルは、見て見ぬふりで環境は最悪でした。今思えば、もっと戦って解決すれば良かったと後悔しています。もし、次にこの様な事があれば、すぐに写真におさめ、病院で診断書を貰い、幼稚園に報告した後、何もアクションがなければ、警察に被害届を出そうと、心に決めています。・今、進行中でトラブルが起きてます。小4の男の子の母ですが、先月クラスメイトに噛みつかれて階段を12段、突き落とされました。うちの子は幸い捻挫で済んだものの、相手の親は「死んでないからいいじゃん」「9歳の子どもがしたことだから。」と謝罪なし。大人なら傷害罪、殺人未遂なのに。納得いきません。突き落とされてから、うちの子は不登校。相手の子は悪いことした自覚ないので何事もなく学校生活を送ってます。なんで、やられた側がこんなにも被害をうけるんだと苛立ち、悲しさでいっぱいです。次に、自分が加害者側になってしまったという人からのエピソードをご紹介します。故意でやったわけではないようなのですが、被害者や先生によっては騒ぎ立ててコトを大きくしてしまうこともあるようです。・小学校に入学してまもなく、娘がお友達の洋服を破いてしまったと担任から電話がありました。複数で下校していた際、遊びの延長で引っ張ったら名札を付けてる部分が少し破けてしまったようでした。相手方に謝罪の電話を入れたところ、「お気に入りの服で本人もショックだった。泣きながら帰ってきた」と何度も言われました。弁償させてほしい旨を伝えると、「アウトレットで購入したからもうないと思う。一点しかなかった。すごく気に入っていたから残念と…」購入した店を聞き、色々な店舗に確認するもやはり見つからず、後日、3000円の商品券と子どもへのちょっとした文具を付け、自宅へ謝罪に伺いました。 その際、破けた洋服を見せられましたが、「穴はどこ??」っていう程度でした。学校に行く時は汚れても良い服、気に入っている服で行ったとしても、自己責任と思っているので、今回の件では色々と驚かされました。・息子が中1の時、うちは結果的にやってしまった側ですが、息子は自分から手を出すような子ではなくどちらかというと我慢するほうでした。ただその日は我慢出来なかったらしく、振り払おうとした手がちょうど相手のみぞおちに…。給食後ということもありその子は吐いてしまったそうです。すぐに被害者の自宅に謝罪の電話をしましたが、ご主人が相当ご立腹で謝罪は受け入れられず「これは暴力だ!出るとこ出るから!」と言われました。 後日、校長室にまで呼ばれ、子どもたちも含め両家で集まりました。その場でもただただ頭を下げ、相手のお父さんが息子を諭すように話して和解に。ホッとしたのも束の間、校長先生から「私はこの学校を守る義務がある!君の行いは暴力だ!次に同じ事があったら警察を呼びますから!お父さんお母さん、いいですね」と目を見開いてまるで脅しのような言葉を言われました。息子の振り払った手がたまたまみぞおちに入ってしまっただけで、故意に殴ったわけでもなく、何度もやったわけではないのに、息子が悪者にされ、ただ悔しくてその場で私は泣いてしまいました。その姿を見て「ほら、君のしたことでお母さんが泣いてるよ」と相手の父親。そうじゃない。校長にあんなことを言われた息子は怖かったと思います。 その帰り、私は息子に「気にしなくていいよ」と言うのが精一杯でした。その後知ったのですが、相手のお父さんは違う学校の先生だったようです。私は全てを察しました。校長は学校の評価を気にしたんだなと思いました。最後にご紹介するのは、友だち同士ではなく、先生が目を離したすきに起こってしまった怪我や、怪我の程度の判断が適切でなかった先生についてのエピソードです。こんなことが起こってしまうと、安心して預けることができなくなってしまいますね。・保育園のときの出来事です。おばあちゃん先生が担当の日、廊下で友だちに息子が倒され、頭をコンクリートに打ち付けてしまったそうです。内出血をしているのに、お昼ご飯の準備に追われ気づいてもらえず、私も気が付かずに過ごしてしまいました。次の日に「頭が痛い」と息子に言われ、頭を見たらどでかいたんこぶに内出血とひどい状態でした。園長に聞いたら、「昨日は担任が非番で、おばあちゃん先生はパートだから」と謝罪もなし。相手の親からの謝罪もなく、たまたま行った皮膚科の先生にいきさつを伝えたら、「今すぐ救急外来にいきなさい」と言われました。救急外来に行きCTを撮ったあと「なぜ、昨日来なかったのか」と医者におこられてしまいました。誰にも謝ってもらえず、保育園の先生のしつけや安全性がなっていないことに未だ腹がたっています。絶対忘れない!・5年前に娘が幼稚園に通っていた際、娘が体育の授業で転倒し、腕で体を支えたため、痛みを先生に訴えました。先生は腕を見て「大丈夫だから。腕を庇わずちゃんとしろ!」と怒られ、無理して頑張ったとのこと。帰宅してよくよくみると、腕が腫れており、病院へ連れて行くとなんと骨にしっかりとヒビが。先生に訴えましたが、取り合ってもらえずうやむやになりました。学校内での怪我は起こり得ることとはいえ、子どもが毎日安全に通うためにも、気になった出来事については迷わず学校に報告や相談するのがよさそう。それだけでなく、怪我を伴う場合は、迷わずお医者さんに相談することも忘れずに…!▼漫画「子どもの怪我を学校に相談するのはモンペ?/学校で怪我を負わされた(前編)」
2023年09月17日私は小学3年生の息子を持つ母親です。ある平日の午後、近所の子どもたちがわが家の向かい側にある公園に集まって遊んでいました。すると、ある小学生グループが、道路に向かってボールを投げて遊びだします。わが家は一軒家で、道路側に駐車場があるのですが、案の定ボールが飛んできて……。 注意しただけなのに…子どもたちの態度に困惑 道路の近くでボール遊びをする子どもたちの様子が気になり、家の中から確認していた私。危ないので注意しようかと思っていると、ボールがわが家の車に当たりました。幸い車は無事でしたが、車に当たれば傷がつく恐れがありますし、道路で遊ぶと危険なので小学生たちを注意。その後は落ち着いた雰囲気で遊んでいるようでした。 次の日夕方、玄関のチャイムが鳴ったのでドアを開けると、なんと昨日注意をした子どもたちが立っています。「どうしたの?」と聞くと、「のどが渇いたのでお茶をください、ジュースでもいいです! お菓子も食べたいな」と言い出したのです。もちろん、息子の友だちでもありません。「なぜうちがあげないといけないの?」と質問しても、「昨日ボールを当てたから」と意味がわからない回答を繰り返すだけ……。私は子どもたちの要求を断り、学校へ連絡することを伝えます。すると、子どもたちは不満そうな表情で去っていきました。その後、学校に一連の出来事を連絡すると、すぐに生活指導の先生が公園に行き、子どもたちを注意してくれたそうです。 対応してくれた先生から話を聞くと、「子どもたちは昨日関わりを持ったので、知り合いになったつもりでいた」とのこと。先生に対応してもらいほっとした半面、あの子たちは少し関わった大人にすぐに親近感を覚えるのかと不安に。息子には事の経緯を伝え、非常識なことはしないように注意しました。何かあったときは先生に相談しながら、地域で子どもたちを見守っていきたいと思います。 作画/ヒロミンミン著者:斎藤めぐみ
2023年09月15日子どもがいると、いろいろなママ友との付き合いがあるかもしれません。今回は、ママ友に驚かされたエピソードを紹介します。お弁当をひっくり返す子どもたちを連れ、ママ友と公園へピクニックに行ったときの出来事です。お弁当を、大人と子ども別々に用意し食べていたのですが、ママ友の子どもがお弁当をひっくり返してしまいました。そして、ママ友が「あんたの分はもうないから!」と怒り出して、その子は号泣してしまったのです。ママ友の一言に衝撃とはいえ、ママ友は自分の分を分けてあげていたのですが、やはり量が足りないようで…。かわいそうに思い、私は自分のお弁当のおかずも分けてあげたのですが、その子は私があげたおかずには一切手をつけなかったのです。全然気にはしていなかったのですが、わざわざママ友が「この子、見た目で美味しくなさそうと思ったら食べないので」と言ってきたことに、とても腹が立ちました。(30代/女性)良好なママ友関係を築きたい子どもがおかずを食べなかった理由をわざわざ言ってきたママ友。非常識な言動をされると、モヤモヤを抱えてしまうことが多いかもしれません。お互いに気遣い、良好なママ友関係を築いていけることが理想ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月15日皆さんは、子どもの発想に驚かされたことはありますか?今回は、子どもにお弁当を持たせたときのエピソードと、感想を紹介します!イラスト:yamanechu息子のお弁当に高野豆腐を…幼稚園に通う息子に、お弁当を作っていたときのことです。お弁当の中身に隙間があったので、詰めるものを探していたところ、高野豆腐が見つかりました。息子は高野豆腐をあまり食べたことがありませんでしたが、豆腐は好きだからと入れたところ…。食感が似てる…!?出典:Grapps帰宅後、息子が「どうしてお弁当にスポンジなんか入れたの!?」と涙ながらに訴えてきたのです。どうやら、息子は高野豆腐をスポンジだと思ってしまったようです。「お友達にもなんでスポンジ入ってるの?って言われた!」と怒る息子に、主人公は謝ったのでした…。読者の感想確かに、高野豆腐は小さい子どもにはあまり馴染みがないかもしれませんね。スポンジだと思ってしまうだなんて、とても可愛らしい勘違いだなと思いました。(20代/女性)子どもの発想には、驚かされますよね…。高野豆腐をスポンジと言われたら、私も主人公のようにびっくりしてしまうと思います。お弁当には高野豆腐を入れないように、今度から注意したいですね。(30代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月14日