■小学校で喧嘩が頻発!これって学校に言うべき?ある日、主人公の息子・悠真の服が破れ、手にも傷を負って学校から帰ってきました。話を聞くと、友だちの太一くんがコンパスを振り回してきたとのこと。不安になりながらも、まだこのときには「学校に連絡するほどではない」と心に押しとどめていました。今度は顔に一生残る傷が!先生も親も無責任すぎる!そんなある日、また悠真が怪我をしたと学校から電話がありました。顔に一生残る傷を負ってしまったにも関わらず、先生も相手親も謝罪の言葉もなく、反省している様子もうかがえません。子どもが傷つけられても学校で起こったことは、「喧嘩両成敗」で終わってしまうのでしょうか?読者のみんなの意見をご紹介します。こちらは投稿されたエピソードを元に2020年10月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■絶対許さない!子どもが被害にあった親たちが告白まずは、自分の子どもが被害にあったという読者たちからの体験談をご紹介します。どれもリアルなエピソードで、被害を受けた親の気持ちは察するに余りあります。傷が残ったり、その後の学校生活に影響が出ている場合もあり、「許せない」という気持ちが正直なところかもしれません。・小学校4年のことです。ある男の子はキレやすくて突然ハサミを出して追いかけて、近くにいた息子の坊主から少し延びた髪を切りました。担任の先生は「遊んでいてのことだった」と校長にも教育委員会にも報告したみたいです。実際はその場所にいた他の子どもたちも恐怖だったらしく、泣いてた子どももいたそうです。相手のママから「先生から言われて…」とうわべだけの電話が入りました。その男の子と息子は、中学でも同じクラスにされ、息子がかわいそうでした。・うちの息子はとても大人しく、女の子のお友だちが多いタイプです。小学校2年生のある日、公園で遊んでいるとき、3年生の女の子とお友だちになりました。 仲よく遊んでいたのですが、その子が入ってきちゃだめと言った場所に一歩入ったら、「100回土下座して謝りなさい!」と…。気の弱い息子は、10回土下座して許してもらえたそうです。・同じことがありました。うちの子はやられる一方でしたが、加害者側は「男の子だし、お互いさまでしょ」という態度でした。・ある日、息子が「公園で遊んでいたら、上の学年の人に殴る蹴るをされた」と突然言いました。詳しく聞くと、泥警で息子が警察役のときに、年上の泥棒役の子をタッチしたら、殴る蹴るをしてきたそうです。 相手の名前と詳細を書いて、学校側に対応をお願いしました。すぐに対応して下さり、翌日の夕方に学校より連絡があり、「先方に話をしたところ、謝罪の連絡をしたいとの事で連絡先を教えても大丈夫ですか?」とのこと。 その日の遅くにかかってきたのですが、表面上の謝罪でした。「下の学年の子にタッチをされて悔しかったみたいで…叩いてすみません」と。呆れて「何度も殴る蹴るをされたとうちの子は言ってますが、聞かれてますか?」の問いには「そうなんですか?」と回答。それ以上は無言…。しまいには「どうすればいいですかね?」と…。親になりきれていない親でびっくりしました。・うちは双子ですが、クラスメートのY君に、2人とも怪我をさせられたことがあります。最初は次男でした。体育の授業中、バレーボールネットを張る支柱に指を挟まれ、危うく骨折するところでした。Y君が支柱を支えていた手を急に放したため、次男が指を挟まれ、そら豆程の大きさの血腫が出来てしまいました。すぐに学校から呼ばれ、病院に行きましたが、溜まった血を抜く為にメスで切開し、1週間毎日消毒に通いました。その通院が終わりに差しかかるころ、今度は長男が被害にあいました。 昼休みにサッカーをしていて、Y君に指を蹴られ、怪我をしました。わざとでは無かったそうですが、またも学校から呼び出され、病院に行く羽目に。骨折はしなかったものの、完治までまた一週間病院通いすることになってしまいました。次男の時も、長男の時も、先生からの謝罪はありましたが、Y君母からの謝罪はなし。 モヤモヤしたまま病院通いを続けていました。病院は遠かったので、学校は早退させないとならないし、仕事の時間や家事の時間を削られ、2週間本当に大変でした。長男の通院が終わる頃、学年担任の先生に連絡をして、Y君母からの謝罪が何にもないことを伝えると、担任は「次男君の時に謝罪の電話をするように言ってあります」と。でもY君母からは、何の連絡も無かったので、連絡先を聞き、私から電話しました。Y母の言い分は「たかだか血豆と突き指。そんなのはうちの子もしょっちゅうやってる。大した怪我ではない」とのこと。 呆れてしまいました。怪我自体は、大したことじゃないとしても、それにより、私の時間が奪われていること、悪意はなくても、子どもたちは痛い思いをしていることを言いました。 とりあえずの謝罪はありました。ですが、私から促しての謝罪です。納得はいきません。損害賠償請求すればよかったと思っています。・同じようなことがありました。傷は残っています。相手からの謝罪は求めないよう学校から言われました。「おたくのお子さんも悪いのでお互い様です」と副校長も来て言われました。・幼稚園の時、クラスで1番身体の大きな男の子に、目の周りを引っ掻かれ腫れ上がり、数年経っても傷跡が消えていません。目の前に、加害園児の祖父母がいたにも関わらず、先生は、園のルールで名前は教えられないの一点張り。保護者からは謝罪なし。園長先生に言っても、解決していただけませんでした。数日後、加害園児の母親は、ニコニコ笑って、「何かあったら遠慮なく言って下さいねー」と近づいてきました。それに唖然としてしまい、とっさには何も言えず…。その後も、加害園児の暴力が収まらず、危険だと感じて転園しました。月20万近い学費をとるバイリンガル幼稚園でしたが、園児たちのトラブルは、見て見ぬふりで環境は最悪でした。今思えば、もっと戦って解決すれば良かったと後悔しています。もし、次にこの様な事があれば、すぐに写真におさめ、病院で診断書を貰い、幼稚園に報告した後、何もアクションがなければ、警察に被害届を出そうと、心に決めています。・今、進行中でトラブルが起きてます。小4の男の子の母ですが、先月クラスメイトに噛みつかれて階段を12段、突き落とされました。うちの子は幸い捻挫で済んだものの、相手の親は「死んでないからいいじゃん」「9歳の子どもがしたことだから。」と謝罪なし。大人なら傷害罪、殺人未遂なのに。納得いきません。突き落とされてから、うちの子は不登校。相手の子は悪いことした自覚ないので何事もなく学校生活を送ってます。なんで、やられた側がこんなにも被害をうけるんだと苛立ち、悲しさでいっぱいです。次に、自分が加害者側になってしまったという人からのエピソードをご紹介します。故意でやったわけではないようなのですが、被害者や先生によっては騒ぎ立ててコトを大きくしてしまうこともあるようです。・小学校に入学してまもなく、娘がお友達の洋服を破いてしまったと担任から電話がありました。複数で下校していた際、遊びの延長で引っ張ったら名札を付けてる部分が少し破けてしまったようでした。相手方に謝罪の電話を入れたところ、「お気に入りの服で本人もショックだった。泣きながら帰ってきた」と何度も言われました。弁償させてほしい旨を伝えると、「アウトレットで購入したからもうないと思う。一点しかなかった。すごく気に入っていたから残念と…」購入した店を聞き、色々な店舗に確認するもやはり見つからず、後日、3000円の商品券と子どもへのちょっとした文具を付け、自宅へ謝罪に伺いました。 その際、破けた洋服を見せられましたが、「穴はどこ??」っていう程度でした。学校に行く時は汚れても良い服、気に入っている服で行ったとしても、自己責任と思っているので、今回の件では色々と驚かされました。・息子が中1の時、うちは結果的にやってしまった側ですが、息子は自分から手を出すような子ではなくどちらかというと我慢するほうでした。ただその日は我慢出来なかったらしく、振り払おうとした手がちょうど相手のみぞおちに…。給食後ということもありその子は吐いてしまったそうです。すぐに被害者の自宅に謝罪の電話をしましたが、ご主人が相当ご立腹で謝罪は受け入れられず「これは暴力だ!出るとこ出るから!」と言われました。 後日、校長室にまで呼ばれ、子どもたちも含め両家で集まりました。その場でもただただ頭を下げ、相手のお父さんが息子を諭すように話して和解に。ホッとしたのも束の間、校長先生から「私はこの学校を守る義務がある!君の行いは暴力だ!次に同じ事があったら警察を呼びますから!お父さんお母さん、いいですね」と目を見開いてまるで脅しのような言葉を言われました。息子の振り払った手がたまたまみぞおちに入ってしまっただけで、故意に殴ったわけでもなく、何度もやったわけではないのに、息子が悪者にされ、ただ悔しくてその場で私は泣いてしまいました。その姿を見て「ほら、君のしたことでお母さんが泣いてるよ」と相手の父親。そうじゃない。校長にあんなことを言われた息子は怖かったと思います。 その帰り、私は息子に「気にしなくていいよ」と言うのが精一杯でした。その後知ったのですが、相手のお父さんは違う学校の先生だったようです。私は全てを察しました。校長は学校の評価を気にしたんだなと思いました。最後にご紹介するのは、友だち同士ではなく、先生が目を離したすきに起こってしまった怪我や、怪我の程度の判断が適切でなかった先生についてのエピソードです。こんなことが起こってしまうと、安心して預けることができなくなってしまいますね。・保育園のときの出来事です。おばあちゃん先生が担当の日、廊下で友だちに息子が倒され、頭をコンクリートに打ち付けてしまったそうです。内出血をしているのに、お昼ご飯の準備に追われ気づいてもらえず、私も気が付かずに過ごしてしまいました。次の日に「頭が痛い」と息子に言われ、頭を見たらどでかいたんこぶに内出血とひどい状態でした。園長に聞いたら、「昨日は担任が非番で、おばあちゃん先生はパートだから」と謝罪もなし。相手の親からの謝罪もなく、たまたま行った皮膚科の先生にいきさつを伝えたら、「今すぐ救急外来にいきなさい」と言われました。救急外来に行きCTを撮ったあと「なぜ、昨日来なかったのか」と医者におこられてしまいました。誰にも謝ってもらえず、保育園の先生のしつけや安全性がなっていないことに未だ腹がたっています。絶対忘れない!・5年前に娘が幼稚園に通っていた際、娘が体育の授業で転倒し、腕で体を支えたため、痛みを先生に訴えました。先生は腕を見て「大丈夫だから。腕を庇わずちゃんとしろ!」と怒られ、無理して頑張ったとのこと。帰宅してよくよくみると、腕が腫れており、病院へ連れて行くとなんと骨にしっかりとヒビが。先生に訴えましたが、取り合ってもらえずうやむやになりました。学校内での怪我は起こり得ることとはいえ、子どもが毎日安全に通うためにも、気になった出来事については迷わず学校に報告や相談するのがよさそう。それだけでなく、怪我を伴う場合は、迷わずお医者さんに相談することも忘れずに…!▼漫画「子どもの怪我を学校に相談するのはモンペ?/学校で怪我を負わされた(前編)」
2023年09月17日私は小学3年生の息子を持つ母親です。ある平日の午後、近所の子どもたちがわが家の向かい側にある公園に集まって遊んでいました。すると、ある小学生グループが、道路に向かってボールを投げて遊びだします。わが家は一軒家で、道路側に駐車場があるのですが、案の定ボールが飛んできて……。 注意しただけなのに…子どもたちの態度に困惑 道路の近くでボール遊びをする子どもたちの様子が気になり、家の中から確認していた私。危ないので注意しようかと思っていると、ボールがわが家の車に当たりました。幸い車は無事でしたが、車に当たれば傷がつく恐れがありますし、道路で遊ぶと危険なので小学生たちを注意。その後は落ち着いた雰囲気で遊んでいるようでした。 次の日夕方、玄関のチャイムが鳴ったのでドアを開けると、なんと昨日注意をした子どもたちが立っています。「どうしたの?」と聞くと、「のどが渇いたのでお茶をください、ジュースでもいいです! お菓子も食べたいな」と言い出したのです。もちろん、息子の友だちでもありません。「なぜうちがあげないといけないの?」と質問しても、「昨日ボールを当てたから」と意味がわからない回答を繰り返すだけ……。私は子どもたちの要求を断り、学校へ連絡することを伝えます。すると、子どもたちは不満そうな表情で去っていきました。その後、学校に一連の出来事を連絡すると、すぐに生活指導の先生が公園に行き、子どもたちを注意してくれたそうです。 対応してくれた先生から話を聞くと、「子どもたちは昨日関わりを持ったので、知り合いになったつもりでいた」とのこと。先生に対応してもらいほっとした半面、あの子たちは少し関わった大人にすぐに親近感を覚えるのかと不安に。息子には事の経緯を伝え、非常識なことはしないように注意しました。何かあったときは先生に相談しながら、地域で子どもたちを見守っていきたいと思います。 作画/ヒロミンミン著者:斎藤めぐみ
2023年09月15日子どもがいると、いろいろなママ友との付き合いがあるかもしれません。今回は、ママ友に驚かされたエピソードを紹介します。お弁当をひっくり返す子どもたちを連れ、ママ友と公園へピクニックに行ったときの出来事です。お弁当を、大人と子ども別々に用意し食べていたのですが、ママ友の子どもがお弁当をひっくり返してしまいました。そして、ママ友が「あんたの分はもうないから!」と怒り出して、その子は号泣してしまったのです。ママ友の一言に衝撃とはいえ、ママ友は自分の分を分けてあげていたのですが、やはり量が足りないようで…。かわいそうに思い、私は自分のお弁当のおかずも分けてあげたのですが、その子は私があげたおかずには一切手をつけなかったのです。全然気にはしていなかったのですが、わざわざママ友が「この子、見た目で美味しくなさそうと思ったら食べないので」と言ってきたことに、とても腹が立ちました。(30代/女性)良好なママ友関係を築きたい子どもがおかずを食べなかった理由をわざわざ言ってきたママ友。非常識な言動をされると、モヤモヤを抱えてしまうことが多いかもしれません。お互いに気遣い、良好なママ友関係を築いていけることが理想ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月15日皆さんは、子どもの発想に驚かされたことはありますか?今回は、子どもにお弁当を持たせたときのエピソードと、感想を紹介します!イラスト:yamanechu息子のお弁当に高野豆腐を…幼稚園に通う息子に、お弁当を作っていたときのことです。お弁当の中身に隙間があったので、詰めるものを探していたところ、高野豆腐が見つかりました。息子は高野豆腐をあまり食べたことがありませんでしたが、豆腐は好きだからと入れたところ…。食感が似てる…!?出典:Grapps帰宅後、息子が「どうしてお弁当にスポンジなんか入れたの!?」と涙ながらに訴えてきたのです。どうやら、息子は高野豆腐をスポンジだと思ってしまったようです。「お友達にもなんでスポンジ入ってるの?って言われた!」と怒る息子に、主人公は謝ったのでした…。読者の感想確かに、高野豆腐は小さい子どもにはあまり馴染みがないかもしれませんね。スポンジだと思ってしまうだなんて、とても可愛らしい勘違いだなと思いました。(20代/女性)子どもの発想には、驚かされますよね…。高野豆腐をスポンジと言われたら、私も主人公のようにびっくりしてしまうと思います。お弁当には高野豆腐を入れないように、今度から注意したいですね。(30代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月14日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。後日、発達検査の結果を聞くため、もっつんさんは小学校を訪れました。 検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。 スクールカウンセラーの花雲先生から丁寧な説明を受け、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに、理解が深まってきたもっつんさん。「ここならタクも授業に集中できそう」と思えたようです。 夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれ、支援を受けるために病院で発達障害の診断を受けることを決意しました。花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ行くと……。 高圧的な医師に否定され続け…※「WISC検査」:ウェクスラー式知能検査の1つ。子どもの知能を測定するための検査。 これまで多くの人に関わってもらい、いっぱい泣いて悩んで、ようやく診断を受けるために勇気を出して病院を訪れたのに、そこで待ち受けていたのはとんでもない医師でした。 ちょうどこのころ、いろいろと悩み事が重なり精神的に参っていたもっつんさんにとって、この経験はトラウマになってしまいました。初対面の男性医師に何度も肩を叩かれ、怒鳴られ、否定され……、目の前が真っ白になったそうです。 医師は長年の経験をもとに、タクくんともっつんさんの状況について見解を述べたのかもしれません。しかし、高圧的な態度で自分の考えを押し付けるような発言をされては、悩める母親は救われないのではないでしょうか。もっつんさんは心に深い傷を負ってしまいました。 その後、もっつんさんは帰宅してから病院で起きたことのメモを取り、すぐに花雲先生と市役所の社会福祉の窓口に相談に行ったそうです。何かトラブルに巻き込まれてしまったときには、しかるべき場所に相談に行けるよう、記録を残しておくことも大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月11日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 慌ただしい日々の中、タクくんが学校で他の生徒にケガをさせてしまうことが立て続けに発生。もっつんさんの負担を減らすために、夫もタクくんを叱ってくれるようにはなったものの、り方が厳しすぎてもっつんさんの心は疲弊する一方でした。 そんな中、以前に受けた発達検査の結果を聞くため、小学校を訪れたもっつんさん。スクールカウンセラーの花雲先生は、タクくんの発達検査の結果について、数値をもとに理路整然と説明してくれました。 検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、支援クラスを検討したりすることを提案されて……。 難ゲーのほうが楽しいでしょ! ※訂正:(誤)検診→(正)健診 花雲先生は、特別支援クラスの概要やメリット・デメリットを丁寧に説明してくれました。担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まってきたもっつんさん。「ここならタクも授業に集中できそう」と思えたようです。 夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれました。自分を責めてしまいがちになるもっさんに、「苦労するのが嫌なら、そもそも一緒になろうと思わない」「もっつんがタクを守り、俺がもっつんとタクを守る」「やんちゃなのは大変だけど、嫌じゃない」と明るく話してくれたのです。 もっつんさんは「夫はポジティブなので、私を無理やり明るいほうへと引っ張っていってくれてます。悩みがちな育児ですが、夫のおかげでなんとかなりました」と振り返ります。 こんなふうにあたたかく、そして安心する言葉をかけてもらえると、これから何があっても夫婦で話し合いながら乗り越えていこうと思えますよね。タクくんへの叱り方が厳しくなってしまいがちだったのも、夫ならではの覚悟の表れだったのかもしれません。一緒に暮らして毎日顔を合わせていても、密にコミュニケーションをとることは大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月10日子どもが通う幼稚園でトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は幼稚園で起こったトラブルの体験談を紹介します!幼稚園で盗難!名前も書いていたけれど幼稚園は無責任な対応!幼稚園の対応にも不信感を抱いてしまいそうですね。小さなものでも盗難はよくないことので、しっかりと対応してほしいです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年09月10日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 慌ただしい日々の中、タクくんが学校で他の生徒にケガをさせてしまうことが立て続けに発生。もっつんさんの負担を減らすために、夫もタクくんを叱ってくれるようにはなったものの、り方が厳しすぎてもっつんさんの心は疲弊する一方です。 タクくんの他害行為・義実家同居・不妊治療などのストレスが重なり、もっつんさんの心は限界に……。ついに入眠困難に陥ってしまいました。 そんな中、以前に受けた発達検査の結果を聞く日がやってきて……。 学校生活に苦痛を感じていたのかも…※「WISC検査」:ウェクスラー式知能検査の1つ。子どもの知能を測定するための検査。 スクールカウンセラーの花雲先生は、タクくんの発達検査の結果について、数値をもとに理路整然と説明してくれました。検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。 タクくんは小学校で大人数で授業を受けるようになり、たくさんのストレスを感じていたのかもしれないと推察できました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。 花雲先生の話を受けて、「困った子だと思って厳しく接するより、良い行動に誘導するほうが良いと思えた」と言うもっつんさん。特性に対する理解への第一歩になったそう。 もっつんさんのように専門家に相談してみることで、いろいろな選択肢を教えてもらえることも。物事の背景には、目に見えない多くの要因が影響していることもあります。何か悩み事があったときは、思い切って専門家に相談することも重要ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月09日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が他の生徒の顔面にぶつかってしまい、相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。 担任の先生から連絡を受けたもっつんさんが、慌てて職場を飛び出し、小学校に駆けつけると、タクくんはお母さんのお迎えがうれしいからかニコニコして待っていました。 もっつんさんは、タクくんに反省の色が見られず笑っていることに怒りが抑えられず、思わず手が出てしまいました。そして、周囲の視線から逃げるように帰宅し……。 夫に叱ってもらったけれど、後悔… もっつんさんの負担を減らすため、夫もタクくんを叱ってくれるようにはなったものの、叱り方が厳しすぎてもっつんさんの心は疲弊する一方。 タクくんの他害行為・義実家同居・不妊治療などのストレスが重なり、ついに義家族の前でも爆発。そして、このころからもっつんさんの寝つきが悪くなっていきました。 この時期を振り返って、もっつんさんは「ストレスはためすぎちゃダメ。いろいろな人に弱音吐いて、使えるものは何でも使って、つらい時期を乗り越えたほうがいい」と感じたそうです。 子育てや家庭の問題に向き合う中で、自分でも知らず知らずのうちにストレスをため込んでいたり、無意識のうちに強がってしまうこともあるでしょう。自分を守れるのは自分。頑張りすぎないよう、時間を見つけて少しずつでもストレスを発散し、時には自分を甘やかすことが大切なのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月08日保育士の中田馨さんが、外遊びの際にありがちなトラブルについて教えてくれました。秋になると外遊びの機会も増えますよね。外遊びをするときにトラブルなく安心して子どもが遊ぶことができるように、ぜひ一度確認してみてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。8月が終わり、暑い夏がだんだん秋に変わり始めていますね。涼しくなってくると公園などで外遊びをする機会も増えると思います。今回は、楽しく外遊びをするためにも知っておきたいことをご紹介します。 友だちにケガをさせてしまった場合は?外遊びをしていて、友だちにケガをさせてしまった……なんてこともあるかもしれません。私も息子が小学生のときに2回ほどありました。わざとではなくても、相手にケガをさせてしまったのですから誠意をもって対応します。親子で謝ることは当然のことですが、病院に行く必要があるのかどうか? を確認しましょう。また、帰宅後に何かあってはいけないので、こちらの連絡先を知らせておくとよいでしょう。 息子の場合、相手が急いでいたようで「大丈夫」と言って自転車で走って行ってしまいました。私は不安だったので、その足で念のため交番に行って「もし、こういう方が来たら連絡をください」と事情を話したこともありました。そのときにできる対応をしておくと後悔がないと思いますよ。 小学生が公園にいた場合は?春休みに保育所の子どもたちを連れて公園へ行ったときのこと。私たちが砂遊びをしていると、自転車を走らせていた小学生が滑って真横に転んできて、危機一髪だったことがありました。小学生の子どもたちが公園にいる場合、やはり動きの大きさや遊びが違いますので、お子さんのあそびに少し配慮が必要ですね。 小学生がいる時間帯に公園に行かないという選択肢もありますが、例えば、小学生が鬼ごっこを始めた場合には追いかけっこをして、お子さんの近くを走りまわることもあると思います。小学生にも、小さい子どもが公園で遊んでいることを知らせたいものです。ただ、「危ない!」と注意するだけでは、小学生に伝わりにくいかもしれません。「小さい子が砂遊びしているから、ここで走ると危ないの。少し離れて鬼ごっこしてもらえると嬉しいな」など、危ない理由としてほしいことを伝えれば、子どもたちはルールを作りなおして遊んでくれるはずです! 外遊びは、子どもも大人もリフレッシュできる遊びでもあります。少しのルールと大人の簡単な配慮で、外遊びを楽しんでくださいね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年09月08日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「女友だちとの付き合いをやめられない夫が隠していたのは…」を紹介します。パニ子は3カ月前にユウタと結婚したばかり。新婚生活をスタートさせたのですが、一緒に暮らし始めたのをいいことに、ユウタは急に友だちを優先するように……。週末になると友だちと飲みに行ってしまい、帰ってくるのは日付が変わってから。何よりその友だちというのが厄介でーー。友だちだと言えばなんでも許される!?珍しくユウタが家にいる土曜日。せっかくなので夫婦で外食でも、と思った矢先、ユウタのスマホが鳴ります。相手は飲み友だちのリオ。「これから飲まない?」という誘いに、ユウタは「ちょうど暇してたんだ! 今すぐ飛んで行きま~す」と上機嫌。もちろんパニ子への相談などありません。 「わざわざ既婚者のユウタを誘わなくても……」と不満が募るパニ子。ユウタは「女よりも男のほうが話しやすいんだって! あいつ男みたいな性格してっからなw」と言って、遠慮なく出かけていきます。 「友だち関係にうるさく口を出すと嫌われるかも……」そう思って我慢していたパニ子でしたが、ついに我慢の限界を迎える出来事が起こります。いつもなら終電で帰ってくるはずのユウタが帰ってこなかったのです。 「もしかして一線超えた…?」不安でいっぱいになったパニ子は一睡もできず、ユウタに何度も電話をかけながら帰りを待ち続けました。帰ってきたのは朝の10時!「リオの家で飲んでそのまま寝ちゃってたw」と悪びれない様子のユウタに、さすがのパニ子も「結婚してるのに他の女の家に泊まるなんておかしいわよ!」と我慢していた本音をぶつけました。 しかしユウタは「友だちと遊んでいるだけなのに嫉妬? 男女が2人きりだからって浮気を疑うなんて、パニ子って心が狭いんだな」と逆ギレ。 ついには「男友だちが少ないパニ子にはわからないかもしれないけど、男女の間にも友情は存在すんの! 結婚したからって友だちとの縁を切れって? ひどいこと言うよなぁ」とまで言われる始末。 このまま泣き寝入りするわけにはいきません。パニ子はある作戦を決行することにしました。 女友だちとの飲みをやめられない理由あれ以来調子に乗ったユウタは、度々リオの家に泊まるようになっていました。その日もユウタはリオと飲みに行くというので、パニ子は「私も今日はタケシと飲みに行くんだ♪」と返します。 ユウタは「男友だちなんていたっけ?」と動揺した様子。パニ子は「いるに決まってるじゃん! 結婚したから誘いを断っていたけど、よくよく考えたら結婚したからって男友だちと距離置くことないもんねぇ~w」と言い返します。 もちろん飲みに出かける相手は女友だちのルイ。タケシなんて友だちは存在しません。それ以来パニ子はいろいろな男の名前を出して飲みに行くようにしました。1カ月ほど続けていると、ユウタはあからさまに嫌な顔をし始めました。しかし、男女の友情について熱く語っていた手前、ダメとは言えません。 そのくせリオとの飲み会をやめる素振りはありません。ユウタにはどうしてもリオに会わずにはいられない理由があるようです……。その答えはSNSにありました。 きっかけはSNS! 夫の不倫を暴くときそろそろトドメをさすタイミング! パニ子はユウタに「今日はタケシの家飲むから、そのまま泊まって帰る」と告げ、家を出ました。パニ子が出かけた先は、とあるマンション。しかし部屋には入らず廊下で待機しています。しばらくすると、ユウタとリオがやってきたのです。 「書面上はパニ子が妻だけど、俺の心の嫁はリオだよ♡」「女友だちって信じているなんで奥さんもバカね」 ふたりは親密そうな様子で部屋に入っていきました。パニ子が待ち構えていたのは、もちろん不倫の証拠を集めるため! バッチリいいタイミングで写真や動画を撮ることができました。 パニ子が待ち伏せできたのは、リオがユウタとの日々を包み隠さずSNSにアップしていたおかげ。SNSを見れば、住んでいる家も行動パターンも丸裸でした。 「堂々と不倫できるとでも思った?」翌朝、いつもと同じ時間に部屋から出てきたユウタとリオ。ドアを開けたら目の前にパニ子が立っていたので、びっくりして立ち尽くしていました。 「今日もお友だちと一緒だったのね〜♡」とパニ子。この期に及んで、ユウタは友だちだと主張してきたので、昨夜撮った2人の会話を聞かせてあげました。これで言い逃れできません。 それでもユウタは「お前も男友だちの家に泊まっていただろ! 男女が2人きりで何も起きないわけがない! お前もクロだ!」と自爆発言。しかし、パニ子は男友だちの家に泊まると言って、ルイの家に泊まっています。そう言われることを予想して、しっかりルイの家に泊まった証拠を残しておきました。 「女友だちだって押し切ったら、堂々と不倫できるとでも思った? 残念でしたぁ~」 ユウタとリオそれぞれに慰謝料を請求したパニ子。ユウタとリオはSNSを発端に不倫がバレ、会社を辞めざるをえなくなってお金も仕事も失ったのでした。 今回は不倫相手を女友だちと言っていましたが、異性の友人との関係を保つにはパートナーへの配慮が必要です。友だちだと言えばなんでも許されると思っていた夫。しかし妻がそれを嫌だというのであれば、夫婦で話し合って合意を得る必要がありますね。著者:ライター パニコレ
2023年09月07日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が他の生徒の顔面にぶつかってしまい、相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。担任の先生から連絡を受けたもっつんさんが、慌てて職場を飛び出し、小学校に駆けつけると、タクくんはお母さんのお迎えがうれしいからかニコニコして待っていました。 もっつんさんは、タクくんに反省の色が見られず笑っていることに、怒りの気持ちが湧いてきて……。 言葉は通じるのに、気持ちが通じない… もっつんさんがタクくんの育児で一番悩んだのは、意図せず加害者側になってしまうことだったそうです。 「本当はもっと優しく、穏やかなお母さんでいたかった。もっとかわいがりたいのに……」と振り返るもっつんさん。 大泣きするタクくんの前でうずくまってしまうもっつんさんの心境を考えるだけで、胸が締め付けられてしまいそうです。 SNSのコメント欄にも、 「なんでわからないの!? なんで私の言葉が響かないの?って、毎日、毎日思います」 「私も『絶対に繰り返さないでほしい』と思うときほど空回りして、叱る時間は長くなるのに、子どもに伝わるようにうまく説明できないです」 など、子どもへのり方に悩んでいる方の声がありました。子育ては一筋縄ではいかないものだと頭ではわかっていても、気持ちがついていかないこともありますよね。子どものことを思うあまり、不安や怒りなどのさまざまな感情に押しつぶされてしまいそうになったときには、ひとりで抱え込まずに、学校の先生やスクールカウンセラー、専門機関などに相談することも一手です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月07日今回は、子どもたちのお小遣いエピソードを紹介します。ある日、子どもたちからお小遣いが欲しいと言われた主人公。妻と相談をして、金額を決めることになったのですが…。お小遣いが欲しい!夫婦で相談をして…問題はあげる金額お小遣いの金額が決定!安すぎるよな…お小遣いが欲しい年頃になった子どもたち。金額は妻の意見を採用したようですが…。子どもたちから、不満の声は出てしまうのでしょうか。作画:iwao.原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月07日今回は、遊びに出かけた子どもが怪我をしたときのエピソードを紹介します。1人ででかける息子ママ友から電話が…顔から転落!?倒れた息子の姿…!!息子の友だちが声をかけ続けていて…元気よく出かけていった息子の怪我…母親としては心配になりますよね。公園では息子の友だちが声をかけ続けてくれていました…!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。作画:夏柴編集:愛カツ編集部
2023年09月05日高校時代から20年来の友人であるAと私。同じ年に出産し、お互い4歳の女の子を育てています。「子ども同士も仲良くなったらいいな」という願望を持っていたものの、子どもの成長とともに性格の違いが大きく出てくるように。そんな中、無理に仲良くさせようとすると……。 親が仲良いと子ども同士はどうなる? 友人Aの娘であるBちゃんは人懐っこく積極的なタイプ。対して私の娘は、人見知りするタイプです。わが家にA家が遊びに来たときのこと。Bちゃんは娘に積極的にアプローチしてくれましたが、娘は目を合わさず返事もしません。娘の塩対応ぶりに私はついイライラ……。私のイライラが顔に出ていたせいか、それを察知した娘は泣いてしまったのです。焦った私は寝室に娘を連れて行き、怖い顔を見せてしまったことを謝り、抱っこして落ち着かせました。 一方でBちゃんは自分が泣かせてしまったと思ったらしく、Aと2人で寝室まで来て謝ってくれたのです。私は急いでBちゃんのせいではないことをドア越しに伝えました。少し経つと、娘も落ち着きを取り戻し、ようやくBちゃんと遊ぶ気になったようです。気を取り直し、今度はパパと娘がそれぞれペアになって風船の打ち合いっこをして遊ぶことに。娘もBちゃんも楽しそうに飛んでくる風船を打ち返しています。パパたちのおかげで、その日一番の子どもたちの笑顔が見られました。 私とAは「今は無理に1対1で遊ばせずに、親が見守りながら遊ぶほうがいいのかもね」という会話に。親同士が友だちだと、子ども同士も自然に仲良くなるだろうと思っていた私。慣れない相手と2人で遊ぶのは娘にとって緊張することだったのだろうと反省しました。今後は、無理に仲良くさせるのではなく、親が間に入って遊んだり、ママだけで会うようにしたりと、子どもも親も穏やかに過ごせるよう配慮したいです。今後の付き合い方に生かしていきたいと思った出来事でした。 作画/yacco著者:吉山ユイ
2023年09月05日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな矢先、ほのかとあおいちゃんが進級クラス替えで同じクラスになってしまいます。参観日でほのかとあおいちゃんのクラスは、学級崩壊が起きていることが保護者に判明。まゆみさんが懇談会で相談すべきだと話始めると、なぜか止めてくるよしえさん。それをを不信に思いながらも、懇談会で学級崩壊への対処を学校側へまゆみさんとほかの保護者は求めたのでした。クラスメイトも差別して悪口ばかりを言うあおいちゃん。中でも、あおいちゃんがお気に入りにしているゆうかちゃんには、あおいちゃんに対して思うところがあるようで……?スマホをきっかけに子どもたちにトラブル発生! ゆうかちゃんはあおいちゃんのお気に入りと周囲が認識していましたが、その実、スマホを使ってあれやこれやと脅していたのでした。耐えきれず、ゆうかちゃんはママへ泣きながら相談します。ゆうかちゃんのママは、ゆうかちゃんのスマホの履歴や話を知って大激怒。学校へ相談し、あおいちゃんのママは学校へ呼び出されたのでした。 呼び出されてやんわりと注意されたにも関わらず、逆上するよしえさんに、理解できないと頭を抱えた人も多いのでは?自分の子どもが悪者にされていると思い、つい感情が高ぶって怒りが爆発してしまったのでしょう。子どもを守りたい気持ちはわかりますが、親が落ち着いて話し合わなければいけないこともあります。よしえさんにも、怒りは一旦抑えて、建設的な話し合いからお互いの子どもが気持ちよく過ごすための答えを探すことに、まずは協力してほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月04日怖がって公園の遊具やプールで遊びたがらない息子と、何でも挑戦してほしい母の話です。夫と一緒にたくさん声をかけましたが、なかなか遊んでくれません。そんな臆病な性格の息子に本当に必要だったこととは? 緊張で楽しめない息子の公園デビュー 1歳過ぎに公園デビューをした息子。私が抱っこして滑り台やブランコに乗せてみたものの、息子は緊張で楽しめていませんでしたが「いつかできるだろう」と思っていました。 息子が2歳になったころ、プールに行きましたが、このときも入りたがりません。私と夫はそんな臆病な息子が心配になり、「やってみなよ! 楽しいよ~!」と積極的に声をかけました。しかし、息子は一向に挑戦しません。公園に誘えば「お砂場しかしないよ!」と自分がすることを限定するように。このとき、私たちは無理やらせようとすれば、かえってる嫌がることに気がついたのです。 息子が3歳半を過ぎたある日、公園で突然滑り台に向かっていきました。そしてお友だちと一緒に笑顔で滑り台を滑ったのです。5歳くらいの女の子が「もう1回行こう!」と息子を誘ってくれて、何度も滑って遊んでいました。また、幼稚園での初めてのプール遊びは「今日のプール遊び楽しかったよ!」と笑顔で帰宅。私は息子の成長に驚きました。 そこで息子の「やってみよう」と思うタイミングは、私たちが決めることではないと痛感。親が押しつけるのではなく、息子自身の「やりたい!!」という気持ちを尊重するほうが、きっとじょうずにできたり楽しめたりするのだと思います。息子がチャレンジしようとしたときには陰ながら支えていきたいです。 作画/Pappayappa著者:吉田奈々
2023年09月04日ママ友や子どもが家に遊びに来たとき、トラブルになったことはありませんか?今回はなかなか帰ってくれないママ友のエピソードとその感想を紹介します。なかなか帰ってくれない主人公の家に、ママ友とその子どもが遊びに来たときの話です。主人公が帰ってほしいとアピールしても、ママ友とその子どもはなかなか帰ろうとしません。夕飯の時間になっても主人公の家にいて、ママ友は「家に食べるものがない」と言い、主人公を困らせ…。風呂と食事を主人公の家で…出典:Grapps主人公が子どもを風呂に入れたいと言うと、ママ友は「風呂に入れてあげるから夕飯を作って」と言い出したのです。風呂も食事も主人公の家ですませようとするママ友の態度に、主人公は納得できませんでした。その後もママ友は「主人公の家に泊まる」と身勝手な発言を続けます。「布団も部屋もないため泊まれない」と言って、主人公はママ友とその子どもに帰ってもらいました。ママ友とその子どものことは、今後家に呼ばないようにしようと強く思う主人公なのでした。読者の感想いくらママ友の仲でも、さすがにこれは身勝手すぎます。「家に食べるものがない」と言うのも嘘で、主人公の家で楽をしようとしているように思えました。(30代/女性)夕飯の時間になっても居座り続け、挙句の果て泊まると言われたら私なら激怒してしまうと思います。危険な香りのするママ友とは一定の距離をあけることがカギですね。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年08月26日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとします。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れたため、冷静に話し合いを試みることに。しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」と無責任な発言を繰り返すばかりでした。ふくこさんが毅然と「大事なものを守るために、しかるべき手続きを踏む」と伝えたところ、「はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言い残して、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまい、根本的な解決には至りませんでした。 その後、ふくこさんの長男・ハルくんから「休みを挟んで平日も2〜3日、ケイを連れて、ばあちゃんちに行くのはどうかな?」と、ケイくんの心をケアするための新たな提案が。 実は、Sさん家族に泣かされてしまった数日後から、ケイくんは就寝中に突然何かを叫ぶようになり、夜驚症の症状に悩まされていたのです。弟思いなハルくんは、そんなケイくんを心配し、物理的に学校から距離を置くことを考えたのでした。 ハルくんの提案どおり、ケイくんと次男・ツトムくんを連れて、ふくこさんの実家に泊まりで遊びに行ったところ……。 数日間の穏やかな日々 ※「オンブズマン制度」:市民から寄せられた市政・区政に関する苦情について、公正かつ中立的な立場から簡易迅速に処理し、市民の権利利益の擁護を図る制度。 数日という短い間でしたが、のびのびと遊び、ふくこさんに思いっきり甘えられた子どもたち。ふくこさん自身も、元教師の母に話を聞いてもらったり、兄に相談したりすることができました。 「昔の自分なら、全部ひとりで背負い込んでしまっただろうけど、以前、悩み事があったときに『こういうときは、ひとりで背負い込むな』と兄に言われたことがあり、甘えさせてもらいました」と振り返るふくこさん。 Sさんの兄とのトラブルがあって以来、夜になるのが怖い日々が続いていましたが、ふくこさんの実家で過ごした1日目の夜以降、ケイくんが叫ぶことはなかったそうです。ふくこさんもケイくんも、ようやくゆっくり眠れて本当によかったですね。 今回のことを振り返り、「起こった事案を正確に記録しておくこと」が、どの機関に介入してもらうにしても重要だと学んだふくこさん。今も、自身の対応が正解だったのか悩むこともあるものの、ひとまず平和な毎日を取り戻しつつあるとのことです。 トラブルに巻き込まれないで生きていきたいものですが、人生は何が起こるかわかりません。ふくこさん一家のように、もしトラブルに巻き込まれてしまったとき、誰に相談すればいいのか、どう行動すればいいのかを事前に知っていると、気持ちに余裕を持つことができるでしょう。万が一に備えて、具体的な相談先や自治体の制度などを調べておくと安心ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月22日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れたため、冷静に話し合いを試みることに。しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」と無責任な発言を繰り返すばかり。 ふくこさんが毅然と「大事なものを守るために、しかるべき手続きを踏む」と伝えたところ、「はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言い残し、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 その後、担任の先生は今回のことを謝罪してくださる一方、校長先生や教育課の支援教育部のマネージャーは「参りましたね……」と言うばかり。 ふくこさんは「ご経験が豊富な先生方には、どうか現場の先生を支えていただきたい」と正直な気持ちを伝え、学校を後にしたのでした。 この一件を、今まで相談にのってもらっていたママ友たちに話すと……。 「あなたが育てた『やさしさ』に…」 これまでいろいろと親身になってアドバイスしてくれたママ友・内田さんに、一連の流れを報告。 「内田さんには助けてもらってばっかりだ……」と落ち込むふくこさんでしたが、内田さんから「あなたが育てた『やさしさ』に、私たち親子はずっと救われていましたよ」と、これまで知らなかった過去の話を教えてもらったのです。 何か直接的なお礼ができていないと思っていても、愛情をかけて育てられた子どもたちから、たくさんのやさしさが伝わっていたのですね。 そして、内田さん親子を救った長男のハルくんから、ケイくんの心をケアする新たな提案が。Sさん家族に泣かされてしまった数日後から、ケイくんは就寝中に突然何かを叫ぶようになり、夜驚症の症状に悩まされていたのです。弟思いなハルくんは、そんなケイくんを心配し、物理的に学校から距離を置くことを考えたのでした。 SNSのコメント欄には、 「『あなたが育てたやさしさに』って素晴らしい言葉ですね! ふくこさんも、お子さんたちも、存在を認めてもらえた自信にもなるうれしい言葉ですね」 「子どもたちに捧げた愛情は巡り巡って、心の種になり花をもたらすのですね♪ ちゃんと見てくれている人はいるのですね!」 「きっと、常日頃の周りの方への言動が信頼に繋がって、周囲の方々も協力してくれたのだと思います」 など、子どもたちや周囲の人に捧げたやさしさが広がっているという感想が多数集まりました。 お礼は目に見えるものだけではありません。やさしさや気持ちなど、目に見えなくても大切なものに救われることもたくさんあります。私たちもやさしい気持ちを周囲に広められるような人になりたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月21日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れたため、冷静に話し合いを試みることに。しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」と、自分を守ることしか考えていない発言を繰り返すばかり。 ふくこさんが、「しかるべき手続きを踏んで、大事なものをなんとしても守らせていただきます」と真正面から伝えると、「はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言葉を残し、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 その後、担任の先生は今回のことを謝罪してくださる一方、校長先生や教育課の支援教育部のマネージャーは「参りましたね……」と言うばかり。 厄介な親だと思われたとしても大事なケイくんを守るため、ふくこさんは「ご経験が豊富な先生方には、どうか現場の先生を支えていただきたい」と、正直な気持ちを先生方に伝え、ケイくんのもとへと向かったのでした。 「そうなってしまう分岐点」は意外と身近に 帰宅後、振り返ってみると「これでよかったのか」と思うことばかり。 ふくこさんは、その日学校で起きた出来事と、その場で考えていたこと、自身の対応で後悔したことなどをすべて夫に聞いてもらいました。 そんなふくこさんの気持ちを受け入れ、夫は「急なことだったのによく頑張ったよ」と認めてくれたのでした。 また、ふくこさんにも、子育てがつらく孤独だった時期があったからこそ、「夫が何ひとつ変わっていなかったら、私はどうなっていたんだろう……」という思いも頭をよぎります。 Sさんの母親のようになる「分岐点」は意外と近くに、そして誰にでもあるのかもしれないと思ったのでした。 圧倒的な孤独感の中で育児を続けるのは、とてもつらいこと。ふくこさん夫婦のように、本音を打ち明けることができ、協力して一緒に歩んでくれる人がいると、とても心強いですね。パートナーと支え合い、互いに歩み寄れる関係を維持するためには、ふくこさんが意識しているように「ありがとう」という気持ちを言葉にすることが大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月20日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。前回の話に引き続き、夫との衝突エピソードを紹介します。女性は、夫の転勤で子どもと一緒に海外生活をしていました。子どもの将来を考え、日本人学校に通わせることを検討しているようですが…。夫にも相談俺の給料じゃ…夫婦喧嘩になってしまい…お互いの方向性は一致せずもう離婚したほうが…親として、子どもが育つ環境を整えてあげることは大切ですが…。家族でよく話し合いをしながら、子どもの将来について考えられるといいですね!作画:syaruru1735原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年08月20日皆さんは夫や子どものためにお弁当を作ることはありますか?今回はお弁当をきっかけに起きたトラブルエピソードを紹介します。イラスト:倖夫と子どものために毎日お弁当作り主人公は平日、夫と子どものためにお弁当を用意しています。しかしそれぞれ違うおかずを用意するのは大変なことです。そのため主人公は、子どもが食べられるものにあわせて夫のお弁当も作っていました。ある日…出典:愛カツ「あのさぁ…」いつも通りお弁当を用意していると、夫が突然話しかけてきました。なんと子どもと同じ弁当は嫌だというのです。その理由は、子どもと同じおかずだと頑張れないから。ワガママを発揮する夫に、主人公は2つの選択肢を用意しました。1つは朝、子どもが幼稚園に行くための支度を手伝うか。もう1つは、お弁当なしにして自分で買うか。夫はすぐに「自分で買う」方を選択しましたが…。たった1週間で「お弁当を作ってほしいです…」と申し出てきたようですよ。お弁当作りに感謝を子どもの面倒を見ながらお弁当作りをすることは、想像以上に大変なことです。具材の好みもあると思うので、自分の思い通りにならないと文句を言いたくなる人もいるかもしれません。でも文句ではなく、感謝の言葉を述べられるといいですね。
2023年08月20日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。急にSさん親子と相対することになり驚くふくこさんでしたが、冷静になって話し合いを試みることに。 しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と、自分を守ることしか考えていない発言を繰り返すばかり。 ふくこさんが、「しかるべき手続きを踏んで、大事なものをなんとしても守らせていただきます」と真正面から伝えると、「あー謝ればいいんでしょ。はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言葉を残し、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 あまりの虚しさから流れる涙をそのままに、呆然と立ち尽くしてしまったふくこさんは……。 大事なものを守るため 担任の先生はふくこさんに改めて謝罪し、今後について「ケイくんがこれ以上、不安を感じることのないようにします」と約束してくれました。子どもからも、ママ友からも評判で、普段から一生懸命頑張ってくれている先生。そんな先生が見守ってくれるのは、心強いですね。 一方、校長先生や教育課の支援教育部のマネージャーは、「参りましたね……」と言うばかり。実際、Sさん親子と鉢合わせしたときにも、特にフォローをしてくれることはありませんでした。 たとえ立場が上の経験豊富な先生であったとしても、解決が難しかった今回のトラブル。大人同士で穏便に……ではなく、子どもたちのことを第一に考えてくれているかどうかが重要ですよね。 厄介な親だと思われたとしても、大事なケイくんを守るため、ふくこさんは今の正直な気持ちを先生方に伝えました。そして、またSさん親子が何かしたら、警察などの機関と連携を取ろうと強く心に誓ったのでした。 一番大切なのは、周囲との関係性ではなく自分自身や家族。どう思われるか……と周囲の目ばかりを気にするのではなく、ふくこさんのように自分にとって大切なものを守ることに注力したいものですね。ケイくんの心にも、ふくこさんにかけてもらった愛情は深く刻まれることでしょう。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月19日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、きれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 さらに、校長先生が呼んだという教育課の支援教育部のマネージャーからは「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と言われ、校長先生と同様、穏便に済ませたい魂胆が見え見えなことに、ふくこさんはがっかりしてしまいます。 そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。 急にSさん親子と相対することになり驚くふくこさんでしたが、冷静になって話し合いを試みることに。 しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と、自分を守ることしか考えていない発言を繰り返し……。 …あれ?何の涙? ふくこさんは、「しかるべき手続きを踏んで、大事なものをなんとしても守らせていただきます」と真正面から伝えました。 その言葉を聞いた途端、Sさん母は「あー謝ればいいんでしょ。はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言葉を残し、子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 あまりの虚しさから流れる涙をそのままに、呆然と立ち尽くしてしまうふくこさん。子どもを守るために必死で戦っているふくこさんと、自分を守ることしか考えていないSさん母。結局、話が通じないままに終わってしまいました。 映画やドラマのようにすっきりとした結末にはならず、虚しさが残る終わり方になりましたが、これが「現実」だとふくこさんは振り返ります。「自分だけで奔走したり学校だけに任せたりせず、学校以外の教育機関・議員・警察などの専門機関や信頼できるママ友に相談するなどして、決してひとりで抱え込まないようにしてほしいです」とメッセージを寄せてくれました。 社会には自分と考え方が異なる人が必ずいます。うまく距離を置いて過ごせる場合もありますが、今回のように、どうしても向き合わなければならないことも。 子ども同士の小さなトラブルから発展し、実際にこのような事態が起こり得るということを、ふくこさんは自身の経験を通して教えてくれました。 安全でなければいけない小学校で怖い思いをしてしまったケイくん。これからは心穏やかに小学校生活を送れることを願っています。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月18日朝の通学でよく顔を合わせる、近所でも評判な優等生の女の子・Aちゃん。入学してからしばらく娘の通学に付き添っていた私に、Aちゃんはいろいろと話しかけてきます。どうやら褒めてほしい様子で、少しずつ娘に対してマウントを取るようになってきて……。 突然始まった同級生のマウント! 小学校へ入学した娘の通学に、入学からしばらくは付き添っていました。登校中に頻繁に会うAちゃんは近所でも評判な、優等生を絵に描いたような女の子。Aちゃんと会った日は、3人で学校に行くようになりました。Aちゃんは、私にできるようになったことを話してきます。学校での出来事というよりは、学習塾で先取りして学んだことを褒めてほしい様子です。次第に、Aちゃんは娘に「漢字を書ける? かけ算できる?」と質問するようになり、そのたびに娘は「習ってないからできないよ」と返答。「えっ、できないの? やればできるんじゃない?」と質問攻めが止まりません。 ある日、イライラした様子のAちゃんが娘に向かって「お母さんが一緒じゃないと学校に行けないって恥ずかしくないの?」と言い放ちました。娘がショックを受けている様子だったので、「ママが一緒に行きたいんだよ」とさりげなくフォローを入れましたが、Aちゃんはムッとした反応です。それから娘はAちゃんとの登校を嫌がるようになったので、登校時間を早めることに。たまたま会った日にしか一緒に登校していなかったこともあり、Aちゃんは別の友だちと登校していたようです。家を出るのが遅くなってしまい、久しぶりにAちゃんに会うと「習い事で休みがなくてしんどい……でも、ママが悲しむから言えない」と元気なく言うのです。あのときの娘に対するマウントのような発言は、ママに甘えたいという気持ちからくるものだったのかな?と感じた私。娘はAちゃんから習い事が大変だと聞いていて、「遊ぶ時間もなくて大変だよね」と純粋に心配していました。いつの間にか、娘の気持ちも変わり、仲良くしていたようです。習い事は子どもの気持ちを尊重してあげるのが大切だな、と考えさせられた出来事でした。 作画/mosu著者:木村さち
2023年08月17日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫がSさんの兄について靴屋の店長に尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいい」と助言されました。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生はこの期に及んで、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、Sさんの兄をフォローするような発言ばかり。きれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 さらに、校長先生が呼んだという教育課の支援教育部のマネージャーからは「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と言われ、校長先生と同様、穏便に済ませたい魂胆が見え見えなことに、ふくこさんはがっかりしてしまいます。 そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。あまりの衝撃に、ふくこさんの心臓は大きく鳴り響きますが、「親の私が怯んでどうする」と自分を鼓舞して……。 自分を守ることしか考えてない… 今後、ケイくんがまた被害に遭わないようにするためにも、あえて冷静に話し合いを試みようとしたふくこさん。 しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と自分を守ることしか考えていない発言ばかり。保護者でありながら、Sさんの兄を見捨てるような発言を続けるのでした。 話し合いをしようとする相手が、自分の非をまったく認めずに、否定ばかりしてくる人だとしたら、校長先生たちの言うように穏便に解決することは難しいですよね。 経験豊富な先生方が隣にいたものの、「大丈夫ですよ!」「話し合いましょう!」と言うだけで、特にフォローをしてくれることはなかったようです。第三者として話し合いに参加するのであれば、両者がいる中で事実関係を確認したり、双方の言い分を冷静に取りまとめたりするなどしてほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月17日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫がSさんの兄について靴屋の店長に尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいい」と助言されました。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたのでしたが、ケイくんだけが別の教室に行くことで他の生徒が騒ぎだしてしまったため、「教室の隔離はできなくなりました」と担任の先生に聞かされます。 ふくこさんは、先生の様子から上の立場の人に否定された可能性があると察し、校長先生に話を聞くことに。 校長先生はこの期に及んで、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、Sさんの兄をフォローするような発言ばかり。そしてきれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 怒りに震えるふくこさんを前に、明るい表情で「市に相談したところ、明日教育課の支援教育部のマネージャーが話を聞いてくださるそうです」と話す校長先生。 帰宅後、そのことを夫に伝えると……。 なんで今、この人たちが……! 案の定、教育課の支援教育部のマネージャーも「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と穏便に済ませようとしてきました。警察にも相談した旨を伝えると「そんな大袈裟な……」と驚いている様子からも、今回の事態を重く見ていないことが伝わってきますね。 そうこうしているうちに、偶然なのか、Sさん親子が通りかかります!心臓の音が鳴り響く中、「これはあの日、あの子が泣きながら耐えた景色。親の私が怯んでどうする」と自分を鼓舞するふくこさん。 「時間にしたら10数秒ほどだったでしょうか。頭が混乱してどうしようと思ったけれど、『こちらは何もしていない』『あの子を守れるのは親の私だ』と強く思って深呼吸しました」と振り返ります。 ひとりで校長先生や教育課の人と話をするのも一大事なのに、Sさん親子にまで鉢合わせ。『あの子を守れるのは親の私だ』と強く思うことで、冷静さを取り戻したふくこさんは、真正面から相手と向き合います。まさに母は強し。 もし皆さんが同じような状況になった場合には、どのような行動をとりますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月16日騒音問題はご近所トラブルになりやすいですよね。もし騒音の原因が自分たちにあったら……?そこで今回は、引っ越し先で隣人とトラブルになった家族の実話を描いている、あみなさん(@amn_manga)さんの人気漫画『騒音トラブル…隣人が怖すぎた話』をご紹介します!物音が気になるように……隣人の不自然な言動を目の当たりにし、警戒していたトラネコさん。次第に隣人の騒音がエスカレートし、ついに子どもにまで被害が及んだため、管理会社に通報。しかし騒音の原因が自分たちにあると気づいたトラネコさんは隣人に謝罪。その後、家族で厄払いに行ったのでした……。騒音が止む……謝罪のおかげ?それとも厄払いの効果?騒音のない快適な生活を取り戻したトラネコさん一家。しかしその後、一時は止んだ騒音が再び始まり、警察を巻き込んだ騒音トラブルに発展するのでした!普通の日々のありがたさトラネコさんの謝罪によって、騒音トラブルが収束したかのようにみえますね。その後のお話でトラネコさんは、再び始まった隣人との騒音トラブルで、転居を決意します。ご近所で騒音トラブルが起きたとき、皆さんならどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@amn_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月15日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生によるスクールカウンセリングを受ける中で、タクくんは『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことが判明しました。タクくんの発達に違和感を抱えているもっつんさんに、花雲先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。 発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が他の生徒の顔面にぶつかってしまい、相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。 担任の先生からの連絡を受け、慌てて職場を飛び出し、小学校に駆けつけたもっつんさんは……。 息子は職員室の有名人になっていた… ※訂正:(誤)務めた→(正)努めた ※訂正:(誤)わざとやつた→(正)わざとやった 保健室で休んでいるタクくんに会いにいくと、お母さんのお迎えがうれしいからか、ニコニコしているタクくん。相手を傷つけてしまったことと、お母さんが迎えに来てくれたことが結びついていないのかもしれません。もっつんさんは、タクくんに反省の色が見られず笑っていることに、怒りの気持ちが湧いてきます。 「校内でキレるわけにもいかず、怒りを抑えるのに必死でした。子育ては大変なことが多いけど、特に怒りの収め方を教えてほしいです……」と振り返るほど、心の中では激怒していたもっつんさん。 子育ては思い通りにいかないものと言いますが、頭では理解しているつもりでも、怒りの気持ちをコントロールするのが難しいときもありますよね。今回のように、傷つけてしまった相手がいる場合はなおさらです。 怒りの感情をコントロールするためには、深呼吸をしてみたり、その場から離れてみたりする『アンガーマネジメント』が有効だと言われています。子どもに対する怒りが抑えられなくなってしまいそうなときに、まずはひと呼吸置くことを意識して、気持ちを落ち着かせるための方法を試してみるのもいいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月13日