もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに、もっつんさんは頭を悩ませていました。ある日、小学校の授業参観のあとに担任の先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。一度相談してみようと思い、申し込むことに。臨床心理士として非常勤大学教授もしているスクールカウンセラーの花雲(かうん)先生に、「タクくんが脱走する理由って、なんだと思いますか?」と質問されたもっつんさん。そして改めてタクくんに理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返って来ました。 これまでタクくんの行動にばかり目を向けていたもっつんさんは、タクくんが『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことを知り、申し訳ない気持ちに。さらに自身の行動を振り返り、「なんであんなふうに怒っちゃったんだろう」と落ち込んでしまいます。 その後もタクくんの学校での様子は相変わらずで……。 毎日毎日、怒らなくちゃいけなくて カウンセリング後は、またいつも通り仕事やタクくんの問題に追われる日々。もっつんさんは、「同居の環境も、仕事も、躾もハードモードすぎた……」と振り返ります。そんな毎日の中、月に2度おこなわれるスクールカウンセリングは毎回楽しみに通っていて、タクくんが楽しそうに学校でのことを話してくれる日も増えたそうです。 毎月仕事を休むのはかなり負担だったそうですが、もっつんさんがここまで本気で向き合ってくれているからこそ、タクくんは安心して元気いっぱい成長できているのでしょうね。 ちなみにSNSのコメント欄には、「長男のクレヨンもバキバキだったのを思い出しました」 「今となっては笑いごとでしょうけど、文房具、これは大変ですね」 「わかります、折りますよね……(笑)。うちはテープでガッチガチに補強しています」 と、タクくんが折ってしまった文房具に関する感想がたくさん!中には、子どものころに「長くて使いにくかったから」という理由で折っていたという方も……。親にとっては突飛に感じる行動にも、子どもなりに理由があるのかもしれませんね。皆さん自身が子どものころはどうでしたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月06日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、「担任を辞めることになった」と伝えると、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたのですが……? 電話で衝撃の事実を知ることになって… 「もしもし、先生……私です」 「あーよかった出てくれて。つむ田にあんな手紙書かれて本当につらかったよな」 「先生……私です。あれ書いたの。塾に行くのが嫌になって自分で書いて机に入れました」 「そんな……嘘だろ?」 突然、衝撃の事実を知らされたオイカリ先生は困惑。 「今まで黙っていてごめんなさい。先生が私を褒める度に、頭をなでる度にすごく怖かった」 良子ちゃんはオイカリ先生に本当のことを話したのでした。 電話越しに良子ちゃんの声を聞けてホッとしていたオイカリ先生。しかし、良子ちゃんの口から、悪口の手紙を書いたのは自分だという突然衝撃の事実が語られたのです。「先生に褒められる度に怖かった」と話していましたが、成績トップだった彼女は彼女なりに、オイカリ先生からのプレッシャーを感じていたのかもしれないですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月06日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに、もっつんさんは頭を悩ませていました。ある日、小学校の授業参観のあとに担任の先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。一度相談してみようと思い、申し込むことに。スクールカウンセラーは、髪の毛はボサボサで、表情はニコニコ、ホワホワした雰囲気の花雲(かうん)先生。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲先生は、もっつんさんとタクくんが安心して学校生活が送れるようにサポートすると話してくれました。 花雲先生に、「タクくんが脱走する理由って、なんだと思いますか?」と質問されたもっつんさん。帰宅後、改めてタクくんに理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返ってきました。 「ネットで見たことある……。『聴覚過敏』ってやつだ……」 これまでタクくんの行動にばかり目を向けていたもっつんさんは、タクくんが聴覚過敏の症状に苦しんでいたかもしれないことを知り、「気づかなくて、無理させていて、本当にごめんね」と申し訳ない気持ちになってしまいます。 すっかり落ち込んでしまったもっつんさんは……。 なんであんなふうに怒っちゃったんだろう これまでの自身の行動を振り返り、「なんであんなふうに怒っちゃったんだろう」と落ち込んでしまいます。どうしても、「なんで? なんでうちの子が? 私のせい……」という感情が湧いてきてしまい、しばらく苦しんだと振り返るもっつんさん。 子どものことを愛しているからこそ、心配になって怒りすぎてしまうこともありますよね。そして夜に寝ている子どもの顔を見て、起こりすぎたことを後悔するという保護者の方も多いのではないでしょうか。 もっつんさんは長い間、ひとりで頑張ってきました。抱え込んでいた不安や後悔を、このタイミングですべて吐き出せたことは、きっとプラスになるはず。こんなとき、泣き止むまで寄り添ってくれる人の存在は本当に大きいですね。たくさん泣いて、思いを吐き出して、少しずつ前を向いて歩んでいけることを祈るばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月05日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに、もっつんさんは頭を悩ませていました。ある日、小学校の授業参観のあとに担任の先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。一度相談してみようと思い、申し込むことに。スクールカウンセラーは、髪の毛はボサボサで、表情はニコニコ、ホワホワした雰囲気の花雲(かうん)先生。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲先生は、もっつんさんとタクくんが安心して学校生活が送れるようにサポートすると話してくれました。 タクくんのこれまでの様子やもっつんさんの悩みを一通り聞いた花雲先生は、「タクくんが脱走する理由って、なんだと思いますか?」ともっつんさんに質問。もっつんさんは、「タクの気持ちになって考えてはいなかったと、ハッとしました」と振り返ります。 ひょっとしたら、タクくんの中に理由があるのかも。もう一度、タクくんに理由を聞いてみることに……。 まさか、うちの子が苦しんでいたなんて… タクくんが教室を出ていきたくなった理由は、「教室がうるさいから」。今まで、ネットや本で見たことあった「聴覚過敏」の症状に、まさか自分の子が苦しんでいたかもしれないなんて……。タクくんは、体調次第で雑音がすごく不快に感じるときがあったそう。 これまでタクくんの行動にばかり目を向けていたもっつんさんは、「気づかなくて、無理させていて、本当にごめんね」と申し訳ない気持ちになってしまいます。 時に、大人が想像できないような言動をすることがある子どもたち。どうしても行動や結果ばかりに目がいきがちになりますよね。しかし今回のように、その理由を深掘りしてみると、行動を引き起こす原因が明確になることも。 もっつんさんがタクくんの本当の気持ちを引き出せたことで、教室を出て行ってしまう理由がわかって本当によかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月04日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明るみになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生。すると、早速ある行動に出て……? 荷物整理をしていると、ひとりの生徒の存在を思い出して… 「もしもし、出木杉さんのお宅ですか?」 「あの先生……前にもお伝えしたように娘は」 「良子さん出してもらえますか?」 「お願いです。実は私……良子さんの担任を辞めることになりまして」 オイカリ先生がやんわりと事情を話すと、「娘に聞いてみます」と返したお母さん。 (頼む……出てくれ良子……っ。お前だけは俺のために) オイカリ先生が心の中で必死に良子ちゃんが出てくれるのを願っていると、受話器から声が聞こえてきました。 「もしもし……先生、私です」 その声は紛れもなく良子ちゃんの声だったのでした。 メモを見て良子ちゃんの存在を思い出し、電話をかけたオイカリ先生。オイカリ先生と良子ちゃんはあくまで塾講師と生徒という関係でしたが、いつも成績トップだった良子ちゃんは、生徒の中でも特別な思いがあったのかもしれません。オイカリ先生が何を話したくて電話をしたのかは分かりませんが、よからぬことに発展しないことを祈ります。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月04日長女ひなの友だち・きららちゃんにひなと遊んでいるところ解散するよう促すと「家がわかりません…」と驚きの発言。主人公あいは学校に事情を話し、保護者と校門で待ち合わせすることに。しかし迎えに来た叔母さんがきららちゃんに暴力を!「虐待で捕まる」と暴力を止めさせ、念のため学校へ報告。その後の様子が気になっていたところ、学校できららちゃんに再会し…。「元気だった?」 叔母さんから暴力を受けてないか聞くと、きららちゃんは「大丈夫だよ!」と笑顔。先生立会いのもと、叔母さんがもう暴力は振るわないと約束してくれたそう。 そして別れ際、きららちゃんが「ひなちゃんのママ、ありがとうー!」と手を振ってくれました。きららちゃんの笑顔が見れたこと、大きな声でお礼を言われたことに嬉しさでいっぱいに。 それから半年後…。 「あ、きららちゃん!」近所のドラッグストアで見かけ きららちゃんのパパからその後の流れを聞いたあいさんはひと安心。 きららちゃんは叔母さんに暴力を振るわれたものの、すぐに大人に報告して本当の解決に至りました。あのときかけた言葉がしっかりと伝わっていたことに、あいさんは胸が熱くなります。 もし虐待を見逃していたら、小さな命が失われていたかもしれません。違っていたら相手に迷惑がかかるかも…と判断に迷うところですが、ためらわずに通報することが大切ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年08月03日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに、もっつんさんは頭を悩ませていました。ある日、もっつんさんは小学校の授業参観と学級懇談会のあと、担任の先生と話し、タクくんの普段の問題行動について謝罪します。先生は「お母さんは何も悪くないですよ」と、あたたかい言葉をかけてくれました。 そして先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。一度スクールカウンセラーに相談してみようと思い、申し込むことに。 スクールカウンセラーは、髪の毛はボサボサで、表情はニコニコ、ホワホワした雰囲気の花雲(かうん)先生。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲先生は、もっつんさんとタクくんが安心して学校生活が送れるようにサポートすると話してくれました。 さらに、「大丈夫ですよ。これからいくらでも伸びます。いや、伸ばします。絶対良い方向に進みますよ」と心強い言葉をかけてくれて……。 もしかして、タクの中には理由がある?※訂正:(誤)出世→(正)出生※訂正:(誤)タク産まれは→(正)タクが生まれたのは(誤)極低体重児→(正)極低出生体重児 タクくんが生まれてからこれまでのこと、そしてもっつんさんが抱えている、さまざまな悩み……。花雲先生は静かにやさしく聞いてくれました。 そして「タクくんが脱走する理由って、なんだと思いますか?」と質問されたもっつんさん。 「教室から抜け出す理由について、タクの気持ちになって考えていなかったと、ハッとしました」ともっつんさんは振り返ります。 ひょっとしたら、タクくんの中に理由があるのかも……。もっつんさんはもう一度、タクくんに理由を聞いてみることに。こうして、初回のスクールカウンセリングはあっという間に終了したのでした。 客観的な立場で話を聞いてくれる花雲先生。ママ友がいないというもっつんさんにとって、いろいろな悩みを打ち明け、相談できる貴重な時間となりました。 忙しい日々の中で、子どもの言動について深く考える余裕がなくなってしまうことも多いのではないでしょうか。花雲先生が言うように、子どもの行動の裏にある“理由”をじっくり考えたり、確かめたりすることで、子どもが何を考えているのかが具体的に見えてくるのかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月03日長女ひなの友だち・きららちゃんは、お父さんと叔母さんと3人暮らし。ひなと遊んでいるところ解散するよう促すと「家がわかりません…」と驚きの発言。主人公あいは学校に事情を話し、保護者と校門で待ち合わせすることに。しかし迎えに来た叔母さんがきららちゃんに暴力を!「虐待で捕まる」と暴力を止めさせ、念のため学校へ報告。学校側は把握しており、ホッとするものの音沙汰がなく…。「学校は動いてくれたのかな?」 その後、きららちゃんの様子や学校側の対応が気になるころ、授業参観できららちゃんに会えるチャンスが到来。 クラスへ行くときららちゃんの姿を確認できましたが、保護者である叔母さんやお父さんは見当たりません。少しでも話したかったな…と思っていた矢先に校庭で再会。 久しぶりに見たきららちゃんは明るい様子で、パッと見たところアザもなさそうですが…。 「もう叩かれたりしてない?」不安を抱えながらも聞いてみると… 学校側の対応が効いたのか、きららちゃんは叔母さんからもう暴力は受けていないそう。別れ際に「ひなちゃんのママ、ありがとうー!」と笑顔で手を振るきららちゃんの姿を見て安心します。 あいさんの勇気ある行動できららちゃんは救われました。自己満でもお節介でも、誰かが困っていたら見てみぬふりをせず、手を差し伸べることが大切ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年08月02日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに、もっつんさんは頭を悩ませていました。ある日、もっつんさんは小学校の授業参観と学級懇談会のあと、担任の先生と話し、タクくんの普段の問題行動について謝罪します。先生は「お母さんは何も悪くないですよ」と、あたたかい言葉をかけてくれました。 そして先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。一度スクールカウンセラーに相談してみようと思い、申し込むことに。 スクールカウンセラーは、髪の毛はボサボサで、表情はニコニコ、ホワホワした雰囲気の花雲(かうん)先生。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲先生は、もっつんさんとタクくんが安心して学校生活が送れるようにサポートすると話してくれました。 もっつんさんは、今後のカウンセリングについて説明を受け……。 絶対、良い方向に進みますよ カウンセリングの前に、教室でのタクくんの様子を見学してきた花雲先生は、タクくんが着席にストレスを感じているようだと見抜きます。 そして、どうしたらいいのか思い悩むもっつんさんに、「大丈夫ですよ。これからいくらでも伸びます。いや、伸ばします」と心強い言葉をかけてくれました。 多くの子どもたちを見ている専門家の先生に「大丈夫」と言われると安心できますよね。 SNSのコメント欄にも、 「カウンセリングで先生からこうやって心強い言葉をかけてもらえると、とてもありがたいですね」 「やさしそうなカウンセリングの先生。ちゃんと聞いてくれてる感じがします」 「タクくんの様子もしっかり見てくれて、もっつんさんのお話もじっくり聞いてくれるんですね」 と、スクールカウンセラーの花雲先生に安心感を抱く人の声が多数。 もし、学校生活に悩みを抱えることがあれば、まずはスクールカウンセラーなどのサポート制度があるかどうかを調べ、利用してみるのも一手です。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月02日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、オイカリ先生はつむ田さんを下のクラスに落とすために、ある行動に出ることに。塾の授業が終わり、つむ田さんが帰ったのを確認すると、教室の扉を閉めてクラス分けがかかっているテスト範囲の改訂版の予定表を配布したのです。また、つむ田さん以外の全員の生徒たちに対し、「このことは誰にも話さないように」と口封じをしたのでした。当日クラス分けテストをおこなうと、オイカリ先生のシナリオ通りつむ田さんただひとりが下のクラス行きが確定。つむ田さんがショックでがく然としていると、男子生徒が「つむ田に伝えたいことがある」と呼び止めてきて、これまでオイカリ先生がおこなってきたことを話してくれたのです。 すべてを話し終わった男子生徒は、つむ田さんに「この話は黙っててほしい」と頼み込むのですが、偶然2人が話しているのをコワモテ先生が立ち聞きしていました。 「絶対に悪いようにはしないので、もう一度話してほしい」コワモテ先生はそう2人に話しかけると、オイカリ先生の失態が明らかになったのでした。 塾長に必死で弁明しようとするも、聞き入れてもらえず… 塾長に「クビでしょうか?」と質問したオイカリ先生。 その言葉に塾長の怒りが頂点に……。 「私があなたの立場なら、自分から辞表を書くと思いますよ」 「あたなは教師に向いてない。しばらく家で頭を冷やしてください」 そう言うと、その場を立ち去ろうとする塾長。 オイカリ先生は必死で呼び止めるのですが、聞き入れてもらえませんでした。 (終わった……俺の人生) そう思いながら、荷物をまとめていると1枚のメモが……! (そうだ、俺には良子がいた) メモを見た瞬間、オイカリ先生は成績優秀な良子ちゃんの存在を思い出したのでした。 塾は合格実績はもちろん、評判も重視されると思うのですが、このような問題が起きてしまうと、悪い噂はすぐに広まってしまいますよね。オイカリ先生は塾長に対して最後まで謝ることなく、言い訳をしようとしていましたが、最初に言わなければいけないのは謝罪の言葉ですよね。自分の身勝手な行動が、たくさんの人に迷惑をかけてしまったという事の重大さをオイカリ先生は今一度ちゃんと理解すべきだと思いました。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月02日息子・ユキトにスマホの購入をねだられ、誕生日に買い与えたケイコさん。家族で決めた「スマホを使うときのルール」を守っていたユキトでしたが、ある日ケイコさんのスマホに流れてきたバズり動画には、顔だしで踊っているユキトと同級生・るきやの姿が!ケイコさんは動画投稿者のるきやのママ・ちあきへ動画削除をお願いするも、断られてしまいました。学校も頼りにならない中、ケイコさんは他の被害児童の保護者たちと結託し、直接学校へ出向いて校長先生へ話をすることに。作戦は成功し、学校側からるきやの両親に働きかけ、無事動画はようやく削除されたのでした。一筋縄ではいかないのがモンスターママは…校長先生の話を聞いて、るきやくんママはようやく理解してくれたのだと、私たちも思っていたのですが……。 一筋縄ではいかないモンスターママ・ちあき。子どもの動画が使えないならと、ぶりっ子全開で踊る自撮り動画を続々と投稿していたようです。案の定ちあきは、これまで子どもたちに心無いコメントを浴びせてきたフォロワーたちの、誹謗中傷の餌食となります……。寄せられたコメントにショックを受けたちあきは、即座にチャンネルを削除。ちあきの夫は愛想をつかし、離婚して親権をとるために動いているそうです。そして、ケイコさんや息子が巻き込まれたSNS事件は、無事幕を閉じたのでした。 自分に降りかからないと、痛みがわからなかったちあき。誹謗中傷に傷ついたことで、ようやく子どもたちが受けた苦しみを理解できたことでしょう。今回の苦い経験を活かして、次にSNSを利用するときにはもっと安全なやり方で、自分たちの踊る動画を広めていけるよう、ちあきが学んでくれていたらいいですね。作画:碧海自由著者:ライター ケイコ
2023年08月01日長女ひなの友だち・きららちゃんは、お父さんと叔母さんと3人暮らし。ひなと遊んでいるところ解散するよう促すと「家がわかりません…」と驚きの発言。主人公あいは学校に事情を話し、保護者と校門で待ち合わせすることに。しかし迎えに来た叔母さんがきららちゃんに暴力を!あいは「虐待で捕まる」と警告して暴力を止めさせ、念のため学校へ連絡し…。「虐待…ですか?」 帰宅後、さっき見たことをそのまま先生に報告すると、学校側は把握していて対策を検討しているところと回答が。 しかし、現状きららちゃんが暴力を振るわれているとなると学校側は何もしていないのと同じでは?…あいは不安になります。 「何かあってからじゃ遅いのに…」と、学校側の対応を不審に思い…。 「児相とか警察には連絡してますか?」学校側に追及すると きららちゃんが叔母さんから顔を殴られていたのを目撃して以来、様子が気になっていたあいさん。 授業参観のあとに久しぶりに再会でき、きららちゃんの顔や体にアザがなさそうなこと、以前より明るくなった様子を確認できホッとします。 暴力を受けていた子が元気な姿を見せてくれると安心しますね。みなさんなら、再会したきららちゃんになんて声をかけますか? 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年08月01日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに、もっつんさんは頭を悩ませていました。そんな中おこなわれた、授業参観と学級懇談会。学級懇談会では他の保護者から「宿題が少なすぎて、市販のテキストをやっている」という話が出て、周囲の保護者も同意見の様子。バタバタな毎日を過ごしながら、タクくんに無理やり宿題をさせている、いつもギリギリな自身と比較して、もっつんさんは劣等感を抱いてしまいます。 その後、少し担任の先生と話をし、「お母さんは何も悪くないですよ」とあたたかい言葉をかけてもらいました。そして、先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。 一度スクールカウンセラーに相談してみようと思い、申し込むことに。 いや、キャラ濃すぎ…!! スクールカウンセラーは、髪の毛はボサボサで、ニコニコ、ホワホワしている花雲先生。臨床心理士として、非常勤大学教授もしているとのことでした。 医師ではないので治療はできないものの、もっつんさんとタクくんが安心して学校生活が送れるようにサポートしてくれると話します。 小学校で本格的なカウンセリングを受けられるのはありがたいですね! やさしそうな先生ならなおさら、ひとりで抱えていた悩みも打ち明けられそうです。 小学校の先生や学童の先生、スクールカウンセラーの先生など、いろいろな人に関わってもらうことで、タクくんが学校で過ごしやすくなり、もっつんさんの気持ちが少しでもラクになることを祈るばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月01日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、オイカリ先生は塾長に良子ちゃんの問題について「早く解決してください」と言われてしまいます。良子ちゃんをいじめた犯人がつむ田さんだと思い込んでいたオイカリ先生は、次のクラス分けテストでつむ田さんを今のクラスから追い出すことを思いつきます。その翌日、塾の授業が終わり、つむ田さんが帰ったのを確認すると、教室の扉を閉めてテストの範囲の改訂版の予定表を配布したオイカリ先生。つむ田さん以外の全員の生徒たちには「このことは誰にも話さないように」と口封じをしたのでした。 クラス分けテストをおこなうと、オイカリ先生のシナリオ通りつむ田さんただひとりが下のクラス行きが確定。つむ田さんはショックでがく然としていると、男子生徒が「つむ田に伝えたいことがある」と呼び止めてきて真実を話してくれました。 しかし、すべてを話し終えた男子生徒は、つむ田さんに「この話は黙っててほしい」と頼み込んできて……!? すべてを知ってしまったけれど、どうしたらいいのかわからなくて… 「立ち聞きしてすみませんが……。今の話詳しく聞かせてもらっていいですか?」 2人が困っていると、そこにコワモテ先生が入ってきたのです。 そこから一気に話が進み、オイカリ先生は塾長からお叱りを受けることに。 「本部の指示があるまで自宅待機で。担任は今すぐ外れてもらいますからね」 「あの……塾長、私はクビでしょうか?」 「はぁあ?あなたって人は……この期に及んで謝罪ではなく自分の心配ですか!?」 塾長はオイカリ先生の言葉を聞いた瞬間、ブチギレてしまったのでした。 コワモテ先生が立ち聞きしていたことで、オイカリ先生の失態が明らかになったわけですが、ひとまずこの事実が明るみに出てよかったです。塾長にお叱りを受けた際に、オイカリ先生は生徒への謝罪ではなく、自分がクビになるかどうかを1番に気にしていましたが、ここにもオイカリ先生の利己的な考え方が出てしまっていますよね。塾長が怒るのも無理はないなと思ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月01日25歳のとき、婚活の一環で飲み会に参加したマヨさん。そこで出会ったのは、トラブルメーカーの輝子でした。久々に再会すると、輝子は雰囲気がかなり変わっていたうえ、あるセミナーに心酔している様子。どうやら、情報商材にハマっているらしく……!? うさんくさい…輝子の話を聞いて「それマルチ商法だよ!」とドン引きのマヨさん。さらに「スタッフ価格の5万円でセミナーどう?」と勧誘までされる羽目に。頭ごなしに否定するのはよくないと自制していたものの、「馬鹿じゃん!」と本音をもらしてしまい……。 この日、輝子はマヨさんの冷静なツッコミに怒って帰ってしまいました。 そのことを後日友人のユミに聞くと、どうやらセミナーの関係者に輝子好みの男性が多ったそうで、すっかりセミナーにどハマりしてしまったのだとか。 それを聞いて、うさんくささを感じたマヨさんは、輝子と距離を置くことに。 自身の婚活も迷走してしまい、そのうちユミとも疎遠になって……。 それから数年後、輝子の衝撃的な話を聞くことになってしまったのでした。 理想の人を探して婚活を続け、いい出会いがなくて何かにすがりたくなる気持ちもわかりますよね。とはいえ、怪しいことに友人まで巻き込もうとするのはよくありません。マヨさんは、早い段階で輝子と距離を置いてよかったかもしれませんね。 ネギマヨさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年07月25日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。そんな中おこなわれた、授業参観と学級懇談会。 学級懇談会では他の保護者から「宿題が少なすぎて、市販のテキストをやっている」という話が出て、周囲の保護者も同意見の様子。 バタバタな毎日を過ごしながら、タクくんに無理やり宿題をさせている、いつもギリギリな自身と比較して、もっつんさんは「もしかして住む世界が違うのは、私のほうかな……」と劣等感をいだきました。 その後、少し担任の先生と話し、「お母さんは何も悪くないですよ」とあたたかい声をかけてもらいました。そしてタクくんが安心して皆と一緒に教室で学習できるよう、改めて相談することに。 先生と話しているうちに、自習を終えた子どもたちが戻ってきて……。 帰り際、先生が紹介してくれたのは… 「あっ、そうだ」と先生が渡してくれたのは、スクールカウンセラーの案内が掲載された、学年だよりのプリント。 それまでは、ひたすら悩みながらタクくんに怒ったり説明したりしていた、もっつんさん。スクールカウンセラーの存在を知り、「相談してみようかな」と一歩踏みだすのでした。 困ったことや悩みがある場合、家族や友人に話を聞いてもらうのはもちろん大切ですが、専門家の意見も聞いてみることで、新たな道が開けるかもしれません。何事もひとりで抱え込まないようにするのが大切ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月21日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学式の日、タクくんがなかなか入場してこないと思ったら、なぜか補助の先生に付き添われて入場してきました。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。そんな中おこなわれた、授業参観と学級懇談会。学級懇談会では他の保護者から「宿題が少なすぎて、市販のテキストをやっている」という話が出て、周囲の保護者も同意見の様子。 バタバタな毎日を過ごしながら、タクくんに無理やり宿題をさせている、いつもギリギリな自身と比較して、「もしかして住む世界が違うのは、私のほうかな……」と劣等感を抱いてしまったもっつんさんは……。 先生…やさしい… ※訂正:(誤)行けなくて→(正)いけなくて もっつんさんは劣等感が湧いてきて、懇談会に来たことを後悔しました。 「今はたくさん長所が浮かびますが、このころは『なんでタクは普通じゃないんだろう?』と暗く落ち込んでいました。発達障害があるとはまだ知らなかったですし、障害受容もまだまだまだ先の話です。チャームポイントというか、長所はなかなか思いつかず……。当たり障りのないように話すのが精いっぱいでした」と振り返るもっつんさん。 その後、少し担任の先生と話し、「お母さんは何も悪くないですよ」とあたたかい声をかけてもらいます。そしてタクくんが安心して、みんなと一緒に教室で学習できるよう、今度改めて話をすることとなりました。もっつんさんは、一気に先生のファンになったそうですよ。 1日のうち長時間を過ごす小学校。担任の先生が子どものことを気にかけ、やさしく見守ってくれていることがわかると安心できますよね。小学生になると先生と直接話す機会が減ってしまうものですが、参観日や懇談会、行事などに積極的に参加してみることで、より学校での様子がつかみやすくなるのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月20日ママ友がいると心強いですが、ときにはうんざりしてしまうこともあるようです…。今回は、イラッとしたママ友エピソードを紹介します。イラスト:マルティナ出会いは子どもの参観日…中学生になるとトラブルが…喫茶店に呼び出され…ママ友の態度に呆れてしまう…言い分を聞かずに、一方的に責められるのは困りますよね…。再びトラブルが起きないよう、なるべく距離を置きたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月20日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 そんなある日、授業参観がおこなわれました。 突然の自己紹介タイムに焦り… 授業参観が終わったあと、保護者のみ学級懇談会へ。そこで担任の先生から「自己紹介とお子さんのチャームポイント、学校への質問や要望など、ひと言お願いします」と言われます。 突然の流れに困惑するもっつんさん。スラスラと話す他の保護者に焦りながらも話を聞いていると、「宿題が少なすぎて、市販のテキストをやっている」という話が出ました。 最初はこのママさんを「住む世界が違う人だ」と思っていたものの、周囲の保護者も同意見の様子。 バタバタな毎日を過ごしながら、タクくんに無理やり宿題をさせている、いつもギリギリな自身と比較して絶望を感じたもっつんさんは、「もしかして住む世界が違うのは、私のほうかな……」と思ってしまったのでした。 保護者会での自己紹介って緊張しますよね。SNSのコメント欄には、 「自己紹介、本当に苦手なので逃げたくなります」 「突然の自己紹介とか恐怖ですよね。私もそんな状況になったら、めちゃくちゃ緊張します」 「す、すごい……! 自己紹介なんて嫌すぎるっ」 と、もっつんさんと同じく、自己紹介が苦手な方からの声もたくさん。 知らない人々が大勢集まった場で意見交換が始まると、なぜか周囲の人は自分より優れているように見えてしまいがち。でも、周りの保護者も実はみんな、緊張しているのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月19日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し、怒りが収まらずついに爆発してしまったもっつんさん。 義母に子育ての悩みを打ち明けると、「ママは全然怒らないからねぇ」「おしとやかだから、怒鳴ったりしないでしょう?」と言われてしまい、まるで自分のしつけが甘いから、タクくんが問題を起こすと言われているような気持ちになってしまうのでした。 ストレスで胃が痛くなってしまうような日々が続き、ある夜、もっつんさんは「ひとりになりたい」と夫に言い残して、家を飛び出しました。公園の駐車場で時間をつぶしながら、考え事をしていたもっつんさんは……。 1時間足らずで終了したプチ家出 夫からの「ゆっくりしておいで。気をつけてね。気が向いたら返事ください」というメッセージを見て、少し心がほぐれたというもっつんさん。そして帰る決心をし、帰宅後は、タクくんのトラブルや義母のストレスについて、深夜まで夫に話を聞いてもらったそうです。 「ストレスためているつもりはなかったけれど、改めて考えると、ストレスフルな生活でした。夫は、なぜ私が悩んでいるのか、最初はなかなかわからなかったみたいです。今では愚痴も言えるようになりました」と振り返ります。 SNSのコメント欄にも、 「もつパパさんが向き合ってくれてよかったです! やっぱり忙しいときほど、話し合いって大事ですよね」 「もつパパ、ちゃんと話を聞いてくれて理解ある!」 「ストレスも話せるパートナーがいるのは幸せですね」 など、夫の対応に安堵する声が多数。 夫婦で毎日顔を合わせていても、自分が悩みやストレスを抱えていることは伝わっていないかもしれません。逆に、相手が抱えているストレスを、自分が気づけていない可能性もあります。パートナーとは定期的に、深く話し合う時間が必要ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月18日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し、怒りが収まらずついに爆発してしまったもっつんさん。 帰宅後、義母に悩みを打ち明けると、「ママは全然怒らないからねぇ」「おしとやかだから、怒鳴ったりしないでしょう?」と言われてしまい、まるで自分のしつけが甘いから、タクくんが問題を起こすと言われているような気持ちになってしまうのでした。 ストレスで胃が痛くなってしまうような日々が続いたある日……。 ストレスと不安に押しつぶされそうで 我慢の限界に達したもっつんさんは、夜遅くに飲み物を買いに行くと言い、出かけることに。 事情を知らない夫から引き留められるものの、「ひとりになりたいの!!」と言い残し飛び出したもっつんさん。驚く夫を家に残し、公園の駐車場で時間をつぶします。 「プチ家出というか、ただの夜の外出なのですが、思い切って外出してみてよかった。少し夜の空気を吸って、気持ちが落ち着きました」ともっつんさんは振り返ります。 ストレスは自分でも気づかないうちに少しずつたまってしまうもの。今回、もっつんさんが「ひとりになりたい」と夫に伝えたように、思い切って自分の希望を周囲に伝えて行動に移すことで、気持ちが落ち着くこともあるかもしれません。 皆さんは、日々どのようにストレスを解消していますか? また、ひとりになりたいとき、どうやってひとり時間を捻出していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月17日皆さんは、ママ友の行動に困ったことはありますか?今回は、そんなママ友に関するエピソードと読者の感想を紹介します!イラスト:23ca娘の友だちが…夫と1人娘の3人で暮らしている主人公。ある日、娘の幼稚園のママ友が子どもと一緒に家に遊びに来ました。するとママ友の子は、主人公が身に着けていたネックレスを欲しがります。そのときは「プチプラだしいいか」とママ友の子に譲ったのですが…。子どもにあげたはずのネックレスを…!?出典:Grappsまた別の日、今度は身に着けていた指輪を欲しがるママ友の子。ブランド物の指輪だったので「さすがに…」と思い、拒否したのですが…。次の日にママ友に会うと、なぜかママ友の子どもにあげたネックレスをママ友が身に着けていたのです。どうやらママ友自身が欲しいものを娘に「欲しい」と代わりに言わせていたようで…。自分の娘にそんなことを言わせている親がいるんだと驚き、そのママ友とは距離を置くようになった主人公なのでした。読者の感想世の中には子どもを利用して、ひどいことをするママ友がいるのかと驚きました。子どもは、きっと事情を知らず悪気もなくやっているのでしょう。将来子どもやその友達に悪影響がありそうで、可哀想だと思いました。(31歳/会社員)1度あげてしまったために、貰い癖がついたのだと感じます。最初は子ども自身が欲しがっていったのかもしれませんが、それをママ友が気に入ってしまったので娘を介して言わせるようになったのかもしれません。今後のことを考えると、距離を置いて正解だと思います。(40歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年07月17日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学式当日、なぜか補助の先生に付き添われながら入場してきたタクくん。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を質問することができませんでした。そして入学からしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの行動が目立つようになってきます。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し怒りが収まらず、ついにもっつんさんの怒りが爆発してしまいました。 親としての自信を失ってしまい、グッタリした状態で帰宅したもっつんさん。家ではいつも通りテキパキと働く義母に気をつかい、余計に疲れてしまいます。さらに、夫からは「立ち読みに熱中しちゃったから、これから帰る」という連絡が入り、絶望的な気分に……。 夕食時、義母に夫の愚痴をこぼすと……。 義母の“教育自慢”に我慢の限界! 義母から「ママは全然怒らないからねぇ」「おしとやかだから、怒鳴ったりしないでしょう?」と言われ、ショックを受けたもっつんさん。 まるで自分のしつけが甘いから、タクくんが問題を起こすと言われているような気持ちになってしまい、義母の言葉が胸に深く刺さります。 自信満々な義母の教育自慢を聞かされ、自由にテレビすら見られない今の環境に疲れたもっつんさんは、胃を痛めてしまうほどストレスを感じていたのでした。 義母の世代とは子育ての環境も常識もまったく異なります。当時の常識は、今の非常識に当たることも。年下の人や後輩に自分の成功体験を語ることは、気持ちが良いものなのかもしれません。しかし、困っている人や悩んでいる人に自分の成功体験を伝えるよりも、相手の気持ちにそっと寄り添えるような人でありたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月16日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し怒りが収まらず、ついにもっつんさんの怒りが爆発してしまいました。 「怒っても、やさしく注意しても、細かく説明しても、キレても、私の言葉がタクに届いている実感がない」。もっつんさんは親としての自信を失ってしまい、グッタリした状態で帰宅すると……。 下りたくない…食べたくない… ※訂正:(誤)早く私達を→(正)早く私達に 家では、テキパキとすべて完璧な義母が、夕飯を用意して待ってくれています。 この家のスリッパもタオルも歯ブラシもカーテンも、すべて義母が買ったもの。食べるものも選べず、生活リズムを義母たちに合わせなければいけなかったため、もっつんさんのストレスは増すばかり。 「本当は私も料理したい」「遅い時間になっても、夫と一緒に食卓を囲みたい」そんなことは言える雰囲気ではなさそうですね。 そんな中、夫はマンガの立ち読みに夢中で帰りが遅くなるとのこと。もっつんさんの精神疲労は限界に達しそうです……。 リラックスできる場所がない環境は、本当につらいもの。特に義母には悪気がないからこそ、どう伝えたらいいのか難しいところです。もっつんさんの我慢強さや周囲への感謝の気持ちがあるからこそ、ひとりで抱え込んで頑張ってしまったのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月15日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。当時、「無理をすることがクセになって、ひとりで仕事も子育ても抱え込んでしまっていた」というもっつんさん。夫にも不安や悩みを打ち明けた結果、連れ子だからといって遠慮せずに、積極的にタクくんのしつけをしてもらうことになりました。 夫の協力もあり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。 反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し怒りが収まらず、ついに爆発して「うるさーーーい!!」と怒鳴ってしまったもっつんさんは……。 私の言葉が息子には届かない… ※訂正:(誤)タクの中には→(正)タクの中では ついさっき怒られたばかりなのに、気にせずいつも通り振る舞うタクくんに、どうにか反省してほしいもっつんさん。一方、タクくんは「だって友だちも先生も、さっき謝って許してくれたよ」と困惑気味に話します。 「後に気づくのですが、タクは悪気があって人を怒らせる行動や発言をしているのではなかったのです。それなのに、母親である私が感情に振り回されて、困り果てていました」と語るもっつんさん。 子どもには、叱られた際にしばらくシュンとしたり、落ち込んだり、反省していることを態度で示してほしいと思ってしまうこともありますよね。しかし、やはり子どもは親の思う通りには行動してくれないもの。子育てって本当に難しいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月14日長女ひなの友だち・きららちゃんは、お父さんと叔母さんと3人暮らし。ひなと遊んでいるところ解散するよう促すと「家がわかりません…」と驚きの発言。主人公あいは学校に事情を話し、保護者と校門で待ち合わせすることに。しかし迎えに来た叔母さんがきららちゃんに暴力を!ひなが止めに入ると逆上し、さらには暴力を隠蔽しようとする叔母さん。「虐待で捕まる」と警告すると…。「もう殴らないわよ!」 ため息をついてきららちゃんと帰ろうとする叔母さん。信用できないので何かほかにできることをやらないと…と考えていると、ひなが泣いていました。 大切な友達が暴力を振るわれているのを見て怖かったのでしょう。あいは「きららちゃんを助けようとして頑張ったね」と優しく寄り添います。 そして帰宅後、学校に連絡を入れ…。 「虐待されてるみたいです」きららちゃんの担任に報告すると きららちゃんが叔母さんから暴力を受けていること、学校側は把握していたことが発覚。何かあってからでは遅いのに、対策はしているのでしょうか。 みなさんだったらどうしますか?児童相談所や警察に自分で連絡しますか?それとも学校側の対応に任せますか? 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年07月14日長女・ひなの友だち・きららちゃんは、お父さんと叔母さんと3人暮らし。ひなと遊んでいるところ解散するよう促すと「家がわかりません…」と驚きの発言。主人公あいは学校に事情を話し、保護者と校門で合流することに。しかし迎えに来た叔母さんがきららちゃんに暴力を!ひなが止めに入ると逆上し、文句を言ってきたので警察へ行くことを提案すると…。「そんなの本人の前で言えるわけないじゃない…!」 言い訳をする叔母さんがきららちゃんを呼び寄せ「いつもはこんなことしないわよね?」と圧力をかけると、きららちゃんは困惑し、同意するしかありません。 しかし、今のはノーカウントだとあいが反撃。「言わせていた、むしろ脅迫しているようにしか見えなかった」と切り返し、これ以上手を出したら虐待で捕まる、と叔母さんに警告を出します。 きららちゃんにも「嫌なことをされたらすぐ大人に伝えて」と寄り添い…。 「…はい」きららちゃんは安心したようですが きららちゃんと別れたあと、我慢していた涙があふれてきたひなちゃん。大切な友達が暴力を振るわれているのを見たら、それは不安でいっぱいですよね。 でも咄嗟の判断で止めに入ったことは素晴らしいこと。大人も見習わないといけませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年07月13日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。仕事が山積みの中、登校班でのトラブル防止のため一緒に登校することにしたもっつんさん。「無理をすることがクセになって、ひとりで仕事も子育ても抱え込んでしまっていた」と振り返ります。 夫にも協力してもらおうと、不安や悩みを夫に打ち明けたもっつんさん。なんと、夫は「俺が怒らないほうがいい」と思っていたことが明らかに! 過去に、夫がタクくんを注意したとき、もっつんさんが不機嫌になったからとのこと。 もっつんさんは、「怒っていいよ! タクはパパの息子なんだから。私ばっかり怒るのもう疲れたよ!」と、今の正直な気持ちを伝えました。この話し合いの後、夫は少しずつ変わり始め……。 もうさっき謝ったよ? 夫もタクくんのしつけに積極的に協力してくれるようになり、少しタクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったものの、トラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくんに怒りがおさまらず、もっつんさんはついに爆発してしまいます。しかし、タクくんは「えっ……だって、さっき謝ったよ?」と、どうして怒られているのかわからない様子。 「なんで怒っているのか、本当にわかってる!?」と聞きたくなること、ありますよね……。親の怒りが爆発しているときに限って、子どもはどうして怒られているのかよくわかっていないという状況に共感する方も多いのではないでしょうか。「何度言っても、どんな言い回しでも……怖く怒っても、やさしく諭しても、なかなか善悪が伝わらなくて苦労していました」と当時を振り返るもっつんさん。怒りに任せて怒鳴るのは避けたいと思っていても、感情をコントロールするのは大人でもなかなか難しいもの。皆さんは子どもに注意をするとき、何か意識していることはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月13日長女・ひなの友だち・きららちゃんは、お父さんと叔母さんと3人暮らし。ひなと遊んでいるところ解散するよう促すと「家がわかりません…」と驚きの発言。主人公あいは学校に事情を話し、保護者と校門で合流することに。しかし迎えに来た叔母さんがきららちゃんに暴力を!ひなが止めに入ると逆上し、文句を言ってきたので警察へ行くことを提案すると…。「小突いた?あれは殴ったというんです」 ちょっと小突いただけで躾のうちだと言い訳する叔母さんに、あいが忠告。「あれは躾じゃなくて暴力です」そう言い切ると、子どもが帰ってこなくて心配だったからつい手が出ただけ…とまだ言い訳を続けます。 するときららちゃんを呼び寄せ、「いつもはこんなことしないわよね?」と圧力をかけ…。 「え…」戸惑うきららちゃんは… 叔母さんに圧力をかけられ、怖さのあまり本当のことを言えなかったきららちゃん。叔母さんは「本人がそう言ってるんだから」と強気に出ますが、あいさんはノーカウントだと反撃。 「他人が口出すな」と言われましたが見事な切り返しでした。子どもの弱い立場を利用して言わせる叔母さんが良くないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年07月12日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や、登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、仕事中も常にビクビクしてしまい、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。仕事が山積みの中、登校班でのトラブル防止のため一緒に登校することにしたもっつんさん。「無理をすることがクセになって、ひとりで仕事も子育ても抱え込んでしまっていた」と振り返ります。 このころは、夫婦でゆっくり話す時間も少なくて……。 俺が怒っていいの? ひとりで抱えていた不安や悩みを夫に打ち明けたもっつんさん。なんと、夫は「俺が怒らないほうがいい」と思っていたとのこと。これからは気がついたときには、きちんとタクくんのことを怒ってくれると約束してくれました。 日々の生活に疲れて、夫にもモヤモヤした気持ちを抱えていたもっつんさんですが、きちんと話すことでお互い理解ができてよかったですね。人間関係の問題の原因が、コミュニケーション不足だということはよくあります。家族で一緒に暮らしているからといって、自分の気持ちが相手に伝わっているとは限りません。一番身近な存在である家族だからこそ、もっつんさんのように、しっかり向き合って会話をする機会を設けることが大切かもしれないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月12日