GODMake.では、2018年8月1日~2018年9月4日までの期間、自分の「一番のお気に入りコスメ」についてアンケートを実施しました。回答者は、GODMake.ユーザーの女性263名です。Q1. 自分の「一番のお気に入りコスメ」のアイテムは?1位:リップ(24%)2位:アイシャドウ(18%)3位:ファンデーション(16%)4位:スキンケア(12%)5位:マスカラ(8%)6位:下地(7%)7位:アイライナー(5%)8位:チーク(4%)8位:その他(4%)10位:ネイル(2%)出典:byBirth1位は「リップ」で24%。次いで「アイシャドウ」(18%)、「ファンデーション」(16%)という回答結果に。リップはどんな人でもお直し用で必ずと言って良いほど持ち歩くアイテム。だからこそ、こだわりを持って選ぶ方が多いと考えられます。Q2. 「一番のお気に入りコスメ」のアイテム名を教えて!KATE(アイシャドウ・アイライナー など)シャネル(リップ など)イヴ・サンローラン・ボーテ(リップ など)ルナソル(アイシャドウ など)マキアージュ(ファンデーション・リップ など)ランコム(ファンデーション・マスカラ など)Dior(ファンデーション・リップ など)ジルスチュアート(リップ など)アディクション(アイシャドウ など)M・A・C(リップ など)オペラ(リップティント など)エスティローダー(ファンデーション など)「一番のお気に入りコスメ」について詳しく尋ねると、憧れブランドや実力派アイテムが揃うブランドの名前が多数挙がりました。皆さんの中にも、きっと同じコスメを愛用している方がいるのではないでしょうか?Q3. 「一番のお気に入りコスメ」購入した理由は?1位:気分を上げてくれることを期待して(45%)2位:コスメの効果を期待して(44%)3位:綺麗のモチベーションアップ(34%)4位:悩みを解決してくれることを期待して(33%)5位:自分へのご褒美(25%)6位:他人からの見え方が変わることを期待して(14%)7位:イメチェンがしたくて(12%)8位:試した姿を友人や恋人に誉められたから(7%)9位:その他(6%)10位:重要なイベント用に(5%)購入理由を尋ねると、やはり「気分を上げてくれることを期待して」(45%)と「コスメの効果を期待して」(44%)が上位になりました。コスメは、メイクアップ効果そのもののみでなく、内側から自分を輝かせてくれるもの。わくわく感と仕上がりが両立するアイテムを使用するだけで、毎日が充実しますよね。Q4. 「一番のお気に入りコスメ」最初に興味を持ったきっかけは?1位:SNS・動画・クチコミサイトでの評判を見て(45%)2位:TV・雑誌・WEBでの広告を見て(24%)3位:店頭で見て(23%)4位:美容部員さんにおすすめされて(15%)5位:家族、友人、知人におすすめされて(14%)6位:その他(10%)7位:有名人が使っているのを見て(8%)お気に入りコスメに興味を持つきっかけは、「SNS・動画・クチコミサイトでの評判を見て」が45%で1位。広告を見るよりも生の声が気になる、現代ならではの回答結果となりました。Q5. 「一番のお気に入りコスメ」になった理由を教えて!肌が綺麗にみえる発色の良さ使い心地が気に入ったから色味が綺麗だからカバー力がある自分に合ってる使いやすいまつ毛のカールが持続するからパッケージがかわいく一目惚れ値段もお手頃で購入しやすい!気分が上がるから「お気に入りコスメになった理由」は、やはり購入理由とリンクする結果となっています。使用感の良さや仕上がりなど、コスメそのものの実力に加えて、パッケージデザインなど、女心を掴むものが求められている結果となっています。
2018年09月22日元『POPEYE』副編集長の“マガジニスト”北原徹が手掛けるファッション誌『PLEASE』の9号、10号が発売された。『PLEASE』 9号第9号は、レイモンド・カーヴァーの短編を集めた映画『Short Cuts』をタイトルに、ファッションストーリーを集めた特集。男女のファッションストーリー、女の子だけ、男の子だけのストーリーもプラス。ブランドはジバンシィ(GIVENCHY)、シャネル(CHANEL)、グッチ(GUCCI)からアンダーカバー(UNDERCOVER)、サカイ(sacai)まで、国内外の人気ブランドが集結。巻頭エッセイ「美しき国字の世界」や、下駄の卸問屋を訪ねた訪問記など、カルチャー面も充実している。『PLEASE』 10号同時発売の10号では、一冊まるごと、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)のデザイナー、川久保玲を特集。世界から注目を浴びる川久保玲が手掛けるコム デ ギャルソンの全14ブランドのすべてを、新作をメインに撮り下ろした。川久保玲のものづくりの本質に近づくために、コム デ ギャルソンのバッグづくりも取材している。人気モデルのモトーラ世理奈も登場する他、イラストレーター・エドツワキ(Ed TSUWAKI)が描いたコム デ ギャルソンのショールックのイラストは永久保存版。ほぼすべてのページの撮影やスタイリングを編集長の北原が担当している。
2018年09月21日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Fashion Artists 25 Years』Viktor & Rolfオランダのアムステルダムに拠点を置くファッションブランド、ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)の25年間を、ティム・ウォーカー(Tim Walker)、ニック・ナイト(Nick Knight)、アンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky,)、ハーブ・リッツ(Herb Ritts)、マート&マーカス(Mert & Marcus)、イネス&ヴィノード(Inez & Vinoodh)らの写真とともに見渡す展覧会カタログ。このオランダ人デザイン・デュオ、ヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)とロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)は、四半世紀のキャリアを共にしながら、芸術とファッションの限界を押し上げる驚くべきアイデンティティを切り開いてきた。ロマンスと反乱、昂揚と抑制、古典主義と概念主義を対比させながら、私たちの時代の中で最も豪華なイメージを生み出した。ボリュームたっぷりの本書は、「ウェアラブル(着用可能な)・アート」というコンセプトを探求した息を呑むほどの革新的な作品の一部を取り上げる。ティエリー・マキシム・ロリートによる独占インタビュー、さらに現代アーティストや写真家による豊富なイメージを収録。オランダ・ロッテルダムにあるクンストハル美術館では、9月30日まで展覧会「VIKTOR&ROLF: FASHION ARTISTS 25 YEARS」が開催中。【書籍情報】『Fashion Artists 25 Years』作品:Viktor & Rolf出版社:Nai Uitgevers言語:英語ソフトカバー/212ページ/390×270mm発刊:2018年価格:5,690円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Fashion Artists 25 Years』を購入する【イベント情報】VIKTOR&ROLF: FASHION ARTISTS 25 YEARS会場:Kunsthal Rotterdam住所:Museumpark, Westzeedijk 3413015 AA RotterdamThe Netherlands会期:5月27日~9月30日時間:10:00〜17:00また、8月3日から9月3日の期間シェルフ店内では、アート系パブリッシャーやギャラリーのオリジナル・トートバッグを集めた「TOTEBAG for artbook lovers」フェアを開催。パリの老舗ギャラリー「イヴォン・ランベール(YVON LAMBERT)」やイギリスの「リッソンギャラリー(Lisson Galley)」、写真家コーリー・ブラウンのパブリッシャー「Silent Sound」などのオリジナルトート、さらにトートバッグ付き書籍も販売される。■「TOTEBAG for artbook lovers」フェア
2018年08月04日◼︎今、心から身につけたいものを選んで着る5月も後半、紫陽花の色の美しさに、足を止めてレンズを向けてしまいます。花の色は雨や土の影響を受けて、それぞれ個性豊かに咲くと言われます。偶然から生まれる美しいものを見逃さないように、足を止めないわけにはいきません。ファッションの仕事をしていると、色の美しさやフォルムの美しさには敏感になります。似合う色、いつか身につけたい色、憧れの色。そして、なんとなく服を買うよりも、一目惚れをして逸品を選べたときは、最高に好みの色合いの紫陽花に出会ったときと同じ気持ちを味わいます。そこで大事なのは、本当に着こなせるかということ。一目惚れで購入した逸品が、着こなせなかったら意味がありません。今回は一目惚れして買ったお気に入りの服を着こなすアイデアを綴ります。◼︎SEA NEW YORKのタイトスカートが似合うわたしになる銀座のバーニーズにふらりと立ち寄った際、目を奪われたスカート。それがSEA NEW YORKのスカートでした。NEW YORKと聞くと、都会的、キャリアウーマン、コンサバ……そんなイメージがありますよね。まさに、SEA NEW YORKのスカートは、都会的なシルエットを感じます。そこにリラックス感やフェミニン感が添えられ、まさにモダンで女性らしさが楽しめるブランドです。ウエストのくびれを意識するタイトスカートを美しく履くためには少しの努力が必要です。わたしの場合は、少しでも美しいウエストを手に入れたいと思い、ホットヨガを長年続けています。履きたいスカートに出会うために、まさに年中無休でくびれを手に入れる準備を怠りません。クローゼットの中を把握する出会いにおいても、一目惚れは「心の準備」が必要ですよね。良い出会いを見つけたいのであれば、日頃から自分自身のブラッシュアップは欠かせません。それと同じように、ファッションも同じです。セレクトショップは常に、商品の取り扱い点数が限られています。CHANELで働いていたときもそうでしたが、日本に入荷してくる点数が1点しかないアイテムもあります。たったの1点をその場で手に入れるには、クローゼットの中をきちんと把握して、即決できる準備をしておく必要があります。大切なアイテムを見つけたとき、自信を持って迎え入れることができるよう、日頃からクローゼットの中を把握するように努めてくださいね。着まわしできるな、と思うコーディネートが3パターン見つかれば、即決OKです。自信って、いつまで経ってもなかなかつかないものですよね。むしろ、自信がないから成長したいと思える。そんな気がしませんか?わたし自身も忙しく過ぎていく毎日に、つい本当に自分が見つけたかったものや、本当に愛すべき服を忘れかけることもあります。それも、人が成長していくためには、なくてはならないこと。もし忘れかけたら、そのときに立ち止まって一度考えてみれば良いだけです。もし、気が向けば大好きなお店に足を運び、今の自分に本当に着たい服って何?と聞いてみる。お財布が許してくれるなら、たまにはお財布に甘えて、自分が本当に手に入れたいものを欲張ってみる。自信はつかないかもしれないけど、もっと自分を好きになることはできます。それまでに、ウエストとクローゼットのお約束はお忘れなく。素敵なわたしに出会えるチャンスが必ず見つかります。
2018年05月29日仙台市出身の作家・渡辺優さんの著書『地下にうごめく星』は、自身の体験も盛り込まれた一冊。仙台在住の会社員・夏美は同僚の誘いで地下アイドルのライブに行き、一人の女の子に魅了される―『地下にうごめく星』の第一章の主人公の体験は、著者の渡辺優さん自身の身に起きたことだという。「それまでも女性アイドルは好きでしたが、地下アイドルのライブに行ったのは大人になってからでした。芸能人というより身近な女の子というイメージだったのが、本格的にやっている姿を見て驚いて。それに特別タレント性があるわけではなくても、自分は応援したいなと思わせる子っているんですよね。この楽しさを小説に書いてみたくなりました」夏美は楓という少女に惹かれ、彼女のグループが解散すると知り、今後は自らプロデュースして楓を含む新しいグループを作ろうと決意。「私もライブを観ていて、“私のほうがこの子を輝かせられる!”などと、面倒くさいオタク目線が湧いてきて(笑)。夏美さんはド素人ですが、実際に副業でプロデュースをしている人もいると知り、絶対にありえない話ではないと思ったんです」第二章以降は彼女のオーディションに参加する子たちや楓へと視点が変わり、それぞれの物語が展開する。「グループというと4~5人いるので、そこから一人一人の個性を考えていきました。地下アイドルというと悪徳プロデューサーがいたりとネガティブな話も聞きますが、今回はポジティブな面を書きたかったんです。家にも学校にも居場所がなくても、地下アイドルを目指すことが救いになる子もいるだろうし、容姿に自信はないけどアイドル活動が好きでやりたい、という子にしっかりファンがついたりもしますし」女装した男子高校生の応募者もいて、個性豊かな面々が登場。みな何に悩みつつアイドルを目指すが、「仙台にいると、芸能人になるルートなんてなかなかない。そんななかで10代のうちにアイドルになろうと決断するのは大変。かといって20代からアイドルを目指すのはちょっと遅いですよね。地方で自分のやりたいことをやる、という側面も書きたくて、舞台を仙台にしたというのもありますね」意外な方向へ進んだ末の結末にも、納得するものがある。自分も自分の「好き」を追求したくなってくる、そんな一冊だ。わたなべ・ゆう作家。1987年、仙台市生まれ。2015年「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著作に’17年に出た『自由なサメと人間たちの夢』がある。『地下にうごめく星』仙台の会社員・夏美は同僚に誘われ、40代にしてはじめて地下アイドルのライブに行く。そこには彼女の人生を変える出会いがあった……。集英社1400円※『anan』2018年5月30日号より。写真・土佐麻理子(渡辺さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2018年05月28日なかなか長続きしない、ダイエット。それは、モチベーションが維持できていないからではないでしょうか?ダイエットに必要なのは、お気に入りの1着の洋服だけ。美意識を味方につけて、理想のボディーを手に入れましょう!ダイエットのために必要なのは…出典:byBirth「もう少し絞って、メリハリボディーを手に入れたい!」そうは思っているものの、なかなか長続きしないダイエット…。それは、モチベーションを維持できていないからではないでしょうか?ダイエットに必要なのは、最初のモチベーションを維持することです。そのためには、何のためにダイエットをするのか、いつまでに何kg落としたいのかなど、目的や目標を明確にする必要があります。そこで、用意するのが“好きな服”です。好きな服や着てみたい服、お気に入りの服など、あなただけの1着を用意してみてください。一見、ダイエットとは無縁とも思える洋服が、あなたのモチベーションを維持し、今度こそダイエットを長続きさせてくれるはずです。理想のボディーを手に入れて、自信を持ちましょう!1. 目に入るところに飾る出典:byBirthお気に入りの1着を常に目に入るところに飾っておくことで、「必ず、あの服を着る!」と脳に直接送りこみましょう。その服を着ている自分をイメージするだけでは、いけません。視覚に訴えかけることが大事なのです。この方法は、目標を紙に書いて貼り出すのと同等の効果が期待できます。むしろ、オシャレ好きの女性なら、紙に書いて掲げるよりも効果的です。服を思い通りに着こなすことは、ダイエットをする多くの女性の憧れです。試着室に入る度に悲しい思いをするのは、もう終わり!お気に入りの1着が、あなたを待っているのです!2. 無理にでも着てみる出典:byBirth次は、飾っている服を着てみましょう。ジーンズやスカートの場合は、閉まらなくても結構。とにかく、逃げずに現実に向き合うことが大事なのです。体型は変わったけれど、体重はそれほど変わっていないという女性は、どうしても数字に甘えてしまいがちです。重視すべきは、体重よりも見た目のサイズ感です。ジーンズがキツくなっているなら、お腹周りやお尻を引き締めなければなりません。繰り返しますが、数字ではなく、現実と向き合うのです!3. 着ている自分の写真を撮る出典:byBirth鏡で見る自分と写真の中の自分は、随分と違うことがあります。写真を撮ることで、ありのままの自分を受け入れることがダイエットの第一歩になるのです。お気に入りの1着を着てみると、意外とすんなり入ることがあります。そうなると、もうOKだと勘違いし、ダイエットをやめてしまう方もいます。しかし、写真で見ると理想のボディーとは程遠い…なんてことも。鏡の中の自分は、あなたにとって良いように映っているだけかもしれません。ダイエットをやめる前に、お気に入りの1着を着て、写真を撮ってみましょう。4. 着て、外へ出てみる出典:byBirthそれでは、最後のステップです。お気に入りの1着を着て、外へ出てみましょう。近所では恥ずかしい場合は、少し足を延ばしてみてもよいかもしれません。外へ出ると「こんな服はモデルさんでないと着られない…」と思っているのは、あなただけだと気が付くはずです。細いから綺麗、体重が軽いから美しいという考えは、どこにも存在しないのです。適度に筋肉が付き、丸みのあるボディーは、あなたのお気に入りの1着にぴったり。自信を持って、好きな服を着るべきなのです。好きな服を着よう!出典:byBirthダイエットに必要なのは、お気に入りの1着だけ。その1着は、あなたの持つ魅力や美しさを教えてくれるはずです。ダイエットで重要なのは、体重ではなく見た目です。無理な食事制限で体重を落としても、ただやつれて見えるだけ。求める美しさとは、かけ離れていくばかりです。数字に騙されることなく、健康的なボディーを手に入れましょう!適度な運動や正しい食生活は、身体を整えてくれるだけではありません。出所の分からないイライラを無くしてくれたり、冷え性を改善してくれたりもするでしょう。ダイエットの意味するものは、痩せるということではなく、健康や美容を保持するということなのです。「ダイエットしなくちゃ」が口癖になっているなら、お気に入りの1着を用意することから始めてみてはいかがでしょうか?
2018年05月03日こんにちは!ひめまるです。お気に入りの人っていません?後輩の可愛い男の子とか、飲み会で少しきになる彼とか、仕事のことしか話したことない上司とか。会話を楽しく続けたいけど、意識しちゃうと難しかったりして。仕事やお互い話す理由がある時は話せるけど、目的もない話ってなかなかしづらかったりしますよね。なにせ共通の話題を探すところからだもん。そんな時、SMタイプ別に会話を広げる方法をご紹介。S男って打たれ弱いんです。自分が攻めの方が楽なの。だから共感するのがおすすめ。「いつもはどんなお酒飲むの?」からの「ワインかビールかなー。」とくるじゃない?そしたら「あたしも!一緒だ!」と共感。あなたがもし「うわー、ワインとビールかー。あたし飲まないわー。」と思ったとしましょう。でも「あーあたしは日本酒一本だわー。」とかはやめてあげてください。バッサリするとS男はダメージを受けます。「ワインはまだわかってないんだー、お食事はイタリアンとか多いの?」って自分のわかる話題にまで繋いでください。相手の話題により深く興味を持ってみてください。教えてもらう形だと向こうも自分の好みの話をしていいんだーと安心して饒舌になります。故郷が同じとわかったりすると嬉しくなったりする心理です。逆にM男は意表を突いたものに惹かれる傾向にあります。「いつもはどんなお酒飲むの?」と聞かれたとして「最近はパクチー酒かな?」と答えたとしましょう。「なにそれ?臭いの?」と興味を持ったりします。相手が「オレはワインとビールかなー。」と答えてきたら「あたし無理ー!酔っちゃうもん。日本酒のほうが飲めるかも!」とバッサリでオッケー。笑自分から変化を作らない受け身なMは、外から刺激をもらって学ぶんです。自分の知らないものを取り込みたいのよね。受け身だから。見極め方としては、好き嫌いがはっきりしてたり、ノーマルっぽいものを好きなのはSだと思っていいでしょう。ハンバーグとかナポリタンとかラーメンとか子供が食べそうなのを食べる人はSに多いです。臭いものやクセのあるものを率先して食べたいのはM。笑ぜひ、お気に入りの彼の食の好みをチェックして、話題を広げてみてください。Written by ひめまる
2018年03月25日大人が読むことで違う感じ方がある絵本いつも子どもに読んであげている絵本、子どもたちが大好きな絵本。でも、絵本を子どもたちに読んであげるだけではもったいない。大人が読むことで、子どもの受け止め方とは違う味わい方や感じ方があります。子どもに読むためだけではなく、自分へのご褒美や自分の気持ちを整えるために、絵本を1冊手に取ってみましょう。子どもが寝静まった夜、自分だけのためにコーヒーや紅茶を入れて(お酒もいいですね!)、1人ゆったり絵本に向き合う時間、至福の時間を体験してみませんか?今回は、子どもの入園・入学など春からの新しい生活を迎えるにあたり、子どもと同じくまたは子どもよりも不安になってしまっているママにおすすめの絵本を紹介します。子どもを預けることに不安があるママに「おむかえ」作・絵ひがしちから佼成出版社【概要】保育園に入ったばかりのこたろう君。お母さんと別れる時、大泣きしてしまいます。お母さんが行ってしまっても、みんなが外で遊んでいても、給食の時間もずーっと泣いています。でもお昼寝の時間に夢に出てきたお母さんの言葉で、こたろう君は変わります。【おすすめポイント】保育園や幼稚園、子どもにとっては集団生活の初めの一歩。生まれて初めて大好きなお母さんと離れて過ごします。この本を読むと、これから保育園に預けようとしているお母さんは、切なくなってしまうかもしれません。これから幼稚園に入る子どものことを思って不安になってしまうかもしれません。特に、小さいうちに保育園に入る子には、自分のせいで悲しい思いをさせるんじゃないかと、罪悪感を感じるかもしれませんね。でも、子どもたちは成長していくんです。お母さんがおむかえに来てくれる、そう思ってがんばってくれています。私はすでに子どもたち全員保育園生活は終わっていますが、いまだにこの絵本は涙なしに読めません。でも、読み終えると、我が子たちが園生活で得たものを思い、その成長をうれしく感じる自分がいます。こういうことを乗り越えて子どもたちは大きくなり、強くなっていくんだなぁ、と思います。今、子どもを預けることに不安を持っているママも、子どもを信じて、子どもの成長を楽しみに、気持ちを切り替えていきましょう。いつしか「おかあさんがいい」なんて言ってくれなくなります。そう思うと、この切ない思いも大切な思い出になりますよ!う~んとかみしめておきたいですね。子どもに幼稚園・保育園に行きたくないと言われた時に「ようちえんいやや」作・絵:長谷川義史童心社【概要】みんな、「ようちえんいくのいやや」と泣いています。理由はいろいろ、「いちごが好きやのに、ももぐみやから」「いすのマークがヘビさんやから」と言うけれど、結局は、「おかあちゃんといっしょにいたい」んです。【おすすめポイント】「ようちえん、いきたくない」、そう言われたことのあるママは多いのでは?そんな時、「どうして?」と聞いて返ってくる答えは、「そんなことで?」と言いたくなるようなことばかり。でもそのことばの中には常に「おかあちゃんといっしょにいたい」という気持ちが隠れています。「いやや」と言われると少し心配になりますが、どんなに泣いていても、おかあちゃんがいなくなると結構楽しく遊んでいたりするもんですよ。いつまでも後ろ髪ひかれているのは大人だけかもしれません。子どもの順応性を信じて、「おかあちゃんといっしょがいい」という気持ちをしっかり受け止めながらも、笑顔で送り出してあげてほしいなと思います。子どもの成長をしみじみ感じたい時に「おおきくなるっていうことは」文:中川ひろたか絵:村上康成 童心社【概要】「おおきくなるっていうことは」、服が小さくなる、あんまり泣かなくなる、できなかったことが1人でできるようになる、と、それぞれに親にとっては「そうそう」と思える内容ばかりがいくつか並びます。最後に先生のことばで「おおきくなるっていうことは、そういうこと」と締めくくります。【おすすめポイント】進級の季節です。年中さんは幼稚園保育園で一番お兄さんお姉さんになります。年長さんはいよいよ1年生。私はこの本を読むたびに、子どもの小さい頃を思い出し、成長した今と比べて、それを支えてくれた周りの方々への感謝の気持ちや元気に成長してくれている子どもたちへの愛しさを感じます。あんなこともあったよね、こんなこともあった、でもだからこそ、こんなにも大きくなったんだ、と、我が子の小さい頃からの成長を思い、幼いころのアルバムを見たくなってしまいます。子どもと一緒にアルバムを眺めながら思い出にふけるのもいいかもしれません。最後の先生のことば、「おおきくなるっていうことは、そういうこと」。さて、どういうことなんでしょう。ぜひ絵本を開いてみてくださいね!子どもが疲れているかも、と感じた時に「だいすきひゃっかい」作:村上しいこ絵:大島妙子岩崎書店【概要】寝る時間になっても眠くないはるなは、お母さんになぞなぞを出します。「寝る前に、はるなが行くのはどーこだ!」お母さんはいくつも答えを考えますが、どれもはずれ。はずれたお母さんへの罰は、「だいすきひゃっかい!」【おすすめポイント】幼稚園、保育園に初めて行った日、子どもはとーっても緊張して、とーっても疲れているかもしれません。そんな我が子を見ているとママも不安になってしまいますね。いっぱいいっぱい「だいすき」のハグで気持ちを受け止めてあげましょう。ゆっくりと「だいすき1回、だいすき2回…」と唱えているうちに、お子さんだけでなくママの不安もどこかにいって、気持ちが落ち着いてくるかも。我が家では、泣いた後や、お手伝いをがんばった時、寝る前など、いろんな場面でこの絵本のセリフ「だいすきひゃくまんかいして!」(万倍になってますが!)が登場します。はるなちゃんのような妹や弟が生まれたばかりの、新米お姉ちゃんお兄ちゃんへの読み聞かせにもオススメです。読んだ後は、必ずギューッと「だいすきひゃっかい」したくなりますよ!「ママこそ絵本」、ゆったりと絵本に向き合い、自分に向き合い、心にほんの少しの余裕を持って、子どもに接することができたらいいですね。<文・写真:フリーランス記者絵本セラピスト®鳥山由紀>
2018年03月11日ふと手にした本。そこに書かれた一節を読んで、価値観や生き方を考えさせられることがある。そんな深さをもった特別な一冊をアンアンでもお馴染みの3人がセレクト。エッセイスト犬山紙子さん『草の花』福永武彦/新潮文庫/550円昭和20年代の、あるサナトリウム。成功する見込みのない手術を自ら受けてこの世を去った汐見茂思が遺した、2冊のノートに記されていたのは―。「17歳で初めて読んだときは正直理解ができず、ただ美しい描写と登場人物の魅力に浸っていました。けれど、彼氏もなくこのまま独りかも…と不安に感じていた30代の初めに再読したとき、物語のテーマがはっきりと胸に迫ってきたのです」。主人公は自分が愛した2人の兄妹を神聖化し、愛されているにもかかわらず自分の理想を押しつけようとする。「相手はそれによって苦しむ。人が避けて通れない“愛と孤独”が見事に描かれています。愛する人がいれば孤独ではない、というそれまでの考えが、大きく覆されました」いぬやま・かみこ本誌や『SPA!』で連載中。NHKラジオ第1『ごごラジ!』で月曜パーソナリティも。心理カウンセラー塚越友子さん『ライフ・レッスン』エリザベス・キューブラー・ロス、デーヴィッド・ケスラー 著/上野圭一 訳/角川文庫/720円著者は、人が死を受け入れる際の5つの段階モデルを提唱したことで知られる精神科医。医学界でもまだ死について語ることがタブー視されていた1960年代から「死」に向き合い、精神病院やホスピスなどで多くの患者を看取った。死に直面した人々の声を丁寧に集めたこの本は、「自己や人間関係、愛、恐れなど生きる上で避けられないテーマについて、静かに示唆を与えてくれる本です。私自身、病気で死に直面し、『死ぬこととは生きることだ』と漫然と考えていたときに手にし、この中にある多くの人々の言葉に勇気づけられました」。病後も、ことあるごとに目を通すという。「読むと自分自身の軸がすっと定まります。多くの人に読んでほしい、骨太な本です」つかこし・ともこ東京中央カウンセリング代表。的確な助言で、TVなどメディア出演も多数。モデル、女優池田エライザさん『さよなら、ムッシュ』片岡 翔/小学館/1300円小さな出版社で校正者として働く星太朗の親友は、幼い頃他界した母が遺してくれた、話す(!)コアラのぬいぐるみ・ムッシュ。ある日しゃっくりが止まらなくなった星太朗に、大きな転機が訪れる。星太朗とムッシュのやり取りにくすりと笑いながら、切なさにページをめくる手がふと止まる。何でもない一日が愛おしいものに思えてくる、温かな物語だ。「読むにつれ胸が熱くなり、涙がこぼれそうになります。誰にでも考えたくない、忘れてしまいたいことはあるものですが、そんな“目を向けないようにしてきたこと”に立ち向かう勇気を、ムッシュは与えてくれます。自分はひとりぼっち、とどこかで思っている人に読んでほしい。心にそっと寄り添ってくれるはずです」いけだ・えらいざ映画、ドラマでも活躍中。4月27日公開の映画『となりの怪物くん』に出演。※『anan』2018年3月7日号より。写真・小笠原真紀文・新田草子(by anan編集部)
2018年03月03日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、谷川俊太郎の『こんにちは』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『こんにちは』谷川俊太郎本書は、現在、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」の図録的な書籍として刊行されており、谷川俊太郎という詩人の現在を知ることに焦点を当てた展覧会と同様、暮らし周辺の物事から詩人の素顔に迫る内容となっている。谷川俊太郎の詩を読んだことがあっても「谷川さん」についてはほとんど知らない人はとりわけ楽しむことができるはずだ。写真家川島小鳥による谷川さんの撮り下ろし写真、初公開の俳句、谷川さん自ら撮影した愛用する小物の紹介、小山田圭吾(コーネリアス)との対談などで構成され、谷川さんの質問に豪華著名人が答える「3.3の質問」というお楽しみ企画も。もちろん詩も書き下ろしを含む代表詩も収録されている。さらに特典として齋藤陽道が撮り下ろした展覧会会場風景をまとめた小冊子や、レトロなイラスト(見てのお楽しみ)入りのポストカードが挟み込まれるなど、わくわくするような仕掛けが用意されている。展覧会会場グラフィックも担当したグラフィックデザイナー大島依提亜によるブックデザインにも注目である。赤・青・黄の3色展開という遊び心溢れる本づくり。谷川さんからの贈りものとして大事にしたくなるような一冊である。なお、谷川俊太郎展は3月25日まで開催されている。【書籍情報】『こんにちは』著者:谷川俊太郎出版社:ナナロク社ハードカバー/190ページ/194×134mm言語:日本語発刊:2018年1月価格:1,800円【展覧会情報】「谷川俊太郎展 TANIKAWA Shuntaro」会期:2018年1月13日〜3月25日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで、いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日入場料:一般1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料
2018年02月22日昨今話題の一冊、それが金井真紀さんのインタビュー&スケッチ集『パリのすてきなおじさん』だ。「フランスに詳しいわけではなかったんです。でも、前からおじさんには興味がありました」パリ在住40年のジャーナリスト広岡裕児さんを案内&通訳に、2週間の滞在中に街角のおじさんたちに声をかけ、話を聞いたという。「本当に立ち話だけの人もいましたし、お宅にお邪魔して3時間以上話を聞いた人も。全員は載せられず、泣く泣く削りました」パリ人たちとの粋で軽い会話が楽しめる一冊かと思いきや、内容は実に深い。職業や履歴はもちろん民族も宗教もみな違い、その生き方や深い言葉にふと胸を衝かれる。「多様だとは思っていましたが、思っていた以上でした。アルジェリア出身の人といっても、アラブ人とベルベル人がいたり、インドカレー屋さんだと思ったらスリランカ出身の人だったり。世の中は想像以上に込み入っていると感じました」祖国マリを出て妻子と離れ、出稼ぎ生活を36年送るシビーさん、ユダヤ人家族のなかで自分だけが生き残ったロベールさん、「イスラム教徒とイスラム主義は違う」と語るクスクス屋のファイサルさん…。〈静かな心でいれば、強くなれる〉〈ほとんどの問題は、他者を尊重しないから起こる〉など、深い言葉も飛び出してくる。たった2週間でここまでの数の人から、深い話を引き出す金井さんのインタビュー力と記事の構成力に驚くばかりだ。「推測ですが、人生が思い通りに進んでいる人ばかりではないようでした。でも自分はここまで歩んできたと、隠さず話してくれる。それが年を重ねる良さでもあるのかなとも思います。私があまりに何も知らないので“分かってない人来ちゃったなー”と、仕方なくゼロから話してくれたのかもしれませんが(笑)」市井の人が好きという金井さん。「全部を知ることはできないから、断片を拾うしかない。でも断片を集めることで何かが見えてくるかもしれない、という気持ちがあります。だからこうして、街で普通に暮らす人たちを集めてみる、みたいなことが好みなんだと思います」おじさんたちにも惚れるけど、著者にも惚れてしまう!下は自称25歳から上は92歳まで、パリの街角で出会った男性たちに話を聞いたインタビュー&スケッチ集。イラストも金井さんの自筆。柏書房1600円かない・まき1974年生まれ。作家、イラストレーター。著書に『世界はフムフムで満ちている達人観察図鑑』『酒場學校の日々フムフム・グビグビ・たまに文學』『はたらく動物と』。※『anan』2018年1月17日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年01月16日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『織物以前 タパとフェルト』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『織物以前 タパとフェルト』現在では私たちの生活に欠かせないものとなっている織物。さまざまな素材を用いて、用途にあわせた多種多様な織り方を見ることができる。織物の登場は旧石器時代にさかのぼるが、それ以前より世界の一部の地域で根付いていた「原初の布」の存在を知る機会は少ない。本書では、南太平洋(ミクロネシア・メラネシア・ポリネシアなど)に伝わる「タパ(樹皮布)」と、中国・トルコ・イランの遊牧民に伝わる「フェルト」の二つの「原初の布」の調査記録が、実際の布の画像や現地の人の生活の様子とともに記されている。特にタパは南太平洋の部族間で意匠や染織方法も異なり、原始的な要素の中に違いが存在することが興味深い。タパをはじめとする原初の布は、染織という表徴を通して信仰や文化を発信すると同時に、異なる部族間を繋ぐ重要な役割を果たしてきた。布をめぐる人間の営みや、衣を纏うことの意味について考えるきっかけを与えてくれる一冊である。【書籍情報】『織物以前 タパとフェルト』版元:LIXIL出版言語:日本語ソフトカバー/76ページ/320×214mm発売:2017年9月価格:1,800円
2017年09月28日毎日の生活がちょっぴり潤いのあるものになる、花のある暮らし。お気に入りのフラワーベースにお花をちょこんと生ければ、きっともっと気持ちも華やぐはず。今日はどんな方も上手にお花を生けられるフラワーベースをご紹介します。お気に入りのフラワーベースにお花をあしらって、いつもの毎日に彩りを加えてみませんか?■ あなたはどれが好き?お気に入りのフラワーベースで始める花のある暮らし〈 玄関でほっこりお出迎え〉小さなフラワーベースなら、いくつも並べて置くのもひとつのテクニック。お花を生けたり生けなかったり、同じお花でまとめたり、葉っぱだけのものも混ぜてみたり。フラワーベースをいくつも並べることで生まれるコントラストが、空間にリズムを生み出します。〈 いつも目にするダイニングテーブルの上で〉毎日使う場所にこそお花を飾りたいもの。いつも食事をとるダイニングテーブルなら、ほっこり気持ちが温まる機会が増えますよ。〈 お客さまのテーブルにおもてなしの気持ちを 〉お客さまにお菓子や食事を出す時のお膳に、小さなおもてなしの一輪を添えて。季節のお花を添えれば、温かな気持ちが伝わります。こちらではお客さまのテーブルに、フラワーベースを添えて。さりげなくおもてなしの気持ちを伝えてくれますよ。お気に入りのフラワーベースで始める、花のある暮らし。アンジェで開催中のあきいろ作家市で、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。= 文:宮城 = 暮らしのはなし 花便り 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月23日ヒルトン名古屋では、コンセプト型スイーツブッフェ「プリンセスのお気に入り」を、2017年9月2日(土)から2018年1月8日(月)までの土・日・祝日限定で開催する。これまで、マリー・アントワネットや、ルイス・キャロルの不朽の名作「不思議の国のアリス」などをテーマにした様々な人気ブッフェを提供してきたヒルトン。この秋ヒルトン名古屋では、世界中の女性を魅了してやまないプリンセスたちが登場する3つの物語をテーマに、登場するキャラクターや物語の鍵となるアイテムを表現したスイーツの数々を提供する。旬を迎える栗やかぼちゃやりんごを使ったそれらのスイーツは、どれも彼女たちのお気に入りのスイーツ。シャルル・ペロー「シンデレラ」をイメージした「魔法のドレスのムースケーキ」、「かぼちゃの馬車のモンブラン」、ヴィルヌーヴの「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」に着想を得た「ラ・ベル・チーズケーキ 野獣の牙と共に」、「貴腐ワイン・フルーツタルト」、そして「竹取物語」をイメージした和スイーツ「西尾産抹茶と黒豆のケーキ“みやび”」「和栗のモンブラン」などが食べ放題で堪能出来る。また、11月12日(日)から2018年1月8日(月)までの期間は、期間限定のウィンタースイーツが登場。美女と野獣の物語における強い愛を表現した「薔薇のクリスマス・ベルベットケーキ」や、シンデレラのティアラを乗せた「プリンセスのキャラメルフィグ・クグロフ」、かぐや姫が生まれた竹林に降る雪をイメージした「抹茶と粉雪のバンブー・オペラ」など、この季節ならではのロマンティックなスイーツがラインナップに加わる。3人のプリンセスの世界を表現したフォトジェニックなブッフェ台の飾り付けとともに、プリンセス気分で贅沢なブッフェを堪能してみてはいかがだろう。【開催概要】ヒルトン名古屋 スイーツブッフェ「プリンセスのお気に入り」開催期間:2017年9月2日(土)〜2018年1月8日(月) 土・日・祝日限定ウィンタースイーツ提供期間:2017年11月12日(日)〜2018年1月8日(月) 土・日・祝日限定時間:1部 14:30〜16:00/2部 16:30〜18:00料金:大人 3,300円+税、子供 2,300円+税※サービス料別【予約・問い合わせ先】TEL:052-212-1151(直通)
2017年08月07日夏休み、どこに出かけるか迷っている人へ、強力にプッシュしたい一冊がある。三浦しをんさんが各地の博物館を探検したルポエッセイ『ぐるぐる♡博物館』だ。「学生の頃、国内をぶらぶら旅するのが好きだったんです。夜は居酒屋に行くとして、昼間することがない。美しい景色には興味がないし、美術館も芸術的素養がないので躊躇する。それで、その土地の博物館に行くことが多かったですね」今回訪れたのは、茅野市尖石縄文考古館や奇石博物館、めがねミュージアム、ボタンの博物館…等々10館。思えば小さい頃から博物館が好きだったという三浦さん。「今回思ったのは、博物館ってきれいなものだけでなく、“え、なぜこれを集めたんだろう”というものがたくさんある。それを集めて館まで作った人の息吹や、展示に工夫して伝えようとしている人たちの情熱が感じられるんですよね。自分はそこが好きなんだなと分かりました」博物館は、誰かの熱い思いを保管している場所でもあるのだ。「その人が生涯をかけた思いの結晶がいつか学問を進展させることがあるし、まったく世の役に立たなかったとしても、こうして時を経て見る者の胸を打つものなんですね」そしてその思いに励まされた様子。「石を集めるなんて変わった人もいるんだなと奇石博物館に行ったら、古代から石を集めた人がいたと知って驚くと同時に、心強く感じました。自分にも説明できないけれど譲れない好みはありますが、きっとこれまでの人類で自分と同じ趣味を持った人はいたんだろうと思うと、時空を超えて“お前は一人じゃない!”って言ってもらえた気がする(笑)」それにしても三浦さん、文章はもちろんインタビューも上手で、各館そのものの妙味や見どころ、そして案内役の学芸員さんの魅力を見事に引き出している。みなさんの静かな情熱の激しさといったら!「これまでは一人で展示を眺めていただけですが、学芸員の方に話を聞いたほうが、その博物館の魅力が具体的に感じられますね。ガイドツアーに参加するのもいいし、分からないことがあったら積極的に聞くといいんだなと気づきました」この夏お出かけできない人も、本書を読めば旅気分になれます。『ぐるぐる♡博物館』国立科学博物館、大牟田市石炭産業科学館、雲仙岳災害記念館などのほか、寄り道編として熱海秘宝館や日本製紙石巻工場なども探訪。実業之日本社1600円みうら・しをん1976年生まれ。‘00年『格闘する者に○』でデビュー。‘06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、‘12年『舟を編む』で本屋大賞、‘15年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞受賞。※『anan』2017年8月2日号より。写真・土佐麻理子(三浦さん)水野昭子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2017年07月26日『ハリー・ポッター』の新刊2冊が10月に発売となる。1997年に出版された人気シリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』の20周年を祝い、大英図書館による「ハリー・ポッター展」の一環として、新たに同イベントと連動した2冊が刊行になるとインデペンデントが報じている。同イベントは10月から来年2月に渡って開かれる予定だ。新刊第1弾『ハリー・ポッター:ア・ヒストリー・オブ・マジック ザ・ブック・オブ・ジ・エキシビション』は、ブルームズベリー出版社、同シリーズ原作者のJ・K・ローリング、大英図書館のキュレーターたちによって執筆され、ホグワーツ魔法魔術学校で教えられる教科の内容を伝えるものとなる。続く新刊第2弾『ハリー・ポッター ア・ジャーニー・スルー・ア・ヒストリー・オブ・マジック』では、錬金術やユニコーン、古代の魔術など神秘的な部分が紹介される。新刊にはローリングによる未公開のスケッチ画や手書きの原稿、ジム・カイによるイラスト、さらには大英図書館書庫から魔法のように放出された品々が含まれているという。今年初頭にも、同シリーズ第一作の20周年を記念し、ブルームズベリー出版社はホグワーツ魔法魔術学校のグリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンの4寮それぞれにちなんだ本4冊を出版している。(C)BANG Media International
2017年07月23日アンジェスタッフがアンジェで買ったお気に入り。それがあるだけでスキップしたくなったり、手持ちのお気に入りと組み合わせてほっこりしたり。それはみんなに言いふらしたいような、秘密にしておきたいような、ちょっぴり特別な存在です。今日はバイヤー平山が、アンジェで買ったお気に入り。いつもの暮らしをちょっぴり豊かなものにしてくれたという、その「お気に入り」について聞いてみました。■ 部屋の一角にグリーンコーナーを「 わが家にはシェルフがなく、グリーンを飾りたいと思ったときに、どこに置こうか迷っていたんです。「ボタニカルツールシェルフ」を使うことで、部屋の一角にグリーンを飾るスペースを作ることが出来ました。」ボタニカルツールシェルフを置くことによって、簡単に植物たちの住所づくりが可能になったというバイヤーの平山。シェルフにはチョークで文字が書ける黒板タイプもありますが、こちらはナチュラル(ウッド)タイプのもの。明るい木目の色調が部屋の雰囲気に優しく馴染みます。■ のんびり楽しむ、花やグリーンのある暮らし「 実は以前までちゃんとしたフラワーベースを持っていなくて、お花をいただいた時にはグラスやジャーなどを代用して飾っていました。お祝いにフラワーベースをいただいたことをきっかけに始めた、花やグリーンのある暮らしですが、少しずつお花の名前を覚えながら、のんびり楽しんでいます。」■ be-polesのペーパーバッグを使って「be-polesのペーパーバッグ(Sサイズ)には、こでまりやオリーブ、ユーカリなどグリーン系の植物を飾っています。存在感があるので、お部屋の雰囲気をぐっと変えてくれるところがお気に入りです。グリーンやお花を飾らないときも、置いておくだけで絵になるところがいいんですよね。」新しい自分の側面をも引き出してくれる「お気に入り」たち。アンジェスタッフのそんなとびきりのお気に入りを、今後も不定期でご紹介したいと思います。=写真:平山文:宮城=暮らしのはなし 【バイヤー平山のお気に入りはこちらから】「ボタニカル ツール シェルフ」「 be-polesペーパーバッグ」
2017年05月04日子どものツボは人それぞれ。読んでみるまではどんな反応をするか分からないのが読み聞かせの醍醐味ともいえますよね。けれど「お気に入りの1冊」を選んであげたいのも親心。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと「もう1回読んで!」のリクエストが多い読み聞かせ絵本を選んでみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。ぴょーん作・絵:まつおか たつひで/出版社:ポプラ社 「ぴょーん」(絵本ナビ紹介ページ) ページを上にめくるといろんな生き物が「ぴょーん」と跳ぶシンプルな絵本ですが、魅力はそれだけにとどまりません。手足を思い切り広げて跳び上がるカエルやバッタ、こねこにうさぎたちをマネして、どもたちも「ぴょーん」! 親子で大笑いしてしまう人も多いよう。普段はあまり目にしない生き物たちのおなかが見えるのもなんだか楽しい! 正確に描かれている生き物のフォルムにも注目です。やさいのおなか作・絵:きうち かつ/出版社:福音館書店 「やさいのおなか」(絵本ナビ紹介ページ) 「これ なあに?」とクイズになっている野菜はレントゲンのような白黒イラストで描かれ、ページを開けば美しい色彩を取り戻した野菜の絵があらわれます。「やさいのおなか」は野菜の断面図だったよう。ネギにキャベツにレンコン、ピーマンと子どもの想像力を働かせてくれます。絵本を読んだ後、冷蔵庫の野菜室から野菜を取り出して確認し始めるお子さんもいるようで、野菜の名前を覚えるにも役立ちそうですね。へんしんトンネル作・絵:あきやま ただし/出版社:金の星社 「へんしんトンネル」(絵本ナビ紹介ページ) 謎のトンネルをくぐるといろんなものが変身してしまう!? たとえばかっぱが「かっぱかっぱかっぱかっぱ…」とつぶやきながらトンネルをくぐると「ぱかっぱかっぱかっぱかっ…」と元気な馬に変身。時計が「とけいとけいとけいとけい…」とつぶやきながらトンネルをくぐると「けいとけいとけいとけいと…」毛糸に変身! 変身するまさにその瞬間をうまく読み聞かせるには読み手の技術も必要ですが、はまれば子どものテンション急上昇のステキな言葉遊びの絵本です。まくらのせんにん そこのあなたの巻作・絵:かがくい ひろし/出版社:佼成出版社 「まくらのせんにん そこのあなたの巻」(絵本ナビ紹介ページ) 謎の穴にはまってしまい身動きがとれなくなってしまった動物たち。そして自らも穴にはまってしまう、まくらのせんにんさま。登場するキャラクターはみな愛嬌たっぷりに描かれていて、見ているだけでにんまりしてしまう一冊です。ふんが、ふんぎ、ふんぐ、ふんげといったおもしろいワードに子どもたちの期待と笑いはあふれる一方! 小さい子も大きい子も幅広く楽しめる絵本です。す~べりだい作:鈴木 のりたけ/出版社:PHP研究所 「す~べりだい」(絵本ナビ紹介ページ) 女の子が楽しそうにすべり台をすべります。でもあれれ?「するするべりべりだい~ん」に「すべりパイ」「なが~いすべりだい」と、なんだかみんな形が変! ありそうで(?)なさそうな、夢あふれるすべりだいがこちらの絵本ではこれでもか! と楽しめます。こんな公園があったら大人気になりそう。背景の青い空も爽快で気持ちいいですね。 シンプルだけれどインパクトがあったり、軽快な言葉遊びがあったり、謎とユーモアを掛けあわせてみたり…。子どもの興味や想像力を刺激する読み聞かせにおすすめの絵本をご紹介しました。読み終わってからの「もう1回」の声が聞けるかどうか、ママもパパもワクワクしながら読んでみてくださいね。データ協力: 絵本ナビ
2017年02月23日コーヒーの香りに包まれながら、お気に入りの一冊を数々の名作を、コーヒー片手に楽しめるカフェが登場しました。駒場東大前駅より徒歩10分、日本近代文学館内にある「BUNDAN COFFEE & BEER」です 。2万冊近い書籍が並ぶ静かな店内は、都会の喧騒を忘れてゆっくり読書に没頭するにはぴったり。これまで日本の文学史を彩ってきた歴史的文豪の名作から、マニアにはたまらない一冊まで。どれを読もうかと迷うのも、また贅沢な時間です。村上春樹氏をはじめ、有名作品をオマージュしたカフェメニューがずらり併設のカフェには、有名作家の作品をオマージュした、ファンにはたまらないメニューがずらり! 今回は、村上春樹氏の新刊発売に合わせていただきたい2つのカフェメニューのおすすめをご紹介します。モーニングタイムで人気の高いのは「『ハードボイルド・ワンダーランド』の朝食セット」(単品 1,000円・ドリンクセット 1,300円) 。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』に登場する「ハードボイルド・ワンダーランド」の主人公・私の最後の晩餐(朝食)を再現したメニューです。トマトソースで煮込まれたソーセージは肉汁が溢れ、大ぶりで食べごたえ抜群! 食べた人を小説の世界に誘い込む、まさに“文学メシ”です。主人公の想いが詰まった「三角地帯のチーズ・ケーキ」ティータイムには、「三角地帯のチーズ・ケーキ」(単品 800円・ドリンクセット 1,100円) を。濃厚なチーズの香りに、国産レモンとベリーソースの酸味が効いています。こちらは、短編小説集『カンガルー日和』に収録されている小編「チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏」をモチーフにしたスイーツ。読書中のブレイクタイムにいかがでしょうか。いつもと違う洗練された空間で、本の世界に入り込む。そんな贅沢な時間を、「BUNDAN COFFEE & BEER」で過ごしたいものです。スポット情報スポット名:BUNDAN COFFEE & BEER住所:東京都目黒区駒場4-3-55 ( 日本近代文学館内 )電話番号: 03-6407-0554
2017年02月10日アメリカ・カリフォルニアのセレクシトショップ「チャリオッツオン ファイヤー(Chriots on Fire)」が陶芸家・アーティスト、鹿児島睦の作品を一冊にまとめた本『Makoto Kagoshima Ceramics』を2月7日、東京・銀座の森岡書店でローンチした。チャリオッツオン ファイヤーは、オーナーの八木理都子氏が立ち上げたセレクトショップ&ギャラリー。5年前に初めて鹿児島の作る陶器に出合い一目惚れをしたという同氏は、すぐさま日本の鹿児島のもとを訪れチャリオッツオン ファイヤーで紹介することを決めた。同所では13年より、鹿児島の個展も開催されている。今回製作した『Makoto Kagoshima Ceramics』は、これまでに鹿児島へ依頼した作品の中から、約130点を選んでまとめたもの。編集からデザイン、出版に至るまで、チャリオッツオン ファイヤーの活動としてすべて八木氏が手がけた。ページをめくるたび、鹿児島の豊かな感性を閉じ込めた器たちがまるで語りかけてくるような、美しい装丁に仕上げている。今回日本でのローンチにあたり、八木・鹿児島の両氏が切望したのが、“一冊の本を売る書店”として15年5月のオープンから話題を呼ぶ、森岡書店での展開だった。各方面から本を販売するなら森岡書店で、という声が多く、タイミング的に難しいかと思われたが、店主である森岡督行氏からのオファーにより実現に至ったという。店内は、中央のテーブルに鹿児島の本と器が埋め尽くされ、天井から吊るされた刷取紙が展示されている。本はA4サイズ・フルカラーで、価格は4,000 円。店舗での販売期間は2月12日まで。店頭で披露される鹿児島の陶器作品は抽選販売となり、店頭にて申し込みを受け付ける。オープン初日には、八木・鹿児島の両氏、森岡氏が店頭にそろい、来店者たちとの時間を楽しむ姿が見られた。同日夜にはトークショーも開催。鹿児島は来店者一人ひとりに感謝を述べ、「本の発行はすべて理都子さん(八木氏)のお力によるもの。たくさんの方に足を運んでいただき本当に嬉しい」とコメントした。【イベント情報】『Makoto Kagoshima Ceramics』会場:森岡書店銀座店住所:東京都中央区銀座1-8-15 鈴木ビル1階会期:2月7日~12日時間:13:00~20:00
2017年02月10日レンジャーズのダルビッシュ有投手が1日、自身のインスタグラムを更新し、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣の絵本『えんとつ町のプペル』を5冊購入したことを明かした。ダルビッシュは、『えんとつ町のプペル』を手に持った写真を公開し、「この絵本ずっと欲しかったから買っちゃいました」と報告。「息子が言っている小学校へ寄付もしたくて5冊も買いましたが、物語に英訳もあって丁度良かった」とつづった。この投稿に、「キングコングの西野さんの本ですね!ダルビッシュさんも読んでるなら読もうかな」「ダルさんの分け隔てない愛情素晴らしいです。なかなか出来るようで出来ない事!私も本屋で探して見ます」「この絵本、無料サイトで読みました!じーんときちゃいました。私も買おうかな~と思ってます」といったコメントが寄せられている。昨年10月21日に発売され、大ヒットを記録している『えんとつ町のプペル』。今月19日に、「2000円は高くて買えない」という小学生からの意見を受けて、ネット上で同作の無料公開に踏み切ったことでも話題となっている。
2017年02月01日毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!最後の5日目は、スタッフSさんが選ぶ2016年ベストオブブック。『Odasaku』森山大道グラフィックデザイナーの町口覚が、1946年に発表された織田作之助、通称・オダサクの小説『競馬』に、写真家・森山大道が大阪で撮影した写真作品を加えて編み上げた作品集。本作『競馬』は、一人の女と二人の男の生のドラマに、競馬レースの極致的な高揚と緊張の場面とが、重なり合うように活写される短編作品である。人生の「番狂わせ」というような予期せぬ出来事の到来や、登場人物たちが抱えるやりきれない悲哀や刹那に、森山大道の写真の街路の深い陰影と、都市の雑然を写したディティールや混沌のノイズがぶつかり合い、共振する。大阪が出生地という共通項を持つオダサクと森山大道の生にも歩み寄りながら、町口がなぜ『競馬』を題材に選んだのかは、巻末のあとがきに記されている。写真にしか写せないもの、文学でしか綴れないこと、本という形式でしか体感できないこと、それぞれが媒介し得る表現の個性が書物の中で拮抗する。これらが携える表現の力と、この魅力的で美しい佇まいを備えた1冊から、本というメディアに潜在する様々な可能性を感覚した。【書籍情報】『Odasaku』写真:森山大道出版社:match and company216×190mm/180ページ/掲載点数85点発売日:2016年10月言語:英語・日本語 2言語バージョンあり価格:5,800円>> vol.4 最も衝撃的だったこの1冊へ戻る>> これまでの連載はこちらから
2016年12月31日毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!4日目は、スタッフYさんが選ぶ2016年ベストオブブック。『ROADSIDE LIBRARY vol.001 秘宝館』都築響一今年もっとも衝撃的だった本として真っ先に思い浮かんだのが都築響一氏の『ROADSIDE LIBRARY vol.001 秘宝館』である。銀色の小さな缶にピンク色で「秘宝館」とかいてある“カバー”のかわいさにまず目を奪われた。あけてみると中にはなんとUSBが。(しかも押すと光る!)そう、これは電子書籍の、しかもPDF形式でダウンロードできる新しいかたちの写真集なのだ。ダウンロードすると、都築氏による解説とともにたくさんの写真があらわれる。もっとも衝撃的なポイントは、写真たちの解像度の高さ。今はほとんど姿を消してしまいつつある秘宝館の在りし日の姿に、拡大・縮小を駆使して近づいたり遠ざかったり。画像の鮮明さがもたらす臨場感たるや衝撃以外の何物でもない。書籍は2016年、新しい段階に入ったと感じた経験であった。自分の好きなように本を作ることが難しくなってきたと語る都築氏は、ついに電子書籍を自費出版することに踏み切りました。パソコンはもちろん、スマホやタブレットなど電子メディア媒体でさまざまな情報を得ることが当たり前となっている今、この形式はとてもフィットしていると感じます。今年、書籍の新しい形式が誕生したと感じた衝撃的な出来事でした。【書籍情報】『ROADSIDE LIBRARY vol.001 秘宝館』写真・著者:都築響一出版社:ROADSIDERS特製USBメモリ版/PDFフォーマット/777ページ/1.8GB発売日:2016年7月言語:日本語価格:3,500円>> vol.5 写真と文学の邂逅に魅せられる1冊を見る>> vol.3 旅、冒険に出たくなる1冊へ戻る
2016年12月30日毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!3日目は、スタッフKさんが選ぶ2016年ベストオブブック。『ぼくの道具』石川直樹 (平凡社)極地から都市まで…世界中を旅する写真家、石川直樹。本書はそんな石川が2015年夏K2長期遠征の際に愛用したものを中心に96点もの道具について綴ったエッセイである。「道具の選択にルールなどない。自分の身体に合わせてその場で選び取るしかないのだ」と語る石川。登場する道具たちは数々の旅での実体験をもとに石川が独自の視点で選んだまさにタイトルの通り「ぼくの道具」である。旅でのちょっとしたエピソードが織り交ぜてられており、極地での過酷な冒険の一瞬を垣間見たかのような気持ちにさせられる。登山や旅好きの人はもちろん、そうでない人も楽しめる1冊だ。常に話題の写真家石川直樹。道具を通して彼の作品作りを知ることが出来る1冊です。装丁もこだわっているので是非店頭で手に取っていただきたいと思いご紹介させていただきたいと思いました。【書籍情報】『ぼくの道具』編著:石川直樹出版社:平凡社190×140mm/240頁発売日:2016年1月価格:1,500円>> vol.4 最も衝撃的だった1冊を見る>> vol.2 ギフトにおすすめの1冊へ戻る
2016年12月29日毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!2日目は、スタッフTさんが選ぶ2016年ベストオブブック。■『ひかり埃のきみ 美術と回文』福田尚代『ひかり埃のきみ美術と回文』は、本や手紙、消しゴムといった、言葉をめぐる“もの”を使った作品と、《はじめからも終わりからも読むことのできる言葉》を作り続けている福田尚代が、初めて出版社から刊行した書籍だ。福田の回文は、言葉の意味を掴もうとすればするほど、指の間をすり抜けていくような不思議な存在感がある。《はじめからも終わりからも読むことのできる言葉》という美しい循環の中に身を委ねてみると、読む人それぞれに響く言葉があるだろう。私がお店でお話をしたお客さまは、ご友人の妊娠祝いのギフトとして本書を買っていかれた。手紙を送るように、福田の綴る言葉にこっそりと想いをこめて、大切な人にこの1冊を贈ってみてはいかがだろうか。【書籍情報】『ひかり埃のきみ 美術と回文』出版社:平凡社212頁/A5判発売日:2016年11月価格:2,800円>> vol.3 旅、冒険に出たくなるおすすめの1冊を見る>> vol.1 心が澄み渡る1冊へ戻る
2016年12月28日毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!1日目は、スタッフIさんが選ぶ2016年ベストオブブック。■『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』エレナ・トゥタッチコワ(Elena Tutatchikova)記憶の生成について考察する中で、自然と人間との関わりに焦点をあて制作を続けるエレナ・トゥタッチコワによる初の作品集。幼少期の自身の記憶を軸に、故郷ロシアを2009年から撮りためてきた。寒い地域にとっては特別な夏。ロシアの人々は、ダーチャという森や川に囲まれた家で過ごす習慣があり、子どもたちはそこで遊ぶ内によく宝物を見つけてきたそう。本書中ほどには、綴じ込まれた美しい“宝物”たちも丁寧に並ぶ。もう子どもになることのできない大人たちが、背筋を少しだけしゃんと正したくなるくらいに、写真の流れが澄みきっている。作品群に寄り添うように巻末に綴られた物語は、夏の間まだ少年と少女でいられたその瞬刻を鮮やかに描き出している。林檎が木から落ちるときの刹那もきっと、人間をかたち作っている記憶なのだろう。鑑賞者の感覚の奥底から、そんな懐かしさを掬い上げてくれる。【書籍情報】『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』言語:日、英出版社:torch press72頁/A4判変型/仮フランス装/フルカラー発売日:2016年12月価格:2,500円>> vol.2 ギフトにおすすめの1冊を見る
2016年12月27日小学生になると出される宿題。一体何のためにやるもの?出典 : みなさんは「宿題」と聞くとどんなイメージを抱きますか?嬉しいもの?イヤなもの?イヤだけどやらなくちゃいけない?我が家は長男の宿題に本当に悩まされました。嫌がる子どもに、無理に取り組ませる宿題。そのたびに子どもも親もヘトヘトになると、「一体何のためにここまでしなくてはいけないのだろう…」と思うことも。今回は1冊の本をご紹介しながら、子どもに合った家庭学習のありかたについて、考えてみたいと思います。現在小5の長男は、読み・書き・計算に困難さを持った「学習障害」と診断を受けています。それでも就学相談の時点では、IQが平均以上ということ、言語性が高くおしゃべりが達者だったことなどから、普通級への就学を勧められ入学しました。学校では、音読や漢字の書き取り練習、計算の宿題が毎日出されます。読み書きと計算が苦手な長男は宿題を前にするたび大泣きし、自分の頭を自分で叩きながら取り組んでいました。このように、私たち親子が学校生活の中で1番苦しんだのが、宿題だったのです。親の思い込みが、子どもを追い詰めていた出典 : このままではいけない…と思った私はその後、就学相談や担任の先生と相談をしたり、通級学級に入級したり、宿題の量を減らしてもらったりなどの対策を取りましたが、状況は一向に変わりませんでした。当時の私は、「宿題はみんなしなくてはいけないものなのだ。」と考えていました。担任の先生からも「量は減らしていいので、みんなと同じものをやってください。」と言われたこともあり、「みんなはもっとやってるんだよ、減らしてもらったのだからわがまま言わずにがんばりなさい!」と、大泣きする長男叱り、やらせていたのです。しかし、心の中ではずっと思っていました。音読や漢字の書き取り・計算は本当に彼にとって、毎日しなくてはならないものなのだろうか?もっと、彼に合ったやり方、彼に合った課題や目標でもいいんじゃないだろうか…?と。そんなとき出会った運命の本。私たち親子を救ったその内容とは…出典 : そんなとき、出会ったのが『宿題なんかこわくない』という本でした。『この世から宿題がなくなったら、親も子もどんなに楽しい時間を過ごせるだろう。宿題が引き起こす親子バトルの相談を受けるたびに思います。勉強が子どものストレスでなく、楽しいものにするために、我が子に合った方法をこの本から手に入れてください。』(NPO法人福祉広場理事長池添素さん)図書館で手に取った1冊の本。その裏表紙にあったこの一文に、理解者をやっと見つけたような救われた気持ちになりました。本に教わったのは「子どものための」学習のありかた出典 : 私はすがる思いでこの本を読み込みました。内容を一部ご紹介します。『宿題ができないからといって、その子が怠けているとは限りません。宿題ができないのには、理由があります。そして宿題ができなくても、勉強がまったくできないわけではありません。宿題のことを、そんなに重大に考えないでください。』『苦労して宿題をさせても、それに見合うほどの学習効果があるわけではないし、苦しいイメージばかりが増えて、子どもをますます勉強から遠ざけてしまうことさえあります。』では、なぜ先生は宿題を出すのでしょうか。『お母様方は先生に当然の要求のように「学力をつけてください」とお願いします。(中略)先生もまた「学校としての成績を上げよ」と教育委員会や校長から命令されて、さらに宿題を課していきます。その結果、親も先生も「宿題をやらなければならない」と子どもを追い込んでしまうのです。』本来なら、子どものために、子どもに合わせて用意されるべき家庭学習が、大人の都合で「宿題」として出されているのかもしれませんね。出典 : もしそうなら、子どもに合わせた形で用意してあげてもいいのではないでしょうか?この本では、学校でよく出されている漢字/計算/音読の宿題について、子どもたちが苦手意識を持つのはなぜか?を、丁寧に解説しています。そして、学習のやり方次第で、子どもたちが「できた!」という満足感を持ち、学習効果をあげることができる、ということも教えています。さらに、「学習障害的な傾向の子どもたち」「ADHD的な傾向の子どもたち」「自閉症スペクトラム障害の子どもたち」それぞれの特性に合わせた課題の設定の仕方、支援の方法も説明されています。『勉強をその子ができる形にしてやることで、子どもは自然に力を伸ばすことができます。また、時期がくれば自然と力を伸ばすこともあります。だから、子どもを勉強に合わせるのではなく、勉強を子どもに合わせてやればよいのです。小学校に入学し、気を張って1日を過ごして帰ってきた子どもに追い打ちをかけるのではなく、家に帰ったらほっこりさせてやりたい。だから、まずは「宿題なんかできなくても大丈夫」と考えてあげてほしいのです。』宿題への考え方を変え、長男に合った方法を試すことに。すると大きな変化が出典 : この本に勇気付けられた私は、宿題に対する考え方を変えました。そして、教育相談や検査機関の医師と相談を重ねた結果、長男に合う学習方法や環境を見つけることができたのです。その様子については、以下の記事をご参照下さい。その後、特別支援学級へ転学した長男は、彼のペースに合わせた学習を用意してもらい、自信をもって毎日取り組んでいるようです。宿題についても、担任の先生と相談をして「タブレット学習」「漢字の読みカード」「ビジョントレーニング」をさせてもらっています。始めるときも以前のように大泣きせず、「おやつの前にさっさとやっちゃうね~!」と、自分から取りかかるようになりました。当時は長男に無理をさせてしまいましたが、努力ではカバーしきれないことを無理にさせるのは、足が不自由な人に「みんなは100メートル走なのに、あなたは50メートルにしてもらったのだから、がんばってみんなと同じように走りなさい!」と言っているのと同じことなのだと、今は反省しています。「子どもを勉強に合わせるのではなく、勉強を子どもに合わせてやればよい」それがこれほどの効果をあげるとは、正直驚くほどです。もちろんそのためには「学校に全部おまかせ」ではなく、「先生とよく相談をする」「家庭で用意できることは用意する」といった、家庭での努力も必要です。学校では、大勢のそれぞれ個性の違った子どもたちをまとめながら、先生方は日々努力して下さっています。そのことに感謝をしながら、自分の子どもに合った学習方法や支援について相談・お願いをしていく姿勢が大切だと思います。親として大切にしたいのは、子どもの頑張りを理解すること出典 : 先日、私のブログでこの本の紹介をしたところ、あるお母さんからこんな嬉しいコメントを頂きました。「宿題なんかこわくない。今読んでます!息子の事をわかりたいと思っていても、やはりどこかで自分基準でしかわかってあげられてないなぁ~と、つくづく感じます。今日もなんやかんやありましたが、なんだかとても息子が愛おしい!息子はこんな風に生活してるんだ!と抱きしめてあげたい気持ちになりました。素敵な本を、紹介していただき、ありがとうございます!」子どもなりに頑張っていることに気が付くことで、愛おしさが募ってくることってありますよね。たくさんの親子が、毎日をストレスなく楽しく過ごせるように。この本が、その助けとなることを祈ります。
2016年11月07日カバンの中に忍ばせてサッとよみたい一冊“次は何の本を読もう?”と思っているなら、シュールな世界観に引き込まれる「このあたりの人たち」(川上弘美さん/スイッチパブリッシング)を。8年という長い時間をかけて創りあげられた、“このあたり”と呼ばれるある架空の「町」を巡る26の短編集です。ひとつひとつの話が短くサクッと読めるので、通勤時間や、スキマ時間におすすめ。時空の隙に迷い込んだような独特な店内店内には、奇妙なオブジェや絵本と一緒にMONKEYで使った松本大洋さんの原画やイラストレーター下田昌克さんの絵が飾られており、何とも独特な空間。レンガの壁と統一感のある色味の家具、開かれたキッチンからもれる音と温かいコーヒー。時間は刻々と流れているはずなのに、ここでは、朝なのか昼なのか分からなくなる瞬間があります。時空をまたいで、街のスキマに入り込んだような落ち着く空間です。ワクワクしながら“紙”をめくる贅沢を電子版書籍が一般化してきた昨今。紙のページをめくりながら、美味しいコーヒーを口に運び、お腹が空いたら、もちもちのパンケーキを注文する。そんな時間は、ちょっぴり特別なことになりつつあるかもしれません。少しの間、ここで時間を忘れて本の世界へと旅に出てみませんか。取材・文/山田桃子店舗情報店名:Rainy Day Bookstore & Café住所:東京都港区西麻布2-21-28-B1F営業時間:8:00~19:00
2016年09月21日ページをめくるだけで楽しい日本再発見の一冊「B&B」スタッフの寺島さやかさんおすすめの一冊は「秋刀魚」。一体どのような本なのだろう? と思わず考えてしまう不思議な名前ですが、実は、「秋刀魚」は台湾人が作る日本のカルチャーマガジン。本文はすべて台湾語ですが、内容が理解できなくとも、眺めているだけで楽しくなります。ちなみに名前の由来は“日本の島が秋刀魚の形に見えるから”だそう。毎日行われるB&Bのイベントも要チェック個性的な本が集まる「B&B」の面白いところ。それは、お店の半分のスペースを使って毎日イベントやトークショーが行われているということです。もちろん、ビール片手の参加でOK! イベントに合せて入荷するというゲストビールは定期的に入れ替わる数量限定のものなので、こちらもチェックしてみてください。流行ではなく自分の“好き”を刺激する本のお店30~40代のお客さんが多いという「B&B」。世間の流行を追うのではなく、自分の“好き”が確立された大人に支持されているのかもしれません。ただただ本が並び、本を紹介するポップも、ジャンル表記もない本棚を目の前に、どんな装丁に足がとまるのか、どんな文体に引き込まれるのか。他の誰でもない自分との対話の中で見つける、“自分の好き”を刺激する1冊の本を手に取る瞬間。そんな喜びを、大人になった今だからこそ体験してみてください。現在、「B&B」では本を1冊購入すると下北沢の本屋さん12店を紹介している「SHIMOKITAZAWA Book Shop MAP」がもらえるとのこと。下北沢散策のお供にぜひ。取材・文/山田桃子スポット情報スポット名:B&B住所:東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F電話番号:03-6450-8272
2016年09月18日RIZAPはこのほど、公式MOOK本『一冊まるごとライザップ』(1,000円・税別)を経営塾から発売した。同書は、RIZAPが5万人以上のゲストの結果にコミットできた「33のカラクリ」や、同社代表取締役社長の瀬戸健氏の思い、ゲストのリアルな体験記などを掲載。同書を読めば、"結果にコミット"できる理由が明らかになるという。RIZAPのメソッドだけではなく、病気予防が期待できる理由や、実際に通う医師が医学的に見たRIZAPへの評価も公開している。さらに、同書には『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞した作家・羽田圭介氏も登場。不規則な生活の中で長時間のデスクワークをこなす羽田氏が、RIZAPメソッドに挑戦する様子を掲載した。羽田氏は多忙なスケジュールの合間を縫って取り組み、2カ月間でウエスト-10cmを達成したという。同書では、羽田氏の引き締まった体も掲載している。
2016年08月02日