毎年、映画の祭典『アカデミー賞』の時期を迎えると話題になる、『ゴールデンラズベリー賞(通称:ラジー賞)』が、2023年、物議をかもしています。ラジー賞とは、アカデミー賞授賞式の前夜に、最低な映画を表彰するという、ノミネートされることそのものが不名誉な賞。その内容から、問題視されるのは今回が初めてのことではありませんが、2023年は、ラジー賞の最低女優賞に、12歳の俳優がノミネートされたことで、世間から批判の声が相次ぐ事態となりました。ラジー賞、12歳の俳優をノミネートし炎上今回、ノミネートされたのは、映画『炎の少女チャーリー』で主演を務めた、ライアン・キーラ・アームストロング。過去には、人気俳優のサンドラ・ブロックが最低女優賞にノミネートされたものの、表彰式の場を逆に作品の宣伝に変える対応が話題になったこともありました。しかし、それができたのは、ブロックが地位を確立した俳優であり、ラジー賞に対して皮肉で返すだけの経験もキャリアもあったからでしょう。12歳という若さの俳優に『最低女優賞』というレッテルを貼ることで、「彼女の将来をつぶしかねないのではないか」「いじめを助長する」と危惧する声も多く、後にラジー賞共同創設者のジョン・ウィルソンはアームストロングへの謝罪の声明とともに、候補から外したことも発表しました。また、18歳以上を対象にノミネートするガイドラインを設けたことも明かしたものの、その決定にもまた、多くのコメントが寄せられています。・もはやラジー賞を構成するすべての要素が時代遅れ。・そろそろラジー賞の開催そのものを止める時が来たのでは。・遅すぎるレベル。ガイドラインを設けたところで、不名誉な賞をもらうのは、年齢に関係なく嫌だろう。ラジー賞をエンタメととらえ、ユーモアに変える風潮を評価する声があるのも事実。しかし、時代が変われば社会の風潮も変わります。ラジー賞側が今回の騒動を受け、さらなる変革を加えるのかにも注目したいところ。なお、アームストロングが主演を務めた『炎の少女チャーリー』は、スティーヴン・キングの小説『ファイアスターター』を原作にしたホラー映画で、日本では2022年6月17日に公開されています。[文・構成/grape編集部]
2023年01月26日第95回アカデミー賞にて作品賞・監督賞・主演女優賞など6部門にノミネートされた『TAR/ター』の日本公開日が5月12日(金)に決定した。トッド・フィールド監督が「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と語る本作は、絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ターの物語。音楽界の頂点に上りつめたターだったが、襲いかかる重圧と仕掛けられた陰謀によって、少しずつ心の闇が暴かれていく――。崇高なる芸術と、人間の欲望と狂気が、誰も聴いたことのない禁断の交響曲を奏でる驚愕のサイコスリラー。今回のアカデミー賞ノミネートで、フィールド監督は手掛けた長編映画全てが同賞にノミネート。そしてケイトは今回で8回目のアカデミー賞ノミネート。ヴェネチア国際映画祭女優賞、全米・NY・LAの批評家協会賞と名立たる賞を受賞しており、『ブルージャスミン』『アビエイター』に続く3度目のアカデミー賞受賞に期待がかかる。『TAR/ター』は5月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TAR/ター 2023年5月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC.
2023年01月25日2017年映画賞を総なめした『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー待望の最新作『イニシェリン島の精霊』。現地時間24日に発表されたばかりの第95回アカデミー賞ノミネート作品でも作品賞や監督賞はじめ主要8部門9ノミネートを果たすなど、アカデミー賞有力候補作品として期待が高まる中、“本作のテーマ”を紐解く特別映像が解禁された。本作は、第79回ヴェネチア国際映画祭においてヴォルピ杯男優賞、脚本賞を受賞し、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では主演男優賞をはじめ3部門で受賞、第27回サテライト賞では作品賞(コメディ/ミュージカル部門)を含む8部門でノミネート。さらにアカデミー賞の前哨戦として注目される第80回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)、脚本賞の最多3部門で受賞。加えて、今回の第95回アカデミー賞でも作品賞、監督賞(マーティン・マクドナー)、主演男優賞(コリン・ファレル)、助演男優賞(ブレンダン・グリーソンとバリー・コーガン)、助演女優賞(ケリー・コンドン)、脚本賞(マーティン・マクドナー)、作曲賞(カーター・バーウェル)、編集賞(ミッケル・E.G.ニールセン)の主要8部門9ノミネートと、その勢いは止まらない。物語の主人公は、ファレル扮する、アイルランド西岸沖に浮かぶ架空の離島・イニシェリン島で暮らす心優しく気のいい男パードリック。彼が親友である音楽を愛する初老の男コルム(ブレンダン・グリーソン)に突然絶交を言い渡されたことにより、ふたりの間で仲違いが発生し次第に大きな波紋を呼んでいく……。この度解禁された特別映像では、監督とキャストらのナビゲートとともに、キャラクター設定にフォーカスを当てながら本作のテーマを紐解いていく。隠喩表現を多く取り入れている本作についてマクドナー監督は「アイルランド本土は内戦の最中だ。劇中ではふたりの男の小さな争いと本土の内戦が並行して起きてる」と島の外の世界とふたりの男の争いが鏡写しになっていることを語る。一方、ファレルは「示唆に富んだ作品だ。どの島民も独特の世界観を持ってる。だが“島民根性”は共有している」とパードリックとコルム以外のイニシェリン島の島民も魅力的であると語った。映像では、パードリックを取り巻くキーマンのふたり、妹・シボーン(ケリー・コンドン)とパードリックのもうひとりの親友である青年・ドミニク(バリー・コーガン)についても触れられている。シボーンは、監督曰く「誰よりも強い欲望を持ってるし視野も広い」女性。島一番の秀才で、島の人間関係に限界を感じており、内向的で辛気臭い態度が災いし、徐々に自分を追い込んでいくという役どころである。彼女自身、島を出たいという夢を抱いているが、パードリックが自分無しではやっていけないことをわかっている。シボーンを演じたコンドンは自身のキャラクターを「シボーンはいろんな目に遭ってきたから、悲哀と孤独を纏っている。人生に行き詰まっているの。パードリックに対して頭にきている。兄妹によくあることだけれどね。それでも、母親のように接しているわ」と説明。一方、ドミニクは、パードリックの良き話し相手であり、イニシェリン島の地元警察官の息子。しかし父とは折り合いが悪く、虐待を受けているという役どころ。彼について、マクドナー監督が「賢い男には見えない、一見するとね」と含みを持たせて言及するなか、ドミニクを演じたコーガン本人も「人とは違う視点で物事を見てるんだ」と分析した。そんなドミニクのキャラクターについて、グリーソンは「シェークスピア劇の愚者、または宮廷道化のようなところがある。その勘の良さと、ことの真実を捉える力は誰よりも優れている。恥ずかしがり屋で少しみすぼらしく、ある意味では悲劇的な人物だ。地域社会からは阻害されやすいタイプだが、人間の本性を見抜いている」、コンドンは「純粋で子供みたいな目を持つ賢者。島で唯一の年頃の女性であるシボーンに思いを寄せる」と個性豊かなイニシェリン島の島民の中でも彼が特に異質ではあるものの、彼のみが持ち合わせる“賢さ”があると語っている。最後に「テーマは友情、別離、孤独、悲哀、死や暴力まで多岐にわたる。皆が共感できる人生のテーマだ」と話すファレルと、「誰にでも二面性がある。“ヒーロー”であり“悪役”でもある」と続けるグリーソン。本作のテーマは、誰もが持ち合わせていて共感できるものであると締め括った。『イニシェリン島の精霊』特別映像『イニシェリン島の精霊』1月27日(金)公開(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月25日日本時間1月24日夜、第95回アカデミー賞のノミネート作品が俳優のリズ・アーメッドとアリソン・ウィリアムズの進行により発表。ミシェル・ヨー主演で本年度の台風の“目”となっている『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が10部門11ノミネートで最多、『イニシェリン島の精霊』が作品賞・監督賞ほか8部門9ノミネート。英国アカデミー賞で最多14部門ノミネートとなっていたドイツ映画『西部戦線異状なし』が作品賞・国際長編映画賞ほか9部門にノミネートされる快挙。『トップガン マーヴェリック』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と映画館に観客を呼び戻したエンターテイメント超大作が作品賞をはじめ複数部門にノミネートされた。また、先日のゴールデン・グローブ賞にて、女性監督や女性クリエイターによる作品のノミネートが少なかったことを「考えるべき」と語っていたサラ・ポーリー監督の『ウーマン・トーキング 私たちの選択』は作品賞と脚色賞の2部門にノミネートとなった。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にて初ノミネートを果たしたレジェンド、ミシェル・ヨーは、アジア系としては1935年にインド出身マール・オベロンがノミネートされて以来、88年ぶりの主演女優賞ノミネートとなる。授賞式はアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて現地時間3月12日(日)に開催予定。コメディアンのジミー・キンメルが2017年、2018年に続いて3度目の司会を務める。第95回アカデミー賞ノミネート一覧作品賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『イニシェリン島の精霊』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』『TAR/ター』『トップガン マーヴェリック』『逆転のトライアングル』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』監督賞マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』トッド・フィールド『TAR/ター』リューベン・オストルンド『逆転のトライアングル』主演女優賞ケイト・ブランシェット『TAR/ター』アナ・デ・アルマス『ブロンド』アンドレア・ライズブロー『To Leslie』ミシェル・ウィリアムズ 『フェイブルマンズ』ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』主演男優賞オースティン・バトラー『エルヴィス』コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』ブレンダン・フレイザー 『ザ・ホエール』ポール・メスカル『Aftersun』(原題)ビル・ナイ『生きる LIVING』助演女優賞アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ホン・チャウ『ザ・ホエール』ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』ジェイミー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ステファニー・スー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』助演男優賞ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』ブライアン・タイリー・ヘンリー『その道の向こうに』ジャド・ハーシュ『フェイブルマンズ』バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』脚本賞『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』『TAR/ター』『逆転のトライアングル』脚色賞『西部戦線異状なし』『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』『生きる LIVING』『トップガン マーヴェリック』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』長編アニメ映画賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)『長靴をはいたネコと9つの命』『ジェイコブと海の怪物』『私ときどきレッサーパンダ』国際長編映画賞『西部戦線異状なし』(ドイツ)『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)『Close/クロース』(ベルギー・フランス・オランダ)『EO』(ポーランド)『The Quiet Girl』(アイルランド)作曲賞『西部戦線異状なし』『バビロン』『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』歌曲賞「Applause」『Tell It Like a Woman』「Hold My Hand」『トップガン マーヴェリック』「Lift Me Up」『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』「Naatu Naatu」『RRR』「This Is a Life」『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』撮影賞『西部戦線異状なし』『バルド、偽りの記録と一握りの真実』『エルヴィス』『エンパイア・オブ・ライト』『TAR/ター』編集賞『イニシェリン島の精霊』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『TAR/ター』『トップガン マーヴェリック』美術賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『バビロン』『エルヴィス』『フェイブルマンズ』衣装デザイン賞『バビロン』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ミセス・ハリス、パリへ行く』メイクアップ&ヘアスタリング賞『西部戦線異状なし』『THE BATMAN−ザ・バットマン−』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『エルヴィス』『ザ・ホエール』音響賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『THE BATMAN−ザ・バットマン−』『エルヴィス』『トップガン マーヴェリック』視覚効果賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『THE BATMAN−ザ・バットマン−』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『トップガン マーヴェリック』長編ドキュメンタリー賞『All That Breathes』『All the Beauty and the Bloodshed』『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』『A House Made of Splinters』『Navalny』短編ドキュメンタリー賞『エレファント・ウィスパラー 聖なる像との絆』『Haulout』『How Do You Measure a Year?』『マーサ・ミッチェル-誰も信じなかった告発-』『Stranger at the Gate』短編実写映画賞『An Irish Goodbye』『Ivalu』『無垢の瞳』『Night Ride』『The Red Suitcase』短編アニメ賞『The Boy, the Mole, the Fox, and the Horse』『The Flying Sailor』『Ice Merchants』『My Year of Dicks』『An Ostrich Told Me the World Is Fake and I Think I Believe It』「生中継!第95回アカデミー賞授賞式」は日本時間3月13日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.ウーマン・トーキング 私たちの選択 2023年夏、TOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.逆転のトライアングル 2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
2023年01月25日第46回日本アカデミー賞記者発表が1月23日に神楽座にて開催され、本年度の司会を務める、有村架純が出席。「皆さんと一緒に素敵な夜を過ごせるように、自分自身でも楽しみながら役目をまっとうできれば」と意気込みを語った。会見には4年連続で司会を務める羽鳥慎一も参加した。第46回日本アカデミー賞は、2022年1月1日から12月31日までに東京地区において有料初公開された40分以上の劇場用劇映画およびアニメーション作品(劇場公開を目的にされた新作で、東京地区の同一劇場で1日3回かつ2週間以上映画館のみで連続上映された作品)のなかから、優秀賞および最優秀賞を決める。昨年の授賞式で、映画『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞を受賞し、今年の司会を務めることになった有村。「デビューしたとき、まさかこのような日が来るとは思っていなかった」と胸の内を明かすと「名だたる受賞者の方々を前にして司会を務めさせていただくことは大変恐縮なのですが、会場にいらっしゃる登壇者の方々と一緒に素敵な夜を過ごせるように自分自身も楽しみながら役目をまっとうできれば」と意気込みを語る。有村架純また有村は日本アカデミー賞授賞式という場について「自分が参加している、していないにかかわらず、同じ志を持った戦友のような人たちがスピーチする時間を共有できることが幸せです」と語ると「当日参加される皆さんにとっても、思いのあふれる1日になればいいなと思っています」と抱負を述べていた。俳優の西田敏行から受け継いで今年で4年目となる羽鳥は「最優秀賞のときはおひとりでマイクの前に立たれるのですが、優秀賞発表のときは、皆さん横並びでお話をされます。楽しい雰囲気になっていただくには、俳優としての有村さんのお力が必要です」と期待を寄せると「僕は横で楽しい雰囲気になるお手伝いができれば」と意気込みを語っていた。羽鳥慎一またこの日は、各部門の優秀賞も発表。優秀作品賞には、『ある男』『シン・ウルトラマン』『月の満ち欠け』『ハケンアニメ!』『流浪の月』の5作品が選出。3月10日(金) の授賞式で最優秀賞1作品が発表される。主な第46回日本アカデミー賞優秀賞は以下のとおり。■優秀作品賞・『ある男』・『シン・ウルトラマン』・『月の満ち欠け』・『ハケンアニメ!』・『流浪の月』■優秀アニメーション作品賞・『劇場アニメーション『犬王』・『かがみの孤城』・『すずめの戸締まり』・『ONE PIECE FILM RED』・『THE FIRST SLAM DUNK』■優秀主演男優賞・阿部サダヲ『死刑にいたる病』・大泉洋『月の満ち欠け』・妻夫木聡『ある男』・二宮和也『ラーゲリより愛を込めて』・松坂桃李『流浪の月』■優秀主演女優賞・岸井ゆきの『ケイコ 目を澄ませて』・のん『さかなのこ』・倍賞千恵子『PLAN 75』・広瀬すず『流浪の月』・吉岡里帆『ハケンアニメ!』■優秀助演女優賞・有村架純『月の満ち欠け』・安藤サクラ『ある男』・尾野真千子『ハケンアニメ!』・清野菜名『ある男』・清野菜名『キングダム2 遥かなる大地へ』・永野芽郁『母性』・松本穂香『“それ”がいる森』※1部門受賞者5名を選出することを基本としているが、優秀助演女優賞は、同一人物が異なる2作品で選出され、次点の受賞者が得票数同数となり、 受賞者6名7作品となった。■優秀外国作品賞・『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』・『コーダ あいのうた』・『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』・『トップガン マーヴェリック』・『RRR』
2023年01月23日「第46回日本アカデミー賞」の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞が1月23日(月)に発表された。なお、司会は羽鳥慎一と有村架純が務める。優秀作品賞を受賞したのは、『ある男』、『シン・ウルトラマン』、『月の満ち欠け』、『ハケンアニメ!』、『流浪の月』の5本となった。島谷能成会長は、「2022年は観客動員数が(前年と比べて)約30%増、お客さんが映画館に戻ってくれている1年でした。興行収入100億円を超える作品が5本も出て、そんなのは初めて。豊作の1年だった」とふり返った。なお、第46回日本アカデミー賞は、2022年1月1日~12月31日までに東京地区において有料で初公開された、40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品、ならびに劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上、映画館のみで連続して上映された作品が対象になっている。今回で連続4回目の司会となった羽鳥さんは、「毎年緊張してやっております」と話す。「今回は、(コロナ禍以降)初めてお客さんが100%入るということで、楽しみたいと思いつつまた緊張感が上がるなと。けど、通常に戻ってきたうれしさもあります」と声を弾ませた。同じく司会を行うのは、第45回同賞で『花束みたいな恋をした』にて最優秀主演女優賞を受賞した有村さん。有村さんは、「まさかこのような日がくるとは思っておらず、大きな式典の司会を務めるなんてと感慨深く思います。会場にいらっしゃる登壇者の方々、お客様の皆さんと一緒に、素敵な夜を過ごせるよう自分自身も楽しみながらまっとうできればと思います」と心を込めた。アカデミー賞授賞式の場について、有村さんは「どの作品においても、自分が参加していない作品でも、同じ志を持った方たち、戦友のような・仲間のような方たちが集まって、ひとおもいに心を込めてご自身の言葉でスピーチされる時間を共有できることが、私はとてもこの空間において幸せだなと感じました。当日、皆さんにとっても、そのような思いのあふれる1日になれたらいいなと思います」と語っていた。授賞式は3月10日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(cinamacafe.net)
2023年01月23日「第46回日本アカデミー賞」記者発表会が23日に都内で行われ、授賞式の司会を務める羽鳥慎一、有村架純が登場した。日本アカデミー賞協会が主催する「第46回日本アカデミー賞」は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。今回は2022年1月1日~12月31日までに公開され選考基準を満たした作品の中から投票が行われた。3月10日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される第46回の授賞式に先立ち、正賞15部門各優秀賞、および新人俳優賞が決定。授賞式では、羽鳥慎一アナウンサー(連続4回目)と、女優の有村架純(『花束みたいな恋をした』で第46回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務め、受賞者を迎える。羽鳥アナウンサーは「会長にも『1年に1度の映画に携わる方々のお祭りなんで楽しくやってください』と言われているんですが、毎年緊張してやっております」と苦笑。「私は4回目なんですが、今年は初めてお客さんが100%入るということで、楽しみたいと思いつつも、また緊張感が上がるなと。やっぱり通常に戻ってきたなというところに嬉しさもありますので、そういう気持ちで今年も参加させていただきたいと思います」と意気込みを語った。主な受賞作品・受賞者は以下の通り。○『第46回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者※作品名は対象作品・優秀作品賞『ある男』『シン・ウルトラマン』『月の満ち欠け』『ハケンアニメ!』『流浪の月』・優秀アニメーション作品賞劇場アニメーション『犬王』『かがみの孤城』『すずめの戸締まり』『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』・優秀外国作品賞『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『コーダ あいのうた』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『トップガン マーヴェリック』『RRR』・優秀監督賞石川慶『ある男』小泉堯史『峠 最後のサムライ』樋口真嗣『シン・ウルトラマン』廣木隆一『月の満ち欠け』吉野耕平『ハケンアニメ!』・優秀主演男優賞阿部サダヲ『死刑にいたる病』大泉洋『月の満ち欠け』妻夫木聡『ある男』二宮和也『ラーゲリより愛を込めて』松坂桃李『流浪の月』・優秀主演女優賞岸井ゆきの『ケイコ 目を澄ませて』のん『さかなのこ』倍賞千恵子『PLAN 75』広瀬すず『流浪の月』吉岡里帆『ハケンアニメ!』・優秀助演男優賞柄本佑『ハケンアニメ!』窪田正孝『ある男』坂口健太郎『ヘルドッグス』目黒蓮『月の満ち欠け』横浜流星『流浪の月』・優秀助演女優賞有村架純『月の満ち欠け』安藤サクラ『ある男』尾野真千子『ハケンアニメ!』清野菜名『ある男』『キングダム2 遥かなる大地へ』永野芽郁『母性』松本穂香『“それ”がいる森』・新人俳優賞小野花梨『ハケンアニメ!』菊池日菜子『月の満ち欠け』福本莉子『今夜、世界からこの恋が消えても』生見愛瑠『モエカレはオレンジ色』有岡大貴『シン・ウルトラマン』番家一路『サバカン SABAKAN』松村北斗『ホリック xxxHOLiC』目黒蓮『月の満ち欠け』
2023年01月23日英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネーションが発表された。長編映画部門に候補入りしたのは、『西部戦線異状なし』、『イニシェリン島の精霊』、『エルヴィス』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『TAR/ター』。監督部門の候補はエドワード・ベルガー(『西部戦線異状なし』、)マーティン・マクドナー(『イニシェリン島の精霊』)、パク・チャヌク(『別れる決心』)、ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)、トッド・フィールド(『TAR/ター』)、ジーナ・プリンス=バイスウッド(『The Woman King』)。主演男優部門の候補は、オースティン・バトラー(『エルヴィス』)、コリン・ファレル(『イニシェリン島の精霊』)、ブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)、ダリル・マコーマック(『グッドラック・トゥ・ユー、レオ・グランデ』)、ポール・メスカル(『Aftersun』)、ビル・ナイ(『生きる LIVING』)。主演女優部門の候補は、ケイト・ブランシェット(『TAR/ター』)、ヴィオラ・デイヴィス(『The Woman King』)、ダニエル・デッドワイラー(『Till』)、アナ・デ・アルマス(『ブロンド』)、エマ・トンプソン(『グッドラック・トゥ・ユー、レオ・グランデ』)、ミシェル・ヨー(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)だった。授賞式は2月19日。文=猿渡由紀
2023年01月20日英国アカデミー賞(BAFTA賞)のノミネーションが発表された。ドイツ映画の『西部戦線異状なし』が最多14ノミネート、『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が10ノミネートと続く。英国アカデミー賞授賞式は2月19日、ロンドンのサウスバンク・センター内ロイヤル・フェスティバル・ホールで開催される。司会はリチャード・E・グラント。主なノミネーションは以下の通り。■作品賞『西部戦線異状なし』『イニシェリン島の精霊』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『TAR/ター』■主演女優賞ダニエル・デッドワイラー『Till』エマ・トンプソン『Good Luck to You, Leo Grande』ケイト・ブランシェット『TAR/ター』ヴィオラ・デイヴィス『The Woman King』アナ・デ・アルマス『ブロンド』ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』■主演男優賞コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』ダリル・マコーマック『Good Luck to You, Leo Grande』ポール・メスカル『Aftersun』オースティン・バトラー『エルヴィス』ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』ビル・ナイ『生きる LIVING』■助演女優賞ホン・チャウ『ザ・ホエール』アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』ジェイミー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ドリー・デ・レオン『逆転のトライアングル』キャリー・マリガン『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』■助演男優賞アルブレヒト・シュッフ『西部戦線異状なし』マイケル・ウォード『エンパイア・オブ・ライト』ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』エディ・レッドメイン『グッド・ナース』■監督賞エドワード・ベルガー『西部戦線異状なし』パク・チャヌク『別れる決心』トッド・フィールド『TAR/ター』ジーナ・プリンス=バイスウッド『The Woman King』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』■脚本賞『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』『TAR/ター』『逆転のトライアングル』■脚色賞『西部戦線異状なし』『生きる LIVING』『The Quiet Girl』『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』『ザ・ホエール』■アニメ賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『Marcel the Shell With Shoes On』『長ぐつをはいたネコと9つの命』『私ときどきレッサーパンダ』(賀来比呂美)
2023年01月20日“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞のノミネートが、日本時間1月18日深夜に発表。湯浅政明監督の『犬王』が長編インディペンデント作品賞と脚本賞(野木亜紀子)にノミネートされた。本作は、「平家物語 犬王の巻」(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚との強烈な友情と“能楽”の世界を鮮烈な視点で描いた作品。湯浅監督×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)らクリエイター陣にくわえ、犬王役には、「女王蜂」として音楽活動をはじめ止まらない躍進を遂げるアヴちゃん。友魚役は、カテゴリーに縛られない表現者として卓越した演技力・歌唱力を持つ森山未來が演じている。2022年5月28日に全国121館で封切られ、観客動員数24万人、興行収入3.5億を突破。公開から7か月を超えるいまもロングラン上映を続けている。また、アニー賞は1972年、国際アニメーションフィルム協会(International Animated Film Association)によって設立。年に一度、世界中の優れたアニメーション作品・スタッフ・キャストに贈られる賞で、“アニメーション界のアカデミー賞”とも呼ばれる。湯浅監督作品が同・長編インディペンデント作品賞にノミネートされるのは『きみと、波にのれたら』(2021)以来2度目。「アドベンチャー・タイム」でのTV部門監督賞へのノミネートも併せると3度目となる。受賞した場合、日本製作の作品としては2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙に。脚本賞は宮崎駿監督/スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』(2002)、『風立ちぬ』(2013)以来のノミネート。長編インディペンデント作品賞には、A24が北米配給したストップモーションアニメ『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)やNetflixアニメ映画『エルマーのぼうけん』などがノミネートされている。受賞作品は日本時間2月26日(日)、現地時間2月25日(土)にロサンゼルスで予定されている授賞式で発表。主なノミネートは以下の通り。『私ときどきレッサーパンダ』第50回アニー賞主要ノミネート作品賞『私ときどきレッサーパンダ』『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『長ぐつをはいたネコと9つの命』『ジェイコブと海の怪物』『ウェンデルとワイルド』長編インディペンデント作品賞『Charlotte』(原題)『犬王』『Little Nicholas, Happy As Can Be』(原題)『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)『エルマーのぼうけん』監督賞(長編)ドミー・シー『私ときどきレッサーパンダ』ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』ディーン・フライシャー・キャンプ他『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)ノラ・トゥーミー『エルマーのぼうけん』ヘンリー・セリック『ウェンデルとワイルド』脚本賞(長編)ドミー・シー、ジュリア・チョー『私ときどきレッサーパンダ』ジェイソン・ロフタス『ETERNAL SPRING(長春)』野木亜紀子『犬王』ディーン・フライシャー・キャンプ、ジョニー・スレイト他『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.長ぐつをはいたネコと9つの命 2023年3月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月18日“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞にて、湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』が長編インディペンデント作品賞に、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされた。本作は『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作にした変幻自在のミュージカル・アニメーション。室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚との強烈な友情と“能楽”の世界が鮮烈な視点で描かれ、公開から7か月を越える今もロングラン上映を続ける話題作だ。メガホンを取ったのは『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督。さらに脚本をドラマ『MIU404』などの野木亜紀子、キャラクター原案を松本大洋、音楽を大友良英が手がけるなど豪華クリエイター陣が集結している。声の出演は、女王蜂のアヴちゃんが犬王を、森山未來が友魚を演じており、共に圧倒的な存在感で作品を彩っている。『犬王』©2021 “INU-OH” Film Partners日本時間1月18日(水)深夜1時頃、第50回アニー賞で『犬王』が長編インディペンデント作品賞に、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされたことが発表された。湯浅監督作品が長編インディペンデント作品賞にノミネートされるのは『きみと、波にのれたら』(2021)以来2度目。TVアニメ『アドベンチャー・タイム』でのTV部門監督賞へのノミネートも併せると3度目となる。受賞した場合、日本製作の作品としては、2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙となる。脚本賞は宮崎駿監督によるスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』(2002)、『風立ちぬ』(2013)以来となる。受賞作品は日本時間2月26日(日)(現地時間2月25日)にロサンゼルスで予定されている授賞式で発表予定だ。劇場アニメーション『犬王』DVD&Blu-ray発売中/公開中配給:アニプレックス、アスミック・エース
2023年01月18日WOWOWで放送される「生中継!第95回アカデミー賞授賞式」のスペシャルゲストとして中島健人(Sexy Zone)の出演が決定した。3月12日(日)(※現地時間)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第95回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する同番組。ジョン・カビラと宇垣美里が今年も案内役を務める。中島さんは、今回で4回目の出演。初出演となった2020年「第92回アカデミー賞授賞式」では、現地レッドカーペットから中継し、流暢な英語と映画愛あふれる熱のこもった現地リポートで、主演女優賞を獲得したレニー・ゼルウィガーをはじめとするハリウッドスターへのインタビューに成功。続く第93回と第94回の授賞式は渡航が叶わなかったが、日本のスタジオから出演。そしてついに今年は、念願叶って3年ぶりにレッドカーペットからの中継での出演が予定されている。また、2月26日(日)に生放送・ライブ配信する授賞式の事前番組「第95回アカデミー賞直前総予想」にも、MCとして中島さんが出演。同番組のMCを務めるのは、今年で2年目。1月24日(火)(現地時間)に発表となるノミネーション作品の紹介や、生放送ならではの現地アメリカの最新情報を交えながら、ゲストと共に受賞予想を行う。中島健人コメント2020年の「第92回アカデミー賞」でレッドカーペットに立った経験は、自分の考え方、価値観、人生を変えてくれた瞬間だったので、今回どういう景色に出会えるのかすごく楽しみです。今回は自分だけではなくて、自分がレッドカーペットに立ってあらゆる役者・監督・スタッフの方々と話す光景をお見せすることで、観ていただいている方の、映画に対する価値観、考え方を変えていきたいです。みなさんの映画に対する考え方をよりカジュアルにしていくのが自分の役目だと思っています。今年もきっとスターが集まる派手な授賞式になると思います。『トップガン マーヴェリック』がノミネートされたら、トム・クルーズが来た時だけ、ティアドロップのサングラスをかけようかな(笑)「第95回アカデミー賞直前総予想」は2月26日(日)20時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて生放送・ライブ配信。「生中継!第95回アカデミー賞授賞式」は日本時間3月13日(月)WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信予定。関連番組「第95回アカデミー賞ミニガイド~スター誕生の瞬間~」は1月17日(火)22時50分~WOWOWプライムにて放送(※以後複数回放送あり)。「第95回アカデミー賞ノミネーション」は2月11日(土)WOWOWプライムにて放送(※以後複数回放送あり)。(cinemacafe.net)
2023年01月17日WOWOWでは、現地時間3月12日(日)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第95回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する。 番組案内役はジョン・カビラと宇垣美里が務めるが、この度スペシャルゲストとして 中島健人(Sexy Zone)の出演が決定した。今回で4回目の出演となる中島。初出演となった2020年「第92回アカデミー賞授賞式」では、現地のレッドカーペットからの中継で出演。流暢な英語と映画愛あふれる熱のこもった現地リポートで、主演女優賞を獲得したレネー・ゼルウィガーをはじめとする豪華ハリウッドスターへのインタビューに成功し話題となった。その時の体験を「人生の転機」と語り、再び現地に立つことを熱望してきた中島だが、第93回と第94回の授賞式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航が叶わず、日本のスタジオからの出演となった。しかし今年は念願叶って、3年ぶりにレッドカーペットからの中継での出演が予定されている。現在WOWOWの映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』のMCを務める中島。クリストファー・ノーランやクロエ・ジャオ、是枝裕和などの著名な監督へのインタビューを行ったほか、撮影、編集、音響効果、特殊メイク、アクションなどといった映画作りの裏側を学び、映画への知識も愛も3年前より大きくなっている中島にとって、レッドカーペットは最高の舞台となりそうだ。昨年の「第94回アカデミー賞授賞式」は、日本作品として濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の4部門にノミネートされ、みごと 国際長編映画賞を受賞したことも記憶に新しい。さらに『コーダ あいのうた』が配信作品としては史上初めての作品賞を受賞するなど、時代の変化を感じさせる授賞式となった。果たして今年はどんなドラマが巻き起こるのか。中島と一緒にその瞬間を目撃していただきたい。そして、2月26日(日)に生放送・ライブ配信する授賞式の事前番組『第95回アカデミー賞直前総予想』にもMCとして中島が出演。本番組のMCを務めるのは今年で2年目。現地時間1月24日に発表となるノミネーション作品の紹介や、生放送ならではの現地アメリカの最新情報を交えながら、ゲストとともに受賞予想を行う。「第95回アカデミー賞授賞式」はWOWOWでは3月13日(月)(日本時間)に現地の様子を生中継にてお届け。ノミネーション発表は1月24日(火)(現地時間)を予定している。中島「トムが来たらティアドロップのサングラスをかけようかな(笑)」【中島健人 コメント】2020年の「第92回アカデミー賞」でレッドカーペットに立った経験は、自分の考え方、価値観、人生を変えてくれた瞬間だったので、今回どういう景色に出会えるのかすごく楽しみです。今回は自分だけではなくて、自分がレッドカーペットに立ってあらゆる役者・監督・スタッフの方々と話す光景をお見せすることで、観ていただいている方の、映画に対する価値観、考え方を変えていきたいです。みなさんの映画に対する考え方をよりカジュアルにしていくのが自分の役目だと思っています。今年もきっとスターが集まる派手な授賞式になると思います。『トップガン マーヴェリック』がノミネートされたら、トム・クルーズが来た時だけ、ティアドロップのサングラスをかけようかな(笑)。【番組情報】『生中継!第95回アカデミー賞授賞式』3月13日(月)(※日本時間)【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】■出演者案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里スペシャルゲスト:中島健人(Sexy Zone)スタジオゲスト:町山智浩(リモート)レッドカーペットリポーター:小西未来『第95回アカデミー賞直前総予想』2月26日(日)午後8時 生放送・ライブ配信【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】■出演者MC:中島健人(Sexy Zone)【関連番組】『第95回アカデミー賞ミニガイド ~スター誕生の瞬間』1月17日(火)午後10:50無料放送【WOWOWプライム】※以後複数回放送あり第95回アカデミー賞ノミネーション2月11日(土)無料放送 【WOWOWプライム】※以後複数回放送あり午前11:00:作品・監督篇午前11:10:男優篇午前11:20:女優篇午前11:30:技術・美術篇■番組オフィシャルサイト: ■WOWOW 映画オフィシャル Twitter:
2023年01月17日日本時間1月11日(現地時間1月10日夜)、アカデミー賞の前哨戦とされる第80回ゴールデン・グローブ賞の授賞式がロサンゼルスのビバリー・ヒルトンにて3年ぶりにリアル開催。A24作品の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンの俳優賞受賞で2冠、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で女王ラモンダを演じ、助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットのスピーチなどで会場が沸いた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』アニメ映画賞にノミネートされていた湯浅政明監督の『犬王』は受賞を逃し、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が選ばれた。スティーヴン・スピルバーグ監督は自身3度目の監督賞を受賞した自伝的作品『フェイブルマンズ』が作品賞(ドラマ部門)に。『フェイブルマンズ』最多ノミネートだった『イニシェリン島の精霊』は、マーティン・マクドナー監督の脚本賞、作品賞・主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)の最多受賞となった。『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』からは主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にミシェル・ヨーが選ばれたほか、キー・ホイ・クァンが助演男優賞を受賞。ミシェル・ヨーは先日も米の番組で、ハリウッドでは年齢を重ねることで役を得る機会が減ってしまうことを語ったばかりだが、アジア系女優として自身の闘いをふり返りながら40年立ってきたこの舞台に立ち続けることを力強く語っていた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』キー・ホイ・クァンは『グーニーズ』でキャリアのきっかけをくれたスピルバーグ監督や、本作のダニエルズ監督、共演者らに壇上から感謝を述べ、会場の涙を誘った。また、インド映画『RRR』から高速シンクロダンスが話題となった「Naatu Naatu」が歌曲賞に。インド映画としても、アジア映画としても初受賞となった。「オスカー候補にも選ばれて会場で踊ってほしい」という声もSNSには上がっている。『RRR』一方、テレビ部門は、黒人の女性教師を主人公にした「アボット エレメンタリー」が作品賞・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、助演男優賞の3冠。作品賞(ドラマ部門)は「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が選ばれた。「ハリウッド外国人記者協会(HFPA)」は変革を印象づけるように努めてはいたが、司会のコメディアン、ジェロッド・カーマイケルからは「私がここにいるのは、私が黒人だからです」と辛辣なジョークが式冒頭から飛び出していた。第80回ゴールデン・グローブ賞受賞結果映画部門作品賞<ドラマ部門>『フェイブルマンズ』作品賞<ミュージカル・コメディ部門>『イニシェリン島の精霊』<ドラマ部門>主演男優賞オースティン・バトラー『エルヴィス』主演女優賞ケイト・ブランシェット『TÁR』<ミュージカル・コメディ部門>主演男優賞コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』主演女優賞ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』<共通部門>助演男優賞キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』助演女優賞アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』監督賞スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』脚本賞マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』アニメ映画賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』非英語映画賞『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)作曲賞ジャスティン・ハーウィッツ『バビロン』歌曲賞「Naatu Naatu」『RRR』テレビ部門作品賞<ドラマ部門>「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」作品賞<ミュージカル・コメディ部門>「アボット エレメンタリー」<ドラマ部門>主演男優賞ケヴィン・コスナー「イエローストーン」主演女優賞ゼンデイヤ「EUPHORIA/ユーフォリア」<ミュージカル・コメディ部門>主演男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」<共通部門>助演男優賞テイラー・ジェームズ・ウィリアムズ「アボット エレメンタリー」助演女優賞ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」<ミニシリーズ・テレビ映画部門>作品賞「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」主演男優賞エヴァン・ピータース「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」主演女優賞アマンダ・セイフライド「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」助演男優賞ポール・ウォルター・ハウザー「ブラック・バード」助演女優賞ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」キャロル・バーネット賞ライアン・マーフィーセシル・B・デミル賞エディ・マーフィ(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedRRR 2022年10月21日より全国にて公開警官の血 2022年10月28日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEEYANG FILM. All Rights Reserved.イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.TAR/ター 2023年5月、全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC.ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022ギレルモ・デル・トロのピノッキオ 2022年11月25日より全国にて公開、12月9日よりNetflixにて配信エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月11日アカデミー賞で韓国代表作品として国際長編映画賞ショートリスト入りを果たしたパク・チャヌク監督『別れる決心』。本作で韓国国内映画賞で主演男優賞を軒並み受賞、繊細な演技で世界中を魅了し、セリフは少なくともその存在感で“静寂のカリスマ”といわれるパク・ヘイルに注目した。2000年から俳優としての活動を始めたパク・ヘイル。2001年のファン・ジョンミン主演『ワイキキ・ブラザーズ』で映画デビューを果たし、『嫉妬は私の力』(02)で韓国映画評論家協会賞をはじめ各賞で新人賞を受賞し注目を集め、様々なジャンルの作品で多様なキャラクターを演じ分け、多くのヒット作に出演してきた。2003年には、『パラサイト 半地下の家族』でもお馴染みのポン・ジュノ監督の大ヒット作『殺人の追憶』に出演。80年代後半に実際に韓国国内で発生した未解決事件を描いた作品で、パク・ヘイルは容疑をかけられる青年を演じ、言葉少ないながらも強烈なインパクトを残し、一躍広く知られる存在に。2006年には再びポン・ジュノ監督とタッグを組んだ『グエムル-漢江の怪物-』はソン・ガンホやペ・ドゥナと兄妹役を演じ、1300万人という当時、韓国映画史上最高の観客動員数を記録する大ヒットに貢献。さらに、韓国映画史上最高動員『バトル・オーシャン』(14/1760万人)のキム・ハンミン監督が手掛けた『神弓 KAMIYUMI』(11)でも主演を務め、その年のナンバーワンヒットを獲得した。そして今年は、2月17日(金)公開のパク・チャヌク監督最新作『別れる決心』、3月17日(金)公開のキム・ハンミン監督最新作『ハンサン-龍の出現-』と話題作が相次ぎ、現在も韓国映画界を牽引し続けている。『ハンサンー龍の出現ー』より『別れる決心』で韓国国内映画賞の主演男優賞を軒並み受賞!“今年最もロマンティックな作品”との呼び名も高い『別れる決心』では、パク・ヘイルは刑事のヘジュンを演じている。ある事件を追って被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)と出会い、刑事と容疑者という立場ながらも、互いに惹かれあっていくという役どころだ。パク・ヘイルは持ち前の繊細な演技力で、どこか刑事らしからぬ気品に溢れたヘジュンを巧みに演じて魅せ、彼の視線に込められたミステリアスな色気には観客までも魅了され、世界中が虜となっている。本作は韓国国内で社会現象ともいえるブームを巻き起こしており、数々の映画賞を獲得しているが、パク・ヘイルも青龍賞・大鐘賞・釜日映画賞と韓国国内の映画賞で主演男優賞を軒並み受賞。さらにはアジア記者協会(AJA)の「AJAアワード2022」も贈られ、先日はアジア全域版のアカデミー賞とされる「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)でも主演男優賞にノミネート、国内外から熱い注目を集めている。キャリア初の刑事役に挑戦「パク・ヘイル以外に思い浮かびませんでした」と監督意外にもパク・チャヌク監督作品への出演も、刑事役も本作が初。2022年の釜山国際映画祭にて、パク・ヘイルはある日突然監督から電話がかかってきたことを明かし、驚きのあまり電話に出るなり「何か失礼なことをしてしまいましたか?」と尋ねてしまったという。それほどに監督作品への出演は意外だったというが、パク・チャヌク監督は「パク・ヘイルとは長い付き合いなので、1本か2本は一緒に撮影したと思い込んでいたのですが、ある日彼とは映画を撮ったことがないことに気づきました。映画の中のへジュンは、とびきり優しく、端正で礼儀正しく、風変わりなユーモア感覚のある人間です。そのキャラクターは、パク・ヘイル以外に思い浮かびませんでした」と語り、脚本家のチョン・ソギョンとパク・ヘイルをイメージして脚本作業を行い、キャラクターを構築していったほど。そして、パク・ヘイルが出演を決めたのも脚本が出来上がる前だったというが、最初の打ち合わせ時に監督が30分ほどかけてストーリーを全て説明してくれたそうだ。彼によれば、出演を快諾したのには3つの理由があるという。1つ目は“『パク・チャヌク映画』というジャンルへの興味”。2つ目は“初の刑事役であり、典型的な刑事像とも異なる魅力のあるキャラクターであったこと”。そして3つ目は“タン・ウェイと共演できること”があったと明かし、「こんなに素晴らしいオファーを断る理由がありませんでした」と出演を決定した際をふり返っている。初の刑事役挑戦となったことについては、「今まで演じたことのないような役だったので、僕にできるだろうか」と感じたともいう。若手俳優にとって刑事役というのは登竜門でもあるが、パク・ヘイルは『殺人の追憶』の容疑者のイメージが強すぎたのかもしれないとしながらも、「ようやく僕も刑事を演じられるようになったか、とも思いました」と明かす。「それにこれまでの刑事物とは全然違うテイストで新鮮でした。従来の映画での刑事役は、だらしなくて暴力的に描かれることも多かったけれど、へジュンはとても清潔感があって、あまり暴力を振るわず、慎重に捜査を進めていく。そういう刑事だってきっといると思いますし、今までにない新しい刑事を演じてみたいと思いました」と自身初の刑事役への挑戦についての思いも語っている。『別れる決心』は2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2023年01月10日現地時間2023年3月12日(日)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第95回アカデミー賞授賞式」を、WOWOWではアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継。番組案内役はペアを組んで3年目になるジョン・カビラと宇垣美里が務めることが決定した。2022年3月に開催された「第94回アカデミー賞授賞式」は、日本作品として濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の4部門にノミネートされ、みごと国際長編映画賞を受賞。『おくりびと』以来13年ぶりの快挙を成し遂げたことが記憶に新しい。さらに、『コーダ あいのうた』が作品賞、脚色賞、助演男優賞の3冠を獲得し、配信作品としては史上初めての作品賞を受賞、また、トロイ・コッツァーはろう者としては史上2人目となる助演男優賞を受賞(男優としては初)した。加えて、『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボーズがクィアであることを公表した有色人種として、そしてアフロラティーナ(アフリカとラテンアメリカにルーツを持つ女性)として初めて助演女優賞を受賞するなど、あらゆる面で、多様性や時代の変化を感じさせる受賞結果となった。また、スターたちが集う授賞式で披露されるパフォーマンスや、まきおこるドラマの数々も見どころ。「第94回アカデミー賞授賞式」は、ビヨンセが歌曲賞ノミネート曲「Be Alive」(『ドリームプラン』)の圧巻のパフォーマンスをテニスコートから披露して幕開け。ビリー・アイリッシュは歌曲賞も受賞した映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」をプロデューサーで兄のフィニアス・オコネルとともに披露し、会場は彼女の歌声に酔いしれた。一方で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとして登壇したクリス・ロックと彼のジョークに激怒したウィル・スミスの一件で会場は一時騒然となった。その後、『ゴッドファーザー』50周年を記念してプレゼンターとして登場したのは、フランシス・フォード・コッポラ監督、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ。“レジェンド”3人の登場に、会場はスタンディングオベーション。さらに、主演男優賞のプレゼンターとして1994年の映画『パルプ・フィクション』のユマ・サーマン、ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソンの3人が登場。ユマとトラボルタは映画史に残るダンスシーンを再現してみせるなど、サプライズ演出の数々も印象的だった。受賞者やプレゼンターから発せられるその時代を反映したスピーチも見逃せない。プレゼンターとして登場した女優のミラ・クニス(ウクライナ出身)は“紛争”としてロシアによるウクライナ侵攻に言及。世界に対してウクライナ支援を呼び掛けたほか、この侵攻による犠牲者に対して黙祷が捧げられた。また、『タミー・フェイの瞳』で主演女優賞を初受賞したジェシカ・チャステインは、暴力や分断、差別、偏見、そして高い自殺率に言及、「絶望や孤独を味わっているすべての人へ、誰もが唯一無二であり、無条件に愛される存在であることを知ってほしい」とメッセージを送り、会場からは拍手が送られた。時代を反映しながら、数々のドラマを生みだす「アカデミー賞授賞式」に際し、16回目の案内役となるカビラさんも「前回はCODA、聾者ファミリーの夢追い物語から喪失と向き会う密なロードムービーDrive My Carが代表する多様性讃歌のアカデミー賞でした」とふり返り、「さらに濃密なストーリーのある今回のアカデミー賞。さあ、フルフォーマットのオスカーです。賞の行方、そして、ここでしかみられない演出とパフォーマンスにもご期待ください」とコメント。一昨年、昨年に引き続いて案内役となった宇垣さんは、「映画が現実世界の一歩先を描き、こんな世界にしたいんだ!と皆に訴えかけるものであるとしたら、アカデミー賞はそんなクリエイターたちのあげる声を肯定し、背中を押してくれる場所。疫病や戦争、未だ混沌とする現状を前に、どんな新しく優しく明るい未来を見せてくれるのか、今からワクワクが止まりません」と期待をコメントしている。「第95回アカデミー賞授賞式」は現地時間3月12日(日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される。「生中継!第95回アカデミー賞授賞式」は日本時間2023年3月13日(月)、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)
2022年12月26日第47回報知映画賞の表彰式が22日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。映画『流浪の月』で助演男優賞を受賞した横浜流星。会場には来られなかったもののVTRメッセージを寄せ「悩みもがきながらも監督を信じて必死に生きようとして来ました。監督、広瀬(すず)さん、松坂(桃李)さん、そしてその他のキャストの皆様、スタッフの皆様がいたから、人間らしくもがいている亮が出来上がったと思います。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を伝える。さらに「これからも『流浪の月』で得たものを次の作品、次の作品に活かして、ひとつひとつ積み重ねて皆さんに心に響く作品をお届けできるよう精進します」と意気込んだ。李相日監督は「横浜くん、ゆくゆくはトム・クルーズのように……はならないと思いますけれど、ストイックさは引けをとっていない」と表す。「横浜くんは空手をずっとやっておりまして、極めて厳しいストイックな性格。今回演じた亮という男は強くあらねばならないという生き方をしてきたと思うんですけど、女性に暴力をふるってしまうような非常に繊細で心の弱い男の内面なので、自分と違う生き方をしてきた男をどう掴むか、撮影中も撮影以外も常に悩んでストイックに探している姿が印象的でした」と振り返る。さらに李監督は横浜に対し「努力の賜物であると思うんですけど、戦友である広瀬すずとの関わりが非常に大きかったと思いますし、我々スタッフも全員で彼を支えて来た成果として受け止めて、非常に嬉しく思っております」と祝福。「賞をいただくということは、非常にこの先厳しく、なかなか褒めてもらえないゾーンに入ると思うので、より高みに向かってストイックに続けてくれる姿を見守っていきたいと思います」とエールを送った。○第47回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『ある男』石川慶監督作品賞・海外部門:『トップガンマーヴェリック』東宝東和 代表取締役社長 山崎敏アニメ作品賞:『劇場版四畳半タイムマシンブルース』夏目真悟監督主演男優賞:福山雅治『沈黙のパレード』主演女優賞:有村架純『前科者』助演男優賞:横浜流星 『流浪の月』助演女優賞:尾野真千子 『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカンSABAKAN』監督賞:片山慎三『さがす』新人賞:嵐莉菜 『マイスモールランド』新人賞:白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』
2022年12月22日企画上映「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」が2023年1月4日(水)から2月5日(日)まで、東京・国立映画アーカイブ 小ホールにて開催される。その後、福岡、京都を巡回する。アカデミー・フィルム・アーカイブのコレクション&復元映画を紹介する上映イベント企画上映「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」は、35本(23プログラム)の上映を通して、アカデミー賞で有名な米国映画芸術科学アカデミーの映画保存機関のアカデミー・フィルム・アーカイブのコレクションや、近年の復元成果などを紹介する上映イベント。アカデミー賞受賞作はもちろん、同館が復元した日本未公開のアメリカのインディペンデント映画や、鑑賞機会の希少なキューバ映画やインド映画も上映される。また、アカデミー・フィルム・アーカイブでは、様々なカルチャーを背景にもつ映画作品の保存・復元を手掛けていることから、レズビアンの映画作家として実験映画やドキュメンタリーを多く監督したバーバラ・ハマーの初期作品集や、アンディ・ウォーホルのミューズとして紹介されてきたトランスジェンダー女性のホリー・ウッドローン主演『きゅうり畑のかかし』などの作品も公開する。アカデミー・フィルム・アーカイブが保存するアカデミー受賞作を上映過去のアカデミー受賞作を観れるのも本特集のポイント。ヴィンセント・ミネリ監督による、パリのロケ撮影や豪華なセットが美しいアカデミー賞9部門受賞のミュージカル映画『恋の手ほどき』、ろうそくの火だけで撮影したシーンなどフィルムの質感を存分に楽しめるスタンリー・キューブリック監督作の『バリー・リンドン』などの名作を、アカデミー・フィルム・アーカイブが近年作製した35mmフィルムで鑑賞できる。日本関連作品もさらに、アカデミー賞短篇ドキュメンタリー映画賞受賞『ザ・パーソナルズ 黄昏のロマンス』や、短篇アニメーション映画賞受賞『つみきのいえ』など日本人監督の受賞作品も登場する。【詳細】企画上映「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」開催期間:2023年1月4日(水)~2月5日(日)会期中の休館日:月曜日会場:国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)住所:東京都中央区京橋3-7-6■チケット情報発売日:2022年12月27日(火)以降、翌週(火~日)上映回の電子チケットを公式サイトより公式チケットサイトにて各回の開映15分前までオンライン販売。※1月10日(火)~15日(日)上映回は12月27日(火)にチケットを発売。12月27日(火)に1月4日(水)~15日(日)の2週間分のチケットを一斉発売。料金:一般 1,000円、高校・大学生・65歳以上 700円、小・中学生・障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児 500円■トークイベント・『日本の映画作り』(1935年)/『AFA所蔵ホームムービー集』対象回:1/28(土)16:00の回、2/2(木)15:00の回登壇者:ジョセフ・リンドナー氏(アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画部長)・『きゅうり畑のかかし』(1972年)対象回:2/4(土)16:00の回登壇者:ハンク・アルパート氏(本作プロデューサー)・《バーバラ・ハマー初期作品集》対象回:1/7(土)16:00の回登壇者:菅野優香氏(同志社大学大学院准教授)※トークイベントのみの参加は不可。■巡回情報・福岡会期:2023年2月1日(水)~26日(日)会場:福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ住所:福岡市早良区百道浜3-7-1・京都会期:2023年2月18日(土)~3月1日(水)会場:京都文化博物館フィルムシアター住所:京都府京都市中京区三条高倉※上映作品などの詳細は、各館のホームページにて後日発表。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年12月15日第80回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、日本のアニメ『犬王』(湯浅政明監督)がアニメ映画賞にノミネートされた。作品賞(ドラマ部門)に、ジェームズ・キャメロン監督の渾身作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』や大ヒット作『トップガン マーヴェリック』といったエンターテイメント超大作がノミネート。キャメロン監督は監督賞にもノミネートされたが、同賞には女性監督のノミネートはなかった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最多は『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー監督の最新作『イニシェリン島の精霊』が8部門で、A24作品の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が6部門で続いた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』非英語映画賞には、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した韓国パク・チャヌク監督の『別れる決心』や、『バーフバリ』S・S・ラージャマウリ監督による『RRR』も選出された。『別れる決心』受賞者・受賞作品は2023年1月10日に開催される授賞式にて発表。昨年は、主催する「ハリウッド外国プレス協会」ことHFPA(=Hollywood Foreign Press Association)の人種差別や特権体質が問題視され、トム・クルーズら俳優やAmazon、Netflix、ワーナー・メディアがボイコットを表明。授賞式は無観客開催で米NBCがテレビ中継を取りやめたが、今回は同局にて授賞式の放送が決定している。※主なノミネートは以下のとおり【映画部門】作品賞(ドラマ部門)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『エルヴィス』『フェイブルマンズ』『TÁR』『トップガン マーヴェリック』作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『バビロン』『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』『逆転のトライアングル』監督賞ジェームズ・キャメロン『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』バズ・ラーマン『エルヴィス』マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』脚本賞『TÁR』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『イニシェリン島の精霊』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』『フェイブルマンズ』主演男優賞(ドラマ部門)オースティン・バトラー 『エルヴィス』ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』ヒュー・ジャックマン 『The Son/息子』ビル・ナイ 『生きる LIVING』ジェレミー・ポープ『The Inspection』(原題)主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット『TÁR』オリヴィア・コールマン 『エンパイア・オブ・ライト』ヴィオラ・デイヴィス『The Woman King』(原題)アナ・デ・アルマス 『ブロンド』ミシェル・ウィリアムズ 『フェイブルマンズ』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)レスリー・マンヴィル 『ミセス・ハリス、パリへ行く』マーゴット・ロビー 『バビロン』アニャ・テイラー=ジョイ 『ザ・メニュー』エマ・トンプソン『Good Luck to You, Leo Grande』(原題)ミシェル・ヨー 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ディエゴ・カルバ『バビロン』ダニエル・クレイグ 『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』アダム・ドライバー『ホワイト・ノイズ』コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』レイフ・ファインズ 『ザ・メニュー』助演男優賞ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』ブラッド・ピット『バビロン』キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』エディ・レッドメイン『グッド・ナース』助演女優賞アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』ジェイミー・リー・カーティス 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ドリー・デ・レオン『逆転のトライアングル』キャリー・マリガン『SHE SAID/シー・セッドその名を暴け』アニメ映画賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『犬王』『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)『長ぐつをはいたネコと9つの命』『私ときどきレッサーパンダ』非英語映画賞『西部戦線異状なし』(ドイツ)『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)『CLOSE/クロース』(ベルギー・フランス・オランダ)『別れる決心』(韓国)『RRR』(インド)主題歌賞「Carolina」『ザリガニの鳴くところ』「Ciao Papa」『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』「Hold My Hand」『トップガン マーヴェリック』「Lift Me Up」『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』「Naatu Naatu」『RRR』【テレビ部門】作品賞(ミュージカル・コメディ部門)「アボット エレメンタリー」「一流シェフのファミリーレストラン」「Hacks」(原題)「マーダーズ・イン・ビルディング」「ウェンズデー」作品賞(ドラマ部門)「ベター・コール・ソウル」「ザ・クラウン」「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」「オザークヘようこそ」「セヴェランス」主演男優賞(ドラマ部門)ジェフ・ブリッジス「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」ケヴィン・コスナー「イエローストーン」ディエゴ・ルナ「キャシアン・アンドー」ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」アダム・スコット「セヴェランス」主演女優賞(ドラマ部門)エマ・ダーシー「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」ローラ・リニー「オザークヘようこそ」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」ヒラリー・スワンク「アラスカ・デイリー」ゼンデイヤ「EUPHORIA/ユーフォリア」主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ドナルド・グローヴァー「アトランタ」ビル・ヘイダー「バリー」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」ケイリー・クオコ「フライト・アテンダント」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・イン・ビルディング」ジェナ・オルテガ「ウェンズデー」ジーン・スマート「Hacks」(原題)助演男優賞ジョン・リスゴー「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」ジョナサン・プライス「ザ・クラウン」ジョン・タトゥーロ「セヴェランス」テイラー・ジェームズ・ウィリアムズ「アボット エレメンタリー」ヘンリー・ウィンクラー「バリー」助演女優賞エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」ハンナ・アインビンデル「Hacks」(原題)ジュリア・ガーナー「オザークヘようこそ」ジャネール・ジェームズ「アボット エレメンタリー」シェリル・リー・ラルフ「アボット エレメンタリー」作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)「ブラック・バード」「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」「パム&トミー」「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)タロン・エジャトン「ブラック・バード」コリン・ファース「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」アンドリュー・ガーフィールド「アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実」エヴァン・ピータース「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」セバスチャン・スタン「パム&トミー」主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)ジェシカ・チャステイン「George & Tammy」(原題)ジュリア・ガーナー「令嬢アンナの真実」リリー・ジェームズ「パム&トミー」ジュリア・ロバーツ「ガスリッド 陰謀と真実」アマンダ・セイフライド「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partnersエルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedアバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.RRR 2022年10月21日より全国にて公開警官の血 2022年10月28日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEEYANG FILM. All Rights Reserved.イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.バビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
2022年12月13日第95回アカデミー賞の長編アニメ映画賞の選考対象となる作品が発表された。『私ときどきレッサーパンダ』『バッドガイズ』『長ぐつをはいたネコ:ザ・ラスト・ウィッシュ』『バズ・ライトイヤー』『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『DCがんばれ!スーパーペット』『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』『ミニオンズ フィーバー』『ジェイコブと海の怪物』など今年話題になった作品がずらり。日本作品は石田祐康監督の『雨を告げる漂流団地』、湯浅政明監督の『犬王』、いしづかあつこ監督の『グッバイ、ドン・グリーズ!』がエントリー。全27作品から、アカデミー会員の投票により5作品に絞られる。国際長編映画賞の各国の代表作品も発表された。国際長編映画の定義は、「アメリカ国外で製作された上映時間が40分以上、セリフの50%以上が英語以外の言語である映画」。日本代表は、9月に決定していた早川千絵監督の『PLAN 75』。15作品のショートリスト(ノミネート前の候補リスト)は今月21日に発表される。最終的なノミネーションは2023年1月24日に発表。第95回アカデミー賞は同年3月12日に開催される。(賀来比呂美)■関連作品:犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partnersグッバイ、ドン・グリーズ! 2022年2月18日より全国にて公開©Goodbye,DonGlees Partners雨を告げる漂流団地 2022年9月16日よりNetflixにて全世界独占配信&日本全国にて公開©コロリド・ツインエンジンパートナーズ
2022年12月07日映画賞レースのトップを飾る第47回報知映画賞の各賞が発表され、『沈黙のパレード』で難解な事件を解決する天才的物理学者を演じた福山雅治が主演男優賞を初受賞、主演女優賞は『前科者』の演技が評価された有村架純が初受賞。作品賞・邦画部門は石川慶監督、妻夫木聡主演の『ある男』が受賞した。主演女優賞:『前科者』有村架純報知映画賞はスポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として、1976年に誕生。読者参加型の映画賞が大きな特色であり、各映画賞や映画祭の先陣を切って発表されるため、その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めている。助演男優賞:横浜流星「流浪の月」なお、作品賞(海外)は130億円超えのメガヒットとなった『トップガン マーヴェリック』が受賞した。第47回報知映画賞各賞作品賞・邦画『ある男』監督賞片山慎三『さがす』主演男優賞福山雅治『沈黙のパレード』主演女優賞有村架純『前科者』助演男優賞横浜流星『流浪の月』助演女優賞尾野真千子『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカン SABAKAN』新人賞嵐莉菜『マイスモールランド』/白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』作品賞・海外『トップガン マーヴェリック』アニメ作品賞『劇場版 四畳半タイムマシンブルース』(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.20歳のソウル 2022年5月27日より全国にて公開©2022「20歳のソウル」製作委員会前科者 2022年1月28日公開© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会沈黙のパレード 2022年9月16日より全国にて公開©2022「沈黙のパレード」製作委員会ある男 2022年11月18日より全国にて公開©2022「ある男」製作委員会さがす 2022年1月21日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022『さがす』製作委員会マイスモールランド 2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開予定©2022「マイスモールランド」製作委員会サバカン SABAKAN 2022年8月19日より全国にて公開©2022「SABAKAN」Film Partners四畳半タイムマシンブルース 2022年9月30日より全国にて3週間限定公開©2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会ぜんぶ、ボクのせい 2022年8月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2022『ぜんぶ、ボクのせい』製作委員会千夜、一夜 2022年10月7日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C)2022 映画『千夜、一夜』製作委員会
2022年11月30日ジミー・キンメルが、2023年3月12日に開催される第95回アカデミー賞授賞式のホストに決定した。ジミーは2017年、2018年でもホストを務めており、今回は3度目の抜擢となる。(初めてホストを務めた2017年の授賞式は、作品賞の発表ミスという珍事件が勃発し、強い印象を残した)。授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーのツイッターアカウントは、ジミーのホスト就任を発表するとともに「おかえりなさい!」と声を掛けている。ジミーは「オスカーのホストに3回も招いてもらえるなんて、素晴らしい栄誉であるか罠であるかのどちらかです。いずれにしても、みんなが『ノー』と言った後でアカデミーがこんなに早く私にオファーをしてくれ、感謝しています」とジョークを交えた喜びのコメントを寄せている。ABCエンターテイメントの社長クレイグ・アーウィックは、「ジミーを再びオスカーのホストに迎えるという夢が叶いました。毎晩、彼の番組を観ていてわかるように、ジミーはハートとユーモアでどんなことにも対応ができます。オスカーを特徴づける笑いとお祝いの瞬間を届けてくれるでしょう」とジミーに太鼓判を押す。(賀来比呂美)
2022年11月08日スイスの時計ブランド『ロンジン』は、ロンジン アンバサダー・オブ・エレガンスとして、アカデミー賞受賞俳優のジェニファー・ローレンスを新たに迎えます。驚くほど幅広い役柄を演じることで非常に高い評価を得ていますが、何事に対しても新鮮な視点をもたらす彼女のその視点には、自身の確固たる信念が反映されています。大胆で自信にあふれたジェニファーはロンジン ファミリーにとって理想的な新メンバーとなります。ジェニファー・ローレンスは、世界で最も心を捉える女優のひとりです。2012年公開の「ハンガー・ゲーム」での10代の主人公「カットニス・エヴァディーン」役により、彼女は世界的スターとしての地位を確立し、その後、アカデミー賞受賞とさらに3回のノミネーション、英国アカデミー賞、2回の全米映画俳優組合賞、3回のゴールデングローブ賞を獲得する一連の作品を築き上げました。Time Magazineの「世界で最も影響力のある人々」のリストにも名を連ねました。ロンジンCEOであるマティアス・ブレシャンは、彼女がロンジンのAmbassadors of Elegance (エレガンスのアンバサダー)としてメンバーに加わることを非常に喜び、次のようにコメントしています。「ジェニファーは、リアリティと本質を持ってすべての役を演じる能力に長け、スクリーンの外では自然で共感できるエレガンスへと変わります。彼女は、あらゆる年齢層の女性にインスピレーションを与えることができ、彼女をロンジンファミリーに迎えられたことを非常に嬉しく、誇りに思います。」ジェニファー・ローレンスもまたロンジンとのパートナーシップを好感し次のようにコメントしました。「ロンジンは、イノベーション(革新)という資産と歴史上の最も素晴らしいパイオニアたちの信頼に底支えされています。ロンジンファミリーに加わることに非常に嬉しく思っており、今後のパートナーシップを楽しみにしています!」映画「ハンガー・ゲーム」、そして「世界にひとつのプレイブック」や「アメリカン・ハッスル」のような現代の名作における演技によって名声を手にしたジェニファー・ローレンスは映画スター以上の存在です。自身の最新作「Causeway」も手掛ける制作会社「Excellent Cadaver」を2018年に設立し、私生活では、ジェニファー・ローレンスは男女平等を熱心に訴え、強力な腐敗防止法の設定を目指し、全米で展開する無党派組織「Represent.us」の役員です。ローレンスは次のように続けます。「ロンジンは、昔からタイムレス エレガンスの代名詞であり、私にとっては、それは静かな強さに優雅さと自信を意味するものです。また、ケンタッキー州の出身であることもあり、ロンジンにはいつもダービー競技や伝統そのものを想起します。」ジェニファー・ローレンスは、エレガンスにおける彼女独自の解釈、共感と思いやり、そしてスクリーンの中でも外でも、どんな役柄をも新鮮なほどの率直さと信頼性をもって演じるスキルと共に、ロンジンの「エレガンス」を体現するアンバサダーとして、多彩なインスピレーションを放ちます。ロンジンは、この素晴らしいアンバサダーをファミリーに迎えられることを光栄に思います。■ロンジンについて1832年創業のスイスの時計ブランド。190年にわたる長い歴史の中で数々の画期的なタイムピースを発表し、時計史に名を刻んできました。その革新性や信頼性から、歴史的な著名人との繋がりも深く、オードリー・ヘップバーンが広告モデルを務めたほか、かのアルバート・アインシュタインや西郷隆盛もロンジンの時計を愛用したことでも知られています。スイス時計の輸出額の上位ブランドに名を連ね、現在約150か国でビジネスを展開。「翼のついた砂時計」で知られるブランドロゴは、世界知的所有権機関に登録されている最も古いロゴとしても知られています。<LONGINES公式サイト URL>
2022年11月05日認定NPO法⼈トリトン・アーツ・ネットワーク/第⼀⽣命ホール主催、〈クァルテット・ウィークエンド〉#156『ウェールズ弦楽四重奏団~アカデミー生とともに』が2022年11月19日(土)に第一生命ホール(東京都中央区晴海1-8-9晴海アイランド トリトンスクエア)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)、主催者チケットデスクほかにて発売中です。カンフェティにて9⽉20⽇(⽕)11:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 室内楽を演奏するにあたって重要なアンサンブル能力を高めるウェールズ・アカデミー開催。アカデミーを通じて弦楽四重奏をはじめとする室内楽を演奏するにあたって重要なアンサンブル能力を、ウェールズ弦楽四重奏団のメンバーと一緒に高め、第一生命ホールの舞台で共演します。<曲目>・モーツァルト:弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K516﨑谷直人/東 亮汰(ヴァイオリン)谷村香衣/木田奏帆(ヴィオラ)山梨浩子(チェロ)・ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章﨑谷直人/三原久遠(ヴァイオリン)横溝耕一(ヴィオラ)富岡廉太郎(チェロ)・シューマン:弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.41-2菊川穂乃佳/清水里彩子(ヴァイオリン)田口夕莉(ヴィオラ)田上史奈(チェロ)・R. シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」 Op.85より序曲(弦楽六重奏)菊川穂乃佳/清水里彩子(ヴァイオリン)田口夕莉/横溝耕一(ヴィオラ)田上史奈/富岡廉太郎(チェロ)・ブラームス:弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op.36吉江美桜/東條太河(ヴァイオリン)山本 周/横溝耕一(ヴィオラ)矢部優典/富岡廉太郎(チェロ)プロフィールウェールズ弦楽四重奏団 Verus String Quartetウェールズ弦楽四重奏団﨑谷直人(ヴァイオリン) Sakiya Naoto, violin三原久遠(ヴァイオリン) Mihara Hisao, violin横溝耕一(ヴィオラ) Yokomizo Koichi, viola富岡廉太郎(チェロ) Tomioka Rentaro, cello桐朋学園の学生により2006年に結成。2008年、ARDミュンヘン国際音楽コンクールにて第3位。2009年、王子ホールにて正式なデビュー公演を行う。京都・青山音楽賞を受賞。2011年、バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて“エクゼコー”賞を受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位に入賞。2012年、バーゼル音楽院を修了し、2013年より日本を拠点に活動。2014年からはレジデント・アーティストとしてHakuju Hallで全3回のシリーズを担当。16年には神奈川フィルとの共演でコンチェルト・デビューを果たし、17年は名古屋フィル定期演奏会にソリストとして出演した。これまでにボザール・トリオの創設者メナヘム・プレスラーをはじめ、小林道夫、リチャード・ストルツマン、ポール・メイエ、アレクサンダー・ロマノフスキー等と共演。第一生命ホールでは2016~18年シューベルト後期シリーズ、2019年~22年ベートーヴェン全曲演奏会、2022年よりウェールズ・アカデミーを開始。 ウェールズ・アカデミー生2006年に結成、ミュンヘンARD国際音楽コンクール入賞後、スイス・バーゼル音楽院で研鑽を積んだウェールズ弦楽四重奏団が、次世代に自らの経験を伝えたいとスタートするウェールズ・アカデミー。アカデミーを通じて弦楽四重奏をはじめとする室内楽を演奏するにあたって重要なアンサンブル能力を、ウェールズ弦楽四重奏団のメンバーと一緒に高めます。受講生は、すでに演奏家として活動をしている、もしくは将来プロの演奏家を目指している16歳~35歳のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ奏者を公募。オーディションを経て、厳正なる審査のもと決定。すでに演奏家として活躍・注目されている若手奏者たちが揃い、ウェールズ・メンバーと共にアカデミーを経て共演します。公演概要〈クァルテット・ウィークエンド〉#156『ウェールズ弦楽四重奏団~アカデミー生とともに』公演日時:2022年11月19日 (土)13:20 開場/14:00 開演会場:第一生命ホール(東京都中央区晴海1-8-9晴海アイランド トリトンスクエア)■出演者【ウェールズ弦楽四重奏団】[﨑谷直人/三原久遠(ヴァイオリン)横溝耕一(ヴィオラ)富岡廉太郎(チェロ)]<ウェールズ・アカデミー生>東 亮汰(ヴァイオリン)木田奏帆/谷村香衣(ヴィオラ)山梨浩子(チェロ)【クァルテット・アベリア】[菊川穂乃佳/清水里彩子(ヴァイオリン)田口夕莉(ヴィオラ)田上史奈(チェロ)]【レグルス・クァルテット】[吉江美桜/東條太河(ヴァイオリン) 山本 周(ヴィオラ) 矢部優典(チェロ)]■チケット料金一般:4,000円シニア(60歳以上):3,500円U25(25歳以下):1,500円(全席指定・税込)■3公演セット券一般:11,100円※セット券は、トリトンアーツ・チケットデスクのみで取り扱い主催:認定NPO法⼈トリトン・アーツ・ネットワーク/第⼀⽣命ホール協賛:三菱地所株式会社助成:公財花王芸術・科学財団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月29日積水ハウス株式会社は、本日発表の「第16回キッズデザイン賞」においてキッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。キッズデザイン賞は、キッズデザイン協議会(本部:東京都港区虎ノ門)主催の子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。キッズデザイン賞受賞作品214点の中から、優秀作品へノミネートされた36作品が最優秀賞、優秀賞、奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)、特別賞として選出されます。キッズ・ファースト企業である積水ハウスは、第1回キッズデザイン賞から16年連続、累計107作品を受賞しています。キッズデザインマーク▼奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞「エルミタージュクール」受賞部門:子どもたちを産み育てやすいデザイン部門 個人・家庭部門エルミタージュクール説明:子育て世代の「もしこんな住まいがあったら・・・」を叶える賃貸住宅です。乳児期~児童期の子を持つ世帯に特化した間取りのほか、安心して子どもを遊ばせることができる中庭、親同士で子どもの預かり合い等を想定したキッズラウンジ、子どもの学びを手助けするterakoya(寺子屋)など、子育てを支援する要素を多数備えています。(受賞理由)「子育て世帯ならではのニーズ、例えば見守りをしながら家事のしやすい動線、外遊びを自由にさせられるような中庭、一時預かりに使えるような空間や遊び場などを備えた賃貸住宅であり、子育てに特化した思い切った空間提案として高く評価した。賃貸住宅の共用部でここまでの設備と取組は貴重であり、ニーズも高いだろう。」エルミタージュクール 外観エルミタージュクール 中庭積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、今後も人生100年時代における「幸せ住まい」を追求し続けてまいります。エルミタージュクール 公式サイト: キッズデザイン賞 公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月22日『ノマドランド』でアカデミー賞の作品賞、監督賞、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)を獲得したクロエ・ジャオが、テレビ界へ進出する。『ノマドランド』を配給したサーチライト・ピクチャーズが立ち上げた新部門サーチライト・テレビジョンと、複数年にわたるファースト・ルック契約を締結したという。サーチライト・ピクチャーズの共同社長デヴィッド・グリーンバウム&マシュー・グリーン・フィールドは、「クロエは先見の明のある映画監督で、『ノマドランド』が完成した瞬間から私たちはまたコラボするための新しい方法を探していました。私たちはクロエのストーリーテリングに対する情熱の広がりに感動しました。また、クロエと腕を組み、パーソナルでパワフルかつ不朽の物語をサポートする機会を広げることができて、この上なくうれしく思います」と声明を発表。サーチライト・ピクチャーズはディズニー傘下であり、ジャオ監督はディズニーが配給した『エターナルズ』のメガホンを取ったというつながりもあることから、ファンは「ジャオ監督は本当にディズニーのお気に入りだ」「『エターナルズ』続編も期待していいんだよね?」といった声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2022年09月21日主演に倍賞千恵子、共演に磯村勇斗、河合優実らを迎え、早川千絵監督が第75回カンヌ国際映画祭・カメラドール特別表彰を授与された映画『PLAN 75』が、第95回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に決定。日本映画製作者連盟からの発表を受け、早川監督から喜びのコメントが到着した。本作は、近い将来の架空の日本を舞台に、超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン75>が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。主人公の角谷ミチを演じる倍賞さんをはじめ、磯村さん、河合さん、さらにたかお鷹やステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが顔を揃えた。脚本・監督は、本作が長編初監督作品で、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門への正式出品、カメラドール特別表彰授与という快挙を成し遂げた早川監督。「『PLAN 75』という映画はどんどん一人歩きしていくなあと、不思議な気持ちでいます。もはや自分が監督した映画だという気がしないくらい、見てくださった方の映画になっていると感じています。このような評価をいただき光栄です」と喜びの声を寄せた。公開週にはメイン館の新宿ピカデリーの週末動員数で『トップガン マーヴェリック』の動員を抑え、1位を記録。シネスイッチ銀座では、金曜日の初回からチケットを求めて観客が長蛇の列をなし、土日も満席の回が続出した。6月17日(金)から8月11日(水)までの56日間で興行収入3億円を突破。公開から2か月経った現在もロングラン上映中を続けている。また、9月8~18日に開催される第47回トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門や国際映画祭へ出品が相次ぎ、現在、フランス、シンガポール、タイ、台湾など30か国以上の国と地域で配給が決定。世界中から大きな注目を集めている。今後、アカデミー賞国際長編映画賞部門は各国の代表作品から候補作が絞られ、2023年3月の授賞式にて受賞作品が決定する。『PLAN 75』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PLAN75 2022年6月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fusee
2022年09月03日近年、映画賞の演技部門において、「男優賞」「女優賞」と性別で分けることをやめ、「ジェンダー・ニュートラル」(性的に中立)な形を取る動きが加速している。すでにジェンダー・ニュートラル化を行ったベルリン国際映画祭、今年開催の授賞式から実施するゴッサム賞などに続き、インディペンデント・スピリット賞も演技部門の性別区分けの廃止を表明。主催者のフィルム・インディペンデントが公式ホームページにて発表した。同団体のトップのジョシュ・ウェルシュは、「私たちは、性別に関わらず素晴らしい演技を称えるため、すでに動き出している映画祭や映画賞に加わることに喜びを感じています。また、男性か女性かの選択を強制することなく、ノンバイナリーの俳優たちをスピリット賞に迎えられることもうれしく思います」とコメント。また、インディペンデント・スピリット賞はこれまで製作費が2250万ドルまでの作品を対象としていたが、昨今の物価・製作費高騰により、製作費3000万ドルまでに引き上げられた。「新しい上限を設けたことで、これまでと同じように幅広い作品を称えることができます」としている。インディペンデント・スピリット賞授賞式は2023年3月4日に開催される。(賀来比呂美)
2022年08月24日オスカー、英国アカデミー賞、日本アカデミー賞など、国内外で数えきれないほどの賞を受賞し高い評価を受けている濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が、2022年の国際映画批評家連盟賞グランプリを受賞した。『ドライブ・マイ・カー』は、国際映画批評家連盟(FIPRESCI)の会員による2022年の最優秀作品としてグランプリに輝いた。最終候補には同作のほか、『リコリス・ピザ』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(ジェーン・カンピオン監督)、『Triangle of Sadness』(リューベン・オストルンド監督)、『わたしは最悪。』(ヨアキム・トリアー監督)が挙がっていた。同賞は1999年に設立。これまでペドロ・アルモドバル監督(『オール・アバウト・マイ・マザー』)、ジャン=リュック・ゴダール監督(『アワーミュージック』)、ロマン・ポランスキー監督(『ゴーストライター』)、アルフォンソ・キュアロン監督(『ROMA/ローマ』)といった偉大な監督たちが受賞。今年の最終候補に挙がっていたポール・トーマス・アンダーソン監督は、『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ファントム・スレッド』で3回受賞を果たしている常連である。昨年は、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督が選ばれた。(賀来比呂美)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年08月23日株式会社カラダビューティーは、性別・年齢に関係なく、誰でも「癒し」「美」「健康」を学べるタッチングセラピスト育成アカデミー「カラダビューティーアカデミー」を2022年8月22日(月)に大阪市中央区で開校します。当アカデミーは、男性もアロマセラピーを学べる日本で数少ないアカデミーで、現役男性セラピスト・エステティシャンが講師陣となっています。家族やパートナーを癒すためにアロマセラピーを学びたい初心者から、プロ志望者、スキルアップしたい現役セラピストまで、幅広い客層を対象にしています。日本では珍しいメンズセラピスト男性のアロマセラピスト(メンズセラピスト)は世界で多く存在していますが、日本では珍しく、且つ怪しいイメージが付いてしまっています。2009年、当社代表の広瀬は、自身の肌トラブルが治らないこともあり、エステティシャンを目指すことを決意します。しかし、当時は男性のエスティシャンは稀で、男性が学ばせてもらえる専門学校もなく、ようやく入った一般的な学校では周りから白い目で見られていました。それでも志を持ち続け、技術を習得し、広瀬が立ち上げたメンズセラピストスパ「カラダビューティー」は、2カ月予約が取れない人気サロンとなりました。男性の手で触れる「タッチング」は、手の大きさを活かしたダイナミックな施術が特徴です。女性の手とはまた違う、包み込まれるような安心感や、今までに経験したことのない斬新な体感が好評で、その認知度が高まりをみせ「教えてほしい」という希望者も増加傾向にあります。人に触れる「タッチング」は触れ合いのコミュニケーションで、幸せホルモンと言われる「オキシトシン」が分泌されます。「タッチング」を日常に取り入れることは、家族やパートナーの健康維持や幸せに役立ちます。当社では、この「タッチング」の素晴らしさを全国に広めたく、「カラダビューティーアカデミー」の設立を決定しました。当アカデミーの開校を皮切りに、メンズセラピストによる男性専用サロンを2022年9月頃にオープン予定、「タッチング」が学べるオンラインスクールを2022年末頃に開校予定です。■「カラダビューティーアカデミー」概要名称:カラダビューティーアカデミー開校日:2022年8月22日(月)所在地:大阪府大阪市中央区南船場4-11-23 マルエイビル5F対象者:性別、年齢問わずどなたでも可申し込み方法:公式サイトの申込フォームよりお申し込み(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年08月10日