幼いころ、冒険が大好きだった私。息子にも…私が子どものころの思い出で印象に残っている遊びは、友達と近所を探検したこと。秘密基地をつくるのに良さそうな場所を探したり、野良猫を追いかけて草むらに入って行ったり。たくさんの冒険はどれも心に残る経験です。Upload By shiori息子のカムにも、自由に探検してほしい。でも、一人で出かけさせるわけにはいかず、外出時には必ず保護者同伴が必要です。公園に連れて行った時などは、なるべくカムの行きたいところ、やりたいことを優先しているつもりですが…、普段のお散歩は、その日の天候や用事の有無によって、公園や郵便局など私が行き先を決めていました。そこで、お散歩の自由度を高めようと思い、行き先もカムの好きに決めてもらおうと思ったのです。さて、どうなったのでしょう?お散歩に行こう!どこに行きたい?Upload By shiori自宅を出て3秒。家の前をくるくる回りました。公園かな?コンビニかな?ドラッグストアかな?カムの好きなところをいろいろ想像したので拍子抜け!まさか自宅の前だとは!でもカムは本当にご機嫌で、楽しそう。うん。それならいいかな。お散歩に行こう!2回目の冒険は…まさかの行き先で!?Upload By shiori1回目が自宅前だったのに、2回目はまさかの駅!?ミステリーツアー状態です。カムは言葉を話すことができないため、この時、どこに行きたいのかがわかりませんでした。とりあえず隣駅までの切符を買い、改札を通りました。ところがカムはホームのポスターを鑑賞し、エスカレーターの上り下りを堪能。電車には乗らずに満足して帰ってきました。もっと近所だと思ったのに!?駅へのルートで焦った私この2回目のお散歩、実はちょっとした発見があったのです。それは、駅に着くまでの道中のこと…前回が家の前だったし、普段のお散歩も近くの公園やコンビニ、ドラッグストア、文房具屋さんなどの近所にお気に入りの場所があるカムのことだから、そんなに遠くには行かないだろうと思い込んでいた私。この時の私の持ち物は、ハンカチとちり紙、携帯とお金を少し、オムツの替えを一組。カムと一緒に走りやすいようにと、軽装で家を出たのです。ところが、カムが向かっているのは駅へのルートでした。過去に何度か駅に連れて行ったことがあったので、「これは駅に向かっているかもしれない」と、気づきました。もしかすると電車に乗るつもりかな?それなら障害者手帳と、カムの着替え、オムツの替えももっと必要だし、お金ももっとあった方がいい。今日の装備では心配だな。だけど、カムの行きたいところへ行こうという趣旨のお散歩だし…どうしたものか。駅までには大通りを渡らなきゃ。そうだ、カムに任せてみよう!Upload By shiori駅に行くには大きな通りを渡らなければいけません。普段のお散歩では渡ることのない車の交通量が多い、大きな通りです。カムに任せたらどうなるかな…。きっとこの通りが渡れなくて駅に行くのを諦めるかもしれないとも思いました。Upload By shioriさあ、大きな通りに行く手を阻まれました!「車が多くて危なくて渡れないよ〜!どうしようか?」と、少し大げさに困って見せてみました。カムはちょっと考えて、キョロキョロ…。そして、私を信号の所まで連れて行きました。この時点で私は、信号を渡ろうとしているカムに「すごいすごい!!」と内心大はしゃぎ。でも、「ここでどうすればいいの?」とあくまでしらばっくれてみました。するとカムは私の手を信号の押しボタンへ持って行きました。「このボタンを押して」というように、私の指をボタンに押し当てました。(カムは押す動作に力を入れられないみたいで、まだボタンを押せません)Upload By shioriボタンを押したのを確認したカムは、満足気に何かを待っている様子でした。何かを…。信号が青になりました。でもカムはどのタイミングで渡ればいいのかわからないようで、車が止まる様子を見てキョロキョロしていました。さすがに青で渡るというところまでは分からなかったか。信号を指差して、「青だよ。車止まったよ」と伝えたらカムはトコトコと歩き出しました。そして無事に駅に到着したのです。冒険で分かった、カムの成長。もっともっと出かけようね…!普段、私に連れられて歩いている時は完全にお任せコースのカム。信号も車も私の指示も見ていない様子でした。ですが、まだ完璧ではないけど、私が思っていたよりは交通ルールを理解している部分もあるということがわかり、本当にびっくりしました。自分がやりたいと思うことには積極的で、なんとか目標達成しようとするカム。このやる気をうまく活用して交通ルールをもう少し理解させることはできないだろうか。きっとできるはず!次回のお散歩は完璧な装備で出かけてみよう。そして、カムの「やりたい」から、また新たな発見や学びがあるかも。希望の見えた楽しいお散歩でした。やっぱり冒険っていいな!
2018年04月26日恐怖の新学期…この春、5年生になる息子のカム。「なるべく大きな変化は避けてほしい!」と学校にはお願いしていて、進級しても使用するロッカーの場所はいつも同じところ、息子のお気に入り絵本は必ず教室に完備されています。でも、教室や先生、クラスメイトが変わるのは避けられません。いつもと違う雰囲気の教室に連れてこられた息子はびっくりしてガチガチになってしまいます…。Upload By shiori心の支えをフル活用!息子はタオルやハンカチ、手袋や靴下、アクリルたわしなどの布や毛糸の小物をコレクションしています。ハンカチや靴下の刺繍やワッペン、様々な色の糸や毛糸で織り込まれた生地を見るのが大好きなのです。不安な時は、大好きな"おもちゃ"であるこれらを持って学校に向かうことで、少し気分が楽しくなるようです。教室に到着すれば、お気に入り絵本が待っているので、教室に行くまでの道のりの心の支えとして大好きなおもちゃを持っていきます。持っていくおもちゃは、毎朝その日の気分で息子が選んでいます。ハンカチやタオルはそのまま学校でも使えるので特に問題ないのですが、手袋や靴下は学校に到着後、息子が落ち着いたら回収しています。さて、問題なのは…。息子の大好きなおもちゃの中にトランクスがあります。トランクスを持って学校に行くのはちょっとなぁ…。息子本人は全く気にしていませんが…。んん〜…。そうだ!トランクスに見えなければいいんだ!息子はトランクスの柄が大好きなだけなので、トランクスに見えないように加工しちゃおう!Upload By shioriとりあえず適当に切って、縫って、なんだかわからない筒状のものができました。息子の宝物にハサミを入れるのは緊張しました。その心配に反して、一つの宝物(トランクス)が二つに増え、むしろ息子は大喜び。よかったよかった〜。散乱する宝物たちが悩ましい…さて、トランクス問題も解決し、次なる問題は溢れかえる宝物(布小物)たちをどうするか!いつもは毎朝、持っていくものを選ぶために、カゴいっぱいの宝物をばらまいて、その日の一枚を決定します。お気に入りを探すのにも時間かかるし、散らばったハンカチ類の後片付けも大変です。なんとかしたい!Upload By shiori散らからないまま見られるようにするには!?そこで、こんな対策をしてみました。Upload By shioriゴムを半分にして、適当に結び目をつけて、カゴに取り付ける。結び目と結び目の間、ゴムの輪っか部分に布小物たちを挟んでいきます。すると、なんと素晴らしい!カゴの中がスッキリしました!さらに、この収納法のメリットはこれ!Upload By shioriじゃーーーん!なんと、バラバラになることなく全ての布小物を見ることができるのです!しかもなんかパーティの飾りみたいで楽しげじゃないですか?さて、心の支えのおもちゃたちの整理整頓は完了!どんとこい新学期!雪が解け、真っ白の世界から草花の色あざやかな世界になり、暖かい空気にウキウキする春。せっかくの心地よい春を存分に楽しめますように。
2018年03月27日都内で人気の「PEARL LADY 茶BAR」のコンセプトショップが沖縄初上陸!2009年に第1号店を新宿東口店にオープンしたタピオカ専門店「PEARL LADY 茶BAR」。そのお店をコンセプトショップとした「茶時ーCHAdokiー」が2月23日、イオンモール沖縄ライカムにオープンします。抹茶、ほうじ茶を使ったラテはもちろん、茶BARで人気の定番タピオカドリンクや沖縄店限定の「茶フラッペ」などラインナップも豊富。もちもちとした食感が特徴のタピオカ粉に抹茶やほうじ茶を生地に練り込んだ、「和クレープ」など軽食感覚で食べられるメニューも用意されています。“飲む・かむ・楽しむお茶専門店”でホッと一息「茶時 ーCHAdokiー」で使うタピオカは自社の工場で生産したものを毎日店内仕込むため、いつでも新鮮なタピオカを美味しいお茶とともに味わうことができるでしょう。自社工場で作られるタピオカはもちもちの食感が違うので、食べ比べてみてください。風味豊かなストレートティーに、フラッペとたっぷりのフルーツをトッピングした沖縄店限定の「フルーツ茶フラッペ」。爽やかさで沖縄らしさを感じるこのメニューは、セイロン茶やローズヒップ茶などお茶の個性をフルーティーさと一緒に味わうことができます。カリウムやカルシウムなど、ミネラルを多く含むタピオカをバラエティ豊富なドリンクとともに楽しめる「茶時 ーCHAdokiー」は、那覇空港から車で40分のところにある沖縄イオンモール2Fにあります。2月23~25日の3日間はオープニングセールのため、すべてのドリンクメニューを50円。南国、沖縄らしいメニューが揃うお店で、お気に入りのタピオカドリンクを見つけてみてください。スポット情報スポット名:茶時 ーCHAdokiー住所:〒901-2300 沖縄県中頭郡北中城村アワセ土地区画整理事業区域内4街区 イオンモール沖縄ライカム 2F(ライカムフードガーデン)電話番号:098-988-5398
2018年02月24日2月11日から14日に開催された靴の総合見本市「ミカム(MICAM 85)」で、今回から新たに、期待の若手12ブランドを集めた「エマージングデザイナー(Emerging Designer)」ゾーンが設置された。選考にはシューズデザイナーのエルネスト・エスポジト (Ernesto Esposito)、アートディレクターのマルコ・ブラガ(Marco Braga)やファッションエディターのアレックス・ヴァカーニ(Alex Vaccani)などがあたり、その革新性、市場性、技術性など様々な角度から各々異質なブランドを基本と言うことを軸に選出されたという。アンダーカバー、A&Sとコラボを手掛けるアデューアデューとアンダーカバーのコラボレーションアデューとアーツ&サイエンスのコラボレーションパリをベースに活動するアデュー(ADIEU)は仏でハンドメイドのシューズメイキングを学んだベンジャミン・キャロン(Bemjamin Caron)と、アルベール・エルバスやギ・ラロッシュ、イヴ・サンローランなどで経験を積んだイザベル・ゲドン(Isabelle Guedon)が5年前にブランドをスタート。今年1月にピッティ・ウオモで発表されたアンダーカバー(UNDERCOVER)の2018-19年秋冬メンズコレクションショーで、今回出品されているコラボレーションモデルが登場した。彼らは以前から日本のアーツ&サイエンス(Arts & Science)とのコラボを行っており、アンダーカバーとはソニア・パークの紹介がきっかけだったと言う。「ベンジャミンと(高橋)盾は、音楽を始め興味のあるものや影響されたものがまったく同じ。同じ環境で育った双子みたいなの(笑)。だから作るものもすぐに理解し合えた。ピッティ・ウオモで発表されたアンダーカバーのショーには鳥肌が立つほど興奮した」とイザベルは話す。パリを拠点にしているが、現在、素材はフランスが中心ながら、生産はポルトガルで行っており、天然ゴムを使用したラバーソールのクリーパーズシューズがアイコンモデル。今シーズンはファブリックのチェック柄やラバーラップのスニーカーなど、レザー以外の素材のモデルが新たにラインアップされている。----パリからのニューカマー、ソロヴィエールとル・フロウ・パリソロヴィエール同様にパリで2014年6月にスタートしたソロヴィエール(SOLOVIERE)は日本のセレクトショップを中心に、メンズ、ウィメンズともに人気が拡大しているブランド。アレクシア・オーベールがデザインするトスカーナレザーを使ったイタリアンメイドのカーフスエードのフラットシューズは既に日本ではヒットアイテム。日本市場での成功はもとよりグローバルに拡大しつつあるブランド。既に人気のスニーカーに加え、2018-19年秋冬はハイキングシューズ、ウィメンズのプリンセスブーツ、サテンのリボンパンプスなどもラインアップ。カラーも豊富に展開されている。ル・フロウ・パリハンドペイントに見える詩的なパターンをスニーカーに描き出すル・フロウ・パリ(Le Flow Paris)は2016年にデビューしたブランドながら、ファーストコレクションの「Cold Wave」でジバンシィ(GIVENCHY)とのコラボをはじめ、既に複数のラグジュアリーブランドとの取り組みもスタートしている。デザイナーのリオネル・フロッキ(Lionel Le Floch)は正式に靴のデザインを学んだことはなく、自身のバスケットボールの経験とヒップホップとジャズ、アートからの影響を靴のデザインに反映させているというが、写真家のケヴィン・クーリオ(Kevin Couliau)と日本の画家、アキヒト・タクマの影響が大きい、と本人は話す。ハンドペイントに見えるソールのパターンはインジェクションで、伝統的なスニーカーのテクニックを現代に応用し、アスレジャーと欧米でブームの墨絵が合体した超軽量のアートソールは新しいシグニチャーとして注目されている。----NY発のアジアンデザイナーが巻き起こす新しい流れゼイニューヨーク同様に日本からの影響を話すのはNYをベースにブランドを展開するゼイニューヨーク(They New York)。NYでデザインとマーケティングを学んだアンジェラ&ジャック・リン兄妹(Angela and Jack Lin)のスニーカーはミニマムデザイン。その影響は「無印良品の原研哉と建築家の安藤忠雄」とジャックは話し、自社サイトは日本語でも表示される。「実家は30年以上続く台中にある靴工場で、100%日本のブランドのOEM。父も祖父も日本語を話し、横浜に住んでいたこともある。これまで自社ブランドは手掛けたことがなかったが、バウハウスや日本の近代グラフィックや建築をコンセプトデザインに自分たちの思いを表現することを考えた。生産はすべて台湾の家族の工場。靴のシルエット内に縫い目のない熟練した職人による製法が特徴」と話す。ジャック・リン(Jack Lin)また、ミニマルで未来的なデザインを特徴とするアブセンス(ABCENSE)もYoyo PanとJhuosan Wang男女二人の台湾人のデュオブランド。さらに、スニーカーブランド、iRiは韓国人デザイナーのジャネット・ヤン(Janet Yeung)とラティフ・ナワブ(Lagtif Nawab)の男女デュオブランドと、アジアのデザイナーたちが昔からの技法とハイテクをハイブリッドさせて生み出す靴は、新しいマーケットを生み出しつつある。いずれも自分たちのHPからのオンラインでの販売を中心に人気が広がり、日本からのオーダーも増えつつあるという。イリ(iRi)はジジ・ハディドやケラーニなどが履いていることで話題となり、NYをベースにネオプレーン素材を使ったグラフィカルなカラー、大胆なシャークソール、幾何学的なヒールとデザインの視認性が高いことも人気の理由だ。イリさらにオブジェ風のヒールが特徴のイスラエルのコービ・レヴィ(KOBI LEVI)、とフランスのドンドックス・パリ(DONDOKS PARIS)、イタリアのグッドバイブス(GOOD VIBES)とマダム・コセッテ(MADAME COSETTE)、英国のメラ・ヴォディアノーヴァ(MERAH VODIANOVA)、ベルギーのWHF(WEBERHODELFEDER:ウェーバーホーデルフェデラー)が選出され、イタリアだけはなくグローバルな視点で、未来に向けたシューズデザインに積極的にスペースを提供する新しいMICAMの姿勢を訴求した。----経産省のジャパンブースには6社が参加CUTE一方、日本のシューズメーカーはパビリオン7のコスモポリタンゾーンに経済産業省がJAPANブースを出展。今回、リーガル、ブーツを主力に展開する東京のブラザーブリッジ、2013年にスタートしたジェンダーレス、エイジレス、ボーダレスをコンセプトとする東京発信のブランドChaka、シューズのアッパーとソールをジッパーで着せ替えできるJohnny & Jessy、ひらがなの“にゅ”のロゴがアイコンのスニーカーを展開するサンガッチョ ジャパン、神戸長田の靴メーカータイムテーブルが海外に向けにスタートしたYale+No.88の6社が参加。フィレンツェで学んだ後、セミオーダー靴を手掛けるブランド「nabe」を手掛ける靴職人の渡辺ヒロシのデモンストレーションと、足のサイズを3D計測するスキャナーのCUTEがデモ機を展示した。渡辺ヒロシText: Tatsuya Noda
2018年02月20日毎年2回開催される国際的なシューズ見本市「ミカム(MICAM 85)」がイタリア・ミラノで2月11日から4日間開催された。ミラノ郊外の見本市会場、ローフィエラ・ミラノの7パビリオンを使用し、伊国内から761社、海外から603社の計1,364社のシューズ及びシューズ関連メーカーが出展。4日間で約4万5,000人のバイヤー、シューズ業界関係者が訪れた。コピー商品と偽装表示に頭を悩まされているイタリアのシューズ産業は“メイド・イン・イタリー”を積極的にPRするとともに、違法対策と消費者に向けて偽造品への意識拡大に向けて、会場内でも問題提起をするイベントや展示ブースを設置。イタリア国内だけで年間約60億ユーロ(*1ユーロ132円換算=7,920億円)、靴産業だけで約1,900~2,400万ユーロ(同約250億~320億円)のダメージを受けており、年々問題が深刻化していることから、今回の重要なテーマと位置付けられている。コンテンポラリーゾーンのプントピグロ(PUNTO PIGRO)やアレックス・バイ・マーキュリー(ALEX BY MERCURY)、ブッテロ(BUTTERO)などのブースには「Full Made in Italy」「100% MADE IN ITALY」と大きくブースに表記され、パビリオン1では本物とコピー商品のラベルや見分け方や、実物の比較などを展示するなど、“偽物対策”は各セクションで今回の展示の重要なテーマとされた。それは単に経済的な損失だけではなく、子供靴に代表される健康被害にまで言及しており、子供靴ブランドを集めたゾーンでは、“ムッシュ・プラント”の異名を持つクリストフ・グィネ(Christophe Guinet)のボタニカルシューズのデモンストレーションが行われるなど、「フェイクとリアル」のテーマに沿って様々なイベントが行われた。クリストフ・グィネの「Botanical Shoes」特に今回、目を引いたのは建築家フランチェスコ・パリアリッチョ(Francesco Pagliariccio )のデザインによるラグジュアリーゾーンのイベントゾーン、ファッションスクエアだ。天井一面に58m×16mの斜行した大型ミラーを設置。床面のハビエル・ヴァイロンラット(Javier Vallhonrat)が撮影した2018-19年秋冬シーズンの「VANITY」をテーマとした今回のキーヴィジュアルを映し出す巨大な“インスタ映え装置”は圧巻で、イタリアデザインらしい会場デザインで来場者を感嘆させた。さらに同スペースの周りには今シーズンより同展に復帰したチェーザレ・パチョッティ(CESARE PACIOTTI)、サルバトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)、モスキーノ(MOSCHINO)などが、オープンプレゼンテーションブースとして並び、ブースをクローズして新作商品を通路から見せない出展ブランドが多い中で、人の流れを集めた。同パビリオンの「MAN」スクエアでは巨大なシューズのオブジェのなかに靴磨きブースを設置。パビリオン4では今回新設された若手のシューズブランドを集めた「エマージング・デザイナーズ」ゾーン(別途記事掲載)に隣接させた「ファンスクエア」が人気。オキュラスリフトを使用したVR体験、ヘアスタイリングサービスなどを行い、バイヤーを集めていた。全体的に世界最大のシューズ見本市として、デジタル、アナログ、硬軟取り混ぜたコンテンツを実施しているのが印象的。来場者の広い年代層、グローバルな来場者に合わせて、初日には70年代にドナ・サマーをヒットさせ、ダフトパンクとの交流でリバイバルしているプロデューサー、ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)がゲストに招かれたDJパーティーが開催されるなど、エンターテイメント性を備えたサロン提案に意欲的だ。ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)またSNSで話題を集めるミラノ育ちの中国人スシアーティスト、ユジャ・フー(Yujia-Hu)による「シューシ(shoe+寿司)」(正確には「オニギリアート」という名称)が、前回に引き続き今回もゲストとしてライブで靴寿司を披露。ミラノの日本食寿司レストランSAKANAで働くヤングアジアンが作るモスキーノやナイキなどのアイコンシューズは、サーモンと海苔、しゃりで仕上げられ、ストリートテイスト満点。今回は春節祭と重なり中国、香港からの来場者は減少したものの、前回より大きく増えたロシアやウクライナからのバイヤーたちはその場で撮影し、インスタグラムにアップするのを楽しんでおり、MICAMの新しい名物となりつつあるようだ。「シューシ(shoe+寿司)」Text: Tatsuya Noda
2018年02月19日創作に興味を持ってほしくて…息子とプラ板づくりに挑戦Upload By shiori息子カムはお絵かきや工作といった創作活動にこれまで全く興味を示しませんでした。こういった学校の宿題はいつも悩みの種でしたし、私自身、絵を描くのが好きなので、カムにも創作の楽しさを知ってほしいという気持ちがありました。そこで私は考えました。日頃から、お菓子の袋などカラフルなものや、ペットボトル容器などの透明感のあるものがすきなカム。プラ板なら気に入るんじゃないか?と思い、カムと一緒にプラ板作りに挑戦することにしました。出典 : まずは透明で薄いプラスチックのプラ板シートに、油性ペンで線を描きます。私はカムの手にペンを握らせ、ここに線を描いて!と猛アピール。描いている時は、今まで通り、あんまり意欲を示さないカム。この時はまだ、やらされている感満載の抜け殻状態でしたが…Upload By shiori程よい大きさにカットしてオーブントースターでチンすると小さく縮み、ふにゃふにゃだったシートがしっかり硬い板になりました。ストラップをつけてキーホルダーにしてカムに渡すと、カムはどうやら嬉しそう。このプラ板1号はお気に入りのおもちゃになりました。出典 : プラ板再びしばらくした頃、私はプラ板シートがまだ残っていることを思い出し、またカムと一緒になにか作ることにしました。カムの好きな葉っぱの絵を描き、あとはカムに色でも塗ってもらおうかな…と思ったら、プラ板シートを見たカムが急にペンをつかみ、自分から線を描きたい!と要求してきました。出典 : その絵を描く様子が激しい!とにかく激しい!シャシャシャシャーーーー!!手首を軸にして振り子のようにペンを動かす技法で、次々と違う色を重ねていき作品はどんどん深みを出していきます。小さなプラ板シートには収まらないようで、机にまではみ出すはみ出す…まさに、芸術が爆発状態!カム画伯の誕生です。Upload By shioriカム画伯、もう誰にもその勢いは止められない!こんなに激しくなるとは思わなかったので、机が無防備でした。このままでは机が大変なことに。そうだ、下に紙を敷こう。と思い、一旦画伯にストップをかける。ところがカム画伯、溢れ出る想いを止めることができないようで、ちょっと目を離したすきに、ペンのケースにまで線を描き始めた。他にも、透明なプラスチック容器などに描きまくる!!もう透明なものならなんでもいいのか!?Upload By shioriそうして仕上がったカム画伯の作品Upload By shioriUpload By shiori今まで興味を示さなかったことでも、きっかけさえあればスイッチが入ることもあるんですね。プラ板に絵を描くと大好きな透明感のある作品ができる!ということが経験から理解出来たことや、色鉛筆やクレヨンよりも、色がはっきりしている油性ペンが楽しいという発見、プラ板に描かれた油性ペンの線は焼いて縮むとより繊細な線に変化し、きれいな作品が出来たということも楽しかったようです。やらされる作品作りではなく、自分の作りたいものを作る。これからは、そんな作品作りができるような予感。北海道は夏休み同様に、長い冬休みにも作品を制作する宿題が出ます。次は何を作ろうか。大好きなプラ板でちょっと違うものを作るか?全く違うものに挑戦して、新たな楽しみを見つけてみるか?今からドキドキワクワクです。
2017年10月27日突然手つなぎを拒否するようになったカム、なんで?Upload By shiori手をつなぐことを拒否され、ショックを受けた私。これはもしや反抗期か?ママと手をつないで歩くのが恥ずかしい?自由に一人で歩きたいという要求?ああ〜その気持ちはわかるけど一人で歩くのはまだ危ない…どうしよう!頭の中で色々なことを考えました。…するとカムは私の腕を取り、手を添えたのです。カムの本当の要求は、手をつなぐのが嫌ということではなく、ママと腕を組んで歩きたいということでした。なんだ〜そうだったのか!それならまぁいいんだけど…いったい何故腕を組みたいと要求してきたのだろう?この時はわからなかったけど、後日、買い物に出かけた時に原因が発覚しました。やっぱりママが犯人出典 : 買い物中、どうしても両手が必要な時、つないだ手を離してしまうとカムが何処かへ行ってしまうので、いつもこうやってカムの手を脇に挟んでいたのです。私が毎回こうするので、これがカムの中でルールになってしまったようです。無意識でやっていたことだったので気がつきませんでした。そうか。やっぱり私の行動が原因だったか。カムと一緒にいる時間が長いので、私の行動がカムの習慣になってしまうかもしれない!これからは自分の行動に気をつけなければ!と思ったのでした。ラブラブ?出典 : やっぱり腕を組むよりは手を握った方が安心なので、一応毎回手をつなごうと誘ってみますが、お散歩の時や買い物の帰り道では腕を組んで歩くことを要求するカム。ん〜そうか。ちょっと歩きにくい…けど、なんか仲良しカップルみたいで内心嬉しい。私のポジションは男側ですけどね。
2017年09月29日2017年2月に公開された映画を、ペテカン旗揚げメンバーの本田誠人による演出・脚本で舞台化する『スプリング、ハズ、カム』。上演に際して、本田および舞台・映画の両方に主演する落語家・柳家喬太郎のふたりが稽古場で作品について語った。『スプリング、ハズ、カム』THE STAGE チケット情報シングルファザーの父・時田肇(喬太郎)と、大学進学で宮崎から上京しひとり暮らしをすることになった娘・璃子が物件探しに奔走する模様を、コミカルに、時にハートフルに描く本作。東京で数多くの人々と出会う中で、父娘はかけがえのない思い出を胸に焼き付け、互いを思いやる心の内を明かしていく。吉野竜平が監督・脚本・編集を手がけた同名映画の制作に、共同脚本として参加した本田。「主演は喬太郎師匠で」という吉野のリクエストに応え、ファンではあるものの会ったことのない喬太郎に対して「台本を一方的に当て書きしていた」と舞台裏を明かした。その縁で、喬太郎はペテカン20周年記念公演の『この素晴らしき世界』(2015年)に出演。本田は「何を血迷われたのか、師匠から『またペテカンに出たい』とおっしゃっていただいて……」と笑いながら、今回の経緯を説明する。喬太郎は、自身の演じる肇を「主人公になりえない、普通のオジサン」と分析。そんな役どころを、舞台化に際してどのように演じるのか聞いたところ、「特別に(映画での)演技を変えようとは思っていない」と話す。根底にあるのは、映画撮影時の手応え。「僕がこれまで演じてきたのは、ひと癖もふた癖もある中高年の役。でもこの作品で初めて癖のない役をやったところ、“自然体”に映ったみたいで」と観客の反応を紹介した。一方で、「単に僕にオーラがないがゆえの“自然体”なのかもしれませんが」と謙遜すると、稽古場には笑いが。「それでも、彼の何てことのない普通の人生を演じて、観客の方に受け入れてもらったことが嬉しかった。舞台も同じ姿勢でやれたら」と続き、役を全うする意気込みを口にする。本田は、舞台化にあたって設定を変更するなど脚本を再び書き下ろした。その狙いを尋ねると「東京という“街”を描きたくて」とひと言。「映画は上京してきた父娘の話がメインでしたが、今回は“東京で彼らが出会う人々のドラマ”にも焦点を当てることで、より父娘が際立つのかな……と考えまして」とパワーアップした舞台版ならではの魅力をアピールした。公演は、10月13日(金)から22日(日)まで、東京・浅草九劇にて。取材・文:岡山朋代
2017年09月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ベーシックインカム」です。「ベーシックインカム」とは、年齢や収入にかかわらず、全国民一律に生活に必要な最低限のお金を支給する制度のことです。日本には、国民健康保険や国民年金、失業保険など様々な社会保障制度がありますね。それらを全部取り払い、一定額をすべての国民に支給し、自身でやりくりするという考え方なのです。これを導入するべきかどうか、賛否が分かれるテーマです。資本主義経済が進み、いま世界中で格差が広がっています。世界中の富がごく少数の富裕層に集中し、その集中がものすごい勢いで加速しています。2015年、最富裕層62人の資産を合計すると1兆7600億ドル。それは世界人口の半分以上の人の富を合わせた金額を上回っていました。一方、1日1.25ドル未満で暮らす極度の貧困層は8300万人を超えている。富の再分配が必要なんですね。しかし、ベーシックインカムを導入すれば、最低限の生活が保障されるので、働かなくなってしまうのでは?と心配する声もあります。いま、オランダのユトレヒトで300人規模の実証実験をしており、単身者で1人あたり12万円、夫婦の場合は1世帯18万円を支給しているそうです。ケニアやカナダでも今年から実験がスタート。これらの結果に注目したいですね。日本の社会保障費は年間110兆~120兆円。国民に給付されているのが70兆~80兆円です。1億2000万人にベーシックインカムを導入すると、支給額は1人6万円くらい。多岐にわたる社会保障プログラムをベーシックインカムに一括すれば、コスト削減が図れます。ある程度生活が保障されれば、気持ちに余裕もでき、新しいことにチャレンジしたくなるかもしれません。これまでの世界の実験でも、犯罪件数や子供の死亡率、家庭内暴力の件数が減ったという報告があります。ただ、支給されたお金を一気に使ってしまう人も出てくるかもしれないので、何かしらのフォローは必要でしょう。日本のいまの社会保障制度はこのままいくと、いつか破綻するでしょうから、ドラスティックに変えてみるのもいいのかもしれません。みなさんはどちらの保障がよいと思いますか?堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年9月27日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年09月24日幼い、幼い。とても10歳には見えない息子。でも…息子のカムは先天性サイトメガロウイルス感染症で生まれました。両耳高度難聴、睡眠障害、感覚が過敏で、こだわりも強い(自閉症の疑いあり)です。未熟児で生まれたので、10歳になる現在でも小学1、2年生くらいの背丈。重度の知的障害があり、まだ幼い子どものように手助けが必要な部分が沢山あります。まれに、物を口に入れてしまったりすることもあるので、赤ちゃんのように注意が必要な部分も…しかーし!ところ変われば、優しいお兄ちゃんUpload By shioriこの子は3歳のいとこのゆったん。ゆったんと遊ぶときのカムはちょっと違う。おもちゃを取られても怒らない!(大人が取ったら怒ります)髪の毛を引っ張られても怒らない!(大人がうっかりカムに痛いことしたら激怒します)扱いが優しい!(大人には手荒です)まるでお兄ちゃんのような一面を見せてくれる時があります。発達がデコボコであるということは、いろんな“自分”を持っているということUpload By shiori10歳だ!と思うと、できないことが沢山あってそっちばかりに目がいってしまいますが、実際のカムは発達が凸凹(デコボコ)で、それなりに発達している部分やできることもあるのだと感じます。注意して見ていると、検査ではわからないいろんなカムを発見できるものですね。カムは一人ですが、カムの中にはいろんな年齢のカムがいる。まるで私は子だくさん母さんの気分です!発達ナビでは、そんなカムとの日々の中で面白いなと思ったことや、成長を感じた部分を綴っていきたいと思っています。これからどうぞよろしくお願いします。しおり - Instagram
2017年07月03日「話せない、聞こえない」息子カム君の日常を描くイラストで、Instagramでフォロワー数2万人超え!Upload By 発達ナビ編集部ブログやインスタグラムに投稿していたマンガが人気となり、『話せない、聞こえない。それはさておき、息子カムは今日もゆく。』を出版されたしおりさん。息子であるカム君は先天性メガロウイルス感染症にかかって生まれてきており、生まれつき耳が聞こえず、発達障害、摂食障害、睡眠障害、感覚過敏、強いこだわり、知的障害など、様々な障害があるそうです。そんなカム君との日常を温かいまなざしで描いた作品を投稿しているしおりさんのインスタグラムアカウントには22,300人(2017年5月現在)ものフォロワーがおり、多くの人がカム君の姿にほっこりさせられています。LITALICO発達ナビでは、書籍の出版を記念してしおりさんにインタビューを行いました。Upload By 発達ナビ編集部しおりさんにインタビュー―イラストを描くようになったきっかけは、カム君の夜更かしに付き合うため…と書籍に書かれていましたが、それをネットで3年に渡って発信し続けてこられたのは、どうしてでしょうか。Upload By 発達ナビ編集部最初は、家族や友達にカムの日常を見て貰えれば…という思いでいくつかアップしてみたのですが、思いのほか評判が良くて、家族から「もっと続けてほしい」と言われたんです。そうして、最初は身近な家族や友人の声に応えて更新をしていたのですが、だんだんと多くの人に見てもらえるようになって…読んでくれる人、「続けてほしい」と言ってくれる人の声が続ける励みになったのだと思いますが、それでもこんなに長く続けることは自分でも全くの予想外でした。―ブログやインスタグラムをやっていて良かったことはありますか。カムの障害はぱっと見では分からないですが、話しかけても答えませんし、目を合わせることはむつかしいですし、後ろから声をかけても伝わりません。こういった特性はなかなか理解されにくいのですが、マンガを読んで頂くことで初めて会った人でも説明なしでカムを理解してもらえることはとても助かっています。マンガがカムの取扱説明書になっているんですよね。Upload By 発達ナビ編集部―マンガやイラストにするエピソードはどのように選んでいるのでしょうか。日々過ごしていて面白いなと思ったことはすぐにメモしていますが、特に注目しているのはカムの成長を感じる部分です。カムの成長を見てもらいたいと思って描いていますね。カムの場合、発達の具合がはっきりとは分かりづらいんです。だけど日々のエピソードをマンガに描いておいて後から見返すと、自分でもカムの成長に気付かされることがあります。Upload By 発達ナビ編集部カムが自分でズボンを着替えたらしい。後前逆に穿いたようで、ぴろーんとのびたウエストの紐が尻尾のようにお尻で揺れていました―書籍『話せない、聞こえない。それはさておき、息子カムは今日もゆく。』ですが、どういった人に読んでもらいたいですか。いろんな人に読んでもらいたいと思いますが、特に自身にも障害のある方や、お子さんに障害のあるご家族の方、あとは障害に携わる仕事をしている方に読んでもらえると嬉しいですね。家族はどういう思いで障害児に接しているのかを知ってもらいたいと思っています。―今後の活動の展望などがあれば。マンガは描き続けていきたいと思っています。また今回はマンガの部分の出版となりましたが、カラーのイラストも描いているので、書籍や個展などといった形での表現にも挑戦してみたいです。―発達ナビのユーザーに一言メッセージをお願いします。私も障害児を育てているため、発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方々の大変さはよく分かります。そんな、大変な日々の中でもくすりと笑えるような、ちょっとした息抜きの時間を、私のマンガやイラストで提供することが出来たら、とても嬉しいです。話せない、聞こえない。それはさておき、息子カムは今日もゆく。Upload By 発達ナビ編集部 bepo_shiori カムホーム
2017年05月30日俳優・小栗旬のものまねで話題のお笑い芸人・おばたのお兄さんが20日、沖縄・イオンモール沖縄ライカム内の「よしもとエンタメショップ」で行われた「よしもと沖縄シュフラン」試食選考会に出席した。吉本興業グループでは、全国47都道府県の主婦が主婦目線で選んだおすすめのご当地商品を、一般投票やよしもと主婦芸人らが審査し、金賞認定する地域活性プロジェクト「よしもと47シュフラン」プロジェクトを2015年より展開。このたび、「よしもと沖縄シュフラン」が発足し、沖縄県の主婦から推薦された200商品の中から認定商品を決める試食選考会を実施することとなった。試食会に登場したおばたのお兄さんは、たくさん試食した中から、「おっぱい大福」をお気に入りとしてピックアップし、「とっても柔らかい。甘さと酸味がマッチしていて、花より団子だなと。いただきまーきの! うまーきの!」と小栗が出演したドラマ『花より男子』をからめたコメントを連発。また、美容クリームも試し、「手だけ山田優!」と小栗の妻・山田優にも触れて笑いを誘った。試食選考会は、きょう20日から23日までイオンモール沖縄ライカム内の「よしもとエンタメショップ」にて実施。期間中はだれでも選考商品を試食し、お気に入りの商品に投票することができる。なお、この日はおばたのお兄さんのほか、スリムクラブ、とにかく明るい安村らも試食を楽しんだ。
2017年04月20日沖縄県出身のお笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢と内間政成が20日、沖縄・イオンモール沖縄ライカム内の「よしもとエンタメショップ」で行われた「よしもと沖縄シュフラン」試食選考会に出席した。吉本興業グループでは、全国47都道府県の主婦が選んだおすすめご当地商品を一般投票やよしもと主婦芸人らが審査し、金賞認定する地域活性プロジェクト「よしもと47シュフラン」プロジェクトを2015年より展開。このたび、「よしもと沖縄シュフラン」が発足し、沖縄県の主婦から推薦された200商品の中から認定商品を決める試食選考会を実施することとなった。試食会に、とにかく明るい安村、小栗旬のモノマネで話題のおばたのお兄さんらと共に出席したスリムクラブの2人は、「コレうまい!」と感想を言いながら商品を次々と試食。その中からお気に入りの1つをピックアップし、真栄田は「もずくキムチ」、内間は「古酒プリン」を選び、「想像通りの味。1+1が3にも5にもなる。おかずに昇格したもずく」、「泡盛のベテランさん(古酒)なのですごく落ち着いている。古酒とプリンのバランスが絶妙」とそれぞれ絶賛した。また、真栄田が「内間が車買ったらしいですよ」と切り出すと、内間は「2カ月前に買いました。新車で色は白。300万円のステップワゴン」と説明。「車がなかったので、家族と出掛けるために必要だなと思って」と話した。2カ月たったがまだ一度も乗っていないそうで、「タイミングがなくて」と言うと、真栄田から「タイミングあったでしょ」とツッコミが。「日本の北部に行きたい」という内間は、「安全運転でいきますんで、よろしくお願いします!」と誓った。試食選考会は、きょう20日から23日までイオンモール沖縄ライカム内の「よしもとエンタメショップ」にて実施。期間中はだれでも選考商品を試食し、お気に入りの商品に投票することができる。
2017年04月20日第4回なら国際映画祭にて、インターナショナルコンペティション部門観客賞を受賞した『真白の恋』。そして、クラウドファンディング「MotionGallery(モーションギャラリー)」にて、映画カテゴリー歴代7位となる大きな支持を集めた『スプリング、ハズ、カム』。いま、出会いと別れ、心境や環境の変化が近づく春に向け、親の愛が心に温かくしみる2作品が連続で公開されている。『真白の恋』は、軽度の知的障がいをもつ主人公・渋谷真白(佐藤みゆき)が、東京からやってきたカメラマン・油井景一(福地祐介)に初めての恋をする物語。監督は冨樫森、呉美保らのもとで助監督経験を積み、本作で長編映画デビューとなった坂本欣弘。脚本は、自身も軽度の知的障がいのある実弟をもつ北川亜矢子によるオリジナル作品となっている。生まれてからこれまで、家族と共に富山で暮らしている真白。ごく軽度の知的障がいがある。日常生活に支障はなく、父・晴臣(長谷川初範)の営む自転車店の店番をしたり、飼い犬の世話をしたりと、元気に暮らしている。ある日、真白は兄の結婚式場でカメラマンの油井景一と出会った。油井を街案内することになった真白は、代わりにカメラを教えてもらうことに。共に時間を過ごすことで、真白は徐々に油井へと恋心を抱く。真白が東京からやってきた男と会っていることを知った両親は、不安になり、油井と会うことを禁止する。真白が恋をすることに厳しく当たってしまうにはある理由があった――。本作に登場する真白の母・夏江は娘が知らない男と恋をしていることを知り、不安にくれる。そして父の晴臣は真白を守るため、油井と会うことを断じて許さず、外出することを禁止してしまう。真白のことを大切に思うあまり、家に縛り付けてしまうのだ。本作では、娘の初めての恋に反対してしまう親の葛藤に迫っている。一方、落語家・柳家喬太郎と「E-girls」石井杏奈のW主演という異色の組み合わせで贈る『スプリング、ハズ、カム』は、大学進学とともに上京することになった娘の住居を探すため東京を散策しながら、父と娘がお互いの想いを感じていくヒューマンストーリー。東京の大学に通うため、広島から上京して一人暮らしをすることになった璃子は、2月のある日、シングルファーザーの肇と2人で部屋探しに歩く。そこで出会う人々とのふれあいが2人の心にかけがえのない記憶を焼き付けていく。娘にとっては、ぶっきらぼうだが人情味あふれる父の愛を知り、亡き母が愛した1人の男性として父を見直す旅でもあり、父にとっては、少女から大人の女性へと成長する娘への「さようなら」を覚悟する旅であった…。『スプリング、ハズ、カム』に登場する父・肇は、『真白の恋』とは対照的に娘を手離そうとする。娘の璃子は父が1人になってしまうことを心配し、地元の大学への進学を希望していた。だが、肇はその娘の優しさを知りつつも、1人立ちするよう東京の大学を勧める。本作では、娘を大切に想うからこそ、寂しくて離れたくない想いを抑え、娘を手放し成長を願う父の愛が描かれている。わが子を愛すればこその親の愛情、そして葛藤を描く2作品を、見比べてみては?『真白の恋』はアップリンク渋谷ほか全国にて順次公開中。『スプリング、ハズ、カム』は新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月05日株式会社三越伊勢丹ホールディングス(代表取締役執行役員 大西洋)は、2月12日から15日までイタリア・ミラノのFiera Milano Rhoで開催される世界的な靴の展示会「ミカム(The MICAM)」へ、2016年9月に続き2回目の出展を果たす。同イベントではインターナショナルデザイナーズブースにて、高いファッション性と機能性を兼ね備え、海外マーケットにもフィットしたシューズをセレクト。ファセッタズム(FACETASM)とチノ(CINOH)、ダブレット(doublet)の2017年秋冬モデル約120足を紹介する。さらに、昨年1月にフランスで行われた「プルミエールクラス」以来、カスタマイズシューズで人気のニューニュー(newneu.)を、バッグや小物までアイテムを広げて展開する。また、同社が国内で展開する婦人靴オリジナルブランド・ナンバートゥエンティワン(Number Twenty-One)のブランド名の頭文字からとったNT BY ISETAN MITSUKOSHIを、海外共通レーベルとして発信していく。
2017年02月10日ソニーは2月17日、エントリー向けのアクションカム「HDR-AS50」を発表した。発売は3月4日で、価格はオープン。推定市場価格は税別25,000円前後。新型ライブビューリモコン「RM-LVR2」を同梱したキット「HDR-AS50R」(推定で税別40,000円前後)も用意する。HDR-AS50は、有効1,110万画素のExmor R CMOSセンサー、画像処理エンジンBIONZ X、広角18.4mm (35mm判換算) のZEISSテッサーレンズを搭載した、フルHDアクションカム。1080/60pの動画撮影が可能なほか、720/120pの高速撮影、XAVC S/50Mbpsの高画質撮影にも対応する。また、ブレ補正機能を前モデル(HDR-AZ1)の約3倍に強化している。Bluetoothを新たに内蔵したことで、ライブビューリモコンのRM-LVR2やスマートフォンからHDR-AS50の電源オン/オフが可能に (録画開始などの操作はWi-Fi経由のみ)。60m防水対応のハウジング「MPK-UWH1」が標準で付属する。HDR-AS50の静止画800万画素インターバル撮影機能と、PCソフト「Action Cam Movie Creator」を組み合わせれば、4K画質のタイムラプス映像を作成することもできる。本体サイズと撮影時の重量は、W24.2×H47.0×D83.0mm/約83g。充電はUSB経由。記録メディアは、メモリースティックマイクロもしくはmicroSD/SDHC/SDXCカード(128GBまで対応)。2chステレオマイクの搭載は前モデルと同様。一方、前モデルが備えていたGPSやNFC、本体の防滴仕様は省かれている。ちなみに、ボディカラーを前モデルのホワイトからブラックに変更したのは、防滴仕様ではないことを示す意味合いもあるとのことだ。
2016年02月17日BCNは、PC関連およびデジタル家電商品120部門の販売台数年間No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2016」の受賞社を発表した。実売データは、主要な家電量販店やPC専門店、ネットショップの集計に基づいており、調査対象期間は2015年1月1日~12月31日となっている。17回目となる「BCN AWARD 2016」では、ハードウェア87部門で39社、ソフトウェア33部門で21社の計120部門60社が受賞。新設部門は「アクションカム」「SIMフリースマートフォン」の2部門。アクションカム部門はGoPro、SIMフリースマートフォン部門はASUS JAPANがそれぞれ受賞。BCN AWARD 2015で新設された「4Kテレビ」部門は、前回のソニーに代わって、シャープが獲得した。そのほか、主な家電製品の受賞社は以下のとおり。○デジタルカメラ関連
2016年01月29日ソニーは1月13日、手ブレ補正機能を強化したHDハンディカム「HDR-PJ675」「HDR-CX675」「HDR-CX485」の3モデルを発表した。発売は1月22日で、価格はオープンとなっている。○HDR-PJ675HDR-PJ675は、25ルーメンで映像を投影できるプロジェクターを内蔵したHDハンディカム。HDR-PJ675で撮影した映像だけでなく、外部機器とHDMI接続してコンテンツを投影することも可能だ。投影画面サイズは10型~100型まで。出力解像度は640×360ドット。投写距離は約0.5m~。投影可能時間は同梱バッテリーを使用して約1時間35分となる。従来の「空間光学手ブレ補正機能」に加えて、5軸方向でブレを補正する「インテリジェントアクティブモード」と、HDハンディカムとして初となる「ファストインテリジェントAF」を搭載。従来モデルに比べて、最大約15倍の手ブレ補正を実現し、フォーカススピードは約30%高速になった。5.1chマイクでの録音にも対応。被写体や周囲の音はそのままで、撮影者の声を抑えて記録する「マイボイスキャンセリング」機能も持つ。主な仕様は、撮像素子が1/5.8型 Exmor R CMOSセンサー、総画素数が251万画素、有効画素数が229万画素(16:9)、液晶ディスプレイが3.0型(16:9)のタッチパネル式。レンズには、光学30倍(デジタル350倍)のGレンズを搭載し、焦点距離は動画時で26.8~804mm(35mm判換算、16:9時)、F値はF1.8~4.0、フィルター径は46mm。内蔵メモリは32GBで、記録メディアとしてmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカード、メモリースティックマイクロを利用可能だ。映像記録形式はMP4、AVCHD(いずれもMPEG-4 AVC / H.264)。通信機能はWi-FiとNFCに対応。本体サイズはW61.5×D121×H66mm、重量は約325g。バッテリの充電時間は約2時間45分。カラーはボルドーブラウンとホワイト。推定市場価格は税別80,000円前後。○HDR-CX675HDR-CX675は、HDR-PJ675からプロジェクター機能を省略したスタンダードモデル。映像記録形式はXAVC S、MP4、AVCHD(いずれもMPEG-4 AVC / H.264)に対応し、重量は約305g。そのほかの仕様はHDR-PJ675とほぼ共通だ。ブラックとボルドーブラウン、ピンク、ホワイトの4色を用意。推定市場価格は税別70,000円前後。○HDR-CX485HDR-CX485は、小型軽量のコンパクトモデル。「光学式手ブレ補正(インテリジェントアクティブ)」を採用する。映像記録形式はXAVC S、MP4、AVCHD(いずれもMPEG-4 AVC / H.264)に対応。本体サイズはW57×D119×H59.5mm、重量は約195g。そのほかの仕様はHDR-PJ675とほぼ共通だ。カラーはブラックとホワイト。推定市場価格は税別60,000円前後。
2016年01月13日ソニーは1月13日、レンズとイメージセンサーを刷新し、画質を高めた4Kハンディカム「FDR-AX55」と「FDR-AX40」を発表した。ともに2月19日の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格はAX55が140,000円前後、AX40が120,000円前後(ともに税別)。AX55、AX40とも、新開発の「ZEISS バリオ・ゾナーT* 」レンズと「Exmor R CMOSセンサー」を搭載した4K対応のビデオカメラ。ZEISS バリオ・ゾナーT * レンズは名称こそ前モデルと同一だが、光学20倍ズームに対応。薄型非球面のAAレンズやEDレンズを組み込み、ズーム時の画質をとくに改善した。Exmor R CMOSセンサーは1/2.5型の裏面照射型センサーを採用し、有効画素部分の面積を大幅に拡大。前モデルに比べ、受光部の面積が約1.6倍となり、とくに暗所撮影性能を向上させた。手ブレ補正機能もより強力になった。、Pitch(縦回転)とYaw(横回転)を補正する空間光学手ブレ補正機構を搭載。フルHD撮影時には、さらにY(上下)とX(左右)、Roll(回転)の電子補正を加えた5軸手ブレ補正が働く(インテリジェントアクティブモード)。手持ちで「走ってもブレない」ほどの効果を実現したとする。また、デジタルカメラのサイバーショットで培った「ファストインテリジェントAF」機能を搭載し、オートフォーカスの高速化を図っている。マイクもユニークな新機構にチェンジ。集音部を天面から少しだけ上にはみ出させることで、前後左右+上の5方向からの集音に対応。より立体的で現実感のある音を記録できるようにした。ズーム性能を高めながら、本体の軽量化にも成功。前モデルAX30は光学10倍・585gだったが、AX40では光学20倍・510gとなった。なお、前モデルAX35に搭載されていたプロジェクター機能は、AX55にもAX40にも搭載されていないAX55とAX40のおもな違いは、AX55が内蔵EVF、マニュアルリング、ナイトショット機能を搭載し、液晶モニターの画素数を約92万画素としている点(AX40は約46万画素)。AX55はビデオ撮影を趣味とするこだわり層を、AX40は子ども撮影をメインとするファミリー層をターゲットとしている。おもな共通仕様は以下の通り。撮像素子:1/2.5型(16:9) Exmor R CMOSセンサー 有効857万画素レンズ:ZEISS バリオ・ゾナーT* 光学20倍 広角26.8mm記録メディア:内蔵64GBメモリ、SD/SDHC/SDXCカード、メモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオ/XC-HG デュオ映像記録形式:XAVC S、AVCHD、MP4 (いずれもMPEG-4、AVC/H.264)通信機能:Wi-Fi、NFC
2016年01月13日いま最もチケットが入手困難とされる落語家・柳家喬太郎の映画初主演作『スプリング、ハズ、カム』がついに完成。「E-girls」の石井杏奈がW主演で相手役を務めるほか、山村紅葉、ラサール石井、朴ロ美、「東京03」の角田晃広ら、多彩なメンバーの出演が明らかとなった。春から東京の大学生になる璃子(石井杏奈)は、母亡き後ふたりで暮らす父の肇(柳家喬太郎)と広島から上京し、下宿先を探すため、アパートやマンション、物件をあちこち周る。行く先々で出会う、個性的な街の人々。肇の胸には、妻との思い出、男手ひとつで育ててきた娘のこれまでなど、さまざまな記憶が蘇る。楽しい小旅行のような時間を過ごしながらも、端々に漂う“別れ”の気配に父娘は…。世代を超えて多くのファンを集め、チケットが入手困難なことで知られる落語家・柳家喬太郎が映画初主演を務める本作。クラウドファンディング「MotionGallery(モーションギャラリー)」で資金提供を募ったところ、10年を超える歴史の中で映画カテゴリー歴代7位となる異例の450万円が集まったという、大きな支持を得た注目作だ。これまで伏せられていた喬太郎師匠の相手役には、人気グループ「E-girls」のメンバーであり、『ソロモンの偽証』『ガールズ・ステップ』などに出演、若手女優としても期待される石井さんが抜擢され、娘役としてW主演を務める。本作の監督・脚本を担うのは、『あかぼし』で低予算作品ながら高い評価を得た吉野竜平。共同脚本を、舞台や「Kis-My-Ft2」メンバー出演の TVドラマ「平成舞祭組男」などで活躍する本田誠人が担当している。シングルファザーと一人娘の、別れの予行練習のような、しばしの東京小旅行。クスッと笑えて、切なくなる、世界初(?)“ご町内お部屋探しロードムービー”。異色のコラボレーションに期待が高まる本作の公開を楽しみにしていて。『スプリング、ハズ、カム』は2016年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日世界最大級の家電関連展示会「IFA 2015」で、中国・Xiaoyiがアクションカム「Yi Action Camera」を出展した。最大の特徴はとにかくその価格。先行するGoProとデザインや機能は似通っているが、中国では399元、ブースの担当者によれば米国では60ドルであり、これが日本に運ばれれば1万円以下という価格を実現することになる。Xiaoyiは、中国のスマートフォンメーカーXiaomiの子会社で、IFAへの出展はXiaomiグループとしても初めてのことだ。現在、Yi Action Cameraは中国など一部の国だけで発売されているが、担当者は「年内に日本での発売を予定している」と明言。現時点では代理店は決まっていないそうだが、話し合いは進めているそうだ。Yi Action CameraはF2.8、155度の超広角レンズを搭載。有効1,600万画素の裏面照射型Exmor Rセンサーを採用している。動画は1080p/60fps、720p/120fps、480p/240fpsの撮影などが可能だ。コンパクトなデザインで、72gと軽い。また、最大64GBまでのmicroSDXCカードに対応し、無線LANとBluetoothを搭載。別売の防水ケースを利用すれば40mまでの防水性能を実現する。iOS、Androidアプリが用意され、リモートコントロールも可能だ。アクションカメラの機能としては一般的なレベルだが、とにかく価格が安い。日本でも実際に発売されれば面白い存在になるかもしれない。
2015年09月11日Cerevoは3日、スマート・スポーツ用品ブランド「XON」新製品として、スポーツアクションカメラ「REC-1」(レックワン)、ワイヤレスヘッドセット「BONE-1」(ボーンワン)の開発を発表した。ドイツ・ベルリンで開催する「IFA2015」で実機を展示する。XONは、スポーツ用品にスマートフォンやクラウドとの連携機能を持たせた製品をラインナップする自社ブランド。2015年1月には、Bluetooth 4.0 LEやGPS、荷重センサー、加速度センサーなどを内蔵したスノーボード用バインディング「SNOW-1」を発表している。○REC-1「REC-1」は、無線LANを搭載したフルHD/60fps対応のアクションスポーツカメラ。「SNOW-1」と連携し、「SNOW-1」で取得した滑りのデータを「REC-1」で撮影した動画と組み合わせ、荷重のかけ方や重心などの情報を撮影動画にオーバーレイして確認できる。ウィンタースポーツでの利用を想定し、IPX4の防水性能やGPSも搭載する。単体での撮影機能も備え、REC-1専用アプリではREC-1のストリーミング再生や、リモートでの静止画撮影も可能。主な仕様は、記録画素数/フレームレートが1080p/60fps、圧縮方式がH.264、画素数が約4Mピクセル、無線LAN規格がIEEE802.11b/g/n、Bluetoothがバージョン4.0 LE、録画メディアがmicroSDなど。インタフェースはmicroHDMI、充電/データ用microUSBなど。電源は交換式の内蔵バッテリ。本体サイズはW31×H37×D115mm、重量は約120g。販売価格は299ドル前後。○BONE-1「BONE-1」は、Bluetooth接続の骨伝導型ワイヤレスヘッドセット。同様の製品が市場に極めて少ないため、近未来的なデザインにこだわったとする。「SNOW-1」専用アプリと連携し、「SNOW-1」で測定したデータのフィードバックをリアルタイムに音で通知する。デザインは首掛け型で、ゴーグルなどを邪魔せず装着できるほか、耳の穴を塞がず音を伝えることで、周囲の音を聞きながら滑ることができる。ウィンタースポーツだけでなく、通常のヘッドセットとしてランニングやサイクリング時などにも利用可能。主な仕様は、接続方式がBluetooth 4.1、プロファイルがA2DP/AVRCP/HFP/HSP、連続再生時間が約5時間など。本体サイズはW140×D150×H30mm、重量は約40g。販売価格は169ドル前後。
2015年09月04日女性の味方、カムカムがすごいあまり聞き馴染みがないが、知らないなんて損なフルーツ、それが「カムカム」だ。4月に行われたある調査で「パッケージなどに記載されていると購入したくなる成分は?」という質問をしたところ、「ビタミンC」と答えた人が最も多かった。シミ・そばかすもカムカムが撃退カムカムは、そのビタミンCをレモンの50倍以上も含んでいる。カムカムの栽培、加工、輸出を支援するカムカム協会によれば、そのビタミンC含有量は現存する植物の中で最も多いのだという。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果があるという。紫外線が気になるこれからの季節、カムカムは強い味方になってくれる。また、種子には、抗酸化作用を持つポリフェノールが、アサイーの3倍も含まれているという。そんな美容の味方・カムカムだが、現在は現地で一次加工したもの以外の輸出が禁止されている。残念ながら、日本に住む我々が手に入れられるのは、ジュースや化粧品などの加工品のみ。カムカムパワーの化粧品もDHCでは、そんなスーパーフルーツを特集したスペシャルサイト「スーパーフルーツ“カムカム”がすごい!」を公開。カムカムの天然ビタミンCやポリフェノールをたっぷり配合した『DHC 薬用カムCホワイトニングシリーズ』での美白ケアを提案している。(画像はプレスリリースより)【参考】・DHC スーパーフルーツ“カムカム”がすごい!・株式会社ディーエイチシープレスリリース(PR TIMES)
2015年06月16日ソニーマーケティングは28日、「アクションカム」で撮影した投稿動画を募集するキャンペーンを開始した。大賞受賞者には、4Kアクションカム「FDR-X1000V」などがプレゼントされる。応募締め切りは5月29日23時59分まで。募集部門は、最高の瞬間をとらえた「イチオシな動画」部門と独自のアイディアで撮影した「ザンシンな動画」部門の2L部門だ。応募対象機種はソニーの「FDR-X1000V」「HDR-A200V / AZ1 / AS100V / AS30V / AS15」。応募方法は、キャンペーンWebサイトの応募フォームから、必要事項とあらかじめYouTubeなどの動画投稿サイトに投稿した動画のURLを送る。なお、URLからアクセス、閲覧が可能であれば、限定公開の作品でも応募できる。大賞は各部門1作品。賞品として、4Kアクションカム「FDR-X1000V」とライブビューリモコンのキット、FDR-X1000VR対応の米ペリカン社製プロテクターケース、好きなアクションカムアクセサリー最大5個が贈られる。また、ソニー公式サイトをはじめとした、ソニー関連サイトに受賞動画が掲載される。また、入賞は各部門3作品で、賞品としてアクションカムのバッテリーキットが贈られる。結果は、6月末にソニーWebサイトにて発表される。
2015年04月28日FOURSEEDS FOODS EXPRESS(フォーシーズ・フーズ・エクスプレス)は4月25日、「クア・アイナ イオンモール沖縄ライカム店」(沖縄県中頭郡)をオープンする。「クア・アイナ」は、1975年にアメリカ・ハワイのオアフ島で創業したハンバーガーショップ。「70マイルドライブしてでも食べたいハンバーガー(We drive 70 miles just to get one! )」と表現されるなど好評となり、ハワイ全島や日本人観光客の間でも話題となったという。現在では日本国内でも24店舗を展開している。今回オープンする「イオンモール沖縄ライカム店」は、沖縄県初の店舗となる。また、沖縄限定の商品として「タコスバーガー」(1,028円、アボカド入り1,264円)を販売。2種のフレッシュトマトを加えたミートに、デミグラスソースが隠し味のタコミートソースを使用。チェダーチーズと肉のうまみがジューシーな一品となっているとのこと。なお、同店の営業時間は11:00~23:00(ラストオーダー22:30)で、定休日は施設に順ずる。※価格は全て税別
2015年04月09日東京・お台場にある「ソニー・エクスプローラサイエンス」で3月22日、ワークショップ「第26回分解ワークショップ~モノのしくみをしろう~」が開催された。このワークショップは、ソニーの現役エンジニアと一緒にソニーのビデオカメラ「ハンディカム」を分解し、機器の仕組みや工具の使い方を学ぶプログラム。めったにないチャンスとあって事前応募の時点で定員の11倍以上の応募があったそうだ。当日は当選した24組の親子が参加した。まずはじめに、副館長である速見氏から今日のワークショップの流れやこのプログラムの趣旨などの説明があった。「ソニーは、ゲームやテレビを作ってるだけではなく、音楽配信や銀行、不動産売買もやってるんですよ」という説明に保護者からも「知らなかった」という声が上がった。続いて、ソニーの現役エンジニア「分解博士」たちが登場した。分解博士たちは普段、先端技術の開発、カメラレンズの設計、電池の開発、など様々な研究・開発を幅広く行っていることに子供たちは驚いていた。分解博士たちから「いつもなら、触ったりバラバラにすると怒られるのに、今日はたくさんバラバラにして褒められるという珍しい日。思う存分分解してください」「君たちが今からするのは『分解』。分解という漢字は『分けて理解する』だよね、よく理解しながら分解してね」と語りかけられた。今日、分解を行う製品はビデオカメラ「ハンディカム」。まだ正常に動作する製品を分解することにおもわず「もったいない」と呟く人も。配布された「分解カルテ」にはねじの数を予想して書き込む欄が。当たるとなにかいいことがあるのかな?いよいよ、分解作業へ。分解博士からの説明を参考に各々好きなように分解していく。最初は温かく見守っていた保護者も我が子の楽しそうな表情に思わず「少しはパパにもやらせてよ」と手と口を挟みながら二人三脚で取り組んでいた。また、液晶モニタや基板を顕微鏡で覗く子供やバラバラになった部品を指差し、分解博士に質問する子供などもいた。行き詰まったり、疑問があるとすぐに分解博士が丁寧に教えてくれる。時折、分解博士から「この部品はどこにあるでしょうか。何に使う部品かな?」とクイズを出され、子供たちも部品を探す作業に「まるで、発掘しているみたい」と楽しんでいた。また、マイク部分の設計の苦労話や手振れ補正機能について、開発者ならではのエピソードを交えながら進められ、子供たちだけではなく保護者も興味津々だった。分解後は、素材ごとに分別して「回収ボックス」へ。「さっきまで動いていた機器、感謝の気持ちを込めて最後まで丁寧に扱ってね」という言葉に頷く子供たち。最後に「分解ジュニア博士認定書」の称号付き修了書が授与された。自分の名前と写真が入った修了書に子供も保護者も大満足の表情だった。また、ねじの本数が予想と近かった人には賞品が授与された。最後に博士たちから「すべての部品の材料、形には意味があることを忘れないでください」「今度は分解だけではなく、作ることにもチャレンジしてください」「これをきっかけに、ソニーで働きたいなと思ってもらえたら嬉しいです」など、メッセージが送られた。保護者からも「普段、子供と一緒にひとつのことを取り組む機会がないので、良い経験だった。これを機に様々なことに興味を持ってほしい」との感想があがった。博士からは「自分が開発した製品を使ってくれる人がいるということを再確認でき、また明日から頑張れそうです」とモチベーションがあがったようだ。
2015年03月24日2月26日、ソニーは東京・品川のソニー本社にて、「~これからは4Kで我が子との思い出を残そう~ ソニー 新4Kハンディカム発売記念イベント」をプレス向けに開催した。ソニーはこれに先立つ2月20日、デジタルビデオカメラ「ハンディカム」のハイエンドモデルとして、4K(3,840×2,160ドット)記録に対応する「FDR-AXP35」と「FDR-AX30」の2機種を発売した。両機種とも撮像素子に1/2.3型と大型のExmor R CMOSセンサー(裏面照射型)を採用し、画像処理エンジンは「BIONZ X」。レンズには光学10倍ズームの「ZEISS バリオ・ゾナーT*」を搭載する。空間光学手ブレ補正機能やWi-Fi接続機能を追加したほか、従来モデル(FDR-AX100)比で30%の小型化を実現。内蔵メモリは64GBとなっている。また、「FDR-AXP35」のみ、プロジェクター投影機能を内蔵している。今回のイベントは、ゲストとして招かれたタレントの藤本美貴さんが上位機種の「FDR-AXP35」で撮影した4K映像を軸に、従来のフルHDカメラの映像と比較する形で進められた。開会挨拶と商品説明のあと、ゲストの藤本さんが「FDR-AXP35」を手に携えて登場した。藤本さんは現在、2歳11カ月の長男・虎之助くんを子育て中で、「FDR-AXP35」と従来のフルHDカメラを同時に用い、公園で遊ぶ虎之助くんの姿を"ママ目線"で撮影。会場に用意された2台のディスプレイでは、それぞれで撮影した映像が並べて再生された。藤本さんは「4K映像は髪の毛の一本一本までが見えるほどに鮮明で、ツヤもすごい。虎之助の肌もきらきら輝いているし、地面のつぶつぶ感までわかる。こうして並べてみると、(フルハイビジョンカメラの映像とは)本当にちがうのがわかりますね」と、4K映像の精細さに感動。おなかにいる7月出産予定の第二子の話題にも触れ、「このカメラで子供の成長を撮っていきたい」と語った。イベントの中盤では、都内の幼稚園で子育て中の母親たちに動画撮影について聞いたアンケートの結果を紹介。4Kカメラの映像はフルハイビジョン映像に比べて「キレイで鮮明だけど、手ブレが少ない」「子供が動きまわっていても、細部まで鮮明だった」といった回答に、藤本さんも「映像がキレイだとブレやすいのかなと思っていたけど全然気にならない」とうなずいていた。この日は藤本さんの30歳の誕生日でもあり、イベントの最後にはスタッフからサプライズ・バースデーケーキのプレゼントが。ケーキの中央には、藤本さんが撮影した虎之助くんとの映像をプリントした写真があしらわれており、感激の様子だった。ちなみに、「ハンディカム」も今年が30周年。藤本さんは「三十路仲間ですね」と喜んでいた。イベント終了後には、ソニー製品を紹介するプレスツアーも開催された。カメラと顔認識技術を採用したデジタルサイネージ(電子看板)「MITENE」や、業務用4Kカメラ、3Dカメラといった製品に加え、家庭向けのデジタルカメラやモバイル製品群も紹介。さらには、空間活用の新コンセプトとしてソニーが提案する「Life Space UX」の初製品として発売された4K超短焦点プロジェクター「LSPX-W1S」の体験コーナーも用意されていた。「LSPX-W1S」は、約17cmの至近距離から最大147インチの4K映像を投影できるプロジェクターで、昨年9月にアメリカで先行発売。今年1月には日本でも発売している。デザインはリビングルームにフィットする細長いボックス型。超短焦点を実現していることから壁際にも設置でき、生活空間を有効に活用できる製品だ。投影されたのは映画『アメイジング・スパイダーマン2』でスパイダーマンがビルから落下するシーンや、海中のジンベエザメの映像など。4Kゆえの精細で立体感に富み、深い臨場感をもたらす映像を参加者たちは味わっていた。
2015年02月26日ソニーは2月24日、フルHD/60pの動画撮影に対応したアクションカム「HDR-AS200V」を発表した。発売は3月13日の予定で、価格はオープン。推定市場価格は37,500円前後。同時発売のリモコンキット「HDR-AS200VR」は47,000円前後(ともに税別)。HDR-AS200Vは、同時に発表された4K対応アクションカム「FDR-X1000V」と同様に、全画素読み出し方式のCMOSセンサーを搭載。1ピクセルごとに画像処理を行うことでジャギーやにじみを低減する。手ブレ補正機能を強化しており、従来モデル「AS100V」に比べて最大3倍の補正効果を発揮するという。ステレオマイクには風音低減機能を付加。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード。動画の記録形式はMP4、XAVC S。サイズと重量はW24.2×D81.5×H46.5mm/約93g。最大115分の連続撮影が可能となっている。本体はIPX4相当の防滴性能を持ち、水深5mまで持ち込める防水ケースが付属する。
2015年02月24日ソニーは2月24日、4K/30p/100Mbpsの動画撮影に対応したアクションカム「FDR-X1000V」を国内向けに発表した。発売は3月13日の予定で、価格はオープン。推定市場価格は51,000円前後。同時発売のリモコンキット「FDR-X1000VR」は60,500円前後(ともに税別)。FDR-X1000Vは同社アクションカムシリーズ初の4K(3,840×2,160ドット)撮影対応モデル。米国では1月のCES 2015に合わせて先行発表されていた。レンズは画角170度での超広角撮影が可能なZEISSテッサーで、撮像素子は裏面照射型Exmor R CMOSセンサー(サイズは1/2.3型)、画像処理エンジンは「BIONZ X」を搭載する。サイズと重量はW24.4×D88.9×H51.7mm/約89g。画質面では全画素読み出し方式のCMOSセンサーにより、ジャギーやにじみを低減。手ブレ補正機能の強化によって、自転車やバイク、マルチコプターに取り付けても滑らかに撮影できるとしている。ただし、4K動画撮影時は手ブレ補正機能が無効となる。ステレオマイクには風音低減機能を付加している。フルHD撮影では120pのハイスピード撮影が可能。本体はIPX4相当の防滴、防塵、1.5mからの落下に対する耐衝撃、マイナス10度の環境に対する耐低温性能を持つ。また、水深10mまで持ち込める防水ケースが付属する(水深10mでの撮影には別途オプション品が必要)。連続撮影可能時間は、フルHD撮影時が115分、4K撮影時が50分。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード。動画の記録形式はMP4、XAVC Sとなっている。また、同社アクションカムシリーズに対応した無料のiOS/Androidアプリも今春公開予定となっている。アクションカムからの撮影データ取り込みや簡単な編集機能を提供する見込みだ。
2015年02月24日ソニーは、2月12日より横浜市・パシフィコ横浜で開催中の「CP+2015」にて、α7シリーズの試写コーナーや技術展示を用意したブースを出展。参考出品のレンズ群を実際にカメラに装着して撮影できるコーナーを設けるなど、来場者が最新製品に触れられるブースとなっていた。ソニーのブースでは、開発中のフルサイズ対応Eマウントレンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」「FE 28mm F2」の4本と、ウルトラワイドおよびフィッシュアイの2つのコンバーターレンズが参考出品。いずれもカメラに装着して撮影できるようになっており、新レンズをいち早く試せる。試写コーナーではジオラマを設置し、4Dフォーカスを中心とした各種機能をチェックできるようになっていた。アクションカムの「FDR-X1000VR」と「HDR-AS200V」は、国内での発売概要が未発表ながら、実機が展示されていた。X1000VRは4Kに対応したアクションカムで、1月に米国で開催された展示会International CES 2015で発表され、国内でも投入される見込みだ。X1000VR、AS200Vとも手ブレ補正機能を搭載しており、自転車やドローンなどでの撮影にも適しているという。技術展示では、シャッター速度4.5段分の補正効果を持つ「5軸手ブレ補正機能」などを紹介。また、新技術として「ダイレクトドライブSSM」が説明されていた。従来のリングドライブSSMと同様に、超音波を使ったレンズ駆動方式で、AF速度や静粛性は同等だが、前後の微調整がより滑らかで高精度になり、特に動画撮影に向いているという。参考出品の「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」からダイレクトドライブSSMを搭載する。従来のリングドライブSSMとはレンズの性質によって使い分けになるとのこと。VAIO株式会社が開発しているPC「VAIO Prototype Tablet PC」の展示コーナーも設置。Adobe RGBカバー率95%以上のディスプレイ、RAW現像を高速に処理するパフォーマンスをアピールしていた。また、α7 IIとのテザー撮影のデモも行われていた。
2015年02月12日