D.O(EXO)とチョ・ジョンソクという、いま最も旬な2人が“兄弟”を演じる『あの日、兄貴が灯した光』。いよいよ5月19日(金)より日本公開となる本作から、2人のインタビューを含む貴重なメイキング映像がシネマカフェにて解禁となった。国家代表の柔道選手としてオリンピックを目指す弟と、詐欺前科10犯で服役中の兄。奇しくも弟が夢を失うことで、兄弟は15年ぶりの再会を果たす…。柔道一筋で真面目な性格の弟ドゥヨンを演じたのは、アジアを中心に世界的な注目を浴びる次世代グループ「EXO」のメインボーカルのみならず、若手俳優としても一目置かれるD.O.。また、詐欺師として生きてきて、弟の金さえ騙し取ろうとするチンピラ兄貴ドゥシクには、『建築学概論』などで幅広い演技力をみせ、いま韓国で最も注目される俳優チョ・ジョンソク。さらに、失明したドゥヨンを支える柔道コーチを、『7番房の奇跡』やドラマ「ピノキオ」などで20代最高の女優に選ばれるパク・シネが演じ、物語により深みを与えている。そして今回、D.O.やチョ・ジョンソク、パク・シネら俳優陣やクォン・スギョン監督らスタッフが撮影の裏話などを語る貴重なメイキング映像が到着。15年ぶりに再会するワケあり兄弟を演じたチョ・ジョンソクが、「チンピラな兄貴なんですが、憎いけど憎めない、そんな兄の姿を表現できたらと思いました」と語る一方、柔道選手を演じたD.O.は「柔道選手の体格を見ると、すごく丈夫なので、運動をかなり頑張りました」と役作りの一端を披露。それぞれの役柄を説明する。撮影現場では、「チョ・ジョンソクさんが引っ張ってくれた。とても気遣ってくれた」というD.O.。撮影の合間に仲良く笑いあう、2人の現場の様子もたっぷり収められている。「僕もギョンス(D.O.)も笑いをこらえきれず、何度もNGを出しました」とチョ・ジョンソクが明かすように、彼の演技に笑いを抑えられないD.O.がNGを出してしまい、自分の頬をたたきながら、自身を落ち着かせる微笑ましい舞台裏も。本作では、少しずつ距離が近くなっていく兄弟役2人だが、撮影現場での相性は抜群だったことが伺える。D.O.が「楽しく撮影した映画です。映画を観たら幸せになれると思うので、期待してください」と語り、自信を見せる本作。いっそう期待が高まるメイキング映像となっている。『あの日、兄貴が灯した光』は5月19日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの日、兄貴が灯した光 2017年5月19日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて順次公開(C) 2016 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2017年05月15日映画監督ウォン・カーウァイの特集上映が、2018年3月16日(金)まで東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで開催される。1988年に監督デビュー、94年の『恋する惑星』が世界中で絶賛されて大ヒットを記録したことで一躍スターダムにのし上がったウォン・カーウァイ。ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフ、一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳、そして意表を突く選曲センス。観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。2017年6月にも同所でカーウァイの特集上映が開催されたが、今回は映画『欲望の翼 デジタルリマスター版』の上映を記念して、英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで第2位に輝いた名作『花様年華』、フランク・ザッパらの偉大なミュージシャンが物語を彩る『ブエノスアイレス』の2作品を再び上映する。また、『欲望の翼 デジタルリマスター版』と特集上映がともに好評を博していることを受けて、追加上映が決定。トニー・レオン主演のラブストーリー『恋する惑星』と切ない恋物語の『天使の涙』も上映される。その類まれなビジュアルセンスからカーウァイ監督はファッション界へも大きな影響を与えており、ドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』では、本編中にウォン・カーウァイ本人が登場するほか、ファッション・デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエが、今回上映される『花様年華』から受けた影響を語るシーンも収められている。再びスクリーンで出会う人はもちろん、はじめて作品に触れる人も、この機会に劇場の大スクリーンでその世界観を堪能してみてはいかがだろう。【開催概要】『欲望の翼 デジタルリマスター版』公開記念 <ウォン・カーウァイ特集>会場:Bunkamura ル・シネマ住所:東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura 6F料金:1,200円均一 (学生は1,000円)※価格は全て税込。上映作品:■『ブエノスアイレス』2月17日(土)〜2月23日(金)19:40〜、2月24日(土)〜3月2日(金) 10:30〜■『花様年華』2月24日(土)~3月2日(金) 19:00~、3月10日(土)~3月16日(金) 10:10~■『天使の涙』3月3日(土)~3月9日(金) 17:10~■『恋する惑星』3月10日(土)~3月16日(金) 17:10~<上映作品/あらすじ>■『ブエノスアイレス』激しく愛し合いながら、荒野のハイウェイで突然の別離を迎える恋人たち。その痛みを振り切るように仕事に熱中する男の元に、傷付いた恋人が帰ってくる。閉ざされていた心が通い合う瞬間、柔らかな光が至福の時を包む。しかしやがて二人を襲う癒しがたい渇き。愛するほどに傷つき、傷つくほどに求め合う魂の彷徨の中で、男はひとりの青年に出会い、再生への道を歩き始める。本作はカンヌ国際映画祭の最優秀監督賞を受賞。2017年のアカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』の監督も本作からの影響を語る傑作。フランク・ザッパ、アストル・ピアソラ、カエターノ・ヴェローゾら天才たちの音楽も映画を彩る。■『花様年華』1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウと、商社で秘書として働くチャン。二人は同じアパートに同じ日に引越してきて、隣人になる。やがて二人は、互いの伴侶が不倫関係にあることに気づき、次第に時間を共有するように。誰にも気づかれないよう、慎重に会っていた二人。家庭を持つ貞淑な男と女は戸惑いつつも、強く惹かれ合っていくのだった。誰にも言えない秘密を包み込む紫煙、ナット・キング・コールのバラッド、そしてなんといってもチャイナドレスの美しさ──今作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を、そして撮影と美術/衣裳が評価され高等技術院賞を受賞。英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで、あらゆる名作を差し置いて第2位に輝いた、永遠の愛の物語。■『天使の涙』殺し屋とパートナーのエージェントは、仕事以外では顔を合わせない。エージェントは殺し屋に対して密かな恋心を抱いていたが、ある日、殺し屋は突然姿を消してしまう。その後、殺し屋はかつて行きずりの関係にあった金髪の女と出会うが、彼女の気持ちに応えることなく、彼は再び彼女の元から去っていく…。一方、エージェントが住むマンションの管理人の息子モウは、夜な夜な他人の店に入り込んで勝手な商売を楽しむ日々を送っている。そんなある日、未だ失恋の傷が癒えない女に恋をするが…。『恋する惑星』で予定していたエピソードをもとに作り上げたもうひとつの恋物語。■『恋する惑星』彼女にふられた警官223番は、彼女のことが忘れられず、自分の誕生日に賞味期限を迎えるパイナップルの缶詰を買い続けている。金髪の女性に恋をしてみるが、麻薬の運び屋として取引に失敗した彼女もまた疲れ果て、そっけない。どん底にいる2人は、行きずりの一夜を過ごす。同じころ、ハンバーガー・ショップの新入り店員フェイは、夜食を買いに来た警官633番と出会う。淡い恋心を抱いた彼女は、ある日偶然手に入れた彼のルーム・キーを利用して勝手に部屋の模様替えを始めて…。クランベリーズの「ドリームス」のカバー曲のメロディとともに、ウォン・カーウァイの名を知らしめた出世作。
2017年05月14日メル・ギブソン監督のもと、アンドリュー・ガーフィールドが“武器を持たない”兵士を演じている『ハクソー・リッジ』。本作で、アンドリュー演じる主人公がひと目惚れする女性ドロシーを演じたニューヒロイン、テリーサ・パーマーの場面写真がシネマカフェに到着した。『ブレイブハート』でアカデミー賞作品賞、監督賞など5部門に輝いたギブソン監督が放つ本作は、まるで戦場にいるかのような臨場感。主演を務めるのは、若き実力派として知られ、本作で自身初のアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たしたアンドリュー。2人の強力タッグで贈る本作では、主人公デズモンド・ドスをめぐり、3つの異なる場所が舞台となっている。1つは、彼の信仰や信念の礎となる故郷で、最愛の人と出会うヴァージニア州のリンチバーグ。2つ目は、軍に志願したドスが訓練を受け、軍事裁判にかけられるジャクソン基地の兵舎。最後は、史上最も熾烈とされる接近戦が行われた戦場“ハクソー・リッジ”だ。故郷リンチバーグで、ドスが運命的な出会いをした最愛の人が看護師のドロシー。演じているのは、ギブソンの本拠地オーストラリア出身の若手女優テリーサ・パーマー。初演技にして初主演作『明日、君がいない』(’06)で注目されると、ニコラス・ホルト演じるゾンビにひと目惚れされるヒロインを演じた『ウォーム・ボディーズ』(’13)、巨匠テレンス・マリックの『騎士たちの聖杯』(’15)、エクストリームアクション大作『X-ミッション』(’15) 、恋愛小説の名手ニコラス・スパークス原作の『君がくれた物語』(’16)など、幅広いジャンルの作品に出演、『トリプル9 裏切りのコード』(’16)ではケイシー・アフレックの妻役も務め、着実にキャリアを伸ばしてきた。2017年も、主演作が3作も待機するハリウッドが注目する最も旬な女優の1人だ。今回公開された場面写真は4点。事故に遭った人を連れて病院を訪れたドスが、白衣のドロシーに初めて出会う。彼女の美しさにすっかり魅せられたドスは、その日から彼女に会うためだけに献血に通うことに。続いて、映画館でのデートでは、彼はスクリーンではなく、彼女ばかりを見つめて微笑んでいる。そして運命のプロポーズ。兵役に志願することを心に秘めたドスは、ついにドロシーに結婚を申し込む。その場所は、なんと思い出の献血室。互いに見つめ合う2人は、ロマンティックなカップルそのもの!ドスにとってまさに白衣の天使となったドロシーの姿は、その後に控える、熾烈を極める戦闘の予感すら感じさせない。だが、自らの信念を貫いて武器に触れないドスと、彼の一途な思いを受けとめようとするドロシーには、さらなる試練が待ち受けているのだ…。圧倒的な臨場感で描かれる戦闘シーンで注目を集める本作には、ロマンティックな見どころも満載。テレンス・マリックやメル・ギブソンをはじめ、巨匠や気鋭監督が認めたテリーサがスクリーンで披露する美しい姿は、久々に恋する青年を演じたアンドリューをいっそう輝かせている。『ハクソー・リッジ』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハクソー・リッジ 2017年6月24日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開(C) Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016
2017年05月12日2015年に日本公開されスマッシュヒットを記録した『ジョン・ウィック』の続編『ジョン・ウィック:チャプター2』。この度、本作で主演するキアヌ・リーブスが、チャド・スタエルスキ監督と共に6月中旬に来日することが決定した。伝説の殺し屋ジョン・ウィックが繰り広げた壮絶なる復讐劇から5日後――。彼の元にイタリアン・マフィアのサンティーノが姉殺しの依頼にやってくる。しかし、平穏な隠居生活を望むジョンは彼の依頼を一蹴、サンティーノの怒りを買い、想い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう。愛犬と共に一命をとりとめたジョンは、サンティーノへ復讐を開始するが、命の危機を感じたサンティーノに7億円の懸賞金を懸けられ、全世界の殺し屋に命を狙われることになる…。「銃+カンフー」を融合したアクション“ガンフー”が話題を呼び、キアヌ演じる最強の殺し屋“ジョン・ウィック”の復讐劇に全世界が熱狂した前作。続編となる本作は、一足先に全米公開されると前作の2倍以上の成績(約3千万ドル=約30億円)を上げる大ヒットスタート。さらにたった8日間で驚異の前作トータル興収(前作総興収約4.3千万ドル)超えの約4.6千万ドルをたたき出すなど、“ジョン・ウィック旋風”を巻き起こしている。前作の最後では、ジョンに救われた愛犬と共に殺し屋稼業から足を洗い静かに暮らしていたジョン。しかし、過去の血の契りが彼を逃がしはしないのだ…。前作のキャストに加え、『マトリックス』シリーズ以来の共演となるローレンス・フィッシュバーンの出演も決定し、舞台もローマ、ニューヨークと世界を股にかけたジョンと殺し屋たちの死闘が繰り広げられる。そして今回、本作の日本公開を前に、キアヌとチャド監督の来日が決定。1月に行われたLAプレミアでは、「また日本でみなさんに会いたいです。この作品を観て気に入ってくれると嬉しいです」と来日を切望していたキアヌが、映画のプロモーションでは、前作での来日以来約2年ぶりの来日。前作ジャパンプレミアでは大勢のファンが熱狂し、また配給会社も知らないうちに突如として鈴鹿8耐に降臨、スターターフラッグを務め自身のプロデュースするバイクで鈴鹿サーキットを爆走。さらにくまモンと記念撮影を行うなど、海外のニュースサイトでも取り上げられる程盛り上りを見せたが、果たして今回の来日プロモーションでは、どんな出来事が起こるのだろうか?『ジョン・ウィック:チャプター2』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年05月10日『エージェント・ウルトラ』でジェシー・アイゼンバーグと&クリステン・スチュワートの“覚醒”ラブを描いた脚本家マックス・ランディスが手掛ける最新作『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』。今週末5月13日(土)より公開される本作から、ヒロインのアナ・ケンドリックが“伝説の殺し屋”のサム・ロックウェルにますますハマっていく、スリリングな初デート映像が到着した。ダメ男にばかり恋して失敗を繰り返す“失恋女子”マーサが、ようやく出会った“理想のカレ”は伝説の殺し屋!?しかも、カレに惹かれれば惹かれるほど、マーサの秘めていた(?)暗殺能力が覚醒していく…という“ガール・ミーツ・ボーイ”のアクション・ラブコメディ。そんな本作から今回到着したのは、実は殺し屋という理想のカレ、フランシス(サム・ロックウェル)とのデート中、失恋したばかりのマーサがますますカレにハマっていく…というシーン。コンビニでの運命的な出会いを経て、初デートに出かけた2人。キュートなTシャツに柄ミニスカのマーサと、柄シャツを着たフランシスのファッションスタイルはまさに運命といえるほどぴったり。デート中の2人はホットドッグをほお張ったり、公園を散歩したりと普通のデートを楽しんでいる。しかし、今回の映像では、デートを楽しむ2人を狙うスナイパーが!木の上で銃を構え狙いをフランシスに定めた後、狙撃。だが! フランシスは瞬時にその動きに気づき、マーサの手を取ってキリッとダンス、華麗に銃弾をかわす。カレが命を狙われているとは夢にも思っていないマーサは、突然のロマンチックな出来事にウットリ。2人の距離が一気に縮むも、実はこの後もスリリングな“暗殺デート”は続いていき…。ちょっとした勘違いが生んだ、可愛くコミカルなシーンをとらえた映像。本作のプロデューサーの1人であるリック・ジェイコブスは、「この役のためにアプローチした俳優はサムだけだよ。踊れて、ロマンスのセンスがありながら、一瞬でそれを消し去って危険になれる俳優が必要だったんだ。サムは、それをうまくやってのける俳優なんだ」と太鼓判。また、脚本家のマックスも「フランシス役は、サム・ロックウェルを想定して脚本を書いたんだよ!」と激白。ランディスが宛書きをしたのは今回が初めてだという。さらに、超個性派といわれるマックスに、本作の原題 “Mr.Right”=理想の人とはどんな人だと思うか尋ねたところ、「自分の想いも相手の想いも尊重してくれる人が男女ともに理想の人だろうね。そんな人を見つけるのは難しいと思うよ」と、ぶっ飛んだストーリーを得意とする彼ながら意外にも(?)純粋な人間性を感じさせるコメント。そんなマックスが描く、ピュアな中にもスパイスの効いたマーサとフランシスの恋模様には目が離せない!『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』は5月13日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バッド・バディ!私とカレの暗殺デート 2017年5月13日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 Right Productions, LLC
2017年05月09日ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソンらシリーズお馴染みの豪華キャストが再集結し、アカデミー賞主演女優賞を獲得しているシャーリーズ・セロンが参戦する『ワイルド・スピード ICE BREAK』。このほど、超絶カーアクションが連続する本作で、シリーズ初となる大都会ニューヨークを舞台にした、過去最大のアクションシーンに迫る特別映像が到着した。氷に囲まれたロシアや、ハリウッドメジャー大作としては初となるキューバなど、史上最大のスケールで物語が展開する本作。これまでも国境を越え、さまざまな場所でカーレースを繰り広げてきた『ワイスピ』だが、本作では、「カーチェイスにもってこいの街だ」とドミニク役のヴィンも語る、シリーズ初となるニューヨークが舞台の1つに。撮影はシリーズをよく知っていたという警察の全面協力の下、常に大勢の人と車であふれかえるニューヨークのど真ん中で行われた。決して簡単ではなかったものの、沿道の大観衆による声援は、ヴィンをはじめとするキャストとスタッフの大きな励みになったという。また、フラー・ビル、公共図書館など、誰もが知っている名所で撮影を行っている本作。今回初めてシリーズの監督を務めたF・ゲイリー・グレイは「タイムズスクエアのシーンは最高にダイナミックだ」と興奮を隠しきれない様子で、「常に前作を超えてくるんだ」というテズ役クリス・“リュダクリス”ブリッジスや、「過去最大のアクションシーンよ」というレティ役のミシェル・ロドリゲス、さらに「ニューヨークのシーンにはきっと驚くよ」というヴィンは、それぞれにニューヨークでのカーチェイスシーンに自信を覗かせている。1998年のアメリカのヒップホップ専門誌「バイブ」に掲載された、ニューヨークのストリート・レーサーに関する記事を見た製作のニール・H・モリッツが、舞台をロサンゼルスに移して始まった『ワイスピ』シリーズ。長年ドミニクを演じてきたヴィンにとって、“原点”ニューヨークでの撮影は長年の夢だったそうで、「全ては『バイブ』誌のドミニカ人ストリート・レーサーの記事から始まったから、キャラクターたちをニューヨークに行かせることには、詩的正義のようなものがあると感じた。ニューヨークは本作にとって素晴らしいキャンバスだし、ここで撮影したアクション・シークエンスはとにかく最高だ。観客は度肝を抜かれると思うよ」と、ニューヨークでの撮影には感慨深げ。ほかにもシャーリーズ・セロン演じる謎のハッカー、サイファーの手によるゾンビカーが、ビルの上からまるで雨のように大量落下する圧巻のシーンも描かれるなど、「ワイスピ」シリーズの原点ともいえるニューヨークでの撮影は、見逃せないポイントの1つとなっている。『ワイルド・スピード ICE BREAK』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年05月07日Facebookで出会った台湾全力女子のリンちゃんと、日本人緩慢男子なモギさんがゴールインするまでをたどるラブストーリー『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』。このほど、ジエン・マンシュー&中野裕太のラブラブデートを収めた場面写真がシネマカフェに到着した。台湾に住む元気いっぱいの女の子リン(ジエン・マンシュー)は日本のドラマやアニメが大好きで、通っている大学でも日本語を専攻するくらいの立派な“ジャパオタ”。日本を襲った震災の話で世界が揺れているとき、リンのFacebookに、日本人青年から1通のメッセージが届く。彼の名前は「モギ」。モギ(中野裕太)は震災で復興支援に協力的な台湾の国民性や親日感情を知り、興味を抱き、まだ見ぬリンにメッセージを送ったのだった。リンと茂木とのFaebookでのやり取りが始まり、内容はたわいもないことや、日本のこと、お互いの悩みや日々の出来事を伝え合ううちに交流を深めていく。そして迎えたゴールデンウィーク。台湾で初めて顔を合わせたことで2人の距離はより一層縮まり、その日を境に、たわいもなかったFacebook上でのチャットがリンとモギとのオンラインデートとなった。内容は相変わらずだったが、2人は幸せだった。お互いの気持ちはいつしか海を越えて…。SNSで出会った男女が恋におちるという、まさにいまどきの新しいラブストーリーとなる本作は、なんとFacebookで32万以上の「いいね!」を集めた実話。SNSを愛用する人が多い現代社会で、誰の身にも起こりそうな出会いを描いたストーリーは、ドキドキしながらも見守りたくなってしまう。今回シネマカフェに到着した場面写真は、中野さん演じる「モギさん」と、台湾の人気急上昇中の女優ジエンさん演じる「リンちゃん」の2人のラブラブなデートを収めたもの。広島の厳島神社、浅草寺、江の島、そして長崎ハウステンボスと、日本のさまざまな名所を仲良く楽しむふたりが愛を育んでいく様子が伺え、中野さんの柔和で優し気な雰囲気とジエンさんの愛くるしい表情に、思わず恋したくなること間違いなし!日本と台湾。生まれた場所、暮らす場所も違うふたりが国境を越え、どのように仲を深めていったのか…Facebookから始まる新時代のラブストーリーとして展開が気になる本作。まずはこちらの場面写真から、幸せいっぱいのふたりのほっこりした空気を感じてみて。『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』は5月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月05日ガエル・ガルシア・ベルナルを主演に迎え、アメリカとメキシコの国境を舞台に繰り広げられるサバイバルを描く『ノー・エスケープ 自由への国境』。本作で、ガエル演じる主人公モイセスを追い詰めるのが、「ウォーキング・デッド」シリーズの極悪キャラクター、ニーガン役で知られるジェフリー・ディーン・モーガン。このほど、彼が演じた謎の襲撃者サムとモイセスとの緊迫の本編映像が到着した。メキシコ=アメリカ間の砂漠の国境。不法入国を試みるモイセスと15人の移民たち。だが、突如、彼らに銃弾が襲いかかる。襲撃者は正体不明。摂氏50度。水なし。武器なし。通信手段なし。“自由の国”を目指す命懸けの逃走劇がいま、始まる――。メキシコ=アメリカ間の移民問題にいち早く目をつけ、構想8年をかけて完成したという本作。プロデューサーは『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン、監督と共同脚本を息子ホナス・キュアロンが務め、逃げ場のない空間=砂漠で繰り広げられる衝撃の連続に、一瞬たりとも目が離せない『ゼロ・グラビティ』の原点ともいえる作品を作り上げた。今回到着した映像では、不法入国者を狙う謎の襲撃者サム(ジェフリー・ディーン・モーガン)が乗るトラックを奪うことに成功したモイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)たちをとらえている。一瞬のすきをついてトラックを奪ったものの、中々エンジンがかからず焦るモイセスたち。サムの愛犬トラッカーに襲われる寸前、何とかエンジンがかかり脱出に成功。「シカゴまで直行だ!」と喜びを爆発させるも、驚異的な命中率を誇るサムのたった1発の銃弾により、トラックは大横転。まさに、希望が一瞬にして絶望に変わる緊迫感満載のシーンとなっている。この悪夢からは逃げることはできないのか?この先の展開は!?と気にならずにいられない迫力と緊張感のシチュエーションを、劇場でも味わってみて。『ノー・エスケープ 自由への国境』は5月5日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノー・エスケープ自由への国境 2017年5月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2017年05月04日「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト 2017」が2017年8月12日(土)から25日(金)までの期間、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。その後、京都みなみ会館ほか全国で順次上映予定。「変態アニメーションナイト」は心に突き刺さり身体の奥底も震わせる、短編アニメーションの祭典。一度見たら忘れられないようなインパクトを持つ、見逃せない“変な”短編アニメーションを紹介していく。今回のテーマは「ポップに狂ってる」。これまでの上映と比べると、見た目がかわいらしかったりポップだったりするものが多いが変態なのには違いない、今まで以上に厄介な作品が勢揃いしている。特報映像やメインビジュアルには、一見かわいいキャラクターが不思議なアニメーションで現れ、好奇心を掻き立てる内容となっている。上映作品は、“変態アニメーション界の貴公子”ピーター・ミラードが神様から拷問を受ける『ピーターと6人のアルファベット神様』、ボール大好きダナ・シンクの一大叙事詩「愛・ボール」シリーズ、そして変態ナイトの新スターが贈る無間ウィンク地獄『ウィンク・ラビット』など。短いもので3分、長くて16分の作品が続く100分間。陽気で軽快なリズムを刻む全19作品が揃う。【開催概要】変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト 2017会期:2017年8月12日(土)〜25日(金)場所:ヒューマントラストシネマ渋谷住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル 7・8Fチケット:前売券(前売限定特典「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト 2017」限定クリアファイル付) 1,500円※ヒューマントラストシネマ渋谷で4月29日から、メイジャーで5月6日から購入可能。上映作品:・『スペース・スタリオンズ』(ソーバルダー・グンナーソンほか/デンマーク/2012年/4分)・『ピーターと6人のアルファベット神様』(ピーター・ミラード/イギリス/2017年/7分)・『レッツコリツ』(ひめだまなぶ/日本/2016年/3分)・『この写真の片隅に』(ロバート・モーガン/イギリス/1997年/13分)・『ジル』(リリ・カレ/アメリカ/2017年/7分)・『サニー・アフタヌーン』(トマス・レノルドナー/オーストリア/2012年/7分)・ダナ・シンクの「愛・ボール」シリーズ(『愛・ボール』『愛・ボール パート2』『炎・ボール』『命・ボール』)(ダナ・シンクアメリカ/2013~2015年/計12分)・『ジェシカ』(エイミー・ロックハート/カナダ/2014年/5分)・『おかあさんにないしょ』(冠木佐和子/日本/2015年/3分)・『バカ!』(イマニュエル・ワーグナー/スイス/2010年/8分)・ダナ・シンクのだまし絵シリーズ(『自転車』『◯力』)(ダナ・シンク/アメリカ/2015~2017年/4分)・『アッティラ』(ブルース・ビックフォード/アメリカ/2016年/2分)・『アンハッピー・ハッピー』(ピーター・ミラード/イギリス/2016年/7分)・『ウィンク・ラビット』(ホン・ハクスン/韓国/2014年/16分)・『ボム』(ピーター・ミラード/イギリス/2014年/2分)公式URL:
2017年05月02日第87回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、第88回アカデミー賞作品賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』のマイケル・キートンを主演に迎え、マクドナルドの“創業者”を描く『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』。このほど、キートンが変貌を見せる(!?)予告編映像が解禁となった。サラリーマン人生も半ばを過ぎた50代の男レイ・クロックが、マック&ディック兄弟の“マクドナルド”と出会い、その革新的なシステムに魅了され、壮大なフランチャイズビジネスで世界最強のハンバーガー帝国の創業者(=ファウンダー)となっていく本作。このほど解禁となった予告編の冒頭では、「知りたいだろう?」「どうやって世界一のファウンダーにのぼり詰めたのか」と、観る者に向かって語りかけるレイ・クロック(マイケル・キートン)の姿が!地道に働き、合理的な作業コンセプトを培ってきたマクドナルド兄弟が信じたのは、その革新的“スピード・サービス・システム”に驚き魅了され、大きな夢を描いた熱意あふれる実直なセールスマンのはずだった――。だが、彼の野心、欲望はとどまることなく、いっそうむきだしになり豹変していく。自信たっぷりの彼の大躍進に重なる「きれいごとだけでは夢は絶対に叶わない」というナレーション。成功のためなら手段を選ばず、決して満足することのない飽くなき野望を持つレイは、英雄か、怪物か?時に痛ましくもありながら、魅力とカリスマ性を同時に放つ主人公を、キートンが怪演。レイの妻役には『わたしに会うまでの1600キロ』のローラ・ダーン、マクドナルド兄弟には『ロング・トレイル!』ニック・オファーマン、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』ジョン・キャロル・リンチら実力派俳優たちが脇を固める。監督を務めたのは、『ウォルト・ディズニーの約束』『しあわせの隠れ場所』と、実話を元にした物語を手がけてきたジョン・リー・ハンコック。圧倒的なテンションでアメリカ全土、そして日本を含む世界中を制覇したハンバーガー帝国の“誰も知らない誕生のウラ”が暴かれる!『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は7月29日(土)より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月01日フランスで好感度NO.1俳優のオマール・シーが、突然父親になったプレイボーイに扮し、娘との絆を築いていく『あしたは最高のはじまり』。ヨーロッパ全土が笑いと涙で包まれた本作から、気分爽快な青空と父娘の笑顔が印象的な日本版ポスタービジュアルが、シネマカフェにて解禁となった。サミュエルは、南仏コートダジュールの太陽の下、毎日がバカンスのごとく、人生を謳歌していた。ところがある日、かつて関係を持った女性クリスティンが、生後数か月のグロリアという“娘”を連れて彼の前に現れる。「あなたの娘よ」と告げ姿を消したクリスティンを追って、ロンドン行きの飛行機に飛び乗るサミュエルだったが、異国の地で彼女を見つけることはできなかった。途方に暮れた彼らを救ったのは、地下鉄で出会った敏腕プロデューサーでゲイのベルニーだった。8年後、すっかり家族となった3人の前に、再びクリスティンが現れる――。自由気ままなプレイボーイが突然、赤ちゃんを引き取ることになり、異国の地ロンドンでゲイの友人と男手ふたつで育児に奮闘、いつしか彼らに最強の絆が生まれていく感動作。本国フランス、そしてヨーロッパ全土で大ヒットを記録した。今回の日本版ポスタービジュアルでは、真っ青な空を背景に、父と娘が最高の笑顔で、まだ見ぬ明日に向かって人生を駆けていこうとする姿が映し出されている。誰もが笑顔と元気をもらえる、気分爽快でポジティブなメッセージを感じさせるビジュアルだ。フランスでも子煩悩で知られる主演のオマールは、本作の魅力について、「父と娘の対等な関係に魅力を感じて、このキャラクターに身を委ねることにしたんです。最初は無責任な親だと思ったけれど、最後にはそこが重要な意味を持っていたとわかる。そして、父親というテーマにも心を動かされました」と語る。「この映画のメッセージで私が素晴らしいと思ったのは、親になるためのマニュアルなんてないし、誰だって満点を取る必要なんてないということ。自分が子どもを育てるに足る人間なのかと考えてしまう人もいるかもしれない。でも、そこをとびきり楽しく描いているのです」と、本作の魅力に触れる。また、今回監督に大抜擢された若手監督ユーゴ・ジェランは、全米大ヒット作のリメイクとなる本作について、「幼い娘のために人生を捧げる決心をした男の物語に心を動かされました」とコメント。「ロベルト・ベニーニ監督の『ライフ・イズ・ビューティフル』やガブリエレ・ムッチーノ監督の『幸せのちから』など、大人と子どものシーンを見事に演出した映画を彷彿とさせました。そして、この型破りな父親や心優しい友達、誰も望んでいないのに戻ってくる母親は滑稽で、同時に心を打つ物語だと思いました」と、本作で描かれる物語について語っている。『あしたは最高のはじまり』として9月9日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あしたは最高のはじまり 2017年9月9日より全国にて公開
2017年05月01日キアヌ・リーブスを主演に迎え、スマッシュヒットを記録した『ジョン・ウィック』。銃とカンフーを融合したアクション“ガンフー”が話題を呼び、キアヌ演じる最強の殺し屋・ジョン・ウィックの復讐劇に全世界が熱狂した作品の続編『ジョン・ウィック:チャプター2』から、注目の場面写真とともにキアヌのコメントが到着した。暗黒社会最強にて、伝説の殺し屋ジョン・ウィック。世界中に旋風を巻き起こしたあの男が2年ぶりに帰ってきた!前作では共に暮らしていた愛犬を殺され、怒り心頭で復讐劇を果たしたジョン。本作では新たに迎えた愛犬と穏やかな日々を過ごすと思いきや、家をバズーカで破壊され、新たな怒りに震える!銃+カンフーを融合した“ガンフー”で次々と敵をぶっ倒していくジョンの、今度の相手は全世界の殺し屋。いま、ワールドクラスの復讐劇が幕を開ける…。本作は、全米公開後、前作の2倍以上の成績(約3000万ドル=約30億円)を上げる大ヒットスタート、さらにたった8日間で前作トータル興収(総興収約4300万ドル)を超える約4600万ドルを記録した大ヒット作。「ヤツは情熱だけで生きている」と、キアヌは自身で演じた主人公ジョン・ウィックについてアツいコメントを寄せる。「本作は前作の5日後から始まるんだ。ジョンが彼の妻からの手紙が入った車を取り返そうとするところから、物語は始まっている。前回からの流れはあるが、前作を観ている人にも、観ていない人も楽しめるように特に意識をしたよ」と語るキアヌ。近接戦闘アクションに特化したアクションシーンは本作でも健在で、全世界の殺し屋とのバトルロワイヤル開始とばかりに、地下鉄での肉弾戦から、鏡張りの部屋、さらにはパーティー会場での華麗なアクションシーンなど、前作以上の激しい闘いが続く。また、今回、一挙に到着した場面写真では、前作に引き続き登場する車修理工場の店主オーレリオ(ジョン・レグイザモ)や「コンチネンタル・ホテル」のマネージャー、シャロン(ランス・レディック)、そして殺し屋組織コンチネンタルのドン、ウィンストン(イアン・マクシェーン)と、実力派俳優たちが演じるツワモノの姿が!さらに本作でシリーズ初登場となる、ラッパーのコモン演じるエリート殺し屋カシアン、『バイオハザード:ザ・ファイナル』や『トリプルX:再起動』で鮮烈な印象を残したルビー・ローズ演じる聾唖の殺し屋アレスの場面写真も解禁。中でも、ひと際目を引くのが、キアヌ最大の出世作にして世界的ヒット作『マトリックス』シリーズで共演した、モーフィアスことローレンス・フィッシュバーンの姿!本作では、ニューヨークでホームレスを装いながら独自の組織を束ねる“キング”を演じており、ジョンとの関係にも注目が集まっている。ちなみに、前作『ジョン・ウィック』は、“キアヌ完全復活”と呼ばれた伝説の超絶アクションの名作。情熱だけで生きる男の雄姿を、ゴールデンウィークに再確認してみては?『ジョン・ウィック:チャプター2』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ジョン・ウィック』DVD&Blu-rayは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年05月01日『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』の公開が決定。NHK BSプレミアムの人気番組がドキュメンタリー映画となって、2017年10月21日(土)に全国ユナイテッド・シネマ・グループにて上映される。ネコを撮り続ける写真家、岩合光昭岩合光昭は、19歳で出会ったガラパゴス諸島の大自然に感銘を受け、動物写真家としての道を歩み始めた。以来、地球上のあらゆる地域で動物たちに出会い、貴重な瞬間を写真におさめてきた。その中でも、私たちの身近に暮らすネコを映し出す写真は特別。表情豊かなネコの姿は、幅広い層から絶大な人気を集め、人々の心をとらえてやまない。ネコの写真は、全国津々浦々で紹介されている。これまでもネコの人間との暮らしとライオンの野生を比較する斬新な視点で撮影された写真展「ネコライオン」の開催やフォトエッセイ「世界のねこみち」の発売などで人気を博した。また、2017年7月~9月にも、東京・大阪・京都など全国16箇所にて写真展を開催する。NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を映画館で元来、「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、動物写真家・岩合光昭が世界30ヵ国以上の国々を訪れ、猫の目線で世界の街角のネコを撮影・紹介する人気ドキュメンタリー番組だ。「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」との岩合の考えから始まったこの番組は、2012年の放映開始以後人気を守り続けている。その劇場版となる本作では、番組ファンのあいだで人気の「津軽の四季」より「コトラとその家族」を中心に、世界6ヶ国のネコたちの生きる姿を再編集。テレビでは放送されなかった、選りすぐりの未公開シーンとともに、この夏に撮影予定の“コトラの子どもたち”の今の姿が紹介される。青森県・津軽の大地で、太陽を浴び真っ赤に育ったリンゴのように愛くるしく、そして力強く生きるネコたちの姿を大スクリーンで楽しめそうだ。メイキングの様子を公開津軽追撮のメイキング写真では、岩合と無邪気なコトラたちの様子が見て取れる。カメラを構える岩合に寄り添っていく子猫の姿には思わず笑顔がこぼれてしまう。追撮を終えた岩合は、「成長したリッキーやハナと過ごせるなんて、本当に嬉しい時間でした。そしてそれ以上に、彼らの懸命な生き方にあらためて感動しました。逞しいボスネコとなったリッキー、ハナの子育ては母親のコトラを彷彿させます。子ネコたちもかわいい盛り、ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。」と語っている。ナレーションを務める女優・吉岡里帆また本編ナレーションキャストは、女優の吉岡里帆に決定。TBS「日曜劇場『ごめん、愛してる』」でドラマ初主演、2017年4月公開の映画『名探偵コナン から紅の恋歌』では声優に初挑戦と、幅広い活躍をみせ、今注目される女優の一人である吉岡里帆は、映画のナレーションを担当するのは本作が初となる。岩合光昭とともに、ほっこり心温まるネコの世界をナビゲートする。【詳細】劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち公開日:2017年10月21日(土)※劇場前売り券(ねこ型しおり風、1,400円)が全国公開劇場窓口にて発売中。 ※一部劇場では前売券取扱無し。出演:岩合光昭語り:吉岡里帆音楽:高野正樹製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ©Mitsuaki Iwago
2017年04月30日昨年のカンヌ国際映画祭を沸かせた、ウディ・アレン監督最新作『カフェ・ソサエティ』。この度、衣装のスージー・ベンジンガーのインタビューが到着し、スージーのイラストと下着姿も美しいクリステン・スチュワートの写真が公開された。もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい。漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビーが、ハリウッドを訪れる。時は1930年代、この華やかなりし映画の都には全米から明日の成功を目指す人々が集まり、熱気に満ちていた。映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働き始めたボビーは、彼の秘書ヴォニーの美しさに心を奪われる。ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚を思い描くが、うかつにも彼はまったく気づいていなかった。ヴォニーには密かに交際中の別の男性がいることに…。本作は、アレン監督が『ミッドナイト・イン・パリ』のような陶酔と郷愁を再び紡ぐ、ビター&スウィートでゴージャスなロマンティック・コメディ。主演は以前にもアレン監督とタッグを組んだジェシー・アイゼンバーグ。共演にはブレイク・ライヴリーやクリステンなど豪華俳優陣が集結している。衣装を担当したスージーは、デザイナーのセオニ・V・アルドリッジと9年にわたって共に仕事をし、『ゴーストバスターズ』や『クラブ・パラダイス』『月の輝く夜に』『アイリスへの手紙』といった映画作品に携わった。アレン作品への参加は、『トラブル・ボックス/恋とスパイと大作戦』『地球は女で回ってる』『セレブリティ』『人生万歳!』『ブルージャスミン』『教授のおかしな妄想殺人』に続き本作で7度目。また、舞台の衣裳デザイナーとしても名をはせており、「ドリームガールズ」「ジプシー」「ミス・サイゴン」「サタデー・ナイト・フィーバー」「コーラスライン」などにも参加している。そんな数多くの作品で一緒に仕事をしてきたアレン監督についてスージーは、「素晴らしい人よ。彼は脚本を書くのがとっても早くて私が知る誰よりも働き者ね。一日中働き、脚本を書くか編集作業をするか、そうでないときはクラリネットを吹いている」と絶賛し、また「みんなウディの早いスピードについていくので精一杯!スケジュールを見たキャストが『1日5シーンもやるなんて無茶よ!』とよく言うけど、ウディは大丈夫なの。彼の頭は一時も休まないし長年の経験で撮るものが明確になっているの。でも女優たちには同情するわ。ブレイク・ライヴリーは台本を手に持ってトレーラーやヘアメイク室まで走って移動していたのよ!」と明かす。そして、本作のお気に入りのシーンについて、クリステンとジェシーの海辺のシーンを挙げたスージーは、「ウディもスタッフも砂の上にいて、みんな波を被ってびしょ濡れ。ジェシーに着せていた本物の1930年代のパンツも濡れてしまって、スタッフは大笑いよ!」と撮影をふり返り、「この映画で一番の喜びは、クリステンとジェシーと一緒に仕事ができたこと。ウディはわかってないけど、ほとんどの俳優にとってウディとの仕事はとても緊張するもの。でも、2人はお互い仲が良くて、周りを楽しませる、本物のプロだった。一番初めにセットに現れて、最後にセットを出るような人なのよ。どんな監督でも2人と仕事をするのは最高だと思うわ!」とクリステンとジェシーについて語っている。『カフェ・ソサエティ』は5月5日(金・祝)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カフェ・ソサエティ 2017年5月5日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2017年04月28日シャイリーン・ウッドリーが主演を務める世界的ベストセラーの映画化第3弾にして、完結編となる『ダイバージェント FINAL』が、8月19日(土)より日本公開されることが決定、その予告編が解禁となった。近未来、人類が「無欲」「平和」「高潔」「勇敢」「博学」の5つの派閥に分類・管理される社会体制が大規模なクーデターによって崩壊、新たな支配者たちが勢力を拡大していた。混迷の中、どの派閥にも属さない「異端者(ダイバージェント)」トリスは仲間と共に、巨大なフェンスの向こう側=外の世界へと脱出することを決意する。だが、そこに待ち受けていたのは、「異端者」」にまつわる驚愕の事実と、人類の記憶を消去し世界を“リセット”させようと企む巨大組織の恐ろしい陰謀だった…。ベロニカ・ロスの原作「ダイバージェント」シリーズを、注目の若手キャストや実力派を揃えて映画化した第3弾にして完結編。『ダイバージェントNEO』(‘15)に引き続き、ロベルト・シュヴェンケが監督を務め、前作を遥かに上回る圧倒的スケールで、これまで謎に包まれていた壁の外の世界と「異端者(ダイバージェント)」の関係がついに暴かれる。解禁となった予告編では、ついに壁の外の世界へ踏み出したトリスたちが、それぞれの正義のため別々の道を歩む様子が描かれており、胸高鳴るアクション・シーンでは、近未来の世界観を追求したビジュアルにさらに磨きがかけられている。未知の世界への脱出、友情と裏切り、人類の命運をかけた激闘など、怒涛のアクションと衝撃の展開は、シリーズを締めくくるにふさわしい興奮とスリルがたっぷり。主人公の「異端者(ダイバージェント)」トリスを演じるのは、『ファミリー・ツリー』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、『きっと、星のせいじゃない。』でも主演を務めたシャイリーン。トリスの恋人フォーを演じるのは、『アンダーワールド』シリーズのテオ・ジェームズ。さらに、『きっと、星のせいじゃない。』でシャイリーンと息の合った演技を見せたアンセル・エルゴート、『セッション』での熱演も記憶に新しいマイルズ・テラー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で印象的な演技を魅せたゾーイ・クラヴィッツ、「NIKITA/ニキータ」のマギー・Q、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などのナオミ・ワッツ、『Hidden Figures』(原題)のオクタヴィア・スペンサーらが脇を固める。第16回ティーン・チョイス・アワードで4冠を達成したほか、第42回ピープルズ・チョイス・アワードで“お気に入りアクション映画賞”を受賞するなど、高い人気を博し、日本でも多くのファンを有する本シリーズの完結編に、引き続き注目していて。『ダイバージェント FINAL』は8月19日(土)より角川シネマ新宿、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月28日十代目松本幸四郎への襲名を控えた市川染五郎と、『スーパー歌舞伎II ワンピース』の市川猿之助がタッグを組んだシネマ歌舞伎『やじきた』。このほど、この2人が歌舞伎界では前代未聞の(?)ラップに初挑戦した特別動画「Cinema Kabuki “YJKT”」が完成した。何もかもが上手くいかず、うだつが上がらない弥次さん、喜多さんの2人は、はずみで手に入れた金をもとに、お伊勢参りに旅立つことに。一方で、家督を守り、母の病気平癒を伊勢神宮に願うため、信夫(現在の福島市)の領主・梵太郎と御伴の政之助は、不安を口にしつつも決意を新たに旅立つ。この対照的な2組が、偶然にも東海道で出会い、一緒に伊勢参りをすることに。道中は、弥次喜多を追いかける借金取りや、若侍の持つ宝剣目当てに盗賊に襲われたり、怪奇現象に見舞われる。やがて、一行は思いがけずラスベガス(!?)に辿り着き、さまざまな艱難辛苦を乗り越え、やっとのことで伊勢参りを果たすのだが…。歌舞伎の舞台を撮影してスクリーンで楽しむシネマ歌舞伎。お馴染みの“弥次さん喜多さん”の珍道中「東海道中膝栗毛」を、染五郎さんと猿之助さんのコンビで贈る本作は、日本国内に留まらずラスベガスの海外までおよぶ奇想天外な物語が見どころ。また、歌舞伎座の夏芝居の醍醐味が満載で、宙乗り、本水を使った演出、立廻りの数々なども見逃せない。そんな本作で主演を務める、染五郎さんと猿之助さんが、本格ラップに初挑戦。終始和やかな雰囲気でお互いにギャグを言い合いながら収録は進められ、ラップ指導の板橋駿谷(劇団ロロ)やTaichi Masterに熱心に指導を求め、イントネーションや節回しを確認する場面も観られた。2人は「楽しいな!」と勢いづくも、「こなれた感じで」とのダメ出しを受けると「難しいな」――。ラップの技術等の壁も感じながら深夜まで収録に取り組んでいた。無事収録を終えた染五郎さんは、「ピコ太郎の“PPAP”に負けたくない!たくさんの方にご覧いただき、“YJKT”でお客様に、舞台中継とも全く違うシネマ歌舞伎をご覧いただきたい」と意気込みをコメント。猿之助さんは「南北等に共通する俳句調なところもありつつ、自由も意外とあるのでは。歌舞伎俳優が世の中にラップを発信するということは、ラップの分野にも新たな歴史の誕生ではないだろうか」と感慨深げに語った。また、ディレクターを務めた本作構成の杉原邦生は「やりたい放題な感じの2人がでているところがいいのでは」と染五郎さん、猿之助さんの名コンビぶりに言及。作曲を担当したTaichi Masterさんは「素晴らしいお2人がラップに挑戦するということは、前代未聞の取り組みでは。今回は貴重な体験をさせていただきました」と感想を語り、「初めての挑戦なのに、キャラが出来上がっていた」と絶賛を贈る。さらに、板橋さんも「Flow(歌い回し)が歌舞伎調になっていて、うまくラップの世界とミックスしている。勢いにのっている部分がとてもいい」と語り、2人の初ラップに太鼓判を押している。シネマ歌舞伎『やじきた』は6月3日(土)より東劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月28日東京フィルハーモニー交響楽団による『ハリー・ポッターinコンサート』の開催が決定。2017年8月10日(木)より順次、東京・大阪・名古屋・神戸の4都市で行われる。シネマ・コンサートは、名作映画の音楽パートをそのまま抜き出し、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏と共に巨大スクリーンで映画が上映される、映画をライブ感覚で楽しむという本物志向のオトナ世代に人気のエンタテインメント・ショーだ。ハリー・ポッターシリーズのシネマ・コンサートは2016年の夏休みに国内4都市で開催され、好評を博した。今回の公演では、オーケストラが生演奏する『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の全曲を聴きながら、HDの40フィートスクリーンで映画を鑑賞。臨場感あふれる美しい演奏で再現されたジョン・ウィリアムズの名曲は、映画の世界観をさらに深く構築し、魔法の世界に引き込まれるような体験を提供してくれる。【開催概要】『ハリー・ポッターinコンサート』 シリーズ第2弾『ハリー・ポッターと秘密の部屋』■東京公演日程:2017年8月10日(木)・11日(金・祝)場所:東京国際フォーラムホールA 時間:10日(木)開場18:00 / 開演19:00、11(金・祝)開場13:00 / 開演14:00■神戸公演日程:2017年8月12日(土)場所:神戸国際会館こくさいホール時間:開場15:15/開演16:00■名古屋公演日程:2017年8月14日(月)場所:愛知県芸術劇場・大ホール時間:開場17:40 / 開演18:30■大阪公演日程:2017年8月16日(水)場所:フェスティバルホール時間:開場17:30 / 開演18:30<チケット概要>一般発売日:東京・名古屋公演:6月1日(木)午前10:00~神戸・大阪公演:6月24日(土)~料金: S席 9,800円、A席 7,800円 (※全席指定、税込、未就学児入場不可)HARRY POTTER characters, names and related indicia are © & ™ WarnerBros. Entertainment Inc. J.K. ROWLING`S WIZARDING WORLD™ J.K. Rowlingand Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights © JKR. (s17)
2017年04月28日本年度アカデミー賞に作品賞ほかアンドリュー・ガーフィールドの主演男優賞、メル・ギブソンの監督賞など6部門にノミネートされ、2部門を受賞した『ハクソー・リッジ』。このほど、アンドリューが演じた主人公の信念と決死の救出に思わず胸が熱くなる、日本版オリジナルのポスターと予告編が解禁となった。舞台は、第2世界大戦末期の沖縄、難攻不落の「ハクソー・リッジ」(のこぎり崖)。その150mの断崖を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男、デズモンド・ドス。銃も手榴弾もナイフも、何ひとつ武器を持たない彼が手にしていたのは、モルヒネと包帯だけだった…。なぜ、ドスは武器を持つことを拒んだのか?何のために、命を救い続けたのか?そしてどうやって、奇跡を成し遂げたのか? 想像を絶する至近戦が繰り広げられた戦場で、そのとき何が起こっていたのか――。本作は、メル・ギブソンの10年ぶりの監督作。完全復活を果たした圧巻の映像は、まるで戦場にいるかのような臨場感を見せつける。主人公デズモンド・ドスを演じるのは、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』で演技を進化させ、本作でアカデミー賞に初ノミネートされたアンドリュー。2人の強力タッグによって、戦争映画史を塗り変える衝撃作を誕生させた。解禁された予告編では、激戦地「ハクソー・リッジ」の150mを超える崖をよじ登る、アメリカの兵士たちの姿を映し出す。続いて、訓練時のデズモンド・ドスの姿をとらえるが、「僕は銃に触れません」と、若き兵士は武器は手にしないと固く心に誓っていた。だが、「殺すのが戦争だ」という上官グローヴァー大尉(サム・ワーシントン)から問題視され、仲間の兵士たちからは嫌がらせを受ける。それでも頑として銃をとらない彼は、軍法会議にかけられる。恋人のドロシー(テリーサ・パーマー)は、このままだと「刑務所行きになる」と涙を見せる。ドスの胸には激しい葛藤が沸き上がり、行き場のない思いは独房のドアにぶつけるしかない。だが、やがて彼の主張が認められ、武器を持たずに衛生兵として戦場に出ることが許可される。「皆は殺すが、僕は助けたい」と誓い、激戦地「ハクソー・リッジ」に赴任したドスは、たった1人で命を救う戦いを始める…。アンドリューは、穏やかではあるが時に激しい感情を爆発させ、主人公ドスの心の葛藤を繊細に表現。そして、難攻不落の戦場「ハクソー・リッジ」に赴任するや一転、手榴弾を手で払いのけたり、爆発寸前に足で蹴散らしたりと、壮絶なアクションを見せる。戦場で“命を救う”ことだけを全うしようとした、その信念に思わず胸が熱くなる。また、日本オリジナル本ポスターでは、そんな主人公ドスを演じたアンドリューの表情を大きく映し出している。“世界一の臆病者が、英雄になった理由とは――”のキャッチコピーに、“武器を持たない”という信念を貫き、壮絶な戦場で負傷兵たちを救い続けた男の真摯なまなざしをとらえ、強烈なインパクトで迫ってくるものだ。「もう1人助ける」と願う、その視点の先には、まだまだ目の前に助けるべき命があることを予感させている。『ハクソー・リッジ』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハクソー・リッジ 2017年6月24日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開(C) Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016
2017年04月27日アカデミー賞に作品賞、監督賞など8部門にノミネートを果たしたSF感動作『メッセージ』。本作において、その圧倒的な演技力で世界中に涙と感動をもたらしているのが、娘を亡くした言語学者の主人公ルイーズを演じるエイミー・アダムスだ。この物語に心打たれたエイミーは、なんと“育児休暇”を撤回して本作に出演していたことが明らかになった。本作は、優れたSF作品に贈られる文学賞「ネビュラ賞」を受賞した米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基に誕生した物語。“映像化不可能”といわれたこの作品を、『ブレードランナー 2049』の監督にも大抜擢された気鋭ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、独創的な映像美と世界観で映画化を実現させた。そんな本作で主演を務めるエイミー・アダムスといえば、今年1月には“ハリウッド殿堂入り”を果たし、同性からの支持も高い、いまハリウッドで最も愛される存在のひとり。娘を亡くした言語学者のルイーズを演じる彼女は、自身も6歳の娘を持つ母親だが、本作の感動と衝撃の物語に心打たれたことから、“育児休暇”を撤回してまで出演したかったと明かしている。エイミーといえばこれまで、『魔法にかけられて』(’07)、『アメリカン・ハッスル』(’13)、『ビッグ・アイズ』(’14)など、大作から賞レースを賑わす鬼才監督の作品まで次々と出演し、5度のアカデミー賞ノミネート、2度のゴールデン・グローブ賞受賞を誇る映画界きっての演技派として知られる。先日は本年度の「アメリカン・シネマテーク・アワード」にも選出され、本作に続き、トム・フォード監督作『ノクターナル・アニマルズ』の公開も秋に控えている。そんな彼女は、本作のオファー当時、「次はどんな仕事をやるのか決めていなかったし、しばらく休養して母親業に専念したいと思っていたの」と、はじめは引き受けるつもりはなかったと語る。しかし、そんな彼女を出演へと突き動かしたのは、主人公ルイーズの“母としての決断”の衝撃と、その先に待ち受ける“誰も観たことがない感動のラスト”だった。エイミーは、「観客が最初に見るルイーズは、娘の死を受けいれようと“愛と死に向き合っている”姿よ。脚本を読んだとき、そんなルイーズに惹きつけられたの。私の心の奥底の人間の核になる部分に語りかけてくるものを感じて、これは絶対にやらなきゃと思った」と、“母としての顔”も持つ彼女だからこそ、この役柄に運命的なものを感じたという。そんなエイミーの出演を誰よりも喜んだのが、本作のメガホンを取ったヴィルヌーヴ監督だった。監督は「ルイーズの目を通して、観客たちは突如現れた“彼ら”と出会う。だから、それらが本当のことだと信じさせるだけの演技ができる人が必要だった」と説明する。「主役はエイミー・アダムスに演じてもらいたいというのが、僕の当初からの願いだった。エイミーがこの物語に惚れ込んで出演を承諾してくれたときは嬉しくて興奮したよ」と、この複雑な主人公の候補は、エイミーしかいなかったと明かしている。ハリウッドを代表する女優の1人である彼女が、“育児休暇”を返上してまで演じたかった主人公ルイーズ。その熱演は、オスカーにもノミネートされるべきだったといわれている。劇中で明かされる彼女の“母としての決断”の真相と、そこから繋がる“誰も見たことのないラスト”を、劇場で目撃してみてほしい。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年04月24日香港映画界のレジェンド、サモ・ハンが、映画人生の集大成として挑んだ最新2大傑作を連続公開する「サモ・ハンis BACK!」。この度、第1弾となる『おじいちゃんはデブゴン』の予告編が到着した。かつて人民解放軍の中央警衛局で要人警護にあたっていた拳法の達人ディンは、退役後北京からロシア国境に近い中国最北東部にある故郷の村、綏鎮市に移り住み、独り暮らしをしていた。66歳になるディンは、医師には認知症の初期症状と診断されていた。ディンが唯一心を許すのは、隣家に住む少女チュンファだけだった。彼女の父レイ・ジンガウは定職に付かず、ギャンブルばかりして中国マフィアに多額の借金をしていた。チュンファは父と喧嘩をするたびに、ディンの家に逃げて来ていた。中国マフィアのボス、チョイはジンガウに借金返済を待つ代わりにウラジオストクへ行ってロシアン・マフィアの宝石を奪うという危険な任務を与える。チョイの手引きもありジンガイは見事強奪に成功するが、魔が差したジンガイは宝石を持ち逃げしてしまう。チョイはチュンファを誘拐してジンガイをおびき出そうとするが、その計画を無敵のカンフー技で阻止したのはディンだった。しかし、ある夜自宅に戻ってきたジンガイは待ち伏せしていたチョイに殺されてしまう。やがて、チョイが宝石を強奪したと思い込んだロシアン・マフィアも中国に乗り込んで来る。そんな中、さらにチュンファの行方が分からなくなってしまう。ディンにはかつて、彼が目を離したために孫娘を失った過去があった。そのために実の娘とも縁を切り、孤独に生きて来ていた。だからディンは何が何でもチュンファを救い出すと心に決めていた。ディンはチュンファの行方不明にチョンが関わっていると踏んで、ビリヤード場にあるチョンのアジトを調べて単身乗り込んでいく。ディンは封印していた必殺拳法を使ってチョンの部下の腕や足をへし折り、を次々と倒し、チョンにチュンファの居場所を問いただす。そのとき、チョンたちを皆殺しにしろと命じられたロシアン・マフィアたちが殴りこんでくる。ディンの怒りの拳は巨漢のロシアン・マフィアにも次々と炸裂、ビリヤード場は鮮血の修羅場と化していく。果たして、ディンはその場を脱出し、チュンファを救うことができるのだろうか…?1961年の映画デビューから56年、香港映画界で俳優、武術指導、監督、プロデューサーとして様々な重要作品やヒット作に関わってきた香港映画界のレジェンド、サモ・ハン。日本では“デブゴン”の愛称で知られ、盟友ジャッキー・チェンと並び、いまも根強い人気を誇っている。そんな彼が手掛ける第1弾『おじいちゃんはデブゴン』は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲』以来、20年ぶりにメガホンを取り、自ら主演、アクション監督を兼ねて贈る愛と感動のアクション巨編だ。サモ・ハンが抑えた演技で、心に傷を持つ老主人公ディンを感動的に演じるのをはじめ、新旧の名優たちが集結。主人公と心を通わせる幼い少女チュンファに『レクイエム最後の銃弾』『ファイヤー・ストーム』などの香港映画界きっての天才子役ジャクリーン・チャン、その父レイ・ジンガウには本作のプロデューサーも兼ね、主題歌も歌うアンディ・ラウ。父娘を狙う中国マフィアのボス、チョイに『控制/コントロール』『ライ・ズ・オブ・レジェンド炎虎乱舞』の個性派フォン・ジャーイー。ディンに好意を寄せる家主のポクに『グレートウォール』『わが家の犬は世界一』などのベテラン女優リー・チンチン。その息子で警察の副隊長には「遊剣江湖」など中国のTVドラマで人気のチュー・ユーチェン、ロシアン・マフィアのボス、セルゲイには『1911』『ドラゴン・ブレイド』のジェームズ・リー・ロイらが出演している。このほど到着した映像では、サモ・ハンが隣に住む少女と交流を深めていく、和やかなシーンから始まる。しかし、少女とその父がマフィアの抗争に巻き込まれ、事態は一変。現在65歳とは思えぬアクションの数々が繰り広げられ、まさにサモ・ハン版『レオン』+『グラン・トリノ』と言うべき入魂の作品であることが伺える、見どころ満載の映像となっている。第1弾『おじいちゃんはデブゴン』は5月27日(土)より新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。第2弾『コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝』は6月10日(土)より新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年04月24日4月14日(現地時間)に全米で公開され、同時に公開された63か国/地域も含む全世界で、5億3,198万ドル超えという驚愕の成績で全世界歴代オープニング記録を塗りかえ、現在9億ドルを優に超える世界的ヒットとなっている『ワイルド・スピード ICE BREAK』。本作で『ワイスピ』史上最凶となる女性悪役を怪演しているのが、シリーズ初参戦のオスカー女優シャーリーズ・セロン。このほど、彼女が演じる“サイファー”にフィーチャーした特別映像が到着した。『ワイスピ』シリーズ初の女性の悪役としてシャーリーズが演じるのは、凄腕ハッカーのサイファー。本作では、誰より何より“ファミリー”を大切にしてきたドムことドミニク(ヴィン・ディーゼル)のまさかの裏切りが描かれることが話題となっているが、その原因となるのが、このサイファーの存在だ。シャーリーズ自身も「悪人なのにどこかカッコいい」と語るように、タイトなブラックスーツにドレッドヘアという外見はもちろんのこと、自分の欲望のままミッションを遂行していくさまはクールそのもの。続けて、「彼女は颯爽と登場し、やりたい放題やる」と説明するように、街中の車を“ゾンビ化”したり、ドミニクなきファミリーのアジトに突然押し入り、レティ(ミシェル・ロドリゲス)の前でドミニクにキスするなど、次々と驚きの行動をとるサイファー。「ドムは自分の中のルールを決して曲げない。だからこそサイファーが目をつけた。本作での彼女の行動はシリーズの基礎を根底から覆すものよ」と明かすも、果たしてドミニクたちファミリーは“シリーズ史上最も凶悪な悪役”となる彼女に勝つことはできるのか…?本作のプロデューサーのニール・H・モリッツは、悪役を魅力的な女性にすることは常にアイディアとしてあり、シャーリーズには以前から注目していたという。「彼女とはシリーズへの出演について何年も前から話をしていたし、今回彼女が演じるキャラクターのアイディアがまとまったところで出演を持ちかけた」と出演の経緯を明かす。それを受けたシャーリーズが、「最も優れたシリーズ作の1つである本作で重要な役を演じられるだけでなく、シリーズ初の女性の悪役だなんて、本当に光栄だわ」と語るように、これまで築き上げられてきた『ワイルド・スピード』の世界観の根底の部分が大きく覆されることを理解していたという。「サイファーは本物の悪党よ。彼女は本当に強欲な人間で、その強欲さが彼女の性質を大いに物語っている。俳優として、予想外の方法で欲しいものを何でも手に入れるキャラクターを演じるのは素晴らしい経験だった」と語るように、シャーリーズにとっても、世界で最も愛されている人気シリーズへの出演はエキサイティングなことだったよう。「生き生きとしていて、普通とは違う感じの何かを作り上げられたと思う」と役作りに自信をのぞかせる彼女は、サイファーの見どころについて「欲しい物は手に入れる彼女を見て楽しんでほしい」とコメントを寄せている。究極の黒幕にして伝説のハッカー、サイファーの戦略は脅威的で、その冷淡で計算しつくされた陰謀に、観客は驚愕するに違いない。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年04月24日一人の天才バレエ少女の、輝かしくも数奇な運命を描いた話題のフランス・グラフィックノベルの映画化『Polina, danser sa vie』(原題)が、『ポリーナ、私を踊る』の邦題で10月28日(土)より日本公開されることが決定した。ボリショイバレエ団のバレリーナを目指すロシア人の女の子ポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)は、厳格な恩師ボジンスキー(アレクセイ・グシ ュコフ)のもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナへと成長していく。かの有名なボリショイバレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、全てを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニー行きを決める。新天地で新たに挑戦する中、練習中に足に怪我を負い、彼女が描く夢が狂い始めていく…。ダンスを通して喜びや悲しみ、成功と挫折を味わい成長していく少女。彼女が見つけた自分らしい生き方とは――。本作は、BD書店賞、ACBD批評グランプリを受賞した、いまもなお人気の高い原作バスティアン・ヴィヴェスの「ポリーナ」を基に、よりリアリティと躍動感、そして伏線が張られたままのストーリーの空白部分に肉付けし、アーティスティックな作品へと昇華された意欲作。監督を務めるのは、ドキュメンタリーやショートフィルム、長編映画など幅広いジャンルの作品を手掛けているヴァレリー・ミュラーと、自身もバレエダンサーでありコンテンポラリーダンスのコレオグラファー(振付家)アンジュラン・プレルジョカージュが共同で担当。アンジュランはバレエ界の権威ある賞を数多く受賞し、パリ・オペラ座バレエ団をはじめ多くのバレエカンパニーへ作品を提供、1985年には自身のバレエカンパニーも設立している。そして今回、映画化にあたり主人公のポリーナを演じるのは、本作で映画デビューを飾ったアナスタシア・シェフツォワ。また、ポリーナが新しい道を模索する中で出会うコンテンポラリーダンスカンパニーの振付家を、フランスが誇る名女優ジュリエット・ビノシュ、さらにパリ・オペラ座エトワールのジェレミー・ベランガール、グザヴィエ・ドラン主演・脚本・監督作『マイ・マザー』や『胸騒ぎの恋人』にて、その美貌と存在感を放ったニールス・シュナイダーらが出演。本作でしか観ることのできない、華麗なダンスシークエンスを創り上げている。『ポリーナ、私を踊る』は10月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月23日D.O.(EXO)&チョ・ジョンソクという、人気と実力を兼ね備えた2人が兄弟役で共演を果たす『あの日、兄貴が灯した光』。このほど、2人の新たな場面写真とともに、リアル兄弟のような仲の良さが伝わってくるオフショットがシネマカフェに到着した。視力を失い、夢を失い、暗闇に閉ざされたドゥヨンに差し込んだ一筋の光。それは、15年間も音信不通だった最低な兄貴だった――。本作は、国家代表の柔道選手としてオリンピックを目指しながらも、試合中の怪我で視力を失い、自暴自棄になる弟(D.O.)と、詐欺前科10犯で服役中の兄(チョ・ジョンソク)が、奇しくも弟が夢を失うことで15年ぶりの再会を果たし、はじめは反発し憎しみ合いながらも徐々に心を通わせていく兄弟の絆を描く。柔道一筋で真面目な性格の弟ドゥヨンと、詐欺師として生き、弟の金さえ騙し取ろうとするチンピラ兄貴。お互い、他人よりも遠い存在であった兄弟2人が少しずつ距離を縮めていく新画像が、このたび到着。兄弟の幼いころの思い出でもある銭湯で、弟の背中を黙々と流す兄。また、家に籠りがちな弟を兄がクラブに連れ出す場面など、お互いに再会を望んでいなかった2人が少しずつ互いに向き合い、距離が近くなる様子が見てとれるシーンばかり。さらに、D.O.とチョ・ジョンソクの仲の良さがわかるオフショットもあわせて解禁!本作で初共演となった2人だが、チョ・ジョンソクが「シーンごとにギョンス(D.O.)と監督とよく話し合っていた。ときにはアイデアなんかも監督に提案をして作りあげた作品」と語るほど、2人とも本作への思い入れが強い。D.O.も「ジョンソク兄さんがうまくリードしていってくれました。本当の兄貴のように人生について、演技について、とにかくいろいろな話をしましたね。実際に段々と仲良くなっていったので、映画の中のドゥシクとドゥヨンが近くなっていく関係でもそれが分かると思います」と語るなど、互いの信頼関係も抜群。他人よりも遠い存在の兄弟が、憎しみ合いながらも、どう心を通わせ絆を再び育んでいくのか、“ブロマンス”な2人の熱演はスクリーンで確かめてほしい。『あの日、兄貴が灯した光』は5月19日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの日、兄貴が灯した光 2017年5月19日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて順次公開(C) 2016 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2017年04月23日『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロンが製作、その息子ホナス・キュアロンが監督を務める『ノー・エスケープ 自由への国境』。本作で、主人公(ガエル・ガルシア・ベルナル)を追い詰める謎の襲撃者サムは、相棒ともいえる犬のトラッカーと常に一緒。1人の男と1頭の犬というコンビは、数々の傑作映画を生み出してきた“王道”設定だ。アメリカとメキシコの国境を舞台に繰り広げられる、サバイバル・エンターテインメントとなる本作。『バベル』「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のガエル・ガルシア・ベルナルがメキシコからアメリカへ不法入国を試みる主人公モイセスを、「ウォーキング・デッド」の悪役で知られるジェフリー・ディーン・モーガンが不法入国者を襲う謎の男サムを演じ、逃げ場のない砂漠という空間で、一瞬たりとも目が離せない攻防が繰り広げられていく。“自由の国”アメリカへ、危険を冒してまで向かう理由とは?まさにこの瞬間、どこかで起きているかもしれない驚愕の“事件”を緊迫の88分間で描き出す。本作に登場する犬のトラッカーは、謎の襲撃者サムの相棒であり、家族であり、仕事仲間でもある。サムの言うことに忠実で非常に賢い犬だが、移民たちを執拗に追い続ける、実は本作で最も恐ろしい存在。注目すべきは、その演技力だ。トラッカー役は全部で3頭の犬が務めたが、演技の訓練を受けた犬ではなく、警備のための特別訓練を受けた犬が起用されている。警備犬だからこそのリアリティあふれる演技は必見。実はプライベートでも、大の犬好きで知られているジェフリー。彼がトラッカーを可愛がるシーンは、本作で唯一、緊張から解放されるシーンとなっている。また、そのほかにも、犬が相棒であることはもちろん、舞台が荒野や荒廃した土地となる傑作映画は数多い。すべてに共通するのは、デキる男ほど相棒に犬を選んでいるということ、そして、その犬が非常に優秀であるということ。そんな王道設定映画をまとめてみた。■『マッド・マックス2』1981年に公開され、現在もカルト的人気を誇る名作。主人公マックス(メル・ギブソン)は、妻子を殺されたショックから生きる希望と目的を失い、相棒である犬と共にV8ブラック・インターセプターに乗って砂漠を走り続けている。マックスが犬と一緒に旅するシーンや、缶詰のドッグフードを食べるシーンなどが非常に印象深い。この犬は撮影のために動物収容所から迎えられたそうで、本作のおかげで命を救われたのだ。名演技を数々披露し、人気キャラクターとなっている。■『リディック:ギャラクシー・バトル』2014年に公開された、銀河の彼方、荒れ果てた大地が広がる見知らぬ惑星に1人置き去りにされた凶悪犯罪者リディック(ヴィン・ディーゼル)とクリーチャーとの戦いを描いたSF映画。『ピッチ・ブラック』『リディック』の続編にあたる。本作に登場する“エイリアン・ジャッカル”は、リディックと一緒に生活するうちに心を許すようになり、いつしかリディックの相棒に。賞金稼ぎたちが来た際も一緒になって戦うが、その最中にリディックの身をかばい…。銀河一の凶悪犯罪者リディックの悲しみが印象に残る作品となっている。■『アイ・アム・レジェンド』荒廃したニューヨークを舞台にした、2007年公開のSF映画。ウイルス感染により、世界人口60億人のほとんどが絶滅していく中、ニューヨークではたった1人の生存者ネビル(ウィル・スミス)と愛犬のサムが暮らしている。ウイルス感染した人間“ダークシーカー”に襲われ、感染してしまうサムのシーンは涙なくしては観られないほど。ウィルは共演したサムを気に入りすぎて、飼い主に「譲ってほしい」と話したことがあるとか。孤高の男と忠実な1頭の犬。絵になりすぎる“王道”の組み合わせを、この機会に見比べてみては?『ノー・エスケープ 自由への国境』は5月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノー・エスケープ自由への国境 2017年5月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2017年04月22日日本でも美術展が開催され、人気の高い美術館の1つであるロシアのエルミタージュ。世界遺産にも登録され、世界一といわれる所蔵品の数々に迫ったドキュメンタリー『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』から貴重な本編映像の一部が解禁となった。フランスのルーヴル(1793年設立)、米国のメトロポリタン(1870年設立)と並び、世界三大美術館といわれるロシアのエルミタージュ。なかでも、1764年創立のエルミタージュ美術館は最も歴史が古く、当時の日本は江戸時代、第10代将軍・徳川家治のころ。絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など膨大な所蔵品は世界一といわれ、300万点の至宝に、2,000の部屋、ほかのどの美術館よりも多い学芸員を有し、年間366万人以上(2015年)の入場者が訪れる世界最大級の美術館だ。そのエルミタージュ美術館に迫った貴重なドキュメンタリーとなる本作。今回解禁された本編映像は、そんなエルミタージュの至宝の一部を垣間見ることができる。最初に登場するのは、ルネサンスのイタリア人画家ティツィアーノ。ミケランジェロが嫉妬し、ルーベンスやルノワールが憧れたといわれるティツィアーノの「エジプトへの逃避」が紹介される。次に登場するのが、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶルネサンス三大巨匠の一人、ラファエロの絵画「聖ゲオルギウスと竜」。1771年に購入した“クロザコレクション”でロシアは初めてラファエロの作品を手に入れた。最後に登場するのが、バロック期を代表するオランダの画家レンブラントの晩年の聖書画で、彼の最高傑作と呼ばれる「放蕩息子の帰還」。新約聖書ルカ福音書における「放蕩息子」の逸話が題材とされる。父から財産を等分に与えられた兄弟のうち、弟は家を出て放蕩し財産を消費した後、最後には実家へと戻るが、父は息子の帰還を喜び祝福を与える姿を描いたものといわれる。館内のその絵画の前は、いつも来館者で賑わっている人気の作品となっている。ちなみに、エルミタージュ美術館にレンブラント作品は20枚以上所蔵されており、それらが展示されている部屋は“レンブラントの間’”と呼ばれている。また、ダ・ヴィンチの絵画を2点所蔵しており、ルーヴル美術館(4点)、ウフィッツィ美術館(3点)に次ぐものである。本作は、そんな数々の美術品を高画質で堪能することができる貴重な機会。その荘厳の美をスクリーンでも確かめてみて。『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』は4月29日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルミタージュ美術館美を守る宮殿 2017年4月29日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開(C) Foxtrot Hermitage Ltd. All Rights Reserved.
2017年04月22日公開早々、5億3,000万ドル超えで全世界歴代オープニング記録第1位に躍り出る大ヒットスタートを切った『ワイルド・スピード ICE BREAK』。まもなく日本公開を控える本作から、『ワイスピ』シリーズではお馴染みの市街地を激走するレース映像が到着。初めての撮影地キューバで白熱のレースを繰り広げている。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクが、シャーリーズ・セロン演じる謎のサイバーテロリストと組み、“ファミリー”にまさかの崩壊をもたらすことでも話題の本作。全米、そのほか63の国・地域で公開されると、5億3,198万ドル超えという驚愕の成績で全世界歴代オープニング記録第1位を獲得。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(5億2,900万ドル)、『ジュラシック・ワールド』(5億2,500万ドル)を上回る史上最高額となる全世界オープニング興収を叩きだし、ハリウッド最強シリーズの歴史を塗り替えるなど、日本公開前に全世界で『ワイスピ』旋風を巻き起こしている。そんななか、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)がキューバの街を滑走する、熱すぎる“キューバ・マイル・レース”のシーンが到着。借金返済トラブルで車を奪われたそうになった従妹を助けるべく、キューバの中で一番の走り屋とゼロヨン(=クオーター・マイル・レース=約400m)を行うことになったドミニク。従妹のオンボロ車でありながらも接戦を繰り広げるドミニクだったが、卑怯にも相手の走り屋はドミニクの車にバイクを当て、走行を阻止しようと企む。オンボロ車は大ダメージをくらうものの、そこはドミニク!次の一手として、キューバ産のニトロ(瞬間的に馬力を上げるための噴射システム)を起動。プルトップで負圧ホースを細工するというブライアン(ポール・ウォーカー)直伝の細工を行っていたドミニクは、「ブライアン細工を試そう」とつぶやくと、ニトロを噴射!だが、走り屋との距離は近づいたものの、水温が上がってしまったせいで車の前部が炎上!フロントガラスは割れて飛び散り、ドミニクは絶体絶命のピンチを迎えてしまう。しかし、ドミニクはここでも次の一手を打ち、驚異のバック走行で乗り切ろうとする。まさに、“白熱”のゼロヨンには興奮必至、ファミリー必見の胸アツ映像に仕上がっている。シリーズのファンにはお馴染みのゼロヨンだが、これまでに国境を超え、さまざま場所でレースを行ってきた『ワイスピ』が、今回選んだのはキューバ。ハリウッドの大作映画はおろか、アメリカ映画がキューバで撮影されたことはなかったそうで、およそ50年間にわたりアメリカがキューバに禁輸措置を施して以来、ユニバーサル・ピクチャーズ作品としても初めての撮影地となった。監督のF・ゲイリー・グレイは、キューバを選んだ理由について「今回は新しいレースを取り入れようと思い、キューバ・マイルが誕生した。鋭角なターンが多い極めて危険なコースだ。ハバナ市街をノンストップで走り抜ける。とにかくクレイジーで、このレースシーンにより作品のテンションを上げたかった」と明かしている。また、長年ドミニクを演じてきたヴィンは、現地の人々の人柄や美しく謙虚な豊かな文化と歴史を体現したキューバの魅力に魅了されたようで、「オープニングでキューバ魂を描きたかった。本作を見れば、シリーズからのキューバへのラブレターであることが分かるはずだ」とコメントする。その一方、シリーズが続いていく中での苦労もあったようで「キャラクターたちは進化を遂げてきて、『ワイルド・スピード』の世界でレースをする理由を探すのが難しいステイタスに行き着いていた。だから、このレース(キューバ・マイル・レース)を可能にしたアイデアはすばらしいものだ。名誉のためにレースをするというアイデアはクールだし、第1作の原点に立ち返るものだ」とも明かしている。今回新たに誕生した“キューバ・マイル”の迫力と興奮は、劇場で体感してみてほしい。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年04月21日全米はじめ日本でもスマッシュヒットを記録したキアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック』。その続編として今度はヨーロッパが舞台となる『ジョン・ウィック:チャプター2』から、本予告と本ポスタービジュアルが解禁となった。銃+カンフーを融合した“ガンフー”を披露した、キアヌ演じる最強の殺し屋ジョン・ウィックの復讐劇に全世界が熱狂した前作。2月にその続編となる本作が全米公開されると、前作の2倍以上の成績(約3,000万ドル=約30億円)を上げる大ヒットスタートを記録。たった8日間で前作トータル興収(約4,300万ドル)超えを達成し、ジョン・ウィック旋風を巻き起こした。そして今回、解禁となった待望の本予告では、伝説の殺し屋VS世界中の殺し屋のバトルが展開される!ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)が繰り広げた壮絶な復讐劇からわずか5日後、引退したはずの彼のもとにイタリアン・マフィアのサンティーノ(リッカルド・スカマルチョ)が訪れる。契約により、殺しの依頼を突きつけられたジョンは、「だが断る」と丁重に申し出るも、サンティーノにバズーカで家を破壊されてしまう。想い出の詰まった家を爆破されたジョンは、怒りに震えながらイタリア・ローマに身を移し、闘いに臨む準備を始める。敵の弾丸を通さないスーツを着こなし、銃+カンフーを融合したアクション“ガンフー”で今回も敵を倒しまくる。命の危険を感じたサンティーノは、“アカウント部”という殺し屋組織へ殺しのオーダーし、ジョン・ウィックに懸賞金をかける。その金額は、なんと7億円。それにより、世界中の殺し屋から命を狙われることになったジョン。伝説の男と、ルビー・ローズらが演じる世界中の殺し屋たちの死闘が繰り広げられていく。さらに、本ポスターに映し出されるのは、顔中傷だらけ、右手に銃を持ったジョンの姿。イタリアン・マフィアのサンティーノに想い出の詰まった家をバズーカで吹き飛ばされたジョンは、サンティーノへの復讐を決意するが、前方をにらみつけ怒りに満ちた表情を見せるジョンには、無数の銃が突き付けられている!絶体絶命の状況に陥るジョン。今度は、世界を敵に回した決死の復讐劇が幕を開ける。『ジョン・ウィック:チャプター2』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年04月21日1年に一晩だけ、殺人を含む全ての犯罪が許される“パージの日”を巡る大混乱を描き、注目を集めている『パージ:大統領令』。本作で主人公の最強SPを演じるフランク・グリロのキレキレアクションの撮影秘話が、渋い魅力あふれる場面写真とともにシネマカフェに到着した。オーエンズ牧師率いる極右政権NFFAが支配するアメリカ。政府は犯罪抑制の最終手段として、1年に一晩だけ全ての犯罪が許される法律“パージ”こそがアメリカを偉大にしていると容認していたが、貧困層や弱者を排除しようとしていると訴える無所属のローン上院議員らの台頭により、賛成派と反対派との間で国内は分断、その是非を問う大統領選の真っ只中、世界の運命を左右する12時間が新たに幕を開ける。警察も病院も機能しないパージの夜、NFFAの暗殺計画からローン上院議員を守るため、彼女の護衛を務めるレオ。しかし、裏切り者によって、2人は暴力と混沌に満ちた首都ワシントンD.C.の路上に放り出されてしまう。怪し気な武装集団に追われながら、果たして2人は生き延びることができるのか?1年に一晩だけ、殺人を含む全ての犯罪が許される法律“パージ”を描く本作は、累計世界興行収入300億円を突破し、パージ法の是非を問う大統領選直前という設定で、昨年、まさに大統領選真っ只中の独立記念日に合わせて全米公開された。本作で、前作『パージ:アナーキー』に続き、つらい過去を抱えたヒーローとして主演を務めているのがグリロだ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での悪役クロスボーンズ/ブロック・ラムロウ役のイメージも強いグリロだが、前作では、飲酒運転で息子を事故死させた男を“パージ”を利用して復讐しようとする警察官役を熱演。一転、本作では“パージ”に異を唱えたことにより、“パージ”賛成派に襲われるローン上院議員(エリザベス・ミッチェル)を完璧に守る最強のSP役を演じている。実際に武術の達人でもあるグリロは、議員を命にかけて守るべく、鍛え抜かれた肉体美でキレッキレのアクションを披露。前回よりも戦闘シーンが増えており、相手とナイフで切り付け合う1分半の戦闘シーンは、リハーサルに10時間、撮影に5時間も費やしており、「今回のスタントは前作の倍あって、アザだらけになった」とグリロ自身が語るほど過酷な撮影になったという。だが、そんなグリロのアクションシーンはもちろんのこと、何があっても議員を守り抜く最強SPの姿には、ドキドキすること間違いなしだ。『パージ:大統領令』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パージ:大統領令 2017年4月14日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2016 Universal Studios.
2017年04月20日デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣と、『英国王のスピーチ』の製作陣が描き出した映画『LION/ライオン~25年目のただいま~』。その驚愕の実話に心打たれる人が続出している中、デヴ演じる主人公サルーとニコール演じる養母スーが、“なぜ、養子を迎えたのか”について対話する本編映像がシネマカフェに到着した。迷った距離1万キロ。探した時間25年。道案内はGoogle Earth――。インドで5歳のときに迷子になったサルーは、養子に出されたオーストラリアで成長するが、あるとき幼い記憶が呼び起こされ、生家を探し始めることに。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生のスキマを埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていくが…。届いた映像は、インドから2人の養子を迎えた母スー(ニコール・キッドマン)が、その秘密を告白するシーン。サルー(デヴ・パテル)は本当の家族を探し出そうと必死になっていたが、なかなか成果を出せず、苛立ちを隠せないまま恋人ルーシー(ルーニー・マーラ)や家族とも距離を置き始める。そんな状況の中、自暴自棄な生活をする弟マントッシュを心配するあまり、スーが体調を崩したとの知らせを受け、彼女の元を訪れるサルー。家族の心が離れ離れになっていることを心配するスーに、サルーは「ママに本当の子が居れば…」と漏らし、“過去を背負った”自分たちを養子に引き取ったことを嘆くが、スーは「子は持てたのよ」と切り出す。困惑するサルーを前に、「でも産まずに、2人の養子をもらおうと夫婦で決めたの、あなたたち2人を家族にして生きていこうと」と涙を見せながら、息子にいままで隠していた真実を優しく語りかける。実子を持つという選択をせず、「恵まれない子たちを助けることには意義がある」と告げるスーに、驚きを隠せないサルー。しかし、スーは「私の生きる道はこれしかなかった」と愛する子どもたちを最優先する姿を見せるのだ。実生活でも2人の養子を迎えているニコール。このサルーとの対話の場面は、演技を越えた説得力のある告白が胸を打つ感涙必至のシーン。4度目のオスカーノミネートを果たしたニコールの、深い母の愛を感じさせる1シーンとなっている。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年04月18日ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』で2011年のカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、エル・ファニングを主演に迎えた『ネオン・デーモン』でも賛否両論を巻き起こしたデンマーク出身の映画監督ニコラス・ウィンディング・レフン。このほど、そのレフン監督に、彼の妻である女優リブ・コーフィックセンが迫ったドキュメンタリー映画『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』の日本公開が決定した。『ドライヴ』のレフン監督と主演のライアンが再タッグを組み、第2の『ドライヴ』として周囲からの期待を集めた『オンリー・ゴット』。お披露目となった2013年のカンヌ国際映画祭では、観客の想像を遥かに越えた映像美と過激なアクション描写で、上映後は絶賛の拍手喝采と非難の嵐が会場を真っ二つに引き裂いた。本作は、そんな『オンリー・ゴッド』撮影時のレフン監督に、公私共にパートナーである女優リブ・コーフィックセンが迫ったドキュメンタリー。静と動が入り乱れるヴァイオレンス、陶酔を誘う唯一無二の色彩感覚、そして計算しつくされた圧倒的な映像美で、ここ日本でも熱狂的なファンを持つレフン監督が、『オンリー・ゴッド』の撮影場所に選んだのは、祖国から遠く離れたタイだった。前作の世界的成功と周囲の期待、慣れない異国でのトラブル続きの撮影、仕事を捨てて撮影について来た妻との諍い、そして常に賛否が分かれる自らの映画への迷い…。さまざまなプレッシャーが彼を徐々に追い詰めていく――。『プッシャー』(’96)で、24歳のときに監督デビューしたレフン監督。同作は三部作として続編が製作され、カルト的作品を誇っている。トム・ハーディ主演『ブロンソン』や同郷のマッツ・ミケルセン主演『ヴァルハラ・ライジング』で、各国のメディアから「次世代ヨーロッパにおける偉大な映像作家」と称賛を浴び、2011年、ライアン主演の『ドライヴ』で世界的に知られるようになった。『オンリー・ゴッド』での慣れない異国での撮影、家庭内のトラブル、また周囲からのプレッシャーにより苦悩するレフン監督の貴重な素顔が観られるだけでなく、主演を務めたライアンや、『オンリー・ゴッド』でオマージュを捧げたアレハンドロ・ホドロフスキーといった著名な映画人との交流も描かれる本作。妻であり、女優であるコーフィックセンがとらえた、孤高の天才監督の真実の姿に注目だ。『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』は7月8日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて2週間限定モーニング&レイトショーにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月17日