アンドレアス・メルボスタッド(Andreas Melbostad)によるディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)の2018-19年秋冬コレクションが1月13日、ミラノファッションウィークメンズ初日に発表された。今シーズンの「世界をめぐる旅。発見を探し求める大航海。新しい部族との出会い」というテーマは明快。ショーのBGM には『もののけ姫』が使われ、デザイナー、アンドレアス メルボスタッドのグローバルなミックスセンスが際立った印象を受ける。前回からウィメンズのフルコレクションが同時に発表されるようになり、今回もファーストルックはウィメンズからスタートした。東欧や南米の民族衣装を思わせるスモックドレスにはトライバルモチーフが刺繍やブロケードで描かれ、白のペザントドレスには膝下までのロングワラビーブーツがロックなテイストにアレンジされ、エスニックとヒッピー・ロックテイストがミックスされている。モデルのヘアは編み込まれ、フェイスペインティングが施され、ネイチャー感溢れるオープニング。メンズモデルはカフタン調のロングシャツに黒のムートンブルゾン、デニムの足元はフリンジ付きのモカシンブーツ。アジアンモデルは侍風に月代(さかやき)を剃ったヘアスタイルにフェアアイルモチーフのニットパーカー×レザーブルゾンに60年代風の編み込まれたレザーパンツ。レザージャケットにもトライブパターンのインディアンストーンのマルチスタッズが施されている。男女交互にランウェイは進行するがウィメンズのルックが充実。チュニック丈のスウェード、デニム、レザーのトップスには、アフガンモチーフのパターンがミックスされ、裾がフレアにスリットの入ったパンツが合わせられ、パンツにはアラブモチーフが刺繍され、それぞれのルックが地球を駆け巡る。旅がテーマのコレクションは多いが、DBGのシグニチャーであるデニムとレザーをベースにしたコンテンポラリーなワードローブを、“ニュートライブ”というキーワードで、ウィメンズのアイテムに分かりやすく展開したプレゼンテーションがショーを盛り上げていく。マルチカラーのナバホ柄カーペットパターンのライダースジャケットやスポーツジャケット、ナイロンのキルティングとムートンをミリタリー風に仕上げたエスキモージャケット、ネイティブインディアンのストーンのスタッズで装飾されたレザーシャツやスキニーパンツ、ナバホブランケットのライニングの付いたジャケットなど、SNS時代に分かりやすいアイテムが次々に登場する。ダイアゴナルのイカット織りのプルオーバー、スクエアモチーフのペルーのバハ・フーディー、ベトナム・モン族のクロスステッチ・スカートなどデニムと相性の良いアイテムとモチーフに溢れた、アンプラグドなコレクションとなった。Text: Tatsuya Noda
2018年01月18日ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、2018-19年秋冬コレクションを2018年1月13日(土)にイタリア・ミラノで発表した。世界をめぐる旅。発見を探し求める大航海。新しい部族との出会い……。今季のディーゼルは多種多彩な文化を盛り込んだコレクションだ。ファーストルックから次々と登場するボヘミアンなスタイルには、チマヨ柄やスモッグ刺繍、フリンジ、スタッズといった要素が盛り込まれている。足元はフリルのモカシンやウェスタン調のサンティアゴブーツで彩った。メンズのシルエットは、バックロングのオーバーシャツやプルオーバーのレイヤー、コンパクトなアウターから覗かせるロング丈のプルオーバーの組み合わせが特徴的。そこに、タイトなレザーパンツで緩急をもたらした。一方、ウィメンズのシルエットは、ルーマニアのペザントブラウスやドレスからインスピレーションを受けたというチュニックワンピースが主流。ウエストでふんわりとギャザーきかせて、ガーリーなムードを運ぶ。パンツは裾にスリットが入ったベルボトムで、ヒッピー文化も加えていたのかもしれない。素材遊びも秀逸で、シフォンのような柔らかなものから、リネン混の硬質的なもの、キルティングまでが揃う。レザージャケット、ボンバージャケット、ミリタリーピーコート、デニムパンツといったブランドのシグネチャーアイテムも、今季ばかりは、ナバホ柄カーペットパターンのテキスタイルによって彩られた民族調へ。秋冬ならではのムートンやシュリンクのシープファー、エスキモーの精神を匂わすミリタリー風のキルティングピースも特筆したい。ディテールや素材によって、ボヘミアンやエスニックという言葉が浮かび上がった今季であっても、常にディーゼル ブラック ゴールドらしさを維持していた。民族衣装独特の彩りを纏うのではなく、あくまでダークトーンをメインで構成し、挿しこんだ色は赤やブルーなどのパレット。これらの配色が相まって、柔らかな印象をもつ民族調のアイテムをより一層シャープで力強く、そして逞しいワードローブに再解釈させている。
2018年01月16日ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演男優賞に輝いたジェームズ・フランコが、5人の女性からセクハラ行為を告発された。ジェームズはゴールデングローブ賞授賞式で、ハリウッドの多くの女優たちが支持しているセクハラ撲滅運動「Time’s Up」のピンバッチを身につけていた1人であった。このピンバッチをつけていたことがセクハラ被害者たちの感情を逆なでし、告発に至ったようだ。「The Los Angeles Times」によると、5人のうち4人はジェームズが経営し教鞭をとる演劇学校の学生だというのだから驚きである。ジェームズが監督した『The Long Home』(原題)に出演したサラ・タイサー=カプランは、フルヌードでの出演は承諾していたものの、セックスシーンでジェームズにプラスティックの前張りを取られたと憤っている。2016年にジェームズと交際していたヴァイオレット・パレイは、ツイッターに車の中でオーラルセックスを強要されたこと、ジェームズがヴァイオレットの友人で17歳の少女をホテルに呼び出そうとしたことを激白。ジェームズはもちろん全否定しており、「ねえ聞いてよ。ぼくはいままでの人生で、自分の行いすべてに責任を持ってきたし誇りに思ってる」と言い、「ツイッターに書かれてることは正しくない。でも、ぼくは何かを告白する人や声を上げることについては完全に支持するよ。だって、長い間声を上げられなかったんだからね」と語った。(Hiromi Kaku)
2018年01月12日木城ゆきとによる伝説の漫画「銃夢」を、巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で実写化する『アリタ:バトル・エンジェル』。この度、本作の予告編と特別映像、そして場面写真が到着した。舞台は数百年先の未来。<アイアン・シティ>のスクラップの山の中で意識を失った状態で発見されたサイボーグの少女“アリタ(ローサ・サラザール)”はサイバー・ドクターの“イド(クリストフ・ヴァルツ)”によって助け出される。目を覚ましたアリタだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。あるとき自分が持つ並外れた戦闘能力に気付き、自らの出生の秘密を見つけようと決意する。その過程で世界の腐敗に気づき世界を変えようと挑むが…自分は一体何者なのか?並外れた戦闘能力の意味するものとは?サイボーグの少女アリタの旅がいま、始まる――。原作は、SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界8の国と地域で翻訳された漫画「銃夢」。『タイタニック』『アバター』などで知られるキャメロンが原作に惚れ込み、長年に渡り映画化を切望し、今回それが実現。彼が脚本・製作を担うほか、『シン・シティ』『スパイ・キッズ』のロバート・ロドリゲスが監督を、キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたジョン・ランドーがプロデューサーを務める。今回到着したのは、『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール演じる主人公のアリタが目覚めるシーンから始まり、敵との戦闘シーンも描かれている。また、今回原作漫画をリスペクトする製作者の拘りにより、彼女の姿は全てモーションキャプチャーによるCGで、より原作に忠実な姿で描かれている。ローサのほかにも、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリなど実力派俳優たちが脇を固めている。そしてあわせて、キャメロン、ロドリゲス監督のコメント映像も到着。キャメロンと「一緒に仕事をする機会をずっと待っていた」と言うロドリゲス監督。15年以上も構想してきた作品を、今回ロドリゲス監督に任せたキャメロンは、「僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした」と太鼓判を押している。『アリタ:バトル・エンジェル』は2018年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月09日ゲイリー・オールドマンが伝説リーダー、ウィンストン・チャーチルを演じ、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルスソーンら実力派たちが脇を固める『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』。チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に描く本作から、この度90秒予告編が到着した。1940年、第二次世界大戦下のイギリスを舞台に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描く本作。このほど公開された予告編は、“政界一の嫌われ者”チャーチルが、ダンケルクの戦いの裏で「道理が通じる相手ではない」ヒトラーを相手に苦悩しながらも、決断を下そうとしている緊張感あふれる様子映し出される。一方で、「とても怖い」と本音を漏らす姿、「欠点があるから強くなれる。あなたなら世界を救えるわ」とチャーチルの妻クレメンティーン(クリスティン・スコット・トーマス)に励まされ、背中を押される姿なども登場。ゲイリー演じる人間味あふれるチャーチルの姿に、目が離せなくなる映像となっている。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は2018年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月27日ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)の「スクエアスプレー(SQUARESPRAY)」シリーズから、ユニセックスのスウェットシャツとTシャツが登場する。2018年リゾートコレクションで発表されたスクエアスプレーシリーズは、都会の壁画にインスパイアされたデザインを採用。ホワイトのスクエアに原色のスプレーアートが描かれた、スウェットシャツとTシャツの2型を展開する。機能的なトップスにストリートアートが融合し、インダストリアルなアーバンウェアが完成した。ハリ感のあるスキューバフリース素材を使用したクルーネックスウェットシャツは、ゆったりとしたボックスシルエット。カラーは、ブラックとグレーの控えめのパレットをラインナップした。さらりとしたコットンジャージー素材のTシャツは、長めのシルエットを採用。フロント部分のグラフィカルなデザインが映える、鮮烈なレッドとブラックのダイナミックなカラーリングを揃えた。【詳細】Diesel Black Gold「SQUARESPRAYシリーズ」発売時期:2017年12月上旬価格:スウェットシャツ 各35,000円+税Tシャツ 各13,800円+税【問い合わせ先】ディーゼル ジャパンTEL:0120-55-1978
2017年12月18日Chiristmas&NewYearに合わせて選びたいゴールドアート3選イルミネーションが華やぐこの時期。ネイルもキラキラ、ゴージャスなアートをオーダーされる方が増えてきます! 今回はゴールドを使用したアートネイルを3パターンご紹介します。まずはクリスマスツリーからイメージしたオーナメントネイル!ゴールドのホイルを爪全体に貼り付けベースを作ります。マットブラックでオーナメントをイメージした様々な柄を爪いっぱいに描き込み完成!オリエンタルやモロッコタイル風など、様々な模様でトライしてみて!個性派にはゴーシャスジオメトリッククリスマスやお正月などのイベント感はあまり出さずに季節感を取り入れるならこのデザインがオススメ!ゴールドラメを散りばめたゴージャスジオメトリックネイル!ブラック&ホワイトにゴールドラメをプラスし、ブロックやラインを組み合わせて幾何学柄をON。クリアベースで抜け感を出すのもポイント!ラメとホイルで、ゴールド2種の贅沢ネイルヌーディーなグレージュをベースにゴールドのホイルを貼り付けます。ランダムに剥がれかけた感じに貼るとヴィンテージ感が出て◎そしてポイントで左右2本ずつ柄を描いたベースには微粒子パールの入ったゴールドカラー。大人っぽいゴージャス感でパーティーやイベントにもぴったり!今回は様々なゴールドネイルをご紹介しました。ぜひで活用してみてください!ネイルアーティスト/KAYO
2017年12月09日ジェームズ・フランコが、「何らかのスーパーヒーロー映画の製作に関わっているようだ」といううわさについて事実であると認めた。「The Hollywood Reporter」によると、ジェームズは「どのくらいしゃべっていいのかはわからないけど、ぼくは製作と出演、両方受け持ってるよ。まだまだ初期段階だから、やらなきゃならないことが山積みなんだ」と語ったという。弟で俳優のデイヴとともに立ち上げた製作会社「ラモナ・フィルムズ」を通して製作を進めていることも明かした。ジェームズはどんなスーパーヒーローを演じるのかについては具体的に触れなかったが、『X-MEN』シリーズや『デッドプール』、『LOGAN/ローガン』などの脚本や製作を手掛けてきたサイモン・キンバーグと『X-MEN』関連の作品の開発段階にあるとは明言。複数メディアが報じているように、『X-MEN』ユニバースのキャラクターで自分の分身を作り出すことができる、マルチプルマンを主人公とした映画であるとみられる。FOXやサイモン、『X-MEN』に関わった人たちが、1作目から十数年をかけて『デッドプール』や『LOGAN/ローガン』のようなR指定のハードなヒーロー映画を生み出したことに感銘を受けたというジェームズ。「ぼくらも“スーパーヒーローもの”の新しいジャンルを生み出さなきゃね!」と誓った。(Hiromi Kaku)
2017年11月28日今年公開されたヒュー・ジャックマン主演の『LOGAN/ローガン』は、R指定ながら予想以上の大ヒットを放った。公開直後からささやかれていたスピンオフ映画の製作が、いよいよ実現しそうだ。スピンオフ映画では、『LOGAN/ローガン』のキーパーソンであったローラ(X-23)の物語が描かれるという。『LOGAN/ローガン』で監督&製作総指揮を務めたジェームズ・マンゴールドと、プロデューサーのハッチ・パーカーが「いま、脚本を待っているところ」であることを「The Hollywood Reporter」に認めている。スーパーヒーローの少女が主人公という、ハリウッドではウケの悪そうな題材ではあるが、パティ・ジェンキンス監督の『ワンダー・ウーマン』の世界的ヒットがマンゴールド監督たちの背中を押した。「パティの成功は、製作スタジオに女性が主役の映画を作ることを恐れる必要はないと教えてくれたんた」。『LOGAN/ローガン』を最後に、ウルヴァリン役の引退宣言をしたヒュー・ジャックマンはスピンオフ映画にも関わらないもよう。今後、彼の代わりに『X-MEN』シリーズで活躍する次期ウルヴァリン役俳優に、広い心で接したいと語っている。というのも、ヒューが17年間演じてきたウルヴァリン役は、当初はダグレイ・スコットに決まっていたがスケジュールの都合で降板。ヒューが引き継いだところ、後にダグレイから「きみはすごい役を手にしたんだよ。思いっきり演じてよね!」と激励を受け、感動したからだという。(Hiromi Kaku)
2017年10月25日昨年逝去した蜷川幸雄さんが率いていた高齢者劇団、さいたまゴールド・シアター。巨星を失った劇団の新たなスタートとなる次回作さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』は、過去に2作の戯曲を書き下ろした岩松了さんが作・演出を手がける。「台詞をスラスラ言うのだけが演劇の面白さじゃないと思う」「蜷川さんという人は、演劇のなかで、人がどの立場に立っているかという“場”を重視していた方だと思います。僕はこれまで家庭の中のいびつな世界を描いてきましたが、蜷川さんに託す戯曲に関しては、あえて社会的な問題を意識して書いてきました。そこでなら、お互いが繋がれるような気がしていたんです」その蜷川さんと話していた次回作のモチーフが福島だったという。「いま避難指示解除地域では、家の中にイノシシが入り込んでいるっていう状況があるんですよね。福島が抱える一番の問題は放射能だと思うのですが、放射能を直接的に描くのではなく、イノシシの問題に置き換えて物語にできたらと思ってます」福島を舞台に、住民と、東京から恋人を捜しに来た女、事故を起こした会社側の人間…さまざまな立場から震災後の様子が描かれていく。「今回は、被害者を中心とした話ではありません。被害者側から書けば、どうしたって善悪の話になりますが、それは演劇の役目じゃない。あくまで演劇として、被害者、加害者双方を等価に書くことで、渦中で軋轢を感じている人たちの間に起きているドラマを表したいんです」取材前、稽古を見学させてもらった。言葉の一文字一文字に含まれた微妙なニュアンスが対話に緊張感をもたらしていく岩松戯曲は、台詞を覚えるのもままならないゴールドのメンバーにとってかなり手ごわい。それでも何度も根気強く丁寧に演出をつける姿が強く印象に残った。「確かに台詞を覚え切れないことにジレンマは感じますが、スラスラ言えれば面白いかといったら、そうじゃないですよね。いろんな要素が絡み合って、ある空気が醸し出される。それが演劇だと思っています」いわまつ・りょう劇作家、演出家、俳優。今年5月に上演した舞台『少女ミウ』でも福島をモチーフに。「ひとつの世界をふたつに分けて書いたつもりです」’06年創設時の平均年齢は66.7歳。フランス、香港でも公演し、高い注目を集めた。現在平均年齢78.0歳。『船上のピクニック』(’07年)、『ルート99』(’11年)。共に岩松さんの脚本。さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』9月21日(木)~10月1日(日)与野本町・彩の国さいたま芸術劇場 インサイド・シアター(大ホール内)作・演出/岩松了全席自由4000円(税込み)SAFチケットセンターTEL:0570・064・939※『anan』2017年9月27日号より。写真・土佐麻理子(岩松さん)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月26日先日、リドリー・スコット監督作『エイリアン:コヴェナント』にクレジットなしでの出演が明らかになったジェームズ・フランコのインタビュー映像が、シネマカフェに到着。キャサリン・ウォーターストン演じるダニエルズとの関係や、スコット監督、本シリーズについて語っている。広大な宇宙を舞台に“完璧な生命体”との遭遇を描き、映画史上に金字塔を打ち立てた『エイリアン』シリーズの最新作となる本作。ジェームズが演じるのは、キャサリン演じるヒロイン・ダニエルズの夫で、コヴェナント号の船長。映像では、「2人はとても愛し合っていて、幸運にも夫婦で一緒に同じミッションに従事している。2人には将来のための計画があるんだ」と、新たな惑星で輝かしい未来を描いていると明かす。彼ら2人だけでなく、人類の新たな移住先を目指すコヴェナント号の乗組員は皆カップルで構成されているため、ハラハラだけでなくキュンキュンするシーンもありそうな予感。だが、そんなラブラブなカップルたちに待ち受けるのは、本作で初めて登場する、“ネオモーフ”という新種のエイリアンをはじめとする生命体。ジェームズも本作で描かれる恐怖は「不思議な現実感があって、“あり得るかも…”と思ってしまう」と、そのリアルさについて分析。続けて、「シリーズのどの作品でも主人公の緊迫感が伝わってくる」と語りキャサリンの演技を絶賛し、「エイリアンと向き合う主人公があまりに真剣なので、観客も引き込まれてしまうんだ」と本作においても、圧倒的なスリルを約束する。ほかにも映像では、本作で12本目の全米NO.1を獲得した巨匠スコット監督の撮影現場についても触れている。滅びゆく地球を後にして、宇宙の楽園を発見したはずの移住船クルーたちに牙を剥く未知の新種エイリアン。観る者は、シリーズ最大のミステリーと極限のスリルを体感し、新たな伝説の目撃者となるはずだ。『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月25日ジェームズ・キャメロン監督の代表作にして、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの人気を不動なものにした『ターミネーター2』が、最先端の3D技術で新たに劇場に降臨する。今回、キャメロン監督から当時の製作秘話などが明らかになるインタビュー映像が到着した。1984年、殺人サイボーグ=ターミネーターが未来から送り込まれた。このサイボーグにはある任務があり、その遂行を誰も止めることはできない。ターゲットは、ある女性サラ・コナー。見かけは普通の女性だが、彼女はのちに世界を変えることになる子どもを生む運命にあった――。そして、最初のターミネーター出現から10年後。近未来で人類抵抗軍のリーダーとなる、サラ・コナーの息子ジョンは少年に成長していた。スカイネットによる機械軍はジョンを少年のうちに殺すため、新しいターミネーターを送り込む。残忍非道なターミネーターに立ち向かうサラとジョン母子に、強い味方が現れる。それは、いかなる犠牲を払ってもジョンを守れと厳命を受け、人類抵抗軍によって送り込まれた、もう1体のターミネーターだったーー。このたび、キャメロン監督の最新インタビュー映像が到着。1作目の『ターミネーター』を製作する際、映画会社からカイル・リース役でアーノルド・シュワルツェネッガーは紹介されたが、キャメロンのイメージと合わず、最終的に彼をターミネーター役に起用したという驚きの経過を告白。さらに、「映像には自信がある」と語るように、『ターミネーター2』で使用されたCGはたった42ショットで、特殊メイクなどで工夫をこらして代用したエピソードなど、キャメロン監督の口から当時のエピソードが語られていく。「T2を映画館で見られるまたとないチャンス」と語るキャメロン監督が、自ら太鼓判を押す、新しく生まれ変わった傑作をこの夏、目撃してみて。『ターミネーター2 3D』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター2 3D 2017年8月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2017年08月12日『007』25作目『Bond 25』(原題)のアメリカでの公開日が、2019年11月8日(現地時間)に決定。『007』の公式サイト及び「ジェームズ・ボンド」のツイッターで発表された。本国イギリスでは伝統に基づき、1週間早めに公開されるようだ。新ジェームズ・ボンドを演じるのは依然、誰だかわからないままである。1979年の『007 ムーンレイカー』から製作総指揮やプロデューサーを務めているマイケル・G・ウィルソン、1987年の『007 リビング・デイライツ』からプロデューサー業に携わっているバーバラ・ブロッコリ、ダニエル・クレイグがボンドに就任した『007 カジノ・ロワイヤル』から脚本を手掛けているニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドは続投とのことだ。ウィルソンとブロッコリは「世界各国の公開日、配給会社、キャスト、監督などの詳細は後日発表する」としている。ダニエルは2015年の『007 スペクター』を最後にボンド役の降板を示唆していたため、次期ボンドを演じる俳優に注目が集まっていた。しかし、最近ではダニエルがもう1本ボンドを演じるのではないかとの説が濃厚だ。監督にはクリストファー・ノーランがウィルソンらプロデューサーと数年間交渉してきたことを明かしており、実際に決定したかどうかの発表が待たれる。(Hiromi Kaku)
2017年07月25日バルマン(BALMAIN)とBeats by Dr. Dre(ビーツ・バイ・ドクタードレ)がコラボレートしたヘッドフォンとイヤフォンが2017年7月20日(木)に発売される。優美で自然体のカラーリングとディテールで「アーバン・サファリ」を表現今回発売されるのは、カーキとサファリベージュのカラーにメタリックゴールドをアクセントとして加えたラグジュアリーな雰囲気の溢れるヘッドフォンとイヤフォンだ。バルマンのクリエイティブ・ディレクター、オリヴィエ・ルステンは本コラボレートコレクションのテーマを「アーバン・サファリ」だと語る。優美で都会的、気品を感じさせるフォルムでありつつ、自然体の力強さを感じさせるカラーリングを用いたデザインは、確かに「アーバン・サファリ」という言葉にぴったりかもしれない。しなやかで美しくキービジュアルを演出するのはモデルのカイリー・ジェンナーだ。ワークアウトにも耐えうる機能性もヘッドフォンには最大12時間持続する充電式バッテリー、ノイズキャンセリング、内蔵マイクが搭載される。イヤフォンはワークアウトでも利用できるよう、耐汗・防沫仕様に加え柔軟なイヤフックで安定した装着感を実現。Siriを起動できるRemote Talkケーブルの採用も。美しいだけでなく機能面も優れたアイテムに仕上がっている。ラグジュアリーなスエードケースヘッドフォン・イヤフォンの両方に、本体デザインとマッチしたオーバルのスエードケースが付属。バルマンのロゴプレートとコイン型のジッパータブがデコラティブで華やかな雰囲気を醸しだしている。【詳細】バルマン×Beats by Dr. Dre発売日:2017年7月20日(木)カラー:カーキ、サファリベージュ価格:「Beats Studio Wirelessオーバーイヤーヘッドフォン - Balmainスペシャルエディション」59,800円+税「Powerbeats3 Wirelessイヤフォン - Balmainスペシャルエディション」24,800円+税販売店:アップルオンラインストア(サファリベージュのみ)、伊勢丹新宿店、二子玉川 蔦屋家電、代官山 蔦屋書店スマートフォンフロア、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI※アップルオンラインストア以外の店舗では、7月20日(木)以降順次発売予定
2017年07月23日夏は、存在感のあるパーツに仕上げることを意識したいですよね。オススメの一つは、“ゴールドパール”のアイシャドウを使用して、煌びやかな印象に仕上げることです。1色使いでもいいですし、様々なカラーと同時に使用してもOKなアイテムです。オススメのアイテムをご紹介します。①オススメ“ゴールドパール”シャドウエスプリークセレクト アイカラー / GD003864円(税込)エスプリーク(ESPRIQUE)公式アカウントさん(@esprique_official)がシェアした投稿 – 2017 4月 23 8:41午後 PDTつけたてのピュアな色・ツヤ・輝きが、長時間持続するアイカラーです。まるで、ダイヤを砕いたダイヤモンドパウダーを配合していますので、とけこむように肌に馴染んでくれます。そして、上品で透明感のある目もとに仕上げてくれることでしょう。 保湿成分のヒアルロン酸、そしてオイルを配合していますので、目元のうるおいを守ります。まぶたに負担をかけず、しっとりした使い心地が特徴です。②オススメ“ゴールドパール”シャドウエクセル シャイニーシャドウN / SI03イエローゴールド1,080円(税込)エクセルメイクさん(@excelmake)がシェアした投稿 – 2016 12月 1 5:27午前 PST大きめのパールと、ラメがミックスされた、ジュエリー級の輝きを実現したアイシャドウです。また、化粧もちをアップする「フィットオイル」を配合しています。さらに、銀コーティングされたガラスの大粒パールに加えて、ラメ感もミックスされています。華やかな目元に仕上げてくれます。③オススメ“ゴールドパール”シャドウリンメル プリズム パウダーアイカラー / 003オープン価格リンメル ロンドン公式さん(@rimmellondon_jp)がシェアした投稿 – 2016 5月 16 3:00午前 PDTたったのひと塗りで、目元に贅沢なキラめきを与えてくれる、パウダータイプのアイカラーです。輝度が高く、透明感のある、大きいパールをたくさん配合しています。 さらに、輝度を高めてくれる光の散乱を妨げるような、粉の配合を極力抑えていますので、光がきれいに反射してくれ、まばゆいほどの美しい輝きを演出してくれるのです。高配合している高い密着性を持つオイルによって、パールと肌の接着剤のような役割を果たしてくれます。よって、まばたきやこすれにも強くパール落ちませんよ。④オススメ“ゴールドパール”シャドウRMK インジーニアス クリーム&パウダー アイズ / 01シルバーゴールド4,104円(税込)<全5色>RMK officialさん(@rmkofficial)がシェアした投稿 – 2015 7月 21 10:13午後 PDTクリームとパウダーを重ねることによって、まるで吸い込まれるような奥行きのある目元を演出してくれる、アイシャドウです。また、よれにくいウォーターレジスタンスによって、うるおいのあるなめらかなクリームがまぶたにぴたっとフィットしてくれるでしょう。そして、同系色のパウダーを上から重ねた瞬間、まるで吸い付くようにまぶたと一体化してくれ、光の層が織りなす、ツヤ感と輝きのある、自然な陰影を演出。シーンを選ばず使いやすい5種のラインアップ。目元を華やかにしてくれ、一気に存在感のある目元に仕上げるためには、煌びやかなゴールドパールを。パール感は、使用するアイシャドウによって異なりますが、ゴールドというカラー自体が、夏にぴったりな美しい目元に仕上げてくれることでしょう。アイホール全体にのせて、ゴールドパールを強調したメイクを行ってもよし。または、ポイント使いとして目尻のみに使用して、ワンポイントメイクに取り入れてもよし。そして、下まぶた全体に引くことで、グンッと存在感のある目元に仕上げてくれます。しかし、下まぶた全体に引く際は、引きすぎには要注意。少しギャルっぽい目元に仕上がってしまうからです。今回ご紹介したゴールドパールのアイシャドウは、粒はそれぞれ大きいものから、小さいものまでと、様々ですが、キラキラ感が可愛く、何度でも使用したくなってしまうアイシャドウばかりです。ぜひ、ご紹介したゴールドパールのアイシャドウも参考にしてみてください。より一層、メイクを楽しむことができます。
2017年07月16日「最も成功した業務用ゲーム機」としてのギネス世界記録を持つ人気ゲームソフト、「パックマン(PAC-MAN)」。そのパックマンのイベント「PAC‐MAN GINZA STYLE」が、2017年8月12日(土)から8月21日(月)まで、銀座三越 9階銀座テラス/テラスコートにて開催される。ゲーム機の展示や体験はもちろん、銀座三越先行販売グッズやパックマンをモチーフにしたアパレルが一同に集結。中でも注目したいのは、パックマンの新ブランド「パック ストア(PAC-STORE)」のワンピースとクラッチバッグ。ボウリングシャツスタイルのワンピースは白地にピンクのネオンとチェリー、パックマンのアーケード機がポップにプリントされていてレトロかわいい仕上がりに。クラッチバッグはファストフード店のテイクアウトの袋に見立てたデザイン。中央ロゴのピザがパックマンになっていて遊び心溢れる一品だ。また、ゲーム会社とのコラボレーションによるライセンス製品を創るライフスタイルデザインブランドの「ゲームスグロリアース(GAMES GLORIOUS)」からは、Tシャツが登場する。パックマンのプレイ画面をイメージしたグラフィックが特徴的。その中央には「GINZA」の文字が。男女問わず着ることができるデザインだ。他にも、スイスの高級ウォッチブランド「ロマン・ジェローム(ROMAIN JEROME)」との限定コラボレーション時計や、釣り道具のルアー、缶バッチなどバリエーション豊かな商品展開となっている。会場には期間限定の「パックマン ギンザ カフェ(PAC-MAN Ginza Cafe)」がオープンし、パックマン、パックマリー、パックリトルをイメージしたわたあめソーダを販売。購入者には限定コースターを1枚プレゼントする。なお、オープニングイベントには、テレビでも活躍中のぺえ&へえが登場。さらに、パックマンとその仲間たちが会場に駆けつけ、イベントを盛り上げてくれる。【詳細】「PAC‐MAN GINZA STYLE」開催期間:2017年8月12日(土)~8月21日(月)会場:銀座三越 9階銀座テラス/テラスコート住所:東京都中央区銀座4丁目6-16オープニングイベント:2017年8月12日(土)1回目 12:00~ 2回目 14:00~(各回約20分)パックマンと仲間たち来場時間:2017年8月12日(土)1回目12:00~ 2回目14:00~(各回約20分)PAC-MAN Ginza Cafe営業時間:10:30~19:00※メニューは無くなり次第終了価格例:■ロマン・ジェローム三越銀座店限定 時計 2,700,000円(税込)※この商品は、9階では展示のみとなり、M2階での販売■パックストア ワンピース 13,000円(税込)クラッチバッグ 3,000円(税込)■ゲームスグロリアースTシャツ 3,996円(税込)三越銀座店先行 ボールペン 各540円(税込)■トーキョーピクセル缶入りドロップ 540円(税込)缶バッチ 各432円(税込)■PAC-LUREルアー 各1,620円(税込)
2017年07月13日これから強くなる日差し。夏の日差しに映えるようなメイクを施せば、もっとメイクが楽しくなりますよね。そんな時にぴったりな「ゴールド感のあるメイク」をご紹介します。①アイシャドウで”濡れた質感”を演出日差しが強いからこそ、目元は濡れた質感を演出。ナチュラルなツヤが生まれます。オススメは、1色のみで作り出すことです。スウィーツ スウィーツ/スパークリングアイグロス972円(税込)一本で簡単に濡れたようなツヤ感とグラデーション効果による深みがまぶたの立体感を再現するアイグロスです。まぶたにピッタリと密着するストレッチ効果で、二重の溝でダマになりません。べたつかず筆、フェルト、ジェル、ペンシルなどのアイライナーとの相性も良く、にじまずにスルスルと描くことができます。ジバンシイ/オンブル・クチュール3,996円(税込)マット、サテン、パーリィの3種類のテクスチュア。色と質感の組み合わせで無限の可能性が広がる、クリーム アイシャドウ。密度の高い色素だからこそ、透明感のあるライトな仕上がりからインテンスな仕上がりまで、思いのままにコントロール。たった1色でも、美しいグラデーションを簡単に。伸ばすと瞬時にパウダーへ変化するフォーミュラが、肌の上を滑るように心地よく広がり、まぶたにしっかりとフィット。汗や皮脂に負けない無敵のクチュール アイが長時間持続します。仕上がりにトップコートを重ねることで、深みのあるカラーも瞬時にドレスアップ。繊細さと華やかさを併せ持つマザー・オブ・パールが、メイクアップに様々なニュアンスを加えられますよ。②”ウォータープルーフ”のマスカラでアイシャドウは1色のみなので、マスカラは必須。こうすることで、存在感のある目元になりますので、「眠たそうな目」にはなりません。ポール & ジョー ボーテ/ウォータープルーフ マスカラ デュオ3,780円(税込)ブラシとベースにこだわった2タイプのマスカラによって、美しく扇状にセパレートした上向きロングなまつ毛を演出します。加水分解シルクプロテインやオリーブオイルを配合し、メイクをしながらまつ毛をケア。汗・皮脂・涙に強く、つけたての仕上がりをキープするウォータープルーフタイプ。ランコム/グランディオーズ ウォータープルーフ4,536円(税込)まつ毛に長さ・カール・ボリュームを与えるウォータープルーフマスカラ。2種類の疎水性ポリマーで、まつ毛の長さとウォータープルーフ効果を実現することができます。スワンネックと精密エラストマーブラシを採用し、計算された角度で、どんな目も、どんな角度に生えているまつ毛もしっかりキャッチします。ボトルを回しながらブラシを取り出すことで、フォーミュラが固まらず、常にフレッシュなマスカラ液を保つ事ができます。まつ毛を強く滑らかにするトリートメント成分配合していますよ。③眉マスカラで、髪と”統一感”ある眉毛に眉マスカラで色味をプラスします。髪の毛にあった色を選択して、統一感を出しましょう。プチール/アイブロウティントカラージェル1,296円(税込)最大120時間落ちない時短メイクアイテムです。塗って剥がすだけで、長時間眉メイクが消えなくなるアイブローティントカラーです。眉毛の流れに沿って塗布し、15分~2時間後、眉頭からぺリぺリと剥がせば、1日~5日間発色をキープします。ダークブラウンとライトブラウンの2色、強力タイプのアイブローティントカラージェル。M・A・C/ウォータープルーフ ブロウ セット2,916円(税込)ブロウセットがウォータープルーフ処方になりました。汗にも負けず、スマッジプルーフ、そして湿気にも強く、ウォータープルーフなのに、ナチュラルな毛流れを実現。なりたい眉の形にしっかり整えながらも、ソフトなつけ心地。より眉毛本来の色味を再現した6色の展開。自分の髪色に合わせて、使用しましょう。これから強まる日差しに合わせて、メイクも少し変えてみましょう。日差しを利用した「ゴールド感あるメイク」。きらびやかなメイクに仕上げることで、これから来たる夏メイクももっと楽しくなるはず。夏はイベントが多いので、いろんなメイクを楽しみましょう!
2017年06月17日ヒュー・ジャックマンと『ウルヴァリン:SAMURAI』のジェームズ・マンゴールド監督が再びタッグを組み、ヒュー自身“最後”のウルヴァリンを描く『LOGAN/ローガン』。ヒットスタートを切った本作から、ヒューとマンゴールド監督がお互いへの思いを語り合うコメントがシネマカフェに到着した。ミュータントがほぼ絶滅し、荒廃した近未来。ウルヴァリンことローガンは、治癒能力を失いつつあり、メキシコ国境近くで年老いたチャールズ・エグゼビアの世話をしながらひっそりと暮らしている。そんな中、彼らの前に現れたのは、ウルヴァリンと似た特徴を持つ謎の少女ローラ。チャールズはローガンに、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラを守るという最後のミッションを託す。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する3人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた――。『ニューヨークの恋人』(’01)、そして『ウルヴァリン:SAMURAI』、本作と、ヒューと3度も組んできたマンゴールド監督は、「彼は僕がいままで一緒に働いた役者の中で、最も人柄がナイスな人間だ。ワンダフルなスピリットを抱く彼は、本当に心底、良い人だ」と前置きした上で、「何を言っているんだ!もう一度、やり直せ!と、僕は叫んださ」と撮影の様子をふり返って言う。「僕はとても情熱的だからね。ひどい奴じゃないよ。ただ、熱烈な人間なんだ。叫んだり、ジャンプしたり、そうやって役者の演技をアップしていくことが好きなんだ。監督のエネルギーは、役者のエネルギーに繋がっていくものだからね」と監督。「だから、現場ではいつも大げさにエネルギッシュにやってきたんだが、ヒューからはもっと穏やかになることを学んだよ」と、“いい人”ヒュー・ジャックマンの人間性に感化されたことを明かす。一方のヒューは、「撮影も終盤に差し掛かったころに忘れられない出来事があった」と打ち明ける。「日が暮れかけ、急がなければいけない状況で、ジム(ジェームズ・マンゴールド監督)が『今日は君にとって大切な日だろ、好きなだけ時間をかけろ』と言ったんだ。最高の贈り物だった」と、2人の信頼関係を表す粋なエピソードに触れる。そんな信頼のおける監督のもと挑んだ本作には、「1日たりとも全力を出さなかった日はない。必要なことは何でもした。新境地を見せて、特別な作品にしたかった」と思い入れたっぷり。「完璧に準備が整うまで撮影を始めなかった。9割準備ができていても決してやらなかった。『3か月後に撮影できる?』と聞かれても『完璧に整ったら教える』とだけ答えたよ」と明かしている。強い信頼関係で結ばれた2人が描き出す“最後のウルヴァリン”には、これまでのアメコミとは一線を画す、崇高なる感動が待っている。『LOGAN/ローガン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年06月11日ウルヴァリン役を卒業する上で、迷いや葛藤はありましたか?と訊き終わらないうちに、力強く「ノー」と即答。どこかさっぱりしたヒュー・ジャックマンの顔を見ていると、彼が不死身のミュータント、ウルヴァリンことローガンを演じるのは『LOGAN/ローガン』が最後なのだと実感させられる。「迷いも葛藤も、全くなかった。『LOGAN/ローガン』に関して、監督のジム(ジェームズ・マンゴールド)と僕は多くのアイデアを語り合ったんだ。300人の敵と戦わせるのはどうだろう?シリーズ最強の悪者を登場させるのはどうだろう?とね。でも、これまでの8作でタフなウルヴァリンは演じ尽くしていたから、今回は彼の内面に迫る物語がいいという結論にたどり着いた。『許されざる者』や『レスラー』のようにね。そのアイデアが生まれたとき、これこそが完璧な幕引きだと思えた。そして、降板を6週間後に発表すると決めてから、パブリシストと僕は『本当にそれでいいの?』『もちろんだ』というやりとりを何度も繰り返したよ。SNSに投稿する直前にすら『本当にいいの?』と確認されたし、投稿した後も『後悔しない?』と言われた(笑)。でも、『絶対に後悔はない』といまでも言い切れるよ」。「完璧な幕引き」はヒューの言葉通り、ローガンの内面に迫る物語となっている。舞台は、ミュータントの大半が死滅した2029年。ひっそり暮らすローガンは衰えによってもはや不死身ではなくなりつつあり、甘くない現実が鋭い牙となって彼にむく。「ローガンはとても悲劇的で、複雑なヒーロー。けれど、これまではヒーローの部分がフォーカスされ、悲劇的な部分はさほど描かれてこなかった。だから、僕たちには彼のキャラクターを忠実に描きたい思いがあったし、リアルで心に響く物語にしたかった。これまでのシリーズとは違うものを生み出し、観客を驚かせたい気持ちもあったしね。その結果、西部劇をどこか超越していて、大人の複雑さがある作品になった。ローガンにとって戦うことは容易いけれど、誰かを愛したり、人とつながるのは苦手。今回の彼も父のようなチャールズ(プロフェッサーX)の面倒を見てはいるけど、孤独であることに変わりはない。そんな彼が人間関係を築き、人とつながることができるか、家族を持つことができるか、そのために自分を開くことができるか。それが、1つの美しいテーマになっているんだ」。ローガンに与えられた課題の鍵を握るのが、共に旅することになる少女ローラの存在。謎めいた彼女とローガンの関係は名作映画『シェーン』の主人公と少年のようで、実際、劇中にはローラとチャールズが『シェーン』を鑑賞するシーンもある。「『シェーン』を使うアイデアは、ものすごく大胆でリスキーだと思った。映画史上でも最高の傑作だし、あの作品に比べて僕たちの映画がどれほどクソかをさらすことになるかもしれないからね。汚い言葉を使って申し訳ないけど(笑)、それが事実。でも、心配する必要はなかったよ。あるシーンでローラが『シェーン』の台詞を引用することは、ほとんど教育も受けてこなかった少女が、映画を通して道徳に触れる素晴らしさを物語っている。それによって、映画の持つ力や神話的な役割を示すことができたんじゃないかな」。「映画の持つ力」を誰よりも承知しているのは、ヒュー・ジャックマン自身かもしれない。ウルヴァリンと共に歩んできた1本の道と、その一方で様々な役を演じてきた1本の道。これら2本の道をバランスよく突き進んできたキャリアは、映画俳優にとって理想的なものだ。「その通りだね」と認めるヒューに片方の道から離れることについて訊くと、冗談めかして「こんな風になっちゃうかもね(笑)」と言いながら下降線を描くジェスチャー。しかしながら、その表情はやはりすがすがしく、自信がみなぎっているように見える。「これからの作品づくりで大事にしていきたいのは、どんな監督と組むか、どんな物語を語るか、そして自分が観たいと思える映画になるかどうか。娯楽性があったり、考えさせられたり、何かを与えてくれるものがいいね。いまは新しい世界を迎えるにあたり、オープンな気持ちでいる。もしかしたら、新しい世界には何もないかもしれないけど(笑)。それに、劇場に戻って舞台にも立ちたい。この17年間はいつも映画が控えていたから、なかなか舞台をやることができなかったんだ。映画にせよ、舞台にせよ、とにかく自分の挑戦になるような、納得のいく道を選んでいきたいね。いろいろ考えると、本当にワクワクしてくるよ。(ウルヴァリン役のためにしていた)毎朝3時間のトレーニングもしなくてよくなるし。それも僕にとってはすごく大きな変化だ(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年06月02日「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが、明日から日本で公開される『LOGAN/ローガン』のローラ・キニー役のオーディションを受けていたことを明らかにした。「Variety」誌の企画「Actors on Actors」で、エヴァン・レイチェル・ウッドから「いままでで最高だったオーディション」を聞かれたミリーは、『ローガン』のローラ役を挙げた。このオーディションで自分が俳優であると心底実感できたことがとてもうれしかったという。「オーディションルームでヒュー・ジャックマンを攻撃したり、ジェームズ・マンゴールド監督が目の前に座っていたり。もう『オー・マイ・グッドネス』って感じだった」とミリーは大興奮したらしい。残念ながらこの役は年下のダフネ・キーンがゲットすることとなったが、「映画を観たわ。ダフネは素晴らしかった」とダフネのローラ役を潔く受け入れた。一方、ミリーにとって「最悪だったオーディション」は、母国語のイギリス英語ではなく、アメリカ英語で挑んだバービー人形のコマーシャルだったそうで、「時々思うのよね。イギリス英語を使うと、雇ってもらえないのかなって」との悩みも語っている。『LOGAN/ローガン』の大役は逃したが、2019年3月22日(現地時間)公開予定の『Godzilla:King of the Monsters』(原題)の主演に決定しているミリー。「これが私の映画デビューなの。すごく楽しみにしているわ。最高の出来になるだろうってことしか言えないわね」と意欲満々だ。(Hiromi Kaku)
2017年05月31日マシュー・マコノヒーが主演を務める最新作『ゴールド/金塊の行方』。『ダラス・バイヤーズクラブ』で驚異の激ヤセ姿を披露し、オスカーを獲得したマコノヒーが、ハゲ頭にメタボ腹の実在の人物を演じる本作から、金鉱を掘り当てたことにブリーフ姿で大はしゃぎする本編映像が解禁となった。1990年代、通称「Bre-X事件」と呼ばれ、アメリカ経済に大混乱をもたらした一大詐欺事件を基に、マコノヒーが“逆”肉体改造を経て主演&製作、『シリアナ』『トラフィック』のスティーヴン・ギャガン監督とのタッグで映画化した本作。このたび届いた映像では、インドネシアの奥地でついに金鉱を掘り当てた男たちが、喜びのあまり抱き合い、飛び跳ね、大はしゃぎ!マコノヒーはハゲ頭にメタボ腹、履き古したブリーフからはお尻の形も透けてあらわになっている。ケニー(マコノヒー)は、なけなしの財産すべてを地質学者マイク(エドガー・ラミレス)に懸け、共にインドネシアのジャングルへやってきたが、マラリアに感染してしまい、死の淵をさまよっていた。資金ももう底をつきかけ、心身ともに疲弊しきったところに、マイクがもったいぶりながら「当てた」と告げる。まさに、夢を追い続けた2人が勝利を手にした瞬間だ。ブリーフ姿でだるだるとしたメタボ腹やお尻を揺らしながら喜び、抱き合うケニーとマイク。このニュースは全米メディアで連日報じられ、彼を一躍スターへと押し上げた。だが、成功を掴んだ途端に人々は群がり、さまざま陰謀が見え隠れ、やがては巧妙に仕組まれた大事件へと巻き込まれていく…。170億ドルもの金塊が一瞬で消えてしまうという衝撃の詐欺事件を基に描いた、男たちのクライム・サスペンス。その中でも、人生が一気に変わった瞬間に喜びを全身で表現するマコノヒー演じるケニーの、(見るからに)泥臭く、人間らしい一面をとらえた映像となっている。『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴールド/金塊の行方 2017年6月1日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
2017年05月25日最後のウルヴァリン作品『LOGAN/ローガン』を引っさげ来日中のヒュー・ジャックマンが5月25日(木)、ジェームズ・マンゴールド監督とともに都内で会見を行った。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、不死身の治癒能力が衰え始めたローガンは、ミュータントの最後の希望である少女・ローラを守るため、迫りくる“最後”の死闘に身を投じる。ヒューを一躍ハリウッドスターに押し上げた当たり役、ウルヴァリンを演じるのは本作が最後となる。「コンニチワ、ニホンニキテ、スゴク、ウレシイデス!」と日本語で挨拶したヒュー。大の親日家と知られ、「何度来たかわからないほど大好きな国。僕の人生でも、最も訪れた回数が多いよ」と早速、日本愛を爆発させた。また、日本が本作を公開する最後の国となったことに「このプロモーションツアー、そして17年間演じ続けたウルヴァリンの旅。その終着点が、ここ日本であることに感謝したい」と感無量の面持ちだった。『ウルヴァリン:SAMURAI』の完成直後から、マンゴールド監督とともに本作の構想を練り始めたといい、「ウルヴァリンにとって、最もふさわしい結末は何か?監督と一緒に模索しながら、結果的には新鮮かつ深遠な、何より最高な作品に仕上がった。これぞウルヴァリン映画の決定版だよ」と強い手応え。「そもそも、こんなに長く演じることになるとは思っていなかった。楽しいパーティを退席する気分だけど、いまは安どと感謝の気持ちでいっぱいだよ。こんな最高の贈り物をもらったんだから」と作品の完成度に胸を張った。『ニューヨークの恋人』『ウルヴァリン:SAMURAI』に続き、ヒューと3度目のタッグを組んだマンゴールド監督も、「何よりもウルヴァリンというキャラクターを称える作品にしたかった」と思い入れは格別。本作は「X-MEN」シリーズ全体でも、最も硬派でハードボイルドな“大人向け”の作品として、世界中で絶賛されており、「ありがちなヒーロー映画にしたくなかった。最近の大作は、まるでキャンディのように、口に含んだ瞬間に溶けてなくなってしまう。だから、今回は社会的なテーマも盛り込みながら、大胆かつ挑戦的なアプローチをとったんだ」と話していた。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月25日俳優のヒュー・ジャックマンが24日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた主演を務める「ウルヴァリン」シリーズ最新作『LOGAN/ローガン』(6月1日公開)の来日レッドカーペットイベントに、ジェームズ・マンゴールド監督と共に登場した。親日家で知られ、これまで何度も来日を重ねてきたヒュー。1年7カ月ぶりの来日にレッドカーペットに駆けつけたファン800人から大歓声が沸き起こるなか、今回もサインや写真撮影など熱心にファンサービス。「アリガトウ!」などと声もかけながら日本のファンを喜ばせた。途中、サイン入りTシャツの投げ入れも行い、そのたびにファンは大興奮。また、ファンサービス中に、カメラを構えた報道陣がいい写真を撮れるように、何度も顔を向けたり、カメラに向かってピースサインをしたり、報道陣に対しても神対応を見せ、「ありがとう!」とヒューへの感謝の声があがった。大ヒットシリーズ「X-MEN」において最高の人気を誇る"ウルヴァリン"ことローガンを、17年にわたり9度演じたヒュー。ステージ上でのトークタイムでは、最後となる『LOGAN/ローガン』が「最も挑戦的で、楽しく、やりがいがあった作品」だと言い、「この役をやってこられてラッキーだったということ非常にわかるし、自分がどれだけ恵まれていた状況だったかということを確認しました」と感慨深げに語った。また、ウルヴァリンのコスプレ姿のファンを見つけると、「ウルヴァリンを引き継ぐ人がここにいた! 日本のウルヴァリン!」と大きな声でファンを称えたヒュー。熱い声援に「ドウモアリガトウ!」と感謝の言葉も繰り返した。
2017年05月24日『X-MEN』の人気キャラクター「ウルヴァリン」のスピンオフシリーズ最新作『LOGAN/ローガン』の来日レッドカーペットイベントが5月24日(水)、六本木ヒルズアリーナにて行われ、ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マンゴールド監督が集まった日本のファンの声援に応えた。大歓声で迎えられたヒューは、「ありがとう」「センキュー」と言いながらファンの自撮りに笑顔で応じたり、ときにはピースサインを繰り出すなど、大盤振る舞い。時折、サプライズでその場で自身のサインをしたTシャツを投げるなどの、出血大サービスまで行った。『LOGAN/ローガン』は、ミュータントの大半が死滅した2029年が舞台。不死身の治癒能力が衰え、ひっそりと運転手を生業に暮らしているローガン(ヒュー)の元に、強大な武装集団に追われるローラ(ダフネ・キーン)が現れる。少女を救うべく、「エデン」まで届けることになったローガンは、いつしか命がけの闘いに身を投じていく。すでに公開された全米では3日間で8,530万ドル(約97億円)を記録、全世界では6億ドル(約650億円)を突破、シリーズの中でNo.1興行収入を叩き出し、日本公開にも期待がかかっている。本作で最後のウルヴァリンを演じることになったヒューは、17年間やってきた作品について、「本当に苦しかったこと、最も挑戦的だったこと、楽しかったこと、やりがいがあったのは、『LOGAN/ローガン』を作ることでした。今回が9作目で最後だと思うと、本当にこの役をやってこられてラッキーだった、自分がどれだけ恵まれていたかを改めて確認しました」と、万感の思いを込める。さらに、日本という土地について特別な思いがあると明かし、「17年間かけて続けてきたストーリーを、(プロモーションの)最後の地として、ここ日本で迎えられるのはとてもふさわしいと思います。2000年に『X-MEN』で初めて来たのが日本、そのときに息子が生後3か月で、にっこり微笑んだのが日本でした。私にとっても家族にとっても、日本は本当に特別です、ありがとうございます!」と、ヒューは集まった日本のファンへありったけの愛情をスピーチ。場内では割れんばかりの拍手が起きた。この日は、これまでのローガンの活躍を記念して、ヒューとジェームズ監督の手形を刻むセレモニーも実施された。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国公開。(cinamacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月24日『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるロジャー・ムーアが、89歳で亡くなった。がんで闘病中だった。23日(現地時間)、ツイッターの公式アカウントに「非常に重い気持ちで、私たちの父、サー・ロジャー・ムーアが今日、がんとの短い闘病生活の末にスイスで亡くなったことをお知らせします」という声明が投稿された。1962年から69年まで続いたTVシリーズ「セイント天国野郎」で人気を博し、1973年の『007 死ぬのは奴らだ』から85年の『007 美しき獲物たち』まで3代目ボンドとして主役を演じたロジャーは、1991年からユニセフの親善大使を務め、慈善活動にも熱心だった。2003年に「ナイト」の爵位と「サー」の称号を授与され、近年は映画やTVドラマなどへの出演は減っていたが、トークショーのツアーを毎年のように行っていた。昨年11月にもイギリス各地をツアーし、同月27日(現地時間)にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでのトークショーが最後の公の場への登場となった。ロジャーの3人の子どもたちの連名による声明には「パパ、あなたでいてくれて、ありがとう。そして多くの人にとって特別な存在であってくれたことにも」という父へのメッセージが添えてある。葬儀は故人の遺志により、身内のみでモナコで執り行われるという。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月24日全米で公開され3日間で約97億円、全世界で約650億円を突破しシリーズの中でNo.1を記録している『LOGAN/ローガン』。この度、日本公開に先駆けて、“最後”のウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンが1年7か月ぶりに来日。5月22日(月)15時20分頃、成田空港に到着し、ファンの出迎えに笑顔で応えた。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来。長年の激闘で心身ともに疲れ果て、不死身の治癒能力が衰えたローガンは、生きる目的さえも失ったまま荒野の廃工場でひっそりと暮らしている。そんなローガンの前に現れたのは、強大な武装集団に追われるローラという少女。ミュータントの最後の希望であるローラの保護者となったローガンは、アメリカ西部からカナダ国境を目指して旅立ち、迫りくる最強の敵と命がけの闘いに身を投じていく――。この日、夏のような暑さにもかかわらず、ウルヴァリンとして最後の来日を果たすヒューを出迎えようと、ファン400人以上が成田空港に詰めかけた。いまかいまかと待ちわびるファンの前にヒューが姿を現すと「ヒュー!」「I LOVE YOU!」と大きな歓声が沸き、ファンの興奮はMAXに!ヒューは「私は日本に来られてとても嬉しいです。ありがとうございます!」と流暢な日本語で報道陣にコメント。集まったファンに丁寧に握手やサイン、記念撮影など15分ほどファンサービスをし笑顔でその場を後にした。ヒューは、ジェームズ・マンゴールド監督とともに5月24日(水)、25日(木)に実施される“最後のウルヴァリン”に相応しい大規模レッドカーペットイベントや記者会見に登壇予定だ。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月22日毎年グラミー賞授賞式を生放送しているCBS局が、同局のイベントにて来年の授賞式にも昨年と同様ジェームズ・コーデンを司会者に決めたことを発表した。昨日、来年の第70回アカデミー賞授賞式に2年連続でジミー・キンメルが司会に決定したことが発表されたが、グラミー賞も来年60回目という節目を迎え、その記念すべき授賞式の司会に再びジェームズに白羽の矢が立った。前回司会に決定した際、CBSに対し「緊張することが好きなんだ。緊張っていうのは、自分がベストを尽くしたいと思うときだけにするものだから」と持論を語っていたジェームズ。「グラミー賞の司会を務めることは、僕にとってすごく意味のあること。誰もがっかりさせたくないからね。会場にいるみんなに、本当のセレブレーションを味わってもらいたいんだ」と意欲満々で臨んだとおり、見事成功させ、2度目の大役をつかんだ。ジェームズは2015年から「The Late Late Show」(原題)の司会を務め、セレブと一緒に車で歌う「Carpool Karaoke」のコーナーが特に好評を博し、一躍人気司会者に。2016年にはトニー賞授賞式の司会も務めた実力派司会者である。(Hiromi Kaku)
2017年05月18日ヒュー・ジャックマンが自身“最後”のウルヴァリンを全身全霊で演じる『LOGAN/ローガン』。来週に迫った来日を前に、ヒューのインタビュー映像が到着し、謎のベールに包まれていたストーリーとともに、ダフネ・キーンら共演者たちの様子、そして彼らを追い詰める悪役のイケメン俳優ボイド・ホルブルックらについても明かした。ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来。ローガンは治癒能力を失いつつあった。そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアが託した最後のミッションは、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守ること。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する3人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた――。今回到着した映像でヒューは、ローガンことウルヴァリンの治癒能力は徐々に衰えているいることを語り、「彼の人生の盛りはとっくに過ぎていて、助けを求める人々の声に応えるつもりはない」と説明する。それは肉体的なことだけでなく、「彼は長い人生の間である結論にたどり着いている。人を助けると状況は悪化し、結局は自分の愛する人を傷つける」と孤独を感じながら生きていることを明かす。そんなローガンに、年老いたチャールズことプロフェッサーXは、ローラという謎めいた少女を守るミッションを科す。「ローガンの周りには分厚い壁があり他人が容易に侵入できない」とヒューは分析するが、ローガンがローラとどういう関係を築いていくのか気になるところだ。だが、なぜローラは強大な武装組織から狙われているのか?ストーリーはまだまだ謎のベールに包まれている。そして、ヒューは「彼はもはや年老いた過去の人間だ。彼らにとって脅威ではなく関与するつもりはない。しかし、ローラを捕まえるのにローガンが邪魔なんだ」と、かつてのウルヴァリンは見る影もないようなことをほのめかす。さらに、ローガンとローラ(ダフネ・キーン)との関係だけでなく、チャールズ(パトリック・スチュワート)や、武装集団を率いてローガンの行く手に立ちはだかるドナルド・ピアース(ボイド・ホルブルック)についても語っている。ヒューが17年間にわたり演じてきた“ウルヴァリン”ことローガンは、大ヒットシリーズ『X-MEN』において最高の人気を誇るキャラクターであり、スパイダーマン、アイアンマン、バットマンらとともに2000年代以降のアメコミ映画の隆盛を牽引してきた孤高のヒーローだ。国際的なスーパースターとして揺るぎない地位を築いたヒューにとっては、ハリウッドでの成功をたぐり寄せた最も思い入れの深いキャラクターでもある。『ウルヴァリン:SAMURAI』では、ジェームズ・マンゴールド監督がメガホン取り本格的に日本ロケを敢行。来日時には、息子とともに富士山に登頂し「SUBARASHII !!!!!」とコメント、「すきやばし次郎」や東京の地下鉄に乗り込んだことをSNSに投稿して日本を堪能。『X-MEN:フューチャー&パスト』のPRで来日した際には、「最高の国を最後にとっておいたんだよ、ジャパン」とファンを喜ばせるなど、ヒューは親日家としても有名だ。そんな彼が、最後のウルヴァリンを演じた本作を引っさげいよいよ来日を果たす。ウルヴァリンとしての最後の来日で何を語るのかにも注目が集まる中、これまでの“ウルヴァリン来日”をふり返ってみた。まずは、『X-メン』(日本公開2000年10月7日)で、記念すべきヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが初登場。ブライアン・シンガー監督と悪役トード役のレイ・パークと来日した。そして『X-MEN2』(日本公開2003年5月3日)ではミュータント撲滅を企てる元陸軍司令官ストライカーが登場。その陰謀を阻止するため、思想的に対立するプロフェッサーX陣営とマグニートー陣営が協力した。画像はないが来日を果たしている。『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(日本公開2006年9月9日)は前シリーズ最終章。ミュータント治療薬「キュア」をめぐり、人類とミュータントの最終戦争が勃発!?ストーム役ハル・ベリー&ジーン・グレイ役ファムケ・ヤンセンと来日。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(日本公開2009年9月11日)は、ウルヴァリンを主人公にした『X-MEN』シリーズのスピンオフ第1弾。ウルヴァリン誕生の秘密を握るストライカーが登場。過去の記憶が呼び戻される。『デッドプール』ライアン・レイノルズの姿がヒューの後ろにちらり。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(日本公開2011年6月11日)は新シリーズ1作目。ウルヴァリンはカメオ出演で、若かりしプロフェッサーX、マグニートーにX-MENに勧誘されている。来日はなかった。『ウルヴァリン』シリーズ第2作の『ウルヴァリン:SAMURAI』(日本公開2013年9月13日)は日本を舞台にウルヴァリンが活躍する。日本各地で大々的にロケが行われ話題に。マンゴールド監督、真田広之、TAO、福島リラと。『X-MEN:フューチャー&パスト』(日本公開2014年5月30日)では旧シリーズ、新シリーズのキャスト総出演。過去と未来でのウルヴァリンの活躍が描かれた。そして『X-MEN:アポカリプス』(日本公開2016年8月11日)。新シリーズの最終章だ。アルカリ湖の研究施設のシーンにカメオ出演。来日はなかった。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月17日マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)から、英国の老舗アイウェアブランド、オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)とのコラボレーションサングラスが2017年5月上旬より発売。コラボレーションモデルのベースとなったのは、オリバー ゴールドスミスを代表するモデル「CONSUL-S(コンスル エス)」。「CONSUL-S」は、英国の俳優マイケル・ケインが愛用していたことでも知られる「CONSUL」をひと回り小さくした正統派のウェリントンスタイル。このオプティカル用の名モデルをサングラスに変更した一本だ。英国クラシックの原点とも言えるこのモデルは、太目のラインの重厚感とシンプルで飽きのこない洗練されたデザインが特徴。今回のコラボレーションの証として、レンズにはマッキントッシュ ロンドンのアイコンであるダンディマンの刻印が、またテンプルにはオリバー ゴールドスミスとマッキントッシュ ロンドンそれぞれのロゴのプリントが施されている。【商品情報】MACKINTOSH LONDON×OLIVER GOLDSMITH発売時期:2017年5月上旬価格:36,000円+税カラー:ブラック、ブラウン【問い合わせ先】SANYO SHOKAI(カスタマーサポート)TEL:0120-340-460 (フリーダイヤル)
2017年05月12日先日の「MTV Movie&TV Awards」にて、『LOGAN/ローガン』で物語のカギを握る謎の少女を演じたダフネ・キーンとともに最優秀デュオ賞を獲得したヒュー・ジャックマン。このほど、彼が全身全霊で演じたウルヴァリンの“17年”の軌跡をたどった映像と、その歴史に終止符を打ったの記念すべきクランクアップの現場をとらえた特別映像が到着した。驚異的な治癒能力と高度な戦闘能力、全てを切り裂く超金属の爪を武器に持つ危険な男、ローガンことウルヴァリン。今回到着した映像では、最強にして謎めいた過去を持つ孤高のヒーローの、壮絶かつ壮大な物語が走馬灯のように映し出される。実は、2000年の『X-メン』に起用されたのは、撮影が開始されるほんの“数日前”だったというヒュー。その後、17年にわたり、9度も思い入れたっぷりに、このキャラクターを演じてきた。ヒューと同様にチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)役を演じるのが本作で最後となるパトリック・スチュワートも、「ウルヴァリンはヒューと一心同体だ。彼と役が完全に融合している」と絶賛する。そして、ジェームズ・マンゴールド監督が「ヒューはかつてないほど貪欲に(キャラクターの)闇の部分を掘り下げた」と明かすように、“生身の人間”ローガンの心の葛藤を、ヒューは万感の思いを込めて体現した。貴重な撮影最終日の映像では、「私がこの役に出会ったのは、16歳の息子が生まれる前だ」と語るヒューの目にはうっすらと涙が…。そして、“GOODBYE LOGAN, THANK YOU HUGH!”とメッセージ入りのケーキがサプライズで登場し、「本作ほど大切な作品はない」と感慨深く語る様子が映し出されている。アメリカのエンタテイメント情報誌「The Hollywood Reporter」による「50人の偉大なスーパーヒーロー」で、ウルヴァリンがNo.1に選出されるほどキャラクターの人気を押し上げたのは、やはりヒューが演じていたからにほかならない。<ウルヴァリンの変遷>(1)『X-メン』(日本公開2000年10月7日)記念すべき、ヒューのウルヴァリンが初登場。プロフェッサーXことチャールズたちX-MENとも出会う。ウルヴァリン伝説の始まり。(2)『X-MEN2』(日本公開2003年5月3日)ミュータント撲滅を企てる元陸軍司令官ストライカーが登場。その陰謀を阻止するため、思想的に対立するプロフェッサーX陣営とマグニートー(イアン・マッケラン)陣営が協力する。(3)『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(日本公開2006年9月9日)前シリーズ最終章。ミュータント治療薬「キュア」をめぐり、人類とミュータントの最終戦争が引き起こされそうに。ウルヴァリンの愛の結末にも注目。(4)『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(日本公開2009年9月11日)『X-MEN』シリーズのスピンオフ第1作。ウルヴァリンの人気を受け、製作される。『X-メン』の。ウルヴァリン誕生の秘密を握るストライカーによって、過去の記憶が呼び戻される。(5)『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(日本公開2011年6月11日)プロフェッサーXやマグニートーの若かりしころ(ジェームズ・マカヴォイ&マイケル・ファスベンダー)を描いた新シリーズ1作目にカメオ出演。前シリーズ3部作の前日譚。(6)『ウルヴァリン:SAMURAI』(日本公開2013年9月13日)『ウルヴァリン』シリーズ第2作。日本を舞台にウルヴァリンが活躍。TAOや真田広之らが出演し、日本各地で大々的にロケが行われ話題に。(7)『X-MEN:フューチャー&パスト』(日本公開2014年5月30日)旧シリーズ、新シリーズのキャスト総出演。過去と未来でのウルヴァリンの活躍がカギを握った。(8)『X-MEN:アポカリプス』(日本公開2016年8月11日)新シリーズの最終章。アルカリ湖の研究施設のシーンにカメオ出演している。そして本作では、「本当に全力を出し切った」と自信のほどを語るヒュー。無敵のスーパーパワーを失った1人の男が、邪悪な敵につけ狙われる少女を守るために死力を尽くし想像を絶する運命をたどっていく、彼の最後のウルヴァリンを見逃さないで。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月10日