世界中の映画ファンから愛されているイギリス出身のエドガー・ライトが、脚本・監督を務め本格的にハリウッドデビューを果たした最新作『ベイビー・ドライバー』。このたび、先日のライト監督に続き、本作で主人公“ベイビー”を演じた、ベイビーフェイスな次世代イケメン俳優アンセル・エルゴートの来日が決定した。天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、ベイビー。子どものころの事故の後遺症で耳鳴りが激しいが、完璧なプレイリストが揃っているiPodの音楽にノれば、耳鳴りは消え、彼はイカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子デボラと出会ってしまった彼は犯罪現場から足を洗うことを決意するが…。ライト監督自ら「ロックンロール・カーチェイス・ムービー」と評する本作は、大迫力のカーアクションを監督が厳選した全30曲の名曲の数々とともに贈る“アドレナリン フルスロットル”ムービー。全米では6月28日(水)より3,226スクリーンで公開され、初登場2位を記録、現在も大ヒット中だ。その本作で主演を務めたアンセル。1994年3月14日ニューヨーク生まれ。ファッション・カメラマンの父とオペラ演出家の母を持つ。9歳からバレエを、12歳から演技を学び高校生でオフ・ブロードウェイの舞台「Regrets」に出演。映画デビューはクロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア共演、キンバリー・ピアース監督の『キャリー』(‘13)。2014年にはシャイリーン・ウッドリーらと共演した『ダイバージェント』、ジェイソン・ライトマン監督作『ステイ・コネクテッド~つながりたい僕らの世界』、そして再びシャイリーンと共演した『きっと、星のせいじゃない。』3作に出演し、ティーンスターの地位を確固たるものにした。そして本作で、ついに初のタイトルロールを演じている。俳優業と並行して音楽活動もしており、彼の来日は、2015年のEDMイベント「ULTRA JAPAN」に“DJアンソロ”名義で参加して以来、約2年ぶり。俳優として映画のプロモーションのために来日するのは、今回が初めてとなる。現在は、プロモーションツアーのために世界各国を訪れているアンセル。オーストラリアではコアラやカンガルーと触れ合ったり、マレーシアでは寺院を訪れたりと、各国を満喫している様子を自身のInstgramに逐一アップしている。ワールドツアー最後の地である日本では、何を楽しむのかにも注目が集まりそうだ。彼は8月19日(土)の初日舞台挨拶に登壇し、ファンたちと触れ合う予定という。『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月08日前作からさらなるパワーアップを見せる、新世代スパイアクションの続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』の日本公開日が、2018年1月5日(金)に決定!合わせて、“スマート”な英国キングスマンと、“武骨”な米国ステイツマンが共闘を見せる新予告とティザービジュアルがお披露目された。スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅…。残されたエグジーは、教官兼メカ担当のマーリンとともに、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカへと向かう――。コリン・ファースを筆頭に、スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションに多くの女子も熱狂した『キングスマン』。その待望の続編となる本作の日本公開決定が発表されると、たった1日で公式ツイッターは1万人ものフォロワーを集め、瞬く間にSNSを中心に話題沸騰。そんな中、このたび到着したビジュアルでは、英国紳士らしくビシっと決まったスーツに身を包み、スタイリッシュなこだわりが大きな魅力であるキングスマンのエージェントに対し、新たに登場するステイツマンは上下デニム、隆々しい手でロゴ入りのムチを握りしめる武骨な男のオーラがたっぷり。英国文化にこだわるキングスマン同様、ステイツマンもまた、アメリカならではのアイデンティティに強いこだわりを持つエージェント集団であることを予感させる姿であり、キングスマンの変幻自在な傘のごとく、ステイツマンのムチにもアッと驚く仕掛けが用意されていそう。さらに、新たに届いた予告では、まずはUKロックバンド「ザ・フー」の名曲「マイ・ジェネレーション」が尖がったアレンジで響き渡る中、冒頭のド派手なカーアクションから始まり、ゴールデン・サークルのボス(ジュリアン・ムーア)が「キングスマンに“さよなら”よ」と、笑顔でキングスマンの基地を吹っ飛ばす!すっかり一人前になったエグジー(タロン・エガートン)は、同盟関係にあるアメリカのスパイ機関・ステイツマンを訪ねるのだが…。なんと本作で驚きの復活を遂げるハリー(コリン・ファース)がすでに会議に同席しており、トレードマークの傘を存分に活かした戦闘シーンも披露!さらにステイツマンが投げ縄の変幻自在な動きで敵を翻弄する様子も描かれ、それぞれの異なるスタイルが化学反応を見せつつ、斬新でエッジの効いたアクションがさらに進化を遂げていることがうかがえる。あの名セリフ「マナーが紳士をつくる」も健在だ。本作に登場するのは、前作で死んだと思われたものの驚きの復活を遂げるハリーを演じるコリン、一流のエージェントへと成長した主人公エグジーを演じるタロン・エガートン、エグジーと共に敵を追う教官マーリンを演じるマーク・ストロングほか、強大な謎の敵ゴールデン・サークルのボスを演じるジュリアン・ムーア、ステイツマンのメンバーを演じるハル・ベリー、ジェフ・ブリッジスというオスカー俳優に、チャニング・テイタム、さらに「ゲーム・オブ・スローンズ」『グレートウォール』のペドロ・パスカルといった本作から参戦を果たす錚々たる俳優陣がズラリ!加えて、音楽界からは大物アーティスト、エルトン・ジョンの名前もあり、本人役として登場するという彼の活躍(?)も楽しみ。結集した超豪華キャストと新たなスパイ機関の登場によって、いっそうパワーアップした新世代スパイアクションが、ド派手に新年の幕開けを飾ってくれそうだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月01日ジュリアン・ムーアがトリンプを纏うトリンプ・インターナショナルは5日、2017年秋冬「FLORALE by Triumph(フロラーレバイ トリンプ)」のグローバルキャンペーンのイメージキャラクターとして、アカデミー賞主演女優賞をはじめとした数多くの賞を手にしている女優、ジュリアン・ムーアを起用したことを発表した。大人のためのブランドトリンプの伝統を体現した「フロラーレ バイ トリンプ」は、華やかさと繊細な仕上がりにくわえ、安心感のあるサポート力を備えたプレミアムブランド。日本では2016年6月から販売がスタートし、高い美意識と時代を読む感度の高いアンテナ、そして「自分らしさ」をもつ大人の女性に愛されている。こうしたブランドイメージやターゲットに対し、洗練されたスタイリッシュさをもつジュリアン・ムーアがイメージキャラクターとして抜擢された。著名フォトグラファーとタッグカメラマンには有名ファッションフォトグラファー・ランキンを起用し、現代女性の自信と時代を超えたスタイルのストーリーを表現していくという。ジュリアン・ムーアはこのたびのイメージキャラクター就任に対し『フロラーレ バイ トリンプ』は優雅で、現代的で、美意識を満たしてくれるという、私が自分のスタイルに求めるすべての要素を体現するブランドです。このコレクションには素晴らしいアイテムがそろっています。トリンプのグローバルイメージキャラクターに仲間入りできることを光栄に思います。(プレスリリースより引用)とコメントを寄せている。ジュリアン・ムーア×ランキンによるブランド新ビジュアルは、2017年9月より公開される予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※トリンプ・インターナショナルプレスリリース
2017年07月24日オスカー女優のジュリアン・ムーア(56)が2017年秋冬「FLORALE by Triumph(フロラーレ バイ トリンプ)」グローバルキャンペーンのイメージキャラクターに就任した。ジュリアンはいままでにも「ロレアル・パリ」や、イタリアのタイヤメーカー「ピレリ」のカレンダーなどでモデルを務めた経験がある。近年は「MARC JACOBS(マーク・ジェイコブス)」がスーザン・サランドン(70)、コートニー・ラブ(52)、「SAINT LAURENT(サンローラン)」がジョニ・ミッチェル(73)、「CELINE(セリーヌ)」が小説家のジョーン・ディディオン(82)、「NARS」がティルダ・スウィントン(56)、シャーロット・ランプリング(71)と、有名ファッションブランドや化粧品ブランドが若いスーパーモデルや女優だけでなく、50代以上の女性をブランドの顔として積極的に起用している。ジュリアンは『「フロラーレ バイ トリンプ」は私が自分のスタイルに求めていることすべてを体現しています。エレガントで現代的、自分を美しいと感じさせてくれるのです』と同ブランドのプレスリリースで語っている。今回の撮影を担当した写真家のランキンは、ジュリアンとの仕事は「夢のよう」と喜び、「彼女はおもしろく、タフで自然体。とにかくカリスマ性がすごい。新しい風を吹き起こす存在だ」と大絶賛。「ジュリアンは被写体として独特の強さを放っている。僕はそこに魅力を感じるし、とてもレアな資質だと思うよ。彼女と仕事ができて本当に光栄だ」。We’re proud to announce that award-winning actress @juliannemoore is the face of our new premium brand Florale by Triumph, which debuts across the world this Autumn/Winter 2017@triumphlingerieがシェアした投稿 - 2017 7月 5 10:56午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年07月06日4億ドル超えのメガヒットを記録し、全世界が熱狂した『キングスマン』。その待望の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』から、日本語字幕付きインターナショナル版予告編が到着。前作で大ブレイクしたタロン・エガートン、新キャストのジュリアン・ムーア、ハル・ベリー、チャニング・テイタムらとともに、まさかのコリン・ファースもカムバック!だが、マシュー・ヴォーン監督は「彼は私たちが知っているハリーではない」と語っていることが分かった。英国のスパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう2人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、コテコテのアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越え、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか!?スマートなスーツに身を包んだ英国紳士が魅せるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが全世界を熱狂させた前作。先日、その待望の続編となる本作の日本公開決定が発表されると、たった1日でツイッターのフォロワー数が1万人を突破、瞬く間にSNSを中心に話題沸騰となった。今回到着したのは、改めてその人気の高さとファンたちの熱量が証明された『キングスマン:ゴールデン・サークル』のインターナショナル版予告映像。フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」と見事にシンクロしながら、キレッキレで超クール&スタイリッシュなアクションが怒涛のごとく展開。前作をきっかけに、英国男子の代表格の1人へと駆け上がり、日本で50億円を超える大ヒットを記録した『SING/シング』では甘すぎる歌声を披露したタロンが扮する主人公エグジーが、壮絶カーアクションを見せつけるかと思えば、アメリカのスパイ機関“ステイツマン”所属のカウボーイ風な無骨な男テキーラ(チャニング・テイタム)との戦闘シーンなど、手に汗握るような映像ばかり。そして、ロケットパンチを繰り出す義手の男は、なんと前作でエグジーのスパイ研修のライバルであり、頭が吹き飛ぶ大惨事から生き残ったチャーリー・ヘスケス(エドワード・ホルクロフト)!前作のイメージとは全く異なり、頭を剃り上げロボットアームを駆使し激しい戦闘を繰り広げるチャーリーが、本作でも再びエグジーの宿敵として立ちはだかるようだ。さらに、壮大な陰謀を企む謎の組織ゴールデン・サークルのボスにはジュリアン、アメリカのスパイ機関“ステイツマン”のメンバーにもジェフ・ブリッジスやハル・ベリーといったオスカー俳優たちによる新キャストの姿も確認できるほか、映像のラストには、前作で死んだと見られていたエグジーの師ハリー(コリン・ファース)の姿が!左目に眼帯をしてはいるものの、優雅に髭を剃っている元気そうなハリーの姿を見たエグジーもマーリンも絶句(?)状態。しかし、前作に引き続き監督を務める“映画ファンを裏切らない監督”として定評のあるヴォーンは、「ハリーは戻ってくる。しかし、彼は私たちが知っているハリーではないんだ。彼はハリーだが、“ガラハッド”(=ハリーのコードネーム)ではない」と明かしており、本作ではいったいどんな役回りで登場するのか、謎は深まるばかり。一方、そのハリーの弟子としてすっかりキングスマンの一流エージェントとなり、強大な敵に立ち向かっていくエグジーを演じるタロンは、監督に全幅の信頼を寄せ、「監督は、誰も見たことのないものに観客が飢えているのを知っているんだ。前作や、それ以前の作品でも新しいものを見せてくれたよね。だからこの作品でも、存在することすら知らなかった“ステイツマン”を発見して、まったく新しい世界を進んでいくよ」と語りながら待望の続編に自信をのぞかせている。少しずつベールを脱ぎはじめた『キングスマン:ゴールデン・サークル』。もう一人の主人公ともいうべきハリーの動向をはじめ、さらなる続報が気になるばかりだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』全米公開は9月22日。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日「007」シリーズのジェームズ・ボンド役などで知られる俳優のロジャー・ムーアが23日に死去したことを受け、元ビートルズのポール・マッカートニーら著名人が次々と追悼メッセージを発表している。ポールはウイングス時代に、ロジャーがボンドを演じた1973年作『007 死ぬのは奴らだ』にテーマ曲で参加しており、89歳で亡くなったロジャーに向けて心温まるメッセージをツイッターで公開した。「ロジャーはすばらしい人でした。もちろん、最高のジェームズ・ボンドであり、『007 死ぬのは奴らだ』で一緒に仕事をできたのは幸運でした。心優しく、ユーモアがある人でした。彼を愛したたくさんの人々から惜しまれるでしょう」1985年の『007 美しき獲物たち』のテーマ曲を手掛けたデュラン・デュランは、同映画の当時のポスターをツイッターに投稿して追悼。そのほか、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバー、映画監督エドガー・ライト、英ミュージカル女優のエレイン・ペイジがロジャーへの想いを綴ったコメントを発表し、ロジャーがアンバサダーを務めていたユニセフも追悼の意を示した。ロジャーは60年代の『セイント 天国野郎』や70年代の『ダンディ2 華麗な冒険』などのテレビ番組で人気を誇った後、1973年にジェームズ・ボンド役に就任。『007 死ぬのは奴らだ』『007 私を愛したスパイ』『007 ユア・アイズ・オンリー』などシリーズ計7作品に12年間に渡って出演し、ボンド史上最長の記録を誇っている。(C)BANG Media International
2017年05月25日『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるロジャー・ムーアが、89歳で亡くなった。がんで闘病中だった。23日(現地時間)、ツイッターの公式アカウントに「非常に重い気持ちで、私たちの父、サー・ロジャー・ムーアが今日、がんとの短い闘病生活の末にスイスで亡くなったことをお知らせします」という声明が投稿された。1962年から69年まで続いたTVシリーズ「セイント天国野郎」で人気を博し、1973年の『007 死ぬのは奴らだ』から85年の『007 美しき獲物たち』まで3代目ボンドとして主役を演じたロジャーは、1991年からユニセフの親善大使を務め、慈善活動にも熱心だった。2003年に「ナイト」の爵位と「サー」の称号を授与され、近年は映画やTVドラマなどへの出演は減っていたが、トークショーのツアーを毎年のように行っていた。昨年11月にもイギリス各地をツアーし、同月27日(現地時間)にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでのトークショーが最後の公の場への登場となった。ロジャーの3人の子どもたちの連名による声明には「パパ、あなたでいてくれて、ありがとう。そして多くの人にとって特別な存在であってくれたことにも」という父へのメッセージが添えてある。葬儀は故人の遺志により、身内のみでモナコで執り行われるという。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月24日「007」シリーズのジェームズ・ボンド役などで知られる俳優のロジャー・ムーアさんが死去した。89歳だった。ロジャーさんが23日、短期間にわたるがんの闘病生活を経て、スイス内で息を引き取ったことを遺族が公式ツイッターで発表した。3番目の妻との成人した3人の子供たちを代表して、ツイッターに1通の手紙が投稿されており、そこには「辛い気持ちで一杯ですが、私たちの父ロジャー・ムーアが今日、この世を去ったという悲しいニュースをみなさんにもお伝えしなければなりません。私たちは全員、悲しみに打ちひしがれています」とコメントが付けられている。そしてその手紙にはこうつづられている。「ロジャー・ムーアKBE、俳優、ユニセフ親善大使、作家」「私たちの最愛成る父ロジャー・ムーアが、短期間ながらも勇敢に立ち向かったがんとの闘病生活の後、本日スイスで息を引き取りました。最後の日々は素晴らしい愛に囲まれ、それは言葉だけでは言い表せません」「私たちの愛情や称賛は、個人的にまたは映画、テレビ、情熱を注ぎ自らにとって最高の偉業と捉えていたユニセフの活動を通じて父を知っている世界中の人々によって何倍にも膨れ上がることを知っています」「ステージであろうと、カメラの前であろうと、父はその愛情を感じ取っていましたし、90歳を直前に迎えながらも仕事に励み、それは2016年11月に行われたロンドンにあるロイヤル・フェスティバル・ホールでの最後のステージまで続きました。満員の観衆がステージ上でも外でも歓声を送り、父の生まれた場所からほど近いその建物の基盤までを揺らしたものです」「お父さん、お父さんでいてくれて、そしてたくさんの人々にとって特別な存在でいてくれてありがとう」「私たちはこれからこの辛い時期における(ロジャーの現在の妻)クリスティーナへと想いを向けなければいけません。そして父の望みどおり、モナコで葬儀を行う予定です。デボラ、ジェフリー、クリスチャンより」この3人のほか、4番目で現在の妻クリスティーナとの間に娘がいるが、昨年7月に47歳の若さでこの世を去っている。ロジャーさんは60年代の『セイント 天国野郎』や70年代の『ダンディ2 華麗な冒険』などのテレビ番組で人気を誇った後、1973年にジェームズ・ボンド役に就任した。『007 死ぬのは奴らだ』『007 私を愛したスパイ』『007 ユア・アイズ・オンリー』などシリーズ計7作品に12年間に渡って出演し、ボンド史上最長の記録を誇っている。(C)BANG Media International
2017年05月24日映画『キングスマン』の続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』が2018年1月5日(金)に公開される。一足早く公開されたアメリカを含む世界55カ国で初登場1位、また、故郷・イギリスでは前作の2倍以上のオープニング興収を記録し、大ヒット。新世代スパイアクション再び表の顔は、ロンドンの高級テーラー。しかしその実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった…!スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが世界を熱狂させ、興行収入4億ドルを超えるメガヒットを記録した映画『キングスマン』。キングスマン壊滅、続編ではアメリカのスパイ機関と共闘へ続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルのボス:ポピーの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった…。彼らは文化の違いを乗り越えて、ポピーが企む陰謀を阻止することができるのか?メインキャスト続投、チャニング・テイタムら新キャストも主人公のエグジーをタロン・エガートン父を亡くして以来、街のチンピラのような生活をしていたエグジー。キングスマンにスカウトされて生活は一変。昔の面影はどこへやら、今では鮮やかなジャケットを纏いすっかり一流エージェントの風格さえも漂わせる。主人公エグジーを演じるのは前作に続きタロン・エガートンだ。アメリカのスパイ機関“ステイツマン”キャストには、教官兼メカ担当のマーリンをマーク・ストロングが続投。新キャラとしては、一風変わったアメリカのスパイ機関ステイツマンのメンバー、シャンパンをジェフ・ブリッジス、テキーラをチャニング・テイタム、ジンジャーをハル・ベリーがそれぞれ演じる。英国紳士らしいスーツに身を包んだキングスマンに対し、ステイツマンは上下デニム姿で、ロゴ入りのムチを握りしめ、男性的なオーラをたっぷり放っている。新悪役:ゴールデン・サークルのボス ポピー新悪役として登場するのは、壮大な陰謀を企む世界的な麻薬組織ゴールデン・サークルのボスであるボビー。その物腰や風貌からは想像できないほど、残虐性を秘めた二面性のあるサイコパスだ。演じるのはジュリアン・ムーア。彼女が50年代アメリカを意識し、カンボジアの廃墟に作り上げた拠点「ポピー・ランド」にも注目だ。ここは『グリース』や『アメリカン・グラフィティ』を彷彿とさせる世界で、おもちゃ箱をひっくり返した様なカラフルで可愛らしい世界観。さらに、ポピーに誘拐されたスーパースターとしてエルトン・ジョンも名を連ねており、キャスト陣が豪華にパワーアップしている。コリン・ファース演じるハリーがまさかの復活?前作で死んだと思われたものの本作で驚きの復活を果たすハリー。ビジュアルでは、スマートなキングスマンの姿と無骨なステイツマンの姿が対象的に描かれている。予告編ではザ・フーの名曲「マイ・ジェネレーション」と共にド派手なカーアクションが描かれ、ファンにはたまらない、コリン・ファース演じるハリーの復活した姿や、ロープを変幻自在に動かし敵を翻弄するステイツマンの姿も捉えることができる。監督は『キックアス』のマシュー・ヴォーンが続投監督には『レイヤー・ケーキ』『スターダスト』『キックアス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など、“映画ファンを裏切らない監督”として定評のあるマシュー・ヴォーンが続投。前作の世界観はそのままに、新世代スパイアクションがさらなる進化を遂げてスクリーンに帰ってくる。ヴォーンは、次のように話す。「前作『キングスマン』はイカれた映像だったせいで人々は楽しんでくれたけど、ベースにあるのはしっかりとしたストーリー。今回もクレイジーでクールなアクションシーンになっているところはいくつもあるけど、私がやろうとしていることはどれも必然性があるんですよ」英・米スパイ機関の対照的なファッションに注目前作では労働者階級のチンピラ風だったエグジーは、すっかりキングスマンの一流エージェントに。スーツやオレンジのタキシードをスマートに着こなす姿が印象的だ。また、『G.I.ジョー』『マジック・マイク』の肉体派俳優チャニング・テイタムが演じるステイツマンのシークレットエージェント・テキーラのカウボーイハットにGジャンのアメリカントラディショナルなスタイルや、ジェフ・ブリッジスが演じるステイツマンのリーダー・シャンパンの無骨な風貌、ハル・ベリー扮するメカニック担当のジンジャーなど、全員お酒にまつわるコードネームを持つステイツマンのメンバーの、キングマン一派とは対象的なアメリカンファッションにも注目。日本初の3面スクリーン”ScreenX”にキングスマンが日本初の3面スクリーン(正面+左右側面)での上映システム・スクリーンエックス(ScreenX)で『キングスマン:ゴールデン・サークル』の上映が決定。スクリーンエックスとは、正面だけでなく左右側面(壁面)にも映像が投影される次世代型映画上映システム。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、日本で初めて導入された。270度という視角すべてで映画を感じることができるワイドスクリーンが特徴だ。アクションシーンの中に自分がはいったかのような臨場感を味わえる。例えば、ロンドンのカー・チェイスシーンでは、左右のスクリーンでロンドン市内をハイスピードで走っている車の中にいるような感覚になるという。あらすじ『キングスマン:ゴールデン・サークル』スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵:ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン"の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか。代官山 蔦屋書店でイベント開催代官山 蔦屋書店では、『キングスマン』の世界感を全館で表現する特別イベントを実施。メインストリート沿いでは、劇中に登場する高級テーラー“Kingsman”をイメージした衣装とロンドンタクシーの展示が行われる。また、1月9日(火)には、映像コンシェルジュの吉川明利と、娯楽映画研究家の佐藤利明を迎えて行う、スパイ映画の魅力を語る代官山シネマトークショーを開催。さらに翌週の1月16日(火)には、スタイリスト青柳光則・ジャーナリスト長谷川喜美を招き、『キングスマン』をファッションから語るトークイベントも実施予定だ。作品情報映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』公開日:2018年1月5日(金)全米公開:2017年9月22日(金)監督:マシュー・ヴォーン出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガ―トン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス原題:Kingsman: The Golden Circle© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation【キングスマンフェア概要】会期:2017年12月26日(火)~2018年1月21日(日)場所:代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5■トークイベント日程:2018 1月9日(火)開場19:00開演19:30場所:代官山 蔦屋書店1号館2階トーク:映像コンシェルジュ 吉川明利ゲスト:娯楽映画研究家 佐藤利明定員:40名料金:1,080円(税込)参加特典:映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』B2ポスター申し込み方法:WEB・電話・店頭予約問い合わせ先:TEL:03-3770-2525( 9:00~26:00)■『キングスマン:ゴールデン・サークル』公開記念DAIKANYAMAジェントルマンクラブ特別企画‐キングスマンに学ぶ英国スタイルとは‐日程:2018年1月16日(火)19:00開場開演19:30分場所:代官山 蔦屋書店 2号館2階 Anjinトークゲスト:スタイリスト青柳光則・ジャーナリスト長谷川喜美 ※ドレスコード:フォーマル(男性はスーツ・女性はエレガントな格好)定員:60名料金:4,000円(税込) ※ワンドリンク・ワンフード付参加特典:映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』B2ポスター、キングスマンソックス(ミスターポーター)申し込み方法:電話・店頭予約問い合わせ先:TEL:03-3770-2525( 9:00~26:00)
2017年05月21日第70回カンヌ国際映画祭が、南仏・カンヌで5月17日(現地時間)に開幕した。開幕式前には審査員団の記者会見が行われ、審査委員長のペドロ・アルモドバル(スペイン)をはじめ、ウィル・スミス(米)、ジェシカ・チャスティン(米)、パク・チャヌク(韓)、ガブリエル・ヤレド(仏)、マーレン・アデ(独)ら9人が出席。今年の特色は、ポン・ジュノ監督の『オクジャ』(原題)、ノア・バームバックの『ザ・マイヤーウィッツ・ストーリー』(原題)という、Netflixの非劇場公開作が最高賞パルムドールを競うコンペティション入りをしていること。これについて質問が飛ぶと、アルモドバルは「技術革新はよいことだが、個人的には劇場公開予定がない作品に賞はあげたくはない。映画は少なくとも自分の椅子よりは大きなスクリーンで観てほしいし、劇場を守りたい」と爆弾発言。一方、ウィル・スミスは「あくまで僕の家の場合だけど、子ども3人は毎週2回は映画館に行くし、Netflixでいままで観たことのない種類の映画も観るようになった。Netflixは映画館とは敵対しないと思うし、若い作り手が出てくるためのいいプラットフォームになっていると思う」とNetflixを擁護したが、この論争はますます高まりそうだ。なお映画祭側は、来年以降は劇場公開されない映画のコンペ出品は認めないことを決めている。記念すべき70回大会の開幕作品は、フランスのアルノー・デプレシャン監督の『イスマイルの亡霊たち』(英題:Ismail’s Ghosts)。主演のマチュー・アマルリック、マリオン・コティヤール、シャルロット・ゲーンズブールらがレッドカーペットを飾った。現在、ギョーム・カネとの間の第二子を妊娠中のマリオンは、体を覆うような黒のドレスで、シャルロットのマイクロミニのドレスと好対照だった。ほかにも、リリー・ローズ・デップ、エル・ファニング、ジュリアン・ムーアや「ある視点」部門の審査委員長であるウマ・サーマン、開幕式の司会を務めたモニカ・ベルッチなど華やかな面々が登場。18日夜には、木村拓哉が三池崇史監督、杉崎花らと共に『無限の住人』でカンヌのレッドカーペットに久しぶりに登場する。カンヌ映画祭は28日まで。(photo / text:Ayako Ishizu)(text:Ayako Ishizu)
2017年05月18日コリン・ファースにサミュエル・L・ジャクソン、さらに新鋭のタロン・エガートンらが出演し、全世界4億ドルを超える大ヒットを記録した『キングスマン』。その待望の続編『Kingsman:The Golden Circle』が、『キングスマン:ゴールデン・サークル』として日本公開が決定!併せて、超豪華な新キャストを含む場面写真が一挙にお披露目された。表向きは、ロンドンの高級テーラー。だがその実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関、キングスマン。スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが全世界を熱狂させ、4億ドルを超えるメガヒットを記録した前作。その続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、“キングスマン”の拠点が謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅されてしまう。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみ…。敵を追うべく、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう2人。しかし、表向きはバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級バーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化が色濃いキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか!?『SING/シング』で披露した美声も話題を呼んだタロンをはじめとする前作からのメンバーに加え、本作では一風変わったアメリカのスパイ機関“ステイツマン”のメンバーとして、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリーが参戦。また、壮大な陰謀を企む謎の組織ゴールデン・サークルのボスにはジュリアン・ムーア、いまだ役柄は謎に包まれているがエルトン・ジョンも名を連ね、キャストも、ストーリーも超豪華にパワーアップ。さらに、前作で死んだと思われたもう1人の主人公、コリン・ファース演じるハリーが、驚きの復活を果たすことでも大きな話題を呼んでいる。監督は、『キックアス』シリーズや『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など、映画ファンを裏切らない監督として定評のあるマシュー・ヴォーンが続投。前作の世界観はそのままに、さらなるキレッキレの超絶アクションと興奮が待ち受けるに違いない。すでに全世界の映画ファンから熱望の声が巻き起こっている本作。今後の続報にも注目していて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
2017年05月18日「これが“さよなら”になるわけではない」と言い残し、昨年3月に「クリミナル・マインド」を降板したシェマー・ムーア。その言葉通り、過去10年以上に渡って演じてきたFBI捜査官デレク・モーガンとして再び「クリマイ」に出演することが明らかになった。現在放送中のシーズン12の最終話に登場する。アメリカでの放送日は5月10日(現地時間)に決定している。シェマーはインスタグラムに自分が「クリマイ」シーズン12の最終話に出演することになったという記事のスクリーンショットを掲載し、「秘密がバレちゃった!きみらの“ベイビー・ボーイ”が帰ってくるって言えることにワクワクしてるよ!」と絵文字も多用して喜びを爆発させている。シーズン11の途中から番組を去ったシェマーだったが、「ETonline」のインタビューで「デレクは(番組の中で)死んだわけではないから…」といつか再出演する可能性を匂わせていた。10年以上同じ役を演じ続け、「ちょっと一息つきたかった」との理由で降板を決めたシェマー。再出演することからもわかるように、「クリマイ」出演者とはいまも家族のような信頼関係にあるそうだ。ファンは1話だけのゲスト出演と言わず、レギュラーキャストとして復帰して欲しい限りだろう。しかし、シェマーは最近新ドラマ「S.W.A.T」の主役に決まったばかりなので難しいかもしれない。(Hiromi Kaku)
2017年03月17日NYメトロポリタン美術館を舞台に、リアル“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンターが仕掛けるファッション界最大のイベントに初めて迫ったドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館』。リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディー・ガガ、アン・ハサウェイらセレブが続々登場する、その予告編&メインビジュアルが解禁となった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)にて行われた伝説のファッション・イベント、“メットガラ”。主催はファッション界の女王、“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナをはじめ、ジョージ・クルーニーやアン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち。企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウィンターに密着した本作は、ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を“初めて”カメラで捉えていく。このたび公開された予告編では、アナ・ウィンターが、キュレーターのアンドリュー・ボルトンと共にNYメトロポリタン美術館最大のイベント“メットガラ”を作り上げるために奔走する姿が切り取られている。一夜限りのゴージャスな祭典からお披露目される美術展は、準備が予定よりかなり遅れており、スタッフには焦りの色も。「アートと商業的才能がどちらも必要」と語るアナの厳しい声が飛び、緊迫した空気が漂っている。ファッションをアートとは認めないとする人々もいるなか、「ファッションは思考であり、生き方です」と語るのは、“メットガラ”芸術監督を務めた映画監督ウォン・カーウァイ。「ファッションがアートかは分からないが、素晴らしいものを作り上げたと感じる」(ジョン・ガリアーノ)、「シャネルはアーティストではない。ドレスメーカーだ」(カール・ラガーフェルド)など伝説のデザイナーからの名言も次々と飛び出し、ついにセレブとゴージャスな衣装が共演する狂乱の一夜が幕を開ける…。リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディー・ガガ、アン・ハサウェイ、サラ・ジェシカ・パーカー、ジェシカ・チャスティン、ジュリアン・ムーア、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンスなどなど、夢のようなセレブに心踊り、舞台裏のリアルかつガチなやりとりに戦々恐々とする予告編を、ここから覗いてみて。『メットガラ ドレスをまとった美術館』は4月15日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月16日ハリウッドセレブの2世たちがジワジワと活躍の場を広げている。12日(現地時間)、ニューヨーク・ファッション・ウィークで行われた「J Crew」のプレゼンテーションで、ジュリアン・ムーアの娘リヴ・フレインドリッチがモデルデビューした。リヴは昨年12月、母ジュリアンと横並びでバスケ観戦をしている姿が「そっくり」と話題になったばかり。まだ14歳のリヴだが、わずか3歳のときに父バート・フレインドリッチが監督、ジュリアンが主演を務めたロマコメ映画『NOセックス、NOライフ!』で女優デビュー。9歳で父が監督を務めた『理想の彼氏』に役名が付かない子どもの役で出演したものの、近年は目立った女優活動はしていなかった。ここに来て、モデル業へと一歩踏み出したリヴ。大女優の母ジュリアンも娘のモデルデビューに大喜びで、インスタグラムに「頭のてっぺんからつま先まで『J.Crew』の衣装を身に着けたリヴ」の写真を掲載している。本来、ジュリアンとリヴは髪の赤毛具合もそっくりなのだが、この写真ではモデルをするために必要だったのか、ヘアカラーをしているようだ。「J.Crew」のプレゼンテーションでは、リヴのほか、80年代の青春映画スター・モリー・リングルウォルドの娘マチルダもモデルデビューを果たした。(Hiromi Kaku)
2017年02月15日29日(現地時間)行われた全米俳優組合賞(以下SAG賞)授賞式で、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を獲得した。エマのほかに主演女優賞にノミネートされていたのは、『Arrival』(原題)のエイミー・アダムス、『ガール・オン・ザ・トレイン』のエミリー・ブラント、『ジャッキー/ファースト・レディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、『マダム・フローレンス!夢見るふたり』のメリル・ストリープと強敵揃い。SAG賞の主演女優賞を獲得した女優は、ジェニファー・ローレンス、ケイト・ブランシェツト、ジュリアン・ムーア、そして昨年のブリー・ラーソンと、過去4年間、アカデミー賞の主演女優賞に輝いていることから、エマがオスカーを手にする可能性はかなり濃厚と見られる。受賞スピーチのために登壇したエマは、興奮のためか、ややパニック状態でスピーチを始めた。しかし、『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督に感謝の気持ちを述べた後、「ライアン、あなたは最高よ!それは紛れもない事実だわ!異論のある人はいないでしょ」と言って劇中のパートナーを褒めたたえ、会場を沸かせた。同作で共演したライアン・ゴズリングも主演男優賞にノミネートされていたが、残念ながら賞は『Fences』(原題)のデンゼル・ワシントンの手に。オスカー俳優のデンゼルだが、意外にもSAG主演男優賞は初めての受賞であった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月30日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)がニューヨークのコットン・クラブにて2017年ウィメンズオータムコレクションのローンチを発表した。アリシア・キーズによるヒット曲「Empire State of Mind」や「Pawn It All」がサプライズパフォーマンスとして披露された同イベントでは、ジュリアン・ムーアやナオミ・ワッツ、ジェフ・クーンズといった豪華ゲストの面々が駆けつけた。同ウィメンズコレクションでは英国の伝統的な要素と遊び心溢れる意外性に富んだディテールを掛け合わせて作り出す折衷的なエネルギーにフィーチャーしている。ファラベラBoxやファラベラGOの新スタイルに新作バッグとなるポッパーをはじめとするアクセサリーとともに、人気のエリス、ビンクス、オデットなどのシューズ、バイオアセテート素材で作られたエコフレンドリーなアイウエアがディスプレーに並んだ。また、サステイナブルビスコース、再生カシミア、オーガニックコットンとオーガニックデニム、リサイクルナイロン、サステイナブルウッドとサステイナブルコルク、ナッパ風エコ素材、スエード風エコ素材、ファー フリー ファーといったサステイナブル素材が使用された。コレクションの一部アイテムでは、Beano Studioのアイコニックなコミックシリーズ、The Dandyのキャラクターをフィーチャーしている。同コレクションは5月より店頭展開が開始される。
2017年01月26日奪略婚した夫を前妻に、まさかの返却…!?ニューヨークに暮らす男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を描くハートフル・コメディ映画『マギース・プラン 幸せのあとしまつ』が、1月21日(土)より全国で公開されます。これに先立ち、1月18日(水)にコラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーさん、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんのトークショーが行われました。とその前に…■どんなストーリー?一言で言うと、ダメ夫を前妻に「お返しします」という、かなり奇想天外なヒロインの活躍を描いた物語。主人公マギーを『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ、前妻ジョーゼットをジュリアン・ムーア、2人の間で揺れるダメ夫ジョンをイーサン・ホークという魅力あふれる俳優陣が演じています。大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ち、ジョンは仕事ばかりで家庭を顧みない大学教授の妻ジョーゼットとの離婚を決意。自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚することに。数年後、娘も生まれて幸せなはずが、マギーは仕事を辞めて小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安でいっぱい。そんな折、マギーは忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見たことから彼女と親しくなり、ジョーゼットが今でもジョンを愛していることに気づいて…。メガホンを取ったのは、『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラー。実力派俳優3人が繰り広げるコミカルなやりとりがなんとも愛しくて、三角関係にも関わらず、観るとなぜだか元気をもらえる1本です!■「女の敵は女」ではない!こちらの作品で、最もジェーン・スーさんの心に残ったのは「通常なら対立構造になり、お互いを憎み合うであろうマギーとジョーゼットが、なぜかいい友達になる」部分だとか。確かに、夫を奪略された前妻と奪った今の嫁が仲良しって、普通に考えたら不思議なことですよね。立場から言えば、仲たがいせざるを得ない2人だけど、気が合えば敵対しなくてもやっていける可能性がある…これはもしかしたら、人類の歴史におけるものすごい発見かもしれません。ちなみにジェーンさんいわく「無意識のうちに“女の敵は女”と言う人は多いし、私も前はそう思ってた時期もあったけど、これはよく考えると変な話。男性同士の意見が対立したときに“男の敵は男”と言う人、誰もいないじゃないですか」とのこと。つまり、敵対するのは女同士だからではなく、単純に個人対個人として仲が悪いから。「女同士だから足を引っ張り合う、というようなことは言わないほうがいいなと思っていたところに、この映画は“そうじゃないよ”ってことをちゃんと物語で見せてくれたので、すごく感激しました」と話していました。■自分の人生の主人公は「私」『マギース・プラン幸せのあとしまつ』の中でジェーンさんのお気に入りの台詞は、前妻ジョーゼットの「私は夫を奪われた悲劇の妻でいるつもりはないわ」。そして元夫ジョンに対する「あなた、いつまでも被害者面でいるつもり?」なのだそう。「彼女は絶対に人生の脇役にならないんですよね。自分の人生の主人公になるってことに徹底的にこだわっている。これは私たちが自分の人生を進めていくうえで、すごく大事なことだと思うんですよ」とジェーンさん。SNSで手軽に発信できるようになった今は、誰もが「人生の主人公=自分」だと感じやすい時代ですが、それは自分でつかみ取ったものではなく、人の手によって作られたもの。一方、ジョーゼットは「自分の人生の主人公は自分である」ということに対しての意識が、人一倍強い女性です。なんとなく周りに流されてるな…と感じている女性は、本当に自分らしく生きるためにもジョーゼットの生き様に学び、ここらで一度、自分の在り方を見直してみるといいかもしれません。■正直になるのは難しくてみっともないなお、ジェーンさんは人から「この映画ってどんな話?」と聞かれたら何て答えようと考え、「大人が正直になるのってすごい難しくてみっともないけど、いいことだなっていうのがわかる話」と結論づけたそうです。大人になると、どうしても建て前論が強固になり、本音は後回しになりがちですが、この作品の登場人物たちは「自分に正直でいたい」と願い、実際に正直であろうとします。「いろいろなことに辻褄が合わないのを我慢するのが大人」であり、もし常に正直でい続けようといしたら、私たちは今、手にしているものを全て失ってしまうかもしれません。それでも、建て前ばかりで生きていたら息苦しくなってしまうし、心も失ってしまう…。そんなギリギリのところで生きているはずの大人たちが、正直に本音を語る。そのことが「この映画を面白くしてる大きな要因の一つ」とジェーンさんは語ります。正直であるのは「大人にとって難しいタスク」ですが、自分らしさを保つためには大切なこと。みなさんもこの作品を通して、「自分に正直でいる」ってどういうことか、「自分らしい生き方」とは何かを改めて考えてみてはいかがでしょうか。【STORY】NYの大学で働くマギーは、文化人類学者・ジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――娘も授かり幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、忙しいジョーゼットの子供たちの面倒を見るうち彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく知的で魅力的で、今でもジョンを深く愛していると気づく。ジョンはジョーゼットと一緒にいたほうが、きっと幸せになれる…そう思ったマギーは【夫を前妻に返す】という、とんでもない計画を思いつく―。1月21日(土)より全国ロードショー監督・脚本:レベッカ・ミラー出演:グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア、他配給:松竹(C)2015 Lily Harding Pictures, LLC All Rights Reserved.
2017年01月20日ニューヨークで暮らす等身大ヒロイン・マギーを中心に、現代の恋愛と結婚、家族の幸せを描く『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。この冬1番のハートフル・コメディから、5分超えのキャスト・製作陣のインタビュー&メイキング映像、メイキング写真が一挙に解禁となった。妻がダメ夫を前妻に返すという不思議な三角関係を、『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラーが繊細に、キュートなユーモアたっぷりに描く本作。『フランシス・ハ』で一躍注目され、本作ほか賞レースで話題の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『20センチュリー・ウーマン』から『トッド・ソロンズの子犬物語』まで引く手あまたのグレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演。『マグニフィセント・セブン』も控える実力派俳優イーサン・ホークが2人の間で揺れるダメ夫・ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして今回解禁となったのは、グレタ、イーサン、ジュリアンに、マギーの友人役のマーヤ・ルドルフ、本作監督のレベッカ・ミラー、プロデューサーのレイチェル・ホロヴィッツ&デーモン・カーダシスといった面々によるインタビューとメイキングが合体した約5分もの贅沢な映像。“前妻に夫を返す”このユニークなストーリーとマギーの実直すぎるキャラクターについて監督のレベッカは、「本作は決して罪悪感がテーマの話ではないの。マギーは正しいことをしたいだけ。だからこそオリジナリティあふれるキャラクターになっていると思うわ」とコメント。レベッカはそんなマギーを演じれるのはグレタしかいないとも語っていたが、グレタ本人も「まるで自分が書く物語のように私の一部となってるわ」と言うほど、まさにハマり役。また、“デキる女”の前妻を演じたジュリアンについて、グレタは「ジュリアン演じるジョーゼットに圧倒される役なんだけど、実際彼女には圧倒されるわ。決して威圧的ではないわ。本当に優しくて素晴らしい女性なの。ただ、物凄い女優な上に今回は天才の役だから(笑)」と語り、尊敬の念を込めている。「いまを輝く女優陣もいたから即決だったよ」と本作への出演が決まったときの心境を語るのはイーサン。「物語を伝えることに全力な人たちに囲まれて仕事ができるのは最高なことだよ」とコメントしており、それぞれがお互いをリスペクトしていることがよく分かるインタビュー映像となっている。また、メイキング映像に合わせて、メイキング写真も一挙解禁。撮影の合間に談笑したり、演出について意見を交わしたりと、冬のニューヨークの寒さを感じさせないとても穏やかな雰囲気が伝わるものばかり。出演者、スタッフが「最高の現場だった」と声を揃えるのも納得の舞台裏となっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月20日映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の試写会イベントが1月18日(水)、都内にて開催され、コラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーが音楽ジャーナリストの高橋芳朗を相手に作品の魅力を語った。略奪婚した夫を前妻に返そうとする現在の妻、夫、前妻の不思議な三角関係を描いて話題の同作は、ダメ夫を前妻に“お返しします”という、なさそうでありそうな(?)ヒロインの活躍を描くハートフル・コメディ。『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、実力派俳優イーサン・ホークが2人の女性の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを演じる。メガホンをとったのは、『50歳の恋愛白書』で年の差がある男女の恋愛描写が高評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。ニューヨークの大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ちる。ジョンの妻ジョーゼットは教授としてバリバリに働き家庭を顧みない。ジョンは離婚を決意し、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚した。数年後、娘も授かり幸せに見えたジョンとマギーだが、マギーは、仕事を辞めて小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じる。一方、マギーは忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見るうちにジョーゼットと親しくなり、ジョーゼットがいまでもジョンを愛していることに気が付く。トークショーは女性たちが多く詰めかけた会場で行われた。ジェーンさんは、最初の話題として、イーサン・ホークがある時期から「男の情けなさみたいなもの」を上手に演じる俳優として磨きが掛かってきていると指摘し、「今回も、益々、その情けなさに磨きが掛かっておりました」と声を弾ませた。続けて、ジェーンさんは、同作が広義のラブコメディーであるものの「いままでになかったような内容」と紹介。「一番心に残ったのは、(いままでなら)前の嫁のジョーゼットとマギーは対立構造にしか絶対ならないのです。お互いを憎み合ったりとか、嫌い合ったりとか」といい、「何を思ったのかこの2人が、いい友達になってしまう」と目を輝かせた。ジェーンさんは、「男の敵は男」という言葉は聞かない一方で、「女の敵は女」という言葉がよく使われていることを例にして、「女は一枚岩でなければいけない」とする通念が存在することや、一枚岩を壊した(=略奪婚などをした)女性が悪く言われることを指摘。ジェーンさんはそんな通念や現象に疑問を感じていたところで同作と出会ったそう。「『そうじゃないよ』ということをちゃんと、映像で、物語で見せてくれたので、そこはすごく感激しました」と、「女は一枚岩でなければいけない」などという通念に対して同作から「そうじゃないよ」というメッセージを受け取り感動したことを実感を込めて語った。ほかにも、「私は夫を奪われた悲劇の妻でいるつもりはないわ」などの劇中の印象的なセリフを紹介。また、観終わってニューヨークに行きたくなったそうで、「こういう映画を観ちゃうと、住んでいる人のふりをして、斜め掛けのバッグでポケットに手を突っ込んで」などと願望を語るなど、同作の魅力がたっぷりと語られた。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は1月21日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2017年01月19日N.Y.に暮らす男女3人の、ちょっと”こじれた”三角関係を描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。注目女優グレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演する本作から、美しい真冬のニューヨークのロケーションの写真が解禁となった。文化人類学者ジョンと出会い、恋に落ちたマギー。ジョンの妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――娘も授かり、幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活にマギーは不安を感じ始める。一方、忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒も見るうち、彼女とも親しくなったマギーは、“夫を前妻に返す”ことを決め…。本作の舞台は、いままで何本もの名作が撮影されてきたニューヨーク。本作でも、ほとんどのシーンをロケで撮影しており、ニューヨークの美しい景観が話題を呼んでいる。マギー(グレタ・ガーウィグ)とジョン(イーサン・ホーク)が並んで歩くシーンは、ワシントン・スクエア・パークで撮影。メグ・ライアン主演の『恋人たちの予感』『恋におぼれて』など、ニューヨークを舞台にした恋愛映画では欠かせないロケ地であるこの公園は、美しい芝生や緑いっぱいの木々、また劇中にも登場するようにストリートパフォーマーが芸を披露している、地元の人にとっての憩いの場所。また、マギーとジョンが初めて会うシーンはニュースクール大学。数多くの芸術家を輩出している名門であり、ブラッドリー・クーパーやマーロン・ブランドなど俳優の卒業生も多く、本作の監督であるレベッカ・ミラーの母校でもある。さらに、マギーとジョンが子どもとスケートを楽しむシーンはプロスペクト・パーク。2014年公開のジョン・タトゥーロ監督&主演、ウディ・アレンも出演した『ジゴロ・イン・ニューヨーク』や、2015年公開のアン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロ共演『マイ・インターン』もこの公園で撮影されており、ワシントン・スクエア・パークと並んで人気を誇るロケ地。ブルックリン区最大の公園であり、自然のままの森や草地、渓谷や湖を生かしたダイナミックな造形が魅力。毎年11月から3月ごろまでスケートを楽しめる。人々の生活が息づくニューヨークの街も、本作で楽しんでみては。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月30日年末から2月にかけて、さまざまな視点からLGBT (レズビアン/ゲイ/バイセクシャル/トランスジェンダー)について描いた作品が続々と公開される。LGBTをテーマにした映画は近年増加し、『キャロル』や『チョコレートドーナツ』などのように高い支持を集める作品も多い。LGBTを取り巻く事実、現状について、まずは映画を通して理解を深めてみよう。■『ストーンウォール』LGBT解放運動のきっかけとなった“反乱”描く/公開中インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへとやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。ゲイであることで両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを受け入れたのは、この街で暮らすレイだった。彼らの部屋に住まわせてもらい、常に陽気に歌い踊りながら、たくましく生きていく仲間を得たダニー。身を寄せ合うように暮らすゲイやレズビアン、ドラァグ・クイーン、政治活動家のトレバーらと出会うが…。1969年に起きた実際の事件“ストーンウォールの反乱”を描いた本作。監督は、ゲイをカミングアウトしているローランド・エメリッヒ。N.Y.の「ストーンウォール・イン」に集まるマイノリティの若者たちが、差別に耐えかね、ついに立ち上がる!■『タンジェリン』全編iPhoneで撮影!L.A.のトランスジェンダーの女性たちを描く/1月下旬公開太陽が照り付けるロサンゼルス、ウェストハリウッド。クリスマス・イブ、街角のドーナツショップで1個のドーナツを分け合う2人。28日間の服役を終え、出所間もない娼婦シンディは、自分の“留守中”に恋人が浮気したと聞き、ブチ切れる。一方、歌手を夢見る同業のアレクサンドラはそんな親友をなだめつつも、夜に小さなクラブで歌う自分のライブのことで頭がいっぱい。さらに、彼女たちの仕事場の界隈を流すアルメニア人移民のタクシー運転手ラズミックも巻き込んで、それぞれのカオティックな1日が、けたたましく幕を開ける――。Fワード炸裂なのに、ホロリとさせられる聖なる夜のL.A.狂騒曲。アメリカ・インディペンデント界の気鋭監督ショーン・ベイカーが、2人のトランスジェンダーの女性たちの日常をリアル&ポップに描いたまったく新しいガールズムービーだ。■『ハンズ・オブ・ラヴ手のひらの勇気』実話から生まれた勇気ある感動作/公開中20年以上、刑事として働いてきたローレルは、ある日、ステイシーという若い女性と恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買い、一緒に暮らし始めることに。やがて、ローレルは病いに侵され余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を彼女に遺そうとするローレル。だがそれは、同性パートナー同士では法的に認められていなかった。病いと闘いながら、平等な権利を求めて闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。アカデミー賞受賞のジュリアン・ムーア、そして製作も務めたエレン・ペイジが演じたレズビアンのカップルが向き合う愛と勇気の物語。限られた余命の中で、愛する人に何を残せるか。彼女の勇気が全米を動かしてゆく。■『彼らが本気で編むときは、』生田斗真と桐谷健太が恋人同士に/2月25日(土)公開小学生のトモは、母親ヒロミと2人暮らし。ある日、突然ヒロミが家出をしてしまい、独りきりになったトモは、叔父・マキオの家に向かう。マキオはリンコという美しい恋人と一緒に暮らしていた。リンコは性別適合手術を受けたトランスジェンダーの女性だ。リンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。トモは母が決して与えてくれなかった家庭の温もりや愛情を注いでくれるリンコの存在に戸惑いながらも、3人での共同生活が始まった――。荻上直子監督が、男性とトランスジェンダーの女性のカップルと、育児放棄された少女の不思議な共同生活をたっぷりの愛で描く本作。生田斗真がトランスジェンダーの女性という難しい役どころに挑戦した、愛と癒しの物語となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンズ・オブ・ラヴ手のひらの勇気 2016年11月26日(土)より、新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.
2016年12月30日ダメ夫を前妻に“お返しします”、という奇妙な大人の三角関係を描く『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。このほど、本作で主演を務めたグレタ・ガーウィグとメガホンをとったレベッカ・ミラー監督という2人の才女をとらえた、未公開オフショット写真がシネマカフェにて解禁となった。グレタがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを、2人の間で揺れるダメ夫ジョンをイーサン・ホークが演じる本作。ニューヨークを舞台に暮らす男女3人の、ちょっとこじれた三角関係を軽やかに、かつ繊細に描くのは『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高評価を受けた女性監督レベッカ・ミラーだ。レベッカ・ミラーといえば、父は劇作家のアーサー・ミラー(レベッカの母と結婚する前はマリリン・モンローと結婚していたことでも知られる)であり、母はオーストリアの写真家であるインゲ・モラス。名門イェール大学に入学し、絵画と文学を専攻したレベッカ監督はその後、本作のロケ地ともなったニュースクール大学で映画を専攻し、舞台で女優デビュー。その後、映画界に進出し、監督、脚本家、女優として活躍。パートナーであるオスカー俳優のダニエル・デル・ルイスとは今年、結婚20周年を迎えている。一方、グレタ・ガーウィグは名門女子大バーナード大学に入学し、在学中にジョー・スワンバーグの『LOL』に出演。グレタはスワンバーグやほかの作家と共に、マンブルコア・ムーブメントの中心人物として知名度を上げ、主演&脚本作『フランシス・ハ』(’12)で一躍アメリカ・インディペンデント映画界のミューズとなった。2017年は自ら脚本を書き上げ、シアーシャ・ローナン主演で監督デビューも決まっているほか、本作に『トッド・ソロンズの子犬物語』や、賞レースを席巻中の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の宿命』『20th Century Woman』(原題/6月公開)が控えており、今後の活躍がとても楽しみな映画人の1人。そんな2人が初めてタッグを組んだ本作は、マギー(グレタ)とジョーゼット(ジュリアン)という2人の異なる女性の不思議な関係性と、2人にその周囲の人が巻き込まれつつも温かく見守る様子を緻密に描いていく。ジョン(イーサン)の言動は男性から見ると共感する部分もありながら、女性から見ると「男って…」と思わずため息をついてしまう、困った“あるある”ばかり。一見、キャリアも積んでしっかりした大人に見えても、皆が皆、強いわけではなく互いに助け合いながら自分の居場所を見つけていく姿を描いた本作は、仕事も恋も頑張る現代女性にエールを送るような映画に仕上がっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月25日ニューヨークに暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作で、ヒロインのマギーを演じるグレタ・ガーウィグの、“愛さずにはいられなくなる”場面写真がシネマカフェに到着した。「夫を前妻にお返しします」という前代未聞のもつれまくった夫婦関係と、不思議な三角関係を描く本作。『50歳の恋愛白書』でも、年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラーがメガホンをとり、実力派俳優イーサン・ホークが前妻と“イマ妻”の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが彼の前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして、アメリカの“インディペンデント映画の女王”として知られるグレタが演じるマギーは、自分の夫は前妻といたほうが幸せになれる、というまさかの決断を下すヒロイン。まず、自分には恋愛は向いていないと、結婚を飛ばしてシングルマザーになることを決めていたマギー。自分の意見をはっきりと持っており、それを簡単には曲げない。やがて、ジョンと結婚し、念願だった子どもも授かり、順風満帆…のはずだったが、結婚生活に不安を覚え始め、むしろジョンは元妻であるジョーゼットと一緒にいたほうが幸せなのでは?と思い始めるように。自分自身の幸せよりも、大切な人たちの幸せを願い、それを行動に移しながら本当の自分を探していくマギーの姿に、笑いながら共感し、彼女のようにたくましく、潔く生きていけたら…と思わずにはいられない。解禁された写真では、おどけた笑顔を見せるマギーと娘、音楽に合わせ1人で踊っているマギーと、自由に人生を楽しみながら子どもに愛情を注ぐ姿に思わずほっこり。イーサンやジュリアンにも負けないぐらいの存在感とインパクトを見せる、愛すべきマギーを演じるグレタから目が離せなくなりそうだ。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日可愛い1匹のダックスフンドが4組の飼い主を転々とする中で巻き起こるドラマを、ブラックユーモアたっぷりに描き出すオムニバス・ムービー『トッド・ソロンズの子犬物語』。本作に出演するのは、『フランシス・ハ』の主演女優としてブレイクしたグレタ・ガーウィグ。またもや、ダメンズに惹かれる非モテ女子を演じている。本作は、『ハピネス』『ストーリーテリング』など、さまざまなタブーに触れながら人生のバカバカしさ、人間の愚かさをブラックユーモアたっぷりに描き、観る者に爆笑と気まずい気分を提供してきたインディペンデント映画界の鬼才トッド・ソロンズ監督の最新作。アメリカをさまよう1匹の可愛いダックスフントと、その飼い主となる冴えない人々の姿を描く。グレタが演じているのは、ダックスフントの2番目の飼い主で、あわや安楽死をさせられそうだったところを救う心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー。その子犬がきっかけで学生時代の憧れの男子(キーラン・カルキン)と再会し、小旅行に出ることになるが、彼はどうやらヤバいドラッグにはまっている様子。子犬が見守る中、ダメンズと非モテ女子のドラッグを求めた旅行の行く末は…?このドーン・ウィーナーという名は、トッド・ソロンズ監督の1995年のデビュー作『ウェルカム・ドールハウス』に登場するキャラクターと同一人物で、映画好きをニヤリとさせること間違いなし。グレタは、「『ウェルカム・ドールハウス』は、子どものころに見て、強く印象に残っている作品の1つよ。10歳か11歳ころに観た、数少ないインディペンデント映画の1本だった」と語っており、本作への出演に並々ならぬ情熱を語っている。もちろん、グレタ自身も、2000年代以降のアメリカのインディー映画の1つの大きなトレンドとなった、「マンブルコア・ムーヴメント」の中で頭角を現したアメリカ・インディペンデント映画界のミューズ。『フランシス・ハ』(’12)では、ブルックリンでステージに立つことを夢見て暮らすモダンダンサーのフランシスをチャーミングに演じ、アダム・ドライバーらと共演したことも記憶に新しい。同作は、北米でたった4館から始まった上映が口コミから233館まで拡大し、“奇跡の映画”ともいわれた傑作。思い通りに人生を謳歌できない、どこか屈折した非モテ女子の姿に多くの観客が共感したが、本作『トッド・ソロンズの子犬物語』でも、学生時代の憧れの彼とうまく話せない非モテ女子を熱演する。「マンブルコア・ムーヴメント」といえば、ジョー・スワンバーグやマーク・デュプラスら、アメリカ新世代の映画作家たちが仲間同士で互いにキャストやスタッフを交代しながら、低予算で撮影した一連の自主制作映画のこと。彼女が2007年に出演した『ハンナだけど、生きていく!』は、スワンバーグ監督をはじめ、若き映画作家たちがアパートの小さな部屋に集結し、サマーキャンプのような共同生活を続けながら、伝統的な脚本作りはせず、即興演技によって製作された作品。主演と製作両方を兼ねたグレタは、『フランシス・ハ』でも共同脚本をつとめており、マルチな才能を発揮している。2017年は、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーアといった実力派俳優とニューヨークで暮らす男女の奇妙な三角関係を、軽やかに描いたハートフルコメディ『マギーズ・プラン幸せのあとしまつ』にも出演。ダメ夫を前妻に返すという突拍子もない計画を思いつくマギーを、愛すべきキャラとして軽妙に演じている。ますます快進撃が続くグレタ・ガーウィグのこれからにも、注目していて。『トッド・ソロンズの子犬物語』は2017年1月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月04日『フランシス・ハ』などで知られる米インディペンデント映画界のミューズ、グレタ・ガーウィグを主演に、『ブルーに生まれついて』のイーサン・ホーク、『ハンズ・オブ・ラブ手のひらの勇気』のジュリアン・ムーアが共演する『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作から、男女3人の“こじれた関係”が気になる新たな場面写真が解禁となった。N.Y.の大学で働くマギーは、文化人類学者・ジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。しかし、家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――。娘も授かり幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、多忙なジョーゼットの子どもたちの面倒までも見るうち彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく知的で魅力的で、いまでもジョンを深く愛していると気づく。この2人は一緒にいたほうがきっと幸せになれる…そう思ったマギーは“夫を前妻に返す”という、とんでもない計画を思いつく。N.Y.に暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディとなる本作。ダメ夫と、現在の妻に別れた元妻という、なさそうでありそうな不思議な三角関係を繊細に描くのは、『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。グレタがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、実力派イーサンが2人の間で揺れるダメ夫・ジョンを、アカデミー賞女優・ジュリアンが前妻ジョーゼットを、それぞれコミカルに演じている。そんな本作から、劇中新場面写真が解禁。ニューヨーカーのおしゃれなファッションやインテリアも垣間見える写真は、マギー&ジョン、ジョン&ジョーゼット、マギー&ジョーゼットそれぞれの2ショットをとらえている!ニューヨークの街を歩きながら、ジョンの書いた小説についてマギーに意見を聞くようになり急接近するマギー&ジョン。その一方、ジョンとジョーゼットのカットは、喧嘩ばかりで上手く行かない結婚生活にうんざりした様子。そして、マギーとジョーゼットのイマ妻&元妻による修羅場のような会話シーンも公開!今後、この3人がどのようにこじれていくのか、期待せずにはいられない3枚となっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日イーサン・ホークが、ジェームズ・ディーンを彷彿とさせる甘いマスクを持つ伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーの波乱の人生に渾身の演技で挑んだ『ブルーに生まれついて』。このほど、大人の色気を醸し出すイーサンの新たな場面写真が解禁。いま、ノリにノっている実力派俳優の魅力に迫った。50’Sのウエストコースト・ジャズシーンを代表するトランペッターにして、シンガーのチェット・ベイカー。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、あのマイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇るといわれ、一世を風靡した男は、甘いマスクとソフトな声で多くのファンを魅了したが、麻薬で身を滅ぼし過酷な日々を送っていた…。本作は、そんな1人の天才ミュージシャンの転落と苦悩を描くとともに、ある女性との出会いによって再生する姿を描いたラブストーリー。主演を務めたイーサンは、6か月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受け、美声も披露している。チェットを題材にした映画には、写真家ブルース・ウェーバーによるドキュメンタリー映画『レッツ・ゲット・ロスト』(’89)が有名だが、25年の時を経て、またひとつ新たな伝説となる映画が誕生した。劇中には、イーサンが歌うスタンダード・ナンバー「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめ、「レッツ・ゲット・ロスト」「虹の彼方に」「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など数々の名曲が登場し、しっとりと本編を彩っている。まるでチェットが宿ったかのようなトランペットと、中性的ともいわれる歌声を自分のカラーに昇華し、見事な歌唱シーンを披露するイーサン。ご存知の通り、イーサンといえば、その目元には何かを含んだような愁いをたたえる、ハンサムな色男だ。若いころはその美しさで世を魅了し、年齢を重ねても、顔に刻まれるその皺にさえ魅力を漂わせる。1985年に15歳でスクリーンデビューした彼は、これまで着実に俳優としてのキャリアをマイペースに歩んできた。美少年ぶりを印象づけた『いまを生きる』(’89)、ベン・スティラー初監督の青春映画『リアリティ・バイツ』(’94)から、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(’95)をはじめとする『ビフォア』シリーズのラブストーリーを始め、『ガタカ』(’97)のようなSF映画までこなし、『トレーニング デイ』(’01)、『6才のボクが、大人になるまで。』(’14)ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。今年は、ドキュメンタリー初監督作『シーモアさんと、大人のための人生入門』が好評を得ており、マルチな才能を発揮するイーサン。今年9月の第64回サンセバスチャン国際映画祭では「生涯功労賞」を受賞した。私生活では、『ガタカ』で共演したユマ・サーマンと結婚するが、後に離婚。最近、2人の娘マヤ・サーマン・ホークが18歳でモデルデビューを果たした。さすが2人の娘!と言わんばかりの知的でコケティッシュな彼女の姿に、ジョニー・デップの愛娘リリー・ローズ・デップがデビューしたときのように、「美少女すぎる2世セレブ」として早くも業界からの注目が集まっている。さらに、本作の公開後も、2017年は1月21日(土)公開『マギーズ・プラン幸せのあとしまつ』では、ジュリアン・ムーア、グレダ・カーウィグに挟まれるダメダメな中年夫を演じ、1月27日(金)からはデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イ・ビョンホンらと共に『トレーニング デイ』のアントワーン・フークワ監督のもと、敏腕スナイパーを熱演する西部劇『マグニフィセント・セブン』が公開。嬉しいことに、来年になってもイーサンにスクリーンで会うことができそうだ。『ブルーに生まれついて』は11月26日(土)よりBunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーに生まれついて 2016年11月26日(土)よりBunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開(C) 2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
2016年11月20日東京・八丁堀のアートギャラリー・プラグマタが11月15日まで、ジュリアン・デイヴィッド(JULIEN DAVID)の旗艦店(東京都渋谷区神宮前2-7-15)でポップアップインスタレーションを実施している。プラグマタのインスタレーションは、同店では2回目のこと。今回は漫画やアニメにインスピレーションを受け展示タイトルを「グラフィック・ストーリー」と題し、陶芸家の田中啓一と島田篤の陶芸作品を見せている。日常の生活で使われるものということを常に意識して作品制作を行っているという田中啓一の作品では、昔の民家や農家の壁に道具や民具がかかっている風景をイメージして制作された花器や、日々の食卓で使われることを考え使いやすさや料理を盛ったときの見栄えなどが意識された食器、15世紀から16世紀頃にヨーロッパで盛んだったファイアンスの柔らかく滑らかな質感を意識した白い釉薬の器などが展開される。
2016年10月23日アカデミー賞受賞のジュリアン・ムーアと、実生活でも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが共演した実話の映画化『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』。このほど、本作の場面写真とマイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」も胸に迫る予告編映像が到着した。20 年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買い、一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが分かり、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だがそれは、同性パートナー同士では法的に認められていなかった。病いと闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。カンヌをはじめ世界三大国際映画祭すべての女優賞を制覇し、2015年には若年性認知症の学者を演じた『アリスのままで』でアカデミー賞を手にしたジュリアンと、製作にも名を連ねる『JUNO/ジュノ』のエレンが同性カップルを演じる本作。基になったのは、2008年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞し、全米を感動の渦に巻き込んだドキュメンタリー『Freeheld』。ある女性刑事が愛するパートナーと暮らした家を彼女に遺すため、法と偏見、差別に立ち向かっていく勇気ある人々の真実の物語だ。予告編では、仲むつまじいローレルとステイシーの姿とともに、病いと闘いながら「平等な権利を」と懇願するローレル、社会の壁に立ち向かおうとする彼女たちの姿を映し出す。また、ローレルの長年の相棒刑事のデーン役として『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家役の『フォックスキャッチャー』『マネーショート 華麗なる大逆転』のスティーヴ・カレルと、アカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派が共演、彼女たちの決意を後押しする。『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』は11月26日(土)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選挙は、アメリカのみならずマーク・ラファロの次回作にも影響を及ぼすことが判明した。映画『アベンジャーズ』シリーズの監督を務めるジョス・ウェドンが、このたびアメリカ国民に投票を促すキャンペーン「Save The Day」を立ち上げた。投票することは必要不可欠であり、ヒーロー的な行動であると強く訴えるウェドン。彼に賛同した『アベンジャーズ』のロバート・ダウニー・Jr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめ、ジュリアン・ムーア、ジェームズ・フランコなど名だたるセレブが3分間のプロモーション動画で投票を訴えかけている。この動画では“投票することの大切さ”を説くと共に、大統領候補者の名前を出さずに「トランプには投票しないで!」というメッセージを強く打ち出すことも目的としているようだ。出演している俳優たちは目の前のプロンプターを見てセリフを読み上げている設定になっており、マーク・ラファロは最後の方で「(投票することで)君が世界を気にかけていることを示して!」というカッコいいセリフと共に登場。その後、ほかのセレブたちが「もしみんなが投票してくれたら…」と言うと、再びマークが現れ「マークが次回作でヌードシーンを披露します」と困惑しながら読み上げる。その後も多くのセレブが真剣な表情で「マークがヌードに!」を連発。プロンプターの指示通り「自分がヌードになる」と宣言したマークの苦笑いが笑えるエンディングだ。(Hiromi Kaku)
2016年09月23日2015年のトロント国際映画祭で上映された、『フランシス・ハ』のグレタ・ガーヴィグ主演、イーサン・ホーク&ジュリアン・ムーア共演の『MAGGIE’S PLAN』が、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』として2017年1月21日(土)より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが到着した。N.Y.の大学で働くマギーは、文化人類学者のジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは、離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。その数年後――娘も授かり幸せに見えたマギーとジョン。だが、仕事も辞め、小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見るうちに彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく、知的で魅力的で、いまでもジョンを深く愛していると気づく。ジョンはジョーゼットと一緒にいた方が、きっと幸せになれる…そう思ったマギーは“夫を前妻に返す”という、とんでもない計画を思いつく――。N.Y.に暮す男女3人の、不思議な三角関係を繊細に描くのは、『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。『フランシス・ハ』で脚本も務め、注目を浴びたグレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、『ブルーに生まれついて』の日本公開も控える実力派俳優イーサン・ホークが2人の間で揺れるダメ夫のジョンを、『アリスのままで』アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを演じる。公開されたポスターでは、“いま妻”マギー、“夫”ジョン、“前妻”ジョーゼットのこじれた三角関係が表現され、軽妙な作風を感じさせている。予告編では、この3人の不思議な関係性とともに、マギーが“夫を前妻に返す”というとんでもない計画を、前妻ジョーゼット本人に持ちかけるという前代未聞の展開をコミカルに表現。また、マギーやジョーゼットのおしゃれなファッションやインテリアから、N.Y.で暮らす女性たちのリアルな生活も垣間見ることができる。三角関係なのに?なぜか元気がもらえるハートフル・コメディに注目していて。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月19日