目印は表紙の高橋メアリージュン8月25日、筋トレ効果のあるストレッチで下半身やせのプログラムを掲載している『30日でスキニーデニムの似合う私になる』が発売された。著者は株式会社「rinato」代表取締役、株式会社ルポルテ代表取締役、運動指導者の森拓郎氏である。また、テレビドラマ「コウノドリ」などで演技が絶賛されている女優でモデルの高橋メアリージュン氏が同書のモデルを務めている。高橋氏は森氏のトレーニングを8年間受け続けているという。新刊はワニブックスから発売され、価格は1,512円(税込)である。全てのストレッチを動画で大手フィットネスクラブ勤務から独立し、2009年に加圧トレーニングとピラティスのスタジオ「rinato」をオープンさせた森拓郎氏は栄養学を身に付け、運動のみに偏らない指導が人気となっており、『オトナ女子のためのヤセるレシピ』などの著作は累計70万部以上となっている。また、高橋メアリージュン氏は自分自身を変えることができたのは森氏との出会いがあったからだと語る。新刊では筋トレの効果が得られるストレッチで理想の体、脚へと近づけていく。基本の4ストレッチを1週間ごとにレベルアップしていくことになる。全てのストレッチはQRコードからスマートフォンでアクセスすることで見られる動画で確認することができるほか、O脚、X脚、XO脚についてや、なぜそのような脚になるのかについても解説している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※30日でスキニーデニムの似合う私になる
2018年08月29日モデルで女優の高橋メアリージュンが22日、自身のインスタグラムを更新。妹でモデルの高橋ユウが、交際中のK-1ファイター・卜部弘嵩選手からプロポーズを受けたことを報告した。ユウは、22日に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で、卜部選手から「ユウちゃん、僕と結婚してください」とプロポーズされ、「ウソでしょ!?」と号泣し、「お願いします」と快諾。指輪もはめてもらい、「ぴったりです」と喜び、「世界一幸せ! やばーい」と感激していた。ユウは、姉のメアリージュンに誘われて初めてK-1を観戦した際、リング上の卜部選手に一目惚れし、その後は食事デートを重ね、卜部選手からの告白で交際が始まったという。メアリージュンはインスタグラムで「素敵すぎる彼に妹がプロポーズされました」と報告し、「キューピッドはK-1と私です(笑)」とコメント。また、「ヒロくん勝利おめでとう!!!」と、この日、Krush.90「日本vs中国・7対7全面対抗戦」の大将戦に出場して勝利した卜部選手を祝福した。
2018年07月23日軽快なマーチ(行進曲)に乗せて、登場するモデルたちはどこに向かうのだろうか? 武器は勿論、バッグは持たず、両手は常に手ブラ。必要なガジェットは身の回りにすべて携行し、午前中の明るい日差しの中、軽快に歩を進める。『サンダーバード』のテーマに始まり、『戦場にかける橋』の『クワイ川マーチ』、『史上最大の作戦』と、夢見る男たちの郷愁をくすぐるサウンドをバックにコム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)の2019年春夏コレクションが6月22日、パリファッションウィークで発表された。フロントに大きな立体ポケットの付いたサバイバルベストにボーダーT、イエローのダブルポケットのサコッシュと合わせられた同色のブルゾンに、ポップなカモフラージュパンツ。ブルゾンは漁師たちが海に落ちたときに視認性が良いように着た「ソーウエスターコート(Souwester Coat)」を連想させる。シャツやテーラードジャケットに合わせられたホルスターバッグやウエストバッグは、ウエアと同素材のセットアップ、もしくは軽量ナイロンでボディにフィットしたときのバランスが計算されている。前後で表情を変えるライフベストや防弾チョッキを思わせるさまざまなギアベストと、フルーツ柄のプリントシャツ、ギンガムチェックといったドリーミーなアイテムとの相性が意外性を生む。ミリタリー、ワークウエア、アウトドアなどのユニフォームから機能性やディテールを巧みに取り入れるアイデアやテクニックが先駆的であった同ブランドにとって、それが今やメインストリームになりつつあるメンズファッションの状況のなか、今シーズンはそのディテールの背景をコンサバティブに消化して見せることが目的だったようにも取れる。ジェンダーやシーズン性がどんどん曖昧になっていくメンズモードのなかで、ウエアのユーティリティーを高めることで活動性をフォローしながら、ネイチャー指向へは矛先を向けない。さまざまなスポーツブランドとコラボを重ねながら、そのインディペンデントな視点に救われる。Text: Tatsuya Noda
2018年07月17日「B.I.F BY NERGY」(以下B.I.F)は、武道を気軽に楽しめる女性専用スタジオです。B.I.Fは、“武道から想起されたフィットネス”を意味する「Budo Inspired Fitness」の頭文字。アパレル&ライフクリエイションカンパニーである、ジュンの “アクティブ ライフスタイル”ブランド「NERGY」から誕生しました。■ 日本人女性ならではの美しさを追求流れるような所作、美しくのびやかな姿勢。芯の強さを感じさせる佇まい。海外発のフィットネスが国内に新しい波をもたらし、美しさの価値観が多様化する世の中にあって、そんな日本人女性ならではの美しさは失われつつあると言っても過言ではありません。B.I.Fは、古来より強くしなやかな心と体を育んできた「武道」の洗練された動きや美しい作法を再解釈し、日本人に本当にマッチするプログラム を開発しました。日常生活で眠らせ続けてきた“凛とした美しさ”を呼び覚まし、心と体を新たな美の境地へと導きます。■武道×ファッション、未体験の没入感プログラムを唯一無二のものにしているのが、伝統的な「武道」と融合したエンターテイメント性豊かな演出。ダンサブルなムーブメントのミックスとスタイリッシュな空間。スポット&カラーライト、ミュージック、ジュンならではのオリジナル道着が非日常の高揚感を喚起。武道の未経験者でも心地よい没入感が得られ、本格的なエクササイズをファッション感覚で楽しめる秘密がここにあります。海外発のフィットネスと一線を画す最大の理由は、心身一如や礼、作法という武道の精神を大切にしている点です。たとえばフィットネスとして再解釈していても「道」を追い求める武道の精神に変わりはありません。「稽古」の考え方でレッスンを行うのも、そのような想いの表れです。■世界が心酔した日本の美を伝授宇佐美里香さんが 「B.I.F BY NERGY 公式アンバサダー」に就任!世界チャンピオンとなった「2012年世界空手道選手権大会」決勝の形演武は、約2万人の大観衆が「美しすぎる」と総立ちに。B.I.Fではプログラム開発から参画。世界が認めた美しさのエッセンスを伝授します。■「効果」は姿と生き方に出るプログラムの基本は「姿勢」と「呼吸」。このふたつを正しい状態へ導くことができれば、心と体はおのずと健やかで美しく保つことができます。武道の動き(空手の形)と呼吸を合わせながら、“いま、ここ”に集中するエクササイズは、一瞬一瞬が心と体の姿勢を正す自分自身との対話となり、フィジカル、マインドの両面において、消費カロリーや体脂肪率では測れない心身一如の効果があります。心も、体も、そして生き方までも、美しく、強く、しなやかでありたい女性にこそふさわしい、かつてない新境地プログラムです。■日本人は、もっと美しくなれるこれからの時代が求める日本人女性ならではの美しさとは何か?ファッションをはじめ、フード、フィットネスまで日本人女性が自分を美しく表現するために寄り添い、サポートし続けてきたジュンにとって、それは避けては通れない根本的な問いでした。さらに、多くの女性が外見だけでなく内面にも意識が向けつつある中、抱いていた「日本人の心と体に本当にマッチしたプログラムがあれば、必ずもっと美しくなれる」というひとつの着想が大きな確信へと変わっていきました。ヨガブームも定着し、新たな種類のフィットネスが欧米から続々と参入する今、わたしたちが始めるのは日本発、日本初のまったく新しいフィットネス。2020年の東京オリンピックを前に、ジュンはフィットネス業界の第3の波、「サードウェーブ」を仕掛けます。空手の形をベースにしたプログラム礼に始まり、礼に終わるレッスンは45分。あなたの内に秘められた、“凛とした美しさ”を呼び覚まします。■施設概要スタジオ名:B.I.F BY NERGY 原宿所在地:東京都渋谷区神宮前4-31-12 原宿ゼロゲート4F営業時間:平日 7:00~22:00(最終レッスン21:00)土日祝 10:00~20:00(最終レッスン19:00)定休日:不定休(お問い合わせ先)B.I.F BY NERGY 原宿 TEL 03-6804-6780
2018年07月10日今年創業60周年を迎える株式会社ジュンは、“日本人女性ならではの美しさ”を追求し、「武道」をコンセプトにした日本発の新境地フィットネス『B.I.F BY NERGY(ビーアイエフ バイ ナージー)』を2018年7月10日(火)、原宿にオープン。これまでにない全く新しいフィットネスで、日本人らしい“凛”とした美しさを目指しませんか?日本発&日本初の新境地フィットネス『B.I.F BY NERGY』呼び覚ませ、あなた本来の“凛とした美しさ”提供:株式会社ジュンヨガやバイクエクササイズなど、様々な海外発祥のフィットネスが日本の女性を虜にしている現代。日本人女性に合う、日本人らしい“凛とした美しさ”を呼び覚ますべく誕生したのが、「武道」をコンセプトにした『B.I.F BY NERGY(ビーアイエフ バイ ナージー)』です。海外発のフィットネスと異なり、心身一如(心と体はひとつであること)や礼、作法という武道の精神を大切にしているため、「内側からの美しさ」が整います。舞台照明とダンサブルな音楽を浴びながら、道着に身を包みトレーニングすることで、“スタイリッシュ”な非日常を楽しみ、美しさを呼び覚ましましょう。「武道×フィットネス」で内側からの美しさを鍛える「姿勢」と「呼吸」「瞑想」で心と体をコントロールできる女性へ提供:株式会社ジュン『B.I.F BY NERGY』の基本は「姿勢」と「呼吸」そして「瞑想」。礼ではじまり、礼で終わるレッスン(1回45分)を繰り返すことで、心と体のコントロールや自分を見る力、武道の動きが身に着く達成感が得られることでしょう。ひとつひとつの動きに呼吸を合わせながら集中することは、心と体の姿勢を正す自分自身との対話に。提供:株式会社ジュン消費カロリーや体脂肪率では測れない武道の効果は、美しく、強く、しなやかな背中に。そして、まっすぐな背筋のシルエットや、自信にあふれた心など、成果はあなたの姿と生き方に現れるでしょう。レッスンで身に着いた美しい姿勢と所作は、どんな装飾品よりあなたを美しく輝かせるもの。B.I.F BY NERGY 原宿 スタジオ(女性専用)紹介ピンク基調のスタジオは細部まで心遣いが行き渡る提供:株式会社ジュン2018年7月10日(火)に、第一号店としてオープンする原宿スタジオは、女性専用。ピンクを基調としたオシャレなデザインが光ります。注目すべきは、細部まで「おもてなしの心」が見て取れるパウダールーム。撮影:GODMake.全9個の個室シャワーには、オーガニックのシャンプー/トリートメント/ボディソープをアメニティとして用意。さらに、広いパウダースペースには、大人気ドライヤーが複数台準備されているから驚きです。レッスンでかいた汗をシャワーで流したあと、美しく身だしなみを整えてから、仕事やプライベートへ繰り出せば、あなたの魅力が研ぎ澄まされ、新たな境地へとたどり着けるはず。B.I.F 公式アンバサダー / アドバイザー宇佐美 里香さん(空手家 / 空手指導者)第21回「世界空手道選手権大会」優勝提供:株式会社ジュン本スタジオの公式アンバサダーは、第21回「世界空手道選手権大会」にて優勝経験のある空手家・宇佐美里香さん。プログラム開発から参画し、世界が認めた美しさのエッセンスを、あなたへと伝授します。「ぜひ、武道から生まれたフィットネスを楽しみながら、飾りではない“凛とした美しさ”を身に着けてください。」とのこと。レッスンを重ねることで内側から満たされ、日常生活の動作ひとつひとつに気持ちが込められるようになるそうです。B.I.F BY NERGY施設概要美しさがクセになる、凛としてハマる、未体験の新境地。提供:株式会社ジュンスタジオ名:B.I.F BY NERGY 原宿所在地:東京都渋谷区神宮前4-31-12 原宿ゼロゲート4FTEL:03-6804-6780営業時間:平日7:00~22:00(最終レッスン21:00)/土日祝10:00~20:00(最終レッスン19:00)定休日:不定休運営会社:株式会社ジュン(
2018年07月09日海外発のユニークなフィットネスが国内に新しい波をもたらし、美の価値観が多様化する現代。そんな中、2020年のオリンピックを前にした東京にフィットネス業界のサードウェーブ到来か!?今年創業60周年を迎える株式会社ジュンの手がける女性専用新境地フィットネス「ビーアイエフ バイ ナージー(B.I.F BY NERGY)」が7月10日、原宿にオープンする。ビーアイエフ バイ ナージーは、同社が展開するブランド「ナージー(NERGY)」から誕生した。“武道から想起されたフィットネス”を意味する「Budo Inspired Fitness」の頭文字からとった、ビーアイエフという名の通り、本施設では“空手の形”をベースに新開発されたこれまでにないフィットネスプログラムが受けられるとして、徐々に話題を集めている。「B.I.F BY NERGY」誕生の発端は、“日本女性ならではの美しさとは何か? ”という問から始まった。流れるような所作や、美しくのびやかな姿勢、芯の強さを感じさせる佇まい…といった日本人女性ならではの美しさは、現代の日常生活の中では失われつつある。それらを呼び覚ますべく、古来より強くしなやかな心と体を育んできた、“武道”の精神と作法を再解釈。心も体も生き方も、美しく強くしなやかでありたい女性のために生まれたフィットネスなのだ。一体どんな体験が待っているのか? オープンに先駆けて早速第一号店へ訪れた。エントランスへ到着エントランスへ到着するとピンクの内装がお出迎え。「B.I.F BY NERGY」のコンセプトカラーはピンクなのだ。レッスンはオリジナルの道着(無料貸出)を着用して、裸足で受けるスタイル。ピンク色に包まれたロッカールームで、ピンク色の帯を締め(初めての体験社には道着の着方のレクチャー有り)、スタジオへ。ちなみにロッカールームはヘアシャンプー&トリートメント、ボディソープが設置されたシャワー完備で、運動してたくさん汗をかいても大丈夫◎ピンクのロッカールーム。「レプロナイザー」のヘアドライヤーが使えるのが嬉しい!ピンクなライトアップのスタジオへ。いざ入門プログラムの基本は姿勢と呼吸。心身一如や礼、作法という武道の精神を大切に、全ては黙想と礼に始まる。オープン時は、45分間で行う3つのレッスンブログラムを用意しており、この日は、美しい姿勢の土台となる体幹の安定を学ぶことを目的とした入門編「B.I.F 1」を受講した。基本的な“形”を稽古のように教わりながら、スポット&カラーライトと音楽に合わせて繰り返し行うエクササイズで、姿勢の維持に役立つ筋肉へアプローチ。美しい背中、美しい姿勢づくりに欠かせない要素が詰まったプログラムとなっている。“空手の形”をベースにしたプログラムフロー「形演武」「B.I.F 1」で学んだ体幹の安定を活かした「B.I.F 2」では、難度やスピードを上げてレベルアップした空手の動作を習得。基礎代謝を上げることによって、全身シェイプアップ効果が期待できるプログラム。「Refresh」はリフレッシュ効果にフォーカスしたプログラムで、単純な“形”の動きを連続的に繰り返して集中力を高めていく。瞑想をし、武道の思想を学びながら、マインドを整えていく。初めての体験には、ミネラルウォーター(500ml)、フェイスタオル、バスタオルが無料のトライアルレッスン(3,000円)がおすすめ。トライアルはオープニング期間(8月31日まで)限定で1,000円で受けられるキャンペーンも実施中なのだそう。プランはその他、都度レッスンチケットを購入するプラン(ワンタイムチケット4,000円)から、定額で月に30回通える月会費制プラン(1万5,000円)まで。予約はオフィシャルウェブサイト()にて現在受付中。武道未経験者でも楽しみながら内に秘められた“凛とした美しさ”を呼び覚ますことができる、日本発&日本初の全く新しいフィットネスを体感してみて!【店舗情報】B.I.F BY NERGY 原宿 / ビーアイエフ バイ ナージー ハラジュクオープン日:7月10日住所:東京都渋谷区神宮前4-31-12 原宿ゼロゲート4F営業時間:平日7:00〜22:00(最終レッスン21:00)、土日祝10:00〜20:00(最終レッスン19:00)定休日:不定休
2018年07月06日渡辺淳弥によるコム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)は、パリ15区にある高架橋下のパーキングを会場に2018-19年秋冬コレクションを発表した。コレクションタイトルは「Functional decoration」。ストリートウエア、ワークウエア、そしてテーラードをミックスさせながら、機能的な装飾を意識した服作りを見せた。ショー冒頭にはファイアーマンジャケットやダッフルコート、チェックのブルゾンなど、シンプルなシルエットのアイテムが登場したが、幅の広い反射テープ=機能的な装飾が施されている。この反射板の要素はコレクション全体に渡って多用され、ジャケットのヘムやバッグ、パンツの裾にあしらわれていた。今シーズンもコラボレーションアイテムは多く、新規ではカナダグース(CANADA GOOSE)が登場。その他にも、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)、カーハート(Carhartt)、リーバイス(Leviʼs®)など、ワークウエアを中心にしたラインアップに変化はないが、ただコラボレーションするだけで終わらせていない。カリマー(karrimor)とはリュックサックを解体したブルゾンを制作し、ザ・ノース・フェイスとは巾着型に畳めるブルゾンを制作。そしてショー後半のハイライトとなったのが、モデルの早変わりだ。ランウェイの途中にあるつい立の裏に潜り込み、リバーシブルのジャケットを裏返して登場した時は然程驚かされなかったが、手にしていたバッグが実はジャケットだったことがわかり、様々なバリエーションが登場して会場を湧かせることとなった。テーラードをワークウエアにさりげなく、しかし印象的に融合させる1つの方法を提示して見せていた。
2018年05月12日結成10周年を迎えるU-KISSが、3月21日にニューアルバム『LINK』を発表。これまで、メンバー変更、リーダーのスヒョンさんの入隊と、大きな変化がありました。今回は、アルバムについてはもちろん、ファンとの“LINK=絆”、ジュンさんが見事1位に輝いたオーディション番組「THE UNIT」についてうかがいました。写真・大嶋千尋 動画・千葉諭 文・小泉咲子【ペンになってもいいですか!?】vol. 52ファンとの固いLINK=絆――盛り上げ上手のスヒョンさんが兵役中で、この場にいません。キソプ 正直、スヒョンさんがいてもいなくても、U-KISSはみんなうるさいです(笑)。フン 前は、僕とスヒョンさんのふたりが話しているのを他のメンバーが見守ってくれていた感じがありましたが、今は「スヒョンさんの分まで頑張ろう」という気持ちが全員にあるから、僕が話していてもよく入ってきてくれるし、日本語の実力も上がっています。スヒョンさんが入隊してみんな不安だからこそ、残りのメンバー同士間の信頼がより大きくなりましたし、チームワークもよくなりました。――ニューアルバム『LINK』に収録されている新曲「No Regret」の魅力は?キソプ ダンス! U-KISSはダンスグループなので、みんなで歌いながらダンスするのがポイントです。ジュン 今までのU-KISSの曲とは違う感じがします。J-POPっぽいので、日本のファンのみなさんは聴きやすいと思います。Hoon(フン)。――これまでの人生での “Regret=後悔” は?キソプ ママがピアノの先生なので、キソプに「勉強のためにピアノをやって」と言い続けてたんですけど、子どもだったから友だちと遊びたくてやらなかったんです。あの時、ちゃんとやっておけば、アーティストとして曲を作るのにすごく役立ったのになあと……。パパやママの言うことは、聞いたほうがいいです(笑)。イライ 僕もキソプと同じで、ベースの練習を諦めずにやればよかった……。やっぱり、子供時代は友だちと遊ぶことのほうが楽しいんですよね。フン 僕は、なんでもっと早く芸能界に入らなかったのかと……。テコンドーの選手だった約10年間に、芸能活動をしていたらって思いますね。ジュン 僕も、練習生になったのが14歳なんですけど、小学生の頃から準備しておけばよかった~! 気持ちと実力をこのまま持って、過去に戻れたらいいのに(笑)。KiSeop(キソプ)。――同じく新曲の「Compass」について教えてください。フン 日本では、コンパスと聞くと羅針盤をイメージする方が多いそうですが、算数の時間に使うコンパスありますよね? タイトルは、そっちを指しています。コンパスが円を描くように、何があっても互いに信じ合っていれば、最後にはいつもの同じ場所に戻るという意味が込められているんです。キソプさんが作詞作曲したんですよ。キソプ ファンのみなさんへの感謝の気持ちを、本気で込めて作ったんです。大切な思い出を胸に、U-KISSとKISSmeが一緒に歌って楽しめるようにしました。イライ 僕のラップパートを英語で書いてくれたキソプに、心の底から感謝です(笑)。キソプ イライさんのことを思って、イライさんが得意な英語で作詞しました(笑)。Eli(イライ)。――新曲以外でおすすめは?フン スヒョンさんのソロ曲!キソプ 活動曲としてはいちばん新しい「Beginning」も収録されています。フン キソプは、自分で作った「FLY」じゃないの?(笑)キソプ …(笑)。「FLY」は、初めてリード曲になったので、アルバムにも収録されて、キソプとしても嬉しいです!――アルバムタイトル『LINK』は、KISSmeから応募して選ばれたとか。どんな “LINK=絆” を感じますか?フン U-KISSは、ファンのみんなを不安にさせたことがいっぱいあって、ほんとうに申し訳ないです。にもかかわらず、僕らを信じてついてきてくれたKISSmeに、僕らは死ぬまで感謝しなきゃいけない。成長した姿をお見せして、喜ばせないと。ジュン 僕も、死ぬまで、KISSmeの前で歌って踊っていきたいです。ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、みなさんのおかげで、今もこうして兄貴たちと頑張れています。ありがたいですね。イライ KISSmeは何があっても信じ、僕らの隣りで応援してくれて、心から感謝しています。キソプ U-KISSがみなさんのそばにいることは、これからも変わりません。それは絶対に守って、ずっと一緒にいたい!ジュン 今のU-KISSを守り、U-KISSとして、僕たちがやりたい音楽をやり続けます!Jun(ジュン)。ジュンがオーディション番組で1位に!――ジュンさんが韓国オーディション番組『THE UNIT』で1位に輝きました。おめでとうございます!!ジュン (椅子から立ち上がって)ありがとうございます!フン 僕は、ジュンが1位になると信じていました。だって、うちの自慢の子ですから!キソプ ジュンは、番組のオーディションに行く前に「僕が1位になります」と宣言したんですよ。フン そう! あの時、僕はたまたま隣りのスタジオでドラマの撮影をしてたんですけど、いきなりジュンと出くわして「絶対に1位になるから信じてください」って。――有言実行! その発言は、ほんとうに自信があったから? それとも、口にすることで自分自身を奮い立たせていたんですか?ジュン ほんとうに自信がありました。フン かっこいいな〜!ジュン (照れながら)兄貴たちの隣で4年間勉強してきましたから、どんなミッションが出ても、すべて乗り越える準備はできていました。なので、「誰が番組に出ても、僕の勝利です」とインタビューで答えたんです。僕のことを知らない人には自信家と思われただろうし、もし、1位が取れなかったら、いろんな意味でヤバかったです(笑)。イライ 1位を取ってくれたジュンには感謝です。実は、僕の友だちの大学教授が生徒たちに投票を呼び掛けてくれたんです。フン ジュンの1位は、イライさんのおかげでもあったのか(笑)。ジュン ありがとうございます!!――そもそもジュンさんはなぜ番組に出ることに?ジュン 実は、出たくなかったんです。あの番組のコンセプトは、失敗したアイドルの再生。僕は、失敗したとは認めないです。U-KISSというチームに愛情も、誇りも持っていますから。キソプ ジュンは、僕たちのために頑張ってくれました。何があっても「U-KISSの兄貴たち」と言ってくれて感動! すごく睡眠時間が少なかったんでしょ?ジュン 1日2時間とか、短いと30分とか……。キソプ あんなにツラそうなジュンは初めて見た。イライ 若くてエナジーいっぱいのジュンなのに!フン U-KISSでは僕らが大変そうにしていると、ジュンが「兄貴! 頑張りましょう」と率先して言ってくれるから元気になるんだけど。ジュン あと大変だったのは、知らない人が60人もいたこと(笑)。どうしたらみんなとうまくやっていけるかばかり考えてました。フン 番組に出ていたジュンは、僕らさえも知らないジュンだった。今まではU-KISSの末っ子として頑張ってきたけど、リーダーやメインボーカルになったり、ダンスを作ったり。兄貴としては、今後のU-KISSの活動で、ジュンのリーダーシップを利用しようと目論んでるから(笑)。ジュンさんの『THE UNIT』での活躍で、活動に弾みがついたU-KISS。動画では、Kissmeと新たな絆を結ぶ公約をしてくれます。InformationU-KISS SPECIAL LIVE 2018 ~Love IN Kissme~5月18日(金) Zepp Tokyo(東京)【第1部】開場13:30/開演14:00【第2部】開場18:30/開演19:005月20日(日) ZeppOsaka Bayside(大阪)【第1部】開場13:30/開演14:00【第2部】開場18:30/開演19:00
2018年04月03日デビュー10周年を迎えたU-KISSがK☆STAR LOVERSに登場! フン、イライ、キソプ、ジュンでの新アルバム『LINK』のリード曲『No Regret』は前向きになれるパワフルなサウンドが魅力。今回は、末っ子・ジュンが大活躍したアイドル再起プロジェクト『The Unit』のことを深~く聞いてきました。動画ではジュンへのご褒美(!?)に無礼講タイム(韓国語でヤジャタイム)をプレゼント!そちらも合わせてご覧ください。 ――ジュンさんはアイドル再起ブログラム『The Unit』で1位になられましたが、番組でいちばん思い出に残っていることは何ですか? ジュン:番組のはじめに受けたインタビューで「全部に勝って僕が1位になります」と答えたのですが、それを実現できて嬉しいです!(突然)うわぁーー!(笑) フン:びっくりした(笑)。本当にテンションが高いです(笑)。 ――撮影期間中、いちばんつらかったことは? ジュン:やっぱり兄貴たち(メンバー)と離れていることがつらかったですね。 フン:僕らも末っ子と会えなくて寂しかったです。会いたかったよ、ジュンちゃん。 ジュン:(拗ねた表情で)フンさんは僕よりめちゃくちゃ忙しかったんですよ。僕が休みの時に「今日オフなんですけど、何してますか?」って誘ったら「先約がある」って! フン:(爆笑)ごめんね、ジュンちゃん! ――お兄さんメンバーから見て『The Unit』でジュンさんのここがよかった!という点は? イライ:やっぱりマルチプレイヤーだな、と思いました。振り付けを考えて、ラップも作って、ボーカルもやって本当にカッコよかったです。 フン:ジュンが活動するUNBというグループは新人なので、自己紹介をするときに名前の前にアピールポイントをつけるんです。その時にジュンが「フィジカルを担当しているジュンです」って自己紹介をしていて、すごくカッコよかった!フィジカルって言えば、何でもできるイメージ。戦闘力が高くて、ジュンは本当にカッコイイやつだなって思いました。 ――U-KISSとして結成10周年!これからの意気込みをお願いします! フン:U-KISSとKISSmeの信頼感が強くなっていくのがとても嬉しいです。皆さんのおかげで、そしてメンバーのおかげで、僕は幸せな気持ちで活動してくることができました。10周年だけど、これから20周年もいけると思ってます! ジュン:僕に歌うこと、踊ることの大切さと教えてくれたのはファンの皆さんだと思っています。皆さん、ありがとうございます。僕もU-KISSのジュンとして精一杯頑張りますので、これからも期待してください。大好きです! 【INFORMATION】 U-KISS 7thアルバム『LINK』発売中! <形態・価格>AL+DVD 2枚組(AVCD-93851/B~C、5,500円+税)AL+Blu-ray Disc 2枚組 (AVCD-93852/B~C、6,500円+税)CDのみ (AVCD-93853、3,000円+税)mu-mo・イベント盤(AVC1-93854、3,000円+税) <CD収録内容>No Regret(新曲)Compass(新曲)FLYBeginningPrologueI’ll be thereSTORY feat.JUNWILD&TOUGH feat.JUNYOURS(初CD化)AnniversaryRainOnly Ever Yours(初CD化)Try Everything(bonus track) <DVD&Blu-ray収録曲>◎U-KISS FANCLUB EVENT 2017(LIVE)雪桜Play BackPASSAGEShining StarsLots of LovePaNiC!CRY BABYRock MeFEEL ITOne of YouFlying Around The World ◎「No Regret」Music Video◎「FLY」Music Video◎「I’ll be there」Music Video◎「Anniversary」Music Video ◎SOOHYUN(from U-KISS)FIRST SOLO LIVE 2017 with JUNI’ll be thereOne Call Away君だけをもう一度WILD&TOUGH feat.JUNHEART STRINGS~言えないコトバ~STORY feat.JUNPASSAGEメロディーBelieveLots of LoveDAMN!!Crazy 4 UI’ll be there ■ライブインフォメーション「U-KISS SPECIAL LIVE 2018 ~Love IN Kissme~」<5月18日(金)Zepp Tokyo>(1)開場13:30/開演14:00(2)開場18:30/開演19:00 <5月20日(日)ZeppOsaka Bayside>(1)開場13:30/開演14:00(2)開場18:30/開演19:00 ■U-KISSオフィシャルサイト
2018年04月03日タレントの中居正広(45)が3月25日放送の日本テレビ系バラエティー番組『行列のできる法律相談所』にMCとして登場。番組内で“普段使いの偽名”を告白したことについて、話題を呼んでいる。 この日、スぺシャルMCとして登場した中居。ゲスト出演していたブルゾンちえみ(27)がお店を予約する際、芸名を使うか本名を使うか悩んでいると告白。それに対し中居は普段偽名を使っており、名前を出さないと答えた。 出演者である東野幸治(50)から「よく使う名前とか決まってる?」と問われると、「決まってます。ずっと同じ名前なのよ。たぶん店の人は電話した相手が、カワサ…あっ」と途中まで偽名をばらしてしまう。 そして「俺ね、日ごろ『川崎ジュン』なの」と、偽名をフルネームで告白したのだ。これには共演者から昭和のアイドルのようだと爆笑されていた中居。ネットでもさまざまな反応が上がっている。 「川崎ジュンがジワジワくるわ(笑)」「川崎ジュンうちわ作りたい!」「でももう川崎ジュンは使えないからまた考えるんだろうねWW気になる〜」「川崎ジュンがトレンドになっているのを見てもう一回笑える。中居くん何度も笑わせてくれてありがとう」 番組終了後には偽名である「川崎ジュン」がYahoo!トレンドランキング2位にランクインしている。これほど話題となった以上、今後は“偽名”の変更が必要かも!?
2018年03月26日モデルとして芸能界に入り、15年。密かに抱いていた“女優”という世界で、才能を発揮している高橋メアリージュンさん。実は妄想好きという、意外な一面を熱く語っていただきました。芝居においては、遠慮していても意味がない。昨年から、『カルテット』をはじめ話題のドラマでの演技が光る、高橋メアリージュンさん。長い手足に美しい顔立ちという、まさにゴージャスなルックスの持ち主ですが、芸能界に入る前は「すっごい引っ込み思案」(本人談)だったそう。そんな彼女がなぜあの感情豊かな演技ができるの?――最初はモデルでデビューされた高橋さんですが、女優という仕事への憧れは、あったのですか?高橋:憧れは、なかったと言ったら嘘になります。でも私、本当にめちゃくちゃシャイで人見知りで、超消極的な人間だった…というか、今でもそうなんですけれど(笑)。なので、強い気持ちや憧れがあっても、絶対外には出せなかったんです。でも、芝居の仕事をさせてもらえるようになってから、強い女性だったり、近寄りがたい感じの女性の役を頂くことが多いので、私って、そういうイメージで見られているのか…って、なんかちょっと驚きました(笑)。普段は、どっちかというと「どうぞどうぞ」という感じで暮らしているので。――その性格は生まれ持ったものですか?高橋:譲る精神っていうのは、私の“長女イズム”ですね。高橋家は私が長女で、下に3人、弟と妹がいるんですが、小さい頃から「お姉ちゃんは譲ってあげなさい」と言われてきたので、自然に一歩引くクセがついたというか。我慢して譲る、というのとは違い、喜んでくれるなら譲るのはあたりまえ。たまに友達に、「我慢してない?」って言われますが、私としてはまったくそんなつもりはなくて。――でもその性格、自己主張と個性を必要とされるモデルの世界では、難しくないですか?高橋:そう、そうなんです。――何人かで撮影、とかなると、後ろに行っちゃうタイプ?高橋:はい。基本後ろにいて、たまーに出てくる。潜水艦みたいな感じで撮影してました(笑)。なので、正直向いてないんだろうな、芸能界の仕事って思ってました。――でも、女優の道を諦めたわけではなかった?高橋:うーん…、諦めるも諦めないも、女優にはなれないだろうな、と。――それはなぜ?高橋:15歳か16歳のとき、あるテレビのプロデューサーにお会いしたんですが、その方に、「女優顔じゃないね」と言われたことがありまして。それで、「あ、私は女優はないんだ」とずっと思い込んでいて。なので、前向きに考えたことすらなかったです。――それが一転、女優の道へ?高橋:事務所が、NHKの朝の連ドラのオーディションに私の書類を出したんです。で、「書類が通ったからとりあえず行ってきて」って言われて、「行っても落ちますよ?行くだけ無駄ですけど?」と。完全にネタとして行きました。だって女優顔じゃないし(笑)。――開き直ってます(笑)。高橋:フフフ。でも今思えば、暗示にかかっていたのかもしれません。もちろんその方も、それほど深い意味があって言った言葉じゃないのは、今となってはわかるんです。でもだからこそ、言葉の与える影響って、本当に大きいんだなと、改めて思いますね。――結果、合格したんですか?高橋:いえいえ、とんでもない。もちろん落ちまして。ヒロインオーディションだったので、ヒロインの「お父さん大嫌い、お父さん汚い」という台詞を言わなければいけなかったんですよね。でも、高橋家って本当に家族仲が良くて、私は父のことが大好きなので、その台詞を言うのがつらかったんです。で、「なんでつらいの?」という話になり、私が芸能界に入るきっかけになったオーディションに、滋賀の実家から父の運転する車で横浜まで行った話をしたら、なぜか涙がこぼれてきて…。その姿が印象的だったみたいで、別の役のオーディションにまた呼んでいただけで、結果的に、『純と愛』というドラマでマリヤという役を演じることになったんです。家族のことを話した、ということがきっかけになったので、私が評価されたというより、高橋家を素敵だと思ってくださったような気がしたので、本当に嬉しかったです。――妹さんの高橋ユウさんもモデル、弟の高橋祐治さんはプロサッカー選手。ご家族とのお写真を、よくインスタグラムなどに上げていますよね。高橋:はい。友達からも、「家族仲、良いよね」って、よく言われます。私の映画や弟の試合を観るために両親が出かけるので、子供たちとしては、デートの機会を増やしてあげられているので、嬉しいなって思ってます(笑)。――年齢を重ねると、親に素直になれなかったり、疎遠になる人が多い中、なぜそんなにまっすぐ、家族を大事にできるんですか?高橋:まず、両親が私を大切にしてくれるから、家族というのはそういうものだと思っているというか…。家族って、かけがえのない存在ですから、大切にしたほうが絶対にいいし、そのほうが幸せの度合いが上がる。それが上がれば、結果的に人生の濃度が上がる気がする。私は人生の色を濃くしたいと思っているので、だから家族を大事にするんだと思います。たかはし・めありーじゅん1987年生まれ、滋賀県出身。‘03年にオーディションに合格し、雑誌『CanCam』の専属モデルに。以降は様々な雑誌で活躍する一方、‘12年にNHK朝の連続ドラマ小説『純と愛』で女優デビュー。『闇金ウシジマくん』シリーズや映画『るろうに剣心』などに出演し、鮮烈な印象を残す。現在、ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)に出演中。中学時代、実家が大きな借金を背負ってしまったことや、大きな病気を2つも経験したということを通し、彼女の幸せへの思いを書いた著書『Difficult? Yes. Impossible? …No.わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』(KKベストセラーズ)が、好評発売中。anan読者世代の女性の心にスッと染み渡るようなメッセージが詰まっています。※『anan』2018年3月7日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・松野下直大ヘア&メイク・山口理沙(by anan編集部)
2018年03月02日ジュン・ジー(JUUN.J)の2018年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。デフォルメによる空間づくりを得意とするジュン・ジーが、今回はさらに身体との対話に熱心になった。ある一方では空間。もう一方では密着。重ねることで見出したのは、均衡と不均衡が紙一重で調和するワードローブの数々だった。構築的な洋服の中でもキー素材となったのは、まず一つ目にダウンだ。アウターだけでなく、ハイウエストスカートやマフラーとして異彩を放っている。特に首元のボリュームは今シーズンの特徴的なシルエットのひとつ。そこから裾へと流れるように直線的なラインが築き上げられているのだ。直線的なラインと言えども、今回は重なりと空気感があるからか、どこか歪みが感じられる。しっかりプリーツのかかったランダムヘムのスカートと、交差するチェック柄の直線はその関係性を如実に表している。不規則に並べられたプリーツが、本来直線であるはずのチェック柄を蜃気楼越しに見た景色のようにしてしまう。これが2つめのキー素材ではないだろうか。直線というのはシルエット全体からも感じられ、身体をすっぽりと覆うような縦のラインが強調されている。ワイドパンツは裾を引きずるほど長く、そこに同じくらい長いロング丈のウールコートを羽織っている。ラペルまで肥大化されたチェスターコートは、膝丈ほどまであり、その裾からはプリーツの縦線がなびいている。ディテールでは、紐やむずびのディテールが目に留まる。裾に忍ばせたドローコードは、丸いフォルムを生み出している。一方でただ垂らしたコートの紐は、裾をするほどに長く、今季の特徴的な縦のラインを繊細にも表現しているようだ。
2018年02月14日ジュングループが手がけるボンジュールガール(Bonjour Girl)から、ニューヨークを拠点に活躍するフォトグラファーであるリチャード・カーンとのコラボレーションアイテムが登場。2018年1月9日(火)より発売される。“カルチャーを表現するコスメティック”をテーマとするボンジュールガール。2017年9月に発売されたコスメコレクションからは、リップスティックやラメを使用したリップグロス、鮮やかな色合いが特徴のアイライナーやアイシャドウなどが展開された。今回は、そんなコスメアイテムと合わせて使いたいコスメポーチとトートバッグが登場。いずれもリチャード・カーンが少女たちを被写体に撮影した作品をプリントしており、メイクアップアイテムが日常に寄り添うストーリーを美しい色合いで映し出している。鏡を見ながらリップを塗るガールの姿や、オレンジ・レッド・ピンクと異なるリップを塗った唇の写真などが取り入れられた。【詳細】リチャード・カーン フォー ボンジュールガール発売日:2018年1月9日(火)取り扱い:ボンジュールレコード 新宿ルミネ店、福岡パルコ店、大名古屋ビルヂング店価格:コスメポーチ 4,800円、トートバッグ 4,500円
2018年01月07日株式会社パルコが2018年春に開業を予定している「原宿ゼロゲート」の出店テナントが決定した。シンプルなガラスファサードで、明治通り側から店舗の表情を最大限魅せられる外観デザインのビルは、国内外から注目度が高く、賑い・活気が勢いづく原宿・神宮前エリアにおいて街の新たな魅力を発信し、街場の賑いと回遊性向上を目指す。1階から3階には、キャラクターグッズショップ「ライン フレンズ ストア(LINE FRIENDS STORE)」が出店。原宿の既存ストアが移転し、規模・内容を拡大してリフレッシュオープンする同店のフラッグシップストアとなる。ステーショナリーやぬいぐるみ・食器を中心に、国内外有名ブランドとコラボレーションしたグッズや店舗限定のお菓子など、様々なアイテムを展開。ストア内にはライン公式キャラクターであるブラウン・コニー・チョコなど、ライン フレンズと一緒に写真を撮ることができるフォトスポット等も。ビーアイエフ バイ ナージー(B.I.F by NERGY)4階は「武道」をコンセプトに、“日本人女性の美しさ”を追求した新感覚フィットネス「ビーアイエフ バイ ナージー(B.I.F by NERGY)」がオープン。ファッション×スポーツをコンセプトにアクティブライフスタイルを提案するブランド「ナージー(NERGY)」から誕生した、「武道」の洗練された動きや、一つひとつ意味を持つ作法等がいかに優れているかを脳科学や解剖生理学の観点から紐解き、エンターテインメント性を加えた全く新しいフィットネスプログラムが体験できる。 【店舗情報】原宿ゼロゲート住所:東京都渋谷区神宮前四丁目31番5開業時期:2018年春
2018年01月04日「死にたいと思ってしまう子どもは、自己肯定感が低い子が多い。その理由はさまざまですが、親から認められてこなかったことが大きいのです」 そう話すのは、自殺願望を抱える若者の支援を行うBONDプロジェクト代表の橘ジュンさん(46)。「死にたい」などとツイッターでつぶやいていた少女らを巧みに誘い出し、残忍な犯行に及んだ神奈川県座間市の9遺体遺棄事件が世間を騒がせている。 橘さんのもとにも、取材当日だけで4人相談があり、そのうち2人が「死にたい」と言うので、急きょ病院につないで救済したという。 橘さんはメールだけで月に千件以上、若者からの相談を受けている。悩みを抱える少女たちから聞き取りした経験から、ネット社会で子どもを被害から守り、自殺に追いやらないために親ができることを教えてくれた。 【1】子どもは親に悩みを話さないものだと認める 橘さんによると、自殺願望を抱えている若者の背景には、親からのDVや、父親からの性的虐待、学生時代のいじめによる引きこもり、さらには過干渉など、親子関係での苦しみがあるケースも少なくないという。 「親に悩みを言えばラクになるけど、『言っても否定される』『親が悲しむ』と思って、話せない子は多いんです。大前提として『子どもは本当に悩んでいることは親に話さない』と思って対策を考えたほうがいい。けれど実際は『恥さらしになるから外で余計なことを言うな』と言う親も多いんです」(橘さん・以下同) 【2】信頼できる相談先を子どもと共有する 「子どもは自分のことをわかってほしい、必要とされる場所がほしいと思っているだけ。だからSNSでつながっている子に一緒に死のうとか言われると、なかなか断れません。そういう子でも表面的に“いい子”を演じている場合もありますから、親は、『親に言えないことは、外の信頼できる大人に話していいんだよ』って、声をかけてやってほしい。『こういう相談先もあるみたいよ』と、信頼できるNPO団体などの情報を教えるだけでも、子どもは救われます。それがお守りになるんです」 【3】大人は、ほかの子どもの面倒も見る 「自分の子どもとの関係がうまくいっていないなら、大人は、他人の子どもの悩みを聞いてあげてほしい。“親の責任”ってよく言われますけど、子どもの悩み事を親だけで解決しようとするのは間違い。子どもは親以外にもたくさんの大人と出会っているわけですよね。そのなかに1人でも、悩みを相談できる大人がいれば、自殺せずにすむんです。親以外の信頼できる第三者に相談できる“斜めの関係づくり”が大切です」 【4】SNSで初対面の人と会うときは、人目につく場所で 「SNSは使うなと言っても無理。それに、SNSを通じて知り合った人と会うなと言っても、子どもは隠れて会ってしまうものです」 SNSを利用しても危険な目に遭わないように、子どもに日ごろから身を守る方法を教えてほしい、と橘さんは話す。 「SNSを介して人と会う場合はファミレスなど人目につく場所で会うようにする、会ったら相手の持ち物だとわかる何かを写メして送らせるということを徹底させましょう。さらに途中で連絡をさせることも必要。そうすれば最低限、身を守れますから」 最後に橘さんは、こんなアドバイスをくれた。 「本当は、子どもが悩みを言いたいのは親だから、親のことをいちばん求めているんです。外に相談できる場所を作ると同時に、親が受け止められるよう、家の中にスキマを作ってあげてほしいですね」
2017年11月24日深田恭子と松山ケンイチが妊活に励む夫婦役を演じる、来年1月放送の新木曜劇場「隣の家族は青く見える」。この度、主人公たちが住むことになる「コーポラティブハウス」の隣近所の夫婦役に、平山浩行と高橋メアリージュンが決定した。本作は「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の脚本家・中谷まゆみによるオリジナルストーリー。近年注目されてる、様々な家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅“コーポラティブハウス”に住む家族たちを描くヒューマンドラマだ。■気になる役どころは?“子どもが欲しいカップル”深田さんと松山さん演じる五十嵐奈々・大器夫婦とコーポラティブハウスに住むのは、“子どもが欲しくない女性とバツイチ男性のカップル”、“子どもと理想の家族像に執着する主婦と会社を辞めてしまった夫のカップル”、“男性同士のカップル”など、それぞれ現代的な悩みを抱えた家族たち。そして今回新たに、婚約中の川村亮司・杉崎ちひろという、“子どもが欲しくない女性とバツイチ男性のカップル”を平山さんと高橋さんが演じることが決定。ドラマには欠かせないイケメン名脇役、平山さん演じる川村は、ちょっとチャラいところもあるが仕事のできるスタイリストで、バツイチ男性という役どころだ。また、『闇金ウシジマくん』「東京アリス」に出演した高橋さんが演じるちひろは、一生子どもを持つ気がないネイリスト。2人は婚約中で、ちひろはバツイチの亮司とは子どもを持たない約束をしており、コーポラティブハウスを2人だけの住居として購入。結婚式も間近に控え、ドレス選びなど式の準備に追われる日々を過ごしていたそんなある日、亮司に元妻の実家から連絡が入り…。さらに2人のほかにも、大器の母・五十嵐聡子を高畑淳子。夫・五十嵐健作と一緒に焼き鳥屋を営むちゃきちゃきした性格の女性で、息子夫婦に子どもが産まれてほしいと願っている。また、奈々・大器夫婦が診察を受けることになるクリニックの敏腕医師・片岡を伊藤かずえが演じる。■キャストのコメント到着平山浩行(川村亮司役)様々な家族の物語で私は再婚を控えたバツイチ男性の役を演じます。舞台となるコーポラティブハウスという設定も興味深いですし、近しい中での人間関係も楽しみです。家族の形というのはそれぞれありますが、視聴者の方々に楽しんで見ていただけるように一つの家族を表現できたらと思います。高橋メアリージュン(杉崎ちひろ役)私が演じる杉崎ちひろがなぜ子どもが欲しくないとそこまで強く思ってるのかに興味を持ってもらえたら。何が正解とかはないと思うので、役の心に寄り添って彼女なりの答えと幸せを見つけれたらなと思います。伊藤かずえ(片岡役)婦人科医役を演じるのは初めてです。なかなか予約が取れない評判のよい婦人科医という役柄なので、親身であたたかく、患者に寄り添う優しさが出せればと思っています。深田恭子ちゃん、松山ケンイチくんとは共演したこともありますが、今回の共演も楽しみにしています。高畑淳子(五十嵐聡子役)人と関わりたくない現代人が、時代と逆行するかの様に、人と関わらずにはいられない、現代版・長屋?の様なコーポラティブハウスで暮らす様が面白いです。6組に1組が不妊治療をしているという台本の台詞にびっくり!!現代人は変化しているのか、それとも、人間の根幹はやはり、焼き鳥屋のお母さんの様にシンプルなところにあるのか。楽しみです。木曜劇場「隣の家族は青く見える」は2018年1月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年11月15日渡辺淳弥によるジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)は、パリ医大のホールを会場に2018年春夏コレクションショーを開催した。自然界に存在する不思議で興味深い形状を服に落とし込む、というコンセプトで服を制作しているが、今シーズンは特に独特のボリュームを出したり、複雑な形状を生み出すカッティングの妙を見せている。多くのアイテムで、マリメッコ(Marimekko)のインテリア用ファブリックを使用。特にグラフィカルなモノクロームのモチーフは、造形的なフォルムのアイテムに非常にマッチし、筒状の空間があるドレスや円を飾ったドレスなど、精巧な作りを強調して見せていた。ヘアスタイルをパンキッシュにすることで、エッジーなイメージを演出しているが、ボタニカルモチーフのファブリックによるアイテムが、全体の雰囲気を優しい方向に導き、その相反するものとの同居が逆に心地良さを生み出している。迷彩モチーフのアイテムはオリジナルファブリックによるもので、ボンディングにすることで独特の張りがもたらされ、フォルムは彫刻的。戦闘服用の生地という迷彩への先入観は薄れて、グラフィカルなものとして、そして自然と結びついたものとして目に入ってくるから不思議だ。
2017年10月11日ジュングループが手がける、ボンジュールガール(Bonjour Girl)のコスメティックラインがスタート。2017年9月14日(木)より発売される。「カルチャーを表現するコスメティック」と題し、様々なムードやシーンを演出する今回のコスメアイテム。リップスティックやラメを使用したリップグロス、鮮やかな色合いが特徴のアイライナーやアイシャドウが登場する。それぞれのカラーには、イメージに合う人名が付いている。中でも柔らかなパステルカラーのアイシャドウは、ピンクのNastassja、オレンジのMaya、グリーンのNina、パープルのKimといった名前で展開。お気に入りのカラーを見つけてみては。【詳細】Bonjour Girl / COSMETIC発売日:2017年9月14日(木)取り扱い: bonjour records ルミネ新宿店、福岡パルコ店、大名古屋ビルヂング店価格 / カラー:・リップグロス 各1,700円+税Chloe: レッド / Lou: ゴールド / Sofia: ピンク・リップスティック 各2,200円+税Deidra: レッド / Cheryl: ピンク / Sandra: オレンジ・アイライナー 各1,700円+税Nokia: グリーン / Lana: ネイビー / Karen: ボルドー・チーク 各1,700円+税Monika: オレンジ / Mika: ピンク / Erika: ゴールド・アイシャドウ 各1,500円+税カラー:Nastassja ピンク / Maya: オレンジ / Janis: ブラウン / Nina: グリーン / Kim: パープル
2017年09月10日ジュングループが手がける、ボンジュールガール(Bonjour Girl)とニューヨークのガールズブランド「ME AND YOU」のカプセルコレクションが登場。ボンジュールレコードルミネ新宿店・福岡パルコ店・大名古屋ビルヂング店およびZOZOTOWNにて、2017年4月6日(木)より発売される。「ME AND YOU」はマイヤン・トレダーノ(Mayan Toledano)とジュリア・バイリス (Julia Baylis)の、親友同士のアーティストによるプロジェクト。彼女たちは「THE ARDOROUS」というニューヨークの若い女性アーティスト集団のメンバーで、様々なアーティストとのコラボレーションを通し「フェミニズム」をテーマとしたTシャツやアンダーウェアを展開している。そんな「フェミニズム」を独自のテイストで表現する彼女たちが、今回ボンジュールガールをイメージしたデザインのアイテムを展開。女性のシルエットを散りばめたユニークなTシャツやトートバッグには「Not your Girl(あなたの女じゃないわよ)」といった強いメッセージが書かれていたり、ロングTシャツのスリーブには「女性マーク=♀」が並び、独自のストリートライクなアイテムへとデザインされていたり。他にも、天使のイラストがポイントになったTシャツやパンティ、ガールたちが下着姿で踊る姿がプリントされたスウェットが展開される。【詳細】ボンジュールガール×「ME AND YOU」取り扱い:ボンジュールレコードルミネ 新宿店・福岡パルコ店・大名古屋ビルヂング店およびZOZOTOWN発売日:2017年4月6日(木)価格:・ME AND YOU SWEAT SHIRT 9,800円+税・ME AND YOU LONG SLEEVE 6,800円+税・ANGEL TEE 5,800円+税・NOT YOUR GIRL TEE 5,800円+税・ME AND YOU TEE 5,800円+税・ANGEL SHORTS 3,200円+税・NOT YOUR GIRL TOTE 4,800円+税
2017年04月06日Amazonプライム・ビデオにて2月17日(金)より独占配信スタートした、新しい恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」。この度、今田耕司が進行役を務める本編終了後の「プレミアム・トークセッション」に、佐野ひなこ、高橋メアリージュンら豪華女性ゲストが登場することが分かった。本番組は、アメリカでの放送以来大人気となり、全世界225か国以上で放送されている恋愛リアリティーショー「The Bachelor」(原題)の日本版。独身男性を意味する「バチェラー(bachelor)」。本シリーズでは、ある1人の幸運な独身男性が真の愛を見つけ出すまでを追い、25人の女性たちが彼の心を勝ちとるために競い合う。バチェラーはグループ・パーティーや2人きりのデートを経て、最後に自分に一番相応しいと思うたった1人の女性を決めることになる。このほど決定したのは、今田さんと共に番組を見ながら各々の恋愛価値観や過去のエピソードを交え、恋愛トークを繰り広げる「プレミアム・トークセッション」の女性ゲストたち。現在配信中の第1話と第2話には、道端アンジェリカと筧美和子が各々登場。そして第3話には佐野さん、第4話には高橋さんを招いてトークを繰り広げていく。道端さんは「参加女性のタイプも様々なので、彼女たちの恋愛バトルを見ていると、自分の恋愛観を重なることもあって、恋愛の勉強にもなりました」と見ていてすごく面白いと話し、佐野さんは「番組を見ながら参加女性のひとりひとりの性格や行動を分析していくのも面白いですし、今田耕司さんの男性目線の意見も興味深い」とコメント。また高橋さんは、「実践してみたいと思うシーンがたくさんありました。もしも参加できるとしたら、恋愛を学ぶために参加してみたいですが、すぐに脱落か辞退になるような気がします(笑)」と話している。なお、本番組は全12話配信となっているが、今回新たに特別編2話が配信されることも決定。第11話と共に4月21日(金)に「プレミアム・トークセッション SP~女性陣大暴露大会編~」、第12話と共に28日(金)に「プレミアム・トークセッション SP~その後の2人編~」が配信される。「バチェラー・ジャパン」はAmazonプライム・ビデオにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2017年02月17日モデルで女優の高橋メアリージュンと妹の高橋ユウが9日、都内で行われた「ambie」製品発表会に出席した。WiLとソニービデオ&サウンドプロダクツのジョイントベンチャー会社となるambieは、耳を塞がず音を楽しむ新感覚のイヤホン『ambie sound earcuffs』(5,940円税込)をこの日より販売を開始した。同商品は音楽を聴きながら周囲の音や人の声が聞ける機能が特徴で、メアリージュンは「イヤホンしながら喋れるって新感覚ですよね。耳の後ろからスピーカーが付いているような世界が広がる感覚でした」と驚嘆し、妹のユウも「普段からイアホンを聴いて町中を歩いているので、これだったら雑踏でも人の話し声を聞けますね」と好印象の様子。続けてユウが「これを好きな人につけてもらって、ラブソングを流したら好きになってくれるかも。この子と出会って良かったって思ってもらえますね(笑)」と妄想を膨らませた。そのユウは7年間彼氏がいないことを明かして「10代からいないので、彼氏という人と乾杯したことがないんです。だからしたい! これ(イヤホン)で頑張ります。耳を触る作戦で」と意気揚々だったが、その妹に姉のメアリージュンは「明るくていい子なんですが、(女性は)優しさが色気になると思うので、本当の優しさが身につくと色気が出てくるかな」とアドバイス。自身の恋愛について、4年間彼氏がいないそうで「最近はお仕事が忙しく、男性と会う機会が全然ないんです。昔は27歳で結婚したかったんです。結婚して子どもを産めれば理想なんですけどね。早く親を喜ばせたいです」と焦りを感じているようだった。
2017年02月10日渡辺淳弥によるコム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN)は、ポルト・ドゥ・ヴェルサイユにある展示会場と展示会場をつなぐ渡り廊下で2017-18年秋冬コレクションのショーを開催した。ベーシックなアイテムに機能性を加味し、同ブランドらしい表現方法で身体をプロテクトする服の制作を目指したという。今シーズンは特にザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とのコラボレーションが多く、既存のザ・ノース・フェイス製品をカスタマイズしたものや、ザ・ノース・フェイスに制作依頼をしたものなど、様々なアイテムが見られた。ザ・ノース・フェイスのバッグのパーツを配したワークシャツやブルゾンなどには、プリンス・オブ・ウェールズチェックや千鳥格子のバギーパンツをコーディネイトして、ストリートスタイルとスーツの要素をミックス。フード付きのスウェットには、スリーブにダウンを入れ、ニットジャージーのパンツにはライダースパンツのようなヒザ当てのディテールが付けられ、プロテクト機能をプラス。カーハート(Carhartt)とのコラボレーションも見られ、レザーのポケットを配した異素材ミックスのブルゾンや、ライダースジャケットのようなキルティングスリーブのブルゾンなどが登場。それぞれにコーデュロイのパンツが合わせられていたのが印象的。その他にも、ヴァン(VAN)とのコラボレーションのヴァンジャケットも見られ、その意外性に驚かされる。コレクション全体としては、コラボレーションアイテムが目立ってはいたが、たとえコラボレーションをしても素材使いとカッティングがコム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マンそのものだった。
2017年02月07日松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平演じる4人が冬の軽井沢で織りなすひと冬の物語、ドラマ「カルテット」の第4話が2月7日(火)今夜放送。前回は満島さん演じるすずめの過去が明らかになったが、今回はついに高橋一生演じる諭高の衝撃の過去が明らかとなるようだ。「東京ラブストーリー」のほか「Mother」「最高の離婚」「Woman」など数々の伝説となるドラマを生みだしてきた脚本家・坂元裕二が、冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人たちの人間ドラマを描く本作。松さんが「カルテット」の第一ヴァイオリン奏者・巻真紀(まきまき)を、満島さんがチェリストの世吹すずめを、高橋さんがヴィオラ奏者・家森諭高を、松田さんが第2ヴァイオリン奏者の別府司による“カルテット”を中心に物語は展開。また4人が演奏する軽井沢のライブレストラン「ノクターン」の従業員で元地下アイドルの来杉有朱を吉岡里帆が、レストランのオーナーシェフ・谷村大二郎を「サンドウィッチマン」富澤たけしが、大二郎の妻で共同経営者の多可美を八木亜希子が、真紀の母・巻鏡子をもたいまさこが、諭高を追う半田温志をラッパーで俳優のMummy-Dが、同じく諭高を追う墨田新太郎を藤原季節がそれぞれ演じ、そのほか高橋源一郎、前田旺志郎、岩瀬寛子、中村優子らも共演する。これまでの展開で“カルテット”の4人にはそれぞれ背負った“過去”や“秘密”がある様子。前回の放送ではすずめが母を幼少期に失ったことや父親の詐欺、すずめ自身もそれに関わっていた辛い過去が明かされた。また諭高も半田や墨田に追われており、真紀と母・鏡子の間にも何かがある様子。そして4人の“過去”とともにそれぞれの恋の物語も動き始め、そちらも気になるところ。今夜放送の第4話では別荘で“ゴミ出し問題”が勃発。真紀、すずめ、諭高…と順番でゴミを出そうと提案する司だが、3人は聞く耳を持たない。そこへ諭高を追っていた半田と墨田が訪ねてきてある写真を見せ「この女の行方を話せ」と問い詰めるが、諭高は「知らない」の一点張り。諦めた半田は“人質”として諭高のヴィオラを持ち去る。諭高から語られた写真の女性(高橋メアリージュン)との関係とは…。また、椎名林檎さんが書き下ろした楽曲を、松さんと満島さん、高橋さん、松田さんがドラマ限定で組んだユニット「Doughnuts Hole」が歌い、放送開始以来、大きな話題を呼んでいる「おとなの掟」ののフルバージョンが、2月7日(火)より配信開始。大人の魅力たっぷりの主題歌にも注目だ「カルテット」第4話は2月7日(火)22時~TBSにて放送。(笠緒)
2017年02月07日女優の高橋メアリージュンが、千原ジュニア主演の単発ドラマ『新・ミナミの帝王』のシリーズ第12弾(関西テレビ、1月9日14:50~16:15)に出演することが17日、明らかになった。このドラマは、天王寺大の漫画『ミナミの帝王』を実写化したもので、どんな手を使ってでも取り立ててくることから恐れられる金貸し・萬田銀次郎(千原)が、依頼人が借金せざるを得なくなった問題に切り込んでいく姿を描くヒューマンドラマ。1月9日に第12弾「命の値段」、同14日(15:00~16:30)に第13弾「光と影」が放送される。高橋は、この「命の値段」にヒロイン役で登場。演じるのは、銀次郎の舎弟・坂上竜一(大東駿介)が熱を上げるカフェのオーナー・篠宮凛で、メイド服姿も披露する。銀次郎と間違えられ、人質となった竜一を助けようとしない銀次郎に直談判するという重要な役どころで、高橋は「正義感が強くて、勇気を出して行動に移せる女性ってすごくすてきだなって思うので、演じながら『自分もこうありたいな』と思いました」と話している。千原は、初共演の高橋について「すごくまっすぐなお芝居される女優さんだと感じました」とコメント。12作目となる「命の値段」について、「普通にあり得る話です。非常に感情移入して見やすい題材になっているので、そのあたりが一番見どころだと思います」と紹介している。
2016年12月17日●『ランチの女王』と犀原茜の共通点2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュン、『闇金ウシジマくん』凶暴闇金・犀原茜の怪演記録と別れ」の最終回となる第3回は、『闇金ウシジマくん』シリーズ全作品を手掛け、「犀原茜の生みの親」でもある山口雅俊監督。スピンオフの可能性も探るべく、犀原茜ゴリ推しでインタビューを進めた。○キャスティングが難航した時の2つの手段――今回の取材は「犀原茜」のことのみうかがいます。今から2年前に公開された『闇金ウシジマくん Part2』の試写で、犀原をひと目見てから虜になってしまいました。原作の「滑皮」がベースになっているそうですね。Part2で愛沢(中尾明慶)がトラックに飛び込むシーンを撮りたいと思って、そのためには飛び込ませるだけの説得力のある存在が必要でした。原作の滑皮は男で、若琥会若琥一家二代目猪背組の幹部候補生。当初はその役でキャスティングを進めていたのですが、どうもピンとこなかった。キャスティングが難航した時に性別を変えてみるのはよくあることなのですが、原作キャラにとってはあまり良いことではありません。一方で、選べる対象は広がる。そんな経緯でとにかく女性を探すことになるわけですが、ここでもピンとこなかった(笑)。犀原のキャスティングには、2つの方法がありました。1つは、そんな役を演じるなんて夢にも思わない役者の起用。そしてもう1つは、あまり知られていない役者の抜てきです。結局はそのどちらでも決まらないまま、撮影がスタートしてしまいました。そして、マサル(菅田将暉)がピストルで丑嶋を襲撃するラストシーンの撮影日、場所は北新宿あたりだったと思います。撮影場所近くの公園にキャスティング候補の1人、高橋メアリージュンを呼んでやらせてみました。僕が何も言わずに立ち去ったので、メアリーは「落ちた」と思ったそうで(笑)。こちらとしては「なんとかなるかも」と前向きに考えていたのですけど。ただ、まだ何かが足りないとも思っていて。当時のメアリーは一般的にはまだまだ知られていない女優。彼女なら犀原を成立させられるかもしれないと期待して、今度はスタジオに呼んで本読みをしてもらいました。ただ、ドスの利いたセリフだけだと犀原は成立しない。そこで、犀原を「突然怒鳴る女」にしようと思いついて、まずはそこを理解してもらいました。キャラクターは内面と外面、両方から決めていくわけですが、外面から決めていくところで、1つのカタチが「突然怒鳴る女」。そこを設けたところで、ようやく「犀原茜」というキャラクターが浮かび上がってきたんです。○なぜ腕にネクタイを撒いているのか――スタジオ本読みの時点で手応えがあったわけですね。そこまでの確信は持てませんでした。なんとかいけるだろう、そんな感じです。その時点では「犀原茜」が物語にどれだけ重要なキャラクターになるのかは未知数。ただ丑嶋と拮抗するのは犀原しかいないと思ってはいました。「アウトローの女」は、体のラインが目立つ服装だったり、わりと派手な外見だったり偏りがち。あえてそれを避けるために、男物の靴のカカトを踏み潰し、大きめの黒パンツに上着は男物の白シャツ。僕としては最初からメアリーに確信があったわけではなくて、「なんとか凌げるかもしれない」が出発点。山田孝之くん演じる丑嶋のライバル的な存在にするには「凌げる」ではダメなので、さらに外見の要素を埋めていきました。役者はそれだけで動けるものではないので、ゲーテの言葉「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味はわからない」を役の内面の拠り所としました。かつて山田くんも出演し、僕がプロデュースしたドラマ『ランチの女王』(02年)でも、この言葉を引用しました。食事をしながら泣くということは、人生の大切な局面……そこには深い哀しみがあります。それを知っているのが犀原茜です。黒パンツに白シャツ。このシンプルな服装では色彩にも乏しくその内面性にもつながらないので、腕には多彩な色のネクタイを巻くことにしました。それはおそらく何かの形見だろうと。そうやって、内面と外面から「犀原茜」を形作っていきました。『ザ・ファイナル』では、なぜネクタイを巻くことになったのか明らかになります。丑嶋のルーツに触れると同時に、犀原はそこに深く関わるほどのキャラクターへと成長していったのです。――当然、その時点では『ザ・ファイナル』を想定していなかった。そうですね。外からの色味をつけようとした時に、犀原が泣きながらクローゼットからネクタイを取り出して巻いている姿がなんとなく浮かびました。●汚い食べ方と書きづらい名前の由来○『木枯し紋次郎』から受け継いだ食事の描写――スプーンを握るようにつかんで、下品に食べるシーンがとても印象的でしたが、そこのヒントは?食べ方については、原作の滑皮からヒントを得ています。「食べる」という行為は、主要な登場人物を描く上で大切です。僕がいつも参考にしているのは、市川崑監督の『木枯し紋次郎』。それまでの「渡世人」像は困った人を助けることが多かったのですが、市川監督が生み出した木枯し紋次郎は、助けを求められても「あっしにはかかわりのねえこと」と言います。厳しい境遇ですべての人を助けていたら自分の身が持たなくなってしまいます。結果的には助けてしまうんですけどね。話を元に戻しますと、その紋次郎が食事をするシーンが何回かあるんです。麦飯に薄い汁物、めざし。それらを紋次郎は全部汁かけご飯にしてしまって一気にかきこみます。味わって行儀よく食べるという教育を受けていない。食事に時間をかける意味もない。アンチヒーローの潔さがそこにはあって、犀原茜にもそれを感じました。原作で真鍋(昌平)さんが描いた滑皮の要素を借り、女性がそれを演じることによる衝撃も狙いの1つでした。○"書きづらい名前"の由来――「犀原茜」という名前にはどのような由来があるのでしょうか? 直筆ではなかなか書けない難しい名字です(笑)。実は、犀(サイ)という動物がとても好きで(笑)。以前、サイをある辞書で引いた時に「陸上でゾウの次に大きな動物」、カバを引いても「陸上でゾウに次いで2番目に次に大きな動物」と書いてありました。今回の話とは関係ありませんね(笑)。サイは個体数が減っていることもあって、強さと共に哀しみのようなものも感じます。そこが「犀原茜」という人物像にもつながります。そして、「フルネームで呼ばれるキャラクター」というのもポイントで、フルネームで呼ばれるためにはリズム感も重要になってきます。丑嶋、戌亥、柄崎、高田……下の名前が見えてこないキャラクターですが、『ザ・ファイナル』では幼なじみが丑嶋を「馨ちゃん」と呼ぶことによって、その少年時代が明らかになってきます。柄崎も母から「貴明」と呼ばれるシーンがある。「犀原茜」は昔からフルネームで呼ばれがちな人間だった。一方、部下の村井(マキタスポーツ)は、キャラクターとして「下の名前」は必要ありません。「村井」は記号でしかない。このあたりのことは脚本の段階から考えることはできますが、今回はそうではなく、撮影を進めながら決めていきました。○役者にとっての"当たり役"とは――そうやって内面と外面を擦り合わせて、初めて現場で高橋さんを見た時はどう思われましたか。やりはじめると入り込んでいけるタイプ。そして、何よりも「犀原茜というキャラクターに合っていた」ということに尽きると思います。――そのあたりのことをツイッターで「当たり役にはなかなか巡り合えないもの」とおっしゃっていましたね。そうですね。山田くんは世界にも名の知れた役者になりましたが、丑嶋馨は彼にとって大きな当たり役の1つ。「当たり役」には、その役者の演技力だけでなく、運というか「めぐり合わせ」も必要になってきます。メアリーでいえば、当時の彼女より有名な役者がやっても「当たり役」になるとは限らない。「当たり役」には、観た人の評価が大切で、「ハマり具合」と同時に「驚き」も必要です。その両方がないと、「当たり役」にはなりません。――突然の奇声、「村井!」という呼び方。犀原のセリフ回しは、『Part2』から『ザ・ファイナル』まで一貫した印象でした。イメージにぶれがない。演出する上で何か工夫があったのでしょうか。怒鳴るときの声量や「聞き取りづらいかすれ声」という声の特徴は伝えました。丑嶋もそうですが、内面が見えにくい人間なので、1回形を決めてしまえば、そのままずっと同じトーンで演じることができる。ドラマ『Season3』でセカンドの川村監督の演出回で犀原茜がハサミを投げつけた時に柱に刺さるシーンがありました。僕は全話の編集に立ち会うわけですが、脚本通りに撮れてはいるのだけれど、そのシーンにすごく違和感がありました。切ってしまうと話がつながらないので、「まぁ、しょうがない」と。後になってその違和感を思い出したんですよね。電話だったのかな? メアリーにその話をしました。僕はメアリーと一緒に「犀原茜」を作っていった立場として共有しておく必要があった。犀原はJPにハサミを投げる時に突き刺したりはしない。犀原は突き刺そうとしているのではなく、ハサミをただ相手に投げつけているだけ。あのシーンでいえば、偶然に突き刺さってしまった。「2人の中ではそういうことにしよう」と口裏を合わせました(笑)。キャラクターはブレてはいけない。僕とメアリーにとっては、それを「覚書」にしておくことはとても大切なこと。『Season3』DVD-BOXのキャラクター紹介でもわざわざそのことを書いたくらいです(笑)。――そのときは、まだ撮影が残っていたんですか?いいえ、すべて終わっていました(笑)。これは仕事に対する説明できないこだわりみたいなものです。メアリーは「確かにそうですね」とすぐに分かってくれました(笑)。●なぜ「犀原茜」を好きになるのか?――最初の登場シーンでは恐怖しかありませんでしたが、今回の『Season3』では思わず笑ってしまうことも。キャラクターの存在が「楽しみ」になっていったということですね。ただ、「恐怖」もどこかで引き出さなければいけない。悪いことをやり続けていると、そのこと自体に面白味が生まれてくるので、そのバランスはきちんと取らないといけません。パチンコ依存の債務者の手をドアでつぶすシーンが『Part2』にはありましたが、実は台本にはなかったんです。現場に向かっている時に思いついて、すぐに助監督たちに伝えました。登場できちんと恐怖を植え付けておくことが必要があるんだと。メアリーは体幹がすごくしっかりしていて、そういう面でも役柄に合っていました。債務者を金属バットで殴るシーンがあるんですが、腰の入り方がいいんですよね。躊躇なく振り抜いてしまう狂気がそこから生まれます。○今だから褒めたい「女優・高橋メアリージュン」――高橋さんは、山口監督がきちんとダメ出しをしてくれることをとてもありがたがっていました。そんな山口監督から、お褒めの言葉をいただきたいのですが(笑)。やっぱり真面目なところですかね。一緒のシーンが多いマキタスポーツさんとも雑談もしていないで集中しているようで。きっと、役に入っていくためのストロークを取ろうとしているんでしょう。犀原は丑嶋にとっての「脅威」でなければいけない。そのための努力が彼女からは伝わってきます。それは、「女優・高橋メアリージュン」の魅力の1つだと思います。『Part2』以降、自由に演技をしていても犀原の根幹となる部分は変わらない。彼女は犀原と同化する術を熟知しているので、僕から大きく芝居をつけることはなく、わりと自由にやってもらっていました。――今後、どのような役で彼女を起用してみたいですか?彼女の魅力がどのような時に生きてくるのかは、言葉ではなかなか説明しづらいのですが……犀原と同じような「当たり役」を見つける予感はあります。――スピンオフの可能性は? 個人的には何としても実現してほしいのですが……。そうですね(笑)。今はシリーズが完結したところなので……しばらくして、そういう時期がくれば考えてみたいと思います。――ここまで役の虜になるのは初めてのことなのですが、自分でも何がそうさせているのかうまく説明ができず……。ひょっとして、これが村井の感情なのではと思ったりします。犀原はわりと女性ファンが多いみたいですね。丑嶋は社会や人間の行き方を「警告」する者。犀原も同じような警告者なので、「警告してほしい」ということでは?(笑) 「それでいいのか?」と詰められたい欲求。アンチヒーローならではの感情だと思います。僕がオーディションにこだわる理由は……オーディションをやらなければ、「犀原茜」は成立しなかった。名のある俳優を指名したり、集められたプロフィールから決めたりするのもいいとは思うんですけど……単純に、面白くないなと(笑)。オーディションではいろいろな役をやってもらって決めていくこともありますが、どんな作品にも作品を成立させる上で「絶対に外せない役」というのがあります。そういう場合は、メアリーのように何度も足を運んでもらうことになるわけです(笑)。――そろそろお時間です。今はシリーズが完結してしまった寂しさでいっぱいです。なんとかスピンオフをお願いします!そうですね。機会があれば(笑)。■プロフィール山口雅俊兵庫県神戸市出身。フジテレビのプロデューサーとして、『ナニワ金融道』シリーズ(96年~/フジ)、『ギフト』(97/フジ)、『きらきらひかる』シリーズ(98年~/フジ)、『カバチタレ!』(01年/フジ)、『ロング・ラブレター 漂流教室』(02年/フジ)、『ランチの女王』(02年/フジ)、『ビギナー』(03年/フジ)など数々のユニークなドラマを手掛ける。2005年に独立し、株式会社ヒントを設立。『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年/佐藤東弥監督)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11年/佐藤東弥監督)を企画・プロデュース。『スマグラー おまえの未来を運べ』(11年/石井克人監督)、『ひみつのアッコちゃん』(12年/川村泰祐監督)では企画・プロデュース、脚本を手掛ける。深夜連続テレビドラマ『闇金ウシジマくん』シリーズ(Season 1、2)(10年、14年/MBS・TBS)で企画・プロデュース、演出を担当。映画版『闇金ウシジマくん』(12年)『闇金ウシジマくん Part2』(14年)でも企画・プロデュース、脚本を手掛けるとともに監督を務めた。(C)2014真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会(C)2016真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん3」製作委員会・MBS(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会
2016年11月12日●山田孝之の言葉で終わりを実感2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュンと犀原茜」の第2回では、高橋と共にさらにその魅力の根源を探っていく。○債務者にナメられたくない――前回お会いしたのは6月下旬でした。「終わった気がしない」とおっしゃっていましたが、心境の変化はありますか。先日、『ザ・ファイナル』の初号試写に行ったのですが、観終わったら山田孝之さん、綾野剛さん、やべきょうすけさんがいて。同じタイミングでご覧になってたみたいで、みなさん、試写室の外に集まっていました。そこで、山田さんが「お疲れ様でした」「次はまた別の作品でご一緒できれば」と私にも話し掛けて下さって。――さすがに「終わり」を感じますね(笑)。まさにその通りで(笑)。そこで「本当に終わるんだ」と実感しました。急に寂しくなったというか、犀原茜の気持ちが本当に分かったというか。犀原は丑嶋に対しての怒りや憎しみが、生きるパワーになっていました。私にとっての山田さんも、役者として特別な存在というか。丑嶋はライバル的な存在だったので、プライベートでもあまり話さないようにしていました。実はそういう存在、私にとっては珍しいことで。演じる時と切り替える方もいますが、山田さんは徹底していて。私もそういう方がすごくやりやすかったので、私にとっては特別な存在でした。――どんな役柄でもその距離感は心掛けていらっしゃるんですか。もともと仲が良い方はあまり変わりませんが(笑)、今回のような距離感がある役だと自然に。演じやすくなるというものありますが、犀原であれば「債務者にナメられたくない」という思いと、「本当に怯えてほしい」という思いと(笑)。そして、優しい一面は悟られたくない。そういう印象が、ちょっとのことで変わってしまったらもったいないなと思うんです。――以前は役に入り込みすぎるとおっしゃっていましたね。今回はドラマ、映画と続き、演じる期間が長期でした。ほかの役を演じれば切り替わると思っていますが、やっぱり大声出すシーンでは「あっ。犀原が出てしまってる」と思うことも(笑)。例えば、『リアル鬼ごっこ』(15年)で1シーンだけやらせていただいた時も。犀原ファンの方から「一瞬、犀原茜が見えた!」と言ってくださったことがありました(笑)。○"犀原茜あるある"とは――そういえば、ドラマで犀原茜が登場すると……もう我慢できなくて笑ってしまうんです。『Part2』ではとても恐ろしかったのですが……。それ、うれしいです(笑)。――ドラマでは、債務者の口にアジフライを無理矢理押し込むシーンが印象的でした。アジフライは思ったよりも柔らかかったので、そこが唯一の救いというか。すごく硬い揚げ物だと、痛そうじゃないですか? 口のサイドとか。でも、柔らかかったので思いっきり突っ込むことができました。相手の方にはこんな気持ちを直接伝えることはありませんが、ケガをさせてしまうのはよくないので。「犀原茜」あるある。実は演じる側としてもそういう怖さがあります。このシーンでは、監督から「ここで思いっきりやってみて」みたいな感じに言われて、村井に急きょビンタすることにもなって。マキタさんも「いいよ」みたいな気軽なノリ。村井にビンタするのは初めてだったと思います。本当にガチでやりました(笑)。●周囲の意外な声「エロス感じる」「蹴られたい」――犀原さんってちょっと危険を伴うゲームが好きですよね。そうなんです。『Part3』でおもちゃのギロチンで大根を切ってチンピラを脅すシーンがあるんですが、あれ、本当に切れるんです。だから何度も何度も練習しました(笑)。そのまま腕を切ってしまったら、大変なことになりますから。―― 前回のインタビューでおっしゃっていたとおり、JPに思いっきり一味唐辛子をかけていましたね。あれは本物なんですか?本物です。だから、カットがかかるとJPはむせていました。――アドリブだったんですよね? なぜそんなことを。やっぱり、ドサッと辛いものを乗せて食べさせたいなと思って。そのままちょっとずつかけても時間がかかっちゃうので、蓋を取ってしまいました。ファミレスのシーンでは確か……折り紙を切ってましたね。たぶん台本には無かったかと。――折り紙で何を作っていたんですか。たぶん、何かを切りたかっただけです(笑)。――ドラマではハサミを愛用しているみたいでしたね。「時々持ち歩いている」という設定です。たまに持ち歩いていなかったりもするので、債務者の家にあるハサミを使わせていただくこともあります。○撮影終了後でも監督と意見交換――今回の取材を通して、犀原茜の魅力の根源が見つかればと。ずっと考えていたんですが、うまく説明できなくて。何がファンの心に刺さっていると思いますか。犀原を好きと言ってくださる方が多くて、私自身すごく不思議でした。よく言われるのが「汚い食べ方が萌える」とか。威圧感とか怖さにつながるようなことは意識していなくて、「すごく変わっている人」を演じているつもりなんです。笑ってもらえるのが、実は正解な気がします。あとは「エロスを感じる」とか……これも全く気にしていなかったこと。あとは「蹴られたい」とか(笑)。――共演者の方は犀原茜をどのように思っているのでしょうか。「面白いね」とはよく言われます。綾野さんは「キレッキレだね」と(笑)。ドラマに出演させていただいたこともあって、街で声をかけてくださることも増えたんですが、やっぱりみなさんどこか怯えていて(笑)。話しかけてくださる時に、「プライベート中に本当にすみません」とすっごく謝られるんです(笑)。別の役ではこんなことありませんでした。――山口雅俊監督が2016年9月1日に「夜にふとひらめき高橋メアリージュンに連絡。犀原茜のキャラクターについて再確認」とツイートしていました。この時期はすでに撮影を終えていたと思いますが、どのようなやりとりだったのでしょうか。すごく短い電話でしたが、裏ストーリー的な部分の確認でした。実はドラマにはもう1人監督がいて、山口監督の演出ではない回があったんです。この時にお話したのは、犀原茜がJPにハサミを投げて顔面スレスレで柱に突き刺さるシーン。山口監督から言われたのは「あれは実際に突き刺そうとしてないよね?」。刺すつもりがなくて、刺さってしまうのが犀原。グサッと刺さらずに落ちるような「無造作さ」が犀原の怖さ。「だからあれはたまたま突き刺さったことにしよう」と(笑)。――不思議な会話ですね(笑)。撮影を終えているのに、その認識は一致させておきたいものなんですか。そうですね。監督も「この話を誰かにしたかったけど、メアリーにしか分からんなと思って。だから、俺ら2人の中では一致させておこう」と。――監督と役者の関係で、そういうことはよくあるものなんですか。私は初めてです。海外の役者さんはそんな感じと聞いていたので、すごく良いことだと思います。質問があれば、すぐに監督と連絡をとれる状態。それができていて、楽しいです。●犀原茜と再会できることを願って……○"涙の味"でつながる――山口監督は物語において、ゲーテの「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない」を重視なさっています。高橋さんには「涙のご飯」の経験はありますか。泣きながらご飯食べたことはあります。つらいことがあった時に食べたり、つらいのを我慢していて食べたものがすごくおいしくて、それが感情に響いて泣いちゃったとか。おいしさに温かみを感じて泣いちゃったりとか。最近はあまりないですが……『るろうに剣心』(14年)の時とか。――だからこそ犀原の気持ちになることができた。そうですね。過去を振り返ってみると、「涙の味がするご飯」が自然と浮かんできます。『Part2』で実際に演じるまで犀原のことは全然分からなかったんですけど、「涙の味」と監督から聞いて、そこからすべてがつながったというか。「これで茜になれる」と思いました。○2人で創り上げた役柄――山口監督はどんな方ですか?変わっている方だと思います(笑)。天才は変人と紙一重と言いますが、そういうところはあると思います。ご近所なのでたまに道ですれ違うんですけど、「不思議な人が歩いて来たな」と思ったらだいたい監督です(笑)。――ますます気になります! 実は犀原茜のことでお話をうかがおうと密かに思っていまして。してほしいです!感覚的に似ているところがある……と言っていいのかわかりませんが、感覚的に教えてくださるのですごくつかみやすいです。――犀原茜は2人で創り上げたもの?そう言っていいのであれば。監督に助けていただいたところがすごく多いですけど。――そんな犀原の少女時代を、『ザ・ファイナル』では玉城ティナさんが演じています。すごく不思議な気持ちになりました。「茜はこういうところがあるんだ!」「新発見!」と驚いたり。女の子っぽい一面があったのも意外でした。茜で常に意識していたのは、立ち方や歩き方。女性的な雰囲気を意識的に排除していました。でも、玉城さんの茜からはすごく「女の子」が伝わってきました。人生で大切な人が亡くなって、きっとそこで変わってしまったんですね……。○さらば、犀原茜――撮影を終えての打ち上げは?昨年、撮影が終わった後にありました。山田さんが「お疲れ様です。ようやく話せるね」と。綾野さんは、2人が全く話さないから驚いていたそうです。――個人的には山田さんと恋愛もので共演してほしいです。想像もつきませんね! どんなふうになるんでしょう(笑)。――さて、そろそろお時間です。犀原茜、もう2度と演じることはありません。さびしい(笑)。『ザ・ファイナル』まで観て、シリーズがついに完結します。『Part3』だけを観て、『ザ・ファイナル』を観ないのはすごくもったいない! ぜひ『ザ・ファイナル』まで見届けてください。犀原茜の過去だけでなく、それぞれのキャラクターの背景も明らかになります。――本当に終わるんですかね。リターンズ(笑)?あるといいですね!■プロフィール>高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)、『キカイダー REBOOT』(14年)、『リアル鬼ごっこ』(15年)、『ヒロイン失格』(15年)、『みんな! エスパーだよ!』(15年)、『復讐したい』(16年)、『シマウマ』(16年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)などの映画に出演。
2016年10月26日10月22日公開の映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』のプレミアトークイベントが9日、都内で行われ、山田孝之、永山絢斗、安藤政信、間宮祥太朗、高橋メアリージュン、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督が出席した。2010年10月から深夜ドラマ(TBS系)としてスタートした『闇金ウシジマくん』フィナーレとなる本作。主人公・丑嶋馨(山田孝之)の過去が明らかになるほか、因縁のライバルたちとの戦いを描く。そんな本作の公開に先駆けてトークイベントが行われ、主演の山田孝之らレギュラー陣と本作から登場するキャスト陣、そして山口雅俊監督が登壇。主演の山田は「素晴らしい作品に仕上がったので、皆さんのリアクションが楽しみです。今月22日から公開されます。最後で良い終わり方をしているので、ぜひご覧になって下さい」とアピール。同イベントが最後のトークイベントとあって、同シリーズを振り返るコーナーもあり、山田は「映画のPart1は撮影が夏で耐えられなかったですね。上下ジャージで『汗かくな』って言われても無理でしたよ(笑)」と苦労を語った。一方、撮影中に山田と会話をしなかったという犀原茜役の高橋メアリージュンは「ファイナルが来ちゃうってことは、これから山田さんと普通に喋れるんだと思いました。本当に喋ってなかったので。(誘われたら)行くかもしれないですね(笑)」と話した。同イベントには最後の映画版から出演したキャスト陣も登場。山田と初共演となった安藤政信は「これが出会いなので、今度はガッツリと戦いたいと思いましたね」と話せば、山田も「いつか共演できたらなと思っていたので(共演できて)うれしかったです」と満足げな表情を見せていた。映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は、10月22日より全国公開。
2016年10月10日俳優・山田孝之が主演を務めてきた映画『闇金ウシジマくん』シリーズ最後の2作となる『闇金ウシジマくん Part3』(9月22日公開)と『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(10月22日公開)の特別CMが、テレビ放送に先駆け3日、公開された。原作は、真鍋昌平氏が漫画誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載している同名コミック。闇金融・カウカウファイナンスを営業する主人公の丑嶋馨(うしじま・かおる/山田)が、そこに訪れる顧客や彼らを取り巻く人物たちに接近し、時には追い詰めていく日々と社会の暗部を描く。現在、MBS・TBS系でTVドラマ『闇金ウシジマくん Season3』が放送されており、映画も連続公開を控え、実写化シリーズは盛り上がりを見せている。"ウシジマ選手権編"と題された特別CMに収められているのは、パーティーで下着姿になった女性たちがプールに飛び込む「下着でシンクロ」、怪しいネットビジネスのカリスマ・天生翔(浜野謙太)が半裸で謎のポーズをきめる「全裸で新体操」、ウシジマが敵に銃をつきつける「人間で射撃」、カウカウファイナンスの社員・柄崎(やべきょうすけ)が二股不倫の末キャバクラ嬢に入れあげるゲスな債務者・加茂(藤森慎吾)の首にネクタイを巻き付け脅す「ネクタイでつなひき」、犀原茜(高橋メアリージュン)が「皆殺しにしろ!」との怒号をあげて手下たちをけしかける「ヤンキーのバイクレース」など映画両作の映像を用いた、NG種目の数々。これらは「すべて犯罪です」と念を押しつつ、ラストに唯一「追いかけっこはOK」と出てくるも、"OK"を出しているようにはまるで見えないウシジマが債務者と絡むシーンもあり、思わずブラックな笑みがこぼれる仕上がりになっている。なお、このCMは、テレビではドラマ第4話(MBS:8月7日24:55~ TBS:8月9日25:38~)のオンエア後に流れる。(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会
2016年08月03日俳優・古川雄輝や女優・高橋メアリージュンらが、広瀬アリスが主演し下山天監督がメガホンを取る映画『L-エル-』(今秋公開)に出演することが13日、発表された。原作は、ビジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト・Acid Black Cherryが、2015年にリリースした4枚目の同名アルバム。これは、愛を探し求め続けた1人の女性"エル"の孤独で壮絶な人生をつづった物語と音楽が絡み合うコンセプト盤で、昨年秋には物語部分が書籍化されるなど多様な展開をみせてきた。古川が演じるのは、エルを生涯かけて愛し続けるオヴェス。悲哀と波乱に満ちた人生を歩む、エルという1人の女性を支え続ける男という役どころだ。古川は、今回の映画化企画を「とても斬新なアイデア」と称賛。書籍を読んで曲を聴くと、「すんなり自分のイメージした『L-エル-』の世界に引き込まれ、役作りする過程で何度も聴きました」と振り返る。また、「幼少期から老人まで演じる役柄をファンタジーの世界観でどう生きるか、主人公エルに対してのオヴェスの思いをどう表現するのかなどを考え、監督と現場で相談しながらじっくり時間をかけることができたので、とても楽しい撮影となりました」と報告。「僕自身、CGが加わった映像を楽しみにしています」と期待を話した。一方、高橋メアリージュンが演じるのは、エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ。その「アンナという、人間味と幅があって、情熱的で魅力的な女性を演じられた事、そして昔から大好きだったダンスを踊れた事がすごく幸せでした」と感激してみせる高橋メアリージュンが、下山監督と仕事を共にするのは3度目となるが、「アンナのような芝居力が求められる役を任せてくださったことが本当にうれしい」と歓喜している。そんな2人のほか、発表された新たなキャストは、劇団青年役の平岡祐太、キャバレーオーナー役の前川泰之、パン屋の主人役の高畑裕太。加えて、弥尋、FAKY・Mikako、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみといった面々も登場する。(C)2016映画「L-エル-」製作委員会
2016年07月13日渡辺淳弥によるコム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN)の17SSコレクションショーは、パリのファッション&デザイン学園都市レ・ドックを会場に開催された。テーマはずばり“チンピラ”。ドナウ河岸に暮らすジプシーを描いた、エミール・クストリッツァ(Emir Kusturica)監督による1998年の映画「黒猫・白猫」の登場人物がイメージソースとなっている。フローラルプリントのハーフスリーブシャツとクロップドパンツのセットアップでスタート。モデルの顔と腕と足にはタトゥーが施され、いかにもワルそうな雰囲気を演出。本コレクションが映画からインスパイアされたことから、映画つながりで古い映画のポスターをプリントしたジャケットやTシャツも見られた。ワルい人々に欠かせないレザーアイテムも充実で、ハーフコートやブルゾンなどの他に、スリーブにレザーをあしらったテーラードジャケットや、リーバイス(LEVI'S)とのコラボレーションジャケットなども登場。ワークウェアやユニフォームの要素を持たせながらショーは進み、最後はスリーブに小花柄を配したシャツとバミューダのセットアップでハッピーに終了した。
2016年07月08日