ASUSTeK Computerは19日、Intel X99 Expressチップセットを搭載したマザーボード「SABERTOOTH X99」を国内向けに発表した。同日より発売済みで、価格はオープン。店頭予想価格は税込51,500円前後。任意の場所の温度を監視できるファンコントロール機能や基板を高音から守るアーマーなど、24時間365日の連続稼働を想定した高耐久ATXマザーボード。温度監視では、13個の温度センサーと11基のファンに対応するファンコントローラー「TUF Thermal Radar 2」機能を搭載。スマートフォンでPC内の温度やファンの状態を確認できるTUF Detective機能も用意し、バックパネルにあるTUF Detective専用ポートにスマートフォンをUSBケーブルで接続することで各情報を確認できる。また、ビデオカードの熱から基盤を保護し、基板表面の放熱も助けるアーマー「TUF Thermal Armor」や基板自体の放熱性能を向上する金属製プレート「TUF Fortifier」も備え、効率的な熱処理や基盤のたわみ保護などを実現した。主な仕様は下記の通り。
2015年06月22日各社がIntelの次世代プロセッサ「Skylake」に対応するマザーボードを展示した今回のCOMPUTEX TAIPEI 2015。GIGABYTEブースでは、初日の段階でSkylakeに対応する100シリーズマザーボードを展示していたが、Intelが「Thunderbolt 3」を発表した後にいくつかのモデルが追加展示された。今回はこちらを中心にレポートしていこう。COMPUTEXでは各社のブースを回ったが、Skylake対応の100シリーズマザーボードでは、USB 3.1のオンボードサポートおよびType-Cコネクタの実装がトレンドとなっていた。中でもひときわ目を引いたのはGIGABYTEで、USB 3.1 Type-Cはもちろん、Thunderbolt 3対応マザーボードも展示されていた。まずは「GA-Z170X-UD5 TH」。GA-Z170X-UD5 THはGIGABYTEのスタンダードシリーズ「Ultra Durable」の最上位モデルとなり、PCI Express Gen3 x4接続のM.2(32Gb/s)、3本のSATA Express(16Gb/s)、HDMI 2.0出力端子(iGPU用)、そしてIntel製USB 3.1チップ(Alpine Ridge)を搭載するとされる。GIGABYTEオリジナルの機能では、CPU統合型のものとは別にクロックジェネレータを搭載し、倍率固定のCPUでもBCLKを変えることでオーバークロックできる「Turbo B-Clock」、重量級マザーボードを搭載した際のたわみや、ノイズ混入防止(EMI対策)に効果があるという「Metal Shielding PCIe x16 slot」などを搭載している。基本仕様としては、マルチGPU対応が3-way SLI&CrossFireまで、DDR4メモリスロットは4基(現時点ではサポートクロック不明)、SN比が115dBのHDオーディオ機能とオーディオアンプ、LEDトレースパス(オーディオ回路をマザーボード回路と分離するための部分で、KED発光するライン)を備えている。Ultra Durableシリーズではそのほかに、上位モデルから順に「GA-Z170X-UD3」、「GA-Z170XP-SLI」、「GA-Z170X-SLI」、「GA-Z170-D3H」、「GA-Z170N-WIFI」が展示されていた。今回は全てがDDR4対応マザーボード。GA-Z170X-UD3やGA-Z170XP-SLIは、Thunderbolt 3に対応する。また、これらに加え、GA-Z170X-SLIもType-Cコネクタを搭載している。エントリーモデルになるだろうGA-Z170-D3HやMini-ITXのGA-Z170N-WIFIは、USB 3.0対応のType-Cコネクタを搭載している。○ゲーミングモデルも従来モデルから機能強化を果たすゲーマー向けのGamingシリーズでは、「Z170X Gaming G1」、「Z170X Gaming GT」、「Z170X Gaming 7」、「Z170X Gaming 3」が展示されていた。機能で見ると、まずG1、GT、7の3モデルは多機能モデルとなっており、Gaming 3はエントリーモデルの位置づけだ。Thuderbolt 3については、Gamingシリーズ全てが対応しているわけではないが、今回の展示モデルは全て対応しているとされる。最上位のG1は、Intel USB 3.1やType-Cコネクタ、HDMI 2.0、PCI Express Gen3 x4 M.2やSATA Express、Metal Shielding PCIe x16 slot、Turbo B-Clockなどをサポートする。また、Gamingシリーズ固有の機能としては、有線2系統、無線1系統のKiller LANを搭載する「Killer DoubleShot Pro X2」、SN比120dB以上をうたうCreative認定「Sound Baster ZxRi」、7色に可変可能な「7 Color LEDトレースパス」などを搭載。そのうえでG1のみの特別な機能としてIR/Infineonの20フェーズのデジタルパワーデザインが採用され、水冷に対応するCPU電源回路のヒートシンク、「GC-M.2-MINI-SAS」(M.2に接続する「SFF-8639」変換アダプタ)、ピンヘッダとケース側ケーブルの接続を簡易化する「G-CONNECTOR」」がバンドルされている。なお、GTはG1の特別機能を省き、さらにオーディオ機能のCreative Core3DがZxRiではなくソフトウェアとなる。Gaming 7はさらに「Q-Flash Plus」(CPU、メモリ不要のUSBメモリによるBIOSアップデート機能)が省かれる。Gaming 3はさらに7-Color LEDトレースパスやHDMI 2.0端子が省かれ、オーディオ機能がCore3Dではなくなる。なお、マルチGPU対応は、G1のみが4-way SLI&CrossFire対応、ほかは3-wayまでとなる。○X99マザーに搭載されたM.2→SFF-8639変換アダプタ「GC-M.2-MINI-SAS」さて、Intel SSD 750シリーズが発表された際、2.5インチ型のモデルではSFF-8639というコネクタを採用とあった。SFF-8639は、PCI-SIGが仕様を策定中で、一般的に広まっている規格とはいえなかったのだが、IntelがSFF-8639を採用した「U.2」というフォーファクタを新たに発表し、マザーボードメーカー各社がM.2をU.2に変換するアダプタを準備することが明らかとなった。GIGABYTEもSFF-8639をM.2に変換する「GC-M.2-MINI-SAS」を用意し、デモも行われていた。デモではアダプタがX99-SOC Championに装着され、Mini SASケーブルでIntel SSD 750 SFF-8639版と接続していた。そのほか、BroadwellやSkylakeに話題を奪われがちだが、ハイエンドIntel X99マザーボードも趣向を凝らした展示があった。もちろん用途としてはハイエンドなのだが、Haswell-Eの豊富なCPU直結PCI Expressを活用した自作プランだ。デモ機は、マザーボードがX99-UD4P、CPUには18コア/36スレッドのXeon E5-2699 v3を組み合わせ、GPUにはNVIDIA Quadro M6000、SSDにIntel SSD 750 PCI Expressカード版を搭載するといった構成。そしてデモ機で動いていたのは4Kビデオの編集だ。4K映像の編集では、高いスペックが求められるのだが、それはエンコードの処理性能、そして映像を読み出し書き出す高速なストレージの両面である。まず処理性能ではQuadroグラフィックスカードのCUDAが、36スレッド対応のCPUでも不可能なリアルタイムでのエフェクト反映を可能とする。次に書き出しや読み出しに関しては、PCI Express接続SSDのパフォーマンスがモノを言う。それもIntel SSD 750はPCI Express Gen3 x4製品だ。その性能を引き出すにはCPU直結のGen3スロットに挿したいが、CUDAのためのGPUに16レーンも必要となると、レーン数の限られるHaswellよりも、豊富なHaswell-Eの方が適しているわけだ。
2015年06月08日●あの電動スケートボードがアップデート台湾・台北で開催中のコンピュータ展示会「COMPUTEX TAIPEI 2015」では、PC、スマホ、タブレットといったメインストリームのカテゴリー以外にも、さまざまなアイテムが展示されている。ここでは、会場を歩いていて目をひいた“おもしろ系ガジェット”を紹介していこう。いずれも開発中もしくは日本未発売のモデルである。○最大25km/時、あの電動スケートボードがアップデート!AJ-RALDEYの電動スケートボード「AJ-1500W」。最大スピードは時速25km、走行可能距離は23kmとかなりのもの。現行モデル「AJ-500W」と同じ重量(約7kg)でありながら、スピード、距離ともに向上した。充電時間は2時間。最大時速30kmの「AJ-3000W」も開発中だという。日本では道交法のため公道では走行できないだろうが、私有地などで遊ぶにはよさげだ。●水撮! 海水対応の潜水艦ドローン○潜水艦タイプのドローン潜水タイプのドローンは数年前からいくつか登場しているが、ドローンメーカーのTT Robotixは、潜水艦タイプのドローン「TTR-SB SEAWOLF」を展示。3枚の大型フィンスタビライザーを装備し、安定した航行を可能にしているという。真水だけでなく海水にも対応した上位モデルは、搭載したカメラの映像をリアルタイムに見られるモニター付きコントローラーを装備。最大深度は8m、最大時速は3.5km。水中では電波が届かないのにどうやって操縦するのかというと、本体と10mのケーブルでつなげられた中継器をボートのように水面に浮かべておき、コントローラーと中継器の間で無線通信する仕組みになっている。○スマホ操作のロボットトイ台湾の周辺機器メーカー、Choice Onlyのスマホで操作ロボット「Choicee Qee Robot」。日本の某プロバイダーのキャラクターにそっくりなため、去年のCOMPUTEXでも気になっていた。本体は前後左右に走行するほか、頭を左右に、手を前後に動かせる。スマホとの接続はBluetoothで、ワイヤレススピーカーの機能も持ち、音楽に合わせてダンスさせることもできる。スマホに電話が着信した際はハンズフリーでの応答も可能。●もしもの時にも安心、ドラレコ内蔵ミラー○ドライブレコーダー内蔵ミラーPCメーカーとして知られるヒューレット・パッカードの「F710」は、ドライブレコーダーを内蔵したルームミラー。Super HD(1296p/30fps)での記録が可能で、ミラー内に設けられた4.3インチTFTディスプレイで映像の確認ができる。バッテリは450mAhのリチウムイオン、映像の保存はmicroSDカードを使用する。○音と光で警告、LED内蔵の地震探知機威陞科技の地震警報器「WS-CT02」。ネットワークで情報を得るのではなく、本体内のセンサーで地震の揺れを検知して、音と光で警告する。LEDも内蔵し、夜間の地震では証明としても役立てられる。PSEマークも取得し、日本での販売に向けて計画中だという。
2015年06月04日17日(現地時間)に開催されたビルボード・ミュージック・アワードでトップ・デュオ/グループ賞を受賞したワン・ダイレクション(1D)が、この賞をグループから脱退したゼイン・マリクに捧げた。ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行なわれた授賞式に出席した「1D」の4人(ルイ・トムリンソン、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン)は受賞スピーチで、3月にグループを脱退したゼインの名前を挙げた。「これを分かち合う人物がもう1人います。僕らの兄弟、ゼインです」と語ったのはリアム。彼は14日(現地時間)にアメリカでトーク番組に出演した際にも、ゼインから脱退の意志を告げられたときには皆動揺したが、怒りはすぐに収まったとコメントしている。ゼインは「1D」のアジア・ツアー中に突然脱退、その理由は「普通の22歳になりたい」というものだった。だが、脱退直後からソロ・デビューの計画が浮上。音楽プロデューサーのノーティ・ボーイがゼインのソロ音源をインターネットにアップしたことから、ルイとノーティ・ボーイの間でTwitterを介した言い争いが発生し、「1D」ファンやゼインも巻き込む騒ぎになっていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月19日アイタス・ジャパンは12日、ホワイトボードに書いた文字や図表をリアルタイムで配信・共有・編集できるツール「Equil SmartMarker(エクイルスマートマーカー)」を発売した。価格は税別95,000円。同社直営サイト「アイモール」にて販売する。Equil SmartMarkerのセット内容は、レシーバー、本体ペン、ボードマーカー(黒・赤 各1本)、イレーザー、電源アダプタ、USBケーブル、充電ケース。消耗品のマーカーやイレーザーのスポンジなども同社直営サイトのアイモールにて購入できる。対応機種は、iOS 5.0以上、Android 4.0以上、Mac OS X 10.7以上、Windows XP / 7 / 8 / 8.1のデバイス。最大10台まで同時に共有可能。既存のホワイトボードにレシーバーを取り付け、本体ペンで書き込んだり、イレーザーで書いた内容を消去することによって、ホワイトボードの文字や図表を専用アプリケーションにリアルタイムで表示、共有できる。また、手書き文章を認識してテキストデータに変換するOCR機能を搭載。日本語を含めた11カ国語をサポートしている。レシーバーは4GBのフラッシュメモリを内蔵し、ホワイトボードの内容を保存しておくことが可能。レシーバーに保存したデータは、PCなどにも転送できる。加えて、専用アプリケーションを通し、DropboxやEvernoteなどのクラウドストレージ、FacebookなどのSNSを利用したデータ連携と共有にも対応する。本体ペンのサイズは159.4×28.3mm、重さは42g(マーカー挿入時50g)。レシーバーのサイズは201×42×15mm、重さは107g、バッテリー駆動時間は8時間、内蔵メモリは4GB。イレーザーの重さは102g、電源は単3形乾電池×1本、バッテリー駆動時間は約40時間。レシーバー対応範囲は4.8×1.5m。
2015年05月13日ゲッティ イメージズ ジャパンは、写真や映像素材をシームレスに収集、整理、共有し、意見交換することにより制作をスムーズする新機能「ボード」を発表した。同機能と、付随するアプリは無料で利用することができる。「ボード」機能は、Getty Imagesのウェブサイトと最新のGetty Images iOSアプリを使用して、同サイトが保有する写真や映像素材を、シームレスに収集、整理、共有し、その素材について意見交換することができるもの。同機能は顧客調査から得られた知見を基に開発されたもので、これまでの「ライトボックス」機能に取って代わり、シンプルで素早く、直感的な素材の収集と整理を可能にする。また、同機能は、お気に入りの写真を簡単に保存し、一目で比較することができる。また、写真の表示方法が数種類から選べるため、写真や映像素材の評価を簡単に素早く行えるようになっている。また、同僚やクライアントをボードに招待し、写真ごとやボード全体で協働し意見交換するだけでなく、同サイトにサインインしなくても、特定のプロジェクトや制作担当者の関心に沿った写真や動画を閲覧することが可能という。そのほか、最新のGetty Images iOSアプリで同機能を利用することで、移動中も素材の収集や整理を進められる。ボードを内蔵するよう再設計された最新アプリでは、写真を検索したり、人気のクリエイティブやエディトリアル素材のギャラリーを閲覧したり、フォトグラファーを見つけ、フォローすることができる。検索した写真は、EメールやSNS(Getty Imagesの埋め込みツールを利用)、iMessageを通じて、合法的に無料で共有することが可能ということだ。また、アプリやサイト上で更新された情報は即座に同期され、すべてのデバイスとプラットフォームからアクセスすることができる。なお、新アプリは、iPhone 4S、iPad 3以降のデバイス及びiOS8互換性のあるデバイスで利用できる。
2015年04月23日ASUSTeK Computerは17日、2014年9月に発表したX99搭載マザーボード「RAMPAGE V EXTREME」および「X99-DELUXE」に、USB 3.1ポートを2ポート備える拡張カード「USB 3.1 TYPE-A CARD」が付属した新モデルを、国内向けに発表した。いずれも、4月18日から販売を開始する。価格はオープン。店頭予想価格は、「RAMPAGE V EXTREME」にUSB 3.1拡張カードが付属する「RAMPAGE V EXTREME/U3.1」が税込72,000円前後。「X99-DELUXE」にUSB 3.1拡張カードが付属する「X99-DELUXE/U3.1」が税込61,500円前後。○RAMPAGE V EXTREME/U3.12014年9月に発表された上位マザーボード「RAMPAGE V EXTREME」に、USB 3.1ポートを2ポート増設できる拡張カード「USB 3.1 TYPE-A CARD」が付属した製品。独自CPUソケット「OC Socket」を採用するほか、システム内に搭載するファンの回転をBIOSから制御できる「Fan Xpert 3」を備える。また、アナログ部分とデジタル部分を切り分け、ノイズを抑えたオーディオ機能なども搭載する。○X99-DELUXE/U3.1RAMPAGE V EXTREME/U3.1と同じく、2014年9月に発表された「X99-DELUXE」に、拡張カード「USB 3.1 TYPE-A CARD」が付属した製品。主な機能は「RAMPAGE V EXTREME/U3.1」とほぼ同等。○USB 3.1 TYPE-A CARDUSB 3.1 Type-Aを2基搭載する拡張カード。PCI Express x4スロットに対応し、内部接続はPCIe 3.0 x1もしくはPCI Express 2.0 x2。データ転送を最適化させることで転送速度を高速化する独自機能「USB 3.1 Boost」を備える。本体サイズはW79×D74mm(ブラケット部除く)。17日時点で単体発売の予定はない。
2015年04月17日フィギュアスケートの世界選手権が3月末に閉幕し、2014-2015シーズンの主要大会は、残すところ4月16日開幕の国別対抗戦のみとなりました。今シーズンは競技会でのボーカル使用が許可されたこともあり、競技での使用曲はどうなるのかということに注目が集まったと思いますが、みなさんの印象はどうだったでしょうか。今回はオフシーズンで最も重要な「使用曲の決め方」を、私の経験などを中心にお伝えします。○ヒット映画から使用曲を決めるケースが多い以前にオフシーズンは曲を決めることから始まるとお伝えしましたが、今がまさにその時期で、もうすでに来季の使用曲を決めている選手もいることでしょう。使用する曲を探すことは本当に難しく、毎年頭を悩ます選手が多いのではないかと思います。今シーズンの国内大会において、シニアでは「オペラ座の怪人」を、ジュニアでは「ロミオとジュリエット」を使っている選手が多かった印象を持っていますが、同世代で使用曲がかぶってしまうのは珍しいことではなく、私の現役時代もよくありました。昨シーズン(2013-2014シーズン)は、「レ・ミゼラブル」を使用している選手がよく見られましたが、全国的にヒットした映画の使用曲はスケートに使われることが多いです。また、有名な選手が使っていたから「この曲を使いたい」という選手もいます。このように映画やドラマ、また試合観戦などを通じて、知った曲を使うというパターンが一番多い選び方ではないでしょうか。私自身も、現役最後のシーズンで使用した曲(FS: 篤姫)は大河ドラマの影響が大きいです。○コーチや振付師が薦めてくる場合もあるスケーターの中には、感性を養うためにミュージカルやバレエなどの芸術鑑賞に行く人も多く、そこで使用されていた曲を使う選手もいます。今シーズンの村上佳菜子選手は、ショート・フリー共に「オペラ座の怪人」の中の使用曲を用いていましたが、「劇団四季」のミュージカルを見てからずっと使いたかったようです。「リバーダンス」という曲もよく使われていますが、これもアイリッシュ・ダンスを中心とした舞台作品の中で使われている曲です。このように自分自身で勉強のために見た作品の楽曲も、プログラム曲に選ばれることが多いです。また、周囲の意見を参考にして決めるというパターンもあります。振付師の方が、「この選手に合うだろう」と持ってきてくださる場合や、普段指導をしてくださっているコーチが、「この曲が好きだからぜひ滑ってほしい」と希望する場合などです。ソチ五輪シーズンに鈴木明子さんが滑ったショートの曲「愛の賛歌」は、師である長久保裕コーチが好きだった点も選曲決定につながったようです。○自分の演技が映える一曲を選ぶ難しさ先ほど「選手に合う曲」と表現しましたが、「どのような基準で選んでいるのか」と気になる方もいらっしゃるでしょう。実はそのほとんどが「フィーリング」で、これというものがなくお伝えしにくいのが正直なところです。ですが、その曲を聴いたときに「滑ってほしい選手が、その曲で演技している姿が想像できるかどうか」という点が、ポイントになると思います。競技中は、使用している曲を表現しなくてはいけません。ダイナミックなジャンプを跳ぶ選手はそのジャンプに合うような曲を、魅せるのが上手な選手はその表現がより映えるような曲を選ぶでしょう。また、高橋大輔さんのように速くステップが踏める選手は、ステップの足さばきを後押ししてくれるような曲を…というように、選手の得意なエレメンツが一層映えるような曲を選ぶケースが多いのではないかと考えられます。その一方で、伸び盛りのノービス・ジュニアの選手はもちろん、シニアの選手でも自分自身の表現の幅を広げるため、昨季とは全く異なるジャンルの曲を選ぶこともあります。自分の演技を生かしてくれる一曲を、慣れ親しんだジャンルとは別分野から選ぶことの難しさは、皆さんもうっすらと想像できるのではないでしょうか。○苦労して決めた曲をブラッシュアップこのようにオフシーズンにさまざまな苦労を経て使用曲を決めていきますが、実際に振り付けをしてみて、「ジャンプがどうしてもはまらない」「スピンをする時間が足りない」などの問題が出てくることはよくあります。そのような問題を解決し、より良いものができるように何度も何度もブラッシュアップをしていきます。全日本選手権につながる国内予選が始まるまで、残り半年を切りました。選手たちにとっては長いようで短いオフシーズンになるかと思いますが、試行錯誤を重ねてできた良い作品が数多く見られることを楽しみにしたいです。写真と本文は関係ありません○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年04月15日GIGABYTEはこのほど、Intelの最新SSD「Intel SSD 750」シリーズに対するGIGABYTE製マザーボードの対応状況を公開した。「Intel SSD 750」シリーズは、Intelが2日に発表したPCI Express Gen.3 x4接続に対応したデスクトップ向けSSD。SSD向けに開発されたプロトコル「NVM Express 1.0」をサポートし、シーケンシャルリードで最大2,400MB/sという"超"高速の転送速度を特徴とする。GIGABYTE製Intel 9シリーズマザーボードの対応状況として、Intel X99 Express搭載製品はすでにNVM Express対応製品の利用が可能で、「Intel SSD 750」シリーズにも対応する。また、ほかのIntel Z97 Express/Intel H97 Express搭載製品に対しても、NVM Expressに対応した新BIOS(UEFI)が提供されている。
2015年04月06日エムエスアイコンピュータージャパンはこのほど、USB 3.1ポートを備えたIntel X99 Express搭載マザーボード「X99A SLI Krait Edition」を日本国内で発売した。店頭予想価格は税別36,800円前後。MSIが2015年2月に発表した「Z97S SLI KRAIT EDITION」と同様に、白と黒の2色でデザインされたモノトーン仕様のマザーボード。最大転送速度10Gbpsの「USB 3.1 Type-A ポート」を2基搭載する。また、同社独自の「ミリタリークラス 4」に準拠したコンポーネントを採用し、耐久製を高めるほか、回路保護機能「Gurad-Pro」や使われていないチップや機能に対する電源供給をOFFにする「エコセンター」といった機能を搭載する。また、ストレージのインタフェースとして、CPUに直接接続したPCI-Express 3.0x4の帯域を利用する「Turbo M.2」に加え、SATA Expressポートを備える。
2015年03月30日あの浅田真央選手が3度目の女王に、羽生結弦選手が王者に輝いてから早1年。今年も世界最高峰の戦いがやってきました! シーズンのクライマックスとなる今年の世界選手権も、見どころが盛りだくさん! フィギュアファンはもちろん、これまであまりフィギュアスケートを見たことがない人もシーズンラストを飾るこの大会は大注目です。■いつから番組が見られるの? 世界フィギュアスケートの放送が開始されるのは、3月26日午後7時から。女子ショートプログラムからスタートし、27日午後2時からペアフリー・アイスダンスFD、午後7時57分から男子ショートプログラムが行われます。注目の男子フリーは28日午後6時30分からで、生中継なので臨場感溢れる雰囲気を味わうことができるはず! 3月29日はエキシビションが午後7時から始まるので、ショートやフリーとは違った選手達の伸び伸びとした演技を楽しむことができますよ。3月26日から29日の間、フジテレビ系列で4夜連続放送されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。■世界が注目する大会! 見どころは? やはり今大会の注目は、羽生選手です。五輪で金メダルを獲得しましたが、予想外のアクシデントに見舞われるなど、コンディションの面で心配されていました。日本男子史上初となる連覇がかかっているというプレッシャーをどう跳ね除けるのか、というところに注目! また、全日本女王に輝いた宮原知子選手は、世界初お披露目! 今月で17歳になるという彼女にはチャレンジャー精神で立ち向かってもらいたいですね。日本チーム最年長の小塚選手は、現役を引退することも検討していたようですが、今季も現役を続行することを決め、年下の強豪選手たちにどう挑んでいくかが楽しみです。外国人選手で注目されているのは、男子のデニス・テン選手、ハビエル・フェルナンデス選手、マキシム・コフトゥン選手です。女子ではエリザベータ・トゥクタミシュワ選手、ポリーナ・エドムンズ選手、エレーナ・ラジオノワ選手が上位を争うことが予想されているようです。■選手達のムービーをチェック! 選手達が今大会にどのような思い入れがあるのかなどを、ムービーでチェックすることができます。羽生選手を含む先週のインタビューは 番組サイト からチェックして。世界フィギュアスケート2015を閲覧する前に、ムービーを見ることで、今大会の見方も変わってくるかも? どの選手が活躍するか、表彰台の顔ぶれはどうなるか…。氷上の大決選を要チェック!
2015年03月26日米Microsoftは17日(現地時間)、次期OS「Windows 10」にて、Qualcomm製の開発ボード「DragonBoard 410c」をサポートすることを明らかにした。同社は、Windows 10のローンチ時には、小型IoTデバイス向けの新しいWindowsが無償で登場するとしている。米Microsoftは、2015年2月に英Raspberry Pi Foundationが提供する小型ボードPC「Raspberry Pi 2 Model B」をのサポートを明らかにしている。この際、「Windows Developer Program for IoT」を通じてRaspberry Pi 2互換のWindows 10を無償提供すると告知しており、今回の「DragonBoard 410c」向けのWindowsも近い形で提供されることが予想される。「DragonBoard 410c」自体は、Windows 10と同じ2015年夏の提供が予定されている。同製品はSnapdragon 410をベースにした開発ボードで、クレジットカード大の小型基板だ。CPUには4コアのARM Cortex A53(Adreno 306グラフィックス)を搭載。また、通信機能にIEEE802.11b/g/nやBluetooth、GPSなどを備えるほか、HDMI×1、microUSB 2.0×1、USB 2.0×2、microSDカードスロットといった端子を搭載している。
2015年03月18日GIGABYTEは9日、チップセットにIntel X99 Expressを搭載したハイエンドマザーボード「X99 Champion」シリーズのラインナップに、「GA-X99-Gaming 5P」「GA-X99-UD4P」「GA-X99-UD3P3」を追加したと発表した。日本国内での発売時期や価格については未定だという。2015年1月に発表されたオーバークロック向けモデル「X99-SOC Champion」に搭載された機能や技術を、ゲーミングモデルやスタンダードモデルに拡張。電源回路に第4世代のデジタルPWMコントローラと、第3世代PowIRstageコントローラを含む、International Rectifierのデジタル回路設計を採用し、CPUの性能を最大限引き出すという。加えて、最新のIsense技術により、CPUの負荷電流を正確に測定することで、PowIRstage間の負荷分散を適正化し、熱負荷を下げ、長寿命と信頼性の向上を実現するとしている。また、サーバグレードのチョークコンデンサや長寿命・高耐久のブラックコンデンサのほか、CPUソケットやPCIeスロット、DIMMスロットにスタンダードモデルの6倍にもなる30μmの金メッキ設計を採用する。このほか、サウンド面では、左右のオーディオチャンネルを分離することでチャンネル間の混信を防ぐ独立構造に加え、「GA-X99-Gaming 5P」では、専用のオーディオプロセッサ、そのほかはRealtek ALC1150オーディオコーデックを搭載する。○GA-X99-UD4P
2015年03月09日GIGABYTEはこのほど、同社製マザーボードを使用したオンラインでのオーバークロック大会「GIGABYTE Z97 - X99 BIG XTU Challenge」をHWBOT.orgにて開催すると発表した。開催期間は2015年3月1日から4月29日23時59分(UTC +8)まで。大会は4つのラウンドに別れて行われ、それぞれ使用する機材も異なる。ラウンドごとに設定された10個のIntel XTUスコアを目指してチャレンジを行うが、事前にある程度の範囲が公開されるだけで、目標となるスコア自体はスコアの集計が締め切られるまで公開されない。各ラウンドの使用機材とスコア提出期間は以下の通り。ラウンド1: XTU – Z97マザーボード– 2コアCPU(提出期間:3月1日から3月30日)ラウンド2: XTU – Z99マザーボード– 6コアCPU(提出期間:3月31日から4月29日)ラウンド3: XTU – X97マザーボード– 4コアCPU(提出期間:3月1日から3月30日)ラウンド4: XTU – X99マザーボード– 8コアCPU(提出期間:3月31日から4月29日)(※2015/03/04 日本ギガバイトから機材とスケジュールの訂正がはいったため、本文を修正しました)参加者は事前に公開されるスコアの範囲内でできるだけ多くのスコアを提出し、各ラウンドでポイントを一番多く獲得した参加者が賞金1,000ドルを得る。また、各ラウンドの参加者から抽選で4名にGIGABYTE製マザーボード「X99-SOC Champion」をプレゼントするほか、全ラウンドを通じて最高のスコアを記録した参加者を「Computex 2015」ツアーに招待する。このほか、大会の詳細なルールなどはGIGABYTEのWebサイトやHWBOT.orgを参照してほしい。
2015年03月02日ロッテは2月28日、愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナ・アイスリンクにて「LOTTE フィギュアスケート教室」を開催。同教室には、フィギュアスケート・浅田真央選手とその姉・浅田舞さんがコーチとして参加した。同教室には、ロッテのキャンペーンに応募した人の中から選ばれた小学生約100名が参加。初めてスケートに挑戦するという子どもたちも多い中、浅田姉妹はにこやかに子どもたちと対話してその緊張をほぐそうとした。ストレッチを終えると、真央選手がY字スピンやビールマンスピンを披露。「皆も一度は見たことある技じゃないかな」と真央選手が話すと、「じゃあ今日は皆、これに挑戦しようか! 」と舞さんがすぐに合いの手を入れるなど、姉妹ならでは「あうんの呼吸」で、皆を盛り上げた。小学生低学年の子どもたちの手を取ってあげたり、肩を支えながら指導したりと、"生徒"たちとの触れ合いを楽しみながらレッスンを行う浅田姉妹。レッスンの途中、真央選手がある女の子に「もう少しだけ頑張れる? 最後だから頑張ろう! 」と、最後までやり抜きとおすよう、励ましの声をかけるシーンもあった。スケート教室を終えた姉妹は、「初めて滑る子も多かったんですけど、みんな成長するのが早くて、いろんな技を教えるのが楽しかったです」(真央選手)、「子供たちが楽しそうにスケートしている姿が、本当に私たち自身すごくうれしくて楽しい時間でした」と共に充実の表情。レッスンの出来栄えを問われると、2人とも「100点」と声をそろえ、今回が初めてという「浅田姉妹でのスケート教室」に大満足の様子だった。今後も、このような姉妹でのスケート教室は見られるのだろうか。舞さんは「最近ちょっとずつやり始めてすごい楽しいので、これからもこういう機会があればうれしいなって思います」。真央選手は「自分がそんなに今までスケート教室とかやったことがなく、最近やり始めたのでまだわかんないですね」と前置きしつつも、「子供が好きなのですごいいつも楽しみです」と、スケート教室開催自体には前向きな発言。さらなる姉妹のコラボレーション教室開催に含みをもたせた。真央選手は現在休養中でその去就に注目が集まっているが、今後については「方向性がちゃんとしっかりしたら、目標もしっかり持ってやっていくと思いますが、今はどの方向に行くかをしっかり考えていきたいなと思っています」と述べるにとどめた。
2015年03月02日エムスアイコンピュータジャパンは13日、Intel Z97 Expressチップセットを搭載した高耐久マザーボード「Z97S SLI KRAIT EDITION」を発表した。2月13日より発売する。店頭予想価格(税別)は16,980円前後。白と黒の2色でまとめられたIntel Z97 Expressチップセット搭載マザーボード。SLIに対応し、2枚のグラフィックカードの間にすき間を空けることで最適なエアフローを構築できる。回路保護 / 湿気保護 / 高温保護 / 静電気保護 / 電磁干渉保護からなる「Gurd-Pro」を実装。故障からマザーボードを保護する。
2015年02月13日エムエスアイコンピュータージャパンはこのほど、チップセットにIntel Z97 Expressを搭載したゲーム向けMini-ITXマザーボード「Z97I GAMING ACK」を発売した。店頭予想価格は税別24,980円前後。「Z97I GAMING ACK」は、2014年5月に発表したゲーミングマザーボード「Z97I GAMING AC」のマイナーチェンジモデル。Wi-FiモジュールをKiller Wi-Fi対応に変更したほか、基板の裏側にM.2スロットを追加した。MSI独自の品質基準である「ミリタリークラス4」に準拠したコンポーネントを採用。加えてハードウェアの故障からマザーボードを保護する機能である「GUARD PRO」や、ヘッドホンのサウンド環境を改善する「Sound Blaster Cinema 2」、USB DAC向けなどの安定した5V電源を供給する「USBオーディオパワー」といった機能を備える。このほか、MSI製のマザーボードとグラフィックスカードを組み合わせてクロックなどを調節する「GamimgApp」、端子内部の金メッキを厚くすることで耐久性を高めた「ゲーミングデバイスポート」を搭載する。
2015年01月19日アユートは25日、米Supermicro Computer製となるコンシューマ向けマザーボードの取り扱いを発表した。まずゲーム用Micro ATXマザーボード「C7Z97-M」を2015年1月9日から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は24,480円前後。直販サイト「秋葉原e市場」にて予約を受け付けている。C7Z97-Mは、6層基板を採用するLGA1150対応のマイクロATXマザーボード。サーバークオリティの「TU-662」や「NP175」などの部材を使用。X5R/X7Rクラスのセラミックチップコンデンサ、デジタルPWM、フェライトコアなど、トップグレードのパーツにより安定した動作を引き出す。また、購入者を対象にSupermicroオリジナルUSBメモリをプレゼントする店頭キャンペーンも開催される。
2014年12月26日CFD販売は24日、GIGABYTE製マザーボードの新モデルとして、チップセットにAMD 760Gを搭載したマイクロATXマザーボード「GA-78LMT-USB3 REV6.X」を発表した。12月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別7,480円前後。GIGABYTE独自の品質基準「Ultra Durable」に準拠。低発熱で効率的な運用を考慮してコンポーネントを採用している。湿気をはじく効果のある新開繊クロス方式をPCB基盤や、抗サージ特性のあるIC、静電気放電に強いマイクロチップなどを搭載し、湿度や静電気、熱による基板の影響を抑える。また、ニチコン製オーディオ用コンデンサに加え、アナログおよびデジタル回路を分離して電磁妨害(EMI)を抑制するハードウェア設計など、オーディオ面も重視する。
2014年12月24日女子フィギュアスケート選手で休養中の浅田真央が12月18日(木)、東京都内で自身プロデュースの「クリスマス・チョコツリー」点灯式に出席。1年間の競技生活休養を発表してから約7か月経った現在の赤裸々な思いを語った。今年5月の休養発表会見で進退を尋ねられて答えた「ハーフハーフ」が新語・流行語大賞にノミネートされたが、浅田さんは「会見の時は、やるか分からないという意味を込めて『ハーフハーフ』と言ったけれど、それから数か月経って練習中のジャンプの調子も上がってきて…より一層『ハーフハーフ』の気持ちが強くなった」と当時に比べてより進退を意識している様子。それでも、スケートに対する思いを聞かれると「オリンピックが終わってからは続けていきたいという気持ちがなかったけれど、数か月経ってみて、スケートが好きだし、スケートと共に成長してきた私なので、共に歩んでいこうと思っています」と心境の変化を明かした。また休養後初のクリスマスを迎える浅田さんは「予定は特に決まってないです。何もないです」と笑顔を浮かべながら、「毎年この時期に試合があるので気持ち的に試合モードだけれど、今年は試合に出ないということでリラックスした気持ちですね」と新鮮な面持ち。ただ12月21日(日)からは「クリスマス・オン・アイス2014」への出演も予定されていることから「ショーには出演するので、今年も滑るんだという気持ちです」と話していた。浅田さんプロデュースのチョコ・ツリーは、品川プリンスホテルにて12月25日(木)まで展示される。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日TNZQおよびTWOTONEは、ボードゲーム「リバーシ」を新たな視点でリ・デザインした製品「TWOTONE」を発表した。発売時期は2015年3月を予定。販売経路は公式Webサイトほか、Webおよび店頭。価格は各12万8,000円(税別)。「TWOTONE」は、通常グリーンの盤面と白黒のピースという組み合わせのリバーシを、配色、素材全てにおいて一から見直し、デザインアイテムとしても高い完成度のプロダクトに仕上げたもの。同社のデザインプロジェクト「SENS」第一弾プロダクトとしてリ・デザインされた。同製品の素材はピース・盤面ともに純度の高いアクリル。盤面はアクリルの美しさを実感できる透明をベースに仕上げ、罫線で区切るのではなく8×8の64のポイントを配置。ポイントの上にピースを置いてゲームを進める。ピース自体では一般的な白黒の配色ではなく、ブルー/ピンク、ブラック/ダークグレー、ホワイト/クリアの3パターン。ゲームをしていない時も、インテリアアイテムとしてディスプレイしたくなるデザインとなるよう仕上げたという。また、同製品が開発された背景としては、「娘とものすごくカラフルなリバーシをしている夢を見た」というプロデューサーの話から「TWOTONE」の開発がスタートしたということだ。「白黒つけるだけが勝負ではなく、様々なカラーの違い、微妙なニュアンスの違いを楽しみながら生きて行くほうが楽しい」というメッセージがこめられている。
2014年12月09日クリント・イーストウッド監督が、伝説のスナイパーの真実とその半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』(2015年2月21日公開)で、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞を受賞したことがこのほど、明らかになった。『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝くクリント・イーストウッド監督。このたび、最新作『アメリカン・スナイパー』で、第87回アカデミー賞の前哨戦、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞にて監督賞に輝いた。監督賞受賞は、『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)に次ぐ2度目となる。また、2014年のトップ10(作品賞除く)にも選出された。本作は、13週に渡りニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位を獲得した、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝を映画化した作品。クリス・カイルは、2003年にイラク戦争が始まってから4回にわたり遠征し、常人離れした狙撃技術で、公式記録としては米国史上最多数の160人を射殺したとされている。クリス・カイルを演じるブラッドリー・クーパーは、本作では自らプロデューサーとして映画化権を獲得し、過酷なトレーニングと食事制限を敢行。徐々に心をむしばんでいく主人公の感情を繊細にリアルに演じきった。そして、カイルの最愛の妻を『GIジョー』のシエナ・ミラーが演じる。「『ミリオンダラー・ベイビー』以来のイーストウッド最高傑作」と米誌が称賛している本作は、第87回アカデミー賞において、多くの部門でのノミネートが期待されているが、現地時間2015年2月22日に発表される授賞式の前日が日本公開日となる。また、2014年12月12日(現地時間12月11日)には、ゴールデン・グローブ賞のノミネーション発表も控えている。(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., WV FILMS IV LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC-U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA.(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC-ALL OTHER TERRITORIES.
2014年12月04日ナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀作品に『A Most Violent Year(原題)』が選ばれた。犯罪に満ちた1981年のニューヨークを舞台にしたダークなドラマで、同作品に出演するオスカー・アイザックとジェシカ・チャステインも、それぞれ主演男優賞、助演女優賞を受賞した。主演男優賞では、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンも同時受賞している。その他の情報主演女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、助演男優賞は『バードマン・・・』のエドワード・ノートン、監督賞は『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド。アニメ賞は『ヒックとドラゴン2』、」外国語映画部門にはアルゼンチンの『Wild Tales(原題)』が輝いている。文:猿渡由紀
2014年12月04日マスタードシードは1日、ASRock製マザーボードの新モデルとして、Intel Pentium J2900(開発コード名: Bay Trail-D)をオンボードで搭載したMini-ITXマザーボード「Q2900-ITX」を発表した。5日に発売し、店頭予想価格は税別14,500円。湿度に強い高密度ガラス繊維PCBを採用し、高い安定性や耐久性を備えるほか、ASRockの保護技術「FULL SPIKE PROTECTION」により、サージや雷、静電気放電からマザーボードを保護する。また、特製の大型パッシブヒートシンクの搭載でファンレス運用が可能となっている。このほか、Bay Trail-Dは、通常1.35Vの低電圧DDR3Lメモリモジュールのみをサポートするが、「Q2900-ITX」では標準的な1.5VのDDR3 SO-DIMMを利用することができる。
2014年12月02日世界中で人気上昇中のアクション・スポーツ・エンターテイメントで、FMX(フリースタイルモトクロス)やBMX(自転車)、スケートボードなどを使ったスリル満点のパフォーマンスが見られる「ナイトロ・サーカス ライブ」が、2015年春に日本初上陸する。同イベントの開催に先駆けて、11月24日、フジテレビ前広場でFMXによるパフォーマンスライブが行われ、ステージを取り囲んだ観衆を興奮させた。ナイトロ・サーカス ライブ チケット情報「ナイトロ・サーカス」は、世界的に有名なプロライダー、トラヴィス・パストラーナが率いるメンバーたちが、危険なスタントに挑むアメリカMTVで人気の番組。本公演は、彼らが生のパフォーマンスを披露するスタントショーとして2010年にワールドツアーをスタートし、これまでに17か国63都市で150万人以上の観客を熱狂させた。日本公演には、世界的に有名なプロライダー、トラヴィス・パストラーナをはじめ、多くの海外トップライダーが出演する。この日のパフォーマンスライブには、同イベントに出演するFMXの日本人ライダー鈴木大助、渡辺元樹が登場。彼らを含む7名のライダーが、次々とバイクでジャンプ台を駆け抜け、10メートル以上もある空中で様々なパフォーマンスを行った。バイクに乗ったまま一回転する者がいれば、ハンドルだけを握り体を反らせたり、体をバイクと並行にして完全に手を離したり、バイク自体を横にひねったりとドキドキの連続。最後は、7台のバイクが間を置かず連続でパフォーマンスを披露し、観る者を驚かせた。バイクが飛ぶたびに観衆からはどよめきが起こり、そのスピードとスリルと演技の見事さに大盛況となった。日本人ライダーのふたりは、「超一流のライダーが集まるイベントなので観て損はない。そこで走れるので、すごく楽しみです」(鈴木)、「メンバーに選ばれたのは奇跡。FMXだけじゃなく、自転車や車いす、キックボードで飛ぶ姿は魅力的。国内でなかなか観られないのでぜひ観ていただきたい」(渡辺)と見どころを語った。スペシャルサポーターに就任したE-girlsのAyaは、「パフォーマンスを観て大興奮。日本を熱狂の渦に巻き込んでくれるのは間違いない。私たちも盛り上げていきたいと思います!」とPRした。「ナイトロ・サーカス ライブ」は、2015年2月28日(土)・3月1日(日)京セラドーム大阪(大阪府)、3月7日(土)・8日(日)東京ドーム(東京都)で開催。チケット発売中。
2014年11月28日Alteraは11月25日(現地時間)、欧州の安全関連電子システムの大手企業であるNewTecを通じて、機能安全開発ボードとFPGAリファレンスデザインを提供すると発表した。今回発表のボードとリファレンスデザインは、AleteraのTUV Rheinland認証FPGA、ツール、およびIPを統合しているため、ユーザーは認証を前提としたFPGAベースシステムの設計を行って、開発期間を短縮できるようになる。また、機能安全データパッケージには、包括的なデバイスサポート、機能安全システム設計のために強化されたソフトウェアデザインフローおよびIPが含まれており、FPGA「Cyclone」を使用する設計全体にわたり、リスクを低減し、コスト効率良く、安全重視システムの要件を満たすことが可能になる。さらに、機能安全ボードとリファレンスデザインは、SIL 3(Safety Integrity Level 3)までのIEC 61508認証を取得している。機能安全は、入力に対応した正確な動作を必要とするシステム全体の安全の一部として定義されており、消費者の製品に対する信頼性において、重要な役割を担っている。そして、IEC 61508認証は、電気、電子、あるいはプログラマブル電子システムにおいて、システムもしくは機器の一部が、ある条件下で障害を起こしうる可能性に基づいて評価された業界標準の安全指針に準拠する安全機能を実行できることを保証する。なお、機能安全ボードとリファレンスデザインは、現在、NewTecより評価用に提供されている。
2014年11月28日日本ギガバイトは19日、チップセットにIntel X99 Expressを搭載したマイクロATXサイズのマザーボード「X99M-Gaming 5」を発表した。11月末の発売を予定し、店頭予想価格は35,000円前後。GIGABYTE製のIntel X99搭載マザーボードでは、第4世代のデジタルPWMコントローラと第3世代のPowIRstageコントローラを含むデジタル電源回路を採用。CPUの負荷電流を性格に測定することで、IC間の負荷分散を適正化し、熱負荷を抑える。また、チョークコイルにCooper Bussmann製のサーバ向け製品を採用することで、耐久性や高効率の電源供給を実現するという。GIGABYTE製ゲーミングモデルではおなじみのニチコン製オーディオコンデンサや、AMP-UP オーディオ技術、自分でオペアンプが可能なソケットなど、豊富なオーディオ機能を備える。
2014年11月19日CFD販売は18日、GIGABYTE製マザーボードの新モデルとして、Intel Celeron J1900をオンボードで搭載したMini-ITXモデル「GA-J1900N-D2H」を発表した。11月中旬から下旬の出荷を予定し、店頭予想価格は税別8,480円。新開繊クロス方式によるPCB基盤や、抗サージ特性のあるIC、静電気放電に対する抵抗が高いICで湿気やサージ、静電気からPCを保護する。また、USB 3.0ポートとLANポートには専用の保護機構を設け、高い静電気放電に備える。
2014年11月18日米AMDはこのほど、同社の組み込み向けSoC「AMD Embedded Gシリーズ」が、非営利の開発ボード・コミュニティーであるGizmoSphereが提供する新型マザーボード「Gizmo 2」に採用されたと発表した。Gizmo 2は、GizmosphereおよびElement14といったコミュニティを通じて199米ドルにて販売する。Gizmo 2は、組み込みエンジニアや熱心な自作PCユーザー向けの開発ボード。約10cm四方の小型フォームファクタで、TDPは9W。組み込み用途では、デジタルサイネージやキオスク端末など、自作PCではエントリークラスのオンボードマザーボードのポジションをターゲットとする。SoCにはAMD Embedded Gシリーズの「AMD GX-210HA」を採用する。CPUはデュアルコアで動作クロックは1GHz、GPUに300MHz駆動のRadeon 8000シリーズを統合する。メモリはDDR3-1600 1GB。インタフェースとして、ギガビット対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、mSATA/mini PCIe×1、microSDカードスロット×1などを備える。対応OSはLinux、RTOS、Windows Embedded 7 / 8。
2014年11月16日アールエスコンポーネンツは、米Adapteva製となる名刺サイズの小型スーパーコンピューターボード「Parallella board」(パラレラ ボード)の取り扱いを開始した。オンラインストア「RSオンライン」にて販売している。3モデルを用意し、税別価格はサーバー版が13,500円、デスクトップコンピューター版が16,600円、組み込み版が26,700円。各モデルの主な違いは、実装しているインタフェース類。Parallellaは、16個の演算コアで並列処理プログラミングが行える小型スーパーコンピュータボード。制御用SoCのXilinx製「Zynq Z7000」シリーズ(デュアルコアARMとFPGAを内蔵)、および演算用アクセラレータ「Epiphany III 16 core」の2チップを、名刺サイズ基板に搭載。安価でコンパクトながら、UbuntuなどのLinux OSを通じて、高速な並列処理プログラミングを行える。複数のボードを連結拡張し、より高速な並列処理アプリケーションを実現することも可能。デスクトップコンピューター版は、メモリにDDR3 SDRAM 1GB、ストレージにSPIフラッシュメモリ(128MBクワッド)を搭載し、Gigabit Ethernet対応有線LANソケット、Micro HDMIポート、microSDカードスロット、micro USB 2.0ホストポートなどを備える。本サイズは3.4×2.1インチ。
2014年11月10日