『アクアマン』の監督としても知られ、『死霊館』シリーズを世に贈り出したホラーの天才ジェームズ・ワンが製作を手掛ける『ラ・ヨローナ ~泣く女~』がまもなく公開。本作には、近年のホラーブームには欠かせない、もう1人の男ゲーリー・ドーベルマンも名を連ねている。近年、映画ファンはもちろん、アトラクション感覚で劇場に足を運ぶ人が増えている“ホラー映画”。そんなホラー映画界にはマスター・オブ・ホラー、ジェームズ・ワンをはじめ有名な監督、プロデューサーが多数存在する。本作『ラ・ヨローナ ~泣く女~』でジェームズと共に製作に名を連ねるゲイリー・ドーベルマンもまた、昨今のホラー映画には欠かせない存在。実は多数のヒット作の影にこの男あり! なのだ。まず、2017年に公開され、2000年以降のホラージャンルとしては史上最大のヒットを記録した、スティーヴン・キング原作の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』では脚本を担当。そして今年9月6日に全米公開される続編『IT:Chapter Two』(原題)でも脚本を担当している。続いて、昨年9月に日本で公開された、『死霊館』シリーズの最新作にしてシリーズの前日譚が描かれた『死霊館のシスター』では、原案から製作総指揮、脚本まで手掛けている。そして、『死霊館』ユニバースにして、実在する恐怖の人形“アナベル”とその周りで巻き起こる数々の恐怖を描いた『アナベル』シリーズでは、1作目の『アナベル 死霊館の人形』、2作目『アナベル 死霊人形の誕生』両作品とも脚本を担当。また、9月20日に公開となる最新作『アナベル 死霊博物館』では脚本のほかに、自身初となる監督を務めている。そんなゲイリーとジェームズによって見いだされ、多大な期待を寄せられているのが本作の監督、新鋭マイケル・チャベスだ。ゲイリーはチャベスに対して、「彼が作った短編映画『ザ・メイデン』にはみんな本当に驚いていたよ。確かな技術を持った手によって作られた映画だと思ったし、CGではない実際の効果やカメラの動きのわずかな部分で恐怖を作り上げていた。映画の雰囲気から、私たちと同じ映画が好きな人が作ったはずだと推測していたんだが、その推測は正しかったね」と、絶大な評価を贈っている。今回は特別に、今年4月4日アメリカ・ラスベガスにて開催された「SXSW」にて激写された『ラ・ヨローナ ~泣く女~』製作陣の貴重なショットを公開!ゲイリー(右端)、ジェームズ(右から2番目)、マイケル・チャベス(右から3番目)と、ホラーを知り尽くしたクリエイターたちがタッグを組んで製作された本作。長蛇の列に並ぶアトラクションよりも絶叫体験が味わえるだけに、劇場で観なきゃ損をする1本といえそうだ。『ラ・ヨローナ ~泣く女~』は5月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ヨローナ~泣く女~ 2019年5月10日より全国にて公開© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.アナベル 死霊博物館 2019年9月20日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2019年05月02日実写版ディズニー映画『ライオン・キング』全編に合わせてフルオーケストラが生演奏するコンサート「『ライオン・キング』ライブ・オーケストラ」が、2019年8月に東京・名古屋・大阪で開催される。8月9日(金)に日本公開を予定している映画『ライオン・キング』が、公開から1ヶ月を待たずにライブ・オーケストラに登場。大スクリーンに映し出される映画全編を、約80名で構成されるフルオーケストラの生演奏と共に鑑賞するという、新たな映画体験が楽しめる。指揮は「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』in コンサート 2019」など多くのライブ・オーケストラ公演でタクトを振るニコラス・バック、演奏はTHE ORCHESTRA JAPAN(東京)、関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪)、セントラル愛知交響楽団(名古屋)の3楽団が都市ごとに演奏を担当する。劇場公開中のディズニー映画がこのような形で上映されるのは、『美女と野獣』に続く2回目。不朽の名曲の数々と共に愛される『ライオン・キング』が実写もアニメも超えた“超実写版”としてスクリーンに蘇る本作、是非オーケストラによる贅沢な生演奏と共に鑑賞してみてはいかがだろう。【開催概要】「『ライオン・キング』ライブ・オーケストラ」・東京開催日:2019年8月22日(木)〜25(日)時間:8月22日(木) 19:00、8月23日(金)14:00/19:00、8月24日(土) 12:00/17:00、8月25(日) 12:00会場:Bunkamura オーチャードホール 全6公演・大阪開催日:2019年8月27日(火)時間:19:00 開演(18:00 開場)会場:フェスティバルホール・名古屋開催日:2019年8月29日(木)時間:19:00 開演(18:15 開場)会場:センチュリーホールチケット発売日:4月24日(水)12:00~チケット料金:・東京 S席12,500円/A席9,500円/B席4,500円・大阪 S席11,000円/A席8,000円/B席4,000円/BOX席15,000円・名古屋 S席11,000円/A席8,000円/B席4,000円※3歳以下の入場は不可。膝上鑑賞不可。1人1枚チケットが必要。※価格は全て税込。字幕版上映/作曲:ハンス・ジマー指揮:ニコラス・バック管弦楽:THE ORCHESTRA JAPAN(東京)/関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪)/セントラル愛知交響楽団(名古屋)Presentation licensed by Disney Concerts. ©Disney【問い合わせ先】・東京キョードー東京TEL:0570-550-799(オペレータ受付時間 平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)・大阪キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(全日 10:00〜18:00)・名古屋中京テレビ事業TEL:052-588-4477 (平日 10:00〜17:00 / 土日祝休業)
2019年04月26日スティーヴン・キングが1975年に発表した「呪われた町」が『Salem’s Lot』(原題)として映画化される。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。製作は『ソウ』、『アクアマン』の監督を務めたジェームズ・ワン、脚本は『IT/イット “それ”が見えたら終わり。』シリーズのゲイリー・ドーバーマン。ドーバーマンは製作総指揮も担当する。監督はまだ決まっていない。ワンとドーバーマンは、人気の『アナベル』シリーズや『ラ・ヨローナ~泣く女~』などでたびたびタッグを組んできた仲。特にアメリカで4月19日に封切られた『ラ・ヨローナ~泣く女~』は、23日(現地時間)で製作費約10億円(900万ドル)に対しすでに世界興行収入約66億円(5860万ドル)の大ヒットとなっている。日本では5月10日に公開される。キングの「呪われた町」は、セイラムズ・ロットという町の廃洋館についての物語を書くために町に舞い戻ったある作家の物語で、いわゆる「吸血鬼モノ」。これまでに劇場公開用に映画化されたことはないが、1979年にテレビ映画化、2004年にミニシリーズとしてドラマ化された。(Hiromi Kaku)■関連作品:IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017年11月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年04月24日世界最高峰の“キング・オブ・エンターテインメント”がさらなる進化を遂げ、“超実写版”映像となって登場する映画『ライオン・キング』。この度、“未来の王”シンバが歩む壮大な冒険の始まりを予感させる日本版ポスターが解禁となった。先日、全世界同時公開となった予告映像では、壮大なサバンナを舞台にムファサやナラ、プンヴァとティモンのお馴染みのコンビといった、主人公シンバを取り囲む個性豊かなキャラクターたちがついに登場。“超実写版”が叶えた臨場感溢れるサバンナの景色と、手を伸ばせば触れられそうなリアルな毛並み感や動物たちの活き活きとした表情に「もうホンモノじゃん!」「全てがリアルすぎる」「このリアルな世界を作ることのできる時代に生まれてこれてよかった」など、絶賛の声が続々。たった2分ほどの映像に詰め込まれた、かつて誰も見たことのない“圧巻のスケール”には驚きと感動の声が飛び交い、アニメーションも実写も超えた新時代の映像体験“超実写版の世界”が大きな注目を集めている。“未来の王”シンバが歩む壮大な冒険とは――日本版ポスターが解禁そして今回公開となったポスターには、広大なサバンナの朝焼けに照らされた<プライドロック>の頂上に“未来の王”シンバと父ムファサの姿が描かれている。夜明けと日没を繰り返し、生命が脈々と受け継がれていくかのような親子の姿と、『ライオン・キング』の重要なテーマでもある、“生と死を繰り返して世代が受け継がれること”を表すサークル・オブ・ライフ<生命の環>を象徴するかような朝焼けだ。オレンジ色に光り輝くサバンナの大地をバックに、幼きシンバが佇み前を見すえるビジュアルは、これから始まる壮大な冒険を期待させる。さらに“超実写版”『ライオン・キング』では、<サークル・オブ・ライフ>には新たなメッセージが込められていると監督のジョン・ファヴローは語る。世代を受け継ぐという意味だけでなく、私たちが生きるこの社会においても、お互いの繋がりの中で、それぞれが果たすべき役割、この世界において自分が生きる意味など、人生を生きる上で“大切なこと”に気づかせてくれるというのだ。ファヴロー監督が描く新時代の『ライオン・キング』は、いまだかつて私たちが体験したことのない心をふるわせる光景を観せてくれるにちがいない。珠玉の音楽を“生演奏”で楽しめるライブ・オーケストラの公演も決定また、本作公開を記念して、映画全編の珠玉の音楽を“生演奏”で楽しめるライブ・オーケストラ(通称「シネオケ」)の公演も決定。巨大なスクリーンに映し出される映像と合わせて、劇中の音楽をオーケストラが生演奏する新しい映画上映形式「シネオケ」は、最新作で描かれる圧巻の映像美を堪能できるだけではなく、本作を彩る数々の珠玉のミュージックナンバーに生で触れられる貴重な機会。併せてチェックしてみて。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月23日“キング・オブ・エンターテインメント”の“超実写版”『ライオン・キング』の最新US版予告映像が解禁となった。アニメーションからミュージカルまで、“キング・オブ・エンターテインメント”として親しまれている、雄大なアフリカの大地を舞台にした子ライオンの成長物語を実写映画化した本作。「アイアンマン」シリーズの大ヒット・メーカーにして、『ジャングル・ブック』の実写版を手がけたジョン・ファヴロー監督が、実写もアニメーションも超えた新たな映像体験を生み出した。今回解禁されたUS版映像には、まるで本物かと見間違うかのような雄大なアフリカの風景のもと、もふもふの可愛いシンバが大地に躍動し、成長していく姿はもちろん、ナラやザズー、そしてプンヴァやティモンといったお馴染みのキャラクターが“超実写版”の新たなキャラクターとなって登場。シンバが水辺でナラと出会うシーンなどアニメーションの名シーンの再現度も、早くも注目の的となっている。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月10日4月19日(金)からスタートする映画『キングダム』の公開に先立ち、撮影現場に密着したドキュメント写真集「映画 キングダム 写真集 -THE MAKING-」が発売。この度、発売に先駆けて、オフショットを含む写真が到着した。今回の写真集は、中国・象山影視城での大規模ロケなど撮影の裏側を、スチール写真とインタビューでクローズアップ、戦災孤児で天下の大将軍を目指す信を演じる主演の山崎賢人をはじめ、吉沢亮、橋本環奈、長澤まさみ、大沢たかおら豪華キャストの姿を収めたドキュメント写真集。スチール写真は、戦場カメラマンの経験を持つ菊池修が撮影。迫力に満ちたアングルで捉えた写真からは、キャスト・スタッフたちの奮闘ぶりがリアルに伝わってくる。また、インタビューページでは脚本にも大きく関わった原作者・原泰久と山崎さんとの対談、山崎さん、吉沢さん、橋本さんの鼎談を収録したほか、原氏の直筆メッセージイラストやキャストに向けて描き下ろした色紙の一部も特別に掲載されている。そんなファン必見の写真集から、今回魅力的なカットの一部が公開。顔に傷を負った信をはじめ、吉沢さん扮するえい政、不思議な蓑を身に纏い、信・えい政と行動を共にする河了貂(橋本さん)。さらに、信と漂(吉沢さんが二役を演じる)が肩を組んだ仲良しオフショットや、象山影視城の巨大なオープンセットで撮影中の山崎さんと橋本さんの写真も到着。そして、王宮で元将軍・左慈との死闘を繰り広げる信の姿を収めたものも公開された。「映画 キングダム 写真集 -THE MAKING-」は4月12日(金)発売。映画『キングダム』は4月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キングダム 2019年4月19日より全国東宝系にて公開Ⓒ原泰久/集英社Ⓒ2019 映画「キングダム」製作委員会
2019年04月04日俳優の山崎賢人が30日、東京・恵比寿ガーデンプレイス シャトー広場で行われた映画『キングダム』(4月19日公開)の、三菱UFJ×映画「キングダム」プロジェクションマッピングに登場した。同作は原泰久による、累計発行部数3,300万部以上の人気コミックスを実写化。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎賢人)と、後の始皇帝となる嬴政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。昨年4月から大規模な中国ロケが行われた。今回は、山崎が同行のCMキャラクターを務めるためにコラボが決定。30日の18時30分〜20時、31日の18時〜20時という期間限定で、限定プロジェクションマッピングが実施される。スタートボタンを押し、ジョエル・ロブションの壁面に映像が映し出される様を見た山崎は「いやあ、すごかったです。感動ですね。言葉にするとうそっぽくなりそう。いやでも本当に、迫力。すごいです。やばいです」と、言葉を失った様子。「映画館のスクリーンで見るものとはまた違うかたちで、すごいなあと思いました。感動です」と語った。"夢"をテーマにした映像だったために、自身の夢について聞かれた山崎は「『キングダム』は、夢の力強さや、大切さを改めて本当に大事だと思えた作品です。だから今は、みんなで思いを込めて撮った『キングダム』をたくさんの人に観てもらいたいというのが夢」と明かす。さらに「僕自身は、信をもっと生きたいというのも夢」と続編にも意欲を示し、「僕も俳優という仕事をやらせてもらってて、いいお芝居したいとか、すごい役者になりたいといった、ざっくりとした目標があったんですけど、目の前にある仕事を大事にしていく中で、『キングダム』という作品をやらせてもらえた」「今後も目の前のことをがんばっていって、いろいろな夢に出会いたいなというのが、夢です」と熱い思いを表した。
2019年03月30日映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が、2019年11月1日(金)に公開される。ホラー映画史上最大のヒットを記録した『IT/イット』続編本作は、ホラー小説の金字塔であるスティーヴン・キングによる小説『IT/イット』を原作に、アンディ・ムスキエティが実写映画化した映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編。子供を襲う殺人ピエロ“ペニーワイズ”の恐怖に立ち向かうはみ出し者の子供たち「ルーザーズクラブ」を描いた前作は、全世界の興行収入777億円越えを達成し、映画『シックスセンス』や『エクソシスト』シリーズを超える、ホラー映画史上大ヒットを記録。その偉大な記録と共に、世界中の人々に強烈なトラウマを植えつけた。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は、ホラー小説の金字塔であるスティーヴン・キングによる小説『IT/イット』を原作に、アンディ・ムスキエティが実写映画化した映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編。子供を襲う殺人ピエロ“ペニーワイズ”の恐怖に立ち向かうはみ出し者の子供たち「ルーザーズクラブ」を描いた前作は、全世界の興行収入777億円越えを達成し、映画『シックスセンス』や『エクソシスト』シリーズを超える、ホラー映画史上大ヒットを記録。その偉大な記録と共に、世界中の人々に強烈なトラウマを植えつけた。続編 THE END “それ”が見えたら、終わり。の舞台は27年後続編の舞台は、前作から27年後。次々と子供たちが消えてしまう「連続児童失踪事件」が再び発生し、「COME HOME COME HOME(帰っておいで...)」という不穏なメッセージが、かつて“それ”と対峙した27年後の子供たちに届く。「再び“それ”が現れたら僕たちも戻る」と誓った27年前の約束を守るため、忌まわしき町デリーに帰ってくるルーザーズ・クラブの仲間たち。なぜ再び“それ”は現れたのか?27年前の連続児童失踪事件の真相とは?そして、“それ”の正体と目的とは?絶望的な恐怖とともに、その全てが明らかになる。ビル役にジェームズ・マカヴォイ、ベバリー役にジェシカ・チャスティン27年後のビル役を務めるのは、ジェームズ・マカヴォイ。前作でビル役を演じたジェイデン・リーベラーはマカヴォイを、ベバリー役のソフェイア・リリスはジェシカ・チャスティンをそれぞれ27年後の自分役に熱望したと言い、その夢のキャスティングがそのまま実現した形となる。監督&脚本タッグは前作から続投監督はギレルモ・デル・トロ製作総指揮の新感覚ホラー『MAMA』で監督を務めて頭角を現したアンディ・ムスキエティ、脚本は『アナベル 死霊館の人形』などを手がけたゲイリー・ドーベルマンと、前作の監督&脚本コンビが再びタッグを組む。IMAXや4Dでさらに恐怖度UP『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』は2D(字幕版&吹替版)、4D、IMAX、DOLBY CINEMA、ScreenXほか各フォーマットでも上映される。日本では前作上映の無かった吹替版、IMAXでの上映は本作が初となる。最新技術の投入で、前作を超越する恐怖体験を味わえそうだ。サンリオピューロランドとコラボも公開に先駆け、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』がサンリオピューロランドとコラボレーションを実現。9月13日(金)から10月31日(木)まで、パーク内で開催されるハロウィンイベント「PURO HALLOWEEN PARTY ~ KAWAII MASQUERADE~」において、コラボレーションを祝したコンテンツを用意する。コラボフード「KITTY の赤い風船ムースケーキ」の販売や、赤い風船の装飾が施されたスポットの登場など、普段とは一味違うちょっぴり“不気味”なパークは、ハロウィン気分を盛り上げてくれるはずだ。作品情報映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』公開日:2019年11月1日(金)監督:アンディ・ムスキエティ原作:スティーヴン・キング脚本:ゲイリー・ドーベルマン出演:ビル・スカルスガルド、ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーンほか配給:ワーナー・ブラザース映画©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月29日25日(現地時間)、「アップル」がプレスイベントを開催し、定額制の動画配信サービス「Apple TV+」を発表した。スティーヴン・スピルバーグ監督や俳優のリース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストン、人気司会者のオプラ・ウィンフリーなどを起用した、「広告なし」のオリジナルコンテンツを配信する。今秋、100以上の国でサービスを開始するという。イベントでは前述のセレブたちがそれぞれの作品のプレゼンテーションを行った。スピルバーグ監督は、製作総指揮として自身のオムニバス・ドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」をリバイバルすることを発表。会場を大いに沸かせた。しかし、インターネット上には「複雑」な感想があふれた。スピルバーグ監督は以前から「ストリーミング配信サービス向けに作られた作品は、オスカーを受賞するにふさわしくない。エミー賞の対象である」という意見を主張していたが、今年のオスカーで「Netflix」オリジナル作品『ROMA/ローマ』が監督賞などを受賞。これを受け、スピルバーグ監督は今後、「Netflix」などのオリジナル作品をオスカーの受賞候補にしないための働きかけを行っているとつい最近報じられたばかりだった。そのため、「Netflix論争を起こしたスピルバーグが、Apple TV+の宣伝? なるほどね」と矛盾の指摘や、「もし、またはいつかスピルバーグがApple TV+のために映画を作るとしたら、その作品でオスカーは欲しくないってこと?」という皮肉のきいたコメントが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年03月26日米バーガーキングが4日、また風変わりなキャンペーンを開始した。「1万4千軒のマクドナルドをバーガーキングに変える!」と鼻息荒く打ち出した、その内容とは……。バーガーキングのスマートフォンアプリを使用しているユーザが、マクドナルドの店舗から半径600フィート(約180メートル)の範囲に足を踏み入れると、すかさずワッパーが1セント(約1円)になるクーポンがアンロックされる。ワッパーは通常4.19ドル(約473円)なので、99%以上の割引率だ。1時間以内に注文ボタンを押すことがクーポン使用の条件。ユーザーは最寄りのバーガーキングに1セントのワッパーを受け取りに行くことになるため、結果としてマクドナルドを“迂回”してしまう、という寸法だ。このキャンペーンは、アプリに実装されたばかりの注文機能のPR。12日までの期間限定で、クーポンをもらえるのは一度限りとなる。「このチャンスを見逃さないで!初めてワッパーはマクドナルドで!」と、ファストフード界の帝王マクドナルドに失礼なケンカを売っている。Twitterでは「いつ始まるの?速攻でダウンロードする!」「バーガーキングが最高なのはこういうところだよな」「天才的なマーケティングだ」と好意的な反応が相次ぎ、1セントで購入したワッパーの写真を投稿するユーザも続出している。
2018年12月05日米バーガーキングが愛犬家に嬉しいサービスを始めたようだ。Business Wireによると、レストランデリバリーサービス「ドアダッシュ」を使い、看板商品のワッパーを購入して所定のプロモーションコードを入力すると犬用のおやつ「ドッグッパー」が無料でもらえるという。11月28日から12月4日までの期間限定だ。「犬が食べられるワッパー」をコンセプトとしたドッグッパーは、骨の形をしたビスケット。誰にも邪魔されず、愛犬と一緒に食事を楽しみたい人のためのサービスであるため、持ち帰りや店舗内での注文は対象外となる。Instagramでは、早速「#dogpper」のタグが付いた写真が続々と投稿されている。日本でのサービス提供は未定だ。
2018年11月29日北欧といえば、女子が憧れるインテリアやライフスタイルで知られていますが、その洗練されたセンスは映画界でも注目の的。そんななか、北欧ホラーの新たな衝撃作が誕生し、話題となっています。今回ご紹介する作品とは……。美しくも恐ろしいイノセントホラー『テルマ』!【映画、ときどき私】 vol. 193ノルウェーの人里離れた田舎町で生まれた少女テルマ。信仰心が強く、抑圧的な両親のもとで育ったテルマには、なぜか幼少期の記憶がなかった。その後、大学生となったテルマは、学校に通うため、オスロでひとり暮らしを始めることに。そこで出会った同級生のアンニャと初めての恋に落ちるテルマ。募る欲望と罪の意識とに引き裂かれそうになりながらも、魅力的な彼女に惹かれていってしまうのだった。そして、テルマは不可解な発作に襲われるようになり、そのたびに周囲では不気味な出来事が起こるようになる。封印されたはずの “恐ろしい力” がついに解放されようとしていた……。本作はアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞のノルウェー代表にも選ばれ、さらに世界各国の映画祭を震撼させた話題作ですが、今回はこの作品に込めた思いをこちらの方に聞いてきました。それは……。北欧が誇るヨアキム・トリアー監督!鬼才ラース・フォン・トリアー監督の親戚でもあるヨアキム・トリアー監督(写真・右)は、2006年に長編監督デビューし、本作が長編4作目。現在は、ノルウェーを拠点にしていますが、すでに国際映画祭の常連となるほどの才能を見せつけており、2013年には「ニューヨーク・タイムズが選ぶ注目の監督20人」にも選出されたことがあるほど。そこで、新たな挑戦ともなった本作について、語ってもらいました。何にも縛られないジャンルを超えた作品になった―監督自身は本作を「ロマンティック・スーパーナチュラル・スリラー」と名付けているように、ジャンルにとらわれないあらゆる要素が含まれていますが、このストーリーをどのように構築していったのでしょうか?監督僕はこれまでの長編3作品では、人間関係や人間の心理に迫るものばかりを手がけてきていたから、今回は自分なりに空想の世界に飛び込んでみようと、純粋なホラーを作りたいと最初は思っていたんだ。でも、あまりにも僕の心がキャラクターに寄り添いすぎてしまったから、ホラーという意味では違うものになってしまったともいえるかもしれないね(笑)。―その過程で影響を受けたり、意識していたりしたことはありますか?監督今回は、スティーヴン・キングやヒッチコックの映画で描かれてきたようなサスペンスの手法と人間の意識下にあるものとをミックスしてみたいというところからスタートしていたんだ。「我々が頭のなかで描くファンタジックな空間」というのを模索してみたかったからこそ、いままでのアプローチとは違うものになったんじゃないかな。だから、この作品というのは、枠組みに収まったり、何かに縛られたりするようなものではなく、ジャンルを超えたものになったんだ。そして、それと同時に映画で伝統的に描かれてきた “スーパーナチュラル” を祝福する映画でもあるんだよ。映像においてこだわったこととは?―そういった意味でも監督にとっては、チャレンジの多い作品だったということですね。特に、映像的なチャレンジが大きかったと感じているようですが、なかでも難しかったことはどんなことでしょうか?監督いまはデジタル技術が進化してCGが使えるようになっているけれど、やはり観客にとって実際に撮るものと感覚的に等しいものでなければいけないんだ。つまり、「見て信じられなければ成立しない」ということなんだよ。だからこそ難しいんだけど、この作品では人間の髪や氷を描くのが一番大変だったかな。というのも、人間がもともと知っているものだから、ちょっとでも違うと、みなさん「違う」と本能的に反応してしまうからね。ロボットや怪獣のような空想的なものは、実際に存在しないものだから共有できてしまうんだけど、今回は触れられるようなリアルさと「わかるわかる」と感じさせるようなものを作るというのが大切なポイント。僕にとって映画というものは、体験するものであり、感じるものであるから、そこがすごく重要だったんだ。本作ではデジタル技術において素晴らしいコラボレーターたちを北欧から集めて作ることができて、僕にとっては最高な経験だったよ。肉体と映画がつながる瞬間を体感できるはず―こだわりの映像のなかでも、テルマがフラッシュライトを浴びるシーンが印象的で、まるで自分とテルマがリンクするような感覚にもなりましたが、あのシーンに込めた思いを教えてください。監督あのフラッシュライトはすごく考え抜いて取り入れたんだけど、映画的空間においても重要な部分なんだ。僕は幼い頃から、世界中の映画を観てきたシネフィルで、たとえば塚本晋也監督の『鉄男』シリーズやアメリカのホラー映画とかをたくさん観まくってきたけど、そのなかで自分が一番グッとくるのは、やはり映像。特に、自分の肉体と映画がつながりを感じられる瞬間なんだ。だから、今回もみなさんの体を通して、映画的体験というものを味わうことができるように考えて取り入れたんだよ。ホラーやスリラーのおもしろいところは、「見てみたいけど、ちょっと怖い」みたいな気持ちが観客にあることによって、作り手はリズムで遊ぶことができること。つまり編集することで、怖さと好奇心との両方をひきつけるようなシーンを作ることができるというのが醍醐味なんじゃないかな。この作品の場合、テーマのひとつは「コントロールを失うことへの不安」。テルマのアイデンティティの部分と観客がリンクしてくれるような作りにもなっているから、みなさんにとっても、おもしろいと感じてもらえるシーンだといいなと思っているよ。解き放たれる自由を女性に感じて欲しい―本作では若い女性が成長する姿も描かれているので、日本の女性たちにもこの作品から感じて欲しいことをメッセージとしてお願いします。監督この作品は、家族や社会という枠組みのなかで、自分のなりたい人間になろうとする苦悩を抱えている現代の女性を描いた物語。だから、解放や自由、そして女性としてより力を持つ、そういう部分が本質的なテーマでもあるんだ。背景には女性としていろいろな機会を与えられていないことだったり、自分に自信がなかったりする部分もあるけれど、僕が描こうとしていたのは、新しい体験をしながら、自分が望む人生や本当の自分をどうやって見つけていくのかというプロセス。みなさんにもそれが伝わるといいなと思っているよ。とはいえ、エンタメとして楽しんでもらえる映画にもなっているから、ぜひ観てもらいたいね。忘れられない刺激的な体験となる!北欧ならではのスタイリッシュな美しい映像に反して、先の見えない恐怖と緊張感に釘づけになってしまう本作。ジャンルを超えた展開と予測不可能な衝撃のラストに、あなたのなかに封印された思いも解放されてしまうかも!?目が離せない予告編はこちら!作品情報『テルマ』10 月 20 日(土) YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマ ントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開配給:ギャガ・プラスⓒ PaalAudestad/Motlys
2018年10月18日エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーが実生活と同様に夫婦役で出演するホラー映画『クワイエット・プレイス』。この度、人気声優・森川智之がナレーションを務める本作の日本版特報映像と、本ポスタービジュアルが公開された。4月の全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入は『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、さらに『レディ・プレイヤー1』『トランスフォーマー/最後の騎士王』などの大作超える成績を記録し、2018年度のオリジナル作品No.1大ヒットとなっている本作(6/13 BOX OFFICE MOJO調べ)。また、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”劇場の緊張感が新たなホラー映画体験だと、スティーヴン・キングやクリス・プラット、ライアン・レイノルズら著名人からのSNSでの口コミも殺到した話題作だ。今回到着した日本版特報映像では、音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した街を、“裸足”で歩く一組の家族が映し出されスタート。同時に公開された本ポスタービジュアルの「音を立てたら、即死。」が示す通り、ここでは誰かが一瞬でも音を立てると、即死する…。しかし、特報ラストでは、エミリー演じるエヴリンの陣痛が始まり悲鳴を上げる姿が収められている。また本映像では、『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズなどの吹き替えでお馴染みの森川さんがナレーションを担当。ベテラン声優の森川さんの声が、またさらなる恐怖を与えている。監督と脚本そして出演も兼ねたジョン・クラシンスキーは、本作について「ホラー映画が怖くて観れない人がいたら、今作を鑑賞すると、怖いだけではないところでも観客に満足してもらえると思っている」と自信を覗かせている。『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年06月28日ユアン・マクレガーが『シャイニング』の続編『Doctor Sleep』(原題)の主演に決定したと「Variety」誌などが報じた。『Doctor Sleep』は、『シャイニング』の原作者スティーヴン・キングが2013年に発表した同名小説をベースに描かれる。ユアンが主演を務めることに、キングも賛成したという。ユアンは『シャイニング』でジャック・ニコルソンが演じたジャック・トランスの息子ダニー・トランスを演じる。大人になったダニーは、子どもの頃のトラウマ体験からいまだ立ち直れず、怒りを抱えて父と同じように酒に溺れていた。しかし、ダニーは断酒し前進することを決意。持って生まれた能力「シャイニング」を人のために使おうとホスピスで働き始めるが、そこで自分と同じ能力を持つ少女と出会い、新たな惨劇に巻き込まれていく…というストーリー。監督は『オキュラス/怨霊鏡』『ソムニア-悪夢の少年-』などのホラー作品を多数手がけてきたマイク・フラナガン。キング原作の「ジェラルドのゲーム」を映画化(Netflixにて配信中)した経験も持つ。待機作にはNetflixのオリジナルドラマ「The Haunting of Hill House」(原題)がある。こちらは1959年に出版されたシャーリー・ジャクソンによる同名小説を現代風に映像化したホラードラマで、今年配信予定だ。(Hiromi Kaku)
2018年06月14日例年よりも早く、梅雨入りが発表されている日本列島。雨の日が続くと思い出す映画といえば、『雨に唄えば』『シェルブールの雨傘』から『ショーシャンクの空に』『おおかみ子どもの雨と雪』などまで、新旧問わず、実にさまざま。静けさの中に登場人物の秘めた心情が浮かび上がるようなしとしと降りの小雨から、激しい感情が一気に吹き出したかのようなどしゃ降りまで、さながら雨は映画の名シーンに欠かせない“演出家”。今回はそんな“雨の日”映画の中から、切ないラブストーリーや大人気ファンタジー、あの大ヒットホラーなど5作品をピックアップ!小松菜奈×大泉洋、人生には雨宿りの場所が必要…『恋は雨上がりのように』真っ直ぐすぎる女子高生がバツイチ子持ちのさえない“おっさん”を好きになるという年の差ラブストーリーにして、夢追う2人の成長物語でもある『恋は雨上がりのように』はまさにいま、6月の梅雨の時期が舞台。眉月じゅんの人気コミックの実写化で、小松菜奈や大泉洋らキャスト陣は原作のイメージにもぴったりと評判を読んでいる。冒頭、「ピシャン…」と水が跳ねるような音がして、物語は雨上がりの晴れた放課後から幕を開ける。抜けるような青空に背中を押されるように走り出す橘あきら(小松さん)。途中、けがをしたアキレス腱が痛み出して失速するも、彼女が気持ち全力疾走で向かっていったのはアルバイト先のファミレス「ガーデン」。彼女は、その店長を務める近藤正己(大泉さん)に恋をしていたーー。劇中で降る雨は、まるであきらの気持ちそのもの。あきらにとって、28歳も年上の店長はどしゃ降りの中でたった1つだけ辿りついた、雨宿りができる相手。そっと傘を差し出してくれた人だった。夏風邪を引いた店長を見舞い、それまでで最も熱く思いを語る際には、すっかり外は嵐に。さまざまな雨が、陸上という夢に挫折したあきらと、小説家になりたいという夢から目を背けてきた近藤の気持ちと関係性の変化に寄り添っていく。いつのまにか、お互いの存在が“人生の雨宿り”となっていた2人が雨上がりに見つけた道には、ほろ苦いけれど爽やかな感動が待っている。『恋は雨上がりのように』は全国にて公開中。松本潤×有村架純、雨が降ると思い出す一生に一度の恋…『ナラタージュ』「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた島本理生の原作小説を、監督・行定勲×主演・松本潤×ヒロイン・有村架純で映画化した大人の恋愛映画『ナラタージュ』。「嵐」のアイドルオーラを完全封印し、何を考えているのか読み取れない微妙な表情をする高校教師・葉山貴司を演じた松本さん、一生に一度の恋を経験する女子大生・工藤泉をラブシーンも含め、体当たりで演じ切った有村さん、そして、嫉妬のために非情で傲慢な男になっていく小野玲二を演じた坂口健太郎と、それぞれが新境地を開拓した作品となった。社会人になった泉が雨の日に回想する(ナラタージュ)ように始まっていく本作。雨は、劇中に一貫して流れる、切なく、ノスタルジックな情緒を存分に後押しする。泉が初めて葉山に出会った日も、同じ映画を偶然観ていた日も、酔いすぎてしまった葉山に呼び出された日も、小野に告白された夜も雨が降っていた。その上、目の前にいる葉山につい激情をぶつけたくなって、雨のようにシャワーを浴びせたことも…。泉には、忘れられない雨の日が多すぎるほどある。Blu-ray&DVD豪華版のオーディオコメンタリーでは、「有村さんがすごい思い入れを込めて泉を演じていて、それでぶつかってきてくれたことで、また自分も引き出された部分があった」と語っている松本さん。ずぶ濡れの2人からは、そうした気迫や熱い思いが伝わってくるはずだ。『ナラタージュ』Blu-ray&DVDは発売中。雨の日だけの待ち合わせ…新海誠監督が思い込めた『言の葉の庭』奇しくも、『ナラタージュ』の小野と同様、新海誠監督の中編アニメ『言の葉の庭』でも、主人公の高校生・タカオ(声:入野自由)が靴職人を目指している。梅雨入り直前の東京を舞台に始まるのは、大人びた15歳の高校生と謎めいた27歳の女性の物語。池の水面に降り続ける雨から始まるオープニング。本作ではほとんどのシーンで雨が降る。雨の日の午前中だけ学校をサボり、公園で“雨宿り”をするタカオが、年上の女性・ユキノ(声:花澤香菜)に初めて会った日は雷が鳴り響く、激しい雨が降る日だった。2度目に出会った朝は、幸い前回ほど降り方は激しくはない。雨の日にだけ同じ場所で逢瀬を重ねるうちに、さまざまな雨が2人の間に降り注いでいく。タカオが靴作りのために初めてユキノの足に触れた日は、至る所で虹が見られそうなキラキラの天気雨に。地面や水たまりからはね返る水滴の描写もいちいち美しく、繊細。まさに、“デジタル時代の映像文学”と評される新海誠ワールドだ。新海監督は「タカオとユキノが出会うきっかけとなる直接的な意味ではもちろん、彼らの人生の中で立ち止まっている時期という象徴的な意味でも、これは雨宿りの映画」と当時のシネマカフェのインタビューで語っており、その点では『恋は雨上がりのように』にも通じている。さらに、「鳴る神(雷)の 少し響(とよ)みて~」で始まる万葉集から詠まれる恋の歌と、大江千里の隠れた名曲を秦基博が歌ったエンディングテーマ「Rain」も穏やかな感動を後押しする。『言の葉の庭』Blu-ray&DVDは発売中。Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Google playなどで配信中。雨が降るとやってくる…!?『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』雷といえば、雷鳴とどろく中、雨の音と子どもの歌声や無邪気な笑い声が重なり、あの真っ赤な風船がふわりと浮かんでくる不穏なオープニングの『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』にも注目。『ショーシャンクの空に』の原作者でもあるスティーヴン・キングの“最恐”といわれた小説が原作だ。アメリカ・メイン州、1988年6月の豪雨の日の出来事から物語は始まる。吃音症を抱える少年ビルは、弟ジョージ-にノートの切れ端からボートを作ってやった。黄色のレインコートを着たジョージ-はひとりで外出、雨水が勢いよく流れる側溝沿いにボートを浮かばせて遊んでいたが、側溝の中から顔を覗かせたピエロ、ペニーワイズと言葉を交わした直後に、おびただしい血痕を通りに残し消息不明に…。ペニーワイズの不気味さと恐ろしさを知るには本シーンだけで十分だが、この後も、さらに身震いを忘れるほどの恐怖が街全体のみならず、観る者をも支配していく。しかも、本作には続編(第2章)が存在し、目下、撮影準備が進められている。舞台は第1章から27年後。ペニーワイズ役のビル・スカルスガルドが続投するほか、「ルーザーズクラブ」の大人キャストにジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ、ビル・ヘイダーらの出演が決まっており、さらなる恐怖が期待されている。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』Blu-ray&DVDセットは発売中。Amazonプライム・ビデオ、Google playなどで配信中。“魔法の雨“にキュン泣き…『ファンタスティック・ビ-ストと魔法使いの旅』続編が待ち遠しいのは、『ハリー・ポッター』シリーズの新章『ファンタスティック・ビ-ストと魔法使いの旅』も同じ。本作には原作小説がなく、J.K.ローリング自ら脚本を務めていることが大きなポイントだ。NYにやってきた魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)がひょんなことから魔法動物を逃してしまい、ティナやクイニー、“ノーマジ”のジェイコブと協力して探し回ることに。その過程で闇の魔法使いグリンデルバルドの暗躍を見抜き、最後は捕らえることに成功するも、NYの街は大損害を受け、人々に魔法界のことも知られてしまう。そこで、ニュートは忘却薬を“飛ぶと嵐を巻き起こす”魔法動物サンダーバードに飲ませ、NYの空に解き放つ。切ないのが、魔法族ではないジェイコブの記憶も消さなくてはならないこと。サンダーバードが降らせた魔法の雨が静かに降る中、クイニーは杖で作った魔法の傘の下で彼にキス…。それまでの魔法アクションに高揚していたところへ来て、この展開!おそらく誰もが『ファンタビ』の世界に改めて恋に落ちた瞬間だったろう。『ファンタスティック・ビ-ストと魔法使いの旅』Blu-ray&DVDセットは発売中。Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Google playなどで配信中。『ファンタスティック・ビ-ストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Filmsナラタージュ 2017年10月7日より全国にて公開© 2017「ナラタージュ」製作委員会IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017年11月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.恋は雨上がりのように 2018年5月25日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会© 2014 眉月じゅん/小学館
2018年06月11日全米で公開されるや、並み居る歴代のホラー映画の記録を打ち破り、社会現象とも呼べる熱烈な盛り上がりとなった『A QUIET PLACE』(原題)が、『クワイエット・プレイス』の邦題で9月28日(金)に日本公開されることが決定した。■あらすじ舞台となるのは、音に反応して人間を襲う“何か”により、人類が滅亡の危機に瀕した世界。そこでは、あるルールを守り生き延びる1つの家族がいた。「決して、音を立ててはいけない」。その“何か”は音にだけ反応するため、その“何か”に物音を聞かれると即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らす彼らに、想像を絶する恐怖が降りかかる――。■おしどり夫婦、エミリー・ブラント&ジョン・クラシンスキーが強力タッグ!主演は、『Mary Poppins Returns』(原題)の公開も控えるエミリー・ブラント。『プラダを着た悪魔』のアシスタント役から、アクション大作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のヒロイン役までこなせる実力派女優が、静寂に包まれた世界で3人の子どもを育てる母親・エヴリンを演じる。そして、彼女を支える夫・リー役には、実生活でもエミリーとおしどり夫婦で知られる『プロミスト・ランド』の演技派ジョン・クラシンスキーが扮し、監督も務めている。また、聴覚障害を持った娘役を、自身も役柄と同じ障害を持ち、『ワンダーストラック』(トッド・ヘインズ監督)にも抜擢された新星ミリセント・シモンズが好演。そして、息子役を務めるのは、『ワンダー 君は太陽』『サバービコン 仮面を被った街』と出演作が続く注目子役ノア・ジュプ。製作は『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイと、その製作会社「プラチナム・デューンズ」が手がけている。■スティーヴン・キングらがこぞって大絶賛!4月6日(金)の全米公開後、全世界で興行収入3億ドルを突破。シリーズ・続編を除くオリジナルの作品で2018年度No.1を記録している本作。「バラエティ」「ハリウッド・リポーター」「ローリング・ストーン」「タイム」など名だたる媒体が大絶賛しているほか、ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングや、俳優のクリス・プラット、ライアン・レイノルズらがこぞってSNS上で作品を絶賛するなど、作品への賞賛はとどまるところを知らず、世界最大映画批評サイト「ロッテン・トマト」では、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』をはるかに超える驚異の95%を現在も維持している。『クワイエット・プレイス』は、9月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月31日スティーヴン・ホーキング博士が亡くなったことが明らかになった。享年76。14日朝(現地時間)、ホーキング博士の子どもたちのルーシーさん、ロバートさん、ティムさんが「本日、私たちの最愛の父が亡くなり、深い悲しみに包まれています」と声明文で「BBC」に発表。「父は偉大な科学者であり、素晴らしい人でした。彼の研究や遺したものは、これから何年も生き続けるでしょう」。学生時代に筋萎縮性側索硬化症を患い、以降車いすに乗り、重度障害者用の意思伝達装置を使って意思の疎通をとりながら物理学者として生きたホーキング博士。その人生は2004年に『ホーキング』として映像化されベネディクト・カンバーバッチがホーキング博士を演じ、2014年に『博士と彼女のセオリー』として映画化され、エディ・レッドメインが演じてアカデミー主演男優賞を受賞した。生前、ホーキング博士は人気番組「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」に本人役で数回出演したことがあった。レナード役を演じているジョニー・ガレッキはSNSにキャストとホーキング博士が仲良く写っている写真を掲載し、「RIP(安らかに眠れ) あなたの素晴らしい才能だけでなく、ユーモアのセンスもみんなが惜しむでしょう」と悼んだ。(Hiromi Kaku)
2018年03月14日若者3人組が盲目の老人の家に強盗に入ったことがきっかけで、恐怖のどん底に落とされる『ドント・ブリーズ』。高速列車内で “謎のウイルス”が蔓延する極限状態を描いた『新感染ファイナル・エクスプレス』など、最近は観ているだけで自らがその状況に置かれたかのような気分を味わうことの出来る“シチュエーション映画”がスマッシュヒットとなり、話題を呼んでいる。そして今年も、新たな“シチュエーション映画”が続々登場!上半期に抑えておくべき注目ラインナップを紹介する。飛行機、無人のビーチの次は、まさかの“通勤電車”が舞台!『トレイン・ミッション』(3月30日(金)公開)大ヒットシリーズ『96時間』の絶対的アクションスター、リーアム・ニーソンとシチュエーションスリラーの名手『ロスト・バケーション』のジャウマ・コレット=セラ監督が再タッグ。『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』の黄金タッグが、今度は通勤電車を舞台に傑作サスペンス・アクションを放つ。いくつもの謎とスリリングな緊迫感に満ちた本作。犯人は誰なのか、そして一体何が目的なのか…。リーアムが魅せる、『96時間』よりもリアルな生身のアクションと、かつてない哀愁溢れる演技で、誰もが応援せずにはいられない“傷だらけのヒーロー”の姿はもちろん、最後まで予測がつかない手に汗握る物語の行方にも、目が離せそうもない!大ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の原作者であるスティーヴン・キングも、「傑作!! ヒッチ・コックとアガサ・クリスティが交錯したような至極のサスペンス」と絶賛した本作。『フライト・ゲーム』での飛行機アクション、『ロスト・バケーション』での一騎打ちのサメパニックに続く、今期大注目の“シチュエーション映画”といえそうだ。人間の体が13センチに…?“小さな世界”で夢のセレブ生活が実現『ダウンサイズ』(3月2日(金)公開)人口が増え続け住みづらくなってしまった地球。科学の進化により人類を体長13センチに縮小することができる方法が発見された。少しの蓄えでも裕福に暮らせるその世界に希望を抱き、“13センチ”になることを決意した主人公ポール(マット・デイモン)。本作は、ミニチュア化したポールに待ち受ける、“予想外の展開”の数々を描く。小さな世界で巻き起こるアクシデントの数々はもちろん、ポールの驚きに満ちた人生の再出発には、きっとワクワクドキドキしてしまうはず。“ゲームキャラ”になってジャングルで大奮闘!現実世界に帰るにはクリアするのみ『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(4月6日(金)公開)「ジュマンジ」という古いテレビゲームを発見した高校生4人。彼らがプレイするキャラクターを選択した途端、ゲームの中の世界であるジャングルに入り込んでしまった。この世界から抜け出すには“ゲームクリア”するのみ!ゲームの中の世界が現実になる…という奇想天外なストーリーはもちろん、少し“クセの強い”キャラクターや想像の斜め上をいく“マジジュマンジ”な世界観には、ドハマりしちゃうこと間違いなし!?『トレイン・ミッション』は3月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月18日動画配信サービス・ビデオマーケット(VideoMarket)の週間視聴ランキング(集計期間:1月26日~2月1日)が2日に発表され、昨年11月公開の映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』が「映画」部門で1位になった。『IT/イット』(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.同作は、公開と同時に異例のロングヒットとなり、日本での興行収入は20億円以上を記録。『貞子3D』『貞子vs伽椰子』などを抜いて2000年代に公開されたホラー映画の興行収入記録を更新した。日本だけでなく、世界中で軒並みヒットを記録しており、『シックス・センス』を抜いてホラージャンルの歴代一位の総興行収入となった。また映画の原作は、ホラー小説作家の頂点に君臨するスティーヴン・キングの史上最恐と名高い小説だ。「ドラマ」部門では韓国ドラマ『雲が描いた月明り』が、「アニメ」部門では名作アニメ『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』がそれぞれ1位に輝いた。■映画部門1.it/イット それ が見えたら、終わり。2.君の膵臓をたべたい3.昼顔4.銀魂5.22年目の告白-私が殺人犯です-6.兄に愛されすぎて困ってます7.ドリーム8.美女と野獣9.新感染 ファイナル・エクスプレス10.ジョン・ウィック:チャプター2■ドラマ部門1.雲が描いた月明り2.99.9 ‐刑事専門弁護士‐3.アンナチュラル4.99.9 -刑事専門弁護士-SEASONII5.逃げるは恥だが役に立つ6.シンデレラはオンライン中!7.トドメの接吻8.ドクターズ~恋する気持ち9.私のキライな翻訳官10.コウノドリ(2015)■アニメ部門1.宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち2.君の名は。3.怪盗グルーのミニオン大脱走4.劇場版 「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」5.ポプテピピック6.ソードアート・オンラインII7.SING/シング8.この世界の片隅に9.鋼の錬金術師10.爆走兄弟 レッツ&ゴー!! WGP
2018年02月03日『フライト・ゲーム』『アンノウン』のリーアム・ニーソン×ジャウマ・コレット=セラ監督が再タッグを組んだ『THE COMMUTER』(原題)が、『トレイン・ミッション』の邦題で3月30日(金)より公開されることが決定。併せてポスタービジュアルが到着した。ストーリー10年間勤めてきた保険会社を、60歳で突如リストラされたマイケル(リーアム)。途方に暮れながら帰路についた彼の前に見知らぬ女が座り、乗客の中から<ある人物>を探し出せば、10万ドル支払うと持ちかける。ヒントはわずか3つ。マイケルは100人の乗客から1人を特定するのは無理だと諦めかけるが、妻と息子の命が危ないと脅され、元警官のスキルを駆使して“捜査”を始める。やがて<ある人物>に関する機密情報が明かされ、物語は壮大な陰謀へと疾走していく。終点というタイムリミットが迫るなか、絶対絶命の窮地に陥った彼は、標的を見つけ出すことができるのか?通勤電車の始発駅から終着駅までの105分間を舞台に、そこに仕掛けられた“危険な罠”にリーアムが挑んでいく、緊迫怒涛のノンストップ・リアルタイム・サスペンス。リーアムが、共演は『マイレージ、マイライフ』や『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガ、『プロメテウス』のパトリック・ウィルソン、『ジュラシック・パーク』のサム・ニール、大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」のエリザベス・マクガヴァンら実力派俳優が集結。すでに全米公開されている本作は、巨匠スティーヴン・キングをして、「傑作!!ヒッチ・コックとアガサ・クリスティが交錯したような至極のサスペンス」(※1月14日Twitterより)と言わしめ、全米初登場作品中第1位を獲得した話題作。ポスタービジュアルでは、「この謎が、解けるか?」という挑戦的なキャッチコピーと共に、伏線と思わしきワードが散りばめられている。『トレイン・ミッション』は3月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月26日昨年11月の公開から異例のロングヒットで、日本での興行収入は20億円以上を記録。『貞子3D』『貞子vs伽椰子』などを抜いて2000年代に公開されたホラー映画の興行収入記録を更新した 『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』が24日、動画配信サービス・ビデオマーケットで配信開始となった。『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』この映画の原作は、ホラー小説作家の頂点に君臨するスティーヴン・キングの史上最恐と名高い小説。平和で静かな田舎町で児童失踪事件が相次ぎ、少年ビル・デンブロウ(ジェイデン・リーベラー)の弟もおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。そして不良少年たちにイジメの標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。ビルと仲間たちが“それ”に立ち向かうことを決意し、恐怖に立ち向かう姿が描かれている。映画公開前から注目度が高く、予告がYouTubeで公開されると、公開後24時間の再生数は1億9700万回を記録。これは『美女と野獣』などを抜いて史上最多となる数字であった。また公開と同時に、日本だけでなく世界中でヒットを記録し、『シックス・センス』を抜いてホラージャンルの歴代一位の総興行収入となった。
2018年01月25日スティーヴン・キングの“全著作の原点”といわれるシリーズを映画化した『ダークタワー』。本作で注目となるのが、『パシフィック・リム』『マイティ・ソー バトルロイヤル』などで知られるイドリス・エルバ演じる主人公“ガンスリンガー”と、オスカー俳優マシュー・マコノヒー演じる宿敵“黒衣の男”との壮絶な対決。このほど、マコノヒー演じる“黒衣の男”が、“ガンスリンガー”を好戦的に挑発する本編映像をシネマカフェが独占入手した。今回入手した映像は、マコノヒー演じる黒衣の男が一方的に煽り続ける様子に、ガンスリンガー役のエルバ同様、見ているこちらも思わずイライラ、ムカムカしてくるシーン。黒衣の男は家族や仲間たちを殺めた復讐の相手!エルバが演じるガンスリンガーは、世界の平和を守る拳銃使い。世界の均衡を保つ塔“ダークタワー”を代々守り続けきた一族の最後の戦士だ。一方の黒衣の男は、強大な魔術で世界の崩壊を目論む悪役キャラクター。実は、ガンスリンガーの家族や仲間たちはこの黒衣の男によって虐殺され、ガンスリンガーは憎き相手である黒衣の男を探し求め旅をしていたのだ。エルバは、「ガンスリンガーは見つけることのできない黒衣の男を探し、亡霊のような状態になっている。彼は世界と愛するものすべてを破壊された怒りに駆られ、その宿敵への復讐に燃えているんだ」と、ガンスリンガーの抱く悲しみと憎悪の大きさを明かしている。こんなにムカつくマコノヒーは前代未聞!?映像では、このガンスリンガーのまさに“親の仇”黒衣の男が突如現れ、「恋しかったか?」とふざけたセリフで彼を挑発する。これまで、『ダラス・バイヤーズクラブ』(’13)での鬼気迫るシリアスな演技や、『インターステラー』(’14)での涙を誘うエモーショナルな演技を見せてきた名優マコノヒーだが、そんな彼を思わず嫌いになってしまいそうなほど、挑発は続く。ガンスリンガーが立ち去ろうとしても、顔が近づくまで迫りながら「お前と歩む者は皆死んだ話は?」「母親は?仲間のガンスリンガーは?」「要は復讐だろ?」と間髪入れずに煽り続ける黒衣の男。映像のラストでは、ガンスリンガーが「幻術で隠れてないで戦え!」と逆ギレするほどイライラさせる、この異常な黒衣の男について、演じるマコノヒーは、「黒衣の男は敵であるガンスリンガーに深い愛着を感じている。それは彼がガンスリンガーとの対決を楽しんでいて、あまり早く“ゲーム”を終わらせたくないからなんだ」と語り、2人の因縁の闘いをゲームとして楽しんでいる、その猟奇性を説明している。復讐に燃えるガンスリンガーと、猟奇的な黒衣の男の壮絶な一騎打ちは必見!名優同士の因縁対決の結末を劇場で見届けて。『ダークタワー』は1月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月25日『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など数々の名作映画の原作を手掛けてきた作家スティーヴン・キングの集大成ともいえる「ダークタワー」シリーズ待望の映画化『ダークタワー』が1月27日に公開される。本作で早くも注目を集めているのが、オスカーノミネート俳優イドリス・エルバが超絶ガンアクションを披露する主人公ガンスリンガーだ。スティーヴン・キングの他作品にも登場する重要なこのキャラクターは、なんと人気アメコミヒーロー“バットマン”に通ずるポイントがあるとスティーヴン・キング本人が明かしている。ガンスリンガーの生みの親である原作者スティーヴン・キングは「ガンスリンガーはたいていのスーパーヒーローよりもはるかに多くの葛藤を抱えていて、傷つきやすい。そこが僕は好きなんだ」と、ヒーローでありながら弱さも持つところが彼の魅力だと語る。また、「スーパーマンかバットマン、どちらが好きかと聞かれたとき、僕は昔からバットマン派だった。スーパーマンは弾丸も跳ね返してしまうほど強いけれど、バットマンは脆弱だ。それと同様に、ガンスリンガーも劇中では感染病にかかり、その治療のために現実世界へやって来るなど、スーパーヒーローとは思えないところがある」と、ガンスリンガーにはバットマンに共通する“ヒーローらしからぬ一面”があると明かしている。バットマンとガンスリンガーはその境遇も実に似ている。アメリカのDCコミックスを代表するヒーロー・バットマンは、宿敵ジョーカーに両親を殺された復讐心からヒーローとなり、荒廃した街ゴッサムシティの平和を守り続けているというキャラクターだ。一方、本作の主人公ガンスリンガーは、現実世界と時空を超越する荒廃した異界“中間世界”、2つの世界のバランスを保つ塔「ダークタワー」を守り、平和を維持してきた一族の最後の戦士。2丁の拳銃を操り、超絶ガンアクションをみせるスーパーヒーローなのだが、彼もまたタワーを破壊し世界の崩壊を目論む宿敵“黒衣の男”(マシュー・マコノヒー)に仲間や家族を虐殺され、その復讐に燃える心の闇を抱えているのだ。そして、このガンスリンガーを演じたのは、マーベル・コミック原作「マイティ・ソー」シリーズの主要キャラクター“ヘイムダル”を演じ、日本でも人気を博した『パシフィック・リム』では防衛軍の司令官を演じるなど、ヒーロー大作映画に次々と出演する俳優イドリス・エルバだ。そんな彼は「ガンスリンガーは、心に大きな暗さと深い傷を持っている。さまざまな大作に関わってきたけど、今まで彼のようなスーパーヒーローを演じたことは無かったよ」と、強いだけではない複雑なキャラクターだと説明している。
2018年01月22日ホラー映画歴代No.1のヒット作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のブルーレイ&DVDが、早くも2月21日(水)より発売・レンタル開始されることが分かった。1986年に発表されたホラー小説界の頂点に君臨するスティーヴン・キングの人気作を映画化した本作。神出鬼没のピエロ“ペニーワイズ”をイケメン俳優ビル・スカルスガルドが演じ、“はみだし者”の子どもたちが恐怖と立ち向かう勇気あるストーリーが展開される。また、本作は2部作での製作が決定し、第二章では子どもたちが大人になり、再び“IT(それ)”と対決する模様が描かれる。全世界の総興行収入は7億ドル目前(※1月12日時点)となり、ホラージャンルの金字塔を打ち立てた『シックス・センス』を抜き同ジャンルの歴代No.1ヒット作となった本作。日本でも、11月3日に封切られるや、R15指定としては異例の初週3日間で2.8億の興行収入を達成し、普段ホラー映画を進んで観ないような、学生グループやカップルが大挙して劇場に押し寄せ、社会現象を起こすほどの大ヒットを記録した。そんな超話題の本作が早くもブルーレイ&DVD化!今回は、「【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット」「【初回仕様】<4K ULTRA HD&2D ブルーレイセット>」を展開。ブルーレイには60分を超える映像特典が収録されており、また「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」などで知られる人気の漫画家・羽海野チカの描き下ろしイラスト・カードも封入。さらにブルーレイ&DVDセットのジャケットは、フラッシュ撮影をすると“それ”が浮かび上がる特別仕様となっている。加えて「【数量限定生産】スチールブック仕様<4K ULTRA HD&2Dブルーレイセット>」も同時に発売される。映像特典など、詳しくはぜひ公式Webサイトをチェックしてみて。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ブルーレイ&DVDは2月21日(水)より発売・レンタル開始。※1月24日(水)よりデジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2018年01月12日『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』をはじめ、数々の名作&ヒット映画の原作者であるスティーヴン・キングが、完成まで30年もの月日を費やしたシリーズの待望の映画化『ダークタワー』。本作で、主人公ガンスリンガーの前に立ちはだかる宿敵“黒衣の男”を演じるオスカー俳優マシュー・マコノヒーが困惑しているという。マシュー・マコノヒーといえば、セクシー俳優から転身し、いまではストイックな役作りで徹底的に役に入り込む“カメレオン俳優”として知られている。『ダラス・バイヤーズクラブ』(’13)では、HIVに感染した男を演じるため体重を約30kgも減量して撮影に臨み、その鬼気迫る演技でアカデミー賞主演男優賞に輝いた。さらに翌年には、巨匠クリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』(’14)で、娘が待つ地球に戻ることだけを願う元宇宙飛行士の主人公を熱演し、エモーショナルな演技で世界中の感動を呼んだ。かと思えば、『ゴールド/金塊の行方』(’17)では、20kg以上の増量を行い、禿げ頭にメタボ体形というだらしない姿に大変身を遂げていた。徹底的な役作りでさまざまな難役をこなし、世界を驚かせてきたマコノヒーだが、本作で圧倒的な存在感を放つ悪役、“黒衣の男”は「これまでの俳優人生を振り返っても、今回のような役柄は初めてだったよ」と、思わず困惑してしまったという。「僕は“黒衣の男”をただの悪役として捉えてはいなかった。彼が自身を“悟りを開いた聖職者”と考えていると思ったんだ」と語り、悪を代表する存在でありながら“自分自身を邪悪だとは思っていない”驚きの悪役だったからだと明かしている。しかし、“黒衣の男”は現実世界と時空を超越する荒廃した異界“中間世界”の均衡を保つ“ダークタワー”を破壊し、世界の崩壊を目論む最凶最悪の存在だ。マコノヒーは、「黒衣の男は典型的な悪人でありながら、敵であるガンスリンガー(イドリス・エルバ)に対して実に興味深い愛着を見せているんだ。ガンスリンガーが負傷して倒れたり、自分を見失いそうになると、彼が戦いを続けられるよう助け起こすんだよ」と明かし、悪役とは思えない一面があることに言及する。さらに、本作でプロデューサーを務めるロン・ハワードも「黒衣の男は、気さくで茶目っ気がある一方で、無慈悲で恐ろしい悪役だ。どんなときも冷静で落ち着いているように見える」と、これまでの悪役キャラクターとは一線を画す存在だと説明しながら、「だからこそマシュー・マコノヒーが黒衣の男役にぴったりだった。彼はすごくチャーミングでおおらかで茶目っ気があって、奥の深い激しさを感じさせる」と、実はマコノヒーこそ適役だったとキャスティング秘話を語っている。『ダークタワー』は 2018年1月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月29日クロエ・グレース・モレッツが、また1つ、大きな挑戦をやってのけた。『キック・アス』でキュートな激ツヨ少女を演じてブレイクした彼女は、『キャリー』でスティーヴン・キングが生んだホラーヒロインを現代に蘇らせ、『モールス』ではスウェーデンの傑作ヴァンパイア映画のリメイクに挑んだ。切ないストーリーが話題を呼んだヤングアダルト小説の映画化『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』からSFサバイバル・ミステリー『フィフス・ウェイブ』などまで幅広い役柄をこなしつつ、現代フランスを代表する名匠のもと『アクトレス ~女たちの舞台~』ではパパラッチに追われる“お騒がせ人気女優”に、シャーリーズ・セロン主演『ダーク・プレイス』でもカギを握る“悪女”を演じてみせた。そして今回、最新作『彼女が目覚めるその日まで』で挑んだのは、あの『エクソシスト』のモデルになったともされる難病「抗NMDA受容体脳炎」に冒された実在の女性ジャーナリスト。近年プロデューサーとしても手腕を発揮するシャーリーズが、そのジャーナリスト、スザンナ・キャラハンが綴った手記「脳に棲む魔物」の映画化に奔走した。「シャーリーズから電話があって『私があなたのエージェントだったら絶対にこの役をすすめるわ。きっと脚本も気にいってくれる。これは特別な作品になるから、よく検討してね』と言われたの」と、ふり返るクロエ。実は当初、主演はダコタ・ファニングに決まっていたが、スケジュールが合わずに降板。撮影を1か月後に控えたところで、『ダーク・プレイス』でクロエの実力を目の当たりしたシャーリーズが彼女に白羽の矢を立てた。「(ジェラルド・バレット)監督ともスカイプで話をして、こういうふうに撮っていきたいというビジョンをいろいろ聞いたわ。そしてすぐに脚本を読んで気にいって、同じ日に原作も読み終えて、2週間後にはバンクーバーに飛んで撮影に挑んだの」。憧れのニューヨークポスト紙で新人記者として働き、「いつか1面を飾る記事を書きたい」と前途洋々だったスザンナは、最初はただの風邪かと思いきや、やがて不眠やもの忘れ、幻聴、幻覚、手足のまひなど、原因不明のさまざまな症状に次々に見舞われていく。クロエが実在の人物を演じるのは、今回が初めてだ。「リアリティをもって演じなければならなかったから、スザンナとはかなり緻密にコミュニケーションを取ったわ」とクロエ。「スザンナからは医者が記録した情報を提供してもらい、その1つとして彼女がてんかんを起こしているときの動画を見せてもらった。そして、彼女自身の視点が欲しかったので、発病したときはどうだったか、病状が進むにつれどのくらい意識があったのか、いつ頃から意識がなくなったのか、そういうことを中心に、根掘り葉掘り聞いたの。それに、彼女の病気を突き止めたナジャー医師とも話をすることができ、すぐに打ち解けられたので役作りに協力してくれたわ」。共同プロデューサーでもあるスザンナ本人と脚本を読み進め、話し合いながら役作りをしていったというクロエ。「特に、当時どういうふうに世界が見えていたか、彼女自身がどういう気持ちでいたかを聞かせてもらった」と明かす。「幻聴が聞こえたり、幻覚が見えたりする。周りが私を操作しようとしている、私をみんなが捕まえようとしているでのは、という恐怖心に苛まれていた、毎日そんな状態だった」という彼女の体験を知ったクロエ。「その後、意識が混濁状態になり、最後には体が硬直状態になってしまうんだけど、そこまで来ると意識がはっきりしている時は少なくて、まれに意識が覚醒する時にはどういうふうだったのかなど、掘り下げていったわ。前夜まではそうやって翌日のシーンの準備を進めつつ、当日は直感で演技をした。あまり考えすぎると難しいシーンが多いから、逆効果になりかねないので」。その綿密なリサーチと“直感”で悪夢のような症状を体現していったクロエは、突然錯乱して泣き叫んだり、職場で机に立ち上がって奇声を発したり、真っ赤な顔でてんかんの発作を起こしたりと、これまでに目にしたことのない姿を披露する。まさに、“魔物”か何かが取り憑いてしまったかのような熱演だ。「てんかんはシーンによって種類が違うんです。例えばベッドの中で両腕を突き出しているときのてんかんと、食事をしているときのてんかんなど、すべてシーンにおいて専門医に説明してもらったわ。また、患者の方にも、このようなてんかんが起きた時はどうだったのか聞いたりもした。かなり緻密にリアリティを追求して、技術的に攻めていったわ」と言うクロエ。「実際、精神的にも体力的にも参ってしまうので、同じシーンは撮れて2、3テイクだった」と、その壮絶さも改めて口にした。そんなスザンナを懸命に支え、文字どおり“彼女が目覚めるその日まで”寄り添い続けたのは、両親や恋人、職場の上司たち。演じるのは、『マトリックス』のキャリー=アン・モスや『ホビット』3部作のリチャード・アーミテイジ、『ゴーン・ガール』のタイラー・ペリー、『gifted/ギフテッド』のジェニー・スレイトと実力派がずらり。特に、『キングコング:髑髏島の巨神』『ぼくとアールと彼女のさよなら』などの注目の若手トーマス・マンが演じる恋人スティーヴンとの場面は、一服の清涼剤ともいえるほど、キュートで瑞々しく愛情に満ちたものとなった。「私自身も母親が病気をして大変だったから気持ちがわかる。自分の愛する人が病気になるといつ何が起こるかわからないから、一瞬でもそばを離れたくない。看病する方にも負担がかかるから、その局面に差し掛かったときこそ本心がわかる。本当の友情や、家族の絆の強さや、その人との関係性が見えてくるんです」と真摯に語るクロエ。そして実際のスザンナは、闘病中に献身的に支えてくれたスティーヴンと回復後に結婚、現在は夫婦となっている。「2人が結婚したことに、私も感動したわ。真実の愛よね」とクロエ。「この現代に関係を続けられることは素晴らしいことだと思う。発病したとき、2人は付き合いだしてまだ1か月くらいで、付き合い始めたばかりだったのに、最後の最後まで頑張って一時も離れなかった。そして諦めなかった。私も2人の話を聞いていると心が温まるの」。“脳の中の魔物”によって閉じ込められてしまった本来の彼女を、信じて待ち続けた真の愛情に、クロエ自身も感銘を受けている。(text:cinemacafe.net)
2017年12月13日ジェーンマープル(Jane Marple)より新シリーズ「キングダム スカーフ(Kingdom scarf)」が2017年12月1日(金)に発売される。「キングダムスカーフ」では、"キングダム"という名の通り、王冠のモチーフをあしらった様々なアイテムが登場する。「キープ・カーム・アンド・キャリー・オン(KEEP CALM AND CARRY ON)」を基にしたフレーズがキャッチーなトレーナー。グリーンとブルーという配色は、ブラックやグレーなど暗色系を取り入れがちな季節の着こなしに、豊かな表情をプラスしてくれる。大胆に配置された王冠のデザインで、コーディネートの主役になること間違いなしだ。王冠の総柄デザインのニットカーディガンとスカートは、セットアップでの着用も可能。前面と後面の異なるパターンのスカートは、ニットカーディガンとセットアップで着用すると、バックスタイルのタータンチェック柄がアクセントとなり、コーディネートを華やかに彩ってくれる。【詳細】ジェーンマープル 2017年冬コレクション 「キングダム スカーフ(Kingdom scarf)」発売日:2017年12月1日(金)取扱店舗:ジェーンマープル取り扱い直営店、その他取扱店舗アイテム例:・Royal Crownのトレーナー 16,800円+税・Kingdom scarfのカーディガン 31,800円+税・Kingdom scarfのスクエアドレス 43,800円+税・Kingdom scarfとタータンチェックの2Faceスカート 26,800円+税・Kingdom scarfのワンピース 45,800円+税・クラウンアーガイルのオーバーニー 4,000円+税・Kingdom scarfのトートバッグ 13,800円+税・Royal crownのペンダント 19,800円+税【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2017年12月04日作家スティーヴン・キングが完成まで実に30年もの月日を費やした同名シリーズを、イドリス・エルバとマシュー・マコノヒー共演で実写化する『ダークタワー』が来年1月に公開。原作小説では現在公開中の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の怖すぎるピエロとも繋がりがあり、本作でも“他作品との繋がり”が劇中で登場するか否かがファンの間で早くも注目が集まっているが、そこで今回、その疑問について語るスティーヴン・キングのコメントがシネマカフェに到着した。■原作「ダークタワー」シリーズは、「架空の世界の軸」これまで、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など、自身の小説が次々と名作映画として実写化されるキング。「ダークタワー」シリーズは、彼が小説家としてのキャリアをスタートする際に書き始めた作家人生の集大成ともいえる作品で、シリーズについてキングは、「これは僕のキャリア全体にまたがる作品なんだ」と説明している。また、キャリア約50年の間に80以上の名作を世に送り出してきた中で、彼は「多くのキャラクターが<中間世界>という『ダークタワー』の異世界に関わっていると考え始めた。この作品がいつの間にか、僕が書く架空の世界の軸となっていたんだよ。ほかの小説のキャラクターが『ダークタワー』に登場することもあるし、その逆もある」とシリーズがこれまで手掛けてきた作品の中心となっていると明かしている。原作では『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で、ピエロ“ペニー・ワイズ”を彷彿とさせたキャラクターが登場しているほか、スタンリー・キューブリック監督で映画化もされた『シャイニング』の象徴的なホテルの写真や、「呪われた町」に登場していた神父が重要な場面に関わっているなど、キングの言葉通り、小説のシリーズには他作品との共有ポイントが随所に散りばめられていることが分かる。■S.キング、『ダークタワー』は「全てつながって一つになっている」そこでファンの中で注目が集まっているのが、「このクロスオーバーが本作の劇中にも登場するのだろうか?」ということ。早くも様々な憶測が飛び交っているが、この疑問についてキングは「本作は、ほかの作品と共鳴する要素をストーリーでうまく作用している。僕のほかの作品を思い起こさせるものがいろいろと出てきて、全てつながって一つになっている。それが本作の魅力なんだ」と意味深発言。■執筆当時をふり返り語る…「一番創作エネルギーを費やした代表作」本作は、世界の均衡を保つ巨大な塔「ダークタワー」を守り続ける主人公のガンスリンガー(イドリス・エルバ)と、そのタワーを破壊し世界の崩壊を目論む黒衣の男(マシュー・マコノヒー)との、世界の運命を掛けた壮絶な戦いを描く物語。架空世界の大元であり、時空を超越する荒廃した異界“中間世界”と現実世界を巻き込んだその物語は、キングの原点であり集大成だと言う。「“黒衣の男が砂漠の彼方へ逃げ去り、そのあとをガンスリンガーが追った”という冒頭文を書いたのは大学を卒業してすぐの22歳のとき。いま、70歳になろうとしている僕が、一番長い時間をかけて、一番努力し、一番創作エネルギーを費やした代表作」とキングはふり返っており、最も熱のこもったストーリーであることが伝わってくる。ファンたちの期待をより高める言葉を残したキング。果たしてその真相は…?2018年の劇場公開が待ち遠しい。『ダークタワー』は2018年1月27日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月27日近年のホラー映画ではNO.1の大ヒットとなり、まさにいま社会現象となっている『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。その大ヒットを受けて上映館の拡大と4D上映(4DX・MX4D)が緊急決定、さらに邪悪なピエロ“ペニーワイズ”の姿の裏側と、素顔はイケメンのビル・スカルスガルドのインタビューが入った特別映像が公開された。11月3日に封切られるや、公開3日間で2.8億円を超える大ヒットスタートとなった本作。映画館には、高校生の複数グループ、男女のカップルなどが多く足を運び、10人で来場するグループも見られるなど珍しい光景が続き、幅広い層から支持をうけ、劇場館アベレージでは同日公開の『マイティ・ソーバトルロイヤル』を超えて1位を獲得。11月8日(水)時点で32万2,606人を動員、興行収入は4億2,049万9,500円を記録している。ホラー小説界の頂点に君臨するスティーヴン・キング原作で最恐といわれる本作だが、鑑賞者の感想ツイートはほぼポジティブで、「怖かった…でもまさか泣けるとは思わなかった」「まさにスタンド・バイ・ミーだった」「予告編でかなり怖かったけど、もっと恐かった。でも面白かった」など、ホラー映画ながらスティーヴン・キング作品ならではのジュヴナイル要素に反応した作品の個性を裏付ける声が多く上がり、いまもなお新しい感想が続々とSNS上を賑わせている。また、「ピエロトラウマになりそう」「あのピエロ癖になる」「ピエロまじ怖かったな終始ずっと」という声も寄せられており、子どもたちの恐怖である“それ”を体現する、邪悪なピエロ“ペニーワイズ”にもアツい視線が!今回到着した映像内では、ビル・スカルスガルドが演じたペニーワイズの姿を収めた撮影風景のみならず、アンディ・ムスキエティ監督が子どもたちをリアルに怖がらせるため、撮影ギリギリまでピエロを見せないようにしたこだわりを明かすインタビューも収められている。今回、この大反響を受け、現在上映中の202館/202スクリーンが、11月11日(土)より223劇場、254スクリーンに拡大公開が決定。加えて、座席が前後上下左右へ動き、ペニーワイズの恐怖を一層体感できるアトラクション型4D上映(4DX・MX4D)の上映もされることになった(4D上映は31劇場で開始)。晩秋の日本で、さらなるピエロ現象が巻き起こるに違いない。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月09日ホラー小説界の頂点に君臨するスティーヴン・キングの小説を『MAMA』のアンディ・ムスキエティが映画化し、早くも全米ではホラー映画の金字塔『エクソシスト』を超え史上No.1、R指定ホラー映画史上最高の記録をたたきだした『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。この度、原作者のスティーヴン・キングが本作についてコメントしている特別映像が到着した。「子どもの頃は、世界は自分を中心に回っていると思い込んでいる。でもある日気づくんだ。そうではないことにね」というナレーションから始まる今回の特別映像。まず、ムスキエティ監督が「子どもたちはある恐ろしい事実を知ることとなる」と言い、さらに“それ”に勇敢に立ち向かっていく自称“ルーザーズ(負け犬)・クラブ”のメンバーである子どもたちが本作について語る映像も収録。また、本作の舞台となるデリーという町は、殺人や不明者の数が平均の6倍。スティーヴン・キングは「“それ”は27年ごとに戻ってくる。その度に子どもが失踪する」と町で起こる不気味な事件は“それ”が原因であることをほのめかし、さらに「期待以上の出来栄えに驚いた。原作ファンもきっと楽しめると確信している」と太鼓判を押すコメントも寄せている。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は11月3日(金・祝)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月27日