映画『search/サーチ』が、2018年10月26日(金)に公開される。全てが“PC画面”の中で完結するサスペンススリラー『スター・トレック』シリーズのスールー役で知られる俳優ジョン・チョー演じるデビッドは、忽然と姿を消した16歳の娘・マーゴットの行方を追うため、彼女のPCにログイン。SNSにアクセスしその行方のヒントを探そうとするが、そこで自分の全く知らない娘の一面を知る…。と、ここまでは一見すると何の変哲も無い物語のようにも思えるが、本作最大の特徴はその映像にある。普通はシーン毎に様々なカメラワークの映像を組み合わせながら物語が進行していくが、本作では100%全てがPC画面の映像だけで完結する。この全く新しい巧みな手法により生み出した新感覚のサスペンススリラーは、米サンダンス映画祭でも話題を呼び見事観客賞を受賞している。監督は、若干27歳のインド系アメリカ人アニーシュ・チャガンティ。「グーグル グラス(Google Glass)」だけで撮影した「Seeds」というYouTube動画がインターネットで話題を巻き起こし、映画界デビューへのチャンスを掴んだだという異色の経歴を持つ注目の人物だ。ストーリー忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として捜査が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…。そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿だったーー。作品情報映画『search/サーチ』公開日:2018年10月26日(金)原題:Searching監督:アニーシュ・チャガンティ製作:ティムール・ベクマンベトフ(『ウォンテッド』監督・『アンフレンデッド』製作)脚本:アニーシュ・チャガンティ&セブ・オハニアン出演:ジョン・チョー(『スター・トレック』シリーズ)/デブラ・メッシング(「SMASH」「ウィル&グレイス」)/ジョセフ・リー/ミシェル・ラー
2018年07月30日世の中において際限ないものといえば、人間の欲望。誰もがそんな思いを感じたことがあると思いますが、今回ご紹介する作品は、間もなく公開を迎える話題作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。美しい7人の女性が、1人の男性を巡って繰り広げるスリラーです。そこで、本作を手掛けたこちらの方に、お話を聞いてきました。それは……。女性から高い支持を得ているソフィア・コッポラ監督!【映画、ときどき私】 vol. 144今回、この作品でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した監督は、女性としては史上2人目、しかも56年ぶりとなる快挙を成し遂げたことでも注目されています。そんななか、本作に込めた思いや見どころを語ってもらいました。物語の舞台となるのは、アメリカ南部に隔絶された女子寄宿学園。そこに暮らしていた世代の異なる女性たちの秩序が、負傷した美しい男性を受け入れたことで徐々に乱れていくさまが描かれています。まずは、この物語に惹かれた理由は何ですか?監督第一印象として、私は7人の世代の違う女性たちが一緒に暮らしている状況がとてもおもしろいと思ったのよ。あとは、南北戦争という時代にも興味を持っていたわ。というのも、どうしても戦争で戦っている男性が描かれがちなんだけど、私は男性たちを見送ったあとに取り残された女性というものを描きたいと思ったの。洗練された衣装やヘアメイクが印象的ですが、こだわった点は?監督いろいろと調べていくなかで、衣装も髪型も当時のものを参考にするようにしたわ。ただ、なかにはとても奇抜なものもあったわね。だから、いまの私たちの目から見て、キレイで魅力的だなと思えるものを歴史のなかから選んで、今回使うことにしたのよ。女性として性の自覚が芽生えるのに年齢は関係ないと思いますか?監督女性というのは年代によっても、個人個人でも、性の目覚めや男性に対する性的な欲求というのは違うと思っているの。だから、今回私は欲望に関しては、決して恥じるものではなく、自然なものなんだというふうに描きたかったのよ。特に大人の女性3人は、そういう気持ちを持っていて当たり前の年代にも関わらず、かなり抑圧されていて、男の人も周りにいない状況。だからこそ、より強い気持ちを持っても不思議ではないわよね。7人のキャラクターすべてを合わせて1人の女性像を表現しているようにも感じますが、意識したことは?監督正直言ってそういうふうには考えたことはないけど、同感だわ。やっぱり女性というのは複雑だし、彼女たちひとりひとりが女性の違う面を象徴しているということなのかもしれないわね。今回は女性の視点を大切されたようですが、ご自分の経験なども投影していますか?監督脚本を書いているときに自分の知っている女性のことを思い浮かべたり、女性の集団においてのコミュニケーションの取り方だったり、そして自分に起きたことや見聞きしたことは反映したわ。なぜなら、自分自身の経験というのは、いつも自分の脚本のなかに入れているからなのよ。女性を描くことを得意とされていますが、その際に心がけていることは?監督特に何というわけではないけれど、私は自分自身も共感できる女性を描きたいと思ってるだけなのよ。決して一面的ではなく、他の女性にも共感してもらえて、さらにちゃんとリスペクトを持ってもらえる女性を描きたいということは言えるわね。ただ、女性というのは、自分自身でも分析できないミステリスな存在。だから、あとから自分の作品を観返したときに、こういうところに共通点があったのかとか、ここに惹かれていたのかなと気が付くこともあるのよ。監督は女性クリエイターたちの憧れの存在ですが、女性に向けてアドバイスはありますか?監督映画監督とか、映画業界ということにこだわらず、どんな目的を持った女性にも言えることだと思うのだけど、とにかく自分の信じた道を突き進むこと。そして、諦めずに、何を言われてもへこまない忍耐力を持つということね。だから、意志の強さも必要だと思うわ。とにかく、どんなことを言われてもどんどん前に進む力というのを持って欲しいわね。映画界では成功している女性監督のひとりですが、これまでハンデを感じたことは?監督正直言って、女性であることがプラスになったことはあまりなかったから、チャレンジすべきことはたくさんあったわ。だけど、そればっかりに囚われていても意味がないので、そういうことはあまり気にせずに、自分の仕事や自分の作りたい映画を作ることだけを考えるようにしているのよ。今回はスリラーへ初めての挑戦となりましたが、難しさを感じた部分はありましたか?監督まず、スリラーには緊迫感が不可欠なんだけど、そういうテンションをどういうふうに出すかということがひとつの大きな課題だったの。実際に脚本を書いている最中も、このジャンルのなかで、ソフィア・コッポラらしさをどう出せばいいかということをすごく入念に考えていたわ。これまで監督は限られたスペースを舞台にすることが多いですが、この作品でもそこは意識していましたか?監督理由は自分でもわからないんだけど、私がよくやることよね。今回の場合は、本当に外に出られないから極端ではあるけれど、それがおもしろいと思ったの。出たくても出られないから、それぞれと相対するしか選択肢がないわけで、お互いを無視することもできない。そういう状況というのは、私にとっては魅力的だったわ。映画だけでなく、写真やファッションなどともコラボをしていますが、その原動力は?監督こういうクリエイティビティというのは、すべて共通してつながっているものだと思っているの。つまり、私はどんなものを作るにあたっても、たとえばバッグなら自分が欲しいものや使いたいもの。映画なら自分が観たいもの。そういうものを基準に作っているのよ。そう言うと自己中みたいに聞こえてしまうかもしれないけれど、決してそうではなくて、あくまでも自分が好きというのがひとつの基準であり、必ず他の方にも気に入ってもらえるだろうという謙虚な気持ちも持っているわ。今後どのような作品を撮りたいか最後に教えてください。監督次が何かというのは、まだ全然決まっていないのよ。でも、しいて言うなら「自分の限界を広げてくれる作品」ということね。それはつねに私が好きな部分なのよ。閉ざされた空間で巻き起こる愛憎劇!欲望と嫉妬に支配された女性たちが繰り広げる極上のスリラー。最後に彼女たちが下す驚きの決断と、息を飲む展開には誰もが心をかき乱されてしまうはず。あなたの内に秘めた本能も覚醒させられてしまうかも!?ストーリー1864年、アメリカ南部にある男子禁制の学園には、生徒と教師を含む7人の女性が暮らしていた。ところがある日、負傷した敵兵が現れ、回復するまで面倒を見ることになる。美しく紳士的な男性と触れ合うなかで、女性たちは誰もが心を奪われてしまうのだった。しかし、次第に情欲と嫉妬に駆られていく彼女たち。いつしか秩序を保ってきた集団の歯車も狂いはじめることに。そして、ある出来事によって事態は思いもよらない方向へ進むのだった……。刺激的な予告編はこちら!作品情報『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』2月23日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開配給:アスミック・エース、STAR CHANNEL MOVIES©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.写真・ホンマタカシ(ソフィア・コッポラ)
2018年02月19日カリフォルニアのソックスブランド「スタンス(STANCE)」より、マイケル・ジャクソンの「スリラー(Thriller)」を表現した「THRILLER 3 PACK」が登場。2017年10月17日(火)に発売される。スタンスとは「スタンス」は、スケートやサーフィン、アートといった西海岸のカルチャーをルーツにしたソックスブランド。スターウォーズやディズニーとの公式コラボレーションモデルを発売しているほか、現在MLBやNBAでの公式ソックスとしても採用されている。通常マイケル・ゾンビマイケル・狼男がセットに今年はマイケル・ジャクソンによるショートフィルム「スリラー」が発表されて35周年となる。これを記念し、今回の限定スリラーソックスコレクションが生まれた。コレクションでは、3つソックスがセットに。それぞれ通常マイケル、ゾンビ化したマイケル、そして狼男とムービーに出てくる3変化の姿がデザインされている。サイズは25.5から29.0cmまで展開。ファンにはたまらない限定アイテムとなっている。【詳細】THRILLER 3 PACK発売日:2017年10月17日(火)価格:7,500円+税サイズ:Lサイズ (25.5〜29.0cm)取扱店:スタンス 取り扱い店舗各店、スタンス 公式ウェブサイト
2017年10月15日ソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』シリーズ最新作『ジグソウ:ソウ・レガシー』が、11月10日に日本公開されることがこのほど、明らかになった。2004年の公開時、世界をかつてない衝撃に陥れた『ソウ』。それ以降、2010年の『ソウ ザ・ファイナル3D』まで毎年ハロウィンに新作が公開されてきたが、この大ヒットシリーズの新章が今秋始動する。新作では、街であがったいくつかの死体…特徴的なその死に様は、ひとりの人物像を捜査に浮上させた。ジョン・クレイマー。だが、「ジグソウ」の名で知られた凄惨なゲームの支配者である彼は、十数年前にこの世を去っていた。彼を崇拝する何者かが、しかも捜査に関わる人物が彼の後継者となったのか、それとも――。究極の状況設定=ソリッド・シチュエーション、被害者に仕掛けられる戦慄のゲーム、それらすべてを飲み込む驚愕のクライマックスで常に観客を恐怖と興奮の境地へと連れて行く『ソウ』シリーズのストーリーは、公開まで極秘とされているのが通例で、今回も断片的な情報から読み取れる筋書きは上記のみ。「ジグソウ」という新たなタイトルに込められた意味とは?今回新たに監督を務めるのは、『デイブレイカー』『プレデスティネーション』などで知られる気鋭の双子兄弟、マイケル・スピエリッグとピーター・スピエリッグ。脚本は、こちらも『ソウ』シリーズ初参加となる、『ピラニア3D』のジョシュ・ストールバーグとピーター・ゴールドフィンガーのコンビが手がける。『ソウ』シリーズを「世界で最も成功したホラー映画シリーズ」としてギネス認定されるまでに導いたプロデューサーのもと、一新されたフレッシュな制作陣が新生『ソウ』を生み出す。全米では、ハロウィン直前の10月27日に拡大公開が正式に決定した注目作。このたび、初めての場面写真も公開に。監督のスピエリッグ兄弟は「(過去シリーズでジグソウを演じた)トビン・ベルのDNAは作品全体に感じられるはず。ハロウィンの“恐宴”にはぴったりな映画だ。すごくワイルドなトラップがたくさんあって、楽しい“血”もある。もちろん、素晴らしいミステリーと最高のツイストもね。まさに2017年の"ソウ"なんだ」と自信にあふれたコメントを寄せている。Photo credit: Brooke Palmer
2017年07月19日M.R.ケアリーによるSF小説を原作とした、荒廃したロンドンが舞台のSFスリラー『ディストピア パンドラの少女』が、7月1日(土)より日本公開されることが決定。併せて本作のポスタービジュアルと特報映像も公開された。真菌のパンデミックにより、ほとんどの人類が“ハングリーズ”(=飢えた奴ら)と化し、残った少ない人々は安全な壁に囲まれた基地で生活している近未来。イングランドの田舎町では、ウィルスと共生する“2番目の子どもたち”(セカンドチルドレン)への研究が行われていた。彼らはウィルスに感染しながらも思考能力を持ち続け、見た目は全く普通の子ども。研究所ではその子どもたちから“ワクチン”を作り出そうと模索していた。ある日、その子どもたちの中に、知能を持った奇跡の少女メラニーが現れる…。M.R.ケアリーによる小説「パンドラの少女」を基にした本作は、M.R.ケアリー自身が脚本も手掛け、大ヒットドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのシーズン3エピソード2「三の兆候」も手掛けたコルム・マッカーシーが監督を務める。主人公・メラニーを演じたのは、500人を超えるオーディションで選ばれた奇跡の新人、セニア・ナニュア。本作で「シッチェス映画祭」女優賞を獲得したほか、「英国インディペンデント映画賞」、「ロンドン批評家協会賞」、「エンパイア賞」などで新人賞にノミネートされたスーパールーキーだ。そのほかにも、『007/慰めの報酬』『タイタンの戦い』のジェマ・アータートン、『101』『アルバート氏の人生』のグレン・クローズらが脇を固めている。このほど解禁された特報映像では、朝を知らせる号令と共に監獄の様な室内にいる少女メラニーが起き上がり、慣れた手つきで車いすを用意しなんと自ら、頭と足を拘束される準備を整えるという異様なシーンからスタート。そして、軍服を着た大人たちが連れていった先には、同じ様に車いす上で身体を固定された子どもたちが集まっていた。一体なぜ、子どもたちは身体を拘束されているのか?その教室で何が行われているのか?そんな中、追い打ちをかける様に衝撃の映像が続く。屋外に連れ出された少女の目の前には“世界の終り”とも言える光景が描かれてる。さらに、同時に公開されたポスタービジュアルでは、顔面マスクを着用したメラニーの横顔と、“共生”や“真菌”の文字と共に“ハングリーズ”や“セカンドチルドレン”という聞き慣れない文字が背景に浮かび上がっている。「彼女は人類の希望か。絶望か。」のコピーからは、少女が世界を救うキーパーソンであることが予測されるようだ。『ディストピア パンドラの少女』は7月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月19日ロバート・パティンソンが、SFスリラー『High Life』に主演することになった。監督は『パリ、18区、夜。』のフランス人監督クレール・ドゥニ。今作で、初めて英語の映画に挑戦する。共演には、パトリシア・アークエット、ミア・ゴスが決まっている。その他の情報刑務所に収監されている犯罪人たちが、刑期を短くしてもらうのと引き換えに、ブラックホールに向かうという危険な使命に挑むという物語らしい。撮影は来年春に始まる。パティンソンの次回作は、来年1月日本公開予定の『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。監督はヴェルナー・ヘルツォーク、共演はニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコ。その後にはブラッド・ピットがプロデュースする『The Lost City of Z』が控える。共演はチャーリー・ハナム、シエナ・ミラー。北米公開は来年春。文:猿渡由紀
2016年11月07日『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が製作総指揮を務め、豪華キャスト競演で贈るセクシャル・スリラー『ZIPPER/ジッパーエリートが堕ちた罠』。本作から、禁断のシーン満載の予告編が解禁となった。政界への進出も噂される連邦検事のサム・エリス(パトリック・ウィルソン)は、美しい妻(レナ・へディ)と共に順風満帆な生活を送っていた。そんな中、娼婦が関わった事件を担当したことがきっかけで、各界のVIPを対象に高級娼婦を斡旋している組織の存在を知る。それ以来、頭の中を巡るのは妖艶な女との淫らな行為ばかり。欲望と好奇心を押さえ切れなくなった彼は、ついにその一線を越えてしまう。そして、一度放たれた本能は留まることを知らず、さらなる淫欲の渦へと飲み込まれていく。一方、現上院議員の引退が決定的となり、サムに出馬の打診が舞い込むが…。『ブラック・スワン』でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、『レスラー』ではヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞したダーレン・アロノフスキーが製作総指揮を務め、『ブラック・スワン』のスタッフが再結集する本作。完璧なエリート検事が、1時間2,500ドルもの大金を支払い、淫欲の渦へと堕ちていく禁断のセクシャル・スリラーとして話題を呼んでいる。何もかも手に入れながら自らの欲望によって堕ちていくエリート検事サムを演じるのは、全世界で大ヒット中の『死霊館エンフィールド事件』や『インシディアス』シリーズのパトリック・ウィルソン。そのほか、『陽のあたる教室』のアカデミー賞受賞俳優リチャード・ドレイファス、「ゲーム・オブ・スローンズ」のレナ・ヘディ、そしてサムを不適切な関係へと誘惑する実習生として「glee/グリー」のディアナ・アグロンなど、豪華キャストが顔を揃える。欲望のたがが外れ、禁断の“扉”を開けてしまったエリート男の堕落を、まずはこちらからご覧あれ。『ZIPPER/ジッパーエリートが堕ちた罠』は新宿シネマカリテ「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月24日2012年に韓国で誕生し、心理スリラーミュージカルという新たなジャンルを打ち立てた『ブラック メリーポピンズ』。小劇場オリジナルミュージカルでありながら、その年の韓国の公演ランキングトップ10に入る人気作となり、2014年には日本で初演。作品により深みを加え、シャープに仕上げた田村孝裕の上演台本、鈴木裕美による巧みな演出で上演した日本版も高い評価を得、今回満を持しての再演が決定。そのタイトルロールを演じる一路真輝に舞台の話を聴いた。ミュージカルブラック メリーポピンズ』チケット情報「『メリーポピンズ』に『ブラック』が付いているようにちょっとサスペンス的、スリラー的な作品になっています。と言っても、オドロオドロしいとかではなく、心の中の痛みのようなものを表している作品。私はタイトルロールでありながら、そんなに出番がある訳ではなく、4人の兄妹を見守る役。でもその中で存在感を出さないといけないという、難しくて私自身とても勉強になった役でした」14年前に起った火事の記憶を失った4人の養子たち、そして失踪した家庭教師メリーの衝撃の事実が明かされていく物語。今回、メリー役の一路真輝、養子の兄妹を演じる小西遼生、上山竜治、良知真次ら初演メンバーに加え、新ヒロインとして中川翔子が初参加。彼女にとっては初舞台、初ミュージカルでの大役で、その辺りも見どころだ。「私は今年35周年になるんですが、小西遼生くんが『僕、生まれてなかった』とか言うんですね。兄妹の最年長ですら、私の芸歴にかなわない(笑)。私は舞台の上に立っている事が日常だったりするのですが、若い女優さんから『舞台に立つことが怖い』という話も聴いたり。私にできることがあれば力を貸してあげたいなって思う時期に、(中川)翔子ちゃんが入ってくるよとお聞きして。ご一緒できるのは本当に楽しみですし、できることがあればお手伝いさせていただきたいと思ってます」本作は舞台上に真ん中に大きな盆、そして小さな盆が4つあり、それぞれの回転や照明で、現在と過去を行ったり来たりする展開。「いきなり子どもになったり、現在に戻ったり、最初は驚くかもしれませんが、観る内にどんどん引き込まれる感じですね。音楽も主張しずぎず、でもとても効果的に使われていて、楽曲とセリフがきちんと融合していて自然。ミュージカルが苦手という方でも楽しんで頂けると思いますよ」新たなミュージカルの魅力を感じさせてくれそうな本作、5月29日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、6月3日(金)から5日(日)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、9日(木)福岡・福岡市民会館 大ホール、17日(金)愛知・愛知県芸術劇場 大ホールで上演。チケットは発売中。
2016年05月19日ロン・ハワードが、スリラー映画『The Girl Before』を監督することになった。原作は、来年秋にアメリカで出版される予定の同名小説。その他の情報主人公の女性は、ある家を気に入り、それをデザインした男性に恋するようになるが、3年前にその家では、別の女性が死んでいたことを知る。作家の名前はJ.P.デラニーだが、これは作家トニー・ストロングのペンネームではないかと言われている。ハワードの次回公開作は、クリス・ヘムズワース主演の『白鯨との闘い』。その後には、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ最新作『インフェルノ(原題)』が控えている。また、ダグ・リーマン監督、トム・クルーズ主演の犯罪スリラー『Mena』のプロデューサーも務める。文:猿渡由紀
2015年11月30日キャサリン・ハイグルが、ワーナー・ブラザースのスリラー映画『Unforgettable』に主演することになった。監督は、ハイグル主演の『かぞくはじめました』などをプロデュースしたデニーズ・ディ・ノービィ。その他の情報ディ・ノービィは今作で監督デビューを果たす。共演はロザリオ・ドーソン。ある男性が再婚し、前妻が新しい妻に嫌がらせをするというストーリーらしい。『幸せになるための27のドレス』『男と女の不都合な真実』『グリフィン家のウエディングノート』などロマンチックコメディを得意としてきたハイグルにとっては、新しい領域だ。ハイグルの最新作は、現在北米公開中の『Jenny’s Wedding』。レズビアンカップルの結婚をめぐるコメディで、トム・ウィルキンソンも出演する。文:猿渡由紀
2015年08月13日『ゴーン・ガール』で今年のオスカー候補に上がったロザムンド・パイクが、政治スリラー『High Wire Act』に出演することになった。共演は『MAD MEN マッドメン』のジョン・ハム。監督はブラッド・アンダーソン。脚本はトニー・ギルロイ。その他の情報物語の舞台は1980年代のベイルート。ハムが演じるのは、仲間を救うために再び呼び戻される元アメリカ外交官。パイクは、アンダーカバーのCIAエージェントを演じる。パイクの今後の出演作には、ジェイソン・クラーク、ミア・ワシコウスカと共演するアクションスリラー『HHHH』や、ドラマ『The United Kingdom』などがある。ハムは現在、コメディ『Keeping Up with the Joneses』を撮影中。共演はアイラ・フィッシャー、ザック・ガリフィアナキスら。文:猿渡由紀
2015年07月21日ライアン・レイノルズ、ジェマ・アータートン、アナ・ケンドリックほか豪華キャストが、ポップでファンタジック、でもコミカルなスリラーに挑戦する『ハッピーボイス・キラー』(原題:THE VOICES)が、9月19日(土)より日本公開されることが決定した。快活な青年ジェリー(ライアン・レイノルズ)は、バスタブ工場に勤務しながら単調な生活を送っていた。精神科医(ジャッキー・ウィーヴァー)の助けを借りながら、職場で片思いしている女性(ジェマ・アータートン)に接近するが、その関係は彼女がデートをすっぽかしたことをきっかけに、突如、殺人事件へと発展してしまう!慈悲深い犬と邪悪な猫という2匹のペットの“心の声”に板挟みになるジェリーは、正気を保つために努力するか、それとも邪悪な道に溺れていくか、究極の2択を迫られることに――。カンヌ「審査員賞」受賞のアニメ映画『ペルセポリス』や『チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~』で知られるイランの女流監督マルジャン・サトラピが新たに創り上げた本作は、ラブコメでも、サイコスリラーでもなく、もはやジャンルを超越したキュート(CUTE)でポップ(POP)な、“CP(キューピー)スリラー”!登場するのは、『デンジャラス・ラン』『グリーン・ランタン』のライアン・レイノルズと、『ビザンチウム』『ヘンゼル&グレーテル』のジェマ・アータートン、そして『世界にひとつのプレイブック』のジャッキー・ウィーヴァーら、個性豊かで豪華な面々。さらに、現在公開中の『ピッチ・パーフェクト』で人気上昇中のアナ・ケンドリックも、トンデモナイことになっているという。明るいテクニカラーのポップな世界観と、不穏な空気が混在する不思議でハイテンションな“CPスリラー”。どんな結末が待っているのか、期待しながら待っていて。『ハッピーボイス・キラー』は9月19日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日『シンデレラ』のリリー・ジェームズが、スパイスリラー『The Kaiser’s Last Kiss(原題)』に主演することになった。その他の情報舞台は第二次大戦中のヨーロッパ。オランダのレジスタンス組織は、カイザーの家にスパイ(ジェームズ)を送り込む。カイザーを演じるのはクリストファー・プラマー。監督は、ブロードウェイの舞台劇の演出で知られるデビッド・ルヴォー。原作は、アラン・ジャッドによる小説だ。ジェームズが主演する『シンデレラ』は、現在までに全世界で5億1300万ドルを売り上げている。次回作は、10月北米公開予定のコメディ『Adam Jones(原題)』。共演は、ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ユマ・サーマン、エマ・トンプソンら。監督は『8月の家族たち』のジョン・ウェルズ。『シンデレラ』公開中文:猿渡由紀
2015年05月12日2014年サンダンス映画祭を沸かせたSFスリラー『THE SIGNAL』の邦題が『シグナル』に決まり、今年5月に日本公開されることがこのほど、明らかになった。本作の主人公、マサチューセッツ工科大学(MIT)に通う大学生ニックを演じるのは、『マレフィセント』でフィリップ王子を演じ、2017年公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作にも出演する若手俳優ブレントン・スウェイツ。そして、ニックの彼女ヘイリーは、ホラー映画『Ouija』で主演を務めたオリヴィア・クック、大学生たちを施設に隔離する政府の研究員は、『マトリックス』のローレンス・フィッシュバーンが演じる。MITに通うニックらは、学校のPCにハッキングしてきた謎の人物ノーマッドの正体を追っている時に、何者かに拉致されてしまう。気が付くと、ニックたちは政府の隔離施設に監禁されており、「何か」と接触したため感染が疑われ、隔離されることが告げられる。不審に思ったニックは、仲間を連れて脱出を試みるも、自分の体に異変が起きていることに気づく。そして、追いかけてくる研究員たちによって窮地に立たされたとき、思いもよらない力が発動する。衝撃の展開と度肝をぬく仕掛けに、2014年のサンダンス映画祭で話題を集めた本作。邦題・公開決定とともに、ニックが横転したトラックの前に立ち尽くし、その足が熱を持ち変形した場面写真も公開された。なお、監督は、USAトゥデイにより「デヴィッド・リンチ、スタンリー・キューブリックの再来」と評されるウィリアム・ユーバンクが務める。(C)2014 Signal Film Group LLC All Rights Reserved
2015年02月13日ブルース・ウィリスがスリラー映画『Extraction(原題)』に主演することになった。監督はスティーブン・C・ミラー。その他の情報ウィリスが演じる主人公は、妻を亡くした悲しみから立ち直れないでいる元CIA捜査官。彼の息子は新米のCIA捜査官で、ふたりは一緒に新型の武器を開発しようとしている。そんな時、父がテロリストにさらわれ、息子は自力で父を助け出そうとする。ウィリスの最新作は、『シン・シティ 復讐の女神』。次回作は、秋に北米公開予定のコメディ映画『Rock the Kasbah(原題)』。監督はバリー・レビンソン、共演はビル・マーレイ、ケイト・ハドソン、ゾーイ・デシャネルら。文:猿渡由紀
2015年01月22日ルーニー・マーラ、エミリー・ブラント、レベッカ・ホールらがウォーリー・フィスターの監督デビュー作であるSFスリラー『Transcendence』(原題)の出演候補に挙がってるようだ。本作にはジョニー・デップが、自身の脳をスーパーコンピューターに接続する科学者・ウィル役で出演する予定で、仲間の科学者と共に、世界初の感覚を持ったAIを作り出そうとするストーリーだ。ルーニー、エミリー、レベッカら3人が候補となっているのは、ジョニー扮する主人公の妻・イヴリン。彼女は感覚マシーンの製作に反対する過激派によって殺害された夫・ウィルの脳をスーパーコンピューターにアップロードし、蘇生させようと試みるという役柄なのだとか。プロデューサーには、『ダークナイト ライジング』のクリストファー・ノーラン監督とエマ・トーマス夫妻が担当することも決定している。そんな『Transcendence』は2014年の公開を目指して、来年3月4日にもクランクイン予定だが、出演候補のひとりであるエミリーは現在、トム・クルーズ主演最新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影を敢行中で、来年春まで同作の撮影が延びる可能性があるため、今回『Transcendence』への出演が決定した場合は2本の撮影を掛け持ちすると見られている。
2012年12月17日来年1月18日(金)に公開を迎える『テッド』では主演を務めたマーク・ウォールバーグが、ハッキング事件を描く最新スリラーでプロデューサーを務めるようだ。ユニバーサル・ピクチャーズが製作するタイトル未定の同作で、マークはプロデューサーのみならず出演も果たす可能性があるという。同作はジャーナリストのデヴィッド・クシュナーが「GQ」誌に書いた記事「ザ・ハッカー・イズ・ウォッチング」を基に、共同プロデューサーのジョナサン・ハーマンが脚本を手掛ける予定だ。同記事は、ハッカーが高校生たちのパソコンをハッキングし、ウェブカメラから学生たちを盗撮した上、ウィルスやスパイウェアなどのマルウェアを送ったという、アメリカで実際に起きた事件のルポタージュだ。マークとジョナサンは以前にもユニバーサル・ピクチャーズ製作の『Contraband』(原題)で共にプロデューサーを担当しているほか、現在も同社のアクション・コメディ『Bait and Switch』(原題)やスリラー『The Disciple Program』(原題)を手掛けている最中だ。今後もマークは、『Broken City』(原題)、『2 Guns』(原題)、『Lone Survivor』(原題)などの新作に出演するほか、最近『Transformer 4』にも出演が決まったばかりだ。■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© UniversalPictures/Tippett Studio
2012年12月14日ケイシー・アフレックが、迷宮入りした連続殺人を描く新作スリラー『Boston Strangler』(原題)で出演とプロデュースを兼務するようだ。チャック・マクレーンが脚本を担当する本作は、1960年代にボストンで1年半に渡って12人以上の女性が惨殺されたものの、現在まで犯人が特定されていないという実話を基にした作品だ。その後、アルバート・デサルヴォが逮捕され、犯人であることを自供するものの、アルバート以外の第三者が事件に関わっていた可能性があると考えられている。そんなケイシーが手掛ける『Boston Strangler』はワーナー・ブラザースが配給を、ラングレイ・パーク・プロダクションズのケヴィン・マコーミックが製作を担当する予定だ。
2012年12月10日マイケル・ジャクソンのヒット曲で構成される歌とダンスのシアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』が現在日本公演中。11月25日には特別イベントも行われ、当日の模様を伝えるレポートが寄せられた。『THRILLER Live/スリラーライブ』公演情報11月25日(日)13:00終演後、世界24か国での公演を行うスリラーライブでも初めての試み、ファン参加型イベント“Moon Walk Challenge”が開催された。事前エントリーしてくれたファンも含め、参加者は10名。それぞれ個性豊かなMoon Walkを披露しました。審査をしたのは、マイケル・デューク、サマンサ・ジョンソン、ヘイデン・エシュン、ダリアス・ケイレブの4人。ファンのパフォーマンスに驚いたり、大笑いしたりと、楽しんだ様子。さらには、Young MJのディアンドレが飛び入り参加。ファンもキャストも一体となって多いに盛り上がったイベントになった。優勝者は伊藤銀児くん(13歳)、浜田惇平くん(16歳)、櫻庭歌也くん(11歳)の3名で40点満点を獲得。3人とも、普段から、マイケルのDVDを見て、マイケルの動きの研究に余念がないそう。この3人はキャスト、観客から、特に大きな歓声が上がった。審査員を務めたサマンサは、「日本のファンのマイケルへの愛を強く感じる。みんな素晴らしいパフォーマンスだった。サイコー!(日本語で)」と興奮した様子。キャストと観客の距離をさらに近づけた、日本のファンにも、スリラーライブのキャストにも思い出に残るイベントとなった。日本初上陸のスリラーライブ東京公演も今日の公演を終えて、残り16公演。トリヴュートショウとして、ますますマイケル・ジャクソンへの敬意と愛情に包まれたショウとして進化してくことだろう。ステージジャーナリスト今井未菜美公演は12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて、12月18日(火)から27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催される。チケットは発売中。
2012年11月27日ハリソン・フォードとザック・エフロンが、ロブ・ライナー監督の新作スリラー『You Belong to Me』(原題)で共演する可能性が出てきた。ライナー監督にとって1990年の作品『ミザリー』以来のスリラー復帰作となる本作で、ハリソンは自身の女性患者が自殺したことにより苦悩する精神病医の役を、一方のザックは女性患者の兄弟・ジェームズ役を演じる見込みだ。精神病医はジェームズと親しくなるものの、ジェームズは彼の妻や娘までも誘惑するようになり、かえって問題が複雑に絡まり合うという内容で、ロバート・デ・ニーロが怪演を見せた1992年のマーティン・スコセッシ監督作品『ケープ・フィアー』に似た作風になるという。本作は来年3月にもクランクイン予定で、今週サンタモニカで開催中のアメリカン・フィルム・マーケットで配給先を探しているという。■関連作品:ミザリー 1991年2月より公開
2012年11月05日東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」(12月18日~27日までは大阪で公演される)。マイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブの魅力と見どころ5つをご紹介。 前編はこちらから 3、あの伝説のダンス「ムーンウォーク」が復活マイケルのダンスといえば「ムーンウォーク」が一番有名ではないだろうか。今回のライブでも「BILLIE JEAN(ビリー ジーン)」などの曲の中で登場する。ダンサーがムーンウォークを繰り出すと観客からは思わず歓声が上がった。(c)TETSUO SUZUKIムーンウォークだけでなく、マイケルの生前のライブが再現されたようなダンスパフォーマンスがいくつも登場する。身体を一直線にしたまま足首から前に倒れ込む、あの独特の動きも今回のライブでは見られる。マイケルをリスペクトし、多くのダンサーを虜にしてきたムーンウォークを始めとしたマイケルのダンスの数々。実際に目の前で見ることができるのが「スリラーライブ」の魅力の1つだ。4、名曲「スリラー」を再現今回のライブの名前にもなっている「THRILLER(スリラー)」といえば、ゾンビが出てくるミュージックビデオが有名。今回のライブでは、そのミュージックビデオを彷彿させる演出がされている。(c)TETSUO SUZUKIリアルなゾンビたちと一緒にダンスをする場面では、迫力あるダンスで見ごたえ十分。ダンサーたちのゾンビの格好には、登場したときに観客席から悲鳴が聞こえたほどだ。思いがけない演出がされているので、是非一度、劇場に足を運んで実際に体験していただきたい。5、観客参加型のライブパフォーマンス「スリラーライブ」最大の魅力は、キャスト達と観客との一体感だ。子供から大人まで幅広い年齢層の観客達は、ノリのよいシンガー達につられ、総立ちでのダンス。初めの恥ずかしさは曲が進むにつれなくなり、終盤では曲に合わせて頭の上での手拍子と、身体全体を使って踊りだす。(c)TETSUO SUZUKIおすすめはやはり舞台の正面、キャスト達の表情まで見える前列からの観劇だ。運がよければキャスト達があなたにハイタッチしてくれるかもしれない。実際にライブを見た人は「期待以上に楽しかった。もう1回見に行きたい」「キャストみんなが魅力的でファンになった」と感想を述べている。こんな魅力いっぱいの「スリラーライブ」は12月9日まで。マイケルのファンという人も、あまりマイケルのことを知らないという人も、新しいライブパフォーマンスに魅了されること間違いない。仕事帰りや週末の予定に「スリラーライブ」で盛り上がってみてはいかがだろうか?PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月24日誰もが一度は耳にしたことのある「THRILLER(スリラー)」や「BEAT IT(ビート イット)」で知られる、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソン。未だに彼の名曲の数々は聞く機会は多い。そんなマイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブが日本にやってきた。それが東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」だ(12月18日~27日までは大阪で公演される)。歌とダンスを凝縮し、ライブとはまた違う、新しいエンターテイメントとしてマイケルを感じることのできるライブパフォーマンスだ。今回はこの「スリラーライブ」の魅力と見どころ5つを紹介しよう。1、30曲以上を5人のシンガーが歌い上げる今回のライブでは、マイケルのヒット曲が30曲以上演奏される。「SMOOTH CRIMINAL(スムース クリミナル)」「BAD(バッド)」など、イントロを聞いただけでワクワクし始め、思わず身体でリズムを刻んでしまうマイケルの名曲が目白押し。歌うのは、5人のシンガー。曲に応じて様々な表情を魅せるマイケルの多面性を、5人の個性豊かなシンガーたちが表現している。その中でも、マイケルの"ソウルシンガー"としての側面や、セクシーな魅力を表現する唯一の女性シンガー、サマンサ・ジョンソンの姿には目が釘付けにされる。(c)TETSUO SUZUKI同じマイケルの曲でも、女性であるサマンサが歌うと、女性的な内面を取り入れた表現がされ、よりマイケルの繊細で情熱的な歌の魅力が増して聞こえる。また、男性シンガーに引けをとらないパワフルな歌唱力にも、心をぐっと掴まれるようだ。ライブの中での彼女に注目をしたい。2、マイケルの幼少期を演じる12歳の少年がカワイイこのライブでは、ジャクソン5時代のマイケルから始まり、「人類史上最も成功したエンターテイナー」と称されるに至るまでをヒット曲に乗せ、まるでマイケルの人生をダイジェストで見ているかのように、1つのライブに凝縮している。ライブの冒頭で、幼少時代のマイケルを演じるのは若干12歳のシェーン・ケオ・グレネード。「ABC」「I Want You Back(アイ ウォント ユー バック)」では、彼の歌声はとても澄んでおり愛くるしい。しかも大人に負けない、圧倒的な歌唱力を持っており、ライブが始まった途端に彼の歌に惹き込まれてしまうのだ。ライブが進む中で、彼が出てくる場面では思わず観客も笑顔を見せてしまうほど、舞台上でのムードメーカー的な存在になっていた。彼のあどけない表情も楽しませてくれる。なお、キャストは公演日程により変更になる場合があるので、公式サイトをチェックしてみよう。別のキャストだとまた違った魅力が出るので、何度も楽しむことができそうだ。「スリラーライブ」が思わず見たくなる、残る3つの魅力は後編に続く。 後編はこちら PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月23日地中の箱に閉じ込められた男の脱出劇を描いた『リミット』の脚本家クリス・スパーリングが手がけた、シチュエーション・スリラー映画『ATM』の公開に先がけ、タレントで危機管理コーディネーターの肩書きを持つテレンス・リーからコメントが届いた。その他の写真本作は、投資会社に勤める男女三人が、パーティーの帰りに立ち寄ったATMで何者かによって仕掛けられた罠にハメられてしまう恐怖体験を描いた作品。“もし人通りの少ない孤立したATM内で、次々と異常事態が発生したら?”というテーマのもと、スリリングに展開される。ATMの外には謎の人物が常に存在し、全通信が遮断され、室内はマイナス21度と、様々な災難に巻き込まれる主人公たち。中に居れば凍死、外に出れば謎の人物に殺されるかもしれない恐怖の中で、三人はある決断をすることに。本作の“危機管理部長”に就任したテレンス・リーは、「平凡な日常生活も一寸先は闇だ! いたるところに罠がある! 『ATM』を観て危機管理能力を目覚めさせろ!」とコメントを寄せている。『ATM』は10月20日(土)より公開。『ATM』10月20日(土)よりシネクイントにてレイトショー公開
2012年09月28日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日フィリップ・シーモア・ホフマンが、新作スーパーナチュラル・スリラー『Ezekiel Moss』(原題)の監督を務めることになった。同作の脚本はハリウッド業界人によって選ばれるブラックリスト(映画未製作の優秀脚本リスト)にランクインしたもので、死者と意思疎通を図ることができる流れ者と友人になる少年の姿を描いたスリラー作品だ。本作の製作を担当するマンダレイ・ピクチャーズ社のキャシー・シュルマン氏は、メガホンを握ることとなったフィリップを「現世代で最も素晴らしい才能の持ち主のひとり」と賞賛。「フィリップのような有能な人間の手によって、信仰とスーパーナチュラルがテーマのこのゴシックスリラー作品が手がけられるのを大変嬉しく思っています」と声明を発表している。フィリップは、本年度のヴェネチア国際映画祭に出品された『The Master』(原題)で優秀男優賞を受賞するなど、俳優として世界中から高い評価を受けているが、監督としては2010年製作の日本未公開作品『ジャック、舟に乗る』だけ。果たして、円熟したセンスは監督業でも発揮されるのか?■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年09月19日アンジェリーナ・ジョリーが、シャーリーズ・セロンの降板を受けて新作スリラー『The Tourist』(原題)のヒロインを演じることになりそうだ。「The Hollywood Reporter」誌によると、『The Tourist』はシャーリーズが自身の主演作として長期間携わってきた企画だが、先週、バラット・ナルリ監督の降板劇があり、続いてシャーリーズも手を引くことになったという。『The Tourist』はソフィー・マルソー主演の2005年のフランス映画『アントニー・ジマー』のリメイクで、アンジーが演じるヒロインは、国際的犯罪者となった元恋人を追うインターポールの捜査官。ヨーロッパを舞台に、犯人をおびき出すためにアメリカ人旅行者の男性をオトリとして利用するというストーリーだ。一時、トム・クルーズが関心を示していたという旅行者の男性役には、『ターミネーター4』で脚光を浴び、12月公開のジェームズ・キャメロン監督の新作『アバター』に主演するサム・ワーシントンがキャスティングされている。(text:Yuki Tominaga)写真は先日、シリアのイラク難民の元を訪れた際のアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット。© Getty Images/AFLO■関連作品:アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:たった数分で圧倒される映像世界…年末最大の話題作『アバター』予告編が解禁!J・キャメロン最新作『アバター』画像がついに解禁!水槽に横たわる生物は何者?世界で最初の目撃者に!『アバター』特別3D映像上映イベントが全世界で同時開催
2009年10月13日