スポーツ版チームビルディング理論株式会社カンゼンは、スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である福富信也氏が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べるためにまとめあげた『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』を7月5日に発売いたします。『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』書影チームスポーツの指導者必読!本書は、チームスポーツにおいて組織力を強化するための教科書です。スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である著者が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べる1冊になっています。日常に隠れた“成長の種"を見逃さない!一体感は“背後のチーム"が鍵を握っている心の安全を担保し“偽りの平和"から脱却するストーミング(混乱期)はチームの成長痛etc……チームづくりの着眼点を知り状況に応じた解決策を生み出すことができる!スポーツ版チームビルディングの教科書2021年度インターハイ準優勝米子北高校サッカー部での取り組むチームのパフォーマンス曲線ブラインドウォーク初級編目次CONTENTS序章本書における“ チームビルディング" の捉え方“ チーム" の定義“ チームワーク" でシナジーを生み出すチームには“ 役割" が存在する“ いい選手" を構成する要素“ オン"と“ オフ" をつなげて考える活動後の「ふりかえり」“ 気づき" を風化させない習慣化していくためのプロセスふりかえりのポイント第1章 チームのパフォーマンス曲線チームの成長に必要な過程を理解する1. フォーミング2. ストーミング3. ノーミング4. パフォーミング日常に隠れたストーミングを見逃さない第2章 コーチのマインド1チームを統率するうえでペナルティは有効か2怒鳴ることの効果3リーダーとフォロワーの関係性4努力とは5問いかけてやる気を引き出す6言語化の重要性7教育かマネジメントか8扱いづらい選手への教育的な対応第3章 チームづくりのヒント1チームワークにも色々な種類がある2ストーミングを超えた先にあるもの3プレシーズンの落とし穴4 J1に定着した北海道コンサドーレ札幌5スター軍団ヴィッセル神戸でさえ苦戦するワケ6勝負の世界だからこそ知っておきたい“ 負け方" の重要性7勝っているチームこそ要注意8キャプテン適任者がいない9ファシリテーションを使ったハーフタイムミーティング第4章 チームワーク強化メニュー集【動画アリ】メニュー集を見る前に考えてほしいことフープリレーペアウォークブラインドウォーク初級編ブラインドウォーク上級編暗号解読長縄2人同時8の字跳び2人組短縄跳び122人組短縄跳び34じゃんけんゲームボールジャグリング普通の人選手権定番クイズコラム12021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム22021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム32021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組み書誌情報タイトル:スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング著者:福富信也定価:1,650円(本体1,500円+税)判型:A5判総頁数:160PISBNコード:978-4-86255-639-4発売日:2022年7月5日amazon : Rakutenブックス : 商品情報 : プロフィール福富信也(ふくとみ・しんや)1980年3月生まれ。信州大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。横浜F・マリノスコーチを経て、2011年に東京電機大学理工学部に教員として着任(サッカー部監督兼務)。日本サッカー協会公認指導者S 級ライセンスで講師を務め、Jリーグトップチームから年代別日本代表まで幅広い対象への指導を行う。2021年にはラグビートップリーグでも指導。著書に『「個」を生かすチームビルディング』(小社)や『「勝つ」組織 集団スポーツの理論から学ぶビジネスチームビルディング』(小社)、「脱 トップダウン思考 スポーツから読み解くチームワークの本質」( 東京法令出版)がある。その他、テレビ出演、企業研修など多数。Yahoo! ニュースオーサーとしても活動中。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン営業部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日「同じグループの中で2度も事務所を移るのはかなり異例。業界内で“再移籍”をいぶかしむ声は少なくありません」(芸能関係者)4月に所属事務所グループの再編に伴い、ヒラタインターナショナルからヒラタフィルムに移籍した松岡茉優(27)。実は松岡がグループの中で移籍するのは今回で2度目。1度目は4年前に遡る。「松岡さんは’18年にヒラタオフィスからヒラタインターナショナルに移籍しています。’15年に恋人の俳優と自転車に2人乗りしている姿が報じられたことで当時のマネージャーに激怒され、精神的なショックを抱えたそうです。そして社長に移籍を直談判したといいます」(前出・芸能関係者)最初の移籍の事実は伏せられていたが、’18年5月に本誌が事務所に問い合わせた直後、初めて移籍が公表されることとなった。その後心機一転、数々の話題作に出演し、映画賞も受賞するなど若手実力派女優としての地位を確固たるものにした松岡。しかし、嘆願した移籍先との間にも不穏な空気が漂いはじめる。「松岡さん本人も演技力には自負がある。それゆえ、自分が評価されていないと感じると不機嫌になることがあるそうです。マネージャーからそのことを指摘されると、さらに気分を害し、ぎくしゃくすることもしばしばあったといいます」(芸能プロダクション関係者)さらに同事務所の“先輩女優”への複雑な思いもあったようだ。「松岡さんは子役から芸能界入りしたこともあって、同じ事務所で年も近い多部未華子さん(33)に対してはライバル心があったそうです。しかし、出産を経て仕事復帰した多部さんが次々とCMやドラマに出演し、注目を集める様子を見て、扱いに格差を感じるようになったといいます」(前出・プロダクション関係者)そして決定的な亀裂が生まれる出来事が。「不満がたまった松岡さんはかねて交流があった知り合いの40代の女性を自身のマネージャーとして迎え入れたそうです。本来ならマネージャーは事務所主導で決まることなので、信頼関係が崩れ、再移籍することになったといいます」(前出・プロダクション関係者)本誌が松岡の現事務所にこれらの事実を確認すると、前事務所と連名で次の回答が。「記事にあるようなことはなく、自身の仕事に集中し、真剣に取り組んでおります。外部の女性マネージャーは、当方と数年来の知り合いであり、グループ内異動の理由はヒラタグループHPにてお知らせしております通り、業界内の多様化と各社バランス、自身の年齢を鑑み、当グループ会長により再編されました」再移籍を発表する直前の3月、松岡はこう語っている。《ここ数年は、飛びたいけど、悩んで悩んでやっぱり飛ばないということが多かった。でも今は飛んで踏み込んでみたい》(『スポーツ報知』3月2日付)新マネージャーとともに踏み込んだ新事務所で松岡を待ち受けるものはーー。
2022年06月01日Jクラブのスクールと学校のチームに所属しているけど、チームで試合に出られない。伸びる時期だから試合に出られないのはもったいないとJクラブのコーチがチームを紹介してくれた。体験は楽しかったようだし移籍も良いと思うけど、移籍すると県のトレセンに選ばれない可能性が。中学以降は通っているJクラブのジュニアユースに行きたいし、どんな選択をすればいいのか悩む......。とのご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの知見をもとにお子さんにとって一番いい環境をどうやって決めるかアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<楽しいチームがいい?厳しいチームがいい?6歳児二択問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。10歳の息子は現在、学校のサッカーチームと、Jクラブのスクールに入って活動しています。学校のサッカーチームは人数が少なく、試合に出場できません。Jクラブのコーチに、今伸びる時期だから試合に出られないのはもったいないと言われ、他の学校サッカーで試合に出られるチームを紹介されました。体験に行ってみてとても楽しかったようです。移籍もいいかな?と思ったのですが、今加入している学校サッカーの方で小4でのトレセンに選んでもらっています。U-10の県トレセンももしかしたら可能性があります。しかしながら移籍するとそのトレセンがなくなります。来年には所属しているJクラブのジュニアユースセレクションを受ける予定です。受かれば絶対にそちらに加入したいのですが、落ちた場合どっちを選んだらいいのか悩んでます。このような場合、試合を諦め今のままのほうがよいでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談ありがとうございます。子どもが、進路なり、サッカーを続ける環境を選択する岐路に立たされたとき、親は一体どうふるまえばいいのか。まずは、ここを考えましょう。■悩むのは子どもであって親ではない私は、まずは子どもの意思を尊重すべきだと考えます。息子さんの年齢は10歳で、来年ジュニアユースのセレクションを受けると書かれていることから、現在は5年生でしょう。高学年ですから自分がどんな環境でサッカーをしたいのか。もしくは、どんな環境が自分のためになるのかも、親御さんと一緒に考えることができるはずです。ご相談文を読む限りは、お子さんがどういった環境を希望しているのかがわかりません。お母さんは、セレクションを落ちた場合、試合のできるクラブに移籍するか、トレセンを重視して試合ができない学校のサッカーチームの二択で悩んでいると書かれています。が、悩むのは息子さんであって、お母さんではありません。そこを忘れないでください。■小学生にふさわしいサッカー環境とはでは、お母さんは、小学生の息子さんがサッカーをするにあたって、どのような環境がふさわしいと思われますか?私の意見を言わせていただくと、以下のような条件が考えられます。1)指導者に暴力や暴言がなく、楽しくサッカーができるところ。2)指導者に威圧的な態度がなく、主体的に取り組むよう子どもに求めているところ。3)勝利至上主義ではなく、サッカーを好きになることが最優先されているところ。4)全員が試合を経験できるよう配慮されているところ。これらが保証されていて、なおかつ試合を経験できれば移籍を考えてもよいかと思います。ぜひこの4つのことを考えながら、息子さんと「じゃあ、どんなチームだと楽しくサッカーができるかな?」と一度話し合ってほしいと思います。■どんなスポーツでも試合が一番楽しいものそのうえで親として助言するとしたら、どんなことがあるでしょうか。お母さんがひとつ悩まれているのが、トレセンに選ばれることと、試合に出ることのどちらが息子さんにとって重要なのかということです。私の個人的な意見になりますが、サッカーに限らずどんなスポーツでも試合が一番楽しいものです。そして、試合をしたほうが上達するはずです。これはJクラブのコーチがおっしゃる通りだと思います。もし、息子さん本人がほかのクラブに移籍してもよいというならば、今すぐそうしてあげたほうがよいでしょう。■子ども自身が最優先したいのは何なのか、を聞いてみようじゃあ、県トレセンに入れなくなっていいのか。それについては、都道府県ごとにトレセンの内容や活動の頻度は異なるため、その価値について明確なことは言えません。それこそ、Jクラブのそのコーチの方に尋ねてはいかがでしょうか。加えて、息子さんに、トレセンの活動を最優先して考えたいかどうかを聞いてみましょう。それと、Jのジュニアユースを落ちた場合、「どっちを選んだら?」と悩まれているようですが、これは中学で学校部活のサッカー部に入るのかを悩まれているということでしょうか。Jのクラブ以外にジュニアユースクラブはないのでしょうか。■小学生年代でトレセンに選ばれることがその後のキャリアに大きく影響することはないただ、私はトレセンに入れる環境か、そうでないかは、あまり優先すべきファクターではないように思います。小学生時代にトレセンに選ばれることが、その子のサッカーキャリアに大きな影響を及ぼすようには思えません。トレセンに選ばれることを単なる勲章とはとらえず、そのトレセンのなかで何が学べるのか、どんな成長があるのかに注目してほしいと思います。そもそも、トレセンに選ぶ基準は、指導者によってまちまちです。多くの指導者は、体が強く大きい子、スピードがあり、足元のテクニックのある子を選ぶようです。多くの指導者が「トレセンの選考でピックアップされるのは、今すぐ試合で勝つために戦える選手が多い」と言います。なぜならば、トレセンでも、市区町村対抗といった試合があるからです。例えばドリブルが上手くて、スピードがあって、同学年の子どもを抜いて行ける子がいると、トレセンの地区大会で有利になると考えられています。私が尊敬するあるコーチは、Jリーグクラブで育成に携わった時期にさまざまなセレクションに立ち会ったそうです。そのコーチが「この子、いいね」と指摘しても、ほかのコーチとはことごとく意見が合わなかったと聞きます。■今の時点でトレセンにはそれほどこだわらなくていい(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)息子さんがどんな選手なのかは知るよしもありませんが、上述したことを考えると、そんなにトレセンにこだわらなくてもよいかと思います。例えば統計的にみても、小学生でトレセンに選ばれ、そのまま日本代表で活躍する選手はほとんどいません。周囲の評価に一喜一憂せず、息子さん自身の意思を尊重し、人間的な成長を手助けするのが親御さんの役目だと私は思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
2022年05月25日《この度、私清野菜名は11年間在籍していた所属事務所ステッカーを離れ、トップコートに移籍する事になりました》5月14日、自身のインスタグラムでこう発表した清野菜名(27)。3月に夫・生田斗真(37)との第1子を出産したばかり。冒頭に続けて《高校生の頃からお世話になり沢山の事に挑戦させていただきました》と感謝をつづった清野だが、実は古巣との間に不協和音が生じていたという。「昨年10月、清野さんは連ドラ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)主演中に妊娠を発表しました。安定期に入っていたこともあり、撮影は医師と相談しながら進められました。そうはいっても妊娠中での撮影に不安を抱えており、『ハンオシ』の撮影が始まる前に前事務所に降板の相談をしたこともあったそうです。しかし、話し合いの中で認識にズレを感じることが多く、事務所と次第に距離を取るようになったといいます」(テレビ局関係者)母になる準備と仕事の両立に不安を感じていた清野だが、心の支えになった女優の存在が。ママ女優の先輩として活躍する木村佳乃(46)だ。「もともと木村さんの夫である東山紀之さんが“後輩だけど友達みたいな感じ”と言うほど生田さんと仲がよいこともあって、以前から家族ぐるみで交流があったそうです。さらに昨年12月に配信されたドラマで清野さんは木村さんと初共演。撮影は妊娠を発表する前でしたが、現場で木村さんに妊娠したときの備えや子育てのことを聞いていたといいます」(芸能関係者)木村との交流は清野に大きな刺激を与えることに。「木村さんは2人の娘の子育てをしながら、女優業だけでなくバラエティ番組でも体を張っています。育児をしながら女優を続けることに不安を抱えていた清野さんに木村さんが“働く母の背中を子供に見せることも大切だよ”と教えたといいます。木村さんに触発されたのか、清野さんはハリウッドに挑戦するという夢のために出産後も英会話のレッスンに励んでいるそうです」(清野の知人)事務所移籍にも木村の影響があるようでーー。「木村さんは移籍先の事務所の先輩でもあります。また同事務所には杏さんや佐々木希さんといったママ女優として活躍する人が多い。木村さんから子育てと仕事の両立を大切にする事務所の雰囲気を聞いていたこともあって、移籍を決めたそうです」(前出・テレビ局関係者)木村から“ママ女優の気魂”を注入された清野。何倍にもパワーアップして帰ってくることだろう。
2022年05月25日チームラボの展覧会「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が、島根県立美術館にて、2022年7月1日(土)から8月28日(日)まで開催されます。「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が島根でデジタル技術を駆使した"デジタルアート"の先がけとして知られるアート集団、チームラボ。世界中で1,000万人以上を動員している本展は、「他者と共に世界を自由に創造する」ことをコンセプトとした、子どもから大人まで楽しめる展覧会です。会場では、色とりどりの花びらが動物の形を作り上げる《花と共に生きる動物たちII》や、ボールを転がすと、色や音が変化する《光のボールでオーケストラ》、すべり台を滑ることによってフルーツを育てる《すべって育てる!フルーツ畑》などを展開。自分自身もアートの一部になったような感覚を味わうことができます。また、紙に描いた海の生き物が泳ぎ出す《世界とつながったお絵かき水族館》や、みんなが描いた様々な生き物が、高低差のある斜面を走り回る《グラフィティネイチャー - 山と谷、レッドリスト》など、自分の作品を参加させることができる展示も登場します。また、《世界とつながったお絵かき水族館》や《グラフィティネイチャー - 山と谷、 レッドリスト》で描いた絵を、オリジナルの缶バッジにして持ち帰ることができる「お絵かきファクトリー」も開催。展覧会の思い出やお土産にもおすすめです。【詳細】「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」開催期間:2022年7月1日(土)~8月28日(日)場所:島根県立美術館住所:島根県松江市袖師町1-5開館時間:10:00〜日没後30分※展示室への入場は日没時刻まで休館日:2022年7月5日(火)、7月12日(火)、7月19日(火)観覧料:<日時指定優先制>■前売券(コレクション展とのセット販売のみ)・企画展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」+コレクション展セット一般 1,650円、大学生 1,400円、小中高生 800円(内訳/企画展 一般 1,500円、大学生 1,300円、小中高生 800円/コレクション展 一般 150円、大学生 100円、小中高生無料)■当日券(現金払いのみ)・企画展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」一般 1,700円、大学生 1,500円、小中高生 900円・企画展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」+コレクション展セット一般 1,850円、大学生 1,600円、小中高生 900円※パスポート会員の方に限り日時指定は不要。※未就学児無料。
2022年05月18日息子のサッカーの成長が停滞。以前はエースだったのに、今はがつがつボールに向かわず周りを見る姿勢に。積極性がないと思われているのか、レギュラーを外されることも。中間子で空気を読むのが上手な子ではあるけど、サッカーの技術を磨いてもメンタルが向いてないとレギュラーになれないの?親としてどうサポートすればいい?と悩むお母さんからのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんがお母さんにアドバイスを送ります。どうして子どもにサッカーをさせているのか、今一度考える機会になるのでぜひ参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<グイグイ行かない消極的な息子にイライラするのよ問題<サッカーパパからのご相談>この春2年生になる息子は、保育園からサッカースクールに通っておりましたが、スクールは対外試合がないので、実践を積んでほしいという親の希望で小学校からはスクールをやめ、地元の少年団に入団しました。親の希望通り週末に対外試合が行われ、息子も試合に出ていますが、指導者のコーチングに疑問を感じています。息子はまだ経験が少なく技術もないし、ルールもわかっていません。試合でも相手にボールをとられてしまうと、切り替えができず積極的に取り返しに行こうとしません。また、ボールを取られたあとも一瞬ボールを眺める時間があり、その間に相手にボールを運ばれてしまいます。そのたびにコーチは強い口調でコーチングするのですが、理解できていないので、対応できません。ある試合ではDFとして出場しましたが、普段ポジショニングの役割など練習していないので役割を分かっておらず、攻撃参加するとコーチから強い口調で注意されましたその試合では息子はゴールを決めているのですが、得点しても何も声をかけてくれませんでした。他の保護者の方からもコーチの息子に対する態度に同情されました。本人はボールを蹴ることが好きで、練習がない日はいつも1:1を求めてくるぐらいですが、ふとコーチに叱られたことを思い出してか、泣き出したことがあります。正直、同じように威圧的なコーチングが続くようならこのまま続けさせるべきなのかと悩んでおります。本人がボールを蹴ること、ゲームで点をとることを純粋に楽しんでいるがゆえの悩みです。うまくなるため、また世の中を生きぬいていくためには必要なことだとは思いますが、まだ低学年です。親としては、プロになってほしいとかの高度な願望はなく、純粋にサッカーを楽しんでほしいだけです。このまま流れにまかせるのがよいのでしょうか。正直、コーチングを変えてほしいとかコーチに進言する勇気はないです。親が行動しろと言われるかもしれませんが、学生時代も社会に出てからも何かに抗議して変えた経験などありませんし、誰もが行動力があるわけでもないことをご理解いただければと思います。泣いたことはあったものの、息子はそれほど気にしていないようにも思われ、私自身の気持ちの整理ができればよいのかもしれませんが、モヤモヤしています。長くなってしまいましたが、アドバイスをお願いします。<島沢さんからの回答>ご相談ありがとうございます。ご相談の文章だけで、7歳の息子さんに接するコーチの姿がリアルに頭に浮かんできます。ボールを奪われた後に奪い返しに走ることを促すのは、指導として間違っていません。「戻れよ!」とか「切り替えろ!」といった声が飛んでいるのかなと想像します。ただ、まだ7歳ですし、子どもそれぞれで理解度に差はあります。本来ならばそのあたりを考えて、丁寧に説明して指導してもらいたいものです。■子どもが心からサッカーを楽しめないならチームを変えた方が良いかも全体的に威圧的な指導が目立つことは確かなようです。地域の少年団ですので、恐らくお父さんコーチや、地域の方々がボランティアで指導していることと思います。深く学んでとても良い指導をしている方もいらっしゃいますが、指導環境の質はまだまだ良し悪しがあるようです。結論から言うと、チームを替えたほうが良いかもしれません。まだ7歳なので、そのままチームに居続ければ威圧的なコーチに慣れてゆくことでしょう。ただ、お父さん自身が指導に問題があると感じている今、おっしゃるような「このまま流れにまかせるのがよい」とは思えません。親がストレスを抱えているのであれば、子どもも心からサッカーを楽しめないと考えます。■今のチームにい続けるか、息子さんと話し合おうそこで、まずは息子さんと話し合いましょう。「今のチームで楽しくサッカーできてるかな?ずっとプレーしたい?」「コーチがちょっと怖いよね?お父さんも見ていて嫌な気持ちになるよ。どんな気持ちかな?」「ほかのチームに移る方法もあるよ。もし、他のチームでサッカーをしたいと思うなら、お父さんと一緒に探してみる?」そんなふうに問いかけて、息子さんの気持ちを聞いてあげてください。「コーチングを変えてほしいとかコーチに進言する勇気はない」と書かれています。お子さんに前述したように問いかけ「他のチームでプレーしたい」と言えば、地域のクラブとか、他の少年団の試合や練習を見学してみてはどうでしょうか。他チームの親御さんに尋ねるなどして、移籍先を探してみてもいいかと思います。■クラブを見る際に気を付けたいポイントその際、私が考える「クラブを見る際に気をつけたいポイント」を挙げますね。1)子どもが笑顔で楽しそうにサッカーをしているか。2)子どもだけでなく、コーチの方たちにも笑顔が見えるか。3)見ている親たちが子どものプレーに対し、暴言やネガティブな声掛けをしていないか。4)試合は全員出場できるか。■お子さんが今のチームにい続けたいなら、無理に辞めさせないこと次に、息子さんが「チームを替わりたくない」と答えた場合、どうするか。今のチームを無理に辞めさせてはいけません。とりあえず様子を見ましょう。加えて、息子さんにはお父さんたちがついていることを伝えてください。例えば、こんなふうに言ってはどうでしょう。「そうなんだ。OK。なら、ここでプレーするといいよ。でも、やっぱり嫌だなとか、我慢できないなと思ったらいつでも言ってね。楽しくないなと思ったらお父さんに言ってほしい。お父さんは、君が楽しくサッカーをしてほしいと思ってるよ」今のチームにいれば、ミスをコーチから強い口調に怒られ、落ち込んだりもするでしょう。試合に出られないこともあるかもしれません。しかし、そればかりではなく、息子さんが「サッカーって楽しい。大好きだ」と感じながら過ごす時間もあるはずです。できれば、そういった部分にも注目してあげてください。■1年生ならどんなプレーをしてどんな気持ちだったのか、程度の振り返りで大丈夫一方で、お子さん自身は「泣いたことはあったものの、それほど気にしていないようにも思われる」とも書かれていますね。であれば、いったん放っておいていい気がします。干渉し続けると逆効果かもしれません。そこで、お父さんは練習や試合を毎回観に行くのではなく、少し減らして距離を置きましょう。何をされるのか?言われるのか?と警戒しながら観に行くのもストレスです。お子さんがサッカーから戻ってきたら、1対1の相手をしてあげればよいかと思います。そして、帰宅したときは「今日は楽しかった?」と聞いてあげてください。そのときの息子さんの顔つきや様子で、おおよそ見当がつくと思います。加えて、「何点取った?」とか「試合は勝ったの?」「失点は君のミスじゃないよね?」などと結果ばかり聞かないことです。どんなプレーをしたのか。どんな気持ちだったのか。1年生はそのくらいの振り返りで十分です。■今現在は何か行動する必要はないが、場合によっては......(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)「学生時代も社会に出てからも何かに抗議して変えた経験などありませんし、誰もが行動力があるわけでもない」と書かれています。今現在、行動する必要はないかと思います。ただし、指導者に暴力をふるわれたり、人格を否定されたり、ひどい暴言で傷つけられるようなことが皆無とは限りません。事前にさまざま調べて、息子さんとどこでサッカーをすると一番幸せかということを話し合う行動ができればよいと思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2022年04月27日三代目 J SOUL BROTHERS今市隆二率いるLDH野球チーム「中目黒リュージーズ」とお笑いコンビ・ティモンディ率いるグレープカンパニー野球チームが4月3日(日)に草野球対決を行った。この様子がデジタルコミュニケーションサービス「CL」において、5月1日(日)から配信される。中目黒リュージーズは三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二が監督となり、 東京ドームでの試合を目指す野球チーム。2019年からLDHでの野球チーム作りをはじめ、宮本慎也(元ヤクルトスワローズ)コーチ指導のもと、ゲストを交えながらの紅白戦や社会人チームとの対抗戦を行ってきた。この度、社外野球チーム グレープカンパニー芸人との初の対抗戦を実施。当日は抽選で選ばれたファンが招待され、会場の熱が高まる有観客試合となった。この試合は、LDH大好き芸人でおなじみのレッドガオ・REOTOがSNSにて「中目黒リュージーズとの試合がしたい」と投稿したことをきっかけに実現したのだという。OPアクトとしてEXPG STUDIOより10名の「リュージーズガール」が『Ki・mi・ni・mu・chu』をチアガール姿で踊り、会場を盛り上げると、各チームの選手が入場。監督の今市は「たくさんの方の力をお借りしてここまでくることができました。楽しみながらも、でも勝負なので、今日は絶対に勝ちたいと思います。絶対に負けません!」とコメント。ティモンディ・高岸も「これだけのお客さんが来てくださったということは、もう我々プロ野球選手ですからね、しっかり自覚を持って戦いましょう!」と意気込んだ。また、中目黒リュージーズコーチの宮本は「結成されてから練習は何度か見ているので、中目黒リュージーズが勝てると思いますよ!『やればできる!』」と高岸のギャグで笑いを誘い、試合きっかけを作ったレッドガオ・REOTOは「今日は、夢のひと時のような感じなので自分も思い出をたくさん作って楽しみながらプレーしたいと思います。」と語った。試合の勝敗に関してREOTOは、「勝ったら、CLで中目黒リュージーズと初ロケを希望します。グレープカンパニー出演者は僕単体でいいですけど。」と提案。それに対し、今市は「ぜひお願いします!」と乗り気の様子を見せ、REOTOは「前編後編の2本立てでお願いしますね。万が一負けたら・・・罰ゲームになるかわからないですが、LDHネタを披露しますね。」と笑った。先攻・グレープカンパニーの先頭打者は高岸。対する中目黒リュージーズの先発投手は今市でゲームがスタート。高岸がヒットを放つも、1回表はリュージーズが0点で切り抜けた。1回裏・リュージーズの攻撃では、ELLY、MAKIDAIが2者連続でヒットを放ち、先制。その後もBALLISTIK BOYZ・深堀がライト前ヒットで続き、点数を重ね、リュージーズが初回からゲームの主導権を握った。さらにこの1回にはELLYが110kmを超えるストレートを披露する場面も。対するグレープカンパニーも、その後ニルベース齋藤とトミドコロのヒットによるチャンス作り、チカトプライドのセカンドゴロの間や、ティモンディ高岸のライトオーバーの3ベースヒットで得点するなど、反撃に出ていた。試合中盤の4回裏攻撃前には「リュージーズガール」が『R.Y.U.S.E.I.』パフォーマンス。LDH大好き芸人のレッドガオ・REOTOもともに踊り、会場は大盛り上がり。また、この日、ティモンディ高岸は試合中の投球はなかったが、試合終了後に今市からのリクエストに応えて投球を披露。最速で136kmの投球を見せ、今市は「あれは受けられないですね〜(笑)」とコメントしていた。詳細の試合内容と勝敗については、5/1(日)から配信開始の「CL」オンデマンドPPVにて視聴することができる。<入場時・選手コメント>今市隆二「みなさん今日はありがとうございます。そしてグレープカンパニーの皆さんもありがとうございます。たくさんの方の力をお借りしてここまでくることができました。楽しみながらも、でも勝負なので、今日は絶対に勝ちたいと思います。絶対に負けません!」ELLY「こんなに多くの方に来ていただいて本当にありがとうございます。今日は久しぶりに本気だしますよ。一生懸命、今市くんと見に来てくださっているみなさんのために頑張ります!」REOTO(レッドガオ)――今日は夢の試合が実現しましたねとMCから振られて「僕もびっくりですよ。Instagramで投稿したらスタッフの方に見つけていただいて。お客さんも入っていただいて実現できたので。今日は、夢のひと時のような感じなので自分も思い出をたくさん作って楽しみながらプレーしたいと思います。」高岸 宏行(ティモンディ)――多くのお客様が来てくれましたね、とMCから振られて「これだけのお客さんが来てくださったということは、もう我々プロ野球選手ですからね、しっかり自覚を持って戦いましょう!」宮本慎也(中目黒リュージーズコーチ)「結成されてから練習は何度か見ているので、中目黒リュージーズが勝てると思いますよ!『やればできる!』」<各チーム代表からの試合への意気込み>高岸 宏行(ティモンディ)「一生懸命にベストを尽くして両チームが優勝できるようにベストを尽くします。みんななら『やればできる!』」今市隆二「勝負なので、勝ちにこだわりたいと思います!」スターティングメンバー【先攻】グレープカンパニー1番ショート:高岸宏行(ティモンディ)2番ピッチャー:REOTO(レッドガオ)3番センター:前田裕太(ティモンディ)4番キャッチャー:ニルベース齋藤5番セカンド:トミドコロ6番ファースト:口笛なるお(わらふぢなるお)7番サード:魂人(ウォーターズ)8番ライト:とう(ウォーターズ)9番レフト:斎藤サトル(控え選手)赤壁 裕樹(レッドガオ)シオマリアッチチカラプライドほか社会人野球選手【後攻】中目黒リュージーズ1番ショート:今市隆二2番レフト:GS3番キャッチャー:数原龍友4番ピッチャー:ELLY5番サード:EXILE MAKIDAI6番ライト:DEEP KEISEI7番センター:深堀未来8番ファースト:奥田力也9番セカンド:比嘉涼樹<試合終了後コメント>今市隆二「みなさん楽しんでくれましたでしょうか。寒い中応援ありがとうございました。初の対外試合でしたが、中目黒リュージーズ、強くなっていませんか?みんなそれぞれスキルもあがっていますし、ほんと野球やってるな〜という感じがしています。最高の時間を過ごさせていただきました。改めてみなさん本当にありがとうございました。チームとして、引き続き目標は変わらず「ROAD TO DOME」ということでドーム目指して頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします。」MAKIDAI「今日は皆さまお集まりいただき、本当にありがとうございました。中目黒リュージーズが 始まって 3 年くらいですかね。グレープカンパニーの皆さまとの試合が実現できて本当に嬉しいです。EXPG STUDIO リュージーズガールのハーフタイムショーでのREOTOさんのランニングマンも、会場が盛り上がり1つになっていて最高でした。感謝の気持ちでいっぱいです。」前田 裕太(ティモンディ)「今日はありがとうございました。本当に楽しい試合をさせていただきました。強いて言うなら数原さんとかが気を遣ってバラエティーをしてくださったのを、こっちがやらなきゃなと思いましたけど。もしまたチャンスをいただけるのであれば、このユニフォームにある『草野球伝説』というチーム名を考えた、サンドイッチマンの富沢さんも呼んで対戦出来たら嬉しいです。高岸 宏行(ティモンディ)「ありがとうございました〜!お客様の熱い声援とリュージーズの素晴らしいプレーによって本当にいい試合になりました。『みんなに金メダルだ~~~!』」<番組配信情報>「中目黒リュージーズ vs グレープカンパニー 草野球対決」配信スケジュール5/1(日)~配信配信URL※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。【出演者】◆中⽬⿊リュージーズ今市隆二 / EXILE MAKIDAI / ELLY / 数原龍友 / GS / DEEP KEISEI / 比嘉涼樹 / 深堀未来 / 奥田力也◆グレープカンパニーティモンディ / トミドコロ / チカトプライド / レッドガオ / シオマリアッチ / 口笛なるお斉藤サトル / ニルベース齋藤 / ウォーターズ※その他、両チームにスタッフ部員&社会人野球チーム「茨城トヨペット公式野球部」の選手、社会人野球OB選手で構成◆ゲスト・中目黒リュージーズコーチ:宮本慎也(元ヤクルトスワローズ)・MC:南隼人・盛り上げ:EXPG STUDIO「リュージーズガール」【CL概要】CLトップページ: 月額料金1,100円(税込)※一部、無料コンテンツあり(無料オンデマンド視聴・ライブキャスト配信視聴など)
2022年04月04日子どもがサッカーを始めるとき、どのチームに入れればいいのかわからない。ということはありませんか。サッカーチームといってもその種類はさまざまであり、少年団(スポ少)が良いのか、クラブチームが良いのか、などチーム選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、サッカーのチームを選ぶ前に知っておきたいこととして所属先の種類やその違い、チームを選ぶときのポイントなどについて解説します。サカイクが作った「サッカーはじめてセット」300セット限定でご予約受付中!>>■「所属先」の種類は大きく分けて2つサッカーチームを選ぶ際は、まず所属先の種類を理解しておく必要があります。所属先の種類は大きく以下の2つに分けることができます。・チーム(少年団、クラブチームなど)・スクールここでは、それぞれの所属先の概要について解説します。■チームチームには、選手がサッカー協会に選手登録を行ったうえで所属します。公式戦を戦う場合、所属先のチームで出場することとなります。そして、このチームには大きく分けて以下のような種類があります。・少年団・クラブチームどちらも同じサッカーチームですが、所属しているメンバーの特徴や入団方法などに違いがあります。■少年団(スポ少)少年団は、基本的に学校単位もしくはその学校の周辺地域の子どもたちが中心となって活動しているチームです。地域に根付いたチームであり、指導者も選手の保護者やチームのOB、近隣住民によるボランティアで行われているケースがほとんどです。後述するクラブチームと比較すると、月謝も最低限となっており、月2〜5,000円程度となっています。チーム運営は選手の保護者によって行われているため、当番制で練習や試合への帯同が必要となるケースもあります。入団にあたっては特にセレクションなどは行われておらず、誰でも入団できる点が特徴です。同じ地域に暮らす子どもたちが集まるため、友達が在籍しているケースも多く、子どもにとっても入団しやすいといえるでしょう。■クラブチーム(Jリーグ育成組織、街クラブなど)クラブチームは、地域の垣根を超えて選手が集まってくるケースが一般的で、サッカーの指導を専門に行っている指導者によって運営されている点が特徴です。Jリーグの育成組織もこのクラブチームに含まれます。チームによっては、元プロ選手の指導者がいたり、上位の指導者ライセンスを所有している人もいたりするなど、高いレベルの指導を受けられる点も魅力の一つです。強豪チームやJリーグの育成組織となると、入団希望者が殺到するため、セレクションを行い、合格しなければ入団できないケースもあります。また、チームとしての活動日数も多く、週末や長期休暇に遠征やたくさんの練習試合を行うこともあるため、月謝は少年団よりも高く月数千円〜1万円以上になることもあるでしょう。一方で、運営体制はクラブが整備しているため、少年団のように当番制による保護者の帯同は基本的にありません。■サッカースクールスクールは、習い事としてサッカーに取り組むことのできる場所です。チームとは違って公式戦に出場することはありません。わかりやすくいうと、チームが学校、スクールは塾のようなものだと考えてください。スクールは、基本的にサッカーの知識や経験、指導者ライセンスを所有している指導者による指導が受けられ、中にはドリブルやキーパーなど特定のスキルやポジションに特化したスクールなどもあります。また、Jリーグのチームが運営しているスクールもあります。スクールによって異なる部分もありますが、活動頻度は週に1~2回程度で、月謝は数千円程度であることが一般的です。子どもによってはスクールを掛け持ちしているケースもあるなど、個人のスキルアップを目指している人に向いている所属先だといえます。■チームとスクールの大きな違いチームとスクールの大きな違いは、公式戦の有無です。チームはサッカー協会に登録をしたうえで活動しており、小学生年代であれば以下のような公式戦に出場することができます。・全日本少年サッカー大会・バーモントカップ全日本少年フットサル大会など一方のスクールはチームとしてサッカー協会に登録しているわけではないため、練習試合や私設大会などには参加できますが、上記のような公式戦には出場できません。また、チームの場合は、選手は1チームしか所属できませんが、スクールは掛け持ちできる点も大きな違いです。一方で、多くのチームで行われる合宿や遠征、卒団式、クリスマスパーティーといった各種イベントなどは、スクールでも行われるケースが多く、大きな違いはありません。■チームを選ぶときのポイントこれからサッカーチームを選ぶ場合、目的と優先順位を決めておくことが大切です。例えば、純粋にサッカーを楽しみたいのか、それともプロを目指して活動したいのかによって選ぶチームは変わってきます。前者であれば、地元の友達が多く所属している少年団の方が向いていますが、後者であればより高いレベルの指導が受けられるクラブチームの方が向いているでしょう。また優先順位に関しては、例えば練習環境を優先するのか、自宅からの近さを優先するのか、指導者を重視するのかといったポイントが考えられます。クラブチームの中には、毎回人工芝のグラウンドで練習できるケースも多く、上位の指導者ライセンスを所有している指導者による指導が受けられることも珍しくありません。ただし、子どもによって練習場に時間をかけて通う、親の送迎が必須といったケースもあるでしょう。一方の少年団は、基本的に地元の小学校などで活動しているため、送迎などは不要です。■まとめ今回は、サッカーチームを選ぶ前に知っておきたいこととして、所属先の種類とそれぞれの概要、チームとスクールの違い、チーム選びのポイントなどについて解説しました。チーム選びをする際、保護者としてはどうしても、子どもにとってのメリット・デメリットという視点で考えてしまいますが、そのように考えるのではなく、単なる「違い」として捉えることが大切です。保護者が先導してあれこれ決めるようなことはせず、子どもが行きたいところ、わが子にあったところを選ぶのを見守りましょう。サカイク10か条にもあるように、見守るのが良い親の心得であり、子どもがサッカーを楽しめるようにサポートすることが重要なポイントです。関連情報:子どものサッカーに関わる保護者に、大切にしてほしい"親の心得"「サカイク10か条」サカイクが作った「サッカーはじめてセット」300セット限定でご予約受付中!>>
2022年03月03日かーちゃん(@ikabento)さんは、2021年に行われた、小学生が参加したドッジボールの大会結果を目にしました。大会結果にあった優勝チーム名を見て、かーちゃんさんは「最高」と反応します。優勝チームも含め、準優勝と3位のチーム名にもご注目ください。小学生男子のドッヂボール、優勝チーム名がテンプレすぎて最高 pic.twitter.com/bLYDgDh3hR — かーちゃん++@OVER35CUP春やる (@ikabento) February 19, 2022 優勝:最強無敵スーパーウルトラ神神神チーム準優勝:もふもふ3位:ぜつぼうシャーク、FT『最強無敵スーパーウルトラ神神神』には、小学生の男の子がかっこいいと思うであろう言葉が、ふんだんに使われています。口ずさみたくなる柔らかい響きの『もふもふ』に、謎の略語『FT』、詐欺師かサメを意味する『シャーク』…いずれも、ユーモアあふれるチーム名です。ドッジボールの大会で好成績をおさめたチーム名に、「小学生らしい」といったコメントが集まりました。・チーム名に恥じない成績をおさめているから立派。・小学生の男の子が付けそうなチーム名は、令和の時代でも通用するんだと安心した。・かわいらしい『もふもふ』が準優勝しているのも好き。幼い頃、一度はこうしたかっこいい名称に憧れた人もいるでしょう。かっこいい名前を付けたがるのに、年代は関係ないようです![文・構成/grape編集部]
2022年02月20日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」は、2022年3月1日(火)より春限定の作品群を公開する。福岡「チームラボフォレスト」の作品が春限定の装いに福岡PayPayドームの隣に位置する新施設「ボス イーゾ フクオカ(BOSS E・ZO FUKUOKA)」内にある「チームラボフォレスト」は、「捕まえて集める森」と「運動の森」という2つのインタラクティブな空間で構成される次世代のミュージアム。今回は、館内の複数の作品が、春限定の景色に装いを変えて展示される。桜の花でできた“生きる”動物たちを立体空間に投影例えば、無数の花々でできた生き物たちを立体的な空間に投影する《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち - A Whole Year per Year》や《花と共に生きる動物たち II - A Whole Year per Year》には、桜の花でできた動物たちが春の季節限定で登場。作品世界に住む生き物たちは、あらかじめ記録された映像が再生されているわけではなく、コンピュータプログラムによってリアルタイムに描かれ続けており、来場者や他の生き物の影響を受けながら常に変化。他の生き物を食べたり、逆に他の生き物に食べられたり、あるいは人々に踏まれることで散ったりと、永遠に変化をし続けるインタラクティブな体験が楽しめる。美しくも儚い群蝶たちも春限定の色彩にまた、群蝶が季節ごとに色を変えながら舞う《群蝶、儚い命 - A Whole Year per Year》も、春限定の色彩に変化。真っ暗で何も存在しない空間の中に人が入り、じっと静かにしていると、足元と壁に触れた手から蝶が誕生。季節ごとに色を変えながら舞う群蝶に人が触れると死んでしまうという、美しくも儚い作品となっている。詳細「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」春限定の作品群公開日:2022年3月1日(火)場所:BOSS E・ZO FUKUOKA 5階(福岡PayPayドーム隣)住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6
2022年02月13日染み入る日本語詞と豊かなアンサンブルを奏でる3ピース・バンド、ズーカラデルが、メジャー移籍してから初のアルバム『JUMP ROPE FREAKS』を完成させた。「ここ1~2年で、めちゃくちゃたくさん曲を作りました。7万曲ぐらいですか?(笑)殴り合いの血みどろの戦いの末に(笑)、厳選して、この15曲にたどり着きました」(吉田崇展・Gt&Vo)冗談交じりに吉田さんは語るが、勝ち残った猛者たちによって、極上のカラフルさを誇る一枚になった。「新しいチャレンジもしたけれど、延長線上にあって。かつ、現状維持じゃない表現ができました」(山岸りょう・Dr)そこに掲げた『JUMP ROPE FREAKS』というタイトルにも、深い意味が込められている。「鷲見が一時期、縄跳びに凝っていて。それも影響を与えたのかもしれないですけど(笑)。縄跳びをしている人って、めちゃめちゃ動いているのに、その場所からは一歩も移動することはない。だけど体内では、大きな変化がある。その感じって、何か時代を言い表すニュアンスを持っているのかもしれない。自分たちの在り様を表現するにもいい言葉かもしれないと思ったんです」(吉田)コロナ禍に制作されたことも関わっているのか、歌詞は内省的。しかし、とても鮮やかに響いてくる。「家の中での生活が増えて、外にはみ出したい欲求があって。そういうところが表れた気がします」(吉田)特に「まちのひ」の《まだ旅の途中全然進んでないけど/今部屋の鍵をやっと開けたところ/着いた先のことを考えている》という一節は、バンドの状況にも聞こえてくる。「ひょっとすると個人的な、僕だけのものかもしれない。もっと言うと、世の中のことをイメージして歌ったものかもしれないなって」(吉田)この曲に限らず、アルバムには、絶妙な比喩も含めて、様々に解釈できるフレーズがちりばめられている。そして、こうして想像力を膨らませられるのは、3ピースを越えたアンサンブルも影響している。塩入冬湖のコーラスが効いている「どこでもいいから」など、数多くのゲストが参加し、楽曲を構築しているのだ。「普段みんなが担当していない鍵盤やブラス、なんなら楽器じゃない音も試せたので、そのトライ&エラーの甲斐もあって、バラエティに富んだ音色になったと思います」(鷲見こうた・Ba)ポップアルバムでありながら、聴けば聴くほど味わえる。そんな、長く愛されていきそうな傑作の誕生だ。CMソングとなった「未来」などに加え、新曲も9曲収録。DVDは、ライブ映像初のパッケージとなる。アルバム『JUMP ROPE FREAKS』【初回限定盤(CD+DVD)】¥4,400【通常盤(CD)】¥3,300(Colourful Records)写真左から、山岸りょう(Dr)、吉田崇展(Gt&Vo)、鷲見こうた(Ba)。2018年3月に現体制になり、’19年1stアルバム『ズーカラデル』をリリース。2月からは、2年ぶりの全国ツアーを開催。※『anan』2022年1月26日号より。写真・友野 雄取材、文・高橋美穂(by anan編集部)
2022年01月23日チームラボによるアート展「チームラボ 偕楽園 光の祭」が、2022年2月1日(火)から3月31日(木)まで、茨城・水戸の偕楽園にて開催されます。チームラボが日本三名園の一つ「偕楽園」を光のアート空間に金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とならぶ日本三名園の一つである「偕楽園」は、国の史跡及び名勝に指定された、江戸後期の池泉回遊式庭園。庭園には約100品種3,000本におよぶ梅が植えられており、長期間に渡って梅の花が咲き誇る、梅の名所としても知られています。今回チームラボは、アートプロジェクト「Digitized Nature」の一環として、人々の存在によってその様相が変化するインタラクティブな光のアートの数々を敷地内に設置。非物質的なデジタルテクノロジーを駆使することで、「偕楽園」の自然そのものが主役のアート空間へと昇華。約1,500本の梅が光り輝くデジタルアート作品「好文亭」の目の前に広がる梅の木約1,500本を使った作品は、偕楽園の特徴を生かしたアートの好例。輝く梅の光はそれぞれ自律しており、ゆっくりと明滅を繰り返しながら幻想的な景色を作り上げています。樹齢約800年の巨木に映す美しい花々また、園内に立つ樹齢約800年と言われている巨木に花々の映像を投影するデジタルアート作品も。花々が生まれ、咲き、散るまでの姿をコンピュータプログラムによってリアルタイムで描写。以前の状態が複製されることはなく、その瞬間しか見ることの出来ない花々の姿を巨木に映し出されます。開催概要「チームラボ 偕楽園 光の祭」開催期間:2021年2月1日(火)〜3月31日(木)時間:18:00〜20:30(最終入場20:00)会場:偕楽園住所:茨城県水戸市常磐町1丁目アクセス:■車・常磐自動車道 水戸I.Cより約20分・北関東自動車道 茨城町東I.Cより約20分・北関東自動車道 水戸南I.Cより約20分■電車・JR常磐線 水戸駅〜水戸駅北口偕楽園行きバスで約20分■バス・「好文亭表門」停留所降車→表門まで徒歩約5分・「偕楽園東門」停留所降車→東門まで徒歩約3分・「偕楽園前」停留所降車→東門まで徒歩約3分・「偕楽園」停留所(終点)降車→東門まで徒歩約5分・「千波湖」停留所降車→東門まで徒歩約10分<チケット>販売開始時期:2022年1月上旬価格:大人 1,800円、中高校生 800円、小学生以下 無料
2021年12月14日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」は、冬限定の展示を2021年11月20日(土)よりスタートする。「チームラボフォレスト」の作品が“冬仕様”にチームラボが手がけるミュージアム「チームラボフォレスト」は、自らの身体で探索し、発見して楽しむ“学びの空間”の「捕まえて集める森」と、身体ごと没入して楽しめる「運動の森」から構成されるインタラクティブアートのミュージアム。コンピュータプログラムによってリアルタイムで更新・変化を続けるチームラボの作品は、季節ごとに様相が変わるのが特徴の1つ。「チームラボフォレスト」館内の多彩な作品が、冬季限定で冬の演出や色彩に切り替わる。冬の色彩をまとった“つぶつぶ”のインタラクティブアートなど《ふわふわな地形のつぶつぶの地層 - A Whole Year per Year》は、様々な色の粒が降り注ぎ、重なり合って地層模様を描いていく作品。人がいる場所に向けて粒が集まり、歩くと粒が弾けて混ざり地層模様が変化していく。インタラクティブな動きを見せる無数の“つぶつぶ”が冬の色彩をまとい、季節と連動した雰囲気を作り出していく。また、群蝶が季節ごとに色を変えながら舞う《群蝶、儚い命 - A Whole Year per Year》も冬の色彩に。プログラムによって随時描かれ続けているため、瞬間ごとに変化を続けており、見る度に異なる表情や空間に出会うことのできる作品だ。冬の花で形作った動物たちのアートさらに、色鮮やかな花々がうつろいながら咲き、動物たちを形作っていく《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち - A Whole Year per Year》や《花と共に生きる動物たち II - A Whole Year per Year》は、登場する花々を冬の花に一新。神秘的な世界観を体感することができる。【詳細】チームラボフォレスト 冬限定展示展開開始日:2021年11月20日(土)~場所:チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡PayPayドーム隣)料金:おとな(高校生以上) 2,200円、こども(中学生以下) 800円※保護者同伴に限り3歳以下無料※別途団体割引と障がい者割引料金ありチケット取り扱い:ボス イーゾ フクオカ公式ホームページ
2021年11月11日森七菜今年1月、前所属事務所のホームページから突然名前が消えたことで、事務所移籍トラブルを報じられた森七菜。そんな彼女が、久しぶりに連ドラに出演するという。「来年1月期の日本テレビ系『土曜ドラマ』枠で放送される、成田凌さん主演作品のヒロイン役に決まったそうです。人気漫画が原作の医療サスペンスドラマで、成田さんは医師役を演じます。森さんは現在、成田さんが所属する事務所とエージェント契約を結んでいる関係から、“バーター(束売り)”に近い形で出演することになったとか」(日本テレビ関係者)前事務所の女性マネージャーが’16年に大分県内の飲食店で森をスカウト。高い演技力でオーディションを勝ち抜き、アニメーション映画『天気の子』のヒロイン役を務めるなど、話題作に相次いで出演してブレイクした。ドラマ評論家の北川昌弘氏も、森を絶賛する。「岩井俊二監督に抜擢された映画『ラストレター』ではメインキャストの広瀬すずさんに負けない存在感で、末恐ろしい子だなと思いました。当時は大手事務所ではなかったのですが、出演作品が絶えなかったのも納得でしたね」■クリーンなイメージが一転そんな彼女が移籍トラブルを起こした背景には、事務所の事情と業界に疎い森側の考え方に違いがあったようだ。「売れるまでは仕事やオーディションのたびに大分から上京していたこともあり、交通費や宿泊費など先行投資も多かったそうです。主演を務めるようになってからも給料が低かったのは、“先行投資を回収してから”という理由だと聞いています。しかし、そんな業界の事情を知らない森さんの母親は、仕事量ともらっているギャラが見合わないと、前の事務所に不信感を持ってしまったようですね」(テレビ局関係者)昨年はドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)でゴールデン初主演。高い評価を得ただけに、移籍トラブルがあったとはいえ、バーター出演とは意外だが……。「騒動前までは数多くのドラマや映画のキャスティングに候補として名前が挙がっていましたが、ほとんどが立ち消えになってしまったみたいですね。テレビ局やスポンサーは金銭トラブルをかなり嫌がります。まだ契約期間が残っていた中での、強引な移籍劇だと報道されたのが痛かった」(同・テレビ局関係者)契約途中に降板したり揉めたら困るため、起用が見送られていたようだ。「これまでずっとクリーンなイメージで売ってきただけに、一度真逆な印象がついてしまうと払拭するのに時間がかかるでしょう」(広告代理店関係者)次のドラマの反響次第かもしれないが、森にとっては依然として逆風が吹いていることに変わりはない。今後も厳しい状況が続きそうだが、前出の北川さんは「心配ない」と断言する。「事務所移籍トラブルは犯罪ではないですからね。次のドラマの評価次第では、NHK『朝ドラ』のヒロインになれる逸材だと思います」日本テレビに1月期ドラマ出演が事実かを確認するも、「まだ1月期ドラマの担当者が決まっていないため、何もお答えできません」ドラマ復帰で、“いつでもスマイル”できる日々が戻るといいが……。
2021年10月07日サッカーが嫌いで辞めたいと言っている小1の息子に対して、サッカーを続けて成長してほしいと願い、やる気を引き出すためにサポートしているつもりだけど、どこまでやると過干渉?というご相談をいただきました。外に出たがらず運動機会が少ないのが親の悩みで、ちょうど誘ってもらった近所のチームに入ったら周りが上手くて愕然。移籍も考えるけど、チームメイトとの楽しい年間行事がなくなると考えると迷う......。というお母さんの悩み。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに、脳科学などの観点も交えてアドバイスします。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<「シートベルトを着けさせない、仲間をからかう子を注意しない」コーチにモヤモヤしちゃう問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。サッカーが嫌いで辞めたいと言っている息子(6歳)に対して、サッカーを続けて成長してほしいと願っています。やる気を高めたり、練習するきっかけを作ったりというサポートをしているつもりですが、どこまでやると過干渉になってしまうのか心配です。是非アドバイスをお願いします。息子は少年団に入って一年目です。親子とも元々サッカーに興味があったわけではないのですが、自分から外に出たがらず、運動の機会がとても少ないことが私の悩みだったので、近所の方に誘っていただいたのがきっかけで入団しました。最初は笑顔で楽しく参加していましたが、月日が経つにつれ、サッカーが嫌いと言うようになりました。入る前には気づかなかったのですが、かなりレベルの高いチームで、親がしっかり子どもにサッカーを教え込むご家庭が多く、大して運動をしてこなかった息子とのレベル差が大きいのが要因でした。同じメニューをやっても、上手くできない事に自信を無くしており、行きたくないと言い始めました。息子は得意な事は張り切ってやるタイプなのですが、サッカーには苦手意識がついてしまったようで、練習でもコツが掴めていない事が多く、できなくて泣きべそをかくことも何度かありました。試合に出ても、スタミナ、スピード、どこに蹴ればいいかという判断力がまだなく、なかなかボールに触れません。イヤイヤやっているのがわかるときには、見ていて苦しいです。元々運動させる事が目的で入ったので、サッカーを辞めるという事やもう少しレベルの低いチームへの移籍も考えました。しかし、チームの活動で親子サッカーや自然体験など楽しい思い出も沢山でき、息子もとても楽しんでいたので、チームを辞めたらこういう楽しい時間も過ごせなくなるんだよと話すと、本人も惜しいと思うようです。しかし、サッカー自体に楽しさはまだ見出せていないそうです。「自分はできない」「絶対無理」を連発しており、せっかくサッカーをやっているのに自己肯定感が下がっている状況はとても悲しいです。練習すれば出来ることが増えて楽しくなるはずと思い、家で一緒に運動をする時間を作ったり、動画を流して練習に誘ったりしております。はじめは嫌がりますが、最後は一緒にやるようになりました。今は評価することはぐっとこらえ、自分に出来ることを精一杯やっているつもりです。過干渉になるのも良くないとは思いつつ、やる気を出せるようなサポートはどの程度までなら良いのか悩んでいます。<島沢さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。丁寧に息子さんに向き合っているご様子、とても好感が持てます。ただ、お母さんが少し頑張り過ぎかな?という印象を抱きました。お便りからの情報だけなので私の理解が及ばない部分もありますが、その部分はご理解いただければと思います。■「頑張ったね」「楽しめて良かったね」など取り組みを認めてあげるお母さんのなさっていることが過干渉かどうかを、私が判断するのは少し難しいかもしれません。まずは、お母さんのおっしゃる「やる気を出せるようなサポート」について、脳科学に基づいてお話しさせてください。人の意欲や「やる気」にかかわる場所は、大脳基底核の一部である線条体になります。行動と情感を結びつけたり、筋肉の緊張を調整することに関与する神経細胞の集合体です。この線条体は、子どもに対し丁寧に対話して気持ちを汲み取ったり、取り組んだプロセスを「よく頑張ったね」とか「今日はサッカーを楽しめて良かったね」などと認めてあげると、線条体は活性化します。「次もやれば、ほめられる」「楽しくやれただけで認めてもらえる」というのは、「試合で必ず得点しなさい」とか「先発で出られるようになりなさい」といった結果や成果に紐づいたものではないので、やる気の条件付けがある意味簡単です。そのうえ「サッカーは楽しいなあ!」とやりがいを感じて取り組むと、脳内でドーパミンが分泌されます。ドーパミンは、技術の習熟度をアップさせ、人を成長させる脳内物質で「脳のガソリン」などと呼ばれます。したがって、楽しめているほうがサッカーもうまくなります。少しずつですが確実に子どもを成長させるこの方法を「強化学習」と言います。■誰かに世話を焼かれないと動けない、主体性のない子に育つ危険性があるその逆で、サッカー嫌々やっていたり、お母さんやコーチから「ここがダメ。あれを直せ」「もっと努力しないと試合に出られないよ」などと圧迫、抑圧される環境に身を置いていると、線条体は停止したまま動きません。ただし、ガツンと言われる、大人がよく言う「喝」を入れられると、そのことで一瞬発奮したり、発破をかけられたことは強く記憶に残るので一時的にパフォーマンスが上がることがあります。このようにして、誰かに世話を焼かれて少し上手くなったりする状態が「一発学習」です。叱られたり、怒られて取り組むことが多いため別名「恐怖学習」と呼ばれます。刺激を与えたその瞬間の教育効果は先に説明した強化学習の3~4倍と言われますが、この方法はマイナスの副作用を伴います。また、これを繰り返すとバーンアウトしやすいうえ、他者から世話を焼かれたり、強い刺激を受けないと動けない人になってしまいます。つまり、主体性のない大人に育ってしまう危険性があります。「好きこそものの上手なれ」昔の人が言い伝えてきたことは、このように科学的な根拠があるのです。このことを踏まえて、お母さんに三つアドバイスさせてください。■今のままでは自己肯定感が下がってしまう①息子さんの意見を尊重する息子さんはすでに「行きたくない」と訴えています。息子さんが自分の意思を示せているうちに、どうか息子さんの気持ちを尊重してあげてください。このように自分の気持ちを率直に表現しても、親や周りの大人が自分の声に耳を傾けてくれないことが続いてしまうと「どうせ僕のことなんかわかろうとしてくれない」と受け取り、感情を表さなくなります。中学、高校でもそのようなことが続くと、どんどん自己肯定感が下がります。自己肯定感は、何かができないとか、良い結果や良い評価を受けられないだけで下がるわけではありません。一番身近で自分のことをわかってほしいお母さんやお父さんが自分を尊重してくれないことのほうが、大きくダウンします。逆にそこがしっかりしていれば、勉強やスポーツでちょっとくらい挫折しても、難なく立ち直れるし、それを糧にする人間に成長できるのです。■現時点の息子さんに求めるハードルが高すぎ他の子と比較してませんか?②ハードルが高すぎるまだ6歳。小学1年生くらいですね。「試合に出ても、スタミナ、スピード、どこに蹴ればいいかという判断力がまだなく、なかなかボールに触れません」と書かれていますが、もともとサッカーに興味もなく、運動もせずに育ったのですから当然です。もしかしたら、他のお子さんと比べていないでしょうか?親御さんの中には「比べ癖」がなかなか抜けない方は、少なくありません。親御さんが比べている間は、お子さんは苦しいはずです。ストレスがあるのだから線条体も動きません。どうか、息子さんが意欲的になれる空気を作ってあげてください。ご相談文を拝見する限りでは、息子さんにアジャストしていない環境のようです。本人も望んでいるのですから、彼に合うチームを探してあげましょう。■「辞めたら○○ができなくなるよ」という言い方は子どもを追い詰める(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)③コントロールしようとしないことさまざま理由はあるようですが「チームを辞めたらこういう楽しい時間も過ごせなくなるんだよ」という言い方は、息子さんを追い詰めることになります。「○○したら、●●できなくなるよ」とか「○○をしないと、××(良くない状況)になるよ」といった、大人の価値観で子どもを縛るのはやめましょう。息子さんは、お母さんが思う以上にストレスを抱えているはずです。ご自分の意見や展望ではなく、彼の気持ちをたっぷり時間をとって聞いてあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年10月06日どうする?どうなる?サッカー選手の髪型はどう変化していく?海外サッカーに精通するサッカー猛者にアンケートをとると一つの髪型の方向性が見えてきました。メイソン・マウント風ショートEUROとCLで活躍したチェルシーFC所属、イングランド代表メイソン・マウントをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルや、ショートフェードカットをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方、是非一度お越し下さい。メイソン・マウント風ショートを見るフランシスコ・トリンコン風 クセ毛パーマFCバルセロナで活躍するポルトガル代表フランシスコ・トリンコンをイメージしてカットしていきました。外国人のクセ毛のようなパーマをかけています。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルやショートフェードカットをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。フランシスコ・トリンコン風 クセ毛パーマを見るフィル・フォーデン風 フェードカットマンチェスター・シティFC所属でイングランド代表のフィル・フォーデンをイメージしてカットしていきました。周りはフェードカットで前上がりライン。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルやショートフェードカットをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。フィル・フォーデン風 フェードカットを見るセルヒオ・アグエロ風 フェードカットアルゼンチン代表でマンチェスター・シティに在籍するセルヒオ・アグエロをイメージしてカットをしていきました。刈り上げは2mmからのフェードカットです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルやフェードカットをとても得意としてます。セルヒオ・アグエロ風 フェードカットを見るエクトル・ベジェリン風 センターパートアーセナルFC所属スペイン代表のベジェリンをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。エクトル・ベジェリン風 センターパートを見るクリスティアーノ・ロナウド風パーマセリエA・ユヴェントスFC所属。ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クリスティアーノ・ロナウド風パーマを見るマルコ・アセンシオ風 刈上げショートレアル・マドリード所属のスペイン代表マルコ・アセンシオをイメージしてカットしていきました。周りはソフトフェードに刈り上げていくことで、アセンシオのナチュラル感を強調しています。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。マルコ・アセンシオ風 刈上げショートを見るスティーヴン・ジェラード風ショートリヴァプール、イングランド代表で活躍したスティーヴン・ジェラードをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。スティーヴン・ジェラード風ショートを見るアリソン風サイドバックプレミアリーグ・リヴァプール所属。ブラジル代表GKアリソン・ベッカー(Alisson Becker)選手をイメージしてカットしていきました。周りはグラデーションで刈り上げていきました。このスタイルをすればどんなシュートでも止められるかもしれません。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。アリソン風サイドバックを見るアダム・ララーナ風フェードグラデーションプレミアリーグ・リヴァプールFC所属イングランド代表のアダム・ララーナのヘアースタイルをイメージしてカットしていきました。刈上げはフェードグラデーションでポンパ仕上げにしています。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。アダム・ララーナ風フェードグラデーションを見るフランチェスコ・トッティ風クセ毛ショート元イタリア代表でASローマで活躍したサッカー選手のフランチェスコ・トッティをイメージしてカットしていきました。惜しまれながら引退した最終シーズンイメージです。クセ毛を活かしてカットしても、クセがない方はパーマをかけてもつくれます。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さいフランチェスコ・トッティ風クセ毛ショートを見るドメニコ・ベラルディ風パーショートセリエAのサッスオーロに在籍しているドメニコ・ベラルディ選手をイメージしてカットしていきました。周りは刈り上げてトップにパーマで動きをだしました。クセ毛の方は活かすようにカットすると乾かしただけでも形になってきます。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さいドメニコ・ベラルディ風パーショートを見るマルコ・アセンシオ風ベリーショートレアル・マドリードに所属しているマルコ・アセンシオをイメージしたベリーショートです。サイドバックはグラデーションで刈り上げて、トップを長く残したスタイルです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。マルコ・アセンシオ風ベリーショートを見るチアゴモッタ風ベリーショートイタリア代表でパリサンジェルマンに所属するチアゴ・モッタ選手をイメージしています。ベリーショートで3㎜からのグラデーションをかけたベリーショートです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。チアゴモッタ風ベリーショートを見るデニス・スアレス風七三ショートリーガエスパニョーラのFCバルセロナ所属するデニス・スアレス・フェルナンデス選手の髪型をイメージしてカットしていきました。あまり刈上げ過ぎずにソフトに残した刈上げはナチュラルを求める方にはとてもおススメです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。デニス・スアレス風七三ショートを見るサミ・ケディラ風刈上げツーブロックユヴェントスに所属するサミ・ケディラ選手の髪型をイメージしました。サイドバックをグラデーションで刈り上げてトップを残したスタイルです。サミ・ケディラ風刈上げツーブロックを見るアーロン・ラムジー風ショートアーセナルに所属するアーロン・ラムジー選手を意識してカットしていきました。周りは刈り上げてハチ上を長めに残していきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。アーロン・ラムジー風ショートを見る海外のサッカー選手の髪型の推移をみていくとどの選手の髪型も制度を上げて美しいフェードと選手の個性を活かすようにクセ毛をつかいこなしているのがわかりますね!そんな海外サッカー選手の髪型を挑戦してみては如何ですか?随時スタイル、記事を更新します!リンクはこちらまで☟☟ この投稿をInstagramで見る 中村 典嵩(@jiji_tsukasa)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 中村 典嵩(@jiji_tsukasa)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 中村 典嵩(@jiji_tsukasa)がシェアした投稿 外国人風 外国人 クセ毛 髪質改善 縮毛矯正 カラー インナーカラー カット ケアブリーチ 学割 ダブルカラー ブリーチ 眉毛 ヘアカラー トリートメント ストレートパーマ 表参道 デザインカラー メンズ 韓国 ハイライト 酸熱トリートメント 前髪カット パーマ キッズカット 白髪染め ヘッドスパ グラデーション アディクシー リタッチ 酸熱 髪質改善トリートメント グレイカラ― 白髪 青山 原宿 渋谷 吉祥寺 錦糸町 池袋 大井町 下北沢 新宿 銀座 東京 金沢文庫 葛西 成増 溝の口 二子多摩 武蔵小杉 高円寺 横浜 千葉 埼玉 大宮#ツーブロック#30・40代髪型#ビジネスヘア#刈り上げ#メンズベリーショート#メンズマッシュ
2021年09月18日東京・お台場のパレットタウンに位置する森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスが東京・お台場から移転。新たなチームラボボーダレスが、2023年、東京都心部にて開業予定だ。なお、現在のチームラボボーダレスは2022年8月31日(水)をもって閉館となる。新生「チームラボボーダレス」が東京都心部で2023年開業チームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として、2018年6月に東京・お台場にオープンし、その後国内のみならず世界から多くの人々が訪れた。初年度の年間来館者数は、ゴッホ美術館を超えて、単独のアーティストのミュージアムとして世界最多規模となる約230万人を記録。また、2019年の来館者数においては、単一アート・グループで“世界で最も来館者が多い美術館”として世界記録に認定された。数々の国際的な賞も受賞するなど国内外で評価されていた本ミュージアムが、2022年8月31日(水)、「パレットタウン」地区の再開発によって閉館となる。2023年からは新たな舞台で、「地図のないミュージアム」を展開してく予定だ。【詳細】森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスteamLab Borderless:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM開業時期:2023年■現在のチームラボボーダレス詳細閉館予定日:2022年8月31日(水)住所:東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)料金:大人(高校生以上) 3,200円、障がい者割引 1,600円、子ども(中学生以下) 1,000円※3才以下は無料。※障がい者手帳提示で、本人と同伴者1名まで障がい者割引の対象。※開館時間・休館日はシーズンによって異なる。詳しくはウェブサイトを確認。teamLabExhibition view of MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless,2018, Odaiba, Tokyo© teamLab
2021年07月24日アイドルグループ・AKB48、STU48の岡田奈々が7日、自身のYoutubeチャンネルでエイベックス・アスナロ・カンパニーに移籍することを発表した。新たに開設した「岡田奈々チャンネル(仮)」の生配信で語られた移籍。「AKB48に加入して約9年が経つのですが、今回移籍することが決まり、とてもうれしく思っています。これを機に自分自身もっともっと成長し、自分の成長が48グループへの貢献に繋がるように頑張りたい」と意気込み、「応援してくださるファンの皆様、家族、お世話になっている皆様に恩返しになるような活躍が出来る精一杯頑張りたい」と決意を述べる。ファンから寄せられた祝福のコメントに「うれしい!」と笑顔を見せながら、今後の活動について「一番歌が好きなので、たくさん歌も歌いたいし、バラエティもお芝居もいろんなことに挑戦して、何でも一生懸命やりたいと思います。大きな夢としては、ソロデビューできたらもう最高ですね」と夢を膨らませた。
2021年07月08日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」では、2021年7月17日(土)より夏限定の作品群を公開する。福岡「チームラボフォレスト」夏限定の作品群を公開2020年7月、福岡PayPayドームの隣に位置する新施設「ボス イーゾ フクオカ(BOSS E・ZO FUKUOKA)」内にオープンした「チームラボフォレスト」は、「捕まえて集める森」と「運動の森」という2つのインタラクティブな空間で構成される次世代のミュージアム。今回は館内にある複数の作品が、夏限定の景色に姿を変えて展示される。無数の花々で出来た生き物たちは、ひまわりをはじめとする夏の花に例えば、無数の花々で出来た生き物たちを立体的な空間に投影する《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち - A Whole Year per Year》は、ひまわりをはじめとする夏の花々に埋め尽くされた夏限定の仕様に。作品世界に住む生き物たちは、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けており、来場者や他の生き物の影響を受けながら常に変化。他の生き物を食べたり、逆に他の生き物に食べられたり、あるいは人々に踏まれることで散ったりと、永遠に変化をし続けるインタラクティブな作品となっている。儚く舞う群蝶も、夏だけの色彩に《群蝶、儚い命 - A Whole Year per Year》は、真っ暗で何も存在しない展示空間に人が入ると、人々の足元と壁に触れた手から群蝶が生まれ、空間の中を舞い始めるという作品。群蝶はその色を変えながら空間を漂っていくが、人々が触れると死んでしまう。その儚い命と刹那の輝きを表現した色彩も、この季節だけのものに変化している。このほか、複数の作品が季節限定で夏の様相に変化。実際に触れ、体験することに重きを置いたチームラボならではの作品群。是非実際に会場を訪れ、今だけの景色を体感してみてはいかがだろう。概要「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」夏限定の作品群公開日:2021年7月17日(土)場所:BOSS E・ZO FUKUOKA 5階(福岡PayPayドーム隣)住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6
2021年07月08日以前は平等に試合に出ていたのに、高学年になってチームが勝利至上主義に。レギュラーと補欠を分けて、公式戦にはレギュラーしか出さない。コーチも補欠中心の試合ではタバコを吸いに行ったり、目をかけてくれない。補欠の息子はベンチに座るだけの日々が続きやる気も消失。チームのほかに通っているスクールでは伸び伸び楽しんでいるから移籍したらいいと思うのに、友達と一緒にいられるチームを辞めるつもりはないという。息子をどう見守ればいい?というお悩みをいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<父親が自主練に付き合わないと子どもは上手くならないのか問題<サッカーママからのご相談>上手くなりたいと言うのに、それよりも友達といる時間を優先する小6の息子の見守り方についての相談です。地域の街クラブでコーチは選手のお父さん。保護者のボランティアで運営されている強くもなく弱くもない典型的なチームです。4年までは平等に試合に出してくれていましたが、高学年になるとチームが勝利至上主義に。試合に勝つことに重きを置き、選手をレギュラー、補欠に分け公式戦ではレギュラーの子しか試合に出されなくなりました。「試合が一番の練習」と言いながら、練習試合も公式戦の前後はレギュラーの子たちの調子を見るために使われ、補欠の子の出場機会は激減。コーチはレギュラーの試合では細かい指示や褒め言葉をかけるのに、補欠の子中心の試合になるとタバコを吸いに行ったり、ベンチにいても「なんでそこで走らないの?」「お前のところでいつもボール取られてるぞ!」のような声がけしかしません。息子はとある公式戦で終始怒られ続けて5分ほどで下げられて以来、公式戦に出ていません。試合に行ってもベンチに座るだけの日が続き、やる気もなくしています。「今日どうだった?」と聞くと、「別に......」とか「試合出てないから言いようがないでしょ」としか言わなくなってしまいました。私は、練習や試合を見に行くのが嫌になり、あまり行かなくなりました。子どもたち同士は仲が良いのでわだかまりはなく、放課後も一緒にサッカーしていますが、補欠の子にアドバイスしたりフォローすることはありません。以前から街クラブのほかに、全員出場させてくれるスクールに通っていて、実質こちらで上達したようなものです。息子自身も伸び伸び楽しんでいて、所属クラブをやめればこちらで選手登録できるので本人のためにもいい環境だとわかっているのに、クラブを辞めるつもりはないと言います。試合に出してもらえないし、コーチのことも嫌いなのにクラブの友達といることを選んでいます。全く試合に出されない子が複数いて、コーチからの扱いもやる気を削がれるようなクラブを卒業まで続けると言う息子をどう見守っていいのかわかりません。アドバイスをいただけませんでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ボランティアやお父さんコーチが指導してくださるチームなのですね。高学年になって勝利至上になり、試合に出られなくなったとのこと。コーチの方の態度がお母さんの書かれているような差別的なものならば、保護者の方はこころが痛いですね。したがって、お母さんは息子さんにスクールのチームのほうに移籍させたい。でも、息子さんは仲間と離れたくない。自分の試合機会を求めてチームを移るのと、小さいときからずっと一緒にサッカーをしてきた仲間を天秤にかけたとき、息子さんにとっては仲間のほうが重いのでしょう。これはサッカーではなく少年野球の調査ですが、子どもたちに「なぜ野球をしていますか?」と尋ねると、ほとんどの子どもが「友達といたいから」と答えたそうです。このことからも、どの競技を、どんなレベルのクラブでプレーするかよりも、ずっと一緒に時間を過ごした仲間といることが子どもにとって重要であることがよくわかります。■子どものサッカーに何を望んでいるのかを改めて考えようこれに対し、お母さんは、息子さんのサッカーに何を望みますか?サッカーをすることで息子さんにどうなってほしいですか?「強くもなく弱くもない典型的なチーム」と表現していることから、強いチームにいて大会などでバンバン優勝してほしいわけではなさそうです。プロ選手になってほしいわけでもなさそうです。もし、「みんな平等に試合に出してほしい。全員が楽しくプレーできるチームになってほしい」と望むのなら、そのことをコーチの方に提案してみてはいかがでしょうか。ただ、そういったことを一保護者が変えようとするのは非常に難しいはずです。そして、そのことは息子さんもよく理解していることでしょう。そのうえで息子さんは、試合に出してもらえないし、コーチからの扱いも良くないのに友達といることを選びました。息子さんは、自分のことを自分できちんと決めています。まずは、そのことを認めてあげてください。彼が考えた通りに過ごさせてあげてください。■子どもには「いつもと同じ」が大事そもそも、子どもには「恒常性」という要素が実は不可欠です。いつもと同じ仲間、いつもと同じ場所。指導者。暴力があるとか、いじめがあるといった劣悪なものでない限り、同じ環境にいることで、子どもは安心して過ごせます。ご相談の最後に「全く試合に出されない子が複数いて、コーチからの扱いもやる気を削がれるようなクラブを卒業まで続けると言う息子をどう見守っていいのかわかりません」と書かれています。つまり、息子さんの決定に不満があるのだと察します。いただいたご相談文からしか想像はできませんが、お母さんは息子さんがチームをやめないことにいら立っている様子です。もっと突き詰めると、息子さんが試合に出られないことにいら立っていませんか?相談文には、正直に「練習や試合を見に行くのが嫌になり、あまり行かなくなりました」と書かれていますね。そう。それでいいんです。親は行かなくてまったく構わないと私は思います。■子どものサッカーから離れて自分の時間を持とう一度息子さんのサッカーから離れて、週末はご自分の趣味や他の家族との時間に費やしてはどうでしょうか。別に試合や練習に足しげく行くことだけが見守っている、寄り添っているということではありません。試合の後にダメ出しをしたり、試合に出られなかった土曜日の夜に子どもよりも親のほうが不機嫌になる、なんていうことは避けてほしいのです。試合に出ている子どもの親御さんは「試合に出られなくなったら、来なくなったね」などと陰口を言われるかもしれません。私も言われた経験があります。でも、そんなものはレギュラー親のエゴです。彼女たちもいつか、わが子が補欠になったときに気づくことでしょう。それぞれの気持ちやその時の心情、価値観があります。それらをお互いに認め合えるといいですよね。そんなふうに考えて、息子さんの気持ちを認めてあげられませんか?■試合に出られるか、ではなくサッカーが楽しいかどうかの観点で見てあげようアドバイスをくださいと書かれているので、三つお伝えしましょう。ひとつ。子どもが決めたことを認めること。息子さんは新天地で試合に出るよりも、これまでの仲間といることを選んだ。この決定を心から認めましょう。「お母さんはやめた方がいいと思うけど」などと決してぼやかず「そっか、そっか。楽しくサッカーできるといいよね。でも、移りたくなったらいつでも言ってね」と笑顔で承認してあげましょう。お母さん自身は息子さんが不憫で辛いのではと思って「試合に出られなくていいの?」と言っているのかもしれませんが、あまりしつこく言い過ぎると「お母さんは、試合に出ている僕しか認めてくれないんだ」と息子さんのこころに影を落としかねません。ふたつ。「試合に出られるかどうか」ではなく、「サッカーが楽しいかどうか?」という観点でみてあげましょう。「今日、どうだった?」ではなく、「今日も楽しかった?」と聞いてあげてください。■「何とかしたい」と思っても親が先走ってはダメ(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。お母さん自身の感情コントロールに努めましょう。わが子のネガティブな状況に、右往左往しているような気がします。「試合に出られないのは悔しいね」と共感してあげるのは必要です。でも、同化してしまうと「試合に出られない。何とかしたい」とお母さんが先走ってしまいます。子育てで「見守る」という行為は、子どもの前を歩いてはいけません。子どもが自分で決めて歩く道の脇で「楽しんでね!」とエールを送ってあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年07月07日花澤香菜がポニーキャニオンに移籍することを発表し、移籍第1弾シングル『Moonlight Magic』を9月29日にリリースすることが決定した。CDシングルとしては2018年7月に発売された13枚目シングル『大丈夫』以来約3年振りとなる今作は、最初期より花澤の音世界を共に創り上げてきたサウンドプロデューサー・北川勝利(ROUND TABLE)と再びタッグを組み、自らが作詞した表題曲「Moonlight Magic」に加え、カップリングにも花澤が作詞を担当した新曲「港の見える丘」を収録。そのほか「Moonlight Magic」「港の見える丘」の中国語詞バージョンとインストバージョンも収録される。また「Moonlight Magic」が、7月8日深夜0時30分から放送のテレビ東京・木ドラ24『お耳に合いましたら。』オープニングテーマに決定。本ドラマはSpotifyと共にポッドキャスト番組と連動させたオリジナルドラマで、伊藤万理華が主演を務めている。今回の発表に合わせて新たに公式HPがオープンし、花澤の新アーティスト写真が公開された。■花澤香菜 コメントこの度、約9年間お世話になったANIPLEX・SACRA MUSICから、ポニーキャニオンに移籍することになりました。積極的に末永く音楽をお届けしていきたいという、前向きな理由です。普段アニメでご一緒しているスタッフの皆さんと、安心して新たなチャレンジができることをとても嬉しく思っています。コロナ禍でライブもストップしてしまい、応援してくださっているみんなに会えずもどかしい思いをしている中で、音楽プロデューサーの北川勝利さんと共に楽曲制作をぐんぐん進めてきました。たくさん素敵な曲が出来ているので、早くみんなに聴いてほしいです。第一弾シングル曲「Moonlight Magic」は、作曲北川勝利さん、作詞は私です。「星空ディスティネーション」を思わせるキラキラした楽曲に、この9年でパワーアップした私たちの全力を注ぎました。歌詞には、窮屈な世の中だからこそ自分が幸せを感じる時間を大切にしてほしいという想いを込めています。まずはこの曲がみんなに届くこと、そしてライブで、またあの幸せな空間で会えることを楽しみにしています。これからもよろしくお願い致します!!!■花澤香菜 公式HP:<リリース情報>花澤香菜 ニューシングル『Moonlight Magic』2021年9月29日(水) リリース●きゃにめ限定盤(CD+PHOTO SET+BD):4,400円(税込)【封入特典】・日・中・英訳詞付きブックレット・スペシャルフォトセット(台紙+ブロマイド3種)【Blu-ray収録内容】・「Moonlight Magic」MV・ロングメイキング&ドキュメンタリー映像※スリーブケース仕様●インターナショナル盤(CD+PHOTO SET):2,970円(税込)【封入特典】・日・中・英訳詞付きブックレット・スペシャルフォトセット(台紙+ブロマイド3種)※スリーブケース仕様●初回限定盤(CD+BD):1,980円(税込)【Blu-ray収録内容】・「Moonlight Magic」MV・「Moonlight Magic」MVショートメイキング映像●通常盤(CD only):1,320円(税抜)【CD収録内容】※全形態共通M1. Moonlight Magic ※テレビ東京ドラマ『お耳に合いましたら。』オープニングテーマ作詞:花澤香菜 作曲・編曲:北川勝利M2. 港の見える丘作詞:花澤香菜 作曲・編曲:北川勝利M3. 心口不一(「Moonlight Magic」中国語詞バージョン)作詞:唐轶洛松维 作曲・編曲:北川勝利M4. 没有你的港湾(「港の見える丘」中国語詞バージョン)作詞:唐轶洛松维 作曲・編曲:北川勝利M5. Moonlight Magic(Instrumental)M6. 港の見える丘(Instrumental)<ドラマ情報>木ドラ24『お耳に合いましたら。』テレビ東京系にて7月8日から毎週木曜深夜0時30分~放送※BSテレ東 / BSテレ東4Kは7月13日から毎週火曜深夜0時~放送木ドラ24『お耳に合いましたら。』(C)「お耳に合いましたら。」製作委員会出演:伊藤万理華 / 井桁弘恵 / 鈴木仁 / 伊藤俊介(オズワルド) / 井上想良 / 草地稜之 / 駒井蓮 / 桜井玲香 / 高岡凛花 / 中島歩 / 永野宗典 / 濱田マリ / 濱津隆之 / 平子祐希(アルコ&ピース) / 吉田照美 / やついいちろう / クリス・ペプラー / 遠山大輔(グランジ) / 生島ヒロシ / 赤江珠緒 / ほかドラマ公式HP:ドラマ公式Twitter:ドラマ公式Instagram:関連リンク花澤香菜 Twitter:花澤香菜 Weibo:花澤香菜 bilibili:
2021年07月01日チームラボのアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2022年7月15日(金)から11月6日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。御船山楽園の大自然を舞台にしたアート展「チームラボ かみさまがすまう森」開催8年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展。300万年続く自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、長きにわたる自然と人との営みの軌跡と、長い時間の連続性を表現する。「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」たとえば「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影した作品。映像は池に浮かんで進む小舟とともにインタラクティブに変化していくのが特徴で、魚たちは浮かぶ小舟に集まったり、逆に小舟が動き出せば避けていったりと、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。その魚の群れの動きはカラフルな軌跡を描き、やがて一つの作品が描かれていく。「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」実際の巨石を使ったインスタレーション作品「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」も注目の展示の一つ。巨石を仮想の三次元空間に立体的に再現し、そこに落下する水の動きを粒子間の相互作用でシミュレーションするこで、無数の水の粒子の連続体からなるデジタルの滝を表現した作品だ。御船山楽園の自然を活かしたインタラクティブな作品群このほか、高さ約5.5mの巨大な苔むす岩に、地域の様々な花々が咲いては散っていく「増殖する生命の巨石」、御船山楽園の桜ともみじの森が、自律しゆっくりと明滅する様々な光と音色に包まれる「夏桜と夏もみじの呼応する森」など、御船山楽園の自然を活かした計20作品以上が展示される。御船山楽園ホテルのサウナ「らかんの湯」もまた、“今行くべき全国のサウナ”ランキング「サウナシュラン」で3年連続グランプリを獲得した御船山楽園ホテル「らかんの湯」が楽しめるのも、本展の魅力の一つ。3トンの薪と2.5トンのサウナストーンを用いた、日本最大規模の薪サウナ(男女兼用)が体験出来る。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2022年7月15日(金)〜11月6日(日)会場:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)【問い合わせ先】御船山楽園ホテルTEL:0954-23-3131
2021年06月18日入団当初はレベルの高い子がいたのに、3年生で次々移籍していった。そして新学期を迎えた今、チーム崩壊気味。とくに、コーチと10年来の家族ぐるみの付き合いがあった子が移籍したことはコーチにとって大ダメージだったもよう。ショックで病み気味なのか、大会でも「自分たちで考えろ」のみ。心配からか2日目は別のコーチが来た。うちの子も、クラスの上手な子が所属している強いチームに行きたがっているけど、移籍するとメンバーがギリギリになるし、これまでよくしてもらったコーチ、チームのことが心配。というご相談をいただきました。みなさんならどうしますか?今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、移籍を迷うお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<えこひいきするなどコーチに不信感。移籍させたい問題<サッカーママからのご相談>今年小4の息子は、2年生から隣の小学校の少年団へ入りました。当初は力が入っていた学年だったのか、レベルの高い子がいました。レギュラーになる為スクールに通ったりして試合では左バックで出るように。以降ずっと左です。ディフェンスばっかでり攻めにいかないわが子を見て、足が一番早いのにもったいないなー、と思いつつドリブルが下手なので仕方ないな......。なんて見ていたら、3年の春に1人移籍、2月には3人移籍し、現在チーム崩壊気味です。3年の春に移籍した子は凄い上手な子だったのでレベルの高いチームに行きたいと思っても仕方ないかなと思いますが、2月に移籍した1人はコーチの家族と10年近く仲良くしていたし、子ども同士仲良しに見えたので、コーチもダメージを受けているようで。コーチも病み気味で、ちょっと前の公式戦も自分たちで考えろのみ。試合では1点も取れず、アドバイスもありませんでした。心配になってか2日目は他の学年のコーチもいてくれたけど、全敗でした。何かおかしい流れになっているような感じで、1か月前からうちの子も他のクラブチームに行きたいと言い始めました。クラスに上手な子がいて、そこそこ強いチーム所属なのですが、そこに行きたいと。うちが抜けてしまうと10人しかいないチームがギリギリになるし、同じ小学校の子2人も移籍したがっています。 移籍してもいいのかなとも思うのですが、コーチが病んでる感じで心配でもあります。3、4年生ぐらいからクラブチームに移籍していく子が現れるのはよくあることなのでしょうか。コーチたちはいい人たちで、これまでお世話になってきましたし、どうしようか悩んでいます。<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。相談文でしかうかがい知れませんが、慕ってくれていたと思っていた子どもたちが移籍してしまってショックだったのでしょうね。10年近くも家族ぐるみでお付き合いがあったのなら、なおさらショックが大きかったのでしょう。育成において、勝つことだけが重要ではありませんが、負けたことに加えて選手移籍で負った心のダメージが大きくて、今は放心状態なのかもしれません。もちろん本心はわからないので実際にお話を聞いてみたいところですが。■3、4年生で移籍するケースはほかの年代より多いまずは、お母さんの質問にお答えしますね。「3、4年生ぐらいからクラブチームに移籍していく子が現れるのはよくあることなのでしょうか」の問いですが、おっしゃる通り中学年で所属チームを替えるケースは他学年よりは多いかと思います。低学年でみんな一緒に始めて概ね3~4年。もともとの運動能力や、サッカーの認知度が伸びる時期にも違うので、多かれ少なかれ力の差が表れ始める時期ではあります。ただし、コーチの技量があれば、チーム全体の底上げができますし、上手な子にはさらに高いレベルの課題を与えたり、育ちがゆっくりな子にはそこを踏まえた指導をしてくれます。■欧州では移籍も出戻りも頻繁にあるそれでも、力が飛びぬけた子どもは、その力量に合ったクラブのほうが自分は伸びる、もしくはレベルの高い集団でプレーしてみたいと考える場合もあります。そして、そのことを指導者も理解して、ご自分から「他のチームでやってもいいんだぞ」と背中を押すこともあるようです。そのようなコーチは、自分のチームを強くする、いい成績を残すといったことよりも、子どもがより楽しく、より成長することを第一に考えています。『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』(小学館)などでサッカー少年の子育てをアドバイスしてくださる池上正さんによると、欧州では、小中学校の年代では頻繁に移籍をするそうです。クラブも年間で数回セレクションを開き、選手を入れ替えると言います。そうなると、強豪クラブに受かって入団しても、出場機会を失ったり、入ってはみたけれどレベルが高すぎてついていけない子どもも出てきます。そういった子は、強豪クラブを退団して町のクラブに戻ってきたりします。そんな子どもを、町のクラブのコーチたちは「よく帰ってきたね。また一緒にサッカーしよう!」と笑顔で招き入れます。■日本で出戻りが歓迎されない理由これがもし、日本だったらどうでしょう?もちろん、欧州のコーチたちと同じようにウエルカムな態度で迎え入れる大人もいるでしょう。でも、多くは「自分からチームを出て行ったくせに」とか「俺たちを捨てた」などと言って、そんな態度になれないような気がします。このことについてセミナーなどでコーチのみなさんに尋ねると、みなさん「欧州のようにはいかない。日本では考えられない」と口を揃えておっしゃいます。そのように大人たちの態度が異なる理由は、指導をする喜びをどこに置いているかが違うからだと思います。チームの勝利を最初に考えてしまうのか、子どもたちの成長や楽しくサッカーをすることが第一なのか。■子ども自身、何のためにサッカーをするのかを確認しようそして、ふたつめ。同時に、お母さんも息子さんに「何のためにサッカーをするのか」「なぜチームを移りたいのか」を尋ねてみましょう。エース級の子どもたちが次々退団して、試合に勝てなくなった。そこが面白くないとか「試合に勝ちたいから強いチームに行きたい」と息子さんが考えているとしたら、心を病んでいるコーチの方と同じ価値観になりませんか。もちろん試合は勝つためにするものです。しかし、サッカーは勝つためだけにプレーするわけではありません。自分の成長や、試合に出て、サッカーを楽しむ経験を積んで、楽しい気持ちを育むことが小学生時代は重要です。「クラスに上手な子がいて、そこそこ強いチーム所属なのですが、そこに行きたいらしい」と書かれています。子どもはある意味単純なので「強いチームで勝ちたい」「仲良しの友達と一緒のチームでやりたい」と考えます。そのチームが自分にとってプラスになるのか、そうではないかもしれないのか。そこは大人が一緒に考えてもいいでしょう。息子さんはそこで試合に出続けて活躍できるのか。もしくは全員を同じように試合に出場させるチームなのか。指導者は、どんな人たちなのか。さまざまシミュレーションする必要があります。■幼くても自分の進路は自分で決めさせること(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)最後の三つめ。とはいえ、最後はお子さんに判断させましょう。この連載でいつも話すように、どんなに小さくても自分が進む道は、自分で決めさせなくてはいけません。子どもの意思を尊重してください。そうせずに親御さんが決めてしまうと、上手くいかないときにその道を指図した親のせいにしてしまいます。お母さんにとって悩ましくはありますが、ここを親子でたくさん悩んで考えることができれば、必ず次のステップに繋がります。子どもも、大人も、悩んでいるときは、成長している時間なのですから。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年06月09日挨拶もせず、一部の決まった親たちとベラベラほかのチームの内情や悪口を話しているコーチ。コーチの人間性に不信感を抱えていたけど、息子のために我慢してきた。だけど最近はお気に入りの保護者の子どものえこひいきが酷すぎて、とうとう息子はレギュラーから外された。子どもの意思を尊重したいけど、今のチームにい続けて良い影響があると思えない。こんな考えで移籍を望むのはダメ?とご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、保護者の気持ちに寄り添ったアドバイスをお送りします。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<女子サッカーチームでいじめられている娘が心配でたまらない問題<サッカーママからのご相談>はじめまして。よくある質問かもしれませんが、9歳の息子のチーム移籍についての相談です。息子のコーチはまず、挨拶もしません。そして練習の前後に一部の決まったお母さん達とベラベラ話したりしています。その内容は子どもの話しだったり他のチームの話しだったりするのですが、人を否定するようなことや悪口、よそのチームの内情など、こんな話しをコーチが保護者にしていいの?と思える様な内容なのです。私はコーチと話すのも嫌なので距離を取るようにしていますが、そんなことが続いて人間的にどうなんだろう?と不信感しかなくなってしまいました。それでも息子のため我慢してきましたが、お気に入りのお母さんの子どもとの差別が酷過ぎてレギュラーからも外されました。息子は移籍したくないと言っていますが、人間性にも疑問でえこひいきをするコーチに不信感しかなく、この先教わって行くのはどうかなとも思います。もちろん本人の気持ちを尊重したいですが、このチームにいて人間形成の部分などでいい影響があるとは思えなくて......。このような考えで移籍を望むのはよくないのでしょうか。アドバイスいただけると幸いです。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただきありがとうございます。相談文でしかうかがい知れませんが、コーチに対する、嫌悪感、不信感が募る様子が伝わってきます。他人の悪口云々は聞かなければ済みますが、「お気に入りのお母さん」の子どもへのえこひいきはいただけないですね。子どもへの影響が心配です。■まずは息子さんに、コーチのことをどう思うか聞いてみようさて、当然ではありますが、移籍する、しないの二つの選択肢になります。ただし、決めるのは息子さんだということは忘れないでください。お母さんに嫌悪感や不信感があっても、息子さんがどう感じているのでしょうか。そこがこの相談文ではわかりません。もし、息子さんに確認していないのであれば、まずは息子さんに「コーチのこと、どう思っているの?」と尋ねてみましょう。お母さんの意見は言わず、ひたすら息子さんの話に耳を傾けてください。一番は、レギュラーを外されたことをどう感じているのか。・何が理由だと思っているのか。・納得して、前向きに頑張ろうと思っているのか。・今のチームにいたいのか、いたくないのか。そんな対話の中で、もし息子さんが「お母さんはどう思うの?」と尋ねてきたら、「お母さんは、ちょっと嫌だなと思っている」というふうに、あくまでお母さんの考えとして伝えてください。お母さんの主観ではなく、「コーチとして失格」とか「どうかと思う」のように一般論としてコーチを否定しないようにしてください。■移籍する、しないの決断を性急に進めないこと逆に、息子さんが何も尋ねてこなければ、お母さんの意見は飲み込んでください。9歳ですから、小学3年生か、4年生ですね。仲間や大人がどんな人かというところも、子どもなりに少しずつ理解していくと思います。ことを性急に進めないことが肝要です。お子さんが仮に「コーチはイマイチだなあ」「嫌だなあ」と感じていたとしても、慣れ親しんだ仲間がいる今のチームを離れがたいと思っているかもしれません。ある少年野球の調査で子どもに野球をしている理由を尋ねると、一番多かった答えは「仲良しの友達がいるから」と答えています。それと同様に、息子さんにサッカーが好きだという気持ちとともに、仲間といることの楽しさを感じていることでしょう。そこをお母さんの気持ちだけで引きはがすのは、いいことではありません。あくまでも、息子さん自身の判断で決めるべきです。それとは逆に、お子さんにチームに対しての愛着が小さく、息子さん自身も不満を抱えているようであれば、移籍という方法もあることを伝えましょう。もし興味を示せば「自分で他に行きたいところを見つけておいでよ」と任せればいいと思います。「ええ?僕が探すの?」と言えば、そこは自分のことだから探してみよう。見学とか、お母さんも協力するよと言えばいいと思います。どんなチームが通える範囲にあるのか、インターネットで一緒に調べてもいいでしょう。■子どもが自分で選ぶことが重要しかし、あくまでも息子さんが自発的に行うこと。そこが非常に重要です。なぜそうしなければならないか。それは、移籍先のチームで不具合が起きたとき、子どもが親のせいにしてしまうからです。例えば、レギュラーになれない、試合の出場機会が少ない、いじめられた、友達ができない、指導方法が好きではない......。いろいろなことが予想されます。そういったことが起きたとき「お母さんがチームを替えろって言うから」と言わないとも限りません。親のほうもそう言われてしまうと、対応が難しくなります。大きな話になってしまいますが、日本の子どもたちは、先生や親の言うことを聞かなくては怒られるし、言われた通りのことをすれば褒められます。欧米の大人よりも、子どもたちにさまざまなことを選ばせていません。しかしながら、この「選ぶ」という行動は、人に大きな力をもたらすことが科学的に証明されています。コロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授による『選択の科学』(シーナ・アイエンガー著)で、解き明かされているのでぜひ読んでみてください。本の表紙には「選ぶことこそ力につながる」と書かれています。本書によると、例えば満ち足りた環境にいるはずの動物園の動物は、野生の動物たちよりはるかに平均寿命が短いのは、餌や行動など自分で選択することができないからです。企業の社長や幹部といった重い責任を伴う人たちの平均寿命は、生涯を従業員として終えた人たちよりも長い。ハードな毎日を送っているはずなのに長生きなのは、ある程度指示通りに動く従業員と違って裁量権や選択権があるからだそうです。■どんなことも自由に選ぶ権利を与えることが重要(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)また、生後4か月の乳児たちに、ひもを引っ張ると音楽が聴こえることを教えたら、とても喜び落ち着いた。ところが、「音楽のひも」を奪った状態で、ランダムな間隔で音楽が聴こえるように設定すると、乳児たちは悲しげな顔をし腹を立てています。「子どもたちは、ただ音楽を聴きたかったわけではなかった。音楽を聴くかどうかを、自ら選ぶ力を渇望したのだ」と教授は書いています。「選択は生物の本能だからだ」と。息子さんも、自ら選ぶ力を渇望しているはずです。「選択すること」で、自分で自分の環境を変えられます。チームに残ってもいい、移籍してもいい。親は子どもに、どんなことも自由に選ぶ権利を与えることは重要です。自分の力で変えていくことこそ、子どもに自信をもたらします。お母さんの感覚ではなく、息子さんの気持ちや感性を尊重してください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年05月26日ジュニアユースのチームを探していると「セレクション」という言葉を耳にする機会が多くなります。この記事ではサッカーチームのセレクションについてその概要を解説します。また、トレセンのセレクションとの違いについても取り上げているため、ジュニアユースのチームを探している方は参考にしてみてください。セレクションとはセレクション(selection)とは、「選出」「選択」「選抜」といった意味を持つ英語です。サッカーにおいては、チームに所属するメンバーの選出やトレセンメンバーの選出などを行う際の試験のことを指して使用されます。セレクションは大きく分けて2種類セレクションは大きく分けて以下の2種類に分けることができます。チームに入るためのセレクショントレセンに参加するためのセレクションここでは、それぞれのセレクションの概要について解説します。チームに入るためのセレクションジュニアユースやユースなどのチームの中には、セレクションを行い、チームに入団できる選手を選考するケースが少なくありません。選考を突破した選手は、合格後そのチームに所属して日々のトレーニングや公式戦などに参加することになります。ジュニアユースやユースのチームはたくさん存在しますが、中でも強豪街クラブやJリーグの育成組織は多くの選手がセレクションに集まります。そのため、難易度は高く、合格率も非常に低くなるでしょう。チームに入るためのセレクションの場合、チーム内でどのような選手を獲得したいのか、具体的なイメージを持っているケースもあります。そのため、高いスキルを備えている選手であっても、チームのニーズと合致していなかったため不合格になることも珍しくありません。また、ジュニアユースのチームの場合、ジュニアユースとユースの6年間をかけて育成することもできるため、セレクションの時点ではイマイチの選手でも伸び代に期待して合格とすることもあります。トレセンに参加するためのセレクション地区や市、都道府県など、トレセンに参加する選手を選ぶためにセレクションを実施するケースもあります。トレセンはチームではないため、将来的な伸び代やチームのニーズを考慮した選考ではなく、セレクション時点でのスキルを参考に選考されるケースが少なくありません。そのため、トレセン参加者の所属チームを見ると、その地域の上位チームの選手が多いといったケースもよくあります。セレクションを受けるメリットセレクションを受ける場合、合格を目指すのはもちろんですが、合格できなかったとしても参加することによって多くのメリットが享受できます。例えば、セレクションに参加する選手はサッカーに本気で取り組んでいる選手が多いため、高いレベルや緊張感のある雰囲気を経験することができるでしょう。また、自分の実力を測る機会にもなります。もしセレクション時点で差があったとしても、何ができて何ができないのかがわかるため、さらなる成長のきっかけになるかもしれません。セレクションを受ける際の注意点チームに入るためのセレクションの場合、合格できるかどうかは、チームの状況によります。前述の通り、チームのニーズや方針などに沿って選考されるため、合格した選手の方が優れているわけでも、不合格の選手が下手なわけでもありません。あくまでも、そのチームのニーズや状況と合致していなかったというだけです。Aというチームに入れなかった選手がBというチームに入り活躍する可能性は大いにあります。セレクションの合否に一喜一憂することのないように注意してください。まとめ今回は、セレクションについて、その概要からセレクションの種類、セレクションを受けるメリットや注意点などについて解説しました。チームに入るためのセレクションはチームの事情が選考にも影響するため、不合格=サッカーが下手・サッカー選手になれない、といったわけではありません。縁がなかったと捉え、気にし過ぎないようにしましょう。
2021年05月12日少年団だけど、低学年の頃はテクニックに恵まれたメンバーばかりで大会も優勝か準優勝。みんなキラキラ楽しくサッカーしていたのに、クラブチームに移籍する子が出始めてチームが崩壊。Aチームの子が退団したらBチームから補充するけど、レベル差があってAチームの子たちが受け入れられず、失敗に罵倒したり仲間同士信頼しあってない。チームに失望して去っていく人も続出......。残された者たちであと2年サッカーを楽しむために、どうすればいい?とのご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、15年以上の取材で得た知見をもとにアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<もっと真剣にサッカーして!仲間との温度差に悩む息子をどう支えるか問題<サッカーママからのご相談>はじめまして。9歳の子どもを地元の少年団に通わせています。低学年の頃は、向上心も強く、テクニック共に恵まれたメンバーばかりで、大会は優勝もしくは準優勝と、みんながキラキラと楽しくサッカーをしていたように思います。しかし、中学年になって、Jクラブの育成組織や強豪クラブチームに移籍する者が出てきたころからチームが崩壊しだしました。残された子たちで新たにチーム作りをするはずでしたが、現実は......。上手いAチームの子が抜ければ、Bチームからの補充となるのですが、今までいた子との実力差があるので、Aチームのメンバーが補充メンバーを受け入れられず。仲間を信頼し合わないサッカーとなり、失敗に対して罵声がとんだり、言われた子は萎縮して思うように動かず自信をなくし再びBに落ちる......。そんなチームになってしまいました。誰もが楽しんでサッカーをしていない状況となり、このままこのチームにいたらダメになると、チームを去って行く者が多発し、完全に崩壊してしまいました。こういう状況を作ってしまったコーチへの不信感もありますが、残された者達で残り2年間サッカーを楽しんでいくために、どう親はフォローをしていけばいいのでしょうか?<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただきありがとうございます。いただいた相談文からしか類推できないので、事実の把握が100%合致しているかはわかりません。そのあたりはお許しください。■勝つ=楽しいという価値観だと、負け始めると崩壊することもご相談文を読んで最初に思ったのは、勝利を優先してきたチームにありがちな「歪み」だということです。「低学年の頃は、向上心も強く、テクニック共に恵まれたメンバーばかりで、大会は優勝もしくは準優勝」とあるように、息子さんの学年のチームは早熟な子がたまたま集まっていて、1、2年生の大会では勝てたのでしょう。似たようなケースはよく見受けられます。お母さんが「みんながキラキラと楽しくサッカーをしていた」と書かれているように、結果としてチームは勝利することで子どもをサッカーにつなぎとめていた傾向がありそうだと感じました。もしそうであれば、選手もコーチも「勝つこと=サッカーが楽しい」という価値観なので、負け始めるといとも簡単に「負ける=サッカーが楽しくない」に移行してしまいます。■Aチーム、Bチーム同等のほうが脱落したり辞める子がいなくなる私が少年サッカーを取材する中で、上記のことを理解しているコーチの方々は、自チームが低学年の大会で優勝したり勝ってしまうと危機感を募らせていました。お母さんの息子さんのチームのようなことが起きることを経験上知っているからです。例えば、Aコーチは、中学年まではなるべくチームをA、B同等にして大会に出場させるなど工夫していました。そのほうがチームの底上げになるし、脱落したり、辞める子もいなくなるからです。彼がそのように「4年生までAB同等」にしたのは、その数年前に3年生の途中でチームを去ったB君のことがあったからです。B君は3年生のはじめに入団。少し太っていましたが、頑張り屋さんでした。ただ、多くのチームメイトが1年生からサッカーを始めていたので、止める蹴るの技術の上達が少しみんなより遅れていました。試合には、チームがリードしていれば終わりごろに少し出場させる。それでもB君は満足しているだろうとAコーチは勝手に思っていました。でも、B君は3年生の秋くらいに突然チームをやめてしまいました。「試合にはほとんど出ていないので、ユニフォームがもったいないので使ってください」と母親から返されたAコーチですが「そのときは、まあ仕方ないか、サッカーにはまらなかったんだな」と思ったそうです。■全員出場のクラブで見違えるように成長ところが3年経って、子どもたちが6年生になったある日。他市も含めたカップ戦で、子どもたちが「あれ、B君じゃないの?」と騒ぎ始めました。背が高くなり体も締まって、足も速くなっていました。見違えるようにキビキビと動くB君はセンターバックを務め、危機察知能力が高く、チームのピンチをことごとくカバー。しかも、その腕にはキャプテンマークを巻いていました。あとで聞いた話では、チームをやめたB君はスクールでサッカーを続行。半年後に転校した先で民間クラブへ入団。そのクラブは全員出場させて、とてもいい指導だという評判のクラブでした。Aコーチは打ちのめされ、指導やチームの運営方法を見直しました。■子どもは勝つための駒ではないいかがでしょうか。お母さんはこのチームのやり方しかご存じないかと思います。「上手いAチームの子が抜ければ、Bチームからの補充となる」と書いていらっしゃいますが、子どもは勝つための駒ではありません。このやり方では、「今までいた子との実力差がある」のは当然です。だから、先述のAコーチは中学年まで同じ力でチームを編成したし、そのようなことを理解しているクラブは常にチーム編成を変えるなどして底上げを図っています。全員をうまくしようと努力しているのです。■補充メンバーを受け入れられない状況にしているのは指導者の責任それなのに「Aチームのメンバーが補充メンバーを受け入れらない」状況にしてしまっているのは、やはりコーチの責任でしょう。低学年のわずか1年か2年の間で勝ったり負けたりすることに意味があるかどうかを考えなくてはならないと思います。お母さんはこの状況をおかしいと感じて、ご相談してくださったと思います。何とかしたいという思いはよくわかります。「残された者達で残り2年間サッカーを楽しんでいくために、どう親はフォローをしていけばいいのか?」と問われていますが、ピッチで起きていることは指導者と選手の問題です。酷なようですが、ギスギスした関係が続き、そのことをコーチが問題にしない状況を親御さんが改革するのは無理でしょう。できるとしたら、お母さんがそのような不安を抱えていることを、コーチの方々や他の保護者と腹を割って話すことです。より良いチームにしていきたいことを訴えてはいかがでしょうか。ただ、残念ながら「保護者に意見されて考えを変えました」とおっしゃる少年サッカーの指導者を私は知りません。この世界を取材し始めて15年以上経ちますが、世の中的にもそう多くはない現状があるように感じます。■息子さんをフォローする方法(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)息子さんをフォローする方法があるとすれば、彼にすべてを委ねることです。「他のチームでやりたいなと思ったら、いつでも力になるよ。でも、このチームで楽しくサッカーをしたいと思うんだったら、どうしたらみんなで楽しくできるか考えてみよう」と言って、話し相手になってあげてください。そこで「何のためにサッカーをしているか」を話し合ってみてください。サッカー自体が楽しいから。今の仲間といるのが好きだから。さまざま出てくるでしょう。話しているうちに「今、自分はどうしたいか」が息子さんに見えてくるといいなと思います。決して良い環境とは言えなさそうですが、あくまで「息子が選んで在籍しているチーム」だと考えましょう。ここで悩んだり、どうしようかと考えたり、決断することは、あとで考えると良い経験になるはずです。そう考えて、親御さんは見守り役に徹してください。悩むのも、解決するのも、最後に決めるのも、息子さんなのです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年04月14日小3の息子が県の強豪チームからスカウトを受けた。体験に行ってみたら本人も楽しいと言い、親も「この環境なら成長する」と感じ移籍に乗り気に。だけど、本人が今のチームの仲間と離れたくないと移籍を決断できずにいる。最終的に決めるのは本人だけど、親としてはより良い環境に導くのも自分たちの役目だと思っている。すでに夫は「1日も早く移籍を!」と急いている。どうしたらいい?とのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、15年以上の取材で得た知見をもとに3つのアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<気に入らぬなら辞めて結構!?コーチに無視される息子をどう支えるか問題<サッカーママからのご相談>現在小学3年生の息子の進路について助言をいただきたいです。地域のスポーツ少年団に所属しており、夏頃に県の強豪チームから監督を通してスカウトを頂きました。その時は考えた事もなかったので、はっきり答えないまま数か月たち、再度声をかけて頂きました。体験に行ってみた所、息子も楽しいと言い、特に自分の思うところにパスが通る事が凄いと興奮ぎみでした。親から見てもこの環境でやれば大きく成長するだろうなと感じました。しかし、本人がなかなか決断できずにおります。理由は、今のチームの子達と離れるのが嫌だと言う事でした。両方やる事はできないのか?と何度も聞かれます。私からは、楽しくやりたいならスポ少で続ける、もっと上手くなりたいなら強豪チームだよと伝えて、考えてみてと言っています。夫はチーム移籍を希望しており、1日も早く!と言う感じです。監督に相談したところ、先々を考えたら移籍したほうが良いと言われました。最終的には息子が決断することだと思います。ただ、より良い環境に導くのは親の言葉一つだとも思っており、どのように話し、決断させれば良いか迷っています。私自身も成長のためには移籍するのが良いと感じていますが、仲の良い子たちと一緒の今のままでも悪くはないとも思います。子どもに対して、何か良いアドバイスがあれば教えて頂きたいです。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただきありがとうございます。サッカーが上手くなるには移籍するほうがいいけれど、今の仲間と別れがたい息子の気持ちもわかる......。ひとつの分岐点に立つ息子さんとともに揺れ動くお母さんの葛藤が、メールの文章から伝わってきます。■移籍先のことをよく調べたうえで親の意見を伝えることは悪くない私からは三つアドバイスさせてください。ひとつめ。ご両親ともに移籍に前向きのようです。ただ、「なぜ、息子が移籍した方がいいと思うのか?」という理由を、もう少し二人で話し合ってみてはいかがでしょうか。お母さんは「楽しくやりたいならスポ少で続ける、もっと上手くなりたいなら強豪チームだよ」とおっしゃっているようですが、これを息子さんが額面通りに受け取ってしまうとどうでしょうか。「強豪チームでは楽しいサッカーができないのかな」と不安にならないでしょうか。私から見ても、ご両親がもし「強豪ならサッカーが上手くなる」という点のみをお考えであれば、少し心配です。そのチームのことはよく調べられたでしょうか?試合で、ベンチが大声で選手を怒鳴っていないでしょうか?指導者たちに「楽しくサッカーをする」という視点はあるでしょうか?そういった部分が全くなく、長時間練習で選手は同じメンバーが出ずっぱり、一部のうまい選手だけしか活動させてもらえない、指導してもらえないというような危険性はないでしょうか。もっといえば、移籍しても試合に出続けられそうでしょうか。そこはお子さんだけがジャッジできる部分です。上記のような視点で、お子さんとともにチームを研究。「ここならわが子が充実したサッカーライフが送れそうだ」と考えたのなら、なぜそう思うかをきちんと息子さんに説明しましょう。親御さんの意見を伝えることは決して悪いことではありません。ただ、伝えっぱなしではいけません。息子さん自身がどう感じているのかを聴いてあげてください。できれば順序としては、先に息子さんの意見を聴く。そのうえで、お母さんはこう思う。お父さんはこう思うと話してはどうでしょうか。■9歳で大きな決断を下す息子さんの意思を尊重することふたつめ。まだ9歳でこのような難しい選択をしたことを褒めてあげてください。勧誘のあった強豪クラブのことを調べ、家族で話し合ったあとは、息子さんに決めてもらえばいいと思います。そして、彼の決定が自分たちの意に沿わないものであったとしても、そこで難色を示さない方がいいでしょう。「もう一度考え直してごらん」とか「絶対、移籍した方がいいのに」などと誘導しないこと。あくまで彼の意思を尊重しましょう。「なかなか難しい決断だったね。でも、君が決めたことを、お母さんもお父さんも尊重するよ」と言ってあげてください。そのようにして決めたことは、結果が移籍であろうが、今のチームに残ることになろうが、いずれにしても息子さんは「お母さんにも、お父さんにも認められている自分」を感じることができます。これまで以上に自己肯定感が高まるはずです。これとは逆の親子の例を見たことがあります。息子さんは同じ小学3年生。チームでは上手な部類で、足が速かったその息子のチームを指導していたお父さんコーチの男性は、3年生の秋に息子さんを隣町にある当時JFLの下部組織のジュニアチームに入れようとしました。息子さんは「今のチームでやりたい」と泣いて抵抗したそうです。しかし、お父さんは泣く子を引きずるようにして、セレクション会場に連れて行ったそうです。結果的にセレクションは不合格。そのうえ、セレクションを受けたことが他の選手や保護者に伝わり、チーム内はぎくしゃくし始めました。しかし、無理やり連れて行ったお父さんは「今のチームにいても上には行けない」と言うばかり。お母さんは大変困っていらっしゃいました。ジュニアユースに進む6年生になると、他の選手のほうが伸びてきました。結果的にそのお父さんコーチの息子さんはセレクションがうまくいかず、他のコーチの方の口利きでクラブに入ったと聞きました。■親の一声でわが子を動かすのが良しとされたのは昭和まで(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。このように子どもが何かの岐路に立たされた時、親の態度が一転、二転しない、ブレないことがとても重要です。お母さんはメールに「最終的には息子が決断することだと思います。ただ、より良い環境に導くのは親の言葉一つだ」と述べておられます。さて、本音はどちらでしょう?私にはわかりませんが、子どもは親がいくら繕っても本音を見破るものです。親がツルの一声でわが子を動かすのが良しとされたのは、昭和までの子育てです。進学も就職もスポーツも選択肢が非常に狭く、社会的にも「上の言うこと素直に聞いて実行できる人間」が重宝された時代には、親が強権をふるっても何とかなったかもしれません。ですが、平成ではすでにそのような子育ては通用せず、すでに時代は令和です。息子さんに大きな救いがあるのは、現在所属しているチームの監督さんが、「先々を考えたら移籍したほうが良い」と言ってくれていることです。有望な子が移籍してしあうのを、日本では多くの指導者が止めてしまいます。とても信頼できる方だと思います。その監督さんとも息子さんが話して、最終的に決めてもよいでしょう。今回の分岐点が、息子さんにとって大きな糧になるよう、サポートしてあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年02月17日フル出場の子は毎回同じ。高学年で試合経験をほとんど積めていない6年生。どうすれば試合に出れるか本人がコーチに聞いて、アドバイス通り努力しても報われず。最近では「辞めたい」と口にしたことも。春からは、今のチームの指導者が中学生のクラブを創設するけど、息子は構想に入っていない。だから別のクラブの体験に参加したら、指導者からの無視が始まった。もうすぐ卒業だし今更波風立てたくないけど、傷ついた息子をどう支えればいい?とのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、15年以上の取材で得た知見をもとにアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<仲間からの暴言があるうえ試合に出られない5年生。移籍したほうがいいのか問題<サッカーママからのご相談>こんにちわ。もうすぐ卒団する6年の男児ですが、最近初めてサッカーを辞めたい、と口にしました。中学年の頃には試合もよくでていて、生き生きと頑張っていましたが、高学年になり出場時間が減り酷いときは2分位になりました。フル出場している子は毎回決まっていて、高学年になり試合経験というものをほとんど経験させてもらえません。練習時には、次の試合ではお前を......とか次、チャンスあるぞ、などと言われ子どもも「次」に期待し毎日トレーニングに明け暮れていましたが、結局「次」はありませんでした。そして今、息子は指導者に無視されています。以前、息子はどうすれば試合に出れるのか指導者に聞いたそうです。その時はボールを持っていないときの動き等のアドバイスをもらい、意識し取り組んでいました。しかし、出場時間は短くなるばかりか出れないという現実。そして、指導者が中学でクラブチームを設立するそうで今のスタメン組をそのまま引き寄せ指導したい考えだと知って、構想に入っていないであろう息子は最近、別のクラブチームの体験練習に参加したのですが、その事が気に入らなかったようで、あからさまな無視が始まりました。公式戦をあと一つ残している今、親としては荒波を立てたくない一方、子どもが不憫でなりません。息子にはあなたは何も悪いことはしてないのだから、堂々としていていいんだよ、と言っていますが、息子はそういった態度を指導者にとられたショックが大きく、サッカー自体に拒絶反応を示し始めています。以前から「自分の指導が気に入らないなら辞めて結構」というスタンスで親の話など全てクレーム扱いで、何を言っても改善される兆しはありません。早く親子で次のステップへ移行したいと思っていますが、本当に息子がサッカーを辞めてしまうのではないかと不安です。とりとめのないご相談になってしまいましたが、自信を失っている息子をどう支えればいいのかアドバイスをいただけませんでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただきありがとうございます。なかなか難しい環境に身を置く息子さんを救いたいというお母さんのお気持ちが、相談文から伝わってきました。まず最初にお母さんにお伝えしたいのは、息子さんにイニシアチブ(主導権)をとらせること。それが何よりも重要です。■主体性のある子なので、好きにさせましょうご相談文を読むと、息子さんは自分から「どうしたら試合に出られますか?」とコーチに尋ねるなどしており、決して主体性のない子どもではなさそうです。自分で考えて自分で決める力を持っているように感じます。したがって、いま息子さんが心の底からサッカーをやめたいというのであれば好きにさせましょう。ただ、今のクラブの練習に行きたくない、活動に参加したくないだけなのであれば、「無理にいかなくていいよ」と退団させて、中学になってサッカーをする場所を探せばいいのです。今もう2月になり、次のサッカーキャリアが始まるまではわずか2か月。サッカーをしなくても、他のことをして体を動かしてもいいですね。そうではなく、本当にやめたいというのであれば「じゃあ、中学になって他に何か見つけられるといいね」と言ってあげてください。「何をしてもいいよ。君が好きなように、やりたいようにしていいよ。お母さんはすべて支持するよ」と言ってあげましょう。■まずはわが子の気持ちに寄り添うこと息子さんが自分で動き出すために、お母さんが考えることを三つアドバイスします。ひとつめは、息子さんの気持ちに寄り添うことです。別のクラブチームの体験練習に参加したことは、何も悪いことではありません。現在所属するクラブのコーチが立ち上げるチームに進んだとしても、試合に出るチャンスはない確率が大きい。そう息子さん自身が判断したことは賢明だし、何より彼には選ぶ権利があります。ところが、コーチは「その事が気に入らなかったようで、あからさまな無視」が始まったわけです。最も自分を認めてもらいたい「コーチ」という対象に、無視をされる。このことの辛さをまずお母さんは心から理解しなくてはいけないと思います。どれだけ辛いか、どれだけ苦しいか。そんな思いを中高の部活動で味わった生徒が自死する案件は、近年もなくなりません。私はそういった案件をいくつも取材してきましたが、彼ら自身、息子さん同様最も認めてもらいたい、褒めてほしい相手に無視されたり、不当な扱いを受けたことに絶望し命を絶っています。もちろん息子さんにその危険性があるよなどと、脅したいわけではありません。「あなたは何も悪いことはしてないのだから、堂々としていていい」という言葉が息子さんを追い詰めないでしょうか。■今回のケースは親が介入してよい。子ども一人に戦わせないこと二つめは、可能であればコーチと話をすることをお勧めします。「公式戦をあと一つ残している今、親としては荒波を立てたくない」のであれば、堂々としていろと息子さん一人に戦わせてはいけないと思います。息子さんと話し合って、息子さんが精神的に活動を続けるのがきついのであれば、すでに申し上げたようにクラブは退団する。その説明をお母さんがしてもいいかと思います。お母さんが何かクレームを発したくらいではコーチの方の考えは変わらないでしょうが、子どもを無視する行為は今後やめてほしいと告げたほうが良さそうです。子どもにもおとな同様に人権があるのですから。不当な扱いをされたときに救ってあげるのは、保護者しかいません。無論、コーチ側の言い分はあるかもしれません。が、お母さんの書いたことがすべて真実であれば、他クラブの体験に行ったことで大事な選手を無視したりする指導者に、サッカーコーチを名乗る資格はないと私は考えます。この大人の理不尽を、わが子に背負わせるのはあまりに酷です。■頑張れ、というだけが親の役目ではない。傷ついているわが子の心のケアを!(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめは、息子さんのこころのケアをお母さんなりにしてあげてください。今、彼はとても傷ついています。苦難をはねのける強さも重要ですが、理不尽に立ち向かえと命じるのはわけが違います。弱い自分を乗り越えるとか、ある意味「正当な苦難」を克服する経験は後でいくらでもできるはずです。彼やお母さんの力でどうにもならないことにエネルギーを費やすのは無駄なことです。闘え、頑張れというだけが親の役目ではありません。戦う相手や、その苦難が乗り越える価値のあるものかを一緒に子どもと考える必要があります。最後に、私からお母さんへのエールです。何も悪いことはしてないのだから、堂々としていてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年02月10日1年の頃からボール拾い。練習したくても一部のメニューにしか入れてもらずチームメイトからも「下手だな」と言われてきた。それが苦痛でやめようとしたことも。それでもあるきっかけで気持ちを持ち直し、上達のためにかけもちで練習を頑張って、試合にも出られるようになっていたのに、県大会でメンバー入りできなかった。それを知ったチームの子たちから暴言が始まり、泣いて帰ってきた。5年生後半だけど移籍させるべき?ほかのチームでも同じことがある?というお悩みをいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、15年以上の取材で得た知見をもとにアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<努力しないのに根拠のない自信だけはある息子に手を焼いてます問題<サッカーママからのご相談>はじめまして。5年生の息子が市内の強豪クラブチームに通っています。サッカーのレベルはBチームでベンチ頻度が高い子です。大人しくて人見知りが強く、1年生から入部しているのですが似たタイプの子としか仲良くできません。1年の頃からずっとボール拾いで、練習をしたくてもパス回しのメニューしかさせてもらえない事も多々あり、チームメイトからも「下手だな!」などと言われ続けてきました。一時はその環境が苦痛となり、辞めるように話した時期もありましたが、ちょうどそのタイミングで小学校の同級生が入部してきたことで、現在は少しずつまわりとの距離感が縮まりつつありました。今では「下手だと言ってきたみんなより上手くなりたい!」と地元のチームの練習にも行って、掛け持ちで頑張っています。いまだに、クラブチームの練習になると周りからの反応に萎縮してなかなか本来の動きができずにいますが、地元のチームでは、周りの保護者から「この子が1番うまいね」と言われるくらい動きもよくなりました。練習試合でも、Bチームですが試合に長時間出れるようになってきて、本人も自信がついてきたようにも思えました。ですが、最近あった県大会の試合にレギュラー入りできず、ユニフォームさえも与えられませんでした。県大会に選ばれなかったことを知ったクラブチームの子たちから、またもや言葉の暴力が始まったと泣いて帰ってきました。今までそれを乗り越え頑張ってきてましたが、この環境ではやはり能力が発揮できないのでは?このままではサッカーが大嫌いになってしまうのではないか?と感じています。5年生も後半になりましたが、クラブチームの移籍を検討した方が良いでしょうか?高学年だとどのチームでも似た現象があるのではないかと心配してしまい、悩んでおります。何かいいアドバイスを頂けたら大変嬉しく思います。 よろしくお願い致します。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただきありがとうございます。ご相談文を読むと、お母さんが息子さんをどれだけ大切に思っているのかがよくわかります。また、息子さんがどのような環境でサッカーに取り組んでいたかなど、置かれた境遇は私なりに理解しました。5年生の3学期という今の時期に、クラブチームの移籍を検討した方が良いのか。まずは、この質問に答えます。■移籍するかどうかは当事者が決断すること結論から申し上げると、移籍を検討したほうがいいか、しないほうがいいのかは、私には意見できません。なぜなら、それは当事者の息子さんが決めることだからです。他人である私はもちろんのこと、お母さんが検討することではないからです。お母さんの相談文を読むと、息子さん本人が「こうしたい」「こう思っている」などと、彼が意思表明をした話が出てこないのが気になります。それをお母さんがメールに書かなかっただけで、彼が「移籍したい」「チームを移りたい」と自分の意見を述べているのであれば、一緒に考えてあげればいいと思います。■気をつけなければならないのは「移籍までのプロセス」ただし、ひとつ気をつけなければならないのは、移籍までのプロセスです。例えば、彼が移籍したいと希望する理由は、以下のものでしょうか?「試合に出たいから、出場機会を求めたい」「いじめがひどくて、もう我慢できない。いじめてくる友達にはいつも抗議しているし、コーチにも自分から話して相談したけれど、収まらない。違う環境でサッカーをしたい」「自分で移籍先も考えている。一緒に見学に行ってほしい」以上のように、自分自身で状況を打破するためにいろいろ努力していたけれど、変わらない。だから移籍したい。そんなふうに息子さんがしっかり意思を示しているのであれば、彼が率先垂範してチームを探し出してきた情報に対して、一緒に考えて意見を述べるなどして手伝ってあげればいいと思います。一方で、もし、息子さんがそういった意思を表明していないのであれば、特にお母さんが動く必要はないでしょう。あるとすれば、「あんまり辛いなら、チームを変わっていいよ。自分で探しておいで」と、環境を変える方法もあることを伝えればいいと思います。小学5年生とはいえ、最上級生の6年生はすぐそこです。コロナ禍でオンライン授業も受けているでしょう。ネットでも何でも使えるはずです。ここは、自分で道を切り拓く力をつけてほしいと考えます。したがって、お母さんは息子さんの好きにさせておけばいいのです。■今のままではお子さんがこの先嫌な経験をしたとき「お母さんのせいだ」となる可能性も私は、息子さんが移籍したほうがいいか云々よりも、お母さんが綴っている息子さんの身に起きるかもしれないことへの不安の強さが気になります。この環境ではやはり能力が発揮できないのでは?サッカーがこのままでは大嫌いになってしまうのではないか?高学年だとどのチームでも似た現象があるのではないかと心配してしまい、悩んでおります。ご自分で読んでみていかがでしょうか。「この環境」と書かれていますが、さまざまなことを他罰的にとらえてしまってはいませんか。例えば「息子がサッカーを上手くならないのはチームのせい」「楽しめないのは仲間のせい」と、こころの中で思ってはいないでしょうか。どれも、完全に息子さんのサッカーが完全に「自分事(じぶんごと)」になっていませんか。親が子どものネガティブなことに同化してしまうと、ついつい「転ばぬ先の杖」を用意してしまいます。転んでもいないのに杖を渡すので、足腰は鍛えられません。そして、親の選んだ方向にばかり引きずられると、そこで何か嫌なことが起きたときに「お母さんが移籍させたからだ」と、子どももまた"他罰的"になってしまいます。■良かれと思ってやったのちに「自分で考えさせれば良かった」と後悔する親たちサッカーの育成に関する取材を始めて15年以上経ちます。出会った何百組もの親子さんで、親御さんが先に先に杖を用意したり、道をこしらえてしまった人たちは、後でみなさん後悔していらっしゃいました。「自分で考えさせれば良かった」「選ばせればよかった」そうおっしゃるのです。その時は「良かれと思って」親が動いたことはほとんどの場合、子どものためになっていないことのほうが多いのです。子どもが何かに取り組む際のモチベーションに、「外発的動機付け」「内発的動機付け」があります。外発的動機付けは、親に言われたり、コーチに「こうやれ」と命令されること。内発的動機付けは、自分から「こうしよう」「こうしたい」と考えたものです。いわずもがなですが、内発的な動機付けのほうが、子どもは大きく成長します。息子さんのサッカーは「他人事」だと心得ましょう。彼がサッカーを大好きになれる環境はどんなものか。そんな提案をして、本人に選ばせることが重要です。そして、少しずつでいいので自分でさまざまなことを選べる人間にする。それがお母さんの役目だと思います。■子どもの不安で親が一緒に溺れないように(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)最後になりますが、前回の連載はきっと参考になると思います。『努力しないのに根拠のない自信だけはある息子に手を焼いてます問題』わが子の不安の海で、親が一緒に溺れないようにしてください。不安と戦う息子さんに「どうしたら楽しくサッカーができるか考えよう」と誘ってあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年01月27日森七菜1月15日、女優の森七菜が、二階堂ふみや土屋太鳳、橋本愛らが所属する『ソニー・ミュージックアーティスツ』に、所属事務所を移籍する可能性が濃厚であることが突如報じられた。所属していた『ARBRE(アーブル)』のホームページからプロフィールが削除、公式インスタグラムのアカウントも閉鎖されていたことが発覚し、世間が驚きに包まれていた矢先のことだった。「日刊スポーツが『ソニー』に取材をしたところ事実を認め、今後は“整い次第案内をする”とコメントしていましたが、前事務所としては稼ぎ頭を失ってしまったかたちです。彼女以外に所属タレントは2人しかいないのですが、どちらもまだ売れっ子になる前の段階ですから、打撃でしょう」(スポーツ紙記者)■“引き抜き”のケースも森は地元・大分にいた中学3年生のとき、母親と食事に行った際にスカウトに声をかけられ芸能界入り。高校卒業までは実家で暮らし、仕事が入るたびに片道5時間をかけて上京していたという。「事務所に入って間もなく、オーディションで行定勲監督の目に止まりました。そこからアニメ映画『天気の子』でヒロインを務めるなど、とにかく“オーディションに強い”女優さん。オーディションは業界内での“事務所の力関係”に左右されることなくチャンスをつかむことができます」(芸能プロ関係者)しかし、今回の“電撃移籍”に関しては先に前所属事務所のHPから削除されたことが明るみになった印象も影響してか、《小さな事務所らしいけどせっかくお世話になって売り出してくれたのだからもう少し恩返ししても良かったんじゃないかな》《相当こじれた遺恨ののこる移籍劇だったんだろうな》(編集部で脱字を加筆)などと“不義理である”との声も多い。小さい事務所から巨大事務所への移籍……あまり語られることのない芸能界の暗黙の掟について芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はこう解説する。「前事務所と契約書を交わしていた場合、それが満了してから移籍するというのが一般的です。ただもうひとつ、契約中に“引き抜き”というかたちで移籍するケースも。その場合は新しい事務所が“移籍金”を支払うことが多いです。場合によっては億単位になることもありますね」近年では2018年にソニンが、2020年には田中みな実が大手事務所への移籍を果たしている。かつて風吹ジュンが事務所の給与待遇に反発して別のところに移籍しようとしたが、「考え直すよう」と、に関係者に連れさられてしまう(1974年『風吹ジュン誘拐事件』)といったことが起こるなど、タレントの移籍にはトラブルがつきまとうこともある。根本の原因は何があるのだろうか。「たとえば俳優同士が撮影の合間などに所属先の給与体系や待遇について話しあうというのはあるあるですね。小さい事務所だと稼ぎ頭に会社の売り上げを大きく依存することになるので、ギャラに関しても事務所の取り分が多くなる。大手のタレントがマネージャーの運転する専用の移動車に乗り込んで現場をあとにするなか、自分はタクシーや電車での移動、といった悔しい経験をする者もいます。そういったことから待遇に不満を募らせていくんです」(芸能プロ関係者)確かに、事実は定かではないが、森七菜と二階堂ふみは朝ドラ『エール』で姉妹役を演じていた。共演時間が長いとそういった会話もした……のかもしれない。それでは、弱い事務所が手塩にかけたタレントが“売れた”となったとたんに巣立っていくという悲しき風習を変えることはできないのだろうか。「広末涼子さんが所属する『フラーム』というところは今や戸田恵梨香さん、有村架純さんなどが所属する巨大事務所ですが、当時は広末さんしかいないといった印象でした。しかし、大手である『芸映』と業務提携を結ぶことで、大きな仕事を勝ち取るようになり、そこから経営を大きくしたという成功例もあります。また、そこまで大手でないところだと給料制の場合も多いですが、 “大きい仕事のときはボーナスを支払う”などいった待遇の改善を行い、タレントの流出を防ぐ事務所もありますね」(前出・佐々木氏)どの業界も中小企業が生き残っていくのは大変ということか──。
2021年01月16日