「レギュラー」について知りたいことや今話題の「レギュラー」についての記事をチェック! (1/3)
フジテレビは22日、バラエティー番組『だれかtoなかい』の終了を発表した。これにより、中居正広(52)はすべてのレギュラー番組を降板、冠番組は消滅することになった。同局は8日、公式サイトで「放送休止のお知らせ」と題し、「番組MCの中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果、1月12日の放送から当面の間休止とする判断に至りました」と報告。「放送を楽しみにされていた視聴者の皆様には、大変申し訳ございません」と謝罪していた。同番組はこれまで、二宮和也、ムロツヨシが中居の相方を務めてきて、3代目MCとして1月12日から岡田准一が登場する予定だった。岡田は、結果的に一度も新MCとして登場することなく、番組が終了する形となる。中居については昨年末に一部週刊誌が、女性とのトラブルがあり高額な示談金で解決していたことを報道。9日夜に中居が公式サイトで声明を発表し、トラブルがあったことは事実として「今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります」と謝罪。その上で「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」とつづり「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と記した。また、社員の関与が報じられているフジテレビに対して、5日にフジ・メディア・ホールディングスの株を保有する米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めたと報じられ、騒動に対する説明責任を果たすべきとの声が強まる中、フジテレビは2月に予定されていた定例会見を17日に前倒しで開催。港浩一社長が、騒動の謝罪とともに、この問題に関して今後、第三者の弁護士を中心にした調査委員会を設置する意向を示した。中居の声明発表後、各局で動きがあり、15日には日本テレビが『ザ!世界仰天ニュース』の中居降板を発表。20日には、TBSが『THE MC3』の中居降板、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』放送終了を報告した。21日には、ニッポン放送が『中居正広ON&ON AIR』終了を伝え、きょう22日にはテレビ朝日が『中居正広の土曜日な会』を打ち切ることを発表していた。■報告全文番組終了のお知らせ2025年1月22日1月12日の放送から休止としておりました当番組は、総合的に判断し、放送を終了することにいたしました。
2025年01月22日冬休み、サッカーと子育てについて考えることも増える時期ではないですか?本日は、少年サッカーの保護者向け情報サイト「サカイク」で2024年8月から12月に配信した記事の中でみなさんの注目度が高かった、もっとも読まれたコラム・連載記事をランキングでご紹介します。公開当時に見逃した記事もあると思いますので、この機会にぜひご覧ください。期間中登録で、あなたの過干渉タイプがわかる過干渉チェックシートプレゼント>>第3位朝練も自主練もなし、練習時間も断然短いのにスペインで「上手い選手」が育つ理由第3位は、小澤一郎さんの書籍から抜粋したスペインの育成に関する記事でした。スペイン代表といえば、足元がうまく華麗なパスサッカーで魅了する、サッカーIQが高いといったイメージもあり、保護者の方も「海外サッカー」の中でもその育成に関心が高い人が多いですよね。実際にスペインで指導したこともある小澤一郎さんの書籍には、練習時間が日本より短いのに上手い選手が育つ理由が紹介されています。その一部をご覧ください。記事を読む>>第2位保護者とのコミュニケーションが希薄で、些細な諍いが絶えなかった大所帯チームを変えた、保護者と指導者の「10の心得」とは第2位は、保護者とチームの関係性が改善されたWingsのインタビュー記事。千葉県の強豪チームWingsが、関連4団体も含めサカイク10か条を保護者に配布した理由をお伺いしました。大所帯だとどうしても些細な問題が大ごとになりがちですが、配布後は保護者とのコミュニケーションも改善されるなど、すぐにいい影響が出たとのこと。Wingsの変化をご覧いただき、自チームでもぜひ、という方は記事内のリンクよりお申し込みください。記事を読む>>第1位最後の試合も上手な下級生優先でわが子ひとりだけほぼ出場なし。これまでしてきたチームへの手伝いは間違っていたのか問題第一位は、6年生最後の公式戦での出場機会についてのご相談記事でした。我が子の出場機会でがっかりしたり、つらい思いをした経験がある親御さんに共感されました。6年生最後の大会で、学年で我が子だけ出場機会ほぼ無し。少ない同級生と頑張ってきたのにそういった状況になったらガッカリするのは当然ですよね。怒りに震えるお父さんから、「これまでのチームへの手伝いは間違っていたと分かった」とのご投稿でしたが、チームへの手伝いは我が子のポイントを上げるためにするものでしょうか。ご自身も子どもが試合に出れず辛い思いをした経験がある島沢優子さんが、悔しい気持ちの消化の仕方をアドバイス。お子さんが5年生以下の方もぜひご覧ください。記事を読む>>いかがでしたでしょうか。これからも親御さんご自身が子どものサポートについて考えるきっかけになったり、チームがよくなるきっかけになる記事を配信していきますので、2025年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
2024年12月30日後から入部してきた、スクール2つ3つ掛け持ちの子たちにスタメン奪われた。補欠になったらそれまでの友達とも距離ができ、自信を失っている息子。自分はフルタイムだしスクール送迎とか難しいけど、親の情報収集とお金をかけて良いレールに乗せることで子どものサッカーの運命も決まるの?息子の笑顔を取り戻したい。というご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(構成・文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<サッカーに向いてない息子。親が他競技への転向を勧めてもいいのか問題サッカー少年少女が自ら伸びる親のかかわりかたLINEで配信中>><サッカーママからの相談>息子は10歳です。これまではスタメンでした。しかし今年からずっとベンチです。足は遅い方で、現在は明らかにあとから入部してきた子たちに抜かれて置いてきぼりになっています。その子達はスクールを2~3掛け持ちして通っています。送迎も費用も大変だと思います。私はフルタイム勤務なので同じことはできません。そのママたちはそうやって時間とお金をつぎ込んで、子どももちゃんと成績をあげてスタメンを取ってるので親も満足だと思います。やはり自主練ではなく親が情報収集し、より良いレールに乗せられたかどうかで子どもの運命も決まるのかなと思います。うちの子はベンチになってから自信を失い、友達とも距離ができました。友達が離れていってしまったようにも見えます。好きだったサッカーが、練習がうまくいかず、遠い場所の試合に行ってもベンチに座って帰ってくるだけの自分を見て、一番悲しい気持ちなのは本人だと思います。自信がないとできることもできない、できないと「ああ、やっぱりあいつはできない」と思われると恐れる、悪循環です。スタメンの子たちはJ下部のチームのセレクションを受けると言って盛り上がっています。以前は友達だったけど、今は距離が遠くなってしまっているようです。サッカーが好きなら続ければいいと思いますが、試合に出たい、認められたい、そういう気持ちで焦って、苦しそうです。みんなの輪の外にいる状況も苦しいと思います。なんとか壁を越えてほしいのですが、以前のように笑顔が戻って心からサッカー楽しいって思えるように、親ができることはなんでしょうか。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。10歳なので4年生か5年生でしょうか。せっかくレギュラーだったのに、ベンチメンバーになってしまったということで、お母さんの落胆ぶりが伝わります。■時間とお金をつぎ込んでスタメン、に悶々とするより息子さんの笑顔が戻るほうに意識を向けてご相談のメールに「親が情報収集し、より良いレールに乗せられたかどうかで子どもの運命も決まる」と書かれています。サッカースクールの送迎が出来ないフルタイム勤務であるご自分を強く責めていらっしゃるようです。その一方で「ママたちはそうやって時間とお金をつぎ込んで、子どももちゃんと成績をあげてスタメンを取ってるので親も満足」などの部分に、嫉妬心もうかがえます。そういったドロドロした本音を、お母さんはここで吐き出しました。しかし、ここまでにしましょう。これからどうすればいいのかを考えませんか。お母さんが最後に質問された、息子さんが「笑顔が戻って心からサッカー楽しいと思えるよう」親ができることを探しましょう。そのために、私から三つほどアドバイスさせてください。■試合経験は大事、小学生年代は全員出場させてくれるチームに所属したほうがいいまず、ひとつめ。小学生時代は全員出場させてくれるチームに所属したほうが良いかと思います。本来ならば、公式戦で出られなかった子どもがいれば、そのあとに「B戦」といって他のチームの試合に出られなかった子ども同士で試合をさせるべきです。そういった配慮をしてくれるクラブがあれば息子さんに提案してもいいですね。そうすれば、少なくとも「遠い場所の試合に行ってもベンチに座って帰ってくる」といったがっかり感はなくなると思います。とはいえ、すでに中学年から高学年に移行する時期であり、息子さんがチームを移ることを嫌うようならお勧めできません。何をするにも、最終的には本人の意思を尊重してあげてください。■中学以降で伸びる子もいる長い目で成長を見ること二つめは、長い目で見てあげることです。お母さんと似た悩みをお持ちの親御さんを、SNSでよく見かけます。少年サッカーで万年補欠だったお子さんの動向を発信しているお父さんの書き込みをずっと見ていますが、最近その子は中学生になりました。中学ではその子が試合に出られそうなクラブを探して入ったそうで、試合に出て楽しくサッカーを続けているそうです。そういった子どもはたくさんいます。そもそも身体的な成長や、サッカーの技術や戦術眼の習熟度の進み具合は、子どもによって異なります。下級生のときから上手かった子どもが中学や高校で伸びなかったりしますし、逆に少し発達が遅れがちであまり試合に出られなかった子どもが中学や高校で一気に伸びることもあります。そういったことを踏まえて、親御さんは目の前の子どもの姿に一喜一憂する是非を考えて欲しいのです。もちろん一緒に喜んだり、悲しんだりする、子どもの気持ちに共感することは重要です。しかし、お子さんの悔しさや孤独にお母さんが「同化」してしまってはいけません。なぜレギュラーから外されたんだろう。何が足らないんだろう。どうしたらいいんだろう――。そんなふうに、お子さんのサッカーのことばかり考えていないでしょうか?そんな親の感情は子どもに気づかれています。子どもが抱える「レギュラーから外された」という荷物をお母さんは取り除いてあげたいはずなのに、その荷物の上に「レギュラーのあなたでなければ嫌だ」というストレス、つまり新たな荷物を載せてはいないでしょうか。この連載の187回目で、オーストリアのアルフレッド・アドラーが提唱し、後継者たちが発展させてきた心理学の体系である「アドラー心理学」について触れています。そのなかの「課題の分離」という概念です。アドラー心理学の中心的な考え方のひとつでもあるこの「課題の分離」は、自分の課題と他者の課題を明確に区別したほうがいいよ、という考え方です。自分の課題については真摯に向き合い責任を持ちますが、他者の課題には立ち入らないようにする。 他者の課題に不必要に介入することは、相手への支配や依存につながる危険性があるためです。レギュラーになれないのは、息子さんの課題です。お母さんは何も言わず見守っていればいいのです。あまりに楽しくなさそうなら、ひとつめでアドバイスしたように他のチームを探すことに協力してあげてください。■親が情報収集し、良いレールに乗せられたかどうかで決まるは間違い(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)最後の三つめ。冒頭で触れた「親が情報収集し、より良いレールに乗せられたかどうかで子どもの運命も決まる」は間違いです。そのような考えは、課題を分離させずに同化させています。より良い「レール」など存在しません。子どもが自発的、主体的に「おれ、こうするよ」と見つけたものがベストのレール。親は、いかに自発的、主体的に考えられる子どもに育てるかに注目してください。お母さん自身、いまとても良い学びに遭遇していませんか。補欠の子どもの親の気持ちを知ったわけです。ずっとレギュラーだったら、遠い場所の試合に行ってもベンチに座って帰ってくる子どもの心情に気づけた。それだけでも、人として大きな学びです。つまり子育ては子どもを育てるのではなく、子どもに育てられている。私はそう思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年10月16日2024年6月に、機内で『下半身まひ』となり緊急搬送された、タレントの佐藤弘道さん。その後、脊髄梗塞と診断され、入院をしながらリハビリをする生活が続きました。一時、芸能活動を休止していましたが、懸命なリハビリのおかげで同年8月に退院したことを報告。下半身のまひやしびれは、残っているものの、「奇跡的に歩くことができるようになった」と明かしていました。退院時には「一日でも早く社会復帰ができるように頑張ります」とつづっていた、佐藤さん。徐々に番組出演や取材の機会を増やし、活動を再開させていました。佐藤弘道、懸命なリハビリでレギュラー番組最終回に出演同年9月27日、佐藤さんが8年間レギュラー出演していた情報番組『ぐっと』(中京テレビ)が終了。全408回の生放送を終えたといいます。佐藤さんは、自身のInstagramを更新。最終回への想いを明かしました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 佐藤弘道(@satouhiromichi023)がシェアした投稿 昨日、8年間レギュラーを務めていた中京テレビ「ぐっと」が幕を閉じました。全部で408回の生放送。昨日は気が張っていたのか、25時を過ぎても寝られませんでしたが、今はポカ〜ンと穴が空いた感じです。元々、今月で番組が終了するのは決まっていたそうですが、その矢先に私が入院をしてしまったので、誰も私には伝えてくれませんでした。リハビリ専門の病院に転院してから、9月いっぱいで番組終了と聞いたのが7月の下旬だったと思います。その時は12月まで入院予定でした。生活の一部でもあった「ぐっと」生放送に復帰するには、人一倍のリハビリをするしかないと思い、空き時間も必死にリハビリを続けました。その結果、病院から退院許可が出て、「ぐっと」最終回に間に合いました。「ぐっと」は、そのくらい大切な番組でした。共演者、スタッフ、視聴者の皆様が一緒に作り上げる楽しい雰囲気の番組は、他にはなかなか無いと思います。「ぐっと」に関われて本当に良かったぁ〜(^^)今後はリハビリトレーニングを続けて、また声を掛けていただいてもお応え出来るように身体も心も整えていきたいと思います。satouhiromichi023ーより引用もとから同月で番組が終了することは決まっていたものの、佐藤さんが入院してしまったため誰も伝えなかったのだとか。同年7月下旬に、リハビリ専門の病院に転院すると、関係者から「9月いっぱいで番組が終了する」と聞いたといいます。しかし、当時はまだ同年12月まで入院予定だったそうです。きっと、佐藤さんは12月まで入院生活が続くと、9月の最終回には間に合うことができないと思ったでしょう。佐藤さんは、『ぐっと』は、生活の一部でもあったといいます。復帰するためにも、人一倍リハビリに励み、空き時間もリハビリを続けたとのこと。佐藤さんの努力は実を結び、退院許可が出て『ぐっと』の最終回に間に合うことができたそうです。佐藤さんは、出演者やスタッフ、視聴者に感謝の想いを述べ、身体も心も整えておくことを宣言。コメント欄には「本当に努力の賜物ですね」「楽しい時間をありがとうございました!」「リハビリ頑張ってください」などの声が寄せられていました。最終回に間に合わせることができた佐藤さんの雄姿は、多くの視聴者を勇気付けてくれたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年10月01日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が26日より、ファッション誌『bis』(光文社)との初コラボレーションイベント『bisレギュラーモデル&誌面掲載争奪戦』を開催している。○多数の豪華プライズが用意同イベントは、「17LIVE」で活動中もしくは活動予定で、15歳以上の女性ライバーであれば、誰でも参加が可能。アプリ内イベントにて上位に入賞したライバーは、『bis』レギュラーモデルオーディションに進出することができ、見事オーディションでグランプリ(1名)に選ばれたライバーは、『bis』の年間レギュラーモデル権を獲得できる。そのほかにも、誌面や公式WEBサイト掲載権、公式YouTube出演権など、多数の豪華プライズが用意される。なお、イベントの開催期間は、10月9日23時59分まで。
2024年09月27日カフェや喫茶店に行くとコーヒーの種類がいくつかあって、その違いがよく分からないという人も多いでしょう。レギュラーコーヒー、インスタントコーヒー、ブレンドコーヒーだけでも知っておきましょう。レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いコーヒーといってもさまざまな種類があります。その中で、『レギュラーコーヒー』と『インスタントコーヒー』の違いが分からないという人も多いでしょう。東京ガスの暮らし情報メディア公式サイト『ウチコト』の では、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いを分かりやすく解説しています。この2つの違いを簡単に説明すると、焙煎されたコーヒー豆を抽出した飲み方が「レギュラーコーヒー」、粉末を溶かして飲むのが『インスタントコーヒー』です。それぞれの定義について、以下のように説明しています。レギュラーコーヒーの定義:「コーヒーノキの種実を精製したコーヒー生豆(以下「コーヒー生豆」という。)を焙煎したもの(以下「煎り豆」という。)及び煎り豆にコーヒー生豆を加えたもの並びにこれらを挽いたものをいう」インスタントコーヒーの定義:「煎り豆又は煎り豆にコーヒー生豆を加えたものから得られる抽出液を乾燥した水溶性の粉状、顆粒状その他の固形状のものをいう」ウチコト(東京ガス)ーより引用このことから、『レギュラーコーヒー』と呼ぶことができるのは、コーヒー豆だけでできたものということです。インスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーの抽出液を乾燥させて粉末や顆粒状などにしたもので、お湯を注ぐだけで簡単に飲むことができます。ちなみに、『レギュラーコーヒー』も『インスタントコーヒー』も和製英語であるため、日本以外では通じないそうです。レギュラーコーヒーの種類レギュラーコーヒーには大きく分けて『ブレンドコーヒー』と『ストレートコーヒー』の2種類があります。ブレンドコーヒーは、生産国の異なるコーヒー豆を複数ブレンドしたものです。コーヒー豆は産地や品種などによって味わいが異なり、焙煎度合いでも香りや深みなどが変わってきます。個性の異なる豆を複数ブレンドすることで、味を安定させたり風味をよくしたりするといわれています。ブレンドする方法は店舗やメーカーによって異なるため、ブレンドした人の好みや個性が表れます。ストレートコーヒーは、1種類のコーヒー豆だけを使っているものです。味や香りなど豆の特長が出やすく、個性を味わうことができます。分かりにくいコーヒーの種類について紹介しました。ウチコトの公式サイトにはアメリカンコーヒーについても解説しています。コーヒーに関する豆知識としてぜひ参考にしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年03月06日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。「中学聖日記」でドラマデビューを果たし、『望み』や朝ドラ「ブギウギ」などに出演した水上さんが演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下さん)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾。中学生のころ、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してし、その際、レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも。そして、優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、晴原に強い対抗心を抱いている。山下さんとは今回が初共演となる水上さんは、「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」と意気込み、「エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と視聴者へメッセージ。夏帆さんが演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターである天才脳外科医・汐見早霧。若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまい、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧だが、そこで晴原たちの様子を目の当たりにし…。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と心境を明かした夏帆さんは、「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日YouTubeに動画を投稿すると大バズり、M-1グランプリで審査員を務めると日本中で物議を醸す。現役バリバリのレジェンド女芸人・山田邦子。短大を卒業してすぐ『オレたちひょうきん族』に抜擢されて以降、常に笑いを楽しみ続けてきた。その一方で、芸能界で苦楽を共にした仲間たちが次々と他界。彼らの遺志を受け継ぎ、後輩たちにも笑いを伝えていく。天国の彼らを笑顔にするため――。(全2回・後編)■一世を風靡した“邦ちゃんブーム”が終了邦ちゃんにとって苦い思い出が残った番組終了直後から、追い打ちをかけるようにレギュラー番組は視聴率が取れなくなった。「ブームが終わったということでしょうね。そりゃあ、そうですよ。裏番組にも出演するような状態でしたから。あんなに出すぎていたら、飽きられて当然です」同時にバッシング報道も目立つようになり、身に覚えのない不倫報道に見舞われることもあった。「ハワイロケの手配をしてくれたりした知人男性ですね。それでハワイまで取材に来たのが、レポーターの井上公造。仲がよかったから“偉いね、ハワイまで来て”という気持ちで、直撃する彼に『バカじゃないの。お前、モテないだろう』って答えたんです」しかし、その罵倒ぶりが報じられ“山田邦子は何様だ”と強烈なバッシング。8年続いたNHKの好きなタレント調査女性好感度1位の座も、’97年には6位、’98年には14位と、急落したのだった。「世の中では“山田邦子は終わった”と言われましたが、私には自信がありました。その後、NHKの好感度調査は組織票が支配するようになり、廃止に。8年連続第1位の記録は生涯抜かれることはなくなりました。私はよいスタッフや友達に恵まれ、妙な団体にも何も所属していないし、このままいい芸をしていれば、またいつかブームが来るって思っていました。それに、忙しすぎてできていなかったことができるようになるって、前向きに捉えられたんです」車の免許を取り、家族旅行にも行った。現在は名取となり、弟子も取っている長唄を習い始めたのも、この時期だ。「忙しかったときは、恋愛もボロボロ。冬の寒い時季に失恋し、道端で泣き崩れて、偶然通りかかった行きつけの寿司店の若いコがコートをかけてくれたことも。あれは恥ずかしかった(笑)」だが恋愛する時間が確保でき、’00年にはテレビの制作会社社長の男性と結婚した。「ちょうど40歳で、2000年とキリがよかったから、なんとなく。それに私よりだいぶ年上だから、早く死ぬって思っていたんです。でも、超健康オタクで、今でも元気。失敗しましたね(笑)」こんな毒を吐いているが、’07年に乳がんが発覚したとき、夫は精神的な支えになったはずだ。「たけしさんの健康番組で乳がん特集をするので出演して、偶然、見つかったんです。最初はがんの知識がないから“死ぬんだろうな”って、出演ビデオテープや衣装など、トラック2台分整理したほど。でも、たけしさんに報告に行って『大当たり賞だな』って言ってもらうと、明るい気持ちに切り替わっていきました」幸いにしてがんは早期。たけしの番組に出演していた名医に診てもらい、入院期間も1週間ほどで仕事も休まずに済んだ。まさに番組出演が命を救ったのだ。治療が一段落すると、がんの講演会を行ったり、がんの知識と理解を深めるためにスター混声合唱団やNPO法人を設立した。「がんになって、180度とまではいかないけど、強くなれたし、その分人に優しくなれました。困っている人がいたら支えになりたいって思えるようになったのは、私も人から支えられたからでしょう」がんをわがことのように心配してくれたのは、事務所の後輩の上島竜兵さんだった。「竜ちゃんはすごく優しくて、がんに関しても、私が大丈夫だって言っているのに、『大丈夫?』って電話してきて、ご飯をごちそうしてくれるんですね。まさか竜ちゃんが先に逝ってしまうとは……」このところ、かつて番組を盛り上げてくれた仲間が立て続けに亡くなり、いかに影響を与えてくれたのかを実感するという。「渡辺徹は、俳優からバラエティ番組に進出して初めての仕事が私の番組で。最初は何もできなくてジャマだったけど、半年もしないうちに、ボケる私に無言でビンタをできるくらいに成長。俳優バカで、亡くなるぎりぎりまで舞台に穴をあけずにやり切る。そのプロ根性に影響を受けました」笑福亭笑瓶さんは、邦ちゃんのほとんどのレギュラー番組で共演していた。「ずっと一緒で、現場から自宅まで、笑瓶ちゃんの車で送ってもらうこともあったから、週刊誌に《ベンツに乗る謎のおかっぱ男性と熱愛》と報じられたり(笑)」笑瓶さんは誰にでも優しく、スタジオの隅にぽつんと一人でいる人を見つけると「どうした、大丈夫か?」と声をかけていた。「私の機嫌が悪くて楽屋でふて寝していると『もうすぐ、本番やで』って入ってきて、『今日はメークの笑ちゃんや』と私の顔にメークを始めるんです。それがおかしくて思わず笑ってしまうと、『じゃあ、立とうか』ってスタジオに連れ出してくれて。笑瓶ちゃんのような優しさは、私には欠けていたから、学ぶものが多かった。だからお葬式で“必ず天国に行くんだよ”ってお別れしたんです」たけしやタモリら先輩や、仲間に助けられて、今の邦ちゃんができあがったのだ。■芸能界で44年、いまだ変わらないもの「鶴ちゃん(片岡鶴太郎)や(寺門)ジモンは『太田プロに戻ってこい』って言ってくれるんだけどーー。戻りません!」邦ちゃんは、キッパリと迷いのない笑顔で語る。’19年、長年修業を積んだ長唄杵勝会の名取の襲名披露の際、誰も太田プロのスタッフが出席しなかったことがきっかけで、事務所から独立したと報じられた。「たしかに、あれは残念なこと。でも、太田プロでお世話になった社長が代わったこともあったから、短大時代、自分一人で活動していた原点に立ち返るタイミングだとも思ったんですね」半年ほどフリーランスとして活動し、今は縁あってスポーツアスリートのマネジメント会社に所属しているが、芸能プロとは違い、かなり自由度も高い。「YouTubeチャンネルを開設して、鬼越トマホークとコラボ動画をアップする機会にも恵まれたんです。それで鬼越の金ちゃんは『オレらは邦子組の若頭』と言ってくれて、若手芸人も紹介してくれるように。ご飯に誘って輪を広げています」かつて、たけしやタモリに憧れ、サポートされた思いがあるからだろう、邦ちゃんは次世代を“おぶって”、お笑いのバトンを引き継ごうとしている。「せっかく知り合えた後輩たちをまとめて、盛り上げていきたい。私は子供に恵まれなかったけど、育てる楽しみは後輩で十分。とくに関東の芸人は、吉本芸人と違って小屋(劇場)を持っていないから、お互いが知り合うきっかけが少ないんです。今後はYouTubeでコラボするだけじゃなくて、ライブを主催するのも面白いかも。私はね、生涯、お笑い好きなおばちゃんなんですよ」そう語ると、邦ちゃんのスマホから電話の着信音が鳴りだした。「もしもーし。え、そうなの。今から?大丈夫だけど、金貸してくれとかは言うなよ!いいよ、じゃあこれから行くよ」どうやら、電話の主に、アポなしで呼び出されたみたいだ。「噂をすれば、鬼越の金ちゃんからでした。テレビ収録中で、突然、出てくれって言われて。まったく!きっとこれから何かやらされるんですよ」その言葉とは裏腹に、後輩たちからの出演依頼を笑顔で語り、邦ちゃんは次の現場へと向かっていったーー。
2024年02月18日補欠の息子。試合に出ないと分かっているのに見に行かないとダメ?レギュラーの親は「みんなで応援しよう」と熱く盛り上がってるけど、行っても悲しくなるだけだし行きたくない。わが子が出ない試合に行くのがツライ。小学生年代は全員出場させてくれてもいいのでは?自分は今後どうしたらいい?とお悩みをいただきました。同じような体験をしている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに悩めるお母さんに寄り添いアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<自主練しない息子。モチベーションアップは親の役目ですか問題<サッカーママからの相談>こんにちは。サッカーを通じての子どもの育成ではなく、子どものサッカーでの私の悩みなのですが、投稿させてください。すみません。息子(9歳、3年生)のサッカーを見に行くのがしんどいです。公式戦などのちゃんとした大会はメンバー固定、うちの息子は緊張感のない練習試合(トレーニングマッチ)ですら試合が決まった最後の方にしか出場させてくれない。同じ月謝を払っているのに不公平じゃないでしょうか......。私たちはチーム運営のお金やコーチのお給料を払っているだけ?この間、今度の公式戦の帯同について補欠ママ同士で語りましたが、試合にほとんど出ないと分かってるのに応援に行くなのべきか(全く出ない時もある)。となりました。何とかして欠席したい。行かない理由を探したい......、とみんな同じような意見でした。スタメン組の親たちは、公式戦だからみんなで応援しましょう!と熱いですが、正直我が子が出ないなら行っても辛いだけ。それでも見に行くんですよね。行ってまた出場機会がないことにイライラ、悲しくなるんですが......。小学生年代は全員公式戦に出せてくれても良いのではないでしょうか。今後私はどうしたらいいでしょうか。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。試合に出られないわが子を見るのは辛い。その気持ちはよくわかります。そこを通ってきた親として、育成現場を見てきた者として3つほど伝えさせてください。■アドバイス①日本サッカー協会も補欠ゼロを提唱しているひとつめ。少年サッカーは競技の入り口です。その後子どもたちの体格、技術、取り組みがどこでどう変わるかわからない。まずはサッカーの楽しさにどっぷりつかるべきです。そうであれば、本来ならば小学生はプレータイムを概ね平等にすることが求められます。本来は補欠を作ってはいけないと日本サッカー協会も提唱しています。しかし、勝ちたい大人はそうしません。サカイク記事:「日本サッカー協会の技術委員会でも従来から『補欠ゼロ』を提唱しています」人数が多く全員出られないのであれば2チーム出場するなど配慮が必要です。加えてクラブ側は、わが子がレギュラー、ベンチスタートにかかわらず、保護者が「わがチーム」として応援する機運を高める働きかけをすべきでしょう。自分の子だけでなく、他の子にも自然と目が行く。そんなチーム作りが求められます。とはいえ、そのようなクラブは私の体感で2割弱です。地域によっては1割いないかもしれません。普段の練習でも、欧州では技術がおぼつかない子に時間を割くと聞きますが、日本では「チーム一丸」と言いつつ上手い子のほうに目が行くことを当然と考える指導者は多いでしょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス②補欠だから見に行かない、という理由は子どもの自己肯定感を下げる要因にも二つめは、自己肯定感の話です。「わが子が試合に出ていない状況が苦しいから観に行かない」という理由だと、息子さん側にとって「補欠である自分はお母さんを苦しめている」「お母さんを苦しめる自分イコール=ダメな僕」つまり、「補欠はすごくダメなことで、補欠である僕はダメなやつ」という認識になりがちです。自己肯定感が下がってしまいます。もし「なるほど」と思ったら、一度笑顔で試合を観に行ってみましょう。試合に出られなくても仲間を応援する姿、負けて悔しがる姿、仲間のゴールを喜ぶ顔を見てあげてください。上手でエースでひとりでドリブル突破して点を決めてくる子どもと同じくらい、もしかしたらそれ以上の価値のある笑顔ではないでしょうか。他者の成功を愛(め)で、ともに喜べるのですから。お母さんが「ただそこにいる」ことで息子さんは安心するのではないでしょうか。補欠の僕でもちゃんと見守ってくれている、と。息子は試合に出られないけれど、親はただそこにいる。そこにいるだけのことが子育てともいえるのです。そこにいるだけの自分を自分で褒めてあげてください。もしパートナーがいれば「ただそこにいる」役目を二分割してください。そこにいる役をシェアすれば、自由な時間に自分の趣味も楽しめます。息子さんも2人が交替で観に来てもらえることで、より安心感は増します。もちろん一緒に行ってもいいでしょう。そして、試合に出られないことが一番悔しいのは誰なのかを考えてみましょう。試合に出られなくても遅刻もせず、不貞腐れもせず、チームのために参加する息子さんをほめてください。「真面目にチームを応援できて、えらいね。必ずいいことがあるよ」と。そしてこの「必ずいいことがある」を、親である自分自身にも向けてください。サッカーやスポーツで「補欠だった」社長さんや成功者は山ほどいます。補欠だったけれどその後伸びた子もたくさんいます。その逆で、小学生のころは天才と言われたのに、その後伸びずに人生につまづく人もいます。私は取材の中で、さまざまなアスリートを見てきました。小中学校のときはエースだったのに、高校で上手くいかなかった。勉強はしてこなかったので希望しない大学に入り、競技も引退。こころにぽっかり穴が空いた彼は、大学の授業にも出ずひとりのアパートで小学校や中学校時代の試合ビデオばかり観て暮らしました。つまり過去の栄光にすがって生きていたわけです。片や、同じチームで補欠だった友人たちは希望通りのいい大学へ進学。海外留学をしたり、サークルで楽しくスポーツをしている。「妬み、嫉みしかわいてこず、自分の過去の栄光にすがってばかりだと気づいた」と話した彼は大学を辞め、現在は楽しく働いています。仲間とフットサルをするなどサッカーも続けているそうです。しかしながら、お母さんが試合に行く、行かないは、お母さんの自由です。お母さんには息子の試合に行かないことを選ぶ権利、人権があります。気持ちが乗らないときは「今日は映画を観に行って来るから」などと欠席すればいいのです。選ぶのはあくまでお母さんなのですから。■アドバイス③チーム移籍をする際は子どもの気持ちを優先に(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめは移籍の話です。この時期9歳ならば小学3年でしょうか。ご近所にもう少しレベルが緩やかなクラブがあって可能性があるなら移籍を考えてもいいでしょう。そこはお母さんの気持ちよりも、子どもを優先にしてください。「出られないから移籍するのか」と言われるかもしれません。が、そんなことは当然です。大人だってより良い職場、自分の力を発揮できる場所を探して転職します。ごく普通のことです。「試合に出られないとスポーツは面白くないかなと思ったので、移籍を勧めてみました」これで十分です。何のためにわが子にサッカーをさせているのか。息子は何のために補欠を我慢しているのか。子育てで大事なことは何なのか。そういったことをあらためて考えてみましょう。必ず発見があるはずです。わが子がずっとレギュラーだったら気づかなかったかもしれない気づきや学びがあるはずです。物事は、マイナスから新たなプラスが生まれることが往々にしてあるのです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年02月07日お気に入りの保護者の子をいつも出場させるが、その子はスタメンになれるレベルじゃない。県大会出場を目標にしていると言っているが、その子がいたら無理。まともな采配をしてほしいが、他の親たちもチームに意見するつもりはない。誰か監督に注意できる人がいればいいのに......。と悩むお母さんからのご相談。指導者から贔屓されているように見える子がいると、親たちの関係性がギスギスしたりしますよね。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<セレクションを目指しているのにBチーム落ち。親のほうが立ち直れません問題<サッカーママからの相談>島沢様はじめまして。11歳の息子が所属するチームの監督は、小学校教諭をしている20代の方です。チームにお気に入りの保護者(30代)がいて、いつもその方の子を試合に出します。その子はとてもスタメンになれるレベルではなく、コーチ陣にも困惑している方もいます。最初は保護者から声をかけ仲良くなり、今ではチームの飲み会などあると2人でべったりです。その保護者はいわゆるうるさい保護者で、自分の息子が試合に出ていないと騒ぎ出します。違和感を感じている方もいますが、誰も意見をするつもりはなさそうです。県大会出場を目指していると言いながらその子が出ていては無理です。なんとかまともに采配をする様にならないものかと悩んでいます。誰か注意できる方がチームにいればいいのですが........。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんの悩みは「その子が出ていたら県大会出場は無理だと考えるから、まともな采配をしてその子を出さないで欲しい」ということですね。回答するにあたり、私が疑問に思ったことと関連付けて3つほどアドバイスさせてください。■苛立ちは分かるが、挙げている内容はどれも「主観」の域を出ないひとつめ。私が気になったのは、お母さんの話がどれも「主観」だということです。・その子がスタメンのレベルであるか否か。・その子が試合に出たら県大会出場は無理なのか否か。・保護者とべったりだから試合に出すのか否か。・まともな采配なのか否か。お母さんからすれば「だって誰から見てもそうだよ。みんなそう思ってるよ。おかしいよ!」と言いたくなるでしょう。もし、上記の4項目において、自分は間違っていないと思われたとしても、そのいずれもが根拠のない主観だということを、まずは理解してください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■他者を説得するためには根拠が必要そして、他者を説得するためには根拠がなくてはいけません。このご相談文には今のところ根拠が見当たりません。お母さんの苛立ちは何となく想像はできますが、あくまでお母さんの言い分なので、この監督に話を聞いてみないことには迂闊なことは話せません。話してはいけないと考えます。他人が掌握していることに対し、異議申し立てをする場合は大義が必要です。大義というのは「どうしても変えてほしい、なぜならばこういう理由だからです」という限りなく正当で常識的なものです。では、このケースの場合、監督に「この子を起用するのはやめてほしい」という大義があるとすれば、「チームのためにならない」ということでしょうか。それについては、やはりお母さんひとりではなく、他の保護者の方々や、困惑しているというコーチ陣の意見をまずは丁寧に聞きましょう。そのうえで、大勢が「この状況はチームのためにならないね」という結論に達したのなら、監督を交えて話せばいいことかと思います。また、その子の親御さんのことについては「自分の息子が試合に出ていないと騒ぎ出す」と書かれていますが、どんなふうに騒ぎ出すのかちょっとわかりかねます。その親御さんにはそのようになってしまう何か原因があり、監督さんがそこを配慮したうえで付き合っているとは考えられないでしょうか。■子どもたち自身が騒ぎ出したり、チーム運営に支障が出るならば話し合う必要があるこのご相談文を読む限り、チームのためにならないから何とかしなくてはならない、というような事態ではなさそうです。例えば、子どもたちが「贔屓されている」と騒いでしまい、その子が仲間外れにされている。もしくは、監督とその子の親が仲良くしすぎて、他の親たちとも亀裂が生じてしまい、運営がやりづらくなっている。そういった支障があれば、チームで話し合う必要がありそうです。話し合ったほうがいいなと思えば、仲のいい親御さんにも声をかけて集まってはどうでしょうか。■「誰か」ではなくあなた自身が監督と話しをしてみては二つめ。「誰か注意できる方がチームにいればいいのですが」と書かれていますが、注意するという行動は少し違う気がします。保護者も監督も、子どもの成長を見守る地域の大人として全員平等であるべきです。明らかに規律を乱しているとかではないようなので、ここは監督さんに「全員と同じ温度で接してもらったほうがいいのではなか」といった話をしたほうがいいかと思います。お母さん自身が監督さんと話してはどうでしょうか。■家でも「あの子が出たら負けるのに」なんて言っていませんか?三つめ。サカイクの読者が「この子を出したら負けるのに」といった感覚をもたれていること自体が、私にはショックでした。全員が同じだけ出場機会を得る。小学生の場合はそれが理想です。監督も保護者もそのような状況にないのは百も承知ですが、であれば試合に出た子どもたちを応援するのがそこに集った大人のあるべき姿ではないでしょうか。よもや、ご自分のお子さんに「あの子が出たら負けるのに、なんで選ばれるんだろうね」などとおっしゃってはいないかとは思いますが、お子さんはお母さんがそう思われていることを知ったらショックかもしれません。もし、そうではなく「そうだよ、あの子が出ないほうが勝てるのに」と言ったとしたら、お母さんはどう答えますか?「そうだね。あの子が出ないほうが勝てるのに」とおっしゃるのでしょうか。■チームに任せられない、親が口をはさむべきと思ったらみんなで意見交換をして変えていこう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)スポーツは楽しむためのものですが、その一方で教育的な要素もたくさん含んでいる素晴らしいコンテンツです。勝ち負けは重要ですが、試合をするのは子どもたちで、サッカーが始まれば、そこはコーチと子どもたちの世界です。信じて任せるしかありません。任せられない、これは口を挟むべきだと思えば、みんなで意見を交換して良いチームにしていくことです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年08月23日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が、ファッション誌『姉ageha』(主婦の友社)との初コラボイベント「『姉ageha』レギュラーモデルオーディション」を、9月4日より開催する。『姉ageha』は、「この生きにくい世の中を自分らしく生き抜くために」をテーマに、お姉さん世代に向けて、ビューティ&生き方を発信し続ける雑誌。現在は季刊で発行され、『小悪魔ageha』を卒業した20代後半以降の女性を中心に人気を集めている。「『姉ageha』レギュラーモデルオーディション」は、「17LIVE」で活躍中もしくは活動予定の女性で、イベント開始時に「17LIVE」内でのアカウントレベルが30以下であれば、誰でも参加が可能。アプリ内イベントにて上位に入賞したライバーには、『姉ageha』レギュラーモデル最終オーディション権が贈られる。そして、最終オーディションで選ばれたグランプリ1名は、『姉ageha』のレギュラーモデル権を獲得し、 『姉ageha』1月号(12月7日発売)にてモデルデビューすることができる。なお同イベントの開催期間は、9月4日15時から9月17日23時59分まで。
2023年08月17日チーム内に存在するヒエラルキー。みんなレベル差はないのに、同じミスでも優しく言い返せない息子だけチームメイトに怒られる。コーチからも息子のせいにされた。サッカー経験者の父から見ると息子の方が周りよりセンスもあるし基礎技術も高いのに、日に日に自信をなくしている息子が不憫。他の親は、自分の子がターゲットにならないので何も言わない。6年生だけど無理やりでも辞めさせるべき?とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、悩めるお父さんにアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子に意地悪する子に注意したらコーチに叱られた、わが子をいじめる子に親が問いただすのはダメなのか問題<サッカーパパからのご相談>小学6年生の息子は町のサッカークラブに所属しています。チームはそこまで強くないのですが、最後の大会になりチーム内のヒエラルキーが強くなり、真面目で優しく言い返せない息子はチームメイトにいつも怒られています。長年サッカーを経験してきた私からすると、みんな対してレベルの差はなく、基本技術はむしろ息子の方がうまかったりします。ですが、同じようなミスを犯しても息子ばかりチームメイトに怒られ、挙げ句の果てにコーチまでも息子のせいにます。「いつ辞めても良いよ」と伝えていますが、悔しいから続けると健気に言っています。しかし、練習や試合では日に日に自信をなくして、ゴルフでのイップスのように簡単なキックもミスしてしまい、状況は悪化してきているように思えます。無理にでも辞めさせたい気持ちと、コーチに話をすべきか、相手の親に話すべきか悩んでます。親から見ても息子は良いセンスを持っていてサッカーも好きなのに、かわいそうでなりません。私の経験のもとに息子が決してみんなより劣っていないことを伝えても信じてもらえず、「俺なんか下手だから」と、周りに言われるのは仕方がないと無理やり納得している様子です。他の親も、自分の子がターゲットにならないのでいじめられ役がいてラッキーぐらいにしか思っていないみたいです。無理やり辞めさせた方が良いのでしょうか? なまじ我慢強いため心配です。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。ご相談メールの説明だけなので、どこまで踏み込んでお話すればいいのか迷いますが、私の個人的な見解としてお聞きください。最後にお書きになった「無理やり辞めさせた方が良いのでしょうか?」が相談文で唯一の質問なので、まず最初にそれに対してお答えします。■小6なら自分で様々な判断がつく年齢、最終的には本人に決めさせよう結論から言えば、暴力指導や精神を病むような苛烈なパワーハラスメントがない限り、親が無理やり辞めさせてはいけません。最終的には本人に決めさせてください。ただし小学6年生といえば、自分でさまざまな判断がつく年齢です。身を置くサッカー環境が自分にとって良いものかどうか。そこに向き合う手助けをしてあげてください。例えば、以下のように話してはどうでしょうか。「サッカーをしていて楽しいかな?」と尋ねてあげてください。楽しく前向きにサッカーができる状況でなければ、上達もしません。息子さんに「いつ辞めてもいいよ」と声掛けしているのは良いことですが、彼の気持ちや考えをさらにじっくり聞いてあげましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■息子さんの自己肯定感の低さは問題親子ともに価値観の転換が必要かもそのうえで、お父さんはどう思うのか意見を伝えてください。ご相談文を読むと、息子さんがチームメイトから怒られているけれど「息子のほうがうまかったりする」とあります。加えて「息子は良いセンスを持っていてサッカーも好きなのに、かわいそう」とも書かれています。しかし、うまくなかったり、センスがなければ仲間を怒っていいわけではありません。そう考えると「俺なんか下手だから」「周りに言われるのは仕方がない」と話す息子さんの自己肯定感の低さが、私はとても気になります。息子さんがそういったとき、お父さんは「そんなことはないよ。おまえは長年サッカーを経験してきたパパからすると、みんな大してレベルの差はなく、基本技術はむしろおまえのほうがうまいよ」と言って励ましているのではないでしょうか。もし間違っていたらごめんなさい。ただ、この分脈でいくと、そんなふうにお父さんが答えている姿が目に浮かぶのです。もしそうであれば、父子ともに、価値観の転換が必要と考えます。■このようなとき、親が絶対にやってはいけないこと「俺なんか下手だから」子どもにそう言われたら、以下のような要素の話をしたほうがいいと思います。「上手い下手は関係ないよ。ミスは誰だってするだろう。サッカーはミスするスポーツだよ。みんなで助け合ってプレーするのがサッカーだろう」と。ぜひ視点を変えてください。次に、絶対やってはいけないことを伝えます。それは、息子さんに文句を言うチームメイトの親にお父さんが話をすることです。相手の「親に話すべきか」とありますが、話すべきではありません。言ってみれば、子どものいさかいです。しかも、サッカーというスポーツの場に起きていることです。息子さんに自分の力で解決するにはどうすればいいかな?と尋ねて、考えさせてください。そこで彼が「我慢するしかない」と言えば、そこでお父さんの意見を言ってください。スポーツマンシップに欠けているのは仲間なのだとコーチに自分で訴えることもできるはずです。■中学、高校になっても子どもの困難に親が対応するのか(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)加えて、息子さんに「かわいそう」と同情するのは一瞬にしてください。親からすれば、大事なわが子がそんなふうに傷つけられているさまを見るのは辛いことでしょう。が「かわいそう」だけでは、息子さんの成長につながりません。今後、中学生、高校生になって、大人になる段階で大なり小なりさまざまな困難が待ち受けています。かわいそうだからと、親がその都度わが子を傷つけているかもしれないと、それを正すよう他者に申し入れをし続けますか?この連載でも何度か書いていますが、親は何かに悩んでいる子どもに「それは辛いね」「嫌だね」と共感してあげるべきです。ただ、共感しても、子どもに「同化」してはいけません。親が子どもと同じだけ傷つき、右往左往してしまうと、子どもはその苦難を糧に成長できません。■仲間に反論したい気持ちがあるなら親がリミッターを外してあげてご相談分の最後に「なまじ我慢強いため心配です」とあります。ここについても、ぜひ見方を変えてください。この分脈で言うと、息子さんの「我慢強さ」は理不尽なことに対する「耐性」ではないでしょうか。考えることをやめている。諦めているのではないか――そうとらえられないでしょうか。それは、息子さんのやさしい性格によるものなのかもしれません。それによって、自分の感情や主張を表に出せない、言語化できないのかもしれません。文句を言われたら言い返したい。でも、下手のくせにと言われるかもしれない。下手なやつは文句を言ってはいけない――そう考えているのかもしれません。そのあたりの話を聞いてあげてください。話を聞いた結果そうであれば、そのリミッターを外すよう働きかけましょう。それは、自信を持て、とか、おまえは下手じゃないとかではなく、前述したように「サッカーはミスするスポーツだよ。みんなで助け合ってプレーするのがサッカーだと思わないか?」と問いかけてください。それでも、状況が変わらなければ、息子さんに「コーチに一緒に話してみるか?」と聞いてみてください。夏休みを超えれば、あっという間に中学生。次のチームになります。そこまで今のチームで楽しくサッカーができるのかどうか。何よりも楽しくサッカーができる環境が一番ではないかということを、息子さんに考えてもらいましょう。サッカーが楽しい。ジュニア期はそれこそが、一番の価値だと私は思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年07月19日スターバックス(Starbucks)で人気の「抹茶 ティー ラテ」のアイスバージョンがレギュラーメニュー化。2023年6月14日(水)より全国のスターバックス店舗(一部除く)に登場する。人気の「抹茶 ティー ラテ」のアイスがレギュラーメニューに!長年「抹茶 ティー ラテ」は“ホットドリンク”として人気を博してきたが、2023年夏、ついにアイスバージョンがレギュラーメニューとなる。抹茶の甘みとほろ苦さ、そしてミルクのふんわりと優しい口当たりを、アイスならではのすっきり感とともに味わえる。【詳細】抹茶 ティー ラテ(アイス)持ち帰り:Short 452円、Tall 491円、Grande 535円、Venti 579円店内利用:Short 460円、Tall 500円、Grande 545円、Venti 590円販売開始日:2023年6月14日(水)取り扱い店舗:全国のスターバックス店舗(一部除く)
2023年06月12日松村北斗(SixTONES)と西畑大吾(なにわ男子)が探偵役で主演する新ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」に、石橋静河と畑芽育のレギュラー出演が決定した。本作は、松村さん演じる【トリック=不可能(HOW)専門探偵】御殿場倒理と、西畑さん演じる【動機や理由=不可解(WHY)専門探偵】片無氷雨という、相棒だがライバルの最強W探偵が、数々の難事件に挑んでいく本格ミステリードラマ。ノッキンオン・ロックドドア (徳間文庫)画像:amazon.co.jp連続テレビ小説「半分、青い。」や「この恋あたためますか」、「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」、昨年は大河ドラマにも出演した石橋さんが演じるのは、勝ち気で口が悪い警視庁刑事部捜査一課の刑事・穿地決。現実主義で出世も望む彼女は、「謎が解けたら手柄は全部もらう」という打算的な条件のもと、大学時代のゼミ仲間、倒理&氷雨にこっそり事件現場を見せ、共に真相解明に挑んでいく、第3の相棒的存在だ。「演じるのが楽しみ」と話す石橋さんは、「皆さん“はじめまして”の方ばかり。松村北斗さんと西畑大吾さんもきっと素敵な方なんじゃないかと想像しますし、皆さんとお会いするのが今から楽しみです」「今回はそんな素敵なキャスト・スタッフの皆さんと一緒に、軽快なリズムでいろんな事件に挑んでいくことになりそう。ダークで大人な雰囲気も漂う作品になるのかな、と私自身も胸を躍らせています。皆さんと力を合わせ、原作ファンの方々にも面白がっていただけるよう頑張りますので、放送を楽しみにしていただけたら、うれしいです」とコメントしている。また、「純愛ディソナンス」『なのに、千輝くんが甘すぎる。』などに出演した畑さんが演じるのは、女子高生・薬師寺薬子。探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でアルバイトをする彼女は、どこか小生意気であざとい言動で大人たちを翻弄していく。畑さんは「一度ご一緒させていただいた頼もしい先輩・石橋静河さんを頼りにしながら、全力でこの作品に挑んでいきたいです」と意気込み、「今回は倒理さんや氷雨さんや穿地さん…周りの大人たちを翻弄する役。そういう役は初めてですし、先陣を切って掻き回すようなお芝居をしていきたい!堤監督のムチャブリにも耐えられるよう(笑)、『何でも来い!』の姿勢で頑張りながら、劇中で松村さんと西畑さんを振り回していきたいです(笑)」と気合十分だ。「ノッキンオン・ロックドドア」は7月、毎週土曜日23時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年06月01日セイコーウオッチ株式会社は、<グランドセイコー>の「スポーツコレクション」から、クロノグラフGMTムーブメントを搭載したレギュラーモデルを3月10日より発売いたします。グランドセイコーは1960年に誕生して以来、百獣の王と称される「獅子」をブランドのシンボルに用いてきました。王の象徴とされてきた「獅子」には最高峰の腕時計を目指す意志が込められています。その精神をデザインとして昇華し、高い実用性を両立するグランドセイコーならではのスポーツコレクションに、獅子の姿を屈強な外装で体現する初のレギュラーモデルが登場します。≪商品特徴≫凛々しさと猛々しさを併せ持つ獅子の威厳を体現する、力強いスポーツウオッチ20気圧の防水性能を誇る力強いケース造形は、金属の塊のエッジを切り落としたような大胆な形状のかん足が特徴です。大きく張り出した獅子の爪から着想を得ており、ザラツ研磨による歪みのない平面とヘアラインの仕上げにより、屈強なシルエットが強調されています。また、ケースの重心を下げ安定感のある装着性を実現しています。さらにケースとブレスレットの素材は重量がステンレススチールと比較し約30%軽い、グランドセイコー独自のブライトチタンを採用することで軽快な着け心地を実感していただけます。ダイヤルのテクスチャーは、ライオンのたてがみを彷彿とさせる専用の型打ちで実現しています。ライオンの気高い存在感と美しさを表現したシャイニーホワイトのダイヤルには、赤褐色の差し色が施され、立体的で幅が広いインデックス、時針をひときわ強調した針と併せ、どんな状況でも一目で時刻を読み取れる、優れた「時刻判読性」を備えています。時分針とアワーマーカーにはグリーン、ベゼルとGMT針にはブルーに塗布されたルミライトを採用し、昼夜を問わず高い視認性を実現しています。クロノグラフのプッシュボタンは、くぼんだ凹凸形状で指が滑りにくく、確実かつ正確な作動を可能にします。ブレスレットには、手首への装着感を高めるスライド式のアジャスターを採用しています。本作は、平均月差±15 秒(日差±1 秒相当)、連続駆動時間72時間を誇る高精度なスプリングドライブムーブメント「キャリバー9R86」を搭載しています。12時間積算計のほか、GMT機能も装備。シースルーバックの裏ぶたには、さりげなく「獅子の紋章」があしらわれています。<グランドセイコー>は、1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、美しさ、見やすさといった腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続け、弛まぬ進歩を重ねてきたブランドです。2010年から本格的なグローバル展開を開始し、世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインで、世界中で高い評価を得ています。【商品仕様】<グランドセイコー>Sport Collection スプリングドライブ クロノグラフGMT品番 :SBGC253希望小売価格(税込) :163万9,000円ケース・ブレスレット :ブライトチタンガラス :デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)防水性能 :日常生活用強化防水(20気圧防水)ケースサイズ :[外径]44.5㎜(りゅうず・突起物含まず)[厚さ]16.8㎜発売予定日 :3月10日(金)その他仕様:www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgc253【ムーブメント仕様】スプリングドライブムーブメント キャリバー9R86巻上方式 自動巻(手巻つき)時間精度 平均月差±15秒(日差±1秒相当)(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)パワーリザーブ 約72時間(約3日)石数 50石<お問い合わせ先>セイコーウオッチ(株) お客様相談室0120-061-012(通話料無料)<グランドセイコー>の公式 Web サイトアドレス※本リリースの内容は発表日時点の情報です。※予告なしに変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
2023年02月11日全国レベルのチームでレギュラーから落とされ自信を失った息子。親が送迎できないから出場させないなど、理不尽な扱いを受けている。明らかに好き嫌いがあり、うちの子は好かれてない。子ども自身もコーチにアドバイスを求めるような関係性を築けておらず、今後もこれ以上の進展は無理。自己肯定感を失ったままこのチームで続けることが本人にとっていいことなのか......。とのご相談をいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの子育てと取材で得た知見をもとに、4つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<プロになるなら楽しくサッカーするな!と言うモラハラ夫を改心させたい問題<サッカーママからのご相談>我が子は高学年です。(11歳)チームは全国レベルのチームで、中学年の途中迄はレギュラーで出ていましたが、新しい選手が入るやいなや競争もさせてもらえずレギュラーから落とされ、何のアドバイスもなく自信だけを失ってしまいました。それでも本人は頑張り続けましたが、親が試合会場への送迎ができないため、チーム送迎を頼ると、送迎を理由に試合に出さないなど理不尽な内容で試合に出してもらえません。練習試合ならまだしもそれが主要大会で行われます。本人もその事を親にも言えず、不憫な思いをしています。子どもはそれでもこのチームでサッカーをやりたいと言っていますが、試合に出れないことから、親から見るとどこか情熱や集中力に欠けてしまい、ますますコーチから見向きもされない状況に陥っています。最近は試合経験がつめないため、短い時間で出ても波にも乗れずただ怒られているだけになっています。我が子は、自分でコーチにアドバイスを求めるような信頼関係も築けてません。おそらく今以上の関係を築くことはできないと感じています。コーチも明らかに子どもの好き嫌いがあり、我が子に話しかけることはほとんどありません。このようなことから、親としてもコーチへの信頼がなく、できれば環境を変えた方がいいのではと思っています。子どもの主体性を奪いたくありませんが、このまま自己肯定感を失ったままやり続けることが本人にとっていいことなのか、親としては悩むところです。チーム環境を変えて楽しんでもらった方が本人のためになるのではと考えていますが、その前に親としてどう子どもに関わるべきか助言をいただけるとありがたいです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。レギュラーから落とされ、息子さんが自信を失ったように見えるとのこと。お母さんの辛さがメールから伝わってきます。さまざまアドバイスしたいことはありますが、まずは相談文の最後に書かれたお母さんの質問に答えますね。「このまま自己肯定感を失ったままやり続けることが本人にとっていいことなのか、チーム環境を変えて楽しんでもらった方が本人のためになるのではないか」と書かれています。その通りだと思います。そして、そのあとに「親としてどう子どもに関わるべきか」とあります。ここを悩んでおられるのですね。■息子さん自身がどうしたいか、考えを整理する手助けをしよう以下、4つほどアドバイスさせていただきます。全国レベルのチームに在籍しておられるとのこと。すべてではありませんが、全国少年サッカー大会に出るようなチームに勝利を優先するところは少なくありません。全国大会を目指す高学年になると、同じように全国大会に出たいと願う選手が他のチームから移籍してくることは少なからずあるようです。そうなると、それまで出場していた子どもは出られなくなります。その点から見ると、息子さんのクラブはどうやら全員に平等に出場機会を与えていないようです。であれば、中学年まで息子さんはレギュラーで出ていたけれど、補欠で試合に出られない子どもも大勢いたのではありませんか。そのときは、そのベンチにいる子どもたちのことは、コーチから適切なアドバイスを受けていたのでしょうか。他の活動機会を与えられていたのでしょうか。親御さんのなかには、補欠になっても這い上がれ、頑張れ、負けるなとひたすら励ます方もいます。そういう方々から聞かれるのは「うちの子が試合に出られないのは全国大会レベルのチームなのだから仕方ない。ここにいるだけでも満足」といった声です。正しいかどうかは別として、小学生の時期からスポーツに競争原理を持ち込まれています。その点で、お母さんはいかがでしょうか?息子さんが試合に出られず自己肯定感を失ってしまうことを恐れ、チーム環境を変えて楽しんでもらったほうがいい。そう心の底から思われているのなら、もしかしたらクラブ選びを間違えていたかもしれません。まずは、息子さんに、どんなチームでサッカーをしたいか、サッカーをやる理由や目標は何なのかを考えてもらいましょう。お母さんは話し相手になって、考えを整理してあげてください。できるだけ、お母さんの考えを言わずに息子さんに話をさせるよう、たくさん問いかけること。それが1つめです。サカイク公式LINEアカウントで保護者のみなさんへお役立ち情報をお届け!■相手が「○○してくれない」という志向ではなく自分は何ができるかを考えてみよう2つめ。お母さん自身の思考パターンを少し見直しませんか。コーチに対し「息子に何もしてくれない」というニュアンスの言葉が多いことが気になります。例えば「レギュラーから落とされ、何のアドバイスもなく」「送迎を理由に試合に出さないなど理不尽な内容で試合に出してもらえません」「見向きもされない」「子どもの好き嫌いがあり、我が子に話しかけることはほとんどありません」などなど、〇〇してくれないという発言が目立ちます。わが子が不憫。かわいそう。悔しい。そんなふうに子どもの感情と同化してしまってはいけません。「大変だね」「残念だったね」と、息子さんの悔しさに共感してあげてもいいです。でも、親が一緒に落ち込んで、コーチに不満を抱えた状態のまま活動を続けるのは子どもにとって精神的にヘルシーな環境とは言えないでしょう。そして、誰かが何かをしてくれないと嘆くのではなく、自分が親としてどう接したら、子どもが成長するのかを考えましょう。何が大切なのか。どうしたら子どものためになるのか。それについて時間をかけて考えてください。パートナーがいるなら一緒に考える。信頼できるママ友がいれば、話してみましょう。■親子ともにラクになるために、子どものサッカーから少し離れてみよう3つめ。お母さんは一時的にでもいいので、息子さんのサッカーを「お休み」しましょう。なぜならば、今現在お母さんは息子さんに対し「情熱や集中力に欠けている」といった否定的な気持ちを持っているように映ります。息子さんが自分でコーチにアドバイスを求めるような信頼関係も築けないという部分に対し、「自分から求めてほしいのに」といういらだちに似た葛藤が見て取れます。しかしながら、小学生時代は楽しくサッカーができればそれでOKです。見ていればどうしても干渉したくなるので、一度息子さんのサッカーから離れましょう。試合に出たかどうか、勝ったか負けたかも尋ねない。ただただ「楽しかった?」とだけ聞いてあげてください。そうすれば、少し離れた場所から、客観的に息子さんの姿やご自分との親子関係を見つめ直せます。と同時に、息子さんも楽になるはずです。■子どもは自分とは「別の個体」だと知ること。本人が求めてきたらサポートすればいい(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)4つめ。息子さん自身、このチームでサッカーをやりたいと話しているようです。であれば、好きなようにさせてあげましょう。その一方で、「イヤな気持ちになるようだったら、他のチームを一緒に見学に行ったりしようね」と他の選択肢もあることを伝えておきましょう。親御さんには、子どもは「別の個体」だと知ってもらいたい。試合に出たいとか、サッカーでこんなことを目指したいなどと野心を持つのは子ども自身です。目標達成に手伝ってほしいと言われたら、可能な限りサポートしてあげればよいのです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
2022年10月12日2019年9月に終了した、バラエティ番組『クレイジージャーニー』(TBS系)が、約3年ぶりにレギュラー放送として復活します。サンケイスポーツによると、放送が再開されるのは、2022年10月。月曜21時の枠で調整が進められているそうです。『クレイジージャーニー』は、一般的な旅行客が足を踏み入れないような場所を訪れている、クレイジーな旅人たちを紹介する番組。常人離れしたエピソードの数々で、多くのファンを獲得していました。また、同番組のMCを務めていたのは、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんと、お笑いコンビ『バナナマン』の設楽統さん、俳優の小池栄子さん。3人の軽妙なトークも人気を博していました。当時、同番組のDVDが発売されるなど注目されていましたが、番組内の人気コーナー『爬虫類ハンター』で、希少生物をその場で発見したかのような演出が発覚し、放送が終了。しかしその後、ファンから放送再開を希望する声が寄せられ、2021年5月には、2時間の特別番組として復活するなど、番組終了後も根強い人気がありました。『クレイジージャーニー』がレギュラー番組として復活するニュースに、ネットからは喜びの声が上がっています。・嬉しいニュース!普通に生活をしていたらまず知ることができないような未知の世界が知れるいい番組だった。再開が楽しみ!・MCの3人は、そのままでやってほしい。あの3人のトークがすごく好きだったから!トークのバランスや掛け合いが絶妙なんだよね。・以前は深夜番組だったけど、21時の枠に移動になるのか。番組の内容も多少変わるのかな?・これは朗報!未だに録画を見返すほど大好きな番組です。楽しみすぎる!『クレイジージャーニー』の放送再開が待ち遠しいですね![文・構成/grape編集部]
2022年06月23日9月28日・29日東京ガーデンシアターにて開催されるスピッツのレギュラーイベント『有明サンセット 2022』の出演者が発表された。長きにわたりSTUDIO COASTにて開催してきた『サンセット』が、装いも新たに会場規模を拡大して行われる『有明サンセット 2022』。両日出演のスピッツを筆頭に初日には、2019年の初出演以降この3年間で頭角を現し、7月に行われるLINE CUBE SHIBUYA公演も即日完売と勢いに乗るハンブレッダーズが二度目の出演。そして、作詞・作曲・アレンジのみならずデザインや映像もディレクション、セルフプロデュースする現役大学生のマルチアーティストVaundyが初出演。さらに、2019年には大阪の『ロックロックこんにちは!』と宮城の『ロックのほそ道』に出演し、今年東京での『サンセット』初出演により3エリア制覇となる新潟上越の3ピースロックバンドMy Hair is Badが参加する。2日目には、通算出演回数8回で本イベントでは「永遠のオープニングアクト」枠を確立し、先日結成35周年記念となる日本武道館公演を行ったThe Collectorsや、草野マサムネも過去にライブのMCで口ずさんでいた「ドライフラワー」がストリーミング累計6億再生突破するなど、新時代のハイブリッドアーティスト・優里が初出演となる。そのほかもう1組が後日発表される。チケットは、6月21日19時から6月29日23時59分まで最速先行受付を実施する。<公演情報>Spitz×VINTAGE ROCK std. presents『有明サンセット 2022』2022年9月28日(水)・29日(木) 東京ガーデンシアター開場 17:00 / 開演 18:00 / 終演予定 21:45【出演】(50音順)■9月28日(水)スピッツ ※両日出演ハンブレッダーズVaundyMy Hair is Bad■9月29日(木)The Collectors優里and more※残り1組は後日発表【チケット料金】指定席:6,500円(税込)問:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900(平日12:00~17:00)詳細はこちら:スピッツの2022年レギュラーイベント情報:
2022年06月21日サッカーの指導者の悩みで一番よく聞かれるのが「保護者対応」。最近ではインターネットの記事や動画で情報を得る方も多くなり、サッカーの経験がない親御さんも指導者に「ネットにはこんな指導が良いと書いてあった」「うちの子は●●が得意なので■■選手のようなポジションが合っていると思います」など注文を付けてくる方もいるそうで、頭を悩ませている指導者たちも少なくないようです。サカイクでは指導者たちのリアルな悩みを聞くために、オンライン座談会を実施しました。そこで聞いた現場の声をお届けします。写真は少年サッカーのイメージ子どもが心からサッカーを楽しむために大事にしてほしい親の心得「サカイク10か条」>>■上手い子の親たちが選手起用に意見してくる3、4年生を指導するAコーチのチームでは、学年の担当コーチに対して保護者から練習方法や選手起用について口を出されることが多いのが悩みだそう。チームの結果より自分の子が活躍したかどうかを重視し、勝ちを求めるために試合のメンバーについても「あの子たちと組ませてください」「あの子は外してください」など意見されることも多く、その対応に困っているとのこと。子どもたち同士はうまい下手に関わらず仲良く練習しており、指導者としても小学生年代は楽しむことを一番に、サッカーを嫌いにならないように全員を試合に出したりしているのに、親たちの方が勝利にこだわっており、その結果チームに不満が生じアレコレ言ってくる現実があることに悩んでいると教えてくれました。■わが子のポジションを指定してくるチームを指導して22年のベテラン指導者Bさんも、近年保護者の要求が変わってきたと感じている方の一人です。海外のリーグも気軽に視聴できる環境が整ったり、インターネットの普及もあり情報があふれた最近では、子どもの得意なプレーに照らし合わせて、例えば「うちの子はドリブルが得意なのでメッシ選手のようになれるでしょうか」のように、親から見てプレースタイルが似ていると思う有名選手のようになれるか聞いてくる保護者や、「うちの子はボールコントロールが得意なのでMFが適正だと思います(MFにしてください)」など、わが子のポジションを指定してくる保護者が増えているのだそう。また、試合では「ボールを持ったらドリブルしろ」など直接プレーを指導する保護者や、チームへの要望ではなく自分の子だけに親がやってほしいプレースタイルを指示する方もいるなど「チームスポーツをしているはずなのにまるで個人競技のようになっている」と教えてくれました。わが子の試合よりも、サッカー動画を見ることが多い保護者もいるそうで、動画で切り出されたプレーを見ていることで、サッカーの流れの中でのプレーより一瞬の技術にばかり注目して、それをわが子に求める方も増えつつあることを嘆いていました。■個人偏重は指導者にも原因が?低学年を担当するCコーチは、保護者のサッカーの個人偏重には、サッカーというスポーツの理解によるものではないかと言います。パスが通った、ゴールが決まったなど、結果が見えやすい、分かりやすい部分ばかり評価されることで、サッカー経験のない保護者の方々は結果ばかりに注目してしまう。これはチームとしてのやり方にも問題があると感じる、とCコーチは言います。そこでCコーチは、結果につながる一つ前のプロセスもしっかり褒めるなど、保護者に「いいプレーとは何なのか」を理解してもらうように心がけているのだとか。また、いわゆる「お父さんコーチ」として関わる保護者コーチもいるそうで、最初は子どもがサッカーを楽しめばそれでいいと思っていたお父さんコーチが、公式戦などが始まる年代になると「勝たせたい」という思いから勝利重視に変わってしまうことがあることが残念だと教えてくれました。保護者の方が勝ちたい思いが強くて、いつの間にかレギュラーメンバーを固定してしまったりするのだそう。そして、それまでは全員で楽しめればいいと思っていた保護者の方も「勝たせるメンバー選考」に賛同してしまうことが多いのだとか。チームとしては、小学生年代は楽しませることを重視し、中学以降もサッカーを続けてもらいたいので出場時間を平等にするなどの工夫をしていることをいかに理解してもらうか、という部分で苦心していると教えてくれました。■サッカー経験者の保護者が勝利を求めてくる同じく低学年を指導するDコーチも、チームとしてはサッカーを楽しいものと思ってもらいたいという方針で指導育成に当たっているのに、保護者の中でも学生時代にサッカー部だった方(主に父親)が勝利を求めてくることに歯がゆさを感じているのだと言います。試合に勝つためにはこんな風にした方が良いのではないか、といった練習内容や戦術についての提案に留まらず、「あの子たちを出すなんて負けに行くつもりですか?」など、出場メンバーについてほかの保護者がいる前でも心ないことを仰ることに心を痛めているとのこと。もちろん、チームとしての方針があるので全員出す理由を伝えはするものの、そういった保護者の方はなかなか納得してくれず、日々悩んでいるとそのつらい心の内を明かしてくれました。■指導者はアップデートしているのに......学生スポーツのニュースというと、どうしても旧態依然とした厳しい指導や暴力暴言での被害にまつわる記事が多いので、そのようなスパルタ指導者が多いと思う方も多いのかもしれません。ですが、近年サッカーの指導者は、ライセンス更新のタイミングや、様々な「子どもを伸ばす指導」の発信により、かつての指導と同じではいけないと常に情報をアップデートしている方がたくさんいます。逆に親御さんは、学生時代にサッカーを経験していてもそこからいったん離れ、わが子がサッカーをするようになってから再び関わる際に、自分の現役時代と同じ感じで関わってしまうことが多いので、このような指導者と保護者の感覚に乖離が生まれてしまうこともあるようです。今回お伝えしたのはほんの一部ですが、指導者のみなさんが様々な事情で保護者の方への対応に苦慮していることがうかがえました。子どもにいい指導を受けさせたい、と思う親御さんは多いでしょう。しかし、子ども以外の理由で指導者になりたい人が減ってしまったら、いい環境・いい指導者のもとに置くこともできなくなるのです。サカイク10か条では、保護者の心得として「サッカーのことはコーチに任せよう」としていますが、それは「親は一切口を出すな」ということではありません。よくわからないことや疑問に思うことは質問して話し合ったり、子どもたちのために何が一番いいのかを判断して一緒にサポートするということを大事にして、親御さんもわが子のサッカーを思いきり楽しんでください。子どもが心からサッカーを楽しむために大事にしてほしい親の心得「サカイク10か条」>>
2022年04月19日息子のサッカーの成長が停滞。以前はエースだったのに、今はがつがつボールに向かわず周りを見る姿勢に。積極性がないと思われているのか、レギュラーを外されることも。中間子で空気を読むのが上手な子ではあるけど、サッカーの技術を磨いてもメンタルが向いてないとレギュラーになれないの?親としてどうサポートすればいい?と悩むお母さんからのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんがお母さんにアドバイスを送ります。どうして子どもにサッカーをさせているのか、今一度考える機会になるのでぜひ参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<やらないなら出て行けと5歳児に言うコーチに腹が立ちます問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。 この2年ほどずっと息子のサッカーが前に進まない感じなのでご相談させてください。子どもは幼稚園からサッカーをはじめ、1年生まではエース級でした。しかし、2年生くらいからがつがつボールに向かって行くというよりは周りを見るようになり、どちらかというと仲間がボールを持っているなら自分は見守るという姿勢に変わりました。仲間にぐいぐい行く子がいないときには自分が行くし、ポジションがフォワードになれば点も決めるのですが、コーチには積極性がないと思われているのか、最近ではレギュラーから外されることも出てきました。いくら技術を磨いても、メンタルもサッカー向きにしていかないとレギュラーにはなれないということなのでしょうか。相談の子は3人兄弟の真ん中ということもあり、空気を読むのが1番上手だと思います。性格の問題なので、自分がその評価を悔しいと思うなら自ら変わるのを見守るべきなのか、親として何かできることはあるのか、悶々とする日々です。<島沢さんからの回答>ご相談ありがとうございます。子どもが試合に出られないと、親はつらいですね。中学、高校では競争が生まれてきますが、小学生時代は楽しくサッカーをやって欲しいものです。「親として何かできることはあるのか?」と質問されていますが、これが「息子がレギュラーに返り咲くために、親にできることは何か?」と尋ねられているのでしょうか?であれば、特に何もないと答えるしかありません。親の対応によってレギュラーになれるわけではないからです。■周りを見れるということは、サッカーを正しく認識しているお母さんは、お子さんがレギュラーになれないのは「性格の問題」とおっしゃっていますが、お子さんの性格には何の問題もなさそうです。そのあたりはご相談文だけではジャッジできかねますが、私にはこれから楽しみな子に見えます。がつがつボールに向かって行くというより周りを見るようになったのは、とてもいいことです。低学年はボール目指してワッと集まりがちですが、「仲間がボールを持っているなら自分は見守るという姿勢」があるのはサッカーというスポーツに対する認識が正しい方向に進んでいる証のように見えます。みんながボールに集まるのではなく、広がって、スペースをつくることがサッカーでは重要だからです。母さんが書かれているように「仲間にぐいぐい行く子がいないときには自分が行くし、ポジションがフォワードになれば点も決める」のなら、何の問題もないでしょう。逆にうまく成長している気さえします。がつがつと自分でドリブルばかりしている子を起用するコーチばかりであれば、そのチームはもしかしたら試合や大会に勝ちたいだけなのかもしれません。しかし、高学年になるにつれて、ひとりでがつがつドリブルでいっても崩せなくなります。チームのためにバランスをとろうとしている息子さんをぜひ認めてあげてください。間違っても「がつがつ行かないとレギュラーになれないよ」などと言ってはいけません。■何のためにサッカーをさせているのか、いま一度考えてみようそもそもお母さんは、息子さんに何のためにサッカーをやらせていますか?なぜ応援しているのでしょうか?そこをまず考えてみましょう。私は、小学生時代はやっているスポーツの面白さや楽しさを味わうのが一番重要だと考えます。レギュラーになることよりも、子どもがサッカーを楽しむために親がどう寄り添えばよいか。それについて三つほどアドバイスさせてください。■アドバイス(1)親が気にしすぎたり焦らないことひとつめ。サッカーの育成や技術の習得について、お母さんがどの程度知識をお持ちかはわかりませんが、「サッカーをするのは息子である」ということを意識してみましょう。例えば、息子さんが「一年生まではエース級」だったのに、今はレギュラーから外されていることをお母さんは気に病んでいらっしゃいます。私への質問が、技術があってもメンタルがサッカー向きでないとレギュラーになれないのか?と焦りが見られます。お母さんが気に病んだり、焦ってしまうと、息子さんにとって逆効果です。■アドバイス(2)子どものサッカーに入れ込みすぎない「試合に出ないと応援してもらえない」と、強いストレスを与えることになります。親御さんのなかには、「試合に出られないのならやめてしまえ」などと抑圧して子どもが発奮するのを待つとおっしゃる方もいますが、間違ったやり方です。実は、わが子が試合に出られない状況に親のほうが耐えられないだけです。そのため八つ当たりしているように見えます。そうならないためには、親が子どものサッカーに入れ込み過ぎないこと。これがふたつめです。応援するのは悪いことではありませんが、彼のサッカーをみる視点を変えてください。勝ったか負けたかを一緒に喜んだり、悔しがったりしてもよいのですが、どこか冷静さを保ってください。■アドバイス(3)現状を悩みそうになったら「子どもには未来がある」と思い出してそこで三つめ。冷静さを保つには、どんなマインドセット(心の持ち方)にすればよいのでしょうか。現状をあれこれと思い悩みそうになったときは、子どもには未来があることを逐一思い出してください。競技は違いますが、メジャーリーグで奮闘している大谷翔平選手は最近流れているCMでこう言ってます。「そのとき上手くないってことは、それほど大事なことではなくて、その先どれだけ上手くなるか。いまだに僕はピークではないですし。今負けていたとしても、これから先勝っていけばいいことです」今ではない、これから先にどう成長していくか。それが大切だと考えたら、小学生の今、レギュラーでないとか、そんなことが些末なことに思えてくるはずです。■答えを親が出してはいけない(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)以上三つのことが理解していただけたら、その次は息子さんの話をじっくり聞いてあげてください。レギュラーになれなくてつらいのか。試合に出られなくてもサッカーが楽しいのか、そうじゃないのか。その際、どうすればいいかといった答えを、お母さんが出してはいけません。悩むのは親ではありません。子どもに悩んでもらうこと。悩んで、自分なりに答えを出して、動き出す。それが成長というものです。そのプロセスを決して邪魔せず、見守りましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2022年04月13日アイドルグループ・NMB48の新レギュラー番組『NMB48のFAKE!』が、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて、8日(19:00〜)よりスタートする。同番組は、今年3月、大盛況のうちに幕を閉じた『NAMBATTLE2(ナンバトルツー)〜がむしゃらにならな NMBちゃうやろっ!〜』をはじめ、公演や個人配信など、グループのさらなる魅力を「17LIVE」にてライブ配信してきた NMB48の新たなレギュラー番組となる。番組では、NMB48メンバーがクイズ企画に挑戦するのだが、そのうち1名は指示役に操られている“FAKE”。メンバーはもちろん、リスナーも一体となって、その正体を暴いていくコーナーを中心に、この番組でしか見ることができないメンバーの素顔を、毎週金曜日の夜にリアルタイムでお届けする。初回配信では、「NMB48のFAKE!〜高校生編〜」と題し、チームMの出口結菜がMCを務め、現役高校生メンバー・泉綾乃、岡本怜奈、黒田楓和、坂下真心、坂田心咲、福野杏実、山本光の7名が出演。現役高校生ではない指示役に操られて回答している“FAKE”をリスナーとともに見つけ出す。また、吉本興業に所属し、「17LIVE」ではアート芸人ライバーとして活動する「ひとみ」による、ライブ配信のコツやポイントが学べるコーナーも実施予定だ。
2022年04月07日約1年半の時を経て、ドラマ&映画としてスケールアップして帰ってくる異色のホラーコメディー「妖怪シェアハウス」。この度、新たなレギュラーキャストが発表された。小芝風花演じる澪が、妖怪たちと関わる中で小説を書きたいという夢を見つけ、シェアハウスから羽ばたいていった前作。しかし、気持ちはあってもお金がなくては、小説を書くどころかまともな生活すらできず、またしてもボロボロのどん底に落ちてしまった澪がシェアハウスに舞い戻り、再び妖怪たちと暮らすことに。そんなシェアハウスが、今作では閻魔寺という寺へお引越し。そこの住職で妖怪たちの世話をする佐藤周役を、舞台を中心に活躍する実力派俳優・池田成志が務めることが決定。佐藤は超生臭和尚で、隙あらば酒を飲んでいるといういい加減さもあるが、澪には仏教にまつわる様々な説法をする、真面目なのか何なのか掴めない存在。池田さんは「ふざけているのやら、真面目なのやら、という役ですが、そんな揺れ動く彼を感じていただければ」とキャラクターについて語り、「私みたいなおじさんは、水木しげる先生や大映映画のおかげで、妖怪についてとても親しみやすさを感じております。この作品も次の世代に妖怪はじめ、面妖な事が世の中にはあるのだという感覚を伝えていけたらと感じております。いやマジで」とメッセージ。また、澪を何かと気にかけ、心配してくれる新たな存在、交番の巡査・佐藤満役として、「第34回メンズノンノ専属モデルオーディション」を勝ち抜き、現在「MEN'S NON-NO」専属モデルとして活動する豊田裕大が出演。実は、周の息子でゆくゆくは閻魔寺を継ぐ跡取りでもある満は、バイトに駆けずり回る澪を心配そうに見守るが、澪に手を貸そうとするも、多々空回りもする、ちょっと残念なキャラクター。豊田さんは「満は奥手でヘタレなキャラクターで、特に気になっている異性の前だとさらに空回りします。ただ、この様な性格は多くの男性が共感出来る気がしますし、僕自身も『わかるなぁ』と思いながら演じています」と明かし、「この作品を面白おかしく、真面目に皆さんの元に届けられればと思います。僕が演じる新キャラクターの満も皆さんに愛してもらえるように全力で頑張りますので、見ていただけると嬉しいです!」とコメントを寄せている。なお2人は、映画版にも出演することが決定している。土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」は4月、毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送予定。映画『妖怪シェアハウス』は6月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪シェアハウス 2022年6月、公開予定
2022年02月14日アイドルグループ・ラストアイドルの初レギュラーライブ配信番組『ラストアイドルの教えて!ライバーさん by 17LIVE』(毎週月曜 20:00〜)が14日より、ライブ配信アプリ「17LIVE」にて独占配信される。番組では、ラストアイドルのメンバーが、17LIVEで活躍中のライバーから、ライブ配信のコツやポイントを学びながら、様々なトークや企画を実施。配信中は、メンバーがカラオケ歌唱を披露するほか、リスナーからのコメントや質問にもリアルタイムで回答していく。初回配信となる14日は、大森莉緒、松本ももな、籾山ひめりが出演予定。
2022年02月10日「石田さんにとって最後のレギュラー番組だった『「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」』(文化放送系)が、今年3月で終了することが先日発表されました。メディアへの単発での出演オファーもほとんどないと聞いています」(芸能関係者)タレント生命の危機に瀕しているのが、石田純一(68)。苦境に立たされている石田だが、その原因を作ったのが他ならぬ石田本人だった。「新型コロナが日本でも流行し、初めての緊急事態宣言が発出されていた20年4月に石田さんは沖縄へ行き、ゴルフ場でコロナに感染。この行動が猛批判を浴びただけでなく、一時は生死の境も彷徨ったことから、さすがに懲りたと思いきや、その後もノーマスクで飲み歩く姿がたびたび報じられました。一連の行動によって仕事は激減し、レギュラー番組だった『石田純一のサンデーゴルフ』(テレビ東京系)も20年6月に終了しています」(前出・芸能関係者)本誌も退院直後の20年5月や同年8月に酒席からノーマスクで帰宅するへべれけな石田の姿を目撃している。さらに自身だけでなく家族にも迷惑をかけることに。「妻の東尾理子さん(46)は石田さんがコロナ感染した際、付きっきりで看病して支えました。にも関わらず、石田さんはその後も飲み歩きを続けました。さらに、石田さんの行動が問題視されたことで、理子さんも当時抱えていたゴルフ業界の仕事をすべて降板することになったと聞いています」(テレビ局関係者)そして、石田家の家計にも大きな打撃を与えることとなる。石田の知人はいう。「CMを降板したことで、6千万円ほど収入が減ったと石田さんもインタビューで語っています。20年6月には葉山に所有していた別荘も売却していたそうです」そんな彼が実は、昨年末に大きな決断を下していたーー。「13年に完成した推定3億円と言われる都内の豪邸を、昨年のクリスマスイブに売却しています。購入したのは石田さんと30年来の交流がある友人の経営者・Aさんで、石田さんはAさんの会社の監査役も務めています。売却理由の一つとして、長女が4月から有名私立小に進学するために、その近所への引っ越しを検討していたそうです。とはいえ、建ててからまだ8年ですし、ローンも1億円以上残っていたといいますから、急いで売る必要はないと思うのですが……」(前出・知人)石田は売却を見据えて“新居探し”にも奔走していたようだ。知人は続ける。「都内の閑静な住宅街で物件を探す石田さんの姿が何度か目撃されていたそうです」反省なき行動で仕事が激減し、自宅も売却していた石田。昨年12月、本誌が直撃した際、石田は声を荒げて「あなた達に話すことはありません!」とした上で、こう語っていた。「家庭は崩壊しています、はい。家庭も、すべて崩壊してますから!帰ってください!」豪邸売却が“家庭再生”につながることを祈るばかりだが……。
2022年01月16日セイコーウオッチ株式会社は、<グランドセイコー>より、スプリングドライブの最新ムーブメント「キャリバー9RA2」を搭載した初のレギュラーモデルを2月11日より発売します。希望小売価格は104万5,000円(税込)です。昨年、グランドセイコーは、新たなメカニカルハイビートムーブメント「キャリバー9SA5」を搭載したレギュラーモデルを発表しました。同モデルは、毎時36,000振動のハイビートでありながら、最大巻上時には約80時間駆動を達成する革新的なムーブメントに加え、荘厳な白樺林をモチーフとした高い質感のダイヤル、日本の美意識に基づき進化したデザインが、世界中の時計愛好家から高い評価を得ています。そして、2021年度ジュネーブ時計グランプリ(Grand Prix d‘Horlogerie de Genève)においては「メンズウオッチ」部門賞(Men’s Watch Prize)を受賞しました。《商品特徴》音もなくダイヤルの上を滑るスイープ運針が、信州の白樺林の静寂を再現グランドセイコーの新たなスプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA2」を搭載する本作は、製造される「信州 時の匠工房」からほど近い広大な白樺林からインスピレーションを受けて生み出されています。雪深い白樺林の情景を、繊細な型打模様で表現した白いダイヤルは、音もなく滑りゆくテンパーブルーの秒針との完璧な調和によって、静寂の中でも確かな時の流れを感じさせる、スプリングドライブならではの世界観を具現化しています。「グランドセイコー エボリューション9 コレクション」本モデルの造形は、1967年に44GSで確立したデザイン文法を継承しながら、「光と陰の間」に美を見出す日本の感性を取り込み、本質的な視認性や装着性を一層進化させることを目指した新たなデザイン文法によって導かれています。ザラツ研磨による歪みのないケースは調和のとれた輝きを放ち、深く溝を入れたインデックスと、力強い対比関係によって識別性を高めた立体的な時分針は、この上ない高い視認性を実現しています。重心を低く抑えながら腕なじみ良く設計されたケースによって装着性も向上しています。2020年に登場したこのデザインシリーズは、本作の登場を機に、グランドセイコーの次代を牽引する「エボリューション9 コレクション」として新たな一歩を踏み出します。この名が示すのは、絶え間なく進化を続けてきたグランドセイコーが、その根底に流れる美学と品格を進化させるべく編み出した9つのデザインルール「エボリューション9スタイル」であり、未来に継承するブランドの美意識です。「エボリューション9 コレクション」は、グランドセイコーが現在展開するマスターピース、ヘリテージ、スポーツ、エレガンスの4コレクションに加わり、創造的なラインアップを展開していきます。「グランドセイコー エボリューション9 スタイル」の詳細はこちらのサイトでご確認いただけます。次世代スプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA2」本モデルは、グランドセイコー専用の次世代スプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA2」を搭載しています。サイズの異なる大小2つの香箱「デュアルサイズバレル」を採用することにより、最大巻上時には約120時間(5日間)にわたって動き続け、ぜんまいで動く時計としては驚異的な平均月差±10秒の高精度を実現しています。自動巻き上げ機構である「マジックレバー」を中心位置からオフセットすることで薄型化にも成功しています。裏ぶたからは、厳寒期の信州地方で見られる霧氷を表現した「信州霧氷仕上げ」により繊細な質感をまとったムーブメントと美しいブルースチールのインジケーター針が響きあい、静謐な表情を覗かせます。<グランドセイコー>は、1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、美しさ、見やすさといった腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続け、弛まぬ進歩を重ねてきたブランドです。2010年から本格的なグローバル展開を開始し、世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインで、世界中で高い評価を得ています。《商品仕様》<グランドセイコー> Evolution 9 Collection スプリングドライブ 5 Days品番 :SLGA009希望小売価格(税込) :104万5,000円ケース・ブレスレット :ステンレススチールガラス :デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)防水性能 :日常生活用強化防水(10気圧防水)ケースサイズ :[外径] 40.0㎜(りゅうず含まず)[厚さ] 11.8㎜発売予定日 :2月11日(金)その他仕様【ムーブメント仕様】スプリングドライブムーブメント キャリバー9RA2巻上方式 自動巻時間精度 平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)パワーリザーブ 約120時間(約5日間)石数 38石<お問い合わせ先>セイコーウオッチ(株)お客様相談室 0120-061-012(通話料無料)<グランドセイコー>の公式Web サイトアドレス企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年01月11日BAND-MAIDの自身初となる冠レギュラーラジオ番組が、10月27日よりニッポン放送でスタートすることが決定した。10月4日、11日と2週連続で冠特番をニッポン放送で担当したBAND-MAID。レギュラー番組は、特番名から引き続き『BAND-MAID NIPPON』と題し毎週水曜21時から21時30分放送の番組となる。パーソナリティーは、特番に引き続きBAND-MAIDを代表して小鳩ミク(Gt / Vo)、SAIKI(Vo)の2名が担当する。番組では、特番でも話題となった小鳩ミクのディープな競馬話やSAIKIの止まらない阪神愛の話をはじめ、ご主人様・お嬢様(ファンの呼称)やこの番組でBAND-MAIDを初めて知るリスナーにも楽しめる内容になっている。なおBAND-MAIDは本人役で出演したNetflixオリジナル映画『KATE』が、Netflix映画ランキング世界総合1位を記録。ラジオ初回放送と同日には、ニューシングル『Sense』がリリースされる。■小鳩ミク コメント特番に続き、初のレギュラー番組の決定、本当に嬉しいですっぽ!!皆様に素敵な時間を届けていけるよう頑張りますっぽ!!リクエストやお便りもお待ちしてますっぽ。■SAIKI コメント初のレギュラーラジオ番組です。ゆるくて楽しい時間を一緒に過ごしましょう。ご贔屓に〜BAND-MAID「Sense」MV※10月27日プレミア公開<番組情報>ニッポン放送『BAND-MAID NIPPON』放送日時:初回放送 2021年10月27日(水) 21:00~21:30毎週水曜日放送パーソナリティ:BAND-MAID(小鳩ミク / SAIKI)※この番組は、radikoのタイムフリー機能で放送1週間後まで聴くことができます番組メールアドレス:bm@1242.com<配信情報>BAND-MAID「Sense(TV Size Ver.)」配信中「Sense(TV Size Ver.)」配信ジャケット配信リンク:<リリース情報>BAND-MAID「Sense」10月27日(水) リリース予約・購入リンク:BAND-MAID.lnk.to/Sense_CD●初回生産限定盤【CD+Blu-ray】3,410円(税込)※デジパック仕様(予定)『Sense』初回生産限定盤【CD+Blu-ray】ジャケット●初回生産限定盤【CD+DVD】2,310円(税込)※スリーブケース付き(予定)初回生産限定盤【CD+DVD】ジャケット●通常盤【CD Only】1,320円(税込)※初回生産分:アニメ絵柄ステッカー巻き帯仕様(オープニング / エンディング 連動デザイン)「Sense」通常盤初回生産分限定ジャケット ©Tsugumi Ohba,Takeshi Obata/SHUEISHA,Platinum End ProjectBAND-MAID「Sense」ティザー【法人別特典】■Amazon.co.jpオリジナル絵柄メガジャケ■タワーレコードおよびTOWER mini全店、タワーレコード オンラインA4クリアファイル TYPE-A■全国HMV / HMV&BOOKS onlineA4クリアファイル TYPE-B■楽天ブックス缶バッジ※2021年10月21日(木)23:59までにご予約いただいた方には、“BAND-MAIDオリジナル配送パック”に商品を梱包してポスト投函します。※「オリジナル配送パック」は、パック資材の外装をビニールで梱包し、配送伝票はビニールに直接貼付された形態でのポスト投函となります。■セブンネットモバイルスタンドキーホルダー■Neowingマグネット■その他法人A4クリアファイル TYPE-C※特典は先着の付与となりますので、なくなり次第終了となります。※一部店舗に取扱いのない店舗がございますので、予約・購入時にご確認ください。※ECサイトでご予約の場合、特典付き商品をご希望の場合は必ず特典付きカートからご注文下さい。(一部ECサイトでは予約済み商品がキャンセル不可の場合がございますのでご注意ください)<アニメ情報>TVアニメ『プラチナエンド』10月よりTBS・BS11ほかにて放送開始TBS:10月7日(木) より毎週木深夜1:28~BS11:10月8日(金) より毎週金夜11:30~※放送日時は変更になる場合があります※全24話を連続2クールにて放送TVアニメ『プラチナエンド』第2弾PV『プラチナエンド』公式HP:『プラチナエンド』公式Twitter:『プラチナエンド』公式Instagram:関連リンクBAND-MAID OFFICIAL HP: Twitter Instagram
2021年10月12日今年からサッカーを始めた息子。みんなとは経験年数が違い、初心者なのでまだまだ下手。それでも人数の関係で試合には出してもらっているけど、プレーで足を引っ張るのでチームメイトから心無い言葉をかけられる。コーチも保護者も黙認している。これって普通なの?親が介入すべき?とのご相談をいただきました。わが子がチームメイトからひどい言葉をかけられていると知った時、みなさんならどうしますか。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<Jクラブで仲間に見下される息子に自信を取り戻してほしい問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。これまでも似たような質問があったかもしれませんがご相談させてください。子どもがチームメイトから心無い言葉を投げかけられています。監督、コーチがそれを黙認してます。これって普通なのでしょうか?息子は今年からサッカーチームに入りました。みんなが一斉に入団した小1の時は興味を示さなかったので、これまで運動系の習い事などはしてきませんでしたが、3年生の終わりごろに自分もサッカーしたいと言い出したのでこの春入団させました。周りの同級生とは経験年数も違うし、当然ですが初心者なのでど下手です。ですが、人数が少ないこともあり、試合には出場しています。練習でも試合でもみんなと同じレベルでプレーできないので、同級生の子たちはど下手な息子にイラつくようで、度々「何やってんだよ」「はあ?そんなこともできないのかよ」「足引っ張んなよ」などと言われたりしています。それを監督もコーチも目の前で見ていますが、特に何も言いません。子どもたちの保護者もです。言われてもしょうがないと思っているのかもしれません。息子は第一子で、親の私がこれまで保護者付き合いをほとんどしてこなかったこともあり、これが普通なのかわからないのと、どうしても下手な子の親は肩身が狭いというか、発言しにくい雰囲気を感じています。こんなとき、親として介入すべきなのでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。10歳なので小学4年生くらいでしょうか。息子さんがチームメイトから「足を引っ張るな」などと心無い言葉を言われているのは、お母さんにとってもお辛いですね。ただ、ご相談文には言われた息子さんの様子は書かれていないので、息子さんの反応や気持ちが気になるところです。■「こうすれば解決する」という正解はなかなか見つからないとはいえ、息子さんが傷ついているであろうことは想像に難くありません。彼の傷をどう癒し、どう解決していくか。親としてはとにかく何でもしてあげたい。一日も早く楽にしてあげたいと考えるのが当然です。しかし、「こうやれば解決しますよ」という虎の巻はなかなか見つかりません。例えば、お母さんが保護者一人ひとりにお願いする、子ども一人ひとりを叱る、コーチに苦情を言って監視してもらう。はたまた、そんなチームは早くに見限り早々に移籍する。さまざまありますが、私はどれもお勧めできません。理由は、息子さんの成長につながらないからです。■「助けなくては!」と焦らず、親御さんの思考を整えましょうじゃあ、どうすればいいか。あらかじめ言っておきますが、解決法はひとつではありません。ケースバイケースです。以下はあくまで私がお母さんだったらどうするか、という視点でアドバイスを三つお伝えしますね。ひとつめは、自分自身のマインドセット(固定化された考え方)を整えること。息子のピンチだ、助けなくては!と思うと、余計に焦って感情的になりがちです。今回の出来事をピンチだととらえずに、息子さんも、ご自分もともに成長するチャンスととらえましょう。成長するには、上述したような過干渉な方法は選択しないことです。■まずは落ち着ける環境で話を聞く作業を!気持ちを吐き出すとスッキリするそしてふたつめ。息子さんとこのことについてじっくり話しましょう。どんな気持ちなのか?どうしたら解決できるのか?ひとつずつ問いかけ、どんなときにどんなふうにいわれたのか?そのとき、自分はどんな態度をとったのか?コーチたちはどんな様子だったのか?それらをなるべく具体的に話をしてもらいます。息子さんの話を聴くときは、自宅の廊下や台所で立ち話、というものではなく、例えば送迎の際の車の中で二人きりの時や、他の家族がいない時にじっくりリビングでお茶やジュースを飲みながら話を聴いてあげてください。その際は「それは嫌だね」「よく我慢したね。ママならぶん殴っちゃうよ」とお子さんの気持ちに寄り添ってあげてください。そして、「あなたはまったく悪くない」「我慢しなくていいんだよ」「ママは君の味方だからね」ということを繰り返し言い聞かせましょう。この話を聴く作業だけで、お母さんの役目は半分果たせています。子どものほうも、たとえ名案が浮かばなくても、親に自分が傷ついた出来事を話せば、かなりスッキリします。お母さんが、例えば誰かに愚痴などを聞いてもらうのと同じ感覚です。■嫌なことは嫌、やめてと言えるようにしよう三つめは、息子さんは仲間に「そういうことは言わないでほしい」ときちんと言えているのかを尋ねてください。お母さんが「下手な子の親は肩身が狭いというか、発言しにくい」と考えているように、息子さんも「僕はサッカーが下手だから、そういうのは言わないでとは言いづらい」と思っていないでしょうか?親子とは不思議なもので、気持ちや価値観は非常に高い確率でシンクロします。もし、息子さんがまだ抗議していないのなら、嫌なことは嫌、やめてほしいことはやめてと言えるようになることをぜひ目指してください。■「補欠だから......」と上手い子たちがいじめて良いわけはない小学校中学年くらいは、サッカーの上手い下手で子どもの間にヒエラルキーが生まれることは多々あります。ある小学校の先生に取材した際、こんな話を聴きました。そこの小学校はサッカー少年団に入る子がすごく多く、3クラスあるなかで1クラスの男子の半分近くが団員でした。休み時間にサッカーをして活発に遊んでくれるので最初はその先生も「よく外遊びしていいなあ」と好意的に見ていました。ところが、徐々にヒエラルキーに気づき始めます。「一部の子だけがいつもボールの片づけをしていたり、掃除の班のなかで、レギュラーの子が補欠の子に自分がやらなければならない掃除を奴隷のようにやらせていたんです。ほぼいじめですよね」しかも、なかには「奴隷36番」などと、サッカー少年団の背番号で呼ばれている子までいました。先生は掃除や片づけを強制されている子どもたちに「なんで断らないの?嫌だって言いなよ」と話したら、その子たちはこういったのです。「だって、僕たち、補欠だから」試合に勝てるのはレギュラーの上手い子たちのおかげ。たまに補欠である自分たちが試合に出ると足を引っ張ってしまう。「だから、命令には従わなくてはいけないと思ってたって言うんです。おいおい、それは違うだろうと諭しましたが、やらされている子たちは泣きながら聞いてるわけです。何のためにサッカーをしているのかわかりませんよね」と先生は憤っていました。その先生がすぐに少年団の保護者代表に話をしてくれたおかげで、大人たちが解決に動き、なんとかいじめはなくなったそうです。僕たち、補欠だからと、仲間の理不尽な命令に従っていた子どもたちは、きっと自己肯定感が下がっていたことでしょう。自己肯定感とは「自分は存在していい人間だ」「今の自分でいい」と自分自身に満足し、自分の価値や存在意義を肯定できる力です。別名、自尊感情とも言われ、この力が人間的な成長の土台になります。■コーチたちに問題に向き合ってもらえる話し方(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)ほかの保護者が何も言わないのは歯がゆいことではありますが、指導現場において保護者には責任はありません。なので「なんで自分の子どもが暴言を吐いているのに注意しないのか?」といちいち怒るよりは、子どもたちをより良い環境でサッカーをさせる責任と義務があるコーチの方々に「良いことではないのでは?」と話すほうがいいと思います。ただし、その際に「うちの子が傷ついてる。どう責任をとってくれるのだ?」という被害者的な思考からくる抗議では、真摯に向き合ってもらえないかもしれません。例えば、子どもはいじめる子どもと、いじめられる子が頻繁に入れ替わります。したがって、今は息子さんが傷つけられているけれど、そのうち違う状況になるかもしれません。スポーツをしていくうえで、そのような上下関係をつくらず、みんなでサッカーを通して成長できたらいいですよね。そのような主旨のことを、チーム全体を考えたうえでの意見として話すといいでしょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年08月04日小学生年代では、「全員出場させる」という方針を掲げているチームも増えつつありますが、まだまだ高学年になるとレギュラーと控えを分けるチームも少なくありません。ましてや中学や高校、プロの世界などでは上手い選手がレギュラーとして毎回スタメンで出場し続けるのが当たり前と思っている親御さん・指導者は多いでしょう。実際に高いレベルのチームで「全員がレギュラー」と打ち出しているチームは見当たりません。しかし、今年6月から7月にかけて開催されたEURO2020(※新型コロナウィルスの影響で1年延期)で優勝したイタリア代表が「全員レギュラー」を実現して話題になりました。国際大会に出場する強国の代表チームでどうして全員レギュラーを実現できたのか。マンチーニ監督の言葉を紐解きます。(構成・文:熊崎敬)■「全員がレギュラー」実に13大会ぶりとなるヨーロッパ制覇を成し遂げたイタリア。7試合に及ぶ過酷なトーナメントの中での、マンチーニ監督の次のコメントが話題となりました。「全員がレギュラーだ」これは1-0で勝った、ウェールズとのグループステージ3戦目の直後に飛び出した言葉です。すでにトルコ、スイスを破っていたイタリアは、この試合の前に決勝トーナメント進出を決めていました。そのため指揮官は、キャプテンのCBボヌッチ、GKドンナルンマ、MFジョルジーニョの3人を残して、スタメンを大幅に変更。そのことについて訊かれ、マンチーニ監督はこう答えました。「今日、我々が示したのは、全員がレギュラーということ。だれもが勝利への欲求を表現し、やるべきことを果たした。我々には特定のレギュラーはおらず、そのときピッチに立つ11人がいるだけだ」■誰が出てもチーム力が落ちなかったからこその言葉「このフレーズは勝利監督の常套句ですね」そう語るのは、名手バッジョに魅了され、イタリアに移住して23年、"カルチョ"に深く精通するジャーナリスト宮崎隆司さん。「代表監督だけではなく、少年チームの監督もよく口にしますよ。そう言うことでチームの結束が高まりますから」日本なら、しばしば耳にする「全員野球」や2019年ラグビー・ワールドカップで流行した「ワンチーム」が、これと同じ文脈でしょう。言うまでもなく、どんなチームにもレギュラーとサブのヒエラルキーがあり、それはマンチーニのイタリアも例外ではありません。ですが、宮崎さんはこう付け加えます。「今大会のイタリアはレギュラーとサブの差が小さく、誰が出てもチーム力は落ちなかった。その意味で、マンチーニの言う"全員がレギュラー"という言葉は単なる常套句ではなかったと思います」■W杯予選敗退の失意がユーロに向けての一体感や熱気を生んだ宮崎さんによると、53年ぶりのヨーロッパ制覇は3年前の悪夢を抜きにしては考えられないといいます。言うまでもない、ワールドカップ予選敗退のことです。「4度の世界一を誇るイタリア人にとって、"アッズーリ"のいないワールドカップなんてありえない。それが現実のものとなり、人々は失意のどん底に突き落とされました。ドイツ人やフランス人に嘲笑され、プライドを傷つけられていたこともあり、ユーロに向けて自然と国中に一体感や熱気が生まれたのです」監督がマンチーニ氏だったことも、もちろん大きい。「ワールドカップを逃したときの代表監督は、当時すでに70歳だったヴェントゥーラ。現役時代の実績もなければ、指導者としてもビッグクラブでの経験は皆無に等しい。戦術は古く、求心力もない。そんな監督のもとで最悪の事態が起き、あとを託されたのがマンチーニだった。マンチーニは一見、優男風に見えますが胆力やカリスマ性があり、現役時代もバッジョに次ぐ実力者として尊敬されていました。そんなマンチーニだったからこそ、イタリアは復興できた言っても過言ではないと思います」■絶対的エースがいないからこそ、総合力で戦う監督が代わったといっても、今大会のイタリアは決してタレントに恵まれていたわけではありません。「こいつがなんとかしてくれる」というエースがいないため、総合力が問われることになりました。実際に延長戦、90分、延長PK戦、延長PK戦と決勝トーナメントの厳しい戦いを勝ち上がることができたのは、マンチーニがスタメンと5人の交代枠(延長戦は6人)を上手く使いまわし、チームの力を最大限に引き出したからです。7試合すべてでスタメンを飾ったのは、前述したドンナルンマ、ボヌッチ、ジョルジーニョの3人だけ。マンチーニは登録26人中、23人を代わる代わるピッチに送り出しました。宮崎さんによると、4-3-3のいたるところにマンチーニ流の創意工夫が見られたといいます。「前線で違いを生み出すのは、左サイドの10番インシーニェ。彼の突破力を生かすために、マンチーニは左SBスピナッツォーラに献身的なサポートを要求し、スピナも驚異的な運動量で応えました。また負担のかかる中盤の3枚も、左右2枚を4人でまわし、替えが効かない中央のジョルジーニョを支えた。イングランドとの決勝戦に臨むイタリアは、トルコとの初戦からスタメン4人が異なっていましたが、こうしたことからも"全員がレギュラー"が言葉だけではなかったことがわかります」■「控え」を固定化しているチームは勝てなくなる「全員がレギュラー」それは監督ならだれもが口にする常套句ですが、言うは易し、行なうは難し。宮崎さんが身近な例を引き合いに出して解説します。「日本では中学、高校なら3学年で1チームつくりますが、イタリアは1学年で編成するので総勢20人前後。試合や合宿がマストではないこともあって、みんなが試合に出られるようになっています。そんなイタリアにもレギュラーと控えを固定化する指導者がいて、そういうチームは出番のない子が次々とチームを去り、やがて勝てなくなる。日本では"3年間控えでも、努力すれば成長できる"と言う人がいるようですが、イタリアの子はそんなふうには考えません。彼らは試合に出るために、サッカーチームにいるわけですから」全員がレギュラー。それは指導者を含めた環境に、説得力がともなってこそなのです。熊崎敬(くまざき・たかし)岐阜県出身。ライター。30年近くサッカーを中心としたスポーツの取材を続けており、これまでに訪れた国と地域は約50か国。行く先々でスタジアム巡り、草サッカー観戦に加え、サッカーにまつわる壁画探索を精力的に行っている。好きな選手はマラドーナ。著書に『日本サッカーはなぜシュートを打たないのか?』(文春文庫)、サッカーことばランド(ころから株式会社)、カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる(内外出版社)などがある。
2021年08月03日以前は平等に試合に出ていたのに、高学年になってチームが勝利至上主義に。レギュラーと補欠を分けて、公式戦にはレギュラーしか出さない。コーチも補欠中心の試合ではタバコを吸いに行ったり、目をかけてくれない。補欠の息子はベンチに座るだけの日々が続きやる気も消失。チームのほかに通っているスクールでは伸び伸び楽しんでいるから移籍したらいいと思うのに、友達と一緒にいられるチームを辞めるつもりはないという。息子をどう見守ればいい?というお悩みをいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<父親が自主練に付き合わないと子どもは上手くならないのか問題<サッカーママからのご相談>上手くなりたいと言うのに、それよりも友達といる時間を優先する小6の息子の見守り方についての相談です。地域の街クラブでコーチは選手のお父さん。保護者のボランティアで運営されている強くもなく弱くもない典型的なチームです。4年までは平等に試合に出してくれていましたが、高学年になるとチームが勝利至上主義に。試合に勝つことに重きを置き、選手をレギュラー、補欠に分け公式戦ではレギュラーの子しか試合に出されなくなりました。「試合が一番の練習」と言いながら、練習試合も公式戦の前後はレギュラーの子たちの調子を見るために使われ、補欠の子の出場機会は激減。コーチはレギュラーの試合では細かい指示や褒め言葉をかけるのに、補欠の子中心の試合になるとタバコを吸いに行ったり、ベンチにいても「なんでそこで走らないの?」「お前のところでいつもボール取られてるぞ!」のような声がけしかしません。息子はとある公式戦で終始怒られ続けて5分ほどで下げられて以来、公式戦に出ていません。試合に行ってもベンチに座るだけの日が続き、やる気もなくしています。「今日どうだった?」と聞くと、「別に......」とか「試合出てないから言いようがないでしょ」としか言わなくなってしまいました。私は、練習や試合を見に行くのが嫌になり、あまり行かなくなりました。子どもたち同士は仲が良いのでわだかまりはなく、放課後も一緒にサッカーしていますが、補欠の子にアドバイスしたりフォローすることはありません。以前から街クラブのほかに、全員出場させてくれるスクールに通っていて、実質こちらで上達したようなものです。息子自身も伸び伸び楽しんでいて、所属クラブをやめればこちらで選手登録できるので本人のためにもいい環境だとわかっているのに、クラブを辞めるつもりはないと言います。試合に出してもらえないし、コーチのことも嫌いなのにクラブの友達といることを選んでいます。全く試合に出されない子が複数いて、コーチからの扱いもやる気を削がれるようなクラブを卒業まで続けると言う息子をどう見守っていいのかわかりません。アドバイスをいただけませんでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ボランティアやお父さんコーチが指導してくださるチームなのですね。高学年になって勝利至上になり、試合に出られなくなったとのこと。コーチの方の態度がお母さんの書かれているような差別的なものならば、保護者の方はこころが痛いですね。したがって、お母さんは息子さんにスクールのチームのほうに移籍させたい。でも、息子さんは仲間と離れたくない。自分の試合機会を求めてチームを移るのと、小さいときからずっと一緒にサッカーをしてきた仲間を天秤にかけたとき、息子さんにとっては仲間のほうが重いのでしょう。これはサッカーではなく少年野球の調査ですが、子どもたちに「なぜ野球をしていますか?」と尋ねると、ほとんどの子どもが「友達といたいから」と答えたそうです。このことからも、どの競技を、どんなレベルのクラブでプレーするかよりも、ずっと一緒に時間を過ごした仲間といることが子どもにとって重要であることがよくわかります。■子どものサッカーに何を望んでいるのかを改めて考えようこれに対し、お母さんは、息子さんのサッカーに何を望みますか?サッカーをすることで息子さんにどうなってほしいですか?「強くもなく弱くもない典型的なチーム」と表現していることから、強いチームにいて大会などでバンバン優勝してほしいわけではなさそうです。プロ選手になってほしいわけでもなさそうです。もし、「みんな平等に試合に出してほしい。全員が楽しくプレーできるチームになってほしい」と望むのなら、そのことをコーチの方に提案してみてはいかがでしょうか。ただ、そういったことを一保護者が変えようとするのは非常に難しいはずです。そして、そのことは息子さんもよく理解していることでしょう。そのうえで息子さんは、試合に出してもらえないし、コーチからの扱いも良くないのに友達といることを選びました。息子さんは、自分のことを自分できちんと決めています。まずは、そのことを認めてあげてください。彼が考えた通りに過ごさせてあげてください。■子どもには「いつもと同じ」が大事そもそも、子どもには「恒常性」という要素が実は不可欠です。いつもと同じ仲間、いつもと同じ場所。指導者。暴力があるとか、いじめがあるといった劣悪なものでない限り、同じ環境にいることで、子どもは安心して過ごせます。ご相談の最後に「全く試合に出されない子が複数いて、コーチからの扱いもやる気を削がれるようなクラブを卒業まで続けると言う息子をどう見守っていいのかわかりません」と書かれています。つまり、息子さんの決定に不満があるのだと察します。いただいたご相談文からしか想像はできませんが、お母さんは息子さんがチームをやめないことにいら立っている様子です。もっと突き詰めると、息子さんが試合に出られないことにいら立っていませんか?相談文には、正直に「練習や試合を見に行くのが嫌になり、あまり行かなくなりました」と書かれていますね。そう。それでいいんです。親は行かなくてまったく構わないと私は思います。■子どものサッカーから離れて自分の時間を持とう一度息子さんのサッカーから離れて、週末はご自分の趣味や他の家族との時間に費やしてはどうでしょうか。別に試合や練習に足しげく行くことだけが見守っている、寄り添っているということではありません。試合の後にダメ出しをしたり、試合に出られなかった土曜日の夜に子どもよりも親のほうが不機嫌になる、なんていうことは避けてほしいのです。試合に出ている子どもの親御さんは「試合に出られなくなったら、来なくなったね」などと陰口を言われるかもしれません。私も言われた経験があります。でも、そんなものはレギュラー親のエゴです。彼女たちもいつか、わが子が補欠になったときに気づくことでしょう。それぞれの気持ちやその時の心情、価値観があります。それらをお互いに認め合えるといいですよね。そんなふうに考えて、息子さんの気持ちを認めてあげられませんか?■試合に出られるか、ではなくサッカーが楽しいかどうかの観点で見てあげようアドバイスをくださいと書かれているので、三つお伝えしましょう。ひとつ。子どもが決めたことを認めること。息子さんは新天地で試合に出るよりも、これまでの仲間といることを選んだ。この決定を心から認めましょう。「お母さんはやめた方がいいと思うけど」などと決してぼやかず「そっか、そっか。楽しくサッカーできるといいよね。でも、移りたくなったらいつでも言ってね」と笑顔で承認してあげましょう。お母さん自身は息子さんが不憫で辛いのではと思って「試合に出られなくていいの?」と言っているのかもしれませんが、あまりしつこく言い過ぎると「お母さんは、試合に出ている僕しか認めてくれないんだ」と息子さんのこころに影を落としかねません。ふたつ。「試合に出られるかどうか」ではなく、「サッカーが楽しいかどうか?」という観点でみてあげましょう。「今日、どうだった?」ではなく、「今日も楽しかった?」と聞いてあげてください。■「何とかしたい」と思っても親が先走ってはダメ(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。お母さん自身の感情コントロールに努めましょう。わが子のネガティブな状況に、右往左往しているような気がします。「試合に出られないのは悔しいね」と共感してあげるのは必要です。でも、同化してしまうと「試合に出られない。何とかしたい」とお母さんが先走ってしまいます。子育てで「見守る」という行為は、子どもの前を歩いてはいけません。子どもが自分で決めて歩く道の脇で「楽しんでね!」とエールを送ってあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年07月07日「今年3月末に9年半続いた『爆報!THEフライデー』(TBS系)が終了し、地上波のレギュラー番組を失った田原さんですが、実はテレビ局からの“2大オファー”は定期的にあるんです。ただ、そのオファーが田原さんのポリシーに反するようで、けっして首を縦に振らないそうです」(制作会社関係者)今年還暦を迎えた歌手・田原俊彦(60)は6月16日に還暦記念となる77枚目のシングル「HA-HA-HAPPY」を発売。20日には、東京・豊洲PITでミニライブを開いた。「田原さんはデビュー以来、シングルを発表し続けることと、ライブ&ディナーショーのステージに毎年立つことを継続してきました。体重はデビュー前と変わらない62キロを維持するように努めているとか。最近はTikTokでもキレキレのダンスを披露するなど、新たな試みにもチャレンジしています」(音楽関係者)挑戦には意欲的な田原が拒否するテレビ局からの“2大オファー”とは――。「まず役者としてオファーでは、今年は田原さんの『びんびんシリーズ』の25周年にあたります。『教師びんびん物語』のイメージが強いため、学校の校長役のオファーは何度か来たそうです。また、私生活でも娘さん(田原可南子・27)の“良き父”でもあるように、連ドラのヒロインの父親役のオファーもあるそうです。しかしながら、田原さんはすべて『主演でないとダメ!』と断っています。ビックさは不滅です(笑)」(前出・制作会社関係者)バラエティ番組や音楽番組からは、別のオファーが依頼されているという。「今年4月末で近藤真彦さん(56)がジャニーズ事務所を退所したこともあり、水面下で“たのきん再結成”のアプローチがあったそうです。これにも田原さんはキッパリと『俺一人で田原俊彦だから!』と即座に断ったといいます」(前出・制作会社関係者)8月18日には全曲発売当時のオリジナル音源を使った『オリジナル・シングル・コレクション1980-2021』を発売する田原。「田原さんは『俺はわがままで傲慢。自分しか信じていない。それが田原俊彦。一度っきりの人生、自分の思うように生きたい!』と公言しています。還暦になった今、その生き方を生涯変えることはないでしょう」(前出・音楽関係者)信念を曲げないこの生き方こそ、いまも老若男女から「トシちゃん」と呼ばれる所以なのかも。
2021年07月06日