暮らすように過ごす、島民としてのひととき客室のコンセプトは“風の家”。島の伝統家屋を受け継ぐ木造平屋造りで縁側は全て南向き 。やさしい南風が通り抜けます 。 石垣島から高速フェリーでおよそ10分。周囲9kmほどの小さな離島、竹富島は沖縄の原風景ともいえる街並みや自然が今も色濃く残る特別な場所。琉球赤瓦の家々、グックと呼ばれる珊瑚石で組まれた石垣、白い珊瑚砂が敷き詰められた道、そして、色鮮やかな花々と生い茂る植物たち。竹富港から車に揺られ、程なくして辿り着いた先がこの旅の目的地が「星のや竹富島」です。そして旅人は、ライフスタイルコーディネーターの山藤陽子さん。「南の島への旅は久しぶり。夏とは違ったこの季節の島の表情を満喫したいです」と山藤さん。 島の暮らしに寄り添う命草で 、心と身体を温める竹富島では野草やハーブを “ 命草(ぬちぐさ)”と呼び、古くから健康を保ってきた風習があります。冬は島のハーブ類が旬を迎える季節。中でも爽やかな辛味が特徴の島胡椒の“ピーヤシ”と竹富島の言葉で “フーチバ”と呼ばれるよもぎは、食事に取り入れたり、美容のトラブルを起こしたときに煮出してお茶にするなど、島民の暮らしに欠かせない存在。「星のや竹富島」では、そんな命草を用いた心身ともに温まるプログラムを2泊3日で体験することができます。 フーチバをバスタブにたっぷり浮かべてテントで覆う“フーチバサウナ”は客室で楽しめるのも嬉しい。ウェルカムドリンクの “命草チャイ” で冷えた身体を温め、緩やかにリセットした後は “フーチバサウナ ” で思いのままにリラックス。 翌日はおぼろ状のやわらかい豆腐“ゆし豆腐”を合わせたお粥にピーヤシ味噌をトッピングしていただくお粥がメインの身体にやさしい朝食膳で一日がはじまります。 午後は最終仕上げの “フーチバ命草玉のスパトリートメント” が至福のひとときへと誘ってくれます。フーチバや長命草などを米粉に練り込み、蒸し上げた命草玉で身体を温めながら、背中や脚のトリートメントを行う“フーチバ命草玉のスパトリートメント”。「南風(ぱいかじ)を感じながら、サウナでたっぷりと汗をかき、トリートメントでは身体の芯からゆっくりと温まり、心身ともにリズムを整えることができました。どちらもよもぎの香りが新鮮で、島の暮らしに寄り添ってきた植物やハーブに人間は生かされていることを実感しました。また、香りは記憶を呼び起こすもの。命草のやさしい香りが、子どもの頃に遊んだ野原や公園などの原風景と繋がって、自分のふるさとにいるような感覚を抱きました。非日常を感じながら、島の日常を感じられる、心の贅沢を得られる旅でした」と語る山藤さん。島の住民の気分で暮らすように過ごす滞在の記録は、後編にてご紹介します。お楽しみに! BEAUTY TRAVELER山藤陽子さんYORK.代表、ライフスタイルコーディネーター、SCENT Designer。ブランドコンサルティング、商品企画開発、パフューマーとしてフレグランスや舞台など空間演出としての調香も手がける。アポイント制のサロン「HEIGHTS」を2015年にオープンし現在に至る。「気持ちいいこと」をテーマにした日々の活動はこちらより。星野リゾート 星のや“ 現代を休む日 ”を コンセプトにラグジュアリーリゾートを展開する「 星のや 」。 日常から離れて過ごす時間を満たし、一歩踏み入れたときから訪れた地のテーマが色濃く展開する独特の世界観で安らぎをもたらしてくれる 。国内は軽井沢、京都 、竹富島 、富士 、東京で展開 。海外初の展開となる「星のやバリ」では 、バリ舞踊を体験し、観て、綺麗になる1日ウェルネスプログラム「バリ舞踊美人滞在」を開催 。星のや竹富島access. 石垣港より竹富島までフェリーで約10 分 。竹富港より 、14:15 ~ 17 :45( 夏 は18 :15 ) までの毎時15分と45分に専用車での送迎ありaddress.沖縄県八重山郡竹富町竹富tel.0570-073-066(星のや統合予約) vol. 11よりphotograph:Kiyono Hattoritext:Ayako Watanabe
2019年01月16日小学校からの英語授業が始まったりと、グローバル教育が叫ばれる中、英語教育に関心をもつママやパパも多いですよね。また、自分自身が英語を学びたい!と思っている人も多いのでは。今回は、子どもの英語教育と自分の英語の勉強、両方を叶えることができる「親子留学」を紹介します。フィリピン・セブ島での親子留学って何が魅力?2018年9月、私と3歳の娘の2人でフィリピン・セブ島へ3週間の親子留学に行ってきました。最近人気のセブ島での語学留学。その理由は…・安い。物価がまだまだ安く、学費も滞在費も安い・近い。直行便なら4時間半で到着・英語の先生の質が高い。フィリピンの公用語は英語。発音も綺麗でネイティブレベルの授業が可能。マンツーマンレッスンが充実・フィリピンの中でもセブ島は年中温暖で、ショッピングやスパ・プールなど遊び場も充実また、「親子留学」が現実的な理由は、・家政婦さん(滞在中の家事とベビーシッターどちらもやってくれる)がいる・なんといっても日本からの近さ。子連れで海外に行くとなると、飛行機に乗ってる時間は極力短い方がいいフィリピン・セブ島での親子留学手配の方法と内容は?今回は私自身も初めての留学ということもあり、資料請求をした留学エージェントを通じて手配してもらいました。・親子で留学する学校(親子留学専門の校舎を持つ日本人経営の学校)私も娘も午前中のみレッスンで、親4コマ・子ども3コマでお願いしました(1コマ50分)。親は4コマすべてマンツーマンレッスン、子どもはグループレッスンです。・滞在するコンドミニアム親子留学では学校から徒歩3分ぐらいの高級コンドミニアムが滞在先でした。セキュリティも厳しく、駐車場も入口もガードマンが常に警備しています。・家政婦さん基本の勤務時間は8時〜17時、月~金が出勤日で土日はお休み。掃除や洗濯、ご飯作りなどの家事全般に加え、ベビーシッターもお願いできます。料金は、選ぶ学校やコマ数、コンドミニアムのレベルや広さによって変動しますが、私たち親子の場合あ、3週間で約35万円でした。それとは別に、航空チケット代や空港税、あとは学生証の発行手数料など現地で学校に払う費用、毎日の食費や生活用品などの雑費が必要になります。学校に通っている間の1日のスケジュール6:00起床7:00朝食・着替え8:00家政婦さん出勤→学校へ出かける準備9:00家政婦さんと一緒に登校11:00娘のレッスン(3コマ)終了。家政婦さんと一緒に帰宅※私と娘のレッスン中は、家政婦さんはコンドミニアムに帰って家事12:00私のレッスン(4コマ)終了※午後はフリータイムなので、娘を家政婦さんに任せて1人で買い物に行ったり、娘とお出かけしたり。家政婦さんは食事の準備17:00家政婦さん帰宅→作ってもらったご飯で夕食18:00シャワー・就寝準備・親子の遊び時間20:00 娘就寝親子留学してよかったこと同時期に同じ学校に通っていた親子8組は職業も年齢もさまざまでしたが、母親ひとりで子どもと海外生活している共通点もあり、すぐに仲良くなれるのも親子留学の特徴かもしれません。2〜6か月の長期滞在者もいれば、仕事の休みを取って1〜2週間来ている人や育休期間を使って来ている親子もいましたが、普段知り合うことのない人たちと知り合えるのも、留学の醍醐味ですね。肝心の英語のレッスンの方ですが、親子ともに3週間でも変化が得られたと思います。私の場合は、何といっても発音でした。実際に発音がしっかりできるようになるには3週間は短すぎましたが、初めて「正しい発音」を学び、自分のどの発音が「間違っている」かを知れたことは、大きな収穫でした。そして、英語をまったく知らない状態で英語レッスンに放り込まれた娘は、レッスンの中で毎日歌う「お片づけの歌」や「天気の歌」「曜日の歌」を口ずさむように。英語にも興味をもったようで、日本に帰ってからもアルファベットの歌を歌ったり、書こうとしたりしています。親にとっても子どもにとっても、世界が広がる親子留学でした。すっかり魅力にはまってしまい、また時間を見つけたら、同じ学校へも、そしてほかの国にも行ってみたい、と毎日のように思っています。<文・写真:フリーランス記者自由気ままにサラリーマン>
2018年12月25日「サンゴ砂の島夕日ツアー」開催沖縄県・竹富島のリゾート「星のや竹富島」にて、「サンゴ砂の島夕日ツアー」が開催されます。期間は2019年3月18日(月)から5月19日(日)までの2か月限定です。ツアー概要リゾートのある竹富島西部には、干潮時の時だけぽっかりと出現する小さな島があります。同ツアーではその島に渡り、カクテルを片手に地平線に沈んでいく美しい夕日を眺めることができます。同ツアーで使用されるのは、竹富島でかつて使われていた木造の帆船”サバニ”。ガイドのレクチャーを受け、島へと出発です。夕日が水面の反射し、幻想的な海でのクルーズを楽しめます。ツアーに参加できるのは1日1組(2名)のみ。誰もいない小さな島で、2人だけのロマンチックな時間を過ごせます。ゆったりとした島時間で、日頃の慌ただしさを忘れられる癒やしのひとときとなることでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2018年12月25日昨年オープンの『済州神話ワールド』がアツい!日本から行ける近場の海外旅行先といえば韓国。その最南端にして最大の島、済州島(さいしゅうとう・チェジュトウ)は、韓国でもっとも大きな島で、ソウルからは10分おきにフライトがあるリゾート地。風光明媚でのんびりとした雰囲気と海鮮料理を楽しむのがメインアクティビティでしたが、昨年『済州神話ワールド』ができてからはさらに注目度がアップ。今、韓国で一番アツい旅行地かもしれません。来年にはアウトドアのウォーターパークが拡張オープンするほか、グランドオープンしたばかりのマリオット・リゾートもあると聞いて、さっそく行ってみました!風光明媚なビーチリゾートとして知られる済州島。韓国のリゾート地といえばここ、というくらい人気のある島どの年齢層にも必ず楽しみが見つかるから、家族全員が満足!済州島初めての大テーマパーク『済州神話ワールド』は、いくつものアトラクションが集まった複合施設です。ポイントはキッズはもちろん、大人もものすごく楽しめること。韓国の人気アニメキャラクターと神話をテーマにした『神話テーマパーク』には、ローラーコースターやメリーゴーラウンドなど15のアトラクションがあり、見た目はかわいらしいのにけっこうスリルのあるものがそこここに。また、来年拡張オープンされる『神話ウォーターパーク』には小さな子ども向けのサンドキャッスル型のウォータースライドのほかに、水深2.8メートルのプールにダイブするスライダーも。トライするかどうか大人でも勇気がいりそうですね。どの年齢層にもマッチするので、年の差が大きいきょうだいがいる家族でも全員が満足できそう。テーマパーク以外にも、ボウリング場やアーケードゲームコーナーなど、リゾートから一歩も出なくても楽しめるので、滞在時間が短い場合も思う存分楽しめるでしょう。神話テーマパークにはアトラクションのほかにショーなどもある。キャラクターは韓国の人気アニメ『ラーバ』ファミリー仕様のマリオットに期待このリゾートで特にうれしいのは、敷地内に宿泊施設があるところ。どの施設からもパークまでは歩いて行くことができ、疲れてちょっと室内で休憩してからまた遊ぶ、ということも可能。特に荷物が多くなりがちなウォーターパークではこの近さはとてもありがたいですね。敷地内には3つの宿泊施設がありますが、今回宿泊したのは新しくできた『ジェジュ・シンワ・ワールド・マリオット・リゾート』。マリオットといえば高級ホテルのイメージですが、『ジェジュ・シンワ・ワールド・マリオット・リゾート』は、高級感はそのままに、全年齢型ファミリー仕様でもあり、リゾートと一体化していました。室内は暖色で淡いトーンにまとめられていて、モダンな雰囲気です。キッズバスローブやスリッパをリクエストすることができるので、予約時に忘れずにリクエストしましょう。また、バスアメニティがタイ発のナチュラルスキンケアブランド『THANN』のもので、さらにフェイスマスクまでサービスというあたり、ママにもぐっとくるのではないでしょうか。屋外プールにはスライダーがあるほか、キッズゾーンもあり、ファミリー仕様であることがわかります。来年からはファミリー向けに「Mパスポート」を導入。すべてのキッズアクティビティをこなしたらスタンプを集めることができたり、Mパスポートを見せることでスタッフからのサプライズが受けられるといった特典があります。これは家族連れならぜひ受けたいサービスですね。加えて、来年にはマリオットの中庭にテントを張ってグランピング体験ができるそうですよ。やわらかな印象の部屋はリラックスできそう。ツインルームもあり。夜は中庭がライトアップされ、なかなかロマンチックまさに国内旅行感覚の手軽さで、リピ決定!?ワンストップでお楽しみがぎゅっと詰まったリゾートができた済州島。なにがうれしいって、日本からも成田と関空から直行便があり、成田からは往路で2時間30分、復路では1時間55分。関空からは往復ともに2時間を切るという、フライト時間の短さ。しかも時差がないので、国内旅行の感覚でふらりと行ける気軽さもあります。長めに滞在して済州島の魅力をあますところなく探索するもよし、弾丸で何度もリピートするもよし。行けば誰でもきっとハマるはず!?グルメも楽しみのひとつ!敷地内には「BIGBANG」などK-Popアイドルが多数所属する芸能事務所の直営、済州黒豚の焼き肉店も。実際にアイドルもやってきてサインを残している<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2018年11月29日12月~3月の冬の期間に開催沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、西表島を熟知したガイドと行くアクティビティツアーを開催します。周囲をサンゴ礁に囲まれた島竹富島は、沖縄県の八重山列島にあり、石垣島からフェリーで約10分のところにある島です。宿泊する竹富島の冬(12月~3月)は、平均気温が約19度、日差しも柔らかいことからトレッキングに適したシーズンになります。アクティビティツアーを行う西表島は、島全体の90%が亜熱帯の原生林で、ジャングルとマングローブ林が島を覆い、日本の亜熱帯とも言われる地域で、夏だけでなく冬も人気の高い離島です。完全プライベートツアー アクティビティツアーでは、亜熱帯ジャングルが広がる西表島でカヤックやトレッキングなど、通常では味わえない雄大な自然がつくりだした絶景の中で体験をすることができます。同ツアーの特長は、ツアー希望者の要望や時期などを事前にヒアリングし、西表島を熟知したガイドがおすすめのツアーを提案、同行する完全プライベート(1日1組限定)になります。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2018年09月07日山口県の瀬戸内海に浮かぶ小さな島、祝島(いわいしま)。375人(2018年4月現在)が住む島です。著者が移住した山口県の小さな町からは、船で40分。島の唯一の入り口波止場近くにある岩田珈琲店は島のシンボルで、地元の人たちがコーヒーを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごしていました。店内に入ると、偶然にも奥のテーブルに移住の方々が!「娘3人とUターン!東京から人口2850人の町へ移住を決めた理由 」移住、それぞれの理由。そしてタイミング「え!移住してこられた方ですか?いつ?どちらから?」と、前のめりになってしまった私。「よかったらそちらの席で、話を聞かせてもらってもよいでしょうか~!?」と、図々しくも相席をお願い。すると、みなさん笑顔で輪に入れてくれました!その中の1人、Sさん(50代)は関東出身。「どうしてこの島に移住しようと思ったのですか?」と、いきなりの直球質問に、Sさんは穏やかな表情で「3.11の東日本大震災だったわね…」と話し始めてくれました。地震の揺れもさることながら、都市機能の麻痺と生活物資の不足など、都市の脆弱さを目の当たりにし、「このまま、この生活を続けていていいのか…?」と、疑問を感じたのがはじまり。その後ある映画を観たことがきっかけで、祝島を訪れます。そして2012年、Sさんとご主人は会社を早期退職し、祝島へ移住。現在は、旦那さんは得意のDIYを生かして修理屋さん、Sさんは介護の資格を取得し、日中はヘルパーの仕事、週末はパンを焼いて生活しているのだそう。「これまでは大きな歯車の一部として、社会のどこに貢献しているのか見えなかったけれど、今は近くの人に“ありがとう”と喜ばれることがとてもうれしい」とSさん。当時まだ高校生だった娘さんは、卒業まで関東で両親と離れて暮らしていたのだとか。この日はみんなの輪の中でチャーミングな笑顔を見せてくれていました。島の人の憩いの場でもある「岩田珈琲店」珈琲店でコーヒーを入れてくれた店主Mさんは、札幌からの移住者。旦那さんがこの島に惚れ込み、6年前に移住を決意。Mさんと、当時小学4年生と中学2年生だったお子さんは、島を見に来ることもなく引っ越してきたのだとか!「1度も見に来ないで!?しかも北海道から本州の端のこの小さな島にはるばる!?」、私も驚きを隠せません(笑)。「コーヒー屋さんの仕事を続けられて、住むところがあればどこでも大丈夫だったのよ」と、さらっと答えてくれたMさん。「でも当初はここになじもうと必死で、子どものことを省みてあげられなかった時期があったかも…」とも話してくれました。小学4年生だった次男は、現在、高校生に。町外の高校に通うため、島を離れて一人暮らしをしています。「けなげに頑張ってますよ」とMさん。私も母親としての気持ちが分かるだけに、その言葉からいろいろな意味を感じました。しかし、“かわいい子には旅をさせろ”精神が子どもの自立を促し、自然とたくましく育つことは間違いないはず、そう思います。島で重宝される、なんでも屋さん!やヘルパーさん30代後半のKさんは若い頃、軽トラックで日本中を移動し、旅をするように生きてきました。そんな彼が祝島に魅了され、住み始めたのは2009年。今年で、9年目になります。彼の仕事は、島の特産品のヒジキやワカメ、アカモクなどの海産物を獲り、商品にして販売すること。またビワの季節になれば、収穫から出荷までを担うなど、島の“なんでも屋さん”としても活躍中。この日も3歳の娘を連れてビワの出荷作業中に話を聞かせてくれたKさん、今月末には第2子が産まれるのだとか。「もういつ産まれてもおかしくない時期ですよ。楽しみですね」と、父の横顔。そんなKさんからは、自然で養われたたくましさと、大きなエネルギーが伝わってきます。子どもたちが同級生で友だちになったNさん(30代前半)は、昨年末に家族4人で移住。この春、小学1年生になった長男は、船とスクールバスで小学校に通学。介護の資格を持つ彼女は、日中の空いている時間にヘルパーとして地域の高齢者のお世話をしています。物腰がやわらかく、やさしい笑顔の彼女に高齢者の方々も癒やされているだろうな…と想像しつつ、介護の資格は地方で生かせる資格だと再認識。「仕事のときも、下の子(4歳)を連れてきてもいいよと言ってくれるし、島の人たちがやさしく見守ってくれて、本当にありがたいです」とNさん。子どもは島のいたるところを遊び場に伸び伸びと育ち、親は安心して子育てができるので、子育てには理想的な環境。この島に移住したくなる気持ちが分かる気がします。この日も民家で走ったり飛んだり、自由に遊んでいた“楽しさ”と“安心感”が大変さを上回る、島での生活地方で借りる家は都心と比べ物にならないくらい安く、自分で野菜を栽培したり、いただき物の海産物や野菜があったりで、生活費は想像しているよりも安くて済むのだとか。「ただ、本当にタイミングよく、借りることができたのよね」と、みなさん。空き家は多くあれど、盆と正月に帰省するなどの理由で、借りるのが難しいのが現実なのだそう。「生活の不便さはないですか?」との質問には、「歩いて郵便局も行けるし、徒歩圏内で用事を済ませるから“便利”ですよ」とNさん。「スーパーもコンビニも、ホームセンターもないけど、なくていいわよ。十分よ」と言うSさんは、五右衛門風呂のお湯をたくのも、日々の楽しみのひとつ。最後に「移住して大変だったことはありますか?」の質問に、みなさん「う~ん…」。答えが見つからない!珈琲店のMさん、「大変なこと?あったかもしれないけど、覚えてないなぁ。楽しいことが上回ってるからねぇ(笑)」。Sさんは「生きていて“安心感”があるわよね」と。私も移住して感じたのが“安心感”だったので、納得!思わず大きくうなずいてしまいました。人それぞれストーリーがあって、生き方があります。みなさん、人と比べることなく、今の自分・今の生活に満ち足りていて幸せそう。要らないものをまとわずスッキリと生きていて、キラキラと輝いて見えました!それぞれのストーリーに価値観を揺さぶられた私。「これまで以上に、今の生活を楽しんでいこう!」というワクワク感でいっぱいになり、帰りの船に乗ったのでした。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2018年06月22日「八景島あじさい祭」が、2018年6月9日(土)から7月1日(日)まで横浜・八景島シーパラダイスをはじめで横浜八景島各所で開催される。18回目を迎える人気イベント「八景島あじさい祭」。開催時期となる6月から7月はちょうどあじさいが見頃を迎える時期となる。海に囲まれた八景島には、「セイヨウアジサイ」や「ガクアジサイ」など県内最大級となる2万株のあじさいが開花。八景島でしか見ることができない「八景ブルー」、「八景ピンク」、「シーパラブルー」と名のついた八景島オリジナル品種も見ごろを迎える。また、八景島内には、海のみえるシーサイドガーデンや、あじさいに彩られた坂道「あじさい坂」、あじさいとバラがコラボレーションした「ブルーパラダイス(丘の広場)」など、様々な見どころスポットを設置。夜は、あじさい園路を竹灯籠でライトアップ。約130個の竹灯籠が灯され、昼間とは一味違った幻想的な空間が楽しめる。【詳細】第18回 八景島あじさい祭開催期間:2018年6月9日(土)~7月1日(日)時間:8:30~22:30 ※平日は21:30まで。会場:横浜八景島内丘の広場周辺「八景島あじさい園路」他【問い合わせ先】横浜・八景島シーパラダイスTEL:045-788-8888
2018年05月21日東京の島々のグルメが集結する、東京愛らんどフェア「島じまん2018」。2年に一度のチャンスを逃さずに!東京にも島があるのはご存じ?一番近いのは高速船で1時間45分の大島。都心から南へ約1000kmの世界自然遺産、小笠原諸島は飛行場がなく、24時間の船旅でしか行くことができない秘境だ。2年に一度のこちらの祭には、豊かな自然に恵まれ独自の歴史や文化を持つ11の有人島が参加。島の名物を味わえ、伝統工芸品作りなども体験できる。ステージでは両日、ゲストのさかなクンが「世界一受けたいお魚授業」を開講。会場は離島への船のターミナル、竹芝桟橋。行くだけで旅気分に。式根島「たたき丸」郷土料理「たたき」(魚のすり身)でおむすびを包んで揚げた新名物。利島「サザエのかき揚げ丼」島の8割が椿に覆われる利島から特産のサザエを使った丼。三宅島「明日葉の天ぷら」生命力の強い明日葉は、伊豆諸島住民には身近な栄養源。八丈島「島ずし」べっこう色のヅケに練り辛子を合わせるのが特徴。竹芝桟橋・竹芝客船ターミナル東京都港区海岸1‐125月26日(土)・27日(日)10:00~18:00島じまん実行委員会事務局代理 TEL:03・5728・5552※『anan』2018年5月23日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2018年05月17日知る人ぞ知る観光スポットを支えるカフェ福岡・新宮町にある離島、相島(あいのしま)。そこには旬の海の幸が味わえるカフェ「島カフェ あいのしま」があります。相島は小さな島ながら、近年は知る人ぞ知る話題の観光スポット。釣り愛好家の間では知られた島でしたが、近年は「猫の島」としても有名になりました。人口300人に対して約100匹の猫が棲んでおり、アメリカのニュース局CNNでも「世界6大猫スポット」として紹介されたほどで、現在は海外からも観光客が訪れるといいます。そんな相島の玄関口にあるのが、「島の駅 あいのしま」。観光案内所と食堂、カフェを併設した、旅人にとって欠かせない便利スポットとなっています。その2階部分に入居するのが、今回ご紹介する「島カフェ あいのしま」。シンプルで清潔感ある木造風の店舗は、天井の高いダイニング空間が開放的な印象です。季節の地魚をサックリと! 自慢のフィッシュバーガー肉厚でボリューミー、魚のうまみをしっかりと味わえると好評の「旬のおさかなバーガー」は、お店イチオシのメニューです。その日に採れた旬の魚をフライにし、九州ならではのゆず胡椒をきかせたタルタルソースをあわせます。フライは2枚入っているので、十分お腹いっぱいになれるでしょう。写真のバーガーはさわらですが、季節によってブリやヤズ(中年魚期のブリ)、あこや貝などを楽しめます。漁師町ならではの家庭的な炊き込みご飯もおすすめ朝獲れの魚を用いたもうひとつの目玉メニューは「日替わりおさかなご飯」(数量限定)。現地の家庭で日常的に食べられているような、素朴で滋味深い一品です。ほかには、「ビーフバーガー」「エビカツバーガー」「漬け茶漬けセット」「漁師飯セット(漬け丼の定食)」などが、曜日限定&数量限定で登場します。事前予約をすれば曜日以外でも用意してもらえるものもあるので、詳細はその都度確認することをおすすめします。島グルメをテイクアウト&おみやげでもどうぞ!併設する物産展では粒ウニなどの海の幸や、自家製かまぼこなどの水産加工品、島にゆかりある猫のグッズなども購入できます。また、カフェで提供している「日替わりおさかなご飯」をはじめとする一部のメニューはテイクアウトもOKなので、観光の合い間の小休止にいただくこともできます。間近に広がる紺碧の海を眺めながら味わえば、おいしさもひとしお身にしみるでしょう。JR各線「博多駅」から鹿児島本線で「福岡工大前駅」へ。そこからコミュニティバス「マリンクス相らんど線(時計回りルート)」に乗り、約15分で新宮港へ到着します。さらに、町営渡船「しんぐう(1日5~6便)」に揺られて約17分。相島の玄関口「相島渡船待合所」で降りると、その隣が「島カフェ あいのしま」のある「島の駅 あいのしま」です。ワンデイトリップで新鮮な海の幸を堪能しませんか?スポット情報スポット名:島カフェ あいのしま住所:〒811-0118 福岡県糟屋郡新宮町相島1382-1電話番号:092-962-4360
2018年04月18日非日常を体験株式会社ユニマットプレシャスは、西表島最大規模のリゾート「ホテルニラカナイ西表島」にて、『サガリバナ観賞クルーズ』を開催します。同クルーズは、2018年6月25日から7月30日の期間限定での開催となります。ここでしかできない非日常的なアクティビティを体験してみてはいかがでしょうか。沖縄の夏の夜に花咲く幻想的なサガリバナサガリバナは、熱帯・亜熱帯の常緑樹に咲く花で、日本では、マングローブの川がある沖縄や奄美大島のみに自生しています。サガリバナの花は、夏の夜にだけ咲き、その花びらはピンクや白と色鮮やかで、甘い香りを漂わせます。花の見頃は、6月末~7月後半くらいまでとなります。開花中は、観光バスで夜のサガリバナ観賞ツアーが組まれるほどの人気観光地です。『サガリバナ観賞クルーズ』アクティビティ同クルーズの開催期間は、2018年6月25日(月)~7月30日(月)、時間は、早朝5時30分~8時(約2時間30分)、料金は、大人4,400円、子ども3,300円、幼児1,100円となります。クルーズに参加できるのは、ホテルニラカナイ西表島 宿泊者で、前日18時30分まで受付を済ませた人となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ユニマットプレシャスのプレスリリース※株式会社ユニマットプレシャス
2018年03月08日留学を先延ばしにしたり、自分にはできないと諦めている人に朗報!いま、短期間かつリーズナブルに留学できる「超短期留学」がじわじわブームに。そこで、旅好きで語学スキルを身につけたいと意気込むanan総研メンバー・伊藤沙織さんが、セブ島での1週間の短期留学へ!文・写真、中村朝紗子プライベートを充実させたいし、仕事でもスキルアップしたい。インスタ映えする体験もしたいし、楽しいことをしていたい…。そんなふうに、anan女子の頭の中はいつもちょっぴりヨクバリなもの。総研メンバーの伊藤沙織さん(No.139)もそのひとりです。右が伊藤さん。友達と行った、セブ旅の1コマ。「旅が好きで、暇さえあれば旅行します。将来のため語学を身につけたいと思いながら、仕事と趣味で予定はぎっしり。なかなか腰を据えて学べなくて」。実はいま、伊藤さんのように語学を学びたい女子たちの間で、短期の語学留学がちょっとしたブームになっています。語学留学3つの意外人気の理由は大きく3つあるそう。意外にも短期で行けちゃう「留学」と聞くと、年単位での渡航や大きな覚悟が必要というイメージがあるかもしれませんが、実際には2泊3日の「超短期留学」などのメニューも増えています。週末に有給や代休を組み合わせて3日ほど休みをとればいいと考えれば、留学がちょっと身近に感じられますね。エリアを選べば、意外と費用も安い留学の平均費用は50万円/月言われていますが、(DMM留学調べ)、物価が安いエリアを選ぶことで、費用はグンと抑えられます。アジア圏への留学の場合、欧米留学の約1/2〜1/3の費用で済むことも。平日は勉強だけど、意外と週末は満喫できる留学先であっても、週末になれば学校はお休み。土日を有効活用すれば、思いっきり観光を楽しめます。学校の提携ツアーにはお得なプランがたくさんあるそう。実際に行ってみよう!そんなウワサの短期留学を、伊藤さんも実際に体験することに(ライター中村もちゃっかり同行)。行き先に選んだのは、日本から近くて物価が安い、そしてマンツーマン授業の質の高さで人気を集めるフィリピンです。左・伊藤さん、右・ライター中村フィリピンは日本からエアで4時間の好アクセス。世界有数のリゾート地帯としても知られ、マリンスポーツも盛んな人気観光地です。「週末は海で遊び尽くしたい!」「費用はできるだけリーズナブルに」という伊藤さんのリクエストもあり、セブ島にある学校に入学することに。絶景オーシャンビューの学校お世話になったのはマクタン島エリアにある学校『QQ English シーフロント校』。最大生徒収容定員数は250人、リゾート型スクールとしては最大規模を誇ります。高級ホテルを改築した校舎は、テラスの先すぐに美しい海を望む絶好のローケーション! リゾートステイ気分を味わえるのも、人気の理由です。教室と宿泊施設が併設なので、通学もスイスイ。伊藤さんが宿泊したお部屋「デラックスルーム」は、元ホテルの面影を残す立派な造りでした(リーズナブルな滞在を希望する方にはドミトリータイプが人気)。シャワー、トイレ、エアコン、セキュリティボックスもしっかり完備。伊藤女性が長期滞在するには、水回りやベッド環境はやっぱり気になるもの。予想以上にキレイなお部屋で安心しました!クラス分けで実力をチェック!到着後すぐにレベルチェックテストを受けて、自分の実力をチェック。このテスト結果から、自分にあったレッスンプログラムが組まれるそう。続いて、オリエンテーションへ。学校では、生徒みんなが快適に過ごすためのルールがあります。「15分以上の遅刻は欠席扱い」「プールは夜22時まで」「異性部屋への立入禁止」なんてルールも! なんだか学生時代を思い出しますね。続いて館内の施設を見学。館内には自習スペースやカフェテリアはもちろんのこと、ランドリー、勉強道具が揃うショップ、なんとトレーニングジムまであるのだとか。伊藤ジムがあるのには驚きました。しかも窓から海が見えるなんてステキ。ランニングが好きなので、息抜きがてら走りたいな。到着日から大忙し!夕方には、さっそく最初のレッスンがスタート。短期留学だからこそ、1秒たりともムダにはできません! 初回は、マンツーマンのスピーキングレッスンです。先生は、午前に受けたテスト結果をふまえたレッスンを作ってくれるので、苦手をしっかりフォロー。伊藤私には時間が少ししかないと思うと、たくさん吸収しようと集中できました。日が暮れると『QQ Cafe』でウェルカムパーティーが開催されました。先生たちが新入生たちをあたたかく迎えてくれます。英語で自己紹介をするコーナーでは、緊張しながらもどうにかクリア。同期入学の生徒には学生さんから定年退職後のおじいさんまで、国はアジアからヨーロッパまで、実にさまざまな人がいることもわかりました。伊藤国籍も年齢も違う人たちと、同じ屋根の下で暮らすなんて、ワクワクします。せっかくだから、友だちをつくりたい!初日からもりだくさんのコンテンツで、充実した1日となりました。怒涛のレッスンがスタート!翌朝、9時から授業がスタート。伊藤さんが申し込んだ「スタンダードコース」は、1日にマンツーマンレッスンが6コマ、グループレッスンが2コマの合計8コマを受けるプログラム。スピーキング、リーディング、発音、文法などといった基本カリキュラムのほか、ビジネス英会話やTOEICなどを組み合わせます。●マンツーマン授業「テストでは点が取れるのに話せない」そう悩んでいる日本人は多いはず。話せるようになるには、とにかく実践しかありません。マンツーマンでの授業は、まさに英語のシャワーを浴びるような60分。フィリピンは世界で3番目に英語を話す人口が多いと言われていて、聞き取りやすさにも定評が。先生はとってもフレンドリーなので、緊張していても大丈夫。●グループ授業先生が提示するテーマについて、他の生徒たちとのディスカッション形式で授業が進みます。誰かの意見に感想を述べたり、他の生徒へのフィードバックを聞くことで、インタラクティブな学びを得ることができます。●カランメソッドイギリス人英語教師によって開発された「カランメソッド」は、英語に対する反射力を鍛え、英語脳が徹底的に訓練される勉強法(この授業は、1日6コマあるマンツーマンレッスンに含まれる)。日本でこのカランが受けられる学校は、まだ多くありません。先生がネイティブスピードで読み上げる英文を、同じ速度で反復します。さらに先生からの質問がきたら、その質問にも素早く答える。これをひたすら繰り返します。先生が話す単語は、なんと1分間に200~230単語! レッスン後はかなりの疲労感がありますが、英語に対する反射神経と瞬発力が鍛えられるので、スピーキング上達には相当の効果があるのだとか!息抜きも、楽しまなくちゃ!セブフードを満喫!頭を使えば、お腹が空くもの。この学校では、朝昼夜、食堂のごはんを食べることができます。バイキング形式で好きなものを選べるスタイル。海風を感じるテラスで、いただきます!伊藤味が合うか心配でしたが、おいしい! 日本人の口にも合う味が多いと思います。グループ授業を一緒に受けた台湾人留学生とも、お友だちになれました!エモいバーでおひとりさまデビュー夜になればビーチサイドのカフェは、大人っぽい雰囲気のバーになります。ワイワイ語らうグループもいれば、授業の復習をする生徒も。20歳以上は、身分証の提示でアルコールも飲めますよ。伊藤ホテルリゾートに来たみたい。波の音を聴いてぼーっとする時間、贅沢すぎます。明日の授業も頑張ろうっと。週末は車で島を巡る!いよいよ卒業スピーチ!勉強に没頭していたら、1週間は本当にあっという間。伊藤寝る間を惜しんで勉強する体験は、学生以来でした。帰国日前夜、入学式をしたカフェで卒業式が行われました。卒業証書授与、生徒たちによるスピーチのほか、先生たちのサプライズパフォーマンスでは会場は大盛り上がり!(内容は留学先でのお楽しみに!)1週間の短期留学と言っても、コマ数にするとおよそ34コマ(約28時間)もの授業をこなした伊藤さん。堂々としたスピーチは、自身でも手応えがあったようです。伊藤グループレッスンだけでなく、マンツーマンレッスンも充実しているのでみっちり英語に触れ合うことができました。普段、英語を話した後すぐに日本語が出てしまう癖を少し直せた気がします! また、新しい言い回しもたくさん学ぶことができました。短期留学、実際どうだった?留学を終えた伊藤さんに、感想を聞きました。伊藤きっとみなさんのなかにも、日々の生活に追われて留学なんて行けない……と諦めている方も多いと思います。でも、1週間でも留学はできますし、何より挑戦するということにきっと意味があります。留学は本当にたくさんの経験ができます。新しい友だち、異文化との交流、もどかしさとの直面。きっと自分を成長させてくれる、貴重なものになると思います。行って良かったと心から思える時間でした!1週間という短い期間でも、語学力の向上と、日々の充実度は大満足できたよう。ライトな留学ができるようになったいま、憧れを抱いたまま日本にいるのはもったいないかもしれません。今年こそあたらしい自分になりたいと願う人は、選択肢のひとつにしてみては?
2018年01月25日参加者の希望に応じてアレンジ星野リゾートは、ジャングルバトラーが西表島をガイドするアクティビティツアー「西表島ジャングルバトラー・春」開催します。同アクティビティツアーでは、経験豊富なジャングルバトラーがツアー参加者の希望に応じてアレンジしてくれる1日1組限定、完全プライベートプログラムを提供してくれます。島に詳しい人にガイドしてもらえる同アクティビティツアーの流れは、まず西表島ジャングルバトラー予約します。するとジャングルバトラーが要望をヒアリング、ツアースケジュールを提案してくれます。そして、竹富島にあるラグジュアリーリゾート「星のや竹富島」で宿泊、西表島ジャングルバトラーツアーを体験します。予約受付「星のや竹富島」で「西表島ジャングルバトラー」に参加するには、星のや竹富島HPより7日前の17時までに予約が必要です。同ツアーは、1日1組限定のプライベートツアーとなり、ツアー内容によって料金が異なります。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートプレスリリース(ValuePress!より)※星のや竹富島ホームページ
2018年01月18日メイドインフィリピンのビーン トゥ バー(BEAN TO BAR)チョコレート「テオアンドフィロ・アルチザンチョコレート(THEO&PHILO)」が、2018年1月10日(水)より蔦屋書店・TSUTAYAの19店舗に登場。「気持ちを贈るチョコレート」という名の企画にて、テオアンドフィロ・アルチザンチョコレートのチョコレートが発売される。テオ&フィロ・アルチザンチョコレートとは、フィリピン発の今注目のチョコレートブランド。カカオ豆の選別や焙煎からバーになるまで、すべての工程を自分たちのファクトリーで行うビーン トゥ バーで仕上げたこだわりのスイーツは、香り高く味わい深いのが特徴だ。カカオには、サトウキビをはじめ、マンゴーやココナッツ、コーヒーなど、厳選した良質な素材を組み合わせ。チェリーのような風味と渋みのダークチョコレート「70% DARK CHOCOLATE」をはじめ、バナナの揚げ春巻き“ツーロン”をイメージした「TURON」、砂糖漬けの生姜にミントを合わせた「GINGER&MINT」、ドライグリーンマンゴーと塩のコンビネーションが楽しめる「GREEN MANGO & SEA SALT」など、他では味わえないユニークなフレーバーを用意した。現在日本での取り扱いは少なく、少量生産のため、なかなか出会うことの出来ない。ぜひこの機会に蔦屋書店・TSUTAYAを訪れて「テオアンドフィロ・アルチザンチョコレート」を手にしてみて。【イベント詳細】「テオアンドフィロ・アルチザンチョコレート」発売期間:2018年1月10日(水)~2月28日(水)※店舗によって開催日時に前後あり。取り扱い店舗:【北海道・東北】TSUTAYA 美しが丘店/蔦屋書店 多賀城市立図書館【関東】浦和蔦屋書店/柏の葉蔦屋書店/中目黒蔦屋書店/二子玉川蔦屋家電 / 蔦屋書店 海老名市立中央図書館/TSUTAYA 鹿嶋南店/幕張蔦屋書店【東海・関西】TSUTAYA 鈴鹿中央通店/梅田蔦屋書店/枚方 蔦屋書店/TSUTAYA アクロスプラザ橿原店【中国・四国】TSUTAYA 宇多津店/広島蔦屋書店/エディオン 蔦屋家電/蔦屋書店 周南市立徳山駅前図書館(2018年2月オープン予定)【九州】蔦屋書店 筑紫野イオンモール店/TSUTAYA BOOKSTORE 福岡空港店フレーバー例:70% DARK CHOCOLATE、GINGER&MINT、GREEN MANGO & SEA SALT、TURON、MILK CHOCOLATEほか価格:各700円+税
2018年01月07日海好きな人にオススメしたい、2018セブ島への旅。ジンベイザメやアリエルに憧れ、いつかやってみたいと密かに思っていた滝行体験を一気に叶えることができたセブ島女子旅のレポートを、写真たっぷりでお送りします!写真、文・中村朝紗子セブ島ってどんなとこ?旅先での体験は、毎日に新しい気づきをもたらしてくれたり、時には人生観を変えてくれることもありますね。年末年始はゆっくりと、来年の旅に思いをはせてみるのはどうでしょう。今回ご紹介するのは、いま人気のリゾート地・セブ島です。セブ島は、フィリピン中部から南北に225kmにわたって伸びるビサヤ諸島の、主要な島の1つ。世界有数のリゾート地としても知られ、マリンスポーツの聖地としても有名です。最近では、語学留学先としても人気が高まっています。成田国際空港や関西国際空港からの直行便を利用すれば、5時間前後で到着。体力がある人なら、2泊3日からでも十分に楽しめます。物価は食料で比較すると日本の3、4割と言われているので、現地でもちょっぴり贅沢できちゃいますよ。そんなセブ島への旅にお供してくれたのは、anan総研メンバーの伊藤沙織さん(No.139)。今回は「いつかやりたいを全部やろう! 」をテーマに、小さな頃から憧れていた人魚体験や、人生で一度はやってみたかった滝行体験を一気に叶えてきました! 感動と興奮たっぷりのレポートを、お届けします!いつかジンベイザメと泳ぎたい!ジンベイザメは魚類の中でも世界最大種といわれ、その大きさは10~12mに及ぶものも! 小さな頃、大阪の海遊館でその姿を見たとき、「こんなにも大きな生き物がいるんだ…」と心を奪われたのをよく覚えています。市街地から南へ、車で3時間ほど行ったところにある港町オスロブでは、世界で唯一、野生のジンベイザメの餌付けに成功しているエリアがあるんです。シュノーケリングとライフジャケットを貸してもらい、小さなボートに乗り込んでいざ出発。すこし進むと、透明の海の中にジンベイザメの姿を発見!ボートを降りると、目と鼻の先にジンベンザメが泳いでいました! こんな近くで泳げるなんて、夢のよう! ツアーでの遭遇率はほぼ100%。オプションでダイビングに変更する事もできますよ。海を出たあとは少し歩いて、プライベートビーチにつながるカフェでランチ。お店の前に停まっていた黄色いトラックは、インスタジェニックこの上なし!カフェではエスニックなお料理をお腹いっぱいいただきました。後半は、オスロブから車で1時間、セブ最大の滝「カワサン滝」へ向かいます。いつか滝行体験をしてみたい!カワサン滝の入り口に到着。駐車場から川沿いの道を30分ほど歩きます。道中は、ドリンクやお菓子を売る売店もチラホラ。私たちはココナッツウォーターで水分補給しました。「スッキリした味でおいしい♩」(伊藤さん)滝に近づくに連れて、川のエメラルド色がだんだんと鮮やかになってきます。雄大な自然と美しい川の対比が映える、橋の上は絶好のフォトスポットです。そしていよいよ、カワサン滝に到着〜。およそ40メートルの高さから流れ落ちる滝は、圧巻です! ちょっとひんやりとした空気が漂っていて、マイナスイオンさえ目に見えそうな気がしました。バンブーボードに乗って滝の裏側へ。添乗スタッフさんが、後ろに続くロープを手繰り寄せながら、ボートを滝へと近づけてくれます。このときはまだ余裕の笑顔ですが、実施の滝に近づくと、もう笑って入られません…。ドバーーーーーー!!!高所から流れ落ちる水の迫力は、想像以上…! スタッフの指示のもと、座ったり寝転んだりしながら、いろんなスタイルで滝に打たれました。もう、痛いを通り越して、息もままならないほどの水圧。かなりエキサイティング!!煩悩を掻き消したい人や、仕事のストレスが溜まっている人には、いい気分転換になるかもしれません。ただし、くれぐれも水着がずり落ちないように気をつけて(笑)♡いつかアリエルになってみたい!ディズニープリンセスとして人気が高いアリエルは、人魚から人間になることを願っていましたが、セブ島ではなんとその逆! マーメイドになるための学校『Mermaid Swim Academy』があるんです。ウォーターフロントセブシティでは、そんなマーメイド体験ができるプログラムも。こちらが先生のYoukoさん。日本にいた頃は、美容師をされていたそう。好きな色のマーメイドフィンを選びます。「派手な方が、写真映えするかな?」(伊藤さん)。 フィンは伸縮性があるので、両足にぴったりフィット。腰幅が広い私も、ちゃんと着ることができました(ホッ)。フィッティングが終わったら、お楽しみの写真撮影(アテンドしてくれた美女・マキさんも一緒に撮影することに…!)。プロの女性カメラマンさんがポーズを指示してくれます。言われるがままにポーズを撮って、仕上がった写真がこちら!か、かわいい〜!(自分で言うな)グループカットはもちろん、個人写真もたっぷり撮ってくれます。これは旅の思い出になりますね! 撮影データは、お着替え後すぐ、データで受け取ることができました♩2018年こそ「いつか」を叶えよう旅は人生を豊かにするためのスパイス。セブ島は、アクティブで好奇心旺盛なあなたの心をしっかり満足させてくれるはず! もちろん、アクティビティ以外にも日頃の疲れを癒してくれるリゾート施設や、語学留学でスキルアップを目指すなど、楽しみ方はいろいろ。2018年「行きたい国」リストに、ぜひ追加してみてくださいね!Information取材協力日本語ガイドで安心!海外ツアーの予約サイト「タビタツ」TOUR PLANジンベイザメと泳ぐ+カワサン滝で滝壺ダイブツアー(送迎代込み)5:30〜19:30(目安)、日本語ガイド付き、19,800円〜/人、要予約。気分はマーメイド!人魚姫ポーズでプロ写真撮影ツアー1時間程度、日本人女性カメラマン対応、9,000円〜/人、要予約。
2017年12月28日フィリピンと聞くと何を思い浮かべるでしょうか。セブ島のビーチ?混沌としたマニラの市街?では、フィリピンの小説って読んだことありますか?フィリピンを舞台にした小説は日本語や翻訳で何点かあるものの、手に取ったことがない方がほとんどではないでしょうか。そんな中、フィリピンで生まれたミステリー小説を日本で出版しようとする企画が立ち上がりました。作品タイトルは『Smaller and Smaller Circles』。■『Smaller and Smaller Circles』あらすじ1997年夏、フィリピン・マニラ。ゴミ山がいくつもそびえるパタヤス地区で顔の皮を剥がれ、内臓を抜き取られた少年の死体が次々に発見される。フィリピン国家警察から捜査への協力を要請された法人類学者のサエンス神父は、残忍な連続殺人鬼を見つけ出すため、かつての教え子で友人でもある心理学者ルセロ神父とともに全力を尽くす。やがて2人は心に深い闇を抱える犯人を導きだすのだが――。本書のオリジナル版は、フィリピン国内で異例の発行部数を記録し、フィリピン国民文学賞など数々の賞を受賞しました。それが世界の優れたクライムミステリーを出版するニューヨークの出版社、Soho Crimeの目に留まり、大幅に加筆されて2015年にアメリカで刊行されると、フィリピン初のクライムフィクションとして多数メディアでも紹介され、英ガーディアン紙が「古典的で良質なシリアル・キラー小説」と絶賛しました。そして今年、本書を日本の読者に届けるために、日本語版の出版を目指すクラウドファンディングプロジェクトがはじまったのです。ここではこの作品のおすすめポイントをご紹介していきます。■本書の出版に関わる女性たちの活躍がすごい!まず注目したいのは、本書の出版に関わる女性たちです。著者のF.H.バタカンはフィリピン大学大学院で修士号取得後、政府の情報機関であるフィリピン・インテリジェンス・コミュニティーで10年近く勤務したのち、放送ジャーナリストとなったという異色の経歴をもちます。諜報員とジャーナリスト両方の目を通してフィリピンの社会に向き合ってきた著者が書いたからこそ、本書はリアリティあふれる作品となったのです。『Smaller and Smaller Circles』の著者、F.H.バタカンまた、『Smaller and Smaller Circles』を発掘してアメリカに紹介したJacaranda Literary Agencyは南アジア初の文芸エージェンシーです。運営するのはインド、シンガポール、そしてフィリピンをそれぞれ拠点とする3名の女性。小説からノンフィクション、児童書に至るまで、アジアを中心とする優れた作品を欧米の出版社に紹介する橋渡し役として活躍し、世界中の出版社から注目されています。南アジア初の文芸エージェンシー、Jacaranda Literary Agencyを運営するインド、シンガポール、フィリピンを拠点とする3名の女性、Andrea、Helen、Jayとトランネットのスタッフ。■日本ではまだ数少ないアジア文学、そして引き込まれるストーリー!アジアの文学作品が日本語に翻訳されることも近年は増えてきているものの、日本の翻訳文学市場のほとんどを占めるのは欧米の作品です。本プロジェクトには「西洋以外でも文学が書かれていること」をより多くの人に知ってもらいたい、そして「欧米の作品ばかり翻訳される流れを変えていきたい」という思いも込められています。またエンターテイメント作品として面白いことはもちろん、フィリピンの社会問題を鋭く描いていることも本書の魅力です。ゴミ拾いをしてその日その日を生き抜く子供たち。腐敗に慣れきってしまっている警察組織。本書のオリジナル版が書かれたのは90年代ですが、フィリピンの状況が今も変わっていないことに著者は怒りをあらわにしています。日々のニュースとは異なるレベルでフィリピンの実情を容赦なくつきつけてくる本書は、ミステリーや海外文学の愛読者に限らず、フィリピンをはじめとするアジア、国際情勢に関心がある人など、幅広い読者に受け入れられること間違いありません。ぜひ、本プロジェクトのサポーターとして、翻訳出版を応援してください。■クラウドファンディングならでは、の特典も!プロジェクトを主催するのは、クラウド・ファンディングを活用して世界中の本の翻訳出版を、という新しい出版の仕組みを提唱するサウザンブックス。2016年の設立後、すでに6作品の翻訳出版プロジェクトを成立させています。そして、今回は出版翻訳を専門とする翻訳会社トランネットとのコラボ企画で、翻訳者はトランネットが主催するオーディションによって選定されるため、文芸作品の翻訳家デビューを目指す人にとっても、貴重なチャンスです(オーディション参加費やトランネット入会費とセットになったプランもあります)。支援の募集期間は2018年2月3日まで。「出版記念イベントご招待」や「ロンドンブックフェアご案内」等のお楽しみプラン(数に限りあり!)や、書籍が一般販売価格よりもお得に購入できるなプランも用意していますので、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。■映画『Smaller and Smaller Circles』が12月にフィリピンで公開!先立って10月に開催された釜山国際映画祭でも上映された本作は、映画祭の創設者である故キム・ジソクを敬って新設されたキム・ジソク賞にもノミネートされました(受賞は吉田大八監督の『羊の木』)。残念ながら受賞は逃したものの、本作品が映画界でも高い評価を受けていることが窺えます。
2017年12月13日おひとり旅なら自分次第でいくらでも変えられるby Stokpicふらりとセブに行ってきました。池袋の東口にある西武じゃなくて、フィリピンのセブです。8日間ほどあったのだけど、初セブだったので宿は前半しか取らず、残りの3泊は現地の様子を見てから決めることにしました。日本から予約していったのは、シキホールという“黒魔術”の島。まあ、黒魔術と言ってもたぶん観光用の文句だと思います。ラブポーション(惚れ薬)を売っていたり、ヒーリングなんかをやってくれる場所がいくつかあります。その島のコテージを借りて、海を眺めつつ4日ほどだらだらしてました。さて、次にどこへ行こうか考えていたところでした。宿で一緒になった韓国人の男性が、これからドゥマゲッティという港町に行くというんです。「いいところですよ」と。彼にオススメのホテルを聞き、会う約束をして荷物をまとめ、ドゥマゲッティへ向かいました。今は、ネットさえあればどこからでも宿が予約できるところが本当に便利ですね。ホテルドットコムやagoda、Booking.comといった予約サイトを使って、好きな場所で、好きな条件の宿を探せます。サイトによって得意な地域や、登録されている宿が若干異なったりするので、気に入ったところが見つからない場合は、サイトを変えてみるとよいと思います。昔は、着いた場所の駅や空港から宿に電話をして予約したものです。求められる英語力と緊張感がとてつもなかったので、本当に便利になりました。というわけで、気軽に宿が取れるおかげで、旅行中でも行き先を自由に決められるようになりました。観光ってお天気によってやりたいことも異なってくるので、現地の情報次第で行き先を変えられると取れ高もいいですよね。その場で出会った素敵な人や物によって、旅の内容はいかように変えられます。これも、ひとり旅ならではの気軽さかもしれないですね。海外でバスは乗客を待ってくれないこうして和久井の初セブは、前半は離島でバケーション、後半は都市部の観光と決まりました。セブは比較的治安がいいと言われていること、夜の出歩きは韓国人の彼と一緒だったことで、危険な目に遭わずに過ごしました。……ただひとつのトラブルを除いて。ドゥマゲッティからバスでセブの中心部に戻ろうとしたときのことです。途中、バスごとフェリーに乗って小一時間ほど海を渡るところがありました。バスがフェリーに乗り込むと、乗客たちはバスから降りてフェリーの客室へ移動しました。ベンチに座っていると、「フェリー代を払え」ときっぷを持った男性がやって来ます。え、バス代の他にフェリー代も個人で払うの?だったらバスから降りなければフェリー代はなし?もうまったくシステムがわかりません。下船間近になり、お手洗いを済ませてからバスに乗ろうかな、と思ってトイレに入ったんです。で、出てきたら、バスがすでに発車してるじゃないですか!ちょっと待て! なぜ置いていく?慌ててバスの進路を遮り、乗り込みました。運転手やスタッフ、乗客たちが和久井に向かって何か茶化して笑っています。そんなん知るかー! ああびっくりした。出発の際に人数確認とかしないんですかね。もうまったくシステムがわかりません。どうやら和久井は、海外でバスに置いていかれるという運命みたいなんです。これは、トルコに行ったときのお話。バスで12時間という長時間の移動をしていたら、途中で体調を崩してしまったんです。深夜のパーキングエリアにバスが止まったので、急いで降りて、汚物の処理をしました。で、ヨロヨロとトイレから出たら、なんと勢いよく自分の乗っていたバスが走り始めているじゃないですか。トルコの、深夜の、山奥のパーキングエリアですよ。置いて行かれたら、どんな目に遭うかわかったもんじゃありません。吐いた直後に、バスを追いかけて全力疾走です。サザエさんの数倍辛い。しばらくすると運転手が気づいたようで、バスを止めてくれました。こっちはもう半べそです。そのバスには運転手の他にスタッフが1人いましたが、どうやら彼が人数確認を怠ったようで、運転手に叱られてました。恨み言を言おうにも、なんとそのバスには英語が通じる人が一人もいませんでした…。あの経験を思い出すと、たいていの旅のトラブルは平気な気がしてきます。海外では、バスは乗客を待ってくれません。これからはバスを降りる際に、「俺は降りるぜ、覚えてろよフーゥ!」みたいに主張することにします。Text/和久井香菜子前回記事<即ご利益あり?振られた彼から連絡がきた…高知県・鳴無神社の縁結び>もチェック!縁結びのパワースポット、高知県・鳴無神社へ。そのご利益のほどは……。!?
2017年10月23日この夏、昼夜忘れてハマったことPixabay今年の夏は、いろんなところへ行きました。ホムラの里で温泉、グロッタの町でカジノ、美しい「白の入江」で景色に見ほれ、南の離島にも北の離島にも行きました。そして、とうとうずっと好きだった人と……。なんの話かというと、7月29日に発売された「ドラクエXI」です、すみません。ドラクエは中毒性があって、ハマる人は昼夜を忘れていそしみ、プレイ中は生活がかなり圧迫されるようですね。意外と和久井の周りでドラクエをしない人も多かったので、ちょっぴりその魅力を解説したいと思います。ドラクエシリーズの基本は「魔王のせいで魔物たちがウロウロしている世界。勇者が現れ、この魔王を倒して平和をもたらすまで」のお話です。自分が操作する主人公は、もちろん勇者。そう、ドラクエって物語なんです。大きな世界地図の中に街やお城が点在しています。勇者は滞在している街で「北に行くと城があるよ」などと情報を得て、その場所に向かいます。新しい街に着いたら、まずは情報収集。いろんな人に話しかけると、「お兄さん、強そうだね。ちょっと頼みたいんだけど……」などと相談事が持ちかけられたり、「怪しい奴め、ちょっと来い!」とか言ってトラブルに巻き込まれたりします。それを解決して次の街に行くと新事実が発覚したり、新たな問題が発覚して、またそれに首を突っ込んだり。こうして旅を続けて各地に残る伝説を聞き集めていくうちに、魔王とは何なのか、なぜ魔王が力をつけるようになったのかなど、その真相が解明されていきます。「あ、前の街で聞いた話の真相はこれなのか!」とか「あの謎の生き物は、ここから来たのか!」なんてわかってきて、思わず画面に向かって叫んじゃいます。「このトラブルを解決したら寝よう」と思っていても、解決すると次の街に行けるようになるので「次の街に行ったらやめよう」となり、街に行ったら新たな謎を持ちかけられるので「このトラブルを解決したら寝よう」となり……プレイ中はずっと寝不足です。ドラクエのドラクエたる所以和久井がドラクエにはまる理由のひとつは「毎回必ず泣いちゃう話がある」ことです。人と人がすれ違って誤解を生み、それが憎悪に発展したり。ひたすら純粋に誰かを想い続けて、長い長い時を過ごしたり。心揺さぶられるミニストーリーがてんこ盛りで、プレイ中にボロボロ泣けます。人の成長を描いた話が多いのも特徴です。弱くてズルイ人間が、勇者たちと触れ合うことで開眼して、立派に成長していきます。悪者かと思っていたら実は大きな事実が隠されていたりとか。ぶっちゃけこの前観た映画よりも、ドラクエのほうが奥が深くて切ない話がいっぱい詰まってたと思います。泣けるだけじゃなくてクスッともします。特に、登場人物がめちゃくちゃキュートです。「ドラクエXI」で同行する「ロウ」というちょっと太めのおじいさんはめちゃくちゃ女好きで、「行くぞ!」などと片手を振り上げた拍子に、バサッとエロ本を落としたりします。街の人たちのセリフもいちいち気が利いてて面白いです。街にはたまにバニーガールの格好をした女子がいて「パフパフしていく?」なんて聞いてきます。「はい」を選ぶと、暗闇に連れて行かれて……というのがシリーズ通しての定番です。大人なら「む?」と思っちゃうようなプチエロいネタが詰まっているところも楽しい。勇者は勝手に人んちに入って壺や樽を割り、本棚をあさりタンスを開けます。そうして何かを発見して「小さなメダルを手に入れた!」とか言うんです。勇者のパーティはすごい窃盗集団なんですが、だれも責めません。この辺は『勇者ヨシヒコ』で揶揄されてましたね。セカオワの「RPG」の歌詞の一部もドラクエそのものでウルウルします。色んな楽しみ方がある…そして旅に出たくなるゲームっぽい要素としては、魔物と戦って勝つと経験値やお金、たまにアイテムがもらえること。そして経験値を積むとレベルがアップします(テレレレッテッテッテーという効果音が鳴ります)。お金で武器や防具を買って、より強い魔物と戦えるように勇者やその仲間たちを強化していき、魔王との対決に備えます。もしあなたの周りの人がドラクエをプレイ中に、「あっ」とか「ひっ」とか叫んで辛そうにしていたら、「メタスラ逃したの?」*と聞いてあげてください。これはホントに悔しい。アイテムを収集してコンプリートを目指す人もいるし、レベル99までレベル上げする人、カジノで遊んでコインを貯め、他では手に入らないアイテムと交換する人ももいて、楽しみ方は本当に人それぞれ。。和久井は物語以外の部分はほぼスルーなのですが、それでも物語のラストにたどり着くまで80時間ほどプレイしました。3DSで遊んでたんですが、「白の入江」の景色がめちゃくちゃ美しく、お話も綺麗だったので、もう今、海に行きたくて仕方がありません。というわけで来月はセブ島に行ってきます。ドラクエほどのトラブルはいらないけど、いろんな人に出会って、新しい発見があるといいなあ。※メタスラ=メタルスライム。倒すと莫大な経験値がもらえるんだけど、憶病でよくダダダダっと音出して逃げられちゃいます。レベル上げするのにメタスラ狩りをするのはドラクエの定番です。Text/和久井香菜子前回記事<ジャニーズの完コピは「よさこい」に活かせるのか?高知よさこい祭りに挑戦>もチェック!ジャニーズソングを完コピできるという和久井さん。高知よさこい祭りに参加した体験を熱く語っていただきました!
2017年08月31日ワンランク上のヨガタイム南国の風と波の音に包まれてヨガはいかが?「クラブメッド 石垣島」ではインストラクターと共に至福のヨガタイムを送ることができます。真っ白な砂浜の上で、真っ青な海と水平線を臨みながら行うヨガは、きっと普段とは違う特別なものになるはず。ゆっくりと呼吸を整えて、全身リラックス&デトックスを行えば、自分が自然の一部だという実感が湧いてきます。時間と場所は日によって異なるので、現地でご確認ください。ここでしかできない上質なヨガタイムをぜひ一度体験して!南国の海をクリアカヤックで探検目を疑うほど透き通った海を、透明なカヤックで散策しましょう。普通のカヤックに比べて少し操縦が難しいクリアカヤック。二人の息を合わせるのがポイントです。沖に漕ぎ出せば、眼下には鮮やかな熱帯魚が花びらのように美しく広がり、真上にはどこまでも空が広がります。時々手を止めて気ままに波に揺られれば、まるで自然と一体になったかのような気分に。時間の流れも忘れて、のんびり気ままにサンゴの海を漂って。絶叫デトックス! 空中ブランコ一生に一度はやってみたい!何とここ「クラブメッド 石垣島」では 空中ブランコを体験できるのです。安全具を付けはしごを上がると、地上で見たときよりも高い踏切台に緊張感も急上昇。空中ブランコを両手で掴めば、カウントダウンの始まりです。3・2・1! 勢い良く踏切台から飛び出せばドキドキもマックスに。ふわっとした浮遊感と風を切る爽快感に、思わずやみつきになってしまいそう。勢いをそのままにブランコに脚を掛けてみるといった、さらに高度な技にも挑戦できます。スタッフの親切な指導で、すぐにマスターできるかも? スリル満点の空中ブランコは「クラブメッド 石垣島」へ行ったら見逃せないアクティビティです。その他、地域に特化した数多くのアクティビティが用意されているので、一流のインストラクターとともに石垣島の滞在をより楽しいものにしてみてはいかがでしょうか。取材・文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:クラブメッド石垣島住所:沖縄県石垣市川平石崎1電話番号:0120-790-863
2017年08月02日旅行サイトでフィリピンのツアーを検索すると、セブ島、マニラ、エルニド、ボラカイ島…などがおすすめツアーとして出てくる。旅行先としてのフィリピンは、いまではすっかりアジアのリゾート地だ。けれど観光地ではない街へ足を踏み入れれば、そこには貧困と背中合わせで生きる人々がいる。『ブランカとギター弾き』の舞台はフィリピンのスラム街。路上で暮らす孤児のブランカとギター弾きの盲人ピーターが出会い、生きるために旅に出る物語だ。主人公のブランカは、窃盗や物乞いをしながら1人で暮らしている。ある日、有名な女優が自分と同じ境遇の子どもを養子に迎えたというニュースを偶然目にしたことで、アイデアを思いつく。それは、お金を貯めて“お母さんを買う”というアイデアだった。突飛だが、母親を手に入れることができれば幸せになれるのではないか──たった1人で生きる少女がひらめいた希望の道だ。そのためにブランカは窃盗を繰り返していたが、街角でギターを弾いて生活しているピーターと出会い、歌うこと=自分の才能で生きることを教えてもらい、人生が変わっていく…。この映画が心に響くのは、フィリピンのスラム街を映しながら、人と人との心の繋がりや誰かを大切に想うことを描いているからだろう。また『シティ・オブ・ゴッド』『デザート・フラワー』『トラッシュ! この街が輝く日まで』『鉄くず拾いの物語』などを観たときにも感じたことだが、映画の主人公たちの過酷な生活環境に驚かされる以上に、彼らの生命力や勇気、愛情、諦めない気持ちに心打たれる。『ブランカとギター弾き』もそうだ。ラストシーンのブランカとピーターの“あの表情”は決して忘れることはないし、彼らからたくさんの生きるヒントをもらった。その感動を描き出したのは、本作が長編監督デビューとなる長谷井宏紀監督だ。日本人として初めてヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得て製作、ヴェネツィア国際映画祭で2冠(※1)、各国の映画祭で数多くのグランプリを獲得している。彼のキャスティング方法がユニークだ。盲目のギター弾き役をフィリピンの路上でスカウトし、ブランカ役はYouTubeに歌っている動画をあげていた素人サイデル・ガブテロに声をかけた。ドキュメンタリーではないけれど、ものすごいリアリティを受け取るのは、そんな一風変わったキャスティングの力も大きい。何より長谷井監督自身が世界中を旅してきた人であるからこそ生まれた発想、出会い、メッセージ──やっぱり旅はいいなぁと思ってしまう。次の旅は、フィリピンに決めよう。(text:Rie Shintani)※1ヴェネツィア国際映画祭2015 マジックランタン賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞受賞(text:Rie Shintani)
2017年07月19日米『レジャー&トラベル』誌で”世界一”に選ばれたこともあるボラカイ島。確かに、美しい!“世界一の島”ボラカイ島は子連れ旅にぴったり数百の島々からなる島国、フィリピン。ビーチリゾートが多く、有名なセブ島などは英語の語学研修先としても注目されているので、ちょっと気になる!という人も多いのでは。そんなフィリピンでもおすすめの島はボラカイ。ほんの20年前までは島に滞在する人は自分で飲み水を用意しなければならないような未開の島でしたが、今は驚くほど開発が進み、多くのリゾートが展開しています。全長4㎞にわたって広がるホワイトビーチはその名の通りまぶしいばかりの白砂のビーチ。このビーチに沿ってカフェやレストラン、リゾートホテルが立ちならび、のんびりと安全な雰囲気で子連れ旅行にもぴったりなのです。この島、2012年にはアメリカのレジャー誌の投票で”世界一の島”に選ばれたこともあって、世界的に有名です。ボラカイの空港からさらにこんな小舟でリゾートへ。乗り場まではリゾートの案内があるので安心ビーチに沿って延々と続くビーチウォーク。レストランやカフェがいっぱい!小さな観覧車まであってびっくり施設の充実ぶりに驚く!未就学児からティーンまでをカバーそんなボラカイ島で選びたいリゾートはたくさんあるのですが、子連れ旅にイチオシなのが、シャングリラ・ボラカイリゾート&スパ。キッズクラブでは専任のケアテイカーが子どもたちを預かってくれ、まるで幼稚園のように1日中でも遊ぶことができます。キッズクラブは室内にありますが、大きなすべり台、鋭角でボールプールに滑り落ちていくスリル満点のスライダーのほか、ジャングルジムなどもあり、ちょっとしたキッズパーク並み。このほか、ティーンエイジャー向けにビデオゲームやアーケードゲーム、オンラインで遊べるPCルームも完備。これほどの規模の施設、ラグジュアリーリゾートでは珍しいほどの充実ぶりです。子どもを預けるだけでなく、大人も一緒に遊ぶことができ、自宅ではちょっとスペースや騒音が…なんて、敬遠していたダンスゲームなどで家族で盛り上がってもよさそう。リゾートでありながら都会的(?)なアクティビティも楽しめます。緑の多い自然保護区内にあるシャングリラ・ボラカイ。ビーチウォークからは離れているので、静けさを楽しむのも思いのままキッズクラブが驚きの広さ。施設利用だけならゲストは無料(未就学児は保護者の付き添いが必要)。2種類あるスライダーはなかなかのスリルで、大人でも楽しめる長時間いてもまだ遊び足りない!シャングリラホテルのインハウススパ「Chi-氣-スパ」は世界的にも評価が高く、ゲストでなくてもぜひ利用したいもの。宿泊していない人でも子どもを預けることが可能なのがうれしいところです。ケアテイカーは皆フィリピン人ですが、英語が公用語のフィリピンゆえ、子どもたちとの会話はすべて英語です。サマースクール感覚で1日入れるものいいかもしれません。今回はいつもよりじっくりと、2時間のスパプログラムを受け、実は予定の3時間より長く5時間近く娘を預けることになってしまいましたが、「ごめんごめん!」と焦って迎えに行ったものの、娘は開口一番「もうお迎え!?」という反応でした。ケアテイカー(娘は「先生」と呼んでいましたが)ともすっかり仲良くなり、「明日も会える?」と名残惜しそう。とても楽しい時間を過ごしたことがわかりました。ケアテイカーさんをお願いする場合は有料。靴下の着用が必要だが、持ってなければもらえるエコ・センターで環境学習もできる完璧ぶりこのリゾート、もうひとつのおすすめは「エコ・センター」が設置されていること。リゾート自体が自然保護区内にあることもあり、積極的にボラカイ島周辺の環境保護活動に参加しているといい、ゲストや従業員も週1回のビーチクリーンに参加してその活動の一環を担うことができます。また、このエコ・センターではボラカイ島周辺の自然についての展示があり、サンゴ礁や絶滅危惧種のフルーツコウモリの生態について学べます。実は打ち上げられるサンゴや貝殻も、生態系を保つための重要な構成員。人間が触ってはいけないし、まして持ち帰ったりしてはいけないという、私たちの知らなかった環境保護の“常識”をも教えてくれています。この先もビーチに行くことは多いでしょうから、こうした学習はぜひ小さいうちからしておきたいものです。家族まるごと楽しめるリゾート、見つけました!エコ・センターは誰でも入れる。滞在中に環境学習のレッスンが可能かどうかは要確認<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2017年07月08日星野リゾート「星のや竹富島」で過ごす2泊3日の楽園旅行星野リゾートが満を持して2012年6月にオープンさせた、沖縄の離島“竹富島”に広がる琉球赤瓦の滞在型リゾート「星のや竹富島」。その集落を見るだけで訪れる人の心をギュッと掴んで離さない魅力あるリゾート施設だが、この度、その「星のや竹富島」で2泊3日のスパプログラム“ぐっすりにーぶい滞在」が開催されることが発表された。期間は、2017年9月1日から2018年1月31日まで。「ぐっすりにーぶい滞在」“にーぶい草”という草をご存じだろうか。別名「眠り草」とも呼ばれるこの草をテーマに構成された「ぐっすりにーぶい滞在」は、眠りのコンシェルジュの全面的サポートによってゆったりと流れる島時間を漫喫できるプログラム。「にーぶい」とは沖縄の言葉で「眠たい」とか「眠たそう」という意味を指す。便利になり過ぎた結果、休日であっても何も気にすることなくゆっくり過ごせることは珍しいほど、忙し過ぎると感じたことはないだろうか。そんな貴方に、まさにぴったりのプログラムだ。このプログラムに含まれるものとして、オイルのブレンドや3回のにーぶいスパ、にーぶい草のハーブティやストレッチ指南書、またお昼寝ブランチ、朝の水牛車観光などとなっている。18歳以上が申し込むことが出来て、費用は宿泊料別の106,000円。日ごろ頑張っている自分へのご褒美に、またいつもとは違う女子会に、いかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※星のや竹富島 公式HP※星のや竹富島 プレスリリース(Value Press!)
2017年07月06日昨年の第69回カンヌ国際映画祭において、フィリピン映画界に世界三大映画祭初の主演女優賞をもたらした『ローサは密告された』が、7月29日(土)より日本公開される。ここ数年、世界各地で勢いをみせるフィリピン映画。実は日本でも、今年はフィリピン映画の公開ラッシュ!そこで、同作でメガホンをとったフィリピン映画界の最先鋭ブリランテ・メンドーサ監督に注目した。●日本でもフィリピン映画が続々公開!まず筆頭は、1月に公開された浅野忠信主演『壊れた心』(フィリピン=ドイツ合作)。ウォン・カーウァイ作品で知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務め、監督はフィリピンの鬼才ケヴィン・デラクルーズ。第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査委員長だった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンからは「ひとりの監督として刺激を受けた」と評された。続いて、7月22日には第29回東京国際映画祭にて最優秀男優賞と観客賞をW受賞したジュン・ロブレス・ラナ監督『ダイ・ビューティフル』、夏には浅野さんの盟友・長谷井宏紀監督による『ブランカとギター弾き』、今秋にはラヴ・ディアス監督『the woman who left』(原題)といったフィリピン映画が連続公開。中でも、「the woman who left」は昨年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を獲得、『ローサは密告された』のカンヌ・主演女優賞受賞もあり、2005年より始まったフィリピン映画の「第3黄金期」は、いままさに全盛期。ちなみに、アメリカに影響を受けた娯楽映画が撮影所で大量生産された1950年代を「第1黄金期」、マルコス独裁政権下にも関わらず強烈なプロテスト精神を詰め込んだ作品が世に出された1970年代を「第2黄金期」と呼ぶ。●メンドーサ監督が第3黄金期の最先鋭といわれるワケ2005年が第3黄金期のはじまりといわれる理由の1つは、現在のフィリピン映画界を牽引しているブリランテ・メンドーサ監督が『マニラ・デイドリーム』でデビューした年であること。もう1つは、「シネマラヤ映画祭(英語表記:Cinemalaya Independent Film Festival)」という若手映画人を支援する映画祭が始まった年であることが挙げられる。その後もインディペンデント映画の製作を援助する映画祭が多数行われるようになり、若手映画監督たちが映画を製作する土壌が作られていった。2015年にはメンドーサ監督の声掛けで、「シナグ・マニラ映画祭」という若手育成のための映画祭も開催されている。また、フィリピンを代表する大スターなどが若手作品にこぞって出演するなど、メジャー作品とインディーズ作品の境界が曖昧となり、「メインディーズ」という言葉も生まれるほど。それが「第3黄金期」の特徴だ。現在のフィリピンの映画制作は、最先端で活躍している現役の監督が若手の面倒をみる、といった流れにより培われ、発達を遂げている。例えば、レストラン経営もしているメンドーサ監督は、映画の勉強をしたい者をその店で住み込みで雇い、現場の撮影スタッフにも起用しながら、実地で映画撮影を学ぶ場を与えている。その結果か、『バードショット』のミカイル・レッド監督は、24歳にして東京国際映画祭の「アジアの未来」部門作品賞に輝くなど、若手監督が世界でも続々と注目を集めている。●美術監督から45歳で映画監督デビュー!異色の経歴で世界を席巻本作『ローサは密告された』では、マニラのスラム街で小さな雑貨店を家族で経営しているローサが、家計のために少量の麻薬を扱っていたことから、ある夜、密告を受けて夫婦で逮捕される。麻薬売人の密告要求、高額の保釈金…警察からの要求もまた恐喝まがいの中、ローサたちは、彼らなりのやり方で横暴な警察に立ち向かっていく――。大学で広告美術を学び、プロダクションデザイナーとしてキャリアをスタートさせたメンドーサ。もともと映画監督になる夢は持っていたが、チャンスはなかった。それが45歳のときに友人に誘われ、初めて手掛けた長編映画『マニラ・デイドリーム』で、一気に映画監督としての才能を開花させた。2008年に製作した『サービス』は、フィリピン映画としては24年ぶりのカンヌ国際映画祭コンペ出品作となった。続く『キナタイーマニラ・アンダーグラウンドー』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞、さらに『グランドマザー/ばあさん』はヴェネチア国際映画祭コンペ出品、『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』はベルリン国際映画祭コンペ出品と、なんとデビューから7年で世界三大映画祭すべてのコンペ部門出品という快挙を果たす。そして、カンヌ3度目のコンペ作品となった本作では、主人公ローサを演じたジャクリン・ホセにカンヌの主演女優賞をもたらし、その歴史を塗り替え続けている。これだけ海外映画祭で評価される理由の1つは、メンドーサ作品の特徴でもある早撮りにあるという。メンドーサ監督は入念にリハーサルを行い、信頼できる少数のスタッフのみで素早く撮影を行う。そのため、撮影日数は非常に短い。手持ちカメラによる撮影は、スラム街の狭い路地を縦横無尽に駆け巡り、その強度は他に類を見ない。その結果、2005年のデビューから現在に至るまでの12年間に、長編だけで13本の作品を生み出すことができた。また、“ノイズ主義”と呼ばれる、音の構成も彼の作品特徴のひとつ。登場人物たちの会話が聞き取りづらくなるほどに、街の雑踏や、登場人物を取り巻く環境音を現実そのままに取り入れるのだ。エネルギッシュな“街”の現実を切り取る説得力を持った作風を、すでに確立しているといえる。●タランティーノもイザベル・ユペールもその才能を絶賛!『サービス』がコンペに出品されたカンヌ国際映画祭で審査委員長だったショーン・ペンは、本編上映後にメンドーサに駆け寄り、称賛を贈るという感動的な場面があった。『キナタイ-マニラ・アンダーグラウンド-』では、映画を観たクエンティン・タランティーノが「非凡な映画だ!」とベタ褒め。『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』に出演したイザベル・ユペールも、「彼はとても力強い世界観を持っていて、それは彼の映画を観れば明らかよ。私は、そんな彼の宇宙を探検してみたいと思ったの」と自らメンドーサ監督作品への参加を熱望したことを激白。そして『ローサは密告された』ではた批評家たちが「この作品の演技は助演レベルではないか?」と批判したことに対し、審査員であったドナルド・サザーランドは「彼女の演技は超一流なものだ!」と擁護、アルノー・デプレシャン監督も「彼女に心動かされた」と賛同し、マッツ・ミケルセンも「絶対的に美しい主演女優によるパフォーマンス!」と褒め称えた。同じく審査員だったキルステン・ダンストは、授賞式でのホセのスピーチ中にも感涙していたが、その後ホセと会話を交わし、本作のラストシーンに感動して涙したことを語ったという。さらに、昨年の東京国際映画祭で共に映画づくりを行った行定勲監督は「いま撮りたいことを、全スタッフで作り上げていることが画から伝わる」と本作を絶賛。世界中の映画人が称賛し、その才能に嫉妬する、メンドーサ監督の最新作は見逃すわけにはいかない。『ローサは密告された』は7月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月01日「第17回 八景島あじさい祭」が横浜・八景島シーパラダイスで開催される。期間は2017年6月3日(土)から25日(日)まで。「八景島あじさい祭」は初夏に見頃を迎える八景島のあじさいの魅力を楽しめるイベント。県内最大級の2万株のあじさいが島内を彩る。特典付きの「あじさい見どころスタンプラリー」や、咲き誇るあじさいを車窓から眺める「フラワートレイン ~あじさい号~」など、初夏ならではのあじさいの魅力が伝わるイベントが開催される。また、八景島でしか見ることができない「八景ブルー」「八景ピンク」に続き2017年も新たな品種のあじさいを展示。青紫色に白の縁どりの爽やかなあじさいは、見ているだけで癒されること間違いなしだ。ほかにも、島内を彩るあじさいに加え、開催中の色彩豊かなウミウシが勢揃いする特別展「ウミウシリウム ~irodori~」とコラボレーションした水槽が登場。水槽の中の淡いあじさいと、美しい体色のウミウシたちが創り出す幻想的な色彩美を楽しみたい。【詳細】第17回 八景島あじさい祭期間:2017年6月3日(土)~25日(日)開島時間:平日 8:30~21:30、土日 8:30~22:30※水族館、アトラクション、スタンプラリーなど施設の営業時間は異なる。場所:横浜八景島内 丘の広場周辺「八景島あじさい園路」ほか【問い合わせ先】八景島指定管理者TEL:045-788-9778横浜・八景島シーパラダイスTEL:045-788-8888
2017年06月05日コニカミノルタプラネタリウム“天空” in東京スカイツリータウンでは、ハワイ島の美しい星空と雄大な自然を紹介する新作プログラム「アロハスピリッツ 星降る島ハワイ」を2017年5月20日(土)から10月1日(日)まで上映する。ハワイ島でしか体験できない、絶世の星空と雄大な自然をテーマにした本プログラム。標高4000mのマウナケア山頂から望む世界屈指の星空は、思わず息を呑むほどの美しさだ。そんな星空だけでなく、今も噴火を続ける活火山・キラウエア山や、希少な植物などの素晴らしい自然の数々、そして今も語り継がれる神話やフラダンスなど、様々なハワイの文化にも触れられる内容となっている。一足早いバカンス気分で楽しめそうだ。ナレーションを務めるのは女優・吉岡里帆。NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」やTBSドラマ「カルテット」などで注目を浴びた彼女が、爽やかで透明感のあるナレーションでハワイ島の星空と自然を紹介する。またウクレレの美しい音色で本作に花を添えるのは、ホノルル生まれのジェイク・シマブクロだ。【詳細】アロハスピリッツ 星降る島ハワイ期間:2017年5月20日(土)〜10月1日(日)時間:12:00、15:00、18:00(約40分)※2017年5月20日(土)〜7月21日(金)の上映時間。※上記以降の上映時間、休館日、追加上映回など、最新情報は下記ウェブサイトで確認。URL:ナレーター:吉岡里帆音楽:ジェイク・シマブクロ【問い合わせ先】インフォメーションTEL:03-5610-3043 (受付時間 10:00~19:00)
2017年05月11日オロビアンコ(Orobianco)から、“大西洋の楽園”と呼ばれるリゾート地である南アフリカ・カナリア諸島の湖&山から着想した限定ウォッチが登場。チックタック(TiCTAC)、ヒロブ(HIROB)、オンタイムで展開される。南アフリカ・カナリア島からインスパイア今シーズン、オロビアンコは世界各国のユニークな“アイランド”に注目し、その島々が持つ特有の歴史や文化から着想を得たウォッチを展開。今回はその第1弾となる。第1弾の着想源は、7つの火山島からなる南アフリカ・カナリア島だ。豊かな自然環境が特徴で、全体の約3分の1が自然保護区域に指定された、世界でも貴重な場所となっている。中でも、今回はラ・パルマ島にある巨大なカルデラ(火山の活動によってできた大きな凹地)を表現した、色合い深い2つのシリーズがラインナップ。幻想的な「湖」から着想した深いブルー「インペリアルブルー」シリーズは、幻想的で深い色合いの湖の色を表現したウォッチを展開。ダイヤルの12時、6時、9時の位置には存在感のあるローマ数字インデックスを配し、時計中心部からは時計の内部構造が顔を覗かせるモデル、ケース、ダイヤル、ベルトを深い青色で統一したシンプルなモデル、印象的な青でカラーリングし、まるでそれ自体が湖のようなダイヤルが特徴のモデルの3型が展開される。山々の生命力から着想した、自然の色合い「センプリチタス」シリーズは、山々の冬から春の装いを変える生命力からインスパイア。ケース、ダイヤル、インデックスなどの各パーツはミニマルなデザインとなっている。ベルトが2本付いており、それぞれブラウンやグレー、ネイビー、グリーン、ブラックと冬の自然を感じさせるカラーパレットとなっている。山々が色合いを変えるように、素材の異なる2色のベルトを使い分けて楽しみたい。【詳細】オロビアンコ タイムオラ 2017年春夏コレクション発売時期:2017年4月上旬取り扱い:チックタック、オンタイム、ヒロブ価格:・インペリアルブルーシリーズ 19,000〜43,000円+税・センプリチタスシリーズ 20,000円+税【問い合わせ先】ティ・エヌ・ノムラ 東京ショールームTEL:03-5791-2617
2017年04月13日引き潮時に美しいサンドバンクがのびる、カランガマン島。マラパスクワ島からボートで約1時間。 撮影:原田雅章フィリピンのセブ島の北端、マヤ港からボートで約30分のマラパスクア島。モルディブに似た平坦な島が、今、サメ好き&大物好きダイバーから注目を浴びています。 早くからヨーロピアンダイバーに人気のエリアですが、2015年末にはマクタン島にある日系の「エメラルドグリーンダイビングセンター」が支店を構え、日本人ダイバーにありがたい状況に。そんな熱いまなざしが注がれるマラパスクア島をご紹介。アウトリガーカヌー付きのボートが島民の足。木製の船を手作りしている風景も。 撮影:原田雅章マラパスクアの名を広めたのは、オナガザメの仲間、ニタリとの遭遇率が世界で最も高いことから。「モナドショール」という海域の「シャークポイント」が、その場所。水深30メートル前後にあるクリーニングステーションに訪れたところを、ウォッチングします。近年には水深26~29メートルに2カ所、ロープを張ったステーションが設置され、そこで待機。体長約2メートルものニタリが目の前を通り過ぎ、マダラトビエイも登場。シャープなボディラインが美しい、体長2メートルものニタリ。 撮影:原田雅章モナドショールのシャークポイントは水深が深いため、カラダへの負担を考えると、ナイトロックスタンク(追加料金)を利用するのもアリ。また、ニタリがクリーニングステーションにやってくるのは、日の出頃と早く、島からの出発時間も朝4時頃とかなり早い。水深が深く、太陽光が足りない時間帯、かつストロボ使用禁止なので、ニタリがすぐそばに現れても水中撮影は至難の業。そこでフォト派へ、原田雅章カメラマンからのアドバイス。「粒子が粗くなりますが、ISO感度を上げましょう。僕は通常200か400なのを、3200まで上げました。コンデジの水中モードはISOがオートになっているので、プログラムモードにしてISO感度を上げ、ホワイトバランスを水中モードに変更を」。マラパスクアというと、モナドショールばかりが取沙汰されていますが、その他のダイビングスポットも個性的。ガトー島は幻想的な地形や種類豊富なウミウシ、マラパスクア島ではソフトコーラルの美しさやマクロ生物が豊富など、大物以外にもバラエティ豊かに楽しめます。バウンディビーチの中央に位置する、「マラパスクア レジェンド ウォータースポーツ&リゾート」。 撮影:原田雅章「マラパスクア レジェンド ウォータースポーツ&リゾート」は南に向いているため、通年、南十字星が見られます。3~5月は夜8時から、南の夜空で輝いています。 撮影:原田雅章 ■レベルニタリ狙いは水深が深く、上級者向け■ダイビングスタイルニタリ狙いのツアーは早朝4~5時に出発。ホテルに帰ってからも、時間はたっぷりあるので、ダイビングは午前、午後、どちらも2本は潜れる。■ダイビングシーズン北風がおさまる3~5月が海況が安定し、水温も26度まで上がってベストだが、他のシーズンでも台風以外は問題なし 情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2016年11月16日著者撮影現在住んでいるクアラルンプールの英語の学校に2ヶ所通ってみましたが、ほとんどの学校が月曜〜金曜までの3時間または5時間のグループレッスンのスタイルで、夏休みなどは20人以上の大人数のレッスンになります。 それでは、日本の高校や大学の授業とほとんど変わりないなと思いマンツーマンレッスンを探してみました。英語はどれだけ話したかが重要であり、先生の話している事をノートに写しているだけでは、英語力は上がらないですよね。しかしクアラルンプールにはマンツーマンレッスンをやっている学校があまり無いのと、個人レッスンだと1時間3,000円以上と東京と変わらず高いので、思い切ってフィリピン・セブ島のスパルタ合宿に参加する事にしました。マレーシア人、中国人、インド人、日本人と英語圏からの白人も多く住むミックスカルチャーのマレーシアの首都クアラルンプールは建設ラッシュ。 著者撮影しかし、私には4歳になる子供がいます。×子供がいるから無理×時間がないから無理×お金がないから無理×フライトが長いと子供と2人旅は無理いろんな理由を見つけては辞めてしまう癖は良くない!諦めません!そして、4つの無理を可能にしてくれる場所が見つかりました! 子連れ留学も可能なフィリピン・セブ島まず、クアラルンプールからセブ島までのフライト料金を調べたら、6千円代と国内旅行なみに安い。たった5日間でも受け入れてくれる学校が多数あるので、「時間がないと無理!」という問題もクリア。そして「子供がいると無理!」これもクリア!子供も一緒に英語の勉強が出来る学校がありました。クアラルンプールからセブ島まで直行便で4時間と短くフライト時間も問題なし。ちなみに日本からも4時間40分で行けます。語学学校の料金ですが、一日8時間から11時間の勉強、ほとんどがマンツーマンで、3食付き、寮またはホテル生活で掃除もしてもらえて、洗濯もやってくれて週5万円〜と、想像していた留学費用に比べてとても安いと思いました。その他の滞在費ですが、お水は500mmが20円、ショッピングモールで買ったTシャツは200円と非常に物価が安く、1万円両替をしましたが使い切れない程でした。 ベビーシッター付きの日本人経営の語学学校著者撮影セブ島内には、語学学校が100校以上あるそうで、どこを選んで良いか悩みます。韓国人経営者の学校と日本人経営者の学校が多くあるのですが、韓国系の学校では食事が韓国料理、日本系の学校は和食が中心と言う事で、日本人経営の「ファーストイングリッシュ」に決めました。やはり3食を毎日食べるとなると和食が良いですよね?プレイルームも完備しているという所も選んだポイントになります。 著者撮影食事だけでなく、何よりこちらは子供のサマースクールなども充実していて、ママは8時間、子供は6時間ほど勉強することができ、ママが勉強の間、子供はベビーシッターさんが見ていてくれます。 フィリピン人の先生の英語は、マレーシアに比べて、とても発音が綺麗で聞き取りやすく驚きました。明るくてダンスが得意な先生達。 著者撮影 いよいよ留学生活開始!初日の数時間はレベルチェックテスト。TOEICの問題を用いて、リスニング、スピーキング、ライティングのテストをします。さらに英語を何故勉強するのか?目標などを英文で書くなどのテストをしました。その後はオリエンテーリング、校内で両替することも出来ます。シーツの交換や掃除も3日に一回スタッフの方がやってくれます。 著者撮影授業スタート、教室はパーテーションで区切られ、自分の席を与えられます。著者撮影マンツーマンの場合は、自分の席に先生が来てくれ、そこで勉強します。著者撮影個室でグループレッスンが一日に4時間ありました。グループと言っても私を入れて3名ですので、発話数がかなり多く勉強になりました。著者撮影 子供も楽しめる授業内容!娘は既にクアラルンプールの学校に通っているため、スピーキングはネイティブの幼稚園児と同じくらいのレベルで話せます。数字とABCは読む事が出来るのですが、単語を書く事が出来ないので、その辺りを勉強できればと思いました。個室でマンツーマンレッスンを楽しく受けていました。著者撮影勉強ばかりでなく、英語で音楽やダンスをする時間もありました。著者撮影絵を描きながら色の名前などを覚えるなど、遊びながら自然に身に付く授業をしていました。著者撮影 最後の5日目は修了証を頂けて、英語で挨拶が出来るくらいレベルアップが出来たと思います。著者撮影授業が終わってから、12円で乗れるトライシクルで街に買い物に行ったり散歩したり、自然の多いフィリピンで朝は鶏の声で目覚めるなど、テレビを一切見ない1週間はとても有意義な時間でした。著者撮影いつもと違う旅行のスタイルで、子供も現地のフィリビン人の先生やカフェテリアの厨房の方との触れ合いは、クアラルンプールでの2人生活と比べると賑やかでとても楽しかったようです。著者撮影3食共にした日本人の仲間達とは昔からの友達のような仲になれ、もう少し長く居たかったなと思いました!著者撮影 (text & photo : 須藤夕子) 笑顔泥棒の母子留学日記その他の記事を読む>
2016年10月26日タレントの熊切あさ美が、23日(13:55~15:20)に放送されるテレビ朝日系単発バラエティ番組『世界の愛すべきバカネモチ!』で、フィリピンの大富豪に気に入られる。この番組は、常識から大きくはみ出したバカな大金持ちを"バカネモチ"と命名し、その人が住む大豪邸に芸能人が家政婦となって潜入レポートするもの。今回は、熊切と松居直美が、フィリピンの実業家、ルイス・チャビット・シンソンさんの自宅で働く。チャビットさんは、トラをペットとして飼って街中を散歩させたり、自宅にプライベート動物園を作ってライオンなどの猛獣を多数飼育。自宅と別宅の移動にプライベートジェットを利用するが、飛行機を14機も所有している。そんなチャビットさんは、熊切のことがお気に入りになったようで、ロケ中、熊切にはハグして、松居が近づくと「NO!」と拒否する場面が何度も登場。カメラが回っていないところでも、熊切に「俺が持っているテレビ局の番組に出してやるから、プロフィールを送ってこい!」と、本気で口説いていたという。熊切は、チャビットさんを「誰からも愛されていて人間として尊敬できる方でした!」と絶賛。「超お金持ちですが、とても周囲の人々から慕われていて、この人なら皆さんついて来るな、と感じました!」と、人柄にひかれたようだ。一方の松居は、ペットのトラとうまく触れ合うことができず、「うちのペットともっと仲良くなるように!」と言われた上、動物園でカンガルーやダチョウの小屋掃除、スネークショーの手伝いなどをさせられる始末。それでも、「今まで見たことないようなものをたくさん見せていただきました!」と充実のロケを振り返っている。
2016年10月21日沖縄・小浜島のリゾート・星野リゾート リゾナーレ小浜島で、今年も「珊瑚の島のホワイトクリスマス」が開催されます。日程は2016年12月1日(木)から12月25日(日)まで。八重山諸島で見える21個の1等星をイメージした、21個の貝と珊瑚のクリスマスツリーやシャコ貝のランタンが輝くクリスマスガーデンなど、南の島ならではのロマンティックなクリスマスが満喫できます。「珊瑚の島のホワイトクリスマス」の魅力をご紹介!●貝と珊瑚のクリスマスツリーランタンの光が灯るガジュマル広場の小径を歩き、広場を抜けると、貝と珊瑚で作られた6mの大きなクリスマスツリーと、八重山諸島で見える21個の1等星をモチーフにした21のミニ珊瑚ツリーが登場します。珊瑚ツリーが輝く幻想的なビーチで、満天の星空や静かに響く波音も併せて楽しめます。大切な人と方とロマンティックな時間を過ごすのには最適です。●ガジュマル広場のクリスマスガーデンイルマーレビーチへの入り口となるガジュマル広場が、今年も、シャコ貝のランタンで華やかにライトアップされます。やさしい光に包まれて、のんびりと夜のお散歩を楽しみましょう。●ロマンティックな星空のイルミネーションビーチに面したガジュマル広場を抜けて、クリスマスツリーを通り過ぎると、星空観賞専用の二人掛けのハンモックが出現します。人工的な光が届かない場所なので、88星座のうち84の星座と21の全ての一等星が鑑賞できます。大きなブランケットにくるまりながら、波音のBGMに楽しむ星空観賞は、沖縄の離島ならではの幻想的な体験として心に深く刻まれること間違いありませんよ。●珊瑚の島からのクリスマスカードビーチハウスでは、小浜島在住イラストレーターによる、かわいい珊瑚のクリスマスツリーが描かれたクリスマスカードをプレゼント。旅の記念として持ち帰れます。また、メッセージを書き加えて、ビーチにあるポストから投函が可能です。一緒に過ごした方や家族に送るのもいいですね。今年は、日本の最南端の極上リゾートで、亜熱帯ならではのロマンティックなクリスマスを過ごしてみてはいかがですか。イベント詳細名称:珊瑚の島のホワイトクリスマス会場:星野リゾート リゾナーレ小浜島住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜東表2954開催期間:2016年12月1日(木)~12月25日(日)開催時間:19:30~22:10料金:無料参加対象:どなたでも参加可能予約:不要イベント詳細URL:星野リゾート リゾナーレ小浜島 公式サイト:
2016年09月19日写真提供:バニラエアANAグループのLCCであるバニラエアは、2016年12月25日(日)より「東京(成田)=セブ線」の定期便運航を開始する。東南アジア2路線目はセブ島ANAホールディングス100%出資のバニラエアは、グループのレジャー・リゾート路線の開拓を担うLCC。そのバニラエアが、2016年12月25日(日)より新たに東京(成田)=セブ線の運航を開始する。1日1往復の定期便で、運賃は片道14,890円~。今回の新規就航で、バニラエアの国際線は7路線目に。2016年の9月に就航を開始したベトナム・ホーチミンに加え東南アジアでは2都市目となり、海外ビーチリゾート路線としては同社初就航となる。運航スケジュールは以下の通り。 東京(成田)=セブJW60313:20発17:35着(2016年12月25日~2017年2月18日)JW69114:45発19:00着(2017年2月19日~2017年3月25日) セブ=東京(成田)JW60210:55発16:25着※2016年12月26日~2017年3月25日 成田から片道約5時間、時差1時間というアクセスの良さが魅力のフィリピン。気温も年間を通して平均26~27℃と過ごしやすく、美しい海に囲まれたセブ州は、ビーチリゾートとしてだけでなく、学生や社会人の語学留学先としても近年注目度を高めている。それらの需要に応える形で実現した今回の新規就航。LCCならではの低価格帯を保持しながらも、ANAグループとしての安全性とハイレベルなホスピタリティを兼ね備え、高度な運航品質を提供していく。バニラエア
2016年09月19日