トヨタ自動車は6月3日、米国フォード・モーターと、フォードの子会社であるリビオと、フォードの「スマートデバイスリンク」(SDL)を今後、トヨタ・レクサス車両に導入するための検討に入ることで合意したと発表した。SDLは、スマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするためのオープンソース・プラットフォーム。SDLにより、スマートフォンとクルマがつながり、利用者は音声認識機能や車載の操作パネル・ディスプレイを通じて、車内でもスマートフォンのアプリを操作し、エンターテイメントや道路情報などを利用可能になる。スマートフォン・アプリの開発者はSDLを用いることで、複数の車載システム上で動作可能なアプリを一度に開発することができる。トヨタとフォードは2011年8月、より安全・安心で、利便性の高い次世代車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意しており、今回の合意はその協業を一歩進めるものとなる。
2015年06月04日トヨタ自動車(トヨタ)は6月3日、フォード・モーター・カンパニー(フォード)と、フォードの子会社リビオと、同社の「スマートデバイスリンク(SDL)」をトヨタのレクサスに導入するための検討に入ることで合意したと発表した。トヨタとフォードは2011年8月に次世代車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意しており、今回の合意はそれを前進させるものとなる。SDLはスマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするためのオープンソースプラットフォーム。音声認識機能や車載の操作パネルで、車内でもスマートフォンアプリを操作し、エンターテイメントや道路情報などを利用することができるようになる。また、SDLを採用することで、スマートフォンアプリ開発者が、複数の車載システム上で動作可能なアプリを一度に開発できるため、より多くの消費者に向けアプリを提供することが可能となるなどのメリットもある。トヨタは「私たちは、車載用のスマートフォンアプリ市場が急速に成長する中、高性能で使いやすい『つながる』サービスを通じ、安全に配慮しつつクルマの『楽しさ』をお客様にご提供すべく、新技術に日々取り組んでいる。SDLに携わるフォードやリビオ社などとその思いを共有できていると確信している」とコメントしている。
2015年06月03日映画やブランドのイメージフィルムなども手がけるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の姪ジア・コッポラ(Gia Coppola)が、長編監督デビューを飾る映画『パロアルト・ストーリー』。このほど、ジアの実母が撮影したという貴重なメイキング映像が到着した。女優ジュリア・ロバーツ(Julia Fiona Roberts)の姪のエマ・ロバーツ(Emma Roberts)を始め、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマー(Val Kilmer)の息子のジャック・キルマー( Jack Kilmer)、ミュージシャンとしても活躍する俳優ナット・ウルフ(Nathaniel Wolff)など次世代を期待される俳優たちが顔を揃えた本作。物語は、俳優のジェームズ・フランコ(James Franco)が手掛けた小説を原作に、内気で繊細な少女・エイプリルと彼女を取り巻くティーンたちを描いた青春群像劇が展開する。撮影当初、ジア・コッポラ率いる製作陣は大きな問題を抱えていたとのこと。主役のエマ・ロバーツが撮影初日に参加できなくなり、初日にして撮影中止の可能性も浮上していたという。今回到着した映像には、不安の中で揺れ動くジアの表情や舞台裏が収められている。しかし、エマ・ロバーツの強い要望もあり、撮影スケジュールを変更して撮影は続行。彼女を筆頭に、10代・20代の同世代の俳優たちが多かったこともあり、撮影時は共同生活をしながら進められたようで、映像の中には、夜更かしをするジャック・キルマーの姿やナット・ウルフが即興でピアノを弾き、現場を盛り上げる和気藹々とした雰囲気が収められている。映画『パロアルト・ストーリー』は、新宿シネマカリテで行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(開催:5月16日~6月26日)で、6月6日から限定公開。
2015年06月02日トム・フォードの次回監督作に、ジェイク・ギレンホールとエイミー・アダムスが主演することがわかった。タイトルは『Nocturnal Animals』。原作はオースティン・ライトが書いた小説『Tony and Susan』。アートギャラリーのオーナーが、元夫の書いた小説の原稿を読み、復讐を恐れるというスリラーだ。脚色もフォードが手がける。ファッションデザイナーのフォードは2009年の『シングルマン』で監督デビューを果たした。同作品でコリン・ファースはオスカー主演男優部門にノミネートされている。ギレンホールの次回作は7月北米公開予定のボクシングドラマ『Southpaw』。9月には実話にもとづく『Everest』が控える。アダムスの次回作は、来年公開予定の『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス(原題)』。文:猿渡由紀
2015年05月19日巨匠フランシス・F・コッポラ監督の孫娘にして、第67回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『SOMEWHERE』などで知られ、ファッショニスタでもあるソフィア・コッポラ監督の姪ジア・コッポラが長編監督デビューを飾る『パロアルト・ストーリー』(原題『Palo Alto』)。6月6日より新宿シネマカリテで上映されることが決定し、このほど、ジア・コッポラ監督のコメントと本作の予告編映像が到着した。本作で主人公となる少女・エイプリルを演じるのは、ジュリア・ロバーツの姪で、12年にスマッシュヒットを記録した『セレステ&ジェシー』など話題作に出演し、注目を集めている若手女優エマ・ロバーツ。さらに、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマーの息子で今回が映画初出演となるジャック・キルマーがナイーヴな少年を好演しているのも見どころとなる。また、本作の原作である小説を手掛けたジェームズ・フランコがエイプリルと関係を持ってしまう男としても出演。彼の小説についてジア・コッポラ監督は、「ここまで若者がリアルに描かれていて、私自身が気に入った小説には出逢ったことがなかった」と語っている。また、ノンクレジットだがF.F.コッポラも声の出演で少しだけ本作に参加。さらに、音楽界の注目プロデューサーでありながらブラッド・オレンジとしても活躍しているデヴ・ハインズが本人名義での新曲を2曲書き下ろしたほか計4曲を提供。ソフィア・コッポラの映画音楽はインディーズの流行を取り入れた選曲で知られるが、姪のジアもそのセンスの良さを感じさせるみずみずしいサウンドに仕上がっており、今回到着した予告編映像でも若者たちの葛藤を抱えながら煌めく青春ワンシーンを見事に表現している。映画『パロアルト・ストーリー』は、新宿シネマカリテで行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(開催:5月16日~6月26日)で、6月6日から限定公開。
2015年05月03日3月初旬に操縦していた飛行機の不時着で負傷し、入院していたハリソン・フォードが28日(現地時間)までに退院したようだ。「People」誌が、同日に車を運転していたハリソンの目撃情報を伝えている。ハリソンは3月5日、カリフォルニア州南部で操縦していた飛行機が離陸直後にトラブルに見舞われ、隣接するゴルフ場に不時着。頭部に切り傷を負い、骨盤や足首を骨折してUCLAメディカル・センターに入院していた。入院中は連日、妻のキャリスタ・フロックハートが食事や本、雑誌などを持参で看病していたという。今後は自宅療養でのリハビリが始まると見られている。重傷ではあったが、専門医によると、十分な努力とリハビリを続ければ完治は見込めるという。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月31日5日午後(現地時間)、小型飛行機操縦中にカリフォルニア州のゴルフ場に不時着して重傷を負ったハリソン・フォード。頭部裂傷、足首と骨盤を骨折という大けがだったが、幸い命に別状はないと代理人から発表された。ハリソンは5日午後2時20分頃、自分の生年でもある1942年製造の軍用訓練機「ライアンPT-22」でサンタモニカ空港を離陸したが、直後に「エンジン故障、緊急着陸要請」と同空港に緊急連絡をしてきた。事故機は空港に隣接するペンマー・ゴルフ場の木に衝突、芝生上に不時着をした。付近は住宅街で、もしそこに墜落していたら大惨事となったはずだが、飛行機マニアで長年の操縦歴を持つハリソンは被害を最少限に食い止めることに成功した。事故機には同乗者はいなかった。事故当時、偶然にもゴルフ場でプレイ中だった医師と友人たちが操縦席からハリソンを救出し、救急隊到着までに応急手当てをしたという。AP通信によると、医師らが現場に駆けつけたときに操縦席の男性は軽いショック状態で、けがの痛みを訴えていたという。燃料が漏れ始めていた機体から彼を救出し、けがの状態を調べようとして、初めてそれがハリソン・フォードだと気づいたそうだ。搬送先の病院には妻のキャリスタ・フロックハートや息子でシェフのベン・フォードさんも駆けつけ、ベンさんは「病院にて。父は大丈夫。(けがで)ボコボコになってるけど、OKだ!」と明るい調子でツイート、ファンからのお見舞いメッセージへの感謝もつぶやいた。7日にも「みなさんのお気遣いに感謝いたします。父は最善の治療を受けて快方に向かっています」と改めて感謝を表明している。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月09日メゾン・フランシス・クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)から、新フレグランス「プルリエル」が誕生。発売日は2月25日。「プルリエル」は、永遠の女性らしさ、男性らしさを探求した2種のフレグランス。「複数」という意味のプルリエはその名の通り、一過性のものに留まらない自由と官能性を表現している。ウィメンズの「フェミナン プルリエル オードパルファム」(2万1,800円)は、ニオイイリス、ヴァイオレット、エジプシャンジャスミン、スズラン、オレンジブロッサムなどの複雑なフラワーブーケの香り。ミドルノートにはシプレーがただよい、ラストノートのバチョリとともに溶け合っていく。一方、メンズの「マスキュラン プルリエル オードトワレ」(2万500円)では、フゼアノートの男性らしい香りを、プロバンス産ラベンダー・アブソリュートの深い香りが引き立てた。レッドシダー、パチョリ、ベチバーなどのウッディなミドルノートの後には、レザーノートがすべての香りをまとめ上げる。
2015年03月08日オリックス生命保険(以下オリックス生命)とその子会社であるハートフォード生命保険(以下ハートフォード生命)は5日、各取締役会において、関係当局の認可を前提に、オリックス生命を吸収合併存続会社、ハートフォード生命を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、合併契約を締結したと発表した。なお、同合併により、両社が取り扱う保険商品に加入している顧客の契約内容に影響はない。○同合併の目的これまで両社が培ってきたノウハウを結集することにより、サービス品質の向上、経営の効率化や保有契約の万全な管理、財務の健全性の維持を図り、生命保険事業の持続的な成長を目指すため○同合併の日程合併契約締結日:2月5日同合併の予定日(効力発生日):7月1日○同合併後の状況同合併による、吸収合併存続会社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期の変更はない
2015年02月09日全米メディアが軒並み年間ベスト10に選び、ウッディ・アレンやタランティーノも絶賛した話題作『フランシス・ハ』のBlu-rayとDVDが、5月2日(土)に発売されることが決定した。その他の画像本作は、ニューヨークのブルックリンを舞台に不器用で大雑把な27歳の見習いダンサー・フランシスが中途半端な自分に焦り、もがきながらも自分らしく前向きに生きていく人間ドラマ。『イカとクジラ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされた実力派、ノア・バームバック監督が、モノクロームの美しい映像で現代ニューヨークを描き出していく。アメリカでは公開されるや否やニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズなどの辛口批評家筋から絶賛され、北米でたった4館から始まった上映が233館まで拡大するなど口コミで異例の大ヒットを記録した。ロマンティックで美しい映像に加え、本作は音楽も秀逸。主題歌であるデヴィッド・ボウイの『モダン・ラブ』をはじめ、マッカートニーの未発表曲がサントラとして採用されている。なお、本作は2015年度ポニーキャニオンが贈る名画特集『シネマ・スペシャリテ 映画美食宣言 第3弾』のキャンペーンのイチオシ作品で、同サイトではユーザー参加型および店舗参加型を絡めたキャンペーンも展開中だ。『フランシス・ハ』5月2日(土)Blu-ray&DVDリリース、レンタル開始Blu-ray:4700円+税DVD:3800円+税発売元:新日本映画社販売元:ポニーキャニオン
2015年01月20日『イカとクジラ』(’05)でアカデミー賞「脚本賞」にノミネートされたノア・バームバック監督による最新作『フランシス・ハ』が、早くも5月2日(土)にBD&DVDで発売されることが決定した。本作の主人公は、27歳の見習いダンサー、不器用で大雑把なフランシス。彼女は中途半端な自分に焦り、もがきながらも、自分らしく前向きに生きていく――。等身大のニューヨークライフをリアルに描き、全米メディアが軒並み年間ベスト10に選出。北米でたった4館から始まった上映が口コミで広がり、233館まで拡大し“奇跡の映画”とも言われた一作だ。そして、ウディ・アレンの『マンハッタン』(’79)などいくつもの映画へのオマージュも見どころとなっており、温かいタッチにロマンティックで美しい映像に加え、音楽も重要なポイント。主題歌であるデヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」を始め、ポール・マッカートニーの未発表曲がサントラとして採用されているなど、映像に彩りを添えている楽曲も聴き逃せない。また、同作はポニーキャニオンが贈る2015年度最新名画コレクション“映画美食宣言 シネマ・スペシャリテ”第3弾の対象作品。ユーザ参加型のキャンペーンを展開中で、豪華賞品のプレゼントなどを実施中だ。期間中は、新たな企画も始まるのでチェックしてみて!<『フランシス・ハ』DVD/リリース情報>【セル】Blu-ray¥4,700(本体)+税【セル】DVD¥3,800(本体)+税発売日:5月2日(土) ※DVDレンタル同時開始発売元:新日本映画社販売元:ポニーキャニオン(C) Pine District, LLC.(text:cinemacafe.net)
2015年01月20日いよいよ今週末17日(土)より劇場公開されるロバート・ダウニー・Jr主演作『ジャッジ裁かれる判事』。日本時間1月15日夜、第87回アカデミー賞「助演男優賞」にノミネートが発表された“父親”役ロバート・デュバルとの共演について、ダウニー・Jrが語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、“金で動くやり手弁護士”として名を馳せる息子ハンク・パーマー(ダウニー・Jr)と、法廷で正義を貫き続けた判事である父ジョセフ・パーマー(デュバル)が織りなす、法廷サスペンス・ドラマ。ダウニー・Jrと妻スーザンが設立したプロダクション「チーム・ダウニー」の記念すべき第1作目となる。本作で、初共演にして“犬猿”の父子役を演じたふたりだが、「Make-believe!(なりきったよ!)」というデュバルに対し、ダウニー・Jrも「パーフェクトなキャスティングだった」と言う。「パーマー判事はまるで山のような、ハンクが乗り越えなければいけないような存在でなければならなかったからね」と語り、俳優として大先輩であるデュバルを語った。しかし、実際の親子だったら?の問いには、「きっと偉大な父親の影で、ひっそり生きていたことになると思う。だから僕の父親じゃなくて、本当にありがとう(笑)」と、茶目っ気たっぷりに答えるダウニー・Jr。また、デュバルも「もし君が僕の息子だったら、僕が君の偉大な影でひっそりと生きることになるよ。そういう意味では互角だよ。私もその分頑張らないといけないからね」と語り、劇中さながらに(?)けん制し合った。撮影現場では、時に緊迫した父子関係を演じていたふたり。「彼(デュバル)には時々、ものすごく驚かされることもあったし、僕が彼のリードについて行く場合もあれば、ごくたまに僕がリードすることもあった」と、ダウニー・Jr.はふり返る。そんなデュバルは、いまのダウニー・Jr.の年齢と同じころ、フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『地獄の黙示録』(’79)に出演した。彼のような長いキャリアを続けるために、現在のダウニー・Jr.に何かアドバイスすることは?と尋ねてみると、「現在はいままで以上に素晴らしい役者がたくさんいる。彼らはきっと我々から学んだんだ。でも、同時に我々も彼ら若い役者たちから学んでいる」と、伝説のキャリアを持つ俳優でありながら、謙虚に応じるデュバル。そしてダウニー・ Jr.も、「自分の仕事は自然と、自分が好きで一緒に居る人との延長線にあるものだと思うんだ。だから1作目からロバート・デュバルを作品の共演者にできたなんて、なかなかクールなことだよね」と、84歳、史上最年長でのアカデミー賞受賞が期待される“レジェンド“ともいえる“父”を称えた。法廷を舞台にしたサスペンスでありながら、家族ドラマとしても評価されている本作。父と子のリアルな“戦い”は見どころだ。『ジャッジ裁かれる判事』は1月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッジ裁かれる判事 2015年1月17日より新宿ピカデリーほかにて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月16日みなさん、映画やテレビはよく見るほうですか?筆者は会社員時代、映画関係の仕事をしていました。もちろん昔から映画は大好きでしたが、それで映画に関係する面白話を色々と知っています。例えば、可愛い子豚ちゃんが出てくる映画『ベイブ』。この中で主演を務める豚があまりに成長が早かったため、なんと48頭もの豚が使われたという制作秘話があります。筆者は映画を観ている時、代役の存在に全く気付きませんでした!でも、映画やテレビには、このような数字が色々と複雑に絡んでいるのです。そこで今回は、ミッチェル・サイモンズの新刊から、映画とテレビにまつわる数の世界を一部ご紹介します。■1:フランシス・フォード・コッポラ監督は映画『ゴッド・ファザー』演出中に5回も解雇されていた!衝撃ですよね。名画『ゴッド・ファザー』はコッポラ監督なしには作り得ない作品だと思っていましたが、5回も解雇だなんて……。彼は一体何をしでかしたんでしょうか?これについては、当時コッポラがまだ新人監督だったのに、様々なことに注文を付けたと言われています。例えば、キャンスティングについて。制作者サイドの反対を押し切って、コッポラが起用すると言って譲らなかったのは、主役であるヴィトー役のマーロン・ブランド。そして、その息子のマイケル役には無名のアル・パチーノを。どちらも結果的には功を奏したわけですが、このエピソードひとつとっても、コッポラがいかに頑固で、周囲と色んな衝突があったであろうことは想像がつきますよね。■2:ピーター・セラーズがイギリスの紅茶『PGチップス』の初テレビCMの可愛いチンパンジーのぬいぐるみ役で声だけ出演した際のギャラは、たったの25ポンドだった!25ポンドというと、4,516円程度。かの有名なピーター・セラーズは、たった4千円弱でオファーを受けていたのです!彼は、作品ごとに声や発音を見事に使い分け、フランス人・イタリア人・中国人・日本人・インド人など、様々な国のキャラクターを巧みに演じ分けたイギリスの天才コメディアンです。一般的には、『不思議の国のアリス』の3月ウサギ役が有名でしょうか。実は39歳という若さで心臓を患いペースメーカーをつけていたのですが、惜しくも54歳という若さでこの世を去りました。ちなみに、このテレビCMはとにかく可愛くて、目が釘付けになります。ぜひ気になる方はチェックしてみてください!■3:名画『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役の面接を受けた1,400人のうち、実際に撮影テストまで受けられた女優は400人だけだった!この400人の中には、ラナ・ターナー、ベティ・デイヴィス、ルシル・ボール、キャサリン・ヘプバーン、ジョーン・クロフォード、ジーン・ハーロウ、キャロル・ロンバードなどもいて、そうそうたるメンバーだったのです。しかしその中でも、ポーレット・ゴダードとヴィヴィアン・リーだけが、オーディションのためにカラー撮影をしてもらったそう。ご存知のように、この中からスカーレット役を勝ち取ったのはヴィヴィアン・リー。彼女は、狂おしいほどの美しさですよね。あ~なんだか、またじっくり見たくなっちゃいました!■4:クマのギャラはなんと1日に2万ドルで、演技できる動物の中で最も高給な動物だった!最近では、人間顔負けで演技のできる動物が増えていますが、一番高い出演料をもらう動物はクマなのです。確かに、クマは猛獣ですからね……。演技をさせるとなると、よほど時間と労力を使うでしょう。でも、共演する側は、ちょっと怖いかも……。さて、映画とテレビに関する数の世界、いかがでしたか?名画には、興味深い数のエピソードが残されていましたね。他にもまだまだ、映画やテレビに絡んだ数字の話は、結構あるんですよ!話足りないくらいです。みなさんも、これからは映画を見た後こういった裏話を探して楽しんでみませんか?(文/喜田宏美)【参考】※Average human grows 590 miles of hair and eats 35 tons of food… AMAZING human stats- Daily Express
2015年01月06日フォード・ジャパン・リミテッドは、同社のコンパクトカー「フォーカス」に先進のドライビングサポートシステムを搭載したモデル「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」を追加し、販売開始した。同時に既存モデルの「スポーツ」も価格を値下げする。今回追加される「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」は、縦列駐車時に超音波センサーで駐車可能スペースを検知し、ステアリング操作を自動で行う「アクティブ・パークアシスト」や、前後の障害物を知らせる「フロント&リバースセンシングシステム」を装備したモデル。前方の車両と一定の車間距離を保ちながら設定速度に従って加減速を自動で行う「アダプティブ・クルーズコントロール」も装備する。「フォーカス」は、フォードの「One Ford戦略」の下、グローバルに展開するモデルで、単一車名として2012・2013年の2年連続で、世界で最も売れた乗用車(米Polk社の調査)となった。日本でもキネティックデザインによるエクステリアデザインと優れたドライビングパフォーマンスが高く評価されている。価格は、「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」が307万円(税込)。既存モデルの「フォーカス スポーツ」は、301万3,714円だった価格を286万円(税込)に改定する。フォード・ジャパンでは、今回の機種追加および価格改定によって、さらなるフォーカスの販売強化とブランド認知向上を図る考えだ。
2014年11月13日いま最もアップカミングなオーガニックブランドの「バンフォード」から、出産お祝いにぴったりの、赤ちゃんのデリケートな肌を守る3アイテムがセットになった「バンフォード ベビーギフト」が10月15日(水)より数量限定で発売中だ。「バンフォード」は、レディの称号を持つキャロル・バンフォードが、オーガニック農法に強く心を動かされたことに始まり、「オーガニックで環境にやさしいライフスタイルこそ、真のラグジュアリー」という理念のもとに生まれた英国発のプレミアム ラグジュアリー オーガニックブランド。レディ・バンフォードは、青山に日本初出店を果たしたオーガニックカフェ「デイルズフォード・オーガニック」を運営していることでも知られている。今年の4月の日本上陸から半年が経つが、その間、ザ・コンランショップ4店舗、カッシーナ・イクスシー店舗での取り扱いがスタートし、9月にはホテルアメニティとして「パレスホテル東京」の全スイートルームへ導入された。また、ファッションも本格導入され、今後ますます注目度が上がってくると期待大のブランドのひとつだ。そんな「バンフォード」から今回発売されるベビーギフトは、赤ちゃんの柔らかく傷つきやすい肌を健やかに保つ、オーガニック成分100%のベビーパウダーとベビーバーム、そしてソープの3点が揃うスペシャルセット。「バンフォード」の代表的な香りのブレンド、カモミール、ラベンダー、ティートリーのほのかでやさしい香りが特徴。ベビーパウダーはきめ細かいタルクフリーのパウダーで、オーガニックのコーンスターチがベースになっている。お風呂上がりのおむつ替えなどに使えば、肌のトラブルが防げる。ベビーバームは、シアバター、ローズヒップオイルやエクストラバージンオリーブオイルが配合され、おむつかぶれや肌荒れの気になる部分のケアに。ハート形のかわいいソープは、カモミールのフレーク入りで植物ベースのやさしい洗い上がり。そして、羊の丘の名を持つコッツウォルズの羊をイメージしたフェルト製のチャームは、赤ちゃんがにぎって安心できる柔らかでやさしい肌触り。「バンフォード」の高品質なオーガニックのケアアイテムは、デリケートな赤ちゃんへのやさしさに満ちている。心地よい香りでママもベビーもリラックス。0歳(生後3か月以降)から使えるので、出産お祝いにも喜ばれそうだ。価格は、10,800円(税込)。(text:Miwa Ogata)
2014年11月12日ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン、リアム・ヘムズワースら豪華キャストが共演する『パワー・ゲーム』(11月15日公開)で、ハリソン、ゲイリーらのコメントが入った特別映像が11日、公開された。本作は、巨大企業の2大カリスマCEOと、産業スパイとなった若手社員による、緊迫の頭脳戦を描いたビジネス・サスペンス。ハリソン・フォードが、いかなる相手にも真意を読ませないIT企業の神・ゴダードを体現し、ライバル会社のCEOで激情型の天才児・ワイアットをゲイリー・オールドマンが演じる。そして、主人公アダムを、『ハンガー・ゲーム』シリーズや『エクスペンダブルズ2』で活躍中のリアム・ヘムズワース、ヒロインのエマを、ジョニー・デップの恋人と報じられるアンバー・ハードが熱演。注目の若手2人が、ハイリスクな世界で惹かれ合う男と女の関係をロマンティックに魅せる。さらに、アダムの父親役をリチャード・ドレイファスが務める。このたび公開された特別映像は、ゲイリー、ハリソンをはじめとする豪華キャストのメイキング映像。その中で、それぞれのキャストが共演した印象を語っており、ハリソンとゲイリーは、「ゲイリーは名優だ。精彩を放っている。共演できて楽しかった」、「ハリソンと共演できて光栄だよ。見事な演技だった」と互いの演技を絶賛している。また、リアム・へムズワースは本作について、「現実離れした作品の世界観だ。とてもおもしろいと思った」とコメント。相手役を演じるアンバー・ハードは、「彼は真面目でやさしいと。そして気さくでもある。完璧に演じていたわ」とリアムについて語る。さらに、ロバート・ルケティック監督も「現場の緊張感は非常に高くスタッフたちも緊張していた」と明かし、「本作に出演する全俳優のファンだ。みんな心を開いて撮影に臨んでくれた」と振り返る。(c) 2013 PARANOIA PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2014年11月11日「ギャップ(Gap)」は11月3日、映画監督ソフィア・コッポラが手掛けるホリデー・キャンペーンムービーを公開した。このムービーは“知っているようで知らない、身近なあなたへ”というコピーとともに、フォールシーズンにローンチしたメッセージ“ドレスノーマル”を表現したもの。全4部作となっており、そのうち二つはアメリカとイギリスでテレビ放映が決定している。「ガントレット」では今シーズンのマストハブアイテム、クレイジーストライプのセーターを着た女性が登場。帰省した彼女が母親と再開し、変わり者のいとこやテンションの高い叔母などの家族に囲まれながら、週末を過ごす様子が映し出されている。どこか懐かしいジョニー・キャッシュの「I Got Stripes」をBGMに、フェスティブかつアットホームな雰囲気を映し出した。その他、パーティー会場で男女の出会いを追った「ヤドリギ」、フェアアイルセーターを着こなした少年が昔のヒットナンバーを歌う「クルーナー」、レストランでピンボールに夢中のレザーバイカージャケット姿の女性を映した「ピンボール」も同時公開。また、キャンペーンポスターも放映に合わせて展開される。こちらは、家族にたくさんのプレゼントを買う大変さをテーマにした、「when all you really know about her is that you really like her (僕の知らない、大好きな君に)」というキャプションがついた、フェアアイルセーターを着ている女性の写真や、「you’ve got a nephew who is already cooler than you (大人の僕より、ずっとクールな君へ)」というキャプションのついた、クレイジーストライプのセーターを着ている小さな男の子の写真を撮り下ろした。グローバルプレジデントのスティーブ・サナックスは「ソフィア・コッポラは前回のシリーズ同様、忠実かつ率直なトーンでホリデーの映像シリーズを通してドレスノーマルの第2章に息を吹き込んでくれた」と語っている。
2014年11月05日ころころと笑う。とは、まさに彼女の笑い声を指すのではないか。「昨日は1日オフだったから、原宿や渋谷に行ったの。109で可愛いものをいろいろ買い込んじゃったわ。ソックスに、スマホケースに…私はとにかくカワイイものが大好き!だから、日本のアクセサリーは私の好みにピッタリね」と、うきうき語る姿がとびっきりチャーミング。出演作『マレフィセント』を引っ提げ、エル・ファニングは待望の初来日を果たした。とは言え、滞在はわずか数日。プロモーション活動の合間を縫い、多忙な16歳は「カワイイもの」を求めて精力的に東京の街を駆け巡ったようだ。日本に到着した際は開口一番、「キディランドに行きたい!」と目を輝かせていたが?「もちろん行ったわ!時差ボケで朝早くに目が覚めちゃったから、丸1日ショッピングできたの。ハローキティのグッズも買ったし、ブライスドールも買ったし…。夜には新宿のロボットレストランに連れて行ってもらったのよ。何だかキラキラピカピカしていて、アメリカにはない雰囲気だった(笑)。アメリカにない感じと言えば、女の子たちのファッションね。着こなしに自信を持っていて、本当にクールだと思う。私の地元には個性を周りに合わせようとする子も多いけど、日本の女の子たちは“目立って何が悪いの?”って感じ。重ね着も上手だし、気分に合わせてファッションを選ぶ姿勢が素敵だわ」。そんなエル自身の本日の装いは、『マレフィセント』で演じたオーロラ姫を思わせるワンピース。ガーリーなシルエットを長い手脚でキュートに着こなす姿からはすでに女性らしさも漂っていて、映画の中のあどけない“オーロラ姫”とは少々印象が異なるが、「そうなの。おかしいわよね。自分でも、映画を観ていて『あれ?私、ちょっと若くない?』って思ったわ(笑)。でも、撮影当時は14歳だったんだもの。今は16歳だし、2年って大きいわね」と笑う。ディズニーの名作アニメ『眠れる森の美女』のヒロインにして、邪悪な妖精・マレフィセントに呪いをかけられる悲運のプリンセス、オーロラ。エル自身もディズニーアニメを観て育ち、「大人になったら何になりたい?と聞かたら、『ディズニーアニメのお姫様』と答えるような子供だった」という。「だから、ある意味、今回の作品でオーロラを演じられたことは人生のゴールよね(笑)。プリンセスを演じた自分を誇らしく思っているわ。しかも、ディズニープリンセスの中で、オーロラは一番のお気に入りだったの。私もオーロラも髪がブロンドで外見に共通点があるし、ドレスは私の大好きなピンク色だし(笑)。そんな思い入れのあるキャラクターに息を吹き込むことができただけじゃなくって、新しい世代に向けてオーロラ姫を演じられたのが私にとっては特別なこと。だって、まだ幼い従妹は『マレフィセント』や『アナと雪の女王』を観ながら育っていくんだもの。そう思うと、本当に嬉しくなるわ」。しかしながら、この『マレフィセント』はおとぎ話の単なる実写化ではない。悪役として知られるマレフィセントの事情を描く挑戦的な姿勢が、すでにそれを物語っている。「生まれながらにして邪悪な人間は誰もいない。それが、この作品のメインテーマなの。マレフィセントがそうしたように、人は自分の身に起きたことを受け、自分を守ろうとしたり、行動を起こしたりする。そうすることで、時に誤解を受けてしまうものなのよね。オーロラの父もそう。結構な悪者だけど(笑)、実は可哀想な人なんじゃないかしら。でも、自分で選択して運命を決めたわけだから、哀しいけど仕方のないことよね」。また劇中には、エル曰く「おとぎ話の中だとあっさり受け入れられがちだけど、よくよく考えるとちょっとおかしいこと(笑)」を、愛情と敬意をもってユーモラスに描くシーンも見られる。ハンサムな王子がオーロラ姫にキスをするシーンがまさにそうで、本作のフィリップ王子は一目惚れして恋に落ちたとは言え、出会って間もない姫へのキスを「していいのかな…」とためらう。「ちょっとユーモアがあっていいわよね。おとぎ話のそういった部分にあえて言及しているのが、この映画の面白い部分でもあると思う。確かに、出会って間もない上に、寝ている女の子にキスをするなんて問題があるもの(笑)」。ちなみに、エルがキスシーンに初めて挑戦したのは『ジンジャーの朝さよなら、わたしが愛した世界』の撮影にて。その時は「どうしよう!?って思った」そうだが、今回のあまりにも有名なシーンにはどのような気持ちで臨んだのだろうか。「そうよね。あまりに有名なシーンだったのはよく分かってる。でも、笑っちゃったりして、なかなか撮れなかったの(笑)。オーロラは眠っていて、まつ毛も動かしちゃいけないから、私はとにかくじっとしていなくちゃいけなかった。けれど、目をつむっていても、顔が近づいてくるのって気配で分かるでしょう?息もかかってくるし!だから、どうしてもビクッと身構えちゃうのよね。恥ずかしさもあったのかな…。いろんなアングルから何度も撮ったから、撮影には1日かかったの」。2歳8か月で女優人生が始まり、ソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』、J.J.エイブラムスの『SUPER8/スーパーエイト』、フランシス・フォード・コッポラの『ヴァージニア』、キャメロン・クロウの『幸せへのキセキ』など、錚々たる監督たちの作品に次々と出演。順調にキャリアを重ねる中、「ここまで大きな規模の撮影に参加したのは初めて。しかも、共演はアンジェリーナ(・ジョリー)だし」と目を輝かせる。「特殊効果を多用した作品という点でも、私にとってはものすごい挑戦だった。髪型や衣装が変わるたびに全身をスキャンされるなんて、今までの撮影にはなかったことよ。台の上に立って、ちょっとずつ台を回してもらいながらスキャンされるの(笑)。グリーンバックでの演技も慣れなかったし、初めての経験だらけだった。そんな中、演じるキャラクターに思いを注ぎ込むことの大切さを知ったし、演じることの楽しさを改めて感じたわ。すぐそばには、世界一素晴らしいお手本がいたしね。マレフィセントが自分のかけた呪いの恐ろしさに気づき、眠っているオーロラの隣で涙するシーンのアンジェリーナには本当に胸を打たれた。目をつむっていても、感情がひしひしと伝わってきたの」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprises, Inc.
2014年07月02日名優ロバート・レッドフォードの最新主演・監督作『ランナウェイ/逃亡者』が10月5日(土)より公開される。若き日に過激派グループに所属し活動するも、現在は穏やかに暮している男が、ある事件を機に追われることになるサスペンスドラマで、若手実力派のシャイア・ラブーフが主人公を追う新聞記者を演じている。『ランナウェイ/逃亡者』本編映像本作の主人公ジム・グラント(レッドフォード)は妻に先立たれるも愛する娘と穏やかに暮す弁護士だ。しかしある日、かつてベトナム反戦を掲げて過激な活動を繰り返していた組織“ウェザーマン”の元メンバーが30年の時を経て逮捕されたことで、彼の穏やかな日常は終わりを告げる。同じ頃、新聞記者のベン(ラブーフ)は事件について調査を開始し、グラントにたどり着く。映画は名を変え、姿を消し、別の人生を歩んでいた者たちのドラマと、主人公グラントの逃亡劇、そして30年前に起こったウェザーマンの銀行襲撃事件に隠された真相を描き出す。このほど公開されたのは、取材の過程でジムのことを知ったベンが彼のオフィスを訪れる場面。ベンは逮捕された“ウェザーマン”の元メンバー、シャロン・ソラーズの弁護をジムが断ったことを切り出し、事件や“ウェザーマン”に関する情報を聞き出そうとする。しかし、彼の質問をすべて“想定内”と語るジムは彼の執拗な追及をすべてかわしていく。ベンを演じたラブーフは「彼は有名になりたがり屋なんだ。『大統領の陰謀』のレッドフォードとダスティン・ホフマンの要素を少しずつ持ち合わせている…僕はベンをそう捉えていた」と語る。劇中では必死に逃亡しながら、“ある計画”を遂行しようとするジムと、綿密な取材を重ねて30年前に起こった事件に隠された真相にたどりつこうとするベンの姿が平行して描かれる。ある時にはジムの敵対者であり、同時に彼らを見つめる役どころを演じたラブーフは、名優レッドフォードとの共演について「会う前からファンで、一緒に仕事をする間中もずっとファンであり続けた。僕は今回色々なことに挑戦しているよ。敵対者を演じるのは初めてですごく楽しかった。敵対する主人公がロバート・レッドフォードということにも興奮したよ。観た人たちがスクリーン上の出来事に真実を感じてくれるとうれしい」とコメントしている。ちなみに本作にはふたりのほかにも、スーザン・サランドン、ジュリー・クリスティ、ニック・ノルティ、クリス・クーパー、リチャード・ジェンキンス、スタンリー・トゥッチら演技俳優が次々に登場。名監督でもあるレッドフォードが彼らをどう演出するかも楽しみだ。『ランナウェイ/逃亡者』10月5日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開
2013年09月30日パリのフレグランスブランド「メゾン・フランシス・クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)」は、新オードトワレ「アクアヴィタエ(Aqua Vitae)」を10月1日に発売する。構想から商品化まで18ヶ月を要したという今作は、クルジャン自身のバカンス中の体験からインスパイアされた香り。「暑く乾燥した日に原付バイクで走行していたとき、体を包み込み愛撫するような熱気を感じ、シンプルな生活の中にある美しさを発見した。生きることの美しさをイメージしてこの香りを作りあげた」とクルジャン氏。「アクアヴィタエ」とは、「命の水」を意味する。トップノートは、マダガスカル産バニラと肌の温もりを表現するトンカビーン。汗ばんだ肌の塩気を感じさせるガイアックウッドと、風や空気をイメージしたヘディオンによるハートノートに、レモンとマンダリンが続く。「作曲家が音符、小説家が言葉を選ぶように、僕は適した香りを一つひとつセレクトする」と同氏。メゾン・フランシス・クルジャンは、2009年に誕生。TPOに合わせてフレグランスを変える「香りのワードローブ」を提案。クチュールを意識し、ブランド名に「メゾン」を冠している。日本には昨年9月に上陸し、ベストセラーは、柑橘系の「アクアユニヴェルサリス(Aqua Universalis)」。
2013年09月03日ハリソン・フォードとザック・エフロンが、ロブ・ライナー監督の新作スリラー『You Belong to Me』(原題)で共演する可能性が出てきた。ライナー監督にとって1990年の作品『ミザリー』以来のスリラー復帰作となる本作で、ハリソンは自身の女性患者が自殺したことにより苦悩する精神病医の役を、一方のザックは女性患者の兄弟・ジェームズ役を演じる見込みだ。精神病医はジェームズと親しくなるものの、ジェームズは彼の妻や娘までも誘惑するようになり、かえって問題が複雑に絡まり合うという内容で、ロバート・デ・ニーロが怪演を見せた1992年のマーティン・スコセッシ監督作品『ケープ・フィアー』に似た作風になるという。本作は来年3月にもクランクイン予定で、今週サンタモニカで開催中のアメリカン・フィルム・マーケットで配給先を探しているという。■関連作品:ミザリー 1991年2月より公開
2012年11月05日ロバート・レッドフォードが監督として5年ぶりに手がけた新作映画『声をかくす人』が27日(土)より日本公開される。これまで重厚なドラマ作りで高い評価を得てきたレッドフォード監督が新作で題材に選んだのは、リンカーン大統領暗殺の共犯者として、アメリカで初めて死刑になった実在の女性メアリー・サラットだ。その他の写真レッドフォードは、『明日に向って撃て!』『スティング』など、役者として数々の名作に名を残してきたが、監督としてもその手腕を高く評価されている。監督第1作目となる『普通の人々』では、中流家庭の人々に焦点を当て米社会の問題点を浮き彫りにし、アカデミー賞作品賞、監督賞など4部門を受賞。1994年の『クイズ・ショウ』ではアメリカの道徳観とマスメディアの影響力を描き出し、2007年の『大いなる陰謀』では、現代のアメリカが抱えている対テロ戦争の問題を取り上げ、政治の世界に切り込んだ。本作のモデルとなったメアリー・サラットは南部出身で、夫の死後、娘と息子と共に下宿屋を開いた。その家にリンカーン暗殺犯のグループが頻繁に訪れていたことから、共犯者として逮捕され、法廷裁判ではなく軍法会議にかけられ絞首刑となった。映画の中で彼女は自身の無実を主張するが、自分の弁護になるようなことは何ひとつ言おうとしない。本作でサラットを演じたロビン・ライトは「メアリー・サラットは、母親で、未亡人で、カトリック教徒で、南軍を支持し、ある意味、間違って共犯者として告発された。そして、自分自身の選択によって犠牲者になったのだと私は思います」と分析する。自分の“声をかくし”沈黙するサラットが、最後まで守り通したもの、歴史的な大事件の知られざる真相とは? レッドフォード監督が1865年の実話を2012年に描いた真の理由は、劇場で明かされる。『声をかくす人』10月27日(土)より銀座テアトルシネマほか全国ロードショー
2012年10月04日最近はインド映画がきてます! ボリウッド映画と言って、ハリウッドよりもお金を投入する映画も少なくありません。37億円を投入したインド映画『ロボット』は日本でも話題でした。しかし!お金をかけたからと言ってイイ映画ができるとは限りません。■『クレオパトラ』の転落人生映画史に残る失敗映画と言えばこの『クレオパトラ』です。主演は、当時絶世の美女とされたエリザベス・テイラー。エリザベス・テイラーに世界三大美女のひとり、クレオパトラを演じさせて、華麗なる史劇を展開しようという企画です。企画自体は悪くないですよね。彼女は100万ドルのギャラで契約。映画が企画されたのは1958年、予算は300万ドル(当時の換算で約14億円)でした。この時点で破格の予算です。■脚本なし!予算は倍の600万ドルに!ところが、ここからがいけません(笑)。撮影開始時に脚本ができあがっていませんでした。仕方がないので、撮影しながら脚本は作るという場当たりな対応で、取りあえずゴー。まずはハリウッドに撮影セットの建て込みを始めます。しかし! 「海外にセットを作った方が税金が安く済むよ」という余計なアドバイスをした人がいて、作りかけだったセットを捨ててロンドンに移動します。ロンドンに行ってみると、セットの建設予定地が「これ狭くて入らないかも」ということが判明。前もって土地の広さを確認していなかったことにも驚きますが、その後の対応にはのけぞります。「でも、まあやってみるか」とセットを建て始めたのです。ここまでのくだりで1960年になっており、予算は倍の600万ドルに上方修正(笑)。ちなみに脚本はまだできていませんでした。■予算を3倍の900万ドルに!1960年の夏に脚本が完成して秋から撮影開始。ところが主演女優のエリザベス・テイラーが高熱でダウン。進まなくなります。そうこうするうちに「やっぱり狭くてダメだ」ということになって、ロンドンから撤収決定!予算は3倍の900万ドルに上方修正(笑)。ついでに監督もクビになって、新しくジョゼフ・マンキーヴィッツが監督に就任します。この監督のすえられ方も大問題でした。エリザベス・テイラーのお気に入りだったのです。いわゆる情実人事ってやつですね。結果から言えば、マンキーヴィッツは監督を引き受けるべきじゃなかったのです(笑)。マンキーヴィッツ新監督は「ゼロからやり直しだ」と考えたので脚本もやり直しになりました。ここでエリザベス・テイラーが肺炎で痛恨の入院! 撮影期間がめちゃくちゃになったので、押さえていた他の俳優の契約拘束期間が終了。エリザベス・テイラー以外の配役が全とっかえになります。■さらに1,400万ドル追加!仕方がないので、予算を新しく1,400万ドル積むことになりました。もちろん20世紀FOXはこれで倒産寸前に転落。いやあ映画制作って怖いですね。で、1961年の秋から撮影を始めようとしましたが、今度も脚本が間に合いませんでした。仕方がないので監督のジョゼフ・マンキーヴィッツが撮影しながら脚本を書きました。死ぬほど働いたマンキーヴィッツは何度もぶっ倒れます。脚本がないので、場当たり撮影のため、進行はオシにオシて、結局750万ドルも余計にかかりました。これでも制作は終わらなかったのです。原因は恋です(笑)。エリザベス・テイラーが俳優のリチャード・バートンとつき合い始めたのです。これは「世紀の恋愛」と言われました。制作終盤のこの時期に、恋に落ちたエリザベス・テイラーが撮影所に来なくなってしまいます。監督は心労でドラッグに逃げるようになりましたが最後までなとか踏ん張りました。ここでプロデューサーのウォルター・ウェンジャーがクビになります。彼はそれまではハリウッドを代表するプロデューサーでしたが、この映画でキャリア終了。■ついに完成! 結局10倍のコスト(涙)そして1962年夏についにクランクアップ!企画がスタートしてから4年。最初は300万ドルでスタートして結局総製作費3,111万5,000ドル(当時換算で約150億円)で完成!なんと最初の予算の10倍のお金を突っ込んだのです!映画の神様はこの映画にほほ笑みませんでした。お客さんが来なかったのです。濃い映画ファンなら知ってる話なんですが、このクレオパトラの転落は映画史にさんぜんと輝いています。■コッポラの転落制作『地獄の黙示録』あんまり完成しないので、現場で監督が気がヘンになりそうだった映画というと『地獄の黙示録』があります。監督は『ゴッドファーザー』シリーズで有名なフランシス・フォード・コッポラ。ちなみに地獄の黙示録はベトナム戦争の映画ですが、撮影自体はフィリピンで行われました。企画が企画なので、米軍がまったく協力せず、仕方がないのでフィリピン軍に協力を頼みました。せっかく作ったセットが台風の直撃でぶっ壊れて立て直し。主役のマーロン・ブランドが言うことを聞かないので全然撮影が進まず。コッポラは脚本を毎日書き直しつつ撮影。ついに倒れます。結局1,200万ドルの予算で始まった企画なのに3,100万ドルもかかりました。コケたら映画会社もコッポラも破産でおしまい!でした。ところが映画の神様はコッポラを見放しませんでした。死にそうになりながらコッポラが撮ったフィルムには、物語はよくわからないながらも異様な迫力が宿っており、興行成績は世界的な大ヒット!とにかくヒドイ目に遭う映画というのは一定のパターンがあるようです。●脚本もできてないのに撮影を始める●とにかく大規模なセットを建てる●しかもそのセットを何度も建てる●かつそのセットにはあまり意味がない●主役の俳優(女優)がビッグ●しかも言うことをきかない●監督に妙な自信がある●しかもその自信がおかしい最近ではCG技術が発達し、大規模セットを建てるなんてことはあまりありません。すごい予算をかけた映画がなくってちょっと残念ですね(笑)。(谷門太@dcp)
2012年09月08日巨匠フランシス・F・コッポラをして「彼女は家族のような存在だ。彼女のほかには考えられなかった」と言わしめる、ハリウッド映画界の申し子にして新ミューズ、エル・ファニング。現在14歳、“イノセント”と呼ばれる輝きを放つ彼女の類まれなる魅力は、どこから湧いてくるものなのか?コッポラ監督とタッグを組んだ『Virginia/ヴァージニア』の公開を前に、そのチャーミングな素顔を明かしてくれた。娘・ソフィアに続くコッポラ監督との共同作業離れて暮らす父親とのひとときを演じた『SOMEWHERE』でソフィア・コッポラに大人びた魅力を見出され、それに続く偉大なる父フランシス・コッポラからの抜擢。何とも贅沢な巡り合わせだが、率直なご感想は?「ソフィアとの仕事自体がすごくエキサイティングなもので本当に楽しかったわ。実は、その現場にフランシス・コッポラ監督が訪れていて、そこで初めて会ったの。コッポラ監督は本当に優しい方でソフィアとの間にある愛情、家族愛というのをすごく強く感じたし、ソフィアは父親から本当に大きなことを学んだんだなと実感した。とにかく伝説のようなコッポラ監督にこのV.(ヴィー)の役をいただいたときは本当に本当に興奮したわ!これは絶対楽しい仕事になるし、監督から多くのことを学べるだろうと思ってたし、この家族と続けて仕事できることもとても魅力的に感じました」。「フランシスはとっても声が大きいの。ソフィアはとてもソフトで比較的こじんまりと静かに話す感じだから、そういうところは違ったかな(笑)」と屈託なく笑いながら、コッポラ親子の違いを明かすエル。一方で、2人に共通して彼女が何よりも魅了されたのは、自然な雰囲気を大事にする、家族的な雰囲気に包まれた撮影現場だったそう。「今回、撮影が始まる前の夏に、監督と一緒に今回撮影が行われたワイン農場のあるナパ・ヴァレーに行ってリハーサルをしました。その中で監督と色々話して、(本作に影響をもたらした)エドガー・アラン・ポーについて教えてもらったり、すごく気味の悪い彼の性質やダークな作品、13歳のいとこと恋に落ちたことなど話をしてもらって、役作りに役立てたの。フランシスは俳優のために環境を居心地よくすることに心を割いてくれる。もちろん即興の演技もたくさんあったけど、例えば私がキャラクター的にこれはどうかなと思うセリフとかは2人で話し合いながら変えたり、常に『ここはこういう風にしようか?』と驚かせるような暗示をしてくれるの。今回チャレンジングだったのは、何と言っても監督の前で演技をすること。ナーバスになってしまうのを自分で乗り越えなければならなかった。でもその環境を監督はすごく居心地よくしてくれたし、おじいちゃんと一緒に仕事をしている感じでもあったわ」。巨匠から学んだのは映画の中だけでなかったようで、「昼も夜も監督自ら料理をしてくださって、一緒にパスタのソースを作ったり、色々と料理の指南も受けたの。美味しい食べ物ばかりの現場で、監督と一緒にトマトソースを混ぜたことは楽しい思い出!」とふり返る。そんなアットホームな撮影とは対照的に、劇中で描かれるのは怪しげなゴシック・ミステリーの世界。ロリータファッションに身を包んだエルは謎めいた妖艶さを放ち、主人公を夢の世界へと誘っていく。「あんな衣裳を映画で着たのは今回が初めてで大好きでした。とてもエキゾチックなスタイルがクールだと思ったわ。青白メイクには1時間くらいかかったんだけど、その上にキラキラするようにグリッターをかけて、ピンクの口紅、ピンクのアイシャドウを施して…監督はメイクから髪型に至るまでV.という役に相当なこだわりを持っていたの。ポニーテールを変形させて、そこに鎖まで入れたり、その辺りもとても気に入ったわ。それから白いコルセットのドレス、キラキラしたスカート、どれも大好き!」さらに彼女を興奮させたのが“ヴァンパイア”に豹変するクライマックスシーン。「とってもとっても楽しかったわ!偽物の出っ歯に矯正がかかっているものを着けて演技しなくてはならなかったんだけど、それがまた楽しくて(笑)。監督はとにかくできるかぎり血をたくさん使いたいと言ってて、私は寝ている状態でドボドボかけられたの。それもまた楽しくて、いっぱい写真を撮ったわ。青白メイクも体験できたし、本当に楽しかったわ」。「ものづくり」が大好きな、14歳の野望ちなみに、自身のお気に入りファッションを聞くと「レッドカーペットではガーリーなフリルのついたピンク系の洋服が好きだけど、毎日の学校ではそれにボーイッシュなセンスをミックスするのが私流。それにショートデニムやハイウェストかな。何でもハイウェストにするのが好きなの」と、シーン別の着こなし術まで明かしてくれた、おしゃれ大好きなエル。14歳とは思えない、自己流を既に築いている彼女はまさしくいま、ハリウッドの監督が最も撮りたいと思うミューズであると言える。そんな彼女が次回作として撮影に臨んでいるのが、「眠れる森の美女」の実写版で、アンジェリーナ・ジョリーと共演する『Maleficent』(原題)。今度はどんな女の子を演じるのだろうか?「私が演じるのは、小屋みたいなところに住んでいて自然をとても大切にする女の子。例えば、小枝とかで小さな人やお家を作ったりしているような子よ。すごくイノセントでピュアなので、物語の邪悪な闇との対比がきっと面白いものになるんじゃないかな。リハーサルを終えてこれからロンドンに戻って撮影に入るの。プリンセスを演じられるのがとても楽しみだし、アンジェリーナはとても素敵な方なので、絶対に楽しい経験になるに違いないわ!」本人の口からも突いて出た“イノセントでピュアなプリンセス”もまた、いまの彼女にしか演じられない役と言えそう。「ものづくりが大好き」という部分もどことなくエルの素顔に重なる。「私はものづくりをするのがすごく好きで、普段もスケッチやドローイングをするのが大好きなの。それとダンス、特にバレエはいまだに続けていて、とても好きなんです。映画を作るときには、グリーンバックの何もないところで自分で全て想像しなければいけないこともあるけど、とにかく俳優は大きなイマジネーションを持ってないといけないと思うの。だから、私も普段から想像力を働かせるようにしてるわ」。その潤沢なイマジネーションは、女優業以外にもぜひこれから生かしてほしいが、エル自身はカメラの後ろに立ちたいという思いは?「ええ、間違いなくあるわ!もう少し年齢を重ねて、大人になったら監督をしてみたいわ。あと、その前に脚本を書きたいの。脚本を書いて、それを自分で監督する日が来たらいいなと思ってるわ」。エル監督がメガホンを握る現場には、もしかすると姉のダコタが女優として出演していたり?そんなこちらの勝手な希望とは裏腹に、エルの中には絶対に譲れない野望があるようだ。「共演を夢見る人はいっぱいいるわ。でももし一人だけ選ぶとしたら、やっぱり姉のダコタ!まだ共演したことがないから一度してみたいの。共演するならやっぱりドラマチックな映画かな。でも現場で楽しく過ごしたいから、ユーモアがある楽しいシーンがあるようなドラマがいいかしら…」。© Press Association/AFLO■関連作品:Virginia/ヴァージニア 2012年8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Zoetrope Corp.2011Maleficent (原題)
2012年08月09日フォード・ジャパンは9月1日、コンパクトSUVのクーガに最上級グレードとなる「インディビデュアル」を発売する。数々の専用ボディパーツによる迫力あるエクステリアが特徴。クーガは2.5リットルの直列5気筒DOHCエンジンを搭載するコンパクトSUV。フォード・ヨーロッパによってドイツで生産されており、キネティックデザインと呼ばれる、ワイルドで大胆な造形のエクステリアが大きな特徴だ。日本でもそのスタイリングとオンロードでの高いドライバビリティが評価されている。今回追加された「インディビデュアル」は、そのエクステリアをさらに際だたせるボディパーツが追加されている。専用フロントロアーグリル、専用フロント&リア ロアーバンパー、専用デザインフロント&リア スキッドプレート、専用ボディカラー サイドモールディング(サイドスカート)、専用大型リアスポイラーなどで、さらに専用デザインの19インチアルミを採用している。インテリアは本革シートや専用デザインドアトリム、専用スカッフプレートなどを採用。そのほか、安全装備としてフロント、リアにパーキングソナーを標準装備する。ボディカラーはパンサーブラックとアイスホワイトの2種類が用意され価格は398万円。なお、全国のフォード販売会社において、9月1~2日に店頭展示会を開催する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日『ゴッドファーザー』シリーズで知られる巨匠フランシス・F・コッポラがイノセントな魅力を放つ新進女優、エル・ファニングを迎えてメガホンを取ったゴシック・ミステリー『Virginia/ヴァージニア』が今週末より公開となる。これに先駆けて、本作の撮影風景を収めたメイキング映像が到着!実はこちらの映像、コッポラ監督の孫であるジア・コッポラが撮影したもの。歌を歌うコッポラ監督や、無邪気にはしゃぐエルの姿などが収められた、興味深い作品となっている。数日前に身元不明の少女が胸に杭を打たれ殺されていた街にやって来た小説家が謎の少女V.(ヴィー)に誘われ、ときにエドガー・アラン・ポーの幻影に導かれながら、“現在と過去”、2つの事件の真相を紐解いていくさまを描いたゴシック・ミステリー。女優・フォトグラファーとして活躍するコッポラ監督の孫・ジアは、水原希子を起用した「ユナイテッドアローズ」のCMで監督デビューを果たしたばかりの25歳、。こちらのメイキング映像の冒頭では、孫からのインタビューを受け、本作の原案となった自身がイスタンブールで酒に酔って寝たときに見た夢の話をするコッポラ監督の姿が映し出される。実際に当時、コッポラが録音したレコーダーの内容が流れるのだが、驚きなのが本編の映像の一部がその夢を忠実に再現しているということ。コッポラの声で語られる夢の内容と劇中の映像が見事にシンクロしているのだ。そして、その夢に出てきた「ヴァンパイア」を名乗る少女こそが、エル演じる少女・V(ヴィー)。こちらの映像には、エルが初めて現場を訪れたときの様子も収められているが、初めて着ける“八重歯”にエルは大興奮。ヴァンパイアに変身した自分の姿を「見たいわ!」とはしゃぐエルを、コッポラ監督が携帯カメラで撮影し、その姿を見せてあげるというやり取りが、まるで祖父と孫娘のようで何とも微笑ましい。気心が知れた家族のようなスタッフに囲まれ、所有する自宅近くのワイナリーで撮影を敢行された本作。肩の力が抜けたコッポラ監督がのびのびと楽しく撮影に臨んでいる様子が映像からも伺える。真剣に演技指導にあたったり映画論について語る巨匠・コッポラの顔から、歌を歌い出す愉快なコッポラの素顔まで、「孫・ジアが撮影した、巨匠コッポラによる“映画の撮り方”」とも呼ぶべきこちらの映像。ぜひ巨匠の作り出す世界観をご覧あれ。『Virginia/ヴァージニア』8月11日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:Virginia/ヴァージニア 2012年8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Zoetrope Corp.2011
2012年08月07日『ゴッドファーザー』や『地獄の黙示録』で知られる巨匠フランシス・F・コッポラが若きミューズ、エル・ファニングを迎え、エドガー・アラン・ポーの原作をモチーフにしたゴシック・ミステリー『Virginia/ヴァージニア』の予告編映像がこのほど到着した。目の前に広がるのは、恐ろしくも幻想的な映像美で綴られるゴシック・ホラーの世界。次回作に悩む小説家がサイン会のために訪れた奇妙な街では、数日前に身元不明の少女が胸に杭を打たれ殺されていた。そしてある夜、夢に現れた少女・V.(ヴィー)と彼の敬愛する作家エドガー・アラン・ポーの幻影に導かれ、小説家はこの街で起きた過去の凄惨な事件を知ることになる…。今回届いた映像だけを見ても、巨匠コッポラが作り上げたゴシック・ワールドが全開。映像に充満する怪しげな雰囲気とダークトーンな魅力から目が離せない。さらに、大きく打ち鳴らされる鐘の音がより一層、見る者の不安を煽る。また、この暗い世界とは対照的に真っ白なメイクとロリータファッションで登場するエル扮する少女・V.の可憐さに“杭づけ”ではなく“釘づけ”になること必至!呪われた街に迷い込んだ小説家に助言を与えつつ「私を助けて」と懇願するV.。この街では過去に何があったのか…。“現在と過去”の2つの事件が絡み合う『Virginia/ヴァージニア』の世界をあなたも覗いてみては?『Virginia/ヴァージニア』は8月11日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:Virginia/ヴァージニア 2012年8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Zoetrope Corp.2011
2012年06月18日ハリソン・フォードが『ブレードランナー』の続編へ出演するようだ。フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を基に1982年に映画化された同SF映画の続編でもメガホンを取ることになったリドリー・スコット監督が、ハリソンにカメオ出演を要請しているという。スコット監督は、オリジナル版で主人公リック・デッカードを演じたハリソンを登場させることで、続編の面白さが増すと考えていると英「The Independent」紙に語った。「ハリソンを主役にするとは考えていない。でもどこかに彼を起用しないといけないんだ。面白くなるよ!」続編では、第1作で脚本を担当したハンプトン・ファンチャーに女性を主人公に据えた脚本の執筆を依頼しているという監督は先日、「『ブレードランナー』続編について最初のミーティングを始めたんだ。とても良い感触を持っているよ。絶対に女性主人公を登場させるつもりだ」と明かしている。同作の製作を手がけるアルコン・エンターテインメント社のアンドリュー・A・コソーヴとブロデリック・ジョンソンの両氏は、今回の新作の舞台が未来になると発表したうえで、「今回の続編は、映画史上の名作になり得る第1作と、リドリーとハンプトンの2人各々の独自なコラボレーションの2つの要素から触発された、2人にとって完璧な再会の機会です」と語っている。いまもなお多くの映画ファンの心を掴み、SF映画の金字塔ともされている傑作『ブレードランナー』。ハリソンの出演が実現すれば、一作目のファンならばなおのこと楽しめる続編になることは間違いないだろう。「ブレードランナー ファイナル・カット」価格:1,500円(税込)発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売中© 2007 Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.■関連作品:ブレードランナーファイナル・カット 2007年11月17日より新宿バルト9、梅田ブルク7にて公開BLADE RUNNER is a trademark of Blade Runner Partnership. Blade Runner: The Final Cut © 2007 The Blade Runner Partnership.TM & © 2007 Warner Bros. EntertainmentInc. All Rights Reserved.
2012年05月29日『ゴッドファーザー』シリーズで知られる巨匠フランシス・コッポラが、イノセントな魅力を放つ注目の新進女優、エル・ファニングを迎えてメガホンを取ったゴシック・ミステリー『Virginia/ヴァージニア』の日本での公開日が8月11日(土)に決定し、このたび完成したばかりのポスタービジュアルが披露された。ある小説家が訪れた、呪われた街。そこでは数日前に身元不明の少女が胸に杭を打たれ殺されていた。小説家は謎の少女V.(ヴィー)に誘われ、ときにエドガー・アラン・ポーの幻影に導かれながら、“現在と過去”、2つの事件の真相を紐解いていく――。近年、『コッポラの胡蝶の夢』(’07)や『テトロ 過去を殺した男』(’09)と精力的に作品を世に送り出しているコッポラ監督だが、最新作である本作では、あらゆるミステリーの原点である作家エドガー・アラン・ポーをモチーフにしている。エル・ファニングを始め、『トップガン』のヴァル・キルマー、ナレーションにはコッポラ作品にも数多く出演してきた吟遊詩人トム・ウェイツ(『Dr.パルナサスの鏡』)が参加と、かなり豪華な出演陣が名を連ねる。今回公開となった本作のポスターからは、ソフィア・コッポラ監督作『SOMEWHERE』での可憐でガーリーなイメージから一変、ゴシックな衣裳に身を包んだエルの謎めいた雰囲気が伝わってくるが、果たして彼女が演じる少女V.だけが知る“秘密”とは――?そして、巨匠・コッポラとエルが誘うめくるめくゴシック・ミステリーの世界とはいかなるものなのか?どうやら本作でもまた、新たな魅力を放つエルと出会うことができそうだ。『Virginia/ヴァージニア』は8月11日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:Virginia/ヴァージニア 2012年8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Zoetrope Corp.2011■関連記事:巨匠コッポラ×エル・ファニング、原点に立ち返った最新作『ヴァージニア』公開決定!
2012年05月25日『地獄の黙示録』(’79)、『ゴッドファーザー』三部作を筆頭に、半世紀以上にわたり映画界に偉大な功績を残す巨匠、フランシス・F・コッポラ監督。可憐な魅力で10代の女優の中で圧倒的な注目を集めるエル・ファニングを迎えて描いた渾身の最新作『Virginia/ヴァージニア』が今夏、日本公開されることが決定した。近年『コッポラの胡蝶の夢』(’07)や『テトロ過去を殺した男』(’09)と精力的に作品を創り出してきたコッポラ監督が、自らのキャリアをスタートさせたホラー映画という原点に立ち返り、エドガー・アラン・ポーをモチーフに創り上げたゴシック・ミステリー。呪われた街で起こった“現在と過去”の2つの事件の真相を、ひとりの小説家が謎の少女“V.(ヴィー)”と共に紐解いていく姿を描く。事件の謎を追う主人公のミステリー小説家を演じるのは、『トップガン』のヴァル・キルマー。そして、彼を闇の世界へと誘う謎の美少女・V.を演じるのは、コッポラが製作総指揮を務めた娘・ソフィアの監督作『SOMEWHERE』や『SUPER 8/スーパーエイト』で繊細な演技を魅せ、いまやファッション・リーダーとしても注目されるエル・ファニング。弱冠14歳ながら唯一無二の存在感を確立し、目覚しい成長を見せる彼女だが、まるで童話から出てきたかのような妖艶な姿がこのほど到着した写真から楽しむことができる。果たして、彼女が演じる少女・V.の正体とは――?巨匠・コッポラ×若きミューズ・エルが贈る、めくるめくゴシックの世界に酔いしれてみたい。『Virginia/ヴァージニア』は今夏、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。■関連作品:Virginia/ヴァージニア 2012年夏、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© Zoetrope Corp.2011
2012年05月14日