2012年もすぐそこ、もう来年に向けて準備してるなんて、年々時間が経つのが早くなってきた気がするのは私だけでしょうか…?今年も様々な映画が私たちを楽しませてくれましたが、来る2012年もまた新たなムービー・イヤーになりそうですよ。今回はその中でも特に時間をかけて製作されている注目の映画2本をご紹介します。まず1本目は、トム・クルーズ主演の映画、と言っても『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではありません、彼が長い間トレーニングを積んできたミュージカル『The Rock of Ages』(原題)です。2006年に製作され2009年にブロードウェイでヒットしたミュージカルを原作にしている本作には、トムを筆頭にアレック・ボールドウィン、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、メアリー・J・ブライジといった錚々たるハリウッド・スター、さらにリメイク版『フットルース』でヒロインを務めた若手注目女優、ジュリアン・ハフが出演。80年代半ば、田舎町からやってきた少女と若き青年がロサンゼルスで夢を追いかけていく姿を描いています。何と言っても見どころは“ロックンロール”の世界で、トムは誰もが憧れるカリスマ的ロックスター、ステイシー・ジャックスを演じています。また、ミュージカルはジャーニーにボン・ジョヴィ、スティクス、パット・ベネター、ポイズン、ツイスター・シスター、アジアなどなど、80年代の名曲の数々をフィーチャーしています。トムはというと、ロックスターを演じるにあたり、歌とダンスを猛特訓。実際の“ロックスター”のステージで訓練するために、友人のミュージシャンのステージに実際に上がっては一緒に数曲を歌うほどの念の入れようでした。物語は至ってシンプルで、ハリウッドでの成功を夢見てカンザスからロサンゼルスに上京してきた女の子が、そこで飛びぬけた存在のロッカーと出会ったことをきっかけにセックス、ドラッグ、ロックンロールの世界に巻き込まれていく姿を描きます。そしてやがて、(麻薬常用者やホームレスなどが多く集まる)ロサンゼルスのサンセット大通りの“浄化”と“健全な生活”を推進するドイツ人開発業者の手により、彼女たちの生活と住む場所は脅かされていきます。先日、本作の予告編がインターネット上で公開されたばかりですが、とても面白そうな内容でした。トムも見事にスーパー・ロックスターに成りきっていて素晴らしかったです!個人的にはこの映画、大ヒットするのではと思いますが、どうでしょう?全米では、2012年6月1日から劇場公開されます。さて、もう1本ご紹介したいのが、長い間待望されていた不朽の名作映画であり傑作小説のリメイク『The Great Gatsby』(原題)です。こちらもレオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン、トビー・マグワイアというハリウッドきってのドリームチームを結成しています。監督は『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマンで、レオとは『ロミオ+ジュリエット』以来16年ぶりの再タッグとなります。レオはここ数か月、ニュージーランドとオーストラリアで本作の撮影に明け暮れていました(そして、撮影オフ時には数人の現地のブロンド美女と楽しんでいたよう)。とにかく映画用に作られた本作のセットは見事で、キャストもそれに負けず良いコンビネーションを見せているようです。こちらのセットの写真が先日インターネットで公開されていましたが、その美しいこと!知らない方のために補足すると、原作「グレート・ギャツビー」はアメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルドが執筆し1925年に発行された小説で、第一次世界大戦後の1922年の春秋を舞台にしています。この名作は過去6回にもわたって、キャストを変えてリメイクされてきました。最初の映画化は1926年に製作されたサイレント映画ですが、最も有名なのは1974年製作のフランシス・フォード・コッポラ脚本、ミア・ファロー(デイジー・ブキャナン役)&ロバート・レッドフォード(ジェイ・ギャツビー役)競演の『華麗なるギャツビー』でしょう。今回の映画化では、レオがギャツビー役に、キャリーがデイジー役に、そしてトビーがニック・キャラウェイ役に扮します。2012年注目のこの2本、あなたは楽しみですか?(text:Lisle Wilkerson)© Newscom/AFLO© AFLO(原文)COMING UP IN 2012...Well, readers, can you believe that we are already headed into a new year??? Time just always seems to go faster and faster... or is it just me?I have a feeling that 2012 will be another big year in movies...we have some feature films coming out that have been in the making for a long time...such as the upcoming Tom Cruise film (and NO, I am NOT talking about "Mission Impossible-Ghost Protocol"). I am talking about the film that Tom Cruise has been training for quite a while now...the musical "The Rock of Ages". Now for all you readers that don’t know about this film, it is based on the 2006 musical that hit Broadway in 2009, and stars a who’s who in Hollywood, including Tom Cruise, Alec Baldwin, Catherine Zeta-Jones, Mary J. blige, and the latest darling in Hollywood, Julianne Hough (who was recently the lead actress in the remake of the 80’s classic, "Footloose")."The Rock of Ages" takes place in the mid-80’s and is the story of a smalltown girl and a young man who follow their dreams to Los Angeles. It is there that they get caught up in the world of "rock and roll". Tom Cruise plays the mega rock superstar, Stacee Jaxx, who everyone idolizes. The musical features some of the best music from the 80’s, including hits from Journey, Bon Jovi, Styx, Pat Benatar, Poison, Twister Sister, and Asia. How’s THAT for 80’s music???? haha...Anyway, Tom Cruise has been training, both in dancing, and singing in order to get ready for this role. In fact, while training for the role, Tom Cruise has been known to make appearances at some of his celebrity musician friends, sharing the stage with them for a number or two, in order to "get the rockstar stage training". The story is actually quite simple...it is about a smalltown girl from Kansas who arrives in Los Angeles, hoping to make big in Hollywood. She meets an aspiring rocker, and somehow they get entangled in the world of "sex drugs, and rock-n-roll", and they have to help defend the lifestyle and the world famous Sunset Strip area, from German land developers who have decided that they want to "clean up" the area and introduce "clean living". The trailer for the film, which was just leaked on the internet, is pretty interesting. And Tom Cruise seems to REALLY take on the whole rock superstar roll brilliantly!!! I have a feeling that this film will be a huge hit! It will be hitting theaters here in the US June 1, 2012.Another film that is due to hit theaters next year is the long-awaited remake of the classic film and book, "The Great Gatsby", featuring a Hollywood dream team of Leonardo DiCaprio, Carey Mulligan, and Tobey McGuire. And the film is being directed by Moulin Rouge’s Baz Luhrmann, who is being reunited with DiCaprio after working together on the remake of another classic film "Rome + Juliet" 16 years ago. Leonardo has been busy filming "The Great Gatsby" in New Zealand/Australia for the past couple months (and during his off time has been seen running around with quite a few of the local "hot blondes" ).Anyway, it seems that the chemistry on the set of the film is pretty incredible and the cast are all getting along very well. The first pictures from the set have come up online, and things are definitely looking pretty good! Now for those of you that don’t know..."The Great Gatsby" is based on a novel by great American author F. Scott Fitzgerald, which was published in 1925. The novel takes place right after the first World War, from spring to the fall season of 1922. This film has been done SIX times already, all by different casts, of course. The original film was shot in 1926 as a silent movie. And probably the most famous one was done in 1974, with the script written by Francis Ford Coppolla, Mia Farrow as Daisy Buchanan, and Robert Redford as Gatsby. For this film, Jay Gatsby will be played by Leonardo DiCaprio, Daisy Buchanan by Carey Mulligan, and Nick Carraway by Tobey McGuire. What do you think? Are you excited about these two films?■関連作品:The Rock of Ages (原題)
2011年12月20日『SOMEWHERE』でハリウッドスターの孤独を独自の感覚で描いたソフィア・コッポラ監督が新作の舞台に再びハリウッドを選んだ。今度はスターではなく、彼らの邸宅を荒らし金品を奪った実在の窃盗グループが主人公になるという。アメリカの芸能サイト「TMZ.com」によると、ソフィアは2008年10月から翌2009年8月にかけてカリフォルニア州でセレブや富裕層の自宅ばかりを狙った10代の少年少女の窃盗グループ(「Burglar Bunch」、「The Bling Ring」などと呼ばれている)を題材にした脚本を準備しているという。「The Bling Ring」は約1年の間にパリス・ヒルトンやオーランド・ブルーム、リンジー・ローハンらの留守宅に侵入し、ドレスや宝石などを盗み、被害総額は300万ドル以上と言われている。彼らについてはかつて「Vanity Fair」誌が「容疑者たちはルブタンを履いていた」というタイトルの記事でとりあげており、彼らの犯行は「見栄とセレブへの憧れが動機」と書かれている。「The Bling Ring」のメンバーの1人はソフィアの作品のコンサルタントの依頼を断ったというが、別のメンバーの妹が代わりに契約を交わしたという。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:ソフィア・コッポラ、父所有のイタリアの豪邸で挙式ソフィア・コッポラ、長年のパートナーと今月末に父所有のイタリアのヴィラで挙式キアヌにデル・トロ。40代独身大物俳優たちの身辺に変化の兆しがあなたは憧れる?『SOMEWHERE』“セレブ願望”診断テストスティーヴン・ドーフ インタビューS・コッポラが導いた新境地は“優しい人”
2011年12月06日先日より開催中のトロント国際映画祭。ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭に次ぐ30万人超の来場者数を誇り北米で最大規模を誇ると共に、ここでの観客、評論家たちの評価が、その後のオスカーに向けての賞レースにも大きな影響を与えるとあって、毎年その結果に注目が集っている。映画ファンにとって何より嬉しいのは、ハリウッド大作の出品が多く、カナダというアメリカの隣国という場所柄もあって名だたるスターたちが自らの作品を携えてレッドカーペットに登場するという点。今年もブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーの“ハリウッド最強カップル”をはじめ、ジョージ・クルーニーにマドンナ、ユアン・マクレガーなど豪華スターたちが集結した。例年に増してゴージャスなレッドカーペットの模様を写真と共にご紹介!9月9日(現地時間)に世界で初めてお披露目されたのがブラピ最新作の『マネーボール』。期待通りにパートナーのアンジーと共に来場しトロントの観客を大いに沸かせた。弱小のメジャー・リーグチームを独自の理論による人材集めと、戦法でプレーオフの常連に仕立て上げた腕利きGMの実話を映画化した本作。会場には共演のジョナ・ヒルらと共に、主人公のモデルとなった、松井秀喜も所属している「オークランド・アスレチックス」の名物GMビリー・ビーンも来場した。マドンナは監督2作目となる『W.E.』を引っ提げ、主演のアビー・コーニッシュらと共にトロントへ。レッドカーペットでは体に密着した真っ黒なドレス姿で観客の喝采を浴びていた。日本でも大人気のジョセフ・ゴードン=レヴィットは12日(現地時間)、最新主演作『50/50 フィフティ・フィフティ』のワールドプレミアに、共演のセス・ローゲン、アナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード、そしてジョナサン・レヴィン監督と共に来場したが、上映後観客は総立ち!客席を埋めた1,200人の大歓声に笑顔で応える姿も。ジェラルド・バトラーとレイフ・ファインズは『Coriolanus』(原題)の会見に揃って出席したが、役作りのためか激やせのジェラルドに、『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプとは打って変わってヒゲ面のレイフと揃って大変身を遂げていた。『A Dangerous Method』(原題)も『マネーボール』同様にトロントでワールドプレミアを敢行!キーラ・ナイトレイとヴィゴ・モーテンセンが揃って観客の前に登場した。2人は会見で、カナダのアイスホッケーチームのジャージを揃って着用するサービスも!ユアン・マクレガーは『Your Sister’s sister』(原題)プレミアにエミリー・ブラントとリン・シェルトンを伴って来場。まさに両手に華といった具合で思わずニンマリ。人気者だけあってジョージ・クルーニーは大忙し!先日閉幕したヴェネチア映画祭でオープニングを飾り喝采を浴びた監督・脚本作の『The Ides of March』(原題)のスクリーニング&会見に加え、主演作『ザ・ディセンダンツ』(原題)の会見にも出席した。他にもミーガン・フォックスが真っ赤なドレスでトロントっ子を悩殺し、マデリン・キャロルも美脚を披露。つい最近まで“名子役”と言われていたクロエ・グレース・モレッツ(『Hick』に出演)もセクシードレスですっかり大人のレディに。男優陣ではヴァル・キルマーにジェフリー・ラッシュら実力派も来場。また御年72の巨匠フランシス・フォード・コッポラも新作『TWIXT』(原題)を携えて公の場に姿を見せ、映画祭を盛り上げた。大物スターが次々と来場した今年のトロント。あくまでノン・コンペティションで観客の投票による“ピープルズ・チョイス・アウォード”が最高賞扱いとなるが、さてさて今年、最も支持を集めるのは?今後の日本での公開とそれに伴うスターたちの来日、そして賞レースの盛り上がりにも期待したい!© Reuters/AFLO © Everett Collection/AFLO© AP/AFLO © AFLO © Newscom/AFLO © Splash/AFLO■関連作品:マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ザ・ディセンダンツ (原題) 2012年、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月、TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© IWC Productions, LLC.■関連記事:早くもアカデミー賞最有力と絶賛の声G.クルーニー最新作、トロントで上映決定!ハリウッドスター来日の皮切りに?ブラピ最新作『マネーボール』引っさげ来日を約束アンジェリーナ・ジョリー、「子供たちに普通の観光旅行をさせたい」撮影現場では心優しきヒーロー、家庭ではよきパパ。ブラッド・ピット大活躍の夏ブラッド&アンジェリーナ、マリブの自宅を売却へ
2011年09月13日ソフィア・コッポラが長年のパートナーでフランスのバンド「フェニックス」のトーマス・マーズと27日、イタリアのベルナルダで挙式した。ベルナルダはコッポラ家のルーツがあるイタリア南部の町で、いまも親族が暮らしている。ソフィアの父、フランシス・フォード・コッポラ監督は同地に古くからある豪邸を所有していて、改装を終えたばかりのその邸宅が今回の式場となった。ソフィアはアライアがデザインしたラベンダー色のチュール素材のドレスをまとい、父にエスコートされてヴァージン・ロードを歩いた。式を執り行ったベルナルダの市長はAP通信に「(邸宅の)庭園で行われた式はとてもシンプルで静かでした」と語った。出席者は約80人で、父・フランシスの盟友であるジョージ・ルーカス監督、ソフィアの叔母で女優のタリア・シャイア、一部報道によるとジョニー・デップも参列したという。ソフィアはこれが2度目の結婚で、前夫は『かいじゅうたちのいるところ』のスパイク・ジョーンズ監督。トーマス・マーズはソフィアの監督デビュー作『ヴァージン・スーサイズ』のサウンドトラック制作を当時所属のバンド「Air」の一員として担当、彼女の最新作『SOMEWHERE』は現在ヴォーカルを務めるバンド、フェニックスが手がけている。夫妻には今年5歳と1歳になる娘がいる。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:ソフィア・コッポラ、長年のパートナーと今月末に父所有のイタリアのヴィラで挙式キアヌにデル・トロ。40代独身大物俳優たちの身辺に変化の兆しがあなたは憧れる?『SOMEWHERE』“セレブ願望”診断テストスティーヴン・ドーフ インタビューS・コッポラが導いた新境地は“優しい人”S・ドーフ&エル・ファニングの父娘姿にキュン!『SOMEWHERE』TVCM到着
2011年08月29日ハリソン・フォードが6日、スイスのロカルノで13日まで開催中の第64回ロカルノ国際映画祭で、金豹功労賞を受賞した。この日は最新主演作『カウボーイ&エイリアン』のヨーロッパ・プレミア上映が行われ、小雨が降るあいにくの空模様だったが、フォードはジョン・ファヴロー監督、共演のダニエル・クレイグとオリヴィア・ワイルドと共にヘリコプターで会場入りをした。サプライズでトロフィーを手渡されるや、会場のピアッツァ・グランデに集まった7,000人の観衆の温かい喝采に感激した面持ちで「心から感謝します」とまず一言。「多くの才能ある監督、俳優、スタッフ、脚本家、そしてプロデューサーの方々との仕事に恵まれた幸運に気づかされます。そしていまなお、こうして映画作りに携われる機会を持てることにも感謝します」と喜びを語った。19世紀の西部を舞台に、町を支配する大佐と記憶喪失の男が宇宙からやって来たエイリアンと戦うSFアクション大作『カウボーイ&エイリアン』は10月22日(土)より日本公開。(text:Yuki Tominaga)写真は第64回ロカルノ国際映画祭授賞式の様子。© Reuters/AFLO■関連作品:カウボーイ&エイリアン 2011年10月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:『カウボーイ&エイリアン』プレミア上映に、ハリソン・フォード夫妻ほか出席ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ、ニューヨーク州で電撃挙式
2011年08月09日5月に長年のパートナーでミュージシャンのトーマス・マーズと婚約したソフィア・コッポラの結婚式が8月27日、イタリアで執り行われることが決まった。場所はイタリアのベルナルダにある19世紀のヴィラ、パラッツォ・マルゲリータ。ソフィアの父親、フランシス・フォード・コッポラ監督所有のヴィラは数か月かけて大規模な改修を行っていたが、愛娘の結婚式が改修の記念すべきものになるという。コッポラの甥にあたるガエタノ・ルッソは「WWD(ウーマンズ・ウェア・デイリー)」の取材に対し「挙式はパラッツォの改修工事を記念するものです。その後はリゾートとして一般向けにオープンします」とコメントしている。2003年にスパイク・ジョーンズ監督と離婚しているソフィアにとって2度目の結婚となる。トーマスはフランスのバンド「フェニックス」のメンバーで、最新作『SOMEWHERE』はもちろん、これまでのソフィアの監督作の音楽を手がけていて、ソフィアとの間に2人の娘、現在4歳になるロミーと1歳のコジマをもうけている。(text:Yuki Tominaga)© Everett Collection/AFLO■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:キアヌにデル・トロ。40代独身大物俳優たちの身辺に変化の兆しがあなたは憧れる?『SOMEWHERE』“セレブ願望”診断テストスティーヴン・ドーフ インタビューS・コッポラが導いた新境地は“優しい人”S・ドーフ&エル・ファニングの父娘姿にキュン!『SOMEWHERE』TVCM到着セレブ中のセレブ、ソフィア・コッポラが描く“父娘”
2011年08月08日昨年9月、第67回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』は、ハリウッドの伝説のホテル「シャトー・マーモント」を舞台に、自堕落に生きる映画スター、ジョニー・マルコが別れた妻との間にもうけた11歳の娘と過ごす数日間の物語。一見グラマラスな日々を送るスターの孤独を繊細な演技で表現したスティーヴン・ドーフに1月の来日時、話を聞いた。37歳を迎え「若い頃はやっぱり生意気だったな(笑)」取材の際、筆者がかつて編集に関わった雑誌で彼が表紙を飾った号を持参した。20代のスティーヴンが東京の新橋でサラリーマンの集団にまじって横断歩道に立ち、街頭の新聞スタンドの販売員と一緒に火鉢で暖をとる姿が掲載されている。「覚えてるよ!でも雑誌を見るのは初めてだ」と大喜びでページをめくる彼は、原文のまま引かれた当時の自分のコメント「僕はくだらないハリウッド映画なんかやらない」を読んで、「こんなこと言ってる…」とつぶやきながら微笑む。だが、その言葉に忠実にキャリアを重ねてきたからこそ、『SOMEWHERE』のような作品にめぐりあったと言えるのでは?「そうかもしれないね。37歳になったいまも昔も正直でいたいと思ってる。でも、若い頃はやっぱり生意気だったな(笑)。ハリウッドへの反抗心はあったのかもしれない。だから、出演作もダークな内容のものを選びがちになり、演じるのも悪役ばかりになっていた。でも、ソフィアは『あなたは優しい人も演じられるはず』と言ってチャンスをくれたんだ。とても感謝してる。リアルな感情を持つジョニー・マルコという男を演じさせてくれたこと、そして役者としての僕を信じてくれたことにね」。本作におけるスティーヴン、そして愛娘・クレオを演じるエル・ファニングの素晴らしさは筆舌に尽しがたい。何もせず、そこにいる。それでいて演じる人物の心の機微を自然に観客へ伝えることに成功している。「これは本当に大変だった。クセのあるキャラクターを派手に演じるのはとても簡単なことだけど、今回は裸のままで演じるような気持ちだった。芝居をやり過ぎたら、映画のすべてをぶち壊すことになってしまう。いままで演じた中で最も難しい役だった。嘘っぽくなく演じたかったんだ。実は撮影中はジョニーとして過ごすようにしたから、当初は少し荒んだ気持ちになっていたんだ。これは疲れ切った男が、娘と過ごすうちにクリアな自分を取り戻す物語だからね。ソフィアの演出は見事だったよ。自分を見失ってるジョニーになり切っていた僕は物事を客観的に見られない状態だったけど、彼女が導いてくれたんだ」。「エルに初めて会ったとき、ソフィアも僕もすぐに『この子だ』と思った」演技力を自慢するのではなく、どれだけソフィアが素晴らしい監督なのかを力説するスティーヴンは、エルについても愛情たっぷりに語る。「シャトー・マーモントでのスクリーン・テストで初めて会ったとき、ソフィアも僕もすぐに『この子だ』と思った。愛らしくて、部屋に入ってくるだけで空気が華やぐ。素晴らしい子だよ。ずいぶん背が高くなったので、いまや一緒に並びたくないけど(笑)。ヒールを履いたら180センチ近いのに、まだ乳歯が生えてたりするんだ。才能もあるし、素晴らしい女優になると思う」と笑いながら話す表情は、父親そのものだった。スティーヴンは「ソフィアは観客一人一人が全く違う感想を抱ける映画を作る」と言う。「僕自身、『SOMEWHERE』を何度か見直すたびに新たな発見がある。大抵の映画は1度観ればそれきり。気に入っても気に入らなくても、そのまま忘れていく。でも、これは違う。観た翌日に車を運転していて、ふと思い出す。そんなふうにいつまでも心に残る作品なんだ」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga)特集「ソフィア・コッポラ’s セレブ・ワールド」■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:S・ドーフ&エル・ファニングの父娘姿にキュン!『SOMEWHERE』TVCM到着セレブ中のセレブ、ソフィア・コッポラが描く“父娘”S・コッポラ、待望の最新作『SOMEWHERE』パンフレットを5名様にプレゼントS・コッポラ最新作、金獅子賞受賞『SOMEWHERE』試写会に5組10名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?
2011年03月22日昨年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ最新作『SOMEWHERE』のTVスポット2種類が、どこよりも早くシネマカフェに到着!1月に来日を果たした主演のスティーヴン・ドーフと名子役エル・ファニングの“父娘”関係が垣間見える。映画スターであり、ハリウッドの伝説的なホテル“シャトー・マーモント”を拠点に退廃的な生活を送るジョニーの元に、別れた妻に引き取られた11歳の娘・クレオがやってくる。エージェントに言われるがままに仕事に赴き、それ以外は孤独で空虚な時を過ごしていたジョニーだったが、突然の娘との時間は、彼にそれまで置き去りにしてきた“何か”を思い出させ、そして娘にとっては父とのかけがえのない宝物のような時間となる。国際的な映画監督フランシス・フォード・コッポラを父に持つソフィアが、自らの体験をも反映させたという本作だが、今回、到着したTVスポットでは「どうしてだろう?娘との時間がこんなにも美しいのは」というナレーションと共に、久々に再会した父と娘の触れ合いが次々と描き出される。スケートをする娘の姿を一心に見つめる父、父親に満面の笑みを投げかける娘、プールでたわいない遊びに戯れる2人――父と娘の過ごす優しい時間が、温かくも、どこか寂しさを含んだ愛情が伝わってくる。セレブとしての生活に埋没しつつも、どこか憎めない哀愁を感じさせるスティーヴンと大人と少女の境界をはかなく揺れ動くエル。TVスポットの中で交わされる言葉は多くはないが、2人がこの映画に、役柄にどれだけハマっているかがこの映像からも分かるはず!『SOMEWHERE』は4月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:セレブ中のセレブ、ソフィア・コッポラが描く“父娘”S・コッポラ、待望の最新作『SOMEWHERE』パンフレットを5名様にプレゼントS・コッポラ最新作、金獅子賞受賞『SOMEWHERE』試写会に5組10名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?S・コッポラ、ルイ・ヴィトンのパーティに華麗に登場!冨永愛はセクシードレスで…
2011年03月18日世界的に著名な親を持つということは、どんな気持ちなのでしょうか。誇らしいのか、楽しいのか、それとも苦労の連続なのか。親と子にも相性というのがありますが、親が有名であるがゆえに、関係を築くのが難しくなるということは実際にありそうです。忙しすぎてかまってもらえなかったり、普通の人よりも誘惑が多いせいか、親が恋多き人物だったり、同じ道に進もうとしたら親と才能を比べられたり。でも、彼女の場合は、すべてをしっかり乗り越えている様子です。彼女、とはソフィア・コッポラ。映画界の巨人、フランシス・フォード・コッポラを父に持つ、セレブの中のセレブ。しかも、臆せず父と同じ道を選び、きちんと評価もされている。なかなかこうはいきません。新作『SOMEWHERE』では、ハリウッドの映画スターで、すさんだセレブ生活をおくるジョニー・マルコと、11歳の娘・クレオが過ごす、かけがえのない日々を描いています。彼らはいわば、私たちがパパラッチの仕事を通して、その生活を覗き見る人々。まさに、コッポラ親子もそうでした。つまりこの作品は、巨匠の父と過ごしたソフィア自身の実体験や、自らが2人の子供たちと過ごす日々を随所に投影した、極めてパーソナルな物語。多感な少女たちの姿を映し出した、“ガーリー”な映画を得意とするソフィアが、自らも親となった経験を経て、“親子”という新たなテーマを得て、新境地を開いたことでも話題に。第67回のヴェネチア国際映画祭では、コンペ部門のグランプリである金獅子賞を受賞したのですから、天晴れです。では、高評価を受けた、そのパーソナルな物語をちょっと覗いてみると…。主人公のジョニーはハリウッドの伝説的なホテル“シャトー・マーモント”で暮らしています。誰もが憧れる華やかな生活を送っているように見えますが、実は彼の生活は時間つぶしの連続です。部屋にポールダンサーを呼んでみても、それほど楽しんでいる様子はないし、友達がパーティを開いても、それほど気乗りしている風でもない。エージェントから、「ここに行って、あの仕事をこなして来て!」と言われれば、言われたままに動くものの、それ以外の時間は無気力さが支配していて、壮大な暇つぶしであるかのように見えるのです。そんな生活に、クレオが飛び込んできます。前妻の都合で、ジョニーと一時的に同居するためにやってきたのです。ホテルの部屋で2人は、Wiiのギターゲームに興じたり、プールサイドで過ごしたり、一緒に音楽を聴いてみたりと、友達のように楽しく過ごします。それは、孤独で空虚なそれまでの時間とは全く違った、かけがえのない時間なのです。そんなかけがえのないものに気づいてしまえば、もう後戻りなどできません。果たしてジョニーは、どうするのでしょうか。実は、ソフィアも、父であるフランシス・フォード・コッポラと“シャトー・マーモント”で過ごした経験があるのだとか。「子供の頃、父がいろいろな場所で撮影するとき、一緒に行ってよくホテルに泊まっていたんです」と話しています。そんな思い出の場所で撮影された作品ですが、すべてがハッピーな思い出ばかりだったわけではなさそう。仲の良い映画一家に育ち、父と母の離婚も経験せず、父の仕事にもよくついていったというソフィア。でも、この作品を観ていると、そんな彼女にも、劇中でクレオが寂しげで不安げな表情を見せるときのように、不安定だったことがあるのかもしれないと思うのです。著名な父を持つことは、やはりどこか切なさと隣り合わせなのでしょう。自分の父親なのにその存在があまりに大きすぎて、遠く感じてしまったり、他人のように思えたりすることもあったはず。11歳だというのに、どこか大人びた視線と距離感で父を眺めるクレオは、常に冷静なソフィアと印象が重なります。劇中に登場するジョニーは、自分であって、父・コッポラの投影でもあり、娘・クレオは、やはり自分でもあり、自分の子供たちの姿の投影なのかもしれません。ソフィア自身、「クレオは、ショービズ界のある夫婦の子供にインスパイアされたキャラクターです。でも、人を惹きつけるパワフルな父親を持った、私自身の記憶にもインスパイアされています。すべてが私のことではありませんが、私の子供時代に由来する要素もいくつかあります」と話しています。どこの部分が実体験なのか、興味をそそられるところですが、イタリアのホテルでの朝食シーンだったらどうしよう…と下世話な想像をしたりして。(気になる方は、映画をチェック!)いずれにしろ、いつも多くの人々に囲まれて、華やかな生活を送ってきたように見えて、ソフィアは案外、孤独に詳しいということも、本作を含むこれまでの作品を観ていればよくわかります。やはり、私たちにはわからない、セレブ親子ならではの寂しさというのはあるのでしょう。でも、その分、私たちには思いもよらないゴージャスな経験もしてきたはず。“パパ”コッポラが、娘をはじめ家族に、深い愛情を注いでいることは有名です。特に自分のワイナリーで、愛娘ソフィアのためにワインを造ってしまったなどという話を聞けば、愛情表現もケタ違いだなとしみじみ。自分の仕事ゆえに、家族に寂しい思いや、不便をかけさせたことも少なくないことを承知しているから、穴埋めをするときは、しっかりと抜かりなくやっているのかもしれませんね。そのためか、セレブ一家にありがちな「みんな、バラバラ…」という事態にも陥ることなく、コッポラファミリーの絆の強さはことに有名。むしろ、危うい世界にいるからこそ、なのかもしれません。実際に、本作でも製作総指揮はパパの役目。製作は兄・ロマンの仕事。2人とも、自分のキャリア、これまでのコネクションを最大限に駆使して、ソフィアをサポートしたわけです。美しい家族愛、お見事。それにしても、娘が作ったセレブ親子の物語を、パパはどんな思いで観たのでしょうか。娘は昔、こんな風に思っていたのかとちょっと切なくなったりして。かなり気になるところです。でも、間違いないのは、ここまで立派に育った娘を見て、誇らしい気持ちでいっぱいだろうということですね。(text:June Makiguchi)特集「ソフィア・コッポラ’s セレブ・ワールド」© Titti Fabi/Camera Press/AFLO© Kazuko WAKAYAMA■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:S・コッポラ、待望の最新作『SOMEWHERE』パンフレットを5名様にプレゼントS・コッポラ最新作、金獅子賞受賞『SOMEWHERE』試写会に5組10名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?S・コッポラ、ルイ・ヴィトンのパーティに華麗に登場!冨永愛はセクシードレスで…S・コッポラ『SOMEWHERE』携え来日「子どもが生まれて優先順位が変わった」
2011年03月15日第67回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した映画『SOMEWHERE』の日本公開を記念したプレビュー&レセプションが1月22日(土)、ルイ・ヴィトン六本木ヒルズ店で華やかに開催され、現在来日中のソフィア・コッポラ監督が、主演のスティーヴン・ドーフと共に来場した。ソフィアはルイ・ヴィトンのコア・ヴァリュー広告に父親のフランシス・フォード・コッポラと登場するなど親しい交流を築いている。もちろん、この夜はヴィトンのコレクションに身を包んでのご登場だ。2009年に同ブランドとのコラボレーションによる“SCバッグ”を発表し、今春には待望の新作「ミルク」、「チェリー」がラインナップに加わる。「新作のバッグを気に入ってもらえると嬉しいわ」とPRを忘れなかった。レセプションには寺島しのぶ、冨永愛、水原希子、歌手のICONIQ、クリス・ペプラー、映画コメンテーターのLiLiCoら国内のセレブリティも多数招待された。水原さんは「パーティなので普段はできない格好をと思って。ちょっと露出してみました」とラップドレスにご機嫌。春を先取りしたブラウスを着用の寺島さんは「冬着るにはちょっと寒いかな。ダンナからのプレゼント?それはないです(笑)」。大胆な露出でドーフをはじめ、会場の視線を独占した冨永さんは「やっぱりドレスはモチベーションが上がりますね」とさすがの存在感だった。映画の舞台はハリウッドにある伝説的なホテル、シャトー・マーモント。そこで奔放なセレブ生活を送る俳優ジョニー・マルコ(ドーフ)は、前妻との間にできた11歳の娘・クレオ(エル・ファニング)と再会。 共に過ごす時間を通して、マルコはふわふわと漂うような自分の現状を見つめ直し始めるが…。著名人を父に持つ境遇や、出産経験などソフィアのパーソナルな側面が押し出され、ソフィア自身も「初めて男性目線で撮ってみたの」と認める新境地の一作だ。『SOMEWHERE』は4月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:S・コッポラ『SOMEWHERE』携え来日「子どもが生まれて優先順位が変わった」村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』予告編到着!扉の向こうに大胆な姿で…金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠『ノルウェイの森』に強敵出現ソフィア・コッポラ新作に喝采!現地紙は最高点
2011年01月22日ソフィア・コッポラ監督が第67回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した最新作『SOMEWHERE』を引っさげ、映画のプロモーションとしては7年ぶりの来日を果たし、1月19日(水)、主演のスティーヴン・ドーフと共に記者会見を行った。ハリウッドにある伝説的なホテル、シャトー・マーモントで奔放なセレブ生活を送る俳優ジョニー・マルコ(ドーフ)は、前妻との間にできた11歳の娘・クレオ(エル・ファニング)と再会。 共に過ごす時間を通して、マルコはふわふわと漂うような自分の現状を見つめ直し始めるが…。著名人を父に持つ境遇や、出産経験などソフィアのパーソナルな側面が押し出された新境地とも言える一作となった。長編デビュー作『ヴァージン・スーサイド』から前作『マリー・アントワネット』に至るまで、これまで「ガーリーな作品が多かった」(ソフィア談)が、本作では居場所が定まらないセレブ男性の視点から、現代人が忘れかけた愛情や人生の真価、そしてシンプルな父娘の絆を描かれる。ビジュアル×サウンドが織り成すソフィアならではの世界観も健在だが、これまで以上に“暖かみ”が際立った仕上がりだ。「子どもが生まれたことも影響しているかもしれない」とソフィア。母性に目覚めたことで、「些細なことの積み重ねこそが、人生を変える」という本作のメッセージにも説得力が増した。「人生における優先順位が変わったのも事実。『じゃあ、マルコだったら!?』っていう発想で脚本を書いたの」とソフィア。一方、主演を務めるドーフは、娘役のエル(ダコタ・ファニングの妹で現在12歳)との共演に、「最初はナーバスになったよ。でも一緒に演技してみると、本当に素晴らしい“主演女優”のたたずまいだった。実際、無理せずに父親と娘の絆を結べたと自負している」。それだけに「撮影が終わり、別れるのは悲しかったよ」とふり返る。ソフィアも「スティーブンは素晴らしい俳優だし、彼の心優しい部分が絶対作品に反映されると思っていた」とキャスティングに自信を見せた。「私的で新しい映画。ぜひマルコと一緒に素晴らしい旅を経験してほしい」とドーフ。ソフィアは「私自身、映画を見るときは旅した気分を味わうのが好きなの。ぜひ舞台となったLAやホテルに滞在した気分になってほしいわ。設定は少し特別に感じるかもしれないけど、普遍的なテーマ…例えば、家族愛やアイデンティティーといったものを描いているから、日本の皆さんにも共感してもらえるはずだわ」とアピールしていた。『SOMEWHERE』は4月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』予告編到着!扉の向こうに大胆な姿で…金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠『ノルウェイの森』に強敵出現ソフィア・コッポラ新作に喝采!現地紙は最高点
2011年01月19日問い合わせと苦情の発表ハートフォード生命保険株式会社は12月27日、平成22年度第2四半期(7月~9月)に寄せられた顧客からの問い合わせと、「苦情(不満足の表明があったもの)」の件数を公表した。それによると、この期間に同社のコールセンターが受け付けた声の件数は、合計で27,904件。内訳は「保全手続に関する照会」が12,929件、「特別勘定に関する照会」が8,470件となり、この2項目で75%を超える結果となった。※画像はイメージ苦情は9割以上が電話で解決次に同社の「お客様相談室」に寄せられた苦情を見ると、同期間に合計226件の苦情があり、項目としては「その他」が102件、45.1%を占めた。それから「新契約関係」が62件、「保全関係」が45件と続いた。また同社は発表で、「迅速な対応」「正確な案内」「わかりやすい説明」に全社的に勤め、事例の研究などを通してスキルの共有を図っているとし、苦情においても、電話による説明で9割以上が解決へと至ったという。そして下記のようなコメントを発した。ハートフォード生命は、クライアントサービスセンター、販売会社、各種アンケートを通じてお寄せいただいた「お客様の声」を社内で集約し、サービスの改善と向上に積極的に活用しています。
2011年01月04日8,620件と3件ハートフォード生命保険株式会社は11月30日、平成22年度上半期における保険金等の支払い件数、支払い非該当件数を公表した。それによると、この期間に同社が支払ったのは、保険金で3,139件、給付金で5,481件となり、合計8,620件であった。対して支払い非該当となったのは、保険金の3件のみ。死亡保険金と年金関連が支払いの殆ど詳しい内訳を見ると、支払いでは「死亡保険金」が3,052件、給付金の「年金と年金一時金の合計」が5,410件となり、この2項目で支払いの大半を占めた。支払い非該当となったのは、「死亡保険金」で免責事由に該当したものが1件、「災害保険金」で支払事由に非該当となったのが2件となった。同社は前年度においても、上半期で支払い件数9,150件、支払い非該当件数10件。下半期で支払い件数53,418件、支払い非該当件数9件となっており、保険金等が支払われない確率は極めて低い水準となっている。
2010年12月02日第67回ヴェネチア国際映画祭は、11日夜、(現地時間)作品賞にあたる金獅子賞にソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』(原題)を選んで閉幕した。授賞式後の会見で、父フランシス・F・コッポラ監督に報告をしたかと聞かれたソフィアは「すぐに両親に電話をしたら、とても感激していたわ。イタリア系である私たちにとって、イタリアの映画祭で賞をもらうことは、特別なこと」と語った。ソフィアの名前を呼ぶ際、審査委員長であるクエンティン・タランティーノが、「この人にこの賞を贈ることが出来るなんて…」と言いながら涙ぐむそぶりを見せるなど、あまりに芝居がかっていたため、一部のプレスからは失笑が出ていたが、作品自体は本命の1本で、納得の受賞となった。ちなみにタランティーノにとってソフィアは元恋人。現在は仲の良い友人だという2人はステージで、抱き合って喜びを分かち合った。会見で、ドイツ人記者から「あなたはアジア映画のファンだが、アジア映画が1本も受賞していないのははなぜか?」と聞かれたタランティーノは、「実際、審査員はみんな三池の作品(『十三人の刺客』)を気に入っていた。しかし、どうしても賞をあげられない場合もある」と答えた。また、男優賞は『ESSENTIAL KILLING』(原題)でタリバンの兵士を一言も発さずに演じきったヴィンセント・ギャロが受賞。しかしギャロはヴェネチア入りしていたものの、自身の監督作の会見やレッドカーペットもキャンセルするなど、最後まで公の場に姿を見せることはなく、相変わらずの変わり者ぶりだった。<主な受賞結果>金獅子賞(作品賞):『SOMEWHERE』(ソフィア・コッポラ監督)銀獅子賞(監督賞):アレックス・ド・ラ・イグレシア(『BALADA TRISTE DE TROMPETA』)脚本賞:『BALADA TRISTE DE TROMPETA』(イエジー・スコモリフスキー)審査員特別賞:『ESSENTIAL KILLING』(イエジー・スコモリフスキー監督)男優賞:ヴィンセント・ギャロ(『ESSENTIAL KILLING』)女優賞:アリアーヌ・ラベッド『ATTEMBERG』マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞):ミラ・クニス (『ブラック・スワン』)(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会ブラック・スワン (仮題) 2011年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.SOMEWHERE (原題) 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC 第67回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:清水崇がウサギの被り物でヴェネチア参上!3D映画部門は『アバター』&『ヒック』『十三人の刺客』にスタンディングオベーション7分!金獅子に三池監督手応えアリ?村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』ポスタービジュアル解禁!菊地凛子インタビュー天衣無縫の旅人――「やっぱり直感なんですよね」三池崇史監督、SMAP稲垣の“悪役”起用を説明
2010年09月12日9月3日(現地時間)夜、ヴェネチア映画祭のコンペティション部門で、ソフィア・コッポラの新作『SOMEWHERE』(原題)が上映され、大きな喝采を浴びた。『SOMEWHERE』(原題)は、ソフィアの『マリー・アントワネット』以来4年ぶりとなる最新作で、高級ホテルで虚無的な生活をする人気スター、ジョニー・マルコが主人公。別れて暮らす11歳の娘・クレオの訪問で、ジョニーの心が少しずつ変化するさまを、ドライなユーモアを交えて描き出していく。『パブリック・エネミーズ』のスティーヴン・ドーフが、自分の居場所の定まらないセレブを好演し、娘クレオをダコタ・ファニングの妹エル・ファニングが演じる。舞台となるのはハリウッドの伝説的なホテル「シャトーマーモント」。マリリン・モンローからリンジー・ローハンまでセレブのお気に入りとして知られている。『ロスト・イン・トランスレーション』に続いてホテルを舞台にしたことについて、ソフィアは記者会見で「私も子供の頃、父(フランシス・F・コッポラ)の撮影のためしょっちゅうホテル暮らしをしていたから、その頃の経験が生きているわ。クレオがホテルの部屋で料理をするのは、彼女が本物の家を求めていることの象徴ね」と語った。セレブの、そして現代人の孤独を風刺的に描いた本作は、現地新聞の星取表では最高評価を獲得。自分の居るべき場所(somewhere)を見つけられずにいる男を好演したスティーヴン・ドーフの演技賞にも期待がかかる。今回の審査委員長である、ソフィアの元恋人クエンティン・タランティーノが、どのような評価を下すが注目だ。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:SOMEWHERE (原題) 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC 第67回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:『ノルウェイの森』にスタンディング・オベーション松山ケンイチ「確信」得た!『ノルウェイの森』に質問続出! 凛子、松山ケンイチと「楽屋にこもって話し合った」ヴェネチア国際映画祭開幕!ナタリー・ポートマン、過激なシーンも「覚悟してたわ」ヴェネチア国際映画祭、「ヴェネチア3Dアワード」審査委員長に清水崇が就任ナタリー・ポートマンがダークサイドに?主演作がヴェネチアでオープニング上映決定
2010年09月04日ハリソン・フォードとキャリスタ・フロックハートが8年余りの交際を経て、ついに結婚式を挙げたことが判明した。2人は、ハリソンが新作『Cowboy&Aliens』(原題)を撮影中のニューメキシコ州サンタフェで、同州知事のビル・リチャードソン氏の邸宅で挙式したという。ハリソンは昨年のバレンタインデーにキャリスタにプロポーズしていた。67歳のフォードはこれが3度目の結婚で、45歳のキャリスタは初婚。2人は2002年のゴールデン・グローブ賞授賞式で出会って交際がスタートし、2001年にキャリスタが養子縁組した9歳の息子、リアムくんを一緒に育てている。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:ブラザーズ&シスターズ [海外TVドラマ]■関連記事:キャリスタ・フロックハート主演「ブラザーズ&シスターズ」最新予告編が到着!シーズン2リリース記念「ブラザーズ&シスターズ」DVDを3名様にプレゼント父娘ほど年の離れた女性とブルース・ウィリスが挙式、ハリソン・フォードは婚約シネマカフェ的海外ドラマvol.81「ブラザーズ&シスターズ」のススメその4シネマカフェ的海外ドラマvol.80「ブラザーズ&シスターズ」のススメその3
2010年06月17日先月、10月20日の新聞を見て、びっくりした方も多いのでは?経済欄の向かいに、どーんと、ファッションデザイナー、トム・フォードの大きな写真。そこには、「MEET TOM FORD TODAY OCTOBER 20TH 6PM to 7PM TOKYO ISETAN」の文字。そう、この日、トム・フォード自身が新宿の伊勢丹にある自らのショップに、新しい香水の発売記念イベントのためにやってきたのです。相変わらず、麗しい。今回の来日は実に4年ぶり。実は、この時期に開催されていた第22回東京国際映画祭での初監督映画の上映のために日本を訪れていたのです。トム・フォードをかの有名なファッションデザイナーだと気づかずに見かけた映画ファンは、さぞびっくりしたことでしょう。「俳優さん?」、「こんなカッコいい人が監督?」と。そんなトム・フォードが手掛けたのは、『A Single man』(原題)。英国人の教授・ジョージが、長くパートナーだったジムの死後、自らの人生の意味を問い直すという物語。60年代を背景に、悲恋物語が美しく綴られます。1964年発表された劇作家、クリストファー・イシャウッドによる同名小説が原作で、80年代に原作を読んだトムはそれ以来、シンプルで誠実な物語に魅了され続けてきたのだそうです。作品のテーマは「過去でなく、現在を生きることの重要性、そして、人生における些細な出来事こそが、実は人生において大きな意味を持つことを理解すること」と語るトム・フォード。自らもゲイであることをカミングアウトしている彼ですが、ジェンダーに関係なく生きていく上で気づかされる大切な個人的な想いや情熱を、ファッションとはまた別の、映画というメディアを通し、美しい2次元の映像で表現しています。主演は、コリン・ファース。今年のヴェネチア国際映画祭で本作がコンペティション部門に出品された際には、主演男優賞も受賞しています。「コリンが凄いのは、表情を変えず、もちろん一言のセリフを発さずとも、目の動きだけで感情を伝えてしまうことだ」とトムもコリンを絶賛しています。実は、監督にも、主演俳優にも、そしてもちろん物語にも、話題いっぱいの本作は、映画祭でももの凄い人気だったため、残念ながら上映に参加できなかった私。海外同様、国内で初上映となった東京国際映画祭での評価も高く、観るのが待ちきれません。来春には、私たちも劇場で楽しめそうなので、そのときを一緒に待つことといたしましょう!(text:June Makiguchi)■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:ファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜【TIFFレポート】杏がミニスカで美脚披露!木村佳乃は…写真でふり返る閉幕式【TIFFレポート】『イースタン・プレイ』グランプリ含む3冠!亡き男優にも男優賞【TIFFレポート】台湾の名匠お墨付きの新鋭監督は、草食系&星座占い好き?【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!
2009年11月13日昨年、すい臓がんを患っていると公表し、闘病中だったパトリック・スウェイジが14日、ロサンゼルス近郊の自宅で亡くなった。享年57。スウェイジの代理人は「パトリック・スウェイジは過去20か月間の闘病の末、家族に見守られながら安らかに眠りにつきました」と声明を発表した。スウェイジは昨年1月にすい臓がんの4期と診断され、化学療法を受けていた。経過は良く、昨年9月にはガン撲滅運動「Stand Up to Cancer」に参加、今年からスタートしたTVシリーズ「The Beast」(原題)に主演するまで回復した。治療を続けながらの撮影だったが、病状の悪化によりシリーズは13話で打ち切りとなっていた。バレエダンサーとしてキャリアをスタートさせたスウェイジはブロードウェイの舞台からハリウッドへと活躍の場を移し、1983年にフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』で注目を浴び、1987年の『ダーティ・ダンシング』で人気を不動のものにした。彼にとって最大のヒット作であり代表作『ゴースト/ニューヨークの幻』(’90)で共演したデミ・ムーアは「あなたは多くの人に愛されました。そしてあなたの光は私たちを永遠に照らし続けるでしょう」とコメントを発表。同じく同作の共演者であるウーピー・ゴールドバーグは「私は『ゴースト/ニューヨークの幻』のメッセージを信じています。これからも彼はいつもそばにいてくれるでしょう」と話している。TVインタビューで病に倒れた気持ちを聞かれて「とても怖いし、怒りもある。なぜ僕が?と思っているよ」と正直に答えながら、希望を捨てずに闘病していた彼の冥福を、心よりお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)今年1月、「The Beast」に出演した際のパトリック。© Splash/AFLO
2009年09月16日梅雨も明け、“日本の夏”真っ盛り。強い日差しって、仕事中はやっかいだけれど、お休みの日には嬉しいもの。夏の日差しの中、昼間からお酒などいただいたりして。大人だけが味わえる贅沢ですね。こんなとき、ビールというのが定番だけれど、もうちょっとこだわりたいという女性におすすめなのがスパークリングワイン。少しだけ、華やいだ気分に浸ることができますよね。高級シャンパンもいいけれど、気軽に楽しむならイチ押しなのが、映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラが、愛娘ソフィアのために造った2つのスパークリング。その名も「フランシス・コッポラ・ソフィアブラン・ド・ブラン」と「フランシス・コッポラ・ソフィアロゼ」。味、色はもちろんのこと、ボトルシェイプ、ラベルデザイン、パッケージまで、一切の妥協を許さない精神によって完成させた渾身のワインなのです。愛する娘のために、それも結婚祝いに造ったというのですから、パパ・コッポラの力の入れようは想像できますよね。私もいただいてみましたが、グラス1杯で、すっかり虜に。「ブラン・ド・ブラン」は、まるでフレッシュなブドウを口に含んだかのようなジューシーな味わいと豊かな香りに、思わず笑みがこぼれます。色鮮やかなロゼは、イチゴやバラの香りを思わせる香りと味、オーラが立ち上る美女のような存在感が圧倒的。どちらも、カルフォルニアの陽気に良く合う、甘すぎずドライすぎない夏ぴったりの味なので、いまの季節にはついつい進んでしまいそうです。コッポラのワイン造りは有名ですが、お金持ちが道楽程度にやっているのではと思っている人も案外多いものの、実は彼は真剣そのもの。はじめは別荘にと購入した土地が、カリフォルニアワインの歴史と伝統をいまに伝える由緒正しいワイナリーだったことを知り、土地の継承者としての責任感とクリエーター魂をフルスロットルにしたコッポラ。そのこだわりには並々ならぬものがあり、流石は映画監督として完璧主義者の名をほしいままにしている人物なのだと脱帽。クリエーターとしての精神はワイン造りにもそのまま反映されていて、彼が所有する二つのワイナリーから誕生するワインは、愛好家たちにも高く評価され、人気を博す名品に成長しています。コッポラのワインに関しては、webマガジン「verita」でも執筆しているので、詳しくはこちら()をどうぞ。カルフォルニアが世界に誇る2大産業、つまり映画製作とワイン醸造を極めたコッポラ監督のワイン。こだわり抜かれたラインナップの中でも、ひときわ可憐で美しく、飛び切りお洒落なソフィアは、プレゼントにしても喜ばれること間違いなし。もちろん自分用に購入しても◎。実は、ブラン・ド・ブランには、一人用の缶入りまであるので、どんなシチュエーションでも、ファッショナブルに彩ってくれるのです。暑い夏を乗り切るためにも、ぜひお試しを!(text:June Makiguchi)cinemacafe shop/巨匠コッポラ監督が造り上げた究極のワイン
2009年08月04日アメリカの経済誌「フォーブス」が昨年6月から今年6月までの1年間、ハリウッドで最も稼いだ男優リストを発表、ハリソン・フォードがトップに輝いた。ハリソンは昨年、ファン待望のシリーズ最新作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開され、6,495万ドルを稼いだ。『インディ・ジョーンズ』の興行収入は約7億5,000万ドルと言われている。今年66歳になるハリソンは数年前から交際中のキャリスタ・フロックハートと婚約、初秋には最新作『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』が日本公開される。2位は5,490万ドルのアダム・サンドラー。ユーモア・センスの違いから日本ではなかなか人気に火がつかないが、本国アメリカでは『ベッドタイム・ストーリー』など主演作は常に大ヒットを記録している。3位は昨年1位だったウィル・スミスで、4,500万ドルの収入。エディ・マーフィとニコラス・ケイジが約4,000万ドルで5位に並んだ。6位はトム・ハンクス、7位はトム・クルーズ、8位はジム・キャリー、9位はブラッド・ピット。昨年2位のジョニー・デップは今年は10位にランクインした。(text:Yuki Tominaga)昨年、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のプロモーションで来日したハリソン・フォード。■関連作品:正義のゆくえI.C.E.特別捜査官 2009年初秋、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company, LLC All Rights Reserved.インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 2008年6月14日、15日先行公開、6月21日より全国にて公開TM & © 2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.■関連記事:ハリソンがアメリカの“正義”に一石投じる!『正義のゆくえ』最新映像が到着ハリソン・フォードが明かす20数年の“インディ・ジョーンズ”生活シャイア・ラブーフがまたトラブル、酒気帯び運転で逮捕世界の映画館vol.19マドリッド「結局、『インディ』を観ちゃうんだよなぁ」早くも100万人動員&興収14億!100億突破でインディ再来日も!?
2009年06月17日